爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(千里山〜鹿老渡編)

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 11:48:31.16 ID:/pdsYSEd0

ふふっ、ですから、これを読んでいる皆さん方も、「想い人のオシッコ」に興味をもったことがきっとある筈ですよ?

オシッコに心引かれるのは、人間として至極当然の生体反応なんですから。

でも、御友人や御家族と「オシッコの魅力」について語り合ったり、「オシッコ大好き!」と公言している人というのは、ごく少数・・・極めてマイノリティな人たちと言って良いでしょう。

かく言う私も、時と場合によっては自分の誇りあるフェティシズムを隠すことがあります。

オシッコへの愛を誰憚ることなく公言したりしたら、取るに足らぬ「変態」として扱われ、社会からつまはじきされるのがオチです。

みんな、本当は心の中でオシッコを愛しているのに、なぜなんでしょうね? どうして、自分の気持ちに嘘をつくんでしょうね?

しかも、汗、涙、膣分泌液など、体液は他にも様々なモノがあるのに、何故、オシッコだけ特別にdisられるのでしょう?


・・・それは、「オシッコは、下劣で穢らわしい汚物」であるという、間違った認識が社会に蔓延しているからです。


洋榎「間違った認識? 何言うとるんや古塚、シッコは実際問題臭くて汚いもんやろが! あんなもん汚物以外のナニもんでもないやろ」


おや、愛宕さんじゃないですか。 ふむ… あなたのような聡明な方が、オシッコをリスペクトできないとは… 残念ですね。


洋榎「なんやと? あんな臭いモンを魔法の水とか言うとるお前のほうがよっぽどどうかしとるでっ!」


…愛宕さん、オシッコは本当に少しも汚くなどない清浄な液体なのです。 何度も体内で濾過されて抽出されるオシッコは、水道水よりも菌の少ない極めてクリーンな水・・・そう、まさに「聖水」なんですよ。


洋榎「はあ? シッコが水道水よりキレイ…? んなワケあるかい! じゃあなんであんなクッサイ臭いがするんや!」


いいえ、放出直後のオシッコはほぼ無菌なのは事実です。 ただ、体内から外に出て空気中の細菌に触れることで、尿素がアンモニアへと分解され、それがあのオシッコ特有の臭気を発する原因となっているのです。 つまり、むしろ不潔なのはオシッコではなく、私たちの周囲の空気の方なんですよ。


洋榎「な、なんや、と…?」


飲尿療法という健康法が一時期日本でもブームになったことがありますが、アレも化学的な根拠に則った正真正銘の医学法です。 インドのアーユルヴェーダにルーツをもち、血栓をとかし体を若々しく保つ飲尿療法は、まさに究極の美容療法と言ってもいいでしょう。


洋榎「…そ、そうか…! なら、うちが、キヌにシッコを飲ませてくれって頼んでも、それは別に、異常なことではないんやな?」ハアハア


異常も何も… 愛しい人のオシッコを飲みたいと思うのは、ごく自然な心理です。 実行すれば、きっと、二人の愛をさらに深めるキッカケとなるでしょう。 勿論、尿道口に口をつけて直飲みするのが一番ですよ… ムフフフ


洋榎「よっしゃああぁっ!! き、キヌ・・・ 待ってろよ! 今からおねーちゃんがお前の一番搾りを&@×Yg#→MKA<*わFt!!=3」ダダダダッ


ふふっ、健闘を祈りますよ… クスクス
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:05:18.06 ID:/pdsYSEd0

行ってしまいましたね、愛宕さん… うふふ、一体どんな姉妹プレイを繰り広げてくれるんでしょうかね?

・・・おっと、いけませんいけません、また妄想モードに入ってしまうところでした・・・

私、性的な妄想を始めると、もう止まらないんですよねww


でもまあ、交渉の仕方にもよりますけど、あの生真面目で融通の利かなさそうな絹恵さんが、実際にオシッコプレイを承諾することはないでしょうね…

いくらオシッコは清浄なるモノだという事実を説いても、一般の方々はそうそう簡単には受け入れられないものです。

今まで生きてきた社会生活の中で、「オシッコ=下品・汚い」という意識が刷り込まれているので、それを拭い去るには尋常ならざる勇気と、覚悟が必要になるからです。


・・・えっ? “覚悟”とはどういうことなのか、ですか・・・?

それは、この社会の帰属者という括りから脱する覚悟・・・ つまり一般的に“変態”とされる人間の仲間入りをする覚悟のことです。

この、現在の文化的で科学的で知的な日本社会においては、「オシッコLOVE」という趣味嗜好は、どうしても相反する・・・忌み嫌われるべき恥ずかしい行為であるという一般認識の迫害から逃れることはできないのです。

まあ、この社会には、他にも、間違った真実ではない“常識”というのはいくらでもまかり通ってますけどね・・・
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:25:46.57 ID:/pdsYSEd0

でもね、実は、そういった「間違った一般認識」があるからこそ、「オシッコプレイ」や「オモラシ」というものは、逆にさらなる魅力、輝きを増すものなのです。

そう、その魅力とは、言わずもがな・・・  「羞恥」と「背徳感」です。


なんの羞恥心も背徳感もなく垂れ流されるオシッコに、どれ程の魅力があるでしょうか…?

ただ漠然と出すだけでは、それはただの動物の尿と変わりありません。

羞恥と背徳感を伴って聖水を迸らせることができるからこそ、私たちは「人間」なのです。


そう、羞恥・・・ 頬を赤らめ、瞳を潤ませ、恥辱と快感のルツボの中で揉まれながら漏らすからこそ、少女のオモラシというものは美しく・・・

背徳感・・・ 何かイケないことをしてしまっているという意識に後ろ髪を引かれながらも、刹那の快楽と愛に没入してしまう熱いジレンマこそが、オシッコプレイの真の魅力なのです。


そうそう、タイトルでは私が美幸ちゃんの顔にオシッコをブッかけたいと叫んでますが、彼女はまだBUKKAKEは了承してくれないんですよね・・・///

でも、私がオシッコプレイを求めると、美幸ちゃんたら、頬を薄紅色に染めてモジモジし始めるんですよ・・・?

もう、そんな姿を見ちゃったら、地味でクールで冷徹な印象をもたれることの多いこんな私でも、脳みそ沸騰ですよWW

ホントに、あんな可愛い美幸ちゃんが見れるのも、彼女にきちんと羞恥や背徳感の気持ちがあるからなんですよね・・・W
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:34:40.32 ID:/pdsYSEd0

ふう・・・ とまあ・・・ 前置きが長くなってしまいましたが、オシッコというものの真理や、私、古塚のオシッコに対する想いといったものは伝わりましたでしょうか?

ではそろそろ、“あの人”のことを書いていきましょうかね・・・

そう、自称“トイレマスター”を名乗るあの北海道の赤毛の女性・・・

ふふ、正直ね、さすがの私も彼女には驚きましたよ。 オシッコに対して、こんな考え方をもっている人もいるのか、とね。

私のオシッコ論を覆す・・・とまではいかないですけど、良い勉強になりました。 彼女との出会いは・・・


では、始めますね。

いらっしゃいませ♪ めくるめく、“聖水ワールド”へ・・・!

226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:38:15.10 ID:/pdsYSEd0





私の恋人、椿野美幸ちゃんが、獅子原さんを連れて部室にやってきたのは、庭の桜の木たちがうっすらと雪化粧を始めた12月のある日のことでした。



 ガラッ

美幸「たのもー」




227 :>>226訂正 [saga]:2016/04/16(土) 12:43:11.01 ID:/pdsYSEd0






私の恋人、椿野美幸ちゃんが、獅子原さんを連れて部室にやってきたのは、庭の桜の木たちがうっすらと雪化粧を始めた12月のある日のことでした。



 ガラッ

美幸「たのもー! みんな、スペシャルゲストのご到着だよっ! もー!」

爽「失礼しまーっす。 わ? なんだここ… タタミ敷きの部室…?」

美幸「奥に茶室もあるよー♪」

爽「ゆ○ゆりみてーだなオイ…」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:56:22.55 ID:/pdsYSEd0

澄子「いらっしゃい、始めまして。 劔谷高校麻雀部部長、依藤(よりふじ)澄子です。 獅子原さん、今日はようこそおいで下さいました」ペコリン

友香「よろっ!」

莉子「こんにちはー♪」

爽「あ、いや、どーもどーも・・・って、なんでみんな和服着てんの? ここ茶道部か…?」


 「ふふっ、それは… 私たちは部活動によって麻雀だけでなく修身… つまり女性としての所作や心構えを身につけることも目的としているからですよ、獅子原さん」ヌッ


爽「はえっ? な、なんだあんた、いつの間に後ろに…?」

私「ふふふ…」ゴゴゴォ・・・

美幸「このコは古塚梢ちゃん… ここ劔谷の元部長で、私の幼馴染みだよ♪」

梢「インハイベスト8のエースの方が来てくれるとは… 光栄ですね。 早速お手合わせ願いましょうか…」ニコッ

爽「おうっ! 望むところだぜっ!」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:05:22.54 ID:/pdsYSEd0





爽「うしっ、とおらば・・・リーチだ!」タンッ

私「… おや、やっと出ましたか。 ロンです。 ジュンチャン三色ドラ1・・・ハネ満12000頂きますね♪」ニッコリ

爽「は? げぇ、ダマテン…? い、いつの間に張ってたんだ…?」

澄子「これで終局… 順位は、トップが古塚先輩、2位が椿野先輩、3位が森垣さんでラスが獅子原さんですね…」

爽「うっぐ・・・」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:11:00.66 ID:/pdsYSEd0

私「ふふ… テンパイすれば、獅子原さんがドラを切ってリーチしてくることは分かってましたよ」ニコニコ

爽「な、なんだと…? て、適当なこと言うなよ!」

私「適当…? でしたら、今の獅子原さんの待ちを当ててみましょうか? ズバリ、ホンイツの三・六筒待ちじゃないです?」

爽「…!?」

友香「あっ、ホントだ! ピッタリ三・六筒で待ってるんでぇー!」ヒョコッ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:21:15.22 ID:/pdsYSEd0

爽「くっ・・・! 憩ちゃんやセーラたちはともかく… インハイベスト16のモブ高にまでボコられるなんて…」ワナワナ

美幸「モブ高って… 確かに今年のインハイは有珠山より下だったけど、劔谷は何度も全国優勝したこともある名門だよ? もー!」=3

爽「? マジで?」

澄子「獅子原さん… 私たちは、全国屈指の激戦区兵庫で常に代表の座を勝ち取ってきた、実績なら全国でもトップクラスに入る強豪校ですよ」

莉子「それに、美幸先輩と梢先輩は、近畿地区であの大阪四天王や奈良の小走やえと、中学時代から名勝負を繰り広げてきたすごい人なんですよ?」

友香「フロックでたまたまベスト8に入った有珠山なんかとは、格が違うんでぇー!」

爽「な、フ、フロックだと・・・?」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:32:25.57 ID:/pdsYSEd0

爽「ナメんじゃねーよ! おう、もう一回勝負だこんにゃろっ!」=3

私「まあまあ… 少し休憩しませんか? 獅子原さん、お抹茶を点てましたので、どうぞ御賞味下さい」スッ

爽「おわっ、こりゃどうも… えーっと、なんか茶道の作法があるんだよね? 3回まわすとか…」

私「お気になさらず、グビッと飲んでもらって構いませんよ」ニコッ

爽「そう? じゃ、頂きま・・・ うわ!にがっ!」=3

澄子「お茶菓子と一緒に飲むと丁度いいんですよ」スッ

爽「ん? なんですかコレ?」

澄子「上級和菓子、“練りきり”です」

爽「ネリキリ・・・?」

美幸「白餡を求肥をつなぎとして練り上げた生菓子だよ♪ 調理実習で私たちが作ったんだよ!」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:43:01.17 ID:/pdsYSEd0

爽「うはっ、ホントだうまっ! 甘味と苦味が融合して… 得も言われぬ味わいに…!///」=3

莉子「梢先輩の点てるお抹茶は、何しろ茶道師範級ですからね♪」

爽「ふぅん… でも、なんで麻雀部にこんな本格的な茶室があんのさ?」モグモグ

私「先ほども少し話しましたが、劔谷高校は、女性としての立ち居振る舞い、修身に重きを置いている学校です。 情操教育の中に行儀作法や座禅が組み込まれており、着付け、華道、そして茶道が必修で、大抵の文化部の部室には茶室が備えられているんです」

爽「へ、へえ… さっすが超お嬢様学校…」
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:55:35.05 ID:/pdsYSEd0

獅子原さんはグビグビとお抹茶を飲み干すと、おもむろに立ち上がった。


爽「ゴチソウサマ! ふぅ・・・ うむ、ムラムラと催してきたぜ・・・ ちょっと、誰かトイレ、案内してくれる?」

私「…大きい方ですか? それとも小さい方ですか?」

爽「え、オシッコだけど…?」

美幸「お抹茶には利尿作用があるからねぇ」

爽「あ、そなんだ。 フフ… お嬢様御用達のトイレか… どんなトイレなんだろな? やっぱ、超ゴージャスなのかな?」wktk

私「いえ、オシッコでしたら、どうぞここでして下さい」ニタッ

爽「は?!」


私は、着物の袖をはしょりながら、右腕を高く振り上げた。


 スッパ ア ァァ ンッ!!


爽「っげえぇっ!??」=3=3

235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 14:00:13.02 ID:/pdsYSEd0
ふう… 私もちょっと性的に催してまいりましたので、休憩させて頂きます。
また、来週の土曜日に書いていきますので、よろしかったらご覧下さいね♪
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 18:53:30.66 ID:WNUk9yujo
乙んこ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:18:00.56 ID:xCSUCc4v0
乙ありがとうございます。
遅くなってしまいましたが、少しだけ投下いたします。
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:21:04.65 ID:xCSUCc4v0

私がタタミに渾身の平手打ちをかますと同時に、その反動でとなりのタタミがフワリと浮き上がる・・・

そして、その下から、あの空間が現れた。


爽「な、な、なんだぁコレ・・・??」

私「もちろん、トイレですよ」

爽「へ?!」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:30:55.60 ID:xCSUCc4v0

案の定、目を丸くする獅子原さん… ふふふ、トイレマスターなどと偉そうに言ってはいますが、日本古来の御不浄の知識もないようでは、話になりませんね・・・w


爽「トイレ…? おいおい冗談キツいぜ! なんなのこれ? 漬け物の壺かなんかか…?」


そう… タタミの下から現れたのは、床に埋め込まれたいくつもの「壺」・・・ 普通の水洗トイレしか使ったことのない方は、これがトイレだと言うといつも狐につままれたような顔をしますね。


私「これは東司(とうす)と呼ばれる禅宗のお寺で古来使われていたトイレです。 私たちは部活中はいつもこのトイレを使用しているんですよ」

爽「ト、トウス…? な、なんでわざわざ部屋の真ん中で用を足さなきゃいけないんだよ?!」

私「分かりませんか? これも、女性としての所作や心構えを身につけるための、教育的トイレなんですよ?」

爽「はぁ…??」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:40:00.70 ID:xCSUCc4v0

私「日常の生活そのものが修行であると考える禅宗のお寺では、トイレも修行の場の一つなのです。 トイレだからといって、一人で気楽にのんびり、などということは許されないんですよ」

爽「…? つまり… トイレ使用のマナーをキチンと身につけるためのトイレ…ってこと?」

私「そうですね。 人間の心というのは弱いもので、誰も見ていない所では、つい、はしたない、ダラけた行動をとってしまうものです。 そういった行いは、その人自身の品位へと反映されます」

私「つまり… いかにして美しく、優雅に、清らかに、そして官能的に排泄できるか・・・は、女性として欠くことのできない重要な素養であると考えているわけです」

美幸「女の子は一日10回くらいトイレを使うからね。 トイレでどう過ごすかは、修身でも重要な課題の一つなんだよ、もー!♪」

爽「な、なるほど… HAISETSUに対するその真摯な態度… す、すばらじゃねーか!」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:47:34.48 ID:xCSUCc4v0

私「分かってもらえましたか? では、百聞は一見に如かずと言います。 ここは・・・莉子さん、あなたがお手本を示して差し上げなさい」

莉子「わ、私ですか?///」


いつもつけているバラの髪飾りを揺らしながら、キョロッとしたつぶらな瞳を私に向ける莉子・・・ ああ、本当に、このコの小動物的可愛らしさは犯罪級ですよ・・・ww


私「そうですよ。 ここ最近のあなたのHAISETSUの美しさには、目を見張るものがありますからね… 獅子原さんに、劔谷高校の女生徒がいかに美しいオシッコをするか… 見てもらいなさい」

莉子「は、はい…///」スッ

爽「ま、マジか…? な、なんだこの展開…?」=3=3
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:59:21.80 ID:xCSUCc4v0

莉子「ん…///」スッ


着物の裾をはしょった莉子が、まず前かがみになりながら、ゆっくりと白のショーツをおろし、片足がけにする・・・


莉子「は、あ・・・///」クチュッ


そして、空き壺の上にかがみこむと同時に、右手の人差し指と中指でその愛らしいスリットを左右に広げる・・・!


美幸(むほほおお・・・! 莉子ちゃんの尿道口… いつ見てもキレイだよおぉ、もぉー!///)ハアハア

澄子(うう… 安福さん、その切なそうな表情、たまりませんね…!///)ハアハア

友香(や、やっぱり、オシッコ観賞は莉子ちゃんに限るんでぇー!///)ハアハア


莉子「う、うぅ・・・/// そ、そんな、マジマジと見ないで下さい・・・///」カアアアァ・・・


うっすらと涙目になり、頬を紅潮させていく莉子…

そう… この、“見られている”という恥ずかしさに耐えることこそが、奇跡の黄金聖水顕現のための絶対条件…!

私の部員たちは皆、そこのところはよく分かっていますからね… ククク・・・
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 02:16:17.13 ID:xCSUCc4v0

莉子「ん… ふぅ、は、あ…///」ハアハア


スリットをおさえる莉子の手が、徐々に汗ばみ… しゃがみこんでいる両脚がカタカタとわずかに震え出し、はあはあと荒い吐息が美しい唇をついて出る…


莉子「ふ…/// んっく! は、あぁ、ひゃううぅん・・・!///」ハアハアハア


ああ、莉子、なんといやらしい・・・!/// 小刻みに何度も迫りくるオシッコの波にあえて耐えることで、スリットがまるで生き物のようにプクプクとうごめいている…!

そう… 聖なるオシッコ顕現の前に、“焦らし”はマスト・・・!


美幸(も、もおぉー! は、早く、オシッコ出してよ、もー!!)=3

澄子(ああ、いけません、濡れてきました…/// くっ、これ以上焦らされては、私の○×△の方がもたない…!///)=3

友香(や、やばい… 鼻血が止まらないんでぇー! こ、このままじゃ、貧血で倒れちゃうんでええぇぇっ!!)=3


ふふ…ww さっきまでは、まるでいたいけな少女に襲い掛かるオオカミのようだったあのコたちも、今や好物を前にして「待て」をかけられている子犬たちのようになっていますね…
そう、何人たりとも、オシッコの魅力には抗えない… プライドを捨て、屈服するしかないのです…!


莉子「あっ やっ、 ひぐぅっ! んんん・・・!/// も、もう、だめぇ…!///」グググ・・・


さあ、イキなさい莉子…! この世に、その偉大なる神の聖水を降臨させるのですっ!! クワッ!
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 02:23:04.98 ID:xCSUCc4v0

・・・プシィッ!

シュッ・・・・

ショッワアアアアアアアアアアアアァァァァッッ・・・・・!!


美・澄・友「「「ぅおおおおおおおおおおおおお・・・!!!/////////」」」


まばたきもせずに見守っていた子犬たちの前で、ついに、莉子の黄金聖水がその御姿を現し、美しい放物線を描いて壺の中へと吸い込まれていく…

私の目には、オシッコがわずかに湯気を出し、外からの日光によってキラキラと光り輝いているのが見えた…

そして…


莉子「あ、あ、あ♪ あん♪ ああああああ・・・♪♪」ショロロロロロロオォ・・・!


爽「ん? こ、これは…?」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 02:39:23.74 ID:xCSUCc4v0

 アァ〜メェ〜〜イ ズィングレェ〜イス♪  ハウ スウィ〜〜ト  ザ  サウ〜〜ンドゥ♪ 〜〜♪・・・・


吐息まじりの気だるくも、艶やかで美しい歌声が莉子の唇を震わせ、部室内に響き渡る…


爽「こ、これは… 賛美歌『アメイジング・グレイス』…!?」


おや… そういえば有珠山高校はミッション系スクールでしたね。 なるほど、獅子原さんもこの歌は御存知なのですか…


 ザッ トゥセイ〜〜ヴ♪  ショロロロロロォ・・・♪  ドゥ  ア  レ〜〜ッチ  ライク ミィ〜〜…♪  プショアアアアァ…♪


莉子の澄んだ歌声と、オシッコの迸る音が混然一体となり、圧倒的なLIVE空間が私たちを包む…


美幸「も、も、もおおぉ・・・!」ポロポロ
澄子「う、う、うううぅぅ・・・!」ポロポロ
友香「で、で、でえええぇぇ・・・!」ポロポロ


鏡花水月の如きオシッコを前にし、トロけるような表情で涙を流す子犬たち・・・

そう、人は、あまりにも美しく神々しいモノに出逢った時は、ただこのように涙を流すことしかできないのです。


・・・チュンチュン♪  チュンチュンチュン、 ピチピチピチィ…♪


爽「なっ? げええぇ…?!」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 02:49:21.91 ID:xCSUCc4v0

 チュンチュンチュン♪   ピチチッ  チィチィ チュンチュン・・・♪


爽「こ、これは…!」


驚愕の表情を浮かべる獅子原さん… 

ふふ、しかしそれも無理はありません…

開け放たれた障子の間を通って、中庭からたくさんの小鳥たちが舞い込み、排尿中の莉子の肩や背中にとまりだしたのですから…


 アァ〜メ〜イズィン  チュンチュンチュン♪  グレ〜イス♪  ショワアアアアァァ〜〜♪・・・


そう… その様はまさに、この世の全てが、莉子のオシッコを祝福しているかのよう…

小鳥たちを身にまとい、排尿の快感に打ち震えながら歌う莉子は、まさに天使… いえ、ヴィーナスそのもののようでした。
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 03:02:57.04 ID:xCSUCc4v0

 ウィルビ〜♪ フォーエヴァ〜  マイィ〜〜ン…♪  チュンチュン…♪  チョロロロロォ…  ピ、ピチョンッ♪ …


莉子が歌い終わると同時に、オシッコは最後に小さな水音をたてて止まり、小鳥たちもさえずるのをやめ、一瞬だけ、静寂があたりを包む…

そして、


 パチパチパチパチパチパチパチ・・・・!  ワーッワ――ッ!  ピィーッピィ――ッ!!  バサッ バサバサバサバサァ・・・!!


子犬たちから自然と拍手と歓声が沸き起こり、小鳥たちは一斉に飛び立って外へと帰っていった・・・


私「ふふ・・・さすがですね莉子さん! すばらしいオシッコでした・・・!」

莉子「えへへ…///」


爽「……」パシャッ  パシャッ  カシャカシャ・・・

美幸「ちょ、獅子原! 無言で写真を撮るんじゃないよ!もー!」

爽「え、な、なんで? 別にいいじゃねーか…」

美幸「莉子ちゃんのオシッコには著作権があるんだよ!もー!」=3
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 03:08:17.50 ID:xCSUCc4v0

私「どうでしたか獅子原さん? この、圧倒的排尿パフォーマンスは・・・」

爽「おう… すばらだぜっ! こんなにもファンタスティックなオシッコは、私も初めて見たよ」

私「では、次は獅子原さんの番ですね」

爽「え?」

私「オシッコしたかったのでしょう…? さあ、トイレマスターなどと自称しているからには、当然、莉子さん以上のオシッコを私たちに魅せてくれるんですよね?」フフフ・・・

爽「………」
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 03:13:51.21 ID:xCSUCc4v0

爽「クックックックック・・・」ニタアアァ・・・

私「なっ?!」ゾクッ

爽「この私をオシッコで挑発とは… いやあ、命知らずの奴もいたもんだねぇ、まったく…」グフォフォフォフォォ・・・

私「……」

美幸「ナニィ…? そこまで言うなら、サッサとオシッコしてみなさいよ、もー!」

爽「言われなくても出してやるさ! 教えてやるよ!! “真のオシッコ”の何たるかをなァ!!」カッ
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 03:20:04.85 ID:xCSUCc4v0
本日ここまでです。
また、今週中には続きを書いていきたいと思います。
物足りない方は、良かったらこちらをどうぞ…↓

セーラ「うんコマ劇場Cやで!」爽「マジで」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461498380/

251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/25(月) 21:20:43.37 ID:Y4ADLqGdo

相変わらずの知識量に脱帽です
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:07:03.62 ID:RvNmzoEO0
乙ありがとうございます。
では、書いていきますね。
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:17:10.39 ID:RvNmzoEO0


私「・・・莉子さんより美しいオシッコを出せる…というのですか?」

爽「あたぼーよ! 私はトイレマスター… HAISETSUのプロだっ! 素人のオシッコなんかに負けるわけねーだろがっ!」バッ

私「!?」


獅子原さんは啖呵を切ると同時に、まず上衣を脱ぎ捨て、素早くスカートのホックをはずした。

そして、


 ズルゥッ!


美幸「えっ?!」
澄子「ひっ?!」
友香「でぇっ!?」
莉子「う・・・っ?!」
私「お、おぉ・・・??」


私たちの目は全て、スカートとパンツを一気にズリおろした獅子原さんの股間に向けられていた・・・

そう、そこにはまるで、熱帯のアマゾンの如き、鬱蒼と茂るジャングルが広がっていたのです。
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:29:39.08 ID:RvNmzoEO0

私「う・・・! な、なんておぞましい…! 獅子原さん! なんですかそのモジャモジャはっ! 私たちをバカにしているんですか?」


その尋常ならざる豪毛っぷりに、さすがの私も平静を失って、思ったことをそのまま口に出してしまった。


美幸「ちょっと獅子原! ムダ毛の処理くらいしなさいよっ! もー!!」=3

爽「うるせーな! オシッコに毛なんか関係ねーだろ? 黙って見てろっ!」


何を言ってるんでしょうかこの人は…? 真の聖水とはパイパンより生まれ出ずるべきもの…!

あのような邪悪なジャングルから迸るオシッコなど、ヘドロにも劣る汚水の極み…!!


爽「よッしゃ! ふうううぅぅ・・・・!」スッ


しかし、顔を引きつらせておののく私たちを意に介することもなく、獅子原さんは腰を落として排尿の体勢に入った…


 ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴゴオオォォ・・・・!!!


私「いっ?!?」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:40:05.27 ID:RvNmzoEO0

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオォォ・・・・・・!!


美幸「ちょ、ちょ、何この音? もー!」

澄子「こ、これは、一体…??」

莉子「じ、地震、ですか…?」

友香「い、いや、く、空気が、震えてるんでぇー!」


友香の言う通り… その時、まるで大地が裂けるかのような轟音とともに、私たちの周囲の空気はビリビリと震えていた。

そして、ふと獅子原さんに目をやると、彼女はしゃがみこんだ体勢のまま、禍々しい真っ赤なオーラを噴出させていたのです。


私(こ、これは・・・ まさか、“尿気”!?)


そう… オシッコを我慢している女の子が、極稀に発すると言われるオーラの一種…

しかし、こんな、大気を震わせるほどの尿気とは、一体・・・?
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:55:53.09 ID:RvNmzoEO0

 ピカァッ! ゴロゴロゴロゴロゴロゴロオォ・・・・!!


澄子「ひぃっ?!」


さらに… さっきまで、小春日和と言っても良いくらい麗らかな天気だった空は、いつの間にか黒い雲に覆われ… 一瞬強烈な稲光が部室内を照らしたかと思ったら、すぐに凄まじい雷鳴が轟き渡った。

そして、さきほど莉子の肩にとまりに来た小鳥たちが、まるで大災害の前ぶれかのように、あわてて遠くへ飛び去っていくのが見えた。


 キャ――ッ!  ヤダァ―ッ!  モオォ―、ナニコレェ――?!  タスケテエェ――ッ!!


私「み、みんな、落ち着いて! だ、大丈夫! 大丈夫だから!!」


取り乱し、突っ伏して泣き出す部員たちを、なんとか落ち着かせようと声をかける…

しかし、そんな私の目の端に、獅子原さんが怪しげな動きをしている姿が映った。


爽「………」シュコシュコシュコシュコ


私(なっ! アレは…?)


そう… 獅子原さんは排尿体勢のまま右手を自らのジャングルの上にかぶせ、小刻みに振動させていたのだ。


私(!! まずいっ!)

257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:00:57.71 ID:RvNmzoEO0

私「危なぁいっ!!」バッ

美幸「えっ?!」


私が、なんとか美幸ちゃんだけでも、とタックルにいって、二人の体が、浮いた瞬間・・・

ソレは放たれた。



爽「“スパーク・ナイアガラ・ブラスタァァ―――――――ッッ!!!”」ジョバジャアァッ!!

258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:16:55.55 ID:RvNmzoEO0

 ブ ッ シィ ヤ ア ア ア アアア アァァ ァ アァァ アァァ―――――――――――ッッッ!!!!


友香「でえぇっ?!!」ビシャァッ!


獅子原さんのジャングルから、鉄砲水のような勢いで放射された大量のオシッコは、逃げ遅れた友香、澄子、莉子たちにモロにブッかけられていた。



莉子「………」グッショリ…

澄子「… う、うぅ…!」ビッチョリ…


噂には聞いていましたが… コレは“オシッコ・ブラスター”…!

股間に添えた手を前後左右に細かく振動させることで、放射状にオシッコを飛ばす、女性にしかできない尿技の一つ…

しかし、まさか、本当にコレをやる人がいたなんて…!


爽「ふぅ… いやー、久しぶりだからどーかなーと思ってたんだけど、見事にキマッたぜ…!」テカテカ

友香「な、何するんでえぇぇ―――っっ!! 着物がオシッコまみれになったじゃないノオオォッッ!!」ボッゴォッ!

爽「ごっふぅぁっ?!」=3


友香渾身の右ストレートが獅子原さんの顔面にメリ込んだ。

そうです、やってしまいなさい友香。 いえ、むしろ殺してしまって構いません。

私の背中にも少しかかったじゃないですか、このクソ女が…
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:27:25.40 ID:RvNmzoEO0

爽「何すんだよっ! ちゃんとオシッコ出したじゃねーか!」=3

美幸「ここでオシッコしろとは言ったけど、オシッコをブッかけろとは言ってないよ! もー!」=3

爽「分かってねーな… オシッコ・ブラスターは素人にできる技じゃねーんだぞ? 私はこの技を極めて、昔ヤンチャしてた頃は、どんな極悪な不良どももオシッコで撃退してたんだ。
  ふふっ、中学時代は南北海道のオモラシ番長として名を馳せてたんだぜ…?」クックック・・・

私「そんなことどうでもいいですよ。 私の後輩たちに勝手にオシッコをブッかけるなんて… どうオトシマエをつけてくれるんですか?」

爽「オ、オトシマエって… だって、『聖水大好き! 早くオシッコかけて!!』って顔に書いてあったからさぁ… ほら、依藤さんも安福ちゃんも、尿も滴るイイ女になってるじゃん?」


私「いい加減にしなさいっ! あなたは聖水をナメているんですか?」
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:37:08.38 ID:RvNmzoEO0

さすがの私も、この女のあまりの傍若無人っぷりにはキレかけていた。


爽「なん…だとぉ…?」

私「いいですか、オシッコ=聖水ではないのです。 眉目麗しい美少女が、羞恥や背徳感を伴いながら迸らせるモノが聖水です。 あなたのようなおかちめんこが… なんの恥じらいもなくダラしなくもらすオシッコなど、なんの価値もないんですよっ!」

爽「……」

私「そんな汚水のようなオシッコを人にかけるなんて… 嫌がらせ以外の何モノでもないじゃないですか! あなたには常識というものがないんですか?」

爽「ふぅーん… それじゃあさ、あんたは、美少女のオシッコ以外は価値がないって言うんだな?」

私「当然です。考えてもみなさい。 あなたはそこら辺にいるハゲにオシッコをかけられたらどう思いますか?」

爽「いや、それは嫌だけどさぁ… でも、ハゲのオシッコにも価値はあるぜ?」

私「は?!」
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:44:02.58 ID:RvNmzoEO0

私「なんですって…? 今、なんと言ったんですか?」

爽「だから、『ハゲのオシッコにも価値はある』と言ったんだよ」

私「…?? ど、どういうことですか?」

爽「ふーっ・・・ やれやれ…」スッ スッ


獅子原さんは、ゆっくりとパンツとスカートをはくと、急に目がすわり、まるでこの世の成り立ちを語るかのように話し始めた。


爽「古塚さん、あんたのオシッコに対する愛は大したもんだよ。 でもな、あんたは誤解している」

爽「オシッコはな、見た目がどうこうってもんじゃないんだ。 オシッコで一番大切なのは、“パッション”・・・ つまりは“心”だ」

262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:58:47.64 ID:RvNmzoEO0

・・・オシッコで、一番大切なのは、心・・・?? な、何を言ってるんですかこの人は… もちろん心も大切ですが、オシッコは美少女のモノでなければ聖水ではない! そんなことは幼稚園児も知っている世の常識です!

まったく… 私はこういうキレイ事を平然とのたまう人が一番嫌いなんですよっ!


私「心って… フザケないで下さいよ! 心の持ち様によっては、どんな人間のオシッコも聖水になり得るというのですか?」

爽「そうだ。 まあ確かに、美少女のオシッコは独自のとてつもない魅力をもっていることは確かだけどな、でもそれがオシッコの全てじゃない」

私「なんですって…? 少女のオシッコでなければ聖水ではありませんよっ! 一体この世界のどこに、ハゲのオシッコで喜ぶ人がいるんですか?」

美幸「こ、梢ちゃん、そんなハゲハゲって、ハゲをdisらなくてもぉー…」

私「美幸ちゃんは黙ってて下さい。 ハゲでもキモオタでもクソデブでもなんでもいいですよ。 要は美しくない者のオシッコ… そんなものに価値があるワケないんです」

爽「そうでもねーぞ? 私は、多くの観衆の前で堂々と排尿し、その自分のオシッコを飲んで拍手喝采を浴びた偉大なハゲを知ってるぜ?」

私「はあぁ・・・??」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 17:06:30.32 ID:RvNmzoEO0

私「なんですかそれは… 下品な… どうせビックリ人間ナントカとか、そういうのでしょう?」

爽「違うよ。 千里山の船久保さんから聞いた話だけどね。 昔、うんこやオシッコを食料に変える研究をしてた学者さんがいてさ…」

澄子「う、うんこを、食料に…?」

爽「戦後の食糧難の時代だよ。 言っとくけど真面目な話だぜ? その、中村浩っていううんこ博士が、ロシアで講演してた時にね…」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 17:15:10.88 ID:RvNmzoEO0

爽「宇宙空間における糞尿処理問題について話してたらしいんだけど、話の途中で、そのオッサン、演台の後ろでコップに自分のオシッコを出してさ」

爽「それを持参した濾過機に通して水に変えて、その場でゴクゴク飲んでみせたらしいよ」

友香「・・・そ、それ、でぇ・・?」

爽「うん、『プハァーッ! ウマイ!!』って言ったかどうかは定かじゃないけど、『この濾過機を宇宙服に取り付け、出しては飲み、飲んでは出すのです!』って叫んで、次の瞬間、ハラショーの大歓声と場内割れんばかりの拍手だったらしいぜ」(※)


※史実ですが中村博士はハゲではありません。戦時中にうんこ爆弾を発明した人です。
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 17:23:43.52 ID:RvNmzoEO0

私「…いや、しかし、ちょっと、話がスリ替わってませんか? 『ハゲのオシッコにも価値はある』って、そうゆうことじゃないでしょう? 私たちは聖水の話をしているんですよ?」

爽「分かってるよ。 そういう価値の話じゃないってんだろ? うん、でもな、それでもやっぱり、ハゲのオシッコでもパッション次第で偉大な聖水になり得るんだ。 いやむしろ、ハゲのオシッコは美少女のオシッコでは到底不可能な感動的聖水になることもあるぜ」ニタリ

私「・・・ そこまで言うのなら、一応聞こうじゃないですか… その、ハゲのオシッコとやらを…!」


そこから繰り広げられた、獅子原さんのオシッコ話は… なんとも不可思議な、異様な話でした…

266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 17:25:38.14 ID:RvNmzoEO0
いったん止まります。
また明日書いていきます。
明日で、私、古塚のお話も終わりとなるでしょう…
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 22:23:38.30 ID:RfQCsLIG0


爽「ふふっ、そんじゃあ話してやるよ。 そうだね、アレは私が小学四年生の時だったかな・・・」ポワポワポワーン…


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー


〜8年前・北海道有珠郡壮瞥町東有珠小学校〜


四年生の秋だったと思うんだけど、私たちの担任が事故って入院して、一週間くらい休んでたことがあった。

その時に、まあ色んな先生が入れ替わり立ち代わりで授業しに来てくれたんだけど、ある日、試験監督として、60過ぎのジイさんが教室に来たんよ。


 キーンコーン カーンコォーン・・・  ザワザワザワ・・・・


 ガラァッ


大沼「・・・北家が牌を晒すのは東家と北家の間… 鬼門…」ブツブツブツ



 美幸「?! ちょっと! なんで熊本出身の大沼プロが北海道で教師やってんのよ! もぉー!」=3

 澄子「つ、椿野先輩、もう、とりあえずツッこむのはやめましょうよ…」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 22:40:37.87 ID:RfQCsLIG0

そのブツブツワケ分かんねーこと言いながら入ってきたジイさんは、ドサッと教卓の上にテストらしき紙束を置くと、座って「Weekly麻雀TODAY」を開いて読み始めた。

その、頭の荒涼たるや・・・ うん、ハゲのモデルができるんじゃねーかと思うほどだったね。

そんで、チャイム鳴ってんのに、座れも何も言わないで雑誌読んでるもんだから、学級委員の吉田ちゃんが仕方なく声かけたのよ。


吉田「あの、先生… ですか? 一時間目、テスト…ですよね?」

大沼「・・・らしいな」ペラッ

吉田「え、あの… じゃ、テスト、配って…もらえます?」

大沼「知らん。 テストならそこにある。 自分たちで勝手に始めろ」ペラリ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 22:54:14.43 ID:RfQCsLIG0

てカンジで、そのジイさん恐ろしく素っ気ないもんだから、仕方なく吉田ちゃんがみんなのテスト配ってくれて、じゃあ、チャイムが鳴るまでに…ってことで、テストが始まった。

あ、ちなみにこの吉田ちゃんって、あの琴似栄の吉田ちゃんね。 小学校の時は実は学校一緒だったんだ。 卒業と同時に吉田ちゃんは札幌に引っ越しちゃったんだけどね。


そして・・・ 一応テスト始まったんだけど、カリカリ鉛筆の音が響く中、何か、異様な匂いが漂ってきた。

ハタと顔を上げると、なんと、そのジイさんが教卓で「ハイカップ」を飲んでたんだよ・・・


爽(な、なんだ? アレ?酒…? な、何やってんだあのジイさん…??)


一番前の席のヤツが恐る恐る手をあげた。


男子A「あ、あの、先生… なんか、酒臭いんすけど…」

大沼「酒? ・・・そんなワケないだろう。 気のせいだ」

男子A「……」


爽(…気のせいなワケあるか! お前ソレ酒だろが! な、なんだコイツ?何考えてんだ…? さすがの私も引くぜ…)


とんでもないジジイがやって来たな、と思ったんだけど、この後、私のその認識は改められることになる。
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 23:00:32.31 ID:RfQCsLIG0

それからしばらくして…


 カリカリ、 カリカリカリ・・・・


吉田「………」モゾモゾモゾ

爽(…ん?)


気づくと、私のナナメ前の席の吉田ちゃんが、お尻をモジモジ左右に小刻みに動かしているのが見えた。

うん、私だからこそ、すぐに分かったね。

吉田ちゃんが、今、オシッコを我慢してるってことを…


後で聞いた話だけど、その日吉田ちゃんは珍しく朝寝過ごしたらしくて、遅刻しそうになって朝ションをせずに学校に来てたらしい。
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 23:20:22.35 ID:RfQCsLIG0

吉田(…ん… やばいな… あぁもう、やっぱり、テスト始める前に無理にでもオシッコ行っとくんだった…)

吉田(…まあいいや。 もう少しで全部終わる… サッサと終わらせて提出して、トイレ行ってこよう…)


基本的に試験中のトイレは禁止である…
トイレで答えを見る等のカンニング行為をしても分からないからだ。
小学校ではそれほど厳しくしてない場合も多いが、優等生の吉田はテスト中にトイレに行かせてもらうという考えはなかった。


吉田(簡単簡単、社会のテストなんか… チャイムまでまだ20分もある。 えーっと、島根県の県庁所在地は、松江市…っと…  ん?)


もうほぼ終わりというところまで書き進めていた吉田は、ギョッとして手を止めた。
恐ろしいことに気がついた。
回答欄を一つずつズラして書いてしまっていたのである。


吉田(うえええぇぇマジ? ちょっと…! な、なんでこんな時に限って!)ゴシゴシゴシ


あわててズレていた所を消し、確認しながら書き直し始めた吉田…
消しゴムをこする時のわずかな振動が、オシッコでパンパンに膨らんだ膀胱にジンジンと響く。

夢中で最後の回答欄を埋めた時には、チャイムが鳴ってしまっていた。


吉田「しゅ、終了ですっ! い、一番後ろの人、各列のテストを集めて先生に出して下さいっ!」


吉田は必死で指示を伝えると、トイレへと駆けていった。

しかし、


女子トイレ「……」ズラ〜リ・・・

吉田「う・・・!」


女子トイレの回転の遅さは、男子トイレの比ではない… 

結局、吉田まで回ることなく、二時間目開始のチャイムが鳴ってしまったのだ。
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 23:39:39.41 ID:RfQCsLIG0

二時間目もテストである。
二教科連続テストの日なのだ。
大沼は、相変わらず、素知らぬ顔で麻雀TODAYをめくっている。


吉田「で、では、テストを配ります。 う、裏にしたまま後ろに送って下さい」プルプル


責任感の強い吉田は、また大沼に代わって、尿意で汗ばむ手でテストを配った。


吉田(だ、大丈夫。 次のテストは算数… 私の得意教科だ。 チャチャッと終わらせて、すぐトイレに行けば大丈夫!)ハアハア


しかし、押し寄せる尿意と、さきほどの回答欄ずらしの失敗のこともあってか、なかなか問題が頭に入ってこない。

最後の問題に辿り着いた時には、残り時間は10分を切っていた。


吉田(ま、まずいまずい! ぼ、膀胱が本当に破裂しそう…!!)=3

吉田(やばいって… 次は15分休みだけど、またトイレに行って人がいたら、絶対並んでる時にもらしちゃうよぉ…!)フルフル


小学4年生にもなって、しかも優等生である吉田にとって、頭をかすめた「おもらし」の予測は恐ろしいものだった。


吉田(も、もし、みんなの前で、おもらしなんかしちゃったら、わ、私の人生、ジ・エンド… もう、絶対、明日から学校に来れない…!)ハアハア

吉田(は、早く終わらせて、今度こそ、チャイムが鳴る前にトイレ行かないと・・・!  ん?)


切羽詰まっている吉田だったが… 最終問題を目にして、ハタと首をかしげた。


 【第20問】
   穏乃、もこ、胡桃、マホ、ネリーの5人がいます。
   身長が一番高い人から順番に並べましょう。


吉田(えっ、えっ? な、何? この問題…?)
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 23:44:38.32 ID:RfQCsLIG0

吉田(ん? あ、まてまて、下にヒントがある…)


<ヒント>
 ・マホは一番高くはない
 ・もこより背の高い人が3人いる
 ・ネリーはもこより高い。
 ・胡桃は1番目でも、3番目でもない。
 ・穏乃は2番目か4番目に高い。


吉田(・・・え? ちょ、ちょっと、これ、どうやって解けばいいの…??)
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 00:05:54.63 ID:hgn7DA0k0

吉田(えーっと、とりあえず、それぞれの人に、条件を当てはめていって… “もこより背の高い人が3人いる”ってことは… もこさんは4番目決定ってことで、いいんだよね…?)モンモン

吉田(そ、それで、“ネリーはもこより高い”んだから、ネリーさんは1、2、3番目のどれか…)


どんどんこみ上げてくる尿意に耐えながら、一つ一つのヒントをもとに、少しずつ順番を探っていく吉田…

全神経の8割は股間に行っており、吉田は残り2割の神経で必死に問題を解いた。

額からは冷や汗がにじみ、吉田のふっくりとした可愛らしい頬を濡らし、ハアハアと湿った吐息がその小さな唇を震わせた。

そして・・・


吉田(・・・で、できたっ! 「@ネリー、A穏乃、Bマホ、Cもこ、D胡桃」の順番だっ! これで間違いない!)


時計を見ると、チャイムまであと5分・・・ 今トイレに行けば、空いている個室にありつけるはずだ。


吉田「…せっ!  …うっ?!」ガタッ


しかし、大沼に声をかけて立ち上がろうとした吉田は、ピタリと動けなくなった。

腰を上げた途端、尿道口がわずかに開き、ジワッとオシッコが漏れ出す感触があったのだ。


吉田「…! … …!!」プルプルプル

大沼「…ん? ナンダ?」

吉田「…あ、 えっと、 そ、の…!」カタカタカタ


吉田は、中腰姿勢のまま、唇を切れるくらいに強く噛んで尿道口を閉めた。 しかし、一歩でも動けば、絶対にダムが決壊する。


吉田(・・・ あ、 やだっ、 ダメ、 うっ! こ、れ・・・!)


なんとか椅子の上にもう一度尻を下ろしたとき…

目の前が真っ暗になるような感覚と共に全身の力がゆるみ、ついに吉田の股間から大量の聖水が溢れ出してきた。
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 00:16:04.65 ID:hgn7DA0k0

 ・・・ジョロォッ  ジョロロロロロロロロロロオォ〜〜・・・・ッッ


吉田(…………)


吉田は放心したように斜め上を見上げてカタまっていた。
しかし、タップリ溜まっていた一晩分のオシッコはそうそう簡単には止まらない…
小さな体から次々とサラサラとした温かいオシッコが湧き出し、パンツとスカートをグッショリと濡らし、椅子の座面からも零れ落ちて床に水たまりをつくっていく…


吉田(あ、あ、あ、あ・・・・・)ポロポロポロ


完全に思考停止状態となってしまった吉田はサメザメと涙を流し始めた。

しかし、この時・・・ 吉田のおもらしの瞬間に気がついていたのは、爽だけだった。
わずかに水音がしたのだが、それはカリカリという鉛筆の音にかき消され、テストで必死になっている他の子どもたちは気がつかなかったのだ。
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 00:31:56.38 ID:hgn7DA0k0

爽(・・・やべえ、吉田ちゃん… 様子がおかしいと思ったら、やっぱオシッコもれそうだったんだ… さっきトイレ行けなかったんだな…)

爽(うおおぉでもすっげえいっぱい出てる…!///  あああ拭いてあげたい… 舐めてあげたい…! 飲んであげたい…!!)

爽(…って、そんな場合じゃねーよな… これが私がもらしたんなら、『せんせぇー! すんません! オシッコもらしましたぁ!!』って叫んで、みんなゲラゲラ笑ってそれで終わりだけどさ…)

爽(クラス一の美少女で超優等生の吉田ちゃんがもらしたとあっちゃあ・・・ これは全校を揺るがす大事件だよ…)

爽(マジやべえ… 吉田ちゃんナイーブだから、他の連中におもらしがバレたら、多分明日から学校来ねーぞ…?)

爽(ううむ、どうすればいい…? なんとかこのオシッコたちを瞬時に蒸発させる手段ねーかな…?)モンモン

爽(…いや、待て! “木を隠すには森の中”って言うじゃねーか… ここは、そうだ!バケツで水汲んできて、吉田ちゃんにブッかければ… 表向きは私がイタズラしたってことで済ませられる…!)

爽(ナイス私! 吉田ちゃん! もうちょいの辛抱だっ! なんとかバレずに待ってろよ!)バッ


爽は無言で立ち上がり、ダッシュで水を汲みに駆け出そうとした、その時・・・


 「せんせええぇっ! ヨシダがもらしてますっっ!!ww」


爽「!?」
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 00:58:23.33 ID:hgn7DA0k0

男子B「もらしてる! もらしてます!! ヨシダがオシッコもらしてますっ!!w」


その無神経なクソガキの一声により・・・ 教室の空気は一変。 ザワザワとざわめきたち、クラス全員が吉田に注目した。


爽(て、てめええええぇぇB! コノヤロオォ! 私の作戦が… 台無しじゃねえかああぁ!!)


吉田「… み、みなさん… すみません…」ポロポロポロ


吉田は消え入るような小さな声で一言謝ると、うつむいてしゃくり上げるように泣き始めた。


 エエエエエェェーッ?!  ヨシダサン…!!  オイマジカ?  アリエネエェ…  オイハヤクフケヨ!  スゲーイッパイデテルー  キッタネェー!  ヤメナヨカワイソージャン…


数々の心無い言葉、そして同情の言葉すらも、吉田の心にナイフのようにグサグサと突き刺さる。


吉田(もう… お願いだから… ほっといて…!)ヒックヒック


爽(あああちくしょうオワタ! もう、ダメだ… ごめんよ吉田ちゃん… 私がもう少し、早く動けば…!)ギリッ


男子B「先生! ねえちょっと! 吉田がもらしてるんですよ! ナントカして下さいって!ww」


半ば嬉しそうに大沼に訴えるクソガキB…


大沼「………」ユラリ


やっと麻雀TODAYを閉じて立ち上がった、大沼の、その時の対応は・・・ 爽にとって、一生忘れ得ないものとなった。
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 01:07:49.52 ID:hgn7DA0k0

男子B「先生! 吉田です! 吉田がもらしてるんです!w」

大沼「…ほう、そうか…」

男子B「そ、そうかって… ナントカして下さいよ! 臭いですって!」

大沼「…ふん、奇遇だな… 私も今、もらしてしまったとこだよ」ジョワアアアアアアアアァァ〜〜・・・・

男子B「 ファ?! 」

爽(?!?)


立ち上がった大沼のズボンは、股間のところからグッショリと濡れており、足元には立派な水たまりができていた。

 
 … エ、エェ…??  チョ、チョット、ナニ…?  セ、センセイガ、オモラシ…?


とまどいの声とともに、凍りつく教室の空気・・・

しかし、そんな中、ハゲ大沼は超然と言い放った。


大沼「…ところで、お前たちは… なんでもらしてないんだ?」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 01:13:24.48 ID:hgn7DA0k0

・・・?  ・・?  ?  ? ・・・?  ?


唖然とする一同…


大沼「クラスの友達がおもらしをしてしまった… そんな時、友人としてできることは一つしかないだろう。 自らもその罪をかぶる… 違うかね?」

B「な、な、何言ってるんですか…?」


このハゲジジイは完全にイカれたボケ老人なのではないか。 クラスの大半はそう思った。

しかし・・・


大沼「じゃあ、お前たち… このクラス目標はなんなんだっ!」カッ
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 01:29:28.59 ID:hgn7DA0k0

後ろを振り返り、黒板の上に貼ってあったクラス目標を指し示した大沼…

そこには、「“ワン・フォー・オール  オール・フォー・ワン”」の言葉が子どもたち自身による切り文字で掲示されていた。


大沼「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン… つまり、『一人はみんなのために、みんなは一人のために』…だ。 これは、クラスの一人がミスををしたら、それを全員でカバーしようということではないのかね?」

大沼「私は、クラスの子どもが漏らしたのなら、率先して自分も漏らすぞ。このように… それが教師の務めというものだ」

大沼「それなのに、お前たちは… 大切な友人が今まさに漏らしているというのに、自分は漏らさずに済まそうというのかッ!?」クワッ


大沼秋一郎は凄まじい剣幕で怒鳴った。 
普段物静かだが、やたらと貫禄のある大沼の一喝は、クラス全体をシインとさせた。


そして・・・


 ジョッバジャアアアアアアアアアアアアアァァァ〜〜〜〜・・・・・!!!!!


豪快な水音が教室の窓際の方で鳴り響いた。 獅子原爽がその股間の封印を解いたのである。


爽「先生!! 私感動しました!! 私だって負けませんっ!! 私だって、吉田ちゃんのためにもらしますっっ!!!」クワッ ジャジャジャジャジャジャジャアアァ・・・・!!

吉田「…! し、獅子原さん…!!」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 01:52:17.29 ID:hgn7DA0k0

 「オ・・・オレだって、もらすぞおぉっ!」ジョオオオオオオオオォォ・・・!

 「わ、私だって! 吉田さんを一人にはしません!!」ジャアアアアアアァァァ・・・・!

 「ぼ…僕だって、ヤレるぞっ! おもらしなんか屁でもねえぇっ!」ジュロロロロロロロロオオォォ・・・!

 「あ…あたしだって! 吉田さんのためならOMORASHIするわよおぉーっ!!」プッショアアアアアアアアァァァ・・・・!!


吉田「み、みんな・・・!!」


爽を皮切りに、次々とその場でおもらしを始めた子どもたち…
教室はアッという間にあちこちに水たまりが発生し、芳しいオシッコ臭が立ちこめた。

凄まじく異様な光景だった。
爽がオシッコをしてから、わずか一分後には、クラスの全員がオモラシを達成していた。

そう、4年2組オモラシコンプリート事件・・・ 

その時、クラスでは子どもたち全員の心がまさに一つになっていた。



しかし・・・・

この事件、実は真相は違うのである…

この時、クラスで一番早くオシッコをもらしていたのは、実は大沼だったのだ。

彼は、ほんの一週間前に脳梗塞の手術を受け、大脳の排尿中枢にまだ障害が残っていたのだ。

そう、一生のうちに半数近くの人間が一度は経験することになる、“切迫性尿失禁”・・・

大沼はこの日、ついオムツをはいてくるのを忘れ、ハイカップのアルコールの作用もあって、自分でも殆ど気がつかないうちにもらしてしまっていたのである。

そして、いかにしてこの不祥事を隠蔽するかを考えていたところに、タイミング良く吉田がもらしたため、それをダシにして自分のミスを隠そうとしただけなのであった・・・


大沼(ふふ… 危ない危ない。 まったく、このクラスの子どもたちがみんな頭おかしいおかげで助かったわい…ww)クククク・・・
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 02:07:30.82 ID:hgn7DA0k0

しかし、大沼のそんな思惑を知らない素直な子どもたちは、一斉放尿をしながら妙な連帯感・一体感に包まれていた。

そして吉田の恥ずかし涙は、クラスのみんなが自分のためにもらしてくれたという事実で、嬉し涙へと変わっていた。


大沼「ヨーッシ! テストなんか中止だ! みんな、全員で校長の銅像にでもオシッコをブッかけてこーいっ!!」


 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァ――――――――――――ッッッッッwwwwwwwwww

 ドッドドドドドドドドドドドドドドドッドドドドドドドドドオオオオオオオオオオォォォォォォォォ――――――――――――――ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!


4年2組児童36名が全員一丸となって、オシッコをまき散らしながら廊下を暴走し、校門へと駆けていって、全員で校長のハゲ頭や二宮金次郎の銅像に笑いながらオシッコをかけまくった。

そう、この時、クラスの子どもたちは皆、オモラシによって、仲間の大切さや思いやりの心のなんたるかを学んだのである…


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 02:24:19.31 ID:hgn7DA0k0

爽「・・・ってことがあったんだよね。 このあと、吉田ちゃんも当然学校休んだりしなかったし、クラスの雰囲気もすげえ良くなったんだよ?」

爽「さ、これで分かったっしょ? 『ハゲのオシッコにも価値はある』っていう、私の言葉の意味がさ?」ニタニタ

私「………」


そんなモノは聖水とは言えない・・・と思いましたが、獅子原さんがあまりにも熱っぽくその時の様子を語るので、この人も私と感覚は違うけど、オシッコを心底愛しているんだなぁと思い・・・ あえて黙っておきました。


そのあと、獅子原さんと「最高のおもらシチェーションとは何か」について議論になり、私が官能的で愛にあふれた百合おもらしの素晴らしさについて熱弁を奮ったのに対して、獅子原さんときたら・・・

ファッションショーでのモデル歩きおもらしやら、ストライキや抗議の際に使う集団おもらしテロやら、卒業式で涙を流しながらの合唱一斉おもらしやら、フィギュアスケートで四回転ジャンプをしながらのスプリンクラーおもらしやら、バカバカしいおもらしばっかりで辟易しました・・・

でも、「おもらしは芸術であり愛」であるという事については、お互いに共通した認識をもつことができ、そこは良かったと思います。
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 02:40:01.88 ID:hgn7DA0k0

・・・では、そろそろここ劔谷高校のお話も閉じさせて頂こうと思います。

私の聖水のお話は楽しんで頂けましたでしょうか?

皆さん一人ひとりが聖水に対して新たな気持ちを抱いてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

あ、あと、私たち劔谷高校の原作での再登場や、SSでの登場の増加も、願わくば・・・


それでは、御精読ありがとうございました。 私、古塚梢がお送りしました。 皆様、どうかより良いオシッコLIFEを♪





私「…ということで、そろそろブッかけさせて下さい! 美幸ちゃん!!」

美幸「やだってば! もぉー!!」=3=3



(カン)


次回、〜広島鹿老渡高校 いちご「トップアイドルになるにはどうすればええんじゃろ…」 爽「私にまかせろ!」の巻〜 に続く・・・
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 02:46:05.00 ID:hgn7DA0k0
ゴー・トゥー・ヘルしてましたが、戻ってきました>>1です。
実は名古屋のもこ編の続き(三尋木さんの授業)を書きたいなと思っているので、こちら本編はしばらく休みます。 1ヶ月ぐらいかな…? どうなるか分かんないけど。
また新スレを立てたらこちらにもリンクを貼ります。
より良いうんこLIFEを
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 02:48:02.80 ID:d/1LSV27O
乙ー
相変わらずぶっとんでんなww
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 16:12:29.64 ID:Mjq3cMO1o
乙んこ
最近うんこのキレが悪いや
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 10:02:02.57 ID:07LxQcm4o
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/01(金) 00:21:34.73 ID:zFqYrngy0
やばし、自己保守
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/01(金) 21:06:26.15 ID:sga4INwx0
0703
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/19(火) 16:36:09.40 ID:agjV9jAB0
爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(千里山〜鹿老渡編)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454750353/
2016/07/01(金) 00:21:34.73
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 18:38:54.93 ID:hmAxahM5o
見たまんまだろうが自分で見落としといて何ageてんだ
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/03(水) 19:18:07.62 ID:bqWcEYDZ0
>>1です。 ちょっとほかのSSを書いたりしていて、すごく遅くなってしまいました。
名古屋のもこ編の続き(三尋木さんの授業)を書きましたので、良かったらどうぞ↓

爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第一ステージ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470216547/
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/01(木) 18:27:29.44 ID:ydmth2Eu0

爽「テスト」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/01(木) 18:27:57.35 ID:ydmth2Eu0
もこ編の続き、第二ステージも書き終わったので、貼っておきます↓

爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第二ステージ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472717177/
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/25(日) 19:19:13.99 ID:eO8Yx5WD0

爽「テスト」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/25(日) 19:20:21.69 ID:eO8Yx5WD0
第三ステージも書き終わったので、貼っておきます↓

爽「“風の谷のナウンコ”…ですか?」咏「だねぃ」(第三ステージ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474795263/
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 16:21:40.75 ID:YjNsvrbN0
やべ、自己保守
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 23:30:36.17 ID:CTFKoj240
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 21:38:33.43 ID:LprB/7Ud0
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/01/11(水) 00:36:25.32 ID:+K1r+KaE0
番外編完結したので貼っときます

咲「京ちゃん、どうして頭にうんこのっけてるの?」京太郎「おう、これはな…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480847839/
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/11(水) 00:40:19.13 ID:+K1r+KaE0
爽「テスト」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/10(金) 23:24:31.13 ID:jfz1kI4M0
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 22:16:11.66 ID:sBVWzYAi0
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 01:24:04.73 ID:7i3/poqc0
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 19:52:57.83 ID:MPRxLXZL0
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/08(木) 18:55:06.34 ID:+n7GdCHZ0
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 21:18:10.34 ID:/0vc12eU0
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 22:02:20.63 ID:8MKi51jP0
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 22:03:20.48 ID:8MKi51jP0
しゅ
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/24(土) 05:53:02.30 ID:MACCc/8Yo
でつ
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 19:30:17.28 ID:ynk/0n+E0
にょ
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 17:38:45.90 ID:xLxqp43j0
にゃ
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 06:25:03.77 ID:NDr9F/Fv0
にゅ
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 00:41:26.57 ID:acnqSW6C0
にぇ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 18:23:05.21 ID:LdORGDdP0
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 06:38:10.09 ID:xq4x9SjX0
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 07:03:11.64 ID:TcnfqPG50
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 06:39:31.93 ID:poJSKjwN0
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 14:09:08.83 ID:ZqxJxRJ90
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 18:51:01.95 ID:ZJh9kE/N0
224.60 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)