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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」舞風「その7!」【安価・コンマ】

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102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:19:32.50 ID:+1jP5RhjO
ゾロ目引かなきゃリーチがかからない安心感
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:22:00.28 ID:+F8bdmszO
暁との惚気話をひたすらアブルッツィに聞かせる提督
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:22:01.01 ID:HVvQJhkgo
ラッキースケベでキスしちゃう
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:22:01.26 ID:TyLu/2JRO
授業中に寝てしまったアブルッツィ
提督にノートを貸してもらう
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:22:09.68 ID:1Dp6IMTyo
近未来の環境課題を考える…という課題を提督と一緒に考えている
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:23:33.39 ID:+1jP5RhjO
らぶらぶですね……
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:28:52.33 ID:GkBSjh8U0
自分が消えそうだってのにこんなのろけ話を聞かされる心境は如何に
109 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/21(金) 23:33:56.69 ID:fXHziriZ0
――キャンパス内


提督「次の講義まで時間あるな……暁とLINEでもするか」スッスッ…

アブルッツィ「……ねぇ、提督」

提督「……ん?」

アブルッツィ「暁とは、その……お付き合い、しているんですよね?」

提督「あぁ。と言っても、まだ付き合い始めて1ヶ月も経ってないけどな……」

アブルッツィ「………」

提督「……アブルッツィ?」

アブルッツィ「……詳しく、聞かせて貰えませんか?」

提督「何を?」

アブルッツィ「暁と過ごす日々について、です」

提督「……俺に惚気ろと?」

アブルッツィ「はい」ニコッ

提督「いや、それは……自然に惚気話になってしまうならまだしも、自分から聞かせるってのは……」

アブルッツィ「ふふっ、女の子なら誰でも恋愛話に興味を持つものですから」

アブルッツィ(……何て、仕事一筋の私が言っても説得力ありませんけどね。いや、それより今は提督から少しでも情報を……!)

提督「……そうか。じゃあ、まぁ……聞いていて楽しいかは分からんが、ちょっとだけ……」


――10分後


提督「それで暁、魔王なら永遠の契りを〜なんて言い出してさ。付き合う前は痛いと思ってたけど、今はむしろ愛しいと言うか……///」

アブルッツィ「………」

提督「それだけじゃない。契約の証と言いながら、キスをせがんで来たり……それがまた可愛くて、癒されるんだよな……///」

アブルッツィ「………」

提督「でも、時々歳不相応……いや、外見不相応なほど大人びた所を見せることもあって……///」

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(一見、少し変わった女の子と付き合う人の微笑ましい惚気話だけど……やっぱり引っかかる)

アブルッツィ(暁がよく言っている『魔王』……最初は、ただの妄想が好きな女の子だと思っていたけれど……)

アブルッツィ(彼女が関係者だと発覚してからは……少なくとも、妄想だと片付けることは出来なくなって……)

アブルッツィ「………」

提督「……ご、ごめん。やっぱり、人の惚気なんて聞いても気分悪いよな……」

アブルッツィ「あっ、い、いえ!そういう訳じゃなくて……」アセアセ

アブルッツィ(う〜ん……思い切って踏み込んだ質問をするべきか、このまま提督の話を聞き続けるべきか……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01〜49:アブルッツィ、そのまま聞き続ける
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:アブルッツィ、少し踏み込んだ質問をする
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……ありがとうな」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:34:04.50 ID:GY2s58Z80
のろけ話聞かされて好感度上がるアブ姉さん
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:34:08.61 ID:bUgZPl1v0
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:36:59.56 ID:mmm2zHLMO
契約の証いいゾ〜
113 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/21(金) 23:46:36.14 ID:fXHziriZ0
50→05:まずは自力で 1×1.0=1 1+24.5=25.5/50


アブルッツィ「………」フルフル

アブルッツィ(ううん、流石に失礼よね……提督とは知人と呼べるくらいには仲が良いとは言え……)

アブルッツィ(流石に『暁より前に付き合っていた女の子はいるの?』と聞くのは……少なくとも、交際したばかりの人に聞くことじゃない)

提督「……アブルッツィ?」

アブルッツィ「……すみません。続けて貰って良いですか?」

提督「あ、あぁ……何より、暁は俺の心の支えなんだ」

アブルッツィ「心の、支え……?」

提督「……悩みを抱えていた時に、暁に励まして貰ったんだ。それで、元気が出て……」

提督「いや、悩み自体はまだ解決してないんだが……それでも、その悩みに向き合う気持ちを与えてくれた」

アブルッツィ「………」

提督「暁がいなければ、俺は……色々と、疲れ果てて……追い詰められていたと思うから」

アブルッツィ「……本当に好きなんですね、暁のことが」

提督「当然だ。目に入れても痛くないほどだ」

アブルッツィ「それは自分の子供やお孫さんに使う表現な気も……」

提督「俺にとって、暁はそれくらい魅力的で……素晴らしい女性ってことだよ」ニコッ…

アブルッツィ「……!」

アブルッツィ(提督が、今……笑顔に……今まで、あまり笑った所を見たことが無かったけど……)

アブルッツィ「……そう、ですか」ニコッ

アブルッツィ(でも、良かった……提督が元気になってくれると、私としても……嬉しいから)

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(まずは自分で調べてみましょう。幸い、私の愛用ナノマシンがあれば……余程のことが無い限り、大抵の記録は調べられるから)

アブルッツィ(ただ、それでも情報が得られなければ……提督から、色々と聞き出すことも視野に入れないといけません)チラッ

提督「……?」

アブルッツィ(人類史を、私の歴史を……そして、ご先祖様の歴史を守る為……!)
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:48:01.40 ID:HVvQJhkgo
提督の子孫なのだろうか?
115 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/21(金) 23:59:25.21 ID:fXHziriZ0
〜 8月4週 〜

――8周目提督家・リビング


父「なぁ、兄、大井ちゃん。提督と喧嘩でもしたのか?」

兄「………」

大井「………」

母「最近、私達が仕事から帰って来た時……いつも、全然会話してないから……」

兄「……詳しいことは、僕にも分からないんだ」

大井「……っ」ズキッ…

大井(言えるはずが無い……私と提督のせい、だなんて……)

ガチャ…

大井達「……!」チラッ

提督「………」

父「……提督」

母「お、お帰り……」

大井「………」

大井(どうせ、私達が何を言っても無視するだけ……)

提督「……ただいま」

大井「……!?」

兄「あ……」

提督「………」スタスタ…

父「……う〜ん、遅めの反抗期か?」

母「確かに、私達は働き詰めだったから……提督はもちろん、兄には負担をかけてたもんね……」

兄「……いや、違うと思う」

父「え?」

兄「提督、今……いつもより、少しだけ……表情が柔らかかったから」

大井「……!」

母「そう、なの?」

兄「うん。これでも出来るだけ顔を見るようにしてるから、すぐに分かったよ」

大井「………」

大井(兄さん……でも、提督……どうして、急に……いつも、私達を見たら露骨に顔をしかめるのに……)


――自室


提督「………」

提督(兄さん、ごめん……でも、ようやく……今の状況から、抜け出せるかもしれない……)

提督(後は、俺が心を強く持つだけなんだ……もう少しで、大井や大和との関係を止められる……)

提督(だから、後少しだけ……待っていて欲しい。いや、俺がこんなことを言える立場じゃないのは分かってるけど……)

提督「……っ!」グッ…!

提督(今の俺には、暁がいる……暁がついていてくれれば、俺は……!後は、自分自身との闘いなんだ……!)


↓1大井のコンマ       好感度:29.5/50
↓2暁のコンマ        好感度:50/50 <END開放!>
↓3大和のコンマ       意識度:26/50
↓4アブルッツィのコンマ   好感度:25.5/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし暁が最大値の場合はその場で終了です
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:59:31.98 ID:azBQJXgn0
まだだ、まだ笑うな
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:59:32.87 ID:HVvQJhkgo
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 23:59:42.94 ID:vaSeBc/sO
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:00:39.05 ID:2v7t9zs8O
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:00:46.06 ID:CvhfZ6dDO
はい
121 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/22(土) 00:04:52.96 ID:nfqnMzc90
大井は何をしている?もしくは提督と大井は何をしている?

0:08以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし0:12までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※大井は専業主婦である為、大学関係以外のシチュエーションでお願いします(学校行事に観客として参加等はOKです)。その為、他のヒロインが登場する展開も避けて頂けると幸いです。
★提督は暁の為に大井との関係を止めようとしている為、ここからは基本的に『大井から提督に行為の話や約束等を持ち掛ける』展開にアレンジさせていただく場合があります。
※また、R-18系安価の場合は『提督と大井が社会的に死ぬ内容』、『提督と大井の命に係わる内容』、『提督や大井の体に傷が残る等の激し過ぎるプレイ』、『兄や両親に提督達の関係がバレるような行動』はNGです。
※大井は提督の性奴隷(と言っても差し支えない状態)なので、どのようなプレイでも基本的には提督が攻めで大井が受けになります。
※その他、プロットの関係で内容をアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:08:00.33 ID:iOQw7H9v0
兄家族とも一緒に夏祭りにイく
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:08:00.38 ID:L6ac8JOVo
強引に犯そうとするも思いとどまる提督(コンマ次第では犯しちゃう)
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:08:00.38 ID:nR6BpydO0
提督のチンポの形のバイブとアナルバイブを入れローターを付けた状態で一日中一緒に過ごす
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:08:00.54 ID:mDtmL/9ko
娘と遊んで上げている提督についきつく当たり娘を遠ざけてしまう大井
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:08:00.64 ID:jW0b1iKtO
大井と提督が夫婦であると言う設定で
危険日孕ませSEXして二人目を作る
その様子をカメラで録画する
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:08:00.67 ID:nAITZc0WO
媚薬+排卵剤+ローターで危険日の大井を焦らしまくる
向こうから孕むの承知で中出し懇願してくるまでイカせてあげない
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:08:04.05 ID:f/WFxk8xo
バイブを使ってのアナルとおまんこの二穴セックスを
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:08:21.81 ID:NCyhbMig0
しみじみと昔をふりかえる
130 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/22(土) 00:12:53.06 ID:nfqnMzc90
同数なのでもう1度判定します。

↓1犯そうとしたが留まる提督(>>123)
↓2バイブを入れて過ごす大井(>>124)

反転コンマが高い方を採用します
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:13:01.37 ID:JCqg2ob3O
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:13:07.89 ID:q7st/wBQO
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:14:04.39 ID:Llblys0gO
こうして見ると3周目のガッサさんエンドは本当に綺麗な終わり方だったんだなって
ガッサさんエンド決まって更生してから一度もR18安価にならずに即効で終わったし
134 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/22(土) 00:17:07.78 ID:nfqnMzc90
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:17:59.30 ID:nR6BpydO0
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:19:17.12 ID:l7DtM1MQ0
乙つ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:19:30.49 ID:jW0b1iKtO
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:20:07.76 ID:NCyhbMig0
おつーん
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:20:41.10 ID:Q/RUJvBho
おつー
魔王様はどこまで見逃して下さるか
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:23:31.75 ID:6m3LfFtt0

これは3人を好感度40以上にさせて全員失恋させる鬼畜魔王ムーブですわ
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 00:29:18.89 ID:J2TO+8o7O

アブ姉未来人だったんだな…ヤバくなったらアブえもんに泣きついてなんとかしてもらおう(提案)
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 05:46:19.21 ID:w1wg38GgO
まおー様とガチバトルして転生させる
提督と大井の関係メチャクチャにする
ループしたせいでアブが未来から来た←new!

病まとさんすげえww他全員と何かしら関わりあるとかww
一番すげえのはあのカオス設定をここまでまとめた>>1だが
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 07:10:28.08 ID:B11filt10
提督もそもそも大井と大和とドロドロの肉体関係ありながら
今回まおー様と人生歩むことを決めたとか中々業が深いやっちゃなあ
展開的には大井との子どもに将来刺されてもおかしくねえ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 19:24:08.10 ID:rzjsPJwdO
ほのぼのとシリアスとSFとファンタジーと昼ドラとエロゲと恋愛ドラマ全部楽しめるお得な週ですな
これで誰かが失恋でもしたら鬱展開も合わさり最強に見える
145 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/23(日) 19:16:09.05 ID:Gy20cW5V0
申し訳ございませんが、本日予定していた更新を明日へ繰り下げます。
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 19:29:45.50 ID:KBiTxnUio
了解乙です
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 21:23:33.86 ID:vryCCFUSO
報告乙
>>143
大井っちも兄貴に乗り換えたのに提督との不倫やめれないみたいだし
まおーさまは罪のない人たち犠牲にしたって大和から言われてるし
本当の意味で前科というか悪いこと何もないのはアブ姉だけかもしれん
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 21:55:36.62 ID:gxuo8x5L0
乙です

>>147
まおーさまも幼い頃から、魔族に人間が悪い、両親の敵だと半ば刷り込みされてる感じだったから、情状酌量の余地はありそう
魔族もまおーさまを慕ってたみたいだし、利用してやろうとかは思ってなさそうだったけど
149 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 19:44:34.58 ID:CQYejT4W0
22:00〜23:00頃開始予定です。
150 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 22:35:35.16 ID:CQYejT4W0
始めます。長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。
151 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 22:37:54.69 ID:CQYejT4W0
――早朝・大井の部屋


大井「………」ガサガサ

大井(……こんな物を買ってしまった自分が心底気持ち悪い)

大井「……っ」つバイヴ&ローター スッ…

大井(だけど、どうしても……我慢出来ないのよ……!兄さんと愛し合っても、物足りなくて……)

大井(それなのに、提督は最近……全然、私を誘わなく……い、いや、本当はそれが当たり前なんだけど……)

大井「………」グッ…

大井(罪悪感から目を背けながら、私から頼もうとしても……提督、今までより外出してることが多くなって……)

大井「……んぁっ///」ズプッ…

大井(さ、流石は何時間もかけて探した……提督のと、ほとんど同じ形の……っ!///)

大井「こ、これだけじゃ、足りない……こっちの穴にもっ……んぎっ!?///」ツプッ…

大井(散々、突かれたせいで……指が、すんなり……うぅっ……///)

大井「あ、後はスイッチを入れれば……///」カチッ

ヴヴヴヴヴッ

大井「ひぎぃっ!?あっ……こ、これっ、良いかもぉっ……!///」ビクビクッ

大井(提督から、激しくされるよりは刺激が穏やかだけど……それでも、兄さんより……!///)

提督『……大井』

大井「ふぁっ!?えっ、あ、な、何よ……んぎゅぅっ///」

提督『今日、父さん達や兄さんは休日出勤らしい。深夜まで帰って来ないらしいぞ』

大井「くふっ……///」

提督『……話はそれだけだ』スタスタ…

大井(じゃ、じゃあ、今日はあいつと2人だけで過ごすってこと……!?いや、でもどうせあいつは今日も外に……)

大井(大方、"あの女"の所でしょうけど……だったら、別にこれ……付けたままでも良いか……折角だし……///)
152 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 22:39:04.46 ID:CQYejT4W0
――数時間後・リビング


提督「………」ズルズル

提督(こいつ、俺しかいない時は飯作らないんだよな……だからこうして、インスタント食品を食うしかない)ズルズル

提督(少し前までの俺なら、嫉妬や怒りで頭がおかしくなりそうだっただろうけど……)ズルズル

提督(……今の俺は、それを冷静に受け止められるだけの余裕が出来ている。これも暁のお陰だな……)ズルズル

大井「ふぅっ……ふぅっ……///」ズルズル

ヴヴヴヴヴッ

大井「っ……ぁ、ぃっ……!///」ビクビクッ

大井(何で、こういう時に限って……家にいる、のよぉっ……!///)

提督「……にしても、この冷凍パスタ美味いな」ズルズル

大井「ぐ……うっ、かひゅ……!///」ビクビクッ

大井(スイッチを部屋に置いて来たから……止めることさえ……!///)

提督「……はぁ」ズルズル

提督(やっぱり無視か……大井にはまだ、俺が暁と付き合っていることを伝えていない)ズルズル

提督(本当なら、一刻も早く伝えるべきなのは分かっているんだが……中々、言うタイミングが掴めなくて……)ズルズル

提督(俺も大井も、お互いを憎みつつも……後ろめたい関係を続けて……そのせいで、まともに話し合うことも出来ずに……)ズルズル

ヴヴヴヴヴッ

大井「んっ……はぁっ……!///」ビクビクッ

大井(お腹と、お尻の奥で……それに、乳首もぉっ……!///)

提督「………」

大井「はぁっ、はぁっ……!///」ズルズル

提督(……食べるの遅いな。あれか?俺に対して遠回しに『早く食べ終えて部屋に戻れ』って言ってるのか?)

提督(確かに、最近は暇さえ見つけては暁に会いに行ってたから……生憎、今日は公務員試験の講座があるらしい)

提督(それで家にいるしか無かった訳だが……そうかよ。今の大井にとって、俺は……本当に、ちんこ以外存在価値なんて無いんだな……)

大井「んんっ……ふぅっ、くひゅっ……!///」ビクビクッ

大井(ど、どうする……?提督、このまま出かける素振りも無いし……まさか、ずっと家にいる気……!?///)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01〜49:大井、この状態のままで提督と過ごす
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:提督「……少しくらい、話してくれても良いじゃないか」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:大井、最終的に我慢出来なくなり提督を押し倒す
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 22:39:42.47 ID:p7H9gB5j0
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 22:39:46.74 ID:2FQ+Rfx00
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 22:39:58.03 ID:0oFPULzDO
はい
156 :次は大井の好感度30到達パートです。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 22:54:45.59 ID:CQYejT4W0
47→74:提督、冷静に対話を試みる 4×1.5=6 6+29.5=35.5/50

――更に数時間後・大井の部屋


ヴヴヴヴヴッ

大井「んっ……あっ、いぃっ……!///」ビクビクッ

大井(これ、意外とイケるかも……欲求不満になった時は、これで我慢すれば……///)

提督『……なぁ』

大井「っ!?///」ビクッ

大井(ま、また話しかけて来た!?本当に何なのよ!///)カチッ

提督『少しくらい……話してくれても、良いじゃないか』

大井「はぁはぁ……え?///」

大井(急に何を言って……)

提督『さっきから、俺が何を話しかけても……無視するから』

大井「……いや、それは」

大井(い、言える訳無いでしょうが!アンタが誘って来ないから、バイヴとローターで我慢してただなんて!///)

提督『……分かってる。俺にだって、非があることくらい』

大井「………」

提督『それに、他にも色々……伝えなきゃいけないことが……』

大井「……どうせ、私を責めるつもりでしょう?」

提督『……そんな、ことは』

大井「嘘よ。今までずっと、アンタはまるで自分が悪くないとばかりに……」

提督『……っ』ギリッ…!

提督(いや、落ち着け……ここでキレたら、また……!)

大井「………」

提督『……落ち着いたらで良い。俺と冷静に話が出来そうな時……一言、声をかけてくれ』スタスタ…

ガチャ バタン…

大井「………」

大井(な、何よ、アイツ……少し前までなら、私が『アンタが悪い』って言ったら……すぐ怒った癖に……)

大井「……っ」ズキッ…

大井(本当は、分かってるのよ……こんな関係になってしまったのは、私にも原因があることくらい……)

大井(だけど、それでも……"あの日"に感じた、胸の痛みは……未だに、傷として……残り続けて……!)
157 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 23:12:57.83 ID:CQYejT4W0
大井「………」

大井(私と提督、それぞれが別の大学に進むことを決めた後も……私達は、高校での思い出を作ろうと精一杯イチャイチャした)

大井(兄さんや両親達からは微笑ましい目で眺められ、クラスメイトからは嫌そうな目で見られて……)

大井(それでも、提督と過ごす日々はかけがえの無い時間だった。あの頃の私は、本当に幸せだったと……胸を張って言える)

大井「……"あの日"までは、ね」

大井(でも、そんな日々は……突然、終わりを告げることになった)

大井(そろそろ受験勉強に取り掛からないといけない……そんなことを考え始めた、進級直前の春の日……)

大井(あの日、私はどうしても分からない問題があって……提督だけ先に帰って貰って、私は職員室に質問しに行った)

大井(しばらく時間が経って、問題を解き終えた後……帰路についた私は、"その光景"を目撃して……)

大井「……っ」ギリッ…!

大井(……絶望と怒りで、心が埋め尽くされた)


――約2年前・8周目提督家までの道


大井(17)「はぁ……先生に教えて貰っても、あんなに苦戦するなんて……」スタスタ…

大井(提督に、先に帰って貰って正解だったわね……だって、全部解くのに1時間以上かかったから……)

大井(でも、何とか理解出来たから大丈夫。家に帰ったら、提督と一緒に受験勉強を……)

「あんっ!どう、ですかぁ……?」

「っぐ……や、やめ……!」

大井「……?」

大井(今、どこからか声が……片方は提督で、もう片方は……聞き覚えの無い、女の声……)

「ふふっ……んっ、あっ……」

「うぅっ……」

大井「………」

大井(何だか、嫌な予感がする……声が聞こえたのは、確か向こうから……)タタタッ…

「ここ、弱いんですよね……ひゃんっ」

「くぅっ、な、何で……知って……!」

大井「……っ」ドクン…ドクン…

大井(ま、まさか、ね……?提督に限って、そんな、こと……大丈夫。私の、ただの勘違いだから……そんなはず……!)タタタッ…
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 23:17:40.20 ID:WfJWfFGr0
大和ぉ!
159 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 23:23:15.43 ID:CQYejT4W0
大井「………」つ鞄 スルッ

ドサッ…

大井「ぁ……え……?」ガクガク…

大井(う、嘘……何、で……)

提督(17)「はぁっ、はぁっ……!///」

大和(17)「貴方の弱点は、知り尽くしてますから……♪///」

ずっちゅずっちゅ!ぱちゅっぱちゅっ!

提督「っぐ……うぁっ……!///」

提督(ダメ、だ……気持ち良すぎて、何も……考え、られない……っ!///)

大井(……どうして)


――私以外の女とシてるの。


大和「んっ、提督さん……自分から、動かしてますよね……?///」

じゅぷっじゅぷっ!どちゅどちゅどちゅっ!

提督「はぁはぁっ……うぅっ……!///」

大井(……どうして)


――そんな蕩け切った表情してるの。


大和「ここを、こうすると……んんっ♪///」

ぐりゅっぐりゅっ!ごりっごりっ!

提督「くあぁっ……!///」ビクビクッ

大和「あはっ♪提督さん、子宮に押し当てられるの、好きですもんね?///」

大井「っ!?」

大井(どう、して……!?)


――私しか知らないはずの、提督の弱点を……そこの女が、知ってるの……?


提督「だ、ダメ、だっ……い、イくっ……これ以上は……!///」

大和「膣内に出して下さい♪大丈夫です、今日は安全日ですから……♪///」

提督「うっぐ……っあぁ……っ!///」ゾクゾクッ

ブビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!

大和「はぁっ……♪提督さんの、ザーメンが……私の奥まで、注がれてぇ……♪///」

大井「――ッ!」ダッ

大井(嘘よ……嘘よ嘘よ、嘘よぉ……っ!)ジワッ…

タタタッ…
160 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 23:38:40.77 ID:CQYejT4W0
――10分後・8周目提督家


提督「……っ」ヨロヨロ…

提督(何なんだよ、さっきの女は……どうして、俺自身や大井しか知らないはずの……俺の、弱い所を知って……)

提督(いや、それより……いくらあの女に襲われたとはいえ、俺は……大井以外の女と……)

提督「……っ」グッ…

提督(……全部、正直に話そう。そして、謝ろう……俺に出来るのは、それくらいしか無い……)

提督(とにかく、今日はもう部屋で休もう……それで明日、大井に事情を……)ガチャ…

大井「………」

提督「っ!?お、大井……」

大井「………」

提督「えっと、その……」

大井「………」

提督「……っ」フルフル…

提督(いや、落ち着け、俺……伝えるなら、早い方が良い……こうして、部屋にいてくれたのなら……)

大井「………」

提督「……大井。俺、実は……」

大井「……最低」

提督「……え?」

大井「私以外の女と……あんなこと、するなんて……!」プルプル

提督「っ!」

提督(さっきの……見られて……)

提督「……ち、違うんだ。あれは……」

大井「何が違うの!?この目でしっかり見たのよ!?変な女と、そ、外で……!」

提督「そ、それは、あいつが……」

大井「しかも何!?どうして私とアンタしか知らないことまで、あの女が知ってるのよ!?」

提督「っ、お、俺にも分からなくて……」

大井「馬鹿にしてるの!?じゃあ何であの女が知ってるのよ!?アンタが教えた以外あり得ないじゃない!」

提督「……っ」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 23:43:52.31 ID:p95VJRotO
病まとェ…魔道士の時はまともだったのにどうしてこうなった
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 23:48:47.70 ID:u8oqlhUFo
こうなってくると大和のストーリーも開示してえ
163 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/24(月) 23:53:30.32 ID:CQYejT4W0
提督「……とにかく、俺の話を聞いてくれ」

大井「言い訳なんて聞きたくない!」

提督「そうじゃないんだ!俺は、あいつに襲われて……」

大井「……襲われた?」

提督「あぁ。家に帰ろうとした時、急にあいつが……」

大井「………」

提督「………」

提督(信じて、くれたのか……?)

大井「……そんな嘘ついてまで、自分が浮気したことを認めたく無い訳?」

提督「え……」

大井「私、確かに見たのよ。アンタがあの女とヤってる時……それはもう凄く気持ち良さそうな顔してたのを」

提督「い、いや、それは……」

大井「どうせアンタがあの女に自分の弱い所を教えて、それで気持ち良くして貰ってたんでしょ?」

提督「……違う」

大井「何が違うのよ」ギロッ

提督「俺にも分からないんだよ……あいつがどうして、それを知ってたのかが……」

大井「この期に及んでまだ認めないの!?そこまで酷い奴とは思わなかったわ!」

提督「……っ」ズキッ

大井「他の女に手を出しといて、バレたら見苦しく言い訳だなんて……本当に最ッ低!」

提督「………」プルプル…

大井「アンタがそんな奴だと知ってたら、私……最初から、付き合わなかったのに……!」

提督「……ッ!」ブチッ

提督「黙って聞いてりゃ、言いたい放題言いやがって……!」ガバッ

大井「きゃっ!?」

提督「俺の話を聞こうともせずに、俺のことを否定ばかりしやがって……!」ググッ…!

大井「こ、こんなことで誤魔化す気!?本当に見損なったわ!離してよ!このヤリチン野郎!」

提督「――ッ!!」グイッ

大井「えっ、や、やだ、やめなさい……やめてってば……!///」

提督「っあぁ!」ズプゥッ!

大井「ひぎぃっ!?あっ、あぁっ///」ゾクゾクッ
164 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/25(火) 00:00:26.03 ID:5oaVPsZ30
――数十分後


提督「大井……大井っ……!///」

どちゅどちゅどちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

大井「んいぃっ!あっ、ぐぅっ!あっあっ、あぁんっ!///」

提督「くっ……出るっ……!///」ゾクゾクッ

ビュルルルルルルッ!ビュクビュクッ!

大井「んああああああっ!?///」ガクガクッ

提督「はぁっ、はぁっ……///」

大井「……///」ヘナヘナ…

提督「………」

大井「……ッ!」ギロッ

提督「……!」

大井「……っ」ジワッ…

提督「あ……」

大井「………」ゴソゴソ

提督「お、大井……」

大井「……っ!」ガチャ

バタンッ!

提督「………」


――部屋の外・リビング前


大井「うっ……うぅっ……!」ポロポロ…

ガチャッ

大井「っ!」ビクッ

兄「ただいま。あれ?大井ちゃん、今日も来て……」

大井「……っ!」ダッ

兄「あっ、大井ちゃん!?」

大井「うぐっ……!」ガチャ

バタンッ!

兄「………」

兄(大井ちゃん、今、泣いて……もしかして、提督と何か……)
165 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/25(火) 00:12:01.37 ID:5oaVPsZ30
――自室


提督「………」ゴソゴソ…

提督(お、俺は……何てことを……)

コンコンコン

提督「っ!?」ビクッ

兄『提督、僕だけど……入っても良いかな?』

提督「……あぁ」

兄「………」ガチャ

兄(ん?この臭いは……)

提督「………」

兄(……さっきまで、何があったのか……おおよその検討はついた。これは冷静かつ慎重に問いかけないと……)

兄(本当は、恋人同士の問題に……部外者が首を突っ込むのは、良くないことだと思うけど……)

兄(提督も大井ちゃんも、僕にとって……家族であり、家族のように大切な人だから)

提督「……何の用だよ」

兄「……大井ちゃんと、何かあったの?」

提督「……っ」

兄「あ、いや。僕は別に大井ちゃんから何か言われたとか、そういう訳じゃないんだ」

兄「ただ、大井ちゃんが泣きながら帰って行ったから……その……」

提督「………」

兄「……先に言っておくよ。僕は決して、提督のことを否定したり拒絶することはしない」

提督「………」

兄「ただ、2人の間柄を知る僕としては……何か、力になりたいと思って……」

提督「……何でも無い」

兄「え……?」

提督「兄さんには、関係無いことだ」

兄「………」

提督「関係無いって言ってるだろ!俺のことは放っておいてくれ!今は誰とも話したくないんだよ!」

兄「……分かった。ごめん」ガチャ

バタン…

提督「……クソッ!」

提督(兄さんは、気を遣ってくれただけなのに……八つ当たりするなんて……!)

提督(それだけじゃない……俺は、大井に酷いことをして……でも、大井が俺の話を聞いてくれないから……!)

提督「……っ」ジワッ

提督(俺が事情を説明しようとしても……俺のことを、全部否定して……でも、俺が"あいつ"に気持ち良くされたのは事実で……!)

提督「畜生……畜、しょぉッ!うぅっ……!」ポロポロ
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 00:13:43.53 ID:lqQOZ2JwO
これは処されても仕方ないっぽい?
167 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/25(火) 00:19:16.54 ID:5oaVPsZ30
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!本来は大井の回想パートは30到達で全て描写する予定でしたが……
プロットを見直してみるとかなり長くなりそうだった為、30到達時に描写する内容を分割し、残りをリーチ時に描写することにしました。

次の更新は本日の夜か、明後日の夜か……もしかすると、数日ほどお時間を頂くことになるかもしれません。
更新が出来そうな日は連絡致しますので、それまでお待ち頂けると幸いです。それではまた次回の更新でお会いしましょう。
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 00:20:25.22 ID:Ov0p0Wu90
乙デス

病まとは許されないっぽい
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 00:22:52.35 ID:uXC8wZzjO
40の時だとコンマに負けて書けない気がするのですが…
40って愛を自覚するタイミングですよね?

乙でしたー
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 00:23:34.52 ID:JPgxlRmK0
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 00:27:52.72 ID:a53UeuNRO
おつ。
兄がいい人っぽいし、40いかずにまおーさま単独ENDに行ってほしいがどうなるやら
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 00:41:34.30 ID:53edwugfO

大和のやらかし具合ぱねぇな
しかもゴールしないと失恋確定だし負けたらしばらくネタにされそう
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 01:12:44.04 ID:I3RPYoq+o
乙です
大井っち……
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 01:26:17.60 ID:sLCJV5jnO
大井っちがどう足掻いてもハッピーにはなれなそうでつらいっす
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 07:33:49.16 ID:JPgxlRmK0
大井が正妻だったら幸せになれたかな?
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 08:34:59.18 ID:4uw4iI/vO
兄の嫁(しかも娘は托卵)
この設定じゃ単独エンドとしても綺麗な終わり方にはならなそう
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 18:35:46.30 ID:dYlWEM490
兄さんがフツーにいい人なせいですごくかわいそう
薄々托卵に気付いているとかなら救いがあるかもしれんが
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 01:11:20.79 ID:+30oEMG40
描写されてない以上シュレディンガーの兄だね
大井っちは是非リーチになってほしい、なぜ兄嫁になって托卵されのかはプロットじゃなくてきちんと読みたいから
ゴールできないと酷い傷を負うだろうけど
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/27(木) 22:42:53.15 ID:nmXszvpnO
推しを幸せにしたいなら普通の設定とかで安価狙ったほうがいいのかもしれんが
今週みたいなぶっ飛んだ設定で超展開とかも見てみたいと思ってしまうから困る
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 00:14:59.56 ID:+yTmGg1+O
ぶっ飛んだ設定で良いじゃない?
それも楽しみ方の1つだから。
あなたはどんな設定を安価に上げたいですか?
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 10:43:57.46 ID:ZnUEvf4r0
艦これの世界からこっちの世界に迷い混んだ艦娘本人ってのは駄目だろうか
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 11:40:39.17 ID:rhJezox60
下駄箱にラブレター仕込まれたら下駄箱ごと爆破しコンドームを水が1リットルも入るからと重宝する頬疵持ちの事かな?

>艦これの世界からこっちの世界に迷い混んだ艦娘本人
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 19:37:24.69 ID:BVt35r+rO
ギャグ補正がやばすぎる女で前作の某提督みたいなぶっ壊れ出したい(マジキチスマイル)
184 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 17:56:05.69 ID:l/XFOx190
19:00〜20:00頃開始予定です。
185 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 19:46:19.48 ID:l/XFOx190
始めます。
186 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 19:47:41.37 ID:l/XFOx190
――


大井「………」

大井(あの日以来、私達の関係は冷え切ってしまった。教室ではお互い口を聞かず、普段も顔を合わせなくなって……)

大井(だって、顔を見ると思い出してしまうから。あの時の、提督の気持ち良さそうな顔を……)

大井(そして、その光景を目にした時の……胸が締め付けられる苦しみや、絶望を……)

大井「……でも」

大井(そんな私達を見かねたのか、しばらく経ったある日……兄さんが、声をかけてきて……)


――大井の家・玄関前


兄「………」

兄(あれから提督は、僕や父さん達とほとんど口を聞いてくれなくなってしまった)

兄(本当は、提督の力になってあげたいけど……本人が嫌がっているのに、無理に聞き出す訳にはいかない)

兄(それに、提督だけじゃない……大井ちゃんも、あの時からうちに遊びに来なくなって……)

兄(提督とも、ギクシャクしているみたいで……)

兄「………」グッ…

兄(きっと、僕がしようとしていることは……お節介なんだと思う。だけど……)

兄「……!」カチッ

ピンポーン♪

兄(提督も、大井ちゃんも……僕の大事な人だから。出来ることなら、何とかしてあげたい……!)

ガチャ…

大井母「……兄君?」

兄「こんにちは、おばさん。あの、大井ちゃんはいますか?」

大井母「えぇ、部屋にいるけど……もしかして、心配して来てくれたの?」

兄「……はい」

大井母「ありがとう。あの子、最近塞ぎがちだったから……どうぞ、中に入って?」

兄「ありがとうございます」
187 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 19:55:30.83 ID:l/XFOx190
――大井の部屋


大井「………」

大井(提督の馬鹿……あんなことをする奴だったなんて……)

コンコンコン

大井「……誰?お母さん?」

兄『……兄です』

大井「え……」

兄『おばさんに頼んで、家にあがらせて貰ったんだ。少しだけ、話を聞きたいんだけど……ダメ、かな?』

大井「……大丈夫、です」

兄『ありがとう。じゃあ……』

ガチャ…

大井「あ……」

兄「お邪魔、します……」

大井「……兄、さん」

兄「大井ちゃん……」

兄(凄く、やつれてる……きっと、かなり辛いことが……)

大井「………」

兄「………」グッ…

兄(言葉を選ぶんだ、僕……無神経な聞き方だけは、絶対にしちゃいけない……!)

兄「……提督と、何かあったのかい?」

大井「……っ!」ズキッ

兄「最近、提督と会っていないみたいだから……」

大井「……提督から、何か言われたんですか」

兄「いや、話を聞こうとしたんだけど……口を聞いてくれなくて……」

大井「………」

大井(あいつ、何やってんのよ……私だけでなく、兄さんにまで八つ当たりするなんて……!)
188 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:04:15.71 ID:l/XFOx190
兄「……僕の本音としては、大井ちゃんから何があったのか話を聞きたい」

大井「……!」

兄「だけど、それが言いづらいことだったり……大井ちゃんを苦しめてしまうなら、無理に聞くことはしない」

大井「………」

兄「これは提督にも言ったことなんだけど、2人の間柄を知る僕としては……何か、力になりたいと思ったんだ」

大井「……兄、さん」

兄「だから、もし大井ちゃんさえ良ければ……話せることだけで良いから、話して欲しい」

大井「………」

大井(親に話そうとも思ったけど……あいつはともかく、兄さんまで巻き込んでしまう気がして……)

大井(それで、結局……あいつと距離を置くことしか、出来なくて……もう、どうして良いか分からなくて……)

大井「……実、は」

兄「……!」

大井(でも、兄さんなら……私達の関係を、優しく見守ってくれていた兄さんなら……話せる、かも……)

大井(この人なら、きっと……冷静に、話を聞いてくれると思うから……)

大井(今だって、私のことを気遣って……わざわざ、家に様子を見に来てくれたほどだから……)

大井「この前、提督が――」


――10分後


大井「――ということが、あって……」

兄「………」

大井「それで、どうしたら良いか……分からなくて……」

兄「……そう、だったのか」

兄(……最初に思い浮かんだのが『提督がそんなことをするなんて信じられない』。でも、これだけは絶対に口に出しちゃダメだ)

兄(大井ちゃんは、こんなに辛い思いをしたと……意を決して、話してくれたんだ。それを否定してはいけない)

兄(まだ、頭の中の整理がつかないけど……今、僕が大井ちゃんにすべきことは……)
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 20:06:09.72 ID:wk4RVyS1o
既に兄バレしてるのか
190 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:12:43.25 ID:l/XFOx190
兄「……ありがとう。話しづらいことを、打ち明けてくれて」

大井「………」

兄「凄く、辛かったんだね……」

大井「………」

兄「……っ」

兄(……月並みな言葉しか言えない自分が情けない。でも、僕には『その気持ちは分かる』なんて言う資格は無い)

兄(同じ経験をしたことが無い以上、大井ちゃんが話してくれたことを……想像することしか出来なくて……)

大井「………」

兄「その、大井ちゃん……」

兄(自分が情けない……!話して欲しいと言っておきながら、この体たらくだなんて……!)

大井「………」ダキッ…

兄「……!」

大井「しばらく、こうさせて下さい……」ギュッ

兄「……大井ちゃん」

大井「うっ……うぅっ……!」ジワッ

兄「………」

大井「ぐすっ……うあぁっ……」ポロポロ

兄「………」ナデナデ…

大井「提督……どうして、あんなこと……したの……?ひっく、えぐっ……!」ポロポロ

兄「………」ナデナデ…

兄(……僕には、こうすることしか出来ない。我慢していた辛さを吐き出す大井ちゃんを、受け止めることしか……)
191 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:22:16.82 ID:l/XFOx190
――数分後


大井「………」グシグシ…

兄「……落ち着いた?」

大井「……お見苦しい所、お見せしました」

兄「そんなこと無いよ。むしろ、僕の方こそ……話を聞くだけ聞いておいて、何も言えなくて……ごめんね」

大井「………」フルフル…

兄「……!」

大井「こうして、話を聞いてくれただけでも……少しだけ、心が軽くなりました。ありがとうございます……」

兄「……大井ちゃん」

大井「………」

大井(兄弟だからか、あいつの面影があって……それに、私を裏切ったあいつと違って……弟の悪口、みたいなことを言われても……)

大井(私のことを否定せず、優しく慰めてくれる……あんなことをした、あいつとは大違いで……)

大井「……あの」

兄「……?」

大井「また、辛くなった時は……愚痴を聞いて貰っても、良いですか……?こんなこと……兄さん以外の、誰にも話せないから……」

兄「もちろんだよ。悩みや辛いことがあれば、何でも相談して欲しい。出来る限り、力になるから」ニコッ

大井「あっ……は、はい……!」トクン…

大井(え?い、今、胸の奥が……少しだけ、温かく……あぁ、慰めて貰ったお陰で、心が軽くなったから……)


――


大井「………」

大井(嬉しかった。提督のことを大事に思っている兄さんだから、きっと『提督がそんなことするとは思えない』と否定されると思ったけど……)

大井(兄さんは私の話を真剣に聞いてくれて、慰めてくれた。それだけで、少しだけ救われたような気がして……)

大井(あの時、確かに感じた胸の温もりも……きっと、兄さんに惹かれたからだと思う。最初は自分でも信じられなかったけど……)

大井「………」ギュッ…

大井(兄さんとはずっと仲良しだし、提督に裏切られたショックもあって……私の心が、弱っていたせいもあって……)
192 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:25:28.97 ID:l/XFOx190
大井「………」

大井(それから私は、相変わらず提督とは口を聞かなかったけど……あの日のことを思い出して辛くなった時は、兄さんに話を聞いてもらうことが多くなった)

大井(その度に、優しく慰めて貰って……いつしか、提督より兄さんと会話する日が増えていって……)

大井(最初は愚痴や悩みを聞いてもらうことがほとんどだったけど……いつしか、ただ普通に話をするようになって……)


――数週間後・大井の部屋


大井「それで、この前の模試でA判定を取れたんです!」

兄「凄いなぁ。大井ちゃん、昔から成績優秀だったもんね」ニコッ

大井「いえ、そんな……///」

兄「でも、油断しちゃダメだよ?夏休み明け頃から、他の受験生達の成績も一気に……」

大井「はい、分かってます。後から悪い判定にならない為にも、勉強のペースを落とすつもりはありません」

兄「………」

兄(ここのところ、大井ちゃんと会話することが多くなったけど……提督とは、やっぱり口を聞いて貰えないんだよね)

兄(僕から声をかけた時は、いつも……一瞬だけ、苦しそうな表情をして……無言で立ち去って行っちゃって……)

兄「………」

大井「……兄さん?」

兄「……え?あ、いや、何でも無いよ」

大井「そうですか……模試の答え合わせをしてみたんですけど、どうしても苦手科目で点を落としちゃって……」

兄「う〜ん、これは受験する学校や学部にもよるからね。大井ちゃんの場合は……」

大井「……♪」

大井(兄さんと話していると、あいつに裏切られた時の心の傷が……癒されて……)

大井(それだけじゃない。あいつのことに限らず、何か嫌なことがあっても……それを忘れられて……)トクン…

大井「……!」

大井(あっ、また胸の奥が……あの時は気付かなかったけど、これって……)

兄「……大井ちゃん、大丈夫?」

大井「……え?」

兄「やっぱり、まだ……あのことを……」

大井「あっ、いえ、そうじゃなくて……合格出来るか、ちょっと不安で……」

兄「……大丈夫。大井ちゃんの成績なら、きっと受かるはずだよ」ニコッ

大井「……ありがとう、ございます///」

大井(……まさか、ね)
193 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:38:04.25 ID:l/XFOx190
――


大井「………」

大井(あの時、私は自覚した。自分の心が、提督から離れて行って……兄さんに近付いていってしまっていたことを)

大井(最初は、今まで好きだった提督から自分の気持ちが燃え尽きていくことに罪悪感を抱くこともあったけど……)

大井「………」ギュッ

大井(それ以上に、"あの日"の光景がフラッシュバックして……裏切られたショックや怒りが上回って……)

大井(いつしか、提督より兄さんを想うようになっていった。兄さんと過ごせば過ごすほど、私の心は彼への気持ちで埋め尽くされて……)

大井「……そして、あの夏の日。私は……ついに……」


――約2年前・大井の部屋


大井(18)「………」

兄「………」

兄(『大事な話があるから、部屋に来て下さい』か……大井ちゃん、まさか……)

大井「……突然呼び出してごめんなさい」

兄「ううん、それは大丈夫だけど……」

大井「その……実は、私……」

兄「………」

兄(……提督と、別れるつもりなのかな。話を聞く限り、あんなことがあったとなれば……僕からは、何も……)

大井「……っ!///」ダキッ

兄「……え?」

大井「兄さんのこと……好きに、なってしまいました……///」

兄「っ!?お、大井ちゃん、何を……」

大井「分かってます!私は、提督と……今まで、付き合って"いた"ことは……!///」

兄(付き合って"いた"……過去形……)

大井「でも、提督は私を裏切ったんです!私がいるのに、他の女と……!私は、それが許せなくて……悲しくて……!」ギリッ…!

兄「………」

大井「……だけど」

兄「……!」

大井「そんな私を、兄さんはずっと慰めてくれました……傍で支えてくれました……!」

大井「私が話を聞いて欲しいと相談したら、いつでも部屋に来てくれて……最後まで、愚痴や悩みを聞いてくれました……!」

大井「だから、その……少しずつ、兄さんに……惹かれて行って……///」

兄「………」

大井「こ、こんなことを言えば、兄さんが困ってしまうのは分かってるんです。でも……!///」

兄「………」
194 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:47:24.83 ID:l/XFOx190
兄「……大井ちゃん」

大井「は、はい……///」

兄「こんなことを言うのは、悪いと思うけど……それでも、言わなくちゃいけない」

大井「……?」

兄「大井ちゃんは、僕のことを……提督の代わりとして、見ていないかな?」

大井「っ!?」

兄「僕と提督は兄弟だから……顔付きはもちろん、背格好もそれなりに似てるでしょ?」

兄「いや、仮に別人レベルで違っていたとしても……僕を、提督に対する怒りや苦しみから逃れる為の……」

大井「違いますッ!!」

兄「……!」

大井「私は決して、兄さんに依存している訳じゃありません!私が塞ぎ込んでいる時、隣でいつも励ましてくれたでしょう!?」

大井「貴方のお陰で、私はショックから立ち直ることが出来たんです!提督の代わりだなんて、そんな訳……無いじゃないですか……!」

大井「提督のことは、関係ありません……私は本当に、兄さんに惹かれて……!」

兄「………」

大井「……っ」プルプル…

兄「……ごめんね。でも、これだけは……絶対に、確認しておかなくちゃいけなかったから」

兄「僕だけじゃなくて……大井ちゃん自身、いや、大井ちゃんの本当の気持ちにも……」

大井「あ……」

兄「……でも、大井ちゃんの今の言葉で……確信した。大井ちゃんは、本当に僕のことを……」

大井「………」

兄「確かに僕も、大井ちゃんのことは魅力的な女性だと思っている。でも、大井ちゃんはまだ……提督と、別れていないよね?」

大井「それ、は……」

兄「少なくとも、僕は弟の彼女と交際するようなことは出来ない。例え、2人の関係が冷え切っていたとしても」

大井「………」
195 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:57:30.30 ID:l/XFOx190
兄「……行こう」

大井「えっ、ど、どこに……」

兄「提督の所、だよ」

大井「う……」

兄「大井ちゃんからすれば、話しづらいかもしれない。現に僕も、提督とはもう何ヶ月もまともに会話出来ていないから……」

兄「それでも、こればかりは黙ったままでいる訳にはいかない……絶対に」

大井「………」

兄「………」

大井「……分かり、ました」

兄「……!」

大井「提督に……別れを、告げます……」

兄「……ありがとう」

兄(こういうことを、誰かに代弁して貰うのはダメだ。ちゃんと、本人の口から伝えないと……)

兄(大井ちゃんには辛いことかもしれない……だけど、ここで僕が代わりに伝えるだけじゃ……間違い無く、わだかまりが残ってしまう)


――8周目提督家・自室


提督(18)「………」カキカキ

提督(あれから、大井や兄さん達と……全然、口を聞いてない)カキカキ

提督(どうしても、気まずさを感じてしまって……会話するのも、後ろめたくて……)カキカキ

提督(特に兄さんや父さん達は、俺と大井のことを聞かれて……また、否定されたくない……)カキカキ

提督(兄さんは『否定しない』と言ってくれたが……大井に信じて貰えなかった絶望が、邪魔をして……)カキカキ

提督「……あぁクソッ!勉強に集中しなきゃいけないのに……!」クシャクシャ

提督(頭の中には、大井のことばかり浮かんで来て……でも、俺は今……"あの女"と……)

コンコンコン

提督「………」

提督(あぁ、どうせ兄さんだろうな……でも、俺は兄さんと話す資格は……)

大井『……提督、いるんでしょ?』

提督「ッ!?え、ぁ……お、大……井……?」

大井『………』

提督(ど、どうして……今まで、いや、"あの日"から、ずっと……こっちに来たこと、無かったのに……!?)
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 20:59:01.51 ID:s4sx5KNyo
(兄上聖人でつら……)
197 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:03:09.34 ID:l/XFOx190
大井『……伝えたいことがあるの』

提督「……な、何だよ。今更……」

大井『そのままで良いから聞いて。私達……別れましょう』

提督「え……」

大井『私はもう、アンタに……愛想をつかしたのよ。浮気しておいて、見苦しい言い訳をして……』

大井『それからは、お互い顔を合わせることもせず……このままの関係が続くくらいなら、別れた方が良いに決まってる』

提督「………」

大井『それに私……兄さんのことが、好きになっちゃったから』

提督「は、はぁ!?どういう……」

大井『浮気したアンタが何を言おうと、私の気持ちは変わらないわよ』

大井『兄さんは、傷付いた私をずっと励ましてくれた。隣で支えてくれた……アンタと違ってね』

提督「……ッ!」ギリッ…!

大井『もちろん、アンタと違って体の関係なんか持っていない。恋人に黙って浮気する奴とは違う』

提督「………」

大井『どうせ、まだ"あの女"とヤってるんでしょ?私より、その女と付き合えば良いじゃない』

提督「ぐっ……」

提督(……大井の言う通りだ。俺は、あれから……"あの女"が忘れられず、何度も……)

提督(だから、俺は……大井と付き合う資格は無い……このまま、別れるべきなんだ……)

提督(相手が兄さんだと言うのは、流石に驚いたが……俺なんかより、兄さんの方が……大井を、幸せに……)

提督「……っ」グッ…!
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:08:22.94 ID:/mmncxEZO
学校生活(ドロドロの昼ドラ)
199 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:17:27.55 ID:l/XFOx190
提督「……勝手にしろ」

大井『……!』

提督「俺みたいな浮気者なんか捨てて、兄さんと……好きなだけ、イチャつけば良いだろ」

大井『………』

提督「………」

大井『……えぇ、そうさせて貰うわ。これで私達は、もう……恋人でも、何でも無いから』スタスタ…

提督「……畜、生っ」プルプル

提督(どうして、だよ……!どうして、兄さんなんだよ……!どうして、俺じゃないんだよ……!)

提督(俺のことは信じてくれくれなかった癖に……よりによって、兄さんと……!)

提督「……っ」ジワッ

提督(でも……俺は、大井の言う通り……"あいつ"と肉体関係を続けてる……大井を引き留める、資格なんか……)

提督「……あああああッ!!」クシャクシャクシャッ!

提督(あの時、俺がもっと冷静に話していれば……大井を、押し倒していなければ……!)ポロポロ

提督(気まずいからと、距離を置かずに……大井に、話を聞いて貰おうと努力していれば……!)ポロポロ

提督(こんなことには、ならなかったかもしれないのに……!)ポロポロ

提督(でも、もう遅いんだ……大井は、俺に愛想を尽かして……それで、兄さんに……!)ポロポロ

提督「ぐっ……うぅっ……うあぁっ……!」ポロポロ


――部屋の外


大井「………」スタスタ…

兄「大井ちゃん……」

大井「……っ」ダキッ…

兄「……!」

大井「少し、だけ……胸、貸して……下さい……」ギュッ

兄「……うん」

大井「うっ……ぐすっ、ひっく……!」ポロポロ

兄「………」ナデナデ…

兄(後で、提督に声をかけて……提督が望むなら一発、いや、気が済むまで……殴られよう)

兄(事情がどうであれ、僕は……提督から、大井ちゃんを取ってしまった。その事実は、変わらないから……)
200 :次で本編パートに戻ります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:24:16.51 ID:l/XFOx190
――


大井「………」

大井(提督に別れを告げて……私と兄さんは、正式に恋人としてお付き合いすることになった)

大井(私達の両親にどう説明するかは悩んだけど……最終的に、私と提督が喧嘩別れしてしまったことにした)

大井(それに加えて、私と兄さんが交際していることを説明したら……どっちの両親も、どこか引っかかる顔してたけど……)

大井(……最終的に『本人達が納得しているならそれで良い』と言ってくれたのよね)

大井「………」

大井(でも、私は……提督と、別れた後も……)

大井「……っ」ズキッ…

大井(それだけじゃない……兄さんを愛する気持ちは本物のはずなのに……)

大井(提督と、行為をしている時は……兄さんでは味わえない快楽が、襲って来て……)

大井(その度に、昔……私と提督が、まだ恋人だった時のことを思い出して……)

大井「……っ!」フルフル

大井(何考えてるのよ、私は……!自分から提督に別れを切り出しておいて……!)

大井(やっぱり提督に未練が残ってる、だなんて……そんな、訳……!)

大井「………」

大井(兄さんはいつだって、私を愛してくれる……娘だって、心から可愛がってくれる……)

大井(でも、その娘は……提督と、不倫したせいで出来た子で……)

大井「……っ」

大井(……どうして、なの?あれだけ、提督のことを……憎くて、最低だと思ってたのに……)

大井(結局、私は……提督のことを、見限ることさえ出来ないの……?離れられないの……?)

大井(未だに、自分を愛してくれる兄さんを裏切り続けて……提督からも、辛いことを言われて……)

大井(元はと言えば、提督のせいでも……今の私は、提督を責められる立場じゃなくなって……!)ジワッ…

大井「くっ……」ウルウル…

大井(今だって、提督の体が忘れられなくて……バイヴまで買ってしまうほどに……)ポロポロ

大井(兄さんは、いかがわしい本を見せられても……私の為に、使わなかったのに……!)ポロポロ

大井(それに比べて、私は……兄さんならまだしも、提督の体を求めて……こんなことを……!)ポロポロ

大井「ぐすっ……えうっ……!」ポロポロ

大井(兄さん、ごめんなさい……本当に、ごめんなさい……!こんな最低な女で、ごめんなさい……っ!)ポロポロ
201 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:45:19.55 ID:l/XFOx190
〜 9月1週 〜

――カラオケ店・個室


暁「〜♪」

提督「………」

暁「ふぅ〜!我ながら上手く歌えたわ!さて得点は……」

画面『57点。もうちょっと音程を意識して歌いましょう』

暁「え〜!?100点じゃないの!?」

提督「……妥当だと思うぞ」

暁「そんなぁ!提督、私の歌上手かったわよね!?」

提督「………」フイッ

暁「何で目をそらすの!?」

提督「いや、まぁ……歌ってる姿は可愛かったぞ」

暁「えっ、そう?えへへっ♪」ニパッ

提督「………」

提督(歌唱力はアレだったが、聞くに堪えないレベルでは無いからセーフ……だと思う)

暁「じゃあ次はどえっとしましょ!」

提督「どえっと?」

暁「ほら、男の人と女の人で歌うやつ!」

提督「……あぁ、デュエットのことか。よし、じゃあ一緒に歌うか」

暁「やったー!」


――受付


2周目提督「………」

矢矧「………」

羽黒「………」

2周目提督(……さっきの子、本当に大学生だったとはな)

矢矧(最初はお子様料金を勧めちゃったけど……)

羽黒(学生証を取り出した時は流石に驚きました……)


↓1大井のコンマ       好感度:35.5/50
↓2暁のコンマ        好感度:50/50 <END開放!>
↓3大和のコンマ       意識度:26/50
↓4アブルッツィのコンマ   好感度:25.5/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし暁が最大値の場合はその場で終了です
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