幼「ボクの事好きって言ってみて」

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96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/06(金) 14:21:48.08 ID:iu1MfxH8o
幼「あぐあぐ……」

「み、水なくて兵器?」

幼「ん、ありがとー」

男(え、笑顔で食ってる……)

(み、見てるだけでこっちの胃が痛くなりそう……)


幼「ふー、ごちそうさまでした」

男「塩さば定食、確かに旨いな」

「でしょでしょー?」

幼「学食の日を決めて、たまに食べに来るのも悪くないかなぁ」

男「毎回は出せんぞ」

「えー、甲斐性なしぃ」

男「お前はそもそもおまけだろうが」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/06(金) 14:22:32.42 ID:iu1MfxH8o
幼「あ、チャイム」

男「っと、随分長いしちまったな」

幼「次の授業体育だったよね?」

男「わかってるなら急ぐぞ!」

幼「あいあいさー」

「いてら〜」
98 : ◆eFDGff6JT2 [sage]:2017/10/06(金) 14:24:03.33 ID:iu1MfxH8o
酉忘れてました

まだ読んでる人がいるかは分かりませんが、一応
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 17:27:27.51 ID:PFfgNUdNo
おつおつ
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 19:13:18.68 ID:hlmuhAMzO
読んでるに決まってるじゃん
ボクっ娘は可愛い
ボクっ娘は正義
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 08:00:34.32 ID:9HzMALUGo
水が無い事で兵器となる
102 : ◆eFDGff6JT2 [saga]:2017/10/12(木) 16:02:13.94 ID:B6t5qoUto
男「……ふっ……ふっ」

「……はぁ……はぁ」

「……な、なぁ」

男「ん?」

「なぜ俺達はこのクソ暑い中、工程を走っているんだろうな?」

男「女子が水泳の日だからだろ」

「……そこだ。水泳が男女別って、おかしいと思わんか?」

男「俺は中学の時もそうだったから、別に」

「……」

男「なんで憐れまれなければならん」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 16:11:12.14 ID:B6t5qoUto
「抜け出して見に行かないか?今ならバレねーぞたぶん」

男「……」

「……」

男「いや、行かねーよ」

「間があったよな、今」

男「うるせぇ、黙って走れ」

「おう、頑張れよ」

男「おいこら、待て」
104 : ◆eFDGff6JT2 [saga]:2017/10/12(木) 16:17:58.39 ID:B6t5qoUto
「なんだ、やっぱりお前も行きたかったのか」

男「殴ってでも止めて欲しいか?」

「うわ、こえぇ」

男「あ、待てっ」

「待てと言われて待つやつがいるかっ」

男「くそ、速いっ……」

「伊達に陸上やってねぇぞ!」

男「なら、走ることに文句言うんじゃねぇ!」

「それとこれとは話が別だっ!」
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 16:44:22.18 ID:B6t5qoUto
幼「……ふぅ」

幼(あぁ、気持ちいいなぁ……)

幼「おや?どうしたんだろ、みんな」


「うおぉ、女子の視線が釘付けだ!」

男「やっと追いつい……たっ」

「ぐおっ、しまったっ」


幼「おーい、何してるんだい」


男「あぁ、こいつがな……」


幼「……?」


男「……ぁ、と」

「が、眼福っ……!」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 16:53:11.47 ID:B6t5qoUto
男「こ、こいつが授業を抜け出そうとしてたから」

「がああっ」

幼「それ以上いけない」

男「ほら、さっさと行くぞ」

「ち、ちくしょう……」

幼「……残念だなぁ」

「む?」

幼「てっきり、ボクの水着姿を見に来てくれたのかと」

男「なっ……」


幼「……ぽーずっ」


男「っ!」

「お、おおぉっ!!」


「こらーっ、お前らーっ!」


男「げっ」

「やっべ、逃げろっ」

男「おい、逃げてどうなる」

「お前だけ捕まれば、俺は逃げ切れるかもしれない」

男「……なんかアホらしくなってきた」

「ならぜひ、一人で捕まってくれ」

男「それは断る」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 16:53:52.52 ID:B6t5qoUto
「ねぇねぇ」

幼「ん?」

「二人ってさ、付き合ってるの?」

幼「へ?あ、んー……」


幼「……んー?」


108 : ◆eFDGff6JT2 [sage]:2017/10/12(木) 16:56:17.70 ID:B6t5qoUto
今日はここまで

内容についての話とかは、いつでもしていただけると嬉しいです

ではまた次回

109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 19:07:03.58 ID:HgWN18EYo

期待してる
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 19:44:16.76 ID:ILSc/AHFo
おつん
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 04:59:29.33 ID:X7LoWF030
おつ
112 : ◆eFDGff6JT2 [sage]:2017/10/21(土) 00:10:56.34 ID:vZ6q/7j+O
自分が書くとどうしても淡白な娘になってしまう……
甘々な感じのほうが人気なんだろうか
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 12:34:52.24 ID:iztPMB9Mo
だいじょぶ
114 : ◆eFDGff6JT2 [sage]:2017/10/21(土) 21:27:37.75 ID:2SLXqWh5O
一人でも見てくれてる人がいる……
ありがたいことです

遅い時間に書き溜め投下予定です
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 23:44:31.48 ID:AKf6DTvXo
見てるぞ
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 02:43:27.03 ID:TSptpYQs0
まだあ
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 02:44:52.22 ID:YZTFRY7eo
「そんな面白いことがあったなんて」

男「面白くもなんともないわ」

幼「あの後いないと思ったら、説教されてたんだね」

男「あぁ。昼休みの半分も使ってみっちりな」

幼「うひゃ、たまらないね」

「まぁ、スケベ野郎の自動自得だな」

男「俺は巻き込まれただけだ」

「でも、見たは見たんでしょ?」

男「……不可抗力でな」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 02:50:35.82 ID:YZTFRY7eo
「で、どうだった?」

男「何の質問だ、一体」

幼「どうだった?」

男「食いつくな食いつくな」

「じぃ〜」

幼「じー」

男「……」

男「……ちらっ」

「む?」

幼「んー?」

男「まぁ、同じ学年とは思えない感じだったな」

「おいこら。誰が比較しろと言った」

男「並んでるとつい、な」

「ぐぬぬ……このっ」

幼「わひっ」

「私だって、好きでっ、こんな乳な、わけじゃっ……!」

幼「お、大きいと困ることもあるよ……?」

「……このタイミングでその発言はなぁっ!」

幼「あんっ」

「火に油だぁ!!」

幼「だ、だめぇ」

男「おいこら。その辺にしとけよ」

「がうがうっ」

男「こら、暴れる……なっ!?」

幼「わひゃんっ」

男「あ、す、すまん」


幼「……キミたち」


「えっ」

男「え?」

幼「二人とも、正座!」

「は、はいっ」

男「お、おう」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 02:57:19.79 ID:YZTFRY7eo
幼「嫁入り前の女の子の胸を、もみもみモミモミと……ボクにも限度ってものがあるよ」

「か、返す言葉もございません」

男「な、なんで俺まで……」

幼「じろり」

男「むむ……」


幼「そうだ。一度自分でも味わってみるといい」

「へ……?」

幼「うりゃうりゃ」

「わぁっ!?」

幼「さわさわ……」

「……」

幼「……なんともない?」

「……こく」

幼「……」

「……なんかゴメン」

幼「いや、ボクこそ……」

男(何を見せられてるんだ俺は)
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 03:01:24.66 ID:YZTFRY7eo
幼「あ、そうだ。忘れないうちに……はい、これ」

「お、もう読んだんだ」

幼「次で最後だっけ」

「んむ」

幼「最後がどうなるか気になって仕方ないよ」

「気に入ってくれてなにより」

男「……なぁ」

「ん?」

男「俺にも貸してくれないか、その漫画」

「【もう幼馴染じゃいられない】を?」

男「わざわざタイトル言わんでいい」

幼「少女漫画だよ、これ」

男「会話の流れで察してる。皆まで言うな」

「別に貸すのはいいけど……今日は一巻持ってきてないから、明日ね」

男「おう、よろしく」

「あ、一つだけ」

男「なんだ」

「読むからにはちゃんと全巻読むこと」

男「それは読んでみないことには……」

「なら貸さない」

男「……わかったよ。ちゃんと全部読む、約束しようじゃないか」

「ならばよし」

幼「楽しみだなー、最終巻」

男(そんなに面白いのか……)
121 : ◆eFDGff6JT2 [sage]:2017/10/22(日) 03:08:32.56 ID:YZTFRY7eo
短めですがこのくらいで

エタらせないよう頑張ります
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/22(日) 11:03:08.77 ID:POL+kGEuo
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 15:15:13.20 ID:X4GyqPzCo
おつなのー
124 : ◆eFDGff6JT2 [sage]:2017/11/02(木) 02:11:33.74 ID:T8bXbdJLO
明日更新予定です
乞わずにご期待ください
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/10(金) 20:44:22.03 ID:NoK7BzWGO
エタらせないと言ってあっさりエタったな
126 : ◆eFDGff6JT2 [saga]:2017/12/02(土) 00:45:17.14 ID:Bls3paMyo
男『風のうわさで聞いたんだが』

幼『ん、何を?』

男『お前って、俺のことが好きなのか?』

幼『なっ……何言ってんだバカッ!』

男『こ、こらっ。叩くな叩くな』

幼『あ、あんたがバカな事言うから……』

男『だよな、そんなことあるわけねぇよな』

幼『……む』

『なに、朝から痴話喧嘩?』

男『違うっ!』幼『違うわっ!』

『あはは、仲良し』

幼『……殴るわよ?』

『きゃー怖い、助けてぇ』

男『お、おい。そんなにくっつくな』

『……?』

男『……ゴクッ』

幼『こんの、スケベっ!』

男『ぐはぁっ』


男「……」
127 : ◆eFDGff6JT2 [saga]:2017/12/02(土) 01:02:23.40 ID:Bls3paMyo
幼「おっはよー」

男「……おう、おはよう」

幼「おや、今日もなんだか眠たそうだね」

男「あぁ……まぁな」

幼「その様子だと、ちゃんと読んできたんだ」

男「一応、約束は約束だし」

幼「くすくす、キミらしいね」


「ちゃんと読んだなら、感想を承ろうか」


男「うおっ、いきなり出てくるなっ」

「さっきからいたぞ、この野郎」

幼「それで、感想は?」

「おお、そうだった。そこが大事だ」

男「そのまま忘れてりゃよかったものを……」

「……ぎろりん」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/02(土) 01:15:35.97 ID:Bls3paMyo
男「あー、そうだな……身も蓋もない話かもしれんが」

幼「うんうん」

男「主人公の男が鈍感すぎるな。物語に面白みを持たせたいのは分かるが、あまりにも過ぎる」

幼「……」

「……」

男「な、なんだよ。素直な感想を言っただけだぞ。悪いか」

幼「いや、悪いって言うつもりはないけれど……」

「なるほどね、天然だったわけか」

男「……?」

「それで、続きはどうすんの」

男「あー……せっかくだし頼めるか」

男「なんだかんだ続きは気になるしな」

「それじゃ、とりあえず。はい、二巻」

男「借りておいてなんだが、なんで一気に借してくれんのだ」

「続きが気になったほうがワクワクできていいでしょ」

男「俺はまとめて読むほうが好きなんだが……」

「あんたの都合なんて知るか」

幼「そうだ、忘れないうちに……はい、ありがと。面白かったよ」

「一巻ずつ読んでよかったでしょ?」

幼「ボクはそのほうが性に合ってたかなぁ」

「ほらな」

男「はいはい。借していただきありがとうございますぅ」

「うむ、苦しゅうない」

男「……」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 00:49:08.65 ID:E6WN1ci60
乙、みてるよー
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 02:08:45.77 ID:taSpfX4FO
ありがとうございます
その一言でまたがんばれます
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 17:06:36.89 ID:2HXN1Rh80
ROM専なんていくらでもいるんだからそんなレスだけ気にしなくていいでしょ

続き待ってるぞ
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 20:28:16.66 ID:vOe3eJWio
     ___
    /     \      _________
   /   / \ \   /
  |    (゚) (゚)   | < エタスレにうんこしていきますね
  |     )●(  |   \_________
  \     ▽   ノ
    \__∪ /
  /     ̄ ̄ \
  | |        | |
  | |        | |
|⌒\|        |/⌒|
|   |    |    |   |
| \ (       ) / |
|  |\___人____/|   |
|  |   ヾ;;;;|    |   |
        ,lノl|
      人i ブバチュウ!!
     ノ:;;,ヒ=-;、
    (~´;;;;;;;゙'‐;;;)
  ,i`(;;;゙'―---‐'ヾ
  ヽ;;';ー--―-、'';;;;;゙)
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/05(月) 18:34:39.72 ID:X2Fjeb6aO
生存報告……と言ってももう誰もいなさそうですが
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/05(月) 19:34:15.60 ID:aljSTnN7o
誰?
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/06(火) 02:01:16.30 ID:WTCXGFKjo
ゆるーり待ってるよ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 15:53:54.05 ID:TbQBXHKTo
「ところでさ」

幼「ん?」

「オチはどうだった?」

幼「そうだなぁ……個人的にはアリ、かな」

「アリですか」

幼「賛否両論は大いに受け付ける方のアリだけれど」

「ふーん……」

幼「そちら様的には?」

「こちらさま的には……なし寄りのアリ、くらいかな」

幼「そっかー」

「……あんたも」

幼い「?」

「んや、なんでもない」

幼「なんだよ、気になるなー」

「な、なに?その手は」

幼「いやなに、昨日のじゃ仕返しが物足りなかったなーと思いまして」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 16:03:00.54 ID:TbQBXHKTo
「ふん、残念だが私には同じ技は二度も……ひんっ!?」

幼「先端は効果あり、と」

「お、おのれぇっ。後で覚え……んひっ」


男「……」

「あの二人、仲いいよな」

男「あぁ、そうだな」

「なんだよ、ヤキモチか?」

男「どこをどう見たらその質問が浮かぶんだ」

「お前は一度、自分の立場をよく見つめなおしたほうがいいぞ」

男「……?」

男「まるで意味が分からんぞ」

「……貴様ッ!!」

男「うおっ、何すんだこら!」

「お前には分かるまい……!この俺の体を通して出る力が……!!」

男「……いいぞ、相手してやる。その力とやらでかかってこい」

「後でほえ面かくなよ!」

男「それはこっちのセリフだ!」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 16:05:06.31 ID:TbQBXHKTo
「じゃん」

「けん」


「「ぽんっ」」


男「……」

「……」

男「……ふっ」

「ぐはあっ」

男「昼飯、お前のおごりな」

「みんな……すまぬ、すまぬ……」

男(みんな……?)


「男子ってアホだねぇ」

幼「くすくす、そうだね」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 16:11:05.34 ID:TbQBXHKTo
男「それじゃ行ってくる」

「素うどんだけにしとけよ」

男「敗者に発言権があるとでも……?」

「くっ、殺せっ」

幼「はーい、いってらっしゃい」

「いてらー」


幼「……」

「ほんとに行きやがんの、あのアホ」

幼「おべんと、二人で食べよっか」

「ん、そだね」

幼「交換してもいい?自分のだけだと新鮮味がないし」

「……あんがと」

幼「いえいえ、こちらこそ」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 16:13:48.59 ID:TbQBXHKTo
男「さーて、どうしてやろうか……」

「お前さ」

男「ぬ?今更命乞いか?」

「……いや、やっぱいいや」

男「なんだよ、そんな言い方されると気になるだろ」

「これ言ったらなおさらみじめになるだけだと気づいたんだよ」

男「だからなんだってんだよ」

「うっせぇ。さっさと選べ」

男「……ぴっ」

「うえ、お前マジでそれ食うのか?}

男「んにゃ、お前の分」

「……は?」

男「おごりはいらんから、それ食え」

「いや、それとこれとは……」

男「おごりはいらんと言っとるのに。敗者が口答えか?」

「……できらぁっ!」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 16:20:35.39 ID:TbQBXHKTo
幼「この卵焼き、おいしいね」

「んー、そう?てけとーにやっただけだけど」

幼「もしかして、料理得意?」

「得意ってほどでも……ないんじゃないかねぇ……もぐもぐ」

幼「あむ……ボクも冷凍食品ばかりじゃなくて練習しないとなぁ」

「んぐ……練習しても食べてもらえないと意味ないけどね」

幼「あはは、確かに」

「次こそはあのアホ引っ張ってきてでも食べさせてやろう」

幼「うん、そうだね」

「……」

幼「あむ……ん。ごめん、ボク食べすぎかな」

「あ、いや。そんなんじゃないんだ」

幼「難しい顔、してたから」

「あー……んと」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 16:36:11.14 ID:TbQBXHKTo
「あの漫画の話だけどさ」

幼「うんうん」

「私なら、問い詰めてでも答えを出してもらうと思うんだ」

幼「……ふむふむ」

「だからさ、アリって答える人はどうするんだろうな……って気になって」

幼「そうだな、ボクなら……」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/26(木) 16:37:14.95 ID:TbQBXHKTo
のんびり続く
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/26(木) 19:42:08.63 ID:vZAaQLGZO
名前のない「」の登場人物が重要なのかどうかわからない
重要なら名前を、そうでないなら友とかモブとかでもいいから付けてもらえないか
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 21:36:09.46 ID:0odZtDRPo
おつ
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