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【安価】女冒険者メイカー【R-18】
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440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/10/26(木) 00:49:57.30 ID:jO43HdgvO
エタった?
441 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/17(日) 20:16:10.21 ID:tTy4cMA/0
【これまでのあらすじ】
最愛の父を亡くした、孤独なネレイドの少女ラカ。
家を飛び出した彼女は、ワーウルフのアトミナと出会い、自らの幸せを探す旅に出ることを決意した。
冒険者ギルドにて、シノビ見習いの獣人シキ、そしてトレジャーハンターでラカと同じネレイドのシルーを仲間に加え、遂に出発する。
順調に行くかと思われた旅路であったが、道中、盗賊に襲われてしまい……
442 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/17(日) 20:16:56.45 ID:tTy4cMA/0
…
海沿いを進む一行。と、先頭を歩くシキの足がにわかに止まった。
「どうしました?」
アトミナの問いかけに、彼女は黙って空を見上げた。その視線を追って、ラカはぎょっとした。
大きな翼の生えた何かが、彼女らの頭上を旋回していたのだ。
それは4人の視線に気付くと、地面に降りてきた。そうして、開口一番こう言った。
「てめえら、有り金全部置いてきな!!」
「…?」
シキは何も言わず、眉間にしわを寄せた。『何だコイツ』と、顔に書いてある。
肩を怒らせて迫るのは、一人の青年。麻のズボンに革の胸当てという軽装で、片手に短刀を握っている。いかにも盗賊の下っ端と言った風情。だが、剥き出しのその肩からは、一対の見事な翼が生えていた。翼人族だ。
「おい、何とか言いやがれ」
「あ、あの」
アトミナが、おずおずと口を開いた。
「盗賊さん、ですか?」
「おう、それ以外の何に見えるってんだ! いいから、金を出せ!」
威勢は良いが、いまいち迫力に欠ける。それに翼人族と言えば、先祖代々の誇りを重んじる、間違っても盗賊になどならなそうな種族である。何か、訳があるのかも。そう考えて、アトミナは話し合いを始めようとした。
443 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/17(日) 20:25:19.92 ID:tTy4cMA/0
…
↓1 ラカの知覚+敏捷+コンマ1桁が
00〜03 致命の一撃
04〜10 痛い
11〜20 回避
21〜 捕獲
↓2 アトミナの知覚(4)+敏捷(4)+コンマ1桁が以下同文
↓3 シキの知覚(7+1)+敏捷(10)+コンマ1桁が以下同文
↓4 シルーの知覚(7)+敏捷(9)+コンマ1桁が以下同文
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/17(日) 20:31:55.15 ID:isNAjTW2O
えいさ
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/17(日) 20:32:55.75 ID:I2bxHTs10
う
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/17(日) 20:37:39.59 ID:L/o1QPyfO
ほいさ
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/17(日) 20:38:21.31 ID:LtuMseZV0
あ
448 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/17(日) 20:54:34.00 ID:tTy4cMA/0
ラカ 8+8+5=21 捕獲
判定終了
「…」
その様子を黙ってみていたラカは、不意に後ろ首の辺りに、奇妙な風がぶつかったのに気付いた。
「…ふん!」
その、風の出処めがけて、手を突き出す。
「……きゃああっ!!?」
次の瞬間、伸ばした彼女の拳の中から、甲高い悲鳴が飛び出した。
「! リリア!」
それを聞いた翼人の顔が、一瞬にして真っ青になった。
ラカは、自分の手の中に捕まったものを見た。それは、丁度ラカの手のひらに乗る程度の大きさの、小さな雌の妖精だった。
「は、はなせ、はなせぇ!」
ラカの手の中でジタバタもがく妖精。
「放せよ! リリアを放せ! 放してくれよぉ…」
翼人に至っては、泣きじゃくりながら懇願し始めた。
アトミナが、ラカを見る。ラカは、アトミナを見て、翼人を見て、それから妖精を見た。
「…悪いこと、もうしないで」
そう言うとラカは、そっと手を開いた。
「デグぅ〜〜!!」
「リリア!」
妖精は翼人のもとへ飛んでいくと、彼の頬にしがみついて泣き出した。
そこへ、アトミナが歩み寄った。できるだけにこやかに、穏やかに、彼女は切り出した。
「…何が、あったのですか」
449 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/17(日) 20:59:06.62 ID:tTy4cMA/0
リハビリがてら今日はここまで
パーティのステータスを開示しときます
ラカ
筋力3 敏捷8 技術3 知覚8 知恵1 魅力2 幸運8
アトミナ
筋力4 敏捷6 技術6 知覚4 知恵6 魅力5 幸運8
シキ
筋力4 敏捷10 技術7 知覚7(+1) 知恵4 魅力3 幸運3
シルー
筋力5 敏捷9 技術6 知覚7 知恵7 魅力13 幸運2(+4)
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2019/03/20(水) 14:38:14.12 ID:4NYOdILp0
…
デグアーネと名乗ったその翼人曰く、彼は幼い頃から盗賊の頭に育てられており、一人前の盗賊を夢見ていたのだという。しかし最近、彼の属していた盗賊団が帝都の警察兵団によって捕らえられ、翼を持つ彼と、前に盗品の小瓶から助け出した妖精のリリアーヌだけが命からがら逃げ出した。二人は帝都を離れると、ひとまず人の多い港町を目指すことにしたが、その道中で旅費を稼ぐべく、盗賊の真似をしてラカたちに襲いかかったというわけであった。
「で、上手くいくと思った?」
シキの問いに、デグアーネは気まずそうに俯いた。
「…おれが気を引いて、その隙にリリアーヌが財布を掠め取るって作戦だった。でも、まさか一発で捕まるなんて思わなかった」
「最初に狙ったのがラカで良かったね。うちだったら、まずこうっ!」
短刀を抜き、一振り。デグアーネの肩の上で、リリアーヌがぶるぶると震えた。
「…もう、足を洗いませんか」
「そんなの、無理だ!」
シルーの提案に、デグアーネは首を振った。
「物心付いた時から、お頭に育てられたんだ。ずっと、あの人を父ちゃんだと思って…今更、盗賊を辞めるなんて」
「そうだよ! デグはわるい商人から、リリアを助けてくれたんだ!」
「…」
アトミナとシルーは、顔を見合わせた。それから、ラカを見た。
アトミナが口を開く。
「…ラカ、彼らと行動を共にする、という選択肢もあります」
「えっ?」
それは、自分たちも盗賊の一味になるということか。そう思っていると、シルーが付け加えた。
「もちろん、盗賊になるというわけではありませんよ。たまたま私達は、行き先が同じです。それにこの先、また悪い人たちに襲われないとも限りません。この方々と協力すれば、少しは安全に旅ができるかも」
「…」
「お、おれは嫌だぞ。おれたちは、自分の力で旅をする。そして、立派な盗賊になるんだ!」
喚くデグアーネを一瞥すると、ラカは考えた。
↓1 デグアーネとリリアーヌを仲間に
@入れる
A入れない
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/20(水) 15:03:24.91 ID:+7rF5PZDO
1
452 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/20(水) 15:34:25.53 ID:4NYOdILp0
確かに、今のメンバーは戦いが得意ではなさそうだ。襲ってきたのがこの駆け出し盗賊でなければ、こっちがやられていたかもしれない。
「…取り敢えず、港町までは」
「嫌だぞ」
即答するデグアーネ。
「…」
ラカは、助けを求めるようにアトミナを見た。
↓ どうやって引き入れる?
@説得する
A脅す
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/20(水) 15:42:05.68 ID:ve9Fn/930
2
454 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/20(水) 15:50:04.55 ID:4NYOdILp0
↓1 筋力+コンマ1桁が
00〜09 失敗
10〜15 成功
16〜 完全服従
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/20(水) 15:51:09.64 ID:+7rF5PZDO
はい
456 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/20(水) 15:59:45.53 ID:4NYOdILp0
3+4=7≦9 失敗…
「いいから…一緒に、来い!」
胸を反らし、凄んで見せる。が
「なんだよ、それ」
デグアーネは白けた顔をした。それから、くるりと背を向けると
「あばよ」
ばさりと翼を広げ、飛んで行ってしまった。その後を、リリアーヌも追いかけていった。
457 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/20(水) 16:01:47.44 ID:4NYOdILp0
ひとまずここまで
458 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/20(水) 20:51:32.20 ID:4NYOdILp0
…
「ここが”望みの岬”です!」
辿り着いたのは、崖の上の小さな集落であった。活気に乏しい家々の向こうに、背の高い塔が建っている。
「山岳からやってきた人が、ここが地の果てと喜んだとも、逃げてきた恋人たちが天界への望みを胸に、あの崖から身を投げたとも言われています」
「うげー…」
露骨に嫌そうな顔をするシキ。ラカは尋ねた。
「ここで何をするの」
「ひとまず、食べ物や水などを買い揃えましょう。明日一日は、この町でゆっくりしましょうね」
…
「ただいま戻りました」
必要な品々を買い揃えて、アトミナとシルーが宿屋に戻ってきた。寂れた宿で、通された部屋にはやけに大きなベッドが2つ並んでいた。
「ベッドの割り振りは決めましたか?」
「うん」
ラカは頷いた。
↓1のコンマ ラカと一緒のベッドは
00〜50 アトミナ
51〜80 シキ
81〜99 シルー
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/03/20(水) 20:53:07.81 ID:itrVYIup0
あ
460 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/03/20(水) 21:09:59.98 ID:4NYOdILp0
…
その夜。先にベッドの上で布団を被っていたラカの隣に、一人の女が音もなく滑り込んできた。いつもの習慣なのか、一糸纏わぬ姿で彼女に寄ってきた、その女は
「…起こしてしまいましたか?」
彼女と旅を共にする美しいネレイド、シルーであった。
「…ううん」
消え入りそうな声で答える、ラカ。
彼女は、同種族でありながら自分と違って整った容姿を持ち、自立して生活しているシルーに、未だに引け目を感じていた。だから、寝床の割り振りを決める際には、彼女と一緒になることだけは避けたかった。
しかし、一緒に割り振りを決めたシキは、あくまでラカとシルーが一緒に寝るべきだと主張した。結局押し切られて、ネレイド同士、一つのベッドを共有することになったのであった。
「…」
「…」
気まずい沈黙。そっと距離を取ろうとするラカに、シルーは手を伸ばした。
「!」
「ラカさん…」
シルーは、ラカの背中に囁いた。
「もし良かったら、お話しませんか?」
「…うん」
↓1〜3でコンマ最大 話題について
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