【安価】愛玩奴隷を買うことにした

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436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 22:53:45.93 ID:zxMiCohWO
>>435
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 22:57:28.58 ID:zxMiCohWO
>>436はなしでお願いします
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 22:59:04.99 ID:/xItufPSo
セクシーな感じのドレス
439 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/20(土) 00:00:30.13 ID:eW5cmO/w0


 じょり

「ひんっ」

 じょり、じょり、じょり

「んっ……ふっ…」

「動くなよ。股の裂け目が一個増えるぞ」

 椅子に座り、大股を広げるテスト。その脚の間にしゃがみこんで、俺は剃刀を動かしていた。

「はっ…早くしてください…恥ずかしい…」

「うるせえ」

 手で油を擦り込み、細く茶色い毛を剃っていく。既に大方剃り終わっていて、白い陰部が殆ど露わになっている。
 テストとはもう何度かセックスしたが、こうして挿れる所をじっくり見るのは初めてだ。

「…こんなもんだな」

「! ではこの辺で」

 椅子から立ち上がろうとするテストの脚を、掴んだ。そのままぐいと持ち上げると、膣だけでなく肛門までおっ広げになった。

「きゃああっ!?」

「まだだよ。お前、ケツの穴まで毛むくじゃらなんだから」

 そう言うと、反論する前に剃刀を尻に当てた。途端にテストが大人しくなる。
 そのまま、肛門の周りを剃毛し始めた。

「毛がはみ出たら嫌だからな。綺麗にしとかないと」

「…」

 テストが涙目を向けたのは、壁に掛かった一着のドレス。『互助会』のために俺が用意した衣装だ。
 色は深い紅色。身体の線が出る細い仕立てで、胸元は開いているし、両太腿のかなり上の方からスリットが入っている。蠱惑的で、あちこちに銀のビーズが縫い付けられた華やかなデザインだ。まさか、これを着ているのが奴隷だとは誰も思うまい。

「よし、これで終わりだ」

 剃刀を置くと、つるつるになった彼女の肛門からクリトリスにかけてをぺろりと舌で舐め上げた。

「んんんんっ…♡」

「エロい声出しやがって。向こうに着いたら、思う存分ヤろうぜ」

「べっ、別に…」
440 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/20(土) 00:01:38.50 ID:eW5cmO/w0
今夜はここまで
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 00:08:26.58 ID:tg7ATfvs0
乙ー
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 00:34:10.42 ID:ajmTO3XJ0
前回と違って主人公が畜生だから色々できるな
3回目あったらどんな職業がいいかな?
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 09:54:19.16 ID:MTQv5bsSO
>>438
滑り込みセーフ草
444 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/20(土) 23:08:36.11 ID:eW5cmO/w0


「招待券を拝見」

「どうぞ」

 差し出された券に、受付の男が頷く。

「ごゆっくり、お楽しみくださいませ」

「どうも」

 軽く頭を下げ、テントの中に足を踏み入れた。

 緊張した顔で俺の半歩後ろを歩くのは、例のドレスを着たテスト。今日は化粧もしている。俺も髭を剃り、髪を撫で付けて余所行きの礼服を着ている。

 薄暗いテントの中は、前に見た衝立が取り払われて一つの大広間になっていた。広間の中にはグラスの並べられた小さなテーブルや、簡素だがデカい寝台、薄い布に囲まれたあずまやが点々と用意されていた。真ん中には何と、タイル張りのプールまで設置されている。
 既に10人弱の客が来ていて、広間を歩き回ったり談笑したりしていた。主人と思しき男の方は概ね俺と同じような正装をしているが、その隣に控える愛玩奴隷たちは…もう、色々だ。テストのようなドレスもいれば給仕服もいるし、逆に下着姿や、素っ裸までいる。
 俺は、ヒュッと小さく口笛を吹いた。

「凄えな」

「うわ…うわぁ…」

 テストは目を丸くして驚いている。

「あの中に知り合いはいるか?」

「な、何人か」

「他人の振りしてろ」

 そう言うと俺は、会話する集団に向かって歩き始めた。

「あっ、しょ…ご、ご主人様っ」
445 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/20(土) 23:09:06.63 ID:eW5cmO/w0
 慌てて追ってくるテストを無視して、俺は一人の男に話しかけた。連れている女は黒いドレス姿の、おそらく人間。歳は二十前後か。

「恐れながら、初めましてどうも」

 へりくだって挨拶する。この男を選んだのは、奴隷に着せる服からして俺と考えが近く、会話しやすいと踏んだからだ。

「おお、これはどうも」

 男は笑顔で応えた。恰幅の良い、老年の紳士だ。人畜無害そうなシルエットとは裏腹に、目は若々しくぎらついている。

「見かけぬ顔ですな」

「ええ、恥ずかしながら初めてお邪魔しました。何でも、奴隷を買った方々との交流だとか」

「その通り」

 彼は親しげに俺の肩に腕を回した。上等な葉巻の匂いに混じって、古い紙の匂いがした。

「折角の高い買い物だ。自分で愛でるのも良いが、他人と共有する歓びもまた、何者にも代えがたいものだよ。手始めに、私の奴隷を見てくれないか」

 そう言って、黒ドレスの女を指差す。女は黙って頭を下げた。

「本当に、高い買い物だった。だが、その価値はあったよ。この指を見たまえ。美しいだろう」

「ええ、まさに絹のような肌で…」

 適当に相槌を打ちながら、男の奴隷自慢に耳を傾ける。話が一段落したところで、俺は一つ尋ねてみた。

「ご主人、ここには何度も?」

「ああ、年甲斐もなくね。こんなところに来ているとバレたら、私は頭取から引きずり降ろされてしまうだろうな」

 ……おい、この男、今何と言った?

「だが、それはここにいる歴々にも言えることだ。人は皆、誰にも言えない顔を持っている、ということだよ」

「し、失礼ながら、お仕事は…」

 背中に冷や汗が伝うのを感じながら、質問する。
 男は、事も無げに言った。

「王立銀行の、ね」

 それから、少し離れたところにいる一団を示しながら

「向こうにいる、背が高いのは警察兵団長だな。彼と話しているのは…おや珍しい。何年か前に引退した舞台俳優じゃないか」

 俺は、卒倒しかかった。
 なんてこった。このパーティ…ただの色ボケの集まりじゃない。コネクションの宝庫…いや、巨大なダイヤモンド鉱脈じゃないか!
446 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/20(土) 23:46:18.86 ID:eW5cmO/w0
「い、いやはや…驚きました。それに引き換え、私などはしがない自営業で」

「何、誰も気にするまい。ここでは誰もが、美しいものを愛でる一人の人間だ」

 それから不意に、小声で囁く。

「…だが、あまり仕事の話を聞くのは好まれんよ」

「き、肝に銘じます」

 男から離れると、俺はふらふらと一つのテーブルの近くに寄った。天板にもたれるように立つと、深呼吸する。

「…所長、大丈夫ですか?」

「ご主人様と呼べっつったろ。……死ぬかと思ったぜ。この会場、やべえぞ」

「偉い人がいっぱいいるんですよね」

「ああ。本当なら、今すぐあちこち回ってコネを作っておくんだが…」

 男の忠告を思い起こす。
 ここにいる、その事実自体が、表の人間にとっては恥ずべきことだ。ならば、むやみやたらに表の話をするべきではない。相手の不興を買えば、あっという間にこちらの命が消える。

「…程々に、だな」

 そこへ、給仕服の男がテーブルのグラスに飲み物を注いで回った。見ると、真ん中のプールの前に、この前の奴隷商人が立っていた。
447 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/20(土) 23:48:18.37 ID:eW5cmO/w0
「本日は、当商会の互助会にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。私どものところから購入された奴隷について語り合うもよし、愛で合うもよし。お客様がたにとって、素晴らしい時間となりますことを、私ども一同、心から願っております」

 一通りの挨拶を述べると、酒の入ったグラスを掲げる。
 俺も、近くにあったグラスを掲げた。

「では、乾杯」

 あちこちで、乾いた音が響いた。

「かんぱ〜い」

 とりあえずテストと乾杯して、グラスに口をつける。中身は桃の果実酒のようだ。
 遠巻きに眺めていると、一人の男が奴隷を連れてベッドに上った。それから他の客が見ている前で服を脱ぎ、おっ始めた。

「ひえぇ…」

「ま、こうなるわな」

 だが、思ったほど派手な会では無さそうだ。ちらほらまぐわっている奴もいるが、殆どは会話したり、飲み物や菓子を味わったりしている。
 さて、俺たちはどうしたものか。



↓1〜3でコンマ最大 どこに行く?

@中央のプール周辺

A散在するあずまや

Bとりあえずテストを抱く

Cその他、要記述
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 23:51:13.98 ID:ZwC7foFzO
3かなー。いちゃラブ派なんで。
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 23:53:32.96 ID:yv4nBnlS0
3
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 23:54:18.32 ID:ajmTO3XJ0
3
451 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/20(土) 23:58:42.08 ID:eW5cmO/w0
じゃあ今夜はここまで

がっこ忙しくて平日は無理そうです…
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 01:38:33.60 ID:DMot61YeO
し、失礼ながら、お仕事は…
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 02:47:04.36 ID:v1kP1g3r0
あまり仕事の話を聞くのは好まれんよ
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 06:48:14.00 ID:yjs7SqVq0
「何、誰も気にするまい。ここでは誰もが、美しいものを愛でる一人の人間だ」
455 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/21(日) 13:12:32.69 ID:bjItqnLZ0
うわ、>>378の後が抜けてるのに今気付いた。
これが入ります


 テストは黙って俯いた。尖った耳がぺたんと寝ている。
 俺は、胸から手を離すと……彼女の頭を軽くチョップした。

「あ痛っ」

「…こういう時に流されるなってことだよ」

 そのまま彼女に背を向け、階段を登った。

「えっ…えっ、あっ」

 そんな俺の後を、彼女は慌ててついてきた。
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 14:31:49.24 ID:sFfeQ2FbO
24歳の学生だっているんですよ
457 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/26(金) 21:48:11.50 ID:PAQqq3Ba0
「…」

 おろおろと周囲を見回しているテストの腕を掴むと、近くにあった空きベッドにずいずい歩いた。

「やっ、ちょっ、何を」

 そのまま彼女をベッドの上に放り投げると、俺も靴を脱いでベッドに上った。
 タイを解きながら嗤う。

「ま、本題から入ろうぜ。…思う存分ヤるって約束したしな」

「しょちょ、ご、ご主人様…?」

 きょろきょろと周りを見て、言う。

「あの、ここ、周りから丸見えで」

「いつもより燃えるだろ」

 それだけ言うと、俺はテストの唇を吸った。

「んっ……♡」

 舌で歯列を嬲りながら、ドレスのスリットに指を差し入れる。陰毛と一緒に毛を剃り落とした肌をするするとなぞると、テストの体がビクビクと震えた。

「ふぁっ、あっ、ぁ…」

「すっかり良い声で鳴くじゃねえか…」

 ショーツの紐を解き、スリットから抜き取る。ドレスに合わせて買った、超際どい、白い絹のショーツだ。脱がせて改めて見てみると、殆ど紐だ。
458 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/26(金) 21:48:37.84 ID:PAQqq3Ba0
 そいつをポケットに仕舞うと、脚を開かせた。スカートを捲り上げ、剥き出しの股間に顔を寄せる。

「うーん、マン毛剃って見ると、また違った趣だな」

 大陰唇を広げ、膣穴の中を覗く。

「まだ経験の浅い、薄紅色のヒダだな。ああ、このまだ綺麗な穴が、これからここにいる男たちの嬲りものになるとは」

「解説しないでくださいっ! って、男たちの、えっ?」

「どれ、今の内に味を」

 ぱっくり広げた穴に、舌を突っ込む。

「ひゃあぁっ♡♡」

 中のヒダヒダをくすぐり、尿道をつつき、クリトリスに前歯を立てた。

「ふぁあっ♡ んあっ♡ あっ、あっ…ひいぃっっ♡♡」

 顎まで汁が垂れてきたところで、口を離した。
 ベッドの周りには、既に数人のギャラリーができていた。

「おいテスト、見てみろよ」

「ふぇ…? ……っっっ!!?」

 既に紅潮していた顔が、更に真っ赤になる。両手で顔を隠すが、耳がせわしなく動いている。

「失礼。この奴隷、主人を愉しませるより自分が愉しんでばかりですね。私の教育不足です」

 愛想笑いを浮かべながら言うと、ギャラリーの一人が首を横に振った。

「いや…とても『手入れ』が行き届いている」

「ありがとうございます」

 一礼すると、ズボンを下ろしてイチモツを取り出し…

「ほら、自慢の鳴き声を、聞かせろよ…」

 トロトロに蕩けた穴に、ゆっくりずぶずぶと挿し込んだ。
459 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/26(金) 21:49:34.54 ID:PAQqq3Ba0
「あっ、あっ、ああぁ…♡♡♡」

 亀頭が膣の壁を擦ると、熱く火照った肉がビクビクと震えた。奥をとんと突くと、テストは肩を強張らせた。

「んあっ♡」

「ほら、顔隠すんじゃねえ。失礼だろうが」

 顔を覆う腕を掴み、ぐいと引っ張った。一緒に引っ張られた腰が、更に俺の肉棒に押し付けられる。

「ひあぁっ…♡」

「ほら、皆さんに」

 腰を引いて

「ご挨拶しろっ!」

 突き出す。

「んあぁっ♡ やらっ、みないれぇ…♡」

「いやぁお恥ずかしい。この通り、礼儀がなってないもので」

「何をおっしゃる。これ程のよがり方は見たことがない。何者にも勝る、主人孝行というものだ」

 いつの間にかギャラリーも増え、ベッドの周囲をぐるりと取り囲んでいた。その中の一人が、奴隷を連れてベッドの横に上がってきた。

「お前もこのワーウルフを見習いなさい」

「は、はい…」

「あんっ、ああっ♡ やあっ♡ もう…」

 抽迭を速めると、膣がだんだんと締まってきた。

「じゃあ、一発目っ」

 どんっ、どんっ、どんっ。強めに奥を突く。

「あああっ♡ ああっ♡♡ あ゛あ゛ぁっっっ♡♡♡」

「イくぞっ」

「イくぅ…っっっ♡♡♡」

 ガクガクと痙攣するテストの膣内に、精液を吐き出した。
460 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/26(金) 21:52:32.12 ID:PAQqq3Ba0
「…ふぅ。まずはこんなもんだな」

 呟きながら周りを見ると、ぱらぱらと拍手が起こった。何だか妙な気分だ。隣では、先程の男が自分の奴隷と性交していた。力任せの腰つきに、奴隷はぎこちない嬌声を上げている。
 そこへ、どこからともなく給仕服の青年がやって来て、俺に濡れタオルを渡した。

「こちら、ベッドの下とあずまや、それからプール周辺にご用意致しております。お体を拭き清めるのにご利用くださいませ」

「そりゃどうも」

 短く応えて、それをテストに投げつけた。

「だが、俺にはまだ必要ねえな」

 腰を引くと、どろりと白濁した汁と一緒に萎びたチンコが抜けた。
 ひっくり返ってぐったりしているテストの腕を掴んで引き起こすと、そいつをテストの鼻先に突きつけて、命じる。

「ほら、綺麗にしろ。お前の仕事だろ」

「はぁっ…はぁ…」

 息を切らしながら、テストは舌を伸ばしてソレをペロペロと舐め始めた。

「おお…何と淫らな」

「是非、私も抱いてみたい!」

「いや、ご主人。それよりうちの女を調教してくれないか」

 周りから投げかけられる言葉を聞き流しながら、俺はこれからどうするかぼんやりと考えた。



↓1〜3でコンマ最大 これからどうする

@乱交開始

A2回戦開始

Bあずまやに避難

Cその他、要記述
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 21:55:18.38 ID:e6Z3ZM0Jo
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 21:55:44.72 ID:18apaNHDO
3
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 21:56:35.81 ID:V4YY7RX4O
3
464 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/27(土) 00:05:16.91 ID:Nu71aHVf0
「…んっ、れろっ」

「おい、もう良いぞ」

 俺はテストを押し退けると、イチモツを仕舞った。それから彼女の手を引き、ベッドから降りた。

「ああっ、どちらへ」

「いや、新参者が出過ぎた真似をしてしまいました。一度、頭を冷やして参りますよ」

 そう言うと、返事を待たずにずんずん歩き出した。
 目指すは、目についたあずまやだ。



「ご主人様っ、もうっ、また自分勝手に」

「勝手もクソもあるかよ。奴隷の言うこと聞く主人がどこに…」

 藍色の天幕を持ち上げ、中に入る。
 そこには、既に3人の先客がいた。

「おっとしつれ」

 立ち去ろうとして、ふとその中の一人の顔が目に入った。
 そいつが誰なのか理解した瞬間、俺は退去を止めて中に入った。

「…いや、気が変わりました。ご一緒しても?」

「…」

 俺が目をつけた、向かって左端の男は、真ん中に座る青年…と言うよりは、少年? に何やら耳打ちした。少年が頷いたり、首を傾げたりしている。
 その間、俺は残る一人…あずまやの隅に座って、じっと黙り込んでいる女を見ていた。

「綺麗…」

 風流のカケラもなさそうなテストでさえ、思わず溜め息を吐く程に、女は美しかった。木の葉を編んで作った服から覗く肌は白く、細く長い指には小さな竪琴が握られている。白い顔に物憂げな瞳をしていて、その耳は細長く尖っていた。女は、エルフだった。

「お許しが出たぞ」

 密談を終えた男が、低い声で告げた。

「はっ、では失礼して」

 俺はその場に胡座をかくと、男に愛想笑いを向けた。対して、男は仏頂面を返す。

「あちらのエルフは、貴方の奴隷で?」

「この方のだ」

 少年を指す。俺は、いかにも驚いた風に言った。

「何と。では、貴方は御自分の奴隷をお連れでない」
465 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/27(土) 00:06:56.72 ID:Nu71aHVf0
「とぼけるなよ、私立探偵」

 突然、男が凄んだ。しかも、折角伏せておいた俺の職業をピタリと言い当てるときた。俺の後ろに座るテストなんて、もうビクビク震えてるぞ。

「貴様のことは、既に聞いている。城下町でケチな秘密の売り買いをしていると。そして、それを隠れ蓑に」

「おっと。その先は結構だ」

 男の話を遮る。そうして、歯を剥き出して言った。

「…王国兵団第17分隊隊長、オルセル。王城嗅ぎ回っても出てこないと思ったら、こんなところにいやがったのかよ」

 そう。この男こそ、例の新米奴隷商人がコネを作りたがっていた分隊長、その人である。今はゆったりしたローブを着ているが、それでも強靭な体のラインがくっきりと見えた。少なくとも、殴り合いは止したほうが良さそうだ。

「この際、そこにおられる若君の正体については触れないでおこう。それに、あんたが誰だろうが俺には関係ない。俺は単に、気晴らしに自分の奴隷連れて遊びに来ただけだからな」

「…ふん」

 鼻を鳴らすオルセル。こいつが王国兵と聞いて、テストは青い顔をしている。そりゃそうだ。故郷を滅ぼし、自分たちを奴隷として売り飛ばした張本人だからな。
 緊迫する空気を感じてか否か、少年が奴隷のエルフに一言、命じた。

「おい、エマン。余は歌が聞きたいぞ」

「かしこまりました」

 エマンと呼ばれたエルフは頷くと、手にした竪琴を爪弾き、透き通った声で歌い始めた。

「…」

 静まり返るあずまやに、美しい歌声が響く。
 エルフという連中は、どうも絶滅願望でもあるらしいというのが、俺の意見だ。だって、別に住処を侵したわけでもないのに『自然を大切にしろ』とか言って、定期的に喧嘩を吹っかけてくるんだぜ。おまけに何のこだわりか知らないが、鉄の道具は頑なに使わない。木の葉を編んで作った服を身に纏い、石を削った槍や剣で戦いを挑んでくる。で、当然負ける。
 奴らにとって幸いだったのは、エルフは揃いも揃って美男美女で、愛玩奴隷として高い需要があるということだ。だから、出来る限り殺さず生け捕りにするのだが、こいつらの厄介なのは尊厳の危機になると、簡単に自害してしまうところだ。どうも上手い舌の噛み方でも教わっているらしく、猿ぐつわを噛ませないとあっという間に舌を噛み切って死んでしまう。余計に値段が上がるわけだ。
 このエマンというのは、すっかり人生を諦めたのか、或いはエルフには珍しい現実主義者なのか…
466 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/27(土) 00:08:15.68 ID:Nu71aHVf0
今夜はここまで
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 00:15:24.86 ID:w8j3KIIhO
ほう…エルフですか
468 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/28(日) 22:10:02.25 ID:fApmMpGr0
 歌が終わった。俺は拍手をした。

「素晴らしい歌声だ。主の品性が窺われるというものだな」

「オルセルが余のために見繕ってくれたのだ」

 少年は胸を張った。エマンは黙って頭を下げた。

「貴様のそれは、前の遠征で捕らえたものだな」

 オルセルが、テストを指して言う。てっきり見下した目をするかと思ったが、寧ろ憐れむような目をしているのに、俺は密かに驚いた。

「ああ、その通りだ。こいつについても聞いてるのか?」

「猟犬の真似事をしている、とな」

 俺はくっくっと喉の奥で嗤った。

「よせやい。そんな機敏じゃねえよ。良いとこウチの看板犬ってとこだな」

「物凄い声を上げていたな」

 少年が、さも可笑しそうに口を挟んだ。

「ここまで聞こえてきたぞ」

「うぅ…」

 恥ずかしそうに顔を赤らめ、俯くテスト。そんな彼女に、少年は不意に言った。

「近う寄れ」

「へっ? …あっ、はい」

 慌てて立ち上がると、おずおずと少年の前に歩み寄る。そんな彼女に、少年は続けて命じる。

「座れ」

「は、はい」

「乳を出せ」
469 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/28(日) 22:10:38.92 ID:fApmMpGr0
「はいっ……はっ?!」

 仰天するテスト。俺はニヤニヤ笑いながら「おい、言う通りにしろ」と野次る。

「はっ…はぁ…」

 彼女は少年を見て、オルセルを見て、エマンを見て、最後に俺を見て……逆らえないと悟ると、ゴクリと唾を呑み、震える手をドレスの肩紐に掛けた。
 しゅるり。片方の肩紐が滑り落ちると、ドレスの胸元が捲れて片方の乳房が露わになった。

「…」

 目の前に座るマセガキは、ガキらしからぬ下卑た笑みを浮かべながら、テストの乳に手を伸ばした。

「もう片方もだ」

 大きくも小さくもない乳房を片手で揉む少年。その空いた手を、テストが両手で掴んだ。そのまま、もう片方の肩紐に導く。彼女の意図を察してか、少年の顔が僅かに上気した。
 少年の手で、もう片方の乳房が晒された。彼は興奮した顔つきで黙りこくったまま、テストの両方の乳を両手で揉み続けた。

「んっ…ふぁ…」

「…」

 静かなあずまやに響く、微かな喘ぎ声。マセガキの鼻息が混じってさえなければ、エマンの歌声に勝るとも劣らないBGMだったんだが。
 ひとしきりテストの胸を堪能した少年は、次の命令を下す。

「女陰を見せろ」

「はぁっ…」

 脚を投げ出して大股を開くと、ゆっくりとスカートをたくし上げた。ショーツはさっき脱がせて俺のポケットの中なので、すぐに剃りたてのつるつるマンコが少年の目の前に供された。

「広げて、中をよく見せろ」

 両手の指を縁に添え、くぱぁと音がしそうなほど穴を広げた。もう顔は茹でダコみたく真っ赤だし、耳は剥製のように固まっている。
 このガキ、年の割に手慣れてるな。そう思いながら横目でヤツの『持ち物』を覗き見ると、女は気まずそうに自分の主から目を逸らしていた。

「おい、中から白いものが零れてきたぞ。どういうことだ」

「身体を拭かせる前にここに避難してきたからな。恐れながら、俺のだ」

「そうか」
470 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/28(日) 22:11:52.05 ID:fApmMpGr0
 ぶっきらぼうに返しながら、彼は自分の着衣を脱ぎ捨てた。いっちょ前におっ勃ててるが、先っちょまで皮被りの可愛らしいイチモツだ。これなら、テストも余裕で相手できるだろう。

「では、二番目は余が貰うぞ。良いな」

「っ!」

「どうぞどうぞ。私の他に男を知らぬ不束者だが、どうぞ可愛がってくんな」

 息を呑むテストに、愛想笑いでゴーサイン。そんな俺に、少年はふと思いついたように言った。

「…そうだ。代わりにエマンを貸してやろう」

「!!」

 不意に飛んできた流れ弾に、エルフの肩が跳ね上がった。はっと顔を上げ、主を俺を交互に見る。

「良いのかよ?」

「余は寛大だ」

「へへっ、ありがたき幸せ」

 俺は立ち上げると、ガタガタと震え始めたエマンのもとへ近寄った。



↓1

@この場で始める

A場所を変える
471 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/01/28(日) 22:13:34.39 ID:fApmMpGr0
今夜はここまで

安価下
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 22:17:17.41 ID:rIOIKfqMO
2
473 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:23:17.65 ID:pyncTX5R0
「…という訳で、お手を失礼」

 細い手を掴んで立たせる。それからあずまやを出ようとしたところで、ふとオルセルと目が合った。何故か彼は、酷く狼狽した顔をしていた。



 少し離れた別のあずまやに入ると、俺はエマンの手を離した。手が離れると、彼女はすぐにその場に座り込んだ。

「…」

「こんなことになるなんて、って顔だな」

 エマンは、キッと俺を睨んだ。

「私の心と身体は、ソーヤ様のものだ」

「じゃあ、俺が無理矢理お前を抱いたら、お前は舌噛んで死ぬのかよ? 他のエルフみたいに」

「…そうだ」

「あ、そう。好きにしな。だが…」

 女の目の前に、膝を突く。

「その時は、俺も一緒だぜ」

「何を…っっっ!!?」

 言いかけたその口に、噛み付くように唇を付けた。抵抗される前に、深く舌を差し入れる。

「んっ! んーっ!?」

「…」

 『噛め』。喉の奥で、唸る。エマンは華奢な腕で俺の頬を殴り、肩を揺すり、唇を離そうとする。俺は彼女の首に両手を回し、強く引き寄せた。
474 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:23:45.41 ID:pyncTX5R0
 やがて…女が抵抗を諦め、両腕を下ろした頃、ようやく俺は口を離した。

「どういう…ことだ」

 顔を真っ赤な怒りに染め、エマンが呟く。

「舌を噛み切るなら、俺の舌を食いちぎってからにしろ」

「正気か…?」

「ああ。あんたと心中できるなら、俺は本望だぜ」

 エルフは、困惑の目でしばらく俺を見ていたが、やがて合点がいったのか、軽蔑したように言った。

「人間には、エルフという種族は美しく見えるらしいな」

「だが、あんたはその中でも格別だ」

「馬鹿を言え。この期に及んで命にしがみつく私など、エルフの風上にも」

「良いじゃねえか。あんたは未来の幸福のために、今の名誉を棄てられる女だ」

「! …」

 未来の幸福、という言葉に、エマンの眉がピクリと動いた。口の中で「ソーヤ様…」と呟いている。

「俺は、あんたに惚れたよ」

 そう言うや、俺は彼女の服に手を伸ばした。

「!」

 身を強張らせるが、エマンは抵抗しない。
 木の葉で編まれた前開きのシャツ。その紐を解くと、形の良い乳房がまろび出た。片手でそれを撫でながら俺は彼女の背中に回ると、後ろから細い体を抱きすくめた。これまた木の葉でできたスカートの中に手を入れると、ショーツの代わりに熱く湿った肌に触れた。エルフには下着の概念が無いのか、或いはあのマセガキの趣味か。
 薄く毛の生えた秘部に、そっと指を挿し込んだ。

「んっ」

 微かな嬌声。指先で粘膜をなぞりながら、もう片方の手で乳房を愛撫する。

「ん…あっ、んっ…」
475 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:24:34.63 ID:pyncTX5R0
「あんたのご主人は、今頃俺の奴隷とヨロシクやってるぜ」

「…」

 乳首を指で転がしながら、耳元で囁く。

「いつも、あんななのか? ここには、よく来てるのか?」

「…」

 俯いたまま、黙り込むエマン。

「初めてなんだろう? 主があんたを他人に貸し出すなんて、今まで無かったんだろう?」

「…っ」

 女は、黙って唇を噛んだ。
 俺は、膣に挿れた指で壁を強く擦った。

「んあっ……♡」

「やっと感じてきたか。あの若君は、褥の作法をまだご存知ないと見える。勿体無いことだ…」

「だっ、黙れっ! …あぁっ♡」

 乳首を抓ると、一際大きな声を上げた。

「お、お前の手で、快感など…っ」

「それなら、それでも良いさ。本当に嫌な時でも、女の股ぐらは濡れちまうんだ。こんな風にな」

 膣から抜いた手を、彼女の目の前にかざす。蝋燭の灯りを受けて、愛液がきらきらと糸を落とした。

「…そろそろヤろうぜ」
476 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:25:29.59 ID:pyncTX5R0
「…」

 下の衣服を脱ぎ、女の身体をくるりとこちらに向ける。腰を掴んで持ち上げ、上を向いたイチモツの先端をあてがった。
 ゆっくりと、腰を下ろす。

「んっ…あ…あっ…」

 奥まで挿入ると、裸の背中に腕を回した。それにしてもこの女、背が高い。抱き合って座ると、俺の顔が相手の胸の辺りに来る。
 ___まあ、丁度良いや。
 目の前でぷるぷると揺れている桃色の乳首を、唇で挟んだ。

「はぁっ…あぁっ…♡」

 舌先で突っつくと、その度に膣穴が竦むように締まった。
 乳首を離し、その周りを舌でくるくると舐め回しながら、背を抱く手を片方外して、空いた乳房を弄る。

「ん、くっ…んぁっ♡」

 いつの間にかエマンは、両腕を俺の頭に回し、自分の胸に押し付けていた。密着した腰を、物欲しげに揺らす。

 ___おいおい、これが誇り高きエルフかよ? …いや、けなしてるんじゃないぜ。
 折角この世に生まれたんだ。簡単に死んだりしないで、愉しまなくちゃ損だろう。それこそ、こんな風にな。

「はあっ♡ はあっ♡ はっ」

 目と口元を蕩けさせて、エマンは喘ぐ。では、そろそろ期待に応えるとしよう。
 俺は彼女の引き締まった尻を両手で掴むと、ぐいと自分の腰に押し付けた。チンコの先端で、肉穴の奥をぐりぐり穿る。エマンが喉の奥で低い嬌声を上げ、膣壁をうねらせた。
 その腰をおもむろに持ち上げると、すとんと落とした。

「んあぁっっ♡♡」

 がくんと、女の肩が跳ねた。きゅっと締まったマンコの穴に、挿して、抜いて、挿して、抜いて、挿す。

「んあっ、まっ、待ってっ♡」

 切羽詰まった声を出しながら、エマンが俺の肩を掴んだ。引き離そうとするその手を掴まえて、俺は彼女を下に組み敷いた。
 怯えた目と、目が合った。

「や…もう、じゅうぶんあぁっっっ♡♡♡」

 どんと腰を突き出すと、エルフの身体ががくがくと震えた。どうやらイったようだ。
 なだめるようにゆったり腰を動かしながら、話しかけた。
477 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:26:08.51 ID:pyncTX5R0
「主より先にイくのは初めてか? ……それとも、男にイかされるのも初めてか?」

「あぁっ♡ んっ♡ んんぅ…」

「いい気持ちだろう。息して動いてる奴らは、みんなこうするために生まれたんだぜ」

「うっ、あぁ…♡ はぁ、んっ…」

「あんたにも、考えがあるんだろう。好きにしろよ。果たすも、迷うも…」

「…っ、ひっ…ぐすっ…ううぅ…」

 いつの間にかエマンは、両手で顔を覆って咽び泣いていた。

「……ああ、好きにしろよ。ほら泣くな。泣く前に質問に答えろ」

「…ふぅーっ…」

 長い息を吐くと、手をどけて俺を見る。

「いい娘だ。…尻の穴でヤったことはあるか?」

「っ!」

 白い顔が、にわかに朱く染まる。経験アリってことだな。

「じゃあ、小便の穴は?」

「えっ?」

 今度はきょとんとする。

「良いだろう。教えてやる」

「教えるって、何を…ま、まさか……! やっ、やめっ、あっ、あ、ああっ!!」



 俯いたままちょこちょこ歩くエマンを連れて、元のあずまやに戻ってきた。

「よう、ただいま帰った」

 入り口の布をめくって、俺は凍りついた。
 そこにいたのは、部屋の隅に疲れ果てた顔で座るオルセルと、真ん中に座してにやにや嗤う若君と、その前に血塗れでうつ伏せに倒れて、動かないテストであった。
478 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:48:15.40 ID:pyncTX5R0
 エマンの顔に、先程とは比べ物にならない恐怖が浮かんだ。

「ああ、帰ったか。エマンの肢体はどうだった」

「…」

 俺は何も言わず、テストの側に近寄った。

「…そいつがあまりに可愛らしい声で鳴くのでな。柄にもなく余も滾ってしまった。許せよ」

「おい、生きてるか」

「…ぅ」

 呼びかけに、テストの耳がピクリと動いた。右耳の先端が食いちぎられている。折角買ったドレスはズタズタで、服の体を成していない。
 俺は溜め息を吐くと、ぐったりしている彼女の体を抱き上げた。

「おお? 奴隷相手に、随分と優しいのだな?」

「ウチの犬ころが、粗相をしたようで」

 素っ気なく言うと、俺は若君に背を向けた。すぐ後ろに立っていたエマンは、呆然と自分の主を見ていた。

「では、これにて」

 あずまやから立ち去る俺たちを、オルセルは凄まじい形相で睨んでいた。
479 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/02(金) 22:49:15.05 ID:pyncTX5R0
今夜はここまで
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 22:50:46.97 ID:SJoxCNX4O
>>471の選択肢が1立った場合はどうなったか気になる
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 23:08:46.35 ID:O2WLvz700
乙ー
テスト一命は助かったっぽいが…
482 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 20:25:33.93 ID:U2ZAcKJ60






「そんな…」

 ボロ布に身を包んだ背の高い女が、焼け落ちた建物の前で呆然と立ち尽くしている。中から出てきた数人の警察兵が、指揮官と思しき男に向かって首を振った。

「駄目です。中の方が酷かったです」

「台所に黒焦げの骨が…多分、二人分」

 彼らの会話に耳を傾けながら、密かに手の中の紙切れを広げて見た。もう何度も読んだ、この建物を示す住所だ。この親指ほどの大きさの羊皮紙を、男はあろうことか、細く撚って彼女の尿道にねじこんだ。そうして一人になってから、抜き出して広げて読むように言ったのであった。

「…」

 フードの下に隠された顔は、唇から顎にかけてが赤く染まっている。舌を噛んだわけではない。赤い果物を潰した汁に、指を小さく切って垂らした血を混ぜたものを塗りつけたのだ。その格好でベッドの上に横たわっていたところ、呼びに来た主の部下が仰天して、医者を呼びに走っていった。部屋の鍵を掛けることも忘れて。

 しかし、こうして抜け出してはみたものの、目当ての相手は焼け死んだ。一度脱走した以上、帰っても生きていられるかどうか。『互助会』から帰った後、彼女は狭い部屋に幽閉された。そうして主が求めたときだけ、監視役の兵とともに部屋を出ることを許されたのであった。
 本当なら、自分は既に死んでいるはずだった。エルフとして生きていることを許されないだけの屈辱を、もう数え切れないほど受けた。しかし、こうしてここに忍んできたのは、あの日初めて目にした、主の隠された残忍さに、今までの忠誠への疑問が生まれたのと……そして、どういうわけか、もう一度あの男に会わずにいられない、そんな気がしたからだ。
483 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 20:45:51.95 ID:U2ZAcKJ60
「まあ、火の不始末だろうなぁ。気の毒に」

 焼け跡に背を向けた。もう、ここにいる意味はない。逃げよう。そうして、誰もいない場所で…

「もしもし」

「っ!?」

 突然、目の前から声が飛んできた。はっと顔を上げると、白いブラウスに茶色いズボンをサスペンダーで吊り、ぶかぶかの帽子を目深に被った小柄な女が、こちらを見ていた。

「あ、あなたは…」

「そろそろ来る頃だと思ってましたよ」

 女は、帽子のつばを小さく持ち上げ、僅かに顔を晒した。

「!」

「さあ、行きましょう。所長が待ってますよ」

 そう言って、女は…ワーウルフのテストは、屈託のない笑みを向けた。
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 20:48:57.17 ID:mRGovjDk0
遂に「偽装屋」として動き出したか
485 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 21:37:50.97 ID:U2ZAcKJ60


「なあ、本当に仕事を果たしたんだろうな…?」

「うるせえな、静かに待ってろよ」

 広げた羊皮紙に書き物をしながら、俺は悪態をついた。
 ここは、例の肉屋の2階だ。そして向かいに座ってそわそわしているのは、俺にオルセルとのコネを作るよう依頼していた新米奴隷商人だ。
 書き物に一段落つけたところで、下から声が聞こえてきた。

「旦那、お嬢さんたちが帰ってきたぜ!」

「おう、こっちに上げてくれ」

 しばらくして2階に上がってきたのは、いつもの服装のテストと

「…!」

 ボロ布を体に巻き付けたこの間のエルフ、エマンだった。

 ___さて、ネタバラシといこうか。
 エマンの主、ソーヤとヤりながら、テストは覚えたての商売魂を発揮してしまった。付け焼き刃の手練手管でもあのがきんちょには効いたようで、彼女はとんでもない秘密を聞き出してしまった。慌てたのはオルセルだ。後で述べるが、聞かれるとマズい秘密を聞かれてしまった奴は、テストの口を封じようとした。だが、すんでのところで思い留まった。何しろ、そこは奴隷市場。そこで人を殺せば、あの奴隷商人が何と言うか分かったものじゃない。そこで、あえて半殺しに留めて、せめてテストから俺に情報が渡らないように図った。
 …ここまでが、帰り道でテストが俺に語ったところ。これを聞いた俺は、すぐに帰宅を止め、代わりにこの前知り合った肉屋に押しかけた。そうして肉屋のオヤジに事の次第を話すと、テストを2階に寝かせて自分はゴミ捨て場から豚の骨を漁り、それを持って一人で事務所に帰った。そこから先はお察しの通り。台所に骨を、できるだけ人間の形っぽく並べ、かまどに油をぶちまけて火を放った。
 多分、早くてあの夜には、暗殺者が事務所に来ていただろう。ただの女なら拷問で十分だろうが、腐っても探偵の助手だ。情報に関する考え方は、素人とは違う。オルセルが俺たちを見逃すとは思えなかった。

 テストはエマンを空いている椅子に座らせると、自分は靴を脱ぎ、部屋の隅のベッドに倒れ込んだ。こうして働いていたが、まだ彼女の怪我は治っていない。すぐに寝息を立て始めた彼女の頭から帽子が外れて、床に落ちた。その下に現れた茶髪の頭には、耳が無かった。齧られた犬の耳なんて目立ってしょうがないと考え、肉屋に頼んで切り落としたのだ。ちなみに、オルセルが勘違いすればいいと思い、耳は骨と一緒に事務所に置いてきた。
486 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 21:38:36.20 ID:U2ZAcKJ60
「こ、この女は…?」

「先に、金だ」

 俺は、男の前に請求書を置いた。それを見た彼の顔色が変わった。

「ど、どういうことだ!? 桁がまた上がってるじゃないか!」

「良いか。正直に言うが、分隊長とのコネクションは諦めろ」

「なっ!? それじゃあ契約は」

「だが!」

 机をどんと叩くと、男は竦み上がった。

「…それ以上のネタを用意した。上手くやれば、お前は王国から奴隷の専売権を得られるどころか、爵位すら貰えるだろう。しくじれば…」

 男。テスト。エマン。交互に見て、続ける。

「…ここにいる、全員が縛り首だ」

「…っ」

 ごくり、生唾を呑む音。俺は、エマンの肩に手を置いた。

「!」

「この女は、オルセルが奴隷商人から買った奴隷だ」

 そう言って、頭を覆う布を外す。男は息を呑んだ。

「…エマン」

 エルフの蒼い目を、じっと見た。

「ここに来るには、相当骨を折っただろう。だが、それでもあんたは来た。……『そういう』ことで、良いんだな?」

 俺の問いかけに、エマンはしばし逡巡して…やがて、小さく頷いた。

「オルセルは、自分のために奴隷を買ったんじゃない。このエルフは、王国の第9王子ソーヤへの贈り物だ。……近い内に自分が起こす、謀反の旗印を引き受けさせるためのな」
487 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 21:39:22.40 ID:U2ZAcKJ60
「なっ、なんだと!?」

「よし、これでお前は俺たちと一蓮托生だ。…9番目の子なんて、王位からあまりに遠い。そして一介の分隊長が、荒れてもない国をひっくり返そうったって、誰にも支持される訳がない。だからオルセルは、手前の謀反の大義名分をソーヤに求めたんだ。代わりに王位を約束し、美しい性奴隷まで与えた。お先真っ暗だった齢13のガキは、そりゃもう有頂天だったろうよ」

 ここでエマンを見る。彼女は俯いて、唇を噛み締めていた。

「だが、分からねえ。…エマン。誇り高きエルフが、なぜあんな奴に忠誠を誓っていた?」

 後ろに立って、両手を肩に置く。エマンの身体から震えが引くと、彼女はすっと顔を上げた。

「…人間が、森を拓く時。木を切り倒す時。動物の肌に、鉄の刃を立てる時。我々エルフは、共に痛みを感じていた。全ての生けるものは、みな一つだからだ」

「…」

 胡散臭げにエルフを見る、依頼人。構わずエルフは続ける。

「命を繋ぐためならば仕方ない。だが、明らかにやりすぎだ。だから、我々は反逆するのだ。だが、どれだけ血を流そうと…どれほどの同胞が、土に還っても、人間はそれを理解しない!」

 血糊で汚れた白い肌を、涙が伝った。噛み締めた唇からも、血が流れている。

「…ソーヤ様は。あの方は、それを心から理解された。そうして、人と自然が、真に共存する世界を作ると、そうおっしゃってくださった。だからこそ、一度は奴隷の屈辱に甘んじようと、あの方に尽くして…いずれ妻となり、共に…とも、に……」

 そこまで言って、エマンは泣き崩れた。
 気の毒に。信じた主は、権力が欲しいただの下種野郎だったってわけだ。それも、モノの理屈を呑み込む前の子供の時点でこれだ。よく子供の悪事は大目に見ろ、改心するからと宣うやつがいるが、度が過ぎればそれは生まれながらの悪だ。

「分かったか」
488 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 21:43:23.77 ID:U2ZAcKJ60
「…」

 おずおずと、男は頷いた。

「これは」

 先程書いた書類を、男の前に差し出した。

「オルセルが奴隷商人から、剣奴を大量に仕入れたことを示す決定的な書類だ」

「えっ? それは今ここで書いた」

「どうせ似たようなのをどっちかが持ってんだよ。誰が書こうが一緒だ。こいつが偽物であることを証明するには、『本物』を出すしかねえんだ」

「む、無茶だ!」

「無茶だと思うかよ?」

 ニヤニヤ笑いながら、俺はその横に一枚の手紙を置いた。
 それは、この間届いた『互助会』の通知であった。比べて読んでいく内に、男の息が荒くなってきた。

「う…嘘だろ…ひ、筆跡が」

「よく似てるだろ。ちゃあんと『研究』してるんだぜ。後は」

 書類の最後に、一つの署名。今度は、泣き止んだエマンが驚く番だった。

「! ソーヤ様の」

「あいつ、相当独占欲が強いんだな。ご丁寧にテストのケツに、ナイフの先で落書きしやがった」

 インクが乾くのを待って、丸めて男に差し出す。

「いいか、告発の対称はソーヤ王子だ。オルセルは口が堅いだろうが、あのガキなら親父にどやされればすぐにゲロる。それまでは王族を告発するお前の命も危なかろうが、首謀者がオルセルと分かれば話は別だ。オルセルは処刑、ソーヤは…いいとこ幽閉だろうな。そしてお前さんは、国を救った英雄として感謝されるって寸法だ」
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 21:49:53.37 ID:vPafhU19o
獣耳っ娘の耳の分の罪は重い
490 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:03:47.43 ID:U2ZAcKJ60
「だ、だが…何で、俺のために」

「お前のためじゃねえよ」

 俺は、鼻を鳴らした。

「これは、調査の途中でたまたま掴んじまった秘密だ。こいつで商売しようとした時点で、俺は探偵失格なんだよ」

「じゃあ、何で」

「ムカついたからだよ」

 ベッドにうつ伏せに倒れ、死んだように眠るテストに、視線を向ける。

「…何が『滾ってしまった』だ。拷問は拷問だろうが、半分はテメエの趣味じゃねえか。『俺の』女を、キズモノにしやがって」

 溜め息を吐き、視線を戻す。

「だから、これが最後の仕事だ。俺たちは廃業して、今日にも田舎に引っ込むとするぜ」

 ここでふと、エマンの方を見る。

「…ついてくるよな?」
491 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:13:42.48 ID:U2ZAcKJ60


「いやー、面倒事に付き合わせたってのに、何から何まで済まねえな」

「良いってことよ」

 幌馬車の荷台から声をかけると、御者台に座る大男が応えた。

「俺も、旦那には色々世話になってるからな。できるなら力になりてえんだ」

 と、長い息を吐く。

「……本当は、俺は静かに肉屋がやりてえだけなんだ。銃を発明したのも、ガキの頃に食った鳥の味が忘れられなくてよ。だが、遮二無二頑張ってたら、いつの間にかおかしな事になっちまってた。旦那が助けてくれなきゃ、いつ店仕舞いになってもおかしくなかった」

「…」

「ま、旦那が引退しちまうのが寂しいが、しょうがねえわな。美味い肉が食いたくなったら、いつでも言ってくれよ。飛んで行くぜ」

「ああ、ありがとな」

「…所長?」

 隣で小さくなっているテストが、声をかけた。

「もう所長じゃねえよ。…お前も気の毒にな。尻尾の次は、耳までなくしちまった。…おい、聞こえるか?」

「聞こえますよ。と言っても、遠くの音は殆ど聞こえなくなっちゃいましたけど」

「ああ、可哀想なワーウルフ。彼女の真の姿は、もはや彼女の心の中だけ…」

「もう。…命には代えられませんからね。お肉屋さんが上手に切ってくれたお陰で、あんまり痛くないです」

 俺はひゅっと口笛を吹いた。よく考えたら、出会ってまだ数ヶ月しか経っていないというのに、もうすっかり図太くなったものだ。元々の性質なのだろうか。
 反対側で、今にも吐きそうな顔をしているエマンに顔を向ける。

「…大丈夫か」

「だ、大丈夫、だ……ぅぷ」

「あらら、流石に生肉を運ぶ馬車はキツかったですかね」

「もはや、エルフとしては生きていけぬ身…こ、このくらい、耐えねうっ」

「駄目そうだな。おいテスト、何か袋は……無いよな。仕方ねえ」

「どうするつもりですか?」

 不安げに俺を見るテスト。俺は、ニッと口角を吊り上げた。

「もう大体分かってるだろうが、俺はアンダーグラウンド育ちだ。…ドブネズミ流のゲロの始末方法ってのがあってな。そこでは、食い物が貴重で、どんな形であれ粗末にできなかった。だから、人の食い物も…もう『食った』物も…」

「ま、まさか…」

 青褪めるテスト。俺達の会話が聞こえてか否か、エマンはいよいよ息が荒くなる。

「おい、吐くときは言えよ。俺が飲んでやる」

「! 馬鹿か!? そんなこと、させられっ、うっ、あ゛っ…」

 咄嗟に両手で口を押さえる。その手を引き剥がす。固く閉ざされた口を、口で覆う。テストが目を逸らす。そして_____

………

……



 
492 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:37:04.37 ID:U2ZAcKJ60


 オルセルは処刑された。刃物で命を奪われるのは戦士の名誉なので、斬首ではなく溺刑となった。これは縄で身体を縛り、そうして城の前の堀に、首だけがぎりぎり浸かる高さで吊って放置するというものだ。体力のあるうちは身体を曲げて水から逃れられるが、やがて疲れると頭が沈んで溺れ死ぬ。その間、民衆からは石を投げられる。見せしめも兼ねているのだ。
 見立て通り、ソーヤは処刑を免れた。腐っても王族なのと、あくまで看板に過ぎなかったこともある。結局奴は、それまでエマンを閉じ込めていた部屋に死ぬまで監禁されることとなった。

 最も、これはだいぶ後で知ったことだ。ことが進む間、俺達がしていたことと言えば…

「んっ♡ んっ♡ ほらっ、もっと♡ もっと突いてっ♡」

「はっ、おいっ、ちょっ、ちょっとは、休ませろっ」

 半分くらいしか勃っていない肉棒に跨って、テストは激しく腰を揺する。

「もうっ…『ヒトの精子でワーウルフを孕ませられるか試す』って、そっちが言ってたんでしょっ…♡」

「だが、もう2回は出して…っ、サカリのついた犬かよ……犬だったッ!」
493 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:37:33.15 ID:U2ZAcKJ60
 その時、寝室のドアが勢い良く開いた。

「おい、うるさいぞ!」

 顔を真っ赤にしたエマンが、ドスドスと割り込んでくる。

「ああ、丁度良かった。このバカ元犬を何とかして」

「エマンさぁん…」

 突然、テストが媚びるような声を発した。

「な、何だ」

「エルフとヒトって、子供を作れるんですかねぇ…?」

「っ!」

 ビクリと、エマンの肩が震える。俺は、嫌な予感がした。

「…試してみません?」

「……そう、だな」

 重々しく頷くと…エマンは、木の葉でできた服をするすると脱ぎ始めた。
 ……ちくしょう。いつ見ても、素晴らしいおっぱいだぜ…

「…あっ、おっきくなった」

「そ、そうか…疲れていても、私の身体で欲情するか…ふ、ふふ」

「ちぇ、悔しいなぁ。…エマンさん、しっかり濡らしましょうね。今ならこの人の口が空いてますから」

「では遠慮なく。……ったく、尿の穴に物を突っ込みおって。お陰であれ以来、花を摘むたびに、身体がうず…な、何でもないっ!」

 くそっ、これじゃあどっちが奴隷かわかりゃしねえ。

「……でも、ま、いいか」

 危ないが実入りの良かった探偵は辞めて、地味な農業生活になっちまったが。こうして女を抱きながら、呑気に暮らすのも悪くない…
 俺は密かに笑いながら、鼻先に突きつけられたエマンの膣穴をぺろりと舐めた。
494 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/04(日) 22:38:45.23 ID:U2ZAcKJ60
今夜はここまで

次の主人公に移るのと、もうしばらくこの世界線で短編を書くの、どっちが良いですかね?
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 22:50:16.48 ID:C6Tytv0G0

もう少しテストとエマンとの生活が見たい
短編1回やって次の主人公がいいな
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 22:58:01.56 ID:Z2vCD7BV0

もうちょっとだけ短編希望
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 22:59:54.52 ID:GKNPfEyNO

同じく短編希望
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 23:01:22.39 ID:2zLWkkuxo
お乙
たがもう少しこの周の余韻に浸りたい
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/02/04(日) 23:08:07.54 ID:vPafhU19o
まだテスト達を見たい
ただ幸せなものに限るけど
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 10:36:32.80 ID:O4KvZ2ypO
移るとしても先に主人公の案を出してから皆んなで決めたりしたい
次はあまり殺伐としてないのを希望
501 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/10(土) 20:38:48.61 ID:bJZE/S4oO


 しばらく一緒に暮らして、分かったことがある。
 まず、これは既に分かっていたことだが、テストはかなり図太い性格をしている。故郷を失い、家族を失い、尻尾に加えて耳まで失ってもなお、コイツはケロッとして生活している。買ってきた時の気弱そうな態度が嘘のようだ。
 そんなテストが、一度だけ豹変したことがある。まあ、聞きたいなら詳しく話そう。

 それから、エマン。初めて抱いた時からやけに聞き分けが良いなとは思っていたが、少し見ていて確信した。コイツはそもそもエルフに向いてない。
 前にも言ったが、エルフと言う生き物は破滅願望でもあるのかってくらい命の扱いが軽い。それよりも遥かに、種族としての誇りを大事にする。ところがコイツは、確かに誇りを大事にしようとは思っているのだろうが、それ以上に快楽に弱い。恐らく、あのガキんちょにケツ穴穿られた上で生きていられるのは、エルフではコイツくらいのものだろう。
 ただ、本人もそれは気にしているようだ。ある日、エマンが何も言わず1日家を空けたことがある。後で聞いた所によると、エルフの住処に戻ろうとしたらしい。


↓ 22:00まで多数決 どっちから見たい?
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/10(土) 20:42:33.03 ID:gH/5oRsH0
エマン
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/02/10(土) 20:43:33.43 ID:BE2OU8Zeo
テスト
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/10(土) 20:45:20.98 ID:gH/5oRsH0
これって同票だったらどっちも見れたりしないだろうか……
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:47:32.54 ID:1T4zPh7U0
テスト
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:49:34.80 ID:fWLWbRg90
エマン
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:51:22.26 ID:mO9J8iYDO
テスト
508 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/10(土) 21:01:53.77 ID:UCl96Ijb0
順番の問題なんで、最終的にはどっちも書きます
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 21:10:52.31 ID:aQTIY1a50
テスト
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 21:48:52.45 ID:CdjTMrhRo
テスト
511 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/16(金) 21:57:06.30 ID:FNvhxsZ/0
 ああ、テストの話からだな。

 それは、丁度今の家に落ち着いた頃のことだ。



「…ん」

 ふかふかのベッドの上で、俺は目を覚ました。いやあ、金があるってのは良いものだ。田舎なら比較的安くで家も買えるから、家具にもこだわれる。特に、寝床は大事だ。折角物騒な仕事から離れて、好きなだけ寝てられるんだ。良い布団でゆっくり過ごしたいからな。
 …それにしても、今朝は冷える。どうやら、寝ている間にシーツを足元まで蹴ってしまったようだ。どれ、布団を掛けなおしてもう一眠り…

「…」

「…うおっ!?」

 いつの間にか、テストが俺の上に跨っていた。布団がどかされていたのはこいつのせいか。と言うか、服着てないし、俺の服まで全部脱がされてるし…

「あ、起きました?」

 ケロッとした顔で宣うテスト。

「大丈夫ですよ、畑の草むしりはやっておきましたから。ていうか、起きるの遅いですよ。もう日が上っちゃいましたよ」

「いや…」

 俺は頭を抱えた。

「どうした? 何か、嫌なことでもあったか?」

 すると、テストの眉がピクリと動いた。口元を歪めて、無理矢理笑顔を作ると、言った。

「…別に。ただ、今日はそういう気分なので。今日一日は、ずっと私を抱いてください」

「ああ……ん?」

 今日一日は、だと?

「…とりあえず、朝飯食ってもいいかん゛っ!?」

 いきなり、テストが俺の口に噛み付いてきた。

「ん゛ーっ! ん゛ーっ?!」

 キスと言うよりは口移しに近い勢いで舌を動かし、唾液を流し込んでくる。
 しばらくして口を離すと、彼女は言った。

「唾とかならありますけど」

「げほっ、げほっ……クソッ、そういうことか。今日は意地でもベッド上から放さねえと…」

「聞き分けが良くて助かります。…」

 そこまで言うと、不意に口を閉ざす。それから目を細めてこちらをじっと見ると、やがてぽつりと言った。

「…それとも、食べたいなら、良いですけど」

 それからいきなり、自分の指を口に咥えた。それから歯を立てて

「っ!!?」

 慌てて、俺はその腕を掴んで引き離した。

「おい馬鹿、やめろ」

「良いんですよ。尻尾も耳も、生きるために捨てたんですから。今更指くらい」
512 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/16(金) 21:57:58.44 ID:FNvhxsZ/0
「…」

 そう言うテストの目は、完全に据わっている。俺は、こいつの行動の趣旨を雑に理解した。理解したところで、俺は彼女の肩を掴んでごろりと寝返った。

「きゃっ」

 さっきまでと一転、下に組み敷かれたテスト。その両脚をぐいと広げると、濡れてもいない穴に朝勃ちのイチモツを乱暴に突っ込んだ。

「痛っ…何するんですか」

「こういうのは、質より量だ。いいからさっさと股濡らせ」

 言いながら、ゆっくりと抽迭を始めた。乾いた肉壁が擦れると、テストは呻き声を上げた。

「あ゛っ…いだっ…」

「股を、濡らせ」

 腰を動かしつつ、片手で陰核をつまむ。

「んんんんっ……♡」

「温まってきたな…」

 滑りが良くなって、腰の動きも速くなってきた。朝一なのもあり、俺は早くも一発、出したくなってきた。
 ___いや、やろうと思えば我慢はできるぜ?

「んっ♡ んっ♡ あっ、んんっ」

「おい」

「はっ、んっ♡ んん……なん、ですかっ」

「朝飯まだだろ」

「えっ、ええっ…」

 俺は、腰を引いてイチモツを抜き、テストの鼻先に突きつけた。
 テストは何も言わず、頭を持ち上げてそれを深く咥え込んだ。

「残さず飲めよ……っ」

 起きがけ一発目の精液を、舌でねちゃねちゃとこねくり回しながら飲み込むテスト。全部腹に収めて口を離そうとするのを、両手で押さえつけた。

「んー、んー?」

「ついでに、便所にも行ってねえからな」

「!」

 さっと、女の顔が青褪める。両手で俺の腰を掴んで、もぞもぞと揺する。嫌と言うわけではなさそうだが、どうにも踏ん切りがつかないようだ。
 まあ、そんなことはどうだって良い。

「貴重な水分だぞ。こぼすなよ。……」

「まっへ、まら、ここーおんーいあ……あ゛っ!? お゛っ…ん゛っ…ん゛ぐっ…」
513 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/16(金) 22:13:47.56 ID:FNvhxsZ/0
 ようやく解放されたテストは、もういつもの顔に戻っていた。
 やれやれ。どさくさに紛れてベッドから降りようとすると、肩を掴まれた。

「…おい、もう満足したろ」

「何言ってるんですか。今日一日はベッドから出ないって言ったでしょ」

「マジで?」

「マジで」

 じっと目を見る。もうあのキチガイじみた目はしていない。してはいないが…
 俺は、溜め息を吐いた。それからテストの脚の間に体を移し、股ぐらに顔を突っ込んだ。

「こ、今度は何ですか。早く、おちんちんくださいよ」

「馬鹿、お前ばっかり腹満たしてんじゃねえ。俺にも飲ませろ」

 そう言うと、両手でマンコのヒダを広げた。とてつもない昔のことに思えるが、『互助会』なんてつい数日前の話だ。丹念に剃った肌には、まだ少しばかり毛先が覗いているだけだ。

「ええ…おしっこで良いですか?」

「他に何か出せるのかよ」

 それだけ言って、俺はぱっくり開いた穴に口を付けた。さっきのセックスの余韻で、膣穴はまだじとじとに湿っている。その周りを舌先で探ると、ひくひく動く小さな別の穴に当たった。じわり、塩辛い液体が染み出した。

「ほ、ほんとに良いんですね? いきますよ……っ」

 小さく息むと、熱い汁がその穴から勢い良く噴き出した。
 朝一の小便は、味も臭いも濃い。おまけに勢いも強いから、俺は飲み下すだけで精一杯で、とても味わうどころではなかった。

「んっ……んっ♡」

 軽く吸ってやると、テストの口から色っぽい声が漏れた。飲みきれずこぼれたやつの他に、熱い液体が顎に垂れた。

「んっ、あっ……はぁ」

 どうやら、全部出し切ったようだ。放尿が止まると、テストはくたっとベッドに倒れた。

「躊躇なくいきましたね…」

「慣れてるからな」

 テストは、呆れたように喉の奥で笑った。

「どんな人生送ってきたんですか」

「何でも口に入れたよ。ゲロも、小便も、ウンコもな。お陰で飢え死にせずに生きてる」

「はいはい、参りました」
514 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/02/16(金) 22:14:17.44 ID:FNvhxsZ/0
今夜はここまで
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 22:15:28.61 ID:brdH6Mbx0

このあとの展開が気になりますね
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/16(金) 22:33:04.04 ID:usRd4vAJ0
乙乙
517 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:30:45.61 ID:WBkX+FOm0


「んっ♡ あんっ♡ んっ」

「勝手にトんでんじゃねえっ、ほらっ、出すぞっ!」

「あっ、ああっ、あっ…あぁんっ♡♡」

 3回目の膣内射精。もうテストの子宮はキャパオーバーで、出した側から溢れてくる。それでも、腹の中でヌルく渦巻く液体を、テストは満足げに受け取った。

「はぁ…はぁ」

 流石に疲れ果てて、俺は彼女の上に倒れ込んだ。丁度目の前に来た乳首を咥え、ちゅぱちゅぱとしゃぶってみる。当然、乳なんて出ない。腹が減った…
 テストは、くすぐったそうに笑った。

「吸っても出ませんよ」

「出せよー…腹が減ったよぉ…」

「出ませんってば。赤ちゃんもできてないのに」

「じゃあ孕めよ…」

 何気なく言った瞬間、顎の下でテストの身体が強張った。顔を上げると、彼女はよく分からない顔で俺を見ていた。

「…何だよ」

「ワーウルフは、人間と交われませんよ」

「知ってるよ」

 偉い学者先生によると、人間はサルから進化したらしい。狼から進化したワーウルフ相手では、そりゃ子どもなんてできないだろう。
 テストは、目を細めた。

「…分かってるなら、良いです」

「欲しいのか?」

「…」
518 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:31:36.47 ID:WBkX+FOm0
 彼女は、黙ったまま少し考えて…やがて、首を横に振った。

「もう、諦めてますよ」

「俺から離れる気は無いんだな」

「それもですけど。ワーウルフの寿命って、長くて50年位なんですよね。おまけに、尻尾を切ったら10年、耳を切ったら5年ずつ、寿命が縮むそうです」

「おいおいおい…」

 俺は身体を起こした。

「じゃあ何だ、あと残りの人生10年無いってのか」

「だから、自分のことで精一杯ですよ」

 そう言ってテストは、淋しげに笑った。

「あ、安心してくださいね。寿命は短いですけど、見た目はあんまり変わらないので。死ぬ時までこの顔のままですよ」

「…」

 相変わらず薄らぼんやりだが…さっきよりは、少しはこいつの行動原理が分かった気がした。今日、いきなりこんな行動に及んだ理由も。

「…そうかい」

 だから、俺はもう何も考えないことにした。
 一息ついて、少し体力が戻った。萎びたチンコをテストの腹にこすりつけると、すぐに硬くなってきた。漏れ出た精液のこびりついた膣口に先端を押し当てると、彼女は身を震わせた。

「んっ、あぁぁ…」
519 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:32:04.55 ID:WBkX+FOm0
「オボコだったのが、嘘みたいだな」

「所長が、上手なのがいけないんですよぉ……あんっ♡」

 ずるり、根本まで滑り込む。そのまま、ゆっくりと腰を振る。

「ふとくてぇ…かたくて…あっつくてぇ…っ♡」

「お前、俺以外じゃ…あのクソガキの、皮被りしか、知らねえだろ」

「んふ、バレちゃいましたぁ…んっ♡」

 腰の動きが、少しずつ速くなっていく。

「んっ、あっ…わっ、私が、死ぬ時も…こうして、んっ、抱いてて…くださいね…あっ♡」

「何だよ…それっ!」

 強く突き込むと、彼女の腰が跳ねた。

「ふわふわって…んっ…気持ちよくって…そのまま…」

「何だよっ…馬鹿かよっ…」

 熱く火照った肉が、ビクビクと震えてきた。膣内がうねって、俺のモノをしごく。

「ばかだからぁっ! ばかでいいからぁっ♡ あんっ♡ あっ、あっ、いっ」

 ずん。
 突き刺した肉棒に、女の膣内がぎゅっと竦み上がった。

「んああぁっっ…♡♡♡」

「うっ…」

 たまらず、俺も射精した。
520 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:32:42.06 ID:WBkX+FOm0
 互いに股ぐらが脈打つのを感じながら、俺は溜め息を吐いた。

「馬鹿が…忘れてるだろうが、お前は俺に買われた奴隷だからな…」

「何言ってるんですか」

 テストが、ふふんと不敵に笑んだ。

「『俺の女』って、言ってたくせに」

「! 聞いてやがったのかよ…」

 腰を引くと、臭い精液と一緒にへろへろのイチモツが抜けた。もう向こう1ヶ月は勃つまい。

「…はっ、言っとくがお前と違ってエマンは俺の奴隷じゃねえからな。美人だし、身体も良いし、教え甲斐がある。お前とヤるのも、これで最後かもな」

「それは駄目ですよ…」

 言いながら、テストはむくりと身を起こした。俺の腕を引っ張って仰向けにすると、その上に跨った。締まりきらないマンコから、ぼたぼたと汁が俺の腹に垂れている。
 その入り口を、両手で更に押し広げた。

「少なくとも、私の目が黒いうちは…」

 俺の顔をじっと見下ろしながら、不意にふっと息んだ。

「んっ……あぁ」

 ___ぷしゅっ じょろろろろ……

「はぁ…私の、ものですからね…」

 おっぴろげた股ぐらから、俺の顔めがけて『マーキング』するテスト。熱くて塩辛いそいつを、俺は瞬きもせずに受け止めた。
521 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/03(土) 22:33:11.12 ID:WBkX+FOm0
テスト編はここまで
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/03/04(日) 02:20:47.67 ID:703eluNMo
いい…
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 02:53:03.80 ID:sKjM7leO0
最高だぁ…
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 09:14:56.97 ID:+mdziuwno

寿命10年縮むの承知の上で切り落とした奴隷商がいるらしい
525 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:53:49.98 ID:oX5me+4u0


……

………

「___やれやれ。今回のことは、私どもにとっては手痛い教訓となりました。やはり、良いものは高く仕入れて、より高く売るに限ります。仕入れ値をケチるべきではありませんでしたね。お陰で、折角のエルフの安定供給ルートを逃してしまいました」

「ど…どこから入ってきた、奴隷商人!?」

 不貞寝から起きた姿勢のまま、ソーヤはこの侵入者に向かって叫んだ。
 それを意にも介さず、奴隷商人は独り言のように続けた。

「専売権も失い、一転して私は国賊です。やれやれ、ここも離れなければなりませんね。……その前に」

 ここで、男は初めて気付いたように、ソーヤの方を見た。

「……ええ。私どもの商売は、信用が大事です。お客様の期待に応えることは必要ですが、こちらの立場を守ることも必要です。ええ、有り体に言えば……」

 突然、男の声が低くなった。

「……ナメられちゃ、お終いなんだよ」

「ひっ」

 竦み上がる少年。次の瞬間、その目が、男の背後に釘付けになった。男と同様に、突然この密室に現れたのは

「エ…エマン、帰ってきたのか」

「ソーヤ様…」

 美しいエルフの女は、悲しげな目でかつての主を見つめる。

「あんなに、優しかったのに…私を奴隷扱いせずに、大切にしてくださったのに…」

「私どもの敷地で、私どもの『商品』に傷を付けられては困ります」

「あ、あれはもう、あの私立探偵の」
526 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:54:18.04 ID:oX5me+4u0
「一緒だろうがよぉ!!」

 突然、男が大声で怒鳴った。

「ひ…ぁ…」

 ベッドから転げ落ちるソーヤ。そちらへ、男とエマンはゆっくりと近付いていく。

「人のモノを壊しちゃいけません、って、パパから習わなかったのか、えぇ? 王子だろうがなんだろうがルールは守れよ! 他人の奴隷に血を流させてはいけないって、テメエの子守に言っただろうがよぉ!!」

「ゆ…許して」

「ソーヤ様」

 今度はエマンが口を開いた。

「私は…悲しいです。貴方の言葉が嘘であったなら、私はもう、奴隷に戻るしかない。エルフ族の誇りは、とうに取り戻す機会を失った。しかし、もう死ぬ勇気すら残されていない…」

 言いながら、おもむろに懐から鋼の短剣を抜いた。

「な…何を」

「いっそ汚れるなら…貴方の血で」

「や、やめろ!」

 後じさるソーヤに、エマンが迫る。
 やがて、少年は壁際に追い詰められた。

「この部屋で朽ちるばかりの貴方を、今ここで解き放つ罪を…私は、背負おう」

「やめろ! やめろやめろやめろ!」

 立ち上がろうともがくが、腰が抜けてしまったようだ。じたばたと足掻くソーヤは、奴隷商人を見た。

「どっ、奴隷商人! お前の所の女だろうが! 止めさせろ!」

「テスト」

「…?」

「あれは哀れな女でした。故郷で帰りを待っていただけなのに、兵士に捕らえられ、尾を切り落とされて。『互助会』で見かけた時、彼女の目が輝いているのに驚きました。きっと、あの私立探偵が良き主となってくれたのでしょう。……そうと思えば、それが物言わぬ骸のように、彼の腕に抱かれていた」

 短剣を振り上げるエマン。それを、男が静止した。

「…今、ここで謝罪を口にすれば、この国を去る前に、私が彼らにその言葉を伝えましょう」

「!」

 少年の目に、希望の光が灯った。

「す…済まなかったと…今の余には、もはや如何ともしがたいが…心の底から詫びたいと…」

「良かった」

 初めて、奴隷商人が笑った。
 気が抜けたように、ソーヤも笑った。

「その言葉が欲しかった。それさえあれば、私も貴方を許すことができる」

「そ、そうか……ははっ」

 それから…不意に男は目を細めた。
527 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:55:53.50 ID:oX5me+4u0


「……では、死ね」

528 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:56:49.27 ID:oX5me+4u0
「え?」

 間抜けな顔で聞き返す少年。
 その肩に、刃が突き刺さった。

「あ…」

「来世に活かしてください。貴方の生涯は、今日で終わりですので。……クラリス」

 女が、剣に力を込めた。



「い、あ、あ…ああああああっっっ!!!!」

529 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/06(火) 23:57:21.07 ID:oX5me+4u0
今夜はここまで
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/03/10(土) 01:02:30.80 ID:bUxwQEl6o
おつ
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/11(日) 09:33:10.66 ID:vGl/XDEro
532 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/11(日) 17:22:26.68 ID:Dl2CVOlg0
………

……



「……くっ」

 胸に走った鋭い痛みに、エマンは目を覚ました。

「ソーヤ、様…」

 彼女は、直感した。かつての主の絶命を。
 エルフ族の者は、他の生命の機微に敏感だという。人間が木々や獣を害する時、共に痛みを感じるというのは、他ならぬ彼女自身の弁だ。
 今、彼女は自らの主…今は囚われて、幽閉されているはずのソーヤの死を感じていた。
 それと同時に、未だ己に、エルフ族としての力が失われていないことも実感していた。

「私…は」

 高貴でもない男の下で、密かに暮らす日々。それは良い。人間の貴賤など、エルフには関係がない。慎ましい生活も、寧ろ望ましいものだ。
 だが…この、整いすぎた住居は、エルフには贅沢に過ぎる。そして何より、気まぐれに交わされる男との情交。思い出すだけで、生きているのが恥ずかしいほどの屈辱を受けた、はずなのに…

「……やり直せる、だろうか」

 口に出して、呟いた。ベッドから降りると、木の葉を編んだ服を身に纏った。これが、エルフとしての最後の矜持だった。
 別の部屋で眠る、あの男のことを一瞬、思い浮かべる。それから彼女は、そっと家を抜け出した。



「おい、エマンを見なかったか」

 収穫したジャガイモを石臼で挽きながら、俺は尋ねた。挽く前の芋を水とタワシで洗っていたテストは、首をひねった。

「知りませんよ。夕べは『寝て』ないんですか?」

「いんや、独りだった。…」

 朝飯前の、これから日が昇ろうという時間のことだ。当然、台所で顔を合わせることもないが、エマンはいつも、誰より早起きして畑に出ては、雑草を抜いたり虫を追い払ったりしている。

「…ま、いいか」

 俺は鼻を鳴らすと、細かく挽き潰した芋を枠に張った帆の上に広げた。こいつを天日干しにして更に細かく挽くと、ジャガイモの粉末になる。海に面した三角州に建てられた王都なんかでは農業ができないので、こいつは貴重な栄養源になる。要は、それなりの値で売れるのだ。

「気が向いたら、勝手に帰ってくるだろ」

「なら良いんですけど…」
533 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/11(日) 17:22:53.47 ID:Dl2CVOlg0


 その日の夜。欠伸をしながら玄関先に座っていると、背後から声が飛んできた。

「やっぱり起きてたんですね」

「テスト…良いのかよ、寝てなくて」

「ええ、最近は具合が良いので」

 言いながら、テストは俺の隣に腰を下ろした。

「…やっぱり、何だかんだ優しいですよね」

「誰がだよ」

 質問に、彼女がふふっ、と笑う。俺は、溜め息を吐いた。

「知るかよ」

「素直じゃないんだから。……エマンさんのこと、そんなに気になりますか」

「そりゃそうさ。あれだけの上玉だ、粗末にしちゃ罰が当たるぜ」

「そうですね。…一体、どこに行ったんでしょう」

「さあな。ホームシックにでもなったかな」

 そんなことを言いながら、夜通し玄関先で待っていたが、結局エマンは戻らなかった。
534 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/12(月) 20:27:02.14 ID:zhneMeuO0


「しょうがねえ、文鳥でも逃したと思うしかねえな」

 昨日の芋の乾かしたのをまた石臼で挽いていると、近所に住む農家の子供がこっちに向かって走ってきた。

「あっ、おっ、おじさん!」

「どうしたよ」

 朝っぱらから外で元気よく遊んでいたと見えるその少年は、おどおどと言った。

「う、裏の林のところに、お姉さんが倒れてて…たぶん、おじさんのとこに住んでた人だと」

「!!」

 俺は弾かれたように立ち上がった。

「どこだ。案内しろ」

「う、うんっ」

「テスト! 鳥に食われねえよう見てろ!」

「ええっ!? な、何が」

 向こうで麻袋を用意していたテストを残して、俺は庭を飛び出した。



 木立が丁度切れるところに、エマンは倒れていた。目立った傷は無さそうだが、服はボロボロだし髪の毛には泥が貼り付いている。遠くから走ってきたのだろうか。

「ありがとな、坊主。取り敢えず家に連れて帰るから、礼は後でな」

「う、うん」

 顔を赤くしながら、もぞもぞと答える少年。一体何に照れているのか首をひねっていたが、ぐったりしているエマンを抱き上げて察した。
 木の葉でできた服があまりに傷んでいて、色んな所が見えていた。これは教育上よろしくない。俺は隠れるように、そそくさと家に帰った。
535 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/14(水) 12:05:24.60 ID:CcjnbCKY0


「…んっ」

「気が付いたか」

 ゆっくりと目を開けたエマンは、俺に気付くと瞬時に起き上がった。

「こ、ここは」

「帰ってきたぜ」

「そうか…」

 そう言うと彼女は、深い溜め息を吐いた。震える目の端から、涙が落ちた。

「帰って、きたのか…」

「エマンさん」

 そこへ、盆を持ったテストが入ってきた。載っているのは、芋の粥だ。こっちに越してきてからは、どうにも芋ばっかり食っている気がする。
 エマンはそれを受け取ると、ゆっくり匙を動かして口に入れた。

「一体、どこに行ってたんですか?」

 テストが尋ねた。エマンは、匙を止めると、黙って考え込んで、それからぽつりと言った。

「……故郷に」

「エルフの?」

 エマンは頷いた。

「食ってからでいいからな」

「いや、大丈夫だ。…魔が差したのだ。このまま、ここにいて良いのか…エルフとして、また暮らせないかと。それで、黙って家を抜け出してしまった。……済まなかった」

「薄々そんな気がしてたよ。で、戻れず帰ってきたってか」

「駄目だった。元いた森に辿り着けはしたが…私には既に、肉と、鉄の臭いが染み付いていたそうだ。今ここで命を断つか、立ち去って二度と…エルフの地に、足を踏み入れるなと、言われて…」

 涙の交じる声で、ぽつりぽつりと続ける。

「…ここに、逃げてきた。エルフとして命を断つ…勇気すら、私には無かった…私はもう」

「上出来だ」

 俺は、その肩に腕を回した。

「よく帰ってきた」

「あ…う…」

 とうとうエマンは声を上げて泣き出した。

「すまない…本当に、すまない…」

「…」

 ちらりと後ろを見ると、テストは小さく頷いて部屋を出ようとした。

「あ、ちょっと待て」

「はい?」

「お前の古着、何着か持ってきてくれ。明日は街に行くぞ」

「何をするんです?」

「すぐに分かるよ」

 その日の昼、庭先で火を焚いた。そいつで肉を焼いて例の子供に食わせてやったのだが、それはいい。大事なのは、何を燃やしたか、だ。
 ___最後までエマンが身に着けていた、木の葉を編んで作った服は、跡形もなく灰になった。
536 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/14(水) 12:06:04.16 ID:CcjnbCKY0
ここで一旦次の話に移ろうと思います
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 12:27:15.20 ID:f6LvMk0Y0
乙でしたー
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 12:30:55.04 ID:UeQhxtzMo
おつおつ
良かった
539 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/16(金) 22:28:03.27 ID:JVAHio610
「……えっ、私の目的ですか? それはもう、お客様の幸せで…何、御託はいいと? そうですね…正直に申しまして、深く考えたことはありません。私も、食べなければ生きていけませんから。ただ、自分が食べるために他者を積極的に害するというのは、違うように思います。私が特をしたからと言って、貴方が損をするわけではない。

 ___ええ。取引が成れば、私どもは潤います。それでも必ずや、お客様にとっても良い取引になると約束しますよ」



↓1〜3でコンマ最大 主人公の職業
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:29:08.33 ID:mqqi+RTT0
王子
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:30:45.76 ID:0TfSrkbxo
株のブローカー
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:32:59.42 ID:T9VVfK4DO
錬金術士
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:33:07.48 ID:qYVl64+w0
異端審問官
544 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/16(金) 22:44:14.11 ID:JVAHio610
「そうですか」

 私は表面上だけ笑顔で応えた。
 何だ、具体的な話が聞けるかと思ったのに。つまらない。

「ええ、ええ。きっとお客様は、お金に困ってはおられないでしょうが。それでも、やはり手にしたものは良い使い方をしたいものです」

「…」

 別に、興味はない。
 男の言う通り、金はある。あるどころか、資産で言えば国でも五本の指に入るだろう。株の仲買人というのはそういうものだ。ギャンブルは、必ず胴元が勝つようにできているのだから。

「…どうやら世間話はお好きでないと見える。早速本題に入りましょう」

「そうですね」



↓1〜3でコンマ最大 奴隷を買う目的
@愛妾

Aその他、要記述
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:46:20.39 ID:mqqi+RTT0
1
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:47:20.70 ID:Dxzq/W0c0
1
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:49:33.19 ID:T9VVfK4DO
2暇潰し用の玩具
548 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/16(金) 22:55:25.89 ID:JVAHio610
 ここで売られている奴隷は器量が良いらしく、愛玩奴隷でも仕事を任せることができるらしい。だが、奴隷に仕事を任せるほど私は落ちぶれてはいない。単純に、私が愉しむために買うのだ。

「では、お客様の希望をどうぞ。できるだけ当てはまるものを、3人ほど見繕って参りましょう」

「ええ」

 男の言うままに、私は希望する特徴を挙げていった。



↓ 0:00まで 奴隷の特徴を一人一つ
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:57:00.03 ID:mqqi+RTT0
病的なまでに他人に尽くす
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:57:21.03 ID:Dxzq/W0c0
清楚感がある
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 22:58:18.36 ID:48nV/tARO
体つきがよい(分かりやすく言えばグラマー)
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:00:32.27 ID:UTmuFNJI0
頭がいい人
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:03:14.26 ID:rjlTgEfKO
年齢は十代後半〜二十代前半
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:06:08.84 ID:T9VVfK4DO
人を楽しませるような特技を持っている
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:12:11.80 ID:BJXDbPRV0
謙虚
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:13:06.20 ID:jVy8JvuD0
かなりの電波
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:18:31.99 ID:36S+0WToO
家庭的
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:37:56.53 ID:pojk1eRe0
気弱な小動物系
559 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/16(金) 23:41:56.30 ID:JVAHio610
ところで処女にこだわる?
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:51:05.33 ID:UTmuFNJI0
既に投下してるが『こだわる』で
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 23:55:53.97 ID:T9VVfK4DO
こだわる
562 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/17(土) 23:12:13.76 ID:qla7nU0Y0


 十数分後。男が3人の女を連れて戻ってきた。

「全て、とはいきませんが、できるだけご希望に添えるよう見繕って参りました」

 そう言うと、男は横に並んだ女たちの内、一番左を指した。

「良い身体でしょう。芸能人にも中々いないレベルの容姿であると思います。

 見た目もですが、彼女は中身も良い。性格は清らかだし、言葉も美しい。そして何より、お客様のためなら、彼女はあらゆる行為に応えるでしょう。ただ従うだけの女ではありません。ユーモアも解しますから、彼女はあらゆる面において、お客様を決して退屈させないでしょう」

 紹介された女が頭を下げた。見たところ、成人はしているようだ。白い質素なワンピースの上からでも、豊満な乳房と尻が分かる。
 男が今度は、真ん中の女を示した。

「こちらも、容姿については申し分ないと思います。胸囲で言えば、彼女が3人の中で一番ですよ。

 彼女は少し気が小さいです。それがまた可愛らしい。駒鳥や栗鼠のように、見ているだけで貴方を癒やしてくれるでしょう。もちろん、貴方には決して逆らいません。また、彼女は料理も得意です。

 唯一欠点があるとすれば、貴方の求めるような知能には、少々足りないかもしれません」

「こ、こんにちは」

 女がおどおどと会釈した。確かに、巨乳だ。顔つきからして一人目と同じ年代か、少し下のようだ。

「最後に、こちらが」

 男は右端の女に歩み寄ると、後ろからその両方を掴んだ。女がくすくすと笑う。

「……こういうのも面白いかな、と連れてきてみました。

 見ての通り、この娘には色々と『足り』ません。足りませんが…」

「兎、兎、兎。んふふふっ」

 引き笑いしながら、女が呟いた。

「…おじさんは、鼠だわ。ルーレットは回すだけ」

「このように、色々と楽しませてくれる。良いでしょう」

 私は眉をひそめた。
 見てくれは一番幼い。体つきも貧相だ。加えて、きょろきょろと落ち着かない目は気狂いのそれだ。一体何を考えているのか…
563 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/17(土) 23:13:46.72 ID:qla7nU0Y0
「以上、私どもからご提案させていただきました。何か質問等ございましたら、どうぞ」



↓ 0:00まで、奴隷商人への質問
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 23:16:13.57 ID:xAE9McCbo
ここで私が買わなかった娘はどうなるかと、それをこの子達は知っているかどうか
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 23:19:23.37 ID:+zfE2mAg0
それぞれの娘の入手経路
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 23:28:25.76 ID:UiVG/vJf0
それぞれの名前と経歴
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 23:28:37.67 ID:Dk2EmuLl0
好きなことは何か。
全員へ
568 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/18(日) 00:19:55.69 ID:rSWnadre0
「それぞれに訊いておきたいのですが」

 私は、3人を順に眺めた。

「名前と、ここに来た経緯。それから、一応好きなものも訊いておきたい」

「良いでしょう」

 男は頷くと、一人目の後ろに立った。

「お買上げ頂いた後は、名前は自由に変えていただいて構いませんので、あくまで参考までに。

 この娘は涼島恵(すずしま めぐみ)と言いました。生まれは悪くないのですが、不幸にも親が事件に巻き込まれまして。多額の借金を負わされ、返す宛てもないため、泣く泣く娘を下取りに出したというわけでございます」

「どうも、恵です。好きなこと、と言うか……ここに来る前は、ヴァイオリンを弾いていました」

 改めて自己紹介する、涼島恵。何と言うか、何事にも卒がない。愛想笑いにも慣れている様子だ。

「次の娘は、木下さらと言います。

 この娘には父親がおりませんで。娼婦の母親に虐待されながら生きておりましたが、ある日母親が急死し独り身となりました。引き取ったのは親の職場。そこで親と同じ道を辿りそうになったのですが、その直前に色々あって店が潰れ、この娘は宙ぶらりん。警察に保護される寸前に、どさくさに紛れて私どもで引き取ってしまいました」

「な、何でもします。文句も言いません」

 ぷるぷる震えながら訴える、木下さら。
 最後に男は薄く笑うと、最後の一人、気狂い娘を指した。

「この娘には、誰も名前を付けてくれませんでした。

 生まれたのは、都内の駅の女子トイレです。どうやら不本意な出産だったようで、産み捨てるつもりだったのでしょうが、逆子だったことが幸いして溺れ死なずに済みました。母親は死にましたがね。
 偶然居合わせた医師によって救命されたは良いものの、身寄りがいない。孤児院に預けられましたが、成長した彼女には人と違う世界が見えていたようです。忌み嫌った院長が、私どもに売却してこちらに来たわけです。……ほら、挨拶しなさい」

「鼠さんの嫁入りね! 南瓜の馬車にだって、お給料は必要だわ」

 異様なまでに目を輝かせる少女。相変わらず支離滅裂な発言だが、その裏で何か、真実を言い当てているような気がして、私は小さく身震いした。
 恐らく、この娘が一番頭が回る。
569 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/18(日) 00:22:16.48 ID:rSWnadre0
 動揺を隠しながら、私は尋ねた。

「ここで私が買わなければ……彼女らはどうなります?」

「どうもなりませんよ?」

 事も無げに、男は答えた。

「また別の方が買われるまで、ここで暮らすだけです。無論、彼女らも承知の上です。

 ___さて、お決まりになりましたか」



↓ 2:00まで多数決 誰を選ぶか
570 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/18(日) 00:22:58.46 ID:rSWnadre0
そして今夜はここまで

満を持して、舞台は現代の日本。今より少しだけ未来のつもりです
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:24:12.77 ID:HkUPsFWz0
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:25:01.75 ID:KGy1ptiM0
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:25:13.16 ID:8rWISjKG0
木下さら
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:25:52.91 ID:NWgG0PxDO
さら
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:28:11.55 ID:68kt+OBGo
さいごのこ
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:36:41.02 ID:xpwSJDKU0
さら
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:46:12.69 ID:B2DVJYrA0
3人目
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:46:15.00 ID:1GYrQIG9O
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:51:56.41 ID:zuBMYMVT0
さら
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:56:00.10 ID:fkZGh92/o
気狂い
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 01:34:22.19 ID:1Uamk7AKo
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 01:48:19.63 ID:Fp9Vb3W9o
三人目
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 01:51:21.11 ID:RZE0xRO/o
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 02:02:10.14 ID:B2DVJYrA0
恵ちゃんになったか
キャラの組み合わせ的にスレタイ回収できそう
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 02:12:47.48 ID:68kt+OBGo
毎回どの娘も魅力的過ぎる(三回目)
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 06:45:27.96 ID:NWgG0PxDO
つらい…
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 15:38:53.97 ID:cTQ8T0xf0
3人目見たかったけどなんか前回と同じようなキャラがえらばれたなぁ
お前らの好み分かりやすいな
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 16:07:43.05 ID:pTbDwX23O
一応安価スレなので、3だと色々暴れそうだなと。
ここの1なら面白い話にはするんだろうけど、安牌を選んでしまうのは人の性だね。
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 17:53:02.81 ID:vcKJ98Qs0
なんだかんだで結構均等に3人に票が入っているからよりもったいなく感じる
ふと思ったけど過去の奴隷含めて選ばれなかった奴隷がのちの話で選択対象になることはあるの?
590 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/18(日) 22:19:28.95 ID:rSWnadre0


 白い、花嫁めいたドレスと、造花の冠で『包装』された女が立っている。彼女は何も言わず、用意された椅子に座った。男がリモコンを操作すると、モーター音と共に座面が上がった。それが目線の高さまで達すると、上昇が止まった。
 そこで女は、おもむろに脚を大きく広げ、ドレスの裾を胸元までたくし上げた。

「どうぞ」

 男が差し出した手袋を嵌めると、私は彼女の脚の間に近付いた。下着は付けておらず、陰毛に覆われた秘部が剥き出しだ。

「…」

 ちらりと見上げると、女は無表情にこちらを見下ろしていた。ドレスの裾を握る手が、微かに震えている。
 私は視線を戻すと、手袋をした手でその秘裂に触れた。

「んっ…」

 指で陰唇を広げ、処女膜が破れていないことを確認する。

「いかがでしたか」

「確かに」

 私は男の方に向き直ると、手袋を外した。女が服を直し、脚を閉じると、また椅子が下がってきた。

「では支払いを。現金のみでしたね?」

「恐れながら」

 支払いを済ませると、女が男の側から私の方へ歩いてきた。そうして、音もなく私の背後に立った。どうやら、これで私の『モノ』になったらしい。

「ありがとうございました。またのご愛顧を」

 深々とお辞儀する男を残して、私は店を去った。
591 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/18(日) 22:25:04.28 ID:rSWnadre0


 深夜の山道を走る車の中で、私は買ったばかりの女を横目に見た。涼島恵と呼ばれていた女は固く口を結んだまま、じっと前を見ている。
 この女には、戸籍が無い。従って正式な名前も無ければ、人権も無い。私という個人の所有権に縋って生きるしか無い存在だ。
 それでも、生物学的には人間だ。衣食住が必要だし、呼び名が無ければ不便だ。さて、どうしたものか。



↓2 名前について

@涼島恵のまま

A付け直す
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 22:25:49.21 ID:l9SpaXlm0
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 22:26:23.41 ID:e8pwUTzso
1
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 22:26:25.22 ID:K3730Mm+0
1
595 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/18(日) 22:33:39.87 ID:rSWnadre0
「恵」

「! はい、何でしょう」

 呼びかけると、恵は弾かれたようにこちらを向いた。

「名前はそのままで良いな」

「分かりました」

 暗い車内で、彼女の表情はよく見えない。だが、思慮に値するものではないだろう。

「これから、君の住処に連れて行く」

「はい」

 下り坂が終わり、より整備された道路に出た。整列する街路灯の向こうに、光り輝く摩天楼の群れが見えた。



↓2 どこに住ませるか

@自宅

Aオフィスの自室

B奴隷用に借りた部屋
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 22:34:09.24 ID:K3730Mm+0
1
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 22:36:29.27 ID:HkUPsFWz0
1
598 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/18(日) 22:55:48.02 ID:rSWnadre0


 日付が変わる頃、車は都内のとある一軒家に着いた。ガレージに車を停め、玄関を潜る。

「…何をしている?」

「ここは…」

「私の家だが?」

 恵は緊張した顔で、家に入ってきた。さっさと靴を脱ぐ私の後ろでサムターン錠が勝手に回るのに、彼女はビクリと震えた。

「あ、あの、靴はどうしたら」

「その辺に置いておけ」

 リビングの電気を付けると、給湯器の電源を入れた。確か、昨日の湯はまだ捨ててなかった筈だ。
 ワインセラーからロゼのボトルを出すと、テーブルの上に置きっぱなしのグラスの横に置いた。テレビを点け、ソファに沈み、グラスと一緒に放り出されていた栓抜きをワインのコルクに突き立てながら、私はぼんやりと、後ろでじっと私の指示を待つ奴隷をどう扱うか、考え始めた。



↓ 次の更新まで
  奴隷についての基本方針(外出は認めるか、金は持たせるか、仕事場に連れて行くか、など)
  意見を総合して最終的に>>1が判断します
599 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/18(日) 23:00:39.87 ID:rSWnadre0
そして今夜はここまで

見た目含めて殆ど全部の要素を前2人で分け合って、見た目以外の全要素を3人目にぶっこむって感じでキャラメイクしてます
3人目が毎回尖ってるのはそのせいですね

選ばれなかったのは>>528みたいにゲスト出演することはあっても選択肢には出てこないです
選べなくても安価次第で抱くことはできるかも。具体的には、毎回恒例の『アレ』で
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 23:01:41.34 ID:K3730Mm+0
家事全般やらせるし、誰か来客が来たら家政婦として対応させる
買い物も認めるが必ず居場所がわかるGPSなどは持たせる
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 23:09:58.06 ID:l9SpaXlm0
乙でしたー
仕事場には連れて行かず当面は家周辺で活動するようにさせ
自分の仕事を手伝えるようにする為の勉強をしてもらう
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/03/19(月) 00:51:38.91 ID:KL0PLSURo
主に家事回りを完璧にできるように教育して本職には殆ど関わらせない
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 16:11:47.46 ID:dv/+W+l9O
仕事場には関わらせず家でメイドをさせる
小遣いを持たせる
メイド業さえ終わらせれば自由で外出も許可

可能なら本人には自覚がないけど性に貪欲な設定も欲しい
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 17:25:06.81 ID:7zGFmzzOO
基本は家で家事全般を任せる
炊事もやるため小遣い込みでそれなりにカネも持たせるし小遣いは基本彼女の好きに使わせる
ただし最低限妙なマネはしないようGPSと盗聴器はつけてもらう


あと主人公タバコ吸ってたりしたらこれを機にやめてみよう
605 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/20(火) 21:45:37.62 ID:zwpanOgg0
「私がやります」

「ん…?」

 不意に声をかけられて振り向くと、もう恵は私の隣りにいて、ワインボトルと栓抜きを引ったくって栓を開けようとしていた。
 私はじっとその様子を見ていたが、やがて言った。

「グラスをもう一つ、持ってきなさい」

「! はい」

 ボトルを置いて、戸棚へ走る。それから中身を物色すると、一番古く汚れたものを持ってきた。
 戻ってきた彼女はそれを床に置くと、再びコルクを開けにかかった。

「…」

 自分にもくれると思ったのだろう。その上で、わざわざ扱いの差まで見せつけるのだから、大したものだ。

「何もすることがないのは暇だろう」

「えっ?」

 栓抜きを深々とねじ込んで、引き抜こうともがいていた恵は、きょとんとこちらを見た。

「昼間は家事でもしていると良い。家の物なら勝手に使ってくれて構わんよ。仕事関係は困るが」

「は…はい」

「金は置いておく。外出は許すが、あまり遠出はするな。私が帰る時にいないことは許さない」

「分かりました…」

 恵はボトルを置くと、床に正座して深々と頭を下げた。私はすかさずボトルを手に取ると、コルクを引き抜いた。自分のと、彼女のグラスにワインを注ぐ。

「もちろん」

 グラスを持ち上げる。恵は授かりものか何かのように、汚れたグラスを頂いた。

「私の要求には応えろよ」

「もちろんです。感謝いたします」

 テレビに目を向けグラスに口を付ける。
606 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/20(火) 21:47:58.12 ID:zwpanOgg0
『お風呂が沸きました』

 給湯器のアナウンス。私はまだ中身の残るグラスを置いて立ち上がった。

「お体を」

 慌てて、女も立ち上がった。

「お洗いいたします」



↓2

@「では、よろしく」

A「結構だ」
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 21:48:44.95 ID:3HPvv/Ys0
1
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 21:49:24.29 ID:Brk4grmk0
609 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/20(火) 22:40:01.74 ID:zwpanOgg0
「では、よろしく」

 短く言うと、私はシャツに手をかけた。そのまま服を床に脱ぎ散らかしながら、私は浴室に向かった。



 風呂椅子に腰掛けて待っていると、浴室のドアがノックされた。

「どうぞ」

「失礼します…」

 恐る恐る、恵が入ってきた。当然ながら全裸で、タオルで隠すこともしていない。
 改めて見ると、つくづく見事な身体だ。丸い乳房は見たところグレープフルーツほどの大きさで、大きくない乳首もまだ色が薄い。腰はくびれているし、尻も前から見ても分かるくらいには豊満だ。よほど良い暮らしをしていたのだろう。
 まじまじと見ていると、つい勃ってしまった。それを見た恵は小さく竦むと、すぐに手を伸ばしてきた。

「まだいい」

 私は彼女に背を向けた。

「それより、身体を洗ってくれ。スポンジとボディソープはそこにある」

「かしこまりました」

 初めて触る給湯システムであるが、使い方は分かるようだ。洗面器に湯を溜めると、スポンジを浸し、ボディソープを泡立てる。

「では、失礼します」

 一言断ると、背中に柔らかいものが触れた。自分でやるより遥かに優しく、と言うかおっかなびっくり、背中を擦られる。

「腕を…」

 背中の次は、腕と脇腹。右、左と順に洗う。それが終わると、彼女は私の前に現れた。

「では、前を」

「うん」

 脚にもたれるようにして身を乗り出すと、胸を洗い始めた。

「力加減はいかがでしょう」

「もう少し強くても良い」

 胸が終わると、腹へ。さらに、その下へ…
 目の前で主張するソレを、彼女は見ないようにしていた。

「申し訳ありません、少しだけ腰を上げていただけますか」

 尻の間にまで手を突っ込んで洗うと、彼女はスポンジを置いてシャワーを手に取った。
610 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/20(火) 22:42:47.29 ID:zwpanOgg0
 念入りに温度調節した流水で泡を流し終えると、彼女はおもむろに浴槽に向かって立った。縁に手を突き、膨らんだ尻をこちらに向かって突き出す。

「…お待たせしました」

 震える声で、恵は言った。

「我慢させてしまい、申し訳ありませんでした。お好きなだけ、『お使い』ください」



↓1〜3でコンマ最大 どうする?

@ここでする(具体的な内容も)

Aベッドまで待つ(具体的な内容も)

B今日は止めておく
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 22:43:43.85 ID:3HPvv/Ys0
3 雰囲気は必要だから
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 22:50:49.07 ID:0zv2FAxB0
3
現状仕事が恋人である
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 22:59:00.81 ID:GkAtNovY0
3
614 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/20(火) 23:07:05.76 ID:zwpanOgg0
 少し考えて、言った。

「…いや、まだいい」

「ですが」

「初めてが風呂場は嫌だろう」

 彼女の横を素通りして、湯船に足を入れた。

「そんなこと、私は」

「私は気にするんだよ。ほら、君も体を洗いなさい。もう夜も遅い」

「…はい」
615 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/20(火) 23:19:32.52 ID:zwpanOgg0


 翌朝。いつものようにアラームで目を覚ますと、ダイニングに向かった。今日も仕事だ。コーヒーを飲んだら、朝食は道中の喫茶店でも…

「! おはようございます」

「…あ、おはよう」

 そうだった。こいつがいた。
 来た時のワンピースを着た彼女は、キッチンで途方に暮れていた。

「酒とつまみしか無いだろう」

「申し訳ありません、朝食をご用意しようと思っていたのですが…」

 私はコーヒーメーカーの電源を入れると、食器棚からマグカップを取り出した。

「お砂糖とミルクは」

「買ってない」

 駆け寄ってきた恵にカップを渡すと、私はいつものソファに腰掛けた。



「お待たせしました」

 コーヒーの注がれたマグカップを持って、恵がやって来た。



↓1〜3でコンマ最大
 自分がいない間の、家事以外での恵への命令(例:家にいる時は全裸で、など)
616 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/20(火) 23:21:44.45 ID:zwpanOgg0
そして今夜はここまで

折角の愛玩奴隷なので、具体的なプレイ内容とかも安価していきたいと思います

安価下
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 23:28:48.18 ID:hquaayfRo
乙ー
無理せずちゃんと休み、ストレスが貯まらないよう
金は出すから今できる趣味の一つでも見つけておいて
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/20(火) 23:46:37.89 ID:UNeC/h+Q0
暴漢とかに襲われて処女でなくなってしまうのは困るので、留守中は貞操帯を着用させる
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 05:46:44.65 ID:yW0eWWFco
日誌をつけさせる
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 13:09:43.84 ID:4mb2IeNcO
小遣いどんくらいあげてるのかな
ずっと独身っぽいから倫理観バグって札束ポンとかやりかねない
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 18:54:28.15 ID:mZM/kf0eO
ソフトなSMが似合いそうなキャラだね
目隠しとギャグと手錠つけて物のように扱われて悦ぶのを妄想してしまったわ
622 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 20:50:44.31 ID:QjayImwY0
 無造作に差し出された黒いカードに、恵の顔が青褪めた。

「こ、これは」

「学生の頃に作ったカードだ。大した額は入ってない。身分証にもならないが、本人確認無しで使える」

「そうですか…」

 幾分ほっとした様子の彼女に、今度はじゃらりと重いものを差し出した。

「それと」

「!」

 目を見張る恵。差し出されたのは、革にステンレスで補強された貞操帯だ。

「スカートを上げろ」

「…はい」

 恵は足を開くと、両手でワンピースの裾を大きく持ち上げた。くびれた腰にベルトを巻き付けると、尻を通して股の間を潜らせ、前で留め金を嵌め、小さな南京錠でロックした。
 鍵をキーケースに入れながら、私は言った。

「留守の間はそれを付けていろ。言っておくが、それにはGPSが付いている。お前の居場所は」

 ポケットからスマートフォンを出し、アプリを起動する。自宅周辺を表す地図に、赤い点が光っていた。

「これで分かる」

「はい。ありがとうございます」

 スカートを下ろし、深々と頭を下げる。

「では、行ってくる」

 私は、家を出た。
623 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 20:53:34.33 ID:QjayImwY0


「社長、お疲れ様です」

「…ん、もうそんな時間か」

 パソコンの画面から顔を上げると、帰り支度を済ませた社員がこちらを見ていた。

「ええ。それに、今日は息子の誕生日で」

「それはおめでたい。早く帰ってあげなさい」

「ありがとうございます。では、失礼します」

 にこやかに挨拶して帰っていく社員。デスクを見ると、他にも鞄を持った社員がぱらぱらと立ち上がっていた。

 証券取引に関わる規制が大きく緩和されて、もう10年以上が経つ。雨後の筍のように乱立した、中小規模の証券会社も粗方整理されたが、私の会社は何とか生き残ることができた。法改正を利用して、徹底的にコンパクトな運営を目指したのが良かったのだろう。その分雇った社員への手当は惜しまないし、彼らもまたよく働いてくれている。

「…社長?」

 ぼうっとデスクを眺めていると、一人の女性社員が近付いてきた。
 見ての通り、社長の机は他の机と仕切られていない。特に高尚な理念があるというわけではなく、単純に起業時のオフィスがそうだったというだけだ。

「どうした?」

「社長もこの後、上がられますか?」

「ん…」

 時計を見る。既に定時を15分ほど過ぎている。

「そうしようかな」

「どうでしょう、この後一緒に」

 人差し指と親指で空をつまみ、手首をクイと傾ける。

「またぞろ飲み代をケチろうと…」

 苦笑しながら腰を上げかけて、ふと思い出した。ポケットから携帯を出し、アプリを開く。
 赤い点は、自宅で点滅している。

「…いや、済まない。今日は都合が悪い」

「そうですか、残念です」

 表情を曇らせながら、彼女は去っていった。
 私はパソコンの電源を落とすと、鞄を掴んで立ち上がった。

 ___さて、帰ったら何をしよう。



↓1〜3 どうする?(帰ってから、または帰るまでにすること)
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 21:01:20.83 ID:q0BTcbUA0
帰って初日を終えての感想を聞く
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 21:07:22.94 ID:zkRqNcCC0
早速飯を作ってもらう
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 21:07:47.80 ID:rCucgJMMo
お土産に甘いものでも買っていく
627 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 21:25:40.97 ID:QjayImwY0


「ただいま…」

「おかえりなさいませ」

 玄関を開けると、恵が三指を突いて出迎えた。思わずぎょっとした私に、恵はつらつらと言った。

「お食事になさいますか、ご入浴ですか。それとも…」

 顔を赤くして、引き攣った笑みを浮かべて続ける。

「…私に」

「飯にしよう。早速、お前の料理を食べてみようか」

「…はい」



「ほう、ハンバーグか」

「あまり料理は経験が無かったのですが」

 そう言いながら、食卓には中々美味そうな料理が並んでいる。熱々のハンバーグに、付け合せは人参とブロッコリー。レタスとトマトのサラダも付いている。
 席に着くと、恵は傍らに立った。

「食べないのかね」

 テーブルには、一人分の食事しか置かれていない。

「私は後で」

「用意してないのか」

「作ってはおりますが…」

 困惑気味に答える。

「では出しなさい。君も座って食べよう」

「ですが、私は奴隷で」

「そうだが?」

 一層、困った顔になる恵。

「その、あまりに無礼では」

「勘違いしているようだが」

 私の言葉に、彼女の肩がビクリと跳ねた。

「礼儀と言うのは、人間同士に成立するものだろう?」

「…はい」

「奴隷と言うのは、そういう『生き物』だと私は思っているのだが、違うか?」

「…その、通りです」

「では座りなさい。君に人間のルールは通用しない。私の言葉だけが法だよ」

「…かしこまりました」
628 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 21:56:36.68 ID:QjayImwY0


 慣れない料理にしては、まあまあの出来だったと思う。今日び、ハンバーグの作り方くらい簡単に調べられるだろうが、彼女はそれを存分に活用したものと見える。
 向かい合って、帰り道に買ってきたケーキをつまみながら(彼女にそれを与えるのにかなり骨を折った)、今日一日の感想について尋ねてみた。

「ええと、買い物に行きました」

「だろうな」

 ケーキを仕舞うために冷蔵庫を開けると、ビール缶やチーズなどは隅に追いやられていて、代わりに肉や魚が沢山入っていた。野菜室を開けると、これまた買ってきたばかりの野菜で一杯であった。

「食材だけでなく、その、服も」

「ああ」

 言い忘れていたが、彼女は今までのワンピースではなく、生成りのシャツに黒いスカートを穿き、白いエプロンを身に着けていた。
 イチゴを咀嚼しながら見ていると、ふと彼女が遠い目になった。

「…何か、買いたいものがあるのか」

「! いえ、それは」

「当てようか。ヴァイオリンだな?」

 その言葉に、恵は一瞬目を見開くと、やがて小さく頷いた。

「では今度、買いに行くとしよう。音楽は君のアピールポイントだからな」

 それだけ言ってスポンジにフォークを刺していると、恵がぽつりと言った。

「……ご主人様は」

「んっ、うん?」

 口に入れていた分を飲み込んで顔を上げると、彼女は俯いていた。

「私に…身に余る幸せを、くださいますね」

「そうか?」

「私は奴隷なのに、人並みに扱ってくださって…」

「…」

 無言でケーキを食べ進める。彼女の分は、先程から手付かずだ。

「…食べなさい」

「こうして、ケーキまで…えっ?」

「ケーキ。早く食べなさい。食べたら、風呂にするぞ」
629 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 22:12:40.87 ID:QjayImwY0


 風呂椅子に座った私の背後で、恵は言った。

「では、失礼します…」

 昨日と同じように、泡立てたスポンジが背中を擦る。昨日よりは少し力が強い。その感触を感じながら、同時に私は、またしても勃起したペニスに視線が向いているのを、背中越しに感じていた。

「…」

 スポンジが離れた。次は腕かな、と思い、右腕を上げようとした時

「…んっ」

 背中に、別のものが触れた。スポンジより弾力があり、それでも柔らかく、それでいて一転だけが硬い、2つのもの。

「んん…んっ…」

 ぬりゅ、ぬりゅ、ぬりゅり。滑らかで温かいそれが、背中を這い回る。引っ掻くように滑る2つの点は、背中に擦れてだんだんと硬くなっていく。

「ぁん……腕を…」

 右腕を上げると、彼女はそれを胸に抱えるようにして、身体で擦った。掌は自分の指で皺の一つまでなぞるように洗い、それから豊かな乳房に挟んで擦る。乳首を指先で弾いてみると、小さな嬌声が上った。左腕も同様に。
 そこまで洗うと、遂に私の前にやって来た。
 泡だらけの乳房。顔はすっかり上気していて、貞操帯を外した秘部から太腿にとろりと蜜が垂れている。

「では、前を…」



↓2

@手を出す

A我慢する
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 22:15:59.39 ID:zkRqNcCC0
2
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 22:18:36.31 ID:rIOY9UL20
手を出して髪をなでる
632 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 22:34:30.46 ID:QjayImwY0
「…」

 私は、無言で手を差し出した。恵ははっと息を呑み、それからゆっくりと私の膝に跨がろうとして…

「…」

 その手が自分の頭に触れたのに、また驚いた顔になった。黙って頭を撫でていると、彼女は気の抜けたような笑みを浮かべ…それから、予定通り自分の乳房で私の身体を洗い始めた。

「んっ、あんっ…ふぅっ…」

 両手を背中に回し、自分の柔らかな肌を押し付ける。官能的な吐息が、更に間近に聞こえる。おまけに、上下に動く太腿が、断続的に私の股間にぶつかって刺激を与えていく。

「脚を、失礼します…」

 胸と腹の次は、脚。傍らに跪いて、乳房を太腿に押し付ける。足の指などは、床に這いつくばって乳首を押し付けた。持ち上げた足を自分の乳房に擦り付けるのも忘れない。
 ようやく全身を洗うと、彼女はよろよろと立ち上がり、シャワーに手を伸ばした。
 私はと言うと、抑えてはいるものの、既にペニスは限界まで膨れ上がっているし、先程から透明な汁がたらたらと垂れて床を汚していた。
 目線の先には、ふらふらと揺れる、大きな尻。



↓1

@押し倒す

Aまだ我慢する
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 22:35:13.58 ID:zkRqNcCC0
2
きちんとしてあげたいな
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 22:41:15.52 ID:rIOY9UL20
ここは風俗店じゃねぇとたしなめる
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 22:43:09.91 ID:zkRqNcCC0
>>634
セリフならこういうのがいいかも
636 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 23:08:43.93 ID:QjayImwY0
「では、お流ししますね」

 温かいシャワーが泡を流していく。水流と掌で泡を落としていくと、その手が股間に当たった。その瞬間

「うっ、あ」

「えっ?」

 自分でも不覚なことであったが…私は、射精してしまった。
 溜めに溜め込んだ精液は自分でも驚くほど勢い良く飛び、立っている彼女の顔にまで届いた。

「はぁ…はぁ…やってしまった…」

「あ…ああ…」

 疲れ果てた私の顔と、暴発の末少しだけ下を向いた肉棒を交互に見て…彼女は、真っ青になった。



「…」

「申し訳ありません…申し訳ありません…」

 ベッドに腰掛けてワインを舐める私の足元で、恵は風呂から上った全裸のまま土下座して、何度も謝罪している。

「何が」

「望まぬ射精をさせてしまい、申し訳ありません。そこまで我慢を強いてしまい、申し訳ありません」

「…」

 私は溜め息を吐いた。

「…随分なご奉仕だったな」

「申し訳ありませんでした」

「どこで覚えた」

「奴隷商にいる時に、他の者から教わりました。申し訳ありませんでした」

「実践は初めてかね」

「男性では初めてです」

「ほう。では女は」

「…自分の身体で練習しろと…その人が…」

 絨毯に額を擦り付け、震えながら、更に謝る。

「申し訳…ありませんでした…」

「…」

 私は、ナイトテーブルにグラスを置いた。
637 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 23:09:25.73 ID:QjayImwY0
↓1

@「では、やり直そうか」

A「もう寝ろ」
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 23:09:48.70 ID:0HVrKN0g0
1
639 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 23:11:38.16 ID:QjayImwY0
今夜はここまで

このまま手を出さずにいたら、近所の兄ちゃんに寝取られるところでしたぜ
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 23:15:09.07 ID:rIOY9UL20
貞操帯ピッキングする兄ちゃんがいるのか……(戦慄)
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 23:18:12.11 ID:q0BTcbUA0

そう考えると恐ろしい兄ちゃんだww>貞操帯ピッキングする兄ちゃん
642 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/21(水) 23:22:17.33 ID:QjayImwY0
んなもん事前に打ち合わせた日にペンチでぱきーしてそのまま二人でスタコラサッサよ









何が怖いの? ここは欲望を吐き出して意思の無い奴隷にぶつけるスレだよ?
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 23:28:30.91 ID:gbzYO6U80
「こいつぁ俺のだ!他の奴が手ぇ出すんじゃねえ!」って人が多いのかな。
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 23:34:00.97 ID:zkRqNcCC0
NTRなんて普通に考えらあんまりいいシュチュじゃないからな……
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 09:21:18.85 ID:dcKdY+2FO
奴隷に優しくするのがここ最近のトレンドなのかね
646 : ◆eXipHdytqM [sage saga]:2018/03/22(木) 09:38:01.23 ID:cynicQKT0
アレか、犬は飼っても積極的に虐待する人はそういないみたいな

でも考えてご覧よ。貞操帯付けて管理する癖に自分から手は出さないとか、奴隷からしてみれば自分のことが嫌いか、手を出す度胸もないヘタレにしか見えませんぜ
そして外出を許可した以上、奴隷は衆目に晒される。こんな女、ほっとく男はいないよね

ご要望どおり、彼女は病的に尽くすよ。でも、それが主人公以外に向かったらどうなる? 主人公が、別の尽くしたい相手と自分の障害になると判断したら、どうなる?

優しさは最善手じゃない。ルール違反だけど、これだけは伝えておく
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 09:48:16.30 ID:d6Wv4tvZ0
買った以上ちゃんと泥棒とかにとられないように管理しないとダメな感じなのね
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 10:38:33.88 ID:mq93y99No
まぁ恵は娘として買った訳じゃないしな
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 11:38:28.58 ID:XjhlfYgm0
あまり優しく扱いすぎるのもマズいのか、奴隷ならそれなりに奴隷として扱わないとダメなのね
ただ難しいのは現代日本だからこれまでと違って俺の奴隷だってバレたらお縄につきかねないところか?
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 13:05:10.22 ID:+GE3ZFToO
ベッドでやるって言ってるのに風呂で射精まで持っていく奴隷の方が問題あるのでは?
651 : ◆eXipHdytqM [sage]:2018/03/22(木) 14:08:52.26 ID:cynicQKT0
そんな難しい話じゃなくて、>>1が言いたいのは、こんなネットの吹き溜まりみたいな板の、吹き溜まりみたいなスレに来て、読者は何を良い人ぶってるのってこと
お涙頂戴の美談が見たいなら全年齢に行けばいい。と言うかもう散々やった。立てた当初から、ここは汚れに汚れた欲望を曝け出す所だ



>>650 そう思うなら、しっかりと『お仕置き』すれば良い。本編再開の前にプレイ内容は募集するし、そういう意見をこそ求めたい
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 14:13:54.57 ID:hjDoet7K0
偉そうに説教するんじゃねーよ
嫌なら安価なんて取らずに好きに書けばいいだろクズ
653 : ◆eXipHdytqM [sage]:2018/03/22(木) 14:29:25.58 ID:cynicQKT0
善人の皮を被って、与える者の愉悦に浸る人間も、少し煽ればこの通り。
相手の落ち度を見つけるや、必死になって噛み付いてくる。

その腐った本性を安価にも出せって言ってんだよ
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 14:47:49.05 ID:9k27r9Lk0
とりあえず>>1が書きたい場面かけなくてイライラしてるのは理解した
まあ安価スレとして建てた以上は安価でそう言う面書きたいんだろうが、別にテストの時みたいに強制エロとかでも私は構いませんぜ
ただ最初からそう言う場面書きたいならスレタイに【グロ・リョナ注意】とか書いとけばその手の人が来たと思う
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 15:03:14.28 ID:d6Wv4tvZ0
安価の時はエロ調教内容限定でとか書いておいて、それでも沿わないようなんだったら
ずらしちゃうとか、再安価してもいいと思う。
656 : ◆eXipHdytqM [sage]:2018/03/22(木) 15:10:05.80 ID:cynicQKT0
>>1に書きたいものがあるように、見てる人にもそれぞれ見たいものがあると思うんです
ただ、それなのにお互いに『抜け駆け禁止』みたいな雰囲気があって、結果として身を引くような意見しか出せなくなってるとしたら、それは止めてねって言いたいんです

思い切った安価が採用されてスレが多少荒れたとしても、>>1は発言した人を責めないし、ちゃんと書くよ。自分好みの解釈は加えるけどね
だから気にせず、見たいもの、やりたいことを書いて頂戴な
657 : ◆eXipHdytqM [sage]:2018/03/22(木) 15:12:25.10 ID:cynicQKT0
よし、もう黙る

気が向いたらヴィクトリアと結婚した世界線をちょっとだけ書くかもしれない
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 15:28:45.36 ID:XjhlfYgm0
全部Teacing Feelingって奴の仕業なんだ(適当)
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 15:59:22.30 ID:mq93y99No
普通に恵とヤる安価出してええよってことやね
1がわざわざ泥被ってくれた事に感謝する
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 18:37:21.99 ID:r8GOPMClO
>>658
シルヴィちゃんは何も悪くない
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 20:30:27.85 ID:6NS+USU2O
なんで安価スレでとる内容を>>1に指図されなきゃならないんですかね
調子に乗ったこと言わずに黙って安価の指示通りに書いてればいいんだよ
662 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/22(木) 21:13:27.91 ID:cynicQKT0
ちょっとだけやります
663 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/22(木) 21:14:11.43 ID:cynicQKT0
「では、やり直そうか」

「!」

 恵は、はっと顔を上げた。

「ベッドに上がれ。今度は、ちゃんと私を満足させろ」

「はい!」

 元気良く返事すると、彼女はいそいそとベッドに上がってきた。



↓1〜3 プレイ内容を一人一つまで
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 21:15:56.35 ID:UhceQv8U0
パイズリ
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 21:17:53.13 ID:9k27r9Lk0
媚薬効果付きのローションで膣とアナルを徹底的に開発してか両方とも犯す(不可ならアナルを開発)
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 21:20:03.79 ID:d6Wv4tvZ0
裸エプロンで背後位
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 21:22:55.30 ID:NZxnyaA80
調教セックスしかしたかったよ……
668 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/22(木) 21:27:01.32 ID:cynicQKT0
頑張って書きます

という訳で今夜はここまで
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 21:29:04.48 ID:NZxnyaA80
忙しかったから今まで書き込めなかったけど、この安価スレは>>1のものなんだから気に入らない安価は安価下にすればいいと思う
とりあえず自分は時と場合が良くないからエロに安易に行かなかっただけ
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 21:29:38.16 ID:d6Wv4tvZ0
乙でしたー
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 22:01:09.63 ID:FzCTL7Nko
おつーね
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 00:19:28.67 ID:NpWTVZgb0
じゃあビデオレターされる前にハメまくっとこ
別に寝取られが怖いんじゃないんだからね!
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 04:14:16.31 ID:l2Ujx00QO
全裸でなくてもいいから首輪付けてお散歩プレイが見たかった…
674 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/24(土) 22:33:56.59 ID:RoTxcDTT0


「面白半分に買ってみたが、本当に効果あるんだろうか…」

 ぼやきながら、私はガラスの小瓶を傾け、中身を掌に垂らした。何でも、媚薬入りのローションだと言う。

「ほら」

「はい…」

 ベッドの上で、恵は四つん這いになってこちらに尻を向けた。
 今の彼女は全裸ではなく、裸の上にエプロンを着ている。乳も股も丸出しでうろつかれると目に毒だというのが彼女に向けた弁だが、それが本気でないことぐらいは彼女も心得ていよう。何しろ、揺れる乳房に張り付く薄布や、陰毛の毛先が見えそうなくらいの丈しかない前垂れは、ともすれば全裸よりも尚更、扇情的だったからだ。

「あると良いな。それなら少しは、痛みも和らぐだろう」

 ローションを掬った掌で、恵の股間を掴んだ。

「あんっ」

 短い嬌声と共に、ふくよかな尻がぷるんと揺れた。
 そのまま、膣の入り口にローションを擦り込んでいく。

「あっ…っ…」

「どうだ、何か感じるか」

 指で陰唇をつまむように、冷たい液体を塗り込む。爪の先で陰核を弾くと、また尻が跳ねた。

「んぁっ、んっ……少し、痺れるような感じが」

「本当か?」

 人差し指を、膣の中に少しだけ挿し込んだ。

「あ、あぁぁっ…」

 処女膜は破らずに済んだようだ。指の先が、熱い肉のひだで締め付けられる。これから、この穴に私の愚息を収めるわけだ。
 指を抜くと、再び掌にローションを垂らした。それを今度は、肛門の方に塗った。

「えっ、あっ」

「力を抜けよ」

 抜いた指を、今度は肛門に突っ込む。

「あっ、やっ、やめっ」

 指の腹で内側をぐるりとなぞると、ねちゃりと気持ち悪い感触がした。膣よりも強く締め付けてくるのは、肛門の筋肉が随意筋だからだろう。
 無造作に指を引き抜くと、プスンと空気の漏れる音がした。

「や、ぁ…」

「…」

 赤面して縮こまる恵を他所に、抜いた指を眺める。油断していたのか、茶色いものが少しこびりついている。
 枕元のティッシュペーパーでそれを拭いながら視線を移すと、恵はシーツに顔を埋めたまま悶えていた。高く突き上げられた腰からは、透明な汁がたらたらとベッドに垂れている。

「どうだ、効いているか」

「はぁ、はぁっ…」

 くぐもった喘ぎ声が聞こえてくる。

「おい」

 突き上がった股ぐらを鷲掴みにした。

「はあぁっ!?」

 突然、恵が大声を上げた。尻がぴょんと跳ね、股から熱い汁が噴き出して私の手を濡らした。
675 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/24(土) 22:36:24.13 ID:RoTxcDTT0
「…もう良いだろう」

「はぁっ…はぁっ…」

 私はナイトガウンを脱ぎ捨てると、恵の後ろに膝を突いた。

「おい」

 平手で軽く、尻を叩く。

「んあっ…はい…」

 力無く返事しながら、もぞもぞと尻を動かし、私の腰の高さに合わせる。

「どうぞ…思う存分、お愉しみください…」

 愛液でぬらぬらと光る秘部を、指で開く。ひくひく動くその穴は、もう準備万端だ。

「生で挿入れるからな」

「はい」

「膣内に射精すからな」

「もちろんです」

「避妊などしないからな」

「はい。沢山、種付けしてください」

 躊躇なく答えるので、少し心配になった。

「本当に孕んだらどうする?」

「…堕ろします」

 一瞬、黙ってから、恵は答えた。どうやら、思うところが無いでもないようだ。

「それは、私が決めることだ」

 それだけ言うと、いよいよ私は屹立したペニスを掴み、女の入り口にあてがった。亀頭が陰唇に触れると、彼女が酷く震えているのが分かった。
676 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/24(土) 22:40:56.73 ID:RoTxcDTT0
「…」

「…は、早く…」

 風切り音のような激しい呼吸音を聞きながら、私は腰を突き出した。

「い゛っ…」

 何かを突き破る一瞬の感覚。同時に、恵が喉の奥で潰れた声を上げた。
 だが、入ってしまえば後は早い。強い抵抗に逆らい、女の呻きを聞き流して、腰を押し進めると、ペニスを熱と、暴力的なまでの圧力が包み込んだ。
 そう、これだ。これから向こう数回しか味わえない、初物の感覚だ。

「うぅ…っ」

 腰を引くと、膣の肉が異物をひり出さんとうねる。それに逆らって、またねじ込む。

「あぁっ…くっ、うっ…」

 肉棒が破れた処女膜を擦り、女は痛みに呻く。痛みは女の身体を刺激し、ただでさえ狭い肉の穴を更に狭くする。抽迭の度に、ペニスが千切れんばかりの快感が返ってくる。

「あっ…あんっ…っ…」

「はあっ…おい、どうだ…」

 ゆっくりとペニスを抜き差ししながら、私は言葉を投げた。

「初めての、セックスだぞっ…どうだっ」

「きもち、いいですっ…ごしゅじんさまのっ、おちんちん…きもちいいっ…です…」

「正直な、奴だっ」

 背中越しに聞こえてくる苦しげな返答に、私は鼻を鳴らした。
 腰を動かしながら、両手を伸ばした。脇からエプロンの隙間に手を入れると、たわわに実った両の乳房を掴んだ。

「あぁんっ」

 掌に少し余るサイズ、吸い付くような肌、そして何より、乳腺の詰まった若い弾力。最高だ。
 腰を振ることも忘れて、無心で揉んでいたら、恵の呻き声が小さくなってきた。防衛本能めいた締め付けが幾分和らぎ、肉の柔らかさを感じられるようになっていく。

「…はっ、んぅ…」

 大きく、ゆっくりとストロークを加えると、悩ましげな吐息が漏れた。

「んあぁっ…♡」

「落ち着いてきたか」

 乳房を掴んだまま、ピストン運動を再開する。

「んっ…あぁっ…あんっ…」

 もう出そうだ。腰を速めていく。

「ん、んっ、あっ、あっ、ぁ、はっ、あっ…」

 更に速く。

「んあっ、あっ、あっ、あんっ」

「はっ、出すぞ、いいな」

「出してっ、なかに、いっぱいっ」

「出すぞっ…っ!」

 腰を押し付け、膣内に射精した。

「あんっ、出てます…熱いの、いっぱい出て…」

「はぁ…ふぅ…」

 ペニスが脈打つ。女の胎内に精液を吐き出すにつれ、全身を脱力感が包んでいく。

「…ふぅ」

 ペニスを抜き、ベッドに尻餅を突いた。四つん這いのまま震えている恵の股間から、出したばかりの精液がぽとりと落ちた。

「はあっ…いかが、でしたか…」

 どうにか起き上がり、こちらに向き直る。
677 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/24(土) 23:36:18.81 ID:RoTxcDTT0
 汗を吸って、白いエプロンから乳首が透けている。

「…おっぱいを」

「! はい」

 いそいそと肩紐を外し、エプロンをずり下げた。白く丸い乳房が、汗で鈍く輝いている。

「そいつで、これを挟んでみてくれ」

 命じながら、仰向けに寝そべって股間を彼女に向けて突き出した。射精後で萎えかけているペニスは、力を入れると僅かに上を向いた。

「お任せください…」

 恵は這い寄ると、2つの乳房で肉棒を挟んだ。

「!」

「いかが、でしょうか」

 弾力のある2つの果実が、疲れた男性器を優しく包み込む。柔らかすぎない、適度な硬さで刺激されて、ペニスが再び勃ち上がった。

「ご主人様は、疲れ知らずですね」

 両手に掴んだ乳房で肉棒を上下にしごきながら、恵が言う。

「また、私の膣を使われますか?」

「いや、これ以上は明日に響きそうだ。このまま頼む」

「かしこまりました」

 ずり、ずり、ずり。ペニスに柔らかい快感を感じながら、私はいよいよベッドに寝転がった。

「そろそろ寝るから、後はよろしく」

「はい…」

 目を閉じると、より感触が伝わってくる。
 絶え間ない性感に、心拍が速くなっていく。

「んっ…しょっ…とっ」

 健気に乳房で愛撫を続ける恵。
 股間の辺りに、甘い痺れが漂い始める。
 耐えきれず、時折ペニスがビクリと強張る。

「そろそろ出そうだ…」

「はいっ…いつでも、どうぞ」

 ぞくぞくと、陰嚢の裏側が震えた。尿道の根本に、熱いものがせり上がってくるような気がした。

「出すぞ…ベッドを汚すなよ」

「はい…」

 返事から数秒後、ペニスの先端が温かく濡れたものに包まれた。熱い舌に、亀頭を一撫でされて

「…うっ」

 どくん。びゅるるるっ。

「っ…んっ…んっ…」

 尿道から吸い出すように、精液を飲み下す恵。口淫の飲精も初めてのはずなのだが、とにかく躊躇がない。
 尿道をこじ開け、濃い粘液を吐き出す感触は、一回目よりは流石に量も落ちたものの、快感はそれ以上だった。
 心地よい疲労感に浸りながら、私は眠りに落ちた。
678 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/25(日) 00:01:16.90 ID:qRXJAiOt0


「やれやれ…」

 仕事の終わった夕方。車のエンジンを掛けながら、私は溜め息を吐いた。株主というやつは厄介だ。金を持っているという一点で、我々労働者から容赦なく売上を簒奪していく。奴らの前では、私だって恵と同じ奴隷だ…

 駐車場を出ると、雑然した大通りに出た。交差点の真ん中に建てられた広場には、粥を炊くテントがいくつか立っていて、埃に塗れたスーツ姿の男女が群がっている。

 生まれた時から続いていた不景気と言うやつは、実はとっくに終わっていた。少なくとも、日本人の一部は既に貧困を脱していた。
 要は、持つ者と持たざる者の区別がはっきりしたのだ。勝者は富を蓄えて好況に酔い、敗者は生命まで搾取されながら終わらない不況を嘆く。
 だが、区別はあるものの、その境界は薄く脆い。現に私自身、少し前までは向こうの広場で一杯10円の雑穀粥を啜っている身分だった。前の会社を辞めて起業し、運良く金持ちにはなったが、どうにも金の使い方が分からない。家は買ったが、手伝いも、運転手すら雇っていない。独りで何でもやってきたせいで、デスクの脇に座る秘書ですら持て余す始末だ。
679 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/25(日) 00:05:29.86 ID:qRXJAiOt0
「今日の夕飯は何かな…」

 だが、少し事情が変わった。
 恵を買ってから、今まで3食とも外食だったのが、殆ど家で食べるようになった。あれは勉強熱心だから、料理の腕もみるみる上達していった。もう少ししたら、昼の弁当を作らせても良いかもしれない。



↓1〜3 どうする?(帰ってから、または帰るまでにすること)
680 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/25(日) 00:07:20.85 ID:qRXJAiOt0
今夜はここまで

『互助会』をどのタイミングで挟もうかな…

安価下
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 00:10:34.31 ID:YIE0AIYm0
恵のアナル調教を行う(直腸洗浄などの器具は帰る前に買い揃える)
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 00:27:13.16 ID:WKOwxclYo
恵と「夜のお散歩」しよう
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 00:27:59.03 ID:spHwNGW70
恵を着衣のままおもらしさせてみる
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 04:35:10.87 ID:UGzIaBcBO
クリと乳首を執拗に責めて開発する
685 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/26(月) 15:20:30.56 ID:w5TUK/yH0


 思いついたことがあって、私はとある雑居ビルを訪れた。
 薄暗いエレベーターを降りると、辿り着いたのはとあるアダルトショップ。ビデオコーナーを素通りして玩具コーナーに向かうと、目当てのものを見つけた。幾つか手に取ると、私はレジに向かった。



「そろそろお風呂になさいますか?」

 夕食が終わって少し経った頃、書斎にいた私に恵が尋ねてきた。

「そうだ、今日は君に渡すものがあるんだ」

「はい…?」

 首を捻る女の前で、私は帰り道で買ってきた真っ黒なビニール袋を取り上げた。
 中から出てきたのは、大きなガラスシリンジと、プラスチック製のボトル。ラベルには『50%グリセリン』と書かれている。

「!」

「この前は指が汚れたからな。食後だし、『綺麗に』しておこう」
686 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/28(水) 23:46:32.78 ID:gi2+rJvu0


「…」

 ホックを外すと、黒いスカートが床に落ちた。露わになったのは、牛革と金属でできた貞操帯。南京錠を外すと、留め具が外れて貞操帯が落ちた。黒々とした毛に覆われた陰部から、すえた臭いが漂ってきた。

「小便臭いな」

「申し訳ありません」

 付けたまま排泄できるようにはなっているが、いかんせん汚れてしまう。

「明日の朝までに洗っておけよ」

「はい」

 ブラウスを脱ぎ、白い飾り気のないブラ一枚になると、恵は床に手を突いて尻をこちらに向けた。

「では…よろしくお願いします」

 私は、透明な液体で満たされたシリンジを取り上げた。そうして、こちらに向けてひくひく蠢く菊の穴に、注射器の先端を突き刺した。

「あっ」

 そして、シリンジを押す。

「あっ…あっ、あっ」

 小さく身をよじる。透明な浣腸液は、するすると肛門の中へ押し込まれていく。
 500mlほどあった液が、全て入った。注射器を抜くと、恵は尻を引っ込めて小さくなった。

「まだ出すな」

「はっ、い……んくっ」

 よろよろと立ち上がり、一息。ちらりと、壁に掛けられた時計を見た。

「5分くらい必要らしいな」

「はい……うっ」

 前屈みになり、腹を押さえる。と思ったら、今度は仰け反って尻を押さえた。

「あっ、出ちゃっ」

「馬鹿、床に糞をぶち撒ける気か」

「もっ、申し訳ありませっ…」

 息を切らしながら、便所に向かう。

「う、ぐぅっ…はあっ」

 3歩進んで立ち止まり、2歩進んで竦み上がる。そこから片足を踏み出した時

「あ゛っ」

 ぷっ

 ガス漏れの音。恵の顔が青褪めた。

「や、らぁっ…!」

 立ったまま数秒間くねくねと腰をよじっていたが、やがてぴんと伸ばして落ち着いた。見ると、左手の中指を第2関節まで肛門に突っ込んでいる。

「はぁ…はぁっ…」

「あと3分だな」

「はっ…はい……」
687 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/30(金) 21:07:19.80 ID:1zeFbGMR0


「ごっ、ご主人様っ…」

 殆どつま先立ちで、もぞもぞと足踏みしながら恵が言う。額には脂汗が浮かび、尻に突っ込んだ指に黄色い汁が伝って来ている。

「そろそろ」

「もう少し我慢できないのか」

「も、もうっ」

 言いかけたその時、指の隙間から破裂音がした。

「あっ、でっ」

「……仕方ない」

 頷くと、彼女は跳ねるように便所に向かった。震える手でドアを開け放つと、閉めることもせずに便座に座り……

「…ああぁぁ」

 まず聞こえてきたのは、激しい水音。下品な屁の音を挟みながら、断続的に便器に叩きつける音。と、今度はそれにひときわ大きい水の音が聞こえてきた。ひり出した糞の塊が、便器の底に沈む音だ。
 不規則に繰り返される3つの音を聞きながら、私も便所に入った。

「っ、ごっ、ご主人様…」

 赤面する女。だが排泄は止まらない。

「構うなよ。気にせず出せ」

「は…はい…」

 彼女は俯くと、小さく身じろぎした。
 収まりつつあった排便の音に代わって、今度は細い水流の音がした。
688 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/30(金) 21:33:49.59 ID:1zeFbGMR0


 腸の中身を出し終えて、ウォシュレットもさせたところで、私は命じた。

「両脚を持って、尻穴をこちらに向けろ」

「はい…」

 便座に座ったまま、尻を前にずらすと、両腿を手で持ち、大きく持ち上げて広げた。
 私は、持ってきたビニール袋から買ってきたものを出した。先端から順に径の大きくなっていく球体が、数珠状に繋がれた棒。所謂アナルパールだ。それに、これまた買ってきたローションを原液で垂らすと、先端をこちらに向けられた肛門に押し付けた。

「では始めよう」

 ひとつ。

「んっ」

 ふたつ。

「んくっ」

 みっつ。

「っ…ふっ…」

「よっつ……っと」

 浣腸である程度肛門は緩めたが、3つ目がまだ限界のようだ。
 一つ、球を抜く。

「んぁっ」

 抜き出した球に、ローションを垂らすと、再び突っ込んだ。

「あぁっ」

 今度は、そのまま4つ目まで奥へと押し込んでいく。

「い゛っ、いだっ」
689 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/30(金) 21:34:17.12 ID:1zeFbGMR0
「頑張れば行けるだろう。…ほら」

「あ゛っ…」

 4つ目の球が入った。流石にこれ以上は厳しそうだ。
 押し込む代わりに、3つ一気に引き抜く。

「あぁぁぁ…」

 と、今度は一気に突っ込む。

「いっ、ぎっ」

 これを何度か繰り返していると、だんだん動きがスムーズになってきた。肛門を弄られる恵の声からも、苦しさが薄れてきている。
 と、また抜いた時に、恵がふと零した。

「あっ、漏れっ」

「漏れる?」

 恥ずかしげに顔を伏せると、ぽつりと答える。

「お、おしっこが」

「そうか、尻穴を弄られて、おしっこしたくなったか」

「申し訳ありません…」

 アナルパールを最後まで引き抜く。そうして、いそいそと便座に座り直そうとする恵に言う。

「駄目だ」

「えっ」

 固まる女。私は、ビニール袋からまた別のものを取り出した。
 それは、4つ目の球より少しだけ太い、アナルプラグであった。

「尻を出せ」

「……は、はいっ」

 我に返った恵。最初に比べてすっかり開いた肛門に、プラグを押し込んだ。

「あぁっ…はっ」

 奥まで入ると、私は彼女の手を引いて立たせた。

「んっ、くぅ…」

 異物感に耐えながらなんとか立ち上がった彼女に、言う。

「どんな気分だ」

「あ、あのっ…き、気持ち良い、です」

「そうか」

 私はその手を掴んだまま、便所を出た。

「ご主人様…あの、おしっこ」

「折角だ。今日は天気が良いから、このまま散歩に出よう」

「えっ」

 呆然とこちらを見る恵に、私は意地悪く言った。

「何をしている。裸で外に出る気か。一緒にいる私が警察に捕まるぞ」
690 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/03/30(金) 21:35:11.09 ID:1zeFbGMR0
一身上の都合により続きは少し待って
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 21:37:07.29 ID:9GLo3gTqo
うい
おつ
暖かくなってきてるし全裸待機
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 21:44:08.83 ID:boBNPQgd0
乙でしたー
693 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/09(月) 22:31:46.59 ID:jiCh/JW/0


「最近、やっと暖かくなってきたな」

「…あ、はいっ」

 日の落ちた住宅街を、二人で歩いている。どちらも、着ているのは地味なジャージだ。傍目には、夕食後のウォーキングに勤しむ家族にしか見えないだろう。
 ずいずい進む私の後ろを、恵はぎこちない足取りで付いてくる。何しろ『前』の穴では必死に尿意を堪えているし、『後ろ』の穴には異物が刺さっているのだ。数歩後ろから聞こえてくる足音は、不規則なリズムを刻んでいる。

 近所の公園まで歩いたところで、休憩することにした。
 ベンチに腰掛けると、恵はその前に立って、もじもじと体を揺すりながら何か言いたげな目で私を見た。

「…どうした?」

「あの、も、もう漏れそうです」

「何が?」

「だから、おしっこが…っ!」

 言いかけて彼女は突然、両手で股間を押さえた。忙しない足踏みが固まり、中腰のまま小さく震えている。

「何だ、まだしてなかったのか」

「だってっ…ご主人様が先に進んでしまうので…っ」

 時折体を竦ませながら、必死に決壊を食い止めている。街路灯の薄暗い光に、涙を浮かべる彼女の顔が浮かぶ。

「いつでも出して良かったんだぞ」

「ですが、そうしたら置いて行かれます…」

「別に、歩きながら用を足すくらい、何てことはないだろう」

「!?」

 困惑の色が浮かぶ。私は、畳み掛けるように言った。

「はっきり言おう。『垂れ流せ』」

「!!」

 恵の顔が青褪めた。と思う。

「で、ですが、服が」

「元々君には不要なものだろう」

「ここでは」

「外だから、気にせずおしっこできるんだろうが。流石に床は汚せない」

「っ…」

 両手を腿に挟み、苦しげに息を吐く。

「せ、めて…下を、脱いでも」

「駄目だ。着たまま、漏らせ」
694 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/09(月) 22:32:17.23 ID:jiCh/JW/0
「…は、い」

 とうとう、恵は諦めたように頷いた。
 私の真正面に立つと、数回、深呼吸した。

「すぅ…はぁっ…っ、すぅっ…は、あぁっ」

 恐る恐る脚を開き、挟んだ手を抜く。そして

「んっ…あ、あぁっ」

 息を呑む女。灰色のジャージのズボンに、黒い染みが広がった。
 股間に広がった尿の跡は、すぐに両脚の内側へと伝い、足元へと落ちていった。

「あ、ん、あぁぁっ…出て、あっ…」

 長ズボンなので、失禁の跡がよく見える。今は貞操帯ではなく普通のショーツを穿かせているため、違和感なく尿を衣服に染み込ませている。

「はぁ…あんっ…」

 下着の中に放尿する恵は、涙を浮かべながらも、呆然として、どこか恍惚とした顔で吐息を漏らしていた。
 やがて、ズボンの裾から大きな水溜りを残して、失禁は終わった。
 不意に、恵が呟いた。

「…あっ、抜けちゃっ」

 と、ズボンの裾から何かが落ちてきた。
 それは、先程挿入れたアナルプラグであった。尿道と一緒に、肛門まで開いてしまったようだ。

「も…申し訳、ありません…」



↓1〜3でコンマ最大 どうする?
695 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/09(月) 22:32:51.67 ID:jiCh/JW/0
今夜はここまで

安価下
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 23:31:07.96 ID:Hi4z3cGD0
公園の男子トイレに連れ込んで拭いてやる(可能ならその場で犯す)
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 23:35:18.56 ID:2SXsLXuNo
乙ー
罰と命令を守ったご褒美を兼ねてコンビニに行ってもらい
新しい下着を買ってこさせる
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 01:04:25.27 ID:QHn12V9cO
漏らしたお仕置きと言って犯す
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 00:48:50.92 ID:84j7THVQo
まだー?
700 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/20(金) 23:56:33.59 ID:v1zgNeqf0


 公園の男子トイレの個室に、二人で入った。この辺りは高級住宅街で、従って公園のトイレも掃除が行き届いている。

「ほら脱げ。拭いてやろう」

「はい、ありがとうございます…」

 尿を吸ったズボンとショーツを脱がせ、便器を跨ぐように足を開かせた。トイレットペーパーを取ると、濡れた股に押し当てた。

「ん…」

 微かに身じろぎする恵。股ぐらはそこそこに、濡れた紙で太腿を拭った。よほど我慢していたようで、運動靴までじっとりと濡れていた。

「こんなものか」

「ありがとうございました…」

 便座に引っ掛けていた服に手を伸ばす女に、私は命じた。

「そのまま、壁に手を突け」

「! …はい」

 言われた通り壁に手を突くと、こちらに尻を突き出した。
 私はズボンと下着をずり下ろし、男性器を取り出した。まだ柔らかいそれの先端で、恵の『入り口』を擦った。ひくりと動いたのは、期待か、怯えか、ただの反射か。
 温かい粘膜に触れると、私のものが硬く勃ってきた。

「挿れるぞ」

「はい。よろしくお願いします……んっ」

 奥までねじ込む。熱い、まだ硬い膣穴に、抽迭を繰り出した。

「んっ、んっ、んっ…」

 押し殺したような声を上げる恵。時折首を曲げては、個室の外に注意を向けているようだ。

「誰か、来るかな」

「んあっ…わ、分かりません…」

「声は抑えろよ」

「あっ、はっ、はいっ…」

 とは言え、肌と肌のぶつかり合う音も、静かな夜には中々響く。壁の形や熱を味わうように、ゆっくりとストロークを加えてみた。

「っ……っっ…」

 不規則に膣が締まる。どうやら、恵はこの方がお気に入りらしい。
701 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/20(金) 23:57:14.86 ID:v1zgNeqf0
 悩ましげな息を漏らす彼女の乳房を、服の上から鷲掴みにした。

「ひっ…!?」

「声」

 片手で彼女の口を塞いだ。そのまま、乳を揉みつつ、腰を振る。

「んっ…っ、っぐ…」

 指の隙間から、息が溢れた。

「んぅ…んっ…ぅ…」

「…」

 無心に手と腰を動かしていると、ふと挿入ているより上の穴が目に入った。
 時間をかけてほぐした肛門が、閉じきれずにひくひく蠢いている。

「…そうだな」

 私はペニスを抜くと、財布からコンドームを出した。何故持ち歩いているかって? 嗜みだよ。
 それを装着すると

「力を抜けよ」

「えっ? ……いっ」

 射精寸前のものを、肛門に突き入れた。
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/04/21(土) 00:43:35.40 ID:LpzoPI5ho
ムクムクしてきた!
703 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/23(月) 20:27:51.53 ID:SrlGMK6P0
「くっ……うぅ」

 苦しげに呻く恵。その声とは裏腹に、未貫通だった(筈の)肛門は、するりと私のイチモツを呑み込んだ。

「へえ、悪くないじゃないか」

「あ゛っ…ありがとう、ございま゛っ!?」

 腰を引き、突き出す。ヒキガエルか何かのような、お世辞にも上品とは言い難い声が漏れた。

「お゛っ、あ゛っ、うぅっ…」

 先程突っ込んだローションがまだ残っていて、滑りを良くしている。流石に締め付けは膣より強い。加えて肛門は開け閉めが意のままだから、命じればすぐに応えてくれる。

「もう少し緩めろ」

「はいっ…ぅ…」

 ぷすん。ペニスの隙間から屁が漏れた。恵は恥ずかしげに、顔を伏せた。
 構わずに腰を振り続けた。直腸を抉る感触に、女は呻きを噛み殺して耐えている。

「そろそろ、出すぞ」

「…っ!」

 黙って頷く恵。
 私は抽迭を速め、速め、速め…

「出るっ」

 恵の腰を両腕で抱きながら、その奥に射精した。
704 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/23(月) 20:41:16.62 ID:SrlGMK6P0


「…ちゅ…んっ、れろっ…ちゅ、ぱっ…」

 便器に腰掛けた私の前に跪いて、恵はペニスを舐め回している。どんなに洗浄しても肛門は不潔なので、衛生面からスキンを付けたが、お陰でペニスが精液まみれになってしまった。

「はぁ…む、ぅ…ちゅぅっ…」

「…そうだ」

 熱心に口淫を続ける彼女を見ながら、私はふと思い出した。

「このまま避妊しなければ、いずれお前は孕むんだな」

「…」

 一瞬、彼女の動きが止まった。が、すぐに奉仕を再開した。あくまで私の言う通りにするということか。
 私は彼女の頭に手を置くと、考えた。



↓ 22:00まで多数決

@産ませる

A堕ろさせる

B可逆的に避妊する(低用量ピル、コンドームなど)

C不可逆的に避妊する(パイプカット、卵管結紮など)
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 20:46:31.19 ID:oOU9AgAd0
今回の男的には2か4か?
女の子なら性的な教育させるとかあるから1にしておく(男は知らん)
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 20:47:37.09 ID:OaiCx0NG0
1
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 20:48:58.21 ID:opb+0vZDO
3
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 20:50:43.74 ID:KddYH1+80
3
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 21:00:51.08 ID:1PA5ei+q0
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 21:10:34.26 ID:zrE4x6mWO
1
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 21:21:45.68 ID:Bit5Df0b0
1
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 21:26:06.72 ID:YUxPzsCEo
3
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 21:30:11.53 ID:A7OBUI0F0
3
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 21:34:40.33 ID:iDgms4WBO
1
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 21:36:14.36 ID:tfKFYdgEo
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 21:37:20.04 ID:rjWItIrSO
1
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 22:06:13.86 ID:o9uBOtoTo
同数か……時間切れだけど一応3
718 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/23(月) 22:23:26.06 ID:SrlGMK6P0
何で多数決やると毎回同数になるの(白目)

↓1 1or3
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 22:26:02.54 ID:dSo84Rn+0
1
720 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/23(月) 22:26:18.28 ID:SrlGMK6P0
今夜はここまで
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 22:30:52.63 ID:A7OBUI0F0
>>705
キモすぎる
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 22:31:46.59 ID:A7OBUI0F0
訂正
>>705がキモすぎるから3にしたがしょうがないか
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 23:00:37.85 ID:0i6569UWo
おつてす
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 23:25:44.07 ID:KddYH1+80
725 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/28(土) 20:47:05.88 ID:9NnDtosi0
「…」

 よく考えたら、恵が孕めばそれは私の子ということになる。遺伝子の半分は私で、もう半分は彼女だ。一体、どんな子供ができるのだろうか。
 そう思うと、その機会を無くすのが何やら勿体無い気がしてきた。

「そうだな。その時は、育てるとしようか」

「!?」

 恵は、寧ろ困惑したように私の顔を見た。

「お前に、私の子を産んでもらおう」

「…っあ、ありがとう、ございます…」

 ペニスから口を離すと、彼女はおずおずと頭を下げた。
 私は衣服を戻しながら、立ち上がった。


「じゃあ帰ろうか。続きは家でだ」
726 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/28(土) 20:58:45.00 ID:9NnDtosi0


 さて、避妊に対する方針は決まったものの、だからといってすぐに恵が孕むわけでもなく、数週間が過ぎた。

「ふぁ…おはよう」

「お早うございます、ご主人様」

 時刻は9時を10分ほど過ぎたところ。この日は休日だった。
 いつものように食卓に就き、朝食を摂る。この生活サイクルにも、もう随分慣れたものだ。
 向かいに座って、フレンチトーストを切り分ける恵。彼女をちらりと見ながら、私は今日一日をどう過ごすか、考え始めた。



↓3まで 休日にすること
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/04/28(土) 21:23:33.85 ID:axfCfpu40
調教しながら恵みを愛でる
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/28(土) 21:48:18.48 ID:+83cxodLo
恵の新しい服を買いに行く
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/28(土) 23:35:57.98 ID:nlqd6J1V0
メイド服でも着せて色々と奉仕させてみる
730 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/04/29(日) 22:09:36.58 ID:vKLRjX860
一つ質問

買いに行く新しい服とメイド服って別物だよね?
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 22:23:18.51 ID:RpzlScfz0
>>730
一応別物のつもりでしたけどお手間でしたらメイド服の選択に統合しちゃってOKです
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 22:23:44.99 ID:6dxxTsGYo
エロいメイド服買いに行こう
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/05/02(水) 06:50:40.27 ID:GbfV3wxSO
>>656

734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/05/02(水) 06:51:07.96 ID:GbfV3wxSO
>>653

735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/05/02(水) 08:33:29.26 ID:azhaa6we0
>>1の人間性が一番腐ってるのはよく分かった
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 10:00:13.39 ID:NRa5xDoA0
そんなイッチの作品を文句言いながらナニおったてて読んでる奴wwwwww

石橋和歩以下のゴミやん(苦笑)
737 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/05/10(木) 22:35:34.39 ID:XNURFwNB0


「お邪魔します」

「いらっしゃい。よろしく頼むよ」

 大きなアタッシュケースを抱えた男が、家に上がり込んできた。
 金持ちには金持ち同士の繋がりのようなものがあって、その間でのみ存在する職業もある。例えば、彼だ。彼は仕立て屋で、客のどんな注文にも応じて品質の良い服を作ってくれる。中世から近代のヨーロッパめいた風情だが、今でも確かに存在している。

 ___知らなかったって? 私もつい最近知った。

 彼はリビングに立っている恵を見つけると、にんまりと笑って頷いた。

「これは良い。精が出そうだ」

「ああ、そうだろう」

 彼は鞄から巻き尺とノートを取り出すと、慣れた手つきで恵の体を測っては、ノートに書き留めていった。
 一通り計測を終えると、彼は私に向かって尋ねた。

「では、どのようなデザインにいたしましょう?」



↓1〜3でコンマ最大 新しい服のデザイン(メイド服ならメイド服と明記)
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 22:45:48.73 ID:VWNLcdUn0
白を基調とし、胸元を大胆に開いた「胸を強調するようなワンピースドレス」
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/05/11(金) 00:48:25.32 ID:27ETUS1Ko
色はオーソドックスだが少し屈むとギリギリ見えないくらいのミニスカート+下乳の谷間が見えていてどこでもバイズリできるようになっている
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/11(金) 01:04:45.05 ID:T8YU6B3Do
英国風のメイド服
741 : ◆eXipHdytqM [saga]:2018/05/12(土) 02:08:52.30 ID:risR1QUv0
「そうだな…」

 私は恵をちらりと見ながら、考えた。

「色は……白が良いな。だが全部真っ白じゃなくていい。形はドレス、まあワンピースのような感じかな。それから」

 視線を恵の『ある一点』に向けて、続けた。

「折角だ。この胸が映えるようなデザインにしてくれ」

「かしこまりました」

 仕立て屋は頷くと、鞄を手に取った。

「一週間ほどで仕上がると思います。出来上がったら連絡を差し上げます」

「ああ、よろしく」

「…そうだ」

 立ち去ろうとして、ふと彼は立ち止まった。私の方に向かって、わざとらしく囁くように言う。

「今日、偶然車に良いものを積んでおりまして。既製品でよろしければ、一度ご覧になってみませんか」



 『偶然』持ってきたにしては、それは恵にあまりにもぴったりだった。

「メイド服か」

 コスプレとは違って、スカート丈の長い上品なヴィクトリアンメイド型だ。彼女が着ると、うっかりすると私よりも気品がある。厚い布地で隠しきれない、女の身体の凹凸に目を瞑れば、だが。

「サンプル品ですが、よろしければお売りしますよ」

「買った」

 即答すると、彼は深々と頭を下げた。

「ありがとうございます」

「ありがとうございます、ご主人様」

 続けて恵もお辞儀した。格好が格好だけに、非常に様になる。
 そうだ。折角のメイド服なのだから、何か『奉仕』とやらをさせてみようか。



↓1〜3でコンマ最大 『奉仕』の内容
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/05/12(土) 02:12:07.58 ID:LLn+ULRm0
ダメメイドにお仕置きプレイ
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/12(土) 02:21:01.63 ID:FYoCXuT90
手錠・目隠しの状態でフェラ+激しく後背位で犯す
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/12(土) 04:29:01.18 ID:aC09/9BFo
三角木馬を使ってのSMプレイ
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 21:58:30.00 ID:LiIL6ZeDO
マダー?
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/09/07(土) 07:47:54.97 ID:IY40u9k6O
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