【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【6頁目】
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988: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/03/13(日) 22:36:48.14 ID:kYN1Or9Bo
陽乃はいつも命懸けで戦っている。
いつ死んでもおかしくないほど、
そのまま目を覚まさなくなってもおかしくないほど、
いつもボロボロになって、なのに、体に鞭を打って戦いに赴いている。
その癖に、他人には命を懸けるななどとどうして言うのか。
せっかく救った命を無駄遣いされて無駄骨になることに苛立っている?
見返りを求めていない?
期待も望みも何もしていない?
歌野は、くっと歯を食いしばる。
歌野「私は、この命を簡単に捨てるつもりなんてないわ。もちろん、みーちゃんだって」
自らを神とすることは人の身に余ることであり、
人間であっては本来叶わないことの為、半神となるのも前提としなければならない。
それゆえ、神々との契約は命を懸けている。
失われるかもしれないのではなく、捧げものとして召し上げられるのが確定するからだ。
それももちろん、歌野と水都は覚悟の上だ。
歌野「私達は死にたいから神様の力をお借りしているわけではないし、久遠さんの努力を水の泡にしたくてこんなことをしているわけでもなくて……ただ、久遠さんが辛い思いをしないようにしたいから出来る限りのことをしたいって思ってるの」
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