男「猫娘との生活」

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107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 00:51:19.42 ID:Nsmah6TA0
男が風邪
看病対決
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 02:31:38.77 ID:Y6YL8ODro
後輩も実は妖怪だった
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 18:51:25.49 ID:JtYv4VFcO
さすがに後輩同居は無理あるやろ
あと一軒家じゃないなら契約見直さないとな
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 22:28:09.65 ID:aWftKsbVo
ライバルだけど意気投合して鈴蘭と後輩ちゃんは大の親友になるとか
111 : ◆TiKUvGS/sQ [Saga]:2017/09/04(月) 18:47:58.68 ID:MhPTszq1O
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ーー

〜朝〜

男「うーん......朝かー、ん?」

男「(何だ、身体が重い......まるで何か乗ってるような......)」パチッ

鈴「スーッ スーッ」zzZ

後輩「ぐへぇ/// せんぱーい///」スヤスヤッ

男「後輩!?」

後輩「んー、ああせんぱーい......おはようございまーす」

鈴「ん......主おはよう」

男「二人ともおはよう......取り敢えず避けてくれると嬉しいな?」

鈴「んー? 何故じゃ今日は休みなんじゃからゆっくりしてもええじゃろう?///」にゃーん

後輩「そうですよー! んー/// 先輩良い匂いー///」クーンッ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:48:35.76 ID:MhPTszq1O
鈴「ぬ!小娘は主にひっつくなー!」グイグイ

後輩「何でですか! 独り占めはズルいですよ鈴ちゃん!」グググッ

鈴「元より小娘が入る場所なんぞないわー!! どけい小娘!」

後輩「嫌ですもんねー! 先輩が嫌って言ったら退けますけどー?」

鈴「ほー、主」

男「な、何でしょうか?」

鈴「我と後輩どっちがええ!」

後輩「もちろん私ですよね!」

男「近いよ! 二人とも顔が近いよー!?」

鈴「ええからはよ言わんかー!」

後輩「せんぱーい......」

男「(どっちかなんて俺決めようがないぞ......どうする俺!? は! これしかない!!)」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:49:16.09 ID:MhPTszq1O
男「鈴さん」ギュウ

鈴「!! ふにー///」

後輩「そ、そんなぁ......」

男「後輩も」ギュウ

後輩「ふぁ!! せんぱーい///」

鈴「な......ぬー!?」

男「これから一緒に暮らすんだから仲良くしよ! な? 俺にとっては二人とも大切な人だ......選べないよ」

鈴「......むぅ」

後輩「せんぱい懐が深い!!」スリスリッ

鈴「.........」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:50:01.40 ID:MhPTszq1O
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ーー

男「でも良く後輩の両親が許可してくれたね?」

後輩「フッフーン! 両親にはそのまま攻め続けろと言われました!」

男「あ、公認なのね......」

後輩「でも心良く受け入れてくれたのは先輩です......だ、だから......」

後輩「私のことちゃんと見てくれてるって事ですよね?///」

男「そりゃもちーー !?」ゾワッ

鈴「......」ゴゴゴゴゴッ

男「......鈴さん?」

鈴「もち......なんじゃ? その言葉の続きはなんじゃ?」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:50:44.82 ID:MhPTszq1O
男「あ、えっと......ふぅ」

男「鈴さん、俺は後輩とも真剣に向き合うよ」キッ

後輩「せんぱい!///」

鈴「な......ぬし」

男「でも俺は鈴さんとも向き合う! 覚悟は出来てる......」

鈴「......はぁ、主がそう言うなら我はもう何も言わん......」

男「!! 鈴さんありがとう!」ギュウ

鈴「......ん」

後輩「私もギューってしまーす!!」

鈴「じゃが小娘には負けんぞー!! フシャー!!」

後輩「ひぃぃ!?」

男「はいはい二人とも仲良くね?」ナデナデ

鈴「ん///」

後輩「はぅー///」

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ーー



鈴「(むぅ、せっかく主が休みじゃったのに小娘のせいで嬉しさ半減じゃぁ...)」

鈴「.........」チラッ
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:51:41.87 ID:MhPTszq1O
男「」スピー

鈴「(......主や、我には主しかおらんのじゃ......我の事を初めて受け入れてくれたのは主だけなんじゃ......じゃから我を捨てないでおくれ......)」ナデナデ

後輩「あれー? 先輩寝ちゃったんですか?」

鈴「む......小娘か」

後輩「むー! 小娘じゃないですよ鈴ちゃん! 私には後輩って名前がありますー!」

鈴「だまれい、小娘と慣れ合う気はない!」

後輩「私は鈴ちゃんと仲良くなりたいですよ?」

鈴「ああん!?」

後輩「うぅ、その睨み顔はやめてくださいよー......こわいです......」

鈴「小娘がこうさせたんじゃろ?」キッ

後輩「ひっ......でも臆しませんよぉ! 鈴ちゃんは私より歳上なんですよね?」

鈴「分かっておいてちゃん付けかっ! ええ度胸しとるのう......」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:52:57.20 ID:MhPTszq1O
後輩「だって鈴ちゃん可愛いすぎて! それに......」

鈴「はぁ?」

後輩「私決めたんです! 自分から歩みよるって!! せんぱい直伝の優しさ戦術見せてやりますよー!」

鈴「.....優しさのぅ」

ーーーーーー
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ーー

鈴「ゴクッ...ゴクッ...ぷはぁ! ええ酒じゃのう小娘!」

後輩「本当ですか? 嬉しいです! これ実家から持ってきたんですよ〜」

鈴「ほう、しっかしこんなに美味い酒は初めてじゃな......」

後輩「実はこれ妖怪の方には特にオススメでして、味も妖怪の方好みに作ってるんですよ〜」

鈴「ほう、だからか......ぁ」

後輩「......今の言葉で確信しました」

鈴「!? 鎌をかけおったな小娘......」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:54:02.80 ID:MhPTszq1O
後輩「初めてあった時の雰囲気といい、歳と見た目のギャップといいもしやと思いましたが図星ですね? しかも半妖ですか?」

鈴「......ふん! 知ってどうする? 大方弱味を握って我を脅迫するか?」

後輩「いえ、逆ですよ」ギュウ

鈴「!? なんのつもりじゃ離れんか!!」

後輩「う......うぅ......」

鈴「な、何故泣く!?」

後輩「やっと、やっと会えた......私も半妖なんです......」グスンッ

鈴「な!?」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:54:49.91 ID:MhPTszq1O
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ーー

後輩「私小さい頃は妖怪の里で暮らしていたんです......でも」

後輩「半妖は里には居られない......10歳の時に両親と里を出ました......」

後輩「それから人間社会に溶け込んでひっそりと今迄何とか暮らして居たんです」

後輩「と言っても最近やっと就職出来たばっかりで......慣れない事の多さに四苦八苦してました」

後輩「上司の方に沢山怒られて......この先やっていけるか不安だったんです」

後輩「妖怪にもなり切れず、人間でもない中途半端な私が......って」

鈴「.........そうか、小娘も辛かったのぅ」ナデナデ

後輩「うぅ......でも先輩はこんな私でも親身になって相談乗ってくれたり、励ましてくれて凄く嬉しかったんです!」

後輩「私にこんなに優しくしてくれた男性は先輩だけでした......だから、好きに......なっちゃいました......///」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 18:55:38.65 ID:MhPTszq1O
鈴「......(なるほどのう......こやつも我と同じか......しかも主が好きなのも一緒......)」

後輩「私、鈴ちゃんには負けません!! 先輩を好きな気持ちは本当です!! 譲りません!!」

後輩「でも、半妖の友達なんて今迄居なかったので......鈴ちゃんとはこ、恋のライバルですけど......仲良くなりたいんですー!」

鈴「」キョトン

後輩「......駄目、ですか?」

鈴「うんや、我も今迄半妖仲間は居なかったんじゃ......その後輩の真っ直ぐな本心、嬉しいぞ?」ニッ

後輩「じゃ、じゃあ......!!」

鈴「半妖とあれば話しは変わる、今後もよろしくのこむすーーいや後輩」ギュウ

後輩「す、鈴ぢゃーん......」ボロボロ

鈴「よしよし今迄大変じゃったのう」

後輩「うぅ......はいぃ......」スリスリ
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 19:03:06.51 ID:MhPTszq1O
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ーー

男「......んあ? やべ寝ちまった......んん? 重い......」チラッ

鈴「にゅーん......主ぃー」zzZZ

後輩「せんぱーい......zzZZ」

男「......」ナデナデ

鈴「んー///」

後輩「ふぁー///」

男「よしよし......俺ももう一眠りするかぁ」

男「おやすみ二人とも」

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ーーーー
ーー

〜某所〜

「............」スタスタ

チンピラA「よう嬢ちゃん! 綺麗な面してんなぁ?」

チンピラB「俺たちと良いことしなぁい!?」

「邪魔......どいてくれない?」

チンピラA「まぁそう言わずによ?」グイッ

「ッ!? がぁぁ!!」ヒュオ!!

チンピラB「え?」

チンピラA「.........!?」カチコチ

「ハァ、ハァ......失せろ」ギロッ

チンピラB「ひ、ひいいいい!? 化け物ー!?」

「ば.........チッ、絡んで来たのはそっちでしょ......」

「はぁ......さいあく......」

「............男さん、早く会いたいよ......」

続く
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 19:04:09.72 ID:MhPTszq1O
おまけですよ。驚愕の鈴蘭

鈴「ところで後輩は何の半妖なんじゃ?」

後輩「私ですか? ふっふっふ私はですね......犬神の半妖! です!!」

鈴「な、何じゃトォ!?」ビクッ

後輩「べ、別に鈴ちゃんをどうこうしようとは思ってないですよー!?」

鈴「うるしゃい! 昔犬に襲われたのを思い出しただけじゃ......猫の毛一本たりとて恐れてはないけ!!」プルプルッ

後輩「凄い震えてますけど......でも震えてる鈴ちゃん可愛いー!!」ギュウ

鈴「ひゃぁぁ......くっつくなぁぁ」

後輩「ちなみに歳はいくつ何ですか鈴ちゃん?」スーリスリ

鈴「ふん! 五十年生きとるぞ我は!! どーじゃ敬え! そして?ずりするなぁ!」
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 19:04:54.25 ID:MhPTszq1O
後輩「.......何月生まれですか?」

鈴「? 冬の時期かの......」

後輩「......へー」ニヤニヤッ

鈴「な、何を笑って......」

後輩「私は夏生まれなんですよ〜? 今年で五十年目ですよ〜」ナデナデ

鈴「な......にー!?」

後輩「ふっふっふー! と言うことは私の方が歳上!! 鈴ちゃんと呼ぶのは至極当然!!」

鈴「む、無念じゃぁ......」しょぼん

後輩「落ち込んでる鈴ちゃんも可愛いーー!!」

鈴「や、やめてけろぉぉ......くっつくなぁ......!!」

鈴「ふにーーー!?」

おまけ終わり
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/04(月) 19:05:46.41 ID:MhPTszq1O
続く、このスレ何処に向かっているのか>>1も分からなくなってきた......
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/04(月) 19:39:46.04 ID:GXzNrIo4O
訂正

鈴「ふん! 五十年生きとるぞ我は!! どーじゃ敬え! そして?ずりするなぁ!」



鈴「ふん! 五十年生きとるぞ我は!! どーじゃ敬え! そして?ずりするなぁ!」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 19:50:53.30 ID:JM1O3Glpo
乙!
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sag]:2017/09/05(火) 02:40:25.70 ID:2XAIKEiDO
鈴「ふにーーー!!」が凄可愛い
新キャラも半妖みたいだな本格的にハーレム路線かこれ? 乙
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/05(火) 12:01:57.95 ID:O9XAMzPJO
乙!
次の妖怪は雪女かな?
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 21:35:38.54 ID:sy0NT4qSo
後輩お前もか

いや、それはそれでいいな
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/06(水) 09:24:10.21 ID:IeQi9ksKO
ヒロイン50歳ってなんだこの上級者スレ(苦笑っw
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 09:54:27.91 ID:+MTAbQ4Ko
>>130
sageろks
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 12:15:01.07 ID:Fn0RynH8o
>>127,128,130
同一人物
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 03:08:14.86 ID:MDrlqI/1O
何でも良いからはよ続き
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 09:24:19.36 ID:+Yvesq0Mo
>>133













135 : ◆TiKUvGS/sQ [Saga]:2017/09/14(木) 01:39:37.96 ID:ZKa33webO
後日、後輩は男に自分が半妖である事を打ち明ける

後輩「ーーっという事で私も鈴ちゃんと同じ半妖なんです......」

男「.........そうか後輩も」

後輩「でもそんなこと気にせず普段通り接して貰えると嬉しいです......」

男「なに言ってんだそれは俺の台詞だ」

後輩「え?」

男「俺に打ち明けてくれてありがとう後輩」ギュウ

後輩「はわわ!///」

男「俺は半妖だとかで後輩を見る気はないよ、今迄通りさ後輩も変に気にしなくて良い、な?」

後輩「うぅ......先輩ズルいです......そんな事言われたら嬉しすぎて......クゥーン///」ギュウ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/14(木) 01:40:31.66 ID:ZKa33webO
男「よしよし」

鈴「これでひと段落じゃのう後輩」

後輩「はい! 先輩大好きー!!」

鈴「にゃあ! 独り占めはダメじゃぁ!!」ギュウ

男「(両手に花......俺って今一番のモテ期か?)」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

後輩「ではでは行ってきまーす!」

男「鈴さん家は任せた!」

鈴「ふふ、任せとけ晩御飯作って待っとるよ」ヒラヒラ

男&後輩「はーい」スタスタ

鈴「......はぁ、ええのう後輩は仕事でも主と一緒で」

「あらあら妬いてるのかしら?」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/14(木) 01:41:18.52 ID:ZKa33webO
鈴「お? 誰じゃ?」

「木の上よ〜」

鈴が声のする方へ視線を移すと黒い毛並みの猫が一匹のーんびりと座っていた

鈴「! クロではないか!」

クロ、男家の付近にある神社で飼われている猫だ

鈴との出会いは男家の庭で偶然にも意気投合し、今に至る

「どう? 男君との生活は?」にゃーん

鈴「実は積もる話しがあってのう......とにかくお上がりやクロ、それなりにもてなすぞ」にゃんにゃん

「ふふ、じゃぁお言葉に甘えて」にゃーん

ーーーーーー
ーーーー
ーー

鈴「ほれ高級猫缶じゃあ、美味いぞ〜」

クロ「あら〜これはこれは頂くわ」

クロ「......ん〜/// 美味し〜///」

鈴「良かったら譲るぞ? 我にはもう必要無いからの......まぁ主に許可をもらわんとじゃが......」

クロ「本当に? 是非掛け合ってほしいわね......!」

クロ「で、調子はどうなの? 新妻さん?」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/14(木) 01:41:46.24 ID:ZKa33webO
鈴「こ、これこれ/// からかわんでくれぇ///」ニンマリッ

クロ「その様子だと上手くいってるようね?」

鈴「うんや! そうでも無いんじゃコレが......!」クワッ!

クロ「あらそうなの?」

鈴「実はのう......」

鈴はクロに後輩の事を説明する

鈴「でじゃ! 後輩が来たお陰で主との二人きりの時間が減ったんじゃぁ!!」

クロ「ふーん? の割にはあまり落ち込んでないようね?」

鈴「まぁ後輩ものう......我と同じ半妖なんじゃ」

クロ「あらら!?」

鈴「半妖が故の辛さは我が良く知っとる......無下には出来ん......」

クロ「ふふ、鈴は優しいね?」

鈴「し、仕方なくじゃ!」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/14(木) 01:42:13.76 ID:ZKa33webO
クロ「ところで半妖で思い出したんだけど、この町で鈴に似た雰囲気をした女の子を見かけたんだよねー」

鈴「なぬ? 後輩じゃないかえ?」

クロ「うーん、多分違うと思うわ」

クロ「鈴が言った後輩って子の雰囲気は前から感じていたし、今回のは新しい雰囲気だから」

鈴「ほー、クロの感知能力は凄いのう......」

クロ「私ももう妖怪に片足入れてるみたいなものだから、今年で三十年......長生きだわ〜」

鈴「尾が二股じゃからのうあの時思い切って声をかけて良かったわい!」

クロ「私も友達が出来て嬉しいわ〜、みんな寿命で先に逝っちゃったから......」

鈴「......そうか」

クロ「ねぇこの後時間あるかしら?」

鈴「ん? 時間はあるが?」

クロ「うちの神社に来ない?」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/14(木) 01:43:03.89 ID:ZKa33webO
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〜神社〜

クロ「はい到着よ」

鈴「ほぇー、立派な神社じゃのう......それになんだか落ち着く空間じゃな?」

クロ「ここは猫神を祀っている神社だからね、鈴にもこの居心地の良さわかると思って誘ったのよ」

鈴「うむ、ええところじゃ〜」

クロ「でしょでしょ! ん?」

鈴「どうしたクロ?」

クロ「鈴ちゃん、例の雰囲気を持った子がこっちに向かって来てるわ」

鈴「なんと......ではさっそく!」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/14(木) 01:43:33.12 ID:ZKa33webO
クロ「こらこら待ちなさい、半妖がみんな良い人とは限らないのよ? ここは隠れて様子見が無難!」

鈴「ぬぬ......確かにそうじゃな、分かった一度身をかくすかの」

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ーー

この町に戻って来たのは何時振りだろう

「.........」

親の仕事の都合でこの町を去って五年、私も気づいたら大学生になっていた

「この神社昔と変わらないなぁ......なんかホットした」

正直、この町での良い思い出は少ない
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/14(木) 01:44:22.37 ID:ZKa33webO
私の中には得体の知れない力が宿っている

そのせいでイジメを受けたり、周りの輪から外れたり

一時期不登校にすらなった

それでも良い思い出が一つだけある

「あの人も変わってないといいなぁ」

私が唯一、心から信頼できた人
私に勇気をくれた人

「ま、会えるか分からないけど......ね」

そして初恋の人

「............男さん」

彼女は恋い焦がれた男性の名前をポツリと呟く

すると後ろの木から普段では聴こえない音が聴こえ、振り向くと

「にゃー! にゃぁにゃぁ!?」

「............え?」

真っ白な髪の美少女が、足元にいる黒猫に、にゃあにゃあ喋っている何ともめずらしい光景を目撃した
143 : ◆TiKUvGS/sQ :2017/09/14(木) 01:45:55.22 ID:ZKa33webO
続く、鈴とクロは猫が使う言語で意思疎通出来ていますが、人間にはにゃあにゃあとしか聴こえない設定です。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/14(木) 04:18:24.03 ID:zNxViP5A0
支援
後輩ちゃん犬の半妖ってのがピッタリだ……ハーレム作っちゃってくれ……
145 : ◆TiKUvGS/sQ [Saga]:2017/09/20(水) 18:47:06.02 ID:6Zs6ahdPO
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ーー

鈴「色々と恥ずかしい所を見せてしもうたな///」

「ううん、むしろ可愛いって思ったよ? それよりも......」

「鈴さんが半妖だって言う方が驚いたけどね?」

鈴「我もこの短期間で半妖仲間に二人も出会うとは思わんかったよ、雪」

鈴のにゃあにゃあ騒動から一息

鈴は雪と談笑していた

当初は雪の事を図りかねていたのだが
鈴がにゃあにゃあ騒いでいる光景に笑顔を見せた雪の雰囲気からクロが大丈夫な半妖だと判断し、今に至る
146 : ◆TiKUvGS/sQ [Saga]:2017/09/20(水) 18:47:56.08 ID:6Zs6ahdPO
雪「え!? 私みたいな人がまだいるの?」

鈴「そうじゃ、今一緒に過ごしておるぞ?」

雪「......そっかぁ......私以外にも半妖って居たんだね?」

鈴「そうじゃぞ、一人ぼっちではないけ」

雪「......うん」

鈴「今まで辛かった事、少なくは無いじゃろ?」

雪「うん......」グスッ

鈴「大丈夫じゃ、雪の仲間がちゃーんとここにおるからな?」ナデナデ

雪「鈴さん......私ずっと一人だと思ってて......」ポロポロ

鈴「うぬうぬ」ギュ

雪「うぅ......良かっだよー」ギュウ

鈴「ふふ、よしよし」

クロ「あらぁ鈴はその女の子を堕としてどうするのかしらぁ?」にゃぁにゃ

鈴「こりゃ! 今はそう言う事を言うんじゃない!」にゃにゃー!

ーーーーーー
ーーーー
ーー

雪「い、いいの? 私が鈴さんの家にお邪魔しても......」

鈴「ええぞ、それに......」

鈴「雪、男に会いたいじゃろう?」

雪「え......何で知って......」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:48:43.92 ID:6Zs6ahdPO
鈴「我がいる家はのう、男の家なんじゃ」

雪「え......ええ!?」

鈴「我ともう一人の半妖はそこに居候しておる」

雪「そ、そうなんだ......」

鈴「男に会いたいから戻って来たんじゃろ? さっき言っておったし。盗み聞きした手前お主に詫びも兼ねての招待じゃぁ」

雪「鈴さん......ありがとう」

鈴「では行くか、クロまた今度ゆっくり喋ろうや」

クロ「お持ち帰りなんて大胆ねぇ〜、楽しみに待ってるわよ〜」にゃーん

鈴「こりゃあ! じゃから違うわーい!!」
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:49:20.31 ID:6Zs6ahdPO

ーーーーーー
ーーーー
ーー

〜夜〜

男「たっだいまー!! 鈴さーん!」

後輩「ただいま帰りました〜」

鈴「おお、待っておったぞ二人とも!」

男「今日も疲れた〜」

後輩「上司さん相変わらず厳しいですからねぇ......ん?」

男「どうした?」

後輩「いえ、知らない匂いが......」

鈴「おう、後輩は察しがええの。 実は客人が来ておる」

男「客人? 鈴さんの?」

鈴「うむ、まぁ玄関で話すのもなんじゃ、居間で話すけ」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

鈴「では紹介しよう、今日知り合った雪じゃ!」

雪「こんばんは......」

後輩「雪ちゃんって言うんだね? よろしくです!」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:50:00.38 ID:6Zs6ahdPO
鈴「ちなみに半妖じゃぞ」

後輩「好感度うなぎ登りー! わふぅー!」ギュムゥ

雪「うきゃぁ!?」

男「雪ちゃんって......あの」

鈴「うむ、主の知り合いじゃろ?」

男「知り合いというか、俺が家庭教師のアルバイトしてた時の生徒だよ雪ちゃんはね、元気そうで良かったよ」

雪「お、お久しぶりです男さん/// 男さんもお元気そうで」

男「もっちろん! しっかし雪も変わったな〜、綺麗になったね?」

雪「!!/// ありがとうございます......」キューン///

鈴「雪は主に会いたいが為にこの街に来たんじゃぞ?」

雪「鈴さんそれは言っちゃ......!」

男「こんな俺に?」

雪「うぁ......///」カァ

後輩「あら〜真っ赤だよ〜?」

鈴「ふふ、慕われておるのう主は」

男「それは嬉しいけどさ......」チラッ

雪「.........ぅぅ、鈴さん私の気持ち知ってて言ってるのかなぁ?」チラチラ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:50:51.58 ID:6Zs6ahdPO
男「(俺は思うんだ......この雪ちゃんの中に映ってる俺は、鈴さんや後輩が俺に向ける目と同じ......でも鈴さんと後輩が考えてる雪の感情は尊敬の念、思慕的な考えはないな......雪の気持ちがバレたら大変だぞ俺......なんていわれるんやら)」

鈴「雪は照れ屋じゃのう? まぁ、久しぶりというのもあるか」

後輩「感動の再会ってドラマチックだねぇ?」

雪「.........ドラマチック」ピクッ

男「ん?」

雪「そう......ですよね、これはチャンス! 会えるかも分からなかった男さんに会えた......今までの人生での絶好の機会......だったら......」ボソボソッ
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:51:28.54 ID:6Zs6ahdPO
男「雪ちゃん?」

雪「男さん!!」

鈴&後輩「!!」

男「......ど、どうしたのかな?」

雪「私......男さんに会えたら......その......言いたい事が」モジモジッ

男「おう、なんだい?」

雪「私.........男さんが大好き、です///」

鈴「あ?」

後輩「は?」

男「......」ヒクッ

雪「男さんが私の事を救ってくれたあの日からずっと......ずっと男さんが好きでした!!」ギュ

男「雪ちゃん、ちょっとまってーー」

雪「.........私を......男のお嫁さんにしてください///」

男「よ!? それは予想外.........は!?」ビクッ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:52:04.05 ID:6Zs6ahdPO
鈴「待てや小娘」ガシッ

雪「え? ひぃ!?」

鈴「我を差し置いて旦那を口説くとはええ度胸じゃのう? んん?」ゴゴゴッ

後輩「てっきり私は尊敬とかで先輩を慕っているのかと......横入りですか? ねぇ?」ゴゴゴッ

雪「え......旦那? 横入り?......ええ?」

男「(凄い一瞬でカオスになったぞ......)」

雪「鈴さんてっきり私の気持ちが分かってて......で、旦那って何です?」」

鈴「しるかー!! 我の方こそ油断しておったぞ!! 主が女子を手篭めにしておったとは!」

雪「......で、旦那って何ですか?」

後輩「ふふーん、私達は先輩のお嫁さんだよー! どうだー!」

雪「.........そうだったんですか」ジロッ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:52:53.09 ID:6Zs6ahdPO
男「.........雪ちゃん?」ビクッ

雪「男さん......堂々と二股してるんですね?」

男「いや待ってくれこれには理由が......」

雪「なら今更一人増えても良いですよね?」

男「............え?」

雪「惚れさせたんですから責任取って下さいね」ニコッ

鈴「こ、こやつ......」

後輩「ほう、そう来ましたか」

雪「というわけで私もここに住みます!!」

男「ええ!?」

鈴「おい雪」

雪「私だってずっと男さんが好きだったんです!! 簡単には譲れませんよ、この気持ちは」

後輩「でもそれは先輩次第ですけどねー?」

後輩「妖怪の文化で一夫多妻は認められてるから思う所はあるけど私は反対しませんよ?」

雪「それなら尚更!」

鈴「むぅ......余計な事を」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:53:30.34 ID:6Zs6ahdPO
雪「男さん......」

男「でも雪ちゃんの両親も心配するし......」

雪「私一人暮らしなので大丈夫です! それに両親も説得します!」

男「.........」

雪「.........」

男「.........本気なんだね?」

雪「はい!」

男「分かった、俺も男だ責任取るよ」

雪「!! 男さーん!!///」ギュウ
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]:2017/09/20(水) 18:54:04.35 ID:6Zs6ahdPO
男「これからよろしくね?」

後輩「やっぱりこうなりましたかー」

鈴「ぬしぃ.........ああ、主を独り占めする時間がまた減ってしまう......」

後輩「恨むなら、先輩を恨みましょう女たらしな先輩を......」

鈴「もはや女たらしと言うより半妖たらしじゃのぅ......」

後輩「でも私は変わりませんよ〜、せんぱーい私もギュウってしてくださーい!!」ギュウ

鈴「にゃぁー!! 我もするんじゃー!!」ギュウ

男「あ、ちょ二人とも......」

雪「......私も負けません!!」スリスリ

男「(なんだこの幸せな状況は......)」

こうして新たな半妖仲間が加わり

男家はより賑やかになった

続く
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 03:13:38.92 ID:r3Wu77exo
乙!
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