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穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『54』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】

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197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/11(水) 03:57:08.72 ID:6HTZ/fks0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



      今回は此処まで次回は金曜日の夜!


      7月 13日 の夜21時00分頃予定!


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198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 04:04:37.80 ID:HrWt1Jlv0
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 04:06:41.83 ID:gnpvVT9ao
おつおつ
Fは読まんの?
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 04:16:54.83 ID:JCUwGCDe0
>>1乙 次回も気付かれないといいな さて穂乃果はどの辺りまで知ることになるのだろうか
穂乃果自身なんとなく白妙さんの世界線のことにも理解があるような感じなのが気になるが
白妙さんがずっと見てきた冷凍の子の事が主なのか 穂乃果の体担当の子の事情まで分かるのか
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 04:35:22.88 ID:JCUwGCDe0
ずっと3冊セットだと思い込んできたので日記同様C〜Eだと思ってたけど
確かに入手直後の11-949には【白妙の記憶C〜F】とあってそれ以降C〜Fなのと
コンマ表や1000特典に載ってる次回入手予定のものには
番号が書いてない「白妙の記憶」としてしか書かれていなかった
うっかりしててすみません
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2018/07/13(金) 21:30:27.51 ID:QTEsR1fi0
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
[特殊ログイン・ボーナス]+希望値400




  何を信じて

  何を欺き

  何を疑う


  何を得て

  何を奪い

  何を失う






 ―――――――これは…何かを頼りに『家』へ帰るための げぇむ




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
『希望値』>3660+400=4060/5000

『知識値』>7220

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/13(金) 21:42:32.44 ID:QTEsR1fi0



真姫「回りくどい言い方はしないわ、もう気になるならさっさと続き見なさい」


穂乃果「えっ」ドキッ





▽面食らった顔で真姫、っと『白妙の記憶』を抱えた花陽を眺めている穂乃果に声をかけ続ける



真姫「そんな顔で歩いてたんじゃ木にでもぶつかるわよ、気になることがある――ならそれをハッキリさせて踏ん切りつけるべきね」


花陽「あの…これ」スッ『白妙の記憶 C〜F』





穂乃果「…」



穂乃果「……やっぱり、そうだよね」



▽今抱えている謎や問題に向き合ってそれを打ち破った時、人は前に進める

▽だが、向き合っている謎が"具体的に何なのか"それが分からない場合は向き合うも何もあったもんじゃない




▽あの人のあんな姿は見たくなかった、あの人はどうしてこんなことを…


▽沸々と湧き上がって来た感情、…その『あの人』とやらがどんな顔でどんな名前なのかさえ知らないのに



▽だというのに、















▽ ・・


▽ ・   ・  … そんな感情だけは浮かんできて、ずっと悩ませる








▽真姫が言うように踏ん切りがつけるかどうかなんて定かではない、でも…現状打破の足掛かりくらいにはなるかもしれない





穂乃果「…行くよ」スッ


▽続々と周りに集まり始めた仲間を尻目に、高坂穂乃果は…   『あの人』が…白妙の魔物がまだ人間だった頃の記憶を読み込む
204 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/13(金) 22:02:09.35 ID:QTEsR1fi0



ピッ…ピッ…ピッ



「――さん、今日もお見舞いに来たんですね」




□あの日、私が彼女を背負い事故に遭ってこっち側へ来た日から数えてどれだけになるだろうか





白妙になる前の―『はい、…この子は私にとって全てと言っても過言ではありませんからね』




□若くして看護婦を務める彼女とはすっかり顔馴染だ、街から遠く離れた土地だというのに、熱心に住み込みで看病をする人だ






白妙になる前の―『本当に眠っているみたいね、…絵本のお姫様を思い出すわ』


「――さんの世界のおとぎ話でしたか?確か『白雪姫』でしたっけ」



白妙になる前の―『ええ、愛する人の手によって永遠の眠りから目を覚ます、ありきたりだけど素敵な物語よ』






白妙になる前の―『…現実は、そんな素敵な物語とはかけ離れてるけどね』



「…――さん…」



白妙になる前の―『ふふ、ごめんなさい辛気臭くなっちゃったわね』


「いえ!良いんです!こうして熱心に来てくださるんですもの、きっと目を覚ましますよ!頑張る人を神様は見捨てませんから!」



白妙になる前の―『"神様"…ね』





□励まそうとする彼女の気持ちはは嬉しかったけど、私は神様とやらが好きになれそうにない



□天は人を見ない、結局は人がソレを自分にとって都合のいいように解釈するだけでしかないから




白妙になる前の―『そろそろ行くわ…今日は、教授たちに会う約束だから』


「教授…あ、あぁ…あの…」


白妙になる前の―『…彼女達との意見交換は貴重よ?魔術もそうだけど医学にも多少の心得があるもの、将来的に―――を目覚めさせるためにも…』

205 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/13(金) 22:16:49.07 ID:QTEsR1fi0

―――
――



ヒュンッ


□…この"陣"というものには初めの内はよく驚かされたわ



□まるっきりドラえもんの秘密道具を思い出す、病院からこの施設までは馬車をお借りしても3日間掛かる程の距離なのだから








「――――!―−!」ブツブツ




白妙になる前の―『教授、お邪魔します』コンコン







眼鏡を掛けた少女「―――ブツブツ――…むっ! おお!!キミか!カカカ!よくぞ我が研究所に来たな!」



眼鏡を掛けた少女「今日もキミの世界の"かがく"とやらを教えて貰えるか?我が所員らもそれを基にさまざまな物を開発中だ!」


眼鏡を掛けた少女「ああ、待て待て、来客に対して失礼だったな、茶とクッキーを出そう、それとも梅干しでも――」



白妙になる前の―『いえ、それは結構です』


眼鏡を掛けた少女「そうか?」




白妙になる前の―『本日も<アーツ>と<ギミック・アーツ>についてご教授願いたいのですが』



眼鏡を掛けた少女「カッカッカッ!結構結構!勤勉なのは大いに良い事だ!教えがいがあるというものだ!」



眼鏡を掛けた少女「今日も治癒系の<アーツ>であろう!!寝たきりの少女の脳を治す為にだな!」



白妙になる前の―『はい』





眼鏡を掛けた少女「今日は吾輩の友人が此処へ来る約束でな、吾輩程ではないが奴も中々に優秀だ、お前さんの事を話したら興味を持ってくれたさ」



白妙になる前の―『ご友人、ですか?』



眼鏡を掛けた少女「ああ、吾輩と奴とで"4種の神器"の試作開発も手掛けた事があってな…今は、1つの施設を預かる所長の身分だ」


眼鏡を掛けた少女「ただ、…何をトチ狂ったか、最近モルモットと並々ならぬ関係を囁かれていたり、立場が危ういとの話も耳にしてな」
206 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/13(金) 22:26:36.86 ID:QTEsR1fi0



コンコン!




眼鏡を掛けた少女「むっ、噂をすれば影か」




ガチャッ…


白衣を着た少女「おっと、お取込み中だったかな?」


眼鏡を掛けた少女「気にするな、それよりお前さんに前話しただろ、彼女だ」



白衣を着た少女「…ああ!キミが例の、おっと自己紹介が遅れたね、私は――という者だ、よろしく」スッ



白妙になる前の―『−−さん、お会いできて光栄です』スッ ギュッ





眼鏡を掛けた少女「お前さんは数々の魔術論文を書いてきた、どうだ?目覚めん娘を起こす為の知恵を貸してやって欲しいのだ」


白衣を着た少女「そういうことなら任せて欲しい」





物陰から不安そうに覗く少女「…」オドオド



□ふと、入口の方からこちらを窺うウェーブの掛かった金髪が目についた




白衣を着た少女「遊宇くん、大丈夫だからこちらへ来たまえ」







□遊宇…物陰から覗いていた子の名前だろうか





眼鏡を掛けた少女「…おい、お前さん、これが噂のモルモット…こんなとこまで連れ出して上から色々言われるんじゃないか?」


白衣を着た少女「上にはこういうさ『様々な体験をさせることで感情を発達させる、それが欲望値の研究にも繋がる』とね」



遊宇「…所長」ギュッ


白衣を着た少女「大丈夫だ、安心したまえ」ナデナデ


遊宇「…」カァ///



眼鏡を掛けた少女「はぁ〜〜…−−、話を戻すぞ、寝たきりの少女の件でな」
207 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/13(金) 22:38:09.54 ID:QTEsR1fi0


―――
――





白妙になる前の―『今日は貴重なお時間を頂きありがとうございました』



白衣を着た少女「いや、私も中々興味深い話が聴けたよ、こちらこそありがとう」


眼鏡を掛けた少女「カッカッカッ!全くだな!魔力も使わずに人類が星の海に進出するとは末恐ろしい技術だな!」


遊宇「お星さま、近くで見れるの?」





□ふと、時計の針を見れば短針は私が此処を訪れた時から6つ分、数字を跨いでいた


□それだけ、この『月』の所長さん、そして『魔術師』で開発に携わる教授の話は楽しくて有意義だった










白衣を着た少女「それにしても…キミたちが此方の世界にどうして来れたか…私なりに仮説を立てたが聞いてくれるかね?」





□私は、空になったティーカップを眺めていた


□顔を上げて、所長の顔を見やる、教授は腕を組んで静かに眼を瞑り…遊宇さんは所長に言われてお茶を汲みに行った







白衣を着た少女「さて、彼女がお茶とお菓子のおかわりを持ってくる間のちょっとした他愛も無い話さ」



白衣を着た少女「――くん、キミの世界には"アストラル結晶体"…いや、アストラル体の概念が無いのだったね」





□この世界にはある存在する概念、私の世界で言うならそれこそ漫画やゲームに出てくる魔力というモノだ


□それがこっちの世界では普通に存在して大気中に漂っていると






白衣を着た少女「まず、真っ先に別の世界から此方側に何かが流れつくという事で思い当たるのが【迷家<マヨヒガ>】だ」


白衣を着た少女「これに関してはどれ程、ご理解の程を?」

208 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/13(金) 22:52:02.62 ID:QTEsR1fi0




白妙になる前の―『無数にある平行世界から神隠しにあった物が次元の狭間を流れてきて』



白妙になる前の―『最終的に漂流してきた物がこっちの迷家という存在から出てくる』


白妙になる前の―『迷家は謂わば、漂流物を掴む網のようなモノで、そこに運良く掛かった物がこの世界に来る』







白妙になる前の―『郵便物を受け取る為だけについてる玄関の郵便受けのようなモノですね』


白妙になる前の―『向こう側からこっちに入ってくることはできる、でも此方側からは外に発送できない』





□"自宅の玄関先についた郵便受け" は荷物を受け取る事は出来ても、他所へは贈れない





白衣を着た少女「ふむ、概ねその認識で合っている…1つ付け加えよう」



白衣を着た少女「マヨヒガは…極稀に本当に小さな生物が紛れ込む事はある
         だが人間サイズの生物が来るという事だけはこれまでの例からも一度だってない」





白衣を着た少女「もっと言うならばこの世界に、別の世界から人間が迷い込んできたというケース事態、"厳密"に言えば無いのだよ」






白妙になる前の―『…すいません、意味をもう少し分かりやすくお願いします』





白衣を着た少女「そうだね……ん?あぁ、ありがとう遊宇、そちらの二人にもお茶を頼む」



白衣を着た少女「さて…原則としてマヨヒガという"穴"を通って此方に来れるモノは『無機物』であると考えて貰って良い」



白衣を着た少女「石ころ、食器、本、小さな機械、金属の塊、…そして情報だ」






白妙になる前の―『…"情報"』ピタッ





眼鏡を掛けた少女「…お前さんも此方での暮らしも少し慣れてきたはず、吾輩たちの世界にお前さんのトコの伝承や伝記がある事」

眼鏡を掛けた少女「おかしい、と思わんかったか?発明王エジソンだの…ギリシャ神話だの、別の世界の偉人の知識<コラム>や神話が何故ある?」

209 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/13(金) 23:06:30.48 ID:QTEsR1fi0




白妙になる前の―『こっちに本が流れて来るので、それで知られているのかと…』




眼鏡を掛けた少女「にしても、魔物娘共が…それも気が遠くなる程昔から生きてる連中がその種族<ルーツ>を持ってる、変だと思うであろう」




白衣を着た少女「こっち側に流れて来るのは…『無機物』…生命体でも何でもない『物』だ」


白衣を着た少女「その『物』というのは…何処までが"物に含まれる"と思う?」






白衣を着た少女「…人の感情や想い、希望…恐怖……」




白衣を着た少女「ただ、認識できたり、形にならないだけで、精神のエネルギーは確かに存在している」


白衣を着た少女「それこそ、目に見えない塵埃や粒子が大気中に漂っているのと同じさ」





白衣を着た少女「人が心の奥底で怖いと思った感情のエネルギー、嬉しい事や楽しかった…希望に溢れた思い」








     白衣を着た少女「そういった精神的な概念、思想もある種の『物』、として扱われているとしたら?」


     白衣を着た少女「一緒に流れ着いた『目に見える物体』とは別で、『目に見えない物体』が気が付けば大気中に漂っているとしたら?」





眼鏡を掛けた少女「…−−、お前さんが『月』の施設で職務に勤しんでいる最中にも書いてた論文だな、【精神エネルギー<アストラル体>】とは何か」







     白衣を着た少女「お化けや怪物、現実に居もしない存在の情報<データ>が次元の壁を越えて、こっちに漂流して…」



     白衣を着た少女「それがこっち側で、キミで言うところの化学反応とやらを起こし、視えない粒子が視えるくらいに集まって…」


     白衣を着た少女「受肉、何も無い所から突然、人型生命体がパッと現れる、っと」






  白衣を着た少女「魔物娘と人間の女性の間に出来た子供は、普通の人間のように胎児で産道を通って生まれない」

  白衣を着た少女「"気が付いたら"そこに人型の生命体が存在している、何の前触れもなく突然現れる…」


   白衣を着た少女「確証は持てないし、それを立証できない…あくまで私の仮説でしかないがね」
210 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/13(金) 23:17:36.67 ID:QTEsR1fi0











□…なんとなく、わかってしまった気がする











白衣を着た少女「…キミたちはこの世界に来る前に、確か、"クルマ?"だったかな…大きな鉄製の馬車に撥ねられたのだったね」


白衣を着た少女「それが――さん、キミの覚えている限り最後だったと」





白妙になる前の―『……』コクッ





白衣を着た少女「…無機物では無い者、有機生命体…要は人間のような生物はマヨヒガから来ることはできない」




白衣を着た少女「…極稀に小さな微生物ならばあり得ないことも無いが、肉体を持った人間はまず来れない」










    白衣を着た少女「…肉体が無かったら? "『生き物』のカテゴリーから外れた存在"だったらなら?」







 白衣を着た少女「おそらく、クルマとやらに撥ねられた時に、『生物』ではなく【物】になったんだ」




 白衣を着た少女「先程、『別の世界から人間が迷い込んできたというケース事態、"厳密"に言えば無い』と言ったね」







  白衣を着た少女「別の世界から、生きてる人間が来た、というケースはない、だが―――」



  白衣を着た少女「――― 大気中に漂うアストラル体…つまり……知識値<データ>と化して此方側に来た、というケースはある」


  白衣を着た少女「知識<データ>…情報であって、生物ではない、本の上に乗ったインクと同じただの『物』だ、だから"厳密"に言えば無いんだ」
211 :世界線 No.『RG-66666555554446』 [saga]:2018/07/13(金) 23:29:33.77 ID:QTEsR1fi0
白妙の記憶D



【西木−ザザッ病−ザザッ】









白妙になる前の―『………』



…ガクッ




白妙になる前の―『ぁ―――あ、ぁぁ…』ポロポロ






「ひっぐ…うぅ、ううっ、なんで、なんでなのよっ!!」

「…結局、私達がやって来たことって何だったんでしょうね」

「3ヶ月…っ、悪魔から、ずっと救ってきた、つもりだったのに…」

「は、ははは…タイムリミット過ぎて、試合終了…かと思って油断してたらこれやもんな…悔しい、やんなっ!」


「…【超高性能バウリンガル】にももう何の反応も無い、…【アルパカ小屋】に行ってももう何も、誰も言わない…」ギリッ










□…彼女の友人が集まって何かを話していた、意味の分からない単語が多かったことも相まって私にはあの8人の会話内容がどうでもよかった






「……−−−」


白妙になる前の―『……』ポロポロ




□私の名前を呼ぶ声、隣には同じ、【UTXザザッ】でスクールアイドルをやって来た親友が重々しい顔で立っていた




「――――さんは、死んだワケじゃないんだ、きっといつか目を覚ます…だから、その」



白妙になる前の―『……』



□最後まで彼女の言葉を聞かずに逃げるように、私は病室を出て行った…あの場所に居たくなかった


□認めたくなかった

212 :世界線 No.『RG-66666555554446』 [saga]:2018/07/13(金) 23:36:21.59 ID:QTEsR1fi0


―――
――




□目を覚ます、…ああ、嫌な夢だった


□昨日は、夢の中で最後まで話を聞いてあげなかった―――が来たんだったわね





□洗面所に行って顔を洗いたかった、涙の痕、指でなぞって分かるくらいに感触があったもの









白妙になる前の―『………』





白妙になる前の―『ひっどい顔ね…ふふ、本当に、ひどい顔だわ』







□鏡に映った自分は、頬なんか自分でも分かるくらいに痩せてて、髪もボサボサで目元なんてアイシャドー塗った覚えも無いのに真っ黒で







白妙になる前の―『……』








□いつだって欲しいモノは何だって手に入れて来た




□自分の手で走って、自分の力で掴み取って来たつもりだった







□心の底から欲しいと彼女をみて思った、心の底から愛したいと願った…そして想いが伝わって手にして…その直後でこれか




□神様とやらは余程、私が嫌いなのかもしれない


213 :世界線 No.『RG-66666555554446』 [saga]:2018/07/13(金) 23:54:13.15 ID:QTEsR1fi0

―――
――




□あれから、どれだけ経ったかしら


□ラブライザザッ勝戦において、9人に勝ったことで私達3人がニューヨーク行きになった
   私の回復の為本来の予定より向こうでの公演は遅れさせてもらっていた、だけど結局私は回復する兆しが無く…



□−−−、−−−−…二人には最後まで迷惑かけたわね、ごめんなさい




□二人だけで日本を発ったのが昨日、帰って来るのが3日後、だけど…私はきっとこの世に居ないと思う



□1通の嫌な知らせが、きた…









□彼女が脳死と告げられてから今日まで、この通知を一番恐れていたかもしれない


□こんな、一枚の紙きれが…夢にまで見る程恐れたのだ





□…あの子の、葬儀の知らせが






□この寮室が完全防音で良かった、二人が居なくて良かった


□滅茶苦茶になった部屋の机の上に書きなぐった文字の書を入れた封筒を置いて私は飛び出した

□ごめん、後追い自殺とかするなよって約束破るわね






□私は、その晩、これは本当はまだ生きてるんじゃないか、そう思える程に美しくて、愛おしい彼女を背負った




□……

□"これは"…? ふ、ふふ…ふははは…うふふふ!!これ! "これ"か あはは…なによその言い方、『これ』なんて、もう生きてない物扱いじゃない





□あははははははは!!!


□ははははは!!!


□……


□………認めたくない。 頭では認めたくない、と願う、 でも咄嗟にでた言葉が、…もう、ね
214 :世界線 No.『RG-66666555554446』 [saga]:2018/07/14(土) 00:00:40.60 ID:LjD1cxg10



□私が背負ったこれ……




□私が、背負った"この子"…この子は…思いの外、重かった





□こんなこと口に出したら、「も〜!私太ってなんかないよぉ!」なんて言いながらポカポカ叩かれるかもしれないわね



□なんて事を考えてた














□寝静まった街




□草木も眠る【丑三つ時】…






□雪が降り積もる中、息を吐けば真っ白になる中、私は彼女と何処へ行く気だろう、自分でも行く先なんて分からない








□目を瞑る



□この子が居て、笑ってくれて、ついつられて私も微笑んで




□…ご両親は私達の関係を否定したかもしれない、それなら海外へ駆け落ちしてでも良いとすら思った




□もうこの子は笑わない、何処に行っても私に笑いかけてはくれない



□声も聞けない、動いてもくれない






□私はずっと先の見えないままに歩いてた…



215 :世界線 No.『RG-66666555554446』 [saga!nasu_res]:2018/07/14(土) 00:04:06.65 ID:LjD1cxg10
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   いやっふぅぅぅぅ↑↑ わたくしさま またまたさんじょー!


   今時はやりの てんせい いってらっしゃーい!キラッ★




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216 :世界線 No.『RG-66666555554446』 [saga]:2018/07/14(土) 00:11:49.02 ID:LjD1cxg10




□ ひどく、不愉快な声色が聴こえた気がした




□ どこまでも調子っぱずれで、人の神経を逆なでするような、癇に障る声というのはきっとこんな感じなのだろう








□ 他人事のように思った








□ 草木も眠る丑三つ時の夜道、突然点灯した二つのライト、自動車の駆動音











□ 鈍い衝撃、身体の内から聴こえて来た何かが潰れる音…一瞬目に映った、誰も乗っていない無人の車が電柱にぶつかり火を噴く瞬間





□ 私と彼女が橋の上から凍える程に冷たい川に投げ出される瞬間、それが私の覚えている最期だった





□ …もっと、静かでこの子と穏やかに眠れる最期が良かったな










―――
――






「次のニュースです、昨晩、路上駐車されていた軽自動車が電柱に激突した事件です
          エンジントラブルが原因による急発進との事で工場側がリコールの呼びかけを――」







217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 00:15:15.20 ID:/nKAi/xK0
かみが生きてる世界線か…
218 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 00:23:05.27 ID:LjD1cxg10


――――
―――
――






チチチチチ…





□ …冷たい水底に放り出されたのが最後に覚えている光景だった


□ 陽射しと鳥のさえずり、真っ白なシーツ…病院に搬送されたのかしら


□ よく生きてたわね私…ううん、私なんてどうでもいい、あの子は…






「! た、大変!司祭様!眼を覚まされたみたいです!!」ドタバタ




□ 慌ただしく出て行った女の子の服装はどう見ても看護婦のソレでは無かったわ



□ 教会のシスターさんって感じで、キリスト教か何かで?…いえ、此処は病院じゃないの…?




□ 痛む頭を押さえていたら、慌ただしく出て行った子が大人を連れて此処へ来た…



「良かったわ…!眼が醒めたのね…あ、貴女の服だけど汚れが酷かったから洗濯させてもらったわ」




□……あ、私、裸だ





□ 急に恥ずかしくなって、真っ白なシーツで身を包むようにシーツを引いた




「あらあら…ごめんなさいね、酷く凍えていたからびしょ濡れの服を着せたままもどうかと思って…」



「あっちの部屋に昔私が使っていたローブがあった筈よ、…ええ!そうよ、白妙で出来てる奴よ!すぐに持って来て頂戴!」


バタバタ…


「慌ただしくてごめんなさいね、貴女と一緒に居た子は目を覚まさないけど、息はしてるわ安心して」



白妙になる前の―『っ!? "息はしてる"!?  生きてるんですか!』


「え、えぇ…落ち着いて?  貴女名前は言える?」


□私が 此処へやってきた初日がこんな感じだった…
219 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 00:41:58.59 ID:LjD1cxg10
白妙の記憶E

―――
――



「きゃああああああああああああああ"ああ"」

「うわぁああーーーっ魔物だぁ!!!」





白妙になる前の―『きゃっ!』


「―――さんっ!」ガシッ


白妙になる前の―『し、司祭様』


「立つのよ!早くシェルターに逃げなさい!」


白妙になる前の―『し、司祭は――』


「私はまだ逃げ遅れた子を!」




□けたたましい音が耳に突き刺さる


□昔の戦争映画で爆撃機が爆弾を落としに来る映画、防空壕に避難する昔の人の気持ちを今なら分かる



□アラーム音に混じって人の悲鳴、街の至る所から上がる煙と火柱、何度見たか分からない






―――
――




「あぁ…もう、この辺りは駄目だ…」

「聞いた?『千歳橋通り』は完全に壊滅状態だって…」

「っ、千歳橋って…白木さんの家があるじゃないか!」



「あ、あの『紫苑女地区』に暮してた方はいませんか!く、黒羽咲良――私の知り合いの子が居ないんです!」



「『青藍区画』は…やっぱ無事だよな、【女帝の館】付近だし…」

「上流階級が住んでる区画だから…ちっ」
「おい…止せよ」



「『東雲4丁目』から避難してきた人はこっちへ!…くっ、理華が…所長が生きてさえ居てくれたら!!」




白妙になる前の―『……』


□近頃、魔物の動きが活発化し、大規模な大攻勢が展開されているとは聞いていた、犠牲になり行方の分からない人も数えきれない

□街の大半、通りや区画も殆どなくなっていて…この世界で私が知り合った人も、当然、亡くなっていく…
220 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 00:55:30.47 ID:LjD1cxg10
―――
――


□外が静まりかえり、シェルターを出てみれば…辺り一面が更地だ

□私は前から決めていた事を実行する時だと思った



□…


□…まだいくらかマシだった頃、平和とは言い切れなかったけど、それでも笑ってられるくらいには余裕があった頃


□所長、教授…それから遊宇さん、4人で集まって医学と<アーツ>を組み合わせた研究を進めたり




□教授の作った水上ジェットボートで、本来なら半日掛かる裁判所までの道のりを1時間で往復したり


□所長の趣味で4人で雪山の山頂を目指して星巫女さん…と比較的に友好的な魔物娘とちょくちょく会って談笑したり






□だけど、それももうできそうにない






「……そう、貴女、行ってしまうのね」


白妙になる前の―『…今日まで行く宛ての無い私のお世話をしてくれた事、一生忘れません』バッ!



「うふふ!…私も自分に娘が出来たみたいで楽しかったわ」



白妙になる前の―『―−っ!』



□これ以上此処にいると泣きそうになる…だから足早に私は去った、矢澤ザザッんに勝った思い出の【運命ダイス】を置いて行って

□あるいは、形見のつもりだったのかもしれない









□私は白妙で出来たローブを着て、【悪魔像の祠】へ脚を運んだ




□一か八かだ、所長らから貰った医学論は私が寿命を迎える前に完成するかどうか分からない


□そもそも、非力な人間でそれまでに生きられるかすら分からない




□ローブの下には、所長、教授、遊宇さん、3人が遺してくれた贈り物がある



□あの子を目覚めさせる為のこれまで研究を重ねたまま未完成の魔術医学論文、遊宇さんのデータから【色欲】【喰人欲】抑制の試作型腕輪…

□…あとは、賭けに私が勝てるかどうかだ
221 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 01:02:13.04 ID:LjD1cxg10
――――――――――――――――――――――
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―――――
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―――
――









              ―――結論から言おう





















■   私は、賭けに勝った





■   何の種族<ルーツ>に気に入って貰えたのか、まだ自分自身分かっていない、だが何かが自分の中に入り込んできたのは分かる



■   力が溢れだすのも分る…  …あの子への愛が一層強くなった













■      喰ってしまいたい






■    知りたくなかったけど、今なら分かってしまう…化け物の気持ち、ああ、段々何の種族かもわかって来た…



■    けんきゅう せいか の 腕輪を つけ よう【色よく]【喰じん欲】をおさえる うでわ…



           カチッ



□  ………試作品は完璧だったみたいよ
222 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 01:08:11.40 ID:LjD1cxg10



――――
―――
――




「ぐぎゃ――ッ」ザシュッ

「お前なんぐっぶ」ズジュ!ブシャアアアアア













   "白妙になったばかりの魔物"『……白雪、この先に居るわね?答えなさい』







「き、さま…どこの陣営の者、ダ」








   "白妙になったばかりの魔物"『陣営?…私は貴女達みたいにくだらない陣取り合戦がしたいわけじゃないわ』ブンッ






「ぎびっッ!?」ザシュッ





   "白妙になったばかりの魔物"『……貴女達は未来のの事を考えず人間を絶滅させた』



   "白妙になったばかりの魔物"『そして今じゃ、生き残った者同士で醜い奪い合い…そんなのが居たんじゃ』



   "白妙になったばかりの魔物"『いつか私が拠点で保護してる"あの子"を襲いくるわ』



   "白妙になったばかりの魔物"『降りかかるかもしれない火の粉は大火に変わる前に握り潰す、…私の考えている計画の為にもね』



223 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 01:25:47.01 ID:LjD1cxg10

―――
――




「ひ、ひぃぃ…なんてことなのよ、ついに大激突が始まった…」


「三つ巴の戦いどころじゃない!あの御方…  白雪の【リヴァイアサン】だけじゃなく…」


「デカい鎌振り回す白フード…白妙の魔物…だったか」




「白火の【アンラ・マンユ】がこの世の火属性魔物娘全員を引き連れて最終決戦を開始したぞ!」




「白雪…白妙、 白火に白亜…月白までいやがる…」





「白練の魔物が墜ちた!ボルカノ火山が吹っ飛んで地中からマグマの噴出が―――ああ"あ"あ"あ」ボジュッッッ

















□ …身体中が痛い、私はなんとか立っている…周りはもう誰も居ない



ゴゴゴゴゴゴ…









□…世界が壊れてく、完成したジグソーパズルが今私の立っている大地だとするなら、下から誰かが握り拳で何度もパズルを殴りつけてるみたいだ




□溶岩が噴出して融けていく大地、海水が全部毒々しい色合いで水面の匂いを嗅いだだけでバタバタ死んでく鴎、風に運ばれるだけで腐れていく土地



□……




□私の種族<ルーツ>が……  【バハムート】で良かった…  バラバラになる世界、断片を可能な限り掴んで繋ぎとめて…


□どんなに小さくても良い、 それこそ半日掛からず世界の端から端まで行けるくらいの箱庭でも良い…繋ぎ留めなきゃ


□…外からアイツ等の毒で汚染された毒海水の腐臭が漂う…まだ無事な土地をつなげて土台は造った、周りに壁を…

224 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 01:29:28.16 ID:LjD1cxg10





















                     白妙の記憶 F












225 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 01:40:57.33 ID:LjD1cxg10









白衣を着た少女「――と、まぁこれが私の仮説だ……キミにはショッキングな話だったかな…」






白妙になる前の―『…いえ、なんとなく、わかってました』






白衣を着た少女「ふむ、そうか……キミは強いのだね」


眼鏡を掛けた少女「カッカッカッカッカッ!!!!それもそうだ!なんで吾輩の一番弟子だからなァ!」




白妙になる前の―『…ふっ!ふふ、そうですね』




眼鏡を掛けた少女「なっ!何故笑う!そちらの世界の情報の駄賃としてこっち側の魔術論を教えるのだ!
                     講師と受講者の関係!つまり吾輩の弟子で間違いないではないかっ!」ガーン







白衣を着た少女「しかし、不思議なモノだね、夜道を歩いていたら、誰も乗っていない車が突然暴走してキミたち二人を撥ねたか」

<オーイ!ムシスルナ!




白衣を着た少女「それに、背負っていた寝たきりの子はこっちに来たら意識不明なのは変わらずだが息を吹き返した、か…キナ臭い」

白衣を着た少女「何者かの意図すら感じるな…案外その世界にはキミたちの人知を超えてた化け物が本当に居たとか―――」





      眼鏡を掛けた少女「 吾 輩 を 無 視 す る な っ っ!!!」ウガァ




白衣を着た少女「あ、すまない…」



眼鏡を掛けた少女「ぜぇ、ぜぇ…まったく、それよりそろそろ帰る時間じゃないか?あの教会の司祭が心配するであろう」



白衣を着た少女「むっ、…思った以上に時間が過ぎたようだね、楽しい時間というのは体感時間が早いモノだ」


白衣を着た少女「続きはまた今度話すとしよう、さ…私達でまとめた医療<アーツ>に関する論文だ」


白衣を着た少女「今あるコールドスリープ機能の機械も更に改良した設計図も次までには完成させておこう」


226 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 01:42:49.62 ID:LjD1cxg10




白衣を着た少女「では、また会おう…ええっと―――」






























                白衣を着た少女「綺羅ツバサくん」
















       白妙になる前の―綺羅ツバサ『はい、所長さん今日は本当にありがとうございました』
















227 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 01:48:56.49 ID:LjD1cxg10

―――
――







ツバサ「…ん」






□ 私は、機械仕掛けの棺桶の上で眠ってしまったようだ




□ ひどく懐かしい夢



□ まだ教授も所長も、遊宇さんも居て、司祭も生きていらっしゃった…私が腕に手錠のようにこの腕輪をつける前、人間を辞める前だ








ツバサ「…」ゴシゴシ





ツバサ「涙の痕がくっきりついてるわね、洗面所で顔を洗いましょう…」






ツバサ「…」スタスタ…ピタッ



ツバサ「ひっどい顔ね…」




□鏡には、ローブのフードを外した自分の顔が映ってた、涙の痕が渇いてカピカピで、眼も泣き腫らして真っ赤で




□…デジャブを感じるわね













□ 自分以外の全ての魔物を葬った後、この小さな小さな楽園を創った、視えない壁の向こう側には行けない


□ 見える範囲よりもずっと、ずーっと先は、腐った死の大地……無駄に広くする必要なんてない、視界に入れたくないしね


228 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 01:56:09.83 ID:LjD1cxg10




ツバサ「…なんで、かしらね」








ツバサ「本当に神様って人は私が嫌いみたいよね…」









□唇をかみしめた




□なんでなんだろう






□やっと、完成したのに、…寝たきりの貴女を完全に起せる医療技術が完成したというのに…っ




□この箱でいつまでも歳を取らずに眠り続ける貴女を起こせるのに!!…それができない











ツバサ「…冷凍保存中の貴女と違って、人間として生きてた私は少しだけ背が伸びたわね…」


ツバサ「大学生くらいの年齢だったかしらね、魔物娘化したのって…あれから顔も何も変わらなくなったわ」









           □人を…人格を構成するモノはなんだと思う?


           □そう問われれば、答えは複数あるが…私の場合は"体験"だと思う



           □人生で生きてきて、例えば親から『愛』を貰ったとする


           □悪い事をしたら、ちゃんと叱って、良い事をしたら褒める、それ1つの違い…『教育』もそう




           □その人がこれまで生きてきて学んだ、与えられた"体験"が今現在の人格形成に繋がる、と


229 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 02:05:18.15 ID:LjD1cxg10




           □誰かに優しくされた思い出、誰かと過ごした思い出や楽しかった記憶…それが1つの人間性にもなる



           □もしも、もしもの話だが……中身が無い、人間はどうなると思う



           □何の思い入れも、記憶も何も無い空っぽな人間、虚ろな中身のない人は…













   - ツバサ『…遂に!遂に!完成した!これでこの子を目覚めさせることができる!!』-



   - ツバサ『…今すぐにでも!――――』-







   □あの日、気が付いた…、幸か不幸か、完成した直後で





   □白衣を着た所長はこんな論文を書いた、【この世界は大気中に知識値<アストラル体>が漂っている】




   □まだ所長ですら完全な解明はできていないけど、どういう理屈か…

       この世界は人の記憶や覚えた知識が抜け落ちて、それが夏場のアイスクリームさながらに溶けて大気に混ざる






   □雪山なんかにはその融けて大気中に粒子の如く混ざった、人の知識、記憶が結晶体―――知識値<コラム>となって発見される












          ▼"三時間が経過した!" 人の記憶から思い出がきえていく! 溶けだしていく!










            魔力冷凍保存装置の棺に "何年も" 入った誰か『――――――――』

230 :世界線 No.『SG-000000000000000001』 [saga]:2018/07/14(土) 02:14:16.52 ID:LjD1cxg10




              - ツバサ『―――――――――』-







□声に、ならない





□その日、気が付いてしまった…






□もし、今、目覚めさせたとしよう




□目覚めた時、そこに居るのは…"自分の恋人で、自分が何を犠牲にしてでも護りたいと願った人の人格"なのか…






□初めて、デートした日、手を繋いだ時…自分と彼女だけが共有していた『かけがえのない思い出、希望にあふれてた時間』



□自分が苦しい時にそっと、それとなく励ましてくれた気持ちや優しさ…









□その何もかもが無くなっていたら

□心臓は動いてる、脳は動いてて、喋ることもできる…体も動く







□だが、"本当にそれだけ"になってしまっていたら…?  記憶の無い人は、奥底にある小さな、1bit分の思い出からでも少しずつ断片的に思い出し


□そこから本来の自分、の行動や言動、思考ができていくだろう









          ―――――もしも、その1bit分の知識<データ>すらも、完全に存在していなかったら?

          ――――完全にメモリが壊れていて、その人の本来の形が読み込めなかったとしたら…






             それに気づいたツバサは…絶望した……
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/14(土) 02:20:03.30 ID:LjD1cxg10
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲






ザザッ…







             白妙の魔物…判定





※記憶を終盤付近まで見た事で察しやすくなっている…




   01〜32 ツバ…白妙の魔物が察した
       白妙戦が逃走コマンド使用不可能になる+殺気だった戦闘判定コンマ表になる

   それ以外 悟られなかった

          直下



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232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 02:35:30.73 ID:B0bpDsgw0
はい
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 02:36:50.30 ID:B0bpDsgw0
なんだかすごくうれしい あとFまで読んでくださってありがとうございます安価下
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/14(土) 02:46:34.09 ID:LjD1cxg10
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


        短いですが今回は此処まで



   次回は 火曜日の夜 7月17日 23時00分頃予定



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235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 02:52:06.81 ID:PaAKTiKJO

今までメタ視点の読者しか分からなかったけど
これで穂乃果側が白妙さんがバハムートだってわかったんだよな。
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 03:11:46.40 ID:qsuEYlNl0
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 03:49:09.14 ID:B0bpDsgw0
>>1乙 @この世界に穂乃果を呼び出す直前 A結ばれた穂乃果が酒気帯びに引かれて植物状態に
Bラブライブ決勝戦前のダイス勝負 Cこの世界の病院に預けたあと理華遊宇教授
D焼かれる前に穂乃果を連れ出し再び轢かれ転生する E魔物になり殲滅し生き残る
F理華教授と魔翌力冷凍保存装置の棺の誰か 
時系列で言うとBADC(F前)6-574 9-952 2-143 1-911E(F後)@かな
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/07/14(土) 09:50:00.16 ID:KLHHDFaB0
おつー
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 13:52:41.54 ID:TiA+GzLPo
これ白雪の日記と白妙の日記、世界線が違う?ということでおけ?
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 14:28:26.44 ID:vI6YTQse0
せやな、違う世界線で合ってる
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:15:43.13 ID:6hWKGA9G0
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[ログインボーナス・コラム]知識値+300


   簡単すぎる人生に、生きる価値などない。


 <ソクラテス 紀元前399年 古代ギリシア哲学者>

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『希望値』>4060/5000

『知識値』>7220+300=7520

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:26:51.89 ID:6hWKGA9G0




―――――ブゥン




▽額に当てた、アストラル結晶体……『白妙の記憶』は確かにその映像<メモリー>を使用者に視せた

▽役目を終えたそれはサラサラと崩れていく、コーヒーカップに投入する角砂糖が1つ、融けて無くなる様に…




▽消える前に我先にと、急ぎでそれを回す者…先の状況の再現だな、と冷静に穂乃果から見た映像だけを引き出す者…全員にそれは共有された




 : : :/: : : : : /   |: : : : : : :| {      ` V : : : : |′´          |: : : |: : : 从
.′:/: : : : : /    i|: : : : : : :| x≦f 笊苅ミV : : |:|   斗 笊苅ミメ | : : ハ: :/: :∧
{: : {: : : : : :{   从 : : : : : ‘, \ ヒzzzソ  ∨: :N   弋zzzzソノ  : : /」}/: : : :∧
∨ ト  : : 从  .′: :、: : : : ‘,        \{           / : /,ノ : : : : : ∧
 V{ \ : : ハ {: : : : :\: : : : :、                 . : /: : : : : : : :} : ハ
.  \   ヽ: : } ∨: : : : : \: : : \        '        /ィ" : : : : : : } : ∧ : :}
       }: /  ∨: : : : : : :`⌒ヽ}       __ __      /: : : : : : : :/: /  V }
      ノイ    ∨: : : : : : : : : 个 .            . 个 : : : : : : : /: /   V}
             \: .,s≦ | i|  、≧s., __ .,s≦  :| i| ≧s.,/: イ     り
           x≦       | i|    \      /   :| i|      ゚'*。.
         /′ /      V〉    `¨¨V¨¨´      / /       V〉 \
        / |   ′      V〉___ /`}´\ __/_/_         V〉:} 丶、
      〃   |  |       {ニ//ニニ//:`Y¨Y´ /ニニ//ニニ}      | |
     {    |  |       ∨/ニニ//ニニ|ニi|//ニニ//ニニ/         | |    }



穂乃果「……」










穂乃果「…そ、っか…わかっちゃったよ」








穂乃果「…あの人は―――」






            , <  ̄ ̄>、
           /        \
           ./            \
         .′            ヽ
            |              }
            |             ノ
       /¨≧s。.     .。s≦ ̄>、_
     , <ヽ    `¨¨¨¨´     。s≦`ヽ
     ./             > ´     ヘ
    /                      }、
  ,ィ           --─ '' ´        >、
  .{ 、   \                     , -、/
   ヽ!\   ヽ              /   /: : |
   .| : : ヽ                /  ./: : : : ヘ
    .!: : : :/ヽ       __..> ´> ´!: : : : : : :ム
   /: : : /  ` <_____.。s≦ マ ム: : : : : : : :ヽ
  ./: : : /      }: : : : : : : : : : : {   マ ム: : : : : : : : ム
 /: : : /      i }.:: : : : : : : : : : :',    ', ヘ: : : : : : : : ム
./.:: : :,'         }ノ: : : : : : : : : : : : マ   }  ',: : : : : : : : :ム
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:30:56.76 ID:6hWKGA9G0




――――――バサッ…














        /        /       \ \
      V         /     / ∧   \ \
       /  /     / / //// ヘ |ヘ     ヽ
      ,  /    / /  / ´ ´    | ヘ|ヘ   ヽ
     ,  ,    / /             | 、    ヽ
      |  i :   :::::  ― 、           i     ,
      |  i :  ::::       ` 、         | |   |
     |::  i :  ::  マ===、、       -―-- | |   ,
     |::  r、 ..  、  ` Y__)ハ癶      ,___  | ,   ,'
    ノ:: Y ヘ :: ∧  乂::ツ      彡テ〒ミ ノ , ,
   ノ::   | ヘ::  ∧           乂::ツ " / / /
  /::    ヽ ヽ:: ヽ\               / / /
  / /     ヽ-ヽ::  ヽ `、      `    ノ .ノ 人
  |::/ |  |   ,  ヽ:: 、 ヽ  ヽ        ノ // |
  ヘ| ∧ λ ト |、   i  i 、|      ´     ノ / ∧ |
   `  `、 ` `| ヽ| N  } ノ、        < /  い |
      `     , | |::リ  ヽ __  ィ ´x  ,乂 乂 ノ
          / リノ      Y、 イ― へ  \
        // ノ ` 、   / ∧ヽ、 _  `  `
       /ぃ |    /\/\  Y \` ――――- 、
    >  ぃ  |    山ニニニ-山、  |    ` ぃ     / ヽ
 >   ぃ   i  / iニニニi  \ |    ぃ    /  ヽ
'     `ぃ    i/   iニニi    |   <ぃ    /    ヽ
      > >  ヘ    /ニニヘ   ,    \\ /      i



















   穂乃果「…ツバサさんだ、ツバサさんなんだ…っ!」





244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:36:56.27 ID:0ZszLnU50
ファンブルによってルーツ当て無効になってることまではわからない というのがなんとも
さてここまで白雪白妙読むと ホテルのフロントで得られる情報はどこまで増えるだろうか
安価下
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:38:24.78 ID:6hWKGA9G0





▽綺羅ツバサ…








           _                                    __
        |ヽ/: : :ヽ___                             ,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
       ノ|_/: : : : :}_/:`: .、                         〃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
      /:{_{: : : : /_/: : : : ヽ                        ヽ;;;≧ニニニニ≦;;;;;;;;;;;ヽ
      /: : : /: : : :/: : : : /:/、: : ヽ                       /、,、: : : : ヽ: : : : \厂;;;;;)
     /: : :/: : : : :|: : : ::/十 |: : : :|                       |´_.., ヽ: : : :ヽ: : : : : :\、
     /: /: : : : : ||: : : / __ |: :/:リ                          | =、 }: : : : }: : : : : : : :ミ
   /イ: : : : : : : { |: :|:|   ̄ |"                         | 'リ ` |: : : : |): : : : : :ヽ:ヽミ、
  / /: : : : : : : : : | |: :|`     〉                        ノ   /: : : : :|: : : : : : 、:}ヽヽ_}
   /: : : : : : : : : :/ 、: :   フ /                        ヽ  _ , "| : : /): : : : : : : )
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   ヽ: : : : : /ニ<ミ{                               `ー V z-==/>、
    ヽ`/ニニニニ`^ヽ                                 ∧  /////∧
     /ニニニニニニ ヽ                               ナ/ヽ〃 //////∧
     |ニニニニニニニニ\                          彡// ̄ ̄/////////∧
     |ニニ\ニニニニニニ\                      >////   /∧ ////////
     |ニニニ \ニニニニニニ\                >/////////   〃/∧///////{
     |ニニニニニ\ニニニニニニ>、          >/////////////{  /┐/∧///////}
     |ニニニニニニ>- 、ニニニニニ\――-v-―-{//{ {/////////// { /{_||_|//∧///////|
     |ニニニニニニOニ }  >、ニニニ//  / 、__{//{ {//////> ¨´ V///O///∧////// |
     |ニニニニニニニニ/     >、 //_  ̄ \  ヽ∧ヽ ¨´      }ヽ///////∧//////|
     |ニニニニニニニ/           ⊂ミ―<  ̄           }o///}//////}///// |
    〃ニニニニニニニ{                             }////}//////}//////|
   /ニニニニニニニニ |                             }////ヽ/////|//////|






▽元の世界で、廃校の危機にあった音ノ木坂を救う為の"何か"を探しひたすら奔走していたあの日


▽高坂穂乃果はモニタースクリーンに映る彼女を見た、そしてスクールアイドルを始める事を決意した







▽全ての始まりである人、そしてその人自身は自分達と対等な誰かが現れる事を常々想っていた






▽結果的に追いかけ、そして超えていく目標になった人

▽結果的に待ち望んでいた人物となり、惹かれていった人






穂乃果「…ツバサさん、なんで、どうして…」








▽そんな人が、何故『白妙の魔物』だなどと…

246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:45:58.67 ID:6hWKGA9G0





希「…」う〜ん

真姫「…」







にこ「ん?アンタ達どうしたのよ、なんか神妙な顔しちゃってるけど」

絵里「まぁ…白妙の魔物の正体が、その…こう言ってはどうかと思うけど穂乃果と同じ世界の子で、しかも知り合いだなんて」










真姫「…いや、なんか、そこが、…その引っ掛かるっていうか」

希「あ、真姫ちゃんも?」




真姫「この映像を読み取ったはいいけど、途中で変なノイズみたいなの出てこなかった」

希「あー、無人の車?言うんが突っ込んできた時とかね、なんか【人を小馬鹿にしたような口調】の…」






花陽「う、うん…確かにあったけど」

海未「それは気になりましたが…正直何なのかさっぱりで」









真姫「…なんか、私知ってる気がする」

希「ウチも……知ってる、と思う?」


にこ「なんで疑問形なのよ」



希「い、いや…だってな!?言葉で上手く説明できへんのよ!こう…心が知ってるっていうか…いや〜な感じになるっていうか」

真姫「腸が煮えくり返る気分ね、本当に反吐が出る」






にこ「…え、そこまでする?」ヒソヒソ

絵里「いや…ちょっとそこまでは…」ヒソヒソ
凛「しない、よね?」
花陽「う、うん…」

ことり「んー、人を馬鹿にしてそうだけど…真姫ちゃん達は程ぴりぴりは、しないような」

海未「二人の態度は此処にいる私達以上の不機嫌さが出てますね…」ハテ?
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:52:41.74 ID:6hWKGA9G0



真姫「っ!なんで!そんなに他人事なのよッッ!」キッ




ことり「えっ!?」ビクッ
海未「ま、真姫…?」オロオロ





真姫「アイツのせいで!穂乃果も私も…!!!!!」ハッ!?







真姫「…今、私は何を言おうと…」

希「……先に真姫ちゃんに言われてもうたけど、いわんかったら多分、ウチが同じような事言ってた」



希「あかん、ウチ等変や…なーんか、心がザワザワする…こう、奥底でなんか…な」



真姫「…どういうことよ、これ」ブツブツ





花陽「な、何かよくわからないけど二人共ベンチに座って休もう!?…たぶん情報が多すぎて混乱してるんだよ…」オロオロ




海未(…真姫と希があれだけ感情的になって、私達6人はなんともない?)


海未(…一体何がどうなって…?…真姫と希…あの二人だけに共通して私達に無い何かがあるとでも?…わかりませんね)





▽アイテム:『白妙の記憶』を使った!知識値+500

『知識値』>8020




☆5番の施設にて、祈りの項目に変化が!


☆――――エンドのフラグがまた一つ解禁された

248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 00:01:55.07 ID:yZDoLkV40

▽▼>>16…ザザッ

『21時40分』


▼血の判定
  直下レスが01〜32で魔物の欲望値が上昇してしまう…!


穂乃果「…」
花陽「大丈夫?」


穂乃果「…大丈夫、じゃない、かも…」



花陽「…っ」


穂乃果「でも、旅は続けるから、安心して…」スッ


花陽「ぁ、で、でも―――無理しなくても!」




スタスタ…




花陽「…、こういう時、私の<アーツ>は治したいモノを治せないんですね…」





▽怪我を…体を癒せる魔物は、心をすり減らした人間の背を切なげに眺めるだけしかできなかった







穂乃果(…まだ分からない点は確かにある、だけどハッキリしたことはあの人の正体がツバサさんだってこと)

穂乃果(そして種族<ルーツ>は【バハムート】…テレビゲームや漫画に出てくるなんかすごく強い竜だよね)



穂乃果(そして…キーワードは度々出てくる【棺に入ってるって子】…)



穂乃果(…この世界の端には見えない透明の壁があったけど、それはツバサさんが作ったモノってことだよね、あの内容からして)


穂乃果(…っていうか世界の破片を集めて、繋ぎとめたって…ならこの箱庭みたいな小さな世界はあの人が維持してるってこと?)

穂乃果(透明な壁の向こうは毒とかで汚染されて生き物が、【生存できない世界】になっている、と?)





穂乃果「…仮に、ツバサさんが倒れたりしたら、この世界ってどうなるんだろう」


@ 『ホテル 兼 旅館 "女王蜂の巣" へ』

A 『食べ歩きができる通り』(今出たばかりです)

B 『ゲームコーナー』

C 『夜景の綺麗な場所』

D 『出店通り』

E 『此処を出て行く』

直下
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:03:58.84 ID:NVHAW7Hf0
ゴッツンしてないメンバーもいてよかったのか
実はμ’sのメンバーも向こうの世界で殺されてこちらの波長を知ってるかみさまに送り込まれた転生組かも
穂乃果の記憶を送り込まれていない分元の記憶が残っていたのでは  この世界の過去モブについても同様の可能性を考えてたけど
モブ魔物娘は由来のあるキャラでかつかわいいほうがいいという>>1のげぇむ上のはからいかもしれないし
安価下
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:07:47.16 ID:NVHAW7Hf0
@ 『ホテル 兼 旅館 "女王蜂の巣" へ』
フロントの宿帳名簿が見られるならお願いします
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 00:15:31.56 ID:yZDoLkV40
▼結果【16】偶数>色欲値10%上昇

https://www.youtube.com/watch?v=7tZvQun1chc
『BGM: ホテル専用 "FF14ver" ゴールドソーサー』



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──────────/ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ""`ー '⌒ー- 、;;'ヽ
7777777777777777777/    /            |    |  |「「「「「「「「「「「「ヾ;;ハ
7777777777777/ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|ΓΓΓΓΓΓ,,-';;'
                /    /             |    |  |:.:.    __x彡;;'ヾ;
7 / ̄/ ̄/7     / ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|:.:.    |   | _;;';;;
 /_/_//     /    /                |    |  |:.:.    |   |  '⌒
   ̄ ̄ ̄´     / ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|:.:.   二二二二
/ ̄/ ̄/7     /   , -────────-、  |    |  |:.:.   |   |   |
_/_//  / ̄ ̄ ̄ / / HOTEL   ― ― |  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「|   |   |   |
 ̄ ̄ ̄  /____/,. -────────- 、|_____|」    ̄ ̄ ̄ ̄
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▽@ホテル兼旅館 "女王蜂の巣"を選択


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        | | li< ゙̄>、        |_|_____|_____|_|         | | | |
____________| | r'| | ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄´          ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`''ー''´ ̄ ̄ ̄
i込込込込ir‐厂| | |  | |_______i< ゙̄>, ______________
ーー―‐厂| | | | |  | |ー――――| | ̄| |ー――――――――――――
     | ', l/:| |  | 「「「 ̄「「 ̄「「| |  | | ̄「「 ̄「「 ̄「「 ̄「「 ̄「「 ̄「「 ̄「「
       '、У ,.イ| |  | |」」_」」_」」」 |  | |_|」_」」_」」_」」_」」_」」_」」_
      /.:.;イl l.| |  | l二二二二二| |  | |二二二二二二二二二二二二二
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___________{|:.:.:∨i| |  | |辷辷辷辷辷| |  | |辷辷辷辷辷辷辷>'′
___________liト、__}fヘj_j/           ',i_j/
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_______,ゞ、__}、
_____,ノ  )
           ,/




花陽【色欲:0 極小】【食人欲:0 極小】

凛【色欲:0 極小】【食人欲:0 極小】

にこ【色欲:0 極小】【食人欲:0 極小】

絵里【色欲:0 極小】【食人欲:0 極小】

ことり【色欲:0 極小【食人欲:0 極小】

希【色欲:0 極小】【食人欲:0 極小】

真姫【色欲:0 極小】【食人欲:0 極小】

海未【色欲:0 極小】【食人欲:0 極小】


▼誰の色欲値を10上げますか?

直下
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:32:02.37 ID:NVHAW7Hf0
凛で
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 00:44:48.61 ID:yZDoLkV40
▼凛の色欲値が10上昇してしまった…!

凛【色欲:10 小】【食人欲:0 極小】



      ``''弌ミs。.,     `'弌s。.,   `'弌s。.,        辷辷彡;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';爻彡
          ``'弌ミs。.,   `'弌s。.,   `'弌s。.,       x彡;';';';';';';';';';';';';';';';';';';'从;';';';';';';'リ
二ニ=-  _      ``'弌ミs。.,  `'弌s。.,   `'弌s。     辷彡シ;';';';';';';';'爻爻爻爻;';';';';'ミ
 ̄ -=ニ二二二ニ=- _    `'弌s。.,  `'弌s。.,  `'弌s。.,   ,.爻彡;';';';';';';';';';'刈爻;';';';';';'ソ
        ̄ -=ニ二二ニ=-zzzzzzzz≧zzzzzzz≧zzzzzzz≧zz爻爻;';';';';';';';'ミソソ爻爻彡'⌒
      _,,,,...;';';';';';';゙ミx ̄| ̄ x、、x ̄ ̄≧s。.,__`'弌s。.,_``'弌s。.,_乂;';';';';';';从|i:|//_|
-=ニ二 ̄__ f;';';';';';';';';';'}::::|: : j;';';';';';'、二≧s。.,_>zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzマム|i:|/゙| |
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄~゙|;';';';';';';';';'ツ : |: : {;';';';';';'リニニ| |: : |  | ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ム|i:l .| |
    |: : : : :_: |``゙'YY'"´::::::|: : 乂;';'.ィ¨゙|¨゙| | |: : |  |::::::: :: |                |∨i:| | |
    |: : : :││|: : : :|i|: : :::: ::|: : : : :||: | .|::::| | |: : |  |「」┐_|_     __    __|__|i:i| |_|
    |: : : :└┘|: :xWWWx: : |: :_:_wwww_|:,,:| | |: : |  ||¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨.|i:i|  ||
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-_-_-_-_-_-_-_|_/-_-_|__|:_:_:_:_:_|_||-_-_-||tt‐tt┘_‐_‐_‐_‐_‐_|:_:_二「「¨¨¨7洲洲洲洲洲洲洲洲
-_-_<____>t_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐< ̄_二ニニ7州州洲洲洲洲洲洲洲洲
_‐_‐r<___,>ュ _‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐< ̄ ̄>''":::::::::::::::::::/ 从乂从乂从乂从乂从乂
_‐_‐|        | _‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐|   ̄¨|\:::::::::::::::::: |~゙|¨ ''' …──‐--==ニ _
_‐_‐≧=------=≦ _‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_ーゝ_____|::::::≧s。.,:_:_ | |
-=ニ二三_ _‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐ [] -_|::::::::::::::::::::: ::  ̄ ̄|¨¨..| ''' ……─----
: : : : : : : : : :  ̄ ''  ー-=ニ二_ _‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐ ≧s。.,:_:_:_:_:_:_:_:__|  |:::::::::::::,.  -─…
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄  ''  ー-=ニ _ニΞニΞニΞ::::|  |::::::γ´
:_:_:_ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄””““ / ̄ / ̄ \
ニΞニΞニ=-   :_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::/   /── |≧s。..,,_
ニΞニΞニΞニΞニΞニ二ニ=-   ..,,:_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/  /     |:::::::|`''<二



ペラッ…ペラッ…




真姫「…フロントの宿帳から名前を一通り眺めたけど…」

真姫「綺羅ツバサって名前は載ってないわね…」ポイッ…ドサッ




凛「んっ」ゾワッ


凛「…ここを利用する魔物娘ってやっぱりみんな人造だったのかな」

ことり「そうなんじゃないかな、まず人間と一緒じゃなきゃゲート開けられないし…」



@フロント 宿泊手続き(止まった場合、恋人通り内で魔物は血の暴走をしなくなります
      おひとり様500、9人で知識値4500となります


A 知識値換金所(10分消費)


B 此処を後にする

直下
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:50:52.83 ID:mURybfGg0
3
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 01:00:08.68 ID:yZDoLkV40
▽Bを選択、ホテルを後にします




――−
――



▽まだ落ち着いた、とは言い切れないがそれでも情報を少しずつ整理していく

▽思い当たる限りの事を言って、それを花陽にメモしてもらうように頼み込んだ…





穂乃果「それで、気になる事は……【ツバサさんがラブライブ!決勝戦で私達に勝った】って部分」


穂乃果「見た映像の中だとツバサさんが9人に勝ってしかもニューヨーク行きが決まったみたいな事を言ってて…」



穂乃果「少なくとも私が覚えてる限りだとツバサさんたち、A-RISEに勝ったのはμ'sで、ニューヨーク行きが決まったのも私達の筈」

穂乃果「この辺がおかしいんだよ」



花陽「ふむふむ…」カキカキ




花陽「…」カキカキ ピタッ



花陽「もしかして、白妙の魔物さん…は、その、穂乃果ちゃんとはまた違う世界から来たんじゃないですか?」

花陽「並行世界はそれこそ夜空のお星さまと同じで無限に存在します、だから…似て非なる世界から来たとか…」




花陽「だから、実際に知ってる結果とは違う…"IF"の世界…パラレルワールドから来たんじゃないかなって」

穂乃果「…なるほど」




× 『ホテル 兼 旅館 "女王蜂の巣" へ』(今出たばかりです)

A 『食べ歩きができる通り』

B 『ゲームコーナー』

C 『夜景の綺麗な場所』

D 『出店通り』

E 『此処を出て行く』

直下
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:09:20.86 ID:NVHAW7Hf0
E 『此処を出て行く』
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 01:22:27.53 ID:yZDoLkV40
▽Eを選択


◇ⒶⒷⒸⒹⒺⒻⒼⒽⒾⒿⓀⓁⓂⓃⓄⓅⓆⓇⓈⓉⓊⓋⓌⓍⓎ
01■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
02□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
03■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
04□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
05■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
06□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
07■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
08□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
09■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
10□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
11■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
12□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
13■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
14□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
15■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
16□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□



穂乃果「うわっ、外は真っ暗だ…」

凛「中が眩しいと尚更だにゃ〜…」





【恋人通り<ラヴァーズ・ストリート>】


×『お札びっちりゲートに入る』"入場料" 知識値50 (今出たばかりです)

A【その辺の安物ホテル(札があまりないから、魔物も侵入できそう】

B【その場にとどまる】

C【この通りの事を仲間に尋ねる】

D【アイテム】

E【MAP<アーツ>】

F【移動 1マスor2マス】

▽1マス先
▼暗くて先が見えない
▼暗くて先が見えない
▼暗くて先が見えない
▼暗くて先が見えない

直下
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:26:10.00 ID:7F8nz7gh0
mapアーツで明かり
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:27:15.70 ID:7F8nz7gh0
ア゛
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:32:34.52 ID:NVHAW7Hf0
ドンマイ 久しぶりのファンブルだけど 何がやってくるだろう
白妙白雪関連 病院で何かあるのもありそう 野良っ娘増えるとか 忘れた頃の拠点焼き討ちも大穴で
安価下
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!nasu_res]:2018/07/18(水) 01:40:41.33 ID:yZDoLkV40




     コンマ00は如何なる時もファンブルとなる―――








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00 後ろから本気で大鎌が振るわれた…… 残機 -2


01〜21 欲望値 大幅上昇

23〜45 白妙の魔物と遭遇時に『逃げる』コマンドが使えなくなる

46〜65 かなり強い人造魔物娘が0番から抜け出てくる

67〜87 おや?雪兎の様子が…



89〜98 偶数 白雪の声が聞こえ始める…▼▼
89〜98 奇数 白妙が夜中でも動き始める▼▼

ゾロ目 偶数 白雪が夢の中に出てくる

ゾロ目 奇数 後ろに白妙の魔物が笑顔で立ってる…


↓2


▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:41:25.47 ID:Bh5x5wJA0
任せろ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:48:53.72 ID:NVHAW7Hf0
はい

欲望か兎でなんとか
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 02:05:00.10 ID:yZDoLkV40
▼結果【72】





  …!MAP上に大量の雪兎が出現したぞ…!▼




  …?▼





https://www.youtube.com/watch?v=9EQQuCI7GJY
[進化BGM]

 …おや?雪兎の様子が▼








   ボゥン!!







  テーレーレ♪テレレレレレー♪









  ▼おめでとう!雪兎が【白夜の兎】になったぞ!



                          r=┐  _
                         人f⌒7´ ̄  ̄ =ー 、
                         YZ,  {、_ ,, /j!    \
                          V メ j 「 ヾ/  /_  ノ  j〉
                          ゞr= r' / ィ /ア´イ {∨j
                           ∨ム / /ノ/ /_ ノ  Y {!
             rー- _           マ_V / イ j}/   j! レ{
              ヽ..  ー  ̄ `¨ =ュ、__,,z=ー/ {_ノ イ´    |! i j!
                 ̄ ¨⌒ マ-ァ´   ´ ヘ__jリ_       j! j!/
         __  _,,z=ーミy≦{イ        У j!    Y '/
      ,,ィ´ ̄  ` マ      ){ ji!   。  。   j{  /      ハリ
    r=7{、 _      ヽ}  _ィーヾ人   x   ノ人 {!  ,,ィァ´イj
    f! ト人 {⌒ー    个ァ'´    マ`>=rァ≠ ⌒Y7「彡  /jリ
     メ{  `ヽ、     `ミj!     ヾ _jレ ´ ̄ ̄ jリ / j!  }/
     {! ヽ    \_彡z_イ! `′  ニ7´ニ´      /{´  i{  /
    八     、j}⌒`ーマ八    ニ7ニ    r,  イ/   jレ'′
      \ ヽ、  ヾ、    }个、_   _八ニ       彡′ ィア´
       ` マヽ!  \ jトム、 ≧f「 _、ミz _、_ イ/  ソ´
          ヾ}    ∨Vj!  ヾj⌒ァミ ̄ ア ノ´__彡f |ヽ.    ゴゴゴゴゴゴ…
            {! 、 トy'jイ⌒ヽッ(_  メーォアz イ_ム |L:::ヽ
             ム  ∨ム j!   7~´ ̄ ス_ノ{ 7_/ツ| }__ム ):::::ハ
           Ljzノ´YУ`ヽ/   彡zヘイア´:::(_rf‐=「¨::::::::::::ハ
            ,イ{ ハ{  jア⌒ ̄ツ ィ{7 :::::::::::`¨i::::::!::::::::::::::::j!
           jニ、 ′ ヽ j{_z 、[,  )ム~`゙ 。:::::::i::::::!::_:::::::::::;
           ムニニ {!  У     Y_,,zニニム  ゙マァ、::::::j´j):::::::/
          イニニニニ、!  {!     ノニニニニニニ、  }L ゙Tニ} |「::::/
          /ニニニニニニ≧{、_ ,,ィニニア⌒マニムノ::::| Yイ |レ′
          /ニニニニニニニニニニニニニニイ   {  マム、_」  V ´
         fニニ7´ ̄ヾ⌒ マニニニニ/ }!      マ}! ̄
         jニ7 {      } マニ八        マ!
         マ7       j!  マ{   {       、!
         マ       (  }ハ  i、       j}
          ヽ       ヾ j! i{`ヽハ     イ!
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:07:06.53 ID:Bh5x5wJA0
bbbbbbbb
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 02:11:43.99 ID:yZDoLkV40





ゴウッッッ!!





海未「ッ!?」バッ


海未「な、なんですか…この威圧感は…」

絵里「…や、ヤバい感じだわ、0番で戦った蟲の子と溶岩肌を1人で相手取るくらいの戦力さよ…」ブルッ



にこ「灯りをつけるわ!」ボオォォォ!!



にこ「…周囲に敵は?」




絵里「い、いない…と思いたいわね…」


絵里「きょ、今日はもう帰りましょう…嫌な予感しかしないわ」



◇ⒶⒷⒸⒹⒺⒻⒼⒽⒾⒿⓀⓁⓂⓃⓄⓅⓆⓇⓈⓉⓊⓋⓌⓍⓎ
01□■□■□■□■□■□■熱熱熱火火■□■□■□■□
02氷□■□■□■□■□■□熱□熱熱火□■□■□■□■
03氷氷P■雪森□森原@熱■熱熱熱■火火□火火■□■砂
04氷氷氷氷雪原森原原原熱□熱熱■□■火火火火火火砂砂
05氷氷□■雪B□■森森森■熱■□■熱熱火■□■□■砂
06氷氷雪雪雪□■□→→→□→↓森森森□熱火■□砂□砂
07氷■□■□雪原↑街街F街街↓森■森L森荒19砂砂砂砂
08氷A氷氷雪雪D↑☆街G街街↓森原森森■□砂砂砂□砂
09氷氷□■□雪原↑街街街街街↓原K原■□■砂砂砂砂砂
10氷氷18□■□森↑←←←←←←原原原原荒荒荒砂砂砂砂
11氷■□■□■□14森森湖N原■□原荒■丘丘□■砂J砂
12氷□■□■□■□湖□■船湖□■原森□■丘■□■□砂
13□■□■氷0-湖■□■湖■□■□森森■□■□■□■砂
14■氷■□■雪湖湖■□湖湖■湖C森森16■丘茨21■□■
15雪氷氷■□■湖■□S原湖□■□■□森□■丘■□■□
16■雪■□■□■□■□■□■□■□■湖森森森荒砂砂砂

×『お札びっちりゲートに入る』"入場料" 知識値50 (今出たばかりです)

A【その辺の安物ホテル(札があまりないから、魔物も侵入できそう】

B【その場にとどまる】

C【この通りの事を仲間に尋ねる】

D【アイテム】

E【MAP<アーツ>】

F【移動 1マスor2マス】

▽1マス先
▽南は大規模な街が広がっている!…人が生きていくには十分かもしれない
▽北は大規模な街が広がっている!…人が生きていくには十分かもしれない
▽西は…?車輪の後のようなモノが視える
▽東は大規模な街が広がっている!…人が生きていくには十分かもしれない


直下
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:12:04.85 ID:NVHAW7Hf0
あ これやばいやつやった
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:12:49.35 ID:NVHAW7Hf0
すみません 安価下
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:22:12.41 ID:DrNzNdiC0
ウサギきめぇw
安価下
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:32:17.20 ID:NVHAW7Hf0
アーツ 絵里 千里眼

寝たら魔翌力回復するだろうし使おう
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 02:40:01.96 ID:yZDoLkV40
▽MAP<アーツ>!千里眼使用!

絵里 魔力値【3380/4980】



◇ⒶⒷⒸⒹⒺⒻⒼⒽⒾⒿⓀⓁⓂⓃⓄⓅⓆⓇⓈⓉⓊⓋⓌⓍⓎ
01□■□■□■□■□■□■熱熱熱火火■□■□■□■□
02氷□■□■□■□■□■□熱□熱熱火□■□■□■□■
03氷氷P■雪森□森原@熱■熱熱熱■火火□火火■□■砂
04氷氷氷氷雪原森原原原熱□熱熱■□■火火火火火火砂砂
05氷氷□■雪B□■森森森■熱■□■熱熱火■□■□■砂
06氷氷雪雪雪□■□→→→□→↓森森森□熱火■□砂□砂
07氷■□■□雪原↑街街F街街↓森■森L森荒19砂砂砂砂
08氷A氷氷雪雪D↑☆街G街街↓森原森森■□砂砂砂□砂
09氷氷□■□雪原↑街街街街街↓原K原■□■砂砂砂砂砂
10氷氷18□■□森↑←←←←←←原原原原荒荒荒砂砂砂砂
11氷■□■□■□14森森湖N原■□原荒■丘丘□■砂J砂
12氷□■□■□■□湖□■船湖□■原森□■丘■□■□砂
13□■□■氷0-湖■□■湖■□■□森森■□■□■□■砂
14■氷■□■雪湖湖■□湖湖■湖C森森16■丘茨21■□■
15雪氷氷■□■湖■□S原湖□■□■□森□■丘■□■□
16■雪■□■□■□■□■□■□■□■湖森森森荒砂砂砂




絵里「…5マス以内には何もいないみたいね…」ホッ


絵里(…ただ【東】の方角からあのプレッシャーが来たのよね…)

絵里(あんまりあっちの方には遠出はしたくないわね…何があるか分からないし)



絵里「穂乃果、できれば東側にいかないことをお奨めするわ…拠点にすぐ帰る分には良いけど、それよりずっと行くのは問題ね」




絵里「どこにいるか、まで正確な位置はわからないけど、東に居るっていうのは確実よ、うん」

海未「あの兎が"初めて出て来た場所"とかがあるなら…その地点に居る可能性が高いかもしれませんね」

海未「仮に発生現となる場所があると仮定してですよ?念を押しますが」



×『お札びっちりゲートに入る』"入場料" 知識値50 (今出たばかりです)

A【その辺の安物ホテル(札があまりないから、魔物も侵入できそう】

B【その場にとどまる】

C【この通りの事を仲間に尋ねる】

D【アイテム】

E【MAP<アーツ>】

F【移動 1マスor2マス】

▽1マス先
▽南は大規模な街が広がっている!…人が生きていくには十分かもしれない
▽北は大規模な街が広がっている!…人が生きていくには十分かもしれない
▽西は…?車輪の後のようなモノが視える
▽東は大規模な街が広がっている!…人が生きていくには十分かもしれない


直下
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:42:18.79 ID:y5MYC1xSO
7 東に1マス
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:45:46.95 ID:DrNzNdiC0
つまり12がやべーやつか(確か収容所からウサギが出た

東1
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:51:43.30 ID:NVHAW7Hf0
雪兎(最弱)が増えてそのうち1体が白夜化したのでいいんだろうか 本体の居場所と力の出所違うのね
寝る前に星にいって願いかけてもいい?
安価下
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:55:51.23 ID:kXCYoS1vo
拠点からゲートtoゲートだしそれくらいならいいんじゃない?
安価下
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 02:56:22.32 ID:yZDoLkV40
▽東へ1マス移動!『I-8』から【J-8】へ


◇ⒶⒷⒸⒹⒺⒻⒼⒽⒾⒿⓀⓁⓂⓃⓄⓅⓆⓇⓈⓉⓊⓋⓌⓍⓎ
01□■□■□■□■□■□■熱熱熱火火■□■□■□■□
02氷□■□■□■□■□■□熱□熱熱火□■□■□■□■
03氷氷P■雪森□森原@熱■熱熱熱■火火□火火■□■砂
04氷氷氷氷雪原森原原原熱□熱熱■□■火火火火火火砂砂
05氷氷□■雪B□■森森森■熱■□■熱熱火■□■□■砂
06氷氷雪雪雪□■□→→→□→↓森森森□熱火■□砂□砂
07氷■□■□雪原↑街街F街街↓森■森L森荒19砂砂砂砂
08氷A氷氷雪雪D↑E☆G街街↓森原森森■□砂砂砂□砂
09氷氷□■□雪原↑街街街街街↓原K原■□■砂砂砂砂砂
10氷氷18□■□森↑←←←←←←原原原原荒荒荒砂砂砂砂
11氷■□■□■□14森森湖N原■□原荒■丘丘□■砂J砂
12氷□■□■□■□湖□■船湖□■原森□■丘■□■□砂
13□■□■氷0-湖■□■湖■□■□森森■□■□■□■砂
14■氷■□■雪湖湖■□湖湖■湖C森森16■丘茨21■□■
15雪氷氷■□■湖■□S原湖□■□■□森□■丘■□■□
16■雪■□■□■□■□■□■□■□■湖森森森荒砂砂砂

▽『…!不思議な街』時間を10分消費【21時50分】




▽時折、険しい表情をした仲間が進行方向を警戒しながら進む…


▽五感の優れた魔狼や感覚が鋭い吸血鬼、それに修羅場を超えて来た火蜥蜴と寒気のする魔翌力を感じ取る不死王


▽陣術士も異様な雰囲気を感じ…いつの間にか主戦力と化していた小鬼の子も張りつめた空気を感じていた…背中に雪玉突っ込まれたような悪寒だ





凛「ね、ねぇ…わかる?」
ことり「う、ううん…全然」


凛「あぅ…なんだか凛たち、かよちん達にどんどん置いてかれてるみたい…」シュン




▽書物が売られていたであろう店が多く並ぶ通りを歩く一行…見覚えのあるこの道を抜ければ拠点は目と鼻の先だ!




・『アイテム』
・『その場で休む』留まる
・『適当な民家から物色』
・『MAP<アーツ>』
・『古本屋』


・『拠点へ』

・『移動1マス or2マス』



直下
277 :このレスは判定に含めない [saga]:2018/07/18(水) 02:57:59.34 ID:yZDoLkV40
>>274

※増えてから、全員集まって某キングなスライム的な1体になりました
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 03:03:34.45 ID:NVHAW7Hf0
『適当な民家から物色』

真姫ちゃんにたよろう
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 03:18:57.45 ID:yZDoLkV40
▽『物色』を選択

三三三三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ===========───────
┴| |: : : : :: : :::| |┬|  .:||┬┴┬┴┬ /|  |           __
  | |'TTTTTT'| |┴|  .:||┴┬┴┬ //|_|            /|: : :.:::|
┬|_|ニニニニ|_|┬|  .:||┬┴− .//┴ {_}          l   | : : : :|
┴┬.//\\.┴|  .:||┴┬ //. ┬ :/ :|           |   |: : :..:_|___________
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//┴┬┴┬:'\|  ::||//:┴┬┴ー |  :|へ、      |  |:|/\\: : : : : : :∠二/\
┬−┬┴┬┴┬┴┬┴┬−┬ー┬─┤ .::| : . \     |  |:|.    \\: : : : .: :\  |lニlニ|
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ー|_}:| |: : ::||::: :.:| |{_;l┴| |:::::::||:::::::| |:┴┤ .|:_l__;!__;!__;|._|;|__//__;!__;!__;!__;!_
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ー|_}:| |::  ||::.: ::| |{_;l┴lニニニニニl:┴ |__;!___:l__;!、__:l__;!__:l__;!__;!__;!__
-|_;l.|_|_,;||_;;;;;;|_|l_,,;;}┬┴┬┴┬┴┬┤ .:::|__;!__;!___;!、__;!__;!__:l_,、,、.v,,;..v、,,
~゛'' ┘⊥ 」_ |  |{_|┴┬┴┬┴┬┴┤ .:::|_;!__;!__:l__;!__;!___:l_ vミyゞ;ヾ.:゙;;ミ゙':,”:"
         ~゛'''' ┴'::⊥ . .,.|  .:|  .:|ー‐|、yWv,,:l__;l、__;!__;!_yミ゙':;ゞ;,”v:";v;oゞゞ;yゞ
 `     , '  .   .`      . ~゛`┴ -:⊥ ,;ミyミゞ;ヾ.:゙;;ミ゙'_;!__;!__;!;ミ゙ゞv;oヾ;ゞ;yゞ;.:゙;;ミ゙o:”:"
             ,   `           "゛ゞ;ヾ.爻-:: ⊥. .,_..:::l .;:ミ゙ゞ;ヾ.:゙;;ミ゙':,”:";oヾv;;ミ゙'爻v
                     ,,       `           ~゛'' ‐-ミ;ゞ゙vヾ;ゞ;yゞ;爻彡ヾ;ゞ;yゞ
  `             .,     `    ,.          '       ~゛'' "´ヾ.;y彡ゞミ;ゞミ
.        `                                 `



三三三三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ===========───────



海未「…ふぅ、拠点は目と鼻の先、大して…この強大な気はまだ『街』の外周どころか『森』を少し抜けた先…」


海未「一安心ですか…」



▽胸をなでおろし安堵の吐息を吐く、海未の横をすり抜けて赤毛の不死王が一件の民家の前で立ち止まる




真姫「…」じーっ




真姫「穂乃果、この家の中少し見てみない?…良いモノがありそうな気がするわ」


穂乃果「そうなの?それじゃあ…」ガチャッ



判定

ゾロ目 札つきの地下室ありの屋敷

01〜32 一般的なご家庭

34〜65 少し裕福な家庭

67〜98 札つきの家


直下
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 03:20:37.33 ID:DrNzNdiC0
ゾロ
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 03:21:04.48 ID:DrNzNdiC0
うおっ出た
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 03:26:40.66 ID:NVHAW7Hf0
あら素敵 いいものでるといいけど 地下室は何に使うのだろう
安価下
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 03:36:16.01 ID:yZDoLkV40
▽結果『33』ぞろ目…!




ゝ.;:_:_;:;:_:_;:;:_;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:||  /
ミゝ、___/\二`>、;:_:_;:;:_:_;:_||ー========----......__
ゝミミミ / /\\  ̄7 \__||三三三三三,ィ=‐--,,,..三三,kニニニニ、
彡彡/ /lll;lll;ll;\ \i\  \,',',.ヘ,',',',',',',',',','/,',',',',',',',',',','/,',',',',',',',','/ \
彡/ /ll;ll;ll;ll;ll;ll;ll;\ \ \r-\,','},',',',',',',','ハ,',',',',',',',',',','7,',',',',',','/ /\\
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_;:;:_:_;:l_:_,:_,:_,:_:,:__」!:::::_;:;:_:_;:;:_:;:;:|; ||三二t|_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:;:|_;:;:_:_|;|:.:.:.:.:.:
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▽札つきの扉を穂乃果が開き、その後を蟻の行列が如く他の面々も続いていく…




穂乃果「わわっ!結構広いね!」

凛「凛達の今のお家と同じくらい広いにゃ!」


絵里「そうね…でもあっちと違って階層が少ないし部屋数も―――」



真姫「いえ、此処は地下室があるわ、ほら」スッ


絵里「あら、本当だわ…」




穂乃果「…」カチッ カチッ



電気『 』パッ!



穂乃果「電気も通ってるし…」テクテク…

穂乃果「水道も生きてるね」キュルッ、キュルッ―――チョロチョロ…


にこ「ガスもあるっぽいわ!魔物娘襲撃用だったんでしょうけど、倉庫にプロパンやら小型のカセットコンロまであるわよー!」


穂乃果「へぇ…!"倉庫"があるんだね」


海未「お風呂に…家具も一通り良いモノがありますね」キョロキョロ



花陽「じゃあ私達が住んでる家と基本的には同じってことですか?」




絵里「…」


絵里「いえ、違うわね、此処は『書斎』が無いわ」

真姫「代わりに…地下に『鍛冶:工房』があるみたいね…」テクテク

284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 03:45:32.99 ID:yZDoLkV40


穂乃果「鍛冶…こーぼー?」


真姫「…要するに、私のMAP<アーツ>の錬金術、あれを魔力値消費無しで使える部屋だと思えば良いわ」

真姫「と言っても大した物は造れないわ、造ろうと思ったら砂漠で『石油』なんかを手にする必要があるでしょうね」






▽今の拠点を破棄して、この拠点に引っ越しますか?

YES or NO


↓1







真姫「そんなことより物色よ!この辺りから力を感じたんだから!」


西木野真姫 地形補正『街』S


01〜32 『転移の魔石』×2

34〜65 『真名を見通す眼鏡<太陽神ラーのまなこ>』

67〜98 『隠者の案山子』

ゾロ目 ↑+『荷物枠+1』





 地形補正  ↓


▽どれでも好きな物を選択(ぞろ目が出たら 荷物枠+1)

↓2
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 03:47:07.52 ID:NVHAW7Hf0
工房……!! ちなみに今の拠点の『物件情報』スペックは8-673
もし住み替える場合家に書いた陣は 消えるのか 場所の書き換えが起こるのだろうか
安価下
286 :このレスは判定に含めない [saga]:2018/07/18(水) 03:53:47.52 ID:yZDoLkV40
>>285

Mainegate『『拠点:【J-8】屋敷内』』 を描き込んだ今の拠点を破棄するなら残念ですが消えます
引っ越し直後は当然、陣が無いので移動ができません


ですが、他の地点は別に消えません、あくまで"Mainegateを描き込んだ拠点"を捨てるだけですので

引っ越した後、新たに『絵の具』を使って新しいMainegateにしてしまえばそれまでです




ちなみに、倉庫の中身はちゃんと此方側の倉庫に持って来れますのでご安心を
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 04:00:23.57 ID:NVHAW7Hf0
どうしよう >>魔物娘襲撃翌用 と書いてあるけどこの拠点自体が野良っ娘などの焼き討ちに対して
迎撃するわけではなさそうだから特にメリットはなさそう 
書斎←→工房に関してはいままで手に入る機会のなかった書物さんサイドにも問題はあるが
絵の具もったいないので変えないでいいだろうか
安価下
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 04:05:37.12 ID:NVHAW7Hf0
引っ越さない
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 04:06:57.70 ID:DrNzNdiC0
引っ越しはしなくていいと思う
No
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 04:21:05.25 ID:DrNzNdiC0
選んで良いなら3
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 04:30:17.41 ID:yZDoLkV40
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   今回は此処まで!次回は可能であれば今日の昼14時ごろ




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292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 04:36:52.93 ID:NVHAW7Hf0
>>1乙 リアル優先で 隠者の案山子? 8マスが東西南北斜めまでを指すならMAP上の大部分
試しにここに刺すとするとB1B16Q1Q16まで覆う範囲□なんだけど 斜めでないなら◇かな
希の隠密の陣みたいに1回敵に発見されると効果は失われるのか持続するのか
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 04:45:29.66 ID:DrNzNdiC0
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 14:05:26.95 ID:yZDoLkV40
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[ログインボーナスは既に受け取っています]


     それでは、これよりげぇむを再開します


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『希望値』>4060/5000

『知識値』>8020

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100


295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 14:19:21.51 ID:yZDoLkV40
▽拠点にはしない

▽案山子を選択




絵里「今ある拠点で十分だし、気にすることも無いでしょうね」



▽書斎にしろ工房にせよ欲しければ最悪、モイライ達に飴玉をちらつかせて改築させればいいだけだ





真姫「…これね」ガシッ



▽真姫が徐に手に取ったモノ、それは…





凛「えっ、竹箒が欲しいの!?」







▽地下の工房の片隅に山積みになった竹箒、箒を持ってどうする?お部屋のお掃除でもしたいのか?



真姫「あのね…よく見なさいよ、入口のすぐ傍に掃除用具入れがあるでしょ?」

真姫「なんで此処に無造作に箒が山積みになってると思う?そうでなくてもこんな大量に…此処は箒工場か何かかって話よ」ズボッ



▽手に取った"ソレ"を引き抜く


▽見た感じ清掃用具の量産工房にはどう見ても見えないその場所で箒の山からひきぬいたソレは…先端が床を掃く為の穂丈にはなっていない




真姫「…ふふんっ♪どう?わかったでしょう」




▽先端は…人型だった、箒にまぎれて一本だけ案山子があったのだ



にこ「」ポカーン


にこ「真姫、アンタやるわね…いつか私とトレジャーハンターとしてコンビ組まない?」


真姫「私はコソ泥になる気はないわよ」



<誰がコソ泥よーーーっ!!

<事実デッショー



海未「ほう…これは案山子の<ギミック・アーツ>ですね」ヒョイッ ジーッ

穂乃果「これが……」

296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 14:46:22.35 ID:yZDoLkV40
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     ̄ ( ^-^ ) ̄
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    |≡|###|≡|
     ̄`|卅卅|' ̄
       ̄|.| ̄
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【隠者の案山子】

使うとその地点から8マス先まで他の魔物娘に知覚されなくなる
(有効範囲内から1歩でも先に出ると効力が失われる)





穂乃果「案山子ってさ、顔が"へのへのもへ字"だと思ってたけど違うんだね」ほへ〜…



▽眉毛が「へ」で眼玉が「の」お鼻が「も」で口が「へ」




※8マス先…つまり J-8地点で使ったとすれば

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この範囲で敵に近くされなくなる、ただし絵里のような【千里眼】や、【狩獣の嗅覚】など一部のMAPアーツや
白妙の魔物など規格外の敵には低確率で見つかる可能性がある…それでも通常よりは欺ける可能性が高い


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