アライさんのちょっと酷いのだ劇場

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62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 08:10:00.36 ID:7YxH3SLA0
雑雑アンド雑
小学生みたい

あとグリセリンは引火性物質だがダイナマイトに使うのはニトログリセリンで別物だぞ、どっちも甘いけど
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 09:00:59.23 ID:Pi/wNsyuo
>>61
でも他のスレに直接人間側にひどい目にあってほしいとか書き込んでたじゃん
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 09:30:30.57 ID:SB51fgVq0
>>62
ニトログリセリンでしたね…

>>63
アラ虐SSのことそんなに理解してなくて
アライさんが人様に反撃する展開を
希望しちゃったのはスレの趣旨を
無視したかきこみだったので反省してます

リバはありえないんですねこの手のジャンル
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 09:34:39.01 ID:6rq4qki/o
>>64
別にいいのでは?
好きなように書いてくれればいいと思います
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 09:38:00.44 ID:SB51fgVq0
>>65
ここでやるには良いのですが
他所様のSSで空気読まない
書き込みしちゃったなあと

アラ鍋作ってきます
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 21:01:15.74 ID:R64/v9km0
熱湯拷問かな?
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 22:36:02.12 ID:Y7EsK6y0O
>>64

他のスレだと大体はアライさんが害を出しているので、人間が反撃している展開だとと思うんだが。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/17(木) 22:37:14.70 ID:1DzbkCru0
かしこいアライさん

アライさんは森で毒味をしていた、毒性のある食べ物は粘膜を通して感じるので
一番薄い粘膜である唇で今日の食材を吟味していた。

何か異常があれば唇に異変があるのだ。

アライさん「この食べ物は安全なのだ…」

ヒトから盗んだ食べ物や森で採取したキノコなどを一つ一つ調べていく。

アライさん「最近はアライさんたちを一方的に悪者扱いするのだ、アライさんが可哀想なのだ」

と愚痴りながら自分の子供達が待つ住処へと戻るアライさん、しかし。

アライさん「も、燃えているのだ…一体誰がこんなひどいことを…」

誰かがアライさんたちのすみかである廃墟に火をつけたのだ。
ぱっと見回しても子どもたちが避難した形跡はない。

アライさん「チビ達を助けないといけないのだ!」

アライさんは水をためていた桶からバケツで水をすくい、それをかぶった。

アライさん「これでひとまず安心なのだ。」

水は酸素と水素で出来ている、燃え盛る住処の中に入るためにはそれが重要なのだ。

アライさん「待っていろチビ達!」

燃え盛るすみかに侵入するアライさん、本来ならば酸欠で死ぬはずなのだが
アライさんの体位含んだ水分が蒸発して酸素と水素に別れ酸素ボンベの役割を果たしたのだ。

アライさん「確かチビ達はここに…」

のだーのだーと普段はベッド代わりにしている毛布から声がする。

アライさん「無事だったのかチビ達!」

チビ達はとっさに毛布の中に避難して、熱と酸素不足から逃れたのだ。

アライさん「しかし、炎が大分回ったから戻れないのだ…」

アライさんは一つの決断をした。

アライさん「ちびたちを窓から投げ捨てようその後アライさんが飛び降りれば良いのだ!」

チビ達は体重が軽いからこの高さからでもゆっくり落ちるはず、その後重いアライさんが先に落ちて
チビ達を受け止めれば良いのだ。

アライさん「とりゃー!」

チビ達を二階から放り投げるアライさん。
軽いチビ達はふわふわと落ち始める。

アライさん「アライさんも飛び降りるのだ!」

チビ達より重いアライさんは二階から飛び降りるとチビ達より先に着地する。
そして、チビ達を全員吸湿することに成功したのだ。

アライさん「チビ達が無事で助かったのだ…でもおうちがなくなったのだ…」

続く…?
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/17(木) 22:48:46.78 ID:1DzbkCru0
>>68
アライさんは悪いことしてないのに
駆除や虐待してくる人間にたいして反撃って意味で

人間からしたら被害を及ぼすアライさんに反撃してるんすけどね
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 22:49:39.37 ID:+vpyoVN90
色々ツッコミどころ満載だけどフレンズだからなんやかんあって先に落ちれた思うことにしておく
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 22:57:34.24 ID:YKLJP4L00
ガソリンを消毒になると思ってぶっかけるとか、ガキが片腕が吹き飛ぶ改造エアガンを普通に所持してるとか、ただ俺とアライさんを入れ替えただけの>>54とか、ふわふわと落ちるちびとか意味不明にも程があるんだが・・・
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 23:03:16.06 ID:Eg2tRJAmo
重いほうが先に落ちる理論の元ネタはキン肉マンだっけ?
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 23:21:51.38 ID:7YxH3SLA0
夏休みの小学生が書いてるんだろ、突っ込まないで差し上げろ
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 06:16:22.45 ID:3nBhxNiBo
サンドスターは物理も科学もすっ飛ばした超理論を成立させるんだろ多分
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/18(金) 07:21:55.28 ID:x9//uvW70
かしこいアライさん2

悪い人間に住処を燃やされ
住むところを失ったアライさん達。

ここに居ては人間がやってくると思い
別の森へと移る。

アライさん「もう、お昼なのだ…」

夜行性のアライさんたちの就寝の時間だ。

アライさん「今日はここで野宿するしかないのだ…チビ達は危険だからここで寝るのだ。」

ブリブリブリブリ

突然、脱糞しだすアライゴミ。

アライさん「フルルの子供はうんちのお部屋に住んでるらしいから、チビ達もここに潜り込むのだ。」

フンボルトペンギンの巣はグアノと言って、
それが糞で出来ていることを知っているアライさんは自分の糞で即席のグアノを作り出したのだ。

アライさんの糞の中に潜り込む子どもたち。

アライさん「これでチビ達は安心なのだ、あとはアライさんの安全を確保なのだ。」

ジョボボボボボ

自分たちの周りに小便を撒き散らすアライバエ。

アライさん「これで他のけものは寄ってこないのだアライさんは天才なのだ!」

アライさんは尿の臭いが動物よけになることを知っていたのだ!

アライさん「夜になったらチビ達と新しい住処を探しに行くのだすやすや…」

その頃、焼け崩れたアライさんたちの元住居では

ハンター「アライさんたちの死骸がねえ、仕掛けた毒餌も食べた様子がないしこいつは逃げたな…」

続く?

※危険な毒餌は他のアライさんたちがきれいに食べました。
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/18(金) 08:30:56.41 ID:x9//uvW70
かしこいアライさんも後々酷い目にあうのでお待ち下さい
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 08:46:56.19 ID:sATSJuUjO
民明書房的なうんちく混ぜるスタイル、個人的には嫌いじゃないぜ
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 09:36:19.89 ID:GPI5r10Ho
>>1の頭や文章が)ちょっと酷いのだ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 00:44:11.85 ID:xrFmOyAg0
ひどい目にあわせてやってください!
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 02:40:58.91 ID:KWbjBYmQO
そこは人間とアライさんとの壮絶な頭脳学合戦やろ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 11:48:22.50 ID:22rv66bq0
展開が思いつかないからウンチするのだ
ウンチしたのだー
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/19(土) 17:23:24.71 ID:22rv66bq0
かしこいアライさん3?

ハンター「アライさんはもうどこかの森に逃げてるだろうな、…」

???「こんなところで人間どうした?」

ボロボロの服に熊の手がついた武器を持った、
耳と尻尾を持つ女性…アニマルガール。
装いからおそらくクマのフレンズがハンターに話しかけてきた。

ハンター「あ、クマのフレンズさんだね?ちょうどよかった、俺と一緒にアライグマ退治に付き合ってくれないか?」

クマ?「アライグマ?何か悪さをしたのか?」

ハンター「ああ、アイツらは畑を荒らしたり家畜を食ったり、民家を糞まみれにしたり、更にフレンズのくせに繁殖もするって厄介なやつさ」

クマ?「ふーん、厄介なやつね…」

ジトっとした目でハンターを見つめるフレンズ。 

ハンター「なあ、頼むよ。クマのあんたがいてくれたら安心できる!」

クマ?「アライグマね…そろそろオレも遊び相手が欲しかったし、腹も減ってきた頃なんだ」

ハンター「じゃ、じゃあ……ッ…!」

クマ?「じゃあ、またな!」

ザクッ

ハンターの体が突然、横に裂かれる。
この世界へのお別れを言う前に彼の体は分断され肉塊となった。

確認のため、もう一度呟いた。

クマ?「アライグマね…オレ、エゾヒグマことウェンカムイにオマカセなのだってか、アイツラも人間だしな!」

モチャ…

裂いたハンターの肉片を噛りつく。

そう、このフレンズは人喰い熊がフレンズ化した珍しいケース。

エゾヒグマのウェンカムイ

カムイ「人も食い飽きたし次はアライグマのフレンズがいいかもな…」

次の標的に向かって歩みをすすめる。

ー一方その頃

???「おい、この辺りで人食い熊のフレンズが出たって本当か!」

頭頂部が白髪のマントを纏ったフレンズが問尋ねる。

???「そうか、ここのちほーの危機だな私が止めなきゃな!!」

といい、駆け足でその場を去っていく。

で、その頃アライさん達は。

ウンコまみれの子どもたちを川で洗い流して、次の住処について考えていた。

アライさん「うーん、寝るところがなければアライさんの危機なのだー!」

まだ、喋れることもできない子どもたちもアライさんを見つめてうるうる涙ぐんでいた。

つづく?
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/19(土) 17:24:01.71 ID:22rv66bq0
いっそのことやりたいはなしをやります
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 17:30:19.12 ID:cTk4pcERo
確かにのびのび書いてる感が出てきた
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 20:11:43.34 ID:gvmuL1NX0
面白いぞ
応援してる
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/19(土) 22:08:49.31 ID:+o2RNY/v0
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88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/19(土) 22:10:52.70 ID:+o2RNY/v0
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89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/19(土) 22:11:50.58 ID:+o2RNY/v0
●かしこいアライさん4と人喰いグマ

ーアライさんたちの住処が放火される少し前ー

ハンター「アライさん達は危険なフレンズらしいから燃やしとかないとな…」

アライさんの住処である廃墟の前でつぶやくハンター。

他所のちほーで農作物や家畜を荒らすアライさんたちを駆除するために森に送り込まれたハンター達がすべて惨殺死体で発見されたというニュースを見た
ハンターはこりゃまずいと思い、灯油を持ってアライさんの住処を燃やそうと決意したのだ。

ハンター「住処は燃やしたしあとはアライさんが食べそうな毒餌を撒けば完璧か」

ハンター「帰ってモンハンでもしよう」

ハンターはハンターでもそっちハンターの普通の一般人だった。

ーそして、エゾヒグマことウェンカムイのフレンズがハンターを殺した時間帯に戻るー

カムイ「やっぱし、大人の人間はまずいな…内臓は汚くてまともに食えないし、顔の皮も脂自体が汚いから旨くねぇ」

と言いつつちぎった足を齧りながら、アライさんたちを探すエゾヒグマことウェンカムイ。

さっきのハンター惨殺事件はウェンカムイが起こした事である。

カムイ「しまったな、さっきの人間食べる前にもうちょっと話を聞くべきだった」

オレの悪い癖だなと少し後悔をしていると…
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/19(土) 22:12:25.98 ID:+o2RNY/v0
雑魚アライさん「珍しいクマのフレンズなのだ、なんだか美味しそーなもの食べてるのだアライさんも欲しいのだ!」

ハンターの足を欲しがる雑魚のアライさんがやってきた。

カムイ「お?こいつが欲しいのか?」

雑魚アライさん「なんだか、いい匂いがするのだ、その食べ物わけてほしいのだ!」

多分、こいつがアライグマだろうよし殺すかと思ったが少し思いとどまって。

カムイ「そうかこいつが欲しいか?じゃあ、オレの質問に答えてくれるかな?」

雑魚アライさん「シツモンってなんだ?」

思った以上にアホだったが無視して。

カムイ「お前以外に仲間はいるか?」

雑魚アライさん「いないのだここにはアライさん一人だけなのだ、でもおうち燃やされたバカなアライさんが向かっていった森には他のアライさんたちがたくさんいるのだ!」

なる程、そこに行けばいいのかと思ったウェンカムイは…

カムイ「わかったよ、ありがとう」

雑魚アライさん「それほしいのだ、アライさんもウマウマしたいのだ!」コスリコスリ

カムイ「ほらよ、分けてやる」

ハンターの臭くて食べれない足先を千切り雑魚アライさんに渡そうとする。

雑魚アライさん「やった、もらったのだ!」

千切った足先ではなく、残った大きい足の方を奪い取りササッとその場を立ち去ろうとする雑魚アライさんだが、しかし。

カムイ「おい、それはオレの分だ」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/19(土) 22:13:04.05 ID:+o2RNY/v0
ガシッと
雑魚アライさんの頭を鷲掴みにする。

アライさん「痛いのだはなすのだ!アライさんが可哀想なのだ!」

カムイ「味見するか」

もう片方の手で雑魚アライさんの鼻をつかみブチッと千切りとる。

雑魚アライさん「いぎぃあっ、な、なにずるのぶぁ!」

鼻腔と口腔が一気に血で満たされまともに発音できない雑魚アライさん。
あまりの激痛に振り解こうとするも爪が頭に食い込んでいて離れない。

カムイ「モグモグ…悪くは無いな次はここだな」

ぶちィッと今度は片耳を引きちぎる。
そして、味を確かめる。

雑魚アライさん「ばるぁあちざんのぎぎなのだあだっ!」

逃げられないのなら爪で反撃を試みるも腕を掴まれて食べられてしまう。

カムイ「なるほど、フレンズは人間と違って毛皮ごと食べられるんだな。」

と言いつつ、頭を掴んだまま肩にかぶりつく。

雑魚アライさん「あば…あばば…ひぼぉいのだ…」

なぜ、同じフレンズに食い殺されなければならないと思う雑魚アライさんだが。

パキッ、ぺろぺろ… 

カムイ「頭のミソは薄くてうまくねえな…カスカスだし」

それを主張する間もなく頭を割られ息絶えてしまった。

カムイ「うむアライグマ、思ったより悪くないな。あそこの森に沢山いるなら当分退屈しなくて済みそうだ…」

エゾヒグマことウェンカムイのフレンズはアライさんたちがいる森へと向かっていった。

つづく
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/19(土) 22:15:58.13 ID:+o2RNY/v0
一応オチは考えてますし、アライさんは死にますけど
途中で飽きてスナイパーが全員撃ち倒したらごめんなさい。

あと、路線変えたのでやろうと思ってたボツネタ。
アライさん「この腐ったみかんを食べるのだ!ペニシリンとかいうお薬の原料だから絶対に効くのだ!」
怪我アライさん「うう、助かったのだ…」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 22:34:11.50 ID:p90dvFzN0
エゾヒグマのフレンズって、あのアイドルの追っかけみたいな格好した奴だよね?
それが襲って人を喰うとか、アライさんよりもタチが悪い害獣フレンズじゃん
最終的にエゾヒグマのフレンズはハンターに射殺されるオチなのだろうか?
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 23:08:29.72 ID:gvmuL1NX0
ヒグマさんはあんなに賢く強く優しいのにエゾヒグマときたら
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/20(日) 03:28:38.80 ID:RKDjz0hv0
●かしこいアライさん4.5とチビ達

川で泥や汚れを落として新しい住処について考えるアライさんと不安で涙ぐむあるチビ達。

チビアライ「うう…おねんねできないとアライちゃんかわいそうなのだ!」プルプル

アライさん「オマエ喋れるようになったのか!」

突然喋りだす自分の子供に驚くアライさん。

チビアライ「まんまーはやくおうちさがすのだー!」

チビアライさんが次々と喋りだす。

アライさん「チビたち…アライさんは嬉しいのだ…」ウルウル

害獣フレンズであるアライさんの一番恐ろしいところは繁殖力と成長速度である。
生まれて数日で喋って会話ができるどころか小学生レベルの知能を持ち始めるのだ…
親であるアライさんも誕生して2年も経っていない個体である。

チビ達も1年後には新しい害獣を何匹も生み出す個体に成長するのだ!!!

アライさん「ア、アライさんはチビ達の成長に感動して踊りたくなるのだ。」コスリコスリ

アライさんは嬉しさのあまりに人を馬鹿にしたようなニヤけた顔で
ハエのように手を擦り合わせながら尻をフリフリ振った。

これがアライさんの喜びのダンス「ハエガ○ジムーブ」である。

近くに人間がいたらあまりのウザさにイラつき蹴り飛ばしているであろう。

チビアライさんたち「ううう〜アライちゃんもやるのだー!」コスリコスリ

コスリコスリコスリコスリコスコスコスとチビ達も踊りだす。

アライさん「アライさんはかしこいので文化的行動をとるのだ!」コスリコスリ

ウザいだけである。

アライさん&チビアライ「ふはははーてんかのとるのだー!」

新しい住処のことはいったん忘れて気持ち悪いダンスを続けるアライさんたちであった。



…一方その頃

マントを羽織ったフレンズは…

???「ひでえ…これをあの人食いグマが…」

アライさんの住処だった場所でハンターと雑魚アライさんの死骸を見てつぶやく。

???「アタシが早くやっつけないと、被害が広まる一方だ!うおおおおおおおおっ!!」

ウェンカムイを止めるべくマントを羽織ったフレンズは走り出した。


つづく

96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 03:32:55.31 ID:RKDjz0hv0
実はSSどころか文章自体普段ほとんど書かないので
小学生が夏休みに書いてるんだなぐらいの目で見ていただければ幸いです。

ちなみにかしこいアライさんに出てくるフレンズは全員公式のキャラとは違う別個体です。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 11:41:42.93 ID:nA/jatbn0
アラ虐を続けてくれるなら、全然問題ないですよ。
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/20(日) 20:02:47.69 ID:qQsuwvFM0
●かしこいアライさん改め、アライさんと人喰いグマ

アライさん「はぁ、やっぱり穴ぐらが1番落ち着くのだ―」

チビアライ「あたらしいおうちなのだー」キャッキャッ

アライさんたちは森で洞穴を見つけ、そこを新しい住処にしたのだった。

チビアライ「ためふんすゆのだー」ボトボトボト
チビアライ「んんんーー」ブリブリブリ
アライさん「アライさんも出すのだ―!」ブリリリリボトトトッブビッ

新しい住処で早速脱糞しだす、ウンコグマ達


ガサッ…

???「あ、あの、私のおウチで一体…何を…」

アライさんたちの新しい住処にセーラー服を着たフレンズ?が入ってきた。

アライさん「オマエなんなのだ、ここはアライさんたちの住処なのだ!」

???「ち、ちがうよそこは私、タヌキのおうちだよ…?」

アライさんたちが新しい住処にした洞穴はタヌキちゃんの住処だったのだ。

タヌキ「だから、そこでウンチとかしないで欲しい…かな」

アライさん「違うのだここはアライさん達が先に見つけたのだ、だからアライさん達のおウチなのだ!」

タヌキ「ええ〜…違うよ、私のおうちだよ…だから出ていって」

アライさん「ああ?ここがオマエのウチだって証拠はあるのか?」

チビアライ「あるのかー!ぷんすかー!」プンスカプンスカ

相手を威嚇するように足踏みをするアライさん達。

タヌキ「ひっ、そ、それは…」

恥ずかしそうにタヌキちゃんが小声で…

タヌキ「そ、外に私のトイレがあったでしょ…」

タヌキちゃんはため糞といって同じ場所で用を足す習性がある。
アライさんたちもため糞をするが糞を積み上げるタヌキと違い撒き散らすので汚い。

アライさん「あ―?そんなものどこにもなかったのだ。ウソをついてるんじゃないのか?」
チビアライ「このうそつきー!」ピョコピョコ

タヌキ「ウソなんてついてないもん!ほら、外を出て右側の木に…ア、アレ?」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/20(日) 20:04:12.76 ID:qQsuwvFM0
トイレとして使っていた木の根元にあるタヌキちゃんのため糞がなくなっていた。

タヌキ「え、え…沢山積もってたのに…な、ないよぉ私のウンチないよぉ…」ブルブル

タヌキちゃんが毎日積み上げてきた、ため糞が綺麗サッパリ全部なくなっている。

アライさん「ほら、オマエのウンチなんてないじゃないか。オマエはアライさんから住処を奪おうとしてウソをついてだけなのだ!」
チビアライ「このうそつきー!!」ピョコピョコ

タヌキ「だ、誰かが私のトイレを…」

アライさん「はぁ?証拠はあるのか?ウソつきは泥棒の始まりなのだ!」

泥棒はアライさんの方である、タヌキの習性を知っていたアライさんはため糞を全部片付けてしまったのである。

タヌキ「でもここは私のおウチ…」

アライさん「お前はひどいのだ…アライさんたち家族を住処を奪うヤバンなやつなのだ」

カワイイタヌキちゃんをさらに追い詰めるようなことを言うアライさん

チビアライ「うそつきはでてけーどろぼー」ピョコピョコ

タヌキ「うわあああん、ツライよおおお!」トテトテトテ

反論することができないタヌキちゃんはアライさんたちの前から逃げ出した。

アライさん「アライさんは賢いのだ!新しい住処ゲットなのだ―フハハハハ―!!」

チビアライ「ろんぱしたのだー」キャッキャッ

ただのゴリ押しである。

チビアライ「おかあしゃんはすごいのだー」ヤンヤヤンヤ
チビアライ「あたらしいおうちすきすきなのだー!」コスリコスリ

普通のアライさんはこんな回りくどい真似はせず勝手に棲みつくだけなのだがこのアライさんはどこか違っていた…
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/20(日) 20:12:55.68 ID:qQsuwvFM0
−場面は変わりアライさん達を捕食しに森に入ったウェンカムイ。

カムイ「さて、アライさん達はどこにいるのかなと」

あたりを見回すウェンカムイ

???「ゴシゴシ、おててを洗うのだ―!」コスリコスリ

手を擦り合わせて汚い垢を延々出し続けるアライさんがいた。

手アライさん「手をいくらこすってもきれいにならないのだ―!」コスリコスリ

本来、アライグマのフレンズが手を擦るとフレンズの技で治癒力がある水が出てくるのだが
この個体は体を構成するけものプラズムがバグって垢が無限に出て来る能力になっていた。

カムイ「お、アライさんはっけーん」

手アライさんは擦ることに夢中で大柄のウェンカムイが近づいていることに気づかない。

カムイ「小腹ちょっと空いたからな…」

ヒョイッとアライさんの頭を掴み。

手アライさん「な、なんなのだ?!」

カムイ「何してるのかな?」

手アライさん「手を擦っておててをキレイにしているのだ!いきなりオマエは失礼なのだアライさんが可哀想なのだ!」

カムイ「出てからボロボロ垢を出してると…気持ち悪いなこいつ」

手アライさん「気持ち悪いとは失礼なのだ、アライさんはきれい好きなのだ!」

カムイ「手は食えないなコイツは」

手アライさん「えっ?…うぎっ」

ウェンカムイはボキンッと手アライさんのクビを簡単にへし折りブチッとクビをもぎ取る。
ビクンッビクンッ…ジョロロロジョボボホ手アライさんの筋肉が痙攣し糞尿を垂れ流す。

カムイ「んぐっんぐっ…もぐもぐ」

血をすすり、肉に食らいつくウェンカムイ。

カムイ「やっぱ、小さいやつは食べやすいな♪」

人喰いエゾヒグマのフレンズことウェンカムイにとってアライさんはお菓子や果物のように手軽に食べれる食料でしかなかった。

カムイ「よし、次に行くか。おもちゃになりそうなやつがいたら良いんだけどな。」

食事を終えたウェンカムイは次のターゲットを求めて歩き出す…

つづく
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 20:15:11.98 ID:qQsuwvFM0
次回からアライさんたちが人喰いグマによってどんどん酷い目にあってきます。
マントを羽織ったフレンズはアライさんたちが全滅する前に人食いグマを止められるか。
タヌキちゃんは住処を取られてしまってどうなるのか。
どっちにしろ主人公のアライさん家族は全滅します。
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 20:43:53.80 ID:8r7YwW7e0
たぬきちゃん可哀想に…
おつおつ
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 22:32:28.76 ID:zL2Q/NSV0
賢くなっても狡猾な方向で害獣には変わりないな
あとたぬきちゃん可哀想に
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/20(日) 22:37:01.97 ID:qQsuwvFM0
わかりやすく矛盾がない様にSS書くってすごく難しいですね
他のアラ虐SS作家さんたちはすごいと思います。

タヌキちゃん可哀想ですね
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 01:16:51.69 ID:OesoCB1I0
エゾヒグマは生き残るのかな?
アライさん等と一緒に死ぬ方向になったら良いなと思ったりする
少なくとも人の敵なんだし
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 02:20:43.44 ID:xrNHWYR00
●アライさんと人喰いグマ

かなり時間は遡って、ここはジャパリパークの北方地域

雪積もる世界にハンター二人とクマの死骸が一つ。

ハンターたちは数名のパーク職員を食い殺したというエゾヒグマの駆除を
依頼され、激闘の末に倒したところだった。

ハンター1「こいつが人喰いグマか…骨が折れそうだったよ」

ハンター2「手ごわかったな…どうするこれ?」

ハンター1「流石に人を食べたクマの毛皮や食用への利用は無理だろうな
それにここはジャパリパーク、他のクマ科のフレンズがあまりいい顔をしないだろう」

ハンター1「あと、人に危害をもたらしたクマはウェンカムイというらしい」

ハンター2「どういう意味だ?」

ハンター1「とある民族の言葉で悪神という意味だそうだ」

某コミックを知ってる方はすでにご存知だろうが、
とある民族は毛皮や肉を運んでくれるクマを神様だと崇めていたらしい。
そして、人を傷つけるクマは悪神だと…

ハンター2「じゃあ、オレたちもその悪神様に粗相のないように丁重に扱わないとな」

二人のハンターはパークのスタッフにこのクマを回収してもらおうと連絡を取ろうとした。

ハンター2「おい、何だアレ…」

上空から光る物体がこっちめがけて飛んでくる。

ハンター1「アレはサンドスターだ!」

ピッカーン!!

サンドスターはエゾヒグマの死骸にあたり…
発光とともに姿を変化させていった。

???「…ん…んん…?」

人間の姿でけものの耳と尻尾を持ったアニマルガールことフレンズの誕生である。

ハンター1「なんてこった…人食いグマがフレンズ化しやがった…」

ハンター2「ア、アレ、こいつって昔に資料で見たぞ」

そう、エゾヒグマのフレンズは昔「ラージラブズ」や「LLベアーズ」として
活動していたエゾヒグマのフレンズそっくりだったのだ。

ハンター1「この場合どうすれば良いんだ…とりあえずキミ何が起こったかわかる?」

フレンズに話しかけるハンター1だったが…

???「ああ、ずっと聞いていたさ…」

グチャリ…

突然エゾヒグマのフレンズの熊手に頭を潰されるハンター1。
砕けた頭蓋が脳みそを撒き散らし、痙攣した体はアライさん並みのゴキムーブをする。

ハンター2「ああがえごあえkごrほあえあ^????」

突然の出来事に声にならない叫び声を上げる。

???「話によると0オレは悪い神様らしいな…ウェンカムイかいい名前だな、
しかし、お前たちが散々邪魔したおかげで腹が減ってるんだ…とりあえずオマエも食い物になってくれ」

生まれたばかりでも普通に会話可能な知識レベルのフレンズ。

ハンター2「お、お、お前は何を言っているフレンズは人間の仲間だろ…なあ?」

突然の仲間の死に動揺しているがなんとかこの場は助かろうと相手をなだめようとするハンター2
しかし、このハンターもエゾヒグマの熊手によって頭を潰される。

???「何が仲間だよ、オレを殺したくせにこのウェンカムイ様をな」

カムイ「えっと、この姿だとどうやってこいつら食えば良いんだっけ…」

これが後々人間のハンターやアライさんたちを大量に殺害捕食する、
エゾヒグマのフレンズことウェンカムイの誕生だったのだ。

つづく
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 03:17:02.50 ID:OesoCB1I0
最終的にウェンカムイが報いを受ける殺され方を希望
ついでにアライさんも皆殺しで
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 23:40:44.33 ID:wuwx6QIS0
●アライさんと人喰いグマ

注:雑魚アライさんやモブアライさんはたくさんいます。

雑魚アライさん「のだのだ―今日もはたけのおやさいたべに行くのだ―!」

畑を目指し森を歩く雑魚アライさん。

雑魚アライさん「えいようたくさんのおやさいのおいしいところをたべるのだー!」

アライグマは畑に実る作物を全部ちょっとずつ齧っていくという習性があるので、
他の動物による作物被害と比べて被害がスゴイらしい。
(ほぼ憶測の決めつけで正確な情報ではありません。)

この雑魚アライさんもそういう食べ方をする個体のひとつだった。

ガシッ
何者かが雑魚アライさんの頭を掴んだ。

雑魚アライさん「いだいっいだいのだっ!」

頭を掴んだのはウェンカムイだった、頭を掴むのは趣味らしい。

カムイ「そういえば栄養ってやつを摂ってなかったな、栄養バランスは大事らしい」

ザクッ
障子を破るようにアライさんのお腹に手を突き刺し、ぐちゃぐちゃぼきぼきと目当ての物を探っていく。

雑魚アライさん「オボッ!ボオボッ!のだっっ!!」

お腹を破られ血を吐き出す雑魚アライさん。

ズボッ…とウェンカムイは雑魚アライさんのお腹から何かを抜き出す、肝臓だ。

カムイ「あったこれこれ。肉だけじゃなくて内臓も食わないとな、健康に悪いぜ」

抜きたて新鮮なブリッブリのアライさんレバーを貪り食べるウェンカムイ。
寄生虫や食中毒、感染症なんて気にもしていない。

雑魚アライさん「ぐはヘァッ…お、おやざいだべだがったのに…おぼっ」

雑魚アライさんは出血性ショックでそのまま絶命した。

カムイ「やっぱ、採りたては美味いな、他の部分はさっき食ったから別にいいか」

肝臓を抜いたアライさんを適当に投げ捨てる、美味しい所だけ食べてあとは捨てる…
このアライさんは自分が今までやってきたことをウェンカムイにされて死んだのだ。
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 23:41:13.37 ID:wuwx6QIS0
カムイ「食事もちゃんととったし、次はおもちゃはどこかな〜っと」

カムイ「ん、なんだあれ?」

少し、歩くと今度はしゃがみこんでキバッているアライさんが居た。

ウンコさん「うんこブリブリするのだーんんー」ブリブリブリリリッ

ウンコを大量に垂れ流すアライさん、いやウンコさん。

ウンコさん「美味しそうなウンコなのだ―全部食べるのだぁ〜」モチャモチャ

自分の出したウンコをモグモグ食べだす。

ウンコさん「お腹いっぱいになったらウンコがしたくなったのだぁ、ああ〜」ブリブリブリ

さっきの場所にまた大量のウンコを垂れ流すアライさん。

ウンコを食べて、食べ終えたらそれを排泄という行為をずっと繰り返している。
生まれてからずっとこの行動を繰り返しているらしい。

このウンコさんもアライさんの本来の能力とはかけ離れた技を持ってしまったのだ。
「マジカルウンコパワー」というウンコを出してウンコを食べて生きるという永久機関能力だ。

カムイ「え、流石にオレもドン引きするぞ…」

人喰いグマとは言えこの異常な行動をするウンコさんには流石に動揺する。

カムイ「オマエ一体何なんだ?」

ウンコさん「うんこブリブリするのだーんんー」ブリブリブリリリッ
ウンコさん「美味しそうなウンコなのだ―全部食べるのだぁ〜」モチャモチャ
ウンコさん「お腹いっぱいになったらウンコがしたくなったのだぁ、ああ〜」ブリブリブリ
ウンコさん「たくさん出したらお腹減ったからこのウンコを食べるのだぁ〜」モチャモチャ
ウンコさん「うんこブリブリするのだーんんー」ブリブリブリリリッ

ウェンカムイの質問に一切答えずさっきから同じことを延々繰り返している。
このウンコさんは人格や知能と言った部分が完全に壊れているんだろう。

ブチンッ

カムイ「そうか、オマエはクソが好きなんだな。」

と武器である熊手を構えようとするが…一瞬躊躇し。

カムイ「クソがつくなこれ…まあいいか」

グチャリと熊手でウンコさんの体を豆腐のように潰し裂く
更にグッチャグッチャと肉や内臓、骨をクソと混ぜ合わせる。
完全に混ざったものを熊手で何かの形に形成していき。

カムイ「よし、これで完成だ」

ウンコさんとウンコを混ぜ合わせた巨大なミンチウンコさんの完成だ。
このウェンカムイは食べるために命を奪うだけではなく遊ぶためにも命を弄ぶのだ。

カムイ「遊びに使ったから流石にこれは食えねえな…あと、やっぱりクセェ」

クソと血と肉汁がべっとりくっついた熊手を見て
やっぱり後悔してしまいその場を去る。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/21(月) 23:43:52.98 ID:wuwx6QIS0
カムイ「こいつを洗わねえとなぁ」

クソと血と肉汁まみれの熊手を洗うため水場を探すウェンカムイ
ザザーと水が流れる音を聞きその場所へと向かう。

カムイ「ここに水場があるのか…ってなんだこれ」

まっすぐピンと立っているアライさんがいた。

洗いさん「オボボボボボボーーー」ザザーーーー

この洗いさんは口から延々に水を吐き続けていた、またもや技が変質し暴走しているのである。
こういう個体はさっきのウンコさん同じくまともな人格や思考能力がない。

サンドスターによって生まれた個体と違い、
繁殖によって誕生したフレンズは不具合を持って生まれる個体が多いのだ。
繁殖によって生まれるフレンズはアライさんだけなのだが…

この森には普通のアライさんの他にこういった個体が多く生息していたのだ。

カムイ「えっと、この水で洗って良いんだよな…」

ウェンカムイは汚れた熊手を洗いさんの水でバシャバシャと洗った。

カムイ「ありがとうよ、これはお礼だ」

グチャッ

ウェンカムイの熊手が洗いさんの頭蓋を飴細工を壊すかのように叩き割る、
脳みそや目玉が飛び散り、頭がほとんど無くなるが無限に水を出す能力は発動したままで
血の混じった噴水がクビから噴き上がった。

カムイ「おお、良いもの見れたな」

赤い噴水が止まるまで見続けたカムイはその場を去る。


カムイ「しかし、なんだか思ってたのと違うな…」

ウェンカムイは人間のようなアライさんを捕食したり嬲ったりできると思っていた。
しかし、この森にいるアライさんは頭の悪い出来損ないや完全にぶっ壊れている個体ばかりしか居なかった。

カムイ「面白いの入れば良いんだがな…」


−場所は代わりアライさんたちの新しい住処では

アライさん「アライさんは食べ物をとってくるからお前たちはここでおとなしく遊んでまってるのだ。」

チビアライ達「はぁーい、なのだぁ!」ヨチヨチヨチ

アライさん「絶対、住処から離れてはいけないのだ!あとこれを渡しておくのだ。」

アライさんはチビアライさんたちに呼笛を渡す、ちなみに盗品である。

アライさん「何かあったら、これを思いっきり吹くのだそれ以外は吹いちゃダメなのだ!。」

チビアライ達「わかったのだーいってらっちゃいなのだー!!」

とアライさんは自分やチビ達のためにエサを探しに出かけた。

チビアライ「よーち、おうちであそぶのだー!」トテトテトテ
チビアライ「うう〜たんけんしたいのだ―!」ヨチヨチヨチ
チビアライ「でもおそとはきけんっておかあしゃんが行ってたのだ―」プリプリ
チビアライ「まえみたいにおうちにいたらあちゅあちゅされちゃうかもなのだ!」
チビアライ「だったら、おうちのまえであしょぶのだー!」
チビアライたち「あしょぶのだー!!」

つづく
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/21(月) 23:58:35.89 ID:wuwx6QIS0
●アライさんと人喰いグマ

少しおさらい

場所はジャパリパークの人や動物やフレンズが共存しているちほーにある森
アライさん達は窃盗や暴行を行う害獣フレンズとして認定されている。

ハンターが最近起こっている惨殺事件をアライさんのせいだと思い
住処まで行って適当に放火する。

家を燃やされたアライさんは子どもたちを助け出し。
話の舞台である森に移り住処を探す。

タヌキちゃんはアライさんに住処を奪われ悲しくなって逃げ出した。

人喰いエゾヒグマのフレンズ、ウェンカムイ(カムイ)は
ハンターや雑魚アライさんの話を聞いて、森にいるアライさんを皆殺しにしようとしている。

マントを羽織ったフレンズは人殺しのウェンカムイを止めるために追っている。

こんなところです、アラ虐SSに別のエピソード混ぜちゃったのでメチャクチャです。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 01:11:21.56 ID:D+z2mgyro
いや、おもしろい
フレンズがメインのSSは珍しい
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 02:09:45.04 ID:cUe9Km/O0
何かエゾヒグマのフレンズメインになってて、
アライさん以上にタチが悪過ぎて怖いんだが・・・
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/23(水) 08:07:45.14 ID:N8eyIxMj0
●アライさんと人喰いグマ

これはフレンズたちが楽しく暮らす森に移り住んだアライさん一家と
その森に遊びにやってきた人喰いグマのお話。

楽しい遊び相手を探して森を探索するエゾヒグマのフレンズのウェンカムイ、
そんなフレンズの鼻にミルクと土臭い匂いが風に乗ってやってくる。

ウェンカムイ「この匂いアライさんにちょっと近いような…あっちか」

匂いのする方向へ歩みをすすめるとウェンカムイはふしぎなものを見た。

子猫サイズのチビアライさんが7匹居たのだ。

ウェンカムイ「アライさんの子供か?しかし、そのまま小さくした感じだな」

チビアライさんは生まれた時からサイズ以外は
ほぼアライさんと同じ姿で生まれてくるのだ(気持ち悪い)。

ウェンカムイ「ちょっと様子を見るか…」

生まれてからフレンズを何度か見たことはあるが
幼獣のフレンズは見るのが初めてだったので少し観察することにした。

チビアライ「まてーまつのだー」トコトコトコ
チビアライ「うひゃうひゃ待たないのだ―」ヨチヨチキャッッキャ
チビアライ「つかまえたのだー!」ガシッ
チビアライ「かうんたーなのだ―」ポカッ
チビアライ「ウンコなのだ―」ブリブリブリ

チビアライさん達は住処と思われる場所の前で、
かけっこしたりすもうをとったりと普通に可愛らしく遊んでるようだった。

ウェンカムイ「なるほどな、だいたいわかったぜ」

チビアライさんたちの前に姿を現すウェンカムイ。
成獣のアライさんの2倍はある姿はチビアライさんから見たらほぼ巨人だった。

チビアライ「うわあああああ、なんだなんなのだ!」
チビアライ「人間なのか!でも耳と尻尾があるのだ!」

ウェンカムイ「やあ、こんにちわ。何してるのかな?」

血の匂いがする上に馬鹿でかい姿のウェンカムイに動揺するチビ達。

チビアライ「あわわわ…アライちゃんたちの危機なのだ…」
チビアライ「おかーしゃん助けてなのだ…」

ウェンカムイ「怯えて無くて良いんだぜ、お姉さんはフレンズでみんなの友達なんだからな」

本人としては相手に警戒されないようになるべく優しく言ったつもりなんだろうが、
かなりドスが効いた声で脅してるようにしか聞こえなくとても怖い。

チビアライ「ああああわわわ…」

ウェンカムイ「はぁ…フレンズによって得意なことは違うもんななれないことはするもんじゃなかったな、っと」

チビアライさんの一人を掴み、ゴリッと頭を丸齧りにする、
下顎だけ残り舌がだらしなく垂れ下がり体は痙攣を起こす。

ウェンカムイ「もぐもぐ…うめぇなこれ、とってもクリーミーだ」

残りもバナナを食べるかのようにパクパク食べてしまった…残るは6匹
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/23(水) 08:15:03.42 ID:N8eyIxMj0
チビアライ達「!!!!」

突然、目の前で姉妹を食われ固まってしまっているチビアライさんたち。
あまりのショックに…

チビアライ「オエエエエエエエ」ビチャビチャビチャ
チビアライ「あああああおねえちゃんおねえちゃんきえちゃったのだ…」ガクガクガク
チビアライ「ああああああらいさんのききなのにげるのだ…」ヨチヨチヨチ

嘔吐したり固まったりしてる中まだまともに歩けないアライさんが逃げ出そうとした。

ウェンカムイ「おい、逃げんなよ」

チビアライ「プギッ!」

握られただけで肋骨がウエハースのようにもろく砕ける。

チビアライ「ああああしょしょうなのだ…おかあ…しゃんお……かあしゃんよぶのだ…っ」

握られたチビアライさんは力を振り絞り母親のアライさんに貰った呼笛を吹こうとするが…

ウェンカムイ「なんだそれ?」

ウェンカムイは呼笛を取り上げ、何を思ったか…

ズブッとチビアライさんの尻に笛を突き刺す。

チビアライ「いぎゃぁあっ」

肛門と腸は裂け、骨盤が砕ける音がする。
呼笛の吹き口からはどろりと血が流れ出す。

ウェンカムイ「えっと、吹くんだよなこれ?ぷっぷかぷーって♪」

ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
尻に刺さった笛を思いっきり吹き、そこからチビアライさんの中に大量の空気が送られる。

チビアライ「おごえおおほぼぼぼおごおぼおっおぼぼぼーーーー」

チビアライさんの中で「ブビイイイイイ」と汚い音がなりだす。

送り込まれた大量の空気によって中身が押し上げられチビアライさんの顔から目が飛び出し
鼻や口からは臓物や糞を吹き出して恐怖で固まっているチビアライさんたちに降り注ぐ。

中身を出しきってグチャグチャの何かになったチビアライさんはそのまま動かなくなった…残るは5匹。

ウェンカムイ「あ…もったいないことしたな、食えるとこが少なくなっちまった」

残った何かも口の中に入れて咀嚼し飲み込む。

ウェンカムイ「うーん、しまったな。あっという間に二匹食っちまった…もうちょっと楽しまなきゃな」

と言い、視線を5匹のアライさんに向ける。

ウェンカムイ「まだ遊び足りないんだから逃げるなよ…」

つづく
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/23(水) 08:16:10.95 ID:N8eyIxMj0
最初の方グダグダしちゃったので後半から仕切り直した感じにしました。
SSって難しいです。
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 13:07:40.01 ID:zTqNdGBdo
人間とはまた違った残虐さがあるね
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 19:04:30.64 ID:Gv+K0AnQ0

笛はホイッスルくらいだと思ったけど刺したから縦笛くらいの大きさなのか
残りの5匹はオヤツかお弁当かな?持ち運び方法に期待
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/23(水) 21:29:32.64 ID:Q1khDaVY0
undefined
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 21:33:01.54 ID:Q1khDaVY0
>>118
とりあえず、アライちゃんがそんな感じになる細長い笛で
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/23(水) 21:40:28.73 ID:Q1khDaVY0
●アライさんと人食いグマ

ここはジャパリパーク・サファリの北方の森。

フレンズ(ほぼアライさん)やけものたちが共存して暮らしている。

ウンコさんや洗いさんみたいな例外は除き、普通のアライさんはここでほそぼそと獲物をとって暮らしたり、町に出てフレンズやスタッフその関係者の畑や食料を盗んで暮らしていた。

本来フレンズは例外を除き一種一体であるはずなのにアライさんだけは単性生殖や繁殖行為により数を増やしていきその数の多さと迷惑行為から人々から害獣フレンズのレッテルを受けたのだ。

ジャパリパークセントラルにあるジャパリ政府はそんなアライさんが邪魔だった…

???「おまえかぁ!タヌキの住処ぁ奪ったやつは!!」

ボカッ

アライさん「ふげぇっ!」

いきなりマントを羽織ったフレンズにぶん殴られるアライさん。

アライさん「な、何をするだぁ!アライさんが可哀想なのだぁ!」

???「うるさい!お前がタヌキから住処を奪ったって知ってるんだぞ!」

タヌキ「何も叩かなくても…」

いきなり、アライさんが殴られて少し動揺するタヌキちゃん。

アライさん「何を言ってるのだ、コイツがアライさんの住処を自分のものだって…ぷげぇ!」

また殴られるアライさん。

???「うるさい!!人の住処をだまし取ろうとするやつがあんな辛い顔するかよ!!このアタシ、ラーテルの目は誤魔化せないぞ!」

マントを羽織ったフレンズの名前はラーテル、イタチ科のフレンズだった。

タヌキ「ラ、ラーテルさんそんなに殴っちゃだめだよぉ…」

ラーテル「だって、こいつが…」

屁理屈は暴力にかなわなかった。
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/23(水) 21:41:27.16 ID:Q1khDaVY0
アライさん「ご、ごめんなさいなのだ…チビ達が大切であんな真似したのだ…」

このままだとラーテルに殴り殺されると思ったアライさんはあっさり折れた。

たぶん、どこかの誰かがいれば
また、やってしまったねえと呆れられただろう。

アライさん「タヌキの住処一旦返すのだ、酷いことしてごめんなさいなのだ」

それでもこの態度なのだ。

タヌキ「う、うん、わかってくれればいいんだよ?あと、おウチキレイにしてね…」

ラーテル「これでタヌキのことは解決か、所で二人共クマのフレンズは見なかったか?」

自分の目的を思い出し、二人に質問するラーテル。

タヌキ「クマさんのフレンズ?見てないですよ?」

アライさん「アライさんも見てないのだ?そいつがどうかしたのだ?」

ラーテル「いや見てないならいいけど、アライグマはマズイことになるぞ」

アライさん「のだ?」

ラーテルは話した。
ここ最近起きたアライさんを駆除(捕まえて施設に送ろうとした。)しようとしたハンターたちやスタッフの惨殺事件を全てアライさんがやったことにして、それを口実にオリジナル以外は殲滅しようという計画をジャパリ政府が計画してることを。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/23(水) 21:43:02.20 ID:Q1khDaVY0
ラーテルは惨殺事件の犯人であるエゾヒグマ倒し、それを世間に公表しアライさん殲滅計画を阻止しようと人食いグマを追いかけこの森に来たことを。

アライさん「そ、そんなことが…アライさんの危機なのだ…」

ラーテル「アライグマだってアタシたちの仲間なのに酷いよな!」

アライさんの動物の特性は一種一体のフレンズなら個性で済むのだか数が多すぎて、ジャパリ政府にとっては排除の対象だった。

テーマパークとしてのジャパリパークに居るフレンズは純粋無垢な存在であってジャパリパークに害となる存在を許してはいけないのだった。

タヌキ「うう、ニンゲンは身勝手すぎるよぉ」

ラーテル「ということでアライグマがちゃんと住処返すの見届けたら、人食いグマ探索に戻るけどお前らも気をつけろよ!」

アライさん「わ、わかったのだ…チビ達が心配なのだ…」

タヌキ「怖いよぉ…」

こうして、三人のフレンズはアライさんの住処ではなくタヌキちゃんの住処へと戻るのだった。

しかし、この時アライさんのチビ達が凄惨な目に合ってるとは気づきもしなかったのだ。

つづく

124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 21:45:07.47 ID:Q1khDaVY0
アップロード手間取ってよそのスレに間違えて書き込んでたらごめんなさいですがやっとラーテル登場させました
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/08/23(水) 22:36:10.57 ID:r0bjI2cD0
ラーテルってギネスで世界で一番怖いもの知らずの動物だな。
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 22:39:00.78 ID:is3FLIrt0
「一旦返すのだ」
ほんとに腹の立つ言葉。謝る気なんて絶対ないだろ。
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 23:38:28.07 ID:5Js0xvaH0
いや、アライさん絶滅は無問題でしょ?
エゾヒグマは殺さなきゃまずいけど
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/24(木) 00:23:34.56 ID:gfRe4Xuq0
●アライさんと人食いグマ

この話は厳しい世界を生きるアライさん達と人食いグマのエゾヒグマことウェンカムイ、
そしてその人食いグマを追いかける絶対無敵の熱血少女ラーテルの話である。

「逃げるなよ…殺すぞ」

ウェンカムイは残り五匹のチビアライさん達を威嚇した。

生まれて1ヶ月も経ってないチビアライさん達は初めての敵意に恐怖で動けない。

チビアライ「うう…おまえなんて、おかーしゃんがいればコテンパンなのだ!!」

チビアライ「お、お前なんかに負けないぞ!」

精一杯の虚勢を張るチビアライさん、母親の二倍もある体格の化物にアライさんが勝てるわけもない。

ウェンカムイ「そうかそうか、お前の母さんはすごいんだな」

と言ってさらに睨む。

ウェンカムイは生意気なチビアライさんをどうすれば楽しく遊べるのか考えた。
ハンターによって一度無くした命をフレンズとして生まれ変わることが出来たので
この人生を全力で楽しもうと思ったのだ。

ウェンカムイ「捏ねて遊ぶのはさっきしたからな…」

今ある知識で一生懸命考えるウェンカムイ
フレンズになったけものはサンドスターによりある程度の知識は与えられるのだ、
日常会話やトイレマナーはその代表的な知識だ。

サンドスターから生まれてないアライさんはそのへんの知識が欠如しているので
一般的な意思疎通や糞尿の垂れ流しが問題になっている。

ウェンカムイ「どうするか悩むなぁ?」

ウェンカムイはさらに悩んだ。
生まれてから食欲を優先していたので、遊び方が思いつかなかったのだ。

そこがアライさんを率先的に虐待する人間とウェンカムイの違いだった。

一番頭のいいチビアライさんはそれに気づき。

チビアライ「あああ、おなかいっぱいなんでちゅね、それでアライちゃん達と遊びたいのなら…」

ウェンカムイ「ああ???」

クソうざい話し方をされて少しカチンとくる、突然のアドバイス罪は死罪なのだ。

チビアライ「あ、あ、あ、アライしゃんのダンスを見るのだー、とっても満足するのだ―」ジョババ

恐怖のあまりに失禁するも、助かりたい一心で踊りを見ろと言うチビアライさん。

チビアライ「のだぁーー!!!!」

ウェンカムイの前に出て自分の記憶にある踊りをする。

その踊りでウェンカムイの興味を引いて助かろうという作戦だったのだが、
肝心のダンスがケツを振りながらのハエのような気持ち悪い動き。

コスコスコスコス…フリフリフリ

チビアライさんはPPPレベルのダンスと思い込んでるだろうが、
その動きは母親直伝の気持ち悪いハエガ○ジムーブ。

ウェンカムイ「…イラッ」

パァンッ

気持ち悪い踊りに反射的にデコピンをしてしまったウェンカムイ。

率先して踊りだしたチビアライさんはデコピンで弾かれ頭が吹き飛ばされた。

ビチャァ…頭の汚い中身がぶち撒かれる。
ビクンビクンッ頭を失った体が痙攣するがこっちのほうがまたマシなダンスを踊っていた。

チビアライ「お、おねーしゃん!!」

残るは4匹…
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/24(木) 00:27:58.65 ID:gfRe4Xuq0

気持ち悪いダンスをするチビアライさんを指で吹き飛ばしたウェンカムイ。

ウェンカムイ「オレは遊びたいのになんで不快な気持ちにならなきゃいけないんだよ…」

何だそのダンスはひどく不愉快だ!オレはもっと、もっとこの世界で
楽しみたいと焦るような感じのウェンカムイ。

ウェンカムイ「ダンスならオレがやりたいのはこういうことだよ!」

かなり頭にきたウェンカムイはチビアライちゃん2匹の脚を掴み…

力を入れずに頭と頭をぶつけた。

チビアライ「うぎっ」

次は力を入れずに振り回す。

チビアライ「ひぎゃあーーーー」

遠心力に振り回されるチビアライさんたち。

ウェンカムイ「えっと、こうだっけ?」

次は2匹を空中に放り投げてキャッチすると更に放り投げる。

それを受け止めては放り投げる。

ウェンカムイ「ほっほっ、お手玉ダンスけっこうできるよなオレ」

しかし、一人は受け止められずに頭から落ちる。

ゴキン…

頭は砕けずとも首は折れビクビクと痙攣する。


ウェンカムイ「あーーーくそ、お前らが悪いんだぞ!」

落ちて再起不能になったチビアライさんを拾い…

ウェンカムイ「お前らなんてこうだもみくちゃにしてやる!」

2匹を言うとおりにもみくちゃにする。

チビアライ「ぎゅええーおぼあわえーほまぼ」
チビアライ「うぎゅい、おかあしゃたすけぼっ」

ウェンカムイの怪力で揉まれた二人は骨がバキバキに砕かれ、
内臓は破裂どころがぐちゃぐちゃにこねられて…

結果、姉妹二人の肉団子が出来上がる。

ウェンカムイ「クソがっ!」

ビュンッとそれを木に叩きつける!

ビチャッ…

二人が混ざった肉団子はだらしなく垂れ下がる…

残るは…2匹。
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/24(木) 00:36:20.52 ID:gfRe4Xuq0
ウェンカムイ「ああ、またやっちまった…こいつらとその母親で今週は楽しめると思ったのに!」

地団駄を踏むウェンカムイ、その力強さはチビアライさんたちにとっては軽い地震だった。
自分の思い通りにいかなかった時のリアクションはとても幼い…

恐怖で死にそうなチビアライさんが自分より年上のチビアライさんに話しかけた。

チビアライ「うう…お姉ちゃん…アライしゃんは前に逃げるから後ろに逃げるのだ…」

チビアライ「そ、そんなことしたらお前が捕まってしまうのだ!!」

チビアライ「い、いいのだ…もしかしたらアライしゃんが助かるかもしれないのだ…」

二人共相手を気遣う。

チビアライ「そ、そうか、それなら」

ウェンカムイ「あああ?お前ら何を喋ってる?」

二人がコソコソ喋ってることに対して睨みつける。

チビアライ達「ひいっ」ジョババ

と驚きまた失禁するも二人は目を合わせ…

チビアライ達「逃げるのだー!!!」タタタタタタ

前と後ろに猛ダッシュしたのだ。

ウェンカムイ「はあっ、今更ようやく逃げるのかよ!」

恐怖のあまり今までヨチヨチトコトコ歩きだったチビアライさん達は成長して
走り出せるようになったがそれでもウェンカムイの方が何倍も早い、
普通のヒグマですら時速60キロ出せるのだからフレンズになった足の速さは
時速数百キロを超えていた。

後ろに逃げようとしたチビアライさんを一瞬で捕まえたのだ。

チビアライ「うぎゃぁっ」

ウェンカムイ「もう一人はっと?」

反対方向を振り向くともう一匹のチビアライさんはどこにもいなかった…
姉が捕まると思った瞬間、ウェンカムイの死角になる方向に逃げ出したのだ。

これは裏切りでも何でも無く助かる確率を上げるための決断だった…

ウェンカムイ「くそっ、逃したか…」

捕まえていた手を放しチビアライさんを地面に落とす。

チビアライ「ぷぎゃっ」

ウェンカムイ「もう、なれないことするのはやめるわ…お前オレを倒してみろ…」

自分の手のひらを一人残ったチビアライさんに向ける。

ウェンカムイ「この手をちょっとでも傷つけたらオマエは助けてやるよ。」

自分が一番得意な遊び、戦いごっこを手のひらでチビアライさんに持ちかけるのだった…

チビアライ「ああああああ…うわああああああああああ!!!」

最後の望みにかけて手のひらに向かっていくチビアライさん。

そして、闘争に成功したチビアライさんは。

チビアライ「うううううーー!!!あいちゅめ絶対に仕返してやるのだ…」

チビアライ「お姉ちゃんを食べたお返しにこっちも食べ食べしてやるのだ!!!!」

チビアライ「ううう…もっと大きくなって…うううう…もっともっとたくさん!!!」

逃げ出した、チビアライさんの目には明らかに復讐の炎が灯っていた…

つづく
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 00:47:51.56 ID:MWgog52q0
最後、逃走に成功したですね…
そろそろやっと書きたい部分に入ります!
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 00:48:29.60 ID:UmZZYPab0
ウェンカムイさんやべえよ…ウェンカムイやべえよ…(オーロックス感)
そのウェンカムイのやばさに打ち消されることないコバエさんのウザったさは相当のものだと思いました
おつです
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 22:03:20.41 ID:aYTNQiDx0
久々にウンチするのだ―
ブリブリブリブリ…
これがウンコスターの誕生であった。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 23:22:43.70 ID:aYTNQiDx0
ちょっとだけ更新お休みします…
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/08/24(木) 23:46:26.81 ID:PDgyHopj0
残念。続き待ってる。
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 19:48:39.37 ID:OONDnh3V0
●アライさんと人食いグマ

今より何十年も昔。

セルリアンの大量発生による、パークの危機は守護けものやフレンズたちによって阻止することができた。

そして、人間たちが戻ってきてパークをまた自分たちの管理下においたのだ。
?
人間社会のルールに適応できないものは管理区域であるジャパリパーク・サファリへと追いやられ…

アライさん「うううう…お腹が苦しいのだ…」?

???「どうしたのアライさーん?」?

お腹を抱えてうずくまるアライさんを心配するキツネっぽいフレンズ。
?
アライさん「うううーーー、なんか出てくる、出てくるのだあああああっ」?

スポポポポーンッ!?

アライさんの股から何匹もの小さなアライさんが出てきたのでした。?

???「…うわぁ…すごいやアライさーん」?

アライさん「ち、小さいアライさんがいっぱいいるのだー!!!」

???「まさか、フレンズが子供生むなんて始めてみたよぉ」

アライさん「ふはははーアライさんはすごいのだー!?
 このチビどもをかわいがってやるのだぁー!!!」?

チビアライたち「のだのだー!」バブバブ

この時、アライグマのフレンズは固有スキルの自己回復能力の上を行く自己繁殖能力を手に入れたのである。

本来なら祝福すべきであろう新しい生命の誕生だったが?
パークの人間たちにとって都合が悪い出来事だった。

人間側にとってはフレンズは一種一体であってほしかった、同じような個性は2つもいらないのだ。

さらに、繁殖で産まれたアライさんはもとの動物に近く制御できない性質だったので、
一部の個体が窃盗や暴行などを犯罪を犯しはじめたのだ。
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 19:53:24.76 ID:OONDnh3V0
頭を悩ましていたジャパリ政府だったがある日事件は起こった。

アライさんを捕獲しようとしたハンターたちの惨殺事件である。

政府はこれを人食いグマのフレンズによる犯行だと知っていた。

しかし、これを増えすぎたアライさんによる犯行にしようと思ったのだ。

「近年、数を増やしつつある繁殖型アライグマのフレンズですか大変なことが分かりました。」

「本来、フレンズが体内に保有しているサンドスターの性質が反転してセルリウ厶に変質していることがわかったのです。」

「そう、セルリウムそれはセルリアンを構成する物質。」

「繁殖型アライグマのフレンズは新種のセルリアンだったのです!」

「最近、起きたハンター惨殺事件もすべてアライグマ型セルリアンの犯行だったのです!」

「このまま放置していると殺害された人間だけではなく、過去に起きたセントラル襲撃やセルハーモニーの再現、セルリアン大発生に?がる恐れがあります」

「ジャパリ政府は特殊型セルリアン駆除法を制定してアライグマ型セルリアン一掃を実行に移します…」

ジャパリ政府はこれを機会にアライさん達を皆殺しにしようとしたのだ。
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 19:56:10.51 ID:OONDnh3V0
しかし…

ラーテル「ちょっと待て!なんでそうなるんだよ!」

事実を知ったラーテルはこう叫んだ。

ラーテル「なんでアライグマたちが死ななきゃいけないんだ!!アイツらだって生きている!」

ラーテル「ここはジャパリパークだ!ニンゲンのルールであいつらが殺されてたまるか!」

ラーテルはアライさん達のクソっぷりは知っている。

それでも自分たちの土地に来て自分たちの都合でアライさんを殲滅しようとする人間が許せなかったのだ。

ラーテル「要するに人食いグマのフレンズを捕まえて、こいつがやったって証明できればアライグマ達は死なずに済むんだよな」

そうして、絶対無敵の熱血少女は走り出したのだ。

この時ラーテルはその考えすらも間違いだったとは思いもしなかった…

つづく
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/08/25(金) 19:57:24.83 ID:OONDnh3V0
自分がやろうと思ってたネタが更に広がるネタが入ってきたのでまた、アラ虐から離れる内容になりますがアライさんは酷い目にあいますので
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/08/25(金) 21:16:30.04 ID:VBf1UFvP0
乙。
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/26(土) 00:26:23.78 ID:GE4nOCfA0
●アライさんと人食いグマ

人喰いグマのフレンズによりアライさんの子供がが5人もこの世を去った…
一匹は逃げ出し、もう一匹は…
ウェンカムイは残ったチビアライさんに手のひらを突き出し、

ウェンカムイ「もう、なれないことするのはやめるわ…お前オレを倒してみろ…」

…そして

ボキッボキョッ

チビアライ「の、のだ…ァ、アライしゃんは…ま、まけないのら…ぼふゅっ」

折れた肋骨が内臓に刺さり血を吹きだす、
死にかけのチビアライさんはコスリコスリとその部分を擦る。

ウェンカムイに片手、しかも手のひらでの戦いを提案された
チビアライさんはボロボロの満身創痍だった…

顔はパンパンに腫れて、体じゅうアザだらけ…
いつ死んでもおかしくない状態だった。

チビアライ「う、う、のだぁ…」

ボロボロの体でウェンカムイの手を引っ掻こうとする。

ウェンカムイ「おらよっ」

デコピンで返す。

ボキョッ、イヤな音がする。

チビアライ「う、うううう…」

チビアライさんの手はぐちゃぐちゃに潰れた…、しかしぐちゃぐちゃになった手を擦ると…

傷は残るが動かせるまで回復する。
さっき折れた肋骨もいつの間にか治っている。
アライグマのフレンズの特有の治癒能力だ。

ウェンカムイ「スキありっと」

チビアライさんの両足にデコピンを軽くする。

ボキョキョッ、両足が簡単に折れその場にクチャッとへたり込む。

チビアライ「う、ううううーーー!!」

コスコスコスコスと殺されまいと必死で両足を擦って回復させる。

ウェンカムイ「こいつ楽しいな!おい、まだ一撃も入れられてないぞ!」

チビアライ「う、うう!!アライしゃんがもっと大きかったらお前なんて!!」

今度は噛みつこうと襲いかかるも、指先で顔面を潰される。

コスコスコスー!!それもチビアライさんは必死で顔を修復する。

チビアライ「ううううーーーー!!!」

チビアライさんの顔は傷は治るも凄まじく腫れあがってその上に血まみれだった。
ウェンカムイはチビアライさんのサンドスターが尽きるまで嬲り続ける気だ。

ウェンカムイ「オラ、早くオレの手に一発入れないと死ぬぞ」

チビアライ「ううーー!ううーー!!お母しゃん!お母しゃんさえいれば!!」

ウェンカムイ「うるせえよ。」

ボグッ

顎を捕まれ砕かれ外される。

チビアライ「アガッアガガッ!!」コスリコスリ

砕かれた顎も必死で擦るチビアライさん。

ウェンカムイ「あーはははは、オマエの母親が来たらそいつも食ってやるよ!」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/26(土) 00:27:03.44 ID:GE4nOCfA0
チビアライ「うぶっ!!おがあひゃんはおまえなんて!!」ゲボッ

ゲボッと喉元に溜まっていた血を吐き出す。

チビアライさん「おまえなんてー!!」

バカの一つ覚えのように噛み付こうとする。

ドボォッ!

ウェンカムイが指をチビアライさんの口に突っ込む…
顎が砕け外れ、喉元まで指が入りこむ。

チビアライ「うぶううううーーー!!」

コスコスコスコスー!!

その状態で砕かれ外された顎の傷を修復するチビアライさん、
喉元まで突っ込んだウェンカムイの指をそのまま噛み砕こうとする!

グチッ…チビアライさんの牙が指に食い込む。

ウェンカムイ「っ!」

とっさにチビアライさんの口から指を離すウェンカムイ。

噛まれた指は出血はするが大した傷ではなかった。 

チビアライ「ふははは…きずちゅけてやったのだ!あらいしゃんのかちなのらー!!」

ちょっと、傷を付けただけで大喜びのチビアライさん。

ウェンカムイ「こ、この…」

ビキビキビキ…っ
まさか、こんな雑魚に噛まれるなんてと思わなかったウェンカムイは激怒した、

ウェンカムイ「このクソがぁっ!」

バァンンッ!

両手のひらでチビアライさんの下半身を思いっきり挟みつける。
グチャッ

チビアライ「アビュッ!」

下半身はぐちゃぐちゃに潰れ、残った上半身から腸がはみ出で
口から血を吐き出すチビアライさん。

チビアライ「アギギ…」

ウェンカムイ「おい、そこから回復してみせろよ…ゴミ虫…」

形を無くすほど潰された部位の再生が出来ないチビアライさん。

ウェンカムイ「どうしたっ、オラッ!オラッ!!」

ボキッボキッグチャッ!

チビアライさんを殺さないように指で全身を砕いていく。

チビアライ「うぎっ!いぎゃっ!ぐぎっ!」

想像を絶する痛みがチビアライさんを襲う。

ウェンカムイ「どうだ、オレのほうが強いだろ… ああっ!!」

ウェンカムイは見た目に反して精神は相当幼い。
手を傷つけられたせいで相当激昂しているようだ。

チビアライ「う、うう、あらいさゃんひゃまくぁくうあぉないのだ。」

負けを認めず折れないチビアライさん。
そう、アライグマは一度敵対した相手には絶対に逃げないのだ…
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/26(土) 00:29:18.92 ID:GE4nOCfA0
ウェンカムイ「あああああああああああああああ?????????」

ウェンカムイはその発言で更に激昂、逆上しグチャグチャのチビアライさんを捕まえ。

ウェンカムイ「し、死ねぇ…」

ゆっくり握りしめていった。

ボキュボキョボキャグキュクャ…

ウェンカムイ「死ねっゴミ虫!!このゴミ虫があああああああああ!!!

チビアライさんの体がゆっくり潰れて血が滴り落ちる。

チビアライ「うぶっおえええっぐぎっ」

目や鼻、耳、口から血を吹き出すチビアライさん。

ブチュンッ

チビアライさんの体はグチュグチュに潰れ、体から離れた首は地面に転がった。

ウェンカムイ「はあはあ…不快なゴミ無視め…殺すぞ…」

と吐き捨てた瞬間…

ゴッ!!

何者かの拳がウェンカムイの顔面に突き刺さる!

ウェンカムイ「オブッ…っ!!!」

ラーテル「お前が人食いグマかあぁぁーーー!!!」

アライさん殲滅を阻止するために立ち上がった絶対無敵の熱血少女のラーテルがやっと、
エゾヒグマのフレンズこと「ウェンカムイ」にたどり着いたのだ!

つづく
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 03:14:19.71 ID:cESe6e9u0

もうケッチャコつくかな?
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 11:35:23.29 ID:3cOPIctOO
最後のアライちゃんは健気すぎる最後まで戦い抜いたアライちゃんに関しては救われて欲しかった
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 14:49:27.94 ID:bdhNkcpTO
確かに魂の気高さで吉良に敗北感植え付けた康一みたいだったな
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 19:01:43.47 ID:GPfS9NIMO
孤独にならず、姉妹仲良くあの世に行けるってハッピーエンドじゃない?
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 19:16:02.22 ID:yMXW7SiGo
>>145
逞しい害獣として世に放たれてしまうので駄目です
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 20:35:18.09 ID:HzapncnD0
生き残ることは救いではない。むしろ罪を重ねることなく、早くにあの世に行けたんだから、これ以上の救いはないのでは?
ウェンカムイは本当は良い奴なんだよww
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22:29:24.26 ID:ZZ7kAqsI0
●アライさんと人食いグマ

アライさんが奪ったタヌキの住処を返してもらうために。
タヌキの住処を目指すラーテルたち。

ラーテル「ところでおまえが持ってる野菜、盗んできたやつじゃないだろうな?」

アライさんの手には白菜や大根が入った袋がにぎられていた。

アライ「違うのだ…これは元々捨てられるやつをアライさんがもらってきたのだ」

ラーテル「ホントかぁ?」

アライさん「本当なのだ!」

アライさんの言ってることは本当である、
森の近くにある畑から廃棄予定の野菜だけをくすねてきたのだ。
なんで廃棄野菜があるのかは深く考えてはいけない。

タヌキ「……」

アライさん「タヌキも悪かったのだ…お詫びに大根上げるのだ…」

タヌキ「あ、ありがとう…」

タヌキは明らかに美味しくない野菜をもらった気がするが、
大根はちゃんと料理すれば美味しい野菜である。

アライさん「他のアライさんたちも廃棄野菜からくすねてきて欲しいのだ…」ボソリ

アイツらは言うことを聞かないからなと…ボソリと呟いた。

タヌキ「そ、そろそろ私のおうち…んっ?」

タヌキの住処から尋常ではない悲鳴と血の匂いが漂ってくる。

アライさん「!!!!チビ達っ!!!」

自分の子供に何かあったに違いないと
アライさんは血相を変えて走り出す。

--------------------------------------------

アライさんは森の茂みを抜けて、タヌキの住処にたどり着くと…

タヌキの住処は悲惨な状況だった。

首がない死骸、グチャグチャになった何か、大量の血だまり…そして

タヌキの住処にやってきた人食いグマであるエゾヒグマのフレンズことウェンカムイが。

チビアライさんを両手で握りつぶそうとする。

ウェンカムイ「死ねっゴミ虫!!このゴミ虫があああああああああ!!!

チビアライ「うぶっおえええっぐぎっ」

ブシャアッ…ボトッ…

怪力によってチビアライさんの体が握り潰される…

アライさんの目の前で我が子の潰れた体から首がこぼれ落ちる…
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22:37:52.65 ID:ZZ7kAqsI0
アライさん「あ、あ、あああ!!ああああああああああ!!」

突然の惨劇にショックを受け固まり叫ぶアライさん。

ラーテル「ぎっ!!!」

ラーテル「ああああああああああっ!!!」

惨状を目の当たりにしたラーテルの目が光る、体内のサンドスターを大量に燃やし身体能力に
ブーストをかけるフレンズの力の一つ「野生開放」の発動だっ!!

ズダンッ!
能力を発動しラーテルの足元が爆ぜる、そして次の瞬間。

ゴッ!!
ラーテルの拳がウェンカムイの顔面に突き刺さる!

ウェンカムイ「オブッ…っ!!!」

ラーテル「お前が人食いグマかあぁぁーーー!!!」

いきなりのラーテルのパンチに仰け反るウェンカムイ。

ウェンカムイ「なっ…」

ラーテル「うおおおおおーーー!!」

ボゴォッ!

さらにウェンカムイのみぞおちに拳が突き刺さる!

ウェンカムイ「グブッ…おえええぁ」

ビチャビチャビチャ…
ウェンカムイの口から吐瀉物を吐き出す。

吐瀉物の内容物は明らかに二匹分のチビアライさんとわかる未消化物だ…

アライさん「っ!!……ああ……あああああ………あ…」 

それを見たアライさんの血の気が引き顔が真っ青になる。
自分の子供は全員コイツにやられたんだと理解した…一人は逃走中だが。

ウェンカムイ「ぐぼぁっ、ゴホッゴホッ…なんだおまぇ!」

ラーテルを掴もうとするウェンカムイ、しかしそれをバックステップで回避。

ラーテル「私はラーテル!!絶対無敵の熱血少女だ!!お前は絶対許さない!!!」

激怒するラーテルだが…

ウェンカムイ「ああ?なんでオレが飯食って遊んでるだけで許さないんだよ、吐いちまったじゃねえかオマエ…」

キョトンとした顔でなんでオレ殴られたの?みたいな感じで言うウェンカムイ。

ラーテル「ああ!!?飯食って遊んでただと…?同じフレンズだぞ!!!」

ウェンカムイ「同じフレンズ?なんで食い物と同じ扱いされなきゃなんねえんだよ、殺すぞ?」

フレンズも人間も同じように捕食対象として見てるウェンカムイにとって
牛丼を食ってる最中にぶん殴られて、仲間だぞと言われる感覚だったようだ…

ウェンカムイ「この体になってから、食い物の声が聞えるようになったからさっきまでは面白かったが…」

ウェンカムイが人喰いグマのけものだった時は捕食対象である人間の言葉は理解出来なかった。
しかし、フレンズ化した時に今まで襲って食べていた人間の言葉が理解できるようになったのだ。

さっきのチビアライさんたちの声を思い出し…

ウェンカムイ「今はもう只々不快でしかねぇ…食い物がオレと同じ目線で喋るな黙ってろ!」

ただ言葉が理解できるだけで、フレンズになってからも人間が捕食対象であることには変わりなかった…
チビアライさんを襲った時にあまりにも微妙だったのが彼女を苛つかせていたのだった。

ラーテル「????」

ラーテルは困惑した…このウェンカムイ、
人喰いグマのフレンズと自分は圧倒的なズレが有ると感じた。
ヤバイと思った瞬間…
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 22:46:59.19 ID:ZZ7kAqsI0
ドガンッ

ウェンカムイの足元に鉄球のような物体がぶつかった。

アライさん「よくも…チビ達を…オマエえええええええええええええええ!」

アライさんの頭からのタックルが突き刺さっていたのだ。
ダメージはないが少しぐらつくウェンカムイ。

ウェンカムイ「コ、コイツ…っ!」

アライさんを捕まえようとするも即座に逃げられる。

アライさん「お前だけは絶対に許さないのだ!くそぉ!!良くもチビをチビ達を!!
アライさんの初めての子供なのだ!そのチビ達をオマエが殺したのだ!!!!オマエが!!」

お腹に子供がいると判明してから数ヶ月の思い出が激流のように湧き上がるアライさん、
この子のために人間を避け、誰もいない廃墟に移り住んだが誰とも知らぬ悪意ある人間によってその廃墟を燃やされ。
住処をなくしたアライさんは寝る時は子どもたちが襲われないように抱いて温め…

(ウンコ出してグアノーとか言ってたのは忘れてください、グアノは糞などが堆積してできた化石です。)

みんなで水浴びをした時、自分の子供が初めて喋ったこと。
タヌキから奪い取った新しい住処で一緒に鬼ごっこやかくれんぼをして遊んだこと。

自分の子供達が生まれて一ヶ月も満たないが、とにかく色んな思い出をこの人喰いグマに食い潰されたのだ!
怒りに怒るアライさんの目も光っていたこのアライさんは「野生開放」が使えたのだ!

ラーテル「アライグマ、やめとけ死ぬぞ!」

野生開放を使えたとしてもそれでもアライグマはアライグマ、
ウェンカムイのような人喰いグマに立ち向かっていっても無駄死にするだけだとアライさんを止めようとするラーテル。

アライさん「うるさいのだ!チビ達の仇を取るのだ!!
あんな奴…足ボキボキにへし折って食い殺してやるのだ!」

ラーテル「そうか、足か!」

エゾヒグマはフレンズとしては生まれたばかりでまだ二足歩行には慣れていない、
ラーテルはその足さえ攻めれば勝機があると思ったのだ!

ウェンカムイ「お前らが二人がかりで来ようとも無駄だ!」

今度はウェンカムイが攻める、リーチが長い熊手の一撃だ。

ブオンッ!ガキィーーン!!

ラーテル「その程度の爪、アタシには効かねぇ!」

マントを腕に巻きつけて熊手の一撃を止めるラーテル。

そう、ラーテルの毛皮であるマントは伸縮性が高くそれでいて硬い、
柔軟な装甲で大型肉食獣の攻撃すら通さないのだ。

フレンズ化することによりその防御力は更に上がっていた。

アライさん「お前はさっさと死ねなのだー!!」

ラーテルが攻撃を受け止めた瞬間にもう一度アライさんが頭突きタックルで同じ場所を狙う。

ウェンカムイ「二度も食らうか!」

ウェンカムイは二人と自分の体格差から足元の攻めてくると思った。
なので重心を落とし、アライさんのタックルを今度は膝で受けるウェンカムイ

ゴキンッ

強靭な膝に打ち負けて吹き飛ぶアライさん、更にラーテルを熊手で押し飛ばす。

アライさん「おぶぉっ…クソぉ負けないのだああああオマエなんかに!」

体制をすぐさま立て直し、ウェンカムイに向かっていくアライさん。
対抗できる武器はウェンカムイに遥かに劣る牙と爪しかない。

ラーテル「おい、いくな!!!」

グサッ!!

ウェンカムイの熊手がアライさんの腹部に突き刺さり…更に横薙ぎで割かれる。
裂けた部分からは内臓がこぼれ落ちた…

アライさん「ゴブゥッ…」ビクッコスリコスリ

つづく
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:50:18.28 ID:JjQ52SEh0
アライさんは無残な最後でお願いします。
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:50:33.09 ID:6kpJGs1c0

やっぱりアライさんは死ぬ時もハエガイジムーブかwwwwww
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/27(日) 22:52:41.77 ID:ZZ7kAqsI0
アラ虐SSから急にアナザーフレンズのバトルものを混ぜちゃったので
虐待要素薄くてすみません…虐待より普通の暴力のほうが書きやすいんです。

ラーテルはウェンカムイを倒してアライさん殲滅を阻止できたらいいですね。

あと、ウェンカムイはダークエゾヒグマぐらいの意味で思ってください。
もとのエゾヒグマのフレンズの名前がカムイだったので…
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/27(日) 22:58:59.73 ID:ZZ7kAqsI0
アライさん達の最後は一応すでに描いてますが無残かはどうかはわかりません…
一兆円を手に入れてハワイで移り住んでたらどうしよう。
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 23:00:50.16 ID:1hm/VgZPO
>>150にある
「なんで廃棄野菜があるのかは深く考えてはいけない」
ってどういう事?
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/08/27(日) 23:01:37.95 ID:KHKMx74g0
面白いから構わない。
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/08/27(日) 23:43:01.72 ID:ZZ7kAqsI0
>>157
用途不明の畑から廃棄野菜が出る理由をちゃんと考えるのめんどくさかったので…
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 23:48:05.31 ID:1hm/VgZPO
>>159 えぇ・・・
まぁ、廃棄野菜だろうが勝手に持って行っていいわけじゃないけど
所詮、害獣の理論ということか
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 23:49:34.46 ID:6wn3siWmo
てっきり美味しい野菜を手に入れる(盗む)ために他のアライさんが抜きまくって泣く泣く廃棄されたのかと思ってた
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