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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」舞風「その7!」【安価・コンマ】

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180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 00:14:59.56 ID:+yTmGg1+O
ぶっ飛んだ設定で良いじゃない?
それも楽しみ方の1つだから。
あなたはどんな設定を安価に上げたいですか?
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 10:43:57.46 ID:ZnUEvf4r0
艦これの世界からこっちの世界に迷い混んだ艦娘本人ってのは駄目だろうか
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 11:40:39.17 ID:rhJezox60
下駄箱にラブレター仕込まれたら下駄箱ごと爆破しコンドームを水が1リットルも入るからと重宝する頬疵持ちの事かな?

>艦これの世界からこっちの世界に迷い混んだ艦娘本人
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 19:37:24.69 ID:BVt35r+rO
ギャグ補正がやばすぎる女で前作の某提督みたいなぶっ壊れ出したい(マジキチスマイル)
184 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 17:56:05.69 ID:l/XFOx190
19:00〜20:00頃開始予定です。
185 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 19:46:19.48 ID:l/XFOx190
始めます。
186 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 19:47:41.37 ID:l/XFOx190
――


大井「………」

大井(あの日以来、私達の関係は冷え切ってしまった。教室ではお互い口を聞かず、普段も顔を合わせなくなって……)

大井(だって、顔を見ると思い出してしまうから。あの時の、提督の気持ち良さそうな顔を……)

大井(そして、その光景を目にした時の……胸が締め付けられる苦しみや、絶望を……)

大井「……でも」

大井(そんな私達を見かねたのか、しばらく経ったある日……兄さんが、声をかけてきて……)


――大井の家・玄関前


兄「………」

兄(あれから提督は、僕や父さん達とほとんど口を聞いてくれなくなってしまった)

兄(本当は、提督の力になってあげたいけど……本人が嫌がっているのに、無理に聞き出す訳にはいかない)

兄(それに、提督だけじゃない……大井ちゃんも、あの時からうちに遊びに来なくなって……)

兄(提督とも、ギクシャクしているみたいで……)

兄「………」グッ…

兄(きっと、僕がしようとしていることは……お節介なんだと思う。だけど……)

兄「……!」カチッ

ピンポーン♪

兄(提督も、大井ちゃんも……僕の大事な人だから。出来ることなら、何とかしてあげたい……!)

ガチャ…

大井母「……兄君?」

兄「こんにちは、おばさん。あの、大井ちゃんはいますか?」

大井母「えぇ、部屋にいるけど……もしかして、心配して来てくれたの?」

兄「……はい」

大井母「ありがとう。あの子、最近塞ぎがちだったから……どうぞ、中に入って?」

兄「ありがとうございます」
187 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 19:55:30.83 ID:l/XFOx190
――大井の部屋


大井「………」

大井(提督の馬鹿……あんなことをする奴だったなんて……)

コンコンコン

大井「……誰?お母さん?」

兄『……兄です』

大井「え……」

兄『おばさんに頼んで、家にあがらせて貰ったんだ。少しだけ、話を聞きたいんだけど……ダメ、かな?』

大井「……大丈夫、です」

兄『ありがとう。じゃあ……』

ガチャ…

大井「あ……」

兄「お邪魔、します……」

大井「……兄、さん」

兄「大井ちゃん……」

兄(凄く、やつれてる……きっと、かなり辛いことが……)

大井「………」

兄「………」グッ…

兄(言葉を選ぶんだ、僕……無神経な聞き方だけは、絶対にしちゃいけない……!)

兄「……提督と、何かあったのかい?」

大井「……っ!」ズキッ

兄「最近、提督と会っていないみたいだから……」

大井「……提督から、何か言われたんですか」

兄「いや、話を聞こうとしたんだけど……口を聞いてくれなくて……」

大井「………」

大井(あいつ、何やってんのよ……私だけでなく、兄さんにまで八つ当たりするなんて……!)
188 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:04:15.71 ID:l/XFOx190
兄「……僕の本音としては、大井ちゃんから何があったのか話を聞きたい」

大井「……!」

兄「だけど、それが言いづらいことだったり……大井ちゃんを苦しめてしまうなら、無理に聞くことはしない」

大井「………」

兄「これは提督にも言ったことなんだけど、2人の間柄を知る僕としては……何か、力になりたいと思ったんだ」

大井「……兄、さん」

兄「だから、もし大井ちゃんさえ良ければ……話せることだけで良いから、話して欲しい」

大井「………」

大井(親に話そうとも思ったけど……あいつはともかく、兄さんまで巻き込んでしまう気がして……)

大井(それで、結局……あいつと距離を置くことしか、出来なくて……もう、どうして良いか分からなくて……)

大井「……実、は」

兄「……!」

大井(でも、兄さんなら……私達の関係を、優しく見守ってくれていた兄さんなら……話せる、かも……)

大井(この人なら、きっと……冷静に、話を聞いてくれると思うから……)

大井(今だって、私のことを気遣って……わざわざ、家に様子を見に来てくれたほどだから……)

大井「この前、提督が――」


――10分後


大井「――ということが、あって……」

兄「………」

大井「それで、どうしたら良いか……分からなくて……」

兄「……そう、だったのか」

兄(……最初に思い浮かんだのが『提督がそんなことをするなんて信じられない』。でも、これだけは絶対に口に出しちゃダメだ)

兄(大井ちゃんは、こんなに辛い思いをしたと……意を決して、話してくれたんだ。それを否定してはいけない)

兄(まだ、頭の中の整理がつかないけど……今、僕が大井ちゃんにすべきことは……)
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 20:06:09.72 ID:wk4RVyS1o
既に兄バレしてるのか
190 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:12:43.25 ID:l/XFOx190
兄「……ありがとう。話しづらいことを、打ち明けてくれて」

大井「………」

兄「凄く、辛かったんだね……」

大井「………」

兄「……っ」

兄(……月並みな言葉しか言えない自分が情けない。でも、僕には『その気持ちは分かる』なんて言う資格は無い)

兄(同じ経験をしたことが無い以上、大井ちゃんが話してくれたことを……想像することしか出来なくて……)

大井「………」

兄「その、大井ちゃん……」

兄(自分が情けない……!話して欲しいと言っておきながら、この体たらくだなんて……!)

大井「………」ダキッ…

兄「……!」

大井「しばらく、こうさせて下さい……」ギュッ

兄「……大井ちゃん」

大井「うっ……うぅっ……!」ジワッ

兄「………」

大井「ぐすっ……うあぁっ……」ポロポロ

兄「………」ナデナデ…

大井「提督……どうして、あんなこと……したの……?ひっく、えぐっ……!」ポロポロ

兄「………」ナデナデ…

兄(……僕には、こうすることしか出来ない。我慢していた辛さを吐き出す大井ちゃんを、受け止めることしか……)
191 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:22:16.82 ID:l/XFOx190
――数分後


大井「………」グシグシ…

兄「……落ち着いた?」

大井「……お見苦しい所、お見せしました」

兄「そんなこと無いよ。むしろ、僕の方こそ……話を聞くだけ聞いておいて、何も言えなくて……ごめんね」

大井「………」フルフル…

兄「……!」

大井「こうして、話を聞いてくれただけでも……少しだけ、心が軽くなりました。ありがとうございます……」

兄「……大井ちゃん」

大井「………」

大井(兄弟だからか、あいつの面影があって……それに、私を裏切ったあいつと違って……弟の悪口、みたいなことを言われても……)

大井(私のことを否定せず、優しく慰めてくれる……あんなことをした、あいつとは大違いで……)

大井「……あの」

兄「……?」

大井「また、辛くなった時は……愚痴を聞いて貰っても、良いですか……?こんなこと……兄さん以外の、誰にも話せないから……」

兄「もちろんだよ。悩みや辛いことがあれば、何でも相談して欲しい。出来る限り、力になるから」ニコッ

大井「あっ……は、はい……!」トクン…

大井(え?い、今、胸の奥が……少しだけ、温かく……あぁ、慰めて貰ったお陰で、心が軽くなったから……)


――


大井「………」

大井(嬉しかった。提督のことを大事に思っている兄さんだから、きっと『提督がそんなことするとは思えない』と否定されると思ったけど……)

大井(兄さんは私の話を真剣に聞いてくれて、慰めてくれた。それだけで、少しだけ救われたような気がして……)

大井(あの時、確かに感じた胸の温もりも……きっと、兄さんに惹かれたからだと思う。最初は自分でも信じられなかったけど……)

大井「………」ギュッ…

大井(兄さんとはずっと仲良しだし、提督に裏切られたショックもあって……私の心が、弱っていたせいもあって……)
192 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:25:28.97 ID:l/XFOx190
大井「………」

大井(それから私は、相変わらず提督とは口を聞かなかったけど……あの日のことを思い出して辛くなった時は、兄さんに話を聞いてもらうことが多くなった)

大井(その度に、優しく慰めて貰って……いつしか、提督より兄さんと会話する日が増えていって……)

大井(最初は愚痴や悩みを聞いてもらうことがほとんどだったけど……いつしか、ただ普通に話をするようになって……)


――数週間後・大井の部屋


大井「それで、この前の模試でA判定を取れたんです!」

兄「凄いなぁ。大井ちゃん、昔から成績優秀だったもんね」ニコッ

大井「いえ、そんな……///」

兄「でも、油断しちゃダメだよ?夏休み明け頃から、他の受験生達の成績も一気に……」

大井「はい、分かってます。後から悪い判定にならない為にも、勉強のペースを落とすつもりはありません」

兄「………」

兄(ここのところ、大井ちゃんと会話することが多くなったけど……提督とは、やっぱり口を聞いて貰えないんだよね)

兄(僕から声をかけた時は、いつも……一瞬だけ、苦しそうな表情をして……無言で立ち去って行っちゃって……)

兄「………」

大井「……兄さん?」

兄「……え?あ、いや、何でも無いよ」

大井「そうですか……模試の答え合わせをしてみたんですけど、どうしても苦手科目で点を落としちゃって……」

兄「う〜ん、これは受験する学校や学部にもよるからね。大井ちゃんの場合は……」

大井「……♪」

大井(兄さんと話していると、あいつに裏切られた時の心の傷が……癒されて……)

大井(それだけじゃない。あいつのことに限らず、何か嫌なことがあっても……それを忘れられて……)トクン…

大井「……!」

大井(あっ、また胸の奥が……あの時は気付かなかったけど、これって……)

兄「……大井ちゃん、大丈夫?」

大井「……え?」

兄「やっぱり、まだ……あのことを……」

大井「あっ、いえ、そうじゃなくて……合格出来るか、ちょっと不安で……」

兄「……大丈夫。大井ちゃんの成績なら、きっと受かるはずだよ」ニコッ

大井「……ありがとう、ございます///」

大井(……まさか、ね)
193 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:38:04.25 ID:l/XFOx190
――


大井「………」

大井(あの時、私は自覚した。自分の心が、提督から離れて行って……兄さんに近付いていってしまっていたことを)

大井(最初は、今まで好きだった提督から自分の気持ちが燃え尽きていくことに罪悪感を抱くこともあったけど……)

大井「………」ギュッ

大井(それ以上に、"あの日"の光景がフラッシュバックして……裏切られたショックや怒りが上回って……)

大井(いつしか、提督より兄さんを想うようになっていった。兄さんと過ごせば過ごすほど、私の心は彼への気持ちで埋め尽くされて……)

大井「……そして、あの夏の日。私は……ついに……」


――約2年前・大井の部屋


大井(18)「………」

兄「………」

兄(『大事な話があるから、部屋に来て下さい』か……大井ちゃん、まさか……)

大井「……突然呼び出してごめんなさい」

兄「ううん、それは大丈夫だけど……」

大井「その……実は、私……」

兄「………」

兄(……提督と、別れるつもりなのかな。話を聞く限り、あんなことがあったとなれば……僕からは、何も……)

大井「……っ!///」ダキッ

兄「……え?」

大井「兄さんのこと……好きに、なってしまいました……///」

兄「っ!?お、大井ちゃん、何を……」

大井「分かってます!私は、提督と……今まで、付き合って"いた"ことは……!///」

兄(付き合って"いた"……過去形……)

大井「でも、提督は私を裏切ったんです!私がいるのに、他の女と……!私は、それが許せなくて……悲しくて……!」ギリッ…!

兄「………」

大井「……だけど」

兄「……!」

大井「そんな私を、兄さんはずっと慰めてくれました……傍で支えてくれました……!」

大井「私が話を聞いて欲しいと相談したら、いつでも部屋に来てくれて……最後まで、愚痴や悩みを聞いてくれました……!」

大井「だから、その……少しずつ、兄さんに……惹かれて行って……///」

兄「………」

大井「こ、こんなことを言えば、兄さんが困ってしまうのは分かってるんです。でも……!///」

兄「………」
194 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:47:24.83 ID:l/XFOx190
兄「……大井ちゃん」

大井「は、はい……///」

兄「こんなことを言うのは、悪いと思うけど……それでも、言わなくちゃいけない」

大井「……?」

兄「大井ちゃんは、僕のことを……提督の代わりとして、見ていないかな?」

大井「っ!?」

兄「僕と提督は兄弟だから……顔付きはもちろん、背格好もそれなりに似てるでしょ?」

兄「いや、仮に別人レベルで違っていたとしても……僕を、提督に対する怒りや苦しみから逃れる為の……」

大井「違いますッ!!」

兄「……!」

大井「私は決して、兄さんに依存している訳じゃありません!私が塞ぎ込んでいる時、隣でいつも励ましてくれたでしょう!?」

大井「貴方のお陰で、私はショックから立ち直ることが出来たんです!提督の代わりだなんて、そんな訳……無いじゃないですか……!」

大井「提督のことは、関係ありません……私は本当に、兄さんに惹かれて……!」

兄「………」

大井「……っ」プルプル…

兄「……ごめんね。でも、これだけは……絶対に、確認しておかなくちゃいけなかったから」

兄「僕だけじゃなくて……大井ちゃん自身、いや、大井ちゃんの本当の気持ちにも……」

大井「あ……」

兄「……でも、大井ちゃんの今の言葉で……確信した。大井ちゃんは、本当に僕のことを……」

大井「………」

兄「確かに僕も、大井ちゃんのことは魅力的な女性だと思っている。でも、大井ちゃんはまだ……提督と、別れていないよね?」

大井「それ、は……」

兄「少なくとも、僕は弟の彼女と交際するようなことは出来ない。例え、2人の関係が冷え切っていたとしても」

大井「………」
195 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 20:57:30.30 ID:l/XFOx190
兄「……行こう」

大井「えっ、ど、どこに……」

兄「提督の所、だよ」

大井「う……」

兄「大井ちゃんからすれば、話しづらいかもしれない。現に僕も、提督とはもう何ヶ月もまともに会話出来ていないから……」

兄「それでも、こればかりは黙ったままでいる訳にはいかない……絶対に」

大井「………」

兄「………」

大井「……分かり、ました」

兄「……!」

大井「提督に……別れを、告げます……」

兄「……ありがとう」

兄(こういうことを、誰かに代弁して貰うのはダメだ。ちゃんと、本人の口から伝えないと……)

兄(大井ちゃんには辛いことかもしれない……だけど、ここで僕が代わりに伝えるだけじゃ……間違い無く、わだかまりが残ってしまう)


――8周目提督家・自室


提督(18)「………」カキカキ

提督(あれから、大井や兄さん達と……全然、口を聞いてない)カキカキ

提督(どうしても、気まずさを感じてしまって……会話するのも、後ろめたくて……)カキカキ

提督(特に兄さんや父さん達は、俺と大井のことを聞かれて……また、否定されたくない……)カキカキ

提督(兄さんは『否定しない』と言ってくれたが……大井に信じて貰えなかった絶望が、邪魔をして……)カキカキ

提督「……あぁクソッ!勉強に集中しなきゃいけないのに……!」クシャクシャ

提督(頭の中には、大井のことばかり浮かんで来て……でも、俺は今……"あの女"と……)

コンコンコン

提督「………」

提督(あぁ、どうせ兄さんだろうな……でも、俺は兄さんと話す資格は……)

大井『……提督、いるんでしょ?』

提督「ッ!?え、ぁ……お、大……井……?」

大井『………』

提督(ど、どうして……今まで、いや、"あの日"から、ずっと……こっちに来たこと、無かったのに……!?)
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 20:59:01.51 ID:s4sx5KNyo
(兄上聖人でつら……)
197 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:03:09.34 ID:l/XFOx190
大井『……伝えたいことがあるの』

提督「……な、何だよ。今更……」

大井『そのままで良いから聞いて。私達……別れましょう』

提督「え……」

大井『私はもう、アンタに……愛想をつかしたのよ。浮気しておいて、見苦しい言い訳をして……』

大井『それからは、お互い顔を合わせることもせず……このままの関係が続くくらいなら、別れた方が良いに決まってる』

提督「………」

大井『それに私……兄さんのことが、好きになっちゃったから』

提督「は、はぁ!?どういう……」

大井『浮気したアンタが何を言おうと、私の気持ちは変わらないわよ』

大井『兄さんは、傷付いた私をずっと励ましてくれた。隣で支えてくれた……アンタと違ってね』

提督「……ッ!」ギリッ…!

大井『もちろん、アンタと違って体の関係なんか持っていない。恋人に黙って浮気する奴とは違う』

提督「………」

大井『どうせ、まだ"あの女"とヤってるんでしょ?私より、その女と付き合えば良いじゃない』

提督「ぐっ……」

提督(……大井の言う通りだ。俺は、あれから……"あの女"が忘れられず、何度も……)

提督(だから、俺は……大井と付き合う資格は無い……このまま、別れるべきなんだ……)

提督(相手が兄さんだと言うのは、流石に驚いたが……俺なんかより、兄さんの方が……大井を、幸せに……)

提督「……っ」グッ…!
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:08:22.94 ID:/mmncxEZO
学校生活(ドロドロの昼ドラ)
199 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:17:27.55 ID:l/XFOx190
提督「……勝手にしろ」

大井『……!』

提督「俺みたいな浮気者なんか捨てて、兄さんと……好きなだけ、イチャつけば良いだろ」

大井『………』

提督「………」

大井『……えぇ、そうさせて貰うわ。これで私達は、もう……恋人でも、何でも無いから』スタスタ…

提督「……畜、生っ」プルプル

提督(どうして、だよ……!どうして、兄さんなんだよ……!どうして、俺じゃないんだよ……!)

提督(俺のことは信じてくれくれなかった癖に……よりによって、兄さんと……!)

提督「……っ」ジワッ

提督(でも……俺は、大井の言う通り……"あいつ"と肉体関係を続けてる……大井を引き留める、資格なんか……)

提督「……あああああッ!!」クシャクシャクシャッ!

提督(あの時、俺がもっと冷静に話していれば……大井を、押し倒していなければ……!)ポロポロ

提督(気まずいからと、距離を置かずに……大井に、話を聞いて貰おうと努力していれば……!)ポロポロ

提督(こんなことには、ならなかったかもしれないのに……!)ポロポロ

提督(でも、もう遅いんだ……大井は、俺に愛想を尽かして……それで、兄さんに……!)ポロポロ

提督「ぐっ……うぅっ……うあぁっ……!」ポロポロ


――部屋の外


大井「………」スタスタ…

兄「大井ちゃん……」

大井「……っ」ダキッ…

兄「……!」

大井「少し、だけ……胸、貸して……下さい……」ギュッ

兄「……うん」

大井「うっ……ぐすっ、ひっく……!」ポロポロ

兄「………」ナデナデ…

兄(後で、提督に声をかけて……提督が望むなら一発、いや、気が済むまで……殴られよう)

兄(事情がどうであれ、僕は……提督から、大井ちゃんを取ってしまった。その事実は、変わらないから……)
200 :次で本編パートに戻ります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:24:16.51 ID:l/XFOx190
――


大井「………」

大井(提督に別れを告げて……私と兄さんは、正式に恋人としてお付き合いすることになった)

大井(私達の両親にどう説明するかは悩んだけど……最終的に、私と提督が喧嘩別れしてしまったことにした)

大井(それに加えて、私と兄さんが交際していることを説明したら……どっちの両親も、どこか引っかかる顔してたけど……)

大井(……最終的に『本人達が納得しているならそれで良い』と言ってくれたのよね)

大井「………」

大井(でも、私は……提督と、別れた後も……)

大井「……っ」ズキッ…

大井(それだけじゃない……兄さんを愛する気持ちは本物のはずなのに……)

大井(提督と、行為をしている時は……兄さんでは味わえない快楽が、襲って来て……)

大井(その度に、昔……私と提督が、まだ恋人だった時のことを思い出して……)

大井「……っ!」フルフル

大井(何考えてるのよ、私は……!自分から提督に別れを切り出しておいて……!)

大井(やっぱり提督に未練が残ってる、だなんて……そんな、訳……!)

大井「………」

大井(兄さんはいつだって、私を愛してくれる……娘だって、心から可愛がってくれる……)

大井(でも、その娘は……提督と、不倫したせいで出来た子で……)

大井「……っ」

大井(……どうして、なの?あれだけ、提督のことを……憎くて、最低だと思ってたのに……)

大井(結局、私は……提督のことを、見限ることさえ出来ないの……?離れられないの……?)

大井(未だに、自分を愛してくれる兄さんを裏切り続けて……提督からも、辛いことを言われて……)

大井(元はと言えば、提督のせいでも……今の私は、提督を責められる立場じゃなくなって……!)ジワッ…

大井「くっ……」ウルウル…

大井(今だって、提督の体が忘れられなくて……バイヴまで買ってしまうほどに……)ポロポロ

大井(兄さんは、いかがわしい本を見せられても……私の為に、使わなかったのに……!)ポロポロ

大井(それに比べて、私は……兄さんならまだしも、提督の体を求めて……こんなことを……!)ポロポロ

大井「ぐすっ……えうっ……!」ポロポロ

大井(兄さん、ごめんなさい……本当に、ごめんなさい……!こんな最低な女で、ごめんなさい……っ!)ポロポロ
201 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:45:19.55 ID:l/XFOx190
〜 9月1週 〜

――カラオケ店・個室


暁「〜♪」

提督「………」

暁「ふぅ〜!我ながら上手く歌えたわ!さて得点は……」

画面『57点。もうちょっと音程を意識して歌いましょう』

暁「え〜!?100点じゃないの!?」

提督「……妥当だと思うぞ」

暁「そんなぁ!提督、私の歌上手かったわよね!?」

提督「………」フイッ

暁「何で目をそらすの!?」

提督「いや、まぁ……歌ってる姿は可愛かったぞ」

暁「えっ、そう?えへへっ♪」ニパッ

提督「………」

提督(歌唱力はアレだったが、聞くに堪えないレベルでは無いからセーフ……だと思う)

暁「じゃあ次はどえっとしましょ!」

提督「どえっと?」

暁「ほら、男の人と女の人で歌うやつ!」

提督「……あぁ、デュエットのことか。よし、じゃあ一緒に歌うか」

暁「やったー!」


――受付


2周目提督「………」

矢矧「………」

羽黒「………」

2周目提督(……さっきの子、本当に大学生だったとはな)

矢矧(最初はお子様料金を勧めちゃったけど……)

羽黒(学生証を取り出した時は流石に驚きました……)


↓1大井のコンマ       好感度:35.5/50
↓2暁のコンマ        好感度:50/50 <END開放!>
↓3大和のコンマ       意識度:26/50
↓4アブルッツィのコンマ   好感度:25.5/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし暁が最大値の場合はその場で終了です
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:45:27.95 ID:bYFgezTL0
???「私のこと、好きって言ったのに……!」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:45:36.74 ID:23joiz54O
シズメシズメ
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:45:42.13 ID:XTRrPo7MO
うんしょ
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:45:44.37 ID:nCgOc+770
まお
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:45:49.49 ID:Wbpe/6pRO
207 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 21:47:37.41 ID:l/XFOx190
アブルッツィは何をしている?もしくは提督とアブルッツィは何をしている?

21:51以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし21:55までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※アブルッツィはタイムパトロールの為、提督や他のヒロインから1歩引いた立場を維持しようとしている状況です。
その為、他のヒロインが登場したり、どちらかの家へ遊びに行く等の『お互いの(精神的な)距離が近くなりやすい』内容はアレンジさせていただく場合が多くなると思います。

※その他、プロットの関係でも内容をアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。


少し休憩します。22:30〜23:00頃再開予定です。
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:47:47.12 ID:s4sx5KNyo
魔王様たすけて……
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:51:00.52 ID:nPpLfXr7o
提督はどんな子供が欲しいか、あくまで自然な流れで聞く
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:51:02.09 ID:s4sx5KNyo
ポロッと未来の知識を言ってしまい取り繕う
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:51:04.20 ID:ezvtcqMzO
捜査中のアブルッツィを見かける
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 21:59:18.29 ID:Sf5CydpuO
回想パートって全部描写されたのかな?
213 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 23:09:14.55 ID:l/XFOx190
再開します。
214 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 23:11:24.67 ID:l/XFOx190
――8周目大学・キャンパス内


提督「今日のゼミ活動はこれでおしまいっと……」スタスタ…

提督(暁は公務員講座だし、どうするかな……家に帰っても大井がいるだけだし……ん?)チラッ

アブルッツィ「う〜ん……」

アブルッツィ(もしかして、とは思うけど……でも、流石にそれは……)

提督「……アブルッツィ?」

アブルッツィ「あっ、提督……ゼミの帰りですか?」

提督「そうだけど……アブルッツィは?」

アブルッツィ「……私もそんなところです」

アブルッツィ(本当は違うけど、こう言っておけば怪しまれないはず……)

提督「そうか。まぁ、夏休みに大学へ来てる人と言ったら、大抵はゼミかサークルだもんな」

アブルッツィ「ふふっ……ところで、今日は暁とご一緒では無いんですか?」

提督「公務員講座受講中」

アブルッツィ「あぁ、そう言えば公務員志望でしたっけ」

提督「でも、やっぱり公務員は難しいと思うんだよな……選ばれた一握りしかなれないし」

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(それはこの時代も、23世紀も変わらないのよね。タイムパトロールも、決して簡単になれる職業じゃないもの)

提督「その割に役員の不祥事が発覚したりするし、いっそAIにやらせた方が……」

アブルッツィ「その議論は今も続いていますけど、結局実現には至ってないんですよね」

提督「え?」

アブルッツィ「確かにこの時代からそのような意見はありましたが、やはりAIの暴走を懸念する方々が多くて……」

アブルッツィ「技術そのものは目覚ましい進化を遂げましたが、機械的な作業等を除けば……やはり最終的な判断を行うのは人間でないといけません」

提督「お、おい、アブルッツィ?」

アブルッツィ「ただ、人間の補助という目的では凄く役に立って……え?」

提督「急に何を言い出すんだ?まるで実際に見て来たかのように語り出したが……」

アブルッツィ「あっ……」

アブルッツィ(う、迂闊だった……!つい、私が住む時代の話を……いつもなら、こんなミスしないのに……)

提督「………」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01〜49:アブルッツィ「え、映画の話ですよ!」アセアセ
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:提督「でもまぁ、アブルッツィの意見は確かにその通りだな」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……まずは自分の将来の心配が先か」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:12:21.95 ID:wk4RVyS1o
むん
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:12:31.96 ID:KeBmn/SXO
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:12:31.99 ID:jr/+obGm0
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:12:57.77 ID:n6/lLy4d0
ぴゃー
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:14:39.28 ID:wk4RVyS1o
暁独走体制に入ったと思いきや案外伏線回収していってるのな
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:17:48.38 ID:mjeENb4SO
これで次アブ姉か大井っち選ばれたら結構な確率でリーチなるよな
病まとはゴールできなきゃ失恋確定だし怖くなってまいりました
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:18:16.94 ID:bYFgezTL0
魔王さまのファンサービスしゅごい
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:20:42.07 ID:s4sx5KNyo
そ、そろそろ魔王様よろしいですよ…
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:22:51.20 ID:nCgOc+770
つか前のアブのターン、ゾロ目で8以上引いてたら惚気話聞きながら惚れることになってたわけだけど>>1はそうなってたら対処できたのだろうか
224 :次はアブルッツィの好感度30到達パートです。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/29(土) 23:38:13.56 ID:l/XFOx190
>>223
仮にそうなった場合は即興で何とか理由や描写を考えます(白目)。


95→59:一理ある 6×1.5=9 9+25.5=34.5/50


提督「……でも、言われてみれば確かにアブルッツィの言う通りかもしれない」

アブルッツィ「え……?」

提督「さっきは何も考えずAIに任せれば良いと言ったけど、AIは人間より頭が良いもんな」

提督「もしAIが人類に使われてる状況に嫌気が差して、そのまま人類が管理されるようなことになればたまったもんじゃない」

アブルッツィ「………」

提督「しかもAIに本気出されたら、天才ならまだしも俺みたいな凡人じゃ勝てる気がしないし……」

提督「そう考えれば、無暗にAIを普及させるのも考え物だな。確か、そういうSF映画があったような……」

アブルッツィ「……は、はい。あまりに臨場感のある映画だったので、つい自分の体験のように話してしまいました」

提督「やっぱりそうだったか。でも、その気持ちは分かる。実際、衝撃的な展開だったりすると記憶に焼き付くもんな」

提督「例えそれが架空の話だったとしても、まるで現実で起こったかのように感じて……」

アブルッツィ「………」ホッ

アブルッツィ(良かった……映画の話と捉えてくれて。お陰で上手く誤魔化せたわ)

提督「……AIはともかく、未来はどうなってるんだろうな」

アブルッツィ「……!」

提督「環境問題に少子高齢化、問題は山積みな訳だし……どうも暗い未来しか想像出来ないというか……」

アブルッツィ「……きっと大丈夫です」

提督「……!」

アブルッツィ「未来は明るいですよ。そう信じましょう」ニコッ

提督「アブルッツィ……」

提督(何故だろう。アブルッツィがそう言うと、凄く説得力があるように感じる……)

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(少なくとも、23世紀までは人類は存続出来ていますし……提督も、天寿を全う出来ていますから)
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:49:07.73 ID:bYFgezTL0
人類は存続出来ている(平和とは言ってない)
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 23:59:51.05 ID:n6/lLy4d0
生身の身体を捨てて電脳空間に行ったり、宇宙に適応するために人としての形態を捨てたんやろ(鼻ほじー)
227 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 00:00:46.62 ID:bclyKoZA0
アブルッツィ「………」

アブルッツィ(今から1年前、21世紀に到着した私は……すぐにこの時代で怪しまれること無く活動出来る措置を取ることにした)

アブルッツィ(任務用に支給されたナノマシンを駆使し、まずは人目のつかない場所に"居住空間"を作り出した)

アブルッツィ(当然ながら、この時代には私の戸籍は存在しない。家の購入はもちろん、借りることも出来ない以上、自分で用意するしか無い)

アブルッツィ(最低限の準備を整えた私は、まず時空変動測定機を使い……どの辺りに過去改変者が潜んでいるかを大まかに調べることにした)


――約1年前・8周目大学周辺


アブルッツィ「………」スタスタ…

アブルッツィ(こうして手をかざすだけで、過去改変に関する情報を集めることが出来るのはやっぱり便利ね……)キョロキョロ

アブルッツィ(さて、いきなり犯人を特定するのは難しいとしても……せめて、関係者が集まる場所くらいは……)キョロキョロ

ピピッ…!

アブルッツィ「……!」クルッ

アブルッツィ(8周目大学……ここに、犯人や関係者が……今回は運が良い方ね。まさか跳躍直後に見つかるなんて)

アブルッツィ「………」スタスタ…

アブルッツィ(さて、場所が分かった後は……この時代の服装や道具を調達しないと。とはいえ、安物しか買えないけどね)

アブルッツィ(この時代に使われているお金は支給されているとはいえ、本当に最低限……無駄遣いすれば、すぐに無くなってしまうから)


――


アブルッツィ「………」

アブルッツィ(その後、私は生活に必要な食料や服、道具を購入し……8周目大学に潜入することにした)

アブルッツィ(大まかな探知なら町単位で出来るけど、個人レベルで過去改変に関係する人を探知するには……その人に至近距離まで接近しなければならない)

アブルッツィ(その為には、大学生の振りをしつつ……大学に潜入し、建物の中を歩き回る学生達を調査する以外の方法は無い)

アブルッツィ(それでも犯人をピンポイントで探知することは不可能だから……関係者を見つけ出した後も、彼らを監視し続けて……)

アブルッツィ(怪しい動きをした瞬間、駆け付けて拘束しなければならない。これが中々骨の折れる作業なのよね……)

アブルッツィ(とはいえ、こんなことはタイムパトロールなら日常茶飯事。時には数年以上過去に滞在することもある)

アブルッツィ(もちろん今回も、最長で4年……現時点で大学1年生の学生達が卒業するまで監視を続けることは覚悟していた。そんな時……)

アブルッツィ「……"彼"、いえ、提督と出会うことになったのよね」
228 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 00:20:53.29 ID:bclyKoZA0
――8周目大学・キャンパス内


ワイワイ ガヤガヤ

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(この時代の私服に着替えて、大学に潜入したは良いけど……凄い人ね……)

アブルッツィ(ここから関係者を探し出すとなると……う〜ん、凄く時間がかかりそう……)

アブルッツィ「………」フルフル

アブルッツィ(でも、弱音を吐いている場合じゃない。私の出生や人類史に関わることだから、絶対に見つけ出さないと……)

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(でも、200年前の大学生って……まず、何をすれば良いのかしら……?)

アブルッツィ(急いで時間跳躍したから、この時代のことを予習する暇も無くて……)

アブルッツィ(闇雲に歩き回って、怪しまれないかしら……?でも、このまま立っているだけという訳にも……)

「……大丈夫ですか?」

アブルッツィ「え?」チラッ

ピピッ…!

アブルッツィ(あっ、測定機が反応した……ということは、目の前にいる人が……えっ!?)ビクッ

「もしかして、どこに行くか分からないとか……」

アブルッツィ「………」

「あの……」

アブルッツィ「あっ、す、すみません!その……」

アブルッツィ(8周目提督……過去改変の関係者で、私の……遠い、ご先祖様……)チラッ

提督「……?」

アブルッツィ(……いえ、落ち着いて。ここで変に騒いだら、怪しまれるだけ……幸い、お互い初対面だから……上手く誤魔化せるはず……!)

アブルッツィ「その、実は遠い場所からここに通うことになって……色々と、勝手が分からなかったんです」

提督(遠い所……田舎から出て来たか、外国から……いや、余計な詮索はしない方が良いな。俺も、他人には絶対に話せないことがあるから……)

提督「そうだったんですか。俺も入学したばかりで、あまり詳しくは無いんですけど……説明会はどうも向こうの講義室みたいですね」

アブルッツィ「説明会……」

提督「良ければ一緒に行きませんか?俺もそこで説明会を聞きに行こうと思っていたので……」

アブルッツィ「あっ……はい、お願いします」

アブルッツィ(まさか、調査初日にご先祖様と出会うことになるなんて……あまり私が介入すると、ご先祖様の歴史が変わりかねないけど……)

アブルッツィ(彼が関係者なら、必然的に他の関係者とも交流があるはず……一定の距離を置きつつ、彼を監視した方が効率的かもしれない)
229 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 00:21:55.72 ID:bclyKoZA0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 00:24:07.23 ID:63OI9iRz0
乙でしたー
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 00:32:29.94 ID:HzNesqoIO

アブ姉提督の子孫だったんだな
近親だけど200年後だし血はかなり薄まってそう
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 01:01:42.99 ID:bs6/JqimO
アブルッツィ多分掘り下げが少ないままエンドだとタイムパトロールとしての任務達成で人知れず未来に帰ってそうね
失恋か恋愛成就でこの時代に残る感じかな
こうしてみるとますますパワポケ6みたいだな
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 11:19:51.72 ID:lFSq+Zy8O
提督と大井っちの子どもの子孫だったりして
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 12:35:47.16 ID:FE/Y4d6j0
大井は、40なら71%、50なら6%
アブルッツイは、40なら62%、50なら2.4%
ゾロ目が出なければゴールには行かないけど、リーチは結構な確率で行きそう…
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 12:42:44.54 ID:uej7Zvpn0
まず選ばれるかどうかで4分の1だからそんなに高くなくない?
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 12:52:30.05 ID:vftyVFLuO
>>232
鈴音バッドエンドほんとひで
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 14:56:51.97 ID:63OI9iRz0
>>235
当たったらが前提じゃないかな?
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 17:03:49.92 ID:U7oTBnWZO
好感度的に暁大井アブルエンドで大和一人負けになったら笑う
239 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 18:15:59.59 ID:bclyKoZA0
19:00〜20:00頃開始予定です。
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 18:22:12.87 ID:NvA0exTTO
今日辺り決着つきそう
241 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 19:24:03.98 ID:bclyKoZA0
始めます。
242 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 19:25:48.76 ID:bclyKoZA0
――


アブルッツィ「………」

アブルッツィ(冷静に考えてみれば、私の出生に関わるのだから……ご先祖様が関係者だったとしても、何の不思議も無い)

アブルッツィ(ただ、いきなり対面することになるのは予想外だったけれど……)

アブルッツィ(元より私達は過去の人物とあまり親密になってはいけない。自分達の行いが原因で歴史を変えてしまえば本末転倒だから)

アブルッツィ(特に、ご先祖様と交流するということは……場合によっては、自分で自分の首を絞める結果に繋がりかねない)

アブルッツィ「……でも」

アブルッツィ(彼が関係者である以上……監視することは避けられない。もちろん、過度の干渉は危険だけど……)

アブルッツィ(ご先祖様と、こうして会話出来る機会は……今後、そうそう無いかもしれない)

アブルッツィ(そう考えると、歴史に影響を与えない範囲で……ご先祖様、いえ、提督と知人程度には仲良くなりたいと思ってしまった)

アブルッツィ(どの道、彼を監視しなければならない以上……ある程度の交流は避けられないもの)

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(自分の正体を隠し続けるのは、少し後ろめたかったけど……そもそも、正直に話したところで信じて貰えるとは思わない)

アブルッツィ(万が一に備え、時間跳躍を可能にするナノマシンはいつでも起動出来るようにしてあるけど……)

アブルッツィ(任務用タイムマシンの私的利用は基本的にご法度だから、提督に信じて貰う為だけに時間跳躍なんてする訳にはいかない)

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(私は提督とつかず離れずの関係を保ちつつ、彼の人間関係を観察した。それと同時に、彼以外の関係者を探し続けた)

アブルッツィ(すると案の定、彼の元には関係者が2人ほど集まった。1人は大和と言う女性で、提督と仲が良い大学生……)

アブルッツィ「そして、もう1人は……」
243 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 19:35:11.32 ID:bclyKoZA0
――8周目大学・キャンパス内


アブルッツィ「………」スッ…

アブルッツィ(今のところ、私に関する歴史に影響は出ていないか……でも油断は禁物よね)

アブルッツィ(過去改変者はもちろん、自分の行動で歴史を変えてしまうことだけは避けないと……)

「も〜!何で信じてくれないの〜!」スタスタ…

提督「いや、大学生にもなってそれはなぁ……?」スタスタ…

アブルッツィ「……?」チラッ

アブルッツィ(今の声は、提督と……誰?見たところ、幼い女の子に見えるけど……)

「本当に魔王だったんだから!魔術は使えなくなってるけど、沢山の悪魔達と一緒に……」

提督「中二病乙。早く行かないと次の講義に遅れるぞ」スタスタ…

「だからちゅーにびょーじゃないってばぁ!ぷんすか!」スタスタ…

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(提督、あの子との話に夢中みたいね……私に気付かず通り過ぎて行っちゃった)ピピッ…

アブルッツィ「……!」

アブルッツィ(測定機が反応した!何々、暁……今の子も、関係者……それにあの子、自分のことを『魔王』って……)

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(見たところ、普通の女の子に見える。けれど、魔王は確か……いや、でも単なる妄言の可能性も……)

アブルッツィ「……どちらにしても、憶測で判断するのは危険ね」

アブルッツィ(ひとまず監視し続けることにしましょう。仮に本物の魔王だったとしても、こうして警戒していれば……)
244 :次で本編パートに戻ります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 19:48:53.36 ID:bclyKoZA0
――


アブルッツィ「………」

アブルッツィ(それ以降も大学周辺で関係者を探し続けたけれど、提督を含めた3人以外は一向に見つからなかった)

アブルッツィ(暁のことも、魔王である可能性を考慮して監視し続けたけど……やっぱり、どう見ても一般人としか思えない)

アブルッツィ(けれど、万が一ということもある以上……彼女を監視対象から外すという選択肢は無い)

アブルッツィ「………」グッ…

アブルッツィ(そう考えながら提督達の監視を続けていると、何度も過去改変が発生した)

アブルッツィ(幸い、私の出生や人類史にほとんど影響を与えない程度の改変だったけれど……)

アブルッツィ(それでも、短期間の内に改変が繰り返される状況は……はっきり言って異常だった)

アブルッツィ(関係者の内の誰かという可能性も考えたけど、私がまだ見つけていない人物による仕業かもしれない)

アブルッツィ(迂闊に犯人以外の人物を拘束してしまえば、歴史が変な方向へ捻じ曲がってしまいかねない)

アブルッツィ「……だから、私にはこれまで通り監視や調査を続けることしか出来なかったのよね」ポツリ…

提督「……アブルッツィ?」

アブルッツィ「え?あっ……」

提督「調査って何だ?ゼミの研究か?」

アブルッツィ「……そんなところです」

アブルッツィ(危ない……また油断して、口を滑らせちゃった……)

アブルッツィ(監視を続ける中、提督とは一緒に講義を受けたり……時には昼食も一緒に食べることもあって……)

アブルッツィ(つかず離れずの関係を意識していたはずだったのに……少しずつ、仲良くなっていって……)

提督「……まぁ、無理はするなよ。お前、最近よく考え込んでるみたいだから。愚痴くらいならいつでも聞くぞ?」

アブルッツィ「……ありがとうございます」

アブルッツィ(今は大丈夫でも、彼と親しくなり過ぎてしまえば……自分で自分の歴史を変えてしまいかねない)

アブルッツィ(けれど、ご先祖様と会話出来る状況は貴重だから……どうしても、間近で観察してみたいと思ってしまう)

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(それに、この前見たデータも引っかかって……どうして、あの子が……あの人が……)

提督「………」

提督(アブルッツィと過ごす時間も……俺にとっては、数少ない心を休められる一時だ)

提督(もちろん、今の俺には暁がいる。アブルッツィのことを、そういう目で見ることは……恐らく無いだろう)

提督(だが、良き友人として……これからも、他愛もない雑談が出来る関係を続けていきたいと思う)

提督(最初は『提督さん』と他人行儀だった呼び方も、いつしか『提督』と呼び捨てするようになってくれたんだ)

提督(俺が痛い勘違いをしている訳じゃ無ければ、アブルッツィも……俺のことを、まぁ、知人くらいには考えてくれていると信じたい)

提督(暁もアブルッツィと仲良さげに話していたし……これからは、俺や暁の共通の友人として過ごしていきたい)
245 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 20:03:29.27 ID:bclyKoZA0
〜 9月2週 〜

――8周目大学・周辺


大和「………」スタスタ…

大和(おかしい……どう考えても、絶対におかしい……最近、提督さんは露骨に付き合いが悪くなって……)

大和(元から私を警戒している素振りはあったけれど……今は、明らかに避けられてるような……)

大和「……っ」ギリッ…

大和(まさか……いや、そんなはずは無い。"今回"は、その可能性は潰しておいたはず……)

大和(なら、それ以外の……でも、彼女は"あの時"が例外だったのよ。それ以外では……)

「……さっさと消えなさいよ、見苦しい」

「ギャアアアアアアッ!?」

大和「……!」チラッ

大和(今の声って……)

インキュバス「ぐおぉぉ……」シュウウゥゥ…

霞「………」

霞(アンタ達のせいで、提督さんは……ずっと、苦しんで……!)

霞「……っ」フワッ…

霞(だから、私が守らないといけない……もう、提督さんに……あんな辛そうな顔を、して欲しくないから……!)ヒュー…

大和「………」

大和(霞ちゃん、か……そう言えば、最近は全く会わなくなったわね……)

大和("最初"は同じ魔族を発見した時、声をかけたこともあったけど……)

大和「……今は、彼女のことを気にしている場合じゃないもの」スタスタ…

大和(提督さん以外、どうでも良い……どうなろうと、知ったことじゃない……)

大和(私が自ら攻撃を加えることは、もうしない……けれど、本当ならすぐにでも……)ハイライトオフ

大和「………」スタスタ…


↓1大井のコンマ       好感度:35.5/50
↓2暁のコンマ        好感度:50/50 <END開放!>
↓3大和のコンマ       意識度:26/50
↓4アブルッツィのコンマ   好感度:34.5/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし暁が最大値の場合はその場で終了です
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:03:42.32 ID:S5U2uERh0
病まと「[ピーーー]しかないわね」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:03:45.10 ID:o0Ba8wA2O
魔王ムーブ
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:04:07.38 ID:Wyc0W6+Do
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:04:13.16 ID:SmQoDPb10
にゃあ
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:04:17.89 ID:aFBVRyHm0
まおーさま油断しすぎ…
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:04:19.74 ID:+VCcX6vYO
ほい
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:04:22.45 ID:zqZyKwDOo
まこ
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:06:12.54 ID:Wyc0W6+Do
最初の周では霞ちゃんの憧れの大和先輩だったんだろうなあ
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:07:22.28 ID:tedzC33iO
大井っちの可能性を潰してアブルッツィが例外かねえ
相変わらず暁の事は盲点なのね
255 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 20:09:54.99 ID:bclyKoZA0
大和は何をしている?もしくは提督と大和は何をしている?

20:13以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:17までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★現在は夏休みの為、大学でのイベントはゼミ関連のみになります(これまですっかり忘れていました。申し訳ございません)。
★提督は暁の為に大和との関係を止めようとしている為、ここからは『大和から提督に行為の話や約束等を持ち掛ける』等の展開にアレンジさせていただく場合があります。

※R-18系安価の場合は『提督や大和の命に係わる内容』のみNGです。
ただし、あまりにぶっ飛んだ内容や激し過ぎる内容等は、大和の時間跳躍魔法により"改変"される場合があります。
また、どんな内容でも基本的には大和が攻めで提督が受けになります。それだけでなく、他のヒロインが登場する展開も避けて頂けると幸いです。

※その他、R-18系安価に限らず、プロットの関係で内容をアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:12:58.12 ID:63OI9iRz0
暁とデート中の提督を、提督と自分以外の時間を止めて、暁の目の前で犯す
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:13:00.11 ID:VH1VLVw4o
暁の事がバレない様ひやひやの会話
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:13:00.14 ID:zqZyKwDOo
強引に家に連れ込んでセックスを迫るもかつてなく強い拒絶にプッツンした大和、提督を拘束し寸止め攻撃で屈服させにかかる
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:13:00.48 ID:OjAQyK3SO
提督、うっかり危険日の大和の膣内に中出ししてしまう
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:13:01.34 ID:Wyc0W6+Do
暁と付き合ってる事をバレて逆上した大和に魔法や薬や道具など持ちうるもの全てを使って激しく逆レされる
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:13:01.86 ID:Tndl/woB0
裸コート&玩具一杯の大和に犬耳カチューシャ 犬しっぽ付きアナルバイブ 首輪の3つを付けて

ワンちゃんスタイルでの深夜のお散歩 最後に夜の男子トイレでひたすらセックス
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:13:06.25 ID:S5U2uERh0
ホテルのレストランでディナー(部屋を取ってないとは言ってない)
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:17:40.07 ID:hpIJbkuio
妊娠確実直撃弾でこれには大和さんもニッコリ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:33:43.74 ID:97KmfJ8zO
暁は正妻の余裕だなあ
265 :長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 20:38:32.75 ID:bclyKoZA0
――8周目大学・キャンパス内


大和「……最近、私のことを避けてませんか?」

提督「………」

大和「私から誘っても、予定があるからと断って……提督さんから誘うことも無くなって……」

提督「………」

大和「……何か言って下さいよ」ギュッ

提督「……っ」

大和「どうして私を避けるんですか?」ハイライトオフ

提督「う……」

提督(こいつからの連絡は、極力断って来たが……大学で迫られる危険性を考慮していなかった)

提督(だが、こいつを避け続けるということは……大学へ通えないということ。そんなのは不可能だ……)

提督(どうする……暁と交際していることを話すか……?)チラッ

大和「提督さん……?」

提督「………」

提督(いや、今はダメだ。明らかに様子がおかしい……下手をすると、暁や俺に何をしてくるか……)

大和「……あくまでも、だんまりを決め込む気ですね」

提督「………」

提督(せめて、こいつが落ち着いている時でないと……今話すのは、危険過ぎる……)

大和「……では、私も強硬手段を取らせていただきます」グイッ

提督「うぐっ!?ま、待て!放せ!」

大和「………」スタスタ…

提督(こいつ、どこにこんな力が……いや、単に俺が非力なだけか……クソッ……!)
266 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/30(日) 20:40:02.89 ID:bclyKoZA0
――数分後・誰もいない講義室

大和「……えいっ」グイッ

提督「うっ……!」バタッ

大和「言っても分からないなら、体に聞くしかありませんね♪」スルッ…

提督(下を脱ぎ始めた……お、おい、まさか……!)

提督「や、やめろ……俺は……」

大和「諦めて下さい。提督さんは、私に敵わないんですから……」ジジーッ…

提督「くっ……」

大和「しばらく振りでしたし、今日は……思いっきりヤりましょうっ!///」

ずぷぅっ!

提督「くはぁ……っ!?///」

大和「んっ、はぁっ♪口では嫌がりつつも、こっちは……あんっ♪硬くしてるじゃないですかぁ♪///」

ずぷっずぷっずぷっ!どちゅっどちゅっ!

提督「あっ、あぁっ……!?///」

提督(だ、ダメだ……!こいつや大井との関係を止めようと、我慢していたせいで……いつも以上に……!///)

大和「貴方の弱点は、全てお見通しですから……んんぅっ♪///」

じゅぷっじゅぷっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

提督「かはっ……頼む、やめて……くれぇ……!///」

大和「嫌です♪沢山、気持ち良く……ふぁっ、してあげます……からぁっ♪///」

ぐっちゅぐっちゅ!ぐりゅっぐりゅっ!

提督「くふっ……!///」ビクビクッ

提督(俺の、弱い所ばかり……刺激、して……腰、砕ける……っ!///)

大和「ふふっ……♪提督さん、イきそうなんですか?///」

どちゅどちゅどちゅっ!ぱちゅっぱちゅっ!

提督「はぁっ、はぁっ……っぐ……!///」

大和「このまま、膣内に出しちゃって下さい♪もっとも、今日……危険日ですけどね♪///」

提督「ッ!?」ゾクッ

提督(そ、それだけはダメだ……!何とかして、抜かないと……!///)

大和「……えいっ♪///」

ぎゅううううっ!

提督「あがっ……!///」

提督(足を絡めて、逃げられないように……それに、膣内の締め付けが激しく……俺から、搾り取ろうとして……///)

ブビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!ビュクビュクッ!

大和「あはっ♪濃いのがたっくさん出てます……♪お腹の奥、あっつぅい……♪///」

提督「あっ……あぁっ、そんな……!」ガクガク


意識度上昇率判定:提督の反応は?

01〜49:涙を流す
意識度上昇:小 ×1.0
50〜98:激怒する
意識度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:青ざめる
意識度上昇:大 ×2.0

直下

意識度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:40:09.22 ID:97KmfJ8zO
うぃずだむ
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:40:20.70 ID:uej7Zvpn0
火照る
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:40:22.13 ID:kHEWfpzVo
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:40:42.37 ID:aFBVRyHm0
うお、最高値だ
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:40:47.71 ID:Wyc0W6+Do
最大値は草
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:40:49.80 ID:+c8JlB7FO
最大値で草
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:41:06.29 ID:zqZyKwDOo
ヒェ~
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:42:34.33 ID:VH1VLVw4o
病まとさん一発一発が重すぎて草枯れる
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:43:15.32 ID:sQmcY5usO
提督との愛の結晶を授かるんだから好感度最大値上昇は当たり前だよなあ
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:46:18.08 ID:FE/Y4d6j0
一発で46か…次当たったら61.2%でENDで草
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:46:21.45 ID:uej7Zvpn0
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:47:03.19 ID:vBhVJPSbO
このタイミングで1%引くのヤバすぎない?
とりあえずこれで病まとのバックストーリー全開示か…見るの怖い
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:49:12.79 ID:OUXSgc9w0
大和はそもそもゴールしなければ失恋確定だからなあ
リーチはあって無いようなもの
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