【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】四冊目

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8 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/19(火) 23:57:19.39 ID:ElWSPw6A0






「俺は……なんで……生きてるんだ……」

「守りたいアイツを殺して……生き延びてきたみんなも殺して……」

「みんなの死を背負って……俺は……」

「…………俺、は…………」






9 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/20(水) 00:03:35.22 ID:6pUy0XfA0






CHAPTER04【未知なる宇宙で絶望は蠢く】(非)日常編






10 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/20(水) 00:04:45.95 ID:6pUy0XfA0
導入までで今回はここまで。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 00:09:06.06 ID:zKWsMeqDO
乙です
これからも楽しみにしてます
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 07:22:58.30 ID:wBjrmYCK0

これは佛生もトラウマになる
13 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/22(金) 23:03:00.47 ID:8NZQv3LA0
【十七日目】

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ「オマエラおはようございます!」

モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」

モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」

月読「……」

学級裁判からまた一日経った。

月読「……どうしたものかしらね」

だけど今回は今までと状況がまるで違う。

今まではクリスを殺した新太、武忍を殺した夜方々木がオシオキを受けていた。

でも今回、入野を殺した広生はオシオキを受けても……天馬を殺した犯人はそのまま。

月読「鏡在が、何かしでかさないといいんだけど」

……もうあの二人の騒がしい会話を聞く事もないのよね。

改めて実感させられる喪失感を抱えながら、私は食堂に向かった。
14 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/22(金) 23:13:28.21 ID:8NZQv3LA0
【食堂】

月読「……来てない?」

音野「はい……」

結論から言うと鏡在は食堂に来ていなかった。

塞ぎ込んでる?いや、あの鏡在がそんな事をして時間を浪費するとは思えない。

学人「ほぼ間違いなく、天馬を殺した人間を特定しようとしているな」

四杖「だけどどのような手段で……」

佛生「わかりませぬ……しかしあの時、鏡在殿から発せられていた憎悪は相当なもの」

黒頭「早まった真似をなさらなければ、よろしいんですが……」

川田谷「……」

ミシェル「マサ?ドウシタノ?」

川田谷「いや、何でもないよ……とにかく鏡在さんについては、また考えるとしてさ……調査に行かない?」

また新しいエリアが出来たのは、間違いないでしょうからね。

鏡在については、気がかりだけどそちらも疎かには出来ないわ。
15 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/22(金) 23:21:49.36 ID:8NZQv3LA0
【連絡通路】

月読「これは……」

連絡通路に来た私達が見たのはそれぞれのエリアに向かう十字路……その少し手前に出来た扉。

横にあるボタンを押して開いた扉の中は……

音野「エレベーター、ですか?」

学人「どうやら次のエリアは上にあるようだな」

全員が乗り込んでもまだ広いエレベーター……それに乗り込んで上を示すボタンを押すとエレベーターは音もなく上昇していった。

川田谷「それで……今回は四人で分けようと思うんだけど」

調査の振り分け……どうしても人数が減った事を意識してしまうわね。

【一緒に調査するメンバーは?】

【鏡在は選べません】

↓3まで
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:23:03.08 ID:h1OjbCkDO
音野
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:23:22.97 ID:hnU/2CnN0
ミシェル
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:23:23.17 ID:ZA+dq7Oo0
四杖
19 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/22(金) 23:32:57.79 ID:8NZQv3LA0
振り分けを終えた頃、小さな音が鳴ってエレベーターが到着する。

エレベーターを降りると今までのようなホールに出て、四方に扉があるのが見えた。

月読「今回は四つの部屋があるのね」

音野「せめて薬品庫みたいな危ない場所じゃないといいんですけど……」

四杖「どうやらこのエリアは【娯楽エリア】のようです」

ミシェル「娯楽……」

1…前の部屋
2…後ろの部屋
3…左の部屋
4…右の部屋

↓2
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:34:34.44 ID:hnU/2CnN0
4
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:35:08.95 ID:ZA+dq7Oo0
22 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/22(金) 23:43:13.50 ID:8NZQv3LA0
右の部屋の扉……その表面のプレートにはホールと書いてある。

月読「ホールね……」

【ホール】

音野「こ、これは!」

四杖「コンサートホール……でしょうか」

ミシェル「ピアノアルヨ」

四杖の言うように、どうやらこの部屋はコンサートホールみたいね。

最も、小規模な物だけど。

月読「一応調べておきましょうか」

そうして私達は手分けしてこのホールを調べる事にした。

1…舞台【音野】
2…座席【ミシェル】
3…倉庫【四杖】

↓2
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:48:16.18 ID:hnU/2CnN0
1
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 23:49:36.05 ID:h1OjbCkDO
25 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/22(金) 23:59:40.27 ID:8NZQv3LA0
音野「このピアノ、しっかり調律されてます」

月読「モノクマがしてるのかしらね……」

音野「音響も悪くありませんし、このホールなら思いきりバイオリンが弾けそうです!」

月読「良かったじゃない。部屋や展望室で済ませるのも窮屈そうだったし」

音野「はい!」

音野「……あっ」

月読「どうしたのよ」

音野「い、いえ、その私……ごめんなさい」

月読「何が?」

音野「浮かれちゃって……」

月読「……ああ、なるほどね。気にするなとは軽々しく言えないけど、深く考えてると潰れるわよ」

音野「……」

月読「それに、今更じゃない。私達海やファッションショーなんてしてたのよ?貴女が少し浮かれたぐらいでバチなんて当たらないわ」

音野「はい……」

意識してしまうと、なかなか頭から離れないから厄介よね……

1…前の部屋
2…後ろの部屋
3…左の部屋

↓2
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:01:06.45 ID:48BvRqTDO
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:03:44.84 ID:1kL5+NKv0
2
28 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/23(土) 00:15:28.86 ID:nW9mE9mA0
次の部屋……エレベーターの後ろに当たる部屋のプレートには【談話室】の文字。

部屋の中には高級そうなソファーと調度品、ドリンクサーバーが置いてある。

四杖「会話を楽しむ部屋……といったところでしょうか」

月読「そうみたいね」

さて、ここも調べるとしましょう。

1…ソファー【四杖】
2…ドリンクサーバー【ミシェル】
3…棚【音野】

↓2
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:16:23.94 ID:AwzaYWXs0
1
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:19:43.40 ID:NMyfZpHg0
2
31 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/23(土) 00:27:20.08 ID:nW9mE9mA0
ミシェル「タクサンアル……ナニカ飲ム?」

月読「そうね、紅茶はあるかしら」

ミシェル「ハイ」

月読「ありがとう。これで貴女も飲み物に困らなくて済むじゃない」

ミシェル「ウン……コレデ毎日厨房前デウロウロシナクテイイ」

厨房に入れない以上、倉庫にある水くらいしかなかったものね。

ミシェル「エット……」

ミシェルはこの部屋に来たらちょくちょく会いそうね……

1…前の部屋
2…左の部屋

↓2
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:30:12.96 ID:NMyfZpHg0
1
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:30:41.14 ID:1kL5+NKv0
1
34 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/23(土) 00:37:41.61 ID:nW9mE9mA0
今回はここまでで。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:38:39.60 ID:48BvRqTDO
乙でした
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 00:41:53.96 ID:NMyfZpHg0
乙乙
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 01:36:17.09 ID:x5YFektIO
愛梨「さあ行こう、空の果 てへ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519427437/
久美子「永遠のレイ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520033314/
伊織「誰が魔王サーの姫 よ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520637298/
エミリー「修正…悪しき文 化ですね」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521241832/
奈緒「何で関西弁=恐竜やねん!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521850482/
常務「新制限を全て撤回。 白紙に戻す」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522451692/
千夏「このTGはテックジーナスじゃないの?」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523058431/
礼子「大人の魅力で破滅さ せてあげる」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523661962/
フレデリカ「恋人は校庭のパラディオンだよー」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524265978/
海美「竜騎士の結束を見せちゃうよ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524871125/
志保「茶運びといえばカラクリだよね!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525475657/
茜「みんなで勝鬨を上げちゃおう!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526133608/
桃子「この金の城いい踏み台だね!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526686132/
美紗希「化学反応式も女子力よ!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527292985/
小鳥「アリガトウワタシノデッキ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527896333/
柚「狩らせてもらうよ。キサマのぴにゃンバーズ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528498815/
加奈「ダストンの掃除法をメモしておきますね!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529105813/
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 08:36:59.08 ID:XAAUjKb80
更新乙
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 13:31:27.87 ID:6bCF3zOT0
モノタロウ「わーい! オイラ、タダ飯大好きー!」

夢野「都合のいい時に現れるでない。卑しいクマじゃのう」

新菜「でも、楽しみだよ! パーティーみたいで何か楽しそうだもん!」

春川「全く……自分達の置かれた状況を理解出来てないの?」

二階堂「まあ……今だけは許して欲しいかな……」

モノスケ「せやせや! ワイらはこれから運命共同体なんやからな!」

キーボ「誰も、貴方達を連れていくとは言っていませんが……」

モノダム「オラ達、暮ラス所ガ無イヨ」

モノファニー「お願いだから養って欲しいのよ。核家族化は防ぎたいわ」

最原「ロボットは養うでいいのかな……」

モノキッド「いきなりロボット差別は止めろッ! ヘルイェー!」

皇「仲良しは楽しぃです、はいっ!」



望月「……騒がしいですね。皆さん」

向井「全くだな……」

望月「……私が、今ここにいるのは貴方のお陰です」

望月「本当に、私は貴方の事が……」

新しい門出は、予想以上の騒々しさだ

喧騒から逃れる様に、望月に答える為に何となく才囚学園を振り返ってみると……

向井「……………………え?」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 13:31:58.36 ID:6bCF3zOT0
そこには……皆がいた

鉄がいた。リチャードがいた。桐生院がいた。浦賀がいた

藍羽がいた。逸見がいた。文沢がいた。榛原がいた。櫻田がいた

御鏡がいた。天道がいた。そして……俺がいた

皆は、微笑んで此方を眺めていた

まるで、もう自分達の出番は終わりだと言うように

まるで、これからは俺達の出番だと言いたいように

向井「……じゃあな」

全員に手を振ってみる。きっと、瞬きの内に皆は消えるだろう

…………それでも

望月「……向井さん?」

話しかけた望月に微笑み返し、皆の元へと進んでいく

1つの舞台が終われば、また次の舞台の幕が開ける

なら、俺はその舞台でも進み続ける

未来にだって立ち向かえる。絶望だって切り開ける

それが、俺の答えなんだ

それが、向井刀哉という人間なんだ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 13:32:39.09 ID:6bCF3zOT0
向井「……投票タイムだ!」

俺が宣言すると、パネルの1つからお馴染みの画像が映される

ただ、いつもと違うのは……

新菜「……うぅっ!」

皇「むむむ……」

二階堂「……ふぅ」

誰も、ボタンを押さない事

望月「……私は、私は…………」

春川「大丈夫なの? もし誰かが抜け駆けをしたら……」

入間『全員まとめてオシオキだろ……?』

夢野「ガクガクガク……急に恐ろしい事を言うでないわ……」

最原「………………………………」

刻一刻と時が迫っていき……

望月「私、は……っ!」

やがて、画面はゼロを映した
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 15:00:08.45 ID:gYaBo1y2O
オリロン版アークファイブ貼るの止めろ
43 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/23(土) 22:49:03.37 ID:nW9mE9mA0
エレベーターから前の部屋には【体育館】と書かれている。

ミシェル「体育館……!」

月読「とにかく見てみましょう」

そこは学校やスポーツ施設ほどではないけれど、立派な体育館があった。

音野「あっ、バスケットボールが落ちてます」

四杖「ミシェルさん、ラグビーボールがありますよ」

ミシェル「本当!?」

ミシェルはラグビーボールを手に取ると走り出す。

あんなミシェル初めて見たわね……

1…壇上【ミシェル】
2…倉庫【音野】
3…散乱したボール【四杖】

↓2
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 22:50:30.17 ID:DmVjx0nk0
3
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 22:51:04.65 ID:48BvRqTDO
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:54:54.31 ID:6bCF3zOT0
エレベーターから前の部屋には【体育館】と書かれている。

ミシェル「体育館……!」

月読「とにかく見てみましょう」

そこは学校やスポーツ施設ほどではないけれど、立派な体育館があった。

音野「あっ、バスケットボールが落ちてます」

四杖「ミシェルさん、ラグビーボールがありますよ」

ミシェル「本当!?」

ミシェルはラグビーボールを手に取ると走り出す。

あんなミシェル初めて見たわね……

1…壇上【ミシェル】
2…倉庫【音野】
3…散乱したボール【四杖】
エレベーターから前の部屋には【体育館】と書かれている。

ミシェル「体育館……!」

月読「とにかく見てみましょう」

そこは学校やスポーツ施設ほどではないけれど、立派な体育館があった。

音野「あっ、バスケットボールが落ちてます」

四杖「ミシェルさん、ラグビーボールがありますよ」

ミシェル「本当!?」

ミシェルはラグビーボールを手に取ると走り出す。

あんなミシェル初めて見たわね……

1…壇上【ミシェル】
2…倉庫【音野】
3…散乱したボール【四杖】
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:56:05.67 ID:6bCF3zOT0






広生「殺しやすかった、からだ」





48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:56:37.90 ID:6bCF3zOT0






広生「殺しやすかった、からだ」





49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:57:27.33 ID:6bCF3zOT0






広生「殺しやすかった、からだ」





50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:57:54.58 ID:6bCF3zOT0






広生「殺しやすかった、からだ」





51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:58:21.87 ID:6bCF3zOT0






広生「殺しやすかった、からだ」





52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 22:59:12.36 ID:6bCF3zOT0






広生「殺しやすかった、からだ」





53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:00:41.65 ID:6bCF3zOT0
様々な感想。誠にありがとうございます

本日は、次回作に登場する生徒達の選定が完了した為、連絡をさせて頂きました

選定方法は、ある程度キャラの造形を作る→主人公を見て、此方で絞るという形で選びました

なので、多く選ばれている方や、不採用の方もいるという事をご了承ください……

他にも、質問や感想等は幅広く対応させていただきます

次回作は七月投稿予定です。それでは、今後ともよろしくお願いいたします……
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:03:08.54 ID:6bCF3zOT0
《各キャラの名前の由来》


向井刀哉:無回答(むかいとう)と立ち向かうから
下の名前は「立ち→太刀→コトノハ」の連想で決めました

藍羽美優:名字は遊戯王の海馬瀬人と、遊戯王ARC-Vの赤馬零児の名字から
下の名前は「ユウ」と読める字でキャラに似合わないもので

逸見弥七:料理のさしすせそから。五つの味→いつつのみ→逸見
下の名前は薬味と七日(一週間)から

浦賀金太郎:モンスターハンターに登場する獣竜種、爆縋竜ウラガンキン

桐生院凛々華:少女革命ウテナの桐生七実。宝を貯める院
下の名前はダンガンロンパ未来編の安藤流流歌がモデルです

鉄伊織:V3の白銀つむぎの変形

櫻田慧司:詐欺用語のサクラ(グルの意味)に桜田門外の変、警視

皇芽衣花:名字は中華っぽく一字で読めるものを
元々はパティシエの予定だったので、銘菓→芽衣花に

天道蒼真:ことわざの天網恢恢疎にして漏らさずから。事件をすっぱり解くという意味で蒼天

新菜那悠:ボカロPのDECO*27とナユタン星人

二階堂義明:二の腕と外骨格。義手義足の義に、吉良吉影の反対で明るい

榛原緋奈子:バグパイプと、笛の鳴る音のぴーひゃらから

文沢明莉:文明開花。クトゥルフ神話の都市アーカム
妹の聖羅は、アーカムのモデルとなった都市セイラムから

御鏡真幌:既に書いたので裏話を。当初は雨天決行から、「雨宮恵子(アマミヤ ケイコ」の予定でした
それだとフィクサー感が無いので没に

望月美代子:V3で重要な役割のモノチッチと月の光。体格と性格の似てる西園寺日寄子と罪木蜜柑から

リチャード・ヴィルヘルム:獅子心王ことリチャード一世と、ウィリアム皇太子
55 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/23(土) 23:17:48.14 ID:nW9mE9mA0
月読「これはまた酷いわね」

野球、サッカー、バレー、バスケット……多種多様なボールが床に散乱している。

四杖「整理しておいた方が良さそうですね……」

月読「手伝うわ」

四杖「いえ、月読さんは調べる方をお願いします。こういった物はわたくしが片付けておきますので」

月読「一人でやるって言うの?」

四杖「これくらいならば、それほど時間もかかりませんから」

……四杖は引く気はないようで、ボールを抱えて倉庫に向かっていった。

少しはこちらを頼ればいいのに、意固地ね。
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:18:09.01 ID:6bCF3zOT0
月読「これはまた酷いわね」

野球、サッカー、バレー、バスケット……多種多様なボールが床に散乱している。

四杖「整理しておいた方が良さそうですね……」

月読「手伝うわ」

四杖「いえ、月読さんは調べる方をお願いします。こういった物はわたくしが片付けておきますので」

月読「一人でやるって言うの?」

四杖「これくらいならば、それほど時間もかかりませんから」

……四杖は引く気はないようで、ボールを抱えて倉庫に向かっていった。

少しはこちらを頼ればいいのに、意固地ね。 月読「これはまた酷いわね」

野球、サッカー、バレー、バスケット……多種多様なボールが床に散乱している。

四杖「整理しておいた方が良さそうですね……」

月読「手伝うわ」

四杖「いえ、月読さんは調べる方をお願いします。こういった物はわたくしが片付けておきますので」

月読「一人でやるって言うの?」

四杖「これくらいならば、それほど時間もかかりませんから」

……四杖は引く気はないようで、ボールを抱えて倉庫に向かっていった。

少しはこちらを頼ればいいのに、意固地ね。
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:18:49.61 ID:6bCF3zOT0
モノクマ「うぷぷ、残念でした!今回のクロは彼女じゃありません!」

「……どういう、事だ!じゃあアイツは誰に!」

モノクマ「うぷぷ、誰にも何も彼女を殺した今回のクロはキミだよ!」

「な、何言って……ふ、ふざけるなよ、俺はアイツを殺してなんかいない!だってアイツは……」

モノクマ「キミ自身はその気がなかったかもね?だけど彼女は……いいや、キミ以外の全員はキミがクロだって納得してるみたいだけど?」

「……は?」

???「みんなで話し合ったんだ。お前ならきっと俺達の死を背負ってこんなコロシアイを計画した奴らを何とかしてくれるって」

???「あたし達はそのための捨て石になろうって……まあ、そういう事」

「もう誰一人欠けずに脱出しようって誓ったじゃないか!?俺達は今まで死んだ奴らの命だって背負って……!」

???「私達には……無理ですからぁ……もう背負うなんて……」

???「だから、まだ諦めてないあんたに託させてくれよ……諦めたオイラ達の分も」

「そんな……ア、アイツも、この計画に乗ったのか……?」

???「被害者役のアイツは……せめてお前に殺されたいと言っていたよ」

???「うむ……モノクマのオシオキは悪趣味。貴公の想いを知っているからこそ、それに晒される姿を見せたくはなかったのだろう」

「なんだよ、それ……そんな、俺は……」

モノクマ「そろそろいいかな?」

???「ああ、やれよ!だけどモノクマ!お前は絶対あいつが叩き潰してくれる!」

モノクマ「好きに言ってなよ!それじゃあ今回は、クロを外したシロのオマエラにスペシャルなオシオキを用意いたしました!」

「やめ、ろ……やめてくれ……」

モノクマ「それでは張り切って参りましょう!オシオキターイム!」

「やめてくれよぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!」

ピコン!
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:19:28.86 ID:6bCF3zOT0
モノクマ「うぷぷ、残念でした!今回のクロは彼女じゃありません!」

「……どういう、事だ!じゃあアイツは誰に!」

モノクマ「うぷぷ、誰にも何も彼女を殺した今回のクロはキミだよ!」

「な、何言って……ふ、ふざけるなよ、俺はアイツを殺してなんかいない!だってアイツは……」

モノクマ「キミ自身はその気がなかったかもね?だけど彼女は……いいや、キミ以外の全員はキミがクロだって納得してるみたいだけど?」

「……は?」

???「みんなで話し合ったんだ。お前ならきっと俺達の死を背負ってこんなコロシアイを計画した奴らを何とかしてくれるって」

???「あたし達はそのための捨て石になろうって……まあ、そういう事」

「もう誰一人欠けずに脱出しようって誓ったじゃないか!?俺達は今まで死んだ奴らの命だって背負って……!」

???「私達には……無理ですからぁ……もう背負うなんて……」

???「だから、まだ諦めてないあんたに託させてくれよ……諦めたオイラ達の分も」

「そんな……ア、アイツも、この計画に乗ったのか……?」

???「被害者役のアイツは……せめてお前に殺されたいと言っていたよ」

???「うむ……モノクマのオシオキは悪趣味。貴公の想いを知っているからこそ、それに晒される姿を見せたくはなかったのだろう」

「なんだよ、それ……そんな、俺は……」

モノクマ「そろそろいいかな?」

???「ああ、やれよ!だけどモノクマ!お前は絶対あいつが叩き潰してくれる!」

モノクマ「好きに言ってなよ!それじゃあ今回は、クロを外したシロのオマエラにスペシャルなオシオキを用意いたしました!」

「やめ、ろ……やめてくれ……」

モノクマ「それでは張り切って参りましょう!オシオキターイム!」

「やめてくれよぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!」

ピコン!
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:19:58.69 ID:6bCF3zOT0
モノクマ「うぷぷ、残念でした!今回のクロは彼女じゃありません!」

「……どういう、事だ!じゃあアイツは誰に!」

モノクマ「うぷぷ、誰にも何も彼女を殺した今回のクロはキミだよ!」

「な、何言って……ふ、ふざけるなよ、俺はアイツを殺してなんかいない!だってアイツは……」

モノクマ「キミ自身はその気がなかったかもね?だけど彼女は……いいや、キミ以外の全員はキミがクロだって納得してるみたいだけど?」

「……は?」

???「みんなで話し合ったんだ。お前ならきっと俺達の死を背負ってこんなコロシアイを計画した奴らを何とかしてくれるって」

???「あたし達はそのための捨て石になろうって……まあ、そういう事」

「もう誰一人欠けずに脱出しようって誓ったじゃないか!?俺達は今まで死んだ奴らの命だって背負って……!」

???「私達には……無理ですからぁ……もう背負うなんて……」

???「だから、まだ諦めてないあんたに託させてくれよ……諦めたオイラ達の分も」

「そんな……ア、アイツも、この計画に乗ったのか……?」

???「被害者役のアイツは……せめてお前に殺されたいと言っていたよ」

???「うむ……モノクマのオシオキは悪趣味。貴公の想いを知っているからこそ、それに晒される姿を見せたくはなかったのだろう」

「なんだよ、それ……そんな、俺は……」

モノクマ「そろそろいいかな?」

???「ああ、やれよ!だけどモノクマ!お前は絶対あいつが叩き潰してくれる!」

モノクマ「好きに言ってなよ!それじゃあ今回は、クロを外したシロのオマエラにスペシャルなオシオキを用意いたしました!」

「やめ、ろ……やめてくれ……」

モノクマ「それでは張り切って参りましょう!オシオキターイム!」

「やめてくれよぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!」

ピコン!
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:20:27.60 ID:6bCF3zOT0
モノクマ「うぷぷ、残念でした!今回のクロは彼女じゃありません!」

「……どういう、事だ!じゃあアイツは誰に!」

モノクマ「うぷぷ、誰にも何も彼女を殺した今回のクロはキミだよ!」

「な、何言って……ふ、ふざけるなよ、俺はアイツを殺してなんかいない!だってアイツは……」

モノクマ「キミ自身はその気がなかったかもね?だけど彼女は……いいや、キミ以外の全員はキミがクロだって納得してるみたいだけど?」

「……は?」

???「みんなで話し合ったんだ。お前ならきっと俺達の死を背負ってこんなコロシアイを計画した奴らを何とかしてくれるって」

???「あたし達はそのための捨て石になろうって……まあ、そういう事」

「もう誰一人欠けずに脱出しようって誓ったじゃないか!?俺達は今まで死んだ奴らの命だって背負って……!」

???「私達には……無理ですからぁ……もう背負うなんて……」

???「だから、まだ諦めてないあんたに託させてくれよ……諦めたオイラ達の分も」

「そんな……ア、アイツも、この計画に乗ったのか……?」

???「被害者役のアイツは……せめてお前に殺されたいと言っていたよ」

???「うむ……モノクマのオシオキは悪趣味。貴公の想いを知っているからこそ、それに晒される姿を見せたくはなかったのだろう」

「なんだよ、それ……そんな、俺は……」

モノクマ「そろそろいいかな?」

???「ああ、やれよ!だけどモノクマ!お前は絶対あいつが叩き潰してくれる!」

モノクマ「好きに言ってなよ!それじゃあ今回は、クロを外したシロのオマエラにスペシャルなオシオキを用意いたしました!」

「やめ、ろ……やめてくれ……」

モノクマ「それでは張り切って参りましょう!オシオキターイム!」

「やめてくれよぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!」

ピコン!
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:21:17.85 ID:6bCF3zOT0
モノクマ「うぷぷ、残念でした!今回のクロは彼女じゃありません!」

「……どういう、事だ!じゃあアイツは誰に!」

モノクマ「うぷぷ、誰にも何も彼女を殺した今回のクロはキミだよ!」

「な、何言って……ふ、ふざけるなよ、俺はアイツを殺してなんかいない!だってアイツは……」

モノクマ「キミ自身はその気がなかったかもね?だけど彼女は……いいや、キミ以外の全員はキミがクロだって納得してるみたいだけど?」

「……は?」

???「みんなで話し合ったんだ。お前ならきっと俺達の死を背負ってこんなコロシアイを計画した奴らを何とかしてくれるって」

???「あたし達はそのための捨て石になろうって……まあ、そういう事」

「もう誰一人欠けずに脱出しようって誓ったじゃないか!?俺達は今まで死んだ奴らの命だって背負って……!」

???「私達には……無理ですからぁ……もう背負うなんて……」

???「だから、まだ諦めてないあんたに託させてくれよ……諦めたオイラ達の分も」

「そんな……ア、アイツも、この計画に乗ったのか……?」

???「被害者役のアイツは……せめてお前に殺されたいと言っていたよ」

???「うむ……モノクマのオシオキは悪趣味。貴公の想いを知っているからこそ、それに晒される姿を見せたくはなかったのだろう」

「なんだよ、それ……そんな、俺は……」

モノクマ「そろそろいいかな?」

???「ああ、やれよ!だけどモノクマ!お前は絶対あいつが叩き潰してくれる!」

モノクマ「好きに言ってなよ!それじゃあ今回は、クロを外したシロのオマエラにスペシャルなオシオキを用意いたしました!」

「やめ、ろ……やめてくれ……」

モノクマ「それでは張り切って参りましょう!オシオキターイム!」

「やめてくれよぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!」

ピコン!
62 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/23(土) 23:26:27.28 ID:nW9mE9mA0
最後の部屋……そのプレートには何も書かれていない。

月読「ここだけないなんて不自然ね」

音野「付け忘れ、でしょうか?」

疑問を感じながら扉を開く。

【映画館】

四杖「ここは映画館のようですね」

ミシェル「デモ真ッ暗……」

月読「……」

この映画館……前に夢で見た場所に似てるわね。

音野「映写機はありましたけど、テープはないみたいです」

四杖「さすがに用意できなかった、という事でしょうか?」

ミシェル「サア……」

月読「……」

前に夢で見た所と似ている部屋……

なんだか意味深なものを感じるわね。
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:27:01.15 ID:6bCF3zOT0
最後の部屋……そのプレートには何も書かれていない。

月読「ここだけないなんて不自然ね」

音野「付け忘れ、でしょうか?」

疑問を感じながら扉を開く。

【映画館】

四杖「ここは映画館のようですね」

ミシェル「デモ真ッ暗……」

月読「……」

この映画館……前に夢で見た場所に似てるわね。

音野「映写機はありましたけど、テープはないみたいです」

四杖「さすがに用意できなかった、という事でしょうか?」

ミシェル「サア……」

月読「……」

前に夢で見た所と似ている部屋……

なんだか意味深なものを感じるわね。 最後の部屋……そのプレートには何も書かれていない。

月読「ここだけないなんて不自然ね」

音野「付け忘れ、でしょうか?」

疑問を感じながら扉を開く。

【映画館】

四杖「ここは映画館のようですね」

ミシェル「デモ真ッ暗……」

月読「……」

この映画館……前に夢で見た場所に似てるわね。

音野「映写機はありましたけど、テープはないみたいです」

四杖「さすがに用意できなかった、という事でしょうか?」

ミシェル「サア……」

月読「……」

前に夢で見た所と似ている部屋……

なんだか意味深なものを感じるわね。 最後の部屋……そのプレートには何も書かれていない。

月読「ここだけないなんて不自然ね」

音野「付け忘れ、でしょうか?」

疑問を感じながら扉を開く。

【映画館】

四杖「ここは映画館のようですね」

ミシェル「デモ真ッ暗……」

月読「……」

この映画館……前に夢で見た場所に似てるわね。

音野「映写機はありましたけど、テープはないみたいです」

四杖「さすがに用意できなかった、という事でしょうか?」

ミシェル「サア……」

月読「……」

前に夢で見た所と似ている部屋……

なんだか意味深なものを感じるわね。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:27:48.51 ID:6bCF3zOT0
【食堂】

月読「……来てない?」

音野「はい……」

結論から言うと鏡在は食堂に来ていなかった。

塞ぎ込んでる?いや、あの鏡在がそんな事をして時間を浪費するとは思えない。

学人「ほぼ間違いなく、天馬を殺した人間を特定しようとしているな」

四杖「だけどどのような手段で……」

佛生「わかりませぬ……しかしあの時、鏡在殿から発せられていた憎悪は相当なもの」

黒頭「早まった真似をなさらなければ、よろしいんですが……」

川田谷「……」

ミシェル「マサ?ドウシタノ?」

川田谷「いや、何でもないよ……とにかく鏡在さんについては、また考えるとしてさ……調査に行かない?」

また新しいエリアが出来たのは、間違いないでしょうからね。

鏡在については、気がかりだけどそちらも疎かには出来ないわ。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:28:17.71 ID:6bCF3zOT0
【食堂】

月読「……来てない?」

音野「はい……」

結論から言うと鏡在は食堂に来ていなかった。

塞ぎ込んでる?いや、あの鏡在がそんな事をして時間を浪費するとは思えない。

学人「ほぼ間違いなく、天馬を殺した人間を特定しようとしているな」

四杖「だけどどのような手段で……」

佛生「わかりませぬ……しかしあの時、鏡在殿から発せられていた憎悪は相当なもの」

黒頭「早まった真似をなさらなければ、よろしいんですが……」

川田谷「……」

ミシェル「マサ?ドウシタノ?」

川田谷「いや、何でもないよ……とにかく鏡在さんについては、また考えるとしてさ……調査に行かない?」

また新しいエリアが出来たのは、間違いないでしょうからね。

鏡在については、気がかりだけどそちらも疎かには出来ないわ。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:29:04.84 ID:6bCF3zOT0






広生「殺しやすかった、からだ」




67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:29:35.06 ID:6bCF3zOT0






広生「殺しやすかった、からだ」




68 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/23(土) 23:51:27.74 ID:nW9mE9mA0
その後、もう一つの調査班と合流した私達は食堂に戻った。

そこからしばらく話し合いをしていたけど……鏡在は全く姿を見せなかった。

月読「……」

鏡在は今、何をしてるのかしらね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【鏡在は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 23:54:03.64 ID:48BvRqTDO
川田谷 学人
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/23(土) 23:54:21.44 ID:DmVjx0nk0
音野 佛生
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:55:12.00 ID:6bCF3zOT0
その後、もう一つの調査班と合流した私達は食堂に戻った。

そこからしばらく話し合いをしていたけど……鏡在は全く姿を見せなかった。

月読「……」

鏡在は今、何をしてるのかしらね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】

【鏡在は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:55:42.92 ID:6bCF3zOT0
音野「このピアノ、しっかり調律されてます」

月読「モノクマがしてるのかしらね……」

音野「音響も悪くありませんし、このホールなら思いきりバイオリンが弾けそうです!」

月読「良かったじゃない。部屋や展望室で済ませるのも窮屈そうだったし」

音野「はい!」

音野「……あっ」

月読「どうしたのよ」

音野「い、いえ、その私……ごめんなさい」

月読「何が?」

音野「浮かれちゃって……」

月読「……ああ、なるほどね。気にするなとは軽々しく言えないけど、深く考えてると潰れるわよ」

音野「……」

月読「それに、今更じゃない。私達海やファッションショーなんてしてたのよ?貴女が少し浮かれたぐらいでバチなんて当たらないわ」

音野「はい……」

意識してしまうと、なかなか頭から離れないから厄介よね……

1…前の部屋
2…後ろの部屋
3…左の部屋
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/23(土) 23:56:19.75 ID:6bCF3zOT0
「はい……」

結論から言うと鏡在は食堂に来ていなかった。

塞ぎ込んでる?いや、あの鏡在がそんな事をして時間を浪費するとは思えない。

学人「ほぼ間違いなく、天馬を殺した人間を特定しようとしているな」

四杖「だけどどのような手段で……」

佛生「わかりませぬ……しかしあの時、鏡在殿から発せられていた憎悪は相当なもの」

黒頭「早まった真似をなさらなければ、よろしいんですが……」

川田谷「……」

ミシェル「マサ?ドウシタノ?」

川田谷「いや、何でもないよ……とにかく鏡在さんについては、また考えるとしてさ……調査に行かない?」

また新しいエリアが出来たのは、間
74 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/24(日) 00:33:11.54 ID:Jxgy24FA0
音野「……」

コンサートホールで音野が演奏している。

いつものバイオリンの音色もこういう場所で聴くと感じ方が変わるわね。

佛生「良き音色、ですな」

月読「そうね」

音野「……ふぅ」

どうやら終わったみたいね。

音野「あの、どうでしたか?」

1…貴女の演奏はよく知っていたつもりだったんだけどね
2…そうね、いい演奏だったとは思うわ
3…佛生はどうだったかしら?

↓2
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 00:34:26.38 ID:r1q7wL5DO
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 00:37:06.92 ID:avKYJAQ20
1
77 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/24(日) 00:48:12.26 ID:Jxgy24FA0
月読「貴女の演奏はよく知っていたつもりだったんだけどね」

音野「ふふっ、見直しました?」

月読「そうね、私もまだまだだったわ」

音野「ふふふ……♪」

何がそこまで嬉しいのかしらこの子は。

佛生「ふむ、音野殿は月読殿に評価された事がよほど嬉しかったようですな」

音野「そんな事ありませんよー」

頬が弛んでるわよ……本当にここまでなつかれるとは思わなかったわ。

【音野響の好感度が4上がりました】

【佛生空也の好感度が4上がりました】
78 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/24(日) 01:06:21.41 ID:Jxgy24FA0
【音野響通信簿イベント4】

音野「つ、月読さん!」

月読「どうしたのよ、そんな大きな声出して」

音野「私、月読さんに一つお願いがあるんです」

月読「お願い?」

音野のお願いね……積極的じゃないこの子なら、そんな大それた事でもないでしょう。

月読「いいわよ、言ってみなさい」

音野「……」

月読「音野?」

音野「えっと、改めてお願いするとなるとちょっと恥ずかしくなってきました……」

月読「……そんな恥ずかしい事を頼むつもりだったの?」

音野「い、いえ!私はただ月読さんを名前で呼びたいだけで……」

月読「名前?」

音野「はっ、言ってしまいました……!」

月読「……」

名前呼びね、私は全然構わないけれど。

なんでこの子はまるで付き合って一年目の恋人みたいな反応をしてるのかしら?

音野「む、無理なら諦めます……」

月読「……」

本当に、この子はほっとけないというかなんというか。

まあ、そういうところ……私は好きだけどね。

【音野響通信簿4】
【月読を名前で呼びたい。
そんなささやかな願い事すら一喜一憂する音野。
月読はそんな彼女に微笑ましい気持ちを抱くのだった】
79 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/24(日) 01:11:37.86 ID:Jxgy24FA0
月読「音野の演奏には助けられてるのよね……」

本人に伝えたら大変な事になりそうだけど。

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【音野、佛生は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
80 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/24(日) 01:15:38.29 ID:Jxgy24FA0
今回はここまで。

安価なら下で。
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 01:55:26.41 ID:qv2+LCVDO
学人 黒頭
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 07:54:35.45 ID:FDn0M6Lz0
乙、安価ずれるなら↑で
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 08:23:52.37 ID:r1q7wL5DO
乙です
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/24(日) 10:58:48.17 ID:mochci3r0
くっさい信者がついて愛書も可哀想に


>>755生存報告をちゃんとしていたり、定期的に更新されてるとこは見てるよ。愛書とか雪水とか
…名前は伏せるけど、読者をバカにしたようなメタ発言が多くなった所はもう見てない
モノクマーズだけならまだしも味方側の生徒まで言ってたから特に深い意味は無いんだろうけどさ
初期の方から見ていたから、急に水ぶっ掛けられた気分になった
85 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/24(日) 23:33:10.46 ID:Jxgy24FA0
学人「鏡在の動きはともかく天馬を殺した犯人が不明なのは痛いな」

月読「黒頭、広生は貴女と一緒にいたのよね?」

黒頭「はい……広生様に、天馬様を殺害できるような時間はありませんでした」

学人「ふん、あの状況で嘘をつく意味もあるまい。広生は犯人ではないと見ていいだろう」

それは同時に黒頭の無実の証明でもあるのよね。

1…天馬を殺すのは簡単ではないはずよ
2…犯人はどうやって天馬の部屋に入ったんでしょうね
3…犯人は内通者、なのかしら

↓2
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 23:34:13.94 ID:r1q7wL5DO
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 23:35:32.63 ID:qv2+LCVDO
88 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/24(日) 23:53:00.89 ID:Jxgy24FA0
月読「犯人はどうやって天馬の部屋に入ったんでしょうね」

黒頭「……少なくとも、捜査が終わるまで部屋から出るつもりはないようでした」

学人「捜査のためにと言われたか、もしくは他の要因があったか……」

月読「……」

天馬が書き残していた【ダレモシンジルナ】という言葉。

……あれは、いったい、何を示していたのかしら?

誰も……貴女は死ぬ時、鏡在も信じられなくなっていたの?

【更科学人の好感度が4上がりました】

【黒頭明夜の好感度が4上がりました】
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 06:40:42.63 ID:uoLFDnlt0
90 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/25(月) 22:48:23.39 ID:RrZUmsbA0
【黒頭明夜通信簿イベント3】

月読「貴女は洋服を着た事がないのよね?」

黒頭「はい。学校の制服も和服でした」

月読「でも普通ならいくらでも機会はあったんじゃないの?」

黒頭「……きっと母の影響ですね」

月読「母の影響?」

黒頭「母は日本が本当に好きでわたしにもそれを受け継いでほしかったんだと思います」

黒頭「学校、習い事、普段の生活……和を感じない生活などあり得ないとばかりに母はわたしに教育してきました」

黒頭「この髪も本当なら黒に染められるはずだったんですが……それだけは嫌だと泣いてなんとか阻止しました」

月読「……貴女も苦労してるのね」

黒頭「もう慣れてしまいました」

あんまり慣れるような事でもないでしょうに。

【黒頭明夜通信簿3】
【洋服も着ないような生活なのは母の影響。
金髪も染められそうになったらしいがそれだけは泣いて抵抗したらしい】
91 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/25(月) 22:52:32.25 ID:RrZUmsbA0
月読「天馬にいったい何があったの」

こうして話してる中に犯人がいるとは、思いたくないわね……

【自由行動を開始します】

【一度に二人まで選ぶ事が可能です】

【鏡在は選べません】

【音野、佛生、学人、黒頭は選べません】

【生徒を選んでください】

↓2
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 22:54:15.90 ID:Iheh7lsDO
川田谷 ミシェル
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 22:55:42.21 ID:ltXefxAd0
川田谷、四杖
94 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/25(月) 23:10:28.41 ID:RrZUmsbA0
川田谷「よっと」

月読「何をしてるの」

川田谷「バスケだよ。結構得意なんだよね」

川田谷は指の上でクルクルとボールを回している……確かに上手いわね。

川田谷「月読さんも一緒にやる?1on1なら相手になるよ」

月読「私がそういう事をするように見えるのかしら?」

川田谷「あっ、やっぱり?」

四杖「どうぞ、スポーツドリンクです」

川田谷「ありがとう四杖君」

月読「あら、四杖もいたのね」

1…なら四杖に相手してもらったら?
2…ミシェルでも呼んできましょうか?
3…結構様になってるわね

↓2
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 23:19:24.03 ID:ltXefxAd0
3
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 23:19:44.87 ID:7GrBI9wV0
1
97 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/25(月) 23:31:31.81 ID:RrZUmsbA0
月読「なら四杖に相手してもらったら?」

川田谷「四杖君とか……バスケ出来る?」

四杖「少しぐらいなら出来ますが……」

川田谷「まあ、インドアな月読さんよりは出来るか……よし、四杖君やろう!」

なんだか言い方が気になるけど、事実だから黙っていましょう。


それから川田谷と四杖のバスケを見学していた私は二人の動きに正直驚かされていた。

四杖も川田谷もお互い一歩も引かない……熱い勝負が繰り広げられている。

川田谷「引き分けって……少しぐらいどころじゃないよこれ!」

四杖「いえ、わたくしなどまだまだで……」

四杖、その謙遜は川田谷には嫌みになるわよ。

川田谷「なんか悔しいなぁ……よしもう一回やろう!」

まあ、川田谷は気にしてないみたいだし、いいのかしら。

【川田谷昌の好感度が4上がりました】

【四杖礎の好感度が4上がりました】
98 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/26(火) 00:01:03.57 ID:aVcKToIA0
【川田谷昌通信簿イベント3】

川田谷「あ、あれ?」

月読「どうしたのよ、また何かなくしたの」

川田谷「ま、またって俺がいつも何かなくしてるみたいじゃないか」

月読「少なくとも今の台詞を今日だけで三回は聞いたわよ」

川田谷「そう、だっけ」

月読「……貴方って本当に粗忽よね。少し治した方がいいんじゃないの?」

川田谷「そう言われても、俺そこまでおっちょこちょいじゃないし」

月読「……自覚がないって、怖いわね」

【川田谷昌通信簿3】
【よく物をなくすおっちょこちょいの川田谷。
しかし本人にその自覚はないようだ……】
99 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/26(火) 00:06:02.95 ID:aVcKToIA0
【夜イベント】

1…私は音野に甘いって言われたわ
2…黒頭に部屋に来てほしいって頼まれたわ
3…あの映画館が気になる……
4…鏡在に会わなかったわね

↓2
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 00:09:20.75 ID:eNSsv3ZDO
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 00:09:27.06 ID:1u9tE3Tj0
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 00:10:19.27 ID:aAomxr4W0






広生「殺しやすかった、からだ」




103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/26(火) 00:11:15.84 ID:aAomxr4W0






広生「殺しやすかった、からだ」




104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 07:44:31.41 ID:1u9tE3Tj0
乙です
105 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/06/26(火) 23:35:55.17 ID:aVcKToIA0
月読「……」

私はどうやら音野に甘いらしい。

私にそんなつもりはなかったんだけど、周りから見てそうなら……まあ、そうなんでしょうね。

この宇宙ステーションに来てから私が一番関わっているのは多分音野。

最初の動機の事や第二の事件の後……私自身もあの子のバイオリンには癒されてる。

月読「……」

だけど甘いと言われてそれを受け入れるような女では私もないつもり。

音野「あの、月読さん?私はどうして呼ばれたんですか?」

月読「話があるのよ」

だから今日はビシッと行くわ。

1…貴女は今の私達の関係をどう思う?
2…これからは貴女に厳しくいくわ
3…でもあまり言える立場でもないのよね……

↓2
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 23:39:21.72 ID:byByGpqw0
1
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 23:42:51.78 ID:eNSsv3ZDO
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