13: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2018/03/15(木) 00:10:06.76 ID:LHPiSqGv0
「は、ひっ、い……」
潮やら愛液やらの上にペチャ、とアヒル座りするのは嫌悪感もあるが最早腰は砕け、立ち上がることは出来そうにもない。
「すご、かったぁ……」
味わったことのない強いオーガズムの余韻にぼーっと思考を放棄していた彼女だったが、そのせいでまだ満足していない相手がいることに全く気が付いていなかった。
「ひっ!?」
くにゅ、と何かに巻き付く感触と同時に身体が跳ね上がる。
「や、う、うそ、だよね……」
弄られてはいなかったがすっかり充血して尖り切った陰核に紐のような細い触手が巻き付いていた。そしてもう一つ、やはり細い触手が膣ではなくもう一つの穴の入り口をチロチロと舐めだすように動いていた。
「そ、そこは、ちがっ」
どうやら潮を吹いた尿道を次は目標としているらしい。夕美の顔からさっと血の気が引いたが抵抗する力は当然、ない。
「や、やだっ、もう、むり、むりだからっ……」
しかし、触手にその声が届くことはなく、その夜は部屋の中に淫靡な水の音とそれに負けない淫靡な嬌声が響き続けることになった。
*****
「んん……」
眩い光が窓から差し込み、夕美はその明かりに少し顰めながら目を覚ました。
「ん、んん」
モゾモゾとベッドの中で寝返りを打ちながら、暖かい布団の中から出れないでいる。
(今日ってレッスンだっけ……)
ぼんやりする思考の中で今日の予定を思い出していく。
(ああ、そうだ。うえきちゃんの感想言うんだっけ……)
そして昨日、志希から渡されたうえきちゃんのことをふと思い出した。そしてそのままビシッと固まった。
「──っ!!!!!!」
そしてとんでもない勢いで布団から飛び起きた。慌てて身体中を確認するようにペタペタと触ってみるが特に異常はなさそうである。
「ゆ、夢……?」
寝巻も着ているしリビングの床ではなくちゃんとベッドに寝ている。
「はぁ……」
安堵のため息が思わず出た。とんでもない夢だったが、現実でないだけ安心感は異常だ。
「欲求不満なのかなぁ……」
下腹部を撫でながらもう一度深いため息をついてベッドから降りる。レッスンは午後からで、大学の講義もない日だ。時間的にはいつもより遅い時間での目覚めとなったが、ゆっくり朝食を摂ってから事務所に行く時間は余裕にある。頭の中で今日のスケジュールを構築しながら、良い匂いのするリビングへの扉を開けた。
そしてうえきちゃんから生えた何本かの触手が部屋の中でニョロニョロと伸びているのを見た。
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