このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

無職「異世界で青春? 冒険? 恋愛?」女神「その2」【安価・コンマ】

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304 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 15:49:09.60 ID:K5TwgnlI0
(場面変わって固定キャラです。新キャラ。これ終わってからステまとめます)

…………。
……………………。


龍霊『―――我らが主! 龍皇さまよ! 我らが最強の! 龍皇さまよ!!』

龍霊『今この時より! 雲を割き大地に穿つ、最強の皇として!! ああ、我らを導き給え!!!』


龍皇『フハハハハ!! そうだ! 崇めろ! そして畏怖せよ! 妾こそが其方たちの皇であり! 先駆けの雷である!!』

龍皇『さあ!! 聞かせろ!! 王道を血で塗り、誰よりも最強を征く者は、誰ぞ!!!』


龍霊『『『我らが皇!! 龍皇!!!』』』


龍皇『フハ、フハハハハハハハ!!!! そうだそうだ!! 征くぞ!! 相棒の『機構龍』たちとともに―――!!!!』


龍霊『『『龍皇!! 龍皇!!! 龍皇!!!!』』』ウォオオオオオオオオオ!!!

305 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 16:34:48.67 ID:K5TwgnlI0

…………。
……………………。


龍皇「―――やめろ…………」


龍霊「ガァアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

龍霊「皇よ! お逃げくださ―――ッ!? ギャァアアアアアアアアア!!!!!」グシャ!


龍皇「なんなんだ……これは……おかしい、こんなはず……妾たちは、最強の…………」


黒騎士『error』


龍皇「―――ひっ……」

龍皇(黒色の鎧、銀色が覗く、煤切れた青い外套を身に着けた…………騎士。それが同胞の血を浴びて、立っていた)


黒騎士『error』


龍皇「ふ……ふざけるな!! 我が同胞を手にかけて……貴様ァ! 何のつもりだ!!!」

黒騎士『error』

龍皇「仕方のないことだと…………!? よくも我らを弱者と罵ったな、愚者ァ!!!」



黒騎士『error,error,error,error,error』

異形『██████████████―――!!!!!』



龍皇「なっ……!? お前たち……」

龍皇(死んでいった者たちの死体が、継ぎ接ぎにくっついて―――ッ!!!)

龍皇「―――貴様ァァァアアアアアアアアアア!!! 死した同胞の勇姿まで愚弄するかァアアアアアアアアアッ!!!!!」

   error
異形『皇よ』error
error

龍皇「―――ッ!?」

error   error error error error error
異形『おに、お逃げくださ―――ぁ、ください、くださ、ぁ、皇よ、皇、皇皇皇皇―――』error
error error error error error


龍皇「ぁ…………ひ……」


黒騎士『error』


龍皇「―――ッ!!」ダッ!



龍皇(こんなの……夢だ……有り得ないんだ)

龍皇(アハ、アハハハハ…………)


龍皇(誰か…………助けてくれ…………―――)



…………アーカイブ『結晶の森の悲劇』が追加されました
※アーカイブの立ち位置。ヒント? とか、そういうものだと思ってくだされば

306 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 16:43:48.61 ID:K5TwgnlI0
(一旦キャラをまとめます)


無職・ザ・パラメータ



『筋力』C- → C- 『頭脳』D+ → D+

『コミュ力』C- → C 『カリスマ』D+ → C-

『敏捷』D+ → D+



能力 言の葉 急所突き 回避特化 不屈の精神 観察  逃走 アイススパイク 岩石闘衣 黒点穴(ワームホール) ストリーム 逡ー蠖「縺ョ迢ゥ莠コ


NEW!  『簒螂ェ』 …………神に至らんとした英雄の險シ縲ゅせ繧ュ繝ォ繧剃ク?蛟句・ェ縺?叙繧



アイテム 『回復薬(E)』……HP100回復  『エロ本』……エッチな気分になったりする 『謎の卵』……モンスターを使役できるようになる

     『幻獣の毛』……素材 『クリスタル』……盗撮盗聴お手の物 『性別転換薬』……水をかけても性別が変わらないから、飲ませようとしてうまれた薬


※クリスタルは何回でも使えるもんだと思ってください。ご都合です

(あと新キャラのステータスを。安価キャラ → 固定キャラの順で書かさせていただきます↓)
307 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 16:58:36.39 ID:K5TwgnlI0


『男の娘』

【性別】 男
【身長】 144cm
【体重】 38s
【肉体的特徴】 柔らかい白髪ときめ細やかな肌を持った男の娘
【オモテのカオ】 穏和でおっとりな心優しい性格
【ウラのカオ】 何事にも興味を持てない虚無的な性格
【能力】 各属性の魔法をバランスよく使う魔法戦士 

【種族】 人間(?)

とある悪魔の気まぐれで不老不死にかけられ、数百年の時を生き続けている


…………なんだかんで親友ポジションかもしれない。書くのが楽しいですありがとう


『生徒会長』

【性別】女
【身長】 156p
【体重】 43s
【肉体的特徴】 金髪ショート、威圧的なイメージを抱かせるつり目、眼鏡を着用している
【オモテのカオ(性格)】 クールにして孤高、他の人を寄せ付けない強さを持つ完璧主義者
【ウラのカオ(素)】 甘えたがり。誰よりも人との繋がり・温もりを求めているが、責任感がそれを許さない
【能力】 一般的な魔法は一通り高水準でこなせる。魔法が使えない状況に備えた格闘術も得意

【種族】 人間

とある名門貴族の跡取り娘で、幼い頃から帝王学を叩き込まれて育つ
実際完璧超人に育ったが、親の愛というものを知らずに育ったため愛情に飢えているようだ

赤ん坊の頃から自分を育ててくれた、唯一本心を打ち明けられる年上のメイドがいる


…………魔法士の一族。メイドさんがやばいらしい


『保健委員』

【性別】 漢
【身長】 145cm
【体重】 45kg
【肉体的特徴】 どう見ても小柄な坊や、筋肉タイプからは程遠い
【オモテのカオ(性格)】 頭でなく筋肉で物を考える脳筋、『とりあえずぶつかってみて後は拳で解決』が基本方針
【ウラのカオ(素)】 商業国を良く思わない国から送り込まれた工作員でガッチガチの差別主義者、亜人なんて全部肉オナホで消耗品です。
工作員でありながら裏工作や根回しなどの能力はほとんど無い、脳筋もある意味素ではある
【能力】 誰憚る事無く言いたいことを言える鋼メンタル&それゆえのカリスマ(小)

【種族】 人間

魔法の才も無ければ肉体的有利も無い、頭の出来もよろしくないの無い無い尽くし
中立国で一切ためらわず差別発言できる向う見ずだが、それゆえ一部の亜人に対する差別意識を拭えない人からある意味英雄視されている
少ないながら亜人に対し差別的な人たちを集める事が出来ているので反乱勢力としての活動も始めたい。のだがブレインが・・・


…………過去を背負った、悲しき差別主義者。エリケッシュの宗教とも深い関りがあるようだ

308 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 17:13:54.29 ID:K5TwgnlI0
『鍛冶屋』


【性別】 女
【身長】 162p
【体重】 52kg
【肉体的特徴】 スレンダーな体型、胸は膨らみかけ(後述の理由から忌々しく思っている)
【身体的特徴】 灰色髪ショート、動きやすい格好を好む。中性的な容姿で、一見では性別が分からない
【オモテのカオ】 少し喧嘩っ早いが明るく元気、友人も多い
【ウラのカオ】 コンプレックスの塊。自身の「女」としての性を忌み嫌い、「男」であろうとする(女性扱いされると激昂する)
【能力】 身体強化系魔法を用いた喧嘩格闘術が得意

【種族】 犬系獣人のワンエイス(灰色の耳と尻尾が生えている)

一人称は俺
昔は普通の女の子だったが、ある日暴漢に襲われレイプされそうになる(すんでの所で助けが入り無事)
その際暴漢に「お前が可愛いのが悪い」と言われたことがトラウマになっており、その日以来自分を男だと思い込むようになり、男子のような格好をして生活している
周囲には普通に男子だと思われており、彼女が女性であることを知る者は数えるほどしかいないらしい


…………ドワーフの師匠を持ってます。ついでに言うと寮で暮らしており、ルームメイトは男の娘。師の妻子に負担をかけたくないから、だったり


『ドワーフ』


【性別】 男
【身長】 135cm
【体重】 80kg
【肉体的特徴】 筋肉
【オモテのカオ(性格)】 豪快で裏表のない性格
【ウラのカオ(素)】 豪快で裏表のない性格
【能力】 鍛冶の才能と火属性の魔法と筋肉

【種族】 ドワーフ・純血

鍛冶師。腕前は一流で店も持っているが最高の武器と防具を作り出すために1年の半分近くは素材を探すために世界各地を放浪している。(その間店は弟子や妻、子供に任せている。)
生粋の戦士というわけではないが、自身が作り出した武器・防具と筋肉で敵を粉砕する


…………まだ未登場ですけど、鍛冶屋の師匠ポジ。よくあるドワーフ族とエルフ族の不仲とかはない…………と、思う。この辺は調整していきます


『演劇部』


【性別】  男
【身長】  175cm
【体重】  52kg
【肉体的特徴】  中肉中背で焦げ茶色の長い髪を後ろで纏めている、糸目族
【オモテのカオ】  同輩想いのへいわしゅぎしゃ
【ウラのカオ】  つかみどころがなく、限りなく冷血で狡猾
【能力】 『表向き』:魔法とは違った性質を持つ「呪」を操る能力 『裏側』:相手に「安穏」を与える呪、呪を感知させない能力

【種族】 魔人

常に朗らかな笑みを絶やさない“いいやつ”だが
その本性に薄々気づいている人間がほんの僅かにいる
「何か」を果たす為に学園にいるようだが…?

無職が異なる世界から来たものだと認識している


…………多分一番厄介です。うまく書けるようには頑張りたい。脚本家とトリックスターって相性良いと思う


『吟遊詩人』


【性別】  女
【身長】  148p
【体重】  45s
【肉体的特徴】  栗色の髪のサイドテール、おっぱいは小さい(これから大きくなると主張)
【オモテのカオ(性格)】  見事なまでのテンプレートなツンデレ。孤高を気取っている
【ウラのカオ(素)】 寂しがりや。一度心を開いた相手にはとことん懐く
【能力】 歌声に魔力を乗せ、聞いた人の感情に働きかける。やろうと思えば洗脳めいたことも可能らしいが、物凄く疲れるので基本的に使用したがらない

【種族】 人間

音楽への造詣が深く、特に歌は聞くことも歌うことも大好き(腕前も中々のもの)?
将来の夢は歌手だが、人前だと緊張してしまって中々うまく歌えないので人気の無い場所でこっそり練習している


…………学園生活で欠かせないツンデレ成分です。面白かわいいキャラにしたいです
309 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 17:36:01.87 ID:K5TwgnlI0
(固定キャラ行きます)



『委員長』


【性別】  女
【身長】  140cm
【体重】  39kg
【肉体的特徴】  背は小さく、腰まで届くようなウェーブのかかった癖っ毛が特徴的。姉である美化委員とよく似ている
【オモテのカオ(性格)】  『騎士の一族』としてふさわしいたたずまいを心掛けている
【ウラのカオ(素)】  責任感により、何もかもを背負おうとする癖がある
【能力】 騎士の一族の水魔法。また、自分、あるいは付近の味方の魔法攻撃力を上昇させる

【種族】 人間


…………美化委員の妹。彼女は彼女なりに、無職たちの期待に応えようとしている


『シスター』


【性別】  女
【身長】  230cm
【体重】  180kg
【肉体的特徴】  サソリの部分は固く、人体部分は柔らかい。豊満なボディーをしている
【オモテのカオ(性格)】  誰にでも等しく接することができる。やさしい
【ウラのカオ(素)】  傷心。人の闇に触れた。魂の汚れたものには近寄らない
【能力】  魂可視化。毒生成。重力魔法

【種族】 元人間


…………帝国の傑作であり、この世の膿である


『龍皇』


【性別】  女
【身長】  156cm
【体重】  75kg
【肉体的特徴】  細い体だが、筋肉量がすごい。龍の尻尾と翼、角を持ち、耳の部分は羽のようになっている
【オモテのカオ(性格)】  脳筋。ガンガン行こうぜ!!!!!
【ウラのカオ(素)】  皇としての誇りを持ち、強く生きたいと願っている
【能力】 機構龍召喚。雷魔法を使える。大剣を愛用しているが、強度を重視してか切るより叩く武器となっている

【種族】 龍人のクォーター


…………飛竜とは違う、古龍の血を引く少女。結晶の森にて、黒騎士に種族を壊滅させられる




(質問なんですけど、キャラの数って多いですかね?)

(自由行動ターンが残り350回以上あるのでそれに合わせてキャラの数も増やしていきたいのですが)

(とりあえず一旦切ります。夜にまた書き始めますので、では)

310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 18:02:03.35 ID:anbaYe4M0

みんな個性的だし数増えてもへーきへーき
311 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 20:26:43.01 ID:K5TwgnlI0
(乙ありがとうございます。少しずつ増やさしてもらいます)

…………。
……………………。


若兵士「―――以上が、ウェルぺス砦の報告です」

大領主「…………そうか、ご苦労だった。もう下がって良い」

若兵士「ハッ」


大領主「……この時期にイレギュラーか。結晶の森とは……なぜそこを選んだのだ? 不可解な部分が多すぎる」

大領主「『オーク・キング』か。知能を有し、配下の魔物に知恵を与え、文化を創造する者たち」

大領主「やつら小童など取るに足らんが…………」ペラ

大領主「この文言はどういうつもりだ、兵士長め」


『某のほうからも少々わがままを言わさせてもらうと、ケルセニス学園在学の無職と言う男を先行隊の一人にしてほしいのでござる』

『学園には魔法士の娘と、騎士の二人がいるでござる。…………まぁ、そのついででござるよ』

『どうせ碌なこと考えられないんでござるから、指示は某たちに任せて剣を磨いてろでござる』

『親愛なる豚野郎へ、兵士長より』


大領主「…………」ピキピキ

大領主「あの野郎……まだ『空白の十年』のことを根に持っているのか―――む?」ペラリ

大領主「報告の紙か? …………ふむ、オークたちは史上稀にみるレベルで繁殖中…………『と、同時に異常物を発見』? クリスタルまで……どれ」


大領主「…………これは、まさか」


異形『…………』



大領主「…………」


大領主「『信令兵士』、各有力な英雄、あるいは騎士に報告せよ」

信令兵士「…………」



大領主「X-イベントの兆候が発見された、とな」

大領主「すぐさま軍議を開く。オークの件は後回し、ウェルぺス砦の兵力増加と、撤退路の確保。馬の手入れも怠るなと伝えておけ」

大領主「放っておけば、世界が滅ぶぞ―――」

312 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 20:35:49.99 ID:K5TwgnlI0

…………。
……………………。


ユエ『…………』

ルナ『ダメよ。見守るの』

ユエ『分かってる。でも、定命の者たちは、あれを乗り越えられるのかしら』

ルナ『…………忌々しい、【エルキスの神】の所業』

ルナ『恐れるに足らないわ。あの勇者と女神は【因子】を受けて傀儡になったけど、もう一人だけ、希望がある』

ユエ『ふぅん。貴女が高く買うなんて珍しいわね』

ルナ『あれは望み。この世界が生まれた理由。そしていつかの、旧き英雄になりかけた、成り損ない』

ルナ『だからこそ、期待も募るってもの』

ユエ『祈ることしかできないわ』

ルナ『それでもその先に夢物語のハッピーエンドが残るって信じて』


ユエ『今は貴方に、切なる願いと希望を託して、月の光のお導きがあらんことを』
ルナ『今は貴方に、切なる願いと希望を託して、月の光のお導きがあらんことを』



ユエ『彼らを救ってあげて』

ルナ『貴方が、すべてを、解放してあげて―――』

313 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 20:41:07.64 ID:K5TwgnlI0

…………。
……………………。


無職(―――うーん、むにゃむにゃ…………)ススス

無職(う……んんん…………)サササ……


無職「キャァ!!! ゴキブリぃ!?」ガバッ!

???「きゃっ!?」


無職「え……ど、どうしたんだ? 行商人…………」

???「…………」ピクッ

無職(いや、違う! 目が赤い!! こいつは…………誰だ!?)



(いつも通り寝てたけど、ふとした感触に起きたら行商人の姿をした何かが馬乗りになってきていた!! どうする? …………>>安価↓ 例:命乞い)

314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 20:56:05.41 ID:L2uohC4DO
もっと観察してみる
315 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 21:05:11.01 ID:K5TwgnlI0


アンリ「私は『アンリ』って言うの。いつも……この子が世話になってるみたいね」

アンリ「ま、この子がつけた名前だから何て呼んでも良いんだけど……どうせ死んじゃうし、どうでもいいか」ニッコリ

無職「…………」ジー

アンリ「あの子の好きな異性を殺して…………」

無職「んー…………?」ジーーー

アンリ「ふふふ、この子がどんな反応をするか……」

無職「ぬぬぬぬー?」ジンジロジン

アンリ「それで―――」

無職「ほー…………?」ジンジャー


アンリ「そ、それで……それで…………っ」ピクッ


無職「むむむむ―――っ!!!!」ジーーーーー!!!


アンリ「あ……ぅ…………そ、そんな見つめないでよぉ…………」

無職「…………」

アンリ「くぅぅぅ…………わ、悪かったから、もう許して……///」ヘニョ

無職「…………」



無職「??????????????」

316 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 21:12:30.99 ID:K5TwgnlI0

…………。
……………………。


無職「―――なるほど。お前は行商人のもう一つの人格ってわけか。道理で別人のようには思えなかったんだ」

アンリ「…………むぅ」プクー

無職「クハハ、そんな拗ねてないで……ほら、コルミスの茶葉で淹れた紅茶だ」カチャ

アンリ「ありがと」コクッ


無職(真夜中に起こされて、とは思うまい。なんだかんだで有耶無耶になったが、殺される直前だったからな、あれ)

アンリ「……この子が貴方を好きじゃなければ……それに、この子があの時決意しちゃったせいで、もう殺意も掻き消えちゃったし」

アンリ「ハァ…………出てきた意味皆無だったわ」

無職「行商人の身体でそんな風に喋られると違和感バリバリだな。似ても似つかないってやつ?」

アンリ「私あんな小動物っぽくないもの」

無職「どっちかって言うと、蛇のほうが近いかもな」

アンリ「…………爬虫類でもないもん!!」ツーン

無職「あーうん、ごめん」

無職(やっぱ似てるかもしんねぇわ)

317 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 21:29:28.89 ID:K5TwgnlI0

…………。


無職「…………で、お前はまた、なんで急に出てきたんだ?」

アンリ「さぁ? 私にもわからなーい。今回は出てきたというより追い出されたって感じだったからね」

無職「追い出された? 行商人に何かあったのか?」

アンリ「それも。……まぁ、たぶん、貴方と懇ろになって幸せの絶頂とか言って気が緩んだのでしょうけど」

無職「…………」

アンリ「安心して。もう殺すとかそういうの、しないから」

アンリ「自分の身は守るけどね。……貴方も、ついでに」

無職「クハハ、そいつは心強い」

アンリ「そう言ってもらえると助かるわ」


アンリ「…………! 紅茶…………」

無職「ああ、新しいのを淹れるよ」

アンリ「…………良いの?」

無職「その様子だと、どうせ今夜は寝ない気だろ? 寝首を掻かれるのも嫌だし、付き合ってやるよ」

アンリ「あら、残念。夜這いをかけようと思ってたのに」クスクス

無職「俺は俺から行く派でな。見つめられただけで赤くなるようなら、それは無理な話だ」

無職「落ち着いて話そうぜ? 俺はまだアンリのことを知らないからさ。知りたいんだ、お前のこと」

アンリ「む…………卑怯だわ」

無職「もしかして、紅くなってる?」

アンリ「…………ランタンの火よ。馬鹿じゃないの?」ツーン

無職「……そっか」


アンリ「やっぱ寝ないほうが良いのかもね」

無職「…………」

アンリ「血なまぐさくない空間も悪くないわ。貴方がいるからかしら?」

無職「そうだったら、嬉しいな」


無職「じゃ、聞かせてくれよ、お前の話―――」




…………特殊サブイベント『夜の円卓にて』が追加されました
特殊サブイベントって? …………自由行動ターン以外で選択できるイベントのこと。今回の場合は、夜限定です

318 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 21:37:55.66 ID:K5TwgnlI0

…………。
……………………。


無職(―――事件は、その時起こった)

無職(いつも通りの通学、登校、着席、朝礼……いや、確かに最近、妙に静かだとは思っていたんだ)


秘書「…………では、転校生を紹介します」

秘書「入ってきてください」

???「はーい!」ガラララ


「「「―――おおぉお!」」」ザワ…


無職(そう、この世界に来てからというもの、四六時中引っ付きまわっていたあいつが! なんの脈略もなしにいなくなるわけがないだろうと!!!)

無職(俺は!! 俺の考えが甘かったことに―――)




女神「―――女神ちゃんでーすっ!」キラッ!



無職(嫌というほどに、気づかされたわけだ)

319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 21:49:52.79 ID:CnZoUN0g0
BBA無理スンナ…といえばいいの?
320 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 22:00:11.06 ID:K5TwgnlI0
…………。


女神「……どう? 制服、似合うかな?」

無職(あの長い髪はお団子ヘアでまとめ、あざといリボンを数個付け、これまたあざとく萌え袖チックな一サイズでかい制服を身に着け―――)

無職(そしてこれまたあざとく、俺に身を摺り寄せ上目遣いで俺を悩殺しようとしてきた)


「「「―――」」」ギリギリギリ


無職(もちろん、あの美化委員の一件で男衆のヘイトを集めた俺に憎悪にも似た視線が集まるのは必至なことだったし)


委員長「無職さん…………」

薬師「また、女の子にモテてるんだね」

軍神「貴方ははちみつのようです。いろんな方が集まり……そして貴方は、甘い」

剣姫「あざといわね…………」

鍛冶屋「…………ん? なに?」


無職(この女の子たちの冷ややかな視線を受けるのもまた必然…………??)


男の娘「あはは」

無職(違ぁう!! 俺はこんな雰囲気作りがしたくてこの学園に来たわけじゃない!!)


無職(なにを企んでやがる、女神)

女神「ん〜? べっつに〜?」

女神(別に良いでしょ? 好きな人とは、一緒にいたいものなのよ)

無職(…………それは……ズルいだろうが)

女神「……ふふっ!」


委員長「…………よろしくですわ、女神さん……でしたっけ?」

女神「ええ、よろしくね!」

薬師「なんだか……可愛らしい子だね」

女神「…………背がちっさいってことー?」プクー

薬師「う、ううん、違うよ! 君のその愛らしさが、ボクの瞳を奪ったってこと―――」

女神「なら、もっと私の目を見てよ」

薬師「え…………?」

女神「…………」ジー

薬師「…………」ピクッ


薬師「…………あぅ///」サッ

女神(っへぇ! 甘いのよ青二才がァ!!!!)

無職(いやなにを対抗してんのさ!?)

軍神「おや。あの口説き上手な薬師殿がノックアウトされるとは。おみそれしましたよ、女神殿」

女神「…………いや意外とチョロいんじゃ……まぁいいわ、軍神ちゃんよね? よろしく!」

軍神「……ちゃん付けですか」

女神「え? ぬいぐるみ持ってるからそれが良いかなって」

無職「ブフォ!!!!!」

軍神「…………無職殿?」ジトー


無職(いやそれは笑うでしょうよってあごめんなさい殺さないでいやぁああああああああ―――)
321 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 22:17:17.59 ID:K5TwgnlI0

…………。
……………………。


女神「―――」ヤイノヤイノ


無職(うわ……もうあいつの周りに人だかりができてる)

無職(転校生って言う設定ゆえのブーストがかかってるんだろうけど……いや、これは僻みだな。女神自身のコミュ力がすさまじいってことだ)

吟遊詩人「…………なにしょぼくれた顔してるの?」

無職「うぉお……ビックリした。お前か」

吟遊詩人「何よ、私じゃいけなかった?」

無職「……お前が良いって言ってほしいのか」

吟遊詩人「ひねくれた嫌な奴」ツーン

無職「クハハ、気を悪くしたなら謝るよ」


無職「……ってか、混ざってこないのか?」


「「「―――」」」アハハメガミチャンッテオモシローイ!!


吟遊詩人「……いいえ、遠慮しとくわ。吟遊詩人に友人はいらないのよ」

無職「あっ、そう……」

吟遊詩人「な、なにその憐みの目は! 私が強がってるとでも言いたいの!?」

無職「強がりじゃないのか?」

吟遊詩人「そ、そんなわけ! ないじゃなぃ…………」

無職(語末が掠れていってるじゃないか。まあ、背を押すほどのことでもなさそうだし、黙ってよう)


吟遊詩人「というか、らぶらぶなのね?」

無職「?」

吟遊詩人「あの女神って転校生、朝礼が終わったら迷いもせずに貴方のところに来たじゃない」

吟遊詩人「しかも抱き着いて…………あー妬ましい」ボソッ

無職「ん?」

吟遊詩人「な、なんでもないわ!」

吟遊詩人「……それで、どういう関係なの?」

無職「関係、か……」

吟遊詩人「やっぱり、その、気になるじゃない……人と人の関り? みたいなものって……」

無職「やっぱ友達いないの?」

吟遊詩人「…………うっさい、バカ!」


無職「クハハ」

無職(関係、なぁ……本当のことは言ったところで、信じてもらえるかどうか。そもそも言っていいものか? これ)


無職(とりあえず、あいつと関わってく中で違和感のない関係性を主張していこう!)

無職(幼馴染とか、そういうのだったら『あ、別にラブラブとかじゃなくて知り合いがあいつしかいないからか!』ってなるかもしれない)



無職「あいつとの関係は、ただ…………>>安価↓ってだけだよ」(関係性。あんまりなものは再安価)

322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 22:20:59.38 ID:CnZoUN0g0
悪友(本来の意味ではない)
安価下
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 22:25:25.63 ID:HsbjRdy50
なんというか友人とか恋人と単純な言葉では言い表せない関係
324 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 22:39:03.05 ID:K5TwgnlI0


「「「―――」」」シン…


無職(…………うん?)


「複雑な関係…………」ザワザワ

「言い表せないような……あんなことやこんなこと…………」ザワザワオザワ

「…………」


吟遊詩人「まぁ、なんというか。すごいのね」サッ

無職(あの、俺の目を見て言ってくださる?)


女神「適当言うんだったらもっとちゃんと言いなさいよ!!」

無職「うわぁ」

吟遊詩人「ぴえ」

女神「何よその反応はー!! ……あ、えっと……吟遊詩人ちゃん!」

吟遊詩人「え?」

女神「よろしくね! これから一年!!」ギュ

吟遊詩人「あ、う、うん……」

女神「ねーねー! どんなことが好きなのー?」

吟遊詩人「お、お歌聞いたり、とか……」

女神「そうなのー!? 私も好きなんだ! 今度一緒になんか聞こうね!!」

吟遊詩人「え、うん…………い、良いけど?」


女神「やったー! 覚えておいてねー! …………あ、みんなどうしたの黙り込んで―――」


吟遊詩人「ふ、ふん! 見たでしょ? 私にだって友人は―――」

無職「認めないからな!?」

無職(お前一回も目を合わせてなかったじゃん!!! あとすごい返答がコミュ障っぽい!!!!!)

吟遊詩人「えへへ……お友達…………」



無職(……幸せそうだから、そっとしておこう―――)



…………無職の称号が『女たらし』になった!!
称号って? 兵士長で言うところの、猛る稲妻みたいなもの


『女たらし』効果…………女の子と話しやすくなる。裏で男衆に憧れられる

325 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 22:48:39.14 ID:K5TwgnlI0

…………。
……………………。


無職(―――放課後だ)


女神「…………」ニッコリ

軍神「…………」ニッコリ


無職(部活動見学のため、委員長は早々と『文化研究部に行ってきますのー』って行ってしまった)

無職(残されているのは俺と……両側の見た目幼女二人)

無職(相変わらず俺の手を握られているが……このうすら寒い悪寒は、いったい?)


無職(ま、まあいい。とりあえずどこを回るかだ)



(部活動名を書いてください。高校でよくある部活動、あるいはそれの名前を改変、異世界仕様に程よくアレンジしたものはオッケー)

(ですが新規の部活はなし。特殊な部活であるものは、料理部(ゲテモノ部)、助っ人部、卓上遊戯部、地下探求部だけです)

(三つまで…………>>安価↓1〜3)
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 22:50:12.71 ID:anbaYe4M0
卓上遊戯部
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 22:58:53.22 ID:2diHaUzIO
ごめ、質問
これは>>325で挙げられている中から選べってこと?「部活の名前を書いて」と「新規はダメ」でちょっとこんがらがってる
328 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 23:05:40.82 ID:K5TwgnlI0
>>327言葉足らずで申し訳ないです。挙げたものと、例えば卓球やバスケなど、現実の高校にあるような部活の中から、ということです)

(ただ、そのほかの、地球の高校には無いような、例でいえば魔法研究部とかはなし、ってことです。すみません>>再安価↓1〜2)
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 23:25:46.15 ID:2diHaUzIO
ありがとう
では陸上部で
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 23:30:58.92 ID:L2uohC4DO
美術部
331 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/07/31(火) 23:56:19.35 ID:K5TwgnlI0
(ではまず>>326から)

…………。
……………………。

女神「―――へぇ、そういう遊戯が気になるの? ふふ、悪い子だね」

軍神「帝国では賭け事は禁止されていましたが……やはりこういうものにこそ意義を見出す人がいるのでしょうか」

無職「た、ただ見に来ただけだっての」

無職(地球じゃ、パチンコだとか競馬とかには行かなかったからな。小さいころ、親戚の家でポーカーをやってたぐらいだ)

無職(…………ん?)


???「―――さぁさぁ、見てってね! 卓上遊戯部! トランプでのほほんと遊ぶのも良し! ルーレットでドキドキハラハラを味わうも良し!!」

???「この小さな戦場に、どうですかー!?」


無職(び、美少女? 黒髪の……ルックス高)

軍神「ああ……二年の『アイドル』とかいう人でしたっけ」

無職「あい……なんて?」

軍神「Aクラスの方なんですが、どうにも、ルックスで贔屓されてる、みたいな噂がある人です」

軍神「アイドルって名前にふさわしいくらい、学園を宣伝したりしてますからね」

女神「…………行ってみる?」

無職「引くは恥ぞ」



アイドル「…………ったく、だれも見向きしねぇ……あーあ、どいつもこいつも美化委員とかの話ばっか―――!」


無職「…………」


アイドル「―――あー! もしかして入部希望の一年生!? ねーねー、お願いだから、見るだけでも良いから中に入ってよ!」キュルン!

無職(なんか黒くなかった?)

無職「そ、それは良いんだが……ってか近」

女神「これってどんなことをする部活なの?」

アイドル「うわかわい…………えっとね、いろいろする部活、かな! トランプとか、ボードゲームとか!」

軍神「ふむ……賭け事のように思えましたが…………」

アイドル「さすがにそれはないない! 学園長とかそこらへん厳しくてねー! ……みんながやってるのは、本当にただのお遊戯なの!」

アイドル「何も賭けない。勝ち負けを競い合ってる部活だよ」

無職「それって……遊んでるだけの部活じゃ」

アイドル「あ、あはは……痛いところ突いてくるなぁ……」

アイドル「ま、それでも楽しいって言って続けてる人が多いよ? たまに友達つれてきて、一緒に遊んでる子もいるし」

無職「…………友好関係を築くのにはうってつけ、か」

アイドル「そ! ささ、入ってってよ!」

軍神「…………」

女神「…………どうする?」


無職「…………>>安価↓」


1 …………じゃあ、ちょっとだけ(体験入部。他の部活が回れなくなる、ってことはありませんのでご安心を。イベントあり)

2 …………んー、またの機会に……(次の部活)


(あ、アイドルなんですけど、卓上遊戯部って名前にすると長いんでってことで設定ぶち込んで出来上がった固定キャラです。モブになるかもしれない)

332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/01(水) 00:01:07.34 ID:a942Tct/0
333 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 00:04:20.24 ID:aP75MS0+0


アイドル「」ガッ

無職「ひっ」

アイドル「…………」ニッコリ

無職「ま、また来るから勘弁してくれ―――」

334 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 00:12:02.21 ID:aP75MS0+0
>>329

…………。
……………………。


「「「いちにっ、いちにっ―――」」」



無職「―――おお、やってるやってる」

無職(アイドルから呪いのようにまた来いよと言われ、恐ろしく外に逃げてきたが……そういえば、陸上部から誘われてたんだったな、と)

女神「元気いっぱいね……短距離はエンドレスリレー、中、長距離は外周、って感じかしら」

軍神「大変そうですが……みなさん、楽しそうですね」

無職「そんなもんだろ」

無職(部活って言えば、達成感と充実感の塊みたいなものだからな。汗水たらせば、それだけ嬉しいものだ)


陸上部「―――」


女神「あ、女難体質の哀れボーイ」

無職「あいつは…………>>安価↓をやってるのか」(陸上部のやっている種目)

335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:12:56.13 ID:Mnwdo8FU0
走り高跳び
336 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 00:20:42.31 ID:aP75MS0+0


陸上部「―――ッ!」ダッ!

陸上部女子「「「キャ―――ッ!! かっこいい―――!!!」」」


無職「うお、すげ……背面飛びか。しかもめっちゃきれいな」

女神「持ち前の細さはともかくとして、それを利用したばねの使い方がすごいのかしらね?」

軍神「…………しかし、これが部活の喧騒というものなのでしょうか?」


「「「キャー!!」」」
「「「抱いてー!!!」」」
「「「陸上部さまー!!!!」」」


無職「絶対違うぞ」


軍神「まぁ、楽しそうな競技であることには違いありませんが…………」

女神「どうする? やってみる?」


無職「…………>>安価↓」


1 …………ま、まぁ……やれるだけ、な

2 …………つ、次の部活を、見に行こうか

337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:25:52.70 ID:0g7bTPRt0
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:28:32.60 ID:W+r6YskC0
美術部は固定キャラがいいな
339 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 00:30:38.19 ID:aP75MS0+0


無職「いや、あれは…………ダメだな」


「「「イヤアアアアアアアイケメェエエエエエエエエン!!!!」」」


無職「あそこにお前たちを巻き込むわけにはいかない」

軍神「…………そうしてもらえると助かります」

女神「愛って、恐ろしいのね」

無職(どの口が言ってんだか―――)

340 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 00:35:31.40 ID:aP75MS0+0

>>338固定キャラですか……分かりました、一応安価を取らさせていただきます)

(美術部!! キャラはどっちがいいですか!?)


1 …………固定キャラ(自分のオリジナルになります)

2 …………安価で募集したキャラ(まだいますので)


…………>>安価↓1〜3 (集まり切らない場合でも決めてしまいます。ご了承を)
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:37:14.47 ID:tBaDL7YDO
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:39:15.80 ID:W+r6YskC0
1
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:40:42.53 ID:SUxuSDJ9O
2
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:41:03.71 ID:aIlgapS+0
2
345 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 00:54:16.88 ID:aP75MS0+0
(では安価キャラということで……>>118>>97を選択します)

…………。
……………………。


女神「―――絵に興味があるの?」

無職「ん? ああいや……なんというか、活発に活動する陽キャ集団の部活より、居心地良さそうだなーって、本能が足を運んだ」

女神「典型的なダメ人間じゃない!」

軍神「絵も素晴らしい芸術ですよ。……まぁ、クラスの中心的人物がいる、なんてことはなさそうですが」

無職「そうなんだよな…………」



美術部「―――あれ! もしかして、入部希望者かな?」

無職「ん、君は…………」

美術部「あ、うん! 私はここの部員だよ! えへへ! ……あ、ごめんなさい……人が来るとは思わなくて、こんなシャツ姿のままで部活やっちゃってた」テヘ

無職「い、いや、良いと思うぞ? 美術部ってのは汚れやすいもんだと思うからな……現に、ほら、ここ。ほっぺに絵の具が付いてるぞ」

美術部「えっ、ほんと!? …………ん」

軍神「…………?」
女神「…………?」

無職「え、なに……」

美術部「ごめんね、今は荷物で手がいっぱいで……お願いできる?」


無職(??????????????)



(どうする? …………>>安価↓)


1 …………いやいや、置けばいいだけだろ

2 …………仕方ないから、手で拭ってやる

346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:56:10.14 ID:S37Avxh80
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:56:27.97 ID:tBaDL7YDO
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 00:56:29.09 ID:W+r6YskC0
2
349 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 01:11:35.54 ID:aP75MS0+0



美術部「あ! そうだね! えへへ、どうして思いつかなかったんだろ…………」

無職(もしかしなくとも、この子あほの子―――)


美術部「―――ぁ!」グラッ

軍神「! あぶな―――」


無職「―――っとぉ! おいおい、足元には気を付け…………ん?」モミッ


無職「…………」モミモミ


無職(急にすっころびそうになった美術部を受け止めようとして……)モミッ

美術部「ぁ……んっ♥」ピクッ

無職(しかし……何だこの感触は。触れたことはないのに……どこか懐かしい……)ムニッ

美術部「あ、あのっ? ……ぁっ♥」ピクピク


無職(これは、いったい―――)


軍神「…………」ジトー

女神「…………」ムスッ


女神「……思いのたけは私にぶつけてよ」ツーン

無職「はいごめんなさぁい!!」


美術部「ぁ……ハァ、ハァ……怪我は、ない? 大丈、夫……?」

無職「え、あ、ないです。大丈夫です」

女神「うそ。あんだけセクハラされて動じない!?」

軍神「貞操観念が薄いのかもしれませんね」

無職「それ地味にディスってますよね?」


美術部「えっと……じゃあ、その、体験入部……してみる?」



無職「あー…………>>安価↓」



1 …………絵の描き方は分からなくてさ、教えてくれるのなら、試しに入ってみるよ

2 …………ごめん、また今度じゃ、ダメかな?

350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 01:14:13.38 ID:tBaDL7YDO
351 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 01:21:32.06 ID:aP75MS0+0


美術部「そ、そっか……うん、わかった……」

無職「あ、ああ……そんな悲しそうな表情をしないでくれ、またあとで来るからさ」

無職「それに、見学だけなら俺だってやれるし、この月が終わってもオッケーだろ?」

軍神「見るだけならタダ、というやつですね」

無職「卑しい奴みたいな言い方はよしてくれ……」

美術部「そ、それじゃあ! また来てくれるの!?」ギュ!

無職「うへぇい! も、もちろん!」

美術部「あ、ありがとう! 待ってるからね!」

無職「は、はひ」


女神(積極的な女の子にはとことん引け腰ね)

無職(…………なんのことだかわかりませぇぇぇん―――)


352 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 01:30:07.17 ID:aP75MS0+0

(とりあえずここで一旦切ります。お読みくださりありがとうございます)

(物語はまだ四月二週間目。終わりが見えないです。テンポや、内容に対する感想や要望など、ありましたならお書き下さると幸いです)

(…………もしかしたらまたキャラ安価するかも? まあ次の更新で決めます)

(夜のほうが人が多そうなので、キャラ安価をするなら夜にやりますね)

(では、おやすみなさい)



(最後に、安価を取ります。アンリの特殊サブイベント『夜の円卓にて』を進めるかどうか。それの次は自由行動ターンですが……)


1 …………『夜の円卓にて』を進める

2 …………『さらば人でなし』を進める


(あ、特殊サブイベントは自由行動ターンを消費しません。ですので、どっちをやるか、というよりは1をやるかやらないかの安価です)

(1は今週限定とかではないので、また安価を取ることもできます)

(ということで、本当におやすみなさい …………>>安価↓1〜3)
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 01:36:06.87 ID:0g7bTPRt0
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 01:43:06.99 ID:Q01WRlWSO
乙、いつも楽しく読ませてもらってるよ
別に長くなってもいいのよ、>>1がきちんと完結させてさえくれれば
読者の分際で生意気なことを言うけど、いいところでのエタほど悲しいことはないからね。大変だろうけど頑張ってほしい

安価はインガオホーを早く見たいので2で
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 07:00:45.48 ID:tBaDL7YDO

安価は1
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 07:40:01.90 ID:W+r6YskC0
どうでもいいけど、この世界だと〇ンドームはなかったりするの?
念のために聞いておきたい
357 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 09:48:42.44 ID:aP75MS0+0

(乙と、丁寧なお言葉ありがとうございます。この物語は読者様の存在なしには成り立たないものですので、期待に応えられるよう書き上げていきたいと思います)

>>356ないですけど、代わりに避妊薬があります)

(では再開します。アンリとのイベントから)
358 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 10:47:28.91 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


アンリ「―――奇特なものね。いつぞやの殺人鬼が、こうして人と紅茶を飲みかわすなんて」

無職「そりゃ、そういう縁だろうからな。俺がコルミスに来て、行商人と出会ったころから、運命なんてもんは奇特も奇特。必然だったんだろう」

アンリ「感傷的なことを言うのね? ま、素敵で良いけど」

無職「その方が紅茶もうまくなる」

アンリ「…………そうね」


アンリ「……私の過去、この子とは違う、私の昔話」

アンリ「私が生まれた時のこと、話してあげようか?」

無職「生まれたって、赤子の時?」

アンリ「違うわ。この世に産声を上げた時は、この子はこの子だけだったの。私は後天的に生まれたから」

無職「外的要因? なにか……あったんだな?」

アンリ「まぁ、こうやってもう一つの人格が生まれるときっていうのは、大抵心理的なものだし、私の場合も例に漏れずそれだった」


アンリ「―――『亜人狩り』って知ってる?」


無職「…………知らないが、予想はつく」

アンリ「……亜人狩り。内容は言葉通り亜人とかを殺していくんだけど……実状はもっと汚らしい」

アンリ「権力者が気に入った町娘を亜人に仕立て上げ、自らの檻へと折檻する。あとはもう性奴隷で終わるだけの人生を送らせる、だとか」

アンリ「起業、あるいは政治的に邪魔な村々を、亜人という理由を仕立て上げ、焼き払ったり、食料を巻き上げたり、女子供を連れ去ったりする、とかね」

無職(魔女狩りみたいなものか? いや、女性だけがターゲットではないことを鑑みるに、これはさらにひどい)

アンリ「帝国領、それもエリケッシュ寄りの思想派ばかり集まってた場所に、この子の村はあった」

アンリ「あの小うるさい男のことも、覚えてるでしょ?」


団長『うぇあああああああああああああああああああああああ―――!!!!!!』


無職「お前の……いや、行商人の幼馴染か」

アンリ「そ。あの男含めて、人間しかいない村だったんだけど……どうにも、風当たりが良くなかったの」

アンリ「亜人差別を批判する人たちも多かったし、亜人をかくまってる、なんて根も葉もないうわさも流れたりして……」

アンリ「―――で、『ストラクト教』の逆鱗に触れたのかは知らないけど、エリケッシュから『聖騎士隊』が征伐しに来たのは、よく覚えてる」


無職「帝国領じゃないのか? それじゃあ他国に干渉して…………」

アンリ「たかが小村一つに躍起になるような国でもないし、宗教のおかげで成り立っている国だったからね、帝国は」

アンリ「帝国領の人で、宗教批判をする私たちはきっと目の上のたんこぶだったんだと思う。何もしてくれなかったわ」

無職「…………どう、なったんだ?」


アンリ「……私の存在が、すべてを物語ってるはずよ」

無職「…………」



アンリ「この子も、村の住人も、精一杯足掻いたわ、抗ったわ! でも―――」

359 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 11:11:21.86 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


団長(幼)「―――なぜだァ!! 俺たちが一体何をしたって言うんだァ!! 答えろォ!! 公国の傀儡どもォ!!!!」

団長「月光よ!! 我らにお導きの―――奴らを八つ裂きにする、すべての根源の光を!! 今ここに収束せよ―――ッ!!!!」キィィイイン!!


聖騎士「ヅッ! …………このガキ…………!」

聖騎士「何をしている!! この程度のクズに手こずるな!! 情報によればこいつらは亜人をかくまっているとのことだ!! さらに焼き払え!!」


聖騎士「「「『炎よ、浄化し給え』」」」ボゥ!


団長「!! ァァアアアアアアアア!!! 砕けろォォォオオオオ!!!」キィイイイイン!!!


聖騎士「―――ッ!? この力―――ガァアアアアアアアアアア!!!!」

聖騎士「ひっ……!」


行商人(みんな……死んだ)

行商人(誰のものかもわからない黒焦げた腕が空へと突き出して…………)

行商人(赤子を抱いた死体が、共に家屋の中に崩れていく)

行商人(幸せだった面影が、すべて灰になった)


団長「舐めるなよッ!! 死んだ者たちの意思はこの俺が継いだ! 貴様らに負ける道理など、無い!!!」


聖騎士隊長「…………猊下がお待ちだ。ガキどもは捨て置け、情報の正否を確かめる」

聖騎士「た、隊長!! し、しかし…………」

聖騎士隊長「誰が罪もなきガキを殺せと言った? 奴らからすれば我らは咎人よ。猊下の意に背くつもりか、異教徒」

聖騎士隊長「神に祈りをささげる貴様らが、亜人を蔑む愚者が、人の心をなくしてなんとする」

聖騎士隊長「殺して見せよ。貴様はその瞬間人ではなくなるからな」チャキ

聖騎士「う……ハ、ハハ! 平民上がりのテメェ! テメェこそが異教徒なんじゃねぇのか!? 奴らを擁護しようとする奴なんてな、碌なやつじゃねぇんだよ!!」

聖騎士「猊下の意に背くぅ? 貴様ごときが理解した気に―――」

聖騎士隊長「二度目は無いぞ」

聖騎士「…………っ」


団長「待てよ……逃げる気か? ここまでしといて、俺たちを無かったことにするのか!?」

団長「ふざけるのも大概にしろ!! 我々は貴様らに倒されるだけの案山子ではない!!」

聖騎士隊長「なら貴様はなんだ? 英雄か、勇者か、あるいは…………蛮勇だな、貴様は愚か者よ」

団長「…………貴様」

聖騎士隊長「……匿った小娘のことは見逃してや―――」


行商人「―――いやぁ!!」

聖騎士隊長「―――」
団長「!!! まさか―――!!!!」

聖騎士「アッハハハハ!! まだ隠れてたやつがいるとはなぁ!! しかも上玉じゃねぇか!!!」

行商人「やだぁ! 誰か……助けて!!!」


団長「…………」

聖騎士隊長「……言っただろう、情報の正否を確かめると。この場に、もう僕<やつがれ>の指揮権など残されてはおらぬでな」


団長「ッ!! 今助ける―――!!!!」
360 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 11:25:23.81 ID:aP75MS0+0

…………。


行商人(やだ…………死にたくないよ…………)

団長「貴様ァアアアアアアッ!!! そこをどけぇえええええええええ!!!!」

聖騎士「―――このガキ、誰からこんな…………ッ、しつけぇ!!」バキッ!!

団長「ガッ!? …………げほっ!!」

聖騎士「このっ! クズがっ! とっとと! くたばれっ!!」バキッバキッ!


団長「ぐぅぅぅ……ガァアアアアアア!!! 月光よ!!」

聖騎士「させるかよ!!」ザンッ!


団長「―――ッ!? アアアアアァアァアアアアアアアアア!!!!」

行商人(やだ、やだ! 血が……剣が刺さって……だめ、逝かないで……)


聖騎士「……もう良い、見せしめにこいつを殺してからテメェも後を追わしてやる!」ギリギリ

行商人(―――あっ!? ぐっ……う、うぐ、うぅ……あ、か、はっ……)


団長「や、やめろ…………うぐっ!?」ゲシッ!

聖騎士「ああ、ああ! 神よ、そちらに供物をささげます!! 今この時より、罪人に救済を与えるのです―――ッ」


聖騎士「アッハハハハハハハハハ―――ッ!!!!!」




行商人「ぁ…………」プラン


団長「は…………?」


団長「おい……おい! 嘘だろ!? 目を覚ませ―――」

聖騎士「あー? 次はお前だよぉ! 薄ら汚い、異教徒どもがよぉ!!!!」



団長「―――ッ!!!」



―――error



アンリ「…………ごきげんよう」ニッコリ

361 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 11:53:06.19 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


アンリ「―――そのあとは私もあまり覚えてないというか……気付けば何もかもが終わった後だったわ」

無職「…………そんな過去が」

アンリ「この子、そんな話しなかったでしょ?」

無職「あ、ああ……初耳だよ、そんな過去があったなんて」

アンリ「この過去を乗り越えた―――」


アンリ「―――そんな気になってるからね。合理的解決も出来てないのに、抑圧だけして、記憶の中に封じ込めて」

アンリ「それで、不安定になった『殺害』の感触だけが、私を『殺意』として呼び覚ましたの。この子がぶっ倒れた原因は、それね」

無職「村の時は、違ったのか?」

アンリ「結果的には一緒なんだろうけど、どちらかというと、『生きたい』、『守りたい』って願望のほうが強かったから」

アンリ「その手っ取り早い方法が、殺害だっただけで」

無職「…………なるほどな」


アンリ「物語の終わりはこう。聖騎士隊は隊長を除き壊滅。村も、あの男とこの子を除いて全滅」

アンリ「心にぽっかりと穴をあけた彼女は、何度も何度も、事柄のすべてを私のせいにしようとして」

アンリ「思い出しては私を外に追い出したわ」

アンリ「私はこの子を守りたい。その方法が殺害としか知らなかった。だから殺した」

無職「…………」


アンリ「残酷なものね」

アンリ「私、今回はこの子の『幸福』だとか、『愛情』だとかとして出てきたんだろうけど」

アンリ「……この子は貴方が好き。私も貴方が好き」


無職「アンリ―――」

アンリ「でも私は罪人。手は血にまみれて、この体も借り物」



アンリ「貴方は私を愛さない。そうでしょ?」


無職(…………痛々しい、自嘲するような笑みだ)

無職(だがそれは違う。お前は……違う。殺人鬼は、自らの過去をそんな顔して話はしない)

無職(お前は殺人鬼ではないのだ)



無職「…………>>安価↓」(アンリの問いに対する答え。かっこいいこと言ってください)

362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 12:23:05.64 ID:Jkd2ky6LO
どんな方法だろうと、お前は「彼女」を救ったじゃないか
詭弁と思うかもしれないが、俺はそう思う。嘘偽りなくな
363 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 12:58:50.00 ID:aP75MS0+0


アンリ「…………」

無職「お前は自分のために武器を振るったわけじゃない。今、生きている団長や行商人のために、お前は生まれたんだ。そして、殺したんだ」

無職「お前を咎めるやつはいないだろう」

アンリ「……そんなこと。ただの気休め―――」


無職「なぁ、行商人はなんて言ってたんだ?」

アンリ「!」

無職「恨みか? それとも、罵詈雑言? ……どうだった?」


アンリ「…………」

アンリ「―――…………って」


アンリ「ありがとうって、言われた」


アンリ「私自身が、こんがらがったみたいに、自分の罪をこの子のせいにしようとしても」

アンリ「私とは違って、受け入れてくれてた。私はこの子の、弱みだって」

無職「……あいつらしいな」

アンリ「殺して、笑って、楽しんでたのは……私―――」


無職「アンリ」ギュ


アンリ「…………え?」

無職「俺からも、礼を言わさせてくれ。行商人を助けてくれてありがとう」

無職「……生まれてくれて、ありがとう」

アンリ「ば、バカ言わないでよ……私は、望まれて生まれてきたわけじゃ―――」

無職「―――辛かったな」

アンリ「っ!」

無職「お前は異常じゃない。一人の女の子だ。お前の誕生が偶然で、恵まれたものではなかったのだとしても、俺はこの出会いに感謝したい」

無職「ざまぁみろ。お前は俺に望まれてんだ」

アンリ「でも! わ、私は、殺人鬼で―――」

無職「自分を下げるのはやめろ。それは免罪符にもならない。『普通』を怖がるなよ」

アンリ「…………ダメよ、そんなの。私は、罪を犯して、貴方には触れちゃいけないのよ」

無職「…………『お前は俺に触れてもいいんだ』」

アンリ「…………えっ?」

無職「そんな決まりごとはない。あったとしても俺が打ち砕く。……すぐに慣れろとは言わないが、行商人の言葉は素直に受け止めとけよ?」

アンリ「…………」


無職「大体な、人見知りは嫌いなやつに紅茶を淹れはしないんだ」ナデナデ


アンリ「…………ぁ」

無職「俺は最初からお前を受け入れてるつもりだったんだぜ? ……っておいおい! 泣くなよ!」

アンリ「ふふ―――どうするのよ、せっかくの紅茶が、しょっぱくなっちゃうわ」

無職「……じゃ、角砂糖でも―――」

アンリ「ダメよ」ギュ



アンリ「…………紅茶は良いから、ここにいて―――」
364 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 13:15:07.44 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


行商人『―――む、むむむむむ……釈然としないっす!!』

アンリ『…………わかってるわよ。私は早々に引き上げるし、もうあの人と関わることも―――』

行商人『それっす!!!!!!』

行商人『その態度が気に食わないんすよ!!!!!!』

アンリ『……気に食わないって、あほなの? 私じゃなくて、貴方が彼を―――』

行商人『違うっす!!!』

アンリ『…………』


行商人『良いっすか? 商人の商売として、テンプレ的な商法があるっす!!』


行商人『【一粒で二度おいしい】っす!!!』


アンリ『は?』

行商人『別に無職さんがウチだけを見ていてほしいってことじゃないっす!! エルフっ子や……いろんな子が増えていくっす!!』

行商人『じゃあもう一人ぐらい痛くもかゆくもないっす!!! 舐めるなっすよ!!!!』

アンリ『あのね……私は貴女のもう一つの人格よ? 他のとはわけが違うの』

行商人『だから何なんすか!!』

アンリ『…………え?』

行商人『そんな寂しそうな顔をされて、はいそうですかと引き下がるわけにはいかないっす!!!!』

アンリ『!』


行商人『バカっすね! ウチにこの体の主導権を渡すなんて!! 引け腰アンリは引っ込んでろっす!!!』

アンリ『ちょ、ちょっと待って!! 私だって無職を―――』

行商人『やっぱりそうなんすね!! だったら、意地になってでも無職さんを振り向かせてみろっす!!!』


行商人『ウチは、アンリの幸せを願うっすから!!!』

行商人『でもウチが先に幸せになるっす―――!!!』


アンリ『…………こ、このまま退場できるかと思ったのに』


無職『―――お前は俺に触れてもいいんだ』


アンリ『……お馬鹿さん』キュ

アンリ『そんなこと言われたら、二度と手放せなくなるじゃない』


アンリ『ふふ、だいすきっ!』ギューーー



行商人『…………』ジー

アンリ『…………ぇ』


行商人『ふふっ……お、乙女っすね…………ふっ』

アンリ『んなぁっ!/// 見てたの!?』


行商人『これは手ごわいライバルが出来上がってしまったっすねー……』スイー



アンリ『ひ、卑怯よ! バカぁ―――!!!!!』
365 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 14:10:13.25 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


学園長『―――決着がついたわ。私のとこに来て、彼らに終止符を打つのよ』


無職(むざむざ踏み込んでいった問題とは言え、収束していくのは嬉しいことだ)

無職(当事者ではない俺はただの第三者で関係はないが、傍観を決め込むこともあり得ない)


巫女「…………後輩くん」ギュ

図書委員「…………弟子くん」ギュ

無職(こいつらを救えるのだから。それ以上の理由も、それに勝る懸念もない)


無職「んじゃ、行くとしますかね―――」ギィ…



…………サブイベント『さらば人でなし』―――開幕
366 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 14:38:00.25 ID:aP75MS0+0
(あ、普通にミスってましたけど、学園長のセリフ『私』じゃなくて『アタシ』です。すみません)

…………。
……………………。


女「「「…………」」」


無職「―――遅れました、先生方」

学園長「ありがとう。三人はこちらに座ってくれるかしら?」

巫女「は……はいっ!」


無職(学園長、秘書さんに加えて、明らかに重鎮そうなおっさんが女衆を見つめるようにして椅子に腰かけていた)

無職(ふざけた空気はない。重苦しく、そして鋭い、怒りのような念が渦巻いていた)


女「…………」ギロッ

図書委員「っ!」ピクッ

無職(そりゃ、恨むような視線も向けてくるわな。だが―――)

無職(ここでの敗者はお前だ。終わるのも、罪を咎められ、贖罪させられ、そして永遠の追放を罪科として背負い続ける運命にあるのは、お前らなんだ)


秘書「貴女は、今の立場をご理解いただけないようですね」

教師「…………普通なら、すぐさま国に突き出すものを」

女「ふ、ふざけんな! 私らが何をしたって言うんだよ!! それに、こいつらはなんだ! 関係ないだろ!?」

学園長「事前に説明したはずよ。罪の釈明、それがそうなら、もう終わりにして差し上げましょうか?」

女「…………っ! こ、こんなことしていいの? 私らの家、上級国民だからぁ、お前たちなんかすぐ辞めさせられるんだよ!」

教師「分かっていただけないようだ。……確かに、今回は特例。貴女方のお家からのお言葉で、釈明の機会を与えている」

女「ハッ……ハハ! やっぱビビってんじゃん!!」

女「早く帰してくれない? 私らは暇じゃ―――」

学園長「―――勘違いするなよ、小娘」

女「! な、なにが…………」

学園長「誰が貴様らに『釈放』の機会を与えると言った? 『釈明』の機会だけだ。それに、これはアタシらなりの『温情』だということ、忘れるなよ」

女「温情? こうやって逃がさないようにすることが!?」


秘書「―――『罪が認められ、酌量の余地がないと判断された場合、今後一切の関係を絶つ』」

女「は?」

秘書「―――『処罰に関しては、オーバーロード様により裁定された法の下、ただの平民として平等に裁くこととする』」

女「な、何言って…………」

秘書「―――『我々は関与しない。咎人に血は必要ない。容赦も、遠慮も、必要ない』」


教師「お家のほうからはさっさと消してほしいと頼まれているんだ」

学園長「さっさと消える? それとも釈明をする?」

秘書「どちらにせよ、クリスタルという証拠がある以上処罰は免れませんが…………」

学園長「牢屋の中での対応が変わってくるんじゃない? ほら、言ってみなさいよ」


女「「「…………」」」タジ…


無職(…………カンカンに怒ってらっしゃる。同情もできないし、どちらかというと清々しいものだが)

巫女「…………」

図書委員「…………」

無職(償ってもらうぞ。みんなが受けた痛みを、罪として)
367 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 14:41:08.66 ID:aP75MS0+0


無職(あの女たちの罪状は…………)


(これまで犯してきた犯罪は、一体どんなのがあった? どうやら一週間のうちに調べ尽くしていたらしい)

(女の犯した犯罪…………>>安価↓1〜3 複数化。例:薬物乱用、暴行など)
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 14:50:17.53 ID:tBaDL7YDO
苛めていた相手に無理やり薬物を投与し中毒にさせ、口止めと薬物を与えることを条件に売春をさせていた
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 15:00:54.78 ID:0g7bTPRt0
亜人差別派組織への援助
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 15:01:13.83 ID:Jkd2ky6LO
「反抗すればお前の家族を襲う」と被害者を脅迫
実際に人を雇い陰湿な嫌がらせ(酷いときには後遺症が残るレベルの暴行を与えたことも)を行っていたようだ
371 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 15:27:23.14 ID:aP75MS0+0


秘書「―――以上が現在貴女方に課せられている罪状です。いかがですか? 釈明があるのなら、どうぞ」

無職(想像以上だな。大罪人じゃないか)

女「あ、あるに決まってんだろ! わ、私らがしたって証拠はあるのかよ!」

学園長「あるわ。お家のほうにも協力を仰いでね、貴女方の薄汚れた部分がわんさかと出てきたわ」

教師「もちろん、それが真実であることは立証済みだ」

秘書「被害者の方にも証言をいただいております。その上…………」

無職(クリスタル?)


女『…………じゃあ、これが前金を差し引いた分の報酬』

女『いっつも良いヤク売ってくれてありがとねーってな!』


売り手『…………』


女「なっ……昨日の…………」

女「ばっ、お前!」

教師「こんな単純なおとり捜査に引っかかって、重要な証拠をわざわざ提供してくれるとはね」

学園長「…………あら? どうしたのかしら? もう声が聞こえないわね?」


女「「「…………っ」」」


学園長「貴女たち、随分とやんちゃしてくれたそうじゃない? それも、亜人差別に加担して」


女「ハ、ハハ……良いよ、この際だから言ってやるよ!! 亜人はなぁ!! 人間様より下等な生物なんだよ!!」

女「黙っておっさんに腰振って金を提供しときゃいいだけの『ゴミ』!!」

女「なぁ!! 獣臭い、メス犬がぁ!!! お前もそうなりゃ良かったのになぁ!!!」


図書委員「っ…………」ピクッ

巫女「図書委員ちゃん……」


無職「クハハ…………笑わせてくれるなよ」

女「あぁ? ……んだよ」


無職「ゴミだのなんだのと……良くそんなことが言えたものだ」

女「はぁ? 実際そうなんだから―――」


無職「お前らが言えたことか?」



女「…………あ?」

372 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 17:02:31.15 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


無職『―――なぁ、単純に気になったことなんだが、どうして反抗しないんだ?』

無職『師匠は……その、強いだろ? あの力があれば、いじめられることなんてなかったんじゃないのか?』

図書委員『…………うん。その通りだよ』

巫女『なら、どうして?』

図書委員『…………私以外の、みんなも、いじめられてるって、もう知ってるよね?』

無職『あ、ああ……』

図書委員『私、自分の力が、嫌いなの……』

図書委員『少し、昔の話……だけど、私の力が原因で、やらかしちゃって……こういう運命も、仕方ないのかな、って思ったり……』

巫女『…………』

図書委員『でも、でもね? 何度か、やめてって言った、ことがあるの』

図書委員『……そしたら、次の日に、別の女の子が来て……』


図書委員『『しわ寄せで私が被害を被った』って……すごい、冷たい目で……言われて……』

無職『…………』

図書委員『怖、かった……私のせいだ、って何度も、何度も、言われて』

図書委員『先生に相談しようとしても、怖くて』

巫女『図書委員ちゃん……』

図書委員『じゃあ……私がいじめられれば、その分だけ、他の子も楽になるのかな、って思った、り』

無職『視野狭窄に陥ったわけか』

図書委員『うん。先生だけじゃなくて、こんな近くに、頼れる子が、居たのにね……』


図書委員『それに……心の底で、信じてたのかも、しれない……』

巫女『信じて?』

図書委員『もしかしたら、何か理由があるのかな、とか』

図書委員『早く、普通に笑えたら良いのにな、とか』


図書委員『辛そう、だったの。心の中身を、全部吐き出せば……やめてくれるのかな、なんて』

無職『だから耐えてたのか? ……師匠が、傷つくだけだろう……』

図書委員『だから、これで、全部終わりにする』




図書委員『私は、みんなを、今度こそ、助けたい―――』

373 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 17:23:29.56 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


無職「―――お前たちは、すでに人間性で負けてるんだよ」

女「…………」

無職「お前らの、その所業に走った理由なんぞ気にもなりはしないが、どうせ碌でもないことだとは予想がつく」


学園長「……『上級国民』だなんて、自らを縛り付ける枷の名前を、自分から口にしたものね」

教師「大方、貴族としての重責に耐えられず、というところか」


女「し、知ったような口きいてんじゃねぇよ!!」

女「お前らに私の、何がわかるんだよ!!!」

学園長「ふぅん? なら教えてもらいましょうか?」

女「…………ぁ?」

学園長「貴女が貴女自身のことを網羅しているというのなら、納得できるように、話してみなさいよ」

学園長「こんな行為に及んだ理由を。馬鹿な真似をした、訳を」

女「…………」

秘書「分からないでしょうね。ただ感情に流されて生きてきただけでしょうから」


秘書「貴女方の行為は許されざる行為です。一時の流れに身を任せ、一般人まで巻き込む結果になりました」

女「いや、いや…………おい、待てよ!」

秘書「我が国の法に則り、後日裁判所にて裁判が開かれます」

女「ふ、ふざけないで! わ、私は違う! こいつらに脅されただけで!」

秘書「最低ラインの罰で国外追放。貴族の縁を切られたみたいですから、最高刑もありえますね」

女「…………冗談」ヒクッ

秘書「もう、貴女方は成人なのです。せいぜい、余生を後悔しながら生きてください」


騎士「「「―――貴様らを確保する!!」」」バァン!!


女「なっ―――!!」

女「や、やめろ! 離せっ、このっ!!!」

女「こ、殺す!! 絶対に殺す―――ッ!?」


秘書「殺す? ふふ、面白いですね。どこか痛めているのですか? 脳ですか? 心ですか? 回復は意味をなさないでしょうから……修復魔法でどうにかして差し上げましょうか?」ゾッ

女「ひっ…………ぁ…………」ガクガク

秘書「良かったですね、ここが学園で」


秘書「せめて人扱いされるだけ、マシだと分かってください」ニッコリ

学園長「…………もう、会うことはないでしょうけど」

教師「悲しいな……被害者がいるということが。まぁ、きっと、君たちは人としては生きていけるのだろう、安心してくれて構わない」

教師「それが普通であるかはともかくとして、ではあるが」


女「ぐ、ぅぅ! ふざけんな! クソ、て、テメェ! どうしてくれるんだ!! この、ふざけやがって!!」ジタバタ



無職「…………>>安価↓」(もがく女に対して、一言。かっこいいこと言ってください)



374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 17:40:02.42 ID:XFL+v3il0
好きなだけ恨み言を言え。一生俺だけを恨め
それで他の人たちが恨まれないなら結構な事だ
375 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 18:08:21.87 ID:aP75MS0+0


女「な……に……?」

無職「…………終わりの時間だ。最後にプレゼントをくれてやる」

無職「罪を償うっていうなら、手っ取り早い方法だろう」

女「あ?」


無職「『お前らが行ったすべての悪事が、夢の中で帰ってくる』」


騎士「―――ご協力、感謝します!!」


無職「じゃあな、良い夢を」


女「や、やめろ!! わ、私は…………クソッ! 離せよ!!」


図書委員「…………」


女「そ、そんな目で私を見るなぁ!!! く、クソがァアアアアアア―――」バタン



無職(扉が、閉ざされた―――)

376 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 18:23:57.57 ID:aP75MS0+0


巫女「お……終わった、の?」

無職「…………みたいだな」

図書委員「…………これで、良かったの、かな……」

無職「ああ。お前たちは、もう悲しまないはずだ。これで、良かったんだ」ナデナデ


学園長「感謝するわ。貴方たちの報告がなかったら、犯罪者が学園に野放しにされてたと思うと」

教師「ゾッとしませんなぁ……しかし、そうならなかったのですから、良かったではないですか?」

秘書「いいえ、教頭先生。これから、今回の被害者のサポートに回らなくてはいけません。各関係者の家々に事情を説明しに行く仕事も残っていますよ」

教師改め教頭「それぐらい、苦でもないさ」


秘書「無職さん。お二人も……ありがとうございました」

学園長「…………本当に、ありがとう」

教頭「私からも、ありがとう」


無職「……いんや、俺じゃない」

秘書「?」

無職「お礼を言われるべきなのは、この二人だよ」ギュ

巫女「わ、わっ!?」
図書委員「で、弟子くん?」

無職「俺はただ美味しいところを奪っていっただけで、この二人なしにはいじめを見つけることすらできなかったと思う」

無職「優しい奴らだからさ。この二人にお礼を言ってくれ」


巫女「…………///」ギュ
図書委員「…………///」ギュー


学園長「あんらまぁ! 私のお気にが女の子持ちだったなん―――ぶえっ!」

秘書「空気を読んで自重してください薄汚れた性別の残りカス」

学園長「なにその呪文のような罵倒は!? んもう! いいお尻してたのにぃ!!」キー!


教頭「わ、私というものがありながら…………///」


無職「!?」

377 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 18:31:36.33 ID:aP75MS0+0


…………。
……………………。



巫女「ありがとうね、後輩くん」ギュー

図書委員「私からも、本当に、ありがと、ね?」ギュー


無職「いや、それは良いんだが……離してはくれないのか―――ぐえっ」

巫女「ダメ! 私の気が済むまで抱かせて!」

無職(それはそれで文言が怪しいよ!?)

図書委員「私だって……ずっと、抱き着いてたいんだもん……」

無職(あのですね力が強いというかこれ頸動脈に丁度フィットしてあ天国が見え―――)


無職「…………」


無職「」チーン




…………サブイベント『さらば人でなし』をクリアしました!

…………サブイベント『両手に華』が追加されました!
自由行動ターンイベント選択時にお選びください


378 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 18:44:59.60 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


保健委員「…………」

保健委員「関われば、傷つくだけだっていうのに、バカな奴」


『―――えへへ! やっぱり████くんは優しいんだね!』ピョコピョコ


保健委員「ハァ……獣くせぇのは、嫌いなんだけどな…………」


「ボ、ボス! 言われた通り、あの過激派に支援してた女の罪の証拠となってたクリスタル、全部国のほうに渡してきやした!!」

「で、でも……あれ、なんか意味あんのか? 確かに、亜人をいじめるなんてつまらないものだったけど」


保健委員「良いか、俺たち『キーシース団』はこっすいことはしない。やるならド派手に、そして圧倒的に、だ!」

保健委員「あの女どものやってたことはただの自己満足! 自分の鬱憤を晴らすことを、差別とは言わないだろう!」

保健委員「そんな奴はここにはいらない! 奴ら過激派もだ!!」


「それもそっすねぇ……やっぱボスこそナンバーワンっすわ!!」


保健委員「別に亜人と接するなというわけではないが、接するなら堂々と! 舐められるような態度はとるな! いいな!」


「「「了解、ボス!!」」」


『―――売られたくなければ、プロパガンダでも作って青春ごっこを楽しんでな』


保健委員「―――必ず、エリケッシュを落とす」

379 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 18:49:58.42 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


裁判官「…………情状酌量の余地はなし。よって判決は―――」


(女たちの罰はどんなものになった? …………>>安価↓ 例:終身刑、国外追放)
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 19:13:00.95 ID:tBaDL7YDO
国外に永久追放
もし国内に戻ってきたときには最高刑
381 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 20:42:59.47 ID:aP75MS0+0


―――今も聞こえてくるだろう

―――夢の中で、悲鳴にも似た、喘ぎ声が。狂った嬌声が

―――咎人は、永遠の罪科を背負っている

―――そこに救いはない。だが希望を見出せば……いや、無理な話だ

―――元より彼女らは、そうなる運命だったのだから

―――彼女たちは起きぬ。それが結末だ



演劇部「―――ふむ? これは予想外ですね」

演劇部「やはり、異世界人……これほどまでの呪いを、どうやって?」


演劇部「まあ良いでしょう。今は貴方たちに、安らぎと、安寧と、安穏を」キィィイイイン


演劇部「『物語の終焉』…………アハハ! やはり結末は美しい! 終わりこそが物語の美!」


演劇部「…………接触を測ってみましょうか、ええ―――」ニッコリ


382 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 20:51:16.72 ID:aP75MS0+0
(あ、深夜ぐらいにキャラ安価を募集します。十五人ぐらい)


…………。
……………………。


無職「ふぁぁ……昨日はいろいろありすぎたな」

無職(とりあえずあの二人は部屋で休んでるそうな。無理もない。先輩なんか、かなり思い詰めていたしな)

無職(師匠も師匠で緊張が解けたのか、学長室を一歩出てから眠ったように気を失ってしまった)

無職(おっぱいでかかった)


無職(さてま、例のごとく行商人はいないし、今日はどうするか)



自由行動ターンイベント選択…………>>安価↓1〜3(多数決か、高コンマ。割れたらコンマ判定)



1 …………美化委員&委員長『騎士の円満』

2 …………???(固定キャラ)&生徒会長『Sランクなメイドさん』

3 …………シスター&受付『新たなお友達』

4 …………薬師『薬師の治りょ…………恥辱?』※R

5 …………吟遊詩人『夕日が見える一番きれいなとこ』

6 …………巫女&図書委員『両手に華』

7 …………ケルセニスをぶらりと回るか



…………※Rとは? R-18イベントのことです
7の選択肢は、いつも通りの自由行動になります(誰かを誘ったりもできますが)
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 20:53:51.59 ID:tBaDL7YDO
1
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 21:07:24.26 ID:XFL+v3il0
2
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 21:13:34.39 ID:0g7bTPRt0
386 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 21:25:40.50 ID:aP75MS0+0
>>383を選択します)

…………。
……………………。


無職(―――相変わらず、ここの時計塔は壮観だな)


委員長「…………あ! 無職さんですの!」

美化委員「無職さん! ふふ、待たせてしまいましたか?」

無職「ん、いや、今来たところだ。……って、なんか妙に嬉しそうだな?」

美化委員「そ、そうですか? ……久しぶりにこの子とお茶が飲めるから、でしょうか」

委員長「…………私も、お姉さまと紅茶が飲めるなら、それほどうれしいことはありませんわ!」



無職「クハハ。じゃあ俺は一番の幸せ者なのかもな―――?」



…………サブイベント『騎士の円満』―――開幕
387 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 21:51:48.03 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


委員長「―――わ、わぁ! すごいですわ! きれいですわー!」ピョンピョン

無職「こらこら、あんま乗り出すな。……まあ確かに、今日はまた一段と見晴らしが良い」

美化委員「晴天ですね……良かったです! ここから見える景色は、こんな風に美しくないと、ですね!」ギュ

無職「お……おお…………」

無職(なんか今日テンション高いな? 俺の手を握って離さないし……これ以上学園の男から敵視されるのは勘弁よ?)

委員長「お姉さまが『幸せ』っていうのもわかる気がしますわ!」

美化委員「ふふ……気に入ってもらえたようで、何よりです! 何より―――」


美化委員「無職さんとの初めての場所ですから!」


無職(ん?)

委員長「は、はじ……初め、て……え、ええ!?///」

委員長「む、無職さん! も、ももももしかして、『あおかん』ってやつですの―――!?」

無職「ちっ! 違う! …………美化委員も言い方ァ!! というか何とか言って―――」


美化委員「? 『あおかん』って、なんですか?」


無職「…………あぁ」

委員長「…………えっと、ですの…………」


無職(ちょっとあの委員長さぁぁああん! お宅の性知識はどうなってるんですかぁぁああ!)

委員長(ひゃっ! み、耳元で急に話しかけてこないでですの! そ、それに、せ、性とか……破廉恥ですわよ!)

無職(うっさいわぁ! 青姦の単語を知ってる時点で破廉恥もクソもあるかい!!)


美化委員「…………?」


無職(見ろ!! あの純情そうな顔! ってかなんでお前知ってるの!?)

委員長(え!)ピクッ


委員長(えっと……その…………行商人さんの、本から……)


無職(あいつかぁああああああああああああああああ!!!!!)



無職(……とは言えだ、確かにこのいかにも淑女って感じの美化委員に変な知識を植え付けるのは少々憚られるが……)

無職(このままじゃ、いつしか恥をかきそうなのもまた事実)


無職(…………反応が見たいだけかな)


無職(…………)



(…………話す? 話すなら、どうやって教える? お茶を濁すことにもなりそうではあるが、さて…………>>安価↓)

388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 21:57:30.67 ID:Im/RBo2G0
話さない
389 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 22:19:29.95 ID:aP75MS0+0


無職(…………いや、やめておくか。性知識はあるんだろう、だが単語となるとそりゃマイナーなものになってくる)

無職(知ってるのは一部だけで良いんだ)

委員長「…………」

無職(いやまああの身内のことはほんとごめん)



委員長「じゃあお菓子とか準備しておくですのー!」タッタッタッ…



美化委員「ふふ……残念です」

無職「ん? 何がだ? あんな嬉しそうな顔してたのに」

美化委員「いえ―――」


美化委員「…………顔を赤く染めて、意味を教えてくれるものだとばかり」


無職「…………え」

美化委員「でもまあ……無職さんですら教えてくれないとは思いませんでしたよ?」クスクス

美化委員「パンチが……足りませんでしたか?」


無職「まさか―――知ってて!」

美化委員「貴族層の人々は、幼少期から意中の方の落とし方を教わります」ギュ

無職(手を絡ませて…………ってちかぁい!!!)

美化委員「あんな手や…………こんな手だって使いますのよ?」


無職「な、なんかキャラが違うじゃん……!? 本当にどうしたんだ、急に……!」


美化委員「…………鈍感ですね」プク

無職「へ」


委員長「―――無職さん! お姉さま! どうなさったんですのー!?」


美化委員「……行きましょうか。今日持ってきたのは、私の一番好きなお茶なんです!」スッ


無職「あ、ああ……」


美化委員「そうそう…………『あおかん』の意味でしたか? ええ、もちろん、知ってますよ」クルッ


無職「…………」


無職(……お淑やかって思ってたけど、現実は結構違―――)




美化委員「―――お外で接吻することですよね!」



無職「…………」


無職「うんそーだよ!!!!!!!!」



無職(クハハ、やっぱお淑やかだったわ。…………妹の方は、手遅れみたいだけど―――)

390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 22:23:27.02 ID:W+r6YskC0
というかアホ?
391 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 22:34:12.44 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


無職「―――文化研究部ってのは、どうだ? 今は楽しいか?」

委員長「はいですわ! 部員の皆さんは優しい方ばかりですの!」

無職「そっかそっか。楽しそうにやれてるなら良かったよ」ナデナデ

美化委員「この前の一件、あれからもう変に付きまとう方々はいなくなりました。ありがとうございます、無職さん」

無職「あ、あー……いや、あれは、なんというか……ごめん、というかだな?」


無職「身の程をわきまえずというか、変なセリフを口走っちまっただろ?」


美化委員「っ!」ピクッ

委員長「あれはすごかったですわねー……。『美化委員を怖がらせる奴らは俺が許さない』ってー……お姉さま?」

美化委員「…………///」モジモジ

無職「悶えてる……? ハッ! 俺のセリフがそこまで黒歴史だというのか!!」


美化委員「そ、そんなこと……ありません!」

委員長「そうですわ! かっこよかったですのよ!」

無職「……素直に褒められると、それはそれで恥ずかしいんだが」

無職「ま、良かったよ。またあんな震えられちゃ困るしな」


美化委員「その時は頼りにしていますっ!」ニコッ



無職「…………勘弁してくれ―――」

392 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 22:44:18.84 ID:aP75MS0+0

…………。
……………………。


美化委員「―――無職さん、紅茶を飲み終わりましたら、街の方に出てみませんか?」

無職「街に?」

委員長「いろんなとこを案内したいですし、一緒に回りたいのですわ」

美化委員「Wデート、というものかは分かりませんが……どうでしょうか?」

無職(Wは男もう一人込みだ!)

無職「……ま、構わないよ。今日一番の幸せ者は俺だからな」

委員長「嬉しいですの?」

無職「ああ、これ以上ないぐらいに、な」ナデナデ

美化委員「本当ですか!? ……ふふ、なんだかとっても嬉しいですっ!」

無職「!」ドキッ


無職「そ、そうか……とりあえず、まだここから離れることはできなさそうだがな」

美化委員「じゃあ、もう少しだけ……急がずに、紅茶を楽しみましょうか」

委員長「時間も、話したいことも聞きたいことも一杯あるのですわ!」



無職「分かったから、落ち着け。んで、何から聞きたいんだ―――?」

393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 22:44:58.21 ID:kS9Xvs8SO
間違いは訂正してやれよ
後でもっと恥かくぞ
394 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/01(水) 22:50:59.54 ID:aP75MS0+0

(中途半端ですけど一旦ここで切ります。次回は街デートから)

(お読みくださりありがとうございます。感想や要望等、ありましたならお書き下さると幸いです)


(それと、キャラの数をもっと増やす、かもしれないので、安価を募集します)

(すでに募集してあるものについてはそのまま。新規のキャラをお願いします)

(質問等受け付けていますので、良く分からない点がございましたらお書きください)

(では、おやすみなさい)



【キャラ安価 …………>>安価↓1〜15 埋まり切らなくても次の更新に入ったらそこで締め切ります】



【性別】


【身長】
【体重】
【肉体的特徴】
【オモテのカオ(性格)】
【ウラのカオ(素)】
【能力】

【種族】

亜人か否か  【純血 ハーフ クォーター ワンエイス】…………前スレ>>55参照

お好みでどんなストーリー、過去があったか―など書いても大丈夫です!(というか書いて!!!!)

あと『これこれこーだからこう書いて』とかも大丈夫です(限度はありますが)



(出来るだけ被らないようにお願いいたします。また、すべてを採用できるわけではありませんのでご了承を)

(バランスブレイカー、荒れる原因となるものはお控えください。また連取りも、人がいない状態で30分以上更新されなかった場合を除きお止めください)

395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 23:10:54.25 ID:0g7bTPRt0

教師枠とかも投下していい?(といいつつ投下する)

【性別】女
【身長】183cm
【体重】68kg
【肉体的特徴】豊満でやや垂れ下g…もとい、しなやかな胸の持ち主
毛先にいくにつれてオレンジ色になる金髪のグラデーションボブ
フリフリで桃色な甘ロリ系に改造したスカートスーツを着ている
【オモテのカオ(性格)】(自称)キューティーでキャピキャピ系女子☆
最新流行はあまさずチェックしちゃうナウでヤングなギャル★
【ウラのカオ(素)】思慮深いバリキャリでありながら人一倍寂しがりな性格
ダメ男を愛しちゃうタイプの尽くす女
【能力】あらゆるものを同時に見逃さない千里眼
あらゆるものを同時に聞き漏らさない地獄耳

【種族】人間

とてもメルヘンな言葉で話す(かなりキツイ)三十路の教師(兼書記)
一人称はたとえ公的な場であろうと基本自分の名前だが素に戻ると「私」になる
若かりし頃はその稀代の聡明さと能力を以って戦線で活躍していた地味な見た目の軍師であったが
あることを境に戦線から退き、今に至る
生涯付き添ってくれる結婚相手募集中
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 23:42:20.21 ID:WjIGO5+J0
乙です
以前のキャラ募集で>>114を出した者ですが、そのままということはこれからの本編でまだ採用される可能性はあるのでしょうか?


397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/01(水) 23:46:25.06 ID:a942Tct/0
【性別】 女

【身長】 129
【体重】 45
【肉体的特徴】 ザ・筋肉と言わんばかりの筋肉ダルマ
【オモテのカオ(性格)】 処女こじらせた暴走漢女
【ウラのカオ(素)】 何かを演じる余裕などない。常に目先のことに全力で二つ以上の事を同時にはできない
【能力】 ドワーフの基本的な能力・長年鍛え上げた筋肉

【種族】 ドワーフ

男家系・鉱山夫みたいなドワーフ達に囲まれて育ったため女としての常識や羞恥心が無かったが、山を出た際に男女の違いを知って世界が変わった。
性知識は土壌がない中に上級者向けのモノをぶち込んだせいでおかしなことになっている、愛も恋も知らないが男女の関係がどう発展するかは理解した
つもり。最初に手にしたモノが寝取りモノだったせいで恋愛は人の男を奪う所から始まるという盛大な勘違いをしている。正すのは誰だ?
鍛えすぎた体とドワーフの系統のせいで見た目では女とは思えない、胸もおっぱいと言うより大胸筋
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 00:00:01.80 ID:BwJHvQdA0
【性別】女
【身長】185cm
【体重】不明
【肉体的特徴】黒髪の紫目の美人の女性。眼鏡を掛けていてきっちりとしたスーツ姿
とても真面目そうな見た目で中々のナイスボディの持ち主
【オモテのカオ(性格)】見た目通りにまじめな性格。なんでもそつにこなす
基本的に厳しい性格(校則や貞操観念など)でもあり、一部の生徒や先生から恐れられていたり、距離を置かれている
(別の一部からは怒られたいという勢も)
ただし、授業をーは真面目でわかりやすく、わからない所はきちんと教えたりするなど単に厳しい性格でもないようで従われている場面もある
【ウラのカオ(素)】実は寂しがり屋。もっと生徒や教師と仲良くしたいのにすでにあるキャラのせいでうまくいかない
オモテのカオの真面目な所とは裏腹に内心はかなり軽い。妄想が激しかったり、軽率な考えが浮かぶ(オモテのカオのおかげで抑止されるが)
ちなみにノンケで彼氏が欲しいが中々できなくって悲しみに明け暮れる
【能力】変身能力や幻術能力
特殊な能力なしで身体能力は高く、真の姿を見せなくても怪力でバトルも強い
真の姿は完全に蛇女で相手によっては食べてしまう(物理的or性的に)

【種族】ラミア

変身能力で普段は人間の姿をしているが本当はラミアの一人
百年ぐらい前は普通にラミアとして生活していたが、人間の方が好きで人間と同じ生活をして恋をしたかったために今のようになっている
(ラミアとバレたくないのでバレそうになったら場所や職場を転々としている)
昔、親友だった友達が実はレズで、そのせいで同性愛がトラウマになっている(元々ノンケだったのもあるが)
ちなみに今の学校でのキャラは失敗だったと今でも後悔している。
ちなみにお酒には弱く酔っぱらうとグチが出て、今のキャラのことや生徒とかよくなりたいことや男が欲しいことを愚痴る
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 00:34:16.88 ID:BwJHvQdA0
>>398の補足
「本当の姿の時は眼鏡をはずす。そもそも眼鏡は伊達でファッション」
「署名には30代の教師と書かれている(科目は>>1に任します)」
「内心はかなりの乙女でミッハー。表の顔とは真逆といっていいレベル」
「彼女を好いている生徒も少なくない」
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 00:34:33.56 ID:R5iQcGjl0
【性別】女
【身長】145cm
【体重】40s
【肉体的特徴】青白い肌に灰色がかった白髪のゴスロリ服着用、手には不気味な人形を持っている 
【オモテのカオ(性格)】無口で根暗、常にどんよりとしたオーラを放っている
【ウラのカオ(素)】 自分から話しかけないだけで、意外と気さくでノリがいい
【能力】幽霊と会話できる・人形に幽霊の魂を埋め込める
【種族】人間?ゾンビ?
幽霊を視認し交流できる能力を持った少女。
生まれる直前に母親が流産し一度死亡認定されるが、その後奇跡的に息を吹き返し生還した過去を持っている。

人形は一見同じに見えるが複数存在し、日替わりで違う人形を持ち歩いている。
彼女と幽霊の互いの合意があって初めて人形の中に幽霊の魂を入れられる。幽霊の魂が入った人形は戦闘時には人間台のサイズにまで変化し、幽霊の生前の能力を使って戦う
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 01:10:16.33 ID:8l59sU8l0
行商人の支援絵をば貼らせて頂く
おおまかな特徴だけしか書かれてなかったのでイメージ通りでなかったら申し訳ない
https://imgur.com/a/EVdc9B9
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 01:53:03.40 ID:48b3XRlbO
【性別】 男
【身長】 205cm
【体重】 135kg
【肉体的特徴】
えげつないほどにバッキバキな筋肉
雑に手入れされた紺色のライオンヘア
禍々しい曲がり方をした大きな二本角を生やしている
服装はジャージのズボンにエプロンをつけている
【オモテのカオ(性格)】
自信家で大胆で肝が据わり過ぎてる
火傷しそうな程の熱血正義漢
【ウラのカオ(素)】
あまり嘘をつかないタイプなのでこれといった裏がない
【能力】
自然の中で磨き上げられた野生の勘
風魔法を纏った破壊力抜群の脚技中心の肉弾戦
ほぼ直感で戦うので頭は宜しくない

【種族】 竜人のワンエイス

料理部の部長
見た目でまず料理部だと思われない
腹が減れば一人で出掛けて魔物を仕留めてご飯にしている
美味しいご飯をくれる人はいいヤツ
手より脚が器用で大抵のことは脚で済ましている
403 :ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2 [saga]:2018/08/02(木) 05:50:32.50 ID:YD8k5XDg0
【スマホからにつき酉も合ってるか不明ですけどご了承を】


>>396あります。乙ありがとうございます

>>401うわあああああああしゅごいいいいいいい
素敵な支援絵ありがとうございます!!
本当にありがとうございます!!!!!


(あ、キャラ安価に関することなんですが、学園以外での登場キャラを追加していこうと考えています)

(騎士だとか魔法使いとかの方がありがたいかも?)

(大領主の招集した英雄たちの安価みたいなものだとお考えください)

(もちろん学園関係者も採用していきます)


(ということで【>>再安価1〜10】)

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