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【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」京華「みたー?」【俺ガイル】

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447 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/02/20(月) 20:41:10.62 ID:/OqNuu+xO
 あれから数日経ったが、驚くほどに何もなかった。もしかしてあの封筒の写真は幻覚だったんじゃないかと思うほどだ。もしくは川崎の自演。いや、そんなことするメリット一切ないけど。
 でももしかしたら差出人からのアプローチがもう一回くらいあると思っていたのに。
 しかし俺は今日はまた別のことで頭が一杯になっていた。もちろん男子高校生として当然のごとくエロいことだ。
 射精禁止されたときには気付かなかったが、少しだけ精力増強もさせられていたのだ。おかげで毎晩悶々としてしまったが自分で慰めるわけにもいかない。それは喉が渇いたからといって海水を飲むようなものである。

「あ、お兄ちゃんお出掛け? 沙希さんのところ?」

「ああ」

 土曜日。
 朝、玄関で靴を履いていると小町がやってきた。
 ちなみに小町も欲求不満の原因ではある。小町は夜に俺の部屋に来て性的欲求を解消していくのだ。
 最近は羞恥心も少なく、俺の指を使って自慰行為をし、スッキリして去っていく。なのに俺は溜まっていく一方だ。
 可愛い妹が俺のベッドで乱れているのに、俺は生殺し状態でそれを手伝っているだけである。
 川崎も俺が相手するのに許可出してんじゃねえっての…………。

「沙希さんと、するの?」

「まあ…………」

「いいなあ。小町の相手もしてよ」

「夜してるだろ」

「じゃなくて、最後まで」

「今度な。川崎に都合の良い日を聞いといてやるから」

「お兄ちゃん一人でも良いんだよ? 大丈夫な日を選ぶし」

「悪いな、川崎のいないとこでする気にはなれん。小町とするとしても川崎に見といてもらいたい」

「沙希さんに対して純愛なのか変態なのか判断に迷う言葉だね…………行ってらっしゃい。沙希さんによろしくー」

「おう」

 俺は小町に手を振って家を出る。
 待ち合わせはいつものところ。つまりいつも使ってるホテルに行くつもりなのだろう。
 ああ。早く溜まったものを搾り取ってもらいたい…………。
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/20(月) 20:41:50.77 ID:/OqNuu+xO
 待ち合わせ場所にはいつも通り三十分前に着く。
 川崎はだいたい十五分から十分前に到着するのでこんなに早く来る必要はないのだが、万が一でも御主人様を待たせるわけにはいかないからな。

「おはよ、お待たせ」

「おう、おはよう」

 予想通り十分前に川崎がやってきた。俺達は簡単な挨拶を交わす。
 が、ベンチから立ち上がった俺をじろじろと見る川崎に思わずたじろいでしまう。

「な、何だよ?」

「んー…………美味しそうだなと思って」

「え?」

 川崎は隣に並び、腕を組んでくる。
 そしてそっと俺の耳に口を寄せて囁く。

「すごい溜まってるね。ちゃんと全部搾り取ってあげるよ。手も口もおまんこも、あたしの身体の気持ちいいとこを使って、ね」

「う…………」

「ふふ、想像しただけで興奮しちゃってる? ホテル、行こっか」

「あ、ああ」

 こくこくと頷く俺に川崎はくすりと笑い、歩き始める。
 当然腕を組まれてる俺も一緒に歩き出した。
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/20(月) 20:42:22.74 ID:/OqNuu+xO
 ホテルに着き、受付を済ませて部屋に入る。
 靴を脱ぐのも覚束ない。期待と興奮で俺の心臓はうるさいくらいに鳴っていた。無防備に背を向けている川崎を後ろから思い切り抱き締めたくてたまらないくらいだ。しないけど。
 そんな俺の心境をよそに、川崎は荷物をベッド脇の台に置いてこちらを振り向く。

「ね、比企谷。どうだった?」

「どうって、何がだ?」

「立場を弁えて、余計な気を回さずあたしに精を与えとけばいいってわかった? 反省した?」

「……………………」

 即答できなかった。少なくとも咄嗟に嘘を言うことはできなかった。
 もしかしたら川崎の身に何か起こるかもしれない、なんてことを気にしないなんて俺には無理だ。
 その俺の様子を見て川崎は呆れたように溜め息を吐く。

「はあ…………比企谷、こっち来て」

「お、おう」

 また何か罰を与えられるのだろうか? 戦々恐々としながら俺は川崎に近寄る。
 が、川崎の行動は俺の背中に腕を回して身体を寄せ、唇を合わせてくることだった。
 …………これは何だかんだ許されたと思っていいんだろうか。俺も川崎の首に腕を回して強く抱き締める。
 口が開いて舌がねじ込まれ、俺はそれを受け入れて自分のと絡めながら吸う。
 が、その唾液を飲み込んだ瞬間、がくんと膝から崩れ落ちそうになる。
 身体に、力が、入らない。
 舌すら、うまく動かない。
 川崎にベッドに放り投げられるように寝かされる。

「う、あ…………」

「前よりちょっと強めの効果にしたからね。喋ることもできないでしょ?」

 あの日。川崎と初体験をした時に使われた脱力系の能力。平塚先生にも使ってたりしてたけど俺にはあの時以来だ。
 話すこともできないし、指先も殆ど動かない。ちょっとした恐怖だがいったい何をしてくるつもりなんだ…………?

「よいしょ、っと」

 身体をずらされ、ベッドの中央に移動する。
 そのまま川崎は俺の服に手をかけ、ゆっくりと脱がしていく。
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/20(月) 20:43:47.40 ID:/OqNuu+xO
 まず上着を脱がされ、上半身を裸にされた。続いて下半身。
 ズボンとトランクスを下ろされて、肉棒がびぃんと震えながらさらけ出される。
 頭を起こすことすらできないので視認できないが、ものすごく固くなって脈打っているのはわかる。ちょっとした刺激だけで達してしまいかねない。
 もっとも、まだ射精禁止の能力を解かれてはいないのだが。

「ふふ、すごい美味しそう…………精液じゃなくて、チンポの匂いだけで頭がクラクラしちゃう…………」

 そう言って川崎はシュシュを外して髪をほどき、ぽいぽいと自分の服を脱ぎさっていく。
 が、最後に脱いだ上下の下着。それをよりにもよって俺の顔の上に乗せてきた。
 当然どかすことも頭を振って払うことも出来ず、匂いと温もりが俺の五感を刺激する。

「んっ……うぅ…………」

「あは、すご。チンポびくんびくんしてるよ。こんなので興奮してるんだ」

 ひょい、と下着をどかして俺の顔を覗き込みながら川崎がにやっと笑う。
 そのまま脇に置いた鞄に手を伸ばし、そこから何かを取り出した。
 …………って。それは。

「ん、動画も撮れるデジカメだよ。せっかくだからあんたの可愛いところを撮っとこうと思ってね」

 川崎はシャッターを切り、俺の顔を撮る。
 背けることも表情を変えることも出来ず、なすがままにされてしまう。

「ついでにこのバキバキチンポも撮っとこうか。よいしょ」

「ゃ……ゃめ…………」

「聞こえないね」

 川崎によって俺の脚が開かれ、色んな角度から肉棒を撮られる。俺は羞恥で叫び出したくなってしまう。
 ……………………なのに。

「興奮してんの? シャッター音が鳴る度にチンポ震えてるよ。まったく、変態なんだから」

 川崎が呆れながらも楽しそうに笑った。
 もう俺、自分の性癖がわかんねえな…………。
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/20(月) 20:44:45.35 ID:/OqNuu+xO
「さて、と」

 川崎は俺の頭の下に枕を敷いたあと、俺の大きく開かされた足の間に身体を入れて顔を寄せる。
 そのまま肉棒を持って顔に付け、頬擦りをしてきた。

「今日はたくさん頑張ってもらうからね。あたしの大好きなこの奴隷チンポに」

「あっ…………がっ…………!」

 柔らかな感触とともに、川崎の前髪が亀頭を撫で、俺は声が絞り出る。
 ちゅ、と茎にキスをされ、そのまま舌が陰嚢に這わされた。
 最初は控え目に。そして段々動きが激しくなり、舌でたっぷりと転がされる。
 その過程で付着した唾液を頬張られながら吸われ、どんどん理性が剥がされていく。
 直接肉棒に刺激を与えられなくとも普段ならそれだけで射精しかねない。なのにまだ射精禁止の呪いは解かれない。おまけにたちの悪いことに、精力増強まで付加してきやがったぞこの御主人様。
 懇願の声も出せず、これ以上されたら気が狂う、といった直前で川崎は身体を起こした。

「ふう……玉も美味しい…………ずっとしゃぶってたいけど、さすがにそれはね」

 とん、とデジカメを俺の腹の上辺りに置く。録画モードになっているようだが、これだと俺の顔くらいしか写らないぞ?
 どうするつもりかと思っていると、川崎は俺の顔を膝立ちで跨いでくる。
 つまり目の前に川崎の性器が晒されている状態だ。

「ね、比企谷。あたしもあんたのチンポ入れられなくてさ、ずっとムラムラしてたんだよ。だから自分で慰めたりしてた」

 くい、と指で広げ、ピンク色の肉襞と秘口を見せ付けてくる。
 そこには滴り落ちそうなほどに蜜が溢れ、ぬらぬらといやらしくてかっていた。

「でもおまんこの穴はあんたのチンポ専用って言っちゃったからね、指入れてかき回したいの我慢して、こっちでオナニーしてたんだ」

 川崎はそう言って指の腹で陰核を擦り始める。
 こんな。
 こんな。
 凄まじいオカズを見せ付けられながら射精も自慰も許されない。天国なのに地獄に落とされてる気分だ。

「ぁ…………ぅ…………」

「んっ、ああ…………比企谷に見られながらのオナニー、気持ちいい…………イく……イく…………」

 俺の気持ちを知ってか知らずか、川崎は指の動きを速めて自らを高みに押し上げようとする。
 やがてびくんっと身体を震わせ、川崎は達した。ひくひくと肉襞が絶頂を示すかのように蠢く。

「ああ……イキまんこ、見られてる…………一人でしてるのと変わんないのに…………全然、気持ちいい…………」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/20(月) 20:45:38.10 ID:/OqNuu+xO
 川崎はそのまましばらく余韻に浸っていたが、ふうっと大きく息を吐いて俺の眼前からどく。

「ね、比企谷。そろそろ反省した?」

 俺が返事出来ないのを知っていながら問うてくる。声もまともに出ないので黙っているしかない。
 というか許されてなかったのか…………。

「返答がないってことは反省してないんだね」

 いや、わかってんだろお前。表情がにやけてるぞ。
 文字通り文句一つも言えないけど。

「じゃ、一旦あんたとの奴隷契約は終了ね」

 え…………ちょ、ちょっと待って。契約終了?
 いきなり何を言い出すんだ!?

「今はもうあたしはあんたの御主人様じゃないから、気を遣わなくていい。あたしを気持ちよくさせようとか思わずに、あんたが気持ちよくなるためだけにあたしのおまんこ使わせてあげる」

 川崎はデジカメを傍らの台に置き、俺に覆い被さりながら耳元で囁いてくる。
 一言一言がじんじんと脳に響く。

「比企谷、あたしを犯して…………壊れるくらい、めちゃくちゃにしちゃって…………」

 呪いが、解かれる。
 それと同時に俺の理性は完全に吹き飛ぶ。

「沙希っ! 沙希ぃっ!」

 俺は起き上がって身体の上下を入れ換え、川崎を組み伏せてその唇に吸い付いた。
453 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/02/20(月) 20:46:41.34 ID:/OqNuu+xO
一旦ここまで

しばらくラブホ編をやる
おかしい。当初はこんなの予定になかったんだがなあ…………


またノシ
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 21:30:15.25 ID:xt8ABCBwo
乙です
ラブホ好きすぎw
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/21(火) 00:46:38.33 ID:MuMKxi1Ro
乙です
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/21(火) 11:04:42.96 ID:O7OG8UxJ0

おかしいな。ハメ撮りって男が女に向かってするものだと思ってたんだが
今後サキサキに逆らったらリベンジポルノされてまう
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/21(火) 15:10:13.11 ID:OZK905RhO
高校生がヤる場所なんてそうそうないしちかたないね
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 13:01:44.45 ID:q/lUIOJ1O
いつ見てもここのサキサキは最高だなぁ...
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 20:55:01.90 ID:P3xTwSJR0
他キャラとの絡みもいいけど二人だけでやるのもいい
というかこれだけネタが続くのもすごい
460 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/02/26(日) 16:04:56.66 ID:Rjxr373gO




「んっ……んっ…………」

 俺は川崎とキスをしながら射精した。
 少しでも奥に注ぐべく、川崎の両足を肩に抱えてぐりぐりと腰を押し付ける。そんな苦しそうな体勢にも関わらず川崎は俺の首に腕を回して抱き付き、身体を震わせながら精液を体内で受け止めてくれる。
 ああ……気持ちいい…………。
 ……………………。
 ……………………。
 ……………………はっ!
 俺は突然我に返る。うわ、やっちまった…………。
 しかしここで焦ってももう遅い。俺はゆっくりと身体を起こして唇を離す。
 絡み合っていた手足が解かれ、川崎はぱたりと手足を投げ出した。

「はあっ…………はあっ…………」

 大きく肩で息をし、いまいち目の焦点が合っていない。
 俺はおそるおそる川崎に話し掛ける。

「か、川崎。大丈夫か?」

「ん…………」

「とりあえず抜くぞ」

 そう言って俺は身体を引く。
 が、川崎の足が俺の腰に絡み付き、離れることを許さなかった。

「や……抜かないで…………」

「え」

「もうちょっと、入れてて…………」

「…………わかった」

 俺は体重をかけないように再び覆い被さった。
 川崎は今度は俺の背中に手を回してき、顔をくっ付けあわせて頬擦りしてくる。
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/26(日) 16:05:40.49 ID:Rjxr373gO
「ん、もう落ち着いてるみたいだね」

「えっと…………なんか、理性トンでやらかしちまったみたいだな。すまん…………」

「ふふ、もう暴走したってレベルだったよ。自分のしたこと覚えてる?」

「まあ、ある程度は…………」

「何回射精した?」

「え、えっと、三回くらい、かな?」

「……………………」

「ご、五回くらい…………」

「……………………」

「はい、すみません……八回、出しました…………」

「出しても出してもまだ続けるからびっくりしたよ。でもその辺は覚えてるんだね。どこに何回出したかは記憶にある?」

「えっと、口に出したのが二回で、あとは中に、だな」

「ん、そう。でももしかして、口走った言葉は覚えてなかったりする?」

「え、いや、川崎の名前を呼んでるくらいしか…………俺また何か言っちまったのか?」

「じゃ、確認してみよっか」

「確認?」

「うん、あれ」

 そう言って川崎はベッド脇を指差した。
 そこには先ほど置いたデジカメがある…………って。

「おい、まさか」

「うん、ずっと撮ってたよ」

「マジか…………」
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/26(日) 16:06:17.38 ID:Rjxr373gO
 俺と川崎は身体を起こしてベッドからテレビの前のソファーに移動する。
 デジカメをケーブルでテレビに繋ぎ、撮影した動画を見れるようにして並んで座った。

「ふふ、客観的に見るとどんななのか楽しみだね」

「というかプレイがマニアック過ぎんだろ…………」

「え、ハメ撮りとかってメジャーな行為じゃないの?」

「それを二人で一緒に見るってのは一般的じゃなくねえか?」

「ま、いいじゃない。あ、この動画をオカズにしてオナニーしたくなったらすぐに言いなよ」

「…………おう」

 もうこのやり取りだけで俺の肉棒は固さを取り戻して反り返ってしまっている。
 それを見て川崎は嬉しそうに笑いながら動画を再生した。
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/26(日) 16:07:07.95 ID:Rjxr373gO
『今日はたくさん頑張ってもらうからね。あたしの大好きなこの奴隷チンポに』

 そんな川崎の声とともに最初に映ったのは俺の肉棒だった。それに川崎が顔を擦り付け、キスをする。
 そのまま舌を陰嚢に這わせ、丁寧にしゃぶっていく。

「うわ……あたしの顔、エッロ…………」

「だな…………」

 しばらく玉舐めをしているシーンが流れ、続いて俺の顔の上で川崎が自慰をし始める。
 俺の表情が苦しそうなものやせつなそうなものなどに目まぐるしく変化し、川崎はそれに構わずあっという間に達してしまう。

「早いね……やっぱあんたに見られてるから興奮したのかも」

「…………この辺までは記憶にある。ここら辺から、身体が自由になってからが曖昧だ」

「ふふ、チンポ握っててあげる。この先を見てしごきたくなったらあたしの手を好きに使いなよ」

「んうっ…………」

 川崎は俺の肉棒をきゅっと手で包み込み、その柔らかさに声が出る。
 画面では俺が川崎を押し倒してキスをしたところだった。

『沙希っ、入れるぞ! 俺専用の沙希のまんこに、チンポ入れるから!』

 え…………?

『入れるだけ? 他には?』

『入れて、腰振って、ぬるぬるキツキツまんこで締め付けてもらいながら、精液出したいっ!』

『いいよ、入れて! あたしのおまんこでチンポしごいて! あんたの溜めに溜めた精液、あたしの中に出して!』

『沙希っ、沙希ぃっ!』

 画面の俺は腰を沈めて川崎と一つになり、すぐに身体を揺すり始める。
 …………。
 ええー…………。

「なあ、俺本当にこんなこと言ってんの?」

「何を今さら。もっとすごいことも結構口にしてるよ」

「マジで…………?」
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/26(日) 16:08:22.28 ID:Rjxr373gO
 一発目はそんなに我慢が出来ず、すぐに出してしまった記憶がある。
 はたして画面の俺もあっという間に限界が訪れていた。

『あ、あ、沙希っ……出る…………出る…………中出し、するっ…………』

『中に出すの、好き?』

『沙希の、俺専用のまんこに、出すの、すっげえ気持ちいいから……好きだっ…………絶対、絶対、他の誰にも使わせねえ……一生、俺のものだっ…………』

『いいよ。好きに使って。射精するって言いながら出しなよ』

『沙希っ、沙希ぃっ、射精する! 沙希のまんこに、射精するっ!』

『あんっ! いきなり奥っ、突いちゃ…………あっ! ああっ!』

 画面の中の俺は川崎の名前を叫びながら身体を震わせ、精液を注ぎ込む。
 そして記憶にある通り、射精し終えたあともまだまだ出し足りないというようにすぐに腰を振り始める。

『ちょ、ちょっと!? あたしもイったばっかで…………あっ! あんっ!』

『沙希……沙希…………』

 うわあ…………引くわ…………。
 いや、うん。興奮はしてるよ。客観的に川崎の痴態を見れてるわけだし。
 ただそれ以上に自分の吐いた言葉が心に来る。
 何でこんな独占欲丸出しなんだよ…………これ、あとで怒られねえかなあ…………。
 ちら、と川崎を窺うと、くすくすと楽しそうに笑いながら画面を見ている。うん。少なくとも激怒ってことはないようだ。
 上下を入れ換えたり後ろから突いたり、お掃除フェラをさせてそのまま唇でしごかせたりし、色んな言葉を吐きながら俺は川崎に射精している。

「か、川崎。もう、止めてくれないか?」

「ん、何かお気に召さなかった?」

「いや、その、失礼だろ。奴隷が、御主人様に向かってあんなの…………」

「あのくらい別にいいじゃないのさ。今は違うんだし」

「でも」

「それにあんたのこれ、ガチガチじゃない。何だかんだ興奮したんでしょ?」
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/26(日) 16:09:23.59 ID:Rjxr373gO
 川崎は動画を止め、握っていた肉棒をしごいてきた。
 俺は思わず声が出そうになり、慌てて唇を噛んで堪える。

「する?」

 耳元で艶やかな声音で囁かれ、俺はこくこくと頷いた。
 もうベッドに移動する時間すら惜しく、川崎の身体を抱き寄せる。

「ん…………」

 川崎はすぐに意図を察し、俺の身体を跨いで抱き付きながらキスをしてくる。
 そのまま焦点を合わせて腰を下ろし、肉棒を膣内に飲み込んでいく。

「あん……おっき…………それに、固くて…………熱い…………」

「すげ……ぬるぬるで、キツくて…………なのに、柔らかい…………気持ち、いい…………」

「ん……動かないの?」

「今は…………御主人様の中、じっくり感じてたいから…………」

「ふふ、だから一旦契約終了してるって言ったのに。また奴隷契約する?」

「する……する…………一生、専属契約、してくれっ…………」

「ん…………」

 川崎は唇を重ねてくる。
 そのまま舌を絡ませ、互いに強く抱き締め合い、身体を激しく擦り付ける。
 限界まで堪えながら互いを高め合い、俺達は同時に絶頂に達した。
 俺は川崎の中に精液を注ぎ、川崎はそれを子宮で受け止める。
 今度はイき終わったあとも身体を離さず、かといって再開するわけでもなく、そのままの体勢で俺達は時間一杯まで抱き締めあっていた。
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/02/26(日) 16:10:00.40 ID:Rjxr373gO
「っはー、今日も気持ちよかった」

 後始末を終えて服を着たあと、川崎は腕を上げて伸びをしながら言った。
 まあ俺も気持ちよかったけど。でも理性トンだのはやっぱりいただけない。
 今回は笑って流されたけど、また今度変なこと言ってドン引きされたりしたら困るし。

「あ、そうそう」

「あん?」

「今日別れ際にあんたの精力回復させとくけど、ちゃんとしっかり休んで体力も回復させときなよ?」

「あ、ああ。てことは、その、明日も、なんだな?」

「ん、明日はどうなるかわかんないけどね」

「え?」

「あの写真の差出人と会うから。あんたとあたしと三人で」

「………………………………え?」
467 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/02/26(日) 16:12:10.98 ID:Rjxr373gO
一旦ここまで

何度目かのラブホテル編終わり
新しい章に入ります。たぶん

またノシ
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 16:54:19.57 ID:cRhXOHRuo
乙です
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 16:54:50.75 ID:yXZ1x587o
乙です
誰かなー
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 22:28:06.49 ID:B3jmmhUIO
まだ油断できない
夜の小町とキャッキャウフフが来るかも・・・
471 : ◆zO7AQfurSQ [sage]:2017/03/08(水) 21:42:16.65 ID:HSUE9ZXIO
 結局どういうことなのか川崎はその場では教えてくれなかった。
 どうせすぐにわかるって言われたらそうなんだけどさ、だったら教えてくれても同じだろうに。
 もちろん奴隷たる俺がそんなこと御主人様に向かって口にしたりはしないが。
 次の日。いつものように三十分前には待ち合わせ場所に到着する。
 普段なら目立たないところで待機しているのだが、もしかしたら例の手紙の差出人もここで待ち合わせるのかもしれないと思い当たり、ベンチのそばで待つことにした。
 が、それが良くなかったようだ。

「あれ? えっと…………ヒキ、ヒキ…………そうだ、ヒキタニ!」

 突然後方から名前を呼ばれて俺は振り向く。いや、名前間違ってるけど。
 そこには男子三人と女子一人の四人グループがいた。誰だ?
 声を掛けてきたらしき男子と、横の女子にはどことなく見覚えがあるような…………。
 いや。
 自己欺瞞はやめよう。
 俺は知っている。
 その女子を知っている。
 中学時代に盛大に勘違いして俺が告白をしてしまった相手のうちの一人だ。
 そして声を掛けてきた男子は中学一年の時のクラスメイト。その頃はまだクラスメイトを全員覚えるという偉業を成し遂げていた…………普通か。
 残り二人は高校の同級生だろうか、俺の方をチラチラ見ながら四人でこそこそ話している。あ、何か懐かしいなこういう状況。
 最近は存在を認識されていないレベルの扱いだったし。いや、別に嬉しくないけど。

「ねーヒキタニ。今ヒマ? うちらと遊びに行かない?」

 何やら話し合った後、俺にそう言ってくる。言葉だけ聞くならお誘いの台詞、もしくは社交辞令で一応、みたいに感じるだろう。
 が、四人とも表情が表情だ。隠す気もなく悪戯や罰ゲームを仕掛けるときの顔をしている。
 そしてどういう受け答えをしようとも揶揄してくることも予想できた。なら適当に返しとくか。

「いや、ちょっと待ち合わせしてるんで…………」

「は? オメーみたいなのに待ち合わせするような相手がいるわけねーじゃん」

「わかんねーぞ。高校で同類見つけてキモいので固まってるのかもよ」

 見知らぬ二人まで笑いながら言いたい放題である。さっきのこそこそ話で俺の事を聞いたのだろう。
 もっとも、中学時代の俺を知っているのならそう思っても無理はない。むしろ俺自身がそう思うまであるしな。

「ほら、あの時のリベンジってことで。このあとまた告白していいからさ」

「ああ、なんてこった。俺の彼女が取られちまう!」

 その男子の言葉から察するに、どうやらこの中で一組カップルが成立しているらしい。
 というか残り二人の男子はカップルと一緒にいて何も思わないんだろうか? 俺なら怨み辛みの目線を浴びせつつ用事を思い出したふりをしてさっさと帰っちゃうぞ。
 え、そもそも一緒に出掛けようと誘われないって? はい、その通りで御座います。
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/08(水) 21:42:45.33 ID:HSUE9ZXIO
 さて、どうすっかな。別に向こうもからかってるだけで本気の本気で誘ってるわけじゃないと思うが…………。
 思案していると、いきなり人影が俺にぶつかってきた。驚く間もなくその人影は俺と腕を組んでくる。

「お待たせ八幡くん! ごめんね、おめかししてたら遅くなっちゃった」

「えっ?」

 揃って声をあげるグループ達。
 もちろん俺だって突然のことに挙動不審になってしまう。
 な、なんで海老名さんがここに…………?

「こちらは? 八幡くんのと…………知り合い?」

 今『友達』って言いかけてやめたな?
 そりゃ俺にはそんなもんいないけどさ…………よくわかってるじゃねえか。

「あ、その、同じ中学だったやつらで…………」

「そうなんだ。私は八幡くんの彼女でーす。よろしく」

 皆信じられないものを見る目で海老名さんを見つめる。もちろん俺もだ。
 ちょっとパニクっているところでもう一つ人影が寄ってきた。
 腕を伸ばして海老名さんの頭に手を乗せる。

「こら、何勝手なこと言ってんの。八幡はあたしのものだよ」

「あいたたた! ごめんごめんギブギブ!」

「あ…………」

「ん、おはよ」

「お、おう」

 海老名さんの腕が解かれたのを確認し、川崎は俺に挨拶をしてきた。
 未だに混乱している俺は辛うじて返事をするのに精一杯だ。

「じゃ、行こっか」

 そんな今の状況を意に介さず、川崎は俺に腕を絡めてきて歩き出そうとする。
 待って待って。思考が追い付かない。状況整理させて!
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/08(水) 21:43:18.29 ID:HSUE9ZXIO
「ちょ、ちょっと」

「ん?」

 男子の一人が呼び止めてくる。
 っていっても俺は対象に含まれてないんだろうが。

「二人ともそんなやつよりさ、俺らと一緒に遊ばねえ?」

「そうそう、その方が楽しいって。男女比もちょうどよくなるしさ」

 すげえなこの積極性。正直尊敬してしまいそうだ。
 俺には一生かかっても無理だろう。ああいうふうになりたいとも思わんけど。

「ふうん…………」

 川崎はじろじろとグループ連中を見る。
 外見だけ見るなら俺よりはずっといいんだろうな。何せこの腐った目が全てを台無しにしているわけで。
 と、いきなり川崎が俺の襟を掴み、ぐいっと引き寄せる。

「んっ」

「!!!?」

 いきなり唇を塞がれた。もちろん川崎の唇によってだ。
 つい条件反射でそのまま川崎を抱き締めそうになり、慌てて引き剥がす。

「お、おい。何を…………」

「こいつの十分の一でもいい男になってから言いな。あんた達には何の魅力も感じないよ」

「うわーお」

 川崎の言葉に皆固まり、海老名さんが感心したような声をあげた。
 もう用はないとばかりに俺の腕を引っ張って歩き出し、海老名さんは小走りで追い付いてくる。

「ねー、私もキスしていい?」

「あとでね」

 ぽかんとしている連中を尻目に、俺達はその場を去った。
 結局何もわからないままだな…………ってか海老名さん、その台詞はどういうことですかね?
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/08(水) 21:43:46.57 ID:HSUE9ZXIO
「あ、ちょっとコンビニ寄りたいから待ってて」

「お、おう」

「うん。行ってらっしゃーい」

 少し歩いたところで川崎は俺から離れ、コンビニに入っていく。
 あとには俺と海老名さんが取り残される。

「えーと、海老名さんには聞きたいこといっぱいあんだけどさ…………」

「うん、答えられることなら答えるよー」

「さっきのさ、あいつらとの会話、どこから聞いてた?」

「んー、遊びに誘われてるあたりからかな」

「そうか…………」

 聞かれたくないことまで聞かれちまったな…………。
 しかしもう過ぎてしまったものは仕方ない。さて、本題を聞くか。

「で、あの写真の送り主は海老名さん、ってことでいいんだよな?」

「イエス。私でーす」

 あっさりと認める海老名さん。
 少し拍子抜けだった。

「いやー、二人のラブラブなとこを見せ付けられちゃったよ。よくあんな場所に入れたね」

「まあ、ちょっとな…………で、何でなんだ?」

「ん?」

「何が目的なんだ?」

「あー、それはおいおいわかるよ」

 そう言葉を濁される。もう少し詳しく聞こうと思ったが、その前に川崎が戻ってきた。
 たぶん川崎とはすでに話がついているのだろうから、この場で聞いても無駄だろう。
 仕方ない。とりあえず流されとくか。俺は再び歩き出した川崎と海老名さんのあとを着いていく。
475 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/03/08(水) 21:44:28.17 ID:HSUE9ZXIO
一旦ここまで

海老名さん編に入りました
エロなしでごめんなさい。次回からです
あと、数少ない読んでくださってるかたの中に海老名さんファンがいたら申し訳ない。ここの海老名さんは相当変態で特殊な性癖を持っています。不快に思うかもしれないので先に謝っておきます


またノシ
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 22:01:57.55 ID:vybmZ4KEo
おつ
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 00:46:23.16 ID:IsV3AoxKO
乙です
グロにならない限り期待
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 11:44:15.24 ID:W2mErvFUo
乙です
海老名さん楽しみ
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 23:55:25.17 ID:Y+qFqilz0
海老名さんならどんな特殊性癖を持ってても納得できそう
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 00:08:47.43 ID:AjqM/GV7o
腐女子の特殊性癖といえばあ、なんもない
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 23:21:53.64 ID:COtshEAA0
グロスカBL以外ならどんとこいや
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/11(土) 00:35:11.79 ID:mqUvIobRO

八幡の黒歴史が知られたな。サキサキは何か思ったりするんだろうか?
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 21:34:49.65 ID:oTjkfOjL0
海老名foo〜!
続き楽しみ〜。あとサキサキ男らしくてかっこいいしかわいい
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 21:41:24.76 ID:lBPD3NeSO
楽しみ
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 22:15:49.80 ID:1oW+Kn1XO
みんなあんまりハードル上げてやるなやw


全裸待機
首を長くして待っております
486 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/03/17(金) 19:21:21.71 ID:53RNhw2mO
「へー、こんなふうになってるんだ」

「普通のホテルとそんな変わんないと思うよ。ちょっとした備品とか風呂場の違いはあるけど」

「そうなんだ。お風呂場見てこようっと」

 いつものラブホテルに着いて部屋に入り、海老名さんは物珍しそうにきょろきょろと見渡し、バスルームに向かう。
 ……………………いやいやいや。

「おい、川崎。何で俺ら三人でホテル入っちゃってんの?」

「ん? ああ、大丈夫だよ。ここ人数関係なく料金一律だから」

「違うそこじゃない。いや、ラブホに多人数で入れるのも驚いたけど…………何で海老名さんが一緒に来てるんだよ…………」

「何でって、ラブホテルに来たらやることは決まってるでしょ」

「ええー…………」

 いやまあ、受付の時点でまさかなとは思ってたけど。
 どんな話の流れでこうなってんだよ…………。

「いやー凄いね! そこらのビジネスホテルより設備いいんじゃないのこれ!」

 詳しく聞こうとする前に一通り見回った海老名さんが戻ってくる。
 テンションがやたら高くて相手にしたくないなあ…………。

「飲み物とか食事は高いけどね。じゃ、あたしはシャワー浴びてくるから、二人は好きにしてな」

「え、お、おい、ちょっと?」

「あれ、ヒキタニくんと一緒に入ったりしないの?」

「一緒に入るとサカっちゃうからね。今日はゆっくりしてくるよ」

 そう言って川崎は手を振りながらバスルームへと消えた。
 マジかよ…………。
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/17(金) 19:22:00.80 ID:53RNhw2mO
「さーってと、ヒキタニくん」

「お、おう」

 海老名さんはこちらに身体を向け、俺は思わず後ずさる。
 やっぱりこう、リア充女子には苦手意識を持っちゃってるな。

「私と、エッチなことしよっか」

「…………何で俺なんだ?」

「え?」

「海老名さんみたいな可愛い女子が、何で俺なんかと」

「んー…………」

「その、俺としたい、ってわけじゃないんだろ?」

「そうだね。エッチなことしてみたいけどヒキタニくんじゃなきゃダメってわけでもないよ」

「なら」

「でも誰でもいいってわけじゃない。ちゃんと理由あってヒキタニくんを選んでるよ」

「理由って…………そうだ、戸部なんかどうだ? ああ見えていいやつだからきっと優しくしてくれるぞ」

「えー、とべっちは…………うーん…………」

「何か悪いのか?」

「悪いっていうか……ほら、とべっちって私に気があったじゃん。今はどうか知らないけど」

「そう、だな」

「それがちょっと面倒くさいっていうか…………私はエッチしたいだけで恋人とかは御免なんだよね」

 『勘違いしないでよ! 一回やったくらいで恋人面しないでよね!』ってやつか。
 要するに海老名さんは単に性的欲求を満たしたいわけだ。確かに俺ならそんな勘違いもしないだろうが。
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/17(金) 19:22:29.09 ID:53RNhw2mO
「あとはほら、下手な人とかはやっぱりね…………ヒキタニくんは上手いんでしょ? サキサキすごい気持ち良さそうだったし」

「あ、いや…………」

 あれは川崎が特別なだけなんだよなあ。
 俺がテクニシャンだと誤解されてるけど、そんなことはないんだが…………することを回避できないかなあ?

「でもほら、やっぱり初めては好きな人とかが良くないか? あんまり自分の身体を安売りしない方が…………」

「大丈夫大丈夫。私もう膜ないし」

「そ、そうか」

 その明け透けな言い草に俺はたじろぐ。
 どうも説得は無理のようだ。なら、俺とするのは嫌だという方向に持っていけるだろうか?
 あまり突飛なことを言うと川崎経由でバレるけど。

「あー…………俺さ、生でやるのが好きなんだ。だからいつも避妊具付けないでやってるんだけど」

「うんうん、だよね。ゴムとか気分削がれちゃうよね」

「…………あと、気持ちいいから絶対中で出すけど。もちろん責任なんか取らねえし」

「おっけおっけ。私今日安全日だし、好きなだけ出しちゃっていいよー」

 くっ、手強い…………。
 ならば。俺の変態性も疑われるがかくなる上は。

「それと、今後のオカズにするから写真も撮らせてくれよ。そうしないと燃えないし」

「え…………」

 海老名さんが俺達に交渉を持ち掛けてきたのは屋上でのあの写真があるからだ。それを上回るような交渉材料を俺に与えることはないはずだ。
 思った通り海老名さんは一瞬言葉に詰まる。
 やったか!?
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/17(金) 19:22:58.99 ID:53RNhw2mO
 しかしすぐに海老名さんはニヤッと笑い、ベッドに座ってするすると服を脱ぎ出す。

「お、おい。海老名さん?」

「いやー、ヒキタニくんとはそっちの趣味が合いそう。ほら脱いだよ、ポーズとか取った方がいい?」

 下着姿で両手を頭の後ろに回し、キメポーズを取る海老名さん。
 俺は思いもよらない展開に固まってしまう。

「どうしたの? あ、下着もさっさと脱いだ方がいいんだね」

 海老名さんは何の躊躇いもなく上下の下着を脱ぐ。
 川崎ほどではないにせよ、それなりに大きい胸や整ったスタイルを惜し気もなく俺に見せ付ける。

「ほら、撮って撮って。好きなポーズするよー」

「っ…………! あ、脚……開いて…………」

「うん」

 一切逡巡せず海老名さんはM字開脚し、性器をさらけ出す。
 俺はごくりと唾を呑みながら正面からスマホを構えた。

「と、撮るぞ」

「いいよー」

 嫌がる素振りを見せないどころか、ノリノリで両手でピースまでしてくる。
 俺はカシャリとシャッターを切った。

「んっ…………あは、私の恥ずかしいとこ、撮られちゃったぁ…………」

 興奮しているのか海老名さんの頬が上気している。どころか、性器が少し濡れてきているように見受けられた。
 と、とりあえず今後は一方的に脅されることはなくなったはずだ。正直今だって脅されてるかは微妙な感じなのだが。
 俺はスマホを傍らの台に置こうとするが、海老名さんからストップがかかる。

「待って待って。それで終わりにしないでよ」

「え?」

「ほらほら」

「う、わわっ」
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/17(金) 19:23:58.22 ID:53RNhw2mO
 ぐいっと腕を掴まれて引っ張られ、俺はベッドに倒れ込んだ。
 海老名さんは俺の眼前で再び脚を開く。

「ヒキタニくぅん……私のおまんこ、撮ってぇ…………」

 扇情的な声でねだられ、俺はスマホを向ける。

「ゆ、指で広げて……中、見せて」

「うん……はい、『くぱぁ』」

 口で擬音を発しながら海老名さんは性器の中身まで見せ付ける。
 俺はシャッターを切り、濡れた局部をアップで撮った。

「あんっ…………もっと……もっといっぱい撮ってぇ」

 シャッター音が鳴るたびにソコがひくひくと蠢き、海老名さんは甘い吐息を漏らす。
 が、突然海老名さんの指が肥大化した陰核を弄りだした。興奮のあまり自慰を始めてしまったようだ。

「ごっ、ごめんヒキタニくん! もう我慢できない! 私、イくっ!」

「いいぜ。撮っててやるからイっちまえよ」

 俺はムービーを撮り始める。
 スマホの画面内で海老名さんの指が妖しく動き回る。

「あっ、あっ、あ…………あんっ! んんっ!」

 海老名さんは感極まった声を上げながらびくんっと身体を震わせる。
 どうやら絶頂に達したようだ。

「あっ、ああ…………いや……オナニーしてイっちゃったとこ…………撮られたぁ……やだぁ…………」

 言葉とは裏腹に恍惚としている表情もムービーに収めると、海老名さんはピースをしながら嬉しそうにはにかむ。
 俺はスマホを置いて海老名さんの両膝を掴み、閉じられないように抑えながら脚の付け根に顔を寄せる。

「え、ヒキタニく…………ああっ!」

 溢れる蜜を啜り、陰核に舌を這わす。
 予想外の行動に海老名さんは戸惑ったが、すぐに嬌声をあげ始めた。
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/17(金) 19:25:18.28 ID:53RNhw2mO
「ヒ、ヒキタニくんっ! ダメ! イったばっかでっ、感じすぎちゃう!」

 海老名さんの抗議を無視し、俺は舌と唇で責め続ける。
 ベッドに仰向けになり、大きくのけぞりながらあっという間に再び達した。

「はあっ……はあっ…………やば…………今日、体力もつかな…………」

「もう止めとくか?」

「冗談言わないで。もう徹底的にやっちゃうよ」

 これで諦めてくれればと思ったが、そう上手くはいかないようだ。
 海老名さんは身体を起こし、俺の服を掴む。

「ね、ヒキタニくんも脱いでよ」

「ああ」

 仕方ない。覚悟を決めるか。
 海老名さんと最後までする決心をし、俺は自分の服に手をかける。
492 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/03/17(金) 19:26:26.29 ID:53RNhw2mO
一旦ここまで

正直海老名さんは好きだけど書きづらい、というかエロ方面の性格が掴みづらい
コレジャナイ感が溢れてるけど気にしない気にしない
でもちょっと海老名さん編は長くなりそう…………

またノシ
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 22:11:56.89 ID:od90y4eE0
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 22:39:50.82 ID:bGEm718lo
乙です
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 01:02:51.84 ID:YVN7kCvsO
乙です
こういう変態度なら全然見れます
という事でこの先も期待してます
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 20:31:35.83 ID:/gDGly4IO
海老名さんならこのくらいあるある
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 16:25:49.98 ID:O5HNd4xko
非処女で露出癖でハメ撮りにも抵抗が無いとかきっとこの海老名さんは中○生の時にイベントでコスプレをしてそのときに色々されちゃったに違いない
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 19:45:01.18 ID:W9D74fliO
膜がない(経験済とは言ってない)
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 21:01:37.77 ID:uQglyPJqo
乙です
海老名さん楽しみ
500 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/03/27(月) 11:34:05.30 ID:mnJ6NupwO
 上着を脱ぎ、上半身を晒したところで海老名さんが感心したような声を出す。

「へえ、ヒキタニくん意外といい身体してるんだね。運動部ってわけでもないのに」

「まあ、ぼっちは多少鍛えてないと苦労するからな。誰かと協力して何かするってのが出来ないし」

「ふーん…………」

 もっともそれだけでもないのだが。まあいちいち言う必要もあるまい。
 海老名さんは寄ってきて胸板やら腹筋やらをつんつんとつついてくる。ちょっとくすぐったいぞ…………。

「お腹も結構固いね…………あ…………」

「…………そりゃそうなってるよ」

 ズボンを押し上げる膨らみに気付いたか海老名さんは小さな声をあげた。
 そのままズボンの上から手を当ててくる。

「すご…………ね、早く脱いで見せて」

「…………ちょっと離れてくれ。ここじゃ脱ぎにくくてやりづらい」

「ん」

 海老名さんがどき、俺は一旦ベッドから降りてズボンとトランクスを脱ぐ。
 全裸になって再びベッドに上がると、海老名さんには座らずに立ったままでいるよう促された。

「お、おっきぃ…………」

「そうか? 平均くらいだと思ってたけど」

「ね、触っていい?」

「ああ」

 海老名さんは立っている俺の前に跪くように座り、そっと両手で包み込むように肉棒を握る。
 まだ今は何もされてないのに、そそりたったそれを目の当たりにして欲情したのかすでに息を荒くしていた。
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/27(月) 11:34:54.04 ID:mnJ6NupwO
「あつ…………かた…………わ、私で興奮してくれてるんだよね?」

「まあ、な。海老名さんみたいな可愛い女子相手だったら当然だろ」

「えへへ、嬉しいな…………な、舐めて、いい?」

「ああ。したいようにしてくれていいぞ」

「ん…………」

 海老名さんは舌を突き出し、亀頭に舌先を当てる。
 生暖かい感触が伝わり、俺は仁王立ちのままぴくっと身体が震えてしまう。

「あ、えっと…………」

「いや、大丈夫だ。ちょっと気持ち良かっただけだから…………続けてくれよ」

「うん…………あ、ねぇ、これ…………」

 そう言って海老名さんは傍らに置いた俺のスマホを取り、手渡してくる。
 今回も撮ってくれということなのだろう。俺はカメラを起動して構えた。

「こっち見ながら、な」

「ん…………」

 カメラ目線のまま海老名さんは肉棒に頬擦りをし、舌を這わせてくる。
 茎や亀頭やカリ首に這う様を俺は声を抑えながら何度も撮った。

「はあ…………ね、撮ったの、見せて」

「ああ、ほら」

 フェラが中断されて要求されたので、俺は撮った画像を見せる。
 海老名さんはそれを見てぶるっと身体を震わせた。

「うわ……私、すっごいエッチな顔してる…………」

「だな。撮られるの好きなのか?」

「好きっていうか……興奮する」
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/27(月) 11:35:33.43 ID:mnJ6NupwO
 うん、わからないでもない。
 恥ずかしいけどそれすらも興奮材料になるのだ。海老名さんはこれっぽっちも恥ずかしがってないみたいだが。

「それ、誰にも見せちゃダメだからね。あ、でも消すのも無しだよ。ちゃんと夜のオカズに使って」

「いや、使わねえから…………そもそも一人でしないし」

「あれ、ヒキタニくんオナニーしないの? 男子は毎日のようにするんでしょ?」

「や、その、川崎がしてくれるし…………それ自体は嫌いじゃねえけど」

「あーなるほど、サキサキも結構エッチなんだね。毎日のようにしてくれるなんて。でも時々はオナニーの見せ合いっことかするんじゃない?」

「まあ…………」

「だよねだよね、人に見ててもらいながらするの気持ちいいもんね。さっき私もヒキタニくんに撮られながらしちゃったけどヤバかったし」

 海老名さんは鼻息を荒げながら同意を求めてくる。テンション高いなあ…………。
 と、そこで突然口をつぐみ、指をもじもじと絡めながらこちらを上目使いで見る。何だ?

「何か言いにくい頼み事でもあるのか?」

「あー、うん、えっとね…………」

 なかなか続きが出ない。
 が、決心したように海老名さんは顔を上げる。

「お、お尻の穴……舐めるの、いいかな…………?」

「はあ?」

 ああ。海老名さんはどうも特殊な性癖をお持ちのようで、後ろの穴を使うのにも興味があるってことか。高校生でそのレベルはすげえな。
 自分から言い出すってことはちゃんと清潔にしているのだろう。なら、構わないか。

「まあ、うまく出来るかはわからねえけど…………やるだけやってみる」

「あっ、違う違う。そうじゃなくて逆」

 俺が海老名さんを押し倒そうとすると慌ててそれを止めてくる。
 逆?
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/27(月) 11:36:22.93 ID:mnJ6NupwO
「するのは私の方。私がヒキタニくんのお尻の穴を舐めるの」

「はあ!? 駄目だ駄目だ。そんなことはさせられねえ!」

「何で? 私にはしようとしたくせに」

「いや、それは…………」

「ほら、早くお尻こっちに向けて」

「させねえって。川崎にもされたことないってのに」

「えー」

「…………何騒いでんの?」

 俺と海老名さんが押し問答をしていると、いつの間にかバスルームから出てきた川崎が声をかけてきた。
 何か着るのもタオルを巻くのも億劫だったのか一糸纏わぬ姿である。

「あ、サキサキ……ってうわっ! サキサキのスタイルすごっ!」

「そう?」

「何それズルい! おっぱいそんなに大きくて形も良くて腰はしっかりくびれてるなんて卑怯だよ!」

「卑怯って…………別に海老名だってスタイル悪くないでしょ」

「サキサキ見ると自信なくしちゃうよぉ…………何食べたらそんなに大きくなるの?」

「んー…………比企谷に揉んでもらった」

「えっ?」

「えっ?」

「男に揉まれると大きくなるっていうでしょ。いっぱい揉まれて比企谷好みのおっぱいになっちゃった」

「ごくり……ヒキタニくんの手にそんなパワーが…………」

 俺にそんな異能力ないから。あとごくりって口で言うな。
 というか川崎はもともと巨乳だっただろ。好みなのは否定しないが。
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/27(月) 11:37:18.55 ID:mnJ6NupwO
「よいしょっと。胸はまだしてもらってない?」

 川崎はベッドに上がってき、海老名さんの前に座る。
 俺一人だけ突っ立ってるのもなんなのでその場に腰を下ろした。

「うん、ヒキタニくんにはおまんこ舐めてもらってイっただけ」

「気持ち良かった? 結構上手いでしょ比企谷の舌使いって」

「そりゃもう。私すでに二回イってるし」

 いやいや、そのうち一回は自分でした分だろ。俺そこまでのテクニック持ってないから。
 が、抗議する前に川崎が俺の下半身に手を伸ばし、肉棒をきゅっと掴む。

「んっ…………」

「これだって女に触られて大きくなるしね。海老名も比企谷に揉んでもらいなよ」

「うん、お願いヒキタニくん。サキサキみたいに私のおっぱい大きくして」

「だから俺にそんな特殊能力ねえから」

「いいから早く。ほら」

 業を煮やしたか海老名さんは俺の両手を掴んで自分の胸に導かせる。手のひらに程よい柔らかさが伝わり、俺はゆっくりとそれを揉み始める。
 川崎が背中側から抱き着いてき、首に腕を回しながら俺の耳を責めてきた。
 背中には柔らかい感触が、耳には舌が這う感触が。あ、ヤバい。そろそろ我慢できなくなるかも…………。
 が、その前に唇を合わせられ、唾液を飲まされる。射精禁止の能力だ。
 暴発する危険を回避し、俺はそのまま川崎と舌を絡ませる。くちゅくちゅと唾液の音が響き、夢中になってそれを啜る。

「ん……ぷは…………ね、海老名も比企谷とキスしてみる?」

「あ、うん、するする。ヒキタニくん、今みたいに激しくして」

「ああ。舌、出して」

 海老名さんは俺に顔を寄せ、舌を突き出す。
 俺はそれにしゃぶりつき、激しく吸う。

「んっ、んんっ…………」
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/03/27(月) 11:38:31.63 ID:mnJ6NupwO
 海老名さんはびくんと身体を震わせながら呻く。
 川崎の腕が俺の首から離れ、今度は海老名さんの腕が俺にしがみつくように回される。
 俺はもう遠慮せず、海老名さんの胸を揉みつつ口内を徹底的に蹂躙した。

「ふぁっ…………なに、これぇ……キスだけでイっちゃいそう…………ヒキタニくん、上手すぎ…………」

「頭真っ白になっちゃいそうでしょ? あたしも普段からそうだしね」

 少し息苦しくなって唇を離した途端、海老名さんが目をとろんとさせながらそんなことを言う。
 いや、川崎の唾液がまだ俺の口内に残っていて、それを嚥下したせいなんだが。射精禁止とは別に快感増幅も含まれていたからな。

「どうする? まだ続けるか?」

「ううん、今度は私がしてあげるから。さ、お尻こっちに向けて」

「だからさせねえって」

「そう言えばさっき何か言い合ってたね。何だったの?」

「あ、うん。私がヒキタニくんのお尻を気持ちよくさせようとしたんだけど断られちゃって。サキサキにもされたことないからって」

「あれ? あんたあたしが指で弄くったら喘ぎながらイったじゃない?」

 おい! なにバラしちゃってんの!?
 しかもあれは感度をめちゃくちゃ上げられてたからだし。

「あー、舐めるのがダメなんだって。ま、正直なとこ私がしてみたいだけなんだけど」

「ふうん」

 あ、ヤバい。
 危険を察知し、離れようとするがその前に川崎に両足を掴まれた。
 そのままぐいっと広げられながら持ち上げられ、頭の方に持っていかれて首で身体を支えるような体勢になる。
 何だっけ、これ確か『ちんぐり返し』とかいう格好だ。
 恥部が二人の前にさらけ出されてかっと身体が熱くなった。

「だったらあたしが最初にしてあげる。この穴、たっぷりいじめてあげるからね」

 川崎はそう言って身体を押さえ付けながら舌を出し、俺の菊門をつつき始めた。
506 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/03/27(月) 11:39:06.95 ID:mnJ6NupwO
一旦ここまで

すげー長くなりそう。やる相手は海老名さんだけでいいかなと思ってしまう
毎度のことだけど遅筆ですまん

またノシ

507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/27(月) 11:41:39.19 ID:8Kozs8z6O
おつ
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/27(月) 20:35:59.95 ID:wP6tXKowo
乙です
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/27(月) 20:52:02.35 ID:B+B2J3SsO
乙です
続きが楽しみ
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/27(月) 21:55:33.00 ID:dmIYJdA6O
乙です
続きが気になる
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/27(月) 22:54:41.08 ID:iLhDwCjco
やっぱり腐女子やからあなるやった
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/28(火) 08:28:29.43 ID:StR8VugCO

Rの俺ガイルこれしかないから頑張ってほしい
513 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/04/06(木) 14:31:12.75 ID:WDDKXL5WO
「は、う……ああっ…………」

 ありえない箇所にぬるぬるとした感触がし、呻き声が漏れる。
 川崎の舌の動きが少しずつ大胆になっていく。能力で綺麗にされてはいるのだが、その躊躇いもない舌使いに感激すら覚えてしまう。
 が。

「そっ、それはさすがにっ…………駄目だっ…………!」

「いいから。力抜きなよ」

 川崎の舌が穴の中にねじ込まれそうになり、俺は慌てて括約筋に力を入れて侵入を防ごうとした。
 しかしぐいぐいと舌先に力が込められ、ずぷずぷと犯されていく。
 無意識に感じて蕩けそうになる表情を隠すために俺は両腕で顔を覆う。

「ん……ふ…………」

「わ、すご…………サキサキの舌、ヒキタニくんのお尻にあんなに入っちゃってる…………」

 中で舌が蠢くのがわかる。背中どころか全身がぞくぞくと震え、声が出そうになるのを必死で堪えた。
 たっぷりとかき回され、ようやく解放されたときには意識があやふやになっていた。俺は荒い息を吐きながら自由になった手足をぱたりと投げ出す。

「あー……ごめん海老名。ちょっとやりすぎたかも」

「えっ?」

「これ以上やると比企谷がプッツンしちゃうかも。焦らしすぎるとヤバイからさ」

「え、ヤバイってどういうふうに?」

「ケダモノみたいに襲いかかってくるよ。もうすっごい激しいの。あたしも人間じゃなくて一匹の雌にされちゃうって感じ」

「へ、へえ…………」

 海老名さんは怯むどころか目を輝かせてごくりと唾を飲み込む。
 いやいや、俺そこまでじゃないから…………ないよね?
 あと川崎。お前人間じゃないじゃん。悪魔じゃん。
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 14:31:43.21 ID:WDDKXL5WO
「チンポこんなにバキバキに固くしちゃっててもう我慢できそうにないっぽいからさ。一回出させてあげないと」

「あ、じゃあ、その……私が…………」

「ん。比企谷、海老名が自分の身体を使ってほしいってさ」

 俺は呼吸を整えて身体を起こす。
 海老名さんは期待に満ちた眼差しでこちらを見つめている。

「あー…………海老名さん」

「う、うん」

「海老名さんの身体で気持ちよくさせてもらうから、横になって足を開いてくれよ」

 俺の言葉に頷き、海老名さんは横たわる。
 その際、先ほどベッドの脇に置いておいた俺のスマホを取り、川崎に手渡す。

「サ、サキサキ……撮って…………」

「あんたも大概変態だね。じゃ、まずは比企谷におねだりしてみよっか」

「うん…………ヒキタニくん、私のおまんこ使ってください…………」

 まるでAV撮影みたいなポーズと台詞で俺を誘う。
 川崎は楽しそうに動画を撮っている。ってか俺のスマホで好き放題してるなこいつら。
 ……………………俺ものるか。

「どんなふうに使っていいんだ?」

「えっ?」

「ほら、教えてくれよ」

「う…………ヒ、ヒキタニくんのおチンポ、私のおまんこに入れて、ずぽずぽしてください…………」

 さすがにここまで言わせると恥ずかしいのか、言葉がつっかえ気味になる。それでも表情は楽しそうだが。
 俺は海老名さんの足の間に身体を入れる。
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 14:32:10.04 ID:WDDKXL5WO
 一瞬だけ川崎の尻尾が伸びてきて俺の肉棒に絡み付き、射精禁止の呪いが解かれた。
 もういつ果ててもおかしくなく、肉棒を秘所に押し当てる。

「海老名さん、入れるぞ」

「うん……ね、八幡くん。今は姫菜って呼んで…………」

 ちら、と川崎を窺うと軽く頷く。
 許可が下り、俺は海老名さんと軽く唇を合わせた。

「姫菜、入れるぞ」

「うん、来てぇ…………」

 身体を起こして腰を進め、少しキツいながらも愛液が潤滑油となって一気に奥まで肉棒が膣内に埋まる。
 海老名さんはぐうっと身体を仰け反らせながら甘い声をあげた。

「ああんっ…………来た、あっ…………」

「ふふ、どう海老名? 初めて受け入れたチンポの感想は」

「いいっ……想像してたより、ずっと気持ちいい…………おなか、じんじんしちゃう…………」

 え…………。
 ちょ、ちょっと待って。

「え、海老名さん、初めてじゃないんじゃ…………」

「ん……膜はないけど、道具で破っちゃっただけだから…………経験はこれが初めてだよ…………」

「そ、そうか…………」

「んんっ……やだ、中でまだ大きくなってる…………」

「自分が海老名の初めての男ってわかって興奮してるんだよね。ほら、そのまま比企谷に中に出してもらうようにおねだりしなよ」

「八幡くん、お願い…………私のおまんこで気持ちよくなって…………八幡くんの精液、中出ししてぇ…………」

「っ…………姫菜っ、姫菜っ」

 俺は海老名さんの名前を呼びつつ身体を動かし始めた。
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 14:32:42.58 ID:WDDKXL5WO
 さっき川崎が言ったような『プッツン』したわけではないが、初めて男を受け入れた蜜壺から肉棒に与えられる快感に我慢が効かない。
 海老名さんのことを多少気にしつつも自分の悦楽を求めて腰を振る。

「う……ああ…………姫菜のまんこ、気持ちいい…………出る、出る……中で出すから…………」

「ああ……出されちゃう…………恋人でもない男子に生で犯されて、中出しされちゃう…………」

「ふふ、しっかり撮っといてあげる。二人とも思う存分イっちゃいなよ」

 川崎が俺と海老名さんの繋がってる部分にスマホを寄せる。
 尻尾が海老名さん陰核を撫でるのが見えた。恐らく感度を上げさせたのだろう、海老名さんの声がさらに大きくなった。

「あっ、ああっ! あああっ! イく、イく!」

「まだだよ。まだ我慢して。中出しされながらイくのが最高に気持ちいいんだから」

「はっ、八幡くぅん! 早く中で出して! 私、もう我慢できないっ!」

「姫菜っ、姫菜っ! 出るっ、出すぞ! あ……あ…………あうっ! うっ! ううっ!」

「あっ! あっ! ああああああっ!」

 俺は大きく身体を震わし、溜まりに溜まった精液を一気に海老名さんの中に放出した。
 それを受け止めた海老名さんは矯声をあげながら絶頂に達する。
 きゅうきゅうと締め付けを強めながら蠢く肉襞を感じながら俺は幾度も海老名さんの中に射精していく。

「あっ…………あっ…………ああー…………」

 情けない声を漏らしながら射精を終え、海老名さんの腰を掴んで揺すりながら余韻に浸った。
 海老名さんはびくんびくんと身体を痙攣させる。

「あは……出されたぁ…………初めてのエッチで、イきながら中出しされちゃったぁ…………」

「比企谷の、気持ちよかった?」

「うん、すっごく……道具なんか使ってたの、バカみたい…………」

「ふふ、あんたの気持ちよかったって。男冥利に尽きるでしょ?」

「そんなこと聞くなよ…………」

 川崎が海老名さんの感度を上げさせたからだろうし。
 いや、もともと自分で開発してたっぽいけどさ。
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 14:33:21.46 ID:WDDKXL5WO
「じゃ、お掃除するから抜いて」

「ああ」

 俺は腰を引いてずるるっと海老名さんの中から肉棒を引き抜く。
 まだある程度の硬度を保っていて、体液まみれの肉棒はびぃんと跳ねた。

「ん、あむ…………ちゅ……れろ…………」

 川崎は顔を寄せて俺の肉棒を口に含み、付着した体液を舌と唇で掃除していく。
 尿道内に残った精液を吸い出され、唇を噛んでかろうじて声を出すのを堪える。

「こく……ん、美味し…………海老名、精液溢れてるあんたのおまんこも綺麗にしてあげる」

「あ、待って待って。最後の締めもムービー撮って」

「また? あんたどんだけ撮られるの好きなのさ…………」

 川崎が呆れながらもスマホを海老名さんに向けて構えた。いや、だから、それ俺のだからね?
 海老名さんはスマホに向かって足を開き、局部を晒して指で広げる。

「総武高校二年生、海老名姫菜です。今日はおまんこいっぱい気持ちよくされて、初エッチなのに中出しまでされちゃいました。すっごくすっごく気持ちよかったです」

 おいおい、AVの撮影かよ…………てか名前まで言っちゃっていいの?
 海老名さんが撮った俺と川崎のやつなんか目じゃないほどヤバい材料なんだけど。いや、もちろん誰かに見せるつもりなんてないが。
 撮り終えて満足したか、川崎はスマホを置いて海老名さんの秘所に唇を付ける。

「んんっ…………」

 海老名さんの身体がびくっと跳ねた。中に収まりきらず、溢れ出てきた俺の精液をわざと音を立てて吸う。
 その扇情的な光景にあっという間に俺の肉棒はそそりたつ。
 川崎がそれを見てくすりと笑い、身体を起こした。

「ほんと、いつも頼もしいね。さ、あたしにもちょうだい」
518 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/04/06(木) 14:33:58.93 ID:WDDKXL5WO
一旦ここまで

年度末年度始は忙しい
脳内はずっとこの三人のエロシーンが流れてるけど
何とかしてもうちょっと書くペースを上げたい…………

またノシ

519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 19:52:51.10 ID:Hu+ap+R7o
乙です
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 20:30:48.85 ID:Am8BbexeO
ふぅ……
乙です
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 22:56:54.59 ID:PPv9QkgNo
乙です
この三人の関係性いい
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/07(金) 15:11:51.36 ID:8fA0nFcYO

ちゃんと続けてくれるならゆっくりでええんやで
523 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/04/14(金) 20:21:12.00 ID:TGOKDyMYO
 俺は川崎と唇を重ねようと顔を寄せた。
 が、その直前で放った川崎の一言で動きが止まる。

「いいの?」

「…………いいのって、何がだ?」

「あんたのお尻の穴に突っ込んだ舌だよ。そのあと精液も舐め取ってるし」

「……………………」

 川崎はくっくっとおかしそうに笑う。
 もちろん俺にとってはそんなことどうでもよく、川崎の後頭部に手を回して引き寄せ、その唇に吸い付いた。

「ん…………」

 強く押し付けると川崎が呻く。
 わずかに唇が開いた瞬間を狙って舌を口内にねじ込む。
 川崎のを捕らえて絡め合い、空いた手で身体をまさぐり始める。

「んんっ…………」

 内腿の付け根を撫でるとすでにそこまで濡れており、軽く指を這わせただけでびくんと身体が跳ねた。
 唇が離れると川崎が俺の首に腕を回してしがみつき、耳元で囁いてくる。

「ね、比企谷……もう、欲しい…………」

「ああ」

 しかしどうしたものか。
 いつもならここで俺が押し倒されて騎乗位で犯されるところなのだが、海老名さんの前だしな…………とか考えていると、川崎が俺の肩を押して寝かせて身体を跨いでくる。
 どうやら誰の前とか関係なく、川崎はいつも通りのつもりのようだ。

「それじゃ、いただきます」

 反り返った肉棒を掴んで自らの秘口に導き、川崎はゆっくりと腰を降ろしていく。
 海老名さんは俺の横に座り込み、肉棒が蜜壺に飲み込まれる様を凝視していた。
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/14(金) 20:21:41.49 ID:TGOKDyMYO
「ん、はあぁ…………いい…………」

「うわ……サキサキ、顔すごい…………」

 下から見上げる川崎の表情は恍惚としていて、実に淫靡なものだった。
 抱き寄せてそれをもっと間近で見たいのだが、海老名さんに見せつけるためか川崎は身体を反らして結合部を晒す。

「八幡……八幡…………八幡のチンポ、気持ちいい…………」

 うっとりとした視線を俺にぶつけてくる。
 さすがに御主人様呼びはまずいか。俺は川崎の名前を呼び返す。

「沙希…………沙希のまんこも、すげえ気持ちいい…………」

「うん、ふふ…………」

 川崎は嬉しそうにはにかむ。
 と、そこでずいっと海老名さんが俺の顔を覗き込んできた。

「ね、ね、ヒキタニくん。私とサキサキのおまんこ、どっちが気持ちいい?」

「沙希」

「うわ、即答…………少しくらいは悩んでよ…………」

「ふふ、ごめんね海老名。でもさすがに年季が違うよ。あたしのおまんこは八幡のチンポを気持ちよくさせるためだけの、専用おまんこだからさ」

「そ、そんなに?」

「うん。もうすっかり八幡のチンポの形も大きさも覚えちゃってるよ。どんなふうにすればチンポが喜ぶか、もね」

「うわぁ…………」

「その証拠に、さっき海老名の中でイったはずなのに、もうあたしの中で出そうだってさ」

「え?」

 川崎は小刻みに腰を揺する。
 それと同時に尻尾が陰嚢を撫で、肉棒の根元をさすってきた。
 あ、ヤバい!
 川崎の目的を察した俺は咄嗟に覚悟を決めて歯を食い縛る。
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/14(金) 20:22:31.16 ID:TGOKDyMYO
「うっ! ぐうっ! ううっ! うああっ! ああっ!」

 残念ながら抑えきれずに声が漏れた。
 サキュバスの能力で俺は強制的に射精へと導かれる。
 川崎の臀部を掴み、腰を突き上げて奥に精液を吐き出す。

「んっ……ほら、全部出して…………」

「あっ……ああっ…………沙希っ……沙希ぃっ…………」

 びゅくっ、びゅくっと精液が尿道を通り抜けて放たれる快感に俺は頭の中が真っ白になる。
 ああ…………気持ちいい…………川崎のまんこに中出し…………最高…………。

「沙希…………沙希…………」

「ふふ。イき終わった?」

 腰を揺すって出し切り、俺は川崎の名前を呼びながら身体の力を抜く。
 息を切らす俺の左頬をそっと撫で、右頬に顔を寄せて唇をつけてきた。

「悪い……俺だけ、気持ちよくなっちまって…………」

「何言ってんのさ」

 川崎の意志で俺をそうさせたのだから別に詫びる必要はないのだが、海老名さんの手前そう言っておかないとまずいだろう。
 しかし川崎はそれを軽く流し、俺と繋がったまま身体を起こす。

「ううー…………男子って普通一回出したら次まで時間かかるんじゃないの? ヒキタニくん、私の時より早かったんだけど。女としてのプライドがー…………」

「男性経験初めてのやつが何言ってんの。それにちゃんと海老名も気持ちよかったでしょ比企谷?」

「あ、ああ。実際イっちまったわけだしな」

「でもサキサキに勝てるとこがないなあ。スタイルはともかくエロさでは負けないと思ってたのに」

 エロさで言うならサキュバスに勝とうってのが間違ってるかもな。
 あと海老名さんはエロさって言うより変態性の方が強い気がする。いや、エロくもあるんだけど。
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/14(金) 20:23:36.57 ID:TGOKDyMYO
「サキサキになくて私にある魅力…………あ、ヒキタニくん、眼鏡っ子萌え属性とか持ってない?」

「いや、別に…………」

「眼鏡かけた顔に精液ぶっかけてみたいとか思わない?」

 ドヤ、って表情をしながら眼鏡をくいっとあげる海老名さん。
 が、あいにく俺にそんな特殊な性癖はないのだ。

「じゃあサキサキが眼鏡かけてたらどう?」

「う…………」

「それは悩むんだ…………もうヒキタニくんてサキサキにぞっこんなんだね」

「悪いけどもう比企谷はあたしのものだからね。奪おうと思っても奪えるものじゃないよ」

「はー、お熱いことで」

「ふふ…………じゃ、比企谷、一回休憩入れよっか。そろそろお昼の時間だし、汗掻いたからシャワーも浴びたいでしょ?」

「あれ、サキサキイってなくない? いいの?」

「ん。普段はあたしがイかされまくってるしね」

「…………ねえサキサキ。もしかして今回私を交ぜたのってヒキタニくんが絶倫すぎて一人じゃ太刀打ち出来ないから、とかじゃないよね?」

「ふふ、どうだかね」

 おいおい否定してくれよ。テクニシャンや胸を大きくする能力に加えて絶倫の誤解まで背負うことになってるぞ。
 しかし文句を言う前に肉棒を身体から抜いた川崎のお掃除フェラが始まり、そっちに意識を持っていかれてしまう。

「よし…………じゃ、お風呂行こっか」

「……おう」

「おっ風呂ーおっ風呂ー」

 俺達はベッドから下り、三人揃ってバスルームへと向かう。
527 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/04/14(金) 20:25:20.88 ID:TGOKDyMYO
一旦ここまで

いかん。本当にやりたいことやってたらこの海老名さん含めた3Pだけでスレが終わってしまう
次回からはちょっと巻きでいきます

またノシ
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/14(金) 22:11:45.41 ID:nmDAp3nR0
やりたいことやってええんやで
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/14(金) 22:47:12.65 ID:IDEufzStO
望むままにやるのだ
おつ
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 00:44:22.00 ID:i2cOldGpO
乙です
スレ終わったらまた立てればいいと思います
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 02:51:54.91 ID:e89XM7HOO
すでに2スレいってるんだし大丈夫大丈夫
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 03:15:46.54 ID:P8wAW1/Vo
乙です
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/15(土) 17:48:09.11 ID:zecN48sXo
おつおつ
>>1が楽しく書けるならこのスレの残り全部3Pでも俺は読むぞ!
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 13:50:41.02 ID:G7WO2hRno
むしろそれで良い
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 21:57:33.07 ID:zb6eyoudO
むしろそれがいい
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/16(日) 22:16:52.69 ID:9dd+qhwaO
だがそれがいい
537 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2017/04/19(水) 00:34:11.54 ID:FQoXWnePO
 三人で軽くシャワーを浴びて汗を流し、湯船に浸かる。川崎と海老名さんは濡れると乾かすのが面倒くさいのか頭にタオルを巻いてその中に髪をまとめていた。
 川崎の能力を使えば気にしなくていいのだが、さすがに海老名さんにバレるのはまずいからな。

「ねー、そういえばサキサキに聞きたいんだけどさ」

「ん、なに?」

「さっきもすごく美味しそうに飲んでたけど、実際精液って美味しいの?」

「んー、味だけで言うなら美味しくないと思うよ。苦いし喉に絡み付くし」

「あ、やっぱりそうなんだ」

「でも比企谷のだったらあたしは好きだね。美味しいって思っちゃうし、欲しいって思っちゃう」

 それはサキュバスだからでは?
 小町とかは不味そうに吐き出したりしてたし。
 ていうか。

「おい、俺をはさんでそんな話すんなよ…………」

「え、何で?」

「気まずいだろ、普通に考えて」

「でもあんたの身体は嬉しそうじゃないの」

「あは、ホントだ。大きくなってる」

 左右二人から伸ばされた手が肉棒に触れ、俺は身体をぴくんと震わせる。
 しかし川崎と海老名さんに両サイドから腕を組まれて身体が密着していては逃げるものも逃げられない。
 脚も片方ずつ重ねられて半分俺の上に乗ってる姿勢になってるし…………別に重くはないのだがそこまで狭くないだろこの浴槽は。

「いや、これは二人がくっついてくるからで」

「えー。私の身体なんてサキサキに比べたらいまいちでしょ?」

「そんなことねえよ。充分綺麗だと思うぜ」
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/19(水) 00:36:18.06 ID:FQoXWnePO
「…………スタイルいいとかじゃなくて綺麗って言うあたり、ドキッとさせてくるね」

「時々天然ジゴロみたいなこと言うからねこいつ」

「え? そ、そうか?」

「でも、うん。ありがと」

 海老名さんは照れ臭そうにはにかみ、俺の頬にキスをして腕の組む力を強めた。
 川崎も負けじと指同士を絡めてきて手を強く握り、頭を俺の肩に乗せてくる。
 二の腕に当たる二人の胸の柔らかさがヤバい。俺なんかがこんないい思いしていいんだろうか。

「このことがバレたら俺戸部に殺されそうだな…………」

「おやおやー。またひとつ弱味を握っちゃったかなー?」

 自爆テロにもほどがあるんですがそれは。
 だいたいこっちだって海老名さんの恥ずかしい写真や映像があるんだぞ。

「私のおまんこ、いっぱい撮られちゃったもんね。あーあ、今後それをネタに脅されて私あんなことやこんなことをされちゃうんだー」

「しねえから。むしろ何で乗り気っぽいんだよ」

「でも今ヒキタニくんのおチンポ、ぴくってしたよ。私のエッチなとこ想像したんじゃない?」

「い、いや…………」

「違うよ海老名。今のはただ単に海老名の言ったエロ単語に反応しただけさ」

「え、そうなの?」

「う…………」

「……………………おまんこ」

「っ…………」

「あは、本当だ。おチンポ動いた」

「あ、遊ぶなよ」
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/19(水) 00:37:44.59 ID:FQoXWnePO
 しかし海老名さんは口を俺の耳元に近付け、肉棒に触れながら囁くように言葉を発する。

「八幡くん。このおチンポで私のエッチなおまんこ、いっぱいいじめてくれてありがとう。すっごく気持ちよかったよ」

「あ、う……」

「今日だけじゃなくて、これからも私のおまんこ使ってくれると嬉しいな」

「ふふ。八幡、そんな切なそうな顔してどうしたの? さっきあたしと海老名のおまんこにあんなにいっぱい中出ししたのに、もう次のを出したくなっちゃった?」

 海老名さんだけでなく、川崎も加わってきた。
 空いた手で俺の陰嚢を包み込みように握り、軽く揉みながらやはり耳元で囁く。
 二人の声が脳に響き、じんじんと痺れるような感覚に襲われ、少しずつ理性が剥がれていってしまう。

「いいよ、ヒキタニくん…………私のおまんこ、好きなだけ犯して…………一発出すたびに太ももに『正』の字書いちゃおっか…………」

「あ、萎えた」

「何でっ!?」

「いや、マニアック過ぎんだろそれ…………」

「あたしも大概変態な方だと思ってたけど海老名には敵わないね」

「そっかなー。他の女を交ぜて3Pするのをあっさり了承するのもなかなかのものじゃない?」

「そういやその辺の流れ俺知らないんだけど、どんなやり取りがあったんだ?」

「んー、簡単に言うとサキサキに呼び出されてね、『あの写真の目的は何?』って聞かれて『私もエッチしたい』って答えたら『ん、いいよ。今度の日曜に三人でホテルでも行こっか』って」

「軽いなおい!」

「でも何で犯人が私だってわかったのかは教えてくれないんだよね。どうせ自分から言うつもりだったから別にいいんだけど」

 それはたぶんサキュバスの能力が関係しているんだろう。だとすると、俺も気になるけどここで聞くわけにはいかないか。
 それよりもさっきから俺の肉棒に触れてる手の動きが気になる。海老名さんの手は今のやり取りの際に離れたが、川崎の手は肉棒を握って上下にしごき、明らかにその気にさせようという動きだった。
 かと思えば、今度は耳に舌を這わせだす。
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/04/19(水) 00:38:46.54 ID:FQoXWnePO
「んっ…………」

「あ、ヒキタニくんて耳舐められるの好きなの?」

「何でも好きだよこいつは。あたしにされることだったらね」

「むー、見せ付けてくれちゃって…………えい」

 海老名さんも反対側の耳に舌を這わせ始めた。両方を触覚と聴覚で責められる初の体験に身体が震えてしまう。
 俺は理性を総動員し、身を委ねてしまいたくなる快楽に抗って二人の間から抜け出す。

「はあっ、はあっ…………」

「どしたのさ。気持ちよくなかった?」

「いや、良すぎて…………風呂の中で出しちゃったらまずいだろ」

「じゃあヒキタニくん、どこなら出してくれるの?」

「う…………」

 悪戯っぽく笑う海老名さんが答えにくいことを聞いてくる。
 肉棒をこんな状態にさせておいて出したくないわけがないからな。

「じゃ、とりあえずお風呂あがろっか。比企谷がもう一回出したらお昼ご飯にしよ」

「おっけー」

「…………ああ」

 俺達は風呂から出て身体をタオルで拭き、再びベッドに向かう。
541 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2017/04/19(水) 00:39:27.24 ID:FQoXWnePO
一旦ここまで

巻きでいくと言いつつお風呂でゆったりほのぼの回
次回はエロいことします

またノシ
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 01:05:01.17 ID:BSvEYLK30
乙です
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 06:10:23.39 ID:0JLgZ/13O
乙です
楽しみです
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/19(水) 19:36:18.40 ID:UQAWqrKco
乙です
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 23:59:30.98 ID:vYAfMhRMO

海老名さんがいいキャラしてるわ
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/21(金) 11:06:32.37 ID:bz6o8VxM0
・・・ふう

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