リツカ「かぷせるさーゔぁんと!」

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15 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 17:27:26.50 ID:O0kyhMXu0
リツカ「・・・バカですみません」

ロマン「だ、大丈夫大丈夫!これから学んでいけばいいよ!」

ロマン「ほらダヴィンチちゃんも知名度的に有名なくせに知られてなかったのがショックなのは分かるけど」

キャスター(改め以下ダヴィンチちゃん)「・・・君それ全然フォローになってないからね?」

ダヴィンチちゃん「はぁ。まぁいいよ。前例がなくて衝撃的だったのは事実だけど」

ダヴィンチちゃん「改めましてキャスター、天才レオナルド・ダ・ヴィンチ。気軽にダヴィンチちゃんって呼んでくれたまえ」

リツカ「・・・ごめんねダヴィンチちゃん」ナデナテ

ダヴィンチちゃん「そんなに・・・・気にしてないよ」
16 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 17:40:09.47 ID:O0kyhMXu0
ロマン「あはは・・・さて。じゃあ気を取り直してかぷさばについて少し詳しく説明していくよ!」

ロマン「旧人類史において有名な偉人、英雄、人外、魔物、はたまた神様と呼ばれる存在がデータとして存在しているんだ」

ロマン「それはほんとにいたかどうか分からない。でもそれを沢山保存してある媒体がこの世界のどこかにあると思われる」

ロマン「そしてそのデータの一部に命を吹き込まれた存在。それがかぷさばなんだ」

ロマン「かぷさばがどうやって産まれているのかは分からない」

ダヴィンチ「気づいたらこの世界に生まれていたからね。自分たちが何処から来たのか全く見当もつかない」
17 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 17:41:33.53 ID:O0kyhMXu0
>>14
レス嬉しいです。頑張ります
18 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 17:51:06.20 ID:O0kyhMXu0
リツカ「えーっと・・・じゃあダヴィンチちゃんは過去の世界からタイムスリップしてきた過去の偉い人ってこと?」

ダヴィンチちゃん「いや正確には私はレオナルド・ダ・ヴィンチの極一部の情報を元に生み出された新しい生命体だ」

ダヴィンチちゃん「それは生まれたときから本能のように自覚し。偉人としての記憶は自らのものではなく情報として持っているだけ」

ロマン「まぁつまりそれがかぷさばってことなんだ。ちょっと難しいかな?」

ダヴィンチちゃん「まぁ単純に過去の誰かの記憶を持ってる動物か何かだと思えばいいよ」

ダヴィンチちゃん「過去の偉人として接する必要なんてこれっぽっちもない」

ダヴィンチちゃん「まぁ中にはそれで納得いってないやつらもいるけどね」

19 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 18:04:09.91 ID:O0kyhMXu0
ロマン「まぁそこは度々問題になっているところだね・・・人間に対して協力的なかぷさばもいれば」

ロマン「個体差こそあれどかぷさば扱いに納得がいかなかったり人間を下に見たり非協力的なかぷさばもいる」

ロマン「人間側にもかぷさばを動物以下に見ている集団あったりするんだ」

リツカ「・・・みんな仲良く生きていくことはできないんですか?」

ダヴィンチちゃん「難しいだろうね。でもそれは人間だけでも不可能なんだ。無理なのが当たり前だと持った方が気が楽だよ」

ロマン「・・・それでも良くしていく努力を辞めなければ、とは思ってるんだ。ここの研究もその為にある」

リツカ「・・・難しくてよく分かんないや」
20 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 18:15:55.71 ID:O0kyhMXu0
ロマン「・・・そうだね。さて暗い話はここまで。勿論今までの話も忘れちゃいけない大事なことだけれど」

ロマン「ここからも大事な話だから気分を切り替えていこう!」

リツカ「・・・はいっ!」




ロマン「じゃあ次はクラスの話をしよう!かぷさばのクラスには何があるか分かるかな?」

リツカ「えーっと・・・セイバー、キャスター、ランサー、ライダー、バーサーカー・・・あ、アーチャー」

リツカ「・・・うーん」

ダヴィンチちゃん「後は七騎ならアサシンかな」

リツカ「そうそうアサシン!あとは・・・なんだっけアヴェンジャー?」

ロマン「お、よく知ってるね。基本的な七つのクラスを七騎。それ以外のクラスをエクストラって言うんだ」

ロマン「すべて発見されているわけじゃないけどさっきリツカ君が言ってくれたアヴェンジャー」

ロマン「あとはルーラー、シールダー、アルターエゴなどが発見されているね」
21 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 18:29:06.00 ID:O0kyhMXu0
ダヴィンチちゃん「私はさっき言ったようにキャスターのクラスだよ」

ロマン「クラスにはそれぞれ特色があるんだ。例えばキャスターのクラスのかぷさばはバトルでは魔術や呪いが得意なクラスだね」

ロマン「それと言語能力や知力が他のクラスのかぷさばと比べて平均的に物凄く高いんだ」

リツカ「あ、やっぱりそうなんですね。ダヴィンチちゃん凄い喋るなぁって思ってました」

ダヴィンチちゃん「私はキャスターで尚且つ天才だからね。まぁこれでも結構疲れるんだけど」

ロマン「平均的なかぷさばは言語の理解はできても短い会話くらいしかできないのがほとんどだね」

ロマン「バーサーカーのクラスになるともう会話すら成り立たないのがほとんどだよ」

ロマン「その代わりとっても力がありバトルでは物凄い強さを誇るけどね」

リツカ「なるほど。皆いい所があるってことですね!」

ロマン「うん。いい答えだ」
22 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 18:48:49.88 ID:O0kyhMXu0
ロマン「さてこのままバトルの話に行こうか」

リツカ「バトル!!」

ロマン「お、食いつきが凄いね!もしかしてバトル好きかい?」

リツカ「はい!僕の夢はグランドマスターになることです!」

ロマン「グランドマスターかぁ・・・いいね!夢はでっかく!まさしくロマンだ!」




ロマン「じゃあ知ってることもあるだろうけどかぷさばバトルについてだ」

ロマン「まずは一回のかぷさばバトルに使えるかぷさばは最高六騎まで。そして同時にこれは旅に連れて行ける最大数でもある」

ロマン「これより多く連れて行くには仕事などの資格がいるから君は六騎までが最大だと覚えれば大丈夫!」

ロマン「そしてバトルには一対一のシングルバトル、二対二のダブルバトル、三対三のトリプルバトルがあり、戦うかぷさばの数や対戦方法は双方の合意によって決まるんだ」

ロマン「そしてどちらかのかぷさばが決められた数戦闘不能になったら終わり!」
23 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 18:58:51.45 ID:O0kyhMXu0
ロマン「バトルに関しては以上!」

リツカ「えっ!バトルの内容とかはないんですか!?」

ロマン「それはこれから君が旅をしていくうちに回るジムで学ぶことだよ」

リツカ「あ、なるほど」

ロマン「その様子だと知っているようだね。この世界には七つのジムがあるんだ」

ロマン「ここから一番近いジムだとフユキシティの騎のジムかな」

ロマン「ジムではそれぞれバトルについて学び、試練を課され、それをクリアしてジムリーダーに勝利する」

ロマン「その後身体のどこかに令呪を刻んでもらってそれを七つ集めると時計塔の四天王に挑めるんだ」

ロマン「そしてその時点のグランドマスターに勝利すればグランドマスターになれるというわけだ」
24 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 19:15:40.46 ID:O0kyhMXu0
ロマン「凄く険しい道のりだよ。三つ目までは頑張れば誰でも取れるだろうけど四つ目からは本当に難しい」

ロマン「七つ目なんてめったに挑戦者なんか現れないって聞くよ」

リツカ「それでも僕はなります!なってみせます!」

ロマン「うん。それでこそロマンだよ!」

ロマン「じゃあ次は・・・」







ロマン「・・・さて随分と時間がたってしまったね。この子も限界のようだ」

リツカ「あ、そういえば途中から全然反応なかったですねダヴィンチちゃん」

ダヴィンチちゃん「すー・・・すー・・・」zzz

ロマン「キャスターといえどここまで複雑な言語化は凄く体力を使うようなんだ。お疲れさま」ポンッ

ロマン「君も少し疲れただろう。少し休憩にしようか」

リツカ「はい!じゃあトイレ行ってきてもいいですか?」

ロマン「うん。どうぞ。」

リツカ「行ってきます!」タッタッタ…





ロマン「あ、トイレの位置分かるかな?まぁいいか。誰かに聞くだろうし」
25 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 19:28:21.32 ID:O0kyhMXu0



リツカ「トイレどこだろう・・・」キョロキョロ

リツカ「わっぷ」ドン

おっとりとした女性「あらあら・・・」

リツカ「す、すみません!よそ見しながら歩いてて」

おっとりした女性「いえいえ・・・それにしても見ないお方ですね。ここには何用で?」

リツカ「あ、僕新人マスター研修にきましたリツカって言います」

おっとりとした女性「あらあらこれはこれはご丁寧に。わたくし此処で臨時職員をやっておりますキアラと申します」

おっとりとした女性(改め以下キアラ)「以後お見知りおきを・・・」ペコリ

リツカ「あ、はい・・・どうもです」ペコリ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 19:29:57.35 ID:cxerZlfW0
(アカン)
27 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 19:35:49.30 ID:O0kyhMXu0
キアラ「それでリツカさんはどうしてこんな所にいらっしゃるのでしょうか?此処は研究区画ですよ?」

リツカ「あ、あのトイレの場所が分からなくて・・・」

キアラ「あらあら。厠でございましたらそうですね・・・この道を右に曲がった先の階段を下りて真っすぐ行くと見えてくるかと」

リツカ「ありがとうございますキアラさん!」タッタッタ…





キアラ「ふふふ、あのように可愛らしいとついつい食べてしまいたくなりますね・・・おっといけない。この後もお仕事がありますから・・・ふふふ」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 19:41:14.63 ID:6iNUwqrYO
R板だから嫌な予感はしたけどまさかキアラとは…(うちのカルデアの主力)
29 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 19:48:27.15 ID:O0kyhMXu0
リツカ「階段を下りて・・・真っすぐ・・・?」

リツカ「あれ?道合ってるよね・・・?暗くてよく見えないけど・・・」

リツカ「・・・なんか変な場所だなぁ。トイレあってもおしっこ出ない気がする」




リツカ「絶対トイレじゃないけど明かりの付いてる部屋が一つだけある・・・」

リツカ「・・・すみません。誰かいますか?」コンコン

マシュ「・・・先輩?その声先輩ですか?」

リツカ「あ、マシュさん。よかった!僕迷っちゃって・・・」

マシュ「い、今入ってこられると!!」

リツカ「えっ・・・あ・・・」

マシュ「私・・・困ります・・・」


_____リツカの目に映ったのは少女が機械でできた義足を抱えている姿だった
30 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 19:51:36.99 ID:O0kyhMXu0
>>28

R板・・・?え?あ?

・・・・・・やっちまった!!
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 19:53:53.82 ID:6iNUwqrYO
>>30
え、まさかのKENZENだったの…?
32 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 19:57:04.22 ID:O0kyhMXu0
>>31
はい・・・エロ要素欠片もないです・・・

あ、キアラさん出てるから嘘つきました
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 20:01:21.01 ID:6iNUwqrYO
>>32
これはエロを入れろという魔性菩薩様のお導きかと
34 : ◆wrv.63n1FM [sage]:2017/11/30(木) 20:08:43.75 ID:O0kyhMXu0
>>33
少し考えてみましたが文章力的にもシチュ的にもかなり難しそうなので素直にKENZEN板に再建てします・・・
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 23:29:28.95 ID:PqjABsAA0
あらら…ドンマイです。

とりあえず建て直したらURL貼ってくれるとありがたいです
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