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新ジャンル【やる気のない女店主】三軒目 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/01(火) 23:34:06.23 ID:64TM8lE0
ここは
新ジャンル やる気のない古本屋の女店主
の3スレ目です
古本屋以外も書きたいとの要望により
若干のスレ名改変となりました

前スレhttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1193541297/
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710581803/

昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710408334/

どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710347017/

アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710333881/

そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710247997/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710229065/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/01(火) 23:37:37.05 ID:64TM8lE0
前回の職人に盛大なGJを送ると共に
書ける幅も広がったことですしどんどん投下していきましょう

個人的に期待してる新絵師http://m.pic.to/uawj5
がんばって下さい><
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 00:32:25.76 ID:gCCzu.go
スレ立て乙&ありがとう

日付またいでしましましたが今日の分投下します

しかし初めてこのスレを見た人はラヴラヴスレだと勘違いしかねない
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 00:32:33.54 ID:gCCzu.go
〜小さな幸せ〜

店主「ふぁ〜あ」

客「暇そうですね……」

店主「あくびが出る程度には暇です」

客「どこか行きます?」

店主「ふふ、勤務時間中の店主をデートに誘うとはいい度胸ですね」

客「いや、好き勝手休んでるでしょ……」

店主「ま、そうですけどね。……ああ、そうだ。ちょっと待っててください」

客「? はい……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「よい、しょっと。はい、どうぞ」

客「どうぞ、ってのは?」

店主「これですよ。あなた用の椅子です。 一 日 中 一 冊 も 買 わ ず に 立 ち 読 み し っ ぱ な し は何かと疲れるでしょうから、座らせてあげますよ」

客「なんだか引っかかるものがありましたがお言葉に甘えさせていただきます」

店主「あ、椅子は私の隣から移動させないでくださいね」

客「はいはい、ちゃーんと店主さんの隣に座らせてもらいますよ」

店主「ふふ。……それと、さっきの話ですが」

客「はい?」

店主「暇ではあるかもしれませんが、退屈ではないですよ。あなたとこうして二人で店にいるのは」

客「……ええ、僕もですよ……」
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 00:33:23.01 ID:gCCzu.go
〜赤面〜

店主「しかし、恥ずかしがり屋ですねえあなたは。いったい一日に何回赤くなってるんですか」

客「それは店主さんがからかうからで……っていうか店主さんがポーカーフェイスすぎます」

店主「私だって赤面することぐらいありますよ」

客「え、そうなんですか?」

店主「ええ。あなたが帰ったあといつもあなたとのやりとりを思い出して我に返って赤面してます」

客「…………」

店主「……信じてませんね」

客「目が嘘を言うときの目です」

店主「……腕をあげましたね……」


店主「ところでいくら私でもあなたとの行為の最中はずっと赤面しっぱなしだと思うのですが」

客「こっちが赤くなるから言わないでください」
6 :前スレ966 [sage]:2008/07/02(水) 00:34:57.89 ID:Sqks7YAO
>>1 乙であります。
>>2 そう言って頂き嫁も喜んでおります。

http://l.pic.to/ovoo7

ちなみに嫁は従姉のスペックが気になっている模様であります。
従姉を交えて3Pなどとのたまっております。
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 00:35:13.63 ID:gCCzu.go
〜お気に入りの缶コーヒーの味が変わった〜

店主「(カシュッ)……くぴ……!」

客「……そんなすさまじい形相してどうしたんですか……」

店主「……味が……変わってる……」

客「ラベルも一新されてますね」

店主「……長い付き合いでしたが、このコーヒーとはもう縁を切ることにしましょう。新しいパートナーを探さねば……」

客「この味でもいいか、とは思わないんですね」

店主「途中で信念を曲げるようなコーヒーは信用できません」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「で、いろいろコーヒーを買って来てみたわけですが」

客「……これ今から全部試すんですか?」

店主「ええもちろん。すいませんが水を注いできてくれますか、前のコーヒーの味が残っていると正確な審査ができないので」

客「この人……本気だ……!」

結局新しいお気に入りはビッグボス微糖からグレイフォックス微糖になったという


しかし最初にコーヒーの名前をビッグボスにしたの失敗したなあ
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 00:35:40.69 ID:gCCzu.go
〜普通の女の子っぽくしようと頑張る〜

店主「……従姉」

従姉「あいよ」

店主「もっと女らしくした方がいいんですかね?」

従姉「は?」

店主「振る舞いや服装など、もっと気を使った方がいいんでしょうか?」

従姉「……はぁ、あんたがそんなこと気にするようになるとは……恋の力はすごいな……」

店主「どう思います?」

従姉「あのねえ……今のあんたに不満があるならあの子もあんな楽しそうに笑ってないってば……」

店主「……ふむ」

従姉「ま、今のあんたに改善点があるとすれば、もっとあの子に甘えてもいいってことぐらいかな」

店主「……なるほど、わかりました。やはり頼りになりますね、あなたは」

従姉「ふふん、可愛い従妹のためだもん」
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 00:43:40.75 ID:gCCzu.go
>>6
また描きやがってくださいましたかいらっしゃいませそしてとてもとてもありがとう

そういえば前スレで自分としては店主はこんな感じ、とスペック書いたけど従姉は書いてないですね……

年齢は当然店主より上で背が高めの・・・って自分の中で背が高めとしか決めてなかったんですよね……
服装も店主はいつもパジャマ兼私服の白のワンピースって脳内にイメージがあるんですが従姉はまったく……
従姉は、それなりにおしゃれしてるんじゃないでしょうか。


あと3Pはしない!3Pが見たきゃ嫁さんに好きなように書かせて投下させるんだ!絵でも文でも
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 04:32:05.06 ID:qip8UIMo
つ店主の趣味
つ店主の弱点
つ従姉と紙魚
つ客の学校生活
つ店主の自慰
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/02(水) 07:28:38.79 ID:bWOO.2AO
お題だよー

つ 亭主関白
つ 意外な事実
つ 我慢の限界
つ 疾風に勁草を知る
つ モンタージュ
つ ジグソーパズル
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:20:30.61 ID:vMxpeYco
久々に来てみたら孫に代替わりしていた不思議。
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:49:46.14 ID:gCCzu.go
〜ツンデレ(元題:ツン……デレ?)〜

従姉「最近のあんたはツンデレ比が激変してると思う」

店主「はぁ……?」

従姉「以前はツン9、デレ1だったのに最近のあんたときたらツン3、デレ7、いやそれ以上の勢いだ」

店主「それで……?」

従姉「これはアイデンティティの崩壊だと思わんかね!?」

店主「そういわれましても。恋人に甘えずにずっとツンツンしてろと言うんですかあなたは」

従姉「そうじゃない、そうじゃないんだけど!なんていうかこう、最近のあんたには暴虐性が欠けるというか……」

店主「わたしが元々暴虐だったとでもいうような言い方ですね……では久々に暴虐成分を補給してみますか?」

従姉「あ、いえ、結構です」
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:50:17.33 ID:gCCzu.go
〜ツンデレ2〜

従姉「そういうことなんだけど、どう思うよ少年」

客「いや、僕はツンツンされるよりは甘えられた方が嬉しいんですけど……」

従姉「なんだって!?マゾのセリフじゃないぞそれは!」

客「いやマゾって認めたことないですから、ていうかずっとマゾだと思われてたんですか僕」

従姉「で、話を戻すと、あの子最近ツンが少なくなってきてるよね?ていうか無いに等しいよね?」

客「……日によります……」

従姉「日による?」

客「一旦デレに入るとその日はずっとデレ状態なんですが、入らなければずっとツン状態です……」

従姉「……めんどくさ。ツンデレ比の公式設定ができないじゃん」

客「いえそういうのいらないと思うんですけど。公式ガイドブックでも出す気ですか」

従姉「豪華特典ドラマCD付きでどうよ?」
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:50:57.90 ID:gCCzu.go
〜思ひ出ぽろぽろ〜

客「こんちはー。何読んでるんですか?」

店主「ああいらっしゃいませ。アルバムですよ、昔のね」

客「昔の?店主さんのですか?」

店主「私のアルバム、なんでしょうけど。3人のアルバム、が正しいでしょうね」

客「?」

店主「ほら。私と、おじいちゃんと、おばあちゃん。どの写真も3人で映ってるでしょう?」

客「……なるほど」

店主「ああ、見るならどうぞ。私はもう何回も見てますから」

客「あ、じゃあ失礼して……」

店主「どうですか?子どものころの私は」

客「……幸せそうです。店主さんだけじゃなくて、おじいさんと、おばあさんも。」
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:51:09.43 ID:gCCzu.go
客「……あれ、ここで終わりですか」

店主「ええ。おばあちゃんが死んでからは、一枚も撮ってません」

客「あ……」

店主「……そうだ、今撮りますか」

客「え?」

店主「たしかここに……ああ ありました。ただのインスタントカメラですけど、撮れればなんでもいいでしょう」

客「撮るって、えっと……」

店主「もちろん、私とあなたを、です」

客「……はあ」

店主「ほら、呆けた顔してないで。もっと顔寄せてくれないとちゃんと入りませんよ。……いいですか?撮りますよ」

──カシャッ

店主「ふふ。記念すべき一枚目、ですね」

店主「とりあえず、このアルバムを全部埋めることを目標にしますか。協力よろしくお願いしますよ」

客「はあ……わかりました……」

店主「にしても、あなたさっき無表情で撮られたでしょう。写真を撮るときぐらい笑ってくださいね」

客「いや、店主さんこそ笑ってないでしょ……」

店主「私ですか?笑ってましたよ?」

客「え、そうなんですか?」

店主「ええ。おそらくすごく幸せそうな笑顔だったと思います」
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:52:13.33 ID:gCCzu.go
〜店主の日記×日常〜

客「こんちはー。店主さん、──」


従姉「うーっす!ちょっと聞いて、昨日──」


従姉「ありゃまもうこんな時間。じゃああたしはおいとまするよ」


客「あ、じゃあ僕もそろそろ……」


ガラガラガラガラ、ピシャ


店主「ふう。本日の営業は終了しました、と」

店主「あとはご飯食べてシャワー浴びて寝るだけです」


店主「さて、と……」かきかき


○月×日 土曜 晴れ

今日も、私は幸せでした。


店主「おやすみなさい……」



>>12
いらっしゃいませー。代替わりに不満とかあるかもしれませんが少しでも楽しんでいただけたら幸いです
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/03(木) 00:19:20.90 ID:jwXoC1A0
以前の日記と比べると
似てるようで全然違うんだね
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 00:31:23.83 ID:mDWWbQAO
店主さんの日記が一行なのに幸福感に満ち溢れてるのはなぜだ…
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/03(木) 08:25:51.51 ID:pJGoqQDO
やべぇ、日記がツボだわ
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 00:17:53.62 ID:2.RQstso
〜デートを妄想する店主さん、そして、従姉ニヨニヨ〜

店主「……ふ、ふあ〜ぁ」

店主「……暇ですね。まぁ平日の午前中。仕方ないと言えば仕方な──」

『デートスポット100選』

店主「これは……たしか昨日従姉が持ってきた雑誌でしたか」

ぺら……ぺら……

店主「…………」

従姉「そんなににやにやしてどうしたのかなぁ?」

店主「っっっ!!!!!!!」

従姉「ねえねえどうしたのぉ?そんな雑誌でにやにやするなんてなんかいいこと書いてたのぉ?」ニヨニヨニヨニヨ

店主「いえ、何も……あとこれお返しします……」

従姉「んふふ、普段はポーカーフェイスなのに、あの子のこととなると表情変えまくるなんて、可愛いなぁあんたは♪」なでなでなでなで

店主「ちょ、やめてくだ、さい……っ!」

従姉「ニヨニヨニヨニヨ」わしゃわしゃわしゃ

髪の毛わしゃわしゃされる女の子ってすげえ可愛いと思う
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 00:18:08.10 ID:2.RQstso
〜桜三月散歩道〜

*季節はずれネタ

客「店主さん店主さん!公園の並木道すごいですよ!」

店主「桜ですか?」

客「ええ、見渡す限り満開で!散歩しに行きませんか?」

店主「……ふむ、まあいいでしょう」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「外はまだ肌寒いんですねえ」

客「外がどんな状態かしらないって感じの発言ですね」

店主「ああ、確かに綺麗ですね、道にも適度に花びらが落ちていて」

客「花見とかしたいですねえ」

店主「ふむ、こんどしますか。両親は来られるか分かりませんが、最低でも私とあなたと従姉で」

客「あ、いいですね。ぜひやりましょうよ」

店主「……しかしやっぱりまだすこし寒いですね」

客「…………」ぎゅっ

店主「!」

客「……まだ寒いですか?」

店主「……ふふ。少しは頼りになりますね」

客「でもこのままじゃ歩きにくいですけどね……」

店主「歩く必要もないでしょう。右にも桜。左にも桜。そして私の背中には、あなた。どれだけ歩いても、景色は変わりませんよ」

客「……そうですね」
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 00:18:23.48 ID:2.RQstso
〜うたた寝×悪戯×逆転〜

店主(こっくりこっくり)

従姉「…………(きゅぴーん!)」

従姉(あの子は今寝ていて警戒心が薄れている、そして私の手には今買ってきたばかりのアイスの袋。そこから導き出される答えは──!)

従姉「うりゃ」

ぴとっ

店主「ひゃあんっ!」

従姉「…………(ひゃあん?)」

店主「……従姉……あなた……」

従姉「……ひゃあん♪」

店主「っ!」

従姉「え?あ、ちょやめ、あちょ!そこは、ひゃあっ!ひあっ、だめ、だめだってば!ひううっ!」

客(え、何この声……今入ったらまずい状況?めくるめく百合の世界?店主さん両刀?)
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 00:18:45.12 ID:2.RQstso
〜デレすぎて逆に困る×店主さんの暴走(Lv2)〜

一般客「お、こんなところに古本屋が。すいませ──!?」

一般客「し、失礼しましたぁ!」


客「──ん……はぁ、お客さん来てましたよ……」

店主「関係ありませんよ。キスしてる最中に来るのが悪いんですから」

客「勤務中にキスするのも悪いとおもうけどなあ……」

店主「……ああ、いいこと思いつきました」

客「?」

店主「あなたとずっとキスしてれば、それを理由にずっと接客しなくていいんじゃないですか?」

客「……理性が持たないと思います」

店主「ふふ、じゃあ試してみますか?いつまで理性が持つのか」

客「え、いやそれは──んむっ!?」

店主「んー……ぷは……ふふ、まだ持ちます?」

客「……がんばれば」
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 00:20:33.24 ID:2.RQstso
ネトゲのせいで投下遅れてごめんなさい/(^o^)\

ラヴラヴなお題は古本屋が関係なくなるのが弱点ですね

あと季節はずれのお題でもちゃんと消化させていただきます
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/04(金) 00:31:05.83 ID:cmQ9mG.0
>>22なんかエンディングみたいだ
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 03:44:48.72 ID:YbZ/1/ko
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! やる気のない女店主第1巻は、発売未定です。 以下ry
客「チクショオオオオ!くらえサ店主!ストレートに告白!」
新店主「さあ来い客ウウ!私はは実は一回刺告白されただけでデレるぞオオ!」
(ザン)
新店主「グアアアア!こ このザ・ツンデレと呼ばれる四天王のサ新店主が…こんな紙魚に…バ…バカなアアアアアア」
(┣¨┣¨┣¨┣¨ド)
新店主「ひゃあああああああんっ」
従姉妹「新店主がエレたようだな…」
旧店主「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
母「紙魚ごときにデレるとは一族の面汚しよ…」
客「くらええええ!」
(ズサ)
3人「ひゃああああああんっ!!」
客「やった…ついに四天王がデレたぞ…これで旧客のいる古本屋の扉が開かれる!!」
旧客「よく来たな立ち読みマスター客…待っていたぞ…」
(ギイイイイイイ)
客「こ…ここが古本屋だったのか…! 感じる…旧客の力をを…」
旧客「客よ…店主にほれる前に一つ言っておくことがある お前は店主をデレさせるのに『ビッグボス微糖』が必要だと思っているようだが…別になくても落とせる」
客「な 何だって!?」
旧客「そして店主の両親は店主との仲を全面的に推進している あとは私と旧店主の墓前で報告するだけだなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
客「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある あんたらの日記を見てこういう夫婦になりたいと思っていたが気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」
旧客「そうか」
客「ウオオオいくぞオオオ!」
旧客「さあ来い客!」
客の勇気が古本業界をを救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 04:00:23.24 ID:YbZ/1/ko
誤字脱字が多すぎて絶望した
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/04(金) 07:40:51.41 ID:fnL3M6DO
いやそこは目標にしとけよw
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 11:20:36.01 ID:wZKt.MAO
なにも店主と客じゃなくても良いと思うんだ。
という訳で男がバイトな話を妄想してみた

題「シフト」



男「店番って以外と暇なんだな…」



女1「あのー…」
男「ん?ああ、100円になります」
女1「え?」
男「買うんでしょ?」
女1「あ、はい」
男「はい、ちょうどですね。ありがとうございました」
女2「…あのー、バイトの方ですか?」
男「ええ、そうですが…?」女達「やっぱり!」
男「あの…それがなにか?」
女3「あ、いえ、なんでもないです。お仕事の邪魔をしてすいませんでした」
男「ありがとうございましたー」



男「って事があったんですが…」
店主「ああ、最近噂になってるらしいですからね。うちにイケメンのバイトがいるって」
男「えぇ!?」
店主「どうしました?変な声を出して」
男「イケメンとか初めて言われましたよ…」
店主「たんにそういった噂に鈍いだけでは?」
男「あー、そうかも知れませんねwwww」
店主「……とりあえず明日からは午前と夜だけのシフトにしますね」
男「なんでですか?」
店主「あなた目当ての女性が騒いで安眠妨害になりそうだからです」
男「せめて営業妨害にしましょうよ…」
店主「そういった言い方もあ
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 15:12:39.25 ID:9o8FVX2o
妄想店主さん、かわええのう
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 20:31:56.89 ID:wZKt.MAO
ちょwwww切れてたwwww
気づくの遅くてすいません。残りです


男「せめて営業妨害にしましょうよ…」
店主「そういった言い方もありますね」
男「…。でも店番してると寝れませんよ?」
店主「いいから黙って頷きなさい」
男「はい」
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 21:11:18.77 ID:uTgqt12o
明確に理由があってラブラブってのもいいけど、なんだか理屈は良くわからんがとにかくラブラブってのは破壊力がある
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 23:50:27.51 ID:2.RQstso
〜外人来店〜

外人「オ、ナイスデザイン」

客(うわっ、外人だ!店主さん対応できるのかな)

外人「ンー……イクスキューズミー、〜〜〜〜?」

店主「……〜〜〜、〜〜〜〜〜〜〜」

外人「オ、サンキュ」

客(な……!?)

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「店主さん英語喋れたんですね……ネイティブと比べても遜色ない発音でしたよ」

店主「見直しましたか」

客「ええかなり」

店主「まぁこれでも一応高校時代は留学してましたからねえ」

客(この人掘り下げたらまだまだすごい秘密出てきそうだな……)
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 23:50:50.42 ID:2.RQstso
〜それ、売り物ですよ!〜

ゴキブリ「きたねえなこの家」

客「うおっ、ゴキブリ!」

店主(スッ……)

バァン!

ゴキブリ「ぶべらっ!」

客「ちょ、店主さん!それ売り物ですよ!何売り物の本で叩き潰してるんですか!」

店主「ああ心配いりませんよ、だってこれ──」

本「おえっ!きたねっ、ぺっぺっ!ゴキブリ叩くのになんか使うなアバズレ!」

店主「どうせだれも買わない呪いの本ですから」

客「あ、そうですか……(なんか最近こういう事態にもあまり驚かなくなってきたな)」

店主「ていうかアバズレって誰のことですかこのクソブック」シュッシュッ

本「ぎゃあああああああ霧吹きかけないでええええええええええ!!!」
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 23:51:08.79 ID:2.RQstso
〜店主の機嫌が良すぎる〜

猫「なー」

店主「ほら、おいで」ぎゅっ

猫「にゃふ」

店主「ふふ、やわらかいですねえ、あなたは」スリスリ

従姉「いつも以上に楽しそうだねえ……なんかいいことあった?」

店主「おやいらっしゃいませ。いいことはありましたよ」

従姉「へー、どんな?あの子絡み?」

店主「ふふ、秘密、です」

従姉「…………」

猫「にゃ?」

店主「はいはい、あなたにはさっきうっかり喋ってしまいましたからね、バラしちゃダメですよ?」

猫「にゃう」

店主「ふふ、いい子ですね」

従姉「……あ゛ーーーー私も甘えられる彼氏が欲しいいいい!」

店主(本当は大量の注文があって大儲けしただけなんですけどねえ……面白いから放っておきますか)
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 23:53:36.37 ID:2.RQstso
〜悪戯と仕返し〜

店主(こっくりこっくり)

客(…………)

〜〜〜〜ここから回想〜〜〜〜

従姉「なんかすごい酷い目にあったんだけど君がやると多分違うと思うからやってみて」

客「根拠ないですよね?ね?」

従姉「いやないけど最近のあの子のデレっぷりならきっと大丈夫だって!」

〜〜〜〜ここまで回想〜〜〜〜

客(仕方ない……興味もあるしやってみるか……)

ぴたっ

店主「ひゃうっ!」

客「!!!」

店主「……さては従姉に吹き込まれましたね?」

客「え、えっと……」

店主「はぁ……罰を受けてもらいます。背もたれになりなさい」

客「は?背もたれ?」

店主「ほら、ちゃんと足閉じて。私が座れないじゃないですか」ぽすっ

客「えっと……このままでいろと?」

店主「ええもちろん。私が起きるまでずっとお願いしますよ。あ、本は読んでてくれて構いませんよ」

客「いや、店主さんが前にいるから読めないんですけど……」

店主「じゃあ本を持つのはやめてその……ぎゅって」

客「はぁ……大変な仕返しだなこれ……」


腕まわしてやさしめに抱いておく表現が思いつかなかったんで「ぎゅって」って言わせたんですけどキャラが壊れましたね

そして今日の更新の多さは異常かつ喜ぶべき事態
>>27とかもういろいろ吹いた
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 00:52:19.93 ID:kZDQr7wo
4日に投下した全ての人にGJを。
そしてお題をば
「酔っ払い(Lv1〜3)」
「焼肉」
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 09:38:49.47 ID:.k7jn0Uo
「おっぱい(Lv1〜3)」
「モモ肉」
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 11:35:25.89 ID:efgCyuEo
これはお題なんでしょうか・・・
おっぱいは即座に思いついたがモモ肉だと……?
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 11:36:55.84 ID:efgCyuEo
〜おっぱい〜

Lv1 店主

Lv2 従姉

Lv3 母

Lv4 若き頃の祖母


オチなし
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 11:40:39.85 ID:/SHQpLUo
もも、つまりは膝枕お題でかけるじゃないか
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 17:42:51.60 ID:uK3j4gk0

題:店番2


店主(シフト代えてはみたものの…)

女1「え!?店主さんなんですか!?」
女2「わかーい!きれー!」
店主「ありがとうございます」
女4「噂のバイトさんとはデキてるんですか?」
女3「ちょっと4。そんなの聞く必要ないでしょ」
店主(うざったいですね…)
女1「というか絶対答えてくれないと思う…」
店主(その通り)


店主「という事ががあった訳ですが」
男「シフト戻せばいいじゃないですか」
店主「そんなに若い子に囲まれたいんですか」
男「声に凄味があるように感じるんですが」
店主「ああ、すいません。つい何故かほんのちょっとだけイラッとしてしまって」
男「文章おかしいですよ」
店主「とりあえずシフトを変えるつもりはありませんので」
男「でもどうするんですか?」
店主「そうですね…」


〜翌日〜
男「なにやってるんですか?」
店主「解決策です。貼り紙を貼ろうと思いまして」
男「ああ、なるほど。でもなんて書くんですか?」
店主「女1、2、3、4及びその友人入店お断り」
男「どれだけ目の敵にしてるんですか」
店主「じゃあ中高生入店お断り」
男「常連の9割は消消えますね。最悪この店潰れますよ…」
店主「立ち読みしかしない常連なんていりません。文句ばかり言ってないで意見を出して下さい」
男「無難に店内では静かにとかじゃ駄目なんですか?」
店主「ああ、いいですねそれ」
男「思い付かなかったんですか…」




〜おまけ〜
店主「ところで、昨日若い子に囲まれたいのかと聞いた際の返答がなかった気がするのですが」
男「あ〜…」
店主「黙秘で私の信頼を失うか答えて減給。どちらがいいですか?」
男「そりゃ(ry」
店主「両方ですかわかりました。もう明日から来なくていいですよ」
男(未だにこの人はよくわからん…)
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 18:03:14.15 ID:uK3j4gk0
(数時間後)

店主「少し感情的になってしまったようですね。すみません」
男「いぇ、元はといえば俺が悪いわけですし…」
店主「そうですね。今度からはもう少し考えて行動してほしいものです」
男「善処します」
店主「ええ、お願いしますね。それでは寝ましょうか」
男「は?」
店主「泊まっていくのではないのですか?こんな時間まで居たからてっきりそうだと…」
男「いいんですか?」
店主「かまいませんよ」
男「じゃあお言葉に甘えて…」
店主「一応言っておきますが私に手を出したら痛い目みますからね」
男「鉄の理性を舐めないで下さいwwww」




(さらに数時間後)
店主「すー…すー…」
男「私が手を出さないとは言ってませんとか卑怯だろ…。ああ、外が明るくなってきた…」




というわけで唐突に投下してみたり。
構成がぐちゃぐちゃになってしまって絶賛後悔中です。
トイウカナニヲカキタインダロウネ?オレ
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 19:48:08.86 ID:nu/G4Eko
ちょっと目を離したうちに前スレ落ちててやっと追いついたわー
新店主もなかなかだが旧店主も懐かしくなってきて今読み返してるぜ
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 19:58:40.19 ID:.k7jn0Uo
いいよいいよー
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 21:59:02.76 ID:0FH/wAAO
>>34
なんというヒロシマ
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 22:02:29.16 ID:BO0WF6ko
>>34
ナチュラルに、
「見直しましたか」が「惚れ直しましたか」に読めた
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/05(土) 23:41:54.41 ID:7xnx4/w0
携帯がぶっ壊れたよー
お題だよー

つ 疲労
つ 今日は寝かせませんよ
つ 納得
つ 可愛い勘違い
つ 華氏四五一度
つ 湿気は天敵
つ 時代の流れ
つ 失われたときを求めて
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 23:53:19.79 ID:efgCyuEo

〜久々のお客さん〜

村人A「すいませんこれください」

店主「はい、500円になります」

店主「ありがとーございましたー。またどうぞー」

店主「ふう、久々に客の応対しましたね」

店主「……しかし変ですねえこの店はいつも二人は来店してるというのに、応対が数週間ぶりとは。なぜでしょうねえ」

客「…………」←いたたまれない

従姉「…………」←気にしてない
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 23:53:33.50 ID:efgCyuEo
〜従姉の仕込みでスッポン鍋とか精力剤とか食べる〜

今日は鍋ぱーちー

従姉「ほい、少年」

客「あ、ありがとうございます」

従姉「ほい、あんたは野菜多めだったね」

店主「ええ、どうも」

〜〜〜〜食後〜〜〜〜

従姉「……あ、あたし用事思い出したから帰るね!んじゃまたっ!」

客「え?あーマッハで帰っちゃった……」

店主「はぁ、仕方ない……二人で片付けますか、これ……」

客「え、ええ……そうですね……」

店主「どうしました?」

客「え、えーっとですね。その、なぜかさっきから下半身が……その、おさまらなくて」

店主「……従姉ですね。ということは私のこれもですか」

客「え?」

店主「実はさっきから妙に体が火照ってましてね。……ふふ、それ、おさめてあげましょうか?」

客「え、や、あの──」

店主「どの道私も我慢できなくなりそうですからね……はむ……」

客「うっ……うぁっ……」

店主「ちゅぱ……んむ……れろ……」


従姉「……明日二人に殺されそうだな……やっぱやらなきゃよかったかな……まあいいか、今頃お楽しみだろうし……」
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 23:53:58.74 ID:efgCyuEo
〜従姉と紙魚〜

従姉「お、これ面白そう」すっ

むしゃむしゃ

紙魚「ん?……よおノシ」うにうに

従姉「っ!な、な、なんじゃこりゃあああああ!!!」

客「ど、どうしました!?」

従姉「な、何これ!?なんなのこの白いの!?」

店主「どれどれ……ああ、紙魚ですね」

従姉「これが紙魚!?少年と全然似てないじゃん!」

客「似てるわけないでしょう僕人間ですよ!?」

店主「ふーむ……まだ探せばいるかもしれませんね……死活問題ですし、罠でもしかけて一掃しますか」ひょい

紙魚「放せよー降ろせよー」

店主「しかし、たかが紙魚一匹に腰を抜かす勢いとは。案外可愛いところあるんですねえあなた」ふりふり

従姉「いやあっ!こっち向けないで!振らないで!」

店主「ぽいっ」

紙魚「着地」

従姉「いやあああああ鼻に付いたあああああああああ!!!!!!」

客(店主さんの笑顔が怖い……)
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 23:54:12.07 ID:efgCyuEo
〜思い出し笑い〜

客の場合

客「……ふふっ」


店主の場合

店主「……(にやー)」


従姉の場合

従姉「……ぶふっwwww」

客「うわっ!」


呪いの本の場合

本「……ぷふっ、くすくす、ぷ、ぷふーっwwwwwwwwwwぎゃはwwwwwwぎゃっはっはっはっはwwwwwwwwwwwwひーwwwwwwwwwwもうだめwwwwwwげらげらげらげらwwwwwwwwwwwwwwww」

本「ごめんなさい、夜中にうるさくしすぎました。ですから湯船に沈めるのは勘弁してくれませんか、もうしませんから。……はい、はい。深く反省しており……ええ、はい……」
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/06(日) 00:09:41.80 ID:QXjBLR.0
>>44イインダヨーキタイシテルンダヨー

呪いの本バロスwww
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/06(日) 10:18:55.18 ID:GFDGE2DO
シミの声は聞こえなくて本のは聞こえるんだなw
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 10:46:05.57 ID:LnS6RpIo
紙魚とゴキブリは虫語ですが本はちゃんと人語ということで・・・

あと書き忘れてましたが他の書き手さんGJです、お互いがんばりませう
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/06(日) 11:28:24.97 ID:GPxZQ.DO
なんというGJ
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 12:18:15.96 ID:xzhV7mY0
男「いらっしゃいませー」
女「………え?」
男(なんであの人固まってるんだ?)男
「あの、どうかしましたか?」
女「え?あ、ああすいません。つかぬ事を伺いますがここは(店の名前)ですよね?」
男「そうですけど…?」
女「………ふーん。あいつも隅に置けないねぇ…ww」
男(え?何?何の話?というかこの人変な人?)
店主「…一応言っておきますが男君は彼氏でも旦那でもありませんよ?」
男「うわびっくりした!?突然現れないで下さい!」
女「あ、やっほー♪」
店主「こんにちは。久しぶりですね」
女「頻繁に来れなくてごめんねー。バイト楽しくってww」
男「この人、店主さんの知り合いですか?」
女「初めまして。女っていいまーす」
店主「かれこれ10年以上の付き合いの腐れ縁です。ノリで話す人間ですので彼女の言う事は冗談半分で聞くと良いですよ」
女「ノリだけじゃないよーwwww」
店主「で、どうしたんです?またアレな本目当てですか?」
女「間に合ってるからいいや。この間大学卒業したからさ、報告にきただけ」
店主「ああ、ついに学生からニートにクラスチェンジですか。おめでとうございます」
女「いやバイトしてるってwwちゃんと就活も始めてるよーwwww」
店主「ペチャクチャ…」
女「ペチャクチャ…」
男(店主さん、楽しそうだな)
女「ところでさー、彼は誰?」
店主「あー…そのですね…」
男「ども、ここでバイトさせて貰ってる男っていいます」
女「はぁ!?バイトwwwwwwwwwwww!?まじでwwwwwwwwww!?」
店主「はぁ…」
男「え?え?なんですか?」
女「バwwwwwwイwwwwwwトwwwwwwあの店主がバイトをwwwwwwあーおかしーwwww君よっぽど気に入られてるんだねwwwwww」

男「は?」
店主「女黙りなさい今すぐ黙りなさい」
女「だってこの子昔からバイト希望者全員断ってたのよwwwwww?これくらいの規模の店なんて私一人で十分やりくりできるから余計な出費をする必要はないってwwwwww」
店主「本の在庫が増えてきて一人じゃ厳しくなってきただけです」
女「ポーカーフェイスが売りの店主が照れてるwwwwかわいーwwww」
店主「ああもういいから本を買わないならでてけー!!!!!111」
男(店主さんの怒鳴った所初めてみた)


〜おまけ〜(閉店後)
店主「女の言ったこと、もしかして本気で信じてますか?」
男「いえ。割といい加減な人に見えたんで半分冗談程度に聞いてましたが」
店主「それが良いですよ」
男「ところでバイト云々ってのは…」
店主「在庫が増えてきて処理はめんどくなったからから雇っただけです他意はありません」
男「そうですか…(少し残念)」
店主(…こういう時は鈍いのがありがたいですね)
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 12:21:14.21 ID:xzhV7mY0
>>56
店主のキャラがまだ完全に決まってなくてこんなんでいいのかガクブルです



再び唐突に投下。女さんは従姉さんみたいな者です。
そしてこれで主要キャラ紹介というネタがなくなったから一気に書けなくなる予感wwwwww
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 13:52:19.10 ID:tefUXyIo
店主さんと従姉を嫁に描いてもらいました。

従姉は旦那である私の脳内設定で描いてもらってますので、
異論がございましたら、おまいらの脳内従姉の設定をあげて下さい。

ttp://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper85807.jpg




61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 15:56:52.84 ID:mDzxbZko
可愛いな
従姉はイメージ通り
店主さんがもっと目つき悪いイメージかな
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 18:32:25.36 ID:EwF6Osco
可愛いと思う
だけどこのジャンルの絵柄じゃない気がする
いや可愛いけどさ
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 18:41:43.34 ID:bC5vk6DO
店主みてまほらばの黒崎沙夜子思い出した
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 20:11:26.53 ID:dsU.YISO
ずっとROMってたけど描いてみた。
携帯からです。ごめんなさい。
http://mup.vip2ch.com/dl?f=39402

みんなのイメージと合わないと思われる(´・ω・`)
俺の中の店主さんは地毛で茶髪なんです。そしてアホ毛。
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 20:31:04.95 ID:yWMbugAO
>>64
イメージぴったしだけど、髪の色は逆がいいな
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/06(日) 20:45:56.95 ID:QXjBLR.0
>>64あなたが神か
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/07(月) 07:57:04.22 ID:9KVK8MDO
よくやった、うちにきて従姉妹にファックされてもよろしい!!
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 13:00:26.31 ID:hwdd1.AO
昼は俺のターン!


題:悪戯

女「やほー」
男「あ、女さん。いらっしゃいませ」
女「店主いる?」
男「この時間は寝てますww」
女「あー…、じゃあ出直すわww」
男「起こしてきますよ?」
女「あれ?知らないの?」
男「なんの事です?」
女「あの子昔事故にあった事があってね」
男「初耳です」
女「あったのよ。それでその時にちょっと脳をやっちゃってね。体温が下がらなくなっちゃったのよ」
男「えぇ!?」
女「だから定期的に体を休ませなきゃいけないし運動もほとんど出来ないの。今の医療技術なら薬くらいは出せるはずなんだけど…」
男「知りませんでした…」
女「まぁそんな訳だからあの子一度寝たらなにやっても目を覚まさないのよwwまた後でくるわねww」
男「わかりました。伝えておきますね」
女「お願いね。あ、そうそう。あの子どんな悪戯しても起きないからしっかり楽しめww青少年ww」男「ぶっ!?」





店主「あまり男君に変な事吹き込まないで下さい。私はCCOですか」
女「何された?」
店主「顔に水をかけられました」
女「なにそれwwwwww男君かわいーwwwwww」
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 13:01:31.65 ID:hwdd1.AO
〜おまけ〜


男「すいませんでした…」
店主「以後気をつけるようにしてください」
男「はい…。フォローもありがとうございます」
店主「口腔も顔と定義するのは苦しかったかもしれませんがね」










すいません調子のりましたorz
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 16:50:50.48 ID:uKBXDASO
>>64の絵柄変えて店主さん。
また茶髪でごめん(´・ω・`)
コピック苦手なのも許して><
http://mup.vip2ch.com/dl?f=39432
↓顔あっぷ
http://mup.vip2ch.com/dl?f=39433

自分で描いといてあれだけど、
この顔怒ってるようにも感じてるようにも見えるよね。
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 23:53:43.46 ID:olvtVeoo
〜王道ラブコメ(違う可能性が大)〜

客「店主さん!いますか店主さん!」

店主「なんですかうるさいですね……ちゃんとここにいますよ」

客「ほっ……よかった……」

店主「どうしました?」

客「どうしたもこうしたもないですよ。すぐそこで通り魔が出たんです。しかも犯人は逃走中でまだ捕まってないとか」

店主「ほう、危ないですねそれは」

客「このまま犯人が捕まらないままでは心配なので今日は泊まらせてもらいます。いいですよね?」

店主「通り魔を理由に泊まり込むとは、なかなかやりますねあなたも」

客「純粋に店主さんが心配なだけですっ!」
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 23:53:56.55 ID:olvtVeoo
〜料理〜

じゅー

店主「良い匂いですね」

客「あ、もうちょっとでできるんでもう少し待って──」

ぎゅっ

店主「新婚みたいですねえ」

客「ちょっちょっちょっちょっ、手元が狂います!」

店主「ああそれと、例の通り魔、さっき捕まったそうですよ」

客「あ、ほんとですか?よかった……」

店主「ということはあなたはもう用無しですね。夕飯食べて片づけしたら帰ってくださって結構ですよ」

客「…………」

店主「冗談ですよ、何もそんな顔しなくても」

店主「ほら、早くしないとこげますよ」

客「うわっ!」

店主「気を付けてくださいね。せっかくのあなたの手料理なんですから」
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 23:54:26.07 ID:olvtVeoo
〜一緒の布団〜

客「一緒のベッド、ですか……」

店主「ええ、そうしないとあなたが不満でしょうから」

客「いや、僕は別に……」

店主「あ、では来客用の布団を……」

客「…………」

店主「ふふ、分かりやすいですねえ、あなたは」

客「う……」

店主「さて、寝るとしますか。怖ーい狼さんと一緒に」

客「狼って……」

店主「間違ってないでしょう?それと、明日もお店があるのでせめて3時には寝させてくださいね」

客「え?あ、はい……」
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 23:56:21.99 ID:olvtVeoo
〜朝チュン〜

チュンチュン、チュチュン

客「ん……朝、か」

客「……あれ?店主さんは──」

ぎゅっ

店主「おはようございます」

客「ううわっ!」

店主「ふふ、驚きました?」

客「ええ、かなり……もう起きてたんですね」

店主「爆睡でしたね、あなた。朝ごはん、できてますよ。服着て顔洗ったらさっさと来てくださいね」ちゅっ

客「……ほっぺって破壊力高いなあ……」


プロバイダのメンテで昨日投下できなかった\(^o^)/
遅刻はすれど欠席はしなかったのに皆勤賞が……こんな形で逃すことになるなんて……
だが精勤賞は狙う!そんなのないけど!
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 23:59:11.55 ID:EB8vFMDO
いつも乙です
夜と朝の間をkwwsk

>>70もGJ
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 00:06:00.96 ID:j69Ah7Yo
>>74
何を言ってるんだ?
昨日は公欠だったんじゃないのか
公欠は遅刻にも欠席にもならないよ
よって記録は継続中
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 00:06:23.20 ID:j69Ah7Yo
そしてGJを
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/08(火) 00:36:46.44 ID:ERjDdDc0
爆睡でしたね、あなた   ←なんか夫みたい

最近は
昼の人
夜の人と2つの楽しみがあるんだぜ

しかし昼の人って仕事は・・・?
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 00:46:51.73 ID:bNNPcPwo
ブックオフってたまに掘り出し物が百円ですごい得するよな。
石川賢版ウルトラマンタロウとか島本和彦のウルトラマンGとか[たぬき]の一巻初版があったときはビビッたわ
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 00:59:07.03 ID:V3t2HcAO
>>78
しがないサボリ高校生ですがなにか?wwwwww

自習とか休み時間にちまちま書き溜めして投下してます
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/08(火) 07:20:09.38 ID:8ZbnxADO
>>70
抜いた
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 11:12:38.04 ID:V3t2HcAO
昼の投下、は〜じめ〜るよ〜\(^o^)/



題:仕事

店番中(店主はお昼寝)


女「ところでさ、男君って店番以外にどんな仕事してるの?」
男「買い取った本を拭いて綺麗な物はラッピングして本棚に並べるくらいですね。あ、掃除も仕事か」
女「なんかそれだけ聞くとすごく簡単そうねww」
男「まぁ本棚の中身とレジ打ちさえ覚えれば誰でも出来ますしww」
女「うわぶっちゃけたよこの人wwwwww」
男「店主さんが言ってたんだからいいんですよwwwwww」
女「店主らしいwwwwww」男「本は好きみたいですけどねー」
女「本の虫だからねー」
男「残業と称して身の回りの世話させるくらいですからね…」
女「詳しく聞いて良い?」
男「はい。基本は家事炊事洗濯で、あとは指示を貰ってって感じですね」
女「…あんた主夫に向いてるわ」
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 11:14:40.42 ID:V3t2HcAO
〜おまけ〜


女「で、これも指示なの?」
男「ええ、まぁ…。『寝るから膝を貸してください』って…」
女「もう付き合えばいいと思うよ。ところでなんで世話が"残業"なの?」
男「報酬が違うからだそうです」
女「残業の報酬は?」
男「…まぁ、察して下さい///」女「あんたらもう結婚すればいいよ」

店主「スヤスヤ…」




き〜びし〜いよ〜/(^o^)\
話に無理やり感がある気がするよー…
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 11:16:07.78 ID:V3t2HcAO
しかもちょこちょこ改行ミスってるよー/(^o^)\



ちょっと吊ってくる…
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 19:23:13.80 ID:Y26..oAO
>>84
さっさと[ピーーー]
俺が全身全霊をかけてザオリク唱えるから
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 23:53:21.08 ID:d5.E8Z6o
〜従姉の誘惑U〜

従姉「ういー」

店主「いらっしゃ……ふあぁ〜」

従姉「暇そうねぇ……あの子は?」

店主「時間帯を考えてものを言ってほしいですね。今何時だと思ってるんですか、草木も喋る朝10時ですよ?」

従姉「そっかそっかいないのかー。……ねえ、いいものがあるんだけど」

店主「いいもの?」

従姉「じゃーん!詳しいことは教えられないがこっそり撮ったあの子の寝顔写真ー!」

店主「!?」

従姉「ふはは、欲しいか、欲しいだろう。これを手に入れたくば……今週晩御飯食べさせて?ピンチなの♪」

店主「……いいえ、けっこうです」

従姉「なっ!?」

店主「まぁ彼の寝顔など取ろうと思えばいつでも撮れますからねえ。それも ツ ー シ ョ ッ ト で好きなだけ」

従姉「く、くそう……いいよいいよ!ふんだ!」

店主「しかしまあ、血縁者に飢え死にされても困りますからね。今週だけというならば、晩御飯は食べに来てもいいですよ」

従姉「ほんと!?やったー!やっぱり持つべきものは従妹だなぁ♪」

店主「あ、それとさっきの写真はあなたが持っているままだと危険なので没収です」

従姉「ちぇー……」
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 23:55:23.25 ID:d5.E8Z6o
〜桃李言わざれども下自からこみちを成す〜

*徳の高い人、すばらしい人物のもとには自然に人が集まってくる

従姉「……不思議だなぁ」

店主「何がです?」

従姉「んー、あんたってさあ、以前はともかく、最近は無愛想なりにも結構素直になったじゃん。こーんないい子なのに、どうして客がこないかなーと」

客(やる気がないからじゃないかなぁ……)

店主「親馬鹿ならぬ従姉馬鹿ですね。私は客が来ない方が楽で助かりますが」

従姉「うーん、桃李いわざれども、って言うのになあ……」

店主「私は自然と小道ができるほどに価値のある人間ではありませんよ」

客「珍しく卑下しますね。あ、でも従姉さん」

従姉「うん?」

客「僕は、できるならスモモは大勢で分けるより二人で山分け、の方がいいです」

従姉「……ふふん、独占欲が強いね君は」

客「あはは、そうですね」

店主「……やれやれ」


すっげ微妙な出来ですけど故事成語とかは難易度高いので話作るのが楽しいです
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 23:57:31.25 ID:d5.E8Z6o
〜抱きしめる〜

猫「にゃう」

従姉「! あ、あれはいつも店にやってくる猫!あたしもあの子みたいにぎゅーってしたい!」

従姉「ほ、ほら、おいでおいでー」

猫「にゃぁ?」

従姉「か、かわいい……よ、よしよし、いい子だねー」

猫「にゃうー」

従姉「い、いざぎゅーって……ぎゅーって……」ぎゅっ

猫「にゃふー」

従姉「おああああたまんねえええええwwwwwwwwww」

にいにい

従姉「おお!?もう一匹!?」

いつもの猫「にー」

従姉「……あれ?あの子いつもの猫?じゃあこの子は猫違い?」

通りすがりの猫「にゃう?」

従姉「……ま、いいか、気持ちいいし。ほら、お前もおいでー」

いつ猫「にゃ、にゃぁ!?」たったかたったか

従姉「……また逃げられた……」

通り猫「にゃぁ?」

従姉「……あああぁぁぁぁ可愛いいよおおおおぉぉぉぉぉぉぉ……」ぎゅううう
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 00:04:23.46 ID:HVqlbNco
〜冷やし中華始めました450円〜

客「…………」

『冷やし中華始めました』

客「……なんですか?この貼り紙」

店主「見ての通り冷やし中華が注文できるようになったことを告知する張り紙です」

客「……ここ古本屋ですよね?」

店主「ええ、由緒ある古本屋です」

客「……えっと……冷やし中華一つください」

店主「ではキッチンへ行って作ってきてください」

客「僕が作るんですか!?」

店主「冷やし中華が食べたくなったので作ってもらおうと思いまして。わたしの分もお願いしますね」

客「はぁ……じゃあちょっと待っててください」

従姉「すいませーん、こっちも冷やし中華くださーい」

客「あんたは手伝え!」

店主「加えてあなたからは450円いただきます」


この時間帯は鯖が不安定なんですかね?書き込みにくいことが度々ありますねえ
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 01:09:14.11 ID:H678DMgo
わっふるわっふる

最近は夜中は鯖が落ちやすいんだよな
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 10:57:35.96 ID:b1ueTGgo
冷やし中華トラップw
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 11:40:55.08 ID:cVLUiAAO
これから投下するのですがまだ書いてない設定が多くて戸惑う方が出ると思うので事前に説明させていただきますね。
まぁ後々書くかもしれませんのでどんなに読みづらくてもネタバレやだって人はスルー推奨です。



























店主は実は人見知り。普段の喋り方はわざと作ってる
店主は恋愛に強いトラウマを持っている


店主と男の関係は男が告白→店主断る→男食い下がる→店主「私の言うことをなんでも聞くなら近くに置いてあげます」→以降男犬みたいな存在に(たまに暴走する

では、どうぞーノシ
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 11:43:19.97 ID:cVLUiAAO
投下開始

題:学園祭(出だし

男「招待状、ですか?」
店主「はい。女1〜4達の学校で来週学園祭が催されるらしいですね。女2から貰いました」
男「よりによってなんで店主さんに…」
店主「どういう意味で言ったか聞いていいですか?」
男「店主さん滅多に外出しないじゃないですか」
店主「貴方、以外と失礼ですね。……まぁ、言い返せませんが…」
男「たまには運動しましょうよ…」
店主『夜の運動なら毎日してるじゃない』
男「………」
店主「………」
男「…なにやってんすか、女さん」
女「声マネーww似てなかった?」
男「それ以前口調が違います」
女「え?店主も普段こんな口調でしょ?」
店主「それはあんたに対してくらいだって…。で?なにしに来たの?」
女「冷やかしに」
店主「帰れ」
女「冗談だってww」
店主「どうだか…」
女「ところでさ。○○高校の学園祭の招待状貰ったんだって?」
店主「うん」
女「あそこの学園祭は全国的に有名だから行ってみれば?男君と」
店主「なんでニヤニヤしながら言うのよ…。そもそも男君と行ったら店どうするのよ」
女「臨時休業でいいじゃん」
店主「やだ」
女「じゃああたしに招待状頂戴。男君と行くから♪」
男「えぇ!?」
女「あたしとデートするのは嫌?」
男「い、嫌じゃありませんけど…。てか離れてください…」
店主「……わかった。私が行くから。行くからさっさと男君から離れろ」
女「私?あんただけで行くの?男君は〜?」
男「ちょ、女さん顔近い…」
店主「……わ、わかったわよ…言えばいいんでしょ言えば」
女「ん〜?別に言わなくてもいいわよ?あんたが言わなきゃ男君といちゃいちゃ出来る訳だし」
店主「私と男君で学園祭に行くからさっさと離れろ女ー!」
女「ん♪」
店主「!?」
女「しちゃった〜ww」
店主「………」
女「やば…、キレた…」
店主「………でてけーーーーー!!!!!111」
女「ちょ、ちょっと待って本当はやってなぎゃーーー!!!??」
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 11:44:53.25 ID:cVLUiAAO
〜おまけ〜


店主「はぁ…、はぁ…」
男「あ、あの…。店主さん…?」
店主「………」
男「あ、あの…」
店主「スタスタ…」
男「ヒッ!?(なんで歩いてくるだけで威圧感があるんだ)」
店主「ガバッ!」
男「!?」
店主「ん…ちゅる…」
男「はっ…。あの…?」店主「すいません…。感情が抑えられない…」
男「店主さん…」
店主「ごめん…、お願いだから少し黙ってて…」
店主(私は彼を好きになったりしてない。私は別に彼なんてどうでもいい…)
男「俺、女さんとキスしてませんよ?」
店主「………は?」
男「キスするふりでしたよ。あれ」
店主「………そう、…ですか」
男「はい。ついでに今営業中なんですが…」
店主「……とっとと仕事に戻りなさい」
男「わ、わかりました」店主「…それと、来週休業の貼り紙を作っておいて下さいね」
男「あ…、はい!」



店主(さっき、明らかにホッとした…。好きになっちゃ駄目なのに…)

店主(どうしよう…)
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 18:16:38.44 ID:8NXjzP.o
これはない
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 18:20:01.43 ID:Q7m8FMAO
今このスレには

店主 男(客) 従姉妹
の世界と

店主 男(バイト) 女(多数)
の世界、この二つがあるの?
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 18:45:41.52 ID:cVLUiAAO
>>95
フヒヒwwwwwwwwwサーセンwwwww



痛いとわかって書いたwwwwww今では後悔しまくりだぜwwwwwwwwwwww
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 23:55:26.84 ID:HVqlbNco
〜店主の自慰〜

客「母方の実家で法事があるので3日ほどいってきます」

店主「おみやげおねがいしますね、お気を付けて」

〜〜〜〜二日後〜〜〜〜

店主「…………(ごろごろ)」

店主「…………(ごろごろごろ)」

店主「……はぁ」

店主「昨日は従姉がいましたが……今日は従姉も来ないとは……(ごろごろ)」

〜〜〜〜その日の夜〜〜〜〜

店主「かきかき」


○月×日 火曜 晴れ

  欲  求  不  満  。


店主「早く帰ってきてくださいよ、まったく……(写真を眺めながら)」

店主「……たった二日間合わないだけでこのざまとは……思ったより私は重症ですね……」

……ごそごそ

店主「んっ……ぁ……──って何をしてるんですか私は……」

店主「……はぁ……」

先生、明らかに自慰行為が蛇足です
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 23:56:06.09 ID:HVqlbNco
〜我慢の限界×暴走lv3×今日は寝かせませんよ〜

客「こんにちはー、お久しぶりです」

店主「……お帰りなさい……」

客「……え?なんでこんなグロッキーなんですか?」

従姉「恋の病ってやつよ。じゃ、特効薬来たみたいだから、あたし帰るね。んじゃまたね、少年」

客「え?あ、はい、さようなら……」

店主「…………」

客「……あの」

店主「あなたがいなかったせいで……おかしくなりそうでした、いえ実際少しおかしくなりました」

客「え!?だ、大丈夫でしたか!?」

店主「これが大丈夫そうに見えますか。……今日はとことん付き合ってもらいますからね」

客「あ、はあ……」

店主「……では早速店は閉めてしまいましょう」

客「あ、あの、いったい何をすれば……」

店主「そうですね、抱き枕にでもなってくれれば結構です」

客「は?」

店主「今から私は夕食まで寝ることにします。あなたのせいでこの三日間、ほとんど寝れてないんですからね」

客「それは……えっと、すいませんでした……?」

店主「……ああ、それと」

客「はい?」

店主「今夜は寝かせないので、そのつもりで。いろいろ限界なんです、私も」

客「……はい」

エロパロ板で最も好きなのは甘えん坊スレなんだ、文句ならあのスレに言ってくれ
いや、やっぱりいうな。あのスレには何もするな
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 23:58:21.70 ID:HVqlbNco
〜チラリズム〜

従姉「────!」

店主「────」
      ∧
ひょこっ (・ω|

猫「…………」

店主「おや、いつもの暇猫」

従姉「おぉっ!可愛いけどいろいろあたしにトラウマを植え付けた猫!」
         ∧
猫「にぃー」 (・ω|

従姉「おおお……なんというかわいさ……物陰から顔を半分だけ出すとは……素晴らしきチラリズム……」

店主「チラリズム、ね……だいぶ違う気がしますが……ほらおいで」

猫「なうー」

従姉「ぬおおおなぜ呼ぶ!?なぜ呼んでしまうのだせっかくの絶妙なチラリズムが堪能できていたというのにフェティシズムの分からぬ女めええええ」

店主「猫が逃げるのであまり大声で嘆かないでいただけますか。あとそのセリフただの変態のセリフですよ」

猫「……にぃ?」

店主「はいはい、ちゃんと変態から守ってあげますからね、おいでおいで」

猫「に♪」

従姉「……とうとう猫にまでデレだしたか……」

店主「やかましい」
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 00:01:06.57 ID:.plFRg.o
〜客の学校生活〜

きーんこかーんきーんたまー

客「んあ゛ぁ〜やっと終わった……」

友「おーいイソノー野球やろうぜー」

客「誰がイソノだ。球技苦手なの知ってるだろ……」

友「同時にお前がこの後デートなことも知ってるんだけどな」

客「デート……うーん、デートかなぁ……」

友「くっそー彼女と会うことは否定しねえのかよ!デュクシ!デュクシ!」

客「痛い!痛い地味に痛い!」

友「まあ俺もこの後デートなんだけどな、じゃあまた明日な」

客「ん、じゃあな……さて、店主さんとこ行くか……」

がしっ

女「客くーん?今日掃除当番だったよねぇ〜?」

客「……Oh,shit」

女「色恋沙汰にうつつを抜かすのもいいけど、やるべきことはちゃんとする!ほらほら!」

客「はーい……」

女「あ、そうだ!これこの前借りてた本返すね!おもしろかったよ!」

客「あ、ありがと。また何か読みたいものあったら言ってよ」

女「うん、またよろしくね!」

客(早くしなきゃ早く終わらせなきゃ)せっせせっせ

女(……はぁ、つけいる隙なし、か。そんなに早く会いたいのね……)

客(早くしないと殺される早く行かないと殺される)せっせせっせ


他に書き手がいると張り合いが出ていいですね
前スレの最後に投下されたゲーム店兼古本屋も面白いと思ったんですけど、もう投下しないんですかね?

>>96
連載してるのはその二つですけど単発でもどんどん投下してほしいと思ったりするのです
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/10(木) 00:10:52.27 ID:0qmy0Mw0
>>101
男よ・・・ちゃんと学校いってたんだな

店主さん3日レスなだけで暴走ってどんだけやりまくりなんだwww
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 00:13:33.65 ID:8zsfiQSO
>>100
従姉のテンションが大好きです><

黒髪で店主さん描いてみた。
ら、黒髪の方が好きになった。
また絵柄が微妙に違うけど気にしないでください。
http://mup.vip2ch.com/dl?f=39564
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 00:14:45.56 ID:.plFRg.o
>>102
ち、ちがう!そうじゃない!
3日間会えなかったことがつらかったってことであって決して毎日わっふるわっふるなわけでは……っ!
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/10(木) 13:19:18.34 ID:S9fVcsDO
>>103
抜いた
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 13:54:27.71 ID:SuZxSYAO
>>92-94

/ ̄\
|^o^|<というゆめをみました
\_/
     / ̄\
ねーよ >|  |
      \_/
      _||_
     

>>101をみて黒歴史にしようと思った。反省はしていない





>>101
全然張り合える気がしませんwwww
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 23:51:09.39 ID:SuZxSYAO
夜のお方が来る前に…



題:学園祭(いつもの路線版)


女2「こんにちは〜」

店主「いらっしゃいませ。今日はお一人ですか?」

女2「皆学園祭の準備で忙しいみたいですwwww」

店主「ああ、もうそんな時期ですか。どうりで最近暑い筈です」

女2「今年の暑さは以上ですよね〜ww」





店主「ところで世間話する為に来たのなら他のお客様に迷惑ですのでそろそろお帰り願いたいのですが」

女2「あ、忘れてた。これどうぞ」

店主「これは?」

女2「私達の学校の学園祭の招待状です」

店主「ふむ…、何故私に?」

女2「これ、本当は親に渡すものなんですけど家の親は仕事が忙しく来れないみたいなんです。それで、日頃お世話になっている店主さんに…と思いましてwwww」

店主「残念ですが私は行きませんよ。年中無休を語っておいて店を閉める訳にもいきませんので」

女2「そこをなんとか!この招待状、受け付けに渡すと私達のクラスにポイントが入るんです!」

店主「私にメリットがないじゃないですか。これはお返ししますね」

女2「男さんとのデートで行けばきっと楽しいですよ」

店主「………いえ、やはり返します。他の方に渡して下さい」


108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 23:52:17.92 ID:SuZxSYAO
(翌日)
男「店主さん」

店主「なんですか?」

男「あの、○日か△日空いてますか?」

店主「別に用事はありませんが…」

男「じゃ、じゃあ、一緒に女2さん達の学校の学園祭に行きませんか?」

店主「………まさかとは思いますが招待状を貰ってたりは…?」

男「これの事ですか?」

店主「………はぁ。しかもカップル券…」

男「あの…なにかまずかったでしょうか…?」

店主「いえ…、過ぎた事ですしもういいです…」

男「はぁ」

店主「………招待されたのに行かないというのは失礼というものですね。仕方ありません。○日に臨時休業の知らせを作っておいて下さい」

男「はい!わかりました!」

店主「見事に填められましたね…」




ではノシ
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 23:56:34.79 ID:.plFRg.o
〜店主の趣味〜

客「そういえば店主さんの趣味ってなんですか?」

店主「あなたと一緒にいること」

客「……え、えっと……」

従姉「照れて言葉を失うとかやめろよ一人身がさみしいから」

客「ほ、他には?」

店主「そうですねえ……ああ、いつものあの猫と遊ぶのも好きですねえ、最近は」

従姉「あたしが挙がってない件」

店主「さすがにあなたにニヨニヨされるのは趣味ではないですね」

従姉「あたしはあんたをニヨニヨするのが趣味ー♪」ぷにぷにつんつん

店主「…………」

客(まんざらでもなさそうだよなあ……)
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 23:57:44.15 ID:.plFRg.o
〜膝枕(原題:モモ肉)〜

この原題はねーよwwwwww

店主「……そういえばあのとき」

客「…………」

店主「? 訊いてますか?」

客「……(ぽてっ)」

店主「!!?」

客「すー……すー……」

店主「……やれやれ、どうやったらこんなに上手く膝の上に倒れてくることができるんでしょうね」

客「すー……すー……」

品のいい女性「こんにちは──あら、お邪魔でした?」

店主「! あ、いえ、いらっしゃいませ!」

女性「いいお店ね。いろんな本が置いてあるし、店主さんは若くて可愛いし」

店主「それはどうもありがとうございます」

女性「ふふ。その人は彼氏かしら?それとももう夫?」

店主「え!いえ、流石にまだそこまでは……」

女性「あら、ごめんなさい。でもいいわね、こういうのって。なかなか絵になってるわよ」

店主「あ、それはどうも……」

女性「……あ、これください」

店主「はい、ええと……1200円になります」

女性「んっと……はい、丁度ね」

店主「1200円ちょうどいただきます」

女性「じゃあ、またね。今度は彼氏も起きてる時に来たいわ」

店主「ええ、お待ちしております」

店主「……まったく、私ともあろうものが少し取り乱してしまいましたよ」

店主「やはり、誰かに見られるというのは恥ずかしいですね……早く起きてくださいよ……?」
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 23:58:06.44 ID:.plFRg.o
〜ジグソーパズル〜

従姉「某テーマパークに言ってきたからおみやげ!」

店主「……ジグソーパズル……1200ピースとか……いやがらせですね確実に」

従姉「いやあ、あんた一人だったら確実に箱を開けもしないだろうと思ってね?あの子とラヴラヴ作成すればいいじゃない!というあたしの心遣い!?」

店主「せめてもう少し少ないピース数にしてください……彼でも投げるとおもいますよこれ……」

従姉「んーそうかなー。じゃああたしも途中までは手伝ってあげよう。それでいいだろう」

〜〜〜〜開始〜〜〜〜

30秒後

店主「あとは見学に徹します」

2分後

従姉「無理。少年がんばれ」

客「あんたら……」

30分後

客「……ていうかこれ絶対何日かに分けて作るタイプですよね?もう精神が持たないんですけど」

本「んだよだらしねーな俺がやってやるよ」

客「おいまてやめろ舌でピース持つな汚いだろうわそんな伸ばすな気持ち悪い」

従姉「あの子不思議耐性高いなー」

店主「紙魚がダメなのにアレが平気なあなたも相当耐性高いと思いますけどね」


本は表紙と裏表紙に一つずつ目がついててページの中から舌が伸びてくるイメージ。マリオにそんな敵いなかったっけか
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 23:58:25.59 ID:.plFRg.o
〜湿気は天敵〜

客「湿気って古本屋にとって天敵ですよね」

店主「そうですね、湿気と紙魚ぐらい困るものはないですよ」

客「百害あって一利なし、ですか」

店主「……ああ、でも古本屋にとって湿気にも一利ぐらいはありますよ」

客「え?そうなんですか?」

店主「ほらアレ」

本「ア゛ァ〜死ぬ……もう死ぬ゛……湿気……湿気イヤ゛ァ……」

店主「あのまま放っておくと数時間後にはおとなしくなるので便利です」

客「いやその利益があるのってここだけだと思いますよ確実に」


というか本を出し過ぎると3rdで出すネタが少なくなって首がしまる
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/11(金) 00:26:05.51 ID:zvCqLrw0
お姉様ktkr

3rdって結局どうするの?
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/11(金) 00:35:16.42 ID:U7RFeM.o
やる気なくて弱気でいじられ体質な店主、おおざっぱだけどやるべきことはやるべきだと思っている男、呪いの本
で行こうと思ってるんですけど、何か要望とかありますかね?

男「またかてめえっ!!」

店主「ごめんなさいいいっ!!」

こんな感じ?
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/11(金) 01:04:58.96 ID:GSaxuU6o
少し前に話題になってた金魚屋古書店買ってきてみた。

自分がちょこちょこやってた行為がセドリということをはじめて知った。

116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/11(金) 01:07:55.80 ID:U7RFeM.o
あゆさんは渡さない
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/11(金) 19:50:13.41 ID:NasUtgw0
久々にお題だよー

つ SPY
つ やる気のある古本屋の女店主
つ 恋せよ乙女
つ やる気のない古本屋の常連客
つ 従姉、覚醒
つ 客>>ぬこ>お昼寝>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>従姉(笑)
つ 実の生る木は花から知れる
つ 待てば海路の日和あり
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/11(金) 22:23:22.31 ID:tbpuF2Io
>>115
ビリーのときのあゆさんは俺の
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 00:24:46.95 ID:x9bsF9Uo
〜華氏四五一度〜

客「華氏四五一度って店主さん知ってます?」

店主「レイ・ブラッドベリの小説ですね。読んだことはありませんが内容は聞いたことがありますよ。なんでも本が禁止された近未来だとか」

客「そんなことになったら、えらいことですね」

店主「まあ、単純に収入源がなくなるわけですからねえ、どえらいことですね」

客「本を持っているだけで家ごと焼かれるなんて、ここなんかはナパーム弾飛んでくる勢いですからね、本の量が」

店主「厄介な本が焼かれるのはまあ良いとしても、住居を焼かれるのはね。それにおじいちゃんの小説が焼かれるのはつらいものがありますね」

客「あ、なるほど……」

店主「まあそんなことになったら、おじいちゃんの小説全部持ってあなたのとこに転げこむと思うので、そのときはよろしくお願いしますね」

客「絶対にならないでしょうけどちゃんと匿ってあげますよ」
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 00:24:56.22 ID:x9bsF9Uo
〜店主の弱点〜

従姉「あの子の弱点ってなんだろうか」

客「僕より付き合いの長い従姉さんのほうが知ってると思いますけど……」

従姉「うーん、ちっちゃい頃から色々いたずらしたけどほとんど効いた試しがないからなぁ。むしろあたしが反撃されることが多々」

客(今とあまり変わってないんだな……)

従姉「まあ一番の弱点は君として他には……」

客「なんか今すぱっと恥ずかしいこと言いましたね」

従姉「ねえ、何か知らない?」

客「うーん、そうですねぇ……そういや首に──あ、やっぱなんでもないです」

従姉「首?あの子首弱かったっけ?」

客「あ、いえなんというか首は弱いような弱くないようないえ別にくすぐりには弱くないんですけどえっと──」

従姉「……なんとなくわかったからいいや……やっぱあの子の弱点は君だけか……」
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 00:25:09.83 ID:x9bsF9Uo
〜時代の流れ〜

店主「携帯で小説を読みパソコンからは文章をデータとしてダウンロード……紙媒体は廃れる一方……」

店主「データ化された文章ではさすがに古本屋は経営できませんから……古本屋というものは、いつか消える運命にあるかもしれませんね……」

客「珍しく真面目ですね。まぁ議題が他人事じゃないってのもあるでしょうけど」

店主「これでも一応は世の中の移り変わりに嘆いていたりもするんです。時代の流れなんてものは、いいことよりも悪いことの方が多い気がしますね、私のような人間からすれば」

客「まあ、僕もいいことばかりとは思いませんけどね。それに小説や漫画なんかは、やっぱり紙媒体で読みたいですね」

従姉「そう!そうだよな少年!」

客「いたんですか従姉さん」

従姉「やはり漫画は紙媒体に限る!特にエロシーンなんかはパソコンで見るより本で見た方が断然──」

客「今日はあなたが台無しにする役ですか」
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 00:25:48.16 ID:x9bsF9Uo
店主(……うつらうつら……)

客「……ふあぁ……」

母「どかーん!!」

客「うおっ!?」

店主(びくっ!)

母「やっほー!母、久々!」

客「お、お久しぶりです……元気ですね……」

母「まぁまぁ二人仲良く並んで座っちゃって!従姉ちゃんの言ってたことは本当だったのね!」

客「え?……あー……」

店主「余計なことを……」

母「んふふー、こんな好青年が将来義理の息子になるなんて嬉しいわ♪嬉しいわ♪これで私も安心しておばあちゃんになれるわね♪」

店主「あまり踊らないで頂けますか埃が舞いますので」

母「だって!だってこんなうれしいことがあると思う!?私にいつか孫ができることが確定したのよ!?」

客「ぶふっ!!」

店主「……まぁ、それはそうかもしれませんが……」

母「で、孫はいつ見れるのかしら?」

客「まだです!」

店主「案外すぐかもしれませんよ」

客「店主さんもドキッとするようなこと言わないでください!」


投下が遅れた時は大抵ネトゲが原因\(^o^)/
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 12:19:32.37 ID:71H0nYAO
携帯「電話っぽいよー……でもサイレントだから聞こえないんだよねこれー…」

店主「もしもし」

女『やっほー』

店主「あなたですか。電話をかけてくるのは珍しいですね」

女『や、さっき男君と遭ってさー』

店主「今日は彼夜だけですからね。それがなにか?」

女『デートするんだって?』

店主「聞き出したのか…」

女『いや、服屋で真剣な顔して選んでたからどうしたの?って聞いたら自分から教えてくれた』

店主「………」

女『あれは相当舞い上がってるよwww周りが見えてないって感じwww?』

店主「こんなおばさんと出歩くのが楽しいとはねぇ」

女『あんたまだ20台前半でしょうがwwwwww』

店主「あなたと同い年って時点で充分おばさんです」

女『ほほう。あたしがおばさん臭いと?』

店主「それ以外にどんな意味が?」

女『男君との年齢差で判断したのかと』

店主「………」

女『あ、図星なんだwwwwww』

店主「まぁ少しは思わなくはないですが…。あ、そうそう」

女『?』

店主「良かったら●日に店番をお願い出来ませんか?」
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 12:21:39.90 ID:71H0nYAO
女『店閉めときゃいいじゃないの』

店主「この職について以来一度も店を閉めたことがないのが誇りなんです。謝礼はしますよ?」

女『わかったわかったwww』

店主「ではお願いしますね」

女『はいはーい』

店主「これで心残りは消えましたね。ふふっ、後は楽しむだけ…ですかね」





〜おまけ〜

女「あいつの懸案事項も消したし、これで行くのは確定したね」

女2「助かりましたw」

女「変わりにしっかりウォッチして来てね?」

女3「もちろんです!」






文化祭で書く暇がないよー\(^o^)/
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 23:58:15.56 ID:x9bsF9Uo
〜亭主関白〜

従姉「亭主関白という言葉がある」

客「かかあ天下って言葉もありますけど」

従姉「君は断然後者だな」

客「あはは、そうですね……」

従姉「しかしそこに不満を感じていないあたりが流石マゾというべきか」

客「違います、そこにマゾは関係ないですし違います」

従姉「ていうか かかあ天下というより女王様と犬?」

客「僕そこまでひどいですか、ねえ普段の僕ってそんなにひどいですか」

従姉「最近はそうでもないけど以前はまあそれなりに」

客「なんと……」

本「……亭主関白ならぬ店主関白……ぶふっwwwwwwwwwwww」

従姉、客「「誰がうまいこと言えと」」
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 23:58:22.80 ID:x9bsF9Uo
〜疾風に勁草を知る〜

*苦難や事変に遭遇して初めてその人の節操の堅さや意志の強さなどが分かる

店主「うーむ……」

客「どうしました?」

店主「おやいらっしゃいませ。いえ、先月の売上が二割ほど落ちていましてね」

客「二割ってけっこう大きいですね。原因は分かってるんですか?」

店主「ふぅむ、原因を突き止めるよりこの空いた穴を埋める方法を考えた方が……」

客(すごい……いつにもましてやる気だ……!)

店主「……考えるのに飽きました。とりあえずお茶漬けを食べます。その後昼寝してやる気が出れば考えることにします」

客(やっぱりいつもの店主さんだ……!)
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 23:58:38.15 ID:x9bsF9Uo

〜客が珍しく攻め〜

店主「……そういえば昨日の彼は珍しく攻めてきましたね」

従姉「へえ?」

店主「何があったのかは知りませんがやたらと激しかったですね。まあ私も新鮮な感じでよかったですが」

従姉「いつまでもやられっぱなしじゃいけないとでも思ったんでしょー」

店主「まぁ、私の優勢も長くは続かないと思ってましたけどね」

従姉「飲み込み早そうだもんねー」

客「……あの、今の話題って……」

店主「チェスの話ですよ?」

客「ですよね……二人がチェス中でなければ完全に勘違いしてたと思います……」

従姉「ほれ、チェック♪」

店主「チェックメイト」

従姉「な……」
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 23:58:48.73 ID:x9bsF9Uo
〜モンタージュ〜

店主「新しいジャンルを開拓できたかもしれません」

客「変なとこにやる気出しましたね」

店主「その名もノベルモンタージュ」

客「……具体的に」

店主「小説を1ページずつランダムに張り合わせていって一冊の本を作ります」

客「無茶でしょそれ」

店主「ええ、無茶でした……同じシリーズのラノベだけを使っても無理でした……」

客「開拓できてないじゃないですか」

店主「いえ、これにめげずに新たな可能性を見出しまして」

客「仕事しましょう」

店主「その名もコミックモンタージュ」

客「内容は分かるのでもう言わなくてもいいです、っていうか無理でしょそれも」

店主「あだち充だけに絞れば大丈夫だと思ったんですが……」

客「さすがにみゆきとクロスゲームじゃ絵柄が違いすぎませんか」

店主「……そうだ、一コマずつ切って繋げて行けば……」

客「もう勝手にしてください」

店主「そうと決まれば早速……」ごそごそ

客「うすうすそんな予感はしてましたけど商品で切り貼りしてたんですか!?」
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/13(日) 01:31:30.11 ID:x4aKLgAO
チェックの直後にチェックメイトされるって従姉不注意すぎだろ常考

チェックする駒が相手に取られないかどうかぐらいみろよ
しかも取られてメイトとか……

だが、勃起した
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 01:55:19.11 ID:isCBToso
久々に感想もらえて俺のやる気がマッハ
やはり読み手の人に感想もらえるのは読んでくれてる証ですからたった1レスでもやる気でますね
逆に二日ぐらい何も感想がないと飽きられたのかとかもう誰も見てないのかとか不安になったり……
愚痴な上に感想を強要してるみたいですね、すみません
でもたった1レスがとても励みになるのは事実です。
「GJ」の二文字がこんなに嬉しいものなのかと書き手にまわって初めて知りました
あと飽きてきたら素直に言ってください、3rdに移るなり投下自粛するなりするので
ごめんなさい今日いろいろ弱気です・・・
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 03:32:20.53 ID:XuQxfwYo
   〃∩ ∧_∧
   ⊂⌒(  ・ω・)    はいはいGJGJ
     `ヽ_っ⌒/⌒c
        ⌒ ⌒
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 08:29:15.22 ID:kLt89.AO
>>130
毎日wktkして見てますぜ
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/13(日) 10:42:41.21 ID:ZJtpZRQ0
寝る前にここを見るのが日課になってるんだぜ
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 11:01:53.35 ID:q0aqDmEo
同じく
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 11:52:29.89 ID:LkdDIxgo
ここを覗くのはもはや日課と化してますよ
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 12:34:13.07 ID:uh.N3qso
すみません、ネクロノミコンはありますか?
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 14:19:28.12 ID:kLt89.AO
出発

店主「いらっしゃいませ」
男「こんにちは」
店主「おや、男君でしたか。待ってましたよ」
男「店主さんの普段着以外の服、初めて見ました」
店主「今まで見せた事がないのだから当然でしょう」
男「いやそれはそうですけど…。なんていうか…綺麗です」
店主「それはどうも。女にコーディネートして貰った甲斐がありましたね」
男「え……」
女「こーら、嘘を吐くな嘘を」
店主「ちっ…」
男「嘘なんですか?」
女「大嘘もいいとこ。なんなら証拠みせようか?」
男「証拠って…?」
女「携帯で撮った今朝の店主の着替えシーン。何着も着比べてる姿は鼻血ものよwwww」
店主「あなたは………」男「あ、あの。もし良かったらその動画…」
女「1000円でいーよ?」
男「買った!」
女「まいどありー。それじゃあ携帯だして?」
男「はい!どうぞ!」
女「赤外線で送し…きゃっ!?」
店主「削除……と」
女「なにすんのよー」
店主「女、少し調子に乗りすぎですよ?」
女「すいませんでしたわたしがわるかったです」
男「あの…、千円…」
店主「私の人権を無視した代償だと考えれば安いものでしょう。行きますよ」

すたすたすた…

男「あ、店主さん。待って下さい」
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 14:21:16.64 ID:kLt89.AO
女「男君、ちょっと待って。はいこれ」
男「これは?」
女「SDを消し損なったのは店主最大の失敗ねww」
男「!!」
女「ほら、早く行きなさい?怪しまれるわよwwwwww」
男「はい、ありがとうございました!」



女「もしもし、聞こえる?」
女2「はい。バッチリです」
女「今出発したわ。もうすぐ着く筈よ」
女2「了解」





書く時間がなくて投下する時間帯が不定期になってしまう…/(^o^)\
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 18:38:53.63 ID:uHy0wAAO
>>130
なんだただの神書き手か

GJ
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/13(日) 21:12:43.68 ID:ZJtpZRQ0
>>138
はやくSDの中をうpするんだ
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 23:52:04.58 ID:isCBToso
昨晩はすいませんでした・・・
あと皆さんありがとうございます、めちゃくちゃ元気でました

>>138
wwktkしてるからがんばってくだしあ
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 23:52:24.68 ID:isCBToso
〜酔っ払いlv1〜

「飲もう」
「飲もう」
そういうことになった

従姉「一番に落ちるとは……少年には勝てるとおもったのに……」がくっ

客「ていうかまだぜんぜん飲んでないじゃないですか……」

店主「相変わらず弱いですねえ、あなたは」くぴ

客「……訊いていいですか」

店主「どうぞ」

客「なぜに浴衣?」

店主「とっくりとおちょこにワンピースは合わないでしょう」

客「けっこうそういうのこだわるんですね」

店主「二階のベランダに場所を移しましょうか。ここでは味気ないですからね」

客「従姉さんほっといても大丈夫ですかね?」

店主「風邪をひいたところを見たことがないので、大丈夫でしょう」
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 23:52:47.45 ID:isCBToso
店主「ああ、やっぱりいいですねぇここで飲むのは」くぴ

客「けっこうここで飲んでるんですか?」

店主「そう頻繁ではないですが。気分が乗ればここで飲んでますね」

客「店主さんってお酒強いんですか?」

店主「それなり、ですかね。ウォッカ一本空けたことはありますよ」

客「うわお」

店主「……ていうかあなた未成年じゃないですか。警察呼びますよ」

客「ええ!?」

店主「ふふ、冗談です。今ここでやめられたら相手がいなくなりますからね。どうぞ」

客「あ、どうも」

店主「(くぴ)……ふう、たまにはいいですね、誰かと一緒にここで飲むのも」くぴ

客(そういや二本目だけど顔ぜんぜん赤くないな……)

一歩間違えたらザルクールになりそうなのでここでやめとく
ところで着崩した着物+うちわ+とっくりとお猪口+縁側ってすごくよくない?
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 23:53:03.93 ID:isCBToso
〜SPY〜

男(ぬ、こんなところに古本屋が。これは偵察すべきだ)

男「邪魔するよ」

客「あれ、あの人……」

店主「どうしました?」

客「あの人、大通りにある古本屋さんの店員ですよ」

店主「ほう、敵情視察ですか、いい度胸ですね」

客「ケンカ売る気マンマンか……」

男(品揃えは豊富だな……レアな本も多い……価格も……なかなか適正か)

店主「……本、懲らしめてやりなさい」

客「懲らしめられるようなことしてないのに!?」

男(ん?なんだこの棚……みたことない本ばかりだぞ?)スッ

本「触んな」

男「!?」

本「放せよ手垢付くだろうが」カパカパ

男「ほ、ほほほ、本がしゃべった!?」

本「んだよお前喋る本も見たことねえのに古本屋やってんのか、笑っちまうな」

男「ば、化け物ー!!」

本「うおっ、投げんな!!」

店主「……ふふ、ふふふっww」

客「 こ れ は な い ひ ど す ぎ る 」

その後自分にドン引く客を見てちょっぴり反省した店主でした
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 23:53:57.78 ID:isCBToso
〜恋せよ乙女〜

店主「……(ぺら)……」

女性「こんにちは」

店主「ん、ああ、いらっしゃいませ。また来てくださったんですね」

女性「今日は彼はいないのね」

店主「まぁ、平日ですからね。夕方になれば来ると思いますが」

女性「毎日会いに来てるのね」

店主「来させてるんですよ、そうしないと私が店を開ける意味がないので」

女性「幸せそうね」

店主「そう見えます?」

女性「ええ、とっても。……よかったわね、私たちのようにならなくて」

店主「え?」

女性「もう行くわね。何も心配はいらないみたいだから」

店主「……あなたは」

女性「命短し、恋せよ乙女。……ペンダント、大切にしてね」


店主「……消えた……」

店主「……やれやれ、人生いろんなことが起こりますね……幽霊を見たのは初めてですよ」

店主「恋せよ乙女、ね。もう乙女という年でもないのですが……しっかりと恋させてもらいますよ」


  命短し 恋せよ乙女

  黒髪のいろ 褪せぬ間に

  心の炎 消えぬ間に

  今日は再び 来ぬものを
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 00:07:23.82 ID:PGXhH2AO
>>142
夢枕獏フイタwwwwwwwwww
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/14(月) 00:14:40.27 ID:lw58rzc0
>>143貴方は良くわかっている
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 00:19:06.37 ID:6NsnR7Eo
>>143
くぴ が一瞬 くくっ に見えた俺はダメかもしれない……
ザルクーには投下してたんだがそれ以来ご無沙汰だな、俺……
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 00:48:09.47 ID:TG5eWLUo
>>143
よく分かってらっしゃる
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/14(月) 09:22:49.02 ID:gY0tNADO
>>142
式が肴を運んできそうだなw
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 10:18:02.76 ID:bw36iQAO
>>140
書いてみるからどんな服がいいか意見くれ。3つくらいしか思いつかん\(^o^)/
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 10:28:18.61 ID:XMQB0QYo
>>145
わっふるわっふる
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 12:54:03.41 ID:bw36iQAO
投下〜。痛いのは勘弁/(^o^)\



題:SD-MOVIE-TENSYU1032.3gp→起動



パタパタパタ…

店主『ふぅ…。ダンボール一箱に収まるくらいしか服がないのはなんとかしたほうがいいかしら…』
店主『さて…っと』



その1「ワンピース」


店主『ふむ…』

店主(回ってみる)

店主『……ひらひらして動きづらいですね』

その2「制服」



ごそごそ

店主『これはまた懐かしい…』

店主『んっ…。あれ?んっ…!』

かちゃかちゃ

店主『スカートが…。ん〜っ!』

ぎゅうう…

店主『…ふぅ。流石にきつい…』

店主『昔に戻った気分ですね』



店主『…男先輩♪』

店主『………なにをやってるんだ私は』
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 12:57:16.90 ID:bw36iQAO
その3「スーツ」

店主『これは…、昔おじいちゃんがプレゼントしてくれた…』

ごそごそ

店主『あれ?少し大きい…?おかしいな…』

店主『……まぁいいか』

その4「ドレス」

店主『…これもおじいちゃんがプレゼントしてくれた服ですね』

店主『ん、くっ…、んぁっ!?〜っ!』

店主『はぁ…はぁ…』

店主『………』

パタパタパタ…

女『背中のチャック?はいよー』

じー

店主『助かりました』

女『いやー。あんたもそういう事を考えるようになったかぁー』

店主『?』

女『それ、ウェディングドレスでしょ?』

店主『………は?』

女『え?あんた気づいてなかったの?』

店主『え?え?』

女『ついでにそこに脱ぎ捨てられてるの、スーツじゃなくてタキシードね』

店主『………』

女『どうでもいいけどさっさと服決めなさいよーwwwwww』

すたすたすた…

店主『………はっ!?今意識が…』

店主『おじいちゃん…早く孫の顔が見たかったのか…。なんかごめん…』
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 12:58:47.44 ID:bw36iQAO
おまけ



店主『………』

店主(会釈)

店主『おとこ…さん…。…おとこ…////』



女『(・∀・)』

店主『!?』

店主『女!?いつからそこに!?』

女『いつからもなにもあたしこの部屋から出てないしwwwwww思いの外可愛い所が見れたわねwwwwww』

店主『こ、これはその…』

女『わかってるわかってるwwてかなんであんたら付き合ってないんだ』

店主『いやだからそういうのじゃ…』

女『はいはいwwww男君と一緒居たいんだよねーwwwwww』

店主『だからちが…////』





なんか無理やり感強いよー/(^o^)\

しかも結局服決まってないよー\(^o^)/
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 13:35:40.89 ID:UWinbzwo
店主かぁいいよ店主
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 23:51:02.83 ID:LO3/YV6o
〜従姉、覚醒〜

従姉「……(ぺら)……」

店主「しかし毎日毎日官能小説ばかり、飽きませんか?あとたまには立ち読みだけではなく買いなさい」

従姉「別にー?面白いよ?ネタにもなるし。あと本を買う金はない」

客(何のネタになるのかは訊かないほうがいいんだろうな……)

店主「そうやって官能小説ばかり読んでると、頭がわいせつ物になりますよ」

従姉「……最近さ、ちょっとやばいんだよね」

店主「すでにいかれていましたか」

従姉「うん……最近“棒”とか“蜜”とかいった字をみるだけでそっちに思考が……」

客「…………」

店主「……末期患者め……」

従姉「他にも“肉”とか“液”とかでも……この前は“精が出る”って言葉に反応して……」

店主「中二ですか」

158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 23:51:19.72 ID:LO3/YV6o
〜やる気のない古本屋の常連客〜

きーんこかーんきーんたまー

客「暑い……」

友「この気温はない」

客「あと1コマか……う〜やる気でない……」

友「放課後はやる気満々なのにな」

客「たわけ……」

友「しかしいい加減学校もクーラーをつけてほしいよな……他の学校はもう導入してるってのに……」

客「金ないらしいからなぁうちの学校……」

友「あー俺も彼女と水風呂入ったりしてえええっ!!」

客「いやしてないから。あとそういうこと大声で叫ぶのはやめたほうがいい」

客(店主さん確実にだれてるだろうな……アイスでも買ってくか……)


うむ、題の古本屋の常連客ということが活かせてないな
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 23:51:43.93 ID:LO3/YV6o
〜やる気のある古本屋の女店主〜

客「……(ぺら)……」

店主「…………」

すくっ すたすたすた

ガラガラガラガラガラ、ピシャン

客「ええちょっとなにいきなりシャッター閉めてるんですか!?」

店主「……今日はもう閉めます」

客「なんでそんないきなり」

すたすたすた ぎゅっ

客「っっ!!?」

店主「……抱いてください」

客「へ?え、ちょちょちょちょちょっと!?今ですか!?」

店主「当たり前でしょう……」

客「そ、そんないきなり……」

店主「私だってそういう気分の日ぐらいあります……駄目ですか?」

客「い、いや……駄目じゃないですけど……むしろその……」

店主「……では、浴室まで運んでくれますか?」

客「は、はい……よろこんで……」

客(発情期だなぁ……)


いわゆる暴走Lv.MAXってやつ
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 23:52:19.97 ID:LO3/YV6o
〜実の生る木は花から知れる〜

*大成する人物は、初めからどこか凡人とは違ったところがあるものだということのたとえ

店主「……ふあぁ……おやすみなさい……」

客「いつもながら唐突すぎる……」

初めて会った時はなぜか店に来た事を怒られ

連日来店すると罵られた

昼になるとカウンターの下から炊飯器と茶碗を出してきてお茶漬けを食べ始めた

そして日中不定期にクッションに突っ伏して寝息を立て始める

これだけ自由な人は初めて見た

この人は確実に、“実の生る木は花から知れる”という言葉を体現すると思う

店主「……むう、寝れませんね。お茶漬けでも食べますか。今日はマツタケのお吸い物でやってみましょう」

客(確実に……大成すると思う……)
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/15(火) 00:36:00.81 ID:ZwvYjiIo
何時もながらGJです…
文才ある人はウラヤマシスorz
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/15(火) 00:39:52.66 ID:V283FQc0
>>159がヤル気のある女店主な件
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/15(火) 06:26:00.56 ID:qndFuIAO
>>162
文字のニュアンスからするとヤる気じゃまいか?
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/15(火) 08:16:47.67 ID:mN1TysAO
お題だよー

つ 鏡
つ 道化
つ 生殺し
つ 過ぎたるは猶及ばざるが如し
つ HAPPY DANCE
つ 腰が抜けちゃいました
つ 変わるもの。変わらないもの。
つ 老賢人に幕は降り
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/15(火) 08:55:11.43 ID:SfD8eQDO
>>164が一度自分で話を組み立ててネタ振りしてるように思えて仕方がない
wktkしてやんよ
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/15(火) 23:19:38.83 ID:bFxPYpAo
>>143
遅ればせながら、それに蚊取豚さんがいればさらによし
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/15(火) 23:50:38.56 ID:mjAvXb.o
〜意外な事実〜

客「そういえば店主さんって、大学は何学部だったんですか?」

店主「医学部医学科」

客「またあきらかな嘘を……」

店主「どこだと思います?」

客「うーん、経済か文学部あたりですかねえ……」

店主「ふむ、まぁ、あたりと言えばあたりですね」

客「正確には違うんですか?」

店主「まぁ、学科の名前が違うだけですけどね。文学部ではなく、文科三類という名前でした」

客「……え?」

客「あ、あの……店主さんが行ってた大学って……」

店主「東大ですが」

客「……すげえ」

店主「ちなみに従姉は文科二類です」

客「そっちのほうが驚きました」

ちなみに自分は理系なので文二、文三のことなんてかけらもしらないっていうか東大のこと自体知らないんだけど
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/15(火) 23:50:51.74 ID:mjAvXb.o
>>164,165の期待を裏切ってやんよ!

〜生殺し〜

従姉「ちーっす!」

店主「おや、いいところに」

従姉「ん?どしたの?」

店主「たった今なんの関係もない棚から官能小説が一冊でてきたので読むならどうぞ」

従姉「お、ほんとに!?おーこれ読んだことないや、ありがとねぇ♪」

店主「読み終わったら棚に戻しておいてくださいね。または買え」

従姉「〜♪……あれ?」

従姉「(ぱら)あれ?(ぺらぺら)……あ、あれ?え?」

従姉「……濡れ場だけ破られてる……なんという生殺し……」

店主(まぁ破り取ったのは私ですけどね。いたずらとしてはなかなか上出来でしたね)

従姉「この行き場を失った性欲をどこに向ければ……そうだ、少年に──」

店主「破った分はここにまとめてありますからやめなさい」
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/15(火) 23:51:07.37 ID:mjAvXb.o
〜酔っ払い(Lv2)〜

「飲むのか」

「ああ、飲む」

店主「……世界で一番おいしいドライマティーニの作り方を知ってますか」

客「え?いえ、お酒には詳しくないので……」

店主「これ、一口飲んでください。ドライベルモットです」

客「はぁ。(こくっ)うはぁ……きつ……」

店主「そしてその後私がドライジンを口に含み──」

客「え?まさか──んっ……」

店主「……ぷは……どうですか?ドライマティーニ。なかなかいけるでしょう」

客「いろいろと……きついです……」
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/15(火) 23:51:59.96 ID:mjAvXb.o
〜変わるもの。変わらないもの。〜

店主「……この店にいるとですね」

客「はい?」

店主「時間の流れがとまったように思えて、とても心地がいいんです」

客「ああ、たしかにこの店にいると、動くものはほとんど何も見えないですもんね」

店主「でも実際は時は動き続け、この世にあるもののすべては変動を続ける」

店主「時の流れの中で変わらないものなど、ない。私にはそれがたまらなくいやなんです」

客「……なぜ、ですか?」

店主「あなたも私も、時の中で変化しつづけている証拠だからですよ。私の隣にいるあなたが、いつかいなくなってしまうことの、何よりの証明だからです」

客「店主さん……」

店主「せめてひとつぐらい、ずっと変わらないものがすぐそばにあればよかったんですけどね……」

客「……人の想いも、変わりますか?」

店主「ええ、もちろん。最も変わりやすいものだと思いますが?」

客「……じゃあ僕は……時の流れの中にいたいです。たとえその先に、終りがあったとしても」

店主「死が待っていようとも想いの変化を尊重しますか、あなたらしいですね」

客「時の中で人の想いが変わるなら、僕の店主さんに対する気持ちがさらに強くなることもあるでしょう。事実、店主さんに対する想いは、日々強くなっていると思います」

客「なら、僕はその想いがどこまで強くなるのか知りたいんです。どこまであなたを愛することができるのか、限られた時の中にいるからこそ、知りたいんです」

店主「……面白いですねえ、あなたは」

客「え、えっと……」

店主「そうですね、確かに、今のままで満足するには勿体無さすぎますね。私も試してみましょうか、あなたのことをどこまで愛せるのか」

客「店主さん……」

店主「それとですね、ひとつ、変わらないものを見つけました」

客「なんですか?」

店主「私の人生のパートナー、夫となる人ですよ」


ごめんね、いろいろごちゃごちゃでごめんね。
書きたい事ありすぎて書いては消してしてたら収集がつかなくなっちゃったんだ
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/16(水) 00:15:50.25 ID:Q4Cg.Xc0
プロポーズキターーーー
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 00:32:11.32 ID:CV15IQco
あー、確かにプロポーズなの……かな?
ところでお題の「HAPPY DANCE」の元ネタは何?
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/16(水) 07:41:06.50 ID:Uwtt2wAO
>>172
槇原敬之の曲の題名
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 09:38:19.03 ID:RBvweA6o
>>169
これが本当の作り方じゃなかった?
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 23:52:04.61 ID:CV15IQco
〜疲労〜

店主「zzz……」

客(相変わらず幸せそうに寝るなぁ)

店主「……むう」

客「あ、起きた。どうしました?」

店主「最近思っていたのですが……この体勢では寝ても疲れは取れないのではないでしょうか」

客「え、ただ眠いから寝てるだけだと思ってました」

店主「眠いということは疲れているということでしょう」

客「あーまぁ確かに……」

店主「ふむ……やはり疲れを取るには横になったほうがいいですね」

客「もしや奥に引っ込む気ですか」

店主「まさか仕事熱心な私がそんなことするわけないでしょう。ちょっと椅子くっつけますよ」

客「ああ、なるほど、こうするんですか……(ていうか仕事熱心って言ったのはギャグか?)」

店主「んしょ、っと。ふう、ではしばらく膝を借りますね。落とさないで下さいよ」

客「努力します」

店主「努力ではだめです。遂行しなさい」

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「……(ぺら)……」

店主「すぅ……すぅ……ん……」

客「……(ぺら)……予想はしてたけど本の内容が全然頭に入ってこないネ」
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 23:52:43.40 ID:CV15IQco
〜客>>ぬこ>お昼寝>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>従姉(笑)〜

客、店主「──(いちゃいちゃ)──」

従姉「…………」


猫「にぃ」

店主「ふふ、ほらおいで」

従姉「…………」


店主「くかー……」

従姉「…………」


従姉「あのさ」

店主「はい?」

従姉「あんたの中でのランク付けって『客>>ぬこ>お昼寝>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>従姉(笑)』だよね多分」

店主「はぁ?」

従姉「最近のあんたを見るとそんな気がして仕方がない」

店主「つまりはもっと自分も相手してほしいと」

従姉「え?あ、えっと、うんまぁ」

店主「……はぁ、やれやれ。変なところで心配症なんですかね、あなたは」

店主「長い付き合いのあなたが、猫やお昼寝に負けるはずがないでしょうが。ましてや越えられない壁なんてもってのほかです」

従姉「……あの子は?」

店主「勝ちたければ、がんばってください」

従姉「いや、いいや……勝てそうにないし……」

店主「ふふ。まぁ、どちらも大切な人であることには変わりないですけどね」

店主「さて、ではまだ彼が来る時間でもないですし何かして遊びましょうか。ねえ、お姉ちゃん?」

従姉「あー懐かしいなぁそう呼ばれるの。ほんと姉代わりだったもんねえ」

店主「いまでもちゃんとそう思ってますよ?」
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 23:52:55.78 ID:CV15IQco
>>136

店主「ふあぁ……」

>>136「すみません、ネクロノミコンはありますか?」

店主「……え?」

>>136「ネクロノミコンを探しているんですが、ありますか?」

店主「……一応、ありますが」

>>136「ほんとですか!?売ってください!」

店主「ちょ、ちょっと待っててください」ぱたぱたぱた

……ぱたぱたぱた

店主「……こちらでよろしいでしょうか?」

>>136「おお!これはまさしくネクロノミコン!おいくらですか!?」

店主「そうですね……特に決めてもいないし、あっても損ばかりしそうなので言い値で結構です」

>>136「では……これでどうでしょう?」

店主「……結構です」

>>136「では、これ代金です。ありがとうございました!」

店主「またどうぞ」

店主「……何者だ……」
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 23:54:04.23 ID:CV15IQco
〜確実な遺伝〜

母「ねえ、あなた」

父「ん、なんだい?」

母「あの子ってさ」

父「うん」

母「普段はやる気なくて何に対しても興味なさそうなのに、芯の深いところではちゃんと自分の周りのことを気にかけてるってところ、おばあちゃんそっくりだと思わない?」

父「確実に遺伝だね。隔世遺伝ってやつか」

母「そうそう、あの子、あの男の子と仲良くやってるみたいよ」

父「尻に敷かれてるんだろうね、きっと」

母「それも遺伝?」

父「もちろん。母さんもあの子も、他の男に負けているところを見たことがないよ」

母「ベッドの上でも?」

父「……なんでそこでそれを持ち出すかな……っていうか見たことないよそんなの」
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 23:59:25.63 ID:CV15IQco
二人で作るマティーニはレモンハート読んでて知ったんであれが正式な作り方かどうかはわかんないですね
きついカクテルなのに作り方がすっげえ甘いっていいですね

あとお題くだしあ。季節外れでもいいです。歌に関連するものは原曲知らない場合が多いので書けないかもです
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/17(木) 00:26:08.83 ID:.60bAwQ0
夏祭り
怪談
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/17(木) 08:00:36.61 ID:Gv8QBAAO
お題だよー
大量投下だよー
別に歌詞に沿わなくても想像で大丈夫だよー

つ スキップ
つ 意外と男らしい
つ 客がドSで何だか新鮮
つ 誤変換
つ 真っ赤な嘘
つ 部屋とYシャツと……
つ コスプレ
つ 店主さんは僕のものですから
つ 笑顔が怖い
つ うしろすがたの しぐれてゆくか
つ ピンチ!
つ 神無月
つ 全くもう……だしすぎですよ(性的な意味で)
つ ご挨拶
つ うれしはずかし……
つ 春風や 闘志抱きて 丘に立つ
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/17(木) 08:20:47.84 ID:aGD6SgDO
ドライマティーニは瓶を眺めながらストレートで呑むのは何処の国家元首だったか
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 10:02:05.39 ID:iBQDfDYo
えげれすのチャーチル


つ定期試験期間に入りました
つ客の親、襲来、もしくは店主を連れて里帰り

184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 10:55:44.72 ID:eCMdagAO
空気読まずに投下だよー\(^o^)/
やたら長くなっちゃったよー/(^o^)\



題:学園祭



店主「まだ着かないんですか…?」

男「五分も歩いてないじゃないですか」

店主「…疲れたし帰っていいですか?」

男「俺泣きますよ?」

店主「冗談です」

男「というか店主さんは体力無さ過ぎです」

店主「私は自分から行動するのは苦手なんですよ。基本受け体質なんです」

男「どれだけ怠け者なんですか」

店主「人生自分に正直に生きた方が長生き出来るものなんですよ」

男「はいはい、着きましたね」

店主「あ〜、やっとですか」

男「………あの、店主さん」

店主「なんですか」

男「誘った癖に今更言うのもなんなのですが…」

店主「いいから早く言いなさい」

男「女子校…?」

店主「本当に今更ですね」



女1「き、きた…!メールメール…」
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 10:57:42.42 ID:eCMdagAO
女3携帯「一件のメールを受信………失敗しましたぁ〜!ごめんなさ〜い!」

女3友「いい加減買い替えたら?」

女3「このドジっ娘っぷりがなんかツボっちゃったのよねーww」

女3友「あんた仮にも生徒会長なんだしオタク発言控えなさいよ…」

女3「来たか!」

女3友「なにがよ」

女3「今日のメインゲスト」

女3友「あ〜、例のバイトさんか」

女3「そ。ちょっと行ってくる」

女3友「いてらさ〜」



男「…入り口でぼーっとしてるのも迷惑ですし入りましょうか」

店主「ようやく覚悟を決めましたか」

男「元々誘ったのは俺な訳ですしね」

店主「友人に自慢するといいですよ。女子校の学園祭に店長と行ったと」
男「なんかそれすっごい哀れみの目で見られそうな言い方ですね」

店主「相手が私を男と誤解すればそうなるでしょうね」

男「誤解されるような言い方でしたよね」

店主「実際はハーレムな訳ですし気にしない方が幸せですよ」

男「ハーレムなんていらないんですけど…」

店主「いいから行きますよ」
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 11:00:22.20 ID:eCMdagAO
女1〜5「いらっしゃいませー」

店主「メイド喫茶みたいですね」

男「変なこと言わないで下さい」

女3「カップル券でお越しの方ですね?こちらの腕章をどうぞ」

男「これは?」

女3「特別招待客の証です。これを着けてると校内の商品は全て9割引になります」

店主「儲け度外視ですね」

女3「男っ気のない女の園では儲けよりイケメンの方が大事なんです」

男「もしかしなくても俺、晒し者ですか」

店主「そして私はあなたの恋人と認識されてしまう訳ですか…」

女3「これを機に付き合ったらどうです?」

男「遠慮します」

店主「…だそうなので」
男「え?」

店主「先程も言いましたよ?私は基本受け体質なんです」

男「えっと…、どう判断すれば良いんでしょうか」

店主「ご自由に」

女3「それではお楽しみ下さい!」

女3(初っ端からこんなニヤニヤ出来る会話が聞けるとは…。呼んで良かった)

男(周りに乗せられて付き合うなんて情けなさすぎる…んだけどもったいなかったかなぁ…)





今回はおまけ無しだよ〜\(^o^)/
というかいい加減学園祭終わらせたいよー/(^o^)\ホンマツテントー
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/17(木) 12:43:59.10 ID:Gv8QBAAO
wktkしてるよー
プルプル /^o^\プリーン
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/17(木) 14:41:06.88 ID:aGD6SgDO
>>183
チャーチルか、ありがと

相変わらず電話が表現豊かで困るw
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 14:53:10.86 ID:WZ.LpeUo
つドMで変態の僕
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/17(木) 18:00:29.48 ID:Gv8QBAAO
お題追加だよー

つ おそろい
つ 眠れない夜
つ 店外での一幕
つ 唇亡びて歯寒し
つ 路上キス
つ いつにもまして光り輝く惰性
つ 帰ってきた僕らのツン
つ ラプラスの悪魔
つ インディアンポーカー
つ 当たるも八卦当たらぬも八卦
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 23:52:59.27 ID:98cPgFoo
〜怪談〜

従姉「──で、水を一杯のんで鏡を見ると、自分の顔がなくなってたの……!」

客(ぞく……っ)

店主「…………(くぴ)」

従姉「よし、じゃあ次あんた!あんな古い書庫があるんだから実体験の何か一つぐらいあるでしょ!」

店主「(くいっ)……そうですねぇ、二人とも知ってると思いますが、あのお札貼りまくった赤い本なんかは怪談としては結構いい出来だと思うのですが……」

従姉「あー、あれは怖いね……」

客「ていうか僕触りかけましたからねあの本」

店主「……ん、お酒がなくなりましたね。とってきます」すたすた

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「えーと……」

「……なぁ」

店主「はい?」

本「……日ごろから俺みたいなの見てるのに怪談が怖いの?」

店主「いえ、ですから私は全く怖くないです」
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 23:55:52.61 ID:98cPgFoo
〜いつにもまして光り輝く惰性〜

Mr.ブライト「猛暑日だぜフゥハハァー」

客「あつい……アイス買っていこ……」


客「こんにちはーって寒っ!店主さん!?寒すぎませんかここ!?」

客「……ん?店主さーん?おーいどこですかー?」

もそもそ

店主「……んぁ……ああ、いらっしゃいまえ……ふあ……」

客「……布団?」

店主「あなたと私のイスをどけて長椅子を置いてみましてね。ついでに布団を敷いてみました」

客「……なぜ?」

店主「もちろんいつでも快適に寝られるようにです。決してあなたにいつでも抱いてもらうためでは──」

客「いらないことは言わなくていーいーよーーーーーー」

店主「しかしクーラーをがんがんにつけて布団にくるまって寝るというのは最高の贅沢ですね。では再びおやすみなさい」ばふっ

客「……アイス買ってきましたけど……」

店主「(もそもそ)……布団から出たくないので食べさせてください。はい、あーん」

客「……この人夏の間中このままなのかなぁ……」

店主「いえさすがにクーラーで電気代がえらいことになりそうなのでずっとはやりませんけど」
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 23:56:23.90 ID:98cPgFoo
〜定期試験期間に入りました〜

客「定期試験期間に入りました……はぁ……」

店主「浮かない顔をする暇があれば勉強したらどうですか」

客「そうなんですけどね……数学って苦手で……」

店主「……なんですかその目は」

客「いや、誰か頭のいい人が教えてくれないかなーと」

店主「……私文系なんですが」

客「僕も文系なので問題ないです」

店主「……まったく、今回だけですからね」

客「やった!」

店主「店はもう閉めてしまいましょうか。従姉も試験だといっていましたし今日は来ないでしょう。奥で待っててください」

客「あ、わかりました」

店主「数学だけでいいんですね?」

客「明日は数学と保健体育が……」

店主「……教えませんからね」

客「冗談です、言ってみただけです」
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 00:06:28.80 ID:Zk1vXOEo
店主「──、──」

客「…………」

店主「聞いてますか?」

客「え!?あ、はい!」

店主「……はぁ、全く聞いていませんでしたね。私の顔を見る暇があるなら手元を見なさい」

客「すいません……」

店主「見とれてましたか?」

客「え!あ、いえ、勉強を教える店主さんって知的な感じがしてなんか新鮮で……」

店主「……はぁ、このままでは先に保健体育を教えることになるかもしれませんね……」

客「え!?」

店主「いっておきますが、数学しかしませんからね。保健体育なんて暗記の科目なんですから、自分でなんとかしなさい」

客「はい……」


大量のお題をありがたう、これでしばらく食いぶちをつなげられそうです
しかし予想以上にわっふるわっふるなお題が多いな……これこのまま書いていいんだろうか

あと学園祭書いてる人がんばってくだしあ
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 00:18:40.26 ID:CSMT2Gco
ネクロノミコンを探している男を捜しているのですが
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 01:25:44.46 ID:ljKFMYAO
やはりワッフルなのを期待してるからのお題なのでは?





ぜひワッフルワッフルな感じでお願いします
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 09:51:18.64 ID:CfMbr.AO
第一波始めるよー\(^o^)/


題:学園祭(一年)



男「一年は何処も食堂なんですね」

店主「どうでもいい事についてまとめたクラス展よりはよっぽど有意義ですね」

男「それもそうですね。とりあえず飲み物だけ買ってきましょうか」

店主「私カフェオレで」

男「わかりました」



男「お待たせしました」

店主「ありがとうございます。…なかなかいい味出してますね」

男「喫茶店の娘さんが居るらしいですからね」

店主「ふむ…、今度煎れ方聞いといて下さい」

男「今度もなにも誰だか知りませんよ」

店主「その辺の人に聞けばわかるでしょう」

男「周囲の視線が怖いので遠慮したいのですが…」

店主「あなたは外面は良いですからね。男に飢えた女子校生の目の保養なのでしょうね」

男「それ遠回しに内面は良くないって言ってますよね…」

店主「ここの皆さんは貴方の外面だけしか見ていないという話です」

店主「そしてこの場において私以上に貴方を知る人はいないというささやかな悦びです」

男「え…」

店主「ほら、早く次行きますよ」

男「あ、待ってください」



女3「あ〜ニヤニヤが止まんないわ」
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 09:53:05.07 ID:CfMbr.AO
おまけ:その頃の女さん


女「暇ね…、店主が寝てるのもよくわかるわ…」

女「お、なかなか良い男。いらっしゃいませー」


女「うとうと…」





ネタありまくりだから今日は連続発射だよー\(^o^)/

でも一話ずつ書き溜めするから不定期発射だよ〜/(^o^)\
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 10:52:10.91 ID:CfMbr.AO
題:二年


男「お化け屋敷…」

店主「文化祭の定番ですね」

男「女子校って時点で怖くなさそうですけどね」

店主「それは同意します」

男「とりあえず入りましょうか」



女3「来たわよ!各員用意!!!」

女3クラスメイト「イエス、サー!!!!!」



男「うわ、真っ暗ですね」

店主「………」

キュッ

男「て、店主さん?」

店主「少しここの空気にあてられたようです…。それに、この方が雰囲気出るでしょう?」

男「そうかも知れませんが…」

店主「ふふっ、暗闇というのも良いものですね。何をしても誰にも見られませんから」

男「////」



クラスメイト「会長!雰囲気が甘過ぎて近づけません!」

女3「頑張れ!ここで脅かせばさらに甘い空気が味わえるんだ!」

クラスメイト達「!!!」

女3「理解したか?ならばいけ!突っ込め猛者達よ!」

クラスメイト達「おおおぉぉ!!!!!」
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 10:53:26.80 ID:CfMbr.AO


ドンっ

男「うわっ!?」

店主「きゃっ!?」



クラスメイト1「きゃっ!?て…きゃっ!?て…、あああああああ!!!!!」

クラスメイト「会長!クラスメイト1が糖尿病になりました!」

女3「早急に避難させろ!二人の邪魔をしかねん!」男「あたた…、大丈夫ですか?」

店主「特に怪我はないみたいですね」

男「そうですか」

店主「それより私は貴方に押し倒されているこの現状の方が一大事だと思いますか」

男「す、すいません!すぐ退きますんで!」

店主「待ってください。良かったらもう少しこのまま…」

男「え…?」

店主「駄目、ですか?」

男「い、いえそんな事は」

店主「ありがとうございます」



ルーム長「甘い…、甘過ぎる…」

女3「ルーム長、残りの兵はどれだけだ」

ルーム長「もう…、誰も…」

女3「くっ、これが店主の真の力なのか…」

ルーム長「すいません、会長…。私も…」





うん、女3はこういうノリの人だと思うんだ\(^o^)/
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 10:54:27.63 ID:CfMbr.AO
おまけ:その頃の古本屋

女「スー…スー…、んぁ…?」

客「あのー…」

女「あんただれ?なんの用?」

客「あ、客って言います」

女「ふーん。で?何の用?」

客「こ、これ下さい」

女「んぁー、なにこれ?本?あたしゃ店主じゃ…」

客「?」

女「うっわ寝ぼけてた!あたし今店番中じゃん!?」

客「そんなこと聞かれても…」

女「失礼な態度とってごめんねー。お詫びにその本あげるわ」

客「えぇ!?」

女「ここの店主融通聞くからそれくらい平気よww」

客「はぁ…」

女「ところでさ、君暇?」

客「それなりには…」

女「良かったら話相手になってよ。隣座って良いからさ」




新ジャンル「やる気のない古本屋の女"と"店主」始まるよー/(^o^)\
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 11:11:36.92 ID:CfMbr.AO
>>200入りきってなかったよー/(^o^)\ナントイウレスノショウヒ




男「さっきの演技だったんですか…」

店主「女3が怪しい動きをしてたのでこっちから見せ付けてやろうと思いましてね。案の定上手くいきました」

男「確かにあの後お化けは一切出てきませんでしたが…。見せ付ける意味が分かりませんよ」

店主「それは…」

男「まさかお化けが怖いとか」

店主「それだけは違います」

男「本当ですか?」

店主「……実は私、暗い所が怖いんです」

男「お化けが怖いんじゃなかったんですか」

店主「あんな子供騙し怖いわけないじゃないですか。暗い所に居ると不安で体に力が入らなくて…」

男「意外と寂しがりやなんですね」

店主「…そうですね。だから証明が欲しいです」

男「何のです?」

店主「自分で考えて下さい…」
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 11:38:31.87 ID:FWN8G5Ao
これは本当に糖尿病になりそうだ……
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 11:40:45.28 ID:CfMbr.AO
ラスト〜\(^o^)/



ソルロック「トゥートゥー(訳:そろそろ交代だぜ)」
ルナトーン「トゥートゥー(訳:はいよー)」


店主「もうこんな時間ですか」

男「流石に疲れましたね」

店主「そろそろ店に戻りましょうか」

男「そうですね」

-店前-

男「女さん寝てますね。隣にいるのは…」

店主「常連の方ですね」

男「なんか入りづらいですね」

店主「少し時間を潰して来ましょうか」

男「そうしましょうか」



女「ん…」

客「あ、起きましたか」

女「ん〜、おはよ…」

客「僕、そろそろ帰りますね」

女「あ〜もうこんな時間なのか。ごめんね、遅くまで付き合わせて」

客「いえ、女さんの寝顔が見れて有意義な時間でした」

女「あはは…、良かったら忘れて頂戴」

客「善処します。それではお休みなさい」

女「また来てね〜」



女「客君…か。あたしもここで働こっかなーww」
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 11:42:47.06 ID:CfMbr.AO
ようやく終わったよー\(^o^)/バンザーイ

書き始めたら止まらない性分らしいからいつも長くなって困る…



だがこれでgdgdほのぼの一発ネタを書けるぜヒャッホーゥ!
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/18(金) 18:14:58.04 ID:RVE.EkDO
中々よかったぜ!
クラスメイトと器物系が好きだわw
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 18:20:51.35 ID:2sDZP6AO
学園祭編乙&GJ!

何気に女さんがイイ……


ってかこの書き手は人外の物の台詞が素晴らしすぎる
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/18(金) 22:50:43.96 ID:HcA2Xm20
ルナトーンとソルロックですね。わかります
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 23:51:05.06 ID:Zk1vXOEo
>>195

店主「──と、いうようなことがありましてね」

客「ネクロノミコンを、ですか……売る人がいれば、買う人もいるんですね……」

店主「まったく、あんな本の何がいいのやら」

黒服「失礼します」

店主「いらっしゃいませ」

黒服「いえ、私は客ではないのです。ネクロノミコンを買った男の行方をご存じですか?」

店主「……ふむ、どこでその情報を仕入れたのかは知りませんが、あの人がどこのどなたなのかは全く存じ上げませんね」

黒服「そうですか、失礼しました。もし彼のことで何かわかればこちらへ一報ください。では」

店主「またどうぞ。……電話番号しか書いてませんね」

客「なんかへんなことに巻き込まれてません?」

店主「やれやれ、だからあんなもの持っておいても損しかないんです。他のルルイエ異本などはもう焼いてしまいましょうかねぇ」
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 23:51:39.92 ID:Zk1vXOEo
〜笑顔が怖い〜

従姉「しょうねーん。あそこの本とりたいから脚立もっててくれない?」

客「あ、いいですよ」

従姉「んしょ、もう、ちょ、っと……」

ぐらっ

従姉「っ!おわっ!」

客「え」

どしゃ       ぶちゅっとな

店主「っ!」

従姉「!!!」

客「っっ!!?ご、ごめんなさい!」

店主「…………」

従姉「……あ、あはは、事故だよね、事故。しかたないしかたない。故意のキスじゃないって」

客「……て、店主さん?」

店主「……そうですね、たまたまた唇が重なっただけで、二人には何の非もないですから、特に気にしてませんよ?(にっこり)」

客、従姉((怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い))
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 23:51:54.83 ID:Zk1vXOEo
〜ラプラスの悪魔〜

世界に存在する全ての原子の位置と運動量を知ることができるような知性が、もしも仮に存在すると仮定すれば(ひとつの仮定)、
その存在は、古典物理学を用いれば、これらの原子の時間発展を計算することができるだろうから(別の仮定)、
その先の世界がどのようになるかを完全に知ることができるだろう

客「店主さんは、ラプラスの悪魔って欲しいですか?」

店主「先に起こるすべての事象を把握できるほどの知識ですか。くれると言われてももらいませんね」

客「だと思いました」

店主「明日あなたが私をどのように楽しませてくれるのか分かりきった人生なんて、おもしろくもなんともありませんからね」

客「……恐縮です」

店主「まぁ、それに知識の泉たる本がこんなに私を取り囲んでいるというのに、そんなものを得てしまっては、その知識も本自身も何の価値もなくなってしまいますからね」

店主「本が大好きな本屋の店主が本に価値を見出せないなんて、私はそんなの絶対に嫌ですね」

客「……なるほど」
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 23:54:28.07 ID:MUEDXKIo
>>209
焼くなら俺にクレ!ww
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 23:55:09.55 ID:Zk1vXOEo
〜全くもう……だしすぎですよ(性的な意味で)〜

店主「ん……ちゅぷ……れろ……」

客「て、店主さん……今営業ちゅ──うっ……」

店主「ぴちゃ……そういいつつも、あなたもまんざらではなさそうですけど?」

客「それは店主さんが──うっ!も、もう──!」

店主「ん……っ!……ふふ、全くもう……だしすぎですよ?服にまでかかったじゃないですか……(ぺろ)でも、おいし

ビリビリビリビリビリビリ!

従姉「あ────っ!!!!!!」

店主「何を書いてるんですか何を」

従姉「ちょっと官能小説の練習にと思って二人をモデルに」

店主「しなくてよろしい。するなら私の眼の届かないところでやってください」

従姉「ちぇー……」

店主「やれやれ……」

客「…………」

店主「あなたも期待するような目でちらちら見ないでください」

客「はい……」

店主「……でも店を閉めた後なら好きなだけしてあげますよ?(ぼそっ)」

客「っっっ!!!??」


こうか!?これでいいのか!?
あまりラヴラヴなのばっかりだと古本屋である必要がなくなる気がして書くのは楽しいけど投下は結構気を使ったり・・・
1:1ぐらいがちょうどいいのかなと思ってるんですけどどうなんでしょ?

あと昼の人学園祭乙です
>クラスメイト「会長!クラスメイト1が糖尿病になりました!」
に吹いたwwwwwwww&GJ、短編も期待してますです
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/19(土) 00:38:48.39 ID:wt92R2o0
>>213俺も1:1くらいがいいと思う
というわけでお題
・店主の誤解
・客の誤解
・従姉暴走
・クラスメイトといるとこみられる
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/19(土) 02:20:32.19 ID:lIsy6voo
女3になんか惚れそうです・・・
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 07:03:34.62 ID:9Pj7vQAO
お題投下ー

【ガソリン値上げ】
【男過労】
【古本屋・パニック】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 11:26:06.51 ID:D4adXK2o
ルるいエ異本ガあルト聞いテやってきまシた。
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 11:56:10.03 ID:9Pj7vQAO
>>217
パワプロの博士思い出した
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 12:14:09.18 ID:6Sjep/ko
魔術書と言えば金枝篇が普通にamazonで買えるご時世だからな
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 13:14:25.86 ID:m0HyqMAO
なんか今日はえらく賑やかですねwwwwwwwwwwww


そしてただつらつらと書いただけのオナニー小説にGJとか皆さん優しすぐるwwwwww
読んでくださった皆様に心から感謝しつつ今日は書く暇がナイヨー/(^o^)\

>>215
同人作家な生徒会長で良かったら貰ってやって下さいww


基本古本屋舞台のネタしか書かないから女子校軍団の登場自体が少なくなりそうな予感…
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 19:57:29.62 ID:Ee6EtMSO
女3を描いてみました。
また見にくくてごめんなさい(´・ω・`)
http://mup.vip2ch.com/dl?f=40057

そのうち全員カラーで描きたい次第す。
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 23:50:40.62 ID:9Xh1OLYo
>>212

店主「というわけでルルイエ異本とエイボンの書を焼き払ってしまおうと思います」

客「見る人が見たら大激怒して店主さん殺しかねませんね」

店主「なので迅速に焼きます。レアもミディアムもすっとばしてウェルダンです」

客「……で、そのゼリーみたいなの何ですか?」

店主「ナフサにナパーム剤を加えたもの」

客「ちょちょちょちょちょ!!!!!ナパーム弾の中身じゃないですか!!!店ごとふっとびますよ!?」

店主「大丈夫ですよ魔法防御高いですからこの店」

客「いやナパームは魔法じゃないっていうかだめですって!」

>>212「焼くなら俺にクレ!」

客「……びっくりしたぁ……誰ですかあなた」

>>212「い、いや、詳しいことは言えないんだが、焼くぐらいならそのルルイエ異本、俺に譲ってもらえないだろうか?高値で買い取ってもいい!」

店主「はぁ……まぁかまいませんが……何があっても文句は受け付けませんよ?」

>>212「承知の上だ!」

店主「……ではどうぞ。こちらのエイボンの書もオマケで差し上げます。あとこれをうちで手に入れたことはくれぐれも内緒にしておいてくださいね」

>>212「うほーありがとう!じゃあな!」

店主「……最近変に疲れることが多い気がします」

客「物好きな人って、結構いるもんですねぇ……」
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 23:51:23.18 ID:9Xh1OLYo
〜うしろすがたの しぐれてゆくか〜

ザー……

店主「ふぁ……最近は雨だと朝でも十分に蒸し熱くて困りますね……」

店主「……以前はこんな日は絶対に店なんか開けなかったんですけどねぇ」

店主「……いつからでしょうね、店を開けないことに後ろめたさを感じるようになったのは」

店主「うしろすがたの しぐれてゆくか……私の場合は、時雨ではなく、布団にうもれる自分、ですかね。もう一人の自分に後姿を見られているのは」

店主「……確かに、どうせみられるなら、充実した毎日を送っているところを見られたいですからねぇ」

店主「久しぶりに、山頭火の俳句でも読んでみましょうか。自由律は、私に会っている気がします」
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 23:51:42.85 ID:9Xh1OLYo
〜春風や 闘志抱きて 丘に立つ〜

*季節が春まで遡る

客「こんにちはー」

店主「いらっひゃいまふぇ」

客「……だらけすぎでしょう、っていうかクッションに顔つっぷしたまましゃべるのはやめてください」

店主「極寒の冬を頑張ってやり過ごしたんですから、すこしだらけるぐらいの猶予は与えられてもいいと思うのですが」

客「その極寒の冬だってずっとこたつの中でだらけてたじゃないですか。さ、仕事仕事」

店主「といっても客はあなたしかいません。しかもあなたは客と呼んでいいのかどうかも疑わしい」

客「客です。常連です。ていうか店主さん『春風や 闘志抱きて 丘に立つ』って言葉を知らないんですか?」

店主「もちろんよく知ってますとも。ですが私はずっと室内にいるので闘志を湧き立たせる春風も私のところまでは届かないんです」

客「ああ言えばこう言う人だなぁ相変わらず……」
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 23:52:54.71 ID:9Xh1OLYo
〜ピンチ!〜

きーんこかーんきーんたまー

客「さーて弁当べんと──」

携帯「電話ですぜ」

客「ん?店主さん?(ぴっ)もしもし?」

店主「どえらいことが起こったので今すぐ来なさい」

客「え!?今学校なんですけど……」

店主「そんなもの早退してしまいなさい。早く来ないといろいろと私が危ないので」

客「え、わ、わかりました!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「……で、これですか」

店主「段ボール数箱分買取査定なんて一人でやってたらいつまでたっても終わりませんからね。あなたは本の状態を確かめてください。値段は私が付けます」

客「はい……で、これを持ってきた人は?」

店主「明日また来るそうです。つまり明日までに査定を終わらせないと……はぁ、段ボールを見ただけでやる気が……」

客「ちゃんと手伝いますからやる気だしてください!僕お昼ごはんまだなんですからね!」

店主「……お弁当ですか?」

客「ええ、まあ」

店主「手作り?」

客「ええ、僕が作りましたけど」

店主「……後でください」

客「では手を動かしてください、弁当が駄目にならないうちに」



何かいいジャンルスレはないかと探してたらうつしゅにんスレが立ってた。うひょー
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 00:52:06.47 ID:v8Ge4MMo
お題の古本屋・パニックってもしかしなくてもフルメタル・パニックあたりとかけましたか
まぁ読んだことないので好き勝手に書きますが

227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 23:50:49.99 ID:v8Ge4MMo
〜神無月〜

*10月ネタ

客「もう10月ですね」

店主「神無月、ですか。全国の神々が出雲大社に集って一年のことを話し合うという」

客「一か月も話し合うって、そうとう念入りに話し合ってるんでしょうね」

店主「さあ、どうでしょうか?案外話し合うのは最初の数日だけで、あとは大宴会かもしれませんよ?」

客「否定しにくいなぁ……」

店主「……しかし」

本「ぐが〜……ごが〜……ぴひゅるるる……ぐ〜」

店主「もしかしたら一か月姿を見ずにすむかと思ったのに、やはりあれは神ではなかったか……」

客「まぁ、呪われた本ですからね……妖怪とかに近いでしょう……」

店主「紙ではあるのに」

客「だれうま」
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 23:52:16.47 ID:v8Ge4MMo
>>217

店主「zzz……」

客「まだ起きないのかな……いい加減足がしびれてきたんだけど……」

変人「すいマセん」

客「え?あ、はい!?」

変人「ルるいエ異本ガあルト聞いテやってきまシた」

客「え!?え、えーとあれは先日売れてしまって……もう無いんですけど……」

変人「ナに!?」

客「ひっ!?」

変人「ないダと!?ヨびモどせ!入荷シロ!ないなら作レ!」

客「ちょ、ちょ、お客さんおちついて……」

変人「うルサい!いまスぐ(ゴッ)──」

ばた

客「え……?」

従姉「なんか大変そうだったから天下の広辞苑で殴っといたけど……まずかったかな……?」

客「う、うーん……一応間違いではないとは思いますけど……」

店主「ん……どうしました?」

客「あ、店主さん。なにやらかくかくしかじかまるかいてちょんで」

店主「……はぁ、本当に最近はやっかいごとが多いですね……」

客「この人どうしましょう?」

店主「ゴミ袋に詰めて近くのゴミ捨て場にでも捨ててきてください」

客「いやいやいやいやさすがにまずくないですか」

店主「空気穴開けておけば死にはしませんよ」

客「そういう問題じゃ……って従姉さんも積極的にやろうとしない!!」

従姉「えーだって捨てた後どうなるのか楽しみだしこのまま置いといてもうっとうしいし(ごそごそ)」
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 23:52:57.04 ID:v8Ge4MMo
〜男過労〜

夕飯時

客「じゃぁ、僕そろそろ帰り──」ふらっ

店主「っ!?」

客「お、とと……」

店主「ど、どうしました!?大丈夫ですか!?」

客「あはは、ここのところ忙しかったですからね……ちょっと疲れてるんですかね……」

店主「……ならこんなとこに来る暇があるなら家で休んでてください」

客「いや、店主さんに会わない日があるのは違和感が……」

店主「倒れてしまってはそれ以上に会うことができなくなるんですよ!?少しは気を抜くことも覚えてください!」

客「あ、ご、ごめんなさい……」

店主「……すぐに奥で休みなさい。それと今日は泊っていきなさい。このままでは帰る途中で倒れかねません」

客「は、はい……」

店主「……倒れて困るのは、あなた一人ではないんですから、次から体調管理ぐらいはちゃんとしてくださいね」

客「はい……。……店主さん」

店主「なんですか?」

客「……僕が寝るまで、傍にいてくれませんか?」

店主「寝ている間も傍にいてあげますよ。むしろ、いさせてください。今のあなたからは目を離すべきではないので」

客「……じゃあ、抱き枕にします」

店主(……真剣に同棲を考えたほうがいいんですかね、互いのことを考えると)


いや、しないよ?
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 23:53:43.10 ID:v8Ge4MMo
〜古本屋・パニック〜

がやがやがや

店主「……何やら外が騒がしいですね。まだ店も開けていないというのに」

がらがらがらがらがら

店主「!?」

「お、開いたぞ!」

「おお、確かにすごい量の本だ!」

「すいません、×××××はありますか!?」

「わ、私は×××××を探しているんですが!」

店主「な、なんですかこれは……」

「この店がテレビで紹介されたんですよ!いやあ確かにすばらしい店だ!」

「お、おい、あそこに並んでるの、×××××じゃないか!?しかも背表紙からすると初版っぽいぞ!?」

「あっちにもお宝が!!」

店主「え、ちょ、ちょっと……」

どすん

店主「?……夢、ですか……」

店主「……最近変な出来事が多すぎたんですかね……」

店主「しかし……大繁盛の店なんか、死んでも御免ですね。常連客が二人いれば十分です」

231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 09:03:51.44 ID:gEtnc2AO
第:学祭翌日

店主「ZZZ…」

男「…こんなに熟睡してる店主さん初めて見ました」

女「昨日の疲れがとれてないんでしょ。そっとしといてあげな」

男「無理させちゃったのでしょうか…」

女「まさかwwこの娘は嫌な時は嫌と言える人間よwwww」

男「たしかに」

女「むしろ運動不足気味だからちょくちょく連れ出してあげて頂戴」

男「わかりましたww」

店主「んふふー…ZZZ…」



小ネタレベルだよ〜/(^o^)\
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/21(月) 11:25:45.94 ID:em0NEIDO
激しくGJ!!
あんたらもう結婚してしまえw
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 14:57:30.07 ID:Qto/9EAO
>>230
なんという輪廻転生wwww
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 23:52:08.90 ID:ZVTqlIgo
〜夏祭り〜

客「そういえばもうすぐ夏祭りですね」

従姉「一緒に川原で花火の下青姦しませんか店主さん」

客、店主「「…………」」

従姉「……なんかごめん」

客「店主さんは夏祭りとか行きます?」

店主「いえ、あまり。もともと出歩くのはあまり好きではないですからね。人ごみなどは特に」

客「あー……」

店主「……絶対にはぐれないと約束できるのでしたら、一緒に行ってもかまいませんよ?」

客「ほんとですか!?」

店主「ええ、もちろん。従姉も一緒にどうです?」

従姉「あーあたしはいいや。お二人の邪魔しちゃ悪いしね。友達と行くよ」

店主「そうですか。……あ」

客「どうしました?」

店主「いえ、浴衣姿、すでに見せたことありましたね」

従姉「はじめての浴衣姿で悩殺しようと思ったのになー」

店主「……まぁ、それに近いことを思ったりはしましたが」

従姉「白い目で見られるのもいやだけど素直に反応されるのも腹立つな」

従姉「にしてもそんなこと考えるようになったなんてカッワイイー♪」ふにふに

店主「ええい暑苦しいですねぇ離れてくださいっ!」
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 23:52:19.89 ID:ZVTqlIgo
〜おそろい〜

店主「迎えに来ると言ってましたが……そろそろですね」

ぴーぽこー

店主「来たようですね」

がちゃ

客「あ、こんばんは」

店主「……なんですかその浴衣は」

客「え?あ、昨日急いで買ってきたものなんですけど……」

店主「……色も柄も私のものと全く一緒のようですが」

客「たまたま気に入ったのがこれしかなくて……」

店主「……はぁ、バカップル丸出しじゃないですか、一緒の浴衣で歩くなんて」

客「すいません……」

店主「まぁ、これしか良いのがなかったのなら仕方ないでしょう。ほら、行きますよ」

客(店主さんの柄に合わせたとは考えないのかな……?)
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 23:52:37.13 ID:ZVTqlIgo
〜当たるも八卦当たらぬも八卦〜

がやがや

客「今年も多いですねぇ、人も出店も」

店主「……離れないでくださいね?(ギュッ)」

客「ええ、もちろん」

占い師「お、そこのお二人寄ってかない?」

客「……占い?祭りで占いとはめずらしい……」

占い師「それがカップル多いから結構儲かるんだ。やってかない?お二人の相性とかいろいろ見るよ?」

店主「どうせ良いことしか言わないのでしょう?」

占い師「だといいんだけどねー。実は正直に言いすぎてすでに二組のカップルを激怒させちゃってたり……」

店主「おやおや」

占い師「ま、結果が信じられなきゃお代は結構よん。んじゃ、なかば強引に二人の相性を占わせてもらいまっせ」

客「強引に占って激怒させてりゃ世話ないわ……」

占い師「んーむ……ああ、やめやめ。お代もけっこうです」

客「ええ!?ちゃんと占ってくださいよ!」

占い師「だってやたらと相性いいみたいだからムカついてさ。というわけで相性は最高。よかったね、ばいばい」

客「ええ……なんて投げ槍……」

店主「ま、いいんじゃないですか?別に信じられない結果でもないでしょう」

客「占いを投げ出すほどいい相性ですか……」

店主「まぁ、当たるも八卦、当たらぬも八卦ですからね。最終的に信じる信じないはあなたの自由ですよ」

客「……店主さんは?」

店主「もちろん、信じますとも」
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 23:52:53.71 ID:ZVTqlIgo
〜うれしはずかし……〜

客「そういえば、あと30分もすれば花火の時間ですね」

店主「そのことなのですが」

客「はい?」

店主「できれば、家の二階からみたいです。こんな雑踏の中ではなく、静かな場所で」

客「あ、いいですね。じゃあ帰りましょうか」

店主「ええ」
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 23:54:17.23 ID:ZVTqlIgo
どーん……どーん……

客「あー確かにいい場所ですねここは」

店主「でしょう?ここから花火を見ながら晩酌をするのが毎年の楽しみでしてね……どうぞ」

客「あ、どうも」

店主「(くいっ)……ふう。今年は久々に夏祭りを楽しんだ気がしますねぇ」

客「(ちび)…………(肩に手を回す)」

店主「え?あ、……」

客「……そういう雰囲気かなって思ったわけです」

店主「……お酒が注ぎにくいんですが」

客「注いで上げますよ」

店主「……いえ、お酒はしばらくいいでしょう。それよりも、肩を貸してください」

客「ええ、どうぞ」

店主「……ふぅ。まさか、あなたとこんな関係になるとは思いもしませんでしたねぇ」

客「……嫌ってましたか?」

店主「もちろん。あなたが居座るせいで昼寝ができませんでしたからね」

客「……今は?」

店主「訊くまでもないでしょうに」

客「できれば、聞きたいですね」

店主「……大好きですよ」

客「ええ、僕もです」


しばらく古本屋に関連するネタばかり書きたい
でもネタがないのでそういうお題あったらください

あと昼の人、前から言おうと思ってたんですが毎度毎度携帯からご苦労様です・・・いつも労力に見合った作品だと思います
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 23:55:55.49 ID:z8Mugtso
昼の人も何時もの人もGJです!!
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 23:57:54.88 ID:z8Mugtso
追加でお題もいくつか置いときますのでよかったらどうぞ
「風船」
「飴と雨」
「ティッシュペーパー」
「お弁当」
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 00:04:11.41 ID:gCt5LuYo
魔道書なんデもいイノデ売てくダさい。
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/22(火) 01:27:59.30 ID:B5GfLqs0
本関係

ブック○ク偵察
ラノベ
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 03:26:17.73 ID:oFejdkAO
ここの活気が羨ましい……
毎日楽しみに読ませてもらってるラノベ厨がここに一人!

記念というあれじゃないけどお題をば置いておかせてもらうんで良ければ。

【初めてのコスプレ】
【ふたなり】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/22(火) 06:54:52.26 ID:lw5jOMAO
お題だよー

つ 虫干し
つ ユリシーズ
つ 大量買い取り
つ 模様替え
つ ホームレス中学生(笑)
つ 売り上げがここ数カ月何故か増加
つ 岩波文庫は古本屋のステータスだ!
つ 見る人が見ればわかります
つ モンテ・クリスト伯
つ 古本屋らしさ
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 11:33:05.26 ID:7KyVLcAO
第:ある日の古本屋
店主「男君、これ並べてきて下さい」

男「わかりました」



男「青年誌は…と」

男「ふぅ…。この本、さっき店主さんが読んでた本だよな…」

女「〜〜〜」

客「〜〜〜」

男(女さんと客さん、最近仲良いな)



男「並べ終わりました」
店主「ありがとうございます、助かりました」

男「今度からは読んだ本は自分で片付けて下さいよ」

店主「善処します」

男「そういえば最近女さんと客さん仲良いですよね」

店主「あの二人は前からずっとあんな感じでしたよ」

男「そうでしたか?」

店主「相変わらず鈍い…」

男「?」

店主「しかしこうも長く私の避暑スペースを占領されると辛いものがありますね」

男「あそこエアコンの真下ですもんねwwでも働いて下さい」

店主「こうも暑い日に来るのは何処かのバカップルくらいですよ。……なんだか眠くなってきましたね」

男「普通暑いと眠気は起きない気がしますが」

店主「眠いものは眠いんです。肩借りますよ」

男「うわっ…////」

店主「それではお休みなさい」

男「はぁ…」
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 11:38:35.97 ID:7KyVLcAO
なでなで…

店主(たまには甘えてみるのも悪くないですね)



おまけ:ベンチ組

女「おーおー、甘えちゃってww」

客「店主さんがあんな風に甘えるなんて想像出来ませんでしたよ」

女「惚れた?」

客「いやそういう訳では…」

女「ふーん」

とさっ

客「女さん…?」

女「あの二人見てたらなんか良いなーって…。駄目かな?」

客「い、いえ、そんな事は」

女「ありがと。君のそういう所、好きだよww」

客「////」



女3(入りづれー!でも素晴らしいネタ!)

女1(素敵だなぁ…)





暑さにやられた。後悔はしていない。
>>夜の人
メモ帳使うと意外と楽なもんですよwwwwww
そしてお褒めの言葉ありがとうございます

>>243
事情はよくわからないけど活気が欲しいならあなたが書けばいいじゃない
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 23:51:20.70 ID:6PcMu2so
>>241

変人「魔道書なんデもいイノデ売てくダさい」

客「店主さん、僕もういやです」

店主「言わずもがな私だってもう嫌です」

変人「まーどうしょっ!まーどうしょっ!(手拍子)」

客「……どうしましょう?」

店主「……これ渡しておきなさい」

客「え?はぁ……」

店主「グラン・グリモアの写本です。そこまでレアではないですがまぁ引き下がりはするでしょう」

客「はぁ。えっと、これでいいですか?」

変人「どうも、これお代です。では」

客「……しばらく大丈夫ですかね?」

店主「まぁ、彼に関しては」

客「……ところでさっきの写本はどうやって?」

店主「原本が書庫にあるので先日コピーしました」
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 23:51:32.19 ID:6PcMu2so
〜ブック○ク偵察〜

客(たまには黄色い古本屋でも寄ってみるかな)

ガー いらっしゃいませー

客(青年コミックは、と……)

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「……(ぺら)……」

客「…………(ぽりぽり)」

客「……涼しいし、店内は明るいしで過ごしやすいんだろうけど……なんか違うなあ……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「店主さん店主さん」

店主「なんですか」

客「やっぱりどこぞの古本屋よりこの店のほうが断然いいですね」

店主「は?」

客「〜♪」

店主「何があったのかは知りませんが……まぁ褒めてくれたのならば喜んでおきます」
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 23:51:41.12 ID:6PcMu2so
〜ラノベ〜

客「店主さんってラノベとか読みます?」

店主「小説は何でも読みますよ」

客「へー、なんか意外ですね。そういう軽いのは読まないのかと思ってました」

店主「まぁ、ラノベにもいろいろありますしね。あまりにもラブコメ然としているのはあまり好きではないです」

客「あー、そんな感じしますね……」

店主「ところで、挿絵が多く使われている小説をラノベと呼ぶのならば、その挿絵を取り除けばそれはラノベじゃなくなるんでしょうかね?」

客「うーん、でも内容は完全にラノベのそれですし……っていうかどこからがラノベでどこからがラノベじゃないのか……」

店主「……あ、わかりました」

客「?」

店主「コミケで二次創作物が売られていたらラノベ」

客「すげえねじ曲がった解釈の仕方ですけど一理ありますね……」
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 23:51:51.54 ID:6PcMu2so
〜お弁当〜

スジャータが正午をお知らせします

客「いそいそ」

店主「……古本屋にお弁当持ってきてまで居座る人なんて普通いませんよ」

客「ま、いいじゃないですか。わざわざ外に食べに行くより食費節約できますし」

店主「食べなければもっと節約できるのに」

客「それはちょっと……」

店主「では私もお昼にしますかね」

客「……店主さん」

店主「はい?」

客「交換しましょう」

店主「は?」

客「弁当、食べていいですよ。いつもお茶漬けしか食べてないの見ると栄養面が不安に思えてくるので」

店主「……では、お言葉に甘えてもらっておきます」

客「じゃ、僕はお茶漬けをいただきますかね」

店主「(ぱくぱく)……お願いがあるのですが」

客「はい?」

店主「お弁当持ってくるときは、私の分も作ってきてください」

客「ええ、喜んで」

店主「……卵焼き入れてください」

客「わかりました」
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/23(水) 00:48:03.37 ID:CDcjzVE0
>>250
スタージャが脳内再生された
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/23(水) 07:18:54.23 ID:CDlunoDO
スwwwwジャwwwwータwwwww
脳内再生率半端ねぇw
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 23:57:57.72 ID:XEKoBeMo
〜古本屋らしさ〜

客「古本屋らしさって何だとおもいます?」

店主「客が滅多に来なくて一日中寝てるだけでいいところですかね」

客「ここだけですからね、いっときますけど」

店主「では立ち読みしてても怒られないところ」

客「……まぁ、そうなんですかね、確かに」

店主「あなたは何だと思います?」

客「うーん、なんでしょうね……僕にとってはこの店こそが古本屋!って感じなんで……」

店主「褒めても何も出ませんよ」

客「あはは。……そうですね、しいて言うなら、空気、ですかね。うまくは言えませんが、普通の本屋にはない空気があると思います」

店主「そりゃまぁ呪いの本や魔導書が何冊もあれば空気も変わるでしょうね」

客「もうちょっと素直な受け止め方できませんか」
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 23:58:20.43 ID:XEKoBeMo

〜虫干し〜

紙魚「んめえ」

紙魚「うめえうめえ」

紙魚「もしゃもしゃ」

客「…………」

店主「虫けらどもが……虫干しで一掃してくれるわ」

客「おお、すごい覇気」

店主「と、いうわけで頼みました」

客「いや手伝いますけどこの量を僕一人では無理でしょ!?」

店主「従姉も呼びますか」

〜〜〜〜〜〜〜〜

従姉「ふあー疲れたー」

客「本棚ひとつ分でも一苦労ですね」

店主「お疲れ様でした。麦茶どうぞ」

客「あ、ども」

従姉「んん、おいしー」

客「しかし、スペース的に一度に本棚ひとつが限度ですか。全部干すのに一週間はかかりますね」

店主「まぁ、それだけじっくりと虫けらどもを攻め落としていくと考えれば……ふふ、楽しいじゃないですか?」

従姉「鬼……」

客「……怖い……」
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 23:58:34.79 ID:XEKoBeMo
〜客の親、襲来〜

だだだだだだだ……

客「て、店主さん!大変です大変です!」

店主「どうしました?留年でも決定しましたか」

客「そんなことよりも大変です!姉がきます!」

店主「姉?あなた姉なんていたんですか」

客「ええ、親代わりの姉が。その姉が、休暇を利用して会いに来るそうです!」

店主「……で、それの何が大変なんですか?」

客「……姉は、極度のブラコンです……」

店主「……それで?」

客「僕に彼女ができたなんて知ったらどうなるか……」

店主「彼女?あなた彼女なんていたんですか?」

客「泣きますよ」

店主「冗談です。で、私にどうしろと」

客「……できれば他人のふりで」

店主「わかりました」
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 23:58:46.54 ID:XEKoBeMo
〜客の親(代わりの姉)襲来〜

姉「おとうとぉーっ!会いたかったああぁぁっ!!」

客「ちょ、姉さん店内だから!」

店主「……どうも、いらっしゃいませ」

姉「……この人は?」

客「この店の店主さんだよ……なんでそんな敵意の視線をなげかけるの……」

姉「ふーん……弟とっちゃダメだよ?」

客「姉さん……」

店主「……ええ、安心してください」

客(なんか店主さんも目つきが怖くなってきてるし……)

姉「ふふ、よかったよかった。弟はあたしだけのもの〜♪」すりすり

客「ちょ、姉さん……」

店主「……ところで、今日は晩御飯は食べていくんですか?」

姉「!!?」

客「ちょ……」

姉「……弟、晩御飯ってどういうこと?」

客「え、いや、僕もよくわからな──」

店主「お姉さんと仲良くするのもかまいませんが、恋人の前であまりべたべたするのはやめてくださいね」

姉「恋……人……?」

客「店主さん……約束が……」

店主「あなたが悪いんです。こうも見せつけられてはやきもち焼くににきまってるでしょう」

姉「……弟に……恋人……」

客「ね、姉さん……」
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 23:59:13.39 ID:XEKoBeMo
姉「……はぁ、そっか……弟もそんな年頃か……」

客「え?」

姉「そうだよね、いつまでもお姉ちゃんのもとにいるわけないもんね(ぽんぽん)」

姉「あ、店主さん?弟のこと、よろしく頼むわね。……浮気したら、許さないから」

客「あ、あれ?あれ?」

姉「あー弟。彼女と仲良くするのはいいけど、たまにはお姉ちゃんのこともかまってね?やっぱりさみしいから」

客「え、あ、うん……」

姉「……よし。先に帰ってるわ。部屋のキー貸して」

客「あ、はい……」

姉「じゃぁ、またね店主さん。……それと弟、あと3時間は帰って来ないでね。色々見られたくないから」

客「あ、うん……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「……心臓止まるかと思いましたよ」

店主「意外と私ってやきもち焼きなんですねえ、知りませんでした」

客「でも、なぜか大団円?」

店主「まだですよ。あなたのお姉さんの心の整理がついたら、です」

客「店主さんが乱したんじゃ……」

店主「あなたは私のものです。たとえ肉親であっても、あなたは渡しませんよ。……お姉さんには悪いですが」

客「……女性って怖い……」


こういうのは軽いヤンデレなんですかね?
ただのやきもち焼き?
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/24(木) 00:05:05.81 ID:Qq7lI1U0
ヤンデレは障害を加えてからだと思う
しかしあんたの書くキャラはいちいち素晴らしいな
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/24(木) 06:34:37.62 ID:VK7dIUDO
…ふぅ

精進が足りんな
ちょっとティッシュ買って来る
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 10:35:22.38 ID:8LhpKcAO
投下だよー\(^o^)/

題:古本屋の朝



店主「zzz…」

ガチャ

男「店主さん、おはようございます」

店主「ん…、zzz…」

男「起きて下さい」

店主「んー…、いや…、です…」

男「起きないと襲っちゃいますよ?」

店主「…好きにして下さい。zzz…」

男「はいはい、寝ぼけてないで起きましょうね」

店主「………」

男「おはようございます。それじゃあ、店を開けて来ますね」

店主「はぁ…」



みっじかっいよー/(^o^)\
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 10:41:23.89 ID:8LhpKcAO
おまけだよー\(^o^)/
なんかキャラ変わってる気がするよー/(^o^)\





店主「という事があったのですが」

女「とりあえずあんたらいい加減付き合え」

店主「嫌ですよ面倒臭い」

女「男君もいつになったら告白するのやら…」

店主「なんだかんだで彼はヘタレですからね」

女「むしろあんたが告れ」

店主「面倒臭い」

女「本当は恥ずかしいだけでしょwwww」

店主「む、否定する要素がありませんね…」
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 23:50:39.88 ID:mzrPqsUo
〜売り上げがここ数カ月何故か増加〜

店主「……むぅ」

客「どうしました?」

店主「この二か月、なぜか売上が急激に伸びてますね……」

客「何か大量に売ったとか?」

店主「いえ、ネット販売はいつもどおりでしたが……」

客「何かレアなものを売ったとか──あ」

店主「……一連の魔導書騒ぎか……たしかに高値では売れましたからね……」

客「二度とあんなのは御免ですけど、それなりに得もあったんですね」

店主「というかこれぐらいの得はないとあれだけ疲れさせられたのだから吊り合わない気がします」

客「……今グラン・グリモアの写本を売ろうかなとか考えてませんでした?」

店主「だめですか」

客「絶対にろくなことになりません」

店主「残念です」
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 23:51:06.39 ID:mzrPqsUo
〜初めてのコスプレ〜

従姉「ごそごそ」

店主(さっきから奥で何やってるんですかね……)

店主「あまり散らかさないでくださいね」

従姉「あったー!」

店主「?」

だだだだだ

従姉「見てみてこれ!あんたの高校時代の制服!」

店主「おや、これはまた懐かしいですね。で、これがどうかしましたか」

従姉「着ないか?」

店主「は?」

従姉「いつも学校から直接制服で来る少年を、このセーラー服で迎えてみないか?」

店主「……何の意味が」

従姉「少年の反応が見たい」

店主「…………」

従姉「あ、あたしもちゃんと持ってきたから」

店主「……単に自分のセーラー服姿を見てほしいだけでは」

従姉「や、やだなーそんなのじゃないってーあわよくば君たちが制服プレイになだれこめばいいなーぐらいにしか思ってないってー」

店主「殺しますよ」
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 23:51:22.15 ID:mzrPqsUo
客「こんにちはーって何ですかその格好」

従姉「おや意外と普通の反応」

店主「……いらっしゃいませ」

客「えっと……経緯は?」

従姉「この子があんたとセーラー服を白濁に染めるほどの制服プレイを──」

店主「あなたに感想を聞きたんだそうですよ、まだ高校の制服でも違和感がないかどうか(ぎゅうう)」

従姉「痛いつねらないで痛い痛いごめんごめん」

客「はぁ……まぁ、二人ともそんなに違和感ないですけど……っていうか店主さんたぶん現役って言っても通じますよ」

店主「はぁ、どうも」

従姉「……少し無理があるってことかあたしは……」

従姉「……ところでさ」

従姉「この子のこの恥ずかしそうにしてる表情がまたそそると思わないか、少年?」

客「……まぁ、確かに」

店主「……ばか」
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 23:52:26.00 ID:mzrPqsUo
〜見る人が見ればわかります〜

客「うん?何ですかこの本。……袋法師詞書?やけに古い装丁ですね」

店主「さすがのあなたもその本は見た事ありませんでしたか。まぁ、見る人が見れば一発でわかるかと」

客「見る人?」

店主「……あ、来たみたいですね」

従姉「ういー」

店主「従姉。誕生日祝いです。この本を差し上げましょう」

従姉「お、ありがと。……っ!!?」

従姉「こ、これは日本最古の官能小説『袋法師詞書』!!???」

店主「限定200部の超レアものなんですから、大切にしてくださいね」

従姉「おおぉぉおぉぉおお……素晴らしい……素晴らしいぞ……」

客「めちゃくちゃ感動してますね」

店主「苦労して見つけた甲斐がありましたね」

従姉「うはぁ……表紙眺めてるだけで濡れてきた……今日はもう帰ろう……んで日付が変わるまで読みふけって……うふふふふふふ」


なんでも女性の嬌声が「おします、おします」だとか
にしても きまつしけん だるいです
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/25(金) 00:30:50.33 ID:yuS5VmAo
ぜーはーぜーはー、マ、魔道書返品さセテくださイ・・・助ケて・・・
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/25(金) 07:38:30.47 ID:ASLqVoDO
その後、>>266の姿を見た者は(ry
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/25(金) 09:56:45.01 ID:oSDohNAo
今更だけど夜の部の客って高校生?

つ レイモンド・チャンドラー(の作品)と愛猫タキと店主と猫と

単にまた猫出てきて欲しいなと。
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/25(金) 23:50:24.95 ID:eYy5DXwo
>>266

店主「すかー……すぴー……(on長椅子ベッド)」

客「店主さーん……少しでいいからそっち寄ってくださいよぉ……僕座れないじゃないですか……」

ふら、ふら……バタッ

客「うおっ!?」

「ぜーはーぜーはー、マ、魔道書返品さセテくださイ……助ケて……」

客「え、えっと……あなたは……?」

「ね、ネクロノミコンを買っタモのでス。お願い、助ケテ……」

客「ちょ、ちょっと待ってください!店主さん!」

店主「(もぞもぞ)……呪いは古本屋の範囲外です。大通りにある黒魔術ショップの主人が詳しいですからそこを尋ねなさい」

客「布団にくるまった状態で言われてもな……」

「ア、ありガトう……」

店主「ネクロノミコンも持って行ってくださいね。二度と目にしたくないので」

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「魔導書ってただの本じゃないんですか?」

店主「ネクロノミコンはその内容ゆえに邪悪な魔翌力をその内に秘めています。邪悪な生命、と言ったほうが適切ですかね」

客「それに食われかけたと?」

店主「ネクロノミコンの執筆者アルハズラットは執筆後ダマスカスの路上で白昼、見えない生き物に生きたままむさぼり食われたそうですよ」

客「……うげ」

店主「まぁ、分相応ということですね。魔翌力の知識もろくにないものがあんなものに手をだすべきではないですよ」

客「……最近ファンタジー度高くなってきたなこの店……」

普通に長編小説が書けるんじゃないかって思えてきた
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/26(土) 00:00:45.11 ID:GjRXO4wo
〜モンテ・クリスト伯〜

店主「モンテ・クリスト伯って読んだことあります?」

客「岩窟王ですよね、ありますよ」

店主「このストーリー、スウィーニー・トッドに似てると思いません?」

客「あー、無実の罪で投獄、婚約者も奪われ、脱獄して復讐、ですか」

店主「まぁスウィーニー・トッドのほうは見たことないのですが」

客「見ます?」

店主「おやこんなところにDVDが」

客「もしかして観るの誘うためだけに岩窟王出してきたんですか……」

店主「まぁそうなりますかね」

客「……あれ?ホラー怖くないんじゃなかったんですか?」

店主「お化けは平気ですが生身の人間が相手のホラーはそうでもないです」

客「……ふ〜ん」

店主「今何か思いつきましたね正直に言いなさい、さあ、さあ」

客「あ、なんでもないですなんでも──痛い痛い痛い痛い!!」
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/26(土) 00:01:54.18 ID:GjRXO4wo
〜腰が抜けちゃいました〜

店主「この本、禁書の棚に並べてきてください」

客「あの棚って禁書の棚だったんですか……」

客(ていうかこれも禁書ってことだよな?危なくね?)ごそごそ

客「あれ、入らな……んっ、と……」

お化け「んばあっ!!!」

客「うわああっ!!!??」

お化け「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwww」スゥッ

客「き、消えた……最近見慣れてきたといってもいきなりだと驚きますね」

店主「ま、特に害もないので気にする必要もないでしょう」

客「ですかね。……あの、店主さん」

店主「なんでしょう?」

客「……腰が抜けちゃいまして。立たせてくれますか?」

店主「はぁ、やれやれ。普通逆でしょうに」

店主「ほら、つかまって。ん、しょ……わっ!」

ばた ゴチ

店主「……いた……」

客「す、すいません!大丈夫ですか!?」

店主「強く引きすぎです。起こされる側が引いてどうするんですか」

客「すいません……でも店主さんも少し軽すぎるのでは」

店主「いいえ、今のは全面的にあなたが悪いです。ほら、立ちますよ」

客「もうちょっとこのままでもよかったのに……」

店主「いやです。なぜなら……」

本たち「ヒュー、熱いねえwwwwwwお二人にはクーラーの冷風も無意味だなぁこりゃwwwwwwww」

店主「ね?」

客「……なるほど」
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/26(土) 00:02:31.85 ID:GjRXO4wo
〜ドMで変態の僕〜

僕は自他共に認めるドMだ。マゾヒストとして生きることに誇りを持っている。

今日も行きつけの古本屋の店主さんに罵倒され、快感を得る。

悦に浸る僕の表情に彼女は汚物を見るような眼で僕を蔑むが、それさえも僕にとってはご褒美だ。

ああ、たまらない。もっと僕をいじめてください。この汚らしい紙魚にも劣る人間をもっと

ビリビリビリビリビリ!!!

従姉「あーーーーー!!!!!」

客「何やってんですかあああああ!!???」

従姉「何ってもちろん小説の練習を」

客「明らかにモデルが僕ですよね」

従姉「おお、とうとう自分がマゾということに自覚をもつようになったか、少年」

客「ちがいますっ!ていうか僕がいつ店主さんに罵倒されて悦に浸ったんですか!」

従姉「常日頃」

客「んなわけないでしょう以前ならまだしも最近は全然罵倒されてないですよ!?」

従姉「……こんなところでデレ自慢か、クソッ」

客「えええ何それ」

従姉「えーわいえーわい家で一人ひきこもって少年を文章の中でひたすらに責め抜いてやるわい!覚悟しとけコンチクショー!」

客「見えないところであることないこと書かれるのってすごくいやなんですけど……」

店主「では全部あることにしてみますか?」

客「全力で拒否します、そのSM大辞典を早く棚に戻してください」
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/27(日) 00:05:38.10 ID:VwmqIB6o
〜コスプレ〜

従姉「またコスプレしようよしようよ」

店主「思い出の制服をコスプレ呼ばわりするのはやめてください」

従姉「えーいいじゃん体操服ブルマなんてコスプレでしかないよこの時代」

店主「今度は体操服を着るつもりなんですか……」

従姉「もちろん夏服ね」

店主「どうせもう持ってきてるんでしょう、着たければ一人でどうぞ」

従姉「ちっ……少年があたしの体操服ブルマに悩殺されても知らないからね」

店主「変に自信満々ですね」

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「こんに、ちは……」

従姉「おーっす少年」

店主「いらっしゃいませ」

客「店主さん、昨日──」

10分後

従姉「……なあ少年」

客「はい?」

従姉「あたしのこのブルマ姿に対して感想とかないの?」

客「触れてはいけないものだと思ってました」

従姉「仕方ない、次はスク水を……」

客「ここ古本屋ってこと忘れないでくださいね」
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/27(日) 00:06:13.20 ID:VwmqIB6o
〜失われたときを求めて〜

店主「(はむはむ)……!」

客「どうしました?」

店主「あ、いえ。このマドレーヌ、昔どこかで食べた味がしたので」

客「これが、ですか?大通りの洋菓子店で買ってきたものですけど」

店主「ふうむ、そんな店に行った記憶はないのですが……どこで食べたんでしょうねぇ」

客「家族そろって夏の休暇を過ごしたコンブレーの街、とか?」

店主「……ああ、そんな小説がありましたね」

客「紅茶に浸してみたらどうです?」

店主「紅茶がない……お茶漬けに浸すのはだめですかね?」

客「別に止めはしませんが後悔するのは店主さんですよ」

店主「……あ、思い出しました」

客「え、結局どこで食べたんですか」

店主「……実家で3時のおやつに……」

客「……普通すぎる……」
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/27(日) 00:06:42.11 ID:VwmqIB6o
〜大量買い取り〜

じりじり

店主「……暑い」

客「32回目」

店主「いちいち数えないでください暑苦しい……」

客「そう頻繁に暑いって言わないでください余計暑くなるんで……」

店主「なんだってクーラーが壊れてるときに限ってこう大量の買い取りが……」

客「あと半分ですから頑張ってください」

店主「……今日なんだかさめてますね」

客「いえ無心で作業を行おうとしているだけです」

店主「……暑い……」

客「33回」

店主「暑い……」

客「……休憩しましょうか。浴槽に水溜めてきてあげます」

店主「水風呂ですか、いいですね。冷酒もお願いします」

客「仕事中ですから駄目です」

店主「ではあなたを一緒にお願いします」

客「……わかりました……」

店主「仕事中なのに?(にやにや)」

客「一緒に入るだけですからね!?」
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/27(日) 00:07:02.50 ID:VwmqIB6o
〜模様替え〜

客「……天井とか壁とか結構汚れてきてますけど、張り替えとかしないんですか?」

店主「おや、悪いですね、頼みましたよ」

客「……いやいやいやいや無理ですから」

店主「残念です、無料でリフォームができると思ったのに」

客「壁張り替えるにはまずこの大量の本棚をどうにかする必要がありますからね……」

店主「日本男児ならそれくらいどうとでもしなさい」

客「いやむりですから」

店主「……ま、別に模様替えする必要もないと思いますよ」

客「そうですか?もっと店内明るくしたらお客さん増えると思いますけど」

店主「……それが、必要ないというんです」

客「?」

店主「常連なんて、あなたと従姉だけで十分です。私はそれで充分満足してます」

猫「なー?」

店主「……ふふ、お前も常連と呼ばれないのなら、せめて立ち読みぐらいはしなさい、暇猫」

猫「にゃ?」
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/27(日) 08:45:49.47 ID:tu6EIkDO
相変わらずいい文書くな
GJと言わざるを得ない
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/27(日) 15:36:52.70 ID:wMEjZWso
また、嫁が描いてくれました。
従姉がブレザーなのと背景が適当なのは御愛嬌と言うことでwwwwww

http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper90856.jpg
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/27(日) 21:42:07.76 ID:CicIkj6o
             ____
           /      \
          / ─    ─ \
        /   (●)  (●)  \   ない ない
        |      (__人__)     |
         \     ` ⌒´    ,/
 r、     r、/          ヘ
 ヽヾ 三 |:l1             ヽ
  \>ヽ/ |` }            | |
   ヘ lノ `'ソ             | |
    /´  /             |. |
    \. ィ                |  |

280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/27(日) 22:34:46.59 ID:gb68l/60
ちょっと若すぎるwwww
でも雰囲気はあってるな
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 00:02:33.72 ID:yvt3drco

〜従姉暴走〜

従姉「……やっぱさ、本だけじゃ限界があると思うのよ」

店主「は?」

従姉「官能小説にしろエロ本にしろ、それだけで性欲を満たすのには限界があると思うのよ」

店主「せっかくの休日に昼間っから下賤な話ですか」

従姉「まぁそれでさ、やっぱり本物が必要だよねーと思って。な、少年?」

客「……どういうことでしょうか」

従姉「お姉さんといいことしない?(がしっと)」

客「しませんっ!」

従姉「えーいいじゃん一晩だけー♪ハードな大人の世界を堪能させてあげるからー♪」

店主「……それを私がやらせるとでも?」

従姉「ふん、我が性欲の前に貴様の力など、屁でもないわ。さあ少年、いざホテルへ!」

客「行きませんから!って何ズボンに手かけてるんですか!て、店主さん!!」

店主「……(ぽいっ)」

従姉「(ぴとっ)……へ?」

紙魚「ちょりーっす」

従姉「にぎゃあああああああっっっっ!!!!!」

店主「……たまには役に立ちますね、虫けらも」

客「ていうか今日の従姉さんどうしたんですか……」

店主「暑さにやられたんでしょう」


こんなこと書く俺が暑さにやられとる
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 00:02:48.82 ID:yvt3drco
〜岩波文庫は古本屋のステータスだ!〜

客「……だ、そうです」

店主「そうなのですか?」

客「わかりません」

店主「……まぁ、確かに岩波文庫が多く並んでるとなかなか雰囲気がでるとは思いますが」

客「確かにラノベがずらっと並んでる古本屋よりはあの無機質な背表紙が並んでるほうが感じ出ますけど……」

店主「しかしそれごときでステータスですか。私が思う古本屋最大のステータスは禁書をどれだけ多く所有しているかという──」

客「ですからそんな店ここだけですってば」

本「……そして店主最大のステータスは貧乳」

店主「すいません、ちょっとナパーム持ってきてくれますか」

客「店内ですけど」

店主「構うものか、全て焼き払ってしまえ」
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 00:03:12.00 ID:yvt3drco
〜クラスメイトといるとこみられる〜

スーパー前

店主(やはりここのタイ焼きはおいしいですね……はむはむ)

店主「おや?」

客、女「あーでこーで」

店主「……誰?」

客「ん?あ、店主さん!」

女(店主さん?男君がいつも行ってる店の?……ってことは、噂の彼女?)

店主「奇遇ですね、こんなところで会うとは。……彼女は?」

客「あ、クラスメイトの女さんです」

店主「ああ、それはそれは初めまして、 主 人 が い つ も お 世 話 に な っ て お り ま す 」

女「しゅっ……!?」

客「店主さん!?」

店主「……ああ、このことは秘密でしたね」

客「いや秘密とか言う前にまだ結婚してな──」

女「客くん……もう家庭を持ってたのね……はぁ……」

客「いやまだ持ってないから!」

店主「……ま、それは冗談にしても。どうしたんです?こんなところで」

客「あ、店主さんとこ行く前に何か買っていこうかなと思ってたら、偶然女さんと出会って」

店主「ああそれはよかった。袋半分持ってください」

客「あ、わかりました。…………」

店主「どうしました?」

客「いえ……もう中身については何も言いません……」
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 00:05:05.02 ID:yvt3drco
女「……あ、あのさ」

客「あ、女さん!ごめんすっかり忘れてた!」

女「結局二人は……その、どんな関係なのかな……」

店主「恋人同士ですが」

女「っ!!……そっかぁ、やっぱりそうかあ……」

店主「ふふ……渡しませんからね、彼は(ぼそ)」

女「うっ……」

客「?」

店主「さて、では帰りますか。女さん、ではまた」

客「あ、女さん、また明日学校でね」

女「うん、ばいばい!……はぁ……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「女さんに何耳打ちしてたんですか?」

店主「釘をさしておいただけですよ」

客「?……っていうか店主さん!主人発言はさすがにびびりましたよ!?」

店主「次はさらに子供もいる設定にしましょうか」

客「変な噂が流れるからやめてください!」


女の扱いが投げ槍というかこの話自体投げ槍だけど捨てキャラだからいいよね

>>278
久しぶりに投下されたと思ったらカラーだと!?確かに従姉がちょっと若い気がっていうかどう見ても現役です
そしていつもクオリティの高い絵をありがとうと嫁さんに伝えて下しあ
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/28(月) 08:41:17.25 ID:.rqSYQDO
ふぅ…
まったくけしからん奴らだ
二人はワシが預かっておく
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 15:01:03.89 ID:k0rhWQAO
なぁ…壮絶にスレチなのは承知の上なんだが…

「意地悪なメイド」ってスレは落ちたのか?
いきなり見れなくなっててさ。
誰か知ってる奴、居たら教えてくれ。
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 15:24:48.32 ID:yvt3drco
スレ一覧にねえです
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 17:57:43.73 ID:yvt3drco
店主「作者が詰みました」

客「最近話の質が落ちてきてたのは明白ですがとうとう話が思いつかなくなりました」

従姉「消化してないお題いっぱいあるのに」

猫「にゃー」

店主「そういうわけでとうとう日刊やる気のない古本屋の女店主が休刊です」

客「これからはもらったお題で話思いついたときにふらっと投下していきます」

従姉「もうすぐ夏休みだから一日中考えられるしね!」

猫「にゃー」

店主「ぼちぼち3rdのことも考えてます」

客「とりあえず今まで店主上位だったのを逆転させて客上位で展開させたいです」

従姉「だいたいキャラが決まったら他にキャラに関する要望を訊きにくるよ!」

猫「にゃー」

店主「そういうわけで前スレの中盤から毎日続けてきた日刊やる気のない古本屋の女店主りたーんずは不定期連載になります」

客「これからもよろしくおねがいします」

従姉「にゃー」

猫「セリフ取るにゃ」

289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 18:05:49.85 ID:yvt3drco
本「休刊と言った数行後に不定期連載とか言っててややこしいけど不定期連載が正しいんだからねっ!」
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 19:59:38.05 ID:k0rhWQAO
>>287
ガッデム!
ここと同じぐらいwktkしていたのに…
情報ありがとう。

>>288
>>289
不定期になっても毎日来ますぜ!
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 20:35:17.85 ID:c0EZTUAO
>>288
ガッデム!
それでも俺は毎日来るぜ!
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 21:36:42.55 ID:icfRIcko
>>288
それでも、俺が毎日見に来るのには変わりないんだぜ?
楽しみにしてますwww
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 22:08:16.62 ID:oPxMJ6oo
ここって本屋じゃなくてもOKになった?
ちょっとやってみたいことが……
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 22:30:58.00 ID:yvt3drco
やってみよう
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/28(月) 23:28:02.90 ID:2vHXEwAO
猫に萌えたよー
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 23:34:47.79 ID:oPxMJ6oo
何がやりたいかというと、某女店主同士のかけあいなんですがね
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 23:37:23.40 ID:yvt3drco
某ってことは元ネタがあるのかしらんけど期待
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 23:54:12.61 ID:/FVycEMo
>>286
新ジャンル「ヤンメイド」ならあるが
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 23:57:16.82 ID:oPxMJ6oo
女1「お久しぶりです」

女2「やぁ、いらっしゃい。元気だったかい?」

女1「まぁ、死なない程度には。そちらは?」

女2「ぼちぼちといったところかな。何にする?」

女1「そうですねぇ。ジントニックを」

女2「ないってば。君の店じゃないんだから」

女1「喫茶店なのに」

女2「普通の喫茶店では酒なんて出さないんだよ。普通のコーヒーでいいかい?」

女1「ブラックのみなのに普通って言うあたり、私の店と共通点が」

女2「ないない。はい、お待たせ」

女1「う〜ん、実にカルーア」

女2「どこまでも酒に例えるね、君は」
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 23:58:19.79 ID:yvt3drco
詰んだと言ってるそばからネタができた、人生そんなもん


〜古書店共同古書祭り〜

客「なんですかその貼り紙?」

店主「古書店共同古書祭りの開催告知だそうです」

客「参加お願いします、ってやつですか?」

店主「そうみたいですね。というかこの店が認知されていたことが驚きです」

客「まぁ、それは若干ありますね……」

客「で、行くんですか?」

店主「行ったらかなり接客しなきゃならないと思うので行きたくないです」

客「またそういうことを……」

店主「あなたが接客してくれるなら行きますが。何もせずにがっぽがっぽ。素晴らしき人生」

客「……はぁ、どうせ夏休みですからね、行きますよ」

店主「……ああ、めんどくさい……」

客「いや店主さん何もしないでしょ……。これを機にお客さん増えるといいですね」

店主「客が増える……!?……やっぱりやめましょうか……いや、でも儲けは欲しいし……店名と住所を非公開にすれば……」

客「どんだけ怪しい店ですかそれ」


前スレで出されたが誰も書いていないこのお題……くれた人は今でも見てるんだろうか
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 23:58:35.66 ID:yvt3drco
ありゃ、投下かぶったか
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 00:02:16.05 ID:ga1hlq6o
>>301
どうぞどうぞ、思いつき投下しただけだから
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 00:13:26.39 ID:AwWwV9oo
〜で、当日なわけだ〜

がやがや

店主「……多いですね、人」

客「まぁ、有名デパートの中ですからねえ、知らずに来た人も見にくるでしょうね」

店主「……人ごみのせいで気分が……」

客「なんという社会不適合者」

店主「と、いうわけで私はデパ地下で休んでくるのであと頼みました」

客「いやデパ地下のほうが人多いでしょうが」

店主「……はぁ。ほら、商品並べますよ」

客「結構レアなのばかり選びましたね」

店主「ええ、さすがに禁書は持ってきてませんけどね」

客「あはは、さすがにあれはね……(ひょいっ)」

本「よお」

客「……なぜここにいる」

本「いや、どうせ店にいても暇だし?同類が一冊ぐらい来てねえかなと思って」

客「いや絶対に来ないから。……店主さん、これどうしましょう?」

店主「え?ああ、ごみ箱ならあっちにありましたよ?」

客「あ、わかりました」

本「おい待てっ!おい、ほんとにもってくな!おいっ!?おいいいいいっっっ!!!?」


>>302
コーヒーはブラック派の店長か!バーテンダーっぽい人はみたことないな
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 00:13:41.27 ID:AwWwV9oo
客「ありがとーございましたー」

客「けっこう売れ行きいいですね」

店主「……すぴー……」

客「……はぁ……」

本「おい、あれあれ」

客「うん?」

本「あれこの前うちに来てた男じゃねーか?」

客「?ああ、大通りの古本屋さんね。うちでひどい目に会った人」

本「同業者としてちょっと挨拶してくるか」

客「行くな。 絶 対 に 行 く な 。 ていうかお前は店員じゃない」

本「あ、目があった」

客(お前とかよ)

男「っ!!?」

客「ああ、あんなに怯えて……もう知ーらない」
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 00:14:27.57 ID:AwWwV9oo
客「店主さん、お昼買ってきますけど、何か欲しいものあります?」

店主「……くかー……」

客「……店主さーん、何か食べたいものありますかー」

店主「……ん……あなた……」

客「…………」

店主「……ん?あ、どうしました?」

客「え?あ、えーっとお昼買いに行くんですけど何か食べたい物あります?」

店主「……じゃあ、あなたを食べたいです」

客「……さっき、実は起きてましたか?」

店主「? 何の話ですか?」

客「いえ、分からないならいいです。もう適当に買ってきますよ?」

店主「ええ、お願いします」

店主(夢と間違えてくだらないこと言ってしまいましたね……)



古書店祭り編あと2個残ってるけど明日投下します
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/29(火) 00:15:40.19 ID:ga1hlq6o
女1「ところで、何でブラックコーヒーだけなんですか?」

女2「君には言ってなかったっけ」

女1「聴いたような、聴いてないような」

女2「まぁいいや。ブラックの方が、コーヒーそのものを味わえるからね」

女1「でも、色々メニュー増やした方が儲かりますよ」

女2「そのまま飲んだほうが美味しいお酒は、割ったり混ぜたりはしないでしょ」

女1「それはそうですね。でも、中には割ったり混ぜたりしたほうが美味しいお酒もありますし」

女2「それがコーヒーとお酒の違いかなぁ」

女1「ま、お客さんの要望っていうのも大きいですから」

女2「そういうところは真面目なんだね、君は」

女1「逆に先輩は、そういうところ適当ですよね」

女2「久しぶりにそう呼ばれたなぁ。学生の時以来だね」

女1「懐かしいですよねぇ」

女2「適当な私としては、お客が飲んでるコーヒー下げちゃおうかな」

女1「あ、嘘嘘。冗談です」
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 00:16:53.56 ID:ga1hlq6o
>>303
もう一人は、喫茶店と言いつつ酒しか置いてない店の店主
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 00:21:19.34 ID:AwWwV9oo
喫茶店といいつつ酒しか置いてない……なんとも惹かれるな……
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 00:39:25.17 ID:ga1hlq6o
女1「あ、もうこんな時間じゃないですか」

女2「そろそろ帰るかい?」

女1「久しぶりに会ったんでもうちょっとお話したかったんですが」

女2「ま、今度は君の店に行くさ」

女1「お酒取り揃えてお待ちしてます」

女2「一応喫茶店だったよね? コーヒーはないのかい?」

女1「先輩の店とメニュー被ったら負けちゃうじゃないですか。ないですよ」

女2「喫茶店の店主に、コーヒー出さないって言い切られたのは初めてだよ」

女1「店の後ろに自販機ありますし、最悪そっちで」

女2「それなら自分で淹れて飲むよ。ま、たまにはお酒もいいかな」

女1「先輩が好きそうなお酒用意しておきますから。あ、これお代です」

女2「はい、ちょうどだね。今度行くの、楽しみにしてるよ」

女1「こっちも楽しみにしてます。それじゃ」
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 01:13:40.92 ID:GpoTwloo
ここにくれば魔道書を引き取ってもらえると聞いて厄介払いに来ました。
311 :278 :2008/07/29(火) 01:31:06.39 ID:RMm/oKAo
すみません、休刊前に嫁がせめて
客の姉と同級生と猫のスペック教えて下されとのことです。

個人的な好みで姉をデコキャラにしても良いですか?wwww
312 :278 [sage]:2008/07/29(火) 01:32:56.28 ID:RMm/oKAo
sage忘れスマヌ… orz
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 11:32:35.29 ID:DmGA3mAo
喫茶店のは「常連客」のほうに該当しないか?
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 15:38:55.38 ID:AwWwV9oo
まぁ、下げ推奨のスレでもないんだけどね

姉と女だと……!?
元々単発のつもりで今後もそんなに使うつもりがないからイメージがまったく……
まぁ文も絵も描き手に委ねられるもんだしデコだろうがなんだろうがいいんじゃないでしょうかねぇ

猫は野良っぽいイメージ、首輪はもちろん無し


常連客、いいスレだったんだけどなぁ……今では全く人がいない……ヘタレ拷問官も……
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 20:37:11.82 ID:ga1hlq6o
>>312
少なくともgdgdの方はこっちに該当するかと思ったんだが、
違ったようだし、やってみたかっただけだから去るわ
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 22:33:52.98 ID:AwWwV9oo
従姉「ういーっす」

客「あ、従姉さん」

従姉「手伝いにきたよー」

店主「邪魔しにきたの間違いでは」

従姉「ひどいなー、ちゃんと手伝うって。何かやることない?」

店主「ではそこの本を捨ててきていただけますか」

本「ふぁkk」

従姉「ああ、来てたんだこれも……そうだ見てみて!官能小説専門の古本屋があってこんなに買っちゃった!」

客「なんて店だ……」

店主「……はぁ、まあいいですけど。とりあえずこの段ボールの中身陳列してきてくれます?」

従姉「陳列か……なんかエロいよね……陳列……ふふっ」

店主「もう帰ってくれませんか」
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 22:34:18.40 ID:AwWwV9oo
店主「書くネタもなくなったし帰りますか」

客「正直ですね……」

従姉「ほとんど売れたねー」

店主「ふむ、かなりの儲けになりましたね」

従姉「宴会じゃ!」

店主「……ま、いいでしょう。お酒と食べるもの買って帰りますか」

客「あ、じゃあ残った商品僕持ちますね」

従姉「さーデパ地下デパ地下」

店主「いやあ何もせずに座ってるだけでこんなに儲かるとは、また参加したいですねぇ」

客「もう何も言うまい……」






本「……あいつらわざと置いていきやがったな……」
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 22:35:48.68 ID:RCy3iI.o
>>314
しかしうつしゅにんが微妙に復活しかけてるようでいい感じ
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 22:39:41.52 ID:AwWwV9oo
>>310

男「すいません」

客「あ、はい」

男「ここにくれば魔道書を引き取ってもらえると聞いて厄介払いに来ました」

客「……店主さぁん……」

店主「やれやれ……いったいどこでそんな話が……」

客「というかこの街ちょっと魔導書溢れすぎじゃないですか」

店主「そのうちドラゴンでもでてきそうですね」

男「あの、それでこの本……」

店主「ああ、そうでしたね……じゃあ手数料として三万円いただきます」

客、男「「さ、三万!?」」

店主「当たり前でしょう、どこの世界に爆弾をただで回収してくれる人がいますか。こっちはリスク背負って引き取るんですからね」

男「た、たしかに……しかし三万でこれとおさらばできるというのなら安いものだ……これ、三万円です」

店主「はい、確かに」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「三万円付きで引き取って売る時は人によっては札束を天井まで積んでくれる……いやあ魔導書っていいものですね」

客「さっきといってること全然違うじゃないですか」
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/31(木) 00:48:01.17 ID:wvu45dc0
しまった・・・不定期になったんだった・・・
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 00:59:56.86 ID:.2re.5Eo
どうも、魔道警察です。この店が魔道書を収集していると聞いて勧告、もしくは没収に来ました。
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 13:59:36.12 ID:.bx3D6AO
毎日朝昼晩と来てしまう自分がいる
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 22:39:52.20 ID:UCZM/NQo
>>321

黒服「失礼」

客「あ、店主さん、お客さんですよー」ゆさゆさ

店主「ん……ああ、いらっしゃいませ」

黒服「どうも、魔道警察です。この店が魔道書を収集していると聞いて勧告、もしくは没収に来ました」

客「は?」

店主「……お客様、猛暑で頭がかわいそうなことになったのでしたらとても良い有刺鉄線付きの病院を紹介しますが」

黒服「冗談ではありません。また収集を行っていた店主本人は、ボレタ・オチョ監獄への投獄が決まっております」

客「え、あの……?」

店主「……本気ですか?本物ですか?」

黒服「本気ですし、私は本物の魔導警察です。では、来てもらいましょうか」

店主「ちょっと、放し、て……っ!」

客「店主さん!」


店主「……夢か……」

店主「まあ、そうですよね。常識的に考えて魔導警察なんてもんが存在するわけないじゃないですか。ファンタジーじゃないんですから」

ぴーぽこー

店主「……こんな朝っぱらから来客とは。はいはい、今出ますよーと」

「朝早く失礼します、私は──」


というよくある落ち方
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 23:18:58.39 ID:UCZM/NQo
〜暑中見舞いネタ・海に行こう〜

従姉「海に行こう!」

店主「嫌です」

客「ちょ、はや……」

従姉「即答って……ちょっとぐらい考えてくれてもいいじゃん……」

店主「嫌ですよめんどくさい。だいたいぎゅうぎゅう詰めのビーチで遊んで何が楽しいんですか、あんな人ごみに放り込まれたら死にます。人ごみの中で一周して孤独死します。」

従姉「意味がわからん……。大丈夫大丈夫、そんなに人いないところだから。3人で行こうよ。少年も行きたいよね?」

客「え?あ、そうですね……海なんてしばらく行ってないですし……」

従姉「ほらー、少年もああ言ってることだし、行こうぜ行こうぜ?」

店主「ですが……」

従姉「……あ、あんた泳げないのか」

店主「そうです、悪かったですねハンマーで」

従姉「ま、そのときは少年がどうにかしてくれるって。よし、明日一緒に水着買いに行こうそうしよう」

店主「まだ行くとは言ってな──」

従姉「そういうわけだ少年。明日店番頼んだぞ」

客「あ、はい」

店主「あなたも何やる気に──」

従姉「あんたの水着姿が見たいんだよぉ、かーわいい彼女の水着姿がぁ♪」

客「え、いやあの……」

店主「……はぁ、分かりました、行けばいいんでしょう、行けば」

従姉「あんたほんとあの子には弱いなー」
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 23:19:21.91 ID:UCZM/NQo
〜電車に揺られていきます〜

せーんろはつづくーよー、どーこまーでーもー

従姉「のーをこえやまこーえー♪」

店主「子供ですか」

客「テンション高いなあ……」

従姉「いやあ、楽しみだねえ、海♪あんたなんかあーんな過激な水着買っちゃって──」

客「ええ!?」

店主「あれのどこが過激ですか、しごく健全な水着だと思いますが。あとあなたも変な期待しないでください」

客「すいません……」

従姉「ま、あたしは過激さなら誰にも負けないね」

客「何を買ったんですか……」

従姉「マイクロビキニ」

客「……冗談ですよね?」

店主「ほんとに買おうとしていたのは事実です、無論止めましたが」

従姉「あれ可愛かったのになー」
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 23:23:58.33 ID:UCZM/NQo
〜んで到着したわけだ〜

客「やっぱりけっこういますね」

従姉「ま、他に比べりゃ少ない少ない」

従姉「というわけであたしたちは着替えてくるから、その間に浮き輪膨らませておいてね、少年」

客「はあ、まあいいですけど……空気入れは?」

従姉「……あれ?あれー?」

客「ちょ、冗談ですよね!?僕酸欠で死にますよ!?」

〜〜〜〜まあちゃんとあったわけだが〜〜〜〜

しゅこしゅこしゅこ……

客「遅いな……」

従姉「おまたせー♪」

客「あ、浮き輪もうちょっとまってくださ──!!?」

従姉「? 何?」

客「な、な、な……」

客「 な ん で ス ク ー ル 水 着 な ん で す か ! ! ! ? ? 」

従姉「過激でしょ?」

客「……まさか本当にそれで泳ぐつもりですか?」

従姉「いや、ちゃんと買ったのがある」

客「早くそっちに着替えてきてください……」

従姉「ちぇー、もうちょっと反応してくれてもいいのにー」

客「で、店主さんは?」

従姉「まだ出てこない」

客「……とりあえず店主さん連れてくるついでにさっさと着替えてきてくれますか、一緒に話するのも恥ずかしいんで」

従姉「そこまで言われるとつらいものがあるぞ少年」

客(従姉さんは本気でコスプレ好きなのかな……)
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 23:24:21.53 ID:UCZM/NQo
〜お披露目ですよ〜

従姉「よし、着替えてきた」

客「まともなビキニでよかったです」

従姉「ビキニでよかった!?もうそんなに肌が見たいならやっぱマイクロビキニにしときゃ──」

客「従姉さん猛暑でおかしくなってません?」

店主「…………」

客「……で、従姉さんの後ろにいる店主さんはどうしたんですか」

従姉「んなもん君に見られるのが嬉しいやら恥ずかしいやらで隠れてるのに決まってるだろう」

店主「…………(こそこそ)」

従姉「ほら、お披露目お披露目!(さっ)」

店主「あ……」

客「あ……」

店主「……あ、あの……」

客「え、えっと……」

店主「……に……似合いますか……」

客「えっと……とてもよく……似合ってます……」

店主「…………ども」

従姉「あちー、マジあちー」
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/31(木) 23:40:27.77 ID:9rsbCIAO
店主さんは客の嫁
従姉はマイラバー
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 23:40:59.15 ID:BYeIRYQo
>>328
男乙
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 22:42:01.33 ID:z9KoMzko
〜意外と男らしい〜

従姉「ふむ」

客「どうしました?」

従姉「いや、もっとガリガリなのかと思ったんだけど、意外とそうでもないなーと思って」

客「?全然筋肉ないですよ僕」

従姉「そう?人並みにはあると思うよ」

客「うーん、店主さんに本とかいっぱい運ばされてるからですかねえ……」

店主「私は全く運んでいないとでも言いたそうな言い方ですね」

客「いや、運んでないでしょ実際……」

従姉「いいなああんたは全く動かなくても太らなくて」

店主「あなたも全然動いてなくても太っていないじゃないですか」

従姉「家で努力してるのよ……それこそ血のにじむような努力を……」

店主「特に最近は今日の日の為に」

従姉「ああ、自慰行為も惜しんで頑張ったさ……」

店主「それは報告しなくてもいいです」
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 22:43:15.45 ID:z9KoMzko
〜もう普通にデレい二人〜

店主(ぷかぷか)

客「店主さん……さっきから手足一本動かしてないですね」

店主「あなたが浮き輪を持っていてくれる限り沖に流される心配はないですからね」

客「まぁそうでしょうけど……」

店主「従姉は?」

客「ひとりで滅茶苦茶はしゃいでます」

店主「彼女らしいですね。……あなたも泳いできていいですよ」

客「いやいや、僕はずっとここにいますよ。店主さんが流されたら大変ですからね」

店主「浮き輪があればなんとか泳げますけどね。……ああ、いいこと思いつきました」

客「?」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「GO」

客「店主さんをおんぶして、ですか……大丈夫かな」

店主「浮き輪をビート板代わりにすれば大丈夫でしょう、とりあえず従姉のとこまで行きましょうか」

客「体力持つかなぁ……」

店主「ちゃんと行けたらご褒美上げますよ」

客「まかせてください」


すんドめとかいうコミックを読んだんだけどこれはなかなかいいな
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 22:43:49.99 ID:z9KoMzko
〜その頃の店〜

母「あら?今日は休み?せっかくお店抜け出てきたのに」

猫「にゃぁ」

母「あら、可愛い子ね。あなたが店番?」

猫「にゃ」

母「そう、頼もしいわね。今日はなんで休みなの?」

猫「ぅみぃ」

母「海?あらーいいわね海。人目に付かない岩場で青姦とかしちゃうのかしら」

猫「んな……」

母「ふうん、私も行こうかしら、海。水着も新しく買って」

猫「なー」

母「うん?なーに?」

猫「みーみー」

母「me?あなたも行きたいの?」

猫「にゃう」

母「猫って普通水が嫌いじゃなかったかしら……それ以前に勝手に連れて行ったらダメよね……というわけでごめんね?」

猫「んにぃ……」

母「……あ、お店抜け出してきたこと忘れてた。というわけでもう帰るわね、小さな店番さん♪またね♪」

猫「にゃー」


猫って意外と会話できるね
そろそろ海ネタもないので古本屋家業を再開しましょうか
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 22:55:54.38 ID:z9KoMzko
あれ、2刊から露骨に犬マンガになってきたぞこれ
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 23:14:34.30 ID:z9KoMzko
〜ネタもなくなったし帰るぞ諸君〜

がたんごとーん、がたんごとーん

店主「すー……すー……」

従姉「くかー……くかー……」

客「…………」

/|\ こういう感じに二人からもたれかかられているわけだ

客(僕も超絶眠いけど……寝たら絶対に駅乗り過ごすよなあ……)

客「……(うつらうつら)はっ!だめだだめだ!」

本「ついたら起こしてやるから寝ていいぞ」

客「……いたのかお前」

本「おう」

客「……お前まで寝たりしないよな?」

本「ずっと寝てたから心配するな」

客「……帰ったら、装丁新しくしてやるよ。おやすみ」

本「おう」

で、起きたら見知らぬ駅にいて膝の上で本がいびき掻いてたわけだ by客


暑中見舞い終わり、そしてすんドめが2巻から受け付けられない内容なので友人に返すことにする

皆さん、よい夏休みを
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/03(日) 16:59:58.24 ID:087zX/Eo
本って寝るのか・・・ww
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/04(月) 16:43:11.80 ID:6brAIYQo
猫「にい」

店主(なでなで)

従姉「その猫さー、もう店で飼ってもいいんじゃない?首輪も付いてないみたいだし、しょっちゅうこの店に来てるし」

店主「いやですよめんどくさい」

従姉「そんなに気に入ってるのに……」

店主「食べるのは好きでも料理するのは嫌い、そういうことです」

従姉「あーあんたは確かにそんな感じだなー」

店主「(なでなで)……猫に首輪は似合いませんよ、気まぐれなんですから」

従姉「自分に言ってるのかな?」

店主「さあ?私にはちゃんと、首輪というよりは手綱を握ってくれる人がいますけどね」

従姉「……ああ、確かにあんたはロデオだと思うわ」

店主「そこまでは言ってません」
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/04(月) 16:44:00.27 ID:6brAIYQo
店主「この箱の中身児童書の棚に置いといてください」

客「わかりました」

従姉「なんかもう君すっかりバイト君だねえ」

客「あはは……いつの間にか手伝うのが自然になっちゃって……」

従姉「もう給料もらえばいいのに」

店主「いやです」

客「ですよねー」

従姉「払う気がないなら体で払ってもらおうか!……あ、すでに払ってるかぁ♪」

客、店主「「……ちょっとこっち来てください」」

従姉「え?あれ、なんかまずかった?ちょ、どこへ……」






ギャース
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/04(月) 16:45:53.68 ID:6brAIYQo
店主「ありがとーございましたー」

店主「……最近来客数増えてません?」

客「この前の古本市の効果でしょうね。かなり評判よかったみたいですよ」

店主「私の接客能力の高さがあだになったか……」

客「ええ、しっかりと寝てましたね店主さん」

店主「……ああ、そうか」

客「?」

店主「どれだけ客が増えようと寝てたら関係ないですよね、あなたが全部やってくれますから」

客「ええちょっと!しかもほんとに寝るんですか!?」

店主「ええ、ちょうど眠いですし。おやすみなさい」

客「……あの」

店主「なんですか?」

客「さすがに膝枕された状態で接客は恥ずかしいというか……」

店主「どうせ増えたといっても少しですからほとんど来ませんよ……」

客「言ってること矛盾してる……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

客「またどうぞー」

客「まあ、展開は読めたよ……こういうときに限って多いんだ……」

客「もう何回“夫婦じゃないです”って言ったのやら……」


夏休みだから書き手が増える!そう思っていた時期が私にもありました
まあ、たとえ一人でもだらだらやろう
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/04(月) 16:51:30.75 ID:dYzJ43Qo
ならば温存していた旧店主さんのさらに前の京極堂風味の店主シリーズを執筆するしかあるまいな
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/04(月) 17:01:04.33 ID:6brAIYQo
ちょっと過去スレみてくる
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/04(月) 17:02:05.08 ID:6brAIYQo
京極堂がよくわからんが男言葉な人か
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/04(月) 23:12:32.99 ID:6brAIYQo
うわ読み間違えてた、書いてくれるってことか
期待
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/05(火) 09:54:09.64 ID:WOyVe2DO
京極堂を知らんとな?
ここの店主が極まった存在だと思っとけ
本売ったの2回位しか知らんぞ
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 11:07:05.01 ID:XeWnJGMo
昭和○○年の店主

客「あ゛ー・・・あついなぁ、茶屋にでも入るかなぁ・・・でも今月結構きついしなぁ・・・配給まで・・・はぁ・・・我慢するか」
猫「にゃー」
客「猫も暑そうだなぁ・・・あれ、ここ本屋なのか、日陰な上に看板見づらくてわからなかった・・・」
猫「にゃー」
客「店に入っちゃった・・・飼い猫かなんかかな・・・しかし、よくあの空襲で焼けなかったもんだよ、ちょっと覗いていこう、涼しそうだし」

ガラガラ

客「こんにちはー・・・うお!すごい量の本だ・・・見た感じ中古本か貸本屋かな・・・・(ペラ)」

ちりーん

客「風の通り道になってて涼しいなぁ・・・(ペラ)、うお画図百鬼夜行の写本!?なんだこの店・・・」
店主「騒がしいねぇ・・・もう少し静かに読めないものかね」
客「うひゃぁう!?い、居たんですか!?」
店主「当たり前だろう、ここは僕の店だ、君の方が異質な存在だよ」
客「いや、僕も一応客ですが・・・」
店主「それは買ってから言ってくれたまえ、あ、その本は売り物じゃないから」
客「なら並べないでください・・・」
店主「学生さんならそこの参考書でも買ったらどうだい、学生は勉学が本分だろう」
客「いや、結構です・・・ってこの店稀覯本ばっかじゃないですか、それ専門店ですか?」
店主「あぁ・・・先代がそういうのを生業にしていてね、僕に言わせりゃ売り物にならない物ばっかだけど」
客「え!?これかなりの値打ち物ですよ!?」
店主「うん、いい物だから僕が売りたくないんだよ」
客「あんた本当に本屋か」

なんか微妙になったよ
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 18:02:31.13 ID:tK8znsAO
夏休みに入ってネタを考える時間がなくなった件/(^o^)\



夜のうちに頑張ってネタ考えておくよー\(^o^)/
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 18:25:23.54 ID:yyJ.Rzgo
>>344
うまく表現できないけどなんか今までにないマイナスな感じがいいな、期待してる
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/06(水) 07:27:54.24 ID:nR4sIEDO
>>344
もう少しぶっきらぼうでいんぎんぶれい(何故か変換出来る)な感じだと京極堂っぽいかも
ともあれGJゥ!!
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/06(水) 09:08:23.70 ID:DVqH69Io
猫「にゃー」
店主「(ペラ・・・なでなで)」
客「・・・(ペラ)」
猫「にゃー(ごろごろ)」
客「あの・・・」
店主「暑いから話しかけないでくれまいか、むしろ息が熱いから向こう向いてしゃべってくれたまえ」
客「鬼畜ですねあんた」
店主「はぁ・・・なんなんだね、この暑い中わざわざ狭い店に立ち読みにいらっしゃった暇な学生さん」
客「トゲが有る言葉ですね・・・猫膝の上において暑くありませんか?」
店主「すくなくともむさくるしい男子との会話よりは涼しげな気持ちを味わえるが」
猫「にゃー」
客「そこまでいいますか・・・」
店主「あぁ嘆かわしい、このような空気を読めない若者を守るために英霊達は散っていったと考えると涙が出てくるね」
客「そろそろ泣いていいですか」
店主「まったく、男子たるものもう少し気概を持って欲しいものだな、俺をなめるなー!とか、暑苦しいから追い出すが」
客「理不尽だなぁ」
店主「まぁ冗談はこれくらいにして、実際気の持ちようでどうにでもなるものだよ、心頭滅却火もまたなんとやらだ」
客「いや、ですが実際汗かいてますよね」
店主「いや、これ冷や汗」
客「何で冷や汗なんですか、僕に襲われるから恐恐諤諤とかじゃないでしょうね」
店主「一応これでも段持ちだから君が小隊規模で来ても返り討ちにしてあげるが」
客「謹んで辞退します、で何で冷や汗なんですか?」
店主「あぁ、この読んでる本なんだがね、気を抜くと中に居る妖怪に食われるんだよ、読み終わったら君に貸してあげよう」
客「燃やせよそんな本」

ネタが無いから困る
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/06(水) 14:22:12.43 ID:ZQuqJsAO
お題だよー

つ 闇市?
つ やっぱりか
つ 雑誌の取材
つ ちょっとしたお礼
つ 鼾
つ 涎
つ 誤訳
つ 車輪の下
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/06(水) 15:04:51.73 ID:DVqH69Io
闇市?

客「こんちゃーって、なんですかこの米は!?」
店主「騒々しいね関口君、この世に不思議なことなんて何も無いのだよ」
客「誰が関口君ですか、不思議以前にこのご時世にこんなに米が有るのは異常ですよ」
店主「あぁ、こんな品薄な世の中でも有るところには有るものなんだよ」
客「えぇそりゃそうですけど・・・どうしたんです、これ」
店主「闇市でちょっとね、まぁそれなりのお値段だったが」
客「それなりって・・・この量だと・・・ゴクリ・・・」
店主「何色気出してるんだね君は、君に上げるつもりは紙魚ほども無いよ、若いんだから草でも食べたまえその辺に生えてるから」
客「僕は牛ですか、それでこれ全部食べる気なんですか?」
店主「あぁ、町内のご老人方に配給しようと思ってね、若い僕らは大丈夫だけどご老人には厳しい世の中だからね」
客「あぁ、なるほど・・・全部自腹ですか?」
店主「ん・・・まぁ蔵書2,3冊処分すればこれくらいはすぐだしね」
客「(どんだけ価値の有る本が眠ってるんだこの店・・・)」
店主「あ、あと掘り出し物を見つけたんだ、ほら大陸で見つかったっていう夜な夜な血を吸う妖刀を・・・」
客「今すぐ叩き折れ」
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/06(水) 23:32:48.12 ID:tgXkB2ko
つかみどころがないって、なんかいいな
GJ
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 01:41:14.94 ID:tr/y7sAO
>>345だよー\(^o^)/
ネタ考えたけど夜に書いたから内容が滅茶苦茶な気がしたから昼に修正して投下するよー(^o^)/
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 08:33:05.51 ID:H3B/MKso
雑誌の取材

??「それではありがとうございました」
店主「あぁ、うん、大したことはしてないが」
??「また何かあったらお願いします!それでは―」
店主「ふぅ・・・やれやれだな」
客「なんだったんです、今の人たち」
店主「おっとここに僕の赤裸々なプライベートを出歯亀する学生が」
客「店でプライベートとか言わないでくださいよ、仕事場でしょうに」
店主「ふん、あまり面白くない回答だが間違っては居ないね」
客「で、何なんですあの人達、ご友人には見えませんでしたが」
店主「雑誌の取材だとさ、よくもまぁこんな店に来たもんだね」
客「取材って凄いじゃないですか、雑誌に載るんでしょう?」
店主「あぁ、取材っても店の特集とかじゃなくて意見とかそういう話だけだったし」
客「それでも凄いじゃないですか、なんていう雑誌なんですか?僕も読んでみますよ」
店主「ん?えーと名刺は確か・・・『月刊怪事件簿』だそうだ、まぁ俗に言うカストリ雑誌だな」
客「どう見ても猟奇やら妖怪やらそっち方向ですね・・・」
店主「既刊を置いていってくれたぞ、律儀だね、君にあげよう、東京の色町特集だぞ、喜べ」
客「燃やせ」
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 10:29:29.53 ID:tr/y7sAO
(^o^)/投下だよー


題:虫


ガラガラガラ…

店主「今日もまた一段と暑い…」

蜂「ブーン⊂(^ω^)⊃」

店主「………」



ガラガラガラ…

男「ちょ、なんで閉めるんですか」

店主「店先に蜂の巣が出来ているので今日は休みにしましょう」

男「そんなの駄目に決まってるじゃないですか」

店主「お客様を危険な目にあわせる訳にはいきません」

男「なんでこんな時だけ経営者っぽい理屈が出てくるかなぁ…」

店主「建て前に決まってるでしょう」

男「うわぁ…」

店主「いいから業者呼んで下さい」

男「俺が取りますよ」

店主「駄目にに決まってるでしょう

男「なんでです?」」

355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 10:29:52.55 ID:tr/y7sAO
店主「雇用主として従業員を危険な目にあわせる訳にはいきません」

男「また経営者っぽい理屈…」

店主「建て前に決まってるでしょう」

男「ですよね」

店主「本音は貴方に危険な目にあって貰いたくありません」

男「………」

店主「という訳で業者に任せましょう」

男「…はい」

女『きゃーーーーーwwwwww』

男「あ…」

店主「石を投げて落とすとはまた懐かしい遊びを」

男「………さ、店開けましょうか」

店主「ちっ」

男「やっぱりサボりたいだけだったんですね…」
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 10:31:26.21 ID:tr/y7sAO
なんか今一つ良いのが書けないな…/(^o^)\
精進します
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 10:40:13.17 ID:H3B/MKso
ちょっとしたお礼

店主「あぁそうだ」
客「どうしたんですか?」
店主「先日君に蔵の整理を手伝ってもらったじゃないか」
客「えぇ・・・聞くも語るも想像を絶する出来事の連発でしたけど・・・」
店主「はっはっは、苦労は若いうちは買ってでもしろと言うではないか、喜んでくれたまえ」
客「あれは苦労とかそういう次元じゃ・・・」
店主「で、結局手伝ってくれたお礼もしてなかったと思うのだが?」
客「いや別に面白いものが見れると思ったんで別に気にしないでもいいんですけど」
店主「それでは僕の気が許さなくてね、そこで食事でもご馳走しようと思うのだがどうかね?」
客「え!?いや欠食児童の僕にはありがたい話ですけど・・・」
店主「君も健全な男子だからね、この世の中じゃ満足に肉も食えないだろうと思って肉を用意したんだ」
客「肉ですか!?いやもう凄くうれしいですけど!」
店主「はっはっは、そうだろうそうだろう、さぁ用意したのでたーんと食べてくれたまえ」
客「はい!いただきます!ってこの肉何の肉ですか?牛ですか?豚ですか?」
店主「ん・・・?まぁ細かいことは気にしないでくれ、いっぱい有るんだからたーんと、ほれ、たーんと」
客「な・ん・の・に・く・で・す・か!?」
店主「・・・ぎょと・・・ほ・・さま・・・」
客「え?何ですって?」
店主「人魚とくんほう様」
客「お前が食えよ」
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 10:57:18.07 ID:H3B/MKso


??「ぐおおおおおおおおぉぉぉ……」
客「こんにちわーって!?凄い豪快ないびきが……」
店主「……むにゃ」
客「え?まさか店主さんの……?」
??「ぐおぉぉぉぉぉぉおぉ……」
客「違ったか……向こうから聞こえるな……」
??「ぐおおおおおおおおおん……」
客「まてよ……?この先にって人が居られるほど場所ないんじゃ……」
??「ぐおおおおおおおおおおおん……」
客「ゴクリ……そーっと……そーっと……チラッ」
猫「Zzz」
客「なんだ……豪快な猫だな、はっはっは……」
猫「んにゃ?にゃーん(てくてく)」
客「起こしちゃったかな」
??「ぐおおおおおおおん……」
客「あそこに有るのは例の怪しい関係の本だったよね……」

店主「んぁ?寝てしまったようだね、ん?何してるんだい君は、暑さで脳がやられたかね?」
客「ボクハナニモキコエナイキコエナイ」
店主「?何かあったのかい?」
猫「にゃーん?」
客「ナニモイナイナニモイナイ」
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/08(金) 00:48:27.49 ID:EEsu3VMo
弱気な店主で3rd書こうとしたけど弱気って難しいな……
原点回帰で男口調の強気な店主にするか……

2ndでネタに詰まってきたというかラブコメ然としすぎてきた感があるのでそろそろ3rdに移行します

昭和店主さんは元ネタもあってか和服が思い浮かぶなぁ……
和服美人……ちょっと着崩したりしてるともう……
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/08(金) 00:51:37.17 ID:lTP6QvEo
あげ(・∀・∩)
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/08(金) 10:44:17.83 ID:aPLtSIDO
>>357
大歳かw
あの回は好きだ
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/08(金) 14:50:34.53 ID:79bx7loo
片思い相手がゴールイン報告してきたのでその絶望記念

写真

客「あの、ちょっとお聞きしてもいいですか?」
店主「何だい、急に改まって、胸囲とか聞きたいのかい、エロチックだね学生さん」
客「違いますよ!あのですね、その写真・・・ご兄弟か誰かですか・・・?」
店主「あぁ・・・これかい、これはね、僕の亭主さ」
客「え・・・?亭主って・・・あの?」
店主「そうだよ、連れ合いでもいいけどね」
客「結婚・・・してたんですね」
店主「つっても籍を入れただけさ、夫婦生活らしいことなんて何も無かったけどね」
客「・・・」
店主「幼馴染でさ、赤紙届いて出兵だーって直前になって結婚申し込まれちゃってね」
店主「帰ってきたら一緒に暮らそうって言ってたんだけどねぇ、ままならないものさ世の中なんて」
客「それで・・・あの、彼は・・・」
店主「大陸で戦死したって知らされたよ、多分そうなるってわかってたけど、さ」
客「・・・ごめんなさい」
店主「なぁにこのご時世よく有ることさ、気にするなよ学生くん」
店主「今日はちょっと早めに閉めたいんでね、もういいかい?」
客「はい・・・・それじゃ・・・また・・・」

店主「ふぅ・・・いかんね、割り切ってるつもりなんだけどねぇ・・・」
店主「ちょっとはそういう生活も憧れてたんだけどなぁ・・・」
猫「にゃーん・・・」
店主「ん?大丈夫さ、一人じゃないよ、お前も居るし、あの学生くんも居るし、ね」


絶望に打ちひしがれたときのみ覚醒するシリアスモード
数話に1回くらいのペースで進めていこうと思う
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/09(土) 06:09:27.73 ID:uWj1.wDO
お前は今…泣いていいッ!
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/09(土) 21:37:28.15 ID:eLw.wmAo
3rdを考えてたら書きたかったものとは全く逆のものができあがった



店主「……く、くあぁ〜……暇だな……おいガキ!いるか!」

客「いるよー」

店主「ちょっとこっちこい」

客「あん?」

店主「いーから来いって。お姉さんがいいことしてあげるから」

客「お姉さんって年でもねえだろ……」とことこ

客「で?何を──」ゴスッ!

店主「誰の年がなんだって?」

客「〜〜〜〜っ!!何しやがるこの年増!!」

ゴスッ!

客「に、二度も広辞苑で……」

店主「今度年増って言ったら広辞苑二冊に増量して叩くからな」

客「じゃああんたもガキって呼ぶのやめてくれ……」

店主「ああわかった。それでだなガキ、暇なんでポーカーでもしようか」

客「……何か賭けるのか?」

店主「そうだな、脱衣ポーカーでもしようか」

客「……別にあんたの裸なんか見たくな──」ゴスッ

店主「どうしたそんなとこに寝転んで。やることないなら陳列の手伝いでもしてくれるか」

客「……いつかコロス」

店主「(どすっ)あ、悪い踏んだ(ぐりぐりぐりぐり)」

客「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい足どけてええええ!!」
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/09(土) 21:38:18.26 ID:eLw.wmAo
客「こんちゃー」

店主「おーう」

客「……何してんだ」

店主「将棋」

客「……ひとりで?」

店主「何言ってんだちゃんと二人で……ああめんどくせえやめだやめ!!」

客「将棋盤ひっくり返さなかったのは後片付けがめんどくさいからだな」

店主「……ああお前がいるからぶちまけてもよかったな」

客「いや片づけないから。……で、誰と対戦してたって?」

店主「本」

客「は?」

店主「だーかーらー、ここに本がいるだろうが。こいつとやってたんだよ」

客「……このぼろい本?」

本「ぼろいとはご挨拶じゃねーか」ぱかぱか

客「ほ、本がしゃべった!?」

本「うはは、本がしゃべるのがそんなに珍しいか」バタバタバタ

客「飛んだ!?」

本「うはははは、いちいち驚くんだなお前。うははははは」バタバタバタバタ

バシッ

本「ぐ」

店主「うるさい」

客「……な、なあ。その本いったい何なんだ?」

店主「ん、これか?ただの呪われた本だ。気にするな」

客「呪われた本をホウキでたたき落とすか……やっぱこの人が最強か……」


どうだろうか・・・ちなみに店主は言うほど年とってない
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/09(土) 23:00:12.65 ID:cYZWDGco
ショタ×お姉さん 、これは盲点
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/10(日) 08:27:18.69 ID:zcvWv2ko
数日置きにしか見る時間がないから
スレを空けてみると大ボリュームで大満足
昭和も3rdも個性的で良い感じ。楽しみが増えた♪
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/10(日) 10:37:40.25 ID:LxqUVNoo
西瓜580円で買えたよ記念

客「あっちぃー、こんにちわぁー!?」
店主「なんだい、いきなり叫んで、さらに暑苦しくなるじゃないか」
客「店に入ったらいきなり真剣を振りかぶってたら驚きますよ!?」
店主「まぁ気にするなよ、とりあえず奥に行ってくれ、邪魔だから」
客「はぁ・・・いったい何してんですか」
店主「西瓜割りだよ、夏の風物詩だろ」
客「普通西瓜割りは屋外でやるものでしょう、それに真剣使わないでくださいよ」
店主「さっき外でやってたらGHQの外人に怒られた」
客「よく捕まらなかったなあんた・・・」
店主「しょうがないから西瓜1つやったら喜んで帰ったよ」
客「さいですか・・・で、なんで真剣なんですか、あと少しで僕死ぬところでしたけど」
店主「それはそれで夏の風物詩っぽくていいじゃないか、新しい怪現象だな」
客「人を勝手に亡霊にしないでください、化けて出ますよこんちくしょう」
店主「まぁ気を取り直して始めよう、君にも食べさせてあげるからさ」
客「まぁ別にいいですけ、どぉー!?」
店主「なんだい煩いな、本気でたたっきるぞ」
客「あの・・・あの西瓜、気のせいか苦悶の表情を浮かべる人の顔に見えるんですが・・・」
店主「気のせい気のせい、さぁ気を取り直して!」
チェストォー ザクッ ブシャアアアアア
客「ぎゃあああああ、あの西瓜さっきよりも苦悶の表情で血のように果汁噴出してますよ!?」
店主「粋のいい西瓜だな、おいしそうじゃないか」
客「普通スイカに粋のいいなんて表現使いませんよ!?アレいったいドコから持ってきたんですか!?」
店主「ちゃんとした畑からもらってきたんだよ、ただ昔刑場だったらしいけど」
客「すぐ返してこい」
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/10(日) 12:07:41.22 ID:fUr5Jmg0
3rdキターーーー
いいよいいよ
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/13(水) 16:10:49.43 ID:EpE6qMAO
何かあったのかな
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 16:26:06.37 ID:ywvIFG6o
昭和店主はお盆なので帰省中で、ネタがありません
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 17:31:04.28 ID:410diwQo
最近投下がなかった理由?違うスレでSSばかり書いてたからさ、ごめんなさい


店主「あちいな……おいガキ、そうめんつくれ」

客「なんで客に作らせようとするんだよ……」

店主「立ち読み許可してやってんだろが、ほらさっさと麺ゆでてこい」

客「……麺あるんだろうな?」

店主「……あれ?どうだったか……」

客「おい」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「お前が買いに行くのが遅いせいで随分と時間かかっちまったな」ずるずる

客「てめえ……」ずるずる

店主「食わせてやってんだからいいだろ別に」ずるずる

店主「しかしあちいな……おいこれ食い終わったらかき氷作ってくれ」

客「かき氷機はさすがにあるんだろうな?」

店主「金やるからヤマダで買ってこい」

客「んがああああっ!!」
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 17:37:05.17 ID:410diwQo
店主「あちい……」

客「クーラー効いてんじゃねえか」

店主「あたしがいる場所はあちいんだよ、くそ、もう脱ぐか」ぬぎぬぎ

客「ちょ、おい何脱いで――」

店主「ふいー、ちょっとはマシか」

客「……水着……」

店主「ふん、下着姿にでもなるかと思ったか?ん?」

客「なっ」

店主「やれやれ、これだからエロガキは困る。それに水着も下着も露出してる部分は一緒じゃねーか、下着なら慌てて水着なら慌てないってどういうことだそりゃ」

客「……あー、それは……」

店主「おいあたしが脱いでる時に1メートル以内に近寄ったら[ピーーー]からな」

客「おいそりゃどういう……」

店主「お前の目線がチラチラと危ないんだよ」

客「な、それは……!」

店主「やーれやれ、普段は年増だなんだと言ってるくせに、肌を見せた瞬間さかるとは、いい加減なもんだなぁおい」

客「くっ……!」
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 17:38:55.22 ID:410diwQo
本「ぱたぱた」

店主「おい飛ぶな暑苦しい」

本「だからってこの前床這ってたら思いっきり踏んできたじゃねえか」

店主「気持ち悪いんだよあれは!」

本「じゃあどうやって移動しろってんだよ!」

店主「本は移動したりなんかしねえ!」
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 17:46:05.08 ID:410diwQo
店主「くかー……」

客「そういや本ってお前いつから呪われてるんだ?」

本「ああ、初めて意識を持ったのは確か300年前――」

客「そんなになるのか!」

本「ああ、もともと俺は一冊の魔導書でな、長い年月を経て魔翌力が――」

店主「料理本が何言ってやがる」

本「うおっ、お、起きてたのか!」

客「料理……?」

店主「ガキ、本当のことを教えてやろう。こいつはつい2年前に呪われたばかりのただの料理本だ」

客「じゃ、じゃあこの古めかしい装丁は……?」

店主「表紙が“今夜の晩御飯”じゃ締まらねえって言うからあたしが装丁してやったんだ、わざとぼろくしてな」

本「お、おい頼むからそれ以上……」

店主「ついでに言うとこいつの中身見たら爆笑するぜ、前の持ち主が書いたんだろうが色んな料理のページに“ケンちゃんの大好物”なんて書いてやがる」

本「それ以上言うなあああああっっっ!!!」
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 17:51:25.44 ID:410diwQo
>>375
>本「ああ、もともと俺は一冊の魔導書でな、長い年月を経て魔翌翌翌力が――」

魔翌翌翌力じゃなくて魔翌力ね
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 17:57:34.24 ID:410diwQo
魔翌翌翌翌翌翌翌力って何だ・・・ちゃんとコピペしたはずなのに……
なんかgdgdなのでお詫びにもう一個投下して寝る


客「ちゃーす」

店主「おおガキいいところに来たな、面白いもん見せてやるよ」

客「あん?」

本「ぜー……ぜー……」

客「……何してるんだこいつ?」

店主「世にも珍しい“風邪をひいた本”だ。本が寝冷えだってよ、馬鹿じゃねえのか」

本「う、うるせぇ……」

客「非科学的にもほどがあるだろ……」

店主「ていうか呪いがウイルスに負けるってどうなんだおい」

本「さ、さっさと看病しろ……」

店主「冷やしてやればいいのか?」つ[濡れタオル]

本「ば、馬鹿お前そんなもん乗せられたらふやけて――あ、気持ちいいわ、これ……」

客「人間くさすぎる……」

店主「そのうち吐くかもな」

本「うぷっ――」

客、店主「「っ!?」」
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 21:42:47.20 ID:XJAOhdYo
>>377
そういう仕様。
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 21:43:24.65 ID:4xsGSHYo
パー速の仕様だ
魔.力→魔翌力
唐.揚げ→唐翌揚げ
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 22:17:50.12 ID:410diwQo
なんと・・・・次回から気をつけますん
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/14(木) 08:34:38.93 ID:1F0FpAAO
目欄にsagaで回避可能
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/14(木) 12:23:53.73 ID:8CUpNYMo
初めて客が店に来た時の話


客「暇だな……ん?古本屋なんてあったのか。入ってみるか」

客「こんちゃー……ってうわ、すごい量……」

客「……そういや探してる本があったんだよな、あるかな……」

客「お、あった!よっしゃ、早速帰って読もう!」

客「……レジどこだ?すいませーん」とことこ

店主「くか〜……」

客「お、いた。って寝てるし……すいませーん、これ買いたいんですけどー」

店主「……んん……焼肉……」

客「……す!い!ま!せ!ん!」

店主「ん、んあ゛?……誰だお前」

客「誰だって……客だけど。あの、この本ください」

店主「客ぅ?客なら店番が……いねえし」

店主「おい!どこいった!?おーい!!」

店主「……ちっ、またどっかで寝てやがんな」

客「……あの」

店主「ん?ああ、買い取りか?」

客「いや、俺が買うんですよ、この本」

店主「あーうちの商品かこれ。ええと……?1200円ね」

客「じゃあ、これ丁度」

店主「あい確かに。じゃあおやすみ」

客(……感じ悪……)
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/14(木) 12:24:08.79 ID:8CUpNYMo
客「この前の続き読みたいけど……それにはあの古本屋に行かないといけないんだよな……」

客「……来てしまった……」

客「こんちはー」

店主「(うつらうつら)……んあ?……あー、この間のガキか」

客「ガキ……って感じ悪いなあんた……」

店主「その感じ悪い店主の店に再び顔を見せたのはお前が初めてだよ」

客「だろうな……」

店主「で、なんだ今日は。早速あたしに惚れたか、ん?」

客「この間の続き買いにきただけだよ……」

店主「あーそうかそうか。今日は眠くないし暇だからな、まあゆっくりしてけや」

客「え?お、おう……」

店主「優しくされると惚れるタイプ、と……」

客「惚れてねえ!」
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/14(木) 12:27:22.56 ID:8CUpNYMo
客「……あの時言ってた店番ってまさか……」

店主「ああ、こいつだな」

本「すぴー……すぴー……」

客「こんなのが店番してたら驚くだろ……」

店主「それがうちにリピーターが付かない原因の一つでもあるな」

客「代えろよ」

店主「めんどくせえだろ他に店番こしらえるのもリピーターがつくのも」

客「……あれ?じゃあ俺もめんどくさがられてる?」

店主「いやお前はパシリに使えるからそんなにめんどくさくない」

客「喜んで……いやいいわけないな」
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 07:02:48.95 ID:BgX1Ja.o
昭和お盆ネタでも書くか
1、いつもの
2、シリアスモード
3、絶望のシリアスモード
さぁどれを書くか
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 07:30:40.11 ID:giiT5BQo
3!
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 12:29:23.90 ID:BgX1Ja.o
お盆
客「あづーいあづーい、早く涼しいところへ・・・」
客「ん?店主さんどっか出かけるのか・・・」
〜某墓地〜
ミーンミンミンミンミ゛〜
店主「よいしょっと、木陰なのに暑いねぇまったく、墓地なんだから涼しげでもいいのに」
猫「にゃー」
店主「はは、お前は毛が生えてるから何処でも変わらないか」
猫「にゃ」
店主「ふぅ・・・何時までも変わらないで過ごせればよかったのになぁ」
パシャパシャ、ゴシゴシ
店主「最近来れなくて悪かったね、意外に商売繁盛でさ」
店主「暇そうな学生が常連になってるんだ、あんな陰気な店によく来るなって思うよ」
店主「でも見てると昔の君みたいな奴でね、ついつい話が弾んでしまうんだ」
店主「ふふ、君みたいな物好きがほかにもいるとは思わなかったよ」
店主「まぁ・・・悪い気分じゃないね、あの店は一人じゃ広すぎるから」
店主「ふぅ・・・綺麗になったね」
猫「にゃー」
店主「さて、一緒に帰ろうか、年に1度なんだからのんびり二人でね」
猫「にゃー」
店主「おっと、お前も居たのを忘れてたよ、さぁ帰ろう」

客「(あぁ・・・そうかお盆だから・・・何も言わずに帰ろう・・・)」
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 13:00:17.05 ID:giiT5BQo
切ない…
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 13:03:51.26 ID:rUAPMeIo
よかった……そこまで絶望とかそういうのじゃなくてよかった……
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 13:05:01.60 ID:BgX1Ja.o
注:書いてる本人は前回の絶望から癒えてません
暑くて頭来たから西瓜Lサイズ丸ごと食ってくる
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 17:08:01.92 ID:eGUB/EAO
>>390
まぁ、何というか…
元気出せよ( ´・ω・)つ旦
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 17:08:44.06 ID:BgX1Ja.o
ゆっくりしたけっかがそれだよ!

さて次のネタは何にするか
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 21:12:45.61 ID:4OrT3rQo
西瓜やカキ氷の食い過ぎネタ
灯篭流し
夏祭り
雷凄いよ雷
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 23:29:47.24 ID:rUAPMeIo
店主「おいコーヒー買ってこい」

客「……最後に外でたのいつだ?」

店主「ああ゛?外なんて出る必要ねえだろお前がいるんだから」

客「……俺が来なくなったらどうするんだ?」

店主「そうだな、餓死でもするか」

客「いやいやいやいや、あんた前はどうやって生活してたんだよ」

店主「お前が甘やかすからどうやって生活してたか忘れたんだよ」

客「俺のせいかよ」
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/17(日) 01:51:48.26 ID:zdVGYZUo
店主「よし、急にやる気でたからお前にレジ打ちその他もろもろを教えてやろう」

客「やらせる気か」

店主「当たり前だろレジ打ち教えてレジやらせないとか変態の極みじゃねえか」

客「一応訊くけど、バイトとして雇うってわけじゃないよな?」

店主「お前に金払えってか、ふざけてやがるな」

客「客にただでレジやらせるってか、ふざけてやがるな」

店主「なんだ、見返りがあればやるのか」

客「……ものによるな……」

店主「週一で寝てやろうか?」

客「なっ……!?」

店主「嘘だよばーか、あたしはそこまで軽くねえよ」

客「くっ……」

店主「ほほー、反応を見るにそれなりに期待はしたらしいな」

客「ちがっ……!」

店主「あたしと寝ようなんざ100年早いわ!おらさっさとレジ打ち覚えろ!」

客「最近身が逆らうことに拒絶反応を起こすようになってきたな……逆らえねえ……」
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/17(日) 19:44:56.41 ID:wPt5CEMo
これは間違いなくわっふる
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/18(月) 22:07:24.95 ID:x7iY62so
店主「おいガキ、わっふるって何だ」

客「あん?ワッフルってのは焼き菓子のひとつで元々は、小麦粉、鶏卵、バター、牛乳――」

店主「そうじゃなくてわっふるわっふるって何のことだって言ってんだよあたしは!」

客「ああ……それね……」

店主「で、何なんだわっふるって」

客「それはあれだ……まぁ、エロ展開を期待してるときに言う言葉みたいなもんだ……」

店主「…………」

客「どした?」

店主「つまり、あたしがお前と寝ることを期待されてるってことか」

客「おい話が読めないぞおいどういうことだおいなんだそれ」

店主「あーうるせえ。何でもないから本でも読んでろ」

客「いや寝ることを期待って何の話だよおい」

店主「うるせえ!!誰がお前となんか寝るか万年童貞!」

客「そこまで言わなくても……」
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/19(火) 01:47:29.67 ID:.ntNBq.0
すばらしい
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/19(火) 11:47:57.39 ID:p6ynmfIo
ここでの店主さんの本心も見てみたいところだな
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/19(火) 15:07:36.45 ID:YKDak/2o
店主「金がない」

客「唐突だな」

店主「金がねえよおお、餓死しちまうよおお」

客「じゃあちゃんと接客してだな……」

店主「客は来なくていい」

客「どうしたいんだよ……」

店主「……そうだ、ネット販売をやろう」

客「ネットで売るのか」

店主「この作者の店主は代々ネット販売で食いぶちつないでたんだよ、おしやるか」

客「おー珍しくやる気じゃん」

店主「という訳でお前、この店の本全部リストアップしろ」

客「……な?」

店主「リストがねえと販売もくそもねえだろうが。おらさっさと取り掛かれ」

客「……この大量の本を?」

店主「三日以内にやってくれりゃいいから」

客「死ぬ……」
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/19(火) 15:13:31.25 ID:YKDak/2o
客「うっしゃあああ!!できたああああっ!!!」

店主「おーおつかれさん」

客「まさかホームページ作成までやらされるとはな……」

店主「いやあ大変だった」

客「隣であれこれ言いながらせんべい食ってただけじゃねえか」

店主「はいはい、お前はがんばったがんばった」なでなで

客「ガキかよ……」

店主「あたしからしたらガキじゃねえか。それとも大人のご褒美が欲しいのかな?」

客「またそのネタか……」

店主「なんだ、キスぐらいはしてやってもよかったんだが」

客「なっ!?」

店主「はい嘘嘘。まあたまには金ぐらい払ってやろうじゃねえか。ちょっと待ってろ」

客「……どこまで本気かわからん……」
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/20(水) 01:10:32.72 ID:EwGQfIY0
>>399まだはやくね?
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/20(水) 02:47:24.76 ID:Ki8nbZAo
店主「やることないな」

客「客が来たら来たでぼやくくせに……」

店主「客は来なくていいんだよ」

客「駄目人間め……」

店主「駄目人間なんて言葉は人生に余裕を謳歌してる奴を妬んで作られた言葉だよ」

客「嘘つけ」

店主「……よし、金魚屋古書店を読んで良い古本屋とはどういうものかを知る」

客「やめとけ、あそこには敵わないから」

店主「まあうちにはダンジョンも本に詳しい居候もいないしな」

客「呪われた本とか世界一やる気のない店主ならいるんだけどな」

店主「……じゃあ京極堂シリーズを――」

客「もっとやめとけ」

店主「なぜ」

客「それに倣ってみろ、キャラが被って向こうからすれば大迷惑だろ」

店主「何言ってるんだお前」

客「気にするな」



昭和作者さん元気だしてえええええ色々応援してるよおおおおおお
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/20(水) 04:22:56.92 ID:knGgMwco
金魚屋古書店wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/21(木) 00:02:42.11 ID:lSNiiPgo
店主「暇だな」

客「だから仕事をしろと」

店主「はぁ?仕事?またまた御冗談を」

客「いや店主が言うことかよそれ」

店主「うるせえ踏むぞ」

客「ごめんなさい」

店主「よしよし、いい感じに調教が進んできたな……」

客(やべえ……本格的にやべえ……)

店主「仕方ねえ、注文受けた本発送するか、おい裏から段ボール持ってこい」

客「いやそれはマジで真面目にやれよせっかくのネット商売で信用なくしたら後ねえぞおい!!?」




なんか金魚屋7巻が出てたから買ったんだけどね、もうなんか展開が素晴らしかったね
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/23(土) 02:06:23.53 ID:pjldhcQo
店主「あーやっと涼しくなってきたな」

客「……この夏ずーっと扇風機に当たってたじゃねえか」

店主「それを知ってるってことはお前この夏ずーっとうちにいたのか」

客「え?……うわマジだ俺ずーっとここ来てた!」

店主「マジで暇人だなお前……それともこの店に意中の相手でもいるのか?」

客「……実は本のことが」

店主「本ー!ガキがお前と本姦したいってよ!本ー!!」

客「ちょ、外まで聞こえるような声で言うんじゃねえよ冗談に決まってるだろ!」

店主「当たり前だ本気だったらどんどこぶりぶり引いた後お前を出禁にするわ」

店主「で、そんなにあたしに毎日会いたいのか」

客「だからなんで来る理由が誰か目当て限定なんだよ」

店主「毎日来る理由が他にやることがないとか寂しすぎるだろう……」

客「確かにそうだけどさ……」
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/23(土) 02:15:05.67 ID:pjldhcQo
店主「お前この夏何やったかちょっと話してみろ」

客「……ここに、来てた……」

店主「他には?」

客「…………」

店主「お前いじめられてるのか」

客「断じて違うっ!!」

店主「お前学校で女子と話したことある?」

客「あるに決まってるだろ!」

店主「学校で誰かにフレンドリィに話しかけられたことある?」

客「あたりまえだっていうかそんなに俺友達いなさそうか!?」

店主「じゃあなんで毎日こんなところに……」

客「自分でも分からねえよ畜生何なんだよ俺の夏休み」

店主「まあ元気出せよ、毎日美人な年上のお姉さんの家に行ってたって言えば大丈夫だって」

客「あー、美人な年上のお姉さんね……」

店主「ちょっと待ってろこの前踏むのに適した重そうなブーツ買ったんだよ」

客「ごめんなさい、反復したのは何でもありません意味はありません」
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/26(火) 00:58:18.65 ID:uF7WRaMo
3rdは1stの祖母とかそんな?
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/26(火) 15:30:35.12 ID:R71Rkr6o
客「こんちはー」

店主「ちょっとそこに座れ」

客「え?いや床……」

店主「座れ」

客「はい……」

店主「この3日間何してた」

客「夏休みの課題……」

店主「で、うちに来なかったと」

客「まあ……」

店主「……せめて連絡ぐらい入れろ」

客「え?」

店主「この3日間どんな気持ちであたしがお前を待ってたかわかるか」

客「え、いや……」

店主「連絡もなしに3日も来ないからあたしは……」

客「…………」

店主「買い物に行こうか、いやでももしあいつが来たら外出損だし、でも行かないと食うものが……って悩んで悩んで餓死するところだったんだぞ!」

客「怒っていいかな」

店主「とりあえず買い物行ってきてくれ」

客「聞けよ人の話」



3rdは今までの店主とは何の関係もないなあ
というか3rdこのままでいいんだろうか……2nd続けてた方が良かったかな……
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/26(火) 15:40:11.65 ID:R71Rkr6o
店主「色気がないんだよ」

客「順を追って話そうぜ」

店主「この3rdには色気がないんだよ」

客「今まであったのか」

店主「少なくとも1stにはあった」

客「で?」

店主「やっぱり大人の女性が出てるんだから色気が必要だと思うんだよ」

客「それで?」

店主「定期的に脱ごう」

客「そういうのに走るとクオリティの低下を招くぞ」

店主「いや新ジャンルってのは脱ぐもんだろ」

客「じゃあ脱いでみ」

店主「……いや、今下着着けてないから……」

客「なっ!?」

店主「と、まあこういう風に小出しに色気というかエロスを出していくのがいいと思うんだよ」

客「ああそうかい」


だらだらと書いていきたい
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/26(火) 18:17:33.67 ID:xmFEbjEo
わふーるわふーる
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/26(火) 23:51:35.65 ID:3resv7co
誰かにフレンドリィに話しかけられてる所を目撃するとか
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/27(水) 00:43:41.41 ID:5jPsoJoo
店主「…………」スッ

すたすたすた……

〜〜〜〜〜〜〜〜

……すたすたすた

店主「ふいー」

本「……勤務中に自慰をするなとは言わんがな」

店主「っっ!!」

本「……手は洗えよ……」

店主「〜〜〜っ!!ふんっ!!」

グシャ

店主「乙女の領域にズカズカと入ってくるんじゃねえ!!」

本「か、かかと……」

店主「洗ってない手で触っちゃ悪いからな。そうだろ?ん?」ガスガス


これが色気
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/27(水) 00:44:03.19 ID:5jPsoJoo
〜フレンドリィに話しかけられるのを目撃〜

客「こんち――」

??「やあ久し振り。元気だったかい」

店主「おーお前か。相変わらず元気だぞ」

??「それは良かった。悪かったねなかなか会いにこれなくて。こっちも色々と忙しくてさ」

店主「あーいいさ。あたしも結構忙しいからな」

??「そうか、すまないね。おっともう行かなくては。じゃあまた」

店主「おう、またな」

客「……今の誰だ?」

店主「ん?ああ、知らん」

客「は?」

店主「急に店に現れては親しそうにしてくるんだよ。面白いから話合わせてやってるんだが」

客「……なんだそりゃ……」

店主「ふふん、彼氏かと思ったか?」

客「まさか!」

店主「ま、話合わせるついででキスぐらいはしてやったことが……」

客「おいマジか」

店主「お前成長しない奴だな」

客「嘘ですよねうんそうですよねいつものことなのにね」
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/28(木) 01:29:29.54 ID:TM3gZGU0
3rdもおもしろいけど?

でも双子店主の世界とか・・・いやなんでもない
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/28(木) 12:47:30.24 ID:8SJ8L7Io
>>415
双子とか盲点だったわ、しかもかなり面白そうだし
さあ、書いてこようか
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/28(木) 14:08:54.15 ID:SU/uhgAO
男「大分涼しくなってきましたね」

店主「あと1ヶ月もすれば冬ですよ」

男「いやまだ秋らしくなってきたばかりじゃないですかww」

店主「寒くなるのなんてあっという間ですよ」

男「そうですねー」

店主「冬も光熱費がかからない位暖めて下さいね」

男「お手柔らかにw」

女「あ゛ーこのバカップルが…」

女3「季節とは反対にだんだん熱くなっていますね…。なにがあったやらwwww」

女「そりゃーまぁ作者が投下サボってた間に[らめぇぇっ!]で[ピーーー]な[ピーーー]とかが…」

店主「…聞こえてますよ」

女「聞こえるように話してるんだよてか営業中に人間椅子とか毒女に対するあてつけかちくしょう!?」

女3「落ち着いて姉御!」

男「////」

店主「面白いからもう少しこのままでいましょう」

男「はい////」

女「ちくしょぉ…あたしも客君といちゃいちゃしてぇよぉ…」

女3(よく考えたらあたしだけ男っ気0…orz)
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/28(木) 15:17:38.25 ID:8SJ8L7Io
店主「そうだぞ。寒くなるのなんてあっというまなんだからな」

客「……何がいいたい」

店主「とりあえず冬は寒くてかなわんなあってことを言いたいんだよ」

客「……人間椅子?」

店主「ストーブと灯油は早めに買ってこいって言ってるんだよこのラブコメ脳氏ね」

客「流れ的におかしいだろ……」

本「むしろ王道」
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/29(金) 06:36:06.68 ID:nk3NegAO
時代を越えたシンパシーwwwwww
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/29(金) 12:52:55.56 ID:pwihDkAO
店主「暑いですね…」

男「涼しくなってきたと思ったら…」

店主「その癖ちゃっかり日没が早くなってますし…ええい忌々しい」

男「店主さん暗いの苦手ですもんねww」

女「やーい暗所恐怖症ー」

店主「黙れ毒女」

女「orz」

男「前から聞きたかったんですが、暗所恐怖症になったきっかけとかあるんですか?」

店主「え、えぇ、まあ…」

女「井戸に落ちたんだよねー店主ちゃん?ww」

店主「…それは誰にも言わない約束だったでしょう^^」

女「こえーちょーこえー」

男「この辺井戸なんて有りましたっけ?」

女「10年位前までは昔ながらの家が沢山あったのよ」

店主「商店街を作る為に全て取り壊されましたけどね」

女「じっちゃばっちゃばかりが住んでてねー。幾つかの家でちょくちょく遊ばせて貰ってたのよ」
店主「あの頃の女はそれは凶暴でしたね。なんど拉致されたやら…」

女「黙れ昔から引きこもり」





余談ですが店主は寝る時豆電球を付けっぱなしにしているとか実はカナヅチとか無駄に設定を考えてたりします
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/29(金) 14:01:10.89 ID:MzuIHQUo
>店主は寝る時豆電球を付けっぱなしにしているとか実はカナヅチとか

その設定全部出そうか
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/29(金) 14:37:11.47 ID:pwihDkAO
>>421
ドキッ!?季節外れの海水浴!ポロリもあるよ

こうですかわかりません><
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/30(土) 18:25:34.63 ID:9hhKG0Uo
〜単発ネタ:店主さまふたり〜

姉「暇ね」

妹「そうね」

姉「客も来ないしやることないわね」

妹「客が来ないのはいつものことね」

客「さっきせっかく来たのに追い出したの誰ですか……」

姉「だってあの人目がいやらしいんだもの」

妹「ずっとこっちちらちら見てきて不快だったのよ」

客「じゃあその格好どうにかしましょうよ……」

姉「あら、客の分際で店主の服装に指図する気?」

妹「生意気ね、アナタ。もう寝てあげないわよ?」

客「読者の皆さんが誤解するから根も葉もないこと言うな!」

姉「ところで、小腹がすいたからたこ焼きでも勝ってきてほしいのだけれど」

妹「私はのどが渇いたのでかき氷が食べたいのだけれど」

客「……店の方向逆なんですけど」

姉「じゃあたこ焼きを先に買ってきて」

妹「じゃあかき氷を先に買ってきて」

客「……どっちですか」

二人「「どっちでもいいからさっさと買ってきなさい」」

客「はぁ……なんでパシリになんかされてるんだろうなあ……」


店主の服装はみなさんにお任せするし続かない
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/31(日) 01:27:19.91 ID:DIJmkRc0
ん?今っていつもの人が3rd書いてて
2ndの設定を引用してる人が別にいるの?

>>423GJ ライダーの姉双子思い出した。
でも双子といえばやっぱツンデレと僕っ子or素直クールだろjk
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/31(日) 01:47:09.23 ID:1ZWazjco
2ndを書いてたおいらは今3rdを書いてて今日息抜きに双子を書いて
設定を引用したというかまあそんな感じで携帯から書いてくれてる人はいるよいるよ
昭和店主さんどこいったんですかああ

あと自分は双子は性格そっくりなのが好きなんだ、ラグーンの双子とかルキノキとかマルモロとか
ロリの双子って多いけど大人の双子ってあまり見ないね
トップをねらえ2でいたけど
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/31(日) 01:51:51.27 ID:Rgano1ko
そんなあなたに双恋。
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/31(日) 01:57:03.85 ID:1ZWazjco
店主「あめあめざあざあ」

客「よく振るなーこの雨」

店主「よく来るなーこのガキ」

客「…………」

店主「しかしさっさと止まねえかなこの雨」

客「湿気は大敵だもんな」

店主「ばっか誰がいつ商品の心配したよ」

客「いやしろよそこは」

店主「洗濯物が溜まってさー、着替えなくなってきたから最近は同じ服を二日間着るということを……」

客「うわきたねえ!」

店主「うるせえ氏ね!」

客「部屋干しぐらいやれよ……」

本「あー雨だから洗濯しなくていいから楽でいいやー、が本音でな」

店主「…………」

客「……あんたらしいけど……服は毎日洗濯したものを着ような……」
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/31(日) 01:58:23.49 ID:1ZWazjco
店主「時代はロリ」

客「ちょっと黙れ」

店主「幼女が出てきて萌えるしぐさしとけば何とかなる」

客「いや黙れって危ないからその発言」

店主「あたしまだ幼い姪とかいたかなー、いたら連れてきて客寄せにするんだが」

客「ロリコンばかり集まる古本屋っていやだろ」

店主「お前もどうせロリコンなんだろうロリコン民族が!!」

客「俺は年上好きだ氏ね!」

店主「……っ!」

客「……あ」

店主「……そうか、やっぱりあたしはそんな目で見られてたのか、毎晩毎晩こいつの自家発電の道具に使われて……もう生きていけない」

客「だあああああ待て待て待て待て誰もあんたがどうとは言ってない!」

店主「そこはちょっと気になるぐらい言っとけよへこむから」



今双恋をぐぐって見たけど絵が駄目だった、すまんね
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/31(日) 09:41:16.32 ID:yJlmZQAO
>>424
正確には客じゃなくてバイトだったら…な話なんですが俺の力不足で似たようなキャラしか作れなかったというorz

このスレから登場したんだが夏休み中書いてなかったしパクリに近かったから忘れられてるかwwwwww
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 11:08:27.63 ID:tiSLoWIo
昭和店主のPCは夏の暑さで死んでいました
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 13:43:22.49 ID:2H.VMBso
待っていた、待っていたぞ
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 14:01:33.06 ID:tiSLoWIo
ペン4の北森さんから超進化したC2Dになりました
書き貯めしてたネタが全部消えました
なので

  ハ,,ハ
 ( ゚ω)  お題承ります
 /<▽>ヽ
 |::::::;;;;::/
 |:と),__」
  |::::::::|
  |:::::::|
  |:::::::|
  |::::::|
  し'_つ
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 18:20:43.55 ID:Ivm6uyco
残暑
秋雨
食欲
誤解
和解
契約
対価
幻視
直視
怪談
猥談

字面にはあまり囚われない方向で(ぇ
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 23:37:52.57 ID:hIXAPKwo
お題:なんか(ぇとか(爆とか自分突っ込みしてる寒い子が客としてくる
   当然BLコーナーに張り付きっぱなし
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/07(日) 11:30:54.02 ID:CUsCa4wo
残暑+食欲

猫「にゃ゛〜・・・」
客「あぁ・・・とうとう猫が根を上げた」
店主「まったくだらしないね、君たちは、忍耐が足りない」
客「猫に忍耐はないと思います・・・、店主さんは暑さに強いですね」
店主「ん?まぁ鍛え方が違うよ、心頭滅却火もまたなんとやらさ」
客「僕はその境地に達せません・・・」
店主「仕方ないなぁ、涼しいものでも作ってあげるから食べていきなさい」
客「え!?いいんですか、ちなみに何を」
店主「冷麦と素麺だよ、好きなだけ食べていくといい」
客「お言葉に甘えさせていただきます!」

数時間後

客「うっぷ・・・」
店主「はい、次の茹だったよ」
客「あの・・・いったいどれだけの量あるんですか・・・」
店主「さぁ?お得意様とか親戚とかから皆送られてきてね、部屋の半分埋まったからなあ」
客「もう素麺も冷麦も食べたくない・・・」
店主「まぁ暑さ寒さも彼岸までさ、ほら、食後の甘味の西瓜でも・・・」
客「もう簡便してください・・・」


僕の家の箱○が壊れたのもキット残暑のせい
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/12(金) 23:16:18.68 ID:g95IcUAO
あげー
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/13(土) 12:02:08.94 ID:9uuKgTQo
堪能させていただきました ただ、
今年は冷麦も素麺もなかなか安売りしなくてなぁ・・・・・・
ちなみに、うちは揖保乃糸しか買いません
去年までは頻繁に¥198で売ってたのになんということか 政治が悪いんだな うん

>>箱○
うちのえーりとちゃんは卓上扇風機で強制冷却してあげないと拗ねます
3Dバリバリなソフトは特に (ACfaとかEDFとか疾風とか・・・・・・
新型は熱問題解消したのかなぁ・・・・・・

タレたネコ可愛いよタレた猫
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/16(火) 16:39:01.31 ID:nClx0IAO
あげー
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/19(金) 00:13:28.47 ID:kdn1uoAO
あげ
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/22(月) 08:01:14.83 ID:SIP4wEAO
あげー
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/26(金) 02:24:57.10 ID:KvUO0cSO
あげる
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/26(金) 15:13:51.35 ID:TX2EQeso
大分間が開いた昭和店主ですごきげんよう、某物の怪萬集遊戯が止まらなくて困ってます

彼岸
某所墓地
客「ふぅ・・・お盆に掃除したからあんまり汚れてなくてよかったよかった」
猫「にゃー」
客「?あれ、何でお前が居るんだ?」
猫「ニャー」トコトコ
客「おい、ちょっとm・・・店主さん?」
店主「お、君も墓参りかね?感心感心」
客「えぇ、店主さんも同じ墓地だったんですね」
店主「うむ、まぁこの辺りだとここくらいだからね墓地は」
客「ですね、店主さんはもうお帰りですか?」
店主「うん、どうせ中には誰も居ないからあまり意味は無いと思うんだけど一応ね」
客「そうですか・・・」
店主「はは、そう暗い顔をしないでくれ、さぁ君も用事が無いなら店に来てくれたまえ」
客「え?あ、はい!」
店主「いい天気だから蔵の虫干しをしようと思ってたんだ、元気が有り余ってるみたいで良かったよ」
猫「にゃー」
客「え?!ちょ、ちょっと店主さん!」
店主「はっはっは、雲一つ無い秋晴れだなぁ」

ふと道端に生えた曼珠沙華を見たので彼岸ネタを
ちなみに曼珠沙華は毒草なので食べたら危険
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/26(金) 16:14:25.86 ID:00UwysAo
お久しぶりです。
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/26(金) 22:16:15.83 ID:N9fDyMAO
>>442
待ってましたぞ!

……華の名前が読めない
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/26(金) 23:28:15.32 ID:hCbL07Io
>>444
「まんじゅしゃげ」じゃね?
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 02:52:34.64 ID:vehki6co
曼珠沙華はその昔水にさらして毒抜きして
救荒植物として重宝したそうな
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 09:26:09.44 ID:/wH6nBMo
>>444
まんじゅしゃげ、通称で言うなら彼岸花でござる
この時期になると赤い花がいっぱい咲いてるので花畑は荘厳な感じになるでござる
縁起はあまりよろしくないから好きな人は少ないけど可憐な花だから好きでござる
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/30(火) 01:46:15.58 ID:gANQbzco
>>446
あと最近のクイズ番組で見たが、昔は土葬が一般的の為、
球根に毒のある彼岸花を墓地の付近に植え、
動物等に荒らされるのを防ぐ役目もあったとか・・・

彼岸花ってその花の色や形状も相まって
派手さもあるんだけど儚さも感じる。
その為か個人的に「華」という漢字が当てはまる気がする。
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/03(金) 12:42:17.26 ID:teSrTMAO
店主「ン……」

モゾモゾ

店主「ンー…?」

男「ZZZ…」

店主「さむ…」

モゾモゾ

店主「ん…ZZZ…」



男「朝起きたら店主さんが俺の腕の中で丸くなって寝ててさー、もう可愛いのなんの」

客「それは…可愛いな」女「…あれ?そういえば男君達っていつから同棲始めたんだっけ?」
「ワタクシガカイテイナイアイダデス」
女「もっと定期的に書けよ」
「イヤメンボクナイ」
店主「スー…スー…」





(´・ω・)うん、すまない。可愛い店主を書きたかっただけなんだ
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/03(金) 12:43:12.22 ID:teSrTMAO
改行ミスってるし…
重ね重ね面目ない
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/03(金) 12:54:19.71 ID:L6AMtpMo
わっふるわっふる
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/03(金) 13:01:47.30 ID:tlrdO3Mo
お久しぶりですかね
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/04(土) 20:36:53.20 ID:F0fRRCoo
寒くなったらイチャイチャ天国だなー
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 00:14:18.11 ID:STo11EAO
>>452
お久しぶりです


男「最近は暗くなるのも早くなりましたね」

店主「明るいのもうっとおしいですが暗いのもうざったいですね」

男「暗いの苦手ですもんねー店主さん」

店主「最近は貴方が側にいてくれるからそれほど怖くはありませんが…」
男「そうなんですか?ていうかさらっと恥ずかしい事いいましたね」

店主「クーデレって奴です、萌えましたか?」

男「お風呂に閉じ込めますよ?」

店主「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/14(火) 09:51:34.06 ID:zDfHhoAO
あげ
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/16(木) 14:44:18.33 ID:h0kGi6AO
店主「人がいないのは静かで良いなぁ。」
客「あの・・・俺は人に含まれてないのか?」
店主「あわわわ!そっそんなことないよ?」
客「いや、疑問形にされると逆に傷つくんだが。」
店主「はぅぅぅ・・・ごめんなさい。」




なんとなく書いてみた・・・
現在後悔中
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/17(金) 08:57:32.93 ID:O15HnkAO
>>456
問題ない

さぁ、続きいってみようか
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/17(金) 20:26:31.94 ID:0G1qwb6o
>>456
後悔はあとだ、続きを公開しろ
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 21:40:26.31 ID:fMix9YAO
あげ
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/22(水) 10:42:26.78 ID:owkdRYAO
店主「う〜…、寒いよ寒いよ。男〜暖めて〜」

男「無表情無抑揚で言わないで下さい」

店主「寒いのでホッカイロ持ってきて下さい」

男「はいはいww」










店主「…で、なんで私は抱きしめられてるのでしょうか」

男「三時間も経ってから言わないで下さい。嫌ですか?」

店主「落ち着きますね。何故か。不本意ながら」

男「すいません、店主さんが余りに可愛いから悪戯しちゃいそうです」

店主「その台詞は二時間前に言うべきでしたね。誰かさんが執拗に悪戯したせいで先程から体が熱くていけません」

男「鎮めてあげましょうか?」

店主「お願いしたいのですが既に自力で立てません。運んで下さい」

男「りょーかいww女さん、店番お願いします」

女「少し粘ついた謎の液体が滴り落ちてる椅子に座りたくないんだけど」

男「椅子ならそこに幾つかあるから使って下さい。それでは」

女「男君、店主に似てきたなぁ…。特にオープンな所…」
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/22(水) 13:04:39.20 ID:Bqg/jdso
悪戯最中の話は何処だね?
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/22(水) 13:17:42.34 ID:1pOjNEwo
その後の店主とおt
おや?郵便が来たようだ……
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/23(木) 11:23:37.41 ID:DERK1.AO
トイレの個室でサボって書いてるなんて事してないよ!してないからね!?





店主「………」


ペラッ


店主「……ふむ…」


ペラッ


店主「………ほぅ…」


ペラップー


店主「………ニヤニヤ」

女「………」

店主「おや、居たのですか」

女「堂々とエロ本読んでんじゃないわよ、仕事しろ仕事」

店主「きちんと接客はさせてますし経営は問題ありませんよ?」

女3「させてるんですか…
  なんかもう男さんを店主にした方がいい気がします…」

店主「私も店主より妻という肩書きの方が魅力を感じますね」

女「いやそんな事聞いてない」






男「ふむ……この体位はなかなか…」

女3「こっちはこっちで仕事サボって48手見てるし…」

女「もう駄目かもねこの店」
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/23(木) 11:25:44.87 ID:DERK1.AO
最近古本屋らしい場面を出してない気がするんだ…
エロも書く気はないしこのままだとスレチになる予感/(^o^)\
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/23(木) 12:12:32.16 ID:3OdWgt.o
昭和店主は本当に店主になったのでネタを考える時間がないのです
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/24(金) 02:53:55.88 ID:NQc9XlQo
>>465
ちょっと待てどういう意味だ
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/24(金) 11:07:58.61 ID:EkJeckAO
>>465
おめでとう
……と言うべきだよな?
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/24(金) 13:30:14.25 ID:6QH5GdAo
いや、普通に某店の店長になったのでいろいろ忙しいだけだよ
悔やむべきは本屋じゃないことだが
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/24(金) 23:54:37.62 ID:NQc9XlQo
>>468
良かったなと残念だったなという二つの言葉を送ろう
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/29(水) 08:51:45.64 ID:USgokkAO
あげ
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/31(金) 13:09:28.10 ID:qPtPUEAO
 「お願いします」

店主「573円です」

男「…物語の終わらせ方、ですか。唐突ですね」

「色々事情がありまして」

店主「一応聞いておきましょうか」

「…成績やばくて親に携帯止められました」

店主「・・・・・・」

男「・・・・・・それだけ?」

「いえすいえす」

店主「PCという便利な物があるでしょう」

「普段親が使ってまして…」

男「仕事でもしてるんですか?」

「いえ、韓国ドラマを2828しながら見ています」

店主「・・・・・・」
男「・・・・・・」

「という訳で一時的に書き手引退です。こんなオナニー小説を見てくださった皆さんありがとうございました」

男「こんな終わりありなのでしょうか…」

店主「さぁ?」
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/31(金) 19:04:15.80 ID:xi/io02o
>>471
認めん…俺は認めんぞ!
早く戻って来て続きを書いてくれよ!

勉強しっかりやれよー
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/31(金) 23:25:21.11 ID:NGXI8GEo
勉強頑張れよ、
また戻ってくる事を願っている
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/02(日) 14:05:50.80 ID:kIqHXIAO
店主「あわわわ。書き手さんがまた一人いなくなっちゃう。」
客「一々慌てるな。また直ぐに帰ってくるさ。」
店主「でも・・・私この書き手さんの作品好きだったのに・・・。」
客「ってかその前にもっとちゃんと仕事しろ。」
店主「やだ。」
客「即答することなかろうに・・・。」
店主「だって、私がやるよりも客君がやってくれた方が早いし正確なんだもん。」
客「ってか俺は店員になった覚えはないし、タダ働きにも程があるんだが。」
店主「だったら、お給料の代わりにキスしてあげようか?」
客「断る。」
店主「即答することないんじゃないかな?」
客「当然だろうが。罰ゲームだまったく。」
店主「うぅぅぅ。客君がまたひどい事言う・・・。」


ってな訳で、>>471の帰りを首を長くして待ってるぞ
勉強頑張れ
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/02(日) 15:48:03.85 ID:EflxmGgo
やる気の無い八百屋の女店主

男「おじさんこんちはーって、…あなたは?」
八百屋「ここのおっさんブラジルへ行くって言って
     姪の私に店を押し付けて行っちゃったんだよね
     だから今は私が店主なんだ、よろしく」
男「はあ、そりゃどうも。…エプロンの紐外れてますよ?」
八百屋「お、失礼。今まで引きこもりだったもんで」
男「そ、そうですか…」
八百屋「どうでもいいけど、買って行くの? 行かないの?」
男「か、買って行きますよ、このキャベツくださいな」
八百屋「‥キャベツってどのくらいなのかな? ‥値段。
     石油が値上がると変わっちゃうのかな? やっぱ」
男「…とりあえず五百円で買いますから、いいですよね?」
八百屋「うんいいよ。まいどあり」

男「自分で値段決めておいて何だか騙された気がする…」
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/02(日) 16:00:17.48 ID:I7KTXY2o
期待
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/02(日) 16:18:52.42 ID:EflxmGgo
男「こんちはー」
八百屋「おー、常連さん。いらっしゃい」
男「まだ二回目じゃないですか、まあ以前から来てたんで間違いじゃないですけども」
八百屋「今日はドラゴンフルーツが安いよー」
男「うわ…見たこと無い野菜ばっかりじゃないですか!」
八百屋「でも、卸値が凄い安かったし…珍しいから売れるかなあって‥」
男「売れませんよ! 毒々しすぎますって、蛍光色の赤とか青とか…
  明らかに食べられない物も混じってますよこれ!」
八百屋「そうかな…? ど、どうしよう、常連さん、二束三文で買ってよ」
男「はぁ…わかりましたよ、半値ならいくらか買います…」
八百屋「うんいいよ。まいどあり」

男「何とか食い終わったが、心なしか胃が痒くなってきた…」
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/04(火) 01:22:41.37 ID:4z018AAO
店主「・・・・・・」

男「・・・・・・」

「・・・・・・あはは」

店主「なんで居るんです?」

「それは俺が知りたい」

男「どういう意味ですか?」

「文字通り、別になにもしてないのに親がもう疲れたとか言って携帯返してくれた」

店主「・・・・・・」

男「・・・それって親が諦めただけじゃ・・・」

「あー・・・やっぱり?」

店主「はぁ・・・、こんな奴に動かされてるなんて・・・」

男「気持ちは分かります・・・」

「自分で書いといてなんだけどキャラにまで言われると凹むわ」









・・・・・・・・・うん、なんていうか・・・ね?
とりあえずただいま・・・?
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/04(火) 01:47:05.05 ID:.1EnM6AO
>>478
おまい自身は疲れたり諦めたりすんなよ?

おかえり!
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/04(火) 02:17:53.69 ID:tlWZ1IIo
>>478
あー…まあ…
大丈夫だ、うん!
お帰り
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/04(火) 03:37:49.51 ID:IDuJBgYo
>>478
色々乙…おかえり
482 :313 :2008/11/05(水) 22:39:54.79 ID:OCPsinM0
>>478
おかえり!…まあなんだ、強く生きてくれ

ついでという訳ではないが
>>474の店主も好きだし
>>477にも非常に期待しているよ
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/06(木) 01:16:46.54 ID:YpCptYAO
>>478
おっ帰りぃ!!!
さぁ頑張って書いてくれ
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 22:34:42.31 ID:6wHjKAAO
『あっあっあっあっ…!』

男「・・・・・・」

『あっあッふああぁああ!』

男「・・・・・・」

店主「なにを見てるかと思えばよりによってお風呂の奴ですか・・・」

男「店主さんも見ます?」

店主「見たくありません、恥ずかしい」

男「すごかったですよねーこの時の店主さんwwww」

店主「理性保つ云々の前に意識保つのに精一杯でしたからね」

男「撮られて感じて頭からシャワーかけられて感じて電気消されて感じて…」

店主「おかげでトラウマが強化されましたよ・・・。死ぬほど気持ち良かったのは事実ですが」

男「またやりましょうね、こんどは目隠しと縛りも追加して」

店主「楽しみです」

女「そこの変態ふたりー、店中に聞こえてるよー」

女3「あといい加減ビデオ止めて下さい!女1ちゃん死んじゃいます!」
女1「///ぁ///ぇっ///ぅ////」
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 22:35:48.19 ID:6wHjKAAO
微妙に頑張ってみたけどやはりエロはよくわからん…
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 23:04:51.91 ID:HNF/72Eo
今更でてきて何だって感じもするけど……ごめんなさいね
2ndも3rdもモチベが上がらなかったの
2ndは書きやすかったけどもう書くこと思いつかないんで、原点回帰ってことで1st的なのぽちぽち書いてくよ


客「店主さーん、ただいまもどりましたよー」

店主「おう、お帰り。おつりはやるよ」

客「それはどうも」

店主「……ん?おい何で煙草が3箱しかないんだよ。1カートン買ってこいって言っただろ」

客「未成年に売ってくれるわけないでしょう……仕方ないから自販機で買ったんですけど周りの目が痛くて3箱が限界でした」

店主「童顔だもんなーお前。まぁいいや。ああそれとお釣りで何か買って行け。命令な」

客「ええ……昨日買ったのまだ読み終わってないんですけど」

店主「だからどうした、本には先人たちの教えがこれでもかってぐらい詰まってんだぞ。いくらあっても困るもんじゃねえだろ」

客「昨日その先人の教えで暇つぶしにドミノしてた人はどこのどなたですか……」

店主「いいんだよ六法なんてあたしたちにゃ縁のない教えしか詰まってないんだから」
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 23:08:42.31 ID:YdjWePoo
原点回帰ktkr
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 23:12:42.07 ID:HNF/72Eo
店主「にしてもあれだな。お前もようやくあたしの奴隷として役に立つようになってきたな」

客「ちょ、せめてパシリと……」

店主「変わんねえよ。いやあ最初のころは反抗的だったからなぁ。あのころは困った困った」

客「反抗するに決まってるでしょ……俺受験勉強のためにここに来たんですから……」

店主「住まわせてやってるんだから少しぐらい家主の手伝いぐらいやっても罰はあたらんと思うがなぁ」

客「手伝いってのは商品の陳列とかでしょ。はぁ、親戚のお姉さんは勉強できるからって下宿することにしたのに……実際はこれだもんな……」

店主「言うじゃねえか……文句ばっかり言ってる割にはてめえが勉強してるとこ見たことねえけどな」

客「っ!」

店主「昨日何時間した?おとといは?その前は?先週の勉強時間は合計何時間だ?ん?」

客「……ごめんなさい……」

店主「わかりゃいいんだよ。晩飯はおでんな」

客「はい……」
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 23:19:21.63 ID:HNF/72Eo
客「バイト代が入りました」

店主「正直でよろしい。言わなかったら全額没収してたところだ」

客「前回やられたときは何の冗談かと思いました……」

店主「過去を引きずるのはよくないぞ。とりあえずその金で何か買って行け」

客「またですか……ていうか身内の俺が買っても意味ないんじゃないですか?」

店主「あるに決まってるだろ、大アリだよ」

客「たとえば?」

店主「合法的にお前のバイト代を巻き上げられるんだよ」

客「前回強制徴収しといてよくそんなこと言えますね」
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 23:20:04.28 ID:6wHjKAAO
待ってた。ちょー待ってた。
おかえり!
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 00:36:26.06 ID:Pa7f/WAo
客「ただいま――ってどうしたんですかニヤニヤして」

店主「よこせ」

客「……え?」

店主「模試の結果。よ・こ・せ♪」

客「……なぜ……」

店主「ふん、お前の予備校に保護者だと言って連絡すればこれぐらい容易いさ」

客「……どうぞ……」

店主「どれどれ……うわあこれは……あーらま……」

客「…………」

店主「さて、予備校でもさして成果の出ない浪人生、この勉強ができる親戚のお姉さんに何か言うことは?」

客「勉強教えてください……」

店主「うむ、素直な男は好かれるぞ。そこの本棚に参考書があるから、×××××ってタイトルの奴取ってこい」

客「ええと……あ、これですね」

店主「2500円になります」

客「買うんですか……」

店主「商品を使う訳にはいかないだろ?」

客「こんな時だけ正論を……」

店主「追加で授業料を取ってもいいが、まぁそこは親戚のよしみということで炊事洗濯掃除全てやるってことで勘弁してやろうじゃないか」

客(どれだけつけ上がっても何も言えない立場なのがつらい……)
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 00:47:30.59 ID:Pa7f/WAo
店主「――で、――が、――だ」

客「ああなるほど!」

店主「よし、今日はここまで。飯作れ」

客「いきなりですね。でもすごくわかりやすかったですよ」

店主「当然だろう、なんせ親戚の頭の良い超絶美人なお姉さんだからな」

客「超絶美人は誰もいってないでしょう……」

店主「終始人の顔ちらちら見てたくせによく言うよ」

客「え?」

店主「あん?」

客「え、いや、あの。見てました?」

店主「なんだ無意識だったのか?おお怖い、これ以上この部屋にいたら何されるか分かったもんじゃねえな。
    か弱いお姉さんはさっさと退散するとしますかね」とっとことっとこ


客「…………」

客「うわああああああああそんな馬鹿なああああああ!!!!あんな鬼畜羅刹女を意識してるというのかああああああ!!!!」

店主「ほう、鬼畜羅刹女」

客「っっ!!!」

店主「お前があたしのことをどう思ってるかはよーく分かった(にっこり)」

客「ガクガクブルブル」

店主「今日の晩飯にデザートはつくのかな?」

客「駅前の高級シフォンケーキを付けさせていただきます!」

店主「ん、よろしい」


ああ、すごく書きやすいね原点ベースって

>>490
ただいま、何も言わずに放置しててごめんなさい
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 07:52:31.83 ID:vyoG6YMo
おかえりなさい
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 11:45:05.24 ID:YW39sMAO
女3「そういえばここって教科書も売ってるんですね。しかも落書きされてるし高いし…」

店主「ああ、それは私の趣味で集めたものです」

女3「趣味って…教科書集めが?」

店主「まさか。そんな勉強マニアな趣味は持ち合わせませんよ」

女3「なら何が趣味なんですかww」

店主「試験問題の予知です」

女3「…は?」

店主「ですから教科書の内容からその年の試験問題を予知するのが趣味です」

女3「予想じゃなくて予知ですか?」

店主「今まで外した事がないので今の所は予知です」

女3「じゃあこの落書きは…」

店主「試験に出る時期と問題傾向と解き方ですね。囲ってあるのは確実に出る問題です」

女3「とりあえず主要三教科分下さい」

店主「どうも」」
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 11:47:02.11 ID:YW39sMAO
男「店主さん、それだけ読みが当たるなら教職に就いた方が良かったんじゃないですか?」

店主「いやですよめんどくさい」

女「この子高校の中頃から問題予想に目覚めたんだけどあれは凄かったわねwwww」

店主「おかげで勉強するのもめんどくさくなってこの通りですよ」

男「なんでだろう…、凄いはずなのに何故かこうなりたくない」

店主「だらだらと過ごすのも悪くないですよ?貴方ともあえましたし」

女「よくそんな臭い台詞さらっと言えるわね」

店主「恥ずかしがるのもめんどくさい」

女「あっそww」

店主「という訳でこれから朝までギシアンするから帰れ」

女「いや面倒だからってそこまで直球はどうなの」

店主「すいません。これから朝まで性交するので帰ってくれませんか?」

女「違う言葉遣いじゃない」

店主「もうめんどくさいから3Pしましょう3P」

女「なんでそうなるの!?」




あるぇ〜?なんでオチがこうなるんだ?
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 11:51:59.13 ID:vyoG6YMo
穢れてるからじゃない
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 21:27:17.82 ID:Pa7f/WAo
店主「客来ねえなぁ」

客「来たら来たでめんどくさがるくせに……」

店主「正確にはお前にレジ任せるんだよ」

客「仕事しましょうよ」

店主「してるよ。この店の看板娘として日夜店頭に立ってるだろ」

客「店頭じゃなくて店内じゃないですか……」

店主「外寒いんだよ」

客「暑くても丁度良くてもどうせ引きこもってるくせに……」

店主「うるせえ紙魚の餌にするぞ」

客「せめて愛想よくしてみたらどうですか?」

店主「ほう、あたしがずっとしかめっ面してるような言い方だな?」

客「分かってるじゃないですか……正確にはお客さんが来てる間だけしかめっ面ですけど」

店主「最低だな」

客「自分のことですよ?分かってます?」

店主「わーってる、わーってるって。今度客が来たら愛想振りまきゃいいんだろ。できるできる」

客「不安だ……」
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 21:34:33.65 ID:Pa7f/WAo
客「反省会」

店主「無理。やっぱ無理。冷やかしに愛想良くするとか×××××のすることだ」

客「だからって何もあんな言い方は……もっとやんわり言うとか……」

店主「うるせえあたしの勝手だ、勉強するか晩飯の準備でもしてろ」

客「……っ!店主さ――」

店主「それにな」

店主「せっかくお前と二人で楽しくやってるってのに、買いもしないのに邪魔されるのが腹立つんだよ」

客「……え?えと、え???」

店主「わかったらさっさと勉強するか晩飯の支度してろ、ほら行った行った」

客「あ、はい……」

店主「……この手は使えるなぁ。しばらくはこれで切り抜けるとするか。可哀想な純朴少年」


書いてて気づいた。居候してるなら「客」じゃないじゃん
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 21:37:19.37 ID:yRHj6vko
>>498
!!
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 21:47:10.28 ID:Pa7f/WAo
客「議題:俺の新名称」

店主「奴隷、パシリ、居候、童貞……」

奴隷「そういうのはできれば一度に言わないでください……」

店主「奴隷!」

店主「パシリ!」

店主「居候!」

店主「童貞!!!!!」

童貞「……できれば他のものを……」

店主「×××××」

×××××「それは流石に精神が持ちそうにない」

店主「注文の多い奴だな」

客「注文の多い古本屋」

店主「全然面白くない」

男「男でいいですか」

店主「女でも困るけどな」


まぁ、男でいいか
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 19:13:25.18 ID:MwFBG0wo
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 19:27:56.79 ID:7yCvUdEo
M
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 19:31:15.55 ID:Mxq9TGMo
男「燕……」

店主「なりたいか?」

男「うぇえ!?いいいいいいや遠慮します!」

店主「そこまで首ぶんぶん振りながら必死に否定されると寂しいなおい」

男(店主さんの燕……身が持たなそうだ)

店主「しかし……燕か……若い燕がいるってのはある種大人の女性のステータスな気が……」

男「店主さん歪んでますね」

店主「身の回りの世話させてるのは燕とは呼ばないのかな」

男「できれば執事とかが……」

店主「……あ、でも執事の服って燕尾服だよな?あれはもしかして執事が燕であることを示しているんじゃないか?」

男「そんなに燕と呼びたいですか……」

店主「そんなにあたしに可愛がられるのが嫌か」

男「店主さんの可愛がるはなんだか怖いです」

店主「ちっ、お前の純粋な心はどこへ行った」

男「燕であることを受け入れても純粋ではないと思いますが」


ツバメになりたい
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 19:38:28.22 ID:Mxq9TGMo
店主「M」

男「ヤです」

店主「マゾ、マゾヒスト」

男「余計嫌ですよ!Mの方がまだマシです!」

店主「そうだろう、アルファベット一文字なんてちょっとかっこいいじゃないか」

男「でもMはヤです」

店主「なんだ、マゾじゃないのか?」

男「マゾだと思われてたんですか俺」

店主「あたしにどんな仕打ちを受けても耐えてるところを見るにドMだと思ってた」

男「自分の行動の酷さを分かってるなら改善してください……」

店主「いやあ好きな人に意地悪したくなるタイプでな」

男「……そんな言葉で切り抜けようとしても無駄ですよ」

店主「ちっ、成長しやがったか」

男「ふふん」

店主「でもちょっと顔赤くなってるところを見るとまだ完全に嘘だとは思ってないらしいな」

男「う……」

店主「可愛いなあMは」ぐしぐし

男「な、撫でないでください!あとしれっとMと呼ばない!」
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 20:17:22.78 ID:7yCvUdEo
仕事速えぇwwGJ
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 01:15:14.71 ID:MaGUbqco
店主「暇だな。でも客は来るな。絶対来るな」

男「何だこの人……」

からんからん

店主「……いらっしゃい。今日も嬢ちゃん一人かい」

女の子(こくっ)

店主「お爺さんは?」

女の子「しめきりだって」

店主「ああそう。絵本はいつものところにあるからね」

女の子「ありがとう」とてとてとて

男(いくらなんでも小さい子にはちゃんと接客するのか)

店主「[ピーーー]ぞ」

男「心を読むのはさすがにやめましょうよ店主さん」

女の子「……これください」

店主「はいはい。320円ね」

女の子(ちゃりちゃり)

店主「はいぴったり。まいどあり」

女の子「ばいばい」ふりふり

店主「はーいばいばい」ふりふり

男(もっと笑顔で手振ってあげればいいのに)

店主「じゃぁお前が振れ」

男「だから読まないでください……お嬢ちゃん、ばいばい」ふりふり

女の子「…………」じー

男「な、何かな?」

女の子「……ロリコン?」

男「ち、違うから!ロリコンじゃないから!!」
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 01:16:42.17 ID:MaGUbqco
店主「ひー、ひーwwwwww腹いてえwwwwwwwwロリコンだとよwwwwwwwwひー傑作だこらwwwwww」

男「もうやめてください……ただでさえあの子の一言で心に深い傷を負ったというのに……」

店主「あっはっはっはっはっはwwwwww犯罪者だ犯罪者wwwwwwww」

男「もういいです……あの子、この店の常連か何かですか?」

店主「ああそうだよ。なかなかできた子だろ……ククッwwwwww」

男「ええ、誰かさんとは大違いです……」

店主「ほう、やはり死にたいらしい」

男「ほらその辺が大違いってぎゃああああああああ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

爺「ああ、おかえり。いい本はあったかい?」

女の子(こくっ)

爺「そうかい、それはよかったね。僕もさっき終わったところでね。こっちへおいで。読んであげよう」

女の子(とたとたとた)

爺「ほう、これはまた面白そうな本だね」

女の子「お爺ちゃん」

爺「ん、なんだい?」

女の子「今日本屋さんにロリコンがいました」

爺「は?」



ロリ2ndをなんとなく出してみたけどこいつの家も古本屋じゃんって気づいた
2ndだけど2ndじゃない、そんなパラレルということでどうかひとつ。
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 01:33:00.54 ID:.hlvxpQo
本好きなら実家以外の古本屋行ってもおかしくないと思うぜ
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 13:26:19.42 ID:MaGUbqco
ところで、呪われた本か従姉的キャラを出そうと思ってるんだが、本と人間どっちがいいだろうか
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 18:17:54.10 ID:Y6odx/co
呪われた従姉的キャラ
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/11(火) 10:45:11.48 ID:vc2TPEAO
つ本から従姉
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 08:33:12.89 ID:DQe7/oAO
従姉妹的な本
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 09:02:55.19 ID:n5cwcgAO
従姉妹が呪いの本を書いたようです
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 23:55:12.58 ID:16/zj/Io
店主「あーさみ゛ぃ……何だこの寒さはまだ11月だぞ」

男「11月だから寒いんですよ。秋気分でいたらすぐ風邪ひいちゃいますよ」

店主「これが秋気分でいるように見えるか?」

男「どてらよく似合ってますよ」

店主「褒めてんのかそれ」

男「一応は」

店主「さみいさみいさみいさみい」

男「外は日光でそうでもないんですけどね。店内は寒いですよね」

店主「夏は蒸し暑いし冬は寒いし……ここは監獄か何かか?」

男「いえ、あなたの城です」

店主「おい大臣、倉庫にストーブあるからもってこい」

男「わかりました女王様」

店主「足をお舐め」

男「よく似あいますよ」

店主「氏ね」
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 00:02:49.15 ID:Uyytk7Uo
男「店主さーん、化学教えてください化学」

店主「めんどくせえ」

男「そう言わずに……参考書なら買いますから」

店主「苦手なんだよ化学」

男「でも俺よりはできるでしょう」

店主「ちっ、しょうがねーなー……ちょっとまってろ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「これに教えてもらえ」

男「いやこれ広辞苑じゃないですか……現代文教えてもらいたいんじゃないんですけど」

店主「開いてみ」

男「は?」

店主「適当にページ開いてみ」

男「?」

ぺら

女「おっす」

男「…………」

女「こら、挨拶されたら挨拶返さないと駄目でしょ」

男「…………はぁ!?」



「やる気のない家庭教師」にならないように気をつけなければならない
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 00:18:55.88 ID:Uyytk7Uo
男「てててててて店主さん!誰ですかこれっていうか何ですかこれ!?」

店主「広辞苑」

男「そっちじゃなくてこの人ですよ!このちっこい人!」

女「ちっこいとは失礼だなーあたし一応165cmあるんだからねー?」

男「今は30cmもないじゃないですかしかも膝から下はページと一体化してるし!」

女「読者に分かりやすい説明どうもありがとう」

店主「どっかのマッドな女子大生だったそうだ。魔術の研究で失敗して本の中に閉じ込められたんだと」

女「おかげで永遠の女子大生。ぶいぶいっ」

男「ファンタジックな悲劇を被った割には明るいな……」

女「まぁどうせ出れないんだし?悲観してても仕方ないし?不思議ライフをエンジョイしようと思った訳よ」

男「はぁ……」

女「細かい話は投下の妨げになるから置いといて、理数系は大得意よ?あたし」

男「……これに教えてもらうんですか……」

店主「あたしよりできるぞ」

女「ばっちこーい」

男「……硝酸ナトリウム」

女「化学式NaNO3 無色の結晶。吸湿性。チリ硝石として天然に産するが、近年産出量が減じ、合成もされる。化学薬品・肥料用」

男「広辞苑の説明まんま読み上げただけじゃないですか!」

女「ちゃんとできるってー。ほんとだってー」
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 00:30:39.09 ID:Uyytk7Uo
店主「ちなみにそいつ広辞苑の内容全部覚えてるから便利だぞ、文字通り生き字引だ生き字引」

男「へー……」

女「まぁ20年も融合してたら覚えるわなー」

男「そんなに昔から……」

店主「つまり実際の年齢はよん「ストーップストップストップストーップ、歳の話題は禁句だよ禁句ー」

男「聞いちゃいけないことを聞いた気が……」

女「気にすんな。まぁそれより何か知りたい単語あったら言ってみ?即座に説明したげるから」

男「……じゃぁDVD」

女「え?あ、え、えーと……」

店主「まぁ20年前の広辞苑にDVDはないわな」

男「その辺分かってて訊きました」

女「お、女を弄ぶなんて……鬼畜めぇ……」



こんなもんでいいのかなぁ新キャラ。
従姉が閉じ込められたら大騒ぎだろうから赤の他人を閉じ込めてみたけども。
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/13(木) 01:44:03.55 ID:CQ57KEAO
マジでなんか出てきたwwwwww

マジGJ!!
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 20:31:04.20 ID:9lfWoCso
ファンタジーになるとつまらない
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/14(金) 20:18:01.00 ID:wG6jReko
好みは人それぞれだから仕方ないが
いろんな話があるんだから、水を差さずに自分の好きな話を待てばいいのに
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/14(金) 20:28:27.60 ID:StmAjsko
ナニを今更、呪いの本なら前例があるじゃないか・・・・・・某グリモアちっくなのが
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/14(金) 22:08:31.45 ID:QkQfM/Yo
やる気の無い駄菓子屋の女店主

男「この辺を通るのは久しぶりだな。どれ、むかし通ってた駄菓子屋に行ってみるか」
店主「いらっしゃーい‥あら? うちの品物の対象年齢とは違うお年頃の…」
男「婆さんが若返った!? 五十歳くらい!!」
店主「馬鹿な事言うな! 私は孫娘だ! ていうかその計算は問題があるぞ!!」
男「なんだぁ、あーびっくりした…」
店主「失礼なやつめ…まあいい、せいぜい大人買いしていくがいい…」
男「懐かしいのが揃ってますねー、今時まだ卸してるところがあるんですね」
店主「それは…ほら、結構こういうのって賞味期限とか関係ない感じだし‥あ!」
男「まさか、‥うっすらと埃が…」
店主「ほら、エアーでカエルがぴょんぴょん!! 楽しいね!!」
男「‥こういうのって保健所とかに通報すればいいんですかね…」
店主「わああ!! もういい、全部持って行っていから出てけ!!」
男「いやぁ、どうも。しかし、また来ますよ」
店主「二度とくんな!!」
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/14(金) 23:38:53.56 ID:ldk0I9Uo
店主「はーいまたどうぞ」

女の子「ばいばい」

男「…………」

女の子「ロリコンさんも、ばいばい」

男「うん……ばいばい……あとロリコンじゃないからね……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「あの子の家も古本屋でな」

男「へぇ」

店主「まーこれがえらく古い店でな。怪しい禁書もこれでもかってほどあるんだわ」

男「禁書……?」

店主「ああ、気にするな。で、あの女の子だが、絵本が大好きで店に置いてある本はもう全部読んでしまったんだと」

店主「それで最近はいろんな古本屋でまだ読んだことのない本を見つけてはお小遣いで買って行ってるんだとさ」

男「へー、よっぽど好きなんですね」

店主「ま、父親はライター、爺さんは小説家、婆さんは古本屋の店主だからなぁ。これだけ本に囲まれて過ごせば、読書家にもなるわな」

男「将来どうなるんでしょうね」

店主「本人は婆さんの後を継ぐなんて行ってるみたいだけどな」

男「へぇ、今から楽しみですね」

店主「ロリコン」

男「ちょ、なんでそうなるんですか!?」



>>522
客優位、これは新しいな、GJ
期待してる
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/14(金) 23:48:33.83 ID:ldk0I9Uo
男「店主さんはどんな子供時代送りました?」

店主「そうだなぁ……自分で言うのも何だが、恐れられてたかなぁ」

男「えぇ……」

店主「喧嘩で負けたことなかったんだよ、喧嘩っ早かったし」

男「ああ、納得します」

店主「早速喧嘩売ってんのかてめえ」

男「続きお願いします」

店主「あー、隣の新垣君には世話になったなぁ……毎年夏休みの自由研究は名前だけ入れてくれたし」

男「入れさせた、の間違いじゃないんですかそれ」

店主「しかし中学は別の中学行っちまってなぁ。いやあおかげで勉強できなくて大変だった」

男「ツケが回って来たんですね……」

店主「で、気付いたら古本屋の店主やってた」

男「一番聞きたかったところさらっと飛ばさないでくださいよ」

男(しかしつまりは昔からこんな感じだったんだなこの人)

店主「心読まれたいか?」

男「ごめんなさい」
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/14(金) 23:56:56.92 ID:ldk0I9Uo
男「あれ?広辞苑さんどこだ?」

男「あ、あったあった」

ぺら

女「…………(下着姿)」

男「…………」

女「……早く閉めてよ」

男「はい」

〜〜〜〜〜〜〜〜

女「まったくもー、普通女の子の部屋ノックも無しに覗いたりするかなぁ?」

男「突っ込みどころが多すぎてどこから手をつけていいのか」

女「好きなところからどうぞ」

男「着替える必要あるんですか」

女「失礼な、年頃の女の子に着替えるなって言うの?おしゃれするなっていうの?」

男「ああまた突っ込みどころを増やした」

女「とにかく、これからはちゃんと表紙をノックすること、いいね?」

男「広辞え――女さんそれで返事できるんですか」

女「次広辞苑さんなんてふざけた名前で呼んだら化学の教科書に閉じ込めるからね、あと返事はできない」

男「ノックする意味は……」

女「着替え中だった場合とっさにその辺の服をひっつかめるじゃない」

男「ああなるほど」

女「だからノックした後三秒待ってから開けること、もしそれより早く開けたら店主にあることないこと言いふらす」

男「五秒は待たせていただきます」
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/16(日) 07:31:36.94 ID:x4vWZYAO
しばらく見ない間に進んでるー!
これほど嬉しい事はない……!
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 19:52:29.90 ID:yKUNpcwo
やる気の無い魚屋の女店主

店主「いらっしゃーい、今ならイサキが安いよー。お、お兄さん見ない顔だね」
男「こんにちは。最近近くに越してきたんです」
店主「それなら是非ともウチをごひいきにお願いしますよー」
男「ところで…この大量のイサキ意外に魚は無いんですか?」
店主「‥仕入れに失敗したから‥無い…」
男「他に行きます…」
店主「待って! 小魚が二匹居たよ!! イサキの胃の中に!!」
男「食べたくないですよそんな溶けた魚!!」
店主「好き嫌いはダメなんだぞ!! てか買ってけ!!」
男「‥わかりましたよ、じゃあイサキで我慢しますよ」
店主「まいど。小魚サービスね」
男「本気で要らないですよそんな物!!」
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 19:57:01.91 ID:dvGMDG.o
wwktk
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 22:57:17.92 ID:j0YP0Qso
ゲイの出会い系で知り合った10歳以上年上のオジサンの家へ。
そしたら「これ着て責めて欲しい」と言われて、レンコン掘りというか、
魚河岸の人が着てるような胸まであるゴム長を着させられ、捻りハチマキをさせられた。

向こうは全裸。

まあこんなのもたまにはいいか、と愛撫してたら、オジサンが喘ぎ声の中、喋りだした。
「お、おにいちゃん…お、おかえりなさい…た、大漁だった?ねえ大漁だった??」
…オレは突然の、しかも想定の範囲を超えたセリフにポカーンとしてしまった。
オジサンは素に戻って、「…返事して欲しい」と恥ずかしそうにオレに言った。

プレー再開。
耳とかをなめつつ体中をさわさわと触る
「お、おにいちゃん、大漁だった?」
「ああ、大漁だったよ」
「あぁぁぁあぁすごいいいぃいぃ!、、な、なにが、、ハァハァなにが捕れたの?」
乳首を舌でやさしく舐めながらオレは答えた
「…鯛とか、、、ヒラメがいっぱい捕れたよ」
セリフを聞き、オジサンはびくんびくんと身体をひきつらせた
「はっ!はぁぁぁあんっ!イ、イサキは?イサキは、と、取れたの??」
チンコをしごく
「ああ。でかいイサキが取れたよ。今年一番の大漁だ。」
「大漁っ!!イサキぃぃ!!おにいちゃんかっこいいいいぃぃぃい ぃくううううう!」

実話です。。きっと漁師の人との幼い頃の体験というか、淡い恋心とかが
あったんだろうなあ、といろんなことを考えさせられた一夜でした。

530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 21:09:08.53 ID:2SunQDUo
親戚のつてで知り合ったいくらか年上のお姉さんの古本屋へ。
そしたら「商品陳列しろ」と言われて、両手で抱えきれないというか、
段ボール一箱必要そうな数十冊はある古本の山を任せられ、コキ使われた。

向こうは漫画読んでる。

まあこんなのもたまにはいいか、と陳列してたら、お姉さんが気だるそうにしながら、喋りだした。
「あれ?あー、おい煙草買ってこい。たーばーこー」
…オレは突然の、しかも想定の範囲を超えたセリフにポカーンとしてしまった。
お姉さんは素に戻って、「さっさと買ってこい」と殺気をこめてオレに言った。

陳列再開。
出版社別に分けたりしつつ店内をせかせかと歩く
「で、なんかレアな本あった?」
「ええ、大量でしたよ」
「おぉぉぉおぉやったああぁあぁ!何があった?」
商品を丁寧に並べながらオレは答えた
「…ネクロノミコンとか、、、禁書がいっぱいありましたよ」
セリフを聞き、お姉さんはびくんびくんと顔をひきつらせた
「おっ!しゃぁぁぁあ!う、売るのか?それ、う、売るのか??」
お姉さんがおどる。
「はぁ。変な店に来ちゃったよ。人生一番の危機だ。」
「大漁っ!!レア本!!あたしかっこいいいいぃぃぃい ヒャッホオオオ!」

実話です。店主さんは乱暴だしいい人ともいえないけど居心地は悪くないです。

531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 21:16:43.78 ID:2SunQDUo
店主「雪積もらねえかな」

男「積もったら寒い寒い言うでしょうが」

店主「雪合戦したいな」

男「……俺とですか?」

店主「他に誰とやるんだよ」

男「石入れるの禁止ですよ」

店主「お前があたしのことどう思ってるか良く分かった」

男「親戚の勉強がよくできる超絶美人のとてもやる気のない古本屋の店主さん」

店主「最近お前って日頃から殺されたいと思ってるんじゃないかって思えてきた」

男「最近俺が近々死ぬことがあったら死因は9割以上の確率で店主さんの攻撃によるものだと考えてます」

店主「……雪積もらねぇかな」

男「今日も寒いですねー」
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 21:26:29.92 ID:2SunQDUo
店主「おい勉強してる暇あるなら商品の陳列と熱いココア入れるのと晩飯の準備ぐらいしてくれ」

男「優先順位と用事の数がおかしいですってそれ」

店主「じゃぁ熱いココア入れた後でいいから商品の陳列してくれ。晩飯の準備はそれ終わった後でいいから」

男「順序立てて言っても駄目ですってば」

店主「んだよ人間ちいせえな」

男「ていうか商品の陳列は店主さんの仕事でしょ。それしなくなったら仕事なくなるじゃないですか」

店主「仕事なくすためにお前に頼んでるんだよ」

男「はぁ……ココアは店主さんの好みの濃さでたっぷり入れますし
晩飯も可能な限り店主さんが食べたい物作りますから……ちゃんと仕事しましょう」

店主「……ブイヤベース食べたいな」

男「分かりましたよ……」

店主「さーて、唯一の仕事の陳列でもするかぁ」

男「あー、それやらせても圧倒的に俺の方が仕事量多いんだなぁ」
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 23:37:27.16 ID:eyVN4boo
明日から冷え込むみたいだしなぁ

店主と男のところは暖かそうで羨ましい
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 23:42:17.49 ID:2SunQDUo
店主「明日は12月半ばの気温……?よし、明日は店開けない」

男「またそんなこと言って……そういえばこの店って定休日とかないんですね」

店主「年中無休、いい店だろ?」

男「開いてるだけですけどね。肝心の店主は一年中休んでますけど」

店主「じゃぁお前がやってみろってんだ。大変なんだぞ雨の日も風の日もレジに座りっぱなしなのは」

男「はいはい。明日何がいいですか」

店主「おでんだな。大根は今日から仕込んどけよ、よーく味が染みたのが好きなんだ」

男「おいしいですよねー」

店主「とりあえず明日は店休みってことでいいよな」

男「今からそんなこと言ってたら冬場持ちませんってば……」

店主「冬休みってことでどうよ」

男「年中無休じゃなかったんですか」
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 23:47:43.67 ID:2SunQDUo
ズズ……ズズズ……

男「……何やってるんですか」

店主「見て分かんねえかコタツ移動させてるんだよ」

男「どこへ」

店主「レジ」

男「……はぁ、この人は……」

店主「んだよ文句あんのか」

男「晩御飯とかどうするんですか。レジで食べるつもりですか?」

店主「だからその時はまた移動させてだな」

男「手伝いませんからね」

店主「何言ってんだよ行きはあたしがやったんだから帰りはお前がやるんだよ」

男「コタツ買いましょうよ……小さめの安いやつ」

店主「買いに行くのめんどくせえな、お前何か適当に買ってこいよ」

男「はぁ……11月半ばから既にコタツムリか……」
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/19(水) 00:17:14.57 ID:/c3e4a2o
おお一杯きてる
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/19(水) 09:05:01.27 ID:Q6fehHAo
アンタの書く男と店主は大好きだ…続き待ってるぜ
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/19(水) 23:06:06.18 ID:uBRoB9co
店主「お、毛布持ってきてくれたのか。感心感心」

男「明日の朝は今日より冷えるらしいですからね」

店主「……もうだめだ、あたしは明日凍死するんだ。最後にフルーチェをボウルいっぱい食べたかった……」

男「この前食べたじゃないですか、しかも途中で飽きてたし」

店主「明日昼まで布団の中でいるから店番頼むな」

男「……働かざる者食うべからずって知ってますか」

店主「昼から働くって。だから朝飯は別にいいよ、働いてないから」

男「働くどころか起きてさえないですからね……昼食はどうします?」

店主「親子丼食いたいなぁ」

男「はいはい、材料あるんでしょうね」

店主「いや、冷蔵庫の中身はあたしよりお前の方が知ってるだろ、お前が買い物行くんだから」

男「家主が冷蔵庫の中身しらないってどうなんですか……」

〜〜〜〜おやすみなさい〜〜〜〜

男「……あれ?働かないならご飯抜きですよって言おうとしたんだけど、うまいこと言いくるめられたような?」

男「……まぁいいや……寝よう……」
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/19(水) 23:21:08.86 ID:uBRoB9co
男(しかし……店主さんが嫌がるのももっともだよなぁ……布団厚くしてもまだ寒い気がするよ……)

男(ぶるるっ)

スス……

男(え?)

店主「…………」

男「て、店主さん?」

店主「……んん……」

ごそごそ

男(は、入ってきたあああああ!!!?)

男「あああああ、あの、店主さん!?」

店主(ぎゅっ)

男(はいいいいいいい!!??なななななななんでだだだ、抱き締め――)

店主「……ぐぅ……」

男「……え?」

店主「すぅ……すー……すー……」

男(寝ぼけてた、のか?いやしかし……)

店主「すー……すー……(ぎゅっ)」

男(こう盛大に抱きしめられてると、緊張して寝るに寝られない……)



ま、たまにはこういうのも出さねば
あともしお題とか出されたら書かせてもらいますん
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/19(水) 23:25:54.74 ID:/c3e4a2o
デレ来た
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/19(水) 23:27:14.43 ID:/c3e4a2o
お題と言うか、>>539の翌朝希望
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/19(水) 23:28:19.84 ID:uBRoB9co
店主「……で、なんであたしがお前と一緒に寝てるんだ」

男「夜中店主さんが寝ぼけて入って来たんですってば」

店主「……本当だろうな?」

男「でないと他に何があるんですか……わざわざ僕が店主さんここまで引っ張って来たんですか」

店主「で、何かしたか?」

男「してませんよ!というか抱きしめられっぱなしで寝ることさえままなりませんでしたよ!」

店主「ほーう、そんなにドキドキしたか」

男「だ、誰もドキドキしたなんて――」

店主「じゃあ何か?あたしのハグは寝られないほど苦しかったって言うのか?」

男「い、いえ、そんなことはまったく――」

店主「……ま、いいや。あたし昼まで寝るからあと頼むな」ぼふっ

男「あ、ここで寝るんですね……」

店主「外出たら凍死するだろうが」

男「……はぁ……おやすみなさい……」

店主「へーいへい」

店主「……いつもより寝起きが気持ち良かったのが腹立つな」
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/20(木) 00:11:20.23 ID:AKSV/0Yo
男「店主さーん、そろそろ起きて――」

店主「…………」

男「……なんでそんな不機嫌オーラ丸出しなんですか」

店主「いつもより寝心地がよかったのが腹立つ」

男「はぁ……」

店主(なんでだろうなぁ……こいつの匂いか?んなわけないわなぁ……あー腹立つなぁ……)

店主「飯!!!」

男「それで呼びに来たんですってば」
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/20(木) 20:01:09.31 ID:IyV3jVAo
んじゃあ御題でも


冬将軍
木枯らし
雪だるま


寝起きでスタッドレス交換する羽目になったから
御題がいやに冬寄り・・・
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/20(木) 20:29:22.80 ID:AKSV/0Yo
〜冬将軍〜

店主「戦乱の世だな」

男「いきなりなんですか」

店主「冬将軍による天下統一が始まった」

男「毎年天下統一始めるんですかその将軍」

店主「外に出たら問答無用で討ち首になるからもう外でないから」

男「じゃあ雪合戦もなしですね」

店主「え?雪積もってんのか?」

男「いえ、初雪すらまだですけど」

店主「……けっ、なんだなんだ。期待して損した。お前はあれか?冬将軍の家臣か何かか?あたしをだまして外で討ち首にするつもりか?」

男「俺はどちらかというと冬将軍に仇為す者です」

店主「よし、じゃあお前はあたしの家来だ。とりあえずコンビニで肉まん買ってくるがよいぞ」

男「討ち首にされます」

店主「さっさといけ足軽兵卒」げしげし

男「ご乱心じゃ!ご乱心じゃ!」


自分で書いてて楽しそうだなこいつらってうらやましくなった
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/20(木) 20:54:39.71 ID:ZQXacn6o
確かに楽しそうだなこいつらww
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 01:17:07.38 ID:2tw7Qa.o
〜木枯らし〜

男「…………(勉強中)」

店主「おい、煙草買ってきてくれ」

男「勉強中にパシリやらされるとは思いませんでした」

店主「まあいいじゃねえか。息抜きだよ息抜き」

男「店主さんもたまには外出た方が健康にいいですよ」

店主「外は枯れ葉剤の嵐だろうが。余計体に悪いわ」

男「木枯らしですから。字似てますけど全然別のものですから」

店主「手段は違えどあたしを死なせるって点では変わらねえんだよ」

男「はぁ……行ってくればいいんでしょ……」

店主「お釣りで肉まんぐらい買ってもいいぞー」

男「どうも……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「ただいまー!うあーさぶさぶさぶさぶ」

店主「ほら見ろ、外出たら死にかねない」

男「じゃあ行かせないでくださいよ!風邪引くかと思いましたよ!」

店主「まーその時は看病してやるって」

男「……本当でしょうね?」

店主「……ここまで信用がないのも考えものだな……」
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 01:21:30.99 ID:2tw7Qa.o
店主「はーいまいどありー」

男「……今のお客さんすっごい怪訝そうな顔してましたね……」

店主「あたし何かおかしかったか?」

男「まぁ……きっとレジが炬燵の上にミカンと一緒に並んでてその脇では勉強してる男がいる、っていうアットホームすぎる雰囲気がおかしかったんだと思いますよ」

店主「ああそれは改善しろって言われても無理だな」

男「知ってます」

店主「しっかしコタツに入ったまま仕事ができるなんて楽な仕事だなぁ古本屋」

男「いや、ここだけでしょそんなことしてるの」

店主「いやならコタツから出て行っていいぞ」

男「ごめんなさいもう言いません」
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 01:25:59.96 ID:2tw7Qa.o
店主「みかんうめえ」

男「やっぱり冬はコタツでみかんですよねー」

女「あんたたちそれ古本屋の店内でいうセリフじゃないってわかってる?」

男「いたんですか」

女「いたよ。ていうかあんたが広辞苑開いて呼び出したよ。さっきまで有機物教えてたよ」

男「ああすいません影が薄いので忘れてました」

女「最近店主の性格がうつってきたね?そうだね?」

男「女さんもみかん食べます?」

女「こんな体で食べられるわけないでしょ」

店主「広辞苑の上に乗せても無理か?」

女「あたしゃ仏壇か何かかい?」

店主「似たようなものだろうに」

男、女(どこが)
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 01:30:23.23 ID:qn7nEJwo
重いですねぇ
GJです
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 01:34:23.60 ID:2tw7Qa.o
店主「冬は変態が分かる季節だよな」

男「いきなりどうしたんですか」

店主「だってそうだろう冬将軍が全国で合戦を行い枯れ葉剤が吹き荒れる中こんな店まで本買いに来るやつなんて変態に決まってる」

男「お客様は神様じゃないんですか」

店主「諭吉先生を落として言ったら神様と呼んでやってもいいかな」

男「どう考えてもこの人店主なんて仕事やっちゃいけない人だよな……」

店主「おいおい、この人はこの仕事やっちゃいけない、なんて人間がこの世にどれだけいると思うんだ?政治家なんてほとんどが――」

男「なんで急にそんな真面目な話始めるんですか」
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 01:35:10.50 ID:2tw7Qa.o
>>550
深夜は重いから読むのも書くのも大変だよね
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 01:42:05.67 ID:qn7nEJwo
そうですよね
でもしょうがないですから朝読ませてもらう事にします
おやすみなさい
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 02:15:43.66 ID:q4jLZFwo
深夜にしか来ない俺はちゃんと読む

もっと続きをくれ
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 21:46:19.82 ID:2tw7Qa.o
店主「はぁ……だっる。50冊ぐらい買って行ってくれるどこかの金持ちこねえかな」

女「お相手がいないと暇そうねぇ」

店主「いたのか」

女「いたよ。ずっといたよ。最近自分でページ開いて出てこれるようになったよ」

店主「うわきも。捨てようかな」

女「そんなことしたら死ぬまで下痢が治らない呪いかけるからね」

店主「それは淑女として困るな」

女「でしょう、だから捨てちゃだめよ。それよりあの子と一緒に寝たんだって?ちょっと詳しく聞かせてみ」

店主「……誰が喋った」

女「その辺に浮翌遊してるイロイロ」

店主「うわきも。やっぱ捨てようかな」

女「そんなことしたら死ぬまでデリケートゾーンのかゆみが治らない呪いかけるからね」

店主「それはレディとして困るな」

女「でしょう、だから捨てちゃだめよ。それより、あの子との添い寝は随分と心地よかったそうじゃない」

店主「おいその浮翌遊してるイロイロってのここに連れてこい」
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 21:51:46.59 ID:2tw7Qa.o
女「一ヶ月後にはクリスマスだけど、お二人はどうやって過ごすのかなー?」

店主「普段と変わらねえよ。どうせあいつはセンター間近で忙しいだろうしな」

女「そんなときこそ一時の休息が必要じゃない?」

店主「何が言いてえんだよ」

女「性的な意味でホワイトクリスマス」

店主「氏ね。山奥で風雨にさらされてページがボロボロになって氏ね」

女「そんなにあの子に興味ない?」

店主「ねえよ」

女「……じゃああたしがもらっちゃおっかなー」

店主「これほどこの台詞が現実味を帯びなかったこともないだろうな」
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 21:53:06.05 ID:GlZ2j6Io
修羅場wwww?
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 22:09:24.36 ID:2tw7Qa.o
女「面白くない……面白くないなー」

女「どうすればあの二人をくっつけられるのか……」

女「今度は男君の方にふっかけてみるか……引っ掛かりやすそうだし」

男「あの……女さん?」

女「ほわぁっ!?い、いたんだね少年!」

男「今予備校から帰って来たんですけど……何をぶつぶつ言ってるんです?」

女「い、いやあ今年の大みそかは特番何みようかなぁと思ってね!ね!」

男「決定権は店主さんにあると思いますけど……うちテレビ一台しかないですし……」

女「そ、そうだね……ところで男君、あの店主のことどう思う?」

男「は?どうってのは……」

女「好き?嫌い?犯したい?踏まれたい?」

男「あとの二つおかしいでしょ明らかに……」

女「で、どうよ?」

男「……まぁ、嫌いではないですけど」

女「じゃあ好きと。犯したいもしくは踏まれたいってことでいいね。よしよし」パタン

男「え?ちょっと女さん!?勝手に一人で完結しないでくださいよ!うわ何だこの本開かねえ!女さーん!出てきてくださいって!」


店主「……暇人ばかりだなこの家……」
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 23:20:42.70 ID:2tw7Qa.o
〜雪だるま〜

女の子「これ下さい」つ[雪だるまの本]

店主「へいへい、200円ね」

女の子「ありがとう」

男「雪だるまかー……店主さん、雪積もったら雪合戦やめて雪だるま作りません?」

店主「はっ、そんな寿命二日未満のもの作って何が楽しいんだ」

男「ちょっ、そういうこと子どもの前で言わない!」

女の子「……(じー)……」

男「……めっちゃ見てますよ」

店主「ん、知るか。大人には大人の解釈があるんだ」

女の子「……夢がないですね」

店主「っ!?」

男「ぶふっ!」

女の子「ロリコンさん、雪が積もったら雪だるま作ってください。ばいばい」

男「あ、うん、ばいばい……」

店主「……言うじゃねえかあのガキァ……」

男「ちょ、店主さん落ち着いて!もとはと言えば店主さんが悪いんですからねっ!」

店主「うるせえっ!そういやお前さっき笑っただろ!笑ったな!?ええ!?」

男「女さんの広辞苑は駄目ですって!女さんどうにか――ぎゃあああああああ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

爺「今日はなんだか不機嫌だねぇ、何かあったのかい?」

女の子「おじいちゃんには関係ないです」

爺「……そうかい」

婆「振られてやんの」
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 23:22:55.21 ID:GlZ2j6Io
初代来たww
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 21:56:22.70 ID:4yEIWfco
店主&客「「──(いちゃいちゃ)──」

本 「ハァ…コイガシタイ」

店主 「池の中で元気に泳いでるぞ。縁起でもない」

本「誰が『鯉が死体』だというたか、『恋がしたい』だこの年増」

店主「『焚書』って言葉知ってるか…」

本「俺の辞書にそんな言葉はない」

客「お前が辞書だろ…」

本(辞書)「俺は『調べたい単語に限って載ってない』という怨念が集まって呪われた本だ。
       参ったか!!このおピンク人間ども」

客「なんとまぁ、しょーもない呪いか…」

店主「その上、エロい単語には、もれなく赤線のオマケ付きだ」




初めて書いてみた。
大いに反省している。
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 21:59:37.30 ID:5V.Y/ngo
いいから続きを書くんだ
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 22:47:41.72 ID:4Lwz.K2o
店主「……ふあ〜ぁ」

男「…………(もくもくと勉強)」

黒電話「ぢりりりりりりん!ぢりりりりりりりんっ!」

店主「取れ」

男「店主さんの方が三倍は近いでしょ……」

店主「ちっ、めんどくせえな……あいもしもし」

店主「ああ、あんたか。……ああ、ああ、わかった。……ん、またな」

店主「おい、仕事だ」

男「おかしいな、俺どう見ても一生懸命勉強してるのに」

店主「うるせえ息抜きだよ、ちょっとあの子の古本屋まで行ってこい」

男「あの子って、あの女の子ですか?」

店主「そうだよ。大通りの――の傍の小道を曲がって出られる通りにあるから、あとは自分で探せ」

男「帰ってこれるかな……」
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 22:52:48.62 ID:4Lwz.K2o
男「えーとこの通りのはずなんだけど……あ、あれか?」

男「うわ……大きい店だな……」

男「こんちはー」

女の子「あ……ロリコンさん」

男「や、こんにちは」

女の子「こんにちは」

婆「ほう、うちの孫娘に手を出そうとはいい度胸じゃないか。覚悟はできてるんだろうね小童」

男「いやちょっとロリコンってのは勝手に呼ばれてるだけで僕はロリコンなんかじゃなくて今日は店主さんの用で――」

爺「何やら賑やかだね」

男(お爺さんはまともそうだ!なんとか止めてもらわねば!)

女の子「おじいちゃん、あの人がこの前行ってたロリコンさんです」

爺「……君かい?僕の可愛い孫娘に手を出そうとした犯罪者は」

男「ちがいますうううううううううううっっっ!!!!」
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:00:39.03 ID:4Lwz.K2o
婆「これがあの店主に頼まれてた本だね。確かに渡したよ」

男「ど、どうも……」

爺「いやはや、勘違いして悪かったね。ロリコンと呼ばれるからには呼ばれるだけの理由があるのかと思ってね」

男「いえ……呼び名を訂正させなかった僕も悪いんで……」

女の子「ロリコンさん、ばいばい」

男「……できればその呼び方、変えてもらえないかな……?」

女の子「……お兄ちゃん、ばいばい」

男「うん、ばいばい」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「そういえば店主さんがわざわざ他の店に頼んでまで取り寄せた本って、いったいどんな本なんだろう?」

男「よっぽどコアなお客さんでも来たのかな?」

ごそごそ

つ[先日店主さんが見てたアニメの原作コミック]

男「……ちくしょおおおおおおおおおおお!!!!」



店主「おせえなあいつ……はやく読みてえってのに……」



>>561
往々にして反省などというものはする必要のないものだ
さあレッツ続き執筆
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/26(水) 23:11:17.87 ID:4yEIWfco
>>562,565
ありがとう。書いてみた。
長くなった orz

店主「それで、なんだぁ恋がしたいだって?」

本「俺も素敵な恋人が欲しいんだよ…」

客「いやでも、呪われた本(♀)の知り合いなんていないんだけど…」

本「(♀)って言うな。それなら別の方法がある」

店主「なんだ?なんかあんのか?」

本「俺と一緒に本を箱に入れて、一晩経つとその本も呪われるんだ」

客「ウィルスかお前…」

店主「それなら、あたしがとびっきりの若い娘紹介してやんよ」

客「幼児向け絵本とかじゃないでしょうね…」

店主「黙れロリコン。ちょっと待ってろ」ガサゴソ

客「じゃ箱でも用意しますか…」ガッサゴソ

本「ワクテカ」


客「真っ暗な箱の中じゃ、つまんなそうだから中に電球入れてみたぞ」

本「いやっほーーーーーー。これで一晩中凝視できる」

客「(なんか犯罪くさいな…)あ、店主さん。見つかりましたか?」

店主「あったあった。なんと年齢14歳だぞ。犯罪者めwwwwwwww」

本「まさか出版から14年経ったなんてオチじゃないだろうな…」

店主「そんなベタな事するか。タイトルだタイトル」

本「…エクセレント」

客「そんじゃ早速ご対面を…」

店主「慌てるな、早漏。夜まで楽しみにしてな」

本「わかった」

客「そんな早くないもん……」
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:12:52.73 ID:4yEIWfco
その夜

客「では先にお前を箱の中に入れて、店主さーん お相手持って来て下さい」

店主「あいよ。本、目閉じてろよ…」

本「なんで?」

店主「その方が感動が増すだろ」

本「それもそうだな…よし閉じた」

客「(それはひょっとしてギャグで言ってんのか?)」

店主「よし、このページがいいな…中に入れたから明かり付けてやってくれ」

客「ハイハイ、ポチっとな」カチッ

本「さーて、どんなかわいいくぁwwせdrftgyふじこ」

客「どうした!?何事!?」

本「ぎゃぁぁぁぁぁぁいやぁぁぁぁぁぁぁぁここからだしてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ」

客「…店主さん、何を入れたんですか…」

店主「ただの漫画だ」

客「…漫画?14歳?まさか…」

店主「そう、作者は楳○かずおだ」

客「楳図か○おかよ…暗闇で二人(?)で…」

本「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:14:41.17 ID:4Lwz.K2o
店主2「――なんてことが昔ありました」

客2「その呼び方はどうなんですか……とんだ災難じゃないですかその人」

店主2「ま、あのころは話しかけてくる知らない大人は全てロリコンだと思えと言われてましたからね」

客2「それ明らかにお婆さん達が悪いじゃないですか!」

店主2「……まぁ、そういう見方もできますか」

客2「そういう見方しかできません……それで、今その人、どうしてるんですか?」

店主2「聞きたいですか?」

客2「そりゃ、まぁ……その店の店主さんとどうなったのかも気になりますし」

店主2「ふふ、じゃあ話してあげましょう。今はですね――」


っていう小ネタ。
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:15:13.10 ID:5V.Y/ngo
うわあぁぁぁぁっぁぁぁぁ
楳図さんはすまき人形がトラウマになりました
乙です〜
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:15:55.50 ID:5V.Y/ngo
>>568
乙です〜
時系列がよくわからん
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:17:40.90 ID:4Lwz.K2o
>>567
楳図と二人っきりは[ピーーー]るだろ……ともあれGJ!
しかしリロードせずに書きこんだおかげで>>567の続きが>>568みたいになっちゃったな、すまん
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:19:18.84 ID:4yEIWfco
>>571
こちらこそ失礼しました。
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:22:35.59 ID:4Lwz.K2o
>>570
ええと、前スレで途中まで書いてた店主の孫が前スレ途中〜このスレの途中まで書いてた店主(>>568の店主2)で、
今書いてる店主の時代は店主2が子供のころ。わかりにくくてすまんね
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/27(木) 02:14:37.85 ID:Dn7bYRwo
このスレを卒業します
店主さん今までありがとう
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/27(木) 02:16:10.23 ID:6gReVv2o
バイバイな
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/30(日) 11:06:08.47 ID:lF.d0uco
本「…死ぬかとおもった」

客「タフなやつ…」

店主「結局一時間か…。まぁあの漫画が呪われても、ちと困るが…」

本「今度はちゃんとしたのを紹介してくれよ」

店主「わかった、わかった。もう楳○作品はやめとくよ」

本「おかげさまで、鶏恐怖症になったわ」

客「チキン・ジョー○か…」

店主「今度は『地獄○女』だ」

本「マジで?地○少女?閻魔○いたんか…好みだぜ」

店主「また夜まで待ってろよ」
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/30(日) 11:06:32.65 ID:lF.d0uco
その夜

本「おめかししちゃったぜwwwwww」

客「(だからギャグで言ってんのか?)」

店主「お待たせ〜じゃ前回と同じように…」

客「はいはい…よーし、じゃスイッチ入れるぞ」

本「wwktkwwktk」

客「ポチッとな」カチッ

本「お〜ついに閻○あいたくぁwwせdrftgyふじこlp;@:」

客「今度はどうした!?そんな怖い内容だったか?」

店主「何か誤解があるようだが、アニメ化された奴じゃないぞ」

客「えっでも○獄少女って…」

店主「作者は『日野○出志』だぞ」

客「日野日○志!?もはやイタズラってレベルじゃないですよ…」

店主「死にゃしないだろ」

客「一生もののトラウマですよ…」

本「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」



調子に乗ってこの前の続き投下。
『日○日出志』を知らない人はググって下さい。
ただし責任は持ちません。夜中に調べるのは避けましょう。
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/03(水) 03:14:16.96 ID:XuzT/QAo
忙しくて久しぶりに覗いたら、なんという入荷量
本のキャラたちと店主とRODが脳内で融合して
紙で出来た店主が浮かんできた
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/04(木) 23:27:07.96 ID:SIU6gowo
店主「……ん……おおう、寝てた」

店主「ふああ……おい、コーヒー淹れて――」

男「すう……すう……」

店主「……ったく、受験生がこの大変な時期に居眠りとは、余裕だねえ全く」

男「すう……すう……」

店主「自分で淹れてくるか……どっこいしょ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「……(ズズ)……」

男「すう……んん……」

店主「幸せそうな顔で寝やがって。センターミスってもしらねえぞ」

店主「……はぁ……暇だな……(ズズ)」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「ん……あ、寝ちゃってましたか?」

店主「おう、盛大にな」

男「あはは。……あれ?上着、掛けてくれたんですか?」

店主「風邪ひかれちゃたまらねえからな」

男「……ありがとうございます」

店主「気にすんな」



何が書きたかったのかというとどこまでも平坦な日常。
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/04(木) 23:36:28.45 ID:q7exI8Ao
いいね、この雰囲気
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/05(金) 00:11:53.20 ID:45jfJ6ko
女の子「これください」

店主「200円」

女の子「どうぞ」

店主「はーい丁度な。ありがとさん」

男「……寒いなら、少し温もっていったら?」

女の子「え?」

男「手、寒いでしょ。雪も降り始めたみたいだし、少しコタツで温まっていったら?」

女の子「いいんですか?」

男「いいですよね、店主さん」

店主「まぁ、別に構わねえけどな」

女の子「じゃあ、お言葉に甘えて」

店主(固い言葉知ってんなあ)

〜〜〜〜〜〜〜〜

女の子「じゃぁ、ばいばい、お兄ちゃん」

男「うん、またね」

女の子「……お姉さんも、ばいばい」

店主「ん?おう、またな」

男「……お姉さんって呼ばれたから、ちょっと機嫌良くなってます?」

店主「うるせえ、少女を膝の上に乗せてへらへらしてるようなロリコンは黙ってろ」

男「あれはあの子が――」

店主「あーはいはい続きは警察で聞きますからねー」

男「ちょ、受話器なんか持ち上げてどこにかける気ですか!?」
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/05(金) 00:27:50.77 ID:45jfJ6ko
店主「はい1200円丁度ね。まいどあり」

男性「どうも。しかしレジにコタツですか」

男「あはは、変ですよね」

男性「いえいえ、いいと思いますよ。確かに変かもしれませんが、不快にはなりませんよ」

男「はぁ……」

男性「客としても家庭の食卓に通された気分ですよ。温かみがあって私は好きです」

店主「そりゃどうも」

男「店主さんの怠惰が思わぬ高評価を呼びましたね」

店主「うるせえ」

男性「ははは、仲の良いことで。では私はこれで失礼します。また寄らせていただきますよ」

店主「またどうぞー」

男「温かみ、ねぇ」

店主「なんだよ」

男「いえいえ、なんでもないですよ」

店主「……何かむかつくから出ろ。今すぐコタツから出ろ」

男「嫌ですよ寒いんですから。って痛っ!痛い痛い蹴らないで!」

店主「うらうら、さっさと出ろ。さっさと――」ガンッ

店主「〜〜〜〜っっ!!」

男「コタツの中で暴れるから……」
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/05(金) 00:37:16.57 ID:45jfJ6ko
ガタガタガタ……

男(今夜は風邪が強いな……なかなか寝付けない……)

スッ

店主「……んん……」

男(ちょ、また来たあああああ)

ごそごそ

男(入ってきたああああ)

男(どうする!?どうする俺!ちゃんと間違えてるって言った方がいいのか!後のことを考えるとやっぱり言った方が――)

店主「……ん?……あー、また間違えたか……」

男(気づいた!よかった!)

店主「……まぁいいか、眠いし……気付かないこいつが悪いってことにすればいいや……」

男(ええええええええ)

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「すー……すー……ん……」ぎゅっ

男(こういう時に限って色っぽい寝息なんだもんなぁ、しっかり腕抱かれてるし……今夜寝れるかなぁ俺)

男(あの時何で声出さなかったんだろうなぁ……つくづく弱いな俺……はぁ……)

店主「すー……すー……」
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/05(金) 00:48:07.27 ID:0KTDaV.o
男ヘタレwwww
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/09(火) 01:37:20.72 ID:./aQTQAO
定期あげ
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/11(木) 01:21:26.33 ID:jsiikU.o
店主「あーあと二週間でクリスマスか……サンタ来るかなぁおい」

男「来るわけないでしょ、ほらさっさと店主さんも運んでくださいよ」

店主「あたし忙しいからお前全部やれよ」

男「俺だって追い込み時で忙しいんですよ!漫画読んでる暇あったら手伝ってください!」

店主「へーへー、わかりましたよ」

男「まったく……今年も落ちたら店主さんのせいにしますからね」

店主「そしたらまた一年面倒みてやるよ」

男「……悪夢だ……」

店主「天国と言え。今度は毎日一緒に寝てやるから」

男「え゛!?」

店主「嘘に決まってんだろうが誰がそんな丸腰で紛争地に行くような真似するか」

男「俺そんな危ない男に見えますか……?」

店主「男はオオカミなのよ♪ってな」

女(ふーむ……ちょっと近づいてきたかな?)
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/13(土) 16:53:55.77 ID:SWLgN.DO
一体何を目指してるのかw
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/18(木) 09:43:49.80 ID:PUd33AAO
不定期あげ
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/24(水) 11:21:55.88 ID:vu6.iIAO
店主「クリスマスですね」

男「そうですね」

店主「恋人同士の日…」

男「正確にはキリストの誕生日です」

店主「恋人…」

男「はいはい仕事しましょうね」

店主「じーっ」

男「そりゃ俺だってイチャイチャしたいですよ。でも仕事はきちんとやりましょう」

店主「ちっ」

男「はしたないから止めなさい、店開けますよ」

店主「はーい…」
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/24(水) 11:23:34.69 ID:vu6.iIAO
女「ヤッホー」

男「おはようございます。今日は早いですね」

女「ちびっ子どもに起こされちゃったからねー」

女3「どうもー!」

男「相変わらず元気ですね」

女1「おはようございます…」

男「おはようございます。お久しぶりですね」

女1「最近お店に行くとその…刺激が強くて///」

女「いつも隅っこで本読んでるよね」

女3「女1ちゃんはムッツリですからww」

女1「む゛っ!?」

女「いじめないの。ところでさ、男君は他人に見られまくってるのに恥ずかしくないの?」

男「ああ、羞恥心なんてとうの昔に捨てましたよ」

女3「うわぁ…」

女「なんていうか…ご愁傷様」

男「ところでそのビニール袋は?」

女「食材」

男「何の?」

女「鍋の」

男「何のために?」
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/24(水) 11:25:49.19 ID:vu6.iIAO
女「鍋パーティーをするために」

男「…どこで?」

女「ここで」

男「初耳です」

女「今言ったもんwwww」

女1「言ってなかったんですか…」

店主「ふむ…鍋ですか」

女1「あ、おはようございます」

女3「おはよーです」

店主「ん」

男「どうしましょうか」

店主「女、どれくらい用意してきた?」

女「キッチンさえあれば作れるくらい」

女3「鍋もありますよー!土鍋!」

店主「…ここまで用意して貰って追い返すのは可哀想ですね」

男「店はどうするんです?」

店主「臨時休業。どうせ人なんて来ませんし」

男「わかりました、準備してきますね」

店主(女ないす)

女(これ領収書)

店主(………)
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/24(水) 11:59:39.18 ID:r6pBIdIo
女やるなあ・・・
593 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 00:15:56.08 ID:pzwzh2AO
あけましておめでとうございます。
594 : 【吉】 [sage]:2009/01/01(木) 00:18:45.80 ID:I1bDLK6o
今年もよろしくお願いします
595 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 00:51:01.08 ID:ejbRElko
店主「いろいろあってクリスマスイベントまで飛ばした」

男「ただの堕落でしょ」

店主「まぁな」

ごめんなさいでした。もし、クリスマスも見たかったなんて希有な人がいるなら書きます



男「店主さん、初詣行きます?」

店主「寒い」

男「でしょうね……じゃ、俺一人で行ってきますんで。夕方までには帰ると思います」

店主「おう」

男(準備中)

店主「……おい」

男「はい?」

店主「やっぱ連れてけ」

男「え?あ、はい!」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「来なきゃよかった」

男「いや、まだ入り口じゃないですか……」

店主「入口でこの人だかりとか意味分からん。何だこいつら何がしたいんだ?家で特番見てろよ」

男「そこまで言わなくても……じゃ、帰ります?」

店主「ここまで来てそれもめんどくせえよ。たこ焼きと林檎飴買って帰ろう」

男「はいはい」
596 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 00:51:24.35 ID:ejbRElko
店主「お賽銭、ね」

男「ま、恒例行事ってことで。その様子だともう何年もお賽銭なんて入れたことないんでしょ」

店主「当たり前だろ金の無駄遣いだ」

男「たった十円そこらですってば……」

店主「別に祈ることもねえよ」

男「じゃ、俺の為に祈ってください」

店主「…………」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「さ、順番来ましたよ」

店主「おい」

男「はい?」

店主「お前が行きたい大学、どこだ?」

男「×××××です」

店主「そうか」

男「はい」

店主「……受かるといいな」

男「店主さんが祈ってくれれば、きっと」

店主「ふん」

ちゃりんちゃりん
597 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 00:51:48.35 ID:ejbRElko
店主「絵馬も書くのか」

男「ええ、もちろん」

店主「去年もどうせ書いたんだろう」

男「うっ……ですから、今年はさらに沢山書くんです。はい」

店主「あたしも書くのか?同じ絵馬に?」

男「あ、別の絵馬にします?」

店主「いや、いい。金の無駄だ」

男「じゃ、お願いします」

店主「へいへい……(かきかき)……ほれ、これでいいか?」

男「(字汚っ!)はい、ありがとうございます」

店主「字が汚いと思っただろ」

男「だから心を読まないで……ていうか読めないですよこれ」

店主「読めないように書いたんだよ」

男「は?」

店主「ま、その分気持ちはこめてやったから安心しろ」

男(意味が分からない……)
598 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 00:52:06.62 ID:ejbRElko
男「そういえば、なんで突然来る気になったんです?」

店主「今はもう帰る気満々だけどな」

男「はいはい、もう俺の用事は終わりましたから……」

店主「ま、お前の合格を祈願してやるのもいいかなと思ってな」

男「その割にはお賽銭も絵馬も乗り気じゃなかったですね」

店主「金払わねえとご利益がない神様なんて蹴っちまえ。あたしはただその辺で煙草吹かしながらお前が受かりますようにって思っとこうとしてただけだ」

男「流石にその態度は神様も嫌がると思うんですけど……」

店主「神なんていねえ」

男「それ言い出したら今日やったこと全部無駄になりますから」

店主「なに、そうでもないさ」

男「?」

店主「神なんぞいなくとも、あたしがお前の合格を祈願したことには変わりないだろ」

男「まぁ、そうなんですかね……」

店主「受かれよ」

男「そのつもりです」
599 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 00:52:53.43 ID:ejbRElko
男「そういえば、新年の挨拶まだでしたよね?」

店主「あん?そうだったか?」

男「だって店主さんが起きたの俺が初詣行こうとしてたときじゃないですか」

店主「……ああ、どうりで腹が減るはずだ」

男「帰ったらおせち、できてますよ」

店主「作る暇あったら勉強しろと言いたいが……まぁいいか」

男「正論ですけど……ま、それは置いといて――」

男「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

店主「はい、おめでとう。今年もよろしく、なりたいのか?」

男「へ?……あ」

店主「ふふ、さっき受かるといったばかりだろうに」

男「ですね。……でも」

店主「うん?」

男「やっぱり、今年もよろしくお願いします。大学は受かりますけど」

店主「……お前、受かってもウチにいる気か?」

男「いや、そういうことじゃなくて――」

店主「ま、それもいいなぁ家事しなくていいし商品は並べてくれるし買い物にも行ってくれるし……」

男「だからそういうことじゃないですって!ちーがーうー!!!」


中々モチベが上がらなくてふがいない自分ですが、明けましておめでとう、今年もよろしくお願いします。
センターは17,8日か……それまでに話を考えねば
600 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 00:58:51.03 ID:CjuFy5co
あけましておめでとうございます
センター頑張ってください
601 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 01:16:33.73 ID:19lWKbAo
あけおめ

絵馬に何書いたか想像してニヤニヤしてるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
602 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/03(土) 04:40:42.29 ID:adoLicAO
>>599
おまえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
こっちもいいけどセンターにはちゃんと備えとけwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
603 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/03(土) 16:52:49.18 ID:ELRDvQgo
      _, ._
 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww  ( ・ω・ ) センター試験なんて二年も前に終わってるから無問題だよ
 (~)、 /   i  )
  \ ` |_/ /|
   `ー_( __ノ |
    (  `(  、ノ
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww_ノ`i__ノ
604 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/03(土) 16:53:15.36 ID:ELRDvQgo
なんと……パー速は草が一気に増殖するのか……知らなかった
605 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage saga]:2009/01/03(土) 21:11:43.99 ID:wsYZhUko
>>603
ずれすぎワロタw
606 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 23:33:05.63 ID:SDMBG8Qo
男「……(カリカリ)……」

店主「……ふあぁ……ここ、間違い」

男「う゛ぇ!?……ああ、ほんとだ……」

店主「苦手だな、この問題」

男「どうにも慣れなくて……」

店主「他は結構できるのにな、お前。……腹減ったな」

男「あ、もうこんな時間ですか。すぐに準備しますね」

店主「ああ、いいよ」

男「え?」

店主「いいからお前は勉強してろ。あたしだって別に壊滅的に料理ができないわけじゃないんだから」すたすた

男「はぁ……」

店主「簡単なものでいいなー?」

男「あ、はーい」
607 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/07(水) 00:03:43.49 ID:fWFVIpYo
店主「ほれ、できたぞ」

男「あ、どうも」

店主「(あぐあぐ)久々に料理したけど結構大丈夫なもんだな」

男(不安だったのか……)

店主「……お前さ、変なとこで緊張するのな」

男「は?」

店主「最近、正答率が落ちてきてるだろ(あぐあぐ)」

男「…………」

店主「まぁ、センター目前で気持ちは分からんでもないがな」

男「……どうすればいいですか?」

店主「んー、そうだな……」

店主「……酒、飲むか?」

男「は?」

店主「馬鹿騒ぎするか」

男「……いいんですか?」

店主「お前が決めることだな」

男「……じゃ、飲みます」

店主「よし、よく言った!」
608 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/07(水) 00:27:33.85 ID:fWFVIpYo
チュンチュンチュチュン

男「……ん……んぇ……?朝……?」

男「……ええと……記憶が曖昧で……」

男「……くおぉ……頭痛い……」

店主「おーおー、見事に二日酔いだな」すたすた

男「店主さん?元気ですね……」

店主「あたしはザルどころかワクだからな」

男「……あれ?ここ店主さんの部屋ですか?」

店主「おう、2階まで運ぶのだるかったからな」

男「あ、何かすいません……」

店主「いや、いいさ。お前も楽しそうだったしな」

男「……肝心なのはそこでして、実は何も覚えてなかったり……」

店主「あー、ずっとあたしに愚痴ってたな」

男「え」

店主「普段のあたしの態度に始まり、自分の今までの人生、そして受験の話とかれこれ2時間……」

店主「お前絡み酒なんだなぁ」

男「も、申し訳ない……」

店主「酒入ってハイテンションで騒げば、日頃のストレスも解消できるかと思ったが……覚えてないんじゃ意味ないな」

男「あはは……」
609 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/07(水) 00:28:21.19 ID:fWFVIpYo
店主「……まぁ、そうだなぁ」

男「?」

店主「今年また駄目でも、あと1年ぐらいちゃんと面倒みてやるから、安心しろ」

男「へ?」

店主「ちなみに、もしそれでもダメならお前はうちでタダ働きだ」すたすた

男「あ、店主さ――」

男「……あの人なりの、優しさなのかな?」

男「……がんばろう」

男「……頭痛い」


がんばれ世の受験生。自分の時は英語が過去問と大違いで鼻水吹いたがな
しかしあれだな、やっぱり書きながら投下だとやり直しがきかないから面倒だな
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/07(水) 21:20:24.26 ID:PU2ybKIo
落ちまくって婿入りも魅力的だけど
いいところ見せたいな
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/15(木) 23:18:46.56 ID:QUOvVUAO
あげ

…あと2日か
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/16(金) 23:35:35.69 ID:2.xzSaYo
はっはっはっはっは、明日本番だってのに、ネタが思いつかん
がんばれ俺。そして受験生たち。
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 16:53:48.53 ID:TZjSzVso
>>612
ネタよりも本番に備えろよ・・・
がんばれ御前。
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 17:16:16.79 ID:m9yv9/ko
一日目・朝

男「じゃ、行ってきます」

店主「おう、気を付けてな」

男「晩御飯は、お願いします」

店主「ああ、あったかいもの用意しといてやるよ」

男「ありがとうございます」

店主「……ちょっとこっちこい」

男「?」

店主(おでこにキス)チュッ

男「っっ!!?」

店主「おまじないだ。さっさと行ってこい」

男「え、えーと……行ってきます……」

店主「……ふああ、寝よ……」
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 17:17:57.15 ID:m9yv9/ko


店主「ん……くあぁ……」

店主「あー、まだこんな時間か……もうちょい寝るか……」

店主「…………」

店主「なんであんなことしちまったかな……こっぱずかしい……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男(カリカリカリカリカリ……)

男(…………)

男(問題なく解けてるけど……気を抜くとすぐに朝のこと思い出すな……)

男(ええい、集中集中!)
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 17:18:49.90 ID:m9yv9/ko


男「ただいまー」

店主「おう、おかえり」

男「…………」

店主「何だ?」

男「あ、いえ。どうだったかとか聞かないんだなーと思って……」

店主「どうだった」

男「バッチリです」

店主「当然だ、あたしのおまじないが効かないわけがない」

男「……あ、えーと」

店主「ふふ、あれぐらいで照れてんじゃねえよ。鍋できてるから、さっさと荷物置いてこい」

男「あ、はい!」


騙して悪いが俺はセンターを二年も前に終わらしているんでな、土日を満喫させてもらう
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 18:43:55.86 ID:OAMWfsAO
様々な意味で終わって帰宅中の俺には甘辛い話だぜ……
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/18(日) 14:05:37.13 ID:dLJ.ue6o
>>616
俺も何年もやってて去年で終わらした
この時期に気楽に過ごせるのは何年ぶりだろう…
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/18(日) 19:56:39.89 ID:G2vLlmso
二日目・朝

男「行ってきます」

店主「おう、気を付けてな」

男「…………」

店主「…………」

店主「……欲しいものは、ちゃんと欲しいと言えよ?」

男「っ!」

店主「ふふ。で、何か欲しいのか?」

男「え、えーとその……昨日のおまじないを……」

店主「はい、良く言えました」チュッ

男「……ども」

店主「これで出来が悪けりゃ、100%お前のせいだ。さっさと行ってこい」

男「はい!……あ、店主さん」

店主「うん?」

男「俺がいないからって、昨日みたいに店休んじゃ駄目ですからね」

店主「……バレてたか」
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/18(日) 19:59:58.61 ID:G2vLlmso


店主「……あ゛ー……」

店主「暇だ……」

店主「客なんて来やしねえのに、なんでこんなこと……」

店主「おい、煙草――」

店主「…………」

店主「……あたしはバカか?」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男(カリカリカリカリカリ……)

男(店主さんちゃんと店開けてるかなぁ……)

男(……集中!)
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/18(日) 20:05:54.18 ID:G2vLlmso


男「ただいまー」

店主「ああ、おかえり」

男「ちゃんと店開けました?」

店主「ああ開けたよ。おかげで人生を大分浪費した」

男「やることやって浪費ってのはおかしいでしょう……」

店主「お前の方はどうなんだ?」

男「ま、やるべきことはって感じですね」

店主「はっきりしねえ返事だな、お前あたしにキスさせといて何だそれは」

男「いや、できましたよ!ほんとですって!」

店主「チッ。……飯、できてるぞ」

男「あ、ども」

店主「飯食って風呂入ったら、さっさと寝ろ。ゆっくり休め」

男「そうします」

店主「……おい」

男「はい?」

店主「お疲れさん」

男「……なんだか、今ので疲れ吹っ飛んだ気がします」

店主「恥ずかしいこと言ってる暇あったら、さっさと荷物置いてこい!」

男「はいいっ!」
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/01/18(日) 20:40:46.82 ID:65VZbfQo
あげ(・∀・∩)
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/25(日) 00:57:45.96 ID:80dEn7.o
過去に自分が書いたレスを見てたら、前みたいにもっとだらだらしたものを書かなきゃ駄目だと分かった。
がんばろう。ネタ思いつかないけど
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/26(月) 21:38:05.36 ID:mVsVM.SO
半年ぶりに来た。

幸せになった。
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/26(月) 23:44:18.51 ID:sJkfMMMo
人がいることを知った。幸せになった。

女の子「……こんにちは」

店主「おう、お前か。久しぶりだな」

女の子「……(きょろきょろ)……」

店主「今日は何をお探しだ?」

女の子「……お兄ちゃんは?」

店主「ああ、あいつは自分の部屋で勉強中だよ」

女の子「べんきょう」

店主「そ、勉強。受験が近いんだよ、じゅ・け・ん。分かるか?」

女の子「きいたことは、ある気がします」

店主「そうか。……おい」

女の子「?」

店主「あいつの気晴らしにもなるだろ。顔出していけや」
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/26(月) 23:49:17.81 ID:sJkfMMMo
店主「はいるぞー」

男「あ、店主さんどうし――」

女の子「こんにちは」

男「ああ、久し振り。どうしたの?」

店主「何、お前の気晴らしになるかと思ってな。いつも見るものが参考書とあたしばかりじゃ面白くないだろ」

男「はあ、それはどうも……」

店主「ほう、あたしばかり見るのは面白くないか」

男「今の否定するところだったんですか!?」

女の子「……勉強、大変ですか?」

男「あ、うん……そうだね。けど、君が来てくれたから、頑張れると思うよ」なでなで

女の子「……やっぱり、ロリコンさんだったんですか」

男「ちがうってば!!」
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/26(月) 23:53:25.92 ID:sJkfMMMo
女の子「じゃあ、これ下さい」

店主「あいよ、まいどあり」

女の子「……?いくらですか?」

店主「ああ、金はいいよ」

女の子「?」

店主「あいつの緊張ほぐしてくれたしな。最近張りつめっぱなしの感があったからなぁ」

女の子「勉強は、大変なんですね」

店主「おう、大変だぞ。いつかお前も味わうことになるな」

女の子「私はたぶん、大丈夫です」

店主「あん?なんでそんなことが言える?」

女の子「おばあちゃんが、私の孫だからって言ってました」

店主「……あのババァ……」

女の子「今の、チクります」

店主「おい、お菓子食べるか?」
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/26(月) 23:59:15.89 ID:sJkfMMMo
一般客「これ下さい」

店主「……(ペラ)……」

一般客「……あの、これ下さい」

店主「……ん?あ、あたしか!」

一般客「ええ、そうですけど……」

店主「いや、悪い悪い。いつも違う奴に店番任せてるもんで、つい、ね」

一般客「はぁ……」

店主「あい、まいどありー」



店主「……さっさとあいつ受験終わらねえかな……接客向いてないんだよなあたし……」

店主「……もしあいつが落ちたら見せ全部任して隠居――」

店主「……うん、冗談でもそういうことは思っちゃだめだよな、うん」

店主「……けど接客めんどくせえなぁ……」
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 00:24:02.69 ID:aPqvK3Ao
人はいますけどね
GJです
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 00:33:23.71 ID:IhRwvCEo
楽しく見てるけどロムになりがちです
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 00:44:25.16 ID:IxWtnTYo
平目板
テストは出来たけどその他の要因で(中略
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 18:23:09.96 ID:V1v5BVoo
俺はいつでも見張っている…
だから安心して続きを書くんだ
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 21:12:49.23 ID:.16St6wo
??「ヒラメいた」

店主「あ?」

??「閃いた」

店主「ああ、どうした」

??「受験が近いから男を遊ばせられない!という考えは捨てればいいんじゃね?」

店主「で?」

??「受験なんて最初からなかったかのように書けば無問題」

店主「まぁ、そうなるか?」

??「どう考えても男が浪人生という設定を間違えました」

店主「素直に元祖店主で書けばよかった物を」
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 23:01:21.47 ID:8JiD/xIo
俺も見張ってる
また書いてみようかな
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 23:35:10.79 ID:.16St6wo
男「ただいまー」

店主「煙草」

男「はいはい、ちゃんと買ってきましたから……」

店主「おう、御苦労」

男「ちゃんと店番してました?お客さん追い出したりしてないでしょうね」

店主「お前はあたしの母親か何かか」

男「あ、そうえいばとうとう降ってきましたよ」

店主「あん?」

男「雪ですよ、雪。しかもこれから夜にかけて降り続けるらしいですから、積もるかもしれませんね」

店主「よし、店閉めるか」

男「いや、まだ積もってないですから」

店主「積もるか積もらないかは問題じゃない。降ってるか降ってないかが問題なんだ」

男「なんでちょっとカッコ良さそうに言うんですか」

店主「雪の中本買いに来るやつなんてサンタか雪だるまぐらいだろ」ガラガラガラガラ

男「ああ、ほんとに閉めちゃった……」

店主「よーし寝るぞー」
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 23:43:07.27 ID:.16St6wo
〜〜〜〜翌朝〜〜〜〜

男「……ん……さむ……」

男「今朝は特に冷えるな……」もぞもぞ

男「……そういや雪どうなったんだろ」カーテン開ける

男「うわ、通り真っ白……」

男「はぁ、こりゃ店主さん間違いなく店開けないな……とりあえず朝飯の準備するか……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「店主さん、朝ごはんできましたよ。起きてください」

店主「んーあと5年……」

男「ワインじゃないんですから、そんなに寝かせられるわけないでしょう。ほら、雪積もってますよ」

店主「……何?」

男「雪。通り真っ白ですよ」

店主「ひゃっほう!合法的に店休める!一日中寝よう!」

男「うわ朝からこんなテンション高い店主さん初めて見た」

店主「と、いうわけでもう起こすなよ」

男「せめて朝ごはん食べてください。もう作ったんですから」

店主「食べてすぐ寝ると牛になるから嫌」

男「普段から牛のような生活してるくせに何言ってるんですか」
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 23:47:46.17 ID:.16St6wo
あやぱんまん「本日は記録的な大雪となり現在も……」

男「まだ大粒が降ってるなぁ……まだまだ積もるんだろうなぁ」

男「店主さんあれから起きてこないし……暇だな」

男「……おしるこでも作ろうかな」

店主「あたし餅二つな」

男「あ、起きたんですか」

店主「もう寝れない」

男「もうお昼の二時ですからね……お昼御飯食べます?」

店主「餅焼くからいいわ、さっさとおしるこ作れ」

男「はいはい……」
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 23:56:02.70 ID:.16St6wo
店主「ズズズ……」

男「こたつでおしるこ、外は大雪ってこれぞ冬って感じですね」

店主「うわ、何言ってんのこの子寒い」

男「本屋の店主なんですから少しぐらい風流とか理解しましょうよ……」

店主「うわ、何言ってんのこの子めんどくさい」

男「もういいです……」

ぴんぽーん

店主「出ろ」

男「分かってますよ……」

ガチャ

雪だるま「南国少年パプワくん全巻売ってくれ」

ガチャ

雪だるま「…………」


店主「誰だ?」

男「雪だるまでしたけど見なかったことにします」


>>634
もしかして前スレで温泉編書いてた人?
639 :634 [sage]:2009/01/28(水) 00:31:39.79 ID:LzVFZawo
>>638
そんな大物じゃございません
ちょっと書いたことがあるだけのケチな者でございます
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/28(水) 08:46:35.27 ID:uRoFOwAO
俺も見張ってるぞ
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/28(水) 10:40:37.42 ID:ZRPpuVso
なんでパプワくんwwwwww
俺も見張ってる
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/29(木) 22:20:13.75 ID:zoIggGAo
やる気の無い蕎麦屋の女店主

ガラガラ…
店主「えー、らっしゃい…」
男「天そば一丁」
店主「‥油が無いのね。他お願い」
男「そうですか…じゃあわかめそばを」
店主「増えるわかめ無いよ!」
男「増えるわかめ使わないで下さいよ! じゃあ普通のそば!!」
店主「あ、麺打ってなかった‥あとで家まで持ってくわ」
男「そんな事言って、うちの冷蔵庫から食材を調達するつもりでしょう、もう騙されませんよ!
  今日こそちゃんとそばを食わせてもらいますからね!!」
店主「じゃあそば粉買ってきてくれないかな?」
男「そっちで仕入れて下さいよ!!!」
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/29(木) 22:27:57.39 ID:vHcW.sAo
久しぶりの新店主
GJです
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/31(土) 17:48:30.43 ID:3WtTLCoo
女の子on the 男の膝「……(ぺら)……」

店主「……(ぷかー)」

男「…………」

店主「何だよ?」

男「せめて子供の前では煙草吸うのやめましょうよ」

店主「あたしの店だ」

男「関係ありません」

店主「…………(じーっ)」

男「…………(じーっ)」

店主「……ちっ、わかったよ、消せばいいんだろ消せば」

男「それでいいんです」

女の子「…………(男見上げる)」

男「ん?何?」

女の子「うちのおばあちゃんも、よくおじいちゃんに注意されてます。似てますね」

男「え?そ、そうなのかな……?一度しか会ったことないからよくわかんないや……」

女の子「性格も似てますよ」

店主「おいおいあたしはあのババァに性格が似てるってのか?」

女の子「チクります」

店主「まぁ待てよ外寒いからココアでも飲んで行けって」



ほら、チアキ様がよく藤岡の膝の上に乗ってるだろ?あれいいなぁと思う。
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/01(日) 00:31:51.96 ID:0sPWOaEo
店主「うおおおおお先生が壊れた」

男「は?」

店主「グーグル先生がご乱心」

男「仕事サボってばかりだから罰が当たったんですよきっと」

店主「そんなこと言って仕事させようとしても無駄だからな!」

男「せめて今ぐらいしてくださいよ!この査定明日まででしょ!?」

店主「だから嫌なんじゃねえか」


この店主は店に損害を与える可能性があります
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/01(日) 00:49:07.71 ID:jDbDaYEo
>>645
時事ネタ過ぎるwwwwwwwwww
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/01(日) 00:53:29.07 ID:0sPWOaEo
今ふと調べたら二次試験前期って25日ぐらいなのか、まだまだ日あるのな

>>646
これは絶対書くべきだと思った
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/01(日) 11:58:59.91 ID:hsDuhwAO
やる気のない八百屋の店主

男「すいませーん」

店主「ちっ、客かよ…」
男「いやちゃんと接客しなさいよ」

店主「最近やっとDS買ったから忙しいんだよ」

男「仕事しろ」

店主「ちゃんと店番してんだろーが」

男「なんだかなー…」

店主「お、なかなかいい野菜選んだじゃないか」

男「おかげさまで」

店主「じゃあ今日はポトフの作り方でも教えますか。準備するからシャッター閉めといて」

男「相変わらずアバウトな…」

店主「誰のせいで閉める羽目になってると?」

男「それを言われると弱いなぁ」

店主「君は作り方を教えてもらえる、私は仕事をサボれる」

男「うわ…」

店主「&暖かみのある食卓を楽しめる」

男「・・・」

店主「独り身って虚しいよな…」

男「ええ…」






ノリと思い付きで書いてみた
しかし俺は林檎の皮すら上手く向けない料理下手orz
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/01(日) 15:30:20.87 ID:fobOYcAO
時事ネタといわれても何のことかわからない俺涙目


>>647
公立はそうだが私立も出してると今から一週間以内に試験だったりする

……鬱だ('A`)
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/01(日) 18:19:04.16 ID:jDbDaYEo
>>649
昨日の深夜にgoogleがぶっこして、
どこの場所検索しても警告が出るようになってた

詳しくはここ
ttp://alsoku.blog47.fc2.com/blog-entry-402.html
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/03(火) 00:54:17.23 ID:n9DcxaIo
店主「客はー外!金はー内!」ばっ!ばっ!

男「最悪だこの人……しかもその豆誰が片付けるんですか?」

店主「知りたい?」

男「……いえ、言わなくてもいいです……」

店主「客は外ー!」ばっ

女の子「(ガラガラ)こんにち――」

べしべしべしっ

男「あ……」

店主「お……」

女の子「…………」

男「ご、ごめん!大丈夫!?」

女の子「平気です。さっきもお母さんの豆まきを食らったばかりなので」

男「そ、そう……?(お母さん大丈夫か?)」
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/03(火) 01:04:43.16 ID:n9DcxaIo
女の子「……これ、この後食べるんですか?」

男「いや、流石に店の床に落ちたのは食べられないかな……」

女の子「……もったいない」

男「……後で言っておきます」

店主「なんだなんだ売れっ子小説家の孫が、貧乏臭いな」

男「そう言う問題じゃないでしょう……」

くいくい

男「ん、何?」

女の子「……ああ言う人は、強く言わないと駄目です」

男「……君、うちで店主さんの保護者役やらない?」


鬼襲撃イベントでもよかったけど、それは2nd店主の店でやるべきだよなぁ(ファンタジー加減的に考えて)
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/03(火) 01:09:58.82 ID:cs3HYWAo
名前に1から10までの漢数字が付いてる課員達が順番に鬼に撲殺されるんですね、分かります
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/03(火) 02:41:24.79 ID:7Y.FF1Io
これはいい豆まき
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/03(火) 23:04:17.14 ID:n9DcxaIo
店主「ああやっぱりあたし天才だ」

男「急にどうしたんですか」

店主「ほら、恵方巻きってさ、いわゆるバレンタイン的なコマーシャリズムだろ?」

男「一応江戸時代に元ネタはあったみたいですけどね」

店主「そこであたしも考えたんだよ」

男「……どうぞ」

店主「土用の丑の日みたいに、毎月最後の日曜に古本を買って次の月までに読むと縁起がいい」

男「古本限定ってところに悪意が感じられますね。普通そういうのは新品でしょう」

店主「それだとあたしが儲からないだろ!」

男「そりゃそうですけど」


よし、毎月最後の日曜に古本を買って月が変わるまでに読むと次の月の勉強運が上がる。
分かったな諸君。
あと金魚屋古書店8巻でてたので買った。
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/04(水) 10:20:59.60 ID:Txj2cUko
店主接客しなきゃいけないじゃないかwwww
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/05(木) 01:09:00.27 ID:ziaMaN.o
ぐーぐる先生で検索しても危険だから見せませんって言われるの自分だけかと思ってた
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/06(金) 21:40:15.70 ID:uv0F/uUo
男「>>656だそうですけど」

店主「はぁ?接客?何それ?」

男「ですよね……」

店主「普通店主ってのは店の奥で売上金眺めて笑ってるもんじゃないの?接客なんてのは店員がやることだろ?」

男「ですよね……って合わせちゃいけない!ほんとにしなくなる!」

店主「言っとくが合わせなくてもあたしは接客しないからな」

男「そんなキッパリ言い切られても……」
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/06(金) 21:46:57.03 ID:uv0F/uUo
店主「来週はセントヴァレンタインだ」

男「はぁ」

店主「女の欲望がひしめく一日のどこがセントなんだろうな」

男「じゃあ付けなきゃいいじゃないですか。普通にバレンタインデーでいいでしょ」

店主「今年は逆チョコらしいぞ」

男「そ、そうらしいですね」

店主「眼を逸らすな」ぐいっ

男「あう」

店主「 逆 チ ョ コ ら し い ぞ 」

男「はいはい、分かりましたよ……」

店主「ゴディバ食いてえゴディバ」

男「ちょ、高……」


どうせ逆チョコはあっても逆ホワイトデーはないんだろ?
スイーツの考えそうなことだ
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/06(金) 22:37:50.77 ID:0rJxknYo
何を今更
スイーツはそういう生き物ですよ
GJ!!
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/07(土) 09:30:35.74 ID:ThcTcJUo
逆チョコでチョコ要求しておいて、なぜかホワイトデーに3倍返しを要求される、と
つまりバレンタインに甘甘な展開でホワイトデーはさらに3倍甘いと
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/07(土) 09:58:33.98 ID:1k7YZsAO
逆チョコに憤ったり悩む必要なんてない
だってそんな相手さえいないんだから…
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/10(火) 01:02:00.53 ID:/J/SQUAO
あげ
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/11(水) 22:55:09.32 ID:SJgMMDIo
男「店主さんはああ言ってたけど……」

男「やっぱ日頃お世話になってるし手作りのもの渡したいよなぁ……」

男「けどキッチン使うとなると何作ってるか確実にバレるしなぁ」

店主「なら、その間部屋にいてやろうか」

男「……いたんですか」

店主「漫画のような独り言を言うんだな、お前」

男「……手作り、駄目ですかね」

店主「ふん、まあいいんじゃないか?気持ちが籠もってるならな」

男「市販の高級チョコ渡すよりは、籠もってますよ」

店主「じゃ、ザッハトルテな」

男「げぇ……」

店主「心配すんな、お前が作ってくれたものなら失敗してもちゃんと全部食ってやるから」
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/12(木) 01:15:20.49 ID:UFCuEyUo
女の子「こんにちは」

店主「おう、いらっしゃい」

女の子「…………」

店主「なんだ?あいつならキッチンだぞ」

女の子「料理ですか?」

店主「バレンタインに作るケーキのことで悩んでるんだろ」

女の子「逆チョコ、ですか?」

店主「なんでそんな言葉知ってるんだよ……まぁそういうことだがな」

女の子「……お姉さん」

店主「あー?」

女の子「嬉しそうですよ?」

店主「気のせいだろ」

女の子「どうせ自分から催促したのに……」

店主「手作りがいいって言いだしたのはあいつだからな!?」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男(あ、あの女の子の分もいるなぁ……)

男(材料買いに行くついでに、カルヴァドスも買ってこようかな……合うみたいだし)


ちゃんと瓶の中に林檎が入ったカルヴァドスが飲みてえ。
でもきっと高いのよね。
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/14(土) 20:30:02.36 ID:XqcmIMUo
やる気の無いスポーツ用品店の女店主

男「すいません、卓球のラバーありませんか?」
店主「それよりさ、toto、どれ選んだらいいかな?」
男「ちゃんと接客してくださいよ」
店主「ピンポンのやつならそっちにあるよ」
男「チッ…どうも」
店主「ところで毎週来てくれる所悪いんだけど、来週にはこの店ないかもしんないからね」
男「あんた、売り上げを全部それに使ったのかよ!?」
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/15(日) 00:20:03.89 ID:ycWTIOMo
男「はい、店主さん!ハッピーバレンタイン!」

店主「…………」

男「あれ?反応薄いですね?ザッハトルテってこれで間違ってないですよね?」

店主「いや、そんな満面の笑みで渡されてもなーと思って……お前は女の子か」

男「あ、いや、かなりうまくできたんで、これなら店主さんも満足してくれるだろうなぁと思って……」

店主「やっぱり女の子じゃねえか。さてそれじゃまいただきますかね」ぱくっ

店主「……(もしゃもしゃ)……」

男「……ど、どうですか」

店主「古本屋辞めてさ、お前がここでケーキ屋やるとかどうよ?」

男「ええ……店主さん手伝ってくれるなら……」

店主「やっぱ古本屋のままでいいや」
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/15(日) 00:39:09.26 ID:ycWTIOMo
女の子「こんにちは」

男「あ、いらっしゃい」

店主「おう、お前か」

男「あ、そうだ。ちょっとそこに座って待っててね!」

女の子「?」

男「はい、これ。ハッピーバレンタイン」

女の子「……くれるんですか?」

男「うん、上げる」

女の子「……ありがとう」

店主「なあ、こいつの方がなんか大きくないか?」

男「子供ですか店主さん」


意外と良い物が思い浮かばなかったバレンタインネタ
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/15(日) 02:11:13.24 ID:zJpwlAAO
和やかでいいんでないかい?

GJ
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/15(日) 04:03:18.30 ID:o/2yC8Io
大きさに文句言う店主さんが可愛い
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/17(火) 02:45:29.10 ID:ZXVhXcSO
店主さん、もういいでしょう。僕だって十分待ちました。

……そろそろ、お返事いただけないでしょうか?
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/17(火) 09:56:57.95 ID:WVe4vUEo
めんどくさい
保留保留
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/27(金) 12:23:07.61 ID:u.J1k72o
あげ
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 02:03:38.14 ID:I/eC5QYo
二次試験ネタはいいのが思いつかなかったよ!
ちょっと早いけど合格発表ネタ


男(そわそわそわそわ)

店主「……ふあぁ……」

男(そわそわそわそわ)

店主「お前なぁ、そんなそわそわしたっていいことないぞ?あたしみたいにもっとどっしり構えてろ、どっしり」

男「店主さんはだらっと構えてます」

店主「あーはいはい悪うござんしたねー」

男「まだかな、まだかな(そわそわそわそわ)」

店主「発表10時だろ?まだ9時半だぞ」

男「いや、でも早めに発表されるかもしれないじゃないですか」

店主「へいへい……ったく、珍しくパソコン使ってると思ったら
    朝の8時から大学のHP開いてやがる。他にやることねえのか」

男「今は待つことだけが使命です!」

店主「じゃあもうちょっと落ち着いて待ってくれるかい」
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 02:04:08.25 ID:I/eC5QYo
店主「ぴっ、ぴっ、ぴっ、ぴー。はーいスジャータが10時をお知らせするよー」

男「よし、更新!」

男「…………」

店主「ああ悪いこの時計5分進んでたわ」
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 02:04:53.41 ID:I/eC5QYo
男「今度こそ出た……合格者一覧……」

店主「あるといいな」

男「ええっと……2501……2501……」

店主「人形使いかお前は」

男「…………」

店主「どうした人形使い、落ちてたか」

男「…………」

店主「……え、マジに落ちた?」

男「ありましたよおおおおおおおおお店主さあああああん!!!!」

店主「…………」

男「ちょ、ほらこれ2501ありますよ2501!俺の番号ですよ俺の!」

男「どうしたんですか店主さん喜んでくださいよねえ!」

店主「紛らわしく心配させてんじゃねえこのドアホ!!!」ゴスッ



攻殻2.0観たら人形使いの声がハマーン様でびっくりだ
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 02:07:00.59 ID:I/eC5QYo
〜夕飯〜

男「わ、すごいですね今日の夕飯」

店主「おう、お前の合格祝いだ」

男「はー……それじゃ遠慮せず、いただきます」

店主「おう、たんと食え。酒もあるぞ」


男「……あの、店主さん」

店主「ん」

男「一年間、お世話になりました。大学合格できたのも、店主さんのおかげです」

店主「おう」

男「……出て行っても、またちょくちょく遊びに来ますね」

店主「ん」

男「…………」

店主「どうした、さっきとは打って変わって、やけに暗いじゃないか」

男「……いえ」

店主「言いたいことがあるならはっきりと言うべきだな」
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 02:07:53.42 ID:I/eC5QYo
男「……ここにいちゃ、駄目ですか?」

店主「あん?」

男「これからもここにいたら……駄目ですかね」

店主「……どうした急に。あれほどあたしの世話を嫌がっていたじゃないか」

男「えっと、それは……」

店主「嫌なのにここにいたいとは、訳が分からんぞ」

男「いえ、ここにいるのは嫌じゃないんです!そりゃ店主さんの用事には度々呆れさせられますけど、
  店主さんと一緒にいることは、嫌じゃないんです!」

店主「……ふぅん」

店主「あたしの用事のことを言わなきゃ、説得には十分な台詞だったかもしれないんだが」

男「え?あ、すいません……」

店主「まぁ、いいさ。いたいならいつまででもいていいぞ。その代わり、大学入ってもバイトは禁止だ」

男「え?」

店主「お前にはあたしのパシリとここの店員という大事なバイトが年中無休で入ってるんだから、
    他のバイトされちゃ困るからな」

男「はぁ……」

店主「講義が終わったら、マッハで戻ってこい。サークルに入ることも、彼女を作ることも禁止だ。いいな?」

店主「……まぁ、お前にそうそう寄ってくる女がいるとも思えんが」

男「えっと……ここにいられるのなら、それでもいいです」

店主「ふん、いい心がけだな」

男「店主さん、これからもよろしくお願いしますね」

店主「ああ、ずっとよろしくしてやるよ」
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 02:10:44.34 ID:I/eC5QYo
合格発表ネタ終了
しかしこのジャンルずっと書いてるせいかもうネタがからっからなんだぜ
しばらく他のジャンルでも書いて充電しようかね

スレは毎日他の書き手さんが投下するのを楽しみにしながら見てます
みんなでやる気のない商店街作ろうぜやる気のない商店街
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 02:11:21.99 ID:gfTb9Xso
GJ、乙です
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 02:39:04.10 ID:3XnN6t6o
ふぅ…久し振りにニヤニヤできたぜ

乙なのだぜ
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/03(火) 12:01:26.74 ID:nCfBCxIo
乙だ
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/03(火) 20:49:12.25 ID:MwlHEVAo
あげげ
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/09(月) 02:19:02.11 ID:QqqhvcAO
不定期あげ
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/17(火) 13:21:35.91 ID:rQQHAJIo
あげげげ
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/18(水) 00:57:47.58 ID:cA5b/gSO
全く……なんでそんなにやる気無いんですか店主さん!!
そんなんじゃいつまで経っても結婚出来ませんよ!!
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/18(水) 01:22:07.07 ID:BL5Bwaco
店主「はいはい、結婚結婚」

男「いや、意味分かんないですからそれ」

店主「別にいいよ結婚なんて。お前がいればいいや」

男「え?そ、そうですか……?それならいいんですけど……」

店主「言っとくけどお前がいれば全然困らないってことだからな?」
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/18(水) 03:48:45.19 ID:XD/uTfIo
>>687
店主さんは顔を真っ赤にしながらせりふを言ってるわけですね!
……と妄想してみるwwwwww
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/18(水) 15:39:48.76 ID:BL5Bwaco
店主「……あー、でも、そうだなぁ」

男「独り言いうなら周りにも分かるように言ってくださいね」

店主「いや、別にお前となら結婚してもいいなぁと思って」

男「ひょあっっ!?」

店主「もしもの話だ馬鹿。あたしはまだしばらく薬指に指輪をはめるつもりはねえよ」

男「い、いやそれでも店主さんの候補に挙がったというのは事実なわけで……」

店主「調子に乗って夜這いに来たりなんかしたら広辞苑で[ピーーー]からな」

男「ししし、しませんよ!」

店主「どうせ否定するならはっきり否定してくれるかい、信憑性がないから」



しかしまさか書き手が全く現れないとは思わなかったぜ……
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/18(水) 15:58:58.18 ID:1J5FAPQo
ちょっと書いてみる



店主「らしゃい」

男「…ここお寿司屋さん、で合ってますよね?」

店主「もちろんですが、何か?」

男「…いやなんでプリンとかソフトクリームが回ってるんですか?」

店主「回転寿司業界では珍しい話じゃありません」

男「それはそうなんですが、…普通のお寿司が回ってないのはおかしいですよね?」

店主「実は私、低血圧で朝に弱いんですね」

男「あー…寝坊したら市場が閉じてしまったとか?」

店主「ご明察です」

男「…今日のお勧めとかありますか?」

店主「プリンですね」

男「…じゃあ先ずそれを」

やる気のない回転寿司屋の女店主
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/18(水) 16:57:34.89 ID:pzMmEzgo
>>690
ああ、こいつはやる気ねぇ
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/20(金) 22:14:35.50 ID:pNVGWsAO
男「店主さん…その…結婚とかに興味は?」

店主「・・・は?」

男「いやだから結婚に興味ありませんかって…」

店主「それはプロポーズと取っていいのですか?」

男「いえ!そんなつもりは!というか実質ヒモ状態なのに結婚なんて…」

店主「普通ならあまりかの計画性の無さに引きますね」

男「ですよね…」

店主「ふむ…、そんなに結婚したいならいっそ主夫になるとか」

男「体裁もなにもあったもんじゃないですね俺」

店主「悪くないとは思いますが…」

男「少しはかっこつけさせて下さいよww」

店主(もう充分だと思いますが)

693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/20(金) 22:15:56.72 ID:pNVGWsAO
女「男君を店主にすればいいじゃん」

店主「そうすると私の名前が妻辺りになってしまうので不許可です」

女「あっそww」

店主「………」

女「妻もいいなとか思ってたりする?」

店主「…小さい頃の夢はお嫁さんでした」

女「今は?」

店主「少し文字が増えましたw」

女「なんでそーゆー所を男君に見せてやらないのかねぇ…」




久しぶりに甘いのでも…
まぁ甘く書けたかは解らんがwwwwww
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/20(金) 22:22:27.37 ID:kFpD0vYo
久しぶりのクール系店主さんにときめいたww
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/21(土) 21:08:23.28 ID:lLVNxgko
少し文字が増えましたって・・・w
女店主、それでいいのか!!
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 10:35:38.23 ID:zNKdfMSO
需要あるか分かんないけどお題だよー
つ【寿司】
【火事】
【妊娠】
【旅行】
【飛行機】
【夜食】


全くgdgdだけど気にしなーい
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 13:16:27.06 ID:D4XcxOUo
〜妊娠〜

店主「…………」

男「遠くを見るような眼で何考えてるんですか?」

店主「いや、ライム丸かじりしたいなーって」

男「またキツそうな……」

店主「妊娠したかな?」

男「んなわけないでしょ!?」

店主「いや、でもこの前酒飲んだとき朝起きたらなぜかお前と一緒に寝てたし……」

男「ま、まさか……」

店主「そういや昨日吐き気が――」

男「それは確実に二日酔いです。同居人の俺が言うんだから間違いありません」

店主「同棲人?」

男「ど・う・きょ!」

けっきょくうやむや
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 13:21:26.98 ID:D4XcxOUo
〜火事〜

男「古本屋って火事になったら一巻の終わりですよね」

店主「ま、店内は一瞬にして火の海だわなぁ」

男「歴史的価値が失われるというのは……」
店主「大事な商品が失われるというのは……」

男「…………」

店主「…………」

男「立場の差が見事に表れましたね……」

店主「いいよなぁお前は売り上げのことなんか気にしなくていいんだから」

男「いえ、俺の方が気にしてますから、絶対」
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 13:29:31.77 ID:D4XcxOUo
〜夜食〜

店主「小腹空いたな〜」

男「ええ? もう11時ですよ?」

店主「三時ぐらいに寝れば問題ないんじゃね?」

男「明日キャベジン必要になっても知りませんからね……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「夕飯の鍋使って雑炊にしてみました」

店主「おー胃に優しい」

男「寝る前に食べるって時点で胃に優しくないって気づいてくださいね……」

店主「うまー♪」

男「…………」

店主「何だよ?」

男「いや、店主さんっていつもおいしそうに食べますよね」

店主「お前が料理上手いからな」

男「そりゃどうも」

店主「デザートは?」

男「あるわけないでしょ!」
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 13:34:04.05 ID:D4XcxOUo
〜旅行〜

男「ただいまー」

店主「おう、おかえり……なんだ、うれしそうだな」

男「実はですね、商店街の福引で……温泉旅行ペアチケット当たりました!」

店主「いってらっしゃい」

男「ええ!? 何言ってんだあんた!?」

店主「めんどくせえ、誰か友達とでも行ってこい」

男「豪華カニ料理ですけど」

店主「旅行カバンどこだっけな」
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 13:42:41.89 ID:D4XcxOUo
〜飛行機〜

in空港

店主「飛行機か……」

男「場所遠いですからね。嫌いですか?」

店主「不安要素の塊だからなー、いつ墜ちるやらいつハイジャックされるやらいつミサイル撃たれるやら」

男「日本てそんな物騒な国でしたっけ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

「あてんしょんぷりーず、まもなく離陸でっせ」

店主「……おい」

男「はい?」

店主「ちょっと手繋いでろ」

男「(ええなにそのギャップ)ジェ、ジェットコースターじゃないんですよ」

店主「うるせえさっさと手よこせ」

機長「りりくー」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

店主「…………!(ぎゅー)」

男(しっかり目瞑って手握ってるとかかわいすぎだろjk)

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「お、終わったか……?」

男「何を持って終わったとするのかわかりませんが、一応」

店主「よし、機内食食おうぜ」

男「(持ち直すの早っ)いや、まだしばらく駄目ですから」

店主「んだよ飛行機マジ糞だな」

男「ああさっきのときめきが台無し」
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 13:43:33.74 ID:K4GeK8Yo
かわいいww
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 13:56:26.85 ID:D4XcxOUo
〜着いた〜

男「ん〜〜〜〜疲れたぁ」

店主「着陸とかもう絶叫マシンだろ……なんだあれ失敗する気しかしなかったぞ……」

男「だからって泣きそうな声で“おとこぉ……”とか言わないでください恥ずかしいんで」

店主「ちょっと萌えただろ?」

男「さ、さっさと行きますよ! 迎えのバス着てるはずですから!」

店主「荷物持ってくれ」

男「既に俺店主さんの荷物いくつも持ってるんですけどさらに持たせる気ですか」
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 14:23:25.19 ID:D4XcxOUo
〜旅館到着〜

店主「おーいい感じじゃん」

男「硫黄の匂いがしますね」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「よし荷物置いたし寝る」

男「いやいやいや、折角来たんですからもうちょっと楽しみましょうよ。絶景ですよ部屋からの眺め」

店主「んー? あー……」

男「……風呂行きますか」

店主「おお、露天風呂な」

男「……それなんですけど」

店主「あん?」

男「露天なのは、混浴だけらしいです……」

店主「…………」

男「…………」

店主「あたしたち以外に客は?」

男「いないらしいですけど」

店主「じゃ、問題ないだろ。ほれいくぞ」

男「ええ!?」

店主「んだよー折角の温泉なんだから裸の付き合いしようぜー」

男「裸の付き合いって異性の間で使っていい言葉じゃないと思うんですけど」
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 15:48:47.81 ID:D4XcxOUo
かぽーん

男「お湯も景色も最高なんだけど……緊張するなこれは」

男「……店主さんまだかな」

ガラッ

店主「おーす」

男「あ、店主さん(タオル一枚なんというエロさ)」

店主「へえ、なかなかいい眺めだな」

男(店主さんスタイルいいよなぁ……)

店主「……この白濁した湯は全部お前が出したのか?」

男「ちょ、妙なこと言わないでください……」

店主「いやお前が人の体じろじろ見てくるから」

男「ば、バレてましたか……」

店主「男の視線なんか女は全部お見通しなんだよ」


いつからだろうね、「白濁」という言葉に妙に反応するようになったのは
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 15:57:10.16 ID:D4XcxOUo
店主「んじゃま、白濁湯に入るとするか」

男「店主さん白濁発言禁止」

ちゃぷ

店主「あーいい湯だ」

店主「……あ、タオル禁止か」ぬぎぬぎ、ぽいっ つ ⌒ [タオル]

男「っ!」

店主「ふふ、残念だったな透明な湯じゃなくて。せっかく今あたしは何も着けてないというのに」

男「……さわって確かめることぐらいはできますよ」

店主「へえ、それでお前に確かめるだけの度胸はあるのかな?」

男「……くっ……」

店主「ヘタレめ」
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 17:10:47.88 ID:D4XcxOUo
店主「〜♪」

男「風が気持ちいいですねぇ」

店主「秋に来たいな」

男「紅葉見ながらですか、いいですね」

店主「あとは酒があれば最高なんだがなぁ」

男「そういえば持ちこんじゃ駄目なんですかね」

店主「あとで訊いてみるか」

男「そうですね」

店主「……なぁ」

男「はい?」

店主「もっとこっち来たらどうだ」

男「え」

店主「流石にこの距離は寂しさを感じるんだが」  店主←端と端→男

男「あ、じゃあもうちょっとそっちに……」ちゃぷちゃぷ

店主「……つかまえたっ!」ざぱぁ

男「うわっ!?」

店主「ふはは、もう逃げられんぞ」

男「ちょ、店主さん……っ!」

店主「にしても細いなーお前、もうちょっと肉付けた方がいい――あ」

男「……え、えっと……」

店主「……スケベ」

男「て、店主さんが抱きついてくるからですよ!?」

店主「あーはいはいそれぐらい分かってるって。それよりお湯さらに白く濁らせたりすんなよ」

男「しませんよっ!」


あー年上のお姉さんとイチャイチャ旅行行きてえ
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 20:15:56.86 ID:D4XcxOUo
〜晩御飯〜

男「すごいですねこれ」

店主「カニ尽くしだな」

男「あ、お酒注ぎますよ」

店主「これに頼む」

男「ああ、甲羅酒ですか、いいですねぇ」トクトク

店主「(くいっ)〜〜〜〜んまいっ!」

男「じゃ、僕も一口――」

店主「お前はあたしの分の蟹を剥いてろ」

男「ええ……自分で剥くから美味しいんですよ……?」

店主「腐っても鯛だ! 剥いても蟹だ!」

男「意味が分かりませんけど……後でちゃんと下さいね」

店主「蟹味噌あまー♪」
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 20:23:25.10 ID://qf.4Ao
ヘタレ男め…

剥くがエロイ字に見えるようになったのはナニが原因だろうなぁ
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 20:43:41.22 ID:pekg0bko
GJ!
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 20:45:54.79 ID:D4XcxOUo
店主「あー食った食った」

男「あー尽くした尽くした」

店主「嫌みか」

男「嫌みの一つも言いたくなりますよ……結局俺ずっと店主さんの蟹剥いてたじゃないですか」

店主「気にするな。よし、もっかい風呂行くか」

男「あ、お酒持ち込んでいいか訊いてきますね」

店主「おー頼むわ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「言えば持ってきてくれるそうです」

店主「ひゃっほう!」
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 20:50:12.67 ID:D4XcxOUo
男「夜は夜で趣がありますねぇ」

店主「流石にちょっと寒いがな」

男「そのためにこのお酒ですよ。どうぞ」

店主「おう、御苦労」くいっ

男(絵になるなぁ店主さん……)

店主「眼がエロい」

男「ええ!? ただ絵になるなぁって思ってただけなのに!」

店主「ふふ。ま、お前もいけ」

男「あ、どうも」

店主「明日帰るんだっけ?」

男「ええ、明日の昼前には出ますよ」

店主「……あー帰りたくねー」

男「今は店のことは忘れて楽しみましょう」

店主「あたしはいつも忘れてるけどな」

男「なんで俺の方が店主っぽいんだろう……」

店主「スレタイ見ればわかるよ」
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 21:01:22.63 ID:D4XcxOUo
店主「……おい」

男「はい?」

店主「ちょっとこっち来い」

男「……また変なことする気ですか」

店主「いーから早く、ほら」

男「…………」そろりそろり

店主「もっと近く」

男「も、もっとですか……」そろりそろり

店主「ふふ、顔貸せ」

男「へ?――んむっ!?」

店主「…………。ん、これでよし」

男「てててててて店主さん!? いいいいいいい今、ききっキス――」

店主「そこまで取り乱すとちょっと引く」

男「冷静に否定しないでくださいよ! 一大事ですよこっちにとっては!」

店主「いやね、この前も言ったけどまだしばらく結婚する気はないんだよあたし」

店主「けどまぁこのままいくともし結婚する場合相手はお前で確定しそうなんでな」

店主「ま、変な話だが先に新婚旅行の気分だけでも味わっておくのも悪くないかと思ったわけだ」

男「し、新婚……」

店主「テレすぎだ、話してるあたしの方が恥ずかしいんだからな」

男「そ、それはそうなんでしょうけど……俺だって立場としては恥ずかしいですよ……」

店主「ひひひ、酔ってる時より顔が真っ赤だぞ、旦那さま♪」

男「だ、だだだだだだっ!?」

店主「日本語でおk」
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 21:08:45.72 ID:D4XcxOUo
店主「さて、そろそろ出るか。色々な要素でのぼせそうだ」

男「俺もです……あ、店主さん」

店主「何だ?」

男「えっと……何でまだ結婚する気がないんですか?」

店主「あん?」

男「いや、式上げたりしなくてもその、せ、籍入れるぐらいなら、いいんじゃないかなぁって……」

店主「……知りたいか、理由」

男「いや、言いたくないならいいんですよ!?」

店主「なに、かなりどうでもいい理由さ」

男「どうでも?」

店主「結婚したら、ジャンルが成り立たなくなる」

男「……………は?」

店主「それだけだ。先あがるぞ」ざぱ

男「……(ぽかーん)……」


理由思いつかなかったからメタな理由にしたけど、詰まる所そういうことだよねぇ
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 21:59:35.38 ID:b/25XsAO
店主「あなたはもし私が妊娠したらどうしますか」

男「え?妊娠したんですか!?」

店主「どうしますか?」
男「とりあえず産婦人科行ってからにしましょう。うわーついに俺もパパかぁ」

店主「残念ですがまだ月のものはきてます」

男「………」



店主「といった感じの反応でした」

女「男君面倒見良さそうだもんねー」

店主「ですね…」

女「どしたの?」

店主「いえ、あまりに前向きに受け止められてしまったので…」

女「ので?」

店主「もう彼をオロオロさせて楽しむ事は出来ないのかと寂しく思いまして」

女「やっぱりあんた性格悪いわ」

店主「年上らしくリードしてあげるのも今思えば楽しかった…」



夜に書くのは余り良くないらしいけど推敲とかしてたら恥ずかしくてお蔵入りしちまうので投下
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 22:06:38.29 ID:K4GeK8Yo
どちらもラブラブで良いなww
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 22:22:20.15 ID:D4XcxOUo
店主「うお、布団ぴったりくっついてやがる」

男「女将さんの心遣いなんですかね、これ……」

店主「んで明日“昨夜はお楽しみでしたね”とか言われるのか? たまったもんじゃないぞ」

男「……で、どうします? 布団離します?」

店主「いや、話す必要はないだろ、くっつけてりゃ広々使えるし」

男「つ、使える……!?」

店主「言っとくけどしないからな?」

男「わ、わかってますともそれぐらい……!」

店主(離しといたほうがいいかなぁ……)
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 22:27:51.36 ID:D4XcxOUo
〜消灯〜

店主「…………」

男「…………」

店主「…………」もぞもぞ

男「うわっ!?」

店主「一緒の布団で寝た方が、ハネムーンっぽいだろ」

男「そ、そりゃそうですけど……」

店主「ガキじゃねえんだから、これぐらいで理性失うんじゃねえぞ」

男「はい……」

店主「ああ、それとな」

男「?」

店主「避妊さえしっかりしてりゃ、あたしは拒まないからな」

男「っっ!!」

店主「今は持ってないから、今回はなしだ。じゃあな、おやすみ」 ぎゅっ

男(もう色々と寝れねー)
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 22:32:43.54 ID:D4XcxOUo
スズメ「こっかどぅーどぅるどぅー」

男「店主さん、朝ですよ起きてください。店主さん」

店主「ん……むぅ……おーう……」

男「おはようございます」

店主「おう、おはよう」

男「布団片付けますから、起きてください」

店主「へぇいへい……ふあぁ……せっかくの旅行なんだからもっと寝かせてくれてもいいじゃねえか……」

男「ホテルならそれもできるんですけどねぇ……旅館は基本部屋で食事ですから」

店主「んじゃ今度はどこかリゾートホテルがいいな」

男「あ、いいですね。高そうですけど……どこか行きたいとことかあります?」

店主「いや、別に……めんどくさいし……」

男「…………」
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 22:35:46.83 ID:D4XcxOUo
店主「朝飯は普通なんだな」

男「朝から蟹食べる気だったんですか」

店主「あたしは食うぞ?」

男「若いですね……」

店主「何時に出るんだ?」

男「十時出発らしいですよ」

店主「んじゃもっかい風呂入れるな」

男「おーいいですね」

店主「酒も――」

男「それは駄目です」
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 22:41:52.92 ID:D4XcxOUo
店主「どうした? 昨日とは打って変わってやけに距離が近いじゃないか」

男「え、ええまぁ……心境の変化というか……」

店主「……ふふ。よし、抱き締めろ」

男「はぁ!?」

店主「はーやーく」

男「こ、こうですか……」ぎゅっ

店主「ん。……はー、極楽極楽」

男「あ、あそこ桜咲いてますね。昨日は気付かなかった」

店主「おー、もう春だなー」

男「帰ったら花見でも行きましょうかー……」

店主「めんどくさーい……」

男「…………」
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 22:44:41.36 ID:D4XcxOUo
店主「なー」

男「はいー?」

店主「あたしのこと好きかー?」

男「あqswwでfrtgyふjき」

店主「せっかく和んでたのに急にテンパるなよ」

男「い、いや突然だったもので……」

店主「で、好きか?」

男「……す、好きですよ」

店主「もう一回」

男「好きですよ」

店主「もういっかーい」

男「好きですよ店主さん」

店主「ラストー」

男「大好きですよ、店主さん」

店主「よし、満足したし上がるか」

男「ちょ、店主さんのも聞かせてくださいよ」

店主「ん? ああ……」

店主「……ふふ、い、や、だ♪」

男「え」

ガラガラ、ピシャ

男「……どれだけ近くなっても、振り回されるのは変わらないんだなぁ……」
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 22:55:05.20 ID:D4XcxOUo
〜そして空港へ〜

店主「あーまた飛行機か……」

男「まだ乗ってないのになんで既に疲れた顔なんですか」

店主「そして明日からまた本を売るだけの日々か……」

男「ろくに接客しないでしょ」

店主「おう、明日から頼んだぞ」

男「うわ開き直った」

店主「……ま、楽しかったな」

男「ですね」

店主「料理は美味かったし、風呂からの眺めはよかったし、男は四回も好きだといってくれたし」

男「あ、あうあうあうあう……」

店主「……あ」

男「どうしました?」

店主「……ババァにおみやげ買うの忘れてた……」

男「あの女の子のお婆さんですか?」

店主「マズった……殺されるかもしれん……」

男「そこまで!?」

店主「い、いそいで適当な土産買いに行くぞ!」

男「は、はい!」


旅行編終了!これで今日22レス目……
古本に関係ないことで20レスも消費しちまった!とかさっき気づいたけど後の祭りだったぜフゥハハー

とりあえず、今日お題投下してくれた人は最高に偉い、エロい
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 23:16:39.99 ID://qf.4Ao
スズメの鳴き声が何でにわとりだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/24(火) 23:22:14.03 ID:aBSjn0Qo
乙だーGJ
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 14:44:21.68 ID:7XVgXASO
お題を出したら即座に書いてくれるお前らに感動した

ってことでお題だよー
つ【ガム】
【買取り客】
【イチロー】
【縁側】
【ムック】
【新書】
【ガーゼ】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 22:53:39.73 ID:zk65LpEo
〜イチロー〜

店主「全盛期のイチローならさ」

男「は?」

店主「レアな初版本をただで何冊も売りに来たりするのかな」

男「……えーと……」

店主「誰も買わないような古本を全部値札の三倍で買って行ったりするのかな」

男「…………」

店主「ブックオフに入った途端店員全員が泣いて頭下げて店中の本差し出したりするのかな」

店主「んでその本を全部ウチの店に寄贈してくれたりするのかな」

店主「で、寄贈したそばからその本全部一冊二千円ぐらいで買ってくれたりするのかな」

男「…………」

店主「……やっぱイチローすげえなぁ」

男「いや、絶対ないですから」
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 22:55:42.90 ID:zk65LpEo
客「すいません、これ買い取りして欲しいんですけど」

男「あ、はーい。今査定するんでちょっと待っててくださいね」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「ありがとうございましたー」

店主「一冊10円か」

男「まぁ、あまり人気のない漫画ばかりでしたし、こんなもんじゃないですか?」

店主「……イチローなら逆に金払ってくれるんだろうけどなぁ」

男「イチローから離れてくださいよ、ろくにWBC見てなかったくせに」
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 23:42:13.57 ID:zk65LpEo
〜縁側〜

店主「あー春だ……」

男「庭に桜の木があるなら、早く言ってくれればよかったのに」

店主「自分の家で花見ができるってのは贅沢だよな」

男「好き放題できますからね。これ、庭の桜で作った桜餅です」

店主「酒もたのむ」

男「それは日が暮れてからにしませんか……」

店主「ま、夜桜でもいいか。じゃあ茶」

男「今淹れますよ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「(ズズ)あー、茶がうまい」

男「静かですねぇ」

店主「そりゃまぁあたし達しかいないからな。今頃公園じゃ会社員達がどんちゃんさわぎだろうよ」

男「店主さん絶対行きそうにないですね」

店主「ふふ。花見ってのは静かにやるもんだよ。せっかくの桜を馬鹿騒ぎで台無しにしちゃぁいけない」

男「意外と風流人なんですね、店主さん」

店主「今頃気づいたか? あたしはただめんどくさがりなだけだよ」

男「桜も紅葉も、向こうから来ないと見ない、ってことですか……」

店主「そういうことだ」

男「……店主さんらしいです」

店主「ふふ。(ズズ……)茶、おかわり」

男「はいはい」
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 23:51:48.69 ID:zk65LpEo
〜その夜〜

男「夜桜も綺麗ですねぇ」

店主「部屋の明かりがいい感じに照明になってるな」

男「じゃぁこれ、お酒です」

店主「おう。これはツマミか?」

男「ツマミ、でもいいとおもいますけど、使い道としてはお猪口に浮かべるのが正しいかと」

店主「うん?……ああ、桜の酢漬けか」

男「桜餅用の葉っぱを取る時に、花びらも一緒に取っておいたんです」

店主「へぇ、やるじゃねえか。こんな事どこで覚えた」

男「某ザルクールで」

店主「くくっ、なるほどな」

男「んじゃ、桜に乾杯」

店主「おう、乾杯」

男「これで店主さんが和服なら完璧だったんですけどねぇ」

店主「ふふ、言っただろ。風流は好きだが、“めんどくせえ”」

男「……ま、このままでも花見には十分ですけどね」


あーいいよなぁザルクール、ほんといいよなぁ
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/26(木) 00:00:31.01 ID:OazwtCAo
いや、ザルクールもいいけど、店主さんもいいぜGJ!
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/26(木) 00:10:48.34 ID:9ahzu0Yo
〜ムック〜

男「ありがとうございましたー」

店主「今買い取ったの全部ムックか」

男「ええっと、多分そうですね。背表紙付いてますし」

店主「……ムックってさぁ」

男「はい?」

店主「グレーな情報が載ってるってイメージない?」

男「それは主にコンビニに置かれてるムックですから……品行方正なムックだっていくらでもありますから……」


ムックってのは雑誌と単行本の間みたいなやつ。
コンビニによく置いてあるコピー解除だのダウンロードなんだのってやつは大抵がムック
って書くとイメージ悪くなるけど……
ある一つのバンド、アーティストや事柄について特集組んでる雑誌と同じ大きさ、厚さの本はムックだと思う
雑誌と違って大抵は背表紙がついてるのも特徴かな?

間違ってたら訂正頼む、ムックなんてほとんど買わないもんだから
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/26(木) 00:52:58.57 ID:9ahzu0Yo
〜寿司〜

店主「寿司でも食いに行くか」

男「ええ!?」

店主「どうした平和の象徴がパースエイダー食らったような顔して」

男「いや……まさか店主さんが外食に誘ってくれるとは思いもしなかったので……」

店主「ま、たまにはな。さっさと準備しろ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

寿司屋「らしゃい」

店主「…………」

男「……プリンばかり回ってる……」

寿司屋「寝坊しました」

店主「珍しく外食したらこれだ……」

男「はぁ……」


>>690
お借りしますよ
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/26(木) 01:12:58.71 ID:9ahzu0Yo
〜新書〜

店主「最近新書買ってねえなぁ」

男「欲しい本がないんですか?」

店主「いや、どうせしばらく待ってたら手に入るし。特にコミック」

男「しかも格安でね……」

店主「古本屋っていい仕事だよなぁ」

男「もうちょっと綺麗な理由を遣り甲斐にしてくれませんかねぇ……」

店主「歴史的価値をうんぬん、か?」

男「……やっぱいいです、似合わないんで」

店主「ふん、失礼な」
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/26(木) 15:39:52.48 ID:Y3A8s0ko
ハトがパースエイダーくらったら死ぬだろww
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/26(木) 21:30:26.42 ID:9ahzu0Yo
女の子「こんにちは」

男「あ、いらっしゃい」

女の子「おばあちゃんが、おみやげありがとうって言ってました」

店主「自分で言いに来いって言っとけ」

女の子「“めんどくさいから言ってきて”と言われたので来たんです」

店主「…………」

男「なんで古本屋の店主ってこうめんどくさがりが多いんだろう……」

店主「ここがそういう世界だからさ」

男「あ、そうだ。桜餅食べる?」

女の子「……じゃあ、いただきます」

男「うん、今お茶持ってくるよ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「そういえば、君のおじいさん作家なんだよねぇ」

店主「超有名な、な」

男「作家かぁ……いいよなぁ」

店主「やめとけ作家なんて」

男「え?」

店主「五年後生き残ってる確立なんて絶望的だし、売れなきゃ年収は二百万にも満たない、そんな世界だぞ」

男「げぇ……」

店主「いやぁ、早々にあきらめてこの仕事選んで良かった良かった」

男「あ、目指したことあったんですね」

店主「こいつの爺さんが〆切に追われてる姿見てると、ほんと古本屋でよかったと思うよ」

男「店主さんの辞書に〆切なんて言葉ないでしょうね……」
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/27(金) 18:49:07.20 ID:ux0WgEIo
店主「…………」

男「また何か考え事ですか?」

店主「うん? ああ、ちょっとな」

男「何です? 言いにくいことですか?」

店主「いや、下らん事だ」

男「じゃあ、訊いてもいいですか?」

店主「お前はさ、本、いや文字がこの世からなくなったら、どうなると思う?」

男「は?」

店主「いや、暇なんで本の重要性について考えてたら、ふと思いついた」

男「はぁ……また仕事もせずに妙なことを……」

店主「うるせえ。で、お前どうなると思う?」

男「ええっと……どうなるんでしょうね……大変なことにはなりそうですけど。店主さんはどう思うんですか?」

店主「今思いついたことだし、深く考えてないんだが、石器時代に逆戻りするんじゃないかと思ってるよ」

男「石器時代までですか……」

店主「文字の消滅ってのはつまり全ての情報の消滅だろ? 情報無くして、人は発展を望めるのかといえば、それは無理に決まってる」

男「はぁ……」

店主「何だ、その興味なさげな態度は」

男「いや……投下するならもっと軽い話題の方が」

店主「ネタを練るために本の歴史調べてたら思いついたんだから仕方無いだろ」


ほんと、どうなるんだろうね
本が禁止されるSFはあっても、文字がなくなるSFってあるのかな
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/27(金) 19:22:13.11 ID:AhY2ijgo
口伝オンリーか…
情報広められる範囲も狭いし、伝言ゲーム的情報劣化も起こるし
何より記憶力の問題での情報劣化がきつそうだ
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/27(金) 23:51:14.26 ID:n0csc0wo
ミームの変異が再活性化されてあらゆる物語が神話のように荒唐無稽になる、
奇形的変化を遂げるとかな
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/28(土) 00:19:16.19 ID:4g0kCEQo
〜唇亡びて歯寒し〜
互いに助け合う関係にある一方が滅びると、他の一方の存在まで危うくなること

店主「唇亡びて歯寒しって言うじゃん」

男「いや、あまり言いませんけど」

店主「あたし達ってまさにそれだと思わないか」

男「あー、すごく納得します」

店主「だろ?」

男「俺がいなくなったら店主さん家事はろくにしないし接客しないしでもう大変なことになるでしょうね」

店主「……お前ちょっとこっち来い」

男「しまった……言わなきゃよかった……ってあれ?」

店主「何だよ?」

男「俺がいなくなった場合はわかりますけど……店主さんがいなくなったら俺は何か危ういんですかね?」

店主「じゃあ訊くけど、今あたしがこの家出て行って、一生帰ってこなくてもお前平気か?」

男「……それは……嫌ですね……」

店主「ほらな。心が危うくなるだろ」


SSとか保存してるフォルダにお題まとめがあるの忘れてたー!
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/28(土) 00:35:53.22 ID:4g0kCEQo
男「……店主さんって」

店主「おう、何だ」

男「赤面とかしませんよね」

店主「うん、そうか?」

男「俺がどんなに恥ずかしいこと言っても平然としてますし、お酒もどれだけよっても顔には出ませんし、それに……」

店主「お前と寝てる時も、か?」ニヤニヤ

男「そ、それは暗いのでわかりません……」

店主「ふふ、その点お前はすぐ赤くなるなぁ」

男「……はっ、そうか! 血が通ってないから顔が充血することも……」

店主「えーと広辞苑広辞苑」
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/28(土) 22:46:21.70 ID:qnxQysSO
超wktk
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/28(土) 23:06:49.78 ID:cuJc6s2o
文字が無くなれば絵と歌が発達するだろうな
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/28(土) 23:42:59.40 ID:4g0kCEQo
絵と歌が発達かぁ……なるほどなぁ……


店主「ということはあたしも古絵画屋って職業になるわけか」

男「店内すごくおしゃれそうですね」

店主「絵に囲まれて生活か……カビ臭い古本とは違って優雅でいいな」

男「店主さんの生活ぶりは今もう既にこれ以上なく優雅ですけどね……」
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/29(日) 02:27:04.00 ID:.8sY0r2o
絵と歌で歴史を紡いできた文化もあるんだし、
無いとは言い切れないはず


店主さんが古絵画屋…なんか似合わんな
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/29(日) 17:28:11.91 ID:QJ9ur9co
けど、絵はそれこそ感性の違いで賞賛も卑下されることもあるからなあ・・・

相変らず、モネの絵は理解できてもピカソの絵は理解できん・・・
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/29(日) 17:54:17.55 ID:7R7L1EUo
男「絵って贋作とかありますけど本はないですよね」

店主「あったとして意味あるのかそれ?」

男「まぁ……レアな本の初版本とかなら意味ありそうですけどね……基本読むものですから」

店主「逆にありがたいよな」

男「あ、でもそれってDVDの海賊版と同じような気が」

店主「じゃあやっぱり駄目だな」

男「……あれ? そういや某国じゃ日本漫画の海賊版とかあった気が……」


自分が好きなのはエッシャーにエルンスト、マグリット、それにベクシンスキーとギーガー
エッシャー、エルンスト、マグリットは当然として、ギーガーの画集っぽいのもちょくちょく見かけるんだけど、
ベクシンスキーの画集だけはどこ探しても見つからないね
ネットで頼むしかないのかしらん
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/29(日) 18:10:43.77 ID:7R7L1EUo
〜ガム〜

店主「あ」

男「どうしました?」

店主「あたしヘビースモーカーって設定あったんだった。ちょっと買ってきて」

男「これを機会にやめたらどうですか……」

店主「ふぅん?」

男「……元気な赤ちゃん産めませんよ」

店主「ふふ、いい脅し文句だな」

男「やめてくれる気になりました?」

店主「ま、それもいいか。最近は長生きしたいとも思うようになってきたしな」

店主「しかしそうなると口が寂しいな。ちょっとガム買ってこいガム」

男「はいはい……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

店主「クチャクチャ……ぷくー」

男「店主さん……」

店主「何だ? 欲しいのか?」

男「そうじゃなくて……一時間でガム二箱使うとかどんだけですか……」

店主「ヘビースモーカーっぽいだろ?」

男「いや全く……」


ウチの親父も煙草やめたときはずっとガム噛んでたなぁ
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/30(月) 10:03:54.30 ID:jkk293co
何か[たぬき]の話し思い出した
のび太のパパが煙草吸うのを止める代わりにガム中毒になる話しを
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/31(火) 00:43:13.77 ID:9ocmpm.o
男「店主さん買い物行きません?」

店主「あー? お前一人で行ってこいよ、めんどくせえ」

男「たまには日光に当たらないとカビが生えますよ」

店主「そのときはカビキラー風呂に入るからいいや」

男「うわあ体に悪そう……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「ただいまー。あれ? 店主さーん、どこですかー?」

男「……何やってるんですかこんなとこで」

店主「日向ぼっこ。カビが生えないように」

男「店番しましょうよ……」

店主「ぬう、日に当たれだの店番しろだのうるさい奴だな。お前はあたしにどうしてほしいんだ」

男「もう少し適切なタイミングで行動してください……」
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/31(火) 00:48:35.20 ID:9ocmpm.o
男「店主さん起きてください。朝ですよ」

店主「ん……あ゛ー?」

男「朝ですよ。朝ごはんできてますから、早く起きてください」

店主「めんどくさい……」

男「そう言わずに。早く起きて服着てくださいね」

店主「自分で夜更かしさせて自分で服脱がしておきながら、早く起きろだの服着ろだの、勝手な奴だな全く……」

男「あばばばばばばばばっ!!」

店主「んだよほんとのことだろうがー」

男「あばばばばばばばばばばばばばっっ!!!!」


ちょっと聞いてほしい、実は今持ってるお題はラッヴラヴなお題がほとんどで、古本屋関係のお題が少ないんだ。
ということで何か古本屋関係のお題があるって紳士は提供してほしい。
無いならしばらくラッヴラヴ。かも。
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/31(火) 00:57:19.43 ID:FNP70wco
「転売屋」
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/31(火) 09:52:49.85 ID:5geO2Uoo
んでは、お題

・プレミア
・ちり紙交換
・教科書
・紙で出来た鈍器

そういや、最近広辞苑女や呪われた本をみていないな・・・
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/31(火) 10:10:44.52 ID:fqF0sgSO
更に追加
つ【春画】
【北斎】
【写楽】
【我が闘争】
【占い】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/31(火) 18:14:19.53 ID:9ocmpm.o
〜我が闘争〜

店主「ドイツじゃ我が闘争は出版禁止なんだってな」

男「へえ、それは知りませんでした。じゃあ読めないんですか?」

店主「古書を買うとか、外国語版を買えば読めるだろうがな」

男「そうまでして読む人いるんですかね?」

店主「そりゃぁいるだろう。ナチでなくともヒトラーの思想を研究する人間はいるさ」

男「僕はヒトラーよりも店主さんの思想が知りたいですよ……」

店主「我が怠惰」

男「あ、それいい」

店主「原題、欲と傲慢、愚かさに対する二十数年」

男「……二十?」

店主「ちょっとこい、アウシュヴィッツに放り込んでやる」

男「だって店主さんの年知らないんですもん! それより自分のことちゃんと分かってるんですね、傲慢だのなんだの……」

店主「そりゃそうだろう、自分の長所ぐらい分かってて当然だ」

男「……いや、怠惰も欲も傲慢も愚かさも短所ですよ!?」

店主「ははっ、何をおっしゃるやら。古本屋の最低条件だというのに」

男「んなわけあるか!」
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/31(火) 19:44:03.08 ID:9ocmpm.o
〜転売屋〜

店主「まいどありー」

女の子「あの人、前来た時も買取しに来てましたね」

店主「ああ、あいつはセドリだからな」

女の子「セドリ?」

店主「何だ、お前ん家あれだけ珍しい本揃えておきながらセドリは来ねえのか」

男「セドリってのはね、古本屋で安く売られてるレアな本を買い取って、他の古本屋で高く買い取ってもらう人のことだよ」

女の子「転売屋ですか?」

男「ちょっと違うかなぁ。転売屋は新しく発売する物を買い占めたりするけど、セドリは古本しか買わないからなぁ」

店主「安く見られてるお宝に正しい価値をつけ直してやる感じだな」

男「おお、店主さんいいこと言う」

店主「だからってそのお宝を誰も買ってくれないとあたしが大損なんだけどな……
    一応適正価格で買い取ったけど、これ買ってくれる奴いるかなぁ……」
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/31(火) 19:49:35.68 ID:9ocmpm.o
〜プレミア〜

店主「あー、なんかこう、ガッと儲けられねえかな」

男「またそんなこと言って……今のままで十分でしょう」

店主「プレミア本大量入荷とかさぁ」

男「プレミア本ってのは古本屋よりもオークションに行くと思いますけどね……」

店主「だよなぁ……あーその辺にお宝転がってねえかな――あ」

男「え、心当たりあったんですか?」

店主「あのババァの家に超有名な小説家がいたな……」

男「店主さん。駄目ですからね? 店の商品全部にサインさせるとか、駄目ですからね?」

店主「おおう、エスパーかお前」

男「分かりますよそれぐらい……」

〜〜〜〜〜〜〜〜

婆「ちょっとここにサインして」

爺「だから駄目だって……」
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/01(水) 10:44:02.90 ID:FNLBMngo
何やってんだ初代wwwwwwwwww
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/01(水) 15:53:50.90 ID:sv6zdnAo
〜四月うましか〜

女の子「こんにちは」

男「あ、こんにちは」

女の子「これ、お祝いです」

男「え、お祝い? 何の?」

女の子「おめでたのです。お兄ちゃんとお姉さんに子供ができたって、おばあちゃんが言ってたので」

男「……は?」

女の子「違うんですか?」

男「そこの干物女ちょっとおいで」

店主「んだよー、エイプリルフールだぞー、楽しめよー」

男「おもいっきり信じられてるじゃないですか……」

店主「で、中身は何だ?」

男「もらうんですか……返した方がよくないですか」

店主「いいんだよ、騙される方が悪いんだから。なーにかなー」ビリビリ

男「…………」

店主「…………」

『 あ た し を 騙 そ う な ん ざ 五 世 紀 早 い byお前の嫌いなババァ』

男「……この紙だけ?」

店主「……やられた……あのババァが素直にお祝いなんかよこすはずなかった……」

女の子「おばあちゃんから、伝言です」

店主「まだあるのか」

女の子「“今度はエイプリルフールじゃないときに言いにこい”だそうです」

店主「勝手に綺麗にまとめるんじゃねえ……」
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/01(水) 22:17:20.64 ID:sv6zdnAo
〜紙で出来た鈍器〜

男「……辞書って完全に鈍器の部類ですよね」ふりふり

店主「少なくともひのきの棒よりは強いだろうな」

男「けどサスペンス物の凶器は決まって灰皿とかですよね」

店主「イメージ悪くなるからじゃないか? 広辞苑だろうが六法だろうが」

男「あー、なるほど……」

ゴッ

男「いっ……!?」

女の子「……痛いですか?」

男「……絵本って薄いけど固いから背表紙で叩くと痛いんだよ……?」

店主「お前、痛いかどうか実践して試すとはいいサディストになれそうだな」

女の子「サディスト?」

店主「男をいじめて喜ぶ女のことさ」

女の子「……おばあちゃん?」

店主「いいか、あたしが教えたってこと絶対に言うなよ? ぜっっったいだぞ?」

〜〜〜〜〜〜〜〜

女の子「おばあちゃんは、サディストなんですか?」

婆「ちょっとあの小娘を連れておいで」

爺「ストップ、まず六法を置こう、落ち着こう、な?」
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/01(水) 22:47:52.68 ID:sv6zdnAo
〜ちり紙交換〜

業者「まいどーお馴染みちり紙交換でございます……」

店主「……店の前通られると嫌がらせなんじゃないかと思えてくる」

男「店の本全部差し出したらすごい量貰えるでしょうねぇ」

店主「……お、いたずら思いついた」

男「小学生ですか」

店主「市の図書館の本全部チリ紙交換に出してみたい」

店主「その後図書館の棚にトイレットペーパー並べたい」

男「その後逮捕されてお茶の間を笑わせる」

店主「ソウイウ老後ヲ、私ハオクリタイ」

男「やめてください」


言い忘れてた、お題くれた人とてもありがとう
お題をくれる人たちにはいつもお世話になってます
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/04(土) 17:05:38.98 ID:cb96LrMo
お題:テポドン
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/04(土) 17:44:07.43 ID:7KCs6cwo
テポドンネタ昼前からずっと書こうかどうか迷ってるんだよね……
撃ってから書こうかなとか考えてたんだけど一向に撃たれないし……
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/04(土) 17:50:00.38 ID:cb96LrMo
怖いね…
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/04(土) 18:16:37.63 ID:7KCs6cwo
怖くてもネタに出来るならばネタにさせてもらうぜ
このジャンルは他のジャンルよりも時事ネタ使いやすいし
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/04(土) 18:20:58.24 ID:cb96LrMo
だから平和オチでお願いしたいんだww
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:00:13.67 ID:UNStelgo
〜てぽどん〜

店主「なぁ、ミサイルは?」

男「結局今日は来ませんでしたねぇ」

店主「ふーん」

男「やっぱり店主さんでも、ミサイルは怖いですか?」

店主「どうだろうなぁ。まー最近は長生きしてもいいかなとは思えてきたが」

男「死ぬなら死ぬでそれでもいい、と?」

店主「んー、別にミサイルが落ちようが戦争になろうが、それはあまり怖くはないんだ」

店主「ただ、今の生活が壊れるのは、やはり怖いなぁ、とね」

男「……ずっと今のままでいましょうね」

店主「今のまま? 今以上のまま、だろ」

男「ふふ、そうですね」

店主「ちなみに今はお茶が怖い」

男「それ違いますから」

店主「お茶菓子も怖いな」

男「はいはい、何か作りますよ……」
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:01:22.94 ID:zPTXhboo
店主さんが一番怖いのは男のテポドンじゃね?

ごめんなさい下ネタでごめんなさい
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:08:38.85 ID:A6iRECgo
店主「テポドン?」
男「……」
店主「……へっww」
男「せめて何か一言」
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:11:05.59 ID:UNStelgo
>>768

店主「テポドン(笑)」

男「うっ……そんな鼻で笑わなくても……」

店主「核弾頭(笑)」

男「その核弾頭(笑)で毎晩堤防が決壊してるのはどこの国ですか」

店主「はいはい、男のテポドン(笑)は怖いなー」

男「……はぁ、仕方無い。まだ昼間ですけど、据え膳食わぬは、ですもんね」

店主「え? いや、あたしそういう意味で言ったんじゃ――」

ガラガラガラガラガラ

男「シャッター締めときましたから、お客さんの心配はしなくていいですよ」

店主「……やれやれ、からかい方を間違えるとこれだ」

男「じゃ、宣戦布告といきますか」がばっ

店主「……ま、悪くはないがね」
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:12:44.59 ID:zPTXhboo
>>769>>770
男のはテポドンじゃなくて水鉄砲ですねわかります
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:14:20.73 ID:UNStelgo
店主「あー、世界終わったかな」

男「急にどうしたんです」

店主「イチロー故障者リスト入りだってさ」

男「初らしいですね」

店主「こりゃミサイル来ても迎撃できないな」

男「イチローに国の未来託さないでください」

店主「託してもお釣りがくるだろあの男は……」

男「いや、確かに来そうですけど……」

店主「あ、でもWBCでお釣りの分使ったか?」

男「いやそんなもんじゃ無くならないでしょ」

店主「イチローすげえ……」
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:17:59.95 ID:7B7JzZYo
ヤる気のある古本屋の居候ww
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:20:07.49 ID:UNStelgo
>>771

店主「はぁ、はぁ……ふふ、水鉄砲だとさ……」

男「はぁ、はぁ……あれだけ、やられて、まだ……言いますか……」

店主「あたしじゃないさ、どこかの誰かが言ったのさ」

男「そうしてください……さすがに……ふう……疲れました……」

店主「ふふ、シャワー、浴びに行くか」

男「いや……もうちょっと、このままで」

店主「体力ないな」

男「今全部使い果たしたんですってば……」

店主「ひひひ。……はぁ……あたしもまだ動きたくねえ」

男「……平和ですねぇ……」

店主「シーツ洗うこと考えたらそんなこと言ってられないけどな……」

男「……今は考えるのやめましょう」


ま、たまにはこんなネタも必要よね
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:29:06.41 ID:zPTXhboo
全く下ネタ祭りだ…だが良く書いてくれた、お前は本当に神だ
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 00:31:53.39 ID:UNStelgo
>>775
俺が神だとしたらネタをくれたあんたは宇宙じゃないか

ふと思い出したんだが昭和店主の人また書きに来てくれないかなぁ
リアル店主になって忙しいらしいが……まだ見てくれてるのだろうか
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/05(日) 23:22:30.73 ID:UNStelgo
店主「撃ったな」

男「撃ちましたね」

店主「何もなかったな」

男「何もなかったですね」

店主「昨日さ」

男「はい」

店主「MMR全巻買って行った客いたじゃん」

男「あー、いましたね」

店主「世界終わると思ったのかな」

男「どうでしょうね……」

店主「……MMRか……」

男「内容信じたりしました?」

店主「いや、全然。お前信じたか?」

男「まだ小学生でしたからね……滅茶苦茶信じましたよ」

店主「あれを見て育つ小学生はちょっと嫌だぞ……」

男「な、なんだってー」
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/07(火) 00:34:47.07 ID:fshqA/Mo
店主「どうだった大学は」

男「あ、早速友達できましたよ」

店主「ほう、そりゃいいことだな」

男「そういうわけでこれからは朝から夕方までいませんけど、ちゃんと店は開けてくださいよ?」

店主「子供かあたしは」

男「そう言われても仕方ないですよ……」

店主「……あ、おい」

男「はい?」

店主「女が多い学部だからって、浮気したらリアルに[ピーーー]からな」

男「……ふふ、するわけないじゃないですか」 ぎゅっ

店主「だーっ! 抱きつくな! 暑苦しい!」
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/07(火) 00:44:12.79 ID:UbLkuGso
かわいいのう
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/08(水) 01:02:19.82 ID:iHsfMGco
唐突にお題投下
【もち草(ヨモギ)】
【虫干し】
【合コン】
【男の親】
【ツバメ】
【柏餅】
【ゴールデンウィーク】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/08(水) 02:25:01.69 ID:7GYKw0Uo
お題
・春一番
・お花見
・黒くてすばしっこい嫌われ者
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/10(金) 09:26:24.29 ID:DlvDogDO
〜虫干し〜

男「店主さんたまには虫干しとかした方が良くないですか?」

店主「ん、そうだな。頼んだぞ」

男「ああやっぱり」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「やっぱり一度に全部は無理ですねぇ、まだまだありますよ」

店主「ま、急ぐことでもないから別にいいけどな」

客「すいませーん、外に置いてある本って買えるんでしょうか」

男「あ、はい! どうぞどうぞ!」

店主「……定期的に虫干しするか」

男「その言葉が純粋に本のことを想っての言葉なら良かったんですけどねえ」



パソコンが ぶっこわれました
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/10(金) 09:37:31.58 ID:DlvDogDO
〜合コン〜

男「ただいまー」

店主「おう、おかえり」

男「今日友達に、合コンに誘われましたよ」

店主「へぇ、それで?」

男「何て言って断ったと思います?」

店主「家で妻子が待ってるから」

男「いや、さすがにそこまでは……」

店主「どうだか。どうせ似たようなニュアンスだろう」

男「まあ、たしかに妻子と彼女の差ではあるんですけど……」

店主「しかし、合コンね。行ったところで、おまえに惚れる女など、そうそういないと思うがな」

男「……店主さんは?」

店主「だから、あたしぐらいのものだと言ってるんだ」

男「あはは、それで十分ですよ」

店主「十分? ベストと言ってもらいたいな」
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/10(金) 09:50:36.28 ID:eRtjxSYo
パソコン壊れても書いてくれるお前に嬉し泣き
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/10(金) 19:05:38.36 ID:aOpoOKQo
書き手さんが常連客も書いてたのか
ずっと見て来て今まで気づかなかった…
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/10(金) 22:58:42.51 ID:DlvDogDO
>>785
おお、あっちも見てくれてる人いたのか
ヘタレ拷問官もよろしくね!
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/10(金) 23:18:39.64 ID:uEoWc.Qo
ヘタレ拷問官最近書いてたっけ……?
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/11(土) 06:01:50.22 ID:95KaMmko
そもそもスレが落ちてたことに何も気付かなかった俺もいる
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/12(日) 01:24:48.92 ID:xt37WEDO
〜ツバメ〜

店主「何歳ぐらい年が離れてればツバメと呼べるんだろうな」

男「呼ぶ気ですか」

店主「だってなんか良くないか? ツバメがいるってのは大人の女のステータスだろ」

男「そんなステータスは状態異常と同じです」

店主「なんだ、ツバメって呼ばれるの嫌か? 友達に羨ましがられるぞ」

男「この前ヒモって呼ばれたんですけど」

店主「……ああ、うん、ドンマイ」

男「フォローしてくださいよ地味にショックだったんですから!」
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/12(日) 01:56:48.38 ID:akRfD46o
若いツバメなんて使うのはもうおばs(ry
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/12(日) 18:40:06.44 ID:xt37WEDO
>>790

店主「…………」

男「わ、若い人だって使いますよ! 誰も店主さんのことオバサンなんて言ってないですって!」

店主「いや、こいつは多分そういうことを言ってるんじゃないな」

男「へ? じゃあどういう意味なんですか?」

店主「>>790を意訳するとだな、“ババァ結婚してくれ”となる」

男「それってやっぱり年増扱いされてるんじゃ……」
店主「そぉい」

男「捕まって広辞苑食らった。俺は死んだ。ブックオフ(笑)」
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/14(火) 00:31:37.93 ID:qmER9kDO
〜ヨモギ〜

女の子「これ、おすそわけです」

店主「ほう、ヨモギか」

男「わ、こんなに沢山。ありがとね」

店主「ヨモギ餅食いたいな」

男「餅作る暇なんてないですよ……ヨモギ茶でも作ってみますか」

店主「魅力感じねえなぁ……」

〜〜〜〜数日後〜〜〜〜

男「出来ましたよ、ヨモギ茶です」

店主「おー、匂いはいいな」

男「はい、君もどうぞ」

女の子「……(こくっ)……むぅ」

店主「(ゴクッ)……ぬぅ、健康には良さそうだがな。普通の茶の方がうまいな」

男「ハチミツ入れてみます?」

女の子「あ、おいしい」

店主「……やっぱ、ヨモギ餅食いたいな」

男「はあ……作ればいいんでしょ、作れば」



小さい頃ヨモギ茶にハチミツ入れて飲んだことがある
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/15(水) 23:28:09.24 ID:s593IADO
女「ハァイ♪」

男「えーと……」

店主「誰だっけ……」

女「そうだよね、作者でさえ忘れてた存在覚えてるわけないよね」

男「冗談ですって! 広辞苑さんの事忘れる訳無いじゃないですか!」

女「その呼び方は忘れてくれててもよかったかなー」



さて、問題は今更使い道があるかどうかだが
2ndで従姉があそこまで活躍したのは奇跡に近かったからなあ……
キャラが弱いんかね?
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/15(水) 23:41:17.95 ID:gIDw9Tco
広辞苑さん言われるまで誰だか分からんかったw
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/15(水) 23:59:21.52 ID:s593IADO
〜黒くてすばしっこい嫌われもの〜

男「てい! ……うああぁぁ、潰しちゃったああ……」

店主「ちゃんと床拭いとけよ」

男「やっぱりどんな虫よりもこいつだけは苦手ですねえ……」

店主「一匹見たら三十匹いるとか意味不明だよな、もはや虫じゃなくて細菌の域だろ」

男「やっぱり、この店にも三十匹いるんですかね……」

女「知りたい?」

男「……え?」

女「分かるよー? なんたってそこいら中飛んでる色々な生き物ならざる子達と会話できるからね」

店主「……で、その化け物どもは何匹いるって言ってるんだ」

女「×××××の二乗」

男「…………」

店主「…………」

女「人間二人と大量のGが店内で争う一大スペクタクルSF映画が撮れそうだよねー」
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/16(木) 01:41:27.90 ID:1BbjaQAO
>>791の最後が妙にツボったwwwwww
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/16(木) 08:38:23.38 ID:6OBge3Eo
お題を回収して面白い物を書いてくれる書き手さんには感謝しております
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/21(火) 13:23:40.46 ID:lK.IMoAO
不定期あげ
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/22(水) 15:36:58.95 ID:i3ZFKIDO
男「すっかり暖かくなりましたね」

店主「むしろ暑すぎるぐらいだ……何だこの気温は? 地球が滅ぶ前触れか?」

女「まあ、たしかに初夏の陽気ではあるよねー」

男「…………」

女「なんだいそんなに見つめて。お姉さんといいことしたいの?」

男「いや……女さんって本の中にいても暑いとか寒いとかあるんですか?」

女「あるよ。気温一度の変化も分かるほどに敏感にあるよ」

男「へえ、後半は嘘だとしてもちゃんと分かるんですね」

女「ちなみに本の中は夏は涼しく冬は暖かい素敵仕様だよ」

店主「何? あたしだって本の中で生活してるけど全然そんなことないぞ」

男「中の意味が違いますからね……」
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/22(水) 15:45:09.24 ID:i3ZFKIDO
女の子「こんにちは」

男「あ、いらっしゃい」

女「いらっさーい」

女の子「……何ですかこれ」

男「あ、そっか。まだ会った事ないんだっけ」

店主「教えてやろう、妖怪“広辞怨”だ。見つめてると本の中に引き込まれるぞ」

女「こらネガティブキャンペーンやめろ」

女の子「…………」

女「利発そうな子だねーよろしくー」

女の子「……気味が悪い」
女「――っ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜

男「店主さーん、女さんが開かないんですけどー」

店主「ほっとけ、静かでいい」
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/22(水) 15:58:54.46 ID:TDtlTXIo
女タンに広辞苑の淫語の部分を音読してもらいたいです
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/25(土) 19:41:31.11 ID:iyePscSO
お題をば
【許嫁】
【鯖の味噌煮】
【(株)】
【プニプニの……】
【玄米】
【[禁則事項です]事件】
【鯖島事件】

おや、誰か来たようd(ry
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/04/28(火) 15:56:28.07 ID:ZSQekUDO
〜あの事件〜

店主「書庫行ってここに書いてある本もってきてくれ」

男「何この異常な量」



男「全く人使い荒いんだから……ん? 何だこの本。紐で縛ってある」

男「タイトルは……鮫島事件? あの有名な?」

男「……ちょっとぐらいなら、いいよね」

ゴソゴソ……

男「よし、ほどけた」

ぱら

〜〜〜〜十分後〜〜〜〜

男「……う、嘘だよねこれ……ただの創作に決まって――」
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/04/28(火) 16:13:08.70 ID:ZSQekUDO
男「……ん、あれ? 店主さん?」

店主「おう、気がついたか」

男「何で俺店の中に……」

店主「なかなか戻ってこないんで見に行ってみたら、倒れてたんでな。ずるずると運んで来た」

男「た、倒れて? なんで……」

店主「あたしが知るかよ。とにかくもう本はいいから、暫く横になってろ」

男「ええ、わかりました……あ、店主さん」

店主「何だ?」

男「……鮫島事件って、知ってます?」

店主「あれは嫌な事件だった……」

男「いや、そんなテンプレ的な答えじゃなくて」

店主「じゃあ何を答えればいいんだよ」

男「いえ、ちょっと……あれ?」

店主「今度はなんだ」

男「……思い出せない」

店主「あん?」

男「書庫で鮫島事件の本を読んだんです。そこに書いてあったことが信じられないようなないようで
  ……けど、何が書いてあったのかまるで思い出せないんです」

店主「気失ってる間に夢でも見たんだろ。うちにそんな胡散臭い本はねえ」

男「夢……? そうなの、かな……妙にリアルな夢だったけど……」

店主「とにかくあたしはそんな本見たことねえよ。暫く寝てろ、あたしは店番してくる」

男「……夢だったのかな」

男「……ん?」

男「これ、本を縛ってたロープの……切れ端?」

男「……店主さん……?」
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/28(火) 16:50:58.48 ID:iYJdG1co
いいこ わるいこ?
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/29(水) 00:01:52.70 ID:f06eLEDO
〜プニプニの……〜

店主「ぐでー」

男「たまには体動かさないと太りますよ」

店主「あたし太らない体質だから」

男「…………」

プニッ

店主「っ!?」

男「ほらー、二の腕とかちょっと危ないんじゃないですか?」

店主「……いや、二の腕は胸と同じ柔らかさらしいから。大丈夫大丈夫」

男「言ってることの意味が分かりませんけど」

店主「太ったから二の腕がプニプニなんじゃない! あたしのおっぱいがまた大きくなったからプニプニになったんだ!」

男「はいはい」
807 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/25(月) 00:26:37.41 ID:VhfZVgAO
久し振りに来たが

作者帰ってこないかなぁ……
808 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/25(月) 21:49:52.83 ID:TC3QdkSO
お題だよー
【知り合いの結婚式】
【大辞林と広辞泉】
【不可抗力】
【ハラスメント】
【さんぷる】
【(゚д゚)】
809 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 19:13:44.50 ID:xsf8xRQo
ヽ(`Д´)ノあげ
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/08(月) 16:40:58.05 ID:8PypT0.o
あげ
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/09(火) 20:59:45.95 ID:QvuBDRQo
男「やっと引越しが終わった……ようやく夢だった作家デビューを果たし編集さんに言われるままに引っ越してきたけど、近くには何も無いな。退屈しそうだな。あれ?このアパート、一階はテナントなのかな?」

ガラッ

『いらっしゃいませ』

男「……本屋、いや、古書店?」

店主1「どうする、妹、挨拶をしたのに一切返事が無いよ」
店主2「んー、しょうがないよー、今の時代、袖刷りあったら殴り合いの時代だし。てか、妹言うな、あんたのほうが弟でしょうが」

男「お、同じ顔ぉ!?」

店主1「……また懐かしい反応をされますね」
店主2「まぁ、お約束ってやつじゃないの?」

男「え、えっと……このお店の方ですか?」

店主1「ええ、僕がこの店の店主。こっちは僕の妹でアルバイトです」
店主2「うん、私がこの店の店主。こっちは私の弟でアルバイトです」

男「あー……兄弟二人でお店されてるんですか。あの、二階のアパートに今日引っ越してきました男といいます。 一応、デビューしたばかりですが作家してます。これ、僕の書いた本です、どうぞ」

店主1「ああ、あなたがそうでしたか。……それで、引越し蕎麦はまだですか?」
店主2「まだ頼んでいないようだったらこっちで出前一緒にとってあげようか?」

男「いや、あんたらちょっと待て、たかる気満々なのか!?」
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/09(火) 21:00:08.14 ID:QvuBDRQo
店主1「あぁ、すみませんでした。そうですね、挨拶しても返事を忘れるようなうっかりさんでしたね」
店主2「大丈夫だよ、忘れてたんならこっちで一緒に頼むってば」

男「もう、どこからツッコんでいいのやら……」

店主1「心配しないでください、お蕎麦の代金ならちゃんと家賃に上乗せしときますから」

男「やっぱり話が通じてない気がするんですけど!?」

店主2「まぁまぁ、歓迎会ってコトでいいじゃないですか? あ、そうだあなた君の本ってまだ数ありますか?できればサイン付きでほしいんですけど」

男「歓迎会なら主賓に払わせようとしないでくださいよ!!、それに、僕の本売る気満々なんですか!?」

店主1「何を興奮してるんですか?騒がしい人ですね、」

「ちわーす、備津府そばでーす」

男「ツッコませてるのはどこのどいつらだぁあ!! ていうか静かだと思ったらきっちり出前頼んでたのかよ!!」

店主2「まぁいいからいいから、早く食べようよ、伸びちゃうよ?」

男「なんだか釈然とはしませんが、いただきます……」

〜食事終了〜

店主1「とはまぁ、なんだかいろいろありましたが、」
店主2「ようこそ、パシr……作家のひよこさん!!」
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/09(火) 21:01:43.93 ID:QvuBDRQo
最近ちょっと職人さんがあまり来ないのでかっとなってやった。
反省はしている。
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/09(火) 21:34:31.40 ID:Hc/319so
構わん。続けろ
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/13(土) 22:25:04.17 ID:6NkNP9Qo
双子店主が来てる、期待
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/16(火) 21:21:44.29 ID:ywsWeIAO
お、双子店主?4thか?
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/16(火) 21:38:43.09 ID:Q1BR/t2o
>>811-812で双子店主を投下したものです。
>>808さんからお題【さんぷる】を頂いて書いてみました。
投下してもよろしいでしょうか?
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/06/16(火) 22:00:47.86 ID:aFUSsi.o
投下してもよろしいでしょうか?
☞ はい
  いいえ
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/16(火) 22:12:25.72 ID:Q1BR/t2o
では、投下させていただきます。

「そこの作家のひよこさーん」
「……なんですか、僕は今資料探しで忙しいんですが」
「こないだもらったあなたの拙作なんだけど」
「拙作とか言わないでください、そういう言葉は書いた本人が言うべきものです」
「いやぁね、これ、どう観ても台割の試作なんだけど」
「……え?(パラパラパラ)あ、本当だ。じゃあこれ返し……」
「やだ」
「はい? だってそれサンプルみたいなものですよ?」
「だってこんなん超レアモノじゃない。後からプレミアがつきそうだし、ふ、ふっふふふふふ」
「……あーはいはい、わかりました、もうあげますよ、それ」
「ふっふふふふー、ありがと♪」
「はぁ、後で編集さんにもう一冊もらえるか聞いてみよ」
「え?もう一冊くれるの?」
「あげませんよ!!」
「ふーん、あ、ひよこくーん」
「はいはい?なんですか?」
「頂いたこの拙作だけどねー」
「また拙作って……」
「ここのページなんだけど、主人公の心情おかしくない?ヒロインがいなくなったことに対して嘆いてるんならライバルのことを考えるのは逆効果だと思うの。あ、BL妄想が進むからそれはそれでありなんだけど、純粋に物語を考えるとここは、ね。あ、あとここのページなんだけど」
「え?え?え?え?」



「〜〜と、言うわけよ。わかった?」
「えっ……っと……精進させていただきます」
「期待してるぞ、がんばれ未来の大作家♪」
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/16(火) 23:39:35.76 ID:Q1BR/t2o
すみません、PC落ちてました。以上です。
オチがなんか弱い気がするww
このまま書いていくと店主がどんどん理不尽になっていきそうな気がしますww
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/17(水) 14:58:58.31 ID:Gk7ppqoo
イイヨイイヨードンドン投下するがいいさー!!
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 19:59:01.14 ID:gnymkt.o
あげ
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 22:37:36.42 ID:lTD/HnEo
あげ
ネタなんか落としてくださいなー
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 01:46:18.18 ID:hJjI5MAO
【夏まつり】
【花火】
【虫刺され】
【水風呂】
【扇風機】
【虫干し】
【お盆】
【海】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 12:51:21.77 ID:2OVj2uAo
水禍
浴衣
アイス
水あたり
夏休み
夕立
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 00:33:30.21 ID:7/A6B.AO
店主「人がいませんね」
店主「書き手の皆さんも・・・」

店主「黎明期も終わり・・・ですか、」

店主「・・・・・・」





〜三日後〜

店主「ヘクチョッ」

男「店主さんでも風邪引くんですね」

店主「自堕落な日常を与えるだけ与えられて突然一人にされたのだから無理もないでしょう」

男「お盆は仕方ないでしょうああすいませんすいませんそんな目で見ないで!」

店主「寂しくて本当にどうかなりそうでしたよ・・・」

男「店主・・・」

店主「主にお腹が。さぁ早くお粥を作ってきなさい」

男「はいはい・・・、そんな所だと思いましたよ」

店主「・・・好きな人がいる暮らしって素晴らしい」



夏風邪+お盆+α
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 01:38:40.51 ID:kXMuvkSO
ああもうGJ
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 01:39:44.17 ID:kXMuvkSO
ああもうGJ
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 01:53:57.83 ID:/q2QMiQo
ああもうGJ
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 02:01:05.53 ID:VmSlaUEo
GJはだいじだ
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 06:50:36.53 ID:XP/ghFso
もっとやれ
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 13:26:44.88 ID:7/A6B.AO
店主「エアコンや ああエアコンや エアコンや」

男「電気屋さんが来るまで我慢して下さい」

店主「明日まで我慢しろと」

男「お盆だからって仕事をさぼった彼らも忙しいんです。察してあげてください」

店主「ファック。お盆[ピーーー]」

男「シャワーでも浴びてきたら如何です?」

店主「腹立たしいから贅沢に水風呂してやります」

男「水貯まるまで入れないじゃないですか」

店主「・・・・・それでもやってやります」




店主「男ー、男ー」

男「どうしました?」

店主「ローション入れたらスライムみたいになった」

男「何故入れた」

店主「ひんやりヌメヌメで気持ちいい・・・」

男「ちゃんと体についたローション流してから出てきて下さいよ?」




店主「男ー、男ー」

男「今度はなんですか」

店主「片栗粉入れたら固まった」

男「当然でしょう」

店主「これを型に合成樹脂を注げば1分の1店主人形が・・・」

男「作らないで下さい」

店主「じゃあ切れ込み入れて1分の1店主ダッチワイフを」

男「意外と売れそうだけど止めなさい」
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 13:40:50.85 ID:sLBU1zMo
その人形買おう
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 15:15:37.70 ID:OX5W7Xoo
俺も買おう
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 08:57:15.34 ID:dwEtkIAO
俺も買わせていただこう
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 11:04:55.13 ID:ML0IYLAo
店主さん人形があると聞いて
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 23:59:58.10 ID:tca9Togo
ダイラタンシー風呂……だと……?
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 00:06:58.59 ID:tK8znsAO
店主「私は自分に期待しない人なんです」

男「なんですか突然」

店主「自分が作った小話が特別面白いとは思いませんし見れたもんじゃないとも思いません」

男「はぁ」

店主「見れないこともないレベルだと自負したいくらいです」

男「えらくネガティヴな自負ですね」

店主「ええ。期待もしてませんから」

男「それもどうかと…」
店主「ゆえに私はつなぎ役が好きなのです」

男「つなぎ?」

店主「誰も投下しない状態が続く死にかけな時に僅かながら活気付けて書き手を呼び込む。そんなつなぎ役が好きなのです」

男「もし誰も現れなかったら?」

店主「・・・とにかく私はつなぎ役や脇役というスタンスが好きなのです」

男「ところでどうして突然こんな話をしたんですか?」

店主「ネタがないからに決まってるでしょう」

男「ああ。つなぎ、ですか」

店主「ええ。ついでに言うとあなたには絶対的な期待と信頼を寄せていますよ?」

男「あ、ありがとうございます」

店主「今みたいに小腹が好いてる時なんか特に」

男「そういう落ちなのはわかってましたよ・・・」
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 14:13:20.31 ID:tK8znsAO
店主「夏祭りですか」

男「近所でやってるみたいですね。行きますか?」

店主「出店があるなら」

男「・・・太りますよ?」





店主「久しぶりですね。浴衣も祭も」

男「店主さんインドア派ですからね」

店主「何でもやってくれる主夫がいるから外出する必要もなくなったからね」

男「・・・これからは買い物は曜日交代で行きましょうか」

店主「インスタントしか買わなくてもいいなら」

男「やっぱいいです」





店主「しかしイカ臭いですねここは」

男「そういう紛らわしい事言わないで下さい。食べたいって言ったの店主さんじゃないですか」

店主「まぁ美味しいのは認めます。次はチョコバナナ食べましょう」

男「なんでそういかがわしい物ばかり食べますか・・・」
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 14:34:03.02 ID:1Dnb6TEo
店主さんの浴衣うpまだー
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 12:25:23.10 ID:4Zqk3vwo
良いね
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/10(月) 13:04:29.14 ID:Gi4NTAAO
店主「ざ・わーるど」
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/10(月) 15:51:07.94 ID:w2n7r1Qo
水禍+水あたり+夕立

『西日本各地で台風の被害が相次ぎ、死者〜』

男「あっちは大変なことになってるみたいですね」
店主「しばらくしたらここにも来るだろう、用心しておけ」
男「用心って、なんのです?」
店主「決まっているだろう、価値の高い連中が水没しないようにだ」
男「すいぼ……?!」
店主「ここは川からは離れているが、標高が低いからな、堤防が決壊すれば1階部分は危ないだろう」
男「何気に古本屋として致命的な立地だったんですね、ここ……」

ザアァ……
男「ん?」
店主「雨だな」
男「?!洗濯物!」
店主「おぉ、急げ急げ」
男「店主さんも動いて!」
店主「それがな、呑み慣れないモノを飲んでから腹の調子が……」
男「ちょっ、何飲んだんですか?!」
店主「慌てるな、そこのミネラルウォーターだ。貰い物だが、高い水を受け付けないとは……まるで古本の様になったな?」
店主「それよりいいのか、洗濯物」
男「ええい、一人で何とかします!それより店主さん!」

男「若くて美人な古本も、辛辣だけど優しい古本もありません!そこの戸棚に胃腸薬ありますから、それ飲んで寝ててください!」
ズダダダダダダッ!!

店主「……馬鹿者、解熱剤も欲しくなるじゃないか」



女「若くて美人な古本……」
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/11(火) 11:17:16.74 ID:WolhjzYo
時事ネタ 地震

男「今朝の地震凄かったな……」
男「店主さん、本の下敷きとかになってたりして……」
男「……急ごう!」


店主「おぉ、男、ちょうど良いところに」
男「これはまた、予想以上に……本棚ほとんど倒壊ですか」
店主「あぁ、もともと古くなった本棚が多くてな、床に固定していた金具から外れたらしい」
男「強い地震でしたからね」

男「あれ?テーブルに呪いの……」
店主「相当疲れたそうだ、寝かせておけ」
男「?」

女「あ、男!ちょっとそこの本棚起こして頂戴!」
男「よっいしょぉっ!」
女「ありがと。じゃぁ、ちょっと下がってて」
男「え?本を入れるんじゃ」
女『――――Start, (起動)
  Angegeben, geben Sie die Ziel-Koordinaten,
  (対象指定、移動先座標指定、)
  Unified Vektor angegebenen Fahrgeschwindigkeit, Beschleunigung 0, gesetzt Migrationsroute,
  (ベクトル向き統一、移動速度指定、加速度0、移動ルート設定、)
  Wenn die Kollisionsvermeidung Routine, die Routine ist nicht mit Mawa,
  (衝突時回避ルーチン、格納ルーチンは使いまわせ、)

  Laufen.(実行。)』
ガタタッ!ガタガタガタッ!
男「うぉ!本が勝手に本棚に戻っていく?!」
女「これでも魔術研究してたからね」
男「それに失敗してこのざまですか……」
女「君、空中に固定されて全裸に剥かれるのと、服半透明にして女子高に転移するのとどっちがいい?」
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/11(火) 11:27:56.84 ID:55t7QM.o
魔法使えるとかwwwwwwwwwwww
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/11(火) 12:14:34.29 ID:WolhjzYo
店主「……で、今朝の地震騒ぎに、こいつは関わってるのか?」
女「ん〜……直接関わってた訳ではないみたい。縄張り争いみたいなもんだって言ってたけど……」
女「他のコ達が騒がしいのよ、ちょっと気になるわ」
店主「そうか……こいつが起きる気配は?」
女「全くなし。当分目を覚まさないと思う。今は閉じっぱなしにしておいたほうが良いわね」
女「男にこの事は?」
店主「言うつもりは無い。こいつが起きたら、その時の反応次第だ」
女「そう……」

女「こいつがした事が、結果的にあなたを助けた事になるけれど、こいつはそれを”気まぐれだ”と言ったわ」
店主「……」
女「あなたを助けたのがこいつの”気まぐれ”なら、これを話すのはあたしの”気まぐれ”、気にしないことよ」
女「じゃ、あたしはもうちょっと彼で遊んでくるわ」

店主「(気まぐれ、か……)」


男「店主さぁん!店主さぁぁん!助けてぇぇ!」
女「ふふふ……無理よ、今感傷と思考に埋没中だから。さぁ、次はどの本の中に連れて行ってあげようかしら?」
男、全裸に剥かれてBL本巡りの旅へ

女「あら、こんなところにくそみそテクニックが……」
男「らめぇぇぇぇぇぇ!」


「女が魔道の研究に失敗して広辞苑に閉じ込められた」って設定、女もろとも消えかけてたなぁ、と思って……
使おうとするとどうしても毛色が違う感じになっちゃうのね……
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/11(火) 12:16:49.77 ID:55t7QM.o
そういやそんな感じの設定があったな…懐かしい
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/13(木) 15:01:17.08 ID:w8YZ9kAO
詠唱がドイツ語ってかっこいいなぁっておもた
辞書で単語調べるのだるいから調べてないけども
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/15(土) 09:20:34.39 ID:ZuTjtY6o
Google翻訳を日本語->ドイツ語にして、詠唱文の日本語訳部分を放り込めば、幸せになれるかもしれない
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/18(火) 10:13:44.68 ID:OFgqiP.o
よく見るとドイツ語訳適当だな……
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/20(木) 17:47:27.92 ID:f4vrEOwo
時事ネタ
選挙


『自民党の○○!!自民党の○○をよろしくお願い致します!!』
『民主党○×は日本の政治を変えます!!私に政権交代の力を〜』
『水銀党の×□!!水銀党の×□を〜』

男「選挙だなぁ」
店主「まったく、やかましくて二度寝もできやしない」
男「いや、仕事しましょうよ……」

男「所で店主さんはどk」
店主「やだよ行くのめんどくさい(店を無闇に空ける訳にはいかないからな、投票所には行かないよ)」
男「店主さん、本音と建前が逆ですよ逆」
店主「ん?私としたことが……」

店主「だが、あれだよな」
男「なにがです?」
店主「選挙カーでウグイス嬢がしゃべる内容、時々面白いのがある」
男「へ〜、たとえばどんなのが?」
店主「割と昔のだが、『○○を男にしてやってください!!』と力説しながらここの前を走っていった選挙カーがいた」
男「ぶっ!」
店主「たまたま遊びに来ていた従妹がそれを聞いてな、『あたしがしてあげるー』って店先から手を振っていた」
男「記憶に残りまくる選挙カーですね……」
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/21(金) 17:32:49.06 ID:k1CKCPQo
誰もいない気がするが御題プリーズ
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/21(金) 17:35:58.54 ID:k1CKCPQo
誰もいない気がするが御題プリーズ
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/08/21(金) 19:09:48.58 ID:Y.P1ohYo
【一つ目人の国に迷い込んだ二つ目人類な気分】 【便所メシ】 【便所蝿】

【蝿取りリボン】 【信念】 【これが桃源郷だって? 俺は桃アレルギーなんだよ!!】

【漫研】 【剣道部】 【茶道部】 【部活勧誘】 【天下布武】 【登山部】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/21(金) 23:42:21.87 ID:PMeqWRUo
【蚊取り線香】【名前を思い出せない花火】
【夏に喰いたくないもの】【本より売れるもの】
【客より来るナニか】【飽かずの押し入れ】(ビックリ箱的な意味で)
【二階に在るモノ】【エアクラッシャー】【イメージギャップ】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/22(土) 13:32:16.75 ID:7zK8eIDO
男「バビルンルン」
男・女・店主「すぺぺっ」
全員 死亡
終わり
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 17:51:46.25 ID:DqDxSIAO
店主「てな感じの夢を見たんだが、どう思う?」
男「省略しすぎてわけがわかりません」
店主「そうか…」


女「あの女拾い食いでもしたのかしら?」
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 20:40:47.82 ID:nsEiHjUo
どれ、一つ
名前を思い出せない花火

店主「もう夏も終わりだなぁ」
男「ですねぇ」
店主「暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもんだ。盆過ぎてから格段に過ごし易くなった」
男「夏はクーラーにアイス、冬はコタツにうどんとみかんで、一年中過ごしやすそうに見えるんですが……」
店主「気にするな」

男「あぁ、そういえば。この間奥の部屋を掃除してたら、奥から花火が出てきたんですよ」
店主「……奥の部屋の押入れは、開けていないだろうな?」
男「あ、開けてませんよ?!」
店主「ならよし……で、花火が出てきたとな」
男「えぇ、なんか古めかしい感じの……あれいつのですか?」
店主「それはたぶん……」

店主「一年寝かせたビンテージもの花火だ」

男「……え?」
店主「花火といえば男、大きな線香花火のような手持ち花火があるじゃないか」
男「話逸らさないでください」
店主「まぁ聞け。花火といえば、線香花火、ドラゴン、笛、ロケット、爆竹、ねずみ、蛇など様々あるが、一つ名称不明なものがある」
男「名称不明?」
店主「お前は大きな線香花火のような手持ち花火を見たことは無いか?」
男「見たことありますけど……あれ?名前らしい名前が出てこない?」
店主「お前は紙に火薬筒がホチキスで止められた花火を見たことは無いか?」
男「あれ?それも……」
店主「な?」

男「な?じゃなくて、いつ頃から花火置き去りにしてたのか答えてください」
がさがさ
男「ビニールが固まって開かないとか、寝かせたの1年じゃないですよね……」
店主「……」
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 20:44:38.57 ID:nsEiHjUo
もひとつ

店主「……男、なんだそれは?」
男「なにって、花火ですよ、花火」
店主「そんな事は見れば分かる。何を思って持ってきたのかと聞いているんだ」
男「あぁ、それはですね……」
女の子「……こんにちは」
男「買い物の帰りにばったり会いまして」
店主「それで花火買って騒ごうとな?」

女の子「体のいい誘拐ですね」
店主「体のいい誘拐だな」
男「なんでそうなるんですか?!」
店主「どう見ても幼女誘拐だろ。まぁ、それは良いとして」
店主「連絡は入れてきたのか?まだなら電話貸すが」
女の子「あ、言ってきてあります」
店主「あぁ……そうか、ならいい」

店主「彼岸過ぎて花火というのも風情が無いな」
女の子「ふぜいってなんですか?」
店主「月見ながら男を肴に酒を呑むとか、そういう大人の世界の事だ」
女「大体合ってるけど……なんか違うよね」
男「バケツに水汲んできましたよ」
店主「うむ、ご苦労」

女「きれー」パチパチパチ
女の子「……」しゅわわわわわ
男「うぉっ!」シャーッ!!

店主「……」
男「?どうしたんですか?」
店主「なぁ、これの名前、なんて言ったっけ?」
棒の表面に火薬の付着したタイプの花火を持ち上げる
男「……」
店主「……」
男・店主「「女(さん)〜、ちょっと〜」」
女「何よ突然」
男「女さんなら分かるかと……この花火の名前を」
女「……」
男「……」
店主「……」

結局分からず
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/23(水) 00:10:35.22 ID:olzvPUAO
age
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/29(火) 01:01:43.95 ID:QeMW5sAO
不定期あげ
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/03(土) 20:52:07.06 ID:YEnDIADO
あげ
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/18(日) 03:37:22.32 ID:GJi8QqQo
あげ
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/27(火) 17:29:24.76 ID:PZjXBYAO
あげ
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 00:03:30.79 ID:W6DvYoAO
不定期あげ
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 12:44:06.93 ID:W7WnBsAO
店主「ふむ・・・この辺りな筈ですが」

男「珍しいですね。店主さんが本を探すなんて」

店主「ここらの本は普段見ませんからね、あったあった」

男「猫の飼い方なんて調べてどうするんですか」

店主「最近店先に野良の子猫をみかけましてね」

男「店主さんって猫好きだったんですねー」

店主「甘咬みが酷いので大きくなる前に対処をと思ったのですが…駄目ですね」

男「載ってなかったんですか」

店主「一応載ってますが使えませんね」

男「試してみたらどうです?」

店主「いえ、私なりのやり方をしてみようと思います。こんなのは犬と同じです、力ずくが一番ですよ」

男「それは最悪の躾じゃ・・・」

店主「愛玩動物という獣以下に成り下がった下等種が人様に刃向かうこと自体が間違いなのです。ま、なんとかなりますよ」
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 12:46:19.16 ID:W7WnBsAO
翌日

店主「ナデナデモフモフナデナデモフモフ」

猫「ガリガリガリガリ」




店主「腕中にひっかき傷が・・・」

男「構いすぎなんです。消毒持って来ますね」

店主「まだまだ」


3日後

店主「ナデナデモフモフナデナデモフモフナデナデモフモフ」

猫「ヴー」




店主「ついに攻撃しなくなりましたっ。もう少しですっ」

男「店主さん輝いてますね」


一週間後

店主「ナデナデモフモフナデナデモフモフナデナデモフモフナデナデモフモフ」

猫「ダラーン…」


店主「ああ幸せ・・・」

男「どうでもいいけどシャッター下ろせないんでそこどいて下さい」

店主「仕方ありません、部屋でモフモフしましょう」

男「ノラを上げるなんて駄目です」

店主「えー」
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/10(火) 17:12:06.67 ID:40e/csco
猫好き店主さんもいいものだ
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/14(土) 15:54:54.81 ID:3EFOJcDO
>>868
確かに
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/14(土) 22:25:04.01 ID:3EFOJcDO
ぷりぷり
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/15(日) 16:00:50.91 ID:Jj38LkDO
ふじゃちぇんにゃよ!
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 11:19:12.25 ID:5N7h0sDO
乙!
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/22(日) 15:13:15.32 ID:5N7h0sDO
乙!
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/23(月) 09:26:28.04 ID:hSOkZQDO
乙!
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/24(火) 16:51:25.74 ID:4/LOIEDO
おむモガッ
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/24(火) 21:24:00.31 ID:bZcmsz.o
双子店主マダー?
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/24(火) 21:24:52.92 ID:bZcmsz.o
双子店主マダー?
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/24(火) 22:25:34.99 ID:MewaqQAO
店主「この間VIPで古本屋女店主というスレを見つけました」

男「丸被りですね」

店主「見てみたらうちより本屋らしい話でした」

男「うちはまず本出てきませんものね」

店主「可愛ければいいんだよっ!だそうで」


店主「それより気になったのは類似スレがVIPに立ったのにこのスレが過疎な事です」

男「ほとんど死にかけですし存在を知らない人の方が多い気もしますが」

店主「第一世代はもう必要ないのでしょうかね・・・」

男「店主さん第二世代がモデルでしょ」

店主「・・・そゆこといわない」
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/25(水) 15:49:35.14 ID:uhUmIADO
槍が降ってきた
全員「うんこうんこ」
全員 即死
本当に終わりだ!
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/25(水) 18:56:56.79 ID:uhUmIADO
乙!
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/25(水) 20:42:30.01 ID:hKcCyq.o
>>878
定期待ち
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/26(木) 20:07:11.48 ID:ht4zRYDO
>>881
もう終わった!
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/27(金) 16:04:00.61 ID:sPUrJIDO
乙!
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/28(土) 09:06:42.16 ID:kCO/mADO
乙!
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/29(日) 14:02:39.82 ID:rdQo7YDO
乙!
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/29(日) 15:41:20.91 ID:SaTxILoo
>>1が帰ってくるのを待ちながら続き書いてみるかな
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/29(日) 21:32:06.84 ID:rdQo7YDO
乙!
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/30(月) 16:04:30.53 ID:sDGJd6DO
>>886
どういう話だったか分からない
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/01(火) 16:35:43.11 ID:991262DO

890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/02(水) 15:43:03.66 ID:Z6CIe.DO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 22:53:02.81 ID:WlwsCQDO
乙!
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 10:41:04.70 ID:TMYCTYDO

893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 19:01:49.65 ID:ediQSYDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 16:31:33.59 ID:g1FghADO
保守
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 09:07:08.06 ID:Eu5nsMDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/25(金) 14:59:14.54 ID:X3WH3.AO
店主「メリークリスマス」
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/27(日) 18:42:48.09 ID:vls2fEDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/28(月) 15:54:32.59 ID:46qUa2DO

899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/29(火) 22:35:11.18 ID:OcCJb.DO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/30(水) 16:40:42.76 ID:uYnBQoDO
よいお年を
901 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/06(水) 00:58:38.47 ID:beLj9oSO
店主さんあけおめ
902 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/06(水) 09:43:55.09 ID:kMT/ggDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
903 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:29:44.03 ID:1OuJn.DO
乙!
904 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/08(金) 16:00:56.36 ID:oXkaXcDO
[禁則事項です]
905 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 09:15:14.42 ID:jrjG2cDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
906 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/10(日) 09:40:59.01 ID:q66auwDO
男「支援!」
907 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/11(月) 09:54:55.14 ID:60XvQYDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
908 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/12(火) 16:28:46.20 ID:hssKEgDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
909 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/12(火) 17:52:59.83 ID:K/OO0rIo
こなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
910 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/13(水) 15:44:25.63 ID:okU1CwDO
ねぇ
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/24(日) 22:54:47.23 ID:19BZRDIo
4月の蒼き影が1ターンクリア楽で、初級証狙いやすい上に鹵獲武器取り放題でワロタw
とりあえずAria5のHに剣甲配置して、そいつが3CPでボスを倒せる。
残るCPでFから出撃したやつが、狙撃兵ネームを倒せばイイ。
後一直線に向かえば迎撃にV2は加われない距離だから、偵察2人しか迎撃してこないわな。
うちの片方は最初の行動でギリギリ剣甲の範囲に入るからぶっ飛ばしてもいいしな。
912 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/02/09(火) 21:35:38.21 ID:fsqUX7w0
【MMD】よわねと!第2話
http://www.youtube.com/watch?v=XAZYuvZDDKU
http://www.youtube.com/watch?v=Dkgn2SvOd9A&feature=fvw
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