他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
イエロー・デ・トキワグローブ「……レッドさん、好き」
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2022/01/28(金) 00:26:19.01 ID:ncpD882kO
「アタシ、出来ちゃったみたい」
「出来たって、何がですか?」
カントー地方。トキワの森の外れの一軒家。
叔父のヒデノリと暮らすイエロー・デ・トキワグローブはなんの連絡も無しにふらりと来訪したブルーに相談を持ちかけられていた。
顔色が優れないブルーは何かが出来てしまったらしい。なんだろうとイエローが小首を傾げると、トレードマークのポニテが揺れた。
「赤ちゃんよ」
「へー赤ちゃん……って、赤ちゃん!?」
最初、イエローはなんのことかわからなかった。赤ちゃんと聞いてまず真っ先に連想したのは大好きなレッドさんのこと。レッドちゃん……なんちゃって。などとくだらないことを思った矢先、まるでレッドさんのピカに10万ボルトを食らったような衝撃と共にブルーの発言の真意を理解して、ポニテが跳ねた。
「お、お相手は……?」
パニックに陥りながらもイエローは問題の本質について訊ねた。万が一、相手がレッドさんだったらどうしよう。ブルーさんと結婚しちゃうのかなとイエローは気が気ではない。
「もちろん、グリーンよ」
「あ、なんだグリーンさんか……って、グリーンさん!? ボクのお師匠がパパ……?」
そしたら生まれてくる子は弟弟子とか妹弟子になるのだろうかなんて見当違いなことを考えているイエローにブルーが物憂げな顔で。
「あいつ、責任取ってくれるかしら」
「えっ? 取らない可能性あるんですか?」
「だって旅ばっかで家に居付かないでしょ」
たしかにとイエローは納得してしまう。勝手にしろと言って子育てを放棄するかも知れない。それは良くない。ブルーさんが可哀想。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1643297179
12.79 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)