【けものフレンズ】俺「アライさん・・・ゆるさねぇ・・・絶対に!!」

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131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/06(木) 01:54:41.15 ID:/vOQH49t0
まあ、無理せずにね
http://i.imgur.com/1EXTqzy.jpg
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 10:38:17.65 ID:ymS6M6nX0
チビアライさん気持ち悪いなあ
頭叩き潰したくなる不快さ
133 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:01:48.35 ID:cBS6rjNz0
>>131
素晴らしいです

少しですが更新します
134 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:05:17.71 ID:cBS6rjNz0
〜巣穴

山アライさん3『はぁ・・・・・はぁ・・・子供がたくさん生まれたのだ』

アライちゃん1『のだー』ヨチヨチ
アライちゃん2『なのだー』ヨチヨチ
アライちゃん3『のあー』ヨチヨチ
アライちゃん4『なのだー』ヨチヨチ
アライちゃん5『のだーのだー』ヨチヨチ
アライちゃん6『のだー』ヨチヨチ
アライちゃん7『のだー』ヨチヨチ

このようにして定期的に多くの子供を産み続け、アライさんは繁殖している
今日も繁殖に成功して、一息ついていた時だった


ハンター1『おーいるいる』

ハンター2『早速やるぞ』

ハンター達は巣穴の中のアライさんに話しかける

ハンター1『おーいアライさーん』

山アライさん3『?』

ハンター2『へへへへ、可愛い赤ちゃんだねぇ』

山アライさん3『ヒトなのだ!!』

アライちゃん達『なのだー』ヨチヨチ
アライちゃん達『なのだー』ヨチヨチ

山アライさん3『ちび達!! そっちへ行ってはいけないのだ!!』
135 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:07:15.75 ID:cBS6rjNz0
山アライさんが必死になって子供たちを止める

ハンター1『あーあ、せっかくの可愛い赤ちゃんなんだから、俺達にも触らせてくれよ』

ハンター2『そうだぜ、いつもみたいに『アライさんは可愛いのだぁ』って言ってみろよ』

山アライさん3『ぐぬぬぬ、ちび達! 早く逃げるのだぁ』バンッ

子供たちを裏手から逃がすために山アライさんは子供たちを引っ叩いた

アライちゃん達『のだーのだー』アセアセ
アライちゃん達『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん達『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん達『のだー』ヨチヨチヨチヨチ

山アライさん3『これで子供たちは逃げたのだ。 あとはこいつらを足止めしておくのだ!』

ハンター1『あれれーせっかくの可愛い子供たちを見せてもらおうとしたのになー』

ハンター2『へへへ、逃げられちゃったなー』

山アライさん3『ぐぬぬぬ』


のだー
なのだー
キャッキャッ
あうあう


山アライさん3『? ちび達?』

山アライさん3(まだ逃げていないのか?)
136 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:08:39.05 ID:cBS6rjNz0
子供たちの声のする方を振り向くと


ハンター3『こんにちはアライさーん』


もう一人のハンターが待ち受けていた

山アライさん3『ぐぬぬぬ・・・・・・あれ?』

裏手にいるはずの子供たちがいない
ふと見ると、ハンターは大きな袋を所持している

山アライさん3『?』

ハンターの持つ袋をよく見ると


もぞもぞ
袋『なのだー』モゾモゾ



山アライさん3『!!』

ハンター3『流石に気づいたようだな』

山アライさん3『そんな・・・・子供たちを返すのだぁ!!』

袋『のだ!のだ!』モゾモゾ

ハンター3『ありがとねアライさん、いっぱい収穫できたよ』

山アライさん3『やめるのだぁ!!!』

子供を取り返そうと山アライさんがハンターに襲いかかろうとした
137 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:10:15.63 ID:cBS6rjNz0
ハンター1『まてよ、どこへ行くんだ?』ガシッ

ハンター2『へへへ、こっちの相手を忘れちゃ困るぜ』ガシッ

山アライさん3『何をするのだ! アライさんを離すのだ!』

ハンター達に捕まってしまった

ハンター1『おい、しっかり抑えとけよ』

ハンター2『へいへい』

ハンター2が山アライさんを押さえつける

山アライさん3『動けないのだ! 早くアライさんを離すのだ!!』

ハンター1『あんまり暴れないほうがいいぜ?』カチャカチャ

ボロン

山アライさん3『!!!』

ハンター1が自分の股間を露わにした
その陰茎は猛々しくそり立ち、血管がドクドクと脈打っている

それを見た山アライさんは・・・・

山アライさん3『あ・・・・・・あれは・・・・・』

山アライさん3『ああああああ!』ガクガクガク

ハンター1『なんだ? どうした?』

山アライさん3『うぁ・・・・・やなのだ・・・・・おしおきは・・・やなのだ』

山アライさん3『やめてほしいのだ・・・・・作業長さん・・・・・お願いなのだ・・・・』

過去に刻まれた恐怖が蘇る
138 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:12:11.17 ID:cBS6rjNz0
ハンター1『あ? 意味わかんねぇ、このままぶち込むぞ』

山アライさん3『なんでもするのだ・・・・・・お願いなのだ・・・・・やなのだ』

ハンター1『うるせえよ』

ズプッ!
山アライさん3『あ・・・・・・・あああああああああああ!!!』

ハンター1『へへへ、いいもんだなぁ』ジュプジュプ

山アライさん3『ああっ・・・・うぅ・・・・・』ヌプヌプ


子供を奪われ失意の中、敵であるハンターに陵辱されるアライさん
過去には養殖場で同じような経験もしている
その記憶が蘇り、とても抵抗などできなかった

ハンター1『はぁはぁ、そろそろ出すぜ』パンパンパン

山アライさん3『ひっく・・・・・・うぅ・・・・・』パンパンパン

ハンター1『出すぞ! 孕めえぇぇぇぇ!』パンパンパン

山アライさん3『う・・・・ああああ!!』パンパンパン

ドプッ! ドプッ! ビュルッビュルルル!

山アライさん3『うぅ・・・・・・』ドロォ

ハンター1『はぁ・・・・はぁ・・・・』ヌプッ

ハンター1『これで確実に孕んだな』
139 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:18:59.27 ID:cBS6rjNz0
ハンター2『おい、そろそろ行くぞ』

ハンター1『おう、 じゃあなアライさん、ちゃんと育てとくんだぞ、ひひひひ』

ハンター1『お前らには増えてもらわないとなぁ』

ハンター2『おいハンター3! 大事な商品に傷をつけるなよ!』

ハンター3『大丈夫だよ、こいつら無駄に生命力は強いからな。 そのまま袋にぶち込んでも死にゃしないよ』

ハンター2『ちげぇねえ』

ハンター達『ハハハハ!』


山アライさん3『はぁ・・・・はぁ・・・・・・』


袋『のだーのだー』モゾモゾ

その袋の中身は、アライさんを呼んでいるようだった
しかし、アライさんにはすでに気力は残っていなかった

ついにアライさんの意識はなくなった

気がついたときには既にハンター達は居なくなっていた




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山アライさん3「その後も何回かそいつらは来たのだ」

山アライさん3「そのたびに同じことをされたのだ、アライさんはひがいしゃなのだ!!」

俺「・・・・・・」
140 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:23:14.58 ID:cBS6rjNz0
山アライさん3「あいつらが来るたびに子供が奪われていったのだ!」

山アライさん3「これじゃ仲間が増えないのだ、でも仲間を増やしたいのだ」

山アライさん3「だから『ぱーとなー』を捕まえて、交尾をしていたのだ」

山アライさん3「アライさんはこれからもっと『はんしょく』するのだ」

山アライさん3「この山を仲間でいっぱいにするのだぁ!」エッヘン


目の前のアライさんは迷惑な夢を延々と語っている
なるほど、こいつらは増えるわけだ
あとでこいつも確実に駆除しなければな

俺「そうか・・・・・・そいつらはどこに居るか知らないか?」

山アライさん3「しらないのだ」

俺「なんでもいい、そいつらの会話を何か聞いていないか?」

山アライさん3「わからないのだ、なんか『うる』とか、『やみいち』とか言っていたのだ」


俺「闇市だと・・・・・・」


まずい・・・・・
ここらで闇市といえば違法な商売に手を染める連中の溜まり場だ
中にはアライさんの販売、アライさんを使った商売を生業にしている者達も居る

もし闇市の人間が海外向けの商売も受け持っていた場合大変なことになる
なぜならアライさんが国外へ渡ってしまう可能性があるからだ

こいつらは特定在来害獣だ
特定外来種であるアライグマとは違い、国内でフレンズ化、繁殖したアライさん達は
国外に出しては行けない存在だ

理由は今までこいつらに関わってきた者達なら分かるだろう
141 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/07(金) 01:26:37.70 ID:cBS6rjNz0
とりあえず
今回の更新はここまでにします
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 01:29:43.23 ID:y1aSN5ieo
乙です
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 03:31:14.22 ID:gAHQJTDr0
乙ー
いやぁ、子バエの鳴き声は気持ち悪くてホント最高だな
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 08:05:05.97 ID:0XOrtBxUo
生まれる子供は全てアライさんになり、精液提供者の生息域を脅かす
つまり、アライさんが繁殖を続けると最終的にはアライさん以外の生き物は滅び、繁殖手段を失ったアライさんもまた滅ぶ

悪夢のような生態だわ
やはりアライさんは急いで滅ぼさなきゃならんな
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 05:46:21.14 ID:jByuzrp5o
だが俺はブレンズ化したアライさんなら性処理用に活用して放流する
146 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 08:39:37.78 ID:FJQf1+Op0
お疲れ様です
続きを投下します
147 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 08:41:09.96 ID:FJQf1+Op0
俺「・・・・・・」

山アライさん3「どうしたのだ? 顔色が悪いのだ」

俺「ああ、良くない気分だ・・・・・少しお前のお家で休ませてくれ」

山アライさん3「まかせるのだー、休んでいくのだ」

人間を警戒しているであろうアライさんも流石に俺の尋常じゃない様子に何かを感じたのだろう
山アライさんは俺に背中を向け、ついてくるように促す


俺「・・・・・・」

ガッ!
山アライさん3「?」

完全に油断している山アライさんの首にロープを掛け、締め上げる

山アライさん3「うぐ・・・・・・あ・・・・あ」ギリギリ

俺「俺が気分を悪くしたのはな、お前が大迷惑な計画を語ったからだよ」

山アライさん3「や・・・・め」ギリギリ

俺「根絶やしにしてやる、害獣」

ギュッ!
山アライさん3「うっ! ・・・・・・・・」


どうやらくたばったようだ
念のために数秒間締め続けた後、首の骨を折っておく

ゴキン!
山アライさん3「・・・・・」ビクンビクン

山アライさん3「」


俺「予想以上に危険な状況だ・・・・・」


近いうちに闇市へ潜入し、奴らの行動を探らねばならないだろう

今日はアライさん達の死体を回収し、下山することにした
148 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 08:42:09.07 ID:FJQf1+Op0

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〜闇市


アライさん達を捉えたハンター達は闇市のとある店に足を運んでいた

ハンター1「今日も稼げたな」

ハンター2「ああ、大量だったな」

ハンター3「あの山はたくさん生息しているからな」


袋「のだー」モゾモゾ

カゴ「出すのだ!!」ガシャガシャ


ハンター1「おい、店主! いるか?」

店主「はいはい、今行きますよ・・・・・おや、いつもお世話になっております」

ハンター2「挨拶はいい、こいつらを買い取ってくれ」

店主「ではブツを拝見しましょう」

店主「小さいのはこのダンボールに、大きいのはカゴを覆ってあるシートを取ってください」


袋「だあだあ」モゾモゾ

カゴ「アライさんをここから出すのだ」ガシャガシャ


ハンター1「今すぐ出してやるから待ってろ」
149 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 08:43:38.69 ID:FJQf1+Op0
ハンターが袋を逆さまにし、ダンボールの中へぶちまける

ドバドバ ボトボトボト

アライちゃん達「のだー」ボトボト
アライちゃん達「のだー」ボテ
アライちゃん達「のあー」ボトボト

大きめのダンボールの中にアライちゃん達が積み重なっていく

ウジャウジャ キャッキャッ
アライちゃん達「の・・・のだ」ヨチヨチ
アライちゃん達「あうあう」ボテッ
アライちゃん達「の・・・だー」ムギュー

丈夫なアライちゃん達も積み重なり、流石に苦しそうだ


店主「おお、今回も多いですな。 それに、みんな元気なようだ」

ハンター2「そりゃそうだ、さんざっぱら畑から食べ物を強奪しまくってた奴が親だからな。 さぞかし栄養状態もいいだろうな」

ハンター1「じゃあ、大きい方も見せるぜ」

ハンターがカゴに掛けられたシートを外す


野アライさん「なんなのだ? ここは何処なのだ?」

店主「ほう、こいつも栄養状態が良さそうだ。 いい値段で売れそうだ」
150 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 08:45:09.96 ID:FJQf1+Op0
野アライさん「お前は誰なのだ? アライさんはおうちに帰りたいのだ」

ハンター3「状態もいいだろ? 金額ははずんでくれよ」

店主「わかりました、ただいま算出いたしますのでお待ちを・・・・」

野アライさん「なんでアライさんを閉じ込めるのだ? アライさんはここから出たいのだ」

ハンター1「心配しなくてもあとで出してやるよ」

野アライさん「お腹がすいたのだ」

ハンター2「大丈夫だ、今後は衣食住も保証された場所で働いて貰うからな」

野アライさん「いしょく・・・?」

ハンター3「住むところも、食べるものも与えられるということだ」

野アライさん「そうなのか?」

ハンター3「そのかわり仕事・・・・ヒトの役に立ってもらう」

野アライさん「アライさん役に立つのか? ふはははは、アライさんにおまかせなのだー!」

ハンター3「まあがんばれよ」

野アライさん「・・・・でも、ここには仲間がいないのだ、森ではアライさんいっぱい仲間を増やしたのだ」

ハンター3「お前以外にもアライさんはいるぜ」

野アライさん「他にもアライさんはいるのか?」
151 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 08:46:45.29 ID:FJQf1+Op0
ハンター3「ああ、それからお前自身も仲間を増やすことになると思うぜ」

野アライさん「はんしょくするのだ?」

ハンター3「そうなるな」

野アライさん「わかったのだ! アライさん子供をたくさん産んでここをアライさんでいっぱいにするのだ!」

ハンター3「・・・・・・」

野アライさん「ふはははは」

店主「金額が出ましたよ・・・・・これが今回の買い取り金額です」

ハンタ−3「おお、悪くねえ」

ハンター1「またたのむぜ」

野アライさん「お前たちどこへ行くのだ? アライさんおうちへ帰りたいのだ」

ハンタ−2「これからはそいつがおうちを提供してくれるってよ」

野アライさん「そうなのか? わかったのだ」

店主「ご利用ありがとうございました」

野アライさん「行ってしまったのだ」

店主「さてと、アライさんこれから君を『飼い主』の場所へ連れて行くよ」

野アライさん「かいぬし?」
152 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 08:48:31.06 ID:FJQf1+Op0
店主「そう、その人が君の住む場所もご飯も与えてくれるんだよ」

野アライさん「そうなのか? いいヒトなのだ!」

店主「そのかわりにね、君には仕事、つまり役に立ってもらうんだよ」

店主「確か君は洗うのが得意なんだってね? ちょうどいい、君の仕事はお客さんをちょっと変わったお風呂で洗うことなんだ」

野アライさん「そうなのか? ふはははは、あらいさんにおまかせなのだー!」

店主「じゃあ、いーっぱいお客さんを気持ちよくしてね、アライさん」




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〜街



昨日山でのアライさん狩りを終え、今日は一休みしようと思っていた
しかし役所に用事があるのを思い出し、街を歩いている
まあ、闇市への潜入準備もついでに今日やっておこう

俺「いろいろと情報を仕入れとかないとな・・・・・・ん?」


役所に向かっていると、道中変なものを見かけた


アライさんA「これを『やくしょ』に持っていくのだ」
アライさんB「そうすればお金を貰えるのだ」

2匹のアライさんが何かを話しながら役所へ向かって歩いている
その手には動物が抱えられている

犬「・・・・・」ショボーン

何やらおかしなことを考えているようだ
153 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 11:53:31.21 ID:FJQf1+Op0
アライさんA「ヒトがやくしょってところへ動物を持っていってお金にするところを見たのだ」

アライさんB「きっとこいつを持っていけばお金をもらえるのだ」

アライさんA「お金があれば、おいしそうな食べ物を『おみせ』でもらうことが出来るそうなのだ」

アライさんB「前はもらっただけですごく怒られたのだ。 でもお金と交換すれば怒られないそうなのだ」

犬「・・・・・キュー」


余計な知識を備えやがって・・・・
犬を抱えているのはそういうことだったのか

確かに指定された『害獣』を捕獲すれば、報奨金がもらえるかもしれない
だがこの犬、首輪に住所のプラカードもついており、どう見ても飼い犬である
つまり、対象外だ

すぐに捕まえてやりたいが、駆除道具を持っていないし逃げられても困る
犬には悪いが、様子を見させてもらおう。 飛んで火に入る夏の虫を


アライさんA「ヒトのおうちから持ってきたときは暴れて大変だったのだ」

アライさんB「でもアライさんがんばったのだ」

アライさん達「「ふはははは」」


なんということだ、人の家から犬を誘拐したのか
ただの動物ならばやらないことを平気でやってのける


アライさんA「やくしょについたのだ」

アライさんB「やっとお金を貰えるのだ」


用事もあることだし、一応後をつけておこう
もし役所で暴れられたら大変だ。 駆除屋として奴らを監視しておこう
154 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 12:41:34.84 ID:FJQf1+Op0

〜役所


職員1「次の方どうぞー」

職員1「次の方・・・・・あれ?」


アライさんA「ここなのだ」

アライさんB「アライさんなのだ」

犬「・・・・・」ショボン


職員1「え・・・・・・アライさん?」


アライさんA「動物をもってきたのだ」

アライさんB「これを渡すからお金をよこすのだ」

職員達「お・・・おい、アライさんだぞ」
職員達「やばいやばい」
職員達「おい、早く網もってこい!」

アライさん達の出現に職員達がざわめく

アライさんA「な、なんなのだ」

アライさんB「どうしたのだ」

不穏な空気にアライさん達も警戒しだした
まずいな・・・・
155 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 12:42:45.02 ID:FJQf1+Op0
俺「アラ〜イさ〜ん」

アライさん達「?」

たまらずアライさん達に声を掛けた

俺「アライさん、今日は動物を届けに来てくれたのかな?」

アライさんA「そうなのだ」

職員1「おい、君! この場から離れるんだ!」

アライさんA「!!」

アライさんB「怖いのだ・・・・・」

アライさんA「早く帰るのだ」

いけない、野生のアライさんはアホだが基本的に警戒心が強い
早くも逃げ出そうとしている


俺「ちょっと黙ってて下さい」

職員1「しかし・・・・」

俺「いいから!」

職員1「・・・・・・」


気を取り直してアライさん達に話しかける

俺「アライさん、動物を届けに来たんだよね?」

アライさんA「そうなのだ、それでお金をもらいに来たのだ」

アライさんB「お金で美味しいものを食べるのだ」
156 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 12:43:31.47 ID:FJQf1+Op0
俺「そうかいそうかい、ところでその動物はどこに居たのかな?」

アライさんA「あっちにいたのだ」

アライさんB「ヒトのおうちに居たから持ってきたのだ」

アライさんA「捕まえる時すごく暴れたのだ」

アライさんB「アライさんがんばったのだ」

俺「がんばったね、アライさん。 ここの人に動物のことを話してくるからちょっと待っててね」

アライさんA「わかったのだ」

アライさんB「待つのだ」

アライさん達は承諾したようで、俺に背を向けて雑談を始める

アライさんA「これでお金が手に入るのだ」

アライさんB「やったのだ」


俺「早くカゴかロープを用意して下さい」ボソッ

職員1「わかりました」
157 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 12:44:18.82 ID:FJQf1+Op0
そして俺はアライさんの背後に忍び寄り

ガシッ! ドン!
アライさんA「!!」
アライさんB「痛いのだ!」

髪の毛を掴み、うつ伏せになるように倒した

俺「よーし、このままおとなしくしろ」

アライさんA「痛いのだ、やめるのだ」バタバタ

アライさんB「アライさんを離すのだ」バタバタ

俺「抑えましたので、早く縛って下さい」

職員1「わかりました」


こうしてアライさん達は捕獲された

職員1「ご協力ありがとうございました」

俺「いえ・・・・自分は用がありますのでここで」

休日にもアライさんを捕獲してしまうとは
奴らは本当に面倒だ

とりあえず用事を済ませ、闇市への潜入の準備をする
明日には乗り込んでやろう
158 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 12:45:47.26 ID:FJQf1+Op0


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〜闇市


ついに来てしまった、ここは警察すらまともに入ってこない魔の地域
一体ここでは何が起きているのだろう

俺「怪しげな商店が多いな・・・・」

周囲の様子を見ながら進んでいく
そしてとある区画に入り込むと、そこには・・・・


アライさん達「おにーさん、うちに寄っていくのだ」
アライさん達「そこのヒト、サービスするのだ」
アライさん達「おじさま、アライさんが体を洗ってあげるのだ」

俺「なんだ・・・・これは」


この市場には多くの店舗が並んでいる
だがそのほとんどにアライさんがいるようだ

店の前で客引きをするアライさん、店頭でカゴに押し込まれて売られているアライさん
商品を運ばされているアライさんなどが多く見られる

アライさん1「うう・・・・重たいのだ」ヨロヨロ

アライさん1「あっ!」ベシャ

重そうな荷物を運んでいたアライさんが倒れて商品を地面にぶちまける

アライさん1「早く拾うのだ・・・・」

店員1「コラァ! 何やってやがる!!」

アライさん1「ひっ! ごめんなさいなのだ!」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/09(日) 14:03:29.52 ID:4emNfAE/O

闇市を見る限り、アライさんとヒトは共存も可能にも見えるな
アメムチきっちり使い分けてしつけれれば、従順な愛玩用アライさんにもなりうるのかね
160 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 17:49:47.07 ID:FJQf1+Op0
>>159
しょせんは害獣です
アメをあげると調子に乗るのでやめたほうがいいですね
161 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 17:51:13.55 ID:FJQf1+Op0
店員1「てめぇはお仕置きだ」

店員はムチを取り出し、アライさんを折檻する

ピシッ ピシッ
アライさん1「い、痛いのだ、やめるのだ」

アライさんはうずくまってムチに打たれる

アライさん1「お願いなのだ、もうやめてほしいのだ」

ムチで打たれたアライさんの背中は毛皮も皮膚も破け、血が出始めている

アライさん1「ひっぐ・・・・・痛いのだぁ・・・・・うああぁぁぁぁん」ボロボロ

ビシィッ!
アライさん1「きゃうっ! ・・・・・・・」

店員1「今回はこれくらいで許してやる! さっさと作業に戻れ!」

アライさん1「・・・・・」ピクピク

店員1「・・・・・・聞いてんのか!!」

ピシッ!
アライさん1「ひっ! ごめんなさいなのだ! ごめんなさいなのだぁ!」

アライさん1「うぅ・・・・・・」

アライさんは立ち上がると、荷物を拾って再び歩き出した


俺「・・・・・・」


害獣をこのようにして、労働させるとは
話には聞いていたが、実際見ると気分がいいものではない
闇市とは言え害獣が街に蔓延っているのだから
162 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 17:52:34.83 ID:FJQf1+Op0
気を取り直して調査を開始する

店主1「おにーさーん、いいのあるよ。 ひひひひ」

アライさん2「うぅ・・・・・・」

アライさんを売っていたり


店主2「そこの人、見かけねえな・・・・・ちょっと見ていかねぇか」

アライさん3「お願いなのだ、何か買ってほしいのだ!」

アライさん3「でないとアライさんは・・・・アライさんは・・・・」

店主2「黙ってろ!」ボコッ

アライさん「のだっ! うぅ・・・・・痛いのだ」

店主2「すみませんね、躾けがなっていないもんですから」

アライさんを呼び込みに使ったり


アライさん4「ヒトさん、ヒトさん、これはアライさんのじかせい商品なのだ」

アライさん4「買ってほしいのだ」

何の商品かと尋ねると

アライさん4「アライさんのうんちなのだ、園芸用の肥料に使えるのだ」

俺が去ろうとすると

アライさん4「今ならサービスするのだ、おまけなのだぁ」ブッブブブーブリブリブリブリュブリュブリュ

その場で脱糞し、渡そうとしてくる
163 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 17:54:12.55 ID:FJQf1+Op0
アライさん4「んーいい匂いがするのだぁ・・・・・これを買うのだ」グチャグチャ

見るに耐えない光景なので無視して先を急ぐことにした
どうやらこのアライさんは自分で商売?をしているようだ

アライさん4「お願いなのだ! 買ってほしいのだぁ!」

後ろから何か聞こえるが無視だ

アライさん4「行かないでほしいのだ、アライさんが可哀想なのだ!」

住人「ゴルァァ! こんなところでクソ垂れ流すな!」

アライさん4「ひっ! 怖いのだ! でも、ちょうどよかったのだ、これを買うのだ」

住人「馬鹿野郎! そんなきたねぇクソさっさと片付けろ!」

アライさん4「これはアライさんの商品なのだ!」

住人「うるせえ!」ゲシッ

アライさん4「うっ!」ベチャ

住人に蹴られたアライさんは自分の排泄物に顔から突っ込んだ

アライさん4「アライさんがうんちまみれなのだ・・・・・でもいい匂いがするのだぁ」

住人「気持ちわりいな! 駆除してやる!」

住人は倒れているアライさんの心臓にナイフを突き刺した

アライさん4「うっ! あああ・・・・・く、苦しいのだぁ・・・」

アライさん4「あ・・・・・・」バタッ

アライさんはその場で絶命した

流石は闇市、このようなことを人の目が多い所で行うとは
164 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 17:55:59.70 ID:FJQf1+Op0
面倒事に巻き込まれるのはゴメンだ、今のことは見なかったことにして先に進む

店主3「おにーさん、うちはいい品そろってるよぉ。 見ていって」

俺「すまないが、先を急いでいる」

店主3「まあまあ、そんなこと言わずにとりあえず見るだけ見てってよ」

俺「! なにをする」

店主は俺の腕をつかみ、自分の店へ引きずり込む

店主3「いらっしゃい」

俺「・・・・・・」

強引に連れ込まれたが、状況確認のため一応店内を見回す
薄暗い中色々なものが陳列されている

店主3「どう?うちは色々あるでしょ」

店主3「そうだ! おにーさんまだ若いでしょ? いいものあるよぉ」

俺「なんだ?」

店主3「当店オリジナルのオナホールだよ」

店主3「今持ってきてあげるね」
165 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/09(日) 17:57:30.41 ID:FJQf1+Op0
店主がなにやら怪しげなグッズを持ってこようとしている
逃げ出すか・・・・そう思っていると店主が戻ってきた

店主3「ほらこれ・・・・・気持ちいいよぉ」

俺「!!!」


ウジャウジャウジャ
アライちゃん達「のだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「なのだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「のだっのだぁ」ズリズリ


店主が持ってきたのは小さいアライさん達だった


アライちゃん達「のだっのだ!」ヨチヨチ
アライちゃん達「だあだあ」ノダー
アライちゃん達「のだぁぁぁぁ!」ナノダー


小さいアライさん達は広くて浅い木箱のなかに藁を敷いたものに入れられており
ひよこ売りのような形で売られていた
その箱には『オナホール 2500円』と書いた札が取り付けられている


俺「・・・・・・」


店主3「驚いてるねぇ、外では見かけない品だからね」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/09(日) 20:02:19.13 ID:I3OONhhC0
箱の中で蠢く大量のちびアライとか地獄絵図かな?
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/09(日) 21:28:51.05 ID:MUR3KzWW0
アライさんのきもさの描写に気合入ってるな
読み応えあっていいゾ〜
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 00:20:11.56 ID:ipqHnJmd0
ちびアライさんがウジャウジャとか怖気が走るぜ
もっとやれ
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 15:45:51.66 ID:XjZAui7W0
アライさんの幼体がアライちゃん、アライしゃん、子アライって三通りで呼ばれてるけどどれが正式なんだろう?
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 16:03:42.02 ID:Hupy/mNfo
生きたアライちゃんが2500で売ってるってことは、役所にアライさんを持ってってもそれ以下にしかならないってことだよな
そう考えると俺さんの生活はあんまり余裕なさそうだな
もしくは依頼料自体を高めにしてるのかな?
171 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/10(月) 17:46:24.28 ID:p5FzsgWn0
一応作者の中での設定ですが

>>169
アライちゃんは幼体の中でも赤ちゃん(基本ハイハイ歩き、喋れるようになって間もない)
子アライさんは幼体の中でも成長した子供(喋れる、問題なく二足歩行、走行が行える)
アライしゃんは物語の冒頭で出てきたアライさんを、ほかのアライさんと区別するために個別名称を設けました(一応アライさんの幼体)

>>170
生きている成体は生活力があって繁殖能力を有しているため金額が高めです(危険度が高い)
幼体は生活力がなく繁殖能力を有していないため金額が低めです
(アライさんとはいえ幼体なので、親がいなければ生きていけない、放っておいても比較的危険度は低いため)

『俺』に関してですが、捕獲数が少なくなると生活がきついので、依頼をちょくちょく受けて依頼料で生活しています
172 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/11(火) 17:32:19.04 ID:4+eWaOof0
店主3「そうか、使い方知らないもんね。 使い方教えてあげるよ」


そう言うと店主は箱から1匹小さいアライさんを掴み上げる

アライちゃん1「のだ?」

店主3「この子がいいな」

アライちゃん1「のだぁ、のだっのだっ! あぐあぐ」カプカプ

店主3「こらこら指をしゃぶらない、こっちをしゃぶってよ」

ボロン
店主は自らの一物をさらけ出した


店主3「気持ちいいんだよ・・・・ほら!」

アライちゃん「のだっ♪」ノダー

ズボッ!
アライちゃん1「のあっ!」ビクン

店主は勢い良く自分の一物を小さいアライさんの口に突っ込んだ

店主3「ひひひひ」ジュポジュポ

アライちゃん1「おあっおぁっ! あぐあぐ」ジュポジュポ

俺「・・・・・・」
173 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/11(火) 17:33:59.66 ID:4+eWaOof0
アライちゃん1「フー・・・・フー」ナミダメ

店主3「ああ・・・・・・いい、いいよアライさん・・・」ジュポジュポ

アライちゃん1「お・・おぷっ・・・・フーフー」ジョー

口に一物を咥えさせられ苦しそうな小さいアライさんは失禁し始めた

アライちゃん1「う・・・・の・・・あぁ・・・」バタバタ

店主3「こらこらダメだよ、顔をそむけちゃ」ジュポジュポ

店主は暴れる小さいアライさんの頭を掴み固定し、逃げられなくする

アライちゃん1「!! あ・・ぐ・・・・の・・・・あぁ・・おえ」バタバタ

店主3「はぁはぁ・・・・・・もうそろそろ」ジュポジュポ

アライちゃん1「の・・・・あぁ・・・・ちゅぷ」バタバタ

店主3「うっ!」


ビュルッ! ビュルルルル! ドプドプ

アライちゃん1「っ! うぷっ!」

店主は小さいアライさんの口内に己の欲望をぶちまけた

店主3「おお・・・・・最高だ」ヌプッ

アライちゃん1「の・・・・おえぇぇぇぇぇ」ビチャビチャビチャ

口いっぱいに広がる店主の精液に小さいアライさんはたまらず嘔吐する

店主3「あーあ、いっぱい出したのにもったいない」

アライちゃん1「の・・・・のだぁ」グス・・・ヒック

店主3「この子は後で洗浄しとかなくちゃ」

俺「・・・・・」
174 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/11(火) 17:35:40.03 ID:4+eWaOof0
あまりの光景に流石の俺も絶句してしまっていた
そんな俺を他所に股間丸出しのまま店主は話を続ける


店主3「どうだった? いいでしょ?」

店主3「今使ったこの子達はまだ躾もしていない奴らでね、他にも種類はあるんだよ」

店主3「しつけ済み(アホだから理解していない、ただ痛めつけられて泣いてるだけ)の種類だったり」

店主3「ちょっと成長してお話可能な種類とかね」

店主3「今の子達だけじゃなく他の商品も見たいでしょ? 見たいよね?」

店主はやけに俺に勧めてくる
ただ単に実演と称して自分が使いたいだけなのではないか

店主3「そしたらぁ、他の子はこのカウンターの下に・・・・・・・おうふ!?」


アライちゃん2「のだーかいぬししゃんなのだー」ヨジヨジ

店主が下を覗くと、箱から他の小さいアライさんが店主の一物をよじ登ろうとしていた

店主3「あらいけない、箱の縁に竿を乗っけてたのね」

アライちゃん2「ぬるぬるするのだーたのしいのだぁ」ヨジヨジ

店主3「こら、あんまり触るとよくないぞ!」

アライちゃん2「のだーあぐあぐ」チュパチュパ

店主3「うっ! ・・・・・もー我慢できん」
175 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/11(火) 17:37:49.85 ID:4+eWaOof0

ガシッ!
アライちゃん2「のだ?」

ズボッ!
アライちゃん2「のだぁ!」ビクッ

店主3「はぁ・・・・・はぁ」ジュポジュポ

アライちゃん2「お・・・だぁ・・・・の・・・だぁ」ジュポジュポ

小さいアライさんの無垢な行動に店主は我慢できず
頭を掴み、自分の股間を小さいアライさんのお口にぶち込み、ピストンする

店主3「うっ・・・・・はぁはぁ」ジュポジュポ

アライちゃん2「っ!? っ!? の・・・だ・・・・ひ・・ほ・・しゃん」ジュポジュポ

アライちゃん2「うーうー・・・・・ひほしゃん・・・・の・・・だぁ」バタバタ

流石に苦しくなったのだろう、小さなアライさんは手足をバタつかせる

店主3「ああっ! そろそろいくよ!」ジュポジュポ

アライちゃん2「の・・・・お・・・おえ・・・・だぁ」バタバタ

店主3「出る!」

ビュクッビュク! ビュルルル! ドプ・・・・ドプ

店主3「ふぅ・・・・・」ヌポッ

アライちゃん2「うっ・・・・・おえぇ・・・・げほっ・・・げほっ」ドロォ

店主3「ああ、この子も後で洗浄しなきゃ」

アライちゃん2「かいぬししゃん・・・・・くるしいのだ・・・・・ぐすっ」

アライちゃん2「うぅ・・・・・のだ・・・・のだぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ビエーン

アライちゃん2「のだぁぁぁぁぁぁん!」
176 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/11(火) 17:38:54.66 ID:4+eWaOof0
店主3「あらあら、泣いちゃったね」

アライちゃん2「のだぁあああああん!」

小さなアライさんが泣き叫ぶ
とてもうるさい

そんなアライさんを店主は手に載せ、あやし始める

店主3「よーしよーし、泣き止んでね」

アライちゃん2「のだぁぁあぁあ! ・・・・・・ぐすっ」

店主3「ごめんね、でもそれはアライさんの今日のご飯なんだよ?」

アライちゃん2「うぅ・・・ぐすっ・・・・そうなのか?」

店主3「そうなんだよ」

アライちゃん2「でもおいしくないのだ」

店主3「それはとっても栄養があるんだよ、君だけの特別なんだ」

アライちゃん2「とくべつなのだ?」

店主3「そうそう、君は特別なんだよ」

アライちゃん2「そうなのだ? アライしゃんはとくべつなのだ!」

店主3「そうなんだよ、じゃあそれをごっくんしておうちへお帰り」

アライちゃん2「わかったのだ・・・・・うぐ・・・うぅ・・・ごっくん」

店主3「よく出来たね、偉いよ」

アライちゃん2「そうなのだ! あらいしゃんはえらいのだぁ!」ゲップ

店主3「じゃあ、巣へお戻り」

アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 20:51:34.47 ID:JYjvOrBb0

アライさんも人類もまとめて滅んだ方がいいんじゃないかな
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/11(火) 21:14:59.47 ID:gUt+3vYQ0
アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチ
これが奇跡的にキモイ
もはや天災的な気持ち悪さ
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/12(水) 01:59:22.55 ID:HTlDW8pH0
アライさんでヌクとか絶対無理だわ、病原菌や寄生虫なんか
移りそうで怖いわ…
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 02:34:03.29 ID:A6uP0Nfm0
実写したら気持ち悪そうだし……
アニメのようならまだしも
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 07:04:35.17 ID:3lpjOh5tO
アライさん可愛いなぁどうにか報われて欲しい
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/12(水) 09:17:37.47 ID:58frAUe40
洗浄とやらどういうものなのか見てみたい
183 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/12(水) 23:46:12.17 ID:UdjlEMM70
>>178
おお、気づいてくれましたか!
最大限気持ち悪くウザくするように追求したのです!
キモさウザさの表現には結構書いてるときに悩んでるんですよこれでも

>>181
わたしもアライさん好きです!

今のところ何もしていないか、何かやらかしているかなので報いは受けることはありますが
残念ですが今のところ報われるようなことはしていないですね・・・
このSSでは一応害獣扱いなので

>>182
洗浄ですか・・・・
184 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/12(水) 23:49:28.39 ID:UdjlEMM70
俺「・・・・・・」

店主3「へへへ、すみませんね。 お見苦しいところを」

俺「いや・・・・・」

なんだこの男は、異常としか言いようがない
まあ、そもそもこんな所にいる時点で異常なのだが


店主3「どうです? 一匹いかがですか?」

俺「いや、いい・・・・」

店主の申し出を断り、店を出ようとすると
一人客が入ってきた


客「ひひひひ、店主! 今日もいいの入ってるかい?」

店主3「どうも、今日はいいのが入ってますよ」

客「そりゃいいなぁ、早速買わせてもらうよ、ひひひひ」

店主3「では、こちらからお選び下さい」


箱1
アライちゃん達「だあだあ」ヨチヨチ
アライちゃん達「なのだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「のだぁ」ボテッ


箱2
アライちゃん達「ヒトしゃんなのだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「かいぬししゃんなのだー」ヨチヨチ
アライちゃん達「おなかしゅいたのだー」ヨチヨチ


箱3
アライちゃん達「の・・・のだぁぁぁああああ!!」ビエーン
アライちゃん達「うぐっ・・・・ひっく」グスッ
アライちゃん達「のだぁ・・・・のだぁ」


俺「」ゾッ

何という光景だ、大量の小さいアライさんが箱の中でうごめいている
この店主もだがこの客もこんな取引をしているのか
185 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/12(水) 23:51:06.89 ID:UdjlEMM70
客「じゃあ、箱3にしようかな」

店主3「まいどありがとうございます、さあどうぞ」


その客は店主に金を渡すと、箱3から小さいアライさんを掴み上げた

アライちゃん3「のだぁぁぁああああん!」ビエーン

客「へへへ、活きが良いな。 でもやっぱりこいつらはうるさいな」

店主3「こいつらは元気だけが取り柄ですからね」

客「流石世間では害獣と呼ばれるだけあるな」クニクニ

アライちゃん3「のだ! のだぁ!」

客の手つきが嫌なのか、小さいアライさんは泣きながら身を捩らせている

俺「じゃあ、俺は失礼する」


これ以上付き合いきれない
俺は店を後にした

なんということだろう、アライさんの単純所持はおろか販売まで・・・
しかもあんな扱いをするとは

俺「ここは酷いところだ・・・・」
186 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/13(木) 00:06:12.59 ID:r6wCIffX0
通りを歩いているとアライさん達が何かを言い争っている現場に出くわした


アライさん5「アライさんが先にここにお店を出したのだ!」

アライさん6「違うのだ! アライさんが先に見つけたのだぁ!」

アライさん5「ぐぬぬぬ・・・・たあ〜〜〜!」

ドン!
アライさん6「ぐっ・・・・・」バタッ

アライさん5「ふはははは、アライさんの勝ちなのだ!」

アライさん6「ぐぬぬぬ、転んでしまったのだ・・・・のだ?」

アライさんが手元を見ると錆びた包丁が落ちていた
アライさんはそれを拾うと

アライさん6「・・・・」シャキン

アライさん5「ふはははは、アライさんの場所なのだー」

アライさん6「たあ〜〜〜!」

グサッ
アライさん5「の・・・・・」

アライさん5「い、痛いのだぁ! うぅ・・・・・・」ドクドク

アライさん5「うぁ・・・・・・痛いのだ・・・・痛いのだ」モゾモゾ

アライさん6「あ・・・・・・」

アライさん6「だ、大丈夫なのだ?」

刺された方は腹を抑えてうずくまっている
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/13(木) 00:30:47.89 ID:ORxA1lJz0
自分で傷つけたくせに何が「だ、大丈夫なのだ?」だよ。
頭が悪いのか本当に何も考えないでいないのか分からないけど怒りを通り越して恐怖を覚えるレベル
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/13(木) 00:53:34.66 ID:qCFTBvv90
http://i.imgur.com/S6JXFPE.jpg
ヒトしゃん。おはようなのだ

http://i.imgur.com/JcilKGB.jpg
あっ、プライスタグ忘れた
189 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/13(木) 01:06:26.91 ID:r6wCIffX0
>>187
刃物での殺傷はアライさん達は慣れていません
包丁で刺した感触と刃物による出血を見て驚いたのでしょう

天敵である人間の武器を使って同族を傷つけてしまったので、ちょっぴりいけない気持ちになったんでしょうね


>>188
ありがとうございます!ありがとうございます!
工事現場の物置で接着されたアライちゃんと
店主3に売られているアライちゃん達ですね!
再現ありがとうございます
わたしは絵が描けないので助かります

しかしごめんなさい、今日はもう寝なければなりません
続きは後日投稿しますのでご容赦を
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/13(木) 08:05:43.99 ID:djtoonwu0
正直、単体としてみるとアライちゃんは可愛い造形をしている
しかしウジャウジャいると恐怖を感じる
こんなのに一気にまとわりつかれたら衝動的に振り落として踏み潰すわ
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/13(木) 19:52:11.07 ID:J2wgLKqB0
単体でも無理
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/13(木) 19:58:59.02 ID:5fFSZqrB0
アライさんもコバエさんもマジキモイわ
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/14(金) 09:31:12.47 ID:cv+sBOcYO
俺はアライさんでハーレム作ってどこで仕入れたか不明な農作物を貢いでもらう
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/15(土) 01:00:55.83 ID:uWPcGZi30
アライごときに「さん」付けする必要なし!
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/15(土) 01:28:50.66 ID:YVAxqut60
自分に敬称をつけてアライさんを自称するあのゴミガイジを馬鹿にするためにアライさんと呼ぶ
それもまたアラ虐なのだ
アラ虐道に正解はなく、唯一不変の真理は「アライさんは本当に気持ち悪いクソカスゴミクズ」ということだけなのだ
196 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/15(土) 12:30:12.06 ID:G4Gfd9zC0
閲覧ありがとうございます
更新できなくてすみません

内容は考えてあるのですが、文章にまとめるのが時間かかってしまいまして・・・・
197 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/15(土) 12:32:32.65 ID:G4Gfd9zC0
アライさん5「う・・・・えええん・・・・・痛いのだ」ドクドク

アライさん5「あ・・・・・・・」ピク・・・ピク

アライさん6「大変なのだ」

アライさん5「」

刺されたアライさんは事切れてしまった

アライさん6「アライさんが死んでしまったのだ」

アライさん6「アライさんは悪くないのだ、こいつがアライさんの場所を奪ったからいけないのだ」

アライさん6「そうなのだ、これはいい事なのだ。 それに商品も手に入ったのだ」

開き直ったアライさんは自分の店舗(屋台)に殺害したアライさんの死体を処理し始める

アライさん6「ロープは・・・・・・あったのだ!」

アライさん6「これをつけてっと」

アライさん5「」ダラーン

殺害されたアライさんはロープで逆さ吊りにされてしまった

アライさん6「ここはアライさんのお店なのだ!」

アライさん6「こうきゅう?じびえの肉を取り扱っているのだ!」

アライさん6「アライさんのお店で買っていくのだ!」

気を取り直したアライさんは自分の店の宣伝を始める
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/15(土) 12:33:40.81 ID:G4Gfd9zC0
アライさん6「そこのヒト、寄っていくのだ!」

客人「あ? なんだ」

商売を始めたアライさんはクロケット帽をかぶった男に話しかける

アライさん6「よっていくのだ! アライさんはなぁ、すごいんだぞ! こうきゅう?肉を扱っているのだ!」

客人「お前もそのジビエ肉だよな」

アライさん6「のだ?」

アライさん6「違うのだ、アライさんは食べ物じゃないのだ!」

客人「だってお前が売っているその逆さ吊りのヤツ、お前の仲間だろ」

アライさん6「う・・・・そうなのだ、でもこいつはもう商品なのだ! アライさんが売っているのだ」

客人「仲間を売ってるんだろ」

アライさん6「そ、それは・・・・」

客人「仲間を殺してそれを商品にして商売してるんだよな」

アライさん6「あ、アライさんは・・・・・アライさんは・・・・」

客人「どうした? 売るんだろ? これから お前の仲間を」

アライさん6「アライさんは・・・・・」

客人「いいのか? お前店を開いてもなんにも売れてないんだよな?」

アライさん6「でもアライさんは・・・・」

客人「まあいい、それより必要なものがあるんだ。 売ってくれないか?」

アライさん6「うぅ・・・・・」グスッ
199 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/15(土) 12:35:22.67 ID:G4Gfd9zC0
>>198
名無になってしまったみたいですね
しかもageてしまった・・・・
200 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/15(土) 12:36:31.77 ID:G4Gfd9zC0
客人「俺が客になってやるって言ってるんだよ」

アライさん6「」ピクッ

客人「お前の商売の記念すべき客第一号だ!」

客人「アライさんになんでもおまかせなんだろ? お前の商売はたった今! ここから始まるんだよ!」

アライさん6「わかったのだ・・・・」ゴシゴシ

アライさん6「アライさんにおまかせなのだー!」

客人「よし! 立ち直ったな!」

客人「早速ものを買わせてほしい、頼めるな?」

アライさん6「わかったのだ! おきゃくさん!」ナノダー

客人「実はな、最近お気に入りのクロケット帽の尻尾部分がだめになりそうなんだ」

アライさん6「??」

客人「俺のもそうだが友人の帽子もな、ちょっと尻尾がだめなんだよ」

客人「そこでその逆さ吊りのアライさんを売って欲しい」

アライさん6「!!」

客人「それが必要なんだ!」

アライさん6「う・・・あ・・・・でも」

客人「ここでどうしても買いたいんだ!」

客人「君はここで商人をやっていくんだろ? 俺が客一号なんだよ?」

アライさん6「わかったのだ、持っていくのだ」
201 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/15(土) 12:38:08.56 ID:G4Gfd9zC0
客人は満面の笑みでアライさんから吊るされた死体を受け取った
だが男はまだ何か言いたげでいる

アライさん6「どうしたのだ?」

客人「いやー、俺がほしいのは2本の尻尾なんだよ。 これじゃ足りないな」

アライさん6「でもアライさんこれしか持っていないのだ」

客人「いや、まだあるだろ?」

アライさん6「?」

そう言うと客は屋台のカウンター内に侵入し、アライさんの尻尾を掴んだ

アライさん6「何をするのだ、それはアライさんの尻尾なのだ」

客人「足りないんだからこれもくれよ?」

アライさん6「だめなのだ! これはアライさんのなのだ!」

客人「いいじゃないか、客の要望だよ」ガシッ

アライさん6「はなすのだぁ」バタバタ

客人「うるせえよ」グッ

ミシミシミシ
アライさん6「痛いのだ、痛いのだ、しっぽ取れちゃうのだ」ミシミシ

プチプチプチ ブチブチ
アライさん6「やめるのだ! やめるのだ! アライさんが可哀想なのだ!」

客人「ふん」

ブチィッ!
アライさん6「あ・・・・あああああ! 痛いのだぁぁぁぁぁぁあああ!」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/15(土) 14:15:01.04 ID:iishU89p0
けものはいてものけものはいない

アライさんはい論破
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/15(土) 21:35:38.91 ID:YVAxqut60
ほんとアライさんってよく作られてるわ
きもすぎる
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/15(土) 23:05:41.29 ID:P6vrCU0M0
あんなバケモノがフレンズな訳無いだろ。他のフレンズに失礼だわ。
それにしても揃いも揃って一人称がアライさんなのがホント腹立つな。
アライさんって言った瞬間、蹴り入れてあげたい。
205 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:10:24.68 ID:N9FUgzD/0
更新が遅くてすみません
閲覧いただきありがとうございます
206 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:13:43.09 ID:N9FUgzD/0
アライさんのしっぽは引きちぎられてしまった

客人「黙れ」ガスッ

アライさん6「の"っ・・・・・うぅ」ドクドク

客人「ありがたく貰っていくからな」

アライさん6「痛いのだ・・・・・血が止まらないのだ・・・・」ドクドク

アライさん6「だれか助けるのだ・・・・・・アライさんしんじゃうのだ」


しっぽからドクドクと血を垂れ流すアライさん
状況を打破しようと通行人に助けを求めるが

通行人「?」スタスタ

アライさん6「あ、アライさんの・・・・・アライさんの尻尾が切られてしまったのだ」

通行人「・・・・」スタスタ

その声も虚しく無視されていく

アライさん6「なんでみんな助けないのだ・・・・・アライさんが可哀想なのだ・・・」ドクドク

アライさん6「うぅ・・・・・上手に歩けないのだ」ヨロ

アライさん6「あ・・・・・・」

ドシャ! ガシャン!
アライさん6「転んでしまったのだ」

店員「おい!」

アライさん6「のだ?」

店員「うちの商品に突っ込んでくるとはいい度胸だなあ」ガシッ

アライさん6「離すのだぁ! やめるのだ!」

店員「損害はお前の体で補填してやるよ」

店員はアライさんを掴み、カゴの中へ押し込む
207 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:21:08.13 ID:N9FUgzD/0
アライさん6「何をするのだ! 早く出すのだ!」

店員「お前が突っ込んできたからそうなるんだよ」

アライさん6「アライさんはいま大事な尻尾を取られたのだぁ! だから上手に歩けないのだ!」

店員「知るかよ、こっちは迷惑を被ってるんだからな。 これからお前を売り飛ばしてやる」

店員「風俗もいいが食品店もいい、あとは酔狂な人間がペット用に飼ってくれるかもなぁ」

アライさん6「だめなのだぁ! アライさんに酷いことをしないでほしいのだ!」

店員「この街の人間は怖えぞ? もしかしたら虐待マニアの変人に飼われるかも知れないからなぁ」

アライさん6「いやなのだ・・・・・ここからだしてほしいのだ」

店員「もうおせえよ」

アライさん6「お願いなのだ・・・・・アライさんなんでもするのだ」

店員「そうかよ、じゃあ俺のペットとして飼ってやるよ。 もちろん食べ物も棲家もある」

アライさん6「ほんとうなのか? アライさんは・・・・・アライさんは・・・・」

店員の言葉に希望を見出したアライさんは、助かると本気で信じた
だがその希望もすぐに打ち砕かれた

店員「嘘に決まってんだろ、害獣が!」

アライさん6「そんな・・・そんな・・・・・考え直すのだ」

店員「無理に決まってんだろ」

アライさん6「おみせもてつだえるのだ、それに・・・それに・・・・」

店員「あ?」
208 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:31:38.25 ID:N9FUgzD/0
アライさん6「アライさんは可愛いのだ! だからぺっととしてもきっと優秀なのだ!」

店員「」ビキビキビキ

ガンッ!
アライさん6「あうっ!」

アライさんの自己アピールに店員は切れてかごを蹴り飛ばした

アライさん6「痛いのだ! やめるのだ!」

店員「大人しく聞いてりゃ何が可愛いだ! このクソ害獣が!」ゲシゲシ

アライさん6「やめるのだ! そんなことないのだアライさんは可愛いのだ!」

店員「人に迷惑をかけて謝らねぇ! 人が商売してる近くで自分の仲間の汚ねぇ死体を売りやがる!!」

店員「これのどこが可愛いんだ!! ああ!!?」

アライさん6「やめるのだ! やめるのだ!」

店員の執拗な暴力にアライさんは頭を抱えうずくまることしかできなかった

店員「もういい、てめぇはとびっきり酷えところに売り飛ばしてやる」

アライさん6「やめるのだ! お願いなのだ! アライさんは! アライさんはぁ・・・」


店員はアライさんの入ったカゴを持ち上げ何処かへ歩いていった
店先にはアライさんの悲痛な叫びが木霊していた
209 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:33:08.46 ID:N9FUgzD/0
調査を続けるため街の通りを歩き始める
暫く歩くと、先程連れ込まれた店に来た客を見かけた
なにやら小さいアライさんを2匹所持しており、路地裏に向かっているようだ


客「ひひひ・・・・ひひひひひ」

俺「?」


明らかにおかしい目つきで薄ら笑いを浮かべ、ブツブツ何かを言っている
両手に掴まれている小さなアライさんはどうやら先程の店で買ったものと
どこからか連れてきたものだろう


客「店長は甘いからなぁ・・・俺みたいに使わないともったいないぜ」

アライちゃん3「のだぁ・・・・ぐすっ・・・・のだぁぁぁぁぁ!」ビエーン

アライちゃん4「のだー? ひとしゃん おててがきもちわるいのだぁ」

アライちゃん4「あらいしゃんをはなしてほしいのだ」

客「一匹はうるせえし、もう一匹は余計なことを言ってやがる」

客「うるせえから早速黙らすぜ」

ポイッ
アライちゃん4「のだ?」

ボテッ
アライちゃん4「のだっ! いたいのだ!」

突然一匹のアライちゃんを地面に投げ捨てる
落下の衝撃でアライちゃんは痛がっているようだ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/18(火) 01:34:13.42 ID:aKk9niBn0
やっぱり語尾ののだが最高にムカつく。頼んでる身分なのによく「考え直すのだ」なんて言えるもんだよ。
211 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:35:49.45 ID:N9FUgzD/0
アライちゃん4「いたいのだぁぁぁ! ・・・・うぅ」ピーピー

客「こいつもピーピーうるせぇな・・・・・踏み潰してやろうかな、ひひひひ」

アライちゃん4「ひっ! ・・・・・のだぁ」ビクビク

客「もうやっちまおうかなぁ・・・・」

アライちゃん4「こわいのだぁ・・・・にげるのだぁ」ヨチヨチヨチヨチ


自分を睨みつける男の危険さを理解したのだろう
アライちゃんはヨチヨチと短い手足を一生懸命動かし、その場を離れようとする

このままこの小さな害獣を逃してしまうのだろうか
一瞬そう思ったが、この客はそんなに甘くはなかった


グチャリ
アライちゃん4「のあぁ! の・・・・のだぁぁぁあああああああああ!」ビエエエエン

客「逃げられると思ったのか? 逃げられなくするに決まってんだろ?」


なんと客は逃げ惑うアライちゃんの両後ろ足を踏み潰したのである
今まで生きてきた中で最上級の痛みと恐怖を味わったアライちゃんは言葉にならない叫びを上げている

アライちゃん4「のああぁぁあ! のっ! っ!!? 〜〜〜っ!!」ビクンッビクンッ

その小さい足は足首から先がぺちゃんこに捻り潰されており、赤い液体が流れ出している
この事態をどうすることも出来ないアライちゃんは、ただただその場にうずくまり、涙と悲鳴を垂れ流すことしかできなかった

アライちゃん4「いたい・・・いたいのだぁ・・・・・」モゾモゾ
212 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:39:25.71 ID:N9FUgzD/0
客「へへへ、すげぇな。 いっぱい血がでてらぁ、こんなに出てても死なないなんて流石はしぶとい害獣だなぁ」

アライちゃん4「のだ・・・・・ひっく・・・・・のだぁ」ボロボロ

客「おーおー、ついにはヒトの言葉も話せないか? もうやっちまおうか」

アライちゃん4「のだぁ・・・・あ」ビクッ

アライちゃん4「のだぁ・・・・」ヨチ・・・・ヨチ

アライちゃん4「こわい・・・のだぁ・・・・・あらいしゃん・・・・にげう・・・のだ」ヨチ・・・・ヨチ


どん底に叩き落されたアライちゃんにいやらしく言葉を浴びせる客
アライちゃんはこんな状態になりながらもこの男から逃げ出そうとする


アライちゃん4「の・・・だぁ・・・・・」ヨチ・・・ヨチ・・・ブッブー

アライちゃん4「うぅ・・・・・」ブリッブリッブリュブリュブリブリ

客「血だけじゃなくクソも垂れ流してるぜ、こんな状況でも漏らすのか? 流石クソ漏らしの害獣だな」

アライちゃん3「の・・・のだ・・・・のあ・・・・ひっく」ビクビク


この恐ろしい光景に客の右手に握られたもう一匹のアライちゃんも恐怖で震えている
普段脳天気なアライちゃんでもこれから自分に起こることを予感せざるを得ない


客「こいつもビビっちまってるな、あんまり可愛いからついつい地面のあいつにかかりっきりになっちまった」

客「おー、観察ばっかりしてたらだいぶ歩かれちまったな。 前足だけでよく歩いたな」


両後ろ足を潰されてからアライちゃんは1mほどの距離を進んでいた
その進んだ後には両足からの出血で出来た2本の赤い線が地面に描かれていた
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 01:43:49.78 ID:VNfUS2lA0
片づける人、誰になるんだろう……
214 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:44:22.51 ID:N9FUgzD/0
客「まあ待てよ、そんなに進まれちゃ困るんだよ・・・・よっと!」

アライちゃん4「のだぁ・・・・・」ブリブリブリ

ベキ! グチャ!
アライちゃん4「のっ!」ビクン・・・・ブリュッ


ついにアライちゃんは両前足をも踏み潰された
後ろ足の痛みと前に進むことだけに意識を集中していたアライちゃん

前足を踏み潰された直後に続けて進もうとするが足が上がらない


アライちゃん4「ノダ? ・・・・!!!!」


気づいた時にはもう両前足は潰され、紙のようにぺしゃんこになっていた
それに気づいたアライちゃんは再び泣きわめく

アライちゃん4「のだぁぁあああああああああ! びえぇぇぇぇえええええええん!」ノダァァァァァァ!

客「まーたうるさくなったな」

アライちゃん4「のだぁぁぁあああああああん!」ビエエェェェェン!

客「もう逃げられないよな?」

アライちゃん4「ひ・・・ひどいの・・・だぁ・・・・・・あら・・しゃんの・・・・おててが・・・・」ボロボロ

アライちゃん4「いだいのだぁ・・・・たしゅけて・・・ほちいのだぁ」ボロボロ

そんな悲痛な叫びも懇願もその男にとって嗜虐心をさらに加速させる燃料に過ぎなかった


客「あとでお前も使うんだからよぉ・・・・・そこで大人しくしていろよ」


大事なデザートをとっておくように、その男は痛めつけ、手足を潰したアライちゃんをその場に放置した
そして作業を再開するような口ぶりでもう一匹のアライちゃんに話しかける
215 :araiaraiarai [sage saga]:2017/07/18(火) 01:45:20.03 ID:N9FUgzD/0
今日はここまでにします
続きはまた後日
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/18(火) 01:52:11.55 ID:aKk9niBn0
乙です
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/18(火) 02:02:29.99 ID:VNfUS2lA0
アライさんを殺すのは別にいいけれど……死骸はどうするんだろう?
脱糞もしていたら片づける人が大変だよね
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 02:09:55.30 ID:DAPCP/pY0
放置か、他のアライさんが食べるんじゃない?
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/18(火) 02:14:14.62 ID:VNfUS2lA0
>>218
後者じゃないと、死骸にハエなどが増えてどんどん死臭が……
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 03:09:17.41 ID:DgOnztI/0
いい匂いがするのだぁ
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 04:35:36.07 ID:1QAgvQKD0
害獣同士処理してもらおう
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 04:51:22.38 ID:MXcQHzLBo
この街なんだか臭そう
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 12:27:52.69 ID:am8K0mHnO
アライさん以外のフレンズであれば、死んでも美しい光とかになって幻想的に消えていきそう
作中のアライさんは体液と排泄物で周囲を汚染しながら死ぬからな
生きてても死んでも本当に迷惑な害獣だよ
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/18(火) 21:18:13.89 ID:DgOnztI/0
http://i.imgur.com/F75vEJX.jpg
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 21:23:26.00 ID:cPrXpI1V0
>>224
この血液のモデルの入手先を教えてください
お願いします!
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/18(火) 21:45:42.89 ID:DgOnztI/0
>>225
https://bowlroll.net/file/59918
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 21:52:26.33 ID:cPrXpI1V0
>>226
先輩ありがとうございます!
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 22:01:37.63 ID:MXcQHzLB0
>>224
この画像が>>1さんの設定通りではないとはわかっていても、あえて言いたい
こんなミニサイズのアライさんの口に入れることが可能な店主3のイチモツのサイズは一体…
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 10:16:11.99 ID:X8CC6/06O
アライさんが可哀想に思えてきたのだ
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 12:34:24.00 ID:oMXxcYEl0
情けをかけるとつけあがるのだ
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