リツカ「かぷせるさーゔぁんと!」

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1 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 15:27:54.68 ID:O0kyhMXu0
______この世界には不思議な不思議な生物がとても多く住んでいます。

人間と似通った姿こそ見受けられ、大きさは個体差こそあるものの50pほどのまるでぬいぐるみのような
愛くるしい姿をした生き物。

『かぷせるさーゔぁんと』。略して『かぷさば』です。

かぷさばは人間と自然と共存し時には力を合わせて共に生きていくべき存在です。

そしてここに雪原を元気よく駆ける一人の少年の姿が。

今年で10歳になる彼は晴れて大人の仲間入り。

これから研究所に向かい、これから苦楽を共にするかぷさば所謂『パートナー』を貰いに行く途中のようです。

注意
Fateとポケモンのクロスオーバーになると思います。
姿、名前が同じなだけのオリキャラばっかり出てくる予定です。
SS初心者です。
2 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 15:36:10.70 ID:O0kyhMXu0
_______ここは『カルデア研究所』。

大きな霊山の麓に位置する小さな湖の畔に建つその研究所は最先端のかぷさば技術を日夜研究すると同時に新人マスターの教育、指導に力を入れる行政機関である。
そこに今日もまた一人の新人『マスター』が新たな冒険に出る為にここを訪れていた・・・

受付のお姉さん「あら。ふふ、こんにちわ。君、もしかしなくても新人マスターの子かしら?」

リツカ「はい。リツカって言います。」

受付のお姉さん「やっぱり!真新しいリュックに手袋に帽子、いかにもこれから冒険に行きますって格好してるもの」

リツカ「いやーなんか恥ずかしいです」
3 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 15:40:58.57 ID:O0kyhMXu0
受付のお姉さん「それで今日はもしかして新しい子を?」

リツカ「はい!旅に出るためにパートナーを貰いに来ました!」

受付のお姉さん「うん!元気いっぱいでいいわね!でもその前にかぷさばについての説明を受けてもらうことになってるわ」

受付のお姉さん「担当の者を呼んでくるからちょっとここで待っててね」

リツカ「はい!」

4 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 15:53:51.29 ID:O0kyhMXu0
リツカ(なんだか皆忙しそうだな・・・)キョロキョロ

マシュ「あの・・・どうかされましたか?」

リツカ「えっ・・・いや今人を待ってるんです。お姉さんもここの職員さんなんですか?」

マシュ「はい。と言っても簡単なお手伝いをしているだけですが・・・」

マシュ「あのつかぬ事お聞きしますがもしかして新人のマスターさんですか?」

リツカ「はい!今日からマスターになります!」

マシュ「やっぱり。なんかこれから旅に出るぞーって感じがします」

リツカ「あはは、それさっき受付の人にも言われちゃいました」
5 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 16:00:43.09 ID:O0kyhMXu0
マシュ「まぁここで働いていると新人のマスターさんをよく見かけますから」

マシュ「私も近いうちにマスターになる予定なんですよ」

マシュ「生まれつき身体が弱いのでまだ予定止まりですけど」

マシュ「もしかしたら旅先で偶然ばったり!なんてこともあるかもですね!」

マシュ「・・・すみません少しテンションが上がっちゃいました」

リツカ「いえ分かりますその気持ち」
6 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 16:10:38.22 ID:O0kyhMXu0
マシュ「もしそうなったらご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いしますね先輩」

リツカ「先輩・・・僕の方が年下ですよ?」

マシュ「それでもマスターとしては先輩になるので・・・ふふ先輩♪」

リツカ「あはは・・・(・・・年上の女の人に先輩って呼ばれるのなんかむず痒いなぁ)」

ロマン「あれ?二人とも知り合いだったのかい?」

マシュ「お疲れ様ですロマン博士。いえさっき知り合ったばかりで・・・」
7 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 16:19:21.10 ID:O0kyhMXu0
ロマン「そうなのかい?まぁすぐに仲良くなれるのはいいことだよ」

ロマン「さてリツカ君。待たせて申し訳なかったね」

ロマン「僕がこのカルデア研究所の所長!・・・代理を務めるロマニだ」

ロマン「皆からは親しみを込めてロマン博士と呼ばれているよ!」

ロマン「今君と仲良くお喋りしてたこの子はお手伝いのマシュだ」

マシュ「マシュです。未熟者ですがよろしくお願いします」

リツカ「あ、リツカです。今日はよろしくお願いします!」
8 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 16:29:49.16 ID:O0kyhMXu0
ロマン「まぁマシュは今日はこっちの担当じゃないんだけどね」

マシュ「あ、そうなんです・・・私は私の仕事があるので残念ですがこの辺で・・・」

リツカ「じゃあ・・・また旅先で!」

マシュ「はい!お会いできたらバトルとかお喋りとか沢山しましょう!それでは失礼します」



ロマン「さてでは我々も移動しようか」

リツカ「はい!」
9 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 16:41:45.34 ID:O0kyhMXu0
ロマン「というわけで今からかぷさばについて必要最低限の知識を勉強、おさらいするよ」

ロマン「まぁ細かいことは旅を通して体験として覚えていくと思うから本当に最低限のことだけ」

ロマン「では改めて、こほん。ようこそカルデア研究所へ。リッカ君!」

ロマン「ここでは主にかぷせるさーゔぁんと。略名かぷさばについて研究しているんだ」

ロマン「主な研究内容は難しい話になるから取りあえずは置いておくけどね」

ロマン「それとは別に新人マスター研修ができる場所としても一応は機能しているんだ」
10 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 16:50:43.15 ID:O0kyhMXu0
リツカ「・・・質問いいですか?」

ロマン「いいよー。質問はどんどんしてくれて構わない!探求心こそロマンだからね」

リツカ「えーっと・・・研究所で新人マスターの研修するのは何でですか?」

ロマン「あー・・・それはね情けない大人の事情って奴なんだけど」

ロマン「研究だけじゃ実績を出せなきゃ研究費用とかそのうち降りなくなるわけだ」

ロマン「研究が行き詰った時にこそお金がないのは困るからね。新人のマスターの研修や教育で国からそれなりにお金を貰っているって所かな。いやー世知辛いね」

リツカ「あー・・・分かるような分からないような」

ロマン「最初こそは仕方なくやってた部分もあったんだけど、今はもうそんなことはないよ!」

ロマン「やりがいのある素晴らしい仕事だと思っているからね!」
11 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 16:59:40.50 ID:O0kyhMXu0
ロマン「さて・・・変な方向に話が脱線しちゃう前に僕からリツカ君に問題です。これはなんでしょうか?」

リツカ「あ、さーゔぁんとカプセル、です!」

ロマン「そう!このカプセルの中にはかぷさばが入っているんだ」

ロマン「かぷさばについては実際に見てもらった方が早いからね」

リツカ「なんのかぷさばが入っているんですか!?」

ロマン「慌てない慌てない。今からこのカプセルから出すからね」
12 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 17:07:41.55 ID:O0kyhMXu0
ロマン「じゃあ行くよ。出ておいでキャスター」シュッ

キャスター「ピカチュー・・・なんてねっ」ポンッ

リツカ「おぉ〜」

ロマン「この子はクラスをキャスター。真名は・・・知ってるかな」

リツカ「えーっと・・・」

キャスター「ヒントをあげよう。天才だ。それも最高の天才」

リツカ「・・・分かんないです」
13 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 17:15:41.92 ID:O0kyhMXu0
ロマン「えーと・・・モナリザって聞いたことあるかな?」

リツカ「うーん・・・」

キャスター「マジか!君マジなのか・・・!?」

リツカ「実はあんまり旧歴史とかかぷさばについて知らなくて・・・」

ロマン「あー・・・レオナルド・ダ・ヴィンチって分からないかな?」

リツカ「・・・知らないです」

キャスター「!!!!?」

ロマン・リツカ(膝から崩れ落ちた!)

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 17:23:30.36 ID:cH5t6q4BO
ダヴィンチちゃんかわいい
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