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モノクマ「深夜枠に移動になっちゃった」白銀「えっ?」【安価コンマスレ】
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◆l29qlKqfi.
[saga]:2018/01/28(日) 23:59:32.84 ID:aLT2V5Vn0
目にしてしまったのは、肉と肉の激しい絡み合いだった。
「ど……だ!俺の……ち、だろっ!」
上を取って跨りながら腰を振りたくるのは荒々しい成年男性の肉体。鍛えているのだろう。割れた腹筋に太い胸筋。二の腕はたくましく、汗を滴らせる首には妙な色気がある。そして、下半身には夢野が触った事もないグロテスクなナニカが生えていた。とはいえ、全容は見えない。自分にも付いている穴に咥え込まれているからだ。じゅるじゅると出し入れされているのに抜けないのは、自分とはまるで違うむっちりとした太腿が如何にも固そうな尻を挟み込み、逃すまいと必死に締め付けているからだ。その肉感的な腿肉は直視するにも危険であった。自分の物とも男の物とも知れぬ汁を纏わり付かせ、眩しく照り輝いている。
茶柱「んんっ!負け……せんか、らっ!」
そう。目を蕩けさせ、喘ぎながらも必死に絞め付けで反撃しているのは夢野の友人だった。だが、表情がおかしい。舌を垂らして心底気持ち良さそうに微笑んでいる。汗に塗れた姿は何回か見たことがあるが、余りにも色気が違い過ぎる。妖艶。まるで発情した雌犬だ。男を毛嫌いしている筈の彼女がこんなにも愛しげに誰かを抱き締めるなんて有り得るだろうか。突かれる度に甘い声を漏らし、激しく身をよじるなんて考えたこともない。
夢野「なんじゃ、これは……」
茫然と呟く夢野の声は掠れていた。見てはならないと感じているのに目が離せない。親しい友人の情事だというのに喉が勝手に動いて唾を飲み込んでしまう。男の顔は歯を剥き出しにして獰猛に笑っていた。転子の方は挑発的に微笑み、男を笑い返していた。柔らかそうな女の乳房が固い男の胸筋とぶつかり、ひしゃげるように形を変えていた。
茶柱「ほらほらっ!どうですか、百田さん!気持ち良いですかっ!?転子の勝ちですよねっ!?」
気が付けば上下が入れ替わり、騎乗位で男を責め立てていた。ベッドに後ろ手を着き、我武者羅に腰を振るその姿。何時も聞いている筈の声だというのに、余りにも艶があり過ぎて誰の物か判らない。
茶柱「春川さんなんかよりも全然気持ち良いですよねっ!?転子の勝ちですよねっ!?」
こんな事を笑いながらのたまうなんて誰が想像できるものか。
―――――――そんな事を考えながら、夢野の意識は闇へと落ちていった。最後の最後、親友が此方を向いてにやりと笑ったのは気のせいだと信じながら。
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