1: ◆qKN1KEFb.k[saga]
2018/10/19(金) 06:51:16.16 ID:+UyKmCi10
※少しだけデレステの設定が入っています※
2: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:53:39.15 ID:+UyKmCi10
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とある日
3: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:54:57.53 ID:+UyKmCi10
ちひろ「…………」カタカタ
音葉「…………」ペラッ
4: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:55:39.85 ID:+UyKmCi10
P「ああ、音葉さん。すみません、いつもいつもお迎えして頂いて……」
音葉「いえ、私が好きでしているので……」
5: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:56:11.08 ID:+UyKmCi10
ちひろ「今日も、戻られる時間が大きくズレてますね……プロジェクトの進行の程はいかがですか?」
P「はい、詰めの打ち合わせに幾分時間がかかっていまして……いよいよ、大詰めといったところでしょうか」
6: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:56:45.95 ID:+UyKmCi10
音葉「……Pさん、荷物を。それと、コートも……」
P「あっ、すみません。よろしくお願いします」
7: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:57:19.88 ID:+UyKmCi10
ちひろ(まぁ、それだけでしたら特に何も言うことは無いんですけども……)
音葉「……Pさん、今日の飲み物は……何を?」
8: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:58:08.92 ID:+UyKmCi10
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別の日 午前
9: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:58:43.91 ID:+UyKmCi10
P「この収録後は車で移動をするので、こちらのパーキングエリアで休憩をとりましょう。それから――」
音葉「――という流れになる、と……分かりました」
10: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 06:59:34.04 ID:+UyKmCi10
P「この時間は……レッスンまでの待機時間ですね。何か、気になることが?」
音葉「この時間なのですが……付き合って頂きたいことが……」
11: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:00:10.37 ID:+UyKmCi10
ちひろ(――で)
P「――これは、こうで――」
12: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:01:31.16 ID:+UyKmCi10
音葉「……」ススス
P「……音葉さん? どうかされましたか?」
13: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:02:06.15 ID:+UyKmCi10
P「そう、ですか……音葉さんが仰るのでしたら、大丈夫そうですね。では説明を……ええと、ここからだったかな……」
ちひろ(プロデューサーさん、いくら音葉ちゃんだからって信頼しすぎでは……?)
14: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:02:43.70 ID:+UyKmCi10
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またまた別の日 昼下がり
15: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:04:13.03 ID:+UyKmCi10
ちひろ「……音葉ちゃん? 音葉ちゃーん?」
音葉「……あ……ちひろさん。何か、ご用ですか?」
16: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:04:44.45 ID:+UyKmCi10
音葉「あ……ご心配をおかけして、すみません……」
ちひろ「わわ、音葉ちゃん頭上げて! これはその、ただのおせっかいみたいなものですからっ」
17: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:05:25.80 ID:+UyKmCi10
ちひろ「ほー、なるほど……。音を思い出していたから、ぼーっとしているように見えたと」
音葉「そうなるかと……。すみません、お恥ずかしい姿を見せてしまい……」
18: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:10:19.33 ID:+UyKmCi10
音葉「……? 不明瞭な水色……どこか、音が乱れていましたか?」
ちひろ「え、えっと、楽器の音色や自然の音はおかしくないと思ったんだけれど……音葉ちゃんのプロデューサーさんの、音?」
19: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:11:38.99 ID:+UyKmCi10
音葉「初めは……柔らかな声をされていると思うだけでした。素敵な音の声だ、と安らぐくらいで……」
ちひろ「あ、それは分かるかも……プロデューサーさん、優しい声されてますよね」
20: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:12:20.33 ID:+UyKmCi10
ちひろ「あ、もしかして、音葉ちゃんがプロデューサーさんとお話ししてるときに『はふ』って言ってるのは……」
音葉「っ……そ、それはおそらく、Pさんの音が心地よすぎて……安堵してしまっているのだと……」
21: ◆qKN1KEFb.k[sage saga]
2018/10/19(金) 07:13:06.60 ID:+UyKmCi10
ちひろ「……って、あら? 音葉ちゃんでも、プロデューサーさんの音は分からないの?」
音葉「はい、おそらくPさんが意識的に抑えているのかと……凄い才能だと思います」
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