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幼女「メイドひろった」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :第一回は初回拡大版でお送りします ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:47:46.60 ID:Z+pjCBGWo
幼女「メイドをひろってきた!」

男「は?」

幼女「だから、メイドだ」

男「メイド?」

幼女「知らないのか?メイドと言うのは」

男「知ってる」

幼女「しってるのか!男はえっちだな!」

男「何でだよッ!?聞いてきたのはお前だろうがっ!」
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/13(金) 22:49:16.22 ID:Z+pjCBGWo
幼女「だが、それでこそわたしの男」

男「お前の男になった記憶は無い」

幼女「それはさておき」

男「さておくな」

幼女「飼ってもいいか?」

男「飼うって何だよ!メイドはペットじゃねぇぞ!?」

幼女「メイドとペット、にてるではないか」

男「一文字たりとも符合してないわっ!」

幼女「しかし、男がもっているゲームでは」

男「おっと。それ以上言うとお前の頭に巨大なタンコブが出来る事になるぜ?」

幼女「なんとりふじんな」

男「理不尽なのはメイドを拾ってきたお前の方だよ」

幼女「さいしょからクライマックス!」

男「超展開って言うんだよ!」
3 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:50:22.52 ID:Z+pjCBGWo
幼女「ちゃんと、せわをするから!」

男「だからペットじゃないって言ってるだろ」

幼女「むぅ」

男「そもそも、何でペット扱いなんだよ」

幼女「段ボールの中でねてて、【ひろってください】って書いてあった」

男「俺が悪かった」
4 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:51:08.31 ID:Z+pjCBGWo
男「しかし、そんな物どうやって持って来たんだよ」

幼女「わたしはどこにでもいるただの幼女だからな」

男「どこにでもいるただの幼女が段ボールに入った人間をどうやって運んで来たのか聞いてるんだよ」

幼女「サイコキネシスをつかってひょひょいっと」

男「サイキコネシスを使ってる時点でタダの幼女じゃねぇよっ!ちょっと自分自身を見つめ直してこいッ!」

幼女「わかった!」

男「そこで何故服を脱ぐっ!?」

幼女「りゆうなど、ひつようない」

男「必要だよっ!」

幼女「りゆうがあれば、ぬいでいいのか?」

男「駄目に決まってるだろうがッ!」

幼女「なんとりふじんな」

男「その言葉、そっくりそのままお前に返してやるよッッ!!!」
5 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:51:44.87 ID:Z+pjCBGWo
幼女「よく考えたら、わたしはふつうの幼女ではなかった」

男「知ってる」

幼女「そらもとべるし」

男「知ってる」

幼女「火の玉も出せるし」

男「知ってる」

幼女「ビームも出るし」

男「知ってる」

幼女「極大消滅呪文(メドローア)も使えるし」

男「知ってる」

幼女「しかも、さっき道ばたで使ってしまったし」

男「ちょっと待て」

幼女「裏のおばあちゃんがあわを吹いてひっくりかえってたし」

男「待てと言ってるだろ!?謝ってこい!今すぐ謝って修理業者手配して来い!」

男「いや違う!俺も一緒に行く!一緒に謝るからとりあえず連れていけ!」

幼女「男のあまりのパニックぷりに少し、ざいあくかんが」

男「だったらやるなァァァァァァァァァァァァ!!!!」
6 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:52:20.71 ID:Z+pjCBGWo
男「あぁ、畜生。何でメイドを拾ってきた話から裏のバーサンに頭を下げに行く話になったんだよ」

幼女「人生いろいろ」

男「99%お前のせいだよ」

幼女「のこり1%は?」

男「俺の監督不行き届きだ」

幼女「…すまない」

男「分かったならもうやるなよ」

幼女「次からはもう少してかげんする」

男「手加減してもダメな物はダメなんだよっ!わかれよ!」

幼女「じつは分かっているが、男の困り顔をみたくてつい」

男「つい、じゃねぇよっ!どれだけドSなんだよ!?」

幼女「男が、泣くまで、いじめるのをやめない」

男「お前のせいでもうとっくに涙と喉は枯れ果ててるよッ!!」
7 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:52:46.68 ID:Z+pjCBGWo
幼女「それはさておき」

男「さておくな」

幼女「メイドが目を覚ましそうだ」

男「そう言えばどこに置いてるんだ。メイド」

幼女「地下牢だ」

男「いや、ウチに地下牢なんか無いぞ」

幼女「作った」

男「勝手に人の家を増築するんじゃねぇっ!」

幼女「何を言っている」

男「何だよ!」

幼女「男と出会った日にこの家はわたしが買収した。いまはわたしの家だ!」

男「そうだったよ!すっかり忘れてたよ!どれだけ権力を持ってるんですかね!この幼女様は!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/13(金) 22:53:05.41 ID:bkGAcbXAO
まさかお前か?
9 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:53:20.65 ID:Z+pjCBGWo
男「そもそも何で地下牢なんか作ったんだよ」

幼女「この家は、もくぞうひらやだろう?」

男「そうだ」

幼女「こえが外にもれてしまうではないか」

男「漏れると何が困るんだよ」

幼女「ハードないんこうができない」

男「今までお前と淫行をした事はないし、これからすることもない」

幼女「せっかくちかろうを作ったのに、SMもしないというのか!」

男「しねぇよっ!お前はオレの何のつもりなんだよ!?」

幼女「おくさん?」

男「疑問系かよ!?」
10 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:53:48.12 ID:Z+pjCBGWo
■地下牢

メイド女「ん…んん……」

幼女「クックック…めをさましたか」

メイ「ひ……ひぁぁぁ!!」

幼女「ここがどこだか、わかるか」

メイ「ひ、ひぐ……わかりません」

幼女「ここは、ちかろうだ!」

メイ「地下……牢?」

幼女「そうだ、お前はもう、ここから出られない!」

メイ「い、いや……いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

男「何でお前は意味もなく怖がらせるんだよッ!」

幼女「ちかろうでメイドときたら、やっぱり悪役がいないといけないとおもう」

男「そういう美学だそれはっ!」

幼女「男のパソコンに入っていたゲームの」

男「おっと手が滑ってうっかりお前の口を押さえてしまった」
11 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:54:23.07 ID:Z+pjCBGWo
幼女「よっきゅうふまんならわたしがかいけつするのに」

男「いらん」

幼女「よるのあいてならわたしがするのに」

男「断る」

幼女「いんこうしたい」

男「段々ストレートになって来てるぞ!?」

幼女「男の太いのがほしい」

男「やめんか!」

メイ(もしかして、忘れられてます?)
12 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:54:49.05 ID:Z+pjCBGWo
メイ「わ、私は食べても、おいしくないですよ?」

幼女「食べたりしない」

メイ「そ、そうなのですか?」

幼女「うむ」

メイ「それは、とても良かったです」(ホッ)

幼女「いけにえにするだけだ」

メイ「いやああああああああああ!!!!」
13 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:55:15.97 ID:Z+pjCBGWo
男「あぁ、もう…電気点けるぞ」

幼女「ムードが」

男「要らん」

パチッ

男「大丈夫だ。ここは安全だ。何でもないだろ?」

メイ「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

男「お、おい。どうした!?」

メイ「め、目つきが悪くてつい」

男「放っとけよ!!生まれつきだよ!」

幼女「わたしはそんなところもあいしているぞ」

男「お前はやかましいわっ!」
14 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:55:43.34 ID:Z+pjCBGWo
メイ「あれ。あなたは【お助け魔人】さん?」

幼女「そうだ」

男「お助け魔人?」

メイ「あの時は、どうもありがとうございました。お陰で、命拾いしました」

幼女「ふふふ。いいことをするのは、くすぐったいな」

男「いや、だから何だよ。お助け魔人って」

メイ「このご恩を、お返ししたいのですが」

幼女「礼などいらない!わたしのために一生はたらけばいい!」

メイ「それは……ちょっと。今の勤め先もありますし、例えお助け魔人さんでもー」

男「だから何なんだよ!お助け魔人って!意味分かんねぇよ!」

幼女「なかま外れにされてさびしいのか?男よ」

男「違ぇよっ!絶対にそんな事無いからな!」
15 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:56:18.78 ID:Z+pjCBGWo
メイ「この方は、私の命を、助けて下さったのですよー」

幼女「そうなのだ」

男「一体何をやらかしたんだ。警察沙汰にはしてないだろうな」

幼女「何てひとぎきの悪い。わたしはそんな悪い子じゃないぞ」

男「十分悪い子だぞ。マジで」

幼女「だんじてちがう」

男「じゃあ、何なんだよ」

幼女「悪女だ」

男「悪女の意味を辞書で引いてこい。この妖怪見境無し幼女」
16 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 22:56:48.80 ID:Z+pjCBGWo
男「命って、何かに狙われてたのか?」

メイ「はい。真っ黒で、邪悪な…」

男「…一体何が」

幼女「カラスだ」

男「…は?」

幼女「カラスにつつかれそうになってたので、極大消滅呪文で追い払ったのだ」

男「ツッコミどころが多すぎてどこから突っ込んでいいのか分からねぇ」

幼女「ではじゅんばんに一つずつ」

男「とりあえずお前はカラス如きに極大消滅呪文を使うな。そしてアンタはカラス如きに襲われるな」

メイ「そ、そんな事を言われても、カラスって、意外に凶暴なんですよ!」

男「いや、そうだけど、人間としてと言うか何と言うか」

メイ「え、えーっと。私、人間ではありません。魔族です」

男「――――――は?」
17 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/13(金) 23:02:15.90 ID:Z+pjCBGWo
>>8
俺だよ。
18 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 23:02:54.28 ID:Z+pjCBGWo
あ、本日終了です。
明日以降に続きます。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [saga sage]:2011/05/13(金) 23:05:22.01 ID:wRBlQHBjo

続編かよwまた夫婦漫才楽しみにしますw
20 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 23:38:23.11 ID:Z+pjCBGWo
■注意書き■

このSSは初見の方とロリコンで無い方にも分かるように作られていますが。

今からロリコンになるか、

幼女「そこのおとこ!ちょっとやらせなさい!」
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1297/12977/1297775355.html

と言う人間のクズが吐き出した文章を読むことでキャラクターと世界観が少しだけ分かります。
読まなくても別にいいです。
そんなに深いキャラも世界も無いんで。実家のカルピスより薄いんで。

■重要■

また、このSSは【オリジナルSSでクロスしようぜ!】と言う企画に参加しています。

勇者「惚れた」魔王「え」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1300755911/

のキャラクターを数人お借りすることになっています。
メイド女も借りてきたキャラクターです。可愛いです。
上記の素晴らしいラブコメスレは是非読んでください。面白いです。

そして、元スレの書き手さんもこちらにネタを投下してくれるので、そちらもお楽しみください。


参考/オリジナルSSクロススレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304490718/
21 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/13(金) 23:42:06.42 ID:Z+pjCBGWo
あと、前スレを完結まで読んでくれたロリコンの人たちに。

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294926157/
>>371くらいから幼女と男が色んな人の手によって暴れてます。
勿論自分も暴れさせてますのでよろしくお願いします。関連スレとはいえ宣伝失礼しました。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/14(土) 00:42:17.77 ID:eRylpfnDO
おつ。
今まで何してたんだよ。このロリコン!
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/14(土) 00:49:50.60 ID:7WvboOpAO
>>22
ロリコンが何をしてたか だって?
そんなもん決まってんだろ?
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/14(土) 04:32:38.94 ID:yh0fSL5IO
消滅呪文から怪しいと思ってた
25 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 07:32:58.18 ID:c9xgJn34o
男「おい。予想外だぞコレは」

幼女「わたしも、よそうがいだ」

男「こう言う時ってどこに連絡すればいいんだ?」

幼女「けいさつ?」

男「精神病院かもしれない」

幼女「むぅ。どうすればいいのだ」

???「え、えーっと。私に連絡すると言う選択肢は無しですか?」

男「無いな。帰っていいぞ」

幼女「ない」

???「はう…」
26 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 07:33:25.11 ID:c9xgJn34o
???「こ、こう言う時こそ私の出番だと思うんですよ!」

男「人の家にチャイムも鳴らさず入って来るような奴に知り合いはいない」

???「あうぅぅぅぅぅぅ」

メイ「そちらの方は、どなたなのでしょう?」

男「地獄の閻魔。どう見てもただのコスプレ幼女だが、多分、一応、俺達の上司(仮)だ」

閻魔「ど、どれだけ認めたくないんですかぁ…」

閻魔「(にこり)初めまして。よろしくお願いしますね」

メイ「うー?地獄のメンマって、何なのでしょうか。おいしそう」

閻魔「エンマですけどよく聞いてくれました!主な仕事は――」

男「ウチにメシをたかりに来る事と」

幼女「わたしたちにやっかいごとをもってくることだ」

閻魔「ひ、ひどい」

男「と、言うのは2割くらい冗談として」

閻魔「2割ですか!?8割本気じゃないですかソレって!」

男「この世界に存在する人の手には負えない怪奇事件の捜査を俺達に振って来る面倒な奴だ」

閻魔「つまり、私が来たと言うことは」

男「アンタの存在は【ヒトの手に負えない怪奇事件】って事だな」

メイ「役立たずとかうすのろとは、呼ばれた事はありますが、【ヒトの手に負えない怪奇事件】って呼ばれるメイドって、世界で初めてじゃないでしょうか」
27 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 07:33:55.17 ID:c9xgJn34o
男「安心しな。悪いようにはしない」

幼女「そうだ。男は目つきは悪いが、いろいろと一流なのだ!」

メイド「色々……って?」

幼女「夜のテクニックとかだ!」

男「嘘を教えるなッ!お前にいつ知る機会があった!」

幼女「そうだった。どうていの男にテクニックなどあるわけがなかった」

男「それはそれで傷つくぞ」

メイ「えぇっと……あの、あなた方は」

閻魔「彼の名前は男さん」



閻魔「この世界の影に潜む不可思議な事件を解決する」



閻魔「【三千世界の便利屋】です」
28 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 07:34:22.32 ID:c9xgJn34o
幼女「せんげつは、【未解決怪奇事件処理班のエース】だったな」

男「最初は【天界探偵】。お前、ノリだけで人に肩書を付けるのは止めろよ」

閻魔「そ、そんなぁ。私の閻魔としての威厳が崩れるので余計な発言は慎んでください!」

男「最初から無い」

幼女「うまれたときからない」

閻魔「…くすん」

メイ(話が進まない)
29 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 07:34:50.39 ID:c9xgJn34o
閻魔「今日は男さんと幼女ちゃんにお願いがあって来たんですよ」

男「…お願い?」

閻魔「はい。そこのメイドさんを、匿ってあげてほしいのです」

男「は?」

閻魔「確かに男さんは年頃です。いつケダモノになってこんなに可愛い女の子に襲いかかるとも限りません」

男「襲いかからねぇよっ!俺を何だと思ってるんだ!」

閻魔「ですが、ここは【世界で一番安全な場所】。心苦しいですがお願いするしかないんです」

男「俺の反論を聞けッ!」

メイ「え……私、襲われちゃうんですか?」

男「襲い掛からねぇよっ!」
30 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 07:35:16.24 ID:c9xgJn34o
メイ(口も顔も怖い男の人ですけど、なんだかいい人そうです)

幼女「男よ」

男「何だ」

幼女「わたしにおそいかからず、メイドにおそいかかったら極大消滅呪文だ」

男「どっちにも襲いかからねぇよっ!」

メイ(女の人にひたすら振り回される姿も【あの方】を思い出しますし)

メイ(私なんかが誰かに頼るだなんて、恐れ多いですが)

メイ(この方たちなら、頼りにしてもいいですよね。【戦士様】)

幼女「幼女にも、そうじゃなくてもおそいかからないとは、やはり男は―――」

男「違うっ!絶対に違う!俺はホモとかそう言うのじゃない!」

メイ(…本当に大丈夫かな)
31 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 07:35:55.14 ID:c9xgJn34o
■同日、数時間前、南米、某所。

謎の女性「…ここは?」

謎の男性「分からん」

謎の女「アタシの質問に【分からん】と答えるだなんて、いい度胸してるわねぇ?」

謎の男「ギャアアアアア!!!アイアンクローは!アイアンクローは止めて!!お前、最近理不尽さに磨きがかかってるぞ!?」

謎の女「気のせいよ」

謎の男「しかし、俺達は魔王城に居たはずだ。なのに、ここはどこだ?」

謎の女「何かの建物のようだけど…。窓の外には見たこともない植物があふれてるし」

謎の男「周りには黒服を着た謎の男たち、と来たもんだ」

謎の女「しかも、殺気はビンビン。感じちゃうわねー」

謎の男「そんな事言ってる場合か!?俺達はとんでもない修羅場に出くわしてるみたいだぜ!?」

謎の女「まぁ、いいんじゃない?退屈はしなさそうだし。しっかり仕事しなさいよ。【戦士】」

戦士「…しっかりって、もしかして?」

謎の女「【肉の壁】よ!」

そう言い、謎の女は戦士と呼ばれた男をひょい、と掴みあげ。

黒服達の群れに投げつけた。

戦士「やっぱりかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!この腐れ【魔王】!覚えてやがれえぇぇぇぇぇ!!!」

魔王「ふっ。腐れ魔王って言った事だけは、覚えておいてあげるわ!」
32 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 07:39:15.25 ID:c9xgJn34o
本日終了。
今まで読んでくれてた人も、新しい人も、勇者「惚れた」からの人もよろしくなんだぜ。

>>22
別スレでこっちとは毛色の違うラブコメやったり、>>21で企画の実験台となり、幼女と閻魔を書いたり書いてもらったりしてた。
別スレのラブコメにあまりレスが付かないからと言ってやけくそで立てた訳ではない。
…ないよ。
33 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/14(土) 07:53:01.03 ID:c9xgJn34o
レギュラーが出そろったので解説させていただきます。

勇者「惚れた」魔王「え」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1300755911/



若き国王が治める国より魔王討伐へ向かった勇者。
舞台は魔王との最終決戦から始まる。

勇者「惚れた」魔王「え」

対面と同時に魔王(男)に一目ぼれする勇者(女)。

常識と立場を盾に断る魔王と、その側近。
だが、実は、世界を戦乱の渦に巻き込む魔王は最終決戦の数日前に隠居しており、半ば押しつけられる形で、魔王の息子が現魔王として君臨していたのだ。

そんな生活が楽しい訳がない現魔王。
迅雷の如き勇者の怒涛のアタックもあり、側近に魔王の座を譲り渡し、勇者の求婚を受けてしまう。
こうして、勇者と元・魔王こと【男】の甘い新婚生活が始まるのであった。



だが、それをよく思わない者が二人いた。

魔王を押しつけられた側近(女)と、勇者パーティの戦士(男)である。
なんと、側近は魔王に。戦士は勇者に恋をしていた。

ずっと側に居て想っていたと言うのに、突然現れた相手にかっさらわれたのだ。
許せるわけがない。怒りに震える二人。
立場は違えど、同じ思いを抱く彼女達は同盟を組む。

自分たちの想い人を魔の手から取り戻すために。
34 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/14(土) 12:18:59.02 ID:zw+mUt5uo
今日から読んでも分かる登場人物紹介。

【男】
ある日突然、幼女に一目惚れをされてしまった少年。
出会ったその日に家を探し当てられ、その上買収され、さらには幼女とデートする時間を作るために職場を壊滅させられてしまったちょっとかわいそうな人。

色々と後ろ暗い過去を持っているが、今は学校にも行き、幼女と一緒に真人間になる努力をしている。
かなりの変わり者だが、本人は自分の事を常識人と思っている節がある。

■例

男「お前は常識でモノを考えろ!どうして幼女が戦闘ヘリを撃墜できるんだよ!」

幼女「そんな男も戦車をスクラップにしているではないか」

米兵「いや、何で幼女と高校生が戦場に居るんだよ!?」

【幼女】
正体不明の幼女。
男の事が大好き。空を飛び、炎を操り、極大消滅呪文を使う。
基本的に気ままに破壊活動を行うが、男の指導と学校の教育の賜物で、全盛期の20%程度に破壊活動が減った。
好物は下ネタとえっちなネタ。

幼女「さあ、いんこうしよう!」

男「しねぇよ。永久にな」

幼女「わかった!」

男「おう」

幼女「よし、永久の時間がたったぞ!」

男「もうやだこいつ」

【閻魔】
地獄の閻魔。幼女の友達。見た目は幼女。19歳。合法ロリって言うかそもそも人間じゃない。
幼女に言い寄られる男がロリコンに目覚めない様、お目付け役として天界から遣わされた。
だが、今ではその事をすっかり忘れ、男の家に毎晩のようにご飯をたかりに来る変な人となっている。

閻魔「男さん!ミッションです!」

男「帰れ!!」

閻魔「男さんは私の部下なのです。私からお給料を御貰っているので拒否権はないのです!」

男「…へー。じゃあ、俺、お前の上司にお前が今までしでかした事報告してくるわ」

閻魔「ごめんなさい。ジャンピング土下座しますのでお仕事を手伝って下さい」
35 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 12:20:41.28 ID:zw+mUt5uo
次回は、あちら側のキャラクター紹介です。
36 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/14(土) 19:05:15.48 ID:ty2zxcNYo
と、言うわけであちら様のキャラクター紹介させてもらいます。

■魔王
ほんのしばらく前までは魔王の側近だったが、魔王が勇者と結婚することになり、魔王職を押しつけられた不幸な女性。
魔王城の財政難からの復帰、荒れた治安の維持など、わずかひと月足らずで魔界に大きな影響を与えた敏腕魔王。
ただし、これらすべての解決手段は暴力である。

必殺技は【黄金の右】と【黄金の左】。
リンかけなのか他の格闘漫画なのかオリジナルなのかはよく分からないが、とにかく破壊力だけは凄まじい。
魔族最強の戦闘力を誇る。

性格はわがまま、自己中、女王様。踏まれたい。

■戦士

魔王討伐の為派遣された勇者パーティの一員だったが、色々あって魔王の盟友(げぼく)に。
現在は魔王城で住み込みで家事をしつつ、魔王にツッコミを入れたり殴られたりする日々を送っている。

戦闘より家事が得意、脳筋、単純、時々ネガティブ。
極限まで落ち込むと自害するが、この世界には蘇生魔法など存在しないのでどうなることやら。

■メイド女(メイ)
魔界の有力魔族のメイドをしていたが、魔王への貢物として魔王城へ派遣される。
家事の腕前は超一流のスーパーメイド。

戦士に一度ピンチを助けられており、惚れている。
戦士が勇者に惚れている事を知っているので口には出さず、影で見守るけなげな女の子。
戦士は[ピーーー]ばいい。
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/14(土) 19:54:40.41 ID:eRylpfnDO
乙?

続き期待だぜ。
38 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 00:34:45.57 ID:fqWMxXE70
わひゃーうひゃー
どうも、何かクロスだけじゃなく素敵な作品紹介とかキャラ紹介とかもう何ていうか至れり尽くせりみたいな感じでもうこれはアレだよね、ジャンピング土下座どころかトリプルアクセル土下座物だよねこれ、みたいな感じになってるメイドとか魔王とか戦士とかの元スレを書いている者です。
一応こちらに何本かネタを投下したり、その内こっちはこっちでクロスを始める予定だったりします。
まぁそれとは別に、普通に一読者としてこのSSも幼女元スレも楽しませてもらってたりもします。ワクワクテカテカ。
ああそれと言い忘れてた事が一つ。
閻魔ー俺だー我が家に来てくれー!
うん、言いたい事は全部言ったので一旦退散。そして乙!



39 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/15(日) 00:41:17.06 ID:iT92x7c+o
戦士「なし崩しに全滅させてしまったぜ…」

魔王「魔法とは違う系統の飛び道具も使ってきたしね」

戦士「戦闘中、【銃】って単語が聞こえたけど、これのことか?」ヒョイッ。ポイッ

魔王「あー、確かに……。『銃が効かない!?』って言ってたわ」ヒロイッ。

戦士「しかし、鎧を貫通する威力って…相当だぞ。超痛ぇ」

魔王「よく生きてたわね。チッ」

戦士「舌打ち!?」

魔王「これは、何かしら」

魔王が戦士の軽鎧にめり込んだ物体を摘みあげる。

魔王「鉛?鉛を回転させて高速で撃ち込んできた?」

戦士「回転って…飛んでくるのが見えてたのか?」

魔王「まあね。アンタは?」

戦士「うん、無理」

魔王「使えない男ね」

戦士「お前が化物すぎるんだよ!」

魔王「(ピクッ)」

戦士「確かに【回転】させれば威力は上がる、だけどそんな技術が存在するわけ…って、何をしている!?」

魔王「いやー。さっき、どこかの戦士が下僕の分際で御主人様を腐れ魔王とか化物呼ばわりしたからさー」

戦士「そ、そうじゃなくて、どうしてお前が【銃】を持ってるのかって言う意味で」

魔王「ほら。未知の技術は学者として探究心がそそられると言うか」

戦士「お前のどこ学者なんだよ!?このガサツ女!」

魔王「(プチッ)…ここがスイッチなのかなー。あぁ。すごく楽しみ。アンタにどんな穴が開くのかしら」

戦士「こ、こっちに向けるな、頼む、謝る、謝るからぁぁぁぁぁぁぁぁぁアーッ!!」
40 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/15(日) 00:41:52.57 ID:iT92x7c+o
魔王「チッ。生きてたか」

戦士「もうお嫁に行けない」ピクピク

魔王「まぁ、アタシの【黄金の右】を喰らって死ななかった唯一の人間だしね。こんなちんけな鉛玉くらいじゃ死なないわよねー」

戦士「ハァ…ハァ…。この抉りこまれるような感覚…意外と…って、ギャアアアアアアアアアア」

魔王「気持ち悪い事を言わないで欲しいわね。このまま頭をザクロみたいに握りつぶすわよ」

戦士「ごめんなさい!ごめんなさい!許して下さいお姉さまぁぁぁぁぁ!!!」

魔王「おネエになった!?」
41 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/15(日) 00:46:11.84 ID:iT92x7c+o
戦士「で、でもどうしてワタクシ達、こんなところに…?」ピクピク

魔王「いいからアンタは早く正気に戻れ」ゲシッ

戦士「はっ。今まで俺はいったい何を」

魔王「忘れていいわよ。大したことはしてないし」

戦士「そうなのか?何だか体中痛いんだが」

魔王「気のせいよ」

戦士「そうか!気のせいか!だったら大丈夫だな!」

魔王(馬鹿でよかった)
42 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/15(日) 00:47:21.30 ID:iT92x7c+o
戦士「しかし、ここはどこだ?やたら蒸し暑いし、見たこともない武器に、見たこともない材質の建物、見たこともない植物。状況が全く分からないぜ」

魔王「それだけじゃないわ」

戦士「…って言うと?」

魔王「んー。何ていえばいいんだろ。【本気が出せない】?」

戦士「いや、十分すぎるほど大暴れしてただろ」

魔王「いや、あんなの1割も出してないし」

戦士「…マジで?」

魔王「出せなかったって言った方が正解かしら。例えば、こうやって地面を思い切り踏み込もうとすると」

ピシピシ・・・バキィィィィ!!!

魔王「こんな風に穴が開いちゃうから踏み込みも甘くなるし」

戦士「…ほー」

魔王「それに、体の【浮き】がおかしいのよね」

戦士「【浮き】?」

魔王「仮に地面が踏み込みに耐えたとしても、このまま敵に飛び込むと体が浮き上がってコントロールが効かなくなる気がするの」

戦士「俺にはよく分からんが、どう言うことだ?」

魔王「さあ?」

???「フゥー。教えてあげようか?」

二人『!?』

???「それは、この世界が科学…いや、【常識】に支配されているからだよ」

戦士「…誰だっ!?」
43 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/15(日) 00:48:26.18 ID:iT92x7c+o
???「僕が何者かなんてどうでもいいじゃな……かはっ!」

魔王「ごめんねー。アタシ、今ちょっとだけ気が立ってるの♪」

戦士「一瞬で後ろに回り込んで関節を取った!?」

???「敵では…ない。離してほしいな」

魔王「断るわ。喋れる程度には力を緩めてあげるけど」

???「はぁ…分かったよ。警戒することは腕が良い証拠だしね」

魔王「で、アンタは何者?科学とか常識って何のことよ」

戦士「常識なら分かるぞ。お前に今一番必要な」

シュルシュルシュルシュル…ガツンッ

戦士「痛ぁぁぁぁぁぁ!!銃は玉を発射する物だろ!?投げてどうすんだよ!」

魔王「いや、投げた方が威力高いし」

戦士「もういやこんな生活」
44 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/15(日) 00:48:53.91 ID:iT92x7c+o
???「で、僕はどうなるのかな?」

魔王「とりあえず名乗りなさい。まずはそれからよ」

???「僕の名前は大佐だよ。次は?」

魔王「さっきアンタが言ってた科学や常識の意味は?」

???「フゥー。話せば長くなるから、物理の本か空想科学読本でも読んで欲しいけど、そうもいかないか」

???「一言でいえば、この世界はキミ達の世界と違う【法則】で成り立っている」

魔王「は?」

戦士「は?」

???「有り体な言い方をすれば…。【異世界】ってヤツさ」

魔王「…え?」

戦士「…え?」

二人『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?』
45 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/15(日) 00:49:21.32 ID:iT92x7c+o
魔王「ち、ちょっと待って!異世界ってどういうこと!?」

戦士「そうだ。俺達にはやらないといけないことがあるのに」

大佐「やらなければいけない事?」

戦士「ああ。ある目的のために俺達は同盟を組んでいる」

魔王「そう。魔王と、勇者パーティのメンバーと言う立場を越えて」

戦士「だから、こんなところで足踏みしているワケにはいかないんだ」

大佐「その目的とは?」

戦士「勇者を元魔王から寝取る」

魔王「元魔王を勇者から寝取る」

大佐「さて。どうして君たちがここに居るかと言う説明だけど」

二人「スルーされた!?」
46 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/15(日) 00:49:52.32 ID:iT92x7c+o
大佐「フゥー。他人の色恋沙汰ほどどうでもいい事はこの世にはないよ」

魔王「うぐ…正論だけどムカつく」

大佐「勝手に自分たちで解決してくれたまえ」

戦士「魔王に組伏せられながらも顔色一つ変えずに毒を吐くとは…こいつ、かなりできるぜ」

大佐「フゥー。お褒めにあずかり光栄だ。だから」

魔王「だから?」

大佐「暴言は謝るので腕を締めつける力を緩めてほしい。そろそろ健が切れて取り返しのつかない事になる。ごめんなさいごめんなさい」

戦士「言ってることはただのヘタレだったーッ!」
47 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/15(日) 00:50:18.21 ID:iT92x7c+o
魔王「…話しなさいよ」

大佐「僕たちが喚びだした」

魔王「やっぱ[ピーーー]わ」

大佐「どうぞ。ただ――」

戦士「ただ?」

大佐「僕が死んだら、外で待機している部下がこの建物を爆破、消滅させる」

戦士「……!?」

魔王「……へぇ。なかなかキレてるじゃない。頭も、精神(ココロ)も」

大佐「フゥー。続きを聞いてくれるかい?まあ、聞いてくれないと元の世界に帰すつもりはないけど」

魔王「いいわ。別に」

戦士「冷静だなオイ」

魔王「アタシがたかだか爆発ごときで死ぬとは思えないけどね」

戦士「俺は!?」

魔王「頑張れ」

戦士「今までで一番の笑顔で言われたよ!?」
48 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/15(日) 00:50:45.96 ID:iT92x7c+o
大佐「フゥー。あまり【科学】をナメない方が良い。この世界にはスイッチ一つで街が消し飛ぶ兵器がゴロゴロしてるんだ」

戦士「いいぞ大佐!もっと言え!」

魔王「あらあら。なんて物騒な世界なのかしら」

大佐「動じないね。さすが【魔王】」

魔王「それはどうも。で、アタシ達は何をすれば帰れるの?」

大佐「ある男を…始末してほしい」

魔王「報酬は何かしら。魔王と契約しようって言うのよ。生半可なモノじゃ、アンタの命だけじゃ済まないわよ?」

大佐「君が一番望む物を。【ステイツ】に不可能はない」

戦士「こんな奴の話を聞くのかよ!?」

魔王「下僕は黙ってなさい。体中の関節と言う関節を外されたいワケ?」

戦士「目がマジだっ!」

魔王「で、誰を始末してほしいの?」

大佐「フゥー」

大佐「ターゲットの名前は【男】」

大佐「【三千世界の便利人】」

大佐「【人類最大の脅威】」

大佐「【地球最強の民間人】」


大佐「そして…」



大佐「【大魔王の保護者】さ」
49 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/15(日) 00:52:01.05 ID:iT92x7c+o
第一話 【プロローグ】終了。
二話以降はいつもの掛け合い日常ですけどね。

次回は魔王側の方が【ラジオ】を投下してくれる予定です。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/15(日) 01:13:31.54 ID:4uIPDrdDO
乙。
好きだぜ。
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/15(日) 14:09:27.84 ID:uWucLZpIO
前のスレが終わったせいで俺の中の幼女分、そう幼分が足りてなかったよ…
生き返った気分だよ!

乙!
52 : ◆rHuwTJzOS6 [saga]:2011/05/15(日) 17:06:15.84 ID:fqWMxXE70
とぅっとぅるー。
幼女の人かと思ったかい?俺だよ!

>>49の通り、今から【ラジオ】の投下を始めます。
最初に言っておこう。グダグダなのは『仕様』だと!
ちなみにこの話、本編とは一切関係ないから実は読まなくても問題はなかったり。
53 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:10:09.37 ID:fqWMxXE70
ああそれと、【ラジオ】には、このSSには出ずにクロス元のSSにのみ登場するキャラが出ますが、別にそれ読まなくても大丈夫な仕様にしてあるはずなので、そこら辺は気軽に見てもらえれば。
でもこれでクロス元にも興味を持ってくれると嬉しいなとも思ってたrゲフンゲフン。
54 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:10:54.63 ID:fqWMxXE70
それでは、投下開始。

テーテテーテーテーテーテッテテー

男「……何でドラクエのテーマなんだ、まぁいいけどさ」

男「というわけで、始まりましたツッコミ系ラジオ(仮)。パーソナリティは不本意ながら、ええ本当に不本意ながら、この俺『男』と……あ、ちなみに幼女に振り回される方の男な」

国王「……う、うーん……ん?……な、何だここ?え?ていうか何で俺いつの間にか椅子に座ってんの?……はっ、まさか拉致か!?拉致られたのか!?」

男「現在ご乱心中の『国王』。彼と二人でお送りいたします。……てかアンタ、まさか話とかそういうのは何も聞かされて無いのか?」

国王「え?あ、俺?……いや、全く。ていうか何これもしかして新手のドッキリ?」

男「……かいつまんで言うとだな、俺とアンタで何か『ラジオ的な物』をやれと言う事らしい。俺もそれ以外は全然分からんが」

国王「ああラジオね。だから目の前にある机の上にマイクが……って何で俺!?もっと本編に出ている奴呼べよ!何でよりにもよって俺なんだよ!?」
55 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:11:48.31 ID:fqWMxXE70
男「俺に言われても。……まぁ何だ、犬に噛まれたと思って我慢してくれ。俺も我慢する」

国王「お前はこの半ば拉致監禁に近い状況を、犬の噛み付きと同義だと言うのか……。ていうかここ、出口どころかドアすら見あたらないんだけど。え?何これ怖い」

男「いやでもただ閉じ込められただけってんなら大した事無いだろ、出口が無ければ『創れば』いいだけだしな」

国王「は?創る?」

男「まぁ『壊す』とも言うけどな」

国王「何を?」

男「壁を」

国王「……何で」

男「何って……そりゃあ、素手以外無くないか?」

国王「ああ見た所武器持ってなさそうだからなーっていやそういう問題じゃねぇよ!」

男「え!?むしろ他にあったか!?」
56 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:13:06.74 ID:fqWMxXE70
男「ああ、壁の強度なら気にしなくても多分大丈夫だ。腕力には自信があるからな。いざとなったらほら、目の前のガラス突き破ってけばいいし。何人かスタッフみたいなのいるけど」

国王「いやそういう問題でも無くて……え?あ、ホントだ。ガラスの向こうに人が……ん?一人が持ってるスケッチブックみたいなのに、何か書いてあるな。えーっと、何々?」

『とっとと進めろこのヘタレ国王』

国王「何様だテメェ!……確かお前、あのガラス破れるんだよな?」

男「そりゃそうだけども……あまり無闇に人を傷つけたくは無いからな、それはあくまで最終手段で――」

『いいからラジオ進めてくださいよロリコン野郎様』

男「今からそっち乗り込むから首を洗って待っていろ」

男「もうそんな昔の言葉は忘れた。つうことで……」
57 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:14:30.27 ID:fqWMxXE70
初っ端から>>56の訂正だよ!

男「ああ、壁の強度なら気にしなくても多分大丈夫だ。腕力には自信があるからな。いざとなったらほら、目の前のガラス突き破ってけばいいし。何人かスタッフみたいなのいるけど」

国王「いやそういう問題でも無くて……え?あ、ホントだ。ガラスの向こうに人が……ん?一人が持ってるスケッチブックみたいなのに、何か書いてあるな。えーっと、何々?」

『とっとと進めろこのヘタレ国王』

国王「何様だテメェ!……確かお前、あのガラス破れるんだよな?」

男「そりゃそうだけども……あまり無闇に人を傷つけたくは無いからな、それはあくまで最終手段で――」

『いいからラジオ進めてくださいよロリコン野郎様』

男「今からそっち乗り込むから首を洗って待っていろ」

国王「最終手段じゃなかったのか」

男「もうそんな昔の言葉は忘れた。つうことで……」
58 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:14:59.29 ID:fqWMxXE70
『あ、そういえば』

国王「ん?」

男「おおおおおおお!!」

『その部屋には特殊な力が働いていて』

男「うぉおらぁ!」

『そちらからでは決して破れませんので』

ゴンッ!

『注意してください』

男「―――――ッ!」

『あ、もしかして遅かったですか?(笑)』

国王「うわぁすっげぇうぜぇ。しかも本当の事だから余計に腹立つなぁ……」
59 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:15:49.08 ID:fqWMxXE70
『ああそれと、打撃力はそのまま反対方向に跳ね返ってきますので』

男「お、俺の右手はゴットハンド……ッ」

国王「まぁ手は腫れ上がって凄い事になってるけども」

『これで分かったでしょう?兎に角、貴方達はラジオを進めていればいいんですよ』

『大丈夫、ラジオさえ無事に終われば外に出してあげますから』

国王「……本当だろうな?」

『それは、貴方達次第と言う事で』

国王「……仕方ない。えーっと、お前、名前は?」

男「ようやく痛みが引いてきたか……ん?ああ、俺の事は『男』でいい」
60 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:16:15.44 ID:fqWMxXE70
国王「男な、分かった。俺の名前は『国王』だ」

男「スマン、実はもう知ってる」

国王「あ、マジで?まぁ別にいいけども。……よし、とりあえず、ラジオを進めるか」

男「……それ以外に選択肢は無いようだしな」

『最初からそうしとけば良かったのに(笑)』

国王「誰か知らんがマジうっぜぇ……まぁ、とりあえず」

男「ツッコミ系ラジオ(仮)の、はじまりはじまりー。後スケブの奴、外出たら覚えとけよこの野郎」

国王「右に同じくだこの野郎。……って、(仮)?」

男「正式名称はまだ応募中なんだってよ」

国王「へ、へー……」
61 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 17:28:25.29 ID:fqWMxXE70
とりあえずは一旦ここまで。
でも第一回は今日中に投下予定なのでもう少しお待ちをー。
62 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 19:09:01.65 ID:fqWMxXE70
男「というわけで、誠に遺憾ながら始まってしまった第一回ツッコミ系ラジオ(仮)だが」

国王「一応このラジオの趣旨には、『元スレを見ていない人の為の簡単なキャラ紹介』というのもあるからして」

男「第一回である今回は、とりあえず俺らについて、まぁ適当にさっくり話していこうかと思ってる」

国王「ま、実は男なら既に>>34で紹介されているんだけどな。しっかりと」

男「……本当だ、もうこれ言う事無いよな。俺」

『いえいえ、一つ重要な事を忘れているじゃあないですか』

男「は?」

『ほら、男さんは幼女大好きなロリコ』

国王「落ち着け!気持ちは分かるが壁を殴っても無駄だから!」
63 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 19:09:33.96 ID:fqWMxXE70


国王「……手、大丈夫か?」

男「……正直大丈夫じゃないけど、まぁ問題は無い」

国王「いやそれ問題大有りだろ」

男「そんな事よりもだな……まぁ確かに俺は幼女と同居してるし、飯をたかりに来る幼女モドキもいるが……」

男「俺のプライドにかけて言ってやる、俺は断じてロリコンじゃねぇ!」

『はい次の方どうぞー』

国王「だから壁を殴るのは止めろって!」


64 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 19:10:31.88 ID:fqWMxXE70
国王「現在、男は手の痛みに耐えかねて床を転がりまわってる最中なので、今からはこの俺、『国王』の紹介にでも入ろうと思う」

国王「名前で察せられると思うが、俺はとある国の国王を務めている。つってもまだひよっこだから、周りに助けられてばかりなんだけどな」

国王「でもまぁ、それでもひよっこなりに精進しているつもりではあるし、これからも同様だ。だからまぁ、というわけでも無いが、このラジオも不本意ではあるが、任されたからには一応役目は果たそうと――」

テーテテーテーテーテーテッテテー

国王「ん?何だこの音、ドラクエのテーマ?」

『あ、もう終わりの時間です』

国王「え、ちょまだ話の途中なんだけど!?てか時間みじか!」

『今回はちょっと前座に時間を使いすぎたので。それでは皆さん、また会いましょう。シーユーネクストターイム☆』

国王「パーソナリティでも何でもない奴に〆られた!?」
65 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 19:10:58.56 ID:fqWMxXE70
おまけ

男「……今更なんだが、正直何の意味があるんだこのラジオ」

国王「俺に聞くなよ……。ていうか俺このSSには一切出ない予定らしいんだが、ここで紹介する意味あったのか?」

男「……ま、まぁアレだよ、アンタの活躍が見たかったらクロス元のスレ『勇者「惚れた」魔王「え」』にアクセス!って奴だよ。多分」

国王「いやでも活躍って言っても俺は脇役中の脇役なんだけど」

男「……ホント、何で俺達こんな事やってるんだろうなぁ」

国王「……ホントだよなぁ」

『まぁぶっちゃけ製作者の思いつ』

男「こら!そういうメタい事はぶっちゃけるな!」

国王「……何か今更な気がするけどなぁ、そのツッコミ」
66 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/15(日) 19:15:15.79 ID:fqWMxXE70
と言う訳で、第一回終了。
第二回以降もこんなグダグダな感じで続く予定。
それとこれ、不定期更新になります。突然始まったり始まらなかったり。

それでは今日はこれでさいならー。
67 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/16(月) 16:20:23.50 ID:mjDZ70YIo
■日本 男の家。

メイ「とにかく、皆さんは良い人と言うことが、分かりました」

閻魔「そうなんです。特にこちらの男さんは顔に似合わず意外と優しくて」

幼女「よくぜんらになるのだ」

男「ならねぇよ!お前と一緒にするな!」

幼女「そうか。男はわたしのぜんらが見たいのか」

男「見たくねぇっ!」

幼女「な、ならメイドの全裸が…」

メイ「はう!?」

男「止めろッ!脱がすなっ!マジで怯えてるだろ!」

幼女「口ではおびえておきながら、体はどうかな」

男「体も震えてるだろうがっ!止めろ!とにかく止めろォォォォォォ!」
68 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/16(月) 16:21:10.48 ID:mjDZ70YIo
閻魔「それでは、私は仕事が残っていますので」

男「仕事…?」

幼女「それはもうそうではないのか?」

閻魔「妄想じゃありませんっ!そちらのメイドさんが元の世界に帰る方法を探さなきゃなのですよ」

男「俺達が他の世界で仕事する時みたいにワープゾーンでひょい、ってワケにも行かないのか?」

閻魔「どこの世界か分からないんですよ。世界を隔てる壁って、意外にデリケートですし」

男「なるほどな、失敗すると大変な事になるってワケか」

閻魔「はい。メイドさんの送還に失敗すると、男さんのちんこが螺旋の軌跡を描き引きちぎれます」

男「何でだ!?」

メイ「あ、あのー。メンマさんみたいな可愛い女の子が……そう言う単語を言うのはダメですよー」

閻魔「メンマじゃないです…」
69 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/16(月) 16:26:16.71 ID:mjDZ70YIo
閻魔「では、何かあったらすぐに連絡しますので」

男「おう、頼んだぞ」

幼女「よし、閻魔もかえったことだし」

男「そうだな…」

幼女「いんこう」

男「しない」

幼女「そうか」(しょぼん)
70 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/16(月) 16:30:34.99 ID:mjDZ70YIo
男「お前、1年近くこのやり取りしてて、よく飽きないな」

幼女「一生つづけてみせるぞ!」

男「勝手にやってr」

ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ

メイ「……はっ!」

男「…」

幼女「…じー」

メイ「お、おなかなんて鳴ってませんよ!」

男「…飯だな」
71 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/16(月) 16:34:41.88 ID:mjDZ70YIo

幼女「閻魔は呼ばなくていいのか?」

男「今帰ったばかりだしな」

メイ「あ、あのー……」

男「どうした?トイレか?トイレなら」

メイ「ち、違います……」

幼女「レディにトイレなんて言ってはだめだぞ!」

男「じゃあお前は軽々しく下ネタを口にするなよ」

幼女「わかった!おもおもしく口にする!」

男「黙れッ!お前は一休さんか!」

メイ「え……えーっとー、あのー……?」
72 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/16(月) 16:42:07.69 ID:mjDZ70YIo
メイ「私、メイドですから、ご飯くらいは作らせてもらいたかったり」

男「アンタは客だ。大人しくしてろ」

メイ「そう言うわけにはいきません。私のメイド道が……」

男「何だよ…メイド道って。別に武道とかする訳でもあるまいし」

メイ「えーっと。暗殺や潜入、CQCにコマンドサンボなど基本的な戦闘術は取得済みです。へたっぴですけど」

男「何なんだよメイド道!?何でメイドが伝説の傭兵ばりのスキルを持ってるんだよ!?」
73 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/16(月) 16:50:53.23 ID:mjDZ70YIo
メイ「ご主人様の為ならあらゆることをする。それがメイド道です」

男「お前のご主人様は魔王か何かかっ!どこの世界のメイドにそんな技術が必要なんだよっ!」

メイ「えーっと…まさに私のご主人様はまおー」

男「おっと!これ以上非常識を口走らせるかっ!メシは俺が作る」

メイ「あうー」

幼女「そもそもメイドは、この世界のしょくざいで何か作れるのか?」

メイ「……う」

メイ「……み、見たことも無いものばかりでした。調味料っぽい物の文字も読めないですし」

男「どうしてこの家には後先考えずに思い付きを口走る馬鹿ばっか集まって来るんだ」

幼女「るいはともを」

男「俺には何も聞こえない」
74 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/16(月) 16:51:21.27 ID:mjDZ70YIo
本日終業。
75 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 00:10:17.42 ID:Gyqap9nFo
こんにちは。明日になりました。投下開始です。
やっぱり間が開いたせいで以前と比べて反応が少ないぜ。
騒ぐの大好きなんで要望だろうが妄想だろうが好き放題どうぞ。
前みたいに勝手に拾ってネタにもしますので。
76 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 00:12:21.35 ID:Gyqap9nFo
メイ「で、では手伝わせてくださいっ」

男「それ位なら、構わねぇけどよ」

メイ「はい!何からすればよろしいでしょうか」

男「じゃあ、ポトフ作るから」

メイ「ポトフですねー。それならわかります」

男「圧力鍋に固形ブイヨン溶かして火にかけておいてくれ。メインはチキンのあんかけトマトソースだから、トマト缶を缶きりで開けて片栗粉も水に溶かしておいてくれるだけで良い」

メイ「は、は、はうぅぅぅぅぅぅぅぅ」

幼女「おにだ!あくまだ!かくしんはんだ!」

男「固形ブイヨンとかのレトルト物が魔界に存在するとは思えないからな」

幼女「ずのうプレイだ。こうやってメイドいじめがはじまるんだな。おのれのむりょくをかみしめるがいい」

男「…俺が言うのも何だが、自分で助けておいて何で悪役キャラなんだ、お前?」
77 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 00:22:34.87 ID:Gyqap9nFo

メイ「はうー。メイドなのに無力です……」

男「出来ないのが分かったら大人しくしてろっての」

メイ「あうー。落ち着きません」

幼女「男はなかなかいいおによめになれるな!」

男「任せろ、鬼嫁じゃなくて男だがな。客に家事なんかさせてたまるかよ」

メイ「それって……鬼でも何でもなく、優しさなんじゃ」

男「そ、そんな事無ぇからな!」

メイ(ツンデレ…?)
78 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 00:27:35.21 ID:Gyqap9nFo
男「口に合うかどうかは分からんが、とりあえず出来たぞ」

幼女「男のりょうりは、せかいいち!」

男「主食はパンがよければすぐに買ってくるが」

メイ「い、いえ、おかまいなく」

幼女「すごいな」

男「あぁ…」

幼女「メイドのよだれが、滝のようだ」

男「…この家に来る人間には食いしん坊属性が付くって言う設定でもあるのか?」
79 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 00:33:36.73 ID:Gyqap9nFo
メイ「おいしいです……!」

男「まぁ、そうだろう。俺達が住んでる国は世界で一番メシが旨い国だからな」

幼女「そうなのか?」

男「あぁ。事実だ。食道楽の為に外国人が観光に来るって話もある」

幼女「男はものしりだな」

男「お前もたまにはアニメだけじゃなくてニュースも見ろよ」

幼女「せいゆうの名前なら100人くらい言えるのに…」

男「ちょっと明日から強制的にNHK見せるわ」

幼女「NHKもみるぞ!」

男「そうなのか?」

幼女「春くらいに、えっちなゲームのとくしゅうをしていた」

男「…この国はもう駄目かもしれん」
80 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 00:34:28.06 ID:Gyqap9nFo
メイド「あ、あのー。アニメってなんですか?」

男「…あぁ。そうか、ある訳無いよな」

幼女「このせかいで、もっともすばらしいものだ!」

男「…ちょっと見せるテレビに制限かけた方が良い気がしてきたぞ」

幼女「だいじょうぶだ!」

男「何がだよ」

幼女「もうておくれだ!」

男「自分で言いやがった!」
81 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 00:35:12.07 ID:Gyqap9nFo
よし。終了。
3スレ同時更新とか言う意味不明な事をしてみた。
もっと幼女のお色気ネタや下ネタをやりたいな。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/17(火) 00:56:21.91 ID:xBDOt/gNo
これって・・・閻魔も関係してるしあの続きスレだよな・・・
俺が一番最初にハマった・・・
このスレを見てると、SSを書きたくなる

とりあえず・・・C
83 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:03:30.69 ID:TkstLS37o
では、これから書きます。
84 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:08:58.59 ID:TkstLS37o
男「そう言えば、ちゃんとした自己紹介がまだだったな。俺は【男】。よろしく頼む。学生だ」

幼女「わたしは【幼女】。男のおくさんだ!」

メイ「この世界では、大人がこんなに小さい子供を娶(めと)るんですか……?」

男「頭から信じるな!大嘘だ」

メイ「ほっ」

幼女「ほんとうはセックスフレンドだ」

メイ「……!!」(耳まで真っ赤に)

男「おいッ!」

メイ「……そんな人だったなんて」

男「だから信じるなよっ!俺のどこをどう見たらこんなのに手を出すロリコンに見えるんだよッ!」

幼女「こんなのとは失礼な」

男「やかましいわっ!この、ちんちくりん!」

メイ「……」(びくびくおどおど

男「あぁ!逃げるなっ!誤解だからなっ!絶対に俺はロリコンじゃ無いッ!」
85 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:14:06.07 ID:TkstLS37o
メイ「ごちそうさまでした。はぅー」

幼女「ごちそうさまでした」

男「おう。旨かったようで何よりだ」

メイ「あ、後片付けは私がー」

男「駄目だ。許さん」

メイ「許されないんですか!?」

男「当り前だ。魔界に合成洗剤があるとは思えない。肌がボロボロになるだろうが!」

幼女「男がやさしすぎる…」

男「俺達だって、知らない世界に飛ばされたときに良くしてもらったことがあるだろう?」

幼女「それでも、しっとする。これはきっとわたしのお色気がメイドに負けてるからだ!」

男「何でだ!?どうしてそうなる!やめろ!脱ぐな!脱がすな!自分の体にローションを塗るな!」

幼女「ふふふ…スキンシップだ!」

男「やめろォォォォォォォォォ!!!!」
86 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:26:48.33 ID:TkstLS37o
幼女「よし、それではおふろに!」

男「おう、入って来い。メイドも一緒にな」

幼女「男は分かっていない!」

男「何がだよ」

幼女「わたしは男といっしょに入りたいのだ!」

男「駄目だ」

幼女「な、ならメイドと一緒に…!?」

男「…なっ。は、入らねぇよっ!」

幼女「耳まで真っ赤にして…やはりわたしよりメイドの方が…」

男「そこは凹むところか!?止めろ!火花をスパークさせるな!家の中で極大消滅呪文は駄目だ!」

メイ「先程、幼女さんが裸になった時も真っ赤になってましたよね」

幼女「そうなのか!ならばよし!」

男「いいのかよッ!?」
87 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:35:20.76 ID:TkstLS37o
■おふろ

メイ「ひぁっ…く、くすぐったいですよー」

幼女「いいではないかいいではないか」

メイ「じゃあ、お返ししちゃいますね」

幼女「にゃああああああ!!!そ、そこはよわいのだ!」

メイ「ふふふ。幼女さんは反応が素直で可愛いですねー」

幼女「メイドもおしとやかでかわいいぞ。しっとするくらいだ!」

メイ「そ、そんな事ありませんってば」





男「うぐ…お、俺の耳が異常に良い事をここまで呪った事は無い…」
88 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:39:24.53 ID:TkstLS37o
幼女「ふぅ。いいお湯だった」

メイ「魔王城ほど大きくはありませんが、気持ち良かったですー」

幼女「おふろからでたぞ!どうだ、二人のバスローブすがたは!むらむらするだろう?」

メイ「あらあら。そんなに暴れて、はしたないですよ……って、あれ?」

幼女「うぅ?なにをしているのだ?男よ」

メイ「テ、テーブルがぐちゃぐちゃになってますよ!」

幼女「じけんか、じけんなのか!」

メイ「いえ、男さんがじたばたごろごろしてるからのようですが」

男「何でもない。何でもない。何でもない。何でもない。何でもない」
89 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:48:39.60 ID:TkstLS37o
■おふろ

男(良く考えたら、年頃の異性とこう言うシチュエーションになることは今まで無かった)

男(危うく俺の股間がジゴスパークするところだったぜ…)

男(今まで幼女の誘惑を跳ね返して来たんだ。大丈夫。俺なら普段通りやれる)

幼女「男よ!ゆうわくにきたぞ!」

メイ「お背中流しに来ましたよー」

男「!?」

ドガシャァァァァァァン

メイ「壁を突き破って逃げましたよ!?」

幼女「しかもぜんらだ!やるな、男!」

男「何がだァァァァァァァァァ!!!」
90 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:51:34.21 ID:TkstLS37o
通行人「へ、変態だ!」

男「当て身」

通行人B「全裸だァァ!」

男「当て身」

警官「へ、変態め…覚悟!」

男「当て身」

変質者「変態でござるーーーー!!」

男「お前が言うなッ!!!」
91 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 12:59:16.20 ID:TkstLS37o
■家

男「…明日からまた銭湯だな」

幼女「わたしの色香のせいで…」

男「否定する」

幼女「ならば、わたしのメイドのいろかのせいで」

男「否定して見せる。この俺の全てを賭けて」

メイ「せんとう?どこかで軍事演習でもあるのですか?」

男「無ぇよっ!アンタの世界のメイドはみんなそんな物騒な思考なのか!?アフガンか!アフガン帰りかッ!」
92 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/17(火) 13:02:39.85 ID:TkstLS37o
とりあえず終了しておくぜ。
人がいる時間に即興更新できれば安価も出来るんだけど…。

>>82
そうです。純粋に続きです。
立てる時は勢いも大事だけど、「何をしたいか」明確にした方がいいかも。
期待してますよ。
93 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 21:25:42.92 ID:bhocDsE7o
■アニメを見よう!

幼女「ふふふ…おふろもおわったし、わたしのひぞうのDVDを」

男「エロ禁止な」

幼女「わたしの、ひぞうのDVDだい2だんを!」

男「後で第一弾没収な」

幼女「しょぼん」

男「で、何を見せる気なんだよ」

幼女「ドラえもんのえいがだ!」

男「…お前がマトモなチョイスをするなんて」

メイ(感動してますけど、私、直前までえっちなものを見せられようとしてたんですよね)
94 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 21:26:43.11 ID:bhocDsE7o
メイ「すごい…絵が、動いてます!」

男「剣と魔法のファンタジーではこんなもの無いだろうからな」

メイ「胸わくわくの冒険譚…素敵です」

男(順応性高ぇなぁ)

幼女「このDVDというものも、べんりなのだ」

メイ「DVD?」

男「簡単に言えば、映像を保存できる円盤だな。簡単に持ち運べる」

メイ「科学ってすごいですねー」

幼女「しかし、ばくはつてきにふきゅうしたのは、えろすの力なのであった」

男「そう言うのは伏せとけ」

幼女「きっとファンタジー世界でもアニメがはやる時はえっちパワーがげんどうりょくにちがいない」

男「ンなわけあるか」






■異世界

魔法使い「っくしゅん」

僧侶「どうしたのですか?馬鹿は風邪を引かないはずなのに」

魔法使い「噂……誰かが」
95 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 21:27:40.31 ID:bhocDsE7o
男「そう言えば、ちゃんとした自己紹介がまだだったな。俺は【男】。よろしく頼む。学生だ」

幼女「わたしは【幼女】。男のおくさんだ!」

メイ「この世界では、大人がこんなに小さい子供を娶(めと)るんですか……?」

男「頭から信じるな!大嘘だ」

メイ「ほっ」

幼女「ほんとうはセックスフレンドだ」

メイ「……!!」(耳まで真っ赤に)

男「違ぇよッ!撤回しろ!どうしてお前は誤解を招くんだよッ!」
96 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/17(火) 21:28:10.62 ID:bhocDsE7o
メイ「……そんな人だったなんて」

男「だから信じるなよっ!俺のどこをどう見たらこんなのに手を出すロリコンに見えるんだよッ!」

幼女「こんなのとは失礼な」

男「やかましいわっ!この、ちんちくりん!」

メイ「……」(びくびくおどおど

男「あぁ!逃げるなっ!誤解だからなっ!絶対に俺はロリコンじゃ無いッ!」
97 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/17(火) 21:28:45.21 ID:bhocDsE7o
終了。
書きため全放出。
これからは今まで通り即興で。
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/05/17(火) 21:49:41.49 ID:AxRKvhH8o
デジャヴ?
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/05/17(火) 21:51:33.18 ID:AxRKvhH8o
あげちゃった……すまねぇ
100 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/17(火) 21:55:38.42 ID:bhocDsE7o
おやほんとだ。被ってる。
失礼した。
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/18(水) 14:08:21.28 ID:M9iqgEfIO
前スレに出てきたお手手が6本の変質者は魔界の妖怪だな、そうに違いない。
艦長とかも思わずでてきちゃえばいいのに
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/18(水) 15:04:30.04 ID:SLgDH4KDO
シュヴァインとかなら主のブログでしょっちゅうネタにされてるよな。
俺もこんな愛されキャラ作りたいよ…。
103 : ◆rHuwTJzOS6 [saga]:2011/05/18(水) 22:06:09.92 ID:CX36sdrK0
第二回、投下始めますよっと。
104 : ◆rHuwTJzOS6 [saga]:2011/05/18(水) 22:06:46.50 ID:CX36sdrK0
テーテテーテーテーテーテッテテー

男「始まってしまった第二回ツッコミ系ラジオ(仮)。パーソナリティはいつも
通りこの俺、男と」

幼女「『幼女』の二人でおおくりするぞ!」

男「チェンジ」

幼女「このわたしというものがありながら、そんなにあのオトコの方がいいとい
うのか!」

男「誤解される様な事言うんじゃない!俺は普通だ!健全だ!」

幼女「でも、わたしといんこうしてくれないではないか」

男「お前の普通はどこにあるんだっ!」

幼女「それは……ここにあるっ!」
105 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/18(水) 22:07:27.06 ID:CX36sdrK0
男「胸を親指で指してソレっぽい事言っても無駄だからな!?要は自分勝手って
事だろうが!」

幼女「ひとはだれでも、じんせいのしゅじんこう!」ビシィ

男「…言っておくが、主人公だからってジャイアニズムを持つ理由にはならない
からな?」

幼女「しかし多くのしゅじんこうは、じょうしきをうちやぶることで、しょうり
したりせいちょうしたりしているぞ」

男「打ち破って良い常識と悪い常識があるんだよ!そしてお前の場合は、打ち破
っちゃいけない常識だけを絶妙に狙い撃ってんだよ!」

幼女「それはちがう、わたしがねらっているのは男のハートだけだ!」

男「知るか!大体お前はいつもいつも――ん?」

『そんな不毛な漫才してないでほら早く、ラジオしてください!』
106 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/18(水) 22:07:54.32 ID:CX36sdrK0
男「あー、そうだったそうだった。ラジオを始め…って、おい」

幼女「いんこうか!?」

男「違う、そうじゃなくて。…国王はどうした?」

幼女「それがだれだが知らないが、男のうわきあいてならそこにいるぞ」

男「浮気相手ってなんだ浮気相手って…おい、幼女」

幼女「いんこうか?」

国王「……あははは、ちょうちょだーかーわいーいーなー……あははは」

男「…何だアレは」

幼女「うわきあいてだ、男の」
107 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/18(水) 22:08:24.89 ID:CX36sdrK0
男「だから違うって言ってるだろうが!つか、お前絶対何かしただろ!何だ!ま
た洗脳か!」

幼女「ちがう、ただげんかくを見せているだけだ」

男「どっちも大して変わらねぇよ!いいからとっとと元に戻せ」

幼女「そんなことよりも」

男「なんだ」

幼女「ラジオをはやくすすめるべきだとおもう」

男「お前のせいだろうがァァァァァァ!!」

『でも確かにその通りです。というわけでちゃっちゃとしてください』

男「…パーソナリティが一人状態異常にかかってるんだが」

『そんな事どうでもいいですから、早くしてください!時間が無いんですよ!』

男「どうでもいいのか!?本当にどうでもいい事なのかソレは!?」
108 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/18(水) 22:08:56.61 ID:CX36sdrK0
幼女「というわけで、ここからはわたしのターンだな!」

『やんややんやー』

男「コイツら…本当にスルーしやがった!?」

幼女「わたしの名前は『幼女』だ!」

『ヒューヒュー』

幼女「そしてわたしは男のおくさんだ!まいにちベットのうえでギシギシアンア


男「してねぇからな!?何公共の電波で嘘ついてんだお前はッ!」

『実際のところは一人でシコシ』

男「ああもう黙れ!お前ら全員黙りやがれ!」

『いやこれスケブですから。別に喋ってるわけじゃありませんから』

幼女「そういえば男。さっきのはつげんだが、これはあくまでラジオというせっ
ていであって、じっさいにこうきょうのでんぱにのってるわけでは」

男「誰でもいいからコイツ等をどうにかしろォォォォォォォ!!」
109 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/18(水) 22:09:40.59 ID:CX36sdrK0
テーテテーテーテーテーテッテテー

『あー、お別れの時間になってしまいましたねー』

男「ぃよっしゃあ!」

幼女「なに!?まだ色々としょうかいしたりないのに…たとえば男とのみだらな
せいかつの事とか!」

男「いくらでも言ってろ!どうせもうすぐ終わるんだ!」

『テンション高っ』

幼女「うぐぐ…。だが、うかれていられるのも、今のうちだ」

男「何…だと?」
110 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/18(水) 22:10:10.00 ID:CX36sdrK0
幼女「これからここにおとずれる『ゲスト』は、わたしとはひかくにならない力
をもつ」

男「どこの四天王だソレは!?ンな事があってたまるかっ!」

男「…って、お前はゲストだったのか?」

幼女「そうだ。本当は男といっしょにパーソナリティがやりたかったのだが……
ざんねんながら、『ツッコミ力(ぢから)が足りない』と、断られてしまった」

男「ツッコミ力!?初めて聞いたわそんなパラメータ!」

『銃を持った一般人のツッコミ力が5だとすると、男さんはスカウターが爆発し
てしまうぐらいです』

幼女「さすがだな!」

男「どうしよう、全然嬉しくねぇ…」

『それでは皆さん、また次の機会に。シーユーネクストターイム☆』

男「また〆を盗られた!?」
111 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/18(水) 22:11:17.68 ID:CX36sdrK0
<おまけというか舞台裏というか楽屋ネタというか。>

幼女「ところで一つ思ったことがあるのだが」

男「思った事?」

幼女「このラジオで『』でひょうじされているセリフは、外のものがスケッチブックで書いているセリフだったはずだが」

男「ああ。そうだな」

幼女「…なぜおんせいが無いセリフがひょうじされているんだ?これは一応ラジ
オというせっていなはずなのに」

男「…言われてみれば。おいどういう事だスケブ野郎」

『ああそれはですね、ラジオしてる皆さんは気づいて無いかもしれませんが、実はこれ、自分が書くのと同時に他のスタッフに読み上げて貰ってるんですよ』

男「ああ成る程――」

『というのは後付の設定で……まぁぶっちゃけた話製作者のミスでs』

男「わぁあああああああ!!」

幼女「男、どうして叫んでいるのだ?」

男「…いや、科白を音声で遮ろうと思ったんだが」

『いやまぁ自分、スケッチブック使ってますから』

男「こういう時だけ無駄に設定を踏襲するな!」
112 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/18(水) 22:17:19.10 ID:CX36sdrK0
第二回終了。
男の突っ込みは、やっぱ幼女に対しての時が一番輝いてるよなぁと思う今日この頃。
113 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 10:24:15.81 ID:lqj6Tx3/o
男「じゃあ、寝室はここだから」

メイド「い、居候の分際で個室ですか!?」

男「居候じゃない。客だ。アンタを匿うのは仕事だからな」

幼女「ここは、このせかいでいちばんあんぜんなのだ!」

メイド「そういえば、メンマさんも言ってましたねー」

男「この国は世界でトップクラスに治安が良いんだよ。軍隊も大規模な作戦行動は出来ない。その上」

幼女「わたしと男のコンビはせかいさいきょう!」

男「と、言うわけでだ」

幼女「さらに、今日は男とそいね!」

男「今の話のどこにそんな要素があるんだよ!?却下だ!」
114 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 10:25:39.72 ID:lqj6Tx3/o
幼女「今日はそいねはしないのか?」

男「今日もしない」

幼女「ほんとうは、いつもしてるんだぞ?」

メイド「別にいいのではありませんか?変な事はしないんですよね?」

幼女「するぞ!」

メイド「するんですか!?」
115 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 10:27:29.12 ID:lqj6Tx3/o
男「嘘を鵜呑みにするなッ!添い寝することはあっても、変な事は絶対にしてねぇよっ!」

メイド「添い寝はしてるんですねー?」

男「あ…え…あ…えーっと」

メイド「してるんですねー?」

男「…」

メイド「幼女さん。私と一緒に寝ませんか?」

男「いつの間にかメイドの中で俺が悪者になってる!?」
116 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 10:30:49.65 ID:lqj6Tx3/o
男「お前は何か勘違いしているようだが、その幼女は地球上で最も危険な幼女だからな」

メイド「そ、そうなのですか!?」

男「自分で極大消滅呪文を見ただろうが!この破壊魔の起こした事件を!」

メイド「…幼女さんは破壊魔なのですか?」

幼女「ちがうぞ」

メイド「違うって言ってますよー」

男「何で俺よりコイツの言葉を信じるんだ!?」
117 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 10:34:53.68 ID:lqj6Tx3/o
男「まあいい。これで俺は落ち着いて寝られるんだからな」

幼女「あまいぞ!」

男「何がだよ」

幼女「わたしは、メイドとねることをりょうしょうしていない!」

男「そこは了承しろよ」

幼女「なんと…。男はゆりプレイがこのみだというのか。ロリコンいじょうのドヘンタイさんだった」

男「オ・ノ・レ・はァァァァァァ!!!これ以上俺に変態の烙印をつけるんじゃねぇよ!どっちがド変態なんだッ!」

メイ「そ……それは迷うところですねー」

男「迷うなよ!?どこに迷う余地があるんだよ!?」
118 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/19(木) 10:37:12.63 ID:lqj6Tx3/o
幼女「しかたない。きょうのところはこれくらいでかんべんしよう」

男「何様だお前は」

メイド「二人を見てると、魔王城を思い出しますー」

男「魔王城を思い出す日本の家庭って何なんだ…」

幼女「かていだと!やはりおとこはわたしとこんいんを結ぶ決意を」

男「してねぇよ。早く寝ろ」

幼女「しょぼん」
119 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/19(木) 10:41:31.94 ID:lqj6Tx3/o
■翌朝

男「あー。アレだな」

男「いつもいつも予想外の事をこの幼女はやらかすが」

男「まさか」

男「まさかな」

男「朝起きたら、幼女が俺のベッドに潜り込んでるところまでは想像してたんだよ」

男「だが」

男「メイドも一緒に居るとは本気で想像して無かったぞ」
120 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/19(木) 10:45:36.96 ID:lqj6Tx3/o
男「…これは、アレだな。寝てる内に客間に放り込むべきだ」

メイ「う…うぅん」

男「…!?そっと、だ。そっと運ぶんだ俺!」

幼女「どうした!男!おはよう!いい天気だ!ぜっこうのよばいびよりだな!」

男「何でだよッ!おはようでいい天気なのにどうして夜ばいって単語が出てくるんだよ!」

メイ「…ふにゃ?」

男「あ」

メイ「ひにゃ…」

男「ひにゃ?」

メイ「き」

男「木?」

幼女「ウッド?」

メイ「きゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!」

幼女「男が大きなこえをだすから…」

男「一から十までお前のせいだァァァァァァァァァ!!!!」
121 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/19(木) 10:57:20.40 ID:lqj6Tx3/o
メイ「きゃああああああああああああああああああああああ!」

幼女「どうするのだ?」

男「と言うか、どうしてこうなった」

幼女「男がとなりにいなくてさびしかったので」

男「それはいつもの事だからどうでもいいんだよ」

メイ「いやあああああああああああああああああああああああああ!」

幼女「でも、メイドもかわいかったので、つれてきた。このふかしぎな事件のはんにんはいったい」

男「お前だァァァァァァァァァ!!!」

メイ「ぽにゃあああああああああああああああああああああああああ!!」

幼女「それで、メイドはどうするのだ?」

男「当て身」

メイ「ぐふっ」

幼女「の、のうきんだ」

男「お前が言うなっ!」
122 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 11:03:04.71 ID:lqj6Tx3/o
終了。

>>101
変質者には実は、ちゃんと設定があり、魔道に堕ちた者の魂が死者の肉体に乗り移り変質した妖怪変化となっています。
艦長は世界観的に厳しいですねぇ。
個人的には早く魔王・戦士と合流したい。

>>110
超乙です。
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 13:01:31.48 ID:sZBQ5n+IO
124 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 20:04:00.37 ID:Klv2kC5So
告知。
ようやくリアルタイム投下が明日できる。

【明日】の21時。

それまでに一つだけ。

【学校が午前中だけで終わるので、みんなで遊びに行こうとする。それはどこ?】

先着【優先】。無理がなさそうなら入れれるだけ突っ込む。
誰も来なかったら泣きながら(何故か)渋谷にでも連れて行く。
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/05/19(木) 20:16:17.10 ID:YF07VESQo
秋葉原行こう
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/05/19(木) 20:30:28.38 ID:3UubA3J5o
ラジオ館
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/19(木) 20:36:06.85 ID:2SsMlCUDO
これ、1がアキバ知らなかったら詰むよなwwwwww

大人のおもちゃ屋のビル。
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 21:29:52.74 ID:d1GgXLBDO
メイドいるけどメイド喫茶
129 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 23:21:56.31 ID:Klv2kC5So
あー。詰んだな。秋葉原さっぱり分からねぇ。
助けてエロい人!観光ガイドぷりーず!もしくは僕を連れて行って!平日だけど!

まぁ、いつもどおりどうにかするかー。



メイ「はっ!わたしは何を」

男「おう。起きたか」

幼女「もう、あさだぞ」

男「今からメシを作るから適当に暇つぶしでもしててくれ」

メイ「え、あ、はい」

男(危なかった。どうやらさっきの事はわすれているようだ)

幼女「全くだ。あのことがばれていたらけいさつが」

男「おっと手が滑った」

幼女「もがもが」

メイ「拳が口に入ってますよ!?」
130 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 23:26:04.81 ID:Klv2kC5So
男「おーい。もうすぐメシが出来るぞ」

幼女「わたしは未来融合フューチャーフュージョンのこうかで青眼の究極龍を攻撃表示でしょうかん!」

メイ「うー。じゃあ、奈落の落とし穴で」

幼女「な、なんだと!?ならば、龍の鏡(ドラゴンズミラー)のこうかで、青眼の究極龍をこうげきひょうじでとくしゅしょうかん!」

メイ「はうー……困りましたー」

幼女「ふはははは!わたしのデッキはきょうじんでむてきでさいきょうなのだ!」

メイ「じゃあ、王宮の鉄壁の効果を発動ですー」

幼女「なん…だと」

男「何で一晩で遊戯王カードのルールを完璧に把握してるんだよっ!馴染みすぎだろ!?」
131 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 23:28:33.72 ID:Klv2kC5So
幼女「く…。わたしにはなすすべがないというのか」

メイ「幼女さんは素敵なパワーをお持ちですが、まだまだタクティクスが足りませんね」

幼女「やるな…メイド。ししょうとよばせてほしい!」

メイ「あらあら・・・困っちゃいます」

男「友情を深めて無いで早く飯にしろっ!学校に遅刻するぞ!」
132 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 23:34:30.33 ID:Klv2kC5So
男「じゃあ、俺達は学校に行くんで留守番は頼んだぞ」

メイ「はい!任せてくださいー」

男「インターホンが鳴っても基本的には出なくていいからな」

メイ「そうなんですね。宅配便でもですか?」

男「後で届けてもらうから別にいいぞ」

メイ「わかりました。お任せください」

男(…魔界にあるのか?インターホンと宅配便)
133 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 23:37:22.09 ID:Klv2kC5So
男「あぁ、そうだ。一つだけ気をつけてほしいことがあった」

メイ「なんでしょうー」

男「変質者に気をつけてくれ」

メイ「……変質者、ですか?」

男「あぁ。時々出るんだよ」

メイ「ど、どうやって気をつければいいのでしょうか」

男「ソイツは簡単だ。簡単に分かるからな」

メイ「簡単に?」

男「大体やつらは頭が三つで腕が六本あるからな」

メイ「人間じゃ無いじゃないですか!?」

男「言ってるだろうが。【変質者】って。【変質】しちまってるんだよ。肉体が」

メイ「根本的に変質者の意味が違うんですね…」

幼女(さいきん、男のじょうしきもおかしくなってきたきがする)
134 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 23:39:40.53 ID:Klv2kC5So
幼女「男よ」

男「何だ」

幼女「やくそくを、わすれてないか?」

男「あぁ、昨日の話か」

メイ「昨日の話?」

男「あぁ。折角だから三人で街に出ようかって」

メイ「街、ですか?そ、それはちょっと楽しみなような恐いような」

男「悪い所じゃ無ぇよ。確か行き先は、今パンダで話題のうえ」

幼女「メイドでゆうめいなあきはばらだ!」

男「何でだよ!?」
135 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 23:42:16.23 ID:Klv2kC5So
幼女「メイドと言えばあきはばら。これはじょうしきだろう」

男「どこの世界の常識なんだ!?」

幼女「ここのせかいだ!」

男「お前の世界の常識を当てはめるなッ!世間の常識に照らし合わせろ!」

幼女「では、男はメイドと言えばどこをそうぞうするのだ」

男「メイドと言えば…。秋葉原か?やっぱり」

幼女「やはりあきはばらでないか。と、言うわけで学校がおわったらあきはばらなのだ」

男「…おかしい。何かがおかしい。何がおかしいのか分からないが、絶対に何かがおかしい」
136 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/19(木) 23:42:42.75 ID:Klv2kC5So
よし。フラグだけ立てた。終了。
でも、マジでどうしようかな。
137 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/19(木) 23:43:13.59 ID:Klv2kC5So
更新したのであげとく。
まだまだスポットは募集中。
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/05/20(金) 00:20:27.62 ID:dT+i5DY8o
あきばおー5号店
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/20(金) 00:30:41.22 ID:PBvj5KQ/o
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東地方) [sage]:2011/05/20(金) 02:20:30.20 ID:fRNeunZvo
東京タワー
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/20(金) 05:01:56.15 ID:pdg3wnSRo
中野ブロードウェイ
142 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/20(金) 11:02:30.54 ID:axwHOMfuo
じゃあ、これより秋葉原に潜入してくるぜ。現実に簡単に見れる物を想像だけで書くと偉い事になるから…
お勧めスポットとか、これは抑えておけって場所があったら教えてください。

雑談みたいになってSSだけ読みたい人には申し訳ないです。
143 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/20(金) 11:14:28.87 ID:br6InWgdo
■その頃

戦士「おーい。どうするんだよ。これから」

魔王「観光よ!観光!」

戦士「いや、意味分かんねー。だってよ、メイド女はその【男】とやらに拉致されてるんだろ?」

魔王「バカねー。そんなのハッタリに決まってるじゃない」

戦士「……そうなのか!?」

魔王「偶然召喚されたアタシたちの知り合いを、暗殺対象がこれまた偶然拉致してるなんてありえないでしょ」

戦士「あー、それもそうか」

魔王「もし、ソイツらがウチのメイド女と一緒に居たら即座に黄金の左だけどね」

戦士「恐ッ!!人ごみで暴れそうな目だ!」
144 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/20(金) 11:16:33.48 ID:br6InWgdo
戦士「で、観光って、どこに行くんだ?」

魔王「秋葉原よ!」

戦士「……秋葉原?」

魔王「メイドと言えば秋葉原らしいわ。ほら、このブログにも書いてる」

戦士「お前、科学のアイテム使いすぎだろ常考」

魔王「アンタもネット用語に毒され過ぎだと思うんだけど…」
145 :1 [sage]:2011/05/20(金) 15:05:45.31 ID:07SkjfkDO
こちらスネーク。
コインランドリーよりきつい安価がまさか秋葉原とは思わなかった。
趣旨とそれるので報告は後日ブログで行う。OVER
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/20(金) 16:33:09.83 ID:wZjJIbnIO
なんかごめんね
行ったことくらいあると思ってた
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/05/20(金) 20:35:44.60 ID:ArBwoBFdo
上に同じ。ラヂヲ館はだめだたか
148 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/20(金) 20:42:43.03 ID:br6InWgdo
秋葉原から帰宅。ギリギリだったな。
予定通り21時からやります。何が出るかはお楽しみ。

男「秋葉原で何をしたんだ?」

日本刀(真剣)握らせてもらって、浮世絵と日本刀について1時間ほどじいさんとお茶を飲みながら話した。

男「幼女の奇行より意味分かんねぇ…」
149 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/20(金) 21:01:24.64 ID:br6InWgdo
男「ただいま」

幼女「おかえりなさいませごしゅじんさま!」

ギュオォォォォォォン

男「コークスクリューだと!?」

幼女「すきあり!」

男「そんな大振り…ッ!」

ガシッ

幼女「さすが男。メイドじきでんコークスクリューを止めるとは」

男「何で帰宅早々コークスクリューを喰らわないといけないんだよっ!」

幼女「おかえりなさいと、コークスクリュー、にているではないか」

男「どこがだ!?」
150 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/20(金) 21:04:17.67 ID:br6InWgdo
幼女「かいてんをかけるとパワーアップすると、ジョジョにも書いていた!」

男「そうだな」

幼女「グレンラガンもドリルのちからでうちゅうをすくった!」

男「そうだな」

幼女「リングにかけろも、ブーメランだ!」

男「そうだな」

幼女「…」

男「覚悟は出来たか?」

幼女「…おなじかいてんでも、クレヨンしんちゃんは、しゅみじゃないんだ」

男「言い残すことはあるか?」

幼女「グリグリこうげきは、やめてほ…し…にゃあああああああああああああああああ!!!」
151 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/20(金) 21:07:08.95 ID:br6InWgdo
男「お前の奇行はだいぶ慣れたが」

幼女「それはなによりだ」

男「いくらなんでもおかえりなさいとコークスクリューは、共通点がどこにも無いだろ」

幼女「おかえりなさい」

男「コークスクリュー」

幼女「…」

男「…」

幼女「…」

男「…」

幼女「おコーかえクナスクリューい」

男「どうやって発音したんだ!?」
152 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/20(金) 21:09:43.18 ID:br6InWgdo
男「そう言えば」

幼女「どうした」

男「メイド直伝、って言ってたよな」

幼女「いったぞ!」

男「ほう…」

(じー)

メイ「はわわわわわわわ!!」
153 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/20(金) 21:12:06.31 ID:br6InWgdo
■30分後

男「さて、行くか。電車で1本だ」

幼女「いがいと、ちかいのだな」

男「それでも1時間かかるんだよな…」

幼女「じかんつぶしがひつようだ!」

メイ「じかんつぶし、ですか?」

幼女「うむ。じかんつぶしにメイドのむねを」

男「却下だ!」
154 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/20(金) 21:14:08.70 ID:br6InWgdo
■某駅

メイ「こ、こんな鉄の塊が走るのですか?」

男「その位で驚いてたら身が持たんぞ」

幼女「そうだぞ!この電車というものは、空をとび、へんけいし、ビームも出すのだ!」

メイ「そうなんですか!?」

男「嘘を教えるなっ!」

幼女「そのうえ、うんてんはバイクで行い、時間だっていどうするのだ!」

男「それは別のモノだろうがっ!」

メイ「すごい…バイクでだなんて」

男「何でバイクが通じるんだ!?帰ってこい!剣と魔法のファンタジー!」
155 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/20(金) 21:15:55.66 ID:br6InWgdo
と、言うわけで秋葉原駅に着きましたー。
ここで点呼を取ります。人数次第で安価行くのでキバって参加ください。
156 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:21:44.21 ID:br6InWgdo
■秋葉原駅 昭和通り口

メイ「あわわわわわわ。ひ、人が多すぎですよー」

男「はぐれるなよ。はぐれたら二度と会えんぞ」

メイ「そ、そんなぁ。お祭りでもやってるんですかー?」

男「今日は平日だから少ない方だ。多分」

幼女「では、わたしははぐれないように」

男「空を飛ぶとか言うんじゃねぇぞ」

幼女「…」

男「…」

幼女「男をいやらしくしばりつけようとおもう」

男「何でだ!?」
157 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:29:35.29 ID:br6InWgdo
男「…しかし、これだけ人が多いとマズいな」

メイ「どうしましょう」

幼女「わたしにめいあんがある!」

男「迷案だったらゲンコツな」

幼女「…」

男「…」

幼女「メイ(ド女)案がある!」

メイ「おしつけられた!?」
158 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:31:45.24 ID:br6InWgdo
いないか。残念。
では、脇道にそれず本能がままに行かせてもらいます。
159 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:32:20.85 ID:br6InWgdo
幼女「ふふふ。さあ、はやくめいあんをだすのだ!」

メイ「え、えーっと」

幼女「はやく言わないと、たいへんなことになるぞ」

メイ「はうっ!?そ、そうなんですか!?」

幼女「そうだ。どうなるかと言うと」

男「幼女にタンコブができる」

幼女「早く!早くするのだ!おねがいだから!さあ!はやく!」

メイ「お、落ち着いてください!」
160 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:36:39.04 ID:br6InWgdo
メイ「みんなで手を繋ぐというのはどうでしょう?」

幼女「それだ!」

男「却下!」

幼女「どうしてだ。みんなはぐれないめいあんではないか」

男「駄目だ、許さん。俺は嫌だ」

幼女「まさか、はずかしいのか?男ともあろうものが」

男「ンなワケ無ぇだろうが!」

幼女「では、問題ないな。わたしがまんなかだ」

男「しまっ……た!」
161 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:40:29.41 ID:br6InWgdo
■秋葉原駅 電気街口

幼女「メイドだ!メイドがいっぱいいるぞ!」

男「…アレは果たしてメイドと言えるのだろうか」

メイ「認めませんっ!」

男「!?」

メイ「あのようなただのコスプレ衣装…!ミニスカならまだしも、もはや原形をとどめていないものがほとんどではないですか!特に何です!?【戦国メイド】って!あんなモノ、メイド道から逸脱…そう、まさに外道メイドです!」

男「…沸いては消える泡のようなサブカルの支流にそこまで力説するなよ」
162 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:44:44.75 ID:br6InWgdo
幼女「外道 メイドが3たいあらわれた」

外道メイドA「ゴジュジンザバアァァァ」

外道メイドB「オレサマ オマエ マルカジリ」

外道メイドC「コンゴトモ ヨロシク」

男「世界観を無視するなっ!そして変なモノを呼ぶなっ!」

幼女「ふぁいと おあ とーく おあ えすけーぷ」

男「エスケープd」

メイ「ふぁいとぉーーーー!!!!」

男「警察が来るから止めろォォォォォォォォォ!」
163 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:50:19.63 ID:br6InWgdo
メイ「男さんは分かっていません!メイド道と言う物を!」

幼女「メイド道とは!」

男「好きなのは分かるがやさぐれぱんだのパクリは止めろ」

メイ「メイド道とは!ご主人様の為に命を賭し」

男「そこからおかしいんだよ!命を賭けるな!」

メイ「ご主人様にとって有益な情報を集め、邪魔者を排除、暗殺」

男「どれだけ血なまぐさいんだよ!メイド道!」

メイ「おいしい食事やお茶、お掃除洗濯に」

男「それだけでいい!それだけやっててくれッ!!」

メイ「己が肉体の全てを使い、魂を削り、込める事を言うのです!」

男「削るなッ!込めるなッ!家事全般まで暴力的なのかメイド道!?」
164 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:55:11.02 ID:br6InWgdo
幼女「男よ、大変なことがおきた」

男「どうした!?」

幼女「ギャグではなく、ほんとうにたいへんなことだから、こころしてきいてほしい」

男「何だよ…もったいぶるな」

幼女「メイドのキャラほうかいがそろそろひどくなってる」

男「…どうすればいいんだ」

メイ「誰が取り憑いてるんですか!?」
165 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 21:59:18.90 ID:br6InWgdo
■ちょっと落ち着いた

男「んで、どこに行くんだ?」

幼女「まずは目の前のラ・ジ・オ・かいかんだ!」

男「何だ、その不自然な【・】は」

幼女「せいかくに言ったほうがいいのか?」

男「正確に言え」

幼女「まずは目の前のライジンオーかいかんだ!」

男「巨大ロボットじゃねぇかッ!そんなモンあってたまるか!」
166 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:03:48.21 ID:br6InWgdo
幼女「男は、シュタインズ・ゲートがすきだろう」

男「…何で知ってるかとか聞いても無駄なんだろうな」

幼女「じつはメイドも好きなのだ」

男「ちょっと待て。昨日来たばかりで何で知ってるんだ?」

幼女「わたしが、てつやで見せた!」

メイ「素晴らしい作品でした!特にフェイリスさん。彼女はメイドの鑑です」

男「アレはありなのかよ!?メイド道が本気で分からなくなってきたぞ!?」
167 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/20(金) 22:06:35.21 ID:br6InWgdo
幼女「シュタインズ・ゲートとはいったいなんなのか」

男「特に意味は無い」

幼女「では、ふたたびきく」

男「何だよ」

幼女「シュバインズ・ゲートとは何なのだろうか」

男「知るかっ!」

メイ「シュヴァインとゲイと?」

男「止めろっ!止めてくれ!それ以上は頼むから止めてくれ!」

ゲイ「呼んだ?」

男「呼んでねぇよっ!帰れッ!」
168 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/20(金) 22:09:45.78 ID:br6InWgdo
幼女「…わたしは天才かも知れない」

男「変態だよ」

幼女「シュバインズ・ゲート、つまり…」

男「おい、止めろ」

幼女「シュバインの後ろのあn…」

男「止めろって言ってるだろうがァァァァァァァァァァァァァ!!!」
169 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:10:11.35 ID:br6InWgdo
ちょっと頭冷やして来る、ごめんなさい。
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/20(金) 22:10:52.24 ID:fjfFH5WAO
まさかのシュヴァインww
171 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:12:06.52 ID:br6InWgdo
>>170
ちょうど同じタイミングで書いてたんで。モブのゲイは所長です。ゴメンナサイ
172 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:26:44.64 ID:br6InWgdo
幼女「そう言うことで、今日はあきはばらにしたのだ!」

男「…俺はパンダで良かったんだが」

幼女「そんなことを言いながら、目は【ラジかん】にくぎづけではないか!」

男「まぁ、物語の事件の発端になった言わば【名所】だしな」

メイ「ここが、あのタイムマシンの突き刺さったラジオ会館なのですね!すごいです…」

幼女「男とメイドがそう言うとおもって」

男「…思って?」

幼女「じんこうえいせいをつきさしておいた!」

男「待てェェェェェェェェェェェェェェェェッ!!!!!!!!!!」
173 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:30:33.79 ID:br6InWgdo
男「何をやってるんだお前はッ!」

幼女「わたしのしざいの大半をとうにゅうすることになったが、すばらしいできだろう」

男「素晴らしすぎるわッ!何もかもそっくりじゃねぇかっ!」

幼女「これぞ、あいのなせるわざ!」

男「成すなッ!どうするんだよ、コレ!」

幼女「どうするとは?」

男「どうやって撤去するんだよ!」

幼女「とくにかんがえていない」

男「考えろォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
174 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:31:02.25 ID:br6InWgdo
シュタゲネタはもう引っ張りません。なんでこんな長くなったんだ…。
175 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:34:19.94 ID:br6InWgdo
幼女「新しいかんこうめいしょ!」

男「それでいいのか!?」

幼女「いいのだ!さあ、なかにはいろう」

メイ「中は色んなグッズでいっぱいですねー」

男「あぁ、待て。幼女の手を離すな!勝手に入るな!」

幼女「はやくメイドをおいかけないといけないな」

男「…仕方無ぇ。この話は後だ」

メイ(これでよかったんでしょうか)

幼女(けいかくどおり!)
176 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:38:01.58 ID:br6InWgdo
男「…すげぇ」

幼女「…すごいな」

メイ「凄いんですか?」

男「凄ぇなんてモンじゃないぞこれは」

幼女「まったくだ」

男「何せ、この俺が」

幼女「このわたしが」

二人「財布の中身がもう空っぽになったんだからな」

メイ「10分しか経ってませんよ!?」
177 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:41:34.63 ID:br6InWgdo
男「…気付いてるか?」

幼女「もちろんだ」

男「一応、聞くが、何に気づいてるんだ?」

幼女「もちろん、男のわたしにたいする黒いよくぼうだ」

男「欠片も持ち合わせて無ぇよっ!」
178 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:44:12.06 ID:br6InWgdo
男「違ぇよッ!視線だよ!視線!」

幼女「死線?」

男「やかましいわっ!お前はこの視線に気づかないのか!?」

モブ(何だこいつ。メイドさんと幼女を連れてるぞ)

モブ(しかも、手を繋いでやがる)

モブ(リア充か…?リア充なのか?)

モブ(特定だ。全力だ)

モブ(リア充死ね)

モブ(リア充死ね)

モブ(誠死ね)

モブ(リア充死ね)

モブ「リア充死ね」

モブ『リア充死ね』

モブ『リア充死ねェェェェェェェェ!!!!」
179 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:46:26.97 ID:br6InWgdo
幼女「そのしせんは、男にしかむけられてないのでわたしにはきづかない」

男「いや、声にまで出てるんだが。大合唱なんだが」

メイ「この殺気……まさか、テロリスト!?」

男「ンな訳あるかっ!」

幼女「そうだ。かれらはテロリストではない!」







幼女「ペロリストだ!」






モブ「幼女様ペロペロペロペロペロ!!!」

男「崇められてる!?」
180 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 22:49:21.96 ID:br6InWgdo
せんせー。ラジ館だけで終わりが見えませんー。
こいつら自由すぎですー。

今日は終わるね?
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/05/20(金) 23:02:08.29 ID:hWA7kSoso
ごめんねー
182 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/20(金) 23:21:36.72 ID:br6InWgdo
楽しく書けてるのでいいんです。

ただ、肉体疲労が…。

明日もドカンと更新予定。
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/21(土) 01:15:00.67 ID:ejtOL0gRo
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/21(土) 07:02:15.57 ID:9duFVWfDO
寝ててリアルタイム逃した……

乙!
185 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 14:06:09.12 ID:1sJi9zHdo
幼女「ここはカードゲーム屋さんか」

男「もう金は無いんだから一旦出ようぜ」

幼女「だいじょうぶだ!」

男「何がだよ」

幼女「おかねがなければ、つくればいい!」

男「危険発言は止めろ!」
186 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 14:08:49.78 ID:1sJi9zHdo
■コンビニ行って来た

男「カードゲームか。俺はやってないんだよな」

幼女「すごく、たのしいぞ」

メイ「この、手に汗握る心理戦。メイド道に通じるものがありますねー」

男「だから何なんだメイド道って」

幼女「うーむ。しかし、リアリティが足りない。ここは【ぐげんか】させるしか」

男「させるな!絶対やるなよ!?」
187 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 14:10:55.35 ID:1sJi9zHdo
幼女「いまのはつげん、フリとみた」

男「フリじゃねぇッ!!」

幼女「だいじょうぶだ!ブルーアイズはさすがにやらない!」

男「…ブルーアイズじゃなくても駄目だからな」

幼女「なぜなら」

男「言わなくていい」

幼女「どこかの【妹】がすでにそのネタはやったからだ!」

男「お前は何でヨソの家庭での事件を知ってるんだ!?」
188 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 14:13:50.05 ID:1sJi9zHdo
幼女「男がそこまで言うなら…」

男「分かってくれたか」

幼女「じゃまにならない、ピクシーをしょうかんしようとおもう」

男「…召喚するな!」

幼女「もうおそい!わーははー!」

男「社長笑い!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ピクシー「カズと私が出る。最高の2トップだろう」

男「名古屋の監督じゃねぇかッ!分かりにくいボケをするのはやめろッ!」

189 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 14:21:05.78 ID:1sJi9zHdo
幼女「なにをいっているのだ」

男「それは俺の台詞だ」

幼女「わたしがマニアックでわかりにくいボケをするのはいつものことではないか」

男「自覚があるのかよ!?」

幼女「しかし、どうしよう。めんどうくさいものをよんでしまった」

男「呼んだのか!?具現化じゃ無くて!?」

幼女「…どうしよう。今は試合中だと言うのに」

男「返してこい!」

メイ「あのぉ。ピクシーって言うのは…?」

男「ドラガン・ストイコビッチって言う」

幼女「うわああああああ!!!やめてほしい!」

男「スポーツ監督の現役時代からの愛称だな。ピクシーと言う」

幼女「ボケをかいせつされるのはすごく、はずかしい!しんでしまう!」

男「愛称をかけたんだな。俺には分かるから安心しろ」

幼女「にゃあああああああああ!!!うわああああああああああああ!!!」
190 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 19:51:22.44 ID:1sJi9zHdo
21時から更新。
191 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 20:58:06.18 ID:1sJi9zHdo
男「ここは模型屋か…」

幼女「すごい!プラモがいっぱいだ!」

メイ「メイドもいますねー…って!」

男「見るな!お前らこのフィギュアを見るんじゃない!」

幼女「このメイドさんのおいろけエロエロフィギュアがどうしたというのだ」

男「見るなって言ってるだろうが!」

メイ「あわわわわわわわ」

幼女「てんいんよ。このフィギュアを1ダースつつんでくれ。メイドへのセクハラにつかう」

男「使うな!!!」

店員「ウィース」

男「そしてアンタは売るなよッ!!」
192 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 20:59:51.90 ID:1sJi9zHdo
幼女「ロボットのプラモもいっぱいあるぞ」

男「…すげぇなぁ」

幼女「やはり、男はロボットはすきなのか?」

男「アニメはほとんど見ないが、単純に格好良いとは思うぞ」

幼女「すきなのか…?わたしよりすきなのか…?」

男「お前はプラモにまで嫉妬するのか!?」
193 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 21:01:08.34 ID:1sJi9zHdo
幼女「そういえばだな。ふしぎなことに気づいた」

男「不思議?」

メイ「確かに不思議ですねー」

男「どうしたって言うんだよ。一体」

幼女「それがだな」

男「あぁ」











幼女「閻魔がいる」

男「何でだっ!?」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/21(土) 21:03:17.39 ID:lJ4y7KKDO
良いのか悪いのかわからんが、クロスとか言いつつ普通に今までの幼女スレだよな。
195 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/21(土) 21:04:58.69 ID:1sJi9zHdo
男「何でお前がこんなところに居るんだ!?」

閻魔「ほへ?あ、男さんじゃないですか。奇遇ですねぇ」

男「奇遇じゃ無ぇよ。質問に答えろって」

閻魔「勿論仕事ですよ?」

男「仕事?」

閻魔「はい!仕事です。男さんの仕事が楽になるようにと」

幼女「ふむふむ」

閻魔「天界の新兵器の研究のためプラモ屋さんにやって来たのです!(えっへん)」

男「だからアニメや漫画に影響されすぎるのは止めろって言ってるだろっ!」
196 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:05:57.25 ID:1sJi9zHdo
>>194
妖怪ワンパターンですから。
人が増えれば安価にいくお。
197 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:08:43.79 ID:1sJi9zHdo
メイ「あら。メンマさんお久しぶりです―」

閻魔「うぅ…昨日会ったばかりな上に、閻魔なのにぃ」

幼女「す、すごい」

メイ「えぇ……」

幼女「なみだで、アメリカンクラッカーを作るにんげんを初めて見た」

メイ「80年代ですねー」

男「だから何でお前らはそういうネタが分かるんだよ!?」

閻魔「男さんも平成生まれですよね…?」
198 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:11:44.66 ID:1sJi9zHdo
モブ(狭い店内で騒ぎやがって)

モブ(しかも幼女二人にメイドさんだと)

モブ(許せん)

モブ(全力で特定だ。電凸だ)

モブ(囲んでやろうぜ…ふへへ)

モブ(でも強そうだぞ)

モブ(じゃあ、家に落書きだ)

モブ(落書きだ)

モブ(落書きだ)

男「お前らはバキの不良かよ!」
199 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:15:13.08 ID:1sJi9zHdo
幼女「男はプラモはつくらないのか?」

男「…人にはな、向き不向きと言う物があってな」

幼女「ぶきようなのか?でも、せつめいしょがあればかんたんだ!」

男「そうじゃない…そうじゃないんだ」

閻魔「い、一体どうしたのですか?」

男「ガキの頃、一度だけ作ろうとしたことがある」

幼女「ふむふむ」

男「出来たのは、プラモ7ケース分の燃えないゴミだった」

閻魔「不器用とかそう言うレベルを遥かに超越してますよ!?」
200 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:16:54.08 ID:1sJi9zHdo
幼女「こんな話をしているあいだに」

男「どうした?」

幼女「メイドがどこかにいった」

男「!?」

閻魔「なんてことしてるんですか!男さん!」

男「お前がこんなところでサボってるからだろうがッ!」
201 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:22:50.71 ID:1sJi9zHdo
幼女「いたぞ!」

閻魔「メイド女さーん」

メイ「あ、みなさーん」(手を差出す)

男「…ったく。あんまりフラフラすんなよ」

(手を掴む)

???「そこの男!」

男「は?」

???「ちょっと―――」

男「あぁん?」

???「殴らせなさいっ!」

男「…な―――あがッ」

バキバキメキメキガシャァァン
202 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:28:24.18 ID:1sJi9zHdo
閻魔「…そんな」

幼女「男っ!」

メイ「あなた……は」











魔王「やっほー。久しぶり」

メイド「魔王様に―――」

戦士「いや、1日しか経ってないような」

メイド「戦士さん!」
203 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:30:10.44 ID:1sJi9zHdo
閻魔「あわわわわわわ!!大変です」

幼女「ああ。これは、きけんだ」

閻魔「建物や模型の修理費は展開の経費から出ませんよ!」

幼女「わたしのポケットマネーも、もうないぞ!」

魔王「……いや、アタシが殺しておいてなんだけど、心配する所、ソコなの?」
204 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:39:20.09 ID:1sJi9zHdo
魔王「まあいいわ。ソコの誘拐犯!ウチのメイド女は返してもらうわよ」

幼女「…ふふふ。そうはさせるものか」

戦士「!?」

幼女「今やメイドは身も心もわたしのもの!そうやすやすと返すわけにはいかない!」

戦士「そう言われてはいそうですか、と引きさがれるか!誘拐犯め」

幼女「ち、ちがう…いまのはわたしの意思ではないんだ!」

戦士「操られてるのか!?」

幼女「たすけて…たすけてほしい…」

戦士「大丈夫だ!大丈夫だからこっちに来るんだ!」

魔王「ちょ…アンタ。罠かもしれないのに」

戦士「何言ってるんだ。こんな小さな子供が罠なんて」

幼女「すきあり!」

ゴォォォォォォォォォォ

戦士「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ」

幼女「ふっ。だいしょうり!」

閻魔「鬼ですね…」

メイ(誤解なのに、止めれそうにないです)
205 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:45:20.29 ID:1sJi9zHdo
魔王「と言うか、アンタら、連れが殺されたってのに暢気なモンねー。隙だらけの戦士にまで手心加えちゃって」

戦士:ピクピク

幼女「だいじょうぶだ!」

閻魔「大丈夫です!」

幼女「なぜなら!」
















男「その位じゃ俺は死なねぇからなぁ?」

メイ(男さんはゾンビか何かなのでしょうか)
206 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:48:03.05 ID:1sJi9zHdo
魔王「あら。頭を吹き飛ばすつもりで打ったのに元気なものねー。戦士より頑丈なんじゃないの?」

男「こう見えても困ってるんだよ。この体質。アンタにぶっ飛ばされて」

男「ショーケースや模型の山をなぎ倒し」

男「壁を突き破り」

男「3階から落ちたと言うのに」

男「無傷なんだからな」

魔王「アンタ本当に人間なの!?」
207 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:57:27.74 ID:1sJi9zHdo
魔王「まぁいいわ。だったらより強力な【黄金の右】を叩きこむだけだし?」

男「ハンッ。やってみろ。だけどよ…俺には見えるぜ」

魔王「あら、何が?」

男「断言…いや、【予言】する」

男「【テメェは、俺に拳を届ける事無く這いつくばる】ってな」

魔王「口だけは達者じゃない、なら、見せてもらおう―――かしらっ!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ピシピシピシピシピシ

幼女「床にひびがはいってるな」

閻魔「何てパワーでしょう!」

メイ「戦士さんー。しっかりしてくださいー」

メキメキメキメキメキメキ

バキッ。ガコン。

魔王「あ」
208 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 21:58:30.74 ID:1sJi9zHdo
幼女「おちた」

閻魔「落ちましたね」

男「こんな建物であんなに暴れたらこうなるに決まってるだろうが」

幼女「男がずのうプレイだなんて」

閻魔「信じられません」

男「…お前らにだけは言われたくねぇ」
209 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 22:01:10.27 ID:1sJi9zHdo
魔王「この…よくもおちょくってくれたわね!」

閻魔「階段から律義に登って来るんですね…」

幼女「いがいと、かわいいな」

魔王「うるさいっ!」
210 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/21(土) 22:08:08.99 ID:1sJi9zHdo
男「幼女。閻魔。分かってるな?」

幼女「もちろんだ」

閻魔「任せてください」

魔王「何の悪だくみ?」

男「いや、別にメイドは返していいんだけどよ。そうもいかない事情があってな」

魔王「誘拐犯がザレゴトを言ってくれるじゃない!だったら力ずくで取り戻すまでよ!」

男「話を聞く気は無し、か。じゃあ仕方ないな」

幼女「そうだな」

閻魔「そうですね」

男「後は警察に任せるぞ」ピョンッ

魔王「飛び降りた――待ちなさいっ!」

閻魔「ではでは。後ほどこの番号に電話下さいねー」ぴょん

戦士「飛んだ!?」

幼女「さらばだ。メイドはいただいていく!」

戦士「連れていかれた!?」

警察「警察だ!動くな!」

戦士「何か来た!?」
211 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/21(土) 22:09:06.33 ID:1sJi9zHdo
終了。
やっぱ昔ほど人いないな。
原因は俺にあるんだけど、これはちょっと寂しい。
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/21(土) 22:16:35.79 ID:aC1ULPkAO


男と国王ラジオの人も乙
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage ]:2011/05/22(日) 00:09:03.88 ID:rbdGIhvTo
みてるけどなんか前ほど面白くない。
214 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 00:37:36.78 ID:UlINz8PDo
それなんだよ。そしてその理由も分かってるのでちょっと考えてる、
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage ]:2011/05/22(日) 00:49:15.07 ID:rbdGIhvTo
>>214
理解してるけど言えないからとりあえずがんばれとだけ言っとく。
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2011/05/22(日) 07:20:55.95 ID:0HpNQS420
もう男とメイドのセックスまで飛んでいいよ
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/22(日) 09:40:22.56 ID:qcpKzLlRo
俺は楽しませてもらってます。相変わらずのぶっ飛びぶりが大好きです


昨日名古屋引き分けたのは幼女のせいかww
218 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 14:43:54.62 ID:UlINz8PDo
■裏通り

男「何が起きたって言うんだ?」

閻魔「困りましたね…」

男「幼女達とはぐれちまったな」

閻魔「そんな事はどうでもいいのです」

男「いいのか!?」

閻魔「壊れた建物の修繕費その他のとこを考えると…頭が」

男「お前はそんな事を考えてたのかよ!?」

閻魔「働いたら負けかなって思ってます(19歳 閻魔)」

男「働け!たまには働け!ナマケモノでももうちょっとはやる気あるぞっ!」

閻魔「何言ってるんですか。子育て中のナマケモノはなかなか凶暴なんですよ」

男「やかましいっ!黙れっ!」
219 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 14:47:14.02 ID:UlINz8PDo
閻魔「これだけ大規模な破壊活動が起きてしまうと…【彼ら】が出てきますね」

男「…自衛隊か?それとも機動隊か?」

閻魔「そんなモノより、もっとタチの悪いものです」

男「タチの…悪いもの?」


モヒカン「ヒャッハー!」

モヒカン「汚物は消毒だー!」


男「ふざけんなっ!どこの世紀末だよッ!返せ!世界観を返せ!」
220 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 14:51:03.46 ID:UlINz8PDo
男「というか、アレは破壊活動で沸いてくる生き物だったのか…」

閻魔「そういうわけではないんですけど」

男「どういうわけだよ」

閻魔「雰囲気作りのために、何かあったら天界から出動するアルバイトさんです」

男「何の雰囲気作りだよ!?無駄だろ!どこをどう取っても無駄しかないだろ!そんな所に金を使うなら俺の給料あげてくれませんかねぇ!!上司様ァァァァァ?」

閻魔「若い時の苦労は買ってでもしr…ぎにゃあああああああああああああああ!!それは苦労じゃないです!アイアンクローですよ!?出ちゃいます!中身出ちゃいます!霊体だけど何か出ちゃいますぅぅぅぅぅぅ」
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 15:00:07.00 ID:PsRVkx0DO
何か変わった。
何なのかは分からんけどふいんきが変わった。
222 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 15:09:35.34 ID:UlINz8PDo
閻魔「早く幼女ちゃんとメイド女さんを探さないと…」

男「あぁ、そうだな」

閻魔「このままでは…大変なことになってしまいますから」

男「あぁ。あんな規格外に追われるんだ。心配だよな」

閻魔「そうじゃありませんよ!」

男「ど、どうした。必死になって」

閻魔「男さんがいない幼女ちゃんなんて…何をやらかすか…」

男「お前、いくらなんでもそんな…」

チュドーン

男「探せ!全力だ!全力で特定しろ!早くあのバカを探せェェェェェェェェェ!!!!」

おとこは こんらんしている。

閻魔「男さんがあわててどうするんですか!落ち着いてくださいよぅ!」
223 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 20:49:36.68 ID:UlINz8PDo
男「一体あのバカはどこに…」

閻魔「完全に自分を見失ってますねー」

男「俺は冷静だ沈着だ新世界の神だ」

閻魔「えーっと」

男「…何だよ」

閻魔「ケータイ。かけてみました?」

男「あ」
224 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 21:23:16.47 ID:UlINz8PDo
幼女「男ーーーーー!!」

男「幼女ォォォォォォォォォ!!」

幼女「あいたかったーーーー!!!」

男「俺もだァァァァァァァァァ!!!」

がしっ!

幼女「もうはなさない!」

男「俺もそのつもりだ!」

シュルシュルシュルシュル

グシャアァァァァァァァァァァ!!!!!

メイ「スクリューパイルドライバー!?」

閻魔「…これは本気で怒ってますね」
225 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 21:25:21.58 ID:UlINz8PDo
メイ「まさかの」

閻魔「まさかの」

男「まさかの」

幼女「ひっさつ!スクリューパイルドライバーがえし!」

男「死ぬかと思ったじゃねぇかっ!日に日に人間を越えていくなお前はっ!」

閻魔(何で無傷なんだろう)
226 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 21:32:08.99 ID:UlINz8PDo
閻魔「彼女たちとは話し合いが必要ですね」

男「メイドの知り合いで間違いないな?」

メイ「はい。魔王さまは私の仕えるお城の主です」

マイ「そして、あのせんしはただのおひとよし」

モイ「われらが戦士四天王でも最弱の男よ」

男「誰だお前ら!?」
227 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 21:55:46.96 ID:UlINz8PDo
■家

閻魔「相手から連絡が来ましたよ」

男「…どうなった」

閻魔「どうやら私達がメイド女さんを誘拐したと思っているようです」

男「完全に勘違いじゃねぇか」

閻魔「なので、話し合いが必要と思い」

男「まぁ、そうだな」

閻魔「男さんの家(ココ)に呼ぶことにしました」

男「待てッ!どうしてそうなる!何故俺の家を戦場に選んだッ!?」
228 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 21:58:46.53 ID:UlINz8PDo
魔王「相手が誤解を解くための話し合いをしようって言ってきたわ」

戦士「罠じゃないのか?」

魔王「Googleマップで見た感じ、普通の一般家屋ね」

戦士「…俺達って昨日まで剣と魔法の世界の住人じゃなかったっけ。慣れすぎじゃね?」

魔王「気にしない気にしない。それにアンタだって」

戦士「あぁ。この世界にこんなにNTR系のエロゲーなるものがあるとは思いもしなかったぜ。おかげで睡眠不足もはなはだ」

魔王「【黄金の右ぃっ】!!」

ゴシカァァァァアン

戦士「ぷべらっ!」
229 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 22:05:31.68 ID:UlINz8PDo
魔王「ある意味、あの底が知れない【大佐】よりは信頼できるかもね」

戦士「確かに、あの男は何考えてるか分かんないからな」

魔王「それに、いくらなんでも、普通の一般家屋に罠を仕掛ける気はないでしょ。メイド女もいるんだし」



閻魔「霊魂さん!早く爆発トラップを仕掛けてください!会談前に戦闘力を完全に奪うのです!」



魔王「それに、おいしいお茶やお菓子を出すって言ってたしね」



幼女「閻魔よ、しびれぐすりはこのくらいでいいか?」

閻魔「全然足りません。男さんが痺れるくらい入れていいですからね」



魔王「ま、いくらなんでも、魔王相手にだまし討ちなんてしないでしょ」



閻魔「いいですか!相手は魔王です!手加減は無用!戦闘力を奪ってから穏便に【お話し合い】をするのです!」

幼女「まかせろ!いざとなったら極大消滅呪文だ!」

男「もがもがもがもが!!!(お前ら!人の家で何好き勝手にしてるんだよ!とにかく縄をほどけ!)」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/22(日) 22:06:19.80 ID:578xYQ+AO
メンマェ…
231 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/22(日) 22:06:23.71 ID:UlINz8PDo
終了。gdgd
232 : ◆rHuwTJzOS6 [saga sage]:2011/05/22(日) 22:37:04.92 ID:u5zz2CWH0
 乙でっすー。
 うちの奴ら、すっかり現代文明に毒されちまって……。
 そして閻魔ちゃんは外道かわいい。

 ああそうだそうだ、連絡する事があったんだ。
 ラジオネタ、第三回投下まではちょいとしばらくかかりそうです。
 ……今思ったんですが、『ちょいと』とか『しばらく』とか、何というか日本語って実にアバウト。でもそこが素敵!
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/23(月) 03:05:49.26 ID:Ynr1+4bTo
>>231
頑張れ乙した
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東地方) [sage]:2011/05/23(月) 19:43:04.82 ID:Qog8JG3Vo

頑張ってくれ
235 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/23(月) 23:31:26.85 ID:xkuo2hY8o
魔王「あるぇー?」

戦士「あるぇー?」

魔王「住所はここで合ってるはずよね」

戦士「多分……」

魔王「じゃあ…」

二人「何、この廃墟?」

男「俺の家がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」

閻魔「けほっ…まさか相手に仕掛けるはずの爆発トラップに私が引っかかってしまうとはおもいませんでした」

男「そのまま消し飛べばよかったのに…そのまま消し飛べばよかったのに…!」
236 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/23(月) 23:37:05.44 ID:xkuo2hY8o
魔王「何が起きたのかしら?」

閻魔「わわわわわ、私は魔王さんたちをお出迎えしようとしたのですが、悪の組織の卑劣な妨害工作で家が爆発してしまったんですよよよよよよぎにゃあああああああああああああ」

じたばたじばたばた

戦士「口を押さえてのたうちまわりだした!?」

幼女「閻魔は、うそをつくと、舌がひっこぬかれたような、げきつうにおそわれるのだ!」

魔王「へぇー」

閻魔「いやいやいや。私達は決して魔王さんを闇討ちしようなんて思っていませんでしたにょあああああああああああああああああああああ」

じたばたじたばた

魔王「へぇー。ところで、この魔王をだまし討ちしようとした【オトシマエ】。どうつける気かしら?」

閻魔「特に考えてません!」

男「…そこは嘘でも考えてろよ」
237 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/23(月) 23:42:36.76 ID:xkuo2hY8o
魔王「で、【話し合い】は大ウソだったわけね。[ピーーー]のは可哀想だから95割殺しくらいで許してあげるわ」

閻魔「95割って10回近く殺されてるじゃないですか!?」

魔王「ウチのメイド女を誘拐したんだから当たり前でしょ。魔王さまの所有物なのよ?」

男「ところで、当のメイドはどこにいるんだよ」

幼女「ちかろうに、らちかんきんしてある!」

男「何でだよ!?何でお前はそう言うワケの分からない方向に物事を進めようとするんだよ!」

幼女「男のこまりがおがみたくて…」

男「こんな時にシナ作っても意味無ぇんだよっ!連れてこいっ!今すぐ連れて来いっ!」
238 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/23(月) 23:43:21.63 ID:xkuo2hY8o
戦士「あー」

戦士「あれー?」

戦士「うーん」

戦士「俺って、空気?」
239 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/23(月) 23:45:51.64 ID:xkuo2hY8o
ブレーキ外した途端これだよ!

終了。
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 01:03:45.22 ID:coZB8W1DO
乙ぅぅぅぅ!

閻魔さん…あんたって人は…
241 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/24(火) 04:09:46.57 ID:Q1qwO3u+o
閻魔「うー。有利な交渉は望めないようです」

戦士「【交渉】の意味を辞書で引いてほしくなるな」

閻魔「すぐにメイド女さんを連れてきますので、少々お待ちください」

幼女「そうだ!」

魔王「何よ?」

幼女「待ってるあいだ、しびれぐすりでも飲むか?」

魔王「飲まないわよ!この子一体どういう教育受けてるのよ!?」

男「うるせぇよっ!俺は俺で毎日命がけなんだよっ!!」

魔王「何でアンタがキレるの!?」
242 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/24(火) 04:19:36.38 ID:Q1qwO3u+o
■つれてきた

メイ「戦士さんっ!」

戦士「メイド女!」

メイ「魔王様も!」

魔王「やっほ。助けに来たわよ」

メイ「その事なんですが……彼らは誘拐犯ではありません」

魔王「……!?」

戦士「そうなのか?」

メイ「はい!建物を破壊したり、私を拉致監禁したり、果ては小さな女の子と、大人の男性とでいかがわしいこともしてるみたいですが、誘拐犯ではありませんよー」

魔王「へぇー」

男「ちょっと待てッ!!その言い方だと俺が破壊まで拉致監禁した上にロリコンの変態みたいじゃねぇかッ!!」

閻魔「違うんですか?」

男「違うわァァァァァァァァ!!!!お前は今まで俺の何を見てきたんだよっ!節穴か!お前の瞳は節穴か!!」

幼女「ちがわないぞ!そのしょうこに、わたしが全裸になると男ははんのうするぞ!!」

男「するに決まってるだろうがッ!!!人様の前で服を脱ぎだすんじゃないっ!少しは恥を知れ!!この変態幼女!」

魔王「反応するんだ。へぇー」

男「そう言う意味じゃねェェェェェェェェ!!!!!誰か助けてくれ!俺とツッコミを変わってくれ!!」
243 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/24(火) 04:31:59.21 ID:Q1qwO3u+o
閻魔「まぁまぁ。お茶でも飲んで落ち着いてください」

魔王「……毒でも入ってるんじゃないでしょうね」

閻魔「そんな、まさかー(入ってるに決まってるじゃないですか)」

魔王「同じポットのヤツ、まずアンタたちの誰かから飲みなさいよ」

幼女「すキアリー!わたしからいただく!」

     キアリー
男「今、解毒って言ったろ!?絶対何か仕込んでるだろお前らっ!!」
244 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/24(火) 04:39:56.25 ID:Q1qwO3u+o
男「どうしてお前らはそうやってもめごとを起こそうとするんだ!」

閻魔「天界の教科書には【魔王は見つけ次第痺れ薬を盛りましょう】って書いてるんですよぅ。私は悪くありません」

男「何で痺れ薬なんだ!?」

魔王「しかも、痺れ薬とか効かないわよ。魔王だし」

男「効かないのかよっ!?天界の教科書、無意味すぎだろッ!!」

男「そもそも、話し合いだろ。何で毒を盛ったり罠を仕掛けたりするんだよ」

幼女「そっちのほうが、ドタバタしておもしろそうだからだ!」

男「お前の存在の方がいろんな意味で面白いわっ!」

幼女「ふふふ。男にほめられてしまった」

男「褒めてねぇっ!」

閻魔「えーっと、私は魔王を見ると痺れ薬を盛りたくなる体質になってしまったので」

男「どんな体質だよっ!!取ってつけたような後付け設定じゃねぇかっ!」

魔王「アンタも大変ね。ロリコンでツッコミだなんて」

男「ロリコンは余計だッ!大変だと思うなら手伝えよ!!」

幼女「たいへんといえば、少したいへんなことがおきてるぞ」

男「何だよ!?もうこれ以上はツッコまねぇからなっ!」

幼女「戦士が、しびれぐすりを飲んで死にかけてる」

男「何やってるんだァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
245 : ◆t7gfNpKsyE :2011/05/24(火) 04:41:18.09 ID:Q1qwO3u+o
変な時間に目が覚めたんで書いてみた。
メンマさんがやりたい放題である。
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/05/24(火) 08:45:21.20 ID:ZHDwvj1Eo
相変わらず フリーダムだなぁ
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/24(火) 08:57:01.29 ID:coZB8W1DO
不覚にも戦士の痺れ薬のくだりで味噌汁吹いた…
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/24(火) 10:58:57.35 ID:UhLTZ2cAO
戦士が戦わずして戦死しそうだ…
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 03:07:50.89 ID:WRLMQHjDO
これって戦死じゃなくね…?
犬死…ゲフンゲフン
250 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 19:35:26.49 ID:OzBwHooco
男「話が進まん!お前ら、いいから座れッ!」

閻魔「仕方がありませんねー」

幼女「だが、ことわる!」

魔王「アタシに命令しないでほしいんだけど?」

戦士「…」ピクピク

男「駄目だこいつら 早くなんとかしてくれ…」
251 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 19:39:40.88 ID:OzBwHooco
幼女「むー」

男「どうしたんだよ」

幼女「男が魔王やメイドにかまってばかりでつまらない」

男「アレだけやりたい放題やっておいてそれかよ!?神か!?神なのかお前は!?」

幼女「まさか、あんなひんぬーに浮気なのか!?わたしのほうがおっぱいが」

男「無い」

閻魔「無いです」

魔王「無いわね」

メイ「無いですねー」

戦士「無いな」

幼女「しょぼん…」
252 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 19:44:35.65 ID:OzBwHooco
閻魔「戦士さんも復活したようですので、お話を進めさせてもらいます」

戦士「メイド女の解放で復活したぜ」

魔王「そのまま寝ててよかったのに……」

戦士「オィィ!?」

男「…もう勘弁てくれ!これ以上グダグダしてると永遠に話が進まねぇんだよっ!頼みますよォォォォォ!!!」

閻魔「泣いた!?」
253 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 19:49:58.69 ID:OzBwHooco
閻魔「えーっと。まずはですね。メイド女さんなのですが、ワケあって返せません」

魔王「ワケってのは?」

閻魔「可愛いからです!」

メイ「可愛いだなんて……そんなー」

幼女「まんざらでも ないようすだ」

男「ツッコまねぇ。ツッコんだから話が進まねぇ」

魔王「可愛いから返せない……それなら仕方ないわね」

戦士「仕方なくないだろっ!?そこは退いちゃダメなところじゃね!?」

男「ツッコむなって言ってるだろうがァァァァァァ!!!!」メキャアアア

戦士「あべしっ!な、な、何で殴られたの!?」

閻魔「この上なく理不尽な暴力を見た気がします…」
254 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 20:45:48.67 ID:OzBwHooco
メイ「でも、私は魔王城のメイドですし……」

魔王「そう言うワケ。そっちの勝手でどうこうとは行かないわよ」

幼女「だいじょうぶだ!」

魔王「いやな予感しかしないけど聞いてあげるわ」

幼女「メイドも、魔王も、戦士も、ウチにすめばいいのだ!」

男「待て」

幼女「そうすればわたしたちに争うりゆうはなくなる!」

魔王「なるほど」

男「だから待てっ!」

幼女「みんななかよし、せかいへいわ!男といちゃらぶ!これでかんぺきあさごはん、だ!」

魔王「それは完璧ね!ホテル代って結構勿体ないし、丁度いいわ」

男「待てと言ってるだろうがァァァァァァァァァァ!!!!」
255 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 20:55:41.73 ID:OzBwHooco
男「そもそも、俺の家は閻魔の暴走で吹き飛んだだろ!?」

幼女「それなら、さっきわたしが魔法でなおした!シュバインのじむしょの時もやったアレだ!」

閻魔「駄目ですよ?幼女ちゃん」

幼女「なにがだ?」

閻魔「その話はブログの読者さんしか分からないじゃないですか」

男「そう言うネタは色んな意味で駄目だろ!?こう言うところでブログとか言うと宣伝乙とか言われるんだからな!」

魔王「アンタがメタなボケしてどうすんのよ…」
256 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 20:58:37.41 ID:OzBwHooco
男「それに、部屋がないだろ。客間とリビングと俺とお前の部屋だけで一杯だろ」

閻魔「確かに…客間に3人をお泊めするわけにはいきませんよね」

魔王「戦士とと同じ部屋なんかにしたら死ぬわよ」

戦士「そんなに嫌なの!?」

魔王「死ぬのは戦士だけど」

戦士「俺!?」
257 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/25(水) 21:04:08.67 ID:OzBwHooco
幼女「場所ならだいじょうぶだ!」

男「俺の部屋は譲らんぞ。あと、お前の部屋を貸して、お前が俺と同じ部屋ってのも却下だからな」

幼女「はっ!その手があったか!」

男「しま…った…!」

魔王「意外とアホよね。この男」

幼女「だが、今回はその手は使わない!」

閻魔「じゃあ、どんな手を?」

幼女「こんなこともあろうかと、ちかをゾウチクしておいたのだ!」

閻魔「それは…ナイスですっ!幼女ちゃん!」

男「…」

戦士「何か真っ白に燃え尽きたぞ!?」

魔王「苦労してるわねー」
258 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 21:09:18.98 ID:OzBwHooco
幼女「と、言う訳でウチにすめばいい!男のごはんはおいしいぞ!」

魔王「それは有難いけど、どうしてアタシ達にそこまで構うのよ。メイド女返して放っておけばいいじゃない」

幼女「だって、3人はだれかに【恋】をしてるだろう?」

戦士・メイ・魔王「!?」

幼女「目を見ればわかる。だったらわたしのナカマだ。だから助ける。おかしいか?」

メイ「いや……その…えーっと」

魔王「なるほどねー。理由は分かったわ」


魔王「だけど、そう言うワケにも行かないのよね」



幼女「どうしてだ?」



魔王「だって――」



魔王「アタシ達が元の世界に戻るためにした【契約】は――」






魔王「そこの男を――」









魔王「[ピーーー]ことだから!!」
259 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 21:09:45.08 ID:OzBwHooco
終了です。
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 21:47:12.89 ID:WRLMQHjDO
おつー。
幼女はどこまでも明後日の方向に突き進むな。
261 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/25(水) 23:26:39.17 ID:N45nzdmyo
幼女にとってフリーダムは最高の褒め言葉らしいですよ?
だけど話が進まなくて泣くのは男と僕です。

そしてみなさん乙とかありがとうございます。
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/05/26(木) 01:10:45.85 ID:GADdV9Pro
sageのほかにsagaいれようぜ
263 : ◆t7gfNpKsyE [sage saga]:2011/05/26(木) 01:14:17.39 ID:mGcYkHlKo
すまない。気をつける。
264 : ◆t7gfNpKsyE [sage saga]:2011/05/26(木) 04:12:00.98 ID:mGcYkHlKo
魔王「でさー、その魔族が言うワケよ。【ワシを誰だと思ってる!】ってさー。知るかっての」

幼女「もちろん魔王はそのおろかものをはりたおしたのだろうな?」

魔王「もちろんよ!アタシを誰だと思ってる、よ!」

幼女「魔王はすごいな!わたしもみならわねば!」

男「…おい」

魔王「へ?」

男「ほんの数レス前に「アンタを殺す事が契約なのよ!」とか言ってなかったか?」

魔王「言ったわよ」

男「だったら何で幼女と意気投合して俺のケーキを食ってるんだよ!」

魔王「んー。あんまり細かい事気にすると老けるわよ?」

男「放っとけッ!!」

幼女「あぁ。わすれていた!」

男「…ンだよ」

幼女「ケーキにもしびれぐすりをいれていたのだった。戦士がまたしびれてる」

戦士「…」ブクブクブク

男「しっかりしろォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
265 : ◆t7gfNpKsyE [sage saga]:2011/05/26(木) 04:17:35.43 ID:mGcYkHlKo
■数時間前■

魔王「……なっ!」

戦士「魔王の拳を受け止めた!?」

男「馬ァ鹿。不意打ちじゃなけりゃそんなモンに当たるかよ」

閻魔「あのぉ」

男「どうした。こっちはシリアス展開で忙しいんだ」

閻魔「誠に言いにくいのですが」

男「何だよ。はっきり言えよ」

閻魔「受け止めた左手、思いっきり脱臼してますけど?」

男「…」

閻魔「…」

魔王「…」

男「……………いや、別に痛くねぇし?全然平気だしな。ところで脱臼した腕ってどうすればいいんだ治せるのか治るのか生まれてこのかたマトモな怪我をした事がないから分からない訳だが」

魔王「断言するわ。この男、意外とアホよ!」

戦士「それ、さっきも言ってなかったか?」
266 : ◆t7gfNpKsyE [sage saga]:2011/05/26(木) 04:20:40.09 ID:mGcYkHlKo
幼女「かいふくならまかせろ!わたしの回復魔法で!」

男「止めろ止めてくれ止めてください」

幼女「うふふふふ。だいじょうぶだ…。失敗しても『太陽の下に出ると灰になる』ていどのふくさようしかないからな!」

男「ふざけるなっ!副作用の結果が人間辞めるなんてあってたまるか!やめろ!こっちに来るな!手をかざすなっ!光を放つなっ!止めろォォォォォォォォ!!」

戦士「妨害しないのか?」

魔王「いや、なんか面白いから」
267 : ◆t7gfNpKsyE [sage saga]:2011/05/26(木) 04:24:24.19 ID:mGcYkHlKo
幼女「さすが男!せいこうりつ50%の壁をこえるとは!」

男「俺は今日ほど神に感謝した事はない」

魔王「終わったのかしら?」

男「まぁ、な」

魔王「じゃあ、行かせてもらうわよっ!」

魔王「黄金の―――」
268 : ◆t7gfNpKsyE [sage saga]:2011/05/26(木) 04:46:27.43 ID:mGcYkHlKo
魔王「―――右ぃっ!」

言うが早いか、魔王の姿がかき消える。

常人には目で追う事すら不可能な速度。

歴戦の勇士であるはずの【戦士:】でさえ、魔王の姿は消えたようにしか映らなかった。

だが――。

男「二度も三度も同じ手が通用するかよ」

いつもの、どこか不機嫌そうな表情を崩さず、軽く払うような動作をする。

魔王「えっ?」

それだけだった。

たったそれだけで、魔王の体は男とは見当違いの方向に逸らされ、吹き飛ぶ。突撃の勢いそのままで。

きりもみ回転をしながら壁を突き破る魔王。それでも勢いは収まらず、隣の部屋に放置された拷問器具に突っ込む。

何故か蝋燭や三角木馬や卑猥な形をした何かが混じっているのは気のせいだろう。

男「パワーじゃ勝てそうに無ぇからよ、頭で勝負させてもらう」

魔王「ちょ…何よ!【技】で逸らしたわけでもなく、【力】で逸らした逸らした訳でもない。一体どんな手品を使ったって言うのよ!」

用途不明の拷問器具から顔を出し抗議の悲鳴を上げる魔王。

男「解説が必要ならいくらでもするぜ。アンタにも必要な知識だ。間違いなく」

男「…だが、条件がある」

魔王「何よ」

男「殴り合いはもう止めだ。勝てる気がしねぇよ」

苦笑を浮かべ、諸手をあげて降参のポーズ。

さらに追い打ち。

メイ「魔王様!お止めください。男さんや幼女さんは恩人なんです!お願いします!」

降参する相手と、メイド女の悲痛な声。

魔王「…うー。これじゃあ、アタシが悪者じゃない!」

もともと乗り気の【契約】だった訳ではない。

魔王「おいしいケーキと紅茶。これで手を打つわ」

もはや、魔王から戦意は失われていたのだった。
269 : ◆t7gfNpKsyE [sage saga]:2011/05/26(木) 04:53:59.10 ID:mGcYkHlKo
変な時間に目が覚めてついうっかり書いちゃったんだってばよ!
さようなら睡眠時間!終了!
そろそろ幼女と閻魔と男の甘くて甘くて甘い日常を描きたいよ!!

幼女「うふふふ…あまいにちじょう…」

男「なんだその笑顔は!?マジで怖ぇよ!!」
270 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/26(木) 05:06:40.80 ID:mGcYkHlKo
せっかくなので上げて仮眠
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/05/26(木) 07:15:09.14 ID:GADdV9Pro
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/26(木) 14:09:12.49 ID:2dHWY5DIO

男が頭を使って逸らした…だと…
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/05/26(木) 14:48:52.71 ID:XQM5J3SCo
なるほど おでこは人体の中でも強度が高いって聞きますから…
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/26(木) 15:40:35.15 ID:/WtMJwlDO
いかがわしい拷問器具は一体誰が誰に使うためのものなのだろうか…?
275 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 12:09:34.16 ID:errs7vfUo
■お茶会

魔王「でさー。さっきの手品、どういうことなのよ」

男「あぁ。説明してやるよ。この世界は【物理法則】ってヤツに支配されてるんだよ」

魔王「なんか聞いた気がするー。ジョーシキとかカガクよね」

男「おう。だから、俺もあんたもこの世界じゃ本気の1割も出せないんだよ」

男「で、それを前提にこの本――俺の教科書を読んでほしい訳だ」

魔王「…読めないんだけど」

男「この本には、こう書いてある。
  「出る力進む力が強ぇえほど 横からの力に弱ぇえってことだ」

  例えば拳銃をぶっ放した時。 
  腹から入った弾丸が横っ腹から抜けたり肩から抜けたり、柔らかい腹の中で様々な影響を受ける時がある。
  時には観葉植物の葉っぱ一枚に軌道を逸らされることがある。

男「つまり、あんたの突進力が尋常じゃなかったせいで、この世界の【物理法則】に従って、簡単に横にそれて吹っ飛んだってわけだ。

魔王「なるほどー。アタシが凄すぎたのが原因ってわけね。科学って面倒ね…」

閻魔(なんか男さんが頭のよさそうな事を言ってるけど、【教科書】ってバキの単行本じゃないですか!?絶対におかしいですよ!?)
276 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 12:18:29.58 ID:errs7vfUo
幼女「閻魔よ」

閻魔「どうしたのですか?」

幼女「こまったことになった」

閻魔「困った事?戦士さんがまた痺れた事ですか?」

幼女「そんなことはどうでもいい。男までボケになってしまったらだれがわたしにツッコむというのだ!」

閻魔「はっ!確かに!」

幼女「男がボケに回ったら、だれがわたしに(ナニを)ツッコむというのだ!」

閻魔「それは困ります!」

幼女「男がボケに回ったら…」

男「どれだけ卑猥なワードを連呼する気だお前はっ!」

幼女「男のシャウエッセンをわたしのこかんにインサートするまでにきまっている!」

男「やかましいわっ!」
277 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 12:26:59.11 ID:errs7vfUo
男「そもそも、何であんたは俺を襲うんだ?」

魔王「んー。アタシ達を召喚した人間が、【帰りたければ男を殺せ】って言ってたから」

男「…誰だよ。そんな恨みを買うような記憶をした事は無ぇぞ」

魔王「何か、【大佐】って名乗ってたわよ」

閻魔「…!!大佐、ですか!?」

幼女「しっているのかライデン」

閻魔「雷電じゃないですよぅ…」
278 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 12:31:28.83 ID:errs7vfUo
男「大佐って、あれだろ。以前沖縄で国際法に反した悪魔召喚を行って兵力増強しようとしてた米兵じゃなかったか?」

閻魔「そう、それです!男さんに野望をつぶされ、軍もクビになったはずですが」

幼女「ちょっとまってほしい」

男「どうしたよ」

幼女「その話は1スレ目の>>781でのはなしだとおもうのだが」

男「お前の言う時間の感覚は時々分からないが多分ソレだ」

幼女「あれは、その場で思いついた一発ネタではなかったのか?」

男「だからそう言う事を言うなって言ってるだろ!!頼むから世界を根本から揺るがすような発言は自重してくれ!!
279 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 12:34:23.82 ID:errs7vfUo
男「でも、別に恨まれるようなことはしてないだろ」

幼女「たしかに、してないぞ」

閻魔「ちょっと基地の一棟を半壊させて」

男「口調が気持ち悪くてムカついたから全裸で歓楽街に放置して」

幼女「ついでに、じたくにたいりょうのじどうポルノ画像をこっそりしのばせたくらいだ」

戦士「魔王だ…魔王並みの外道がいる」
280 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 12:37:35.53 ID:errs7vfUo
戦士「確かによく見ると」

戦士「暴力的で」

戦士「むちゃくちゃ強くて」

戦士「性格悪い」

戦士「魔王が4人に増えた!!」

魔王「誰が暴力的で性格悪くて貧乳で頭悪くて凶暴で邪悪なのよっ!!」

戦士「ぶべらっ!!そこまで言ってな…」

男「こんな貧乳と一緒にするんじゃねぇよっ!」

戦士「あべしっ!」

幼女「セクシーがぬけているぞ!」

戦士「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
281 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 12:40:35.56 ID:errs7vfUo
魔王「…アンタ、今貧乳って言わなかった?」

男「あぁ?別に魔王サマとは一言も言っちゃぁいませんよォ?」

魔王「いい度胸してるじゃない…このロリコン。もう一回壁から外に叩き出してほしいの?」

男「そっちこそまたガラクタの山に頭突っ込みてぇのか?あぁ?」

戦士「やめて!俺を挟んで伝説級の戦いを始めないで!!!!」
282 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/27(金) 12:53:50.16 ID:errs7vfUo
終了

幼女「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」

男「お前は口で効果音を入れるなっ!小学生か!」

幼女「しょうがくせいだ!」

男「…割とマジで忘れてた」
283 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/27(金) 15:54:14.92 ID:errs7vfUo
>>272のIDがかっこいい。

頭を使おうにも男の教科書はバキとJOJOとリンかけ。
悪いのは漫画を持ち込んだ幼女なんです。

>>274
幼女が男に使わせるためなのか。
それとも、幼女が男に使うためなのか。フヒヒ
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/27(金) 17:14:19.96 ID:H2zQUtLIO

あー、IDとか全然気にしてなかったな
折角DIO様IDだったのに…
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/27(金) 17:29:59.92 ID:JnNNORjIO
idは4wdがかっこいいと思うの
286 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/27(金) 19:26:33.68 ID:errs7vfUo
とか言ってたら俺のIDがなんかすっごいエロそうな感じになっていた罠
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/27(金) 19:29:23.99 ID:sgnUJU0AO
エロレス……だと……
288 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/27(金) 21:23:27.46 ID:errs7vfUo
閻魔「まぁ、そんな胡散臭い人の言う事なんか聞かなくていいですよー」

戦士「確かに胡散臭かったよなー」

閻魔「私達の組織が必ず魔王さんたちを元の世界にお返しするので、気楽にお待ちください」

魔王「って、アンタはそもそも何者なのよ」

閻魔「よくぞ聞いてくれました!何を隠そうわたしは閻魔大王。死者の魂を輪廻へ導くやんごとなき存在なのです!」

戦士「胡散臭っ!!大佐より胡散臭いぞこの子!!」

閻魔「…初対面の人間にまで」
289 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/27(金) 21:25:57.40 ID:errs7vfUo
魔王「そんなこんなでこの家に住み着く事になったけど」

幼女「男よ!新しいひっさつわざをおもいついたぞ!」

男「…言わなくていいぞ」

幼女「フィンガー・フレア・ボムズをさらにかいりょうし、両手でつかうひっさつわざだ!」

男「今、夕飯作ってるから、試し打ちなら戦士にやってくれ」

幼女「わかった!」

戦士「ちょっ、やめて!やめて!許して!!!」

魔王「……カオスよねー」
290 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 21:31:55.39 ID:errs7vfUo
幼女「ぺっとをかいたい!」

男「駄目だ」

幼女「どうしてだ!」

男「飽きたら面倒見なさそうだからだ」

幼女「そんなことはない!わたしはちゃんとめんどうをみるぞ!」

男「駄目だって言ってるだろ。そもそも何を飼いたいんだよ」

幼女「じつは、すでにひろってきてしまったのだ!」

男「…何をつれてきたんだよ。犬か?ネコか?それとも予想の斜め上を行ってドラゴンか?」

幼女「このこだ!」


                  ,_
                  / _ヽ
                  ヽ__ソ
                 iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\
          _,、  __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
         ./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
        / / ̄\フ、> 'i |\/ヾ,)) |===i  ("iソ
       <`レ’   i'V ノ | ,,|> "' ヽーソ  | il`i
        i",|-,   ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
        `i"-P   _/ ̄,]|`=,)ー+ー'     `-, ,Y )
        ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ          レレ'
       ∠ニO)ー`    />i |L
               <)_ヘ_(^ヽ
                   ヽ| ~`


男「…」

男「………………………………」

男「……………………………………………」

男「オメガじゃねぇかっ!!!」

幼女「ちゃんと、せきにんをもってかうから!」

男「どんな責任だよ!?ペットとかそれ以前に生物ですら無ぇよっ!!」

幼女「ばんけんにぴったり!へんしつしゃもしょうめつだ!」

男「変質者と一緒に家が消滅するわっ!!」

幼女「ならば、室内犬として」

男「もっと駄目に決まってるだろうがァァァァァァ!返してこい!元の場所に返してこいッッ!!!!」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/05/27(金) 21:33:09.57 ID:7E4gDbAfo
そういや家はどうなったん?
292 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 21:39:06.79 ID:errs7vfUo
>>291忘れてた。

閻魔「幼女ちゃんの〜。マジックコーナー♪」

メイ「ぱちぱちー」

幼女「まず、ハンカチをおく」

幼女「そして、じゅもんをとなえ、1・2・3」

閻魔「な、何と、粉々に砕けた家が元通りに!」

男「何でだよッ!!何でそんな方法で家が元に戻るんだよっ!!ハンカチ関係無ぇじゃねぇかっ!!!」

幼女「タネがわからないからマジックなのだ」

男「お前の奇行はマジックをとっくに超越してるんだよっ!!と言うか、直せるなら昨日の時点で風呂を直せっ!」
293 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/27(金) 21:49:01.13 ID:errs7vfUo
戦士「なぁ、メイド女」

メイ「どうしたんですか?戦士さん」

戦士「俺達って、空気になってないか?」

メイ「メイドは表に出ないものですから。戦士さんには戦士さんの魅力があるのですから、出番とか空気とか気にしないほうがいいですよー」

戦士「そ、そうかな」

メイ「それに……出番が無いほうが戦士さんと一緒にいられますし」

戦士「ん?何か言ったか?」

メイ「い、いえ!!何も!」

幼女「…戦士に極大消滅呪文をしてもいいか?」

魔王「よし、やりなさい。アタシが許可する!」

男「やめろっ!!極大消滅呪文だけはやめろ!!」

幼女「では、【つめたくかがやく息】にする」

男「それなら許可する。やれ」

戦士「何でっ!?」
294 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/27(金) 21:51:43.93 ID:errs7vfUo
とりあえず終わっておくか。

よく考えたらオメガネタは携帯の人は見れないのか。ちょっと失敗したな。
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/27(金) 22:29:44.83 ID:sgnUJU0AO
戦士ェ…
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/05/28(土) 00:47:05.94 ID:Qa+p9cfDo
このオメガは……
297 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/28(土) 00:47:20.64 ID:pV9mbeGpo
需要の無い【男】2枚。

ttp://nullpo.vip2ch.com/ga2887.jpg

ttp://nullpo.vip2ch.com/ga2888.jpg
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 06:12:01.77 ID:HkjHcy7B0
オメガじゃねーかァ!!
299 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/28(土) 12:42:49.59 ID:pV9mbeGpo
【幼女と閻魔と男と】勇者「惚れた」魔王「え」番外編【クロス】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306502164/

魔王様サイドの方がアップを終えたようです。
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東地方) [sage]:2011/05/28(土) 12:46:00.03 ID:K8lDArQfo
幼女がアップを始めたようです
301 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/28(土) 15:28:03.54 ID:pV9mbeGpo
幼女「あぁうぅぅ。雨だ…」

魔王「嫌になるわねー」

戦士「カビが生えるしなー」

男「お前さんって、やたら所帯じみてるよな。戦士なのに」

戦士「パンにカビが生えるのは嫌だなー」

幼女「はっ!パンときいておもいだした!」

男「あぁ、そう言えば一緒にパン作ったよな」

幼女「…パンツはさすがのわたしでもたべないぞ?」

男「俺だって食わねぇよッ!!なんで全力の真顔なんだ!?」
302 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/28(土) 15:33:18.37 ID:pV9mbeGpo
幼女「そう。男といっしょにつくったパンのことだ」

男「だからパンがどうしたんだよ」

幼女「けっしてパンツをたべたわけではない」

男「しつけぇよっ!!古典的なネタ引っ張りやがって!!」

幼女「そのパンにカビが生えてしまったのだ」(しょぼん)

男「…まぁ、そう言う事もあるさ。気を落とすなよ」

幼女「おかげでパンが真っ黄色にへんしょくし、ゲル化してしまった…」

男「何でだよ!?何でパンにカビが生えただけでそうなるんだよ!?どうやったらそうなるのか逆に興味がわいてきたわ!」

戦士「……俺、昨日そのパン食べちゃったんだけど。何これ死ぬの?」

男「お前ってヤツはァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
303 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/05/28(土) 15:36:57.92 ID:pV9mbeGpo
某所で【カビ】と聞いてひらめきんぐ。
戦士はいいなぁ。輝いてる。
304 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/28(土) 16:02:45.18 ID:pV9mbeGpo
戦士「やめて!ちょっと不用意な発言をしただけでヴァイオレンスな行為をするのはやめて!!」

魔王「アンタが悪いんでしょうが」

男「家の中で暴れるんじゃねぇっ!!」

幼女「そうだ。魔王よ」

魔王「ん?どーしたの?」

幼女「ブをヴと表記すると、すごくかっこよくなるとおもわないか!」

魔王「何を藪から棒に。あー、でも確かに。ヴァルキリーとか」

戦士「(助けてくれたのか?)シュヴァインとか」

幼女「男はなにかないのか…」

男「…………………………ヴス」

魔王「(ピクンッ)………………ヴァカ」

男「(ヴチッ)……………………貧乳」

魔王「(ヴィクッ)……………………・ロリコン」

男「ンだとコラァッ!!誰がロリコンだ!もう一遍言ってみろや!このヴォケ女!」

魔王「何度でも言ってやるわよ!この童貞!ヴァラヴァラに引き裂いてほしいワケ?」

戦士「だから俺を挟んで凶悪なバトルを始めるなって!!俺の命がマッハでアヴない!折角幼女ちゃんが助けてくれたのに!!」

幼女(じー)

戦士「ほら、幼女ちゃんも何か言ってくれって」

幼女「……」

幼女(にぱー)

戦士「今までで一番【イイ顔】してるーーー!!!!全部計算か!?計算ずくなのか!?」
305 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/28(土) 16:10:22.01 ID:pV9mbeGpo
魔王「…ぜぇ、ぜぇ。これで1勝1敗6引き分けね」

男「何言ってるんだよ。俺の2勝1敗6引き分けだろ」

魔王「ちょっと…ズルくない!?その2勝目ってぷよぷよじゃないの!?それはさすがにノーカンでしょ!!」

男「何言ってるんだよ。勝負は勝負だろうが」

魔王「じゃあ、アタシだって昨日のチンチロでは…」

男「ふざけんなっ!サイコロの目とか実力とは1ミリも関係無ぇだろうがっ!」

戦士「なあ。メイド女」

メイ「どうしました?」

戦士「なんだかんだで、こいつら、仲いいよな」

メイ「ですねー」
306 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/28(土) 16:15:42.39 ID:pV9mbeGpo
>>304の前に張り忘れ

魔王「しっかし、文字が読めないのは不便ねー」

メイ「確かに…。このままでは料理も作れませんよぅ」

戦士「俺はばっちりだぜ」

魔王「男以上に脳筋のアンタがどうして読めるのよ」

戦士「それはもちろんエロg」

魔王「チェストォォォォォォォォォォォ!!!!」

戦士「ひでぶっ」
307 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/28(土) 16:19:40.65 ID:pV9mbeGpo
幼女「わたしにまかせろ!」

男「…嫌な予感しかしねぇ」

魔王「何?幼女が文字教えてくれんの?男よりはマシそうね」

男「!?」

メイ「そ、そんなヒドい事いったらダメですよぅ。男さんだって頑張ってるんですから」

男「!?」

戦士「…お前は泣いても良い」
308 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/28(土) 16:21:49.54 ID:pV9mbeGpo
幼女「では、いってくる」

男「何処にだ!?」

バタン

キュィィィィィィン。

バキバキバキバキバキ。

ドッドッドッドッドッド。

ズギュゥゥゥゥゥゥゥン。

幼女「おわったぞ!かんぺきだ!」

魔王「あー。文字が読めるっていいわー。あははははははは」

メイ「ですねー。うふふふふふふ」

男「何をやったァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
309 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/28(土) 16:25:38.29 ID:pV9mbeGpo
幼女「なにもやってないぞ!」

魔王「何もやって無いわね」

メイ「なにもやってないですよー」

男「…じゃあ、どんな教育を施したんだよ」

幼女「なぁに、ちょっとわたしのひぞうDVDをみせただけだ」

男「何を見せたんだよ!?ロクなモノじゃなかったらタダじゃおかねぇぞ!」

幼女「【にほんごであそぼう】だ!」

男「…」

幼女「…」

魔王「…」

メイ「…」





男「ンな訳あるかァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

魔王「まさか1時間でマスターできるとは思わなかったわー」

メイ「ですねー」

男「マジかよ!?凄すぎだろ!?NHK教育!!」
310 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/05/28(土) 16:26:09.07 ID:pV9mbeGpo
落ちが弱かったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
終了。
311 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 01:17:33.00 ID:79Yfwgq4o
>>300
その言葉でなんか浮かんだんで幼女が明日主役になります。
オマエノセイダ。
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 05:50:15.56 ID:hAfqi/dDO
絵って1が書いてんの?
313 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:01:22.44 ID:79Yfwgq4o
>>312
全部>>1に決まってるじゃないですか。
こんな僻地のSSのキャラなんて誰がかくねーん。

では、投下開始。
314 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:19:43.94 ID:79Yfwgq4o
■夢■

「ははは。脆いな。お前ら」

尻もちをつき、がたがたと震える男の腕を、僕は軽く、軽く撫でる。

ごきり。

耳に届くのは、奇妙な音。

人の骨が砕けた音。

折れた腕を掴み、開いた窓へ向けて放り投げる。

「本当に、歯ごたえが無い。本当にここは【暴力団】?」

周囲を見渡す。

倒れた人間。壊れた人間。血まみれの人間。

生きているのか死んでいるのかもわからない。いや、興味が無い。

さながらここは地獄。

目に入るものは壊れた人間と、砕けた瓦礫。

耳に入るものは、亡者の命乞いと呪詛。

誰もが僕に怯え、畏れていた。

退屈しのぎにケンカを売ってはみたけど、とんだ拍子抜けだ。

「化け物がァァァァァァァ!!!!」

後ろから火薬の炸裂音。拳銃かな。

既に発射されているみたいだけど、避けるのは容易い。

だけど、僕は――避けなかった。

後頭部に衝撃。そのまま前のめりに倒れこむ。

「ははは…殺った。殺ったぞ」

歓喜の声を上げる銃を撃った男。

死体を確認しようと、倒れた僕のそばへと歩みよってくる。

だけど…。

「それで?」

.・ ・. ・ .・ ・ ・ ・ ・
後ろから聞こえる僕の声。

「え?」

男が疑問の声を上げたと同時。

頭を掴み、そのまま顔面を地面に押し倒す。

ぐちゃり。

人間から出たとは思えないような奇妙な音。

恐らく顔面は潰れ、前歯の大半は【サヨウナラ】していることだろう。

目の前の階段を昇れば最上階。これで【ゲーム】の【攻略】は終わりだ。

だけど。

「そこまでにしてもらおうか」
315 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:20:10.09 ID:79Yfwgq4o
声。女の声だ。

続いて、かつかつと響く妙にリズミカルな靴音。

それは、自信に満ちた、何者にも屈しない響き。

階下で起きた惨状を目の前を飛ぶ羽虫ほどにも気にしない傲慢さを溢れさせ。

惨状を起こした化け物に髪の毛一本ほどの恐怖すら抱かない蛮勇さを隠そうともせず。

そして、肌が痛いほどに――強さを感じさせた。

たった一言と、靴音だけなのに。

「遊びは終わりだ。ガキんちょ」

現れたのは、長身の女性。

ぎらぎらとした赤く派手なスーツ。

長く、艶やかな黒髪。

厚めの唇。
                              かお
化粧気が無いと言うのに、どこか年齢が図れない表情のつくり。

そして、溢れんばかりの殺気。

数瞬、睨み合う。

女の方が僕より身長が高い。そのせいで僕が見上げる形になっているのが少し悔しい。

しばしの沈黙。先に口を開いたのは女だった。



「お仕置きの時間だ」
316 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:23:12.25 ID:79Yfwgq4o
■現実■

起きたら目の前に幼女がいた。

これだけならいつもの事だ。

彼だってそこまで日常化した事柄にツッコミを入れはしない。

だが、今日は【少しだけ】違った。

「#$%&’())(’&%$%&’()!!!」

声にならない叫びがあがる。

今、この瞬間。

幼女は。

寝ながらにして。

彼に抱きつき。

唇を重ねていた。
317 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:28:01.60 ID:79Yfwgq4o
男「何でだァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

叫びながら窓を開ける。

男「何で朝イチからこんな状況に陥ってるんだよォォォォォォォォ!!!」

ベッドに戻り、幼女を抱え上げる。

男「俺を犯罪者にするんじゃ…」

振りかぶり。

男「無ぇッッ!!!」

投げる。

男「…油断もスキも無ぇな。あの馬鹿」

幼女「まったくだ。ゆだんもスキもない」

男「どうやって戻ってきた!?」

幼女「この間、0.2びょう!」

男「意味わかんねぇ…」

318 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:33:45.95 ID:79Yfwgq4o
魔王「ほらー。起きろー。魔王様が直々に起こしに来てやったわよー」

男「あぁ。悪い。ありがとな」

幼女「魔王よ!きいてくれ!」

魔王「どうしたのよ。朝からテンション高いわね」

幼女「男と、ちゅーしたぞ!」

魔王「…」

男「…」

魔王「このロリコンがぁぁぁぁっ!!!」

幼女「ガシッボカッ」

男「朝イチに幼女にキスをされ魔王に殴られ、戦車砲より破壊力のある拳を「ガシッボカッ」で済まされた。こんな日常はもう嫌だ」

魔王「…何書いてんのよ?」

男「…日記」
319 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:37:41.18 ID:79Yfwgq4o
幼女「きのうはおたのしみでしたね」

男「そのセリフはお前が言うモンじゃねぇぞ」

魔王「で、お楽しみだったの?」

男「ンなわけあるかっ!」

幼女「男はてれやの、ツンデレだからいつもそう言うのだ」

魔王「へぇー」

メイ「へぇー」

閻魔「へぇー」

男「もう嫌だ。女って怖い」
320 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:43:05.57 ID:79Yfwgq4o
■あさごはん■

男「と言うか魔王。お前、いくらなんでも俺を殴りすぎだ」

魔王「戦士より壊れにくいんだもん」

男「モン、じゃねぇよ。1マイクロメートルたりとも可愛さは無いからな」

魔王「何ですって…!」

幼女「しかし、強い女性になぐられたりけられたり、ふまれたりするのを【ごほうび】だと思ってるじんしゅも、いるらしいぞ」

男「どこの業界の話だよ!?俺にはそんな趣味は無いっ!」

魔王「…反撃してこないと思ったら、そんな趣味があったワケ?」

男「だから何でお前は幼女の言う事を鵜呑みにするんだよっ!」

変質者「魔王様のご褒美だと!俺によこせ!!」

男「テメェらはどこから沸いてきたァァァァァァァァァ!!!!」
321 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:46:52.09 ID:79Yfwgq4o
男「じゃあ、行ってくるわ」

幼女「わたしもいく」

男「却下。今日は駄目だ。7時には帰るから待ってろ」

魔王「どこか行くの?」

男「バイト。探偵事務所。幼女が無茶しないよう見ておいてくれ」

がちゃん。

ばたん。



幼女「これは、やりほうだいチャンス!」

魔王「ベッドの下のエロ本や!」

幼女「男がじつはわたしのことが大好きなしょうこ!」

魔王「小生意気なアイツを屈服させる弱み!」

幼女「そのすべてをゲットするのだ!」



男「嫌な予感がする。駄目な予感がする。帰ったほうがいい気がする」
322 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/29(日) 17:47:19.04 ID:79Yfwgq4o
しゅうりょう。
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/30(月) 00:45:29.41 ID:C1bet033o
パタリロを彷彿してしまうのは、俺がおっさんだからですね
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/30(月) 00:52:00.95 ID:r8KDWilDO
>>323

おっさんではない私はミカベルのマンガを思い出す。

故に男が杉田とか関智一に聞こえる。
325 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/05/30(月) 05:23:19.28 ID:Anlhezq0o
■そのころ

戦士「でさー」

戦士「お前はいつまでここにいるわけ?」

変質者「デュフッ…そんなの、幼女タンのセクシーショットを撮影するまでにきまってるお」

メイ「へ…」

戦士「変態だーーーーー!!!!」

戦士「いくらなんでもロリコンは犯罪だと思うぞ」

変質者「…幼女だから惚れたんじゃない」

変質者「惚れた女が幼女だっただけさ」

戦士「何かカッコいいこと言ってるーーー!!!」

メイ「あれ?何か落としましたよー?」

戦士「…閻魔ちゃんの写真」

変質者「てへっ★」

戦士「やっぱりただのロリコンだったーーーーー!!!!」

変質者「失礼な事を言うな」

変質者「惚れた女が、二人だっただけだ。これも…運命のイタズラか」

戦士「それはそれで違う意味で駄目だろ!?と言うかお前がイタズラって単語使うとシャレにならない雰囲気があるんですけど!?」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/30(月) 22:04:43.90 ID:E9hh0tn/o
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/01(水) 17:25:03.77 ID:TU05wE+IO
乙様
変質者がついに本領発揮か
328 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/06/02(木) 04:52:40.35 ID:PbP1RWDRo
幼女「ベッドの下にDVDがあったぞ!」

魔王「よくやったわ!こっちは日記帳を見つけたわよ!」

幼女「男の日記…じゅるり」

魔王「ヨダレを拭きなさい…。よし、中身を見てバカにしてやるわよ!」

幼女「よわみをにぎって、体をいただく!」

魔王「えーっと、何々…」

魔王【空は青く、雲は白。太陽の中で花は笑う。愛をささやくかのように】

魔王【風の中で鳥が歌う。世界を祝福するように】

魔王「…見なかった事にしよう」

幼女「はずかしいポエムだった。もちろん録音した」

魔王「…ちょ!?何で!?」
329 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/06/02(木) 04:55:31.41 ID:PbP1RWDRo
魔王「さっきまで仲間だったじゃない!裏切る気なの?」

幼女「ふふふ。わたしはおもしろければなんでもする!」

魔王「なるほど…アタシと同じってワケね」

幼女「ふふふ。そう言うことだ」

魔王「ちなみに、アンタが家探しする様子は小型カメラで録画してるわけだけど。男に見せてあげようかな―」

幼女「は、はかったな!おに!あくま!まおう!」

魔王「ふふふ。何とでも言いなさい」

幼女「しかし、男に痛いことをされるのも大好きなわたしであった」

魔王「駄目だこいつ早くなんとかしないと」
330 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/06/02(木) 11:47:56.16 ID:PbP1RWDRo
■その頃の男

男「家に幼女とメイド女と女魔王いる件について」

上司「それ何てエロゲって言う件について」

男「一週間で三回ほど家が全壊してる件について」

上司「すまないって言う件について」

所長「仕事しろって言う件について」
331 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/06/02(木) 18:10:22.47 ID:PbP1RWDRo
うん。パワーが足りない。
シリアス考えてるため数日休載します。
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/02(木) 19:10:11.15 ID:dLFrhx0X0
楽しみにして待っております故
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/03(金) 02:36:55.94 ID:1B22EZiho
乙した
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/13(月) 09:15:02.87 ID:aDlgaOdAO
新しいの書いてたんだ…知らなかったぜ乙
335 : ◆t7gfNpKsyE [saga sage]:2011/06/13(月) 15:07:50.71 ID:K1xarT4No
男「ただいま」

幼女「おかえり!わたしか?わたしか?それともわたし?」

男「実質選択肢がゼロじゃねぇかっ!」

幼女「あいしてるからな!」

魔王「ボードゲーム?パズル?それとも組み手?」

男「何で帰って早々殴りあわなきゃいけねぇんだよっ!」

魔王「負けっぱなしは性に合わないの」

男「もう嫌この家」
336 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/13(月) 15:10:11.89 ID:K1xarT4No
男「あれ?お前ら…部屋を漁ったか?」

幼女「まさか」

魔王「疑うなんて信じられないわね」

男「悪い。ちょっと違和感を感じてな」

魔王「いいのいいの。誤解は誰にでもあるし」

男「そうか。じゃあ、このバラバラになった机とベッドについて誰か説明をしてくれないか?」

幼女・魔王「戦士がやった」

戦士「俺ェェェェェェ!?」
337 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/13(月) 15:11:09.13 ID:K1xarT4No
幼女「今日はわたしがごはんをつくろうと思う!」

男「…俺が見ておいてやるから変な物作るんじゃねぇぞ」

幼女「まかせるがいい!どんなしょくざいでも、いちげきひっさつ!」

男「誰を殺す気だ!?」

幼女「まずは戦士だ!」

戦士「また俺ぇーーーーー!?」
338 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/13(月) 15:16:34.82 ID:K1xarT4No
幼女「と、いうわけでハンバーグだ!」

男「おう。まず肉に塩コショウを振れ」

幼女「ふふふ…こんなにシオをふいて…やらしい子だ」

男「繋ぎに、卵とパン粉。玉ねぎは…コンソメで炒めたヤツを冷凍してるからそれを使え」

幼女「くちゅっ…くちゅ…ねとっ…びちゃびちゃ」

男「…」

幼女「こんなにべとべとにして…こうしてほしいのか?こうしてほしいのか!」

男「料理する時くらい卑猥ワードから離れろよッッ!!!!」
339 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/13(月) 15:17:20.39 ID:K1xarT4No
男「よし、じゃあ後はよく混ぜるんだ」

幼女「りょうかいだ!」

男(ようやく一息つけそうだな)

幼女「はじけてまざれっ!」

男「何をしてる!?ベジータか!?べジータなのか!?」

ナッパ「何!?べジータだと!一体どこから来たんだ!?」

男「お前がどこから来たァァァァァァァァァ!!!!準レギュラーなのか!?お前は準レギュラーなのか!?」
340 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/13(月) 15:18:04.10 ID:K1xarT4No
ナッパさんに関しては1スレ目参照。
341 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/13(月) 15:19:12.91 ID:K1xarT4No
※ナッパはドクターペッパーをあげたらどこかに行きました

幼女「まざったぞ」

男「後は丸めろ。それだけだ」

幼女「りょうかいだ!」

こねこね

(5分後)

幼女「できたぞ」

男「おう。よくやったぞ。炭にはしてないだろうな」

幼女「もちろんだ!いくらわたしでも火をつかわずに炭はつくれない」

男「…まぁ、そうだよな」

幼女「だが、男の作ったハンバーグとはちょっとちがうんだ」

男「まぁ、形が不格好なのは仕方無ぇだろ」

幼女「そうじゃない」

ハンバーグ「ハンバーグだ。宜しく頼む」

幼女「ほら、ちがうだろう?」

男「違いすぎだよっ!何で喋ってるんだよ!何で金属質なんだよ!?どこをどうやったらこんなモノが生まれるんだよ!?生きてるじゃねぇかっ!生物じゃねぇかっ!お前は神か!?創造主なのか!?」
342 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/13(月) 15:20:06.34 ID:K1xarT4No
幼女「よのなかには、ふしぎなこともあるのだな」

男「不思議すぎて言葉も無ぇよ」

幼女「かってもいいか?」

男「ダメに決まってるだろうがっ!ウチにはハン…バー……グ?を飼う余裕なんて無いからなっ!捨ててこい!食材を無駄にしやがって!」

ハンバーグ「フンッ。人間(ヒト)とは傲慢なのだな。自らの手で生み出したにも関わらず、自らの手でその命を奪うとは。これが人のサガか」

男「…ハンバーグに説教された人類って俺が初めてじゃないのか?」

幼女「よかったな!きちょうなたいけんだ!」

男「良くねぇよっ!レアケース過ぎて脳味噌が耳からはみ出るかと思ったわ!」
343 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/13(月) 15:21:57.60 ID:K1xarT4No
終了です。

>>334
ちょっと放置気味で申し訳ないです。
別スレのせいで頭の中がシリアスでいっぱい。
出来るだけ更新頑張ります。
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/13(月) 20:58:08.24 ID:HXsiDSWD0
おつっしたー
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/14(火) 11:32:33.11 ID:JafZjrIAO
ハンバーグに生命と思考を与えるとは……
こいつ、本当に幼女か!
346 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/14(火) 17:52:02.55 ID:9F3BA/PCo
幼女「ごはんが…」

男「どうするんだよ。食材ダメにしちまったから今日は飯抜きだぞ」

幼女「なぜだ!どうして男はそんなざんこくなことをいうのだ!」

男「一切合財お前のせいだよ!ハンバーグでメタルクリーチャーせいさんしやがって!」

幼女「せいさんではない!」

男「じゃあ創造か!?意味は同じだろうがっ!」

幼女「量産だ!」

ハンバーグ「吾輩はハンバーグである」

ハンバーグ「名前はまだ無い」

男「何でだよ!?何で量産してるんだよ!」

幼女「みんなの分をこねたのだから、こうなるのは あたりまえだろう」

男「さも当然のように言うんじゃねぇよッ!」
347 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/14(火) 17:55:21.83 ID:9F3BA/PCo
男「と言うか、こいつら大丈夫なのか?」

幼女「どう言ういみだ?」

男「お前みたいな邪悪な奴が作った生物なんだから、危険思想とか持ってないだろうな」

幼女「だいじょうぶだ!きっとすなおでかわいい、良い子にちがいない!わたしのように!」

ハンバーグ「うむ。吾輩、世界平和の為に働く所存である」

ハンバーグ「まずは地球の癌である人類の粛清だな」

ハンバーグ「私には 何も 思いだせぬ……。しかし なにを やるべきかは わかっている。
        があああ……! おまえたち にんげんどもを ねだやしにしてくれるわっ!」

男「完ッ全に人類の敵に回ってるじゃねぇかッ!!」
348 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/14(火) 18:00:55.41 ID:9F3BA/PCo
ハンバーグ「まずは男、貴様からだ」

男「うるせぇっ!」プチッ

ハンバーグ「ぐぇっ」

ハンバーグ「軍曹がやられたぞ。気をつけろ!」

男「既に階級が決まってるのかよ!?」

幼女「われながら、すごいものをつくってしまった」

男「黙れっ!作るな!自重しろ!」

ハンバーグ「だが、軍曹が滅びようとも第二第三のハンバーグが」

男「自足歩行も出来ない分際でやかましいわっ!」

幼女「ふむ、ならば動けるようにかいりょうを」

男「余計な事は止めろっ!」

閻魔「あぁっ!ごはんができてないじゃないですか!」

男「お前はいきなり沸いてきて何なんだァァァァァァァァァァ!!!!!」
349 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/14(火) 18:07:18.78 ID:9F3BA/PCo
■地下 魔王軍団の居住区

男「おう。ちょっと良いか?」

魔王「どうしたの?」

男「ちょっとそっちとメシのオカズを交換しようと思ってな」

戦士「おー。それは歓迎だ。男の飯はメイド程じゃ無いにしろかなりウマいからな」

戦士「それじゃあ、こっちはフライドチキンを」

男「じゃあ、こっちはコレだ」

戦士「…何これ?」

男「ハンバーグだ。幼女が作った」

ハンバーグ「我はハンバーグ。生きとし生きるもの全てに仇なす反逆者」

戦士「ちょっと待て!これは何なんだ!?何でメタルなんだ!?どうして悪役っぽいキャラなんだ!?と言うかハンバーグじゃないだろ!?」

男「交換完了だ。俺はこれで。まぁ頑張れ」

戦士「何を!?」
350 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/14(火) 18:10:15.19 ID:9F3BA/PCo
魔王「……どうすんのよ、これ」

ハンバーグ「フンッ!我を物のように交換しおって」

ハンバーグ「ゲギョッゲギョッ」

メイド「フライドチキン、半分近く持って行かれてしまいましたからちょっと足りませんよー」

魔王「こうなったら責任取ってもらうしかないわね」

戦士「そうだな。フライドチキンを返してもらうかー」

魔王「何言ってるの?」

戦士「え?」

魔王「責任もってアンタが食べるのよ!」

戦士「何で!?」

魔王「大丈夫大丈夫。もしかしたらおいしいかもしれないじゃない!」

戦士「嫌だァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
351 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/14(火) 18:11:09.52 ID:9F3BA/PCo
しゅうりょう。
ハンバーグだけで異様にネタが広がった。ハンバーグすげぇ。
352 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/14(火) 18:14:01.16 ID:9F3BA/PCo
この家の食事ローテーション

・男が全員分のごはんを作る日

・メイドが全員分の〜

・戦士が全員分の〜

・チームごとに食事をとる日←今回はこれ
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 22:32:41.52 ID:A7SM5lmLo
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/15(水) 01:44:10.42 ID:OHXuwbvpo
乙した。ハンバーグくいたくなった
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東地方) [sage]:2011/06/15(水) 02:37:58.43 ID:YiGfhrfVo
ハンバーグすごいな…
きっとフライパンは解せぬっていってるんだろうな

356 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/15(水) 18:03:40.64 ID:q3JsIUmZo
男「…あ」

幼女「どうしたのだ?」

男「大切なこと忘れてたんだよ」

閻魔「何がです?」

男「あのハンバーグ、焼いてなかった」

閻魔「…いや、さすがに私でも食べませんよ。あんなの」

幼女「あんなのとはなんだ!いっしょうけんめいつくったんだぞ!」

閻魔「あうあう。ごめんなさい…」

男「まぁ、確かに普通は食わないよな」

閻魔「そうですよー」

???「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ」

男「…」

閻魔「…」

男「今日も平和だな」

閻魔「そうですねー」
357 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/15(水) 18:08:45.49 ID:q3JsIUmZo
魔王「ちょりーす」

男「おう、どうした」

魔王「んー。そこの閻魔ちゃんに用があって」

閻魔「何でしょう?」

魔王「アタシ達の帰還の話ってどうなってるの?」

閻魔「来週、二つの世界が重なる時間があるのでその時に送り返せると思いますよ」

魔王「来週、かー」

閻魔「メールは送ったはずなんですけど」

戦士「エロゲばっかやっててすっかり見逃してたぜ!」

魔王「…」

戦士「む、無言で黄金の右は止めてくれ」ピクピク
358 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/15(水) 18:16:00.18 ID:q3JsIUmZo
男「…熱い」

魔王「この国…蒸し暑すぎるわよ」

男「今年は色々あってエアコン使えねぇんだよ。我慢しろ」

幼女「と、いうわけでせんぷうきをかってきた!」

男「マジか!よくやった!」

幼女「しかも、さいしんしきだ!」

男「最新式?」

幼女「ふふふ。さいしんしきだから、風だけではなくマイナスイオンも出るぞ」

魔王「マイナスイオン?」

男「何か健康にいいらしい。詳しくは知らん」

幼女「ふふふ…出てる。出てる出てるぞ!マイナスイオンが!」

男「いや、見えねぇから。お前には何が見えてるんだよ」

幼女「男には見えないのか?このぬるぬる出ているマイナスイオンが」

男「あぁ、このぬるぬるしたのがマイナスイオンなのか…って何だよコレ!?何で扇風機から粘着質の物体が出てるんだよ!?」

幼女「マイナスイオンだ!」

男「絶対違ぇよっ!返してこい!即座に返品して来いッ!!」
359 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/15(水) 18:23:51.13 ID:q3JsIUmZo
幼女「…マイナスイオンがきもちいい」

男「その粘液質の謎の物体に触れてよく気持ちいいとか言えるなオイ」

幼女「男もいっしょにヌルヌルする」

男「する?じゃなくて【する】かよ!確定事項じゃねぇかっ!断固として断る!」

幼女「そうか、ざんねんだ」

男「あ?今日はやけに引き際が良いな」

幼女「マイナスイオンがふれた床がとけだしたから、男があぶないと思って。わたしは男思いだろう?」

男「とっとと手を放せェェェェェェ!!!溶けてるから!なんかお前スライムみたいになってるから!!」

幼女「うぼぁー」ドローン

男「幼女ォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」

メイド女「大変です!」ガラッ

男「何だよこんな時に!」

メイド女「地下の戦士さんが天井から振ってきた粘液質な何かに溶かされてます!」

男「戦士ィィィィィィィィィィィィィィィ!!」

幼女「しかたない。治しにいくか」

男「元に戻ってるだと!?」

魔王「何なのよこの子…」
360 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/15(水) 18:24:34.09 ID:q3JsIUmZo
今日はこの辺で。皆さんもマイナスイオンに気を付けてください。
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/06/15(水) 19:50:19.19 ID:qkhAdD6M0
はい
362 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/15(水) 19:53:15.12 ID:q3JsIUmZo
男「何でこんなところに!?」

後輩「話は後だよ。さぁ乗って」

男「馬鹿野郎っ。さぁ乗って、じゃねぇだろっ!見つかったら捕まるっての」

男(バイクの二人乗りが許されるのは、免許を取得してから一年以上)

男(十六歳のクロがその条件を満たしている訳が無い。だから)

男「だから、オレが運転する。万が一にも捕まる訳にはいかないんだ」

後輩「さすが僕の天海先輩。惚れ直しちゃうね」

男「…いつからお前のモノになったんだよ」
363 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/15(水) 19:53:44.42 ID:q3JsIUmZo
すまん誤爆った
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/15(水) 23:33:01.37 ID:aGJv6m6AO
乙っ
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/16(木) 15:53:42.31 ID:lOM/6DMdo
乙した
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/06/16(木) 17:19:57.87 ID:mqICUnEdo
>>362
そっちも 貴方だったのかww
367 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/16(木) 19:06:37.76 ID:4A/tK8ifo
男「そう言えば、何でお前はウチに飯をたかりに来るんだよ。たまには自炊しろよ」

閻魔「…それが、できないんです」

男「どうしてだ?」

閻魔「ほら、私って閻魔じゃないですか」

男「一応、そうらしいと聞いている」

閻魔「ど、どこまでも認めない気ですね…」

男「多分、死後の世界でお前に裁かれたとしても認めねぇぞ」

閻魔「あうぅぅ。そ、それはさておき、私は閻魔なので」

男「閻魔だったら何で自炊できないんだよ」

閻魔「ご飯を作ると、うっかり魂を込めすぎて、このように新しい生物を作ってしまうんです」

紅茶「ビチャビチャ」

男「スライムじゃねぇかっ!何で紅茶がゲル化してるんだよっ!?」

閻魔「これも…閻魔に生まれた業と言うものですかね」

男「どれだけ重い業を背負ってるんだよ!?気持ち悪いから捨ててこいッ!!」
368 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/16(木) 19:09:48.04 ID:4A/tK8ifo
男「しかし…閻魔だからって何なんだよ一体」

閻魔「閻魔だから仕方ないんです。そう言うものですよ」

男「…納得できないが理解はした」

幼女「閻魔は閻魔だからごはんがつくれないのか…」

閻魔「そうなんです!仕方ないんです!」

幼女「なるほど。と、なるとわたしは幼女だから極大消滅呪文がつかえるわけか」

男「その理屈はおかしい」
369 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/16(木) 19:12:42.46 ID:4A/tK8ifo
幼女「なら、幼女だからモンスターをしょうかんできるというのはどうだろうか!」

男「どうだろうか!じゃねぇっ!普通幼女はモンスターを召喚も特殊召喚も反転召喚もしねぇんだよッ!」

幼女「むぅ。じゃあわたしは幼女だからシンクロしょうかんにする」

男「するなっ!ぜったいするなっ!これ以上の無茶苦茶は許さんぞ!」

幼女「なら、なにならいいんだ!」

男「何でも駄目に決まってるだろうが!いい加減にお前は常識と言うものを勉強しろ!」

幼女「幼女だからじょうしきをまだおぼえていないのだ!あたりまえのことだろう」

男「お前ってヤツはァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
370 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/16(木) 19:15:22.28 ID:4A/tK8ifo
閻魔「閻魔なので料理がオカルトになります」

男「やかましいっ!そう言いながらコーヒーを入れるなッ!」

メイド女「メイドなので暗殺や潜入任務もこなします!」

男「お前の世界のメイドは絶対におかしい!」

幼女「幼女なので極大消滅呪文をはなつ」

男「止めろ!放つな!大人しくしてろ!」

魔王「…うーん」

戦士「俺達って特にないよな」

魔王「じゃあ、魔王なので戦士を思い切り殴る」

戦士「ぎゃああああああああああああああああああ!!!!」

男「ツッコミが追い付かねぇよクソッタレ!!やってられるかァァァァァァァ!!!」
371 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/16(木) 19:19:40.76 ID:4A/tK8ifo
男「閻魔、お前は俺達と出会う前は何を食ってたんだ?」

閻魔「もちろん、閻魔なので人の生き血を」

男「…」

閻魔「あははは。信じました?」

男「何だ、嘘か。本気で驚いたぞ」

閻魔「人の血をすするのはヴァンパイアじゃないですかー」

男「そうか、そうだよな」

戦士「あれ?でも、閻魔ちゃんって嘘をつくと舌が千切れ――」

閻魔「ちぇすとぉぉぉぉぉぉぉ!!」

メイド女「ファイナルアトミックバスター!?」

閻魔「ちょっと用事を思い出したので天界に帰りますね!では!」

男「ちょっと待て!待ってくれ!待ちやがれ!説明しろ!!」
372 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/16(木) 19:24:16.98 ID:4A/tK8ifo
男「まさか…俺の首筋の傷は」

魔王「なんで今まで気づかなかったのよ」

男「いや、幼女のキスマークか何かかと思ってた」

魔王「ちぇすとー」

男「へぶしっ。気の抜けた声でマグナムばりの拳を叩き込むんじゃねぇよっ!俺じゃなきゃ死んでるぞコラ!」

魔王「つい、手が滑って。てへ★」

男「そろそろテメェとは決着を付ける時みてぇだなぁ、オイ」

魔王「望むところよ…。このロリコン野郎!」

幼女「…男よ」

男「あ?どうした。今忙しいんだよ」

幼女「わたしいがいのおんなに、キスマークをつけられたというのは、どういうことだ?」

男「おい…待て。誤解だ。ちょっと待て。その極大消滅呪文の構えは何だ!?止めろォォォォォォォォォォォォ!!」
373 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/16(木) 19:26:12.24 ID:4A/tK8ifo
本日終了。

>>366
何を言ってるんですか。この>>1がサスペンスものを考える頭を持っている訳が無いじゃないですか。

…冗談はともかく、両方見てくれて光栄です。あっちも宜しくお願いします。
でも誤爆は気をつけます。はい。
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/16(木) 23:21:50.30 ID:h7gB91IAO
閻魔の正体が続々と…
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/17(金) 14:18:44.89 ID:Bi01wWvao
乙した
閻魔たんチュッチュッ
376 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/18(土) 23:28:21.32 ID:w0r4slIzo
※メタ

男「腹減った…」

幼女「おなかすいた」

閻魔「空腹で死にそうです」

男「お前は人間じゃ無いんだからメシなんていらんだろうが」

閻魔「何でごはんがないんですかー!」

幼女「>>1がせんしゅう、やちんの入ったさいふを落としたからだ」

閻魔「やつあたりで私達もご飯抜きなんですか!?」
377 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/18(土) 23:29:18.72 ID:w0r4slIzo
          _,,,,,         ―― |_| |_| >
         /川川ハ        | l ̄ | |    ノ   S
        ///川川lト、      |_| 匚. |   \   S
       (ゞ川从川/_,―' ̄ヽ    | |   ノ    書
     __>ームヾ ̄(  _-、 |  |_|   \   い
    /   |       y-  ノ_|       <   て
    '-,,_ |        |  ムkノ) l_ll_l ,-,    )  る
       "|        |       // /   場
        |         |     匚/   ̄ヽ   合
       |     ___ |              ノ   じ
       r―――"    ‐|  \\     \   ゃ
       |          /     \\   <   ね
       人     乂  /       \\ ノ   え
ニヽ   /  |    ヾ /    ___―― ̄    っ
__\ /  /|     l         ̄ ̄―――__  !
     / /  \\  ヾ                 ν、
 ̄弋二/ ̄|   \\  \   \\            V⌒
 ̄ ̄\\\ ̄\  \\  \    \\
 ̄ ̄ ̄\\\ ̄|   "―_从从     \\
 ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄\    |   ζ      \\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄|    ヾ  \\       \\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\\ ̄フ \\ \\

つまり今日の幼女スレの更新が無い事はこう言う事です。
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/18(土) 23:31:35.67 ID:gFhTAkyfo
御愁傷さま
戻ってくる可能性は低いが警察に届け出出したかー?
379 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/18(土) 23:32:54.05 ID:w0r4slIzo
紙幣が空っぽになった財布だけ帰ってきましたよ!

ワロスwwwwww……ワロス
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/06/19(日) 13:41:56.26 ID:wiSdW8E3o
>>379
頑張ってくれ…
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/20(月) 02:21:34.94 ID:Nmqd+EqSo
むぅ…これはきついな。ドンマイとしか言えん
382 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/22(水) 00:35:45.46 ID:Z8xAAMujo
幼女「男よ!」

男「あぁ?どうしたんだよ」

幼女「今日、学校で「はつでんしょ」についてべんきょうしたんだ!」

男「ほう。で、どうしたんだ?」

幼女「洋上風力発電所についてべんきょうしたのだが」

男「ふむふむ」

幼女「幼女風力発電所というのはどうだろうか!」

男「そもそも幼女風力発電所って何だよ!?」
383 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/22(水) 00:38:57.74 ID:Z8xAAMujo
幼女「幼女風力発電所とは!」

男「いい。言わんでいい」

閻魔「どうせ幼女ちゃんの愛情でタービンを回すとかそういうのですよ」

男「ワンパターンにも程があるぞ」

幼女「そうではない!」

男「じゃあ何なんだよ」

幼女「幼女がじてんしゃでタービンを回すはつでんしょだ!」

男「タダの労働基準法違反はねぇかっ!何だその悲惨な施設は!?どこのスラム国家だ!怖すぎるわッ!」
384 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/22(水) 00:41:59.21 ID:Z8xAAMujo
幼女「だめか…」

男「ダメに決まってるだろうが。お前がメラゾーマでも唱えて火力発電所で働いた方がはるかに世界の為になるわ」

幼女「それは考えたがむりだ」

男「考えたのかよ…。で、何で無理なんだ?」

幼女「【ろうどうきじゅんほう】にいはんしているからに決まっているだろう。じょうしきだぞ」

男「お前が言うなっ!この生きる非常識ッ!1レス前の発言を思い出しやがれっ!」
385 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/22(水) 00:47:47.54 ID:Z8xAAMujo
幼女「幼女風力発電所。いいアイデアだと思ったのに」

男「何がいいアイデアだ。何が」

幼女「すでにけんせつも進んでいたと言うのに…」

男「建設してたのかよ!?今日学校で勉強したばっかなんだろ!?」

幼女「男がダメだというならしかたがない」

男「当たり前だ!日本を世紀末国家にするんじゃねぇっ!」

幼女「わかった。赤字はほぼゼロだからだいじょうぶだ!」

男「【ほぼ】?」

幼女「戦士を沖の方にテレポートさせてしまった。どうやってもとにもどそう…」

男「何やってるんだァァァァァァァァァァァ!!!!」
386 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/22(水) 00:48:21.71 ID:Z8xAAMujo
戦士「ここはどこだろう…」

戦士「水平線しか見えない」

戦士「あ、サメさんどうも。食べないで下さいね」

戦士「いや…景気はあんまり良くないですね。あぁ、サメさんもそうなんですか」

戦士「…」

戦士「遭難中なう…と」ピッ

戦士「…そりゃ圏外だよな。ハハッ」

戦士「………ハハッ」
387 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/22(水) 00:49:02.51 ID:Z8xAAMujo
終了。
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/22(水) 03:20:22.30 ID:v5DdWkDFo
乙した

幼女ふぅ…力発電だと!
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 16:54:34.55 ID:6XMdIMyIO
そのサメ実は…
390 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 14:14:03.93 ID:mswKVEaMo
戦士「第1回。異世界交流チキチキ        料理対決〜!」

魔王「ドンドンパフパフー」

男「…マグロ漁業から帰ってきたと思ったら何なんだいきなり」

戦士「サメの元から命からがら帰ってきた人間に向かって酷い言いようじゃないか!?」

男「料理対決は良いとして、チキチキ、の後の『間』は何だ?」

戦士「チキチキ暗黒地獄死亡遊戯料理対決〜!」

男「何だソレ!?やらねぇぞ!絶対俺はやらねぇぞっ!」」
391 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 14:19:39.31 ID:mswKVEaMo
戦士「えー。やらないのか?」

男「やらん。そんな物騒な物」

幼女「なら、わたしがやろう。男はしんさいんだ!あいじょうりょうりを『あ〜ん』してやろう」

男「あ。急に宇宙からの電波を受信してバイトに行かなければいけなくなってしまった」

戦士「そんな事は言わせないぜ!」

男「力ずくで止めようとでも言うのか?」

戦士「サメから助けてくれた人から聞いたぜ。お前に言う事を聞かす方法をな!」

男「何でだよ!?サメと俺の共通点がどこにもないだろうがっ!魚類に知り合いはいねぇぞっ!?」
392 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 14:22:06.87 ID:mswKVEaMo
戦士「この料理対決に参加しないと…毎晩枕元にオバケをけしかけるぞ!」

男「……!?」

男「い、いや、別に勝手にすればいいんじゃね?お、お、おばけとか怖くねぇし?みたいな?」

魔王「…惚れ惚れするほどの童謡っぷりね」
393 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 14:25:22.80 ID:mswKVEaMo
男「オイ…お前が送ったのって、海じゃなくてプールじゃねぇのか?」※前スレ参照

幼女「テレポートはいまだみかんせいの魔法。生きててんそうできただけでもキセキみたいなものだ」

男「答えになってねぇよ。いっそのこと次元の狭間に消し飛ばしてやればよかったのに」

戦士「…何か酷い事言われてる気がする」

男「この分だとマジで何らかの幽霊を借りてきてる可能性があるな」

戦士「さぁ、どうする!参加するか、しないか…選ぶんだ!」

男「…やってやる。やってやるよ!」

閻魔「ごはんと聞いて」

男「もうツッコむ気すらわかねぇ」
394 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 14:29:48.63 ID:mswKVEaMo
魔王「それではぁぁぁぁぁ!第一回異世界交流!チキチキ暗黒地獄死亡絶望料理対決を始めるわよー!」

男「タイトルがより物騒になってやがるッ!」

魔王「審査員は――」

戦士「いつも酷い目にばかりあってるんだから、たまにはおいしいものを食べてリフレッシュしたい!自分へのご褒美の為に大会を開催した主催者、戦士だ!」

魔王「そして――」

閻魔「ごはんの為ならコキュートスをも越えてくる!地獄の支配者、閻魔です!」

男「あー。帰りたい。全力で帰りたい」

メイド女「男さんの家、ここじゃないですかー」
395 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 14:40:33.59 ID:mswKVEaMo
魔王「そして…この戦いに参加するクッキングファイターの紹介よ!」

魔王「エントリーナンバー一番!家事だけではなく戦闘もこなす万能メイド!魔王軍筆頭家事司令、メイド女だァーーーッ!」

メイ「え、えーっと。宜しくお願いしますっ!」

魔王「エントリーナンバー二番!頑丈さだけなら戦士以上!と言う事は戦士いらなくね?ロリコンの腐った高校生、男だァーーーッ!」

男「誰がロリコンだコラァァァァァァァァァァァァ!!」

戦士「…今、さらっと酷い事言われたような」

魔王「そして、飛び入り参加!存在そのものが正体不明、必殺魔法で全てを蹴散らす漆黒の妖精、幼女だァーーーーッ!」

男「止めろォォォォォォォォォォォォォォ!!!」

戦士「止めてェェェェェェェェェェェェェェェ!!!」

閻魔「許してくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

魔王「そして、その幼女とコンビを組む更なる飛び入り参加者!」

男「誰だ!?女か!?係員か!?変質者か!?」

魔王「その経歴は一切不明!」

男「だから誰だよ!?」

魔王「男のバイト先の上司…ポワ…じゃなくて女探偵だァーーーーーッ!!!」

男「…」ダッ

探偵女「男君が逃げたわよっ!」

幼女「だいじょうぶだ!すでにこの家は捕獲トラップだらけだ!」

男「…」プラーン
396 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 14:41:59.28 ID:mswKVEaMo
終了。
勢いだけで書き始めた料理対決片が今、始まる。

いきなり出てきた女探偵って誰なんでしょうねー。
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/25(土) 18:29:58.41 ID:B4M4I1JAO

探偵女って誰なんでしょうかー
それより審査員みんな死ぬんじゃ…
398 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 23:57:49.16 ID:mswKVEaMo
戦士「俺は審査員を止めるぞ魔王ぅぅぅぅぅ!!」

魔王「えー。却下」

戦士「!?」

幼女「わたしはいっこうにかまわん!」

男「俺も構わんぞ」

魔王「仕方ないわねー」

戦士「よし…命だけは助かった!」

幼女「戦士がさんかとなると、ほろぼしがいがある…うふふ」

戦士「滅ぼし甲斐!?ちょ……料理対決だよね!?」
399 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/25(土) 23:58:40.48 ID:mswKVEaMo
閻魔「じ、じ、じゃあ私も対決に参加しますよ!」

男「却下」

魔王「駄目」

幼女「だが閻魔、おまえはだめだ」

閻魔「何でですか!?」
400 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:06:05.71 ID:z+Yv7oSeo
魔王「うーん。審査員が足りないから呼んできたわ」

魔王「急遽参加の特別審査員!三つの顔は神の舌…変質者だァーー!」

変質者「フヒヒヒヒ…女の子の手料理…タマランス…」

男「本気でテメェらはどこにでも沸いてくるな!?」

魔王「男も若干二名混じってるけどいいの?」

変質者「あ、拙者BLもいけるんで」

男・戦士「止めろォォォォォォォォォォォォ!!!」

探偵女「失礼ね!女の子もいるわよ、ここに」

変質者「あぁ拙者、年増は視界に入らない仕様になってr…ギャアアアアアアアアアア」

男「人の家で何やってるんだ!?」

探偵女「え?気円斬よ?」

男「さらりと言うなっ!」

幼女「…男がかまってくれない」

男「知るかッ!!!」
401 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:08:48.91 ID:z+Yv7oSeo
魔王「そしてェェェェェェ、さらに審査員の追加だァー!」

魔王「通りすがりの一般人、男の学校の同級生。青年だァー!」

青年「え?あ?う?な、何で僕こんなところにいるの?」

男「逃げろォォォォォォォオォォ!!何やってるんだよ!民間人だけは巻き込むなよ!この人の命を何とも思わない悪魔め!魔王か!お前は魔王なのか!?」

魔王「魔王よ」

幼女「大魔王だ」

男「……そうだった。すまん、青年。お前の命は守れなかった」

青年「拉致られたと思ったら死の宣告!?どう言う事!?ねぇ、どう言う事なの!?」
402 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:11:28.41 ID:z+Yv7oSeo
魔王「以上、三名の生贄が審査員となります!」

青年「生贄!?」

男「…犬に殺されたと思って諦めてくれ」

青年「噛まれたじゃないの!?」

魔王「それでは…」

魔王「クッキングファイトォォォォォォォォ!!」

魔王「レディィィィィィィィィ……」

魔王「ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
403 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:13:32.52 ID:z+Yv7oSeo
幼女「イオナズン」

探偵女「ベギラゴン」

チュドーン

戦士「ぎゃあああああああああああああああああああ!!」

男「何で開幕早々攻撃呪文を発動してるんだよ!?」

幼女「ファイトと言っていたではないか」

男「だからと言って攻撃するなよ!?せめてルールは守れッッ!」

魔王「攻撃OKよ。ファイトって言ったじゃない」

男「もう嫌だァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
404 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:16:18.32 ID:z+Yv7oSeo
戦士「…」ピクピク

幼女「まだ生きていたか。メラゾーマ、マヒャド、ドルモーア」

戦士「…」

幼女「これでよし!」

男「良くねぇよっ!いくら戦士でも殺しちゃ駄目だろ!?」

戦士「……人を勝手に殺さないで欲しいんですけどー」

男「生きてた!?気持ち悪ッ!!」

戦士「ひでぇ」
405 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:17:49.84 ID:z+Yv7oSeo
男「…もういいや。料理しよう」トントン

幼女「うにゅー」

ぎゅぅー。

男「…」トントン

幼女「ぎゅー」

抱きー。

男「…なぁ」

幼女「なんだ」

男「料理しろよ」

幼女「わたしは料理をするより、男が作るのを見てるほうが好きだ」

男「理屈が通用しねぇ」
406 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:21:38.73 ID:z+Yv7oSeo
青年「えーっと」

青年「料理対決をしてて」

青年「探偵女こと僕の姉さんと、幼女ちゃんがコンビを組んでいる」

青年「そして僕は審査員」

青年「……あれ、僕、死ぬの?」

幼女「何を今さら」

青年「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
407 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:26:44.19 ID:z+Yv7oSeo
メイド女「フンフフーン♪」

トントン

幼女「…こちらもぼうがいせねば」

探偵女「妨害は任せたわよ。私は料理を担当するわ」

幼女「こうげきはまかせろー。バリバリ」

男「やめてー」(棒)

幼女「メラ!」

メイド女「ルールルー♪」サッ

幼女「よけた…だと。ならば、メラストーム!」

メイド女「ルルルルールールールールールー♪」サッサッサッ

閻魔「…まさかアレは、メイド道奥義、メイドバリアー!」

変質者「知っているのか雷電」

閻魔「メイド道の深淵まで入り込んだものが使えるMのフィールド。家事をしている限りあらゆる攻撃から身を守る効果があると言います」

男「ツッコまねぇ。もう絶対にツッコまねぇぞ」
408 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:31:24.17 ID:z+Yv7oSeo
魔王「さて、選手にインタビューをしてみましょう」

魔王「メイド女は何を作ってるの?」

メイド女「えーっと、魔界のガルベゴロゾフ諸島の伝統料理、ゲルベバビバモッチョです」

青年「何それ!?食べるの僕なんだけど!?」

メイド女「まさかこっちの世界でグルメタソとゲペルニゲルムーチョが手に入るとは思わなかったので、嬉しいんですよー」

青年「ゲペルニゲルムーチョって何!?」

メイド女「仕上げに使うズットロモカゼペペガルヴァドロゾフロンムチョーゲは売って無かったから、この料理特有のジョフォゲ感が出せないのは残念なんですけどね…」

青年「無視!?ねぇ、無視!?だからズットロモカゼペペガルヴァドロゾフロンムチョーゲって何さ!?聞いたこと無いよ!?」

男「よく言えるな…お前」

青年「そんなところで感心されても!?」
409 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:36:08.86 ID:z+Yv7oSeo
魔王「次は探偵女、幼女ペアね。えーっと…何……作って…」

探偵女「炭よ!」

幼女「炭だ!」

魔王「…」

青年「…」

閻魔「…」

変質者「…」

魔王「他には?」

幼女「いのちにかかわるカンジの炭だ!」

探偵女「食べただけで発狂するほどの炭スープよ!」

閻魔「…あっ!青年さんが逃げました!」

男「追えェェェェェ!!!道連れだァァァァァ!!」

戦士「逃げるなァー!!」

青年「逃げるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
410 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:37:29.15 ID:z+Yv7oSeo
幼女「だいじょうぶだ!」

青年「何が!?」

幼女「ここのヒモをひっぱると」クイッ

青年「…」プラーン

幼女「ほかくかんりょう!食材ゲットだ!」

青年「!?」

探偵女「あら……おいしそう」ジュルシ

青年「!?」
411 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:38:42.01 ID:z+Yv7oSeo
魔王「で、男…アンタは何を作ってるの?」

男「カップラーメン」

魔王「…」
412 : ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/06/26(日) 00:39:17.44 ID:z+Yv7oSeo
とりあえず終了します。
色んな意味でやりたい放題。
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/26(日) 01:42:10.02 ID:h1VtFaKJo
乙した

探偵女の方も読んでるから直ぐわかったぜ
414 : ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/06/26(日) 01:53:54.09 ID:z+Yv7oSeo
まぁ、許可得てないんですけどね。
事後承諾事後承諾。既成事実既成事実。
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/26(日) 11:36:16.49 ID:HN5bj4cAO
事後許可事後許可
青年がいい具合に不憫
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東地方) [sage]:2011/07/15(金) 00:26:12.80 ID:Ul82zCA5o
もう三週間も音沙汰なしなんて…
餓死しそう
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 05:35:47.02 ID:VylnZ8Ieo
>>1はとある長編を完結させた後事故で死にました。
出来が良かっただけに残念です。

冗談はともかくブログによると、長編完結後本当に事故って怪我したらしいよ。
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 12:08:28.89 ID:5VavLgRDO
ならば私が続きを書こう
419 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/07/16(土) 13:01:12.12 ID:wKqA4pS9o
男「人間を食材にするのだけはやめてくれ」

幼女「うー。男がいうならわたしはガマンする」

男「おう。聞き分けがいいな。偉いぞ」

幼女「ふふふー。わたしもせいちょうとじちょうをするのだ!」

探偵女「だが私は自重しない」

青年「イヤァァァァァァァァ!ケダモノォォォォォォォォ!!!」

男「そこは空気読めよ!読んでくれよ!」

探偵女「空気読むくらいならエロマンガ読むわよ!」

男「何でそこでお前がキレるんだよ!どう考えてもおかしいだろ!?」
420 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/07/16(土) 13:03:31.99 ID:wKqA4pS9o
男「全く…幼女でさえ成長するってのに…」

幼女「ちなみにせいちょうはせいちょうでも」

男「二次性徴とか言ったらブン殴るからな。割と容赦抜きに」

幼女「…」

男「…」

幼女「がっこうの性教育をひていするとは…男はどうやらテロリストがんぼうでもあるようだな」

魔王「あー。こんな犯罪者の家に居候してるなんて失敗したカモ」

探偵女「まさか男君がそんな人だったなんて」

男「どうして俺が叩かれてるんだ!?」
421 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/07/16(土) 13:08:11.34 ID:wKqA4pS9o
幼女「にじせいちょうだってしてるんだぞ!ほら、さわればいい!」

男「何でだよ!?料理しろよ!料理!」

幼女「男をわたしごのみにりょうりするのが人生のもくひょうだ」

男「全然上手い事言ってないからな!?何だそのドヤ顔!殴りてぇっ!全力でブン殴りてぇっ!」

幼女「それに、探偵女がすでにりょうりをしているからな!」

探偵女「できた!冷ややっこよ!」

冷奴「ゲギョッ!ゲギョッ!」

http://nullpo.vip2ch.com/dl.php?f=ga4019.jpg

男「破ぁーーーーー!」

青年「寺生まれってスゴイ」

男「誰が寺生まれだっ!お前までボケ出したらツッコミが追い付かねぇんだよっ!」
422 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/07/16(土) 13:09:48.96 ID:wKqA4pS9o
男「今のは何だったんだよ!」

探偵女「冷奴よ」

魔王「冷奴ね」

戦士「冷奴だな」

メイ「冷奴ですね」

男「俺がおかしいのか!?」
423 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/07/16(土) 13:11:16.52 ID:wKqA4pS9o
幼女「だいじょうぶだ!」

男「何がだよ」

幼女「いくらなんでもわたしはアレは冷奴ではないとおもう」

男「お前に同意されると途端にアレが冷奴に見えてきた」

幼女「…むぅ。なぜだ」
424 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/07/16(土) 13:21:35.81 ID:wKqA4pS9o
魔王「あー。言い忘れてたわ」

男「何だよ」

魔王「ここの水でカップラーメンを作ると爆発するから気をつけなさいよ」

チュドーン

男「…何だよ。っつーか先に言えよこの野郎」

男「とっさに戦士に投げつけたから無傷だったものを。俺じゃなかったら死んでたぞ」

戦士「…」ピクピク
425 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/07/16(土) 13:25:48.15 ID:wKqA4pS9o
男「仕方ねぇな。じゃあ、真面目に作ってやるか。俺がやらないと死人が出そうだしな」

戦士「…」ジトー

男「メイド女も魔界の郷土料理とか言うワケの分からん物作ってるし」

戦士「…」ジー

男「幼女と探偵は問題外だし」

戦士「…」ジィィィィィ

男「戦士は死んだし…」

戦士「…もういやこの世界」
426 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/07/16(土) 13:27:32.59 ID:wKqA4pS9o
魔王「なに言ってるのよ」

戦士「何だよー。俺はもう限界なんだよー。帰りたいよー」

魔王「だから何言ってるのよ」

戦士「こんな目にあったら帰りたくもなるだろ?」

魔王「いや、だから…」

魔王「帰った所でアンタの扱いはこんなもんじゃない?」

戦士「もういやだぁぁぁぁぁぁぁ!!死んでやるゥゥゥゥゥゥ!!」
427 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/07/16(土) 13:30:45.47 ID:wKqA4pS9o
閻魔「早まらないで下さい!」

戦士「止めてくれるのか?」ウルウル

閻魔「私の仕事が増えるじゃないですか!死ぬなら向うの世界で死んでください」

戦士「何この人悪魔?」

男「似たようなもんじゃね?」

幼女「あと、さすがのわたしもザオリクはつかえないので、死んだらそこで本当におしまいだぞ」

戦士「え?マジ?じゃあ死ぬのやめるわ」

男「ヘタレすぎるだろ!?死ぬ死ぬ詐欺か!」
428 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/07/16(土) 13:35:43.64 ID:wKqA4pS9o
青年「…あのー。皆が騒いでる間に姉さんは黙々と料理を量産してるんだけど」

魔王「おぉっと!探偵女選手!これはポイントが高い!」

変質者「数も重要な採点基準ですからね」

魔王「ところで、これは何と言う料理なのでしょうか」

探偵女「ミサイルよ!」

男「どうやったら料理がミサイルに変化するんだ!?」

探偵女「いや、最初からミサイルを組み立ててたわよ?」

男「せめて料理をしろ!料理を!プラモじゃねぇんだぞッ!!」
429 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/07/16(土) 13:37:18.65 ID:wKqA4pS9o
腕が痛い。終了。
お久しぶりです。待ってた人ごめんなさい。
シリアスをずっとやってたので久々過ぎて勝手が分からんです。はい。

バイク事故で今、僕は脳だけ培養液に浸かっている状態ですが書けるだけ書いていきます。
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/16(土) 19:15:43.36 ID:RebZHOfAO
冷奴……?
冷奴の定義ってなんなんだ……

お大事にな!
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/31(日) 15:45:10.60 ID:m/+enpsFo
うぉ・・・お大事に
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/08(月) 10:01:59.10 ID:c0cnJKEqo
待ってます
433 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/13(土) 18:46:44.08 ID:Z/FL0Vllo
魔王「えー。それでは一区切り付いたようなので、しゅーーーりょーーーー!」

魔王「まずは戦士から!」

魔王「だけど残念ながら戦士は死亡!死因は爆死!」

戦士「…」ピクッピク

男「幼女のメギドラオンをモロに喰らってたからな…」

幼女「クッキングバトルはひじょうなのだ」

魔王「そして男の料理は――!」

男「カップラーメンだ」

閻魔「酷すぎませんか!?食べるのは私なんですよ!」

男「お前、【ひどい】なんて言ってもいいのか?」

閻魔「どう言う意味です?」

男「この後あるのは探偵女と幼女の【料…理…?】だぞ」


閻魔「わー。わたし、かっぷらーめん。だいすきー」

幼女「閻魔の目がうつろだ」

探偵女「何でかしらね!」
434 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/13(土) 18:49:23.02 ID:Z/FL0Vllo
魔王「そして、メイド女は…」

メイ「ガルベゴロゾフ諸島の伝統料理、ゲルベバビバ…へぶしっ」

男「舌を噛んだ!?」

青年「衛生兵ー!衛生兵ー!」

幼女「よんだか?」

男「お前だけは例え瀕死の重傷になったとしても呼ばねぇよッッ!!!」
435 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/13(土) 18:51:53.97 ID:Z/FL0Vllo
魔王「と、言う訳でメイド女も失格よ!」

青年「待って!!料理出来てるよね!?名前は恐ろしいけど、ほかほかの香ばしい肉…?料理がそこにあるよね!?」

幼女「クッキングファイトは」

探偵女「非情なのよ」

男「…何でお前らはそんなに息がぴったりなんだよ」

幼女「前世で」シャキッ

探偵女「親友っ!」シャキーン

男・青年「だめだこいつはやくなんとかしないと・・・」
436 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/13(土) 18:57:05.05 ID:Z/FL0Vllo
魔王「そしてそして、青年に質問よ。どっちの地獄から見たい?」

青年「地獄なのは確定なの!?」

男「地獄以外に何があるって言うんだよ」

青年「えーっと、煉獄?棄権したいんだけど…」

閻魔「…却下だ。喰らえ。…お前達煉獄の修羅が飢えから逃れ生き延びる術は他には無い」

青年「何この子怖いよ!?飢えてないし、食べた方が死ぬと思うよ!?」
437 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/13(土) 19:01:29.82 ID:Z/FL0Vllo
幼女「ではわたしからだ!」

青年「聞かれたのに選択権が無いの!?」

幼女「まずわたしのりょうし!それは…」

青年「それは…」

幼女「炭だ!」

青年「炭はもういいよッ!食べ飽きたよ!」

幼女「それも、そんじょそこらの炭ではない。こうきゅうな炭だ!」

青年「炭の何が高級なの!?」

幼女「げんざいりょうに、松坂牛をつかってみた…えぐっ…それがこんな炭に」

青年「泣くならやらなきゃいいのにっ!」

男「…お前が居れば俺、いらなくね?」

青年「男君は男君で何で落ち込んでるの!?」

閻魔「さぁ、早く味見してください!」

青年「いやだァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/14(日) 12:10:42.63 ID:E6Rmfvuuo
おおおキテター*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
439 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 13:59:54.12 ID:ezdSxC3co
魔王「そして、特別ゲスト…家の前を通りかかっていた探偵女の料理は――」

探偵女「N2時限爆弾よ!爆発まであと1分!」

男「お前は一体何と戦うつもりなんだよ!!使徒か!?使徒とでも戦争をするつもりなのか!?」

青年「何でこの人を料理対決に連れてきたんですか!!」

男「そうだよ!責任取れよクソ魔王!…って」

幼女「魔王ならにげたぞ。暑いのイヤダーって」

男「ふっっっっざけんなァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

青年「暑いで済むの!?ねぇ、暑いで済むの!?」
440 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:01:42.17 ID:ezdSxC3co
男「…何気にメイドだけは連れて行ってるんだよな。あの魔王」

戦士「何気に面倒見がいいのか?その優しさの1ミクロンでも俺に分けてもらえれば」

男「分ける必要が無い」

幼女「わけるいみがわからない」

閻魔「戦士さんに分けるくらいならミミズに分けます」

戦士「ひでぇっ!ミミズだってアメンボだってスライムだって生きてるんだぞ!?」
441 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:05:46.40 ID:ezdSxC3co
青年「そ、そうだ!作った姉さんなら止め方が分かるかもしれない!」

閻魔「…もういませんよ」

男「あのクソアマァァァァァァァァァァァ!!!」

青年「姉さんの事をクソアマって言うなァァァァァァァァッッ!!」バキィ

男「なんでそこでお前がキレるんだよ!意味わかんねぇよっ!」バキッッ

青年「…がはっ」

閻魔「わぁ!拳で語る男の友情ですね!」

男「やかましいわっ!」

幼女『ちなみにわたしは空の上から高みの見物としゃれこんでいる』

男「何でだよ!?ここは地下室だろ!?遠隔視に浮翌遊にテレパシーかよ!?お前は一体何者なんだ!」
442 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:07:41.23 ID:ezdSxC3co
青年「爆弾をチェックしては見たけれど…まさか、ね」

男「・・・まさか」

青年「うん、まさかだよね」

閻魔「そんな・・・まさか」

戦士「何がだ?」

「「「爆弾から赤と青のコードが伸びてるなんて」」」
443 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:08:52.89 ID:ezdSxC3co
男「料理対決が爆弾解除ドラマになっていた。何を言ってるかわからねーと思うがおれにもわからねー」

戦士「どう言う事なんだ」

青年「頭がどうにかなりそうだよ」

戦士「だからどう言う事なんだ?」

閻魔「で、誰が着るんです?」

戦士「何で無視なの!?ひどくね!?」
444 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:12:45.55 ID:ezdSxC3co
戦士「なるほど、どっちかを切れば止まり、どっちかを切れば爆発するのか」

男「あとカウント10。1カウントが妙に長いなこれ・・・」

青年「ゴチャゴチャやってるあいだに逃げてればよかったんじゃ…」

男「言うな。言わないでくれ」

閻魔「で、誰が切るんです?この中で運がよさそうな人って・・・」

青年「…」←不幸体質

男「…」←どう見ても幸運は寄って来ない

戦士「…」←芸人体質

閻魔「…」←芸人体質2

男「…遺書でも書くか」

青年「諦めた!?」
445 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:14:37.10 ID:ezdSxC3co
男「チッ、仕方無ぇな。俺がやる。お前らは逃げろ。カウント1まで粘ってから切るから、少しでも遠くにな」

青年「男くん…」

戦士「男…」

閻魔「さすが主人公ですね」

男「うるせぇよ。早く逃げろ、カウントが進まない内にな。今がカウント7。あと3分はあるはz」









男「待てコラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
446 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:16:06.47 ID:ezdSxC3co
青年「早く、早く切って!」

男「わ、分かった!恨むんじゃねぇぞッ!」

閻魔「大丈夫です!赤と青のコードは生存フラグです!」

戦士「そうなのか?でも、これ、後ろから紫色のコードが10本くらい伸びてるんだけど」

男「え?」チョキッ

閻魔「え?」

青年「え?」
447 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:16:35.12 ID:ezdSxC3co





























幼女「メイドひろった」  ど完。
448 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/14(日) 14:17:15.73 ID:ezdSxC3co
     *      *
  *     +  いくらなんでもうそです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 17:16:24.29 ID:u7ZcqLBFo

 , -┴- 、
./,-、,-、,-ヽ ,-‐‐‐-、
   |   .|.    |
   ‐――|‐┰┰‐|――‐
   |   .|( ̄ ̄)|  それからどしたの?
   〇ニニ|/TTTヽ|ヽ、
   J    |LLLLLl|`〇
     ( ̄ ̄)―( ̄ ̄)
      ̄ ̄    ̄ ̄
450 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/15(月) 00:16:16.01 ID:b/coTzcao
男「なぁ…」プスプス

青年「…うん」アフロアフロ

閻魔「えぇ…」コンガリ

戦士「…あぁ」ボロボロ

男「いくら良い落オチが思いつかなかったからって爆発オチは無いと思うんだよ」

幼女「だが、けっこう長くやっているが、ばくはつオチは初めてだぞ!」ピンピン

男「ツッコむ気にもなれねぇ」バタン
451 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/15(月) 00:17:13.11 ID:b/coTzcao
料理バトル編。終了。
452 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/15(月) 01:01:50.68 ID:b/coTzcao
幼女「妹がほしい!」

男「ンだよ。藪から棒に。親に頼め。親に」

幼女「むりだ」

男「…じゃあ諦めろ」

幼女「だから男にたのんでみたのに、なぜわたしのきもちをわかってくれないのだ!」

男「何で妹がほしくて俺に頼むんだよ!?」
453 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/15(月) 01:05:11.84 ID:b/coTzcao
幼女「よくかんがえたらだめだった…」

男「よく考えなくても駄目だろ。俺に頼んでも何も出来ん」

幼女「そうではない」

男「じゃあ、どう言う意味だよ?」

幼女「男にたのんでも、できるのはいもうとではなく、むすめだった」

男「頼んでも娘はできねぇよっ!作らねぇよっ!」

幼女「なぜだ?」

男「何故って…その、あの、それはあれで…」

幼女「ふっ…いい年をして淫行も言えないとは、これだから童貞は」

男「う、う、うるせぇ馬鹿ッ!」
454 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/15(月) 01:08:09.84 ID:b/coTzcao
幼女「うー、どうしよう」

男「どうしようもねぇよ。諦めろ」

幼女「…こうなればわたしが作るしかないか」

男「おい、やめろ。お前が言うと冗談に聞こえないんだよ。マジで人工生命体《妹》を作りかねないんだよ!」

幼女「何を言っているのだ?じょうしきてきに考えてそんな事ができるわけないだろう」

男「やかましいわっ!空中浮翌遊しながら常識って単語を口にするな!」

幼女「わたしはじんこうせいめいたいなどつくらない!」

男「じゃあどうするんだよ」

幼女「妹型アンドロイドを・・・」

男「止めろッッ!!」
455 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/15(月) 01:09:23.98 ID:b/coTzcao
男「駄目だ駄目だ。これ以上ウチに変な物を増やす事は許さん!」

幼女「たしかにそうだな」

男「分かってくれたか」

幼女「うむ。これいじょうキャラを増やすと>>1がスレを投げ出してしまうからな」

男「だからそう言うフレーズは言うなっていつも言ってるだろうがッッ!!!!」
456 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/15(月) 01:18:49.42 ID:b/coTzcao
本日終了。
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 01:48:39.18 ID:QhMgpQiJo

体は回復したか?
458 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/15(月) 02:15:12.06 ID:b/coTzcao
ありがとー。体は治ったけど、しばらく何も書いてなかったせいで勝手が掴めんが頑張るぜ。
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/15(月) 08:42:57.65 ID:qUjnP/yDO
復活か。待ってたぞ
460 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/15(月) 21:21:09.54 ID:b/coTzcao
男「ゲームか。早く寝ろ。体調悪くすんぞ」

幼女「男よ」

男「あ?」

幼女「今、パーティがひん死なのだがラストエリクサーをつかうのはもったいないと思わないか?」

男「あぁ。そうだな。俺もソーマとか世界樹の葉とかはどうしても最後まで使えないな。だけど全滅しそうなら使っていいんじゃねぇのか?」

幼女「そう・・・なのだが」

男「だが?」

幼女「今のわたしみたいにポーションを飲んでおなかを壊したりしないだろうか。ゲームが始まった時に手に入れたエリクサーなのだが」

男「ポーションって…ソレはFF7ポーションじゃねぇかっ!5年前だぞ!?何で飲んだっ!?」

幼女「HP回復したくて・・・」ピーゴロゴロ

男「大ダメージ喰らってるじゃねぇかっ!病院行くぞ病院!」

閻魔「うぅーーー」ピーゴロゴロ

男「お前もかァァァァァァァァァァァ!!!」
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/15(月) 23:17:40.23 ID:1GBDRWhAO
男さん…過労死しないのか不安…
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:32:31.67 ID:RMdeGNv2o
家にエリクサー残ってるの思い出したわwwwww
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:33:25.72 ID:SdImvx+ro
7ポーションどころか12ポーションが箱単位で眠ってる俺の家って・・・
464 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/17(水) 12:04:43.76 ID:jKOPEaujo
男「ったく…。それだけ古いモン飲んだらハラ壊すに決まってんだろうが」

閻魔「し、失礼ですね…。私はポーションなんて飲んでませんよぅ。うぅ」

男「じゃあ、何でお前はそんな事になってるんだよ」

閻魔「戸棚にあるお団子を男さんに黙って勝手に食べただけです」

男「それはゴキブリ避けのホウ酸ダンゴだよッ!どんだけ食い意地張ってるんだお前は!?」

閻魔「紛らわしいモノを置かないで下さい!」

男「何でお前はそこでキレるんだ!?そもそも人の家の物を勝手に食うな!この食いしん坊大将軍!」

閻魔「せめてシスター味っ娘と呼んでほしいものですね」プルプル

男「意外と余裕そうだな。お前は別に見てもらわんでもいいな」

閻魔「ひ、ひどい!鬼!悪魔!閻魔!ロリコン!」

男「閻魔はお前だろうがっ!」

幼女「やはり男はロリコンか」プルプル

男「黙れ!このフリーダム幼女共!」
465 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/17(水) 12:06:15.86 ID:jKOPEaujo
魔王「どうしたのよ。こんな夜中に」

男「馬鹿どもが馬鹿なモン食って腹下したんだよ」

魔王「あら。奇遇ね。ウチの二人もダウンしてるのよねー」

男「どうしたんだ?夏カゼか?」

魔王「んー。何でかしら。ポーションならみんなで飲んだんだけど」

男「もういい。犯人は分かった」
466 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/17(水) 12:08:34.07 ID:jKOPEaujo
男「…チッ。この時間にやってる病院は無いな」

閻魔「そ、そんなワケないじゃないですかー!」

男「いや、無ぇぞ。ほら、見てみろ」ペラッ

閻魔「…って、動物病院のページじゃないですか!人を何だと思ってるんです!?」
467 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/17(水) 12:15:02.14 ID:jKOPEaujo
幼女「男よ・・・」

男「どうした?辛いか?」

幼女「うん…すごく。つらい。くるしい…。さむい。たすけて・・・」

男「待ってろ。すぐに病院に連れて行ってやるから」

幼女「びょういんより、ぎゅーってしてほしい。さむいんだ」

男「で、できるか!!」

幼女「おねがいだ。おねがいだから…」プルプル

男「…」ギュッ

幼女「男に…ぎゅーってされたからかいふくした」

男「強がるな。待ってろすぐに病院に電話を」

幼女「だいじょうぶだ!今じぶんで【解毒魔法(キアリー)】をかけたからな!」シャキーン

男「しまった!ハメられたッッ!」
468 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/17(水) 12:20:18.84 ID:jKOPEaujo
幼女「ふふふ。これで男がロリコンと言うことがしょうめいされた!しょうこもバッチリだ!」

男「何の証明と証拠だ!?」

幼女「そこのビデオカメラだ!」

男「ふざけんなァァァァァァ!!没収だ!没収!」バキッ

幼女「あぁっ!真っ二つにはかいされてしまった!」

男「フッ。壊してしまえば証拠など無いからな」

幼女「くっくっく。残念だったな男よ!そのカメラはこわれたハヘンの分だけ増えるとくべつせいのカメラなのだ!」

カメラ《カサカサカサカサ…グチャッ…ネチャネチャッ……・モコモコモコモコ》

男「気持ち悪ッッ!カメラなのか!?これは本当にカメラなのか!?」

幼女「日本のぎじゅつりょくはせかいいち!」

男「やかましいわっ!勝手に日本を醜悪な異形テクノロジーの最先端に祭り上げるんじゃねぇっ!」
469 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/17(水) 12:25:09.19 ID:jKOPEaujo
男「全く、心配させやがって」

幼女「おこっているのか?」

男「怒っちゃいるけど、それより何とも無くてよかったって方が強いな。ったく。もう馬鹿な事はするんじゃねぇぞ」

幼女「心配…。ごめんなさい」

男「謝れるんならそれでいい。早く寝ろ」

幼女「わかった。ところで…」

男「どうした?添い寝ならしねぇぞ」

幼女「そうではない」

男「じゃあ、何なんだ?」

幼女「閻魔がいきをしていない」

男「閻魔ァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
470 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/17(水) 12:27:57.77 ID:jKOPEaujo
おわり。頑丈だから死なないよ。多分……多分。

女神転生で最後までソーマが残っているのを見て思いついたネタ。
7ポーション?美味しく飲んだし、ドクペにも混ぜたし、料理にも使いました。
何故か緑色のドクターペッパーと、緑色のお好み焼きになりましたが。
12ポーションは普通においしいから駄目です!…何が駄目なのか自分でも分からん。
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 12:40:05.48 ID:RtuvvhHCo
友人とディシディアポーション白黒とエリクサーと健康食品混ぜてラストエリクサーを作ったはず……
友人よ、俺飲んでないぞ……
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/08/17(水) 15:18:51.78 ID:LwzKU4gpo
>>471
飲んだ時の記憶が消し飛ぶとか どんな劇薬作ってんだwwww
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 16:11:44.27 ID:XdBa2S7DO
なんで青いもんドクペに混ぜたら緑になるんだ…?
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 18:27:10.35 ID:s/ow0L43o
>>472
材料を二人で集めて作るのは友人に任せたんだ
あれどうなったんだろう……
475 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:00:09.27 ID:oKsh3BFQo
※なおった

閻魔「男さんは酷過ぎると思うんです!」

男「何がだよ」

閻魔「私に対して冷たすぎです」

男「どこがだ?」

閻魔「え?」

男「毎日毎日何も言わずにメシを作り、お前の無茶な仕事を命がけでこなし、仕事のせいで出席日数足らずに留年しそうになったり」

男「……そんな俺の何処が冷たいか言ってみろ?」

閻魔「…」

幼女「わたしといんこうしないところ」

男「何でお前が割ってくる!?」
476 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:05:41.13 ID:oKsh3BFQo
閻魔「そうだ!男さんが私の言うとおり優しくなる方法を考えつきましたっ」

男「無駄だと思うが聞いてやる」

閻魔「拘束し、縛りつけ、暗闇の中で三日三晩《閻魔ちゃんに優しくなりなさい》と囁き続けるんですっ」エッヘン

男「ほう。洗脳か。お前にしてはいい案じゃねぇか」

閻魔「でしょう?」

男「ちなみに、俺はお前に洗脳なんか使わなくても言う事を聞かせれる訳だが?」ポキポキ

閻魔「ごめんなさいごめんなさい。土下座して靴を舐めるので許してください」

男「垂直落下式に卑屈になった!?」
477 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:09:03.32 ID:oKsh3BFQo
男「靴も何もここは家だろうが。俺は素足だ」

閻魔「そういえばそうでした。じゃあできませんね!だから許してください」

男「やっぱお前殴るわ」

閻魔「け、警察を呼びますよ!?」

男「閻魔大王が警察頼りかよ!?全力で情けないなお前!」

幼女「ふむ…」

男「お前はお前で何だよ」

幼女「男が足を舐めてほしいのなら、わたしがいくらでもするというのに」

男「や、止めろッ!近付くな!靴下を脱がすな!止めろォォォォォォォォォォ!!!」
478 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:12:17.45 ID:oKsh3BFQo
幼女「だめか」

男「駄目に決まってるだろうが!」

幼女「なぜだめなんだ!いんこうではないから合法だぞ!」

男「お前の基準がわからねぇよっ!それにアレだろ。舐めた後どうせ18禁展開にでも持って行くつもりだろ!」

幼女「いくらわたしでも、そこまで深くはかんがえていない!」

男「威張る事なのか!?」

幼女「…そうだ」

男「何だよ」

幼女「そうだ。そんな「話だけでも聞いてください」と言ってさいしゅうてきに浄水器を売りつけるサギしのようなことはしない!」

男「人聞きの悪い事言うなッ!俺が詐欺師みたいだろうがっ!」

幼女「もしいんこうをするなら、力ずくでするにきまっているだろう?こんなふうに」ゴゴゴゴゴ

男「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
479 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:14:40.27 ID:oKsh3BFQo
閻魔「…」

男「黙ってないで止めろよ!」

閻魔「…男さん。私に幼女ちゃんを止めれると思いますか?」

男「全てを諦めた口調だと!?」
480 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:16:54.71 ID:oKsh3BFQo
10分後

男「ぜぇ…ぜぇ…」

幼女「…はぁ、はぁ」

閻魔「息が荒いですよ?」

男「あ、当たり前だ」

幼女「あんなにはげしくするから…」

男「何でだよ!?何で《事後》みたいになってるんだよ!?俺はなにもしてねぇぞッ!」

閻魔「そうですか…。これはやっぱり警察ですね」

男「やかましいわっ!目の前で見てたお前の口からどうしたらそんな台詞が出るんだよ!?」
481 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:21:44.90 ID:oKsh3BFQo
閻魔「何を言ってるんですか男さん!」

男「お前が何を言ってるかわからねぇよ!」

閻魔「私は目の前で見てたんですよ?男さんの行為を」

男「あぁ、そうだろうよ!楽しそうになァ!」

閻魔「だから、私が警察に証言する事は全て真実になるんです…!どんな事でも!」

男「なん・・・だと・・・?」

閻魔「ふふふ。男さんが日常を送れるのもこれまでです。大人しく私に優しくするか、逮捕されるか――へぶしっ!!」

男「…生まれて初めて女に暴力をふるってしまったぜ」

幼女「てんじょうに顔面だけつきささる閻魔大王(幼女)と言うのはSS界はじまっていらいだぞ!よかったな閻魔!」

閻魔「よくないれふ」ピクピク
482 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:26:32.82 ID:oKsh3BFQo
男「それにだな」

閻魔「なんれひょう」

幼女「なんでしょう、と言っているぞ」

男「俺が逮捕されたらお前はどうするんだ?」

閻魔「ふぁい?」

幼女「はい?と言っているぞ」

男「分かるからお前は変な通訳をせんでもいいっ!」
483 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:28:57.54 ID:oKsh3BFQo
男「俺が居なくなったら、お前は飯はどうするんだ?また天界のクッソまずい社員食堂か?」

閻魔「…!!」

幼女「男よ」

男「何だよ。話の途中に」

幼女「男が天界にいったことなんてきいたことがないぞ!どういうことだ!うわきか!?うわきなのかっ!?」グスッ

男「あぁ!もう面倒臭ぇっ!話が1センチたりとも進まねぇだろうがっ!時速500メートルか!?ゲートボール場に足を運ぶジーサンか!?」
484 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:32:14.45 ID:oKsh3BFQo
男「それに…お前、俺が居なくなったら《天界探偵》の仕事はどうするんだよ?」

閻魔「…!!」ピクピクジタバタ

男「月間70匹の妖魔妖怪退治。お前の力でできるとは思わねぇぞ?」

閻魔「・・・!!」

男「それでもお前は無実のオレを通報するのk」

閻魔「すいませんでしたー!」バビューン

幼女「天井につきささったじょうたいからのジャンピングどげざとは…うでをあげたな」

男「…何の腕だよ」
485 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 02:33:47.20 ID:oKsh3BFQo
本日終了。

ポーションカクテル飲んだ>>474の脳が余りの恐怖に【忘れ】る事を選んだんだよ。

ポショのみ焼きもドクター・ポーションも緑になったんだから仕方ない。
486 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 13:08:05.73 ID:oKsh3BFQo
閻魔「男さんが居なくなったら私は…私は…!」

男「飢えて死ぬしかない、と」

閻魔「はい!だから私を見捨てないで下さい!」

男「だがよ、お前は俺と出会う前は天界のメシを食ってたんだろ?」

閻魔「……一度《肉の味》を覚えてしまうと、知ってしまうともう【戻れ】ないんです」

男「グリズリーかっ!お前は人の味を覚えたグリズリ―か!怖いわっ!」

閻魔「だからぁぁぁ。足舐めでもフライングライトニングスピン土下座でもするので許してくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

変質者「「「「「閻魔たんの足舐め……だと」」」」」ガタガタガタガタッッ

男「何か今日は多いなお前らッッッ!?」

幼女「せつめいしよう!変質者はレスの数に反比例してふえるのだ!」

男「そんな理由で増えてたまるかッッ!!」
487 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/20(土) 13:08:32.78 ID:oKsh3BFQo
1ネタだけ。むしろペロペロしたい
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/20(土) 14:35:27.24 ID:y/+xx/FPo

>>485昔ハイポーションと言うものを作った馬鹿が居てだな…
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/20(土) 15:57:17.93 ID:6WIN6DFAO
これはまた夜に来るフラグですね分かりますペロペロ
490 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 18:33:02.52 ID:oKsh3BFQo
男「毎度毎度お前らは人の家に勝手に上がり込んで来て…。どうやって入ってきた!」

変質者A「それは拙者が答えましょう…デュフフ」

男「事と場合によっては通報な」

変質者A「黙秘権を行使するでござる」

男「…言わなかったらこの場でテメェの三つの頭が潰れたトマトみたいになるからな」

変質者B「さぁ、早くいうんだお!僕は逃げるお!」

男「テメェはその潰れたトマトを掃除する役だから逃がさねぇよ」

変質者「「げ、外道!犯罪者!」」

男「犯罪者はお前らだろうがっ!何で俺の周りには毎日毎日【お前が言う名のコーナー】が開催されてるんだよ!?」
491 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/20(土) 19:26:13.79 ID:oKsh3BFQo
男「そう言えば…お前ら8人くらいいなかったか?」

変質者「「いましたが、何か?」」

男「…殴りてぇ。その喋り方、血管が原子分解しそうなほどにイラッと来るな」

変質者「「サーセンwwwwwww」」

男「…」ギリギリギリギリ

変質者B「やめて!!!そんなにキツく締められたら…」

閻魔「男さんはきっとこう言いたいんですよ。何でさっきまで8人いたのに二人に減ってるのかって」

男「そう、その通りだ」

幼女「それならわたしが知っている!」

幼女「レスが2ついたからだ!はんぴれいするといっただろう!」

男「意味分かんねぇよ!!出たり消えたりコイツらは一体何でできてるんだ!?」
492 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/21(日) 01:38:14.04 ID:Z9DPmVGEo
幼女「そう言えば」

男「何だ?」

幼女「さっき、男は「女の子に暴力を振るったのは初めてだ」と言った」

男「あぁ。なんぼなんでもガキに手は出せんだろ」

幼女「わたしは1スレ目のさいしょの方で、ぼうりょくをふるわれたぞ?」

男「…そうだったか?」

幼女「バシルーラ!とさけびながら、まどから思い切りなげとばされた」

男「…」

幼女「わたしは上空3776メートルまで飛ばされ、もどってくるのがたいへんだった」

閻魔「富士山の標高!?」
493 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/21(日) 01:44:31.13 ID:Z9DPmVGEo
幼女「あれはどうしてだ?わたしは何のへんてつもないただの幼女なのに、ぼうりょくをふるわれたぞ?」

男(…マズい。これはかなり怒っている目だ)

男(下手な言い訳は極大消滅呪文が直撃する…。いくら俺でも流石に死ぬぞアレは)

男(想像しろ。シミュレーションしろ。高校生探偵のように頭を働かすんだ)



ケース1(本音)

男「いや、あの時はお前を人間だとはとてもじゃないが思っていなかった」

幼女「【極大消滅呪文】」



ケース2(嘘で誤魔化す)

男「あれは…不幸な事故だった。俺の中のもう一人の邪悪な俺が…」

幼女「男はわたしにウソをつくなと言うのに、男が嘘をつくのか?」

男「…」

幼女「男が……そんな人間だとは思わなかった…!!【極大消滅呪文】!!」



ケース3(謝る)

男「すまない…あの時は悪かった。詫びはする。だから許してくれ」

幼女「ならばいんこうだ!さぁ、はやく!いますぐ!」

男「何でそうなるんだよ!?」

幼女「…わびというのは、嘘だったのか?わたしにウソをつくなと言ったのに(以下省略)」



男「……全てのケースにおいて絶望しか残されていないだと!?」
494 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/21(日) 01:47:33.81 ID:Z9DPmVGEo
幼女「どうした男よ?」

男「いや、その…だな」

幼女「ちなみに、男がそうぞうしたケースはすべて大正解。ひゃくてんまんてんだ!はなまるをあげよう」

男「だから人の心を勝手に読むんじゃねぇッッ!」

幼女「さぁ、どうする!大人しくわたしにおしたおされるか、いのちを失うか!」

変質者「「淫行でお願いします」」

幼女「【極大消滅呪文】」

バシュッ

男「殺りやがった!?」
495 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/21(日) 01:51:18.56 ID:Z9DPmVGEo
魔王「あぁ!もう、夜中に煩いわね!」

男「あぁ、すまん」

戦士「近所迷惑も考えた方がいいぞ」

男「…」

戦士「どうしたんだ?」

男「お前誰だっけ」

戦士「ひどくね!?さすがにそれはひどくね!?」

男「いや、何かお前の姿、5日位見てない気がして…」

戦士「料理大会があったのは昨日なんだけど!?おかしくね!?」

幼女「そうだ。5日まえなのではない」

男「…そう、だっけか?」

幼女「45レスぶりだ!」

男「何処の世界の基準だそれは!?」
496 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/21(日) 01:59:30.58 ID:Z9DPmVGEo
男「しかし、何で久しぶりな感じなんだろうな」

戦士「何か最近…俺達出番が少ないしな」

幼女「わたしは理由を知っている」

戦士「そうなのか!?教えてくれ!」

幼女「>>1が3人の書き方を忘れてしまったとぼやいていた」

男「そう言う事は心の中にしまっておけっていつも言ってるだろうがッ!相手方に失礼だろ!?」

閻魔「…思うだけでも失礼ですからね!?」


幼女「そ、そうなのか?」思考中


幼女「い、いまのはネタであって本気にしてはいけないからな?」

男「怒られるのが怖いなら最初からやるなッッ!!!」
497 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/08/21(日) 02:00:02.94 ID:Z9DPmVGEo
終了宣言。
498 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/21(日) 02:01:37.16 ID:Z9DPmVGEo
レス。
>>488
ハイポ作ろうとした結果ドクペとのブレンドやポショのみ焼きです。
あの頃はフリーダムだった。

>>489
来ようとした結果こんな事に…。
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 13:26:55.08 ID:CJdhpzKRo
>>498
なるほど…エリクサー(消費期限切れ)使って何か作るかな

俺達の愛=変質者だったのか
500 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:12:31.28 ID:Dwu1DxxVo
幼女「かぶとむしとりにいきたい!」

男「今は6月だ諦めろ」

幼女「8月ではないのか?」

男「……いや、6月だ!まだ6月だ!だからまだ大丈夫だ!決してもうすぐ9月何かじゃない!!!」

閻魔「誰が取りついてるんですか…」
501 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:14:50.67 ID:Dwu1DxxVo
幼女「まだ6月だったのか…」

男「ほら、外では雨が降っている」

幼女「…>>1が2か月もスレを放置するからこうなるんだな」

男「何処の世界に向けて言ってるんだそのセリフは」

閻魔「でも、2か月放置してなくても、7月になりますよね」

男「アーアーキコエナイ」
502 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:17:13.49 ID:Dwu1DxxVo
幼女「と、言うわけで」

男「訳で?」

幼女「時間を捻じ曲げて8月にしてみた」

男「!?」

戦士「俺達の帰還は!?」

メイ「か、帰りたいです…」

幼女「でも、かぶとむしとりができるぞ!」

魔王「…喜んでカブト虫捕りが終わるまでここに残るしかないようね」

戦士「カブトムシとりだしな」

メイ「カブトムシとりですしね!」

男「何!?何なの!?お前らの世界でカブトムシ捕りってどれだけ重要イベントなんだ!?宗教か!?宗教的儀式なのか!?」
503 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:18:29.27 ID:Dwu1DxxVo
魔王「あー。思い出すわー。故郷でのカブトムシとり」

戦士「あぁ…血沸き肉躍るイベントだよな!夏の風物詩!」

メイ「よく私も訓練で捕らされてましたねー」

男「お前らのカブトムシと俺のカブトムシは絶対に違う…」
504 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:20:25.29 ID:Dwu1DxxVo
戦士「解説しよう!カブト虫とは!」

男「いい!言わんでいい!俺は虫が苦手なんだよ!」

閻魔「ゴキブリ避けを大量に設置してるくらいですからねー」モグモグ

男「…で、お前は何でまたホウ酸ダンゴを食ってるんだよ」

閻魔「耐性ができましたので」モグモグ

男「ゴキブリより生命力強ぇなオイ!!!」
505 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:26:14.68 ID:Dwu1DxxVo
幼女「男は虫がにがてなのか?」

男「お前の次くらいに苦手だな」

幼女「そうか…つまり、世界で2ばんめに大好きということだな!」

男「どこまでポジティブシンキングなんだよ!?日本語通じねぇなオイ!!!」

閻魔「he is not good at you than insects」

幼女「…そ、そうだったのか。じちょうしなくては」

男「通じた!?」
506 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:29:42.41 ID:Dwu1DxxVo
男「お前らの言うカブト虫と、俺らの言ってるカブトムシは別のものだからな?」

戦士「そうなのか?」

男「そうだよ…」

魔王「どれくらい違うのかしら」

メイ「うーん。じゃあ質問です。その《カブトムシ》はドラゴンの仲間ですか?」

男「最初の質問の時点で虫ですら無いのかよ!?さすがにそれは予想外だよクソッタレ!!」

幼女「いぶんかコミュニケーション!」

男「やかましいわっ!」
507 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:31:15.88 ID:Dwu1DxxVo
魔王「体長2メートル」

男「無い」

戦士「正体不明の光線を」

男「吐かない」

メイ「ドリルが」

男「付いてない!!」

魔王「じゃあどこがカブト虫だって言うのよ!?」

男「俺が聞きたいわ!!どこが虫なんだよ!!!」
508 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:34:18.91 ID:Dwu1DxxVo
男「じゃあ、逆に聞くが…お前らの言うカブトムシの定義は何だ」

魔王「ツノがついてる」

男「それだけかよ!?」

魔王「それだけよ!」

男「威張る事か!」

幼女「なら、わたしたちが今日とりに行くアレもカブトムシでだいじょうぶだな」

男「大丈夫じゃねぇよっ!趣旨変わってんぞオイ!!!どこに連れていくつもりだったんだよ!!!」
509 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:38:12.76 ID:Dwu1DxxVo
幼女「クラスの男子が、カブトムシの話で持ちきりだったので」

男「輪に加わりたかったのか。なら、虫は苦手だが付き合…」

幼女「なまいきなので、スゴいのを持って行ってヘコませてやりたいとおもった」

男「性格悪いなお前っ!知ってたけど!」

幼女「なので、角がついてればカブトムシという魔王のことばにかんどうした」

男「するな!」

魔王「それはありがとう。嬉しいわ」

男「お前は喜ぶな!あぁ!畜生!!どうして俺の周りには子育てに向いてない奴しか集まらないんだよッッ!!」

閻魔「類は友を」

男「やかましい!!!友筆頭!!」

幼女「では未知のすごいモンスターをもとめてしゅっぱつだ!」

男「だから趣旨変わってるって言ってるだろうがッッ!!既にカブトムシのカの字すら極大消滅呪文喰らってるじゃねぇか!!!」
510 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 11:38:59.59 ID:Dwu1DxxVo
ターンエンド。お客様の中に常識世界の人はいませんか?
511 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/26(金) 11:39:50.69 ID:Dwu1DxxVo
>>499
むしろ、書き込みがあると変質者が減るから変質者がレスしてるのではないだろうかと思ったり思わなかったり。
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 11:46:35.32 ID:Ps72gJMQo
ここには幼女好きの常識人しか居ませんよ?
513 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/26(金) 15:10:26.99 ID:Dwu1DxxVo
思い浮かんだので1ネタだけ



男「ッッ!!雷だ!!」

魔王「何ビビってんのよ?偉そうな男サマが《おへそとられちゃうー!》ってワケ?」

男「馬鹿言うな。雷の平均電流は六万アンペア。威力はあの頑丈な小型ジェット機だって撃墜しちまうんだぞ!」

魔王「…あの鉄の塊を?凄いわね」

戦士「だけど、そう簡単に当たるもんでもないだろ?勇者の魔法でもあるまいし」

男「…俺の不運をナメるなよ?」

魔王「…あー」

閻魔「で、男さんが今日声を大にして言いたい事は?」

男「雷怖い!雷怖い!」

魔王「…」

戦士「…」

閻魔「…」
514 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/08/26(金) 15:14:26.46 ID:Dwu1DxxVo
男「いくら俺でも小型ジェットを破壊する威力の電撃はタダじゃ済まねぇと思う」

魔王「そりゃあ、人間だしねぇ」

幼女「だいじょうぶだ!わたしが昨日、男にまちがって放った謎ビームは雷の68倍のいりょくがある!」

男「何が大丈夫なんだよ!?ついうっかり、とか間違って、で殺人ビームを放つなっていつも言ってるだろ!?」

魔王「いつも言う環境がおかしい事にいつになったらこの子は気付くんだろ」

戦士「でもさ、やっぱりそう簡単に雷なんて当たらないと思うんだけどなー」

閻魔「そうですよねー。そんな不幸体質な人…」






















カルネ「…どこかでフラグが立った音がする」
515 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/08/26(金) 15:15:00.01 ID:Dwu1DxxVo
終わり。
そうか。ここはロリコンの常識人しかいないのか。
それなら安心だ。おまわりさんこっちです。
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 15:17:20.42 ID:Ps72gJMQo
おまわりさん犯人は>>1です!
俺達は操られてるだけです!
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/26(金) 19:06:33.98 ID:54HEr2PAO

ち、違う!俺はただ>>1に嵌められただけだ!

さすが(死亡)フラグばりばりですねカルネ君
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 20:12:48.55 ID:tK0x9D5DO
探偵スレの方で酷い目に遭うと予想。
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/09/11(日) 03:58:00.65 ID:ScYaoRqyo
乙した
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/09/27(火) 18:16:32.46 ID:t66mnBRPo
>>1生きてるか?
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/27(火) 19:30:49.81 ID:a9BIcz1Po
もう一ヶ月か……
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/10/01(土) 21:34:02.29 ID:dRo0z1bM0
更新こないな
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/06(木) 20:42:54.37 ID:8dV1qMnDO
死んだとか
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/06(木) 20:47:27.15 ID:izuwberKo
他のスレの更新も無いのか?
ここ以外知らん
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/07(金) 13:07:34.72 ID:MJKGl/NDO
シリアス(?)長編完結させたせいで燃え尽きたのではないだろうかと予想。それから更新減ってるし
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/10/17(月) 20:15:56.01 ID:Blr7I0N3o
生存報告だけでいいからして欲しいな
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/10/17(月) 20:36:56.90 ID:5G74F3fQo
もう一つの方で生存報告はしてたよ
528 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/10/24(月) 23:48:59.99 ID:BK97pcReo
すまない。長らく音沙汰無しで。

だが、理由があるんだ。俺が、何も出来なかった理由が。

お前らからすればとるに足らない理由かもしれない。

だが、俺にとって。いや、俺達にとってはどうしようもなく理不尽で、理解不能で。

そして、重大な理由だ。

幼女が――――――――――誘拐された。
529 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/10/24(月) 23:49:55.74 ID:BK97pcReo
今日は予告だけ。
明日から毎日更新に戻ります。ごめんなさいみんな。
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/25(火) 00:00:41.74 ID:BPwLB+Oho
待ってたぜ!
531 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/10/25(火) 13:10:53.58 ID:LE/gm68do
閻魔「男さん!大変です!」

男「あぁ?どうしたよ」

閻魔「幼女ちゃんが…幼女ちゃんが…」

男「また寝ぼけて部屋でも燃やしたのか?」

閻魔「ち、違います!」

男「じゃあ、まさか…町内を瓦礫に……!?」

閻魔「だったら男さんも無事じゃすみませんよ!」

男「だったら何だってンだよ」

閻魔「行方不明なんです」

男「誰が?」

閻魔「幼女ちゃんが」

男「…」

男「…」

男「…え?」
532 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/25(火) 13:11:32.55 ID:LE/gm68do
閻魔「さっき、ベッドから起こそうと思ったら、居なくて」

男「そもそも、お前はこんな朝早くから何でウチに来てるんだよ」

閻魔「朝ごはんを食べに来ました」

男「もはや誤魔化す気も無ぇ」

閻魔「と、言う訳で早く朝ごはんを食べましょう!」

男「ダチの行方不明より朝飯かよ!?お前にとって友達って何なんだっ?」

閻魔「かけがえのない大切な人の事です」キリッ

男「一点の曇りも無い澄んだ瞳で言い放ちやがったよオイ!」
533 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/25(火) 13:13:25.13 ID:LE/gm68do
男「とは言ったところで幼女が居ないなんて別に驚くようなことじゃないだろ。俺はアイツが生身で大気圏を突破した所で驚かんぞ」

閻魔「何を言ってるんです!今まで幼女ちゃんが男さんに黙って朝から家にいないなんてことがありましたか!」

男「…そう言えば、一度も無ぇな」

閻魔「でしょう?朝から全裸でベッドに忍び込み、男さんにキスしたりした事はありましたが」

男「おい」

閻魔「それどころかキスでは飽き足らず、男さんの引き締まった素肌を……」

男「待て!?何でお前が知っている!?ストーカーか!?お前もストーカーなのか!?」

変質者「おまわりさんこっちです!」

男「お巡り仕事しろォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
534 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/25(火) 13:14:09.50 ID:LE/gm68do
男「ベッドにもいないのか?」

閻魔「はい、家中どこを探しても見つからないんです!かばんの中も机の中も探したけれど見つからないのに」

男「ところで」

閻魔「はいっ」

男「人間を探すのにどうしてかばんや机を探す必要があるんだ?」

閻魔「…っ!」

男「口元に付いているポテトチップスのカスは何だ?チョコレートで汚れた手は何だ?」

閻魔「必要経費ですっ!」

男「やかましいわっ!つまみ食いメインなのか捜索メインなのかはっきりしやがれっ!」

閻魔「つまみ食いです!」

男「言うと思ったよ畜生!」
535 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/25(火) 13:16:48.04 ID:LE/gm68do
男「ケータイは?」

閻魔「枕元に…」

男「おかしい、な。魔王達には何か聞いてみたか?」

閻魔「いや、まだ…」

魔王「アンタァァァァァァァァァァァ!!!」

ドギャアァァァァァン

男「ぐふっ。あ、朝からギャラクシアンエクスプロージョンとはやってくれるじゃねぇか」

魔王「アンタ…アンタ…」

男「何だよ畜生!こっちは忙しいんだよっ。用があるならとっとと言いやがれっ!」

魔王「メイド女をどこにやったのよーーーーーー!!!」

男「…」

閻魔「…」

「「え?」」
536 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/10/25(火) 13:17:28.70 ID:LE/gm68do
終了。
幼女スレと言うスレタイは忘れた。
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/10/25(火) 13:20:51.85 ID:YAt8J+9qo
538 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/10/25(火) 13:23:32.58 ID:LE/gm68do
補足:今持っているスレはこのスレだけ。

記憶探偵はギミックは考えついたので着手するけどこのスレともども共倒れになる可能性があるのでこっちを終わらせてから取り掛かります。
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/25(火) 13:31:41.20 ID:hcTaIc8qo

待ってる
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/25(火) 14:15:31.06 ID:1skbqYNco

良いカオスだwwwwww
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/25(火) 19:30:05.01 ID:gjSXMxgAO
乙!
久しぶりだな
542 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/26(水) 12:14:06.95 ID:HJln0hGGo
閻魔「かくかくじかじか」

戦士「まるまるうまうま」

男「なるほど。突然いなくなった幼女とメイド女」

魔王「それも、アタシ達に気付かれずに」

閻魔「もしかしてこれは」

戦士「高校生探偵の出番ね!」

男「誰だよ!?高校生探偵って!?」

魔王「そもそも何で女言葉なのよ…」
543 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/26(水) 12:14:54.97 ID:HJln0hGGo
閻魔「かくかくじかじか」

戦士「まるまるうまうま」

男「なるほど。突然いなくなった幼女とメイド女」

魔王「それも、アタシ達に気付かれずに」

閻魔「もしかしてこれは」

戦士「高校生探偵の出番ね!」

男「誰だよ!?高校生探偵って!?」

魔王「そもそも何で女言葉なのよ…」
544 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/26(水) 12:15:37.85 ID:HJln0hGGo
閻魔「かくかくじかじか」

戦士「まるまるうまうま」

男「なるほど。突然いなくなった幼女とメイド女」

魔王「それも、アタシ達に気付かれずに」

閻魔「もしかしてこれは」

戦士「高校生探偵の出番ね!」

男「誰だよ!?高校生探偵って!?」

魔王「そもそも何で女言葉なのよ…」
545 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/26(水) 12:16:13.38 ID:HJln0hGGo
閻魔「あ、でも。行方不明者の捜索は探偵事務所にって聞きましたよ」

謎の人影「私の出番?」ソワソワ

男「どう考えても人間の解決できる事件じゃないだろ。呼んでどうなるもんじゃない」

謎の人影「…」ショボン

魔王「それに、2日目で他人のスレから人を呼ぶとか…読んでる人にネタ切れを疑わせるわよ」

男「色々ツッコみたい色々ツッコみたい色々ツッコみたい色々ツッコみたい…」
546 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/26(水) 12:17:18.31 ID:HJln0hGGo
戦士「家中捜索したけど手掛かりは一切無し」

男「誰にも何も言わずに、手紙も残さず二人が消えた」

閻魔「まさか…誘拐!?」

男「なっ…!」

魔王「そんなっ!」

男「すまん、俺の監督不行き届きで。幼女がそんな犯罪を犯すなんて!」

魔王「何て事してくれるのよ!どんな教育してるのよ!どう責任取るのよ!ウチのメイドを誘拐だなんて!!」

戦士「そっち!?幼女ちゃんが誘拐されたって選択肢はないの!?」
547 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/26(水) 12:17:56.51 ID:HJln0hGGo
男「馬鹿だなぁ、戦士」

戦士「諭すような瞳で!?」

男「もし幼女が誘拐されてたなら俺は尻からポーションを飲んで鼻からエリクサーを出す」

戦士「そこまで!?」

Pipipipipipipipi

閻魔「男さん、メールですよ」

男「何々?《幼女とメイド女は預かっ――」

ポチポチ サクジョサクジョ

男「何でも無かった。迷惑メールだな」

戦士「一点の曇りもない澄んだ瞳で!?」
548 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/26(水) 12:18:33.05 ID:HJln0hGGo
魔王「ねぇ」

男「何だ」

魔王「ポーション持ってきたんだけど」

男「…」

魔王「男が一度口に出した事を引っ込めるなんて、そんな訳無いわよねぇ?」

男「なななななんのことだかわからないな!」

魔王「やりなさい。戦士」

戦士「俺が!?」

閻魔「男さんのに戦士さんが…そ、それは…。や、やっちゃってください!!」ドキドキ

男「お前は止めろよ!四面楚歌だよド畜生!」
549 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/26(水) 12:21:58.25 ID:HJln0hGGo
終了。果たして幼女とメイド女、そして男のケツ穴の運命は。
男のポーション浣腸とか誰得なんでしょうね。

書きこむのが余りにも久々なので「書き込みが失敗してるけど書き込めてる現象」の事を忘れていたよ。すまない。

>>541
久しぶりすぎて申し訳ない。
専ブラそのものを起動していなかったので現在溜まっているスレを消化中。
探偵スレとか404になってて一瞬ビビった。
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/26(水) 13:31:00.04 ID:nEBW7JpAO
謎の所長「俺得だね!」
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/26(水) 16:28:12.48 ID:9hijQptDO
幼女のかじったチョコレート…。
幼女のかじったチョコレート…。
幼女のかじったチョコレート…。
幼女のかじったチョコレート…。
552 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/27(木) 06:54:55.89 ID:sabedftxo
幼女の唾液がべっとり付いたチョコレート。
553 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/27(木) 06:55:38.62 ID:sabedftxo
>>550
男「まさか…」

閻魔「まさか…」

男「開幕から他人のスレからパクってくる事を拒否したら」

閻魔「他のスレの方から来ました」

男「まぁ、どうでもいいな。所長だし」

謎の所長「!?」
554 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/27(木) 06:56:05.23 ID:sabedftxo
男「って、そんな不毛な争いしてる場合じゃないだろ!誘拐だぞ誘拐!」

閻魔「それも、幼女ちゃんを誘拐するような強力な存在と言うことになります」

戦士「それは……もしかしてとんでもないコトじゃないか?」

男「もしかしなくてもとんでもないんだよ。地球上にアイツを誘拐できるような存在が想像できるか?」

魔王「……思い浮かばないわね。あと」

男「あと?」

魔王「ポーションはFF7仕様(青色1号)とFF12仕様(炭酸)どっちがいい?」

男「しつこいわッ!どれだけ引っ張る気だよ!」

閻魔「いつまでもです!」

男「お前は黙ってろォォォォォォォォォォォ!!」
555 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/27(木) 06:57:05.16 ID:sabedftxo

男「馬鹿な事言ってる場合じゃないだろ。メイド女も一緒に連れ去られてるんだ。このままじゃお前ら帰れないんだぞ。明日なんだろ?帰るのは」

閻魔「そうでした。延ばし延ばしになってましたけど、明日を逃せば《門》を開くのは70世紀後になるんでした」

魔王「!?」

戦士「聞いてなかったぞそんな事!」

閻魔「言ってませんでしたから!」ドヤァ

魔王「ねぇ、この子シメて良い?」

男「良いぞ」

閻魔「!?」

戦士「ちょ…いくらなんでも子供に暴力は!」

男「問題無い。そいつはこう見えて19歳のロリババァだ」

閻魔「う、裏切り者ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
556 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/27(木) 06:57:33.92 ID:sabedftxo
魔王「色々言いたい事はあるけど」

戦士「70世紀後って何だ?」

閻魔「7000年後です」

戦士「!?」

魔王「何言ってんのよ!アタシ達にこの世界に骨を埋めろって言いたいの!?」

閻魔「まぁまぁ。もうちょっと視点を広く持ってください」

魔王「視点?何か解決法があるって言うの?」

閻魔「この宇宙が誕生してから137億年。そう考えれば7000年なんて瞬きにも満たない一瞬ですよ」

魔王「どう考えればその考えに行きつくのよ!アンタの家は子供にどんな教育してるのよ!」

男「俺かよ!?こんな暴君育てた覚えがあってたまるかッッ!」
557 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/27(木) 06:58:00.33 ID:sabedftxo
魔王「これはすぐにでもメイド女たちを探し出して取り返さないと」

戦士「だけど、どうするんだ?手掛かりなんてどこにもないじゃないか」

閻魔「…一つだけ、心当たりがあります」

魔王「心当たり?」

閻魔「あぁ。余り頼りたくない相手ですけど」

戦士「もったいぶるなよ。どんな奴なんだ?」

閻魔「…」

閻魔「…変質者さんです」

男「嫌だァァァァァァァ!!!」
558 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/27(木) 06:58:38.85 ID:sabedftxo
続く。
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/27(木) 10:44:46.07 ID:p2ngMNhDO
この宇宙が誕生して137億年。
その中の二ヶ月程度…。

乙。乙。乙!!
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/27(木) 21:47:50.75 ID:zrD45rYCo
乙!

厨二病の後輩が食い付きそうな話題だ…
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/28(金) 20:58:31.47 ID:PQHo5rZAO
男と魔王にバレないように幼女とメイド女を誘拐するとかよく出来たな…
562 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/28(金) 22:02:06.63 ID:mehry/Wco
男「そもそもアイツは今朝警察に突き出したばかりだろ」

閻魔「大丈夫ですよー。あの人たち、トンプソン機関銃に詰め込んで射出するくらいは居ますから」

男「ダース単位!?ゴキブリよりタチ悪ぃなオイ。だけど、どうやって呼ぶんだよ。簡単に呼べるものなのか?」

閻魔「簡単ですよー。この《幼女ちゃんの食べかけのチョコレート》を床に落とせば」

変質者「フンッ。この私がその程度の餌に釣られるとでも思ったか?」

男「釣られてるじゃねぇかっ!カッコ良く言っても無駄だからな!?この犯罪者ッ!」

変質者「カッコよく言っても無駄、か(Cv.緑川光)」

男「カッコいい声を当てても無駄だよッ!と言うか(Cv.緑川光)付けるならせめて似せる努力をしろ!」

変質者「天才とは99%の才能と1%の努力である(Cv.緑川光)」

男「だから似てねぇって言ってるだろうがァァァァァァァァ!!」
563 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/28(金) 22:03:49.99 ID:mehry/Wco
男「単刀直入に言う。幼女の居場所は分かるか?」

変質者「幼女様のですか?」

男「テメェら位のストーカーになれば幼女センサーとか付いてるんじゃないのか?」

閻魔「匂いとかで追いかけれそうですよね」

変質者「何を言ってるのですか。変質したとはいえただの常識的一般市民である僕にそんな真似ができるわけ無いじゃないですか。頭湧いてるんですか?」

男「やまかしいわっ!頭が3つで腕が6本ある生物ッッ!テメェらが常識を語ると何かイラッとする!何かイラッとする!!」
564 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/28(金) 22:05:26.12 ID:mehry/Wco
変質者「センサーは付いてませんが」

男「何かあるのかっ?」

変質者「寝室に仕掛けた隠しカメラが何かとらえているかもしれません」

男「それだっ!」

変質者「たまには我々も役に立つんですよ!」

男「(ゴソゴソ)これだな。よし、俺でも再生できそうだ。ところで」

変質者「はい?」

男「警察はもう呼んでおいたからな」

変質者「何で!?」
565 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/28(金) 22:08:02.63 ID:mehry/Wco
閻魔「当たり前ですよぅ!犯罪じゃないですかっ」

変質者「し、しかし我々のお陰で助かったのは事実ではないですか」

閻魔「そ、それはそうですけど」

変質者「なので、お巡りさんを呼ぶのだけは勘弁していただきたい!」

戦士「偉そうなのか卑屈なのかどっち!?」

閻魔「わ、わかりました。お巡りさんだけは勘弁してあげます」

男「…おい」

変質者「…勝った(ありがとうございます)」

閻魔「代わりにおさわりマンを呼んでおきました」

おさわりマン「クックック。吾輩は変質者でも構わず触っちまうマンだぜ」

男「おさわりマ…誰!?いや何!?何だこれ!?え!?え!?」
566 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/28(金) 22:11:42.17 ID:mehry/Wco
閻魔「悪は滅びました」

男「こっちも再生準備OKだ」

変質者「もう…お嫁に行けない」ピクピク

魔王「午前5時、寝てるわね」

戦士「早送りはできるか?」

男「あぁ」

キュルキュル

魔王「午前5時20分。って、え!?」

男「黒い霧が幼女を包んで」

閻魔「消え……た…?」
567 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/28(金) 22:14:24.65 ID:mehry/Wco
続く!

>>560
あの後輩はこの世界観をどう思うんだろうなぁww
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/29(土) 00:46:50.56 ID:WyTA6sCIO
おさわりまんこっちです
569 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/29(土) 12:50:19.83 ID:N4g/b2iao
メイ「と、とにかく落ち着いてくださいー」

幼女「わ、わたしはおちついてるぞ。いつもれいせいで、男がだいすきだ」

メイ「全然落ち着いてないじゃないですかー!どうしたんですか?」

幼女「それが…」

メイ「それが?」

幼女「魔法が…つかえないんだ」

メイ「………え?」
570 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/29(土) 12:50:47.53 ID:N4g/b2iao
そのころ

メイ「こ、ここはどこでしょう?ろ、牢屋?」

幼女「ゆめだ。ゆめにちがいない」

メイ「どどどどうしたんですか!?」

幼女「きっとこれはゆめだ。ゆめなんだ」ガンガンガン

メイ「あ、頭に壁を叩きつけないで下さいー!」

看守(ツッコミ不在って大変だなぁ)
571 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/29(土) 12:51:13.25 ID:N4g/b2iao
メイ「と、とにかく落ち着いてくださいー」

幼女「わ、わたしはおちついてるぞ。いつもれいせいで、男がだいすきだ」

メイ「全然落ち着いてないじゃないですかー!どうしたんですか?」

幼女「それが…」

メイ「それが?」

幼女「魔法が…つかえないんだ」

メイ「………え?」
572 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/29(土) 12:51:39.37 ID:N4g/b2iao
それからそれから

閻魔「すぐに観測班を回してください!そう、すぐにです!保護対象は転移させられた可能性が高いんです!」

男「…」

閻魔「人手が足りない?何言ってるんですか!最優先です!責任は私が取りますから!」

男「…」

閻魔「(電話を切り)すぐに部下が追跡に掛かります。必ず幼女ちゃんとメイド女さんの居場所は探って見せますので!」

男「…お前が仕事してるの、初めて見た気がする」

閻魔「そんな!?私はいつもバリバリのキャリアウーマンですよ!?」

魔王「アタシも初めて見た」

戦士「俺も」

おさわりマン「吾輩もだぜ」

閻魔「おさわりマンにまで!?」

男「だからおさわりマンって何なんだよ!?」
573 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/29(土) 12:52:05.48 ID:N4g/b2iao
男「誘拐されたって言うけどよ。幼女の事だから自力で戻ってくるんじゃねぇのか?」

魔王「あの子を捕まえたままにしておくなんて、それこそ世界征服の方が簡単な気がするわ」

閻魔「いえ。たった一つ、幼女ちゃんを捕まえれる場所があるんです」

男「…?」

閻魔「男さんと魔王さんの世界をスキマ。次元を隔てる壁の間。そう、《次元のはざま》なら!」

男「どこかで聞いた事あるダンジョン名だなオイ!FFか!?FFなのか!?」
574 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/29(土) 12:52:35.87 ID:N4g/b2iao
閻魔「幼女ちゃんは世界の事象を思うがままに操れます」

男「燃やしたり飛んだり消滅させたりすることか」

閻魔「それは、あらゆる世界に存在する本当の意味での《魔法》や《魔術》とは違う、もっと異質で、全能に近い力。世界を支配する能力と言っても差支えないでしょう」

戦士「どう言うことだってばよ!」

魔王「うるさい」バキャァ

戦士「ぎゃあああああああああ!!頭蓋骨が!頭蓋骨が陥没した!」
575 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/29(土) 12:53:01.34 ID:N4g/b2iao
男「幼女の力と誘拐に何の関係があるって言うんだ?」

閻魔「世界を思うがままに操る力。それは《世界》でのみ発揮できます。ですが――」

魔王「も、もしかして」

閻魔「そう、世界と世界の隙間である《次元のはざま》では彼女はほとんどの力を行使することはできません」

男「何……だと…」

魔王「と言う事はメイド女も」

閻魔「はい。幼女ちゃんに任せて安全を確保する事はできないと言っていいでしょう」

男「…どうすればいい」

閻魔「間もなく部下が到着します。転移をトレースする事が出来ればおおよその場所は分かるはずです」

魔王「だったら…」

男「居場所が分かり次第すぐに俺たちで」

戦士「彼女たちを取り戻す…ッ!」

変質者「戦士が〆た!?」

おさわりマン「変質者がツッコミだと!?」

男「まだいたのかよ!?この変質者連合っ!たまにはシリアスな雰囲気に浸らせやがれ!」
576 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/29(土) 12:53:40.98 ID:N4g/b2iao
続く。
話が進みません。
おさわりマンコっちです。と言うのも考えたけど流石に使う勇気はなかった。
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/29(土) 13:59:19.22 ID:AwyxMWato

おまんこさわりっちです

変質者は便利だなwwwwww
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/29(土) 16:00:04.80 ID:0+TJo81DO
閻魔のおまんこさわりっちしたい
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/30(日) 08:43:43.30 ID:c2+X21eIO
うひょひょ、まんこや
580 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/30(日) 19:49:50.45 ID:iktw1MRZo
数時間後

閻魔「演算結果が出ました。犯人は次元のはざまに小規模な要塞を作り幼女ちゃんたちを閉じ込めているようです」

男「要塞・・・か」

戦士「そう言えばさ」

男「どうした?つまらねぇ意見だったら全力で膝蹴りだぞ」

戦士「いや、お前さんに送られてきた脅迫状には何て書いてあったのかなーって」

男「・・・・・・・・・・・・・・・」

男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

魔王「もしかして、読まずに消した?」

男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

男「イヤ、サイショカラ、メールナンテ、キテナカッタゾ」

魔王「どうやら膝蹴りをされるのは戦士だけじゃなくてアンタもね」

戦士「何で俺も勘定に入ってるの!?ただ殴りたいだけだろ!?」
581 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/30(日) 19:52:52.24 ID:iktw1MRZo
閻魔「犯人の要求も分からず、人質も捕らえられたまま。正直分は悪いですが…」

魔王「どっちにしろ正面から行くしかないわよ。相手の要求とか交渉とかで時間をつぶされるわけにはいかないもの」

戦士「確かにそうだな。明日を逃せば俺達は元の世界に帰れなくなる」

男「クソッタレ・・・。どうしてこんなことに・・・」

魔王「・・・」ジー

戦士「・・・」ジー

閻魔「・・・」ジー

変質者「・・・」ジー

おさわりマン「///」ジー

男「ちょっと待て!最後のは何かおかしかったぞ!?寒気がっ!何か寒気がするッ!」
582 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/30(日) 19:55:53.19 ID:iktw1MRZo
閻魔「と、とにかくですね!相手に気付かれないように潜入。そして幼女ちゃんたちを奪還。これが私達のするべきことです!」

男「何でお前、顔が赤いんだよ」

閻魔「な、何でも無いです!」

戦士「なるほど。閻魔ちゃんはいわゆる・・・」

閻魔「それ以上は言わなくていいです!」
583 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/30(日) 20:14:06.01 ID:iktw1MRZo
閻魔「ワープゾーンの準備が整いました」

男「コイツに入れば幼女たちの所に出れるんだな?」

閻魔「いえ。次元のはざまは非常に不安定なため、ピンポイントで幼女ちゃん達の居る場所に出れるとは限りません」

戦士「つまり、気付かれないように奪還する必要があるって事か」

魔王「スニーキングミッション、って奴ね」

男「俺の最も得意とするモノだな」

魔王「アタシの一番得意なヤツね」

閻魔「…」

戦士「…」

男「…」

魔王「…」

戦士「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嘘だッッ!!!!!」
584 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/30(日) 20:17:05.44 ID:iktw1MRZo
男「よし、じゃあ行くか」

戦士「あぁ」

魔王「こっちも準備OKよ」

閻魔「もしかしたらバラバラな場所に転移するかもしれません。心の準備だけはしておいてください」

男「あぁ、わかった…っと、その前に」

戦士「何をしてるんだ?」

男「577-579を警察に通報しておいた」

閻魔「男さんまでメタなボケを!?」

魔王「…意外に冷静じゃないわよね。コイツ」
585 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/30(日) 20:17:33.10 ID:iktw1MRZo
■そのころ

幼女「メイドよ。ぱんつくりにじしんはあるか?」

メイ「パン作りですか?それくらいならできますけれど」

幼女「ならばだいじょうぶだ!わたしに だっしゅつの みょうあんがある!」

メイ「ふえー。さすがですっ。どんな計画なんですかー?」

幼女「まず、わたしとメイド女がぱんつをぬぐ!」

メイ「!?」

幼女「そしてメイド女がパンツをあやつり、てきをおびきよせるのだ!」

メイ「パンツ繰(く)り!?な、何のジョブですか!?」
586 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/30(日) 20:18:00.62 ID:iktw1MRZo
終了。毎日って大変。
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/30(日) 20:26:37.48 ID:gwcWx9yAO
乙!
イエスロリコンノータッチだろう、変態紳士たちよ
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/31(月) 04:38:15.00 ID:wl6ZDV7DO
幼女のぱんつってどうやったらもらえるのだろう?
589 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/31(月) 17:17:47.91 ID:PB8GUU+3o
幼女「なんだ。メイドはぱんつをあやつれないのか」

メイ「普通はできませんよー」

幼女「そうなのか?わたしはできるぞ」

メイ「パンツが・・・縦横無尽に空中を駆けまわってる!?」

幼女「だがもんだいがある」

メイ「問題?」

幼女「今、わたしがつかえる魔法はこれだけしかないのだ」

メイ「それはそれですごいですよ!?」

見張り(うるせーなー)
590 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/31(月) 17:19:22.59 ID:PB8GUU+3o
幼女「そうだ!」

メイ「どうしたんです?」

幼女「いいさくせんを おもいついた!」

メイ「作戦、ですか?」

幼女「わたしがパンツをあやつって・・・」ゴニョゴニョ

メイ「そ、それならここから逃げ出せそうですけど」

幼女「だろう?」

メイ「はい!完璧だと思いますー」

幼女「ならばメイドよ!」

メイ「はい!」

幼女「ぱんつをぬぐのだ!」

メイ「!?」
591 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/31(月) 17:21:04.76 ID:PB8GUU+3o
メイ「私ですか!?」

幼女「だめか?」

メイ「駄目に決まってますよ!」

幼女「だが」

メイ「だが?」

幼女「すでにパンツをあやつってメイドのパンツはわたしの手の中だ」

メイ「どうりでスースーすると思ったら!!!」

見張り(何叫んでるんだろう)
592 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/31(月) 17:24:07.69 ID:PB8GUU+3o
それからそれから

閻魔「では、行きますよ」

男「ここに飛び込んだら全員バラバラになるかもしれねぇ」

魔王「分かってる」

戦士「携帯電話も不通だろうしなー」

男「あぁ。だから簡単な作戦を決めておく。1人が大暴れして敵を引きつけ、その間に残りの3人で幼女たちを救出」

魔王「任せたわよ。戦士」

戦士「………………え?」
593 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/31(月) 17:26:52.77 ID:PB8GUU+3o
戦士「囮って、俺!?」

男「お前しかいないだろ」

魔王「アンタにしかできない重要な役よ」

閻魔「頑張ってください!」

戦士「ちょ…こう言う時だけ何で息がぴったりなんだ!?行かない!俺は行かな・・・」

男&魔王「「うるさい」」ゲシッ

戦士「うわあああああああああああああああ」フェードアウト

男「さて、俺達も行くか」

魔王「…しくじったら、マジで[ピーーー]かんね」

男「それはこっちの台詞だ。じゃあな」ヒュンッ
594 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/10/31(月) 17:31:17.01 ID:PB8GUU+3o
終了。ついでに。人が死ぬほど減ったけど安価的な事を。

男「…ここが、次元のはざま?」

男(何もない。砂だらけの。マジでゲームに出てきたような…)

男「随分遠くに建物が見えるな。とりあえずあそこに…」


ドサッ


男「誰だ…って、お前は!!」

1 閻魔
2 魔王
3 戦士
4 その他(記入をお願いします)

次の更新までに多い奴採用。
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/10/31(月) 17:51:58.04 ID:FPEmYgTAO
まさかの幼女
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/31(月) 18:04:38.88 ID:u9hr/G6Go


4のおさわりまん
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/10/31(月) 18:10:47.16 ID:UT5GG0HI0
囮役の戦士
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/31(月) 18:41:37.47 ID:ivm6sawAO
ここは閻魔さんで
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/10/31(月) 19:40:13.39 ID:UxdUky3AO
4 メイドのパンツ
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/01(火) 00:00:19.38 ID:7dUYBG4/o
4の高校生探t……変質者で
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/01(火) 16:04:49.54 ID:xgd0HJMDO
んー。戦士?
ひどい目に遭ってほしい的意味で。

サーバを移転しました@荒巻 旧サーバ:http://vs302.vip2ch.com/
602 :1 ◆t7gfNpKsyE :2011/11/02(水) 03:31:01.72 ID:6L8mNpLjo
言いわけ「毎日更新って言ってたけど、昨日のおいらの空き時間はサーバー死んでたよ…」

と言う訳で今からやります。
603 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/02(水) 03:35:51.46 ID:6L8mNpLjo
男「テメェは――戦士!!」

戦士「あれ。男、何でまだこんなところに?」

男「いや、今来たばかりだしな」

戦士「そうなのか?俺は何時間か前にたどりついてたけどなー」

男「…そうか。じゃあ、俺は行く。囮は任せた」

戦士「あー。その事なんだけどさ。すっごく言いにくいんだけど」

男「何だよ」

戦士「もう、めっちゃ引き寄せちゃった…テヘペロ」

男「…」

ドドドドドドドドドドドド

敵「ヒャッハー!」

敵「汚物は消毒だー!」

男「…」

戦士「…」

男「…」

戦士「…」
604 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/02(水) 03:40:01.21 ID:6L8mNpLjo
男「・・・こ」

戦士「・・・こ?」

男「こんな時だけ――」プルプル

男「――しっかり仕事してんじゃねええええええええええええええ!!!」

ボコスカバキバキ

戦士「ぶぎゃああああああああああ!!死ぬ!死ぬ死ぬ死んじゃう!敵じゃなくて味方に殺されちゃう!」

男「大丈夫だ!」

戦士「何が!?」

男「ドラクエにはパーティアタックと言うモンがある!味方の混乱を鎮めるときに有効だ!」

戦士「それ、混乱してる相手を目覚めさせるときに使うものだから!混乱してるのは俺じゃなくて男だから!使う相手違うk・・・・・・・ぎゃあああああああ!!!」
605 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/02(水) 03:43:25.39 ID:6L8mNpLjo
男「…さて困った」

戦士「…」ピクピク

男「パーティを危機に陥れようとした裏切り者は始末したが」

戦士「シンデナイヨ」

男「お陰で敵の大群に取り囲まれてしまった」

戦士「ジゴウジトクダヨ」

男「さっきから亡霊だかカエルの鳴き声が聞こえるが、きっときのせいだな。うん」

戦士「さっきから扱いひどくね!?俺、そんなに悪い事した!?」
606 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/02(水) 03:55:37.83 ID:6L8mNpLjo
戦士「何か男の理不尽さが魔王とか幼女ちゃんみたいになってる気が」ブツブツ

男「重火器で武装した歩兵が50。戦車が3。後は何だ?妙な気配だな」

戦士「魔物だな。小型から大型まで100近くいる。これは相当骨が折れるぜ?誰かさんのせいで囲まれちゃったしな」

男「…」

戦士「誰かを助けたいって気持ちは分かる。だけど、俺達はパーティだろ」

男「…」

戦士「だったら、その場のノリでブン殴るべきじゃなかったな。本当に二人を助けたいと思っていたならな」

男「……すまなかった」
607 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/02(水) 03:56:18.96 ID:6L8mNpLjo
男「…」

戦士「その時の感情だけで動いたら何もかもめちゃくちゃになってしまうんだ。こんな風にな」

男「…悪かった」

戦士(きっと男は今まで誰かとチームを組んで何かをするって事をほとんど経験してなかったんだろうな。こいつは、それができるくらいとにかく強い。そう、異常なほどに。
    だからチームで動くだとかそう言った行動にはとにかく弱いんだ。これは幼女ちゃんや魔王にも言えることだけどな。
    でも、実はあれだけ説教してる幼女ちゃんや魔王と同じなんだぜ?とか言ったらまたキレそうだから黙っておこう)

戦士「まぁ、ここまで囲まれたら、引き寄せて逃げるなんて出来ないだろ…だから」

男「…だから?」

戦士「全部やっつけて二人を探しに行こうぜ」

男「…」

男「……あぁ!」
608 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/02(水) 03:57:14.75 ID:6L8mNpLjo
続く。忘れているかもしれませんが男さんも集団生活不適合者で常識が少し足りません。
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/02(水) 20:41:16.74 ID:7RsdYTCAO
戦士ェ…
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/03(木) 07:24:08.75 ID:qMtu0I0E0
戦士がまともなこと言ってる!不思議!
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(宮城県) [sage]:2011/11/03(木) 07:48:37.34 ID:dxTNVXnE0
まだかッッ...
612 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 08:37:54.96 ID:yNlftP+no
男「デカブツは俺がやるッ。お前は歩兵や小型を頼む」

戦士「任せとけ――って、えぇっ!?」

男「どうした?」

戦士「いや、だって100以上いるって、もういないし!?どれだけ脳筋なんだよアイツ!!」
613 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 08:41:29.18 ID:yNlftP+no
その頃 魔王と閻魔は――

魔王「困ったわね」

閻魔「困りました」

魔王「まさかこんな事態になるとは…」

閻魔「これは地獄の閻魔さまも考えつかなかったぜ、って奴ですね」

魔王「えぇ。まさか――」

閻魔「まさか――」



「「迷子になるなんて」」


よく分からない所にいた。
614 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:06:53.22 ID:yNlftP+no
戦士「こんな数どうにりゃいいんだよ!!」

男「知るか!どうにかしろ!」

戦士(どうにかしろって言ったって…)

戦士(相手の数は膨大。装備の差は歴然)

戦士(俺は剣一本。男に至っては素手)

戦士(それに対し相手は重火器で武装。さすがに《あさるとらいふる》の直撃を受ければ俺だって一たまりも)

男「何をやってるッッ!避けろ!戦車砲が来るぞ!」

戦士「へ・・・?せんしゃ・・・・ほう・・・?って」

チュドーン

戦士「ぎゃああああああああああああ!!何これ!何これ!魔法!?魔法!?死ぬのねぇおれ死ぬのかしら!?」
615 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:11:57.35 ID:yNlftP+no
男「…」

銃弾の発射音。魔獣の咆哮。得体のしれない爆音。

爆音。轟音。そして爆音。

男は一言たりとも喋らない。一つたりとも瞬きしない。

呼吸すらする暇が惜しいかのようにただ、殴り、潰し、屠り、破壊する。

その中で、たった一つ。たった一つだけ彼の心の隅でくすぶり続ける衝動があった。

《それ》は連れ去られた幼女の事でも無く。

自らが保護したメイドの少女の事でも無く。

増してや魔王や閻魔の事でも無く。

男(なんでオネェ言葉なんだよ!?ドラえもんか!?初期のドラえもんかお前はッ!!)



――ツッコミだった。

616 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:23:14.12 ID:yNlftP+no
男「チッ。大丈夫か?」

戦士「助けに来てくれたのか?だけどどうするんだよ!火力が段違いじゃないかっ!こんなのに勝てるわけ…」

男「そんなモン懐に飛び込んじまえばどうってことは無ぇっ!」

戦士「そうか…!集団の中なら同士討ちが怖くて強力な武器は使用できないもんな!」

男「そう言うことだ!」

戦士「お前、それを教えるためにわざわざ…。サンキュ…って、また戦車砲が来てるz」

男「戦士バリアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

戦士「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
617 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:28:34.88 ID:yNlftP+no
男「危なかった」

戦士「…」ピクピク

男「戦士バリアーが無ければ怪我をしていたかもしれない」

戦士「ケガ デハ スマナイ ダメージ ウケテルヨ オレ」

男「…悪いとは思ってる。だが、俺もこれ以上のダメージを受けるわけにはいかなかったんだ」

戦士(確かにそうだ。回復魔法がつかえるメンバーが居ない以上、最大戦力である魔王と男がやられる事は俺達の負けを意味する)

戦士(よく見れば、男のジャケットは魔獣の牙や銃弾によってボロボロに擦り切れ、穴が空き)

戦士(ズボンも引きちぎれ肌が露出している)

戦士(こいつ、あの数秒間でそれだけの戦いを――)

戦士「って、ちょっと待て」

男「あぁ?」

戦士「良く見たらボロボロなのは服だけで お前は無傷じゃないか!!」
618 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:31:16.56 ID:yNlftP+no
男「…仕方ないだろうが」

戦士「仕方、ない?」

戦士(まさかコイツ、服の下にメイド女達を助けるための重要アイテムを隠し持ってたりするのか?」

男「あぁ。事情があるんだよ」

戦士「じ・・・じょう?」

男「間違って高いシャツ着てきちまったんだよ。コレ、気に入ってるからオシャカにしたくねぇんだ」

戦士「真顔で言うことか!?あんまりだ!!あんまりすぎr」

男「戦士バリアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

チュドドドドーーーーーーン

戦士「ぎょえーーーーーーーーーーーーーーーーー」
619 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:36:30.96 ID:yNlftP+no
十数分後

男(だいぶ減ってはきたが、まだ半分か。閻魔達は上手くやってるだろううか)



閻魔「食堂!食堂ですよ!レッドロブスターですよ!」

魔王「何やってんのよアンタ!早く行くわよ!」

閻魔「そんな事言いながら魔王さんだってつまみ食いしてるじゃないですか!」



戦士(もう…駄目だ。腕が重い。足が上がらない…。頼む、魔王。早く、二人を助けてくれ)



閻魔「ふぎゅううううううううううううううう。お腹が、お腹が!トイレはどこですかーーーー!!」

魔王「もー。仕方ないわねー。それくらいでお腹壊すなんて。貧弱な証拠よ」

閻魔「うぎゅるぎゅるぎゅるー」




男・戦士((何だかとてつもなく駄目な予感がプンプンする!!))
620 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:41:53.59 ID:yNlftP+no
男「後…少し…ッ!」

男(懐に入ればどうにかなると思ってたが、アイツら味方を巻き込むことを躊躇せずに撃ってきやがった)

男(お陰で数を減らすのは随分楽だったが…俺達の消耗も激しい)

戦士「も、もう限界だ」

男「馬鹿ッッ!!!後ろだッ!!!」

チェーンソー男「…」キュイィィィィィィィィン

戦士「え・・・え・・・・え・・・・・・・・うわあああああああああああああああああああああ!!!」



―――ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥメランッッ!!!


チェーンソー男「…」バタリ


―――ふっ。またせたな!


戦士「その声は…まさか!」


―――そう。その通り









―――おさわりマンだ!!!


621 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:45:24.13 ID:yNlftP+no
男「…」

戦士「…」

おさわりマン「…」

男「さて、続き続き」

戦士「ちょっと休んだら回復したし俺も俺も」

おさわりマン「…」

男「…」

戦士「…」

おさわりマン「え。ちょ…酷くない!?吾輩、お前らのピンチのさっそうと現れたのに!」

男「股間から猥褻物をブランブランさせてる男に知り合いはいない」

戦士「…死んだ方がマシだったかもしれない」

おさわりマン「いや、だって仕方ないだろう?お前ら助けるためにブーメランパンツ投げたんだから!ほら、分かる?衣類のブーメランパンツと武器のブーメランをかけてt」

戦士「おさわりマンバリアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

おさわりマン「ぬわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
622 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/03(木) 09:47:09.53 ID:yNlftP+no
男「な…お前。おさわりマンを」

戦士「悪は滅びた」

男「…テメェ」

戦士「…」

男「やるじゃねぇかっ!」

戦士「だろっ?」

男「さて、敵の残りもあと少しだ。とっとと終わらせるぞ!」

戦士「―――あぁ!」


異世界に住む二人の間に、次元を超えた友情が芽生えた瞬間だった。続く。
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/03(木) 20:57:30.37 ID:x+hDSOaDO
…まさか。全員登場させるつもりじゃないだろうな。

って、そんな訳ないか
624 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/04(金) 08:58:28.06 ID:IT3gi52qo
急用により本日更新不可。

明日か明後日に更新する所存。
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/04(金) 10:52:55.60 ID:q3vPAiCAO
舞ってる
626 :1 [saga]:2011/11/05(土) 08:56:50.89 ID:WcQvtKIPo
■魔王と閻魔

閻魔「おかしいですねー」

魔王「おかしいわね」

閻魔「私の値が念のカンダとここに幼女ちゃんがいるはずなんですけど」

魔王「アタシのカンでもここにいると告げてたんだけど」


「「どうして外に出ちゃったん」」「だろう」「でしょう」


何故か建物の外にいた。
627 :1 [saga]:2011/11/05(土) 09:02:43.50 ID:WcQvtKIPo
■幼女とメイド女

幼女「ふ。みたか、わたしのさくせんを」

メイ「うぅ。もう戦士さんのお嫁に行けませんー」

幼女「メイドは戦士が好きなのか?」

メイ「ほへ!?そそそそんな!!なななにを言ってるんですか!!」

幼女「そうか。ちがうのか。わかった。メイドは戦士のことが好きじゃない。幼女はふかく心にきざみこんだ」

メイ「!?」

幼女「たしかに、戦士は家事ができるが、つよくもないし、ヘタレだし、魔王のしもべだし、好きになるようそなんてどこにもないな!」

メイ「そんなことありません!戦士さんは他の誰にも無い優しさと、決して折れない心の強さを持ってるんです!!・・・はっ!」

幼女「ほー」ニヤニヤ

メイ「誘導尋問ですか!?お、恐ろしい子!」
628 :1 [saga]:2011/11/05(土) 09:05:38.24 ID:WcQvtKIPo
幼女「だいじょうぶだ!わたしも男のことが大好きだからな!ばかにしたりしない」

メイ「そ。そうですか?」

幼女「もちろんだ。だからもっとメイドはスナオになるべきだ」

メイ「そ、そんな。私は男さんのことを心の中で想っているだけで十分幸せですし!」

幼女「だめだ!たとえ断られたとしても、おもいをつたえ、じぶんの心に《ケジメ》をつけることがじゅうようなんだ!」

メイ「けじめ・・・ですか?」

幼女「そして、それでもダメならいんこうをしてきせじじつ!みんなハッピー!」

メイ「みんな!?」
629 :1 [saga]:2011/11/05(土) 09:07:57.89 ID:WcQvtKIPo
幼女「それはさておき、わたしのさくせんはすごかっただろう!」

メイ「はい・・・。まさかぱんつを操り門番を窒息させ、カギを奪うなんて普通は考え付きません・・・」

幼女「たとえ魔法がつかえなくても、わたしはこのずのうがあるのだ!」

メイ「すごい!さすがですね!幼女さん!」


遠くで戦ってる男(何か今どこかで俺のツッコミが必要な予感がした)
630 :1 [saga]:2011/11/05(土) 09:14:24.63 ID:WcQvtKIPo
幼女「このままだっしゅつだ!そして心配した男からなみだながらにキスをもらうのだ!」

メイ「色々とストレートですねー。私なんて・・・はぅ」

幼女「だいじょうぶだ!メイドもがんばったごほうびに戦死からキスしてもらえばいい!」

メイ「き、キス!?し、塩焼きですか!?はわわわわわ」


――フゥー。ベタなボケはそれまで、だよ、


幼女「だれだ!?」


――フゥー。僕の声を、僕の姿を忘れたって言うのかい?


幼女「まさか・・・おまえは!」


――そう、キミ達が【抹殺した】男、だよ。
631 :1 [saga]:2011/11/05(土) 09:16:26.90 ID:WcQvtKIPo
続く。ちょっと駆け足にしすぎいたカンがあるな。まぁいいや。
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/06(日) 13:10:51.37 ID:G49l7lcAO
大丈夫か
誤字が…
633 :携帯から1 [sage]:2011/11/06(日) 22:16:34.45 ID:ZsKuZL3DO
誤字ったせいか呪われたらしく更新できねぇ。
また明日。
634 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 08:39:57.34 ID:PsnQ9I+eo
■男と戦士

男「ふぅ」

戦士「ぜぇ…ぜぇ…お、終わった」

男「後は幼女とメイド女の回収だな」

戦士「なんでお前はそんなに…元気そう……なんだ…よ」

男「軽い運動だろ。早く行くぞ」


――それにはおよばない!


男「崖の上だっ」


――私があなたがたが探していた人物。でしょう?


戦士「まさか、お前は…!」


――そう、【変質者】です!

635 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 08:41:24.86 ID:PsnQ9I+eo
男「…」

戦士「…」

男「…」

戦士「…」

男「……………………わ」

戦士「わ?」

男「探しとらんわァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」ドギャーーン

戦士「ブェェェェェ!!!俺ェェェェェェェェ!!!!?」
636 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 08:46:12.78 ID:PsnQ9I+eo
男「テメェらはどこから沸いてくるんだよ!異次元にまで出てきやがって!そんなにネタ不足か?あぁ?」

戦士「落ち着け!それ以上暴れると大変な事になるから!主に俺の命が!」

男「チッ。…で、何でこんな所にいるんだよ。こっちは忙しいんだ」

変質者「何で、ですか。その前に一つだけ言いたい事があります」

男「…言いたい事?」

変質者「君までメタネタをやるとツッコむ人が居なくなるから止めてください」

男「知るかッッッ!!!!!!!」
637 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 08:50:26.43 ID:PsnQ9I+eo
男「で、本題だ。どうしてお前がこんな所にいる」

変質者「簡単、ですよ」

戦士「簡単?」

変質者「呼ばれたから、ですよ」

男「呼ばれ…た?」

戦士「まさか・・・」

男「テメェ!犯人の……スパイだったのか?」

変質者「いや、呼んだのは>>600です」

男「テメェが思いっきりメタなボケしてるじゃねぇかァァァァァァァァァァ!!!」

戦死「ゴボァァァァァ!!な、何で俺までえええええええええ!!!」

変死「それが私の生きる道ィィィィィィィィィィィィィ!!!」
638 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 08:53:32.64 ID:PsnQ9I+eo
※いくらなんでも高校生探偵は出ません

男「しかし困ったな」

戦士「ん?何がだ?」

男「ここまで変質者、おさわりマン、戦士と出てきて倒してきた」

戦死「倒されてないよ!?」

男「多分、次に出てくるのは閻魔か、メイドのパンツだ…」

戦士「そんな良い声でメイドのパンツとか言われても!?」

男「だから俺達は準備をしないといけない」

戦士「…準備?」

男「あぁ」



男「何が出てきてもツッコめる準備をだ!」


戦士「男が壊れた!?戻ってこい!目的がおかしくなってるぞ!?」
639 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 08:55:43.64 ID:PsnQ9I+eo
――ツッコミは不要だよ。


男「誰だ!?」


――君も忘れたのか。僕の声を。


男「まさか、テメェはっ!」


――そう、君が【抹殺した】男。


戦士「…え、この声って」


――そう、【君たち】をこの世界に呼んだ男。



「【大佐】…だよ」
640 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 08:57:09.79 ID:PsnQ9I+eo
男「大佐…?」

戦士「男も知ってるのか?」

男「あぁ、しかしこんな所で出てくるとは」

戦士「そんなに意外なのか?」

男「当たり前だろ。だってよ…」

戦士「だって?」

男「こんなスレの最初の方で出てきた奴なんて誰も覚えてないだろ」

戦士「>>1も忘れてたした」

大佐「!?」
641 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 08:59:13.47 ID:PsnQ9I+eo
大佐「馬鹿な事を言っていられるのも今のうちだよ」

男「何か企んでる顔だな」

戦士「って、見えるのか?100メートルくらい離れてるのに。相手の声なんて拡声器からだし」

男「その気になれば見えるだろ。100メートルくらい」

戦士「つくづく人間離れしてるなお前…」
642 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 09:04:09.26 ID:PsnQ9I+eo
男「まぁ、距離をおくってのは正解だ。だが、100メートル程度じゃ足りねぇ。1秒あれば詰めれる距離だからな」

戦士「亀仙人よりはやーい」

大佐「おっと、変な気を起こさないことだね。僕には切り札がある」

男「…切り札?」

大佐「そう、切り札」



大佐「君たちの――大切な人だよ」


戦士「…なっ!」

男「…ッッ!」


大佐の影に隠れていたのは。

縛られ、身動きを封じられた幼女とメイド女。



大佐「動くな。動いたらこの二人を、殺す。この【大魔王】も【悪魔】もね」
643 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 09:06:53.21 ID:PsnQ9I+eo
捕らえられた幼女とメイド女。果たして男は二人を無事に救い出せるのか。戦士には期待していない!

そして未だ迷子の魔王と閻魔は合流できるのか!メイドのパンツはどうなったのか!

次回へ続く。幼女スレはプロットとか無しで何も考えずに勢いと思い付きだけで書いてるので期待しないで下さい(本音)
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/07(月) 11:31:59.50 ID:wC7+hJhAO
乙おっつ
男って日常世界じゃうかつに走れないな…
645 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/07(月) 19:27:52.06 ID:PsnQ9I+eo
>>644

※日常編

魔王「男ってさー」

男「何だよ」

魔王「アンタ、そんなに強いのにどうやって日常生活送ってんの?」

男「お前にだけは言われたくねぇよ」

幼女「かいせつしよう!」

魔王「解説?」

幼女「男のシャツをめくると、背中につまみがついている!」

魔王「ふむふむ」

男「…!?」

幼女「そのつまみを、【弱】に合わせると男はパワーがセーブでき、せつでんにもやくにたつのだ!」

男「節電!?」

魔王「おー。弱〜覚醒まであるワケね。なるほどー」

幼女「ちなみにじゅうでんはアナルからだ!」

男「ただし魔法は尻から出る!?ち、ちょっと待て!?俺って一体なんなんだ!?なんだったん―――」




男「…ッッ!!!!ゆ、夢か」
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/07(月) 19:47:43.27 ID:5555sYBdo
乙アッー
流石に探偵は出ないか…いや分かってたけどね?(チラッ

冗談はさておき、前回登場から591レス、名前だけでも351レスぶりの大佐再登場おめでとう!
647 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/08(火) 00:55:34.47 ID:b+7Uzpkno
今日は来客があるので休む。その代わりレスで1ネタ書く。

>>646

大佐「591レス…途方もなく長い時間だったよ」

男「止めろ。その変な単位は止めろ」

大佐「誰も僕の事を覚えてないかと不安だったんだ」

幼女「だいじょうぶだ!」

大佐「あぁ、大丈夫だとも。僕はラスボスだからね。そう簡単に忘れられるわけが」

幼女「お前が【さいとうじょう】するさい、>>1が いっしょうけんめい 過去ログをあさっていたのを見たからな」

戦士「>>1が覚えて無いんじゃ誰も覚えてるわけ無いよな!」

幼女「だからだいじょうぶだ。おまえのことなんて誰もおぼえていない!>>1はお前の一人称も、口調も、なにもかもわすれていたぞ!」

大佐「・・・」

男(どうしよう。少し可哀想になってきた。ツッコんでやってもいい気がしてきた)
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/08(火) 02:22:13.25 ID:T63FLPu1o
何を突っ込む気ですか男さん
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 11:52:13.67 ID:EUuQnJIAO
俺も大佐のこと忘れていたってうわなにをするやm
650 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/10(木) 20:28:51.60 ID:f9UlGHsLo
男「テメェ・・・」

大佐「フゥー。分かってるとは思うけど、僕は本気だよ」

男「何が望みだ」

男(コイツは幼女を《憎んで》いる。大魔王と呼び、この世界に害なす存在だと信じ込んでいる)

男(そう、こいつは幼女を殺そうとしているはずなんだ)

男(なのに、何故俺に対しての人質として使う?)

大佐「僕の望みはただ一つ」


大佐「君――自殺しなよ」


男「…ッッ!?」
651 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/10(木) 20:34:32.37 ID:f9UlGHsLo
大佐「君が命を捨てれば、そこのメイド君を開放し、戦士君も魔王君も無事に返すと約束するよ」

大佐「本当は異世界の客人に君を殺してもらうつもりだったんだけどね。中々旨く行かないものさ」

男(やっぱりだ。何かがおかしい。幼女を殺すのではなく、俺を殺す事に何の意味がある)

男「俺に…恨みでもあんのかよ?」

大佐「別に」

大佐の部下「別にないですよねー。そこの男たちに喧嘩を売った挙句、米軍の中隊一個壊滅させて…
   
        しかもそれが命令違反だったものだから日本円にして数百億の損害賠償を請求された揚句
       
        その上男たちに空き巣に入られて児童ポルノを大量にベッドの下に設置されて通報され、社会的に抹殺されたくらい…ヘブゥッ!」

男「撃った!?」

大佐「べ、別にアンタなんかに恨みはないんだからね!!」

男「溢れんばかりに私怨じゃねぇかっ!なんか変なツンデレみたいになってんぞコラッ!」
652 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/10(木) 20:37:47.92 ID:f9UlGHsLo
男「俺にも恨みがあるって事は、俺が死んだところで幼女を解放するつもりなんてねぇだろ」

大佐「さぁ、ねぇ?」

幼女「わたしのことはいい!にげr・・・かはっ」

大佐「君はちょっと黙ってて貰おうか?僕に君を殺すことはできないけれど、今の君ならこうやって殴りつける事も出来るんだ」

男「…ガキの腹をブン殴るとは良い趣味じゃねぇな。ロリコンのサディストか?」

大佐「何とでも言えばいい。僕は君とこの大魔王が殺せればそれで良いんだから、ね」

男「…っ」

大佐「あと、そこに隠れてる二人も出てきていいんじゃないかな?」
653 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/10(木) 20:39:53.50 ID:f9UlGHsLo
男(百メートル先には銃を突きつけられた幼女とメイド)

男(奪還しようと俺が動けば二人は撃ち殺される)

男(幼女は魔法が使えない。メイドに戦闘は期待できない)

男(そして頼みの綱の閻魔と魔王は――)


魔王「テヘッ。見つかっちゃった★」

閻魔「あは…は」


男(役に立たないと来たもんだ。何処で何やってたんだこいつら)

※基地でご飯食べてました
654 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/10(木) 20:42:13.20 ID:f9UlGHsLo
大佐「さて、自殺もしないっぽいし。まずはこのメイド君から…」

魔王「待ちなさいっ!メイド女は関係ないでしょ!」

大佐「あぁ、無いとも。だけど人質としては有効だからね」

大佐「それとも、君がそこの男を殺してくれるとでも言うのかな?」

魔王「…!」

閻魔「そんなっ…」

魔王「…」

魔王「…」

魔王「………・」

魔王「…分かったわ。アタシがやればいいのね」

閻魔「…!!駄目ですよっ!そんな…そんな事したら…!」
655 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/10(木) 20:48:23.80 ID:f9UlGHsLo
魔王「そうなのよねー」

魔王「アタシは巻き込まれただけだし、元の世界に戻れればそれで良いし」

魔王「メイド女か男かって聞かれたら」

魔王「分かるわよね?」

男「馬鹿言うな。俺は抵抗するぞ。テメェも無事にすまないだろうが」

大佐「フゥー。してもいいんじゃないかな?異世界の魔王対人類史上最強の男。面白い見世物じゃないか」

魔王「ほらー。ヘナチョコ大佐も言ってるしさー」

男(なるほどな。二人で殴り合うフリをしながら相手の隙を見つけるって算段か)

魔王「だから――死になさいッッ!!」

男「…が……………はっ」

閻魔「男さんっ!逃げてください!魔王さんは本気です…本気なんです・・・!」

男「なん…だと…」

閻魔「だって・・・だって・・・」

閻魔「目が、ものすっごく嬉しそうなんですもん!!獲物を見受けた肉食獣の目ですよ!!」

男「…」

男「…何で」

男「…何でこんな時までお前らはマイペースなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」
656 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/10(木) 20:48:57.99 ID:f9UlGHsLo
つづく。
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/11(金) 08:55:09.45 ID:ZruEMOCAO

男が魔王にボコボコにされて新たな趣味に目覚めないといいが
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/15(火) 16:36:12.91 ID:TyQh3mc9o
きっと戦士が盾になってくれるよ。
659 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/16(水) 04:29:39.15 ID:oM0g7Gv5o
日が空いて申し訳ないです。来週頭に復活予定。
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/21(月) 01:40:04.86 ID:Z1myJN0Co
さあ月曜日だ!
661 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/11/22(火) 02:34:17.28 ID:r0MmAeTUo
いまから、かく。遅れて住まない
662 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 02:40:10.24 ID:r0MmAeTUo
男(速く、鋭い。そして、それ以上にとにかく《重い》一撃だった)

男(腹部への打撃。生まれて初めての衝撃。横隔膜が悲鳴を上げ、内臓が軋む)

男(魔王の拳の威力は凄まじく、俺は体をくの字に折り曲げたまま地面と平行に数名とる吹き飛ばされてしまう)

男「テ…メェ…!」

魔王「ゴメンねー?でもさ、アンタも分かるでしょ?」

魔王「《身内》か《他人》か、どちらか選べって言われたらさ?」

男(あぁ、よく分かるさ)

男(だから返事は)

男(俺の拳でしてやるよ!)
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海・関東) [sage]:2011/11/22(火) 02:42:58.74 ID:8/VI2iIAO
おう、うれしいが無理は禁物だぜ?
664 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 02:44:24.95 ID:r0MmAeTUo
その時の様子を変質者の「刃牙山勇太郎(32歳 会社員)」はこう語る。

「あぁ、もう凄かったですよ。魔王さんが飛び出したかと思ったらね?男さんが吹き飛んでるんですよ」

「信じられますか?人間が吹き飛ぶんです。それも子供では無く、180センチはあろうかと言う大男が」

「こう、マンガみたいにドギャーンって。人形みたいにですよ?」

「だけどね、私が驚いたのはそこじゃないんです」

「あれは今でも脳裏に焼き付いています」

「無傷だったんですよ。男さん。あれはもう、人間の戦いではないですね」

「えっ・・・?私ですか?ハハッ。こんなナリをしちゃいますが、あんなパンチ喰らったら死んじゃいますよ」
665 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 02:57:34.95 ID:r0MmAeTUo
大佐「やったか!」

男「…ンな訳」

男「無ェだろうがァァァァァァ!!」

魔王「が・・・はっ」

男「同(おんな)じ場所にお返しだ。取っとけ。クソ魔王」

閻魔「男さんまで・・・!止めてください!そんな事、敵の思うつぼじゃないですかぁ!」

変質者「お嬢ちゃん…。男には、譲れない戦いってもんがあるんだよ」

閻魔「したり顔で一体何を!?なんかキャラ変わってません!?」
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/22(火) 02:58:59.60 ID:4h9Au57DO
幼女スレかと思ったらバキが始まってた
667 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 03:06:32.95 ID:r0MmAeTUo
魔王「け・・・ほっ。やるじゃない。アンタ。アタシに怪我させれる相手なんて世界に5人といないわよ?」

男「ハッ。じゃあ俺の勝ちだな。俺に怪我させれる相手なんて、宇宙探しても1人しかいねぇよ」

魔王「ふふふっ」

男「ははははっ」

魔王「あはははははははははははははは!」

男「はははははははははははははは!!」

魔王「…」

男「…」



「「ブッ殺す!!!!!」」


変質者「それが、戦闘開始の合図だった」

閻魔「ナレーション!?」
668 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 03:09:34.17 ID:r0MmAeTUo
人類最強の男と、異界の魔王の死合を間近で見ていた傭兵のジェームズ=ライン(26)はこう語る。

「そうですね。最初は《手四つ》でした。分かりますか?プロレスの」

「そう、それです。正面から向き合い、手と手を握り合わせての力比べ。純粋な握力と腕力の勝負と言う奴です」

「男の力は知っていました。だからこそ男が勝つと思っていたんですよ。だってそうでしょう?銃弾を握り潰す握力に、戦車を吹き飛ばす腕力です。マトモな生物に太刀打ちできるわけが無い」

「結果ですか?―――私も目を疑いましたが――」

「引き分け、ドローです」

「どちらとも動かないんですよ。一歩たりとも、一メートルたりとも、一センチたりとも」

「だけど私には分かりました。彼らが全力である事も、そして、その力が凄まじい物であったことも」

「何故分かったって?あなた、冗談で言っているんですか?」

「我々が立っている《クレーター》を見れば分かるでしょう。これは。彼らの《力比べ》の結果ですよ」
669 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 03:14:22.99 ID:r0MmAeTUo
男「こ…の……クソアマァッ」

魔王「こんの…馬鹿男!」

バッ

閻魔「離れた!?」

男「はぁ…はぁ…。何て馬鹿力なんだよ。クソッタレ」

魔王「ぜー、ぜー。女と互角だなんて情けないわねー」

男「ンだとコラ」

魔王「こんなチンタラやってたら日が暮れちゃうわ。悪いけど、サクッとKOさせてもらうわよ」スチャッ

男(そう言って魔王が取りだしたものはいわゆる《メリケンサック》だった)

男(あれだけ頑丈な体と、並はずれた身体能力を持つ魔王が武器として選ぶほどの物)

男(冗談で済むような代物とは思えなかった)
670 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 03:17:09.17 ID:r0MmAeTUo
魔王「アンタはいいの?何でも使いなさいよ。マジにならないと死ぬわよ?」

閻魔「こ、こうなったら緊急手段です。閻魔権限で天界の武器の使用許可を――」

男「…ぇよ」

閻魔「え?」

男「いらねぇって言ってんだよ」

魔王「…アタシの事ナメてんの?」

男「違ぇ。俺にとってこの世界で…いや、異世界含めて全部探したってな」

男「俺のこの《拳》より信頼できる武器は他に無ぇんだよ」ニヤァッ
671 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 03:17:35.65 ID:r0MmAeTUo
魔王「…フンッ」

閻魔「武器を…捨てた?」

魔王「奇遇ね。そう言えばアタシも一番の武器はメリケンサックなんかじゃなくて、《拳》だったわ」

男「ハッ。相手が素手で自分が武器を使うのはプライドが許さねぇってか。虚勢張って、後で泣いても知らねぇぞ」

魔王「それはこっちの台詞よ。天界の武器ってのを使わなかった事を後悔させてやるわ」

男「ゴタクはもういい、とっとと始めようぜ」

男「ド派手なケンカをよぉッ!」
672 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 03:18:12.73 ID:r0MmAeTUo
終了。
このSSのジャンルはギャグですよ?
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/22(火) 13:10:40.45 ID:DKCHJsLAO
男くんでかいんだな
いや、アレではなく身長が
674 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 23:49:57.86 ID:r0MmAeTUo
>>673

幼女「男のアレは…まぁ、うん。そうだな!男のカッコよさというのはアレだけではないとおもうんだ!」

閻魔「そうですよ!アレだけじゃありませんって!」

男「お前らァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

では、今から書いていきますよ、と。
675 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 23:53:59.06 ID:r0MmAeTUo
閻魔「凄まじい《気》です」

変質者「まるで、幼女SSからドラゴンボールSSの世界に来てしまったかのような」

閻魔「こんな事なら…天界の武器を男さんに…」

幼女「てんかいのぶき、か。そんなものがあったのか」

閻魔「はい。普通の人間には扱えない代わりに、絶大な威力を秘めた天界の封印武器…それさえあれだ」

幼女「それはわたしでもつかえるのか?」

閻魔「そんな!幼女ちゃんがアレを使ったら日本沈没どころじゃ済みませんよ!?」

幼女「そうか。それはいいことをきいた。こんど(かってに)かりることにしよう。男の涙声がたのしみだ!」

閻魔「もう。幼女ちゃん…そんなイタズラしちゃだめですよ?幼女ちゃんの為に男さんは闘ってるんですから」

幼女「そうだった!このたたかい、一秒たりともみのがさないぞ!」
676 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 23:54:52.67 ID:r0MmAeTUo
閻魔「あれ?」

閻魔「えーっと」

閻魔「あれれ?」

閻魔「何かが、おかしいような」
677 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/22(火) 23:57:38.50 ID:r0MmAeTUo
幼女「なにがおかしいのだ?」

閻魔「いや、だって。幼女ちゃん捕まってましたよね?」

メイ「捕まってましたねー」

閻魔「メイドさんも捕まってましたよね?」

幼女「わたしたちは仲良しだからな!」

メイ「ですもんねー♪」

閻魔「いや、だって。あの、その、いや」





閻魔「えええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
678 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:01:10.52 ID:46Se86ndo
幼女「戦士がたすけてくれた」

閻魔「そういえばここ30レスほど姿を見てなかったような・・・」

戦士「何で気付いてないの!?いや、確かにそのお陰で助けられたんだけど」

閻魔「いや、いてもいなくてもいいかなーって」

戦士「こんな時、どんな顔をすればいいか分からないの」

幼女「なけばいいとおもうぞ」

戦士「ここには鬼しかいないのか」
679 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:05:04.41 ID:46Se86ndo
幼女「かいせつしよう!」

メイ「戦士さんは、持ち前の薄い存在感でこっそり助けてくれたんですよー」

戦士「メイド女まで!?」

閻魔「でも、見張りの兵士たちはどうしたんです?」

戦士「ん?ノしたけど」

閻魔「…実は強かったとか?」

戦士「こう見えても勇者パーティの一員だったんだぞ。俺の事をなんだと思ってたんだよ」

閻魔「えーっと。メイド女さんの下位互換?」

戦士「…」

幼女「なけばいいとおもうぞ」

戦士「まだ何も言ってないのに慰められた!?」
680 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:09:42.31 ID:46Se86ndo
大佐「フゥー。どうしたものか」

部下「そうですねぇ」

大佐「彼があんなに強いとは思わなかったよ」

部下「そうですねぇ」

大佐「フゥー。まさにアレは怒り狂う鬼そのものだったよ。人はみかけによらないね」

部下「そうですねぇ」

大佐「まさか、この僕が…」

部下「まさかですねぇ」

大佐「右手を脱臼、左足も粉砕骨折。前歯も4本折られ、ついでに逆モヒカン刈りにされるなんてね」

部下「意外に余裕そうですけど、とんでもない重症ですよねぇ。俺も人の事言えませんけど」
681 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:12:17.79 ID:46Se86ndo
幼女「ところで、たいへんなことに きづいた」

閻魔「どうしたのですか?」

幼女「ほんとうは、きのうの時点で戦士があばれまわり、だいかつやくするシーンをかんがえてたのだが」

閻魔「もうメタ発言を隠す気もありませんね…」

幼女「うっかり書き忘れたせいで戦士のかつやくは>>680でさいごだ」

戦士「まさかの見せ場無し!?」
682 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:14:49.14 ID:46Se86ndo
閻魔「しかしどうしましょう」

幼女「こまったな」

メイ「困りましたねー」

戦士「どうしたもんかな」

閻魔「男さん達のバトルが白熱しすぎて止めれません」

戦士「とっくに二人は助けたんだけどな」

幼女「よし、戦士、止めてくるんだ!」

戦士「俺ェェェェェェェェェ!?」
683 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:19:15.61 ID:46Se86ndo
戦士「嫌だよ!?俺、あんなのに割って入りたくないよ!?」

メイ「なんかかめはめ波みたいなのも出てますもんねー」

戦士「どうやってるんだアレ…。魔法…?」

閻魔「戦士さん・・・?」

戦士「な、なんだ?」

閻魔「ここにいる男性は戦士さんだけなんです。しかも私達に至っては何のへんてつもないひ弱な幼女。ここは戦士さんしか止められる人がいないんです」

幼女「がんばれ!骨はまいそうしてやろう」

戦士「」
684 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:21:31.94 ID:46Se86ndo
戦士「おーい」

戦士「おーい。もうメイド女たちは――」

男・魔王「邪魔するなァァァァァァァァァァ!!!」

ドギャーン

戦士「あべしっ」

幼女「だめだったか」

閻魔「駄目でしたね」

幼女「しょせん、戦士というところか」

戦士(ひでぇ)
685 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:34:23.56 ID:46Se86ndo
男「ぜぇ…ぜぇ…。おい、もう立ってるのも限界じゃねぇのか?」

魔王「アンタこそ、膝が笑ってるわよ?」

男「ハッ。見間違いだよ」

魔王「じゃあ、アンタのも見間違いね。アタシのHPはまだ12割くらい残ってるわよ?」

男「ふざけろ。次で終わりにしてやる…」

魔王「それはこっちのセリf―――」





「そこまでだよ」



バシュッ



男「・・・・・・・・・・!!」

男(鋭い音がした。そう感じた瞬間、俺の腹は《何か》によって刺し貫かれていた)
686 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:36:42.42 ID:46Se86ndo
大佐「ハハハハハハハハ。血なんか吐いちゃって。みっともないねぇ

もう、遊びは終わりだ。僕が君たちをここまでおびき寄せた理由が分かるかい?」


閻魔「男さんの体を貫いた…!?これは、レーザー・・・?」


大佐「本当は使いたくなかった。僕に制御できるかも怪しいからね」

大佐「分からないかい?ここは《次元のはざま》。聞いた事あるだろう?日本人だろ?遊んだことくらいあるだろ?知ってるだろ?」

大佐「だったら、《コイツ》が居る事も知ってるよなァ?」



























             ,_
             / _ヽ
             ヽ__ソ
            iヾ_,,| |-,_,-- ,__/\
     _,、  __/ー-+-+、ヽ__\ノ|i K、
    ./λノ\,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
   / / ̄\フ、> 'i |\/ヾ,)) |===i  ("iソ
  <`レ’   i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ  | il`i
   i",|-,   ヽニヽ_.|/^il"~`》_,-" <`ー"ヽ、
   `i"-P   _/ ̄,]|`=,)ー+ー'     `-, ,Y )
   ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ          レレ'
  ∠ニO)ー`    />i |L
          <)_ヘ_(^ヽ
              ヽ| ~`








687 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:37:13.29 ID:46Se86ndo
男「………………・オ」




男「オメガじゃ…………・ねぇ…か」
688 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/23(水) 00:39:29.56 ID:46Se86ndo
やりたい放題やって続く。

私事で恐縮ですが、最近中学二年生の時に使っていたノートが出てきました。
深紅の長髪と黒いロングコートをたなびかせた、オッドアイの死神『プルートー=デス=ブラッド』さんを見た時、僕はノートを燃やしたくなりました。
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/23(水) 01:07:27.22 ID:sSs3ssWco


ついにあのノートを見つけてしまったか…
そのノートを見たものは枕に顔を埋めてジタバタしてしまうらしいぞ
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/11/23(水) 01:18:24.40 ID:mEe3dfAUo


次元の狭間でレーザーってまさかとは思ったがやっぱりか
でもこいつが居るってことは…
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/23(水) 03:14:12.94 ID:Hg+oV/Bzo
いいか?宝箱を見つけても不用意に開けるんじゃねーぞ?
絶対だからな!?
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/23(水) 05:22:45.35 ID:AT5iAr8DO
次元のはざまって一発ネタの捨てギャグかと思ってたらまさかのオメガ再登場フラグだった。携帯だからAA見れないけどな!!畜生!
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/23(水) 09:00:03.55 ID:M4fqrBaAO
まさかのオメガ…だと…
なにその死神すごくワクワクする
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(新潟・東北) [sage]:2011/11/23(水) 18:36:17.27 ID:deqJfhfAO
>>692
俺ももしもしだけど見れるぞ?
695 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 21:24:17.36 ID:3LYjxtyLo
枕に顔をうずめてジタバタしながらこんばんは。
某所でノート晒したら何人かの《枕に顔をうずめてジタバタした人》がプルートー=デス=ブラッドを描いてくれたけどどいつもこいつもイメージ同じ過ぎて吹いた。

では、これから書きます。

>>693
えっ?
696 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 21:28:37.33 ID:3LYjxtyLo
大佐「フゥー。どんな気分かな?地面に這いつくばる気分と言うのは」

男「テメェ…も……這いつくばってるじゃねぇ…かよ」

大佐「フゥー。足が折れてるからね。仕方ない事さ。だが、命令することはできる」

大佐「《オメガ》。この《悪魔》どもを皆殺しにしろ」

オメガ『…』

幼女「くっ…こんなことになるなら…」

閻魔「えぇ。もっと準備を整えて挑むべきでした」

幼女「ちがう!そうではない!」

閻魔「そうではない、って?」

幼女「こんなことなら>>290でオメガを飼ってればよかった」

閻魔「そっち!?」
697 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 21:37:25.13 ID:3LYjxtyLo
男(体が…動かない。内臓をやられたのか)

男(痛み。激痛。今まで味わった事もないような強烈な、そして不快な感覚)

男(熱したアイロンを全身に擦りつけられたかのような感覚)

男(声も出ない。立ち上がる事も出来ない。何も考える事が出来ない。だが)

男(たった一つ。たった一つだけ。たった一つだけの強い想いはオレの心の中に残っていた)



男(この鉄屑を絶対にスクラップにしなきゃならねぇ)



男(俺達《家族》と、異世界の《家族》が無事に家に帰るために)


幼女「こんなことなら>>290でオメガを飼ってればよかった」

男(駄目かもしれない)
698 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 21:40:31.76 ID:3LYjxtyLo
魔王「…ちょっとアンタ」

大佐「フゥー。なんだい?君たちはもう用済みだよ」

魔王「…」カチン

魔王「アタシはね。誰かに良いように弄ばれるのが一番嫌いなの」

戦士(知ってる)

閻魔(知ってます)

メイ(しってますよー)

幼女(しっている)
699 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 21:46:37.29 ID:3LYjxtyLo
魔王「ウチのメイド女人質にとってそこの死体とバトルさせただけじゃ飽き足らず、用済みですって?ふざけるんじゃないわよ!」

大佐「その割には楽しそうに戦ってたみたいだけど?一度殴り合ってみたかったんじゃない?」

魔王「ギクッ」

閻魔「口でギクッって言う人、久しぶりに見ました」

魔王「そ、そんな事はどうでもいいのよ!アタシはアンタが気に入らない。だからこれからぶっ飛ばす!」

大佐「フゥー。短絡的だね。これだから未開の原始人は。どうやって僕を倒すのかな?あの男さえ一撃で倒れたんだよ。オメガの《アトミックレイ》で」

魔王「そんなの簡単よ」

戦士「魔王が笑った…。勝機があるのか?」

大佐「フゥー。聞かせてもらいたいものだね」

魔王「オメガを無視して、アンタをブッ殺す!」

戦士「その発想はなかった」
700 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 21:53:12.00 ID:3LYjxtyLo
魔王「と言う訳で、大人しく死になさ――」

閻魔「危ないっ!ミサイルです!」

魔王「えっ――」

チュドドドドドドドドド

大佐「フゥー。跡形もなく消し飛んだかな?」

大佐「けど、凄い爆発だね。男君も巻き添えになってなければいいけれど」

大佐「彼の死体は原型を残していて貰わないといけないからね」

大佐「そこの《大魔王》を殺す為に」
701 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 22:01:36.54 ID:3LYjxtyLo
閻魔「…なんで。何で幼女ちゃんを狙うんですか!何で男さんを殺そうとするんですか!彼女たちは確かに人間以上の力を持ってます。悪い事もしてきました。だけど!」

大佐「関係無いね。ソイツは《大魔王》だ。君も天界の人間なら知ってるだろ?」

戦士「大魔王?」

大佐「そう。大魔王だ。ソイツは大昔にどこかの次元で勇者に葬られた大魔王の力を有している。男君が生きてれば、ソイツが自分で大魔王を名乗ったって記憶もあるはずさ」

大佐「天界は大魔王の力を危険視していた。だから君が送られた。そのようなちびっ子の姿にまでされてね」

大佐「違うかい?地獄の閻魔サマ」

幼女「まさか、1スレ目のわたしの言葉がフラグだったとは…」

大佐「そして。大魔王は《勇者の剣》でしか倒せない。ここまで言えば僕が男君を狙う理由も分かるだろう?」

閻魔「そんな…まさか…」

幼女「だれもわたしにツッコミを入れてくれないだなんて…。さびしい」

閻魔「そう言うシーンじゃありませんから!空気読みましょうよ!空気!」

幼女「わたしにできるとでも?」

閻魔「ごめんなさい…」
702 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 22:10:17.28 ID:3LYjxtyLo
戦士「つまり男は《異世界の勇者》の力を受け継いでるってワケか?」

大佐「フゥー。短絡的だね。違うよ」

戦士「違う…?」

閻魔「はい。少しだけ違うんです。彼は…男さんは…」

閻魔「《 勇 者 の 剣 》 なんです!!!」

戦士「…勇者の、剣?」

男「って、無機物かよ!?俺って無機物の生まれ変わりか何かだったのかよ!?せめて有機物!許されるなら人類にしろよ!」

大佐「フゥー。君の死体から骨の一本でも抜き出して、ソイツの心臓に突き刺すだけで事は終わる。それ以外の方法では例え《魔法》を封印してもソイツを殺す事は出来ないからね」

男「なるほど…な。ようやく合点がいったぜ」

大佐「フゥー。…・って」








大佐「え?」
703 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 22:18:44.69 ID:3LYjxtyLo
幼女「やっとおきたか。しんぱいしたぞ」

男「嘘つくんじゃねぇよ。お前がそんなタマか」

幼女「ばれたか。わたしの男があの程度で死ぬわけがないからな」

男「正直、メイドの《やくそう》がなければヤバかったけどな。便利だな。ファンタジーって」

閻魔「時間を稼いだ甲斐がありましたね。こう言う黒幕っぽい人は自分が優位に立つとすぐに秘密をしゃべるから扱いが楽でした」

男「悪ィなぁ。苦労かけちまって。だがよ」

大佐「ハハッ。男1人で何ができる!戦士はオメガと戦うには戦力外。《大魔王》だって《魔法》が使えない。絶望的じゃないか!」

男「《だがよ》って言ってんだろうが。クソッタレ。全部聞けよ」

男「戻ってきたみたいだぜ?」

男「ミサイルで吹っ飛ばされた《アイツ》がよ」

魔王「…よくも、やってくれたわね。借りは20万倍にして返すっ!」

男「仕切り直しだ。簡単に俺達を殺せると思うなよ。何せこっちは地球最強と」

魔王「魔界最強の」

「タッグなんだからな!」
「タッグなんだからよ!」
704 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 22:23:18.85 ID:3LYjxtyLo
幼女「閻魔よ」

閻魔「どうしたんですか?男さんが心配です?」

幼女「そんなことはない。男はまけない」

閻魔「じゃあ、何なんですか?私は今男さんに渡す《天界の武器》の申請をしてて忙しいんです」

幼女「やはり閻魔もつめたい」

幼女「ここは幼女スレではなかったのか。どうしてこうなった」

幼女「みんなわたしのセクシーシーンとか、かわいいすがたをみたくて必死のはずなんだ!」

幼女「なのにどうしてわたしより変質者がかつやくしてるんだ!どうして男の方がかつやくしてるんだ!ズルい!」

閻魔「あ、はい。あと5分ですね。了解です」

幼女「スルーされた…」ショボン
705 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/24(木) 22:25:21.49 ID:3LYjxtyLo
続く。ギャグが足りないんだよォォォォォォォォォォォ!!!!

幼女が極大消滅呪文使えないからって閻魔さん強気すぎです。

AAはまぁ。見れない人ごめんなさい。
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/24(木) 22:43:13.38 ID:VM/umC3AO
おつおつ

(かっこいいじゃんプルートーさん…)
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/24(木) 23:10:06.18 ID:ofL/30TDO
乙おつ
AA見れない人はギコレットでもW2CHでもDLすればいいと思うの。
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/25(金) 02:06:18.93 ID:w2PwFdRDO
いちおつ。
黒歴史ノートうぷしようぜ!


>>707
見れた。ありがとうー。
709 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 22:37:52.20 ID:RtQMni8ao
先週あたりから咳が止まらずこんばんは。
これは愛子様がかかられたマイコプラズマってやつでしょうか。
みんなも風邪には気をつけてくれ。

そんな訳で今から書きます。
710 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 22:41:18.21 ID:RtQMni8ao
魔王「とは言っても、アンタ…あの鋼鉄のバケモノに対抗策なんて考えてるの?」

男「どう言う原理か知らねぇが、《オメガ》は俺達の世界のゲームに出てきたモンスターだ」

魔王「ゲームって、まさか戦士がやってたみたいなエロg」

男「違ぇよっ!俺をあんなのと一緒にするんじゃねぇっ!」

魔王「じ、じゃあ…まさかホモ…」

男「それも違うッ!」

幼女「だいじょうぶだ!男のパソコンにもこっそりエロゲーが入っていたぞ!わたしはみのがさない!」

男「あああああああああ!!話が進まねぇッッ!!!!!」
711 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 22:44:33.57 ID:RtQMni8ao
男「エロゲーなんて単語はどうでもいいんだよ。それより大事なのはオメガをどうするかだ」

魔王「誤魔化した」

幼女「ごまかした」

閻魔「誤魔化しました」

戦士「誤魔化したな」

メイ「誤魔化しましたね」

男「幸い、FF5はガキの時分にやりこんだからな。攻略法は分かってる」

魔王「無視して」

幼女「ごういんに」

閻魔「話を」

戦士「本筋に」

メイ「戻そうとしてます」

男「話を聞けよお前らッッ!!本筋に戻させろよ!戻っちゃいけないのかよ!?戻ったら命でも落とすのかお前らはッッ!」
712 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 22:52:38.48 ID:RtQMni8ao
魔王「仕方ないわね。聞いてあげるわよ」

男「あくまでもゲーム通りの性能って仮定するけどよ。アイツの恐ろしいのはバカみたいな火力だ」

男「だが、弱点もある。やつの苦手な《雷》を纏わせた剣で怒涛の連続攻撃をブチこめばこっちが殺られる前に殺ることができる」

魔王「なるほどね。ところで――」

男「何だ。俺の完璧な作戦に礼でも言う気か?まぁ、あのゲームはガキの頃に――」

魔王「剣ってどこにあるの?」

男「戦士が持ってるだろ。戦士だし」

戦士「折れたよ」

男「!?」

魔王「あと、雷ってどうやって落とすつもりよ?アンタ、そんな魔法使えたっけ?」

男「ま、魔王なんだから使えるだろ?」

魔王「いや、無理」

男「!?」
713 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 22:53:41.97 ID:RtQMni8ao
男「って、オイ。もしかして」



男「俺達…」



男「オメガと…」



男「ガチでやるのか!?」
714 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 23:15:46.14 ID:RtQMni8ao
大佐「相談なんてしてていいのかい?オメガは待ってはくれないよ」

男「――!!ミサイル!?」

男(弾幕の陰からレーザーを喰らったら間違いなくヤバい!ここは幼女たちを先に避難させねぇと)

男(と、なるとこのミサイルは)

男「俺が盾になる!その間に閻魔は幼女たちを連れて逃げろ!」

男(迫りくるミサイル。避けるのは難しくない。だが、後ろには戦えない連中がいる)

男(ここは、俺が庇うしかなかった)
715 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 23:22:24.94 ID:RtQMni8ao
男(だが、頭部を腕で覆い、防御の構えをとった時)




魔王「アンタ1人にいいカッコはさせないわよ」

男(俺の視界を人影が覆う)

戦士「何言ってるんだよ。魔王。お前は女の子だろ。それに、お前らに倒れられたらオメガは倒せないしな」

男(それも、1人では無い)

閻魔「私だって防御結界くらい張れます。幼女ちゃんを護りたいのは私もなんですからね?」

男(俺の眼前に立つ、3人。命知らずの馬鹿野郎達)

男「…足引っ張るんじゃねぇぞ。テメェら」

男(軽口を叩くが、内心は違う)

男(心が震える。胸が熱くなる)

男(住む世界は違う連中だが)

男(常識外れの連中だが)

男(口を開けば口論ばっかりしているような連中だが)


男(今、この瞬間。俺達は《仲間(パーティ)》だった)
716 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 23:27:02.29 ID:RtQMni8ao
男「閻魔。ミサイルが止まったらすぐに結界を解いてくれ」

男(前に立つ3人に並び寄る、俺が一番後ろじゃ格好付かないだろう?)

男「結界が解けたら全員まっすぐ突っ込め。奴の武器は飛び道具。密着すればまだ勝機はある」

男(簡単な指示を出す。だが、実際の所問題点は山積みだ)

男(不安はある、迷いもある)

男(その不安を、迷いを吹き飛ばす為に深く、深く息を吸い)

男「さぁ―――」


男「ラストバトルだ!行くぜテメェらっ!」

男(俺は、全てを吹き飛ばすかのような鬨の声を張り上げた)
717 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 23:27:49.03 ID:RtQMni8ao
閻魔「男さんらしくないです」

魔王「アンタが仕切るなっての」ゲシッ

戦士「お、俺の剣折れてるんだけどどうすればいいんだ?」

男「…何かダメな気がしてきた」

つづく。
718 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2011/11/25(金) 23:31:12.99 ID:RtQMni8ao
いつ終わるんだオメガ戦。

>黒歴史ノート
とりあえずブログに少しだけ晒してきた。
《教会》直属の死神天使「冥=ルシフォート」とか、暗殺一家の暗器使いの美少女「双龍冷牙(ソウリュウレイカ)」
とか。見ているだけで死にそうだよ。
みんなもあるよね!?これくらいあるよね!?
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/11/26(土) 00:28:03.36 ID:vLSHEefVo


俺の厨二病はクールぶる方だったから物は残ってない
思い出したくない黒歴史ならいくらでもあるけどな…
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/26(土) 09:20:23.57 ID:0prqhiDAO

暗殺一族の最高傑作である少女の設定なら今も残っている
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(千葉県) [sage]:2011/11/27(日) 16:44:42.54 ID:Hv0Fqqu90
暗黒・包帯・眼帯・鎖・鍵・龍・血・魔・聖・混沌・画数が多い漢字
あなたはいくつ当てはまりますか?
722 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/11/28(月) 19:02:41.76 ID:JUApjW8ro
ちょっと事情によりまた数日引っ込みます。

クールぶって、中二セリフ回しを日常で使うような男でした。死にたい。
暗殺一家の最高傑作も、暗黒も包帯も眼帯も鎖も鍵も龍も血も魔も聖も混とんも書く数が多い漢字も全部当てはまってるよ畜生!

休む報告だけも申し訳ないので小ネタ投下していきます。

■11/28 いいニーハイの日

幼女「いいニーハイの日らしい」

男「どうでもいい…」

幼女「と、いうわけでニーハイをはくんだ!」

男「何でだよ!?俺がニーハイを装備して何の得があるんだよ!?誰が幸せになれるんだよ!?」

幼女「ぼうぎょりょくがあがる!」

男「上がらねぇッッ!」
723 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/11/28(月) 19:05:35.88 ID:JUApjW8ro
幼女「しかたがない。あきらめよう」

男「そうしろ」

閻魔「幼女ちゃん男さん大変です!」

男「何だよ…」

閻魔「今日はいいニーハイの日らしいです!さっそく履いてください!」

男「履かねぇ!何で俺がンな事しなきゃならねぇんだよっ!そんなにニーハイが好きならお前らが履けよ!」

幼女「…なっ」

閻魔「…えっ」

男「何だよ」

幼女「やはり男はロリコンだったのか」

閻魔「私達のニーハイが見たいだなんて…」

男「言ってねぇッッッッ!!!!!」
724 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/11/28(月) 19:09:35.44 ID:JUApjW8ro
幼女「むぅ。どうしたらいいのだ」

変質者「オメガ戦の続きを書けばいいんじゃね?」

幼女「《極大消滅呪文》」

男「…いや、まぁ。何だ。何もかもどうでも良くなってきた。ツッコむのもアホらしい」

幼女「そうだ!」

男「止めろ」

幼女「まだなにも言ってないではないか!せめて、きいてほしい!」

男「断る」

幼女「わが家で だれもニーハイをはかないということは」

男「俺の話を聞けよ」

幼女「カルネにはかせればいい」

青年「モガモガ…」

男「どこから連れてきたァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
725 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/11/28(月) 19:14:18.06 ID:JUApjW8ro
男「返してこい!」

幼女「くっ。男がそこまで言うなら…」

閻魔「でもどうしましょう。せっかくの良いニーハイの日なのに」

男「お前らはどれだけニーハイに執着があるんだよ。前世の業か何かか?」

幼女「そうだ!やはりわたしがはくしかない!」

閻魔「おぉ!やっぱりそれですよ!ロリコンの男さんも大歓喜です!」

男「喜ばねぇっ!」

幼女「よし、ではさっそく」


ゴボッ ゲボゲボッ


ゲボォォォォォォォォォォ


ボトッ、ボトッ


幼女「どうだ!ニーハイだ!」

男「吐くのかよ!?お前はピッコロか!?」

幼女「これが(ピッコロ)大魔王のちからだ!」

男「大魔王つければ何でも許されると思ってんじゃねぇぞッ!」
726 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/11/28(月) 19:16:36.57 ID:JUApjW8ro
幼女「うう。しかし、むりをしすぎたせいで、ぐあいがわるい」

男「当たり前だ馬鹿」

幼女「だが、しかたなかったのだ…」

男「仕方ない?」

閻魔「何か事情が?」

幼女「わたしのめざす《ざんしんなヒロイン》のためには、ここでニーハイを吐かなければならなかった」

男「やかましいッ!斬新過ぎてドン引きするわ!」

幼女「これで銀魂をこえれただろうか」

男「何を目指してるんだお前はァァァァァァァァァァ!!!」
727 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2011/11/28(月) 19:17:08.48 ID:JUApjW8ro
おかしい。小ネタ投下の筈がやたら長くなった。また会いましょう
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) [sage]:2011/11/28(月) 19:58:38.89 ID:xgUzOkEAo
乙した

腕に厨二くさい刺青シール貼って「こいつが…疼く…」とか言ってたの思い出したじゃねぇか
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/28(月) 20:15:03.01 ID:nbXBey+AO
幼女に捕まる青年って…
この調子なら男のパンツを食べててもおかしくゴニョゴニョ
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/28(月) 23:11:41.74 ID:B4yq068Mo
いやきっと男の衣服は全て幼女が出したやつに変わってるだろ
731 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 01:24:03.16 ID:+0AM+QuX0
ザ・ワールド!そして時は動き出す…てか動いてください
732 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 13:14:04.88 ID:qsWKk4A+o
かつてエスパーと呼ばれた俺登場!
やっと追いついたぜ
733 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) [sage]:2012/01/01(日) 10:18:25.11 ID:lIrfTopIO
年越しちまったぞ、おい
734 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/17(火) 02:07:16.28 ID:Iq+1w3tyo
申し訳ないです。
ちょっと某所で別の物書いてるせいで…。とか言い訳無用なので今から書きます。
735 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/17(火) 02:10:19.54 ID:Iq+1w3tyo
男「…そうだ。忘れてた」

魔王「どうしたのよ」

男「オメガはあらゆる魔法攻撃を反射する。だから魔法剣で倒さないといけないんだがな」

魔王「アタシらは物理なんだから関係なくない?」

男「物理攻撃すると、超威力のカウンターが飛んでくるんだよ」

戦士「え…?」ペチン

魔王「…」

男「…」

オメガ「…」ベシッ

戦士「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

閻魔「…早くも一人脱落ですね」
736 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/17(火) 02:15:17.44 ID:Iq+1w3tyo
男「ヒットアンドアウェイだ。やれるな」

魔王「アタシを誰だと思ってるの?そっちこそ死んでも骨は拾ってやらないからね」

男「馬鹿言え。俺を誰だと思ってる」

閻魔「私は防御と、天界への支援の要請を行います!」



男(まずは足だ…動きを止める!)ガンッ

男(カウンターは一撃当てて、すぐに退けばいい。こちとらゲームのキャラじゃねぇんだ。その辺の融通は利く)サッ

男(発射動作さえ見極めればレーザーも辺りはしない)

男(魔王も完璧に相手をパターン化してるな)

男(やれる。間違いなく…いける…!)
737 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/17(火) 02:21:51.32 ID:Iq+1w3tyo
閻魔「支援要請、通りました!神だろうが魔王だろうが一撃必殺の最終ウェポンが届きますよ!」

男「よし…よくやった!」

魔王「確かに、コイツ固すぎよ。まともに攻撃が通らないわよ!?」

男「ゴチャゴチャ言うな…っと、よし、1本目破壊だぜ――」

オメガ「…」
ガッ

男「が…はっ…」

閻魔「男さん!」

魔王「まさか、フェイント!?」

男(そのまさかだった。奴は、オメガは…《足を破壊されたと見せかけて》《破壊させたと見せかけた足で俺に攻撃してきた》)

閻魔「大丈夫ですか!?」

男「左足に力が入らねぇ。全く動けないって訳じゃねぇが…ちょっとヤバいかもな」

魔王「何泣き言言ってるのよ!こっちは正真正銘1本もぎ取ったからね。足をもいだ数が少ない方がホテルの料理おごりだからね!」

男「…手厳しいな畜生。だったら負けてられねぇ、な」
738 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/17(火) 02:34:04.98 ID:Iq+1w3tyo
男(足に力が入らなくてもやりようはいくらでもある)

男(リスクはあるが、攻撃を受け流せばいい)

男(オメガの攻撃は超高速かつ、超威力。だからこそ、横からの力を与えれば簡単に逸らせるはずだ。ただし、失敗した時のリスクの高さは先ほどまでの比では無い)

男「…面白くなってきたぜ」

閻魔「男、さん?」

男「覚悟しやがれっ」ダッ

オメガ「…!?」

男「まずはそのブッ壊れかけの1本、頂くッ!」バキィ!

オメガ「…ッッ!!」

男「レーザーもミサイルもカウンターも、足を2本も失っちゃうまく使えねぇだろ」

魔王「そろそろ年貢の納め時よ。こンのガラクタ」

オメガ「…」キュイィィィィィィン

魔王「え?」

男「マズい!」

男(失念していた。オメガの《最大の武器》を)

男(足をもいだくらいで良い気になっている場合では無かった)

男(魔王は知らない。知っている訳が無い)

男(コイツを避けないと、間違いなく無事では済まない事を)

男(オメガの胴体から青白い燐光が迸しる。光は頭部に集中し、そして――)

男「《波動砲》だ!!」

男(オメガの頭部は魔王を向いている。ターゲットは、間違いなく魔王)

男「避けろォォォォォォォォォォ!!!」
739 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/17(火) 02:37:19.42 ID:Iq+1w3tyo
男(気づけば体が勝手に動いていた)

男(右足の力だけで踏み込み、真っ直ぐ、正面に跳ぶ)

男(魔王の方へ。魔王を射線上からズラす為に)

魔王「…きゃっ」ドンッ

男(直後、目も開けられないほどの光が俺を覆った)

男(熱さ、痛さ、衝撃、冷たさ。あまりに色んな感覚が混じり合い、ワケの分からない事になる)

男(俺の意識は、そこで途切れた)
740 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/17(火) 02:37:47.57 ID:Iq+1w3tyo
続く
741 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/17(火) 23:07:35.96 ID:Iq+1w3tyo

幼女「えっ」

閻魔「…男、さん?」

魔王「男が…死んだ…」

閻魔「じ、冗談ですよね!?男さんが、何やっても死ぬわけが無い男さんがっ」

大佐「…フゥー。死んだに決まっているだろう?上手くかわしたようだけど左半身が炭みたいになっているじゃないか。人間はその火傷では助からない」

閻魔「…あなたもですけどね」

大佐「フゥー。え?」

魔王「アンタ、自分の姿に気づいてないの?さっきのに巻き込まれて…下半身が吹き飛んでるわよ?」

大佐「…なっ!?」

オメガ「…」グシャァ

閻魔「踏みつぶした!?」

大佐「…」
742 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/17(火) 23:10:28.18 ID:Iq+1w3tyo
魔王「どーすんのよ、コレ」

閻魔「男、さん」

魔王「黙ってんじゃないわよ!このままコイツをどうにかしないと、アタシらまでアイツみたいになるのよ!?」

閻魔「間もなく、天界の武器が到着します。だけど、それでもあの化け物を倒せるかどうか…」

幼女「なぁ、閻魔よ」

閻魔「…幼女ちゃん!?」

幼女「どういう、ことだ?どうして、男がこんなすがたになっているのだ?」

男「…」

743 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/17(火) 23:16:53.29 ID:Iq+1w3tyo
男「隠れてろ…って……言った、ろ」

閻魔「男さん!?」

魔王(生きてた。だけどこの傷じゃもう…。この世界には蘇生魔法は無いって言うし、彼は…助からない)

男「大丈…夫、だ。お前は何の心配もしなくて…いい。だから、大人しく…して…がはっ」ガクッ

閻魔「…」

オメガ「…」グシャッグシャッ

大佐だった肉塊「…」

幼女「ゆるさない」

オメガ「…」ピクッ

幼女「お前は、わたしのいちばんだいじなものをうばった。りゆうもなく」

幼女「いま、はじめてわかった。りふじんなボウリョクで、全てをうばわれるもののきもちが」ボロボロ

幼女「いままでわたしがしてきたことだ。がっこうのニンゲンに、みんなに、変質者に、男に」

変質者(我々の業界ではご褒美だけど黙っておこう)

幼女「だからわたしが教えてやる。お前に、本当のりふじんなぼうりょくを!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
744 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/17(火) 23:23:18.24 ID:Iq+1w3tyo
閻魔「駄目です。幼女ちゃん!だって幼女ちゃんは魔法を…」

幼女「かんけいない。わたしは男のことが大好きだ。そして、男はわたしをまもろうとした」

オメガ「…」キュィィィィン

魔王「避けてっ!レーザーが来るわ!」

幼女「かんけいない」

閻魔「無効化した!?まさか…これが《大魔王の力》!?」

閻魔(《大魔王を倒せるのは勇者の剣》のみ。例えオメガでも幼女ちゃんに傷をつける事は出来ない…ってこと?)

オメガ「…」キュイィィィィィィィィィィィィィィン

幼女「むだだ」

魔王「男がやられたアレも無効化した…!」

閻魔「今です!今がチャンスです…魔王さん!」

魔王「行きたいのは山々なんだけどね…」

閻魔「えっ…まさか」

魔王「そう、まさかなの。さっきのでっかいの、致命傷は避けれたみたいなんだけど…」

閻魔「そんな…」

魔王「足…やられちゃってんのよ。庇うなら無傷でかばえっての、あのバカ男…」

745 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/17(火) 23:30:40.04 ID:Iq+1w3tyo
幼女「おまえをこわして、おとこをたすける。元のせかいにもどれば、かいふくできる。まだまにあうはずだ」

オメガ「…」ガシャン!ガシャン!

幼女「うるさい!だまれ!しね!こわれてしまえ!わたしから!男を!うばったガラクタめ!」ボロボロ

閻魔「…」

魔王「…やっぱり、こうなるか」

幼女「どうしてだ!どうしてなんだ!どうして…!」ホロッボロッ

閻魔(幼女ちゃんにはあらゆる攻撃が通用しない。ただし、幼女ちゃんも魔法が使えない以上、あらゆる攻撃
は通用しない)

閻魔(私達の眼に映る物、それは――目に涙を浮かべた幼女ちゃんが必死に鉄の塊に殴りかかる姿)

幼女「おまえを倒さないと、男が死ぬんだ!なんで、なんでわたしは好きな男一人たすけれないのだ!」

閻魔(ついに、幼女ちゃんが膝を折り泣きじゃくる)

閻魔(私には何も出来ない。あの鋼のモンスターを倒す事も、男さんを生き返らす事も、魔王さんを治す事も)

閻魔(あまりの無力さに、体から力が抜けてしまう。その瞬間――)

オメガ「…」ギロッ


閻魔(オメガが、私達の方を《見た》)
746 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/17(火) 23:32:57.63 ID:Iq+1w3tyo
続く。

>>728
 イレズミシールは小学生〜中二病の浪漫だと思うのですよ。

>>731-733
 お待たせ。ごめん。本当に。
 後エスパーの人久しぶり。覚えているぜよ。
747 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/17(火) 23:36:13.68 ID:Iq+1w3tyo
■合間に日常編■

幼女「ワンピースはおもしろいな!」

男「この老海賊はカッコいいな」

幼女「ろうかいぞく…オールド・パイレーツ。略して…」

男「略すな」

幼女「おーぱい」

男「言いやがったよこのバカ…」
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2012/01/17(火) 23:39:36.22 ID:Fk4ZUsfVo
おーぱい!おーぱい!
749 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/17(火) 23:39:50.98 ID:Iq+1w3tyo
ニュース「海岸で衝突事故が発生しました。死傷者は――」

男「あー。車の事故だけは気をつけねぇとな」

幼女「そうだ。ビーチでクラッシュなんてじょうだんではすまないからな」

男「…略すなよ」

幼女「そうか、りゃくしてほしいのか」

男「略すなって言ってるんだよ!」

幼女「男は、としはもいかない幼女が、卑猥な単語を口にする姿に興奮するロリコンのド変態だったんだな…ふっ」

男「違うっ!言いがかりだっ!冤罪だっ!それでも俺は言ってない!」

幼女「ならばあえて言おう、さぁ、心して聞くがいい。わたしのしぎょくの言葉を!」




幼女「びーちく!」



変質者「…素晴らしいです」

幼女「う?男はどこだ?」

変質者「とっくに逃げましたよ?」

幼女「…そうか」ショボン
750 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/17(火) 23:40:48.81 ID:Iq+1w3tyo
日常編おわり。
751 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/18(水) 21:16:50.43 ID:HidJr+Loo

男(幼女が…泣いている)

男(そんな気がした)

男(もう、何も見えない。何も聞こえない)

男(ただ、闇の中に溶けていく)

男(少しずつ、少しずつ)

男(俺は、死ぬのか?)

男(幼女を残して。俺を慕う、俺に頼る少女を残して、俺は消え去るのか?)

男(ふざけるな…ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな!!!!)

男(胸が熱くなる。怒りに魂が震える)

男(だが俺の昂ぶりとは裏腹に、意識 は どん  ど ん  散    っ て
752 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/18(水) 21:21:09.54 ID:HidJr+Loo
オメガ「…」バシュンバシュン

閻魔「ミサイル!?」

魔王「くぉんのおおおおおおおおおおおおお!!!」

閻魔「魔王さん!?」

魔王「片足がオシャカになっても…飛ぶくらいはできるわよ!」

チュドドドドドドドン

閻魔「あ、ありがとうございます…私まで」

魔王「ついでよ、ついで。けど、どうすんのよ…コレ」

閻魔「もう、大丈夫です。天界からの《兵器》が届きました!」

魔王「兵器?」

閻魔「はい!天界最終兵器」


ピカッ!


閻魔「巨人の鎚(トールハンマー)です!」
753 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/18(水) 21:23:54.66 ID:HidJr+Loo
魔王「空が…割れてる…?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

閻魔「全てを打ち砕く超合金Z製の巨大ハンマー…この質量で叩きつぶせば」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

魔王「あの化け物を…倒せる?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

魔王「けど、どーすんのよ」

閻魔「何が出す?」

魔王「誰があの武器使うのかって話よ」

閻魔「…」

魔王「…」

閻魔「遺書を書く時間ってありますかね?」

魔王「却下よ」
754 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/18(水) 21:36:39.64 ID:HidJr+Loo
男(死にたくねぇ。死にたくねぇんだよ!)

男(散っていく意識を必死にかき集め、叫ぶ)

男(俺が昔、ゴミクズの様に殺してきた人間も同じことを思っていたのだろうか)

男(今まではいつ死んでもいいと思っていた。人生の後悔どころか未来への希望さえもなかったから)

男(ずっと一人だったから。ずっと世界から疎外されて生きてきたから)

男(だが、今は違うんだ)

男(一人じゃ無い。一人じゃないんだよ)

男(俺は、先を見てみたい。あの我がままで、傲岸不遜で、やりたい放題で――自由なアイツと)

男(《家族》と一緒の時間を過ごしたいんだよ――)



男「幼女と一緒の時間を――生きたいんだよッッ!!!!」
755 :1 ◆t7gfNpKsyE :2012/01/18(水) 21:40:33.02 ID:HidJr+Loo
閻魔「…え?」

男(閻魔が、まるでゾンビを見るような顔をしている)

魔王「な、何で」

男(魔王が、まるで死人が生き返ったかのようなツラをしている)

戦士「…」

男(戦士は相変わらず頭から地面に突き刺さっている)

男「…あ?」

男(俺もこいつらと同じ表情を浮かべているに違いない)

男(だが――)

幼女「…ふっ」

男(幼女だけは違った)

男(いつもの、傲岸不遜で天真爛漫な。無敵で不敵な笑みを浮かべ)

男(俺をじっと見ていた)
756 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/18(水) 21:41:01.73 ID:HidJr+Loo
何で生きてるかとかは次回。つづく。
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/01/18(水) 22:59:10.34 ID:3EsobmwAO
男くんが死ぬわけないじゃないッ!
乙!
758 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/21(土) 23:12:12.75 ID:w+1mTBA9o
次回更新は明日を予定しています。
759 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:11:50.70 ID:cADawWc2o
明日になりました。書きます。
放置癖のある僕を見捨ててくれてない人ありがとう。
760 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:16:27.26 ID:cADawWc2o
男「どうして…」

幼女「愛の力だ」

男「いや、愛ってお前…」

幼女「男のわたしへの愛の告白がとどいてキセキをおこしたのだ!」

男「告白なんざしてねぇよっ!」

幼女「していたぞ『幼女と一緒の時間を過ごしたい』とたしかに言っていた」

閻魔「言ってましたね」

魔王「言ってたわよ。このロリコン」

戦士「…言ってた」

男「土中の戦士にまで!?」
761 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:22:00.15 ID:cADawWc2o
閻魔「きっと、天界の武器を転送した時に…次元のはざまの壁が開いたんですよ」

男(そう言えば、コイツが魔法を使うには電波がどうのこうのって昔言ってたな。確か、地下のプールの時だ)

幼女「そう。それで私は魔法がつかえるようになったのだ。今なら極大消滅呪文もつかえるぞ」

男「それで俺の傷が…って、危ねぇっ!」

バシュンッ

オメガ「…」ギロッ

男「チッ。で、どうすればいい、閻魔。空から柄がズブズブ出てきてるみてぇだが、アレを引っ張りだせばいいのか?」

閻魔「はいっ!あのハンマーを叩きつければ例えオメガでも無事では済みません」

魔王「頼んだわよ。アタシはあと一回動けるかどうかってトコだし…」

閻魔「幼女ちゃんの回復魔法は副作用がありますしね…」


※幼女の回復魔法は2〜5割の確率で腕が増えたり内臓から爆砕したりロリコンに目覚めたりします。


幼女「それにはおよばない!わたしの極大消滅呪文で一撃必殺だ!くらえっ!」
762 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:23:52.00 ID:cADawWc2o
男「え…?」

幼女「一撃必殺だ!くらえっ!【極大消滅呪文】!」

バシュンッ

男「待て馬鹿…!オメガって魔法を跳ね返す…」

カキンッ

幼女「あ…」

男「あ…」

閻魔「あ…」

戦士「ふぅ。やっと地面から抜け出せ……え…?」

763 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:26:19.30 ID:cADawWc2o
男「幼女。魔法は禁止だ。後は俺に任せとけ」

幼女「わかった。頼りにしてるぞ。男」

閻魔「私達パーティの命運は男さんにかかってます」

魔王「…良いとこ、全部もってかれそうね」

男「行くぜバケモノッ!」ダッ

閻魔「凄いジャンプ力です…あの高さからの超重量を叩きこめば――!」

魔王「行けぇぇぇーーーー!!!」



男「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
764 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:27:33.17 ID:cADawWc2o


メイド女「戦士さん!!戦士さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」

戦士「へんじがない。ただのしかばねのようだ」

メイド「戦士さんが息してませんよーーーーーーーーーーー!!!!」

(メイド、戦士の棺桶を引きずりながら逃走)

765 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:32:24.12 ID:cADawWc2o
男「くらええええええええええええええええっっ!!!」

ガキィィィィィィィィ―――ン

男「なっ…耐え…た!?」

魔王「踏みとどまってる!?」

幼女「…たしか、【魔法剣サンダガみだれうち】だったはずだな。こうりゃくほうは」

閻魔「そうみたいですけど…まさか幼女ちゃん!?」

幼女「男よ、わたしの愛をうけとれ!!!」

男「って、オイ!マジか…!?」

幼女「サンダガより爆発力のあるサウンドをきかせてやろう…!とどろけイカズチよ、ギガデインッ!!!」

男「お前は熱気バサラか――って、ぐあああああああああああ!!!」

オメガ「…ギギィ」プルプル

閻魔「効いてます…!効いてますけど…!」

幼女「まだだ!もういっぱつだ!男なら、わたしの男ならだいじょうぶだ…!」

766 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:37:00.82 ID:cADawWc2o
男「ぐ…あああああああああああ!!糞ったれ…ブッ壊れろよ、いい加減に!!」

男「後少し、後少しなんだよ…!死ねよ…この腐れスクラップ…!」

男「テメェが死ななきゃ俺達【家族】が、異世界のアイツら【家族】が帰れねぇんだよ!!」

魔王「…フンッ。馬鹿ね」

閻魔「え…?」

魔王「最後の一回。癪だけどアンタの為に使ってやるわよ」ダッ

閻魔「飛んだ!?駄目です魔王さん…そんな足でっ!」
767 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:40:25.65 ID:cADawWc2o
魔王「助けが欲しい訳?」

男「ハンッ。怪我人はじっとしてろ馬ァ鹿」

魔王「死人こそじっとしてなさいよ。このロリコン」

男「ンだとこの…。そんな足で何をするってんだよ」

魔王「何って…これよ!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

魔王「高さXパワーX全身全霊の――」


魔王「カカト落とし、よっ!」

ズギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
768 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:40:53.27 ID:cADawWc2o














ブチィィィィィィィィィィィィィ













769 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:43:56.60 ID:cADawWc2o
ズドォォォォォォォォォォォン

閻魔(あっ…衝撃波までは計算に入れて――)

閻魔「きゃああああああああああああああああああ!!」

幼女「閻魔、こっちだ!メイドたちもかいしゅうしている」

閻魔「幼女ちゃんっ。そう言えば幼女ちゃんは飛べるんでしたね」

幼女「男たちはどこだ。わたしのギガデインを12発もくらってぶじでいられるはずがない」

閻魔「そんなに撃ってたんですか!?」

幼女「【幼女は男の悲鳴を聞くとつい興奮しちゃうの】というタイトルはどうだろう」

閻魔「そんなエロゲありません!」
770 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:54:05.26 ID:cADawWc2o
幼女「みつけたぞ!」

閻魔「だけど、遠すぎですよ!私達を抱えててただでさえスピードが落ちてるんですから!」

幼女「ならば捨てるしかないな。さらば閻魔。わたしと男のためにぎせいになってくれ」

閻魔「間に合います!きっと間に合いますから!あきらめちゃだめですっ!!!」

幼女「くっ…あと……少し」

男(動け…手を伸ばすだけで良い。動いてくれ…。頼む…!俺の体…!)

男「うぐ…ぐおおぉぉぉぉ!!!」

幼女「届いたっ!」

閻魔「あとは魔王さんです!」

幼女「くっ…スピードが……上がらない……!」




幼女「…だめだ。間に合わないっ!」


771 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/22(日) 04:58:39.78 ID:cADawWc2o
戦士「知ってるか?」

閻魔「え?」

戦士「棺桶ってのは、ヒモがついてるんだ。引きずれるようにな」

メイド女「戦士さん!?」

戦士「男、無理は承知で頼む。俺を魔王の所まで投げ飛ばしてくれ!」

男「…死人使いが荒い奴らだぜ。全く。力の調節はできねぇぞ。届かないしれねぇし、棺桶がブッ壊れるかもしれねぇ」

戦士「構わない。ちょっと行ってくるわ。何だかんだで大事な相棒だしな」

幼女「ふっ。まかせたぞ戦士。みんなでいっしょにかえるんだ」

戦士「あぁ。みんなで一緒に、な――って、うわあああああ心の準備があああああああああああああ!!」
772 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/22(日) 04:59:19.42 ID:cADawWc2o
本日終了。僕も帰ろうお家へ帰ろう。
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/01/22(日) 13:58:57.36 ID:bqq38WiIo
でんでんでんぐり返しで
774 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/24(火) 20:46:05.58 ID:QaeFm9Sfo
ばいばいばい。

次回更新、明日。
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/26(木) 00:26:50.88 ID:xXE52Y4Ro
…あれ?
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2012/01/26(木) 00:35:20.80 ID:hqotWD0Ko
れ?
777 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/26(木) 01:28:02.33 ID:ZRZ0nJMoo
おはようございます今から書きます。
778 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/26(木) 01:36:45.39 ID:ZRZ0nJMoo




魔王「あああああああああああああああああああああ!!!!」

男「落ち着け馬鹿」

魔王「落ち着いていられるかってのよ!アタシが、このアタシが戦士に命を助けられたっての!?」

男(髪もぼさぼさ、服もボロボロ、体はずたずた。命が助かっただけでも儲けもの。それでも魔王は文句を言うのをやめない)

男(あの後、運よく戦士が魔王をキャッチ。棺桶に引きずり込みそのまま天界武器が転送された裂け目から脱出)

男(メイド女の《やくそう》も底をつき、自宅のリビングで全員ボロ雑巾のようにぐったりしている)

男.「残念ながら事実だ。戦士は、お前の命を救った」

幼女「だが…おしい者をうしなった」

閻魔「えぇ…戦士さんは魔王さんの命と引き換えに……うぅっ」

戦士「いや、生きてるよ!?何で勝手に殺されてるの!?」
779 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/26(木) 01:41:57.38 ID:ZRZ0nJMoo
幼女「ちっ。生きてたか」

戦士「舌打ち!?」

魔王「いっそ死んでれば…。うぅ、一生の恥よー…」

戦士「そこまで!?」

閻魔「あそこで死んでれば美しかったのに」

戦士「閻魔ちゃんまで!?」

幼女「サンセイイッチで戦士は死んだ方がおもしろいということで」バチバチ

戦士「これが民主主義の恐怖か…」

閻魔「サンセイイッチとサンドイッチって似てますよね!」

戦士「もはや俺の命より食い気!?」
780 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/26(木) 01:47:38.62 ID:ZRZ0nJMoo
男「と言うか、俺達がこんな死にかけなのに何でお前だけ元気なんだよ」

戦士「知らないのか?一晩寝るとHPって全快するんだぞ」

男「あるあ…無ぇよ。そもそも一晩も寝てねぇし」

戦士「いやマジだって。勇者パーティになるとそう言う風な特典がつくって僧侶が言ってたからな!」

メイ「え、えっと、本当なのでしょうか」

魔王「そんな事ある訳無いでしょ…」

閻魔「プラシーボ効果ですね」

男「馬鹿すげぇ…」
781 :1 ◆t7gfNpKsyE [saga]:2012/01/26(木) 01:53:10.19 ID:ZRZ0nJMoo
閻魔「さて」

魔王「ん?」

閻魔「天界のきゅうごはんが来てくれたみたいです」

男「救護班、そんなの居たのか」

閻魔「特別に呼んだんですよ?これで元気になって魔王さんたちもお家に帰れます」

男「そうだな。体がガタガタで言う事聞きやしねぇ。少し回復してからじゃねぇと…って」

魔王「なにこれ」

きゅうごはん「ビチャッビチャッ」

閻魔「何って、キュウご飯ですよ。天界の深淵に住む奇怪生物《キュウ》を生のまま豪勢にご飯に載せたものです。体力も全快ですよ!」

男「天界の深淵の奇怪生物ってなんだよ!?どこの魔界なんだよお前が住んでる天界は!」
782 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/01/26(木) 02:08:54.27 ID:ZRZ0nJMoo
終了。そろそろエピローグかな
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/01(水) 13:26:48.69 ID:oU18L01Bo
おつ
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/11(土) 23:43:54.66 ID:AVhLYSDP0
いまなら言える……
フリーフォールの途中で会った閻魔の姿っておとn
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/02/12(日) 16:12:41.90 ID:OcWO4lVAO
天界は不思議がいっぱい
786 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/13(月) 21:42:22.65 ID:6bVsi0Q8o
またしばらく間が空きましたね。
今週中に更新します。
申し訳ありません。

>>784
想像にお任せしますなのだぜ。
でも幼女の方が可愛いと思うんです。
幼女こそ宇宙の至宝だと思うんです。
787 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/15(水) 17:39:36.61 ID:YCnBYYW/o
本当は、昨日こっちでばれんたいんネタやろうと思ったんだけど、書きこめなかったからヨソでやっちまったので代わりに置いていきます。
http://ncode.syosetu.com/n6847bb/

本編は来週やりマッスル。
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/02/16(木) 01:32:02.59 ID:9yAiYKyAo
神奈川は福岡ほど無法地帯違うよ!
ひったくりは確か1、2を争うがな!
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/21(火) 17:57:52.23 ID:GPfJb4/DO
神奈川すげぇ…。
790 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/26(日) 23:32:49.67 ID:Rh9Ub7Uao
男「そう言えば、時間は大丈夫なのか?」

閻魔「あっ!」

魔王「どうしたの?」

閻魔「門(ゲート)が閉じるまであと5分しかないです…!」

全員「!?」
791 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/26(日) 23:36:02.61 ID:Rh9Ub7Uao
メイ「あ、あと五分ですか!?」

幼女「だいじょうぶだ!五分あればいろいろできる!」

閻魔「たとえば?」

幼女「男に膣内射せ――」

男「わああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

幼女「膣内射せ――」

男「うぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

幼女「なかだ――」

男「ほげえええええええええええええええええええええええええええ!!!」

幼女「どうした、久しぶりすぎてキャラが掴めてないのか?」

男「違ぇよ馬鹿ッ!って言うかさすがに五分じゃ無理に決まってるだろ!?」

幼女「ふむ。ためしてみるか?」

男「脱ぐなっ! 事ある毎に全裸になろうとしやがって!」

メイ(時間大丈夫なのかな…)
792 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/26(日) 23:40:46.20 ID:Rh9Ub7Uao
閻魔「とにかく、急がないと…」

男「ったく、仕方無ぇな。おい、クソ魔王」

魔王「何よロリコン」

男「世話ァかけたな。短い間だったけど、退屈はしなかった。向こうでも元気でやれよ」

魔王「言われなくたってそのつもりよ」

男「ハンッ。違いねぇ」

幼女「みじかい間…?わたしには一年近く…」

閻魔「ストォォォォォォォップ!」

幼女「9か月くら…」

閻魔「ストォォォォォォォォォップ!」

幼女「きょねんの春ご…」

閻魔「ストォォォォォォォォォォォォォっぶべらっ」

男「うるせぇぞお前らっ!」
793 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/26(日) 23:45:58.97 ID:Rh9Ub7Uao
■ゲート前

魔王「ああああああああ!!閉じてるーーーー!!!」

閻魔「ま、まだ大丈夫です!滑り込んでください!」

魔王「メイド女、アンタから行きなさい!」

メイ「えっ?そんな、メイドの私からなんて……ひゃああああああああああああああ!!!」

幼女「最後までそんざいかんのない女だった…」

男「他が濃すぎるんだよ」

魔王「ふぅ、間に合ったわね。じゃ、あたしも行くから」

男「最後までグダグダのドタバタだったな畜生。ま、達者でな」

魔王「そっちこそね」
794 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/26(日) 23:47:56.07 ID:Rh9Ub7Uao
男「行っちまったな」

幼女「おもしろかったぞ」

閻魔「騒がしかったですけどね」

男「こうなると少しさびしいよな」

幼女「そう、だな」

???「えーっと」

男「さて、帰ってメシにするぞー」

幼女「今日はシチューが食べたいぞ!」

閻魔「シチュー!いいですねぇ!」

???「あのー」

男「じゃあ、買い物にでも行くか!」

幼女・閻魔「おー!」

戦士「俺はどうなるの!?」
795 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/26(日) 23:52:43.91 ID:Rh9Ub7Uao
男「いたのか」

戦士「いたよ!?」

男「まだ、穴なら空いてるぞ。直径10センチくらいだが」

戦士「入れる訳無いだろ!?」

幼女「日本にはこんなことわざがある。しんとうめっきゃくすれば火もまた熱し」

戦士「熱いじゃん!?」

男「ゴチャゴチャ言うな。とっとと入れ」ゲシッ

戦士「ちょ…無理…無理…無理だってこんな狭い穴…!痛い痛い!」ゴリゴリ

穴「らめぇぇぇぇぇぇ!!!ひろがっちゃうううううううううぅぅぅぅぅ!!!」

男「チッ。強情な奴め。だが、こんな狭い穴なのにこんなに広がってるじゃねぇか」

幼女「男がノリノリだ…!」

閻魔「まさかボォイ」ドキドキ

男「ボーイズラブ言うなっ!」

閻魔「私はボォイしか言ってませんよ。Dボゥイの事ですよいやですねー」

幼女「男が自分で全部言ってるぞ」

男「こ・い・つ・ら・は……!」

戦士「どうでもいいけどストレスを俺にぶつけるのはやめてええええええええええ!!!」

穴「壊れちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
796 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/26(日) 23:57:42.42 ID:Rh9Ub7Uao
男「おい…」

幼女「どうしよう…」

閻魔「どうしましょう…」

穴「わ、私は悪くないんだから…私はやってない!」

男「確かに戦士は穴の中に入った。だが…」

幼女「だが、じょうはんしんだけだ」

閻魔「下半身が千切れてこっちに残って…いやあああああああああああああ!!!」

穴「私はやってない!私はやってない!」

男「しかも何かビチビチいってるし!気持ち悪ッ!ゴキブリ以上の生命力だなこいつ!」
797 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/27(月) 00:02:57.33 ID:UfxVe2W0o
幼女「そうだ!めいあんがある!」

男「言ってみろ」

幼女「【極大消滅呪文】」バシュン

男「やりやがった!?」

幼女「だいじょうぶだ!向こうの世界は回復呪文がある!戦士も今では元気びんびんだ!」

男「…そういう問題か?」

閻魔「って言うか、消滅してませんよ?」

男「本気で化け物みたいなタフネスだなアイツ。とりあえず無理矢理詰め込んどくか」

閻魔「上手くいけば転送中の反応でくっつくかもしれませんしね」

穴「いやああああああああ!!!広げないでええええええええええ!!!らめえええええええええええ!!」
798 :1 ◆t7gfNpKsyE [sage]:2012/02/27(月) 00:04:46.72 ID:UfxVe2W0o
とりあえず終わっておくけど、着地点どこ。
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2012/02/27(月) 02:16:37.03 ID:MXpZ/Ya7o

グダグダでもいい、逞しく育って欲しい
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2012/02/27(月) 03:52:32.25 ID:sdygNBe+o
おつwwwwwwww
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/27(月) 07:56:51.19 ID:lquYT9XDO
相変わらずひっでぇな(ほめことば)
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/02/27(月) 15:47:21.27 ID:371gDRWAO
閻魔たんペロペロンチンチーノ
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/04/21(土) 02:44:28.21 ID:qZkBFrfAO
待ってるよ
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/05/20(日) 21:12:55.05 ID:uHGnZ9zAO
まだ待ってるよ
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