都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達…… Part13

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68 :鳥居を探すの人 ◆12zUSOBYLQ [sage]:2017/07/02(日) 15:43:09.81 ID:Vde6ZozxO
「ひかりちゃん、危ない!」
「真降お兄ちゃま!」
後方の気配にいち早く気づいた真降が、ひかりを背後に庇い、手を前に翳す。
100メートルほど距離の空いていたひかり達と、「アブラカダブラ」の契約者達の間に、分厚い氷の壁が築かれ、それぞれを隔てた。
「これは面白いね。ひかりちゃんというお姫様には、ちゃんとナイトがついてたとはね」
「どうする?『海から』の。あの氷使い、なかなか厄介そうだよ。頭も切れそうだ」
「そうだね。じゃあ…」
「あたしがさきよ!」
叫んでひかりが「槍」を掲げる。
「ダメだ、ひかりちゃん」
制したのは轟九。いったんは掲げた槍を下ろし、ひかりは轟九の顔を見上げる。
「あれはダメだ。なんかわかんねぇけど、危険な気がする」
「ライダーのおじちゃまも、同じこと言ってた。轟九お兄ちゃま、勘に自信ある?」
「テストのヤマは、外したことねぇ」
「じゃあ、こっちだね」
ひかりは手鏡を取り出し、照準を二人の男に定める。
「そうさせるわけには行かないから、こちらも動かせてもらうよ」
二人の男が、不敵に笑う。


続く
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