[モバマス]夕美「うえきちゃん」[R-18]
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10: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/15(木) 00:06:07.50 ID:LHPiSqGv0
(な、なんてホラー映画……?)

 そのまま部屋の中には再び触手の動く音と暖房の音だけが響きだす。

「ん、あっ」

 そしてそこに夕美の声も混ざりだした。結局何も解決にならなかった。わかったことは志希もどうやら同じ状況、そしてそれは恐らく自分よりも段階を進んで酷い目にあっているらしい。ということと──

『この子達ね、どうやら水分を欲してるっぽくて』

 この一言だけが情報として残っていた。そう考えてみればお風呂上がりの濡れた彼女の肌を全体的に弄っていた理由にも説明が付く。

(もしかして、満足するまで……?)

 弄られた分と時間経過による乾燥でほとんど肌に水滴は残っていない。しかし、ある一点だけはシャワーによる水滴ではない液体で濡れ始めていた。

「ん、んんっ!」

 志希との電話に中てられたのか、それとも絶えず弱く弄られていたせいか原因はわからないが秘部はすっかり濡れそぼり、触手が往復するだけでクチュクチュと粘着質な音を出すようになっていた。

(やだ、きもち、いいっ……)

 我慢していたわけではないが溜まっていた性欲に触手の動きから来る快楽には抗えなかった。秘部の表面を優しく撫でられているだけの筈なのに嬌声は徐々に大きくなるし、分泌される愛液は留めなく溢れ、糸を引きながら床にポタポタと落ちる。

「は、ぁっ!や、動き、はやくっ……!?」

 秘部を撫でていた触手が少しずつ動きを速めていく。ただ擦られているだけなのに少しずつ快感の波が下腹部にじわじわと溜まっていく。

「い、や、だ、だめっ、ぃ、っ──!!!!」

 ビク、と夕美は身体を一瞬強張らせたかと思うと大きな甘い息を吐いた。そのまま弱い絶頂に苛まれ、力が抜けたのかテーブルに俯せになるように顔をつけた。

「は、ぁ、はぁっ……」

 他者から与えられた快感の余韻に浸る。弱い絶頂ではあったが久々のそれは彼女の理性を削ぎ取っていた。

「……あ」

 シュル、と別の触手が俯せになっている夕美の顔に近づいてきた。それは彼女の柔らかな唇を舐めるように動く。


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