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【ミリマスR-18】徳川まつりにマッサージを要求される話
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筋肉痛になってしまうのです 7/10
[sage saga]:2020/12/27(日) 00:01:01.16 ID:cbINPLmh0
まつりと初めてセックスに及んだ時、彼女は既に男を知っていた。色っぽい声をあげて快楽に溺れるほど慣れているわけではなかったし、どこかぎこちなさがあった。痛がってはいなかったし、目立った出血も無かった。いつ、どんな相手としたのか。もちろんまつりの口からそんなことが語られるわけも無かったし、質問できる話の流れになったことも無かった。
メルヘンな言動とロリータファッションに加え、強烈な姫キャラは人を選ぶだろうが、顔立ちは綺麗に整っていて品が良い。親しみやすい垂れ目も、よく見せる微笑みもキュートだ。これと決めたら突き進む真っすぐな一面もあるし、まつりの女性としての魅力に惹かれる男がいても不思議ではなかった。
肌を重ねるごとにどんどん床上手になっていくまつりに、初めの一回を教えたのは誰だったのだろうか。顔も知らない「最初の一人」に嫉妬を覚えていたし、その頃のまつりが、俺の探し求めるまつりだったら……そう考えると、己の胸を掻きむしりたくなった。
「……プロデューサーさん、まつりのことを、ちゃんと見てくれないと、ダメなのですよ?」
言われるまでもない。ずっと見ている。ああ、でも、俺はまつり姫を見つめているつもりでも、その奥にいるはずの徳川まつりを覗き込もうとしていて、騎乗位で腰を振る積極的な女の子はそのことを咎めているのかもしれない。
緩い快感がじわじわと蓄積している。まつりの呼吸の合間に、甘みを含んだ声が混じっていた。浮かべた笑みはまだイノセントだったが、潤んだ瞳で頬を紅潮させ、情熱的に下の口でしゃぶりついてくる様は、俺を昂らせるには十分過ぎた。「中で大きくなっているのです」と溜息を零すように呟いたその声には、まつりには似つかわしくないほどの色気があった。
「はっ……はっ……ん、ん……っ」
直立していた上体が、徐々に倒れ込んできた。何かをこらえるような息遣いで、まつりが下半身を揺するスピードが少しずつ速くなっていく。いつもぱっちり開かれている目蓋は半分近く閉じていて、ふさふさの睫毛に縁取られた楕円の中で、蕩けた目が興奮の色に染まりつつあった。
ベッドが軋んだ音を立てる度に、視界の中で色々なものが揺れている。頭頂部のリボン、くるくる巻いた髪の毛先、脱ぎ掛けたブラウスからまろび出た双丘。俺の頭の脇に両手をついて体重を支えるまつりの乳房が、目の前で元気よく弾んでいる。
「あァ……!!」
顔のすぐ近くにあったその頂点へ舌を絡みつかせた瞬間、肉を包む空間が収縮した。乳輪ごと隆起した乳首は既に硬くなっていたのに、唾液を吸い込んでいるかのように、まだ膨らむ余地を残しているようだった。目いっぱい張り詰めた蕾に音を立ててしゃぶりついている間、まつりは腰を大きく動かすことができていなかった。往復運動が弱弱しくなる一方で、女性器の蠢きはどんどん活発になっていく。狭くねじれた洞穴の中で淫肉にもてなされている内、高まってきたオスがそろそろ出口を求めていた。
「まつり、俺も動くぞ」
「え……あ、あっ……ダメなのです! ダメです……!」
甘い喘ぎ声混じりに「ダメ」と言われても、止まるつもりはなかった。海綿体へ血液を注ぎ入れ、限界まで勃起したペニスをメスに突き入れたオスが、止まれるわけが無いのだ。スカート越しに尻を掴んで数往復すると、悲鳴にも似た嬌声があがって下腹部に熱いものがかかり、吐精したい本能的な欲求へそれが浴びせられた。
「あ……ふ……目の前が、きらきらしているのです……」
挿入されたまま潮を噴いて達したまつりが、力無く倒れ込んできた。柔らかい髪が首にあたってくすぐったい。
「ベッド……汚してしまったかも……」
「気にするな」
「……どうして我慢してくれなかったのです?」
「まつりの乱れる姿が見たかったんだ」
既に乱れているのです、と呟くまつりだったが、それでもまだ、足りなかった。俺がもっと見たいのは、まつりの世界の内側だった。
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