【安価】オーク「オラが勇者だか…」

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461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 14:52:33.91 ID:saMZjbjPo
孕ませてとせがむソフィア
再び子宮姦となってしまいお腹がぽっこりする程、精子を受け止めて絶頂するソフィア
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 15:47:52.27 ID:beINxUotO
村に帰ったら結婚してほしいとプロポーズ
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 17:39:48.68 ID:yKPGzGyW0
ソフィアはオークをベッドに押し倒すと自分の身につけている衣服を一枚ずつ脱いでいく。


オーク「ソフィア?」


ソフィア「今日は私が動いてあげる♡」


焦らすように、ゆっくりと、一枚ずつ、時間をかけて、服を脱いでいく。


オーク「…」ゴクッ


その扇情的な振る舞いにオークのペニスはすでに期待で完全に勃起していた。
ソフィアはオークの上に跨るとオークのペニスを取り出すと指を絡め上下に動かしていく。


ソフィア「ふふっ♡もうこんなになってる♡期待…しちゃった♡?」


シュッシュッシュッ


オーク「今日は…なんだかソフィアじゃないみたいなんだな」


ソフィア「えへへ〜♡こういうのもいいかなって♡」


だが、このように無邪気な笑顔はソフィアであるとオークも安堵する。


ソフィア「それじゃあ…♡挿れちゃうね♡?」


オーク「ソフィア!?まだ、濡らして…!」


ソフィア「大丈夫♡だって…オークとセックスできるって思ったら…ほら♡」


そう言うとソフィアが自分の秘所をオークに見せつけるように広げてみせる。
テラテラと光り、物欲しそうにヒクヒクと動くソフィアの性器。
オークのペニスは早くソフィアの中に入りたいと催促するようにピクピクと痙攣していた。


464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 17:40:24.80 ID:yKPGzGyW0
ソフィア「ふふっ♡オークのおちんちんも早く入りたいって言ってるよ♡?それじゃあ…挿れるね♡」


ズブズブズブ…


ソフィア「ん♡あぁああ♡♡」


ソフィアの膣内は這い蠢くミミズのようにオークのペニスに絡みつく。
それは貪欲に男から精液を絞ろうとする動きそのものだった。


ソフィア「えへへ…♡入っちゃったね♡オークのおちんちん…♡ここにあるの…わかるよ♡」


そう言いながらソフィアはお腹を愛しそうにさする。


ソフィア「それじゃあ、動くね♡?」


ジュブッジュブッジュブッ!


ソフィアは腰を上下に、円を描くように激しく動かしていく。


ソフィア「あ♡あ♡んあ♡はっ♡」


ギシギシとベッドの鳴る音とソフィアの愛液をかき混ぜる水音。
そして、ソフィアの艶やかな喘ぎ声。
この部屋にはその3つの音が鳴り響いていた。


465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 17:41:32.08 ID:yKPGzGyW0
そんな時。
ふいにソフィアの動きが弱まる。


ソフィア「ね、オーク」


オーク「どうしただ?」


ソフィア「私…オークの、子供が、産みたい」


オーク「!?」


ソフィア「オークとの、絆が、欲しいの」


オーク「…本気だか?」


そこでソフィアは腰の動きを止めるとオークの瞳を見つめた。


ソフィア「本気。本気だよ。私はオークのこと愛してる。オークの赤ちゃんが欲しいって心から思ってる。」


オーク「だども…オラは…オークで…」


ソフィア「もう!姿形がなんなの?私はオークの子供を産んで、それで…け、結婚も…したいと思ってるんだから///」


オーク「!!」


ソフィア「オークは…その…違うの?」


オーク「…。いいや、違わないだ。そうだ、ソフィアを抱いた日に心の中で誓っただ。オラはソフィアを一生大切にするって。だから…ソフィア」


オークは真剣な目でソフィアを見つめる。
自分の気持ちが伝わるように。


オーク「オラの子供を産んでほしいだ」


ソフィア「…!うん…、うん!産む!たくさん、たーっくさん!私とオークの子供!」


目から大粒の涙を流しながら、両手でそれを拭いながら
オークの告白に喜ぶソフィア。


ソフィア「うれしい…うれしいよぉ…」グスッ


オーク「オラも産みたいって言ってくれた時はすごく嬉しかっただ。ありがとう、ソフィア」


ソフィア「ぐすっ…。…よし!それじゃあ、子供が出来るようにいっぱい、いーっぱいエッチしようね!」


オーク「もちろんだ」


466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 17:42:29.79 ID:yKPGzGyW0
ソフィア「それじゃあ気を取り直して動くね♡いっぱい精液出してね♡」


ジュブッジュブッジュブッ!!


ソフィア「オーク♡オーク♡いっぱい出して♡赤ちゃん出来るくらい、いっぱい出して♡♡」


ソフィアは先程よりも貪欲に精を搾り取ろうとする動きになっており
オークもそろそろ限界を迎えようとしていた。
しかし。


ソフィア「んあぁぁああぁあぁあ♡♡♡」


ソフィアの子宮が精子を求め下りてきた瞬間、オークのたくましいペニスが
再び子宮内へと入ってしまっていた。


ソフィア(ダメ♡ダメ♡これダメぇ♡♡痛いとの気持ちいいのがぁ♡♡)


頭の中でスパークを起こしたような軽い衝撃に目の前がチカチカと点滅する。
オークも頭のなかでは止めなければと思っていてもソフィアを孕ませたいという雄の本能には抗えなかった。


ジュブッジュブッジュブッ!!!


ソフィア「んあ♡あ♡ああぁ♡ああぁぁあぁあ♡♡♡」


恋人繋ぎをしながら一心不乱に腰を振るソフィアとオーク。
そして、オークに限界が訪れる。


オーク「っ!!」


ドピュ!! ドピュルル!!!


子宮を直接熱い精液が満たしていく。
その量はやはり尋常ではなく、どんどん子宮内へと蓄積されていく。


ソフィア「イクぅうっぅぅぅ♡♡♡♡!!!!!」


ドピュルルル!!! ドピュルルルルル!!!!


オークの精液が子宮に貯まりまるで妊娠したかのようにソフィアのお腹はぽっこりと膨れてしまった。


ソフィア(あぁ…赤ちゃん出来たら…これくらいの大きさになるのかな…)


ソフィアは朦朧とする意識の中、幸せを噛み締めながらそう夢想するのだった。


467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 17:51:10.86 ID:yKPGzGyW0
〜深夜〜


オーク「大丈夫だか?ソフィア」


ソフィア「ちょっとお腹が痛いけど…大丈夫!」


オーク「ごめんだな…」


ソフィア「なんで謝るの?いっぱい気持ちよくなってくれたからあんなに出たんでしょ?私は嬉しいよ///」


オーク「…。ソフィア」


ソフィア「なーに?」


オーク「この旅が終わったら結婚してほしいんだな」


ソフィア「…」ポカーン


オーク「あ、あれ?」


ソフィア「ほん…とう?ほんとうに?」ポロポロ


オーク「さっきも言っただ。一生大切にするって」


ソフィア「うれし…。うれしい…。うれしいよぉ…」ポロポロ


オーク「…」ナデナデ


ソフィア「ふえぇぇん…」ポロポロ


468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 17:58:50.33 ID:4S0+gRBzo
このスレは他の女性陣に監視されています
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18:00:48.12 ID:yKPGzGyW0
というわけでかなり早いですが今日はここまで。
このSSに需要があるのか甚だ疑問に感じますが
完結させたいとは思ってます。
まぁエロ内容の安価が難しいだけなのかもしれませんが。
(そもそもちゃんとエロく書けてるのかが心配。)

それではありがとうございました。
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/12(土) 18:03:50.66 ID:yKPGzGyW0
ちなみにですが
この世界では勇者だけ多妻制が認められているので
ソフィアだけでなく他の女性陣とも法律上問題なく結婚できます。
もちろん女性陣の心境は複雑かもしれませんが。
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 18:04:02.13 ID:3kqPaYIjO
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 20:34:52.15 ID:jZPDccPrO
上はともかく下は結婚しちゃアカン歳じゃあ……
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 00:08:24.01 ID:Ti1Fwyxu0
需要に疑問感じてるのはエロ内容安価が埋まるのに時間かかってるからかな?
キャラ選択を含む選択肢安価やコンマはかなり短時間で埋まってるし
追加キャラ指定なんかは数分、行動系自由安価も30分以内には埋まってて
みんな楽しんでるし需要はちゃんとあると思いますよ

エロ内容安価はオークがいいひとだし女性陣との関係も純愛寄りだから
バリエーションに限界があって埋まりにくいんだと思う
場所も安価提示時点で固定(なおかつ大半が寝室)だからシチュエーションにも凝れないし
複数名の絡みもコンマ限定って制限されてるしね

あんまり変態的だったり鬼畜なプレイさせちゃうとただのOrkになっちゃうし
特にソフィアは回数こなしてるから前回までと違う内容にしようとか思うと難易度さらに上がって
結果として1時間以上埋まらない状況が発生している
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 10:43:58.68 ID:cOvUFJ9T0
>>472
そう言えばそうですね。完全に年齢のことを失念していました。
まぁ…娘になるかもしくはSSだから別にいいやん、ってことで(笑)

>>473
なるほど…。
そう言われてみればほぼすべてのHが宿ですね。
これは迂闊でした。
それじゃあ安価も埋まりにくいわ。
今後宿以外をもっと増やします。

それと変態的なプレイならある程度許容できるとは思います。鬼畜系(寝取らせ、輪姦など)はアウトですが。
例えばイラマチオ、ソフトSMプレイ、足コキ、オナニーを見せつける、オークを分身させて乱交みたいにする(自由安価でそういう物を購入する必要あり)…etc.
まぁそこは>>1のさじ加減になってしまうのですが、皆さんの妄想に期待しています。

楽しんでくれている人もいるらしくてすごく嬉しいです。
拙い文章であんまりエロくないかもしれないSSですがこれからもよろしくお願いします。

475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 10:51:32.31 ID:cOvUFJ9T0
〜セフィルトの街〜



オーク「それじゃあ、この街でやることをやったらベルセルクに向かうんだな」


桜花「何をしますか?オークさん」


カグヤ「私の家や桜花の家で何か役立ちそうな物があるかもねぇ」


ハユ「もしかしたら強い人と会えるかもだしね」


ロメリア「どうしますか?オーク様」



自由安価↓1この街で最後にやりたいこと(クエスト、散策、デートなど)


476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 10:59:06.15 ID:LQmLOTDDO
カグヤと桜花の家に行ってみる
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 11:26:16.63 ID:cOvUFJ9T0
〜セフィルトの街/カグヤの家〜



カグヤ「何か役立つものあったかねぇ?」


ソフィア「みんなすごく物色してますけど…いいんですか?」


カグヤ「え?」


エメラ「なにこれ?」


ロメリア「笑い草ですね。良薬の元とされていますが、花粉を吸うと1日中笑いが止まらなくなるらしいです」


ハユ「あ、これ…」


ハルン「催淫草だね」


アイリス「見たことないものがいっぱい…」キラキラ


カグヤ「はぁ…。まぁいいか」


オーク「ん?」



コンマ判定↓1
01〜10…キラキラと光る草が
11〜90…薬草かな
91〜00…催淫草じゃないか


478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 11:27:28.49 ID:yi8Xaepko
ほい
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 11:32:55.85 ID:cOvUFJ9T0
オーク「これは、薬草だか?」


カグヤ「お。それは快復草じゃないか。もう在庫がなくなったと思ったけど、まだあったんだねぇ」


ソフィア「快復草?」


カグヤ「どんな状態異常も治る薬草さ。幻術、洗脳系も一発で治る」


ハユ「すごいじゃないか!これ持っていっていいかい?」


カグヤ「うーん…。まぁないと思ってたものをオークが見つけたんだからね。あげるよ」


エメラ「ありがとう、カグヤ殿」


480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 11:38:47.68 ID:cOvUFJ9T0
〜セフィルトの街/桜花の家〜



ハユ「さて、何かあるかなっと…」


ソフィア「まるで自分の家みたいに物色してるね…」


桜花「あはは…」


ロメリア「ん?」



コンマ判定↓1
01〜10…「綺麗な扇ですね」
11〜50…「お札?」
51〜90…「あら。Hな本ですね」
91〜00…「これは…?」


481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 11:40:24.98 ID:+YHL278n0
えい
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 11:47:17.55 ID:cOvUFJ9T0
ロメリア「これは…?妖気が感じられますが…」


桜花「あ、それは妖怪を封印している壺です!凶悪な妖怪とされているのであまり触らないように…」


ハユ「え?」ガチャン!


桜花「あああああああ!!!!」


カグヤ「あーあ」


ハルン「な、なに?部屋の上に黒い雲の渦みたいな…」


オーク「!」



キャラ安価↓1壺から出てきた妖怪(どんな妖怪か設定してもOK)
・名前(日本名でも可)
・年齢
・職業
・容姿(髪の色とか体型とか)
・他に付け足しておきたい設定があれば。ただし踏襲しない可能性もある


483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/08/13(日) 12:02:52.56 ID:aQlcq7Ug0
名前 ぷに子
・年齢 不明
・職業 ぬっぺふほふ
・容姿 黒髪黒目で肉感的な女 全裸
・正体は不定形の肉の塊 スライムのように姿形を変えることができる
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 12:03:28.80 ID:diAlmyA0o
・名前 ヤマメ
・年齢 不明、見た目は15歳くらい
・職業 天狗
・容姿 黒髪おかっぱ、童顔、鼻は長くない
悪人ではないが無類のいたずら好き
いたずらが過ぎて封印されていた(桜花は引き取っただけ)
限定的だが天候を操る妖力がある
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 12:17:58.87 ID:cOvUFJ9T0
>>483
画像検索したけどこれでホンマにええんやろか…?
とりあえずスライム娘みたいなイメージでいきます。
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 12:32:07.45 ID:cOvUFJ9T0
ぬっぺふほふ「…」ボー


桜花「へっ?」


ハユ「これが…」


エメラ「凶悪な…」


ソフィア「妖怪…?」


ロメリア「ぬっぺふほふですね。あまり害はないとされていますが…」


ぬっぺふほふ「…」ボー


カグヤ「その凶悪な妖怪が封印されてる壺ってこれじゃないか?」


桜花「あっ」


ハルン「勘違いか…」


オーク「名前は?」


ぬっぺふほふ「…」ボー


アイリス「喋れないの?」


ソフィア「それじゃあ、ぷに子っていうのはどうでしょう?」


ぬっぺふほふ「…」


カグヤ「心なしか嬉しそうだね」


ロメリア「ですが、いかがしますか?」


ハルン「戦闘向きでもなさそうだし…」


アイリス「また封印するのは…かわいそう」



選択安価↓1
1.連れていく
2.桜花の家でお留守番


487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 12:41:44.89 ID:f1Lz7/o3o
2
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 12:52:29.09 ID:cOvUFJ9T0
桜花「今はお留守番しておいてもらいましょうか」


カグヤ「そうだねぇ…。害はないし…」


ソフィア「ぷに子ちゃん、それでもいい?」


ぷに子「…」コクン


アイリス「かわいい」ナデナデ


ぷに子「…」


489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 12:55:57.68 ID:cOvUFJ9T0
〜セフィルトの街〜



オーク「それじゃあ、ベルセルクに向かうんだな」


ソフィア「どうする?歩いて行く?」


ハユ「ちんたらはしてられないけど…」


ロメリア「馬車を使いますか、オーク様?」



選択安価↓1
1.歩いて行く
2.馬車を使う


490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 12:59:10.24 ID:TeCNWFxUO
2
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 13:08:50.68 ID:cOvUFJ9T0
オーク「いや、馬車で先を急ぐんだな」


ソフィア「わかった!探してくるね!」


ハユ「アタシも行くよ」


アイリス「魔法の家が手に入るといいね、パパ」


エメラ「それに、魔王のことについての情報も手に入るかもしれません」


桜花「妖刀のことも調べなきゃね」


カグヤ「やれやれ。やることはたくさんあるねぇ」


492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 13:14:33.89 ID:cOvUFJ9T0
〜大都市ベルセルク〜



オーク「ここが…ベルセルク…」


ソフィア「おっきいね〜」


ハユ「この大陸でも指折りの大都市だからね」


ハルン「それにしても…高い建物ばかりだね…」


エメラ「あそこには聖騎士団の詰所もありますよ」


ロメリア「オーク様。これからいかがなさいますか?」



自由安価↓1ベルセルクで行いたいこと(クエスト、散策、デートなど。)


493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 13:19:36.27 ID:+YHL278no
ともあれ拠点となる魔法の家を探そう
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 13:35:27.34 ID:cOvUFJ9T0
桜花「何はともあれ魔法の家を探しましょう!」


カグヤ「それがいいだろうねぇ」


ソフィア「どこに売ってあるの?」


ロメリア「魔術屋と呼ばれるお店にあるそうです」


アイリス「それじゃあ、行こう」


495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 13:36:11.74 ID:cOvUFJ9T0
〜大都市ベルセルク/魔術屋〜



店主「いらっしゃい」


ロメリア「店主様。ここに魔法の家は売っていませんか?」


店主「魔法の家?あるけど、かなり高いよ?」


ハユ「どれくらいだい?」


店主「これくらい」(東京の一等地でマンションを買うレベル)


ハルン「げっ」


カグヤ「流石に高いねぇ」


店主「しかもこれが最後の一つだからねぇ」


ソフィア「おじさん、どうにかなりませんか?」


店主「うーん…とは言ってもなぁ…。あ、そうだ!」


桜花「なんですか?」


店主「この街には貴族がいるんだが、その人に頼めばもしかしたら金の工面をしてくれるかもしれないぞ」


オーク「情報感謝するんだな」


店主「金が貯まったらまた来てくれよな〜」


496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 13:41:33.75 ID:cOvUFJ9T0
〜大都市ベルセルク/貴族の家〜



ソフィア「うわ〜…」


アイリス「おっきい…」


ハユ「なんかアタシ達…」


ハルン「場違い感半端じゃないね…」


ロメリア「とりあえず、誠心誠意、お願いしてみましょう」


オーク「それがいいんだな」


カグヤ「とりあえず、呼び鈴をっと」



キャラ安価↓1メイド
名前(日本名でも可)
年齢
職業※メイド固定
容姿(髪の色とか体型とか)
他に付け足しておきたい設定があれば。ただし踏襲しない可能性もある


キャラ安価↓2メイド
名前(日本名でも可)
年齢
職業※メイド固定
容姿(髪の色とか体型とか)
他に付け足しておきたい設定があれば。ただし踏襲しない可能性もある



497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:00:18.74 ID:oYcqRyBOO
名前 ゼフィス
年齢 20
職業
容姿 綺麗な緋色のボブヘア。瞳は黒。
むっちりとした下半身と大きな胸を持つ。身長が173程で、体重も割りと重め。

見た目とは裏腹にかなり俊敏に動くことが出来る。
実はかなりの特殊性癖の持ち主で、屋敷の主に弱味を握られてタダ働きさせられている。
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:06:11.72 ID:q6fclIsQO
名前 サラ
年齢 23
職業 メイド
容姿 黒髪セミロング巨乳
備考 幼年の頃から仕えており、若くしてメイド長を務めている
   仕事人間であり性格はキツめで、自分の胸も仕事に邪魔だと思っている
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/13(日) 14:06:13.07 ID:u3vdzVBCO
名前 エリア
年齢 不明(100歳以上)
職業 メイド
容姿 亜麻色の長い髪、やや長身。
その他 世界中を旅するエルフの元冒険者。剣術、弓術、魔術に優れており、彼女の冒険譚を元に書かれた本は広く愛読されている。冒険心が強く、活発でお人好しな性格。ここの貴族とは数代前から親交か続き、現当主の要望で一時的にメイドをしているが領民に支持を得た立派な当主に育った今、また冒険に出たいと思っている
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:08:27.41 ID:diAlmyA0o
・名前 エリー
・年齢 15歳
・職業 メイド
・容姿 金髪碧眼、ポニーテール、小柄
有能かつ根は親切だが毒舌、皮肉屋
見た目と裏腹に格闘技の心得があり何度も泥棒を捕まえている
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:10:47.30 ID:SSYryssKo
メイドと聞いて皆さん本気出しすぎ
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 14:29:23.03 ID:cOvUFJ9T0
サラ「どちら様でしょうか?」


オーク「オラはオークというんだな。ここの貴族様に頼みたいことがあるだ」


サラ「まぁ。噂の勇者様ですか?かしこまりました。ご案内いたします」


ハルン「さすが、勇者の肩書は伊達じゃないね」


ロメリア「オーク様、行きましょう」


503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 14:30:09.56 ID:cOvUFJ9T0
〜貴族の家/主人の間〜



サラ「ご主人様。勇者様をお連れいたしました」


主人「うむ、通せ」


ソフィア(偉そうな声…。ちょっと苦手かも…)


主人「これはこれは。あなたがかの有名な、オークの身で勇者となったという」


オーク「どうもなんだな」


主人「ふっ。勇者様とはいえ、田舎者のような口調なのですな」


ハユ(なんか態度悪いな…コイツ)


エメラ(抑えてください。貴族というのはそういうものです)


主人「それで、私に一体何のようかな?」


ロメリア「単刀直入にお頼みします。お金を融資してはいただけませんか?」


主人「ふむ。なぜだ?」


桜花「私達のパーティーがご覧のように大所帯。なので、魔法の家を買おうと思っているのです」


ソフィア「そのためにはお金が必要なんです。お願いします!」


主人「ほう…」


ソフィア(うっ…イヤな目だなぁ…)


主人「いいでしょう」


オーク「本当だか?」


主人「ええ。ですが、タダというわけにはいきません」


カグヤ「交換条件ってわけかい」


主人「その通り。お金を融資する代わりに…そこの女性をいただきたい」


ソフィア「…。えっ、私?」


主人「ええ。貴女が私の妻となってくれさえすれば融資しましょう」


桜花「そんな!」


サラ「ご主人様…」


主人「お前は黙っていろ」


サラ「…はい」


504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 14:33:53.33 ID:cOvUFJ9T0
主人「それで…。いかがかな?」


オーク「お断りなんだな」


ソフィア「オーク…!」


主人「…。ふむ。聞き取れませんでした。もう一度言っていただけませんか?」


オーク「お断りと言ったんだな。ソフィアをお金のために渡すなんて絶対にありえないんだな」


アイリス「流石…パパ」


ハユ「よく言った、オーク!」


主人「ふっ。それでは交渉は決裂だ。サラ。勇者様がお帰りだ」


サラ「かしこまりました…。」


505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 14:43:10.30 ID:cOvUFJ9T0
〜大都市ベルセルク/貴族の家前〜



ハユ「なんなんだい?アイツ!」


カグヤ「まぁまぁ」


ハルン「それにしても…これからどうしようか…」


サラ「勇者様…。ソフィア様…。その…ご主人様が無礼な態度をとってしまい…本当に申し訳ありませんでした」


オーク「サラさんが謝ることないんだな」


ソフィア「そうですよ!」


桜花「それにしても…あの貴族さんはいつもああなのですか?」


サラ「それが…。ある日を境に人が変わったようになってしまって…。昔のご主人様はとても聡明で優しいお方だったのですが…」


桜花「それって…」


カグヤ「もしかしたらあの妖刀の件となにか関係があるのかもしれないねぇ」


ロメリア「サラ様。その日、貴族様は誰かとお会いになっていませんか?」


サラ「そうですね…」



コンマ判定↓1
01〜80…「黒衣のローブを身にまとっていた人と会っていました」
81〜00…「すみません…」
ゾロ目…「実は…」



506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:43:27.90 ID:y709HSss0
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 14:54:34.49 ID:cOvUFJ9T0
サラ「すみません…その日はお暇を頂いていたので…」


ソフィア「そっかぁ…」


サラ「ですが、お客様名簿に載っているかもしれません。他のメイドが持っていると思いますので、呼びましょうか?」


オーク「お願いするんだな」


サラ「かしこまりました」



……


…………


………………



ゼフィス「サラさーん、呼びましたかー?」


サラ「ゼフィス。ここではメイド長と呼びなさいと言ってるでしょう」


ゼフィス「うっ…ごめんなさーい…」


サラ「まったく。それでゼフィス。今はあなたがお客様名簿を管理していますね?」


ゼフィス「はいー。今もここにありますよー」


サラ「勇者様がそれを見たいと言っています。ついてきてください」


ゼフィス「うわー!勇者様に会えるんですかー!?行きます行きますー!」


サラ「はぁ…」


508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 15:00:15.75 ID:cOvUFJ9T0
ゼフィス「うわー!この方が勇者様ですかー!?はじめましてー!ゼフィスと言いますー!」


サラ「こら!ゼフィス!勇者様になんて口の聞き方を!」


オーク「全然気にしてないんだな。それくらいフランクでちょうどいいだ」


サラ「しかし…」


カグヤ「まぁまぁ。それで、名簿は?」


ゼフィス「これですー」


ソフィア「それじゃあ、その日のページをっと…」



コンマ判定↓1
01〜70…ソフィア「あ!ありましたよ!」
71〜00…ソフィア「このページだけ破かれてる…?」
ゾロ目…ソフィア「こ、これって…」


509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:03:38.19 ID:+YHL278no
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 15:08:50.53 ID:cOvUFJ9T0
ソフィア「あ!ありましたよ!」


ハユ「どれどれ?」


ソフィア「覇天…丸…?」



コンマ判定80以上orゾロ目で知っている
↓1ハルン
↓2ロメリア
↓3カグヤ
↓4桜花



511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:10:41.44 ID:GFWzrzhLo
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:11:40.00 ID:+YHL278no
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:14:03.68 ID:9aQ8rZ/mO
強い(確信)
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:21:49.86 ID:Ti1Fwyxu0
一応4人分コンマいるのかな
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 15:31:08.33 ID:cOvUFJ9T0
ロメリア「覇天丸様!?」


ソフィア「知ってるの?」


ハルン「知ってるも何もイズモの大陸で知らない人はいないってレベルだよ!」


カグヤ「誰だい?」


桜花「カグヤは知らないかもしれないけど…」


ロメリア「覇天丸様はイズモの大陸一の剣豪と呼ばれる方で、イズモでは勇者に近い存在とされている方です」


エメラ「勇者というわけではないのだな?」


ハルン「勇者ではないよ。でも、覇天丸は剣の道を極めるために魔王軍と戦いながら旅をしてるって聞いたことがある」


ハユ「でも、その剣豪がどうして?」


桜花「わかりません…。ですが、これは放っておくわけにはいきません」


ゼフィス「なにがどうなってるんですかー?」


ロメリア「オーク様。覇天丸様の情報を手に入れましょう。イヤな予感がします」


オーク「賛成なんだな。サラさん、今日はこれで。またきっと来るんだな」


サラ「…。かしこまりました。また勇者様方にお会い出来るのを楽しみにしております」


ゼフィス「私もー!」


516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 15:35:18.32 ID:cOvUFJ9T0
〜大都市ベルセルク/酒場〜



ソフィア「情報といえば!」


アイリス「毎度おなじみ…」


マスター「いらっしゃい」


ハユ「マスター。聞きたいことがあるんだ」


マスター「なんだ?」


桜花「覇天丸という名前に聞き覚えはありませんか?」


マスター「覇天丸?」



コンマ判定↓1
01〜70…「あぁ知ってるよ」
71〜90…「知らないなぁ」
91〜00「場所なら知ってるぜ」
ゾロ目「そこにいるぜ」


517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:38:54.35 ID:d9j4jtZB0
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 15:45:03.55 ID:cOvUFJ9T0
マスター「あぁ、知ってるよ」


ハユ「教えてくれ」


マスター「なんでもここ最近強い剣士に試合を申し込んでは怪我をさせてるって話だ。中には剣士人生を絶たれたやつもいるらしい」


ロメリア「そんな…」


ハユ「ありがとう、マスター」


マスター「あいよ」



自由安価↓1他に酒場で聞いておきたいこと、しておきたいこと。


519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:59:58.06 ID:Ti1Fwyxu0
覇天丸と試合をした剣士を知っていたら紹介してもらい、話を聞きに行く
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 16:14:32.28 ID:cOvUFJ9T0
エメラ「そういえばマスター。その覇天丸と戦った剣士の詳細はわからないだろうか?もしよければ詳しい話を聞きたいと思ったのだが」


マスター「あぁ、知ってるぞ。ちょっと待ってな。軽傷のやつがいたはずだからそいつがいる病院を紹介してやる」


エメラ「感謝する」



〜大都市ベルセルク/大病院〜



ハルン「ここか。大病院というだけあってデカイね」


ロメリア「さぁ、行きましょう」


アイリス「病院…嫌い」


ソフィア「手つないで行こっか!」


アイリス「うん」



……


…………


………………


521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 16:27:32.95 ID:cOvUFJ9T0
〜剣士の病室〜


コンコン


剣士「はい」


ロメリア「お邪魔致します」


剣士「どちら様ですか?」


ハユ「勇者御一行さ」


剣士「は?」


ソフィア「えっと…」



……


…………


………………


剣士「なるほど。あの覇天丸のことを…。わかった。俺の知っていることであれば話そう」


エメラ「ありがとう」


剣士「やつは夜、一人で剣を携えている者を狙うと聞いた。だから、俺も腕試しのつもりで同じことをしたのだ。そして、噂通り、やつは現れた」


ハユ「それで?」


剣士「一瞬だった。私が剣を抜いた頃には負けていた。自分の力量を見誤っていたわけではないが、まさかこうも手も足もでないとは思わなかった」


アイリス「そんなに…」


剣士「挑むなら気をつけろ。やつの実力は本物だ。生半可な実力じゃ腕が飛ぶぞ」


ソフィア「ありがとう、剣士さん」


522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 16:36:29.59 ID:cOvUFJ9T0
ロメリア「覇天丸様がそのような辻斬りまがいのことを…信じられません」


ハルン「実際に会ってみないとわからないだろうけど…」


ハユ「オーク…どうする?私が囮になろうか?」


オーク「いや、危険なんだな…。だからここはオラが…」


ソフィア「オークなら大丈夫だとは思うけど…。でも、心配だよ…」


エメラ「ハユ殿もオーク殿も剣の腕は知ってるが敵の実力は未知数…」


カグヤ「さて、どうするか…」



選択安価↓1
1.オークが囮に
2.ハユが囮に



523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 16:41:17.64 ID:q6fclIsQO
1
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 16:57:39.13 ID:cOvUFJ9T0
オーク「ハユを危険な目に合わせるわけにはいかないんだな。ここはオラがいくだ」


ロメリア「それが一番…なのでしょうね。オーク様、気をつけてくださいね」


ソフィア「オーク…。気をつけてね?」


アイリス「パパ…」


オーク「大丈夫なんだな」ナデナデ


ハユ「オーク、頼んだよ」


オーク「任せるんだな」



コンマ判定↓1
01〜20…病院に勤務する秘術師と出会う(キャラ安価)
21〜90…夜へと
91〜00…誤って薬品を誰かがかぶる(エロイベント)
ゾロ目…誤って薬品を被り3Pへ


525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 17:02:27.70 ID:TeCNWFxUO
ぎゃっ
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 18:29:27.47 ID:cOvUFJ9T0
〜深夜〜


大都市ベルセルク。
昼間はあれだけ人々で賑わっていたのにも関わらず
この時間帯ではそれがまるで嘘だったかのように静まり返っている。


オークは剣士の教えてくれた情報通り、剣を携え、一人で夜道を歩いていた。
しかし、誰とも遭遇しない。
話しかけてくる人はおろか、猫一匹遭遇しないのだ。


完全に人気のない場所まで来てしまったようだ。
どうやら広場のような場所らしい。
街灯もなく、月の光だけが辺りを照らしている。


オークは深呼吸を繰り返す。
自分が覇天丸の立場であれば確実にこのタイミングを狙ってくる。
精神を統一し、未だ見ぬ剣豪が現れるのを待った。


1分。

10分。


1時間…?


どれくらいの時間が経ったのだろうか。
覇天丸が現れる気配はない。
まさか、今日は現れないのか?


527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 18:30:17.21 ID:cOvUFJ9T0
そう思った…、その時。


背後で気配を感じた。
鋭利な刃物を突きつけられるような鋭い殺気。


オークはゆっくりと振り返る。
そして、目の前の相手をその両目で捉えた。


黒いローブに身を包んでおり、髪は後ろで縛って、ポニーテールの髪型だった。
しかし、思っていたよりも線はだいぶ細く、腕も包帯でぐるぐる巻きにされてはいたが、だいぶ華奢と言っても過言ではない。
顔も美少年と言っていいほど整っており、女性と見間違うほどに美しかった。
しかし、氷のように無表情で、冷徹な目をしていた。


そして、腰には2本の剣が携えられていた。
つまり、この人物こそが覇天丸であるということは想像に難くなかった。


「お前が…覇天丸だか?」


オークは語りかける。
覇天丸は動かず、こちらをジッと見ているようだった。


「そうだ。私が覇天丸だ。お前は…この街に来た勇者だな?」


透き通る綺麗な声。
そこでオークの疑問は氷解する。
名前から男性だと勘違いしていたが、そうではなかった。
覇天丸は正真正銘の女性だったのだ。


528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 18:31:18.65 ID:cOvUFJ9T0
「そうだよ」


覇天丸はオークの答えを聞くと無表情のまま手を剣に伸ばす。


「そうか。やっと勇者と出逢えたか。今までの苦労が実ったというわけだ」


「何の話なんだな…」


「私は勇者になる。そして魔王を…私自身の手で倒す。だから勇者は私一人で十分。お前は要らない」


その瞬間覇天丸の姿が消えた。
いや、俊足とも呼べるスピードでオークの背後を取ったのだ。














「死ね。勇者」


529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 18:32:19.40 ID:cOvUFJ9T0
普通の人間であれば首を落とされ絶命していたであろう。
しかし…。


ガキィィィン!!


剣と剣のぶつかる音が闇夜にこだまする。
オークは常人とは思えないスピードで反応し、腰にあった剣を抜いたのだ。


「流石は勇者か…。私の一撃必殺を止めるとはな…」


ここで初めて覇天丸は笑みをこぼした。
しかし、それは邪悪な微笑みだった。


「私のこの技を止めたのはお前で二度目だ。光栄に思え」


距離を取りながら覇天丸は黒剣をオークに向けながら挑発的に言い放つ。


「へぇ…。最初に止めたのは誰だったんだな?」


その時、覇天丸の表情がこわばる。


「…。二度目…?なぜだ…?なぜ、二度目なのだ…?私は……。ぐうっ…!?」


その瞬間、覇天丸は頭を抑え苦しみ始める。


「だ、大丈夫だか!?」


オークが心配でかけよろうとすると
覇天丸は叫ぶ。


「来るな!!紛い物の勇者が!!私だ…私が勇者なんだ…!!私が魔王を倒すんだァ!!!」


覇天丸は叫びながらオークへと突進する。
その細腕からは到底想像できないほどの剣撃の重み。
それが何度も何度もオークへと襲いかかる。


キィン!! キィン!!


「くっ!?」


防戦一方のオーク。
だが、覇天丸の攻撃は収まるどころか激しさを増していく。


「ははっ!やはり紛い物の勇者か!防戦一方じゃないか!そのまま死ね!死ね!!死ねぇ!!!」


口汚く罵倒を浴びせる覇天丸。
先程までの美しい顔は醜く、邪悪そのものとなっていた。


530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 18:33:27.46 ID:cOvUFJ9T0
(このままじゃこっちがやられるんだな…!それにしても…2本帯刀してたからてっきり二刀流だと思っただが…)


そう。
覇天丸の腰には2本、刀が差してあった。
しかし、覇天丸は最初に抜いた黒い剣しか使っていない。


(黒…?もしかして…!)


オークの中である閃きが浮かぶ。
一か八かの賭けだが、それに乗らない手はない。


「死ね!死ね!!死ね!!!勇者など死んでしまえ!!!」


覇天丸の剣撃は加速度的に重みをましている。
もう考えている時間はない。


オークは後方にジャンプすると覇天丸と距離を取る。
そしてあろうことか自分の剣をゆっくりと下ろしていく。


「ふん!諦めたか。いいだろう。せめてもの情けだ。苦しまないよう一瞬で殺してやる」


覇天丸は剣を構えるとオークに向かって突進していく。


「終わりだ!!!勇者!!!!」


絶対の勝ちを確信する覇天丸。
これで勇者を倒せば自分が勇者となる。
そう信じて刀を全力で振り下ろす。


















「…。終るのは…そっちなんだな」


531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 18:35:13.70 ID:cOvUFJ9T0
オークはそうつぶやくとまるで雷光の如き早業で覇天丸の黒剣を両手で掴んでいた。


「なっ!?し、白刃取り…だと!!?」


「はあああああっ!!!!」


オークは黒剣を掴んだまま全力で叫ぶ。
そして…。


バキィィィン!!!


「ば…馬鹿な…!私の…剣を…!?」


そう。
オークは白刃取りをしたまま全力で覇天丸の黒剣を叩き割ったのだ。
覇天丸の黒剣は見る影もなく、粉々に砕け散っていた。


「そんな…私の剣が…」


狼狽する覇天丸。
そんなことはありえないとでも言わんばかりに
否定するかのように首を横に振り続ける。
その直後。


「ぐっ!?ぐあぁああぁあああああぁあぁああ!!!!!!!!!」


覇天丸を中心に黒い渦が巻き起こる。
覇天丸から苦痛を感じさせる叫び声が轟く。


「思った通りなんだな!あの黒い剣が元凶だったんだな!そしてこれを!」


オークはそう言うと懐にしまっておいた快復草を取り出し、黒い渦へと突っ込む。
そして傷を負いながらも覇天丸を捕まえる。


「ぐあぁああぁあああああぁあぁああ!!!!!!ああぁぁああぁあああぁあ!!!!!!!!!」


(効いてくれ!!!)


オークはそう願うと快復草を覇天丸の口へと放り込む。
その瞬間、覇天丸とオークの周りに出来た黒い渦はその勢いを失い、消滅した。




532 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 18:36:14.81 ID:cOvUFJ9T0
「やっただ…」


オークはそうこぼすと気を失った覇天丸を抱き抱えながら
その場にしゃがみこんだ。


オークが覗き込むと覇天丸の表情は最初会った頃とは別人のように晴れ渡っており
すやすやと眠っていた。


(よかっただ…。この子に怪我をさせずに…なんとかなっただな)


そう思った瞬間、戦闘の疲労からか
オークにも睡魔が襲ってきた。
そして運良く、遠くの方で仲間たちの声が聞こえ来る。


(あっ。でも、この状況どうするだ…)


覇天丸の衣服は先の黒い渦のせいで完全に破けており、
その整った乳房や、女性器が完全に露出していたのだ。


(これは…寝る前に弁解しなきゃならないだな…)


オークはそう決意し、今度は睡魔との戦いに専念することにしたのだった。



533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/13(日) 18:40:30.65 ID:cOvUFJ9T0
ちょっとこれから用事なので急ぎ足になりましたが覇天丸戦終了です。
もっと描写とか増やしたいけど私にはこれが限界です…。

次回更新はちょっと先になります。
おそらく16日あたりになるかと思います。
見ることは出来るので感想とか指摘点とかあればどんどんお願いします。

今日そういえばエロなかったな…。
ベルセルクでのイベントが終わればいっぱい出来るとは思うのですが。

それでは早いですが今日はこれまで。
ありがとうございました。
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 23:45:24.57 ID:nLMr+Z3UO
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 00:50:41.68 ID:vrTKLZiNO
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 02:43:23.37 ID:OSSudVsr0
おつおつ
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 22:41:53.48 ID:WUq1dPGYo
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/16(水) 23:21:31.56 ID:BWjhf9koO


❤︎
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 13:47:37.15 ID:tRILDJ710
〜翌日〜



オーク「というわけなんだな」


ロメリア「なるほど…。やはり、妖刀に操られていたのですね」


カグヤ「快復草は洗脳系も一発で治す薬草だからね。持ってきておいて正解だったね」


桜花「覇天丸さんは?」


ハユ「まだ寝てるよ」


ハルン「まぁ、起きるまでは待つしかないか」


エメラ「ですが、これであの貴族への影響はなくなったのではないでしょうか?」


ソフィア「行ってみてもいいかもね!」


アイリス「どうするの?パパ」



自由安価↓1ベルセルクで行いたいこと(クエスト、散策、デートなど)



540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 14:02:58.45 ID:BBAdW1ysO
貴族のところに行って、元に戻ったか確認してみよう
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 14:50:31.70 ID:tRILDJ710
〜貴族邸〜


サラ「勇者様!」


オーク「サラさん!あれからどうなっただか?」


サラ「ええ!昨日の夜、ご主人様のお部屋から叫び声が聞こえたので駆けつけたのですが…目を覚ましたご主人様は…元のお優しい…ご主人様に…」グスッ


ハユ「よかったじゃないか!」


サラ「ご主人様が勇者様が訪れたらお連れするよう仰せつかっております。どうぞ、こちらへ」


オーク「わかったんだな」



……


…………


………………


542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 14:51:21.98 ID:tRILDJ710
主人「おー!これは勇者殿!先日は大変なご無礼…まことに申し訳ありません」


オーク「いやいや、全然気にしてないんだな」


主人「サラも改めてすまない。私がおかしかった間、苦労をかけた」


サラ「いえ。昨日、その謝罪は耳にタコができるほど聞いております」


主人「ははっ。それで、勇者殿。昨日の件ですが、どうぞ持っていってください」


ハユ「それは?」


主人「アマツの涙と呼ばれる宝石です。これを売れば魔法の家は3個くらい買えるかと思います」


オーク「ええっ!?そ、そんなもの受け取れないだよ…」


主人「いえ、いいのです。どうせ、私が持っていても鑑賞するくらいしか意味がありません。でしたら、勇者様の助けになればこの宝石も本望でしょう」


ロメリア「オーク様。この方のご厚意、受け取っておきましょう」


オーク「……。わかっただ。ありがたくいただくだよ」


主人「それと、魔法の家を購入されるのであればメイドは必須です。もしよければこのサラと新米のゼフィスを連れてっ行ってやってくれませんか?」


オーク「ええっ!?」


ハルン「二人は了承してるのか?」


サラ「勇者様の家のお世話が出来るなどこれ以上ない誉れです。ぜひ、ご同行させてください」


主人「ゼフィスも同じようなことを言っていました。どうでしょうか?」


カグヤ「身の回りの世話をしてくれる人は確かに必要だからねぇ。甘えちゃいなよ」


オーク「うーん…わかっただ。これからよろしく頼むだよ」


サラ「ありがとうございます」


主人「メイドは今はサラとゼフィスの二人しかいないかもしれませんが、メイド長合わせて5人いれば安心でしょう。メイド斡旋所などで集めるといいかと思います」


ソフィア「なにからなにまでありがとうございます!」


主人「いえ。勇者殿の行先に幸あらんことを…」



543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 14:52:47.65 ID:tRILDJ710
〜魔術屋〜


店主「お、来たねぇ?」


オーク「魔法の家をお願いするだ」


店主「あいよ、毎度あり!」


サラ「魔法の家の説明をしましょうか?勇者様」


オーク「お願いするだ」
サラ「まず、部屋は無限に作れます。寝室はもちろん、大浴場、遊技場、宝物庫、食堂、地下室など、様々な空間を生み出すことが可能です」


ハユ「すげ〜」


ハルン「家というよりは城みたいなのをイメージするといいよ」


サラ「さらに、プール、庭、菜園など、多種多様な場所やモノも望めば生み出せます。と言っても持ち運びはできませんが」


ソフィア「なんでもありだね」


サラ「お部屋の模様替えも念じればその通りになります」


ハユ「ま、これでHのバリエーションが増えたってわけだね」


オーク「」ブフゥ


桜花「ハユさん///!?な、なにを///」


エメラ「とりあえず、なんでもありだということはわかりました」


サラ「説明は以上です。また何かわからないことがありましたら聞いてください、勇者様」


オーク「ありがとだ、サラ」


サラ「それと皆様、これを」


アイリス「これは…、鈴?」チリーン


サラ「はい。メイドに何か申し付けたいことがあればいつでもその鈴を鳴らしてください」


ハユ「よっしゃ!それじゃあ魔法の家も買えたし、早速パーティーの編成しますか!」


アイリス「誰を連れていくの?パパ」



選択安価↓1〜5※行動をともにするキャラ
1.ソフィア
2.アイリス
3.ハユ
4.エメラ
5.ハルン
6.ロメリア
7.カグヤ
8.桜花
9.サラ
10.ゼフィス


544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 14:55:19.05 ID:BfEVaeW/o
8
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 14:57:02.25 ID:avo2dZ2J0
1.ソフィア
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 15:03:48.12 ID:htRFP8kOO
9
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 15:07:24.01 ID:I9Mh0IDBO
2
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 15:24:18.03 ID:FJoi29REO
5
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 15:28:11.04 ID:tRILDJ710
〜オークの家〜



オーク「これが魔法の家だか…」


ソフィア「すごいよね…あんなミニュチュアサイズなのに…」


アイリス「扉を叩いただけで…吸い込まれた…」


ハルン「しかもこんなおっきいんだね…」


桜花「見てください!プールがありますよ!プール!」


カグヤ「ふぅん…本当に念じたら菜園ができたねぇ…。これで薬草採取も捗りそうだ」


ロメリア「それにしても…噂では聞いていましたが…ここまでとは…」


ハユ「さてと!そいじゃあ、各部屋割当もしたし」


ソフィア「パーティー編成もしたし!」


アイリス「行こう…!」


550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 15:28:58.79 ID:tRILDJ710
〜大都市ベルセルク〜



オーク「門を出たら元の場所に戻ったんだな…」


ソフィア「これ、本当にすごいね〜」


桜花「それでは、オークさん!これからどうしますか?妖刀のことや、魔王の情報…」


サラ「新しいメイドを集めるのもいいかもしれません」


アイリス「騎士団の詰所もあるし…酒場で出会いがあるかも…」


ハルン「色んなことができそうだね」



自由安価↓1(クエスト、散策、デートなど)


551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 15:36:18.15 ID:avo2dZ2J0
謎の武器商人の行方を追うために酒場に行って情報を集める
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 15:50:29.66 ID:tRILDJ710
〜大都市ベルセルク/酒場〜



マスター「お、いらっしゃい」


オーク「どうもなんだな」


マスター「また、聞きたいことかい?」


ハルン「ええ。ここ最近この街を出入りしている武器商人に心当たりはないかしら?」


マスター「ん?そいつのところで買い物でもするのかい?この街には有名な装備屋はたくさんあるが…」


桜花「お願いします」


マスター「ふぅむ…」



コンマ判定↓1
01〜70…「噂だと…」
71〜90…「いや、知らないなぁ…」
91〜00…「場所を知ってるぞ」
ゾロ目…???


553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 16:00:53.06 ID:BfEVaeW/o
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 16:11:03.12 ID:tRILDJ710
マスター「この街にそういった武器商人はいないが…噂だと、最近、聖ブリュンヒルデ王国に武器商人が頻繁に出入りしているらしい。あそこは宗教国家だからな。嫌でも目につく」


ハルン「でもあそこが聖騎士団の総本山じゃなかったっけ?それなら武器商人くらい…」


マスター「現聖ブリュンヒルデ王国の姫君は非武装、非戦闘を心がけてるらしいからな…。祈っていれば魔王も消えると心のそこから信じているんだ」


サラ「脳内お花畑ですね」


ソフィア「さ、サラさん、いいすぎ!」


サラ「失礼しました。つい本音が」


マスター「そのせいか聖ブリュンヒルデ王国内じゃ国民の反乱、聖騎士団の鎮圧…。その繰り返しだ」


桜花「荒れていますね…」


マスター「あぁ…」


オーク「ありがとだ」



自由安価↓1他に酒場でしておきたいこと


555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 16:20:02.16 ID:vENP547d0
聖ブリュンヒルデ王国と聖騎士団の情報収集
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 16:37:15.69 ID:tRILDJ710
ソフィア「もしよければ聖ブリュンヒルデ王国と聖騎士団についてもう少し話を聞かせてくれませんか?」


マスター「あぁ、いいぞ。聖ブリュンヒルデ王国はこの大陸最大の宗教国家だ。信仰神はアマテラスの一神教」


マスター「魔王が生まれた時に聖騎士団を独自に発足。当時の勇者の手助けをしたとされている。今でもそれは変わらない」


アイリス「それじゃあ…、聖騎士団の人は…勇者のサポートがお役目?」


マスター「まぁ、そう言って差し支えない。卓越した剣技と秘術を使う戦闘のエキスパートだ。と言っても、今は国外に出ての魔物討伐は禁止されてるから、宝の持ち腐れだがな」


ハルン「どうして?戦闘のエキスパートなら、雑魚を倒すくらいわけないんじゃ…」


マスター「さっきも言ったが、現聖ブリュンヒルデ王国の姫君は戦いが嫌いなんだ。すべてを信仰と話し合いで解決できると信じて疑わないんだ」


サラ「やっぱり脳内お花畑ですね」


ソフィア「うーん…否定できない…」


マスター「ただな。これは噂なんだが…」


桜花「なんですか?」


マスター「姫君の両親はすでに崩御されてるんだが、血縁者に叔母がいてな。そいつが魔族に操られてるんじゃないかって話だ」


オーク「それはただ事じゃないんだな」


マスター「確証もない噂だがな。だが、歴代でもその聡明さが光るあの姫君が、こんな馬鹿なことをするわけないからな…。そういう噂が広まるのもおかしくない」


ソフィア「ちなみに、そのお姫様の名前は?」



キャラ安価↓1聖ブリュンヒルデ王国の姫
・名前(日本名は不可)
・年齢
・職業
・容姿(髪の色とか体型とか)
・他に付け足しておきたい設定があれば。ただし踏襲しない可能性もある


557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/17(木) 16:43:18.55 ID:BfEVaeW/o
・名前 カタリナ
・年齢 20
・職業 姫
・容姿 金色の流れるような長い髪、身長163cm。羨むような美貌とプロポーション。
・その他 姫にして法術と槍術のエキスパート。政治や経済、礼儀作法にも明るく理知的で、極端な非戦主義を除けば理想的な姫とされている。
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 16:55:16.07 ID:tRILDJ710
〜聖ブリュンヒルデ王国/カタリナの部屋〜



カタリナ「はぁ…」


メイド「いかがなさいましたか?お嬢様」


カタリナ「いえ…。本当にこんなことで…魔王がいなくなるのか…すこし不安になってしまって…。争いをせずに、皆が幸せになってくれるのなら…それに越したことはないのですが…」


メイド「お嬢様…」


カタリナ「ごめんなさい。あなたにこんなことを言っても仕方ないのにね…」


メイド「いえ…」


カタリナ(叔母様は言った…。私がアマテラス像の前で祈っていれば、アマテラス様が現れ、魔王を倒してくださると…。ですが…その間私はここから一歩も外を出ることができない)


カタリナ(そのせいか、今、政治は叔母様に任せっきり。叔母様は大丈夫と言っているけれど…)


カタリナ「国民が心配です…。アマテラス様…。早く…どうか早く、そのお姿を現してくださいませ……」ギュッ


メイド(お嬢様…)



……


…………


………………


559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 16:57:18.47 ID:tRILDJ710
〜大都市ベルセルク〜



オーク「情報はいい感じで手に入ったんだな」


桜花「今日はもう少し動けそうですね!」


ソフィア「オーク、どうする?」



自由安価↓1なにかしておきたいこと


560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 17:08:47.74 ID:ANW3EmM5O
ゼフィスとサラとの親交を深めようではないか
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