勇者「魔王? 知らんよ俺は女とイチャイチャするんだ!」

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80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/12(日) 21:00:46.65 ID:oIaTfadfo
2
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:08:56.08 ID:9GGGvRiHO

勇者「手でシゴいてくれ」

魔法使い「……しごく?」 

勇者「分かるだろ?」


また彼女の体へ手を回し、口付けをする
先と同じように舌と舌を絡ませる濃厚なキスは魔法使いの思考を鈍らせる麻薬だ

巧みなキスに頬が上気し、目がとろんと虚ろになる

彼女はもうキスへの拒否はなかった

それどころか自分から積極的に舌を動かし、俺が逃げようとすれば口の中まで追いかけて吸い上げようとしてくる


この子は案外、淫乱な気があるのかもしれない
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:12:42.20 ID:9GGGvRiHO

彼女の手を取り、陰茎へと誘導する


魔法使い「……熱いね」


指でつんと、触れてから掌全体で優しく包み込む魔法使い

撫でるように手を這わせ、その微かな刺激でピクリと跳ねる


魔法使い「……上手くできないかも」

勇者「いいよ、してもらえるだけで嬉しい」

魔法使い「……怒らないでね?」

勇者「俺が怒られねえか心配だよ」

魔法使い「……ふふん」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:17:41.56 ID:9GGGvRiHO

魔法使い「……大きいね、腫れてる」


手のひらで亀頭を包み、優しく触れるか触れないかの力でこねくり回される


魔法使い「……鎮めてあげる」

勇者「献身的だな」

魔法使い「……私のせいなんでしょ?」

勇者「あぁ、魔法使いの泣き顔が可愛すぎるのがいけない」

魔法使い「……じゃあ私が責任取る」


魔法使いから俺の唇を求めて吸い付き、そして手の動きが本格的に強く上下に動き出した
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:20:47.16 ID:9GGGvRiHO

魔法使い「……痛く、ない?」

勇者「あぁ、気持ちいいよ」

魔法使い「……んふふ」


一定のリズムでしごかれるそれは爆発的な気持ちよさではなかったが、巧みに射精を導くものだ


勇者「ぐっ……あぁっ……」

魔法使い「……かわいい」

魔法使い「……でもダメ。 キスし続けないとやだ」

勇者「離して欲しくないのか?」

魔法使い「……うん」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:26:21.43 ID:9GGGvRiHO

勇者「あぁ、イキそうだ……」

魔法使い「……んっ」


魔法使いはさらに、手を素早く動かす
一定のストロークで裏スジ、亀頭を的確に刺激してくる

このまま魔法使いの手でイキたい
だが、それでこの滾りが治まるのか自身がなかった


>>86
@顔にぶっかけ

Aバンツにぶっかけ

Bこのまま手で

Cセックスして中田氏

D自由安価
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/12(日) 21:28:58.11 ID:/EtiWQXh0
4
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:38:31.64 ID:9GGGvRiHO

ピタリと俺は彼女の手を制止する


魔法使い「…………」

勇者「……ここじゃないだろ」

魔法使い「……いいよ」


たったこれだけのやり取りで分かったのか、彼女は自らパンツを脱ぎ身を寄せてきた


魔法使い「……意気地無しかと思った」

勇者「なんで」

魔法使い「だって、自分のは触らせるくせに」

魔法使い「……私には全く触れないんだもん」

勇者「…………」

魔法使い「……私をめちゃくちゃにしたら傷つくと思った?」

勇者「あぁ……」

魔法使い「……きっと傷ついただろうね」

魔法使い「……でも勇者が私を傷つけないようにしてるって、分かったから」

魔法使い「……その優しさに免じてしてあげる」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:43:04.36 ID:9GGGvRiHO

また、どちらからともなく唇を重ねる
魔法使いの体に回す腕に力を入れると、彼女は小さくきゃっと声を漏らし、そして抱き返してくれた

少し離れ、お互いに見つめ合い、覚悟ができたということが伝えられる


勇者「すげー濡れてんな」

魔法使い「……いっぱいキスしたから」

勇者「そっか」

魔法使い「……ゆっくりね?」


彼女の体を抱きかかえ、ゆっくりと腰を下ろさせる

割れ目と亀頭がぴったりとくっついた
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:49:22.37 ID:9GGGvRiHO

魔法使い「んっ……入ってくる」


彼女も初めてなのだろう
狭い穴をミチミチとこじ開ける


魔法使い「うぅっ……」


くぐもった声を漏らし、彼女は痛みに耐える
ゆっくりとヒダの感触を味わいながらペニスは魔法使いの中にズブズブと飲み込まれていった


勇者「痛くないか?」

魔法使い「……少しだけ。思ってたより全然痛くない」

魔法使い「……それより勇者のが大きくて、お腹が苦しい」

勇者「いやか?」

魔法使い「……ううん、すき」


じゅぶじゅぶ、と音を立て根元までついに魔法使いに飲み込まれた


魔法使い「…あぁっ……入ったぁ……」


ペニスを求めるように膣壁がうなり、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる

このまま欲望のままに打ち付けられたらどんなに気持ちがいいだろうか
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:54:39.88 ID:9GGGvRiHO

魔法使い「……あむ、んちゅ……」

魔法使い「んんっ……はっ……あぁっ……」


舌を絡ませれば彼女は声を漏らし始めた
それほどまでに性感が高まってきているのだろう

破瓜の痛みもなくなり、純粋に性を楽しむ余裕が出来た彼女はもどかしそうに俺の背で手を動かし、何かを求める


魔法使い「……して?」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 21:59:37.73 ID:9GGGvRiHO

魔法使い「あぁっ! あっ! はっああ!」

魔法使い「ひゃあああっ! ぐっ、あ、っ! 激しっ!」


俺はペニスで何度も彼女を突き上げる
その度にヒダが絡みつき、結合部からはびちゃびちゃと、艶かしい水音をたてて白濁した愛液が溢れた


魔法使い「きもち、いいっ!」

魔法使い「勇者ぁっ! ゆうしゃっああんっ!」


何度も俺を求める彼女の口を、俺は塞いだ


勇者「みんな起きちゃうだろ?」

魔法使い「……だ、だって」

勇者「声でないように、俺の指しゃぶってろ」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 22:04:37.23 ID:9GGGvRiHO

ちゅぱちゅぱと彼女は俺の指を舐める
まるで口淫のように舌で舐め、そして吸い付く

涎を垂らしながら声を出すのを我慢し、切なげに俺を見つめてくる

加虐心が、くすぐられ俺はさらに突き上げる力を強め、同時に彼女の体が浮かないようにしっかりと抱き抱えた


突き上げられればその分衝撃は上に逃げていく
しかし動かないようにがっちりと捕まえられた今、突き刺さるペニスは彼女の子宮へダイレクトに快感を届けた


魔法使い「ひぎっ……! あぁっ!!」

魔法使い「ああぁぁぁっ!! らめぇっ! おかひくなっちゃうぅ!!」

魔法使い「あっあぁああん! だめぇえええあああんっ!」


最早獣の絶叫とも、思える嬌声に心が震えた
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 22:07:30.00 ID:9GGGvRiHO

もう既に何度達したか分からない魔法使いは意識すらも刈り取られそうな程だった

突かれる度に声が自分の意思と反して漏れ、愛液は蛇口が壊れた水道のように垂れ流しになっている


涙とヨダレでぐしゃぐしゃになった顔は、それでもまだ俺を力強く見つめていた


勇者(付き合ってくれてありがとう、もう終わるからな)


心の中でそう呟き、彼女の腟内へ精を吐き出した

94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 22:12:15.77 ID:9GGGvRiHO

魔法使い「ああぁっ!」

魔法使い「熱い……お腹の中熱いよぉ!」


彼女の奥深くへ突き刺しながらの吐精は腰が抜けるのではないかと思うほどに気持ちがよく、心全てが満たされた


彼女は糸が切れた人形のようにぐったりと俺に寄りかかり、そのまま意識を手放した
すぅすぅと眠りに落ちた彼女の秘部から溢れる精液を救い、彼女の口の中へ塗りたくる

その後に彼女の衣服を整え、抱きかかえたまま俺はまた火の番へと戻った
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/12(日) 22:13:09.97 ID:9GGGvRiHO

今日はおしまいにします
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/12(日) 22:32:06.20 ID:0k0QVQLzO
乙です
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/12(日) 22:33:49.60 ID:U8dc9Nbvo
乙です
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 16:34:04.02 ID:BXz9HuMGO

盗賊「起きろーばかゆうしゃ!」

勇者「ぐぇぇっ! やめろ! 俺は眠いんだ!」

盗賊「起きないと賢者が怒るよ?」

勇者「賢者は優しいから怒らねえよ……」

盗賊「なんでそんな眠いのー!」

勇者「……魔法使いは」

盗賊「え? もう起きてるよ」

勇者「はぁ……しゃあねえ起きるか」

盗賊「……? なんで魔法使いが起きてたら起きるの?」

勇者「……お前朝からうるっさいなぁ」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 16:42:30.29 ID:BXz9HuMGO

簡素な朝飯を食い、一行は再び旅を続ける

馬車の手綱を引きながら、ガタガタと揺れる御者台に舌打ちが出る

皆は荷台で思い思いのことをしている
賢者は学が足りない盗賊に勉強を教え、魔法使いはうつらうつらとうたた寝をしている

昼間の暖かな日差しは魔法使いではないが眠気を誘うものだった


勇者「ふぁー……ねみ」


欠伸を噛み締めようともせず、大口を開ける
すると横から頬を指でツンと、悪戯な表情を浮かべた>>100がきた


>>100
@賢者

A魔法使い

B盗賊
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 17:04:10.76 ID:RCa9ZXWA0
コンマ一桁123なら1
456なら2
789なら3

0なら↓
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 17:04:57.65 ID:RCa9ZXWA0
2ネ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 17:53:14.42 ID:BXz9HuMGO

魔法使い「……居眠り運転厳禁」

勇者「まだ寝てねえって」

魔法使い「……まだ?」

勇者「俺はこんなに眠いのに魔法使いは元気そうだな」

魔法使い「……昨日すぐに寝ちゃったから」

勇者「イッて気絶してたな」

魔法使い「……そういうこと言わなくていい」

魔法使い「……恥ずかしい」


頬を赤くし、帽子を深くかぶり直す魔法使い
なんだか子供みたいな照れ方をする彼女が可愛くて、俺は彼女の長いとんがり帽子を奪い取った


魔法使い「……わっ、なにするの」

勇者「いや、照れてる顔が見たいなーと思ってさ」

魔法使い「……いいよ見なくて」プイッ

勇者「なんで逃げんの」グイッ

魔法使い「……や」

勇者「俺のこと嫌いか?」

魔法使い「……嫌いじゃないよ」

勇者「じゃあ好き?」

魔法使い「……ひみつ」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 17:57:58.85 ID:BXz9HuMGO

勇者「魔法使い」

魔法使い「…………」


名前を呼ぶと観念したように俺の方に向き直る彼女にキスをした

驚いたように体を少し震わせたが、すぐに力を抜き、彼女も応えてくる


魔法使い「……んん……あむ、んちゅ」

勇者「お前、本当に綺麗だな」

魔法使い「……い、いきなりなに」

勇者「帽子しない方がいいと思うぞ?」

魔法使い「……だめ。あれは魔法使いの証」

勇者「ふーん? 良くわかんねーけど」

魔法使い「……でも」

魔法使い「……勇者の前ならしなくてもいいかな?」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 18:01:37.17 ID:BXz9HuMGO

魔法使い「……そういえば勇者」


ジトーっという効果音が似合う、薄目で睨むような瞳が俺を刺す
思わず背中に嫌な汗が流れる。母親に怒られることがわかってる子供のような心持ちだ


魔法使い「……昨日寝てる私の口に」

魔法使い「……せ、精液入れたでしょ」

勇者「あー」

勇者「したなそういえば」

魔法使い「……なんでそんなことしたの」

勇者「特に理由はねえけどなぁ? ちょっとした悪戯だよ」

魔法使い「…………」

魔法使い「……朝起きたら口の中が変な味した」

勇者「ドキドキした?」

魔法使い「……ばか」
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 18:06:45.99 ID:BXz9HuMGO

魔法使い「……もっと近くに行ってもいい?」

勇者「ん? いいぞ?」

魔法使い「……んしょ」

勇者「……流石に近くね?」

魔法使い「……そう?」

勇者「もう密着してんじゃねえか」

魔法使い「……やだ?」

勇者「嫌じゃねえけどよ」

魔法使い「……じゃあこのまま」

勇者「……賢者に見られたらどうすんだよ」

魔法使い「……うーん……頭叩けば記憶なくなる?」

勇者「物騒だなおい魔法使いの発言とは思えねえぞ」

魔法使い「……物理もいけます」

勇者「転職しろよ」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 19:30:47.71 ID:BXz9HuMGO

魔法使い「……まぁ賢者に見られてもそれはそれでいい?」

勇者「どゆこと」

魔法使い「……アピール」

勇者「こわっ! 女子こわっ!」

魔法使い「……冗談」

勇者「ふーん?」

魔法使い「……?」

勇者「それさ、冗談じゃなくて本気にしたら面白そうじゃない?」

魔法使い「……え?」


>>107
@キスだけする

Aバンツの上からまさぐる

Bボロンッ

C自由安価
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 19:31:47.49 ID:hTY/csbYO
2
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 20:08:42.54 ID:BXz9HuMGO

魔法使いのローブをたぐり、パンツの上からまさぐる

キスを少ししただけではまだ濡れていないか、と少しガッカリした気もする


魔法使い「……勇者、だめ」

勇者「なんでダメなんだ?」

魔法使い「……だめ、バレちゃう」

勇者「昨日もみんなが寝てる横でしただろ?」

魔法使い「……あ、あれは」


言い淀み、目が泳ぐ
本当に嫌なら魔法使いは俺の手を無理やり解き、逃げることだって容易なはずだ
だがそれをしない彼女は迷っているのだろう

理性と好奇心、性への期待とも言っていいだろう

俺の一言で彼女のこのバランスは、どちらに転んでもおかしくないのだ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 20:16:20.85 ID:BXz9HuMGO

勇者「なぁ、魔法使い」

勇者「また気持ちよくしてやるよ」

魔法使い「〜〜〜っ!」


顔を俯かせるが、その真っ白な肌は真っ赤に染まっている
しばらくもぞもぞとした後、意を決したように俺を見つめてくる

しかし待てども魔法使いは口をモゴモゴとさせるだけ
ただその目には期待の色が見えた


勇者「したいだろ?」

魔法使い「…………」

魔法使い「……うん」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 20:31:22.62 ID:BXz9HuMGO

魔法使いを抱き、腰を浮かせた合間にすぐにパンツを脱がせる

先の期待でかじわっと濡れてきており、それを救いながら焦らしもせず陰核を撫でる


魔法使い「んっ……!」


声が出るのをグッと堪え、空を仰ぐ
割れ目に指を沿わせれば彼女は腰を反らせ、コリコリと陰核を刺激すれば耐えきれずに声が漏れる


魔法使い「ぁ……っ、うぅ……」

勇者「声出したいか?」

魔法使い「…………」コクコク

勇者「ダメだ、ちゃんと我慢しろ」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 20:37:42.34 ID:BXz9HuMGO

彼女の口を左手で押さえる

んーんーと抵抗の声を上げるも、それはすぐに嬌声とも取れる吐息に変わる

愛液はとめどなく溢れ内股をグッショリと濡らし、零れたものは御者台に染みを作った

指を動かす度にビチャビチャと音を立て愛液は指を伝って手首まで濡らす


魔法使い「んっ……んんっ…!」

魔法使い「あっ、ああぁああ!」


指の動きを早めると彼女は迫り来る快感に耐えきれなくなってきたのか、俺にもたれかかり、背に爪を突き立てる

口を塞ぐ俺の手をペロペロと舐められ、離してやると彼女は小声で一言イキそうと小さく呟いた
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 20:43:30.23 ID:BXz9HuMGO

いよいよ快感は最高潮を迎え、彼女の顔も快感に耐えようとグッと口を一文字に結ぶ
突き立てられた爪は遠慮がなく、俺の体を離すまいとしていた


魔法使い「はぁっ、はぁはっ……んっ、ぁ……」

魔法使い「あんっ……あぁ…っ、いくっ……」


全身を丸めるようにぎゅうと力が入り、俺の手を挟むように内股を閉じて彼女は絶頂に達した
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 20:44:25.35 ID:BXz9HuMGO

>>114
@続きをする

A今日はここまで

B今日はこのままノーパンでいさせる

C自由安価
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/13(月) 20:49:06.79 ID:cXJlNflh0
1
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/13(月) 20:52:39.51 ID:BXz9HuMGO
安価決まったのでまた明日
今回も安価参加ありがとうございました
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 20:58:36.69 ID:hTY/csbYO
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 23:30:55.91 ID:C8au/OYao
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 07:34:06.91 ID:Lgp+u8iWO
あんまり需要ない……?
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 11:40:51.02 ID:D9NUtTf8O
普通に楽しんでるよ
もっと焦らしたかったけど本番モード一直線だな
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 13:52:37.36 ID:XjzgoA8uO

魔法使い「はぁっ……はぁっ……」

勇者「大丈夫か?」

魔法使い「……うん……はっ……イッちゃった……」

魔法使い「……キス……して?」


息を切らせて顔を赤くした魔法使いが俺を求めてる
ヨダレで濡れた唇に優しくキスをすると、彼女はゆっくりとした呼吸になり落ち着きを見せた

唇を重ねたまま、ぐっしょりと濡れた割れ目にペニスをあてがう
彼女は何も言わず、腰をそっとくねらせこちらの目を見つめてきた
わざわざしてもいいかと改めて聞くのも野暮だろう


昨日とは違い、軽く押し込むだけでズブズブと挿入され膣壁を押し分けていき、ペニスを根元まで容易く飲み込んだ

121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 13:55:18.53 ID:XjzgoA8uO

魔法使い「ぁっ……きもちいっ……」

勇者「痛くないか?」

魔法使い「……全然だよ?」

魔法使い「……勇者の気持ちいい……」

勇者「何が気持ちいいんだ?」

魔法使い「……分かってるくせに」

勇者「言ってくれなきゃ分かんねえよ」

魔法使い「……ぅー……勇者の、、、おちんちん」

魔法使い「……ぐりぐり当たって、気持ちいいよ」

勇者「よく言えたな、偉い」

魔法使い「……えへへ」

魔法使い「……早く、いっぱい、しよ?」


細い身体を抱きしめ、密着したまま腰を振り始める
ぱちゅんぱちゅんと水音が響き、後ろの荷台にまで聞こえないかドキドキハラハラだ
魔法使いは快感の波に耐えるようにぐっと目を閉じ、堪えている

ぎゅうぎゅうとヒダがペニスを飲み込み、離さないように収縮する
彼女が息継ぎをするように、ぐっと力が入るとその収縮力はさらに強まり気を抜けばあっという間に、こちらが射精へと持っていかれそうだった


魔法使い「……勇者の、びくびくって…してるよ?」

勇者「魔法使いの中が気持ちよすぎんだよ」

魔法使い「……えへへ、名器?」

勇者「どこで覚えたんだそんな言葉」

魔法使い「……ふふん」

122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 13:56:21.37 ID:XjzgoA8uO

彼女のどこか余裕そうな表情が気に食わなかった
うねり、しごき上げてくるような腟内に俺だけが達しそうだという事実が腹立たしかった

そんな子供みたいな劣等感を久方ぶりに覚え、その思いを腰に託す


魔法使い「ひゃあんっ!!」


突然奥まで力一杯に突き刺された彼女は耳をつんざくような声を上げた

もう一度グリグリとカリが彼女の壁を抉りながら出口付近まで引き抜く
そして再び奥まで突き刺した

体重が乗ったストロークを受けた彼女の子宮口が、壊れるのではないかと錯覚するほどの一撃は彼女の頭を揺らし、一気に感覚の全てを支配する

急激に高まった性感に彼女の腰は反らされ、見る者を魅了する身体をさらに欲情的な姿へと変えた
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 13:57:26.83 ID:XjzgoA8uO

腰を打ち付ける度に彼女は息を漏らした
必死に自分の手で口を押さえるが、どうしても小さく声が漏れてしまう
むしろそうして我慢している分逃げ場を失った性感が彼女を昂らせていた

普段は無口でリアクションの薄い彼女とは思えないほどに今は乱れ、欲に忠実な姿はまさに女性的で彼女の魅力を高めている


彼女の耳を甘く噛み、耳内へ舌を入れると彼女は不意に達した


魔法使い「くふっ、あっ! だめぇっ、そこっ!」


腟内はぐわんと大きく波打ち、精子を絞り出すかのようにギューと締め付けてくる
その強い刺激に歯を食いしばって耐え、彼女の身体を抱きしめた
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 13:59:10.71 ID:XjzgoA8uO

魔法使い「ちゅーして……ちゅう」

目が虚ろになり熱い息をする魔法使いは唇を貪る

昨日もしてて思ったが魔法使いは、かなりのキス魔だ
お互いの存在を確かめるように舌を絡め唾液を交換する
ぬちゃぬちゃという下品な音を立てながらそのいやらしくも、満たされた時間は彼女を落ち着かせた


魔法使い「……私だけ、イッてごめんね」

勇者「耳舐めたらすぐイッたな」

魔法使い「……んぅ……耳弱いみたい」


彼女を抱きしめるふりをしてまた耳を甘嚙みするとひゃんと小さく鳴いた後、俺の背中をペシペシと叩いて抗議した


魔法使い「……勇者、まだイッてない」

勇者「お前もうクタクタじゃねえか」

魔法使い「……いいよ。勇者にもイッほしい」

魔法使い「……好きなようにして?」

勇者「知らねえぞ?」

魔法使い「……いいよ、私のおまんこ使って気持ちよくなって」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 14:00:16.31 ID:XjzgoA8uO

彼女は幾度もゴリゴリと抉られる
その度に彼女は声にならない嬌声をあげ続ける

もう何度目かの絶頂か
既に身体は力が入らなくなり、残っている感覚は子宮を突かれる度に全身を走る圧倒的な性感のみ


歯をガチガチと鳴らせながら、充分に酸素を吸い込めないがために意識が朦朧とする中で彼女はまたも達する


魔法使い「ぁ……また、イクっ……!」

魔法使い「……っ……あぁああああ! イグっ!!」


達したと同時に止まる息
そしてその快感に彼女は意識を手放す
だが止まらないピストンにより再び強制的に覚醒させられる

もう限界はとっくに超えていた
本当は獣のように叫び声を上げたい

全身を襲う快感を少しでも逃がすために身体をよじり、発狂したい

しかしそれらは勇者によって口を塞がれ、体を強く抱きしめられることで叶わなかった
魔法使いに出来ることは勇者が達するのをイキながら待つことのみ

その時間はあっという間にも、永遠にも感じられた
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 14:04:15.77 ID:XjzgoA8uO

勇者も彼女がもう本当に限界なのは分かっていた
それでもイキ狂い、涎を垂らしながらこちらを虚ろな瞳で見つめてくる彼女を満たしてやりたかった
決して先ほどの余裕な態度がムカついたからではなく、彼女の瞳がもっとと求めてくるのだ

呂律が回らず言葉を紡ぐことが出来なくなった彼女に、一言いくぞとだけ伝える

彼女は地獄にも感じた性交からのようやくの解放に喜びと喪失感を感じた

焦点が合わない目で必死に見つめ、彼の絶頂を助ける
私はここだよと、ちゃんと受け止めるよと、言葉にならない想いを胸に彼の吐く余裕がなくなってきた息に胸が満たされていく


そして並ではない量の精が吐き出され、彼女はそれのためにまたも絶頂した

弛緩と収縮を繰り返し搾り取ってくる腟内に、たっぷりと十数秒かけての長い長い射精

熱くなったお腹の感覚に幸福感を覚え、そしてようやく解放されたことで気絶するように瞼を閉じた
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 14:04:43.74 ID:XjzgoA8uO

休憩
エロシーンってなんでこんなに疲れるの
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 15:01:44.87 ID:zVo3YLBR0
エロ描写が濃厚だからじゃない?そこらのエロ小説にも使えそうなレベル
俺はうれしいけど
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 16:29:02.81 ID:5KioKk0qo
興奮してドキドキするからだろ
もしくは手が忙しいか
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 18:15:01.36 ID:0TN0/xgTO
凄く面白いけど個人的には>>1にトリップをつけてほしい
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/14(火) 19:01:25.77 ID:eKQuvinr0
前にも勇者と魔王の安価SS書いてそうだな
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 19:11:00.87 ID:X6w3lAP2o
1レス書くごとに抜いて確認してそう
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 22:46:49.87 ID:XjzgoA8uO

盗賊「やっとついたー!」

勇者「あーケツいてぇ」

賢者「御者ありがとうございます勇者」

勇者「ありがとう賢者ちゃん。 俺の尻をマッサージしてくれてもいいんだぜ」

賢者「考えておきますね」

魔法使い「…………」ボー

魔法使い「……ふぁ」

盗賊「魔法使い眠そうだねぇ?」

魔法使い「……ん」

賢者「昨晩はあんまり休めませんでしたか?」

魔法使い「……うーん……激しかったから」

勇者「ぶふっ!」

盗賊「ん? 激しかったって?」

魔法使い「…………」ンー

魔法使い「……なんだっけ?」

賢者「くす……変な魔法使い」

魔法使い「……??」

盗賊「あははー魔法使いボケボケだね!」

勇者「…………」

勇者(あいつとぼけるのうますぎだろ……)

勇者(女子ってこえー)
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 22:52:47.02 ID:XjzgoA8uO

勇者「さーてまず新しい街についたら何をするでしょうか」

盗賊「はいはーい! ご飯食べる!」

勇者「食いしん坊め。 それは後でいいんだよ」

魔法使い「……お昼寝」

勇者「それ選択肢にも入ってこねえよ……」

勇者「はい、じゃあ賢者ちゃん正解わかる?」

賢者「旅の常識ですからね。 宿の手配ですね?」

勇者「びんぽーんぴんぽーん。 正解した賢者には勇者の投げキッスのプレゼント」

勇者「んーまっ♡」

賢者「…………」ヒョイッ

勇者「…………」

賢者「…………」ジトー

盗賊「……ゆうしゃは賢者にセクハラするの好きだね」

魔法使い「……嫌われる」

勇者「え!? 賢者ちゃん俺のこと嫌いになった!?」

賢者「…………」

勇者「ガン無視やめてぇっ!?」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 22:58:08.23 ID:XjzgoA8uO

魔法使い「……で、なんで宿の手配が大事?」

勇者「あぁ……街につくのが遅くなるとその分宿が埋まりやすいってのがひとつ」

勇者「あと宿さえ手配できればそこを拠点にして街中で行動しやすいってこと」

勇者「そして、宿で情報が手に入りやすいっていうメリットがある」

魔法使い「……なるほど」

盗賊「なんか、ゆうしゃのくせに勇者っぽくてムカつく」

勇者「あぁん? 俺様が正真正銘勇者様だぞゴルァ」

賢者「喧嘩はやめてください! ほら
宿探しに行くんでしょ?」

魔法使い「……喧嘩するほど仲がいい」

盗賊「誰が!」

勇者「そうだ、こんなチビと一緒にするな」

盗賊「……本当にムカつくぅー」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:06:30.18 ID:XjzgoA8uO

宿屋「おぉ、これはこれは勇者様!」

勇者「こんちわっすー覚えててもらえて何よりっす」

宿屋「この街の恩人の顔を忘れるはずもありませんよ!」

宿屋「ですが……先の戦いの件は残念でした」

勇者「……あぁ、そうだな」

勇者「ところで部屋を借りたいんだが空いてるか?」

宿屋「おぉこれは失礼いたしました! ただ現在二部屋しか空いておりませんで」

勇者「あーいいよそれで」

宿屋「お代は結構ですからね、そして……遅い時間でよろしければ大浴場を貸切で是非お使い下さい」

勇者「いいのか?」

宿屋「はい、恩のある勇者様ですからね、これぐらい当然のことでございます」

勇者「じゃ、ありがたくそうさせてもらうぜ」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:15:39.19 ID:XjzgoA8uO

賢者「なんだか、勇者の人望のすごさを知っちゃいましたね」

魔法使い「……意外とちゃんと勇者やってたんだ」

勇者「俺だってなぁ昔は正義感に溢れた勇者だったんだよ」

盗賊「今はー?」

勇者「そんな気持ち屁と一緒に捨ててきた」

盗賊「サイテー」

賢者「ところで、部屋割りはどうしますか?」

魔法使い「……ツインベッドが二部屋」

盗賊「ついんべっどってー?」

賢者「お部屋にベッドが二つしかないんですよ」

勇者「つまり誰かが男の俺と一緒の部屋ってことだ」

盗賊「え゛」

魔法使い「……盗賊と私と賢者の誰かが一緒に寝るのもあり」

勇者「なんだよー俺1人かよー」

勇者「俺男ひとりだからなぁ分かってはいるけどさー……寂しいんだよなぁ」

賢者「ぐっ……」

魔法使い「……賢者、気にしたら負け」

盗賊「そうだよ? どうせあいつ変なことする気だよ?」

勇者「本当に失礼だな!!」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:16:58.68 ID:XjzgoA8uO

部屋割りどうするか

>>139 勇者と誰か
@賢者

A魔法使い

B盗賊

C勇者1人(なにかしらイベントはあり)
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 23:17:43.01 ID:3cz1/1DpO
3
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:22:16.85 ID:XjzgoA8uO

勇者「さぁ、誰が俺と一緒に寝るんだ!」ワキワキ

魔法使い「……その手の動きはアウト」

盗賊「ねぇゆうしゃやっぱり変態だよ? 一緒に寝たら危ないよ」

賢者「……そうですねぇ密室に二人っきりですしね」

魔法使い「……ヒューヒュー」

勇者「じゃあ盗賊、お前がこい」

盗賊「なんで!?」

賢者「まぁ盗賊ちゃんなら勇者も手は出さないでしょうし」

魔法使い「……寂しがり勇者を助けてあげて」

盗賊「ひ、ひどいよ2人ともー! うちを売るの!?」

勇者「観念しろちびっ子。 お前は今日は俺の抱き枕となるのだァ!」

盗賊「いーやー!!」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:24:07.23 ID:XjzgoA8uO

眠いのでまた明日書きます
お部屋イベントの前にお風呂があるんやで(ニッコリ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 23:24:35.24 ID:3cz1/1DpO
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 23:29:18.82 ID:zM/NIXjZ0
乙!!

明日…つまり30分後ですね!(ニッコリ)
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 07:57:45.96 ID:jSXC/8j6O

盗賊「わっ! 美味しそう!」

賢者「こんなに食べたら太っちゃいますね」

勇者「そうして栄養が胸にいくのか、なるほど」

賢者「もう! 勇者はいつもそういうことばっかり」

魔法使い「…………」ベターン

盗賊「…………」チラッ

勇者「おい盗賊。 今魔法使いのこと横目で見てただろ」

盗賊「え!? 見てないよ!? う、うううウチそんなことしない!」

魔法使い「……いい。自分が一番よく分かってる」

盗賊「えぅー…… うちも大きくなったら賢者みたいになれるかな」

賢者「盗賊ちゃん? 女の子は胸の大きさで善し悪しが決まるんじゃないんですよ?」

魔法使い「……それ賢者が言うと嫌味」

賢者「どうしてですか!」

勇者「なんつうか反則だよな。 パッツンパッツンだもん」

賢者「うー……やめてくださいよ私だって気にしてるんですから」

勇者「自然と目がいく」

賢者「見ないでください」

魔法使い「……そういう仕草がエロいんだぜべいべー」

賢者「なんですかそのキャラ……」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 07:59:02.81 ID:jSXC/8j6O

勇者「じゃ、食おうぜ」

盗賊「うんうん! お腹空いた!」

勇者「じゃ、新しい仲間の出会いと、賢者ちゃんのおっぱいに」

「「「かんぱーい!」」」

賢者「ちょっと待ってください! おかしくないですか!」

勇者「かぁー! このエールがうめぇんだ」

盗賊「ねえねえ、お酒っておいしいの?」

賢者「無視しないでくださいっ!」

勇者「あー? なんだチビ、飲んでみるか?」

盗賊「いいの?」

賢者「ふんだ。 ダメですよ子供にお酒なんて飲ませたら」

勇者「いいんだよ、何事も経験。これも旅の醍醐味だ」

盗賊「いただきまーす」ゴクッ

盗賊「〜〜っ!? びゃぁぁぁー!!」

勇者「わっはははは!」

盗賊「にがーーい! しかもなんかピリピリする!」

勇者「ガキにゃまだ早かったな」

魔法使い「……盗賊、こっちの甘いお酒がいい」

盗賊「……まずくない?」

魔法使い「……甘くて美味しい。 でも少しだけだよ」

盗賊「わぁ! これおいしい!」

勇者「ガキにゃそっちのがお似合いだな」

盗賊「……あんな不味いもの飲むゆうしゃは味覚音痴なんだよ」

魔法使い「……ねー」

盗賊「ねー!」

勇者「おい」
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 08:00:20.61 ID:jSXC/8j6O

勇者「賢者は飲まないの?」

賢者「私、実はお酒飲んだことがなくて」

魔法使い「……聖職者は飲めない?」

賢者「いえ、そんなことないですよ。 自制せよとは神の言葉の中にありますが」

賢者「私は強い気が欠片もしないので……飲むのが怖くて」

勇者「そうなん? じゃあ一口だけ舐めてみ?」

盗賊「そうだよ! うちだって飲んだんだから!」

賢者「えー……でもぉ」チラッ

魔法使い「……Go」ビシッ

賢者「うー……分かりました」

勇者「じゃあ、ホイ。 さっきのエール」

賢者「うっ……」

勇者「味わうより、のどごしを楽しむ感じでサッと飲んじゃいな」

賢者「はい」ゴクッ

賢者「あ……おいしいですね」

盗賊「えぇー!!」

魔法使い「……まさかの展開」

賢者「おいしいですこれ」ゴクゴク

勇者「さすがだな、賢者。 真理に辿り着くのが早い」


ガンっ!


賢者「真理ですってぇ〜? ヒック」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 08:05:05.77 ID:jSXC/8j6O

賢者「ゆうしゃぁ〜? 真理なんてそんな簡単に辿り着けるものじゃないんですよぉ」

勇者「え」

賢者「私達が何年何十年とかけてありとあらゆる事象を考え、そして最後に辿り着く境地こそが真理なんれすっ!」バンッ

賢者「それをぅ! たかだかお酒の1杯の中に真理を見つけようだなんて、甘いんれすよぉ〜!!」

盗賊「け、賢者どうしちゃったの!?」

魔法使い「……酔いが回るのが早すぎ」

勇者「ちょっと落ち着け賢者、な?」

賢者「私は落ち着いてましゅっ! なんなんれすか、私がまるでおかしいみたいにゃ、言い方」

魔法使い「……おーこれはすごい。呂律がすごいことにぃ」

盗賊「そんな楽しんでる場合なのかな!?」

勇者「賢者、他の客の目もあるからな?」

賢者「他の客の目って、何よっ! いつもじろじろ胸ばっかり見てぇ〜!」

賢者「勇者もらよ? いつもおっぱいおっぱいって。 私はおっぱいちゃんじゃ、、な〜い!」バタンッ

勇者「おいおいおい!」

148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 08:10:14.14 ID:jSXC/8j6O

勇者「大丈夫かよ賢者」

賢者「ふわふわしましゅ〜。 あれー? 起きれないぞぉ〜?」

勇者「仕方ねぇなぁよっこらせ」

賢者「んぅ〜!」ギュッ

魔法使い「……あ」

盗賊「あー!」

勇者「お、おい? 賢者?」

賢者「ゆうしゃ〜耳貸しれ?」

勇者「な、なんだよ」

賢者「……さっき魔法使いとエッチしれらの、知っれるんらからぁ〜」コソコソ

勇者「なっ……!」

賢者「ひ〜ど〜い! 私らって、まだなのに」

賢者「聖職者とはいえね? もう22なんれすからねっ、周りはどんどん結婚していくんれすよ」

賢者「私は売れ残りなんれす〜わーん」バタンッ

勇者「そんなことねえって! 賢者かわいいよ!」

賢者「じゃあ、お嫁に貰ってくれましゅ?」

勇者「えー? そりゃ考えとくけど」

賢者「じゃあちゅーしてくらさい!」ガバァ

勇者「うわっ!」

賢者「んちゅ〜〜〜♡」

勇者「んんんっ!!!」

盗賊「あわわわわわっどうしよう」

魔法使い「……濃厚」

勇者「た、助けろー!」

賢者「んふふ〜ちゅっちゅ〜♡」ブチュー

魔法使い「……いいなぁ」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 08:31:37.67 ID:jSXC/8j6O
きゅーけ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 08:51:55.78 ID:KV77nioKO
一旦乙
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 18:46:38.94 ID:PONT+8r/o

勇者「うーし、じゃあ風呂入りに行こうぜー」

魔法使い「………?」

勇者「なにやってんだよ? 行くぞお前ら?」

魔法使い「……え」

賢者「い、一緒に入るんですか!?」

勇者「当たり前だろ、貸切でって言ってたんだから」

盗賊「ゆうしゃ男湯でいいじゃん」

賢者「そ、そうですよ! なにも男女が一緒に入らなくたって!」

魔法使い「……そうだそうだ」

勇者「はぁーまたそうやって男だからハブか」

勇者「……俺はさ、ただみんなと裸の付き合いをしてさ? 仲良くなりたいだけなのにさ?」

勇者「そうやってまた俺だけハブるんだろ?」

賢者「ぐっ……そう言われちゃうと……」

勇者「風呂くらいさ、別にいいじゃねえかなぁ」

魔法使い「……うーん」

盗賊「なんでもいいから行こうよー」

勇者「……はぁーーークソデカため息出るわ」チラッ

賢者「うぅー……分かりましたよぉ」


ちょろいぜ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 18:50:42.74 ID:PONT+8r/o

盗賊「わー! ひろーい!」

勇者「うぉーこれ貸切はやべーなテンションあがるわ」

魔法使い「……おー」

賢者「…うぅっ……」

勇者「じゃ、入ろうぜー」

盗賊「泳いでもいいかな!?」

勇者「俺に勝てると思うなよチビ助」

賢者「あ! お風呂はちゃんと体を洗ってから入ってください!」

勇者「後で洗うよー」

賢者「んも〜〜〜〜!!」

魔法使い「……まぁまぁ賢者」

魔法使い「……お酒」

賢者「それは忘れてください」カァ///
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 18:56:49.02 ID:PONT+8r/o

勇者「はーいい湯だ」

盗賊「……ゆうしゃおじさんっぼい」

勇者「えー……俺まだ20歳なんですけど」

魔法使い「……温まりますねぇ勇者さんや」

勇者「おい、こっちにババアいんぞ」

盗賊「魔法使いは可愛いじゃん」

勇者「それを言うなら俺はかっこいいだろ」

盗賊「うーん……?」

勇者「はぁ!? 俺かっこいいよな魔法使い!?」

魔法使い「……温まりますなぁ」

勇者「そのキャラもういいだろ……」

魔法使い「……む?」

勇者「で、いつまでそこに突っ立ってんの賢者」

賢者「う〜…… だってー……」

勇者「早く入ってこいって」

賢者「う〜……」

魔法使い「……受け入れるのです生娘よ」

賢者「生娘って言わないでくださいよ……」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:01:16.72 ID:PONT+8r/o

勇者「ちょーっと待った賢者ちゃんよぉ」

勇者「まさか風呂入るのに、体にタオル巻いたまま入ろうってのか?」

賢者「え゛」

勇者「さっき風呂には体洗ってから入れとか説教垂れてた賢者自ら……」

勇者「マナーを破ろうなんてこと、ないよなぁ?」

賢者「う゛」

盗賊「そうだよ賢者? お風呂は裸で入るところだよー」

賢者「盗賊までー! 裏切り者!」

賢者「はぁーもう……こんな明るいところで勇者に裸見られるなんて……」

賢者「……あんまりジロジロ見ないでくださいね……?」ハラッ
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:07:45.21 ID:PONT+8r/o

勇者「おぉー!」

賢者「〜〜〜〜!」カァ///

魔法使い「……そうやって腕で隠すから余計にエロい」

賢者「これは譲れませんっ!」

盗賊「わー、賢者おっきい」

賢者「好きで大きくなったんじゃないです……」

賢者「…………」ブクブク

勇者「ちょっと肉付きがいいところがまたそそるよな」

賢者「もういやー!」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:11:41.71 ID:PONT+8r/o

魔法使い「……ぺターン」

勇者「自分で言うなよ悲しくなるだろ」

魔法使い「……私も賢者みたいになれるならなりたかった」

賢者「魔法使いはスリムで綺麗じゃないですか…… こんな大きいの肩が凝るだけで動きづらいしいいことないですよ」

勇者「どれどれ、俺が持って軽くしてあげるよ」

賢者「や!」

盗賊「……本当にいつか賢者に嫌われるよ」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:15:27.28 ID:PONT+8r/o

勇者「さて、身体洗うかなー」

勇者「じゃ、誰かひとり俺の体洗ってくれる人募集な」

賢者「なんでそうなるんですか!」

勇者「なに、むしろ洗われたかったの賢者ちゃん」

賢者「違いますー!」

魔法使い「……はぁ、勇者はこういうこと言ったら聞かない」

盗賊「自分の思い通りにならないとふてっくされるクズ」

勇者「てめぇゴルァそこまで言うことねえだろ」

盗賊「諦めよ」

賢者「うー……どうしていつもこういうことに……」

勇者「大人しくジャンケンで決めな」

魔法使い「……負けなければいい」

盗賊「だねー」

賢者「こういう時に限って負けるもんじゃないですか……」


>>158 誰が勇者の体を洗うことになったか
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 19:17:40.54 ID:RrFH0B/x0
盗賊
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:25:03.47 ID:fZQB7Jleo

じゃーんけんぽんっ


盗賊「うぇーウチ!?」

賢者「ほっ……よかった」

魔法使い「じゃあ頑張って盗賊」

賢者「勇者になにかされたらすぐ大声を出すんですよ」

盗賊「うげー……」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:28:49.91 ID:fZQB7Jleo

勇者「お、負けたのかガキんちょ」

盗賊「うるさいなぁ……」

勇者「じゃ、よろしく頼むわ」

盗賊「自分で洗えばいいでしょー?」

勇者「まぁそう言うなって。 スキンシップだよ」

盗賊「うーん……まぁいいけどさ」

盗賊「……ゴシゴシっと」

勇者「いてててっ! つえぇよ! 雑だよ!」

盗賊「文句言うなら自分で洗いなよ!」

勇者「さいやそんな力入れて洗ってたら肌ボロボロになるわ!」

盗賊「ボロボロって……」

盗賊「……勇者の体、もうボロボロじゃん」

勇者「……あぁ、そうだな」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:33:46.46 ID:fZQB7Jleo

盗賊「背中のこの大きな傷は?」

勇者「それは昔の仲間を助けるために庇った時に斬られた傷だな」

盗賊「……肩のこれは?」

勇者「つえーボスがいて、まだ弱かった俺が死ぬ気で戦った時の傷だ」

盗賊「足にもあるね」

勇者「あーそれは剣を突き立てられて動けなかったんだけど、目の前で仲間が殺されかけて、足をちぎり落とす覚悟で助けた時の傷だ」

盗賊「……お腹のこのボコってなってるやつは?」

勇者「……町娘を助けるためにお父さんを見捨てなきゃいけないことがあった」

勇者「その後、その町娘に刺された傷だ」

盗賊「……無茶しすぎ」

勇者「勇者なんてそんなもんだよ」
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:40:00.93 ID:fZQB7Jleo

盗賊「痛くない?」

勇者「あぁ、いい力加減だぞ」

盗賊「そうじゃなくて、傷」

勇者「もう痛くねえよ」

勇者「心が痛むことは何度もあったけどよ」

盗賊「そっか」

盗賊「はい、前は自分で洗って」

勇者「おう、サンキューな」

盗賊「…………」

勇者「何か言いたげだな」

盗賊「ウチ、ゆうしゃのことただのちゃらんぽらんな人だと思ってた」

勇者「あーん?」

盗賊「いつも賢者のおっぱい見てて、魔法使いにもちょっかいかけてふざけてて」

盗賊「誤解してた。 ごめんね」

勇者「あー? なんだよそりゃ」

勇者「そういうのも含めて俺だからな」

勇者「さっき言ったろ? 俺はかっけえんだよ」

盗賊「そうだね、ちょっとかっこいい」

盗賊「腕も太いし、お腹割れてるし」

盗賊「頑張った証が沢山体に刻まれてる」

勇者「おう」

盗賊「かっこいいよ」
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:43:12.40 ID:fZQB7Jleo

勇者「なーに、しんみりさせてんだよ!」

勇者「頭洗ってやる! こっちこい!」

盗賊「わぁっ!」

勇者「シャンプーってのはこうやって、ゴシゴシやんだよぉ!」

盗賊「わっ! わあああっ! 頭揺れるー!」

勇者「おらおらおらぁっ!」

盗賊「いーたーいっ! ばかゆうしゃ!」


賢者「……なんか楽しそうですね」

魔法使い「……うんうん」

魔法使い「……賢者がいけばよかったのに」

賢者「か、勘弁してくださいよぉ」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/15(水) 19:43:39.03 ID:fZQB7Jleo

今日はおわーり
気が向けば夜中に書くかもですが
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 20:20:26.17 ID:dRTbCH+Zo
おっぱい
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/15(水) 21:57:31.73 ID:Iouxvg3vO

お風呂での描写が、就寝時の布石になりそうで、とても楽しみ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:09:58.35 ID:3efKexSUO

勇者「じゃ、もう遅いし寝るぞー」

賢者「盗賊? もし勇者になにかされたらすぐに助けを呼ぶんですよ?」

勇者「おい? おいおいおい? おかしくないか賢者」

盗賊「なにかって?」

魔法使い「……さすがに12歳に手を出したらだめでしょ」

賢者「人間として終わりですよね」

盗賊「んー??」

勇者「俺どんだけ信用ねえんだよおい」

勇者「あーつまんね。 おらいくぞチビ」

盗賊「うん。 じゃあおやすみ賢者、魔法使い」

賢者「はい、おやすみなさい」

魔法使い「…………」フリフリ

168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:11:26.66 ID:3efKexSUO

勇者「あーねみ」

盗賊「うん」

勇者「さて、寝るか」

盗賊「うん」

勇者「あーベッドはいいなぁ」

盗賊「うん?」

勇者「なぁ? 野宿に比べたら格段にマシってことが分かっただろ?」

盗賊「うん」

勇者「うん、うん…… ってなんだよおい」

勇者「大人しいかよ。 他人の家に連れてこられた猫か?」

盗賊「何いってんの?」

勇者「なんで通じねえんだよ」

盗賊「うん……? ゆうしゃは時々難しいこと言う」

勇者「……俺がわりーのかよ」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:13:21.92 ID:3efKexSUO

勇者「ほら、こっちこい」

盗賊「え゛、同じベッドで寝るの?」

勇者「なんだよ文句あんのか」

盗賊「ぅー……」

盗賊「ない、ケド……」

勇者「じゃあ早く来い、さみーんだから」

盗賊「う、うん……お邪魔します」

盗賊「……あ、あったかいね」

勇者「だろ? 一緒に寝るとこうやって暖かいんだぞ」

盗賊「うん……よく眠れそう」

勇者「寝袋は寝づらかっただろ」

盗賊「少しね? でも星が見えて綺麗だった」

勇者「ふーん、星空ねぇそんなもん見飽きるぞ。 俺の布団になれることを光栄に思え」

盗賊「何いってんの」

勇者「なんでもねえよ……」

盗賊「…………」

勇者「…………」

盗賊「……ねぇゆうしゃ」

勇者「あん?」

盗賊「抱っこ……して……?」

勇者「…………」

170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:15:37.58 ID:3efKexSUO

俺は言われた通り盗賊を抱き寄せる
ちょっと引き寄せただけで小さな体は簡単に持ち上がり、俺の腕の中にすっぽりと収まった

ひゃっと声を漏らした盗賊は、もぞもぞと身の置き所を探し、やがて静かになった


盗賊「ゆうしゃ、パパみたい」

勇者「おめーみたいなデカいガキいねーよ」

盗賊「そうじゃなくてさ、昔パパに抱っこされながら寝たのを思い出した」

盗賊「おっきな太い腕で抱きしめられて、暖かくて、どこか優しくて……」

勇者「ふーん」

盗賊「パパも体に沢山傷があったの」

盗賊「盗賊って荒くれ家業でしょ? だからパパの傷は絶えなかったよ」

盗賊「もちろん、ゆうしゃほどじゃないけどね? パパは家族を守るために傷を蓄えてたんだって今になって思うんだ」

盗賊「ゆうしゃも、仲間や人々を守るために沢山戦ってるんでしょ」

勇者「そうだな」

盗賊「……ウチね、勇者のことを守りたいなってさっき思った」

盗賊「勇者は沢山の人を守って傷ついてる。 ウチはまだ弱いからそんな沢山の人守れないけど」

盗賊「でもゆうしゃ1人なら守れるかな、って」

勇者「……おめーはまだまだガキで弱っちいから無理だ」

盗賊「そうだけどさ…… そうじゃなくて……うまく……言えないんだけど……」

勇者「そっか」

勇者「もういい、言わなくてもわかる」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:17:02.16 ID:3efKexSUO

ありがとな、と一言いい、頭を撫でてやると盗賊は嬉しそうに鼻を鳴らして顔を寄せてきた

その嬉しそうな顔が年相応で、笑顔とその気持ちがたまらなく愛おしかった

たったの、12歳の子が俺を守りたいと言ってくれたのだ
その大人びた気持ちは馬鹿になどできず、素直に心を優しく満たした

思わず彼女を抱きしめる腕に力が籠る


盗賊「んっ……ゆうしゃ?」

勇者「ありがとう盗賊。 マジで嬉しかった」

盗賊「うん…… なんかいつもふざけてガキって言われてるから真剣に名前呼ばれるとドキドキする」


へへへとはにかむ顔も本当に可愛かった
いつもの小生意気な悪戯っ子が素直になるとここまで可愛いのかと俺の心臓を鷲掴みにする
ドクドクと脈打つのが自分でも怖いくらいに思えた

俺は1人の女として盗賊のことを感じている
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:17:36.37 ID:3efKexSUO

盗賊「……ねえゆうしゃ」

勇者「ん?」

盗賊「……ん」


盗賊は真剣な眼差しで俺を見つめたあと、意を決したように目を閉じた

一体俺のどこをそんなに気に入ったのか
いつも酷い罵声の浴びせ合いをするクズにお前は心を開いてくれるのか

なら、それに俺は……


>>174
@応えない

A応える

B応えまくる
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/16(木) 14:21:55.32 ID:rRvtiC80O
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 14:24:18.17 ID:jAwtQWJHo
B
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 14:24:45.92 ID:is+pVCzF0
2

傷つけるようなら1
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:36:12.23 ID:3efKexSUO

彼女の、小さな唇を俺は乱暴に奪い、舌を口の中へとねじ込む


盗賊「んんっ!? んんんっ! んぅ〜〜!!」


予想だにしなかった暴力的な口付けに盗賊はじたばたと暴れる
しかし暴れれば暴れるほど舌はさらに絡んで唾液は混ざり合い、いやらしい水音が部屋に響いた


盗賊「んちゅ、んぅっ、はっんん…!」


彼女の後頭部を押さえ、さらに密着する
盗賊は溺れているかのように、酸素を求め必死に息を継ぐ

俺の胸をどんどんと叩く、抗議は虚しく彼女は舌を吸われ、唇を舐められ、歯肉をなぞるように口腔内を蹂躙される


盗賊「あぅぅ…… はぁっはぁっ…… 苦しい……」


盗賊はみるみるうちに息が上がってきた
舌は絡ませたまま少しだけ距離を置いてやる
新鮮な酸素を吸い、肩で息をする彼女をまた強く抱き締めた

最早力での抵抗を諦めた彼女は目に涙を浮かべながら俺を見つめてくる
顔は真っ赤に上気し、口は泣いたあとのように熱を帯びていた


盗賊「……どうして」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:43:41.19 ID:3efKexSUO

こんなはずじゃなかったと盗賊はうーうー唸る
涙目でキッと睨んでくるが凄みなど微塵も感じず、ただ可愛さだけが残る


盗賊「初めてだったのに」

勇者「ご馳走様」

盗賊「サイテー……」


プイとそっぽを向く彼女の唇を再び貪る
うーうーと声を上げるも本気では抵抗せず、なされるがまま俺の舌を迎え、そしてゆっくりと俺の舌に絡ませるように彼女もキスを求めてくる


盗賊「恥ずかしい……」

勇者「大人は、こうやってキスをするんだぜ」

盗賊「うー……キスってもっとロマンチックなものだと思ってた」

勇者「あんまり気持ちよくなったか?」

盗賊「分かんないよ……びっくりしてそれどころじゃなかったもん」

勇者「じゃあ次は味わいながらしてみ」

盗賊「うぇっ!?」


慌てて舌をベーっと出してくる盗賊が可愛くてたまらなかった
ほっぺたをつついて笑ってやると盗賊は頬を膨らまし、ばしばしと俺の胸を叩いてきた

そんな意地悪をしてみたくなってしまうほど、俺は彼女に心を奪われていたのだろう
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:53:06.34 ID:3efKexSUO

勇者「目、閉じて」

盗賊「ん……」


次はさっきまでとは違う優しいキス
唇をゆっくりと優しく重ね、彼女が苦しくないよう手加減をしながら抱きしめる
そうして心を通わせた後、ゆっくりと舌を絡ませる

彼女も抵抗なく受け入れ、その小さな舌を一生懸命に動かして俺の舌を求めてきた


勇者「舌には力を入れないで、優しく動かしてごらん」

盗賊「うん……」


恐る恐る俺の唇を舐め、舌をつついてくる盗賊
彼女の、動きに合わせるように俺も動かしていく


盗賊「あー……きもちいー……」

勇者「ハマるだろ?」

盗賊「うん……」


しばらくそうして舌を絡ませあった
彼女もどんどん、積極的になり俺が逃げるように舌を動かせば必死に捕まえようとし、小さな口を一杯に開きながらねじ込んできた

179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/16(木) 14:56:15.85 ID:3efKexSUO

盗賊「きもちいー…… ふわふわする」

盗賊「もっと、気持ちいいキスしてたい」

勇者「キス、気持ちいいだろ?」

盗賊「うん……」


答える彼女の顔はボーッとし、目はとろんと蕩けていた
口元はヨダレでベトベトになり年不相応な淫らな姿となっている


>>180
@キスして寝る

A手だけで気持ちよくさせる

Bやるとこまでやる

C自由安価
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