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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】

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314 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/10/02(水) 00:27:12.63 ID:hDL1Yjnm0
《-- 2 --》

繁華街


島風「おっそ〜い!早く早く〜!」

如月「こらっ、島風ちゃん!ごめんなさいね?司令官……買い出しに付き合わせちゃって」

ショタ提督「大丈夫。むしろ皆のサポートが、僕の……“提督”としての役目だから」

提督達は、鎮守府での生活必需品の買い出しに繁華街を訪れていた。

道を歩けば人々とすれ違い、周囲を見渡せば多くの人々で賑わっている様子が伺える。

ショタ提督「………」

ショタ提督(……うん。どの人間も皆、楽しさと喜びに溢れている。これなら安心……)

「うわあああああああああああんっ!」

ショタ提督「……!」チラッ

島風「……?」チラッ

如月「あっ……」チラッ

子供「お母さぁーん!どこ行ったのー!?うえええええええええんっ!」

歩道から聞こえる金切声。振り向いてみると……小さな少女が1人で泣いていた。

母親とはぐれてしまい、孤独感と恐怖に耐えられなくなったのだろう。

島風「あれって、迷子かな……?」

如月「多分……いえ、絶対にそうよね……」

ショタ提督「……っ」グッ

ショタ提督(……そうか。これも……)

心配そうな顔で少女を眺める島風と如月。それに対し提督は、険しい顔つきで少女を見つめる。

もちろん、少女に対して怒りを抱いている訳では無い。彼は“少女が迷子となった要因”に意識を向けているのだ。

ショタ提督(相変わらず、些細なことに対しても妥協を許さない訳か。なら、僕だって……!)カッ…!

母親「……あっ、いた!」

子供「ぐすっ……お母、さん……?」

母親「ごめんね〜!?まさか手が離れちゃうなんて!今度は絶対に離さないからね?」ナデナデ

子供「うぅっ、お母さぁん……!会いたかったよぉ……!」ダキッ

島風「………」ホッ

如月「良かった……お母さんが見つけてくれて」ホッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(これで良し。あの子の悲しい気持ちが、母親と再会出来たことで……温かい気持ちに変わった)

先程とは対照的に、彼は優しく柔らかい笑みを浮かべて少女を見つめる。

彼によって、迷える少女は母親と再会することが出来たのだ。もし彼が何もしなければ、少女は迷子のままでい続けただろう。

否、最悪の場合……更に悲惨な結末となっていたかもしれない。彼の手により、そのような未来は未然に防がれたのだ。


↓1朝風のコンマ       ----との---:0/--
↓2U-511のコンマ       ----との---:0/--
↓3名取のコンマ       ----との---:16/--
↓4グレカーレのコンマ    ----との---:0/--

反転コンマが最大の艦娘が提督と交流します
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