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長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」
- 423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/29(金) 16:27:02.13 ID:4YJvz6c80
- だが他人の指がそこを這う事の刺激は朝雲にとって今まで感じたことのない快感だった。心も体も蕩けてしまう
山雲が朝雲の下着をずらしてきてた。もはや抵抗することを考えもしない朝雲。そのまま直にそこを責められる
朝雲「んはぁ!!」ビクン
山雲「……♪」
朝雲が口を離して嬌声をあげる。山雲は今まで感じたことのない達成感を感じていた。そのまま朝雲を狂わせるように手淫を続ける
朝雲の、自らの指さえ受け入れたことのなかった秘所はピッチリ閉じており、そこを初めて征服したのは自分だと確信した山雲は歓喜に震えた
そのまま容赦なく山雲は朝雲を手淫する。クリトリスを摘み、弄り、撫でまわした。そのテクは相当なものだった
最初の頃、山雲は朝雲への気持ちに戸惑い、ひた隠しにして、忘れようとしていた。それが普通でないと分かっていたからだ
しかし満たされない欲求は理性を焼くほどで、それを自ら慰めているうちに手淫が上達していったのだ
しかも、抑圧された思いはやがて変質していった。朝雲が好意を向ける提督に対して激しい嫉妬を抱き、それは一方的な嫌悪へ変わった
自分がその思いを忘れようとしていたことも忘れて、どうにかして朝雲を手に入れようとしていた
それが今、実現しようとしている。山雲は朝雲を完璧に堕とすべく持てるテクの全てを駆使して朝雲を責め立てた
朝雲「あっ……だめ……!!山雲……!!待って!!このままじゃ私……私……!!っぁああああああ!!」ビクンビクン
山雲「あぁ〜朝雲姉ぇ、イったのねー?どう、気持ちよかったー?」ゾクゾク
朝雲「っ……はぁ……はぁ……」コクリ
仰向けになり、手で顔を隠しながら頷く朝雲は、絶頂の余韻で息も荒く震えていた。山雲は、そんな朝雲のシャツのボタンを外した
朝雲「っ……?山雲……?」
潤んだ瞳で問いかける朝雲に微笑むことで返した山雲は、そのまま朝雲のシャツをはだけさせる。露わになったキャミソール
山雲「……」スッ
朝雲「ぁ……」カァッ
それをゆっくりと捲り上げる山雲。朝雲が声を洩らし、やがてその発達途中の胸が露になった
山雲「綺麗……あむ」ナデナデ
朝雲「んっ……んぁ……!!」
山雲がその胸を撫でる。その先端は硬く自己主張していた。山雲が口をつけると、朝雲の喘ぎ声が洩れる
山雲「ぺろぺろ……じゅるるるる」
朝雲「あぁん!!」ビクン
朝雲の嬌声が洩れる。赤子のようにそこを吸う山雲。朝雲は今まで感じたことのない快感のような何かに蹂躙される
朝雲は山雲の頭を抱き、歯を食いしばって耐える。暫く朝雲の胸を堪能した山雲はそのまま今度は朝雲のスカートを捲り、愛液で濡れたそこに顔を埋めた
- 424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/29(金) 16:29:12.76 ID:4YJvz6c80
- 朝雲「やっ……汚いから……!!」
山雲「朝雲姉ぇに汚い所なんてないよー。んちゅっ」
朝雲「んはぁ!!」
そこに口付けする。愛液の味を堪能し、舌を挿入。今一度処女膜の存在を確かめる山雲。朝雲の純潔を守るそれの存在に満足した
そしてクリトリスを舌で弄び、強く吸う。淫らな水音、跳ねる朝雲の体。容赦することなく口淫する
朝雲は快楽の奔流に押し流されていた。もうただ気持ちがいい。そして山雲が好き。それ以外考えられなくなっていた
朝雲「あぁ!!山雲……!!山雲ぉ!!駄目……あたし……っぁ!!来ちゃう……すごいの来ちゃう……!!」ピクンピクン
山雲「じゅるるるるるる!!」
朝雲「っぁああああああああ!!」ビクンビクン
朝雲が再び絶頂を迎える。太ももで山雲の頭を挟み、手で山雲の後頭部を押さえつける。その体が痙攣した
朝雲「ぁ……はふぅ……」ピクンピクン
山雲「ぷはっ……おいしー……朝雲姉ぇ、好きだよー。愛してるからねー」ギュッ
朝雲「はぁ……はぁ……っ……うん、あたしも……」ギュッ
〜
ガタンガタン
提督「っ……」
提督(馬車に揺られながら心地良いまどろみに身を任せて居眠りしてしまっていた。目が覚めるとマックスが声をかけてくる)
Z3「……目が覚めた?」
提督「ああ……」
Z3「見て。あれがマドリードよ」
提督「!!とうとう着いたか……!!」
提督(カディスを出て約一週間。ようやくマドリードに到着した。マドリードはさすがにスペインの首都だけあって大きな街だった)
提督(カディスなどの南部の街に比べて西欧的な建物が多くヨーロッパという感じだ。俺たちは郊外で馬車を降りる)
提督「いよいよだな。大使館に向かおう」
Z3「そうね」
提督(この一週間の旅路で俺たちは完璧に現地に馴染んでいた。俺は顔を髭と帽子で隠していればアジア人とは気がつかれない)
提督(マックスも同じく帽子で顔を隠しつつ、なんと男の子の格好をしていた。最初は驚いたが、結構似合うものだ)
提督(今やマックスは完璧に美少年に変装していた。途中で寄る街寄る街で女の子に人気があって複雑そうな感じではあったが)
提督(マドリード王宮やアルムデナ大聖堂、ラス・ベンタス闘牛場などの素晴らしい建物に感動しつつ大使館前につく)
Z3「アトミラール。分かってると思うけれど、大使館は見張られているわ」
提督「ああ。だから大使館の職員が外に食事にでも出ていくところを狙おう」
- 425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/29(金) 16:32:17.36 ID:4YJvz6c80
- 提督(もうそろそろ昼時だしな。暫く待っていると、俺の狙い通り大使館の職員らしき日本人の集団が出てくる)
提督(俺たちは後を着けつつレストランに入っていく彼らの後に続く。そして彼らの隣のテーブルについた)
提督(監視が居るかどうか一応確認するが分からない。だが、これ以上のタイミングは無いだろう。俺は彼らに話しかけた)
提督「皆さん、驚かずに聞いてください」
「「「「!?」」」」
職員「日本語……?誰ですか、あなたは?」
提督「私は帝国海軍の提督です。乗艦が撃沈された後、いろいろあってスペインにたどり着いていたのです」
〜
提督(その後、俺の話を半信半疑で聞いていた彼らはとりあえず俺を大使館へと連れて行った)
提督(もちろん監視の目を誤魔化すために俺は彼らと同じようなスーツを着せられ、マックスはなんとトランクに隠れさせられた)
提督(大使館に着いて、海軍の駐在武官である少佐と会ってすぐに俺が本人であることが確認された)
提督(そしてその後のことを決めるため数日そこに泊まり、結果俺たちは外交官とその養子として民間の客船でアメリカに渡る事になった)
提督(そこからカナダへ陸路で移動して、ようやく連合国は安全に俺を保護できるようになる)
提督(今度は資金も十分にあり、ヒッチハイクのような事をするまでもなく船の出る港町へ着いた)
提督(そして今、俺たちは大西洋を渡ってボストンへ向かう船の上だった。かなり大きな客船で搭乗客は千人以上いるだろう)
提督(確かにこれならもしドイツ側が、大使館から出てきた怪しい人物がこの船でアメリカへ向かおうとしてることに気がついていても何もできないだろうな)
提督(そんな事を考えながら顔を洗い終わる。洗面所から部屋に戻るとマックスがコーヒーを入れていた)
提督「ありがとう、マックス」
Z3「どういたしまして」
提督「……ん、美味しい。もう完全に生活習慣を把握されてしまったな」
Z3「これだけずっと一緒に暮らしていればね」
提督「まだ一月ほどだろう?」
Z3「けれどずっと一緒に居たでしょう」
提督「確かに……いつもは執務やら会議やらで忙しかったからな。平時もなんだかんだで暇じゃなかったし」
提督「こんなに長い間ずっと一緒に誰かといたのは君が初めてかもしれない。まるで……夫婦みたいだな」
Z3「っ///」
提督「照れてるところも可愛いぞ」ニコッ
Z3「っ!!明日はコーヒーはなしね」ムスッ
提督「それは困る。もう君のコーヒーがないと目が覚めないんだ」
Z3「ダメよ。反省しなさい。明日は一日寝て過ごすこと」
提督「反省しているよ。君との貴重な一日を寝てすごすのは嫌だ」
- 426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/29(金) 16:35:31.44 ID:4YJvz6c80
- Z3「っ……誠意が感じられないわ。私は安い女じゃないの」キュン
提督「そうか……じゃあ、これでどうだ?」ダキッ
Z3「ぁ……!!」カァッ
提督(マックスを後ろから抱く。硬直するその体。暫くして、マックスが俺の手に自らの手を重ねた)
Z3「……こうしてはくれるのに、抱いてはくれないのね」ギュッ
提督「っ!!」
Z3「カディスのビーチで貴方に日焼け止めを塗ってもらった後、私、待ってたのに。でも、あなたは抱いてくれなかった」
Z3「あの日から今日まで何日一緒に寝たのかしら?でもあなたは私を抱きしめてはくれても女にはしてくれない」
Z3「ねぇ……どうして?私が、幼いから?それとも……何か他に理由があるの?」
提督「……俺は」
ゴォーン バッシャーン
Z3「っ!?雷撃!?」
提督(船が大きく揺れた。先ほどの籠った爆音と高く上がった水柱。そしてそこかしこから聞こえてくる悲鳴や怒号)
提督「っ……馬鹿な……これは民間船舶だぞ……!?」
提督(雷撃されたとしか思えなかった。ついこの間の巡洋艦の時のことが思い出される。この大きさならそう簡単に沈みはしないはずだが……)
Z3「とりあえず、甲板に出ましょう。いざとなったらこれで……」タッ グッ
提督(そう言ってマックスが背負ったのは艤装が入った背嚢だ。ともかく、何が起こるにしても甲板に居た方が良い)
提督「分かった、行こう!!」
提督(マックスと共に甲板に上がる。二等室から甲板へ上がるのはそう難しい事ではなかった)
提督(だが会談では三等客室のある下の方から悲鳴や怒号が響いてきていた。甲板に出ると、まだ人はそう多くない)
提督(朝早いからだろうか?しかし下の人間が全員上がってきたらすぐに身動きが取れなくなるだろう)
提督「失礼、どうなっているのですか?」
船員「どうやら潜水艦からの攻撃を受けたようです!!またドイツの仕業でしょう!!大丈夫ですから落ち着いて待機していてください!!」
船員「Look!!誰かいるぞ!!」
提督(別の、双眼鏡で周囲を警戒していた船員が騒ぐ方を見る。何も見えないがこの状況から考えると……)
提督「失礼、貸してくれ!!」
船員「Hey, 何をするんだ!?」
提督(強引にひったくった双眼鏡でそっちを見る。すると、確かに海に少女が浮かんでいた。こちらに滑るようにして近づいてきている)
Z3「あれはIXC型……!!」
船員「Oh my God!!あれは艦娘だ!!Uボートだ!!」
提督「馬鹿な……しかもあれは……」
U-511「……」ニタァ
- 427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/29(金) 16:37:55.19 ID:4YJvz6c80
- Z3「U-511なの……!?確か戦死したはずじゃ……」
提督「戦死!?ああ、ドイツじゃそう処理されていたのか」
Z3「どういう事?何か知っているの?」
提督「話すと長いんだが……」
U-511「……」ドンッ
ドガァン
船員「撃ってきたぞ!!」
提督(再び大きな悲鳴が上がり、甲板に居た乗客たちが反対側へと逃げていく。今の砲撃、UボートのIXC型の兵装からして……)
Z3「10.5cm砲ね。この大きさとはいえ客船じゃそう何発も持たないわ。あの子、この船を沈める気みたい」
提督「どうしてこんな事を……この船が民間船舶だという事は分かっているはずだなのに……」
Z3「とりあえず、いろいろ面倒になると思うけどもう四の五の言っていられないわ。私が出る」
提督(そう言って艤装を展開し始めるマックス。俺はとっさにマックスの素性が割れないように何かできないかを考える)
提督(もしマックスが生きているとバレたら、いろいろまずい事になる。特にドイツに居るであろうマックスの家族が)
提督(俺が甲板に上がる時とっさに持ち出したのは制服などを詰め込んだトランクだ。俺はそれを開けると俺の制服を取り出す)
提督(分かる人には艤装がZ1型のものだと分かるだろう。だが、それよりももっと分かりやすいものがあれば大部分の人間がそちらに気を取られる)
提督「マックス、これを着てくれ!!」
Z3「これは……日本海軍の制服?」
提督「君だと気がつかれにくくなる。それと、この帽子も」
Z3「ありがとう……助かるわ。……ぶかぶかね」
提督「邪魔になるか?」
Z3「……そんなに変わらないわ。ありがたく使わせてもらうわね。後は……」
提督(俺の制服を着たマックスがオペラ座の怪人に出てきたような仮面をつける。こういう時の為に用意していたというところだろうか)
Z3「じゃあ行ってくるわ、アトミラール。いざとなったらまた貴方を抱えて今度はアゾレフ諸島にでも逃げるから、分かりやすい所に居て頂戴」
提督「分かった、気をつけてくれ!!」
提督(装備を展開し終えたマックスが海に飛び出す。かなりの高さだったが、無事に着水する)
提督(そして、そのまま水上を滑るようにして進んでいく。俺はマックスの無事を祈ってその後姿を見つめていた)
- 428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/29(金) 16:39:46.37 ID:4YJvz6c80
- 〜
U-511「!!」
Z3(私が出てきたことで驚愕に目を見開くU-511。そして潜航し始める。私は主砲で攻撃を試みた)
Z3「……!!」ドンッ
バシャン
U-511「……」コポッ
Z3「っ……外したか……潜航……まあそうでしょうね……」
Z3(ここひと月のブランクと、潜航するまでの短い間に狙って撃たなくてはいけなかったことのせい。まあ、仕方がない)
Z3(潜航したUボート相手にたった一隻で立ち向かわなくてはいけないなんてね……けど、ここで負けたらアトミラールが危ない)
Z3(ソナーを発信……反響音は前方。どうする?撃ってくるかしら?かかって来なさいな……)
Z3(再び発信……っ……逃げていっている。Wolfsrudeltaktik(ウルフパック)の基本は複数の潜水艦による包囲殲滅)
Z3(あの子以外にも居る……一隻で守り切れるかしら……?今のうちにアトミラールを連れて離脱するべきかも……)タラリ
〜
鹿島『……』
帝国海軍士官『鹿島さん』
鹿島『あっ……大佐』
帝国海軍士官『大丈夫ですか?』
鹿島『はい、大丈夫です』
帝国海軍士官『なら良かったです。……では、また今度』
鹿島『っ……大佐』
帝国海軍士官『はい、どうしました』
鹿島『よろしければ、この後食事でもいかがですか?』
帝国海軍士官『もちろんですよ。喜んで』ニコッ
鹿島(提督の葬式の後、たぶん私に気を使って去ろうとした大佐を自分から食事に誘った)
帝国海軍士官『……もしよろしければ、あの時の返事。聞かせてもらえませんか?』
鹿島『……本当にいいのですか、私なんかで』
帝国海軍士官『もちろんですとも。鹿島さん、どうか私とお付き合いしてくださいませんか?』
鹿島『っ……大佐……はい、喜んで」ニコッ
鹿島(そうすれば、大佐に返事を求められるのは分かっていた。その上で誘った。そして私は大佐の告白を受け入れた)
鹿島(それから一月、私は本当に、心から大佐のことが好きになり始めていた。始めは、やっぱり提督が居なくなった心の穴を埋めるだけに利用していたのかもしれない)
鹿島(キスはおろか、手も繋がなかった。我ながら酷い女だと思う。けど、それでも彼は受け入れてくれた)
- 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/29(金) 16:45:03.53 ID:4YJvz6c80
- 帝国海軍士官『鹿島さん、今日は一緒に食事に行きませんか?』
鹿島『いいですね。行きましょう』
鹿島(それどころか、本当に優しくしてくれて……その日、私はいつものように伸ばされた彼の手をさりげなくかわしたりしなかった)
鹿島(それから徐々に一緒に居る時間が増えていって……大佐の家で手料理を振舞ったりもした。そしてつい昨日……)
帝国海軍士官『では鹿島さん。また明日』
鹿島『ええ、大佐。また明日』
帝国海軍士官『……鹿島さん』
鹿島『はい?どうかしましっ……!!』
帝国海軍士官『……』チュッ
鹿島(初めて、強引にキスされた。一番大きかったのは驚きだった、でも、嫌じゃなかった)
帝国海軍士官『……っ。すいません、鹿島さん。つい……』
鹿島『……私達、付き合っているんですから謝らないでください』ニコッ
帝国海軍士官『……鹿島さん』パァッ
鹿島『では大佐、失礼します。また明日』
鹿島(ファーストキスだった。受け入れた。それまでも、キスやそれ以上を求められていると感じたことはあった)
鹿島(でもその全てをそれとなく拒んできた。けど……もし今度、大佐に求められたら。もう拒むまい。そう思っていたのに……)
鹿島(ドイツが無制限潜水艦作戦を始めたらしく、最近増えてきていた民間船舶の救難信号)
鹿島(今日もそれに応じて被雷したという民間船舶の救助に来ていた。それはスペインからアメリカへ向かう大きな客船だった)
鹿島「見えました。あれが件の客船でしょう。艦隊、周囲の警戒を怠らないでくだ……あれは……?」
漣「艦娘……?けど着てるのってうちの士官の制服じゃない?」
曙「っ!!あの艤装……!!ドイツの奴よ!!沈めてやる!!」キッ
鹿島「待ってください!!攻撃禁止!!とりあえず無線で誰何します。『汝ハ何者ナルヤ?』」
Z3「……。……我、帝国海軍所属、提督ナリヤ。救援求ム」
鹿島「……えっ?」ドクン
漣「……マジ?どういう事?」
朧「どう見ても別人。声も女の子。だけど話を聞くべきだよ」
曙「っ!!行くわよ!!」
潮「曙ちゃん!!待って!!」
鹿島(頭が真っ白だった。何も考えられない。飛び出していった曙さんを追いかけて謎の駆逐艦娘と合流する)
Z3「ふぅ……これで何とかなったのかしら……」
曙「あんた何者なの!?そのふざけたマスクをとりなさい!!その艤装、ドイツの奴でしょ!?『我、帝国海軍所属、提督ナリヤ』ってどういう意味よ!?」
Z3「……。故あって今は取れないわ。あれはそう言えって言われたのよ、アトミラールに」
漣「っ!!生きてるの!?提督生きてるの!?」
Z3「ええ、もちろん。ほら、あそこにいるわ」スッ
鹿島(全員がその駆逐艦娘が指さす方を見る。客船からこちらを見下ろして手を振っていたのは……提督だった)
↓×1〜3
死んだと思っていた提督が生きていたことに対する第七駆逐隊と鹿島の心情と行動
特に鹿島は提督の葬式以来、帝国海軍士官と付き合っていて、もうキスまでしていることをふまえて
一部だけ地の文使ってみましたがないほうが良いとの意見が多いのでこれからは今まで通りにします
- 430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 17:00:29.81 ID:iA5FBHYVo
- 共通
一目散に駆け寄りたいが、まずは海域の安全確保を優先
第七
対潜を担当、嬉しさの余りキラ付け状態で敵を無力化
鹿島の下記の行動を受け、抜け駆けはズルいといわんばかりに提督へ雪崩れ込む
鹿島
謎の少女の正体を見抜くも、明るみにはせず提督を助けてくれてありがとうと抱擁
提督の存在を敵に察知される訳にもいかないので、彼の代わりに第七の指揮をとる
士官への罪悪感は残るも、自分の気持ちに嘘は付けない
提督の危機を守れたことの安堵からか、泣きじゃくり彼に抱き付く
- 431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 17:26:07.14 ID:gA89jOUeo
- 430のように安全を得た上で再会を喜びあい全員で部屋へ
鹿島を筆頭に、一目散に提督に雪崩れ込む艦娘たち、キスやハグの雨霰
提督はハーレムのことを説明するも、ハーレムがどうだとかそんな事は関係ない、提督がいない世界なんて考えたくもないと事実上認めるも聞く耳もたず
- 432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 17:52:10.27 ID:6Lyx0MwTo
- 提督さんが生きてた……?!夢じゃない……夢じゃないよね!でも今の私には大佐が……もうファーストキスだって……それでも私提督さんが生きててくれてすごく嬉しいって思ってる……自分の寂しさを紛らわす為に大佐を利用して……もう誤魔化せない……私やっぱり提督さんが好きなんだ……私……馬鹿だ……
- 433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/29(金) 20:52:13.33 ID:4YJvz6c80
- 「「「「……!!」」」」
Z3「ほらね?」
鹿島(その声に覚えがあった。顔を隠しているけど、分かった。この子、Z3だ。前に何度か同じ艦隊になったことがある)
鹿島「っ!!」ダキッ
Z3「!?」
鹿島「貴女が……提督さんを助けてくれたんですね……?ありがとう……本当にありがとう……!!」
Z3「え、ええ……とりあえず、あの船にはまだ多くの生存者が居るわ。けど損傷は深刻よ。すぐにどこかへ曳航しないと。ここから一番近いのはアゾレス諸島かしら」
鹿島「ええ、そうですね。艦隊、周囲の安全確保を。敵は潜水艦ですか?」
Z3「ええ。けど妙だわ。一隻しか確認できていない。Wolfsrudeltaktikだと少なくとも三隻は居るはずなのだけど」
鹿島「なるほど、分かりました。対潜警戒を密にしてください」
「「「「了解!!」」」」
〜
提督(鹿島たちが到着し、客船は護衛、曳航されつつアゾレス諸島へ向かう。沈没前に何とか到達した)
提督(図らずとも俺たちはアメリカ大陸を経由するより一月ほど早くアゾレスに着くことができた)
提督「皆、久し振りだな」
鹿島「っ……提督!!」ダキッ
「「「「!!」」」」
Z3「……へぇ」キロリ
提督「か、鹿島……」
鹿島「うぅ……ぐすっ……ぶ……無事でよかった……です……っ……ひっく……」ポロポロポロ
提督「……心配をかけた」ナデナデ
曙「このクソ提督!!なに心配かけてるのよ!!馬鹿!!死ぬほど心配したんだからね!!」ダキッ
漣「ご主人様ってばもう……本当にもう!!漣にこんなに辛い思いさせるなんてご主人様失格ですよ!?」ダキッ
朧「提督……無事でよかったです……本当に……」ジワァ
潮「提督……私もうダメかと……私……提督に話したいことが……」ポロポロポロ
提督「本当に心配をかけた……申し訳ない……」ギュッ ナデナデ
Z3「……良かったわね、アトミラール」ジトォ
提督「っ……ああ……」
帝国海軍士官「提督、よくぞご無事でした!!至急司令部まで来てください!!」
提督「っ!!分かった。すまない皆、行ってくる。マックス、一緒に来てくれ」
Z3「ええ」
〜
Z1「えっ……マックスが……?」ゾワッ
ドイツ軍司令官「ああ……君たちが北極海で活動している間に連絡が入ってな。タイミングが悪かった。ちょうど出撃した直後だった」
↓×1〜3
長期の任務から帰還して疲れ切っているところにマックスが行方不明。おそらく戦死したという連絡を受けたレーベの心情
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 21:28:38.36 ID:5MXaAeSIo
- 他のドイツ艦娘(提督の元部下)に泣き付く
- 435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 22:09:44.46 ID:82qys9eq0
- そんな……何でマックスが……ぼくの一番の戦友だったのに……死んだって言われてはいそうですかって割り切れるわけないだろ!?マックスぼくひとりぼっちになっちゃったよ……そういえばあの頃鎮守府にいた時は楽しかったな……マックスやみんながいてさ……昔の楽しかった思い出が蘇るレーベ
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/29(金) 22:18:15.36 ID:5T1ncxDpO
- 上二つミックスして
- 437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/29(金) 23:58:59.65 ID:4YJvz6c80
- Z1「そんな……なんでマックスが……」ジワァ
ドイツ軍司令官「どうやら日本人捕虜の確認のために潜水艦と合流した後、単独でサンナゼールへ向かう途中で敵潜水艦にやられたらしい」
Z1「どうして単独で……マックスは僕の一番の戦友だったのに……死んだって言われてはいそうですかって割り切れない!!」キッ ポロポロ
ドイツ軍司令官「……気持ちはわかる」
Z1「ぁ……っ……すいません……」
ドイツ軍司令官「君には休暇が与えられる。ゆっくりと休んでくれ」
Z1「はい……ありがとうございます……」
Z1(何も考えられずに歩いて行く。実感がわかない。マックスがもういないなんて嘘みたいだった……)
Z1(気がついたら、いつの間にか部屋に戻っていた。着替えることもせずベッドに倒れ込む)
Z1「うぅ……うぅうう……うぅうううううううう!!」ボロボロボロ
Z1(感情のままに、衝動のままに泣いた。こんなに泣く日が来るなんて思いもしなかった。いくら泣いても涙が止まらない)
Z1(ようやく気分が落ち着いた時には、何時間も経っていた。けど、僕はもう起き上がる気力もなかった)
Z1「マックス……僕、一人ぼっちになっちゃったよ……どうして僕を置いて先に逝ったんだい、マックス……?」
Z1「戦争なんてなければよかったのに……そういえば、あの頃は……日本の鎮守府に居た時は楽しかったな……」
Z1「マックスやみんながいてさ……もう思い出の中にしかないなんて……いないなんていやだ……マックス……もう一度会いたいよ……」
〜
提督(復帰した俺は大西洋で艦隊の指揮を執る事になった。目標はドイツの通商破壊を妨害することだ)
提督(マックスは俺が保護することになった。しかし、その前に一応の取り調べがあるとのことだ)
Z3『さすがにそこまで付き添ってもらう必要はないわ。貴方にもやることがたくさんあるでしょ?私は大丈夫。終わったらすぐに戻るから、待っていて』
提督(マックスのその言葉に俺は甘えることにした。やるべきとは山積みになっている。執務はもちろん、それ以外のことも)
提督「……」スタスタスタ
雲龍「……あら」
提督「っ!!雲龍!!」パァッ
提督(なにからするべきか考えながら歩いていると、偶然、ばったりと雲龍に会った。久しぶりの再会だ)
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/30(土) 00:00:58.16 ID:V9TP1+LX0
- 雲龍「提督……久しぶりね。私のこと忘れてしまったかと思っていたわ」
提督「っ……すまない……君には酷い事をした……」
雲龍「そう。それで、何をしに来たの?」ジッ
提督(喜びを露わにする俺に対して、雲龍は無表情の鉄仮面をつけていた。しかしその瞳には激情が渦巻いている。俺は、その目を真っすぐと見つめて答える)
提督「君を、迎えに来た」
雲龍「そう。……そうなの。良かった……忘れられていなかったのね、提督。ずっと……ずっと待っていたんだから……!!」ウルッ
提督(俺の、心からの言葉にようやく雲龍が鉄仮面を外す。顔をくしゃりと歪ませ、その目に涙が満ちて、こぼれた)
雲龍「ソ連、北アフリカ、そして大西洋……ハワイで別れてから今日までに、私は三回も貴方と死に別れたわ……」ポロポロポロ
雲龍「そのたびに私がどんなに……ぐすっ……どんなに嘆き悲しんだか、きっと貴方には分からないでしょうね……?」キロリ
提督(絞り出すような声。雲龍がどれだけ俺のことで悲しみ、苦しんだのか……雲龍にどうやって償えばいい?俺は何をしてあげられる?)
提督「っ……本当にすまない……」
雲龍「口でならなんとでも言えるわ。それだけじゃ絶対に赦してあげない。もし許して欲しいなら、行動で示して」スッ
提督「ああ、分かった」スッ
提督(両手を広げて、俺を迎え入れるようなポーズをとる雲龍。俺は、迷うことなくその胸に飛び込んで……)
ゴトリ
提督「!?」ピタッ
雲龍「……」
提督(飛び込んでいこうとしたところで、雲龍が何かを落とした。黒い、電動髭剃りのような何か)
提督「……スタンガン?」
提督(俺の動きが止まり、雲龍が落としたそれを凝視する。そして雲龍に顔を向けた。雲龍がゆっくりと口を開く)
雲龍「……違うのよ、提督。きっと誤解しているわ」
↓×1〜3 提督の心情と反応
- 439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 00:35:42.29 ID:dkMqNic7o
- 何を誤解しているというんだ?と逆に問うてみる
答えられず冷や汗を垂らす雲龍を冷ややかな目で一瞥し、無言でスタンガンを自分の懐にしまう
気を取り直してtake2、とはいかず取り敢えず天城と葛城を呼ぶ
- 440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 00:45:11.48 ID:EwTTEeoBo
- 重い口を開き、もうこんなことは二度としないだろうな、と威圧感をもって尋ねる
雲龍もイエスと答えざるを得ない
その後提督から熱烈な抱擁とディープキス
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 00:50:06.56 ID:FzuG0GAh0
- え……何に使うつもりかはわからんが随分物騒なものを……もしかして俺に?思い詰めた雲龍が電撃で俺を眠らせてその間にどこかに誘拐しようとか考えてないよな?ヤンデレとかいうやつじゃないよな?もしそうっだったら正直ちょっと怖いぞ……だがきっと思い過ごしだろう……うんそうに違いない!スタンガンを見なかったことにして雲龍と熱い抱擁を交わす提督
- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/31(日) 00:33:08.26 ID:Xgl5m53v0
- 提督(え……何に使うつもりかはわからんが随分物騒なものを……もしかして俺に?思い詰めた雲龍が電撃で俺を眠らせて……)
提督(そしてその間にどこかに誘拐しようとか考えてないよな?まさか雲龍、ヤンデレとかいうやつなのか……?もしそうっだったら正直ちょっと怖いぞ……)
提督「……」ジッ
雲龍「……」フッ ハイライトオフ
提督(……ま、そんな訳ないか。きっと思い過ごしだろう。あのスタンガンは……護身用に持っているのだろうな)
提督「雲龍!!」ガバッ ダキッ
雲龍「っ!!提督!!」ダキッ ギュゥゥゥゥ
提督(雲龍を抱きしめる。一瞬、異様な雰囲気を放ち始めていたがそれも雲散霧消する。痛いぐらいの力で抱き返してくる雲龍)
雲龍「んっ……ちゅぅ……れろれろれろ」
提督「んっ……」
提督(自ら口付けしてくる雲龍。そして舌を挿入してくる。体を擦り付け、胸を押し付けてきた)
提督(俺は雲龍の舌に自らの舌を絡ませた。甘えるように擦り付けてくる体を強く抱き、つぶれる豊満な胸の感覚を楽しんだ)
提督(背中にまわした手で惜しげもなく晒されている背筋を撫で上げ、その同じく大きく魅力的な柔らかいお尻を撫でまわす)
提督(雲龍が体を震わせた。俺は、太腿を雲龍の秘所に押し付け、刺激する。すると、むしろ雲龍の方から擦り付けられてきた)
提督「っは……」
雲龍「っ……来て」グイッ
提督(雲龍が発情した雌の顔で俺を引っ張っていく。抗う理由はなかった。俺は雲龍に部屋に連れ込まれる)
雲龍「……」トロン
提督(ベッドの前で立ち止まり、蕩けた上目遣いで俺を見上げる雲龍。俺はそのまま雲龍をベッドに押し倒す)
雲龍「ぁ……///」
提督(たまりにたまっていたモノが暴発しそうだった。早くコレを雲龍に注いでやりたい。俺は雲龍の秘所を責める)
提督(特徴的なスカートを取り払い、その誘っているとしか思えない下着をはぎ取る。あれだけでもう大洪水になっているそこを手で弄った)
雲龍「んっ……ふぅ……はぁん……」ピクン
提督(このキツさ、まごうことなき処女。しかし一人でシた経験はあるな。息を吹きかけ、手でそこを押し開いたり撫でたりする)
提督(だが、クリトリスには触れない。焦らす。そこを触れることを期待させて、その期待を裏切る)
雲龍「だめ……いじわるしないで……おかしくなっちゃう……」キュンキュン
提督(縋るような雲龍の言葉。あえて無視する。雲龍が、腰を浮かせて俺の手がそこに触れるように動かす。それをかわしていく)
雲龍「提督……どうして……?このままじゃ私、死んじゃう……」
提督(雲龍が限界を迎えたように震えた声を洩らす。俺は、満を持して雲龍のクリトリスに吸い付いた)
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/31(日) 00:36:32.81 ID:Xgl5m53v0
- 雲龍「んはぁああああああああ!!」ビクンビクン
提督(それだけで雲龍は絶頂を迎えた。秘所が押し付けられ、雲龍の身体がぴんと張る。俺は容赦なく吸い続けた)
提督(淫らな水音、雲龍の口から嬌声が響く。そのまま溢れ出る愛液を啜るようにクリトリスを吸った)
提督(雲龍は何度も絶頂した。舌で転がし、舐め、甘噛みする。俺が満足するころには雲龍は意識を朦朧とさせていた)
提督「雲龍……入れるぞ……」
提督(もっと胸を責めたりとかしてもいいかもしれないが、溜まりに溜まった性欲は今すぐぶち込めと俺に訴えていた)
提督(それに抗うだけの理性はもうなかったのだ。俺は、雲龍にのしかかるとそのイヤらしく引くつく秘所にモノをあてがう)
雲龍「はぁ……はぁ……はぁ……来て……」ジッ
提督「っ!!雲龍……!!」グッ ブツン
提督(それだけで満足だった。俺は本能のままに雲龍のそこを貫く。確かな抵抗、それを突き破ると俺のモノが熱い媚肉に包まれた)
雲龍「ぅっ……はぁ……!!」ズプププププ
提督「っ!!くっ……ふぅ……!!」
提督(雲龍の中は素晴らしい具合だった。絡みつく媚肉が与えてくる快感は極上で、俺の精を搾り取ろうとしてくる)
提督(挿入時は苦しそうにしていた雲龍だったが、大洪水だったおかげか入れてしまえばもう大丈夫なようだ)
雲龍「この瞬間を待っていたわ……どんなに望んで、そして諦めかけたか……私、幸せよ……」ギュッ
提督「っ……待たせた……」
雲龍「本当にね……提督……もう大丈夫だから、動いて……頂戴?提督の精液……たくさん頂戴」
提督「っ!!」
提督(そこまで言われたら、男として注いでやらないわけにはいかない。俺は腰を振り始める)
提督(しかし、マックスといた間は満足に処理することもできなかった。それのせいで今の俺は限界まで溜まっており、すぐに出そうになる)
提督(しかしそうなってしまっては男の名折れだ。俺は歯を食いしばりながら耐える。頭が焼き切れそうだった)
提督「っ……ぃ……!!」パンパンパンパン
雲龍「んっ……はぁ……!!提督ぅ……!!ふぅ……んはっ……!!」ピクンピクン
提督(もう俺はただ本能だけで腰を振っていた。それ以外の全てで我慢している。だが、それももう持たない)
提督(早漏と思われるかもしれないが、この後で挽回してやる。俺は我慢することを止めた。その瞬間、暴発したように噴き出る)
提督「っぁああああ!!」バチュン ビュルルルルルルルル
雲龍「んふっ……!!あぁ……提督のが……いっぱい……」ゾクゾク
提督(壊れた蛇口のように精を吐き出す。中に収まりきらない精液が噴き出て俺の下腹部をよごした)
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/31(日) 00:39:39.15 ID:Xgl5m53v0
- 提督「っ……はぁ……」
提督(素晴らしい放出感。極上の快感だった。一度にこんなに出せるのだな……これなら、ためてからと言うのもありか……いや、無理だな。ためる暇はない)
提督「っ……」ズルン
雲龍「ぁん……」ヌポッ ブプッ
提督(俺は雲龍からモノを引き抜く。そして雲龍の隣に寝そべった。そこで気がつく。ドアから、二対の目が俺を見つめていた)
天城「……!!」ドキドキ ジュン
葛城「はぁ……はぁ……」クチュクチュ
提督「!!」
雲龍「あら……見ていたの……?」
提督(天城と葛城が、俺と雲龍を見つめていた。天城は初めて見る男女の行為に圧倒されたように口を手で抑え、頬を染めている)
提督(そして葛城は我慢できないという表情で荒い息を吐きながらその手を自らの秘所へと伸ばしている)
雲龍「ふふっ……お先に失礼」ニタァ
「「!!」」
提督(雲龍がそんな二人に勝ち誇っり、相手を見下したような笑みを浮かべてそう言い放つ。妹に向けていい笑顔ではなかった)
葛城「っ……提督……!!んふっ」バッ
提督「葛城……んっ……!!」
提督(嫉妬に顔を歪めた葛城が俺に飛びついてくる。そして獣のように俺の唇に吸い付いてくる)
葛城「はむっ……んっ……ふぅ……んちゅっ……れろれろ」
提督(上書きしてやるという葛城の意気がこれでもかというぐらいに伝わってくる。俺も、それに応えるように葛城の咥内に舌を挿入した)
雲龍「……」ジトォ
天城「葛城……!!」
提督(俺たちの濃厚なディープキスを見せつけられ、雲龍が面白くなさそうにジト目で俺たちを見る)
提督(そして天城がもともと赤かった顔をさらに赤くして俺たちを見ていた。葛城が、満足したのか口を離す)
葛城「はぁ……はぁ……提督……好き……!!」
提督「俺も好きだよ、葛城」
葛城「提督……!!ねぇ……私にも頂戴……?もう準備できてるから……」スッ クパァ
提督「!!」
提督(葛城は俺の腰の上に膝立ちになると、下着ずらして自らの秘所を開いて見せる。もともと、そこまで萎えていなかったものが完全復活する)
提督「いいだろう、葛城。さあ、来い」
提督(俺は葛城の位置を微調整させて。モノをそこにあてがった。今まで、こうした処女は皆挿入を躊躇っていた)
葛城「っ……うぁ……はぁ!!」グッ ブツン ヌプププププ
提督「っ!!」
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/31(日) 00:43:49.10 ID:Xgl5m53v0
- 提督(しかし、葛城は躊躇うことなく腰を下ろした。処女膜が貫かれ、そのまま葛城の体重に任せて俺のモノがその最奥、子宮を串刺しにする)
葛城「っ……」ジンジン
提督(葛城が破瓜の衝撃に顔を歪めている。しかし、俺が葛城の顔を見つめていることに気がつくと微笑んで見せた)
葛城「どう……?ちゃんと……できたでしょ……?」ニコッ
提督「ああ……葛城の中……最高だ……!!」
葛城「本当……?嬉しい……ねえ、提督……動くよ……?」
提督「ああ、頼む……」
提督(葛城が妖艶に腰をくねらせ、振る。しかし、やはりついさっきまでは処女だった子だ。その動きはぎこちない)
提督「……」スッ クリッ
葛城「っぁ!!て、提督……!!」
提督(俺は手を伸ばして葛城と俺の結合部近く、葛城のクリトリスに触れる。嬌声を洩らす葛城)
提督「気にするな。続けてくれ」クリクリクリ
葛城「んぁ……でも……そんな事されたら……ぁあ!!やっ、だめぇ……!!」ピクンピクン
提督(一度もイかせずにと言うのは男が廃るからな。ちょうどいい。クリ責めでいかせつつモノでポルチオを開発する)
提督「どうだ、葛城?気持ちいいか?」
葛城「んぁ!!ふぅ……っぅ……う、うん……き、気持ちいいよぉ……!!」
提督「ここか?」クリッ
葛城「んはぁああ!!い、いいぃ!!そこ!!そこなのぉ!!」ビクン
提督「なるほど。ではこっちはどうだ」グリグリ ヌチヌチ
葛城「そっちは……んっ……なんか変な感じ……」ピクンピクン
提督(さすがにこっちは未開発ではこんなものか。だが、今ここで強引に開発する。クリを責めつつ、ポルチオを突く)
葛城「や、だめ!!来ちゃう!!来ちゃうからぁ!!ちょっと待って……!!」
提督「ダメだ、待たない」クリクリ グリグリ
葛城「んはぁ!!あぁ!!はっ……き、来ちゃう!!来ちゃうって!!いやぁああああ!!」ビクンビクン
提督(容赦なく葛城を絶頂させる。それと同時にポルチオを突き、抉り、擦る。そうすることで快楽の回路を繋げることができる)
葛城「あぁ!!待って!!待ってって!!今来てるから!!凄いの来てる最中だからぁ!!」ビクンビクン
提督(悲鳴のような嬌声をあげ、体を痙攣させる葛城に構わずそのままクリとポルチオ責めを続ける)
提督(のしかかるように俺に倒れ込んできた葛城の身体。俺はあいていた方の手を尾骨のあたりに添え、しっかりと俺の方に押し付ける)
雲龍「……」ゴクリ
天城「……!!」ゾクン
提督(蹂躙される葛城の様子に雲龍も天城も圧倒されているようだった。何度か絶頂を迎えた葛城は、もはや人形のようにされるがままだ)
提督(これ以上は無理か。俺はクリを責める手を止め、葛城の腰を両手でしっかりと掴むと激しいピストンを始める)
- 446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/12/31(日) 00:46:50.04 ID:Xgl5m53v0
- 葛城「ぅ……おぅ……んはっ……んあぁ……!!」ズッチュズッチュズッチュ
提督「っ……葛城……!!出すぞ!!」バチュン ビュルルルルルルルル
葛城「うはぁ……」グッタリ
提督(葛城の中にぶちまける。葛城はもうほとんど気絶していた。やり過ぎたか。ゴメンな、葛城)
提督「っ……」グイッ ズルン
葛城「ぅ……」ヌポッ ブプッ ドロォ
提督(葛城の身体をどける。モノが引き抜かれ、白濁液が垂れた。俺は葛城の身体をベッドに横たえると立ち上がる)
提督「さて、天城。次は君だ」
〜
提督「ほら、これでどうだ?」ズチュズチュ キュッ
天城「あっ、あっ、あぁ!!あぁああああああ!!」ビクンビクン ズルズル ペタン
雲龍(提督がクリトリスを強くつまんだ瞬間、壁に手をついて腰を突き出していた天城が嬌声をあげて崩れ落ちる。地面に這いつくばるような体勢になった)
提督「よし、天城。腰を上げろ」スッ グイッ
天城「はぁ……はぁ……こ、腰ですか……?」クイッ
雲龍(提督はそんな天城の腰に手を添えると、あげさせるように引っ張る。言われるがまま、されるがままに腰を上げる天城)
提督「いい子だ、天城……!!」グッ ブツン
天城「あぁああああああああ!!」ヌプププププ
雲龍(そんな天城のそこに提督がその雄々しいものを突き立てる。提督の下腹部が天城の臀部と密着した)
雲龍(目の前で提督が天城とはいえ他の女とそう言う事をしているのを見せつけられると嫉妬に胸が苦しくなる)
雲龍(提督が腰を天城に押し付けてぐりぐりと擦り付けるようにグラインドさせる。天城が喘ぎ声を洩らす)
雲龍(分かる。今、天城の中で提督のがかき回すように動いてる。そこが提督の形に拡張されていってる)
提督「っ……」グチュグチュグチュ
天城「あぁ……んっ……ふぅ……はぅ……!!」ピクンピクン
雲龍(今、目の前で天城が提督の身も心も完全に提督の女に変えられているんだわ……狂おしかった)
提督「さて……そろそろ行くぞ……」ズッチュズッチュズッチュ
天城「はぁ……はぁ……あぁ!!っ……ぁん……!!」ビクン
雲龍(とうとう始まった。提督が腰を大きく振り始める。淫らな音が響く。一瞬見える提督のそれは天城の愛液でテカっていて……)
雲龍(提督と雲龍の苦しそうな、けど気持ちよさそうな表情。女としての本能が不快感を訴えていた)
雲龍(暫くして提督が天城にのしかかる。全身で密着した。けれど腰は動き続けている。提督の手が天城の胸を揉みし抱いた)
雲龍(ずるい……私はそんな事して貰っていない!!天城より私の胸の方が絶対に揉み心地が良いのに……!!)
- 447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/31(日) 00:50:31.17 ID:Xgl5m53v0
- 提督「天城……!!この胸も、心も、何もかも、お前は俺のものだ……!!」パンパンパンパン モミモミ
天城「はい……!!提督、私は貴方のモノです!!この胸も、心も、何もかも!!全部提督のです!!」キュンキュン
提督「天城……!!出すぞ……!!っ!!」ゾクゾク バチュン ビュルルルルルルルル
天城「あぁ!!っ……わ、私の中に……提督のが……!!」ゾクン
雲龍(提督が天城に腰を思いっきり打ち付け、押し付け、震える。ああ、出されている……提督が天城に中出ししている……!!)
雲龍(その後、提督はすぐにはなれず、暫く天城にのしかかったまま愛おしそうに頭を撫でる)
雲龍(幸せそうな笑みを浮かべる天城。今すぐ引き剥したいのを我慢してジッと耐える。少しして、ようやく提督が天城から離れた)
提督「っ……」ズルン
天城「んっ……ふぅ……」ブプッ ドロリ
葛城「……」グッタリ
雲龍「……」ジッ
提督「!!」
雲龍(思いを込めて提督を見つめる。私の視線に気がついた提督が、ゆっくりとこちらへ近づいてくる)
雲龍「……」スッ プルン
提督「……」
雲龍(私は、自ら胸を晒す。そして迎え入れるように両手を広げた。提督が私の胸に飛び込んでくる)
提督「素晴らしい柔らかさだ。し足りないのか?」
雲龍「ええ」
〜
Z3「予想以上に時間がかかったわ……アトミラールの部屋は……ここよね?」
ポロン ポロロン
Z3「……?楽器……?失礼するわね、提督」コンコン ガチャッ
ガングート「……」ポロロン チラッ ピタッ
Z3「お前は……ソ連の……!!」
ガングート「ドイツ人……」ギロリ スッ チャキッ
Z3「っ!?」キッ スッ チャキ
「「……」」
ガングート「……ファシストがどうしてここに居る?何の用だ?」
Z3「こっちのセリフよ、コミュニスト。アトミラールの部屋で何をしているのかしら?」
提督の部屋でパイプをふかし、バラライカを弾きながら提督を待っていたガングートと取り調べが終わって提督の部屋に来たZ3が鉢合わせした
ガングートはZ3が提督を助けたと知らず、Z3はまさかソ連人が居るとは思っていなかった
ガングートは祖国を侵略したファシスト、特にドイツ人が嫌いでZ3も一般的なドイツ人と同じようにコミュニストを嫌っている
お互いに銃を向け合って一触即発の事態だ
↓×1〜3ガングートとマックスのお互いの行動
- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 01:09:44.65 ID:WNYTdzzc0
- ガングート
マックスへの敵意は失わないものの、流石にここでやり合う訳にもいかないので銃を下ろす
質問に対してソ連での提督との物語を語り、女としての優越を誇示する
マックス
ガングート同様、銃を下ろす
ガングートの話を聞き終わった後に、今度は自分のストーリーを語り始める
- 449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 01:16:17.52 ID:HFG/apOno
- あれ?こいつ提督が言ってた元部下のドイツ艦娘じゃね?
気付いたガングートは銃を構えながらも葛藤
マックスの発言を受けてさらに葛藤
私が助けたアトミラールはどこ?とガングートに負けない殺気を放ちながら尋ねるマックス
互いに膠着状態を保っていたが、そのまま448の流れへ
- 450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 01:19:48.10 ID:6J/l9ezeO
- 449
そして惚気話に花が咲く
- 451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/12/31(日) 12:02:40.22 ID:Xgl5m53v0
- ガングート「お前は質問に質問で返すように育てられているのか?ドイツ人は悪魔のような頭脳を持っているが、人間として基本的なことが欠落しているな」
Z3「っ……」ギリッ
ガングート「まあいい、答えてやろう。私は同志を待っているのだ。あいつは先に行っていると言っていた」スッ
Z3「……」スッ
ガングート「しかし、到着した私を待っていたのはあいつが行方不明、恐らく戦死という報告だった」
ガングート「どれだけ私が辛い思いをして、現実とお前らドイツ軍を呪ったか……もはや口では説明できんな」
ガングート「さて、質問に答えてやったぞ。次はお前が私の質問に答える番だ。お前は誰だ?ドイツ人が何故ここに居る?何の用だ?」
Z3「……私は、Z3よ。アトミラールと一緒にここまで来たの。どういえばいいのか分からないけど、助けたというのが一番近いかしらね」
Z3「それで、何の用かという事だけれど……私は、これからアトミラールと一緒に暮らすことになったの」ニタァ
ガングート「!!」
Z3「だからアトミラールの所に来たのよ。どうやらまだ戻っていないようだけれどね」
ガングート(見下したような笑み……こいつ、私に対して優越感を抱いている……女として勝ち誇っている……!!)
ガングート「ほぅ……Z3……なるほど、それは感謝せねばな。Спасибо. あいつはアルハンゲリスクで共に修羅場を潜り抜けた大切な戦友なんだ」
Z3「!!」
ガングート「あいつは他の日本人が撤退していく中、一人だけ残って私達と共にファシストと戦ってくれた」
Z3「そう……」
ガングート「凍えるような寒さの中で同じ毛布にくるまってお互いを温め合ったものだ。あの時も、あいつは一度死にかけてな」
ガングート「狙撃手があいつを狙っていたんだ。それを、何とか助けることができた。この傷は、その時についたものだ」
ガングート「提督はあいつを庇って傷を負った私を背負って後方の陣地まで連れて行ってくれた。今思い出せば……ふふっ、少し懐かしいな」
Z3「っ……!!そ、そう……あの人らしいわね。私達も、スペインで半月ほどずっと一緒に暮らしていたわ」
ガングート「!!」
Z3「同じベッドで寝て、起きた。料理も作ってあげたし、体を拭いてあげたこともあるわ。全身をね」
ガングート「……」
Z3「ビーチでは日焼け止めを塗ってもらったりしたわ。そうそう、あの人が風邪をひいた時は、体で温めてあげたりもした」
ガングート「っ!!ふん……それがどうした?私だってもう何度もあいつに抱かれてる。咥えてやったし、飲んでやった」ギリッ
Z3「!?」
ガングート「……!!ほぅ……すまないな。お子様には刺激が強すぎる話だった。そういえば」ニタァ
Z3「ど……どういうこと……?」
ガングート「お前にはまだ早い。もう五年ぐらいたってから彼氏でも作って教えてもらえ。それまで生きていればな」
Z3「……!!」ガーン
Z3(そ、そんな……まさか……ア、アトミラールは……この女と……!?けど……そんな事って……)カタカタカタ
提督「悪い、遅くなった……来てるか、マックス?」
ガングート「提督!!」ガタッ
Z3「ア、アトミラール……!!」クルッ
↓×1〜3 Z3、ガングートの行動とそれを受けての提督の反応
- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 12:13:09.06 ID:wZYHJAQQO
- ガングートとマックスは互いに嫉妬に駆られ提督を質問攻めに、あわよくばここで抱いてもらおうとアピール
提督はこの組み合わせは不味いと察するも何とか二人を制し、マックスにはハーレムのことを説明
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 12:53:07.26 ID:InLIq95p0
- んちゅっ……♥♥どうだ小娘?お前は提督とこのような接吻などしたことはあるまい?この男は私のものだ!子供相手にムキになって自分でもみっともないと思う……だがどうしてもこの男だけは渡せない……渡すわけにはいかないのだ……!提督にいきなり抱きついて濃厚な口づけをするガングート。んんっ!?ガングートがいきなり!?マックスに見られている……というか今はそれどころじゃない!マックスにこれからの大切な話あるんだ!ガングートを押しのけて強引な接吻から逃れる提督
- 454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 13:06:21.55 ID:R97m8DY7o
- 喧嘩するのは良くないよなぁ…?
2人ともお仕置きが必要だよな
からの二コマ即おち
- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/02(火) 01:14:40.52 ID:4lgLYUL/o
- U-511は先と後とで別人?
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 22:25:09.27 ID:LJUP5bmio
- あけおめ、続き待ってます
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/10(水) 19:11:59.97 ID:KVQ0vJEF0
- 提督「っ!?が、ガングート……!?」
Z3「このロシア人と付き合っているの……!?」
提督「っ!!ま、マックス……」
Z3「っ……その反応で分かるわ……付き合っているのね……」ギリッ
ガングート「ああ、それはもう!!私はいつでも提督の子を孕む覚悟ができているぐらいに深い関係だ」ニタァ
Z3「っ……!!」ガーン
提督(ガングートは勝ち誇り、見下すような笑顔でマックスを見る。マックスは顔を真っ青にしていた)
ガングート「夜の提督は最高なんだ。今まで味わったことがないような快楽を私に教えてくれた。まあ、お前には決してやらんがな」
提督「ガ、ガン」
Z3「っ!!Halt den Mund(黙りなさい)!!」チャキ パンッ バッ
ガングート「Yмри(死ね)、ファシストめ!!」バッ チャキ パンッ
提督「っ!?」
提督(マックスの悲痛な叫びが響く。マックスを煽るガングートを諫めようとしたが、遅すぎた)
提督(ガングートに向けて、まずマックスが発砲する。そちらを振り返りつつワルサーP-38をガングートに向けて撃った)
提督(それを、勘なのか発砲前から超人的な反応速度で横に倒れる事で避けるガングート。戦場であった時のような冷たい目をしていた)
提督(そしてそれと同時にトカレフTT-33をマックスに向けつつ発砲する。が、それをマックスは同じく超人的な反応速度で屈むことで避ける)
Z3「……!!」スッ ギラリ ダッ バッ
提督(ガングートは机が邪魔でそれ以上マックスを狙えない。マックスが左手でナイフを抜きつつ前へ飛び出し、ジャンプする)
ガングート「……」ドガッ スッ
提督「うおっ!?」
提督(そしてなんと机が吹っ飛んできた。ガングートが蹴り飛ばしたようだが、軽いものではないぞ……!?こんなの、艦娘にしかできないだろう……!!)
Z3「Stirb(死になさい)!!」パンッ
ガングート「ははっ!!」ニタァ パンッ
提督(マックスとガングートが発砲する。外す距離ではない。俺が見るに二人共ちゃんとお互いを捉えていた)
提督(ジャンプの途中であるマックスはともかく、ちゃんと狙えたであろうガングートは外しはしないだろう)
提督(だが、信じられないことに二人共無傷だ。一瞬だけ二人の間の空間に火花が奔り、そして互いの背後に着弾)
提督「まさか……そんなことが!?」
提督(それから導き出される答えは一つ。銃弾が銃弾を弾いたのだろう。ありえない光景だった)
提督(理解が追いつかない。しかしその間にも戦闘は続く。マックスがガングートにナイフを突き立てようとした)
提督(しかしガングートは横へ飛びのいてかわす。ガングートのすぐ近くに着地するマックス)
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/10(水) 19:14:32.30 ID:KVQ0vJEF0
- Z3「……!!」バッ
ガングート「っ!!」バッ
提督(お互いにお互いを狙おうとした。が、距離が近くガングートの方が力があるのだろう。マックスが腕を弾かれる)
ガングート「!!」ニタァ
Z3「うっ!?」バッ
提督(そして発砲、しかしガングートの弾はマックスに当たらない。マックスが上体を倒していた)
提督(そのままガングートの腕に蹴りを入れる。弾かれる腕、しかし銃を手放しはしない。マックスが、残ったほうの脚とナイフを持った手を使って跳びかかる)
Z3「ああああ!!」バッ ブン
ガングート「なっ!?」
提督(逆手に持たれたナイフが、あのリンゴを剥いてくれたときのナイフが、ガングートの身体に突き立てられ……はしない)
ガングート「っ……」パンッ
提督(ガングートが紙一重でかわす。と同時に発砲。マックスは当然のようにそれをよける。予測していたのだろう)
ガングート「Собака!!」
提督(マックスに銃を構えた腕を弾かれる。体を倒してマックスの構えた銃から放たれた弾丸をかわしつつ一回転して再び発砲)
提督(それをマックスが体をかがめて避けつつナイフを突き出す。ガングートはその手に膝蹴りした)
マックス「Fotze!!」カラン
提督(弾かれた手からナイフが手放される。ガングートが銃を構えるがそれを弾いて銃を構えなおすマックス)
提督(そしてそれを弾いて銃を構えなおすガングート。腕で、脚で、体で、相手の射線を反らしながら相手を撃ち殺そうとしている)
提督(それはまるで二人で舞っているようで……その美しさに思わず見とれてしまった。目が離せなかった)
ガングート「ちっ!!」パンッ
Z3「はっ!!」バッ スチャ
日本兵「提督!!何が起こっているのですか!?大丈夫ですか!?」ドンドン
日本兵「鍵が……開けてください!!提督!?無事ですか!?」ドンドン
提督「!!」
提督(騒ぎを聞きつけてやってきた警備の声で我に返る。こんな事、早くやめさせなくては!!)
提督「止めろ二人共!!」キッ
Z3「貰った!!」パンッ
ガングート「させるか!!」グイッ
提督「うっ!?」シュバッ
「「!!」」ゾクッ
- 459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/10(水) 19:16:08.79 ID:KVQ0vJEF0
- 提督(……風切り音と衝撃波。頬に熱のような痛みを感じた。二人が硬直し目を見開いて俺を見る)
提督「……」タラリ グイッ
提督(俺は無言でハンカチを取り出すと、頬にできた一筋のかすり傷から垂れる血をふき取った)
提督(そこまで深くない。傷が残ったりはしないだろう。だが、もう少し弾道か俺の位置がずれていたら、死んでいた)
提督(マックスの撃った弾がガングートに腕を弾かれたことで絶妙な角度で壁に当たり跳弾した)
提督(そしてさらにもう一回跳弾を繰り返した弾丸が俺の頬を掠ったのだろう。スイッチが切り替わる。頭が冷たく冷えていった)
Z3「あ、アトミラール……!!」
ガングート「ど、同志……!!」
日本兵「っ!!突破するぞ!!せーの、今だ!!」バァン
日本兵「大丈夫ですか、提督!!」
提督「ああ、大丈夫だ。何の問題もない。ないが、とりあえず二人とも。武器を渡してもらおうか」
〜
提督「……」スタスタスタ
Z3「……」スタスタスタ
ガングート「……」スタスタスタ
提督(武器を取り上げられ、丸腰になった二人を連れて俺はぼろぼろになった執務室の代わりに割り当てられた部屋へ移る)
提督「ここか」
提督(部屋に入り、席について捨てられた犬のような表情をしている二人に向き直る。そして口を開いた)
提督「言いたいことはいろいろあるが、とりあえず喧嘩するのは良くない。それは分かるな?」ギロリ
Z3「Ja……」ビクッ
ガングート「Да……」ビクッ
提督「なら、分かるだろう?お前たち二人にはお仕置きが必要だよな?」
「「……」」コクリ
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/10(水) 19:17:41.02 ID:KVQ0vJEF0
- 〜
提督「っ……ふっ……つぅ……!!」パンパンパン
Z3「あぁ〜〜〜!!Ja!!あ、アトミラールッ!!Ja!!アトミラールぅ!!Super(凄い)!!Super!!Super!!」ブチュッブチュッブチュッ
ガングート「んん〜〜〜!!」モゾモゾモゾ
提督(正常位で、種付けプレスのようにマックスに覆いかぶさりながら腰を振る。マックスはもうトロトロに蕩けていた)
提督(手マンやクンニで何度もイかせた上に、時間をかけてじっくりと中を開発したのだ。マックスは快楽の虜となっていた)
提督(いつもきりっと引き締まっていた顔はだらしなく緩んでいる。焦点の合わないがなんとか俺を見つめようとするカーマインの瞳にはハートが浮かんでいるようだ)
提督(赤く染まった頬、だらしなく開かれた口からは嬌声が洩れ、唾液が垂れていた。理性が無いのは明らかだ)
提督(おれの身体にまわされた腕には力が籠められ、小さな胸の先端は硬く自己主張している)
提督(そして俺のモノを咥え込んでいる小さな秘所からはピストンの度にもう何度か注ぎ込んでいた白濁液と愛液が混ざり合ったものが噴き出る)
提督「もう完璧に俺のモノ形になったな、マックス!!ほら、俺の子種をせびるように締まって搾り取ってくるぞ!!」
Z3「Ja!!Ja!!そう!!そうよ!!私、ここは貴方専用なの!!貴方のじゃないとダメなの!!貴方以外のは受け入れられないのぁ!!」
提督「お前は優秀な女だ!!俺の良いところをちゃんと把握して締まる!!カリの部分に媚肉が引っかかって最高だ!!」
Z3「Danke!!Danke schön!!Danke schön!!あぁ!!Bitte!!アトミラール!!もっと!!もっと愛して!!」
提督「もちろんだマックス!!お前はもう俺の女だ!!そうだろう!?俺が他の子とも愛し合う事も認めるのだろう!?」
Z3「み、認める!!認めるわ!!だって私……んはぁ!!あぁ!!私ぃ!!貴方の女だもの!!」
提督「マックス!!その想いには必ず報いる!!愛しているぞ!!もう二度と離さない!!」
Z3「私も!!Ja!!Ja!!Ich liebe dich!!Ich liebe dich sehr(とても)!!Für immer(永遠に)!!Ich sehe nur dich(もう貴方以外は駄目なの)!!」
提督「っ……そろそろ……くれてやるぞ!!ほら……受け取れ!!」バチュン ビュルルルルルルルル
Z3「Jaaaaaaaaaa!!あぁ……はぁ……んっ……すごい……まだこんなに出るものなの……?」ビクンビクン グッタリ ゾクゾク
提督「ふぅ……マックス……」ギュッ
Z3「んっ……Ich werde dich nie verlassen(もう絶対に離さないわ)……Egal was kommt(何があっても)……」ギュッ スリスリ
提督(甘えるように頬を擦り寄せてくるマックス。俺は愛しむようにマックスを撫でた。暫くすると、マックスが寝息をたてていることに気がつく)
提督(初めての情事でかなりの無茶をさせたからな。俺はマックスから離れ、布団をかけると亀甲縛りで手も後ろ手に縛られ、猿轡を噛まされているガングートに向き直った)
- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/10(水) 19:19:16.91 ID:KVQ0vJEF0
- ガングート「……!!」ギロリ
提督(ガングートは愛憎入り混じった瞳で俺を睨みつけている。俺はガングートの猿轡を取り払った)
ガングート「っは……貴様、覚悟はできているだろうな……!?」
提督「それはこちらのセリフだ」
ガングート「私にこんな仕打ちをして……後悔することになるぞ……!!」
提督「何が気に食わないんだ?」
ガングート「どうして私より先にファシストなんだ!?しかもこんな屈辱的な……」
提督「その割には十分濡れているようだが……本当は目の前で他の女に俺を盗られ、縛られて感じているのではないか?」
ガングート「なっ……!!」カァッ
提督「安心しろ、俺はお前がどんな性癖をしていようが全て受け入れる。さあ、時間だ。たっぷりとお仕置きしてやる」
〜
ガングート「Да!!Да!!Хорошо!!Очень……oчень хорошо!!Товарищ!!んはぁ!!Хорошо!!」ズッチュズッチュズッチュ
提督(寝そべる俺の上に跨り、縛られたままの姿で股の縄だけをずらして俺のモノを咥え込み、騎乗位で腰を振るガングート)
提督(バックも良かったが俺はこれが一番だと思う。縛られたガングートの身体が良く見える)
提督(妖艶で背徳的な感じが素晴らしかった。長い髪が誘うように揺れるのもポイントが高い)
提督「どうした、ガングート?お前の腰振りはそんなものか?違うだろう?もっと激しくしてくれ」
ガングート「っ……そう言われても……手が使えないから……んっ……こ、これ以上は……無理だ……」
提督「そうか……なら、俺が手伝ってやろう」ドチュン
ガングート「っぁ!!かはっ……!!」ビクン
提督(俺はガングートの腰に手を添えると思いっきり突き上げる。ガングートの芯を貫いた。ガングートは目を見開いて息を洩らす)
提督「っ……いい締まりだ……!!まだまだいくぞ……!!」ズッチュズッチュズッチュ
ガングート「あぁ!!まっ!!んはぁ!!Нет!!ダメだ提督!!このままじゃ私は……おかしくなるからぁ!!」
提督(容赦なく突きあげる。縄で強調された胸が誘うように揺れる。俺は片手でそれを鷲掴みにした)
ガングート「あぁ!!む、胸ぇ……!!Нет!!もっと優しくしてくれ……!!んはぁ!!あぁ!!そこはぁ!!」
提督(先端を摘まんで弄る。ガングートが体を仰け反らせた。振り乱される髪、張られる胸、最高だ)
ガングート「Любимый!!Я тебя люблю(愛している)!!Да!!提督!!Не бросай меня, будь всегда со мной(ずっと一緒にいて)!!」
提督「ああ、もちろんだ……!!っ……そろそろ……終わらせるぞ……!!」
ガングート「Хорошо!!Очень хорошо!!Я кончаю!!Да!!Кончаю!!提督!!っ……!!ぁああああああ!!」ビクンビクン
提督「っ……締まっ……くはぁ……!!」ビュルルルルルルルル
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/10(水) 19:22:34.38 ID:KVQ0vJEF0
- 提督(ガングートの中にぶちまける。下半身が蕩けてしまったようだ。ガングートが俺にゆっくりと俺に覆いかぶさる)
提督(俺は手を使えないガングートの代わりにガングートの身体を支えて抱きとめる。ガングートが耳元に口を寄せた)
ガングート「Я тебя люблю больше всех(誰よりも愛してる)……」
提督(俺はガングートの身体を抱きしめた。そして手を縛る縄を解く。ガングートが強く俺を抱きしめてきた)
提督(暫く抱き合い、そしてガングートの身体を亀甲縛りにしていた縄も解く。くっきりと残った縄の痕)
提督「また今度縛りたいな」
ガングート「……貴方になら、いつでも縛られてやろう」ポッ
提督(恥じらいながらもそう答えるガングートを改めて撫でる。ガングートは気持ちよさそうに目を細めた)
〜
提督(翌日、目が覚めた俺は二人を起こして三人で朝食をとった。ガングートとマックスはお互いを警戒したままだったが)
提督(いつか打ち解けて欲しいものだが……朝食を済ませて洗面や歯磨きを済ませる。さて、今日から本格的に執務に復帰だ。俺は……)
1. U-511のことが気になった
2. そういえば潮が何か言いたいと言っていたな
3. その他 自由に 例)金剛と榛名が部屋に来た
↓×1〜3
- 463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 19:33:33.43 ID:azQq2V5pO
- おかえりあけおめ>>1
安価は2
- 464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 19:41:06.10 ID:5ZPK4tDD0
- 1
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 19:52:01.78 ID:C+TDaRzBo
- 1
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 06:41:30.10 ID:Oeq0APDdO
- この提督さ艦娘の戦いを完全に見切っていて尚且つその行動に脳内?解説してるけど動体視力おかしくないか?
解説もどれだけ早口なんやろ
- 467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 10:26:23.96 ID:g5urR7udo
- 提督一人称の地の文がないssなんだからしょうがないじゃん
そんなこともわからないの?
- 468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 11:43:43.43 ID:ISRVU8E0O
- お前それ承太郎にも同じこと言えんの?
てか考えたり状況把握したりするのが話すのと同じスピードなわけないと思うけどな
- 469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 12:56:05.89 ID:Gv5knKv7O
- 条太郎は1,2秒で長い台詞言ってるから別格
- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 13:10:15.56 ID:fzxhAbRVO
- そもそも元ネタがゲームのフィクションに何を言ってるクマー
人外の能力を持つ艦娘がいるんだからちょっと位人外な能力の提督……今どきSSの提督なんて人外しかいないだろうが(半ギレ)
- 471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 15:53:53.37 ID:Y8o1Uf+i0
- 提督(俺はU-511のことが気になった。あの子がトブルクで俺を撃った。そして捕まり、その後収容所へ収監されたと聞いていた)
Z3『あれはIXC型……!!』
船員『Oh my God!!あれは艦娘だ!!Uボートだ!!』
提督『馬鹿な……しかもあれは……』
U-511『……』ニタァ
提督(だが、実際は違ったようだ。あの時、俺たちの乗っていた客船を攻撃してきたのは間違いなくU-511だった)
提督「情報が意図的に改竄されている……?詳しく調べてみる必要がありそうだな……」
〜
計画概要
様々な要素を検討した結果、戦後の為には今戦争においてドイツに対して完全な勝利を収めることは必須である
具体的にはドイツ全土は連合国によって占領されなくてはならない。それも、できれば共産主義者の介入をさせずに
しかし、現在の戦況を鑑みるにドイツに対して完膚なきまでに勝利するためには英日を中心とした現状の連合国ではその目標を達成するのは極めて困難である
数々の大きな勝利を経てなおドイツ軍は未だに健在であり、戦況は一進一退としている
よって、連合国は再びアメリカ合衆国を対ドイツ戦争の戦列に復帰させなくてはならない
作戦概要
本作戦は計画に基づいて立案された多くの作戦のうちの一つである
我々は先日の事件でドイツ海軍所属のU-511を捕らえることに成功した
U-511に対する拷問の結果、隠匿されていたUボートIX C型の艤装の確保も無事成功した
我々はU-511に対して考えられる限りの手段を用いて従順な手駒とし、アメリカ船籍の民間船を襲撃させることとする
それによりアメリカの対独感情を悪化させ、計画遂行の助けとする
〜
「……」ガチャリ
U-511「ひっ!!Neiiiiiin!!B……bitte!!もう爪を剥がさないで……!!酷い事をしないで……!!知っていることは全部話しました……!!」ガタガタガタ
「安心しろ。お前がこちらの言う事を聞く限りはそんな事はしないと約束しただろう?」
U-511「っ……」
「移動だ。ついて来い」
- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 15:55:37.84 ID:Y8o1Uf+i0
- 〜
「他のスパイは誰だ!?どこにいる!?吐け!!」ドガッ ドガッ
ドイツ軍諜報員「っ!!ぐぅ……!!Scheiße!!誰が言うかクソ野郎どもめ!!」
U-511「あ、あれは……」
「君のお友達だよ。だが情報を吐こうとしない。君が、拷問するんだ」グイッ
U-511「あうっ……」ドサッ
ドイツ軍諜報員「っ!?こ、子供……?」
「さあ、これの使い方は身をもって知っているだろう?」ゴトッ
U-511「ひっ!!そ、それは……」ガタガタガタ
「そう、君の大好きな爪を剥ぐ機械だ。これでそいつの爪を剥げ」
U-511「っ!?そ、そんな事……できません……!!」フルフルフル
「なら、そいつの代わりに君が爪を剥ぐか?」
U-511「いやぁ!!それは嫌!!」ビクン
「喚くんじゃない!!このクソガキが!!やるかやらないかどっちか答えろ!!」ドガッ
U-511「うっ!?っ……や、やります……やりますから殴らないでください……!!」ドサッ ブルブルブル
「よし、いいだろう。さあ、早くするんだ」
U-511「は、はい……っ……」スッ
ドイツ軍諜報員「何だそれは……お前は誰だ?」
U-511「わ、私は……」チラッ
「余計な事は言うな」
U-511「っ!!……」ビクッ ガチャガチャ
ドイツ軍諜報員「っ!!そう言う事かよクソッタレ……やればいいさ、俺は何も喋らない……!!」
「……準備ができたようだな。ではまず一枚目だ。早くしろ」
U-511「……!!」ガタガタガタ
「……ほう、痛いのが好きなようだな」
U-511「っ!!や、やります!!」
「なら早くしろ!!」
U-511「は、はい!!っ……Verzeihung(ごめんなさい)……」ボロボロボロ グイッ
ドイツ軍諜報員「うがああああああああ!!」
U-511「っ!!は、剥がれてない……」
「ほぅ、残酷な奴め。あえてちゃんと剥さずに痛めつけるか」
U-511「そ、そんなつもりじゃ……!!」
「ないか?だが見ろ。お前のせいでそいつは苦しんでいるぞ」
U-511「っ……!!」ゾクン
「全部お前のせいだ!!お前が悪い!!分かったらさっさと剥さんか!!」
U-511「ひぃ!!わ、分かりました!!っ……Verzeihung……!!」グイッ バンッ
ドイツ軍諜報員「ぐわああああああああああ!!So ein Mist!!」
- 473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 15:57:27.06 ID:Y8o1Uf+i0
- 〜
U-511「はぁー……はぁー……はぁー……」
「よくやったぞ、U-511。だが残念ながらそいつは情報を吐かなかった。よって殺すことになる」
U-511「っ!!わ、私が……!?」
「それは君次第だな」
〜
ドイツ軍諜報員「この悪魔どもめ!!地獄に落ちろ!!」
U-511「……!!」ガタガタガタ
「さあ、どうするU-511?火がついた。すぐにあの男は火だるまになる。焼死は苦しいぞ?君だけが、彼を解放してやれる」
「さあ、撃つんだ。さもないと彼は苦しみもがいて死ぬことになる。終わりにしてやれ、U-511」
U-511「そ、そんな事……できないです……!!」フルフル
ドイツ軍諜報員「っ!!撃ってくれ!!Bitte!!いいから撃ってくれ!!」
「ほら、ああ言っているぞ?はやく撃ってやったらどうだ?」
U-511「お願い……私は敵以外を撃てない……!!止めてあげてぇ……!!」フルフルフル
「目を閉じるな!!ダメだ!!ほら、もうそろそろ火が到達するぞ?撃ってやれ」グイッ
ドイツ軍諜報員「撃ってくれ!!」
U-511「うぅ……無理……無理です……!!」ボロボロボロ
ドイツ軍諜報員「っ!!熱い!!Hilfe!!ああああああ!!Hilfe mir!!Hilfe!!ああああ!!ああああああああ!!」ボッ
U-511「うううううう!!」ギュッ
「撃て!!さもなくば最後まで見ろ!!これがお前の選択だ。目を逸らすな」
U-511「Nein!!いやぁ!!」
「また痛くされたいのか!?次はお前をああしてやってもいいのだぞ!?」
U-511「っ!!」
ドイツ軍諜報員「撃ってくれ!!撃ってくれ!!早く撃ってくれ!!頼む!!早く殺してくれ!!」
U-511「っ……Verzeihung……Verzeihung……」ガタガタガタ ボロボロボロ
〜
U-511「……」
「今日はもう寝ていい。だが、これからは寝る前にあることをして貰う」
U-511「あること……?」
「この三面鏡に映るお前に向かってお前は誰だと百回聞いてから寝るんだ。監視カメラでちゃんと確認している」
「もしやっていなかったら、もう一度手の爪を全部剥いでやる。せっかく生えそろってきたんだ。また剥がれたくはないだろう。いいな?」
U-511「は、はい……」
〜
U-511「Wer bist du?Wer bist du?」
ドイツ軍諜報員『ああああああああ!!ああああああああ!!ああ……ぁ……』
U-511「っ……Wer bist du?Wer bist du?」ポロポロ
- 474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 16:01:16.09 ID:Y8o1Uf+i0
- 〜
ドイツ軍諜報員「っ……地獄に落ちろ……」
「爪を剥げ」
U-511「っ……わ、分かりました……」ハイライトオフ
〜
ドイツ軍諜報員「撃ってくれ!!頼む!!」
「さあ、撃つか焼くか、お前が決めろ。お前の責任だ」
U-511「っ……!!」ハイライトオフ ボロボロ ジッ
ドイツ軍諜報員「いいから……撃ってくれ……!!」コクリ
U-511「……っ!!」パンッ
ドイツ軍諜報員「っ……D……danke……」ガクリ
「撃ったな。撃ってしまったな。これでお前はもう軍人ではない。敵以外を殺したのだからな。お前はただの殺人鬼だ」
U-511「……」ブツン
〜
「これからはこれを鏡の中のお前に読み聞かせるんだ。分かったな?」
U-511「……」コクリ
〜
U-511「貴女は誰ですか……?私は殺人鬼です……私は殺すのが好きです……私は命令に忠実です……私は決して逆らいません……」ハイライトオフ
U-511「貴女は誰ですか……?私は殺人鬼です……ふふっ……私は殺人鬼です……私は殺すのが好きです……私は命令に忠実です……私は決して逆らいません……!!」ニタァ
〜
ドイツ軍諜報員「お願い、もう止めて!!これ以上本当に何も知らないのよ!!」
「爪を剥げ」
U-511「はい」
〜
ドイツ軍諜報員「助けて!!殺さないでお願いよぉ……!!死にたくない!!」
「選べ」
U-511「はい」パンッ
ドイツ軍諜報員「」ガクリ
「早いな……どうして撃った?」
U-511「選べと命令されましたから」
「俺を撃ちはしないのか?」
U-511「私は決して逆らいませんから」
「撃たなければお前が殺したことにはならないのに撃つのか?」
U-511「Weil ich das Tötung mag(だって私は殺すのが好きですから)」ニタァ
- 475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 16:03:54.10 ID:Y8o1Uf+i0
- 〜
アメリカ人「It is sinking(沈んでいくぞ)……!!」
アメリカ人「What the fuck!!俺たちはアメリカ人なのに!!何処がやりやがったんだ!?」
U-511「……」チャプ
アメリカ人「っ!!何だ!?誰だ!?」
アメリカ人「そのハーケンクロイツ……!!お前ドイツの艦娘か!?」
アメリカ人「俺たちはアメリカ人だ!!中立国の人間だ!!」
アメリカ人「よくもやりやがったなナチめ!!地獄に落ちろ!!」
アメリカ人「救助を要請する!!」
U-511「ふふっ……Heil, mein Führer!!死んでください、アメリカ人。お前たちは中立国とほざきながら連合国を支援している敵です」バッ チャキ パンパンパン
アメリカ人「」
アメリカ人「うっ」
アメリカ人「ぐはっ」
アメリカ人「何しやがるBitchめ!!」
アメリカ人「助けてくれ!!撃たれた!!」
アメリカ人「逃げろ!!殺されるぞ!!」
U-511「あははははは!!皆殺しです!!私を楽しませてください!!」ニタァ パンパンパン
〜
アメリカ海軍軍人「生存者を確認!!救助します!!」
アメリカ人「た、助かったのか……」
アメリカ海軍軍人「大丈夫か!?何があった!?」
アメリカ人「Goddamn……ナチの奴が俺たちの船を沈めて……そして生き残りにむかって発砲してきやがった……!!」
「「「「!!」」」」
〜
提督「……」
提督(情報収集の結果、俺はU-511に何があったのかを知った。巧妙に隠されていたが、何とか情報を得ることができた)
提督(そして、現在U-511はこのアゾレス諸島の島の一つに作られた秘密基地に配属されているらしい。俺は……)
↓×1〜3
- 476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/01/11(木) 16:30:51.16 ID:W9zLElyxO
- 何とかして助ける
- 477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 16:56:41.36 ID:KBR3RlkTo
- U-511をコマンダン・テストの時と同じ様に助ける
また、アメリカを連合国側に引き込む作戦計画を逆手にとり、他の元配下独艦娘を奪うチャンスとする
対潜が得意な軽巡・軽空母・駆逐(潮は確定)・海防艦等と、比較的U-511に憎悪を抱いていない伊号潜水艦との編隊にて、出撃中の彼女を戦闘不能状態にし鹵獲、匿う
- 478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 17:00:01.88 ID:asOQ9qkho
- 洗脳だと……イギリス軍にこんな暗部があるとはな……情報操作もおてのものか……とにかくユーに会って彼女の洗脳を解かなくてはな
- 479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 17:00:28.52 ID:4iUuqEH+O
- うえ
- 480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 19:46:37.87 ID:KBR3RlkTo
- ホントだ、よく読んでみたら英軍主導だ
- 481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 20:47:15.62 ID:Y8o1Uf+i0
- 提督「さすが恋愛と戦争では手段を選ばない連中だ……とにかく、ユーに会って彼女の洗脳を解かなくてはな」
提督(しかし、普通の方法では無理だ。これはイギリスの諜報部による作戦だ。介入しようものならいろいろ不味いことになるだろう)
提督(ではどうすればいいのか。答えは簡単だ。U-511を撃沈したことにして保護すればいい)
提督(これは極秘作戦だ。U-511がそれに従事していることも当然機密情報となっている。俺は、ウォースパイトの協力もあって何とか情報を入手できた)
提督(だが本来は知りえない事なのだ。つまり、我々は大西洋で活動中だったドイツ軍潜水艦娘を撃沈する)
提督(そこに何の問題もない。どうやら奴らは護衛のつかないアメリカ船籍の貨物船や客船、及びアメリカ人の乗っている連合国側の船舶を狙っているようだった)
提督(簡単だろうな。なぜなら奴らは我々の船団護衛の計画を知っているのだから。しかしそれももう終わりだ)
提督(容易いぞ……お前らが狙うであろう船舶を特定して罠を仕掛けておくことは……!!)
〜
U-511「……あれが今回の目標。すっごくおっきくて素敵。たくさん殺せそう♪Los……!!」バシュッ バシュッ
シャリシャリシャリシャリシャリシャリ
シャリシャリシャリシャリシャリシャリ
U-511「……っ!!」ハッ スイッ
U-511(あの船の方から魚雷!?向かってきてる!!あの船がうるさくて気がつかなかった……!!誰が撃ったの……!?)
伊14「この音……!!姉貴、アイツも気がついたわ!!」スイー
伊13「命令は捕獲……見逃さないで、イヨちゃん……」スイー
伊14「了解!!さあ、狩の時間ね!!はぐれ狼を捕まえちゃうよ!!」
U-511「っ……」スイー
ゴォーン バッシャーン
伊13「当たった……っ……撃たれる前に気がつければ良かったのに……」ギリッ
伊14「あの船の真下に潜航してたら、アレがうるさすぎて魚雷でもないと気がつかないからね。仕方ないよ」
伊13「分かってる……イヨちゃん、浮上して合図を送って……」
伊14「分かった!!」
- 482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/11(木) 20:54:11.24 ID:Y8o1Uf+i0
- 〜
『万が一襲撃中に艦娘に遭遇したら逃げろ。連合国のであれ枢軸国のであれ交戦は許可しない』
キーン キーン キーン
漣「見つかんねぇ〜……!!」
朧「ちっ……」
曙「絶対このあたりのはずよ。逃がさないんだから」
潮「……」
U-511「っ……駆逐艦……!!」
U-511(どうしてこんなに……待ち伏せされてた……!?このままじゃまずい……!!でも……反撃できないし……どうしよう……)
瑞穂「敵艦を、捕捉しなくては……!!瑞穂、しっかり!!……居た、そこ!!爆雷投下!!」
ブーン カチャカチャカチャン ドボンドボンドボン
U-511(っ!!航空機まで!!爆雷を投下された……まずい、これは……避けられない……!!)
U-511「Nein!!」
ゴォーン バッシャーン ゴォーン バッシャーン ゴォーン バッシャーン
U-511「っぁ!!」ボロッ
U-511(やられた……潜航していられない!!浮上するしか……でも、そうしたら……!!)
『万が一逃げきれない場合は、君は死ななくてはならない。そのときは躊躇わずにこの毒薬を服用して死ね。捕虜になることは赦さない』
U-511「し、死にたくない……!!でも、私は……私は命令に忠実です……私は決して逆らいません……けど、死んじゃうのはいや……!!」ブルブルブル
伊14「捕まえた!!」ガシッ プシュッ
伊13「随分足が速い奴だった……でも、これで私達の勝ち……」ガシッ プシュッ
U-511「うっ!?な……油断……した……っ……」ガクッ
〜
提督「よくやってくれた、ヒトミ、イヨ!!君たちのおかげでU-511を保護することに成功した!!」
伊13「ありがとう……ございます……!!」
伊14「いぇい!!やったね!!大戦果!!」
提督「彼女の持ち物を調べた結果、おそらく自殺用と思わしき毒薬を所持していた。君たちが誤爆を恐れず肉薄して保護してくれなかったらU-511は死んでいた可能性が高い」
提督「本当にありがとう!!本来なら勲章ものだ!!だが、任務前にも言ったが、これは極秘の任務だ。申し訳ないが公式に表彰することができない……」
提督「よって、君たちには私から個人的に褒賞をあげたいと思う。私に用意できるものなら何でも用意しよう。何が欲しい?遠慮せずに何でも言ってくれ」
↓×1〜3 伊13と伊14の反応
それと、遅ればせながらあけましておめでとうございます
- 483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 21:02:46.48 ID:FwS8DpFJo
- 伊14
ご褒美と言ったらいいお酒と…いい男だよね、と提督に意味深な目配せをする
伊13
イヨちゃんったら…とイヨをたしなめつつも期待するような目で提督をチラチラ
- 484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 21:17:58.78 ID:IAtHZ5a60
- じゃあ今度提督の持ってる一番いいお酒飲ませてよ!勲章より酒のほうがいいイヨ。わ……私は……提督とデ、デートしてみたい……です……消え入りそうな声で精一杯のアピールをするヒトミ
- 485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 21:20:25.71 ID:KBR3RlkTo
- 483
ついでに部屋の外で様子を伺う潮にも気を遣るイヨ
- 486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 07:45:49.64 ID:lGQoYUP70
- 伊14「ホントに!?じゃあねーイヨはねー今度提督の持ってる一番いいお酒飲ませてよ!!」
提督「一番いいお酒か、分かった。任せてくれ」
伊14「やったぁ!!期待してるよ提督♪」
伊13「わ、私は……ちょっと……考えたいな……」モジモジ
提督「そうか。では何か考えついたらいつでも言ってくれ」
伊13「う、うん……」
提督(二人が退出していき、俺はU-511に会いに行く準備を始めた。そして少し経った後、ヒトミが戻ってくる)
伊13「失礼します……提督……」
提督「ヒトミ?どうしたんだ?」
伊13「あの……私……ヒトミ……欲しいもの……思いつきました……」ジッ
提督「そうか!何なんだ?言ってみてくれ」
伊13「あの……わ……私は……ヒトミは……提督とデ、デートしてみたい……です……」カァッ チラチラ
提督「!!」
提督(顔を真っ赤に染め、恥じらうように視線を落としながらもこちらをちらちらと窺ってくる)
提督「……それでいいのなら、もちろん。喜んで」ニコッ
伊13「……!!うん……!!」パァッ ニコッ
提督「では予定をたてようか」
伊13「えへ……どうしようか……?」
伊14「ふーん……」コソッ
〜
提督「失礼、入るぞ。……ユー、久し振りだな」コンコン ガチャ
↓×1〜3 ユーの状態と反応
- 487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 08:39:22.22 ID:5gEsMKVmo
- この人……知ってる……提督だ……ユーの標的だった……ユー殺されちゃうのかな……それともまた爪を剥がされるのかな……もう痛いのは嫌だ……虚ろな目で入ってきた提督を見つめるユー
- 488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 10:18:23.32 ID:P2nxn9U/O
- 記憶が混濁しておりターゲットである提督を何とかして殺そうとする
- 489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 10:33:34.39 ID:eGttweiTo
- 状態
過去の拷問を思い出し、蹲る事も出来ずに直立したまま震えている
反応
殺されない為に脳をフル回転させた結果、精一杯媚びて肢体を晒そうとするが
如何せん幼児体型な上に性知識もないので悲壮感がマッハ
- 490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 11:17:34.60 ID:QLzn9jiSO
- >>470
きもい
- 491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 12:50:46.55 ID:lGQoYUP70
- U-511「ひっ!!はっ!!はっ!!はっ!!っ……!!」ハイライトオフ ガタガタガタ
提督「っ……」
提督(ユーは直立して目を見開いたまま震えている。……あまりの恐怖に体が動かないのだろう)
提督(その表情は今にも泣きそうなほどに歪んでいて……心が締め付けられる……一体どんなことをされたのか……)
U-511「な……何でもします……!!何でもしますから殺さないでください……!!Bitte!!」
提督「殺しはしない……ユー……私だ!!もしかして分からないのか!?」スタスタスタ ガシッ
U-511「ひぃっ!!」ビクッ
提督(俺はユーに歩み寄るとその肩をしっかりと掴む。震えを止めるように。しかしユーは涙を溢すとより一層表情をひきつらせる)
U-511「はっ!!はっ!!はっ!!っ……そ、そういう事がお望みですか……!?分かりました……頑張ります……」スッ ガサゴソ
提督「っ!!」
提督(大破したせいでボロボロになっている自らのボディースーツに手をかけ、脱いでいく。その所作には色気は全くない)
提督(ただ、一刻も早く脱いでしまわないと殺されるかもしれないという悲壮な雰囲気に包まれている……見ていて痛ましかった)
提督「止めるんだユー!!」グイッ
U-511「Nein!!大丈夫です!!できます!!っ……どうぞ、好きにしてください。言ってくれれば何でもします」グイッ バッ ギュッ
提督「……!!」
提督(止めようとした俺の手を強引に振り払いボディースーツを脱ぎ去る。そして震える手で俺に抱き付いて来た。俺は……)
↓×1〜3
- 492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 12:56:01.34 ID:8ZED0R/go
- 落ち着くまで抱き締めてヨシヨシ
伊58とまるゆに極秘任務としてU-511の介抱を命じる
- 493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 13:04:47.78 ID:eLEqu3WgO
- 492
提督は絶えず「君は俺の大切な人の一人だ」「君は殺人鬼なんかじゃない」と声をかけ続ける
- 494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 13:11:53.34 ID:JQeX1CoA0
- 子守唄を歌ったり心の落ち着くことをやってあげる
その辺はマックスから色々聞き出せないかね
- 495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 14:00:36.25 ID:lGQoYUP70
- 提督「……」ギュッ
提督(震えるユーの身体を優しく抱きしめる。そして頭を撫でた。ユーが震える声で何かを呟く)
U-511「貴女は誰ですか……私は殺人鬼です……私は殺すのが好きです……私は命令に忠実です……私は決して逆らいません……」フルフルフル
提督「っ!!ユー!!俺を見ろ!!」グイッ
U-511「貴女は誰ですか……私は殺人鬼です……私は」
提督「違う!!君は殺人鬼なんかじゃない!!」
U-511「っ!?」ビクッ
提督「君は殺人鬼なんかじゃない。君はU-511。俺の大切な人の一人だ。ユー、君は絶対に殺人鬼なんかじゃない。君は君だ」ギュッ ナデナデ
U-511「ぁ……あ、アトミラール……?」ジッ
提督「そうだ、俺だよ」
↓×1〜3 提督を認識したU-511の心情と反応
- 496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:06:34.36 ID:gL3y9A+2O
- 提督と再開できたことに安堵の涙が止まらない
彼を固く抱き締め返すが、そこで先日彼を殺そうとした事を思い出してしまい顔面蒼白に
- 497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:24:13.77 ID:8ZED0R/go
- 上
- 498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:36:26.03 ID:gqTMVU8zO
- 496
- 499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 14:41:49.26 ID:7avETKtFO
- 罪悪感でいっぱい
- 500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 16:46:04.21 ID:lGQoYUP70
- U-511「アトミラール……!!アトミラール!!」ポロポロポロ ヒシッ
提督「ああ、俺だ、ユー」
提督(安心したような嬉しいようなといった感じの表情を浮かべ、涙を溢しながら俺を抱きしめてくるユー。愛おしかった)
U-511『……』チャキッ
バン
提督『うぐっ!?』バスッ
バンバン
提督『……!!……。』グラッ バスッ ドサッ
U-511「っ!!!!ぁ……ぁぁ……!!」マッサオ ワナワナワナ グッ
提督(だが、ユーは再び硬直すると声にならない声を洩らす。そして顔を真っ青にして絶望に目を見開きながらゆっくりと俺から離れようとした)
提督「ユー……?」
U-511「ユーは……アトミラールを……!!」
提督「っ!!そう言う事か……戦争だった、ユー。仕方がなかったんだ。気にするな」
U-511「でも……!!」
提督「ユー。余計なことは、今は考えなくていい。いいか?今考えるべきことはただ一つ。俺は、何があろうとも君の味方だということだ」ギュッ
U-511「……!!」
提督「俺が君を守る。だからもう大丈夫だ。安心してくれ、ユー」ナデナデ
U-511「うぅ……!!うぁ……!!うわぁああああああ!!」ダキッ ギュッ
提督(再び俺に抱き付き、今度こそ痛いほどの強い力で俺を抱きしめるユー。抱き返し、しゃくりあげるユーを優しく、労わるように撫でた)
〜
提督(その後、ユーのことは俺が用意した部屋で匿いつつ、伊58とまるゆを呼び寄せて介抱を命じた。極秘の任務として)
提督(残念ながら俺はまだ忙しく、他の子たちのこともあって常に一緒には居られないからな……)
伊13「あっ提督!!っ……こんにちは……」
提督「すまん、待たせたか」
伊13「全然大丈夫……今来たところだっ……ですから……」
提督(そう、ちょうど今日のように。俺は前に約束したヒトミとのデートに来ていた。街に繰り出して買い物や食事に行くのだ)
提督「ではいこうか」
伊13「はい……」
提督(アゾレス諸島は今、多くの軍属の人間が住んでいる。この島を領有するポルトガルの商人たちが目を付けないわけがなかった)
提督(臨時に店を開いたり、行商人のように露店を開いたりする商人が多くいる。もともとあった店も品ぞろえが豊富になっていた)
提督(日本では買えないようなイベリア半島の伝統的な服飾や工芸品が並んでいる。全部見て回ろうと思ったら一日ではとても足りないほどだろう)
- 501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 17:08:50.38 ID:lGQoYUP70
- 伊13「これとかどうですか……?似合ってますか……?」サッ
提督「ああ、似合っているよ。ボーイッシュな感じのは着こなすのが難しいが、君は完璧に着こなせている」ニコッ
伊13「そうですか?えへ、ありがとう……///」テレテレ
提督「それにするのか?」
伊13「はい、これにします……」
提督「分かった。すいません、これをください」
店員「Thank you!!全部で5000エスクードスです」
提督「これでお願いします」
伊13「えっ!?」
店員「ちょうどお預かりします。包装しますか?」
提督「どうする、ヒトミ?着ていくか?」
伊13「あっ……じゃあ着て行きます……じゃなくて、自分で払うよ!!」
提督「おぉ……!?まあ、気にするな。今はデート中だろう?つまり私は君の彼氏という訳だ。プレゼントさせてくれ」ニコッ
伊13「……!!あ、ありがとう……」カァッ
提督(そんな感じで服を買ったりアクセサリーを買ったりする。いつも大人しいヒトミも、こういう時はとても明るく元気になるようだ)
伊13「〜♪あの店、オルゴールを売っているみたいですよ……あっちの店はアロマですって……すごい!!」
提督(鼻歌を歌い、笑顔でこちらを振り返り楽しそうに様々な店に興味を示すヒトミ。微笑ましい光景だった)
提督「おっと、もうこんな時間か。つい時間を忘れてしまっていたな。そろそろ夕食にするか」
伊13「そうですね、そうしましょう……」
提督(二人で飲食店の並ぶ通りに向かう。そこには上品な感じのレストランから大衆食堂、酒場のようなところまであった)
- 502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/12(金) 17:11:24.24 ID:lGQoYUP70
- 提督「さて、どの店にしようか」
伊13「あの店とかどうですか……?」スッ
提督「あの店か?」
提督(ヒトミが指をさす。その店は三階建てぐらいの大きな建物で、レストランというよりはバーといった感じの店だ)
提督「あれは食べると言うよりは飲む店だぞ?いいのか?」
伊13「もちろん……だめですか……?」シュン
提督「そんな事はない。よし、ではあそこにしよう」
提督(ヒトミと一緒にその店に入る。小さな丸いテーブルに通された。やはりバーだなここは)
提督「まあ、食べ物もあるか。どうする、ヒトミ?……ヒトミ?」
伊13「どれにしようかな……?えっ?あ、ああ、そうですね……とりあえずやっぱりポートワインを」
提督「まず酒か。まあ食前酒としてはポートワインはいいのか?シェリーはそうだしな」
提督(そんな感じでポルトガルの酒と料理を堪能する。こういうざわめきが絶えない賑やかな店も良いものだ)
提督「おっと、こんな時間か」
提督(そんなこんなで夕食を楽しんでいたら夜もかなり更けていた。あと少しで日付が変わる)
提督「そろそろ帰るとするか」
伊13「……。帰りますか……?」
提督「もう時間が時間だしな」
伊13「一応、外泊しても大丈夫なんですよね……?」
提督「……一応な」
伊13「この店の上って部屋を貸しているそうですよ……?いっ……私……今日は帰りたくありません……」ジッ
提督「ヒトミ……?」
伊13「泊まっていきませんか……?」
提督(色気を感じさせる上目遣い。紅く染まった頬はアルコールのせいなのだろうか?気がつけば、いつの間にか胸元はまるで誘うように開かれている)
提督「……!!」ゴクリ
提督(思わず息を呑んでしまう。潤んだ瞳に見詰められた。そうだ。泊まって行こうと思えば今日は泊まっていける。俺は……)
↓×1〜3
- 503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 17:19:24.43 ID:MLngybdco
- ヒトミが勇気を出して誘ってくれたのだ……お泊りしちゃうか……でもそうするとまた例の話をしなくてはな……ヒトミは受け入れてくれるだろうか?最近この話をするのが少し億劫になってきたぞ……
- 504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 17:27:07.92 ID:P7mbz41BO
- 据え膳食わぬは男の恥
筋通さぬは雄の名折れ
きっちりハーレムのことを話して合意の上いただく
2人で部屋へ向かうとそこには伊14が
そして伊13も全然酔っていない
やられたと思いつつ姉妹丼を堪能
- 505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 17:38:58.51 ID:R6V30hmIo
- 504
- 506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 18:12:18.02 ID:7avETKtFO
- これヒトミじゃないよね?
- 507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 18:28:14.00 ID:8ZED0R/go
- 双子トリックか
- 508 :504 [sage]:2018/01/12(金) 19:23:41.95 ID:dfcha0HIO
- うわマジだ
提督が伊14の変装を見破った後に
504の伊13と伊14を入れ替えた流れにできますかね?
- 509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 22:17:22.52 ID:eGttweiTo
- ユーは銃持ってたのか?提督撃たれてるよな?どうなのイッチ
- 510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 22:18:34.53 ID:eGttweiTo
- あ、すまん。あの部分回想か
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 09:39:43.35 ID:OcS2xgkR0
- 提督「……一応確認しておくが、こんな風に泊まっていこうと言う事がどういう意味か分かっているだろうな?」
伊13「はい、もちろんです……けどその確認はちょっと無粋ですよ……?」
提督「分かっているが、君は若いからな。いや、幼いと言い換えてもいい。未成年だ」
伊13「そうですか……そんな幼い私に手を出しちゃうんですね……?」ジッ
提督「……部屋に行くか。話さなくてはいけないこともある」
伊13「っ!!は、はい……!!」ドキドキ
提督(バーマンに宿泊したい旨を伝えて部屋の鍵を受け取る。そして上の階へ続く階段へ案内された)
バンッ ジャランジャラン
「「「「!?」」」」
提督(そして階段を登ろうとしたところで乱暴にバーのドアが開けられる。ドアベル代わりのインテリアが鳴り響いた。店内が静かになる)
提督(迷惑な客もいるものだなと思って振り返る。そして驚愕。見たこともないような険しい表情で店内を見渡すその子に覚えがあった)
伊13「はぁ……はぁ……っ!!居た……提督……イヨ……!!」ギロリ
提督「なっ……ひ、ヒトミ……!?じ、じゃあ君は……!!」
伊13?「……あーあ、見つかっちゃったか。目が覚めるの早いね、姉貴」
〜
伊13『あの……わ……私は……ヒトミは……提督とデ、デートしてみたい……です……』カァッ チラチラ
提督『!!』
伊14『……!!』
伊14(不自然にどっか行こうとするから何かと思ったら……姉貴はこっそりと提督の所に戻ってそんな事を言った)
提督『……それでいいのなら、もちろん。喜んで』ニコッ
伊13『……!!うん……!!』パァッ ニコッ
伊14『……』
伊14(イヨたちは提督が好きだった。規律規律ってうるさくないし、融通が利くし、優しいし)
伊14(私達に本当に自由にやらせてくれた。特に、お酒について甘くしてくれたのは本当に感謝している)
伊14(一般的に任務前や任務中にお酒を飲むのはありえないって考えなのは分かる。けど、イヨにとっては必要なことだった)
伊14(前の上官はそれを分かってくれず散々叱責された後、提督の所に異動されてきた。あれは、左遷だった。だって、提督は水上艦担当だったから)
伊14(私を庇って一緒に左遷されたヒトミに申し訳がなかった。ヒトミは気にしないでって言ってくれたけど、正直死にたい気分だった)
提督【初めまして、伊13、伊14。私はこの艦隊の提督だ。よろしく頼む】
伊13【よろしく……お願いします……】
伊14【よろしくね】
伊13【イヨ……提督に失礼……!!】
伊14【っ……ごめん……よろしくお願いします】
- 512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 09:43:04.16 ID:OcS2xgkR0
- 提督【気にしないでくれ。言葉遣いを気にしたりはしない。さて、君たちは潜水艦娘だ。そして私は潜水艦娘を指揮したことがない】
【【……】】
提督【だから俺は君たち二人に全権限を与える。大まかな司令は与えるが、その遂行に関して君たちが思う通りにやってみろ】
【【えっ……!?】】
提督【門外漢が口を出すのは良くないからな。君たちがやりたいようにするがいい。責任は全て私が持とう】
【【……!!】】
伊14(提督は、本当に自由にやらせてくれた。提督が気にしたのは、結果だけだった。それ以外の過程に口出ししてきたりすることは決してなかった)
伊14(規程は、もちろん重要だ。けど、それは臨機応変に対応するときに足枷となる。私達はその足枷を外してもらった)
伊14(それまでは規程の為に歯がゆい思いをすることが少なくなかったけど、そのおかげで私達は規程を無視して行動することができた)
伊14(その結果、私達の戦果は劇的に向上した。無意味に魚雷を温存したりすることなく、哨戒航路に縛られることもなく行動できたから)
伊14(敵の無線や行動パターン、そして時には勘に従ってどこへでも索敵できた。そして補足した敵に適切な方法で攻撃する。私達は本当に自由に戦えた)
伊14(それまでの燻りが嘘のように私達は活躍できた。イヨ達が提督を好きになるのにそう時間はかからなかった)
伊14(そしてあの日、それまで隠していた任務前や任務中の飲酒が提督にバレた。酒臭いと他の士官バレて、提督に報告されて)
提督【……ふむ】
伊14【……】
伊14(前の上官に何度も叱責された記憶が蘇った。また他に回されるのかと思うと悲しくて泣きたかった)
提督【どうして飲んだんだ?】
伊14【それは……イヨに必要なことだから……】
提督【今までもずっと飲んでいたのか?】
伊14【っ……うん……】ビクッ
提督【そうか……一つ確認する。大丈夫なのか?任務前や任務中に飲酒して】
伊14【もちろん。自分ではそう思ってるよ。私にはお酒が必要なの。……それは、今までの私の戦果で考えてみて欲しいな】
伊14(何を不遜なと怒鳴られる覚悟だった。けど、提督に分かって欲しかった。だから、そう言っていた)
提督【分かった。なら、この件は不問とする】
伊14【……えっ!?】
伊14(けど、本当に分かってもらえるとは思っていなかった。その後、その件が問題にされることは二度となかった)
伊14(あの時に、私は心に誓ったんだ。何をしてでもあの人と……提督と一緒になるって……提督に選んで貰うって)
提督『では予定をたてようか』
伊13『えへ……どうしようか……?』
伊14『ふーん……』コソッ
- 513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 09:46:08.38 ID:OcS2xgkR0
- 伊14(けど、当然のようにライバルはたくさんいて……不文律があった。抜け駆けは禁止って……)
伊14(だからイヨは……けど、姉貴はそれを……破った。分かってた。こんなチャンス、もう二度とないかもしれない)
伊14(けどその不文律があったからイヨは今回もお酒で我慢したのに……姉貴は……だから、イヨも破ることにした)
〜
伊13『〜♪』
伊14『姉貴、今日なんかあるの?随分機嫌良さそうだけど』
伊13『えっ……?そうかな……ちょっと買い物に……行ってくるの……』
伊14『ふーん』
伊14(間違いない。今日、デートなんだ。まあ姉貴が寝ている間にスマホのロック外していろいろと確認させてもらってたけど)
伊14(予定に変更はないみたい。さて、じゃあ始めますか。私はコーヒーを淹れて用意していた睡眠薬を混入させる)
伊14『姉貴、コーヒー入れてみたんだけどさー、一緒に飲まない?』
伊13『コーヒー……?イヨちゃんが……?うん、じゃあ頂こうかな……』
伊14『ホント?はい、どーぞ。感想教えてねー』
伊13『分かった……頂きます……っ……』ズズッ
伊14『どーよ?』
伊13『乱暴な味……苦く淹れすぎだし……それをミルクと砂糖で誤魔化そうとして……甘ったるくなってる……』
伊14『そっかー……ん、分かった。ありがとね。次の参考にさせて貰う。それ、捨てちゃっていいよ』
伊13『捨てないよ……だって、イヨちゃんが淹れてくれたコーヒーだもの……』ニコッ
伊14『……んっふふ〜そう?ありがとね♪』
伊14(心が痛まないわけじゃない。姉貴がイヨときっと同じくらい提督のことを想っているのは分かってる)
伊14(けど、それでもイヨの想いの方が強いし、この勝負に負けるわけにはいけないんだよね。ごめん、姉貴)
〜
伊13『すぅ……すぅ……』
伊14『……先に破ったのは姉貴だからね。悪く思わないでよ』ボソリ
- 514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 09:49:16.93 ID:OcS2xgkR0
- 〜
伊13『……んっ』モゾッ
伊13(……あれ?寝ちゃってた……?いつの間に……疲れてたのかな……今何時だろう……外も暗くなってる……)
伊13『……っ!!??』バッ
伊13(頭の中が真っ白になった……提督とデートの約束……寝過ごしちゃった……!!ど、どうしよう……!!)
伊13『っ……ぐすっ……スマホ……私のスマホ……は……!?』ジワァ
伊13(見つからない……部屋中をひっくり返す勢いで探す……悲しくて……情けなくて……涙が溢れてきた……)
伊13(提督に何て謝ればいいんだろう……こんな事したら……嫌われちゃうよね……っ……なんで寝ちゃったの……私……!?)
伊13『ない……ない……ない……!!っ……!?こ、こぼしちゃった……何、この粉……?睡眠薬……?っ!!』ガサゴソ ガサリッ
伊13(間違って紛れ込んでいないか……イヨちゃんの荷物の中を探していた時に……偶然見つけたそれ……雷に打たれたみたいだった……)
伊13(震える手でそれを舐める。不味い。独特な味。そして少し残っていたイヨの淹れてくれたコーヒーを舐める)
伊13(乱暴な苦みと甘みの暴風雨の中でその味を探す……心のどこかで見つからない事を祈って……そして、見つけた)
伊13(何も考えられなかった……気がついたら街に飛び出していた……そこら中の人が奇異の目で見られる……)
伊13(でも気にならなかった……私の心を占めるのはただ一つ……提督とイヨのことだけだった……!!)
伊13(この時間になっても帰ってきていない……けどまだ遅すぎはしない……ならきっとイヨのことだからお酒を飲んでるはず……!!)
伊13(バーやパブ、酒屋をしらみつぶしに探す……迷惑そうな顔をされてもどうでも良かった……)
伊13(絶対見つける……!!それだけ考えていた……そして一軒の大きな建物のバーを見つける……)
伊13(体当たりするように扉を開ける……中を確認……そして、とうとう見つけた……二人は、ちょうど階段を登って上の階へ行こうとしている所だった……)
伊13「はぁ……はぁ……っ!!居た……提督……イヨ……!!」ギロリ
提督「なっ……ひ、ヒトミ……!?じ、じゃあ君は……!!」
伊14「……あーあ、見つかっちゃったか。目が覚めるの早いね、姉貴」
伊13(驚いている提督……無表情のイヨ……着ている服は、見たことないヤツ……きっと今日提督に選んで貰ったんだ……!!)
↓×1〜3 伊13の心情と行動
- 515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 10:31:28.52 ID:scz80hQV0
- 大好きな提督を取られたという焦燥感 しかもそれが妹の策によるものという悲しみ、怒りが渦巻いて
今まで出したことのない大声で威嚇して詰め寄る
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 11:56:57.40 ID:2vnq3SYxo
- 抜け駆けをしようとした自分にも非があるのはわかるけど、何もこんな見せつけるようなことをするなんてあんまりだ、と泣き崩れる
- 517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 12:45:51.92 ID:LikXL71go
- ひどいよ……イヨちゃん……あんなことするなんて……私ずっと……提督とのデート楽しみにしてたのに……私に成り代わって提督とデートを楽しんでたの……?本当は私が提督の隣にいるはずだったのに……!どいて……イヨちゃん……!今すぐ提督の隣からどいて!泣きながらイヨに本気ビンタを御見舞するヒトミ
- 518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 01:23:14.94 ID:hAGfjg0W0
- 〜
伊13「……!!」ズカズカズカ
提督「……!!」
伊14「……」ジッ
提督(全く気がつかなかった……違和感を覚えたこともあったが、それでも俺は最後まで気がつけなかった……)
提督(イヨを睨みつけたヒトミが圧倒的な威圧感を放ちながら歩いてくる。それを逃げも隠れもせずに迎えるイヨ)
提督(交差する視線。店員もヒトミを止めることができなかった。ヒトミがイヨの目の前に立つ)
伊13「酷い……イヨ……どうしてこんな……私ずっと……提督とのデート……楽しみにしてたのに……!!私に成り代わって提督とデートを楽しんでたの……!?」ギロリ ジワァ
伊14「……」
提督(涙を一杯に溜めた上目遣いの瞳には、激しい憎しみが込められている。怒りに歪んだ表情。食いしばられた歯が見えていた)
提督(この子がこんな表情をするのかというほどに敵意を露わにしている。そんなヒトミに対して、イヨは未だに無表情だ。何の反応も示さない)
伊13「本当は私が提督の隣にいるはずだったのに……!!どいて……イヨ……!!今すぐ提督の隣からどいて!!」キッ ポロポロポロ
伊14「……ぜったいイヤ。先に抜け駆けしたのは姉貴じゃん」
伊13「っ!!」グッ パァン
伊14「っ……!!」ドサッ
提督「っ!!ひ、ヒトミ……!!流石にそれはやり過ぎだ……」
提督(イヨの言葉に、ヒトミは涙を溢しながら思いっきり手を振り被ってイヨの頬をひっぱたく。イヨは避けなかった)
提督(明らかに手加減していない。その威力はイヨが倒れてしまうほどだった。窘める俺に、ヒトミは泣きそうな顔で向き直る)
伊13「提督……気がついてくれなかったんですか……?イヨが私のふりしてたのに……提督にとって私は……ヒトミはその程度の存在なんですか……?」クシャリ ポロポロポロ
↓×1〜3 提督の心境と反応
- 519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:33:32.82 ID:Wp+Zrojjo
- 気付いてたよ、でもイヨに恥はかかせられなかったからのったんだ
話があるとは言ったが、手を出すとは言っていないだろう?
3人で部屋へ移動した上でハーレムのことを話す
- 520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:45:22.77 ID:HVzT2+5YO
- 気がついていなかったのに実は気がついていたってどういうことなの……
安価は申し訳なく思い正直に謝る
その後とりあえず場を納めて例の話をする
- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:53:02.61 ID:PzSX59SPO
- 心配しなくてもいい、ヒトミのことはこれから身も心も覚えていくつもりだ
できることなら『3人で』、な
(ここで例の話挿入)
- 522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:53:58.26 ID:F4zg0EWFo
- すまないヒトミ……本当に気付かなかったんだ……でも君が俺にとってその程度の存在なんてことはない!俺は君が好きだし大切だ。でもイヨのことも同じくらい好きなんだ……卑怯なことを言っているのは分かっている……ただ君たちどちらか一人だけを選ぶことはできないんだ……俺の話を落ち着いて聞いてくれるか?いつもの……提督に想いを寄せる子にとってある意味最低の話をする提督
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