このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください

【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その6

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

852 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/22(金) 23:42:01.70 ID:jPk3OnZ+0
――幕間イベント2『メイド長ローズの大切な人達』――



スミレ「ふっ、やっ!」シュバッ!

ローズ「……うん、なかなか仕上がったわネ」

ローズ「お茶の淹れ方もアイナちゃん程じゃないけれど上手くなったし……」

ローズ「アナタの帝国での身分の根回しも終わった」

ローズ「そろそろスミレちゃんも、メイドとして――」

スミレ「ありがとうございますローズさん」

スミレ「だけど、ボクは……」スッ…

スミレ「メイドじゃなくて、執事がいいかな」

ローズ「……ごめんなさいネ。アナタを、色々な意味で縛りつけてしまって……」

スミレ「謝らないでください。元はと言えば、ボクがあの噂が本当になればいいと貴方に言ってしまったからです」

スミレ「そ、その……まさかお尻とは思いませんでしたけど/// 今はむしろそれがもうたまらないというか///」

ローズ「…………アナタが初めてだったワ。このアタシに、乙女の部分を投げ捨てさせて雄の部分を全開にさせたのは」

ローズ「でも、勘違いはしないで欲しいのだけれど……アタシは男や女が好きなんじゃないの」

ローズ「……可愛いコが好きなのヨ」

ローズ「だから、アタシにあわせて執事になる必要はないのヨ? アタシの直属ならもう正体を隠す必要もない」

ローズ「それに……アナタのお尻を調教しておいてなんだけど、アナタは立派な女の子でまだ純潔……」

ローズ「アタシみたいな変わり者に囚われ続けなくても、今からでも女の子の幸せは――」

スミレ「――ボクは、今が幸せです。強く、美しく、優しい貴方の傍にいられる今が」

スミレ「それに男装も、慣れれば別に苦でもありませんし。むしろローズさんの服より動きやすいですし……」

ローズ「そ、そう……?」

スミレ「ええ。ローズさんこそ、ボクなんかに負い目は感じずに本当に男の子で楽しんでくれていいんですよ?」

スミレ「……たまには、ボクのお尻も可愛がって欲しいですけど」ボソリ

スミレ「っ、すみません。出過ぎた発言でした」

ローズ「……いいのヨ。もう長いこと、男の子に手は出していないわヨ」

ローズ(お互い、沼に嵌まってしまったみたいネ……)
853 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/22(金) 23:58:46.18 ID:jPk3OnZ+0
……


スミレ「うん、いい感じだ」シツジフク!

アイナ「ス、スミレちゃん、本当にそれでよかったの?」

アイナ「私やローズさんみたいな、お揃いじゃなくて……」ゴスロリ〜

スミレ「ええ。僕はこっちの方がしっくりきます。それにボク程度がローズさんの姿を真似るなど恐れ多い」

アイナ「ええっ!? それだと私が可哀相な子になっちゃうよ……!?」

スミレ「アイナさんは大丈夫ですよ。ボクとは違って、本当に優秀なメイドじゃないですか」

アイナ「そ、そんなこと……ないよ……」

スミレ「自信を持ってください。アイナさんはボクの目標なんですから」

アイナ「あ、ありがとうスミレちゃん……あれ? スミレ君の方がいいのかな……?」

スミレ「ローズさんは基本的に親しい人はみんなちゃん付けで呼びますし、問題は無いかと」

スミレ「あ、呼び捨てでも結構ですよ? アイナさんの方が遥かに先輩ですし」

アイナ「そ、それはできないよ!? そ、それじゃあいつも通りスミレちゃんでいいかな?」

スミレ「はい。そもそも執事服ですけど、別にもう女であることを隠す気はありませんし」

スミレ「これは単純にボクの趣味と思って頂ければ。女が執事服を着てはいけない決まりもないですしね」

アイナ「あ、そっか」

アイナ(……スミレちゃんは、やっぱり優しくていい子だ)

アイナ(ローズさんが入れ込む理由もわかるな……)

アイナ(でも確かに、スミレちゃんは可愛い女の子だ)

アイナ(――お城の兵士が噂していた、ローズさんは男好きっていう話……)

アイナ(もし、私が男の子になれれば、私も……)

スミレ「アイナさん?」

アイナ「ひゃ!? あ、ごめんなさい」

スミレ「大丈夫ですか? だいぶ上の空でしたけど、やはりメイド業は大変なのでしょうか?」

アイナ「あ、大丈夫! 大丈夫だから!」アセアセ

スミレ「はぁ……?」
854 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 00:07:31.63 ID:3GtpwjUE0
アイナ「そ、それよりもローズさんの大切なお話って何か聞いてる?」

スミレ「ああ……」

スミレ「アイナさんならもう知っていると思いますけど、キアラ様とフィーア様が天使に襲われましたよね?」

アイナ「うん、あの時のローズさんの顔は夢に見るよ……」

スミレ「そして天使はそれだけに飽き足らず、帝国全体を狙っている……」

スミレ「帝国全体の地力を上げないと、危ないということらしいです」

スミレ「ボクも先日まで兵団所属でしたから、割とぴりぴりした空気を感じましたけど……」

スミレ「このタイミングでボクにさらに武術を叩き込んで、アイナさんと同じ直属にしてくださったというのは……」

スミレ「おそらく、ボク達も戦う覚悟を決めろということではないかと」

アイナ「えぇ!? わ、私そこまで強くないよ!?」ワタワタ

アイナ「スミレちゃんは、その…………」

スミレ「ああ、お気になさらず。ボクには確かに竜の力を組み込まれていますけど……」

特殊判定
↓1コンマ二桁
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:08:56.69 ID:FRADrxvw0
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:16:46.73 ID:pm7T97iNO
以前アベル達から委託された竜装備の素材が絡んでくるかな
857 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 00:18:55.74 ID:3GtpwjUE0
特殊判定結果

スミレの竜要素


69>50

69<90

※基準値50を超えたため、身体の一部を竜化可能

※基準値90を下回ったため、完全な竜化は不可


――


スミレ「せいぜい、できるのはこれくらいです」ズズ…ギラリ!

アイナ「……辛く、ないの?」

スミレ「……そうですね。戦争兵器になるのはごめんです。だけど、ボクの大切な存在を守るためならば……」

スミレ「ローズさんに救われた今なら、この力には感謝したいくらいですね」

スミレ「忌むべき研究でしたし、クラウス様が知れば確実にお怒りにはなられるでしょうけど……」

スミレ「紛い物とはいえ、冒険譚でも活躍の多い最強種、竜、ドラゴン!」バッ!

スミレ「アイナさんはメイド技術。ボクはこの竜の力でローズさんをお助けすることができます!」

アイナ「……」

アイナ「その、スミレちゃん?」

スミレ「はい?」

アイナ「お、落ち着いて聞いてね?」

スミレ「はい」




アイナ「ローズさんが今、その、赤い竜の骨とか鱗みたいなもので何か一生懸命作っているんだけど……」




スミレ「……え?」




特殊判定
↓1コンマ二桁
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:19:17.98 ID:EPS+I0ul0
859 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 00:21:20.58 ID:3GtpwjUE0
ごぶぅ……!?(吐血)
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:23:21.84 ID:KtjyX+ZbO
奇数ゾロは避けたし致命傷で済んだな(白目)
861 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 00:31:02.98 ID:3GtpwjUE0
特殊判定結果

スミレが組み込まれた竜の力

01〜40:それ、ボクが組み込まれた竜だ……orz
41〜60:ボクが組み込まれたのは黒帝だ。大丈夫、だよね?
61〜80:ボクが組み込まれたのは蒼帝。赤帝よりも強いよ!
81〜95:組み込まれたのは白帝さ。帝竜最強の力でローズさんをお助けする!
96〜00:???

コンマ98

96〜00:???

――


スミレ「ほ、本物なんですか……?」

アイナ「いや、本物は見たことないし……」

スミレ「あ、ですよね。それじゃあボクのこの腕をみてください」シャキン

アイナ「んー……色が全然違うし、鱗の感じも全然違う……スミレちゃんの方が金色で綺麗かも?」

スミレ「ふふ、それはそうでしょう」

スミレ「王国的には誇れることではありませんが……」










スミレ「ボクに組み込まれたのは――五竜最強の『金真竜』ですからね」









――


862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:32:27.26 ID:pm7T97iNO
昨日マックスのコンマ割と落ち着いてるなーと思ったんだよなあ……
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:33:49.73 ID:aN30F95q0
真綿で自分の首を絞めた後に狙撃されて止め刺されてるじゃん
864 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 00:35:31.46 ID:3GtpwjUE0
最後の最後でヤバめのところを射抜かれたあたりで今日はここまで
スミレの設定で竜が出ていた以上避けられない判定でしたが、よりによって……
ローズとアベルにとってはかなり有益な情報になってしまうでしょう

ここの所ミスは多くて申し訳ないです
明日は少し早めに更新したいところです
でもここが平和に終わっても(今射抜かれたけど)次に待ってる女体盛りっていう強敵をどうしようか……

本日もありがとうございました!
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:37:10.02 ID:KtjyX+ZbO
>>1を労うためのミニイベントが本編への絶大なバフ効果になってしまった件について
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:40:32.97 ID:OEqH0wtA0
乙です
忙しい時期は疲れてミスも増えるししゃーない
むしろ空いても中1日ペースで続けてくれてるのは凄いわ

女体盛りはお菓子方面で展開してみれば割とすんなりいきそう
ソースやクリームを敏感な部分に塗ってprprは結構王道だし
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:40:46.74 ID:ZxQj1sW00
キアラとマックスのイベントは色々な意味で箸休め回だったんだな
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:42:08.27 ID:FRADrxvw0
乙乙どうしてこうなるのか
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:44:23.77 ID:KSFTO256O
おつおつ
スミレがまさかのボクっ子で俺歓喜。アイナは雰囲気や性格的にエメリナと仲良くなれそう
でもこれ、アベルとエリスが二人がかりで潰した赤竜で最弱ってことなんだよな……
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:46:43.37 ID:elXW938e0
乙乙
強化が凄いことになりそうww
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:47:13.67 ID:pm7T97iNO
偶数ゾロや00だったらスミレが実は金竜で
聖国の奴は魔翌力を分けただけの紛い物なんてこともあり得たのかな
アカンゲームバランス壊れる(今更)
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 00:57:34.20 ID:kVJCGG2wO
ふと思ったんだが
パパン構えスキル(王国竜)
緋鳥(緋=赤)
黒甲(黒帝)
白爪(白帝)
蒼竜(蒼帝)
黄龍剣(金真竜)

色がリンクしてる?聖国の四天も火(赤)水(蒼)と考えると四天もやっぱり黄金がいるのかな?
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 01:00:07.28 ID:VROKReVEO
そういやソシャゲのFEヒーローズのチキ(神竜族)のCVも諸星"すみれ"だったな……
874 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 18:46:40.74 ID:3GtpwjUE0
こんばんはー
夜に再開予定ですが、ちょっと判定だけ先に投げておきます
875 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 18:47:09.51 ID:3GtpwjUE0
アイナ「金真竜……」

スミレ「ええ。ボクも本体を見たことはありませんけどね」

スミレ「そもそも、五竜は宝玉の中に封じられていましたから」

アイナ「封じられた宝玉の中から、力を吸いだしたの……?」

スミレ「はい。封印を解いて直接ボクみたいな実験体に力を組み込みたかったとか言ってましたし……」

アイナ「……」

スミレ「あ、大丈夫ですよ!? 別に痛くはなかったですし!」アセアセ

スミレ「まあとにかく、実際にそこまでの実験はできなかった。紛い物を人に組み込み非効率……」

スミレ「そんなことをしたのも、貴族たちでは竜を制御できなかったからです」

スミレ「竜は圧倒的な強さ。超熟練の戦士が束になって勝てるかどうか。肥えた貴族では無理な話ですよ」

スミレ「そんな中でも、階級はありました。赤き竜が最も弱く、黄金の竜が最も強いそうです」

アイナ「あ、それじゃあ赤い竜の素材は一番弱いからかな?」

スミレ「いや、いくら弱いとはいえそれは竜の中での話ですよ? 怒ったローズさんでも厳しいと思います」

アイナ「そ、そうなんだ……でも、確かに見たよ?」

スミレ「うーん……そもそも、竜の封印が解かれていることが異常ですよ」

スミレ「力の片鱗を持つボクだから言いますけど、金真竜がもし解き放たれていたら……」

スミレ「皇帝陛下以外は誰も太刀打ちできないんじゃないでしょうか?」

アイナ「……皇帝陛下なら太刀打ちできちゃうんだ?」

スミレ「だってあの人、人も魔も踏み越えてますもの……」ガタガタ

アイナ「私達は――」


特殊判定(保証・補正あり)
↓1〜2コンマ二桁
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/23(土) 18:48:39.53 ID:+hQF1f4Zo
ほいさ
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 18:49:48.22 ID:4vf58gonO
そおい
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 18:50:58.17 ID:N5Aq77Nd0
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 18:51:08.10 ID:LOi0V9Il0
偶数ゾロ目が早々出たけど……
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 18:51:36.82 ID:SrTjjzY5O
い つ も の
881 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 19:02:33.55 ID:3GtpwjUE0
 ま た 2 2 か (白目)

えー……? 昨日98のあとに開幕偶数ゾロ来るー……?
882 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 19:19:17.61 ID:3GtpwjUE0
ここのところ決まって特に出たらまずい場所を偶数に狙われている気がする……
日常でぽつぽつ出す程度の筈が、一線級の強さってどういうことなの?
続きはまた夜に

特殊判定結果

1アイナレベル(ローズ直属により制限撤廃)

最低保証40<53+10(ローズ直属)
=63


2スミレレベル(ローズ直属により制限撤廃)

最低保証40<22+(10(ローズ直属)+10(ゾロ目ボーナス)+600×1/8(金真竜の片鱗)))×2(偶数ゾロボーナス)−15(新兵)

= 1 9 7


――



アイナ「私もローズさん憧れて鍛錬はしているから、そこら辺の帝国兵よりは強いけど……」

アイナ「スミレちゃんは、さっきの竜の力もあるし凄い強いよね?」

スミレ「うーん……確かに、兵士よりはずっと強いとは思いますけど……」

スミレ「それは組み込まれた竜の力のごり押しに過ぎません」

スミレ「肝心のボク自身は、まだまだ戦闘経験の浅い新兵です」

スミレ「それこそ、竜にも怯まないような人相手では、確実に地力の差が出てしまうことでしょう」

スミレ「頼みの竜の力も片鱗。とても本体を相手取ることは無理ですよ?」

アイナ「スミレちゃんで無理なら、私じゃもっと無理だよ……封印解かれてないといいなぁ」


――
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/23(土) 19:21:31.86 ID:+hQF1f4Zo
新…兵…?
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/03/23(土) 19:23:15.70 ID:LOi0V9Il0
いきなり200近くとかやべぇw
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 19:27:07.77 ID:SrTjjzY5O
然り気無く金真竜がレベル600ってのが判明した
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 19:30:12.12 ID:4vf58gonO
ゾロ目出してごめんよ
でも見た感じ金竜の補正暴力だから悪いのは昨日の高コンマ出した人やな!(責任転嫁)
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 19:36:37.26 ID:Q/T2Dl190
600ならエリスもう少し修行積めばいけるな
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 19:38:51.31 ID:uIDTygOy0
>>896
その理屈なら多数決でスミレ選んだ連中が一番悪いな

冗談でも他人に責任を押し付けるのは止めたら
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 19:39:38.36 ID:uIDTygOy0
>>886
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 19:41:10.58 ID:ImBDkFDN0
>>5より
コンマ結果は全て運です。誰かを責めたりせずに楽しみましょう。自分を責めるのもやめましょう。ある意味ここが一番大事です
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 19:42:52.71 ID:jsBhNVkhO
スミレもヤバいけど、天使との戦いや人外が犇めく中での訓練で大幅レベルアップしたマックスとどっこいどっこいのレベル持ってるアイナも地味ながらヤバそう
892 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 22:09:03.88 ID:3GtpwjUE0
こんばんはー
それでは再開します
893 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 22:10:02.51 ID:3GtpwjUE0
――


……


ローズ「ごめんなさいネ。待たせちゃったかしら?」

アイナ「いえ、大丈夫です!」

スミレ「ローズさん、大事な話というのは……」

ローズ「そうそう、それヨ! 早速いくわヨ!」

アイナ「ど、何処へ……!?」

ローズ「第三皇子アベル様の城塞ヨ」

ローズ「アタシも城の雑務が一段落したし、アナタ達も一人前になった」



ローズ「そろそろ……アタシの大切な人達を紹介してもいいかなって思ったのヨ」



アイナ「た、大切///」

スミレ「……///」

ローズ「それに、アナタ達にも無関係ではないコ達もいるしネ」

アイナ「?」

ローズ「…………あと天使成分も補給したい」

アイナ「あー……キアラ様達、引っ越されちゃいましたからね」

アイナ「ほとんどお世話できなかったのは、メイドとして残念です……」ガクリ

ローズ「そ、それはゴメンなさいネ? アタシがほとんどやっちゃうから……」

ローズ「こほん、とにかく。軽く身支度を整えたらすぐに向かうわヨ!」

スミレ「はい!」



――
894 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 22:11:50.46 ID:3GtpwjUE0
――



【アベルの城塞】



コンコン



ロウル「はいはい、どちら様でしょう?」

アイナ「こ、こんにちは。私は――」

ロウル「あれ、ローズさん背縮みました? それに胸もそんな大きくして……」

ローズ「はぁい、こんにちはロウルちゃん?」

ロウル「あ、あれ!? ローズさんが二人!?」

ローズ「フフ、違うワ。このコは私の大切なコ。アイナちゃんヨ?」

アイナ「ア、アイナです。宜しくお願いします!」ペコリ

ロウル「これは失礼を。私はアベルさんの副官のロウルといいます」ペコリ

ローズ「そしてこっちが……」

スミレ「ボク……いえ、私はスミレ。よろしくお願いします」ペコリ

ローズ「ロウルちゃん、いきなり押しかけておいてあれなんだけど……」

ロウル「ああ、ごめんなさい。フィーア様はおでかけ、キアラ様はただいま手が離せない状況のようでして……」

ロウル「さらにアーシャさんとパトラさんも手が塞がっています」

ローズ「あら、そうなの? それは残念だけど仕方ないわネ。 アベル様とエリスちゃんは?」

ロウル「ああ、お二人ならいますよ。すぐに呼んできますね」タタタ…



……



アベル「ローズさん、どうされたんですか? まさかもう竜の装備が?」

ローズ「そ、それはもう少し待って頂戴? なかなか加工が大変なのヨ」

エリス「そうですよね、かなり硬かったですし」

アイナ「や、やっぱりあれ本当に竜の素材だったんだ!?」

スミレ「……信じられない、しかもその口ぶりだと……」

ローズ「フフフ、そういうことヨ。お互い紹介した方がいいかしらネ?」

ローズ「このコ達はアイナちゃんととスミレちゃん。アタシの大切なコ達なの!」

アベル「なるほど……」

アイナ「///」

ローズ「そしてこちらは、竜すら倒したアベル皇子とアタシが一目置いているメイドのエリスちゃんヨ!」

スミレ「!!」

ローズ「折角の機会ヨ。二人から、何かを学んでくるといいワ」

アイナ&スミレ「「はい!」」



――
895 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 22:12:51.76 ID:3GtpwjUE0
――



エリス「――どうぞ」コト…

アイナ「……い、頂きます」コク…

アイナ「!! お、美味しい……!」

エリス「よ、よかったー……」ホッ…

アイナ「エリスちゃん凄い……本当に、前はできなかったの?」

エリス「はい。紅茶もお料理もお掃除も、何にもできなくて……」

エリス「ローズさんに出会って基礎を叩き込まれて、それからアベル様の為にさらに練習して……」

エリス「それでなんとか、ここまで到達できました!」

アイナ「凄いなぁ……私ももっと頑張らないと」

アイナ「それにしても動力源がアベル様の為ってなると……エリスちゃん、もしかして?」

エリス「そ、その……///」



……



エリス「――ということがありまして。私はアベル様のメイドであり、剣であるのです」

アイナ「す、凄いね……私も、エリスちゃんほど壮絶ではないけど、子供のころローズさんに助けられる形で出会ったの」

アイナ「ローズさん、今も綺麗だけど……お化粧落としてもカッコいいんだよ?」

エリス「そうなんですか!?」

アイナ「ふふ、すっぴんのローズさんを知っている人は一握りだろうし、私のちょっとした自慢……」

アイナ「……そして、大切な思い出なの」

アイナ「…………ねえ、エリスちゃん。あなたはアベル様と……」


特殊判定
↓1コンマ二桁
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 22:13:08.31 ID:K5tYYMYDO
はい
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 22:13:25.84 ID:FRADrxvw0
898 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 22:21:11.00 ID:3GtpwjUE0
特殊判定結果

エリスの羞恥心

31<50

※基準値を下回ったため、アベルとの関係をアイナに話します




――


アイナ「その……あ、あ、愛し合っていたり……するのかな?///」

エリス「は、はい……///」

エリス「その、私がアベル様の与えてくださることに報いれているかは怪しいのですが……」

エリス「アベル様からは――愛を、頂いています///」

アイナ「わぁー……///」

アイナ(いいなぁ……。でも、皇子様とメイドが許されるなら……)








エリス「あ、勿論アベル様は皆さんに優しい素晴らしいお方ですよ?」

エリス「アーシャさんもロウルさんも、シアさんも……満足そうでしたし」






アイナ「……ん?」






エリス「あれ?」


――
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 22:34:49.46 ID:O0uYcXo60
まあそうなるわな
900 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 22:36:40.82 ID:3GtpwjUE0
――



アイナ「そ、そうだったんだ……いきなりだから驚いちゃった」

アイナ「でもエリスちゃん、それって辛くないの……?」

エリス「いえ? そもそもみんなのアベル様を私が独り占めするわけにもいきませんし……」

エリス「アーシャさん達とも仲良くしていたいですし」

アイナ「……一夫多妻かぁ。考えたこともなかったな」

エリス「その、アイナさんはローズさんを……?」

アイナ「……うん。愛してる。でもこの想いを直接ローズさんには伝えられないし……」

アイナ「それに前、ローズさんとスミレちゃんが愛し合っているのも見ちゃったし……」

エリス「!?」



アイナ「………………でも、そうだね。一夫多妻なら……」

アイナ(ローズさんは愛してる。スミレちゃんも大切。この方法なら……)



アイナ「ありがとう、エリスちゃん」

アイナ「紅茶も、大好きな人の愛し方も、いいことを教えて貰ったよ」

アイナ「――私、諦めないよ!」グッ!





アイナ(スミレちゃんと争う必要はないんだ。ちゃんと生やして、メイドの技も完璧にして、ローズさん好みの子になるんだ……っ!)





エリス「はい! 頑張ってくださいアイナさん!」

アイナ「……うん!」



――
901 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 22:39:39.39 ID:3GtpwjUE0
――




【鍛錬場】


スミレ「はぁっ!」ブオン!

アベル「っ!」ヒラリ

スミレ「たっ! せいっ!」バッ! バッ!

アベル「っと!」スッ…

スミレ「っ! そこです……!」ゴォッ!


ガキィン!


アベル「今のは、少し危なかったな」ギギギ…

アベル「なるほど、ローズさんの秘蔵の子というわけだ」

アベル「まさか竜の爪が人間の体術と組み合わさって襲ってくるとはな……」


スミレ「はぁ……はぁ……」

スミレ(そ、そんな……ここまで歯が立たないものですか……)

スミレ(金真竜の爪も、いなされては意味が無い。原因はボクの技術力不足なのは明らかだけど……)


アベル「だいぶ息があがっているな。そろそろ休憩をいれた方がいいか?」←レベル353+???


スミレ(凄い、これが人の可能性……王国の本当の竜を倒した人の力……!)ゴクリ…

スミレ「ま、まだです……!」ダッ!



特殊判定
↓1コンマ二桁
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 22:40:43.29 ID:jsBhNVkhO
良いシーンだし本人は大真面目なのに『ちゃんと生やして』の一言でギャグに見えてしまう不思議
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 22:42:05.77 ID:LOi0V9Il0
904 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 22:58:08.19 ID:3GtpwjUE0
特殊判定結果

スミレの奮戦

29<50


※基準値を下回ったため、スミレダウン


――



スミレ「むきゅぅ……」パタン…

アベル「だ、大丈夫か?」

スミレ「か、完敗です。もう変化を保つ余裕もありません……」ピクピク

スミレ「流石、本物の竜を倒されたお方です……」

アベル「……スミレ、その力は……」

スミレ「はい、ボク……私は元は王国の人間でした」

アベル「ああ、無理に畏まろうとしなくていいぞ?」

スミレ「よ、よろしいのですか? すみません、色々とあって……」

アベル「そのようだな……せめて、ローズさんの前やこの城塞では楽にしてくれ」

スミレ「恐れ入ります。……ボクは王国で、竜の力を組み込まれた戦争兵器なのです」

スミレ「でも、ふふっ……!」

アベル「ど、どうした?」

スミレ「最強の竜を組み込まれたボクが、いわば貴族達が生み出せる限界の戦争兵器が……」

スミレ「こうして、何もできずに転がっているんですよ? それが、可笑しくて」

スミレ「――人一人に勝てないなら、ボクは戦争兵器なんかじゃないって思えてしまうんですよ」

アベル「……安心しろ、スミレ。お前は人間だよ」

アベル「そして、十分強い。立派な戦士でもある」

スミレ「……ローズさんやアイナさんと、同じことを言ってくれるんですね」

スミレ「ありがとうございます、アベル様……」


――
905 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 23:17:16.02 ID:3GtpwjUE0
――



スミレ「よっと……」ムクリ

アベル「もう大丈夫なのか?」

スミレ「はい、大丈夫です」

スミレ「それにしても、改めてアベル様は凄いですね」

スミレ「赤帝竜をものともしないどころか、それを装備品にしようだなんて……」

スミレ「……ボクの腕の鱗を剥せば、金真竜の装備も作れるのでしょうか?」ググ…

アベル「やめろやめろ! それにしても、金真竜というものは気になるな」

スミレ「ああ、ボクも詳しくは知らないですけど……」

スミレ「金真竜は王国が研究の果てに生み出した五竜、その中でも最も強き存在だといいます」

アベル「五竜……そうなると、あと残り4体か。王国の被害からして、全て聖国に奪われたとみるべきか……」

スミレ「……なるほど、そういった状況でしたか」

スミレ「いくら竜でも、紛い物。その本質は獣同然です」

スミレ「貴族は失敗はしていますが、竜より強ければ彼らは主人に従うでしょうからね……」

アベル「……金真竜の強さは?」

スミレ「そうですね……」ギラリ


★『模倣・真竜の剛爪』
戦闘時、常時補正+20
優勢取得時、判定表から劣勢判定を除いた連続攻撃を仕掛ける


スミレ「ボクの持つ金真竜の力の一部がこうなります」

スミレ「金真竜本体ともなれば『もっと強く、速い』のではないでしょうか?」

アベル「そうか……ありがとうスミレ」

スミレ「いえ、ボクの方こそありがとうございます」

スミレ「強大ですが、竜の力も絶対ではない。ボク自身を鍛えなければいけないと改めて痛感致しました」

スミレ「……いつか」

スミレ「いつかこの力にも頼らず、ボク自身の力で大切な人達を守れるように……」

アベル「なれるさ。俺自身が、そうだからな」

アベル「……大切な存在を、手放さないようにな?」

スミレ「はい!」


――
906 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 23:34:56.13 ID:3GtpwjUE0
――


【帝国・街道】


ローズ「二人とも、何か収穫はあったかしら?」

アイナ「はい! とても、大切なことを知れました……!」

スミレ「ボクもです。ありがとうございます、ローズさん」

ローズ「そう、それならよかったワ……」

ローズ「……アタシはね、天使達もアナタ達も大切。何が何でも守らなきゃって思っているの」

アイナ「……」

スミレ「……」

ローズ「でもアタシだって人間。一人で出来ることには限界があるし、泣きも笑いも怒りもするし、欲望だってある」

ローズ「……聖国との戦争は激化しているワ。今は平気だけど……」

ローズ「もしかしたら、ちょっとしたことで……帝国が壊滅的損害を被るかもしれない」

ローズ「そしてもし聖国との戦争が落ち着いても……アベル様や天使達には、大きな仕事が残っている……」

ローズ「アタシ一人じゃ、とても対処しきれないワ」

ローズ「アナタ達は大切なコ。だからこそ――アタシと一緒にいて欲しい。支えてほしいの」

アイナ&スミレ「「!!」」

ローズ「本当はアナタ達にも戦って欲しくは無いんだけれど、もう状況が状況だから……」

ローズ「アタシも、更なる鍛え直しをしないとネ」

スミレ「……ボクも、強くなります。守りたいものを守れるように」

アイナ「わ、私も!」

ローズ「フフ、本当にもう、可愛いコ達ネ……」

ローズ「今度は、今日いなかったコ達にも紹介したいわネ」

ローズ「アベル様の城塞、時々イベント会場にもなるからその時を楽しみにしましょうか!」

アイナ「イ、イベント……? 楽しそう――」

ローズ「……二回ほど大事件が起きたけどネ」

スミレ「!?」

ローズ「安心なさい。何かあっても――必ず守ってみせるワ。必ずネ」
907 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 23:43:17.25 ID:3GtpwjUE0
ローズ「さ、また明日からメイドと執事のなんたるかを教えていくから、覚悟するのヨ?」

アイナ&スミレ「「はい!」」
















アイナ「ねえ、スミレちゃん?」ヒソヒソ

スミレ「なんでしょうか?」ヒソヒソ










アイナ「今後のことも考えて――ローズさんの為に……一緒に生やさない?」

スミレ「」

スミレ「」

スミレ「…………アイナさん、お疲れなんですね。今日の仕事はボクの練習を兼ねて代わっておきますから……」

アイナ「つ、疲れてないよ!?」



――


※アイナとスミレの顔見せが済みました。以後イベント等で登場する可能性があります

※スミレの戦闘力が極めて高いことが判明しました。帝都襲撃時、救援に来てくれる可能性があります



幕間2 おしまい
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 23:49:04.28 ID:pFaT0PQFO
スミレなら一部龍だし股から小型の龍(意味深)生やせそうな気はする(白目)
909 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/23(土) 23:53:31.69 ID:3GtpwjUE0
幕間その2が終わったあたりで、今日はここまで
ミスが多かったり判定がぶっとんだりと色々ありましたが、一応は平和に終われたかな?
スミレは完全に想定外の強さとなりましたが、判定次第では彼女がいてもきつい場面が出てくるかも?

次の幕間3で前スレの999を行おうと思いますが……
あれ?終わるころにはこのスレの1000ボーナスになるんじゃ?
もっとイベントや問題をはやく処理していけるよう、頑張りたいです

本日もありがとうございました!
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/23(土) 23:55:35.15 ID:elXW938e0
乙です
スミレが思ったより強かったww
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 00:05:55.62 ID:YXiDCq6h0
乙乙このスレのコンマは荒ぶりが基本で感覚がマヒしそう
黄竜が600レベルってことは少なくともシュタイナーはそれ以上なんだよな
シュタイナーは竜の力を自分や兵士に取り込んだりしてそうなのが怖いなもう手段は選らば無いだろうし
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 00:15:17.79 ID:cvzJrPMgO
おつおつ
アイナはなんだが生やすとローズさんどころかスミレにも挿入しちゃいそうだな。そしてスミレも強いけどなんかこの子苦労人になりそう
しかし最強竜がレベル600の連撃持ちとわかったのはいいけど……
皇帝ギルバート→レベル1216
二匹まとめて相手できそうなパパン本当に人間?
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 13:35:19.50 ID:zWomkHab0
乙ー
何かあってもローズさんなら大丈夫そうな安心感
914 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 18:02:52.65 ID:uK2MjiLR0
こんばんはー
ちょっと悩みどころなので、多数決安価だけ先に投げておきます
915 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 18:03:32.08 ID:uK2MjiLR0
――幕間イベント3『愛するあの人への、更なる料理?』――



【帝国・王城】



エリス「よいしょ……ふぅ」ゴトン

ローズ「悪いわねエリスちゃん、荷物を持つの手伝って貰っちゃって」ドサ

エリス「いえ、私の買い物は量が少なかったですし」

エリス「この荷物、もしかしてキアラ様とフィーア様のための?」

ローズ「ええ。ただ、まとめて取り寄せているからネ……」

ローズ「玉石混交、中には天使には渡せない物もあるのヨ」

ローズ「だから、アタシが検閲して天使に相応しいものを選んでいくワケ」

ローズ「お洋服とか、本とか、色々とネ……」ヒョイ

ローズ「特に本は、前にアタシとしたことが確認怠っちゃって以来念入りに……」ヒョイ

エリス「一つ一つ、全てですか? 大変ですね……」

ローズ「天使のためなら、苦にもならないわヨ。あ、これは駄目ネ」ポイ!



ヒョイ、ヒョイ、ヒョイ、ポイッ!ヒョイ、ヒョイ…




……



ローズ「これは、良し……これで最後ネ」ポン

エリス「お疲れ様でした。見たところ、駄目なものは数える程度でしょうか?」

ローズ「毎回毎回駄目なものばかりじゃ駄目に決まっているでしょう? むしろ今日は多いくらいヨ?」

ローズ「あ、そうだエリスちゃん。戻るついでで悪いんだけど、この箱の処分お願いしてもいいかしら?」

エリス「はい、かしこまりました。さっきの検閲品の箱ですね」ヒョイ

ローズ「ごめんなさいネ。こっちの重い方は、アタシが今度直接天使達のところに届けるから」


――
916 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 18:04:54.84 ID:uK2MjiLR0
――



【帝国・街道】


エリス「えっと、王城からの廃棄物処理場は確かこの辺りでしたけど……」

パカ…

エリス「あら? 箱の蓋が……封が甘かったのでしょうか?」

エリス「ちゃんと閉めて捨てないと――」チラ


箱の中「……」ゴチャゴチャ


エリス「け、結構色々入っているんですね……」

エリス「なんでしょうこれ……紐? 他の道具も、よくわからないものばかり……」

エリス「――っていけません! 人様の廃棄物を漁るなんて!」ブンブン!

エリス「すぐに戻して……ん? これは本でしょうか?」



※ローズが検閲した本を見つけてしまったエリス。どんな本?


1:塗りたくる生クリームとか甘い系の本

2:盛り付ける豪華な魚系の本

3:その他自由安価



↓1〜3多数決
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 18:06:07.38 ID:Xsf9L4lm0
1
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 18:07:42.08 ID:bonHcBJDO
1
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 19:51:56.41 ID:e9v03S1q0
1
920 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 23:08:52.73 ID:uK2MjiLR0
こんばんはー
少しだけ再開です

ファンタジー世界に生クリームがなんであるのかとかも気にしてはいけません
ここはある世界ということで。大抵魔法でなんとかしてるんですきっと
921 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 23:10:11.86 ID:uK2MjiLR0
1:塗りたくる生クリームとか甘い系の本

――




『愛するあの人に美味しく食べて貰おう』バーン!




エリス「王国のお菓子の本でしょうか……?」

エリス「アベル様に、食べて頂く……」

エリス「この前のアップルパイは上手くいきましたけど、他が上手くいくとは限りません」

エリス「それに、レパートリーを増やした方がアベル様も喜んでくれる筈……」

エリス「……」

エリス「……」キョロキョロ

エリス「ちょ、ちょっとだけ。物をすぐに捨ててしまうのは勿体ないですし……」ペラ…







エリス「!!??///」ボシュゥ!






エリス「はわ、はわあぁぁぁぁ〜……!?///」ポーイ!

エリス「な、なんですかこの本は……!?///」ドキドキ

エリス「は、裸で、クリームを……!? な、舐める……!?」グルグル

エリス「こ、こんな……お料理の本じゃなかったんですか!?///」

エリス「……///」


特殊判定
↓1コンマ二桁
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:10:21.19 ID:BwrgSGU60
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:20:51.12 ID:lGYj0E/BO
これはあーダメダメエッチすぎます(迫真)になるのか
924 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 23:23:31.40 ID:uK2MjiLR0
の羞恥心

19<50

※基準値を下回ったため、自力で読み進めます

――


エリス「……で、でも///」ペラ…

エリス「……///」ペラ、ペラ…

エリス「はぅ……///」

エリス「こ、こんな……///」ペラ…

エリス「……」ゴクリ

エリス「アベル様……」

エリス「アベル様も、コレを喜んでくれるのかな……?」ドキドキ

エリス「恥ずかしいけど、アベル様の為なら……///」ドキドキ

エリス「でもこんな本、持って帰って万が一フィーア様達に見られたら大惨事です……」

エリス「私も確実にローズさんに制裁されるでしょうし……」ガタガタ…

エリス「今この場で、頭に入れてしまいましょう……///」ペラペラ…

エリス「……色々恥ずかしいページが多いですけれど、要約するととにかく……」

エリス「裸になって、クリームとかを塗ればよいのでしょうか……?」

エリス「うぅ、こんなのシアさんからも習ってないです……」ペラ…

エリス「……」

エリス「アーシャさんは美人ですし、ロウルさんは可愛い耳と尻尾。シアさんは大きな胸と縛り上げ……」

エリス「私だけ、特にこれといったものがありません……」シュン…

エリス「私も、アベル様に喜んで頂きたい……この王国の技術、絶対ものにしてみせます……!」ペラ…

エリス「……///」


特殊判定
↓1コンマ二桁
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:24:07.24 ID:zpiGfVYSO
そらよ
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:24:07.99 ID:7XihH4Ix0
はい
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:24:20.82 ID:XCNepEPZ0
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:26:35.24 ID:tXlgd5lpO
>>1がまた吐血するところだったか

あとそういえば、ロウル以外に獣人要素無さすぎてロウルが獣人ってことたまに忘れそうになる
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:32:54.55 ID:zGvhevg40
99だったらどうなってたんだろうか…?
930 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 23:33:31.96 ID:uK2MjiLR0
あっぶねぇ……(白目)

特殊判定結果

エリスの夜レベル

02+24+10(検閲本)
=36(アベル様の為なら、え……えっちなお勉強だって……!)


――


……

エリス「……///」プシュー…

エリス「や、やりましたよアベル様……一人で、読み切りました……!」

エリス「シアさんに頼ってばかりもいられません。私だって、一人で出来るんです……!」フンス!

エリス「……」キョロキョロ

エリス「それでは、今度こそこの本は箱に戻して処分しておきましょう」パタン…

エリス「ローズさんの検閲の理由がわかった気がします……」

エリス「フィーア様がこんなことをしちゃいけないって、私でもわかりますもの……」

エリス「えーい!」ポイー!

エリス「ふぅ……」

エリス「……」ドキドキ

エリス「……」ドキドキ

エリス「……かなり高いですけど、生クリームを買って帰りましょう」ドキドキ

エリス「で、でも……こんな恥ずかしいことの為に生クリームを用意するのは……///」

エリス「……そうだ、簡単なケーキを焼けばいいんです!」

エリス「それでもし、クリームが余ったら……試してみればいいんです///」

エリス「ケーキで使いきれば、私には縁が無かった……うん、これでいきましょう///」




――
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:36:19.78 ID:ZdSlB134O
99だったら一気にドエロメイドになってたのか……
932 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 23:43:49.30 ID:uK2MjiLR0
――


【城塞・厨房】


材料「……」トサ…


エリス「よ、よし……これは普通に、ケーキを作るだけです……」ゴクリ

エリス「まずは卵白と卵黄を分けて……」

エリス「卵白を泡立てて、お砂糖を入れて混ぜて……」チャッチャッ…

エリス「もう少し泡立ててもう一回お砂糖……」ファサ…

エリス「混ぜて、お砂糖……」ファサ…

エリス「……」ドキドキ

エリス「い、いけません。集中しないと……これはこっちに置いて」コト…

エリス「卵黄の方にもお砂糖を入れて混ぜて……」チャッチャッ…

エリス「このくらいかな? 油と蜂蜜を入れて……」

エリス「……そういえば、あの本では蜂蜜も塗られていたような……ってそうじゃありません!」ブンブン!

エリス「生クリームを入れて……」トポ…

エリス「生クリーム………………ああもう! 集中、集中です!///」

エリス「薄力粉を振るい入れて練って、さっき作ったものを少しづつ分けて入れて……」

エリス「あとは優しくゆっくり混ぜれば大丈夫だった筈……これでタネは出来ました」

エリス「この大きさの型で焼き上げれば、残った生クリームも付け合せで無くなる筈です……」ドキドキ

エリス「ちゃんと空気が入らないよう丁寧に……うん、平常心平常心……」



――
933 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/24(日) 23:52:27.11 ID:uK2MjiLR0
――


……


エリス「よし、上手く焼けました!」グッ!

ケーキ「……」ホカホカ

エリス「後はしばらく冷ませばケーキは完成です」

エリス「そして……」ゴクリ

エリス「いよいよ問題の……」

エリス「生クリームですね……」


生クリーム「……」ゴゴゴゴゴ…


エリス「大丈夫、さっき生地の方にも使っているんです」

エリス「つけあわせにも使えば、えっちなことに使う分は無くなる筈です……!」

エリス「いざ……!」



特殊判定
↓1コンマ二桁
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 23:53:29.92 ID:7XihH4Ix0
はい
935 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/25(月) 00:02:55.83 ID:D+cmY9nz0
特殊判定結果

生クリーム残量


92(多すぎる。さらにケーキを焼いて上に乗せたところで、とても消費しきれるわけがない)


※大量過ぎる程に生クリームが余りました。身体は存分に舐めつくされそうです


――



エリス「…………」


生クリーム添えケーキ「……」キラキラ





余った生クリーム「……」ズドーン!





エリス「な、なんでですか……っ!」ガクリ…

エリス「こ、こんなのとても使いきれません……!」

エリス「いくらなんでもおかしいです……! 最初から、購入量を間違えでもしない限りは……!」

エリス「……」

エリス「私が、間違えた……?」

エリス「いや――私が本当はアベル様とあんなことをすることを望んでいたから……?」

エリス「……///」プシュー…

エリス「そ、そんなはしたない……!///」

エリス「……もう少し、ケーキを焼きましょう。少しでもこれを減らさないと!」

エリス「同じだと飽きちゃうかもしれませんし、今度は生地に紅茶葉を練り込もうかな?」

エリス「あ、果物も添えて……」





エリス(でも多分、使いきれないんでしょうね……)

エリス(アベル様と、生クリーム……)

エリス(私は、どうなってしまうのでしょう……)



――
936 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/25(月) 00:06:33.56 ID:D+cmY9nz0
生クリーム残量が確定したあたりで、今日はここまで
……この残量だと相当舐めまわす描写必要になるじゃないですかー(白目)
短いかもしれませんが、R部分なのでまた構想と書き溜めにお時間頂きたいと思います

ただそれとは別に、少々来週は最後の詰めということで仕事の方が忙しくなりそうです
下手をすると更新が一週間ほど空いてしまうかもしれませんが、ご容赦願います

本日もありがとうございました!
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:07:21.34 ID:j8lmj6oIO
妹組とか色々と不在で助かったな……いや見られてもそれはそれで面白いけど(特に自分からやりたがりそうなシアとか逆バター犬プレイ出来そうなロウルとか)
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:08:57.86 ID:2qHGT1vLO
おつおつ。
妹組が見たら料理レベル同等・夜レベルエリス以上だから確実に性癖に影響出るわw
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:09:13.29 ID:1ml48afQ0
乙です!
エタったりしない限りはいつまでも待ちますよ!
お仕事頑張って下さい!
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:10:54.27 ID:WNMjqBBwO
おつおつ。夜レベルがようやく上がったけど、この数値だとアベルに食い尽くされるな
てかシチューに続き妙にケーキ作りがしっかりしてて笑えるけど、牛乳ある世界なら生クリームも普通にあったのでは?
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:11:18.74 ID:czjjlNVOO
おつおつ。
忙しい時期だし前もって連絡してくれてるからええよ。
さらに長引きそうだったらその都度教えてくれればいいし無理せんといて。
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:16:30.02 ID:TsX2aahi0

のんびり待ってる
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:16:34.23 ID:V7dKjkeh0
乙エリスアーシャロウルは全員夜レベル30台にはなったのかお酒の弱さも同じ位だし本当仲がいいな
944 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/03/25(月) 00:19:18.69 ID:D+cmY9nz0
ありがたいお言葉感謝です

それとすみません、一応念の為に書いておきますが
今回エリスはアベルとエッチしてもレベルアップとかはありません(断言)
エリスまでシアみたいなことになられても困りますので……

>>940
牛乳と生クリームは似ているけど全く別物なのです
普通の牛乳は基本脂肪球が圧壊されているせいでどう足掻いても生クリームにはできませんし
流石にこの世界で唐突に『遠心分離機』なんてものは持ち出せないので……
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:22:27.70 ID:JjqXE6PUO
もうシアがついに作者直々に淫ピの代名詞みたいに言われてて草

あと生クリームに関してはファンタジー世界だし魔法でどうにかなるやろ多分
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 00:28:47.64 ID:WNMjqBBwO
え、牛乳に油か何か混ぜたりとかで生クリームできないの?なんか無知を晒して恥ずかしい反面、謎の>>1の料理知識に驚き
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 13:02:46.09 ID:gAl3sMkA0
余った生クリームは
ペット願望コンビと獣人であるロウルが
エリスをKOして疲労困憊のアベルに塗って「ご主人様(アベルさん)prpr」からの乱交とかどうだろう

淫ピのせい…シアのおかげでさしものアベルも「三人に勝てるわけないだろいい加減にしろ」になりそうだし

まあそもそも1000ボーナスだしそこまでは流石にやり過ぎになるか
翌日健全に皆で美味しくいただきましたが妥当かね
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 13:11:14.90 ID:gAl3sMkA0
>>947はエリスさんがプレイに使っても生クリームが更に余った場合ね
てかケーキに8%しか使わず残りを仮に全て使おうとしたら

・アベルさん(二人で消費するにしても)エロ展開に入る前に胸焼け起こしてギブアップ
・エリスさんゴーストバスターズのマシュマロマンみたいになる

とかでちょっとエロよりもギャグ度合いが圧勝しそうな懸念ががが
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 14:30:33.64 ID:C8zIRQmyO
アベルに塗ったらなんかロウルがすげーペロペロしそうだな。まあケーキに使う量なんてごく僅かだろうしエリスで使いきっちゃうだろうけど
しかし実際に生クリーム塗り合うプレイってどうなん?教えてエロい人
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 15:10:49.44 ID:4ADY81ILO
料理レベルカンストのエリスが作った=最高クラスの生クリームだし、プレイでも使いきれなかった分を保存してたら料理レベル高い組(料理講座終わったキアラ&マックス、お出かけから帰って来たフィーア、城塞にまた来たローズ辺り)に見つかる

それを使ったデザートを出される

クリームの出所を聞いたらエリスが作った(=プレイに使った)ものと判明

言い出すことも出来ず悶えるエリス&アベル
みたいなギャグ展開もありかな
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 16:23:27.93 ID:JG7NvilN0
元々このスレは純純愛って感じだし、凄まじく甘い内容になりそうだな
426.73 KB Speed:0.5   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)