【ミリマス】中谷育と、ワケあり女性P
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40:名無しNIPPER[saga]
2019/01/16(水) 02:24:10.62 ID:AQjaemd70
桃子「初めて『デコレーション・ドリ〜ミンッ♪』の歌詞を読んだとき……どうしてこんなに桃子の気持ちを言い当ててるんだろうって、不思議だった」

桃子「作詞家さんにそれとなく訊いたら、プロデューサーさんからの発注通りにイメージを膨らませただけなんだって教えてくれた」

桃子「まだ出逢ってそんなに経ってないのに、あそこまで桃子の心を見透かせたのは――お姉ちゃんが桃子に似てるからだよ」

桃子「だから桃子に隠し事したって無駄だよ。お姉ちゃんがもう限界に近いことくらい、桃子にはお見通しなんだから」

P「そこまでお見通しなら、私が必死になる理由もわかってるはずだよ。大丈夫、今が頑張り時なんだ。峠さえ越せばちゃんと休むから」

桃子「…桃子は、悔しいけど育みたいに強くないし、辛い目に遭ってもあんな風に振る舞えない。それはきっとお姉ちゃんも同じでしょ」

桃子「育はいつか必ず自分の夢を叶えるよ。誰が無理だと笑っても、絶対に……。でもそのためには、お姉ちゃんの力が必要なんだよ」

桃子「今ここでお姉ちゃんが潰れちゃったら、誰が育の夢を支えるの? いくらあの子が強くてもそれだけじゃどうしようもないって、お姉ちゃんならわかるでしょ」

桃子「桃子たちにはなんでも相談しろって言うくせに、何勝手に一人で背負い込んでるの? ……自分を大事にしないなら、許さないんだから」

パタン

P(桃子……)


P(…そうだよ。初めて出逢った面接で、あなたの目の奥から助けを求めるような色を感じて、かつての私にそっくりだと思った)

P(だから業界での悪評のせいであなたの獲得に消極的だった先輩を私が説得した)

P(意外に思うかもしれないけど、育のオーディションのときは、逆に私が説得されたんだよ)


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