勇者「魔王? 知らんよ俺は女とイチャイチャするんだ!」

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181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 15:00:38.63 ID:1mcYCtZjO
しっかりと愛撫して一度イカせた後にB
182 :だよね…… [saga]:2017/03/16(木) 15:05:17.29 ID:3efKexSUO

勇者「もっと気持ちいいことしたくないか?」

盗賊「もっと……気持ちいいこと……?」

勇者「あぁ、セックスだ」

盗賊「……? なにそれ」

勇者「知らねえの?」

盗賊「う、うん……」

勇者「そっか、じゃあ優しくしてやるからな」


俺は彼女の下着を脱がせる
浴衣の紐を解き、顕になった彼女の裸体はまだ成熟しておらず、陰毛の1本すら生えていない

いきなり、脱がされたことに恥ずかしさは感じているようだが、顔を赤らめながらも嫌がりはせず俺の顔をじっと覗き込んでいた

俺も自分の浴衣を脱ぎ、そしてパンツも脱いだ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 15:16:41.93 ID:3efKexSUO

盗賊「わっ、おっきい」

勇者「勃起したチンコ見るのは初めてか」

盗賊「ぼっき?」

勇者「男は興奮するとチンコがこうやって大きくなんだよ」

盗賊「へー……」

勇者「女は、こうやってな」


割れ目に指を沿わせるときゃんと盗賊は声を上げた
濡れた指を、わざとらしく見せつけ匂いを嗅がせる


盗賊「いや!」

勇者「お前ビッショビショだな」

勇者「大人のキスで大興奮?」

盗賊「気持ちよかったもん……」
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 15:22:10.86 ID:3efKexSUO

勇者「挿れるぞ」

盗賊「え?」


盗賊の小さな割れ目にイチモツをあてがう
ぬちょぬちょと愛液を馴染ませるように塗りたくり、その小さな穴にペニスを押し当てる


盗賊「そこ、おしっこの穴」

勇者「そこじゃねーよ」

盗賊「???」


俺はグッと腰に力を入れる
魔法使いとした時にも抵抗は感じたが、盗賊はその比ではなかった
まだまだ発達していない膣穴は俺のペニスを拒むかのように固く閉ざされている


盗賊「いった……!」

勇者「我慢しろ」

盗賊「待って無理無理! そんなの、入らないよ……?」

勇者「やる気見せろ」

盗賊「いーやー! 気持ちよくないっ!」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 15:26:14.91 ID:3efKexSUO

盗賊の腰をがっちりと捕まえ、ゆっくりゆっくりと入れていく
ギチギチの処女膜を押し広げ、その度に彼女の可愛い顔は痛みに歪む

バカバカと毒を吐きながら俺の胸を叩き、そして背中に爪を立てる

痛みを少しでも誤魔化すようにキスをしてやれば落ち着きを取り戻し、うーうーと唸りながら俺の背にその小さな腕をまわす

ようやく根元まで入る頃には盗賊はすっかりと大粒の涙をこぼし、泣きじゃくっていた


盗賊「痛いってずっと言ってるのに!」

勇者「しょうがねえだろ最初は痛いんだ」

盗賊「ばかー本当に痛いんだよ」

勇者「俺だっていてえっつうの!」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 15:30:37.55 ID:3efKexSUO

盗賊「お腹、苦しい」

勇者「そりゃ勇者様サイズのぶつが入ってるからな」

盗賊「なにそれ」

勇者「ナニだろ」


俺はゆっくりとペニスを動かす
痛みがまだ残っているのか、盗賊の顔が少し歪んだ
ぬぷりっと奥まで再び突く


盗賊「ひゃぁっ!」

勇者「お、いい声でた」

盗賊「今の、ウチの声……?」

勇者「気持ちよくなってきたんだろ?」

盗賊「えー? うーん……分かんない」

勇者「じゃ、分からせてやらないとな」
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 16:14:42.65 ID:3efKexSUO

俺は先よりも徐々に動かす幅を大きくしていく


盗賊「うっ……うううんっ、あっ……」

勇者「痛くないか?」

盗賊「うん、なんとか……大丈夫そう」

勇者「ならよかった」

盗賊「ゆうしゃは……? さっき、俺も痛いって」

勇者「痛くねえよ。 むしろ盗賊の中がすげー狭くてきもちいー……」

盗賊「そうなの……?」

勇者「盗賊は?」

盗賊「ウチ? うーん……なんだか変な感じ」

盗賊「多分、きもちいい?」

勇者「なんだそりゃ」
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 16:20:15.24 ID:3efKexSUO

俺は眠くなるようなピストンから徐々に早めていく


盗賊「あっ……はっ……あぁっ」

盗賊「ひゃあ……んんっ、はっああんっ!」

勇者「だんだんエロい顔になってきたな」

盗賊「エロい……?」

勇者「さすがに気持ちよくなってきただろ?」

盗賊「うん……すごい……きもちいいかも」

盗賊「あっ、ひゃあああっああ! あぁあんっ!」

勇者「おーすげーいい声」

勇者「中がぎゅうぎゅう締めてきてどエロいマンコだな」

盗賊「え、エロくないよぉ」

勇者「そんな顔してか?」

盗賊「や、やぁ……あんまりみないでぇ?」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 16:42:13.01 ID:3efKexSUO

甘ったるくなった声は俺をさらに駆り立てる
腰を強く打ち付け、その度に盗賊は大きな嬌声があがる

小さな体では子宮口まで容易にペニスが到達し、打ち付ける度に子宮をねじ込む特有の感覚が伝わったくる


盗賊の顔色からは痛みなどは感じさせず、ただ快感によがれる女の顔になっていた

知らず知らずの間にお互いに手を強く繋ぎ、舌を再び絡めた


盗賊「あひゅっ、はあっ! きもちいっ! あぁんっ!!」

盗賊「ゆうしゃぁ! ゆうしゃぁ!」

勇者「ここにいるぞ盗賊! ちゃんと感じろよ」

盗賊「もっと! もっとぉ〜〜っ」


徐々に呂律がまわらなくなり、真っ赤に耳まで紅潮させ、全身に広がった熱と快感は混ざりあって頭を真っ白にさせる


盗賊「あぁああ! なんかくる!」

勇者「大丈夫だぞ、安心して俺に身を任せろ」

盗賊「ゆうしゃっ! だめ、なんか変っ!」

盗賊「あぁっおかしくなる!! あああきたなんかくるっ!」

盗賊「あああああッ! んんぅぅああ〜〜〜〜!」


体を弓なりに反らし、雷を受けたように全身の筋肉が張る
絶頂しきり、弛緩した体は弱々しくベッドに横たわった


盗賊「はぁっ……はぁっ……」

盗賊「ゆうしゃ……?」


耐えきれない快感の津波に襲われ勇者の体を離した盗賊は、子猫のように勇者を探した
ふわふわと漂う手を握ってやり、盗賊の小さな唇にキスをする


盗賊「んうっ……ふわふわするよー?」

勇者「気持ちよかっただろ」

盗賊「うん……すごかった」

勇者「とかいって俺が一番やばかったんだけどな」

盗賊「ん?」

勇者「……アホみたいに出た」


俺がペニスを引き抜くとその刺激で盗賊はまた一度喘いだ
結合部からは破瓜の血と、精液の白が混じりあったものがとろりと溢れてきた


盗賊「なにこれ」

勇者「チンコの腫れの原因」

盗賊「……?」

勇者「さっき教えた勃起あるだろ? あれはこの白いのを出さないと治まらないんだよ」

盗賊「今のしたら出るの?」

勇者「あぁそうだぞ?」

盗賊「……そっか」

盗賊「じゃあ、ゆうしゃが勃起したら」

盗賊「……またしよ?」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 16:44:53.05 ID:3efKexSUO

俺は盗賊の頭をわしゃわしゃと撫でてやる
きゃーとわざとらしい悲鳴を、あげた盗賊は俺にぎゅうと抱きついてきた


盗賊「……幸せかも」

勇者「だろ?」

盗賊「うん」

勇者「まだまだ子供なんだからいっぱい甘えていいんだぞ」

盗賊「子供扱いしないでよ」

勇者「そうだな、悪い。 もうエッチもしたんだからな」

盗賊「……ばか」


俺と彼女は裸のまま肌を重ね、そして眠りの中へと落ちていった
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 16:45:36.43 ID:3efKexSUO

今日は終わります
やっぱりロリは最高だぜ!
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 18:18:50.83 ID:D8af7wNho
乙盗賊エッッロ
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 18:49:25.70 ID:pAgX0hWwO
乙です
お風呂のシーンと相俟って、とても良かったです
盗賊はエロ可愛いなぁ
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 20:20:17.53 ID:1r5W2wsoo
やっぱりロリはいいな
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 02:49:27.92 ID:cAJWtx8jO

盗賊可愛い
そして一人遅れをとった賢者…
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 06:34:45.90 ID:puU7VgxPo

盗賊になって途端にレスが増えるのワロタ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 16:53:17.08 ID:DmPL/gsmo

陽がまだ登っていない明朝、俺は目が覚めていた
長年旅を続けていた習慣の一つ、朝日と共に出発するという行動原理が体に染み付いている
こうなってしまっては俺はもう二度寝はできない

まだ少し重たい瞼をこすり、仕方なく習慣の二つ目である素振りをしに行くことにした


玄関を開けるとそこは別世界だった
暖炉の火がない外は、真冬を超えたとはいえ朝方の空気はキンと冷たく、体の隅々まで神経が張り詰めていく

白い息をフゥーと吐き、剣を中段に構えた
型をなぞるだけの素振りではない
まるでそこに1人の強者がいるようにイメージし、死を意識した斬り合いを頭の中で行う
間合い、相手の動き、そしてそれに対する自分の体の振り方、全てに手を抜くことなく斬り合いを行うのが勇者のいう素振り

達人の域を超えた常人では到達することの出来ない殺陣がそこにはある

そうして1日1000回の素振り、もとい斬り合いを始めた
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:02:46.91 ID:+o1HLnEZO

勇者「ふんっ!!」


1000回目になる袈裟斬りを行うが頭の中の敵には当たらない

まだまだだな、と思いながらも陽が登り始めていたことに気がつく


勇者「そろそろ誰かしら起きただろ」


剣を鞘に収め、暖が聞いた宿に戻る
じわっと汗がさらに滲み、風呂に入りたいと思いながら俺は部屋に戻った


盗賊「……っ!」

勇者「お、盗賊。 おはよ」

盗賊「〜〜〜っ!」


ベッドにボーッと座っていた盗賊と目が合った
俺を見つけるなや否や裸のままズンズンと俺に歩み寄り、目に涙を浮かべながら思い切り抱きついてきた


盗賊「ゆうしゃのばかっ!」

勇者「なんだよ朝一番に……」

盗賊「どこいってたの!」

勇者「外で剣の素振りだよ」

盗賊「……なんで一言、言ってくれなかったの?」

勇者「寝てたじゃん」

盗賊「置いてかれたかと思った……」

勇者「あん?」

盗賊「昨日の幸せな時間も全部夢かと思った…… でもウチ起きたら裸で……やっぱり夢じゃなくて……」

盗賊「いるはずのゆうしゃがいなくて…… 寂しくて……」

勇者「あぁ、そうか」

盗賊「〜〜〜っ! 寂しかった!」ギュゥ

勇者「……悪かった」

199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:05:16.39 ID:+o1HLnEZO

盗賊「……ぐすっ」

勇者「よしよし、寂しくさせちまったな」

盗賊「……うん」

勇者「悪い」

盗賊「ほんとだよ……」

勇者「その分、抱き締めさせてくれ」

盗賊「……いいよ」

盗賊「ゆうしゃ、汗臭い」

勇者「嫌だったか、悪い」

盗賊「嫌じゃないよ」

盗賊「……嫌じゃないから、もっと抱きしめて」

勇者「あぁ」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:08:59.55 ID:+o1HLnEZO

俺達はしばらくの間抱きしめ合い、二人の時間を共有する
盗賊も落ち着き、お互いに目が合うと、彼女は昨日と同じように目を瞑った

俺もそれに応えようと口付けをかわそうとした時……


コンコン


賢者「勇者ー? 盗賊ー? 起きてますかー?」

勇者「っ!?」

盗賊「…………」

賢者「入りますよー」


鍵をかけ忘れた!
と思うも時すでに遅し

ドアは無常にも開き、賢者は俺が裸の盗賊を抱きしめている場面に遭遇した
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:12:27.61 ID:+o1HLnEZO

賢者「なっ、ななななななにやってるんですか!?」

勇者「賢者! 違うんだこれは!」

賢者「盗賊がなんで裸で勇者と抱き合ってるんですか!!」

賢者「まさか勇者……! あなたって人は!!」

勇者「ち、違うんだこれは!! 誤解だ!!」

賢者「何が誤解なんですか、盗賊は裸なんですよ!?」

勇者「ああああああ」


終わった
俺は終わった

賢者に12歳の年端もいかない子供を犯した変態だと思われた

もうダメだ


>>202 救いはあるか
@盗賊が助けてくれる

A盗賊が助けてようとしてくれるも事態悪化

B救いはない、ならば賢者を犯し恥の上塗りしかない

C自由安価
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:14:29.47 ID:pGVhlYxT0
2
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:23:22.72 ID:scAyr/s1o

賢者「盗賊! 本当のこと教えてくださいよ!」

盗賊「うん?」

賢者「勇者に無理矢理エッチなことされたんですか?」

勇者「あわわわわわわわ」

盗賊「違うよーゆうしゃそんなことしない」

賢者「え? そうだったんですか。 なんだ私の勘違いでしたか」

盗賊「ゆうしゃは優しくしてくれたよ」

勇者「oh……」

賢者「勇者? いえクズ勇者」

勇者「クズ……!?」

賢者「あなた、12歳の子を穢して恥ずかしくないんですか!!」

盗賊「ゆうしゃを悪く言わないで! ウチが抱っことかキスとかせがんだの!」

盗賊「……エッチなのはゆうしゃが教えてくれたケド……」

勇者「……終わった」

賢者「現行犯逮捕ですね。衛兵に突き出しましょう」

魔法使い「……どしたのなんの騒ぎ」

賢者「魔法使い! 聞いてください!!」

勇者「あぁ……本当に終わった」

204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:32:58.71 ID:scAyr/s1o

俺は最後の風呂を楽しんでいた
鬼の形相の賢者と、少し悲しい顔をした魔法使いから逃げるように俺は汗を流していた

これが最後の風呂か、なんて思いながら今までの旅路を思い返す

長く苦しい戦いの日々だった
それがまさかこんな形で終わりを迎えようとは思いもしなかった


勇者「すまねー元仲間達、慣れないことはするもんじゃねえなー」

勇者「今そっちに向かうぜー」


目に涙を貯めながら、死んでいった仲間達のことを思う


そんな時、まだ風呂に入れない貸切の時間なのに風呂の戸が開いた


>>205 入ってきたのは誰か
@盗賊

A賢者

B魔法使い

C複数
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:38:42.55 ID:gOLKyK6iO
@
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:47:17.62 ID:Cj2K3WORo

盗賊「ゆうしゃー?」

勇者「なんだちびっ子ー? ここにいるぞー」


全ての元凶
いや、俺が悪いのだが俺を欲情させた元凶がそこにはいた

トコトコと濡れて滑る床に注意しながら、盗賊は湯船に入り、そして抱きついてくる


盗賊「んふふ」

勇者「何しに来たんだよ」

盗賊「ゆうしゃに会いに」

勇者「今生の別れだな」

盗賊「??」

勇者「これで俺達はもう二度と会えないなってことだよ」

盗賊「ばかっ!」


耳元でいきなり叫ばれ俺の耳はキーンとなる
浴場の壁に盗賊の声が反響し、山彦のように鳴り響いた


盗賊「二度と会えないなんて言わないで」

勇者「賢者が俺を衛兵に突き出すって言ってるしなぁ」

盗賊「それは二人の誤解を解いておいたよ」

勇者「ほ?」

盗賊「ウチがちゃんとフォローしておいたってこと」

勇者「おめぇ本当かよ…… 大丈夫だろうな」

盗賊「信用ないなぁもう」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:54:36.08 ID:Cj2K3WORo

盗賊「暖かいね」

勇者「そうだな」

盗賊「ゆうしゃに抱っこされて入るお風呂、暖かい」

勇者「そりゃな」

盗賊「キスは」

勇者「お前もキス魔か」

盗賊「も?」

勇者「あぁー! いや、なんでもねえ!」


慌てて誤魔化す俺に盗賊は怪訝な視線を向けてくる
その視線から逃れようとあさっての方向を向くも盗賊は俺を逃がしてはくれない
俺の後頭部を押さえ驚くまもなく舌をねじ込まれ口腔内を蹂躙される

舌を絡め、ねっとりとした唾液を送り込まれ、ようやく彼女は俺を離した

名残惜しそうに舌をだらしなく垂らしたままの俺達の間に、弧を描いた線が俺たちの結びを繋ぎ止める

どちらからともなくまた俺達は唇を重ね、体を密着させ、お互いの全てを貪るようにもがき、手を這わせた
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 17:59:12.49 ID:Cj2K3WORo

盗賊「ゆうしゃの、勃起してる」

勇者「お前のせいだろ」

盗賊「ドキドキした?」

勇者「あんなキスしてドキドキしないわけないだろ」

盗賊「ウチ、まだ子供だって賢者たちは言ってたよ」

盗賊「子供がエッチするなんてまだ早いって」

勇者「…………」

勇者「>>209


>>209
@「確かにそうだ。 もうエッチはこれっきりだ」

A「そんなもん言わせとけよ。 俺は盗賊が好きなんだ。 もっと盗賊とこうやってキスして、エッチしてえんだよ」

B「自由安価」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 18:05:40.81 ID:Ot471VUXo
子供と大人の違いの定義などない(ので合意の上ならOK)
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 18:18:53.02 ID:YGi2d1o2o

勇者「子供と大人の違いの定義などない」

盗賊「え?」

勇者「だから俺と盗賊が合意の上ならOKなんだよ」

盗賊「……?」

勇者「俺は盗賊のことが好きだ」

盗賊「え、う、うん」カァ//

勇者「盗賊は俺のこと、好きか?」

盗賊「うん、好き」

勇者「俺とエッチしたいと本心から思ったか?」

盗賊「うん、心からゆうしゃとエッチできてよかった」

勇者「あぁ、俺も盗賊とエッチできてよかったと思ってる」

勇者「これが合意だ。この気持ちに嘘偽りはない」

勇者「好き同士なら誰もが抱く普通の感情だ。 それは20歳の俺だろうが、12歳の盗賊だろうが違いはないよ」

勇者「……もし盗賊に後ろ指を指す奴がいるなら俺が守ってやる」

勇者「だからお前は安心して俺を好きでいろよ」

盗賊「……うん」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 18:21:02.19 ID:YGi2d1o2o

盗賊「ありがとう勇者」

勇者「いいよ、盗賊が気にすることじゃない」

盗賊「本当に気にしなくていいの……?」

勇者「あぁもちろんだ」

盗賊「じゃあゆうしゃ」

盗賊「今、エッチしたい」

勇者「俺もだよ」

盗賊「だよね、ゆうしゃのおちんちんカチカチ」

盗賊「ウチの中で気持ちよくなってほしい」

212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 18:32:43.57 ID:fRh030S7o

盗賊は少し腰を浮かして、俺の陰茎を手に取り割れ目にあてがう
そのままゆっくりと腰を落とし、性器同士が結合した
ビクビクと身体を震わせながら、最奥に陰茎が突き刺さると彼女の、口からピンク色の吐息が吐き出される


盗賊「はあぁぁ……っ!」

勇者「お前の中、狭いのによく入るな」

盗賊「んぇ……? 変……?」

勇者「いや、最高だ。 気持ちよすぎんだよ」


今日何度目かのキスが開始の合図
小さな彼女の、体を持ち上げそしてまた沈める
水面がはねてチャポンと水音が響く

ゴリゴリと中を抉りながら奥を挿し、盗賊の脳内を揺らす


盗賊「あぁ、すごいよぉ……」

盗賊「ゆうしゃのおちんぽ、気持ちいいっ」

盗賊「奥、グリグリ当たって、あぁっ、きもちいっ…!」

勇者「最高だ、盗賊のマンコの中気持ちよすぎんだよ!」


えへへと笑う彼女を下からさらに、突き上げた


ばしゃばしゃと湯がはね、水音と盗賊の甘ったるい声が響き渡る
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 18:36:59.49 ID:fRh030S7o

盗賊「んんっ、あんっ、やぁあぁああ!」

盗賊「気持ちいいっ! あぁっ、だめっ!!」

盗賊「〜〜〜はうっ! ああああ!!」


ビクンと、数度体が跳ねて絶頂する
ハァハァと肩で息をする彼女に俺はさらにペニスを突き立てた


214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 18:42:42.94 ID:fRh030S7o

盗賊「ああああ!! ひゃあぁんっ! だめぇっ!」

盗賊「気持ちいいっ!! おかしくなっひゃう!!」


イったばかりの彼女には一突き一突きがさらに敏感に感じるのだろう
数度奥を突き立てただけで、彼女は再び絶頂しそのままイキ続けた


盗賊「あああああん!! やあああーー!!」

盗賊「ゆうひゃ、やぁぁっん! らめぇぇっ!!」


最早悲鳴となった絶叫
もう彼女に何かを考える余裕はない
頭は真っ白になり、腹の奥底から感じる暴力的な性感にひたすら耐えるしかない


勇者「盗賊っ、イキ死ねたら本望だろ」

盗賊「らめっ、ほんとに! ほんとに死んじゃうからぁ〜っ!」


215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 18:49:02.43 ID:An5plmaio

だが俺はなにも悪戯で何度も突き立てているのではない
彼女の子宮口が収縮して俺のペニスをぎゅっと離さないのだ
まるで、ロックされた俺のイチモツは、その精を吐き出し萎んでいくまで彼女から離れることは許されなくなっていた


苦しいだろう、早く解放されたいだろう
しかしそれが叶うには俺に責め立てられ続けるしかないのだ


盗賊の整った顔は快感の嵐でぐしゃぐしゃに崩れていた
顔に湯をかけてやり、気付けさせる


勇者「今楽にしてやるぞ」

盗賊「あひっ……あっ……え……?」


叫ぶ体力すら残っていない盗賊の子宮内に精子を吐き出す
昨日ほどの量は出なかったがそれでも幼い彼女の中には収まりきらず精液が湯を濁した


射精の刺激を受けた彼女は、もう数十度目の絶頂を、迎え意識を手放した
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 18:57:02.81 ID:An5plmaio


誰かの声が聞こえた
でもそれどころじゃないの。 体が熱い、お腹の奥底がギュンってする

ゆうしゃが笑いながらキスしてくれる
あぁ、幸せ
もっとキスして欲しい

ゆうしゃが私の中におちんちんを入れた
すごい気持ちいい……幸せ
もっともっと突いてほしい
そう、そうやってウチの右手を強く繋いでてほしい

あぁ、そっかウチはゆうしゃとエッチしてるから体が熱いんだ
それならしょうがない、今のこの時を楽しもう


また誰かが呼ぶ
うるさいなぁウチは今ゆうしゃとエッチしてるのに

あれ、でもゆうしゃがいない
おかしいなエッチしてたはずなのに

ゆうしゃ、どこだろう

探しに、いかないと



賢者「大丈夫ですか! 盗賊っ!!」

盗賊「んぅ……」


ゆっくりと目を開ける
明かりが眩しい
なんだか、頭がぐわんぐわん揺れて気持ちが悪い


賢者「よかったぁ……」

盗賊「賢者……?」

盗賊「あれ?」

賢者「ゆうしゃとお風呂に入ったらのぼせちゃったんですよ?」

盗賊「そう、だっけ」


よく、思い出せない
ウチは確かゆうしゃと……

ゆうしゃ……

そうゆうしゃ! ゆうしゃはどこ!!
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 19:01:38.39 ID:An5plmaio

盗賊「うっ……!」


慌てて体を動かそうとすると、今まで感じたことのない倦怠感がウチを襲った

ゆうしゃを探さなきゃ


盗賊「ゆうしゃは……?」

勇者「ここにいるぞ」

盗賊「あ……ゆうしゃ」カァ///


ゆうしゃ、ずっとうちの右手を握っててくれたんだ
さっき暖かく感じたのは気のせいじゃなかったんだ

ゆうしゃが近くにいてくれたことにホッとして体の力がスッと抜けた


賢者「もう、心配しましたよ……!」


そう言って額に賢者が手を乗せてくれた
ヒンヤリとしていて気持ちよく、でもどこか温かみを感じる優しい手

ゆうしゃのゴツゴツとして逞しい手とはまた少し違った


その冷たい手に導かれるように眠気がやってきて、ウチはそのまま眠りについた
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 19:05:08.64 ID:An5plmaio

賢者「眠ったようですね」

勇者「あぁ、そうみたいだな」

魔法使い「……心配した」

賢者「本当ですよ……勇者がいてくれなかったらどうなってたことか」

勇者「あ、あぁ」


勇者(また俺が悪いんだけどね!!)


賢者「それにしても、盗賊がこうダウンしては滞在期間を伸ばさなければいけませんね」

勇者「しょうがねえだろ。 ガキんちょの体力が回復するまでここで世話になろうぜ」

魔法使い「……それがいい」

勇者「つっても今日は暇だなー」


>>219 勇者は誰と過ごすか
@盗賊

A賢者

B魔法使い

C一人でぶらぶら街を探索
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 19:05:35.78 ID:rbS0noRlO
2
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 19:07:40.38 ID:3cvTjEIZo
安価了解
また明日書きます
盗賊エロく書きすぎたかな
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 19:57:46.25 ID:gOLKyK6iO

性知識の乏しい娘がエッチにドはまりするのは鉄板なので問題なし
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 19:58:33.11 ID:aIGEXjJ9o


>勇者「だからお前は安心して俺を好きでいろよ」
カッコよすぎだろ
俺も惚れそう
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 22:16:30.02 ID:NgFzkSd2o
>>222
アーッ♂

乙でした
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 10:24:35.20 ID:mljYE3lMo


魔法使い「……痛く、ない?」

勇者「あぁ、気持ちいいよ」

魔法使い「……んふふ」


一定のリズムでしごかれるそれは爆発的な気持ちよさではなかったが、巧みに射精を導くものだ


勇者「ぐっ……あぁっ……」

魔法使い「……かわいい」

魔法使い「……でもダメ。 キスし続けないとやだ」

勇者「離して欲しくないのか?」

魔法使い「……うん」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:18:54.08 ID:Fl9WSo95O

勇者「ぶらっと街に出てくるかー」

賢者「では私はここで盗賊の看病をしておきますね」

魔法使い「……賢者、いい。 私がするから」

賢者「え?」

魔法使い「……賢者は勇者といってきて」

魔法使い「……さっきのことちゃんと謝るべき」

賢者「そうですね……」

勇者「おん?」

賢者「じゃあ魔法使い、盗賊のこと宜しくお願いしますね」

魔法使い「……任されましょう」

賢者「じゃ、行きましょうか勇者」

勇者「へーい」

226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:20:08.55 ID:Fl9WSo95O

賢者「勇者、さっきはごめんなさい」

勇者「あぁ?」

賢者「盗賊から話は聞きました」

賢者「本当に好きになったからしたって」

賢者「勇者は何も悪くないって泣きながら言ってました」

勇者「泣きながら……? あいつが?」

賢者「なんだかその姿がとても健気で…… 12歳だからまだ子供だなんて思ってましたけど」

賢者「あの子の気持ちは本気なんだってすごく伝わってきました」

勇者「そうだな」

賢者「だから……ごめんなさい。 なんだか彼女と勇者のこと少し誤解してました」

勇者「いいよそんなの。賢者は何も気にすることねえだろ」

賢者「でもさすがに12歳の子とするのは大人としてどうなんだとはやっぱり思いますけどね」

勇者「ははっ、賢者にもそのうちな」

賢者「ちょっと…… やめてくださいよいきなりそういうの」
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:21:05.98 ID:Fl9WSo95O

賢者「あれ、あの子……」

勇者「泣いてるな?」

賢者「どうしたんでしょうか、声をかけてきますね」

勇者「お、おい」


賢者「こんにちはお姉ちゃん」

少女「……ひっく、ぐすっ……」

賢者「お名前、教えてくれるかな?」

少女「えぐっ、……しょうじょ」

賢者「少女ちゃんね、どうしたの? お父さんかお母さんはいるのかな?」

少女「ママとはぐれちゃった……うわあぁぁあん」

賢者「あぁーよしよし、寂しかったね」ナデナデ

賢者「大丈夫だよーお姉さんと一緒に探しに行こうね」

少女「ぐす……うん……」

勇者「なになにどしたーん」

少女「……ぐすん」

賢者「あぁ勇者。 この子お母さんとはぐれて迷子になっちゃったみたいで」

勇者「はーそっか」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:21:44.14 ID:Fl9WSo95O
勇者「こんにちはお嬢さん、よろしければママに会えるまでエスコートさせて頂けますか?」

少女「……へ」

賢者「もう! なにしてるんですか」

勇者「あれー? 女の子ってこうやってお姫様感出しておけば喜ぶんじゃねえの?」

賢者「時と場合に寄ると思います」

勇者「俺じゃナイトにはなれないか?」

賢者「もう少し女の子の扱いが上手になってからしてください」

少女「……くすっ」

賢者「あっ少し笑った」

勇者「じゃ、いくぞ少女ちゃん。 ママ探しの旅に出発だー」

少女「うん」

229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:22:37.54 ID:Fl9WSo95O

賢者「ママとはどこではぐれたのか覚えてる?」

少女「うーん、あっち」

勇者「商店街の方か?」

賢者「人通りも多いですし、見つけるのも大変そうですね……」

勇者「じゃ少女、肩車するぞー」ヒョイ

少女「わっ!」

勇者「おっちゃん目あんまり良くないから代わりに頑張ってママ探してくれよー?」

少女「うんっ」

賢者「そんな強引な……」

勇者「さすがに肩車されてたら目立つだろー」

勇者「お母さんもきっと見つけてくれるよ」

賢者「そうですね…… 早く見つけてあげましょうね」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:23:17.61 ID:Fl9WSo95O

勇者「どうだーママいるかー?」

少女「いなーい」

勇者「本当かー? よく探せよー」

少女「いなーい」

勇者「本当に見てんのかよ」

賢者「まぁまぁ勇者、怒らないでください」

少女「たこやきがある」

勇者「ほらみろ、全然見てねえじゃねえか」

賢者「あはは……」

少女「たこやき……」

勇者「ママはどうすんだ」

少女「おなかすいた」ダラーン

勇者「うわっ、きたねえヨダレ垂らすな!!」

賢者「ふふ、買ってあげましょうよ。 私もお腹すきましたし」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:24:28.25 ID:Fl9WSo95O

勇者「うまいかー?」

少女「おいしい」

賢者「熱いから気をつけてね?」

少女「ちゃんとふーふーする」

少女「ゆうしゃもたべる?」

勇者「お、くれるのか、さんきゅー」

少女「あーん」


べちょ


勇者「あっつ!! 目にたこ焼き押し当てる奴がいるかあほ!!」

賢者「お笑いを分かりすぎじゃないですか。 少女ちゃん、ナイスですよ」

勇者「鬼か! 油断してたわ!!」

少女「あはは」

勇者「わざとじゃなさそうだけど酷くね」

賢者「ふふ、綺麗に拭いてあげますからじっとしてて下さい」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:26:11.67 ID:Fl9WSo95O

勇者「いたかー」

少女「仮面屋さんいたー」

勇者「お前欲しいものねだってるだけだろ」

賢者「まぁまぁ勇者、優しくしてあげましょうよ?」

勇者「何が欲しいんだ?」

少女「これ、ゆうしゃに似合うよ」

勇者「うっそだろおい……」

賢者「ぷふっ、つけてみてくださいよ」

勇者「えぇー、しょうがねえな」カチャッ

勇者「ゴルァー悪い子はいねえかぁー!」

勇者「って鬼か! さっき確かに鬼かよって行ったけど本当に鬼の仮面か!」

少女「あははは」

勇者「こら、少女待てっ!」

少女「きゃーー! あはは」

賢者「ふふ、仲良しですね」

仮面屋主人「本当仲良しだねぇお子さんかい?」

賢者「い、いえ! 子供どころか私たち結婚してないですよ!!」

仮面屋主人「そうなのかい? なんだー仲がいいからてっきりそうなのかと」

賢者「……結婚、したいですねぇ」

仮面屋主人「うん??」

賢者「なんでもありません! お代ここに置いておきますね」

仮面屋主人「はいよー毎度あり!」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:27:29.78 ID:Fl9WSo95O

勇者「商店街にはママいなかったなー」

少女「うん……」

勇者「大丈夫だって、兄ちゃんと姉ちゃんがちゃんと見つけてやるからな」

賢者「安心して、少女ちゃん」

少女「うん……」

勇者「ほら、手繋ぐぞ」

賢者「もう迷子にならないように両手繋ぎましょうね」

勇者「右は俺」

賢者「左は私」

勇者「これで寂しくないだろ?」

少女「うんっ!」

賢者「ふふ、こうやって歩いてると家族みたいですね」

勇者「賢者ちゃんがお嫁さんかー」

賢者「なんでそんな不満そうなんですか!」

勇者「ふ、不満じゃねえって! いいなーって思ってだんだよ」

賢者「どうだかー」ジトー

少女「あはは、おもしろーい」

賢者「少女ちゃんはこんなお父さんどう?」

少女「かっこいー!」

勇者「へへっ、だろー?」

賢者「ダメですよーそういうこと言ったらすぐ調子乗るんですから」

勇者「ぐっ……」

少女「あはは、お兄ちゃん怒られてる」

賢者「本当、ふざけてなければかっこいいんですけどねぇ」

勇者「ん? なんか言ったー?」

賢者「なんでもないですよーだ」

少女「……〜♪」ニコニコ
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:28:31.21 ID:Fl9WSo95O

「少女っ!!」

少女「あっ! ママー!!」

勇者「お?」

ママ「あぁ、少女…… 本当によかった……」ギュッ

少女「うん」

ママ「もう…… 本当に探したのよ? あなたすぐどこかに行っちゃうんだから」

少女「えへへ」

賢者「ふふ、よかったね少女ちゃん」

ママ「娘がご迷惑をおかけしたようで……本当に申し訳ありませんでした」

賢者「いえ、お気になさらないでください。 私達は少女ちゃんと遊べてすごく楽しかったですから」

ママ「ほら、少女もちゃんとお礼言いなさい」

少女「お兄ちゃん、お姉ちゃん、ありがとー!」

賢者「どういたしまして」ナデナデ

勇者「こら、少女。 あんまりママ困らせちゃダメだぞ? ママとちゃんと手繋いどけよ」

少女「うんっ!」

ママ「本当にありがとうございます。 何かお礼をさせて頂けませんか」

勇者「いいですよそんなの、気にしないでください」

ママ「あ…… 貴方は……勇者様ではありませんか?」

勇者「へ? そうですけど」

ママ「あぁやっぱり! 以前街に魔物が襲ってきた時、助けて頂いた者です」

勇者「あー…… あー!! 分かった!」

勇者「ちっちゃい子を抱きしめてたお母さん!」

ママ「はい! 一度ならず二度も助けていただくなんて…… これも神の思し召しでしょうか」

235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:29:37.71 ID:Fl9WSo95O

勇者「そっか、まだ赤ん坊みたいなもんだった子がこんなに大きくなったのか」

少女「……?」

ママ「はい…… 勇者様のお陰で私も、少女もこうして生きております」

勇者「いやぁ、俺なんか腕っ節以外なんもないですからね」

少女「ねえねえ、お兄ちゃんがママの話してたゆうしゃさま?」

勇者「おう、そうだぞー! お兄ちゃん強いんだぞー?」

少女「そうなんだ! えっとねー」

少女「助けてくれて、ありがとー!」

勇者「くはぁ! 可愛いなぁ!」

ママ「この子、いつか勇者様にお礼が言いたいってずっと言ってて」

勇者「そっかそっか、こちらこそありがとうな。 お兄ちゃん元気貰っちゃったよ」

少女「うん!」

賢者「ふふ、また遊ぼうね少女ちゃん」

勇者「じゃあ俺達はこれで失礼します」

ママ「はい本当に、本当にありがとうございました」

少女「ばいばーい!」

賢者「またねー」

勇者「もうママの手離してどっかいくなよー」

236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:30:25.17 ID:Fl9WSo95O

賢者「少女ちゃん、可愛かったですね」

勇者「ああ、そうだな」

賢者「ふふ、それにしてもその鬼の仮面似合ってますよ」

勇者「俺鬼っぽいかなー?」

賢者「さぁ、どうでしょうね」

賢者「私には……ちゃんと勇者様って感じがします」

勇者「お、本当に?」

賢者「今日の勇者、かっこよかったですよ」

賢者「小さい子に優しくしてあげてて、でも面白いお兄さんでいてちゃんと安心させてあげてて」

賢者「そういうことが出来るの、かっこいいなって思いました」

勇者「やめろよ、なんか恥ずかしいわ」

賢者「ふふ、そうやって照れ隠しが下手なところも好きですよ」

勇者「悪い子はいねぇかー!」カチャッ

賢者「仮面被っても中身は優しい勇者のままなんですから意味無いですよそれ」

勇者「…………」スポッ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:31:20.18 ID:Fl9WSo95O

賢者「やっぱり、私勇者のこと好きです」チュッ

勇者「ん……」

賢者「えへへ、キスしたくなっちゃいました」

勇者「かぁ……賢者は可愛いなぁもう」

賢者「んふふ、照れてる勇者もかわいい……」

勇者「男は可愛いって言われても嬉しくねえんだよ」

賢者「えーそうなんですか?」

勇者「かっこいいって言われたいもんなんだよ」

賢者「勇者はもう充分かっこいいじゃないですか」

勇者「下から覗き込むな、あざとい」

賢者「あ、ひどいです!」

勇者「なぁ賢者」

賢者「ふんっ、なんですか」プイッ

勇者「少女ちゃんと繋いでた手が寂しいんだよ」

賢者「……もう、しょうがないですね」

賢者「宿までですよ?」ニギニギ

勇者「さんきゅ」

賢者「ふふ、勇者」

勇者「うん?」

賢者「大好きっ」ギュ

238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 09:31:47.87 ID:Fl9WSo95O
また後で
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 09:39:26.88 ID:uXZhfPl9O
一旦乙
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/03/19(日) 10:25:04.29 ID:ogUdx9ic0
おつ
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 12:47:34.29 ID:waVRM2tT0
舞ってる
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 16:49:33.75 ID:42OSCkbQo

勇者「ただいまんこー」

魔法使い「……おかえりんこ」

賢者「……はぁ突っ込む気力も起きませんね」

勇者「お、ガキんちょ。 もう起きて大丈夫なのか、ぐぇぇっ!!」

勇者「な、なにしやがる……」

盗賊「腹パン」

勇者「だから……なんで……」

盗賊「外みてたらゆうしゃと手繋いで帰ってきてたのが見えたの!」

賢者「えっ……!」

勇者「別にいいだろそんぐらい……」

盗賊「んーーー!!」バタバタ

魔法使い「……盗賊、勇者帰ってくるの楽しみにしてたから」

勇者「あーそうなん。 でも腹パンはなくね」

盗賊「ばーかゆうしゃの、ばーか」

盗賊「ふんっ」プイッ

勇者「えぇ……理不尽だわ……」
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 16:53:07.19 ID:qNwYg7vio

勇者「さて、夜のお楽しみカードゲームの時間だな」

魔法使い「……死闘が今、始まる」

勇者「負けたヤツが買ったやつの言うことを聞くポーカーだ」

賢者「……俗物的です」

盗賊「嫌な予感しかしませーん」

勇者「もちろんそんなハードすぎるものはダメだぜ?」

魔法使い「……良識の範囲で」

勇者「よし、やるぞゴルァ」
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 16:56:12.24 ID:qNwYg7vio

勇者「……ブタ」

賢者「ほっ、よかったワンペアです」

魔法使い「ツーペア」

盗賊「フラッシュ!」

勇者「ぐおおおぉぉぉあああ」

盗賊「えっとねー何してもらおっかなー」

勇者「きついのはやめろよー……」

盗賊「じゃあ……頭、撫でて?」

賢者「……!」ガタッ

勇者「なんだよ、そんなこといくらでもやってやるのに」

盗賊「やった!」

勇者「ほれーよしよし」

盗賊「〜〜♪」

賢者「ずるい…… 私もやってもらう」

魔法使い「……聞こえてるよ賢者」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:01:54.72 ID:i6i6rmw1o

勇者「ワンペア」

盗賊「ワンペアだけどゆうしゃより札強いね!」

賢者「ツーペア」

魔法使い「……スリーカード」 

勇者「畜生ッ!!」

魔法使い「……ふっふっふ観念するのです」

勇者「やめろー! 高いものはダメだぞ!」

魔法使い「……ぎゅーってして」

勇者「えぇ……」

盗賊「ずるい!」

賢者「そうですよ!」

魔法使い「……みんなが勝てばいい」

勇者「俺負ける前提やめて?」

勇者「ほら、こっち来い魔法使い」

魔法使い「……うん」トコトコ

勇者「ほい、ぎゅー」ギュー

魔法使い「……えへへ」

賢者「ぐぬぬ」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:09:40.04 ID:pxL7Yom+o

盗賊「手繋いで」

賢者「変顔して」

盗賊「散歩してる犬のモノマネして」

魔法使い「賢者から髪の毛3本抜かれて」

盗賊「賢者の髪の匂い嗅いで」

魔法使い「賢者の耳に息をフッてして」

盗賊「賢者と20秒間見つめあって」

魔法使い「賢者が勇者を1分間膝枕」

247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:13:01.99 ID:D6qB0aufo

賢者「ちょっと待ってください!!」

盗賊「賢者大丈夫? 顔赤いよ?」

賢者「誰のせいですか! 途中いい感じに罰ゲームだったのになんで私がこんな目に……」

勇者「俺は役得だったけどな?」

賢者「私は恥ずかしいんです!」

魔法使い「……賢者耳まで真っ赤」

賢者「うー……もうやめてくださいよー」

魔法使い「……はい、次の勝負」

賢者「いかさまだ…… 私が1回も勝てないなんて」

勇者「俺なんか負け続けてるんだが?」

248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:15:36.82 ID:D6qB0aufo

賢者「あ、勝った!」

盗賊「まずいよ!」

魔法使い「……ギリギリを攻められすぎた賢者はとんでもない事を言いかねない」

賢者「人聞きの悪いこと言わないでください!」

勇者「俺負ける運命なん?」


賢者(勇者に好きなことさせてもいいし)

賢者(2人に仕返ししても面白そうですね……)


>>249
賢者がやらせた罰ゲーム内容
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 17:18:09.42 ID:m2sj85IKo
勇者に三人の中で誰が一番魅力的か聞かせてもらう
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:28:41.64 ID:zR/c6DG2o

それに対する勇者の反応は?
>>251

@賢者

A魔法使い

B盗賊

C適当にはぐらかす
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 17:36:30.02 ID:+DjXrlL7o
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:43:10.96 ID:zR/c6DG2o

賢者「じゃ、じゃあ……えっと」

賢者「勇者がこの中で1番魅力に思う人は誰ですか……?」

盗賊「……っ!」

魔法使い「……戦争勃発」

勇者「お、おう……マジか、ぶっ込んできたな賢者」

賢者「……知りたいんです」

勇者「んぁー……そうだなぁ」
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:48:36.58 ID:zR/c6DG2o

勇者「盗賊も生意気だけど可愛いし、魔法使いも美人でおもしれえけど」

勇者「やっぱ賢者かなー俺は」

賢者「えっ……」ドキッ

盗賊「……っ!」ギリッ

魔法使い「…………」

勇者「可愛らしくて、しっかりしてるようで隙だらけで、でも一生懸命でさ」

勇者「顔よし、性格よし、身体よしで最高じゃん」

賢者「の割には私以外の人には手を出してるみたいですけど」

勇者「うーんまぁ……それはそれね」
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:52:21.97 ID:zR/c6DG2o

賢者「本当に私が1番なんですか?」

勇者「罰ゲームのリップサービスかもな」

賢者「もー! そういうとこひどいです!」

勇者「あはは、しょうがねえだろそういう空気なんだから」

盗賊「むー……」

魔法使い「…………」

盗賊「うち、部屋帰る」

盗賊「おやすみ!」


バタンッ!


賢者「…………」

勇者「なんだよあいつ」

賢者「うー……なんか一番やっちゃいけないことやってしまいました……」

勇者「は?」

賢者「我ながら大人げなかったですかね」

魔法使い「……あの子には酷だったかもしれない」

賢者「そうですね…… 今日はこれでお開きにしましょうか」

魔法使い「……うん」

賢者「盗賊にも謝らないと」

勇者「は? はぁ??」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:54:20.36 ID:zR/c6DG2o

勇者「一体なんだったんだよさっきの……」

勇者「みんないきなり帰りやがって…… 空気悪くなるっつーの」

勇者「はーぁ…… 酒でも飲むか」

勇者「ってか、今日は誰がこっちの部屋で寝るんだ?」

勇者「あっちの部屋3人は無理だろ」


>>256 誰が部屋に来るか
@賢者

A魔法使い

B盗賊

C自由安価
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/19(日) 17:54:36.15 ID:vje4tpAH0
1
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 17:57:11.00 ID:zR/c6DG2o
安価了解
また明日までに投下します

エロありで行くと決めてます
してほしい内容↓1〜3
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 17:57:13.71 ID:P5qBXmVEO
3
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 17:59:04.53 ID:b1BHa1EE0
巨乳なお胸に吸い付く
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/19(日) 18:16:14.88 ID:vje4tpAH0
本番
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 18:51:42.37 ID:TPyaV4Rao
ふぇら
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/03/19(日) 21:24:53.12 ID:eAS9A0sIO
アソコ周辺を舐めて焦らしてからクン二
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:06:15.58 ID:OzPd/qEZo

窓から月夜を眺めながら1人、酒を煽る
部屋に明かりもつけず暗い空間にグラスの中の氷が弾ける音が響いた

しばらくそうして1人で飲み続け、グラスが3度ほど空になったところで、コンコンコンと小気味よいノックの音が響いた


勇者「どうぞ」


ドアを開けて入ってきたのは賢者だった
寝巻きの浴衣姿に、髪を束ねて上で結った姿は、素直に色っぽい

トコトコと俺の元へと歩いてきて、そのまま何も言わず優しく抱きしめられた


勇者「どうした?」

賢者「分かってるくせに…… 意地悪です」


彼女の身体に俺も手を回す
俺の頭一つ半小さい彼女はそれだけですっぽりと腕の中に収まる

すりすりと俺の胸板に頬ずりをし、照れながらはにかむ彼女に俺の胸は高鳴った
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:07:55.54 ID:OzPd/qEZo

賢者「……すき」


真剣な瞳でじっと見つめられながら言われた一言に、一体どれだけの意味が含まれていたのだろうか

一人の男として好かれているのは間違いない

だがその男が他の女を抱いていることへの不信感はないだろうか

そしてなにより自分が最後に取り残された現状に彼女は何かを思い詰めているのかもしれない

はたまたそんなことは気にせず、他の2人よりも私が一番好きだとそう宣言されたのかもしれない


考えても考えても彼女の一言に含まれる意味の答えは出ない
つまりはなんて言い返せば正解なのかが分からないのだ

俺が何も言い返せずに、彼女の目を見つめていると、そのまま優しく唇を塞がれる


賢者「いいんですよ、私は」

勇者「うん?」

賢者「……私を好きにしてください」

賢者「……一人の女にしてください」


懇願ともとれる悲痛な一言は、目に涙を浮かべながら紡がれた必死の一言だった

俺はそこまで彼女を追い詰めていたのかと思い知らされる
自分の軽率な行動が彼女をここまで言わせるほどに苦しめていたのかと

ならばせめてその想いに優しく、礼儀をもって応えるべきだろうとも

265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:09:44.20 ID:OzPd/qEZo

言葉で返事はしなかった
彼女を抱き抱え、そのままベッドに押し倒す
口付けを交わし、見つめあったままその浴衣の紐を解いた

顕になったの二つの大きく膨らんだ乳房は月夜に照らされ、その白い肌が映える
真っ白な彼女の柔肌は芸術であり、これを画に残すことが出来ればその者は伝説の画家として名を馳せる

そう思わせるほどの美しい裸体だった


賢者「あんまり見ないでください……恥ずかしい……」


内股をくねらせ、恥ずかしさ故に彼女の頬は赤く染まる

ぼうっと見つめてきた彼女へ顔を近づけると彼女の方から求めるようにキスをしてきた

最初は優しく、お互いの熱をじんわりと伝え合う口付け
だが徐々にお互いが熱を帯び、その口の動きは激しくなる

舌を絡め互いの吐息を混ぜ合い、唾液までも交換し合う


賢者「んっ……ふっ……んちゅ」

勇者「キス上手だな? 意外とし慣れてたり?」

賢者「そんなわけないじゃないですか」

賢者「勇者が初めてです……よ?」


恥ずかしそうに目を伏せながら賢者はポツポツと呟く


勇者「そりゃ光栄なことだな」


俺は彼女の胸に手を触れた
程よく弾力がありながらも手に吸い付き、指が埋まる

しばらくそうして乳房の柔らかさを堪能し、膨らんだ胸の形を歪める


賢者「ふっ……んん……楽しいですか…?」

勇者「あぁ、ずっと触っていたくなるな」

賢者「どうして男の人ってそんなにおっぱいが好きな、あんっ……! 好きなんですか?」

勇者「そうやって相手が感じてくれるからだろ?」

賢者「か、感じてなんか……」


強がる彼女の乳首を指で弾いた


賢者「ひゃんっ!」


彼女の大きくなった乳首は鋭い快感を脳に届ける
弾けば声が漏れ、なぞれば息が止まり、コリコリと押せば口からヨダレが垂れる


賢者「っ……はぁっ……や……そんなに、乳首いじめないで……?」


すっかり甘くなった彼女の言葉はむしろもっとやって欲しいとお願いをしているようにしか聞こえない

266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:11:53.50 ID:OzPd/qEZo

右の乳房へ口を寄せ、柔らかな胸へ舌を這わせる
そうしてゆっくりと歩き回らせ、乳首へ至る

舌でねっとりと乳頭をなぞると彼女は弓なりに体を反らして声を震わせた


賢者「あぁんっ! ひゃっ、やぁぁっ!」

賢者「いい……っ! はあっ! きもちよくてっ、おかしくなっちゃいますっ!」

勇者「かわいすきるだろおい……」

賢者「だって、ゆうしゃがー……はぅっ……」


くすぐったいような快感に彼女は無意識に右手で俺の頭を払いのけようとする
その邪魔な手首を掴んでベッドに押し付け、俺は再び彼女の乳頭を口に含んだ

じゅるると音を立てながら胸の突起を吸い、もう片方の空いた手で片方の寂しそうな乳首を転がした


賢者「ひゃぁぁぁあっ! 気持ちいい! うっあああんっ!」

賢者「もっと……もっとぉ……っ!」

賢者「私のおっぱい、気持ちよくしてください……はっ……やっ……」


俺はさらに舌の動きを早める
ビンビンに硬くなった乳首を弾き、軽く甘嚙みをする
手は乳首をつまみ上げたまま、親指でこするようにし絶え間ない快感を届けた

彼女は口を閉じることなく、甘い嬌声をあげ続け、口角からヨダレが垂れる

そして、人生で初めて達した

267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:13:27.19 ID:OzPd/qEZo

ビクビクと体を震わせる彼女を抱きとめ、胸から唇を離す
あっ……という少し喪失感を含ませた声を無視して、彼女のパンツに手をかけ、これを脱がせる

ヌルッとした蜜がパンツをこれでもかと濡らし、糸を数本引いた

濡れた秘部が外気に晒され少し体を震わせる

胸を責められた彼女は既に高まり、出来上がっていた
だが俺はそれでも性感を高めるために内股に舌を這わせる

神経が張り巡らされた内股は、舌の肌触りと熱を敏感に感じさせる
徐々に性器に近づくほどにその快感は高まり、気分が高揚していく
もう少しで割れ目に舌が到達しようとした頃、勇者は口を離し、反対の足をまた舐めだした


賢者「あぅぅ……なんでぇ……」


期待が最高潮を迎えた途端に味わう喪失感に彼女は思わず抗議の声を上げる

だがそれでも勇者は執拗に足を舐め続けるばかりで肝心なところに求めている刺激は来ない

焦らされ、胸の奥がモヤモヤとする
ヒクヒクと膣穴が蠢き、体が意識せずとも快感を求めていたことに彼女は気が付かない
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:14:09.59 ID:OzPd/qEZo

賢者「勇者……意地悪しないでください……」

勇者「んー? じゃあどうして欲しいのか言ってご覧」

賢者「うー……」

賢者「おまんこ、舐めてください……」


突如として彼女に電撃が走った
気付けば秘部をむしゃぶられ、溢れていた愛液ごと陰核をしゃぶりあげられる


賢者「やぁっ! うぐっ、激しすぎっ……きゃぁ!」


びちゃびちゃとぬめった水音が響き渡る
左右の陰唇を伸ばすように舐め尽くし、勃起した陰核を舐め、コリコリと刺激を与えればおもしろいほどに愛液が溢れ出す



賢者「いやっ……やぁっ、こんな、はげし……!!」

賢者「おかしく、なっちゃうっ!!」


止めと言わんばかりに膨らんだクリトリスを乱暴に吸い上げる


賢者「あっ、やぁぁぁあ!!」


びくんと大きく体が跳ねた後、ビクビクと痙攣をみせ彼女はまたも達してしまった
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:17:40.84 ID:OzPd/qEZo

肩で息をする彼女の余韻を邪魔しないよう、優しく抱きしめる
しばらくそうして、またどちらからともなくキスをすると彼女が俺の陰部へと手を伸ばしてきた


賢者「次は私の番ですね」

勇者「無理しなくていいんだぞ」

賢者「ううん、私がしたいんです」

賢者「私ばっかり気持ちよくして頂いてるんですから……お返しくらいさせてくださいね」


優しい手つきでパンツを脱がせてくれるのがなんだか無性にいやらしく感じる
そうして現れたそそり立つモノに彼女は目を丸くした


賢者「おっきい……」

賢者「口に入るでしょうか」

勇者「無理しなくていいんだよ、本当に」

賢者「もう、同じこと言わせないでください」

賢者「でも、気持ちよくなかったらごめんなさい」


そういうと彼女は鈴口に優しくキスをしてくる
ペロペロと舌先で舐められ、そのくすぐったい刺激に血が巡る

溢れた我慢汁が彼女の舌に舐め取られ、1本の線を結んだ


賢者「んふ、ビクビクしてる」

勇者「気持ちいい……」

賢者「よかった」


汁を再び舐め取るようにペロッと舐めた後に俺をじっと見つめながら亀頭の先を口に含んだ

さっきも思ったが彼女は自分を魅せるのがうまい
意識してやっているのではないだろうが、目線や表情が彼女の女らしさを引き立たせているのだ

じっと真ん丸な目で見つめながらちゅぱちゅぱとしゃぶる彼女の頭を撫でる
少しはにかんだ彼女はゆっくりとペニスを口の中に含んでいった

チロチロと舌が中で動き、拙い力で吸われる


賢者「あむ……おっきくふぇ、難しいれす……」

勇者「いや、充分気持ちいいよ賢者」


横顔をそっと撫でると嬉しそうににっこりと笑う彼女が愛おしくてたまらない
決して上手ではない口淫も、その献身さで充分満たされた


耐えられない
もう我慢は出来なかった

彼女の口からペニスを抜き、優しく押し倒した
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:19:34.70 ID:OzPd/qEZo

勇者「もう、我慢出来ない」

賢者「私も、もうさっきからしたくて……」

勇者「いいよな」

賢者「はい、来てください勇者」


彼女のとろんとした顔を見つめながら先端を割れ目に宛てがう
熱くぬめった腟内はギチギチと締め付けながらも、ゆっくりとペニスを飲み込んだ


賢者「はぁっ…… うぅんっ…… 勇者の入ってきます……」

勇者「痛くないのか?」

賢者「少し痛いですけど……それより、きもちよくて、しあわせで……」

勇者「そうか…… 俺も賢者と繋がれて幸せだよ」

賢者「んふふ……うれしい」


さらにペニスをゆっくりと進めていく
その度に賢者の大きな胸がふよふよと揺れる

ゆっくりと上がってくる快感を彼女は目を閉じて感じようとする
甘い息を漏らしながら、俺に身を任せる彼女が可愛くてたまらない
今すぐにめちゃめちゃにしてやりたい

そんな邪念を必死で振り払う

たぷんたぷんと揺れる胸を両手で鷲掴みにすると


賢者「んにゃっ!?」

勇者「うぉ、なんだその声」

賢者「びっくりしちゃって…… ごめんなさい」

賢者「おっぱい、舐めて?」

賢者「いっぱい…… いっぱい勇者で気持ちよくさせてください……」

賢者「あなたのことを、これでもかってくらい感じたいんです」


……かわいい
俺の中の獣はもう理性では抑えきれなくなっていた

271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:21:17.08 ID:OzPd/qEZo

賢者「んっ、んぅぅっ!」

賢者「ひっああああっ!!」

賢者「ひゃうっ! あっ! はげしっ…! おかしく、なっひゃう!!」


俺は気づけば夢中で腰を振っていた
何度もペニスを奥深くまで突き刺し、中の肉を抉った
何度も何度も出し入れをしているうちに蜜は溢れ、じゅぶじゅぶといやらしい水音をたて泡立つ

胸が嬉しそうに弾み、賢者の声は普段の落ち着いた優しい声ではなく獣のように感じるメスの声へと変貌していた


賢者「あぁんっ、あぁっ!」

賢者「ひゃっ、はぅっ…… あっ……はぁっ!」


腕が相手を離すまいとお互いに強く抱きしめ合う
それではたりず彼女の足は俺の体を捕まえるようにホールドしてきた

汗と愛液が混ざり合い、セックス独特の淫靡な匂いが部屋に充満する


賢者「いいっ! 奥気持ちいい!!」


ピンク色の声は懇願する
もっと気持ちよく、もっと奥を突き刺せと
彼女が永く自分と向き合い、賢者となった今、知らない自分がここに来て現れた

愛する者との性行がここまで自分を狂わせるのかと彼女はぼうっとする頭の中で考えていた

夢中で口を貪り、突かれる度に甘い吐息を漏らし続けることが幸せでたまらない


彼女が数度目の絶頂を迎える時、勇者も自分の中の膨らみを感じていた


勇者「賢者、一緒にイクぞ」

賢者「はっ……い」

272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:22:44.69 ID:OzPd/qEZo

呼びかけられ、焦点をうまく合わせられない目で彼を見つめる
お互い視線を離さず、見つめあったまま愛を伝え合うようにその時を迎えた


賢者「あぁっ……イクっ……! だめ、我慢出来ない……っ!」

勇者「いいんだよ、俺もイクからな」

賢者「はいっ……いっぱい、私の、なか…… ゆうしゃので、いっぱいにして……?」


汗で前髪は張り付き、涙で潤んだ瞳と、ヨダレでだらしなくなった顔で作った必死の笑顔
それが今まで見た賢者の中で一番可愛いと素直に思った

我慢出来ないのは俺の方だ
彼女が絶頂の声を上げるのにも気が付かず、賢者の中に溜め込んだ精をこれでもかと吐き出した

子宮全てを精液で満たしたのではないかと思うほどの長い射精。 同時に彼女の膣のヒダが一滴残らず搾り取ろうと収縮する


賢者「勇者、ビクビクってしてます」

勇者「ごめん、やばいくらい気持ちよかった」

賢者「ほんと……?」

勇者「あぁ、最高だった」

賢者「嬉しい……」


手を伸ばされ首の後ろに回された手に引きずられまたキスをする
唇を合わせながら彼女は笑顔で涙を流していた

273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:26:22.85 ID:OzPd/qEZo

賢者「私、やっと女になれました」

勇者「こんな悩ましい他に女がいるか」

賢者「んふふ、勇者が私のこと一番好きって言ってくれましたもんね」

勇者「そうだな」

賢者「あぁ、だめ! 抜かないでください……」

勇者「ん?」

賢者「なんだか、抜いたら勇者がどこか、遠くへ言っちゃうような気がして……」

勇者「そうか。 じゃあこのまま抱き締めさせてくれ」

賢者「はいっ!」

勇者「その笑顔なんだよなー」

賢者「……?」

勇者「その笑顔が、賢者は反則なんだよ」

賢者「え? うーん……」

賢者「ありがとう、ございます?」

勇者「その照れた笑い方もなんだよぉ!」

賢者「えー!? 分かりませんよぉ」



274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 13:26:49.56 ID:OzPd/qEZo

今日は終わります

頑張った、気がする
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/03/20(月) 13:49:13.53 ID:O+5H11/3O
一番股間にきた描写ですばらしい!
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/20(月) 14:26:21.57 ID:ymiP0pLQO
んにゃっに萌えた乙
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/21(火) 04:01:26.58 ID:prMiCQRoo
おっつ!
賢者大正義
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 07:19:23.93 ID:65p4sQzlo

賢者「あむ……ちゅ……」

勇者(ん……?)

賢者「ちゅぅ…… ゆうしゃ……」

勇者(賢者か…… 朝から寝てる俺にキスですか)

賢者「……しゅき……あむ……」

勇者(寝てる人に普通舌いれるか?)

賢者「んぅ……ゆうしゃ……?」

賢者「起きてます……?」

勇者「…………」

賢者「気のせいかな……?」

賢者「つんつん」

賢者「かわいい寝顔……」チュ










賢者「んしょ……」

賢者「勇者の腕、筋肉質すぎて重いですっ……」

勇者(なにやってんだ?)

賢者「えいっ……」グイッ

賢者「んしょっ」コロン

賢者「んふふ、勇者に抱きしめられちゃいました」

勇者(……こういうのどこで覚えんだよ)

賢者「ぎゅー♪」

勇者(かわいいなぁ)スリスリ

賢者「ひゃぁ!」

賢者「勇者……? 起きてるんですよね……?」

勇者「…………」

賢者「えー…… うーん……」

賢者「まぁいっか…… ちゅーしちゃお」

勇者(うーん可愛い)

勇者(でもなんかイタズラしたい気分だな)


>>280
@完全寝たフリ全スルー

Aキスやスリスリなどのソフトタッチ

B胸や股をまさぐるハードなタッチ

Cこちょこちょしてお仕置き

D自由安価

279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/21(火) 07:45:55.56 ID:P9vv+S49O
3
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/21(火) 07:47:06.42 ID:YkQoOe10O
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