アライさんトラップ研究所 専用チャンネル 2時間目

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1 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/14(水) 21:40:15.07 ID:68v9OOaT0
アライさんトラップ研究所 専用チャンネル
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1520694738/
2 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/14(水) 21:48:06.79 ID:68v9OOaT0
タイトル「タイプBの観察報告」

みなさん、こんにちわ。
アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。

今回は、タイプBの観察内容について、公開しようと思います。
とある1日の行動記録となります。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 21:51:28.46 ID:68v9OOaT0
>>2

まだ就寝中のようですね。

アライさん「すぅー... すぅー...」

アライしゃん「すぅー... すぅー...」

ですが、一般的なアライさん一家と違い、ある程度の距離を置いて眠っていますね。
一般的なアライさん一家ですと、母アライさんの傍に子アライさんが寝ています。
まぁ、この理由は後ほど分かると思います。

アライさん「ふわぁ〜...」

おや、母アライさんが起きたようです。

アライさん「今日もツライ一日が始まったのだ...」ハァー

起きて早々に、ため息をついてますね。

アライさん「よいしょ、なのだ...」ハァー

立ち上がると、壁の方へ向かいましたね。
そして、腰を下ろしましたね。

壁にもたれ、足を投げ出す格好になっていますね。

アライさん「チビはお寝坊さんなのだ...」ハァー

子アライさんを見て、またため息をついていますね。
そして、お寝坊さん、と言っている割には起こしに行かないんですね。

アライしゃん「ふわぁ〜...」

アライさん「ようやく、チビが起きたのだ...」ハァー

子アライさんも起きたようですね。

アライさん「チビ、おはよう、なのだ。」

アライしゃん「あ、おかーさん。 おはようなのら。」

子アライさんは起き上がり、足を広げて座りましたね。

アライしゃん「んしょ、んしょ...」コスリコスリ

尻尾の手入れを始めましたね。
それをただ眺めている、母アライさん。

アライしゃん「んしょ、んしょ...」コスリコスリ

アライしゃん「ようやく、きれいになったのら。」

カメラ越しでは違いは判りませんが、おそらく毛並みが整ったのでしょう。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 21:52:36.83 ID:68v9OOaT0
>>3

『ゴハンノジカンデス』

ガコン

食料の供給口から、二人分の食事が出てきましたね。

アライさん「今日のご飯なのだ。」ペタペタ

アライしゃん「たべるのら。」ペタペタ

アライさん一家が食事の方へ歩いていきますね。
ちなみに水については、画面奥の蛇口をひねればいつでも出るようになっています。

ただし、悪戯がひどい場合には排出制限を設けています。

アライさん「...」クチャクチャ

アライしゃん「...」クチャクチャ

アライさん一家は無言で食事をしていますね。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 21:53:45.69 ID:68v9OOaT0
>>4

さて、もうすでに、視聴者の方の中には違和感を覚えた方がいるかと思います。
そう、お互いが干渉しあっていないんです。

一般的なアライさん一家であれば、母アライさんが起きるのが遅い子アライさんを叩き起こす、子アライさんが食事を母アライさんにせがむ、など色々挙げられますが、そのような行動をとっていませんよね。

実は、このアライさん一家、血が繋がっていないのです。

タイプBは、生まれつきのパターンと、周りから迫害されてなってしまうパターンと、二通りあります。

母アライさんは過去に家族から迫害されて、別のアライさんの元で育てられました。
ですが、その親代わりのアライさんは衰弱死してしまったため、一人になってしまいました。

そこで、生まれつきからタイプBであった子アライさんを、このアライさんに預けた、というわけです。

タイプBは、他人から迫害されることを恐れて、不必要に干渉しようとしません。
そのため、一定の距離を取るようになっているわけです。
ですが、他人から拒絶されることも恐れているため、最低限のコミュニケーションは取るようになります。
そのため、生活がある程度出来ているというわけです。

迫害や拒絶を恐れている、というのであれば、一人で生きればいい、と思う方もいるかもしれません。
ですが、タイプBはそこまで神経が太いわけではありません。
それが、最低限のコミュニケーションに繋がるわけです。

過去に、実験としてタイプBを一匹だけにして観察したことがありましたが、大抵の場合、一日で精神を病んでしまい、死んでしまいました。
そのことを教訓に、タイプB同士を同じ部屋で生活させているわけです。

他にもタイプBのアライさん一家は存在しますが、全員がこのような家族構成をしており、血の繋がりはありません。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 21:55:26.44 ID:68v9OOaT0
>>5

さて、アライさん一家が食事を終えたようですね。

二匹揃って水飲み場に向かって、水を飲むようですね。

アライさん「どうぞ、なのだ。」

アライしゃん「ありがとう、なのら。」

コップに組んだ水を子アライさんに渡していますね。

アライさん「...」グビグビ

アライしゃん「...」グビグビ

アライさん「...」キュッキュッ

アライしゃん「...」キュッキュッ

無言で飲み、無言で洗う。
何となく虚しいものがあるかと思いますが、これがタイプBの日常です。

そして、食事前と同じ場所に戻り、時間を消費するのです。

アライさん「...」ハァー

アライしゃん「んしょ、んしょ...」コスリコスリ
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