モバP「痛くなければ覚えませぬ」

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349 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:14:05.06 ID:HexpU6eE0


  がらがらがら〜〜〜がちゃん♪


志希「うあああああああんんんん!!!」ビクン

志希「やばいやばいやばい!! バカになるばかになっちゃうぅぅぅう!!!」


  ぐじゅっ!ぐじゅ!!じゅちゅううう!!!


志希「志希ちゃんのおしっこ、おしっこ♪おしっこ! 飲ませちゃった!飲ませちゃったぁぁぁっ♥」

志希「志希ちゃんの排泄物! ゴミ! キミに飲ませちゃったぁぁ♥」

志希「ひっぃぃぃ!! きもちいい!!! くりちゃんキモチイイ!!」

志希「じーすぽ♥ じーすぽぉ♥ おっ♥ おぉぉっ♥」ヒクヒクッ


  ぐりぐりぐりっ♪


志希「ほぉぉぉおおおおお゛お゛っ♥♥♥」ビクンッ


  ぷしっ♪ ぷしししゃ♪


志希「すごぉぉいい♪ やばいぃぃん! イケぇるんだぁぁぁん! んはっ♥」

志希「おしっこ、飲ませられるんだぁ! やった! やった! やったぁ♥」

志希「ごめんねぇ! ぷろでゅーさーごめんねぇ!! うはぁぁん♥ もっとのませちゃうねぇ!」


  ぐじゅぐじゅっ♪ ぷししっ♪ ぐじゅっ!


志希「はひぃぃいいぃん!! んあっ、イック、イックぅあああイクゥぅぅうん♥♥♥」ビクンビクンッ










……。




でもぉー実験でもなんでも、ずっと順調にはいかないよねー♪

げんなりー♪
350 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:15:34.66 ID:HexpU6eE0

――――
―――
――



P「んんっ!!??」

志希「はぁっ!はぁっ! ど、どしたの…っ?」


P「志希、正直に言うが…これはちょっと酸っぱすぎる……」

志希「えぇ…? う、うそ…」

志希「ニジュッパーセントナノニ…モウダメナノ…?」

P「もしかしたら、使ってる果物が傷んでるのかもなー?」


P「まぁ、最後まで飲むけど…ぐびっ…んんっやっぱ酸っぱ苦い…っ!」


志希「ソンナ…オイシクナインダ…ダメダァ……ドキドキガドコカニイッチャタヨ……」



志希「プロデューサー…志希ちゃん帰るね…」

P「ん? そうか…。悪くなってる果物を掴んじゃうこともあるさ。気にすんなって!」

志希「あはは…。そうですね…あはは…」



んーーーーー!
351 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:16:03.21 ID:HexpU6eE0


溶液でなんとかなる…?


酸っぱくて苦いのをごまかせるような…。


酸っぱくて苦みもある…グレープフルーツとか?




あ! フラボノイド!



アンモニア臭さも消せる!

これだぁーー!
352 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:16:47.71 ID:HexpU6eE0


――――
―――
――



P「んぐっ……うん!美味い!」

志希「あっ、あっ……はぅぅっ♥」ゾクゾクッ


P「普通のグレープフルーツジュースとはどこか違う酸味と苦み…深いコクみたいな…」


P「ぐびっ…ぐびっ……うまぁ〜。……ん? 志希?」

志希「んぁへ? ろひたの…? ふぁぁっ♥」ブルルッ

P「おまえ…やっぱり風邪ひいてないか…?」

志希「らいじょぶ…らぃじょぶぅぅぅ♥ んふぅっ♥」ビクン

P「……?」ゴクゴク







わーい!
20%クリアー♪
353 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:17:38.57 ID:HexpU6eE0

――――
―――
――



P「ん…? 今日もグレープフルーツか? いや全然OKだ」


P「ごくっ………ごくっ…………」


P「………んん〜〜。ちょっと酸っぱいなぁ〜……んん〜〜〜飲めなくはないけど…んん〜〜〜」


志希「がーーーん!?!?」


P「ごくっ……うん……前のめっちゃくちゃおいしいリンゴのフレッシュジュースとかと比べるとなぁ〜どうしてもなぁ〜……ぐびっ」


志希「お、おっけぇ……作り方もう少し考えてみるねぇ……」






おー!のー!
30%リジェクトー!!






コレが限界、なのかにゃあ……?
354 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:20:56.14 ID:HexpU6eE0

――――
―――
――




志希「桃娘?」


藁にも縋る思いでグーグル先生に聞いてみたら、ずっと下の方に見慣れない単語をはっけーん♪
ざっと目を通しただけだけどこんなのきっと創作だよー!
どうやって昔の中国で一年中桃を収穫するのさ!?

……。

でも…。
食べ物が体臭に影響することは証明されてるし…。
数時間前に食べた物に近い匂いがおしっこからするっていうのはよくあること…。


志希「………」






そんなわけで、その日から志希ちゃんの食事はすべてフルーツになったのでした!


桃、メロン、スイカ、ブドウ、さくらんぼ、リンゴ、オレンジ、イチゴ、ブルーベリー、パイナップル、梨、キウイ、マンゴー、etc.
旬のものからそうじゃないのまで、お取り寄せお取り寄せー♪

あまーい!
あますぎるー!
糖尿病リスクやばーい♪


でも!


果物生活三日目を過ぎたころからとってもいい匂いがし始めたの!
志希ちゃんの体から!
それにおしっこもなんだか花の香りみたいなー♪
それもどんどん濃くなってく♪

そしてぇぇ!


30%クリアー!
40%クリアー!
50%クリアー!
60%クリアー!
70%クリアー!
80%クリアー!
90%クリアー!


一日10%ずつおしっこ濃度上げていって…。





ついに!

十日目ぇ!!!
355 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:22:01.75 ID:HexpU6eE0

――――
―――
――



体がだるい。
頭がぼーっとする。
体を引きずるように事務所へ向かってまーす。
果物だけってやっぱり無茶だにゃあ…。

夜ももう遅いから人の顔も良く分からないはずなのに、周りの人みんながあたしのことを見てくる。
アイドルだってバレてるわけじゃない……ってことは、そんなに匂いしてるのかなぁ?
あたしの鼻はもう麻痺しちゃってるみたいでもうよくわからないからざんねーん♪



事務所到着ー♪
ドアを静かにちょっとだけ開けて…あ、やっぱりもうキミだけだよね?
今日は絶対に他の人がいちゃいけないから、良かったよー♪


給湯室でショーツを脱ぎ捨てて、彼のグラスにいつもみたいにちょろろろん♪
うわぁ…果樹園みたいな匂いだぁ…♪
ぬるいジュースは美味しくないから氷を入れちゃう。
でもね、この氷、特別製なんだよ?
今朝、出したのを凍らせておいたモノなんだ♪
だからコレはカンペキに100%あたしのおしっこ…。
あ…またイっちゃった♥
今朝から何回目かな…?


  くちゅぷ……


おもちゃそうちゃーく♪
今日は…もう最後にするの♪
ぜーんぶ終わりにしちゃう♪
どんなことになるのかなぁ〜♪
あぅっ……またイったー♪
356 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:23:01.25 ID:HexpU6eE0


志希「ぷろでゅーさー?」


P「んんっ!? 志希!? こんな時間にどうした!?」

P「ってお前、顔赤いぞ? フラフラしてるし、体調悪いんじゃ…!?」


あたしを見て驚いたプロデューサーが近寄って来る。
もう23時回ってるから、しょうがないかなぁ♪
そういえば、ちょっと前にキミに叱られたときもこのくらいの時間だったっけ?


P「おいおい、だいじょう…………っ!?」


あたしまであと3歩ってところで彼が止まる。
今度は彼がフラフラしてるよー♪


志希「どう…したの…?」

P「いや…お前……ここ数日……匂いが……」

志希「あたし…クサイ……?」

P「いやっ! そんなわけないっ! むしろ…逆だよ……」

志希「良い匂い…?」

P「……あぁ。近くで嗅いだら……おかしくなってしまいそうなくらい……」

志希「にゃ、はは〜〜、うれしいにゃぁ〜〜……」


残り3歩はあたしが埋めちゃった。
プロデューサーはあたしと初めて会ったときみたいに、どぎまぎしてる♪
ああ〜そういうキミも久しぶりにいいなぁ〜♪


志希「んっ♥」ビクッ


って、またイっちゃた♪


志希「はぁい♪ 今日の…差し入れだよ♪ んぐっ…」

P「あ、あぁ……ありがとう……」

志希「今日もね…ミックスジュースなんだけど…今日が最後なんだ♪」

P「そ、そうか……最近、特に忙しくなってきたからな…。俺は残念だけど仕方ないよな……」


そういう意味じゃないけどね…♪
357 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:24:23.96 ID:HexpU6eE0

志希「さ、飲んで……?」ドキドキドキッ

P「じゃあ…いただくよ……」


P「おぉ……今日は一段と匂いがすごいな……これだけで、とてつもなく甘いのがわかる……花束に顔を突っ込んでるみたいだ……」

志希「ぅぁ……っ」ゾクッ



P「……ごくっ」



P「!!!???」



P「ごくっ! ごくっ!! ごくっ!!」



志希「あ、あぁぁぁ……っ」ブルブルブルッ

P「ぷはっ!! なっ!? なんだこれぇ!!??」

志希「うぁあっ♥ ど、どう? 志希ちゃんの……美味しい?」ドッキンドッキンドッキン

P「こんなに美味い飲み物…っ! 飲んだことないぞっ!! ごくっ!ごくっ!」

志希「あっ、ああっ、あっ、あっ、あああっ♥」ビクッビクッ


一心不乱にあたしのおしっこを飲んで、美味しいって言ってくれて…『ばきーーーん!!!』って、あたしの頭の中で変な音が聞こえちゃった♪


志希「ね、ねぇ……ぷろでゅーさー…。これ…スイッチ入れてくれないかな?」

P「ん? なに…これ……?」


手のひらに収まるプラスチック製品を手渡す。
358 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:25:43.58 ID:HexpU6eE0

P「これ……まさか……いや……」

志希「おねがぁぁい! ね? ここのぉ…んぅっ…ボタン押すだけだから……んくぅっ♥」

P「し、志希………?」

志希「ね? 志希ちゃんのお願い。ねぇ? 押して? はぁぅっ……押して、志希ちゃんを楽にして?」ゾクゾクゾクッ

P「いや…まさかな………………?」ポチッ


   ぶるるるるるるるるっ!


志希「んひぃぃぃいいい♥♥♥」ビクンッ

P「はぁ!!?? 志希!? え!? うそだろ!? これほんとに!!??」

志希「だっ!! だめぇ!! と…めないれぇぇぇぇ!!!」ブルブルブルッ

P「お、おい……っ!?」

志希「ね、えぇっぇ♥ ぷろでゅぅさぁ……ごめんねぇ…志希ちゃん悪い子なのぉ♥」

志希「そ、そのぉ…差し入れ……志希ちゃんのおしっこなんだよぉ? はぁあぁん♥」

P「はぁ!?」

志希「ごめんねぇ…ごぉっ…めんねぇ♥ はぅぅぅんっ♥」

P「は? こ、これが……おしっこ……? は? こんなに美味いのに……そんなわけ…ないだろ…?」

志希「おしっこなのぉ♥ キミにあたしのおしっこ飲んでもらいたくてぇぇええんっ!! 美味しくなるようにぃぃぃ!! 果物ばっかり食べてたんだよぉ…? んんんっ♥」

志希「気持ち悪いよねぇ…? こんなヘンタイ…んはぁ♥ 気持ち悪いよねぇ…?」

P「は……へ……え……?」

志希「怒ったよねぇ…? 志希ちゃんに仕返ししたいよねぇ? いいよぉ♥ 仕返ししていいよぉ♥」

P「は…………?」

志希「このねぇ…っ、ローターのねぇ…? んっふっっ♥ つまみをぉぉおん♥ 一番んん♥ つよくすれば……か、簡単に仕返しできるよぉぉんんんっ♥」

志希「おっ、女の子が…イキ狂うところ……見たくないぃぃ? キミにぃぃ♥ ヤられたらかんぜんにぃ…イっちゃうよぉ? すごいイキ方、しちゃうよぉぉ♥」


P「…………」
359 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:28:02.16 ID:HexpU6eE0

志希「し、仕返ししてくれたらぁぁぁぁん♥ 志希ちゃん…きっキミにあげちゃうっ! 志希ちゃんをキミの好きにしていいよぉ?」

志希「アヘアヘしてるところ…動画に撮ってもいいしぃぃぃれいぷしちゃっても……いいからぁぁん♥」

志希「ねぇぇぇん♥ いいでしょぉぉ? んんんんっ♥ 志希ちゃんに仕返しぃしてぇぇぇん♥」

P「は…おまえ………ほんとに………」






P「………っ」グリンッ

志希「ぁ♥」




彼の手がクイっと動いて、見てみればつまみが最後まで回されてて……!


   ぶるるっるうっるつうつつつるるるるるうるううううっ!!!!!


志希「あぐぅぅぅぅううううぅぅ゛ん゛ん゛ん゛♥♥♥」ビクンッビクンッガクッ



100万ボルトが全身を駆け巡って、耐えられず膝から崩れ落ちちゃった♪



志希「あがっ♥…………っかひっ………♥♥♥」ブルブルブルッ



床に這いつくばりながら彼を見上げると…。


P「……ごくっ、ごくっ」



残りをぜーんぶ美味しそうに飲み干しちゃってて♪

グラスを空けた彼の手がアタシに迫ってくるー♪






それからそれからー♪

志希ちゃんはこれまでの全部をそっくりそのまま仕返しされちゃったのでした♪






めでたしーめでたしー♪
360 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:29:20.99 ID:HexpU6eE0
一ノ瀬志希 後編 終わり
361 : ◆ao.kz0hS/Q [sage saga]:2016/07/25(月) 23:38:35.97 ID:HexpU6eE0
以上になります。
お付き合いいただきありがとうございました。
何かしら感じてもらえたら幸いです。
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/25(月) 23:47:40.77 ID:NAxj9yDvO
最後の一線というか
まさかゼリー来るんじゃ・・・って身構えてたからなくてよかった
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/25(月) 23:51:32.41 ID:nWo1RUMxo
乙!
所で これまでの全部をそっくりそのまま仕返しされちゃったのでした♪の部分の描写はどうしたのかな?
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 00:49:42.86 ID:R4cmHoTuo
色々と強烈だった
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 01:35:26.75 ID:Ku3BzYob0
なんか今までの四人は普通だったのに最後で、数年に一度レベルのものを読んだ気がする
お疲れ様でした
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 06:29:09.34 ID:zHz4U8+wO
最高や…
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 11:25:09.12 ID:2dvnr2+20

おっきい方じゃなくて良かった
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 15:21:33.34 ID:FOxHCg7W0

最高や!
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 17:42:25.94 ID:LynYW3ej0
おっきいほうでもええんやで
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 19:08:13.56 ID:vg/KI6ZX0
フルーツ漬けのPか…
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 21:50:25.28 ID:iCdh/DhEo
なんでだろうエロさよりもむしろ笑いが出たぞ?
最高に楽しかったおつ!
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 23:02:29.27 ID:ImcdtIwco
乙。
最後の最後でぶっ飛びすぎてて
やべえよ、やべえよ……
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/02(火) 12:47:14.40 ID:qlhTtFWWO
そんなぶっ飛んでないだろ
おつおつ
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