【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】四冊目

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 00:45:57.18 ID:fXV3HGOj0
3
109 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/27(水) 22:43:02.52 ID:JFnirUDA0
月読「貴女は今の私達の関係をどう思う?」

音野「どうって……」

月読「どうも、周りから見て今の私達はあまりいい状態とは言えないみたいなのよね……だからこの際はっきりさせた方がいい気がしてね」

音野「はっきり……あ、あの月読さん……それは、月読さんもそう思ってるんですか?」

月読「私?そうね……言われてみればといったところかしら」

音野「そう、ですか……」

月読「まあ、これに関しては私の方が責任は大きいわ。貴女にはむしろ謝らないといけないかもしれない」

音野「そんな、月読さんのせいじゃありませんよ」

月読「そう言ってもらえると助かるわ」

音野「……あの、でもやっぱり私達女の子同士ですし、その」

月読「……?」

女同士?

音野「あっ、でも月読さんの事は嫌いじゃないんですよ!?ただ私には縁遠い世界の話で」

月読「……」

これは、まさか。

音野「だから月読さんの告白には、今すぐ答えられ」

月読「待って、とんでもないすれ違いが発生してるわ」

音野「えっ?」

それから音野の誤解を何とか解いた……

本当にあの子の考え方がよくわからない……

そういえば結局甘い云々はうやむやになったわね……もうどうでもいいわ。

【音野響の好感度が6上がりました】
110 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/27(水) 23:20:59.14 ID:JFnirUDA0
月読「そろそろ夜時間ね……」

部屋に戻りましょう。

ガチャ

モノクマ「おめでとうございます!」

月読「失せなさい」

モノクマ「うわっ、見もしない!月読さんも随分スレちゃったね……ショボーン」

月読「……用があるならさっさと話してくれないかしら」

モノクマ「ああ、そうそう。改めておめでとう月読さん!キミは今、新たな世界へ行く資格を手にしたんだよ!」

月読「新たな世界?」

モノクマ「今、月読さんが持ってる鍵とチケットの使用を許可します!」

月読「……あの鍵とチケット?そもそもあれは何なの」

モノクマ「あれはラブモジュールを使用するためのアイテムだよ!鍵とチケット、そして一定以上仲良くなったと判断した組み合わせであそこは入れるってわけ」

月読「なるほどね……だからこうして出てきたって事」

モノクマ「そういう事!じゃあ、早速行く?ちなみに条件さえ満たしてればいくらでも使えるけど同じ人とは一回までだから!」

【ラブモジュールに行きますか?】

【好感度が90以上の生徒とのみ行けます】

【現在条件を満たしているのは音野響です】

↓2
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 23:25:56.28 ID:4sorQ34k0
気になるし行こうか
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 23:26:46.06 ID:MgyfLF6S0
他の人にも使えるし、行く
113 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/27(水) 23:57:15.46 ID:JFnirUDA0
月読「……」

嫌な予感はするけど新しい場所を調べられるならあえて飛び込むのも手ね……

月読「わかった、行くわ」

モノクマ「はい一名様ご案内ー!」

そう言ってモノクマが何か針のような物を私の腕に突き刺す。

月読「!?」

いきなりの事に驚いた私の視界はグラッと揺れて、ベッドに倒れ込んでしまう。

モノクマ「ちょっとした麻酔だよ!大丈夫、起きたらもうラブモジュールに行ってるからさ!」

そんなふざけた言葉を最後に、私の意識はフッと消えた。

【ラブモジュール】

月読「っ……」

目を覚ますとチカチカした明かりが目を刺す。

月読「ここがラブモジュール……?」

辺りを見回せば、そこは普通の部屋に見える。

個室のようにシャワーだけじゃなくて広い浴槽があったり、なんだか眠りにくそうな丸いベッドがあったり……

このピンクの色彩や、そこら中にある不穏な物……

月読「……」

そういう事……よーくわかったわ。

月読「モノクマ、どうせ見てるんでしょう。さっさと出しなさい」

もうこの部屋にいる価値はないと判断してそう告げても何も起きない。

その代わりにヒラヒラとどこかから紙が降ってくる。

【これからあなたは相手の理想の月読汐里として過ごしてもらいます】

【もしそうしなかった場合は相手に苦痛が与えられます】

【一定時間が経ったら出してあげるよ!】

月読「……」グシャッ

……そういえば、相手って誰かしら?

現実逃避がてらにそう考えてすぐにベッドの上で誰かがモゾモゾと動く気配。

音野「うーん……」

ああ、音野だったのね……この子なら、無茶な事にはならないでしょう。

【音野響の理想の月読とは?】

↓3までで一番それらしいのをこちらで選びます。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 23:59:53.21 ID:gMZ7GwYLO
頼れる親友であり、一番演奏を聞かせたい相手
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/28(木) 00:01:30.41 ID:aZcC0v3M0
自らを引っ張って行ってくれる頼れるお姉さま
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/28(木) 00:06:05.70 ID:hpf7JxrJ0
家族のように心安らげて、一緒にいたい人
117 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/28(木) 00:36:46.09 ID:9RXEke8A0
音野「……」

月読「音野、起きたのね」

音野「……汐里さん?」

月読「……はい?」

今、汐里さんって言ったわね……

音野「どうしちゃったんですか……苗字で呼ぶなんて」

月読「……」

なるほど、ね……音野の中の理想の私は名前で呼びあっていると。

月読「いえ、ちょっと寝惚けてたのよ響」

それぐらいなら何も問題はないわ……合わせてあげるとしましょうか。

音野「……えへへ」

月読「どうしたのよ、急に笑って」

音野「いえ、汐里さんだなぁって」

月読「何それ?貴女の中での私はどうなってるの?」

音野「本をご飯も食べようとしないし、変なところで頑固だし、本当は辛いのにそれを私には言ってくれないし……」

月読「……」

随分、言ってくれるじゃないの……

音野「でも、優しくて、頼りになって、家族みたいに心安らぐ……そんな人です」

月読「……」

本当に、言ってくれるわね……

音野「もしかして照れてます?」

月読「照れてないわよ」

音野「ふふっ、そういう事にしておきます」

なんだか、普段よりも少し押してくるわねこの子……

音野「汐里さん、そろそろ寝ましょう?いつもみたいにギュッてしてくれないと私眠れません……」

月読「……わかったわよ」

このまま音野のペースなのも癪だから、提案通りさっさと眠って全てを忘れる事にする。

月読「ほら、これでいいの?」

音野「はい、とても落ち着きます……」

腕の中の音野の顔はいつもより無防備で、私に対する信頼が伝わってくる。

これがコロシアイという環境にいない本当のこの子の顔なのかもしれない。

音野「汐里さん……」

月読「なに?」

音野「これからも、ずっと一緒にいてくださいね……」

月読「……」

コロシアイはまだ続いていて、果たせないかもしれない約束。

そもそも音野はここでの事を覚えているかもわからない。

月読「……えぇ、約束するわ」

だけど、私は約束を交わす。

家族みたい……そう言ってくれるこの子の期待は裏切りたくないもの。

フニャッと笑う音野の、響の顔を目に焼き付けながら私は瞼を閉じた。
118 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/28(木) 00:37:18.77 ID:9RXEke8A0
【十七日目】→【十八日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……91
 
鏡在……49
 
ミシェル……57
 
黒頭……63
 
佛生……64
 
学人……67
 
川田谷……61
 
四杖……68
119 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/28(木) 00:45:51.53 ID:9RXEke8A0
【十八日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「……」

目を覚ますと、いつもの私の部屋。

昨日の夜の事はまるで夢だったみたいに現実味がない。

月読「……」

でもベッド脇にあったチケットには音野の名前が刻印されている。

つまり昨日のあれは現実だったって事なんでしょう。

月読「……」

まあ、部屋の酷さに目を瞑れば……いい体験になったわ。

【個室エリア廊下】

音野「あっ、月読さん!おはようございます」

月読「おはよう。なんだか機嫌がいいわね」

音野「昨日の夜、なんだかいい夢を見た気がしたんです!内容は、よく覚えてないんですけど……」

月読「そう……それじゃあ食堂に行きましょうか響」

音野「はい!」

音野「…………あれ?月読さん!?今なんて!」

月読「……」

私の方が引きずってどうするのよ……
120 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/28(木) 01:24:41.98 ID:9RXEke8A0
今回はここまでで。
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/28(木) 07:26:31.79 ID:dVLS/AyR0
乙です
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/28(木) 07:51:11.78 ID:xzRguULDO
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/28(木) 12:53:47.86 ID:Y5x0DKNS0
音野今回の章で死にそう
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 15:26:52.94 ID:oI3EqYxDO
やめてそういうこと言うの

あとまだ武忍が隠れてる可能性もある、それが音野の可能性だって…
125 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/30(土) 22:12:54.23 ID:bHTUZDlA0
【食堂】

月読「鏡在は今日もいないのね」

学人「誰も姿を見ていないのか?」

四杖「少なくとも食堂に来たのを見た覚えはありません」

黒頭「食事なども行っていないという事でしょうか……」

ミシェル「リン、大丈夫ナノカナ」

音野「心配ですね……」

川田谷「……なんか、もう明るい展望が全く見えないね」

佛生「それこそ、コロシアイというもの……」

月読「……」

七人。

それだけの死の重みがのしかかってくる気さえ、してくるわね。
126 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/30(土) 22:21:21.85 ID:bHTUZDlA0
月読「天馬や入野の明るさがどれだけ大事だったか、よくわかるわ……」

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【鏡在は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 22:25:20.87 ID:W1FSsdm40
ミシェル 四杖
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 22:26:29.71 ID:BT/tXJaDO
学人ミシェル
129 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/30(土) 22:38:25.90 ID:bHTUZDlA0
学人「月読!何とかしろ!」

月読「……何、どうしたのよ」

気を落ち着けるために本に集中したいのよ私は。

学人「追われているんだ!このままでは私は殺される!」

月読「ここだと洒落にならないわよ。それで誰に追われてるの」

バァン!

ミシェル「ナ、ナンデ逃ゲルノ……」

学人「もう追い付かれただと!?」

月読「……」

なるほど、確かに学人からすれば命の危機ね。

学人「わかっただろう!何とかしろ!」

1…いいじゃない、ミシェル結構スタイルいいわよ?
2…仕方ないわね……
3…私がミシェルを何とか出来るわけないでしょう

↓2
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 22:39:32.11 ID:BT/tXJaDO
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 22:39:42.40 ID:j+dAtyeS0
2
132 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/30(土) 23:00:21.51 ID:bHTUZDlA0
月読「仕方ないわね……ミシェル」

ミシェル「アッ、シオリ……」

月読「とりあえず落ち着きなさい。ほら深呼吸よ」

ミシェル「スゥ……ハァ……」

月読「落ち着いた?貴女は力が強いんだから、冷静に動く事を念頭に置くべきよ」

ミシェル「ゴ、ゴメンナサイ」

月読「それで?学人を追いかけてきたみたいだけどどうしたの」

ミシェル「エット、ガクトガ個室エリアノ廊下ヲ機械持ッテウロウロシテタカラ声カケタラ逃ゲタカラ」

月読「……へぇ」

学人「なんだその目は!私は鏡在の現在位置を把握しようとしていただけだ!」

月読「ミシェル、学人がラグビーをしたいそうよ」

ミシェル「本当!?」

学人「待て!何を言って……」

ミシェル「嬉シイ!早速行コウ!」

学人「やめろ、引っ張るな!私はラグビーなど…………」

月読「……」

さて、本を読み直しましょう。

……一応死ぬ前に様子だけ見に行きましょうか。

【ミシェル・ラマンの好感度が7上がりました】

【更科学人の好感度が3上がりました】
133 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/30(土) 23:28:44.06 ID:bHTUZDlA0
【ミシェル・ラマン通信簿イベント3】

月読「貴女はどうしてラグビーを始めようと思ったのかしら?」

ミシェル「ラグビーヲ始メタ理由?」

月読「えぇ、貴女の気の弱さだとあまり積極的にやりそうにないじゃない?」

ミシェル「ウウ……元々自分カラ始メタワケジャナイカラ」

月読「もしかしてあまり楽しくない話だった?」

ミシェル「ウウン、大丈夫……身体大キイカラッテ助ッ人頼マレタノガ最初ノラグビーダッタカナ」

月読「怖かったんじゃないの?」

ミシェル「ウン……ダカラ怖クテ必死ニヤッテタラ相手ガダウンシテテ……見テタ監督ニスカウトサレタ」

月読「……」

手加減出来ないのも昔からだったって事ね……

【ミシェル・ラマン通信簿3】
【最初のラグビーは身体が大きいからと助っ人にされたから。
その時相手をダウンさせたのが彼女のラグビー人生の始まりだったようだ】
134 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/30(土) 23:31:13.93 ID:bHTUZDlA0
月読「学人も案外丈夫だったわね」

ミシェルは楽しそうだったしいい事だわ。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【鏡在は選べません】

【ミシェル、学人は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 23:33:37.21 ID:Jpj+beiVO
川田谷 音野
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 23:38:10.71 ID:W1FSsdm40
137 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/30(土) 23:53:05.68 ID:bHTUZDlA0
川田谷「……」ポーン

音野「あれ?川田谷さんも来てたんですか」

川田谷「ああ、音野さんと月読さんか」

月読「そのピアノに興味があるのかしら」

川田谷「これでも音楽に関わる人間だからね」

川田谷は慣れた手つきで鍵盤を指で叩く。

1…ピアノの扱いに慣れてるのね
2…音野はピアノを弾けるの?
3…どうせなら合奏でもしてみたら?

↓2
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 23:55:40.35 ID:W1FSsdm40
1
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/30(土) 23:59:14.68 ID:BT/tXJaDO
140 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/01(日) 00:42:06.45 ID:H4S0RwsA0
月読「どうせなら合奏でもしてみたら?」

音野「私は構いませんけど……」

川田谷「ははは、俺のピアノなんて音野さんのバイオリンと合わせたら霞んじゃうよ」

音野「あっ、川田谷さん」

川田谷「バイオリン弾くんでしょ?邪魔になるから俺は客席にでもいるよ」

月読「……気を悪くさせたかしら?」

川田谷「いやいや、むしろ月読さんが俺をそこまで評価してくれてて嬉しいよ」

月読「ならいいけど」

川田谷「あっ、お礼と言ってはなんだけどこの紅茶あげるよ。今これぐらいしか持ってないからさ」

私の手に紅茶を押し付けるようにして川田谷は端の席に座る。

月読「……」

私も座って、もらった紅茶を飲む。

そして聞こえてきた音野のバイオリンに意識を集中させた。

【音野響の好感度が4上がりました】

【川田谷昌の好感度が3上がりました】
141 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/01(日) 00:43:50.87 ID:H4S0RwsA0
月読「お礼……」

本当にそう思ってたのかしらね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【鏡在は選べません】

【学人、ミシェル、音野、川田谷は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 00:51:42.13 ID:7uLd8uvXO
佛生、黒頭
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 01:03:48.55 ID:gpm+l3rp0
佛生、四杖
144 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/01(日) 01:10:53.29 ID:H4S0RwsA0
今回はここまでで。
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 01:16:37.71 ID:6gB6l6bDO
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 03:58:28.85 ID:vnEXOt+L0
支援
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 04:20:44.43 ID:EoBUEnKDO
乙でした
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 09:42:25.17 ID:IwoWQBkl0
149 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/01(日) 21:45:28.95 ID:H4S0RwsA0
佛生「何年経っても、コロシアイは起きるのですな」

月読「貴方が経験した時と今で何か変わった点とかないのかしら」

佛生「そうですな……モノクマの存在、集められたのが十六人である事……まるで変わっておりませぬ」

四杖「……少しよろしいでしょうか」

月読「四杖?珍しいわね」

四杖「佛生さんに聞かせていただきたい事がありまして」

佛生「なんですかな?」

四杖「かつて佛生さんが対峙したモノクマは今回と同一だと思いますか?」

佛生「……」

1…複数いるとは、思いたくないわね
2…貴方は以前のコロシアイの黒幕が誰かは知らないのよね?
3…前はどんな環境だったのかしら

↓2
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 21:48:23.97 ID:gpm+l3rp0
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 21:51:15.08 ID:CdYfa64a0
3
152 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/01(日) 22:02:27.18 ID:H4S0RwsA0
月読「前はどんな環境だったのかしら」

佛生「以前は、地底でしたな」

四杖「地底……」

佛生「日の光もない息苦しい世界でありました……疑心暗鬼にとらわれ、一人また一人と殺し殺され……その果てに其が全てを……」

月読「……」

佛生「四杖殿、モノクマが以前と同一かという質問にお答えいたします」

佛生「そうであってほしい、と思っておりますよ」

佛生「このような狂人が、何人もいるなど……考えたくもありませぬ」

四杖「……不躾な質問をして申し訳ありませんでした」

同一だとしたら、どれだけこんな事をすれば満足なのかしらね、黒幕は……

【四杖礎の好感度が4上がりました】

【佛生空也の好感度が4上がりました】
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 07:51:16.80 ID:1WcuPigz0
154 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/02(月) 20:58:17.93 ID:qehM4gJA0
【夜イベント】

1…たまにはピアノを弾いてみようかしら
2…前のコロシアイについて改めて調べてみましょう
3…鏡在はどこに行ったの?

↓2
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 21:03:01.14 ID:vYm76Dvv0
3
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 21:07:35.40 ID:ghy5bENDO
3
157 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/02(月) 21:39:10.73 ID:qehM4gJA0
月読「鏡在はどこに行ったの?」

少なくとも食堂には来てない……それにこのイカロスで全く会わないなんて。

月読「部屋に閉じ籠ってる……いいえ、鏡在なら天馬を殺した犯人を見つけるためにそれこそ動き回ってもおかしくない」

もし、鏡在が犯人を探し出すために何か行動を起こそうとしているなら……

月読「……こういう場合」

最悪を想定するのが定石よね……

【薬品庫】

「……」

月読「そこまでよ鏡在」

鏡在「!?」

月読「本当に最悪を選ぼうとするとは思わなかったわ……その時限式毒薬を棚に戻しなさい」

鏡在「……」

月読「貴女の狙いはその毒薬を私達の食事に混ぜて自白せざるを得ない状況を作り出す事ね?」

鏡在「邪魔すんじゃないわよ月読。千里を殺しときながらノウノウとしてる奴がいるなんて我慢ならないのよアタシは!」

月読「それで関係ない誰かが死ぬかもしれないのよ?」

鏡在「そんなの可能性の高い奴から吟味するわよ!」

1…じゃあ聞くわ、絶対に天馬を殺してない人間が誰かわかる?
2…その毒薬はモノクマ製……解毒薬はないのよ?
3…それで自白しなかったらどうするつもり

↓2
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 21:47:22.68 ID:ghy5bENDO
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 21:49:06.72 ID:k2qIoJPnO
1
160 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/03(火) 23:49:59.89 ID:tZxqSXvA0
月読「じゃあ聞くわ、絶対に天馬を殺してない人間が誰かわかる?」

鏡在「はあ?そんなのアタシ以外は全員容疑者よ!月読、アンタもね!」

月読「話にならないわね。そんな状態で犯人を毒薬で特定だなんて巻き込まれる側からしたらいい迷惑だわ」

鏡在「なんですって!?」

月読「私が容疑者ですって?貴女に助手だなんて名目で付き合わされていた私にどうやって天馬を殺せるっていうのかしら」

鏡在「それは!」

月読「鏡在、そんな単純な事すら頭から抜けてる今の貴女に天馬を殺した犯人を見つける事なんて不可能よ」

鏡在「……!」

月読「さっさとここから出ていきなさい」

鏡在「……アンタには」

月読「何かしら?」

鏡在「アンタにはわからないわよ!千里を失ったアタシの気持ちなんて!だからそんな冷静なんでしょ!?アンタからしたら千里は……」

月読「……」

1…天馬を失ったのが自分だけだなんて顔をしないで!
2…貴女にこそ、私の気持ちなんてわからないわよ
3…いいものを見せてあげるわ、部屋まで来なさい

↓2
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/03(火) 23:51:17.37 ID:3fMfKW240
1
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/03(火) 23:51:39.30 ID:frLicP9DO
163 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/04(水) 00:18:26.61 ID:Pltgv3xA0
月読「いいものを見せてあげるわ、部屋まで来なさい」

鏡在「……」

鏡在の顔は不信に満ちていたけど、私は意に介さず部屋に向かう。

ここまでのわからず屋にはあれを見せるのが一番だわ。

【月読の個室】

月読「これよ」

鏡在「は?これって」

月読「天馬を殺した凶器の鋏と天馬の部屋にあった裁縫セットとメモ帳よ」

鏡在「アンタいつの間に」

月読「誤解してるようだからはっきり言っておくわよ鏡在」

月読「私は天馬を殺した犯人を許すつもりはないわ」

鏡在「……!」

月読「私が冷静ですって?そうするように努めてるだけよ」

月読「学級裁判と同じ、冷静にならなければ犯人を見つける事なんて無理なんだから」

鏡在「……」

月読「天馬殺しは捜査が出来ない、学級裁判もない」

月読「だからといって逃がしはしないわ……絶対」

それが、私が天馬に出来る唯一の事だと思うから。

鏡在「…………よ」

月読「……何かしら」

鏡在「悪かった、わよ。変な事言って」


月読「……」

鏡在「何よその顔」

月読「貴女に謝罪だなんて概念があった事に驚いたの」

鏡在「アンタ、アタシをそんな風に思ってたわけ!?」

月読「日頃の行いよ」

鏡在「……納得いかないけど、それはいいわ。月読」

月読「なに?」

鏡在「力を貸して。アタシは……千里を殺した犯人を見つけたいの」

月読「……」

鏡在「よくわかった。アタシだけじゃ、千里を殺した犯人は見つけられない」

鏡在「だから……お願い」

あの鏡在が頭を下げた。

それだけ本気なのだと彼女の天馬に対する気持ちが伝わってくる。

月読「……いいわ。協力しましょう」

鏡在「…………あり、がと」

鏡在は頭を下げたまま、それだけ呟く。

……どうやら、もう心配はいらないみたいね。

【鏡在凛の好感度が20上がりました】
164 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/04(水) 00:21:59.45 ID:Pltgv3xA0
【十八日目】→【十九日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……95
 
鏡在……69
 
ミシェル……64
 
黒頭……63
 
佛生……68
 
学人……70
 
川田谷……64
 
四杖……72
165 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/04(水) 00:34:19.35 ID:Pltgv3xA0
【十九日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「……」

鏡在はあの後帰ったけど、大丈夫かしら。

あんな馬鹿な事をもう考えないと、いいんだけど。

【食堂】

鏡在「遅いわよ汐里!」

月読「……」

食堂に行くと鏡在は来ていた……だけど格好がまるで違う。

月読「貴女それ」

鏡在「千里のジャージよ!アタシが着られるように直したってわけ!」

白いジャージを来て笑う鏡在は、どうやら完全に変わったらしい。

……それがいい事かは、何とも言えないわね。
166 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/04(水) 00:43:40.56 ID:Pltgv3xA0
月読「……そういえば名前で呼んできたわね」

天馬が見たらなんて言ったのかしら。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/04(水) 00:49:15.53 ID:koXUhdzDO
黒頭 佛生
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/04(水) 00:49:25.79 ID:MgYAEvt50
学人、鏡在
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/04(水) 07:23:38.17 ID:koXUhdzDO
170 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/05(木) 22:01:33.98 ID:mSBECNOA0
学人「それはいったいどういう心境の変化だ」

鏡在「ちょっとした決意表明ってやつ!アタシは千里の事がはっきりするまでお洒落は封印するのよ!」

月読「相変わらず即行動に移すわね貴女は……」

鏡在「何よ、アタシをこうさせたのはアンタなのよ汐里」

月読「私?」

学人「なんだ、いつの間にやら名前で呼ぶようになったのか」

月読「そうみたいよ」

学人「ふん、随分な変わりようだがどんな手を使ったのやら」

1…正直言って落ち着かないわ
2…貴方も似たようなものじゃないの
3…そういえば……この二日間貴女どうしてたのよ

↓2
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/05(木) 22:04:08.90 ID:bhgPreeDO
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/05(木) 22:04:47.24 ID:Bm2bUDLJ0
2
173 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/05(木) 22:14:24.86 ID:mSBECNOA0
月読「貴方も似たようなものじゃないの」

学人「私をこいつと一緒にするな」

鏡在「アタシだってお断りよ!こんな変態眼鏡!」

学人「貴様今この私を変態眼鏡と言ったか!?」

鏡在「事実でしょうがこのムッツリスケベ!アンタが露出度高い服が大好きなのはもうバレてんのよ!」

学人「ム……この凡人が!よくもそこまで私を侮辱できたな……!」

鏡在「何よやんの!?」

学人「仕掛けたのは貴様だ!」

月読「……」

やっぱり変わったわね、二人共。

【更科学人の好感度が4上がりました】

【鏡在凛の好感度が4上がりました】
174 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/05(木) 22:25:12.84 ID:mSBECNOA0
【鏡在凛通信簿イベント3】

月読「貴女、そんな言動でよく店員なんて出来たわね」

鏡在「アタシの人徳ってやつかしらね。それにああいう手合いは服をきちんと出来れば辛口で済むから楽っちゃ楽なのよ」

月読「それでも通用しない場面もあったでしょうに」

鏡在「まっ、確かにそれで中学の時は喧嘩に明け暮れてたわ。アタシは負けた事ないけど」

月読「貴女ね……」

鏡在「でもやっぱり千里ぐらいなのよね……曲げも逃げもしないでアタシと言い合い出来てたの」

月読「……」

……本当に疑問なのよね。

なんで鏡在はここまで天馬に入れ込んでいるのかしら?

【鏡在凛通信簿3】
【その物言いから喧嘩に明け暮れてたらしい鏡在。
しかし彼女と長く言い合いを出来たのは天馬だけだったようだ】
175 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/05(木) 22:27:06.35 ID:mSBECNOA0
月読「変わる……だけどそれは死が前提のもの」

それがなければあの二人はあんな風にはならなかったのかしらね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【学人、鏡在は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/05(木) 22:28:23.98 ID:Bm2bUDLJ0
ksk
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/05(木) 22:28:52.21 ID:bhgPreeDO
黒頭 佛生
178 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/06(金) 23:31:07.64 ID:9eLEMdwA0
黒頭「……」

佛生「……」

月読「……また瞑想してるのね」

こうして見るのは……最初の事件が起きる前ぐらいかしら。

黒頭「……月読様?」

黒頭が気付いた?前は全然気付かなかったのに……いや、当たり前ね。

あの頃とはまるで状況が違うんだから。

佛生「……むっ、月読殿ですかな」

黒頭「……」

1…あまり精神集中って気分でもなさそうね
2…前にもこんな事があったわね
3…私もやってみようかしら

↓2
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/06(金) 23:39:04.07 ID:nLXj4tSDO
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/06(金) 23:39:56.41 ID:nmJbKFP40
3
181 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/07(土) 00:07:21.16 ID:WlshGTAA0
月読「私もやってみようかしら」

佛生「それは良き事ですな……どうぞ」

スペースを空けた佛生の隣に座って目を閉じる。

本を読んでいる時と同じ感覚でいればいいのよね……

月読「……」

佛生「ふむ、初めてにしてはなかなか」

黒頭「月読様は書を読む際に集中している事が多いようですから」

月読「……」

佛生「我々もまだまだ修行が足りぬという事ですかな」

黒頭「そうですね……本当に」

【黒頭明夜の好感度が4上がりました】

【佛生空也の好感度が4上がりました】
182 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/07(土) 00:09:52.12 ID:WlshGTAA0
月読「なかなか貴重な体験だったわね……」

少し集中力が上がった気もするわ。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【学人、鏡在、黒頭、佛生は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 00:10:51.03 ID:ZywIL7Bn0
四杖、ミシェル
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 00:23:20.51 ID:YeJgwyVo0
ミシェル 四杖
185 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/07(土) 00:55:42.91 ID:WlshGTAA0
四杖「どうぞ」

月読「いつも悪いわね」

四杖「いえ、好きでやっていますから……っと、少し失礼します」

そう言って四杖は少し遠くにいたミシェルの所に向かった。

月読「……うん、相変わらずいい味ね」

チラリと目をやると四杖とミシェルは話が弾んでるみたいだった。

二人ともあまり自分に自信がないから気が合うのかしら。

四杖「……」

あら、戻ってきたわね。

1…ミシェルとの話はもういいのかしら
2…随分話が弾んでいたみたいね
3…四杖、手に何か持ってるわね

↓2
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 01:13:53.73 ID:qfyscHBpO
2
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 01:32:47.87 ID:c0tartcVO
3
188 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/07(土) 23:25:31.89 ID:WlshGTAA0
四杖、手に何か持ってるわね……

四杖「戻りました」

月読「ミシェルに何かもらったの?」

四杖「これですか?はい、何でも談話室で作った特製のドリンクだとか」

月読「あの子談話室によくいるみたいだけど、そんなものを作ってたのね……」

よく見たら、何かこっちをチラチラと気にしているし……

月読「感想を聞きたいみたいだし、今飲んであげたら?」

四杖「そうですね……せっかくの頂き物ですし失礼して」

四杖が蓋を開けてドリンクを飲み干していく。

その顔は……みるみる内に青くなっていった。

月読「……四杖?」

四杖「……」

四杖は何も言わずに、食堂から出ていく。

ミシェル「ア、アノ……イシズエ、ナニカ言ッテタ?」

月読「……少なくとも悪くは言ってなかったわよ」

その後、四杖は倉庫で泡を吹いてるところを発見されたわ……

【四杖礎の好感度が4上がりました】

【ミシェル・ラマンの好感度が4上がりました】
189 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/07(土) 23:27:33.73 ID:WlshGTAA0
月読「四杖、結局何で倒れたか言わなかったわね……」

四杖らしいと言えばらしいけど……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【学人、鏡在、黒頭、佛生、四杖、ミシェルは選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 23:29:19.36 ID:y5gXZcaF0
川田谷
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 23:46:38.85 ID:C2zy2ZCG0
192 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/08(日) 00:01:32.17 ID:CdrVNkDA0
【調査用海岸】

川田谷「うーん……」

月読「何をしてるのよ」

川田谷「ああ、月読さんか。ちょっと貝でもないかなって」

砂を掘っている川田谷は法螺貝でもあればいいんだけどなんて呟いている。

ここに法螺貝なんて埋まってたら逆に驚くわよ……

月読「なんでまたそんな事を?」

川田谷「まあ、作詞活動の一環……かな?」

……本当になんでもやるのね。

1…手伝いましょうか?
2…見つけたらどうするのよ
3…そもそもここに貝なんているのかしら

↓2
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:07:33.71 ID:7Z43bkBDO
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:08:50.51 ID:ppBJAPLQ0
1
195 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/08(日) 00:38:57.93 ID:CdrVNkDA0
月読「手伝いましょうか?」

川田谷「えっ、月読さんが?」

月読「……そんなに意外かしら」

川田谷「だって自他共にインドア派な月読さんだよ?」

月読「……私だってたまにはそういう事をしたくなるわよ」

川田谷「まあ、手伝ってくれるなら俺は嬉しいけどさ」

月読「それで?探すに当たってどんな事をしてるのかしら」

川田谷「えっ?」

月読「えっ?じゃないわよ。まさか闇雲に掘っているだけじゃないんでしょう?」

川田谷「…………」

ちょっと。

【川田谷昌の好感度が8上がりました】
196 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/08(日) 00:43:08.63 ID:CdrVNkDA0
【夜イベント】

1…また女子会……だけどいつもと様子が違うわ
2…ミシェルがまた談話室にいるみたいね
3…貝を探してみましょうか

↓2
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:46:03.41 ID:imfmhDR90
2
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:46:38.17 ID:7Z43bkBDO
199 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/08(日) 00:51:18.34 ID:CdrVNkDA0
今回はここまでで。
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:57:14.90 ID:imfmhDR90
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 01:02:02.49 ID:xJUiiURvO
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 08:27:18.16 ID:7Z43bkBDO
乙です
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/12(木) 11:16:15.18 ID:g2JIe7Sx0
女子八番 隅田映美子(すみだ・えみこ)

身長 156cm
体重 50kg
誕生日 8月1日(獅子座)
血液型 O
部活動 ソフトボール部
友人 英賀保光里
小野くるみ
園部泉美
生瀬理代
西大路麻美
蓬来江里花
桃山那々子
山科乃梨絵
(女子主流派グループ)
愛称 映美子、えーみ
出身小 椿小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★
明るく元気なムードメーカー。家がパン屋で、いつもふんわりとパンの香りがする。
女子の中で1番の運動能力の持ち主だが、おっちょこちょいでドジを踏むことも多い。
桃山奈々子と共に、今宮朋哉ファンクラブ会員を自称している。
小野くるみ・園部泉美は幼稚園からずっと一緒の幼馴染。
体育委員。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: なし(出発前に死亡)
kill: なし
killed: 黄松
死亡話数: 第12話
凶器: 金属バット
 
プログラムを告げられ、クラスメイト同士が殺し合うということを「絶対に嫌」と拒否した結果、赤松に「ここで[ピーーー]ばいい」と提案される。逃げようとするが間に合わず、黄松に頭部を複数回殴打され死亡。<12話>


運動能力を活かすことなく退場でした。
実は直前までどうするか悩みました。他の案としては、ここでは退場しない(全体を決めた後でどうしても他のことに繋がらなくなったので諦め)、拒否による首輪爆発(映画版のノブみたいな。最初はそれで書いたけど詰まってしまった)がありました。
204 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 20:52:54.56 ID:rEzsWQxA0
鏡在「アンタ達は何もわかってない!」

ミシェル「アッ、ソノ」

……三度目になる私、音野、黒頭の女子会。

今回は黒頭を元気付けたいと音野が張り切っていたけど。

なぜか始まった時には鏡在とミシェルもいた。

月読「ミシェルはいいとして……鏡在は誰が呼んだの」

音野「ごめんなさい、無理やり聞き出されました……」

月読「……」

まあ、音野が鏡在に勝てるわけないものね。

鏡在「ちょっと聞いてるの!?」

黒頭「あの……わかっていないとは?」

鏡在「アンタ達は女子会のなんたるかをわかってないって言ってんのよ!」

音野「そ、そんな事ありません!前回四杖さんに色々聞いて……」

鏡在「男じゃないのよ!アンタ男に女子会のなんたるかを聞くとか女子として恥ずかしくないわけ!?」

音野「つ、月読さぁん……」

私の後ろに隠れないの。

1…そこまで言うからには貴女はなんたるかを理解してるのよね?
2…別にそこまで定義に拘る事でもないでしょう
3…ミシェル、鏡在とラグビーしてきていいわよ

↓2
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 20:55:17.65 ID:+OwTycuI0
1
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 20:56:22.21 ID:+0fzlasDO
207 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/07/15(日) 21:19:05.57 ID:rEzsWQxA0
月読「別にそこまで定義に拘る事でもないでしょう」

ただ集まって話す……正直それだけの事がこの生活でどれだけ尊い事か理解させられたわ。

鏡在「あのね、汐里」

月読「……なによ」

鏡在が哀れんだような眼で私の肩に手を置いてくる……

鏡在「アンタ、そんな事言ってたらあっという間に女子からオバサンになるわよ?」

月読「わかった。その喧嘩買うわ」

音野「つ、月読さん!?」

ミシェル「ア、アノ落チ着イテ……」

月読「止めないで、元々鏡在とは一度とことんやり合う必要があったのよ」

何よりあの哀れんだ眼だけは腹がたつわ……!

鏡在「何よやるわけ?言っとくけどアタシの女子力にかかれば、アンタなんてステージ最初に髭の親父に踏まれる敵キャラよ!」

月読「雑魚という言葉を使うのに遠回しな表現はやめなさい……!」

黒頭「話についていけません……」

音野「ど、どうしてこんな事に」

ミシェル「アワワ……」

それから私と鏡在のくだらない口喧嘩は続いた。

ここに来た頃はあんまり言い返すとかなかったけど……これも一つの経験ね。

ちなみに……最後はミシェルに二人まとめて沈められたわ。


【女子メンバー四人の好感度が7上がりました】

【音野響の好感度がMAXになりました】
242.74 KB Speed:0.2   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)