【安価】 勇者「仲間とヌチャヌチャしたいから旅をする」

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273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 22:19:41.39 ID:VvC22innO
デカ短小に負けてるんですかね
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 00:22:07.98 ID:Vd0dft94O
よー捌いたな
275 : ◆uXt/gTje0u4r [saga]:2016/03/12(土) 00:44:12.22 ID:JVBCJ/VJo
明日の夜、もしくは日曜日に更新します
童貞力高すぎてセックス出来る気がしません
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 00:48:24.51 ID:xGyIkcIi0
ナニ焦る必要はないさ
個人的には今の関係が好きだし
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 01:07:19.14 ID:TIbBYveL0
それより>>1が飽きないか心配
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 01:41:31.71 ID:G/aV7naAO
1番くだらないのはバレバレなお前の自演だぞ
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 02:16:19.53 ID:Vd0dft94O
そう…(無関心)
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 10:00:44.60 ID:Lazz40eLo
いうて>>157以外に自演っぽいのあるか?
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 13:49:42.67 ID:T/SbgDnbO
俺が読みたいのはssであってお前らのコメントなんて読みたくない
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 20:54:18.82 ID:n5qeQ0tmo
マダカー
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 11:13:47.04 ID:nAMowm5ko

オークとの漢同士の戦いを終え、その後も魔物との戦闘を行い続け、村に戻ってきた頃には日も沈み始める時間となっていた

太陽の代わりに月がひっそりと顔を出し始め、1日の終わりを告げる美しい夕日が空を赤く染める

勇者の隣を歩く魔法使いから視線を感じ、何の気にも無しに魔法使いの顔を覗く


勇者「どうした?」

魔法使い「……ううん。 なんでもない」


夕日のせいか、はたまた一日戦い通して充実感があるのか。 顔を少し赤くした魔法使いがニッコリと優しい笑顔を見せてくれる
少し垂れ目のその可愛らしい笑顔に俺の心は浄化されていくようだ

あーかわいい


エルフ「それで今日はどうしよっかー?」

女騎士「たくさん戦って魔物の素材も手に入ったしな。 換金すればそれなりの金にはなりそうだぞ」


倒した魔物からは素材が手に入る
先日倒したメタルスライムもその体が素材となったように、例えば一角ウサギなどはその角や暖かい毛皮などが素材となる

それを素材屋の店に売れば冒険者には報酬として金が手に入り、その売られた素材は様々な日用品や装備品などに幅広く利用されるのだ

これが世の中の最も基本的な流れのひとつであり、冒険者が金を稼ぐ手っ取り早いものだった


勇者「まぁメタルスライムの素材のおかげで今は金に困ってないしな。 換金は明日でいいだろ」

魔法使い「……同意。 換金するのに鑑定などで少し時間を取られてしまうのがネック」

エルフ「じゃあどうする? お酒でもパーっと飲む?」

魔法使い「……お腹がペコペコ」

女騎士「うーん私はもう少し修行をしてきてもいいが…」

勇者「ヤりてぇー。 娼館とかないの? まぁいったことねえけど」


なにする? 自由安価
>>284

※よほどひどいものでない限り安価はやっていきます
本当にこれは出来ないと思った場合は再安価させていただきます
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 11:15:19.00 ID:78xGCODk0
女騎士と修行
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 11:16:31.59 ID:YQ/R4a8J0
>>230の1でタイミング逃してもうできない?
それとも後々でもできる?できないなら>>232を一生恨む
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 11:27:14.22 ID:nAMowm5ko

女騎士「勇者、私と少し修行に付き合ってくれないか?」

勇者「はぁ!? なんでだよめんどくせぇ!! さっきまで気がおかしくなるほど修行してたじゃねえか!!」

女騎士「…………」


少し不満そうな顔をし、なぜか俺に近づいてきて耳元で囁く女騎士


女騎士「お前と二人っきりになりたいんだ。 察しろ」

勇者「んぉ!?」

女騎士「分かったなら早く来い」

勇者「ったくよぉ……しょうがねえなぁ」

エルフ「勇者たちはご飯いかないの?」

勇者「あぁ後で合流するかもしんねぇ。 魔法使いと食っててくれ」

エルフ「うん、分かったー」

魔法使い「……エルフ、いこ? お腹ペコペコで倒れそう」

エルフ「あーはいはい。 すきっ腹にお酒は周るわよー?」

魔法使い「……お酒は18歳からだからダメ」

287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 11:39:52.51 ID:nAMowm5ko

女騎士「手加減はしない。 勇者も遠慮なく頼むぞ」

勇者「へいへーい。 どっからでもどうぞー」

女騎士「……ふざけすぎて死ぬんじゃないぞ?」

勇者「はぁ? おめぇ俺を誰だと思ってくれちゃってるわけ? 勇者サマだからね? 強いから俺」

女騎士「そうだな。 ならばその実力、私に見せてみろ!」


女騎士のあまりにも素早い踏みこみに一瞬反応が遅れてしまう
滑らかに動くその動きは芸術的とも感じてしまうほどに洗礼された型

そしてそこから放たれた一突きをなんとか剣の腹で弾き距離を取る

あまりの一瞬の出来事に自分でもよく防げたと思ってしまうが、後退したところで女騎士の速度からは逃れられない


女騎士「逃がすかッ! 五月雨突き!!」

勇者「うぉぉ!?」


さらに速度を増した連撃が迫る
一突き目を防いでも、二突き目が。 二突き目を防いでも間髪いれずに三撃目、四撃目と目にもとまらぬ速さで炸裂する

このままではまずい!
ジリ貧となり連撃に捕えられてしまう前に、剣を上段に構え女騎士の突きのタイミングを計る

しかし身体がガラ空きとなったその瞬間を女騎士が見逃すはずもなく、渾身の突きを繰り出してくる

288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 11:52:06.03 ID:nAMowm5ko

女騎士「ここだぁ!」

勇者「待ってたぜ?」


勇者の身体を目掛けて放たれた突きに対して上から剣を振り下ろす
集中し、この一振りに力を注いだそれはレイピアの腹を叩き落とした

ガァン! と女騎士のレイピアは地面へと叩きつけられ、当然それを持っていた女騎士の手にはものすごい衝撃が走り顔を歪める


勇者「よく手放さなかったじゃねえか」

女騎士「くっ…!」


完全に無防備となった女騎士へと今度はこちらが反撃を開始する
剣を握る手に力を入れ直し、横一文字に振るう

自分でも決して遅くないと思うその剣閃を身軽な女騎士はいとも容易く避けてみせた
その後も袈裟斬り、縦斬りなど連撃を見舞うもヒラリヒラリと宙に舞う鳥の羽のように踊り、避け続ける


勇者「はえぇなぁおい!!」

女騎士「くっ…! しつこい!!」


例え女騎士が俺の攻撃を避け続けようと、距離はひたすらに詰め続けた
いや、正確に言えば剣を振るい、一撃を当てることよりも距離を詰めることに重きを置き続けたのだ

女騎士が使うレイピアの基本的な戦い方はひたすら攻撃に特化した突きのみ
それは踏み込んだ分なども合わさり普通の剣よりも間合いが長くなることが特徴だ

だが逆に言えば踏みこみ、手を伸ばすことが出来なければ攻撃手段は潰れたと言って等しい
そのために女騎士が踏みこむことが出来ないほどに接近し続ければ、レイピアの強烈な突きは使えなくなるのだ

そして接近されたレイピアが取れる行動は、細身すぎる剣での防御か、避け、距離を取るほかなくなる

289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:02:14.68 ID:nAMowm5ko

女騎士「くぅっ…!!」

勇者「おらおらおら!! 逃がさねえぞゴルァ!!」


素早く突くのが目的に作られたレイピアはその軽さが致命的となり、剣閃を防ぐ度に大きく剣が揺れてしまい、防御がお粗末なものとなってしまう

だからこそその弱点を補うためにスピードで翻弄することを第一にした女騎士のバトルスタイルは間違っていないのだ
攻められれば一度距離を置き、再び強烈な速さの猛攻をお見舞いする。 実に敵に回すと厄介なものだ

だが所詮それは普通の敵相手ならではの話だ
今の俺のように足を早く立ち回ってくる敵がいたのなら…… 女騎士の戦い方は崩壊してしまう


女騎士「くそぉっ!!」


俺の剣閃を回避した後の女騎士の突き
カウンターとも呼べるその突きは確かに常人に比べれば遥かに早いものだった

だが俺はやはりそれを待っていた


踏み込めない状態での突きは女騎士の持つスピードを最大限に活かせない
それどころかその一突きに力など入るはずがないのだ


勇者「悪手だぜ? それはよぉ」


レイピアの突きをギリギリのところで身を翻すことでかわす
そして伸びきったレイピアの腹を再び剣で大きく叩く


女騎士「うわっ!?」


その衝撃でバランスを崩し、脇が開き、肘が伸びきる女騎士の隙しかないその身体に俺は左手でタッチした


勇者「はい、俺の勝ちね」


290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:10:05.33 ID:nAMowm5ko

女騎士「わぁっ!?」


たたらを踏みバランスを崩した女騎士を抱き止める

汗をかいているその身体が少し……イイ


女騎士「くっ……悔しい!」

勇者「残念でしたー俺様の勝ちね」

女騎士「もう一度だ!! もう一度やろう!」

勇者「何度やったって無駄だっての。 闇雲に戦うより自分の弱点を知るってのも大事だぜ?」

女騎士「……弱点?」

勇者「そ。 女騎士の攻撃は確かに早くて鋭い。 しかも逃げるのも早くてすぐに状況をリセット出来る」

勇者「だけど、それだけだ。 簡単に言えば器用さがない」

女騎士「……器用さ?」

勇者「そうだ。 さっきの俺は女騎士の攻撃をカウンターで返すことを考えていた。 素早い刺突は確かに脅威だけど、それを横から叩いたらバランスを崩れるのが分かっていたからな」

女騎士「…………」

勇者「レイピアにはそんな戦い方は出来ないだろう? 予想外の状況に対応することが出来ないのが弱点とも言える」

291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:15:30.74 ID:nAMowm5ko

勇者「そして極めつけが間合いの狭さだ」

女騎士「間合いが狭い? それはないだろうレイピアは槍並みの間合いはあるぞ」

勇者「確かに有効な攻撃の範囲は長いだろうな」

勇者「でもそれは攻撃できる間合いがその長さの一点しかないってことだ」

女騎士「……どういうことだ」

勇者「レイピアは踏み込んで、肘を曲げたところから攻撃範囲の最短距離が始まり、肘を伸ばしきったところまでが攻撃範囲になる」

勇者「確かに縦には間合いが広くて普通の剣では攻撃出来ない長さまで攻撃出来るのは強い」

女騎士「……そうだ。 そうやって幾人もの剣士に勝ってきたからな」

勇者「だがそれに対して剣は自分の身体から、踏み込んで剣を振ったところ全ての範囲が剣の間合いなんだ」

勇者「レイピアほどの長さまで攻撃範囲はないが、剣が届く所なら全てが間合いになる。 これは大きな違いだぜ?」

女騎士「……何が言いたい?」

勇者「レイピアを使っていて相手に接近されたら女騎士は一環の終わりってことだ」

292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:25:46.53 ID:nAMowm5ko

勇者「そうしたら女騎士は逃げの一手しかなくなる」

勇者「それでもさっきみたいに俺が距離を詰め続けたら?」

勇者「もしそこで力の乗っていない苦し紛れの刺突をしてしまったら?」

勇者「さっきみたいにガラ空きのところをやられて死亡だ」

女騎士「ならどうすればいい? 間合いを常にキープするのが大事なことは分かった。 だが現実としてそれが出来なかったらどうすればいいのだ」

勇者「……そのためにこれだろ?」

女騎士「短剣?」

勇者「そ。 これさえ持っておけば何かあった時に対処する方法はかなり増えると思わないか?」

勇者「レイピアの間合いは自分の正面の縦長の丸型。 もしそこを敵がぐぐりぬけてきたとする」

勇者「その時に左手にダガーがあったらどうする?」

女騎士「……カウンターでダガーを突きつけられる」

勇者「そうだ、その闘い方も出来る。 更に言えばダガーで自分の急所だけを守り、身を削りながら強引にレイピアの間合いを作ってレイピアの突きを活かすことも出来る」

勇者「ほら、案外出来ることはあるだろ?」

女騎士「そうだな…… 考えてみたことも無かった」

勇者「戦いは喧嘩とは違う。 柔軟に頭を使わねえとな?」

女騎士「分かった。 しばらくこれを練習してみる」

女騎士「……付き合ってもらえるか?」

勇者「もちろんだぜ? その代わりあとでご褒美くれな?」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:39:54.88 ID:nAMowm5ko

…………………………………………


女騎士「はぁっ……はぁっ……」

勇者「よし、こんなもんでいいだろ。 お疲れ女騎士」

女騎士「……ありがとう、ございました……」フラ

勇者「……っ!」


糸が切れた人形のようにフラっと力なく倒れる女騎士
慌てて受け止め、その真っ白になった顔を見て後悔の念を覚える


勇者「悪い女騎士。 無茶させ過ぎちまったな」

女騎士「……いや、私がやってくれと頼んだんだ。 すまない身体に力が入らなくてな」


女騎士を抱きしめる形のまま、そのまま息を整えさせる
まっすぐに癖一つなく綺麗に伸びたブロンズの髪を優しく撫で、お疲れ様と声をかけた


女騎士「すまないな汗臭いだろ」

勇者「いや? んなことねえよ」

女騎士「ば、ばか! そんなところを嗅ぐな!」


俺の胸を強く押して離れる女騎士
自然と見つめ合い、そのまま再び俺の胸へと顔をうずめてくる


女騎士「もう少し抱きしめろ」

勇者「……はい」

女騎士「頭も撫でろ」

勇者「……俺は下僕かなにかか」

女騎士「下僕にそんなことさせるわけないだろ」

294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:49:28.54 ID:nAMowm5ko

俺の背にがしっとしがみつくように手をまわし、抱きついてくる女騎士
上腹部に感じる柔らかなふたつの感触に心中穏やかではない


女騎士「……剣の修行、頑張ったぞ」

勇者「あぁ、そうだな」

女騎士「だから今はいっぱい甘やかしてくれるか?」

勇者「おう。 なんでも言うこと聞いてやるぞ」

女騎士「本当か?」

勇者「あぁ。 今だけはお姫様扱いだ」

女騎士「ふふ、そうか。 なら…… 耳を貸せ」

勇者「あぁん?」


言われた通りに抱きしめたまま少し身をかがめ、耳を貸す


女騎士「はむっ…」

勇者「うぉわ!!?」


女騎士の唇が優しく俺の耳を甘噛みした
あまりの出来事に驚いて思わず逃げてしまう


女騎士「こら、逃げるな」

勇者「びっくりしたわ! なにすんだよ」

女騎士「……なんでも言うことをきくっていったじゃないか」

勇者「えぇー……」

女騎士「ほら、もう一回抱きしめろ」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 12:50:14.33 ID:YQ/R4a8J0
もうABCのBにいっていいんじゃないか?
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 12:51:15.70 ID:o6ta+2myo
まずはAからでしょ
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 12:52:47.61 ID:DpO0/GslO
>>280
そもそも1回あるのが普通じゃないわ
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 12:53:25.98 ID:YQ/R4a8J0
>>296
Aしていなかったけ?>>200
まあ、AしてBした方が自然だけど
安価下
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 12:56:30.42 ID:o6ta+2myo
>>298
そのあと夢落ちみたいになってたから夢かと思ってた……
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:57:51.19 ID:nAMowm5ko

女騎士「勇者の心臓バクバクいってる」

勇者「誰かさんがいきなり耳を噛んできたからな」


さっきのようにギュっと抱きしめ合い、身体の密着していない部分が無いんじゃないかと思うほどに身体を重ね合う
そのせいで俺がドキマギしてるのがバレちまったけど。


女騎士「ドキドキしただろ?」

勇者「あんまり男をその気にさせんじゃねえよ。 どうなっても知らねえぞ」

女騎士「それは困るな」

女騎士「私は自分からしたいタイプなんだ」

勇者「……は?」


女騎士の顔を見ようとした瞬間、唇を前のようにいきなり奪われる
今度は少し強く押しつけられ、そして長い時間唇を重ね合った

柔らかく少し湿った唇から女騎士の吐息を感じる
キスはこんなに気持ちよかったのかと思うほどに、頭の中まで蕩けてしまいそうだった

30秒ほどはお互い目をつむり、キスをしていただろうか
名残惜しそうに離れていく唇に、なんだか切なさを覚える


女騎士「……修行に付き合ってくれた礼だ」

勇者「お、おぅ?」

女騎士「ご褒美をくれとさっき言っただろう」

勇者「あぁ……そういや言ったな」

女騎士「はい、これでおしまい!」

女騎士「さぁ、帰ろう。 私もさすがに腹が減った」

勇者「そうだな」

女騎士「……なぁ宿まで手をつないでいきたい」

勇者「それはお姫様のお願いか?」

女騎士「残念、私からの命令だ」

勇者「へいへい」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:07:18.50 ID:nAMowm5ko

酒を飲んで大騒ぎしているエルフと、うるさそうに帽子を深く被りお茶をすすっていた魔法使いと合流し飯を食った後それぞれの部屋に戻る

なんとその飯屋で隣にいたおっさんによると村の外れに天然の温泉があるそうで、そこに今からみんなでいってみようということになり準備をしているのだ


勇者「つってもタオル持っていくだけだしな」


身体を清めるだけなら『清』の文字を使えば汚れなどさっぱりと消え去るのだ
日常生活の中でも便利な能力

野宿で身体が洗えない女性陣たちから大好評の能力だった


勇者「おーいお前らそろそろ準備出来たか?」

エルフ「ちょっと待ってー!」

女騎士「少し着替えたい。 すぐにいく」

魔法使い「……まだ」


それぞれの部屋のドアの奥から聞こえてくる声に思わずため息が出る


勇者「なんで女ってこんなに準備に時間かかんだよ」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:11:02.51 ID:nAMowm5ko

エルフ「温泉♪ 温泉♪」

魔法使い「……楽しみ」


風呂とはまた違った趣がある温泉に皆心を弾ませる
エルフなんかスキップしてるしな

453歳でも案外子供っぽいものだ
むしろ18歳の女騎士の方が大人びている辺り、大人になるのに歳の数は案外関係ないのかもしれない


しばらく歩くこと話に聞いた温泉にたどり着いた
立て札がかけられており、男性は左に、女性は右に進めとのことでそれぞれ左右に分かれて入っていく

303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:19:26.73 ID:nAMowm5ko

申し訳程度の小屋が作られた脱衣所に服を脱ぎ捨て、いざ温泉に入る


勇者「あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜!!」


誰も他に人がいないからというのもあるが、魔物との戦闘、女騎士との修行で疲労がたまっていたせいか自然とおっさんくさい声が出てしまう
少し熱めの湯温だが、肌を包み込むようなしっとりとした成分のおかげかかなり気持ちが良い

これはきっとお肌もつるつるになるだろうし、なんとなく若ければ美人だっただろう女性が村に多いのも納得出来る


顔だけを出し、全身を湯に浸けて「あー」と言ってしばらくすると、立て付けられた壁の奥から魔法使いたちの声がしてきた


エルフ「わぁー! 温泉だよ温泉!」

女騎士「おぉ、風情があるな!」

魔法使い「……入ろ?」

304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:29:38.21 ID:nAMowm5ko

女騎士「結構熱いな」

エルフ「えぇそうかなー? これくらいがちょうどいいと思うよ?」

魔法使い「……暖かい」

エルフ「わっ、お湯に浸かった肌が赤くなってる」

女騎士「本当だな。 魔法使いなんか肌が真っ白だからすごいぞ」

魔法使い「……真っ赤」

エルフ「あ! っていうか魔法使いの肌すっごい綺麗だねー? すべすべだし」

女騎士「本当だな。 絹みたいな肌だ。 ほっぺもかなりもちもちで気持ちいい」

エルフ「あはは本当だ! お餅みたい」

魔法使い「……私のほっぺは食べられない」

女騎士「雪のように真っ白で綺麗な肌だなー羨ましいぞ」

エルフ「おっぱいも柔らかい! すごいマシュマロ!」

魔法使い「……ちょっと、どこ触ってんの」

女騎士「! すごいな! こんな柔らかいのか」

魔法使い「……女騎士もやめて! 自分の触ればいい」

女騎士「私か? 私のは柔らかくないからな」

エルフ「でも女騎士すっごい巨乳だよね。 後で顔うずめていい?」

女騎士「そんな大袈裟な。 大きいと垂れるというしな、肩もこるしあまりいいことはないぞ」

魔法使い「……私への嫌味にしか聞こえない」

女騎士「そんなことないだろう? 魔法使いもこれからだぞ」

魔法使い「……私と女騎士1歳しか違わない」

305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:34:31.73 ID:nAMowm5ko

女騎士「さて、エルフは?」

エルフ「へ? 私?」

魔法使い「……人のを散々揉んだ罪は重い。 大人しくするべき」

女騎士「さぁ、私に全てを見せてみろ? 気持ちよくしてやるぞ?」

エルフ「ちょっとやらしいよ女騎士。 見せるの、恥ずかしいね」

女騎士「おぉ…!」

魔法使い「……わぁ、綺麗な形」

エルフ「えへへ、ありがと。 結構自分でも形いいと思ってるんだ」

女騎士「……くっ! 大きすぎず小さくなく! 形がいいなんて最高じゃないか!」

女騎士「このっ! こうしてやる!」

エルフ「きゃ、やぁ! やめて女騎士、そんな揉まないでよー!」

魔法使い「……私もせめてそんなに形が良ければ」

エルフ「ちょ、やだ! 変な感じする!」

女騎士「なんだ? 感度もいいときたか…… これは男泣かせな奴だ」

エルフ「あはは! やめて! くすぐったいんだってばー!」


勇者「…………」

勇者「一人寂しいんだけど」
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:35:13.94 ID:YQ/R4a8J0
てっきりぼっきしているかと思ってた
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:37:39.34 ID:nAMowm5ko

壁の向こうは楽園

一糸まとわぬ姿の乙女たちが互いの胸を揉んでいるというのに俺は一体何をしているのか

湯に浮かび、むくむくと大きくなった息子を湯から浮かし、離島! などといってくだらない遊びをしている自分を殺したくなる


どうするか>>307

@大人しく離島遊びを続けてる

Aレッツゴー覗き見女湯

B『化』を使い女体化で合法女湯

C自由安価
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:38:05.03 ID:nAMowm5ko
再安価>>310
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:38:50.12 ID:Wuv91p8to
3
反応が気になる
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:39:08.62 ID:YQ/R4a8J0
『透』を使って透視か透明になった女湯に潜入
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:39:20.17 ID:CT0DBYteO
安価下
離島はやめろばかww
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:41:46.65 ID:YQ/R4a8J0
安価取っちゃったけど、悪くないよね?
3はこの勇者だと何か失言してバレそうだと思ってさ…
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:43:32.38 ID:cH9hNrrm0
問題は誤字をそのまま使われるかどうかだな
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:46:13.40 ID:YQ/R4a8J0
>>313
誤字ってどこ?透視の透って間違っているの?
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:51:17.03 ID:nAMowm5ko

※『透』では身体がぼんやりと透けるだけの効果だと考えているので、安価一部変更して『透明』でいきます



こんなことをしている場合ではない
今すぐそこに秘密の花園があるというのに突撃しなくてどうする?


書いた文字は『透明』
二文字でかなりの魔力を消費するがなりふり構っている場合ではない

身体が綺麗に透け、手を目の前にかざしても全く視認が出来ない完璧な透明人間となった


勇者「すげぇじゃんこれ何でも悪用出来るぜ」


素っ裸のままだが関係ない
すぐに湯から出て、脱衣所を抜け、女は右と書かれた札を通り抜ける

やはり同じように申し訳程度の粗末な作りの小屋があり、そこには皆が脱いだ服が綺麗に畳まれている

ふむ?

この服の中にはさっきまで履いていたパンツやブラがあるのでは?


そう考え俺はごそごそと魔法使いの服が入った籠を漁る

そして見つけたパンツをそっと広げ、俺は女神に感謝の祈りを捧げる

おぉ神よ……このような宝の許へと私を導き下さり感謝致します

では、頂きます


すううううううううううはああああああああ


深い深い深呼吸をし、パンツの香りを味わう

うん。 無臭。

つまんねえなおい

と思いながらも最後に恥部が触れていたであろうクロッチという部分にキスをし、俺は脱衣所を通りぬけた
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:52:13.38 ID:YQ/R4a8J0
えっ?二文字もいけるの?
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:55:15.07 ID:nAMowm5ko

ついに、ついにきたか幻の秘湯、女湯


そこは湯気が立ち上り、人影が3人見えた
だが熱い熱い湯から立ち上る湯気は凄まじく、俺が立っているところが風下となっているのか、その大量の湯気がこちらに流れてくる


くっ、湯気のせいでよく見えないぞ!!

これはかなりの接近をしなければならなそうで、足音をたてないように慎重に、慎重に近づく

最高の楽園まであと5メートルほどだろうか

許されるなら俺もみんなのおっぱいを揉みたい!!

318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:55:21.40 ID:Wuv91p8to
内容的に透明になって侵入だったけど、一文字だと透明になりきれないから意図を汲み取って2文字にしたんじゃね?
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:55:47.46 ID:W1qXVQA+0
ちょっと前にあったな
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 13:57:24.92 ID:YQ/R4a8J0
>>318
この場合は『隠』とかにして方がよかったのかな?
ちょっと力のレベルがわからないな……『動』と書いたら動物になれるのか?それとも違う意味に解釈されるのか?
文字の効果は誰かが判断しているのか勇者の解釈次第なのか……
安価下
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 13:58:39.64 ID:nAMowm5ko

エルフ「あれ? なんか足音がしない?」


しまったぁぁぁぁぁぁ!!
エルフは耳がいいということを忘れていたあぁぁぁぁぁ!!!

いくら俺が足音に気をつけていたとしてもそれはあくまで人間相手の話
エルフの特徴であるその大きな耳は小さな物音すらも聞き逃すことは無かった


やばい! どうするか!?
逃げるか!? いや突き進むか!?


女騎士「足音? 聞こえないぞ」

エルフ「……気のせいだったのかな? 今は聞こえないや」


あぶねえええええええ
もう少しでエルフにバレそうにあんるところだった!!

もう少し、もう少し慎重にいこう
なにか大きな物音や話声がある時にゆっくりと進むんだ
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 14:01:29.76 ID:Wuv91p8to
文字使っている時に文字って使えないのかね
透明使っている時に静とかやれないのかな?
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 14:02:56.17 ID:nAMowm5ko

魔法使い「……なんだか魔力の流れを感じる」


へ? 魔力の流れ?


魔法使い「……誰かが魔法か何かを使っているみたい」

エルフ「魔法?」


まずいいいい!!!!
文字能力とはいえこれも魔法の一種!
魔法使いとなると近場の魔力の流れまで分かるのかああああああぬかったああああああ


女騎士「どんな魔法だ?」

魔法使い「……そこまでは分からないけど、ジリジリとした……なんていうか攻撃的な魔法ではなくてずっと発動しているようなタイプの魔法な感じ」

エルフ「ずっと発動している魔法ってどんなだろう?」

魔法使い「……分からない。 でも近くに何かがある」


やっべえええええええどうしよう!!
せっかく足を止めてエルフをやり過ごすことが出来そうだったのに今度は魔法使いかああああああ
やばい! いよいよヤバい!!

324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 14:04:25.70 ID:YQ/R4a8J0
『虫』と文字書いて虫を生み出して注意を逸らそう(提案)
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 14:06:45.39 ID:nAMowm5ko


女騎士「なにかがある、というのは間違いないんだな?」

エルフ「多分」

魔法使い「……おそらく」

女騎士「分かった」


水から出たのか、激しく水面を乱す音が聞こえる
女騎士がなにをしようというのか全く見当もつかないがかなりヤバい様子である

ヤバいしか言えないくらい俺の頭もヤバい


女騎士「ふんっ!!!」


女騎士のスピードを活かした蹴りがブォンと大きな音を立てる
するとその蹴圧であっという間に湯気がどこかへと飛んで行った


み、見えた…!
風呂に入る2人の女と、足を伸ばし、こちらを見ている女騎士


だがなぜだ……なぜみんな……

タオルをしているんだ……!!!
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 14:10:12.78 ID:nAMowm5ko

膝から崩れ落ちそうになるのをグッと堪える
だが涙は、止められない


女騎士「……なんかあそこから湯気が立ってないか?」

魔法使い「……本当だ」

エルフ「……なんだろうあれ」


え? 湯気?

よく自分の身体の周りをよく見てみる
するとなんと自分の全身から湯気が漂っているではないか!

そうか、さっきまで俺も風呂に入って暖まっていたから!! 身体から湯気がああああああ!!!


女騎士「……調べてみよう」


ズンズンと音を立ててもおかしくない足取りで迫りくる女騎士
そして奴はこともあろうことに、いきなり足蹴りをかましてきた

327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 14:12:00.04 ID:nAMowm5ko

勇者「ひっ!?」

女騎士「ん!? なにか聞こえたぞ!


やばいやばいやばい!! もう逃げないとかなりヤバい!!

覗きなど諦めて一直線に出口に向かって走る

女騎士も追って来るがタオルで全身を包んでいることもあり、スピードが出ないのだろう


脱衣所を抜け、札を抜け、そして男湯へと戻り湯にダイブした

328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 14:15:17.79 ID:nAMowm5ko

やっべー死ぬかと思った
人生最後の場所が風呂とか笑えねえ


壁越しに女共の声が聞こえてくる


女騎士「何だった今の」

エルフ「でも最後のあれ、人が走ってる足音だったよね」

女騎士「目に見えない誰かがここにいたということか?」

魔法使い「更に言えば透明化か私たちに認識されないようにする魔法を使って隠れていた人がいる、ということ」

女騎士「…………」

エルフ「……こ、こわい」

魔法使い「…………」

女騎士「すぐに出よう。 ここは危険かもしれない」

エルフ「えぇ、そうね…… 気味が悪いわ」

魔法使い「…………」


魔法使い「……あの魔法と声は……」

329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 14:21:37.17 ID:nAMowm5ko

休憩します

基本的に文字能力は文字の意味と、勇者が頭の中で行うイメージを基に具現化する力と考えています
その具現化するための力は1文字<2文字であり、簡単なものであれば1文字で具現化出来ますが難しいものや効果を更に高めたい時には2文字を使います

今回の場合、勇者が頭の中で透明人間になるのをイメージしても『透』の一文字では身体が透ける程度の効果しか得られないと考えたため、補完して『透明』にしました

また文字の能力が発動中や発動後の時間制限などは設けていませんが、文字能力を発動する際には指先が輝いた状態で文字を書かなければならないため、そんなことをしたらみんなに見つかったり、特に魔法使いには感知されると思い追加の文字能力は発動させませんでした

文字能力使ってるの見られたら隠れていた意味がなくなってしまいますからね
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 14:23:21.96 ID:YQ/R4a8J0
うーん…やっぱ『隠』にすればばれなかった可能性もあるなぁ……
『隠』なら魔翌力隠せたかもしれないし
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 14:48:24.54 ID:enadBtzKO
無理に自由安価取らなくても良かったんだぞ
「化」でもいいじゃない
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 14:50:29.31 ID:YQ/R4a8J0
>>331
魔翌力で魔法使いにばれた可能性もあった
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 15:02:05.89 ID:tblMvvxuO
魔法使いのパンツの匂い嗅いだ件についてはノータッチですか
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 15:13:49.02 ID:swhAUlKU0
この勇者に能力がエコーズACT1,ACT2
イン・ア・サイレントウェイ
ヘブンズドアー
が合わさったぐらいになるまで特訓させればほぼなんでもできる様になるな。
>>1さん、文字の能力は強化できますか?
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 15:28:19.54 ID:o6ta+2myo
ジョジョすき
唐突にジョジョネタ振ってくる信者きらい
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 15:33:53.46 ID:cH9hNrrm0
ジョジョは全部すき
でもネットでジョジョの話が出るとこの上なくくさい
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 15:51:35.92 ID:swhAUlKU0
>>334です。これら以外で文字がでてくる能力が思いつきませんでした。
気分を害して申し訳ありませんでした。
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 15:57:27.98 ID:YQ/R4a8J0
ゴシック真剣、めだかの誤字能力者、夜桜四重奏の五十音ことはの能力(これは言霊だけど)とか。
俺はこれくらい
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 16:27:54.77 ID:bnOjM7qXO
普通に横島だろ
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 16:35:16.26 ID:AemZdktpo
俺も文珠以外出てこなかったわ
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 16:49:48.33 ID:nAMowm5ko

勇者「なんか温泉で結局疲れた……」

勇者「女共の裸体は見れねえしあいつらにはバレそうになるし温泉なんてもうコリゴリだー!!」

勇者「……はぁもう寝ようかな」

勇者「いつまでたっても息子シコシコライフからは抜けだせねえしよ」

勇者「やってらんねえぜ全く」


秘蔵のエッチ絵コレクションをバックから取り出そうとした時、部屋にノックの音が響く


勇者「誰よこんな時間に」

勇者「っていうか俺のシコシコタイムを邪魔するとはいい度胸だぜ」


忌わしげにドアを見、寝ていることにして出るのをやめようかと悩んでいると再度ノックされる


勇者「あーはいはい分かりましたよ。 今開けますから」


ガチャ

ドアを開けるとそこには……>>342


>>342
@魔法使いがいた

A魔法使いが立っていた

B魔法使いが寝間着で立っていた

C自由安価
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 16:52:38.61 ID:cH9hNrrm0
3人とも来ていた
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 16:59:01.48 ID:Wuv91p8to
>>342
自由安価あるけど固定イベントみたいなもんなのにひでえことするな
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:00:03.71 ID:YQ/R4a8J0
自由安価廃止もまったなし
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:00:46.82 ID:nAMowm5ko

そこには俺の連れの3人が立っていた

状況が掴めず一瞬固まる俺に「邪魔するぞ」とだけ声をかけられ部屋にずかずかと入ってくる3人


勇者「え、なに? みんなして何事?」

魔法使い「……勇者、折り入って話がある」

勇者「話?」

魔法使い「…………」コクリ

女騎士「包み隠さず正直に話すんだ」

エルフ「隠し事はなしだからね?」

勇者「な、なんだよ……」


話の内容とは? >>346

@温泉のこと

A暴露パーティの開催

B自由安価



※文字能力の強化についてですが、現状2文字で書ける能力が強化される予定はありません
文字数を増加させることは考えにはあるのですが2文字を駆使して状況をなんとかするのも楽しいかなとも思っているので、文字数を増やしていくかどうかは検討中です
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:01:00.38 ID:o6ta+2myo
1
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:03:32.93 ID:cH9hNrrm0
ハーレムを目指すスレで全員呼んじゃいかんのか
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:05:50.28 ID:nAMowm5ko

エルフ「その、さっきの温泉のことなんだけど」

勇者「……」ゴクリ

女騎士「何か知っていることはないか?」

勇者「な、なにかってなんだよ」

魔法使い「……私たちの所に魔法を使った何者かが侵入した」

勇者「……あぁ、そう言ってたな」

エルフ「勇者は、なにか知らない?」

勇者「…………」


や、やばい! この状況はヤバすぎる!!

もし嘘を言えば見破られるかもしれない! それが嘘だなんてバレた日には俺はお終いだ!!
しかし真実を言ったところでどうなる!? 俺の信頼度はガタ落ちだぞ!?

まさか誰ともヤる前にこんなことになるなんて思わなかったぞくそ!!

ど、どうする!? >>349


>>349

@文字能力を駆使してなんとかする

A真実を話す

B自由安価
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:05:53.64 ID:o6ta+2myo
これが通るなら贔屓じゃないキャラ以外のとき自由安価でイベント潰しに使えるし
そもそもハーレム目指しててもハーレムの中で個別で絡みをみたい俺みたいなのもいる
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:06:23.85 ID:YQ/R4a8J0
>>347
順序というものがあってね……いきなり全員呼ぶのはどうかなぁ…魔法使いの固定イベントぽかったのに…
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:06:28.56 ID:GF5P9QRbo
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:07:37.41 ID:nAMowm5ko
再安価
>>354
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:12:55.43 ID:Wuv91p8to
2
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:13:00.81 ID:YQ/R4a8J0
2
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:16:27.92 ID:nAMowm5ko

勇者「…………」

女騎士「……私たちがなぜお前の部屋にきたか言った方が良いか?」

勇者「……」コク

エルフ「まず、最初にね足音がしたの」

エルフ「誰もいないはずのお風呂場からヒタヒタってね」

エルフ「それが……勇者の歩き方みたいな足音だった」


お前人の足音聞き分けられんのかー!!
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:18:55.96 ID:nAMowm5ko

魔法使い「……私もピンときた」

魔法使い「……明らかに魔法を使っている何かがそこにいた」

魔法使い「……確証は持てなかった。 透明になるための魔法は確かに存在する」

魔法使い「……でもそれをそんな簡単に使いこなせる人がいるとは考えにくい」

魔法使い「……でも唯一私たちの中でなんでも思い通りの魔法が使える人がいる」


こいつ魔法の知識があるから逆に疑われやすいー!! なんてこったー!!
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:19:24.33 ID:YQ/R4a8J0
どっちかで魔法使い専用イベント作らないとな
……どっかの誰かさんのおかげで
安価下
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:22:59.67 ID:nAMowm5ko

女騎士「私も思い当ったことがある」

女騎士「そのなにかがある場所に蹴りをいれた時、そのなにかは回避をした」

女騎士「それは、まるでさっきまで一緒に稽古をしていた勇者のような身のこなし方だった」

魔法使い「……女騎士の蹴りを避けた時も、勇者のような声がした」

魔法使い「……勇者の声は低くて好きだから。 多分私は間違えない」

エルフ「他にもね、そのなにかが逃げ去った後、隣の男湯の方からジャバーンって人が飛び込むような音がしたの」

エルフ「さっき帰り道で勇者、言ってたよね? 男湯には自分以外はいなかったって」

エルフ「……それっておかしくないかなって」

359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:25:17.53 ID:nAMowm5ko

女騎士「なぁ勇者。 正直に話してくれ」

エルフ「私たちだって仲間を疑いたくないの。 でも考えれば考えるほど、勇者以外に考えられない」

魔法使い「……私たちは勇者を信じてる」

勇者「…………」ゴクリ

勇者「分かった…… 正直に話す」

女騎士「あぁ」

エルフ「ありがとう勇者」

魔法使い「…………」

勇者「……女湯にいたそれは」

勇者「俺だ」

女騎士「…………」

エルフ「…………」

魔法使い「…………」

360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:31:19.84 ID:nAMowm5ko

エルフ「はぁーなんだー良かったー」

勇者「……は?」

女騎士「もし勇者じゃなかったらどうしようかと思ったぞ」

勇者「……へ?」

魔法使い「……勇者じゃなかったらそれはかなり危険な存在。 私たちはいつ不意打ちされてもおかしくなかった」

魔法使い「だから、勇者で安心した」

勇者「お、おぅ…?」

エルフ「でも! 女湯覗くなんてサイテーだからね!」

女騎士「そうだぞ。 たまたま私たちだけでまだ良かったが。 他に客がいたらどうする気だ」

勇者「は、はい」

魔法使い「……ばか勇者」

エルフ「サイテーだけど、ちゃんと正直に話してくれたしね」

女騎士「根っこからのクズ野郎じゃなくてよかったよ」

魔法使い「…………」コク

勇者「お、お前ら…… 俺を許してくれるのか?」

エルフ「なんかもう怒る気もなくなっちゃったよ」

魔法使い「……怒りよりも安心の方が大きい」

女騎士「ま、明日の食事を奢ってくれたら許してやろう」

エルフ「次はないんだからね! 分かった?」

勇者「お、おう! なんでも好きなもの食え!」

エルフ「ふふ、やったー!」

魔法使い「……ドラキーの丸焼きがおいしそうだった」

女騎士「私はあと服も買ってもらおうか」
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/13(日) 17:35:24.54 ID:0Qk4lgYOO
すごいなこのスレ、書き手も読み手も批判されてる
ぼっちアスペの集まりかよ
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:35:43.54 ID:nAMowm5ko

女騎士「じゃあ私たち部屋に帰るから」

魔法使い「……明日おいしいものみんなで一緒に食べよ」

エルフ「もう悪いことにその能力使ったらダメだよ?」

勇者「あぁ、おやすみみんな」

>>363「ちょっと勇者と二人で少し話したいから私残るね」


誰か>>363
@女騎士

Aエルフ

B魔法使い


※自由安価はいきなり話が飛びますがそれはそれで楽しいと1は思っています
なので喧嘩はせず仲良くお願いします
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:36:10.54 ID:YQ/R4a8J0
3
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:41:44.94 ID:tblMvvxuO
ここまで読んでるあたりツンデレですね分かります
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 17:42:48.69 ID:0Qk4lgYOO
まあcHもYQもいろんなスレで池沼発言してるからな アホな安価とるやつとアホな批判するやつがこのスレの読者ってこと
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:46:18.89 ID:nAMowm5ko

勇者「あぁ、おやすみみんな」

魔法使い「……私は少し勇者と2人で話がしたい。 2人は部屋に戻ってて」

女騎士「ん? そうか分かった」

エルフ「ちょっと勇者? 魔法使いに変なことしたら許さないんだからね?」

勇者「しねーよ!!」


たぶん


女騎士「じゃあおやすみ」

エルフ「おやすみなさい二人とも」

勇者「おぅ」

魔法使い「……おやすみなさい」


部屋のドアが閉じ、完全に二人っきりになる
寝間着の魔法使いと二人っきりで座ってると、少し期待してしまうのは男の性だろう


魔法使い「……ばか勇者」

勇者「なんだよいきなり……」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:49:39.52 ID:nAMowm5ko

魔法使い「……私のパンツになにしたの」

勇者「え゛」

魔法使い「……やっぱりなにかした?」

勇者「あぁーいやー? なにもしてないぞーあはは?」

魔法使い「……うそ。 微かだけど私のパンツに勇者の魔力が付着していた」

勇者「えー…… そんなこと分かるのお前」

魔法使い「…………」ジー

勇者「えっと……その……嗅ぎました」

魔法使い「……!?」


ここまで驚いた、いや表情がゴロっと変わった魔法使いを見たのは初めてかもしれない
目がまん丸に開き、どこか猫っぽさを感じる
まぁ猫なら毛が逆立ってそうな気がしなくもないが
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:52:07.01 ID:nAMowm5ko

魔法使い「……はぁ。 信じられない」

勇者「ご、ごめんて」

魔法使い「……なんでそんなことしたの」

勇者「つ、つい…… 魔法使いの服があるのを見つけて……」

勇者「……やってしまいました」

魔法使い「…………」

魔法使い「……やったのは私のだけ?」

勇者「はい、そうです」

魔法使い「……本当に?」

勇者「はい、本当です」

魔法使い「…………」

魔法使い「……なら許す」

魔法使い「……なんでそんなことをしたのか理解出来ない」

勇者「まぁそこに好きな子のパンツがあったらねぇ? 嗅ぐのが男ってもんでしょ」

魔法使い「……調子いいんだから」
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 17:59:42.43 ID:nAMowm5ko

トコトコと近づいてきて、そのままぽふっ、と俺の胸に抱きついてくる魔法使い
突然抱きつかれて童貞の俺は何も出来ずに固まり、手が宙を仰いで行き場が無くなってしまう


魔法使い「……私の匂いで我慢して」

勇者「はい?」

魔法使い「……下着の匂いを嗅ぐのはだめ。 もちろん他の人のも」

魔法使い「……でも私の匂いならたくさん嗅いでもいい」


そうして俺の膝の上に乗っかり、ぴったりとくっつく魔法使い
意外と積極的なことをしてきてかなりびっくりである

魔法使いの言葉に甘えるようにその小さな身体を抱き抱え、うなじの匂いを嗅ぐ

暖かい、でもどこか優しそうな香りがする。 なんとも魔法使いらしい匂いだなと感じた


魔法使い「……くすぐったい」

勇者「嗅いでもいいって言ったじゃん」

魔法使い「……くすぐったくしちゃやだ」


くねくねと身を捩り、俺を抱きしめていた手に力が入る

俺もそれに応えるかのように魔法使いを抱きしめる腕に力を少し強くいれた
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 18:01:15.93 ID:nAMowm5ko

これから魔法使いと……>>373


>>373

@エッチする

A一緒に寝る(エッチなし

Bエッチ以前の前戯までする

C自由安価
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 18:01:44.96 ID:2h+Y14BTo
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 18:02:29.08 ID:RL/JUINSO
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