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【まほいく】女騎士の淫靡な戦い【魔法少女育成計画】
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352 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 05:57:08.54 ID:nALzLvuNo
リップルは時間が経ってから頭が冷えてきた。そして顔は熱くなってきた
一時の感情の揺らぎに身を任せ、とんでもないことをしてしまったのではないかと思う
というか、ラ・ピュセルに色々聞くのを忘れていた
リップル「…………でも、なんで……」
色々知っているであろうファヴは呼び出しに応えない
最後にラ・ピュセルが言っていた「スノーホワイトには会えない」とは、なんなのだろうか。親交がなかったとはいえラ・ピュセルはあんなではなかった。あれが本性だとなればそれはそれだが、違うならああなってしまった自分を見せたくないからか
あの言い方からして、スノーホワイトはラ・ピュセルがまだこのN市にいることを知らないだろう。会って教えてあげるべきか悩む
それと、スイムスイムについて何か知っていることがあるかもしれない。リップルの中には、トップスピードが脱落したあの時からスイムスイムへの復讐心がある。藁にも縋る気持ちで弱点とか、なんでもいいから何かないか
とりあえず会ってみよう。スノーホワイトへのメッセージは「会いたい」とだけ打った
353 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 05:57:59.36 ID:nALzLvuNo
・・・・・・
山小屋に戻ったラ・ピュセルだったが、既にいるはずのメルヴィルという魔法少女はいなかった
ラ・ピュセル「あれ?」
メッセージを打つ。「山小屋にいないんですか?」と
「いる」と返って来た
ラ・ピュセル「いないじゃないか」
「おい」
背後から声がかかった。振り向くが誰もいない。おかしい。が、声がする
しばらく目をパチパチさせると、透明だった空間から、まるで溶けていたものが逆再生で元に戻るように人の形が現れ始めた
354 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 05:59:17.45 ID:nALzLvuNo
ラ・ピュセル「いたぞおおおおおぉぉ! いたぞおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」
「うるせぇ!!」
機銃弾200発とチェーンガンをフルパックしたような叫び声を出したらその人影に怒られた
彼女がメルヴィルというらしい。見た目はなんかクラムベリーに似ている
メルヴィル「お前がクラムベリーが飼ってる魔法少女か」
ラ・ピュセル「えっ、え?」
特殊な発音すぎて一瞬何を言っているのか分からなかったが頭の中で文字にしてみると分かった
メルヴィル「………………」カァァ
ラ・ピュセル「あ、ええっと! 方言ですね! まぁ新潟だし珍しくないと思いますよ!」
355 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:00:53.32 ID:nALzLvuNo
メルヴィル「で、クラムベリーどこだ」
ラ・ピュセル「今頃他の魔法少女と遊んでるんでしょ。暇ならあなたを呼べって言われたから」
メルヴィル「…………」
メルヴィルは「クラムベリーでもないくせにそんな理由でわざわざ呼ぶんじゃねぇ」と目で語っていた
メルヴィル「ハァ……まぁいい。で、何ばすら?」
ラ・ピュセル「何をしようかと言われても」
メルヴィル「……まさか、へっこか……?」
ラ・ピュセル「へっこ?」
メルヴィル「…………なんでもね。敬語もいらねぇ」
ラ・ピュセル「あ、そう?」
ひどく訛りがキツいが、意味不明な単語以外なら大体は伝わる。親戚にも訛りを話す人はいたし、そういう人と話すのは初めてではない
356 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:02:47.45 ID:nALzLvuNo
ラ・ピュセル「にしても、クラムベリーはいつ戻るんだろう」
メルヴィル「ファヴもいねぇ……」
ラ・ピュセル「うーん、僕の端末からファヴ呼べるかな」
魔法の端末を使いファヴを呼んだが、結局ファヴは現れなかった
ラ・ピュセルは仕方なく、メルヴィルと適当に山小屋で一夜を明かした
メルヴィル「…………くせぇ」
ラ・ピュセル「えっ?」
メルヴィル「お前、へっこしてきたろ」
ラ・ピュセル「???」
メルヴィル「淫乱」
ラ・ピュセル「(なんでそこだけ流暢なんだよ……というか、この訛りにこの声……どこかで…………)」
彼女がかつてのオフ会で聞いた声だと思い出すのは、互いに終始無言で朝日を拝むことになる時間になってからだった
357 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:03:15.30 ID:nALzLvuNo
・・・・・・
ラ・ピュセルとの一夜の過ちの次の日の夜、リップルはスノーホワイトを呼び出した。呼び出しと言っても場所はスノーホワイトが決め、彼女の担当地区にある鉄塔で会うことになっている
昨日のことは思い出すだけで恥ずかしいが、モヤモヤを出しまくったせいか意外とスッキリしている。ラ・ピュセルのあの行動はやはり自分を思ってのことだったのだろうか
リップル「スノーホワイト」
スノーホワイト「リップル。トップスピードは、その……」
リップル「……別にいい。今は1人で?」
スノーホワイト「うん。アリスも、脱落しちゃったから……」
ハードゴア・アリス。ラ・ピュセルを失ったスノーホワイトの新しいパートナーという位置づけが正しいだろうかとリップルは自分で納得した
相棒が2人も脱落すれば陰鬱にもなるか
358 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:05:11.48 ID:nALzLvuNo
リップル「(やっぱり、ラ・ピュセルはスノーホワイトの前に顔を見せていない……何故? 相棒だったはず)」
スノーホワイト「それで、話って?」
リップル「ああ、知っていることでいい。スイムスイムのこと」
スノーホワイト「っ……スイムスイム…………」
リップル「弱点とか、せ、せぃかんたい……とか、なにか」
スノーホワイト「それを知って、どうするの?」
リップル「トップスピードの……仇を取る」
スノーホワイト「っ……」
リップル「アイツは……止めないと」
スノーホワイト「やっぱり、そういうこと、するの?」
リップル「他に方法が無い……」
359 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:06:52.61 ID:nALzLvuNo
スノーホワイト「……やっぱりおかしいよ。魔法少女なのに、こんな方法しかないなんて」
リップル「私もそう思う。けど、これしか方法が無い。スノーホワイト、アイツのことは……」
スノーホワイト「…………ごめんなさい。なにも知らないの」
リップル「……そう」
スノーホワイト「やめよう、リップル。もうファヴからお知らせがあったじゃない! 皆脱落して、残ったのは私達とスイムスイムだけ……4人以下になった。もう理由が無い。これ以上誰かを無理やり、なんて……そんなの魔法少女じゃない! ただのレイプ魔だよ!」
リップル「…………」
レイプ魔、人として不名誉すぎる称号だ。まだ人殺しの方がいいとさえも思える
ましてや魔法少女。夢と希望の存在がレイプ。イメージが悪いどころの話ではない。そんなことはとうに分かっている
リップル「(ああ、この人は……本当に綺麗だ)」
360 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:07:54.42 ID:nALzLvuNo
リップル「………………私は、ただのレイプ魔で構わない。けど、スノーホワイト」
リップル「スノーホワイトには、本当の魔法少女であってもらいたい」
スノーホワイト「えっ……?」
リップル「会えてよかった」
スノーホワイト「ま、待ってよ! リップル!」
このままではリップルはスイムスイムを犯すべく、目の前から去るだろう。そんなのは嫌だった。せっかく脱落せずに残ったのに
スノーホワイトは我を通す性格ではないが、できないことはない。キャンディー所持数1位の特典を受け続け、巨大化しまくった陰茎がある。リップルでさえも、この大砲を前にすれば膝を折るだろう
一瞬だけ、実行に移そうかと考えた。言うことを聞かないリップルを制すため、後ろから押し倒してブチ込んでヒイヒイ言わせながら「やめます」と誓わせることだってできる
それを考えるとムラムラして性欲の赴くまま勃起しそうになったが、自制ができたのはリップルと自分が似た境遇だったからだ
スノーホワイト「(私だって、許せないよ……でも……!)」
361 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:08:57.81 ID:nALzLvuNo
スノーホワイトだってラ・ピュセル、アリスが脱落しているし、アリスはスイムスイムの手によって脱落させられた。特にラ・ピュセルを脱落させた誰かはこの手でブチ犯してごめんなさいと言わせてやりたい黒い気持ちがある。自分は決してリップルが思うような正しい魔法少女などではない
だが……やはり、だめだ。できない
その背中にどの言葉をかけようかと悩んでいるところに、ファヴが現れた
ファヴ「いやー何の策もナシに挑むのはいけないとファヴは思うぽん」
リップル「なに?」
ファヴ「でもまぁせっかくリップルがヤる気になってるんだし、ちょーっと特別サービスでアドバイスしてあげてもいいかなーって」
スノーホワイト「何を言っているの……?」
ファヴ「スイムスイムの弱点が知りたいぽん?」
リップル「……ああ」
ファヴ「それは光と音ぽん」
リップル「光と……音……?」
スノーホワイト「ちょ、ちょっとファヴ!」
362 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:10:28.77 ID:nALzLvuNo
ファヴ「ここまで来たんだし、リップルの気持ちを汲んであげてもいいぽん。最後の人数は2人にするぽん。これでリップルにも戦う理由ができたぽん」
リップル「そう、ありがとう」
スノーホワイトがファヴに何故そんなに煽るのかと抗議しようとしたところで、
リップル「あの……」
スノーホワイト「えっ?」
リップル「………………いや、なんでもない」
それきりリップルは夜の街に姿を消した
彼女が何を言おうとしていたのか、分からない。だがスノーホワイトの魔法は確かにリップルの困った心の声を聞いた
『昨日ラ・ピュセルはスノーホワイトにはもう会えないと言っていたから、ここで変に名前を出しても気分を害すだけだよね……』
スノーホワイト「…………ラ・ピュセル、が……なんで……昨日……? なんで…………?」
スノーホワイトはファヴに問い詰めることを忘れて立ち尽くした
363 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:11:00.72 ID:nALzLvuNo
・・・・・・
綾名「………………」
綾名「(漢字の宿題……算数の宿題……音読の宿題)」
綾名「(音読はまた自分で判子を押せばいいか)」
ファヴ「ちょっとニューマスター! 聞いてるぽん?」
綾名「今宿題」
煩わしい電子音声を消し、綾名は宿題に向かう
あの時、たまを衝動的に犯し、家に連れ帰ろうとしたときに話しかけてきた電子妖精
ファヴはスイムスイムが新しいマスターだと言っていたが、綾名にはよく分からない。とにかくたまが先だった。そのたまはもういない
ついでにデカいコンパクトみたいな端末も持ち帰って来たが、マスター用端末というらしい。宿題を終わらせたらファヴの話を聞いてやろうと思った
364 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/04/17(月) 06:21:15.87 ID:nALzLvuNo
エロ力(ちから)をためるのに時間がかかった
慰めックスに変身解除したそうちゃんがリップルを犯すのは何か違うなと思い
お互い変身解除してイチャコラも何か違うなと思い
変身解除したそうちゃんがリップルのを挿れられるのはそそるがやっぱり違うなと思い
メルヴィルに早めに来てもらってラ・ピュセルがトップスピードの姿を模して犯されるのもリップルの心を抉れたが主に胸に違和感があるなと思い
結局変身解除したらチョロいリップルはそうちゃんに本気で惚れてしまうんじゃないかと思い
スノーさんと音楽家がいるしただのセフレみたいにサッパリしてるのが一番なのかなと思い
そうちゃんの貞操を奪いたいと思い
スレを始めた頃からずっとこのシーンだけは悩んで悩んで悩み続けて結果そうちゃんがそうちゃん
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/17(月) 06:59:30.63 ID:CinEfi99o
乙です
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/17(月) 11:10:09.44 ID:RV1n7BR20
乙です
続きをやっと読めて私のそうちゃんがそうちゃんです
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/17(月) 11:26:19.27 ID:7jyT7sSro
なんかそうちゃん出張り過ぎてて萎えるわ
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/17(月) 12:33:04.51 ID:k4vCNzSDO
黙れ百合豚
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/17(月) 20:43:54.88 ID:Pz1oq93O0
そろそろ大詰めか
こっちにもキノとか連れてこれないかな
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/20(木) 00:05:27.65 ID:xGjiFliJo
おつ
堕ちていくそうちゃんがたまらない
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/20(木) 17:05:51.70 ID:KihTL6GAO
そもそもがそうちゃんをぬちゃぬちゃするためのSSに何を
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/23(日) 15:06:45.83 ID:AROzwAkT0
つまり結果論としてはそうちゃんがそうちゃんする姿に興奮するのではなく、そうちゃんが女騎士する展開に興奮するのであってだね
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/23(火) 14:08:47.08 ID:2zeHBSA/0
更新を待ってますぜ
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/06/23(金) 08:45:38.66 ID:6gsnj5eA0
待ってる
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/07/11(火) 15:23:46.95 ID:jIWQBcZ80
私待つわいつまでも待つわ
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/08/02(水) 19:48:29.87 ID:lbHCIyiP0
保守そうちゃん
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/09/02(土) 02:11:22.55 ID:6JydpSTd0
そうちゃん保守
378 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:18:57.34 ID:r3TUE0rJo
・・・・・・
ファヴに助言された翌日。”日課”を忘れ、細波華乃は考えた。光と音――スイムスイムの弱点らしいが、倒す方法がどうも思いつかない
これが命の奪い合いならばまだ考えようはあっただろうが、できないことを考えてもしょうがない
ふと、自室のテーブルの上にある袋を見た
華乃「(あの中のは……使えそうかな)」
先日カラミティ・メアリと戦った際に拝借した四次元袋。その中には通常よりも強い振動をするバイブや異様に射精を促すオナホール、見ただけで臍の奥が疼くディルドなど、魔法のアイテムもかくやというほどの自慰用グッズがある
試してみたいという欲求が首をもたげるが、スイムスイムとの決戦は近い。ここは少しでもオナ禁をして弾を溜めておくべきだろう
華乃は少しでも気を紛らわすため、リップルに変身し人助けのために街へと出た
379 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:19:47.32 ID:r3TUE0rJo
・・・・・・
朝を迎え、クラムベリーが戻ることはなかった
ラ・ピュセル「(まさかあのオフ会の人だったとは……!)」
特徴的な訛りを思い出し、以前同じ訛りを聞いたことがあると何気なく話を振ってからだった
メルヴィルがかつて颯太が「魔法少女な子」として参加したオフ会にいた人間のひとりだったことを、メルヴィルは別に隠すことでもないだろうと説明してくれたのだ
その後ささやかな思い出話に花は咲かないまでも蕾ほどの時間を費やし、結局クラムベリーが戻ってこないこの宙ぶらりんな状況をどうしようかと話し合う
メルヴィル「クラムベリーざ訳あっかもしんねぇ。連絡あるまでぁ待づ」
ラ・ピュセル「連絡といっても、ファヴが出てこないんじゃなぁ……」
380 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:21:30.13 ID:r3TUE0rJo
魔法の端末のサポートコマンドを使ってもファヴは現れない。もしかしたら脱落してしまったから呼べないのかとクラムベリーの端末を操作しても結果は同じだった
ラ・ピュセル「うーん……暇だなぁ」
メルヴィル「なんかしぃ」
ラ・ピュセル「え、なんかって何を?」
メルヴィル「俺ぁ山ん中ずっどいで都会のことはよぐ分かんねぇ。暇潰すっても狩りか寝るくれぇだ」
ラ・ピュセル「ど、どんな暮らしだよそれ……」
颯太にとっての暇潰しのバリエーションもそこまであるわけではない。というか中学生にとって暇はあまり出来ないものだ。学校と部活で生活の殆どが埋まる
ラ・ピュセル「サッカーとか、かなぁ……でもボールは無いし、あとは魔法少女アニメのDVDを見るくらいだけど、ここにはテレビも無いし」
メルヴィル「テレビもねぇ、ラジオもねぇ」
ラ・ピュセル「(というか、この人の趣味とか知らないんだよ……)」
381 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:21:58.53 ID:r3TUE0rJo
ラ・ピュセル「暇なら自己紹介でもしよう」
メルヴィル「?」
ラ・ピュセル「ぼく……コホン。私はラ・ピュセル」
メルヴィル「知ってら。クラムベリーに負げて家畜にされたクソガキ」
ラ・ピュセル「く、クソガキィ!?」
メルヴィル「なんも間違ったこと言ってねぇ。ここでお前が喘いでんのは見てた」
ラ・ピュセル「ッ、ど、どこから!? いつから!?」
メルヴィル「ちょっとだけだ」
382 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:22:25.48 ID:r3TUE0rJo
ラ・ピュセル「……こちらのことを知ってるのなら、今度はそっちのことを教えてくれないか」
メルヴィル「さっき言っだ。お山で狩りしたぁ暮らしてる」
ラ・ピュセル「それだけ?」
メルヴィル「んだ」
ラ・ピュセル「へぇー。他には?」
メルヴィル「……後はクラムベリーだ」
ラ・ピュセル「(どういう意味だ……)」
年上か年下かは分からないが、目の前のメルヴィルという魔法少女は底が浅いのか深いのか、少しだけ興味を持った
383 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:23:49.14 ID:r3TUE0rJo
・・・・・・
ファヴ「ニューマスター、いつになったら動くぽん?」
綾名「宿題終わったら」
ファヴ「昨日もそう言って切ったぽん!」
きっちりしているのかルーズなのか。綾名は今日も学校から帰って来てすぐ宿題にうちこんだ
今度はファヴも宿題中にうるさくしなかったからか電源は切られず、終われば呼ばれた
綾名「これからどうすればいい?」
ファヴ「スイムスイムはもうこのゲームのマスターなんだから、つまり勝者ぽん。まぁでもリップルが納得してないみたいだけど」
綾名「リップルが?」
ファヴ「もしアレならリップルを呼び出して引導をくれてやってもいいぽん」
綾名「……」
ファヴ「どうするぽん?」
綾名「……お姫様は、犯す」
ファヴ「決まりぽん。じゃあファヴがとっておきのシチュエーションを用意するぽん!」
綾名「うん」
384 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:24:26.73 ID:r3TUE0rJo
・・・・・・
ファヴ「リップルリップル! スイムスイムから果たし状ぽん!」
華乃「ッ……!」
2日ぶりにファヴを見た。が、今更かという気持ちは無い。思えば丸二日を学業と人助けに費やしていたため、時間の間隔が早くなっていた
ファヴ「明日の夜、〇〇町のこの番地の建物で待ってるとのことぽん」
華乃「…………そこ、ホテル街じゃなかった?」
ファヴ「そうぽん」
高校の女子達――中でもガラの悪い連中――が話していた。そういうことをするのに使うところだ
住所を検索したらピンク色のページに飛んでしまった
385 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:24:53.45 ID:r3TUE0rJo
ファヴ「そこは魔法の国ともつながっていて、魔法少女なら誰でも使えるホテルぽん。世界各地にこういうのは存在してるぽん」
華乃「それ……経営者が魔法少女とか?」
ファヴ「違うぽん。まー魔法少女は人間社会相手にもお仕事してるってことぽん。難しいお話になるぽん」
今ここでそんなことを聞いても意味が無いので華乃は「そう」とだけ言って明日に備える
備えるといっても特にやれることはない。四次元袋の中身をチェックして、スイムスイムを倒す算段を考えて、オナ禁。ファヴから弱点を教えられてから既に2日、対決は明日。3日間のオナ禁だ。ぶっちゃけもうはちきれそうだ
華乃「(我慢……我慢…………倒すために、我慢)」
トップスピードの顔を思い浮かべ、悔しさを思い出し決意を固めようと思ったが欲情してしまったために無になることにした
386 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:26:19.74 ID:r3TUE0rJo
・・・・・・
翌日、学校を終え、夜を待ってからリップルの姿で目的地に行く
ファヴの案内のもと、魔法少女の姿で受付を素通り、エレベーターを使い指定された部屋へと着いた
ファヴ「ここぽん」
リップル「…………ここに、スイムスイムが……」
ガチャリとドアを開ける。薄暗い、ピンクと紫が混じった照明に迎えられ、リップルは部屋へと足を踏み入れた
大きなベッドの上には白スク水を着た仇敵の姿もある。無意識のうちに拳を握ってしまう
387 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:26:52.91 ID:r3TUE0rJo
スイムスイム「やっと来た……」
リップル「……」
スイムスイム「ここ、面白い。テレビも変なのしかやってないし、ボタン押すとプラネタリウムになる」
まるでテーマパークに来た子供のような口調だ。リップルもこのような場所は初めてであるが、これからすることを思うとはしゃごうにもはしゃげない
ファヴ「じゃあファヴは消えてるから、お2人ともごゆっくりぽん」
やかましい電子音が消え、静寂が部屋を支配する。リップルは入って来た扉の前から1歩も動いていない
ハッキリ言って、このような状況でどうしていいか分からないのだ
こんなムードを演出されて、がっつくようにスイムスイムの衣服を破って犯すのが憚られるような、かといって恋人のように交わるのも論外だ
結果的にスイムスイムに「来たら」と言われてやっと足が動いた
388 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:27:38.03 ID:r3TUE0rJo
スイムスイム「……じゃあ、犯す」
リップル「犯されない」
スイムスイム「犯す」
腕を掴まれ、ベッドに引きずり込まれた。風情もムードもあったもんじゃない。元々無いが
スイムスイム「……」
リップル「っ……」
無造作に服の上から胸を掴まれる
オナ禁して少し敏感になったのだろうか、声が漏れかけた
両手で乳房をいじり、一気に主導権を握ろうというのか。この流れではほどなくして犯されるだろう
リップル「(っ、挿れさせはしない! その前に全部搾り切れば……)」
389 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:28:33.12 ID:r3TUE0rJo
リップルの作戦はこうだ。ある程度汚れるのは覚悟して胸や手で精液を出させ、枯れさせる。そこまで行かなかったとしても弱ったところでこちらがスイムスイムに挿入してメス堕ちさせる
生えている魔法少女同士、どちらの精液切れとメス堕ち、両者がどちらの条件を満たすことができるために戦略の幅も広がる。とにかくこちらの被害を少なくしての勝利を目指すのだ
リップルは反撃のようにスイムスイムのスク水に手を伸ばし、臍下あたりをまさぐった。パンツにあたる部分を下にずらし、水抜きスリットからちょこんとしたペニスを露出させる
スイムスイム「っ」
リップル「あむっ……じゅる、くぷ……」
胸に伸びていた手をどかし、仰向けになったスイムスイムの陰茎を口に含む。まだ柔らかいモノは、リップルの不慣れな舌遣いに少しずつ体積を大きくしていった
リップル「っ!? ぐむっ、ジュプッ、ジュルッ……っ、プハッ!」
スイムスイム「ぁ……」
ついには完全に勃起した状態になり、とてもリップルの口の中に入りきらないサイズになってしまった
唾液とカウパーで薄暗い照明の光をほのかに反射する肉棒はリップルの顔の上から下まででも足りないほどの長さと、リップルの手首でも足りないほどの太さを誇っていた
390 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:28:59.80 ID:r3TUE0rJo
リップル「(お、大きい……トップスピード、こんなのに……貫かれ、て……)」
魔法少女のはずなのに、圧倒的な”雄”がそこにあった。ピトッと鼻先に触れ、熱さが伝わって来たところでリップルは見惚れてしまっていると気付いた
それと同時にスイムスイムがリップルの頭をむんずと掴み、口を亀頭に押し当てる
スイムスイム「もっと……」
リップル「ンムッ、わ、わかっ――! ちょっと、やめろ!」
なんとか喉奥まで貫かれるのを阻止し、顎を限界まで開けて亀頭を包み込む。が、それが限界だった。それ以上口内に入れようものなら息ができなくなり顎も外れるかもしれない
スイムスイム「……それだけじゃ、気持ちよくない」
リップル「(ぐっ、コイツ……調子に乗って! けど、早くコイツのを枯らさないと……)」
391 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:29:30.72 ID:r3TUE0rJo
あくまで効率の為に、奉仕の形をとる。確かに亀頭のみを刺激しても時間がかかり、焦れたスイムスイムが強引に犯してくる可能性もある
リップルは胸部の衣装を脱ぐと、咥えたまま胸で竿を挟む
華乃には無い、フワフワなリップルの胸だ。外側から両腕で圧を加え、上下にしごけばすぐに達するだろう
スイムスイム「っ、あ……っ」
ビクビクと陰茎が震える。射精の合図だ
胸でしごくスピードを速め、リップルは口内で何かが爆発したかのような感覚を覚えた
リップル「ッッ!? ぶっ、ンンーーッ! 」
とても普通とは思えない尋常じゃない量の精液が一瞬で口内を埋め尽くす。吐き出そうにも頭を掴まれ逃げることもできない状態で、リップルはゴロゴロと喉にひっかかる物を嚥下せざるを得なくなった
392 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:29:59.28 ID:r3TUE0rJo
スイムスイム「…………ふぅ」
リップル「っ、ゴホッ、ゲホッゲホッ! おえぇ……」
1分か2分だろうか。粘ついたヨーグルトのような精液は留まることを知らず、リップルを攻め続けた
やっと解放され、口に残った精液を吐き出し、求めた空気を吸い込む
リップル「(な、に……この、量……あのドバドバ薬? うぇぇ……臭い、臭いぃ……)」
リップル「(苦いし、吐きそう……なのに……っ)」
胃が重い。一体どれだけの量を飲み込まされたのだろうか
魔法少女の精液は媚薬のようなものだ。リップルは大量の精液を体内に摂取し、息をするだけでスイムスイムの子種の味と臭いが口と鼻を支配するようになっている
それはすなわち、リップルが否応なしに発情することを意味していた
393 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:30:39.76 ID:r3TUE0rJo
リップル「(だ、め……っ! こんな、こんなの……欲しいなんて……!)」
先程まで自分を苦しめた陰茎はその大きさを失うことなく、ビキビキとした血管をリップルの目に焼き付け続けている
スイムスイムの目はまた違う方向に向いていた。リップルの股間、膨らんだ男根をじっと見ていた
スイムスイム「リップルも、そうだったっけ」
リップル「(っ、勃ってる……だ、駄目だ……射精したくてしょうがない)」
スイムスイム「じゃあ、もう犯す」
リップル「ッ!」
逃げようにも体がガクガクと震えて動かない。まるで剛直に犯されるのを期待しているかのように下着の染みが広がっていく
リップル「(…………駄目だ、駄目っ……! ここで負けたら、完全に堕ちる……!)」
394 :
◆IPYIJYmMYgAf
[saga]:2017/09/02(土) 22:31:47.79 ID:r3TUE0rJo
残った理性と意思でなんとか体を動かし、再びスイムスイムの上に覆いかぶさった
スイムスイム「?」
リップル「こっちもこんなになってるんだから、フェアにやりなよ……っ」
69の形をとり、下着を脱ぎ捨ててスイムスイムの顔の前に自分の股間を持ってくる
リップル「(こ、これは……倒すためだから……また射精させて、私も1回出して……スッキリしてから……)」
リップルの陰茎がスイムスイムの乳房の谷間に沈む。スイムスイムはというと、顔に落ちてくる愛液が煩わしくなったのか、舌を出しリップルの秘所を舐め始めるのだった
リップル「ひゃうっ……!」
スイムスイム「レロッ……早く、犯させて」
リップル「ぁ……く、あ、で、出そう……っ」
いきなり射精してしまいそうだった。オナ禁はいわば諸刃の剣だ。責める側ならとことん責められるが、今のような状況だと枷にしかなっていない
リップルは歯を食いしばって射精を我慢しながら、なんとかベッドの上に放っておいた四次元袋に手を伸ばした
リップル「(絶対……スイムスイムに、負けたり、しない……っ!)」
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/09/03(日) 14:28:04.63 ID:HwEMTdub0
生きとったんか!
待ってた
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/09/04(月) 13:02:08.35 ID:HTA+bM3q0
そうちゃん乙
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/09/05(火) 03:33:49.74 ID:Ms5R2s0P0
失踪しなくて嬉しい
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/09/06(水) 16:40:25.63 ID:LgOcneIe0
いい意味でおバカすぎる、笑うわ
久々の乙
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/09/08(金) 17:05:37.68 ID:Laf6JSmz0
リップルのその台詞はエロに置ける負けフラグだ(たぶん)
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2017/12/09(土) 11:08:36.54 ID:/8jC0qBE0
今更だが魔法少女ザデュエル(だっけ?)の書き下ろしのリップルのカードエロイよな・・・
何かコラボ企画のリップルの扱い酷いな・・・カードでノーパンにされたり
異世界でセックス?されたりとか
因みに俺は完結まだ認めません・・・
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/04/25(水) 09:04:42.37 ID:yqX4ZVb50
※399
アニメ的に言うと実際に負けてるし…(と言うより相打ちだが…)
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