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【皆平等に】能力者スレ【殺して差し上げる】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:22:21.00 ID:Yhm6wcSO
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1290882245/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 01:24:06.59 ID:8MX9cs20
>>1乙様
3 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:29:05.51 ID:BKMP/Vko
>>1乙です
4 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 01:33:00.64 ID:nx..DC.0
>>1乙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
5 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:38:29.87 ID:/SonRADO
ヒャハハ!>>1乙だぁ!
6 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:41:19.81 ID:C416axIo
ふっ、流石だな…>>1
7 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:42:06.22 ID:xESu1N2o
>>1様、乙であります
8 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:09:20.75 ID:ML2JOEQo
>>1
9 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 02:18:23.33 ID:uFyIb6SO
>>1
10 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:20:46.86 ID:OLJlRQQ0
今なら言えるだろう ココアソーダ>>1
11 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:27:59.56 ID:nTYarcSO
>>1乙ポニテ
12 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:29:14.58 ID:8MX9cs20
>>996

……ん、私は悪い子だから、泣いてるほうがお似合いなの。
笑うのは、……他の人たちに、任せる。

【言う間にも、繕った笑いは解れて】
【どんな表情だか分からなくなってきた頃に、せめて笑おうとしてた部分まで失せて】
【完全な泣き顔カムバック。ぐしりと一度、両目元を拭って】

……家、ないの?
冬はそこらへんで寝ちゃ駄目、……余裕で死ねる気がしたもの。夏は、いいけど。
あと、こんな場所、危ないから。せめて、隠れて寝る、……とか。
…………、宿屋でよければ、来る?

【相手の細切れの話し方は特に気にするでもなく】
【なんだか、かなり心配してる様子。さり気なく体験談っぽいのは……まあ、体験したことがあるんだろう。きっと】
【それから最後に、そんなことを尋ねて。どうやら、望めば泊まってもいいよ、と言うことらしく】
【初対面の鈴だらけとか言うずいぶん怪しい人物像。それでも、表情はかなり心配そうで、結構本気だと分かる、かも?】
13 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 02:32:38.02 ID:P3o.skYo
>>1乙

>>12
悪い子?
私も悪い子。

【虚ろな表情で言う】
【路地裏のコンクリートから伝わる冷気は、体を刺す様に鋭い】
【毛布を敷いていたとしても、辛いものがある】
【そして、相手の言葉に】

危ない、の?
やどや、良いなら、泊まりたいけど。

【首をかしげて言う】
【首を傾げるのは癖のようだ】
【コートの襟に顔を半分程埋め、寒さをしのごうとする】
14 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 02:33:27.72 ID:/SonRADO
>>1000
クソが…!これじゃまた喰えねぇじゃねえか…!
【半ばまで斬れた右腕を見て、悪態をつく】
【倒れたカゲツを見ても、それを余裕に感じれず】

…チィ…うるせぇんだよ…!
【悪態をついたまま、その場から移動を開始】
【即座にその場から姿を消した】



「…まだ、話を聞く気力はおありですか?」
【今まで傍観していただけのメイドが、口を開く】
【一人残ったメイドが、カゲツに近寄って、そう言った】
15 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:39:10.70 ID:Yhm6wcSO
>>14

……ぁ、い…………

【去って行く毒牙、近寄るヨミ】
【それらをぼんやりした眼差しで見つめながら、ごろりと転がった】

……ごめ、なさい……止められ、なか、た……

【止められなかったことが悔しくて、自分の腑甲斐なさが悔しくて】
【表情を変える気力がないのか、平坦な表情のまま静かに涙を流していた】
16 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:41:52.47 ID:8MX9cs20
>>13

……そか。
良い子になりたい?

【相手の言葉にぽそりと返してから、首をかしげ、尋ねて】
【りぃん、と鳴いた鈴に。ほんの少しだけ、びっくりしたような表情】
【それから、「別に答えなくてもいいよ」なんて、付け足して】
【ほぼ無意識の言葉だった、らしい?】

……女の子は男にとって利用価値、あるもの。
いいよ、……散らかってるけど。

【危ないの、との言葉には、そう返して。とにかく危ないから駄目といいたいらしく】
【それから、先ほど浮かべたような笑みをもう一度浮かべ、最後に社交辞令としてありがちな言葉を付け足して】
【言い終わってから、体育座りを崩し、地面を手で押してから、ふらりと立ち上がるだろう】
17 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:45:05.13 ID:l2LQBcIo
>>1乙!

>>989

【数刻、彼女は静かに間を空けた――――……どう在って欲しいか、なんて直ぐに出せない
けれども、伝えたい言葉は、いくらでもあった】


……昔の私は――――復讐≠ノ生きてました
なので私は、その頃の事は――――何も無かったように感じています、抜け落ちたように
丁度、未来≠ニいう白いキャンパスを渡されたのに、いつまでも、過去の手直しを考えてばかりで
肝心の作品には、何も、手を加えてなかった、みたいに


【静かに紡ぐ言葉は、一定のリズムを刻んで
彼女の心を代弁していく】


――――今の私は、翠や武美――――その他、沢山の友人がいます
そのお陰で、私のキャンパスは色とりどり、飾り立てられています

……私は、聖人君子でなく、単なる小娘です
ですから――――どうあるべきか≠ネんて、明確な答えは出せません

でも……一つ、小さな望みでよければ――――……私は、貴女の絵≠見てみたいです
きっと、まだ真っ白な筈です、これからいくらでも、描いていける、真っ白なキャンパス
様々な出会いをして、色々な物に触れて、七色に、鮮やかに描いていけるはずです

――――……私は、貴女に描き続けて欲しいです
きっと、翠なら、素晴らしい絵が描けると思いますよ?


【彼女も――――昔は、真っ白なまま、であった――――……そして、そこに、進むべき色を置いてくれたのは
紛れも無い、貴女であったから――――……今度は彼女が、貴女の代わりに、貴女になろうとする】


18 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 02:45:31.34 ID:P3o.skYo
>>16
わからない。
でも、皆私を、悪い子だ、っていってたから。

【首を傾げて、言う】
【頭の上のぬいぐるみが頭から飛び降り、コートのポケットへ移動した】

色々、されたことはあるよ?

【その色々は、恐らく相手の言った利用価値とは違う方面だろう】
【どっちにしてもいい物ではないだろうが】

ん、あり、がとう。

【軽く頭を下げ、礼を言う】
【立ち上がると毛布を地面から剥がし、体に巻き付ける】
【ボロボロの毛布とはいえ、多少の防寒にはなるだろう】
19 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:45:47.36 ID:l2LQBcIo
>997

【――――……きっと、二人きりなら、可愛らしい鳴き声をあげる貴女を、色々としたのだろうが
その気持ちをぐっと、押さえ、小さく言葉を漏らす】


――――もう、そんなに鳴かれたら……また、抱きしめたくなるじゃないですか……ぁ

……そうですね、何より、直ぐ側に――――手を握ってくれる人が居るんです
疲れた時は、頼らせてもらいますよ?


【微笑を向ける彼女は、いつもどおりの、優しげな彼女に、見えた】

>>999

【彼の言葉を聞き漏らす事は無い――――……しかし、今、深く掘り下げるべきは、それではない
滾る彼を、猛る彼を――――どうにかして、落ち着かせないといけないのだ】

【しかし、それは翠が行った――――……その為、彼女にできるのは、当たり障りの無い言葉を紡ぐ、だけ】


……確かにそれは、とても重要なことですね……


【彼の情報があまりにも足りないため、動くことが出来ない
――――……機会があれば、彼の情報を、知ることが出来るであろう、それまで、お預け、か】
20 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 02:47:52.79 ID:/SonRADO
>>15
「…知ってます、見てましたから」
【案外、冷たく言い放つ】

「あなた様も解りましたでしょう?今のマスター…と言っていいのでしょうか、アレは」
「とにかく、状況はよくはないでしょう、悪化の一途です」
【あくまで冷静な状況把握、なのだが淡々としている為に少し冷たく感じるかもしれない】

「解決する方法は解りません、ですが無いとも言えません」
「…どうにかしたいと、お思いで?見捨てる事も出来ますよ?」
21 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:54:08.78 ID:WLgbtz.o
>>988

……うん。

そうなんだ、それは――、正しい、ね……。
力を貸すことは、まだ望んでくれてると思うし…、約束もしたから……。

私は、動かなくちゃいけない……。

【朔夜の話に同意しつつも、些か不得要領】
【理解しているのに、心がついていけない。】
【まるで、この広場のように寂しげで――らしくもない沈んだ表情】

【結局のところ。いない人には褒めてもらえない、なんて】
【遠くのヒトには自分の行為を支えてもらえない、なんて】
【ひどく身勝手で、子供らしいワガママが――彼女には、あるのかもしれなかった】


【行くと言った彼女を見上げて】
【――いつもより数段落ち込んだ瞳の輝き】

(朔夜はJustice所属、らしいから…)
(もしかして香美那のことかな……)
(……そういえばリーダーさんも…、あんなに小さいのに、正義の組織を背負ってて…)
(……私は、どうなんだろう)

――……ねぇ
朔夜の、『立ち止まっていられない理由』って、何なの……?

【――だれかが行くといってくれたなら、安心できるはずだった】
【自分が行かなくても大丈夫と、思えるはずだった】
【でも、かつて共闘した人を思い出して、心を燻られて、なんだかツライ。つい余計な質問を重ねてしまう】

……えへへ
恥ずかしがる事ないのに……
普通だと思うよー?

【――少女にしては、随分優しい煽りかもしれない】
【このときばかりは笑みを浮かべていて。今度何か持っておこうと、思ったらしい】


/超大丈夫です!
/でも、そちらが無理そうでしたら、切って頂いても大丈夫ですので
/というか間隔的にマズイかもですよね、ごめんなさい…!
22 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:55:11.63 ID:Yhm6wcSO
>>20

ぅ……

【ちょっとだけ(´・ω・`)】
【ヨミの話を聞き、ぱちぱちと数度瞬き、ややあって口を開き】

…………捨てるのは、嫌です。だって、捨てられた私を拾ってくれたのは、毒牙さんだから。
だから、……今度は、私が。拾いたい、です……

【そこで一旦話を切って、少しだけ口惜しそうに零す】

……きっと、私ひとりだけでは、拾えないくらい、深くに落ちてる。
だから、誰かに協力してもらいたい……ヨミさん、心当たりは、あります?
23 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:57:53.28 ID:8MX9cs20
>>18

……そう。

【最終的な答えは、そんなもの】
【目を少しだけ細め、そのぬいぐるみの行動を見るでも無く、見て】
【それから、目を閉じ。小さく首を振って】

…………そう。

【言葉としては、数秒前に発したものと同じ】
【ただ、声色は至極不機嫌そうで。眉を顰め、そんな表情】
【閉じたままの両目、薄らと開けて、相手をじぃっと見つめ】

知ってるけど、……助けてくれる人、案外居ないから。
身体中痛くなるし、本当寒いし、……いこっか。

【感謝の言葉に対して、そんな言葉を返して】
【素直にどういたしまして、とでも言えばいいものの。捻くれてる、というべきか】
【ぶつぶつと呟いてから、相手に言葉を投げて、それと一緒に手を伸ばしかけて】
【伸ばしかけた手は、自分の身体にだいぶ近い位置でびくりと跳ねて。そのまま、コートのポケットに押し込んでしまう】

【特に不都合がなければこのままゆっくりと歩き出し、キンクリすることになる、だろうか?】
24 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 03:00:34.54 ID:P3o.skYo
>>23
【こちらも、伸ばされる手をとろうとはしなかった】
【会話を擦る程度なら何ら問題はないのだが、他人との身体的接触を極端に恐れているのだ】
【そして、歩き出す相手に後ろから付いていく】

ん、行く。

【このまま、キンクリで宿まで行くことになるだろう】
25 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 03:03:44.01 ID:0JjIqVoo
>>1乙!

>>997
【なんかめっちゃ二人イチャイチャしてるんですけど――と、微妙に脱力】
【二人の関係を拒絶しなかった以上、文句を言う道理も無いのだが・・・】
【なすがままな武美を見て、楽しそうに話していたティナの心情を少しだけ理解する。これは面白いだろうな、と】

・・・うふっ

【そして「クサい台詞」を言い放った武美の様子を見て、不意に笑い声が漏れる――――気持ち悪いなこの女(注:翠の話です)】

>>999
――いや、そっちに非は無いわ。気にしないで頂戴
私の個人的な事情だから・・・

【表情に出てしまったか――心中で軽く自己嫌悪しつつ、首を横に振って大丈夫だとアピールする】
【とはいえ――やはり、響く。俯いて、落ち付くために僅かな間、思考を遮断する】
【・・・少しの後、上げた顔は最初の様に余裕を持っている――繕うことには成功したらしい】

>>17
【他人の将来像など容易く描けるものではないし、描けるはずもない――】
【だけど、敢えて聞いた。それが、「シオンが翠のことをどう思っているか」の答えに繋がることだと思ったから・・・】
【目を閉じて、耳をそばだてる――シオンの思いを、取りこぼさない様にしっかり聴きとる】

――やっぱり、シオンには敵わないわね

【シオンが語る過去は、自分とはまったく違って、しかし似ていた――】
【与えられた未来の可能性、過去に囚われた思い――それは、今の自分が抱えているものそのもので】

私のキャンパスには、どんな色があるのかしらね―――?
私の描くもの、か―――頑張れるかな、私は

【シオンの温かく、しっかりとした答えに少し重いものも感じる――彼女は、自分がまだ救われると期待しているのだから】
【その期待に、どうやって応えられるだろうと、そんなことを考えてみる】

ありがとう、シオン――あなたは、私の望むものを与えてくれるわね

それじゃあ、行くわね――私が訊きたかったことも聴けたし、今はこれで満足
武美に、それから・・・東だっけ?二人も、何所かでまた会えたならよろしく!

【そう言うと、翠は返事も聞かずに三人に背を向けて、返事も聞かずに歩き去ろうとするだろう】

【―――・・・】
【でも、翠のパレットには、シオンが持っていない、持ってはいけない『赤黒い』色があって―――】
26 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 03:06:50.15 ID:/SonRADO
>>22
「あら、マスターを捨てれば家も簡単に手に入りますのに」
【笑えないジョークだ、本人は面白そうだが】

「それに、拾える物を何でも拾った結果が今のマスターです、自分の限界も知らずにいたのでしょう」

「…味方を募りたいと言うのなら、考えが無い訳ではございません」
「マスターは御友人が少ないですが、御友人の方々は皆さん優秀な方です」
「…今日、対機関連合の会合があるそうです、そこなら御友人の方々も御出席なさるかもしれません」

「それか、ルシア様…シルクハットを被った白髪の女性の方に伝えてみてはいかがでしょう」
「彼女はマスターが一番ん゛っ、ん゛ん…していた女性ですから、何かのスイッチにはなるかもしれません」
【何か白々しく言葉を濁した】
27 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 03:12:15.91 ID:OLJlRQQ0
>999(東)

……あたしは、聖都の『魔術協会』ってぇ所の、まあ学生寮に住んでる。
一人暮らしじゃあ無いんだけど、割とフリーでアパートみてぇなとこだから、何か有ったら来て欲しい。
なぁに、遠慮とか気兼ねとかそんなのは要らねーから、な?

【『魔術協会』―――其処が、魔術研究における大学の様な場所である事を、東は知っているだろうか】
【彼女の制服≠ニ言う符号に、話の内容は見事に噛み合い、合致する】
【力強い言葉で、競り上がりそうな眠気と欠伸を相殺しながら、親指を立てた左手を、少女は銀鶏へ向けるだろう】

【冷静に考えれば、正義組織としての活動に、魔術協会内部の防衛組織のメンバー集めに、世界各地の人間との『約束』に】
【若しも幾つか重なれば、心身を大きく摩耗する可能性が高いほど、彼女は色々な事を背負いこみたがり、首を突っ込もうとする癖が有るが】
【悲しいかな―――其れを自覚したうえで、彼女は苦にも思っていない】【膨らむ風船は、いつかはじける?】

>>17(シオン) >>25(翠)

【当然、武美もシオンの言葉に、耳を傾けていた】
【一番耳に突き刺さったのは―――『過去の手直し』に『復讐』と言う言葉】
【自分はどうだろう、だなんて、思ってしまう……――酸鼻な記憶を忘れようとした、逃れようとした悪魔と出逢った、あの日】
【耳鳴りの様に響く、熟れたブランデーの芳香に似た『声紋』―――】

【――――……否。】
【もう、そんなモノには、騙されない】
【自分の目標は、飽くまでも明日の為に。過去は基盤であり、十字架で有ってはいけない】
【そう思えるのは、彼女が『いま』眼の前で蠢動している、無数の脅威たちの輪郭を、確かに睨んでいるから】
【そして――――……『いま』、隣に立って、この骨肉張った武骨な手を、握り、支えてくれる、本物のあたたかさ≠、知っているからだ】

…傍にいてくれるだけで良い、なんて。今日のあたしは言わない。
其れだけじゃ、きっと、お互いに足りやしない……ああ、こっちも、頼らせて貰うぜ?

【武美は、幾ら男性的な口調だろうと、幾ら性癖が偏っていたとしても、『乙女』なのだ】
【其れを鮮烈鮮明に再認識させるが如く、甘えるような、柔らかい声で―――にこり笑いつ、シオンと約束を結ぶ】
【そして、今度は翠の方へと、視線を移して】

……ん? …ああ、そう言えば、確かに眠いよなぁ。
また今度会おうぜ、翠。 ………胸はもう、言わないで。

【空を見れば、闇はいよいよ深く―――或いは、もう少ししたら、却って明るくなってしまうやも】
【翠の言葉に対して賛同しつつ、彼女としては珍しく、哀願めいた台詞を吐いて】
【その背中を、見送ろうとする筈だ】

>>all

…ふぁーあ、気が付いたらこんな時間、か…。
時間の流れるのは早いってモンだな……。

銀鶏、あたしもそろそろ寝に帰る、明日はちょっとした用事が有ってねぇ…。
それと、シオン……宿はもう取ってあるのかい?

【気が抜けた―――盛大な欠伸をひとつ打ってから、ぽんぽんと口を左手に叩いて】
【身体をほぐす体操染みた動作を行いつつ、二人に対して、そんな問いを投げかけようとするだろう】
28 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 03:14:24.43 ID:Yhm6wcSO
>>26

はは、……は?

【一瞬笑いかけて、いやいやこれ笑っちゃいけないだろう、ということに気付いた】

そ、ですね……だったら、今度は。何を拾っても大丈夫なように、支えてみせます。

対機関連合、るしあ、さん……ん゛っ、ん゛ん……?
とにかく、解りました……やってみます。

【よろりと起き上がって、へろりと頷く】
【多分、濁った部分は解っていない】
29 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 03:17:18.69 ID:8MX9cs20
>>24

【ちなみに、歩く速度は路地裏内ではなかなかゆっくり】
【夜目が利かないためであるのだが、まあ相手は知らないわけで】
【それでも、路地裏さえ出てしまえばごく普通の歩行速度。多少遅れるかもしれないが、まあ問題は無い程度、か】

【道中、数度口を開きかけて心が折れていたのはきっと、いらない情報である】
【ちなみに、相手から話しかけたりしたらば、結構普通に話せた、はず】

【そうしてしばらく歩いた後、辿りつくのは】
【街中の多少人通りの少ない道に面した、結構大きな宿屋さん】
【入り口の前にはきっとパンジーなんかが植えてあるプランターが置いてあったりもして】
【結構入りやすい感じ、多分】
【至極余談を付け足しておけば、この少女、少し前まで別の人の宿に居候していたのだけれども。その宿とは別所である、帰っていないとかなんとか】

【ドアの前に立って、ほんの数秒。ちょっとだけためらうような素振りを見せてから、ドアを開ければ】
【からりと、ドアにつけられた鈴の音。中から、ふわりと暖かさが溢れて】

……静電気体質なの、よ。

【なんて、ためらった理由(※至極どうでもいい)を呟いて】
【相手が中に入るまで、ドアを押さえてから】
【歩みを、再開するだろう。カウンター的場所には誰も居らず、ロビー的場所には人気皆無。さびしい。でも暖房は超効いてたり】
30 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 03:21:15.51 ID:/SonRADO
>>28
「…支える前に、最悪の事態が起きなければいいのですが」
【そう言う彼女の表情は、何処か遠くを見ているようで】
【黙って見ていただけなりに、何か思う所があるのかもしれない】

「ご武運をお祈りしております」
「…それでは、用も済みましたし、私はアレを見ていなければなりませんので失礼します」
「…助けは、御自分でお呼び下さい」
【ペコリとその場でお辞儀をして別れを告げ、飛び去っていく】
【何やらそっけないようだが、それなりに忙しいのか】
31 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 03:23:26.52 ID:P3o.skYo
>>29
【毛布をずりずり引きずりながら、その後を付いて行っていた】
【少女はあまり口数の多い方ではない、たまに長い言を喋ることもあるが、どうも"話す"という行為に慣れていない様にも感じられるかも知れない】
【そして、宿屋の外見を見て】

立派、だね。本当、にいいの?

【相手を見上げて問いかける】
【相手がドアを開けた為、中にはいるのを躊躇しつつ、ゆっくりと入っていく】

……あった、かい。

【宿に入って一言】
【頑なな無表情が、少し柔らかな無表情と鳴っているようにも見える。……どのみち無表情はかわりないのだが】
【暖房のお陰で、寒さと栄養失調で血色の悪くなっていた顔に、多少の人間味が見えるようになる】
32 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 03:25:04.63 ID:vrJJVoSO
>>913
・・・まあ、あの人には動物のカードの件の時に色々と世話になったんで、構わないんですが

――――さてそろそろ、僕、もうこんな時間なんで、失礼させて貰いますね。
【ふと腕時計を見て言うと】

光さん。では色々有り難うございました
【そう言い一礼して、その場から去っていくのだった】

/最後少し無理矢理になってしまいましたが乙でしたー!

/ぎゃあああああ!!ふと起きて見たら・・投下されてなかっただと・・?!最後の最後で本当にすいません
/改めて乙でしたー
33 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 03:26:46.26 ID:nx..DC.0
>>19

まぁ……アレだな。互いに気をつけないと、な……くどいようだが、この敵は一人一人が強敵な上に、数も侮れない……それどころか、しっかりとした連絡網みたいなのを持ってるらしい……
会っちまったら、なるべく避けた方がいいんだろう、な……

【過剰に熱された銀鶏の頭も、適度に冷えたらしい】
【至極まっとうな、先を見据えた意見を口にする。銀鶏としても、シオンの実力が良く分からないための、お節介な気遣いである】

…………武美のおかげで、体も楽になったし、俺の方でもちょっと敵さんに対してアクションを起こしてみようと思う。無論、危険に足を突っ込まない様、気をつけながらな……

【包帯を巻かれながらも、しっかりと力を込めて右の拳を握りしめながら、銀鶏はポツリと口にする】
【無様な敗北を喫した。友人に危害を加えられた――――諸々の理由もあって、銀鶏は彼等を『敵』として強く認識したのだろう】

>>25

そう、か? それなら、良かったんだが……

【突然、ペースを乱した――――彼女の豹変ぶりは、銀鶏にはそう映った】
【しかし、根は単純な男である。そっちに非は無いという言葉を真に受けて、釈然としないながらも、追及をしなかった】
【最初の頃の脱力するようなやり取りとは、気色が違う――――それだけは、銀鶏も感じ取っていた】

ん、おぅ! 気をつけろよー!

【去ろうとする翠の背に、別れの挨拶を口にする銀鶏】
【既に夜も更けた。先ほど話した脅威の事ではなく、純粋に帰り道の事を指しているのだろう】
【見送る銀鶏の顔には、悲壮な色は無く、ただ去りゆく背中を視線で追いかけ続けるだけだった】

>>27

あぁ、『魔術協会』か…………聞いたことあるな――――分かった。なんかの折には、お邪魔させてもらうぜ!

【一応、それっぽくは無いが、彼も賞金稼ぎの様な事を生業に、世界中を旅してまわっているのだ。その名前は、旅の途上で聞いた事があるらしい】
【元々、深い遠慮などにはあまり縁のない男だ。言葉通りに『何かの折に』訪ねる事になるのも、あり得ない話ではないだろう】

あー…………二人とも、仲がいいのは分かったから…………二人きりになってから、お楽しみした方がいいんじゃないか?

【先ほどからの、シオンと武美の様子を見ていて、やや顔に苦笑が混じりながら、銀鶏はそう口にする】
【彼自身、あまり色恋沙汰などに興味を持つ人間ではない。そんな事に時間を割くなら『最強を目指す』のだ――――しかし、今回の二人の有様は流石に見るに見かねたらしい】

ん、おぉ……そうか。んじゃ、俺もそろそろ今日のねぐらを探しに行くとしますか……

【武美の言葉を受けて、自分もそろそろ時間が押していると判断する銀鶏】
【確かに、夜遅くまで邪魔をするのも、悪いかもしれない】

>>all

んじゃ、俺はそろそろお暇するぜ。何かあったら、呼んでくれよ! 俺はしばらく、水の国をうろついてる予定だからよ!
じゃあな、シオン、武美、あと……翠、だったか?

【身体の調子を確かめるように、両手を軽く動かすと、そのまま銀鶏は歩きだす】
【呼びとめられなければ、そのまま闇の中に消えていくだろう】
34 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 03:26:48.06 ID:Yhm6wcSO
>>30

……最悪の、

【右の眼窩を、そっと押さえてみる】
【多分、呪いが進行した。少しだけ苦い顔をして、それでもヨミにぺこりとお辞儀】

はい。ありがとう……ございました。

【言い終えると同時、糸の切れたマリオネットのような動作で仰向けに倒れ込み】
【見上げた月はやはり白くて、気味が悪い、と呟いた】

/ここら辺が区切りでしょうか ありがとうございましたー!
35 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 03:28:21.87 ID:/SonRADO
>>34
/乙でしたー
36 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 03:28:49.92 ID:l2LQBcIo
>>25

【――――……否、違う、彼女は――――そんなに、強い人間ではない
しかし、それを口に出すこともせず、ただ見送るだけであった】


私でよければ、いつでもまた、相談に乗りますよ


【そういって見送ったと、さ】

>>27

【貴方のその言葉を聴き、彼女もまた、微笑んだ】


――――……ええ、望むところです
っと、宿はいつものところなど、心配要りませんよ

では、私もこの辺で、また会いましょう


【そういって、彼女もまた、道を歩き去っていくだろう】

>>33

【彼女としては、彼の気遣いは十分に、汲み取れた
彼女自身の戦闘能力は、そこまで高くない、彼の忠告は――――十分に、受け入れられただろう】


――――約束ですよ?
っと、分かりました、さようなら!


【消え行く彼を送りながら、彼女もまた去っていくだろう】
37 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 03:32:26.95 ID:8MX9cs20
>>31

……人のお金だもの。構わないの。

【相手の問いには、そう答えた、とか】
【……あれー?】

冬の外より、ずっと、楽でしょ?

【柔らかくなったような無表情に、結構自然な笑みを見せて】
【首をかしげて、そんなことを尋ね】

【ゆっくり数歩、歩いて。相手がついてくるようならば、そのまま】
【ついてこないようであれば、少し離れたところから軽く手招きして】
【宿内をさらに歩くこと、1分もかからぬほど】
【やがて足を止めるのは、とある部屋の前で】

【コートのポケットから、ちゃらりと。部屋番号の書かれた札つきの鍵を取り出すと】
【相手に見せるようにし】

……あける?

【なんて、首をかしげて尋ね】
【ドアの金具は金属製、そして先ほどの発言。金属類には出来るだけ触れたくない、という意思が微妙に漂っていたり居なかったり】
38 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 03:36:19.57 ID:P3o.skYo
>>37
そう。なら、ありがとう。

【頭を下げ、口元を極々僅かに緩ませた】

ん、すごく、良い、ここ。

【毛布を被り、凍えた体を速くに温めようとしている】
【暫くは部屋の暖かさを楽しでいたが、相手が手招きしているのを見て小走りで付いていく】
【暫く歩き、部屋の前にたどり着き、見る】

ここか。

【そして、相手の問いに首肯を持って答え扉を開けようとする】

任せて。
39 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 03:45:51.59 ID:OLJlRQQ0
>>33 >>36

……む、お楽しみなんてもんじゃなくて、こりゃあ………。
…まあ良い、元気でな銀鶏…また、会おうぜ!

【先ずは、銀鶏の姿を見送る】
【彼の『敵』について語られた内容を、頭の中で反芻しつつも】
【手を振る彼女は、なかなかに晴れやかな顔をしていた、とか】

…そーか、それなら、安心。
また明日、『連合』の会で……多分、吟雪も来ると思う。

それじゃあな、シオン。
……――あ、あたし、……愛してる、から……。

【そして、去り往く愛しい人に、しばしの別れを告げて】
【引け腰な様子で、少し距離が開いてから放った言葉は―――聞こえて、居たのだろうか?】
【――――……言葉になどしなくとも、判るだろうけど】

【やがて武美も、言葉無くその場を去る事だろう】
【夜の噴水広場に残されたものは――――絶え間ない水音だけ、だった】
【今宵、何が有ったか、本当に刻まれているのは――――4人の心のうちだけ、だろう】

/ぎゃぎゃーん、お疲れさまでした!
/初の4人絡みで拙かったとは思いますが、お付き合い頂きありがとうございました。
/其れでは、おやすみなさいませー。
40 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 03:47:02.22 ID:8MX9cs20
>>38

……ん、なら良かった。

【相手の言葉に、安心したような、そんな表情】
【目元はまだ赤いし、いかにも泣きまくりました、みたいな感じだなのだけれども】
【まあ、ご愛嬌(?)】

……ありがと。

【相手の言葉に、再び安心しような表情】
【今度の安心は相手のためでなく、自分のためなのだが】
【相手に鍵を渡そうとし、受け取ったならば、鍵は至極普通のいわゆる鍵】
【開けるのはきっと、容易いはずだ】

【相手が鍵を開けて居る僅かな時間、少女は視線をついっと明後日の方向に飛ばし】

(……、……、片すべきもの、なかったよね)

【なんて、今更すぎる記憶回想。今何かヤバいものを思い出したらどうするつもりなんでしょうね】
41 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 03:49:10.66 ID:P3o.skYo
>>40
どういたし、まして?

【首を傾げながら、相手の有難うとの言葉に答える】
【鍵を受け取り、鍵を開けた】
【袖がぶかぶかのため、少々手間取ったが、それ程時間はかからず、扉が開くことになるだろう】
42 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 03:49:21.66 ID:0JjIqVoo
>>27
言うわよ、あなたがそれをコンプレックスに思う限り何度でも、ね?
(二人寄り添って愛を誓いますか…?いや、考えるのはやめましょう)

【全力のからかい、或いはごく軽い挑発か――そんなことを捨て台詞ばりにのたまって、さっさと行ってしまう】

>>33
心配されるまでも無いわよー

【そう言うと、左手で腰の刀を軽く叩く――職務質問に捕まらないことを祈ろうか?】

>>36
・・・本当に、ありがとうね、シオン

【それでも、翠にはシオンが眩しかった――もし彼女がシオンより強いということがあるとすれば、それは――・・・】

/お三人ともお疲れ様でしたー!うぇ、密度高ぇ



【公園の、外】

お待たせ。悪かったわね、こんな寒い中
「あの、いえ、寒いのは平気ですから・・・」

【公園を去った翠を、鮮やかな銀色の髪と紫色の瞳を持った、巨乳で整った顔立ちの少女が待っていた】

さて、それじゃあそろそろ帰りましょうか――今日はもふもふしたい気分
「も、もふもふっ!?え、いや、その、きゃんっ!」
もふもふ!うにゃうにゃ!ちくしょー!機関なんて辞めてやるー!

【翠がもう一人の少女を弄り倒しながら、翠は酔っ払いの様に暴言吐いて帰って行った】
【―――――赤黒い絵の具は、キャンパスをどんな模様に染めるのか?】
43 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 03:55:20.94 ID:nx..DC.0
>>36
>>39

――――レイド、どこに居るんだ……
リイロちゃんも病院から消えちまうし……ま、さっき言った通り、無理は禁物なんだが、な……

【3人と分かれて後、銀鶏は一人夜道を歩きながら、難しい表情をしていた】
【どうも、自分の挑もうとしている『敵』は、想像以上に強大であるらしい、と言う事だけは分かった】
【体調を取り戻したら、本腰を据えて取っからなくてはならない問題だ】
【それを直感しながら、銀鶏は一人、五里霧中の道を歩き続けた】



【――――同時刻。ナポリス総合病院】



「まさか、彼がこの病院で治療を受けたなんて……!」
[うかつに出だしはできなかったのだが……取り逃がしたのは、痛いものだったな……]

【グレーのビジネススーツに身を包んだ、淡褐色の肌に明るめの紫色の髪をした女性と】
【青の下地に黄色のラインが入った大型の甲冑に身を包んだ、2m半はあろうかと言う巨体を誇る大男が】
【医師から話を聞き、渋面を作っていた】
【――――彼らの胸元には、逆三角形の金のプレートに蜂を象ったバッジ、またはエンブレムが取り付けられていた】

[リーナ殿……これから、どうするのだ?]
「恐らく、東 銀鶏はこちらに気づいていないでしょう……しかし、もしそれに気づける人間と接触してしまったら……!
お頭様に、ここの警備の強化を進言してきます……」
[うむ。わしも行こう、リーナ殿……]

【東の予感は正しかった】
【病院から逃げださなければ、間違いなく彼は粛清されていただろう】
【しかし、その幸運を喜ぶ暇は無い――――迅速に手を打っていかなければ、後手に回るのは必定】
【それほど、この『敵』たちは強大な力を持った存在なのだから――――】

/かれこれ6時間、乙でしたー!
44 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 04:01:37.68 ID:uFyIb6SO
>>32
/乙でしたー
45 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 04:06:35.05 ID:8MX9cs20
>>41

【扉を開けば、薄らと漂ってくるのは、埃の臭いで】
【電気つけっぱなしのいろいろなものによろしくない室内に目をやれば】
【部屋の隅っこに一人用のソファが二つと、そこまで大きくも無いが小さくも無い机がひとつ】
【反対側の隅っこに、シングルベッドがひとつ】
【小さいながらもキッチンがあったり、いかにもバスルームなドアがあったり。とりあえず生活に必要なものは一通り】
【ただ、もしかしたら部屋の備品には余り目が行かないかもしれず】
【その理由は、部屋中に散らばっているもので】
【机の上やソファの上、ベッドの上、床のいたるところ】
【薄汚れ、ボロボロになった人形やぬいぐるみと、1センチほどの小さな鈴たち】
【ベッドの側には数冊詰まれた本なんかもあり、余り片付いてる、とは言えない状況で】

……散らかってるけど、……うん、……散らかってるけど。

【少女は、といえば】
【開かれたドアからそんな状況を見つつ、そんなことを】
【どうやら先に入れ、ということらしく】
【※社交辞令の類ではなく、本当に散らかっていたようです】
46 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 04:10:41.44 ID:P3o.skYo
>>45
【開いたドアから中を見る】

綺麗な、部屋だ。

【薄汚れた路地裏で数ヶ月を過ごしていた少女には、部屋の汚さは気にならないようで】
【興味深そうに部屋を見回しながら、入っていく】
【おもむろに、口を開いて振り向く】

お礼、に片付ける、よ。

【散らばっている物を拾い集め用とする】
47 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 04:25:04.06 ID:8MX9cs20
>>46

……、……や。
もっと綺麗な部屋、いくらでもある、よ?

【どうやら、少女的にはこれで褒められるとちょっと引け目を感じるらしく】
【なんだか言いづらそうにそんなことを言いつつ】
【相手が部屋に入れば、自分も入り、後ろ手にドアを閉めて。ついでに施錠】

ん、ぁ……。
……別に、置く場所無いから、隅っこに置いておいてくれれば、いいよ。

【ちょっぴり困ったような顔をしつつも、好意は受け取るつもりのようで】
【収納スペースはいくらかあるのだが、開けて見たらば、そこにもぎっしりお人形さん】
【お人形さんありすぎである。ある意味怖い空間】
【拾い集めた人形やぬいぐるみを見れば、腕なんかがなくなっているものも多く】
【モノによっては、修繕した痕があったり、縫い針やマチ針が刺さっているままだったりして】
【鈴は、……まぁ、いかにも普通の鈴である。ただ、魔力感知が出来れば、僅かに鈴から魔力を感じることが出来るかも知れず】

……んー、お風呂と、冷蔵庫になんかあったはずのものは、ご自由にどうぞ。
服は私の着てってもいいから、……お人形も、欲しいのあったら。連れて行ってあげて。
本は借り物だから駄目、……あとは無いや。
ベッドはどうぞ。ソファで寝るから。

【物を拾い集めたりしてるであろう相手に、何かとっても投げやりな説明】
【基本的にどうでもいいらしく。最後に、ベッドを指差して、説明終了】
【ポニーテールを解きながら、相手はナチュラルに避け、ソファまで歩いていこうと】
48 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 04:32:01.69 ID:P3o.skYo
>>47
そう、なの?
でも、私は此処で十分、かも。

【人形や本を集めて立ち尽くしていたが、相手が場所を支持したためそこへ持っていく】

ん。

【数度往復して、人形と本と鈴を纏めてすみに置いた】
【いつの間にかポケットから燕尾服の悪魔のぬいぐるみが這い出て、ぬいぐるみを振り回していた】

だめだよ、ラプラス。
人の物、いじっちゃ、だめ。

【てから人形をひっぺがし、纏めておいた場所に奥】
【そして右手でラプラスと呼ばれたぬいぐるみの首根っこを引っつかみ持ち上げた】

ん、分かった。
じゃあ、今日は寝るよ、私。

【そう言うと上着のコートを脱いで軽く畳んだ】
【コートの下は薄手の入院着のようなものだけであった】
【ベッドへ向かい歩いて行くが、未だ名乗っていないのを思い出し、相手の方を向く】

私、アンジュ。
あなたは?

【首根っこを掴まれた人形がじたばた暴れている】
49 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 04:44:19.66 ID:8MX9cs20
>>48

……そっか。

【相手の言葉に、どう反応したものやら、的表情】
【困った結果、そんな返事を返して】
【もふりと、ソファに座り込んで。身体を沈ませ】

【仲間(ぬいぐるみ)を振り回すぬいぐるみには、苦笑して】

……怪我してる子、多いから。
仲良くするのはいいけど、あんまり苛めないであげて、ね。

【動くぬいぐるみに対しては、特に思うところも無いらしく】
【極々普通にぬいぐるみに向けて話し】

そ。……おやすみなさい。

【今日は寝る、との言葉に。小さく頷いてから、挨拶を返して】
【コートの下の入院着。心の中でさり気なく「流行ってるのかしら」とか思うも、口には出さず】

…………鈴音。
暴れてるけど、いいの?

【口を薄く開いてから、噤んで。少しの間の後に、改めて、名乗って】
【それから、ぬいぐるみさんに視線を映し、相手に視線を戻し、首をかしげ】
50 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 04:51:19.54 ID:P3o.skYo
>>49
あんまり、高くを望んじゃだめだよ、って神父様が、言ってたから。

【うろ覚えの言葉を思い出して言う】
【そして、話しかけられたぬいぐるみは、口を動かして何かを言おうとする動きを見せたが首筋を引っつかまれているため喋れない】

ん、後で言い聞かせとく。

【もぞもぞと布団に入りながら、ぬいぐるみに大しての問を投げかけられ】
【ぬいぐるみの顔を覗き込み、聞く】

もう、悪いことしない?ラプラス。

【ぬいぐるみは慌てた様子で首を縦に振り、それを確認し、開放した】
【暫くぷるぷるしていたが、直ぐ布団の中に潜り込んだ】

ん、大丈夫。
おやすみ、鈴音。

【そう言うと、数分後には少女は寝息を漏らしていた】

//乙でした!楽しかったです!
51 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 05:07:03.14 ID:8MX9cs20
>>50

……そっか。

【なんて、ひどく素っ気無い反応】
【興味無さげにそんな風に返してから、ソファにさらに身体を深く沈めて】

遊んであげるのはいいけど、ね。
怪我してる子、多いから。
静かに遊んであげて。

【何かを言おうとしたぬいぐるみさんに、そんな言葉】
【結論としては、怪我してる子が多いから乱暴に遊ばないで欲しい、らしく】
【その様子をじぃっと見つめ、最後に投げられた挨拶に】

……ん、おやすみ。

【なんて、返して】

【寝息が聞こえるようになってからしばらく】
【なるだけ鈴の音を鳴らさないように、そうっと。部屋の隅へ向かい、そこに出来た小山から、全体的に布で出来た女の子の人形をひとり、抱き上げると、ソファに戻って】
【高い高いをするように、人形を一度、ぽん、と投げて。受け止めたあとに】

……大好きな人に殺してもらったのに、幸せなはずなのに、違う幸せが欲しい、って。
…………高望み、しすぎかしら。

【びり、と】
【その人形を縦に裂いた、とか】

【余談。アンジュが起きる頃には、何か至極当然のように鈴音は寝ていて】
【起こそうとしてもおきる確立は至極低く、自然に起きるのを待てば時間を相当喰われるはずで】
【挨拶なしで勝手に出て行ったりしても、彼女は別にどうとも思わないとか】
【超余談。眠り方は、一人用ソファの座る部分に丸くなって収まるとか言う猫方式だったとか。身体痛めそうね】

/夜遅くというか朝早くまでお疲れ様でしたの、たびたびレス遅くてごめんねー
52 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 05:35:26.63 ID:WLgbtz.o
>>21
/オーライ、ごめんなさい、一度寝ますねっ
/お昼過ぎには起きてくると思います
/終わるかどうかは、お任せしますので…
53 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 12:37:42.00 ID:QgKq4Ts0
【公園】
【のベンチの上】

【濃い灰色のローブを身に纏い、首から「L」の字を模った首飾りを下げ】
【両手の親指に、銀色の指輪をはめた少女が】

――……zzzZZZ

【寒空の下、日の光を浴びながら、昼寝している】
【実に気持ちよさそうな寝顔である】
54 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/04(土) 13:01:31.59 ID:nTYarcSO
>>21>>52

それでも納得が往かない、って顔してるな、お前……それで良いんだよ、道理だ。

オレだって、もしそう≠ネったら。自分を動かす理由≠ェ、根底から崩れて仕舞えば。
全くの支え無しで、いつまでも動いていられるとは、到底、思えない……。
所詮は詭弁だよ、正論を笠に着た、言うだけならば至極容易な……詭弁だ、これは。

だから、必ずしも同調する必要は無い。飽くまで一意見に過ぎない上、正当性だって奇しい所だし、な。
……ましてや、そう在れない事に罪悪感を抱く必要なんて。

【迷いを隠せないサージに、自分は自分、無理に他人に添う必要性は無い、と、更に述べる】
【少なからず共感はできて、何かしらの力になれれば良い、とも思うが】
【上手い言葉が見つからない。或いは無責任に突き放すのにも似た、気休めしか】

【こんな時に限ってすらすらと廻ってくれない自分の舌を、朔夜は恨めしく思いつつも思案を重ねて】
【それでも、脳裏を過ぎるのは拙い考えばかりで。少女の抱える悩みには、確りと噛み合いそうもない其れだ】
【否定しないのと、受け入れるのは違う事。丸くなったとはいえ、彼女は未だ後者には慣れないようだった】

【重く沈んだ瞳を見据えて、細めた双眸の奥に、淡く気遣うような色を浮かべたまま】

……リーダーの。いや、織守の為、だよ。幸いまだ倒れては居ないが、思わしくないみたいで。
本人はおくびにも出さないけれど、ずっと一緒に居たんだ。何となくだけど、それくらいは解る。

けど、あいつも大概無茶する性質でさ。放っときゃ多分、際限無く背負い込む。
かといって、言って素直に聞く筈も無いから……少しでも負担を減らせたら、とな。

――――お前は?

【言うか言わないか、暫く逡巡して。やがて――訥々と、躊躇いがちに語りだす】
【重く、自らに言い聞かせるような口調から。貴宝院 織守=A或いは貴宝院 香美那≠ニいう存在が】
【朔夜の中で、Justice≠フリーダーという以上の意味を持っている事が、ありありと見て取れるだろうか】

【語り終えると、彼女は何となしにサージへと訊ね返す】

えー、と……。
……まあ、そりゃそうだけど、さ。
でもやっぱり、恥ずかしい物は……、恥ずかしい…し。

【しどろもどろになりつつ、先とはまた別の意味で歯切れの悪い返答】
【弄り甲斐が有るというか、意外にも女の子しているというか――。】
//済みません、言った傍からおもいっきり寝落ちてました……。
//一応返しておきます、差し支えなければ続行出来ると嬉しかったり
55 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 13:10:25.92 ID:svokKnko
【路地裏】

【日の光にも見放された、入り組んだ路地の中】

私は私、ここにいる? あなたはどなた、そこにいるー

【歌と独り言の中間 地面に向かって零れる言葉は、洗練された音程と無意味さが凝縮されている】

【短く切り揃えられた茶髪 根元に綺麗な黒が残っていることから染めたものなのだろう】
【淡褐色の大きな瞳には精力が溢れている ボーイッシュな顔立ちの、身長130cmに満たない少女】
【白のTシャツの上に薄緑のパーカー キュロットスカートは白とピンクのチェック柄】

早く出てきて、遊びましょう 刀も剣も無いけどー

【言葉に合わせて、歩調にも不安定なリズムが付随している 跳ねて止まって、けれども遅い】
56 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 13:16:16.93 ID:P3o.skYo
>>55
【そこを通りかかった一人の少女】
【艶々とした黒髪の少女は泥のように濁った紫の瞳で、少女を見つめている】
【身に纏うのは、大幅にサイズオーバーのコートで、袖も裾も地面を摺っている】
【頭の上には、燕尾服の悪魔のぬいぐるみが乗っかっていた】

そこ、とおりたい。

【表情のない瞳で少女を見て言う】
57 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 13:22:23.82 ID:svokKnko
>>56

【半ばスキップするようにして飛び出して右足を軸、くるりと360度回転】
【視線があった一瞬の間に、眼を細めて笑った】

とおりたい? 徹りたいなら、透れば良いの

【奇妙な節のついた声は、不思議と人をひきつけるものがある】
【うねって、引き伸ばして、櫻の国の歌い上げに近いだろうか】
58 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 13:23:43.29 ID:svokKnko
>>56 >>57
/っと、忘れてたー! 身長を大まかに教えてもらえますか? 極端に低いor高いと、反応が変わります
59 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 13:24:57.64 ID:P3o.skYo
>>57
【その言葉に首を傾げる】

うん、じゃあ通らせて?

【裾をずりずり引きずりながら相手に向かい歩いて行く】
【表情のない顔と、無気力な動作の為、まるで幽鬼の様に見えなくもない】
60 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 13:25:29.50 ID:P3o.skYo
>>58
//基本は140cmでイイヨ!可変だけど!
61 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 13:33:15.71 ID:svokKnko
>>59 >>60

【その場で立ち止まったまま静止】

【距離が縮まったところで、ふいに振り返って少女の横をすりぬける】

顔色悪いよ、だいじょーぶ?

【コートの裾を踏んで、少女を引きとめようとする タイミング次第では転ばせることになるかもしれない】
【目線の先は、何故か頭上のぬいぐるみ】
62 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 13:35:21.67 ID:P3o.skYo
>>61
あうっ!

【裾を捕まれ、顔面から地面へダイヴ】
【ベシャリ、といい音を鳴らした】
【頭の上の人形はいつの間にか退避して地面に座り込んでいる】
【よろよろと立ち上がり、相手の方へ向き直った】

だいじょうぶじゃ、無い。

【鼻っ面を少々すりむいているようだ】
63 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 13:41:13.88 ID:svokKnko
>>62

ごめんなさいー そんなつもりじゃ、なかったです

【相変わらずの口調、あまり反省の意は汲み取れない】
【倒れた相手に手を差し伸べる……と見せかけておいて、ぬいぐるみを拾い上げようとした】

だいじょうぶー人のからだは、意外に丈夫

【無表情、というわけではないのだが、はっきりとした感情は読み取れない】
【焦点の微妙なずれたような眼で、ぬいぐるみと少女をかわりばんこに見る】
64 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 13:46:19.79 ID:P3o.skYo
>>63
【拾いあげられそうになったぬいぐるみは然し、その手から逃れ、少女のところへ走り寄っていく】

「大丈夫かー、アンジュ」
喋るな。

【首根っこを引っ掴まれポケットに突っ込まれる】
【そして相手の言葉に、胸をはって】

ん、私は、もっと丈夫。

【しばらくすると、傷口からの出血が徐々に収まり、治癒していく】
【ぬいぐるみはポケットから這い出し、頭だけを出して相手を見ている】
65 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 13:57:37.45 ID:svokKnko
>>64
それは良かった、一安心ー

【驚異的な自然治癒、動いて喋るぬいぐるみ そのどちらに対しても無反応】
【真っ黒な瞳を据え付けて、何か言いたそうにぬいぐるみを見つめる】
【しばらくそうしてぬいぐるみと見つめ合った後】

【急に、少女に飛びつくようにしてぬいぐるみを掴もうとする】
【回避されたとしても、数回はリトライすることだろう】
66 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 13:59:37.60 ID:P3o.skYo
>>65
ん、安心安心。

【と、言葉を繰り返す】
【そして、相手がこちらに飛びつき、ぬいぐるみを掴もうとする動きに対し】
【近づく、という動作に恐怖を感じたのか、尻餅をついてしまい、無抵抗な状態になってしまう】
【この状態であれば、ぬいぐるみを奪うことは容易だろう】
67 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 14:03:45.20 ID:svokKnko
>>66

【押し倒すような形になりながらも少女の方には一瞥も与えず】
【スリの経験でもあるかというほどに早い動きでもってぬいぐるみを奪取】

可愛いのー お名前なんて、いうのです?

【両手でぬいぐるみを強く握って、立ち上がる】
【言葉の先は勿論ぬいぐるみである】
68 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 14:06:42.83 ID:P3o.skYo
>>67
ううう……。

【少女は俯いてぷるぷる震えている】
【そして、つまみ上げられたぬいぐるみ】
【デフォルメされた見た目で、精一杯に相手を睨みつけじたばたしている】

「おい、離せ、おい、紀伊店のか、おい!」

【その声は、場末の酒場にたむろする無精髭のおっさんCと言えば分かるだろうか】
【取り敢えず可愛い声色では全くない】

ラプラスゥ……。

【助けを求めるような少女の声を聞き、ラプラスが暴れる】
69 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 14:11:29.70 ID:ML2JOEQo
【水の国】

………しまった

この時間に来た所で時間を潰す何もないという事を忘れてた
どうするかなー、大会やってる訳でもないし、あれは後から来るし……

……………五時間、何をしろと

【何やら、割としょうもない失敗で、うんうんと唸りながら】
【道の真ん中で、あっちに行ったりこっちに行ったりをしているのが一人】

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

…………他の参加者でも見つからないかなー………
70 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 14:13:25.35 ID:svokKnko
>>68

”つんでれ”ですね、分かります

【もしぬいぐるみにそういった感覚があれば、痛いと感じるレベルの握り方】
【ぬいぐるみが暴れれば暴れるほどに拘束も強くなっていく 見た目のわりになかなかの握力である】

それではどうぞ、おじょうさまー お通りください、さあどうぞー

【ぬいぐるみで自らの頬を撫でる、というか押し付けて擦る】
【明後日へと泳ぎ出す目 恍惚とした表情は、誰がどう見ても危ない】
71 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 14:16:38.75 ID:P3o.skYo
>>70
「ぬぐぐふ……!おい、アンジュ!助けろ!」
ううう、う?

【人形が苦しげな声を漏らし、アンジュと呼ばれる少女に助けを求めた】
【そして、相手の通りなさいとの言葉】

……ラプラス、返して。

【泥のような瞳は、先程より暗く、底なしに深く】
【その表情は、人間味の無い、"バケモノ"の表情】
【見た目には変化は無いが、何処か変貌しているのを感じることが出来るかもしれない】
72 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 14:24:30.10 ID:svokKnko
>>71

【ラプラスの頬に軽く口付け、ふにゃっとした感覚が伝わるだろう】

【脳内の花園を駆け巡る思考は、されど荒事には慣れているようで】
【妖しい光を湛えた黒眼で、人ならざる”其れ”に真っ向から挑む】

だめですよー 私がこの子、預かりますっ
limit eden――

【アンジュの前方、すなわちぬいぐるみと少女がいる方法に、不可視の壁が生まれる】
【アンジュの接触をのみを拒む、基本的に破壊できない壁】
【同時に、この力を使った少女自身の背後にも、同様の壁が現れて彼女の後退を阻む】
【逃げられず、捕まえられず】
73 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 14:30:17.01 ID:P3o.skYo
>>72
ラプラス……私を、見て。
「合点承知!」

【人形が、アンジュを見つめる】
【ラプラスの瞳に無数の数式が走り始めた】
【途端、変貌が始まる】

私は――"Schrodinger's Cat" 。
"Laplace's demon"よ、私を観察し、その姿を決定せよ。

【口調も、その表情も先程の幼い少女から一転した確りとした物】
【そして、少女の姿が変わる】

ラプラスを、返してッ!

【ブカブカの右袖から、無数の触手が伸び、壁に向けて襲いかかる】
【高密度の筋肉で出来た触手は、凄まじい膂力を発揮する】
【しかしながらあくまで物理的攻撃にしか過ぎない為、壁を壊すことは難しい、だろうか】
74 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 14:41:28.47 ID:svokKnko
>>73
【純粋な物理攻撃は、この壁は壊せない】
【勢いよくぶつかれば、衝撃で触手が痛むだけだろう】

【その場で屈んで、右手を地面に】

円らな瞳、あなたの瞳 私一人を、映したいー
limit eden 下っ

【もう一方の手でラプラスを掴んだまま、その場でジャンプ しかし最高点に達した直後の、落下が始まらない】
【見えない壁が、彼女とラプラスの下に存在している 壁を蹴って再度のジャンプ、空中へと逃れていく】
【彼女とラプラスだけに機能する、下への移動を拒む壁】
【ただし、片手が外れた今は、ラプラスにとっては脱出のチャンスになるかもしれない】

【下方向の壁の出現と同時に、触手を遮っていた壁が消失する】
75 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 14:44:52.21 ID:P3o.skYo
>>74
ッ、翼を!

【コートの背中を突き破り、歪み、捻れた翼が生える】
【羽ばたき、高く飛翔。ラプラスに向けて触手の一本を永く伸ばす】
【そして、ラプラスも、片手だけになったのを契機に、必死に抜けだそうとしている】

「舐めるなよ、ニンゲン!」

【徐々に体をその手から抜いていき、あと一歩で抜け出すところまで達した】
76 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 14:54:29.28 ID:svokKnko
>>75

宇宙を自由に、飛びたいなー?

【それならばと、ラプラスを真上に放り投げる】
【咄嗟の行動であり、それほどの高さも稼げてはいないが、一時的には触手から逃れることになる】

地に足つけて、生きましょう
limit eden、上

【アンジュ、彼女自身、そしてラプラスの上方向への壁】
【ラプラスが見えない天井にぶつかって、その運動エネルギーが下に向く なかなか痛いだろう】
【落ちてくるラプラスを空中でキャッチしようとする】

【新たな壁と入れ替わりに、それまでの壁は消える どうやら、同時に出せるのは一方向だけの様子】
77 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 14:57:28.70 ID:P3o.skYo
>>76
「わぎぃっ!」

【べしゃり、と壁にぶつかり無様な声を漏らす】
【そして、キャッチしようとする手から逃れようとじたばたして、動こうとする】
【ぬいぐるみの見た目とは言え、実はアートマンであるラプラス】
【そこそこの運動性は誇っているだろう】

返して、返してよぉっ!

【空中でホバリングしながら、触手を四方八方に伸ばし、ラプラスを受け止めようとしている】
78 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 15:03:48.35 ID:svokKnko
>>77

【空中であることの不自由さをもろともしない触手】
【ラプラスは、触手に絡め取られてしまう】

【落下後の衝撃を前転で緩和、奪い返されたラプラスを未練がましく睨む】

あなたこそ、返して下さい、私のまくら!

【右足のスニーカーを脱いで、立ち上がる】
【コンクリートの地面に対して、土を踏み固めるような動作を見せて】
【スニーカーをアンジュに向かって投擲 上に逃れれば、壁にぶつかることになる】
79 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 15:07:22.90 ID:P3o.skYo
>>78
【触手に絡め取られたラプラスは定位置である頭の上に着地してしがみついた】

「はっは!よくやった、アンジュ!」
ど、いたしまして。

【しかし、喜びに浸る間もなく、投擲されるスニーカーが襲いかかる】

ラプラス!
「あいよ!何がいい?」
硬いの!

【少女の右から伸びる触手が寄り集まり、一つの肉塊と化す】
【肉塊の表面は、岩のように固い】

やめて、ラプラスは、私の、だから。

【そして、其の変貌した腕でスニーカーを打ち返そうとしている】
80 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 15:09:27.53 ID:WLgbtz.o
>>54

……優しいね、朔夜は。
あなたは止まらず、動いているっていうのに……、
私の我侭も、否定しないでおいてくれる。

……さっきの言葉。詭弁なんかじゃなかったよ。
私にとってはむしろ――理想に近い。
聞いてて綺麗だな、って思えた。

……私には、少しだけ難しい事だったけれど、
無理に同調しなくてもいいと言ってくれるなら……、
過去の縛りを緩めてくれるなら……、
もう少し自由に、頑張れるかもしれない。

【――最初とは、ベクトルが逆のセリフ】
【正論を知っていて尚、否定せず】
【自分を引き合いに出して慰めてくれる彼女に対して】
【少なからず、安らぎを覚えていた】

【「こうしなくちゃいけない」 「こうでなくちゃいけない」】
【無理に型に嵌めようとしていたけど、焦る必要はなかったのかも】

【曇っていた表情が、僅かに晴れ間を見せて】

そう、なんだ……。
一緒に戦ったことが数回、あるだけだから、
……勇敢で、正義感の強い人だとは思ってたよ。

なんだか私の理由≠ニは、随分と重みが違いそう……。
……すごく、大切に想ってるようにみえる。


――と、私?
私は……そだね。
朔夜に慰めてもらえて、ちょっと元気でた、かな。
一緒に戦う人たちを見たら……、考え方も変わってくるかもしれないし……。
……行けるかもしれない。

【顔見せに出れば、「不特定多数の誰か」では無くなるかも――】
【小さな、やる気の種火を見せて】
【噴水の縁から立ち上がる】

似合うかもしれないのに…
ところで、好きな動物っているかな?
参考までに

【時間も時間だ。朔夜には、明日の会合もある】
【帰る前に、それだけ聞こうと】
81 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 15:17:06.57 ID:svokKnko
>>79
【触手群の群れはスニーカーにクリーンヒット】

斜め下っ!

【打ち返されたスニーカーが壁で跳ね返り、再度アンジュに襲い掛かる】
【運動性のほとんどを、スニーカーに跳ね返して、壁は何の傷も無し あっても見えないが】
【かなりボロボロにはなっているが、アンジュの怪力を受け止めたスニーカー 生身な部分にぶつかれば相応のダメージが期待できるだろう】

【彼女自身は、少し傾いた斜面での飛び上がりを繰り返して、アンジュに近づいていく】

82 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 15:21:41.67 ID:P3o.skYo
>>81
っう!
「アンジュ!」

【顔面にスニーカーがヒット】
【アンジュは勢い良く地面に落ちて行く】
【幸い羽がクッションと成り、ダメージはそれ程大きくはなかったが、良法の鼻の穴からは鼻血が流れている】
【落ちたため、近づく相手からは距離を取る形になるだろう】

痛い……。

【翼が引込み、触手も袖の内部にもどって行く】
【そして、頭のてっぺんから二つのモノが生える】
【所謂ネコミミと呼ばれるものだ】
【眼の色も変わり、猫のような目に】
【全身の骨格がゴキゴキと音を立てて作り替えられていく】
【跳躍】
【路地裏の壁を蹴りながら飛び上がり、鋭い爪で相手を引っ掻こうとする】
83 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 15:31:16.11 ID:svokKnko
>>82

【本来空中での回避は難しいものだが、今は常に足元に斜面がある】
【相手の接近に気付いての、飛び上がり】
【身体強化能力に勝ることはできずとも、致命傷を避けるには十分】
【右足を浅く裂かれ、鮮血がすーっと伝わり落ちる】

形に己を、求めない? それならあなた、どこにいる?

【その場に座り込んで、相手の動向を窺う】
【もう一度飛び上がって来た瞬間を見計らって、上方向の壁の作成を狙う】
84 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 15:34:55.10 ID:P3o.skYo
>>83
【猫特有の空中での柔軟な動きで、四肢を持って地面を踏みしめ着地を成す】
【そして、相手を睨みつけ、その問に答える】

私は、私を認識するものが居れば、私はそこにいる。
だって私は、何処にもいて、何処にも居ないんだもの。

【考えなしの跳躍】
【恐らく壁にぶつかり大地に叩き付けられるであろう】
85 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 15:44:07.60 ID:svokKnko
>>84
制限こそが、独自性
何でもいいなら、何でもない

【真上に現れる不可視の壁】
【狙い澄ましたカウンター、その脚力相応のダメージを負うことになるだろう】

【同時に彼女の足元の壁が消える 】
【平時であれば軽やかに着地できただろう高さだったが、足の怪我ゆえか失敗】
【正座を崩した体勢で、右足をおさえている】
86 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 15:52:48.28 ID:P3o.skYo
>>85
【ぶつかり、額が割れ鮮血が垂れる】

「アンジュ!?」
だい、じょうぶ。

【頭を抑えながら相手を睨みつけた】

いいよ、じゃあ、見せてあげる。
"私"を。

【あえて、ラプラスの補助を受けないためにラプラスを消す】
【ラプラスは只の人形ではなく、アートマンであり、アンジュの変身を補助していたのだ】
【其の補助を無くし、自らで自らの内部に広がる無限の混沌と対峙し、見据えた】
【目をつぶり、自らの認識する自分を、形作る】

gl;;hl!?

【体が崩れ、頭から腕が生え、右腕のある場所からは翼が生え】
【足は5本に増え、触手が体から飛び出した】
【醜悪なる見た目を持つバケモノ、コレはアンジュの内部の混沌の一つの側面にしか過ぎない】
【だがしかし、そこに居たのは、だれがどう見ても、"バケモノ"としか形容せざるを得ないものであった】

jkag:jdklsjhn:s:[][.:;,km;:l!!!!!!!!!

【形容しがたく、耳を塞ぎたくなるような雄叫びを路地裏に響かせ、無数の触手を纏う肉塊のバケモノが駆ける】
【触手の内の数本が伸び、相手を叩こうとしていた】
87 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 16:02:16.17 ID:svokKnko
>>86

【夢の中ですら見たことが無い、指向性を完全なまでに消失した姿形】
【想像を超えた異形と、足のダメージとで対応が遅れた】

【真っ白な視界の中に、いくつか閃光が飛ぶ そんなビジョン】

がっ ……!? 

【柔軟体操のような、酷く不自然な体勢で頭を地面に叩きつけることになった】
【彼女と同じ、もしくはそれ以上の血が後頭部を生々しく染め上げる】

【痛みが一定を超えると、瞬間的にはむしろ薄く感じるものである】
【次撃に備え、アンジュの自分への接近を遮る壁を作り出す】
【しかし同時にそれは自身への後退をも阻止することになる】

【その”混沌”を眼に入れることに耐えられず、目を閉じた】
88 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 16:07:25.29 ID:P3o.skYo
>>87
【肉塊の中心が裂け、そこから先程のアンジュの姿をした上半身が這い出てくる】
【ずるずる、ずりずり】
【ぐちゅぐちゅ、ぐちゃぐちゃ】
【おぞましい音を漏らして、徐々に相手に接近していく】
【どこまでも、冷めて、深い闇に染まった其の瞳で相手を見据えて】

コレが、"私"だよ。
怖い?ねえ、やっぱり、怖いの?
貴方も、バケモノって、私を呼ぶの?
ねえ、ねえ、ねえ、ねえねえねえねえネエネエ?

【壁に、ぺたり、と両手を着けて相手に向かい喋りかける】
【無表情であるのに、其れは孤独と、寂しさと、憎しみと、悲しみ等、全ての負の感情をごちゃごちゃに混ぜたようなそんな表情】
89 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 16:16:41.07 ID:svokKnko
>>88

【蒼白い顔色は、恐怖よりも失血によるもの】

私より、大きいモノは、バケモノです……

【薄っすらを開けられた眼は、相手の瞳の中の闇を避けて】
【相手の眼が全ての負を内包しているのならば、彼女の双眸は虚無の黒】
【上体を起こすと、どろりと血が流れ落ちる 赤い一筋が顔を汚す 】

ラプラスを、かえしてください

【その空白を埋めるものを求めるようにして、両手を前に伸ばす】
【足の傷を抑えて手は、その先を幾分か血で染め上げていて】

【目の前の其れには及ばずとも、十二分にバケモノ染みた様相だった】
90 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 16:21:53.40 ID:P3o.skYo
>>89
【その、相手の言葉に、悲しみの感情が顔に浮かんだ】
【それと同時に、仕方がない、という感情も生まれる】
【そう、仕方ない、だって私は、バケモノだから】
【ならば、バケモノとしてバケモノらしく】

やっぱり、ね。

【相手が伸ばす手を見て、ラプラスを求める言葉を聞いて】

嫌だ。

【きっぱりと、相手の言葉を否定する】
【自分の中身を、自分を全て理解できるのは、ラプラスの知性のみ】
【故に、ラプラスを失うと言うことは自分の半身を失うと言う事と同義】
【だから、どこまでも、譲る訳には行かない】

諦めて、諦めてくれれば、私も、戦わない、から。
91 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 16:31:30.79 ID:svokKnko
>>90

【言葉は発せず、その眼でもって拒否を表明】
【浅く早い呼吸を繰り返しながら、化け物に焦点をあわせ続ける】

諦めちゃうと、私じゃない

【壁がある限り、物理攻撃は通らない この負け辛い能力ゆえか、彼女は負けず嫌いだった】
【白み始めた視界の中で、なんとか立ち上がろうと、地面に手を押し付けて】

【彼女の周りを、彼女自身の血が彩っていく】
【きらきらとした綺麗な赤は、されど徐々に黒ずんで】
92 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 16:34:07.88 ID:nTYarcSO
>>80

――優しくなんかないさ。コレでも一応、人で無し≠ネんで、ね。
知り合いの多少の我が儘を、頭ごなしに拒絶する程に器は狭くない、ってだけだよ。
オレの進む道だって、極論、性質の悪い我が儘みたいなもんだし――。

そりゃ、理想は何処までも綺麗な物だからな。汚れた掌で振りかざすには、勿体ない位に。
……まあ、自虐が過ぎたか。取り敢えず、お前の気が少しでも楽になったなら、重畳かな。

兎も角、お前自身の望む事をすれば良いさ。エゴでも我が儘でも構わない。
他人がどう思おうが、曲げずに貫き通せれば其れは立派な支えになる。
そうそう……勿論、頑張り過ぎはほどほどに、な?

【事もなげに否定しながらも。内心で、ほっと胸を撫で下ろす】
【こんな拙い言葉でも、どうやら彼女の助けにはなれたらしい――良かった】
【微かな安堵と充足感を噛み締めつつ、前を向きかけたサージの想いを、真っ直ぐな口調と態度で肯定する】

【何処までも我が道を行く、善くも悪くも彼女らしい言葉で】
【優しくはない≠ニ言うが、彼女、結構なお人よしのようだ――――】

【――雲の隙間から差し込む、柔らかな笑み。太陽のような、と言っても遜色のない其れに】
【朔夜は満足した様子で、常の涼やかな微笑みを浮かべた】

……珠に疵、って所だな。
どれだけ周りから慕われてるか、本当の意味で気付いてない。私見だが。
ほんと、不器用な奴で――危なっかしくて、見ちゃいられないよ。

重み、か。………そっかなぁ?
―――まあ、大切だってのは否定しないけど、さ……。

そうか、それは良かった―――目論見は成功、って所だな。
知り合いが居ないと居辛くてしょうがないし、コレで一安心だ。

【辛口に、だが何処か誇らしげな口調で、短く応えると】
【敢えて冗談めかした言葉を吐き出して、くすくすと悪戯っぽく笑う】

……いやまあ、でも、こんな成りだしさ。
好きな動物、か―――どうだろ。猫とか、割りと嫌いじゃないけど。

【……どうやら、見た目に違わず猫派らしい。】
93 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 16:35:44.46 ID:P3o.skYo
>>91
そう。
だったら――。

【肉体がボコボコと変貌していく】
【肉塊から生えた上半身は、肉塊の天辺に有る】
【そして、下半身となる肉塊から、触手ではなく、無数の関節のある腕が6本生えた】
【屈強な、丸太のような腕である】
【腕の全長は5メートル程、長大かつ、巨大な腕だ】
【6本の腕のうち、4本は振りかぶられ、壁が消える瞬間に襲いかからんと構えられた】
【残りの二本は、守るような体制に入っている】
【どこまでも醜悪、どこまでも混沌としたその様は然し、少女の本質を体現していた】
94 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 16:43:03.26 ID:svokKnko
>>93

【痛みが遠ざかって、妙な躍動感が身体に満ちて 自分の心臓がやたら五月蝿い】

【ふいに、”壁”が消えた】
【時間制限などではなく、能力者の気絶】

【立ち上がろうとして、その途上で倒れた彼女の身は仰向け】
【次いで、空を掴んだ手が落ちた】
95 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 16:50:14.16 ID:P3o.skYo
>>94
【壁が消えたのを確認し、拳をふるおうとするが寸前で停止】
【気絶している相手を殴るような性格ではないのだ】
【頭の上にラプラスを呼び出し、命令する】

ラプラス、元の姿に、戻して。
「うわ、おいおい。もうちょい人間らしくしようぜ。ちょいと待ってろ」

【暫くして、元のボロボロのコートに身を包む少女の姿に戻った】
【ゆっくりと、相手に近づき、見下ろしながら言う】

ラプラスは、私のだから、あげれない。
ごめんね。

【軽く頭を下げると、少女は音もなく路地裏から歩き去っていった】

//乙でしたー!どうにもうまくいかない……。
96 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 16:56:39.84 ID:svokKnko
>>95
【倒れ臥した彼女の眼は、白眼を剥いて】
【それでもやはり空虚なままだった】

【血溜まりが無言で広がっていく――】

/お疲れ様でしたー
97 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 17:14:29.68 ID:8MX9cs20
【公園】

【明るさも失せて、街灯の灯り始める公園】
【中途半端に街灯に照らされた、ベンチに人影がひとつ】

…………。

【綺麗に切り揃えられた黒髪を、ポニーテールにして、髪先にいくつかの鈴を結わえ付けて】
【側頭に、真っ黒の薔薇のコサージュをつけて】
【黒地にフリルをあしらって、腰のところを赤いリボンできゅっと絞った、ドールワンピース】
【その上には、黒のシンプルなコート。黒のハイサイブーツを履いた、なんだかもの凄く不機嫌そうな表情の少女】
【左手でぎゅうっと自分の腰を抱いて】

……爆発しちゃえばいいのに。

【なんて、何か物騒な独り言】
【風が吹いたりするたびに鈴がうるさく鳴いて、近くに誰か居たならば、迷惑かもしれず】
98 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 17:24:53.67 ID:WLgbtz.o
>>92

……ふふっ
物騒なこと言うんだね?
人で無し≠ネんて……、

やんちゃしてた頃の名残なのかなー。
私は、今の朔夜しか知らないから解らないけど……

――ありがと。
今はまだ、自分の望めることが具体的にはわからないけど、
……あなたから教えてもらったことは、大切にするよ。
朔夜も、頑張りすぎて怪我しないようにね?

【両手を後ろに回して】
【柔らかな微笑みを浮べたまま、真っ直ぐに朔夜を見ていた】

【吹っ切れた、――訳ではないけれど】
【悩みはかなり薄らいでくれたらしい】


……あ、ヒドい。

……ドタキャンしたら、朔夜の困った顔が見れるかな?

【むすっ、と表情を作って】
【それからジトと見つめてみる】
【――冗談と解って、それに乗っかるくらいの余裕はあるらしい】

そっか、ネコ派なんだ。
私も、モチーフとしてなら好きだよー。

朔夜は、なんだかんだ言って犬も好きそうな気が――

――ん、まあいいか。
それじゃ、また明日、ね。

【この世界では、わりと珍しい別れの挨拶を残して】
【少女は街の方へ、歩き去っていくだろう】

/この後もあると思いますので、この辺りで!
/長時間、お疲れ様でしたー!ありがとうございました!
99 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 18:08:00.69 ID:nTYarcSO
>>98

物騒な奴が物騒なコトを云うのは、当然だろ?
事実、何も間違いはない訳だし、さ。夜の公園なんかより、余程危ない。

ってな訳で、まあ……そんな感じ、かな。
識らない方がいいさ、好奇心は猫をも殺す、だ。

ああ、どう致しまして。
そう言って貰えると、此方としても嬉しい。
ちゃんと見付かると良いな、お前自身の望みが――。

……え?ああ、うん。大丈夫。
そこら辺はほら、出来る限り善処する…………つもり。

【そう、簡潔に――ともすれば、偽悪的にも見える言い様で――述べると】
【笑みをほんの少し意地悪く歪めて、ぱちりと片目を瞑ってみせ】

【無茶した揚げ句の怪我、というワードに、耳が痛くなったのか。さりげなく眼を逸らしつつ】
【最後の三文字を、小声でぼそっと呟いて。くすり、何が面白いのか喉を震わした】

あー――それは困るな、大分。……いや、かなり。

でもさ、その場には居ないんだし。顔は見られないんじゃないか?

【あははー、等と。はぐらかすように、芝居がかった笑い声を零して】
【喜色の滲む瞳を覗き込まれれば、小さく肩を竦めておどける】

ああ、まあな。
……モチーフか。また難しい事を……。

(犬……否定は出来ないけど、肯定するのはなんか癪だし)
(ノーコメントで良いや、まあ……。)

――――ん。また明日、な。

【確かに、捨て犬を見付けたらなんやかんやで世話してそうな性格なのだが】
【朔夜は答えを返す事はせず、遠ざかる少女へひらひらと手を振って、見送った】

//お疲れ様でしたー!こちらこそ、有り難うございましたっ!
//二日間堪能させて頂きました、楽しかったのですよー!
100 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 18:20:08.16 ID:0FZa/ps0
……よし、状況をまとめよう

【空が暗くなりはじめる時間帯、子供が家の方角へと走り、見たいテレビだのご飯だのを叫びながら楽しそうにする時間帯】
【その時間帯に、灰色の髪の黒いコートの人物は神妙そうな顔をしていた】
【手には紙とペン、公園のベンチに座っており、なにやら書きながら呟いている】

(……えっと、ここは能力者の世界です)
(そんで危ない人がいっぱいいます)
(……なんじゃこりゃ)

【この前話をした女性のいう事をまとめて見るとこういう事だろうか、まったくもって情報が集まっていない】
【だが、自分にも能力がある以上、この前の話が嘘とはいえない、むしろ信用できる方だ】

(……不幸だな、きっと不幸だ)
【そしてため息を吐く、片手で頭を掻きながら】

(……寝床どうしよう)
【頭から出るフケを見て、ふと考える】
101 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 18:50:52.05 ID:RO6rP3U0
【月明かりの美しい草原】
【そこに一人倒れている青年がいた】

【月明かりで輝く銀髪】
【整ってない事も無い顔立ちの青年】

っ.....

【気を失っている】
102 :以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 19:04:43.36 ID:dbmA/CAo
【水の国──とあるバー】

【薄暗い裏路地を暫く進んでいった先に、それは位置している】
【人がいるかどうかも分からない、塗装の剥げた名も無きビル──その地下一階だ】

【電源の入っていない電飾看板の横にある階段を下った先、】
【入り口である黒檀の扉には、『Closed』の札が下げられていた】

【『Bar いま☆じん』──既に休業中のそこが、例の会場である】

──そろそろかな

【腕の時計を一瞥して、一人の少女が会場内を見回した】
【ほんの僅かに輝度を落とされた照明が照らす、暖房の効いた小奇麗な店内】
【営業中であれば、雰囲気作りの為にもっと薄暗くもするのだろうが、今宵それは必要ない】

【酒やつまみが振舞われる訳でもないカウンター席とテーブル席】
【それら全てを合わせれば、既に訪れているであろう連合員やその協力者が座るには十分な数がある】

【そんな店内の、入り口から見て一番奥に存する、床より一段高くなったステージ上】
【本来であればカラオケにでも使われるのであろうそこに、彼女──黒野カンナは立っていた】

──皆さん、集まってくれてありがとうございます
『対機関連合』副リーダー兼、リーダー代行を務める事になりました……黒野カンナです

ネットワークでお知らせしたように、『対機関連合』の緊急会合を始めます

……初めて顔を合わせる人もいると思います
まずはそっちの方から順番に、名前と所属を教えてください──

【──緩く波打った暁色のショートヘア。見た所、齢十八程だろうか】
【未だ酒の似合わぬ年頃の彼女が、現在『対機関連合』の副リーダーを務める者】
【会場内をさっと見回す彼女の瞳は揺らぐ事なく、落ち着き払った様相である】

(……──リーダー……絶対帰ってくるって、信じてる……)

【──天井に備え付けられた木製のシーリングファンがゆっくりと回って、暖房の熱を還流していく】
【停滞と言う選択肢はない。窮境の中からでも大きな一手を突きつけんとする意思と共に、会合は今始まろうとしていた】

//それでは、対機関連合の緊急会合イベントを始めます
//参加者の皆様、どうぞよろしくお願いします
103 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 19:08:28.73 ID:uFyIb6SO
>>102
……
【黒い、フード付きマントで全身を覆い】
【顔を不気味な笑いをした仮面で隠した人物が鏡があればそこから現れ】
【なければ普通に入口から入って来る】
【仮面には紅いトカゲが描かれている】

【紅蜥蜴――レンである】

【なおマントや仮面には正体隠蔽の魔術が施されている】

【なお海里は今回は欠席である】
104 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 19:14:08.39 ID:TAEx8GMo
>>102

【テーブル席――腰掛け、カンナに目を遣る人物が一人】


……『魔術協会』所属、対機関連合員森島 京¢纓揩フ、「華蔵院 フィスカ」です。


【髪型は艶やかなスカイブルーの髪をリボンで括ったサイドテール、身長165cm程の少女だ】
【双眸と同色の黒を基調としたブレザー制服をきっちりと着込んでいるが、スカートは短め】
【黒色のニーソックスから少し視線を上に向けると左腰には軍刀、紅い鞘には幾何学模様が掘り込まれている】
【また、制服の襟元に目を遣れば―――“魔術教会”の紋章を模したバッジが付けられていると判るだろうか】

【テーブルの上に置かれているのは、いかにも「電波飛ばしまっせ」と云う感じの機械】
【集音機らしき物が取り付けられており、その用途は想像に難くないか】


森島本人は、事情≠ェ有りまして出席する事が出来ません。
この発信機で本人には音声が伝わりますから――何か有った場合には、私を通して発言する事になります。

……詳しくお知りになられたい方が居られましたら事情≠ヘお話しますが、今の所はご容赦を。


【彼女の頭には、『インカム』の様な物が取り付けられており――恐らく、それで遣り取りをするのだろうか】
105 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 19:16:21.31 ID:uFyIb6SO
>>103追加

…カンナの協力者…宝月レンジ……またの名を…復讐代行人・紅蜥蜴
【偽名を用いながらなのる】
106 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 19:17:23.83 ID:ML2JOEQo
>>102

………『六王教団・聖都勝利王師団』
勝利王の騎士≠フ副官、ヴェルチェリ
対機関連合の所属では無いが、参加させて貰う

……一身上の理由で、機関に関する情報も或る程度提供出来る

【カウンター席に腰掛けて、今にもウィスキーのロックでも注文しそうな風情で】
【薄紫の髪に紫の瞳、顔の左半分に蛇の入れ墨のある軍服の女性が、カンナに無表情の顔を向けている】
【腰のベルトにはナイフが数本、右肩からは少々大き目の黒いケースを下げている】

【そして一方で、テーブル席の一つでは】

「<Justice>所属、吟雪。新大陸に行った事が有る人居たら、覚えてるかもね
こっちの席、空いてるよー」

【片方の肘をテーブルについて、掌に頭を乗せて。割とリラックスした体勢を取っているのは】
【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】


………貴方達のやり方に干渉はしない。けれど、協力なら積極的にさせて貰う
ほぼ独断ではあるけれど、おそらく上も了承すると思う

【軍服の女性、ヴェルチェリが、僅かばかり声の音量を上げた】
【この人数の中でも聞こえる様に、と。声の通りは、十分に良い】
107 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 19:17:37.28 ID:y0/pr9oo
>>102

……さて、来たにはいいがどのような風の吹き回しなのだろうな?
天ヶ谷双葉が倒れたとは……全くもって――

(――全くもって、時期が悪い)

【テーブル席の一つにつき、肘を机に立てながら黒野カンナの姿を眺める人物がいた】
【櫻を象った華美な着物を身に纏い、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性――貴宝院織守其の人であった】

妾はJusticeのリーダーを務める貴宝院織守。
此度は対機関連合を揺るがす大事と聞いて出席した。初の者も、知己の者も今宵は宜しく頼むぞ

【周囲をぐるりと見回しながら、言われたとおりに簡単に自己紹介をする】
【それは出席する人物達を探るように、どこか無感情な雰囲気の漂うものであった】

(あの娘は確か、以前の会合の際唯一「意見」を述べた者であったな)
(成程――あやつ以外に適役はおるまい)
(今の対機関連合が如何程の物か、見極める必要があるか)

【カンナに向けて視線を向けて、一人静かに場の様子を窺っている】
【それ以上に行動を見せることはない。恐らくは、話が進行するまで静聴していることだろう】
108 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 19:17:37.83 ID:OLJlRQQ0
>>102

【ゴースト・ビルに、今宵は旺盛たる生気が満ちて―――がたがた、階段を踏み付ける、駆け降りる音が聞こえる】
【其れに並行して起こる、なにか『軽い』物体が、段差を義経の八艘飛びよろしく、跳ね跳んでいく小さなざわめき】
【その音達が、闇に溶ければ―――ぎち、と。遺跡めいても思える扉が、開け放たれた】

こちら、<Justice>所属、『無道武美』……――馳せ参じた。
今日は宜しく頼むぜ…黒野カンナ、そして皆。

【入ってくるのは、墨色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【黒を基調とした制服ブレザーを身に纏い、その校章部に配された、『魔術協会』の紋章が、彼女の所属を黙示している】
【指先から手首までを紅蓮の手袋型ガントレットで覆い、首元には茶色い偽毛のマフラーを巻いていて】
【背負うのは、1メートルほどの戦鎚を想わせる角製鈍器……に見えるかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っているらしい】

【視るに、もう一つの物音の正体らしき物体を、携えている様子は無い】
【然し―――武美が部屋に入り込んですぐに、その疑問は氷解してしまう事だろう】

【ゆったりと部屋の中に踏み込む、背中に箱型の機械装置を、ちょうど犬の散歩に使うハーネスのように装備している三毛猫】
【その装置の表面を、溝に堕ちた雨水のように、時折無数の緑光がちかちかと流動している】
【この異常な一点を除けば、外観として特に変わった様子はない、どこにでもいるような、序に言えば雌の三毛猫だ】

「……『対機関連合』所属。ミネ、御覧の通りの『三毛猫』です。」
「経歴を話すと長くなってしまいますから、差し当たり……――本日は宜しくお願いしますね、皆さん。」

【然し、消え去った疑問が呼ぶのは、衝撃か―――三毛猫が『喋り』、しかも自分は連合員だと主張するのだ】
【とはいえ、平坦な抑揚に穏やかな言葉遣いながらも、毅然としたその声に、嘘偽りの混色は無く】
【武美も三毛猫が進んでいくのを、止めようとはせず……――カウンター席のひとつへ、歩み進んでいくだろう】
【其れに追従するように、ミネも俊敏に四足を進め、武美のすぐ隣の椅子へ、ぴょんとバネの様に跳び乗る筈だ】

(……道案内、こいつにして貰ったって言うの…ちょいと、ハズいかねぇ?)

【―――何か、微妙に情けない事情は、有るようだが】
【この一人と一匹は、紛れも無く……――悪意に立ち向かう確固たる意志を持つ、戦士なのである】

/武美&ミネです、よろしくお願いします!
109 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 19:20:43.37 ID:l2LQBcIo
>>102

【カラン、と少し遅れて、その会場に流れ込む――――……突然の、来客者

【ふぅ、と靡く風が一つ、甘い紫苑の香りを含みながら、ため息をついた
暖房に暖められた白い吐息は、甘いシロップをその場に零しながら、一つ、場の色を薄めていく】

【入り口の方へ、視線を傾けてみれば、当然ともいえようか、密閉した人物が一人、在った
大きなダッフルコートに身を包み、口元をマフラーで隠して、キャスケット帽を深く纏った風は
その場につむじ風のように、停滞し、声を落とした】


――――……Dead Memories


【それはさながら、開花する、桜が如く、蜜を垂らす、蕾が如く
貴女の衣を剥ぐように、それを隠す、花弁との別れを告げる、葬送曲のように――――……
ソプラノの旋律に靡かれ、消えていく】

【ふわり、と巻き上がった風は、それが纏う、防寒具が――――……絲≠ヨと変化し
彼女から解け落ちて――――そして、彼女の手のひらへと一紡ぎの絲≠ニして、手繰られていくのを
半ば、間接的に示す、隠喩を含んだ、香りを乗せて】

【彼女を過敏に護る、衣類が剥ぎ取られ、白日の下へと晒される白き柔肌は
穢れの無い手のひらに落ちる初雪の如く、冷たそうに、控えめに、その姿を白刃の元へ晒す】


……申し訳御座いません、少々遅れてしまいました


【手のひらに蠢く、長き絲≠、手首にかけたリングへと戻すと、その紫苑色の髪の毛を、隠すが如く
やや乱れた呼吸と共に、同じく喘ぐ髪の毛を、その手で整えていく】


Justice¥椛ョ、シオン・エルミオール・オルテンシア
僭越ながら、末席に加えていただきたく、存じます


【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】

【彼女は、一番奥のカウンターに座ろうとする】
110 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 19:24:17.95 ID:WLgbtz.o
>>102

「はい、私はサージっていいます。
4ヶ月くらい前から対機関連合に所属しててます。

っと、こんな感じで良いのかな?

次のヒト、どーぞっ」

【快活に自己紹介したのは、焦げ茶ローブの少女】
【存在しないマイクを渡すように】
【彼女より少し背の低い、隣の少女へ振って――】


(……うわぁ、次で順番です。どうしよう、どうしましょうっ)
(下手なことして、怒られないかな……)
(ああ、こんなことで緊張しちゃうあたり、まだまだ小物かも――)

……えっ

【振られて、ガタタと立ち上がる】
【黒スーツを着用して、銀縁の眼鏡を掛けた少女】
【ウェイブの掛かった長髪を後ろに纏めて下げている】
【A4サイズの鞄を椅子の下に置いていて】
【スーツが微妙にぶかぶかで無ければ、女性にも見えたかもしれない】

っと、マイリィです。
六王教団に所属してて、無名ですが商人も兼業しています。
民間の方とお話しする機会は、割とあるかもしれません。 ……以上です。よろしくお願いします

【周囲に対して一礼すると、ストン、と席に着いた】
111 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 19:30:23.93 ID:w92ggIAO
>>102
【――会場内の隅、とあるテーブル席にて】

「……だァからわかンねッて言ッてンだろォがクソッタレェ……!」

……少しは私の話を聞いてほしい

【頭部を全て覆い隠す棕櫚皮の面と、黒い着流しを身に付けた人物が一台の携帯電話と格闘していた】
【その向かい側に座るのは、装飾の無い真っ黒なテント状の布に全身を包んだ小柄な人物】
【布は一般的に“ブルカ”等と呼ばれる外衣で、頭から足首までのほぼ全身を覆い隠している】
【また、視界の確保のため目の部分のみが網状になっており、足には何も身に付けていなかった】

【二人は暫く問答を繰り返した後、ややあってステージ上に立つカンナへと顔を向ける】
【両人共に覆面を装着している様は、何とも異様な光景にも思えるだろうが――】

「――ァあ?副リーダー、そりゃァ自己紹介しろ、ッてコトかなア?
 ま、イイや。わたしは連合所属のパッセル代理、名を玖雀(クジャク)と言うぞ
 前の会合に参加した奴ァ、わたしのコトを知ッてるハズだぜ」

【先ず、黒い着流しの人物――“玖雀”が名乗り上げる】
【飄然たる雰囲気の持ち主だが、両手に持つ携帯電話は握り締めたまま】
【パッセル代理とは、如何なる理由であろうか。それは後に語られるのであろう】

同じく、対機関連合所属、……シャムロック
……聞き苦しい声で、本当に済まないが……宜しく、副リーダー

【次いで名乗ったのは黒装束の人物。集積情報でも伝達された、新しい仲間――“シャムロック”】
【まるで喉の水分を失ったかのように酷く掠れていたが、辛うじて女性だと判別出来る声である】
【尚、聞き苦しいとは言っていたものの、会話する分には差し支えない程度の声量ではあった】
【因みに、彼女がレペンス≠ニ名乗っていることがあると言うのは、ほんの些細な余談やも知れず――――】
【そうして両人は神妙な面持ちで――表情は面に隠されていて見えないが―― 黒野カンナへと、向き直るのであった】

/玖雀&シャムロックです宜しくお願いします!
/……っとすみません、飯のため遅れます
112 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 19:30:32.00 ID:ZwWqxN2o

【そして、ここにも出席者たちはあらわれた】

【先頭にまず茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツの青年が険しい表情でその場に現れるのがまず見えるだろう】

【続いて現れたのは黒い無造作な短髪に卸したてと見まがうほどにまっさらな白衣とカッターシャツ
銀のルーン文字入りブレスレットにブランド物の髑髏のネクタイ『KILL・A’s tie』 に膝の所のみが色あせて他は新品同様に黒いジーンズの青年と
以下、特に深い発言するわけでもないのでお供でくっついているメイドとだけ表記する少女が並び合って見えるが】

【だが…その三人だけではなかった、もはや団体とも言えるそのグループの中妙に浮いた服装の人物がいたのだ】

【その人物はノビタのすぐ隣に連れ添われ…黒髪に黒い獰猛な『オオワシ』を象った…ショッカーマークのような絵が刻印された仮面で顔を隠した
赤いシャツに腰まで伸びた黒の革製コートと首の銀のネックレスを複数身につけ、銀の腕時計を手首に巻いたカジュアルなベルトに
青いダメージパンツの腰からシルバーアクセを2本垂らしたウエスタンブーツの人物】

【彼らは各自二人掛けの場所の近いテーブル席に並んで座ると自己紹介を始めた】

「諸君、初めまして…つい昨日づけで六王教団に正式な所属の決定したジンジャー・ユースロットだ
君たち対機関連合と、同盟のjusticeメンバーたちには『情報統合ネットワーク』開発者と名乗れば親しみがわくかもしれない
つまりだいぶ前から君たちの味方だ、相棒のジャンクちゃんともども今日は何か力になれる事を願っている」

…野比信太、justice所属の戦闘メンバーをやっている者です、今日はよろしく…
今日は主にブレイザーシティ関連で力になれれば…と思ってます

【そして続く言葉は…仮面の変声機か何かで恐ろしく、おどろおどろしいほどに低い声に変えたその仮面の人物の自己紹介】
【例えるならば…劇場版のトーンを落とした電子音声のごとく低い声で機械的な声で告げた】

『初めまして、ぼくはjustice所属、『しんゆう』です
その名の通り…貴方方の親愛なる親友として全身全霊をもって協力したいと思います』

【…だが見た目がうさんくさすぎてとても不自然すぎる、あまり親友になりたくないタイプの人になってしまっている】
113 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 19:31:02.67 ID:ZwWqxN2o
/>>102って安価するの忘れた…すまない
114 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 19:32:16.53 ID:nTYarcSO
>>102

―――失礼、少し遅れた。

【重厚な黒檀のドアが、軋む事も無しに開いて。ぽっかりと口を開けた空間の向こうから】
【冷たく平淡な、よく透る声音と共に――白皙の影が、一つ】
【シャツにジーンズ、臙脂のジャケット。中性的な痩身、夜空に近似した濃藍の髪】
【腰には太刀と短刀、胸元には青水晶のリングネックレス】

【彼女は謝罪の言葉もそこそこに、物怖じする事もなく入口から見て手前のカウンター席へ】
【きい、と掠れた音を一つ、椅子を引くと深く腰掛け。緩く首を回して、周囲に視線を巡らして】

【最後に、その双眸を一点に。対機関連合≠ェリーダー代行たる少女に向けて、固定した】
【そのまま、暫し彼女の言葉を待ち――やがて開幕が告げられると、口を開いて】

識槻朔夜。《Justice》の末席を汚させて貰っている。

【其れだけを告げると、膝の上に掌を組んで黙り込んだ】
//遅ればせながら識槻朔夜此処に。宜しくお願いします!
115 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 19:45:08.89 ID:QgKq4Ts0
>>102

【会場内の、目立たないような隅】

――……対機関連合所属の、フィリル。
……本当は馬鹿な弟も来るはずでしたが……行方不明です。

【黄色を基調とした活動的な服。黒がかった黄色の短髪】
【右の目に眼帯をした少年がじっと立っていた】

……まあ、そんなことは置いておきましょう。私だけの話なので

【早く話に入りたい、とでも言わんばかりの表情で、ステージの上へ視線を移す】

/遅ればせながらフィリルです。よろしくお願いします
116 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/04(土) 19:49:02.69 ID:dbmA/CAo
>>103,105
(紅閻寺さん──いや、今は紅蜥蜴)
(来てくれたんだ……──)
【カンナは入り口から現れたレンジに向けて、一つ頷く】

>>104
【既にカンナも事情は聞いている。視線で頷いて、次へ】

>>106
(『六王教団・聖都勝利王師団』──)

……分かりました、後で詳しく話を聞かせてください

>>107,108
(Justiceの織守さんと──)
(──……『猫』……?)

……あなたが武美さんね
ダンドクから、話は聞いてる……よろしくね

>>109,110
(こっちもJusticeの──シオン、さん)
(連合のサージ……──と、この子も『六王教団』──?)

>>111
玖雀さんと──あなたがシャムロック……うん、よろしく

>>112
あなたもJustice……うん、ありがとう
ブレイザーシティの話は、後できちんとする

>>114,115
(朔夜さんと──……連合の、フィリル)

……うん、よろしく

//続きます
117 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/04(土) 19:49:52.97 ID:dbmA/CAo
>>ALL
【ざっと、此処に集った者達の紹介を目と耳で聞き入れていくカンナ】
【見知った者と見知らぬ者──決して少なからぬ人数が集ったが、少女はそれに臆す事もなく】
【一通りの紹介が終わったと見るや──「ありがとうございます」と軽く息を吐き出して、再び背筋を張った】

【彼女の前には『教卓』と思しき台、背後にはホワイトボードが備えてある】
【そして何故か、『教卓』の上には、一つのトランプセットの姿があるのだが──今はさておき】

──……皆さんも既に知っている通り
私たち『連合』のリーダー、天ヶ谷双葉さんが意識不明で入院しました

……だけど、ここで組織として停滞させるつもりは、私にはありません
リーダーもきっと、それを望まないと思う……だから、こうして集まってもらいました

だからここでもう一度、この『対機関連合』の体制を、皆で立て直そうと思います

【皆に視線を配りながら、そのように語っていく少女。この会合の大きな目的の一つ──『組織の在り方』】

もう一度、見直すにあたって……私が思うのは

……──「正義のため」とか、「大義のため」とか
この『対機関連合』と言う組織は、そういうことを掲げてもらう必要は一切無い

ただ、“自分には何が出来るのか”──それだけを考えてくれれば良い
……そう、考えてます

【凛、と。奥まで届くようにと張った声で、言葉を連ね】
【「そしてもう一つ」──と、息を吐き出してから、少女は続ける】

──この『連合』の方針についても、皆で考えようと思うの

前にリーダーは、『この世の全ての悪組織に対抗する』と言っていました
その考えに、私は否定しませんでした。貸せる力があるなら、貸すべきだと

……でも、今は状況が違う

≪R.I.P.≫の動きが鎮静化している今、
当面は対機関一本に搾れるチャンスじゃないか、って──

……それについて、どう思うか。連合の皆、聞かせてください

【──と、一度そこで言葉を区切って】

『はいはい〜、ちょっと通るわよ〜ん、ごめんなさいねえん』
『今はちょっとお酒は出せないけれど、これで我慢してね』

【ごちゃごちゃとディテールを語る間が惜しいので割愛するが】
【白いスパンコールドレスを纏ったスキンヘッド頭のオカマが、】
【さして広くも無い会場の間を縫うように歩き回り、それぞれにお冷をおいていく】
【クッキーの入った大皿を、カウンターの上に一定間隔で並べていき、テーブル席にもそれぞれ一つずつ】
118 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 20:00:22.97 ID:uFyIb6SO
>>116>>117
(……なるほど)
(…というか私は部外者に近いからリーダーが倒れたとは知らない)

……部外者だが一つ言わせてもらう…

確かに《R・I・P》に動きはないみたいだが…果たして機関だけに対向はいけるのか?…
魔術協会も何処かの組織に襲われたしな…
…果たして機関一つに絞っていいのかよく考えるべきだと私は思う…
【あくまで協力者としての意見を述べる】

【なお男女かわからない機械音声である】

……結構だ
【水とクッキーを断り】
119 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:03:10.89 ID:y0/pr9oo
>>117

――其れに関しては、以前双葉にも言うた記憶があるな
何故機関一本にせぬのかと、何故機関一本で対応出来ぬ状況下で多方面に手を出すのかと

双葉の答えは妹を救いたい、とのことであったな。
今はどうなっておるのか、状況報告が無い以上天ヶ谷昴については判らんが
現状双葉の妹の為だけに戦力や意識を分散させることは得策ではないと妾は考える

そしてその為に、妾達Justiceがおる。
任せてくれと太鼓判を押すことは難しいが御主達は無理をせず一本化しておくべきだろうて

【カンナの言葉を最後まで聞いた後、椅子の背もたれに強く体重を預けながらすらすらと告げていく】
【対機関連合の多方面化は以前より疑問に思った点であり、会合の際に直接双葉に問い詰めた件であった】

それとだ、方向性の話には関係ない話だが――黒野カンナよ
お主は今集まっておる面々を見てどう思う?何を考える?
わらわは今の機関連合の「名」と、集まった「めんばぁ」が現在の対機関連合を如実に現しておるように見えてならんのだがな

【名とは……数ヶ月も前に双葉が提案した連合の名を変えるという件に関することだろう】
【そして集まったメンバー……その約半数が他組織の者であった】
【これの現す意味は――リーダー代理として考えるべきことは……なんだろうか?】
120 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 20:11:48.59 ID:ML2JOEQo
>>116-117

……………私は、外部の人間。けど、口を塞いだままは性に合わない
だから、外部の視線で……冷めて聞こえるかも知れないけれど
組織は、中心となる人物がいなければ……瓦解する事が多い
特に、一人の人間がその足と言葉で作った組織ならば

………“自分には何が出来るのか”
これを、私は貴女に問いたい。そして、貴女の力量を見定めたい
貴女は、天ヶ谷 双葉の代わりに、組織を纏められる人物なのか
最悪の事態が起こった時、貴女がそのまま後を継げるのか
こうしてこれだけの人数が集まった背景には―――その面も有る、と思う

……一応意見を述べるなら。機関に対する警戒は、常に最大限で構わない
他が動かないなら好都合。好機だ、と考える

【『連合』の所属では無いが、此処にいる理由】
【それを一切隠すことなく前面に出して、多少物騒な言葉まで】

(……「立て直そう」)
(現状の認識は―――余り、優しくは無いらしい)
(饒舌は、人の上に立つなら無口よりは良い)
(………言葉の響きも、悪くない)

【そうしながらも、カンナに探る様な眼を向け続けて】
【然し、目の他は完全に無表情を継続している】

>>ALL
【一方、テーブル席では】

「(織守、朔夜、武美、シオン、ノビタ………<Justice>の中核、割と居るね)
(サージは……そう言えば、あれから会話は殆ど無かったような)
(で、あっちのは………ん、姿を誤魔化す必要が有るのかな?)

(………『連合』の会合だなんてとんでもない。所謂正義組織≠フ代表の会合じゃない)
(その反面で、『連合』の人間は少ない……リーダーの危機なんて聞いたら、こっちのは飛んできそうなもんだけど)
(あのカンナっての、これをどう回すのやら……)」

「………楽しみだね」

【クッキーをつまみながら、鼻をヒクヒク首をキョロキョロ】
【此処に集まった人員の臭いを、記憶と照合していく吟雪】
【少々、浮かべた笑みの質が、褒められるものでは無くなっている】
121 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:12:47.70 ID:8MX9cs20
【公園】

【最早人影はほとんど無い公園、中途半端に街灯に照らされるベンチで】

……、頭まで痛くなってきた、……気がする。

【なんて、独り言を呟いた、人影がひとつ】
【思い切り背もたれに寄りかかり、目元を右腕で隠して、なんだかぐでーんとしてらっしゃるのは】
【綺麗に切り揃えられた黒髪を、ポニーテールにして、髪先にいくつかの鈴を結わえ付けて】
【側頭に、真っ黒の薔薇のコサージュをつけて】
【黒地にフリルをあしらって、腰のところを赤いリボンできゅっと絞った、ドールワンピース】
【その上には、黒のシンプルなコート。黒のハイサイブーツを履いた、そんな格好の、少女】

……、……。
寒い……。

【※寒いなら移動しましょう】
【風が吹いたり、少女が身体を動かすたびに。髪先に結わえられた鈴が、高い音をりんと鳴らし】
【地味にうるさいことになっていたりして】
122 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:13:28.69 ID:OLJlRQQ0
>>116-117

(……シオンめ、こジャレた事やってくれちまって…で、吟雪はヴェルチェリってぇの同伴、おお胸小さい)
(後は、織守と朔夜と変態紳士チームと……ん、『フィスカ』?所属はして無ぇってこたぁ、個人的な協力者か、森島とやらの友人が妥当、かな。)
(………で、『サージ』? …ん、誰か、どっかで言ってた名前のよーな……『黒野』はあったりめぇとして、えー……。)

「(……玖雀さんに…『森島さん』の代理……、ああ、些かばかり意外な巡り合わせですね。)
 (後は、面識が有る人物は、無道さん程度……ふむ、交流不足と言われれば、実にも。否定は、できません)」

【周囲の空間に、夫々に視線を転がし、耳を配り、参加者の存在を把握して往く】
【ネコも人も、最初に気にするのは知人の様だが、数の問題か性格の問題か、気にかける事は大分相違していた】
【尤も、現時点では話の腰を折る心算が無いのは同じらしく、それぞれの考えを口や顔には出さない】
【ミネの場合、顔に出してみたところで、この世の誰にも解読して貰える気はしないが】

【何はともあれ、動き出すカンナの舌、凛とした茜の視線―――彼女たちは、じっと見つめていた】
【ミネはトランプセットを頻りに睨み、武美は慣れ親しんだ教卓とボードに最初の間は注意を引かれていたモノの、概ね集中の度合いは善し】
【そして―――言葉が区切られた後、先に口を利いたのは、連合所属のミネであった】
【『お手』の動作で右手を上げてから、相手の注意を喚起するため、かろく座席を叩いて、合皮のドラム音を響かせて】

「……対機関への集中を組織としての方針とする事に、わたしから意義はありません。
 大義や正義では無い、まさにその通りの……――掲げた題目通りの行動です、何の問題が有りましょうか?」

「確かに、他の組織の活動や、先日では『協会テロ』の様な事件が止まないのは、事実です。
 然し、飽くまでも本分は『機関への抵抗』……――チャンスが有るのならば動く。そうしなければ、あの組織は何度でも蘇るでしょうね。」

【放った言葉は、要約すれば『賛成』―――どうやら、彼女にとっては『機関潰し』こそが最大のウェイトを占める要素らしい】
【但し、言い回しの中には、何処となく機関≠ヨの強い警戒心も見て取れて、結論から言わなかったとしたら、歯切れは悪い論】
【或いは―――『チャンスはあるのか』と。言外に、カンナへ向けて問うているのかもしれない】

……あたし達<Justice>との差別化、それに、精力の使い道の一本化の為にも、良いのでは、と思うけど、な。
個人的な感情と、別方面の視点をちょいーと……って………。

………――誰なんだ、あんた一体…。

【一方の武美―――思考は練っていた、個人的な感想に終わらせない心算は有った、台詞は滔々と繋がるはずだった】
【ミネの言葉が途切れるのに遅れる事二秒ほど、自分自身も紅い唇を開き、部外者ながらに意見を述べようとしていたが】
【結果として、それは成らない―――インパクト抜群、名状しがたい人影が、旋風のように現れたからだ】
【ぽっかり、間抜けな鰐の様に口をあけて、半ば反射的に問うた】

【……――オカマに身じろぎする同性愛者と言うのは、些かばかり滑稽な光景だが】
【カンナからしてみれば、今は『機関』の話に徹底できる状況が、少なくともこのペアにおいては出来たという訳である】
123 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 20:18:51.75 ID:TAEx8GMo
>>116>>117

【オカマさんには少しビビりつつ、其れでも「有難う御座います」と一言】
【フィスカはお冷に手を伸ばすと――口内を潤す程度に、水を含んで】

 <……森島、聞こえたか。>

【マイクに向けて囁くと、数秒遅れて『肯定』の返答が帰って来る】
【更に数瞬置いて、「この場に居ない参加者」は意見を述べ――】

――返答がありましたので、要約した物を私が代弁します。

……「組織」としてではなく、個人としては『正義』を掲げる積もりだ。
「組織全体」としては同意。 其の方が対機関連合≠フ色に合っている。
Justice=E六王教団=c…構成員としては、其れ等の『正義組織』とは少し、異質に感じているから。


【『個人』――…態々其処に言葉を入れる辺り、彼には思う所が有るのだろうか】
【大筋としては、「カンナの意見」に同意する形だ――異質≠ニいうニュアンスには、色々な意味が含まれているのだろう】


一度は賛成した上での意見変更を容赦して頂きたいが、一本化には同意。
組織力の大きいJustice・六王教団にご助力頂きつつ、機関に対しての尖兵と成るべきだ。
現在、ブレイザーシティ近辺に潜伏中だが、改めて機関の『強大さ』を実感している。
自分は元機関員だが、機関に居た頃とは比べ物にならないほどに“機関が組織として動いている”事を感じる。


はっきり言って――片手間に相手できる連中ではない=Aとの事です。


【長く話し、また口が渇いたのだろうか――もう一度、水を口に含んだ】
124 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:23:03.34 ID:w92ggIAO
>>116>>117
「そォそわたしが玖雀ッてーの、ッてーか結構な数の人間が集まッてンのなスゲーや」

……話、少しは聞いたらどうかな

【きょろきょろりと玖雀は落ち着き無く周囲を見渡す】
【その玖雀をシャムロックは嗜めようとするが、彼奴は聞く耳を持たず】
【やがて視線を一通り巡らせた後、ようやく携帯電話を懐へと納めて】

「ァあ?リーダーが入院?ふウ――ン……あッそう、そりゃしゃあねェなア
 ンで、“自分に何が出来るか”、ねェ……」

【玖雀は酷く素っ気ない態度だったが、一方でシャムロックはテーブル上に置いた拳を固く握り締めている】
【握り拳の表面に白く筋が浮き出たり、軽く震え始めたりする程度には、固く】

「機関への一本化については意義なーし、大体がァわたしは機関にしか興味ねーンだ
 死んだパッセルもそォだッた、機関以外の悪い奴らは眼中にねェ、ッてな
 “対機関”ッてンだからフツーは機関にだけ矛先向けンだろッて思ッてたトコロだしよォ
 他の奴らに構ッてたら、ナマエの意味が無いと思わねえかい?
 ソレに機関ぶッ潰す前にすぐコナゴナバラバラだ!」

……私も、その意見に関して、特に異を唱えることはない
玖雀含めて、他の人が、代弁してくれているから

【両人共に意義は無し。玖雀は何やら毒づく勢いで捲し立てるが、所詮は口が悪いだけだ】
【それから運ばれてきた冷とクッキーを見遣り、シャムロックはオカマへと一度会釈をして】
【冷を手に取ると、面紗の下から勢いよく口に流し込んだ。周囲の目が気になるのか、視線は遣らずとも何処か落ち着かない】
125 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:24:32.05 ID:WLgbtz.o
>>116,>>117

(……あぁ、怖かった…。 占領作戦のときより緊張しました…。)

(…ヴェルチェリさんは、居らしているんですね)
(……変装がバレてなきゃ、大丈夫だと思いますけど)
(――髪の色くらい、変えるべきだったかもしれません)

【黒スーツの少女は、座り心地悪そうに、もぞもぞと姿勢を直して】
【視線はジッと虚空を見つめ、他の誰にも向けられていない。】

(……よし、発言は控えましょう。目立たないようにしましょう。そんで、誰とも関係ない感じにしましょう。)
(話を聞いて帰る、簡単なお仕事。大丈夫、こちらに知り合いは少ないんです。普通にしてれば問題ありません。)
(本来の役割が果たせなくなったら、存在価値が消えちゃいます。それはイヤです。)
(オッケー、思考整理完了。)

【落ち着き払うように息を吐いて、カンナの話に耳を傾けていた】
【みんなに意見を求める流れで、僅かに肩を強張らせるものの】

【自分は範囲外だという事を知ると、また、ホッとした表情】
【順々に、口を開いたヒトを目で追っていく】
【クッキーを置きにいらした、スキン頭頭さんに会釈をしつつ】


「本来は、その為の集団だった筈だから、機関一本に絞るのは構わないよ
体制を立て直す上で原点に立ち戻るのは、悪い事じゃない
双葉が、初めに望んでいたことだと思うし、協力は出来ると思う」

【僅かに視線を下げながら話す焦げ茶ローブの少女を見ていたりしていた】
【――御姉様も、当たり障りの無い事しか言わないんですね、などと思いつつ】
126 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 20:24:36.59 ID:l2LQBcIo
>>116-117
【それはさながら、砂漠に咲く一輪の薔薇のように
渇いた心へと、染み込むリキッドが如く、一言一句、逃すことなく、彼女を潤す
――――貴女の言葉、自分には何が≠ナきるのか】

(……私は、一人では、戦闘も、補助も――――……満足にはできません
それは、十分に、今までの経験から分かっています)

【フラッシュバックする光景は、鮮やかな誕生花のように、新鮮な色を纏って
――――……それは、目を背けたくなるほど、確実な記憶
奇しくも、彼女の能力であるDead Memories≠ェ、仇となった】

(……それでも、いつも他人に頼り続けるわけにもいきません――――……その為に
新たな戦いの手段を導き出さないといけませんね……)

【ふぅ、と張り詰めた心の絲を、仄かに解き、瞼をそっと、人差し指で撫でて
くっきりと、その紫苑色の瞳にカンナや――――他の見知った人物を映していく】
【ヴィジョンはある、以前の大会の予選の際、新たな絲繰りの手段を、創造することはできた
しかし、それは技術と名乗るには、あまりにも偶発的な、突然変異のような、イレギュラーなもので
――――……ものにするには、開花させるには、幾らの春を越える必要があるかすら、分からない】

【ため息は物憂げに、彼女の頬を撫で、ぎゅっと、彼女の首に、後方から両腕を絡める
沈み込んでいくこの空気は、冷たき夜露にも似た、陰鬱を溶け込ませていて】

その意見には概ね賛成です、その名を冠しているのなら、それに背くことなく殉ずるべきだと、思います
貴女方――――と区分するのは、あまり好ましく無いのですが……便宜上、そう言わせていただくと……
Justice=i私達)はあらゆる悪へのアンチテーゼです、その為、どうしても、一つに絞る、というやり方をとることができません
そう考えるならば、対機関連合=i貴女達)が、私達の手の届かない深さで、責める、という方が、結果として、正しいように感じます


【ソプラノボイスが紡ぐコードは、リズムギターが刻む、ベースラインのようで、誰かの意見に隠れてしまいそうなほど、酷く薄い
それはきっと、前述の、心の揺れが、彼女の自信を薄めて、無意識のうちに、言葉を水に溶かし込んでいるから
――――……また、彼女も、それを自分で感じている、感じているからこそ、静かに、悔しさが溢れる
有用な意見も出せず、どうして、会議に出たと言えようか、自問自答の応えは、脳裏に反芻し、サンプリングされ、響き渡る】

ですが、同時に――――……一つ苦言を、貴女だけでなく、私も含む他の皆様にも通じる事ですが
これは、単なる競争ではない、と認識していただきたい、です――――……つまり、どういうことか
機関≠熈R.I.P.≠焉c…そして、その他の敵対組織も、言ってしまえば全てはPublic Enemy≠ナす
誰がどのように、狩るかではなく、いかに早く狩るか、を考えるのが、私達――――Justice≠心に持つ者が、辿るべき道ではないでしょうか

……長々と申し訳ありません、ただ少し、疑問に思っただけで――――……戯言と、流してくださって結構です
端的に、私の意見を述べるならば、一本化には賛成です

【言葉が上手くまとまらないのは、彼女自身も、どうすべきかを迷っているから
同じ正義の組織であるのに、わざわざ差別化を考える、というのも――――少し、おかしな話だと感じたから
が、結局のところ、具体的な答えは見つからず、ただ、その場の流れに、身をゆだねるだろう】

(――――……少し、熱っぽいでしょうか……良い言葉が見つかりません)

【きゅーっと、カウンターにもたれかかるように、体勢を崩しながら、ほっぺたに、水の入ったグラスを当てる
思わず目を閉じて、声が零れそうなほど、彼女の体温は、暖かかった】
127 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:26:43.20 ID:nTYarcSO
>>117
【今現在は、外様の自分が口を開くべき状況でも無い――一先ずは、静観させて貰おう】
【緩く瞑目して、また少しばかり思案を巡らすと。そう決め込んでか、微動だにもせず】
【突き刺すような――だがそんな印象に反して、険の篭ってはいない双眸で、彼女を見据えたままに】

(――見た目よりも、遥かに据わってるな。この状況で動じる事も無い、か)
(手慣れてる≠謔、に見受けられるけど……経験が有るのか?――まあ、好いや)

(お題目も…うん、悪くない。寧ろ好ましいな、こう冷静なのは。――あんまり燃え上がってるのは、ノリに合わない)

【一字一句聞き漏らさないように、耳を澄ませて。一挙一動に、気を配って】
【思索に耽りながらも、意識は外側に置いたまま。ともすれば人形のように、話に食い入っている】

(………目標の一本化。状況が状況だが、現状で最優先すべきは云うまでもなく機関≠セ)
(聖都には教団が有る、膝元の魔術協会は任せられる。Justiceも、当然ながら動かない訳じゃない)
(対機関の名を関する以上、妥当な判断、だな。あちこちに戦力を分散出来るほどの余裕は、無いだろうし)

【オカマさんに対して軽く黙礼すると、手を解いてコップを取り、口を付けて】
128 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 20:32:58.93 ID:ZwWqxN2o
>>116>>117

「(とまあ…ノビタ君にもここに来てもらったわけだが…さてこの化学変化
一体どうなる事か…彼の気持ちを考えれば彼らに力を貸したいと心から思うだろうが)」

(…二人で修行中だった所を突然呼ばれてきてしまったが…オレは一体何を言えるだろう…
彼らのために…オレは何をできるかな…)

【身内中ですでに想いの交錯しているこの状況…どうにも浮かない顔のノビタは眼帯の生地を人差し指で触れながら考え込み】
【まずはただぼんやりと思った事を告げてみる】

えっと、オレも織守さんと大体同じかな…せっかく対機関連合って名前で機関に特化した組織としてここにいるんだ
手伝ってくれるのはもちろん歓迎する、でも…貴方達にはオレ達という、justiceという味方がいるわけだからさ

ただ…貴方方が機関以外に目が行く事も考えると…気持ちもわからなくもないから…そうだなあ
一応誰か、二人くらいでいいから他のメンツにもレーダーを伸ばして置く係の人間を用意するのは?

【折衷案としてはそんなところ、と提案し始めるノビタの横、オカマからクッキーを受け取っている『しんゆう』は】

『…あ、どうもありがとうございます、ここのマスターさんですか?ドラ焼きあります?』

【と、何か注文している…この辺りではまだ口出ししてこなさそうだ】
129 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:36:19.92 ID:0FZa/ps0
>>121
/まだいますか?
130 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:40:38.69 ID:8MX9cs20
>>129
/あなたのうしろにうんぬんかんぬん
131 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:41:42.17 ID:QgKq4Ts0
>>116-117

(……やっぱり、知らない人が多いな……)
(協力関係にある人たちも知っておいた方がいいのは事実だけど……)
……同じ組織の人、少ないな……

【独り言のようにそう呟いて】

一本化に異論無しです。
機関と戦ってる間、他の組織のことまで考えるのも難しいですし
下手したら空中分解。それは避けたい。

【それだけ告げて、テーブルにすら近づかず】

……他に意見も思いつきませんし

【多分、こっちの方が本音】
132 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:49:17.38 ID:0FZa/ps0
>>130
/後ろ振り向いちゃったじゃないですかw

頭がいてぇ……運がねえな、運が

【そのすぐ近くの滑り台で、頭を抱えている灰色の髪の黒コートの男】
【その隣には紙と、ペン、おそらくボールペンだろう】
【久々の公園は懐かしいのか、滑り台で体育座り、ベンチに座らない理由が分からない】

(頭ん中で音が反響してやがる……そこまで悩む事か……?)

【鈴の音を自分が悩みすぎているから、と勘違いして、ため息をつくが】

(……いや、違うだろ)

【すぐに違うと分かると辺りを見回し、音が響いてくる場所、ベンチだろうか、ベンチに目を配る】

(……え、何で髪の先に鈴つけてんの?てかなんで寒そうな服してるの?)

【単純な疑問が浮かんでから、天然さんか何かかと勘違い】

……うるせぇ

【風が吹き、鈴がなり、流石にうるさかったのか独り言を漏らす】
【風しか吹かないその公園では、たとえ小さい声で聞こえるだろう】
133 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 20:54:01.89 ID:8MX9cs20
>>132

【こちらは、結構至近距離の相手に気がついている風も無く】
【独り言通りに具合でも悪いのか、未だにぐでんとしてらっしゃる】
【余談だが、左手は自分の腰を抱いていて。ぎゅー】

……、……、知らない、我慢するか諦めて。

【ぴくりとも動かないまま、相手の独り言に】
【鳴る鈴の音にも負けない、そんな声が返された】
134 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:01:50.04 ID:0FZa/ps0
>>133
【自分の考えたとおり、寒そうにしているな、と自分の腰を抱いている女性を見て思いながら】
【見ているとこっちも寒くなってくるような気もする、という気分的な事が脳裏をよぎる、黒いコートを着ている為、多少はマシだろうが】

こっちは今の所こっちが家なんですけど……

【独り言のつもりだったのか、相手に聞こえると思っていなかったため、少し驚いてから返事を返す】
【気づいたらこっちにいた、無論家なんてない、彼はホームレス、家はこれ、天井は開いている、家を取り囲むのは子供達が滑り台から落ちないようにという意見から採用されたであろう横に少し長くある壁】

【そして朝には家を出て行く、仕方ないじゃない、皆の滑り台なんだから】

てか髪からとるくらいしてくれよ

【さて、何でこんな場所で座ってるのか、デートの待ち合わせだろうか】
135 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:08:03.49 ID:8MX9cs20
>>134

……ふう、ん?

【相手の言葉に、気だるげに目元に置いていた右手を持ち上げて】
【面倒臭そうに、ぐっと身体を起こしてから】
【相手の方へとじぃっと視線をやり】

…………男なら知らない。

【なんて、呟いて】
【ぽすりと、再びベンチの背もたれに寄りかかり】
【なんだかよく分からないが、ともかく男だと駄目らしい。何が。それは彼女にしか分からない】

やぁだ……、我慢するか諦めて。
どっちも嫌だってんなら、その耳に石ころを詰め込んで差し上げましょう……。

【ぐしぐしと目元を擦ってから、軽くうとうともしていたのか、小さくあくび】
【それから、大事なことだから2度目】
【言い終わった後に、今度はやたら物騒な言葉たちがついてきていたり】
136 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 21:13:12.47 ID:nkPXxXAo
>>117

――――――人、一杯居るなぁ……。

【ぽつりと、店内の隅の方で呟く影が一つ】

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】

……難しい話してる。とりあえず双葉さんが入院したのが気になるけど……。

【まるで始めから其処に居たかのように席に座っていた】
【配られたクッキーを一つ摘んで、それに焦点を合わせながら】

――――現状、大きく動いている組織は機関だけ。
だけど、先日の魔術協会での一件。私は知り合いの話を聞いただけだけど
何処か判らないけど、誰か機関以外の存在が有った訳だよね?
そう考えると、一本に絞るのは些か不安が残るんじゃないかな。

確かに魔術協会には実力者も居るし、自衛できる人も多いかもしれない。
けどやっぱり、組織化していない以上、何らかの穴があるはず。現に大勢の死者も出てる。

……まぁ、それも暫くの事だとは思うけどね。
Justiceだって居る、事が続けば何れ協会だって自警団に似た組織を結成するかもしれない。
目前に「ブレイザーシティ」が控えている以上、今は其方に集中するのも一つかも知れないね?

【摘んでいたクッキーをゆらゆらと動かしながら、視線はクッキーに向けて】
【並べられる言葉は、カンナの意見を否定しているのか、肯定しているのか判り辛い】
【全部の言葉を紡ぎ終えた後、クッキーを口に放り込んで噛み砕き】

―――おいし。

【幸せそうに、小さく呟いた】

/対機関連合、ルシア・マリカですっ
/このタイミングでの飛び入りが不可能だった場合、無視していただいて構いませんっ
137 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:15:19.37 ID:0FZa/ps0
>>135
……え

【「男なら知らない」この言葉に類似する言葉になら覚えはある】
【彼はある世界のある特有の文化に精通している為、そういうのに詳しく】

……あれか百合か、レズビアンか

【実際いるのか!?という期待が篭るが、彼の声色は先程と変わらず何処かかけだるそうで】
【内心は分からないだろう】

……え、何でそうなるの

【耳に石ころ、創造してみるが鼓膜でも破れるんじゃないだろうか、オゾマシイ、身ぶるししそうだ】

てかあんた家に帰ってよ、俺は行くあてないの、我慢でもあきらめるでもない選択肢選ばせてよ

【まあ相手は少女だ、んな事できる訳がない】
【ちっちゃい頃学校にいた笑顔であいつ〆とくわっていってる女の子みたいな奴だよきっと】
138 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/04(土) 21:17:23.70 ID:dbmA/CAo
>>118
うん……確かに、機関以外の組織の動向が無視できる訳じゃない
でも、私たち『対機関連合』は、規模としてはごく小さなものなの

もちろん、貸せる手がある時は、貸す──でも、今じゃない

【少女の考えとしては、概ねそのようであるらしいが】
【「それと──」 カンナとは違う声が、レンジへと向けられた】
【その声の出所は、ステージから少し離れた所──壁にもたれた一人の人物がいた】

「──魔術協会に関しては、まずは僕たち協会の人間で頑張ってみよう」
「もちろん、連合に手を貸してくれた人も多いから、その報いは必ず──」
【二十代前半程だろうか、暁色の緩いパーマヘアを持つ長身の青年である】
【所々に装飾的な鋲が縁取るようにして打ち込まれた象牙色のロングコートを羽織っており、】
【その下には白のドレスシャツと黒のスラックス、同色の革靴を履いて銀金具のベルトを着用している】

>>119
…………──

【織守の言葉を聞いて──カンナは、口を噤んだ】
【ここに集まった人数こそ多いが──その割合は、と問われると】
【決して、芳しいものではない。それが彼女の率直な感想だった】

【暫し黙考──織守の言葉を受けての口を開くのは、やや後のこと】

>>120
……私は、リーダーが帰ってくるまでこの組織で『責任を取る立場』でいる
責任って何。戦い続ける事、死なない事、必要なら指揮を執って導く事
『対機関連合』が最大限の力を発揮できるように考えて動く事

……そして私が本当にそれに値するかどうかは、連合の皆の目で決めてほしい
相応しくないと思ったなら、私は降りる。手を貸す側に回る

……後を継げるか、と言われたら──私は、継ぐつもりでいる
今日も既にそういう気持ちでここに立ってるし、これからもそう

ただ……もし、そうなった時
今までの『天ヶ谷双葉』に力を貸すための『対機関連合』とはきっと別物になる
皆は『天ヶ谷双葉』の下に集まったのであって、私の下に集まったんじゃないから

……その時は、また皆に聞く
【そのように語ると、一度息を吐き出して】
>>122
『あら? あたし?』
『あたしジーンっていうの、イマー・ジーン、ここの店主よ』

『もっとも、今は“元”がつくけれど』

【うふん、と生温い笑みを零すと、そのまま再び会場内を歩き回り】
//続
139 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/04(土) 21:18:35.71 ID:dbmA/CAo
>>126,127
【カンナはシオンの言葉をじっと聞き入れた】
【外部の者でありながら手を貸してくれるのは有り難いことである、と】
【尤もそれは織守の言葉を聞いた上だからなのであろうか。言葉で答えは返さずとも、頷いて】

【朔夜に向けても一度視線を合わすと、そのまま流れるようにまた別の方へと移し】
>>128

うん……意見ありがとう、それも含めて考えてみる

【カンナはそういうと、視線を連合員の方へと向けて】

『あら? ドラ焼き?』
『そうねえん……冷蔵庫にあったかしら?』

『ちょっと待っててねえん──』

【──と、オカマはなよなよと腰を振りながら店のバックへ】
【暫くした後、『あら、在ったわよう最後の一個!』との満面の笑みを携えながら】
【小皿に乗せたドラ焼きを、運んでくるだろう】

//連合員へのレスはこの後に続きます
140 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/04(土) 21:23:16.59 ID:dbmA/CAo
>>連合員
──……皆ありがとう。対機関の一本化について、内外部含めて、反対はないみたいだね
【と、軽く頷くと──数拍の間を置いてから、再び口を開いた】

……──少し、話が逸れるようなんだけど
私は、この『対機関連合』の初期にいたメンバーじゃないの
『天ヶ谷双葉』に力を貸すっていう意味もあって、『対機関』入りした
そういう人も、いるんじゃないかな……──私もその一人だから

でも……その当の『天ヶ谷双葉』がいない今
彼が言ってた、あの『妹を救う』っていう目的は、当分は宙ぶらりん

【ふと──ホワイトボードのマジックを手に取って】
……何が言いたいか、って……私がリーダー代行を務めるってことは、
必ずしも『天ヶ谷双葉』が望んでいた方針と形を取る組織になるとは限らないってこと

……私が理想とするのは、こうじゃなくて──こういう形
【言いながら、彼女は後ろのマジックボードに、『ピラミッド型』の図形を描いて】
【それを「こうじゃなくて」としてから──その隣に描いたのは、『サークル型』】
【描いてから、彼女は振り向いて──連合員一人一人の顔に、視線を送りながら、トランプセットを手にとって】

……理想はね、『チーム』なの

──誰かの助けになろうと思って、正義に従おうと思って動く人
【ぱしっ。彼女は唐突に、『ハート』のエースをボードに貼り付けた】

……ただ何でも良いから戦う為に、ただ敵をつぶす為だけに動く人 【ぱしっ──今度は『スペード』のエース】
何か自分の利益になる、見返りがほしくて動く人             【ぱしっ──『ダイヤ』のエース】
組織を動かすことだけを考えて、冷静にサポートしようと動く人    【ぱしっ──『クラブ』のエース】

それぞれ、適した役割を与えられると思うの
……皆、どれだろう。どれでもいいんだ、今は答えなくても
【ざ、と。揃えたトランプセットを机において】

でも……──今日、集まってくれた人達を見るとね
連合員の方が、何故か少ないんだ……何でだろう
『天ヶ谷双葉』がいない組織に手を貸すつもりはないから?
……分からない。もっと別の事情があるかもしれないし、何かあったのかもしれない

でも……それをさておいても、『チーム』としては明らかに成り立ってないの
これじゃ何の役割もへったくれも、あったものじゃないでしょ

……だから、ハッキリ言うよ
今日、今このときから……『対機関連合』は、今までの皆が知ってるそれじゃなくなると思う

それでも集まってくれる人だけ……──私の目を見て、それを教えて

【──そこで漸く、彼女は口を閉ざした。もう、今までと同じ体制は取れないだろう──と、】
【だから、『天ヶ谷双葉』のために集った者達に向かって、】
【彼のいない、『これからの対機関連合』に手を貸してくれる意思はあるか──そう、問うている】
141 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:23:47.67 ID:8MX9cs20
>>137

……、……別に女の子も嫌いじゃないけど。

【相手の言葉に、少しの間の後にそんな返答】
【実際のところは、元恋人さんに未練しかないからその他の男なんか知ったことか、とかいう思考結果なのだけれども】
【返し方のせいで誤解されるかもしれず。返してから、くぅ、と身体を伸ばして】

うるさいって言うから音が聞こえないように、と思って。
嫌なら諦めて。

【表情は、何となく面倒臭げな、そんなもの】
【それがある種のリアル感を引き出していて、最後に諦めろともう一押し】

……これから人探しするの。
お前の行くあてなんて知らない、公園は他にもあるでしょう?
あと。お願いするなら、「どうしてもお願いします」って言いながら土下座するくらいじゃないと。

【家に帰れ→人探しするの】
【素敵にズレた感じの答え、ただ、説得の仕方によってはここから立ち去ってくれる可能性】
【その直後に、どうして私が動かないといけないの、とでも言いたげにそんな発言をしたあたり、なんだか急に望み薄】
【最後の言葉は、笑みを浮かべ。にこりと笑ったまま、自分の座るベンチの前、地面を指差して】
【右足を上にして、足を組んで。「どう?」とでも言うかのように、首をかしげた】
142 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 21:27:01.01 ID:uFyIb6SO
>>138
………例えば…私が魔術協会を襲った相手の一部目的と相手の能力を知ってたら聞くか?…
【現れた男に言い】

……わかった
【そしてカンナの意見に同意し】
143 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 21:30:37.75 ID:ML2JOEQo
>>122
【記憶の照合作業中、周囲の発言を聞いていて】

「……………………?」

「(………おかしい、ね。何となくだけど)」

【テーブル席に居た吟雪が突然立ち上がり、低い姿勢で音をあまり立てない様に、武美に近づいて行く】
【決して、驚かせようというつもりでは無い。無いのだが。近づけば、その耳に口を近づけるだろう】
【そして、周りに届かない程度の声量で、こう告げる】

【「なんか、織守が変。何とは言えないけど、何時もと違う」】
【「良く観察してて。目は、多い方が良いから」】
【杞憂だとは、思いたいのだが】

>>126>>127>>128
【同時に、複数の場所へ足を運ぶ事は出来ない】
【だから―――こう表現しては悪いが、一番大味な一人の下へは直接進み】
【残り、何かを鋭敏に感じ取ってくれそうな面々に、意味ありげな視線と、小さな手招きを行った】

【記憶を司る者、<Justice>の黎明より居る者、調べる事を生業とする者】
【誰かが、気付いてくれるだろうか?】

>>138-140
(………成程、素晴らしい)
(これは……予想以上、かも知れない)
(そして、生憎。こうなると、あの考えが実際に出て来る)

【一通りの会話を見て、彼女の考え方を知る事が出来て】
【無表情の顔の裏、内心は小さくだがきっと笑っている】
【これならば、きっと組織の長として問題無いだろう、と】

(……そう、『長』として)

………及ばずながら、力は貸すつもりで居る
飽く迄、外部の一協力者としてだけれど

【連合員への話題になると、一時的にだが口を噤み】
【何やら動きを見せている、もう一人の方に耳を澄ませた】
144 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:33:40.97 ID:0FZa/ps0
>>141
……ああ、振られたの?ご愁傷様

【相手が腹を立てるような言い方で、相手のほうを見ながら呟く】
【何故わかったか?察しろよ、振られた事あるんだよ】

そういうのは自分が配慮するもんでしょ
だからそれと我慢する以外の選択肢を頂戴っていってるでしょ

【こちらも譲らす、相手に他の答えを要求】
【遠まわしに鈴をはずせ、といっているようなものだが】

(……会話してくれよ会話)
(何で帰れの答えが人探しなんだよ)

【と、心の中で呟くが、自分もたまにやってるなと思い墓穴を掘ったらいやだからいわない事に】

土下座っていうのはそう簡単にできないもんなの、大体なんで俺が動かないといけないのさ、面倒だよ

【こちらも同じく、何で俺が動かないといけないんだ、と妙に頑固】
【こういうのはどちらかが譲ればいいのだが、どちらも譲る気配はなく、まるで子供の口げんかのようで】
【周りに誰かがいればアホらしいと考えるだろう、そんな状況】
145 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:39:42.14 ID:y0/pr9oo
>>138>>139

(対機関連合に欠けておるもの……まず一つ、加入者個々の意識)
(常日頃から組織のことを考え、少しでも動いておる者がどれだけおることか。)
(――少なくとも、双葉のあの時提示した議題に取り組み発展させたものはいなかった)

(そしてその原因となる二つ……運営方針の曖昧さといったところか)
(「何を」「どうして」「どう動け」……機関連合はそれが曖昧模糊故、停滞する)
(Justiceのような広義的な意味合いを持たせず、地盤を均さぬままでは歩くこともままならん)
(なればこそ頭がある程度の道を示し先導する必要性が生じる。複雑な戦略を取るならば尚更、な)

【対機関連合について「織守の知る上での」考えを頭の中に巡らせる】
【しかし、これは恐らく口にだすまでもない。カンナ自身も気づいていることだとも推測した】
【黒野カンナ。――彼女ならばあるいは】

(……天ヶ谷双葉が倒れたと聞いた際はどうするべきかと悩んだものだが)
(これならばあるいは、改善することも可能か?)

【織守は沈黙を貫く】
【周囲から向けられる仲間からの視線にも気づいていながら返すことはなく】
【ただ怜悧に、静かに――作り物めいた表情でステージを眺め続けていた】

(――本当に、「時期が悪い」)

【織守は目の前に置かれたクッキーには一切、手を付けていなかった】
146 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 21:40:42.88 ID:TAEx8GMo
>>140

【彼女の言葉、そして図――フィスカは、其れを出来る限り正確に、森島へと伝える】

【彼女としても、感じる所が無かった訳ではない】
【だが、現在彼女に出来るのは……出来るだけ、『構成員の意見』を伝える事】


……自分の感じていた『異質』は、正に“チームではない”と云う所に近い。
「横の繋がり」は――少なくとも、『組織に関わる分野』では、無に等しいのが現状。
友人関係なら有っても、「一丸となって機関に対抗する」土壌は無に等しい状態で此処まで来た。

――上手く行くかは判らないが、何より自分は其の理想が好きだ。


……少し待ってください、まだ有るみたいです。


【耳に手を当て、森島の続きの言葉を聞くフィスカ――彼女の整理能力は、高い部類に入るといえるだろう】
【昨日に簡単な予備知識のレクチャーを受けたのみにも関わらず、高水準で森島の意思を伝えている】


……前者については、『ハート』が一番近いと考えている。
自分には、組織運営の方面の才能が無い。 見返りは要らないし、潰すだけ、と云うのも少し違う。


後者については―――言うまでも無いでしょう=Aと言っています。


【先日、『助けになる』と言ったばかり――其の意思は、揺らいでいない】
【森島の意思を代弁するかの様に、フィスカは確かな意思≠持ってカンナを見遣った】
147 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 21:45:44.44 ID:l2LQBcIo
>>138-140

【これで伝えられたはず、と彼女はため息を一つ、つくと
まるで、今まで目を逸らしていた気負いの重さが、ずっしりと、彼女に圧し掛かるように、彼女へとかかってきた】

【先刻も述べた通りに、彼女の頬に火照る熱は、きっと――――……普段より暖かいようで】


んっ……ふぅ――――……流石に、連日無理しすぎたみたいですね……
少し、休ませていただくことにしましょうか……っ


【そう、断りを入れて、一人静かに、カウンターの奥の席で
熱に解けるジェラードのように、とろんと、とろけそうな様子――――……】

【支えを失ったかのように、カウンターへとその身を預け
ほっぺたに、ひんやりとするグラスを当て、少し瞼の重くなってきた紫苑色の瞳を
仄かに滲ませながら、辺りを見回していた】


>>143

【そこで、ふと、気づいた、恐らく、ほんの一瞬――――……視線を送ってきた貴女と交錯するであろう瞳は
その小さな手招きまで捉えて――――数刻、彼女の思考へと溶け込んできた】

【意味ありげな瞳からは、詳しく汲み取ることは難しい、その為に、彼女は少々思考を遡らせる
んっしょ、と身体を半ば無理やり伸ばし、きゅーっと大きく伸びをして、無理やりに覚醒状態へと移行する
休ませかけた思考に再点火するのに、時間はあまり、必要ない】


――――……Dead Memories≠アこまでの会合を、少し遡ってみることにしましょう


【普段の彼女と比べると、それこそ――――……何十倍もスローに、ここまでの全ての人物の話を読み取っていく
確かに、気になる人物は多い、織守の様子もそうだし、見知った人物も多く、仮面、といった、不思議な人物もいるのだ
熱に喘ぐ、彼女の現状≠ナは、貴女の思いを推し量るには、少し物足りないか】

【そして、彼女は――――……手招きを、一旦無視するだろう
――――何故か、応えは彼女の能力に、ある】

【記憶の読み取りは、広域的な意味で――――……盗聴に長けた能力、ともいえる
その場所で行われた全て≠、余すことなく読み取れるのだ、状況を限定して発動すれば
離れた位置にいながらも、誰かの話を――――数秒遅れでは在るが、聞き取ることは可能だ】

【すっと、カウンターの椅子に座りなおし、肘を軽くカウンターの上について
くっきりと手のひらを開きながら、貴女達の会話をジャックしようとするだろう】
148 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:48:14.15 ID:8MX9cs20
>>144

…………、そんなの、関係無いの。
痕をつけてくれた、ずっと一緒って言った。絶対って、言った。愛してるとも言った。
……そんなのじゃ、別てない。別たせない。見つけてみせる。

【相手の言葉に、浮かべるのは笑顔で】
【ただし、なんだか表情の固定された人形染みた笑顔】
【返した言葉は、人によっては恐怖心的ものを抱くかもしれず】
【言い終われば、人形染みた笑顔はどこかへ失せて】

……どうして?
じゃあ、お前が呼吸することで二酸化炭素が排出されているの。
それを酸素に戻す植物がかわいそう。息をしないで。

【浮かべるのは、どこかきょとんとした表情】
【どうして私がお前なんかのために、とでも言いたげなオーラがゆらゆらと漂って】
【それから紡ぐのは、なんだかよく分からない例文(?)】

お前は、マグロに水の中に居るのは迷惑だから出て来いっつってんのよ。

【…………?】
【何かよく分からないが、それで彼女的に言いたいことは言い終わってしまったのだろう】
【両手を口の前にやり、息を吐きかけたりなんかしてから】

土下座するくらい、タダでしょう?
じゃあ、どうしてその面倒な作業を人に押し付けようとするの。

【足を組むのを止め、足を伸ばし。地面をぺしぺしと叩いてみせ】
【土下座の要求。超要求しておられる】
149 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 21:48:22.63 ID:OLJlRQQ0
>>139-140

……うぇ? …うぇい。…あい、わかった。
あたしはJusticeの無道 武美。魔術師だ……うん、よろしく。

【ジーンの異次元テンションに、眼を丸くして、腕を引っ込め気味に対応する武美】
【だが、其れでも―――最初の鮮烈さが喉元を過ぎれば、相手への微妙な感情は、鳴りをひそめて】
【小さくお辞儀してから自己紹介をして、冷えたグラスを手中に収め、水を呑み込んでいく】
【ミネの方も、ジーンが通り過ぎるところで、ネコなりに首を縦に振り、微笑らしき何かを作って見せた】

「(……パッセルさんの後を継ぐのが、貴方なら、わたしは影を追わせて頂くまで、です。)
 (貴方の言う通り、鎖とはしません、わたしは野良猫が結局は似合う………然し、人情は『懐き』ますよ?)」

(…魔術協会も、動かなきゃあいけねぇ……あたしも含めて、この時代に至るまで、認識が甘すぎたんだ)
(変わらなきゃいけない……――安穏に縋るんじゃねぇ、平穏を、勝ち取るために…!)

【そして、『遺構』と化しかけた店内を、俄かに活気づかせる烈士達の言葉―――其々が、耳朶で掴み取った】
【無言のままにではあるが、新たに固める鋼鉄の決意は、ふたりの胸の中で、今宵中響き続ける】
【だが、今は―――次の提案。武美は台詞を差し込む機会を探り、ミネは、語りに語るカンナの姿を、造り物の双眸で凝視し始めた】

「……スペード、剣のスート…[ピーーー]ために産まれた存在としては、何とも相応しいですか。
 自ら作った力を喉元に突き付けられ、泡を吹く様を見て、さんざ嗤ってやりたいもの……。」

【威風堂々たる演説の中、ミネは誰にも聞こえない程の絞られた声量で、ぼそりと零す】
【至近距離にいる、武美でさえ、余程注意を向けていなければ気付かない程度―――実際、武美は判らなかった】
【やがて―――凛と煌めき、闇を穿つ。そんなカンナの視線が、一点に据えられたのを見て】

「……――異論御座いません………マスター=B」

【有体にいえば、『認めた』と言うところか―――黄金のサイボーグ・アイが、カンナの茜と交錯する事だろう】
【総ての肢で、殿……――と威嚇的に立ち上がり、尻尾を鞭の様に撓らせ、立てられた耳が、ちちと蠢いた】
【人間で言えば、敬礼か何かの心算なのだろうか】
【最も……――気持ちの半分を領するのは、矢張り機関への『憎しみ』に、変わりは無いのだが】

>>143

(……そう、か? …嗚呼、貴女の方が、付き合い長いモンな。)
(波の揺らぎを見るのは役だ、そこらへんは……任せて。)

【吟雪については、接近されることに驚きは抱かない様で―――然し、言葉を聞くや否や、眉間に薄い皺を寄せて】
【歯がゆい事に『判らなかった』が、織守は憧れの人物であり、もっと深いところまで踏み込みたいと懇ろ考えていた相手】
【能力の限定的かつ地味な解放、吟雪にのみ向ける声――ヴェルチェリが使う其れに近い手法――で、承認の意を返す】
【ぎりり、唇のシャッターの向こうで、食い縛った歯が重なり軋む音が、判っただろうか】

【なお、ミネは吟雪の接近については、特に意に介していない様子】
【武美への言葉は―――聞いていたのかもしれないが、関係は無いと本能に近い感覚で判断、アクションは起こさない】
150 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:56:50.44 ID:0FZa/ps0
>>148
……げっ……

【声が出て、思わず顔を後ろに引く】
【笑み、とはいいがたい笑顔がこちらに向けられ、恐怖心を覚える】
【ゾクリ、と背中から寒気がして頭から冷や汗がでるような感覚】
【人探しってこれの事か、と納得する反面】

(……罪深い野郎だな、そいつ)

【こんな病気レベルに愛してくれる女性になにかしたんだから】

……見かけたら教えてやるから、特徴言えよ

【さて、どんなイケメン野郎だ?ここまで女性がほれ込む野郎だぞ?】
【逆に拝んでみたいじゃないか】

……お前に返すよその言葉
それに、鈴を体につけてるマグロなんかいねぇ

【俺は鈴がうるさい、っていっただけで目障り、邪魔なんていった覚えはないぞ、と付け足して】
【何でいいたい事はいったみたいな顔をしてるんだろう、と思いながら】

俺の土下座は有料、今俺が決めた、代金は四十万、びた一文まけない

【何で土下座を要求しておられるのかこの方は、土下座がみたいのだろうか、そういう類のビデオでもかりるといい、俺に要求するな】
151 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 21:57:50.60 ID:w92ggIAO
>>138-140
「………………チッ、『チーム』だッてェよ!」

【彼女の理想を聞いた瞬間、玖雀はあからさまに舌打ちをして背凭れに凭れ掛かった】
【彼奴自身はチームで動くことを好まない、寧ろ自ら忌避する方だ。組織に属している理由も、単なる暇潰しに過ぎない】
【――然しながら、役割を与えられたトランプのマークで言えば、自身の立場は「スペード」或いは「ダイヤ」のどちらか】

「はン、マジでくッだらねェ。なアにがチームだ手を貸すだ、つまンねえよ

 ――だァけどォ……」

【正直、自分本意でしかない。暇潰しに違いないし、組織に協力する意思もハナから無かった】
【悪態を吐き捨てて、相席している女性に睨まれながら、然し玖雀は】

「ソレがわたしにとッての“暇潰し”になるッてンなら、――――なア?」

【面を取り去り、無彩色の尼削ぎの髪と唐紅の瞳を露にしながら――不気味な笑みを浮かべつつ、カンナの瞳を睥睨した】
【凶相の中に浮かぶのは、確かな『肯定』の意思。尤も、ソレも“暇潰し”を前提のものとしているが】
【「吁、何て、詰まらないヤツだ、本当に。」心中にて、玖雀は生まれて初めて自分自身を貶す】

……連合が従来通りであっても、そうでなくとも
最初から、私は協力するつもりで所属したんだ

【対して、シャムロックが返すのは手短な言葉。彼女は遠回しに快く肯定して】
【「目を見て。」カンナの言葉に答えるように、顔を覆い隠すヴェールを脱ぎ去る】

――そうじゃなきゃ、きっと私は今此処に居ない

【そうして、肩ほどまでの長さがある栗色の髪の毛を持つ彼女は、目を慣らすよう幾度か目を瞬かせ】
【黒に程近い深緑の双眸が、副リーダーである少女の瞳をしかと見据えるのであった】
【――シャムロック≠ナなくシャローム≠ネらば、此処に集う者の幾人かは、既にその存在を知っている筈だ】
152 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 22:00:35.31 ID:nkPXxXAo
>>139>>140

(――――確かに)

【カンナの言葉に、ふと周囲を見渡してみる】
【幾つか見知った顔はある。が、飽く迄それも個人的に、の話で】
【連合員の割合は半分、それ以下だろうか……幾分、数が少ない】

(……おにーたんも居ないね、珍しい)

【現状、此処に来ている人の半数はJusticeのメンバーだ】
【それは詰まり、皆“新しいリーダー”に興味があり】
【“対機関連合”の今後に注目しているという事だろう】
【それらを確認したうえで、浮かべた表情は「苦笑」】
【今まではピラミッドですら無かったけどね、と内心呟いて】

――――皆、忙しいのかもしれない。
私達が知らないだけで、連絡が取れないのかも知れない。
けど。それでも確かに、この現状は問題あるよね。

【ふぅ、と一息ついて、水を一口。浮かぶ言葉を一度飲み込んで】
【視線を今一番注目されているだろう人物――カンナへと真っ直ぐ向ける】

私は最初、「双葉さんに助力を求められて」対機関に入ったの。
でも、その双葉さんがリーダーとして適任だって、貴女を選んだ訳だし
これから『対機関連合』が如何変わっても、私は“リーダー”について行く。

私にどれだけの事が出来るかは判らないけど、その意思は変わらないよ。

【小さく、距離も離れているので判りにくいだろうが、小さく微笑みを浮かべて】
【リーダーが変わり、組織が大きく変わろうとも、ついて行く意思は変わらないと】
153 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 22:02:15.02 ID:QgKq4Ts0
>>140

……正直に言わせて貰うと、少なくとも、リーダーの目的に協力するつもりがなかった。
そもそも知らなかった。今日初めて聞いた。……まあ、僕の場合は極端な例なんだけど。

【丁寧語が使われなくなったのは、言葉を告げることを優先しているから】
【一人称も、素に戻っている。これもまた、同じ理由】
【言い換えれば、まともに話に入り込んできている証拠である】

……だから、組織全体の目的は変わっても、協力し続ける。
だって、結局僕は『ダイヤ』。『ハート』を名乗りたい『ダイヤ』

【その顔には、若干の曇り】

もう一つ。僕は入ってから、会合に参加しなかった。
尤も、会合自体が有ったか無かったかは覚えてないけれど……。
……だから、今までの『対機関連合』が何であるか、知りようが無かった。
だったら、変わろうが変わるまいが僕にとっては同じなんだよね。

……言葉は乱暴だったけど、そういうこと。
「切り札に成り得ない『ダイヤ』」で良ければ、戦いに参加させてもらうよ
154 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 22:07:17.59 ID:5qGfFVs0
>>140

……いかんいかん地味に迷っちまった
っと失礼しまーす

【緊張した雰囲気だろう会合の場に随分と軽いノリでドアを開けて現れたのは】

(……な、なんだかオレって凄い場違いのような気がする)

【真っ白い髪に緑色の瞳】
【少し大きめの黒のロングコートを羽織った少年、エルフェスだった】
【暫く周囲を見回した後で思い出したように歩き出し】

オレは気にしないで適当に続けてくれい、隅っこの方で聞いてるからさ

【そそくさと自分の存在を隠すかのように隅っこへと移動していく】

/途中からですがよろしくお願いします
155 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 22:07:35.76 ID:ZwWqxN2o
>>138>>139>>140

【ドウモ、とおどろおどろしい機械音声の如き声で礼をいい仮面の下にドラ焼きを送り出す『しんゆう』を横目に】

(…内部のメンバーとの連携がうまく行ってない…か、オレ達は織守さんに散々苦労をかけてしまったから
吟雪たちと彼女のための対策を練った…オレが考えているころにはすでに仲間たちも動こうとしていた、仲間と呼びがいのある奴らさ
だが今対機関連合は…その『チーム』としてすら成り立っていない…コレは確かに非常事態だ)

(―――黒野カンナ、リーダー代行として抜擢された彼女はここで何をしてくるだろう、彼女の考えが仲間たちにいかに働きかけるか…これを見ていろって事なのか)

【とりあえずオレ達に例えるなら…あのトランプスート、オレはハートかななどと考えると…横で『しんゆう』が肘で小突いて呼んでくる】
【横を見れば彼は腕を組んだ状態から右手を織守>>145へと向けて少し身動きしながら】

『おかしい…?兄貴…妙だ、織守さんの様子がなんだかおかしい、どういう事かわからないがなんとなく妙だと思う
アレを見てくれるか?織守さんは真面目に取り組んでるというのはわかるんだが…それにしてもあれは…』
どうした相棒、織守さんが不調そうなのか…ん?

【ぼそぼそと話し合いをしている中最初に気がついた『しんゆう』の言葉に気が付き彼は気がつく】
【我らのリーダーの事を知っているなら…最もあり得ないことに】

(…バカな…『クッキーに手をつけてない』…?織守さんはjusticeのメンバーなら誰もが知るほどの甘党だ
今は確かに真面目な話し合いの最中ってのは分かる…だが相手側の方から快く振舞ってくれた菓子を…
一つや二つつまんでいてもいいものだが…全く手をつけてないだと?)

(こんなちょっとした思いすごしとも思えるような事にも思えるが…これは彼女の不調を表すサインとも考えられるんじゃあないか…?)

【そんな事がありえるのか?と彼は他のメンバーに目線を送ると…吟雪>>143の目線を受け取る】
【まさか、本当にそうなのか?疑惑が少しずつ確信へと変わりつつある中彼はジンジャーにも目線を送る】
【私の方で見張っている、と彼は合図を送った…各自違う目線を送りながら彼らは談合に意識を戻す…ノビタは違和感を感じすっきりしない顔持ちのままだが】
156 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 22:10:39.10 ID:8MX9cs20
>>150

私より背が高くて、黒髪で、眼鏡。……あ、刀持ってるかも。
……さぁ、4ヶ月あってないから、知らないわ。

【相手の言葉に、告げた特徴は】
【きっと街中を歩けば数十人レベルで見つけられるだろう至極普遍的なもの】
【ギリギリ付け足した分を考慮に入れても、こんな世界。街中に10人くらいは居そうな気がする】

え、嫌だ。死ぬじゃない。
息しなきゃ死ぬって言ってんのよ、もういい、土下座して頼み込んでも外してあげない。

【きっぱりと】
【返してから、どうやら機嫌を損ねてしまった様子。ぷいと顔を背けて】

お前が私にどこか行けって言うから、どっか行ってほしかったら土下座してどうしても、と頼め、って言ったの。
どうしてそこで私がお金を出さないといけないの? 先に言い出したのはお前なのに。

【軽く今までのまとめを口にして】
【「どうして私がそんなこと」的表情。首を傾げれば、鈴たちが一斉に鳴いて】
157 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 22:10:47.18 ID:nTYarcSO
>>138-140
【ごくり、喉を鳴らして水を飲み下し。喉を潤すと、コップをカウンターに置いて】
【――ことん、硬質な音が一つ。カンナと眼を合わせると、朔夜は小さく頷いた】

【明確に、異存は無い、という意味を孕んだ首肯。眼に宿した感情の色は、概ね好意的で】

(……四つのスート。ジョーカー≠一つ欠いているのは、大きいが――――)
(二枚目のワイルド・カードとして、総てを取り仕切るのに……申し分は、無いな。こいつなら)

【一度サシで話してみたい物だ、等と、取り留めもない思考を過ぎらせた】
【――――その、時だった】

>>143>>145

【気配には敏感な方だ。張り巡らせた感覚の糸が、ふと吟雪の視線を拾い】
【直ぐには其処に含まれた意図に気付けず。周囲を見回し、観察の眼を向けて】

【一人一人と視線を移してゆく中、ある一点で其れが停止する】
【数秒の思考と観察の継続――ややあって、気付いた=B視線は、織守に釘付けにされていた】

(――――ああ、そうか。恐らくは……)
(節穴にも程が有るだろうに…何時から曇っていた、オレの眼は)

(…………そうだ、確実に違う=Bいまあの場所に座ってるのは、確かに織守≠セ。けど…)

【だが、そうと断定する為のカードが、少しだけ足らない】
【考える事は同じ。杞憂であって呉れれば――そう思いつつ】

【「失礼」と小さく呟いて、朔夜は吟雪の許へと向かい】
158 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 22:15:17.78 ID:DxhGL1Io
>>150>>156
【鈴の音に釣られるように、フラフラと公園に迷い込んでくる男】
【コートのポケットに手を突っ込んで移動していくうちに、鈴の音が耳に入る】

・・・んん、ただの公園にしては騒がしい。

【音の発生源を探して辺りを見渡し、一人の男と一人の少女が目に入る】
【表情や仕草を見るに、あまり良い雰囲気ではなさそうだ】
【が、男にとって、そんなことは問題にもならないらしい】

や。
何をしてるんだい、お二人さん。

【二人にフラフラと接近しながら一声かける】


/ヒャッハー!乱入だー!
159 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 22:17:58.54 ID:0FZa/ps0
>>156
もっと詳しいこと、いっぱいいるでしょそんな奴、せめて名前
(刀はしらないけど)

【それで探せ?嫌です、自分は他人である可能性のほうが高い人それぞれに何回も同じ事いいたくないです】

って四ヶ月……って、……野暮用でもあるんじゃないか?
それか……

【途中までいって、慌てて口を閉じる】
【この世界は物騒、その言葉を少し前に聞いて、思わず浮かんだ言葉、それをそのまま口に出そうとして】

(……あぶねぇあぶねぇ。まだいってないいってない)

【もう手遅れのような気もするが】

あんたの例えはそれだろうが
いいよ元から土下座なんかする予定ないし

【生憎ですが俺のプライドは安くありません、時価です時価】
【相手の様子を見てああガキだなぁ、と思いつつも言葉には出さない、女性は大人に見られたいらしい、少ない経験で得た一つ】

土下座を要求したのはあんた、俺は嫌だっていったでしょ
それでも要求してきたから金だせっていったの

【それに付け足すようにいい、あー面倒くせぇと内心で呟く】

(あー鈴うるせえええええええええええ!!)

【相手が首をかしげた時にいっせいになる鈴が耳に入り、静かな公園だからか、音が響き耳に残る】
【でも動きたくない、どうしたものか、面倒くさい性格だ】
160 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 22:18:56.97 ID:WLgbtz.o
>>140

(……対機関連合、と銘打ってはいるものの、機関に対する恨み言は少ないんですね。)
(すごく意外。)
(もっとこう、私怨に満々た方々が犇いているのかと思ってましたけど)
(挙がるのは冷静な意見が多くて、胃には優しいですね。)
(……でも、反対に、対機関連合の原動力が不思議になって――)

【周囲の意見を聞いて、まず抱いた感想は、ソレだった】
【つづく連合員へ向けての話で、その疑問は俄かに氷解を始めた】

(……正規連合員の欠席が、原因)
(だから、対機関≠ネんて尖った存在なのに、感情の露出が少ない?)
(それとも、『天ヶ谷双葉』という方の協力者が集まった組織だから、恨み自体が――)

【カチャカチャと】
【隣のカウンター席で、焦げ茶ローブの少女が身動ぎする音が聞こえた】
【周囲から自分を隔絶するように行っていた思考が途切れる】

【反射的に、そちらを向いて――】


【――サージは】
【この場に来たことを今更ながら後悔していた。】
【決断が迫られている。 彼女の目を見て&ヤ事を今すぐに、出さなくちゃいけない】
【首が挿げ替わった対機関連合。 ――このまま、なしくずし的に協力を続けていいのか】

【迷いは顔に影を落す】
【ココロには、二つの答え。決着はついてない】
【――前向きなほうだけ、抜き出してみよう】

……私が連合に入ったのは、京が抜けてしまった時の穴を、埋めるためだったの…
双葉達と一緒に働くのも良いな、って思って……

そのとき京は、カンナって人に協力してあげて、って。 言ってた。

……だから、あなたが副リーダーで良かったよ。
双葉も、あなたのことをよろしく頼むって…書いてた。

……私は協力できる。スートは、まだ分からないけれど。
チームにとって不十分で、円を欠くような人だと思ったなら、いつでも切ってくれて構わないから……。

【全部言い終わると、拘束を解かれたように、下を向いて】

それと、毒牙のことだけど……。
仮想世界で見かけたよ。 ちょっと、様子が変だった。
こっちにどこまで影響しているかは分からないけど、今日着て無いのも、それが理由かも…。
161 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 22:21:23.33 ID:0FZa/ps0
>>158
大丈夫、何もしてない

【何が大丈夫なのか、全くもって大丈夫ではない】
【いきなり話しかけてくるとはやるなこいつ、社交性のある奴め】
【てか遠めに見ても分かるだろう、ちょっとピリピリしてますよ?よく入ってこれましたねおたく】

あ、後この公園はうるさいし、俺は少し腹が立っている、後はあそこの子供っぽい女の子も

【さっき内心でいうのをやめたばかりの事をすぐに言葉しに出していう、忠告にもならない忠告、鈴の音が頭に来たのだろうか】
162 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 22:25:51.34 ID:8MX9cs20
>>158

【こんな時間といえども、ここは公園、入ってくる人も居なくはないだろう】
【そんな思考回路なのか、公園に入り込む男には一切気も向けず】
【もしかして:気がついてない】

【声をかけられれば、「なにお前」とでも言いたげな視線が向けられる】

/私は大丈夫だけど、もう一人の人に聞いてみたほうが良かったかも、なんて

>>159

……。

【名前を問われれば、ほんの一瞬。躊躇うような仕草】
【相手は初対面の名前も知らない誰かさんである、そんな人に教えるのには、さすがにちょっと。という良心はあるようで】

……お前の名前は?

【なんて、質問に質問返し。首を傾げて】
【「教えてくれたら教えてあげてもいいけど」的偉そうな視線を相手に向け】
【ちょっぴりくらいだとしても教える気のありそうなのは、彼女が相手を超探してるから、なわけで】

私に、野暮用があったの。
やっと探せる、探し出す。

【相手ではなく、自分だと。そう返して】
【浮かべたのは、嬉しそうな笑顔。本当に、嬉しそうで】

私がお前の土下座なんか見て良いことあると思う?
無いでしょう、どう考えても。だからお金なんて出さないの。
私が嫌ならどこかへ移動すればいいわ、お前が。お前が。

【大事なことだから二回。大事なんです、多分】
163 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 22:30:41.96 ID:WLgbtz.o
>>160
/すみません、ミスりました!
/後半のセリフは、全て「」に入ります!
164 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 22:43:27.76 ID:DxhGL1Io
>>161
何もしてない。そりゃ結構。

【禅問答か、何かやましいことでもあるのか…どちらでもいいか】

公園がうるさいのは承知しているよ。ココに来て真っ先に耳に入ったしね。
君たちがピリピリしてるのも見て分かったけど、僕にとってはどうでもいい。

【どうやら後者だったらしい。少女とのちょっとした口喧嘩、といったところだろうか】
【特に面白いものでもないな、と内心で少しだけ落胆する】


>>162
【反応が無い。もしかして気づかれてない?】

…にゃーん(重低音)。

【とりあえず、猫の鳴き真似】
【これで気づかれないなら放っておこう】



/配慮が足りなかった・・・申し訳ない
/都合が悪かったら言ってくだしあ
165 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/04(土) 22:46:42.82 ID:dbmA/CAo
>>142
「……──え?」
「それは無視できないな……少しで良い、聞かせてくれるかい」

【青年はレンジの言った言葉を聞いて僅かに驚愕の色を顔に滲ませると】
【壁に預けていた背を離し、小声でも聞こえるようにと近付いていった】

>>143
うん……ありがとう
外部に向けての話は、もうすぐ──

【瞳の色は衰えず、首肯してまた別の方へと視線を移し】

>>145,147,155,157
【水面下、密かに動くその思惑たちに──カンナは気付くはずもなかった】
【連合の事だけに意識を向けている最中ゆえ、幾ら勘が働こうともこの人数の中では無理だ】

【果たして何が起こっているのか──カンナに知る由は無く】

(連合員)
>>146,149,152,160

【森島京代理、フィスカ。ミネ。シャローム。ルシア。サージ──】
【この場にいる連合員たち其々の言葉をしかと聞き入れて】
【カンナは、その一人一人に目を合わせて、一回一回、力強く頷いて──】

>>玖雀
……いいよ
あなたの一生分の暇を、潰させてあげる

【玖雀と真っ向から視線を合わせたカンナの、その口元だけが僅かに笑んだ】
【『ハート』や『クラブ』だけでやっていけるような組織を、彼女は予期していた訳ではなかったからだ】
【──『スペード』には『スペード』なりの、『ダイヤ』には『ダイヤ』なりの『得意分野』がある】
【それら全てを活かしきって初めて『チーム』だと──黒野カンナは、そういう教えを受けてきた】

>>フィリル
……──『21』を作るカードはね
毎回毎回、状況状況によって違うの

……今日、今この瞬間から
あなたは、『対機関連合』の一員だよ──フィリル

【──余談だが。『ブラックジャック』と言う、複数札の数字を合計して勝ち負けを争うトランプのゲームがある】
【彼女が今口にしたのは──そのゲームにおける最高の勝利の手である『21』】
【その『21』を作る組み合わせはそれこそ幾らでもあり、フィリル自身も切り札になりえるのだ──と、】
【そう暗に口にしたカンナはフィリルを真っ直ぐに見据えて、揺らがぬ声色と共に、頷いた】

//ここで一旦切ります、続
166 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/04(土) 22:47:28.78 ID:dbmA/CAo
>>サージ
森島さんの穴が埋められるような人間が、『不十分』だなんて事絶対無い
……このスートに無理に当てはめて考える必要もないけど、
それは、これから私たちと一緒に……はっきりさせてこう、サージ

【少しだけ他と色の違う、穏やかな声色で、彼女はそのような言葉を紡いだ】
【下を向いた彼女を後追いするような事もせず──しかし、『毒牙』の事を聞くと僅かに口をつぐんで】
【「……そう」とだけ、物憂げに零して──再び、顔を上げた】

>>連合員ALL

 ────ありがとう、皆
 リーダーは絶対に帰ってくる。だからそれまで……私“たち”で、やっていこう

【と、再び全員を見渡しながら、軽く息を吐き出した──のだが、】

>>エルフェス

 ────エルフェスっ!!

【隅っこに移動していく少年を見つけた途端、彼女がびしっと指差してその名を呼んだ】
【尤も──それが今この場にいない中で、且つ、集積情報の中から所属を把握している者の名を】
【当てずっぽうに呼んだだけなのは、彼女だけが知る事なのだが──】

//短いですが切ります、続
167 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 22:48:10.25 ID:/RmFQcAO
【街中】
【人通りが少なくなった道の真ん中を、大手を振って馬鹿笑いしながら歩む人影がいる】

あぁ…ったくよぉ――とんでもねぇ傑作だぜ、こりゃあ。

まさかビルごと爆破なんてオチがあるとはよ…
やってくれんじゃねーか。
あぁ、笑いすぎて腹痛ぇ……ん?折れてんのか、コレ?
【長身の体躯に纏われた今はオーダーメイドの影すら見当たらないほどボロボロに破れた漆黒のスーツの奥に、挑発的に胸の大きく開いたカッターを覗かせ。背ほどまで伸びる闇色の髪を一つに結いながら、右前髪の一房だけを深紅に染め上げ。その髪に縁取られた細い輪郭に収まる顔は見れば見るほどに整っている】
【その全身を黒で統一した女性の姿は異様と呼ぶに相応しいが、それ以上にボロボロの衣服と頭から顔へと伝う血がその異様さを薄くしていた】
【そして何よりも異様なのが――明らかに重傷である風にもかかわらず、平然と寧ろ威圧感すら漂わせて歩いていることだろうか】

168 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/04(土) 22:48:52.18 ID:dbmA/CAo
>>ALL

……──と、
皆さんも、連合の事に関して貴重な意見を、ありがとうございました

私たち『対機関連合』は、動きを止めません
これからもどうか、互いに協力し合っていける関係であることを、願っています

【彼女はそのように言いながら、会場全体を見回した後、一度礼をした】
【再び頭を上げた彼女の顔はしかし、まだ終わりそうな色を滲ませてはいなかった】

……今日、これだけの人数が来てくれました
ここで一気に、地盤を固めない手はありません──ブレイザーシティのこと

【──『ブレイザーシティ』。ようやく、彼女の口から出た言葉】

……聖都を侵攻すると言ってのけたあの機関の前線基地、『アウグスト城塞』
これは私たち『対機関連合』だけでなく、人々全員の脅威になりえる存在です

──<Justice>、『対機関連合』、そして『六王教団』が此処に集まったからには
皆で一斉に、あの場所を『討ち』、そして『取り戻す』為の話し合いも出来ると思うんです

【会場内に視線を配りながら、再び言葉を響かせていく少女】

……さしあたってはまず……各組織、どんな『戦力』を持っているのか、
または、皆さんが持っている情報を、ここで聞かせてもらえませんか
一人一人の状態も──“戦えるか”の状態も含めて

……私からも後で話しますけど、作戦や提案があれば、それも一緒に

【そこで少女は、一度口を閉ざし、反応を待った】
【教卓の中に置いておいたペットボトルを開けて口を潤しながら】
169 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 22:51:19.61 ID:uFyIb6SO
>>165
……いいだろう
【集まった人達から少し離れた場所に移動し】

……まず…お前がどれほど信用できるか…
…それを話してからだ…
…私がお前を信用できる…そう思ったら話そう…
【小さな声でそう言い】
170 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 22:54:49.86 ID:uFyIb6SO
>>169追加
>>168
…私はそれほど情報を持ってない
だが…この前話した通り機関の下っ端連中の中に危ない奴がいる…
…雑兵だと思っても油断しない方がいい…
【そう言い一旦黙る】
171 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 22:58:54.81 ID:ML2JOEQo
>>147>>149(シオン&武美)
「(………最悪、後で話してもシオンなら理解出来る筈)
(なら………無理に今すぐで無くても、良いかな)」

【知識量では無く、頭の回転の速さで、自分より上に居ると認識する数少ない相手】
【視線は感じた、動こうとしたのも見えた。然し実際に動かないのなら】
【これもまた、何かの考えだろうかと、一先ず思考を横にずらしておく】

【そして、シオンの能力によって聞きとれるだろう会話】
【武美に対し吟雪が持ちかける、そればかりが聞こえ、会話としての形は成り立って居ないかも知れないが】

「(織守にしては………そう、酷薄すぎる、って言うのかな)
(確かに、必要な所ではそうなるタイプだと思うけど………)
(……あそこまでじゃない、筈だよ。あれじゃ、私やあの紫色と同じになっちゃう)
(貴女だって………惹かれた理由、あるでしょ?)」

【覚えた違和感は、或る程度以上、その本人を知っているという自負から来るものだろうか】
【それが只の杞憂である可能性も十分だが、石橋は叩くのがやり方。自分以外の目を増やそうと、予防手段を置いた】

【その会話を、もう一人の音≠フ使い手は】
【顔を向けず表情を変えずのまま、静かに聞いていた】

>>155(色々)
「(……………着眼点が同じ保証は無いけど)
(……まあ、良いや。疑ってかかるだけで変わるでしょ)」

【自分が見ているものと、果たして同じものが見えているかは分からないが】
【何かを考えて観察するなら、やはり結果は変わる筈だ】
【探偵を名乗るなら気付けよ、と。祈るのか脅すのか分からないが、強く念じて】

「(……態々選んだ意味が有る、と思わせて欲しい所だね)」

>>157(朔夜)
【本命が、近づいて来た。それに対し、軽くだが首を向ける】
【おそらくこの時点では、『恋人の二人』に向けるより真剣な目】

「(………多くは言わないけど、貴女の方が分かる筈)
(出来るだけ近くに居て、周りに分からない程度に……貴女の思う様にして)
(貴女からは、組織の話題は出来るだけ持ちださないように)
(分かるよね?織守≠カゃなく香美那≠確かめて)」

【きっと、杞憂の内容すら似通っている。そして、自分よりも見定める事に関しては彼女が上だろう】
【戦場で肩を並べて平時に額を合わせ、その経験が自分より他の誰より遥かに長い筈】
【ほぼ完全な信頼を彼女に向けて、右の拳を軋むほど強く握った】
172 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 22:59:17.14 ID:ML2JOEQo
>>165-166>>168

………『六王教団・聖都勝利王師団』より申し上げる
我々は、その名前の通り、聖都スラウロットの防衛に当たる
火の国の……炎統王師団から兵力を借りる事なら出来るだろうが
非能力者の武装と鍛錬による戦力。即ち、機関の下級兵士と大差は無い
そして、ブレイザーシティに潜入しようとすれば、武装兵士は目立ち過ぎる

……故に、六王教団は、個人での協力もしくはバックグラウンドの補給任務
それ以外に有用な戦力を持たないと、客観的に認識せざるを得ない
私自身は、戦闘に参加する事は可能だけれど

「<Justice>の方は………私が言うまでもないでしょ?
大会とかそういう所なら兎も角、実戦で私達以上の集団は無い。そう思うよ
数、質、メンバー間の協力体制、ナンバーズがなんぼのものだ、ってね
で……私も、問題無く戦える。街の中、夜なら尚更ねー」

【六王教団は他の組織と違い、一般人などから戦力を募る】
【その為、防衛ならば兎も角、自分から攻め込む際には余り戦力を発揮出来ない】
【個人での参加というなら、この二人のどちらも乗り気ではあるが】

「……………作戦と、言うなら
通信関係にジャミング、灯りを消す為に発電所の破壊。これを並行して行えば良い
機関の……おそらく、配備されているのは夜の国支部武装小隊
あれは、小隊長の権限は幾らか有るけれど、やはり上からの指示が無くては効率的に動けない
連絡を立ち、闇に紛れて撃破。街を収めるトップの首を狙う、これが良策かと」

【作戦の提案は、基本に忠実な奇襲のやり方】
【相手は多数、夜陰に紛れて掛かれば誤射も狙える筈だ】
173 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 23:00:57.70 ID:ML2JOEQo
>>172
/おう、最後の台詞一固まりは「」要らなかった訂正
174 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:02:31.99 ID:0FZa/ps0
>>162
……シロガネ

【相手が名前を聞くと少し間を空けてから答える】
【彼の名前だろう】

後、お前お前うるさい、もうちょっと配慮しろよ
そして手伝ってやるんだから感謝しろよ、ついでにあんたの名前も教えろ

【こいつもこいつで偉そうな態度で教えたんだから教えろよ、拒否権はない、とでもいいそうで】

……へぇ、あんたがなの
……四ヶ月もあってないんだろ?あんたの用事で

【その後は何もいわなかったが、何がいいたいかはわかるだろう】
【敢えて言わなかっただけ、伝わるだろう、言いたい事は】
【そのうれしそうな笑みでさえも、彼には病的に見える、だから何もいわないし、何も感情は抱かない、なんか怖いし】

さっきから俺の言ってること分かってる?鶏なの?
俺は動きたくないっていってるじゃない、大体いい事何もないのに土下座要求しないでよ、いってることが滅茶苦茶だよ君

【はぁ、とため息、向こうからみればこちらに呆れるようなものだが、逆も叱り】
【こちらも向こうに呆れている】

>>164
……じゃあ何で入ってきたのさあんた

【じゃあ何で入ってきたんだよ、いった言葉と同じ事を考えており】
【そして、少し考えてから】

>>162>>164
ああもういいよ、面倒くさい、俺がわるぅございました、鈴でもラッパでもどうぞご自由におならしください

【投げやり気味にいって、欠伸を一つ】
【何で入ってきたのかはしらないが、全く関係ない人にこんな場所は見せたくない】
【それに、相手が何で入ってきたのかはわからないが、少しは配慮するべきだ、向こうから入ってきたんだけど】

/いえいえ、気にしないでください
175 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 23:09:40.58 ID:TAEx8GMo
>>168

【一先ず、此処では大した情報を持っていないと考えたのだろうか】
【森島の返答は簡素な物だったようで、三十数秒ほどで返答が帰って来る】


無論、自分は戦える――機関について、大した情報は持っていない。
強いて言えば、今日確認した限りでは城塞の警備が緩んでいる様子も見受けられない。
侵入という形のアプローチには、相当の能力を必要とすると考えられる。

少し気になるのは――『夜の国支部』以外の部隊の襲撃を受けた街が、幾つか。
耳にした部隊名は、『ヴィルダ・ヴォルデ』と『ピエロ・リュネール』。
住民から聞いた感触だと、並みの機関兵よりは手錬れの兵、と云う印象を受けた。
もし交戦する場合には、相応の認識を持って相対すべきと思われる。


……この位の様です。


【正直言って、森島にも「お手上げ」な状態なのだろう】
【先日、カンナの仄めかしていた作戦≠ノ頼るしか無い現状だ】

【フィスカが口を閉じた後――二言、三言、通信が行われた】
【「判った」と返答すると、彼女は静かに立ち上がり……>>160(サージ&マイリィ)の近くへ】
【そのまま空いている椅子に座ると、サージの近くに顔を近づけて】


>>160


『サージ』はキミだな……――森島が、「有難う」と伝えて欲しいと言っているよ。


【ふわり――何処か、森島と似た微笑を浮かべて】
【それだけを囁くと、着席して会合の様子の聴取に戻るだろう】
176 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:12:18.79 ID:y0/pr9oo
>>168

<Justice>の戦力に関しては
妾が把握しておる限りでは集積情報にもある通り。
いずれ劣らぬ猛者であり、一人一人の取り組む姿勢も良好といえよう。

しかし――

【Justiceについて、ポジティブな意味での情報をカンナに伝える】
【だが、すぐに言葉を切り溜めるようにした後】

――足りぬ、な。単純な戦力で制圧できるほど容易な構えではあるまい。
ただ制圧するだけならば「可能」だろう。だが、これも集積情報にある通り、正面から攻めては徒に被害を増やすだけとなる。
その為彼奴らの通信系統を無力化させ、撹乱する為の策が必要になると考えられる。

撹乱や破壊・妨害工作に数は要らぬ。それに適した人材が居ればいい。
数が必要となる場面はその先――敵対勢力を駆逐し制圧する段階になってからだ。

つまりは、第一段階……侵入もしくは何らかの手段を持って街の機能に干渉する少数精鋭部隊
第二段階、第一段階終了後に街に攻め入る部隊が居ればいいか

黒野カンナ。御主の統べる組織に、このような作業に適した人材はおるか?
隠密技能や、電気系統があれば御の字というところか
遠隔作業であれば偵察・情報共有までは妾の術で補うことは出来るが――――さて……

【ブレイザーシティについて得た情報を元に、自身の考えうる大まかなプランを提示し】
【カンナの瞳を自身の黒銅の眼と視線で繋がんとし、これに対する答えを聞こうと試みる】

【意見を求めると同時に、カンナが己の統べるべき組織についてどの程度把握しているか。それを試そうとする意思が僅かに滲んでいた】
【黒野カンナの「技量」を疑っているわけではない。ただ知るべきことを知らせるべく、連々と言葉を重ねていく】
177 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:14:29.74 ID:8MX9cs20
>>164

【少女が口喧嘩(?)していた相手は、ごく近くの滑り台の上に居るはずで】
【そちらと話しているのであれば、声も聞こえるだろうし、ある程度距離も近いだろう】
【「何あいつ」的視線を>>164に向けていたのもあって、重低音の猫真似を耳で聞きつつ目でも見つつ】

…………、こんばんは。

【どう反応したらいいのかよく分からず、困っているような表情】
【しゅんと眉を下げながら、視線を>>174へと移し】

お前の知り合い?

【なんて、尋ねてみたり】

>>174

……ふぅん。
……あの人に何かしたら、思いつく限りの一番惨い殺しかたで殺す。覚えておいて。
…………れいじ。赤木怜司。


【少しの間に、ちょっぴりだけ。悩むように目を伏せて】
【それから、相手に投げる言葉はそんな脅しで】
【ちょっと間を開けてから、ぽそっと】

……だって、名前知らなかったもの。
手伝って、なんて頼んでない。……、鈴音。

【名前知らない、とは言え。あなた、とかマシな呼び方はいくつかあるのだけれども】
【それから、見せるのは、拗ねた子どもみたいな表情で】
【最後に、むーっとしながら名乗って。りんね】

……そう、動けなかったの。
私が、動いてなかったの。
もう動けるの、だから、探すの。

【相手の言いたいことを汲む気はほとんどなさそう】
【さっきと同じような言葉を返して、よりいっそう笑みを強くする】
【それと同時に、首にそうっと右手を這わせ。一点を、数度。いとおしげに撫でて】

鶏じゃない、家なしのお前に言われたくない。
強いて言えば、どうしてもって見苦しく懇願するお前を見たい。

【鶏発言には、むぅっとしたような表情。嫌みたい。まあ当然といえば当然】
【それから、なんだか、そんな、発言。……何を仰っているのでしょうね?】
178 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 23:23:10.16 ID:I4QE.2co
>>166>>168

ひゃぅっ――――!?

【「気にしないで」と言ってまさか話しかけられるとは思わなかったのか】
【背中をビクっと震わせ変な叫び声を上げるエルフェス】

え、え……なんか悪いことしたかオレ?まだしてない筈なんだけども
あ!そうか遅れたからかそれに関しては悪いと思ってる、ゴメン

【不安げな声、今のところは遅刻以外悪いことはしていないはずだと自分の行いを省みる】
【というか「まだ」と言うと何か悪いことをこれからするつもりなのかお前は、と】

ん?お前に名前教えたっけオレ……
あっ集積情報かなんかにオレの情報が乗ってたのか、な?

【一通り謝った後、浮かぶ一つの疑問に首を傾げる】
【多分一番現実的だろう答えを適当に呟く】


(んう、前の会議の内容は適当なヤツに聞くとしよう幸い知り合いはいるっぽいしな)
(というか双葉は……いないのか?変なの)

【キョロキョロと辺りを見回し、自分を対機関に誘った少年を探すが見えない】
【どうやら今の双葉の状況は知らないらしい】

ブレイザーシティ、アウグスト城塞……一応は風の噂程度には知ってるけどな
でもやっぱりその程度にしか知らないやアンテナ低くてすまねえな

【いかにも「組織っぽい」その会話の中に自分がいる事はどこか奇妙にも感じられた】

戦力だけど、オレ個人で言えばいつでも戦えはするよ命令されればいつでもな
それこそチェスで言うなら「ポーン」将棋で言うなら「歩兵」くらいのノリで使ってくれて構わないぜ

【それこそ自分を消費物のように捨て駒のように言って】
【その表情もどこか楽天的な物を含んでいる】

作戦とかは上のヤツが決めて欲しいな、あまりそういうのを考えるのは得意じゃないし
もちろんその作戦とやらにはちゃんと協力するのは約束する

【見知った者には信頼できるだろう人物もいる】
【その人達の作戦ならば喜んで、という事だろう】
179 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 23:26:40.68 ID:nkPXxXAo
>>160>>165>>166>>168

……おにーたんが?

【自身とカンナの間、見知った声が、よく知る者の名を出したことに反応し】
【なんだかJustice側が動いてるな、という些細な疑問を打ち消して、思わず呟く】
【以前会った時は昔の話を聞かせてもらい、「残された時間も少ない」と言っていた】
【何か関係が有るのだろうか、嫌な予感が胸中に黒い靄となって漂い始める】

【が、カンナの叫びに入り口を振り返ってみれば、其処に居たのは見知った顔】
【このタイミングでの連合員の登場は、少なくともこの少女にとっては嬉しい事でもあり】
【一瞬の驚きの後、表情に多少の微笑みが戻る。伝わらないかも知れないが、何となく手招きしてみたり】

【――――話は本題へと戻る。いや、次の議題と言うべきか】

【正義組織の面子がコレだけ揃い、Justiceのリーダーを始め、メンバーが多いこの場】
【協力して組織を動かす以上、この場を逃すチャンスは確かに無いだろう】
【だがそれ故に、この少女自身が意見を述べる必要性が一気に下がる】
【組織の中央でもなく、大事な柱ともなっていない。現状、自分の事しか話すことが出来ないのだから】

――――私は、戦える。あとカンナちゃんは、“陽”の事も知ってると思う。
あの子アレでメカニックだから、個人火力としてなら申し分無いと思うよ?
あとは、あの子の姉さんも巻き込めれば尚更だけど――まぁ、それはそれとして。

【つい先日、連合に加入はせずとも協力すると約束をした魔術協会の少女】
【彼女の名前を挙げ、片手で自分を示しながら、個々人で動くのは可能だと伝える】
【その中で、少しばかり引っ掛かるような物言いもあるが、今は相手する必要も無いだろう】

対機関としての戦力は――――言わずもがな、だよね。
180 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:26:53.99 ID:QgKq4Ts0
>>165>>168

どのカードも切り札(トランプ)に成り得る……か。
……それもそうだね。隙間を埋めるのは小さい数の役目だ。

【幾分か気が楽になったのか、小さな笑顔を向ける】

【持つ情報は、無に等しい】

……僕は戦える。けど、さっきも言った通り弟と連絡が取れない。
ただ、二人揃って無いと本当の力が出ない。

【ならば、戦う意志だけでも伝える】
181 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 23:27:43.58 ID:OLJlRQQ0
>>168

【織守の心に立つであろう――或いは、凪の静寂を保つか?――『波』】
【音として、動作の揺らぎ=空気の震えとして、其れが顕現するのを、探知に特化した状態の『能力』で、攫まねばならない】
【然し―――此れからの話は、武美にとっても重要な懸案に他ならなかった、答えねば、ならなかった】

(−っ、やるしか、無ぇっ!)

…情報については、集積情報に乗せられてる以上は、あたしは良く知らないねぇ。
組織としては、ややあって連中の都市デザインやら、人口推移やら掴んでるんだけど、其れは奴さんもとっくに知ってる。
つまり、こっちが『旧い情報』を持ってるのを前提に動いてくる可能性が、高い。

で、『戦力』としては、十分―――数は少ないかも知れねぇけど、端役ナンバーズより弱ぇのは多分居ないさね。
単純な強さだけの話じゃなくて、『意思』の面でも……――これは、嘘偽り無く、あたし達の確かな『力』だ。
勿論あたしも戦える、探知ミッションと大規模破壊なら、仲間にも負けない自信は有る…!

作戦と提案は……――ダンドクと話している通りの事。着々進めてるぜ。
後は……『魔術側』の有志を動員できりゃあ良さそうだし、魔道具を『勝利王師団』さんに持たせるってぇ手も有る。
こちら協会としても、そういう武力面でのネームバリューを売れれば、襲撃に対して些かばかりの抑止力になれそうだし、な。

【彼女は、経験不足と言うのも有るが―――少なくとも、戦略級の指揮について、際立つ差異の有る人間では無い】
【然し、其れでも、一言一言を噛み締める様に紡ぎながら、自分の思うところを、赤裸々に言い連ねていく】
【カンナのものとはまた異質だが……――艶やかな漆黒からは、矢張りと言うべきか、不撓不屈の魂が、覗ける事だろう】
【結局は、展開の糸を協会に結び付けようとしてしまうあたり、まだ青竹としか言いようが無い、其れでも】

>>171 (吟雪)

(……甘い訳じゃない、あたしみたいに青い訳でも無い、何と言うか………ああ説明は面倒臭ぇ、確かに『有る』。)
(思えば、何時もなら……あの勝気な笑い、あたしから見てもちょいと過剰な演出、切らすこたぁしない、あの人なら…ねぇ。)
(鼻は効かない眼はフツー、気は効かないし頭でっかちなあたしだけど……少し、出来る事を試させてくれ)

【そして、吟雪に対して、『音』の伝心を行う―――表層的な部分、武美にも判る部分すら、よくよく考えれば異常だ】
【この会合においては少々希薄な織守の様子の記憶を、ずるずる。脳の深みに沈澱し、淀んでしまう前に、引き上げんと、思考】
【其の間に、眼を遣る>>176の織守の言葉―――形容するのならば、機械的と言うか、事務的と言うか】
【視点は間違っていない、でも、何処か教科書を読みあげる様な調子……――何故気付かなかった?と、自己嫌悪したくなるのを、抑えて】

>>176 (織守)

(行き成り声を送るのは、今回はダメ……八岐大蛇を[ピーーー]のと同じ、効果的な何かが無いか、探ってやるっ)
(…………………。)

【武美は尻を浮かせて、向きを変更―――極力自然に、身体ごと織守を、自分の正面に捉えて】
【紅蓮に護られた左手を、リンゴでも潰してしまいそうな程に握り絞めながら、その双眸をかたく閉じる】
【発動するのは、かのクエスト時と同様の、『波動探知』―――魔翌力や妖力、気の様な、特殊な力の波長の変化を、探る能力技法だ】
【こんな使い方が出来るなら、あたしはこれを、『能力』と呼べる……――自分を励ましつ、心の眼で視るのは、織守】
【或いは、その中に有る、何か―――少なくとも、カンナからの返事に答えるか、何かを見つける瞬間までは、続行する筈だ】
182 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 23:31:45.33 ID:/SonRADO
【森林】

…正義組織が会合ねぇ……いたちごっこなんざに御苦労なこった
…ま、俺は俺で影で行く末を見るとするかね
【暗い森林で、静かな寂しい独り言が聞こえる】
【木の間の小さな広場に、黒い影が座っていた】

……あ
【と思えば、その両手がいきなり止まる】

…変装して忍び込みゃよかった
【なんか、マヌケなオーラ】
183 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 23:36:24.21 ID:DxhGL1Io
>>174
…そういえば何でだろう。暇つぶし?

【話しかける間際、全く何も考えていなかったことを思い出しながら答えた】

ま、話しかけてしまったものは仕方が無い、ということで。

【などと適当なことを言っていたらヘソを曲げられてしまった】
【何か気に触ることを言っただろうか?自分に覚えは無いが…】

にゃーん(重低音)。

【とりあえず鳴いておく】


>>177
はい、こんばんは。

【こちらに気づいた少女が、虫か何かを見るような目線でこっちを見ている】
【かと思えば、困惑した表情になった。見ていてちょっと面白い】

とりあえず、悪い人じゃないとは言っておくよ?

【既にいっぱしの男ではあるが、20代前半、自分はまだ若いという自覚はある】
【…いくら若くても人相が悪ければそれまでだが】
184 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:36:36.80 ID:w92ggIAO
>>165>>166>>168
「……はッ、バアカ!一生分≠セァ?ソレじゃア全ッ然足りねエよカンナァ!」

【再び捲し立てるよう、声を張り上げる玖雀。その表情には愉悦の色を滲ませて】
【傍らに棕櫚皮の面を放り捨て、カンナへ向けて指を示す。右が五、左が四、合わせて――】

「――“玖”だ!九生分≠カゃアねエと、こちとら割に合わねーッてモンだよなァ!!
 ソレでお前が『ノる!』ッてンならァ、――わたしも『ノッてやる』ぜエ?」

【クク、と喉から低い笑声を零しつつ、自身の名と掛けた数字を提案してきた】
【カンナの「潰させてあげる」との言葉に対して、玖雀は「ノッてやる」との一言】
【傲慢な態度は相変わらずだが、詰まる所、彼奴は生粋の負けず嫌いなのであった】

【――――して、話題転換、『ブレイザーシティ』奪還について】

「ンでェ、ブレイザーシティ?と、戦えるか、とかだッたかァ?
 わたしは問題無く戦えるぞ、そン時に大丈夫かはわたしにも解らんがな
 情報については特に無し、作戦・提案については考え付きもしねエ
 やッぱさあ真っ向勝負じゃマズいンだろ?すまねエな」

……右に同じ。私も戦える、戦う意思はある
ただ大した情報を持ってないこと、提案を思い付かないことが非常に惜しい

だから――全ては、仰せのままに

【戦意はあってもどうやら情報を持っていないらしく、両人は返答を簡潔に済ませた】
【シャムロックはヴェールを被って顔を覆い隠し、玖雀は頬杖をついて眼前のクッキーを貪り始める】
【どうも彼女らの態度に差が出るものの、両人共に上からの指示に従う気はあるようだ】
185 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:37:49.73 ID:WLgbtz.o
>>175

【声を掛けられて、僅かに顔を上げた】
【簡単な内容だった。それでも、伝えてくれたことが――何より嬉しかった】

「……あはは」
「お礼の言葉は、入るときに貰ってるよ」

「でも、……どういたしまして!」

【強がって、そう返してみる】
【でも、救われたのはコチラだ。本当は、「どういたしまして」じゃなく「ありがとう」と言うべきかも】
【柵を踏み越えて莞爾しつつ、視線をカンナに向けて】

>>166 >>168

「……ありがとう。カンナ。
私は、あなたのことを、まだ良く知らないけれど……

…もし、たくさん、カンナのことを知れたら
新しい対機関連合が好きになれたら、護りたい物だって思えたなら

きっと私は、全力で戦える。
だから、もうすこし、ここに居させて。みんなのことを、もっと見させて。

――わがままで、ゴメンね。
正義を掲げて、よく知らないものの為に戦えるほど、私は器用じゃ無いんだ。」

【遅ればせながら、先程の返事をした】

>>179

「……おにーたん? もしかして毒牙のこと?
えぇっと、簡潔に説明するなら……、毒っぽい霧にとりつかれてるような感じだったよ」


/短文すみません、どうにも頭が回らなくなってきました
/遅レスで足引っ張るわけにもいかないので、私はこの辺りで失礼します…!
/話に混ぜさせてもらって、ありがとうございました!引き続き頑張って下さいっ
186 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 23:38:35.63 ID:lI2fxlE0
>>958
/どうします? 続きやりますか? それとも明日にしますか?
(考えろ…)「はっ!
ああ、はい。では、お言葉に甘えて。少し落ち着くことにします…」
187 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:40:39.17 ID:0FZa/ps0
>>177
俺に猟奇的趣味はありません

……赤木ね、覚えた

【元からそんな事する予定なんかない彼に、そんな脅しは意味をなさず】
【ただ、内心で少しビックリしてしまったのは内緒】

お前、以外にも言い方があるでしょ、言い方が
鈴音ね、それも覚えた

【りんね、と聞いて別の単語を浮かべたのはゲームのやりすぎかな、とか思ったがそれは今はどうでもいい事なので脳の片隅においておく、そしてゲームと考えると少し悲しい】

(……あー、この子子供だ、すっごい子供だ)

【自分自身もガキくさいが、そんな事は棚に上げ、相手の事を少し馬鹿にしたように】
【無論、口では言わない、物騒な事をこんなにいう人の前でそんな事いえません】

家なしなのは関係ない、絶対関係ない
そしてあんた捻くれてるね、ずいぶんと捻くれてるね

【もう一度むぅっとする相手を見て、再度子供みたいだなと思い】
【相手の言葉を聞いて捻くれてるな、とこれまた自分にも当てはまりそうな事を声に出す】

>>183
……何の理由もないのね

【本当になんで入ってきたのよ、それでこのピリピリしてた空気(今もしてるが)で暇つぶしですか、どういう事でしょうか】

ああ、仕方ないね、なら仕方ないでいいか

【まあ、一々どうでもいいような事で面倒くさい考え方をするのは嫌だな、と思い深く考えないことに】
【さっきまでくだらない口喧嘩をしていたのに何を考えているのか】

……後、それ似てない

【まず重低音だしね】
188 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 23:45:05.75 ID:OLJlRQQ0
/>>181追記

「……わたし自身が把握している情報は、然程多くは在りませんが…。
 強いて言うのであれば、折角の機会です。此の場を以って、わたしと言う存在について、一語りさせて頂きます。」

「…わたしは、本来『カノッサ機関』で開発され、要人暗殺や対能力者戦闘に狩り出される予定でした。
 詰まるところ、猫を素体とした、戦闘用サイボーグ兵器……――ですが、致命的な欠点が、わたし達には有りました。
 機械部品と生体部分の親和性が予想以上に悪く、実験段階で生存していた…要するに、成功体はわたし以外に爪で数えられる程度…。
 其処で、量産化計画は打ち切られ、わたし達は訓練と…恐らく、教化処置の後に実際に『作戦』に参加する予定、でした。」

【これが、ミネという存在を貫く『異常性』の理由なのか―――淡々と語られる内容は、俄かには信じがたいモノだ】
【然し、背部にマウントされた機械や、人間とそん色ない会話・思考システムを創造できる技術力は、この地上にそう有る筈が無い】
【猫の表情は、読めないが――――人間であれば、きっと。怒りの赤が滲んだ、冷徹な『真剣』なのだろう】

「……ところが、です。或る日、わたしの居た研究所で、爆発事故が起きた。
 今となっては理由などは知りませんが、機関での生活を倦んでいたわたしは、これ幸いとばかりに逃走して、今に至る訳です。
 ……――わたしの『姉妹』達は、全員。ハンバーグのでき損ないの様になってしまいましたし、ね…。」

「そして、先程伝えた様に、私の存在意義は『要人暗殺』に『能力者戦』に、『潜入・工作』……。」
 最早、言わずとも理解して頂けるでしょうが……――連中に、まるまる返して差し上げる心算です、わたしは。」

【そう言って―――ミネは、いちど言葉を閉じ、カンナや周囲の動静を見守るだろう】
【Jusice陣営のどよめきは、『割り切って』いるのか……――特に、積極的な行動に出る事はせず】
【隣り合う武美も、其れを承知して、お互いに今できる事≠ノ。全力を尽くして臨んでいる様子だった。
189 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:47:16.02 ID:nTYarcSO
>>165-166>>168
【話がブレイザーシティの件に移ると、朔夜は漸く口を開いて】

……順当な所だな。事は一刻を争う、此処で決めておくに越した事は無い。
あれ≠ヘ言わずもがな、驚異だ。何もせずとも、存在その物が此方への威圧になる――。
何時爆ぜるとも解らない爆弾を、放っておく道理は無いよ。と、前置きはさておいて。

オレは問題なく戦える。夜戦に暗殺、隠密行動は十八番。
ごく局地的だが、通信系統の遮断も出来なくは無い――手札としては、この程度だな。

【状況を浚うのもそこそこに、先ずは自らの有した能力を。次いで、他の提案に付け加える形で】

Justiceの戦力については、口にする迄も無いよ。
提案する作戦としては、右に同じく奇襲。敢えて付け足すとするならば……そう。

決行のタイミングとしては、敵が何等かの大規模な作戦行動――例えば聖都襲撃≠ニかを――起こした瞬間が、望ましいと考える。

とは言え予期されている可能性が大きいから、楽観視も出来ない。
防衛と襲撃に、戦力を分かつ必要も出て来るだろう。だから、一概に良案だとは言えない。
相手にはあの<Jリナトゥスが居るんだ、心配はし過ぎるって事も無いし……と。以上。

【つらつらと私見を述べて、言う内に、あまり冴えた物でも無いと自分で思ったか】
【忘れてくれと言わんばかりにひらひらと右手を振って、話を切った】
190 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 23:47:37.53 ID:8MX9cs20
>>183

……あぁ、そう。

【悪い人じゃない、といわれれば】
【困ったようなままの表情で、そう返して】
【特に信じた風も無いが、疑っている風も無く】
【言い方を変えれば、どうでもよさそう、な】

…………お前、誰?

【少女は見た目からして、10代後半ほど】
【多少子どもっぽい素振りもあったりするものの、17かそこら程度には見える、だろうか】
【礼儀? なにそれ美味しいの? 言葉遣いに一切気を払わず、尋ねて】

>>187

怪我とかさせるのも、駄目だから。

【念には念を押して、だろうか】
【そんなことをつけたす少女の顔は、かなり本気っぽく】

あんた。

【※突っ込みは可とする】
【お前が駄目だというならば、あんたに変えてもいいのよ、と言いたげな表情】
【基本的に上から目線がデフォのようで】

…………。

【子どもの勘、というものは、時折凄まじい精度を発揮するもので】
【ただし、少女に言わせればきっと乙女の勘というような、そんなものがぴくりと反応】
【じとりと、真っ黒い瞳がジト目に変わり。じとぉー、っと。シロガネを射抜かんばかりに、睨みつけ】

関係ある。生活に余裕が無いから理不尽なことばっか言うんだ。
捻くれてるように見えるのは、お前の目のせいじゃなくて? 節穴なんじゃない、抉ってあげようか。

【あっさりと決め付け。この子ひどい】
【それから、冗談っぽい声色でそんなこと。言いながら、自分の右目を指差して】
191 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 00:03:31.31 ID:ivznucIo
>>187
そうそう、仕方ない仕方ない。
笑って誤魔化せーってね。はっはっはー。

【理由については納得したようだが、何故苦虫を噛み潰したような表情になっているんだろうか】

…ぐ、ちょっとショック。
もっと練習しないとダメかー。

【どうやら不評のようだ…多少は自信あったんだが】
【にゃー、にゃー、とその場で何回か練習してみたりする】


>>190
ただの通りすがりだ。
好きに呼んでくれて構わないよ?

【名前は伏せておく。特に理由はない】
【謎は人を魅力的にする、という言葉を思い出した。はたして誰の言葉だったか】

君、若い割に物怖じしないんだね。
それがどうとか言うつもりもないけど。

【受けたままの印象。むしろこれが普通なのだろうか、と言った後に思う】
192 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 00:05:13.53 ID:Nrgyvp2o
>>165>>166>>168

…ついに、その話題になったか

【ふー、とため息をついてノビタは懐から地図のような物を取り出し話を始める用意をする】
【資料は以前カリナトゥス本人から受け取った品物、住民の年齢、人口分布、住民の収入の変化】
【そして機関の兵員の配置などの指示を書いた物か】

…えっと、まず最初に言っておくとオレの戦力となる部分と言ったら…拳銃、その早撃ちこそオレの特技です

「『[以下、殴り合いが得意」』]

【次に彼は地図を取り出して彼らに見せる】

…カリナトゥスと話をした時に奴が伝えた話なんですが、このブレイザーシティを取り囲む囲いを見てください
これは高さ10mくらいの囲いでその気になればこの場にいる人間全員が超える事も出来そうな代物です
ですが…一般人はそうじゃない、特にそう言う壁を登る訓練とかを受けているわけでもない人たちはそう簡単には登れない

【ましてやこの中で暮らす一般人は万単位はいるのだ、だからいざ有事の際に彼らを逃がす時…どうしても追っ手から逃れる事が出来なくなる】
【最悪他人を足蹴にしてでも生き延びようとする人間もいるだろうし…そう言う意味でこの壁が攻め込む際のネックだ】

…通信連絡を断ち切る係、襲撃を行う係の他に…この壁をどうにかしなければならない、とオレは思います

/続きます
193 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 00:06:02.76 ID:Nrgyvp2o
>>176

…前回、カリナトゥスと話合った時からそうだが…ずいぶんクールだな織守さん
以前は…ルーミアと金の国で話し合った時には激高しすぎて話し合いにすらならなかったなんて話を聞いてたのに
ずいぶんクールだ

「クールすぎる、ともとれないか?彼女もそういう振る舞いくらいはするだろうが…
それにしても元があまりにも残ってないとも取れるんじゃあないか?元の彼女らしさが…クッキーをつまむそぶりも見せないじゃないか」
…なんだよ、まるでそれじゃあ…

【織守さんじゃないみたいじゃないか、と彼は言おうとして…気がつく】
【彼女のあの見た目の『秘密』を】

…おい、お前らが言おうとしている事は…つまり
『兄貴、ドブロクが言っていた事を思い出すんだ、といってもきみは言われた後2ヵ月ほど昏睡していたけど
ぼくらのリーダーが負傷した時に彼が見たと言っていた事を、だ』

それはつまり…今あそこにいるのは…

【彼は見る、自分たちのリーダーとして今気丈に振舞っている女性を…】

(あそこにいるのは…オレたちがリーダーとして慕う人ではないって事か?)
194 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 00:09:28.04 ID:6MClbeoo
>>186
いたたたた……実家のほうで摘まれたハーブティですわ。蜂蜜をたっぷり入れているから
薬臭さも減ると思いましてよ……こんなふうに、普段はボディビルダーさんのように魔法の自己鍛錬をしたり
あちこちのお店を歩いて作ったものを置かせてもらっているのですわ
……ところで取材にあたって一つ聞きたいのだけど、百合漫画というものは実際どういうものですの?
もし今現物があれば、是非とも参考にしてみたいと思うのですわ

【紅茶を入れるのに何故か指を切ったらしく、赤い血が滲んだ絆創膏を両の指に二つずつ付けている
 燃えたり凍えたりと色々ボロボロだが、それでも何とかやっている】


/今日は何とかやれます。もう来ないかと思ってましたよ
/どのみち今日で終わらせるつもりで
195 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 00:19:52.22 ID:CIPz1..0
>>190
だからさせないって

【正直、どんな奴かもわからないからそんな事いわれてもしょうがないんだけど】
【特徴をもうちょっとくわしくいってほしい所】

……俺に名前を聞いた意味はあるんですかね鈴音さん、ねぇ?

【少し憎たらしい声でいう、相手を困らせたい年頃の子供でしょうかこの子は】
【だとしたらかなり精神年齢が低いですね、ええ】

(……あ、何かバレたきがする)

【ジト目で見られるが、相手は子供だと思っている為に、そんなに怖くない】
【これが青年だったらどうだろうか、謝ったような気もする】

抉るなんて言葉はひねくれた子供しか使わないんだよ、残念ながら
君も結構理不尽だと思うよ、探すのに必死で余裕がないんじゃない?

【負けじいい返すが、さりげなく子供といってしまっている】
【まあ、こいつは多少なりなんなりひねくれているのは確かだろう】

大体節穴なら抉っても何もでないよ

【そして最後に相手の揚げ足をとるように一言付け加える】

>>191
はいはい、仕方ない仕方ない
で、表情にでてるんだけど

【相手のまさに苦虫をすりつぶしたような表情を見て、にらむ様に見る】
【何か無理に笑ってるような気もする、うん】

まずそんな低い声でなく猫いないよね、まずそこからだよね

【必死?に練習している相手に向かって一言】
【高い声を出せよ、という事らしい、そして何で猫の鳴き声のまね?何かあるのだろうか】
196 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/05(日) 00:21:52.30 ID:Ek8IRBgo
>>169.>>170
「……分かった、話せる限りの事を話そう」
「それで信用できるかどうか、判断して欲しい」

「僕は、こういう者だ──」

【言いながら青年は、懐から一枚のカードを取り出して】
【レンジが見えるようにとその向きを変えながら差し出す】

【そのカードは、『魔術協会』の所属を示す身分証のようなもので】
【『魔術協会『新呪文開発班』黒野 ダンドク/第504研究室管理責任者』】
【──と言ったような情報が見られるだろう。確認できたなら、それを懐に収めつつ】

「……同じ黒野姓だから分かると思うけれど、あそこに立つ黒野カンナは、僕の『姉』」
「もっとも、これが信用の材料になるかどうかは分からないけど……──僕たちは協力関係にある」

【「他には何かあるかい」と青年はそのように付け加えて、相手の反応を待つ】
【──余談ではあるが。今、彼が『姉』と呼んだ少女カンナは、見た目ではまだ成人の境目にいる程度なのに対し】
【今名乗った青年──ダンドクの方はというと、『弟』でありながら、もうじき二十代も中程にあたろうかという様相】
【尤も、見た目を偽る術など幾らでもあろうが──彼は本当に他意無く、彼女の事を『姉』と言って見せた】

>>176
……──ごめんなさい。私の中からはすぐに浮かびません
構成員一人一人をまだ深く把握できていないのは、私の落ち度

……でも、それはもう今日ここからやっていくこと
だから、今ここにいる人にそれを聞くことは出来ます
その為の集まりでもあるから──

【織守が計ろうとしたそれに、彼女は十全の答えを返せなかった】
【彼女はそれを言い訳にする心算がない為に口には出さなかったが、】
【副リーダーの任を請け負ってからはまだ日が浅く、長として全員を把握するには至らなかったのだろう】

【現時点で出来る限りの事として、確りと視線を合わせながらそのように受け答えて】

>>171-172
【──ふ、と。詳しい描写は割愛するが、カンナはアートマンの腕を出すと同時に】
【開いた『ノート』と『ボールペン』を生成し、そこにヴェルチェリの語る言葉をメモし始めた】
【『六王教団』なる物に対して直接的に触れたのはこれが初めてだったために、】
【それがどのような組織であるのかを把握する意味も含め──ペンを走らせていく】

そう──織守さんの言葉も合わせると、通信の妨害がまず一つ
ありがとう……そういうことが出来る部隊が作れればいいんだけど──

【と、そこで視線は次に移り】
//続
197 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/05(日) 00:23:06.39 ID:Ek8IRBgo
>>175
『ヴィルダ・ヴォルデ』、『ピエロ・リュネール』──
……そう、分かった。ありがとう森島さん

【機関の名前を一応メモし、次へ】

>>178
……あ、当たった。あなたがエルフェス──?

【「良かった。私は黒野カンナ、カンナでいいよ」と付け加えた彼女は何故か、口元がにっと笑んでいた】
【何となく伏せられたカードの絵柄を当てるつもりでもいたのか、つい気合が入ってしまったと言う様子】
【続けられた言葉には、把握した事を意味するように、一度頷いて】
>>179
陽>氛氓、月読 陽、あの時の……!

【あまり直接言葉を交わした訳ではなかったが、貴重な協力者だ、名前など幾らでも覚えている】
【とでも言いたげにルシアへと視線を向けて話に相槌を打っていたのだが──】

……メカニック? 今、『メカニック』って言った?

【と、僅かに教卓から身を乗り出しながら再確認するようにそう呟くと】
【「いける──」何かを思いついたように、その名をノートにメモした】
>>180
弟……──何の手がかりも、無し?

【彼女が反応したのは、本当の力が出せない、と聞いてのこと】
【──あの機関を相手にして、本調子ではない者が挑むのは自殺行為にも等しい】
【そのように内心で思ったカンナは、それを避けるべく、気持ちだけ受け取って】
【その『弟』の力を得られる術はないのか、と探りを入れるように尋ねる】

>>181
──『都市デザイン』?
【武美がその言葉を口にした時、カンナはそれに反応した】
【数拍の黙考の後、武美の顔をじっと見据えながら】

……ねえ、それって『地下水路』のマップも分かる?

【と、返した言葉はそれ。『旧い情報』と言うのは承知の上だが】
【それでも、と。彼女はそんなことを尋ねた】

>>184
──玖=H

──……いいよ、ノッた! 『お釣り』も、そのまま取っといて

【指を示す様子を見たときは、何のつもりかと僅かに目をぱちくりさせたが】
【それがかなりの『負けず嫌い』故に出た言葉だと分かると──小さく吹き出すように、そう告げた】
【──.一体どのような人間であるのか。それを長として把握する為に、彼女に余念は無く】
【両名とも意思が有ることを確認すると、視線を次に移し】
//続
198 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/05(日) 00:25:45.47 ID:Ek8IRBgo
>>ALL
分かりました……多くの皆さんが戦える状態に有ることは、幸いでした

──私から言っておく事は……まずは、『組織外』の協力者の情報のこと

……そっちの方にいる仮面の方
さっき、宝月レンジ……または《紅蜥蜴》って名乗ってくれた人は
レンジさんが言ってたように、私と話し合う中で直接協力をしてくれた人なの

『仕事』に関してはすごく信用できる……そう思って良い

【「それから──」と付け加えて、続けて開かれる口】

……今、皆さんがお話してくれた事の中から、少しだけ提案があります
織守さんやヴェルチェリさんの言ったような、『通信を妨害』する作戦と、その部隊──

【ふう、と一度息を吐き出して、会場内を見渡すと──「まず」】

──ルシアさん! あの陽って子、メカニックだって言ってたね
それからミネ! そして朔夜さん。『潜入・工作』、『隠密行動』──確かにそう言った

……──織守さんの言った『少数精鋭』。これ、どうですか?

【つまるところは──今挙げた彼女らで通信妨害工作部隊は出来上がるのではないかと】
【そのように提案しては──び、び、び、とそれぞれの顔に視線を送った】
【月読 陽、ミネ、朔夜──そして『殺し屋』と言うからには、レンジも可能であれば、と】

【──だが、もう一つの懸念すべき事項は、たった今ノビタが口にしたのだった】

……──そう、ノビタさんの言うとおり、あの壁に関しても何とかしないといけない
中で戦闘が起きたときに、中の住民たちはパニックになって、一斉に検問に殺到する恐れがある……

【──「そこで、ですが」と、カンナとは違う青年の声が続けられた】
【彼女と同じ髪色をした、パーマヘアの青年である。カンナのいる舞台上へと、歩みを進め】

「……紹介が遅れました。僕は黒野ダンドク。彼女の弟です」
「──とりあえず、今はそんなことはさておき……──コレ」

【彼は、手に持っていた『懐中電灯』を全員が見えるように上に掲げて】

「……──これは、ある防禦術式と攻性術式の込められた『魔導具』です」
「既に無道 武美さんその他魔術協会の協力者たちには深く関わってもらっていますが──」

「──これと同じように大量作成した魔導具を、既にブレイザーシティとその近隣の住民に送り込んでいます」
「目的はただ一つ。彼らの武装とすること──機関の下級兵士であれば対抗できるでしょうし、」
「有る程度の攻撃ならば、防ぐことが可能です。……落ち着いた避難の時間を、稼げるはず」

「……後は、能力者≠フ皆が、機関を相手に、踏ん張るだけ──そう願っています」

【──と、そこで口をつぐんで。ステージから一歩引いた】
199 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 00:26:11.02 ID:wE3p4rM0
>>191

……あっ、そう。
じゃ……、不審者。……嫌なら、名乗れ。

【相手の言葉に、そう返してから】
【ほんの一瞬、考えるように目を伏せて】
【相手の呼び方を決定。これはひどい】
【それから、そんなことを付け足してから、軽く睨みつけ】

物怖じ? どうして私が。お前みたいなよく分からないヤツなんかに。

【言われた言葉に、きょとんとした表情】
【そう言う発想が無かったらしい。全体的に偉そうなのはプラスポイントなのか、マイナスポイントなのか】

>>195

嘘吐いたら、物理的に針1000本だから。

【……よっぽどのようです?】
【しつこいといえばしつこいか】

……さぁ、無かったかも。

【相手の言葉に、視線をついっと上に上げて】
【きゅっと握った右手を口元に】
【少し、考えてから】

……あんまり、無かったかも。
ああ、でも覚えたよ。シロガネ。

【…………】
【※平然と仰る】

…………。

【余談だが、鈴音は結構に目つきが悪く】
【瞳は黒い雲のかかった夜空のような、そんなもの】
【そのジト目にはある程度以上の殺気のようなものもこめられており】
【ある種、怖いといえば怖いかも知れず。まあ、怖くないといえばそれまでだが】

……ふぅん。知ってる? 子どもを子ども扱いするのも大体は子どもなのよ。
私は理不尽じゃないもの。

……じゃあ試してみる? 

【先の二行は特に描写することもなく、すらすらと】
【それから、最後の一行。にこりと笑って。そんなこと。こわい】
200 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 00:32:29.95 ID:HxTclH.o
>>181

「(……今、気付いた。口調だよ、一番違和感が有るのは)
 (よーく考えて。織守は、普段はどんな口調で話してたっけ?)」

「(………横文字だって、幾らか慣れて来てたと思ったしね)」

【雰囲気ばかりに囚われて居たが、周りの協力が得られて落ちついて来て】
【もう一つのアドバイスとして耳打ちするのは、その事務的なもの言いへの指摘】

「(『なってからだ』?『ならんのだがな』?うちの酒飲みじゃ有るまいし)
 (そう、違う。明らかに、違うんだよ)」

【武美の行動の成否を最も近くで確認する為、その横の席に腰掛けて】
【頭の中では、自分に何度も、こう言い聞かせる】
【(数カ月巻き戻せ。夜の鐘が聞こえるまで巻き戻せ)】
【(感傷で思考を鈍らせない様に、あの頃にまで頭を巻き戻せ)】
【武美が体の向きを変えたのを誤魔化す為、自分はそれと180度逆に体を向けた】

>>192-193

「(………変な事をしないでよ?)
 (無責任に踏み込んだら台無しになる。私がコソコソしてる理由くらい……)
 (今回は、私や貴方の出る幕じゃない。この幕、私達は前座の脇役)
 (おかしな事を大きな声で喚かないように、良いね?)」

【飽く迄声は出さずだが、改めて釘を刺す様に】
【先程とは違う、鋭い視線を一瞬向けた】
【「余計なことを口走るな」。声に出さずとも、その意図は伝わるだろうか】
【説明口調の独り言、何処から聞かれているか分かったものではない】

>>196-198

……先遣隊。夜目が利き、身を隠す事に長け、音を立てずに敵を仕留められる
そういう者を数名検問に向かわせるか、事前に街に侵入させておくか
そうすれば………優位に立てる筈
戦闘開始前に避難を開始させるも良し。見回りの機関員を消す≠燉ヌし

暗殺なら………私の得意分野。機関銃も、無音で扱って見せる

「闇に紛れるのは、私も得意だよ。何てったって……この通りだからね
それに………走る速さなら、誰にも負けるつもりは無い」

【両手を強く打ち合わせるも、然し何故か其処に無音しか生じさせない。そんな芸当を見せるヴェルチェリと】
【口の中に並ぶ鋭い牙、髪を掻き分けて現れる二枚の耳、獣の証を見せて嗤う吟雪】
【この二人も、奇襲を行うならば加わりたい、という事らしい】
201 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 00:41:42.94 ID:kzoSsyk0
>>197>>198

……僕と弟は、目に見えない繋がりが有る。
繋がりは確かに存在している、けど、繋がってる先が何処だか分からない。

【「普通はこんなことはないんだけど」と付け加え】

で、一人一人でも一人としての力は使えるけど……
二人揃って無いと出来ないことがある。ってだけだから、一人の兵としては戦えると思うよ。

……あ、弟は僕と鏡対称の格好だから、見ればすぐ分かると思う。
見かけたら、兄が心配してるとか言ってぶん殴っておいて

【ひでえ】

ところで、聞き流してもらっても構わないんだけど……城壁ってぶっ壊せないかな?
202 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 00:44:29.10 ID:VKC3zkSO
>>196>>198
……なるほどな
…正直、貴方が兄の方に見えるが……そこは何か事情があるようなら聞かん
【そう言い】

メイド服の女…《アルマゲスト》に所属する『ライブラ・ユースティティア』と名乗ってる奴だ
武器は蛇腹剣を使い
恐らく能力は…ネクロマンス……つまり死者を蘇らせ化け物にして操る能力だ。私が見たのは生徒だった首が半回転したゾンビ・元は生徒だった人面蜘蛛多数・二人三脚みたいに繋がれたゾンビ・そして巨大な鳥だ
…奴一人であの研究寮をバイオハザード化させた…恐らく魔術の知識はかなりある上に、相手を精神的に追い詰めるやり方や奇襲を得意としてるだろう…
目的は魔術協会に3体ある眠る生物兵器…その内一体は行方不明…もう一体は奴が所有してる
その生物兵器により女子寮が破壊された

……生物兵器について詳しく聞きたいならライゼンという先生を探せ……ただし
【《レン》という雑誌記者から聞いたと言え、私が言ったというな…と小さな声で言い】

……生物兵器については表ざたにするな…下手したら魔術協会自体が潰される話題だからな……魔術協会で裏で生物兵器を作ったなんて知られたらな…
【そう言い】

……案は良い…
だがさっきも言ったように下っ端の中には危険なのが混じってる……だから私も魔道具を持った市民の中に混じろう…異論はあるか?
【そう質問をする】
203 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 00:49:14.12 ID:sUrEUVIo
>>196-198

朔夜以外には詳しい情報などを知らぬが、朔夜に関しては十二分に役目を遂行することが出来るだろう。
対機関連合よりの采配は、御主の意思と判断に任せる。妾の口出しする所では無いからな。

選出する者と相談し、吟味した後決定稿を出せばいいだろう。
必要であれば情報「ねっとわぁく」を利用し、打てるべき手を打っていけばよいだろうな

【人員の選出に関しては、朔夜について肯定的な答えを返す以外はカンナに委ねる】
【織守は機関連合の者に指示を出す権利は持たない。その辺りの采配はカンナと、本人達に。】

だがな、住民に魔道具を配る案だけは反対意見を出ささせてもらおうか。
先ず一つ。訓練もしていない素人が下手な鉄砲を持ったところで犠牲を増やすだけだ。
銃で武装し、訓練を受けた兵士を前にして臆さず適切な判断を下せる者がいくらいることか
それにな、無意味な「勘違い」を擦り付け勝手に反乱でも起こされようものならば根本から作戦は瓦解するぞ。

二つ。配るならば攻撃ではなく撹乱や防御に特化したものを、信用できる少数にのみ渡すべきだろう
見知らぬ他人に無差別に配っていくようでは、誰が妾達を売るか知れたものではない。
その計画を実行に移す流れにするならば、事前に渡す者を選出し繋がりを持っておくことが必要不可欠になると考えられる

――何にせよ、不確定要素の多さが気にかかる。
妾としては誘導・先導・護衛役となる者を事前に潜入させる方法を提案したいが――流石に人数が足りぬか。
その作戦に関してはまだ実行には考えるべき要素が多いと、妾は見たがどうだろうか

【最後にカンナが出した作戦に対して織守は思う限りに欠点をぶつける】
【民間人を利用するとなると、其れによって生じるリスクは非常に高いものとなる】
【成功させるために必要な事項を満たさない限りは、作戦全体の崩壊に繋がりかねないと織守は考えていたのだ】

>>181

【波動は――織守の表皮を僅かに超えた地点で撹乱される事になるだろう】
【其処は貴宝院が秘術の粋を尽くした異界】
【術師を護り、隔離する高位の空間生成術は、外部からの解析を乱し散らしていく】

【透視や解析は、姿を隠す事を目的とする「織守」としては最も警戒すべき要素である】
【故にガードスペルの強度も尋常ではなく、突破するならば並大抵の手段では不可能な領域に留まるころになる】
204 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 00:49:48.85 ID:xAecWHYo
>>198

【カンナとダンドクの演説――軽く頷くと、再び耳を傾ける】
【返答は概ね、作戦への了承……が、途中で其れは『断ち切られる』】


――…、っ!?……爆発、か――……?


【彼女の耳に響いたのは、爆音=\―恐らく、向こうの街が襲撃を受けたのだろう】
【数十秒の後、慌しく二言、三言を交わすと、彼女は立ち上がって通信機の前へ】


……、……向こうの送信機が壊されたようなので、代替手段で連絡を取ってみます。
数時間はかかると思いますので……森島の事は放っておいて、進めてください。
『敵の規模は小さい』と言っていましたから、心配は無いと思います。


【書き込み始めたのは術式=c…何らかのアプローチで、連絡を取るつもりか】
【数秒手を動かした後、思い出したようにカンナとダンドクを振り返って――】


作戦の大筋は了解。 ――言われるまでも無く、石に噛り付いてでも踏ん張ってみせる
それから、皆さん無理しすぎて風邪を引かないように。


…………だそうです。


【今夜、最後の伝達を終了すると――その後は、術式の形成に没頭し始めるだろう】

/ちょっと眠気ヤバイので、お先に落ちさせて頂きます。
/お疲れさまでした、有難う御座いましたー!
205 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 00:53:31.68 ID:CIPz1..0
>>199
そんくらい愛してもらえるなんて赤木さんは幸せですね

【妬みそうになるくらいだよ、畜生、そんな甘い恋がしてえ】
【とりあえず物理的1000本って用意するの大変だろうに、するつもりはないけど】

……

【無論、殺意だろうがなんだろうが、所詮子供】
【彼の中での子供はぶっ殺すぞ、とふざけていいあうレベルの話】
【こんくらいで殺意向けて攻撃してくる?そんなわけない、とりあえずそう思っておく】
【彼からしたらそれレベル、相手が子供じゃなければやっぱり謝るけど】

少なくとも鈴音よりは大人のつもり
捻くれてるって気づけないのは自分が捻くれてるなんて思わないからだよね、それが当然だと思ってるからだよね

……だーかーら捻くれた子しかそういう事いわないの

【試す?まさか、そんな事するつもりなどないだろう】
【もししたら?逃げますとも】
206 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 00:53:38.31 ID:0xo3NIAO
>>196-198
【カンナの返答を聞いて、玖雀はパチン!と指を鳴らす】
【クッキーを食べているにも関わらず、彼奴の口角は不思議と釣り上がっており】
【ごくり……咀嚼していた口の中の物を嚥下して、口を開けば】

「――よォしイイ返事だカンナ!
 ッたりめーだ、手前の『釣り』も余さず受け取ッといてやンよォ!」

【バンッ、と握り拳でテーブルを叩いて、からからと笑った】

「(ふゥん、少数精鋭にミネも入ッてンのかァ……まァ動物のカッコーだしなア
 ……潜入ならわたしの雀を使えたンだろォが、そういうタマでもねエやな)」

(ほほう……家電に擬した魔道具、か
 成程、アレならば所持していても疑われることは先ず無いな……よく考えるものだよ)

【然して両人、再確認するかのよう、それぞれ会場内を見渡し】
【各々の思考を短く巡らせてから、カンナへと視線を固定させる】
【玖雀は頬杖をついたまま。シャムロックは、一度だけ首肯して】
【これ以上自分達から伝えることは無いらしく、静かに口を噤んだ】
207 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 00:54:55.47 ID:ivznucIo
>>195
おっと、これは失敬。

【ぺしぺしと頬を叩いて表情を戻し、ついでに ニィーッ と笑顔を作ってみる】
【顔がほぐれたのを確認して笑顔をやめる】

ん、これで良し。
兄さんもそんな睨まないで、少しはにっこりしてみたらどうだい?

【そしてこの台詞である】


いないとも限らないじゃないか。
是非とも聞いてみたいね、綺麗なバスの鳴き声。

【バス=最も低い声域のこと】
【言っておいて何だが、そんな猫いるんだろうか。信じよう】

【にゃ、にゃ、にゃ、と少しずつ音程を上げてみる。高くなっていくが、まだまだ低い】


>>199
不審者。ふふ、面白い。

【ただ子供っぽいだけなのか、余程いい性格をしているのか…どちらでも面白いので可としよう】
【笑っていると、睨まれているのに気がついた】

おや、君もそんな表情をするのかい。
今笑えとは言わないけど、一人の時にでもにっこりしなよ?
小皺は増えるし印象も良くない、何より心に余裕が無くなってしまうからね。

【親の小言みたいだな、と思った。少し反省しよう】

よく分からない奴なんかに…ごもっとも。
ま、あまり気にしないでくれ。

…ふふ、意外と可愛い表情もする…。

【一瞬見えたきょとん、とした顔が妙に印象に残る】
【困惑した表情といい、やっぱり子供なんだなぁ、と勝手に感心している】
208 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 00:57:45.26 ID:DUk54rQo
>>185>>197>>198

毒っぽい……ん、む―――、ありがと、サージちゃん。

【横合いから告げられた簡潔な説明に、然し何処か合点がいったように】
【少しの間の後、其方へと視線を向けて感謝の言葉と一礼】

【そして、視線は直ぐにカンナへ】

そ、あの子。最近出歩くようになったと思ったら、「黒野達の協力をする」とか言ってきて。
その様子だと、やっぱりもう会ってるみたいね―――?
ん……メカニックって言ったけど、其れが何か……?

【相手は彼女の名を知っていた。となれば話は幾らか早い】
【が、カンナの口から紡がれたのは、予想外の反応と少数精鋭という単語】

――――判ってると思うけど、あの子自身は行動派じゃないからね。
その分創作物の性能に関しては期待できると思うけど……。

【一応判っているだろうが、そんな事を補足説明】
【科学者でしかない彼女は、生身での戦闘能力はほぼ皆無】
【故に、作製したロボを戦わせるという形を主としていた】
【機械工学については上々、だがその他については、ということだろう】
209 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 01:00:07.75 ID:nrHL6uoo
>>197

うん、多分エルフェス……いやエルフェスだけどさ
カンナな了解了解覚えたぜ、で双葉ちゃんはどうしたんだぜ?

【その笑みにどう反応したらよいものか、軽く肩を竦めてみせ】
【心に取っ掛かっていた疑問をこの場を取り仕切る彼女に尋ねる】


(おうおうなんだか着々と進んでいくなあ)
(不謹慎かも知れないけどなんだか祭りの前夜みたいだ……)

【それを言葉に出したなら周囲の視線がそれこそ自分を[ピーーー]ように刺さるだろう】
【流石にそんな事はせず頭の中で止めておく、思考くらいなら自由だろう……と】

つーか壁か……壁、壁、壁――――
……その壁の強度にもよるけど1人壊す事専門の便利屋なら知ってるぞ、あまりお勧めは出来ないけども

【そんな人物を紹介する少年を見ればどこか苦い表情】
【「お勧め出来ない」というからには人間的にアレなのかそれとも……】

ちょ、ちょっと待てその『魔導具』ってのは確かに信頼出来るもんなのか?
非戦闘要員の街人が簡単に扱えるような物ならいいけども
いや非戦闘要員が戦闘員と、戦闘に特化したヤツと戦えるとはそんなに思えないんだが……

【漠然とした不安、それをカンナに投げかける】
【しかし時間稼ぎのみならばそれも良しといえる作戦ではあるだろう】
【こればかりは実際の状況にならないと分からない……か】
210 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 01:03:17.44 ID:HwLzXtU0
>>196-198 ≪Side Minette≫

【順番で言えば、先に武美が答える、然しその前に―――不意か恣意か、ミネの言葉と視線が、カンナへと注がれた】
【穿った見方をしなくても、結果としては……――明らかに、『時間稼ぎ』の効果が有る】

「その作戦についても、わたしに一切合財の異存は有りません、マスター。
 機関壊滅の為、生き残るためになら、どの様な闘いもやってのけて見せる……――覚悟は、スデに。
 暗闇や混乱に乗じての遊撃や、敵拠点深部への侵入……切断できる物体で有れば、破壊工作もこなす心持です。
 ………――わたしと言う利刃≪スペード≫、対機関連合に預けます。」

【本来の彼女からすれば、精神の高翌揚が有ったとしても『芝居がかった』口調――抑揚の波も、余計に寄せて、大いに引く】
【そうすれば、言葉を紡ぐ速度も必然的に鈍化し、結論が出る瞬間までは、文字数以上の時間が要される】
【……――嗚呼、『確信犯』と言ったところか】

>>196-198 >>200(吟雪) >>203 (織守) ≪Side Takemi≫

(……ッ、中身が、魔翌力波動が全然視えねぇ………普通の人間の身体じゃねぇ事しか、判らねぇ)
(感知できるモノが、みんなみんな、別の場所に飛ばされちまってるみてぇな……正常なのか?これ)
(で…そういや、『なのじゃ』とかが無いな、アレ落ち着くのに)

【集中し、現在可能な限りに能力を奮い立たせても―――視えない、貴宝院の影が、掴めない】
【()内部を、空間規模で潜めた様な、能力を用いた声で、吟雪に伝える……――この手法は、失敗の様だ】
【取り敢えずは、思い描いた疑問と、ひとつの発見だけを、言葉にしておく】
【そうすれば、時間軸は丁度、ミネがカンナに話し終えたあたり】

ああ……どーなってるか思い出した。多分、うちのリーダーなら、覚えてる筈だ。
残念な事に、あたしは情報の現物に立ち会ってるわけじゃない…。

【織守の苦い言葉を反芻しつつも、武美はふっ、と意識を転換させ―――カンナの方に振り向き呼びかけると、数秒の間を置いて答えた】
【集積情報に書き込まれていた以上の内容を知っているのは、名前が直ぐ挙がる限りでは、情報の主体である織守・カリナトゥス・ノビタの三名】
【一人は敵。一人が対談に参加していたとは知らない。よって、必然的に浮上するのは、敬愛するリーダーの存在】
【ちら……と。指し示す様に視線を織守に移して、そのまま再度の『凝視』に移行する】
【全体が、リーダーに注目する事への違和感を希釈するための行動だろう―――また、織守の挙動を漆黒のファインダーに収めんと、見つめる】
211 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 01:03:50.75 ID:KlZQGcY0
>>194
/遅れてすみません
「ズズ……ふぅ…。
美味しいですね。いやーいちじはどうなることかと…」
というかほぼこいつのせいなのだが
「へぇ、普段は魔法の鍛錬と部屋の模様替え…なるほど…」
紙にすらすらとメモをとる
「ん?ええと、百合漫画ですか? 良いですけど、貴方の趣味に合うか分かりませんよ?
女性は薔薇が好きな方の方が多いようですし。」
そう言いながらリュックから自作百合同人を取り出し、渡す
「これが百合漫画。平たく言えば女の子同士の恋愛ですね。ちなみに薔薇は男同士です
ちなみにレズとは似て非なるものですからね。勘違いしないで下さいよ。さらに言うと薔薇とホモ、ゲイも別物です」
212 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 01:05:02.26 ID:KlZQGcY0
>>194
/遅れてすみません
「ズズ……ふぅ…。
美味しいですね。いやーいちじはどうなることかと…」
というかほぼこいつのせいなのだが
「へぇ、普段は魔法の鍛錬と部屋の模様替え…なるほど…」
紙にすらすらとメモをとる
「ん?ええと、百合漫画ですか? 良いですけど、貴方の趣味に合うか分かりませんよ?
女性は薔薇が好きな方の方が多いようですし。」
そう言いながらリュックから自作百合同人を取り出し、渡す
「これが百合漫画。平たく言えば女の子同士の恋愛ですね。ちなみに薔薇は男同士です
ちなみにレズとは似て非なるものですからね。勘違いしないで下さいよ。さらに言うと薔薇とホモ、ゲイも別物です」
213 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 01:05:39.62 ID:wE3p4rM0
>>205

…………。

【相手の言葉には、ふと。黙り込んでしまう】
【そのまま数秒、黙りこくってから】

……。

【ふっ、と。殺意を霧散させ、相手を小馬鹿にするかのように鼻で笑い】

年齢は精神的成熟に余り関係無いのよ?
じゃあ、お前も。捻くれてる。気がついてないだろうけど。

【首を傾げて言ってから、断定】
【「も」ということは、さり気なく自分がひねくれていることを認めてしまっているのだけれども】

>>207

……面白がっているうちに通報されても、私は知らないから。

【笑っている相手にそう返して】
【くぅ、と。軽く腕を伸ばし】

悪い子に笑う権利は無いの。そう言うのはどっかの人たちに任せるから。

【返したのは、なんだか妙な言葉】
【至極平然と、そんなことを言ってから】

そ、じゃあ、気にしない。

【可愛い、という言葉には無反応】
【本当に気にしないことにしたのか、軽く首を振れば、りぃん、と鈴たちが一斉に鳴いて】
【静かな深夜に、響き渡り】

>>205>>207

……じゃ、私、具合もそんなに良くないから、帰る。
じゃあね、ばいばい。縁があったら、また会ってあげる。

【やっぱり上から目線な挨拶ひとつ残して、少女は公園から出て行った、とか】

/おつでしたの、申し訳ない、お先に失礼しまー。
214 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 01:14:28.99 ID:6MClbeoo
>>211
これもひとえに私の修行不足…はぁ、シチューが黒焦げでお夕飯が台無しなのですわ
他に何か聞きたい事とかあれば、色々と質問にはお答えしますわ
例えばこういう、色々あるお薬やら何やらとか。ぶっちゃけ、効いたり効かなかったりする物とかもあるから
さっきみたいな占いとかに活用するのですわ。そこらへん、色々改良の余地有りですわ

【特に警戒する事も無くページを開くと、見る間に顔が赤らんでいく】

お…女の子同士!?それはまた禁忌な……いや、こっちのほうではだいぶオープンになっていると聞き及んでおりますけど
まさかこのような……ひゃー。と、都会って本当に恐ろしいですわね…てっきりヒヤシンス栽培だとばかり思っていたですわ
【怖い物見たさで、オドオドしながらも読み進めていく】
こ、これは……ちょ、ちょっと待つですわよ。一時休戦ですわ
【が、鼻血が出そうになったらしく途中で止めてしまった】
215 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 01:16:10.50 ID:f4PV1oSO
>>198

(《紅蜥蜴》、ね……通り名か?加えて仮面に合成音声、となれば)
(確実に、真っ当な職業じゃないと考えて良いかな。同業かも――まあ、一先ずはどうでも良いや)

(――依頼内容を違えるような奴なら、所詮はそこまで。違うのならば良し。何れにせよ、お手並み拝見、だ)

【告げられた言葉に釣られ、ちらと仮面の影を一瞥し】
【値踏みするような視線を送って、またカンナの話に耳を傾け】

構わないよ、元より望む所だ。人質に関する憂いも無く、後方サポートも万全。
腕利きのエンジニアが居て、尚且つこの面子なら……妨害工作には、申し分ない。

議員やナンバーズクラスの相手が大量に出張ってこなけりゃ、戦力も足りる。
これで施設の見取り図が有るなら、単純な条件としてはほぼ完璧だろうな――其れでも不安要素は残るが。

【適材だと自覚しているが故に、割り振られた役目には異論を唱える事も無い】
【非難経路の確保については管轄外と割り切っていたが、策が有るなら重畳である】
【そう考えつつ。イレギュラーを加味して、それでも十分な希望的推測を口にした】
216 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 01:21:42.97 ID:CIPz1..0
>>207
なんていうか、自分のペースでももってるのかな

【相手の掴み所がないように見える性格を見て、初対面ながらそんな印象を受ける】

……面白い事なかったからね、仕方ない、仕方ないさ

【はぁ、とため息をつき、頭を掻く】
【困ったときの彼の癖だ】

>>213
【その反応を楽しむように見て、少し頬をほころばせる】
【ああ愉快だな、とか考えながら】

……今、もっていったね?もって
ちゃんと分かってるんじゃない、ちなみに俺は少しながらだけど自覚があるんで

【ああ、自覚あったんだちゃんと、といいたくなるような態度である】

>>205>>207
……もう眠い、すっごく眠い
寝るから、起こすなよ

【ああ、鈴の音に悩まされながら寝なくちゃいけないのか、と思うと少し気が滅入るが】
【眠いんだ、仕方ない、眠らせてもらおう】

お休みなさい、よい子は寝る時間だぞーっと……

【まあ、良い子なんて、ここにはいないだろうけど】

/眠気が凄いので、先に落ちますね
絡みありがとうございました、お休みなさい
217 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 01:28:24.25 ID:Nrgyvp2o
>>198

…その『魔道具』、壁を破壊できるほどの威力があるの?聞いてる感じじゃ下級機関員を倒せる程度の威力しかない
なんてイメージがわいちまうんだ、それが出来ない場合…誰かがあの壁を破壊して逃走経路を確保するメンツが必要じゃないかなと思うんです

【いや、メンツと言うほどではないな…と彼はしばらく考えて】

あの壁を考えたNo42って奴は…ただ壁で敷地を囲い人質の数を増やすだけでオレたち正義組織に楔を打ってきた奴だ
考え方が受け身の発想じゃない、仮にオレたちが突破された場合…そしてその場合は当然機関に攻め込む事を考える時だ
そこでオレたちが攻め込んだ場合、その時は…下級組織だけじゃない、もっとやばい奴の一人や二人指揮官として送り込んできてもおかしくはない

【前提で、自分たち正義組織を、ましてや自分のようにjusticeなんて名乗っている軍団は当然ながら民間人の安全を守るのを前提として動いている】
【相手は当然それが分かっている、そして自分の敷いた壁が突破された時は当然ながら『自分に攻撃する』事と『人質の安全を護る』という二兎を追う事になると言う事も】
【自分たちを攻め込まれてはマズイのも確かだが、仮に戦いが長引いた場合『グズグズしていていいのか?ウチの精鋭の一人がどんどん民間人の命を奪って行くぞ』なんて言われた場合】

(圧倒的に、不利になる可能性がある、だから…)

『そう…誰か避難のために、そしてその嬉々として民間人の命を奪いに来る『強者』が攻め込んでくる可能性を考えて
避難担当の誰か係を用意した方がいいかもしれない、ぼくは一対多の戦いは少々苦手だけど…必要とあらば』

…相棒、そういうのこそオレがやったほうがいいんじゃあないか?それはまあともかく…
相手の拠点をこちらが攻めに行くからと言って相手も攻めてこないと言う事も考え辛いと言う事で、どうかそういう担当も用意してはどうでしょうか

【自分の最も不安な要素は伝えたが…正直そこからどうするかはわからない】

【そして見内側はどうなっているか目線を送るが…武美が手こずっている事を彼は表情で理解する】

(…なんだか芳しくないみたいだな、わからないのか…オレもあくまで疑惑程度しかないんだけどな…)
218 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/05(日) 01:31:31.47 ID:f4PV1oSO
>>171>>200
【つかつかと歩み寄って、椅子には掛けずカウンターに凭れるようにして】
【「どうしたんだ、急に」等と、その心中とは裏腹に気軽な調子で宣いつつ】
【頬杖を突いて、織守から口許の隠れるようにした上で。最小限に抑えた声で、呟いた】

(――ああ、判ってる。内側に居る筈の香美那≠ェ、まるで見えない。口調にしろ、態度にしろ)
(今のあいつを観察してると、まるで鏡でも見てるみたいな気分になるよ。無感情にしても過ぎてる)
(同調、って言うのが近いかな。何時もなら少なからず、そんな感じで言動が本体に引きずられる筈なのに――)

【ともすれば聞き取り難い程の速度で、矢継ぎ早に紡ぐ言葉】
【やがて其れは、不自然に打ち切られて。其処から先は、敢えて口にしない】
【恐らくは言わずとも、容易く連想出来るだろう。考える事は、大凡同じ】

…………。

(了解。出来る限り警戒されないよう、やってみる――もう気付いてるかもだけど)
(まあ、最悪の場合は単刀直入に突っ込む。勿論、話し合いが終わった後でな)

(……あいつが織守≠ネら、多分無駄な隠し立てはしない。多少無理矢理にでも、聞き出す)

【露呈しかけた感情の乱れを打ち消す為に、小さく深呼吸を挟んで】
【前にも一度、似たような事が有った。確か、エルメアの消息が跡絶えた時だったか】
【そんな思考を巡らしつつ、更に続けて言葉を紡いだ。努めて精神を平静に保とうとしているようだが】

【近しい相手の明確な異状故に、いまいち冷静に成り切れていないようだった】
【―――当人も其れが薄々判っているのか、常ならば即断して実行に移している所を、態々念を押すようにして】
219 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 01:32:23.78 ID:ivznucIo
>>213
なに、逃げ足は速い方さ。

【問題の解決になっていない気もするが…】

ん、そうかい。
そう言われると、意地でも笑わせたくなってしまうね。

【んふふと笑いながらそう返す】
【まずは猫の鳴き真似を練習しなくては…と密かに決意するのだった】


縁があるならまた会うさ。
それこそ否が応でも。

【ひらひらと手を振り、少女を見送る】
【綺麗な鈴の音が小さく、闇夜に溶けていった】


>>216
僕は好き勝手にやってるだけさ。
それが原因でトラブルになったりもするけどね。

【それもまた仕方が無い、とへらへら笑ってしまう】

面白いことが無くてもいいじゃないか。
思い出した時にでもにっこり笑えばいい。

【くるくると指を回しながら言う】

そうかい、おやすみ。暖かくして寝るんだぞーっと。

…さて、僕も行くか。縁があればまた合間見えることもあろう…なんてね。

【コートを調え、暗闇の中へフラフラと消えていった】



/お二人ともお疲れ様でした
/なんかもう色々と申し訳ないorzお休みなさい
220 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 01:50:29.79 ID:KlZQGcY0
>>214
「ええ。まあそう言ういわゆる同性愛は三次元(リアル)では禁忌で禁断ですけど…
二次元(フィクション)ならそれが許されるのです! 男同士だろうと女同士だろうと兄妹だろうと対幼女だろうとハーレムだろうと逆ハーだろうと!
ロボットだろうと擬人化だろうと無生物だろうと転んだ拍子に胸にダイブしようと触手だろうと妖怪だろうと!
二次元(フィクション)なら許されるのです!二次元の愛は性別や種族の壁などたやすく飛び越えるのです!」
二次元について熱弁し始める駒形
「あ、すみません。鬱陶しいですよね…
では今度は僕からの質問です。やっぱり魔法使にいも得意不得意があるんでしょうか?」
221 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 02:02:29.33 ID:6MClbeoo
>>220
……その熱い志、しかと受け止めましたわ
お互い歩むべき道は違えども、内に秘めたる闘志は魂-ソウル-で分かち合えるものですわね!
【どこまで理解しているかは分からないが、グッと駒形の手を握り締める魔女】

でも、恋愛というものは実は良く分からないのですわ……何しろ経験が無くて
【先の同人誌を思い出してか、再び顔が赤らむも】

と……取材でしたわね。私自身、というより魔女の一族というものは古来より――今はだいぶ姿形が変わっているですけれども
私はわりと古いタイプの魔法を使うのですわ。それこそ日常の細々したものと、後はエレメントを応用したもの
今の魔法使いにありがちな、ド派手な光線や弾幕を張ったりなんかはえらく苦手なのですわ……ほんと、時代は残酷ですこと
【恋についてか魔法についてか、少しだけ溜息をついた】
222 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/05(日) 02:21:58.85 ID:Ek8IRBgo
>>(工作部隊組)

そう……分かった、なら──

ミネ、朔夜さんと、それからヴェルチェリさんと吟雪さん
……これで、工作部隊の主軸はできた。これ以上多すぎてもね

ただ……そうだね、陽って子のことだけは、別口で考えないといけない
電気系統に強い人を、と思って名前を挙げてみたんだけど──対応、できるかな?

それと問題は、潜入して工作をやりきった後。四人は戦闘専門だから、そのまま襲撃に回れるけど
陽だけは、安全を確保しないといけない……──つまり、安全な場所まで彼女を護衛しないといけない

……どうだろう、出来るかな

【と、上記の者達に向けて、そのように尋ねつつ】


>>201(フィリル)
……分かった、ありがとうフィリル
もし見かけたら……うん、声かけてみる

【年頃の女の子つかまえて「ブン殴れ」とは中々に酷な事だが】
【彼女は平和的に済まそうとして僅かに苦笑いしながら頷いて】

……──壁を、壊す?
うーん……こう、ヘリコプターとか使ってババババーンってミサイルでも打ち込んだら壊れるかもしれないけど……

でも、今は人が住んでる状況だし、危険が多いかもしれない
あれを魔法みたいに綺麗さっぱり取り払えたら、それが一番なんだけど──

【どうやら今の彼女に、そのリスクを考えた場合に壁そのものを壊してしまおうと言う考えは無いらしい】
【尤も、何かそのリスクを考慮した上で尚効果的な策があるならば話は別だろうが──】

>>202(紅蜥蜴)
「《アルマゲスト》……『ライブラ・ユースティティア』──」
「──……ライゼン、か。……分かった、聞かせてくれて感謝するよ」

【ダンドクは最後まで彼女の話を耳に収めると、】
【小声で告げられたそれに対しても首肯し、礼を言った】

(あの紅閻寺さん──いや、《紅蜥蜴》を持ってして、そこまで警戒させるやつって一体……?)

……うん、分かった。可能なら、是非そうして

──でも、あそこは機関の本拠地の中
私に心配される程弱くない事は分かってるけど……それでも、本当に気をつけて

【そして彼女の案に、カンナは異論を挟まずそのように告げる】
【あの時と同じ、ひどく真っ直ぐな、揺らがない茜色の瞳でじっと見つめながら】
//続
223 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/05(日) 02:22:33.11 ID:Ek8IRBgo
>>織守、ノビタ、他魔導具関連
「……──言うことは、尤もだ」
「確かに大勢の住民を巻き込む以上、それに伴うリスクも無数にある」

【魔導具の指摘に対して答えたのはダンドクの方だった】

「訓練を受けた兵士を前にして、との事や、この魔導具自体の性能に関してだけど」

「これは込める魔術の性能……つまり、協力してくれた魔術師達の力量に左右される」
「扱う者の判断など考慮に入れないレベルでの強力な防護術式もあれば、そうでないものも」
「攻性魔術に関してもそうだ。壁をぶち抜けるレベルになりえるかどうかは、魔術次第……」

「だけど……そこは、協力してくれた優秀な魔術師達の力を信じようと思う」
「協力してくれた者は皆、僕が直接会って話をして、直接製作に関わってくれた人達だ」
「だから保証する。こと住民の命を守ることに関してだけは、貴方達の手を煩わせない」

「そして、それに付け加える形だけど……この魔導具は、“単体じゃ発動しない”」
「二人ないし三人、或いはそれ以上が同時に起動することで、攻性の魔術は初めて発動する」
「一方で、防禦用の術式は単体、それも場合によっては自動で起動する」

「……つまり、これは防禦に重きを置いたもので且つ、」
「出来る限り、少数の独断行動を許さない仕組みにしたつもりだ……」

【と、一区切りつけてから、再び口を開き】

「二つ目に関しては……──うん」
「今の所、一応全部僕が選んだ人間からの手渡しと言う形で送ってはいる」
「僕もそのリスクが全く頭に無かった訳じゃない……ただ、規模を考えたときに、確かにもう一考は必要かもしれない」

【青年はそこまで語り終えると、カンナの方へと視線を写し】

……先導と誘導には関しては、既に“中”にいる、ある人に任せようと思うんだけど……──
──……うん、そこは少し不安定だから、少し別の手も……回してみます

【僅かに、カンナの表情に翳りが出た。しかし、本当にそれは僅かの間】
【すぐにそれを振り払うと、自身らでは足りない部分を指摘してくれた織守に、一度礼をして】

//続
224 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!美鳥_res saga]:2010/12/05(日) 02:25:04.87 ID:Ek8IRBgo
>>エルフェス、他『壁』関連、ALL

──……うん、あの『壁』のことを考えたときに、それ相応の対策も必要

だから……そうだね、『工作部隊』の他に、『避難先導部隊』も、組まなくちゃいけない
検問の突破をいかに速くできるか……そこに関しては、『教団』のバックアップを頼りにする

……エルフェス、リーダーの事に関してはまた後で言うね
今は私が、リーダー代行ってことになってるの。訳は後で、話す

【そこで一区切りつけて、マジックを手に取ると、背中越しに再び口を開いて】

……──今までの話し合いの中で、出来た枠組みは二つ

まず……通信妨害をするための部隊
ミネ、朔夜さん、ヴェルチェリさんと吟雪さん
それから、電気系統関連で、陽がもし協力してくれるなら──この五人

もう一つは、住民の避難先導を担当する部隊
……魔導具がある分、丸腰の人達よりずっと避難させやすいとは思うの
後は誰がやるか……どう、やるか……どうすれば、襲撃に集中できるか──

【「……うん」と、一度視線を床に落として、時計を一瞥】
【会場内全体を見渡して──今一度、張った声で告げる】

全体としては、ここで一区切り……後は個人個人で、少し話しましょう
決行前に、もう一度確認のための集いは予定しています

その時には万全に──ただしく、『決戦前夜』です

……じゃあ、私がここに立つのは以上です
ここまで話を聞いてくれて、ありがとうございました──

【そういって、彼女は一礼すると共にステージから降りた】
【枠組みを決めて、後はその役割を誰がやるか──それだけである】
【対機関連合の建て直し。そして、情報の共有と作戦予定──今宵、成ったのは、それら】

【来たる『決戦前夜』に備え──会合は、一度ここで締めくくられる】

//大変お待たせして本当に申し訳ありません
//全体の会合としては、ここで一度終了させようと思います
//後は個々人間で主催も応対致しますので、続行可能な方のみ、と言う形でお許しください

//では皆様お疲れ様でした
//ひどく拙い進行でご迷惑をおかけしました、ここまでありがとうございました
225 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 02:30:16.04 ID:HxTclH.o
>>210

「(普通の体をしてない、それは前からだけど………やっぱり、無理か)
 (と、なると………後は、私達がどうこうする問題じゃあないよ)
 (運良く、此処には朔夜が居る。織守の事なら、任せてしまっても良い筈)」

【精神的な異常に対し、外部からの術で干渉するのが、容易く成功するとも思えない】
【運が良ければ、と頼みはしたが、成果が上がらずに落胆する事もなかった】
【自分達より、こういう問題には適任が居る。そう知っているからでもあるが】

「(………今のままじゃ、危ないね。こっちには、カンナの様なのがあまり居ないから)
 (居るけど……重圧を掛けるには、ちょっと線が細すぎるもんね……)」

【最後の呟きは、本当にぽつりと落ちていく様な響き。肩と視線が、同時にがくりと落ちた】

>>222-224

「護衛は苦手だけど、背負って走るなら得意だよ
落ちないように掴まってて貰う必要が有るけど、大概の街は五分以内に抜けられるだろうし」

検問の突破は………攻撃を開始する瞬間に合図を合わせれば
六王教団の武装部隊で奇襲を掛ける事は出来なくもない、と思う
指揮権を誰に与えれば良いか、は其方に任せるが………

………同じく、私からも此処まで
何か誰かから質問が無い限り……後は、帰る事にする

【最低限の質問に答えて、後は席に付いたまま】
【おそらく、何かきっかけが有るまで、其処に居るだけは居る筈だ】

/お疲れさまでしたー
226 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 02:31:15.16 ID:VKC3zkSO
>>222>>224
……礼はいい
コレも仕事だからな…《カンナに協力する》というな…
【静かに言い】

……わかった
だが…万が一私が死ぬ可能性もある……生きるか死ぬか…だ…
【カンナの言葉にそう言う】

……解散か
では私はコレで
【そう言い、手鏡を取り出すと】
【手鏡が光り、紅蜥蜴の姿は消え】

【カラン】
【と手鏡だけがその場に残った】

/乙でしたー
227 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 02:35:44.08 ID:kzoSsyk0
>>222>>224

……だろうね。安全に壊す策なんて僕も見つけられない。
そういうこと専門の人に頼むしかないかな。

【そうなると、もはや口出しは出来ない領域になる】
【適材適所。自身にはもっと向いた役割がある】


……大筋の話はこれでおしまい、かな。
他の話は大雑把に聞いていきたいからまだいるけど。気にしないで話は続けてて

【誰に言うでもなくそう呟いて】
【退室を命じられるまで、ずっとそこに立っているだけである】

/お疲れ様でしたー
228 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 02:37:22.56 ID:0xo3NIAO
>>222-224
「ハイハイ、了ォー解……ッとォ
 ふわーあ眠てーなオイィ、雀サンはとッくの昔に寝てる時間だぜェ?」

……避難先導……
了解、お疲れさま、副リーダー

【カンナの話が一段落すれば、玖雀もシャムロックも手短に返答して】
【今一度、両人が互いに向き直れば――】

「――ッし、続き続きィ、はよォ携帯電話とやらの使い方教えてくれやア」

――…………。
……私の話、ちゃんと聞いてよ?

【玖雀が携帯電話を取り出して、再び暫しの会話に耽る】
【どうやら彼女ら、此処にはもう少しだけ居残るようだ】
【両人のどちらか一方、或いは二人ともに話し掛けることも可能であろう】

/一旦お疲れ様でしたー!
/このままフェードアウトも可能ですゆえ放置してくださっても構いませんー
229 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 02:47:43.15 ID:sUrEUVIo
>>222>>223

――――……判った。御主の言葉を信用しよう。
何にせよ、不利に働く場合の多い作戦だろうからな。
無くせる不安要素は出来うる限り、減らしていけるよう働きかけてくれれば幸いだ

【ダンドクの説明を聞き終わるまで、口を挟まず耳にしかと入れると】
【数秒の時間を置いた後、信用する旨の言葉を告げて椅子から音も立てずに立ち上がった】

さて……

(都合が良く皆が集まっておるが、時と場所が悪いか)
(語ることの出来る相手と限定したならば少ない。……期を改めるべきか)

【小さく一言漏らした後は、無音】
【懐から小さな扇を取り出すと、その場でバサリと開き】

(現状……「妾」の力は何割引き出せることか)
(無理は出来ぬ。負担も避けねばならん。……この身でどれほど動くことが出来るだろう、予想もつかんが)
(為すべき事は為そう。それが、望みであるならば「妾」は其れを叶えるだけだ――妾は、貴宝院織守なのだから)

【閉眼。数瞬の間物思いに耽った後】
【再び目を開き機関連合副リーダーの姿と、周囲の仲間たちを順繰りに視界に入れると】

ではまた、前夜に会おうか。
御主らは大願を叶えるため、我らは正義の為に――共に力を奮っていこうぞ

【粛々とした、ピアノのように凛と響く声でカンナにそう告げると】
【織守はサッと、扇を横一線に振るう】
【すると其れに合わせて織守の袖から大量の紙吹雪が発生し、その場に小さな竜巻を形成すると】
【数秒後、竜巻が止んだ其の場所には、貴宝院織守の姿だけが忽然と姿を消しており】

【テーブルには、最後まで手をつけられることのなかったクッキーが、ふわりと埃を被り始めていた……】

/大人数相手本当にお疲れさまでした!
/眠気も限界なのでここで落ちさせていただきますー
230 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 02:51:12.38 ID:nrHL6uoo
>>224

ん――――いや……いい

【何か察したように自分の顎を軽く撫で床に視線を落とす】
【目は口ほどにものを言う、という訳ではないがここに入った時そして今のカンナの口調からして】
【彼の、双葉の状況はある程度は理解したようだ】

それにアンタも今は疲れてるだろうさ
人が他人の言葉を聞いてそれをまとめるってのは体力使うらしいからな

【自分を誘った彼は今は……そんな不安を抱きつつも】
【今回周りをまとめている彼女にそれを悟られて余計な負担になるのは少年としてはよろしく無く】
【伏せた目を上げて軽く微笑んで見せる、笑顔の仮面】
【もっともそれは単純に他人の足枷になるのが「嫌だ」というエゴにも近い物が起因であった】

丁度区切りも良い、今は頭がいっぱいいっぱいだろ今度で良いよ
いや、でも……そうだな一応オレの電話番号でも教えておくか
どっかの誰かに一度壊されて余計に金が掛かっちまったけどまあそれはどうでも良い……っと、ホラ多分コレだ

【かつかつと靴を鳴らしてカンナに近付き一枚の紙面を取り出し何か書いた後それを渡そうとする】
【それはエルフェスの電話の番号、そしてそれに「双葉の事に関しては後に電話でもしてくれ」と文が追加されている】

いやこちらこそ役に立てなくてすまねーな、そしてお疲れ様とありがとう

【少年は白髪の頭を小さく頭だけ下げ来た時と同じようにまた肩を竦める】
【ただ少年はすぐにその場から去るという訳でもなく、この会場の雰囲気いや緊張感を暫く味わってから帰路に付くだろう】

/主催者様お疲れ様でした
/いえいえこちらこそ途中から失礼してしまって申し訳ないです
/ひとまずお疲れ様でした!
231 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 02:57:12.19 ID:HwLzXtU0
>>225

(……へいへい、適材適所ねぇ…此処に関しちゃ、異論無ぇや。)
(ったく、時間のアドバンテージってのは、重いもんだな……さっさと、あたしも動かねぇと)

(……――これじゃあ、歩兵以上の『駒』として、視て貰えねぇもん。)

【彼女は、織守の術については意味不明だが、掛け値無しに凄い≠ニ言う感想を抱いている】
【それ故に、同じく左程の落胆は無いのだが、気分が弾むという事は、当然有りもせず】
【自分に言い聞かせるように、吟雪との最初の邂逅の際の評価に託けながら、少し歪んだ見解を吐きだした】

>>221-223

あ……城壁の破壊なら、若しかしたらあたしの魔道具の役になる、かもしれない。
『スパークブラスター』、子供のころ、年上の友達と一緒に考えた、強力な砲撃術式…。
特別強固な材質でも無いなら、場所を選べばガラっと崩す事もできる……かな。

……危険ってか、自衛にはちょいと重すぎる技だから、『教団』メンバーとか、現場指揮官に頼む事になりそうだけど。
御所望なら、発動できる楽器群を、何セットか作ってみる。

…それと、個人的な意見だけど…壁を壊すのは、早ければ早いほど良いよな。
ナンバーズじゃなくても簡単に人は殺せる、追いつめられてる奴を片追いするなら、尚更。
その点……――さっさと壁をブッ飛ばせれば、ハッタリの面で見ても、中々良い事だと思わないかい?
或いは、それを利用して、連中を引きつけつつ闘うってこともできるかも知れないし……ふぁっ。

【話の中で耳に入ったのは、『城壁の破壊』と言うワード―――破壊力は、確かに求められているのだ】
【其処で武美は、カンナに対して、上記の様な提案を行う事だろう】
【石造りやレンガの壁程度なら、砂の山でも崩す様に吹っ飛ばす事が出来る―――武美ご自慢の、閃光砲】
【その事について語る姿は、何処か楽しげで……――或いは、この状況では『気を紛らわしている』ともとれるか】
【慣れない軍事行動への思案が祟ってか、夜更かしは得意な筈なのに、盛大な欠伸で場の空気を濁してしまった】

「……少し特殊な形式ですが、傷付けずに人間を運搬することは可能です。
 尤も効率的とは言い難い遣り方ですし、わたし個人としては、戦闘任務に徹する方が向いている、と考えています。
 直接助けるのではなく、相手方を傷付け、掻き乱すことで、間接的に……――そうさせて、頂ければ。」

【一方のミネは、何処までも冷静かつ理知的な雰囲気を取り戻す……――先ほどのに演技が混じったとすれば、『貫徹』としても良いか】
【確かに、『小さな体』と言う唯一級の特徴を持つ彼女は、救護よりは潜入、護るよりは[ピーーー]方が向いている】
【自分で、重々承知している様子で―――すぱり、怜悧な声を運んで、そして閉じた】

んー……そろそろ、頭が回らなくなってきたぜー。
ダンドク経由や集積情報で、連絡は幸いにも何時でも取れる状態だし…。
あたしは、そろそろ席を立とうと思うけど……良いかな?

「…こちらとしても、軍令に従うだけですので、自分から申し上げる事は……無い、ですね。」

【そして、最後に。武美が、うすらと汗の浮かんだ顔で、眼を何度も瞬かせつつ、そう尋ねて】
【其れに便乗する形で、ミネの視線と声も、カンナ達に問い掛ける】
232 :以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 03:06:58.78 ID:Ek8IRBgo

【黒野カンナはステージ上から降り立つと、一度肩の力をすとん、と落として】
【ペットボトルの飲み物で口を潤した後、去っていく者達の姿を見送った】

ふう……──ああ、こんな時間
もっと上手くやらないと──まだまだ、始まったばっかりだし

【そう、誰に向けるでもなく一人言い聞かせるように零すと】
【ぱんぱん、と自身の頬を両手で数度叩いて、よし、と呟いて】

>>228(シャムロック)

【やがてカンナが歩み寄っていくのは、シャローム】
【そのまま近付けば「お疲れ様、ありがとうね」と淡く微笑みながら】

……今、ちょっといいかな

あのね……リーダーからあなたに渡すように頼まれてたものがあるの
これ……『空白のカード』。中にリーダーの最強魔術JOKER≠ェ入ってるって言ってたんだけど──

【そう言って彼女が懐から取り出したのは、一枚のまっさらなカードである】
【両面共に何の絵柄もないそれを、彼女はシャロームに向けて差し出した】

//とりあえずこれだけ先行してレス、まだいらっしゃいますか? 
233 :以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 03:22:06.55 ID:Ek8IRBgo
>>230(エルフェス)

いや、私は大丈夫……
皆も協力して色々話を進めてくれたからね

……っと、連絡先?

【出された連絡先を受け取って、そこに書かれた追加の文も確認すると】
【それをカーゴパンツのポケットに収めながら、再び彼の顔を見やって】

うん、それじゃあお疲れ様、エルフェス
これから、よろしくね──

【そう言って淡い笑みを滲ませると、軽く彼に向かって手を振った】

//お疲れ様でしたー! ご参加ありがとうございました

>>231(武美)

あ、うん……──
もうこんな時間だし、その事については私からも後から追って連絡する

魔術協会の方もあるでしょ……ゆっくり休んでね、お疲れ様

……ミネも、今日の所はこれまでにするから
また、私たちから伝える時に、手を貸して……今日はありがとう

【武美に向かってその様に告げる一方、】
【ミネに対しても、地面にいるのであればしゃがみ込んで目線をあわせ】
【今日一日の協力に対し、淡く笑みながら礼を言うのだった】

//これでお疲れ様でしたー、かな? 遅くまでお付き合いありがとうございました
234 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 03:25:06.53 ID:Ek8IRBgo
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
235 :234 [saga]:2010/12/05(日) 03:25:37.14 ID:Ek8IRBgo
//うえっ、>>234はミスです、無視してください
236 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 03:26:53.80 ID:0xo3NIAO
>>232
【――接近してくる気配に先に気付いたのは、玖雀だった】
【携帯電話のディスプレイから目を離し、カンナを見て】
【次いでシャムロック――否、シャロームも彼女へ目を遣り、「こちらこそ。お疲れさま」と労いの言葉を贈る】

「よォどーしたカンナ、わたしと一緒にお茶でもするかい?
 ……なンでェ違うのかよ、コッチの嬢ちゃんに野暮用かい
 ンじゃま、先に失礼させてもらうかねエ……またがありゃ、そンときゃ宜しく」

【一方で、玖雀はあからさまに溜息を吐きながら面を装着しつつ。携帯電話を懐へと納めれば】
【最後にクッキーを片手で掴めるだけ掴んで退席、店から風のように去っていった】
【それから残った彼女は、カンナの言葉と、差し出されたモノにぴくりと肩を震わせて】

――え……、双葉が?……私に?

【ポツリと一言。カンナとカードを交互に見遣り、不思議そうに首を傾げて】
【同時に、胸の奥底がじわじわりと痛むように暖かくなってくる】

【(吁、面紗が邪魔だ。もっと、近くで、見たいと思う)】
【今一度――(ほぼ反射的に)――彼女は面紗を取り去って、カードを両手で受け取るだろう】

…………――何故?

【色んな意味が込められた、たった二文字の疑問。幼げな顔立ちの少女は、カンナの顔を見詰めながら問うた】
【掠れた声音は変わらない。見詰める双眸も変わらない。ただ、近付いて解る新たな真実が一つ】
【真っ赤なアイ・ラインが引かれたかのように目尻が赤く腫れていて、白眼も何処と無く充血していて】
【掠れた声音とヴェールの存在と、点在する赤色から、一つの答えが導き出せるのではなかろうか】

【――――“泣いて、いた?”】

/貴方の眼前のディスプレイの中に、私は何処でもいつまでも
237 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 03:45:41.29 ID:Ek8IRBgo
>>236

【「お疲れ様」去っていく玖雀に、カンナは口元で笑みながら手を振って】
【やがてその視線をシャロームへと戻してから──数拍の沈黙の後、答えを返す】

──……分からない

私も彼に聞いたの。同じ連合員なんだから、自分で渡した方が早いんじゃない、って

……でも、何故だかそうしなくて
急ぎじゃなくて、もし会ったらそのついでにでも渡してくれれば良い、って
ただ、『虫の知らせ』……──それだけしか、言ってなかった

【僅かに眉尻を下げて、自身の答えられうる全てを言葉にしていく】
【しかし、その目が薄い驚愕を示すように僅かに見開かれたのは、数拍の呼吸を挟んだ後のこと】

(……──泣いてた、の……?)

【目を合わせようとして視線をそこにやった時に気付いた】
【今でこそ涙は見えないものの、真っ赤な跡が滲んだその双眸──】

【──何故? その二文字の疑問は、彼女と同じくに浮かんだ。但し、心の中で】
【ここに来て、泣くような話は一切していな──……いや、可能性があるとするならば、それはたった一つだけあった】

(……リーダーの、こと──?)

【少女の持ちえる鋭い勘が導いたのは、その事ただ一つを置いて他にはなく】
【しかし、それを口に出す事はせず──ただ、シャロームの反応を伺った】
238 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 04:08:34.58 ID:0xo3NIAO
>>237
そう、そっか。分からないなら、仕方ないわね
…………でも、変なの。『虫の知らせ』だなんて、直感ばっかり

【そう説明されてから彼女は酷く物憂げな表情を浮かべて、然し仄かに笑ってもいた】
【呆れたような、安心したような、淋しそうな、或いは不安が抜けきっていないような】
【紡がれる言葉には、色の定まらない感情ばかりが無意識の内に織り交ぜられる】

本当はさ……
自ら渡し来るのが、恥ずかしかっただけだったりして
…………有り得そうな話、でしょ?

【ふふ、と笑い声を零したシャロームは、先程とは打って変わって年相応の少女のような雰囲気を纏っている】
【手慰みにカードをくるくると裏返しながら理由の推測をする少女は、浮かんでいる表情とは違ってやや楽しげだった】
【それでも目尻が赤いことに変化は無いし、声も渇いて本来あるべき潤いを失っている】

とにかく、コレを渡してくれてありがとう、カンナ
……本当はね、私の名前、シャロームって言うんだけど、顔隠さなきゃ出れない気がして

【と言って苦笑。「顔を隠さねば」というのは即ち、「泣き顔を隠したかった」ということだろう】
【……真っ白で何も描かれていないカード、穢れなき純白は綺麗に思えて、然し何処か埋められない虚無感を抱く】
【白い輝きに満ちていて、それでいて名前の通りに空白で満ち満ちている】
【目尻が熱を持ち涙が溢れそうになって堪えた、泣き虫はきっと性に合わないから】
【眠気だと誤魔化そうとして片手で目を擦りつつ】

……どうしたの?

【どうも、カンナが不思議そうな表情を浮かべているように見えたようで。】
【また、こちらから問うたのであった】

/限界が近くなりましたら、遠慮なく仰ってください
/今のところ、こちらは大丈夫です
239 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 04:35:50.55 ID:Ek8IRBgo
>>238
……確かに、ありそうな話

……この前会った時なんてね、
自分のパフェの苺を取られただけでぎゃーぎゃー喚き出して

【楽しげに笑うシャロームを見て、カンナのもまた、ふふ、と笑い出すのだった】
【そこに先程まで凛としてステージ上に立っていた面影はなく、それこそ歳相応の笑み】
【リーダー代行を務め、ボーイッシュな装いをする彼女も、本来は十八歳程度の娘でしかなく】
【本当に束の間、素に戻れた彼女は、一頻り笑った後、再び口を開いた】

へえ、シャローム──そうなんだ
じゃあ、これからはそう呼んでも────


 「(……──シャローム?=j」


【──びしり】
【隅の方で会場の後片付けをしていた青年、黒野ダンドクが】
【その名を耳に挟んだ瞬間──唐突に、その手を止めて、振り向いた】

【──ずきん】
【同時に、右肩の奥が黒い痛みを伴って疼き始める】

 「(あの子が……ハニカの言っていた……──)」

【──ずき、ずき】
【作業を放り出し、青年はまるで握り潰さんかとするように自身の右肩を抑えた】
【じっと見つめるのはテーブル上の一点。そのまま、どさり。腰から下が崩落するようにソファへ腰掛けて】

『……あら、ちょっと……ねえん大丈夫? ダンドク君?』

【同じく作業をしていたオカマが彼の異変に気付き、慌てて駆け寄っていく】
【カンナがシャロームに声を掛けられたのは、丁度その辺りで──】

……──あ、いや……
何だか弟の様子が変みたい……ごめんね、ちょっと見てくる

私からの用はそれだけだったから……また今度、ゆっくり話をしよ
……それじゃあ、今日はありがとう、シャローム

【──シャロームに抱いていた不思議な感覚が、ふいに途切れた】
【聞いてみたい事があったはずだったのに、急転した弟の様子にそれは霧散し】
【何処か慌しくそのように告げると、ダンドク青年の下へと駆け寄っていった──】

 (……──ねえ、どうしたの、大丈夫……?)  「……………………──────」

【そうして彼女は彼を店のバックまで運んでいき──それから暫く、出てくる事はなかった】
//っと、どうにも頭が鈍いので、申し訳ありませんがこの辺りで失礼します。お疲れ様でした、ありがとうございました!
240 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 04:54:55.99 ID:0xo3NIAO
>>239
ふふ、苺で騒ぐなんて双葉らしいじゃない
ん、別に構わない、けど……、……――?

【くすりと可笑しそうに笑えたのもほんの束の間――怪訝そうに眉を顰めて、くずおれたダンドクへと視線を向ける】
【その怪訝さもやがて不安と心配に変化してゆき、大丈夫だろうか――と思考つつ】

――――あ、……うん
どうしたのかな、大丈夫かしら……お大事に、と一言伝えといてくれれば嬉しいな
ええ、また今度、話ができたら。ありがとね、カンナ

【軽く手を振って彼らを見送り、数瞬もしない内に面紗を被ってそそくさと足早に店を出る】
【娘たちが起床するまでの短い時間を制限時間に、足取りの速いまま真っ直ぐ帰路に就いて】

『弟』……か
双葉が起きたら、もっと聞いてみないとな――

【何も身に付けていない裸足が地面を踏み締める度、取り巻く冬の空気が痛いほどに凍みる】
【黒装束が夜闇に紛れて融け込んで、後にはもう何も残らない。足跡すらも】

/了解です!長時間、朝早くまでお疲れ様でした!こちらこそ有難う御座いましたー!
/ごゆっくりお休みくださいませー!
241 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 05:11:58.46 ID:DUk54rQo
>>222

電気系統……そう、だね。対応くらいできるとは思う。
あの子の場合はちょっと“亜種”だから、通用するか難しいところだけど……
電気配線関連も、多少以上は噛んでると思う。大丈夫じゃないかな。

【カンナの提案に、ここに居ない彼女の事を思い出しながら】
【非常に強いとは言わないが、それなりには出来るだろう、と】
【飽く迄彼女は“魔導具開発班”、専門は魔術用品なのだろう】

まぁ、魔導具については期待しててもいい、って話だった。
今実際何を作ろうとしてるかは知らないけど、何か形にはしてくれると思う。

私自身は、大体何でもいける、かな。
襲撃も、避難先導も。工作はちょっと難しいけど。

【そこで話を一度区切り、ほ、と一息】
【場の流れは、話の終了の方向へと流れていく】

【決戦前夜の集会――残った話はその時でも何とかなるだろう】
【陽とも話をしないといけない。考えることも増え始めた】
【対機関連合の現状も、何となく把握できた。これからまた動いていく筈だ】

【置いてあるクッキーを一つ頬張り、其れを水で流し込んで】
【今後の事を脳内でシミュレートしながら、岐路に着くことだろう】

/寝落ちしてました!とりあえず反応だけしておきます
/大分遅れて申し訳在りません、お疲れ様でしたっ
242 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 05:20:05.54 ID:Ek8IRBgo
【暫くしてから──バックから、カンナ一人だけが店内へと戻ってきた】
【ふう、と一つ溜息。突然の事に張り詰めた心労を、一気に吐き出して】

(何とか落ち着いたみたいで、よかった……立ち止まっていられない、からね)

【一先ずの安堵に肩をすとん、と落として──会合を終えた会場内を見渡す】

(……今日だけで、色んな人と顔を合わせて話が出来た)
(連合も、これから……一人一人のこと、知っていかなくちゃ)

(──森島さん、ルシアさん、玖雀とシャローム)
(それからフィリルとエルフェス、ミネ……そしてまだ会ってない人達)

【カンナは、ホワイトボードに貼り付けていた4枚のトランプを剥がし取った】
【『ハート』、『スペード』、『ダイヤ』、『クラブ』──其々のカードを見つめながら、暫時の黙考】
【連合員に、一体どのタイプに分類されるかと言う軽い自己分析を要求した事を、思い出す】

【──各人がそれぞれ自分のタイプを答えてくれた中、『彼女』だけが唯一──】

 【「新しい対機関連合が好きになれたら、護りたい物だって思えたなら」】
 【「きっと私は、全力で戦える」】
 【「だから、もうすこし、ここに居させて。みんなのことを、もっと見させて」】

(────サージ、か)

【彼女は広げていた4枚のカードをさっと閉じると、元のトランプセットの中に収めた】
【──サージ。唯一彼女だけが、選ぶべきスートは分からないと口にした】
【戦う為に集った者たちの中、彼女だけが少し違う色──カンナには、そう映っていた】

(……──私に、出来るかな)
(……いや。やらないと、いけない)

(──そうだよね、リーダー)

【トランプの裏の模様をじっと見詰めながら、彼女は人知れず己を奮い立たせた】
【ふと腕の時計に目をやる。もう間もなく夜が明ける時刻。真の夜明けの為に、一時の休息が必要だ】

……さ、片付けも終わったし、残ってる人ももう帰ろう
今日は本当にありがとう──そしてこれからも、よろしく

おやすみなさい。また、ね

【誰が残っているのかは知れないが、そう言って会場内を見渡した後に】
【一度肺一杯に空気を吸い込んで──大きく肩の力を抜きながら、息を吐き出した】

 【──『決戦』はすぐそこに。意思の色は、燃え立つ茜】


//絡み不要、というか。個人的な最後の絞めです
//今一度、参加して頂いた皆様、ありがとうございました
243 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 08:38:16.17 ID:f4PV1oSO
>>222-224

……守りながらの戦いは性に合わないが、大丈夫だ。幾らでも遣り様はあるよ。
足止めなら十全に可能だろうし、吟雪が送迎をやってくれるなら、先行しての露払いもまた同様に。

――まあ、例えどのような状況であれ、責務は果たすさ。心配は要らない。
うちのリーダーの言ってくれた通り、その点に関しては任せてくれ。

専門外の事柄に関しては、其方の指示を信用させて貰う。
元より多少のイレギュラーは許容範囲、だしな。……問題は無い、何も。

【首肯。状況に合わせて、適宜動くだけの札は持ち合わせている】
【信条やら性分やらの瑣事は、この際置いておく。問題には成り得ない、と――】
【そのような事を最低限述べると、後は駒に徹する姿勢を見せた】

(極論、オレは被害がどれ程出ようが構わないが……少ないに越した事も無い、な)
(住民の事に関しては、向いてる奴に任せれば良いか。憂いなく戦場に臨めるって判っただけでも、収穫だ)

――――じゃあ、そろそろオレはお暇させて貰うとする。お疲れ様、ゆっくり休んでくれ。

【朔夜はやがて踵を返すと、振り向かないまま労いの言葉を掛けて】
【ひらりと後ろ手を振り、足早にその場を後にする】

【骨の軋む程に握り締められた掌――其処に宿るは決戦に向けての覚悟、そして】

(そう、オレの為すべき事を為せばいい。――今はただ、其れだけだ)
(差し当たっての、最優先事項は――――)

【――――――――。】
//最後の最後で寝落ちしてしまいました、申し訳ありません……
//イベント主催、大変お疲れ様でした。有り難うございましたー!
244 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 09:51:56.02 ID:rzm5zHEo
【某国某所―――某研究室】

・・・「再調整」は何度目だったかしら

【『水槽』を見つめ、腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女】
【胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着ていて、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】

「話によれば一から組み上げたものだそうで…なかなか安定しないのでしょう」
そう。―――ところで、一つ気になることが

【彼女と話すもう一人は、薄紫がかったブロンドの長いウェーブヘアを靡かせた、大人びた容姿と雰囲気の少女】
【カーマインとシアンのオッドアイは穏やかな目つきに似合わない眼力を持っており、左手薬指には銀の指輪が】
【白と薄緑で構成されたロングスカートのワンピースを身に纏い、濃緑色のケープを羽織っている】
【『水槽』を見つめていた彼女がドレス少女の方を振り向き、その言葉に対して微笑みを返す】

「はい、何でしょう?」
一度外側も替えてたけど―――――なんでどっちもFなの?
「―――…あの人の趣味じゃないでしょうか?」

【―――『水槽』から、ぽこ、と泡が浮かぶ―――――】
【静謐な雰囲気の研究室で、二人して?を浮かべる様はある種滑稽ではあるが―――】

次替えるつもりなら、Fは止めておいて…しばらく見たくない
「・・・ああ、シオンさんの」
斬り[ピーーー]わよ。とにかく、あのおっぱい星人に言っておきなさい

【不意に浮かび上がったドレス少女の恨みがましい視線に対して、ワンピース少女がちょっと困った顔をして――】

「あらあら…あ、そうです」

【―――『水槽』の中、いくつかの線が束になり、ゆらゆらと水中で揺れる―――】
【ふと、何かを思い出したようにワンピース少女が研究室の奥に進み、棚から何か長い物を取り出した】
【それを見たドレス少女の顔には、何所か悪そうな笑みが浮かぶ―――】

―――出来たのね、それ
「はい、私の自信作ですよ?名前は、何にしましょうか」

【ワンピース少女が持ったのは、灰白色の鞘に収まった、青白い鍔の刀―――】
【それを受け取ったドレス少女は、しばしその刀を観察し――――もう一人の質問にはこう答えた―――――】

『厭姫(いといひめ)』―――どうかしら?

【その白銀の刃の輝きに目を細め、少女は呟く】
【―――――円柱型の『水槽』には、少女が一人浮かんでいる―――――】

/激しく絡み不要
245 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 11:52:06.99 ID:gvHVX2SO
【公園】

対機関連合の会合はどうなったのかな・・
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が携帯を見ながらベンチで休んでいた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

双葉さん・・・大丈夫かな・・―――これからどう・・なっていくんだろ・・
246 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 14:45:08.80 ID:jm.pfZA0
【公園】

ここんとこ……天候が不安定に過ぎるぜ……
いくら季節の変わり目って言っても……なぁ……?

【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪が印象的な「少女」が】

【ベンチに腰を掛け、ぼーっと空を見上げている】
【そばには、パン屑の様なものがばら撒いてあり、それを数羽のカラスがつついている】
247 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 14:57:52.63 ID:gvHVX2SO
>>246
【その真横のベンチでは】

―――・・・すぅ・・すぅ・・
【白のカッターシャツに青のネクタイを着けた少年が寝息を立て眠っていた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
【眠る少年は刀を二本、大切そうに、抱き抱えている】
248 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 15:05:29.89 ID:jm.pfZA0
>>247

はぁ…………まぁいい。たそがれててもしょうがないよな……

【んっ、っと一回体を伸ばし、一つ息をついでもう一度空を見上げる】
【先ほどよりかは、顔に活力が現われていた】

さて、そろそろ家に…………ん?

【ベンチから立ち上がりかけたところで、隣で眠っている少年の存在に気づく】

――――――――冬眠、暁を覚えず……ってか?
いや、アレは春眠だけどさ…………

【なにやら下らない独り言をつぶやきながら、その顔をまじまじと覗きこむ少女】
【パン屑をつつき終わったカラスたちは、近くの木の枝へと飛び立つ】

…………まぁ、あと1時間ぐらいなら、ここで寝てても風邪なんかは引きそうにないな

【少し離れて、少年を頭からつま先まで観察し、一人頷いて見せる少女】
【日が暮れるまでには起きるだろうと、風の具合を確かめた】
249 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 15:21:18.19 ID:gvHVX2SO
>>248

むぅ・・・
【少年が寝返りを打とうして】
【その時、つい手放した刀の一本が落ちる】
【ガタンッ!!】
【地面に落ちた音からしてそれは確実に普通の刀の重さではない】
250 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 15:27:57.96 ID:jm.pfZA0
>>249

しっかし……なんでこんな所で寝てるのやら…………
ひょっとして、宿なしか?

【少年を目の前にしながら、ぶつぶつと独り言を繰り返す】

まぁいいか。そろそろ行くとするか……って!?

【少年に背を向け、なにやら魔力を練り始めたところで、刀が落ちて音を立てる】
【その音に驚いて、慌てて振り返る少女】

――――ったく……寝相悪いなら、ベンチじゃなくて地面に寝ろってんだ…………

【余計な小言を挟みながら、再び少年の元まで歩みより、刀を拾い上げようとする】

……って、お……重てっ!?

【だが、少女は同年代と比較しても華奢な方の体つきである】
【両手でどうにか持ち上げるのが精いっぱいだ】
251 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 15:48:14.87 ID:gvHVX2SO
>>250
【少女が刀を持ち上げようとする所で】
【少年が目を覚ます】

・・ふぇ・・?何です・・か・・?
【未だ寝ぼけているようだが】
【最悪のタイミング】
【もしこのまま意識がはっきりすれば】
【「刀が盗まれようとしている」】
【なんて誤解され兼ねない】
252 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 15:53:50.48 ID:jm.pfZA0
>>251

ぐ、くうっ…………

【歯を食いしばり、何とか両手で持ち上げる】
【そしてそれを縦に持ち上げ、地面に突き立てたところで】

――――ん、おう起きたか

【何食わぬ顔で、起きた少年の方を見やる】

あんたなぁ、自分のものの管理ぐらいちゃんとしてくれよ
落っことされてでかい音立てられた日にゃ、びっくりするだろうが

【杖を突く様に刀を手で支え、あきれ顔で少年にそう言う少女】
【とりあえず、少年のものだった刀を少女が持っているという点はさておき】
【この少女、格好が何とも凄まじい】
【まず少年の意識は、そっちに向くと思われるほどに、派手で奇抜な格好だ】
253 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 16:09:09.39 ID:gvHVX2SO
>>252

あぅ・・

クロガネ
『黒 鉄』・・・
【少年はそう呟く】
【それは名前からしてその重たい刀の名前だろう】

どうも有り難うごz―――・・・・
【そう礼を言おうとした所でようやく少女の姿を見る】
【見て・・・言葉が思わず止まる】

(凄い格好だなぁ・・何かRPGとかで出てくる敵の女キャラみたいな・・・・)
【凄い失礼です。】
254 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 16:13:20.58 ID:HxTclH.o
【とあるアーケード街の、一件の店】
【店名や建物の雰囲気から、其処は櫻の東部から来た店だと予想が付くだろう】
【その、ショーウインドーの前で】

…………うーん

………適当な服しか着てないツケが此処に来た

【両腕を組んで、うーうー唸っているのが一人】

……適当にシャツとジーンズ、じゃ意味無いけど
かと言ってこっちの服は………

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【普段から洋服しか着ないが、どうも和服を選びに来た様で】
255 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 16:17:34.78 ID:jm.pfZA0
>>253

まぁいい……とにかく返すぜ………………っと、おっと…………

【まだ半分寝ぼけ眼を引きずっている様な少年に呆れながら、少女は刀を持ち上げる】
【不安定にプルプル震えながらも、刀は持ち上がり、少年に差し出される】

――――言っとくけどな。伊達や酔狂でこんな格好してる訳じゃねぇぞ
商売柄、一応必要な物なんだよ

【自覚はしているのだろう。すぐに少年の頭の中にどんな感想が浮かんでいるのか分かったようだ】
【もっとも、その正確な中身までは把握していないようだが…………】

これでも、俺は魔術師なんだぜ?
…………おいで!

【手っ取り早く、自分の格好の奇怪さを説明するべく、少女は空に向かって声を張り上げる】
【すると、近くの木に止まっていたカラス達が、一斉に降り立ってきて、少女の足元に収まる】
【明らかに、少女の言葉に反応し、その意図どおりに動いた格好だ】
256 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 16:32:26.43 ID:gvHVX2SO
>>255
・・有り難うございます
【そう再び、礼を言うと】
【刀を受け取るが、その腕は何処か辛そうで】
【この少年自体、この刀を持ち切れるないようだ】

魔術師・・・ですか?
【そして集まって来たカラスを見ると】

でもどちらかと言えばそのドレスと言いこの鴉といい、何より女の子なんだから魔女に近いんじゃ・・
【思わずそう本音が口にでる】
【まぁ、どちらでも大差は無いのだが】
257 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 16:39:47.17 ID:jm.pfZA0
>>256

ふぅ…………やれやれ、重かったぜ……

【自分の手を離れて、ホッと一息つく少女】
【そうして、杖を握ったままの腕を、その場でブルブルと振り回す――――相当に重かったようだ】

あぁ……主に、自作の魔法薬を売り歩いて生計を立ててるんだ

【どうやら、薬売りで生活しているらしい】

――――っあー…………女の子、ねぇ?
そうとも言い切れない部分もあるんだが、な……

【少年の『本音』を聞き、何とも言えない表情になる少女】
【困ったように、頬を左手で掻く】

まぁ、確かに魔女って言った方が通りがいいのかも分からねぇな……
魔術協会には所属してない、はぐれ者の魔術師だしな

【困惑しながらも、それでも少年の言葉に何か通じるものがあったのか、最後には頷いて見せる】
258 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 16:39:58.01 ID:xibO4EAO
>>254
/まだいますか?
259 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 16:41:55.70 ID:HxTclH.o
>>258
/\ここにいるぞ!/
260 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 16:52:53.23 ID:gvHVX2SO
>>257
薬・・・ますます魔女らしいですね・・・

魔術教会・・ああ聖都にあるっていうヤツですね。
【ふと思い出した様に口に出す】

まぁ、僕には魔術とかさっぱりですが。
261 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 16:57:57.20 ID:jm.pfZA0
>>260

あぁ……前に『justice』ってとこにも持ち込んだ事があるぜ?
もっとも、あの時は色々とゴタゴタがあってお流れになっちまったがな

【一人ではあるが、割に手広く商売をしているらしい】
【あちこちに出向き薬を売るのが、普段の少女のライフワークなのだろう】

まぁ、必要でもない限り、無くても構わない技術ではあるからな
別に魔術に不案内って言ったって、おかしい話じゃないさ。俺は色々と使ってるけどさ

【魔術を使って生計を立てている以上、確かに少女にとって魔術は必要なのだろう】
【しかし、どうもそれだけではない。何か拘りの様なものを含んでいるようにも見える】
262 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 16:58:15.52 ID:xibO4EAO
>>254>>259
【人通りの中から、明らかに周りの目をひきながらも威風堂々と誰に憚る事もなく歩く人物が通りかかる】
【そしてその様子を見て――さも当然に、目的がそれだったと言わんばかりに迷い無く、気配を殺しながらも溢れんばかりの存在感を隠せないままその背後に近寄っていき】


なかなかどうして、和服も悪くない。
私もイメチェンして見ようかね……
【振り向けば――長身の体躯に纏われた漆黒の真新しいスーツの奥に、挑発的に豊満な胸を見せつける様に大きく開いたカッターを覗かせ。背ほどまで伸びる闇色の髪を一つに結いながら、右前髪の一房だけを深紅に染め上げ。その髪に縁取られた、細い輪郭に収まる顔は男女を区別させないほどに見れば見るほど整っていた】
【全身を黒で統一したその姿は周りの目を依然として惹いたまま。その女性は顔見知りの様な軽さで顔だけを前に出してショーウィンドーを少し後ろから見つめている】
263 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 17:06:23.33 ID:HxTclH.o
>>262

……世の中、こういう近づき方が流行ってるみたいだけど
あんまり皆が同じような事するから、もう驚きも出来ないんだよねー……
偶には、普通に近づいてくるのが居ても良いと思うのに

で、別に良いんじゃない?知らないけど

【振り向きはしない。それでも、独り言が始まる前には存在を感知して】
【別に自由にすればいいじゃないかとそれだけ返し】

【姿は、ショーウィンドーに移るそれを見れば十分】
【『整った顔』も『豊満な胸』も溢れかえっている世間、特に外見に心を惹かれる事も無い様で】
【何か用件でもあるのかと、耳だけ済ませる】
264 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 17:13:07.79 ID:gvHVX2SO
>>261
『justice』・・・って、うちの組織にですか?
【自分の加入している組織の名前に思わず反応する】

あ・・・そういえば、でもレイドさん達が言うには、『卵』を破壊するのには魔翌力が必要らしいし・・
【自分達の情報ネットワークに提供された情報をふと思いだす】
265 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 17:19:38.66 ID:jm.pfZA0
>>264

お…………お前『justice』の一員かよ……!?

【予想だにしなかった事実に、面食らった表情を見せる少女】
【昼寝をしていたあどけない少年と、正義を標榜する組織のイメージが、咄嗟に繋がらなかったのだ】

それを知ってるって事は、マジモンらしいな……
正しく、レイドの奴が『卵』を破壊するから手伝ってくれって言われて、『風霊統主の城』まで出向いたんだよ
ま、レイドと組んだのは、あの時の仕事1回きりだったけどな

【恐らく、『justice』に所属している人間でも無ければ知り得ないだろう情報を出されて、ようやく納得した表情を見せる少女】
【そこから俯瞰していけば、この少女もまた、レイド=E=ヴェイスとの面識があるようだ】
【しかし、続く言葉を聞く限り、そのつながりは非常に浅いものらしい】
266 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 17:19:40.86 ID:J8HAisDO
【墓地】
【墓、墓、墓、見渡す限りの墓】
【墓地なので当たり前なのだが、それにしても広い、広くて、不気味】
【と、その静寂がいきなり破られる】

【ズゴォッ!!】
【突然、何者かの腕が土から飛び出した】
【いや、腕だけではなく、肩、頭、もう片方の腕】
【鎖が擦れ合う音を響かせながら、何者かが地面からはい出て来た】

………驚愕…後…困惑………
【はい出て来たそれは、真っ赤な長い髪で顔が見えない】
【それは、裸の上半身に真っ赤な鎖をX字に巻き付けている】
【それは、両腕を鎖が覆っている】
【それは、人の形をしているが人なのかは解らなかった】
267 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 17:24:27.09 ID:xibO4EAO
>>263
はぁ…
なんだなんだ…最近のガキってのはみんなあれか?コミュニケーションってやつを知らねえのかよ。
もっと友好的に、フレンドリーに接しろ。
寂しいお姉さんが可哀想だとは思わないのか?仕事に疲れた死にそうな私を可哀想だとは思わないのか?

コミュニケーションを学びに学校に行け、学校に。

まぁ、私は行ってねーけどよ。
【その反応に至極落胆したのか、肩を落としながらもニヤニヤとした笑みを浮かべて】
【その隣に移動して】

先に言っとくけど、別に用事とかはねえぞ。
世の中で起きること全部に意味があるようじゃ、そんなのつまんねーだろ?

なんか面白そうな娘が居るから話し掛けただけの話だ。
で、何してんだよ。
【その拒絶的な反応には慣れているといった感じに、やはり馴れ馴れしく今度は値踏みでもするようにやけに威圧的な目つきで其方を見つめる】
268 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 17:32:23.63 ID:HxTclH.o
>>267

……初対面の相手が、コミュニケーションを取れないと決めつける
それが貴女のコミュニケーションなのだとしたら、私は知りたくは無いよ?
「みんな」。複数回、された様な言い方だけど……
自分に問題が無いか見直したらどうか、と思うね。本当に

【自分を棚に上げた様な物言い、溜息をつき】
【それでもやはり、顔を向けようとはしない】
【と言うより、こうなったからこそ、見ようともしない】

私としては、初対面の相手が自分に愛想をふりまかないからって
いきなり喧嘩を売る様な事をいう相手がつまらないと思うけどね

……で、さっきのは話しかけてたの?独り言だとばっかり思ってたけど
まあ……和服屋の前で和服眺めてて、まさか昼寝をしてる様には見えないよね?
何をしてるかって、服を見てたの

【自分が不快に思った点を、珍しく真っ当に説明】
【一応問いにも答え、横目で相手の顔を見て】

…………貴女、本当に自分に何も問題ないと思ってる?

【威圧的な目に、人差指と中指をそれぞれ向けた】
269 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 17:37:10.69 ID:gvHVX2SO
>>265
はい・・まぁ、一応・・

そうでしたか、・・、・そういえばレイドさん・・・アストラさん・・大丈夫かな・・
【ふと彼女達の現状を思い出し】
【心配そうにそう呟く】
270 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 17:39:42.61 ID:jm.pfZA0
>>269

――――ん?
なんか、あったのかよ……?

【少女は、レイド達の現状を、まるで知らなかった】
【まぁ、1回仕事を一緒にこなしただけと言う程度の繋がりでしかなかったために、仕方がないところではあるが】
【――――もっと言えば、彼らが、少女にとって身近な人物の一人に保護されていると言う事実も、また知らなかった】
271 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 17:48:27.67 ID:gvHVX2SO
>>270
・・・む・・・
【少年の口が止まる】
【それは簡単に他人に口出していいのか】
【もし巻き込まれて巻き込まれてしまったら―――】
【少年は悩む】

・・・そ・・それは・・
272 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 17:56:19.09 ID:jm.pfZA0
>>271

…………?

【言い淀む様子の少年に、訝しげな表情で首をかしげる少女】
【何かあったらしいと言う事は、少年の口調から感じ取れる】
【そして、正義組織の一員がそれを憂慮し、情報として伝える事を躊躇していると言う事は――――】

――――――――ま、話せないんだったら、それでもいいさ
大方、なんか秘密にしなきゃならない事情でもあるんだろ?

【――――少女は、そこを追求しなかった】
【思考の末に、それが少女の出した結論】
【元々、彼らとの繋がりはそこまで深い訳でも無い。色々と事情を抱えていたようだが、自分が変に口出しする領域でも無い】
【薄々事情は察しつつ、そこに踏み込む事を、しなかった】

ま、事情を知ってそうな『心当たり』はある……そっちを当たらせてもらうよ

【――――その『心当たり』こそ、レイド達を保護している、アーディン=プラゴール】
【元々、レイドとの『仕事』も、アーディンの仲介を元に組んだ仕事だった】
【そして、情報屋を兼ねているアーディンなら、何かを知っているかもしれない】
【そう考え、後に情報収集の機会を譲ったのだった】

……っと、もうこんな時間か……俺はそろそろ行くぜ?
後でエルメア=ミルフォードによろしく伝えておいてくれよ

【空を見上げ、少女は立ち去ろうとする】
【先ほどと同じ様子で、その身に魔力をたぎらせ始める。何かの術式を行使しようと言うのだろう】
【特に何も無ければ、このまま立ち去るだろう】
273 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 17:58:40.41 ID:xibO4EAO
>>268
【真っ向から、それも会って間もなく不快と軽蔑にも似た言葉に対し――少し唖然とした様子で黙り込み】
【唐突に顔を俯かせ、何故か笑いを押し殺し】

くくく…
ふふ…わはははははは!!!!
【ついには我慢の限界を越え、豪快に笑い出し】

いや…あぁ、ったく…
いくら私と関わる奴が好きになるか嫌いになるかの両極端だからってよ。

そこまで真っ向きって、面と向かって言ってくる奴ってのはなかなかいねえよな。
うん、私の目に狂いはなかったって訳だ。


――お前、相当面白いよ。

仲良くしてやりたいから、悪く思うな。
【ひとしきり笑い終えたあと、宝物でも見つけた子供の様な輝かしさを赤い瞳に宿し】

あぁ、質問にはきっちりと答えてやらないとな…
“私に問題があるかどうか”だっけか。
あるんじゃねーの?良く言われるし…
【あっさりと肯定してみせ】
【腕を組ながら少し思考する間を置いてから】

でもよ、人によって自分を変えたりすんのとか馬鹿らしくねえか?
いまさら自分を根本から変えるなんて真似はできないだろうしする気もない。

それで迷惑かけてるっつうならほんのちょっとは悪いとは思うがよ…

こればっかりはしょうがねえと思うぜ。
【言葉とは裏腹にまったく悪びれた様子もなく、しかし自分なりに考えた結果をウインク混じりで告げた】
274 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 18:12:42.96 ID:gvHVX2SO
>>272
・・・・すいません・・
【少年はただそう謝罪する】

はい、では・・・あ、僕、護って言います。以後お見知りおきを。
【そう軽い自己紹介をする】

また機会があったら、薬買わせてもらいますね。
275 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 18:15:22.32 ID:H8at/f2o
【公園】

【赤ジャージに青染めの白衣、エキセントリックな服装の男】
【ベンチに座ってレポート束をめくるという至って普通の事をやっている】

いやぁ、捗らんね、しかし

【煙草を咥えたまま、鼻で溜息を一つ】
【姿勢悪く丸まった背中からは、駄目男っぽいオーラが滲み出ていた】
276 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 18:16:13.46 ID:HxTclH.o
>>273

……で。その態度を改善しようともしないなら、私は貴女を嫌いになるよ
いや、現時点で大分嫌いに傾いてるね。このままならもっと嫌いになるだけ
だから、私は仲良くしたいとは思わないし、悪く思う

仲良くしたいなら、馬鹿らしいとか言わないで自分を変えようとしてくれる?
「迷惑かけてるっつうなら」。十分にかかってるからさ
もしくは、悪いと思ってる部分を示すか、ね

【相手が笑う様も、此方としてはただ沈む原因にしかならない】
【終始この調子だとしたら、自分とは決して合わない人物だろう】
【これが飽く迄表面なら。内側に、他人と正面から向き合う人格が有るなら別だが】

【この世界、表面だけでは測り知れない人間は多い】
【目の前のこの相手がその類かも知れないと、自分に言い聞かせ】

………「してやりたい」って言い方もあまり気に入らないけど
仲良くして欲しいって言うなら、態度次第で考えない事もないよ

無意味な事に面白さが有るって考え、反対はしないけど
それが面白いのは、愉快と思えるから。そう主張したいね
貴女との会話は、愉快なものになる?もしくは、意味の有るものになる?


さあ、それを踏まえてやり直し
私は、此処で店の品物を眺めてる。貴女は其処に通りかかった
貴女はどういう風に、私に声を掛けるでしょう?

【指を降ろし、最初と同じ、ショーウィンドーに完全集中する姿勢に戻り】
【『やり直し』。ゲームの様に、今回の会話のリセットボタンを押した】
【今の会話を続けていても、双方にあまり利は無いかも知れないと考えての事】

【言葉の内から、無意味に見下される事を嫌っているのは窺えるだろうか】
【現在の認識に至った理由も、大方そういう所だ】
277 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 18:19:50.81 ID:jm.pfZA0
>>274

気にすんなよ。俺は気にしない

【色々と、事情の深い世界を知っている少女である】
【そこを深く追及するのは、野暮だと考えたのか、さっぱりした対応を見せた】

護、な。俺はイマミレイ=シークってんだ
――――お、言ったな? しっかり作ってくるから、期待してるぜ?

【名前を聞き、同じく名乗り返す少女――――イマミレイ】
【薬を買いたいと言う一言に、ニヤリと笑みを見せる】

じゃあな!
――――『ペガサス・ウィンド』!!

【左手で、護に向かって手を振ると、魔力を解放し、イマミレイは空へと飛び上がる】
【同時に、足元に収まっていたカラスたちも飛び上がり、既に夕闇が濃くなり始めていた空を、イマミレイと共に駆けて行く】
【見る見るうちにその一団は遠ざかって行き、姿を消して行った】

/乙でしたー!
278 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 18:21:16.26 ID:gvHVX2SO
>>277
/乙でした!!
279 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 18:53:10.31 ID:xibO4EAO
>>276
頭で考えるのが好きなんだな、近頃の奴らは…
ま、お前の言いたいことくらい理解できない私じゃねーよ。

つまりはチャンスを与えて下さる訳だ。
ハッ、この私にチャンスを“与える”なんて、惚れた弱みは辛いってこったな……
【嫌いになられればとことん嫌われる女性にとって、嫌われてから尚チャンスが与えられる事は珍しい】
【気に食わねえ、と愚痴を零しながらもどこか楽しげな雰囲気を残してその場から離れていき】

―――どうしよっかなー…
【結構ショーウィンドウから離れた、目には届く程度の位置に佇み】
【腕を再度組みながらとても難しい顔をして、他人の目など気にすることなく真剣に全力で“仲良くなる”方法を模索しているようだった】
【それから時間が少し経過して、女性は決心がついたのか其方に向き直り何事もなかったかのように歩き出す】


気配は消しちゃ駄目なんだろ…
【その身に敵意も好意も威圧感も全てをさらけ出して存在感をどこまでも発して――周りの者達を遠ざけながら“歩く”スピードを速めた】

普通に喋りかけるとどうも見下しちまう感じになるらしいからな…そんなつもりはねえけど、これもダメだ。
謙虚に可愛らしく…ってところか?
【そう呟いてから一度固く口を閉ざし、更に距離を縮める為に“歩く”スピードが速く――それはもはや走ると言い換えて間違いないほどの速さで】
【迷うことなく、若干のたまたま通りかかった“演技”をしながらも実際他には目もくれず、少女の方に疾走し】
【凄まじい勢いで距離をぐんぐんと縮めて】


おい、お前―――私と、仲良くしろっ!!!
【満面の笑みで、迷いなき視線を注ぎつつ】
【言葉をかけるのとほぼ同時に、あろうことか勢い良く抱き付こうとする】

280 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 19:05:55.90 ID:HxTclH.o
>>279

………根本的に、無理そうな気がしてきたけどねー………

【頭で考えるのがどうの、そういう次元の問題でも無かろうが】
【もうそれ以上何かをいうつもりも無くなったのか、一度離れるのを横目で見て】

【普通の接触をして来て、普通の会話になればそれで良い】
【何も奇を衒った事をしろとは言わず、無意味に褒め称えろとも言わない】
【踏み込んで来るならそれも良いが、或る程度会話が進んでから】
【求めているのは決して、極端に高い位置の何かでは無い】

【無い、のだが】
【流石に、このパターンは完全な想定外だった】

…………!?

【抱きつこうと伸びて来た腕を、その場にしゃがみ込むように回避して】
【片足から踏み込んで、右肘を張って両手を組み合わせ】

何でそうなるっ!?

【ツッコミなのか狙い澄ましたカウンターなのか、もう区別もつかないが】
【相手の腹へ向かって、右肘と右肩からぶつかる体当たり】

【体当たりを放った本人は、その結果を見る前に後方に飛び退いて】

……見ず知らずの人間にいきなり抱きつくのは、多くの場合痴漢とか変質者と言われます
女性が行う場合には幾らか世間の目が緩いとは言え、どちらにせよおかしい行動です
此処、よーく覚えておく様に

【何故か、不自然によそよそしい敬語】
281 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 19:26:51.94 ID:H8at/f2o
【公園】

【赤ジャージに青染めの白衣、エキセントリックな服装の男】
【ベンチの背凭れに両腕を伸ばして寄掛かり】

あ゛ー
クリスマスには現金が欲しいなぁー

【お空に見上げて、リアリズム溢れる願いを飛ばしていた】
【右手に持った煙草からは、白煙が立ち昇っている】
282 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 19:30:13.91 ID:xibO4EAO
>>280

――うがっ!!

ごほ、ごほっ…
【自分の勢いもそのままに、まともに腹へと肘が決まり】
【激痛に耐えながらもなんとか倒れずに踏みとどまると、お腹に手を当てながらよろよろと後ろに下がりつつ咳こむ】
【考えた末にいくつも段階をすっ飛ばした結果、当然といえば当然のその反応に】

…テメェ!避けるならまだしも、走り込んできた人間に何も言わず反撃かます奴はいねえだろ!!
ふざけんなよ!話しが違ぇだろうが!
【人を目で殺せそうなほどの、凶暴性を秘めた射抜く様な視線で睨み据えて拳を作るが】
【はぁ、と諦めた様子でため息を吐き出し】

まぁ、この借りはきっちりと返してもらうとしてだ…
加えて私の好意を変質者呼ばわりとはどういうことだよ。

チッ…あーぁ、失敗した。
良い考えだと思ったのによ。
【肩を竦めて腹をさすりながら、舌打ち混じりに悔しそうに零して】


で、チャンスはこれっきりかよ。
それならそれで別の手段にかえるだけだから構わねーけど。
【腹に肘を決められて尚、当人は全然諦めずに不敵な笑みと共に“次”を真っ直ぐに見つめて問い掛けた】
【単純に――気に入った相手と“仲良くなりたい”という一点しか考えていない】
【あまりにも単純明快な心の内を感じとれるかもしれない】
283 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 19:35:19.32 ID:gOnYGYDO
【路地裏】
【道の片隅。二、三個詰まれた段ボールの上に、小さな何かが乗っていた】

…会合、出れなかった

【其の姿は―――深夜に入り、しかもかなりマイナーな魔法少女アニメの、主人公のフィギュア】
【全長約30p。ピンクの長髪に、音符の髪飾り、「☆」の入った茜色の瞳】
【所々に音符の模様が着いた、ゴシック調のミニスカートドレスを着て、ブーツを履いている】
【ドレスは―――袖は長いが、胸元が大胆に開いていたり】
【スカートの丈が短く、フリルでふわふわしていたり、若干媚び気味である】
【動くフィギュアの横には、透明な、色々ごちゃごちゃ入ってるケースが浮いていたりする】

(…まあ、仕様が無い)

(…色々と気になる情報も入っているし、私も活動しなくちゃいけない)

【嘆息吐いて。人形は、両の手へと視線を落とし】

(…天ヶ谷…、リーダーが、入院か…)

【何やら考え込んでいる様子だったが。びゅう、と強風が吹いて】
【其の軽い身体が、段ボールから転げ落ちる】
284 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 19:46:13.45 ID:jm.pfZA0
>>283

……この辺りは、今日は静かなものだ

【フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫が】
【油断なく周囲を誰何しながら、路地裏へと足を踏み入れる】

――――ん?
…………なんだ、これは……

【そこで、崩れた段ボールに目をやる】
【フィギュアの方には、気づかなかった様だ】
285 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 19:46:44.51 ID:HxTclH.o
>>282

抱きつこうとしてくる変質者に反撃するのは当然の権利だよ
……ふざけるな、話が違う、ねー……

……やろうっていうなら、相手するけど?

【拳を作った相手に対し、自分も同じように拳を握り】
【鳩尾の高さまで手を持ち上げて睨み返した】
【実際には、それ以上の行動には出られなかった為、其処までだが】
【僅かに曲げられた背は、言葉が本心から出ていると裏付けている】

……そうだね、チャンスはこれまで。合いそうにない、って分かったでしょ?
貴女のそれが好意だって言うなら、私はそれを理解出来ない
私は自分の反応が当然だと思ってるけど、貴女はそれを不当だと言う
これでどうやって仲良くなれば良いのか、私が知りたいくらいだよ

【持ち上げた拳は降ろさず、両足も軽く開いて】
【何か有れば即座に戦闘に入れる体勢で、開始早々のゲームオーバーを告げる】
【気に入らない相手からの好意は、只の厄介なものでしか無い】

………で?まだ何か有るの?
何か有るなら、尻尾振るか吼えるか、どっちかに統一してくれると助かるんだけど

【敵意と好意を同時に向けられるよりは、どちらか一方の方がまだ対処しやすい】
【尤も、現時点で好意を向けられた所で、それに答えるつもりは全く無さそうだが】
286 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 19:58:53.89 ID:gOnYGYDO
>>284

【崩れた段ボールの山。もうもうと溜まった土埃が上がっている】
【彼が箱を見詰めていると―――もぞり、箱の山が蠢くだろう】
【そして。箱の下から、ボロボロの状態で這い出て来る其れ】

――――――…あ…危ねぇな!

【虫の息な少女人形が、顔を青ざめて叫んでいた】
【上半身まで出した人形が、ふと何者かの影に気付き、見上げて。彼を視認したのか】

………?!

【―――――ビシ、と硬直】
【そして、何故か怯え始めている。呆然と見詰めている】
287 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 20:05:51.33 ID:jm.pfZA0
>>286

誰かが置きっぱなしにでもしていたか……?

【立ち止まり、そちらへと目をやる猫人間】
【自然と、その目つきは厳しい物となってくる】
【只でさえ物騒な路地裏だ。何か良からぬ物がその中に入っていないとも限らない】

―――――――んん!?

【だが、箱が蠢きだすのを見ると、その表情は厳しさから驚きのそれへと変わる】
【何かが、段ボールの山の中から出てこようとしている】
【思わず、半身を引いたような姿勢をとり、無意識に身構える】

あ――――なん、だと…………!?

【次の瞬間、箱から這い出た『人形』を目視し、猫人間の方まで呆然と立ち尽くす】
【明らかに、この人形が自ら運動をして出てきたのだ。しかも、明確に言葉まで発していた】
【自身も、人間の目から見れば奇特な存在である事を自認している猫人間は、大抵の事には驚かないように、常日頃から心構えをしていたが】
【流石に、この様な光景は全くの想定外だったらしく、なんのアクションも起こす事はできなかった】
288 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 20:16:47.22 ID:xibO4EAO
>>285
媚び売って仲良くして貰うつもりもなけりゃ、これっきりにして終わらせちまうのも惜しい。

やっぱり、どうにもこうにもうまくいかないよな。
【片手で腹部を抑えながら、もう片方の手で顎に指を当てて】
【残念そうにしながらも、決して諦めるつもりなどないと薄く笑みを浮かべて】

まぁ、こうして色々やって喋って無意味だったとは思わねーし。
お前のことちったあ分かった気がするぜ。

なにも、気が合う奴だけが“仲良く”できるって訳じゃあない。
まだまだ諦めるには早すぎると私は思う。


お前がどんだけ嫌おうが、そんなの知ったことじゃねーのさ。
諦めるなんてとんでもない、手一杯の愛情を土産にして絶対に仲良くなってやるよ。
まだ会ったばっかりだしな。
【余裕たっぷりに、これだけの拒絶を受けて尚もどこから湧き出すのか確かなる自信を見せつけて】

そういやぁ、お前の肘。
結構どころか意識まで吹っ飛びそうになるくらい効いたぜ。
なんともまぁ綺麗な反撃だったよ。

是非ともやり合ってみたいじゃねえか。
【一瞬だけ敵を見る様な、容赦も躊躇いも理由も何もなく――ただ純粋なる敵意だけを向けるが】

でも、生憎お前のお陰で私のコンディションが万全じゃないらしい。
折れてんじゃないのか?これ…いてっ…

まぁ、それは今度にしよう。
そんときゃ真っ向からぶん殴ってやるよ。
【腹部に抑えた手で痛みを感じとりつつ、不敵な笑みで言い放つ】
289 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 20:25:27.51 ID:gOnYGYDO
>>287

【呆然としている彼を眼前に。段ボールから這い出す人形】
【矢張り、動いている。玩具にしては、出来が良過ぎる】

―――――――、った

【人形は、一度息を呑み。薄く唇を開いて】

食べ…猫…ね…猫…猫様…!?

【段ボールを背に、追い詰められた犯人の様な格好で、呟いた】
【如何やら、彼の容姿に怯えているらしい】
【『猫』に、何かトラウマが有るのだろうか】

食、たべ…食べないで下さ…!

【なんか言ってやがる】

【此の人形、怯え過ぎて、話にならない。失神寸前だ】
290 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 20:30:42.57 ID:HxTclH.o
>>288

気が合う訳じゃなくても、仲良くは出来る
但し、それなりに互いを誤魔化して、折りあいを付けてだけどね
貴女みたいに、自分が自分がって場合は………

………貴女は、他人の事をあんまりにも見ないけど
それ以上に、自分の事を見てないように思えるね
諦めるのに、早いって事は無いんじゃないかな

【ショーウィンドーからも目を放し、身体を向けるのは明後日の方向】
【声だけは返すが、もう視線は返して居ない】
【もしかしたら、殴りかかりでもすれば、また反応は違うものになったのかも知れないが】
【もう、全て過ぎた事だ】

……私について「知ったことじゃない」なら、私も貴女なんて知った事じゃない
今度、なんて無い事を……そうだね、祈る神が居ないのが残念だよ

じゃあ、ね

【両手とも、自然体になるように降ろして、背筋も伸ばして】
【相手に背を向け、逆方向に歩いて行こうとする】
【何か、気を引かれる様な事でも有れば立ち止まるのかも知れない。だが】
【最後に別れを告げた声の冷たさは、今が冬でなくとも感じ取れた事だろう】
291 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 20:32:38.82 ID:jm.pfZA0
>>289

(見間違いなどではない……確かに、『人形が動いている』…………)

【完全に這い出した人形を見て、わずかにその思考は回り始める】
【日頃から、物騒な生活に身を置いているためか、流石にショックから立ち直るのは早かった】

――――――――頼むから、俺を猫扱いするのは止めてくれ…………何に恐慌を起こしているのかは知らないが…………
見かけこそアレで、確かに人間とは別の種ではあるが、俺は人間社会で生きてる、れっきとした理性生物だ……

【『猫様』呼ばわりに、一瞬カチンと来るものがあったが】
【何より、見ていて哀れな程に怯えている人形を見て、深く詠嘆のため息を吐きつつ、理性的な言葉で『自分は無害』だとアピールする】

とはいえ……どうしたら信じてもらえるか…………

【このまま怯えが増大して、パニックを起こされたりすれば、手のつけようがない】
【猫人間は、どうにか眼前の人形を落ち着かせるための方策は無いかと思案し始める】
292 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 20:51:59.61 ID:xibO4EAO
>>290
仲良くってのはイチャイチャと馴れ合うだけじゃないだろう。
私はそっちの方が好みだけど…

嫌われてるなら嫌われてるなりに、やり方があるんだよ。
本当にお前は、私みたく言いたいことを言ってくれるよな。
そこが気に入ったんだけどよ。
【その背をいくらか落ち着いた様子で見つめて】
【薄く笑みを浮かべたまま】

お前の言うことが正しいのなら…やっぱりお前は私に必要なのさ。
面と向かって自分を知りもしない私のダメなところを客観的に聞かせてくれる奴なんざ、お前だけだろうよ…
これでもお前の声はこの耳で聞いてるつもりだ。

これだけ嫌われてもまた会えたのなら、次はもっと可愛がってやる。
じゃあな。
【それだけをその背に向かい言って、踵を返し逆方向に立ち去って行った】

/お疲れ様でしたです!
/遅くてごめんなさい!!!
293 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 20:53:08.08 ID:HxTclH.o
>>292
/お疲れさまでしたー
294 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 21:00:52.79 ID:gOnYGYDO
>>291

【彼の話を聞き。震えていた小さな身体は、徐々に落ち着いて行く】
【強張った表情も、少しだけ、柔らかな逸れへと変化し】
【荒々しい呼吸と共に、小さな声で。確認を取る様に呟いた】

本当か……?

……、貴方は。人間、なのか?

【詰まり、獣人なのだろうか、と思考して】
【自分の知人にも、獣人が居る事を思い出しながら、安堵する】

……、済まなかった、兄さん

【未だ警戒している様子だが、彼が人間だと知り、安心したのか】
【頭を下げて、謝る人形。かなりシュールな光景】
【自分が潰れていた段ボールの上に攀じ登ると、再び彼を見上げて】

…所で…貴方は、何者だ?

【人形の分際で、なんか聞きやがったぞこやつ^q^】
【彼が自分を襲わない存在だと、分かった】
【逸れでも、未だ警戒しているからか。何かあった時の為に、彼の名前を知って置きたい様だ】

/すみません、遅れました…
/そして、ご飯行って来ます
295 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:06:41.36 ID:WpDHg0so
【昼の国西部――観光関係の施設が数多く立ち並ぶ大通り】
【其処は今まさに“機関”による攻撃を受けていた】

≪―――目標は昼の国西部、主要地区の制圧及び占領だ≫
≪抵抗するものは手足を撃て、それ以外に手出しは無用≫
≪仮に能力者を発見した場合は3名以上で囲み撃ちにする事≫

≪他、連絡があれば随時報告するように――――以上。≫

【約40名の戦闘員に告げられた指令はその程度、全てにおいて大雑把】
【だが人数が少ないからか何らかの理由が有るからなのか、彼らは忠実に仕事をこなしていく】
【建造物に通行人を押し込め、抵抗者には鉛玉を―――能力者は、未だ確認されていない】

【彼らの服装は黒いロングコートに同色のヘルメット、手元のアサルトライフルは形がやや歪】
【どの者も皆一様に機関の紋章を背に負っていて、動きは訓練されたモノにしか見えず】

【また、それらの戦闘員に混じって一人、風体の異なる者が在った】

(東部のジャングルは広大な上、開発にはかなりの時間が掛かる)
(なら一先ずは十分に開発が進んだ西部を押さえて事を進めてしまえばいい、と)

さて、まあ・・・・やっぱりこっちの服が着てて落ち着く

【東西を隔てる山を越えて押し寄せ、道を塞ぐ数台の軍用トラックと小型の戦車】

【そのすぐ近くに一人立ったままの男は相当に背が高く、また髪も常識的でない程度に長い】
【髪と同じ金の瞳は活力に溢れ、対照的に右手の刀はどっしりと落ち着いた気を放つ】
【服装こそ戦闘員と同じながらもその背に負った紋章は“議員”であることを明確に表していて】
【つまりはこの人物こそが集団の長、大元であると誰にもハッキリと解るだろう】


【―――件の彼は常人より高い視点から周囲を見回し、作戦の進行状況を見届ける】
【抵抗者は居ないか、部下に何らかの問題はないか、或いは―――能力者は居ないか、と】
296 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 21:12:42.77 ID:jm.pfZA0
>>294

…………人間、と言おうか……、ワーキャット(猫人間)だ。まぁ、獣人の様なものだな

【どうにか言葉は通じた。その事実に、内心で安堵する猫人間】
【とりあえず、正常な会話ができるレベルにまで、落ち着いたと取った】

(――――なんとなく分かった。この人形…………ここら辺で散々野良猫のいたずらの被害にあってきたんだな…………
そりゃ、猫がトラウマにもなるはずだ…………)

【人形然とした姿であるフィギュアを見て、なんとなくそんな事を考える猫人間】
【野良猫の目につけばどうなるか――――散々ひっかきまわされ、噛みつかれて振り回され――――意志のある物としては、到底耐えられないものだろう】

――――分かってもらえて、何よりだ…………

【自分に頭を下げる姿を見て、柔らかい笑みと共に一つ頷いて見せる】
【どうにか、たがいにとって好ましくない状況は、脱したようだ】

ん、俺か?
俺はアーディン=プラゴール…………この近くの酒場『八福尽星』の用心棒頭をしている……

【聞かれるままに、名を名乗る猫人間――――アーディン】
【彼とて、用心を知らない人間ではない。むしろ、用心棒と名乗るだけの注意深さはある】
【だが、今回ばかりはフィギュアへの物珍しさが先行し、警戒まで意識が回らなかった様だ】

とりあえず…………俺の店にでも来るか?
こんな所で立ち話……この場合立ち話と言うのかは分からんが、路地裏に居るのもなんだろう?

【その場にしゃがみ込み、フィギュアと視線を合わせながら、そう提案するアーディン】
【確かに、落ち着いて話をするためには、悪くない提案ではある】
【野外で、獣人とフィギュアが喋っていると言うのも、人目につけば相当にシュールな光景である】

/了解ですー
297 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:14:51.63 ID:o7S4qP.o
【路地裏】

うーんしょ…うーんしょ…!

………うぅ…びくともしませんです……
離してくださいー!

【乗せられた餌を取ると強力なバネが働き、その場で捕獲する】
【絵に書いたように古典的な、いわゆる板バネ式ネズミ捕り】
【しかし大きさが一般的なそれとは遥かにかけ離れている】
【それが何故ここにあるのか、誰が置いたのか。全ては不明だ】
【一つ分かることは、これに掛かっている鼠が一匹居ることだ】

くぅっ!かなり強いバネです!
…ってそんな分析してる場合でもないです!
……アンパン返しますから!ほらっ!
はーなーしーてーくーだーさーい!

【手に袋入りのアンパン───先程で言う乗せられた餌を持って】
【翡翠色のロングヘアを乱しながらジタバタ暴れている少女】
【バネで押さえられた罠の部分は彼女の腹部をがっちりと捉えていて】
【見るからに華奢そうで白いその腕では持ち上げれそうにない】
298 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:17:29.46 ID:9nrViwAo
前スレ>>977

カイコの姉貴とかでもかまわないぜ!!
そのとうりだぜ!我が弟っ!

俺とコックトーンは姉弟(きょうだい)だからね!
ちなみにコックトーンに拒否権は無しっ!後なんて呼ばれてぇ?

【ぐるぐる優雅に回りつつ】
【楽しげに扉へと近づく】

ひゃぉっ!お姉ちゃんいる?

【元気よく扉を開き中に入る】
【するとそこにあったロビーのフロントでP○Pをプレイしている少女が】
【その少女はカイコと瓜二つの容姿をしていた。ただ一つ違うのは、その少女の頭の上にあるのが】
【"猫耳カチューシャ"と髪の毛の色が蜜柑色であったことだった】

「ん〜!おかえりカイコちゃんっ!何?客見つかった?」

【そしてその少女が頬付けを付きながら、ゲームをプレイしているカウンターテーブルには】
【ピンク、黄色、ブルーのかわいいたくさんのヒヨコがぴよぴよ鳴いていた】
299 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:19:31.30 ID:Nrgyvp2o
【街中】
【茶色のツンツン髪に青色の縁なしサングラス、メタリックなヘッドホンを首にかけ白い長そでシャツの上にベージュのコート
茶のチノパンに黒の皮靴の少年が緩やかに町を歩きながら呟く】

…あっれー…一年ってほどではないけど半年くらいこの時代に飛ばされるのが早すぎたかなあ…
なんかもう…びっくりするくらいナイトメアの動きなんて見かけないじゃん…オラなんのためにこの時代に来たんだか

…この世界はこの世界の正義の味方が護ってるし…別にどっこもおかしいところなんてないじゃん…

【はあ、とため息をつきながら彼は腕時計型の機械を探り…何やら文字を打っているらしい】
【時間移動時に常に付けている日記のようなものだろうか…】

ただ、最近ドラさんがちょっと様子おかしいけど…何会ったんだろう、タイムパラドックスが起きるような事が
起きなきゃいいけどな…
300 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 21:22:05.82 ID:J8HAisDO
>>295
【このような展開では、正義の心を持つヒーローが颯爽と登場する、と言うのがお決まりのパターンである】
【であるが、だからといってそれが絶対な訳ではない】
【今ように、破壊するしか脳の無い者も、戦いに釣られてやってくる事もある】

グゥルルルアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!
【それは、地面も壁も機関員も、全て見境なく破壊しながらやってきた】
【獣のような雄叫びを上げながら、破壊の限りを尽くしていた】

うるっせぇんだよゴルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!
【黒いズボンを履き、腹にサラシを巻いた上半身裸の茶髪をパイナップルのように盛って首、手首、足首にちぎれた鎖が繋がったスパイクリングを巻き】
【腰からはライオン尻尾が揺れている目が『ハイ』な青年】
【何やら物凄くぶちギレているが、問題はそこじゃない】

【彼の左胸には、ナンバーズの序列を表す《119》の刺青があった】
301 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:24:51.66 ID:gvHVX2SO
>>295
【そんな中】
【勇ましく、そして愚かにも機関員達に立ち向かおうとする者が一人】

ちょっと貴方達!何してるんですか?!
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が先程まで寝ていたのだろう、欠伸をしながら入ってきた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
302 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:25:25.47 ID:hrd9B0Mo
>>297
【と其処に】
○カチュウ〜〜〜〜ビッガ〜〜〜〜〜〜♪
【不気味な鳴き声(CV 緑川光)を発しながら体長180センチ弱ほどの某黄色い電気ネズミが】
ジュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ゥ♪
【こうカサカサとした動きで、少女が捕えられているネズミ捕りに接近】
・・・・・・・・ジュルリ  ッヂャ〜〜〜〜〜♪
【へへっ!うまそうな女子じゃ!!って感じに涎を垂らし、歓喜の雄叫びを上げ】
・・・・・・・・・
【そろりそろりとにじり寄ってくる】
【少女の運命は!いかに!?】
303 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:28:04.10 ID:gvHVX2SO
>>301
/訂正
/【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が先程まで寝ていたのだろう、欠伸をしながら入ってきた】→【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が機関員に立ち向かおうとしていた】
/すいません、コピペミスです
304 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:32:36.79 ID:ivznucIo
>>297
【長めのコートを纏った赤毛の男が、独り言を呟きながらフラフラと歩いている】
【ゴミ箱や段ボールに脚をぶつけ、ことごとくひっくり返しているが一向に気に留めない】

人気の無い路地裏。
トレーニングには丁度良さそうだけど、いかんせん狭いな。
もう少し開けた場所は……ん?

【アテもなく歩いている男の耳に、場とは不釣合いな少女の声が入った】
【空耳かとも思ったが、未だその声は届いている】

…やれやれ、暴漢かな?
面倒だけど、放っておくわけにもいかないか。

【ぱきぽきと指を鳴らしながら、声のする方角へと向かった】


/邪魔なら引っ込みますぜ
305 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:34:29.29 ID:WpDHg0so
>>300

・・・・・・銃声と君の雄叫び、どっちがうるさいかと言えば君じゃないかと思うがね
取り合えずウチの部下をいじめるのはやめてもらおうか?

(アンダナンバー・・・知らない相手だが、どうしたものかね)

【余りに唐突な逆襲撃―――いかに訓練していようと戦闘員の数人は抵抗も出来ずになぎ倒され】
【青年の勢いに対して男は冷静に周囲へ指示を出す】

【数名に倒れた者の回収を、また5名ほどに青年を取り囲むようにといった内容の指示である】

>>301

で、こっちは機関とはおよそ関係も無さそうな相手かな
・・・・どこかで見た気もするが、まあいい――――≪“囲め”≫

【抵抗者の手足を打ち抜き、ただ作業の如く侵略を進める彼ら、機関員】
【それにしてもこれまでに子供の抵抗者は居なかった―――】

【その為だろうか、すぐさまの発砲はなく、可能性として能力者ではないかと打算を付け】
【青年の質問には答えず「能力者か?」と問いかけながら――三名が銃を構えて彼を遠巻きに囲もうとし始める】
306 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:34:51.54 ID:t6GCLeso
>>298
はは、弟ですか…拒否などしませんよ。
好きなように呼んでいただいて構いません、名前でも、今迄通りコックトーンでも

【その後ろをやはりごりごりとついていけば】
【成程一目でわかる姉妹っぷり】
【ほぼ黒色一色の男は被っていた布を脱ぎ、身体にゆったりと巻きつけるようにし】
【ここも正念場、と気合を入れた】

【つまり、妹の後ろをじっとりとついてくる半石像男の図】
307 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:36:44.89 ID:o7S4qP.o
>>302

このっ!このっ!
外れなさい!えいっ!

【外れないならいっそ破壊を試みようと噛んでみるが文字通り歯が立たず】
【べしべし叩いてみても鈍い金属音がなるだけで勿論壊れなどしない】
【サイズが数倍なら当然強度も数倍、或いはそれ以上だろう】

────っ?

…な、何の音、いや鳴き声ですか!?
い…いや、来ないでください…!

【本能的に危険を察知してか全身をぶるっと寒気が走った】
【路地裏の暗闇に涎が月光で反射したのを翡翠色の瞳は逃さず捉え】
【夜の寒さか恐怖か歯を震わせながら来ないように祈るだけであった】
308 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:39:14.87 ID:hrd9B0Mo
>>304
>>307
/俺が引っ込もうか?そっちのほうが向こうの人もうれしいだろうし。
/俺はそれでも構わん
309 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:40:13.96 ID:9nrViwAo
>>306
「ん・・・!!ぉおコックトーンじゃないか!
 よく来たねぇ・・・!この世界一繁盛しているホテル
 "HOTEL ダイヤモンド☆ダスキンにようこそ!!」

【ゲーム機を机に置くと、身を乗り出して歓迎する】
【カイコに似ていて、元気な彼女】

わかってると思うけど、お姉ちゃん
コックトーン今日から俺たちの弟だから宜しく頼むわ!

【身振り手振りを交えながら、フロントに近づく】

【why?何故彼女がコックトーンを知っているかだって?】
【それは彼女の後ろにあった音声付の入り口監視カメラ!】
【ぇえ、バリバリとってました】
310 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 21:41:37.29 ID:J8HAisDO
>>305
【一通り暴れて、他とは違う雰囲気の男を見付ければ立ち止まり】

グゥゥゥオォァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
【空に向かって、野獣のように雄叫びをあげる】
【確かに五月蝿い、物凄くうるさい…が、本人からしては煩いのは相手である】
【それで怒っているせいなのか、ただ知らないだけなのか、男がどんな立場か、誰かすらも解ってはいない】

俺様のおおおぉぉ…!!昼寝をぉぉ…!!
邪魔した罪は重いぞゴルァァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
【戦闘員に囲まれようと臆さず、寧ろ高ぶり】
【ジャキンジャキンと、両手に黒い魔翌力で出来た巨大な爪が生える】
311 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:44:24.57 ID:ivznucIo
>>308
/でんじは撃ってもいいのよ?^p^
/というわけで私はどっちでも構わんッッッ
312 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:47:13.93 ID:o7S4qP.o
>>308
/おっと見逃していました
/ごめんなさい、今複数絡みはちときついので先着様を優先させていただいてもいいでしょうか?
313 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:49:16.13 ID:hrd9B0Mo
>>312
/あいよ、解り申した
314 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 21:49:20.57 ID:gOnYGYDO
>>296

…猫人間、…そう、か…

…良い人だな、兄さん

【彼の返答に、胸を撫で下ろして】
【緊張が解けたのか、危うく転び掛けている】

【そして―――彼の想像通り、人形は猫に何度も襲われ、逸れで怖がっている様で】
【人形の肌を良く見ると、何かの噛み跡が有ったりするかもしれない】

アーディン兄さんだな
私は、石動らぶみ。幽霊みたいなモンだ

【名前を聞き、自分。彼の職業等も知り、更に安堵した様で】
【逸れでも、用心棒と聞き―――彼は、『闘う』人間なのだ、と。考えて、少したじろいだ】
【そして、自分も名乗り。そこで初めて、小さな笑みを見せた】

…兄さんの、店…

…分かった。一緒に行こう
逸れに、冷え込んで来たしな

【其の言葉に、一瞬戸惑ったが。思考した末に、頷いて】
【今まで放置していた、浮かぶケースの上に乗ると】
【彼の隣まで、ケースが飛んで行くかもしれない】

/ただいまです!
315 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:49:39.84 ID:ivznucIo
>>312
/把握した。赤毛の男はクールに去るぜ
316 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:50:04.46 ID:o7S4qP.o
>>313
/どうもすみません
/また機会がありましたらお願いします
317 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:51:33.81 ID:gvHVX2SO
>>310>>305
【少年は逃げる事なく呆気なく囲まれる】
【少年は機関員とアンダーナンバーを見た後、思考する】

(さて・・・勢いでいった物のどうしようか・・)
【それは予想外】
【機関員達の他にアンダーナンバーまで出てくるとは】

(あのアンダーナンバー仲間割れしてるみたいだけど・・一応機関員、それも含めこれだけの人数・・)
(僕の能力は・・どうかな・・今回はこれで行くし)
【そして少年は刀の一本を抜く】
【だが、刃を向けない。】
【どうやらあくまで、殺さずに事を終わらせるつもりか】
318 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:54:12.24 ID:t6GCLeso
>>309
な……!?何故その名を……、!!
まさか姉君も"見通"す力が……!

【おお しかしこのコックトーン そんなことにはつゆ気付かず】
【驚きと、遅れてやってきた感謝】
【客はあまりいないと聞いていたが繁盛しているのか、という疑問はさておいて】
【まぁまずすることと言えば】

ええと……緒伏黒曜、と申します。
はじめまして、カイコ姉さんの姉上

【自己紹介。】
319 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:54:46.79 ID:hrd9B0Mo
>>307
ヂュ〜〜〜〜〜
【その手には何処から取り出されたのか、フォークとソースが握られている】
ッジャ〜〜〜〜♪  ジュル…ゴクリ
【ああ、もう我慢できねぇ…と言う具合に口から垂れた涎を拭うと】
・・・・・・ビッガ〜〜〜〜〜
【少女の前に立ち手を合わせ】
いただきます。
【と、今日の獲物に感謝、命を頂くと言う尊い行為に日々の感謝をささげる】
【と言うかこいつ普通に喋ってやがる】
>>316
/勘違いしているようだが、その先着が俺なのよ。
320 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 21:59:06.42 ID:jm.pfZA0
>>314

――――良い人、か…………それはどうなのかな……?

【笑顔に、少し寂しげな物が混じる】
【端的に言ってしまえば、周辺の顔役――――やくざな世界の住人でもあるのだ】
【自分を『どん底の世界の住人』と形容した事もある。良い人と言われるのは素直に容認できない事だった】

(――――やはり、な…………こんな所に置いておくものじゃない)

【傷跡を黙視すると、自分の考えを確信に至らしめる】
【同時に、哀れな程に怯えていた彼女を、この場においておく事を不憫だと考えた】

うむ……石動らぶみ、か――――、…………よろしくな

【名前を聞いて頷いて見せるが、幽霊のような物という自己紹介に、わずかな沈黙を挟む】
【言葉の真意は測りかねるが、恐らく、元からフィギュアではないのだろうと当たりをつけた】

よし、それじゃあ…………移動手段は、あるようだな…………
では、行くぞ……

【らぶみの同意を得られた事で、アーディンは立ちあがる】
【そして、ケースに乗って浮遊するらぶみを見て安堵すると、先頭を切って路地裏の外へと歩き始めた】

/おかえりですー
321 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 21:59:40.39 ID:WpDHg0so
>>310

ああそうかい、悪かったと謝ってやるから早々に立ち去るか協力するんだ

一応三度までは警告するが俺は“議員”シェン・ロンド
君の上司にあたる人間だって事を知らせておくよ―――≪“撃て”≫

(・・・今になってカリナトゥスに言われた事を思い出すね)
(こんなタイプのヤツを抑えるには同系統で――――)

【話を聞かない、“一応”説得を試みこそしたが効果は恐らく無いだろう、と】
【そう踏んだ上での発砲指令、青年の周囲五方より三発ずつの弾丸が飛来する】
【速度は当然ながら速いが狙いは特別付けられているわけではないようだ】

>>317

【青年を囲む三名は標的とおよそ8m前後の距離を取っていて】
【それ故抜刀に際してもただ銃を向けるのみ、「絶対的優位である」と考える】

【そうして数秒、或いは数十秒―――幾ら待っても質問に返答は無い】
【彼らとその指揮官にはこういった場合の暗黙のルールといったようなものがある】
【“沈黙はイエスである”というその考えはこの場全ての戦闘員に適応されるもので】

【先述のアンダーナンバーに対して出された命令と同じタイミング、≪撃て≫の号令】
【三発ずつ、三方から、何所といった狙いを付けずに鉛玉が青年へと撃ち放たれる】
322 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:08:15.79 ID:o7S4qP.o
>>319

ひ、ひぃっ!な、何ですか、この生き物は!?
ネズミにしては黄色いしすごく大きいし
頂きますって…はっ!

───まさか、私を食べる気…です、か?

【ようやくフォークとソースの意味が理解できて】
【一層慌ててネズミ捕りから逃れようとするがそれも叶わず】
【手まで合わせ始めたのを見てもう身体が硬直する】

た、食べないでください!
美味しくないです!きっと大味で硬くて!ソースとかも合いませんですから!

【涙をぼろぼろこぼしながら首をぶんぶん、ぶんぶん振る】
【彼女の表情は恐怖一色に染まっている】
/ワオ!ごめんなさい!
>>315
/こちらでした。大変もうしわけありませんです!
/また機会がありましたらお願いします
323 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:08:59.21 ID:9nrViwAo
>>318
「いやいや、見通す力もなにもないのよねん
 ここいら数週間は個々に来る人がいないから、暇つぶしに監視カメラ見てるんさ
 そこにコックトーンが来たわけ、判る?」

【机の上に不意に立ち上がると、なぜか服を脱ぎだし】
【下着を着けていなかったのか】
【本日二人目の全裸になります】

「うぬ!コックトーンの本名か・・・別にあれだよ、あれ
 今後一切コクヨウ・フレンドリーでも大丈夫ですよぅ!
 ちなみに私はシルク・フレンドリー!シル姉ぇとでもシルク姉さんとでも呼んでくれ!!」

【その状態で2,3回礼をする】
324 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 22:11:21.12 ID:J8HAisDO
>>321
…あ゛ぁ゛ん?
【シェンを見る目が、変わった】
【それは『喧嘩を売った相手が上司だと解った事による謝罪の念を送る目』ではなく】
【『機関を裏切り、ここで議員の首を取ろうと正義に燃える目』でも、勿論無い】
【その目に浮かぶのは、純粋な、動物のような、怒り】

てめぇ…!!俺様に…!!俺様にでけえ態度取ってんじゃねえぞゴルアアアアアアアアアアアァァァ!!!!!
【次の瞬間、跳躍】
【その場から真上にジャンプして、銃弾をかわす】

オラァ!!
【そして、空中で更に脚を蹴り出す】
【するとまるでそこに足場があったかのように、彼の体が弾き出された】
【彼が空中ジャンプで向かうはシェンの方向】
【右の爪を振りかぶり、飛び掛かろうとする】

/すいません、速攻風呂入ってきます
325 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:11:50.56 ID:H8at/f2o
【廃ビル前】

【赤ジャージに青染めの白衣、エキセントリックな服装】
【三日は剃ってないだろう無精ヒゲに、ぼさぼさ髪の男】
【ありがちな顔であったが黄色と黒色の輪が重なり合って出来た瞳だけが異質だった】

【携帯電話を耳にあて、地味に過剰な音量で喋っている】

ラストチャンス?
……分かってると、何度言わせれば気が済むんだ
それが世界なら、俺は別に構わないさ

――泣くなよ、マルム
お前は確かにダメな奴だったが、お前と重ねた実験の日々、悪くなかったぜ

…最終サポート、よろしく頼む

【任されたのは、何処の誰か。携帯はまだ、耳につけたままだ】
【背中を壁面につけ、ガラス扉越しに暗い通路の方を伺う彼】
【挙動不審である】
326 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:16:10.56 ID:hrd9B0Mo
>>322
・・・・・・・
【と、ここで】
【電気ネズミの動きが止まり】
【背中がジジジっと言う音を立てて開く、其処からは・・・・・】
ふぅ、さすがに冬と言えども、きぐるみは少々籠るな・・・・・・
【黒い服、漆黒のマント、フルフェイスタイプの仮面を身につけた男が】
さて・・・・・・
【手に「只のドッキリ(カメラはない)大成功!!」と書かれた看板らしきものを持って現れる】
私は君を食べたりしないぞ〜?フハハハハハ!!
【看板みたいなのを見えるように掲げながらちょっと腹を抱えて笑っている】
327 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:16:44.58 ID:H8at/f2o
>>325
/投下文に訂正とかマジ駄目な子
/「それが世界の選択なら」
328 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 22:21:01.39 ID:gOnYGYDO
>>320

【彼の寂し気な笑顔に、言葉を失い、じっと見詰めてから】
【軈て、一瞬躊躇いながらも、口を開くと】

……私は。良い人だと、思うけれど

【「私を虐めないし」、と付け加えて、冗談っぽく笑う】
【彼は、自分を落ち着かせる為、自身の事を教えてくれた】
【―――逸れからも、普通に接してくれたから】

【其の言葉に頷き、水中を漂う海月の様に、ふわふわと浮かびながら】
【彼に着いて行く形で、路地裏を出るだろう】

【其の儘、静かに彼の姿を追っているが】
【―――目的地が見えて来る頃に、ぽつりと】

…アーディン兄さんは、…裏の人間、なのか?

【そんな事を、尋ねた。酷く、緊張した表情で】
【彼の職業を聞き、気になったから、尋ねているのだろうか】
【逸れにしては、酷く真剣な雰囲気で】
329 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:21:43.12 ID:t6GCLeso
>>323
成程、そうでしたか…
あれ、でも今世界一繁してr

【そこまで言ったところで】
【オウジーザス。どこでどうしてこうなったラッキースケベ】
【顔をぐいんっと明後日の方向に向け更に右手で目をおさえ】

か、考えておきましょうシルク姉さん!
ですが何故服を!?why?俺が何かしましたかァー!?
はっ、そうだカイコ姉さん、シルク姉さんを止めて下さいませんかッ

【あわあわしつつヘルプ要請】
330 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:23:26.78 ID:gvHVX2SO
>324 >>321

え・・・?!・・・・ッおァッ?!
【男が名乗った途端】
【少年の体が確実に動揺して止まり】
【三発とも当たり少年が倒れる】
【議員―――?!】
【いや、それよりも】

――――・・・・シェン・・・さん・・?!
【この少年この男を知っている!!】
【自分達のネットワークにその名が流れているのもある】
【だがッ!何よりッ!】

【――――自分は『この人物に一度会っている』ッ!】
【もし覚えているならっ!彼の記憶の中でいつの日か喫茶店でアドバイスした無能力者の少年と一致するだろう】
331 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:24:30.33 ID:o7S4qP.o
>>326

へ…?
あ、…え…?

【食べられるっ!と思った瞬間目をきゅーっと瞑って】
【身体を出来る限り縮こませていたが、何も起こらない】
【不審に思って瞳を開けるとそこに既に怪物の姿は無く】

…へ?
………はい?

【頭の上に複数のクエスチョンマークを浮かべポカーンとする】
【ドッキリとしては一番いい、もしくは一番困る反応だろう】
332 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:24:49.40 ID:p/EsgOko
【魔術協会・倉庫】

・・・ふがぁ。
【薄暗い倉庫、雑多とした物々に囲まれ、蠢く影がいた】
【明かりは、天井につけられた小さな吊り下げ式の魔道蛍光のみ】

・・・誰か尋ねてくるかな。
【蠢いた人影は、小さく呟いた】
【もぞもぞと、立ち上がった】
333 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 22:27:28.03 ID:jm.pfZA0
>>328

…………そう言ってもらえると言う事は、俺も捨てたものじゃないらしいな

【笑顔から、差していた陰が消える】
【らぶみの一言は、確かにアーディンにとっての慰めとなった】

【そのまま黙って、らぶみを先導する形で歩いていたのだが】

ん………………――――?
随分、ストレートに聞くものだな…………そう聞かれれば、俺はYesと答える事になるが……
大丈夫だ、悪い様にはしない…………

【一瞬、後ろを振り向いてらぶみの表情を見ると】
【わずかに表情を硬くさせ、それでもなお、安心させるように一つ頷いて見せてから、また歩きだす】

【それから間もなく、アーディンの目的地である酒場『八福尽星』の看板が見えてくる】
【客でにぎわっている表の入り口を避けて、アーディンは裏口へと回った】
334 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:29:56.81 ID:9nrViwAo
>>329
「そこは決まり文句なのよねん
 いろいろとある大人の事情って奴なのね」

【ふぁーとあくびをしながら、両手を軽く上に上げる】
【なんとなく気持ちよさそうですが全裸です】

あれはお姉ちゃんというかフレンドリー家伝来の家族の証だぜっ!
家族と見なしたものは一度全裸になる事によって完全に家族として認められるのだ!
なぁーに3秒間全裸で見詰め合えばいい話じゃないかっ!
それともあれか、とまらないって言って俺たちに此処で殺されるのとどっちが良いよ?

【気づいたらカイコも全裸に】
335 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:30:56.67 ID:WpDHg0so
>>324

【銃弾は当然ながら宙へと駆け上がった相手には当たらずに虚空を撃ち抜き】
【それぞれ壁やガラス、或いは地面に各々傷を付けて動きを止める】
【戦闘員達は再度銃を構えて狙いを付けるが―――――】

悪いね、俺は君との関係上でかい態度をとっても問題は無いんだ
イヤだというなら機関を辞めるか今すぐに動きを止めるか、だよ

・・・・もっとも君みたいなタイプは一度鼻ッ柱をへし折らないと止まらないだろうね
各員俺の指示を忘れるなよ、躊躇するな―――≪“撃て”≫

【二度目の警告と共に発せられる号令、銃口は宙に在る相手へと向けられて】
【同時に射線上の際どい位置に立つシェンは左手で柄を掴んで静かに抜刀する】
【振り下ろされるだろう相手の右爪に合わせて真一文字に振り抜かれるそれはただひたすらに鋭く】
【計15発に及ぶ鉛の弾丸は獲物を求める獣の牙の如く、ただひたすらに速い】

>>330

【鉛の弾丸に仕込みは無い―――従って、相手がトリックでも使っていない限りそれは殺傷力を持つ】
【ましてや三発も食い込めば常識的には重傷、故に戦闘員の一人がゆっくりと彼に近付いて行って】

(ああ、あの時の・・・・護る力が欲しいと言ってたな)
(なんとも懐かしい話だ、当時は無能力だったようだが―――)

悪いが俺は忙しい、取り合えず抵抗が出来ないようにでもしておいてくれ

【近付いて行った機関員へと、アンダーナンバーに対処しながらも指示を飛ばす】
【ソレを受けた一人は少年から約3m程の位置で立ち止まり、相手の様子を窺って】
【『動くな』『武器を捨てろ』といった二つの電子的な音声を彼へ向けて発する】
336 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:32:41.32 ID:hrd9B0Mo
>>331
おお、其の表情、イタダキ!
【と懐からデジカメを取り出してポカーンとしている表情を写真に収める】
ふむ、ちゃんととれているな・・・・・・
【しっかり写真を確認】
さて・・・・・・
【デジカメを懐に仕舞いこみ】
何故に・・・・・・ネズミ捕りに引っ掛かっているのだ?
私はこんなものを設置した覚えはない、何より・・・・・
【ビシッと指を巨大ネズミ捕りに突きつけ】
なんでこんなバレバレの罠に引っ掛かるのだ!?おかしいではないか!!
【そう叫んでいる、まぁ当たり前の疑問・・・・・・だよね?】
337 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:39:41.08 ID:o7S4qP.o
>>336

わっ!や、やめてください!
写真消してください!お願いです!

【なんだか情けないシーンを取られて赤面して】
【涙ながらに消して、と訴える】

だ…だってアンパンがありましたから…!
ちゃんと賞味期限だって確認しましたよ?
落とした人が困ってるかもしれないじゃないですか!

それに、あれが罠なんて思うわけ無いじゃないですか!
【キリッと自信をもって応えるが、彼女の常識はややずれている】
【世間知らず…ではないが、何だろう】
338 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:43:31.42 ID:t6GCLeso
>>334
成程決まり文句なら仕方ない、さてそろそろ何か羽織っていただけたでせうkぶふぁ!?

【一瞬離した手は瞬時にばちんと再び戻し】
【助けを求める先もオウジーザス。】
【全裸ハットトリック達成、とか一瞬馬鹿な言葉が脳裏をよぎって消えていき】

か、家族の証……!?通過儀礼が存在するとは初耳です姉さん達!
ってああお風呂にやたら拘っていたのはそういうことなんですか!?
って違ぇ!3秒!?というかロッジorダイ!?

【ライフカード再び】
【「気絶」とか「夢オチ」いうカードがないあたりに何らかの世界の意思()を感じつつ】

ぬ、ぬうう……

【ぷしゅー、と湯気が出そうなほど煮えた頭で考える】
339 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 22:43:34.39 ID:J8HAisDO
>>335
ごちゃごちゃうっせぇぇええええええええ!!!!!
んなもん知るかあああああああああぁぁ!!!とにかくおっ[ピーーー]やあああああああぁぁぁぁ!!!!!
【ガキイィン!と爪と刀がぶつかり合う音が高らかに響く】
【それにも負けないくらい大きな、雄叫びも響く】

【話をまったく聞いていない、機関のメンバーを剥奪されようと何だろうと止める気はないらしい】
【本能のままに、ただ目の前の対象を打ち砕く】
【故に、背後は見えていなかった】

――――ッッッガアアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!?!?
【背中に受ける、大量の銃弾】
【いくつかは逸れた物の、背中から血飛沫を散らして、地面に落ち】
【シェンにひざまづくかのように、俯せに倒れた】
340 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:44:55.64 ID:gvHVX2SO
>>335
く・・・・シェン・・さん・・・何で・・・
【苦痛の中、必死に、絞り出すように】
【そう呟く】

【そして彼は特に動かない】
【刀を簡単に奪い取れるだろう】
【だが、奪い取る瞬間】
【少年は機関員に聞こえるか聞こえないかぐらいの声で口に出す】

・・・・―――《抜刀》。
【―――能力発動の言葉を】
341 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:46:53.52 ID:hrd9B0Mo
>>337
いや、十分に罠だと思うぞ?

【あれが罠でなければ・・・・・対人兵器?】
【いや、普通の人間なら怪しすぎて、まず引っ掛からないだろう】

まぁいい、写真を消すかどうかはさておいて・・・・・
待っていろ、今助けてやるからな。

【ネズミ捕りの挟む部分に手をかけ】

ぬぅううううううん!!

【思い切り力を込めると、グググと挟んでいた部分が持ち上がる】
【其れを持つ手はプルプルしている、結構ギリギリのようだ】

こんなのに挟まれて良く・・・・死ななかったな・・・・・・
342 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 22:48:09.42 ID:gOnYGYDO
>>333

……、……

【其の返答を聞き、ぐ、と唇を噛んで】
【俯き、黙ってしまった。―――「優しいのに」、と、小さな声で呟いてから】

……有難う、兄さん
ていうか、貴方は恐い事しないと思うぞ…

…、後で、聞きたい事がある
…中に着いた時に、聞いても良いか?

【其の言葉に、安心した様子で。薄く微笑んでから】
【不安そうな表情を見せ、そう尋ねた】

【彼が裏口に入ったのを見て、安堵する。あまり此の姿を、人に見られたくないのか】
【※行き交う人にはガンガン見られていた】
【ふわ、と。少し加速しながら、彼へと着いて行き】
343 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:48:44.39 ID:9nrViwAo
>>338
【青年の言葉に目を見開いて、両手をたたき】

あっ!そういえばコックトーン俺たちと何も隠さず風呂に入るって
言ってた言ってた!!どうするお姉ちゃん?

【目の前の全裸に切羽詰った全裸が歩み寄り】

「だったらいいや!そのときはその時でよろしくわ!
 我がくぁいい可愛い弟よ!」

【気づいたら何か服を着ていた。なにこのカオス】
344 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:53:44.52 ID:H8at/f2o
>>332

悲しい悲しいと、ちょっと懐かしいセリフを吐きたくなってしまう。
そんなセンチな気分で、おーすっ、こんばんわー!

【倉庫の扉が開け放たれた】
【外の光が、薄暗い倉庫の中へ差し込み始める】

【赤ジャージに青染めの白衣、エキセントリックな服装の男が外に立っていた】
【逆光ゆえ、ぼさぼさ髪の輪郭がハッキリとしている】
【ありがちな顔であったが黄色と黒色の輪が重なり合って出来た瞳だけが異質だった】

/Hey、まだ居ます?
345 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:56:38.36 ID:WpDHg0so
>>339

これも二度目か・・・・「悪いが」、俺はまだ死ぬ事はできないよ
君のように生きるのもさぞ楽しいんだろうが、理性を捨てちゃ俺は俺で無くなるんでね

・・・・さて、この侵攻に協力すれば今すぐにでも治療を受けさせるが?

【どのような状況であろうと、5名の戦闘員は銃を下ろす事は無い】
【跪く彼の首元へと一度は競った乱れ刃の刀身を当てようとしながらもそれは同じ】
【正面から飛び込んだ―――それが先ず一つ、銃という武器への失敗か】

【三度目の警告は発せられた、四度目はないと当初に告げられている】
【上手くいくかは不明だが、事の運び次第では首の真横に敵の武器という状況――どうにも冷徹で淡々とした対応だった】

>>340

こっちにも為すべき事が有る、その足がかりとして昼の国を落とし、“飛行場”を手に入れる
邪魔翌立てするのなら例え味方の勢力だろうと排除する
・・・・・それだけさ護君、下手な抵抗はしないほうがいいと思うがね

【近付いた機関員は刀を奪って少年から1m程の位置に放り、再度銃を構える】
【―――と、同時に“能力”のスイッチと思しき単語が発せられ】
【近付いていた機関員は刀をより遠くへ蹴飛ばそうとしながら少年へと銃口を向け、その引き金を引こうとする】
346 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 22:58:16.99 ID:jm.pfZA0
>>342

さて、どうだかな……?
(以前、店で暴れたどこかの組員と思しき奴の目玉を、突き刺して引き裂いた事もある……そう知ったら、なんと言うのか……)

【怖い事はしないと思う、と言う言葉に、少し首をかしげて見せるアーディン】
【店で残虐な行為を行ったと言う事は、この時は伏せた】
【落ち付いた相手に、無用な事を知らせる事もないと感じたのだ】

答えられる範囲で、なら答えよう…………とにかく、まずは中に入る事だ

【らぶみの問いに、端的に答えてから、裏口の門を開いた】

「親分! …………どうしたんですか。見回りに行ってたんじゃ……」
少し拾い物をした……表の方で何かあったら知らせてくれ……
「へい!」

【控室に居た店員と短い会話を済ませると、店員はホールの方へと出て行った】

さて、ここでなら落ち付いて話もできるだろう…………
本当ならば、こちらからも聞きたい事はあるんだが……そんな事よりも先に、君の質問を聞かせてくれ

【人払いをすると、その控室はアーディンとらぶみ以外の人がいなくなった】
【そばの椅子に腰を落ちつけると、改めてアーディンはらぶみに質問の内容を聞く】
347 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 22:58:46.56 ID:p/EsgOko
>>344

・・・知らない声っぽいな。
知ってるほうが稀かな?
【もぞもぞと人影が蠢く】
【射し込んだ光は、その影を捉えない。奥にいるようだ】

こんなところに入ってくるなんて、奴さん、ここの所属かな?
【キシ、と端で笑うような声を漏らす】
【注意深く見れば、ちゃんと見つかる場所に人影はいる】
348 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:00:39.81 ID:o7S4qP.o
>>341

それはラグナさんの常識ですよ!
私は罠だなんて思いませんでした!

【あくまでも罠とは思わなかったと言い張る】
【そんなところに意地をはってもどうしようもないのだが】

あ…とりあえず、どうもありがとうございます
そろそろ苦しくなってて…助かりました

【しゃかしゃかと素早い匍匐前進で脱出】
【罠の形くっきりと服に折り目が付いてしまっている】

【手を離すと分かるが罠の部分はミーナの体ぎりぎりで板から浮いている】
【もし彼女がネズミのように丸い体型をしていたら…】
【想像するだけでも恐ろしい光景が待っていただろう】
349 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:02:20.67 ID:t6GCLeso
>>343
【ちら、と再度右手を開けばようやく視界の肌色度は減少しており】
【ようやっと再び普通の視界】

ぬぁ…自ら退路を遮断してしまった!?……まぁ後で考えます
ええ、こちらこそよろしく、シルク姉さん

【なんでせうねこのカオス。】
【っと、忘れるところでした、と言って】
【先端の5指、及び足の甲が砕けた左足を見せて】

風呂の前に、これの治r…修復を行いたいのですが、よろしいですか?
少し時間が欲しいのですけれど

【言い直したのは単に】
【自分の身体の状況を段々理解し始めたからである】

【】
350 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:07:28.66 ID:9nrViwAo
>>349
「うっ・・・痛くなかった?大丈夫?
 お姉さんコクヨウちゃんの体が心配だから・・・」

【その左足を見て、カウンターから飛び出し】
【やさしくて、何処と鳴く泣き出しそうな声で慰めにもなるかわからない言葉を放つ】


「とりあえず・・・救護室があるから使って!」

【そのまま救護室であろうところへと歩き出した】
【その背中からは小さきながらも大きな心を感じ取ることができる】
351 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:07:38.16 ID:H8at/f2o
>>347

【間違いなく知らない声である】
【一応、赤い白衣という矛盾に満ちた代物の右胸に魔術協会のシンボルが燦然と輝いているものの】
【コヤツの友好関係は広くない】

……あー、だれも居ねーの?

っかしーなー、俺のガイア……
即ちマルムの話によると、ここが機関のアジトだったはずなんだが

【※すべて妄想です】
【そして、彼の視力は悪い。眼鏡掛けろってレヴェルで】

【目を細めて、人相悪く闇の中を見渡した後、誰も居ないと判断】

よっ、と……

【ガシャガシャドッシャン】
【座り心地の良さそうな物の中に、乱暴に腰を下ろした】
【なんか色々壊れたかもしれません】
352 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:07:45.15 ID:hrd9B0Mo
>>348
いや、私が口にしているのは一般常識だぞ?
まぁこの大きさなら罠と言うより対人兵器だが・・・・・

【足を挟まないように徐々に徐々に腕を下ろし】

・・・・・相当運がよかったのだな、もしこれが私なら・・・・・・

【と、もし自分がこの罠にかかったら、と想像してみる】

(っく・・・・挟まれてしまった!だが無問題!!オープンゲェーーット!!!)

【まったくもって問題ないことを確認】

しかし、あんパンを落としても誰も困らないと思うが・・・・・・
お腹がすいていたのか?

【ミーナの元に接近、しゃがみ込んで手を差し伸べる】
353 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 23:08:26.98 ID:J8HAisDO
>>345
【野生の本能は、終わらない】
【本能のまま、己のリスクも考えず、破壊の衝動に身を任せる】
【彼を動かすその本能は、まだ消えない】

ガ…ウゥ…!!
【唸り声を上げ、右手をついて、体を持ち上げる】
【尻尾を振って媚を売るつもりはない、勿論死ぬ気もない】
【ただ一つ、確かなのは】

【目の前の敵を本能のまま、叩き潰す事】

ガアアアアアアァァァルァアアアアアアアアアアアアアァァ!!!!!
【雄叫び、立ち上がりながら右手の爪で刃を振り払おうとしつつ】
【左手の爪を揃えて、シェンへと突き出す】
354 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:16:01.20 ID:p/EsgOko
>>351

(ん、あれは魔術協会のマーク。所属ははっきりした、と)
【物陰でうむうむとうなずく】
【とりあえず、警戒はなくした】

やあやあそこな青年よ、俺の寝床をあまり散らかさんでくれないか?
【そして、物陰からすくっと立ち上がる】
【一応、明かりがないわけではない、申し訳程度の光量だが】
【※ここはこいつの部屋じゃありません】

【人影は男のようだった】
【少し高い背と、囚人のような服を着た男だ】
【目には両目を覆う十字傷の眼帯をつけている】
355 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:18:40.85 ID:gvHVX2SO
>>353>>345
邪魔翌翌翌立てするのなら例え味方の勢力だろうと排除する――――それが貴方達カノッサ機関ですか・・・・つくづく対称的ですね
僕達は・・例え敵の勢力だろうと困ってる人には救いの手を差し出す――
【護の近くに、まるで彼を護るように気が集まりだす】
【そして―――】

それが僕達ッ!《Justice》!!貴方達の敵だ!!
【機関員が引き金を引く同時にその気は刀の形へ変わっていき】
【巨大な赤黒い刀と姿を変え銃弾を弾くッ!!】
356 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 23:19:20.87 ID:gOnYGYDO
>>346

【其の言葉に、きょとんとした顔を見せている】
【恐らく、彼女が聞いていたら―――言わずもがなだったかもしれない】

【彼が話している様子を見詰め、息を呑んでから】

(…誰も、居なくなった)

【彼の配慮に、安堵の息を吐いた】
【再び着いて行き、部屋を見渡してから、おずおずと入室する】

【問い掛けられ、身を引き締めてから、ケースの上で立ち上がると】
【「行きなりで、悪いけれど」と前置きを言ってから】

…組織…

…例えば、機関に関する事
もし何か知っていたら、教えて欲しい

【彼の瞳を見詰めながら、震える声で―――そう、問い掛けた】
【彼に、機関について尋ねる人形。―――其の意図は】
357 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:20:37.81 ID:t6GCLeso
>>350
ええ、大丈夫ですよシルク姉さん。
この身体は丈夫なようですから…

【そんな顔をさせてしまうのが悲しく】
【そんな顔をしてくれたことが嬉しい】
【慰めどころではない、救われていた】

ありがとう姉さん。…っと。
説明もしないといけないですね

【魔翌力を練りこみながら、その後ろを歩く】
【特に力に指向性はなく、敢えて言えば心臓部に集中させておくような】
358 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:23:38.54 ID:o7S4qP.o
>>352
またまたそんなご冗談を…
第一、こんな罠が普通は無いです!
だから一般常識も通用しません!

【何だその超理論】
【本人もなんだか誇らしげにしてやったり顔をしている】

…っとありがとうございます

───そうみたいですね…
もし完全に挟まれていたら一撃で…ぞっとします
【手を取り立ち上がって、改めて罠を眺めた】

そ、そそ、そんなわけないじゃないですか!
だってアンパンですよ!?
しかも落ちているものですし!
【ぎくっ、という音が聞こえてきそうなほど焦り顔】
【声は震えているし、どうあがいても嘘は吐けない子のようです】
359 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:26:26.88 ID:WpDHg0so
>>353

・・・・仏の顔も三度まで、俺は仏どころか阿修羅辺りでこそあるが

【刀を振り払われ、確固たる優位の一つが崩される】
【客観的に見れば後方に退くか攻撃を受けてしまうか―――】
【そんな状況でこの男は左手で相手の爪を受け止め、掴み、動きを止めようとするという手に出た】

【当然ながら妨害が入らなければその左手は深く傷付き、多くの赤い液体を拝む事となるのだが】

三度の警告は全て無視された、これは議員への反逆と見なすよNo.119
総員練習通りに銃を構えろ、的を絞れ、全員併せてその引き金を引き弾け―――ッ!!

【目的は相手の動きを止めること、そうした上で青年という名の的に15発の弾丸を叩き込むこと】
【容赦はしない――――≪撃て≫という命令時、金色の瞳は金属の如く冷たい光を放っていた】

>>355

「貴方達カノッサ機関」・・・・残念だが、もう少しばかり対象は小さく絞れるさ
あくまでその考えの下に動くのは俺とその部下だけ、他のヤツは知った事じゃない
しかしそうか、≪Justice≫に加入していたとはね・・・しかも能力に目覚めたと見える

≪総員監視を除いて一時撤収、能力者の鎮圧を占領に告ぐ第二次目的とする≫
≪油断するなよ、見かけと全てが異なるから能力者と云うんだ≫

【淡々と――シェンの指令は昼の国を襲う戦闘員へと伝えられる】
【それにしたがって後々増員も考えられるが、現状は刀を蹴り飛ばしたものも含めて周囲に三名】
【全員が銃弾を弾いた刀を見て警戒を強め、今にも引き金を引かんと身構えていて】

【また護に接近していた一人は素早く後方へと下がり、同じように銃を構える】
【接近戦を望む事は無いのか―――辺りに緊迫した空気と火薬の臭いが漂い、張り詰める】
360 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:28:18.76 ID:9nrViwAo
>>357
「・・・だったら、だったら良かった・・・
 お姉さん心配したんだからね、もう心配かけちゃだめだよ!」

【にこっと笑うその彼女】
【彼女は彼と同じようなことを思っているかもしれない】
【唯、対象が違うだけで。何かが共通していたかもしれない】

「礼には及ばんさ!とりあえず此処で治療に専念しなよ!」
一人が寂しかったら俺たち姉妹が添い寝にくるからな!

【そう言いながら開いたのは救護室のドア】
【その中の世界は白色のベットに、羽毛枕】
【視力検査板や様々な医療器具がかね添えられた部屋だった】

361 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:29:13.55 ID:H8at/f2o
>>354

【彼的には、無人の部屋という認識だった】
【突然現れた人影に、ぎょっ、と目を丸くして】

【流れるような動作で携帯電話を開いた】
【視線は、男性のような人物に注いだまま】
【携帯電話を耳にあてて、口を開く】

……マルム、俺だ!

大変なことが判った!
リークされた機関のアジトは、すでに民間人……

――否、恐るべきプリズナーに潰され、あまつさえ寝床として使われていたらしい…!

コイツの正体…? そんなものしるか
俺はまた、大変なことに巻き込まれてしまったみたいだ…

もし俺が五時間以内に帰らなかったら、家族には……世話になったと伝えてくれ

……ラ・ヨダソウ・スティアーナ

【締めくくると、パチンッと携帯を閉じる】
【ちなみに、辺りが暗いからみえたかもしれない】
【コヤツの携帯、電源入ってない】

【そして、腰を上げてない】
362 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:29:28.32 ID:9nrViwAo
>>357
「・・・だったら、だったら良かった・・・
 お姉さん心配したんだからね、もう心配かけちゃだめだよ!」

【にこっと笑うその彼女】
【彼女は彼と同じようなことを思っているかもしれない】
【唯、対象が違うだけで。何かが共通していたかもしれない】

「礼には及ばんさ!とりあえず此処で治療に専念しなよ!」
一人が寂しかったら俺たち姉妹が添い寝にくるからな!

【そう言いながら開いたのは救護室のドア】
【その中の世界は白色のベットに、羽毛枕】
【視力検査板や様々な医療器具がかね添えられた部屋だった】

363 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/05(日) 23:32:52.19 ID:jm.pfZA0
>>356

組織…………か
なるほど…………面白い…………!

【質問の中身。それを聞いた瞬間、アーディンの表情が鋭いものに変わる】
【その姿から、只者ではないと思っていたが、どうやら考えていたよりずっと大きな『何か』を背負った者らしい】

…………本来、情報と言うからにはそれ相応の代価を必要とするものだが……君にそんなものは払いきれまい?
サービスだ。多少の事なら、ただで教えてやろう

【行きかう情報。その整理】
【アーディンにとっては、情報もまた、大事な商売道具の一つだった】
【だが、この時アーディンはその対価を求めないといい。その口を開く】

機関……か
残念ながら、あそこにはめぼしい情報は無い
と言うのも……あそこに関しては、噂話が錯綜し過ぎていて、情報整理のしようが無いんだ。無いんだが……
以前、この店が、議員のシェン・ロンドという人物に襲われた事がある……
あの時、彼は『俺の知り合い』に「『卵』が解除出来ないか?」と聞いてきた……

【頭を掻きむしりながら、訥々と語るアーディン】
【酒場を行き交う四方山話から、真実と思われるものをつなぎ合わせ、情報として行く】
【それが彼の情報の収集源だ。世間を大きく騒がせている機関に関しては、ガセ情報も多いのだろう】
【だが、以前彼は機関の人間と接触した事があると言う】
【そして、彼の『知り合い』……『卵』というキーワードと共に、不思議と想起される人物があるかもしれない】

それと、これは別組織だが、『justice』についてだ……
あそこに、俺の古い知り合いがいたんだが…………どうやら、奴は正義の道を外れてしまったらしい
黒い魔力を振りまいて『死体を使役する』姿が、目撃されたらしい……

【表情を幾分暗くしながら、続きを語るアーディン】
【正義を標榜し、世間の悪と――――無論、機関とも――――戦う組織だが】
【そのメンバーに、欠員が出来たらしい】

……後でまとめて質問しようと思ったが、今ここで一つ聞かせてくれ……
――――石動らぶみ、君はこうした事を知ってどうしようと言うんだ?

【そこで、口調を変えてアーディンは逆にらぶみに質問をする】
【そうした組織の情報を、収集したがるのは何故なのか?】
364 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:35:12.17 ID:hrd9B0Mo
>>358
いや、普通に売っているぞ?
・・・・・まぁこれはでかすぎるが・・・な。

【ミーナの服に付いた土ぼこりやら汚れをパンパンと払いつつ】

今回は運良く怪我はなかったようだが・・・・・・
次からは気をつけるんだぞ?
で、だ・・・・・・

【袋に入ったパンを見つめながら】

何故だってあんパンなのかがわからないが・・・・・
賞味期限を確認したとしても普通は食べようとは思わないな。
・・・・・肉まんでも買って食べるか?

【哀れに思ったのか、しゃがみ込んで頭を撫でつつそう尋ねる】
365 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:35:38.63 ID:p/EsgOko
>>361

おお、ひでぇひでぇ。
魔術協会はこんなにも荒れちまったか。
【顔に右手を当て、大げさに嘆くポーズ】
【暇だったのか】

まあとりえず落ち着け、とって食いやしねぇからよ。
だが、大変なことに巻き込まれるかどうかは、お前の行動にかかってるわけだが。
【そういうと、男はにやにやと笑い出しながら、手近な箱に座る】
【どうも、男は青年の「振り」に気づいていないらしい】
【そして、台詞が冗談に聞こえない】
366 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/05(日) 23:36:04.46 ID:J8HAisDO
>>359
【左の爪が掴まれて、動きが拘束される】
【そして後方からは、銃が今にも撃たれんと構える音】
【絶体絶命、流石に二度も同じように攻撃をくらえば無事ではすまない】
【が、しかし】

【本能で戦う中で、本能で行動に対処した】
【まず、左手を掴まれてすぐに、右手でシェンの何処かしらを掴もうとした】
【もし、掴まれたなら】

グゥゥウウウウウウウルアアアアァァァァァァ!!!!!!!
【怪力のままシェンを持ち上げ、背中を思い切り反らす】
【ジャーマン・スープレックス…その中で、所謂投げっぱなしジャーマンと言われる投げ方でシェンを投げ飛ばし、銃弾の盾にしようとする】
367 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:39:01.61 ID:t6GCLeso
>>360
ええ、わかりました。心配してくれてありがとう、姉さん

【最早姉と呼ぶことに抵抗も違和感もない】
【微笑みを返すその顔には明らかな信頼と親愛】

初めてなのでどれ位かかるかはわかりませんが…
はは、では治った時を楽しみにしなければ

【ありがとう、と改めて礼をして】
【真っ白なベッドへごりごり歩き、座る】
368 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:42:28.54 ID:t6GCLeso
>>367
/うひい超削れてる!

【瞑想の形で座り込むと】
【そのまま呼吸、及び魔翌力の回転を始める】
【同調、同調、同調】
【『緒伏 黒曜』を正しく認識せよ】
【『魔翌力視』『練気』彼の培った技術を用い】
【修復、開始】

/これらを文末へ追加おねげぇします、オーバー
369 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:46:17.12 ID:gvHVX2SO
>>366

【護は立ち上がる】
【そして三人のうちの一人に向かって駆け出す】
【もし何の妨害もなければ、やはりあくまでも命は奪う事はしないのだろう。刀の刃では無い方を―――『峰打ち』を叩き込もうとする】
【だが、やはり先程のダメージは大きい】
【狙いに『確実』で『正確』ではない】
【当たれば気絶ぐらいで済むだろう】
370 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:47:48.12 ID:H8at/f2o
>>365

……くっ

貴様、どこから逃げ出した?
ここは聖都だからな……教団か?

【苦々しそうな口調で、そう話す】
【囚人服から連想したのだろう】

我がラボのある此処魔術協会で異変を起こそうというのなら

黄金の魔眼、ファクト・ゲシュペンストが火を吹くことになるぞ…
幸い此処にはガラクタが山のようにある

貴様に勝ち目はなぁっ…うごっ!?

【魔眼の話だけは、マジだった】
【瞳の奥で魔法陣がギュルン、と回転を始め――】
【――彼の頭部に魔導具的なものが落ちてきて、中断された】
【涙を溜めながら頭を抑えているようだ】
371 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:50:51.44 ID:iE5120.o
【公園】

はーぁ、見つからないなぁ、メリー…

【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女がベンチに座っている】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装、
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】
【何やら探し物が捗らないのか、ふと独り言を呟いて嘆息する―――】

それにブレイザーシティの方も…わたし一人じゃなんともならないけどねー
…道は険しい…

【それから、自嘲的な響きを持った言葉を吐いて、再び嘆息。それから手元の缶ジュースに口を付ける】
372 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:51:18.27 ID:9nrViwAo
>>367
まぁ最悪足が直らなかったら、俺が義足作るからよ!!
いろいろ言ってくれよ!!これでもお姉ちゃん2人が勢ぞろいしてんだ!!

【ぎゃーぎゃ叫びながら、青年の隣に座る】
【その表情は仮面や作ったかのような表情はなかった】
【本当に素で対応しているらしい。それこそは家族に見せるときの】

「とりあえず、甘えてみても良いんだよ!
 私たちには家族との時間が一番好きなんだからさ、ご飯の口移しも喜んで引き受けるよ!」

【彼女はカイコと間逆の方向。つまり青年の右に座った】
【これで青年は"姉"2人に囲まれてしまったのである
373 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:54:17.62 ID:p/EsgOko
>>370

“逃げ出し”た?
いやいや人聞きの悪い、“戻って”来たんだ、俺は。
【対するこちらは堂々たる態度で応える】
【むしろ、ふてぶてしささえ感じられる】

異変なぁ、もう招いちまってるような・・・ん?
魔眼?ほう、そりゃ面白そうな・・・あ。
【なにやら、面白そうなので、少し顔を突き出す】
【・・・で、その直後に、衝突音】

・・・大丈夫か?お前、ちゃんとそれコントロールできてるか?
【頭を抑える青年に、心配そうに声をかける】
【青年が攻撃を仕掛けようとしていたとは思っていない様子】

/サーセン、風呂はいってきやす!
374 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:54:59.88 ID:o7S4qP.o
>>364
だから!
こんなにでかいものは普通にありません!

…ふぅ。すこし、取り乱してしまいました…ごめんなさい

【なんとか自分の正当性を訴えようとしたが、途中でハッとなって】
【髪を整え、一息ついて呼吸を整える】

い、いやべべべべ別に食べようとか思ってませんてば!
家に帰ったら普通にご飯ありますし!
ほんとに大丈夫です!大丈夫です!

あ、あらら!?こんな時間!?もう家に帰らなくちゃあはは!
ラグナさん、失礼します!

【こらえきれなくなったか走って逃げ去った】
【恐らく時間も嘘だろう。彼女が見た腕に腕時計は無かった】

/すいません。眠気が危ないのでここで切らせてくださいー
/ありがとうございました
375 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 23:57:12.14 ID:WpDHg0so
>>366

【左手を掴まれ、対照に彼が右手に感じるのは布をグイと引く感触だろう】
【掴んでいたのはコートの襟―――どうでも良いが、兎も角シェンは投げ飛ばされ】
【彼の目論見通りに銃弾の盾に―――――ならなかった】

【代わりに“鳴る”のは「ガガガッ」という金属がぶつかり、潰れるような音】
【もし反り返った体勢で視線をシェンに向けていれば見えたかもしれないソレは】
【全身を布の如く引き伸ばした鉄板で全身を蔽い、胴を巨大な二つの“ギア”がクロス、回転する】
【明らかにヒトではないヒト型をしたダークブルーの物体がシェンを守るように出現したのを】

・・・・・油断したよ、背中に銃弾受けておいて良くそこまで動けるもんだ
御陰で少しヒヤッとしたが・・・・依然問題は無いな、さて――――

【そして今、当のシェンは体勢を立て直して刀を右手の鞘に納め、立っている】
【“能力”か――――銃弾はあたったとしても精々が身を掠める程度で済んでいた】

>>369

――――うちの戦闘員をあまり舐めるなよ護君
人数が少ない分俺が直接指導に当たってるんだ、強さになら自信がある
ましてや能力にしろ銃に刀で挑むのは・・・・あまり得策じゃあないな

【機関員の一人へと迫る峰打ち、対処する彼/彼女はその場を動かず】
【銃の構えを解いて持ち方を変え、銃身を盾にする形で峰打ちを受け止める】

【勿論銃自体にダメージは通るはずだが―――其処が妙、歪な形状は1mmたりとも歪みはせず】

【そんな護と機関員の二人に向けて何処からとも無く5発の“ゴム弾”が撃ち放たれる】
【当たれば棒で突かれたような衝撃が有るという代物、大怪我はせずとも当たった際は相当な痛みを生むハズである】
376 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:02:52.79 ID:hpqY1N6o
>>372
【魔翌力の流れを制御することは比較的得手としており】
【喋ることも不可能ではない】
【基本だけを叩き込まれてきたのが幸いした】

(お陰で、こうして応用も利く)

【そんなことを、考えながら】

ええ、頼りにしていますよ。カイコ姉さん、シルク姉さん
そうですね……それではとりあえず、傍にいていただけませんか

【目を開き、両隣の姉達を見】
【はにかみつつも嬉しそうにそう返し】


【魔翌力、安定】
【破損箇所解析、終了】
【構成確認】
【――《能力》、必要部分解析。――完了。】
【再構成、開始】

【会話をしつつ、準備は着々と進む】
377 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 00:05:13.04 ID:z9We6wDO
>>363

…確かに…お金は、払え無い。私は、殆ど知っている事は無い
…でも、何時か…借りは返したいと思っている

【金銭も無く、情報も無い。―――自分は、非力な小娘だと】
【逸れでも、何時か礼はしたいと言う。何というか、随分と無責任な娘だ】

(……シェン兄さ……、議員だったのか……?!)
…、…卵の…破壊…?

…………レイド

【金髪の青年の事を聞き、びくりと身体を震わせたが。後に述べた言葉に、目を見開いて】
【自分の知る限り、卵の破壊方法の知識が有る人物―――思わず、其の少女の名を口にした】

……justice、何か有ったのか
組織員が変貌……どうして……

【そこまで言葉を紡ぎ―――集積情報に、似た情報が有った事を思い出す】
【然し、躊躇する。もしかしたら、違う人物かもしれないと】

…確か、…ラギデュースの、…?

【彼と会って暫くした後、集積情報を確認した際、彼の名前が在って驚いた事を思い出し】
【もしそうだったとしたら―――ラベンダァイスは、大丈夫だろうかと考えた】

【そして、問い掛けに―――、一度、息を整えてから】

―――――逸れは、私が

連合員、だから

【彼に、全てを明かした】
【連合―――対機関連合に、自分は所属している。そう、少女が告げて】
378 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:05:19.56 ID:16XxQL2o
>>374
あ・・・・・

【去りゆく背中を見つめながら】

・・・・・・まぁいい。

【とりあえず巨大ネズミ捕りを回収して去って行った】

/おつかれさまー
379 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 00:08:52.91 ID:cEOqP2DO
>>375
ガウウウウウゥゥ…!!
【体制を立て直し、振り向いてシェンと対峙する】
【シェンを投げた時に、物体がシェンを守ったのが見えた】
【シェンの能力か、それを考える前にまず、怒りが込み上げる】
【どこまでも自分の思い通りにいかない、その事に怒りが込み上げる】

グウウウウゥゥルアアアアアアアアアアアアァァァァァ!!!!!
【すぐさま姿勢を低くし、両手の爪を地面に突き刺す】
【そして腕を持ち上げ…地面の石畳を持ち上げた】

[ピーーー][ピーーー][ピーーー]ぇぇえええええええええええええええええぇぇぇ!!!!!
【それを力任せに、シェンへと投げ付ける】
380 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 00:09:11.97 ID:cEOqP2DO
>>375
ガウウウウウゥゥ…!!
【体制を立て直し、振り向いてシェンと対峙する】
【シェンを投げた時に、物体がシェンを守ったのが見えた】
【シェンの能力か、それを考える前にまず、怒りが込み上げる】
【どこまでも自分の思い通りにいかない、その事に怒りが込み上げる】

グウウウウゥゥルアアアアアアアアアアアアァァァァァ!!!!!
【すぐさま姿勢を低くし、両手の爪を地面に突き刺す】
【そして腕を持ち上げ…地面の石畳を持ち上げた】

[ピーーー][ピーーー][ピーーー]ぇぇえええええええええええええええええぇぇぇ!!!!!
【それを力任せに、シェンへと投げ付ける】
381 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:09:19.91 ID:U7ZKSZoo
>>376
大丈夫だぜっ!俺たちは何時でもコックトーンの傍にいるからさ!
「そうですわ!頑張って治してね!」

【弟に見られたのがよほど嬉しかったのか】
【そぼばで素晴らしい月々3450円だんなんょ!】
382 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:10:42.79 ID:NaXOISQo
>>371
女の子。

【唐突に、声】
【いつからいたのか。少女の後ろにコートを着た赤毛の男が立っている】

こんな時間に一人でいると危ないよ?色々と。

【笑いながら話しかけてくるが、どう見ても怪しい人です本当にありがとうございました】
383 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:11:23.90 ID:xRKVeVEo
【魔術協会、図書館】

夜更かしのお供に………って何かの宣伝の文句みたい
………それからあっちのー………

【その中を右往左往しながら、本を探して】
【適当に開いては戻したり、或いは机に重ねたりしているのが一人】

えーと、それから確か……そうそう、あっちに有ったっけ図鑑の類
これで大体、揃ったかな?
……あ、そうだ。あと一冊あれも――――――

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
【とある本棚の前で立ち止まって硬直。その理由は?】

――――――届かない

【呟きより、推して知るべし】
384 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:12:19.10 ID:Htb672SO
>>375
く・・・だけどッ!!
【護は受け止められた態勢のまま、少し跳ぶ】
【そしてそのまま地面から離れた足で――】

ボディが!がら空きですッ!
【狙いは鳩尾――蹴りを放つ!】
【なお成功しようが、外そうが】
【突如現れたゴム弾は命中する!!】

――――くっ?!
【そして激痛に顔を歪ませて、その場から機関員と距離をとり離れようとする】
385 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:13:47.97 ID:i/eOSW2o
>>382
・・・?

【背後からの声に、しっかりベンチから立ち上がって振り向き、そちらを確認する】

…どなた?

【距離を取るように数歩後ずさりながら、とりあえずそんなことを聞いてみる】
【視線には疑惑の感情が籠っている――まぁ十中八九怪しんでいると見て良いだろう】
386 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 00:14:59.20 ID:p0M6L.I0
>>377

そうか…………なら無理はしないでいい
自分にできる範囲で、確実に行うんだ

【どこか、思いつめた様子のらぶみを見て、思わず一言、口を挟むアーディン】
【かつて、妻を亡くし娘とも生き別れた――――そうした『親』の目線で立った時、らぶみに対して情が湧いたのかもしれない】

――――……………………!?

【肝心要な部分は、伏せて伝えていた】
【しかし、らぶみは――――そこを的確に知っていた】
【その事実に、さしものアーディンも眉をピクリと動かす】
【レイドの事もラギデュースの事も、既にらぶみは知っていたのだ】

――――なるほど、対機関連合¥椛ョのものだったのか……
それなら、分からん事もない……

【その言葉を、何故か素直に受け止めたアーディン】
【普通なら、フィギュアの姿からその言葉を言われても、多少なりとも疑うのが、普通とまでは言わないまでも、ありふれた対応だ】
【しかし、アーディンはそれを疑う事はしなかった。らぶみの芯にある『意志』の様なものを、感じ取ったのかもしれない】

――――二つ、質問を追加だ。らぶみ……君はレイドとはどういう関係だ?
そしてレイドの現状……それを知っているか?

【妙な質問を、アーディンは浴びせた】
【レイドとどういう関係か。それは脈絡として分かる質問だ】
【だが、レイドの現状――――それを聞くには、この文脈はあまりに唐突過ぎる】
【その不自然さに目をつぶってでも、アーディンは、らぶみに確かめておきたかったのだ】
387 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:15:14.35 ID:eC3lv/6o
>>373

……どういうことだ?
凱旋にしちゃあ、ねずみと同じような暮らしをしてるじゃないか
協会に歓迎されているようには見えない

人の眼を避けて暗所に跼まる理由でもあったりするのか?
まさか……機関に追われているなどということは……

【この男の思考回路は、どうやっても其処に行き着くらしい】
【後半部分は聞き流してやっても問題無さそうだ】

この魔眼に選ばれたのは、忘れもしない…
2週間前…11月21日のこと…

魔法陣練成の最終段階、突如起きた地震……神は…マルムは…
この俺の瞳に、力を与えてくれた…

……つまり、制御法/効果/条件は、目下研究中…
生成場所を間違えたとしても、俺のせいではなぁい!
すべては時とウラノスが解決してくれる問題さ……

【ふっ、と格好つけているものの、半泣きである】
【20代なかばか、そこそこに見える男――実際は22歳――の、この表情は、可愛くも何ともない】

【ちなみに地面に落ちた魔導具的なものも、外面しか生成できていない】

/了解です!
388 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:20:38.14 ID:hpqY1N6o
>>381
ありがとう…ございます。
では、すみませんが…少し、集中します、ね

【再び目を閉じれば】
【溜め込んだ魔翌力を】
【ゆっくりと左足へ流し込んでいく】
【足先に、変化】
【さら、さらり、ざぁ】

【少しずつ、砕けた部分から、黒い砂のようなものが溢れはじめ】

……やはり、はじめから上手くは、いきませんね

【む、と眉根を寄せながら】

あぁ、そういえば……この身体、どういうことなのかわかったことだけでも説明しておいたほうがよろしいでしょうか?
姉さんたちには知っていて欲しいですし
389 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:25:47.47 ID:a8umrn.o
>>387

なぁに、非正規の所属といえばある程度は予想つくだろ。
歓迎なんてな、最初ッから期待してねぇ、むしろ厄災の種だからな。
【自らを害悪として認める・・・ただはた迷惑な存在というわけでもなさそうだが】
【しかし、ほかに場所というものがあるだろうに】

つーかな、何かといえば機関機関って・・・お前アンチ機関?
【少しうんざりしたように吐き出す】

・・・つまり、貰いもんなわけか。
(半端・・・まだ発展途上か、あるいは完全失敗か・・・)
【落ちた物体を見下ろし、ひっそりと考える】

ま、無理しない程度にガンバレや。
【適当なエールを送っておいた】

/すでに・・・(風呂を)完了している・・・ッ!
390 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:26:19.48 ID:NaXOISQo
>>385
【後ずさりする少女を見て、やれやれ、といった表情をしている】

そんなに警戒しなくてもいいよ。
歩いてたら女の子が一人ぽつねんと座ってたから、何かあったのかな、と思って。

【そう言いながらベンチを乗り越え、よいしょ、と座り】
【改めて少女の方を向くと、疑っている表情の少女が目に入る】

…別に他意はないさ。座って話でもしないかい?

【笑いかけながら誘ってみる】
391 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:28:04.04 ID:ktxP0bso
>>379

何度も言わせるな・・・・・俺は[ピーーー]ない、死んでたまるか、ってね

・・・さて、「へし切れ」―――名刀「長谷部」―――――!!!

【ふぅ、と一息吐いて背後に指示、五名を扇状に配置させ】
【こちらへ迫りくる非常識な“投擲武器”へ居合いの要領で縦に一閃】
【バキ、ベキと音を立て―――それを叩き切る様も非常識】

これで最後だNo.119・・・・・≪撃て≫―――!

【それでも石畳の欠片がぶつかったのか、額の一部から血を流しつつ、指示】
【総弾数はこれまでで最大の30発、青年を排除するために五つの銃口は六度赤い火を上げる】

>>384

【ドスッ、と鈍い音を立てて少年の蹴りは戦闘員の腹部へと叩き込まれる】
【銃による受け止めは両手を使わざるを得ない―――ソレが仇となった】
【銃を片手に腹部を押さえ、ヨロヨロと下がる彼/彼女はなんとも無防備だが―――】

ほら、さて、援軍の到着だ・・・・あと何人来ることになるかな?
倒れたのが6人、No.119の相手が五人、今君のところに6人居る
総員は40名、内10名程度を監視に回したとして・・・・ざっと10人少々か?

【そう、もとより場に居た三名に加えて同じ数の増援が今まさに駆けつけてしまったのである】
【単純に考えて攻撃は倍、熾烈さを増すが―――決して手を休めるような事は無い】

【六つの銃口は少年の足へと狙いを付けるとすかさず引き金を引き、再度ゴム弾を射出する】
【コレは計12発、弾速はやや遅く良く見れば交わせない事も無いという程度だ】



392 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:34:09.74 ID:i/eOSW2o
>>390
まぁ、何も無いってことは無いけどさー、別に心配されるほどじゃないかな

【苦笑しながらそんなことを言う――その声音からは、余裕有り気な調子が伺える】
【少々非常識な方法でベンチに座る青年の挙動を観察するように眺め――】

…なに?もしかしてナンパ?先に言っておくと、そういうのは今はお断りかな―?

【冗談めかしてそう言いながら、ベンチから若干の距離を置いて立ち止まる――
背後からの接触に未だに警戒感があるのか、青年の話に応じて座る気は無いようだ】
393 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 00:37:34.14 ID:cEOqP2DO
>>391
ガアアアアアアアアルゥゥウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!
【それでも、まだ】
【まだ戦わんと、走る】
【もうどうしようもないと、薄々彼でも感じながらも、目の前の敵を砕こうと走る】

【しかし、それは叶わない】

――――――――――――――――ッ
【体中に銃弾を受け、血の華が咲き誇る】
【腹、胸、肩、腕…そして、左胸を銃弾が突き抜け、《119》の刺青が傷と消える】
【そして彼は、空を見上げる仰向けの体制で倒れた】
394 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:40:58.64 ID:Htb672SO
>>391
増援・・?!やばい・・?!
【少年はとっさにポケットから一枚のカードを出すとそれ念じだしその効果を発揮させる】
【兎の絵が描かれたそのカードの効果は『脚力の上昇』】
【少年は先程より高く高く跳び上がり】
【弾を逃れる】

(くそ・・!?銃相手に刀じゃ・・!)
(それにまた増援を呼ばれたら・・・拉致が空かない!!)
395 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:42:26.35 ID:Htb672SO
>>394
/お二方すみません
/速攻で風呂行ってきます!
396 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:42:36.71 ID:eC3lv/6o
>>389

予想した所で、それが正解かは分からない
もっとも、貴様……お前……、否……、プリズナー(仮)でいいか

プリズナー(仮)に聞いたとしても、正解である保証は無いが

……ここに住んでいることを、言いふらされたくなければ
プリズナー(仮)。

お前が何者か、キチンと答えてもらおうか

【名称が判らないので、勝手に渾名をつけました】
【「かっこかり」と発音しております】

機関に追われている身だ
俺の脳細胞には、世界を覆す15番目の物理方程式が刻まれている
それゆえ、俺は戦わねばならない

家族は置いてきた。一刻も早く、魔眼を完成させなくては…!
プリズナー(仮)の役職は分からないが
応援する気持ちだけは、受け取っておこう!

【ガタ、と勢い良く立ち、腕を振り上げ薄暗い天井を見上げる】
【芝居がかった動作】
【※最後の二行以外は妄想です】

ところで、異変はもう招いてると言っていたな
それは?

【先程、聞き漏らしたことに質問を向けて】


/なんてこと…ゆっくり書いちゃってごめんなさい…ッ!
397 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:48:06.26 ID:NaXOISQo
>>392
ん、そうかい。
心配の種は少ない方がいいね。

【単純に興味が沸いたから話しかけたのだが…どうでもいいか】

生憎とそういった事には興味が無くてね?純粋に暇つぶしだよ。
君はどうしてこんな時間に公園に?

【率直に気になったことを聞いてみる】
398 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:55:07.47 ID:i/eOSW2o
>>397
わたし?今日は昼寝のしすぎで眠れなくってねー
それで、夜風にでも当たりながら眠気が来るまで暇つぶし、かな

【手持ち無沙汰だからだろうか、トン、トン、と靴の踵を鳴らしながらそんな返事をする】

ナンパじゃない?ふぅん
・・・とりあえず世間話でもしようか?―――最近の機関についてどう思う?

【折角だし暇つぶしついでに、といった様子でそんなことを聞いてくる】
【その目は青年をしっかりと見つめている――というより、観察している、といった様子か】
399 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:56:22.03 ID:ktxP0bso
>>393

・・・・・例え銃を使おうが、どんな刀を使おうが
俺の邪魔をするヤツは皆敵だよ・・・悪いが、ね

【常識的に―――いや、たとえ非常識的であっても】
【銃弾をモロに、あれだけの数を受けてそう易々と動ける人の形をしたモノは居ないハズ】
【ましてや勢いを完全に打ち壊した、という大きな要素もあって】

全員さっさと向こうの応援に向かえ、もう此処に火薬は必要ない
占領も完了しているんだ、さっさとしないと正義様方の応援が来ないとも限らないからな

【左手の傷にはコートを裂いて布を巻きつけ、額の血はその手で拭い】
【仰向けに倒れた彼を見下ろすようにして一瞥すると―――シェンはその場から歩いて行ってしまおうとする】

【声をかけるか、反撃でもするか――何らかの策を打たなければ、彼は戦いから抜けていくだろう】

>>394>>395

空に逃げるのは結構だが、飛んだ後の事を考えていないならただの的だ
常人は空じゃ動けないからな・・・・・・銃弾をゴムから変えて、時間差をつけろ
相手に反撃の隙を与えるな、数で攻めろ、味方の射線上に立つんじゃないぞ―――!

【指示は全て口頭、六名の戦闘員はほぼ全員が健常であり、精兵である】
【命令を聞けぬものなど居ない―――合計は6発、三発ずつ二度に分けて少年へと弾丸が撃ち放たれる】

【またこの動作の後、戦闘員の全てがリロード動作を行うこととなるのだが】
【その動作は銃を扱う上での最大の隙であり、同じタイミングで攻撃する為に全員が一斉に同じ行動を取る】
【僅か数秒程度では有るものの、その時間だけは一切の鉄の嵐が止む事となるだろう】

/了解ですぜ
400 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 00:58:39.57 ID:a8umrn.o
>>396

囚人言うな小僧、俺には『アヴェスタ』ッつー立派な名前がある。
【男は名乗った、アヴェスタという名前。青年に伝えた、己の名前】
ふーむ・・・。
【少し考えて】
第三魔術協会製禁術兵器星影型:『アヴェスタ』。
【一息に、それだけの文章を言い切る】
【そして、それ以外話さない】

・・・。
俺の知識を総動員する限り、『物理』方程式だけじゃ世界は壊せないと思うぞ。
【妄想に冷静に注釈を入れる、その行為の意味を分かっているのだろうか?】
・・・じゃ、がんばれ。
【最後に、丸投げである】

・・・話にゃ聞いてるだろ?「162研究棟襲撃事件」
R1kmぐらい遠まわしだが、間違いなく俺もあれに関わっちまってる。
【耳には、情報には、入っているはずだ】
【なぜなら、それは大々的で、残虐に広められた話】

/かまうこたねーですぜ
401 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 01:07:17.62 ID:d8DcSESO
【公園】
悲しい……悲しい……久々の出番だ…鬱だ…眠い…
【毛布にくるまりボサボサで目元を隠した黒髪に黒いコートに髑髏のシャツ、下にジーパンをはいた女が】

【ベンチを占領する形で寝そべってる】

【顔は普通だがどこか子供っぽい雰囲気を漂わせてる】
402 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 01:08:04.95 ID:cEOqP2DO
>>399
……………………
【倒れた男は、もう動かない】
【生きているのか死んでいるのか、それも解らない】
【解けた髪の中から出たライオンの耳が、風に揺れている】

「………とうとうやっちまったな…もう少し早く見付けてりゃ…」
『…おい、あれ…生きてるのか…?』
[知るか…とりあえずあれだろ……俺達が従うのはどっちかっつー話だろ]
【その一部始終を、物陰から見ている者達がいた】

「…やれやれ、新しい仕事探すか」
『気をつけろよ、いざとなったら…』
「…わかってる、任せた」
[んじゃ……俺達のボス救出作戦と行きますか]
【その者達が、何やら話した後】
【突如物陰から、装甲車が飛び出し、青年と、シェンを初めとする戦闘員達へと向かっていく】

「へいへーい!どけどけー!」
【装甲車の屋根の上には、黒服を着たグラサン男】

『轢いちゃうよー?この対能力者特殊改造装甲車で轢き殺しちゃうよー?』
【装甲車を運転しながら煽るのも、同じような格好の男】

[すいませーん!俺達そこの人と一緒に機関やめまーす!!]
【マシンガンを構えながら窓から身を乗り出すのも、同じ黒服】
403 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:09:58.53 ID:NaXOISQo
>>398
昼寝のしすぎ。自業自得だね。

【ふふふ、と面白そうに笑う】

機関。僕は情報に疎いから詳しくは分からないけど。
相変わらずあくどく元気にやってるみたいだね。
今も何処かで何かと、ひと悶着起こしてるんじゃないかい?

君はどう思ってる?

【肯定もせず、否定もせず。ついでに自分の意見も言わない】
【最も、正しくは「分からない」だが、知っていてもはぐらかすだろうから意味は無い】
404 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:19:38.24 ID:i/eOSW2o
>>403
あっはははー、それを言われちゃ方が無いね

【若干困った様子を表情に浮かべ、右手で頭を掻く仕草をする】

(反応が薄い・・・関係があるわけじゃないっぽいなー、反機関の手合いでも無いかな?この分だと)
そうねー、一時に比べれば落ち付いてはいるみたいだけど、やっぱちょくちょく何かしでかしてる感じ
最近だとブレイザーシティのこともあるしね

【んー、と空に視線をやり、考える様子を見せながらそんな当たり触りない応答をする】
【個人的には機関には思うところもあるのだが――それを言ってどうこうなる相手とも思わず、その辺りは敢えて語らない】
405 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:19:53.67 ID:eC3lv/6o
>>400

…………

【「えっ、それ、マジで言ってるの?」的な表情】
【一瞬、素が出てしまった】

……そ、そうか
協会製の兵器か…、だとすれば、倉庫に居るのも道理だな

【思案顔をしつつ、一歩引いた】
【彼は、口では色々言うものの、一ヶ月前以降は、一般人だったのである】
【所謂、Mobに等しい存在――目の前の男性に対して、どうしていいか分からない】

……クックック
セイエーよ、貴様もまだまだだな!

この世界は、様々な因子によって成り立っている奇跡的存在なのだよ!
物理方程式――それを形成する定数の一つが0.01でも違ったのなら、世界はガラリと姿を変える!
重力がなかったら?慣性がなかったら?跳ねる度に前より高く飛ぶスーパーボールがあったとしたら?
魔術という名の、人の叡智は一体何処まで保っていられるだろうか
柱を一つ付け足すというのは、そういうことなのだよ、セイエーくん!ハーッハッハッハ!

【やかまし】【アヴェスタではなく星影と呼んでるっぽい】
【ツッコむ、妄想に乗っかる、ということは、この男に栄養を与えることになるらしい】
【意外と、扱いに困る】
【するーしてもよかとです】

……ああ、そちらのことか
知っているも何も、俺はその地響きで――

まぁいいか、……多く語る気が無いなら、今日の所は帰ろう
関わっていて――、今後防ぎたいと思っているなら味方
そうでないならば、敵
単純な話だ。

禁術兵器様が協会側についているなら、心強いが、な

【11月21日/研究室で地震。 つまり、振動が届く程度には近くに居たわけである】
【とりあえず、言う事だけ言い残して、倉庫入り口の方へ歩いていこうとする】
406 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:21:30.52 ID:Htb672SO
>>402
>>399

うっ・・・?!
【跳び上がった上空にて】
【少年は先程撃たれた三発の傷口を思わず抑える】

(限界か・・・!あっちの人も・・やられちゃったのか・・・!!?)

未だ・・・だ・・・
【最後の悪あがき】
【少年は一度能力の刀を解除】
【刀を手元から一度消すと】

―――《抜刀》ッ!!
【即座に再び能力を発動】
【今度は足元に刀を出現させて】
【その大きさを足場にもう一度跳ねる!】
【もし成功したなら、機関員と少し離れた所に着地し走りだす】
407 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:27:42.71 ID:ktxP0bso
>>402

なッ・・・・・、危ないねまったく・・・・・!!!

【突如として現れ迫る装甲車、回避手段は優雅とは行かず横への飛び退き】
【結果的には誰も轢かれこそしなかったのだが、装甲車に手を出せる装備は―――】

【―――キュラキュラとキャラピラを回して動く、小型の戦車程度なモノ】
【道を塞いでいた二台が動き出してシェンらの前に止まって壁となる】
【主砲は装甲車に向けられてはいるが撃つ気配は無い所を見ると、「好きにしろ」といった具合か】

>>406

【銃弾による妨害は―――彼が足場を作るまでには間に合わない】
【よって目論見は成功、数名の戦闘員らとは離れた場所に着地することが出来るだろう】

【相手が空中と動くと思っていなかったらしい彼らは銃口を向けるにも少々手間取っていて】
【その気が有るのならばだが――――或いは逃げるという選択肢も存在するだろう】


408 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 01:34:39.15 ID:cEOqP2DO
>>407
[おうおう戦車だぜ戦車!イッツァターンク!!]
『いいねぇ!俺も一度でいいからあんなもん運転したいもんだぜ!』
【ブォンブォンとエンジンを鳴らしながら辺りを走り回り掻き乱し、倒れた青年へと近付いていく】

「そぉらよっと!!」
【青年に出来るだけ近付いて、屋根の上の男が先端がマジックハンドのようになった銃を取り出す】
【打ち出されたその手で、青年の体を掴んで釣り上げ】

「よっし!ずらかんぞお前ら!」
『オーケィ!』
[追っ手は任せろーバンバン]
【何やら騒がしく騒ぎながら、荒々しい運転でその場から離れるように走り出した】
409 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:34:59.25 ID:NaXOISQo
>>404
ま、次からは気をつけるんだね。
夜更かししてると砂男に見つかってしまうからね。

【印象:元気な子。笑いながら適当なことを言う】

ブレイザーシティ。確か、火の国にある街だったね。
何かあったのかい?良かったら教えてほしい。

【…嘘をついている様子はない、ように見える。情報に疎いという点は確かなようだ】
410 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:41:53.18 ID:a8umrn.o
>>405

マジだから困る。
ああ、倉庫はあくまで自主的だ。
【またにやりと笑う】
【目が見えないが】

だとしても、魔術方程式のほうがらくだと思うがなぁ。あとアヴェスタと呼べ小僧。
【そもそも眼点が違った】

ここの所属が、ここ守ることのなにがおかしい。
【至極当然、それが当たり前】
【しかし、出来ないやからも、この世には多くいる】

その禁術兵器があと二人迷子だからな・・・。
じゃ、あんまり言いふらしてくれるなよ。
教員を殺したくない。
【さらりと、重い言葉を吐いて】
【また、物陰に潜り込む】
【引き止める気はないようだ】
411 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:46:31.26 ID:i/eOSW2o
>>409
砂男…?まぁいいわ。そういうのは大丈夫だし

【そう言ってくすりと笑う――怖い話云々が平気と言うのもあるが、彼女の持つ「力」は砂の相手は(多分)得意だったりもする
まぁ、青年の方がそれを知る由もないのだが―――】

ええ、そ――――

【それから、その笑みを浮かべたまま――その表情が硬直した】
【機関の悪行に関する報道は少なくない――その中でも最近特に大規模な「ブレイザーシティ占領」は、その手の人間で無くとも知ってるのが常識だ】
【しかし目の前の青年はこう言った―――「何かあったのかい?」と・・・!これはまったくの無知、情報弱者では済まされない、世間知らずの域っ!】
【それだけならまだしも、青年は「ブレイザーシティが火の国の街」ということを「知っている」・・・!これは異常…!致命的情報の齟齬…!】

【―――かくして、少女は青年の発言のアレっぷりにアホ丸出し、かわいい顔台無しな間抜けな表情を晒すことになったのである】

・・・テレビや、新聞、見たこと無い?

【・・・かろうじて、それだけ呟いて】
412 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:46:58.91 ID:Htb672SO
>>408

(僕も・・・逃げる・・か・・)
【逃げたのを確認すると】
【護も、落ちていた二本の刀を回収、街の出口に向かって走りだす】
413 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 01:57:57.62 ID:eC3lv/6o
>>410

……ぶっちゃけよう
男の子的感性を露出させるなら、セイエーが羨ましい

俺も後天的じゃなく、そのように生まれてみたかった
――きっと長く生きられるんだろう

【帰り際、思い出したように呟いて】
【薄く、薄く笑った】
【顔面偏差値は悪くないものの、猫背気味の姿勢と無精ヒゲによる大幅原点は免れない】
【つまり、イケメンでも女顔でもないので――儚さは、あんま無かった】

嫌だジジイ。
セイエーの方が透き通ってるだろ、響きが。

【楽。の一言で切り捨てられた当て付けかも知れない】
【しかし、漏れ出る雰囲気は僅かに楽しげ】

ああ、その言葉が聞けてよかった。
これで、安心して魔眼の研究に打ち込める。

【彼は、非常識な妄想を垂れ流している反面で】
【多くの常識に縛られている】
【彼が黄金の魔眼と称した、ファクトゲシュペンスト(Fact Gespenst)が未完成であるのも】
【心の底では『そんなことできっこない』と、無意識に制限を掛けているためである】
【だから――、研究に打ち込んだとしても、芽が出るのはずっと先になるだろう】

……沈黙は金なりって奴だな
騒がしくなって俺が得することもない

口は噤むさ。マルムにも、そう言っておく

【そう言って、彼は倉庫から出て行くだろう】

/お疲れ様でしたー!
414 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 02:02:17.04 ID:NaXOISQo
>>411
【さて、自分の先の言動を振り返ってみよう】
【少女の口からブレイザーシティで何かがあった、という情報が出た】
【それについて自分は何も知らなかったので、少女に教えを請うた】
【再度確認。特に不可思議な点は見つからない】
【では何故少女は「何言ってんだコイツ」とでも言いたげな阿呆面で自分を見ているのだろうか?】

【その答えは、少女の言葉で氷解した】

テレビや新聞…ああ、なるほど。
実は以前、訳あってある所にいて、最近出てきたばかりなんだ。
情報が古い世界地図といくらかの本しか無いような所でね、情報に疎いのもそのせいさ。
ま、元々テレビも新聞も好きじゃないってのも要因ではあるんだけどねー。

【はっはっはー、と笑いながら身の上を話す】
【話しながら、世話になった爺と技術者を思い出した。恩人だが、礼を言わねばなるまい…物理的に】
415 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 02:07:41.96 ID:i/eOSW2o
>>414
…山籠り?

【情報が伝わらない僻地=山の中なのだろうか、彼女的に】

何かって・・・簡単なことよ。いきなり機関が攻め込んであそこを占領、しかも壁を建造して外と物理的に遮断したと来たわ
それで通称「アウグスト城塞」…まったく何を考えてるのかしら、あの集団は

【思考を無理やり回転させ、それだけの概要を言いきる】
【間抜け面も収まってはいるが・・・やはり彼女の中では「何してたんだろうこの人」と言う疑問で飽和している】
416 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!nasu_res]:2010/12/06(月) 02:08:16.95 ID:ktxP0bso
>>408>>412

【No.119であった青年とその手下らしき三名の黒服、また装甲車】
【機関側の戦車も戦闘員も誰一人として手出しはしない】
【「どこへでも行け」という指示がでているのだ、向こうから来ない限りは見逃すのが鉄則となる】

【また少年、護にしても彼が走り出した時点で背後からの追撃はたった数発のみ】
【この場で邪魔をしなければ強勢排除するような事も無いと言った所か―――】


>>ALL

【二つの大きな障害は、結果的に損害も小さなもので取り除かれた】
【後はただ当初と同じようにして占領を続け――国の端に位置する飛行場を押さえて、終わり】

【冬のリゾート地というものほど人がおらずに手薄な場所もそうはない】
【例えそれが昼の国であっても変わることは無く、侵攻はスムーズに進んでいった】
【当初40名であった機関員の数は最終的に500名を越える数となり、装備は水の国の物が多く見られたという】
【中には利を狙って機関に協力する市民を在ったと云うが――――】


【翌日の朝刊、テレビ、ラジオ、様々な報道機関はある特定の内容ばかりを世間に流す】
【「昼の国はカノッサ機関に事実上武力支配された」、そういった余りに規模の大きい話題である】
【曰く、その主犯は同組織の“金獅子”こと『シェン・ロンド』であり、新聞には彼の者の写真が踊る】

【各国との交流は一時閉鎖、住民は圧制などを敷かれるでもなく国外逃亡も自由とされており】
【ブレイザーシティのような要塞とは異なった形で“カノッサ機関の領土”として世界の版図に食い込んだ――】

【大まかな内容はそういったところ、現状では他国に進軍するような動きはないというが】
【果たして世間/正義はこれに対してどういった動きで返すのか―――】
【自らの野望にひた進む男はただ一人、ジャングルに隠された支部へと戻ってニヤリと口元を歪ませた】
417 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 02:09:26.99 ID:a8umrn.o
>>413

ただのコードネームだぞ、これは。
それに、長生きとは限らんかも知れん。
【からかうような声を送る】
【もう、彼の姿は物影に隠れて見えない】

この頑固者め。
意地張ってると簡単に折れちまうぜ。
【クツクツと笑う】
【どうも嫌がってないようだ】

・・・完成、楽しみにしてるぜ。
【最後の最後に、しっかりとした声援を送る】

【そして、出て行き、閉じたドアを感じつつ】
・・・アラストールもカルティルも、馬鹿正直すぎる。
俺みたいに、少しぐらいひねくれてろ、ッたく。
【ぶつぶつと呟き、ごろりと転がって、また眠り始めた】

/乙でした!ありでしたー!
418 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 02:13:32.25 ID:cEOqP2DO
>>416
【逃げていく装甲車の中で、彼らは考える】

「…さて、これからどうする?」
『裏切って正義に目覚めて―――ってタマじゃねえしな、俺達』
[…正直、味方側じゃなくなると一気に関わりたくなくなんな、機関]

「…この件は保留だな、とりあえず病院まで飛ばすぞ」
[おうよ!]
「ボス…これしきで死ぬような人じゃあねえだろ…?」
【血まみれの青年を乗せて、車は走る】
【これから何処へ向かうのか、どうするのか】
【それはその時にならないとわからない】

/乙でしたー
419 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 02:19:23.56 ID:NaXOISQo
>>415
似たようなものかな。
実際は小高い丘だったけど、どっちも大して変わらないし。

【やはり山篭りと言われるか、と内心で苦笑する。言われても仕方あるまい】

機関がねぇ…。街一つ乗っ取って占領とは、また派手にやったもんだ。
それで、火の国の住民を殺して回ってたりするのかい?

【さらっと恐ろしいことを言うが、「[ピーーー]」という言葉を言う時に一瞬、少しだけ目が鋭くなる】

ああ、さっきの阿呆面は忘れておくから気にしないでいいよ。

【が、すぐに笑顔と余計な一言で見えなくなってしまう】
420 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 02:24:33.61 ID:Htb672SO
>>416
【数時間後―――】
【水の国 街中】

――――ゴメン・・・なさ・・い、
【自分の祖国へ戻っ少年はそう呟く】
【誰に向けたものなのか―――】

―――・・絶対に救い出すから・・・絶対に・・・ッ
【そして少年はそのまま】
【道の真ん中で疲れと痛みから逃れるように倒れ】
【そのまま善良な市民によって通報されて、病院へ運ばれるのだった】

/乙でした!!
421 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 02:28:50.49 ID:i/eOSW2o
>>419
・・・あんまり違いが分からないわ
というか「小高い丘」ってそんな世間から隔絶した印象が無いんだけど

【むー、と頭を悩ます仕草を見せる少女】
【彼女にはある目的があるのだが、彼はそれとも関わりないだろうな、と心中で思い】

内情はわからないことも多いけどね…住民は服従させてるとかそんな感じっぽいよ?
とりあえず意味も無く殺しはしない・・・と思いたいわね

【流石に話題が話題なのか、表情にちょっと影が差している】

自分で人を愕然とさせておいて…まぁいいわ
あ、そうそう、私はメリナ・サーカスジェットって言うんだけど――名前、ある?

【酷い言い草だ・・・】
422 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 02:44:54.73 ID:NaXOISQo
>>421
そう?
小屋と木しかなかったけど。

【あまり伝わらなかったようだ。まあいいか】

服従。ふぅん…
一度、自分の目で確認したほうが良さそうだ。
ありがとう、助かったよ。

【一瞬考える素振りを見せるが、すぐに結論が出たようだ】
【少女に笑いかけながら礼を言った】

メリナ・サーカスジェット。楽しそうで良い名前だ。
名前はあるけど…僕の事は好きに呼んでくれて構わないよ。
ポチとか、砂男とか、赤毛野郎とか。

【微妙に失礼かもしれないことを言いながら、適当に返す】
【確か昨日会った少女には不審者呼ばわりされたか。それが名前でも別にいいかな、とかそんなことを考えつつ】
423 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 02:55:44.26 ID:i/eOSW2o
>>422
小ざっぱりとしたところね・・・

【イメージ中…イメージ完了。何も無いなぁ】

気を付けた方がいいわよ…ミイラ取りがミイラにならない様にね
…どういたしまして?

【よくわからないながらも、うんうん、と礼を返す】

たまに言われる、かな
・・・いいの?それで。じゃあ・・・「妖怪後ろ纏い」とか?

【あ、最初のをまだ引きずってたのか…】

――ふぁ、そろそろ戻ろうかな
わたしはそろそろ帰ろうかな…それじゃあ!

【そう言うと手を振って、その場から歩き去ろうとする】
【引き止めることをしなければ、そのまま公園の外に行ってしまうだろう】
424 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 03:13:16.73 ID:NaXOISQo
>>423
ご忠告どーも。
ま、死にはしないさ。

【ミイラになってしまったら、それこそ篭らされていた意味が無くなってしまう】

妖怪後ろ纏い。ふふ…
僕は別に構わないけど、なかなか面白いネーミングセンスだね。

【大きな声こそ上げないが、微妙に体を震わせて笑っている。どうもツボに入ったらしい】

ん、そう。いい暇つぶしになったよ。

【そう言うと立ち上がり、ぐいーっと伸びをした】

じゃ、また。縁があればまた会うだろうさ。

【特に引き止めもせず、ひらひらと手を振りながら少女を見送る】
【次に会うのは街中か静寂か、あるいは戦いの渦中か…】
【ふとそんなことを思ったが、すぐにどうでも良くなり、少女と反対方向へ歩いていった】


/gdgdで申し訳ない!
/乙っした!
425 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 03:16:38.69 ID:i/eOSW2o
>>424
/お疲れ様でしたー!
426 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 17:09:02.68 ID:a8umrn.o
【路地裏】

・・・。
【壁の隅で、うずくまる一つの影がある】
【身を小さく縮こまらせ、身動き一つしない】
【まるで何かから隠れようとしているかのようだ】

・・・グゥ。
【影が、一つの声を漏らす】
【決して腹の虫ではない】
427 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 20:04:48.67 ID:U7ZKSZoo
>>388
「ふ〜ん・・・見た感じ砂鉄かなっ?」
「まぁとりあえずはコックトーンの体の構成物ってことだねぇ?」

【あごに手を当てて、左手をその右手のひじに乗せ】
【出てくる黒い砂についての推測を始める】
【それこそは彼女特有のポーズと推測】
【姉妹といっても双子じゃない――どことなく"違う"雰囲気を作り出している】

「とりあえずは、その体の秘密についてと
 何故体を、操れるようになったかですわね?」

【先ほどまでの行動に似合わないクールな声で】
【その唇をなだらかに動かし始めた】

/今日も宜しくお願いします
428 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 20:18:40.05 ID:hpqY1N6o
>>427
ええ、金属としての性質があるかどうかは調べていませんが…
そうですね、そして魔翌力、ひいては《能力》そのものでもあります

【少しすると次第に砂の勢いは衰え】
【かわりにじわり、じわりと砕けた面に変化が現れる】
【砂が押し固められていくような】
【ゆったりとした再生】

ええ、まずはそれからですね。
端的に言うと。
俺はですね、この身体に起きた事態を大きく誤解していたんですよ

【上手くいっていることから自分の推理が間違っていなかったことを確信し】
【左手で、こつん、と自分の胸を叩いた】

/よろしくですの
429 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 20:26:33.67 ID:U7ZKSZoo
>>428
魔翌力の源―そしてコックトーンの能力って奴か
因みに俺の能力はアレじゃないんだが・・・説明が難しいから後でするぜ!

【もう一人の彼女。カイコは腕組をしながら】
【聞き入るように、難しそうな顔をしながら頷いてた】

「なるほど・・・コックトーンの体から出てきた"ソレ"はいろいろと使えるみたいね
 ただ、スピードがゆっくりだけど」

【そんな感想を抱いたのか、唇に手を当てて】
【何処となく貴族のお嬢様を連想させるようであった】

「誤解というと?――まぁ一先ずはあなたの推理を聞かせてくださいわ」

【ベットの後ろに手を付き、後ろに姿勢をずらす】
430 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 20:39:38.10 ID:z9We6wDO
>>386

……、

【其の問い掛けに、戸惑いを見せてから。思考する】
【矢張り、彼は―――彼女、“レイド”と、関係の有る人間だったのだと】

【数秒、間を開けてから。一度落ち着く様に息を吐き、―――そして】

…一つ目の、質問
レイドは、仲間で、…友達だと、思ってる
…レイドの死後、ジェムちゃんを受け取る約束をした

【「…勿論、レイドには死んで欲しく無いけど」と付け足して、唇を噛む】
【あの、再会の日の悔しさを思い出したのか。寂し気な表情で】

…二つ目の、質問
……レイドは、禁術を使って、あと少ししか生きられ無い
……逸れはこの間会った時、教えられた

…でも、最近の事は…

【口籠もり、己を恥じる】
【暫く、会っていない。彼女の身に今、何が起こっているは―――分からない】

…レイドは…今、無事か…?

【か細い声で、問い掛ける。今にも消え入りそうな、少女の魂の声】
431 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 20:39:50.39 ID:hpqY1N6o
>>429
む、そうだったのですか。てっきり超看板二輪車操作能力なのかと
是非後で聞かせてください

【気絶したとはいえ銀色のバイクはココロくすぐるものがあったようで】
【お願いですよ、と言って話を戻す】

ええ、恐らくとても便利に使えると思います。
ゆっくりなのは恐らく…構造のせいですね
複雑なものほど作るのに時間がかかる、ということです

簡単なことだったんです。俺はこの身体に起きた《石化》を、ほんの少し前まで《能力》として認識していなかった
――自分で引き起こしていたものだとすら、わかっていなかっただけだったんです

【ゆるゆると砕けた足は元に戻る。】
【逆巻く砂時計の如く、ゆっくり、ゆっくりと】
432 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 20:44:54.59 ID:p0M6L.I0
>>430

…………そうか、レイドの友達、か…………

【表情を変えずに、その言葉を反芻する】
【だが、心なしか、その声色には安心する様な響きが混ざっていた】

――――――――なるほど。良く分かった…………

【らぶみの、レイドに対して持っている情報量は、大体分かった】
【ここまでで、アーディンはらぶみに対する質問を打ち切った】

レイドの今の状態……知りたいのならば、ついてこい…………
全部、話してやる…………

【唐突に、アーディンは席から立ち上がりつつ、そんな事を口にする】
【良くは分からないが、続きを話すために場所を変えたいと言う事らしい】
【そのまま、廊下へと出て行こうとする】
433 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 20:48:26.55 ID:U7ZKSZoo
>>431
おぅよ!まぁ看板に関しては合ってるが・・・
まぁ今度だ今度っ!!!

【笑顔ではいよ、と言い何処となく楽しげな彼を見て安心し】
【再び神妙な顔付きになる彼女。能天気な彼女でも】
【一応シリアスな雰囲気には適応しているらしい】

「構造の難しいものは・・・か。
 剣とかの作成に使えるようだったら活用してみたほうがいいと思うよ
 ほら、剣とかってあんまり複雑じゃないでしょ?
 そしてこの世界なら自分の命は自分でなんとかしないと、ね?」

「成る程ねぇ・・・覚醒に気づいていなかったって奴かぁ、だけど何処で判ったのさ?
 その石化が能力であるという事に、そして何故自分で動かせるようになったの?」

【その足を5秒ほど見つめた後】
【ゆっくりと再び彼の瞳を見つめる】
434 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 20:54:17.35 ID:z9We6wDO
>>432

【彼の言葉に、茜の瞳を細め、視線を落とす】
【そして―――「話してやる」、と告げられ】

【突然の移動に、少し驚いた様子の彼女だったが】
【どうしても、知りたい。―――レイドに、一体何が起こっているのか】

(……何が、有ったのか)


……、分かった

【確かめる為に―――、一度頷くと、彼に着いて行くだろう】
435 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:06:30.87 ID:hpqY1N6o
>>433
【毀れた砂は輝きを失い、風化…消失】
【否、ある程度は再度取り込まれ、循環している】
【そんな作業を行いながら】
【尚説明は続く】

剣…武器の類ですか。
成程、試す価値は十二分にありそうですね。
…ええ、それはもう。物心ついた時から叩き込まれましたから
ですから――曲がりなりにも見習いとはいえ、魔術師を名乗っているのです

【ところが、と一息。】
【浮かんだ表情は苦笑。】

今回はそれが余計だったんです。即ち、魔術師の思考、ですね。
――間抜けなことに、石化の魔術、及び呪い、あるいは能力…それによる、"誰かからの攻撃"であると。
そう思ってしまっていたが故に…《解析する》ものを完全に間違ってしまっていたんです
当初調べていたのは、"異常な箇所、及びその発生源はどこなのか"。
そりゃわかるわけありません。俺の身体は"至って正常"だったのですからね。

気付いたのは"カイコ姉さんのおかげ"。動かせるようになったのは"自分の力だと認識したから"。
――コレのことですよ、姉さん

【掲げるは、右手】
【出会った当初は石の手で、彼女の頭を撫でた時には血の通った手】
【覚えています?と視線を向けて】
436 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 21:08:24.18 ID:F9GEdgSO
【草原】

【――或る、星の綺麗な夜の事だった】
【空には雲一つ無く、夜風が一面に茂った草花を淡く靡かせ】
【街の明かりと喧騒も遠く、此の翠緑の海は聖域めいた静けさを湛えている】

【冬の澄んだ大気は、星の瞬きを妨げる事もなく――天体観測には、打ってつけと言った所か】
【幻想的、と形容して差し支えない景観――――】

【そんな中、夜空に流れ星が一筋、煌めいた】
【常ならば、地上に至るより早く燃え尽きるであろう其れは】


    【――――――轟】




【凄まじい爆音を響かせて、叢へと着弾(?)。盛大に、火の粉混じりの土煙を巻き上げた】
【 ―――― な ん ぞ こ れ ^q^ 】
437 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 21:08:26.95 ID:p0M6L.I0
>>434

……………………

【黙々と、廊下を歩いてゆくアーディン】
【どういう風に伝えるか、思案しているようである】

石動らぶみ……君が信頼に足る人物である事は、良く分かった……
――――レイドの寿命についてだが、どうやら今は食い止められているらしい
もしそれがなければ、どんなに長くてもあと2週間ほどで潰える命だったらしいが……そこは安心していい

【ようやく、アーディンは重い口を開く】
【レイドの身を蝕む『運命の終焉』のカウントダウンは、現在は気にしなくていい状態になっているらしい】
【――――だが】

それでも、現在のレイドは非常に危険な状態だ…………
家族に……父親に命を狙われ、現在はまともに動く事が出来なくなっている…………

【続く言葉は、到底楽観視は出来ないと言う、警告】
【常に、家族の事情を話したがらなかったレイドだが、それはこう言った事が微妙に影を落としていたらしい】

――――――――残りの事は『直接本人たちから聞く』のが一番だろう…………

【別の控室――――そのドアの前で立ち止まると、不意にアーディンがそう口にする】
【そして、ドアに対し、コンコン、コンコンコン、コンコンと、何かの合図の様なノックをする】

「………………旦那か?」
あぁ、失礼するぞ……

【ドアの中から、男の声で返事が返ってくる】
【それを確認すると、アーディンはドアを開き、その中へと入って行く】
438 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:16:25.04 ID:F9GEdgSO
>>436
//と、途中送信っ

【草原】

【――或る、星の綺麗な夜の事だった】
【空には雲一つ無く、夜風が一面に茂った草花を淡く靡かせ】
【街の明かりと喧騒も遠く、此の翠緑の海は聖域めいた静けさを湛えている】

【冬の澄んだ大気は、星の瞬きを妨げる事もなく――天体観測には、打ってつけと言った所か】
【幻想的、と形容して差し支えない景観――――】

【そんな中、夜空に流れ星が一筋、煌めいた】
【常ならば、地上に至るより早く燃え尽きるであろう其れは】


    【――――――轟】




【凄まじい爆音を響かせて、叢へと着弾(?)。盛大に、火の粉混じりの土煙を巻き上げた】
【 ―――― な ん ぞ こ れ ^q^ 】

【……そう思って、地に刻まれたクレーターへと近付いたなら】
【目撃する事に、なるだろう】


  ………どうしてこうなった。


【煙の中に佇む、漆黒の影――黒いドリフ爆発後ヘアーに、所々焦げたブラックスーツ】
【同色のレザースニーカーを履き、満身創痍の体にて佇む、長身痩躯の青年の姿を】

439 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:19:29.47 ID:U7ZKSZoo
>>435
「魔術師か・・・あのゴキブリと同じって事か・・
 剣を習うんだったら確か・・・」

【ふさふさと柔らかいその髪の毛を三回ほどかきむしり】
【青年を通り越して向こう側の妹にアイコンタクトを送ると】

お姉ちゃんの言ってたのはあれだろ? 恭平んとこの赤井御流だろ?

【その話を遮るかのごとく無邪気にそう話すと】
【再び両者は青年の話に真剣に耳を傾ける】

「ゴキブリ曰く"物事を自分中心に考えてはいけない。客観的に、あるいは他の他人
 事件の場合は犯人から、呪いの場合は自分を、まずよく見ないといけない"だってさ
 まぁ弟はこの一件で自分でその事が判ったから流石よね」

【ふふっとあどけない笑みを少し浮かべ】

俺の――――おかげ?
もしかすると撫でた時?それとも何だろうか・・・?

【困ったように上半身を小刻みに動かしながら】
【その右手を唯見つめる】
440 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 21:27:26.89 ID:z9We6wDO
>>437

【今は、安定している。―――彼女は、生きている】
【胸が締め付けられる様に、きゅぅ、と音を立てた気がして】
【息を吐き、俯いて。胸に片手を当て、安堵した表情を浮かべた】

…そ、か…

安定して…未だ、あいつは…
…レイドは…、…はは…

【彼女の名を呼び。情けなく、少年の様に笑う】
【然し―――喜んでいる時間は。余りにも、短かった】

【家族に、命を狙われている】

【其の言葉に、笑顔が固まり、瞳孔が開いた】

――――――――……、

……、親父に、命を?
…何だって、そんな…

【そう、問い掛けて。「家族なんだろう?」と、言葉を続ける】
【レイドは、家族の事を話したがらなかった】
【逸れは―――娘の命を狙う、残酷な父親だったからか、と。彼女は、呆然として】

…っ…、

って、本人…!?

【そして―――開けられる、ドア。思わず我に帰り】
【此の姿で会うのは怖かったが、逸れでも覚悟を決める様に】
【アーディンの後に続いて、入室するだろう】
441 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 21:28:46.37 ID:5O3jy7w0
【路地裏】

……何かを忘れたのは覚えてるんだけど。

【綺麗に切り揃えられた黒髪を、ポニーテールにして、髪先にいくつかの鈴を結わえ付けて】
【側頭に、真っ黒の薔薇のコサージュをつけて】
【黒地にフリルをあしらって、腰のところを赤いリボンできゅっと絞った、ドールワンピース】
【その上には、黒のシンプルなコート。黒のハイサイブーツを履いた、少女】

…………何を、忘れたんだっけ?

【狭い道のど真ん中、建物やらなんやらで狭く見える空を見上げて】
【そんな独り言と共に首を傾げれば】
【髪に結わえられた鈴たちが一斉に鳴いて。甲高い音たちはきっと、ある程度の距離まで響く、はず?】
442 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:32:06.96 ID:S8L6Gz2o
>>436>>438

……わぁ……

【黒/黒/黒/黒/黒/黒】
【肩までの髪も丸い瞳もゆったりした服もヒールの高い靴も細い腕も脚も。青白い顔以外はぜんぶ黒】
【頭からすっぽり被った「飾りの無いヴェール」もこれまた黒だった。とにかくそんな、黒い子供が一人】

願い事、一回目を唱えようとしたら……「宇宙人さんとお話できますように」って……
叶っちゃった……フヒヒ

【あんまり可愛らしくない笑い声を上げつつ。クレーターの中心へ、いそいそと脚を進めて見るのだった】
443 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:35:25.27 ID:hpqY1N6o
>>439
ふむ、赤い御流…?
伝手があるのはとても嬉しいですが…まだその話は置いておきましょう。
恐らくとても面倒なことになるでしょうから

【元々の目的地、その中途にあったものを思い出し】
【しかし今は置いておく】
【話すべき時があるのだ】

ええ、未熟だったことは露呈してしまいましたが。
褒めていただき恐悦至極、シルク姉さん

【やや芝居がかった口調。照れ隠しのつもりだろうか】

そう。こうした時ですよ

【そのままぽむ、と再び頭の上に手を置こうとする】
444 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 21:38:12.28 ID:p0M6L.I0
>>440

悪いが……俺とて、全ての事情を聞かされた訳ではない……
憶測で語るよりも、本人に聞いた方がいいだろう……

【続く追及を、その一言でかわす】
【何より、全てを誤りなく話せる人物が、その場に居るのだ】

【そして、ドアの向こうの空間には――――】

…………どうだ、レイドの容体は?
「旦那…………また、寝込んでしまったよ……。やっぱ、相当精神的に参ってきてるみたいだな…………」

【部屋の中央に置かれたベッドの周りに、幾人かの人影があった】

【ベッドの横に腰掛けていたのは、短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年】
【その首には、一匹の蛇が巻き付いている】

"…………ところでアーディンさん。何をしにここに……?"
あぁ……会わせたい者がいるのでな……
"会わせたい、者だと…………!?"

【その蛇は、普通に人語を解し、アーディンと会話をする】
【どうやら、見た目通りの蛇ではなく、何らかの特別な存在であるようだ】

【――――そして】

≪姉貴…………≫
[――――……………………]

【ベッドに横たえられているのは、上着を全て脱ぎ、胸元にしっかりと包帯を巻きつけている、左目を縦に走る真新しい傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、左腕の肘から先が触手と化している少女】
【そのそばを浮かんでいるのが、額に穿たれた様な穴が空いている、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏】
【少女の異形と化した左腕こそ、かつてと違う姿だが、疑いようもない】
【そこに居るのは正しく、レイドとジェム――――らぶみが友人として身を案じていた、二人の姿だった】

≪え…………この魔力!?≫

【レイドをじっと見守っている様に顔を落としていたジェムが、弾かれるように視線を上げる】
【どうやら、らぶみの魔力を感知したらしい】
445 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:39:00.35 ID:ktxP0bso
【港】
【日も暮れ、停泊する船と漣の音が耳に心地よいその場所に一つの影があった】

(うーん・・・昼の国まで取られた、っていうのは本当らしいかしら)
(ブレイザーシティの事にしても私は会合に行けなかったし、“情報”も増えてはいない)
(そうなると少しばかり動きづらくなるというのも有るけれど――――)

【外套に照らされるソレは紺の下地に蘭の模様、という和服と肩掛けを着込み】
【金色の髪は上手く結って簪を挿し、足元を見れば足袋に下駄】
【傍には少々古ぼけた茶のトランクケースを置いた女性―――見た目だけなら櫻の国出身だろうか】
【手元に握られた杏子色の携帯だけが現代味を帯びていて、何処と無く浮いている】

―――――ちょっと疲れた、かしら

【浮かない表情の女性はかれこれ2時間ほど此処に立ちっぱなしで、殆どその場を動かない】
【誰かを待っているのか、何か考えが有るのか、或いは動くのが気だるいだけなのか―――】

【ふと白い吐息を深く吐き出しながら独り言をポツリと零した】
446 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/06(月) 21:47:15.09 ID:rylfr2Io
>>441
LaLaLuLaLuLaLaLaaaa――。

【路地裏の鈴の音に重なるが如く響くのは歌の音】
【澄み渡る声は路地裏の荒んだ気配を浄化するが如く響き渡る】
【しかし、其の声のもとに居たのは】
【どこまでも黒く廃頽的なファッションの少女であった】
【フリルをふんだんにあしらったブラウスに黒いベスト】
【スカートはバニエで膨らませたふわふわのロングスカート】
【頭を彩るは、漆黒のヘッドドレスで、金髪の縦ロールが見るだに豪奢絢爛、絢爛豪華】
【そして、目に刺さるほどに紅い真紅のブーツはエナメルで】
【所謂ゴシックロリヰタと呼ばれるファッションに身を包んだ少女が歌いながら道を歩いていた】
【音が一つ其の花びらのような口唇から零れる度に、少女の周囲に漆黒の魔力が花びらの形で発露する】
【触れれば軽い眠気が襲う程度の弱い魔術構成】
【こんな夜半に何かと物騒な道を歩く少女の護身の為の物である】
【暫く気持よく歌いながら歩いていたものの、歌の音色の間に突き刺さる鈴の音を耳に捉え、音の鳴る方へ歩いて行く】
【そこには一人の少女が】
【警戒する様子もなく近づき、話しかけた】

今晩は、ですの。
447 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:47:37.39 ID:U7ZKSZoo
>>443
「そんな丁寧にしなくてもいいよ!だって家族じゃないか
 それに私は弟と妹の成長を実感するのが日々の楽しみですからね」

【にこりと再び微笑むと】
【その頬に右人差し指を刺し、弾力の有る頬が人差し指により付かれた】

うにゅにゅ・・・・こうされちぇると気持ちよくて何にもできにゃい・・・
おにゃーちゃあん、あとは頼んだじょ!

【気持ちよくぽむぽむされる彼女】
【一方で当の姉というかというと】

「カイコにぽむぽむしたときに何が判ったのですかね?
 そもそも頭に乗せる行為で何に気づいたんですか?」
448 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:48:02.87 ID:eC3lv/6o
>>441

貴様っ!
路地裏を舐めてるな!?

【狭い路地裏の間を、少し反響する程度の音量で声を掛けられる】
【振り返らなくとも、赤ジャージに青染めの白衣というサイケな服装の男が】
【後方10mに立っている事実は変わらない】

そんな喧しいものを装備していると……
頭の変なヒトとエンカウントしやすくなってしまうぞっ

【ズビシィと少女を指差す男】
【いつもは猫背なのに、今に限って姿勢がよろしい】
449 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:51:46.65 ID:eC3lv/6o
>>448
/更新ってマジ大切ですね…!
/ここは引きますっ すみませんでしたー!
450 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:51:55.71 ID:F9GEdgSO
>>442

…………酷い、これは酷すぎるよ、神様……。

……こんな事って……こんな、此れじゃ唯の、出オチじゃないか――――!!

【足を進めた先に居るのは、前レスの描写の通り―――子供と同様の、黒尽くめ】
【未だ隕石の破片が赫奕と燃え盛る、半径十数m、深さ二〜三mのクレーターの中央】

【けふ、と小さく咳込んで煙を吐き出せば、なにやらがくりと地に両膝を着いて】
【夜空を見上げ、何やらメタな事を叫んでいる――――確かに、これは酷い】
451 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/06(月) 21:56:34.01 ID:rylfr2Io
>>449
//了解です。でも自分は複数絡みは、歓迎だたり。お相手さんの意向にもよりますが。
452 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 21:56:43.06 ID:z9We6wDO
>>444

【彼の返答に、小さく頷き。不安そうに、スカートを握り締める】
【兎も角、真実を聞かなくては、と。そう、決心して―――】

【部屋に入り、先ず、見えたものは。ベッドの側で誰かを看ている青年と蛇】
【言葉を喋る蛇と、青年に驚き、困惑した表情を見せた】

(…レイドの、知り合いか…?)

【彼女の、知人か。―――若しくは、家族だろうか。思考して】
【逸れから―――アーディンの、「レイドの容態」という言葉に、硬直した】
【ゆっくりと視線を移し、横たわっている人物を、確認する】

【其処で眠っていたのは、久しぶりに見る、少女の顔。以前と違う、異形の腕】
【そして、使い魔の姿。―――とても、再会を喜べる様な状況では無い】

―――――ッ、…レイ…ジェムちゃ…

【絞り出す様な声で、彼女等を呼んで。
【自分に気付いたジェムに、びくりと身体を震わせた】

私、らぶ…っ、…違う、逸れよりも…!

レイド、どうしたんだよ…?!

【名乗ろうとしたが、今は逸れ所では無い】
【ふらつく様に、レイドの元へと、ケースに乗って移動しようとする】
453 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 21:58:07.93 ID:S8L6Gz2o
>>450

……うぅん、何星人だろうか?
人間のカタチそっくりだ、上手く擬態しているのかな?

【こいつはこいつでひどかった】
【よっこいしょ、と掛け声ひとつ、クレーターの段差をゆっくり下りて】

とりあえず標本にするべきだな、きっとそうだ。
解剖してみれば世紀の大発見の一つや二つ、簡単に見つかるだろうねフヒヒヒヒ……

【どっから出した、その捕獲用網】
【とりあえずソレを両手に持って、物騒なことを言いながら。一歩、また一歩――】
454 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:00:07.90 ID:hpqY1N6o
>>447
あはは…この口調はなんというか、癖のようなもので。
なるべく気をつけるようにしましょう

【微笑み返せば様子に気付き】
【成程そういうことなのか、と言いつつ撫でぽむ。】

正解は更にその前、なんですがね…
なんというか、その、    ボケにツッコミを入れたのですがその時に「あ、石の手じゃマズいだろ」と

…………そんな、しょうもない理由で気付いたんですよね

【はは、は、と。漏れる笑いは自己ツッコミ】
455 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 22:03:03.65 ID:5O3jy7w0
>>446

…………なんだっけ、うわきもちわるい。

【こちらの少女は、といえば】
【何を忘れたのか思い出す、という成功する確率の方が低い行動の真っ最中】
【こめかみに指を食い込ませ、思い出そうとする最中、歌声は耳と脳を潜り抜け、気がつかない……ッ!】

【それでも、さすがに。人に話しかけられれば、思考の海からも脱出できるのだろう】
【かけられた声に、びぐりと肩を跳ねさせれば、鈴たちがりぃんと鳴いて】
【そちらに視線を向けながら】

……、こん、ばんは?

【返した挨拶は、か細く、ひっくり返りそうな声、という情けなさ】
【路地裏でここまで油断している辺り、馬鹿なのかよほど自分に自信があるのか】

……こんばんは。

【大事な挨拶なのでもう1回。今度は、先ほどよりもずいぶんマシな声色で】

>>448

【反響する程度の音量、といえば結構な大声、なのかもしれないが】
【寸前に既に驚きパワーを使い切った少女は、今度は冷静に、そちらに振り返り】

……あー、ぅー、お前とか?

【びっくりした時の名残か、ワンピースの裾をぎゅうっと握り締めながら、首を傾げつつ言うのは、なんだか失礼なこと】

//複数大丈夫かしらなんてなんて。
456 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:05:41.31 ID:72oanWwo
【街中】

そろそろいい感じだよねー。
この辺りは平和だなぁ……あっちは、きっと大変なんだろうなぁ。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまでを隠す、袖や裾にファーの付いた良くあるサンタ服に、薄桃色のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【ちょっと時期を先取りした服装で、のんびりと街を練り歩いている】
【見方によっては何処かでバイトしてる人に見えなくも無い、かもしれない】
457 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 22:07:16.88 ID:p0M6L.I0
>>452

≪ら、らぶみさ…………え、えっ!?≫

【混乱した様子のジェム。無理もないだろう】
【知り合いの魔力を、何故かひとりでに動くフィギュアから感じたのだから】
【一瞬、その表情から陰気さを吹き飛ばし、完全に『素』で驚いていた】

「え…………旦那、この子は?」
レイドの友人らしい…………。偶然会って、話を聞いていたんだが、信用に足る人物だと分かったから、ここに連れてきた……

【顔に火傷の跡がある青年と、アーディンが会話を交わしている】
【その内容。そしてこの状況から、彼等はアーディンにかくまわれていると、分かるだろうか】

"――――レイドは、レーザー光線で胴体を貫通されてしまった……もっとも、傷の方は今は快方に向かっている
ただ…………長引くここでの籠城生活に、精神的に参ってしまったようで、最近はまた、こうして眠りにつく時間が長くなってしまっている……"

【混乱するジェムに代わり、青年の首に巻き付いている蛇が、事情を説明する】
【見た目よりは、身体の傷の方は大した事がないらしい。だが、それでも全快とは到底言えない状況にあると言う】

[――――う……うぅ…………すばる…………ど、こ…………]

【うなされているレイド。その表情は苦しげに歪み、何かを求めている様なうわ言を口にしている】
458 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/06(月) 22:07:30.04 ID:rylfr2Io
>>448
路地裏には変な人が居るって聞きますが……。
変な人ですわぁっ!

【男に指を指して言う】

貴方こそ目立つじゃありませんの!

>>455
【くすり、と淡く微笑み】
【スカートの裾をつまみ深く礼】

今晩は――ですの。

【其の振る舞いは淑女の見本と言っても過言ではない】
【格好、行動。この両方を見てして分かるだろうが、この少女もだいぶ目立つ】

//自分は無問題ですぜぃ!
459 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:08:42.14 ID:U7ZKSZoo
>>454
「なるほどねー!それで気づいたわけか・・・
 つまりは"マズイ"と思ってたら血液的なものが流れ、暖かい手に変更されていた。
 これは紛れもなく自分で行ったものだから、自分の能力に違いない、と思ったのね?」

【くすりと笑いながら、右手を彼に向けるようにして】
【念のためか、趣味なのか、尋ねてみた】

「まぁ、なんでもそこから自分の足を直せるか?にまでもって言った我が弟はすごいと思うよ!」

【その空気を壊すかのような能天気声で】
【そう話した】
460 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 22:12:44.77 ID:F9GEdgSO
>>453

あー、多少はすっきりした。さて、と……。
取り敢えずはこの酷い頭をどうにか――――ん?

【一方、自分が宇宙人だと思われているなどとは露も知らない黒いのは】
【足音に気付くと、ゆるりと首だけを其方に振り向かせて】

(……アレは、もしかして)

【黒服+怪しい人影+捕獲用ネット=.....?】

――――まさか、またマフィアの手の者が……!

【おいちょっとまて、お前は一体何と戦って(ry】
【と言いたくなるような理論を、かしゃかしゃ……ったーん!ってな具合に弾き出した】

【計算式の半分以上が、そっくりそのまま自分にも当て嵌まるのは……まあ、ご愛嬌である】
461 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:17:08.82 ID:eC3lv/6o
>>455

おぉう、実に心外だなっ
悪の天才魔術師と謳われたこの俺をあまつさえ変☆人呼ばわりするとは!

アレか?配色か?原色だけで構成されたこの服装を変と言っているのか?
ならば、お前ら二人もそう変わらんでは無いか
夜に黒は危ないぞ?車両に轢かれ易くなるぞ?
そして鈴も変なヒトを呼びそうだから危ない。森の中ならむしろ熊を避けて安全だが此処は路地裏!
貴様とんだ危険少女だな、鈴子よ!

【ずっと、喋りっぱなし】
【鈴がいっぱいだから、鈴子だそうです】
【ぜぇぜぇ、と肩で呼吸した後、>>458に向き直って】

>>458

揃いも揃って、貴様らっ
俺のどの辺りが変なんだ!言ってみろ!

同じやつに向けて二度も挨拶する貴様も、相当だと思うぞ、俺は
……そして俺には無しなのか

【大人気なく反論した】

//あ、ありがとうございます!
/お邪魔そうなら途中で退散するかもです
462 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:18:38.99 ID:S8L6Gz2o
>>460

フヒッフヒヒッ……怪しい者ではないのだよ……あ、人語通じるのか? ……まあいいや
とりあえず細かいことは気にしないで、この僕に服従してみると幸せになれるのだよ……?

【気持ち悪い薄ら笑いを浮かべる黒服の子供――――あーやしい!】
【そんな彼にも彼女にも見える、曖昧な外見をした子供は。じりじりと其方に近寄って、】

レッツラ捕獲! おいでませ未確認生物!

【良く意味の解らない掛け声と共に、網を投げる】
【大きな獣一匹すらもすっぽり覆ってしまえそうなその網は、夜空にぶわりと広がって。黒い青年を呑みこまんと猛進――!】

【ちなみに特に何も加工されていない網なので、刃物やら強めの力で普通に破けます】
463 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:21:29.12 ID:a8umrn.o
【魔術協会・図書館】

・・・ぐぅーッ・・・。
【今、椅子に座って背伸びを伸ばした男がいた】
【顔を半分覆う紋様が描かれた布の下がった帽子を被り、身に纏うは青の外套】
【目の前に広げられた様々な分野の書物と、大量のノート】

・・・少し、休憩するか。
【男は、そう呟くと、ぐでーっと椅子の背もたれに寄りかかった】
【顔には、疲労が浮かんでいた】
464 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:23:31.30 ID:hpqY1N6o
>>459
ええ。その時は魔翌力運用での石化の強制解除か、とも思いましたが。
通りが"良すぎ"ましたから。他者の力ではああはいきません
……となれば、後は自ずと、というわけです

【伸ばされた右手に合わせるように左手を上げ】
【掌を軽くつつこうと】

…ありがとうございます、姉さん

【その声にやはり少し恥ずかしそうに】
【だが嬉しげに。そう返して】

っと、足の修復は…そろそろ、ですね

【気付けば既に三指までもが復元され】
【欠けるは薬指と小指のみ】
【さらさらと黒砂は流れる】
465 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 22:24:54.75 ID:5O3jy7w0
>>458

【思わずもう一度挨拶を返そうとしたのか、薄く開いた口を噤んで】
【ふるふると小さく、首を振った後、ふー、と長い息を吐いて、吸って、ワンピースの裾を改めて強く握り直しながら、もう一度吐いて】

……こんな時間に、こんな場所。
お前みたいな女の子が歩くのは、危ないと思うけど?

【こちらが正しい声なのだろう、僅かに風が吹くだけでも鳴く鈴たちに負けないような、声質】
【首を傾げつつ紡がれたのは、お前が言うなと突っ込みたくなるかもしれない、そんなこと】

>>461

あぁ……、そうね、配色も。テンションも。自称天才なところも。

【上から2行は軽くスルー】
【それから、相手の言葉に相手を上から下まで1度眺めて】
【なんだか辛辣なお言葉。変人認定してしまったらしく、軽く警戒を滲ませながら、距離を取るように半歩ほど。後ろに下がり】

車なんかに轢かれないもの。
あと、鈴はお守り。悪いものを追い払うからいいの。
熊は居るような場所に行かないもの。あと大体あってる。

【喋りっぱなしな相手の言葉に、結構律儀にお返事を重ねて】
【最後に、びしっと相手に指を突きつけて】
【※だいたいあってるのはこちらの名前のこと】
466 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:25:22.92 ID:TpOFO96o
【聖都のはずれ辺り】

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が重い荷物を引きずっている】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、首には季節に合った赤いマフラーを巻いている】

来てるのか?この棺桶を使えるように出来る人が!?

「ああ、もう水の国辺りまで来ておってのう…あともう少しで魔術協会まで来てくれるとのことじゃあ」

【青年の疑問に答えているのは…垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードルは棺桶の上にちょこんと寝転がっている】

「それで…だ、今のところ、ガキ…そのな、このライドコフィンは貴様に託そうかと思っちょる
こいつのフォルムをだいぶ気にいっちょるみたいだったしの、そんじょそこらの若造にくれてやるくらいじゃったら、のう」

…え、その…ありがとう

【鼻の頭をかきながら、少し照れくさそうに歩いている…】
467 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/06(月) 22:26:44.22 ID:rylfr2Io
>>461
あ……。
失礼しましたわ。

【服を払い、コホンと咳をして佇まいを正し】

今晩は、ですわ。

【涼やかに、おとなしく一礼】
【挨拶は大切、というポリシーである】
【そして顔をあげ、男に目線を合わせて一言】

――全部、ですわね。
ええ、格好も、性格も。

【この間も優雅な微笑みを浮かべている】
【本人としては悪意はないのです、素で言っちゃう子なだけなのです】

>>465
【苦笑し、それに答える】

近道ですの。
いつも通る道ですし、問題はありませんわ。

【家路に着く道の一つであり、少女は日常的にこの道を使っていた】

貴女こそ、こんな夜中に一体何を?
468 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 22:27:52.03 ID:cEOqP2DO
【街中】

……生者………
【ジャラジャラリ、鉄が擦れ合う音を鳴らしながら、一人の男が歩いている】

……黄泉…否…現世………?
【その男は真っ赤な髪は長すぎるくらいに伸びて顔が隠れていて】
【下半身は黒いズボン、上半身に赤い鎖がX字に、両腕を覆う様に巻かれている】

……我が鎖…未だ外れず……
【男はまるで幽鬼のように、ふらふらりとふらついて】
469 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:27:55.91 ID:Htb672SO
>>445
/未だおりますか?
470 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 22:30:26.68 ID:z9We6wDO
>>457

…久しぶりだな、ジェムちゃん…

【少し、落ち着いたのか。驚いている様子のジェムに、薄く微笑み掛ける】
【然し、其の笑顔も、ぎこちないものだ】

(…、つまり…此処で、隠れているんだな…)

レーザーで胸を打たれたのは其の、父親の仕業か…?
…折角、禁術も回復してたのに…心がまいっちまう状況になって…

【彼等の会話を聞き、蛇の言葉に答えて。眉を顰める】
【…「すばる」―――「昴」。彼女の、友人の名前だろうと考え】
【レイドは、魘されている。最早、今の彼女に安息は無い事が分かった】

……レイドの親父さん……
何だって、こんな…自分の子供を、殺そうと…?

…そして、貴方達は…?

【レイドの顔を見詰めながら、そう、呟いて】
【当惑、不安、疑問。―――憎悪。負の感情が、入り混じる】
【逸れから―――レイドを看ていた青年と蛇に、何者かと問い掛けた】
471 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:31:13.23 ID:U7ZKSZoo
>>464
「通りが良すぎるねェ・・・・やっぱり自分の体だからな・・・
 まぁ短所もあってこその長所だ・・・!!

「とりあえずは、慣れェあにゃにゃ!そう急につつかないの!!」

【なんか乙女チックな奇声を上げ始めたぞ】

まぁーね、俺たちが嬉しいのはコックトーンが家族になってくれた事だからさ
こちらこそありがとね、弟くん!

【顔を少しピンク色に染まらせて、彼女は嬉しそうに】
【この上ないくらい嬉しそうに、そう返してみたのだ】

ぉお!感動の一瞬!世紀の一瞬て奴か!!
がんばれよ!最後まで!

【二人してセールを送り続ける】
472 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 22:37:02.14 ID:F9GEdgSO
>>462

あは、はははははー……ちょっと待ってくれるかな君、怪しい人は皆そう言うよ、
――ってかよく考えなくても服従とか完全アウトォォォォォ!!すとーっぷ!志村後ろ後ろ!

【一方、謎の未確認生物χこと通称黒いのは慌てて立ち上がると】
【両手を上げて引き攣った笑みを浮かべつ、子供とは反対にじりじりとあとずさり】

【何やら慌ててわけのわからない事を宣いつつ、踵を返そうとした瞬間――因みに後ろには誰も居ません――】

………ぬ、ぬわーっ!!
ななな何そのどんと来い超常現象的な!?
むしろこっちはDon't来いだよ、紛う事なき否定形だよってか―――――

【―――ぶわっ!と拡げられた投網がものの見事に青年を包み、】
【当然の如く、彼の足は網に絡まって―――あ、転けた】

【捕獲完了、あと一分で村に帰還します(嘘です)】
473 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:40:43.25 ID:eC3lv/6o
>>465

【3つも挙げられて、たじろぐものの】

くっ、自称ではない…!
グラム当たりヘルメースの脳と同等の価値を持つ俺の脳細胞を狙って、機関の連中は俺を追っているのだからな!

【また、胸を張って尊大な態度】
【しかし、少女の指摘は正しい】
【この冴えない男の発言は、大体殆ど全て、妄想なのである】

なんだ、その鈴に霊的なチカラでもあるのか
喧しいだけならば、この悪の天才魔術師じきじきに解いてやったものを

【指差されて、肩を竦める彼】
【黄色と黒色の輪が重なり合って出来た瞳が、ジッと鈴の方を見つめている】

>>467

【挨拶されて】
【「とってつけたような真似を――」的な、苦々しい表情】
【……どうしろというのだ】

【答えを聞いた後】
【パチンっ、と黒塗りの携帯を開くと、耳に当て】

マルムか?

――ああ、俺だ

路地裏で少し変な美少女二人組からマインドアタックを受けている…!

非常に高度な連携だ……
……確かに、訓練を積んでいるようにも見えるな

もしかすると、機関の手の者かもしれない…!

いま、画像を送る
データベースにないか、照合してくれ

【――ちなみに、電話は現在通話状態ではありません】

【携帯のカメラ機能を使って】
【まずは>>467の彼女から、写そうとするだろう】
474 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:41:13.83 ID:NaXOISQo
>>468
【正面に立ち、待ち受ける男が一人】
【長いコートを羽織った赤毛の男は、フラフラと歩きながら近づくと】

や。
食べるかい?

【…何故か手に持っていたフランクフルトを勧めてきた】
475 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 22:41:16.52 ID:p0M6L.I0
>>470

≪らぶみさん……一体……。っと…………今はそれどころじゃ、ないっすね…………≫

【フィギュアの姿をしたらぶみに、思わず色々と問い詰めそうになったジェムだが】
【それよりも、優先して今は話すべき事があると気付き、無理やりに口を噤む】

"あぁ…………大旦那、シュバルツ=L=ヴェイス様の手のものによる狙撃だった……
――――禁術は……『犠牲契約』は、回復はしていない……レイドの左腕を見ただろう……?"

【らぶみの呟きに、丁寧に言葉を返す蛇】
【この面子の中で、一番冷静に物事を見ていると言う事が分かるだろう】

「俺達か…………
俺はアストラ=O=ヴェイス…………レイドの兄だ」
"我は、主アストラの使い魔でダハルと言う者だ。以後、お見知りおきを……"

【らぶみの問いに、答える青年と蛇――――アストラとダハル】
【兄とその使い魔。要するに、レイドとジェムの関係性が、そのままこの二人にもあてはまるのだろう】

「…………レイドは、『justice』のエルメア=ミルフォードに寿命カウントの凍結術を施してもらって、それをきっかけに『対機関連合』への参加を考えてたんだ……
それに、ジェムによる『卵』の破壊も、とうとう成功した…………後は、俺たちの妹……リイロを殺した奴に復讐する事も、視野に入ってたが……
それを、父上はやめろと…………大人しくしていなければ、ペナルティを課すと、俺たちに言ってきたんだ…………!
それを突っぱねたせいで…………レイドは…………!」

【アストラが、絞り出すように全てを話した】
【『justice』の実力者による、寿命からの救済。もう一人存在していた兄妹の仇討ち。そして、かねてからの言葉通りに『卵』を破壊した実績】
【彼らの道は、少しづつ開けていた。そこへ父親が介入し、全てを破壊していったのだ】
【彼ら兄妹に課された運命は、あまりに過酷だった】

【――――その時】

[う、うぅ…………うぅんっ]
≪あ、姉貴!?≫

【レイドがもぞもぞと動き始める。どうやら、目覚めようとしているようだ】
476 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:44:09.94 ID:S8L6Gz2o
>>472

よーっしクエスト完了! ポッケ村に帰るぞー!

【未だにユクモ村に行けていない悲しい人物の実態――ッ】
【まあそれは置いておいて、子供はずるずると網を引き摺ろうとして――やめる。力が足りなかったのだ】

んーぅ、重い……君、もう少しダイエットしてみてはどうかね?

【「長身痩躯」という青年の特徴をきれいさっぱり無視した失礼な発言】
【仕方ない、とぶつくさ零しながら。てててっと青年の頭の辺りまで小走りに駆け寄って、】

……、……あれぇ。見たところ、普通の人間じゃあないか。

【覗きこんで、一言―――― い ま さ ら 】
477 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 22:47:09.79 ID:cEOqP2DO
>>474
………………
【自分と同じ髪色をした男を見て、はたりと立ち止まる】
【そして、見えているのか解らないが顔を男に向けて】

…ここは…地獄か…?
【相手の話は無視して、いきなり質問しやがった】
478 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 22:48:13.87 ID:5O3jy7w0
>>467

……なら、いいけど。
でも、……変なのもたまにいるし。

【問題無い、と言われればそこに突っ込めなくなるタイプなのか、結構すんなりと諦めてから】
【ほんの少し、声量を下げて言いつつ、視線を向けるのはこの場に居る、もう一人】
【特に悪意のある行動では無いのだが、如何せん目つきのせいで睨んでるように見えるのはご愛嬌】

……ひと探し。探してるの。

【それから、相手の言葉にそう返し】

>>473

……だれ? それ。

【相手の挙げた人名、確かギリシャ神話だかの人の名前だった気はするけども】
【残念、この少女に信仰心など雀の涙どころかミジンコの涙ほども無く】
【故に、「この人何言ってるの?」的、最早哀れみさえ混ざるような視線を相手に向けて】

鈴自体、子どものお守りにするものだけど。知らない?
……まあ。どうでもいいかな……、……解くって何を?

【首をかしげ、そんなことを尋ねてから】
【鈴へと向けられる視線、それと相手の言葉に。嫌な予感でもしたのか】
【もう半歩。相手から距離を置くように足を下げ。これで、1歩分】
479 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/06(月) 22:50:43.38 ID:rylfr2Io
>>473
LaLaLuLaLa――!

【姿を隠すにはコレで十分】
【魔力が黒い霞となって発露し、少女の姿を隠す】

写真を取られるのは苦手ですの。
お断りですわ。

>>478
あぁ……。成程ですわ。

【相手の視線の流れを見て同意】
【そして相手の言葉に】

人探し……ですか。
どんな人ですの?
480 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:54:05.83 ID:hpqY1N6o
>>471
ええ、それとこれは元々の性質ですが…魔翌力の"収束"に優れ"放出"が劣る。
そんな体質なのも一因でしょうね…っと!

【おっとすみませんつい、と指を離して】

(……家族。俺の、かぞく)

はは…ええ、心強い。
では、これで……収束、指向、固定――

【工程"肯定"終了】
【設計"石形"、完全復元】

【ざぁ、と砂が止まると同時に】
【さぁっ、と。石の足は、人の姿を取り戻していく】
【体内に沈むように黒は吸い込まれ】
【そこにあるのは普通の人の足】
【否、全身が既に】
【白い肌を取り戻し、黒髪は石の硬質さを無くして柔らかさを取り戻し】
【ただ、左目のみが石のまま戻っていないが】
【ともかく、ほぼ全身が。元の姿――フレンドリー姉妹にとってはそうではないが――に変化した】

――お待たせしました。緒伏・フレンドリー・黒曜、修復完了――ですよ、姉さん達
481 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:54:30.61 ID:NaXOISQo
>>477
いいや、ここは「世界」さ。
地獄かどうかは君次第、だと思うよ?

【笑いながらさらりと答える】

…これ、食べないなら僕がもらうけど?

【そう言って差し出していたフランクフルトを引っ込め、あーん、と噛み付こうとする】
【何もしなければそのまま、男の胃袋に収まるだろう】
482 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:56:36.46 ID:ktxP0bso
>>469
/申し訳ない今気付きました
/ただ今日はもう時間も遅いのでまたの機会と言う事でお願いします、すいません
483 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 22:58:30.92 ID:Htb672SO
>>482
/了解しましたー
484 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 23:00:39.38 ID:cEOqP2DO
>>481
……………………
【よく解らないのか、首を傾げる】
【バキバキっていうかメキャメキャっていうかなんか明らかに鳴ってはいけないような音が鳴った】

…困惑……六道輪廻の果て…道を巡ったその先が……ここだった…
…地獄で有らずとも…地獄の鎖は消えず…罪も消えず……我、困惑せし……
【相手が食ってるのも気にせず、心境と現在の説明をぽつぽつと】
【静かで暗いが若干マイペースだ】
485 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:04:35.52 ID:U7ZKSZoo
>>480
「にゃるほどねぇ!偶然と運命が入り混じった複雑な状況下で覚醒したわけだ!」

【なんだかよくわからないことを返し】

・・・・・・!
「・・・・・・・・・!!」

【二人して息を飲むは、やってくるのは変化の過程】
【されど誰もが予感していたであろう変化。しかし不思議なものである】
【この姉妹に限らずだが――"判っていることこそ、やってくる事に恐怖がある"といった事か】
【数秒二人は目と目を見合わせ、じっくり見つめるのは"青年"の姿】
【つい先ほどまで人間であることもわからなかったその"青年"】
【あぁ、これこそが黒曜の真の姿なんだなと二人して思う】

「名前に私たちの名前が入ってるとこからして、完全に家族に入ったね」
【ふぅ、と大きく息を二人で吸うと】

≪おかえり!心配したんだぞ!我がいとしい弟よ!≫

【二人でおんなじ台詞を言いながら】
【それぞれの隣の黒曜に抱きつこうとした】
486 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:06:36.87 ID:eC3lv/6o
>>478

鈴子には言われたくないな

【耳聡く聞きつけて、こちらも、小さく独り言】

天才である俺に解説を求めるのか、ようやく貴様も理解できたようだな
この俺から溢れ出すファンタスティックな知性を…!

で、ヘルメスというのは、錬金術を成功させて賢者の石を手にした、俺と比肩するぐらい偉大な人物だ
たしか

【それは、ヘルメス・トリスメギストスでは無かったか】
【偉大な人に喩えられれば、神でも架空の研究者でも、なんでも良いらしい】

【哀れみの目で見られているほど、他人の機微に敏感である筈もなく】

――話の流れ的に鈴だろう
しかし、その鈴が特別という訳でもないのだな……だったら…

……おっと、俺のオーラに畏れなくてもいいぞ。
悪の天才魔術師は、「無理に」とか「強引に」とか、スマートでない真似はしないからな!

【下がった彼女に対して、都合のいい(?)解釈】

>>479

……きさまも能力者か…?

否、貴様の容姿で写真を嫌うとは――
――よもや、吸血鬼の類ではなかろうな?

【そうそうに諦めて、携帯を畳む】
【代わりに、目を細めて、ジッと彼女の口元の辺りを観察した】
【――本当に疑っているらしい】
487 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:11:19.21 ID:eC3lv/6o
>>486
/うわー!凡ミスを…!
/黒い霞に包まれたままでしたら、それを睨んでいることにして下さい
488 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 23:12:14.86 ID:z9We6wDO
>>475

【ジェムの言葉に、申し訳無さそうな、寂し気な微笑を浮かべ】
【此方も、一度会話を打ち切って】

…やっぱり、親父さんか…
…そうか…済まない。…未だ、術は…

【返答し、そして、謝罪する。悔しそうに、瞳を閉じて】
【胸に重みが掛かった様に、不安が渦巻いて】

(…レイドの兄貴…)
…アストラ兄さんと、ダハルさんか
…私は、らぶみ。宜しく頼む

【弱々しく笑いながら、自分も名乗る】
【彼等も、主と使い魔の関係なのだろう―――そう、思考して】

【会話の中で出て来た、エルメア、という名に驚いた様子だったが】
【逸れよりも、彼等の父親の所業に、思わず身を乗り出しそうになって】

そんな事って…無いだろ…?
…だって…家族、じゃねぇか…ペナルティ、って…

良くもそんな…冷酷な真似…

【―――何なんだよ、其の人は】
【呆然とした様子で、言葉を紡ぎ終えると。黙り込む】
【信じられない話だった。彼等の父は、血も涙も無い人間、なのか】

【然し―――彼女が起きようとする声に、驚愕し】

(…レイドに、此の姿を見せるのは…)

【彼女に、此れ以上負担は掛けられない。―――そう、考えたが】
【身体が、動かない。レイドと会話したいと、考えている自分が居て】
489 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 23:12:59.66 ID:F9GEdgSO
>>476

……別に俺、宝玉とか天鱗とか出さないってば、さぁ………。

【貴方もか、貴方もMHP3難民なのか――――ッ!!】
【とまあ、妙な親近感も湧いた所で。青年は、やる気無さげにじたばたもがきながら】
【乾いた笑みを浮かべて、ぽそりと呟く。寧ろ取れたら凄い】

いや、これ以上痩せたら[ピーーー]るからね?君こそ、もう少し鍛えたら……。

【彼は暫くして溜息を零すと、動きを止めてそんな事を言った】
【まあ、見た目以上に鍛えているらしく、実際そこそこ体重は有るのだが】
【そんな事はどうでも良い。この場合に注目すべきは、隕石ダイブを決めて尚存命なのにその程度で[ピーーー]るのか、という点】

【―――――いやまあ、ギャグ補正なんだけどね^q^】

………………えっ。えっ。

【さて。此処に来てまさかの今更感漂う衝撃発言に、黒いのは こんらん している !】
490 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 23:14:22.73 ID:5O3jy7w0
>>479

暗いから、いろんな人が居つきやすいんだろうけど。……私含め、でもいいや。
……まあ、危ない人に会うよりか、いいよね。多分。

【眉の下がる笑み、そんな笑みを作りながら、そんなことを言った後に】
【今よりもひどい状況を想像して、現状を認め】
【ふー、と。ひとつ、息を吐いて】

うん、ひと探し。
……男のひと。私より、背が高くて、細っこくて、眼鏡のひと。

【尋ねられれば、ほんのちょっぴりの間の後に、そう返して】
【返した特徴は、至極普遍的なもの。人ごみを歩けば、きっと。30人ほどはこの特徴に当てはまる人が、居るだろう】

>>486

…………。

【相手の小さな独り言が聞こえたのか、なんなのか】
【なぜだか、にっこりと笑んで。しかもそちらに向けて。超笑顔】

水銀を煮詰めたヤツだっけ? どうでもいいや、興味無い。

【首を傾げてから、きっぱりと切り捨て。ヒドい子】
【わーい私はずかしー】

解く、の内容によっては全力で拒否するけど。
……誰がどうしてお前なんかに畏れないといけないの。

【全力拒否のレベルらしい、結構大事なもの、らしく】
【それから、そんなこと】
491 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:14:31.76 ID:NaXOISQo
>>484
【むっしゃむっしゃと食べながら、ふんふんと呟く言葉に耳を傾ける】

つまり、色々あって地獄に堕ちたと思ったら現世だったでござる、と。
見た目からして普通じゃないとは思ってたけど、予想通りだったね。

【残った棒を咥えながら、大雑把にまとめてしまう】
【六道輪廻だの地獄の鎖だのはどうでも良かったらしい】

で、だ。さっきの口ぶりからして、何かしら背負ってるみたいだね。
君はそれをどうしたいんだい?
君の今後もそれ次第だと僕は思うよ。

【街中で赤毛の野郎二人、罪だの地獄だのと言ってる様はなかなかシュールだな、と思いながら聞く】
492 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/06(月) 23:17:37.81 ID:rylfr2Io
>>486
【その疑念の言語に即答を以て答える】

人間ですわよ。
只……、余り自分に自信がないだけで。

【黒い霞の向こうから喋りかける】
【その言葉には苦笑の色が交じっていた】

>>490
ええ、まあ物騒では有りませんもの。
私も荒事は得意ではありませんし、ね。

【暫くして霞が消えていった】
【そして相手から聞いた男の特徴】

……分かりませんわねぇ……。

【それだけでは全く分からないのも無理は無いだろう】
【しかしながら、記憶を掘って掘って思い出そうとするも多分有ってないだろう】
【だが、一応真剣に話を聞いて入るようだ】
493 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:17:57.22 ID:S8L6Gz2o
>>489

物欲センサーというのはどの生物にも搭載されているのか……うむむ。

【その通りでございます。】

んー? 君は、あの隕石ダイヴに耐えられるボディを持った異星人ではなかったのかね?

【ここで青年が「ちがいます」とでも言おうものなら、めっちゃ不機嫌になるでよ!】
【……とでも言わんばかりに、怪訝そうな顔をして。さらにじーっと覗き込む】

【少年と言うには柔らかすぎる、少女と言うにはすらっとしている。そんな曖昧な線の上に立つ子供】
【寧ろこいつこそ、「人間」らしさが無いような、気もするが】

/オウアー携帯に移動します……!
494 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:21:53.13 ID:hpqY1N6o
>>485
【血が通う暖かさがわかる】
【座ったベッドの布地が滑らかなことがわかる】
【耳にかかる髪のくすぐったさがわかる】

(ならば俺がすることは)
(これしかないだろう?)

「ええ――ただいま、姉さん!」

【二人を、両腕を広げて受け止めた】
495 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 23:25:02.86 ID:p0M6L.I0
>>488

"あ、いや…………あなたが気に病む事じゃない…………
あの頃は、まだ我らは、互いを敵視していたのだから…………"

【言いにくそうに、ダハルが告げる】
【今でこそ、こうして献身的にレイドの面倒を見るくらいに絆が築かれているが、元々この兄妹は3年間の間、本気で殺し合っていた仲である】
【もしかしたら、そうした重圧さえなければ、レイドは禁術などに手を染める事は無かったのかもしれない】

「あぁ…………よろしく頼むぜ……」

【何とも言い難い雰囲気の中、アストラはそれだげ口にする】
【突然に現われたらぶみに対して、会話の糸口が掴めなくなっていたのだ】

「あぁ…………そうだよな…………!!
植物状態で入院してたリイロの、妹の体を奪って、クローン兵士を作ったあげく、それにレイドを襲わせるなんてよぉ…………!」

【怒りと無念さがにじみ出た、悲痛な表情を浮かべながら、アストラは呻く】
【この事で、良く分かった。父は、自分たち家族の事を全く気にかけていないのだと】
【幼少のころから親の愛情に飢えていたアストラには、辛い現実だった】

[う、く…………ジェム?]
≪あ、姉貴…………≫

【そして、レイドは目覚め、ゆっくりとベッドから半身を起こす】
【ジェムは、この状況でレイドになんと声を掛けるべきか、言葉を詰まらせた】

[あ、あれ…………?
兄上、アーディンの旦那…………それと、このフィギュアは……?]
レイド…………お前さんにとって、大事な人なんだろう……?
[――――え?]

【頭をブルブルと振るい、右手で押さえながら、薄く眼を開くと、キョトンとした表情を見せるレイド】
【その視線は、真っすぐにらぶみを捉えていたが、それがなんなのか、まるで気づいていない様子だった】
【アーディンは、極めて抽象的な一言だけを口にする――――この状況をどうするか、らぶみに一任する格好だ】
496 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 23:25:33.51 ID:cEOqP2DO
>>491
……………………
【一方、こいつは空を見上げていた】
【話聞いてんのか聞いてないのかまったく解らん、とにかく脈絡が無い】

……我は…
【不意に、口を開けば】

…我は……呪う…………
【何やら、不穏な言葉を吐いて】

……修羅道
【突如、露出している腹の皮膚を突き破り、何かが中から飛び出す】
【飛び出したそれは槍、その先端が捕らえているのは、目の前の相手】
497 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:29:02.13 ID:U7ZKSZoo
>>494
「きゃほーいっ!」
ひゃっはーいっ!

【二人で楽しげに叫びながら、黒曜の大きな体へ】
【受け止められた彼女たちはその胸の温かさを感じ】
【大きなやさしいその胸に自分の頬をすりすりした】

「今日は緒伏・フレンドリー・黒曜おかえり記念&家族化バンザイキャンペーンの第一弾!」
【上目遣いで彼を見ながら】

とりあえずは俺とおねえちゃんと楓梨の四人で混浴温泉に入って・・・
「そして私の腕によりをかけた豪華ディナーに!」
そしとぇ俺とおねえちゃんと三人で一緒に寝るのだー!

【二人で上目遣いをしながら、ばたばたと足を振っていた】
【まさしく"家族"らしくて】
498 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:32:47.54 ID:pvNrwqco
【街中】

へっくしっ!!……さ、寒いなオイ
やっぱ冬場で夜中に徘徊するのは身体には優しくないかも知らん

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの上に襟元の開かれた黒のロングコートを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフをズボンのベルトに掛けた少年が鼻を啜りながら歩いている】

まあ流石に風邪を引くなんてこたあないだろう
仮にひいたとしても今回は自分の部屋があるから問題ねーしな養生する場所はある……と

【件の集まりに行く前に迷ってあちこち走りまわったのが災いしたのか風邪の2,3歩手前らしく】
【白い息を吐きながら微妙にフラグっぽい言葉を残して少年は呑気に歩いている】
499 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:35:46.24 ID:eC3lv/6o
>>490

怖いからやめろ

【笑顔の感想を、一言】
【ドが付くほどの無表情】

賢者の石の話か?
まあ、俺も錬金術には興味がない

途中経過として生まれるエリクシールや、不死性には憧れんでもないがな

【一言で切り捨てられるのは、慣れている様子】
【魔術協会でも普段からこんなだから仕方ない】
【ふん、と鼻を鳴らして。水銀から連想したことを話してみる】
【えと、ちなみに、ヘルメス・トリスメギストスのことをヘルメースと伸ばしたこの男が全面的に悪いので(ry】

どうして畏れなければいけないか?

それは俺が悪の天才魔術師であり
鈴子が少女≠ニいう典型的被害者属性を持っているからであり
宇宙の意思によって、お前は俺を恐れるという事が決まっている筈なのにも関わらず
ならば、お前は俺を畏れないのか、という疑問が逆発生することになる

【二歩近付いて、そんなこと】
【距離は、まだある】

>>492

自信がない?
どういうことだ?

【不審そうに眉を潜めて】

俺のことを、変だ変だと言ったことや、唐突に霞みを噴出したことは捨て置いても
霞子の立ち振る舞いは、完璧だと思うが

【それは、自身があるから余裕を持っていられるのではないか、と】
【変な彼は言いました】
500 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:37:19.25 ID:NaXOISQo
>>496
…んあ、何か言ったかい?

【シュールさについて考えていたため、言葉を聞き逃してしまった】
【それでも相手に注目したのは幸運だった】
【相手の腹から何かが飛び出してくるや否や、素早く後ろへ飛ぶ】

……っとぉ。
妙な一発芸だね。それとも、それが君の「今後の選択」ってヤツかな?

【即座に体制を立て直し。攻撃の構えこそ取らないが、相手から何が飛んできてもいいよう構える】
501 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:40:34.80 ID:eC3lv/6o
>>499
/うわああ、またミスを(ry
/×ならば、お前は俺を畏れないのか、
/○ならば、何故お前は俺を畏れないのか
502 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 23:44:08.66 ID:F9GEdgSO
>>493

そーいうコトじゃ、無いと思うなぁ……まあ、アレに引っ掛かったら泣きたくなるのは事実だけど。

【わぁい、なかーま!】

えーっ、と。……うん、俺は人間かな。エイリアンが擬態してるとかじゃなくて、ごく普通に。
………勿論、寄生されてたりもしないよー。腹突き破ってチェストバスターが出たりもしないから、ね。

【一方、青年は敢えて空気を読まない。視線をあさっての方向に逸らして、苦笑いを浮かべながら否定しやがった】
【――いたいけな子供の夢をぶち壊すなんて、酷い奴である。ご丁寧に駄目押しまで加えて、あはは、とまた小さく笑って】

【よっこいしょ、と年寄り臭い掛け声を上げつつ、右手を振るって網を引き裂かんとするだろう】
【注意を向けていれば、ちらりと見えるだろう掌は――肌色ではなく、黒曜石のような甲殻と鉤爪に覆われている】
//了解なのですよー
503 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 23:46:32.75 ID:cEOqP2DO
>>500
……修羅の道にて習得せし力………
…己が苦しみと引き換えに……武を手にする……
【どうやら槍は突き出ただけ、飛んでいくまではいかないらしく】
【ズルリと抜けて、地面に落ちた】
【勿論、腹に傷は残ったまま】

……我は呪った…六道を巡り…全てを呪った……
…嗚呼…我は今自由を手にした……自由に力を振るえる…自由…自由……
【ジャラリ、男の両腕の鎖が、地面に引きずるくらいまで伸びる】

…我が罪を縛る鎖は健在…されど我が体を縛る鎖は無し……
…怨念のまま……歓喜する…!
【次の瞬間、ブォンと右腕を振り払う】
【赤い鎖が伸びて鞭のように、相手に叩き付けようとする】
504 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/06(月) 23:47:23.58 ID:5O3jy7w0
>>492

物騒なこと、言ってる気はするけどね。
……。物騒ではないのかな、……いや、どっちみち変人。

【結局のところ、変人ということで落ち着く意見】
【目にかかる程度の前髪を、軽くつまんでから、目に入らない場所へと動かして】

あー……、……刀持ってるかも、わかんない。あと、黒髪……。
……最後に会ったの、4ヶ月前の……今日くらい、明日だったかな……。

【さらに付け足す情報も、この世界ならば結構居そうなもの】
【それから、少ししょんぼりしながらそんなことを】
【どうやら、最新情報が8月の6日とか7日らしく。結構古め】

>>499

ただ笑ってるだけなのに。お願いしますは?

【にこにこと、可愛らしい笑顔を浮かべたまま、口にするのは笑顔とのギャップ溢れる言葉】
【どこがただ笑っているだけなのか、どうしてこう上から目線なのか】
【突っ込みどころはいくつかあり、突っ込むのは恐らく自由だろう。たぶん】

錬金術なら、……ホムンクルスだっけ、あの辺ならちょっとは興味あるけど。
毒物とか、そう言うののほうが好き。わくわくするじゃない?
……死にたいときに死ねないのは、不便だと思うけど。

【小人さんには興味あるみたい、なんと言うか、趣味のおかしい子】
【さり気なく語尾を上げている辺り、もしかしたら同意を求めて……いる?】
【それから、ぼそりと。小声で、そんなことを呟いて。同時に僅か俯いたために鳴く鈴が、その声の大部分を隠してしまう】

だって、お前に畏れるために必要なものが足りないから。
怖くないもの、ちっとも。

【けろり】
【なんと言うか、平然とそんなことを仰り】
【足音の変わりに鈴の音を鳴かせ、歩いて行こうとするのは>>492の方】
505 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 23:50:09.83 ID:z9We6wDO
>>495

……、逸れでも
…私も、悪いんだ…何も、出来ないから…

【自分にも責任が有ると。己の胸へと手を当てながら】
【酷く、偽善的な言葉だった。ちっぽけで、無力な人形に出来る事など―――無いのに】

【其の話を聞き、息を呑んだ】
【自分の娘を、クローンに使う。―――何て、酷い】

(……、…狂って…る。)

【恐ろしい、と。純粋に、彼女は感じた】
【現在、霊魂の状態なので、相手の―――アストラ達の感情が、心が。直に伝わって来る】

…其の、親父さんは、一体何をしている人なんだ…?
…そんな奴、今直ぐぶっ飛ばしに…ッ

【彼等の父親なのに―――思わず、暴言を口にする少女】
【冷静になれない状態なのだろう】

【彼女が目覚めた様子に、一瞬戸惑い。自分が分からないと気付くと】
【少しだけ、恥ずかしそうに。何かを堪える様に、告げた】

…久しぶり、レイド

【そして―――微笑うと】

…、らぶみだ

【恐々と。震える声で、名乗った】
506 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:50:12.74 ID:hpqY1N6o
>>497
はっはっはっは!

【だめだこやつ既に順応している】
【猫耳兎耳の乗っかった頭をそれぞれ撫でつつ】
【ようやっと人間の姿に戻れてハイになっていた】

略すとコクヨウ・F・Kですね……おぉ、続編が既に決定しているのですか

【ん、と頷きを返して】

ええ、どれもとても楽しみだ!
となれば善は急げ、準備に取り掛かりましょう

【ハイすぎてぶっ壊れた】
【――まぁ、それでも】
【その光景はとても"いい"んじゃないかな、と】
【そう思ってたのは、ぶっ壊れていてもいなくても、同じだったろう】
507 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/06(月) 23:51:20.02 ID:rylfr2Io
>>499
其れは、私が"演じて"いるからに過ぎませんもの。
優雅で、まるでお嬢様の様に振舞う私は、其の実"そう"では有りませんの。

【余裕を持つ振る舞いも、この口調も、全ては演技と】
【演技だからこそ、こうして居られるのだと、そう言った】

本当の私は、誰よりも卑小で、醜いですもの。
それに、昔写真で嫌なことが有りまして、ね。
それ以降、写真は本当に苦手ですの。

【苦い微笑みは、優雅な其れではなく、年相応の少女の笑みで有った】
【しかしすぐさまそれに"淑女の笑み"と言う仮面を被せた】

ですから、写真を取るのは、止めていただけると、嬉しいですわ。

>>504
【目を瞑り、腕組みして暫く考えこみ】

……。全く検討突きませんわね。
実は私、交友関係が余り広く有りませんのよ。

【苦笑し】

気をつけて、道を歩いてみますわ。

【そう言うと、おもむろに懐中時計を取り出し時間を確認した】
【そろそろ家に変える時間だ】

あら……。もうこんな時間ですのね。
楽しい時間を過ごさせていただきましたわ、ではまたいずれ会えますことを。

【スカートの裾をつまみ、頭を下げると少女は歩き去っていった】

//スイマセン!そろそろPC使える時間の限界なもので、退散させていただきます!楽しかったです!
508 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:52:55.69 ID:c2DS.gSO
>>502

えー……
………………えー。

【ほら見たことかと言わんばかりに不満顔】
【ぶーっと膨らむ頬はやっぱり青白で、血液が流れているかどうかは怪しいところ】

…………む、
宇宙人では無いようだが、その、お手手は。一体何なのだい?

【びりびりと網を引き裂く、どうしたって人間のパーツには見えない青年のそれ】
【今度はそれに興味を移して、そろっと黒い手を伸ばしてみる】
509 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/06(月) 23:57:30.54 ID:NaXOISQo
>>503
さいですか、っと。

【油断なく構えていたため、たっぷり余裕を持って鎖を回避することができた】

…んん、良いさ。

【呟きと同時、右手を左脇に、左手を右脇に、それぞれコートの下に突っ込む】
【勢いよく引き抜かれたその両手には、鈍く光る拳銃が一つずつ】

始める前に一つだけ。
名前は?

【右手を大きく引き、左手を差し出す。銃口は双方、相手に向ける】
510 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:03:05.48 ID:.Fgo/mIo
>>506
「ひゃるる・・・ひゃるるっ!!」
うにゃにゃ!にゃにゃにゃにゃにゃ!!

【どうやらこの姉妹は撫でなれると大変なことになるようです】
【何?黒曜くんが飼いならしている?】

もちろんだぜK・F・K!!第二段は二階のカラオケルームでカラオケ大会っ!
そして第三弾は大浴場のサウナルームで青春我慢大会っ!!

【がっつくように話し始める】

「それじゃぁアナタ、お風呂にする?入浴にする?それともオヤスミ?」
とりあえず全裸は確定してるからこの辺で脱ぎ始めてもかまわないっ!

【この和やかな三人を見ることは奇跡なのかもしれない】
【それでも"いい"光景になっていた】
【この長女はこの幸せがずっと続くと良いなとか思っていたりする】
511 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 00:03:07.67 ID:Bo0qwWA0
>>505

"…………我の言うべき言葉ではないかもしれんが……
あまり、一人で抱え込まない方がいい…………レイドは、そうやって自身を追い詰めてしまったのだから……
その二の舞になる事は、誰も……そう、誰も望まないだろう……"

【控えめに、ダハルは諫言を向けた】
【その態度に、危ういものを見ているのだろう。同じようにして道を狂わせた実例が、すぐそばに居るのだから】

「へ……!?
お、おい馬鹿……一人で行くなんて無茶だ…………!!
父上は、何十もの企業のパトロンとして、手足のように動かしている…………経済界の大物の一人だ…………面と向かって刃向おうもんなら、本当に、消されてしまうぞ……!!」
――――その、彼らの秘密の拠点らしき場所は、1箇所だけ掴めたが…………今の状況で殴り込みをかけるのは、危険に過ぎる行為だ……

【らぶみの荒い言葉に、怒りよりも、まず最初に戸惑いと焦り、そして畏れを覚えるアストラ】
【その非道さは、彼の一面にすぎない】
【クローン兵士を産み出し、個人で戦闘集団を抱える――――ただ非道なだけでなく、力をもった人物なのだ】

[――――その声、本当に…………らぶみ…………?]

【名乗るらぶみに――――呆然と呆けたような表情を向けるレイド】
【だが、その表情は徐々に崩れて行き――――――――】

[…………色々、あったみたいね…………
なんて言って良いのか、こう言う時、どうしたらいいのか、分からないけど………………でも
――――――――また会えて、良かった………………!!]

【目じりに涙が溜まってゆく。顔が、どんどんと泣いていく】
【互いに、既にその体はボロボロになってしまった。しかし、生きてこうしてまた顔を合わせる事が出来ている】
【その事が悲しくて――――――――そして同時に、どうしようもないほどに、嬉しかった】

≪姉、貴……≫
[会いたかったよ…………会いたかったよぉ……らぶみ…………!!]

【顔を俯けて、声を殺して泣くレイド】
【アストラ達の言っていた通り、相当精神的に参っていたのだろう。泣くほどに、らぶみと会えた事が、嬉しかったのだ】
512 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 00:03:29.53 ID:zUA93kDO
>>509
【避けられた鎖が地面のコンクリートを砕いて】
【ジャラジャラと引き戻される】

…名前…とうの昔に忘れた………
【ジャラン、と鎖を鳴らしてダラリと両腕を垂らし、相手と対峙する】


………廻……六道廻(ろくどうめぐる)
……それが…我の名だ…
【名前を忘れたので即興で付けた、なんてアドリブ力】
513 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:11:06.62 ID:EqoFI5co
>>504

言わなきゃずっとそうしてるのか?
それは良いな

【口角を吊り上げて、小馬鹿にするような笑みを浮かべた】
【お願いする気はなさそうである】

【毒物、と聞いて一度、イヤな顔をしたあと】

……あー、そうだな
服用者の全細胞のアポトーシスを誘発させて、
テロメアーゼ活性によって高まった細胞の増殖能力を利用して
DNAにプログラムされた設計図を逆行するように再構築する毒物なら、ワクワクするかもしれんな

……死にたくなかった頃に戻れれば、一番だと思う

【同意するように見せかけて、子供に戻る毒物を提案している】
【やっぱり大人気ない】

――この完璧な俺に、足りないものだと!?
そんなものなど無い! 鈴子が変なだけである!
……ぐ、具体的に挙げてもらおうか

【などと言いつつ、足は止めない】
【風に乗って、僅かに漂うタバコの匂い】
【恐らくこのまま、二人を通り過ぎようとして――】


>>507

演じている――

【それだけ復唱して、足を止めた】
【自分に当て嵌まる部分がある気がして――】
【―― 一瞬だけ、素の表情が戻ってしまった】

……それは、すまなかったな

言っただろう?
悪の天才魔術師は、「無理に」とか「強引に」とか、スマートでない真似はしないと!

だから、写真は取らない。

【歩き去っていく少女の背を見つめて】

――またな

【それだけ、返事を返した】
514 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 00:12:55.96 ID:Ig4M6sSO
>>508

………うん、人間≠ネんだ。すまない。
けどあの隕石を見た時、君は恐らく言い表せないときめき≠ンたいなものを感じてくれたと……。

【網の裂け目からひょいと立ち上がり、ごく普通に肌色な左手でドリフ爆発ryを撫で付けて】
【へらりと笑って釣り宣言。ただしサービスのテキーラは無いよ、みたいなっ!】

【子供の血の気の無さやら何やら、どうにも妙とは思っているようだが。今のところは、おくびにも出さず】

俺も若いころはやんちゃでねー、コレはほら、夢の国で海賊やってた頃の名残……

……――――ってコトにしといて貰っちゃ、駄目かなぁ?

【「危ないよ」、と呟いてひょいと右手を引き、続けて一言】
【どう頑張ってもフックには見えません。本体も船長には見えません】

【どうみても誤魔化し分100%です、100%中の100%です。本当にry】
515 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:14:19.77 ID:85fx3vQo
>>512
六道廻。覚えた。
僕も名乗るべきなんだろうけど…ま、好きに呼んでくれ。

【こいつ絶対即興で考えただろ…なんというアドリブ力】

では六道よ。
その名の通り、もう一周廻ってもらおうか!

【左手の引き金を引く。碌に狙いを定めていないので、銃弾が当たることはまずないだろう】
【そのまま疾走。一気に接近する】
516 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:15:32.02 ID:EqoFI5co
>>507
/すみません、追記です!
/お疲れ様でしたー!こちらも楽しかったですよー
517 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:16:57.40 ID:jkpUQcso
>>510
はっはっは、若干だが撫でるのが面白くなってしまいそうで怖いぞ姉さん達!
後が怖いからこのあたりで一旦やめにしておこう!

【はっはっはそんなバカーナ】

自分で自分の名前を間違っていることにびっくりしたよカイコ姉さん!略したらK・F・Oじゃないか!
まぁそんなことはさておいて楽しみすぎるラインナップだ、無論石化は禁止でしょうな?

【ぶっ壊れて口調までボドボドダー】

実質二択っていうのが実に罠だね!あと全裸で寝るのは風邪をひいてしまうからおすすめしないよ姉さん!
ならばこのまま輸送開始だ!

【抱きつかれた二人を逆に腕に座らせる形で抱き上げようとしてみたり】
【そのまま館内に繰り出そうとしてみたり】

【まぁともかく、とても、とても】
【楽しいじゃないか】
518 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 00:18:38.28 ID:zUA93kDO
>>515
…………………
【フラフラと、体を揺らして男を待ち構える】
【揺らす度、ガシャガシャ鎖が擦れて音を鳴らす】

……畜生道
【そう呟いて、一歩後ろに下がれば】
【今まで立っていた場所の地面がひび割れ、盛り上がり】
【悪臭を放つ、険悪な猿のゾンビがはい出て来た】
519 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 00:20:59.37 ID:wp0uYio0
>>507

……私だって、知らないひとをこの情報で探せっていわれたら無理だもん。

【相手の言葉に返すのは、そんなこと】
【どうやらこの情報で見つけるのは難しいと、理解はしているらしく】
【しょんぼりと、眉を下げ。しょぼーん。結構落ち込んでる、かもしれず】

…………ん、ありがと。

【それから、相手の言葉に。ほんの少し、黙り込んでから】
【嬉しそうに笑んで、お礼の言葉】
【小さく頭を下げれば、鈴たちがまた、一斉に鳴いて】

ばいばい、またね。
……気をつけてね。

【去り行く相手に、そんな挨拶を投げて】
【ついでに、心配するような言葉も】
【そうして見送った後に、名乗ったりしてないことを思い出しはっとした、とかなんとか】

/おつでしたのー

>>513

……めんどくさ。やめた。

【言うと同時に、ぱっと笑顔が消失】
【言葉通りに面倒臭そうな表情。自分からやりだしたくせにこれである】

それって最終的にはどこまで戻るの? どっかのキャンディーみたいになるのかな。うわぁいやだ。
そういうのじゃなくて、普通の毒でいいや……、蛇が持ってるやつとか。
菌類が作ったりするのも好き、植物が作ったりするのも好き。……毒物は好きかな。
……どーでもいいよね。

【なぜだか目をきらきらさせる少女。毒物好きらしく】
【特に自然毒を好む模様、どうでもいいですねはい】

…………それこそ、錬金術師でも呼んでこないと。
……まあ、私。幸せだから、そんなこと、しなくていいけど。

【それから、相手の言葉にそんなセリフ】
【言いながら地面に目を伏せたほんの一瞬、表情自体は変わらないのに、すごく寂しそうに見える、かも】

落ち着き、かな。

【再び目を上げれば、相手をどこか下に見たような、そんな目つきが復活】
【言葉遣いにも、どこかそんな感じが滲んでおり。結論:偉そう】
【漂うタバコの臭いに、そっと眉を顰め。近づいてくるならば、こちらも距離を離す】
【あまり近づかれたくない、みたい】
520 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:21:24.31 ID:Azr57kSO
>>514

……この場合は何だったか、
「エルフェンリートみてTNTNおっき」とコメントすれば良いのだったか?

【一部伏せさせていただきました><】

………………ぶー……!

【さらに膨れ上がる頬、ハムスターが両の頬袋にモノを詰め込めば多分、今の子供の顔に酷似する】
【憮然とした表情で俯き――――ややあって、勢いよく顔を上げる】

……何か、交換条件でもあれば。
僕の抱いたこの興味、晴らしてくれるだろうか?

【ひとつの提案を、投げ掛けてみた】
【子供はその「交換条件」に自信があるのか、ドヤァ……とでも言いたそうな良い顔をしている】
521 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:26:21.83 ID:85fx3vQo
>>518
【相手の足元から死体が這い出てきたのを確認するが、疾走を止めることはない】

畜生結構。だが遅い!

【走る勢いのまま右手の銃口を猿ゾンビの胸に叩きつけ、引き金を引く】
【ぱぁん、という軽い銃声と共に猿ゾンビの胸に小さな穴が空く】
【抵抗しなければ、右手の連射により蜂の巣になるだろう】
522 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 00:32:33.98 ID:Hqflc.DO
>>511

……ごめん。…有難う、ダハルさん

【彼の言葉に、救われた。脆弱な笑みを浮かべ、礼を告げる】
【言葉を思い出す様に、一度瞳を閉じる】
【逸れから、小さな唇の動きと共に、瞳を開いて】

―――――……っ

…確かに…単身で乗り込むには、危険だ
…親父さんは…余りにも、強大過ぎる…今の私には、無理な話だ

【首を横に振ってから、ぽつりと】

でも…こうやって、レイドが傷付いているのを、見過ごす訳には行かない

【何時か、来る筈だと。らぶみは信じた】
【―――彼等の父親を、倒す事が、出来る日が】


……っ

【彼女が、レイドが。泣いていた。自分は―――逸れを、呆然と見詰めていた】
【こんなにも―――心を引き裂かれ。参ってしまっているのだ】
【彼女への言葉が出て来ない自分に―――そして、父親に】
【どうしようも無い怒りが込み上げた】

……私も、会いたかった
…レイド…ごめん…

【だから―――約束、した】

私は…レイドの親父さんを、許せない
…でも…私は。何も、出来ない…非力、で…

…だけど…必ず、倒してみせる
だから、…だから

【非力な、小ぽけな身体の癖に】
【少女の人形は、絞り出す様な声で、そう告げた】


【そして。 レイドに手を伸ばそうとした、瞬間】
【―――らぶみの身体が、部屋から。空間転移の如く、消失した】
/すみません、速攻でお風呂行って来ます…!
523 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 00:33:29.10 ID:zUA93kDO
>>521
【銃弾で蜂の巣になっていく猿のゾンビ】
【臓器をぶちまけ、腐臭を撒き散らし、見るにも耐えない肉塊となっていく】

………………
【ジャラリ、と鎖を伸ばし】
【その死体の一部…頭部を、搦め捕り右手に持つ】
【そして】

………………
【バキン、グチャ、メチュッ】
【腐臭と汚物の臭いが混ざったような悪臭を放つそれを、躊躇いも無く喰いはじめる】
【その様子は何をどう見ても異常であり、端から見ていた野次馬一般人が次々に嘔吐しだした】

/>【ぱぁん、という軽い銃声と共に猿ゾンビの胸に小さな穴が空く】ちなみにここら辺軽く確定入ってるから気をつけてー
524 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:34:09.06 ID:voXr2EAO
>>517
/眠気がかなり凄いので今日はこの辺でどうづしょは

/パソコンに変更した
525 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:39:03.75 ID:jkpUQcso
>>524
/眠気大事アルヨー
/どないいたしましょ 個人的には結構キリのいいとこだなーとは思ってたり
/
526 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:40:05.75 ID:EqoFI5co
>>519

――ハーッハッハ!
自爆とは情けないな、鈴子!

幼き童女の分際で
天才であるこの俺から、「お願いします」なんて屈辱的な言葉を引き出そうとは
片腹痛いっ

【笑顔を勝手にやめたので、勝ち誇っておられます】

……穏やかじゃないな
お前には、悪の組織の女幹部になれる資質があるかもしれない

もっとも、年齢や身長制限で無理か

【少女の表情を見て、本気で言ってるのだなー、という事は感じたらしい】
【どーでもいい、という発言には首を振って】

路地裏でそんなことを言っても、説得力がないぞ、鈴子よ
ちなみに、俺に錬金術師の知り合いはいない!

居たとしても、絶対に口を割る事はない!
なぜなら……

…俺との関係性が露呈した瞬間、そいつにも機関の手が及ぶことになってしまうからだ…!
俺は、孤独とタバコを愛する男、フィール・ベイナルッ
超落ち着きのある男、フィール・ベイナルッッ

そろそろお別れの時間だ。運命の歯車が―――あー、なんだったかな…

【距離を離されて、苦笑い】

……まあいいや、もう会いたくなかったら、危ない所には来るなよ
俺は、大体その辺をうろついてるから

じゃあな

【ひらり、手を振って、彼も帰っていくだろう】

/ぐは、遅くてすみませんっ 自分もこの辺りで…!
/お疲れ様でしたー! ありがとうございましたっ
527 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:40:48.05 ID:85fx3vQo
>>523
……。

【油断せず攻撃の構えを取り、相手を睨んだまま動かない】
【その脳内では、次にどう動くべきかを思案していた】


/わぁい見落としてたぜ!申し訳ない気をつける
528 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 00:43:20.76 ID:Ig4M6sSO
>>520

……いや、相当に際どいね。ホント。普通に注文で良くない?
兎も角も、呪いとかそういうのは全く無いから、安心してくれて構わないよ。

【正直あんまり伏せられてねーと思うですぅ><】

あー……まあまあ、そうむすーっとしない。折角の可愛い顔が台無しだよー?

【青年は小動物然とした振る舞いに、ついつい微笑みを禁じ得ず】
【尤も、そうでなくとも彼は万年この表情だが―――くすくすと含んだ笑い声を零しつつ、窘めるように告げて】

――――交換条件、ねぇ。如何だろうか。モノに因る、かな。
まあ、実験材料とか、そう物騒な事でなければ……応えてあげられなくも、無いよ。

【その提案を―――概ね呑んだ、と取っても良いのだろう、此れは】
【暫く考えてから小さく首肯、ひらひらと右手を振ってそんな事を言う】
529 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 00:47:19.60 ID:zUA93kDO
>>527
【頭部の肉も、骨も脳も、全てを喰った】
【早食いもさることながらよくまあこんなに綺麗に喰う物である】
【…とまあ、それは置いといて】

……餓鬼道
【突如、両腕の鎖に炎が点る】
【餓鬼道の餓鬼は何時も腹を空かせている、それはいくら喰っても喰った瞬間に体が燃え上がり、消し炭になってしまうから】
【そんな道の力の一端を、彼は手にしていた】

…………………
【ジャラ、と燃え上がる鎖を鳴らし、男へと駆け出し、跳躍】
【空中で回転しながら鎖を伸ばし、燃え盛る鎖で連続打撃を浴びせようとする】
530 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 00:47:34.39 ID:Bo0qwWA0
>>522

"…………我もまた、そうして過った身だ……"

【そう告げるダハル。何かの問題を一人で抱え込んでしまい、泥沼にはまった経験があるのだろう】
【決してレイドだけではない。自身の経験もあわせて、一言言わずには居られなかったのだろう】

「っ! …………そう、だよな…………いつまでも、籠ってばかりじゃ、状況は好転しない……
それに、今のレイドは……俺にたった一人残された『家族』だ…………!」

【らぶみの言葉に、思わず絶句し、その後で小さく何度も頷きながら、小さく、だが力強く言葉を放つ】
【自分たちを殺そうとする父。既に何年も顔を合わせていない母。もう彼等を家族とは、見えなくなっているのだろう】
【かつて、殺したい程に恨み、何度も戦ったレイドを、ハッキリと『たった一人の家族』と言い切った】

[らぶみ…………っ、うん…………!
もう、あたしが生きていくためには……父様との対決は、避けられない…………!
あなたが力を貸してくれるなら、これほど心強い事は、ないよ……ッ!]

【アストラと同じく、始めは驚いた。思わず止めようと口が動きかけた】
【だが、彼女もまた『戦士』であり――――そしてそれは『決意』の言葉なのだ】
【なにより……レイドはらぶみが自分を思ってくれている事が、嬉しかった】

【――――だが、次の瞬間】

――――なに!?
「え…………」"なんと…………!"
≪らぶみ、さん……ッ!?≫[あ――――ら、ぶみ…………?]

【部屋に居た全員が、その現象に目を見開く】
【思わずレイドはらぶみの居た空間に手を伸ばすが、その手は虚しく宙を切った】

[――――ジェム、ジェム…………!
どういう、事…………!?]
≪ま、待ってください姉貴!!
…………今、調べやすから!!≫

【ガクガクと身体を振るわせるレイド】
【再び、レイドの心がすり減ろうとしている。それを見てとったジェムは、慌てて周囲の魔力などをサーチ。何が起こったのかを調べようとする】

/了解ですー
531 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 00:52:53.62 ID:wp0uYio0
>>526

自爆じゃないの、面倒になったからやめてあげただけ。

頭がよければ私の言うことを聞いて置くべきって、分かると思ったんだけどな。
気のせいだったかなー。

【自爆じゃないらしい、です?】
【言い訳までも上から目線で言い放ち】
【最後の一行はやたらと棒読み。至極わざとらしい】

悪用しなきゃいいのよ、ただの趣味の範囲内なら問題無いもん。
そんなの興味無い、心惹かれないもん。

……年齢はともかく身長って何。……なによ。

【どうやら、悪の組織には興味が無いらしく。ばっさりと切り捨ててから】
【反応するのは、身長の部分。ちなみに160センチ、ブーツの底も考慮に入れれば165センチほどか】
【女子としてはまあ十分。致命的に無いのはむn、なんでもない】

……まあ、そこらへんにゴロゴロ居てもアレなんだけど。
…………あー、はいはい。タバコは嫌い。臭いもの。

【「レア度がね」とかぼそりと言ってから、機関云々は軽くスルー】
【それから、そんなこと。言い方、相手へ向ける視線、その他諸々から聞こえる副音声は「臭いから吸うな」】

ひとを探してるの。危ないとか、関係無いから。
絶対見つけるの、約束したんだから。

【要するに、これからもたびたび足を運ぶつもり、だと】
【そんな風に返してから、去り行く相手をじぃと見つめて】

縁があったら会ってあげる。ばいばい。

【なんて、やっぱり最後まで、どこか偉そうな口ぶり】
【どこかに行こうともせず、その場に残ったとか、なんとか】

/おつでしたのー
532 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 00:59:36.64 ID:Azr57kSO
>>528

……この光景、ハタから見ると、
「年端も行かぬ子供に淫語を喋らせる大人の図」にも見えるわけだが、こいつをどう思う?

【すごく……陰湿です……】

モノによるか……うむ、今まで見せてきた反応はなかなか悪くはなかった筈、だが。

【なんとかかんとか言いながら、左の掌、その指先に右手を伸ばし、】

    【べり】

……よし。

【――小指の爪を、剥いだ。自ら。まるでパンにジャムを塗る動作のように、ごく自然に】
【子供は平然とした顔でぺらぺらしたそれを、ぽいと宙に放る――】

「――――、……――! ――――!」

【次の瞬間。放られた爪は「何かを叫んで」「光の粒を撒き散らして」消えた】


…………どうだねコレ、僕の身体の一部は代理で詠唱を行って自動で魔術を行使してくれる便利デバイスなのさ。
僕に貴方の手の話をしてくれるなら、爪でも指でも無料で進呈するよ?

【ふふんどや。と言わんばかりの顔をしているが――?】
533 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 01:00:44.90 ID:85fx3vQo
>>529
ああ、そういえば餓鬼道なんてのもあったっけ…っふんが!

【変なことに納得しながらも構えを崩さない】
【空中より迫る鎖の連撃。それを銃を盾にすることで防ぐ】
【が。全てを防ぐことはできない。また舞い散る炎までも防ぐことはできなかった】
【鎖が腕を打ち据え、コートを焼く。腕に鈍いダメージと火傷を負った】

んぐっ!
熱っ…つい!

【が、そんなことはどうでもいい。好機は目の前にある】
【着地間際を狙い、右足で蹴りを繰り出す。このままなら脇腹に入るが…】
534 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 01:04:20.53 ID:zUA93kDO
>>533
【攻撃を終え、地面に着地した時に炎は消えた】
【どうやら常に燃やしていられるようではないようだ】

…………………
【ドス、と鈍い音がして】
【着地直後の脇腹に蹴りが刺さる】

【ぐらりと体制を崩し、その場に膝を着いた】
535 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 01:11:21.54 ID:85fx3vQo
>>534
【蹴りが入り、相手が膝を着いた】

ど、っせい!

【勝機とばかりに勢いづく。右足を戻し、一瞬力を溜めてから顔面に膝蹴りを放つ】
【一瞬の間があるため、避けることも可能だ】
536 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 01:15:46.26 ID:Hqflc.DO
>>530

【ジェムが魔翌力を感知し―――部屋に、微かな魔翌力が遺っているかもしれない】
【魔翌力、術式の暴発の様な痕跡も在るかも】
【―――然し。人形は、完全に消えている】

【人形は、消える瞬間。驚いてから、急いで唇を動かして】
【彼女に、言葉を伝えていたかもしれない】

【「ごめん」】

【「必ず、また会おう」】




【―――――街から、数km離れた位置】
【寒々しい荒野に、桃色の球体と、ケースが転がっていた】

……、痛

……やっぱり…適当に選んだ身体は、不安定に成るらしいな……

【周囲には、爆発でも起きたかの様に、粉々に成ったフィギュア】
【球体の光は点滅し、今にも消え入りそうに儚い】

(レイド、に……今度、謝らないとな…)

【何も言わず、突然消え。迷惑を掛けてしまった】
【息を吐き、ゆるゆると、地面へ降り立つと】

(―――――……目標が、出来たんだ)
(…必ず。叶える)


…嗚呼、でも…少し…だけ
…眠りたい…

…早く、…起きるけれど…

【でも、今だけ。と呟いて―――灯が、消える】
【少女は、少しの間。世界に、完全に存在しなく成った】

/只今戻りました…!
/そして、お疲れ様でした…なんか、一方的でごめんなさい…
/二日間のお相手、有難う御座いました…ッ!
537 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 01:18:52.39 ID:zUA93kDO
>>535
【膝を着き、立とうとするも間に合わない】
【相手の攻撃は膝蹴り、打撃攻撃】
【斬撃や銃撃じゃないなら、対処する方法があった】

…天道
【彼が呟いた瞬間、膝蹴りが顔面に入る】
【が、男は余り手応えを感じないだろう、例えるなら風船を攻撃した感じ】
【…天道、悩みも何も無くなり身も心も軽くなるように体を軽くする力】
【たまたま攻撃が打撃だったからこれが効いたが軽さ故の弱点はあるし、効果は一瞬】

…………………
【蹴られた勢いでふわりと後方に跳ね、そのまま回転】
【調度効力が切れるのと同時に地面に降り立った】

………………
【体を軽くしたとは言え、顔面表面にはダメージはあるようだが】
538 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 01:22:34.49 ID:Hqflc.DO
>>536
/最後にミス…orz
/【ジェムが魔翌力をサーチ〜】でした…すみません…
539 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 01:30:23.14 ID:Ig4M6sSO
>>532

―――すごく……うん、絶対に言わないからね?
これ以上梨の下で帽子どうこうするような真似は嫌だからね?

【つかまってしまいます><】

(あー、此れはちょっと、予想外かも。巫山戯て吹っ掛けてみただけなんだけど、な――)

………ビジュアル的に凄く痛そうだね、うん。

【へらへらと笑いながら、青年は一連の動作を見届けて】
【僅かに眉を顰めつつ呟くと、首を縦に振った――どのような返事かは、言う迄も無い】

貰うにしても、せいぜいが髪だけどね。あんまり生々しいのは、気が引けて……。

―――さて、それじゃあ簡単に説明して仕舞おうか。実演も兼ねながら、ね。

【ばさりと上着を脱げば、下に着込んだカッターシャツの右袖は見るも無残に千切れている】
【――内側から裂かれたようだ≠ニ思ったなら、その予想は正しい。変化は、唐突に訪れた】

【右の手から腕、肩に至る迄を包んだ甲殻が皹割れて、内から溢れ出す黒い液体】
【コールタールにも似たそれは、腕一本の容積を裕に超えていて】
【空気に触れれば硬化し、出来損ないのギプスか、或いは大きな繭のように右腕全体を包み込んだ】
540 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 01:31:30.51 ID:Bo0qwWA0
>>536

≪……これは≫

【遺された痕跡。それは極々少ないデータでしかない】
【だが、それはあまり好材料とは言えない痕跡だ】
【最悪の場合。らぶみは――――】

[……………………]
≪あ…………姉貴、その≫
[――――大丈夫、もういい。ありがとう、ジェム……]
≪え…………≫

【ともあれ、待っているレイドに報告を。そう考えて、ジェムはおずおずと口を開くが】
【沈黙を守っていたレイドは、嫌にさっぱりした口調で、その報告を遮った】

[(えぇ…………必ず、また会える…………そうよね、らぶみ…………?)]

【あまりの出来ごとに、面食らっていたレイドだが、最後の瞬間、らぶみの言葉が脳に焼き付いていた】
【それは音として聞こえた訳ではない。一瞬の時間に集約された、あやふやなビジョンでしかない】
【しかし、何故かレイドは、それがらぶみの言いたかった事なのだと、確信が持てた】

「レイド………………」
[みんな…………ごめんね? 今まで、ふさぎこんでたせいで、いらぬ迷惑を掛けて…………]
"レイド……これから、どうするのだ……?"

【アストラに声を掛けられた事をトリガーに、レイドがさっと顔を上げる】
【涙の跡はまだ残っていたが、その表情から、先ほどまで残っていた『やつれ』がきっかりと消えていた】

[きっとらぶみは……今、大変な状態にあるんだと思う……だから、あたしはらぶみを助けたい……昴と同じく、ね]
≪姉貴…………!≫
"レイド…………良いのか? 危険な上に、これまで以上に、苦難の道だぞ……?"
[一人でやるなんて、言ってないじゃない……お願い、兄上……]
「――――みなまで言うなよ、レイド…………必ず力になってやる……!」

【レイドの目には、ハッキリとした決意の光が漲っていた】
【かつての様に、全てを一人で背負いこむような悲壮さも、復讐と血に狂った黒さも、そこにはない】
【そしてレイドの周りには、絆で結ばれた仲間たちがいる】

[…………旦那]
みなまで言うなは、俺も同じだ……レイド。いままでの付き合い、そんなに安いものでもないだろう……?
「だが……もう金は」
気にするな…………可能な限り、協力してやろう…………こうなった以上、乗りかかった船だ…………

【親しい間柄にあるとはいえ、アーディンがレイドをかくまっていたのは、あくまで譲歩の上に資金を出した結果の、ビジネスライクな繋がりだった】
【だが、ここにきてアーディンもまた、そうした関係から一歩踏み込む】
【――――座して滅びを待つだけの情勢になりつつあった彼らに、今一度活力が生まれつつあった】

/乙でしたー!
/2日間、そしてこんな遅くまで、ありがとうございました!
541 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 01:37:17.33 ID:85fx3vQo
>>537
【入った。が、妙に軽い。】
【衝撃を利用し、相手が風船のように飛んでいく。追撃を放ちたかったが、未だ腕がダメージで痺れていた】

んん、やはりこういった手合いは苦手だ。
さて、どうするか…

【思考開始。分が悪い。逃げるか。思考終了】

よし、逃げる。
六道!縁があるならまた会うだろう!それまでは…

あーばよーとっつぁーん!

【言い放つや否や180度反転。相手に背を向け群集を飛び越え、脱兎のごとく走り出した!】


/こんなオチで申し訳ない…。乙っした!
542 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 01:39:58.12 ID:zUA93kDO
>>541
【ジャラリ】
【逃げた相手を、追う事は無い】

……嗚呼…足りない………
【静かに、その場から歩き出す】

……我は…何を…………?
【闇を求めるかのように、その脚は自然に路地裏へと向かい】
【そして、闇の中へと溶けて消えた】

/乙でしたー
543 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 01:40:21.39 ID:Azr57kSO
>>539

……チッ

【小さく舌打ちしやがった】

爪は大分慣れてきたから痛みはあまり気にならない、が、

【くるりと丸まった瞳は、「変化」の過程をしげしげと眺め】
【眼で受け入れて視神経で咀嚼、味を確かめてゆっくり脳へ飲み込む作業を繰り返す】

……なんだろう、強化を施す「術」?
或いは先天的な「能力」、はたまた白い子のような「第三者から与えられたそれ」?
ふみ、ふむ、…………

【ぱちぱち忙しなく瞬く瞳はきっと好奇心で出来ていて】
【気になる。それだけの感情が空腹を呼び起こして、神経を働かせた】
544 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 02:07:22.88 ID:Ig4M6sSO
>>543

……はいそこ、舌打ちしないの。
流石にお兄さん、豚箱のお世話にはなりたくないからねー……

夢の国のお世話には、なっt…いや、誰か来そうだから敢えて言うまい。

【――何か気になる事を言いましたよ、ハハッ↑あれ誰か来ttttt】

成る程………痛覚は、一応、有るんだね―――。

【好奇心は猫をも[ピーーー]ぞ、と言わんばかりに獰猛な気配が、右腕から漂って】
【然れど、宿主に背く真似はしない―――まだ、動かない】

【繭≠ニ来たからには、羽化するのが道理であろうか。蛹が蝶に成るように、劇的な物では無いにせよ】
【ややあって―――ぴしり。包み込む繭に、更なる皹が刻まれ。程なく内から突き破られて、ぼろぼろと破片が散った】
【顕れた腕は、異形――先程の物も十分に人と異なる物だったが――今の其れは、真実、化物めいて】

【全体的に一回り二回りと肥大した腕。中でも上腕と比較して、不自然に少しばかり引き伸ばされた前腕】
【大きな掌も合わせれば、長さは地面に引き擦る程も有ろうか。その外側には、カイトシールドのような分厚い菱の甲殻】
【肘と肩からは、それぞれ鋭利な棘が突き出して。握り拳を造れば鉤爪が掌を引っ掻き、きいきいと厭な音を立てた】


詳しい由来は省くけど、二番目と三番目のハイブリッド、って見解が一番近いかな。
「Tyrant」――それが俺の有する異能の、兵器≠フ名前だよ。

【幾度か馴染ませるように、掌を開いては閉じてを繰り返し】
【そうした後にひらひらと右手を振って、へらへらと微笑んで見せる】
545 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 02:25:14.87 ID:Azr57kSO
>>544

面会には毎日行ってやらんこともないよ?
……無茶しやがって……

【こんな深夜にチャイムがなっt】

痛覚を付けなかった時期もありました……
……その結果、身体中そこここ使いまくって。気が付いたら生首状態になっていた、という失敗を経験したのさ。

【おや怖い。と、わざとらしく恐がってみせて――飽きた。観察続行】

ふー……む?
兵器、と言うなら、君は「つくりもの」なのか? だとしたら、「製作者」が気になるところだが……まあ、いいか。
うむむ、元を液体にしておけば確かにかさばらないな、勉強になった。

【咀嚼、咀嚼、嚥下。満足気に微笑む子供、もしやこれを後に「反芻」する気だろうか】
【……そう言うよりは、ただ単に「味が気になったからつまみ食いしてみた」感の方が強い、か】

む、そういえば、ここまでなんやかんや会話していてすっかり名前を聞いていなかった。
僕は名前を忘れっちまったので仮に「エクリプス」と名乗っているが、特別に親しみを籠めて「えくりん☆」と呼ぶことを許可するよ。

【 い ら ん 】
546 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 03:01:52.44 ID:Ig4M6sSO
>>545

……却下だよ、余計ややこしい事になりそうだから。
まあ、紆余曲折有ってね――死ぬかと思った。死んでも可笑しくなかった。

【誰だろうな全k】

痛覚ってのは車のオプションで付いてくるナビみたいに付け替えの利くモノだったのか、初めて知った。
まあ、有れば使いたくなっちゃうのが――ヒト?の性だからね。難儀したろう、お察しするよ

【雀蜂の警告音よろしくぎちぎち鳴ってる右腕に一瞥を呉れてから、軽い調子で返答】
【剣呑な気配も、今となってはすっかり成りを潜めていた。――借りて来た猫にしては、随分フォルムが凶悪だが】

いや。正真正銘、素体は人間だよ――出生の段階で少しばかり弄くられてる、らしいけど。
或る意味での製作者≠ヘ…さあ、今頃どこで何をしてるやら、ね。
胴と首がサヨナラしても生きていられるのなら、何処かで宜しくやってるんじゃないのかなぁ?

……嵩の問題と言うよりは、自己修復と形態変化が主な使途だね。

【あっけらかんとした態度で大分酷い事を言うと、そこそこ空腹も満たされたらしい相手に笑いかけ】
【チェシャ猫然とした、へらりと軽薄な笑顔は。改めて見てみると、仮面か何かのようにも思えた】

言われてみれば成る程、確かに……カイ=スケイプヴェルト、カイで良いよ。
――そりゃまた何とも奇遇な話、だね。エクリプス…うん、覚えた。それじゃ折角だし……えくりん☆

【 呼 ん だ ぞ こ い つ 】
547 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 03:23:06.67 ID:Azr57kSO
>>546

【リアルに電話がなってマジビビリしたというどうでもいいメメタァ】

ハンドメイドだからね、この身体。
首だけになってしまうと移動にとても困った。猫に弄ばれたりもしたね。

【おおよしよしと撫でてみようかと考えて、すぐやめることにした】
【先程爪を剥がす芸当を見せたとは言え、さすがに腕を持って逝かれるのは嫌だし】

……おやまあ、君……あぁ、カイね。覚えた。
……で、カイは随分と素敵な性格してるんだねぇ。びっくりだ。

なるほど、形状変化……覚えておこう。

【さほどびっくりした様子でもない平坦な声でリアクション】
【嬉々として脳内メモ作業を行う彼もしくは彼女の表情は、ケーキを頬張る子供のそれによく似ている】
【……やたら偉そうな口調と釣り合わないことこの上ない】

……oh,マジで呼ばれるとは。
オラちょっとびっくりしたぞ。割とマジで。

【割とマジで】


……さて、時間も時間だ。よい子の僕はおうちに帰るとしようか、っと。
ああこれ、「交換条件」。要らないのなら捨ててもいいし、加工してもいい。セルフサービスってやつだ。
それではカイ、ありがとう。楽しかったよ。

【サイドの髪を一房、さくっと切り取って束ね、投げ渡す】
【夜闇とえくりん(笑)の魔翌力を編んで創られたその黒、下級魔術くらいなら代理詠唱で行使してくれる。筈】
【くすす、と幼く笑って。黒い子供の人影は、夜に呑まれるようにして消えた】
//眠気ェ……
//遅くまでありがとうございました、楽しかったですー!
548 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 04:03:25.11 ID:Ig4M6sSO
>>547

【なにそれこわい、此方は原因不明の圏外であばばばば】

成る程なるほど、存外に手間隙掛けてるんだねー。
あと――てっきりこう、飛頭蛮みたいにふよふよ飛べるのかと思った。

【猫に前肢でころころと転がされる頭部。何となしにそんなシュールな図を想像して】
【噴き出しそうになった所を如何にかこうにか噛み殺し、くつくつと喉を鳴らすと】

まあ、そんなご大層なコトでも無し。そうだろ、えくりん?
違いなんて素材だけ。有機か無機か、魔力やらエーテルやらのその他諸々か、だ。

……ああ、素敵な性格だなんて。あんまり褒めちぎらないでくれよ、照れるからさー。

そうそう、自由自在に骨組みを造れるってのは便利だからね。意外と。

【相手の反応に、満足げに一つ頷いて。小さく肩など竦めて、おどけて見せれば】
【何が楽しいのかけらけら嗤いつつ、極論を述べて照れたように頬を掻く。右手で。】
【当然、掻いた頬には一本傷。浮いた血の珠を指先に掬って、思ったより深いな、どうしようかと思案顔に】

………?
君が呼んでくれって云ったんじゃない。
ご要望とあらば何度だって呼んであげるよ?えくりん。

【暫く後、にっこりと良い笑顔を浮かべて宣った】

じゃあ、悪い子の俺はもう暫く星でも観てから帰るとしようかな。
――――ん、諒解。どうだろね、鋳熔かせば魔弾として機能するだろうか?

まあ、好いや。またねエクリプス、俺もだよ。

【束ねた髪を左手で受け取ると、用途についてぼんやりと思案を巡らし】
【其れも束の間。消えゆくエクリプスへと笑いかければ、クレーターの真ん中に腰を降ろし】

【星空を見上げて、青年は目を細めた】
//お疲れ様でした、ありがとうございましたっ!
//此方こそ、楽しかったです。それではごゆっくりお休みなさいませー
549 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 16:48:54.60 ID:wp0uYio0
【路地裏】

…………あぁ、そっか。
みーちゃん探すのでも……いけるかな。

【綺麗に切り揃えられた黒髪を、ポニーテールにして、髪先にいくつかの鈴を結わえ付けて】
【側頭に、真っ黒の薔薇のコサージュをつけて】
【黒地にフリルをあしらって、腰のところを赤いリボンできゅっと絞った、ドールワンピース】
【その上には、黒のシンプルなコート。黒のハイサイブーツを履いた、少女が】

【壁に寄りかかり、道の真ん中を悠々と歩く薄汚れた白猫を見つめ、そんな独り言】
【僅かな動きや風に反応して鳴く鈴の音は結構うるさく、ある程度距離が離れていても聞こえる、かも?】
550 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 17:10:14.48 ID:sf2gjh.o
【路地裏】

ヒャッヒャッヒャ…んァ、腹減った

【ボサボサの赤毛、190は優に超えるひょろ長い長身】
【赤黒い何とも形容しがたい色の上に所々血染みの付いたダボダボの作業服】

【そんな身なりの男が死体袋を担いで気味悪く笑いながら佇んでいた】
551 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 18:09:14.63 ID:Z5wtUo2o
>>550

ヒヒッ……んぅ、腹減ったなァ

【整えていない茶髪を肩まで伸ばした長身の女性】
【白いカッターにジーパンを履き、似合わないメガネをかけている】

【そんな身なりの女が、死体の足を掴んで乱暴に引き摺りながら歩いていた】


【そのまま歩けば、直ぐに互いが互いの視界の内に入るだろう】

/まだおられますか?
552 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 18:28:17.68 ID:7P4m3O20
>>517
「ひゃるるっ!ひゃるるっひゃるるぅ!!」
うにゃにゃにゃにゃ!!にゃ?うにゃうにゃうにゃ!!

【やめられる直前まで暴走】
【なんなんだこの姉妹は】

KFOか!!自分の名前を間違えるとは・・・フレンドリー家として駄目だぞ!

「もちろんさ!弟ちゃんが石になったら絶対サウナで最強だしな!」

それにお風呂と一緒に寝る時も駄目だぞ!

【姉妹は相変わらずハイテンションで】

大丈夫だっ!エアコンmax使用可能だからなっ!風邪ひく心配もない!!
ってひゃっほーいっ!楽しいぜっ!
「らんらんらー♪紹介ならまかせてっ!」

【そして三人でこのホテルを隈なく回ったとさ】
【この仲良し家族の日常は今日始まったばかり】
【これからの期待に胸を弾ませながら、姉妹はコックトーンの腕の中に居た】

/お疲れさまでした!まさか最後の最後に寝落ち・・・申し訳ないです
553 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 18:34:12.75 ID:sf2gjh.o
>>551
/すいませんPCから目離してました…もういないでしょうか?
554 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 18:41:17.96 ID:Z5wtUo2o
>>553
/まだいますよー
/一時間も間空いてたので気にしないでくださいー
555 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 18:47:25.13 ID:sf2gjh.o
>>554

ヒャッ、ヒャヒャッ…んァ?

【此方へ向かってくる女の姿が目に入れば】
【死体袋を重そうにしてのそりと其方に体を向ける】

んォ、誰だっけなァ、その匂い…あァ、思い出したリジィ、だっけかァ?

【音を鳴らしながら深く鼻で深呼吸し】
【鼻腔を通る微細な匂いと照らし合わせるように相手を見、声をかけた】

/良かった…其方さえまだよければ絡んで頂いてもいいでしょうか?
556 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 18:53:57.25 ID:Z5wtUo2o
>>555

………ん?

【それとほぼ同時に男の存在に気がついたのか、】
【足を止め、男を睨みつけるようにメガネを光らせる】

―――何だ、てめぇ……?
キヒヒッ! お前みたいなヒョロヒョロ、知り合いにはいねぇけどなァ?

【路地裏の暗がり、目立つ死体袋、それを担ぐ男、自分の名前を知っている男―――】
【先ずは警戒心を露わにすることなく上に出た方がいいと判断したのか】
【威圧的な態度で男に喰ってかかる】


【以前であった時と姿形が印象的だったからか、】
【その男が誰であるか、まだ思い出せていないようだ】

/是非とも!
557 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 19:06:07.32 ID:sf2gjh.o
>>556

んだよォ、覚えてねェのかァ?
ヒャヒャッ、そォいや前会った時は…首だけの時だっけかァ?

【威圧的な相手の態度も気にせず汚く笑って死体袋を地面に放り】
【そのひょろ長い長身から相手の顔を覗き込むように顔を近づけ】


ヒャヒャッ、俺だよォ…元『首だけ』何処にでも居る普通の食人鬼――アド・チカチーロだよォ!


【両手を広げ大げさな身振りをしてそう名告った】

あァ、アゴじゃねェぞ、もう間違えんなよ…? ヒャヒャッ
558 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 19:14:17.88 ID:Z5wtUo2o
>>557

……………………ぅん?

【ジッと相手の双眸を見つめ、カクリと首を傾げる】
【表情からは警戒の色が薄れているものの、代わりに疑問符が貼り付いている】

――――ん、誰?

【大仰な自己紹介を華麗にスルー】

【相手の反応からどうやら初対面でないことは理解したようだが】
【まだ誰だか思い出せてないようだ】

【三歩歩けば忘れる程度の脳味噌】
559 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 19:26:50.70 ID:sf2gjh.o
>>558

―――んェ?

【相手のスルーに間抜けな声を上げ肩透かし喰らった様子で】


…んだよォんだよォ!

本当に覚えてねェのかァ?ほら、前会ったろォ?
首だけの気持ち悪ィ触手の奴だよォ!!

【広げていた両手から大量の触手を一気に湧き上がらせ】
【思い出せと言わんばかりこれ見よがしに蠢かせる】

【よく見れば首元にうっすらと首と胴体を二つに分けるような線が見えるだろう】
560 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 19:32:08.60 ID:Z5wtUo2o
>>559

えー……お前みてェな気持ち悪い奴、会ったこともな……ァ?

【瞬間、突然男の両手から湧き出た触手に眼だけで反応】
【少し考えるように口を閉じると、】

――――おぉ!

【ポン、と手を叩き―――】

―――――、―――――――――っあー……

【名前が出てこない様子】
【ついさっき言ってただろうが】

…………「アロ」?

【違います】
561 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 19:38:23.98 ID:sf2gjh.o
>>560

ヒャヒャッ……お前ェそれわざとかァ?

【触手の動きがピタリと止まり】
【相手をジト目で残念そうに見つめ】

んァ、アドだよォ、アド! さっき言ったばっかだろォが
また間違えやがってよォ、アロってなんだよォ…ヒャヒャッ

【怒気を孕んだ喋りの最後に何故か汚い笑い声が漏れ】
【触手をずるずると戻しながら顔を離す】
562 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 19:57:05.81 ID:Z5wtUo2o
>>561

あぁ、そう! アドだアド! ヒヒッ、久しぶりじゃないか!

【男の事を思い出したのか、急にハイテンション】
【ジト目など気にしない!】

んで、こんなとこで何やってんの?
ッつーか……その袋は何だい?

【リジィも長身とはいえ、190には届いていない。若干見上げる形に。】
【アドの持つ死体袋が気になったようだが、死体そのものを引き摺っている人が言うセリフではない】
563 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 20:08:59.98 ID:sf2gjh.o
>>562


ッたくよォ、間違えんなァ…ゲヒャヒャッ

【ブツブツとぼやきながら捨て置いていた死体袋を拾って軽く抱え】

んァー、これかァ…アレだよォ、ちょっと仕事でなァ
これから人ン所に届けなきゃいけねーんだよ

ヒャヒャッ、お前ェこそ何だよォそれ、美味そうなモン持ってンじゃねーか

【引き摺られている死体を羨ましそうに見つめて】
【死体袋からはうっすらと血が滲み出てアドの作業着を汚していた】
564 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 20:21:01.04 ID:Z5wtUo2o
>>563
……あんだよ、いいだろそれくらいさァ?
名前覚えるのがどうにも苦手なんだよなァ……ヒヒッ

【へらり、と悪びれずに笑ってみせる】

ふゥん、物騒な仕事してんだねェ
キヒヒッ、なかなかお似合いの恰好じゃんよ?

【全国の作業着職の皆さまごめんなさいな発言をさらりとした後】
【握った死体の足を無造作に吊りあげる】

ん? いやァさ、痴漢だよ痴漢。
擦れ違いざまにアタシの尻ポケット触ろうとしてきやがってさ
挙句忌々しそうに舌打ちして逃げて行こうとすんだよ……

だからさ、ちょいと食べ物でも恵んでもらおうと思って? ネッ?

【そう言うと口を閉じ、少し頭を傾けながらにっこり】

【吊り上げられた足は力なく、つい数分前までスリ師であったモノが地面にべたりと顔を押し付けていた】
565 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 20:23:33.81 ID:wp0uYio0
【路地裏】

……どこに居るのかな……。


【綺麗に切り揃えられた黒髪を、ポニーテールにして、髪先にいくつかの鈴を結わえ付けて】
【側頭に、真っ黒の薔薇のコサージュをつけて】
【黒地にフリルをあしらって、腰のところを赤いリボンできゅっと絞った、ドールワンピース】
【その上には、黒のシンプルなコート。黒のハイサイブーツを履いた、少女が】

【なんとなくしょんぼりしながら、壁に寄りかかるように、しゃがみこんでいて】
【髪に結わえられた鈴は、僅かな動きだけでりんりんと鳴って。夜の路地裏に喧しい音を撒き散らしている】
566 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 20:45:30.11 ID:sf2gjh.o
>>564

ゲッヒャッヒャッヒャ…随分足りねェ頭してんだなァ

【死体に視線を向けつつ笑顔で暴言を吐いて】


…ヒャヒャッ、そりゃァとんだ災難だったなァ
ヒャヒャッ、其奴…別に痴漢するつもりじゃなかっただろうけど、ゲヒャヒャッ

可愛そうになァ…まァどうでもいいけど、ゲヒャヒャヒャヒャ!

【笑顔のリジィに答えるように汚く笑って】
【口からは涎を垂らし物欲しそうに死体を見やる】


美味そうだなァ……って、んァ、ヤベェな喋ってる場合じゃねェんだった
コレ届けなきゃなァ、急いでたんだよォ、ゲヒャヒャヒャヒャッ!

【突然思い出したように笑って言って】
【出会った時はボーッと突っ立て居た癖に何を言っているのだろうか】

んじゃ、もう行かなきゃいけねェんでなァ…ヒャヒャッ、じゃなァ!

【そう言うと死体袋を担ぎ直して去っていた】


/すいません…急に出かけなきゃいけなくなってしまいました…
//遅レス・グダグダ・無茶苦茶な終りですいません…お疲れ様でした
567 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 20:47:43.35 ID:zbUMpYSO
【公園】

・・・・僕のせいだ・・
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が新聞を握りしめるように掴みながら、見ていたいた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

僕のせいで・・・昼の国まで・・こんな事に
【もし少年が読むその新聞をみる事ができたなら、その記事は】
【『カノッサ機関、火の国に続き昼の国まで襲撃・占拠!』】
568 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 20:59:29.92 ID:ozDnhiY0
【聖都・魔術協会本部=c第伍合同実験場――――通称、『アリーナ』】
【端的に言えば、安全が確保された『広場』……主に、大々的な機材の実験や、破壊力のある魔術のシミュレイトに使われる】
【そして、今日は……――その一角に、『何か』を携えた、奇妙な隊列が存在していた】

明後日(みょうごにち)には三次元シミュレータを利用しての模擬戦闘訓練を行うので、確りと準備してくること!
『デルフィン』及び『シュべルトヴァール』に搭載された単独戦用術式に関しては、取り敢えず間違いなく出せる様にしてくれ。
…では、≪魔装楽隊≫、本日の訓練は、これにて終了。 ……――気を付け、礼!

「「「「「有難う御座いました!」」」」」

【彼らの様子は見るに、『授業』か何かの終りに似ているが―――指揮を執る人物の声は、あどけない&迫゙に入る、少女の其れ】
【全身の指を駆使してギリギリで数えきれない程度の人影によって集団は構成されていて、前述の少女は、その前で姿勢良く直立している】
【何やら、幾つかの『固有名詞』らしきモノを交えながら、其れこそ軍隊の教官の様に張った声は、恙無く結ばれて】
【一際壮快に響く最後の台詞に沿う様にして、少々ずれたテンポながらも、20余りの頭が一斉に垂れ、腰が折られた】

【数拍の間を置いて、少女の『解散!』の人声を皮切りとして、集団は個人に戻る】
【若しも彼らの顔を見る事が有ったならば、冬だと言うのに薄着、頬は紅潮し、額はじめ各所に、汗の珠を浮かせているのが解るだろう】
【そして、各員の手の内には―――『楽器』が、握られていた】
【大部分を占めているのは、ごく一般的な乳白色と玄の『リコーダー』で、その中にちらほらと、派手な色で塗られたモノが混じっている】

―――――うっぷ……流石に、未だ慣れねぇな。

【彼らの姿が殆ど見えなくなったところで、その場に凝然と立ち続けていた彼女は息を吐き、肩を落としてひとつ語散った】
【その正体は、墨色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【黒を基調とした制服ブレザーを身に纏い、その校章部に配された、『魔術協会』の紋章が、彼女の所属を黙示している】
【指先から手首までを紅蓮の手袋型ガントレットで覆い、先程の群衆同様、息は荒く身は熱く、呼吸の乱れを圧し隠している様子】
【背負うのは、1メートルほどの戦鎚を想わせる角製鈍器……に見えるかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っているらしい】

【彼女は、傍に置いていたボストンバッグ……――『蛙のストラップ』が付いた其れを、軽々と左手に掴んで】
【ふわりと離陸させ、持ち上げて、のろのろとした歩みで、その場を離れていく】
【――――何をやっていたのか、先程までこの場に居ても、居無くても、気になるかもしれない】
569 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 21:02:56.66 ID:Z5wtUo2o
>>566

ヒヒヒッ、言うじゃねえかアド! 足りない分の頭ァ齧らせてくれよ、なッ!

【額に青筋を立てながら、凶暴な笑顔を浮かべる】

んぅ? ――――まァ、「ないすばでー」な乙女には付き物だよなァ
あぁ不憫……女の子ってば辛いねェ?

【なにいってんだこいつ】
【まぁ本人も冗談半分の様子だが】


あら、そうかい? まぁいいさ……今日はそんなに腹が減ってるわけでもないしねェ
またなァ。次会ったら……あ、そうだ。緑茶カステラ……忘れてたなァ

【最後に何か不穏な単語を呟いた時には、もう既にアドは歩き出していた所だった】
【それに合わせて語尾もフェードアウト。黙ってアドに手を振ると】
【どかりとその場の壁にもたれかかり、一つ息を吐いた】

/ありゃりゃ
/こちらこそ返レス遅くて申し訳ございませんでした。乙です!
570 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 21:05:57.72 ID:v.mKTUSO
>>568
【そこへやってくる人影】

今の人達はなんだったんでしょうか?
なんかの練習なんですかね?
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女だ】

(……あの人はあの会合にいた人ですね)
【そして武美をジーッと見るだろう】
571 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 21:08:50.70 ID:pU2VNjwo
>>568
【実験場の入り口――或いは出口か】
【ガラガラ、と小さく車輪の回転する音がその前を通過する】

・・・?なに?

【鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女が立ち止まり、その様子をじっと見つめる】
【漆黒の長髪はうなじの辺りで束ねられ、夜色の瞳は透き通る輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【フード付きの白いパーカーと赤色のスカート、白いハイソックスにスニーカーという動き易そうな装いだ】

「・・・」

【それから、その後ろに先程の車輪の音の主だろう荷台を押している人物が一人】
【色白な肌と銀髪に映える緋色の瞳を備えた、それなりに背の高い青年】
【ともすれば軍服にも見えそうなデザインの鉛色のスーツをきっちり着込んでおり、
加えて黒いブーツと手袋によって首から下は素肌が見えないほどきっちり固められている】
572 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 21:10:39.96 ID:pU2VNjwo
>>571
/うぇーい、私は退くのせー
573 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 21:22:42.24 ID:ozDnhiY0
>>570

【注意を向けられても、少女は暫くの間は、『直進』―――疲労に塗れ乳酸を孕んだ体を、ただ前に運んでいたが】
【その視線の焦点が、明らかに自分であると解るほどに観られてしまえば、この状態でも感じる『気配』、『魔翌力波』】
【其方の方へと、日本人形を彷彿とさせる髪をそわり、と靡かせ、班回転する形で振り向いた】

………、え、っ?

【そして怪訝そうに眼を細める、少女―――無道 武美は、記憶力に於いては、間違い無く此の世の大半を占める有象無象を超越していた】
【顔立ち、髪色、容姿全体の雰囲気……――すぐさま思い出した其れは、多くが眼の前の人物に合致すると言うのに】
【服装が違うのは良いとして、自分を見つめるのは『双眸』で、相手は自分の脚を以って、この人造の大地に佇んでいる】
【疲れて幻でも観たか、だの。ああ精巧な義足だな、だの。妙な感想が沸々、マグマの様に湧いてくるのを抑えて】
【左手で頭をくしゃ、と掻き撫でながら、発見から実に5秒後ほどに―――恐らくは、最も現実的であろう仮定へ、彼女は至った】

―――……紅閻寺リン…の、姉妹?

【相手に聞こえるか聞こえないか、そんな声音で、ぽつぽつ呟いてから】
【一先ず紅い唇を締めて、彼女はリンに良く似た少女の方へ、先と比べれば速脚気味に歩いていくだろう】
【其れでも、歩幅は『平常』と同じ程度なのだが―――取り敢えず、そして図らずとも、興味を引くことには成功したらしい】
【とはいえレンからすれば、黒い少女が自分を見た時の『ざわつき』と『眼』は、些かばかり気に成るのかもしれない】
【まるで――――前から、レンの姿を知って居た様な、知らない様な、判然としない様子なのだから】

【なお、武美は『紅蜥蜴』関連の情報については特に心得ておらず、かの会合時にも彼女には特に細くは注意を配っていなかった】
【故に―――この遭遇が、初対面の様でなくて初対面の様で、でもやっぱり初対面では無いのだとは、夢にも思う事は無い】

>>572
/あわわわ、またの機会にこの埋め合わせは!
574 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 21:29:57.23 ID:v.mKTUSO
>>572
/うゆゆ…スイマセン…

>>573
……
【その言葉を聞き】
【一瞬、顔が悲しみにそまる】
【……ああ…この人も姉さんの知り合いなんだ…】

はい…そうです
【ニコリと微笑む】
【リンと違い、表情豊かで】
【その微笑みも人形みたいな容姿もあり何処かのお嬢様のようだ】

……姉さんの…知り合いの方ですか?
【恐る恐る聞く】

【そして頭の中に浮かぶは……今の姉の状況……】
【……そして…武美が知るリンは………】

【それを伝えるべきか……】

【彼女は悩んだ】
575 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 21:40:14.92 ID:jkpUQcso
>>552
/お疲れ様でしたのー!
/大丈夫にゃ、問題にゃい
576 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 21:42:35.44 ID:83C1u7Mo
>>565

【一人の少年が、すぐ傍に近付いてくる】

……こんなところで何してやがる、クソチビ。

【少女の前に立つと、少年は酷く乱暴な言葉使いで、そう訊ねた】

【身長180pほど、黒いシャツの上に、黒のレザーベストを重ね、ボトムは暗赤色のレザーパンツを履いている】
【灰白色の短髪に、真紅の瞳。薄暗い路地の中にあって、それらが獣の鬣や瞳孔のように輝く】

【腰には、ホルダーの付いたベルトをつけており、ホルダーには70pほどの黒い棒が二本と、40pほどの黒い棒が提げられていた】

テメェみたいなガキが、うろついてて良い場所じゃねーぞ。
……とっとと消えろ。

【心配しているのか、それとも単に邪魔なだけか】
【少年は、やはりぶっきら棒に、そう告げる】

/まだいらっしゃいますか?
577 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 21:47:04.10 ID:ozDnhiY0
>>574

【尋ねる声、陰を帯びた表情―――武美の中の疑念は晴れたが、今度は別の感覚が、しこりの様に残る】
【肉親の関係者に対する対応としては、些かばかりトーンが低すぎる。明るい色彩と言うモノが、声にも顔にも無い】
【一瞬でも、遠景でも、あんなに重苦しく塞いだ表情を魅せ付けられてしまえば、笑顔も張り付いた仮面以下の効果は成さない】
【自分自身の気持ちはぐっ、と呑み込んで、表情には出たとしても、精々が微細な筋肉の収縮程度だったのだろうが】
【武美が此処までの感じ方をしたのは―――『家族』と言うモノに対して、素晴らしいコトだと言う前提と、特殊な感慨が有るから、かもしれなかった】

…いぇーす、喫茶店で接客して貰った仲だぜ。
なんとまぁ、ひっどいウェイトレスぶりだったねぇ……でもあたしゃあ、あの人嫌いじゃないよ。
友達までこき下ろされるのは、ちょいとだけカチンと来るけど、さ。

【武美は、手を伸ばそうと思えば届くだろう、会話に適した間合いまで、するすると接近して】
【取り敢えずは、相手の気持ちを落ち着け、話を陽性な流れに持っていこうと、冗談めかせて語った】
【普通に喋るのなら、自分で有れば、大き目に言葉の緩急と抑揚が付く】【表情は、極力自然で、柔らかな笑み】
【相手の状況についての不安は在る―――例えば、相手がリンを本気で嫌っていたら、自分は地雷を起爆した事に成る】
【然し、彼女はレンを信じて、忌憚の無い意見を一通り並べつつ、『心配』の気持ちを念頭に置く事にした】

(それで、アイツどうしたん……いや、聞かないべき、かな)
(喋りたくねぇ事なら、悪い。気にゃあ成るが、手伝えない案件だったら、お互いさもしい想いするだけ…。)

【言葉を紡ごうと逸る喉を、秘められた思考を、そっと左手で撫でる―――ふりをして、暗示的に抑え込んだ】
【前述の理由によって、武美のココロは、些かばかり慎重な方向へと傾いている】
【或いは―――リンと出会ったころに比べれば、成長を遂げ、思慮が深まったのであろうか】
【何はともあれ、彼女はじ、とレンの姿を見つめながら、その動きを……――『待つ』。】
578 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 21:49:39.72 ID:wp0uYio0
>>576

【近づいてくるその音に、軽く視線をそちらに向けるも】
【特に興味も無いのか、視線を下げようとしたところで】
【立ち止まられ、さらに声までかけられて】

……チビじゃない。

【返したのは、子どもみたいにむぅっと拗ねたような表情と、同じく拗ねたような声】
【しゃがんだまま、じとー、っと。ジト目で相手を見上げ、見つめて】

居たくて居るんじゃないもの、用事があるの。
あと、初対面のお前に言われてのこのこどっかに行くほど素直でもないの、私。

【要するに、消えない宣言】
【目つきは悪い方、さらにジト目プラス。かなり悪い目つきで、相手を見つめ(睨み)続け】

/あなたの足元に云々かんぬん
579 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 21:54:43.01 ID:F0pCOH2o
【外れの森林…の奥深く、木々が鬱蒼と生い茂る場所】
【あたりに人気は無さそうで、張り詰めた空気に満ちている】
【手で植物をかき分ける音でさえあたりに反響して】

翼が治らなかった時も考えて…
───強くならなければなりません。

ブレスも全て使えませんし、
…やはり、打撃しか無いですよね…

【植物が喋った!?】
【…訳ではなく、髪の色の所為で少し同化してるが少女が一人】
【翡翠色のすらっと整った、肩まで掛かったロングヘア】
【服装は白のワンピースに黒のカーディガンを羽織っている】
【こんな森林には軽装すぎると言わざるを得ない】
【しかし髪と同じく翡翠色のくりくりした瞳は気にして無さそうだ】

素早さには少し自信がありますが、どう考えてもパワー不足ですよね
こう…足を踏み込んで…体重をかけて…できるだけ一点に…

【何やらイメージトレーニングを繰り返しているようだ】

【そしてその背後には音も立てずにゆっくりと魔獣の影が近付いている】
580 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 21:59:46.26 ID:83C1u7Mo
>>578

……うるせぇな、チビじゃなけりゃガキだ、大差ねェだろうが。

【少女の反発の言葉に、そう反論して、少年は憮然とした表情を作る】
【睨みつけて来るその視線には、こちらも害意を含んだ目で睨み返しながら】

こんな所に、テメェみたいなチビが何の用だ。
……幼稚園なら表通りだぞ?

【腰に手を当てた姿勢で、上から少女を見下ろし、挑発的にそう質問を重ねる】
【高めの身長も相俟って、それなりに威圧感があるだろう】

/それでは、よろしくお願いしますー
581 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 22:05:51.66 ID:v.mKTUSO
>>577
……そうですか…
【武美の言葉を聞き少し表情を和らげて聞き】

色々な人から姉さんの話を聞きましたがみんな冷たいや怖いとか言ってましたけど…姉さんを嫌ってない人が沢山いてよかった…
【そう言い】

……姉さんは優しい人なんです。小さい頃は私の面倒をよく見てくれて、色々な人と仲がよくって…
【思い出すように楽しそうに話し】

………姉さんが迷惑をかけていたのでしたら…スイマセン…
……けど…姉さんは悪くないんです…
【泣きそうな表情で言い】

…………姉さんはもう喫茶店にはいませんよ…
【そう静かに言う】

【そして彼女に姉の事を話そうと真っ直ぐ見つめる】
582 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 22:09:36.34 ID:dnI.7EAO
>>579

【ガサガサと林をかき分けながら一人の人物が現れる】

そこの人、こんな夜更けに危険ですよ……

凶暴な獣もいるようですしね…

【後ろ髪が硬そうに固まっている肩にかかる長さのウルフカットの茶髪で茶色の瞳をして、両の耳に綺麗な銀色のピアスをした】
【袖や襟などにベルトが付いて、ファー付きフードがある赤いスタイリッシュなエナメル質のジャケットに】
【迷彩柄のGパンの裾をベルトで止めて、歯車のような機械が付いている茶色のブーツを履いた】
【180cm程のスラリとした長身の年齢は18歳程度の少年と青年の境目のような人物】

【背中には身の丈程の長さで、グレネードでも発射しそうな大きな銃口に厚い刃が付いた巨大なワインレッドの銃剣に】
【腰の白いベルトのガンホルダーには銀色の銃身のコルトMKUと、黒い銃身のピエトロ=ベレッタ】
【さらに腰の両側に二本づつ、黒鍵と呼ばれる儀礼用の細長い剣がさしてある】

【腰の銀色の方のコルトを引き抜き】

【魔獣へ発砲する】
【銃口から飛び出すのは実弾ではなく氷結弾】
【当たった箇所を凍りつかせる効果がある】
583 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 22:11:23.76 ID:wp0uYio0
>>580

……ガキでもない。
生物学的にはとっくに大人なんだけど。

【=年齢的にはまだ子どもの範疇】
【言ってから、少女は立ち上がり】
【ぱたぱたと数度、ワンピースの裾を叩き】
【見たところ土なんかはついていないのだが、まぁやるだけならタダか】
【身長は160なのだが、ブーツの底のせいで今は165センチほど】
【ある程度近くなった高さから、じと、と悪い目つきを返し】

ひと探し。お前みたいなひとを見つける用事は無かったんだけど……。
ああ、ごめん。幼稚園児だったことはないの。

【あっさりと用事を吐いた後に付け足すのは、そんな言葉で】
【わざとらしく困った風の表情もあって、恐らくは悪意ある行動なのだろう】
【それから、困ったような表情はそのまま、口元だけ笑ませて。そんな風に返し】
【威圧感に恐れた風は一切なく。実は高身長に慣れてる少女なのであった】
584 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 22:17:08.05 ID:pU2VNjwo
【魔術協会の一角―――そこは炎に包まれていた―――】

【―――・・・といっても、襲撃があったわけではない。ここは協会が運営している屋内試験場】
【各種魔術を試すために設けられた区角、施設であり―――つまり誰かが炎の魔術をした結果である】
【その内の一室―――炎上するターゲットに、スプリンクラーから水が撒かれ、消火されていく―――】
【―――そこに佇む人影、つまりはこの試験室の使用者がゆっくりとした足取りで、そこから退室する】

【それは、鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女】
【漆黒の長髪は後頭部で纏め上げられ、夜色の瞳は透き通る輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【この時間の「試し撃ち」ということもあってだろう、服装は飾り気の無いジャージだが――
却って彼女のスタイルが浮き彫りになっている気もする】

「ふむ・・・」

【その試験室の控えスペース―――そこには色白な肌と銀髪に映える緋色の瞳を備えた、それなりに背の高い青年が立っている】
【ともすれば軍服にも見えそうなデザインの鉛色のスーツをきっちり着込んでおり、
加えて黒いブーツと手袋によって首から下は素肌が見えないほどきっちり固められている】
【彼の近くには大きめの荷台――その中にはいくつもの魔道具と思しき武器が収まっている】

【先程の少女が、青年の元に歩いて行く。恐らくは少女が荷台の魔道具を試しているのだろう―――】
585 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 22:21:27.41 ID:ozDnhiY0
>>581

…根は悪かぁ無さそうだもん、あの娘。
ちゃんと仕事はしてるし、特にメーワクってこともあたしゃ思わなかったねぇ。

【観るに、相手は感情のバルブを緩め、大きく波立つココロの海を、隠そうとはしなくなった】
【いきなりの変化に、少しだけ戸惑いつつも、武美は気遣いの言葉を続ける】
 【――――……とはいえ、新たに形成された疑問は、鸚鵡貝の殻の様に、複雑に渦を巻いている】
 【自分は嫌いではないと言うだけで、あのリンの性格が『万人受け』するモノだと言い切る勇気は、残念ながら無い】
 【記憶と面倒見がよくて、友達が多い≠ニいうイメージは、時間の経過の持つ『意味』の大きさを解っていても、『繋がらなかった』】

……なぁなぁ、そんな謝んなって。
あんたがそうしても意味なんて無いんだし、気が滅入るだけだろ?
家族にゃ、自信持つべきだろ……うん。

【其れでも、彼女の基本的方針―――ひとにやさしく≠ヘ崩さず、少し腰を落として、相手と目線を合わせてみた】
【どこか、がたりと。自分の意思とは別の重圧を感じさせる姿勢の変え方ではあったけど、良く整備された平らな地面は、踏み締めて】
【自分自身の心に潜む家族の記憶は、『恋人』への所感と言う覆いを掛けながら、レンに対してそんな言葉を掛けた】
【己に連なる血、自分と並んだ血、そう蔑んでくれるな、と言わんばかりに、力強く】

………へ? …そう、なのか。
また一度行ってみたかったけど、如何にも最近あたしせかせかする事が多くてねぇ…残念、だな。

【真っ直ぐ、地平線の向こうまで突き抜けそうな視線の意図を、或る程度酌んだ】
【へらへらしたソレに近い様子は、相手からの『踏み込み』を見た今は打ち壊しにして、新たに真剣な様子を積み上げようとする】
【声自体も、沁み入る重みを増して―――ひと通りの返事を終えたのなら、武美はまた、レンが何を始めるかを見届けるだろう】
586 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 22:23:20.00 ID:83C1u7Mo
>>583

……口の減らねぇガキだな。
ゴチャゴチャうるっせぇんだよ。

【あまり口論は得手ではないのか、苛立ちに眉を寄せて、少年はそう吐き捨てる】
【睨み返してくる視線には、やはり強く睨み返したまま】

……ハ、ならどっかでくたばっちまってるかも知れねぇな。

【嘲笑するように、少女の目的に感想を述べながら、右腰にぶら下がった二本の棒に手を伸ばす】
【別々の二本に見えたその棒は、どうやら繋がっているようで――】

……クチの聞き方ってモンを、テメェにも教えてやろうか。

【二本の棒が、少年の引く抜く手で宙に踊ったかと思えば】
【その二本は甲高い金属音を立てて、一本への棒へと組み変わり、その先端から穂先が飛び出す】
【――そうして、瞬く間に1m50pほどの、漆黒の長槍へと変貌を遂げた】

【穂先はまだ少女には向けられていない】
【槍を右肩に立て掛け、獰猛で凶暴な笑みを、少女に向けて――少女の答えを待っている】
587 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 22:23:58.53 ID:Ig4M6sSO
【――とある自然公園の、敷地内】
【遊具やベンチの設置され、石畳が敷かれた噴水広場――からは、少し離れた林の中にて】

―――シェン・ロンド。あっさり死ぬタマじゃない、とは、思って居たが……案の定。

(あれ程大々的に打って出た以上は、向こうも当に完調している――そう考えるのが、妥当だ)
(……だとすれば、尚の事急がないとな。為す可きコトは、存外に多い)

【飾り気の無い、ピアノブラックの携帯端末のディスプレイを一瞥し。苦々しげに独り語散るのは】
【黒無地のシャツに、シンプルな青のジーンズ。上に臙脂色をしたジャケットを羽織り、ミリタリーブーツを履き】
【腰には太刀を一振りと短刀を二振り帯び、胸元に光るのは青水晶のリングネックレス】

【ともすれば夜空にも類似する、肩程までに伸ばされた濃藍色の髪を夜風に揺らし】
【僅かに朱の差した白皙の貌を険しく顰め、柳眉を寄せた――一見して彼とも彼女とも付かない、人影だった】

(……あの時は、半ば相手の不調に救われたような物だ。幸運は二度も続かない)

休んでいる暇なんて、有ったもんじゃないよ―――ホント、さ。

【常ならば彫像じみて生気の欠けた頬を染める薄朱は、其れが確かに血の通った物である事を示し】
【浮いた珠の汗が一滴、首筋を伝って流れ落ちる――鍛練でもしていたのだろう。恐らくは、大分前から】

【ぱたん、端末を閉じて仕舞い込めば、人影はすらりと太刀の鞘を払う】
【静寂の中。月明かりを映し、抜き身の鋼が玲瓏な輝きを燈した――――……。】
588 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 22:24:52.36 ID:F0pCOH2o
>>582
【声と自分以外が発する植物の音】
【頭で考える先よりに体がそちらに向いた】

ふぇっ!?
ど、どど、どなたです!?

【遅れて思考が追いついてポカーンとする】
【まさかこんな時間帯のこんな場所に人が居るとは思わず】
【やましい事をしているわけではないが酷い慌て様である】

───ってそれ、銃ですか!?
そんな…出会い頭で有無を言わさずなんてっ……?

【取り出された銃器は自分に向けられた物だと思ったか】
【咄嗟にしゃがみ込んだが弾は自分よりも後ろに飛んだ】

…あ、あれ?
おや、背後に魔獣さんが…!?

───まさか、私に襲いかかろうとしていたのかな?

【着弾した場所から流血ではなく凍結しているところから】
【まだ死んでが無さそうだとそちらへ近づき、魔獣から距離を取った】
589 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 22:27:28.67 ID:v.mKTUSO
>>585
……………
【レンは黙り】

……今から言う事に驚かないでください
【真剣な表情で武美を見つめ】

姉さん……紅閻寺リンは…
【静かに】

6年前に死んでるんです
【真実を告げる】
590 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 22:32:04.52 ID:dnI.7EAO
>>588

俺、殺生は嫌いなので、実弾は使ってません

動きを止めた、だけですのでさぁこちらへ

【連続してさらに2、3発発砲しながら】

【空いている左手を差し出す】

それにしても良かったです、ちょうど森の見回りをしている最中でしたので。

こんな所で一体何を?

【少し口元を緩めながら呟く】
591 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 22:33:34.30 ID:wp0uYio0
>>586

ひとをやたらと子ども扱いする人こそ子ども、って聞いた事ない?

【苛立った様子の相手に、そんな、挑発染みた言葉を】
【眉の下がった、わざとらしい笑顔。肩を竦めながら首を傾げれば、鈴たちが一斉に鳴いて】
【甲高い音は、さらに相手の神経を逆撫でするかもしれず】

…………死んでない。

【ただ、相手の言葉を聞いたその瞬間に】
【わざとらしい笑顔や、どことなくふざけたような雰囲気は失せて】
【ぎろりと、先ほどまでの睨みつけを、さらに何倍も凶悪化したような。そんなものを相手に向けて】
【どうやら、その辺は触れてはいけない、ようで?】

どうして初対面のお前にそこまで指導されないといけないの?
私、敬語を使うのは使ってもいいと思えるようなひとにだけなの。
お前はそうじゃないの、分かる?

【自分の身長とほぼ同サイズの長槍。視線を向けて、小さく舌を打って】
【魔力の感知が出来れば、気がつけるだろう。少女の握られた右手の中、ふわりと魔力が発生したこと】
592 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 22:45:00.64 ID:83C1u7Mo
>>591

【少女の余りにも――状況を理解していないとしか思えないような――余裕を見せる姿に】
【少年は小さく歯を擦り合わせて、音を鳴らす】

……ハ、お気楽なこって。
まァ、ンなこた、どうでも良い。

【少女が、ようやく敵意をむき出しにして噛み付いてきたことに、満足そうにそう答えて】
【1歩、後ろに下がる――壁、少女、自分。この位置関係で振るうには、この槍は少々大振りに過ぎるのだ】

テメェの舐めたクチが、どんだけ高価いモンか……。
這い蹲って後悔しな。

【少女の右手の中の魔翌力には、気付かない――気付けない】
【目の前の少女が『羊』などという、生易しい物でないことを理解できぬまま】
【少年は、体重も入れず、石突の方を少女の方に向け】
【少女の額へと、軽い動作で――しかし、それなりの速さを伴って――突き出した】
593 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 22:45:51.30 ID:ozDnhiY0
>>589

…………―――は?

【驚かないでください=\――嗚呼、何と無駄な前置きだったのであろうか】
【そんな状況を招いてしまうほど、レンの言葉は、武美にとっては『唐突』で『衝撃的』にして、『理解不能』だったのだ】
【反射的にこんな反応をしてしまう自分に、一抹の情けなさを感じる―――何か、凄まじいモノが襲いかかる。そう覚悟と認識を固めていた筈なのに】
【言葉で造られた土台は、それまた言葉に依って、泥船の様に容易く崩壊してしまった】

……ああ、悪かった。
確り言ってもらったのに、驚いちまった……。

そうだねぇ………じゃあ、そっちから言って貰えた事だし、ひとつ質問良いかな?

【空虚、寂寞―――鼓膜を引っ掻く様な静けさが、ひゅう、と心を撫でる】
【屋内の筈なのに、空調が利いている筈なのに、胸の内を吹きすさぶ北風―――肉親の死は、鉛の様に重く、冷たい】
【そんな寒々した気持ちに当てられて何となく、言葉に出す事が憚られる質問を、敢えて武美は行おうとする】
【総ては、自分に話してくれたという『信頼』に報いるため―――若しも、レンの承諾が得られたのなら】

――あたしの出遭った、リン=B
あいつは、アレは………――いったい、『何なんだ』…!?

【この事件の、とある本質≠穿つ―――そんな質問が、粛々と武美の口より語られるだろう】
【あれは『リン』であって、リンで無い存在……――幽世に消えた人物が戻る事は無いのだから。武美は、そうだと知っているのだから……!】
【声色には、怖気にも似た確信と、仄暗い好奇心が、奇妙なマーブル模様を描いていた】
594 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 22:46:38.60 ID:F0pCOH2o
>>590

はぁ、そうですか…
確かに、私たちの都合で殺してしまうのは可哀想ですね

───魔獣さん、ごめんなさい

【動きが止まっているのを確認すると、魔獣に近づき】
【怯えずそっと優しく撫でて、差し出された手を掴みに戻る】

本当にタイミング良かったです。ありがとうございましたっ

えっとですねぇ…
何かこう…面と向かって言うと恥ずかしいのですが…修行的な物を…
自然深くの方が落ち着いて集中できる性分でして

【気恥ずかしそうに髪をくるくると指で絡めながら視線を落とした】
595 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 22:46:54.05 ID:EqoFI5co
>>584

――ク、

なんだ、この魔道具の数は……!
戦争でも始める気か貴様ら

【荷台の近くに立ち、猫背気味で魔道具を覗き込む、】
【赤ジャージに青染めの白衣、サイケな服装の男。】
【胸元には、燦然と輝く魔術協会のシンボル】
【無精ヒゲに、ぼさぼさの髪は、決してイケてる部類ではない】


【緑色の書類ホルダーを片腕に抱きながら】
【――彼女らは協会員なのか、と疑うような目付きで二人を眺めている】

/まだいらっしゃいますか?
596 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 22:53:07.73 ID:dnI.7EAO
>>594

彼らも摂理に従っているまでですからね
お互いの領分さえ侵さなければ誰も傷つかない……

【ガチャリと銃をホルダーにしまいこみ】
【淡々と───静かに呟く】

修行……ですか、それは良い事だと思いますが

いささか場所が悪いのでは?公園等の方がよろしいかと

取り敢えず、開けた場所へ移動しましょうか

【ふぅ、と息を吐いてから】
【優しく手を握り、ゆっくりと歩き出す】
597 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 22:58:10.40 ID:pU2VNjwo
>>595
「―――そういう意図でこしらえたものではない、と断っておこうか
とはいえ時期が時期か、誤解を招いたことは詫びるべきか」

【サイケ男の発言に、冷静に言葉を返す軍服?男】
【軽く頭を下げたのは詫びの意思からか―――とにかく動じていないことはわかるだろう】

・・・あの、空木さん

【そこに掛けられるのは、試験場を利用していた本人の少女】
【落ち付いた語調ながらも、その外見からか、変な人じゃないか若干の警戒心が伺えるか】

「何だ?」
この方は、知り合いですか?
「知り合いだと思うか?」

【サイケ男に目をやりながらの質問をする少女に対して、男の回答はあっさりしている】
【男の口調からは、「俺の知り合いにこんな柄の悪い奴はいない」という意思が言外に表れている】
598 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:06:15.86 ID:F0pCOH2o
>>596

それぞれの摂理ですかー……誰も傷つかない……
ゔ…。

【お互いの領分、という言葉がちくりと刺さる】
【自分はどちらの領分にも入るべきではないのかも】
【そんな疑問が浮かんだが首を振ってかき消す】

───まぁ…そうですよね
でも公園はですね、なんか違うのですよ

言葉では表せない何か、がですが
ま、魔獣さんを下手に傷つけるよりかはよっぽどいいのですけどね

【180cmに対して彼女は145cm、身長差35cmでやや手を上げ気味に】
【とてとてと歩幅を合わせて付いて歩く】
599 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 23:08:57.56 ID:v.mKTUSO
>>593
…その反応が普通ですよ
【真剣な表情で武美を見つめ】

いいですよ
【そして質問の承諾をし】

………その質問に答える前に昔話をしますね
【静かに息を整え】

……昔々…といっても、それほど昔ではないです
聖都にとある金持ちの家族がいました
父親、母親、そして双子の姉妹の四人暮らしでした
双子の姉は、人当たりがよく誰にも優しい活発な子でした
それに比べ…妹は人見知りで引っ込み思案で、いつも姉の後ろにいました
【静かに話す…《ある家族》の物語】

家族は幸せに…幸せに暮らしていました

けど…そんなある日の夜に悲劇が起こりました

父親の部下である男が突然狂ったように、父親と母親を刃物でめった刺し殺し、持ってない筈の能力を使い…その家を燃やし始めたのです

……そして運悪く、姉妹は起きてしまいその現場を目撃しました

……両親を滅多刺しにし、狂ったように笑う男て……

その背後で嗤う幽霊みたいな女性の悪魔を
【ここで一旦話をやめる】

【その表情は】
【怒り】
【悲しみ】
【後悔】
【苦痛】
【苦悩】
【吐き気】
【憎しみ】
【………色々な感情が渦巻いていた】
600 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 23:09:27.23 ID:wp0uYio0
>>592

…………。

【相手が満足げだろうが、関係ないとばかり】
【どうでもいい、という言葉に反応したのだろうか】
【明らかな不快感、敵意、殺気、隠すこともせずに垂れ流して】
【ぎり、と。歯をかみ締めるのが見えるかもしれず】

……同じ言葉、返してあげる。

【得物を持って、明らかに攻撃してこようとする相手に対して反応しない馬鹿、というのも滅多に世の中に居ないわけで】
【残念と言うか当たり前と言うか、少女はその類ではなく】
【槍が突き出される瞬間、少女は握り締めていた右手を、ぱっとそちらに向け、開いて】

【それと同時、ざぁ、と。その手元から現れるのは、大量の桜の花弁で】
【蛍よりも弱く光るそれらは、まるで少女の身体を隠すかのよう】
【それからほんの僅か、遅れて。じゃらんと、大量の鈴の音】
【見えなくとも分かるだろう、相手が槍を持っていない手側に抜けようとしているのが】
【少女の身体を貫くような感覚は無いはずだ】

【もしも花弁に触れたとしても、特に何も無く。ひらりと地面に落ちれば、桜の花びらたちはそのうちに消えてしまうだろう】

/絶賛遅れました、申し訳ないです
601 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:10:49.98 ID:EqoFI5co
>>597

……なるほど
流石、ソルジャーと言うべきか

もっとも、「違う」と言われて「はい、そうですか」と信じ込むほど、この俺は甘くないぞ!
拷問に掛けていない貴様らの言葉など、信用に値しないっ

【ソルジャー =軍服っぽい服を着ているから】
【蒼い白衣という矛盾に満ちた代物を、ぶわさぁっ、とマントのように翻す】
【特に意味の無い、芝居がかった動作】

【彼と知り合いでないのは事実なので、別に否定はしないらしい】

……恐らく
襲撃を受けた此処、魔術協会に付け込み大量の武器を売り捌こうとしている武器商人――
――更に言えば、その正体は戦いを加速する為に協会内に潜入した機関のエージェントであると、俺の天才的頭脳はそのような答えを導き出した

どうだ、当たっているだろう?

【ニヤリ。口の端を歪めて】
【自分の妄想を得意げに披露する彼】
【――ちなみに、当たり前ではあるが――天才の部分も妄想である】
602 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 23:13:12.56 ID:dnI.7EAO
>>598

───…?
どうかしましたか?

【言葉を詰まらせる少女を不思議そうな顔で見つめる】
【若干顔を傾けているためか、前髪がダランと垂れる】

やはり周りに自然以外ない方が集中出来る……というワケですか……

さてここら辺で。

もう通りも近いですが、どうします?
まだ鍛練をするのですか?

【しばらく歩いてから】

【木材に使われたのか、木々はなく、開けた空間に出る】
【少し遠くに街の明かりがチカチカと光って見える】
603 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:21:49.05 ID:83C1u7Mo
>>600

……!

【少女が右手を振るい、その掌から美しい桜を散らした光景に――】
【少年は目を剥いて、過敏なまでに反応して見せた】

【腰の入っていない、棒立ち状態から、少年は腰を落とし、槍を引き戻す】
【両手で把手をしっかりと握り、腰を落とし、穂先を前に向ける――武芸者としての構え】

ハ、そうかいそうかい……。
能力者サマなら、こんな場所、危なくも何ともねェよなァ!

【そう叫ぶ少年の雰囲気は、先ほどとは明らかに違う――】
【目の前の『敵』を追う、紅い瞳には、もはや油断や余裕の色は一切無く】
【それで居ながら、目の前の敵と相対することが、喜ばしいというような、獰猛な歓喜の声】

【目の前を覆う桜吹雪を警戒するように、さらに一歩、二歩と後退しながら――】
【その桜の花びらの向こう、鈴の音が走る方向へ、大雑把な辺りをつけ】

【長大な槍の先を、あらん限りに腕を伸ばして――鋭く、突き込む!】

/お気になさらずー
604 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:22:08.08 ID:pU2VNjwo
>>601
【なるほど、服装といい、雰囲気といい、何所かの兵隊と言われてもおかしくはないが――】

「最初に拷問という手段を持ち出すそちらこそ信用するには危険だと思うがな」

【とりあえず冷静に、サイケ男の挙げ足を取りにかかる】
【それから、すぐ近くで翻る白衣を鬱陶しそうに見て――】

「そうか、ところで―――これをどう思う?」

【そういいながら、上着のポケットから一枚のカードらしきものを取り出し、サイケ男に見えるように提示する】
【そのカードに書かれているのは、「魔道具開発班  黒曜 空木」等といった文面――要するに職員証だ】

・・・機関員がここに潜入してるんですか?

【一方、傍らでその会話を眺めていた少女――真剣そうな顔でそんなことを呟いた】
【・・・ボケているのか?】
605 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:27:04.99 ID:F0pCOH2o
>>602

あの…例えば、の話ですよ?
貴方さんは、龍が龍ではなくなった時、何になるんだと思いますか?
その時、その龍に居場所はあると思いますか?

───…変なこと聞いてしまいましたね。忘れてください
【唐突に訳のわからない質問を投げかける】
【ふざけた様子は無く、さっきまでの様子に関係が有るのは容易にわかる】
【…が何でもないです、と視線をあさっての方向へ逸らした】

…そうですね
せっかく来たのですから、もう少しだけはしていきましょうか

些細なことで違いが産まれるわけではありませんが
【はにかんで大きく頷いた】
606 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:28:57.96 ID:egenPv6o
【魔術協会・中庭】

(最近は妙に物騒だなー……それはいいんだが、俺の研究室まで潰されるのはたまんねーぜ)

【こんな夜更けに中庭を歩いている人影があった】
【黒く長い髪を持ち、それごと顔全体を包帯で覆っている。包帯が開いている目は非常に鋭い】
【白衣を羽織っていて、青いズボンに、血のような赤黒いタートルネックを着ている】

【時間が遅い上、格好のせいでかなり怪しく見える】

607 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 23:31:15.93 ID:ozDnhiY0
>>599

【歯噛みしながらも聴き入る話に、何かを差しはさむ余地はない―――演出としては少しばかり感情的に過ぎるが、その気持ちは良く判る】
【飽くまでも、何時もは深層心理の本当に奥底でしか考えない、臍繰りの様に隠し切っている、ある出来事】
【彼女自身は、『敵』の正確な姿を知らず、その攻撃の対象とされる事も、無かった】
【それ故に―――そして、自らの嘆かわしいまでの弱さと、腑抜けた臆病さ故に。なにも、出来なかった】

(……ある国のとある病院、崩れた、あの日、3年前、緑がかって視える影、血塗れの………)
(助けられない、『私』のチカラ、治すチカラ、何の役にも立たなかったチカラ)
(犯人は結局捕まって、雷の国の刑務所に収監、自由と能力を奪われ、きっと命って代価も払ったのよね)
(――――……やれなかった、そそげなかった、『私』の手で………)

【二つの『体験』は、折り重なり、悪趣味な映画でも不可抗力で見させられているかのように、フラッシュバック】
【黙って、ずらさずに、レンの姿に視線をぶつけていた】【沈黙して、虚ろな漆黒で、レンの向こう≠ノ在るモノに、釘付けだった】
 【相手を理解しようとする甘やかで綺麗で、曇りの無い筈の心情は、自分でも判らない何処かで、全力のバック走を開始する】
 【――――……ほんのわずかな、せつなの、できごと】

……大丈夫なら、続けてほしいな。
此処まで来たら、悪ぃけどあたし引き下がれねェ。

【相手の言葉が一度区切られてから、返す武美の言葉に、一点の淀み、僅かな濁りさえ無かった】
【先ほどのタマシイの暴走は、本当に一瞬の、光の速さと同じように、誰にも、自分でさえも『感じられない』瞬間に、起きたこと】
【表情としても、『壮絶な体験に息を呑んだ』と言えば、過不足無く通じてしまう様な、其れだった】
 【旅客機に乗っている人間が、どうして自分は『超高速で空を飛んでいる』と、外を見ずに認識できようか?】

【何はともあれ、混色し暗黒色に近付いた感情で塗りたくられた、レンの顔を瞳を覗きこみ、真剣に言葉を紡ぐ】
【―――――レンには、先ほどの武美の心の内が、おぼろげな『違和感』として掴めたのかもしれない、けど】
608 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:35:41.00 ID:EqoFI5co
>>604

ハーッハッハッハ!
ブルーカラーの貴様にもようやく理解できたようだな!
この!悪の天才魔術師の、危険度というものを…!

【どうやら効いていないどころか、褒め言葉だったらしく】
【咽喉をクツクツと、満足げに鳴らしている】

【それから提示された教員証を、見下すように眺めて】
【おもむろに携帯電話を取り出すと】

――マルムか?

……ああ、俺だ
どうやら機関の偽造技術はまた腕を上げたらしい…
予想以上の出来だ‥。まるで本物‥‥。
やつら、遂に本腰をあげて協会を潰しに掛かるつもりかもしれん

…………早々に、魔眼の研究を完成させる必要があるようだ

【プッシュもせずに耳に当てて、誰とも知れない誰かに通信した】
【つまり、逃げた】

貴様らがそうなのだろう?
美少女が純真そうな表情で惚ける――、機関の使う手段はどこまでも姑息‥!

もっとも――この俺を知らないという事は、やはり今でも上部との連携が上手くいっていないのか

【同じく真剣な表情で、そう答えました】
609 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 23:41:56.02 ID:dnI.7EAO
>>605

龍が龍でなくなったら……ですか
中々哲学的なお話ですね

その龍が自分を龍だと認識していれば龍なのではないですか?
ようは認識と定義、ですよ

例えば人間だって自分は鳥だと思っているのならその人鳥ですよ
あくまでもその人の中の自分という存在の認識は…ですがね

【手を離しつつ】
【優しく微笑みながら呟く】

居場所も同じですよ、自分が一番そこにいて自然な所がそのモノの居場所です
たとえ他のモノに否定されようが、自分の中の揺るぎない定義と認識が重要だと俺は思いますね

【腰に手を当てながら首を傾げる】
【こんな感じでどうだろうか、と問いかけるように】
610 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:47:22.67 ID:pU2VNjwo
>>608
「人を機関云々と疑っておいて自ら悪を名乗るか…貴様は精神科医にかかるべきだな」

【もう完全に不審者を見る目をして、そうぼやく・・・完全に呆れている様子丸出しだ】
【ついでに言えば、呼び方が「貴様」にクラスチェンジしている…脳内で完全に格下とみなしたらしい】

・・・?

【少女も、サイケ男の電波発言について行けず、困惑と疑念の視線をそちらに向ける】

【そんなわけで】

・・・えーと
「輝夜、試し撃ちに戻るぞ。次は…そうだな」
あ、はい。そうですね――

【二人は同時にサクッと「男を無視する」判断をして、男は魔道具を物色し始める】
611 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/07(火) 23:51:33.44 ID:wp0uYio0
>>603

【桜の花弁たちは、そこまで広範囲に広がっているわけでもなく】
【目くらましだったのだろう、相手は長身、数歩下がれば、桜の花弁の範囲からはほとんど抜け出せてしまうはずで】
【りぃん、りぃん、と。鈴の音を鳴らしながら動く、少女も、同じく】
【桜の範囲内から出た少女を見やれば、いつの間にやらその右手には一振りの刀】
【すらりと長い刀からは、なぜだか、無色の液体がぼたぼたと、絶えず垂れていて】

……っ!

【相手の言葉に返すことは無かったが、迫る槍の先に、目を丸くし】
【持ったままだった刀を思い切り振り上げることで。槍を弾く、または狙いを逸らそうとするだろう】
【その力は、細っこい少女のものとは思えないほどに強く、恐らく、能力】
【振り上げると同時、髪に結わえられた鈴から、ひらりと桜の花弁が落ちて】
【垂れる液体の正体は強酸。相手の得物の材質によっては、影響を与えてしまうかもしれなくて】

【もしもそれが失敗したらば、槍は彼女の薄い身体を呆気なく貫くはずだ】
612 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/07(火) 23:57:02.25 ID:F0pCOH2o
>>609

───。

…なるほど
自分がそう思っているなら、そうなのですか…
自分だけの認識……

…………面白い意見をどうもです
参考になりました

【ぐっと噛み締めるようになんどか瞬きして】
【心なしか視線がやや上向きになった気がしないでもない】

「自分が一番そこにいて自然な所」…
こっちは少し私には難しいですね
もっともっと、大人になったらわかるのかも知れませんが!

【そんな場所が無いと内心感じているのがやや崩れた笑顔として表に出る】
【だけどそれも一瞬。両頬をぺしぺし叩いて心の隅へと追いやる】
613 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 00:01:43.61 ID:FS6GboSO
>>607
【レンは武美から何らかの違和感を感じたが……話を続ける】

男はまず……妹の腹を刺した…妹は何もできず腹から血を流し倒れました
そして姉は………………逃げられたのに構わず…妹を庇い…前に出て妹を助けようとしました

…けど…当時13歳の子供と刃物を持った大人の男…どちらが勝ったかは言うまでもない…

……姉は…妹の前で滅多刺しにされながら犯され…最後に心臓をえぐられました…
【吐き気を催すような表情で泣きそうに…怒り…後悔し…あの時、無力だった自分を呪った】

……その間、幽霊みたいな女性が笑いながら妹にある話をしました
自分が契約魔という悪魔である事…男が悪魔に契約した内容は『偉くなりたい』……だから彼の願いを叶えてあげた…男を狂気に染めさせ能力を与え……自分より偉い彼女達の父親を殺させた…そうすれば偉いのは彼なんだから……そう楽しそうに言って!!!
【ついには叫びそう言う】

……スイマセン…
……話の続きですが
妹は…絶望しました…目の前で姉の姿に…
…そして憎しみ…怒り…感情が爆発しました…
…その時、妹から龍の姿をしたアートマンが現れたのです
その時初めて彼女は能力に目覚め…そして怒りのまま男を殺しました

………ただ、元凶には逃げられ、彼女は家族を失いました

……その後の彼女の話はまた別の機会に
【そして話を区切り】

………そして、さっき貴女がいった質問の答えです
姉さんは……その元凶…悪魔に魂を取られ、偽りの記憶を植えられて、リビングデットになったんです…
コレは私の予想ですが……私が死んで…姉さんが生き延びた…そして悪魔と契約して敵を探してる…そういう記憶を
【歯を噛み締めそういった】

【武美には心当たりがあるかもしれない】
【悪魔…】
【そして、リンが年下の少女に何かしたら許さないと武美に言った事を】
614 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:03:26.92 ID:qLRtdV2o
>>610

それはダメだ
仮に……医者に掛かった場合、担当ドクターは俺の脳細胞に刻まれた大いなる真理の燐片に触れ
精神を冒されてしまうだろう……

それは、俺の望む所でもないが故、俺は医者には掛からん!絶対にだ!

【腕を組みつつ、断言して】

【――なんか、気付いたら無視されていた】

ふ。

他の一般人と、まるで変わらぬその対応……。
あくまで、『なりきる』つもりか……貴様ら。

……良いだろう。今日の所は――

【立ち去りかけて、突然右目を押さえるサイケな男性】

――くっ、こんなときに…!

お、お前ら……離れろ…
怪我をしたくなかったら……、俺から、一歩でも遠くへ…!

【蹲りつつ、苦しげに声を掛ける】
【非常に面倒くさい】

【――しかし、黄色と黒色の輪が重なり合って出来た瞳の底の、魔翌力の高まりだけは冗談じゃない=z
615 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 00:04:22.32 ID:zakZp.DO
【魔術協会敷地内】

【青く縁取りのされている星が描かれた、灰色のぽんぽん付きニット帽を被っている少女が、ベンチに座っている】
【防寒具であるコートは、近頃流行りの、カーキ色のミリタリー・コート】
【コートの下に着ているキャラクターもののTシャツやチェックのショートパンツは、
 彼女をやや幼く──14、5歳ほどに見せている要因かもしれず】

んー……なんだか、超変な感じです
超何か隠し事をされているような──?

【そんな独り言を呟き、少女は手に持つ懐中電灯をくるくると弄ぶ】
【更に彼女の足元には、何故か掃除機が偉そうに鎮座していた】
616 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:05:17.95 ID:BW6CKygo
>>611

チッ……。

【長い槍の先を支える力は、あまり強くない――槍本体に掛かる遠心力を利用して、打ち出されるものだからだ】
【容易く弾かれた槍に舌打ちしながら、槍を再び引き戻す――】

……ッ!?

【その途端に、少年の鼻に届いたのは、槍の柄から発せられる、謎の異臭】
【毒か、酸か――正体はわからないが、少女の剣が濡れている理由を、察する】

……ふざけやがって……。

【この間合いを維持し、刺突を続ければ、疲弊するのは少女の方だろう】
【だが、その作戦は、同時にこの槍も消耗してしまうことを意味している】

【僅かな逡巡】
【少年は、それでも、この有利な状況を、まだ手放す理由はないと判断】

ッラァ、逃げてるだけか、クソチビ!

【怒声と共に、今度は僅かに少女に接近してから】
【少女の右半身から左半身へと抜けるように、大きく、薙ぐように槍を振る!】
617 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 00:08:03.29 ID:turkekAO
>>612

と、言ってもこれもあくまで俺個人の価値観に基づいた話ですので

大丈夫、貴女なら見つける事が出来ますよ

【微笑みながら頷いて】
【再び森の方を向き直る】

それではまだ見回りの途中ですし……何より鍛練の邪魔になりそうなのでこれにて

俺は『Justice』の『番怒 氷山』です、何か困った事があれば城にいらして下さい

では獣にくれぐれも気をつけて、失礼します

【そう言いながら森の方へと歩き出す】
【ヒラヒラと後ろ姿に手を振りながら】

/少し短い感じですが日付も変わりましたのでこの辺りで
/お疲れ様でした!
618 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:11:46.65 ID:Nfw1haQo
>>615

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が鎖を肩にかけて重い荷物を引きずる】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、首には季節に合った赤いマフラーを巻いている】

その、アルカドラって人はさ、ムク…いつごろ来るんだ?

「おそらくは明日、あるいは明後日と言った所じゃろうのう、長い事コイツを埃かぶらせてしまって申し訳ないわい
…ま、こいつにおまえが認められるかどうかは別問題じゃがの!」

【垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードルはその箱の上で青年の疑問に答えている】
619 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:14:22.27 ID:ZtYStago
>>614
「・・・」
あの、この人は
「何も言うな、そして俺に聞くな」

【完全に危ない人だと断定し、男は無視する心積もりだったが―――】
【その横で何やら魔翌力を漂わせているのだから冗談ではない】

「ちっ――・・・輝夜」
はい?
「この男を危険人物と断定する―――迎撃しろ」
―――いいんですか?
「会話が通じない精神状態、更に魔術を暴走させる気配――後処理は俺がする。いけ」

【そう言うと、男は少女に荷台の中の何かを投げ渡してその場から一旦下がり、少女は投げられたそれを受け取り、距離を取る――戦う間合いに】
【少女が握っているのは内側に棒状の持ち手が付いた直径30センチほどのリング状の武器――いわゆるチャクラムだ】

―――わかりました

【冷静に言い放つと、少女はそれを構え、サイケ男と対峙する――目的からしても、こちらから先に仕掛けることは無いだろうが】
620 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 00:20:35.30 ID:zakZp.DO
>>618

(あ、蜜柑……)

炬燵に入って超アイス食べたいですね……

【柑橘系の香料が蜜柑を、さらには炬燵を連想させたのだろう】
【ぽつりと一言、聞いただけでは何故そのような発言が出てきたのかよく分からない呟きを少女は漏らす】

しかもわんこが超喋ってるです
グロカワ系ゾンビ黛さんと出会った時以来の超衝撃かもしれません

【くるくるくる、と未だに懐中電灯を回しながら更に彼女はそう続ける】
【どうも結構心理的ダメージを負ったらしく、「超うわぁ」という表情だ】
【そんな彼女。アイス食べたいだのグロカワ系だの意味不明な供述をしているが──】
【目の下にクマができてたりとなんだかお疲れ気味のようである】
621 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:20:48.08 ID:qLRtdV2o
>>619

……ぐ、ぁぁぁぁ…っ

【蹲ったまま、右目を抑え続ける彼】

ヤメロ、まるむ……!
俺は、そんなこと望んでいない…っ

【手の平、瞼、水晶体。それらの奥に鎖された巨大な魔法陣が廻りだす】
【男の知覚する世界がモノクロに――】

【それから、ぐるん】

【セカイが、奥行きを軸に180度半回転した】

――――Fact Gespenst

【魔翌力の高まりが一度途切れ、男の世界に色が戻る】

【空中に現れる反転転写≠ウれた新たな荷台】
【中身の武器のような魔道具も『外側だけコピーされている』】

【出現から0.5秒後、重力に従って】
【元々あったオリジナル≠フ荷台の上に自由落下を開始する】
【荷台との位置を考えれば、対処はそう、難しくないか――】
622 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 00:21:55.95 ID:359uv3g0
>>613

【酸鼻を極める、眼を耳を、背けたくなる――――】【レンが一人称で語ってくれないのは、其れが理由だと推測した】
【話が凄惨さを増して、それと同時に自分の経験からは遠ざかる肉付けのされ方をした結果、狂気よりは真っすぐな『嫌悪』が産まれた】
【研究者気質が独断専行して、ふとその情景を想像して―――凄く、嫌だ。でも、あたしとは、違う】
【眼球を挟み潰しかねない程に眼に力を入れて細め、唇は縫われたかのように、きゅっと結んで】
【――――「[ピーーー]機会が有るなんて、羨ましいね」とか。考えない。間違っても考えてる筈が無い。あたしがあたしが私が………――】

……そう、なの、か。
そーいや。『リン』は………――正しければ、『アーグ』とか言うのを、連れてたな。
ケーヤクマ、確かにそう言っていた……ああ。

【3年振りに燃え上がった、揺り起こされた、どす黒い感情の波―――自分で気づけないから、何事も無く話は進む】
【「私」と「あたし」は、この件に関してはキレイに分離される】【ココロが歪む事は有っても、これで壊れる事は無い】
【飾り気の無い言葉は、何処か後悔する様な響きを内包しながらも、其れでもレンに手を差し伸べようとしている】
【記憶を掘り起こし、起き上らせて、提供できるだけの情報を渡して、凛と構えて次を……待たず】

………なぁ、あたし、どうすればいい?

【この少女のささやかで、然し大きな望みに、貸せる力が有れば貸したい―――半歩踏み込んで、尋ねる】
【それはきっと、武美の優しさだった。誰かを助け、悲しむ人間の数を低減させる、その為に闘う、意思の表れだった】
【――――無道 武美。この時の彼女の中に、暗闇なんて無かった、無い筈だ、無いんだ……?】
623 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:25:44.07 ID:L/eNmtEo
>>617

うん…ありがとうございます!
元気、でました。頑張ってみます

【本人は何故見抜かれたし、とか思っていたりいなかったり】
【うんうんと頷いて、大きく頭を下げた】

はーい、それでは!

Justiceの番怒さん…私はミーナって言います!
お世話になったこともあるので組織の人に宜しく言っておいてください!

【とっても晴れ晴れとした輝く笑顔で】
【手をブンブンと振って見送った】

/お疲れさまでした!
624 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 00:26:43.93 ID:4ZCzD0M0
>>616

【勢いよく振り上げる、その行為】
【当然ながら勢いは即止まらないはずで、ただ、少女は】
【なぜだか、平然と。刀を、宙高くへと投げる】
【間違えて離してしまった、という風はなく。手は明らかに開かれていて、故意】
【そうして宙にやられた刀は、垂れた強酸ごと、数十枚の桜の花弁へと変わり、ひらりひらりと落ちてくる】

……ふざけてない!

【そうして返す少女が、身体の側へ右手を戻す動作の中】
【もしも右手へ視線を向けていたら、見えただろう。落ちてくる花弁を、一枚、ぎゅっと握りこんだこと】

逃げてもない!

【悔しいのか何なのか、そんなことを返しつつ】
【突く構えとは別、と見て】
【少女は、左足を僅かに後ろにやって、それと同時、先ほどと同じ刀が。その手に握られて】
【薙ぐ槍の先を、刀で受け止めようとするだろう。力はやはり、強く】
625 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:33:33.30 ID:ZtYStago
>>621
「―――転写した?」

【空中に出現した荷台を見て、離れた位置から冷静に相手を分析する】
【二人の様子を見守りながら、片手で器用に携帯端末を取り出している】

【―――一方、青年に対峙する少女】
【空中に出現する荷台を認識―――それをきっかけに行動を起こす】

【まずは――その右手に握られたチャクラムに炎を纏わせ――】

――ふっ…!

【転写された荷台が落下を始めると同時、迷うことなくサイコ男に向けて駆け寄る――】
【荷台のコピーは無視して、本体を叩く狙いだ――転写されたものと本物は、すぐにぶつかるだろう】
【少女がサイコ男に接近したなら――チャクラムを持った右手を横薙ぎに振るい、相手の胴体を浅く斬りつけにかかるだろう】
626 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:35:44.97 ID:Nfw1haQo
>>620

【その言葉が聞こえたのか…ぴたり、と彼は動きを止めていた】
【極めてわかりやすい反応と言えるかもしれない、この青年の耳がピクピク揺れていたし、口元がつり上がっている】
【なんとも幸せそうな顔…ああ、炬燵に蜜柑が好きなのか】

【くりん、と首を少女の方に傾けて鼻息荒く近づいてくる】

…コタツの中で食べるとうまいのは…温州ミカンとハーゲンダッツ抹茶と雪見大福!
だと思わないか?なあなあ!そこのなんだか気の合いそうなブラザー!おっとシスターだったっけ?


ツッこんでもいいんだぞ?『いきなり兄弟扱いとか馴れ馴れしい!』とか!


【…なんとも騒がしい青年だった…それにしても妙な青年だった】
【妙な存在感を出している割にこの青年、この魔術協会の中に置いて魔術に関係するような人間のニオイがしない】
【この青年外来者だろうか?】

『…ん?おお、別に喋る犬ではないぞお嬢ちゃんよ…ワシはの、単に愛犬に意識遠隔憑依の術で意識を取りつかせているだけの魔術師にすぎん
見た目はこの通り可愛らしいがのう、どうじゃワシの自慢の愛犬!傍にいなくともこのガキに手入れを怠らせておらんからのう!
そんなに珍しいモンでもないじゃろう?ワシら魔術師の間ではの』

【どうやら喋っているのはこのトイ・プードルの飼い主らしく今はここにいないらしい…】
627 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 00:38:33.91 ID:FS6GboSO
>>622
……間違いないですね
姉さんが冷たい態度を皆さんにしてたのも納得しました
自分が嫌われれば周りは寄ってこないし…自分の復讐に巻き込みたくないから…
……姉さんはワザと嫌われるように冷たい態度をとってたんです

………
…私に聞かれても困ります
……私は貴女の質問に答えただけですし
【目を細め彼女の質問にそう答える】
【手伝ってとは言えない…だってそれは私の役目だし……】

【それに……】

……アーグは今、姉さんの身体を完全に乗っ取った
…その言葉の意味……わかりますか?
【いつの間にか両目から涙を流し無理した笑みで言う】

【敵を撃つという事は……】
【リンを殺さないといけないという事だ】

【姉さんの友達である貴女が姉さんを[ピーーー]手伝いをしてくれますか?】

【最初に言ったリンは喫茶店にもういない……】
【それはリンの身体をアーグが乗っ取り、その場からいなくなったという事だ】
628 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:38:47.86 ID:BW6CKygo
>>624

【鋼と鋼の打ち合う、激しい音が火花と共に散る】
【少年の振るわれた槍の穂先と、少女の引き抜いた刀の刃が、拮抗して、ギリギリと音を鳴らす――】

……テメェらの存在そのものがフザケてんだよ、くそったれ!

【彼我の身長差は、おおよそ20p。体重差にすれば、もっと明確な数字の差が出るだろう】
【だというのに、遠心力を持って振るわれた槍を、こうも綺麗に受け止める】
【その身体に秘められた力は、一体どれほどの物だというのか――】

【――だが、それに怯んで、攻勢を休めるわけにもいかない】
【長く彼女の刀と打ち合えば、融解による槍の磨耗は避けられない】
【競り合っていた刃先を、あっさりと翻して手元に引き寄せると】

フッ!

【短く息を吐いて、左手を、腰のホルダーに伸ばす――黒い、40pほどの棒の方へと】
【少年がそれを引っぱり出せば、黒い拵えの、投擲用の短槍が姿を露わにする】

【少年は、槍を引き出した勢いもそのままに、まるで棒切れでも投げるかのような気安さで、その槍を投擲――狙いは、少女の右肩】
【同時に、右手に持った長槍を、その腕力だけで旋回させ、今度は少女の左半身から右半身へ、先ほどとは全く逆の軌道を描いて、槍を振るう!】
629 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:44:16.65 ID:qLRtdV2o
>>625

【右目を抑えて未だ蹲る男】
【少女に対して、反応できないように見える】

――――ぐ、がぁぁぁぁっ

【血潮のように、鼓動のように】
【男の魔翌力が脈打つかの如く、再度、跳ね上がった】

【眸底が焼けつくように熱くなっているらしい】
【呻き声を上げながらも、左目では確りと少女を捉えている】

――、る、な…と…っ

               Fact Gespenst

【少女が接近しきる前に、能力が自動発動】

【各人に降り注ぐ、それぞれの装備が五セット】

【衣服は視界を塞ぐように降りかかり】
【武器や履物――特にチャクラムは危険かもしれない】
【炎も、同様に転写されている】

【男を5枚の白衣が覆い隠すだろう】
630 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 00:52:52.08 ID:zakZp.DO
>>626

【ぐぐ、と近付いてくる青年を見て、少女は一瞬ぽかんとした表情を浮かべるも──】
【先ほどの疲れたような雰囲気はどこへやら。途端に嬉しそうにきらきらと目を輝かせ】

んふー、意外にも超理解のありそうな方ですね
ただ、個人的にはハーゲンダッツはストロベリーが超お気に入りなんです!
時々無性に抹茶やマカデミアンナッツが食べたくなることは超否定出来ませんけれど、ね
加えて加えて、その雪見大福には超大賛成ですよ!
あのもちもち皮に包まれた超濃厚なバニラ!
あれは超たまりませんよね!

【ぐっ!と拳を握ってまで、そのように熱く語り始める】
【どうやらこの少女、相当なアイス好きらしい】
【青年が魔術師らしくない件については、まだ気付いていないようだ】
【それもこれも、アイス談議に熱中しかけているせいなのではあろうが──】
【しかし、トイ・プードルが続けて語るのを聞くとぱちぱちと瞬きをし、ぱちん、と指を鳴らし】

なるほど!超そういうわけでしたか!
それにしても、生物に超意識を憑依させるとは──
利織ちゃんなら超どきどきで超怖くて出来ないですね……

【犬が喋る、その理由には納得したらしい】
【そして彼女は台詞の中で、自身の名を一瞬紡いだ】
【「利織」──更には、彼女の足元の掃除機】
【或いはこの条件で、彼らが彼女のフルネームを叩きだせる可能性もあるかもしれない】
631 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 00:55:38.95 ID:ZtYStago
>>629
――っ
『回る世界よ人を笑え、回る境は世界を嗤え』!

【前進を中断し詠唱と共に、持ったチャクラムを上に掲げ――チャクラムの纏う炎が一気に大きくなる】
【目の前に展開され、視界を塞ぎに来る転写衣服―――
巨大になった炎でそれらを焼き、それから自分のチャクラムを転写チャクラム目がけて投げつける】
【勢いも火勢も此方が上――特殊な効果が無ければ、投げられたチャクラムは転写チャクラムを弾き飛ばしたうえで、サイケ男のいたところを両断しようとするだろう】

「―――それでは」

【一方、後ろの男は僅かな間に何者かとの連絡を行なったらしく、端末を自身の顔の前で弄っている】
【彼に振ってきた軍服は何かしらの力で吹き飛ばされたのか、何所かに飛んで行ったが――
少女と相対し、自身の衣服に覆われたサイケ男にそれを視認することは難しいだろう】
632 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 01:00:57.57 ID:359uv3g0
>>627

………――わかりたく、無ぇ。

【踏み込んだ片足に、もう一つの足も揃えて―――言い放つ言葉は、弱弱しかった】
【否定したい、力強く。徹頭徹尾・断固として、その言葉はウソだと断じたいのに、総ては当事者より齎された事】

……でも、なぁ!
前まで離れてたんなら、また切り離す手段はねぇのかよ…?
あいつの意思を保ってたんなら、そいつを呼び起こす方法は、何か有るんじゃあ……!

【――――この上なく、希望的なニュアンスを含んだ台詞だ】
【「ねぇ」から「有る」へ。自分に言い聞かせるように、無意識のうちに斬り替わる言の葉】
【潤んだレンの双眸へと、鋭い視線を向けながら、武美は問い掛け続けた】

もし………何の手も出せ無ぇって判ってて、此処まで話したのなら。
あたしは……本当に悪いんだけど、あんたの事……――ちょいと、軽蔑するねぇ。

…どうして、少しでも誰かを『乗り気』にさせる様な台詞を吐いた?
そりゃあ人に寄っかかるのは悪くなんて無い、力を貸して、貸されて、其れであたし達は生きてる……。

……――だがよ、こう言う事は。
―――――……チカラを貸させる気が無ぇのに、話す事じゃあ、無いだろッ!

【思わず、眼の前が見えなくなる―――噛み付くように、武美は吠えた】
【余りにも乱暴な理論では有るが、それは総て、自分が誰かを落胆させることへの、裏返しだ】
【――――武美は、『使える』人間に、なりたかった】【タロットの正位置と逆位置は、対極。然し、結局は同じ絵柄】
【掴みかからないのが、不思議なくらいの勢いで―――過熱する感情そのもの、と言っても良い言葉と、熱い息が、レンの許へと舞い進む】
633 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 01:07:12.28 ID:4ZCzD0M0
>628

らぁ?

【受け止めた衝撃に、僅かに眉を顰めながらも、力は緩まらず】
【同時に、思わず、という風に漏れた声は複数形に関する疑問的もので】
【力で押し切ろうとしたのか、ざり、と。足に込める力をいくらか強くしたところで、あっさりと槍を戻され】
【ほんの一瞬、体勢を崩しかけるも、持ちこたえ】
【僅かに隠すように後ろにやった右手、刀を持ったまま、握ったり開いたりしているのが見えるやもしれず】
【表情は何となく不機嫌そうな、眉を寄せたもの】
【右手が見えたならば、その表情と行動で。右手にダメージを負ったらしいことがバレてしまうかもしれず】

……っ!

【投擲された短槍、狙いが利き腕である上にダメージまで負っている右手と理解して】
【半ば反射的に、右足を引いて、身体を捻ることで、それは回避】
【ただし、次の攻撃には背中を晒す形。回避したその瞬間に、表情が変わって】

――――ッッ!

【甲高すぎて声になっていないのか、それとも声さえ出なかったのか】
【そんな、声のような音と、衝撃で一斉に鳴く鈴の音たち】
【相手に伝わるのは確かな手ごたえで、受身も取れずに、近くの壁にでも、突っ込むのだろう】

/おくれましたごめんなさい
634 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:08:43.30 ID:Nfw1haQo
>>630

おお、ストロベリー派かあんた…!俺の好み上の問題でどっちかと言うと抹茶なだけで
俺ストロベリー大好き!ああ、最高の贅沢だよなあ…コタツん中でアイス食べるの…!
生チョコアイスバーなんてのもたまに売ってるがアレもなかなか…!

「…あー、お前さんたち、ずいぶん熱くなっちょるみたいじゃのう、ワシにはついていけんわい」

【コタツの中ではミカン一筋派じゃあ、と呟きながら犬はため息をついてそっぽを向く】
【そして棺桶の上で頭を地面に擦りつけながら痒いところを掻いているらしい動作を終えた後…彼は足元の掃除機をみる】
【少し目を細めながらその視線を向けると…少し唸り】

「まあ、ラクな魔術でもないしのう…結構高等で失敗するとエライ事になりかねんしわざわざマネせんでもいい
若いモンが好奇心に任せて首を突っ込むほどのモノでもないしのう…そういうお前さんは…そう、覚えがあるぞ
利織、お前さん南雲利織じゃろう?ワシと同じ魔道具開発をしちょる魔術師のはずじゃあ…そこそこ名が売れちょるから知っていた」

…え、ムク、この人も魔術師なのか?…へー、一見そうは見えない…俺より年は下っぽいし…

「魔術の道に入る人間のスタートラインは皆違うからのう…ゴールへと向かうスピードもな
だからそんなに珍しい物でもない、お嬢ちゃん、ワシはムク、大山 無玖じゃあ」
あ、俺は剛田 剛太郎、呼び捨てにしてくれてもいいしゴウさんでもジャイアンでも好きに呼んでくれよな!

【自己紹介、そして交流の握手、これが彼ら流の挨拶と言う事でいいらしい…】
635 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:11:33.51 ID:qLRtdV2o
>>631

【投げられたチャクラム】
【自身の衣服に覆われた状態では、目視も回避も難しいが――】

【――転写≠フ魔眼の副次的効果として、男は物質位置を認識できる】

ク、ォォォォ、ッ

【白衣を撒き散らしながら、無様に右方へ転がって――】

【――回避し切れなかったのか、左腕が大きく焼き斬られた】
【リノリウムの床に散る鮮血】

【その痛みで、魔翌力集中は大きく減衰】
【瞳の奥の魔法陣も回転を止め】

――っ、はぁ……っ、はぁ……っ

【先程とは別の理由で、蹲る男】
【出血の止まらない左腕を押さえて、苦しげに息を吐いている。二人の方は見ていない】


【魔眼の説明を補足するなら、青染めの白衣や赤ジャージの転写は完璧だが】
【少女やくうきさんの服は、デザインがどこか間違っている】
【肌着など、男が観測していないものなどは、ほぼ別物である可能性が高い】
【もっとも――、すべての衣服が消えてしまったのなら、調査しようのないことである】
636 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:16:47.71 ID:BW6CKygo
>>633

【少女の負傷を示す苦い表情にも、こちらの発言への不審の声にも、少年は一切反応を示すことは無かった】
【振るわれた槍は、主の命に従い、少女を強かに打ち据えた――】

……。

【槍から伝わるその手応えは、紛れも無く年端も行かぬ少女のもの――】
【あまり愉快な感触とはいえないソレを噛み締めながら】
【壁に叩き付けられた少女の方に、油断無く槍を構えながら、近付いて行く】

……それで終いか?

【壁にたたきつけられた少女へと、槍の穂先を突きつけながら、そう問う】
【先ほどまでの、凶暴な獣のような表情は無い――】
【熱から醒めたような。出会ったときと同じような、威圧的なだけ≠フ口調】
637 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:18:03.34 ID:E5p/np.o
【魔術協会・中庭】

(最近は妙に物騒だなー……それはいいんだが、俺の研究室まで潰されるのはたまんねーぜ)

【こんな夜更けに中庭を歩いている人影があった】
【身長は150前後。黒く長い髪を持ち、それごと顔全体を包帯で覆っている。包帯が開いている目は非常に鋭い】
【白衣を羽織っていて、青いズボンに、血のような赤黒いタートルネックを着ている】

【時間が遅い上、格好のせいでかなり怪しく見える】
638 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 01:21:48.94 ID:FS6GboSO
>>632
姉さんはアイツの手で動かされてるんです……どちらにせよ…アイツを殺せば姉さんは……
【目を細め】

…………
私は貴女に姉さんの事を聞かれたから貴女に話したんですよ?
【武美の熱さにそう静かに返し】

……貴女に手伝ってと貴女に言って………最悪、貴女に姉さんを[ピーーー]事ができますか?
私は……姉さんの友達に姉さんを殺させたくないんです!!!罪を背負うのは私一人で充分なんです!!!!!
【感情に任せそう言い】

………………………けど…本当は手伝って欲しいですよ……
だけど…私の復讐に他人を巻き込む訳にはいかないんです
私は…復讐の為だけに…………生きてるんですから
【ポツリと本音を言う】
【……そう…アーグを[ピーーー]のが彼女の生きる目的…】

【……自分が無意識に彼女に手伝って欲しい…助けて欲しいと言ってるのを自分で気付かず】
639 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:22:07.94 ID:ZtYStago
>>635
【ひゅんひゅん、と器用に少女の手元に戻ってくるチャクラム――それを受け取った後、少女は倒れたサイケ男に視線を遣る――】
【先程までの強い魔翌力は感じられない、が――警戒して、チャクラムを握った手をいつでも振りまわせるように構えておく】
【同じく後ろの男もサイケ男を見つめる――様子を、ただ黙って眺めている】
【怪我を心配していない、という話でも無いが――
二人からすれば、勝手に自分たちを危険人物扱いした挙句に暴れ出したのだ、助ける気になるかといえば流石に無理がある】

【ふと、男が視線を自分が飛ばした服に――その裏地に向けた】

「(見えないところは転写できない、か…?)」
640 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 01:27:48.19 ID:zakZp.DO
>>634

んふー、同意が得られて超嬉しいですよ
夏にコンビニでアイス買って食べるのもなかなかですけれど、やっぱり超炬燵にアイス!
きっとおっさん連中で言う「風呂上がりにビール」並に超最高ですよ!
……どうやらあなたとは本格的に超アイス談議をする必要性がありそうですね

【目の輝きは更に増し、冬空の星のような煌めきを見せるほどまでヒートアップする少女】
【ある程度語ったあたりで、にまりとした悪戯な笑みを浮かべたところで──トイ・プードルによる制止】
【「んふー、超申し訳ないです」】
【犬に向けてはそんな謝罪を述べる彼女ではあったが、まだまだ語り足りないようで】
【頭の中はすっかりストロベリー色。「アイス超食べたい」なんてことを考えていたとか、なんとか】

っとと、んふー、どうやらこの超利織ちゃんの名は徐々に徐々に世界に広まって──

──……、……。。?

【そして、相手が自分の名を知っているのを聞くと得意げに人差し指を立てる彼女だったが──】
【その、相手の名前を聞いて思わずフリーズ】
【「大山?」「無玖?」「超聞き覚えが──……」】
【──…………】

   …………第2班班長ぉ!?

【思わず、夜中だというのにそんな大声を少女――南雲利織はあげてしまう】
【それもそのはずだ。目の前の「わんこ」は、班こそ違うものの己が所属する魔道具開発班の班長であるからだ】
【いくら上層部に、自身の魔道具製品化を直訴しに行った彼女であろうとも】
【「上層部」と「班長」──そこには、彼女の中では何かしら微妙な序列らしきものがあるようで】
【唖然とさた表情で、彼女は無玖を見つめるのであった】
641 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 01:40:09.40 ID:4ZCzD0M0
>>636

【近づかなくとも分かるかもしれないが、近づけばよく分かる、だろうか】
【背中を打たれ、壁に突っ込んだにしては、顔に怪我が少なく】
【女子としての本能か生き物としての本能か。ともかく、顔辺りからは突っ込まなかったらしく】
【変わりに、いかにも駄目な風にだらんと垂れた両手が、なんだか曲がっちゃいけない方向に曲がりかけてる気もして】
【ともかく、壁に寄りかかってようやく座っているような体勢】
【少女と一緒に吹っ飛ばされた刀はいつの間にやら花弁と変わり、既に花弁さえ消えうせていて】

――、……――。

【槍を向けられても、荒い息と一緒に掠れた掠れた声のようなものを発するばかり。最早戦意喪失してるらしく】
642 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:40:21.17 ID:qLRtdV2o
>>639

【魔眼を使用した反動による頭痛と、裂傷による熱を帯びた鋭い痛み】
【本来なら、気絶してもおかしくないソレ】

【しかし、今は】

【初めて$闘行為を行った今は】
【本能的興奮により、アドレナリンの分泌が過剰になっており――、思っていたほど辛くない】

【上半身を擦るように起こし、立ち上がって。ふらり】

――フ、ハ。 ハハハッ!

ハーッハッハッハッハ!

…や、やるではないか、貴様ら…!
我が黄金の魔眼、ファクト・ゲシュペンストが破られたのは初めてだ!
22年にも及ぶ、この天才的魔術師に勝利したこと。素直に褒めてやろうではないか…!

しかし、俺に勝ったからといって安心するのはまだ早いぞ…っ
この協会内には、第三魔術協会製禁術兵器星影型:『アヴェスタ』という最終防衛者がいるのだ
勝ち誇るのは、そいつを倒してからにするのだな、機関のエージェント共よ……

魔術協会は、貴様らの好きになどさせん……

【高笑いした後、苦しげな表情で偉そうに話した。たぶん、また、妄想かもしれない】

【ポタポタと血の跡を残しながら、彼は出口に向かっていく】
【恐らく、自らの研究室で治療するつもりなのだろう】

【内心――、子供の頃から憧れていた小説のキャラに近づけた気がして】
【怪我の割には満足した気分だったとか】
【……迷惑な話である】
643 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:42:17.71 ID:qLRtdV2o
>>642
/うわわ、修正加えすぎて……セリフが日本語でOK
/「22年にも及ぶ、この天才的魔術師の不敗伝説に終止符を打ったこと」
/とでも読み替えて下さい><
644 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 01:42:56.40 ID:359uv3g0
>>638

……ンだ、最初から殺ったら共倒れするって、解ってたのかよ。
そいじゃあ尚更、結局どうしてぇのか、あたしにゃあ読めなくなる……!

【右往左往し、彷徨/咆哮する精神、[ピーーー]べきか殺さぬべきか】
【――――つい最近、或る夜の、『好きに成れない』自分を見ているようで、厭になってきた】
【人間、そう簡単に覚悟を決められるわけが無いのに、今日の彼女は直情的に過ぎている感が有る】
【尤も……――レンが全てを知っていて¥ョも心を決められなかった事への、憤りも当然含まれているのだが】
【其れすらも、かつての自分を発掘してしまう要素であり、武美にとっては恨めしかった】

………迷うだけなら、行動しないんなら……――生きる理由が無くなるなら、死んじまえば良かったじゃないか。
言葉尻だけ拾えばそう言われたって、あんたは何一つ文句言えないんだぜ…?

今からでいい…『どうしたい』か、ハッキリ決めちまおうじゃないか。
長い間迷うのは、あたしにも良くある、が―――結論が出ないんじゃあ、只の人生の浪費だよ。
そう……――自分で[ピーーー]気が無いなら、あたしが殺そうが誰が殺そうが、後悔する……ああ、全財産、ドバッと賭けてやっても良いねぇ!

【声で撒き散らす、身勝手な気持ち――――相手の事が解らないで、自分を当てはめているから、こんな台詞で話を回そうと思える】
【然し今の武美の中には、自己嫌悪を抑制するようにして、一種の『諦め』が生まれ始めていた】
【結局は他人だから、何処かで折り合いをつけなければならない。例えば恋人同士でもそうなのだから、今日知り合った人間なら猶の事】
【この言葉を以ってしても、何年逡巡しても、気持ちを固められないなら――――自分にできる事は、一掬いとて無いだろう】
【………――幾ら優しくあろうとする人間でも、暗雲を抱えていない筈が無い】
645 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:49:54.18 ID:Nfw1haQo
>>640

風呂上がりにビールかあ…俺の地域は「断固コーヒー牛乳!」って言う奴もいたなァ〜
あれもあれでうまいのなんの…!フルーツ牛乳、特にいちご牛乳派の奴とかもいるよな…

【俺は断固コーヒー牛乳だけどと呟いた後で突然もの凄く驚いたような顔をする利織】
【なんだなんだ!?と少し身構えながらすごい驚きようの彼女の身を少し案じる】

か、利織大丈夫か…?なんだムク、班長なんて言われてるけどそんな偉い魔術師なのか?

「いや遅いわい!今さらその反応をワシに向けるのか!?その反応すら薄いし!おっまえワシがこの地位に着くまでに
一体どれだけ骨折ったと思っちょるんじゃあ剛太郎…!なんか腹立つのう!」

【どうやらジャイアンこと剛太郎は彼の地位を知らなかったらしく、だからタメ口だったのかと思いきや特に変わる事もなかった】
【身分の上下関係とかに縛られないタイプか…?現代社会では苦労するタイプだと思われるが…】

【ムクは利織の掃除機に近づいてすん、すんと嗅覚をもって掃除機を調べながらその周りを回って…】

「ふむ、噂には聞いていたが本当に掃除機を魔道具に改造したのか…これがうわさの品とはな」

…掃除機を改造…うわあ、なんだか急にこの相手は魔術師って感じがしてきた…
ほら、この子ムクと同じ匂いがするよ、同じ穴のムジナって言うか…ムクも棺桶を戦闘用の武器に改造するし…
普通に掃除機とか棺桶として使う事はないのか?


「わかっちょらんのう剛太郎、ワシら魔道具開発班は魔術師でありながら発明家でもあるんじゃあ
既存の物を既存の使い方で使っていたらそれが古くからの『当たり前』、そんなところから新しい物なんざ生まれんじゃろう
まずは既存の物でも…こんなふうには使わないがこう使うと便利だな!と思うような『新しい使い方』を発明するのが初歩中の初歩って物じゃあ」

…へえ…この掃除機はどういうふうに使うんだ?

【ムクの方は相当興味を持っているらしいが青年は少し身構えながら、警戒しながら掃除機を調べ始める】
【おそらくはムクの棺桶の経験があるからか…この棺桶ただの棺桶としての用途にはほとんど使われないように見える事もある】

【おそらく彼の棺桶は…新しい方向に突き進み完全な別の物として生まれ変わった品なのだろう】
【そのフォルムの中に何が隠されているのか…そしてその時の経験から彼もこの掃除機を『奇妙な品』として見ているらしい…】
646 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 01:53:46.67 ID:BW6CKygo
>>641

……。

【少女の負傷の具合を一通り観察し終えて、少年は小さく嘆息した】
【右手に持った槍を、ひょい、と掲げて、再びもとの二本の棒に畳みなおして、ベルトのホルダーに収める】

……。

【ギリギリと、少女の倒れた姿に歯を軋らせる――その表情に浮かんでいるのは、怒り。そして苛立ち】

(こいつは能力者だ。生かしておく理由はない……)
(……クソ、クソ、クソ、天下無敵の能力者サマが、無防備に倒れてるんじゃねーよ!)

【内心ではどのような葛藤があるものか。少年は灰色の髪をバリバリと掻き毟ってから】
【少女の前に膝を付いて、詳しく負傷の状況を調べる――】

(……ひでぇのは腕だけか。……ほっといても、死にはしねェな)

【少女の腕に異常があることを認めると、己の黒いシャツを、引き裂いて】
【腰の左のホルダーから、残った二本の黒い短槍を引き出す】

【短槍の穂先を、カバーに収めて、それを添え木の代わりに、少女の両腕に当てて、乱暴にシャツの切れ端で固定する】

……言っただろ、テメェの舐めたクチの代価だ。
……これに懲りたら、二度とこの辺をうろつくんじゃねーぞ。

【少女に向けて、ドスの利いた声でそう脅しつければ】
【左手を掲げる――】
【――すると、路地の端に飛んでいったはずの、一本目の黒い短槍が、少年の左手へと飛来してくる】

【少年はソレをこともなげにキャッチすると、それも腰のホルダーに収めて】
【そのまま、その場を去っていくだろう】
647 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 01:54:57.81 ID:FS6GboSO
>>644
……貴女は揚げ足取りたいだけですか?
【少しイラッとしそう言い】

……けどそうですね
悩んでちゃダメですね
私がやる事は変わりませんしね…アーグを[ピーーー]のを
【表情が和らぎ、殺し屋の冷たい瞳になる】

姉さんを助けるの……手伝ってください
【頭を下げそういう】

あと…魔術協会の敵についての情報知りたいですか?
【そして魔術協会の人に伝えたい本題を言う】
648 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 02:04:23.87 ID:ZtYStago
>>642
【立ち上がるサイケ男を警戒しながら見守り?―――】
【なんか高笑いを始めた男に少女はビクッと軽く驚き、軍服男は訝しげに目を細める】

―――あ、ありがとうございます?
「魔眼、か…」

・・・?
「・・・貴様は色々と早まっているようだが―――もういい」

【偉そうにべらべらと喋るサイケ男―――その言葉の中、軍服男は『禁術』という単語に眉をピクリとさせる】
【捨て台詞を履いて出口に向かったサイケ男を、素っ気なく見送り―――】


【男が去り、通報を受けた数人の職員が後片付けにやって来た頃、】
【若干困ったような表情を浮かべる少女に対して、軍服男は相変わらず静かに思考を、感情を巡らせる】

…なんだか、誤解されたままですね?
「もう無視しておけ。それよりも…『第三魔術協会製禁術兵器星影型』か」
・・・そう言えばなにか言ってましたね。でも出まかせの可能性の方が高いですよ?
「―――いや、あの男は、『出鱈目』は言っていても『出任せ』は言っていなかった――探る程度の信憑性はあるだろう」
はぁ…
「(『封印された存在』に当たったかどうか…さて?)」

【そう言うと、周囲を一通り見まわし―――】

「とりあえずあの男を指名手配―――ここの補修代は奴持ちだ」

【職員に向かってそんなことを言った】

/お疲れ様でしたー!
649 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 02:11:10.52 ID:359uv3g0
>>647

……揚げ足を取られてへこたれる様じゃ、まだ想いが固まっているとは言えねェさ。
あんた、あたしのカノジョに逢ったら、もっとボロクソに言われるかも、だぜ………ん?

【※ナチュラルに「彼女」とか言っちゃう辺りは、邪気眼喫茶を訪れた時分の侭である】
【恥かしさが中和されているからか、激情を半ばの呆れに転換させながら、数歩後ろに下がり、少しずつ収めようとしたが】
【ふと―――視界に飛びこんだレンの眼に、違和感を覚えた】
【表情が和やかさを取り戻すことと、眼の『色』を変える事の関連性が、まったくもって判らない】
【ともすれば、警戒しているとも思われるほど、計る様にその視線を研ぎ澄まし、ブブゼラを抜ける状態に入ろうとした、が】

……ああ、出来る限りのことはやる…分離できるようなら、それも。

【特に攻撃される様子が無いので、攻撃的な構えを崩して、柔らかな微笑みを作った】
【然し―――『魔術協会の敵』。その言葉を耳朶に取り込んだ瞬間、双眸は仁王の様に見開かれた】

………『ライブラ・ユースティティア』。推測するに現場調達タイプのネクロマンサー。
使用武器は蛇腹剣(がりあんそーど)、戦闘能力は高いと思われる……それ以上、或いはそれ以外の情報が、あれば……!

【表情を元の軌道に乗せつつ、機械的に自分の持っている情報を読み上げてみる】
【……――心算だったが、実際は語尾に力が籠り、思わず掌を閉じ、拳を作っている】
【まどろみへと武美を誘い始めていた疲労は、霧の中を熱線が付き進むようにして、一瞬にして払われた】
650 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 02:13:21.75 ID:zakZp.DO
>>645

【「超奇遇ですね、私も超コーヒー牛乳派です」】
【「たまに普通の牛乳も飲みたくなりますけど、ね」】
【──そんなことを、なんとか口にし】
【なんだか微妙は反応のジャイアンにむけ、これまでとは全く違った、抗議の色を込めた表情を浮かべながらびしっと指を差す】

剛田くんは超分かってないですねー!
班長ですよ班長!なんか超凄いんですよ!?
ちゃんと現場の人間なので超無茶言うことも……いや、たまに超言いますけど
ともかく!超ちゃんと班員の意見聞いてくれますし!
たまにはご飯おごってくれますし!超偉大なんです!
上の頭でっかちさんたちとは超違うんですよ!

【──どうも、彼女の中の評価では班長>>上層部らしく】
【たむたむと地団駄を踏んで、そんなこと】
【ただし踏まれているのが地面ではなく掃除機なのが、哀れなことであった】
【きっとこの掃除機。今まで何度も何度も同じように彼女に踏まれ続けてきたのだろう】
【頑張れ、掃除機】

さっすが班長さん、よく分かってます!
古い考えだけじゃ超世の中回りません!

因みに私は、その入手の容易さや動作実験にかかる費用の面に着目して、家電製品を選んだわけです!
宝石なんかより遥かに安く超魔道具が超作れちゃうわけですねー

それとそれと、この掃除機。

      飛びます。超

【ばばばばば、と。簡単にではあるが自身が家電製品を使用する理由を述べた後──】
【──にまり。浮かべた、悪戯笑い】
【その瞬間、ふわりと利織に踏まれていた掃除機がゆっくりと浮き上がる】
【地面からほんの数十センチほどしか離れていないが、確かに掃除機は浮いていて】
【或いは、掃除機内部に「制御」「浮翌遊」の術式が書き込まれているのがわかるかもしれない】

普段は私が上に乗るんですけどね、超。
魔女の箒ならぬ利織ちゃんの掃除機です!
重量は80キロくらいが超限界でしょうか?
因みに本来の掃除機の用途である「吸い込み」も強化されてたり超します。

……大山さんの棺桶は、超どんな感じなんですか?

【まるでお気に入りの玩具を自慢するような、そんな口調であらかた語った後】
【ふと大山の方を見て、利織は首を傾げた】
651 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 02:21:36.40 ID:4ZCzD0M0
>>646

【相手の葛藤にも、少女は反応を示さず】
【外に意識を向けるだけの余裕が無いのだろう、恐らくは】

【ただし、腕に触れられれば】

――っ、あ!

【なんて、甲高い悲鳴のような声を上げて】
【目元にいっぱい涙を溜めて、5歳ほどの子どもの抵抗よりも弱いような、そんな抵抗】
【しかし、それも疲れたのか、それとも痛いのか。途中でやめて】
【そのうちに、相手が手を離せば、ぎゅっと身体を丸めてしまい】

【それから、相手の脅しの言葉には】

――。

【口の形では「やだ」と。ただし、身体を丸めたことで口元は見えず】
【声も、掠れきった上に、ほとんどに息が混ざり。聞き取る以前に、これを声と認識できるかが危ういレベルで】
【相手を引きとめたりはせず、だからと言って見送ることもなく】


【そうして、相手が居なくなって数分後】

――――っ、っ、――っ。

【悔しいのか痛いのか怖かったのかなんなのか、ともかくぼろぼろ涙を落としながら泣きじゃくる少女を】

「……ともかく、帰ってから泣かねぇか? 寒いんだが……。」

【……なんて、頭を撫でながら慰める(?)やたらと色素のない感じに白い、長身の女が、居た、とか】

/おつかれさまでしたのです、たびたび遅くなって申し訳ない……。
652 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 02:23:29.91 ID:FS6GboSO
>>649
へこたれてません
【頬を膨らませ】
【彼女って言葉は聞こえたがあえてつっこまなかった】

……お願いします
【頭をさげ】

……おや?私が赤木に流した情報がもう伝わってましたか?
【首を傾げ】

…それとライブラの仲間に魔術協会の《黒歴史》が一人いますよ。女子寮を破壊した…
詳しく聞きたかったらヴォイゼンという先生に聞いてください
……下手したら魔術協会が潰れるネタですから
私が軽々しく言えませんし
他の人に情報をリークするのはオススメしません

あとライブラは精神を追い詰めるやり方や挑発も得意としますので
【そう言い】
653 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 02:24:50.80 ID:qLRtdV2o
>>648

【自分の研究室に向かう途中】
【壁を肩で擦るように歩きながら、彼は考える】

(2週間……、2週間だ。)
(魔眼に選ばれてから、ヒゲを剃る暇も惜しんで研究を重ねた。)

(しかし――、強いな。)
(あの炎は魔道具の力か? 俺よりも幼いだろうに、武器の扱いでは完全に抜かれていた)
(育った環境が違うのかもしれない。付け焼刃とシミュレーションでは追いつけないか――)

【不意に、足から力が抜けて崩れ落ちる】
【視野が黒く黒く狭窄していく。血が足りない】

【自身の魔眼についての研究レポートが地面にばら撒かれて】
【それを拾うだけの体力も、残されてはいなかった】

(――あぁ、すこし、調子に乗りすぎたな……)
(名乗りを堪えたのは、我ながら偉かったと思うが――、やはり、ダメっぽいな)

(せめて、今の実験結果を……、纏めてから……)

【彼の瞼は無意識の内に閉じられて――】


【――逃げる暇もなく、指名手配されたその日の内に、あっさりと捕まってしまった】

【当面の研究資金を、根こそぎ徴収され】
【その晩は、涙が枯れるほど泣いたとか、泣かなかったとか】

/わー、お疲れ様でしたー!
654 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 02:26:55.38 ID:BW6CKygo
>>651

/長時間おつかれさまでした!
/いえいえ、お気になさらずー。
655 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 02:31:24.56 ID:Nfw1haQo
>>650

…喋るトイ・プードルが超偉大だって

「現場派の人間だって言ってるじゃろうが!だからワシは人間だって何度言えば分かるんじゃあ!?
フン!まあいいわい…それにしても関心せんのう、心なしか少々ボロボロになっちょる気がするぞ
イカンなあ…物を大事にしないのは…じゃがコスト面などから家電製品に目をつけたのは褒められるのう…」

…うーん、俺の中の魔術師のイメージとこの世界の魔術師ってだいぶ違う気がしてきた…うわッ!?

【ふわりと浮かんだ瞬間にまず真っ先に驚いたのはどことなく感心した雰囲気のムクの隣にいたジャイアン】
【まさか浮かぶとは思わなかった、強い吸い込みとかは予想していたが飛んで乗り物にする品とは…全然考えてなかったようだ】

…掃除機なのにわざわざ乗り物にしちゃったのか…?

「いい着眼点じゃろう?そして新しさもある…誰が埃を吸い込むための電化製品を乗り物として扱おうなんてなかなか考える物じゃあない
こういう発想の転換がワシら魔道具開発に携わる魔術師の成功の秘訣ってもんじゃあ…しかし甘い!
乗り物という点においてはワシの棺桶もすでにたどり着いちょる領域!」

【首にぶら下がっている橙のカギを横長な六角形のかたちをした中央には縦の凸凹線が亀裂のように溝となってある錠前に差し込み…カチャンと回す】
【すると錠前がパカッと2cmほど両サイドに開き中からオレンジ色の光を放つと…ピロリン、と音を立てて棺桶が変形】
【フロント部分に棺桶のフォルムの名残が残った…バイクへと変形した】

「どうじゃ、飛行するほどではないが悪路も走り加速力に極めて特化した我が棺桶バイクモード!普段はこの剛太郎が操縦しちょる
じゃがこの棺桶の縦長六角形のフォルムは…もっと万能さを秘めた品なんじゃあ…」

【こんどは別のカギを取り出し…また地面に落ちた錠前をカチリと音が鳴るまで閉めると差し込み始めている】
656 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 02:37:13.65 ID:359uv3g0
>>652

……――なんだって、それは本当かい!?
………どこで、そんな話を?

【名前が何個も出てくる―――先ず、「赤木」と言う苗字を聴いたとき、武美はあからさまに嫌そうな顔をした】
【次に出てきた『ヴォイゼン』については、不意をつかれた驚きと、小さな懐かしさを武美は抱く】
【但し、恐らく。最もレンの印象に残るのは……――『封印室』絡みと思われる内容を聴いて、身を乗り出す様だろう】
【精神を追い詰めるやり方については(悪の存在ならば当たり前であると言う図式が成り立つからか)特に反応は無かった、というのに】

………取り敢えず、委細承知した。
詳しい事については、名前の出た連中にかけあってみる、ぜ…。

【かつて交通手段を喪った自分を回収してくれた先生が、この事件に関わっている―――そう思えば、落ち着いてはいられない】
【ボストンバッグをぐい、と持ち上げると、喋りながら武美はそわそわと身を揺らし始めた】
【例えば、レンに対して≪魔装楽隊≫関連の協力を呼び掛ける、という事も出来たのかもしれないが】
【加速する意志が、先程の様子を見て生まれた相手への些細な遠慮が、そうはさせず】

……こうしちゃ、うかうか時間を使ってられねえ。
あたしの名前は無道 武美。魔道具開発班と新呪文開発班を事実上かけ持つ研究生さね。

【左胸ポケットの中から、右手で一枚。桃色の紙片を取り出し、レンに渡そうとするだろう】
【其れは、最近携帯を始めたメモ用紙で―――中には、武美の携帯電話のアドレス・電話番号が入っている】
【恐らくは、此処で話を切り上げてしまうつもりなのだろう……――更に言えば、夜ももう深い】
657 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 02:45:16.70 ID:zakZp.DO
>>655

現場派の人間は超貴重なんですよ!
なんなら超剛田くんも魔術協会に入ってはどうでしょう
今なら特別サービスとして利織ちゃん特性魔導人形10体1セットを2万3000円で超提供してあげます

【大山の指摘──物を大事に、と言う点は素直に受け入れ】
【或いは普段からそうしているのだろうか。踏んだ掃除機の部分を、まるで生き物に接するかのように優しく撫で】
【ついでに、どさくさに紛れてそんなことを言う利織】
【因みにその人形セット。普段は5万などという値段で売りさばいている代物である】

だって、超車っぽくないですか?
掃除機って、なんか超乗りたくなる形してますし──って、すごいすごい!
まさか棺桶がバイクになるなんて……!
流石超班長ですね、その発想はなかったです……

【どうやら、大山の棺桶は利織にとってかなり興味深いものだったらしく】
【きゅぴん、と目を煌めかせ。次はどのような変形を見せるか楽しみにしている】

/申し訳ない、眠気がヤバイです……
/明日以降に絡みを再開できるでしょうか?
658 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 02:46:50.23 ID:FS6GboSO
>>656
ライブラについては私が戦ったから……彼らを救えずスイマセンでした…
【どうやら彼女はライブラが起こした、あの大惨事の場にいてライブラと戦ったようだ】

そして私は魔術協会について取材に来た雑誌記者見習いですから…取材を通じてヴォイゼンにあったんです

【そして紙を受け取り】

私はマイナーの雑誌『世界の眼』の見習い記者
紅閻寺レンです
よろしく。武美
【ニコリと微笑み】

では私はコレで
夜遅くまでスイマセン
【ペコリとし彼女は去っていくだろう】

/乙でしたー
/夜遅くまでありがとうございます
659 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 02:50:22.60 ID:Nfw1haQo
>>657

/実は俺もなんだ…!
/明日は7時ごろに帰ってこれるかも…その頃に再開できます?
660 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 02:50:25.33 ID:359uv3g0
>>658
/お疲れさまでした〜
661 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 02:54:33.25 ID:zakZp.DO
>>659
/ナカーマ
/そのくらいの時間だったら大丈夫そうだぜ!
/じゃあ、7時くらいになったら此方から舞台裏で呼び掛けますね
/では今日はひとまずこのあたりで。お疲れさまでしたー!
662 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 02:56:39.39 ID:Nfw1haQo
>>661
/うっす!乙でしたー!
663 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 17:20:42.18 ID:E5p/np.o
【公園】

何か面白いことでも転がってねーかなー

【すっかり日の落ちた公園に白衣を着た怪しい人物が居る】
【身長は150前後。少し長い黒髪を持ち、それごと顔全体を包帯で覆っている。包帯の隙間から見える目つきは非常に悪い】
【白衣の下には青いズボンと、血のような赤黒いタートルネックを着ている】

【目つきは悪いし白衣なんて目立つ格好だしそれ以上に包帯が非常に怪しい】
664 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 19:47:54.10 ID:Nfw1haQo
>>657
【利織のセリフに、まるで通販番組だな、などという感想を抱きながらしかし今言われた事を考える】
【彼女は今魔術協会に入れと言った、魔術協会に入ると言う事は何を意味しているか?】

…俺が魔術協会に…?それって、俺も魔術師になってみないかって話をしてるのか…?

「剛太郎が魔術師か…ワシも想像もしてなかったのう…どういう魔術師になるかも予想がつかん
こいつ、ほら…肉体派じゃし」

【暗に勉強が苦手なタイプと言いたいのだろうがあながちバカってほどでもないからなんと形容すればいいかわからなかったらしい】
【これまでにもいろいろと苦しい目にあった事があるが…結構なんだかんだで切り抜けてきた事もある】

…まあ、なんか吸い取るホースを足で挟めば馬乗りっぽくなるし乗り物っぽくなるっちゃあなるけど
それでも…乗りたくなるかなあ…?棺桶とか掃除機を改造する辺り…ああ、魔道具開発ってちょっと一般とは違う人が
作るタイプかなあ…

【首を傾げて…はたして入ったところで馴染めるかわからないようだ】

/遅れて失礼
665 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 20:01:27.03 ID:zakZp.DO
>>664

案外超イケるかもしれませんよ?
ほら、魔術師ってイメージ的に超肉弾戦苦手な感じですけど──
大山さんの言い分が正しければ、そのイメージを超払拭できちゃいます!

別に魔道具開発班じゃなくても超構いませんよ?
新呪文開発班や古文書解析班などもありますし──
それに、最近はここも超物騒ですからね
腕に自信があるのなら、超思い切って警備員さんとして超ここで働くのもアリかもしれません!

それと……超乗りたくなりませんか?掃除機。超

【何やら勝手なことをぺらぺらと話し始める利織であったが──】
【その根底にはきっと、知り合いが1人でも多く協会に所属していた方が安心するという気持ちがあるのだろう】
【2人の話を聞いて、なんと「警備員」という選択肢まで出す始末である】
【この協会に警備員が存在するかは疑問ではあるが──】
【存在、するのだろう。きっと。多分】

【そして最後の最後】
【掃除機に関する部分では、ちょっぴり残念そうな表情でそんなことを呟いた】
【同意が得られなかったのが、少しだけ残念なのだろう】

/いえいえ、お気になさらずー
666 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 20:08:32.73 ID:v7oiswco
【魔術協会、敷地内】

【場所としては、図書館に移動する学生が多く通る様な通路の近く】
【昼間ならば、きっと日光浴を楽しむものも多いだろう芝生の上】

【何故か、一頭の狼が座りこんでいる】

…………わおーん

……って、文字にするとこれも違う。なんか違う
自分の事とは言っても、分からないもんだねー

【空を見上げて吼えている様にも見えるのだが】
【その喉から発せられているのは、明らかに人間の声】
667 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 20:30:36.23 ID:Nfw1haQo
>>665

…魔術…魔術を使う俺…かあ…
いや、挑戦してみるのも…いいかもしれないなあ…

【悩んでいた、彼は極めて悩んでいた】
【何せ魔術である、これまで勉強関連の才能とか努力、運動や戦闘の才能や努力とはどういったものかとは違うのだ】
【どういう素質を求められていて、そしてどういう努力を積めば上達するのかがまるで掴めない】

「…剛太郎、少し考えてみたらどうじゃあ?別におまえにセンスがないとは思わんしのう
それに…警備、そう…この世界の技術の一端、その英知がここにはある…お前のように腕自慢の輩が
警備してくれるとワシも助かるわい」

…魔術師…警備員…魔術警備員…魔術を使う警備員?うーん…ちょっと興味あるなあ…

【考える、全く新しい世界がすぐそこまで見えている事にとまどっているのだ】
【おそらくはこれまでみた事もない世界がそこに待っている…さながら新世界へと冒険をするかのようであり】

【―――彼の少年的冒険心がくすぐられてきていたのが、顔中が満面の笑みへと代わった事で分かるだろうか】

…やってみたい!この魔術協会でちょっと学んでみたいかもしれねえ!

【と、決断してみたようだ】

668 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 20:43:33.37 ID:s1vxG8.o
>>666

【狼からはやや遠く、手に持った本からして図書館から出てきたのだろうか】
【どことなくぎょっとしたような表情で其方を見る者が一人】

(魔術協会っつーのはペットに狼まで飼うのかァ・・・・?)
(いやァ、寧ろ番犬っつーセンも・・・野放しはねェよなァ)
(首輪とか無ェンだったら迷い狼、は余計に無ェな)

・・・・・・・っつーか今喋ンなかったかアレ

【青い髪に黒い瞳、頭部には獣耳といわれる小さな異形の証】
【素肌にサイズの合わないコートを羽織っただけという格好がいかにも寒そうな】
【身の丈160cm程の青年がそれなのだが―――先ず協会員でないというのは一目瞭然だろう】

/マダーイ・マスカー?
669 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 20:49:04.59 ID:zakZp.DO
>>667

魔術は、コツさえ掴んでしまえば後は超楽ですよ?
歩き方さえ超覚えちゃえば、走ることもジャンプすることも超できちゃいます
そんなイメージで、超大丈夫なはずです

【何やら迷っている様子のジャイアンの背中を押すかのように、そんなことを告げる利織】
【最もこれはあくまでも「彼女の持つ」魔術へのイメージだ】
【彼にとっての魔術。それは彼女が知覚しているものとは若干違うかもしれない】
【同じ風景を見ている者たち。だが、その見え方は人それぞれであるかのように──】
【魔術も、人によっては捉え方や解釈の違いが生じるものなのだ】

【──そして、彼が満面の笑みを浮かべたのに合わせ】
【利織もまた、悪戯な笑みをにまと浮かべる】

んふー、なら、超決定ですね
今日はもう超遅いですし──入学の手続きはまた超後日、でしょうね
協会には教育部門もありますから、それでちゃんと学ぶのか
或いは大山さんから超直々の手解きを受けるかは剛田くんの超自由です

それにしても──
もし本当に警備員になるのなら、超頼もしそうですね

【やっぱり、にまりとした笑みを浮かべながら利織はそう言った】
【知り合いが警備員──】
【この事実は、最近協会の安全に不安を覚え始めた彼女にとって】
【少しではあるが、精神的にプラスになること、なのかもしれない】
670 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 20:52:21.00 ID:v7oiswco
>>668
【此処で、描写忘れを補完するならば】
【体調は約1.5m、尾長は60cm程。狼の中でも、大型の部類】
【灰色一色の毛並みに金色の目。目の色以外は、普通の生き物に見えるが】

………ん。何見てるの?

【向けられた視線に答えるのは、少女の声】
【獣の声帯から発される声では、決して有り得ない】

【出て来た青年の方に顔を向けて、小さく鼻を動かして】

(……あ、あの時のっぽい。確か。多分)

【記憶を深く辿るまでもなく、見た事が有った様な気がしている】


/マ・ダイマ・スヨ
671 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 20:57:39.17 ID:E5p/np.o
【公園】

何か面白いことでも転がってねーかなー

【すっかり日の落ちた公園に白衣を着た怪しい人物が居る】
【身長は150前後。少し長い黒髪を持ち、それごと顔全体を包帯で覆っている。包帯の隙間から見える目つきは非常に悪い】
【白衣の下には青いズボンと、血のような赤黒いタートルネックを着ている】

【目つきは悪いし白衣なんて目立つ格好だしそれ以上に包帯が非常に怪しい】
672 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:00:36.83 ID:s1vxG8.o
>>670

(何となくどっかで見たようなカラーテイスト、なんだがなァ・・・・)

・・・・・ハァ、“最強”のオレ様も疲れる事ぐらいはある
狼がオンナの声でしゃべるわけが無ェ――――・・・。

【薄ぼんやりとながら引っ掛かるものを感じつつ、口をつくのは疑問の言葉】
【別に幻聴でも無いのだがこういった事例に出くわすのは初めてなのか―――】

・・・・・・喋る狼?

【スタスタと歩いて近づいていこうとし、4m程の距離まで無事に近づけたのならば】
【そんななんともちぐはぐな感じの質問を投げかけるだろう】
673 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:06:14.19 ID:v7oiswco
>>672

……うん、まあ、見ての通り
ハスキーでもテリアでもマスチーフでもなく狼
ついでに言えば、喋ってるのも確かだけど

………何か?

【そこに座ったまま、特に動きを見せるでもない】
【喋る狼がどうかしたかと、何でも無いかのように聞き返して】

……先に釘を刺すと、道案内なら有料サービスに切り替えたから
誰も彼も地図が読めないのか読む気が無いのか本当にもう……

【相手の質問の意図は読めなく、自分の言うべき事を先に出す】
674 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:15:43.14 ID:s1vxG8.o
>>673

・・・・へェーハスキーしかわかんねェけどやっぱ狼なのか
質問にはいそうですよってェ答えるヤツァ初めて見――――

―――イヤ待て「何か?」じゃねェだろ、狼はしゃべんねェだろフツー
魔術協会の狼は喋ンのがデフォなのか?
それとも狼っつーのァそもそも喋る生き物なのをオレ様が知らねェだけか?あァ?

【見えない?マークを前面に押し出し、首を傾げる様子は何処か必死】
【こうまでしつこい理由は単に深く興味が湧いたから、というだけなのだが】

案内なんざいらねェよオレ様だって地図ぐらいは読める
ついでに言っちまえばカネはねェから案内したくてもさせらねェな

・・・・・で、なンで喋ンだオオカミっ娘?

【因みに手に持った本は初級の風系魔法に関するものであったりする】

/申し訳ない、ちゃちゃっとご飯食べてきます
675 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:16:35.99 ID:Nfw1haQo
>>669

そ、そうか…まあそれはそれとして、魔術だぜ?マジック!
こんなところで勉強すれば手に入れるような物として…子供のころちょっと憧れた物に…

【子供のころ憧れたゲームとかで見たド派手な特殊技、火を噴いたり光線を発射したりするような技】
【現実にありえないと言う事を知りながらも憧れていた頃の感動が蘇ってきたのを思い出していた】
【こんな事が現実にありえるのか…と少しワクワクし始めていた】

…俺、結果はともかく挑戦してみたい…!この魔術協会で!
そしたらムク、俺たちは正真正銘の仲間だしさ!どうよ!?

「いや、どうよって言われてもな…まあお前が魔術師の道を志すならそれもええ
ただお前、家の道場の看板をいずれ継ぐんじゃあなかったのか?無刀流の剣だからこそ
希少価値は極めて大きいだろうに」

それはもちろん!でも…戦い方を覚えながら楽しい魔術を覚えたりするのもいいじゃん!
そうだな…便利な物の作り方が分かれば後々有利だろうし!それに警備なら俺もすごい自信あるぜ!
あ、給料いい?時給900円以上あるといいな!

「まあ、場所が場所だからいいっちゃあいいのう…それと、もっと多かった気がするが給料は」

【まあリアルな話働く場所にも困っていたジャイアンとしても極めてプラスだと知った事もあり】
【ここに、『魔術協会』生徒兼警備員、剛田 剛太郎が誕生した…】

「(しかし、警備か…それならなおの事安心してコイツを任せた方がよさそうじゃのう…)」
676 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:24:39.33 ID:v7oiswco
>>674

まあ、そりゃ普通は喋らないけど
それを言ったら普通の人間って、顔の横に耳が有るよね
じゃあ貴方は人間と呼べないのか、って話だよ
私が狼だって言ってるんだから狼。実際、人間よりは狼寄りっぽいし

【欠伸をする様に大きく口を開け、後ろ足で頭を掻いて】
【寝起きの人間の様な仕草。口調も、まだスイッチが入り切っていないという所】

……何でって、それじゃあ吼えようか?
意思の疎通が出来なくなって物凄く不便だと思うんだけど

【質問の意図を理解していないのか、外して答えているのか】

/あいさ、行ってらっしゃーい
677 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 21:27:41.78 ID:zakZp.DO
>>675

んふー、なんだか超テンション上がってますね
ま、利織ちゃんとしても協会に知り合いが増えるのは超いいことですし──

それと、流石に時給は900円以上あると思いますよ?
何せ協会ですし──1000円以上は超あるんじゃないでしょうか?
ともかく、これからも超よろしくお願いしますね、剛田くん
協会の安全は超あなたにかかってます!

【にま、とした笑顔は相変わらずそのままで】
【何やらプレッシャーを掛ける台詞を最後に付け足す利織】
【無意識なのか、そうでないのかは、今の彼女の表情からはきっと読み取れず──】

──それにしても、無刀流、ですか?
もしかして剛田くんって、超いいところのご子息さんだったり?

【ハイテンションに混じる、大山の言葉】
【それを利織は聞き逃さなかった】
【表情は一転、きょとんとしたものとなり】
【どこか意外そうに、大山とジャイアンを交互に見つめる】
678 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:29:41.78 ID:qwhYHnIo
【裏路地】

…1995…1996…1997…1998…。

【Yシャツにカーゴパンツといういでたちで、腕立て伏せに勤しむ赤毛の男】
【おそらくはその場に散らばっていたであろうゴミ箱段ボールその他諸々の障害物を、スペース確保のために排除】
【壁際にきっちりと整理され、その上に長いコートが放られていた】
【普段は両肩に吊っている2丁の銃もホルスターごと外され、邪魔にならず、かつすぐに手の届く所へ置かれている】

……2000…ッと。
ふぅ、少し休憩するか。

【そう呟いてその場に座り込み、脇に置いてあったペットボトルに口をつける】
679 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:37:32.16 ID:s1vxG8.o
>>676

ンー・・・・・イマイチあれだが、まァ分かった
結論はお前は狼寄りの人間混じりっつーことでいいのか?
あと取り合えずオレ様はもうヒトじゃねェな、何かは知らねェが

【本当に分かっているのかいないのか、そこは今一不明瞭ではあるが】
【先程から引っ掛かったままの記憶のように薄ぼんやり、掴んだ感はある】

別にオレ様は構わねェがそれって近所に迷惑じゃねェか?
・・・・・いや、実際意志の疎通は取れねェと困るから吼えなくていいんだがなァ?

っつーか言い方変えりゃいいのか・・・・何で喋れるンだ、でどォよ?
普通は喋らないんだったらお前は特別なワケで、オレ様はその理由が気になるんだが―――・・・。

【立ったままというのも何処となく面倒なのか、空いた片手を地に着いて腰を下ろし】
【僅かに首を傾げ、形を変えて質問を続ける】

/戻り申したッ!

680 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:40:42.84 ID:Nfw1haQo
>>677

おお!最近はそれくらい時給ないとやってられなくってさあ…!
最高に稼ぎまくるチャンスだな!この新天地での収入源がいつかどこかでほしいって
ずっと思ってたんだ!

【世の中金と言うほどのシビアな世の中まずは先立つ物が必要となる】
【ようやく収入源にありつけるようになったためようやくこの世界での希望が見えて来た、と言える】
【ここからようやくゆっくりこの世界について勉強するいい機会だと彼は思ったそうだ】

…いやあ、いいとこの息子だったらさびれた道場の維持費に悩んで青果店なんて
やって汗水働いちゃいないよ…子供のころから母ちゃんに配達させられたりしてたしさあ…

「お前八百屋の息子だったのかい」

【こっちのジャイアンも八百屋の息子だった…】
681 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:47:39.23 ID:v7oiswco
>>679

ん、大体そんな感じ。理屈はよく知らない
まあ、そもそも何でこう生まれたか、なんて訳の分からない事は考えてられないし
狼寄りの人間混じり、で正解だと思うよ

で、近所って言っても此処だとねー。どうせ研究棟程度しか無いし
吠えた所で、大した影響もないと思うんだけど

【特に重要性が有る訳でもないと思っているのか、この辺りの返答は気が抜けている】
【顎や腹を地面に付ける形で、ぺたりと身体を降ろして】
【質問がその次に移ると、少しばかり顔を持ち上げる】

理由って、今さっき貴方が自分で言わなかった?
「狼寄りの人間混じり」だから、で答えは出てる気がするんだけど
それ以外に、どう答えたら良いか分からないよ

……で、逆にこっちから聞くけど。何か、用でも有るの?
初対面の相手に此処まで根掘り葉掘り尋ねられるのって、なかなか無い事だと思うんだけど
ナンパだったら上等な肉と櫻のお酒でも持ってきて欲しい所だね


/お帰りー
682 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 21:51:14.68 ID:zakZp.DO
>>680

確かに、最近は超物価も高いですしね……
手っ取り早く稼ぐにはやっぱり時給1000円は超欲しいものです

──それにしても、新天地、ですか
剛田くんも櫻出身なんですか?
それとも、まさかの超異世界出身だったり?

【うんうん、と頷いて何かを思い出す素振りを見せる利織】
【どうやら、今ではこのようにある程度気楽な生活をしてはいるものの──】
【何かしら、金に困っていた時期があったのかもしれない】
【更に、彼の「新天地」という言葉が引っ掛かったのか】
【くぃんと首を傾げてそう尋ね】

いや超八百屋かよ

【ずびし、と。思わず真顔でそんな突っ込み】
【普段はボケに回ることの多い彼女の、ちょっぴり珍しい姿かもしれなかった】
683 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 21:58:59.48 ID:359uv3g0
【何処かの、廃墟】
【ひとつの影が、頭をぐいと持ち上げて、星々を見詰めていた】

……――銀河の向こうから、スカラー波きちゃうのぉぉぉ………。

【それは、淀んだ蒼色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、白い肌、14歳ぐらいに見える、茶色いオーバーニーブーツを履いた小柄な少女】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、視線は常に、眠たそうに蕩けている】
【赤黒い染みが、斑紋の様に点在する大型マントを纏っていて見えないが、腰には中身でパンパンで、熊さんと華の柄のウエストポーチ】

アハ、アハハハハ………。

【何やら、支離滅裂な独り言を吐いたかと思うと―――彼女は、嗤い始めた】
【心底楽しそうなのに、乾いた響きを持った、対称性だとかバランスが、根本から欠如した声】
【――――若しかしなくても、危ない奴である】
684 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 21:59:50.91 ID:s1vxG8.o
>>681

おォ流石オレ様大正解かァ
確かにそォいう事ァ考えンのメンドそうだしなァ
・・・そもそもオレ様じゃ答えなんざでなさそォだが

あァー・・・・・言われてみりゃその通りだなァこの辺じゃァ
でもまァオレ様が困るから吼えるのは止めといほしいもんだが

【ふと辺りを見回せば確かに迷惑を被るような民家も無い】
【彼からしてみると図書館だけを見ていたので割と大きな発見であったりもするが――】

【すぐ視線を戻すと手に掴んだ本を前に持ってきて】

OK、取り合えずどうして喋れンのかって質問は終わりだな
よく考えたらオレ様自身どうして喋れンのか解らねェし、いい

用なら有るぜェ、そのためにクソ寒い外に出てきたんだからなァ
もっともナンパなんぞじゃァなくてこれも質問だがよォ
「どうしたら魔法が使えるのか」っつーショボイ質問、ここのヤツなら答えられるだろうと思ってなァ

【先述の通り本は初級の風系魔法を扱った内容】
【ハッキリ言いこそしないがどれかしら使ってみたい、ということだろうか】
685 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:04:38.62 ID:h4dolqYo
【路地裏】

……っげほ、はあはあ……ちくしょうめ

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの上に襟元の開かれた黒のロングコートを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフをズボンのベルトに掛けた少年が壁に手を付きながら歩いている】

そ、想像以上に……げっほ!きつかった……
クスリ買って帰るまで持てば御の字とか思ってた過去の自分をぶん殴りたい……っあ――――

【その手にはコンビニ袋、半透明のそれをよく見れば雑多な風邪薬が所狭しと入っている】
【言うまでもなく風邪―――だろう、咳の音は先程からとどまるところを知らないようで】

っ、はあはあ……腹筋が咳のし過ぎで腹筋が痛い
筋トレしてるわけでもねえのにすっげえ不本意……っああ……

【それもこれも急激な気候の変化……のせいではなく多分運が悪かったのだ色んな意味で】
【まあそんなことはともかくとして、少年は肩でぜいぜいと息をしながら歩いて行くのであった】
686 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:05:45.87 ID:E5p/np.o
>>683

スカラー波って何すか

【そこに声をかける命知らずが一人】
【白衣を羽織り、その下に青いズボンと、血のような赤黒いタートルネックを着ている】
【黒く少し長い髪を持ち、それごと顔全体を包帯で覆っているという非常に怪しい見た目。包帯が避けてある目は非常に目つきが悪い】
【夜の廃墟に怪しい人間×2である】
687 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:07:08.76 ID:v7oiswco
>>684

生物学者なら、脳だの喉だのの作りから説明出来るんだろうけど
そんなの考えても、役に立たないしねー……

………で、また変わった質問が来たね
ん、ちょっと待った。真面目に答えるから

【よいしょとばかり立ち上がると、身体の下にはシャツとジーンズ】
【ずっと踏みつけて座っていたためか、アイロンを掛けたようにピシリと折り目が付いている】
【それを、前足で広げていきながら】

まず、結論から。「人それぞれ、やり方それぞれ」かな
魔法……私は、魔術って呼ぶ方が好きだから、そっちで呼ぶけど
これって、形式がほぼ無限大に存在するんだよね
同じものを習っても、各人が個別に改良したりするからさ
だから、私が答えられるのは私の経験談だけなんだけど

そうだねー……魔翌力、どの程度扱える?
どれくらい出来るのかで、その先も変わってくるんじゃないかな

【先程までの、寝起きの子供の様な返答は何処へやら】
【はっきりとした目的が与えられた為か、声に力が入るようになる】
688 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:10:45.19 ID:Nfw1haQo
>>682

…ああ、俺は日本出身だよ、利織も会った事はないかな?
これまでに…日本とか異世界からやってきた人たちって結構いるんだ
そしてその9割ほどが…異能の力を秘めている人がほとんど

【奇妙なほど、この状況を理解できているかのような口ぶりでジャイアンは利織に問いかける】
【事実、つい数年ほど前までは異世界からやって来る人間の存在などほとんど認知すらされてなかった人の方が多かったはず】
【にもかかわらず…ここ数年ほどで日本という土地の事を口にする者たちが極めて増えていたのは事実だったはずだ】

俺はね、日本でずっとこの事件を追っていたんだ、そしたらこの世界に来てしまった
無能力者のはずの俺でもこの世界にくる方法みたいなのはあるらしかったけど、つい偶然うっかりしてその方法を
成立させてしまった可能性もあるが

…とにかく、俺はこの事件を追っていたら…気が付いたらバイクも置いてこの世界に来ちまったわけでさ

【頭をかきながら…まいったと顔で語るかのように、そしてバツが悪そうに彼は困り顔でため息をついていた】

だから日本に戻る方法を探すためにもまずはここでの食いぶちを探すのが先かなってずっと思ってたんだ
はあ、やっと残金とかに怯えながら切りつめて食べるだけの生活から解放される…

「ワシらの食物を手に入れるために山で狩りをやっていた事もあったからのう…ワシのサバイバル技術を叩きこんだりしてな
初心者にいきなり自給自足の生活を強いるのも…ましてやトイ・プードルのままそれを続けるのもなかなかしんどかったところじゃあ…」

【まあ、とにかく苦労の日々からの脱出が出来そうでどうも嬉しいようだ】
689 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 22:14:58.87 ID:GYQ5CgSO
【路地裏−奥地】
【複雑に入り組んだ路地裏……そこは様々な悪が蔓延る場所】
【盗賊団のアジトであったり、麻薬取引の場であったり、闇市であったり…………大小様々で、数えればキリが無い】

…………つまらないナ

【今、その奥地を歩くこの青年も例外では無い】
【細身で、緻密かつ意味不明な模様の、翠の男性用チャイナ服を着た、明るい赤髪オールバックで糸目、出っ歯が特徴的な優男っぽい青年……一見すると、悪人というよりはセコい商人のようなイメージを受けるかもしれないが】
【紛れも無い、悪人である。それを物語るのは、その衣服と右頬に付着した赤い液体……それが何であるかは、最早語るまい】
690 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 22:17:10.15 ID:359uv3g0
>>686

……説明すると長い。自分で調べなさいよ。
因みに、宇宙から来るものでは無いみたいよ?

【――――自分で言った前提を、自分でぶっ壊した】
【話しかけられて反射的に『振り向いた』が、其の姿に見覚えが無い事を確認すると、落胆した体で視線を下げ】
【前述のとおりの、如何にも締まらない返答に出るのである】

(あの眼………何だか、ムカつく)

【時分の事は棚に上げて、胸中で不躾な青年への怒りを滲ませた】
【きゅ、と一瞬。視線が鋭く絞られて―――やがて、逸らされる】
【そして、また星空と対面する作業を始めようとするだろう】
【……――並はずれて、精神は不安定な状態らしい】
691 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:20:24.33 ID:s1vxG8.o
>>687

・・・・ン、マジになる類の質問だったのかァ?
まァ、ならこっちとしても真面目に聞かせてもらうがよォ

(・・・人型にもなれるっつーことかねェ?)

【相手が立ち上がったことで露になった衣服、それを見て何となしに推測を立て】
【体勢は胡坐ながらも目は確りと相手へ向けて聞く姿勢】

・・・確かに、“魔術”っつーたった一つの分野でこんな協会でも立つわけだしなァ
形式がほぼムゲンダイってェのも分からなくはねェ話だ
属性だの召喚だの、シロウトのオレ様でも単語位は知ってるワケだしよォ

ンで魔翌力ねェ・・・・多分有るとァ思うンだが、全ッ然扱えねェよ
さっき言ったとおりどうやったら魔法、魔術が使えるのが知りたいのもそれがあってなァ

恐らくァ有るだろう魔翌力をどうやって引き出すか・・・・
そんな方法も残念ながらオレ様ァ知らねェし、なァ

【口調こそ変わらぬ返す言葉は曲がりなりにも真面目】
【ただ魔術に関しては言葉の通り素人なのだろう、その辺りはどうも語調に自信がない】

692 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 22:23:15.04 ID:zakZp.DO
>>688

日本────

……確か、ノビタくんや源くんも──
もやしは超どうだったでしょうか……
ヴィニットさんは名前からして明らかに超違いますし──

ともかく、知り合い超少なめの私ですら、異世界出身の人をこれだけ超知ってるんです
確かに──超、異常かもしれませんね

【日本。異世界】
【そう聞いて、頭の中にすぐさま何人もの知人や友人の姿が浮かぶ】
【自分で、友人は少ない方だと自負する彼女】
【そんな中、こうも複数の異世界出身者が思い浮かぶのは確かにおかしい】

なるほど、何かしらの超現象が起きていると見て超間違いなさそう、ですね
それにしても──超ハードな生活をしてきたみたいですね
協会なら、付属の寮もありますし……寝るところには超困らないはずですよ?

【果たして自分は、そんなサバイバル生活を送れ「超無理です」】
【考えるまでもなく、そんな思考を叩きだし】
【彼の苦労を労るかのように、優しさのこもった苦笑いを彼女は浮かべた】
【そして最後の最後。ふぁあ、と小さな欠伸を一つ】
【もう夜も遅いのだ。無理もない】
693 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:25:23.12 ID:E5p/np.o
>>690

スカラー波ね……

【自分で調べろと言われ、まるでその通りの行動をするかのように、自分のこめかみを指でとんとん、と一定の間隔で叩き始める】
【目線は微かに上へ向けられていて、音を聞き分けたり、考え事をしたり、何かに集中しているように見える】
【しかしその行動もある程度すると止まり、やや落胆したようにため息をついた】

何か不機嫌みてーだな?

【一瞬垣間見えた視線から、心中を察して言葉を発する】
【しかしそれは心配するようなものでも恐れるようなものでも無感情なものでも無かった】
【口元には隠そうと思っても隠せないような不気味な笑みを浮かべ、まるで面白いものを見つけたような視線を少女に向けている】
694 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:28:44.92 ID:v7oiswco
>>691

魔法の『法』は法則の『法』、魔術の『術』は技術の『術』
能力やらなんやら先天的なものでやるのは、魔法って呼びたいけど
此処で学ぶ様なのなら、魔術って呼ぶ方がしっくり来るね

で、『魔』術っていうくらいだから、当然だけど魔翌力が使えないと話にならないんだよね
私の場合、元々魔翌力を使うだけなら或る程度出来たの。使い道が無かっただけで
だから、どうやって引き出すのかは分からないかな………
でも、まあ、一つくらい予想が付くのは……

【衣服を広げると、其処から二歩程離れ】
【地面をトントンと前足で叩くと、其処に魔翌力が集まり始める】

……今、何をしてるか。これが予想つくか、全く分からないか
見た目だけだと、特に何をしてるようにも見えないだろうけどさ
これによって、多分色々と変わってくるんじゃないかな
魔翌力の有無というより、扱う素養の有無。それと………まあ、説明の続きは次
私だって、本で読んだだけの知識だから、確信は持てないからね

【不可視の魔翌力の集中、この事象を察知出来るか否か】
【何処まで出来るのかが分かれば、それに応じて案も組み立てやすい】
695 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 22:37:31.77 ID:359uv3g0
>>693

……思っても言う事なの?それ。
まぁ実際に、観ての通りね、自分でも何を考えてるのか全然理解できないのよ全然。
あんたみたいなミイラのコスプレした変態と解り合うのもどうかと思うけど…ね。
砂の国の遺跡で6000年ぐらい埃被ってくれば? って感じ。

【視線を宇宙の向こうに固定したまま、脈絡が在る様で、何処にもない様な台詞を吐いた】
【包帯に覆われていなかったとしても、その笑みには気付かない程に、視線は空の天蓋を仰いで、其れだけ見つめて】
【声は確かに答えていると言うのに、正しく―――上の空≠ニ言う様子である】

あー………みそ、食………い。

【周囲に聞き取れるか、聞きとれないか、そんな小さな声で、また一つぼやいた】
【若しも、包帯男の聴力が余程優れていたら、『のうみそ』と言うワードが、耳に焼き付いたかもしれない】
【或いは―――この少女の身体から、粘付いたイメージの、黒い魔力≠ェ、どろりと湧き上がった事が、解っただろうか】
『――――……通常の魔力と比べて『感知のハードル』は、低い】【其れだけ強くて、醜いチカラだ】
696 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:43:55.72 ID:s1vxG8.o
>>694

へェ・・・じゃあ風の魔法はオレ様既に使えてるよォなもんなのか・・・・・?
っつっても魔翌力は関係してねェみてーだし・・・・ハァ、良くわかんねェ
取り合えず今使いてェのは魔術ってこと、それでいいか

・・・・・・・・ンで、何を――――

【動く相手を目で追って、何をするのかと待ち構える】
【そうしてすぐ後、魔翌力を察知できるかという話に移り】

ン・・・・何となくだが、魔翌力がその辺に在る・・・と、思うんだが
“妙なカンジ”はするがよォ、ハッキリとァ分からねェっつーか・・・・

・・・もし在るってェのが当たってたとしてだが、形とかも在ンならそれは全く分からねェな

【魔翌力を感知する事、これに関しては余り能力の高い方とは思えない】
【その辺、というのも具体的な位置でなく足で叩いた辺り、少々大雑把な位置指定だ】
697 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:46:26.95 ID:Nfw1haQo
>>692

…ノビタ…?

【彼は今、今自分が振った話題に対する利織の疑問への反応は見せなかった】
【本当だったらここで何かしらの疑問を投げかけるつもりだったのだろうが…その反応は出来なかったのだ】

【彼のもう一つの目的、それに繋がる名前を彼は聞いてしまったのだから…】

待った!ちょっと待ってくれ利織!『ノビタ』だとッ!?それに『源』…源 静乃か?あるいは猫太か!?あ、君だから猫太、ドラのほうか!
アイツら…もうすでにこの『魔術協会』につながりを持っているということか…?ついにアイツらの近くまでたどり着いたのか・・・?

「なんじゃあ急に騒ぎおって!何が伸びたっちゅうんじゃ!?」

ノビタってのはあだ名だムク!利織!俺がこの事件を追っていたのは、まさにそいつらを探すためなんだ!
もうすぐ5年になる…それくらい前に行方不明になった日本の友人をずっと探していてつい数ヶ月前やっとこの世界にいるって
手がかりを見つけたんだ!ハハハ、やーっと再会の時が迫ってるって実感がわいてきたぜ…!

【剛太郎の目的の一つはノビタたちを探す事だった、という】
【以前ここで探偵として魔術協会中を探り続けていたノビタとこの青年には繋がりがあるというのだろうか】

【何か良く分からないが…何かが解決しようとしている?もっとも今の彼もだいぶ疲れているようだが…】

…ああ、そういえばちょっと疲れた、もう夜遅いんだったっけ…
698 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:53:34.08 ID:E5p/np.o
>>695

蜘蛛の髪飾りにおかしなマントしてる趣味の悪い奴に比べりゃマシだろ

【ふん、と鼻で笑い、軽く言い返しながら改めて少女の格好をじっと眺める】
【礼儀なんてものを、それこそ宇宙の果てに吹っ飛ばしたかのように、何の遠慮もせずつま先から頭の天辺まで観察する】
【しばらくじっと見ていたが、ふとした違和感を覚えて視線を動かすのを止めた】

(何だ? この泥か廃棄物みたいな感じは……路地裏にあるどんな物より醜悪、そんな感じがする。あいつからか?)

【少女から湧き上がる黒い魔翌力。それを感じ取ることが出来たようだ】
【それに対して最初に抱いたのは恐怖ではなく違和感】
【発生源であろう少女にややきつい目線を送る】

お前、随分と”面白いモノ”を持ってるな。能力か? それとも魔術師か?

【最初とは違う酷く真面目な口調で質問を投げかけた】
699 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 22:56:55.07 ID:v7oiswco
>>696

ふーん………割と大雑把な答えだね
まあ、在るのは確かなんだけど……形は、特に決めても居ないし
形が有るとしたら、前脚の形?

ま、良いや。ちょっとまった

【前足が置かれている丁度其処に、突如出現する小さな水溜り】
【狼が其処に顔を突っ込むと、深さという概念が無いかの如く吸い込まれ】
【再び引き出した時には、口に咥えられている大きな一枚の布】

とりあえず今やったのが、魔術。と言っても、仕込みが多い術だけど
この場所でやったのは、『魔翌力を身体から集めて』『目的の為に用途を定める』事ね

【布を、自分と衣服を覆い隠す様にバサリと広げ】
【身体を完全に覆い隠して、声だけの解説】
【再び、布が取り払われた時には】

感知が上手い人だと、何処から魔翌力を取り出して何処に集めたかまで分かる
そうすれば、後は真似するだけで良いから楽なんだよね
でも、それが分からないなら、そうだねー……分かる様になる事、も方法なんじゃない?

【其処に居たのは狼では無く、灰色の半袖シャツとジーンズの少女】
【どうやら、布の下で着替えを済ませたらしい。所要時間は十秒程度だが】
700 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 23:02:40.97 ID:zakZp.DO
>>697

ぅ、うぇ──?

【アイス談義の時とは全く違う、その態度の変わり様に、利織は驚きを隠しきれなかった】
【ぴくんと肩を震わせ、驚いた表情でまじまじとジャイアンを見遣り──】

ち、超知り合い、なんですか……?
確かにノビタくんの側にいたのはドラ、でした、けど
それに──確か探偵をしてるって超言ってました
今度、ノビタくんが焼いたケーキ食べに行くねって約束、で……え、超知り合い?

【あまりの驚きで、思考回路がごちゃごちゃになってしまった模様である】
【「予想外の出来事」に加え、「テンションの高くなった相手」】
【この二つの要因が、彼女の冷静さを奪ってしまったのだろう】

ん、んと……確か連絡先、も
──あぁっ!名刺いれてた財布研究室に超忘れてきた!

えぇっと……剛田くん、もう協会のメンバーですしおすし……
会おうと思えば超いつでも会えます、よね
ノビタくんたちの連絡先、書いた名刺をまた今度超渡しますよ
こんな時間です。今日のところは超お開きにしませんか?超。

【すたん、とベンチから立ち上がる利織】
【手に持つ懐中電灯はくるくる、すとんとポケットに納め】
【未だ宙に浮いたままの掃除機の高度を僅かにあげ。今度はその上にふわりと腰掛ける】
【彼女が先ほど説明した通り、この掃除機。移動用として使用されているのだろう】
701 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:06:23.13 ID:YMd8fQAo
【街中】

さてさて・・・っ!遂にチューニング完了かぁ?

【本来なら何時もりんごを売っているはずのブルーシートの上で】
【何やらリヤカーのような物の目の前で、脇には旧式で緑色に画面が光っているノートパソコン】

・・・いやいやいや、配達用といっても、戦闘用に改造しておかないと万が一の時になぁ・・・!
ん〜!でもでもでも、今回はその辺のジャンキング・ショップで購入したこのノートパソコン!
さらにそれに店側のおっさんのご好意で、人工知能をプログラミングしてもらったんだが・・・
・・・・使えんの?コレ?

【笑顔やら青ざめた顔やらを素晴らしい勢いで変更させている変人が一人】
【その男は熟れた林檎のような赤色の瞳に少し黒が混ざったような赤色の髪の毛】
【クロとアカのチェックのYシャツにクロのインナー。そして黒のスラックスと】
【まさしく年がら年中変わらない赤黒スタイルを貫いていた男】

こういうときこそ、メカに詳しい方か・・・
もしくは、このような下手の横好きの事も
「あら恭平君ってこんな事もできるの!素敵っ」とか言ってくれるお姉さんとかさ・・・・

【しゃがみこんで、鉄製のリヤカーに金槌で釘らしき物を】
【打っていた彼の右手が不意に止まると】

だれかヘルプミー!
できればお姉さん志望で!林檎の報酬もあるぜよ!

【大声で叫ぶ彼の隣には、おいしそうな林檎が】
【いっぱいビニールシートに入っている物が4個ほどあった】
702 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 23:07:24.42 ID:359uv3g0
>>698

……顔が露出して無いのって、思ってる以上に異常な状況よ?
まあ、そうでもしないと毒の一つも吐けないのでしょうけど。
…いや、顔が絶望的に不味いって路線もアリね、若しくはそもそも顔が無いとか。ご愁傷様。

【此方は、既に相手を中傷する為に口を開いている有様】
【彼女としては珍しく、暴力に身を任せるのではなく、飽くまでも言葉の槍を投げる事に終始】
【然し―――青年の問いを聞いた瞬間、その身がびくり、と。驚いた猫よろしく、跳ねた】

「(……もう、嫌………こんな、の…………)」
…ッ、あ、あんたに教える義理なんか、無い……のッ!

【唐突に、抱える様に頭を抑え出す―――偏頭痛に対する、気休め程度の対処に似た動作】
【纏わり付く『何か』を振り切る様に首を左右に振り回す体からは、栓が抜けたかのように黒い魔力が漏れ出す】
【そして、少女は―――青年に背を向けて、何処かへと走り去ろうとしてしまうだろう】
【或る程度進んでしまえば……――異常なまでに疾駆の速度が上昇し、建造物の遺構を、飛び移るように進み始める】
【その瞬間、彼女の存在を湿す人影が、僅かな一瞬だけ消えたり、肥大化したりしたのが、解るかもしれない】

/体温を測ったら、本格的に熱が出てたのです…
/明日回復する可能性が100%と言い切れないので、此処で絡み自体を切ってしまいたいのですが、大丈夫でしょうか? 御免なさい。
703 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:09:00.75 ID:s1vxG8.o
>>699

へェ・・・・まァ分かっちゃァいたがイマイチな答えだったかァ
ただ有るってだけじゃァどォにもできねェよなァ・・・ン、おォ

【はぁ、と溜息を吐くもそこまで残念そうにも悔しそうにも見えず】
【多分着替えているのだろうな、と布はあっても視線は手元の本へ】
【何となく一枚目のページを流し読みするが、結局大半は分からず仕舞い】

(やァっぱり人の形にもなれるンだなァ・・・まァ、当然っちゃァ当然かァ)

成程・・・それなら先ずはこの辺で魔術を使ってるヤツを観察でもして
多少掴めてきてから事を始めるって感じかねェ・・・

・・・・ところでよォ、話ァ変わるがどっかで会った事ねェかァ?

【黒い瞳を細めて相手を見つつ、感じた事は最後のそれ】
【寒そうだ、とか着替えの早さだとか、そういったことは気にする風もなく立ち上がり】
704 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:11:25.64 ID:E5p/np.o
>>702

……ちっ、逃がしたか。しょーがねーな、全く

【追う術が無かったようで、そのまま逃がしてしまった】

//いいよ、熱出してまでやることじゃないしな
//お疲れ。安静にしろよ
705 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:13:47.76 ID:Nfw1haQo
>>700

…あ

【たった今夜遅いと言ったばかりじゃあないか、とようやく気がついた】
【夜もとっくに更けており、ムクのほうは大きく口を開けて欠伸をするとくるんと丸まってうとうとし始める】

【そろそろ、お開きの時間帯と言う事か…】

そ、そうだな…こんな夜遅くにいきなり尋ねていったら迷惑なのも確かだ
あいつらを尋ねるのはまたの機会にしておこう…こんなところで連絡先を知っている人間に会えるなんてな
全く持って、すごい幸運だったと思うよ…

それと、本当に掃除機で空飛んで移動するんだな…そのうち乗せてもらおうかな…
どれくらい高くまで飛ぶ事が出来るんだコレ?

【こっちはこっちでやはり違和感が拭えないようだったが、興味本位で具体的な性能について質問を投げかけてきていた】
706 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:14:46.98 ID:tZjW0f2o
>>701

んァ…………う。

【大きな欠伸の声と共に、その横を通り過ぎる女性】
【白いカッターにジーンズを履き、大股で通りを歩いていた】
【整えていない茶髪を肩まで伸ばし、似合わないメガネをかけている】


はぁあ、退屈だねえ。つくづく思うけど、知り合いが少ねえと絶対時間って持て余すよなァ、ヒヒッ!
しっかし……知り合いを作るってのも、また人のコネがねえとできねんだよなァ……

【ぶつぶつとそんな事を呟きながらリヤカーとすれ違い、】

―――――――ん?

【数歩進んだ所で足を止め、くるりと振り返る】

【リヤカーにリンゴ。その組み合わせに心当たりでもあるのか……】
707 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:15:55.40 ID:v7oiswco
>>703

正直、私は教えるの苦手だしね……
それにさ、或る程度慣れちゃうと魔翌力を集めるのなんて、走るのとあんまり変わらないんだよね
もしくは、息を吐く時に暖かくするか冷たくするか、程度
出来ないうちは出来ないけど、出来る様になったら本当に簡単な事だと思う

まあ、観察。もしくは、適当な先生に指導して貰うとか
魔翌力を扱えるようになれば、属性どうこうの方は大分ハードル低いと思うし

【着替えの遮蔽の為に使った布を畳んでいるうちに、地面の水溜りは何処かへ消えて】
【シャツについた土を払い落しながら、ぴょんと軽く飛び跳ねて立ち上がると】

んー………?いや、無いと思うよ?
大会会場で、貴方っぽい顔は見た事有るけど……私、出場してないし
観客席には居たけどさ

(……あれは、秘密にしておきたいしねー)
(いざという時の隠れ蓑。使いたい時に使えないのが困るけど)

【実際、現実世界では無いが遭遇はしている】
【だが、その時は、一種の気紛れで姿を変えていた。その為に、「そうだ」と答えられず】
【適当にごまかしを掛けて、はぐらかす答え】
708 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/08(水) 23:16:02.09 ID:359uv3g0
>>704

/お疲れさまでした。
/お言葉に甘えて、布団と同化してきます…。
709 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:25:27.95 ID:YMd8fQAo
>>706
退屈とは退く屈すると書いて退屈・・・・つまりは退かないと退屈には成らない訳ですな
出会いは億千万の胸騒ぎ――彼女、大切にしていますか?

【妙な事をしゃべっているこの男】
【何処となく、その雰囲気や髪型匂い等から】
【ひょっとするとあの大会会場であった"ピンク色の彼女"のことを思い出すかもしれない】
【まぁずいぶんと違うわけで御座いますが】

【ふと、振り向く彼女に気づいたのか軽く回りながら】

こんばんはっおねーさん!今日も星がきれいですねーっ!俺は月も好きなのですが・・・

所で!リヤカーと林檎のミキシングに何かクエスチョンでもあるのかな!
【"ゲッツ"を意味もなく彼女に向けて行った】
710 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 23:28:36.19 ID:zakZp.DO
>>705

んふー、昔のお友達に会えそうで超うれしいのは分かりますけど──
一度超落ち着くのも、超大事ですよ?
はしゃぎすぎて、ノビタくんのところにいく前に自転車にひかれたら超元も子もありませんし、ね

【最後の自転車云々は、彼女なりの冗談なのか】
【にまっと笑みを浮かべ、おかしそうに肩を震わせていた】

ちなみに重量制限超ありますから、ね
80キロまでです、80キロ
超頑張れば制限を超上げることもできるでしょうけど──
それとこれ、結構超高くまで飛べると思いますよ?
利織ちゃんが怖いので、まだビルの屋上あたりまでしか飛ばしたことないですけど

【どうやら、高度試験はまだ済ませていないらしい】
【その理由が、「私が怖いから」というのはなんとも彼女らしいと言えばらしいだろうか】
【しかしその発言から、ある程度の高さまでは飛行可能らしかった】

さて、大山さんは超早くも転寝しちゃってます
風邪を超引かないうちに、超お布団につれていかなきゃ、ですね

それじゃ、剛田くん。警備のお仕事、超頑張ってくださいねー

【子犬の如く寝る大山を見て、またくすりと笑みを浮かべ】
【その後に続いた欠伸を隠すため、慌てて片手で口元を押さえる】
【そして、ジャイアンに向けてひらひらと手を振った後──】
【まるで飛翔する魔女のように掃除機を空高く飛ばせ】
【協会内にある研究棟の方へ向け、まっすぐまっすぐ飛び去って行った】

/このへんで〆、かな?
/2日間、超お疲れさまでした!
/絡み、ありがとうございましたー!
711 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:31:17.67 ID:s1vxG8.o
>>707

・・・・そう聞かされるとまたズイブン簡単に思えてくるなァ
日常的に出来る事っつーのは分かり易いしよォ
それこそそっちの言うとおり、センセーでも探したほうが良いかねェ・・・・

(・・・そォいやァあのヴォイゼンっつーのも“先生”・・・だったかァ?)

【気が付けば消えていた水溜り、在った場所を見て小さく低く、また短く唸り】
【本を抱えなおして溜息とも深呼吸とも取れる息を吐き】

大会、大会ねェ・・・・・是非忘れてェ記憶だが・・・・
まァ会った事ァ無ェならいいさ、世界にァ似たやつが三人居るっつーしなァ

・・・そんじゃオレ様ァ失礼するぜェ、時間取らせて悪かったなァ

【軽く手を挙げて礼とも取れる動作をし、ゆっくりと体の向きを変えて元来た道へ】
【暫くこの本は要らないだろうと―――向かう先は図書館一択、他に行く場所も無かったから】

/ではこの辺で、お疲れ様でしたー!

712 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:31:50.87 ID:tZjW0f2o
>>709

――――――――?

【ふと振り向いた視線の先、テンション高く話かけてくる青年】
【目が合い、逸らす事も出来ず、】
【リアカーまで歩くと、何気なくリンゴを一つ手に取ってみる】

――――リンゴ屋さんかい?
ヒヒッ、こんな時間まで御苦労さんだねェ

いや、なんか……なんだっけなァ。
何かリンゴ屋さんの話をどこかで聞いた気がしたんだよなァ……
713 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:36:30.27 ID:Nfw1haQo
>>710

重量制限80キロか…俺自分の体重もう3年くらいはかってねーや

【もしかして装備品込みにすると80超えするのか…?などと考えてはいたが】
【なんだか楽しみになってきて眠れなくなる可能性もある、などと考えていた】

…ありがとう利織!また会おうな
今日は楽しかった…ここの入学および雇用手続きは明日にでもさせてもらうぜ…じゃーなー!

【←To Be Continued...】

/ですね!
/それではお疲れ様!二日間お付き合いどーもッス!
714 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:37:30.08 ID:YMd8fQAo
>>712
はいよっ!そうにゃんですよっ!
いやー旬なんだからもうちょっと売れてもいいと思うんですけどねーっ!

今日一日で一個も売れていないので、まだ残業中って訳ですよっ!

【こっちがおいしいですよ、とか言いながら別の林檎を差し出したりする】
【終始笑みを浮かべ、ハイテンションで話す彼であった】

う〜ん・・・もしかすると、我が妹"赤井美春"からですかね?
この間も同じようなお客さんいましたからね・・・っ!

後、試食可能ですぜっ!食べながらお話でもどうですかっ!
715 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:37:47.02 ID:v7oiswco
>>711

……忘れて良い程度の試合だった、と思ってるなら良いけどねー
それ、あんまり口にしない方が良い。あんまり良い顔されないと思うから
それと、教員は教員で最近ピリピリしてるから気を付けて
流行りの『後ろから気配を消して無言で近づく』なんてやったら、無警告で攻撃翌来るかもよ?

ん、それじゃあね……えーと、確か番天なんちゃら
まあ良いか、覚える必要が出るときには覚えてるでしょ

【応える様にひょいと手を上げ、身を翻して学生寮の方角へ】
【最後の最後、余計かもしれないおせっかいを二つほど付け足して】
【日付が変わる前に、共有する自室へと帰って行った】

/お疲れさまでしたー
716 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:46:58.74 ID:tZjW0f2o
>>714

ほー……リンゴうめえのになァ。
ヒヒッ、果物の中じゃかなり好きな方だしネ。

【軽口を叩きつつ、手に取ったリンゴを大きく齧る】
【まるで豆腐を噛んだかのように鮮やかに、芯の辺りまで一気に削れた】

ミハル…?

あーッ! そうそう! ミーの奴から聞いたんだ! 競技場で!
リアカー一杯にリンゴ積んでる奴がなんかサービスしてくれるとか何とか?

【どうやら思いだしたようだ】
【大きく腕を伸ばし青年を指さすと、うんうんと自分で納得するように頷いた】

へぇ………あ、そうそう。
アタシはリジィってんだ。リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン。
―――何だか出会いってもんを感じるねェ?

【上機嫌。にかりと笑みを張り付けながら名前を告げる】
【リヤカーに乱暴に腰を乗せ、もうひとつリンゴを手に取ろうとする】


―――あ。もう喰ってるから、お構いなく。ヒヒッ!
717 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 23:57:17.02 ID:YMd8fQAo
>>716
本当っすか!ありがとう御座いますっ!
いやーね、そういうお客さんがたくさんいると此方もやっていて嬉しいなーなんて思ってたり!

うぉ!いい食いっぷりだーっ!惚れ惚れしちゃうね!
もっともっと食ってくれ!!どんどん追加するよ!

【彼女がリヤカーに座る少し前、リヤカーの彼女が座っている部分を除いて】
【山のように林檎が積まれていった】

ミーって事は・・・あーーーーっ!!美春から聞いたぜ!彼女だってね!!
いいぜいいぜ、食いっぷりといい彼女だったこともあって・・・
【返すように腕を伸ばし、上機嫌で一言】

リジィ=ザナドゥ=キールシュタインさんですねっ!
俺は赤井恭平ですっ!こういうときこそ出会いの神様に感謝ということで!

リジィ姉さんは永久無料客に任命ですっ!
家の在庫食い尽くしても怒りませんし金を請求しませんっ!

これが運命の出会いってやつですよっ!感じますよね!感じますよね!

【両手を上下に楽しそうに振りながら満面の笑みで名前を教える】
【そのリヤカーでの食べっぷりに期待しているかのように、目を輝かさせていた】

言ってくれれば、お持ち帰りリヤカー一台プレゼントしますぜ!
718 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:02:39.83 ID:Fz9hJoSO
【路地裏】
【雑多に入り組んで、濃い闇と静寂と、キナ臭い匂いが其処彼処に満ちた、その場所に】
【区切られた夜空から僅かに落ちる月明かり――道の中央に射す、淡い光の筋を辿るよう】
【肩で風を切り、只管に、何処へともなくひた歩く者が有った】

――――……。

【黒無地のシャツに、シンプルな青のジーンズ。上に臙脂色をしたジャケットを羽織り、ミリタリーブーツを履き】
【腰には太刀を一振りと短刀を二振り帯びて、ジャケット背部のホルダーにはスローイング・ダガーが二対】

【ともすれば夜空にも類似する、肩程までに伸ばされた濃藍色の髪を夜風に揺らし】
【生気というものを欠いた白皙の貌をわずかに顰め、柳眉を寄せて――表情は、全くの仏頂面】
【凛と涼やかな、しかし奇妙なほどに希薄な存在感。一見して、彼とも彼女とも付かない人影だ】
719 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:11:04.45 ID:atR2PKso
>>717

おぉう?! ……いいねェ、太っ腹じゃないかオニーサン!

【そのまま最初に取ったリンゴを芯ごと飲み込みながら】
【積まれたリンゴに目を輝かせる】

アカイ・キョーヘーだね! 覚えたよ!

【鮮やかにサムズアップ。GREAT!!】
【今回は名前を覚えられたようだ】

おお、いいのかいッ?! キヒヒッ、後で泣いて謝ってもダメだかんなッ!

【※背景が突然暗くなり、リジィの背中の辺りがら炎が立ち上りまくるエフェクト※】
720 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:18:02.23 ID:nRUxaoYo
>>718

いい発想も出てこねーし、面白いことも転がってねーし
何だかなぁ

【反対側から独り言を呟きながら白衣を羽織っている怪しい人物が歩いてきた】
【身長は150前後。白衣の下に青いズボンと、血のような赤黒いタートルネックを着ている】
【少し長い黒髪を持ち、非常に目つきが悪い。髪ごと目と口を除いた顔全体を包帯で覆っている】
【風貌の怪しさはともかく、雰囲気としては精々チンピラといったところか。少なくとも路地裏でうろついていて生きられそうには見えない】
721 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:22:27.98 ID:Xj2v7Rso
>>719
いいってことよっ!俺は豪快な食いっぷりの人が大好きだからよ!

【良かったことをしたなー、と一人勝手に頷き】
【リンゴを芯ごと食べたことに少々驚きつつも】

おぅ!美春と区別がめんどくさかったらアカイでも恭平でもなんでも呼んでくれ!
俺はリジ姉さんでいいかな!

【返すかのようにサムズアップを行う】
【そしてその手の下には"赤井恭平18歳男 電話番号xxx-xxx-xxxとテロップが表示されるエフェクト】

男に前言撤回はないのさっ!!
さぁリジィ姉さんっ!心行くままに食べてくれぃ!!

【※そして彼の後ろからは青白い炎を纏った竜のえふぇくと※】
722 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:33:10.35 ID:atR2PKso
>>721



【がつがつがつがつ(AAry】




―――っふはァ。いいねェ、何しろ飽きが来ないっての。
ファンになっちゃいそうだよ。ヒヒヒッ!

【数十個を一気に食べ終わり、とりあえず一息】
【改めてリヤカーに座り直し、青年に顔を向ける】

……キョーヘーはさっきから何やってんだい? ぱそこん、か?

【「とりあえずソレが"ぱそこん"と呼ばれるものだという事は知ってるよ」という程度のたどたどしい口ぶり】
723 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:43:10.58 ID:Xj2v7Rso
>>722
すごい・・・これがリジィの力・・・
いやまだ始まったばかり・・・これからが見ものっ!

【リジィのすさまじい食いっぷりに目を輝かさせ】

なっちゃえなっちゃえって!
たまには林檎もいいだろぅ?体には毒じゃねェからな!
そして林檎を之だけ食っても飽きないなんて・・・嬉しいぜ!!

【右手でサムズアップをしながら歯を輝かさせる】
【リジィの方へと顔を向けると】

よく知ってるじゃないか!!これはパソコンだぜ!!
凄いなぁ・・・!俺は今日始めて知ったんだぜ!!

これをリヤカーに取り付けて新しい女の子を作ろうと思うんだぜ!!すごいだろ!!

【傷つけないためか、なんとなくやさしそうな口ぶりで】
【元気よく身振り手振り交えてそういう彼であった】
724 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 00:44:09.30 ID:Fz9hJoSO
>>720

――……気分転換にしても、場所は選ぶべきだろうに。自殺志願者、か?

(だが、どうだろう。立場上は一応……警告程度は、しておくべきかな)

【この物騒な界隈を歩くのだ、其れなりに警戒はしている。鋭敏な聴覚が、物音と独り言を漏らさず聞き取り】
【人影は立ち止まると、薄暗がりの先に眼を凝らす。失礼にも取れる独り言を零しつつ、確かに相手の姿を認めて】
【因みに彼我の距離は5〜6mと言った所か、耳を澄ませば聞こえなくも無い。人影のように元が良いならば、尚の事だ】

(……まあ、其れで良いや。警告無視で勝手にうろついて死んでも、こっちに非が有る訳でもなし)
(精々が、少しだけ明日の寝覚めの悪くなる程度――運が良ければ、死なないだろうしな)

【次いで、値踏みするように一瞥。奇抜な服装の所為も有ってか、どういう相手なのかは計り兼ねているようだが】
【殺気を向けて来るでもなし、気配も一般の其れだ。少なくとも、今は――依って、比較的無害だろうと踏んでいた】
725 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:51:03.59 ID:atR2PKso
>>723

【あァん………ぱくり】

ヒヒッ。いや、お世辞抜きに美味しいねェ!
わざわざリヤカー引いて売りに出さなくても引く手数多なんじゃないのかい?

【とうとうリンゴを一つ丸呑みにし始めた】

へへ、まあそんくらいは知ってるさ!

【鼻高々。この程度で何を言っているんだろう。】

新しい女の子……?? パソコンって、そんなこともできるのかい?

【やっぱりあんまり分かっていない様子】
726 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:52:19.59 ID:nRUxaoYo
>>724

何かいいのでも転がってれば、気分転換にもなるんだがなー

【呟きは聞こえなかったのか、はたまた聞こえた上で何かしらの理由で気にしていないのか。この場に似つかわしくない暢気な独り言を呟きながら退屈そうな表情で歩いている】
【この場所が物騒を通り越し、入れば命が無い場所だというのは誰もが知っている常識。にも関わらず、この人物は武器も持たず、特に警戒した様子も無く、まるで公園でも散歩しているかのように気の緩んだ顔をしている】
【典型的な愚か者か、それとも】

【少し接近したところでちらっと相手を一瞥した】
【目つきの悪さから睨んだようにも見えるが、すぐに視線を外し……はしなかった】
【歩きながらも値踏み、というより観察するように頭から足までを満遍なく見回し、何度も視線を往復させている】
727 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 00:59:24.78 ID:Xj2v7Rso
>>725
そうじゃないのよね・・・・!
俺の商売主義がお客様との顔が見える商売を目指してるのよねっ!!
んでも店もつとありとあらゆるお客様にお披露目できないだろ?

【なだらかに清らかな水のように話す】

んだからリヤカー引いてるのさって!丸呑み美味しい?
凄いね之は・・・家の最強貯蔵庫の3億5千万の林檎を1時間弱で食いきるペースだよ!
【感動したのか拍手をし始めた】

パソコンをそれくらいとは・・・
すごいなぁリジィ姉さんっ!俺の知らない事もたくさん知ってるんだ!!

【心底嬉しそうにそう話す。え?マジで今日まで知らなかった?】

できるらしいのよね!んでも性格とかまだわからない・・・・!
リジィお姉さんの好きな女の子のタイプに設定しようかな・・・!!
728 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 01:12:19.14 ID:atR2PKso
>>727
ヒヒッ、あー、なるほどねー………
アタシは商売とかよくわかんねーけど、いいことだと思うぜ!

【にっこり】
【青年の思う事を肌で感じ取ったのか、再びサムズアップ】

んー、アタシはほら。質より量派だからさッ!
あ、いや別にこのリンゴが不味いって言ってるわけじゃないぜ?

【そんなことを言いつつ、またもう一つリンゴ。】

………! ふ、ふふーん。褒めても何も出ないって!

【更に調子に乗り始めたよ!】

おぉ……?!
え、性格……? えっと、えー………?!

【本気で悩んでいる】


729 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 01:21:49.94 ID:Xj2v7Rso
>>728
そうかいっ!ありがとっ!!

【にんまり笑い】
【右手で敬礼に似たポーズを取る】

にゃるほどっ!やっぱりお腹に貯まるやつねぇ・・・・!!
そう?美味しい?良かった!!とりあえずこのリヤカー上のは好きなだけ食べていいからね!
なんか俺食べられるの好きみたい!!

【なにがなんだかわらないっ!】

でもやっぱりリジィ姉さんは凄いよ!尊敬しちゃう!
僕らのリジィ先生って感じかな?あとリジィお姉さんってゲップすんの?

【なんとなく質問してみたり!ただ問題はこの後】

するんならゲップ俺にかけて!
【※ただの変体です】

がんばって!がっばって!姉さんだって恋ぐらいするでしょ!
本気で悩むことも大切だー!!

【能天気に話す】
730 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 01:33:00.74 ID:Fz9hJoSO
>>726

(……転がってる?こんな所に転がってるのなんて、下らない物が関の山だろうに)
(オマケに、気分転換=Bスクラップヤードを漁って満足するような、技術屋にも……見えない、が)

【よりにもよってこの時刻の路地裏に、軽装どころか丸腰で踏み込むような人物。こういう手合いは、大まかに二種類で区別できる】
【一つは、見た目通りにずぶの素人。不幸にも道に迷うか、敢えて踏み込む命知らずか。何れにせよ、運が無ければ手荒い歓迎は免れない】
【もう一つは、一言で語るのも難しいが――能力者か化け物か、はたまた武人か魔術師か。そういった、自分で自分の身を護れる者】
【場所柄、往々にして善人の比率が少ないというのは。まあ、言うに及ばず当たり前の話】

(死体でサッカーやるような人で無し≠ナないコトを、祈るばかりだ――相手の為にも、な)

――――あー……何か、用?

【相手の言動を怪訝に思い、やや警戒を強めつつ。それをおくびにも出さずに、一言】
【目付きが悪いのはお互い様。とはいえ、人の視線はあまり好かない――言動でこそ示さないものの、声色は僅かに険を帯びていた】

【まあ、こんな時分に行き成り真ん前に立ち止まられては、見るなというのも無茶とも思うが】
731 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 01:43:38.18 ID:nRUxaoYo
>>730

(服装、表情、装備……この”手”のは可も無く不可も無く、ある程度は綺麗になるものだがそれにしたときの喜びと新鮮味に欠けるな)

【声をかけられて観察を中断し、はぁ、とこれ見よがしにため息をついてみせた】
【まるで見た目に文句をつけているようだ】

いや別に。こんな時間にこんな場所に居て珍しいと思っただけだ
家でも無くしたのか?

【どこか落胆したような口調で返事をした】
【珍しいから見ただけ、というものの、それにしてはじっくりと見過ぎている。ため息をついたことといい、見た目から何かを見つけようとしたのかもしれない】
【珍しさで言えば同等。格好を加味すればこちらの方が余程珍しい部類に入るだろう】

中々いいもんねーなー……はぁ

【もう一度ため息をつくと、何事も無かったように前を通り過ぎようとする】
732 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 01:50:29.27 ID:atR2PKso
>>729

もぐ、んぐ…………!

【シャリシャリと小気味よい音を立てながらリンゴを齧り】
【青年に合わせて伸ばした手を自分の右こめかみに当て敬礼】

【言われなくても、と言った様子で喰うわ喰うわ】


ゲップ……? し、しねえよッ! 茶化すんじゃねえ!

【唐突な言葉に少しだけ頬を赤らめ、ごつんと青年の頭に拳骨を喰らわそうとする】
【流石に少しこっ恥ずかしいのか】


―――あー、どうなんだろうなー。
ヒヒッ、好きな性格ねェ。性格なら明るいのが好きだが……
何、その"ぱそこん"で何すんの?

【かくりと首を傾げ、根本的な所から質問】


/遅れました申し訳ございません…!
733 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 02:05:47.85 ID:Xj2v7Rso
>>732
【相変わらずの食べっぷりにこれでこの体型は素晴らしいよね!とか思いつつ】

あっはっは!スルカと思ったああああ!!!ぎゃあああああ!!

【突然始まった鉄拳制裁に驚きつつ】
【後ろに顔面から落下してしまいます】

―――明るい性格かっ!俺と同じようだな!!
いやぁね、このパソコンに"じんこーちのー"ってのを入れたのね
それを"いんすとーる"することによって性格とか決められるんだ!
そして之はwiiとパソコンがあわさった生活ですっ!!
734 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 02:07:01.16 ID:Xj2v7Rso
>>733
/最後の行はなしで!
735 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 02:16:18.98 ID:Fz9hJoSO
>>731

(オレが言うのも何だけど、一々失礼な奴だな……まあこんな所だ、礼儀なんて、期待する方が間違ってる)

―――ゴミ溜めで宝石を捜すようなモノ、だよな。

【見た目に対しての文句というのは、盲点だったらしく。怪訝そうに眼を細めて、まあ良いやと思考を放棄】
【元より他人に物を望まなければ、平静はそう容易には崩れない。不快感を溜息混じりに、言葉に変えて吐き出した】

いや、家は有るけど――こんなご時世だ、最近息の詰まる事ばかりでさ。一寸羽を伸ばそうと思って。
そういうお前も、大概だろう。ハロウィンはとっくに過ぎてるし、気の早いサンタクロースには、どう見たって見えやしない。

【此方もまた淡々と、或いは無機的な物すら感じさせる口調で。だがまあ、一応律儀に答えて
【返す言葉で、相手の格好の事に触れる。悪意は無いようだが、どうにも鋭さが否めない喋り方だった】

………捜し物?こんなトコ捜したって、死体辺りが関の山だろ。

【歩みを再開すると擦れ違い様、何となしに訊ねて】
【そのまま、何事も無く何歩か歩けば。くるりと振り返り、また怪訝そうに相手を観察する】
736 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 02:19:06.73 ID:atR2PKso
>>733

【倒れた青年に向かってふんっと鼻息一つ】

―――ジンコーチノー?
ん……ま、まぁよくわかんねえけど。"ぱそこん"でそういうのができるんだな!

【よし、良く分かってません】

んじゃあ……決めていいの?
性格なんて「明るい」くらいしか思いつかないんだけどよ……
つか、そのジンコーチノーで何するんだよ?
737 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 02:26:13.16 ID:nRUxaoYo
>>735

おいおい勘弁しろよ。顔に包帯巻いてて連想出来るのはミイラとハロウィンだけってか?
どーにもどいつもこいつも頭の回転が悪いのか発想が悪いのか、似たような答えしか言わねーな

【はぁ、と今度は呆れたようにため息をつく】
【口調や内容から察するに、毎回のようにミイラだのハロウィンだの言われているようだ】
【またそれと同時にこの包帯がそれらを意味していない、ということにもなる】

──それだよ

【立ち止まりはしたものの、こちらは振り向かずに答えた】
【ただ億劫そうな口調で呟いた】

中々いい見た目の死体が見つかんねーんだよ。やっぱこのへんに転がってるのじゃ駄目だなー
いい死体はどいつもこいつも土ん中か灰にしちまう。土葬するときも棺桶ん中だし、灰は海にバラまくか壷の中だ
海はともかく、その他は資源の無駄だとしか思えねーな

【まるで鉱石か人材でも探しているかのように、さも当然のことのように答えた】
【そう、死体を捜していたのだ】
738 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 03:09:41.67 ID:Fz9hJoSO
>>737

お生憎様。見ず知らずの相手に気の利いたジョークを呉れてやれる程、幸せな頭はしてないんだ。
さておき……怪我人病人亜人にアンデッド、さしずめその位か?透明人間ってのは無いよな、見えてるし。

【呆れ混じりの視線を鼻で笑い飛ばすと、口調の刺も露にそう吐き捨てて】
【思い付くままの適当を並べる。そもそもからして当てる気が無いらしかった】
【碌すっぽ考えもしないで、どうでもいいやと内心で結論付ければ。踵を返して全身を相手に向き直らせ】

成る程……な。

【合点が行ったとばかりに、人影は軽く指を鳴らして】
【仕種に反して淡泊な口調で、小さく語散る】

感情論と礼儀だな。死ねば只のモノになるとは言え、そう蔑ろにするのは気が引けるんだろうさ。
――――斯く言うオレも、死人に鞭打つのは好きじゃなくてね。
イカれた芸術家だかネクロマンサーだかの終わった奴相手に、今更説教する気も無いけど。

仕事柄、コトと次第に依っては……さて、如何したもんかな、っと。

【殺人鬼の亜種か、屍遣い。大体そこら辺だろうと当たりを付けて、二言三言】
【親指で食み出し鍔を押し上げて、短刀の鯉口を切りつつ思案顔】
739 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 03:35:41.26 ID:nRUxaoYo
>>738

終わった奴、か。全くしょーがねーなー!

【その反応に、何故だか嬉しそうな口調で答えながら振り返る】
【口元には弧を描いた”この場に相応しい”凶悪な笑みを浮かべていた】

何だ? あんたが死体になってくれるってか?
値踏みはもう済ませたんだがなぁー!

【口元はこれ以上無いぐらいに釣り上がっていて、普通に考えれば次の瞬間には斬りかかってくるであろう相手を前にしているのが、嬉しくて堪らないといった様子だ】
【予測としては殺人鬼あたりが正解か。この人間も、例に漏れずそれ相応の力を持っているらしい。そうでなくては戦えない。そうでなければ、こんな笑みは浮かべない】
【右足を円を描くように動かし、その中心をドン! と強く踏みしめる。すると、すぐ隣に魔方陣が現れ、中から人型の”何か”が出てきた】
【それは鉄で出来た人形。右手には刺突を主な用途とする長い三角形をした剣を持っていて、左手には構えれば全身を覆える盾を持っている。頭部は鉄仮面で覆われていて細部は分からない。脚部に至るまで鎧のような形状をしている。まるで昔の西洋の装備のようだ】

で、どうすんだ? 道徳の時間にするのか、体育の時間にするのか
俺ぁどっちでもいいんだがな?

【戦闘態勢に入っておきながら今更のようにそんなことを言う】
【無論、迂闊に背中を向ければ後ろから刺されかねないような状況だ。果たしてどうするか】
740 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 04:25:36.40 ID:Fz9hJoSO
>>739

―――仕様が無いのはお互い様、だろ?

【至極当然、といった様子で笑みを見遣り。口の端をごく僅かに曲げ、く、と喉を鳴らして嗤い】
【逆手に柄を握った左腕を一息に払えば、硬質な鞘鳴りの音。残光を曳いて、刃渡り一尺と三寸の鋼が夜気に曝される】

オレの首は高価く付くぞ、二束三文で買い叩くどころか―――
お前の命と引き換えにしても、代金は些か以上に不足だな。

【一方、此方はやはり醒めたまま――いや。態度を残して、その雰囲気ががらりと豹変する】
【鋭い眼光は酷薄さを増して、微かに言い知れぬ喜色を滲ませ。未だ紗を隔てたように霞んではいるが、明確な害意を帯びて】
【呼応するように空間に走るノイズ。人影の周囲から霞が湧き出し、羽衣のような形状に集束し、そして棚引いた】

オレも何方でも構わないけどさ。今更道徳なんて選択肢が有るなんて、思わないよ。
だから、そうだ。敢えて言うならば―――生物辺りだろうな?

【背を向けるという解答は無い。覚悟を表明するや否や、姿勢を低くして踏み込んだ】
【走ると言うより、跳ぶ、滑るといった単語が適切な素早い接近。剣士や武術家の足運びだ】
【接近が適えば、左隣を擦り抜け様に切り付ける――狙いは左太腿。撫斬りという方法上、速いが浅い。とは言え振りは鋭く、肉を割くには十分だ】
741 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 04:46:30.46 ID:nRUxaoYo
>>740

【攻撃に対しては何もしなかった。指を微かに動かすことすら無かった】
【にも関わらず、隣に居た人形が一人でに動き、狙われた左太腿を庇うように盾を構えた。まるで意思があるように】
【すり抜けることは可能だろうが、余程切れ味が高くない限り盾ごと太腿を斬ることは叶わないだろう】

とはいえ、だ
人道や道徳を持っていると言いながら殺人を行うド阿呆と戦うにしちゃーメリットが少ねーな

【相手との間に人形を挟む位置関係になるよう移動しながら呟く】
【先ほどまでとは打って変わって、酷く落ち着いた、というより”興の醒めた”声色だ】
【白衣のポケットから、いくつか穴の開いた黒い六角形の筒のようなものを取り出した。それは先端から糸のようなものが出ている】

もーちょっと人の命は大事にしようぜ? セイギノミカタさんよ
いや、義賊? 偽善者? まー何でもいいか

【馬鹿にするようなからかうような口調でそう言った後、筒から糸を引き抜き、地面に転がした】
【それは数瞬後、強烈な閃光と巨大な爆音を響かせる】
【──音響閃光手榴弾、スタングレネードだ】

【視覚と聴覚が戻ったとき、辺りには何も無かったかのように消え失せているだろう】

//中途半端でごめんよ。お疲れ
742 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/09(木) 13:36:01.96 ID:Fz9hJoSO
>>741
【重みの無い一閃故に、盾ごと彼を斬る事は当然ながら適わない】
【刃筋を精確に打ち込めれば、盾を傷付ける程度は可能なのだろうが】
【盾は目標へとふるう中途で割り込んできた形となる為、必然的に刃筋は逸れて】
【結果として、大凡ダメージらしいダメージは通らなかった】

(……アートマン乃至それに準じる能力、或いは魔術。前者なら本体を、後者なら制御してる式を)
(こっちだって溜まってるんだ。様子見なんて悠長は言わない、初っ端から飛ばして――――っ!?)

【地面に転がるスタングレネードを認識すると、空いた右腕で片耳と両目を覆って】
【追撃はせず更に前方へと走り、爆発迄のコンマ数秒で、出来る限り其処から遠ざかる。追撃はしなかった】

(人道、道徳、セイギノミカタだってさ………。はっ、見当違いも大概だな)
(オレは只、死体弄りが好きじゃない≠セけだってのに、知った気に……随分な目利きだ、全く)

【――結果としては、体よく遇われた形だろうか。肩透かしを喰らった気分で、路地の壁へと寄り掛かり】
【壁にはそこそこ新しい血の染みが付着していたが、無視して。右手で頭を抱えると、溜息を一つ】
【視力の復旧は速かった。だが、視界が酷く揺れていた。この分では、平衡感覚は正常に機能しないだろう】

……ったく。気に食わないから、腹の足しにブチ殺すだなんて―――人道にしちゃ、幾分か巫山戯てると思わないか、ええ?

にしても……、胸糞の悪いもん使いやがって。ああ、まだ吐き気がする、クソ。
他人/お前≠フ命なんざ知らねえっての。追い詰めた鼠にでも噛まれて、死んじまえ―――。

【セイギノミカタ=B立場上は間違っていないのだろうが、それ≠見下したような高慢な物言いが、やたらと癪に障って】
【顔を顰めつ、内心「似合わねえだろ」と独り語散れば。浮かんだ不快感を言葉に換え、口汚く吐き捨てて】
【ややあって、ゆらりと立ち上がり――短刀を鞘に納めぬまま、何処へともなく歩き出す】

(―――……朝まで適当に歩こう。どうにも、すっきりしない)

【眠る気分には、成れなかった】
//時間空いたので、一応返しておきます。済みません、最後の最後で寝落ちてました
//こちらこそ、半端になる原因作ってしまって申し訳ない。お疲れ様でした
743 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 14:46:33.03 ID:vWPG2sDO
てす
744 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 15:01:05.42 ID:IQ1LoFco
【魔術協会】

………で?次は何処に行きたいの?
いやね?そりゃ私は暇だけど。退屈だけど
でも道案内は有料サービスにしたいくらいなんだからね?

【何やら、やけに疲れた様な声をしている、灰色の髪の少女】
【きっと此処の生徒なのだろう、学生の様な服装で】

【その後ろを歩いて、案内に従っているのは】

「そうですわね、次は研究室なども見せて貰えるとうれしいのですけれど
天下に名高き魔術協会の技術、非常に興味が有りますわ」

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女】
【腰には、装飾の施された鞘に収められた一本の長剣が有る】


【二人の言葉から察するに、灰色の髪の少女が道案内をさせられているのは分かるが】
【然し、それにしても嫌そうな顔。少々露骨に過ぎる】
【案内されている方も気付いている筈だが、そこには言及せずに】

「……あ、そうそう。叶うなら、教授達にもお会いしたいですわね」

…………勘弁してー

【更にまた、注文を追加】
745 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 15:25:22.39 ID:kagEsC.o
【街中】
【どこにでも居るチンピラの集団がある】
【チンピラは集団の中にいる青年に暴力をふるいながら叫んでいる】

「テメェ! 金出しやがれ!」
「クッ.......」

【暴力をふるわれているのは、白髪で近眼の青年だ】

【近くを通る人も見て見ぬふりをして通り過ぎていく】

746 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 15:31:08.18 ID:peCkgVg0
>>744

【その前を、一つの影が通り過ぎようと―――した≠フだけど】
【『彼女』は、視界に二人の姿を納めた瞬間、くるりとターンして、素早く向き直った】

違う女の臭いがする…。
……なーんて、ねぇ。

【墨色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【黒を基調とした制服ブレザーを身に纏い、その校章部に配された、『魔術協会』の紋章が、彼女の所属を黙示している】
【指先から手首までを紅蓮の手袋型ガントレットで覆い、首元には茶色い偽毛のマフラーを巻いていて】
【背負うのは、1メートルほどの戦鎚を想わせる角製鈍器……に見えるかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っているらしい】

…よーう、吟雪。そいで、初めまして………そちら、どなたさん?
隣のそいつは道案内サービスに限界を感じてるらしいって、風のうわさで聴いたけど。

【「無道 武美」―――眠いのか疲れているのか或いは両方か。病的とは別のベクトルに在る理由で、白目に幾許かの紅が奔っている】
【……――もしも吟雪が、昨晩ふたりの部屋に帰って寝たのなら、武美は結局明け方になっても帰らなかったという事に気付いている筈だ】
【冗談めかせて碌でもない物騒な台詞を吐いて微笑んでみても、ちらりと滲む危うさは拭い切れぬ印象か】
【かといって、過剰なまでにストイックな生活に臨んでいる、と言う様子でも無いのではあるが】
【吟雪の隠そうともしない、若しくは誇張された芳しくない感情を察してか、何処となく他人めかして問うた】
【声調自体は、何時も通りの馴れ馴れしい印象だが―――彼我の距離はちょうど3メートル程度。会話には、些か不便な間合でも有るか】

/\まだおるか!/
747 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 15:47:28.74 ID:IQ1LoFco
>>746

……その台詞は、多分私が言った方がしっくりくる。主に嗅覚とかの理由で
そしてテンプレ的に返すなら『この人とはそんなんじゃ………!』とでも?

……うん、ボケに上手く返すのが思ったより難しい

【この場合、良いタイミングと言うべきか、悪いタイミングというべきか】
【自分の味方が増えるのはプラス、だがその人物がやけに疲れた様な顔をしていてマイナス】
【軽口を返し、自分が案内していた人物から離れて。武美の方へ、大股の一歩で向かい】

「初めまして。名乗りを求めるなら自分から、とは何時生まれた悪習なのでしょうか?」
「そうですわね……外部の、見物人t」ルーミア・ゴールドウィン。名前くらい、聞いた事ない?

【自分の名前を隠そうとしていた少女の声を遮って、少なくとも無名とは言えない名を告げる】

道案内を有料にしたいのは本音。まあ、今はそっちは割とどうでも良いけど……
……そんな訳で、ね

【身長自体に其処まで差は無いが、幾らか肩を落とした姿勢】
【やや見上げる様な角度で武美の顔を覗き込み、営業再開の理由も答える】


/微妙に気付くの遅れたが\ここにいるぞ!/
748 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 16:03:41.47 ID:peCkgVg0
>>747

突っ込まれると思って無かったから……恥ずかしい。
ああ、そんな感じで良いんじゃないかな……(たぶん、嫉妬深いのは貴女の方、だねぇ。)

【相手の表情にまだ気付かぬ、輪郭を見た段階でボケていたので、『親友』の台詞にしても些かばかり違和感は残る】
【其れを気取られたら、と何となく恥ずかしく想ったり、他愛の無い不安感を抱いたりもしたが】
【少々スパイシーな冗句のキャッチボールに心が和んだ彼女は、ふっと柔らかな笑みを見せた】
【例によって、小カッコの中は、聞きとれるかどうか断じる事が難しい、微妙な小声】

【然し、眼の前のもうひとりの『名前』―――厳密には、其れから導き出される立場≠ノ考えが至れば、少しはっとした様子で】
【流石に大っぴらにやってみせる訳ではないが、瞼の間が大きめに開かれたかと思えば、今度は怪訝そうに細まる】
【但し、吟雪同様に、王族を前にして畏れ多いなどと言う感情は、微塵も感じ取れない】

……確か厳密には、ルーミア・フリデリーク・ルイザ・オルブラフト・ゴールドウィン、だっけ?
…また、来てたんだな。

【利き手である左の指先を唇に当てながら、想起―――情報への理解を、大仰な名前を引き合いに出すことで示す】
【まず驚嘆すべきは、武美自身の記憶力について、なのかも知れないが】
【――――さりげなく、然し明白に。無数の鴉の大群に黒鷺が雑じる様に飛び出したのは、意味深な台詞】
【能力を使うには集中と明朗な意識が足りないのか、言葉を紡ぎ終えれば】
【俯き加減になりつつ、唇の小さな動きだけで、音は無く。『くろのだんどく』と呟いてみせる】
749 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 16:08:36.03 ID:peCkgVg0
/>>748追記!
/下から二番目の時の文最後に「吟雪に向かって」を追加してくださいまし!
750 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 16:13:38.50 ID:IQ1LoFco
>>748

生憎と、そういうのはあんまり流さない性格だからねー
……それと。良く分かってるじゃない、私の性格。でも、聞こえてるよ?
人にそういう事いうなら、本人はどうなのかなー………違う女の臭い、なんて有るのかな?

【武美の即興の気遣いも、殆ど無駄にする様に】
【普通の友人間の距離より吟雪は更に近づいて、顔をその衣服へと近づける】
【鼻をひくひくと動かして、衣服や身体に残る臭いを、人間とは数桁世界が異なる嗅覚で探ろうと】
【尚この行動は、言葉通りの意味に加えて、何か他の異変が無いかと探る意味も有るのだが】

「………仲良き事は美しきかな、と申します。ええ、良い事ですわ」

【無言でいては存在を忘れられると危惧したか、もう一人が其処に茶々を入れる様な一言】

【自分の名前をフルネームで呼ばれると、浮かべていた余所行き用の笑みがやや崩れ】
【然し直ぐにそれを取り繕うと、右手を口元に】

「あら、驚きましたわね……口にするのに、不便ではありませんの?
公的な文章でもない限り、私ですらあまり使おうとはしない名前ですのに……」

「……その次の言葉には、どう答えましょうかしら
余り多くの人と会話した記憶は無いけれど、何方からお聞きになられたの?」

【あまり笑っていない口元を隠し、3mの距離を維持】
751 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 16:17:20.40 ID:J6Wu.ZMo
>>745
/まだいらっしゃいますか?
752 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 16:34:11.19 ID:NslCa3E0
>>221
/すみません! テストやら何やらでレス出来ませんでした…orz
「なるほど…。つまり箒で空を飛ぶとか、毒りんごを作るとか、そういう古典的な魔法しか出来ないわけですね…
参考になりました。ありがとうございます。では、僕はそろそろこれで…」
【そう言って、立ち上がった】
/取り合えず終わらせちゃいます。本当すいません
753 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 16:35:48.39 ID:peCkgVg0
>>750

…冗談だよ、冗談っ!
……何となく、考えるより先に舌が滑っただけだから、うん。

【―――……考えもしないで、そんな台詞が浮かんでくるのは、其れは其れでどうかと言ったところ】
【吟雪の詰問に、少しずつ退路を塞がれつつも、密着しようとする吟雪を止める動作は全くない】
【服の上だし、他の人もいるし、悪戯される胸なんて無いし―――ふと、微笑みが苦笑いに裏返って、また戻る】

【そして、制服に残留している臭い――――端的に表現してしまえば、『雑然』の一言に尽きてしまう】
【実はこのブレザーは会合に着て往った其れと同じなので、違う人間の匂いは掃いて捨てるほどに浸みているのだろうが】
【武美や吟雪自身の匂いを除外すれば、特に生存率が高いのは、会合の前日にスキンシップを取った相手―――詰まり、シオンの薫りである】
【後は、ここ最近は、『薬品臭い部屋』や『図書館(特有の臭いが有る気がする)』に入り浸っていた程度、と言うところか】
【華秋との決戦後に新調した衣服であるためか、武美が負傷すれば付着するであろう血の錆臭さは存在しない】

あたしはねぇ、一度見たものはなんでも覚えちゃうんさね…。
…そのせいで、損をするんだこれが、アーハッハッハ!

【今度は、吟雪の方に向けていた顔だけを、『他人向け』の笑みを作った上で、向けて】
【相手とは対照的に、誰の眼にも(耳にも)冗談だと判断できるような台詞を、楽しそうな笑いと一緒に放り投げた】
【平時の彼女からすれば、少しばかり厭味ったらしいとも取れるコトバだが、初対面の相手には、其れが印象となる】
【但し、可能な限り、豪放磊落な雰囲気にする様には努力していると言うのが、吟雪なら肌で感じ取れるやも】
【――――詰まり、全くもって素では無い≠フである、が】

……あんまり沢山と話してないんなら、割と直ぐ候補上がるんじゃないかねぇ?
話が広がっちまってたらあたし知らないけど、兎に角聞いたよ…個人名を行き成りは、ちょいと憚られるってぇだけで。
まぁ、あたしとしたら、一国の王女が視察しに来てくれるってのは、光栄なんだけどさ…。

【吟雪が居る限りは、相手を一方的に逃がす事も無いと思ってか―――武美は、強気に出た】
【黒野が信用を勝ち得るために切った札を、こんな風に使うのには、一抹の忍び無さを覚えるも】
【先ずは、持ち上げる言葉も交えつつ、相手の出方を徹底的に伺う心算らしい】
754 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 16:47:15.59 ID:IQ1LoFco
>>753

………うん、成程ね……何時の間にやら
今度、捕まえて三人で……っていうのも面白いかも

(……なんだろね、特におかしな臭いは無いけど)
(それじゃあ………ん、今は分からないか)

【自分抜きで会っていたのかと思えば、指摘された嫉妬心も顔を出しかねない所だが】
【今意識を向けていたのは、異変と呼べるもの。そのような臭いは特に無し】
【顔を上げて、ようやく背筋を伸ばして立つ】
【会話の邪魔にならない為か、武美のやや斜め後方側へと動き】

「あら、あら。それは随分と厄介な能力をお持ちですわね
それではうかうかとホラー映画も見られないでしょうに……ええ、忘れられないのなら
ですが、他人の手元を除けば、暗証番号でも何でも一瞬で。此処は利点なのかしら?」

「………お気遣いは不要。無理にテンションを上げなくても、宜しいですわよ?」

【一方で、名前の長い長い少女はと言えば】
【受け取った第一印象は、吟雪との会話から察したもの】
【自分に向けられたそれとは違うテンション、きっと彼女に向けた方が素なのだろうと予想して】

「候補……ええ、なんとなくでしたら。水槽が非常に気になりましたわね」

(………何か言おうとしてたけど………生憎、読唇術なんて使えないんだよね)

【出方を見るならば、あまりに起伏が少ない返答と言うべきか】
【相手の言葉に返すのに手が一杯で、自分から話題を出そうにも出せない状況】
【ルーミアは此処で一度言葉を切って、周囲を見渡し始める】
755 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 17:12:13.58 ID:peCkgVg0

>>754

(……………………ハッ、流石に、シオンの匂いは良く覚えてら)
(ま、其れについては………3人揃う機会は、ホントに欲しいところさねっ)

【吟雪の言葉に対して、武美の感情としては珍しく、かなり入り組んで複雑な、迷宮染みたモノが渦巻いた】
【出し抜いてやった?悪かった?仕方無かろう?『これで弐度目』?あの芳香が、声が――――ココロは、甘い手付きで掻き混ぜられて】
【ルーミアよりも、最寄りの研究棟よりも、更に向こう。遠くを睥睨するような瞳が自然に出来たが】
【ふと我に返って、もう一つの吟雪の言葉に結論を付けて思考を切り替えることで、無理矢理に感情を放棄した】

そりゃそうだろーけど……こんな世界じゃあ、ホラー映画なんぞ売れねぇさね。
あたしゃあミカルゲウス・クルーガーとかが廃業しねェ理由がすっごく気に成る事が、稀にあらぁ……。
ゾンビに至ってはケツに寒気がする、出来損ないのギャグにも思えないや。

【吟雪と話し込み過ぎたのは、失策だったか―――其れに、相手も世間知らずのお嬢様≠ナは無いらしい】
【「その言葉に甘えて」は常套句の一つだが、今日は使わずに、言葉のテンポだけをほぼ平常の其れに戻す】
【話題を逸らすというよりは、言いたいから言った。と言う体で、冗談っぽく言ってはいるが、声はそこまで弾んでいない】

で……良かったな、ルーミア・ゴールドウィン。話は余計に拡散しちゃいねーらしい、少なくともあたしの眼の前には。
やっぱり…「黒野ダンドク」は、義理堅い人だぜ。

【『非常に気になる』程の水槽――――疑いようも無くBINGO≠ナあった】
【これから見学したいと思っている人間が、既に何個も水槽を見ているとは考え難く、何よりルーミアが来たという事実を知る人間の少なさ】
【先ほどの『無言』と唇の動きを同調させながら、色恋沙汰とは別の意味で惚れ直した≠ニ言わんばかりに、微笑んで】
【序に言えば、赤木は水槽に興味を示さなかったので、共通の認識を持った人間が居たんだな、と言う嬉しさも有るのだが】
【其れについては、意識的に噛み殺して、呑み下す】

ところで……研究所とか見たきゃ、手配できない事もないのぜ?

【周囲を見渡すルーミアを見据えながら、軽い口調でひとつ紡いだ】
【遠回しでは有るが、話を続行する意思が籠っているのは、明白だろう】
756 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 17:26:48.76 ID:IQ1LoFco
>>755
「確かに、そうかも知れません。けれど、何処にでも例外は居るもの
温室に生まれて温室に育つ人種は、路地裏を生涯覗く事もないし、戦場に出向く事もない
そういう人種は……大概、資産は十分にありますもの
需要は僅かでも、其処から大金が流れる。ならば、それで十分でしょう?」

「………私は、ホラー映画には余り興味は有りませんが
出来損ないのギャグ≠ノついては、少々聞き逃せませんわね」

【只の軽口の様に放ったホラー映画の話題も、其処に付き物の「ゾンビ」という言葉が出ると】
【口元だけ笑みを継続、目をやや細め。武美の言葉の一部を、強調して繰り返す】
【そのワードが重要、とでも言わんばかり。一歩だけ踏み出し、間合いを2mほどに詰めた】

(……黒野ダンドク………?ああ、《新呪文開発班》だった様な気がするね)
(それから確か………『この前』、見たと思ったけど)

「そうですわね……ええ、研究は是非とも見てみたいですわ
可能なら、教授職の方の御話も窺いたい所ですし……生徒の方にも教授職の方にも、お話ししたい事は有りますの
手配と言わず、案内していただけたら……そういうのは、甘え過ぎかしら?」

「我が国の者も、此処で学んでいます。前途有望な若者です
………幸いにも、『生き延びました』が………保護者の代役、完遂させていただけますわね?」

【『生き延びる』。他の場所ならば兎も角、今の魔術協会に於いては、十分に意味を理解出来る言葉だろう】
【学生の間に死者が出るような騒動は、最近では二度。そして、先に出したホラー映画の話題】
【無関係な話題を散りばめながら、少しずつ本題に集束させていき】
【教員に会わせろと、『お願い』の形ではあるが要求した】
757 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 17:48:38.21 ID:peCkgVg0
>>756

あーぁ、刺戟が痛みに変わる時ってぇのが理解できないのは、そりゃあ楽だろうねぇ。
……幸せだとは、あたしゃ思わないけどね。

ほーう…だとしたら、ちぃとばかしは下調べをしてきたモンだと認識するよ?

【『國』がひとつ関わる出来事―――そして、魔術協会の事となると、冷たい一面を覗かせるまでに過敏になる武美】
【然しながら、表向きのルーミアと会話する表向きの自分と、胸中の一部は、態度の軟化を示唆する】
【『ゾンビ嫌悪』は、なにもアルマゲスト云々だけとの関係では無く、それ故に突沸する様に現出した言葉なのだが】
【今は、相手の言葉を誘い出すために出したのだ、と。自分にも言い聞かせておいた】

『案内』……そだなー。
うちの先生は結構な変人だけど、まあ悪い人じゃないし……大丈夫、だと思う。
…なんだかんだで、自分の研究見せびらかすの大好きだし、あの人も、あたしも。

……あたしも櫻の子、可笑しな話じゃあ無いさね。
国とか仲間を思う気持ち『なら』、それ裏切るのは結構嫌いだし……よし、決めた。

【虎穴に入らずんば、虎児を得ず―――と言うほどには、大切な何かをベットする様な状況でも無いけど】
【其れでも、気を引き締めて。ルーミア・ゴールドウィンと言う『人間』を、研究室へ迎え入れる事に決めた】
【吟雪に対しては、「貴方にも、一度合わせておきたいかも」と、其れと無く語りかけながら】
【左手を掲げて弐秒ほど。天を指さす合図の後、武美は後ろを確認しながら、足を進め始める筈だ】
【向かう先は、第七研究棟≠フ『五階』の『参号室』……――通称、シチゴサン研究室。所要時間は、10分程度か】

/次、研究室の描写をデッチしたりで、少し遅れるかもです
758 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 17:59:19.50 ID:IQ1LoFco
>>757
「痛みを知らず嘆く事を知らず、苦痛という概念を知る事なく生涯を終える
それは、きっと幸せなのだと思いますわ。不幸を、一切知らないのですから
知らなければ、そう感じる事も出来ない……
………逆に、もしもそれを知っているのなら。幸せが幾ら有ろうと、その中に不幸は残るのでしょう」

「此処で質問を差しはさむのは意地が悪いかも知れませんけれど
貴女は、此処に居て、幸せかしら?」

「………と、言葉遊びは程々にしましょう。興が乗れば、日付が変わってもまだ終わらない
是非、案内して頂きましょう」

【普段の悪癖、どの様な些細な事でも議論に持ちこもうとする習性】
【思わず顔を出しそうになって、フルブレーキと方向転換、武美の後を追う様に歩きだす】
【吟雪は、「えーと、誰なの?」。これから会おうとする人物に関しては知らないらしく、語尾を分かり易く上げて】
【ルーミアから離れていたいのか、武美の腕に纏わり付くような形で、やはり追いかける】

【十分程の間は、ルーミアはあまり口を動かさない】
【質問が有れば答えるだろうし、何かを見つければ独り言も言うのだろうが】
【少なくとも移動中は、自分から何か重要な話題は持ちださない】

【階段を上る時にはちゃっかりと能力を発動して、足を動かさず浮翌遊して】
【扉の前まで移動すれば、其処で床を靴がこつんと叩き】

「……そう言えば、聞き忘れていましたけれど。此方の方は、どのような研究を?」

【扉の向こうに居る人物が何をしているのかと、予備知識を仕入れる為に質問】


/あいさ、了解ー
759 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 18:33:59.86 ID:peCkgVg0
>>758

…あたしの思想は感情論100パーだから、聞いても面倒臭いだけと思うぜ?と前置きさせて貰って。
痛みを知らないで生きていけるって事は、痛みを抱えた人間とか世界の事が理解できない、知れないって事だとあたしは思う。
それが、あたしからしたら不幸なんだ。きっと、知識のズレが、交流の邪魔をする。あたしは、其れが気に入らない。
其れに……――喜怒哀楽、真ん中二つ抜けた様なのを、あたしは真っ当な人だと呼びたく無い。端っこ二つ抜けても困るけど。
そっちの話に従って、『幸せ』だとしても、あたしはそんなヤツが味わうのは、人間の為の仕合せだとは思わないねぇ。

………幸せだよ、あたしに出来る事も、あたしの居場所も、あたしの大好きな皆もいるんだから。
あんまり粋じゃあ無い質問だな、其れは……っと。 ああヤメにしよう、日はもう暮れたから、今日の様子じゃ月が沈む。

【彼女自身の『激情の性質』が表に出たか、或いは相手の気持ちに答えたい、と言う心情が先行したか】
【兎に角、彼女は突撃銃の様に言葉を連ね、次々と撃ち出して行ったが】
【相手の言葉と、一通り喋り終わった満足のおかげで本旨を思い出し、言葉を結ぶ】
【――――少し、危ないと思った】【脳味噌の底で、警笛が二度ほど叫んだ】

……『断華 花那(たちばな かな)』。花の38歳だよ。
あたしの家族のトモダチの一人。小さいころからの癖で、あたしが「さん」付けする数少ない人物でもある…ってとこ。

【己が身に纏わりつく吟雪を優しく受け入れながら、その問いに対して、歩行の中で冷えた頭と口が、簡潔に答えた】
【厳密にいえば「トモダチだった」になるのだが、家族の死については、何時もは億尾にも出さない】

…手広いな、基本的には『魔装具』ってジャンルなんだけど、楽器とかを下敷きにした魔道具も作る。
まぁ、話を聞いてれば判るだろうし、あたしが説明し過ぎても拙いから…今は、比較的『工作の分野』に近い人、とだけ。

【そして、10分後―――ドアを二度とんとん、と叩く最中、ルーミアの言葉にはそう答える】
【鍵は閉じられていなかったのか、少しさびの浮いた金属ノブは簡単に押し開かれて、研究室の光景が広がった】

【この部屋も、かの504研究室と似通ってリノリウム張り―――全体として、『理系』の雰囲気を内包している】
【光沢を放つ黒で天井と向かい合い、下方は白っぽいデスクが整然と並んでいる点では、『小学校の理科実験室』にも視えるが】
【部屋の広さが比較に成らぬ程広い上に、シンプルなラベルを貼り付けられた瓶が所狭しと並ぶ『棚』が有り、何かが収納≠ウれたラックも有り】
【固まった場所に在る2、3個の机の上に、一応ジャンルごとに纏められた大学ノートやら、学術書・魔術書が平積みになっていて】
【その中には、何故か『人間工学』や『医学』に関連する書物も有る―――身体構造に合わせたアプローチか、或いは肉体の代替を目指しているのか】

【今は実験や開発を中断しているのか、大々的なモノについては実験場で行うからか、特に物音は響いていないが】
【部屋の最奥の、一際大きく、存在感を放つ机―――『準備室』と鋲でプレートの打たれた扉の、直ぐ近くにある其処で】
【深々と安っぽい椅子の背もたれに腰掛けながら、一点に視線を集中していた『女性』が、三人の方へと首をくるり、と向けた】
…こんばんはー、断華さん。
「……ん、無道の武美ちゃん、ですか…。今日は、お友達連れで?』
 何とまぁ、貴女の妙な交友関係の広さには呆れ返りますねぇ……エハハハ。
 差し当たっては……お嬢さん方、コンバンハ。知ってると思いますけど、『断華 花那』……此処の教職員、です。 
 今日は何のご用で? …見学よし、体験入学よし、ああ商品のお買い上げもよし。立ち話は……少し嫌だ、適当に座りなさい。」

【癖が強めの黒髪を、標準少し上程度の胸の裏側くらいまで伸ばし、度の強い銀フレームの眼鏡を掛けた女性】
【白い女物のスーツを身に纏っており、下半身部の丈はだいたい膝の直前まで、それ以降は薄黒いストッキングが覗く】
【見るに30代半ば、と言ったところだろうか―――顔立ち自体はクールかつ端正だが、刻まれた皺や目の下のクマが、トシを感じさせる】
【無駄に多弁で、嗤い方は奇妙、自信家……――武美同様に変人の烙印を押されている、「断華 花那」だが】
【挨拶の箇所については、人が変わった様に律義かつ生真面目な様子であった】

【武美は、少しだけ気不味そうな顔を、二人に向けてから、また歩行―――比較的断華に近い、最前列のデスクの椅子を一つ、引き出して】
【そこに、乙女らしくも無く、どっかりと座りこむだろう】
760 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 18:54:40.05 ID:IQ1LoFco
>>759
「……他人の幸不幸、それは果たして口を出せるものなのか
自分の見解で他人の幸福を否定する事は、果たして正しい事なのか
さあ、そんな事を考えている間に到着しましたわね………」

「………成程、研究室ですわね。そのままに過ぎる感想かも知れませんけれど
ただ物を置くだけにしては、少々広い。かと言って、実験をするなら………」

【研究職とは程遠いが、研究を行っている場所への視察ならば複数回は行っている】
【この研究室は、如何にも『らしい』ものに映った様だ】
【視線を一か所に留めず、机から机に飛ばして歩き】

「いいえ、生憎寡聞にして、存じ上げませんわね。名簿なども手に入らなかったものですから
今夜は、見学を。それと少々、提案したい事が有って、参りました
……申し遅れました。ルーミア・ゴールドウィンです……失礼して」

【座れと促されると、適当な机から椅子を引きだし、背筋を伸ばしたまま座る】
【一方で吟雪の方は、武美の直ぐ傍で床に直接ペタリ。足を持ち上げ、足の甲で頭を掻いていたり】

【其処で何秒か口を閉ざして、訊ねて得られた情報の整理】
【研究の内容、工作分野。然し周囲に有る物は、薬学や化学の為のものにも見える】
【そういえば「手広い」とも言っていたかと、結論を付けて纏める】

「……貴女の生徒さんでしょうか。親切に、此処まで案内してくださいました
魔術協会の教育は、知識と実践ばかりに留まらず、人格形成にも成果を上げている様ですわね
我が国としましても、学生を派遣する事に意義が有ると思えますわ」

「ですが、今夜私が此処へ訪ねて来た理由の……最も、重要な部分から
それも些か単刀直入、配慮に欠けるかも知れない言葉を敢えて使って、訪ねさせて頂きたく存じます」

【まずは社交辞令、深く頭を下げながら並び立て。顔を上げると、笑みを消す】
【自然に消すというよりは、「浮かべています」と宣言する様な笑みを、あからさまに無表情に変え】

「………お聞きになられた通り……教育に関しては、魔術協会に対して一切の不満は有りません
ですが……『安全性』という一点に関して、私は非常に疑問を抱かざるを得ないのです
その点、先生はどの様にお考えになられていますか?」

【『本題』を、ルーミアにしては率直に、あまり遠回りをせずに切りだした】
761 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 19:24:58.62 ID:kagEsC.o
>>751
/今帰ってきました
/まだいますか?
762 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 19:41:18.59 ID:peCkgVg0
>>760

「(……同姓同名、ふざけてるか………いや、其れだったら、連れてこられないでしょうねぇ)」
 (武美は兎も角として、あの灰色の子……結構、聡そうですし。)」

【研究職故か、左程世間の動静に神経を張り巡らせる傾向には無い断華も、名前ぐらいは知っていた=z
【最初、其の名を耳にした刹那には、僅かに眉を吊り上げ、驚くなり訝しむなり、と言ったそぶりを見せたが】
【この場所に至るまでの状況、生徒とその知己の特性の分析、そして信頼。疑う要素は大方無いと見て】
【「ルーミアさんね、宜しく」と。武美同様、対王族仕様にはしない辞令を述べながら、机の下の空洞で足を組んだ】

「そいで、人格形成? ああそりゃあどちらかと言えば親御さんの教育ですよ、ええ。
 少なくとも私は研究の先生です。魔具の立案作成調整そして売り出しは大得意、でもメンタル面はマシーンみたいに上手く出来ないんでして?
 それだったら、金の国にだって、まともな親の二組や三組は余裕で居るでしょう、任せますよ私は。
 ……――勿論、『協会の意義』。其れについては、大手を振って肯定させて頂きますけど、ねぇ。」

【断華は右手を鼻面に差し出してから、眼鏡の位置を正す―――物理的にも、精神的にも、『整える』と言う事らしい】
【確かに、この教師が武美の人格の形成に深く関与した、育成した、とは考えづらいが】
【いちいち律義に返答してしまうあたりは、少しばかり相似した物を感じないでも無い】
【―――そう言えば吟雪は、「親御さん」と言う言葉で、武美の双眸が寂しげな色を帯びた事に、気付いただろうか】

「……そー、です、ねぇ? そいじゃこっちは少しばかり前説を挿入してから、って事で?
 言うなれば、つい先日までこの魔術協会は、『学園』にして『楽園』だった訳です。安心安全に、魔術研究が出来て、生活できる…。
 私みたいにお給金を貰ったり、魔道具を売り捌けば、ほぼこの場所で完結する生活まで出来たんですよ。
 ………総ては、『聖都なら大丈夫』と言う、甘えの御蔭です……。≪ネル・ナハト≫の軍勢やら、馬鹿でかい殺人木偶やら、出たのに。
 私も含めて、ですが……どうにもこの協会には、麻薬染みた平和に甘える風潮が有った、ですよね無道?」

【或いは、彼女が『背景』にならない為の配慮か―――唐突に回された問いに、武美は壊れかけの人形の様に、重々しく首肯した】
【元副官が此の場にいる、と言うのは何とも奇妙な巡り合わせだが、飽くまでも『例示』の一つとして、或る集団の名前を引き合いに出して】
【滔々として、立て板に水。息継ぎは存外に多いが、正しく瞬息の時間で片づけるため、言葉の速さとテンポに疵は付けない】
【そんな平常の喋り方を、狂い無く保ちつつも――――怜悧で切れ長な『緑』の中では、何やら重苦しい想いの焔が逆巻いている様子】

「で、結論と次の質問に往ってしまいましょうか?
 先ず、私の答え…――そりゃあもう、今日の魔術協会の現状を憂い、危機感を抱いてますとも……人一倍、ねぇ?
 勿論、其処の無道くんも、私と同じような考えを持って、スデに『行動』を始めてるんですよ?ハッタリでも何でも無しに。
 モチロン、意思を共有する仲間として、『出遅れた』事を贖罪する者として、そして教員として……私は、彼女を手伝ってます、が…。」

「其れを知って、貴女は……おっと、言葉の運びを間違えましたご容赦を。
 ……――――金の国≠ヘ、『ワタシタチ』に、何を求めるんで?」

【此処に来て、断華も単刀直入な問いに出て、相手の『次の手』を、伺おうとする】
【些かばかりの発想の飛躍――と、言う名の予定調和――で言葉を占めて、喋っている間時折揺らいだ断華の視線は、ルーミアの眼へと絞られた】
【『出遅れた』と言う言葉を耳にした武美は、歯噛みして少しの間顔を伏せていたが、此の時にはスデに持ち上げていて】
【断華とは対照的に、この空間に存在する、自分では無い知的生物3つ総てに、周回するように目を向けている】
763 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 20:03:37.05 ID:IQ1LoFco
>>762
【武美の変化に、吟雪が気付けたかどうか】
【そもそも、親の話題が出れば、吟雪とて思う所は有る。この話題は、決して彼女一人に刺さるものではない】
【自分の事だけでも十分に重い荷物、担いでいる時に余裕は多くないが】
【「貴女だけが辛い訳じゃない」と、そう心無い事も言えない仲】

【二者の葛藤を、『公的に父親が居る事は確実』な少女は、きっと見ても居ない】
【真っ直ぐ伸ばした背をやや前方に傾け、口と耳を幾らかでも断華に近づけた】

「彼の≪ネル・ナハト≫の襲撃は先年の事、それ以前にも……
聖都は、狙うのに都合のよい場所です。ネームバリュー、人の数、交通の利便性
あの演説を聞いた者は………どれだけ、居た事でしょうね」

………少なくとも、かなり近くで聞いたのが此処に一人

「……聞かなかった事にして、話を続けます
成程、既に行動が始まっていると、そうおっしゃられるのですわね?それは良い知らせですわ
少なくとも、『それが目に見えて耳に聞こえるならば』、吉報と言うべきでしょう
ですが………それならば、私は少々疑問に思う所が有るのです
いえ、所詮は根も葉もないうわさ話、都市伝説の類。よもや、その様な事は有りもしないでしょう
危険を呼ぶ原因にして危険物、その様なものは此処には無い筈です。そうですわよね?」

【その元副官の言葉を、刃物で切り落とす様な慳貪さで流して】
【今度は、遠回りに遠回りに、此処にある「らしい」何かについて、話を動かして行く】
【具体的には何も言わないが、この文脈で、此処に居る誰かの知識によって、おのずと答えは定まるか】

【この問いかけは、答えを求めるものではないらしい】
【実際に、答えを述べる間も与えず、断華の問いに対する答えを先に並べ始める】

「いいえ、今回はきっと、間違いではありません。私は、飽く迄王女に過ぎない
公式見解なら、公式訪問で。学長に向けて、提案する事になるでしょう
私の言葉は、私という個人が望む事である、と考えて下さい
………尤も、私の見解が我が国の見解になる日も、何年か何十年後かには有るでしょうが」

「……我が国は、戦禍により疲弊しています。優秀な人材は、どれほど居ても足りません
それを育成する為に此方で学ばせて居ますが………はっきり言いましょう。死んでしまっては、それまで
目の届かない所で、我が国の未来を担う人材が死んでいく。これを、見過ごせますか?
最悪の場合、我が国からの留学生を、全て引きあげる事すら、検討に入れなくてはならない状況なのです」

「………長くなりますので、一度区切ります。喉飴、如何かしら?」

【向けられた視線に答える目は、やけに冷え切っている様な雰囲気】
【この様な場は慣れているのか動揺は見えない、寧ろ無さ過ぎるかも知れない程】
【ポケットから喉飴の包みを取り出し、掌に乗せて差し出す】

/飯食って戻ったぜー
764 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 20:25:40.35 ID:PEETUTIo
【公園】

【髪の色は黒く、瞳も同じくして黒い。さらに言うと鋭い目付きで、その下には薄っすらとクマを浮かべている】
【白い皮手袋をはめていて、そして黒いテールコート、シルクハット、肩には白い鳩…では無く、鋼色の翼を持つ雀】
【やや惜しいが、一見して手品師っぽい格好をしている青年が、右手を無造作にポケットに突っ込みながら足を組み、ベンチに座っている】

しかし、寒い。

【ふぁー。と意図的に白い吐息を吐き出しながら】

いや、まあ、冬が寒いのは当たり前ですし、それを分かった上でこんな所に居る私の自業自得なんですけどね。
寒いと言われた方もたまったものじゃありませんよね。

ボールを売ったら「おい、これは丸いじゃないか!」ってクレームが来たみたいな……。

【何が可笑しいのか、フフフ…。と笑いながら独り言を呟く怪しい男がそこにいた】
765 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 20:28:01.95 ID:peCkgVg0
>>763

……どういう意味だ、吟雪?

【二人と、二人―――ルーミアと断華が舌戦を交わす影で、武美は半ば直感に従う形で、口を開いた】
【この場で効果的な返答を得られる、そんな期待は欠片も無いが、訊かずには居られなかった】
【少なくとも、今の吟雪からは、おめおめと、巻き込まれる為だけに事件に巻き込まれに往くイメージは、浮かばない】
【つまり、『かなり近く』でテロリストの演説を聞く事のリスクを、識らないとは思えないのだ】
【まだ、形にすらなって居ない不安の靄≠ェ、心の片隅を浸食していくのを、感じる】

「……ああ、まだ国家元首じゃあ無いんでしたっけ? 失敬失敬。
 大きく出て貰えた方が、私としては話しやすいんですが? まぁそれは、それ、と言う事で…。」

「目の届かない所で……ああ、其れは確かに、嘆かわしい事です。
 あのアルマゲスト≠ネる集団、ここ最近になって活動…と言うよりは、蠢動の噂を聞かないでも有りませんし?
 だーかーら私たちも対抗運動に着手した訳ですが……まぁ、『遅すぎた』と言うのは、先ほど言った通りに反論として真摯に受け止めますよ。」

「断りますねぇ、さっさと片付けないと滑舌が悪くなる
 かといって直ぐに噛み潰すのでは、アメちゃん舐めてる実感ないですし……おっけい?」

【断華は、このような状況に慣れている、と言うよりは―――『緊張する』と言う概念を、持ち合わせて居ない様な、そんな様子】
【揺さ振りをかけ、返答を許さない。明らかに今後の布石と思しき台詞にも、表情一つ変えず、動じず】
【話の間には、癖なのかまた眼鏡を上下に押し弄って、理想的な位置を探し始める始末】
【然し、返答する声にだけは、常に冷静さを湛えると同時に、言葉通りの『真摯な態度』を滲ませる】
【台詞の内容自体には、ふざけているようなものが混じるのとは、何処かアンバランスでは有るが、会話には一切支障を出さないよう努めている様子】
【適当な理由を付け、武美と同じ発音で相手に確認を取ると、続きを促した】

/おかえりなさいませー。
766 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 20:36:59.51 ID:msgygXAo
>>764

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の前髪の上にヘルメットをかぶり顔立ちはきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が乗ったバイクが走っている】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、首には季節に合った赤いマフラーを巻いている】

目の前で〜♪消し去られそうな光が〜あーるのなら〜この手で守りたい〜♪
I can go nowhere〜♪ 逃げ出せる場所はないんだ〜♪向き合って〜戦うべき Regret nothing〜!

ちゃっちゃらっちゃちゃーらちゃっちゃ タ!ト!バッ!タ!ト!バ!
ちゃっちゃらっちゃちゃーらちゃっちゃ タ!ト!バッ!タ!ト!バ!

【妙にノリノリで歌を口ずさみながら道を走り公園の前をスーッとフロントが妙に角ばったバイクを駆って通り過ぎようとして】
【彼の視界の中に移ったのは…シルクハットの男に翼の色が妙な雀】

【ピタッ、とバイクが止まった事で彼は妙にボーっとした顔で青年の顔を見ていたが…】


…あ、怪しい男が!


【と、開口一番失礼な事を言っている…】
767 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 20:44:43.09 ID:IQ1LoFco
>>765

………あれ、言って無かったっけ?
ん、それじゃあ……終わってから、話すから。ちょっと待ってて
そんなに深い意味は無い、直ぐに分かる事だからさ

【今考えれば、自分が係わっている人間の大半が、自分が其処≠ノ居た事を知っている】
【自分に最も近い人物がそれを知らないと言うのは、気付きもしなかった大きな盲点】
【このタイミングでの訂正は難しい、あまり深く考えなくてもその答えは直ぐに辿り着き】
【床に座ったまま、頭を掻く足を止め、胡座をかいた】

【差し出した飴をそのまま引っ込めて、ポケットに戻して】
【ルーミアもまた、椅子の上で座り方を直す】
【長く口を動かす為に、深呼吸の様に肺に空気を溜め込んで】

「……守る力が、不足している。外側から結果だけを見れば、そう判断せざるを得ません
此処に学籍を置かせる事は、痛ましい事故に遭遇する確率を跳ね上げるも同義なのです
故に私は、『金の国国民の魔術協会入学に関する制限条例』。これを提出しようかとすら、思っていました」

「ですが、魔術協会の知識と技術は、比肩するものとて無い程に卓越したもの
これに一切触れられないとなれば、やはり損失は大きい
ならば、こういうアイデアはどうかと………」

【ポケットから飴の代わりに引き出したのは、小さな地図】
【縮尺自体も小さいが、描いている範囲も狭い。街の一部程度の規模しかない】
【左上の方にはインクで、≪プレシール通り≫と書かれている】

【すう、とルーミアの指が伸びて、その地図の一か所。やや広い空白部分を示す】
【位置としては、王宮や王立施設に近い、通りの端の方】

「…………王立騎士団≪ヴァン・ド・ターブル≫、並びに国民よりの志願兵
それが有事の際は5分以内に駈けつけられる上に、博物館なども周囲には多い」

「結論まで少々時間が掛かりましたが………つまりは
魔術協会の支部を、金の国にも作ってはどうか、という事
もし協会側がそう考えるなら、金の国は土地を無償提供する用意があるという事
以上を、提案しに参りました」

【一介の教員が決定出来る内容でない事くらいは、分かっている筈】
【だからこそ、公的な訪問では無く、私的な行動の一環で示したのだろうが】
【遠回りな言葉の最後に持ってきたのは、施設の誘致という比較的大人しい案だった】
768 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 20:46:26.98 ID:PEETUTIo
>>766

【そんな失礼な青年に対して、“怪しい男”が思った事は】
【失礼な奴だな。などというものではなく。自分が怪しい事は重々に承知しているからだ】

【しかし、まあ、それを直接言うだろうか、それもこんな音の聞き取りやすい夜中に恥ずかしげもなく大声で歌うような男が】

………………………………。

【はッ!どうせ私は怪しい男ですよ!っと、開き直るようにゴローンとベンチに寝転がった!】

【不貞腐れました】
769 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 20:55:28.77 ID:msgygXAo
>>768

…あ、不貞腐れた、予想はしてたがさては散々言われてたな?

【口を尖らせて少しキョトンとしたような顔でマジシャン風の男に視線を向け続けていたが】
【やがてバイクからひょいと飛び乗ると…そのバイクがガシャンガシャンと変形して棺桶に変形】
【そのまま少しテンション高そうな笑みと共にその棺桶の鎖を引っ張って近づいてきた】

…いや、突然失礼な事を言ってしまって申し訳なかった、その事は謝る、ごめんなさい
俺は今そこの雀に目が行って少し交友を持ってみたいと思ってアンタに断りを入れに行こうかなって思っていたんだ
そしたら…言おうと思ってた事と実際に飛び出た言葉が全然違かったからちょっと驚いたぜ

とりあえずごめんね、えっと…ジェントルマン?

【シルクハットだけ見てとりあえず連想した言葉を告げてみる】
770 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 21:10:55.20 ID:peCkgVg0
>>767

【此の場で放たれた吟雪の言葉から、判る事は何も―――無いわけでは、無い】
【「特殊な事情が有った」と断じるだけならば、十分な素材。武美の唇は、きゅっと締められて】
【其れきり暫くの間、自分からは吟雪に対して言葉をかけず、最後の返答も首肯に留められた】
【表向きには、此の舞台でメインを張る二人に対して、緊張感を増して注視するようになった、と言う程度の変化だが】

「…えーっ、と……プレシール通り、ね。此処も確か、ネル・ナハトが攻めた……因果な因果な、ふむふむ。
 と、そんな話はさて置き……――金の国支部、ですか……。」

「まぁ、正直な話をすれば、何処の国も。この『魔術協会』……その総てを、なんとか掌握したいんでしょうけど。
 其れは地理的にも、かかる物理的労力及び時間そして金額を考慮しても、協会員の事情・思想としても……。
 詰まり、現実的に考えれば、少なくとも平和的には到底絶対不可能な話ですから、そう出てくるのが妥当でしょうねぇ…エハハハ。」

【左程中身の無い話と、日常的に発している奇矯な嗤い声】【眼鏡をしても眼が悪いから、少し身を乗り出して】
【それらの中で、断華は相手の言葉を纏める時間を稼ぎながら、脳内で思考を連結して往く】
【確かに、自分が決断して終点まで動く話では無い、が―――自分か、近しいところを震源地に、協会が揺らぐ可能性もままある】
【公的な訪問であろうが、そうで無かろうが。『第一王女の意見』と言うオブラートに包もうが、結局は国の利を追究するための行動】
【――――どう転ぼうと、此処で総てが終わる話では、無い】

「………――考えさせて頂きましょ=cと言ったところ、ですかね?
 私としては、今の段階で魔術協会の末端が増え過ぎても、面倒事の火種が増える結果に成りかねない、って考える所が有ります。
 例えば……魔術協会が、もう少し『武名』を売れたら。其方の騎士団やら軍やらとしても、利益になるんじゃあ?」

……ダンドクに逢ったのなら、ルーミアの事…『魔道具』についての話も、聞いたんじゃねぇのか?
今の協会に必要なのは『アレ』なんさ……自衛のための組織化、それを水面下で行う必要性が有る。
………其処まで手伝ってくれれば、協会を支えてる方からのアタリも良くなる……かも。

「ま、ただの提案ですけど……其方のと、同じで?
 ……――でも、吝かって訳じゃ、無いんです。」

【意外にも、途中で武美が口を挟む―――断華は最初こそ驚いた様子で、足を組むのもやめてしまったが】
【少しだけ自信な下げなその言葉を聞くと、薄い笑みに口元を綻ばせてから、間髪入れずにまた元の形に戻して】
【武美の言葉に含まれた幾つかの文字列を少し気にしつつも、武美との合同見解として言葉を取りこんでしまう形で、一度話を〆た】
771 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:13:30.21 ID:HBg2Xo6o
【公園、入り口付近のベンチの上】

ふみゅぅ…zzz

…うぅ〜ん………

【真っ白なワンピースの上に対照的なカーディガンを羽織り】
【翡翠色のさらさらのロングヘアをベンチへ垂らして】
【もう寒い時期になってきたというのに寝ている少女が一人】
【いや、寒いからこそ眠くなっているのかもしれない】

【そんな彼女に忍び寄る影が一つ、二つ、三つ───】
【───その招待は猫。三毛に白に黒に多種多様な野良だ】
【意を決したように一匹が彼女の身体の上に乗ると】
【一匹、二匹、三匹とどんどん乗っかっていく】

うぅ〜ん……

……体重が〜……増えてる……痩せなきゃ…zzz

【起きないのに味を占めたか更に更に乗って行く】
【気づけばまさに猫の山、といった感じだ】
【それでも彼女はおきない。かなり異様な光景だ】
772 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:13:44.19 ID:PEETUTIo
>>769

【ケッ!と不貞腐れたいたが。何やらこっちに近づいてくる音…】
【さらには声が近づいてくる…凄いさっきから聞こえてくる声が…】
【もしや、と思ってちらっと僅かに首を上げてみる。案の定、失礼な男が近づいてきているではないか!!】

うげ。

【リアルに声に出ました】
【そして、のっそりと起き上がり、そのクマのある鋭い目付きでやや睨みつけるように青年を見ると】

ははっ……ジェントルマンですかぁ……。

【一転、ニコリと微笑んだ】
【機嫌は、治ったのだろうか─────────?】

ふッ────……。
 ── ツ ッ コ ミ を入れましょう!

【ばッ!と立ち上がって。ポケットに右手を突っ込んだまま、しゅぴーん!と青年に左手の人差し指を突きつけると】

まず、1つ…。
最初の「散々言われてたな?」という言葉は思っても口に出すべきではありません!再確認して私が悲しくなるから!

2つめ…!
謝る所までは良かった……だが、後の言葉が明らかに蛇足…蛇足にも程がある、言わないほうがましなレヴェ↑ルです!

【深呼吸すると、すうっと左手で顔を覆い被して】
【ゆっくり、───ゆっくりと下ろしていき、目が顕になると、ギラーン!と光って】

私と交友を持って見たい…。理由は──「雀に目が行って」。
私にゃ興味はねーってェ…ことですか!?だってそうでしょう!!

1.雀を見て! 2.交友を持とうと思って 3.私を見たら出てきた言葉は怪しい男!

【「どうぞ!好きなだけ交友を持ってください!この子と!」と、付け加え、雀を付き出してきた!】

そして、────最後…!

ジェントルマンですか、はあ……私は、ジェントルマンですか…。
咄嗟に出てきた言葉が「怪しい男」、これは貴方の“本性”です、偽りようの無い“本音”です。否定出来ないはずです、咄嗟に出てきたんですから。

【怪しい+ジェントルマン=……】

要するに…私が…………変態紳士だって言いたい訳ですか────!?

【 深 読 み し 過 ぎ だ 】
773 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 21:22:58.90 ID:b9EHq2SO
>>771
うにゃー!!
なんか乗るように呼ばれたにゃー
【更にその上に乗ろうとする】

【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物】
774 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:26:21.11 ID:IQ1LoFco
>>770

「………オフレコで、と条件を付けて。そして、私の言葉ですと付け加えて」

【此処まで浮かべていた無表情を消して、代わりに普段の余所行きの笑みを浮かべて】
【自分がこれから述べる事は、個人の考えだと釘を刺した上で】

「ええ、その通り。本来なら、協会本部を丸ごと動かしたい程ですわ
然しながら、金の国と聖都。客観的に見て、どちらが魅力的な土地か
そして、それを行おうとすればどれ程の歳月が掛かるか、金銭が掛かるか……
なら、妥協せざるを得ない。当然の結論となるでしょう」

「ですから、汚い言葉で単純に言えばこうなります
私共が学生を守って差し上げるから、技術と知識を寄こしなさい、と
金の国にとって、学生と研究職が生む『武名』など不要。それは、私共が生むべきものです
………戦災孤児の修学にも、多大な利を生むでしょうと最後に付け足します」

【大方の流れで、断華の言葉を肯定した】
【国の一等地を無償で差し出すという行動に出てでも、その知識が得られるのなら安い買い物】
【此処で述べた言葉は所詮は個人のものと、俗っぽい言葉で本音を伝え】

「……『魔道具』?さあ、どうでしたかしら……
そうですわね……協会という大きな規模で、魔道具を作っているなどとは聞いた事が有りませんわ
いいえ、そう在ればきっと、その魔道具が有ると困る方が、困った行動を取りかねませんわね」

「こんな話はご存知かしら?城壁のある街に、家電を扱う会社が有るという話
我が国に本社が有るのですけど、資産はトラックが10台程。それだけで、何をするのかしら?
……そう言えば、其処の副社長が、ダンドク≠ニいう名前でしたわね」

【武美の言葉と、二者の提案。それには、重要なワードは直接口にせずに答える】
【ブレイザーシティ解放戦線に協力しているのは、協会では無く協会所属の個人】
【こうしておけば、万が一の事が有っても、蜥蜴の様に尻尾を切り落とせる。そんな予防線を張っておいて】
【自分も一応協力はしているのだと、分かりにくいが答えた】

【此処まで言葉を終えると、ルーミアは徐に立ち上がる】
【まだ眠くなる時間では無いが、自分ばかりが喋り続けるのもどうかと思ったのだろう】
【話題を持っているのは、この場にもう一人。床に座ったまま、其処に居る】
775 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:29:41.18 ID:msgygXAo
>>772

あー、相当気にしていたのか、それじゃあ言うべきじゃなかったな…

【あっちゃあ、とうっかりしくじったとでも言いたげな感じにバツが悪そうな顔でパチン、と手のひらで額を叩くと】
【ふー、とため息をつくと首を少しコキリと鳴らして言葉を続ける】

…いいじゃねえか怪しいって言ったけど悪そうな奴なんて一言も言ってないし
怪しくても悪い奴じゃないんなら俺は別にいーや、怪しいジェントルマンで変態紳士かあ…この世界のノリもだいぶつかめてきた気がする

【誰かコイツに『まだ甘い』と言ってやれ、って感じの空気をその場に残しながら彼は雀に手招きすると】
【ひとまずは自己紹介から、と思うと彼はうやうやしく頭を下げて】

俺の名前は剛田 剛太郎20歳! 生まれも育ちも関東地域!…って決めゼリフとしては甘いなあ…
まあ、俺の事はゴウさんでもジャイアンでも好きに呼んで下さいな、オタクの名前は?

【名を名乗ってくれと言わんばかりにバッ、と右手を差し出して名前を聞いてきた】
776 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:31:11.91 ID:HBg2Xo6o
>>773

・・・んー・・・・・・zzz
・・・・・・重いー・・・むにゃむにゃ

【少女が上に乗った、まさにその瞬間───】
【最終兵器・寝返りを発動した!】
【猫山は一瞬にして崩れて、地面に転がった無数の猫は驚いたように逃げていった】

いたた・・・一体何の騒ぎですかー?

・・・ふわぁ

【さすがに猫が落ちてくる衝撃とうるささで目が覚めたようで】
【目をくしくしこすりながらあたりをきょろきょろ見渡す】
【とはいえまだ眠そうだ】
777 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:38:36.49 ID:4J62xxUo
【街中】

【Yシャツとカーゴパンツを身につけ、長いコートを羽織った赤毛の男が、】

んん、中々に退屈。
何か面白いものが落ちてないかな。海老反りの海老とか。

【などと訳の分からない独り言を呟きながらフラフラと歩いている】

むう、いっそブレイザーシティに行ってみようか。どんな様子かも見てみたいし。
でもこの辺りもまだ見てまわってないしなぁ…。

【むう、んー、と悩みながら歩く】
【前が見えているのかいないのか、歩く軌道が斜めになっている気がしないでもない】
778 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:42:32.17 ID:2DhQ4pso
【街中】

だーかーらー!

イッツ、エクスペンスィブ!
イッツ、リップオフプライス!!

高すぎると言っているのだ!
『飲食物は原価3倍以下で売るべし』の法規制に抵触するぞ?
それともアレか、貴様は『ぼったくり』によって資金を調達するタイプのカノッサエージェントなのか?
認めんぞ!俺は絶対に認めんっ!そんなヤクザで阿漕な悪は、断じて許っさん!絶対にだ!

【赤ジャージに青染めの白衣、サイケな服装】
【胸元には魔術協会のシンボルを付け、左腕を三角巾で吊った男が】
【触れたら火傷しそうなくらい熱心に。露天商の少女に難癖付けている】


「……えぇと、まず、ツッコミ所は一つに纏めて頂きたいです」

【薄紫のロングヘアに、白い水兵服を着た露天商の少女は】
【困惑気味の営業スマイルを浮べながら、サイケな男性を見上げていた】

【宝箱に座る彼女の足元には、大量の青いボトル】
【可愛らしい丸文字で『回復薬☆(体力用)』とラベリングされており】
【状況から察するに、彼はこれを買おうとしているっぽい】


をををぅ!?
海鮮少女よ。俺の話は聞いていたか? むしろ聞いていなかったのか?
世紀の大!天!才!である俺の言葉とはいえ、今のは凡庸な脳しか持たない貴様にも理解できた筈だ!
むしろ理解すべきだった…! この俺の逆鱗に触れる前にな……
……ぐ、ぉぉおおお!!
いかん……、癒しを受けられぬ暗黒紳が怒っている…!猛っている…!早く鎮めなければ…、この一帯は焦土と化すだろう……

に、逃げるが良い……海鮮少女よ…
もしくは、回復薬を売ってくれ……8割引き位で……

【左腕を強く強く抱きしめ】
【額に玉のような汗を滲ませながら、避難勧告を出す痛いサイケな男。略して痛男】
【ちなみに、彼のセリフはすべて妄想。周知の事実なのか、醸されるパチくさい雰囲気からなのか、通行人すら逃げる様子を見せない】

「―――イヤです☆
加えて申しますと、それ、確実に原価割れですから!
こちらもギリギリで商売してるんですよ?
営業妨害する元気がお有りなら、いらないんじゃないですか?お薬。
……ああ、頭を治される御積りでしたら、ごめんなさい。これ、体力用なんですよね。文字が読めるなら分かると思いますけど」

【水兵服の少女も、イライラを押し殺した笑顔で応戦している】
【そのうち舌戦になり、激戦になり、鏖戦になるのは、想像に難くない】
779 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:45:10.31 ID:PEETUTIo
>>775

…………!?

【おい、ちょっと待て、何だコイツは、人の話を聞いているのか】
【変態紳士じゃねぇ!って言ってるのが分かってんぇのか、何、俺が変態紳士で確定してるんだ、ジェンルトマンは否定しないけど】

【──────ここまで1.0秒】

初対面の相手に印象だけで変態紳士呼ばわりされるくらいなら、
異常快楽殺人狂扱いされた方が数段ましですよ…。

【はあ、ため息を吐き】

はっ……その辺の若者にはけなされるというのに、機関員でも私に「強く、聡明で、頭が切れる」とまで言ってくれるこのご時世。
私にゃ悪いヤツの方が会ってるのかもしれませんねぇ…………。

【と、聞こえるかどうかというレベルでボソリと呟くと】
【!?右手を突っ込んだポケットからドロドロドロドロとどす黒い魔翌力が出てきたぞ……】
【こ、これが哲学者の卵の効果……!(多分、違うと思います)】

(チッ────……)

【と、心の中で舌打ちしつつも、自己紹介されたからには、彼の信条的には返さねばなるまい】

剛田 剛太郎さんですね……。
私はリロード─────……(ん?)…。

【その途中で首を傾げる、今、こいつなんて言った?】

リロード・ザ・マジシャン……。

(関東地域……異世界人、それも日本出身の…………)

【最後まで自己紹介しつつ。ほんの少し、表情に出る程度には驚くも】
【元の世界に未練どころかある種の嫌悪さえ持ちかねない彼はその事には突っ込まない事にした】
780 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 21:47:03.56 ID:b9EHq2SO
>>776
うにゃー!!!!!!
【哀れ謎の生物も崩れ落ち】

にやあ!!にゃー!!(訳・撤退!!総員ただちに撤退せよ!!)
【猫達にそういうネコの王でした】

【ただし自分はミーナに潰されていたりする】
781 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 21:49:54.46 ID:peCkgVg0
>>774

「あらまぁ汚いですねさすが王女汚い…エハハ。
 とはいえ、そう素直な意見を述べて頂けるのは大変結構……。
 其れで、自分の首は自分で守りますって? …ああ、私たちも、そうしたい所ですけど?」

……戦災孤児、ねぇ…。

【既に話の大半の内容は『承けた』からか、飛び出す言葉は夫々の雑感に近いモノとなる】
【断華は、かなり捻くれてはいるが、決意を新たに。武美が吸い寄せられるのは、戦災孤児と言う言葉】
【自分が家族を失ったのは、14の時。隣の吟雪と較べても、ぬるま湯の様な環境で生きてこられたことは自明だが、其れでも言及したくなる】
【尤も今度は、ぼつりと呟くのでは無く、復唱するような声。左程ネガティブな印象を孕まず、視線も前を向いている】


「(……判ってる、のですけどねぇ?大体は。)
 (機関を潰しに行く話なら、止める理由は無いんですよ……私から、すれば)」

……妙な話も、有るもんだな。

【断華も、武美に協力して、情報の幾つかを知らされた上で、魔道具開発に助力している】
【彼女自身も、何かしらの『過去』を隠している様で、腹の底には、煮え滾る激情を潜めているが】
【そう思わせる材料≠フひとつすら提供せずに、今一『釈然としない』眼を、ルーミアと武美に向けるだけ】
【察してかそうで無いかまでは定かでは無いが、遠巻きな『物語』には、武美も困った様にも見える無感動の無表情を顔に張り付けながら、答えた】

「…まぁ、何はともあれ、私たちで話を続けていても、永遠に上層部は動きませんし…。
 ひとまずの所、今日は此処でお開き…ってぇのはどう思います? …私も、こう視えて仕事熱心な女で?
 そう長い事、お忙しい王女サマを拘束するのも、世界の不利益でしょうし、ねぇ。」

【獣の様に――形容、と言うよりはひとつの事実だが――構えている灰色髪の少女を、断華がなんとなしに見遣った】
【其れに対して武美が何やら合図らしきものを指で作ると、断華は瞬きの間隔を崩す事に依って、答えて】
【飽くまでも自分自身とルーミアの事についてのみ触れつつ、各員に言葉と視線で問うた】
782 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 21:50:25.97 ID:IOvlYxg0
783 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 21:55:40.76 ID:HBg2Xo6o
>>780

───はっ!?

ね、猫の鳴き声!?
どこ、どこでしょう!?

【お決まりのボケ・・・と思いきや、素です】
【探そうと立ち上がったため、結果的には何とか助かるだろう】

ねこさーん!
出ておいでー!撫でさせてー!

【ほんの少し前ならまさに楽園だっただろうに】
【今は叫んでみてもまったく反応はない】
784 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 21:55:48.40 ID:Fz9hJoSO
【水の国は風霊統主の城≠擁した、広漠たる森の中】
【かさかさと薮を揺らし落ち葉を踏み、薄明かりの樹下を疾走するものがあった】

(―――……この道にも慣れた物だな、随分と)

【駆け抜ける速度は、獣と見紛わんばかりだが――目を凝らせば、ヒトの形をしているようだ】
【音に引かれて、近寄ってみたならば。或いは、偶然にもその進む先に居たならば。輪郭も朧げなその人影の、全容が掴めるだろう】
【黒無地のシャツに、シンプルな青のジーンズ。上に臙脂色をしたジャケットを羽織り、ミリタリーブーツを履き】
【腰には太刀を一振りと短刀を二振り帯びて、ジャケット背部のホルダーにはスローイング・ダガーが二対】

【ともすれば夜空にも類似する、肩程までに伸ばされた濃藍色の髪を夜風に揺らした、一見して彼とも彼女とも付かない容貌】
【常は生気というものを欠いている白皙の肌には、今は微かに朱みが差して。決して少なくない汗が浮いていた】

【鬱蒼と枝葉を空に巡らした、背の高い木々の狭間。当人は道と称して難無く進んでいるものの、獣道も好い所であり――】
785 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 22:04:27.98 ID:b9EHq2SO
>>783
残念ながらみんな帰ったにゃー
つうかさっきまで猫達はお前に乗っかってたにゃー
【そう言いながら立ち上がるネコサバト】
786 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:06:18.30 ID:IQ1LoFco
>>781
【過去を何人かには話している武美や、隠している断華とは違う】
【ルーミア・ゴールドウィンは、過去というものが公的情報になっている人間だ】
【国が襲撃を受けた事も、優秀だった兄がクーデターで死去した事も、歴史書に乗る様な事】
【過去に何が有ったかなど、知ろうと思えば簡単に知る事が出来る】

「………そういう事ですので、きっと何処かの街と金の国の関係は、良好になるでしょう
ええ、確実に。そう考えていますわ」

【何処までも白々しく、余所余所しく、親しげに装うが親しくなろうとしない】
【大袈裟な社交辞令を多用する話術に、人格も見えただろうか】
【知る事は出来るだろうが、それでどうしてこの様な人間が出来るかまでは】
【接した人間の推測が、何処まで及ぶか。それ以外の要素は無い】
【椅子を机の下に戻し、一歩後退して。まだ、余所行きの笑みは顔に張り付いている】

「……そうですわね、続きは何時か、正式な対話が出来る時に
トップの方を交えて、場を設けて行いたいものです
ですが………私は、『魔術協会の職員は、見て見ぬふりをしない』と確信していますので
今回私が口にした言葉が虚空に消える、その様な事は無いと信じています」

「それでは、一足先にごきげんよう………私は、図書館でも見て帰りましょう」

【ドレスのすそを摘まんでの一礼、正面を向いたまますすと下がって】
【或る程度距離を取ってからようやく背中を見せて、扉の方へ】
【そのまま廊下へ出て、足音が遠ざかった後】

ふー………やっと終わったね
……………私、やっぱりあれ嫌い

【床に座っていただけの吟雪が、疲労した様に溜息をついて】
【去って行った少女に、嫌悪を隠さない感想】
787 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 22:07:08.00 ID:70bIVyso
>>777

【ぶうん──と彼の後方からエンジン音が響く】
【たった今、街の角を曲がってきたそれは】
【『クラウディオス社』との社名の入った、一台のトラックである】

「さて……今日も安全運転で──」

【ライトもつけ、街中と言う事で速度もやや落とし気味ではあったのだが】
【その斜めになっていく歩行の軌道が、トラックの進行線上に重なっていき】

「っと、わ、なんだこいつ、あぶねえ──ッ!」

【運転手は咄嗟にクラクションを鳴らしながら、急ブレーキを踏みこむ】
【そのまま歩いていたのならば、トラックはぶつかることなく急停止するだろうが──】

//まだいらっしゃいますでしょうか?
788 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:08:52.93 ID:I45/wnAo
>>778

えっと――――

【通行人の波の間から声、言うまでもなくその露店にいる者たちへのものだろう】
【声の後暫くしてから現れるのは1人の少年】

取り敢えず五月蝿い頭に響くどっちも黙れ
あと周りの視線がアレだ筆舌に尽くし難いモンになってる

【疲れてでもいるのか口調が少し荒い、時折肩を上げながら息を吸い吐き】
【白髪緑眼、少し大きめの黒いロングコートを羽織った少年は言葉を続ける】

んでもって……とりあえずクスリをくれ、今回は金はあるから
ああ、あれだ品物をくれてオレが去った後は口喧嘩を再開しても良いぞ……

【つっけんどんな言葉、手の中には小銭袋】
【振ってみて鳴るのは雑多な金属のこすれる音、プチブルジョア()である】
789 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:11:16.52 ID:msgygXAo
>>779
【うーん?とマジで疑問に思っているかのように…ここまでのやりとりだけでだいぶ天然気味な性格なのが分かるかもしれない】

…お前変わってるなあ…変態紳士より異常快楽殺人狂のほうがいいなんて…
いいじゃない変態紳士、まあ犯罪を起こしたらマズイっちゃあマズイけどそれでもああいう生き様の方が
遥かに気楽に生きられそうな気がするんだよなあ…

【なんかよくわからないが…やはりこの青年どこかズレていると分かるだろうか】

リロード・ザ・マジシャン…変わった名前だなあ
そのカッコ、マジシャンの恰好だったんだ、案外わからなかったな…

まあ、今言ったように俺は関東地方、日本って所から来たんだ
4,5年前から日本で多発していた行方不明事件を追っていたら…こんなところまでたどりついてしまったわけで
だから、この国の風習とかが分からなくってちょっとズレた事をするかもしれないけど…まあ、よろしく

【どうやら…本当にこの世界になれていないようなそぶりだ】
790 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:18:18.51 ID:HBg2Xo6o
>>785

えっ・・・
じゃ、じゃあちょっと前まではいたんですかっ!?

【大慌てであたりを見渡すが影ひとつすらない】
【たいそう残念そうにため息をついた】

あうー・・・なんで寝るんだ私のバカー!!!

【行き場のない怒りを地面にたたきつけた】
791 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 22:19:59.29 ID:b9EHq2SO
>>790
ネコなら私がいるにゃ!!!
【ぴょんぴょん跳び跳ねながら】

ネコ好きかにゃ?
【首を傾げ】
792 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:22:06.32 ID:2DhQ4pso
>>788

「あっ、いらっしゃいま――――」

【男に向けている笑顔とは、全く異なるタイプの】
【むしろ、いつもより5割増くらい輝いてる笑顔を、少年に向けて】
【軽やかに挨拶しようと】

待つのだ、そこな少年よ!
順番は守る為にあるとご両親から教わらなかったのか?
幼少の記憶は投げ捨てるものといえど、その行いは実に頂けない!
いま、この俺が、クールに!エレガントに!ハグリング――値段交渉中であるからして
貴様は大人しく俺の背中に隠れているのが、この戦場で生き残る為に必要な選択といえよう!

【左腕で怒り狂う暗黒神はどこへ行ったのか】
【露天商の少女と、彼の間に割って入り】

――む? むむむぅ?
なんだ、その音は?

金か? 貴様金持ちなのか?
――この、セレブめが…!

【親の敵でも見るかのような目付きで、少年を睨んだ】
【その、後ろで】

「…………」

【少女――ゼノアは、「エルフェス様。何でもいいから助けて下さい」的な顔付きをしていた】
793 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:22:57.00 ID:4J62xxUo
>>787
んん、ここは間を取って食べ歩きを…ん?

【突如として耳に飛び込んでくるけたたましい音に顔を上げると】
【眼前に迫るトラックが目に入る】
【普通なら驚いて飛び退くなりするところだが───】

あらら、やっちまったな。

【はっはっは、と笑いながら見ているだけだった】
【やがて甲高いブレーキ音と共に、男の目前でトラックが急停止した】

ん?…おや、助かった。

【儲け儲け、と笑いながらそのまま何処かへ歩き去ろうとする】
794 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:23:11.57 ID:l0nhzUMo
【魔術協会―図書館】

…………やっぱり、名前くらい聞いておくべきだった。
アレが無いとしっくり来ないぞ、全く。

【紺藍色の髪を赤いリボンでツインテールに結んで、青渕のメガネ】
【ベージュ色のセーラー服に紅と青のチェックのミニスカートを穿いて】
【右腕に腕時計の様な機械、腰の左右には白と黒のハードポイント】
【頭部に茶色の犬耳、大き目のヘッドフォンを装着し、スカートから茶色の尻尾を覗かせている】
【140cm程の小柄の少女が、なにやら液体の入った2Lペットボトルを傍らに、本を読んでいる】
【襟元に付けられたボタンのマークから、“魔術協会”の生徒だと判るだろう】
795 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 22:23:47.02 ID:peCkgVg0
>>786

………好き嫌い云々は置いといて、友達に成るのは難しそうだな。
あんだけ話して結局、好き嫌いが解るほどあいつを知れなかったのがイヤ。其れを嫌いと言うのなら、そうかもしれないぜっ。
…っつーか、そもそも友達が居るのか? …いや、居るんだろうな。

「(……そう言えば、『金の国』と言えば、ハティは元気にやってるんでしょうかねぇ?)
 (風の噂では、何のつもりか大会に出た、なんて聴きますが………ま、無事は無事、か。)」

【武美も、『しかめっ面』と呼んで差し支えのない表情を、作って見せた】
【自分の台詞を否定したのは、彼女の中で苦手な人物の代表格である『天狗』の顔が浮かんだからだが】
【その天狗も、本物の激情を露にするシーンと言うモノを、何度か武美に見せている】
【其れに比べて、一度の邂逅で有る事を差し引いても、ルーミア・ゴールドウィンの佇まいは仮面染みていた】
【一方の断華は、この時点で感想を描く事は無く、どちらかと言うと身内の心配に入っていたのだが】

「…さーて、こんな陰気臭い部屋、研究目的じゃあ無いなら来るモノじゃないですよ、無道&お友達さん。
 仕事をしていかないのなら、帰りなさい……ノルマはもう、潰してあるんでしょ?」

ああ、今日は午前中に用事を重ねてきたから、此れからはフリーにさせて貰うぜ…断華さん。
……ってぇ事だ。吟雪…いったん、部屋帰らねぇか?

【今のところ自分は会話の対象でないと悟った様子で、断華は二人に退席を促すだろう】
【武美は、其処まで敬っていると言う印象の無い―――逆説的には、仲の良い友人に対する様な声調で、断華の言葉を承諾して】
【立ち上がり、椅子を収納しながら、吟雪に尋ねる事だろう】
【可が出れば、場合によってはキングクリムゾンを交えて、二人は部屋への最短ルートか、吟雪の指定する道を往く事となる】
796 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:27:26.58 ID:PEETUTIo
>>789

全然、良くねえですって!ていうか何ですか、その異様なほどの“変態紳士”押しは。
嫌がってるんですからそこは素直に従ってくださいよ。
そんなこと言ってると友達をロスト、失いますよ!

そういう貴方が変態紳士なんじゃないですか?そうだ、そうに違いない。
これからあなたの事は変態紳士=剛田 剛太郎と呼ぶことにしましょう、異論はありませんね?
好きなんでしょう、変態紳士が。変態紳士=剛田 剛太郎さんは。

【そこまでは言ってねぇ^q^】
【悲しい事に、この男もズレにズレまくっていた】

ぐッ、まあ、変わった名前ってのは承知ですけどね。(偽名だし…)
格好でマジシャンって分からないってのも地味にショックですよ。

「そこはリロードさんですか、素敵な名前ですねカッコイイ☆やっぱりその格好、マジシャンだったんですね☆カッコイイ☆☆」
くらい言って媚びてほしーですけどねー。

【ねぇよ  …  ねぇよ!】
【というか、お前は男にそんな事を言われて嬉しいのか】

今、好感度最悪ですよ!交友持ちたくないんですか?!ほら、褒める、褒めなさい、私を!

【左手でドンドン!と自分の胸元をタタキながら催促してくる】

あるでしょう!ほら、ぱッと見でも、良いところが!沢山!!

【ついこの間知り合いに自分の良いところを聞いても無いと返された男が】
【初対面の相手に良いところを見つけて褒めろと催促する無茶ぶり】

ふうん、異世界人なんですかー。
ま、こちらこそ、一応、よろしくと言っておきましょうか、変態紳士=剛田 剛太郎さん。

【と、分かってた癖に今知ったみたいな反応を見せつつ】

行方不明事件ね…。探偵でもやってるんで?
しかし、それで、異世界にやってくるなんて。
行方不明事件を追って自分が行方不明になるなんて笑い話にもなりゃしない……。

【目の前の人物の悲しすぎる経歴を聞いて、僅かだが同情の心が芽生えかけていた】
797 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:30:11.71 ID:HBg2Xo6o
>>791

へ…?
いやだってどこからどう見ても耳以外は猫には…

あ、変身してるとかそういうアレですか?

【ぴょんぴょん跳ねるのを忙しそうに翡翠色の瞳で追う】

あ、はい!
とっても!…にも関わらず全く懐かれないんですよね…

【はぁ…と肩を落として深い深い溜息を付いた】
798 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:33:00.66 ID:IQ1LoFco
>>795

あれと友達になろうってのが居たら、私は正気を疑うかなー……
話を聞いてるだけでも疲れるのに、あれと話をしなきゃ無いなんて考えたらさ
……それに、貴女のいう通り。知れないんじゃ、友達にもなれないだろうし

……で、えーと………断華さん、だったっけ?
私も一応、《新呪文開発班》 なんだよね。話に出てた、ダンドクと同じで
だから、何かやるなら幾らか協力も出来るかも……って、まあこれだけなんだけど
言うだけは言っておこうかな、って

【武美の呼び方を採用して、自分の所属だけは答えておいて】
【好き嫌いに関しては元々正直だが、それにしても随分ルーミアを嫌っている様子を見せる】
【両手で床を押す様にして身体を浮かせ、その隙間に片足を潜り込ませて立ち上がり】

ん、そうだね………その方が、良いかも知れない
長い話に『する』予定は無いけど、『なる』可能性は有るし
……話してるうちに、聞きたい事って出来るもんだしね

じゃあ、そういう事で……失礼しましたー

【部屋に戻ろうという提案に紛れる、「いったん」という言葉】
【戻ってから何かする事が有るという意思は、十分に伝わる】

【尚、退出の際の挨拶とは言え、敬語を使うのは非常に貴重なシーンかも知れないと】
【そんな割とどうでも良い事を述べつつキングクリムゾンが完了すれば、吟雪は定位置の壁に寄りかかりまた座るだろう】
799 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 22:34:29.36 ID:70bIVyso
>>793

【ブレーキを踏んだ後、運転手は暫しぎゅっと目を瞑っていた】
【撥ねちまったか、やっちまったか──と、ビクビクしていたのだが】

大丈夫だ、ぶつかってない
……それに。多分、撥ねても生きてる、あれは

「……へ?」

【助手席に座っていたもう一人の人物が、運転手に落ち着いた声をかけた】

【二十代前半程だろうか、それは暁色の緩いパーマヘアを持つ長身の青年だった】
【黒のスラックスと同色の革靴の上に、運転手と同じ『クラウディオス社』のジャケットを羽織っている】

【彼は何処か眠たげな茜色の瞳で、「良かった良かった」とウィンドウ越しにぼんやりと男を眺めていたのだが、】
【運転手の方はとそうも落ち着いていられないようで、弾かれたようにドアから飛び出して男に声をかける】

「お、おいっ! あんたっ! 怪我ぁないかッ?」
「トラック一筋三十年、安全運転だけが取りえの俺だぁ……何かあったら一大事さ」

【と、運転手は顔を僅かに青ざめさせながら、男の下まで走り寄っていく】
800 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 22:36:15.44 ID:b9EHq2SO
>>797
何を言うにゃぁぁぁあ!!!!!!!
このプリティーなキャットアイ!!!
プニプニした肉球!!!
そしてどんな音も聞くキャットイアー!!!
どっからどう見てもネコだにゃ!!!
【二匹に分裂しながらぴょんぴょん跳ね】

うにゃ?なんか嫌われてるのかにゃ
にゃにゃー(訳・皆集合にゃ!!!!)
【ネコサバトは猫達を呼んだ】
【どっからともなく大量の猫が】

にゃー?(訳・みんな何で彼女嫌いなの?)
【そして猫の王は猫達に質問するだろう】
801 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:37:44.64 ID:I45/wnAo
>>792

確かに言うことはもっともだけどまともじゃないヤツが常識を語るなよ……
値段交渉云々にしてもお前のは脅し紛いの犯罪紛いだぞ

【たんたんと一定のリズムで足で地面を叩く】
【まるで早くしろと促しているような或いはイライラを抑えているのか】

……ああ分かった分かったこうしよう
今オレはすっごく気分が悪いからオレのを買うついでにお前の分も買ってやる
そうすればお前はタダで物が手に入って幸せだしオレは煩わしい事から解放されて幸せだオッケイ?

【何か急いでいるのかいつもの少年らしくない提案を青年に出し】
【話が理解出来たのならどけ、と右手を振って青年にそこをどくように促し】

そんなこんなで露天商、そのクスリ2つくれ

【振ったその手を今度は人差し指だけ伸ばしクスリを指す】
【眉をひそめてどこかその表情は暗い】
802 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 22:49:05.60 ID:peCkgVg0
>>798

【吟雪に『失礼しました』を重ねて、ドアノブを開いたら、後は構造の力で勝手に閉じる】
【其れから暫く経過して、シチゴサン研究室の内側からカギがかけられたのは、また別の話】

嬉しい…けど。……その話については、また後でまとめさせてくれ。
ちょっとばかり、込み入る…これから≠フ事だから。

【部屋を退出するときには、難しい顔をしながら、そんな答えを述べた】

【その後―――魔術協会女子寮・二人の部屋】
【場所としては、居間だろうか……――比較的普通の部屋で、特に書く事は無い】
【武美の部屋兼書斎には、比較的面白いモノも転がっているはずなのだが、此処はただの生活空間】
【何か普通の家と較べて特殊な点が有るとすれば、やたらに本格的なコーヒーメーカーがあって、冷蔵庫のチーズケーキは一日と絶える事が無い】

ふぅーっ、やっぱ家って落ち着く。
…それで吟雪。さっきの話について、詳しく喋って貰って……良いかな?

【重要な話なのだろう―――ピンク色の安っぽい合成皮革を張られた一人用の椅子に、どっかり体を預けて】
【描写されていない間に用意したと思われる麦茶入りのグラスを左手に持ちながら、改めて話を頼む事にする】
【なお、食卓の上にはもうひとつ、吟雪の為に出されたに違いないグラスが、透き通った茶色を蔵し、蛍光に照らし出されていた】
【―――幾らスカラー波の人だからと言って、此れはアバ茶では無いので、安心して飲んで頂きたい】
803 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:49:47.09 ID:4J62xxUo
>>799
【急停止したトラックはその後しばらく沈黙していたが】
【突然ドアが開くと、中から弾かれたように男が出てきた】
【顔が面白いくらいに青ざめている】

ん?僕のこと?
いや、大丈夫だよ。そもそもぶつかってないからね。

【某狸とどちらが青いだろうかと想像しながら、さらに答える】

そもそも悪いのは僕のほうだ。
自分から轢かれに行ったようなものだしね、あれじゃあ轢かれても文句言えないさ。
だから落ち着いて深呼吸。はい吸ってー、吐いてー。

【はっはっは、と笑いながら運転手の肩を叩いて】
【ちりっ、とトラックから「何か」を感じ取る】
【そのまま深呼吸している運転手を置いて、フラフラとトラックの中の青年へと話しかける】

や、こんばんは。

【もちろん、笑顔で】


/遅れ気味になるかも。申し訳ない
804 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:56:46.20 ID:HBg2Xo6o
>>800

いや・・・でも・・・
見た目獣っぽくないですし・・・

いやでも、本人がそういっているんだからそうですね!
【漆黒の長髪を見て、う〜ん?となっていたが彼女なりに納得したようだ】
【目が追いつけなくなってくるくるなりだしたよ!】

なんででしょうね・・・
いじめたりなんかは絶対にしてないですのに・・・
嫌われるオーラでも出てるのかなぁ・・・

【彼女は人間のなりをしているが古龍である】
【猫の第六感が働くならば嫌われているのではなく畏れられているのかもしれない】

/大幅に遅れてごめんなさい!
805 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:57:17.71 ID:2DhQ4pso
>>801

――ハッ
この俺が、「まともじゃない」?

何を当たり前な…!
そんなことは、本能のままに生きるドブネズミさえ知っているぞ!
赤シックレコードにさえ刻まれた宇宙的真理っ
天才的な頭脳ッ、明晰な弁論ッ、ちょっぴりセクシーな長足ッ!
神の愛を一手に引き受けた稀代の大・魔・術・師!それがこの俺、フィール・ベイナル!!

先程の交渉術が犯罪に見えるのか、貴様には
しかしそれは断じて否ッ 俺は神に愛されている
ゆ え に ! ―――俺がルールブックだ!

【身振り手振りを交えて大業な所作】
【もっとも、左腕は本当に怪我してるのか、そこだけは動かない】

……な、なんだと…

貴様……、金にあかしてルールブックである俺を破り捨てる気か…

裕福な支配層は、須らく敵なのだ!
権限を振りかざし、資本主義的潤滑油を搾取され、怪我の治療もままならない俺の傷みが貴様に分かるか!?

分からぬだろう、裂傷の無い左腕を持つものには…

…しかし、その提案は受けてやろうではないか!
大天才である俺への、献上品という形で、なぁ!
ぬはははははははっ!

【バカっぽい高笑いをすると】
【少年に指示された方向とは反対の方へ、一歩引き下がり、道を譲った】

「さ、騒がないでくださいよ…
これ以上やられると、今後ここで露天が開けなくなっちゃいます」

【露店の少女が、悲しそうに男を咎めて】
【――サイケな男には無視された】


エルフェス様、ですよね?

……この間のこと、まだ怒ってらっしゃいます?
その、名前、教えてますよね……

【しをらしく、顔色を伺うように尋ねて】
【青い回復薬を二つ、手に取った】
【「あわせて600です」と言いつつ、渡そうとする】
806 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:58:15.06 ID:IQ1LoFco
>>802
【壁に背を預けたまま、足を真っ直ぐに伸ばして、身体をその上に畳んで】
【自分の手で揉みほぐして血流を良くしながら、小さく息を吸いこむ】
【そうして、意図的に目が合わない状況を作って数秒】

……詳しく、と言っても……ね。其処まで、複雑な話じゃあ無い
テロが起こってる最中に逃げ出さないで其処に居るのは、どういう人?
対抗する人か、テロリストか、そのどっちかだよね

【長い前置きが特徴的な人間を嫌いと評しながら、自分自身もやや遠まわし】
【此処まで口にして、ようやく顔を持ち上げた】

私は、元≪ネル・ナハト≫の副官
ベリルハーツっていうのが抜けてから入って、壊滅する前に抜けてる
聖都襲撃の時は、遊撃手っぽい位置で参加してた

………まあ、そういう事、だよ
付け加えるなら、あの華秋とも結構組んで動いたりしてた

【喉はあまり乾いていないだろうに、用意されたグラスの中身を一息に飲み干して】
【椅子に座っている武美と、床に直接の吟雪。それなりの角度で、顔を見上げる】
【「嫌な事」を口にする顔では無いが、さりとて明るい表情とも言えない】
【武美の顔色を窺っている、そんな様子とでも言えば良いだろうか】
807 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:58:39.87 ID:2DhQ4pso
>>805
/上げすぎたテンションが戻ってない…!訂正します!
/最後のセリフはゼノアのものなので、「」が挟まります
808 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:59:34.20 ID:Kdw54PMo
【公園】

『ニャー』

【鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女がベンチに座っている】
【漆黒の長髪はうなじの辺りで束ねられ、夜色の瞳は透き通る輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【黒いインナーの上に、白い上着とスカートを着ており、黒いタイツが足全体を覆っている】
【その後ろ腰辺りには、リボンをあしらった円盤状のポーチらしきものが付けられている】

んー・・・
『ニャー?』

【足元に近付いてきた猫を見た少女は、徐に懐から何やら書かれた紙を一切れ取り出すと―――】
【座った体勢のまま、猫の少し上でひらひら、ひらひら。猫がそれに釣られて反応を見せる】

『ニャッニャッ』

【ベンチの傍らには、金髪ドレスの、やけに出来のいい大きさ50cm程のぬいぐるみ的な人形が置かれている。くたっと】
809 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 22:59:53.42 ID:msgygXAo
>>796
【ウゲッ、とマジにヤバそうな顔をするジャイアン】
【流石に話飛躍しすぎだろうこいつは、とでも言いたげな顔でこの状況を打破するための気のきいたセリフは…】

【…彼の頭では思いつかないようだ】

そんなバカな!そもそも俺変態紳士のなり方とかよくわかんねえし!
というかそんな媚び媚びなセリフを俺に言われて嬉しいのかアンタは?そっち系か?

えっと、その力未知数の男!ミステリアスな身なりからではまるで測れぬほどのその内面に秘めた男気はとどまる事を知らない!
烈火のごとく前進進撃!鋼の如き不撓不屈!風林火陰山雷さながら人災の如き!一度火がつけばだれもお前を止められなーい!

【…なんだかこのくだりはなんとなく某ランプの青魔人っぽいノリで脳内再生してみると楽しいよ!ハハッ!】

いや、探偵なんて俺の性に合わねえや、俺はただ4年半くらいまえに行方不明になった俺の心の友を探していてさ!
そしたら手掛かりっぽいのを見つけて日本中駆け回ってたら…なんか、バイクを青森辺りに置きっぱなしにしたまま…飛んできちゃった

しっかしこの世界はなんかとんでもないほどに俺のいた世界と全然違うな!棺桶や掃除機を空飛ぶ乗り物に改造する魔術師の協会があったり
力試しの大会で鬼の女にコテンコテンにやられたり、なにか事件を起こしていた吸血男爵とドッペルゲンガーにジャーマンスープレックスを叩きこんだり
後この世界には普通に銃刀法なんてものはないんだな、同じ日本出身の剣士でさ、真剣持ってたやつと出会った事もあるぜ!
後は…そう、可愛らしい吸血鬼の女の子が魔女帽の女の子とストロべってる所を邪魔して…マジ泣きさせちゃったんだ

【ズウン…とその場の空気が重くなるのがお分かりいただけるだろうか…】
【ついさっきまでスッキリするほどに爽やかなスマイルを送っていたはずが…一気に土気色レベルまで顔色が悪くなり】
【なんかもう今にも泣きそうになっている】

…ああそうだった、アレそのうち謝りに行かないとなあ…失敗した
ゴメン、実は俺その時点で人に配慮が出来ないって事は知ってたんだ…すまないね…

【なんかアップダウンも激しい天然のようだ…】
810 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 23:05:25.26 ID:b9EHq2SO
>>804
何を言うにゃ!!ちゃんと見るにゃ!!心の目で!!
【心かい!?】

わかってくれればいいにゃ
【四匹に分裂し】

にゃるほどにゃ
【猫達の話を聞き】

ずばりにゃ!!龍の匂いがするから食べられるかもしれないと猫達が言ってるにゃ
寝てたから安全確認に乗ったけど動きだしたからやっぱり嫌みたいにゃ
【そう猫達の話を聞きそう言い】

にゃー(訳・彼女は我々猫の味方にゃ。諸君我ら《偉大なる猫の王国》はどんな種族でも仲良くするんだにゃ)
みゃー(彼女は龍代表で仲良くしたいみたいにゃー)
【猫の王はそう猫達にいいました】

/いえいえ
811 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:08:52.97 ID:I45/wnAo
>>805

(うっわ面倒臭いコイツ……)

【色々と突っ込みたかったが】
【何か言葉を返したら泥沼化しそうなのでやめた少年であった】

ああもう献上品でも何でもいいよ、とにかく騒ぐな頭が痛くなる……
……っと失礼するぜ

【なんとか話が通じる相手で良かったと少年は胸をなで下ろす】
【こんな場所で戦闘、それも酷く下らない理由のものなんて犬も食べそうにない】
【青年には見えないように鼻で笑い露店に近付き】

相違無いけど……?

この間のこと?なんかあったっけか……?
えっと間違ってなきゃゼノアさん、だろ多分――――

【俯きがちだったその顔を上げればそれは見知った顔、しかし頬は何だか赤みがかっている】
【小銭入れを開き(非マジックテープ式)丁度の金額を取り出して】
【クスリを受け取った後に金を彼女に渡し】

ホラ……クスリやんよ満足したらとっとと家で寝て怪我を治すんだな
こんなとこで騒ぎを起こすのも本意じゃねえだろう?

【溜息1つ吐きクスリを1つ青年に差し出す】
812 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 23:10:41.78 ID:70bIVyso
>>803

【笑顔で声をかけてきた彼に、青年は数拍の間を挟んだ】
【運転手の方を一瞥すれば、深呼吸から次第にラマーズ法に変わっていたりして】
【再びその視線を男へと戻せば、彼はそこでようやく言葉で応答してみせる】

どうも、こんばんは。車上から失礼します

……お怪我はありませんか
何分、急だったものですから。申し訳ありません

【と、何処か事務的な口調と共に、彼は僅かな微笑みを滲ませた】
【社員としての応答、と言うことなのだろう。それ以外に特に他意はなく】

……ここでこうして会ったのも何かの縁でしょう
私たち、現在は主に『火の国』近辺での物資運送業務を担当しております、『クラウディオス社』の者です

【そう言って彼が懐から取り出して彼に差し出すのは、一枚の名刺である】
【『クラウディオス社 取締役 黒野 檀特』──と、確認できるような情報としては大体そのようなもの】
【取締役、とは言うが、大体の場合では『副社長』と言う立場になる事が多い】

【『火の国』への物資運送業務を担当していると言うのだが】
【それ以上詳細を語ろうとはせず、ただ営業者然とした微笑を向けているだけ】
【一企業ともあれば、ここぞとばかりに売り込みや宣伝を開始しても良さそうなものではあるが】

【もっとも、それをどう感じるかは、男次第なのだが】

//はい、把握ですー
813 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 23:15:55.48 ID:peCkgVg0
>>806

…………へ……?

【そう、吟雪の言うとおりに、武美の頭の中でも分岐は『二つ』に絞られていた】
【其れでも、心の何処かでは、吟雪は『悪の敵』だったと、信じたい気持ちが有って】
【――――……其の告白を、相手の口に、ココロに、真実に求めたのが、ミステイクだった】
【憎しみや敵愾心より先んじて浮かび上がるのは、茫然とした放心】

(吟雪が、あたしの街を……壊シた? ……ネる・ナはトと?)
「………壊しテ、コわシて、……最ごは、抜けタ)

………なん、で?

【――――だが、二人の関係は、この程度の失望で根本が揺らぐモノ、だったろうか?】
【少しずつ醒めて、冴えていく思考。白痴めいて、故に却って冷静・冷淡に、眼の前の少女がやった事を分析する】
【ぽかん、と陥穽の如く開いた口からは、矢張り憎悪の其れとは違う問いが、無意識のうちに零れた】
【何故、其れを選んだのか、と。舌足らずな問いは、感情の乱流を如実に顕し、寧ろ迫真の演技の様にも見えて】
【其の左手は――――濡れた筒を取り落とすどころか、押し潰さんばかりに、強く強く握られている】
814 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:20:12.98 ID:PEETUTIo
>>809

嬉しいわきゃぁ無いでしょうが────!

【OH GYAKUGIRE!】

オーケー………すいません、悪かったです、そこはこちらが折れましょう。
そこまで過剰って言うか、とても人間とも思えないレベルの褒められ方されると逆に凹みます。

【ガクっ、と膝を折り。ぐでー、とベンチにもたれかかりながら】

4年半に行方不明って……死んでても可笑しくないレベルでしょうに。
よくもまあ、探す気になれましたね………貴方の中でその“心の友”とやらはどれだけ不死身だったのですか。
まあ、貴方と同じでこの世界に来たって可能性も有りますが、可能性は極めて低いでしょうねー。

【はは、まさかな、と冗談っぽく言いつつ】

ま、ぶっちゃけると探して無い物なんて無いレベルですからねぇ………。

【と、この世界の異常性を異世界に彼の逆に新鮮な言葉でしみじみと再確認しながら】

法が無いっていうか、私らみたいな連中は武装するなり、
何かしら力でも持ってないと生きていけませんからねェ。

こちらに来て尚、生き残っている貴方は運が良いとしか言い様がない。
それとも、なにか───持っているんですか、力でも…フフフ……。

【顎に手を宛てがい、何やら期待するかのように不敵に笑いながら】
【興味深そうに彼の持つ棺桶を眺めるが。彼の発言から「(これはこっちの世界の物だったかな?)」とすぐに目を逸らした】

ストロべるが何を意味するか分からないですが。
それが女の子同士であろうといちゃついている所を邪魔するなんて。

【分かってんじゃねーか!ペッと唾を地面に吐き捨てながら】

クズですね、クズ!さらに、泣かせておきながら、尚もそれを改めない!
救いようの無いクズです!!私は悲しいですよ!

【ひ、ひでェ──────!!】
【沈んでいる人間をコレほどまでに追い打ちをかけるものなのか……こ、これが哲学者の卵の(ry】
【それに事実としては彼は襲われている少女を助けたのであって、そしてその少女はゴフンゴフン】
815 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:24:14.80 ID:HBg2Xo6o
>>810

あ・・・やっぱり心の目が入るんですね・・・

───って何匹まで増えるんですかっ!?
【さすがに追いかけるのをやめ、目を丸くした】

ほうほう!
さすが、猫さん!この私の招待を見破るとは・・・!

それなら猫さんによろしく言っておいてください!

【正直、超びっくりしているようです】
【※少女の言葉にうんうん頷いてますが猫語はわかりません】
816 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:28:09.02 ID:IQ1LoFco
>>813

………ああ

(……一生、隠しとけば良かったかな)
(周りだって空気を呼んでくれたかもしれないし、そうすれば……)
(こんな顔、見なくて済んだのに)

【表情の変化を見逃さないのは、長生きのコツの一つ】
【最初に抱いたのは、「受け入れて貰えないのか」という思い】
【上げられていた視線は、また床に落ちる】
【伸ばして居た足を畳んで、膝の上に両腕を置いた】

……何で、ね……武美、貴女は分からないかも知れない
貴女みたいに、人と親しくなるのが得意で、協会って居場所が有って
大事なものが幾つもあるなら

私もね、それなりの仲の知り合いは居た
だけど……その中で、私を一番大切に思うのは誰も居なかった
だから、私にとって本当に大事なものなんか、なかった

………自分が一番大事だったから、それ以外は切り捨てても良かった
多分、そういう事だと思う

【言葉が途切れずに続けられたのは、此処まで】
【此処まで来ると声が出なくなり、咳払いを何度か行う】
【まだ、理由としては半分も述べていないだろう状況で】
【まだ、顔は伏せられたままだ】
817 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 23:31:12.70 ID:b9EHq2SO
>>815
どんどん増えるにゃ!!どんどん増えるにゃ!!!
【更に10匹に分裂し始める】

うにゃー(訳・それでは解散)
【シュバッと猫達は解散し】

大丈夫にゃ!伝えたにゃー
【10匹のネコサバトが組体操のピラミッドをやりながら言う】
818 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:33:58.41 ID:2DhQ4pso
>>811
【22歳位の、猫背でも高身長の青年は、クスリを右手で受け取って】
【それから少年を驚愕に満ちた表情で見つめ返す】

ば、馬鹿な、俺の発言すべてを真・スルー≠セと……

この世で最も難度の高い話術とされ、童心を完全に捨て去った者のみが使えるという……「アノ」ッ!?
……貴様も、この世知辛い新世界を苦労して生きてきたのだな…
小さな身体に収まった幼きココロをすり減らし、原因不明の偏頭痛に悩まされ…!
しかし、健気にも大天才であるこの俺を、ひいては世界的財産である俺の脳細胞を、ポケットマネーで救おうとはッ!

感動したぞ!少年ワイクよ!全米も俺のついでに咽び泣いた!
誇るが良い、貴様は今、世界を救った…! 聞こえるか、愚衆がワイクを喝采している…!

【青い回復薬ビンを、通行人へ高らかに掲げながら宣言した】
【刃物のように鋭い視線が突き刺さってくるものの、青年は意に介さず】
【――あまつさえ、乗せられて拍手している人もチラホラ】

【青染めの白衣という矛盾を孕んだ代物を、ぶわさぁっと翻しながら、男は去っていこうとする】
【引きとめようという酔狂な精神の持ち主であれば、それも可能だ】


【その様子を見届けて、少女は声を掛ける】

「……覚えててくれたんですね。
露天商≠ネんて、呼ばれたもので、つい忘れられてしまったのかと…。

――嫌われるならまだしも、そうだったら、少し……寂しいですから。

……その、追い払って頂いて、ありがとうございます。
牢獄でのことは――、事故だとでも思って、しかるべきときに報いていただいても構いませんので…。」

【どうして顔が赤いんだろう? おクスリを買ったという事は――体調でも悪いのかな、などと思いつつ】
【このあいだ≠フ事について、少しだけ詳細に話した】
819 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:34:14.02 ID:4J62xxUo
>>812
【申し訳ありません、と謝ってきた男を軽く観察する】
【印象:思ったより若い。運送業に偏見があるかもしれない、とどうでもいいことを考えた】

いや、大丈夫だ。
謝らなければならないのは僕の方さ。

【はははーと笑いながら答える。果たして謝る気があるのかどうか】

おっと、これはどうも。
(…取締役・黒野……だ、だん…?)
……火の国。クラウディオス社。取締役。若いのに大したものだ。

【名前が読めなかったが、そんな気配はおくびにも出さず、気配を探る】
【ちりちりとした「何か」の気配。思い違いではなさそうだ、と確信】

さて、ちょっと失礼するよ。

【ずいずいと車内に乗り込んで距離を縮め、小声で質問する】

君、「何か」普通じゃないね。
それが「何か」は知らないし分からない。だがそんな気配がすると、なんというか…気になるんだ。
良ければ教えてくれないか?

【青年の視界からはコートの中が少し見えていて】
【両肩に吊っているホルスターや、その中の拳銃が見えるかもしれない】
820 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:43:55.89 ID:HBg2Xo6o
>>817

わわわっ!?

ふ、増え過ぎ!増えすぎです!
どれに話しかければいいのかがわかりません!
【ひとまず一番真ん中のに顔を向ける】

本当ですかっ!?
ありがとうございます!

…これであこがれの猫ちゃんをもふもふできる…!

【やはりピラミッドの一番真ん中の少女向けて深々と頭を下げた】
【漫画だと涎をたらしてそうな程、恍惚とした表情をしているよ!】
821 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:44:39.27 ID:msgygXAo
>>814

嬉しくねえならやらすなや!…まあ、丸く収まって良かった、ほっとした
それと行方不明の心の友…具体的に言うとノビタたちだが…ああそうだよ俺はあいつらがそう簡単に死ぬような男たちとは思えなかったんだ
これまでにも、ずっとピンチに陥った時…とことん食らいついて大逆転勝利を決めて来た男たちだからな!

【リロードの説明通り、彼はどうやらマジにそのノビタ達を不死身の存在か何かだと思っていたらしい】
【そして彼は今のリロードの指摘にすごく嬉しそうな顔をする、とても嬉しそう、そんな反応なのはなぜか?】

極めて低いと思うだろうあんたも?そしたら…いた!この世界にいたんだよアイツら!やっぱりドラのおばあちゃんはスゲエや!
マジでこの異世界が存在している事を言い当てちまうなんて!…いや、もしかすると最初から知っていたのかもしれないな
ばあちゃんはこの世界に来た事があったのかもしれない

【この世界を知っている?どういう事だろうか、どうも彼がノビタ達を生きているという証拠を上げたのはドラと言う人物の祖母に当たる人物らしい】
【彼女はどうやら日本でこの世界のヒントをジャイアンに教えてくれたらしくそれが彼がノビタ達が生存している理由だと考えさせていたらしい】

【――それはつまり、すでにこの世界から日本へ帰還する事に成功した人間がいると言う事なのだろうか…?】

…ああ、この世界を旅している間に何度も見たよ、異能の力って奴…能力者とか魔術師とかね
そういう奴らが犯罪もやらかしているって話を俺はついこの間知ってさ…ホント運が良かったかもしれない
この日のためにそう言う奇妙奇天烈なトンデモ技を繰り広げてくる奴と戦いになっても戦えるよう、ずっと鍛えてたんだ!

俺ね、こう見えても剣士なんだ、無刀の!

【無刀の剣士、それがこの剛田 剛太郎の戦闘スキルと言う事だろうか、そしてそれは…彼が無能力者である事を表す事なのか】
【極めて珍しいかもしれない、日本出身の無能力者は…否、あるいは彼は知っていたのではないか?この世界へと渡る条件を】
【あるいはそれをたまたま『ドラのおばあちゃん』のヒントに合わせて…条件を成立させてしまった可能性もあるが】

…非常に申し訳ねえや、謝っても許してもらえるかわからねえ
とりあえず次会ったら何か一つ、俺に出来る事をなんでもさせてくれと言いながら謝る事にするよ
それにしても、その仲直りのためにプレゼントを用意する所まで思いついたのはよかったけどさ…

【すると、彼はおもむろに棺桶の横長の六角形の錠前のカギを開けると…錠前の外殻は溝にそって二つに分かれ内部を露出させロックを解除する】
【そして棺桶を開くと…中から1m半ほどのモミの木が植木鉢に埋まった状態で出て来た…枝の一つに『フェルノへ』と質素に書かれたプレートが引っかかっている】

このクリスマスツリー仕入れたはいいけど、どこに届ければいいかわからないんだよな…

【クリスマスプレゼントのつもりで木を仕入れて来たというのだろうか…】
822 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/09(木) 23:47:38.50 ID:I45/wnAo
>>818

(うわぁ……しかも恥ずかしいヤツだコイツ……)
(つうか周りもスルーしろよ乗るなよ拍手すんなよ引きちぎれろ)
なんだよワイクってオレの名前はエルフェスだヴァカ、用が済んだらとっとと行けっちゅうに……

【本調子であればもう少しアグレッシブ(?)に対応出来ただろうに】
【今現在そうでは無い為若干反応がドライだった、また漏らした溜息そして青年の背中にひらひらと手を振り】

あー……だってなあ結局名前で呼んじゃったけどもあそこでお前と馴れ馴れしくしたら――――
それこそアイツが「仲間内で云々……」とか言いそうだったじゃんか、それも面白そうだけど今のオレ的にはちょっとキツい

【手の甲で鼻を啜り軽く咳き込む、風邪でも患ったのだろう】
【それでも大分は回復しているようで少年が街を出歩いていたのは】
【何か栄養価の高そうな物(ついでに調理不要な物)を探していたためだった】

寂しがり屋ってタイプでもなさそうにも見えるんだけどな―――
いやもうその辺は別にいいよオレの目的を達成するためにやった事だし100%善意って訳でもないし

【結果として早くクスリを手に入れる事が出来て幸いだった】
【平常運転に戻りつつあっても辛いものは辛いのだ】

牢獄の事も別にいいさ……そんな事よりもだな
詳細を言わなくても分かるだろうがこないだのとある集まりにお前いたよな?
アレはどういうこった馬鹿にも分かるように説明して欲しいんだがなあ……

【ちゃぽ、と青い液体を踊らせ】
【首を傾げざまにゼノアに対しこの場の事とは似つかわしくない事を尋ねる】
【この間の集まりとは対機関連合の集まりのことだろう】
823 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/09(木) 23:48:14.47 ID:b9EHq2SO
>>820
どういたしましてにゃ
【ドロドロと溶け始め一匹に戻るネコサバト】

顔が危ないにゃ!
【ツッコミをいれ】
私はネコサバトにゃ
貴女の名前はなんにゃ?
【首を傾げ】
824 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 23:53:41.06 ID:peCkgVg0
>>816

【昔の彼女ならば、激昂に任せて跳ね起き、自室に一時放棄しているブブゼラを拾いに往ったのかもしれない】
【或いは、身一つで使用できる最強の術式を、至近距離で叩き込んだり、頭蓋を鋭く蹴り砕こうと試みたのかもしれない】
【だが、武美は。視えない釘に磔にされたかのように、吟雪の言葉の間、椅子を離れる事は無かった】

【人と親しく、人に優しく―――其れを極度に意識するようになったのは、三年前】
【然し、それ以前にも、彼女には両親と、断華始めその友人たちが居て、吟雪と同じ寂しさを味わったことは、きっと無い】
【――――或いは、その寂しさを咀嚼し尽くし、燕下してしまう前に、自分を組み替えて対抗しようとしたのかも知れない】
【霧之藤の様な現在の知り合いの殆どとは面識がまともに無く、ルブハティルは協会に来なくなって久しい、三年前】
【断華さんや、人間好きで頑固なとある妖怪の少女。親しく付き合っていた面々も、両親と言うフィルターを外せば、距離感が浮き彫りになる】

……じゃあ、あたしは?

【「判らない」とも「判る」とも、言い切る事が出来ない】【言い切ったら、総てが終わってしまう様な気がして】
【だから、結論を先送りにしながら、今の頭で紡ぎ出せる、最短かつ最大の効果を齎す言葉を、突き付ける】
 【―――寮生活を始めたばかりの頃の自分は、塞ぎ込んで、輪に加わる事を拒絶していた】
 【そんなとき、両親の遺品と想いでの再整理として、意を決し「私」は、アルバムを覗きこむ】
 【……――枯れ果てたのか、どの顔を見ても、どの記憶でも、泣けなくて、悲しかった】【でも、其処で一つ、『何か』を思い出し、誓った】

(……何だった、っけ…。)
(………「あたし」の、はじまり……。)

【いちど、麦茶を呑み込む―――眼を合わせる事が出来なくなったのは、此方も同じだ】
【ここ数日、様々な要因で、フラッシュバックする、戦友たちから見ればささやかだろう、絶望≠フ記憶】
【其れに対して向かい合う様に、瞑目―――同時に、耳から流れ込む吟雪の過去にも、碇の様に重く、針の様に繊細な心を巡らせようとした】
【愛情も、怒りも、本物―――だから、彼女本来のナイーヴな側面が、大きくクローズアップされるのだ】
825 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/09(木) 23:56:28.99 ID:70bIVyso
>>819

【「何を──」車内に乗り込んできた事は些か予想外だったのか、】
【制止の手振りをしてみるもそれは既に遅く。青年は思わず軽く仰け反る】
【警戒ゆえ、咄嗟に男を観察してみた所、ホルスターと中の拳銃が目に入り】

(──こいつ──)

【青年の瞳が、力の抜けた眠たげなそれから、やや鋭いものに変わった】

【男の一挙手一投足を見逃さぬように意識を向けながら、】
【数拍の沈黙を挟んでから、ゆっくりと口を開いた】

……「普通じゃない」、ですか

はあ。そうは言われましても
こんな若造が大した地位に就かせて貰ってることで、
やれ“ボンボン”だのと何だのと言われるのは慣れていますが──

【何となく、遠まわしに──いきなり核心には触れようとしない】
【彼の張り詰めた警戒心が、それを許さない】

【──車内ミラーに吊られた何かの古いキーホルダーが揺れる】
【男が乗り込んできた際の振動で、ゆっくり、ゆっくりと】

【そしてそれは──ぷつり、と。古くなっていた糸が切れて、キーホルダーが落下した】

 『──……ブレイザーシティの──……ザザ……』
 『依然として──ザザ……緊張状態の続──ザザ……』

【その弾みでカーラジオの電源が入り、ノイズ交じりの報道番組が流れ始めた】

……──まるで『脅迫』だ。そんなものぶら下げて
『企業秘密』はそう易々と喋れるものじゃない

……あなたは、何者だ

【──口調が変わって。鋭い切れ長の双眸が、男を見据えていた】
826 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:00:19.54 ID:niO0taoo
>>823
こ、今度は溶けた!?
や、やっぱり猫じゃないですー!
【納得した物があまりの急変に音を立てて崩れたようだ】

…はっ!
す、すみません…つい緩んでしまって…
【気恥ずかしそうにあははとから笑いをした】

私はミーナって言います!ミーナ=ヴィリクですっ!
ネコサバトさん、よろしくお願いします!
【右手をそっと目の前に差し出す】
827 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 00:04:41.09 ID:TfoIvISO
>>826
何言ってるにゃ!!私はネコだにゃ!!プリティーキャットだにゃ!!!
貴女は人の形だけど龍だにゃ!それと同じだにゃ!!
【ビシッと指差し】

よろしくにゃ!!
【握手しようとする】
【肉球がプニプニしてるよ!!】
828 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:08:11.61 ID:pvxqWiYo
>>822

「……あ、なるほど。
そこまでは考えてませんでしたよー
確かにあの方のようなタイプは、ツッコミどころがあれば無限に突っかかってきますからね」

【少年の考えがいま分かった、と、軽く頷いて】
【男が去って、急に静けさが戻り、少女はいつもどおりの、眠そうな笑顔を見せた】

「ふふふー
そう見えます? じゃあ、それが当たりです。

とりあえず寂しそうにしてたら、男性は赦してくれるってカノッサで習いました

……なんて、言ってみたり
それより、そちらの目的というのは、なんだったのですか?」

【冗談めかして、衝撃の告白。冗談かも】
【――もっとも、同居人の天道光と同じベッドで寝ている辺り】
【彼女が寂しがりなのは、本当のことかもしれない】
【小首を傾げて尋ね返し】

「――ををぅ?

……や、ちょ、ちょっと待ってください!
べ、べべ別人じゃないですか?
眼鏡してたし!髪形変えてたし!発言少なかったし!ほら、別人だ!」

【先程の口調が写ったのか、謎の声を漏らしてから、口元を手で押さえ】
【それから、ワタワタと弁解を始めた】
【どうやら、隠したいようで】
829 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:08:23.94 ID:lXXaHwYo
>>821

まあ、そんな過剰な期待するなら、それなりの人間だったのでしょうが……。
いささか期待し過ぎじゃありませんか?そうやって死人にしがみついてないで現実を─────。

【嬉しそうに離す彼を見て思った印象は、夢を見過ぎな青年───】
【しかし、次の彼の朗報を聞くや、ぶへー!と吹出す形となった】

マ、マジですか……!?

【本当に冗談のつもりだったのに、本当に居たとは……信じるって素晴らしい】
【って言うか、底まで相手の実力を信用した上で、さらに再会までするなんて、ある意味だが尊敬に価する相手だと思った】

ドラ……?なーんか、聞いた事ある名前のような───……。

【ん?と首を傾げる、どこかで聞いた事のある名前だ】
【しかし、よく思い出せなかった。ノビドラコンビには直接会ったのは一度だけだが、その時はレイド&ジェムもいた】
【そして、あの絡みの中では何故だか、あのコンビのうち、ノビタの方だけが妙に印象に残っていただからだ】

(まあ、ドラという人物が誰だかは置いておいて………)
(問題は、そのお婆さん。異世界が有るという事を“向こうの人間が知っていた”………?)
、私は戻る気無いから、どうでもいいんですけど───…いや、待てよ……)

【顎に手を当てて、変態紳士=剛田 剛太郎、もとい、剛田 剛太郎を睨みつけるように見据えて】

異世界の事を知っている人間が居る……んですか、あっちの世界に。

【しかし、詳しく聞いてみる必要があった。リロードとしては、逆だ。“戻る方法が有っては困る”のだ】
【こちらに来たのも、おそらく、偶然。ならば逆に偶然向こうに戻ってしまう可能性もあり得るということで───】
                     
へえ、剣士…………。なるほど、“能力”では無く、技術持ちの方ですか。
と言っても、こちらで能力に目覚める可能性もありますが。

しかし、その言い方は解せませんね…。
まるで、こっちに来ることが決まっていたみたいな……。

【ふうん。と流した、というよりは、それ以上でも感想は無かった様子】

へえ、プレゼントですか。なるほど、分かりやすい形で誠意を……。

ちょっと待ってください、可愛らしいって付けたくらいですから、主語は“吸血鬼の女の子”ですよね…?
“吸血鬼”……ですよね!?

あの、良いんですか……クリスマスって……。

モロ、 聖 な る 日 ですけど…しかもプレゼントはその象徴的な
喧嘩売ってるって思われるんじゃ……。

//おっと、時間も時間ですし、次辺りで締める感じで宜しいですかー。
830 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:15:19.11 ID:XVEVYLIo
>>824

…………………………居なかったじゃない

【「あたしは?その問いに、どう答えろというのだろうか」】
【「今話しているのは過去の事で、其処に武美は居ない。答え様も無い」】
【「それとも、「今は貴女が大事」と、予定調和の答えを返せと?」】
【声にならない言葉を隠す為、膝に顔を埋める】
【返した言葉に、問いの答えは存在しなかった】

……人間ってね、面白いんだよ
極端に馬鹿だと嫌う癖に、賢いのも嫌う。『丁度良い馬鹿』が好きなの
そういうのは警戒もしないし、何かと好意を向けるし
でもね、それって、人形やペットの扱いとあんまり変わらない
ちょっと素を見せると、途端に退くしね

だけど、新大陸行きの船の上………
知らない人ばかりの中で、頭を使うだけで、中心に居られた
あの時に、私は気付いたの。自分はそういう所に居れば良いんだ、って

………じゃあ、さ。そういう世界が欲しいじゃない
丁度良い馬鹿の振りして、誰にでも愛想振りまいて。でも、結局二番手三番手
気付けば手元に何も無し、近くに誰も居ない
そんなのより……自分がそのまま居て、それで良い世界がさ

【普段は肘までの籠手を装備する関係で、常に半袖のシャツの吟雪】
【露わになっている腕が、灰色の毛で覆われ始める】
【指先から、おそらくは肩まで完全にだろう。首の周りも同様に、長く厚みのある体毛が現れ】
【それでもまだ寒いのか、きゅうと膝を抱えたまま身を縮め】

世界全部が、あの船の上みたいなら良い。強いか賢い、それだけで必要とされる世界なら良い
其処で強くなれば、全て手に入る。そういう世界が欲しかった
……あの人は、そういう世界をくれるって言ってくれた

………だから最初は、それを利用してやろうってつもりだった

【「そろそろだから」。口もはっきり開けないで付け足す】
【壁に身体を押しつける様に、床を両足で押して下がろうと】
【これ以上下がれないのは分かっていても、無意識に何度も試行する】
831 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:17:03.50 ID:niO0taoo
>>827
え…えと!?頭がこんがらがってきました!
あなたがネコサバトさんで、スーパーキャットで龍?
【混乱しすぎて意味分からないことを言い始めた】

手は肉球なんですね!
わーい!ぷにぷにしてて気持ちいい!

あー…ぷにぷに………ぷにぷに……

【なんかえらく興奮気味に握手で取った手をぷにぷにする】
【多分やめろ!とか言わない限り十分ぐらいはぷにぷにしてるよ!】
【Now Punipuning...】
832 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:19:04.54 ID:fHuBIOwo
>>825
【青年の目の色が変わった】
【アタリだ、と内心ほくそ笑む。何故こんなにも喜びが沸いてくるのか。自分でもよく分からない】

脅迫。企業秘密。ふふ、やはり間違ってなかった。
何者だ…ふむ、そうだね。「妖怪ウシロマトイ」とでも名乗っておこうか。

【つい先日そう呼ばれたりもした。多分間違ってはいないだろう】

しかし、ふむ。脅迫と取られるのは心外だ。
とりあえず、「今のところは」敵意は無いと言っておこう。

【詰めた距離を離し、運転席に座りなおす】
【落ちたキーホルダーを拾い、手のひらでころころと転がす】

こんなことを聞いたのは、単純に興味からだよ。
さっきも言ったが、気になるんだ。その気配をさせているモノが何なのか、ね。
君か、あるいは君達が「敵」になるかどうか。それは君達次第といったところかな。

【含みのある言い方をして、青年を見てにやり、と笑う】

ああ、そうだ。
もし火の国に向かってるなら、ついでに乗せて行ってはくれないかな?
何かの縁だと思って。どうだろう?

【そしてこの図々しさである】
833 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 00:19:42.40 ID:TfoIvISO
>>831
龍は違うにゃ!!
【ツッコミをいれ】

にゃはははは!!!当たり前にゃ
【10分くらいプニプニされても平気なネコサバトであった】
834 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:24:57.20 ID:dt4xKaQo
>>829

ああ、ちなみにまだ実際に会ったわけじゃあない…いや、あった気はするけど…なんかあの時の事は思い出したくないっつーか?
えっと、なんか肝心の所があやふやになってる記憶のような物が…?

【実は彼は以前サバトに炎のナイフを貰った時に4年半ぶりの再会を果たすはずだったが】
【その時のノビタが何か酒で酔っ払ってバカな事をしでかして大騒ぎになっていたため彼が現実逃避をしてしまったのだ】
【ゆえにその時の事はノーカウントになっているらしい…】

もしかしてドラとノビタに前に会った事があるのか?なんか仕事をしてるらしいんだけどさ
そうかあ…4,5年会ってなかったけどあいつら俺の知らない所ですっかり社会人かあ…今どうしてるんだろう
魔術協会で仲良くなった利織って奴がさ、ノビタたちの連絡先を知ってるらしいんだ!今度の休日にでも訪ねて行こうかなって思ってる!

で、異世界の事を知っている人間の事だけど…わっかんない、ドラのばあちゃんはなんかこう…つかみどころがないと言うか
いい年して俺様キャラみたいなファンキー婆ちゃんだし…もう65歳くらいなのにハーレー余裕で乗り回してるからね?

【…肝心の所が不透明になっている、だがもしかするとその人物は戻る方法を知っている可能性がある】
【行く事が出来るのなら…やはり戻る事も出来るのがこの世界のなりたちなのだろうか…】

【そしてジャイアンがリロードの指摘を受けると…彼はしばらくポカーンとマヌケな表情をさらけ出したままの顔になってしまっていた】
【そういえばそうなるのではないのだろうか?もしかしなくても彼は人間の理屈でプレゼントを用意してしまったわけで】
【完全に彼女の敵となる物を送りつけるところだったのでは…?】


…やべえ!考えてもみればそうだ!リロード、アンタの言う通りじゃねえか!
吸血鬼に対してクリスマス祝うとか絶対におかしいよ!これじゃなおさら怒られるじゃん!うわあ…あぶなかった!
やっべぇ、じゃあ大晦日に備えた仲直りのプレゼントを用意した方がいいかな…?マニキュアとかマフラーとか!


【こうしちゃいられない!とでも言わんばかりに彼は棺桶の蓋を閉じて、地面に転がっていた錠前に橙の宝玉のついたカギを差し込み】
【カチリと回す、すると何かリモート式の仕掛けで棺桶が再びバイクへと変形して…】

お、俺!代わりのプレゼント探してくる!悪いけど今日は帰らせてもらうよ!
悪かったなリロード!でもありがとう!この埋め合わせはいつかきっとするよ!

【そう告げながらエンジンをかけて、ヘルメットを着用し始める】
835 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:27:58.52 ID:exDmLG6o
>>828

お前を困らせてやろう、っていう気持ちが無かったといえば嘘になるけどなー
まあ結果オーライってやつだ気にするな

【呑気な口調で結構酷い事を言いやがるのでした】

おーそっかそっか……なんだか大分嘘臭いけど
それは噂に聞くハニートラップとかいうアレか?……今日日引っかかるヤツもいなさそうだけどなあ

目的、だからクスリが欲しかったのさ
ちょっと体調崩したからな多分今のオレは普段の貧弱さの2乗くらいはある……かなうん

【けほ…とわざとらしく咳こんで見せる】
【冗談を言う程度には余裕はある……?】

うわあすっごい露骨な反応……バレない方が難しいぜそれ――――
とまあ、とにかくあの場にいたとしてお前は何が目的であそこにいたのかなーなんて気になったんだよオレ
確かお前は機関員だよなあ?場合によっちゃあ……いやこの状態でどうにもできないんだけどさ

【この状態で少女と戦う事それこそ素手で虎と戦うような物で】
【ここぞという時の情け無さは変わらずのままでした】

要するに絶対的な選択権は、言う言わないの選択権はお前にあるって事
ついでにオレをここで黙らせるっていう権利もあるっちゃあある、全てはお前の思い次第ってワケ

【黙らせる、つまりは亡き者にするか手篭めにするかという事】
【聞く立場の言う事じゃないなあ、少年はそんな事を思いながらも微熱に煮える思考をなんとか整える】
836 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:29:27.63 ID:niO0taoo
>>833
えと…えと…え〜っと…!?

…ま、いいか!
【そうしてミーナは考えるのをやめた!】

はぁ…ぷにぷに…飽きないです…ぷにぷに
…幸せ…ぷにぷに…

【よろしい。ならば延長だ】
【もうこれでもかってぐらいひたすらぷにぷに。】
【エンドレスぷにぷに。イエス!ぷにぷに】
837 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 00:38:36.10 ID:qq8oQss0
>>830

【嗚呼、頭が回らない―――『過去』を振り切ろうとする彼女は、イマを過去に嵌め込んで、視えなくしようとしてしまった】
【其れが、余りにも浅ましい行為だという事が、吟雪に跳ね返されてからでないと、理解できなかった】
【自分では思い至っていないが、リリセールとの最初の邂逅で見せた彼女の弱さも、『過去の否定』】
【―――……今、過去と戦うべく、開いているつもりの心の瞳は、本当にしかと開かれているのだろうか】

……自分がそのまま居て、良い世界………。

【『新大陸』での冒険譚そのものに、今や興味は更々無し】
【気持ちが注がれ、照準を合わせるのは、吟雪の心情を表していると推察されるワード、ただ只管に】
【顔を見せてくれなくなった吟雪へと、恐る恐る視線を移してみる】
【自分みたいな馬鹿にも、一瞬で『寒そう』だと判る】【だけど、どうやって暖めれば良いのか、其れで良いのか、決断できない】
【『あの日』、星に誓った事、それすらも思い出せず―――自己と言う存在が揺らいでいるのに、カラダを動かせる筈が無い】

……利用する、つもり?
………忠誠じゃ、なかった?

【視線はまだ、また、吟雪の姿に突き刺して】【吟雪の姿が、網膜に突き刺さって】
【彼女が何故逃げるのか、何から逃げているのか、判断しきれないうちに、会話は進んでいってしまう】
【一歩、身を乗り出そうとしたけど―――ぴちゃり、と。波立ったノミモノが、服に浸みて汚れに変わっただけ】
【有体な台詞しか、彼女には吐けない……――気が利かぬ、と言う後ろ向きな自負に、ずぶりと呑み込まれそうにも思えた】
【――――まだ、全然動けない訳じゃない……まだ………。――……体を前に進めようと、決めては躊躇って】
838 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 00:40:16.22 ID:x4CtEX6P
>>832

【「……『ウシロマトイ』?」青年はその名を不可解そうに小さく反芻すると】
【粘っこい笑みを向けてきた男をじっと見つめたまま、暫時の沈黙を返し】

……──僕はただの善良なる市民の一人
だから、その『敵』となるのは、生活を脅かすような……俗に言う、『悪人』ぐらい

そう、例えば……『カノッサ機関』だとか、その他の暴力組織──

【「……その程度だ。至って『普通』でしょう?」】
【青年はそう付け加えて、軽く肩を竦ませて見せた】

【──と、そこでようやく、ラマーズ法により元気な空気を出産してきた運転手がトラックへと戻ってくる】
【運転手は何時の間にやら車に乗り込んでいた男に対し、慌てて口を開くも──】

「おっ、ちょっと、あんたぁ、何を……──」

……いや、いいんだ

彼も火の国に用があるらしいから、
ついでに乗せて行って差し上げようかと思って
……事故の詫びには、丁度良いだろう

【と、運転手の言葉を遮って青年はそのように告げた】
【運転手の方はと言うと、「はあ、副社長がそれでいいなら……」と承諾】
【「詰めてくだせえ」と彼も運転席へと乗り込んでいき、ハンドルを握った】

………………────

【青年は何処か苦そうに口を歪ませながら後頭部を掻きながら】

【「……降りるなら今のうちですが」】

【青年は前方を見つめたまま小声でそう告げると】
【運転手は、そのままアクセルを踏んだ──】
839 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:40:44.19 ID:exDmLG6o
>>835
/最後の「手篭め」を「篭絡」に脳内変換お願いします!
840 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:42:22.53 ID:lXXaHwYo
>>834

へ………?意味がわかりませんよ、「実際に会った訳ではないが、会った気がする」って、要するに会ったんじゃないですか?
まあ、いいや………………。

────ああッ!ノビタさん、で、その相棒のドラさんか……。
思い出した、会った事がありますよ。

(あの人達、不死鳥座の時依頼だけど、今は何やってるんだろう…。)

【不死鳥座の話をするとまたややこしくなりそう(ゴウさんが知っているのかどうかは分からないが)なのでボカシておいて】

ふうん……。その人、今は向こう側に居るわけですよね。もう分からない訳か……。
(恐怖の材料が増えたな……そうか、よく考えたら、向こうにいきなり戻る可能性もあるんだよなぁ……)

【二度目の舌打ちを心の中でしながら】
【右手を突っ込んだポケットからドロン、とどす黒い魔翌力の気配を放ちつつ───】

申し訳ないと思っているならそこは気づきましょうよ…。
貴方はもっと人に配慮する事を覚えましょう、まる。
このままではクズのままですよ、そのまま行けば糞野郎ですね!
相手は人じゃないようですけど。

【しかし、こいつに言えた事ではない】

さあ、マニキュア、マフラー……まあ、私に吸血鬼の好みはわかりませんが。
十字架とかニンニクは避けた方が良いんじゃないですかね。

【と、吸血鬼というものを知っている人間ならば、誰でも分かるような事を言いながら】

いいえ。まあ、期待はしませんが。
それなりの内容だったら受け取っても良いですよ?

【変態紳士=剛田 剛太郎よりはましだが、未だ距離のあるフルネームで相手の名前を言って】

【やれやれ、と騒がしい相手が去る事にほっと胸を撫で下ろしながら】
【と言っても異常に騒いでたのはこいつの方だったとかそういう事はまったく思わないまま】

ん、それでは、剛田 剛太郎さん、さようなら、また会う日が会ったのなら、その日まで。

【気だるげに、適当な感じで手を振りながら、彼を見送る事だろう───】

/お疲れさまでしたー!
841 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 00:43:19.92 ID:TfoIvISO
>>836
諦めるにゃ!!頑張れにゃ!!熱くなれにゃ!!もっと熱くなれにゃ!!!米を食えにゃ!!米にゃ!!!
【なんかSYU☆ZOUみたいになり】

にゃははは!!
【プニプニ】

どうにゃ?どうにゃ?
【プニプニ】

コレで私がネコだとわかったかにゃ?
【プニプニ】

………
【プニプニ】

【プニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニ】

………コレで私が止めなかったらどうなるかにゃ?
【カメラ目線でミーナの中の人に質問するネコサバト】
【プニプニプニプニ】

【流石カオスである】
【プニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニ】
842 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/10(金) 00:48:13.32 ID:8s2hPMSO
【水の国は風霊統主の城≠擁する、広漠とした森の中、湖畔】
【――正義の本拠たる城砦の浮遊するものとはまた違う、比較的小さな一つ】
【其処に――かさかさと薮を揺らし落ち葉を踏み、薄明かりの樹下を抜けて。人影が、差し掛かる】

今日は……どうだろ、この辺りで切り上げようか………。

【黒無地のシャツに、シンプルな青のジーンズ。上に臙脂色をしたジャケットを羽織り、ミリタリーブーツを履き】
【腰には太刀を一振りと短刀を二振り帯びて、ジャケット背部のホルダーにはスローイング・ダガーが二対】

【ともすれば夜空にも類似する、肩程までに伸ばされた濃藍色の髪を夜風に揺らした、一見して彼とも彼女とも付かない容貌】
【常は生気というものを欠いている白皙の肌には、今は微かに朱みが差して。決して少なくない汗が浮いていた】

【彼女≠ヘしばしの深呼吸で息を調え、一本の太い古木が植わった湖岸へと近寄れば】
【ソックスとブーツを一緒くたに脱ぎ捨てて、縁に座り込み。ぱしゃり、水に爪先を浸ければ】

……―――――。

【気恥ずかしさが勝るのか、音量は押さえ気味だが。澄んだ声で、ハミングなど響かせて】
【月を落し込んだ黒い水盤に視線を下ろし、ぱしゃぱしゃと足を水面に遊ばせ。――何と言うか、珍しい】
843 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:55:13.99 ID:dt4xKaQo
>>840

まあ、そのはずなんだけどさ…そう、多分そのノビドラで合ってる
そして…とりあえずはその二人に合流しないと日本帰還とか夢のまた夢なんだよな

【それにしても先ほどから妙な気配はしているはずなのにまるで警戒していないのはどういう事なのだろうか?】
【黒い気配はあるはずなのだがかなり反応が薄い、これも天然補正か】

う、うるせー!お前だって変態紳士じゃねーか!でもそのアドバイスは素直に受け取って置くぜ!
あばよリロード!達者でな!

【そう言い残したまま、ジャイアンはブロロロロ、とバイクのエンジンを鳴らしながら遠くへ去って行った…】
【←To Be Continued...】
/乙でしたー!
/フゥハハー、久々にリロっさんと絡んだが楽しいねー
844 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:58:20.60 ID:XVEVYLIo
>>837

………忠誠は、一度も誓った事が無い。抜ける一瞬前まで
だけど、それとは違う……最初は、ただ利用するだけ
場所と適当な相手を与えてくれればそれで良かった

でも、聖都での演説を聞いて、あの人の近くに居て
ずっと、それを見続けてたら………考えも、変わった
私は、あの人の作る世界を見たくなった……私の欲しい世界じゃなくて
それだけじゃなくて、もっと我儘を言いたくなった

【視線を向けられている事は気付いているのだろう、言葉は続く】
【それでも、まだ顔を上げる事は無いし、腕を解こうともしない】
【言葉が進むにつれて声量が小さくなるのは、此処から先が最も話し辛い事だから、か】

……誰よりも強くて、誰も考えつかない事を考えて、誰よりも或る意味じゃ真っ直ぐで
世界を敵に回してでも、自分の夢を追いかけて。そんな人、他の何処にも居なかった
でもね。そういう人だから、夢に目を向けてても、周りも見えてる
………見えてるから、本人の口からはっきり聞かされるんだよ

忠誠なんて誓わないし、誓わされた事もない。でも、私はあそこに居た
組織としての理想とか、居心地の良さとかも有った。あそこで戦ってた日は、楽しかった
でも、本当の理由

……キルベルク・シルバーソードが、人間として好きだったから
命をくれと言われたら自分から差し出せそうなくらい、好きになっちゃったから

【下がろうとする足の動きが止まり】
【膝を抱えた姿勢そのまま、コテンと横倒しに。胎児の様な格好で、小さく震える】

結局手が届かないって分かって、其処に居るのも辛くなって。その後、あの人も死んで
私は、別の戦える場所を探して、<Justice>に入った
………思ったより長くなったけど、こういう話

……去年の十月ごろから、今年の五月ごろまで
大体七カ月の間の話、だよ

【人が過去を語る場合は、大概は年の単位で語る事になるだろうが】
【吟雪の語った過去は、まだ一年も経過していない出来事】
【そして、その間に流れた時間も、長い。二人が初めて姿を確認し合ったあの病院から、まだ半年も経過していない】
845 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 00:59:57.59 ID:fHuBIOwo
>>838
カノッサ機関。その他の暴力組織…

【いたって普通でしょう?と青年は肩を竦めた】
【カノッサ機関。最早「公共の敵」の代名詞となりつうある、所謂「悪の組織」】
【なるほど確かに普通だ。最も、今回はその普通から逸脱しそうだが】

成る程、確かに「普通」だね。

【にやり、と笑いながら返答する。と、そこに運転手が戻ってきた】
【咎めようとした運転手を青年が静止し、説明する】

ま、そういうことだから。悪いけど頼むよ。

【承諾した運転手に言われ、青年──黒野の側へと詰める】
【降りるなら今のうちですが───黒野が小さな声で呟いてくる。ちらりと顔を見ればどこか苦々しげな表情だ】
【ふふ、と軽く笑い、同じく小さい、おどけた声で返答する】
【「ご冗談を」】

さ、安全運転でよろしく。事故だけは勘弁願うよ?

【不満気な顔の運転手と副社長、妖怪ウシロマトイを乗せたトラックは、静かに走り始める───】



/乙っした!でいいのかな?
846 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 01:02:42.62 ID:pvxqWiYo
>>835

【以下、「」を取り外します】

それは、後付けですね。
エルフェス様に、そんな度胸が無いことくらい知ってますよ?
困らされたこと、ありませんもん。

【くす、とささやかに微笑んだあと】
【瞼を薄く閉じて、胸を張ってみせる】

……ぅ、そんなことは…
別の方がされたら、案外ころっと落ちちゃうかもしれませんよ?
まぁ、エルフェス様はとことん疎そうですし?
それをどうにか出来る傾城なんて、想像もつかないですけど?

【語尾が上がっているのは、微妙に嫌味だからか】
【頬杖をつきつつ、ジト目で見つめた】

【それから彼の提案を聞き届けて、僅かに、目を見開いた】
【顔に浮かぶ動揺の色】

【一度、自分を落ち着かせるために嘆息して、立ち上がる】

――行った理由は簡単ですよ。宇宙的天才じゃなくても分かります。
連合のメンバーの、顔を見るため。
対機関連合の今後の動きを知るため。

あれは、機関員≠ニして取りうる、最善の行動でした。
知人がバレてしまったのは誤算でしたけど、仮面を付けるよりは目立たない。
ご理解、頂けましたか?

【深海のように、寒々と、たんたんとした口調で話す】
【あえて、誤解させるように】
【あえて、今も敵であるように振舞う】
【あの場では、『マイリィ』で『六王教団所属』と正直に名乗ったことを、遅れてきた彼は知らない】
【他の人たちは、『マイリィ』が機関に所属していることを知らない】
【森島京の一件を知っているから――、敵と認識されるなら、正義の組織側の方が良い。そう思った】
【信頼して、正直に話して、どこからから漏れて破滅するよりも――事故的に粛清されるほうがマシ】

【彼には事実を教えられない】

……体調、悪いんでしたよね
すこし、待ってください

【背中を向けて、しゃがみ込む】
【宝箱の蓋を開けて、ゴソゴソ】
【少女は、正真正銘無防備で――、選択権をエルフェスへパスした形になった】
847 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 01:04:25.00 ID:pvxqWiYo
>>846
/スミマセン、追記です
/話題を振って頂いたのに、すごく迷って遅れてしまいました…。申し訳ないです
848 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 01:10:46.47 ID:pvxqWiYo
>>846
/知人にバレて、ですよ、ごめんなさい…!
849 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 01:17:20.55 ID:l4k4DXUo
>>845

【夜の街を静かに走り抜けるトラック】
【青年は妙な妖怪を乗せてしまったものだと内心で嘆息しながら、】
【ウィンドウの縁に頬杖を付いて、過ぎ去っていく景色を横目で眺めていた】

【ガムを噛みながらハンドルを握る運転手。饒舌ではない青年の代わりに、】
【カーラジオのスピーカーが、ノイズ交じりに異国の音楽を垂れ流していた】

(……お姫様に、七不思議に、今度は妖怪か)
(全く退屈しないな、本当に──)

【鼻から小さく、嘆息】

【──やがて前方には、ブレイザーシティを囲う無骨で大きな防壁の姿が見えてきた】
【カノッサ機関前線基地、アウグスト城塞。東西南北には検問の配された、物々しい街】
【『クラウディオス社』のトラックは小さな砂塵を巻き起こしながら、そこへ向けて、ただ一直線、走るのみ──】

【──今はまだ、静謐の中だった】

//っとー、お疲れ様でした!
//レス遅くなってしまって、すみませんでした
//遅くまでありがとうございましたー!
850 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 01:34:08.36 ID:qq8oQss0

>>844

【闘いを手段と考えるのに前後して、人生を貫く『目的』として、考える】
【武美にとっては――――百歩譲っても、理解などできない『思想』だ】
【彼女が闘う理由は、明確に『手段』としての部分に集約されている】
【今は、闘わなければ生き残れないから。そして、もっと前からは―――闘う事で、何かを守りたかったから】
【吟雪には、闘ってまで繋がっていたいと思えるほどに重い存在は、無かったのだろう、その時までは】

【今から数えても、14ケ月前から始まった出来事―――嵐の様に、人生は駆け抜ける】
【吟雪の言葉が、絞り出すようにすべて紡がれた後も、武美は暫時言葉を失っていた】
【震える彼女を見据えようとする視線は、遣り場なく蛇体の様にうねり、右往左往する】
【――――……自分は、シオンにも、キルベルク・シルバーソードにも、なれない。其れまで、一番だったろう人間には】
 【だとしたら、吟雪は自分の事を、体の良い愛玩動物として扱っていたのだろうか?】【そうだと、『あたし』は思わない】
 【或いは、自分が彼女の本質と言うモノを、正確に捉えられていなかったのか?】【此れは、間違い無い】
 【深みの深み。泥沼に沈みこもうとした、自問自答の中で―――虚ろになりかけていた瞳に、澄み渡る『意思』が、戻り始める】

………あたしのパパとママ、三年前に死んだ。
…ホントを言えば、愉快犯的なテロリストに、殺された。
此れまであたしの世界を支えてたモノは悉くぶっ倒れて、あたしは空っぽになった。

……だから、3年間逢って無かった、強い友人の真似をする事にした。必死になって。
『キョウカイ』の為に全力を尽くし、人に優しく、人を頼らず……そうなろうと決めて、頑張った。
この3年間、あたしは其れを「成功してる」って思ってたよ。

【麦茶のグラスを、震える手でテーブルの上に置き、体を自由に戻す】
【錯綜した思考と記憶を再び精密に編集し直すために、唇は機械的に、彼女の『歴史』を出力し始めた】
【暖房も付けていない。強張った腕で、椅子のクッションを押し返し、少女は立ちあがろうと試みる】
【―――この試行は、失敗。踏みだす前に体勢が崩れ、椅子が倒れかけ、床に振動波が拡がるだけ】

………自分の力の弱さを本格的に思い知ったのは、織守と初めて出会った夜。
自分の心の弱さを再認識したのは、貴女と出逢った、あの日曜日の昼下がり。
……――其れでも、あたしは変わり切れなくて、だから今、こうなってるんだと思う。

………あたしは、強い生き物なんかじゃないって、知った。
…だから、今度は其れに逃げてた。シオンと吟雪とあたし、ただ補いあえば@ヌい、なんて言って。
『支え合おう』とか、都合のいい台詞に逃げてたんだ。

【『口調の変化』―――恐らくは、此れが『かつての武美』の其れに、近いモノなのだろう】
【石の柱の様になった足を、ぶらぶらとだらしなく揺らして、然し言葉には、少しずつ力が籠ってくる】

……本当に、『一人で立てれば』。
其の時初めて、あたしは……

【そして、二度目の起動―――跳躍するようなつもりで、全身のバネを使って】
【其れでようやく、武美は、危なげに揺れながらも、倒れる事無く直立する】
【然し、続けようとしていた言葉は、半ばで途絶えた―――何故?】
851 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 01:35:42.24 ID:exDmLG6o
>>846

う……ぬう、バレたかーなんでだろお前エスパーかなんか?

【「ぐぬぬ……」とか唸り】
【やはり格好つかないのでした、現実なんてそんなもんです】

なんだじゃあ寂しがり屋なのか……まあ強く生きてくれホラ抱き枕とか買ってみればいんじゃね?

だなーオレは極めて理性的なタイプだから……そういうのにゃあ引っかからんよ絶対に
引っかかったフリならするかも分からないけどなー

【若干フラグっぽい言葉なのは気のせいではない……多分】
【少年的にはそういった色恋沙汰を全く知らないのでどう転ぶかなんて全く分からないのが実情である】

…………………

【何も言わず黙って“露天商”の彼女の言語を聞く】
【ぼやけたままの思考ではぼやけた答えしか導き出せない、今だけ頭をクリアにして】

へーお前の口ぶりだとあの場は機関員が気楽に潜入出来るような場だったワケか
そうでないにしてもアイツ、お前と一緒にいたサージももしかしたら敵側かもしれないなあ……

【無論サージが平気で裏切りをする人間ではないという事は分かっている】
【気持ちとしては軽いかまかけ、第三者の名を出すことにより揺さぶりを掛ける】

……分かってるか?お前の言ってる事、お前が今話したあの場にいた理由って結構無茶で矛盾なんだぜ
お前が思うところがあるのかも知れないけどさ、いや……いいや

つまりはオレはそれほど信用されてないって事だもんな
なんだ少しショックだけどまあ仕方ねえか、所詮そんなモンだもんなオレなんて

【聞き耳を立て最終的には何かしらを隠しているのだろうと判断】
【しかし深く聞いたなら何かが崩れてしまう気がして】
【しかし深く聞かないのは何か許せず、拗ねたような言葉を残す】

ん……?ああ了解了解――――

【無防備な背中、多分ではあるが警戒はされていないように思える】
【簡単な話だ何か被害がでるのであれば先にその根源を黙らせれば良い】
【この位置ならばナイフを外す方が難しい、首筋にさくりと1つそれで終わる……簡単な話だ】

……それはそれで解決にゃあなってないだろうアホが――――

【しかし行動は起こさない、それはまた新たな別の「被害」を増やすだけ】
【そしてそんな事を一瞬でも考えてしまった自分が嫌になった】
【正しく自嘲、情けないとばかりに軽く自分の額を叩き少女の言われた通りにすこし待っている】
852 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 02:00:12.79 ID:XVEVYLIo
>>850

……消しゴムは、鉛筆やシャーペンの線しか消せない
本当に有った事は無かった事には出来ない。忘れるのも難しい

………じゃあ、どうすればいいの?
正直に話す?それとも、隠してる方が良い?ねえ、どっちなの?
貴女に隠し事しても意味無い、私はそう思った。だから話した
最初から最後まで、何一つ隠さないで

…………ねえ、私はどうすればよかったの?
昔みたいに周りに合わせて、正義の味方になってあの人を非難して
「テロリストは許さない」って叫んでれば良かったの?

今からどうしたら良いの?
昔には戻れない。あの時の事は、今からはどうにも出来ない
でももし戻れたとして、私はあの頃の私を止めれば良いの?
そっちに行かないで、今のまま頑張れ。そんな声を掛ければ良いの?

【文章の半分以上が疑問形で完結する、でもきっと全ての答えは求めていない】
【武美の答えだけでは無く、自分の答えも見つけたいのだろうが】
【壁際で丸まったまま、声はくぐもったまま。何も、進展は無い】

【≪ネル・ナハト≫に所属していた事、その戦い、全ては吟雪の誇りだ】
【二度の新大陸行きと同列か、もしくはそれより先に語る程に、自分の中では高い位置に置かれている】
【それを、最も親しい者から、明確な形では無いにせよ否定されてしまえば】
【自分を形成する支柱の一本が揺らいでいる今の状態では、きっと武美の様に立つ事も出来ない】

……支えたい。でも立てない、支えられない
立ちたいけど……手も足も全然動かせない。何でだろ
これじゃ……戦えない、強くなれない………それじゃ、要らないのかな
………寒いよ、武美。凄く寒い

…………………助けて

【武美からもシオンからも、自分は『強い』という印象を持たれていると、何となく感じている】
【二人とも、自分自身の強さを肯定する事に慣れていないのか、要求が高いのかは知らないが】
【裏を返してしまえば、自分が求められているのは『強さ』なのではないかとも、思ってしまう】
【力を見せるどころか、立つ事も出来ずに震えるばかりの吟雪は】
【きっと初めて、本心から誰かに救いを求めた】
853 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 02:25:17.38 ID:pvxqWiYo
>>851

ふふっ
……一体何度会ったと思ってるんですか。
深いところは知りえなくとも、表に現れる気質くらいは判りますよ。

……エルフェス様も、同じくらい、分かってくれてたりしません?
抱き枕≠既に持ってることとか、当たってます。
若干、普通のより小さいですけどね。
柔らかくて温かくて、気持ち良いんですよー

【宝箱をゴソゴソしながら、背中側に向かって声を掛けた】
【口元が楽しげに弛んでいる、それが分かるような柔らかい口調で。】
【――抱き枕が何か&ェからないだろうことを良いことに、言いたい放題】

「極めて理性的なタイプ」とか自讃されると、先程のお客様を思い出してしまいそうです
――あっ、と…、これは失言でした

【わざとらしく口を噤み、立ち上がって振り返る】
【片腕に抱えられている、ごく普通の鶏卵が5個】

【タマゴに視線を落としながら、口を開く】
【―― 一瞬、御姉様≠ニいう言葉が咽喉から出掛かったものの、それすらも飲み込んで】

……あの人は、関係ありません。
一緒に会話している所、見ましたか? 無かった筈です。
自身のコネクションで参加した――、本当に、それだけですよ。

【それから、顔を上げて】

信用なら、してます。……いまので、確信もしちゃいました。
エルフェス様は、こちらに危害を加えるようなことはなさらない。
敵≠ナあっても、味方≠ナあっても――

――ならば、どちらだっていいじゃないですか。
貴方様はゼノアをゼノアとして扱ってくれる。
敵対したときは敵として、今のようなときは友人として、扱ってくれる。
そういう扱い、意外と私≠ヘ好きですよ。

無茶なことを言っているのは認めますけど――
――どのみち、お互い殺せない≠です
納得出来なくても、飲み込んで頂けませんか?

【そう言って、少女は頭を深く下げた】
【――今までの彼の気質に、甘えたような言い訳だ】
【全然論理的ではない。ある意味で信用していて――】
【結局大事なことは、胸に秘めたままなのだ】
854 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 02:32:20.71 ID:qq8oQss0
>>852

【吟雪の言葉―――ひとつひとつ、噛み締める様に聞いて】
【ビニール人形の様に立ちつくしていた武美は、自分の結論をひとまずスキップし、筋肉に力を籠める】
【100メートルを全力疾走する様な、実は途方も無いエネルギーを使って、ようやく小さな一歩】

………隠してたら、何も変わらなかった。
下手をすれば、何かの拍子に『聞いた』時、あたしは………これだけは、想像したくない。

【立ち上がる。重力に逆らう。止め処無く流れ、世界を支配しているかのような力に、自分の力で拮抗する】
【そう、『立ち上がれば』良い――――おぼろげにだけど感じ取って、彼女はまず、肉体を目覚めさせた】
【足は土台に、手はそのまま、背骨は柱に、瞳は一段上の世界を見詰めろ……――ココロには、そう言い聞かせて】
【武美は、何かに怯え竦む吟雪へと、産まれたばかりの小鹿の様に、ゆっくりと歩んでいく】
【――――……この場合は、『覚束ない』と言う意味と同時に、確かなエネルギィ≠宿している、と言う意味が有る】

…正直に言えば、あたしには、吟雪の総ては『呑み込めない』よ。
あたしと吟雪は違うし、あたしはシルバーソードとやらには成れないし、その後は追えない、追う心算も毛頭無い。

……――だけど、其れって駄目?
自分は、自分。掛け替えの無い存在で、他の何かでは代用は効かない。
………実感できたから、貴女はネル・ナハトに居続けていた。あたしには、そう……聞こえたよ。

【言葉が、『事実』から、『自らの事』に移行したとき―――モノクロが急激にカラー化するように、声は感情の色彩を帯びる】
【包み隠す必要はない。言いたい事をぶつける。例え其れが、吟雪の過去の一端と、危険なニアミスを起こす物だったとしても】
【今、此の場に於いては――――何かを隠し立てしたら、『無道 武美』では、無くなってしまう】

【此れまでの武美の成長が、総てまやかしであったとは言わない】
【方向性は、決して間違っていなかった。今日の会談で使った詰問も、先日の討伐作戦で覚醒したアートマン能力も】
【総ては、この半年の間で、彼女の中で起こった『成長』により誕生したものであり―――否定することは、出来ない】
【然し、今一度……――此処で、根底に流れるモノを、切り替える必要がある】
【借り物の強さから、『己』への脱皮、『本当のパーソナリティ』の確立―――生まれ変わらなければ、更に先には進めない】
【……遅れに遅れた幼年期の終わり≠、彼女は今、果たそうとしている】

………要らないだなんて、フザケるな。
貴女は、吟雪。この世界に、宇宙に、あたしの前に、ただ一人の『吟雪』。
今のあたしは、貴女を求めてる。他の誰でも無い、貴女を。
正義の戦士でも、悪のテロリストでも、何でも無い、吟雪と言う……ひとり≠。

【歩むスピードは、さほど変わらない―――だが、踏み締める足の力は、眼の輝きは、加速度的に増していく】
【臆面も無く、ただひたすらに、思いの丈を、打ち寄せる感情の波を、粗い言葉に変換して】

……――だから、吟雪も、今のあたしを感じて。
誰の真似でも無い、誰の影でも無い、誰にも縛られない―――ひとり≠フ、あたしを。

………あたしもあなたも、此処にいる。……――此処にいて、良い。

【其処まで紡ぐと―――最後の数十センチは、言葉も無く、近づいて】
【吟雪と同じように、自分も、『これ以上は、下がれない』壁に。戻らない意思を示す為の壁に、腰掛けて】
【――――毛皮でも手に入らない、ぬくもり≠、力強い抱擁の形で、分け与えようとするだろう】
855 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 02:44:51.57 ID:exDmLG6o
>>853

数えるほど……くらいしか会ってないさ、って返すのもナンセンスか
知らない間に表に出てるのかな、ちょっと気をつけてみるか

評価し過ぎだよ全く、そもそもオレに理解されたって嬉しくねえだろうに……
え、持ってるんだ適当に言っただけなのに当たるとは思わなんだ

【光さん南無南無】

うぇ……あんなのと一緒くたにすんなよー若干落ち込む
(卵……?生では飲みたくないぞオレ……)

【卵を見て某映画のような使用法を思いつくというのもどうかと思う】
【何に使うんだろう?と目を細めてそれを見つめた】

そう?随分と近くにいたみてえだから勘違いしちまったわ悪いね――――
それにしてもコネ……ねえ

【少し目を逸らし、すぐに戻す】

それってえとオレはどっちつかずなヤツって貶されてるようにも聞こえるな
まあ大正解っちゃあ大正解だけど……本当返す言葉もありゃしない

“私”は好きですよ―――か、お前に好かれても嬉しくない
隠し事してるお前に好かれても嬉しくない、そんなの結局解決になってないじゃんか隠し事は隠したままだ

【なんだか胸に穴が開いてそこに風が吹きすさんでいるような冷たさを感じる】
【それは自分の思い通りにならない苛立ちからなのかそれとも……】

そういうのズルいよ……
オレは何もしてやれないじゃないか……――――

【下げられた頭にそんな答えしか返せない】
【自分本意といえば自分本意な考えなのだろう、子供のわがままとも似ているそれは】
【変わらずにその胸に冷たさを送り続ける】
856 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 03:13:52.47 ID:XVEVYLIo
>>854
【ただ寒いばかりなら、吟雪は耐えられる。冬だろうが関係ない】
【寒いと口にした理由は、きっと寒さそのものでは無いのだろう】
【だからこそ、どれだけ震えていても温まる事が無く】

……うん。其処に居る、ね……武美

【だからこそ、言葉一つと行動一つで、震えを収める事も出来る】
【膝を抱えたままの両腕、その上から更に二本の腕】
【肩を抱きしめられると、重力に任せてそれに寄りかかる様に】

【今の彼女を、と。その言葉に従うのに、目を閉じていてはままならない】
【膝から顔をようやく持ち上げれば、武美の身体が直ぐ傍に有って】
【結局、視界に何も映らないのは変わらない。でも、その理由は大きく異なる】

………私だって、歯の浮く様な台詞を並べてみたいし
何か気の利いた言葉で、格好付けて締めてみたいし……

…………でも、本当に言いたい事が、出なくなるの
そうすると、何が言いたくて何をしたいのか、分からなくなるから………

【つらつらと耳に良い音を並べる、そんな詩人の様な芸当が何時でも出来る程、器用では無い】
【ならば言葉を探るより、もっと分かり易い方法を、と】
【床に付いた足に幾らか力を入れ、自分の体を前方へ】
【自分を抱きしめている武美を後方へ押し倒す程に、ぐいと踏み出す】

【抱えられていた膝は、それに伴って伸ばされて。抱えていた両腕が自由になり】
【自由時間も直ぐに終わり、武美の背へと両方とも回される】
【抱きしめられた身体の体温は高く、背や腕から伝わるだろう体毛の感触】

………………暖かい
それだけ言えれば………良いよね?

【獣よりは人に近いが、人よりは獣に近い、本来の姿で】
【これまで後退しようとしていた分を埋める程、身体を近づけようとした】


/申し訳無い、一度文章が消し飛んで遅れた……!
857 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 03:26:37.53 ID:pvxqWiYo
>>855

【隠し事してるお前に好かれても嬉しくない=z
【オレは何もしてやれない=z

【彼の言葉が届くたび、胸が痛む――きっと、幻痛だ。】
【最初は、ただの御客様。いまだにツケが未納。】
【次は、機関員と連合員。殺そうとした相手。】

【こんなに想ってくれていたなんて、何かの間違いだ。】
【実際、何をしたわけでもない。】
【だから、信用するのは危険――――?】

【――それは無い、と思う】

【上げられた表情は、曇っていた】
【雨でも降り出しそうな、寂しげな表情】

……ズルいのは、お互い様です
まっすぐに――、好意を見せて、つっぱねられて。
……人間なんです。揺らいでしまいます。

だから、明確な一人称は嫌いです。

仮に、教えたって、……どう力になるっていうんですか?

【ぽつぽつ、と喋りだして】

私≠ェ、六王教団の所属だなんて
私≠ェ、機関のスパイだったなんて
私≠ェ、今更味方だなんて――

――エルフェス様が知ったって、どうにもならないじゃないですか
悲しい裏切りの因子が、一つ増えるだけですよ?良いことなんて一つも無いですよ?
……味方だって確定したら、エルフェス様とは、もう戦えないんですよ?

それを――

それを覆せるくらいのこと、何かして頂けるんですか?

【身を乗り出して、顔を近づけて】
【蒼に染まった瞳が、少年の緑色の眸底を覗き込む】

……思いつけないようでしたら、今後貴方様のことは、呼び捨てします

【――結局、言ってしまったことが悔しくて】
【唇を尖らせて、ぼそり】
【意地悪なことを言ってみる】
858 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 03:29:24.08 ID:pvxqWiYo
>>857
/うわあ「機関に対してのスパイ」もしくは「機関を裏切ったスパイ」ですね
/だめだ、毎回訂正してる…!
859 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 03:33:55.50 ID:qq8oQss0
>>856

【武美は、否定の言葉を重ね続けて、お互いを肯定して見せた】
【『他の何か』で有る事に、断固としてNOを突き付け、「あたしと貴女」は、夫々に独立した、一つの塔となる】
【――――其処までで無ければ、この凍えた世界で、暖めあう事も、無慈悲な風に倒れないように、支え合う事も出来ない】

…………うん。

【多くを語らずとも、単純な台詞で、繋がる様に心が通じ合う】【今は、其れが一番『賢い』やり方だ】
【此れまでの人生で、最も疑いようが無く、最も強い力の籠った肯定の言葉に、声のボリュームは関係ない】
【余計な恥ずかしさも、飾り気も、総て擲って、もっと強く。原始的に。吟雪を抱きしめ、その体温を取り込んでいく】

………――愛してるぜ、ずっと。

【この上なく陳腐な感情表現にも、今日の彼女は辟易などしない】
【確立された『お互いの存在』を感じる為に、あらゆる野暮を殺して、ストレートにぶつける】
【そして、胸焼けしそうな言葉を紡いだ、少し後】

………ぎん、せ…………つ…………
…………zzzzz.

【糸が切れたように―――然し、吟雪のカラダそれ自体は抱きとめたまま、武美は眠りに落ちてしまうだろう】
【本当であれば、吟雪を相手にもう少し、『協会のこれから』について、話し合うつもりだったのかもしれないが】
【其れすら、出来なくなってしまうほど……――彼女の中のいろいろなものを、出し切ったと見える】
【――――……断言させて貰おう。吟雪は、此処まで幸せそうな武美の寝顔を、一度とて見た事が無い筈だ】

/お気になさらず!
860 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 03:49:34.72 ID:XVEVYLIo
>>859

………Till death do us part.
「ずっと」、ね………

………少しでも、長く、長く
その時が、一秒でも遅く来るように………

【何時か確実に訪れる結末、今は目を背けず、然し遠くあれと願い】
【力のこもる様になった両腕両足で、自分を抱きしめる武美をそのまま持ち上げる】
【床で寝て大丈夫なのは自分だけ。人間には、身体に毒だろうと】
【ベッドの上に武美を置くと、自分もその横に潜り込み、布団を被る】

此処に居る、確かに此処に
それだけで良い、よね………

……お休み。起きた時の反応が楽しみだよ

【布団の中で、胸元に顔を埋める様な形で抱きついて】
【恥ずかしがり屋の彼女がどうなるかを想像し、くすりと小さな笑い声一つ】

…………愛してるよ、私も

【声に出した次の瞬間に、白い肌は暗闇の中で分かる程に紅潮して】
【気恥かしさを紛らわす為、ぎゅっと瞼を閉じた】

【朝になればまた賑やかになるのだろうが】
【今この時は、静かに過ぎていく】


/お疲れさまでしたー
861 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 03:53:13.04 ID:qq8oQss0
>>860

/返そうかとも思ったけど、終わりが綺麗&中身のエネルギーが残りわずかなので、此処で!
/超絶お疲れさまでした〜!
862 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 03:57:36.06 ID:exDmLG6o
>>857

なるほどそれが理由か……
(まあオレも俺で似たようなものではある、ていうのは皮肉かね……)

【軽く咳き込み「ふう」と息を付く】

うおおお……?……おー……ちょとまていきなりそんな量の情報を教えるなって
ちょっと待ってろよ今脳みそフル回転で情報処理すっからな――――

【風邪に侵された思考でそれらを一気に処理は出来なかったのかドロドロの頭を叩き起こして】
【六王教団やら機関やら味方やらと呟いて整理整頓、している最中に気づけば】

うわったたた……い、いきなし近寄んなビックリする……――――

【目の前に蒼い目、少し身体を仰け反って】
【また「ふう」と息を付く】

……んーじゃあ取り敢えず返すぞ――――

オレはオレの気にいってるヤツが悲しむのはあんまし好きじゃねえ
かといってお前の望みはお前が口にしないとオレは分からない……それこそエスパーじゃねえからな

でも言ってくれりゃあオレはお前に出来る事なら何でもしてやるぜ良いこと悪いこと抜きでな
そもそもオレが良い悪いで動くようなまともなイキモノだと思ってたのか?だとしたらお前って結構バカだぜ?

【少しバカにしたように「へへへ……」と笑い】

戦いだって……まあ本気で殺し合いとまではいかないかもしれないが付き合ってやる
とにかくお前の望む物を望む分だけしてやるよ、喜んで―――な

【元よりそれくらしか出来ないというのもあるが】
【この言葉が今の少年に返せる最大の物であり最大も気持ちだった】

とまあ、思いついたのはコレぐらいだなまだ何か欲しいようだったら言ってくれ
出来る範囲でも範囲外でも無理して無茶してやってやるよ

そうそう前も言ったかもしれないが「様」付けはこそばゆいから止めても構わねえぜ……と
――――まあオレとしてはお前の事ちゃんと話してくれて嬉しかった、かな

【意地悪には真面目に、と標語があったかどうかは知らないが】
【随分と、いやいつも通りに軽いノリで呼び捨てに関してそう答えて】
【少年は微笑むのであった】

/今日はひとまずお疲れ様でしたー
/そしてお疲れ様ですー
863 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 04:11:22.26 ID:.VBusGE0
【何も言わず黙って“露天商”の彼女の言語を聞く】
【ぼやけたままの思考ではぼやけた答えしか導き出せない、今だけ頭をクリアにして】

へーお前の口ぶりだとあの場は機関員が気楽に潜入出来るような場だったワケか
そうでないにしてもアイツ、お前と一緒にいたサージももしかしたら敵側かもしれないなあ……

【無論サージが平気で裏切りをする人間ではないという事は分かっている】
【気持ちとしては軽いかまかけ、第三者の名を出すことにより揺さぶりを掛ける】

……分かってるか?お前の言ってる事、お前が今話したあの場にいた理由って結構無茶で矛盾なんだぜ
お前が思うところがあるのかも知れないけどさ、いや……いいや

つまりはオレはそれほど信用されてないって事だもんな
なんだ少しショックだけどまあ仕方ねえか、所詮そんなモンだもんなオレなんて

【今から数えても、14ケ月前から始まった出来事―――嵐の様に、人生は駆け抜ける】
【吟雪の言葉が、絞り出すようにすべて紡がれた後も、武美は暫時言葉を失っていた】
【震える彼女を見据えようとする視線は、遣り場なく蛇体の様にうねり、右往左往する】
【――――……自分は、シオンにも、キルベルク・シルバーソードにも、なれない。其れまで、一番だったろう人間には】
 【だとしたら、吟雪は自分の事を、体の良い愛玩動物として扱っていたのだろうか?】【そうだと、『あたし』は思わない】
 【或いは、自分が彼女の本質と言うモノを、正確に捉えられていなかったのか?】【此れは、間違い無い】
 【深みの深み。泥沼に沈みこもうとした、自問自答の中で―――虚ろになりかけていた瞳に、澄み渡る『意思』が、戻り始める】

………あたしのパパとママ、三年前に死んだ。
…ホントを言えば、愉快犯的なテロリストに、殺された。
此れまであたしの世界を支えてたモノは悉くぶっ倒れて、あたしは空っぽになった。

……だから、3年間逢って無かった、強い友人の真似をする事にした。必死になって。
『キョウカイ』の為に全力を尽くし、人に優しく、人を頼らず……そうなろうと決めて、頑張った。
この3年間、あたしは其れを「成功してる」って思ってたよ。
864 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 14:41:12.33 ID:.CC686AO
【町の建物の屋上、黒装束の男が町を見下ろしている】

ふん……対機関連合か………忌々しい奴らだ
弱者共が集まり強くなったつもりで我々に刃向かう蛆虫共………
しかるべき時は私も出撃するべきか

かの弱者の集団、フリー連合とやらと同じく壊滅させてくれるわ

【そう言い残し、何処かへ去っていった】
865 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 15:09:21.52 ID:F2HakUSO
>>864
/未だいますか?
/というかこれは絡み不要文なのか違うのかどちらなんでしょうか・・?
866 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 17:32:55.30 ID:ubK.Tas0
【街中】

…………、え、後2週間?

【胸元に小さく薔薇の刺繍の入った緋色のリボンを結んだ、紺色のブレザーに】
【黒地にチェックのミニスカート、黒のニーソックスに黒のローファーを履いて】
【長い黒髪をストレートに下ろして、金色のティアラをちょこんと頭に載せた、少女が】

【歩いていた足を唐突に止め、そんなことを呟き】

……。

【右手を口にやり、ほんの少し視線を下げて】
【そのまま、歩みを再開することはなく、その場に停止】
【傍から見たら変人、後ろを歩いていた人にとっては邪魔】
【良いことなしである】
867 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 17:45:10.90 ID:F2HakUSO
>>866
【そんな少女の後ろ】

どうしようかなぁ・・・ショート・・・チョコ・・チーズも捨て難いなぁ・・
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が歩いて来る】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

むむむぅ・・・―――っ?!
【考え事をしながら歩いていた故、前に注意が行っていなかったようで】
【当たる寸前で少女に気がついて】
【もし少女がそのまま動かなければそのまま激突するだろう】
868 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 18:02:09.27 ID:ubK.Tas0
>>867

……ま、私には関係無いわ……、っ!

【数秒のフリーズの後、少女が出した結論はそんなもの】
【何が2週間後なのか、何が私には関係無いのか。考えれば導き出される結論は、非リア充】
【とまぁ、そんなどうでもいいことはどうでもよろしくて】
【フリーズしていた少女に、後ろからの接近は気がつけなくて】
【背後からいきなりぶつかられ、びくりと身体を跳ねさせて。悲鳴こそあげなかったものの、相当びっくりした様子で】

……、あら、今時の人は前も見ずに歩くのかしら。

【立ち止まった自分の非は空の彼方へブン投げて】
【ぶつかってきた相手と1歩分ほど距離を置こうとしてから、振り向き、相手に向けるのは】
【不機嫌そうな表情と、じとりとした視線。完璧に相手のせいにしようとしてらっしゃる】
869 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 18:13:17.81 ID:F2HakUSO
>>868
あぅっ!!?
【ぶつかった相手の背中からこちらも一歩後ろへ】

ごめんなさい!前を見てませんでした・・!
すみません!
【少女の冷たい態度に思わず考え事で前へ注意を向けられなかった自分が悪いのだと思いこんだ少年は】
【完全に自分の非だと謝りだす】
870 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 18:19:28.50 ID:ubK.Tas0
>>869

……、そうね。

【謝る相手を見、視線を僅かに下げて】
【数秒考え、視線を戻し】

ま、いいわ。赦してあげるわ。
怪我もしてないし、そうね、そうしましょう?

【右手で僅かに隠す口元、浮かぶのは三日月のようなそんな笑みで】
【悪いのは大体こちらだと言うのに、なぜだかそんな上から目線】
【最後に、にこりと。多少わざとらしさの混ざる笑みと共に、首を傾げて】
871 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 18:25:43.26 ID:F2HakUSO
>>870
有り難うございます・・あの・・・本当にすいませんでした・・
【騙されてるとも知らずに】
【少年はただ、本当に申し訳なさそうに謝る】
872 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 18:36:50.55 ID:ubK.Tas0
>>871

ま、次から。気をつけることね?
そうね、世の中にはぶつかられただけで骨が折れるような貧弱人種が多数存在するのよ?
あとは、そうね。……そうね、特に思いつきもしないけど、厄介な人種はたくさん居るのだから。

【作戦(?)が成功したためか、少女は何となく上機嫌そうで】
【にこにこと笑みながら、首をかしげ、そんな忠告】
【さすがに骨は折れていないようだが、彼女も何となく似たようなことをしている気がしないでもなく】

【かつりと、足の向きを変えてから、ふと。思いついたような仕草】
【それから】

あんた、名前は?

【なんて、尋ねて】
873 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 18:55:09.37 ID:F2HakUSO
>>872
はい・・・わかりました以後気をつけます・・

ふぇ・・?!え・・えっと護・・です・・
【そう名乗る少年――護】
【その心境は】

(何でこのタイミングで名前・・??)
(はっ・・!?まさか警察に通報されるんじゃ!!!)
【とんでもない勘違いand被害妄想です、】

/すいません、用事ができました。戻ってくるのは8時かそれぐらいかと
/待って頂いても終わらせて頂いてもどちらでも構わないですので
874 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 18:59:59.14 ID:ubK.Tas0
>>673

そ、護ね、覚えたわ。

【なんて、言いながら浮かべているのはやっぱり笑顔】
【もしかしたら、相手の妄想を助長する結果になるやもしれず】
【ただし、これは少女のクセのようなもので。通報したりするつもりは一切なのだけれども】

……ま、とりあえず。
気をつけてね、ぶつかられていい気のする人は居ないのよ。
じゃ、さよなら。縁があれば、また。

【最後に、そんな締め】
【緩く手を振ってから、そのまま歩き去った、とか】

/私もご飯がお外になりそうなので、ここいらで。短くて申し訳ないけど、おつでしたー。
875 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 19:21:06.47 ID:8s2hPMSO
【自然公園】
【遊具やベンチの設置された、噴水広場。其処から少し離れた、林の中に】
【青いジーンズに黒地のシャツ、上から臙脂のジャケットを羽織り、ミリタリーブーツを履いた痩躯が佇んでいる】

―――常に身を一所に留めず、一瞬たりと挙動を切らさない。
口にするだけなら簡単だがが、実践に移すとなると……決して容易くはない、と。

(先ずは基礎動作から、徹底的に反復する可きだろうな。……オレ自身の技術は、飽くまで人斬り≠フ其れで)
(親父の剣は、完全には継げてない――裏を返せば、伸びしろは未だ残ってるってコトだ)

【腰には太刀と短刀一対の計三振りを帯びて、ジャケット背部のホルダーにはスローイング・ダガーが四本】

【夜空にも似る、肩ほどに伸ばされた濃藍色の髪。白皙は生気を欠き、表情は零下の平静を保っていた】
【人影は左の掌に短刀の柄を握ると、逆手に抜き放って瞑目。整息を終え、緩く構えると】

だが、未だ涯には遠い………オレは、もっと強くなれる。――絶対に。

【そう在らねば為らない≠ニ己に言い聞かせるように、低く呟く――そして、刮目し】
【演武を始めた。先ずはゆっくりと、重心や関節の動きなど、動作の一つ一つを確かめるよう】
876 :以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 19:32:36.13 ID:l4k4DXUo
【火の国──とある街】

 【つい先日、カノッサ機関最高議員が一人、“金獅子”シェン・ロンドの手によって、】
 【昼の国が今の所ほとんど“血を見ない”まま武力制圧されたのは目に新しいが、】
 【こちら火の国はそれとは対照的に、鮮血と業炎の紅に包まれた灼熱の『対機関』最前線──】


【そこは火の海であった。悲鳴と怒号が家屋の崩れる音と混じり合って、壮絶な騒擾を織り成している】

【──あの前線基地『アウグスト城塞』から際限なく機関兵の部隊が送られるために、】
【まさしく炎が燃え広がるが如く、この僅か半年弱の間に、多くの町々を席巻していった】

【今宵、この街もそのうちの一つに数えられようとしていた】
【勢力範囲の拡大に伴い、ブレイザーシティ近隣からまさしく『火の国』全土の制圧に乗り出さんとして】
【カノッサ特殊機甲大隊≪大狽≫、第一中隊第一強襲小隊『ヴィルダ・ヴォルデ』は作戦行動を開始していた】

【──のだが。『小隊』、と言うからには複数人いて然るべきはずが、】
【どういった訳か、およそ『軍隊』と呼べるような数の機関兵たちの姿はそこには無く、】
【ただ一人の──否、『一両』の異貌の姿だけが、とある民家の屋根上に“張り付いていた”のである】


 ────虚唖ァ亜ぁあア゛あ嗚呼ぁあ゛ア゛ァ゛あ゛ア唖ぁ亜あ゛あ゛あ゛っッ!!


【──それは『蜂の針を持つ蜘蛛』、また別に喩えるなら『多脚戦車』とでも言えようか】

【全長6m、全高2,3m──】
【胸部から生えた三対六本の鋭い歩脚を備え、】
【側面にカノッサの紋章をペイントされた砲塔を一門背負う、虫型の異形である】

【黒と白の縞模様に塗装された毒々しい金属外殻に全身を覆われ、】
【袋状の腹部の先端に、粘液の滴る図太い針を一本有しているのが特徴】
【そして蜘蛛であるならば顔面に当たる所は、彫像のような蒼白の人面と化していた】

【また、歩脚とは別に、『触肢』とも言うべき二本の腕も備えているが】
【その『左腕』は筒状の『バーナー』──所謂『火炎放射機』に変化している】

【そのバーナーから火炎を漏らしながら、月を喰らわんとするかの如く天を仰ぎ絶叫する異貌】
【──到底、自我があるようには思えないが、この惨状を生み出したのは間違いなく“ソイツ”だ】

【現状、どうやらまだ被害は少ない】
【火災のために建物の損壊こそ激しいが、住民たちの多くは何とか逃げ果せているようである】
【立ち向かう者がいたならば、ここで進攻を食い止めることが、あるいは出来るかもしれないが──果たして】

 【──煌々とした炎の光を受けて、巨大な異貌の影が屋根下の地面に伸びる】
 【ゆらりと揺らめくそれは、その異貌が抱く飢えと乾きを映し出しているかのようだった】


//半突発的な機関テロです
//基本3人、頑張れば4人までならお相手できるかと思いますので、お時間のある方がいらっしゃいましたら是非
877 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 19:45:48.35 ID:XVEVYLIo
>>876

………やれ、下見もどうかと思い立ったら
随分と………荒れている

………気に入らん、な

【その建物の壁、燃えている筈のそれへ】
【すう、と手を伸ばす者が居る】
【その様な事を行えば、火傷という言葉では済まないのだろうに】
【然し壁へ伸ばされた手は、熱の影響を受けていないかの様に其処にある侭で】

……此処まで燃えたなら、壊してしまっても構わんだろうな
どれ、久しぶりに………暴れるか

【もう片方、右手を腰へと運ぶ】

【腰までの長さの濡れ烏の髪を高い位置で結い上げ、それを簡素な髪留めで固定した】
【白の小袖に漆黒の裃、顔の中心に横一文字傷の有る女】
【腰にはそれぞれ長さの違う四本の刀を佩き、背には巨大な剣が有る】
878 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 19:53:46.16 ID:NH6nuWoo
>>876
【街の中心からやや離れたところ―――】

『動いてるわよ――座標は大丈夫?』
問題ありません、既に視認していますから

【一体の人影が、走っていた】
【透き通った声が、通信機に向けて揺れ伝わる】

『了解、それじゃあ…御武運を?』
――…あ、ありがとうございます。それでは、「敵」が見えたので私もこれで

【そう言って誰かとの通信を打ち切ると、その場で立ち止まり――「それ」を、蟲型の異形を見上げる】

【鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女】
【漆黒の長髪はうなじの辺りで束ねられ、夜色の瞳は透き通る輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【黒いインナーの上に、白い上着とスカートを着ており、黒いタイツが足全体を覆っている】
【その両手には、内側に棒状の持ち手が付いた円環状の武器―――いわゆるチャクラムが握られている】

【先程書いたとおり、少女は雲を見上げる位置――つまり今蜘蛛がいる建物から少しだけ離れた場所にいる】
【火力や射程のある遠距離武器なら届くだろう、という程度の位置――
少女は二つのチャクラムを正面に構え、ゆっくりと歩き出す――少しずつ、距離が縮まる】
879 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:06:41.69 ID:fHuBIOwo
>>876
【Yシャツとカーゴパンツを身につけ、長いコートを羽織った男】
【病人のようにフラフラと歩いていたが、妙な音を聞き。くるりと回転し、声の主を見つける】

おや。

【目に入ったのは、蜘蛛とも人ともつかない畸形。どちらにせよ、似つかわしくない大きさである】
【そして微かに感じる、ちりちりとした気配】

…歪な。
ゆっくりと国の様子を見て周るつもりだったけど…

【「予定変更だね」と、両の手を懐へ突っ込む】
【一瞬の後、引き抜かれた両手には2丁の拳銃】

ともあれ、まずは「アレ」を潰してしまうか。
気になることはその後でゆっくり調べるとしよう。

【と言いつつもまずは様子見、と出方を伺うことにした】
880 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 20:08:21.95 ID:l4k4DXUo
>>877 >>878 >>879

 ……う、お゛オ……ンん──ッ!

【屋根下に気配を感じた異貌──便宜上、以後は『ファスマ』と呼称するが──は、】
【その女を屋根上から一瞥すると、鉄骨のような歩脚を屈伸させ、そこから弾けるように跳躍】
【ばごんっ、と容易く屋根が陥没し、瓦礫が音を立てて地に落下していく。女もその範囲内だ】

 ……──ふ、ウ……
 殺戮せン……ガ……オ゛……堕ン……──

【そしてファスマは、女から中距離以遠の間合いを取っての着地】
【象と獅子が同時に喉を振るわせるような、形容し難き唸り声をあげながら、】
【大剣の女、チャクラムの少女の気配、そして長外套の男を、左右の瞳を独立して動かしながら、捕捉した】

>>ALL

 破壊ごウさグを徹底せヨ゛! 徹底せヨ゛!
 蹂躙ゼよ゛! 蹂ぅゥふぁ躙ゼよ゛! 我ラんンぁアあ゛、『ヴぃるダ・ヴォるデ』のもドデあ゛ア!!

【そして言葉にならぬ、絶叫──】

【瞬刻──ファスマの『右腕』が『機関銃』に“組み替えられた”】
【そしてその銃口を前方に向けると、腕を激しく痙攣させながらそれを乱射する】

【成人男性の胸の高さ程度で横に薙ぎ払うように放たれるそれ】
【それぞれ二人に向かっていくのは、凝縮された攻性魔力の弾丸だ】
【もしも当たれば、銃弾の衝撃と共にごくごく小規模な爆発を起こすだろう】

【発射の事前動作が見えたのならば、】
【上空への回避や、或いは掻い潜るなどの対策を取ることは難しくない】

//Next──The Other Side
881 :880 [saga]:2010/12/10(金) 20:09:17.73 ID:l4k4DXUo
【同刻、被害を受けている街とは別の場所でのこと】

【とある少女と民間レジスタンスの通信記録──】

 「──ほ、報告! 拠点からおよそ南南西にXXkm、
  イの8地点にて機関のものと思われる兵器の姿を一機確認した!」
 「“この前”のと同じだ……どうやらまた出張ってきてるらしい。被害も大きい、救援を頼む」

 了解、だけど……南南西にXXkm、イの8って……
 ここからじゃどうやったって、すぐには間に合わない──

 (……何か、方法は──)

【少女のいる現在地と報告を受けた場所は、人の足で即座に辿り付くには難しい程度の距離があった】
【しかし今こうしている間にも街は襲撃を受け、多くの被害が出ている。一刻も早くそこへ向かわねばならない】

【ほんの数秒の逡巡であったが──】
【──少女の視界の端に『それ』が写ったのは、その時だった】


 “────────”


【──それは、夜間迷彩色の鋼に身を包んだ、元カノッサの戦闘機械人形】
【ある時を経て修理が完了し、マイナーチェンジを施され明確な『味方』と化したそれ】
【頭部には──まるで『アホ毛』のような──三日月型の通信アンテナを付けられており】
【両脚部に可変『車輪』、背部と脹脛部に『スラスター』を内臓した高機動兵器──】

 【“────これならば!”】

【少女はぱちん、と指を鳴らして、修理後初の命令を下す】


 ……──よし、出番だよ、『“対機関”汎用人型兵器 フタヴァMk-U』!


【──ぎらり。登録声紋を認証し、真紅のカメラアイが一度瞬いて起動を知らせた】
【身体を覆っていたマントのような布カバーをばさりと脱ぎ去ると、そのまま屋外へと飛び出していく『フタヴァ』】

 “────────”

【外の冷たい夜気に触れ、鋼の肉体が一層引き締まる。きゅいん、とカメラアイの引き絞られる音】
【ぴぴっ。目標地点を捕捉。脚部より車輪を展開すると、機械人形は流星のような疾駆を開始した──】


//こちらは現状の戦闘には影響しませんので、スルーして頂いて構いません
882 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 20:11:38.82 ID:pZVd.iI0
>>876

さぁみんな、燃えろよ燃えろを合唱するぞ!

【燃え盛る街を前に一人の少年はでかい声で意味の分からない言葉を叫んでいた】
【黒髪に袖に白い縦線が入った黒いジャージを羽織り】
【中に白いTシャツ、膝下まである灰色のハーフパンツにサンダル】
【かなりラフな格好だった】

冗談はここまでにしといて……
さてと……



帰るか…

【しかし、その言葉とは裏腹に少年は謎の巨大な蜘蛛に足を歩めていた】

//初投稿です
//よろしくお願いします
883 :880 [saga]:2010/12/10(金) 20:12:29.08 ID:l4k4DXUo
//おおっと失礼、訂正です
//誤:【それぞれ二人に向かっていくのは、凝縮された攻性魔力の弾丸だ】
//二人じゃなくて、三人です。即ち全体攻撃です、失礼しました
884 :880 [saga]:2010/12/10(金) 20:17:20.65 ID:l4k4DXUo
>>882

【ファスマの乱射した攻性魔力の弾丸は、少年の方へ向けても飛翔していく】
>>880の通り、事前に動作が見えていたのならば対策はさほど難しくないが、果たして──】

//っとー、失礼、>>880のレスにこれを追加です
//こちら(主催)のレス⇒参加者の方々のレス⇒主催のレス……という形で続いていきますので、
//以後は適当に合わせつつ、よろしくお願いします!何か分からない事があれば、>>1の舞台裏にて質問してみてくださいねー
885 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:26:51.66 ID:/Q5LULYo
ぐのおおおお襲撃だというのに明日早朝バイトがっ
大人しく明日記録を読むことに致す…無念
886 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:27:13.86 ID:/Q5LULYo
>>885
/ごめんなしゃい
/誤爆
887 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:27:44.06 ID:NH6nuWoo
>>880
【跳躍する巨大蜘蛛――少女はそれの一挙一動を捉え損なわないために、目で追いかける】
【建物が崩れ、崩壊音が耳に、振動が足に伝わる―――】

来ますか―――

【蜘蛛の腕が銃へと組み替わる―――それは紛れもない攻撃の前兆】

ふっ―――

【呼吸のリズムを変える――日常を生きるためのそれではなく、戦闘を生き抜くためのものに】
【銃口から外れるように身を屈める―――いや、それだけではない。それと共にチャクラムを後ろ側に構え――】

『人々を嗤え、流転の狭間よ―――』

【紡がれる言葉―――それと共に、後ろに下げられた右のチャクラムが一気に炎を纏う】
【銃弾が、浮いた髪の毛を掠め、幾本かを抉り、千切る―――だが、少女は止まらない】

≪火炎宝珠≫!

【鋭い叫びと共に、サイドスローの要領で、右手のチャクラムを―言葉通り火炎を纏った円環を投擲する】
【狙いはたった今攻撃を仕掛けた右腕の機関銃――
実際のところ、チャクラムの切れ味は特段高いわけではなく、命中した場合どちらかといえば打撃に近いダメージが、炎のおまけつきで与えられる】
【そして、もしチャクラムに攻撃が加わらなければ、攻撃後少女の手元に戻ろうとするだろう】
888 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:29:36.48 ID:XVEVYLIo
>>880

………ふむ、重そうだな
まあ、上がらん程でもあるまい………

……柱、貰って行くぞ

【左手を壁に触れさせて、軽く力を込めて】
【燃える漆喰を指が貫き、その奥の柱にまで届く】
【右手は腰の刀を掴み、居合い。柱の直ぐ下を切り裂いて】
【グイと力を入れれば、燃える家屋から一本の柱が、芋でも抜くかの如く引き抜かれる】

【落下してくる瓦礫に対し、その柱を傘の様に持ち上げて防ぐ】
【幾らかの命中はしても、熱によるダメージは殆ど無い。打撲も軽微なものばかり】
【遠ざかった異形を追う様に振り向いて】

………何を言っているかさっぱり分からんな
まあ、知った事でも無い、か………

どれ、殻の固さはどんなものだ?

【今度はその柱を、槍投げの様なフォームで異形目掛けて投げつける】
【狙うのは腹部、針の付け根。刺さらずとも、質量で破壊する積もりか】

【行動を終了すれば、直ぐに腰を落として居合いの構え。相手の行動に対して、直ぐに反応出来る様に備え】

(………銃器、か……厄介だな)
(正面に立ち続けるのは不利、ならば………)

【銃口が向けられると同時に、ファスマから見ての右側へ向かって走りだし】
【弾丸の回避を行いつつ、回り込む事を試みる】
889 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:34:45.20 ID:fHuBIOwo
>>880
【「アレ」の眼がぎょろり、とこちらを向いたかと思うと、そのまま大きく跳ね、勢いで屋根ごと落下してきた】

ん、ありがたいね。
屋根から落ちると流石に痛いから助かるよ。

【軽口を叩くが、まだ構えは取らない】
【と、「アレ」の右腕が機関銃へと変化。大仰に構え、水平に撃ってきた】

ほいほいっと。
それくらいならやってくると思ってたよ…勘だけど。

【ぐぅん、とその場で屈んで銃弾を避ける。ついでにそのまま右脚を大きく曲げ、】

よっ!

【だんッ、と大きく跳躍。一気に距離を縮める】
【流石に踏み潰されるのを警戒したのか、脚の可動範囲まで近寄ることはしない。「アレ」からの距離は15m前後といったところだろうか
【だが、それでも十分に射程圏内だ】

さて、一つサクっとやってみるか。

【臨戦態勢。脇へと回り込みつつ、両手の銃を「アレ」に向け、引き金を引く】
【相手は装甲に身を包んでいる。効果は雀の涙ほども無いだろうが、知ったことかと撃ちつづける】
890 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:37:44.10 ID:pvxqWiYo
>>862

…………

【返答を聞いて、すこし、不思議そうな表情】
【きょと、と首を傾げて】

……えっと…?
エルフェス様?

いま……何でも≠ニ、仰いましたか?
出来る範囲外でも無茶をすると――

確かに、他人が何を望んでいるかなんて、分かりっこないですけど――
別に、忠義を誓っているわけでもないのに…
そんな、自分が人の手足になる真似なんて出来っこありませんよ

【なんとなく、信じきれなくて】
【タマゴを抱えた左腕に視線を落とす】

……それに、ゼノアは…
いつも『自分』が足りないから――、どちらかと言えば、何かに頼っていたい…
……オールを預けられても、困って≠オまいます

【聞き逃してしまうかもしれないほど小さく、自分の本質にも似た弱点を呟いて】
【――自分の想定以上の答えを貰ってしまったために、結局、「様付け」は解かなかった】
891 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:39:12.49 ID:niO0taoo
>>841
ご飯ならしっかり食べているのです!
今日だってたっぷり!
───ほらっ!

【ほらっ!と胸を張った割には非常に貧相。よく言えばスレンダー】
【なんだか話がズレたような気がしないでもない】

はい…わかりました…

…ああ……ぷにぷに…ぷにぷに…

【心ここにあらず、といった感じに完全にトランス状態である】
【止めなかったらどうするって?】
【ぷにぷにし続けるのみさ!】
892 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 20:45:42.48 ID:TfoIvISO
>>891
論点がズレてるにゃー
【ジーッと見て】

なら私はとめないにゃ
【キリッとしながらプニプニされる】

【コイツ…あえてカオスの道に行く気だ……】
893 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 20:54:56.85 ID:UpybyYAO
【公園】
【ベンチに浅く腰掛け、仰け反るようにして背凭れに凭れている人影が一つ】
【洋服の上から純白のローブを羽織った、栗色のミディアム・ボブヘアの女性】
【左足首には翠基調のアンクレット、両手には毛糸で編まれた純白の手袋を身に付けている】

……取り敢えず、やるべき事は成し遂げなきゃならないけれど
先ずは何から始めれば良いのか……はぁ

昼の国って何があったっけ……、……さむ

【ふと、誰にともなく呟く声は、喉の水分をまるで失ったかのようからからに嗄れており】
【また夜空を見上げる眠たげな深緑の瞳は、何処か妙に腫れぼったく見えることだろう】
【女性の足元では、みゃあみゃあと一匹の仔猫が餌をせびるように鳴いていたが、彼女はソレを気にも留めていないようだった】
894 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 20:57:41.65 ID:niO0taoo
>>892

なーんだっていいじゃないですかー
…はうぅ…ぷにぷに…

【だめだこいつ早く何とかしないと…】

わーい!お許しが出たよー!
ぷにぷに…ぷにぷに…ぷにぷに…
…ぷにぷに…ぷにぷに…ぷにぷに
ぷにぷに…ぷにぷに…ぷにぷに…
…ぷにぷに…ぷにぷに…ぷにぷに

【本当に飽きずにひたすらぷにぷにし続ける】
【ぷにぷにがゲシュタルト崩壊してきた】
895 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 21:00:57.42 ID:pZVd.iI0
>>884

えっ!?何!?


【そう言った瞬間、少年の居た場所は思いっきり吹き飛ばされた】
【もくもくと爆煙が立ちあげるところに人影はなかった】

あぶねぇー…
あとちょっとで当たるとこだった

【声の先を見るとなんと少年は空中にぶら下がっていた】
【手のところになにか黒いものが見える】
【何かの能力だろうか】

そうだ…殺そう…

【そう言うと少年は地面に一度降り】
【冷たい表情を浮かべ蜘蛛に向かって言った】
【もちろんその心は怒りに満ち溢れていた】
896 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 21:06:12.97 ID:TfoIvISO
>>894
ダメにゃコイツ…速くなんとかしないとにゃ…
【プニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニ】

この収拾がつかない情況…まさにカオスにゃ!!!!
【プニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニ】
897 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/10(金) 21:08:56.04 ID:l4k4DXUo
>>887

【──がぢィン、と響いた金属音】
【チャクラムは火炎の紅い軌跡を描きながら迫り、機関銃に激突した】

……ぬ……ンん゛──!

 【「右腕部に高熱と共に質量衝撃、軽度の損傷を確認」】
 【「衝突により銃身の湾曲。以後の使用は不可と断定──武装の再選択」】

【チャクラムへ与えられる攻撃はないが、その代わりに】
【打撃によって拉げた機関銃が再び“組み替えられ”──今度は『チェーンソー』と化した】

>>888

【そして捉えたのはこちらに向けて飛翔してくる巨大な質量──柱!】

……怒ォオおオ……ッ、怨!

【巨大な体躯に似合わず、咄嗟に小さなバックステップを一つ】
【その着地とほぼ同時に、右腕の『チェーンソー』でそれを迎撃】
【ヂィインとけたたましい騒音をあげながら、柱を縦に両断するように『切削』】
【腹部への命中は叶わず、割れた木片が鉄骨の如き歩脚や、背の砲塔に降り注ぐも、大したダメージは見られない】

【──が、ファスマの取った対処としてはそこまで】
【右側へ向けて走り回り込んでくる女に対する妨害はない】

>>889

【ぎィン、ぎィン──響いた硬質な音】
>>888の女とは反対側、左からの銃撃を受ける形】
【命中する箇所は、左の前脚──装甲が僅かに拉げた程度、大したダメージはなかったようだ】

……ん゛ン……何ヤツめ゛か!

【しかし、それはどうやら『意識外』からの攻撃であったようで】
【『ファスマ』の彫刻のような冷たい人面が、醜悪に歪んだ──】

//続
898 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/10(金) 21:09:41.46 ID:l4k4DXUo
>>ALL

う……お゛ォ……──ン

 【「──敵性能力者四名を確認」】

 【「一名、攻撃の命中を確認──否、不発!」】
 【「異能の分析を開始──処理中...情報不足、不明」】

 【「一名は視覚外への移動を開始、また左方より攻撃を察知」】
 【「結果。現状位置では殲滅行動に支障をきたす可能性大──」】

【それぞれの位置と行動を把握した『ファスマ』の肉体が僅かに沈む】
【次の瞬間──全歩脚で地を蹴って、左方へと軽々しく跳躍した】
>>889の頭上を飛び越える形で、着地したのは──『民家の壁』、横向きに張り付く形だ】

 殲滅せヨ゛! 魔力充填がンりょウ゛!
 もぐヒょウ捕捉! 撃ゥウう゛ぉオオ゛ー──ッ!!

【異形の人面が彼らの姿を睥睨し、同時、背の砲塔が重厚な音と共に回転し──】

>>887,>>889,>>895

【重低音、三連!】

【三人へ向けてそれぞれ一発ずつ、砲塔から直径1mほどの巨大な魔力砲弾が高速で射出される】
【起動は一直線で単純だが、その分スピードは上々、当たった場合は衝撃と共に爆発を引き起こすだろう】

>>888
【そして彼女に向けては、口から綱のように太い『蜘蛛の糸』が射出される】
【粘性に富み、もし触れた場合は容易なことでは剥がしきれない代物だ】
【機動は単純なものの、もしそれに囚われた場合、糸を一気に自身の方へ引き戻すだろう】
899 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:13:26.34 ID:PoU1VaEo
>>893

何をすれば良いのか悩んだら、先ずは自分の出来る事を考えるわねえ
出来もしないことをしようとしても徒労なのだし、適材適所とも言うかしら

【ふと掛かる声は成人した女性のもの、その方向は空を見上げる女性の前方から】

・・・・何となくお疲れそうなお嬢さん、お隣失礼してもいいかしら?

【其方を向けば先ず目に入るだろうものはそれなり以上に綺麗な金の髪】
【同色をした瞳は目じりがやや下がり、その胸囲はかなり豊か】
【白黒のドレスに肩掛けと、何故か腰に剣の如く下げた白い日傘が特徴的だ】

【微笑を湛えた表情や、何となく感じられるだろう雰囲気、気質】
【それらはどれもおっとりとした優しげなものであり、まず敵意は感じられないだろう】

/まだいますかー?
900 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:17:01.86 ID:niO0taoo
>>896

えへ…へへへ…
ぷにぷにぷにぷにぷにぷに…
【呪文のようにつぶやき始めた!怖い!】

ぷにぷにがぷにぷにで…
ぷにぷにによる、ぷにぷにの為の、ぷにぷにを、ぷにぷに…
……

……。
【黙ったと思ったら突然勢い良くぶっ倒れた!】
【病名:急性ぷにぷに中毒】
901 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:19:05.38 ID:XVEVYLIo
>>897-898

(………ふむ、避けるか耐えるかと考えていたが……斬る、か)
(飛来物を垂直に斬る……成程、武器の性質も有るが中々)
(動きも早い、あちらこちらに飛びまわられては………と、なれば)

……手は一つ、か

【走って近づいても引き離されるなら、剣士に打つ手は無し】
【だが、相手が態々引き寄せてくれるというなら話は別になる】

【立ち止まり、両手にそれぞれ太刀を抜く】
【右手は刃渡り四尺五寸、赤い刀身の刀。左手は刃渡り三尺三寸の刀】
【何れも真っ当な刀の常識からは外れた大太刀】

【そして、両手を上げた状態で、胴体に蜘蛛の糸を受けた】
【肩衣に張り付く糸を、無理に剥がそうとはしない。それどころか、その場に踏ん張る事すらせず】
【引き戻されるに任せて、ファスマへと接近を図る】

(……私一人で戦うなら、特に困る事もないが)
(周りの誤射まで受けては叶わん、正面から掛かるのは止めておくか)
(然し、これ以上動きまわられると………行動が食い違う、な)

(ならば、確認するか)

【引き寄せられながら、女は周囲に目を向けて】
【『誰が』『ファスマから見てどの位置に』居るのかを把握しようとする】
【これは、中身も状況を把握しきれていないからだと言うのは、蛇足】
902 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 21:19:40.28 ID:TfoIvISO
>>900
にゃぁぁぁあ!!!まさか倒れるとはにゃ!!
コレがカオスの力かにゃ!?
【慌ててミーナをユサユサしようとする】

大丈夫かにゃ?
【心配そうに】
903 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 21:21:54.94 ID:qq8oQss0
【水の国=\―――路地裏】
【其処では先刻より、硬質な物体同士が激突する音が響いているのだが】
【今は其れが一先ず止み、二つの影が睨み合って居る】

……あんたなんか、大嫌い…。
………――もう、何もかもッ!!

【ひとつは、貌に並んだ8つの単眼は鮮血を閉じ込めたレンズが如く紅く、全身の色は厭らしい光沢を放つ漆黒に、ショッキングピンクの暴れ塗り】
【体の至る所に茶色く細かい、触れば相当に不気味な感覚であろう細かい毛が生え、身の丈は2Mほどで、強靭な甲殻が体を覆う】
【両肩から一本ずつ、背中側に折りたたまれる形で、ロボットアームのような細い“脚”が生え、蠢く横開きの口からは黄色い液体が滴る人型の異形】
【何処か女性的な約2メートルの身のあちこちからは翠色の体液が漏れ出し、各所の装甲に凹みが見られ、憎悪に満ちた声は、少女の其れ】
【喩えるならば――――『蜘蛛』のバケモノ。更に言えば、『蜘蛛女』と言ったところ、だろうか】

「………私は、貴女の事、嫌いじゃないよ。
 でも、心あるニンゲンさんの敵なら……――蹂躙し、粉砕し、殲滅する…。
 其れが―――私の、いのちだからっ!」

【もう一つは、緑青色の髪の毛の一部を、二つのお団子のように頭の上で纏めた、空洞を思わせるほど真っ黒な瞳と幼い姿を持ち、東洋系の顔立ちの少女】
【頭には金で出来た冠を被り、体には古代中国、あるいは古墳時代風の、青を基調とした絹で出来た丈の長い服を纏い】
【足には装飾が多く華美なデザインではあるものの、異様に古ぼけた青銅のサンダルを履いている】 】
【……――その姿を、一言で片づけてしまうなら“時代錯誤”と言ったところか】

【そんな彼女は、恐るべき事に『取っ手の付いた大銅鐸』とでも形容すべき、凄まじい重量を姿だけで伝える『武器』らしきモノを構え】
【血の気の抜けた様な頬には、眼前の蜘蛛の其れだと思われる血液が、蛍光塗料の様に張り付いていた】
【両者ともに、動きは見せていないが――――新世界で有る事を考慮しても、掛け値無しに異様な光景だと言うのは、判るだろうか】
 【………――よくよく見ると、周囲には『糸くず』や『陶片』らしきモノが散乱し】
 【幾つかの地点の大地は、半壊した人形のような姿に変形していたり、異常に隆起していたりもする…】
904 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 21:27:14.58 ID:ubK.Tas0
【街中】

【道端に置かれたベンチ、そこにちょこんと座る人影がひとつ】

…………。

【綺麗に切り揃えられた黒髪をポニーテールに結って、その髪先にいくつもの鈴を結び付け。真っ黒な薔薇のコサージュをつけて】
【ところどころにフリルをあしらい、腰元をリボンで絞ったドールワンピース、その上に黒のコートを羽織って】
【黒のハイサイブーツを履いた、少女】

……。……見つからない……。

【寂しげに伏せた視線の先は、踏み潰されでもしたのか、最早プレート状に化けた元缶と思われる何か】
【風が吹いたりするたびに鈴たちはうるさく鳴いて、甲高い音は耳に障るかもしれない】
905 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:30:18.51 ID:fHuBIOwo
>>898
【弾が外れる事こそ無いものの、ぎィんぎィんと景気良く弾かれる】
【ダメージは装甲が拉げる程度。デカい図体は飾りではないらしい】

んん、やはり通らないな。
せめて強装弾でもあれば別なんだけど…無い物ねだりはやめておこう。

【と、軽口を叩いた一瞬。「アレ」の巨体が僅かに沈んだのを見落としてしまう】
【直後に「アレ」が大きく跳躍。頭上を飛び越えるコースだが、不意を突かれたのが不味かった】

ぉっとぉ!?

【素晴らしい反射神経で前方へスライディング。ずざざー、とうつ伏せに滑り込み、コートがちょっと痛む】
【響く重い音に反応。即座に起き上がると、目に入るのは民家の壁に張り付く「アレ」の姿と】

…あらら、まずったね。

【こちらへ黒い口を向けた、大きな砲塔】
【発射直前に身を庇いつつ大きくバックステップ。一瞬後、今までいたところに着弾。爆発】
【直撃は免れたものの、爆風に押され大きく吹き飛ぶ。その先には民家の壁があるが───】

なんの!

【空中でくるりと一回転。民家の壁に着地すると、すたん、と地面に降り立つ】
【ダメージ:軽微。まだまだ大丈夫だが、随分と離されてしまった。ギリギリ射程圏内とはいえ、当たっても効果は無いだろう】
【隙あらば接近するが───とりあえず、様子見】
906 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:31:28.99 ID:NH6nuWoo
>>897>>898
【チャクラムが命中し――しかしその腕はさらなる変形を見せ、新たな武器が現れる】

(あの腕は普通に攻撃しても効果は薄そう…じゃあ、何所を狙う?)

【戻ってきたチャクラムを器用にキャッチしながら、次の攻め手を考える】
【――と、チャクラムを構え直したところで、再び蜘蛛が跳躍――】
【そちらの方に振り向きながら、蜘蛛の雄叫びを聞き――次の瞬間、魔翌力砲弾が飛んでくる!】

―――くっ!

【詠唱は間に合わないと判断し、左側にステップを踏む――魔翌力弾の余波で転がりながらも、直撃は回避する】
【だが、直前まで攻め手を考えていた手前、このまま黙ってはいない――
うつ伏せから起き上がりながら、右のチャクラムを、蜘蛛からその輪の形が見えるような、普通とは逆の持ち方をする】
【すると、そのチャクラムの前に熱エネルギーが収束し――】

破っ!

【そこに出来あがったサッカーボール大の火球を、膝立ちの姿勢で蜘蛛に向けて発射―――!】
【狙いはその蜘蛛の顔面――視覚を潰そうと、とりあえずそれらしいところを狙ってみる
―――ただ、威力はそのサイズの火球としてはむしろ小さい位だが】

(流石にこれだけで止められるとも思わないけど…)

【火球を放った後は、すぐにその場で立ち上がり、次に備えようとするだろう】
907 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:33:17.88 ID:niO0taoo
>>902
うぅ〜ん…

…ぷ…にぷ……に
【揺らされるとそれに完全になされるがままで】

ばたん……きゅー…

【ガクっとなって意識を失った】
908 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 21:33:58.24 ID:UpybyYAO
>>899
……先ずは自分の出来ること、かあ
一体何が出来るかしらね……頭より体の方が先に動くから、難しいなぁ

【掛けられた言葉を復唱して独り言ちる女性は、暫くは空を見上げたまま】
【やがて顔を起こせば視界に入る女性の姿、艶やかな金色】
【その彼女の纏う穏和な雰囲気に、何故だか数瞬の間意識が捕らわれ】

ええ、どうぞ、そしてこんばんは
……そんなにお疲れに見えるかしら、私

【快い肯定と一つの疑問を返してから、女性は少女のように幼い笑顔を浮かべる】
【相手に対する敵意や警戒心の類は、こちらもまた抱いていないようであった】

/遅れて申し訳ありません、此処に!
909 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 21:34:05.46 ID:G7Z/HkA0
>>903

あぁ…………私は――――――――もう、どうすれば…………

【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女が】
【フラフラと頼りない足取りで、路地裏へと足を踏み入れる】

――――……………………?

【眼前の、異様な光景を目にし、足を止めるも】
【まるで無感動な、虚ろなその瞳には、驚きも何も感じられなかった】

【その身からは、尋常ならざる量の魔力が感じ取れるかもしれない】
910 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 21:34:29.19 ID:pZVd.iI0
>>898

いくぜ!

≪黒球≫

【そう言うと彼の目の前に直径1m程の黒い球体が現われ、そして…】

≪分解≫

【そう呟くと黒い球体は一気に30個程にまわりにバラけた】
【その中の一つを左側に投げ、今度は】

≪引力≫

【と言うと敵の攻撃は投げた左側へそれて行きそのひとつにぶつかった】

今度はこっちの番だ

≪黒槍≫

【そう言うとバラけた球体の4、5個が固まり一つの細長い黒い槍になった】
【長さはだいたい5〜6mぐらい太さ5cm程】
【それを蜘蛛の右足に向かいものすごい速さで投げ飛ばした】

[ピーーー]

【そう一言つぶやいた】
911 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 21:38:24.17 ID:TfoIvISO
>>907
うにゃぁぁぁあ!!!意識失うにゃ!!起きるにゃ!!!!!
【慌ててユサユサし】

うにゃ……放置したら絶対不幸スキルによる何かが起こるにゃ
どうするかにゃ…
【ユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサユサ】
912 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:39:36.69 ID:6nXqS46o
>>904

――――なーにしてるの?

【不意に、少女の背後から女の子の声】
【鈴の音に負けない声は、まだ何処か幼さが残り】

【振り向いてみれば、黒のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまでを隠す、袖や裾にファーの付いた良くあるサンタ服に、薄桃色のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【小さく首を傾げる形で、ベンチの後ろ側に立っているのが見えるだろう】
913 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:45:05.99 ID:i8XOH0Qo
【街中、スイーツショップの前】

……んー、ぬぬぬぬ……

【黒/黒/黒/黒/黒/黒】
【肩までの髪も丸い瞳もゆったりした服もヒールの高い靴も細い腕も脚も。青白い顔以外はぜんぶ黒】
【頭からすっぽり被った「飾りの無いヴェール」もこれまた黒だった。とにかくそんな、黒い子供が一人】

……味覚、というか、消化器官も備えてみないと、生きていく上で損な気がするな……
大きな穴が見つかってしまった……

【ウィンドウの前で、突っ立っていた】
【邪魔なことこの上なし】
914 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:45:28.58 ID:PoU1VaEo
>>908

なら身体を動かせばいいんじゃないかしら?
何かに備えて鍛えたりするのも大事だと、少なくとも私は思うかしら

【「ありがとう」と「こんばんは」、返す言葉もそこそこにベンチへと腰掛けて】
【深呼吸か何かのように一度息を吐き、腰の日傘を手にとって】
【それを膝の上に置き、自然と背筋は伸ばしたまま相手の顔へと視線を向け】

そうねえ・・・徹夜した次の日に運動会にでも出た子供みたい、かしら?
私だったら家に帰って寝てしまうけれど、そうも行かない事情でもあるのかしら
さっき昼の国がどうとか言っていたように聞こえたけれど―――・・・?

【自らが言った例えが何か可笑しかったのか、小さく声を出す程度に笑いを大きくし】
【まるで平和そのもののような口調で静かに尋ねかける】
915 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 21:46:36.75 ID:niO0taoo
>>911

………。
【返事が無い!ただの気絶中のようだ…?】

…はっ!?
私は一体何を!?ここはどこで!?
【がばっと勢い良く起き上がった】
【どうやら本当にトランスしてたようで記憶も飛んでました】
916 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 21:46:41.18 ID:ubK.Tas0
>>912

【不意に声をかけられたことにか、それとも、声から判別できるその相手にか】
【ともかく、声をかけられた少女は、びくりと肩を跳ねさせ】
【少しの間、振り返らなかったものの。そのうちに、観念したのか、何なのか】
【そうっと後ろに振り返れば、相手に見える表情は困ったような、申し訳なさそうな、そんなもので】

……ぁ、う、……ルシア……。
…………あの、……ひと探し。

【子どもが言い訳するときみたいに、視線を斜め下辺りにやりながら、答え】
【数日宿に戻らなかった間に、服装も、雰囲気も。変わっている、というよりかは昔のものに近くなっていて】
917 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 21:49:36.59 ID:TfoIvISO
>>915
うにゃ……なんか呆れちゃうにゃ…
【この子は一人で大丈夫かな?と心配そうに見つめ】

しっかりするにゃ!!!
【ぴょんぴょん跳ねながら言う】

/スイマセン!一時間ほど落ちます
918 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 21:54:01.41 ID:qq8oQss0
>>909

………!
「……此処、危ないよ!たったか逃げて!」

【其方からやってきた少女に―――またヒトならざる二人は、ほぼ同時に感付く】
【然し当然と言うべきか、夫々の反応は違って、其方を見る眼も全く以って相違していた】
【まず銅鐸を携えた少女は、素早く其方に視線を配りながら、短い叫びによって、人の居るべきでは無いこの場からの退避を促す】
【一方の、蜘蛛――――人間の4倍の数を持ち、性能につけては比では無いモノがある眼の幾つかで、少女を睥睨した…が】

(……ぃ、や………この、チカ、ラ………ッ!)
(だめ、だめ…………『わたし』が、壊れ、る……。)

【その身に詰まった魔力を、何らかの手段で『感じた』瞬間―――幼子の様に、ふるふるとその身を震わせ始めた】
【銅鐸の少女はこの状況を見て、何かが起こる≠ニ解釈したのか、猛獣の様な脚力で、ラベンダー色の少女と怪物の間へ滑り込み】
【体からさらさらと、垢にしては粉らしさが過ぎる『何か』を舞い散らせながら立ち上がり、凛然と構える】

【然し――――怪物は、見えないプレッシャーに押し込まれる様に、じりじりと後退を始め】
【脚部に魔力を籠めて、思い切り飛び上がると――――採集者の手を逃れようとする飛蝗の様に、連続で跳躍を開始】
【それを受けて、少女は銅鐸を想い切り地に叩き付けると、その中から無数の『アスファルトの鍾』が、飛び出していく】
【ホーミング・ミサイルよろしく、それらは蜘蛛の軌道を追うが―――遠景からは慣性を無視しているかのような機動で、ほぼ躱されて】
【結局、その威容は暗闇の中へと消えてしまった、と言うわけである】

「………ねぇ、大丈夫? 
 敢えてツッコミは無視するけど……――こんな時間に、何をやってるのかなっ?」

【手を出せないまま、その姿を追う少女―――最初こそ、隠しようも無い落胆を、その背に滲ませていたが】
【少しすれば、先程のラベンダー色の少女の事を想い返し、銅鐸をひょいと肩に担いで、其方へと向かっていく】
【敵意や悪意の類は感じられず、先程までの惨状は嘘のように、心配げな困り顔を貼り付けていたが】
【相手のカラダに満ち満ちるチカラの泉を感じ取ったか、質問の流れに合わせてだが、はてなと首を傾げた】
919 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/10(金) 22:01:06.36 ID:l4k4DXUo
>>901,>>905

【現在ファスマから最も遠いのはコートの男、遠距離の間合いだ】
【次いで、黒髪の少年とチャクラムの少女。中距離以遠の間合いだろうか】

 ……ザ、ザザ──……
 ──捕獲! 敵対能力者一名ヲ捕ォ獲がンりョう!

【そこへ一気に近付いてくるのは、女剣士──】
【ファスマが口から放った蜘蛛の糸に捕らわれ、一気に引き寄せられる形で距離が詰まる】
【もう間もなく、ファスマの眼前数mに至ろうかというところ──唯一、近接の間合いに入ったのだ】

【しかし──それは即ち、他の彼らが遠距離を攻撃を続ければ、彼女に誤射する可能性もあると言うこと】
【ファスマもそれを見込んでのことだったのだろう──彼女に直接攻撃を加える事はせず、】
【自身の眼前から2mばかり放した状態で、宙に掲げて見せた。まるで蛇のように彼女を支える、蜘蛛の糸──】

>>906

【案の定、そこへ飛来してきた火球】
【異形の口の端が獰悪に歪み──】

 ──愚か! 無ン駄ナり! 貴様の゛炎ハ仲間を灼く運命にアり!
 罪深きカ小娘! 悔イ゛ぃルが良イ、ぬヌん駄ァ゛ああ゛っ──ッ!! 

【ファスマは、彼女の放った火球の軌道上に、捕えた女剣士を掲げる】
【どうやらそれで防御をしつつ、且つ、彼女にダメージを与えようとする心算らしいが──】

>>910
【しかし、それがどうあれ──】

 ────ぬ、ううゥウ゛亜ッ!!?

【──ずしゃっ!】
【夜気を穿ち真っ直ぐに飛来したその黒き槍は、】
【容易く右足の金属外殻を穿ち、明確なダメージを齎した】

【火炎球が女剣士に当たったかどうかを確認する前に、】
【ファスマは右の前脚から漆黒の血を噴出しながら、地に落下する】
【その際、弾みで女剣士を捕えていた蜘蛛の糸は、ファスマの口から切り離される】

 【──数発の銃弾程度では貫通することがなく、一見かなり強固に見える外殻であったが】
 【しかしそれは、異能の力によって生み出されたその漆黒の槍に対する耐性を備えていないようだ】
 【異能的性質が強いものならば攻撃は有効──ということが、彼の攻撃によって判明した】

 【その他に対する性質──例えば、よほどの強力な剛力によって振るわれる剣などがあった場合】
 【それに対する防御力はいかほどなのか、まだ明らかになってはいないが──】
 【先程銃弾を受けた際、完全に弾くのではなく、僅かに“へこませていた”──それが一つの目安となろうか】

//続
920 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/10(金) 22:01:54.71 ID:l4k4DXUo
>>ALL

 ぬう──……ン……
 ガ……あ嗚呼ァ……──おの、レ

 【「右前脚の機能損失──機動に支障を来たす恐れあり」】

【ずがしゃんっ、と舗装された地面に皹を入れながら、ファスマは壁から落下した】
【右前脚を負傷したことで、機動性が幾分削がれ、ぎぎぎと身体を軋ませるだけで他の行動には移れない】

【しかし──】

 ……フ、うう……────
 生まレよ……『罪魂』の僕どモ……オ゛ッ

【が、キン──】
【ファスマは突如、腹部の先端にある蜂のような硬い針を、地面に突き刺した】
【同時に、蠢動する腹部──どくん、どくん、と悪しき気配は地面に流れ込んでいく】

【現状はそこまで──何かそれ以外の変化が起きるわけではない】
【行動も止まっている──攻め込むならば、今が好機か──?】
921 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:03:06.80 ID:6nXqS46o
>>916

【此方へと振り向いた困ったような少女の表情に】
【不思議そうに眉間に皺を寄せるも、少し悩んで直ぐ答えが見える】
【服装も、雰囲気も、幾らか以前に近いものに変わっている少女に】

……そんな顔しないでいいよ。気にして無いからさ。

それで、探してる人って、貴女の知り合い?

【歩み寄って、頭を撫でようと右手を伸ばしながら】
【その話を言及する積りは無い、という意図も篭めて話題を変えていく】
【探している人、というのも、何となく誰か判ってはいるが――】
922 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:05:06.12 ID:G7Z/HkA0
>>918

たた、かい…………?

【眼前の異様な光景の、その正体を感じ取ったか、少女の目に、わずかに光が宿る】
【自分とは、恐らく何の関係もない戦い。しかし、このままでは巻き込まれる事も十分ありうる】

――――なら、私も戦えばいい……?
ぁ…………

【だが、自分に飛ぶ警告を、少女はまるで聞いていないかのように――――それどころか、端的な言葉に戦意を乗せて】
【しかし、怪物の様な姿をした何かが姿を眩ませると、拍子抜けしたような――――そして、非常に残念そうな表情を見せた】

――――――――私…………?
私は…………どうすればいいのか、探してる…………
『兵器』として、従えばいいのか…………
『兵器』として、戦えばいいのか…………
――――『兵器』として、壊せばいいのか…………

【声を掛けてくる銅鐸を持った少女に、要領を得ない、小さな声で少女は答える】
【ひどく端的。その言葉は何によって齎されたものなのか、くみ取る事は容易ではない】
【だが、すぐに分かる事は一つ――――この少女、不安定な精神状態にあり、戦う事をどこかで望んでいる】

【――――さらに注意深く観察すれば、その左肩には、何かに突き刺されたような傷があるのが分かるだろう】
【出血こそ止まっているが、適切な処置を施されていない、そのまま剥き出しになっている傷である】
923 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:06:27.07 ID:niO0taoo
>>917
…あ、ネコサバトさん!
私、寝てたんですか?…やっぱりまであの時眠気が取れてませんでしたからねー…
【首を傾げて尋ねる】

…あれ、寝てた割には寝る前が鮮明なような…
……ま、いっか!
【そこを深く気にしないのが彼女だ】
/了解ですー
924 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:10:29.08 ID:ubK.Tas0
>>921

……ん、……知り合い。
会いたいから、探してるの。

【相手の意図は分かりつつも、やっぱり申し訳ない部分があるのは、何となくしょんぼりしつつも】
【撫でられれば、その表情に、僅かながらも喜びを混ぜて】
【答えてから、ちらりとベンチの空いたスペースに視線をやってから】
【ぽふぽふと、その空きスペースを叩いて。首を傾げてみせて】
【ベンチを叩くその手には、なぜだか包帯が巻かれたりしているのだが】
925 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 22:19:46.80 ID:E9UuY6DO
【どこかの森林】
【どこかの静かな、暗い場所】
【誰かが一人、岩に座り込んで俯いていた】

………………………
【ファーが着いた紫のコート、一つに結った白い髪】
【真っ黒なパーカーを下に着て、蛇のネックレスが輝いている】
【右腕は鱗に覆われ爪が鋭く異形と化している】
【それに次いで顔面の右側までも、紫色の何かに覆われ異形化した、そんな青年】

………………………
【静かに、俯いて、膝に置いた両手を垂らして座り込んでいる】
【死んでいる訳ではなく、眠っている訳ではなく】
【彼の意識は、混濁していた】

(……何処だ…ここは………)
(…体が重い……凄く眠い……)
(…くそっ…!……ヨミは何処行きやがった…!)
【何かを考えるが、上手く頭が回らない】
【体を動かそうとするが、重くて上手くいかない】
【それでもなんとか、瞼を開いた】

……………………
【そうすれば、目に入る自分の体】
【主に異形と化した右腕に、注目が集まる】

…………くそ……っ
【小さく、悪態を着いた】
926 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:20:03.26 ID:XVEVYLIo
>>919-920
【2m、踏み込まずとも切っ先は届く位置】
【然しながら、持ち上げられれば、斬りつける力は随分と減る】
【どうしたものかと思案を巡らせば、何処かからか飛来する火球】

(………防ぐか……いや、腕が回らんな)
(まあ、良い。どうせ皮膚が焼ける程度の事だ)

【それを女は、そのまま直撃させる事に決めた】
【自分の能力なら、重傷は負わない。上手くやれば、蜘蛛の糸も燃えるだろう、と】
【火球になんらかの操作が行われない限り、それは女の左上半身を焼く事になる】
【衣服の一部が焼けおちて露わになる肌は、赤い鱗に覆われている】


【実際にそうなるかはまだ断定が出来ないが、その一連の動きが終われば】
【糸が切り離されて着地したその瞬間、すぐ目の前にファスマの顔面】
【両腕、両足ともに自由。現在、攻撃を邪魔するものは何もない】

…………この位置なら、幾らでも狙えるか
どれ、脳が何処にあるかでも探らせて貰うぞ?

【両手の太刀でそれぞれファスマの目を狙い、大きな踏み込みと同時の刺突】
【自分の体重に加えて装備の重量、脚力に腕力と全て合わせての一撃】
【金属だろうが薄ければ突き破る程の威力は、十分に備える】
927 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:21:00.22 ID:6nXqS46o
>>924

ん、そっか。

【少女の答えに対し、何を思ったか返事はそっけなく】
【ベンチの空きスペースを示されれば、ありがと、と返して回り込み】
【ちょこん、と。少女の隣、微妙に近い位置に腰を下ろす】

【そして座った後、先程ベンチを叩いた少女の手――包帯が巻かれた手を指して】

……その手、どしたの?

【首をかしげ、尋ねてみる】
928 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:22:05.59 ID:XVEVYLIo
>>926
/下から3行目の描写を、【両手の太刀でそれぞれ片方ずつファスマの目を狙い〜】と訂正
929 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:24:43.47 ID:qq8oQss0
>>922

【ひとり撤退したので、以後は台詞のカッコが外れます】

(……ニンゲンさん≠カゃ無い、其れは解ったとして…)
(『引っ掛かる』ね〜……今のコトバで言えば『デジャ・ビュ』………何処かで、逢った様な……あっ!)

【銅鐸の少女が、相対している彼女に感じたのは―――『危うさ』と、『既視感』であった】
【前者については、人の内に在らざる闇の闘いを瞳に収めて尚、虚ろに闘う≠ニ口走る様や】
【自らを『兵器』であると定義し、その枠の中で行動します、と言わんばかりの台詞を耳にしてしまえば、無理も無かろうが】
【後者が、如何にも解せない――――この2000年間=B銅鐸の少女には、斯様な人物との面識は、何一つとしてありはしなかった】
【その理由を、数百年分の空白は有るものの、常人よりはるかに広大な記憶の海に求めた結果】
【何かしらの合点がいった体で……――瞼を大き目に開きながら、むく、と頷いて見せる】

………貴女は、誰かの『持ちモノ』なの?
私には、ニンゲンさんに見えるけど……。

【この少女は、かつて一度、悲劇的不遇に立たされ、戦いの世界に不本意ながら身を置いたケツァル・コアトル≠ニ、遭遇している】
【その時に印象に残っていた言葉や、其の時に抱いた所感をベースに、ゆっくりと一つの問いを紡いだ】
【相手が、『ニンゲンさん』で無い事は、最早百も承知の事実だが、其れでも】
【眼前の少女は人の心を持った存在であるのだと、解釈するようにこの少女は努めていた】

でも、取り敢えず……大丈夫じゃないみたい。

【甘ったるい声質と、重々しい声色の間に在る、断層の如きギャップを全開にしながら、そう語散ると】
【彼女は懐から、『消毒液』と『包帯』を取りだそうとするだろう―――常備しているのか?】
930 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:24:58.38 ID:Gt.Wnl20
【路地裏】

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

…ちょっと疲れた

【赤黒く、血塗れの壁に寄りかかって一息ついていた】
【少女の近くには、血の気の失せた人型が数体】
【生きているか死んでいるかはよく分からない。生きていても虫の息だろうが】

【ケープには、赤黒い染みが目立つ】
931 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:26:04.53 ID:NH6nuWoo
>>919>>920
―――あ、ごめんなさい

【立ち上がるや否や、女剣士に向けて軽くお辞儀――図らずも自分の攻撃が他の人間を襲ってしまったことを詫びているのだろう】
【とはいえ、敵が眼前にいる状態で悠長なことをしている暇は無い―――
両手のチャクラムを後ろ腰に仕舞うと、開いた両手を懐に入れ―――――】

――んっ、と

【抜いた両手の指の間―――右手に3枚、左手に4枚、何やら字の書かれた紙…いわゆる御札が挟まれている】
【それらはいずれも、予め込められたのか、今込めているのか魔翌力が充填されており――】
【それから、改めて蜘蛛の方を見やり―――そっと目を閉じ――】

燃え立て――≪爆炎符≫!

【宣言と共に目を見開き、左手を振るって御札の内の2枚を蜘蛛に向けて投げ飛ばす】
【投げ放たれた札は、綺麗に飛びながら蜘蛛の左前脚を狙い――命中したならその場で小規模な爆発を起こすだろう】
【ちなみに起爆のタイミングは任意で、ある程度だが札の軌道も調整出来る―――
火球で狙ったような同士討ちを招くのは難しいだろう】

932 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:26:21.39 ID:fHuBIOwo
>>920
【飛んできた黒い槍のダメージにより、「アレ」の機動力が幾らか削がれたようだ】

おう、どこの誰かさんか知らないけど、重畳重畳。

【この機を逃す理由などあるまい、とばかりに疾走。一気に接近を試みる、が】
【が、キン──】

───…。何だ?

【中距離程度まで接近したところで、その脚を止める】
【微かに感じていたちりちりとした気配、それが少しずつ強く、その範囲を「広げている」。そんな感覚】

(接近は得策ではないか……?)
…まどろっこしいね、どうも!

【苛立たしげに吐き捨てると右手の銃を向け、引き金を引く】
【その合間に左手の銃から弾倉を排出、片手で器用に新しい弾倉を挿入する】
【リロードが終わったと同時、右手の銃のスライドが固定。弾切れを伝える】
【左手で銃を構え、続けて発砲。右手で同様にリロードを行う】
933 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:27:27.05 ID:qq8oQss0
/>>929に追記
/最後の時の文、1行目と二行目の間に、以下を挿入して三行とします!

【銅鐸とハンマーの相の子の様な奇妙な物体―――印象的な其れを、一度自分の左隣の置いて、退けて】
934 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 22:27:33.04 ID:Dvjbwl2o
>>930
くっ.....ここはどこだ?

【路地裏の奥から足音と青年の声がする】

【その足音はゆっくりと少女に近づいて来るだろう】
935 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:32:31.80 ID:ubK.Tas0
>>927

早く、会いたい……。

【しょんぼりと目を伏せて、ぼそりと呟き】
【相手が隣へ座れば、足元にあった元缶のプレートを、ベンチの後ろへと蹴りやって】

……怪我、しちゃった。

【なんて、眉を下げた、困ったような笑顔でそんなことを返し】
【数度、握ったり開いたりしてみせ。怪我の種類から考えて、包帯はいらない気がするのだけれども】

ルシアは、……元気?

【それから、相手にも尋ね】
936 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:34:26.80 ID:Gt.Wnl20
>>934

…路地裏。それ以上の情報は多分要らないはず

【独り言とも思えるその声に、独り言のように答えを返す】
【警戒の証にも見えなくはないが、右手を腰の緑のボトルにかける】

【ただ、寄りかかったままなのは変わりない】
【更に近づいてみれば、少女の足元に血生臭い黒いボトルが置いてあるのが見えるだろう】
937 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 22:35:42.17 ID:TfoIvISO
>>923
うにゃ……というか勝手に気絶したんだにゃ
【ペシッとツッコミ】

龍ならちゃんとするにゃ!
色々隙だらけにゃ!!
【ぴょんぴょん跳ねながら】

/ただいまー
938 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:37:01.14 ID:G7Z/HkA0
>>929

――――――――……………………

【思案に暮れる銅鐸の少女をよそに、少女は地面にその能面の如き無表情を向けながら、沈黙している】
【どこか憔悴している様にも見えるだろう。同時に、不安定になっている心を、地面を睨みつける――――何かに集中する事で、落ち着かせようとしている様にも】

…………『持ちモノ』?

【その単語に、さっと顔を上げる少女。始めて、大きな反応を見せた】
【既に答えは示されている様なものだが、これでより一層その確信は深まるだろう】

――――私は『ケツァル・コアトル』…………所有者の、マスターの望むままに、戦う兵器…………
『お父さん』は……いや、違う…………私のマスターは…………身体を乗っ取られた……心を壊された…………
――――でも、マスターの『証』は……まだ『あいつ』が持ってて…………
――――――――私は、どうしたらいいの…………?

【訥々と語る。感情が欠落したような、味気ない声で、平坦に語り続ける】
【少女は『ケツァル・コアトル』――――その詳細までを銅鐸の少女が知っているかは不明だが、ともかく人間ではない、造られた存在だ】
【そして、本来従属者として存在している彼女の使役者――――『お父さん』と言い掛け、訂正した『マスター』に、何かがあったらしい】
【その現状に、少女は混乱し、慢性的で、ある種緩慢なパニック状態に陥っている様なものだ】
【――――だが同時に、銅鐸の少女が考えているように、この少女の姿をした兵器には『人の心』がある】
【そうでないとおかしいのだ――――テープを再生するように乾いた言葉を吐きながら、目から涙を溢れさせている事が】

………………

【手当てのための準備をしている。そう認識しつつも、少女はまるでリアクションを見せない】
【この少女の態度に理由にも、そろそろ気がついたかもしれない――――心ここに非ず、そんな状態なのだ】
939 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 22:41:04.89 ID:Dvjbwl2o
>>936
ここは....一体....
【路地裏の奥から歩いてきたのは一人の青年】

【耳が隠れる程度に伸ばした白髪に金眼で白いカッターシャツを着た青年だ】

【ただ一つ不審な点が両腕が血で真っ赤に染まっている事ぐらいか】

....!き、君!

【青年は少女に気付くと少女の方に走っていく】
【両腕血に染めた男が走ってくるのは不気味にしか見えないと思う】
940 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:43:59.27 ID:6nXqS46o
>>935

……大丈夫、探してるなら、何時か会えるよ。

【しょんぼりとした様子を見せる少女の頭を再び撫でようとしつつ】
【ベンチの後ろに蹴りとばされた空き缶に見える何かをつ、と目で追い】
【帰るときに拾わないとね、なんて事を考えつつ】

しちゃった、って……大丈夫なの?
痛かったり、しない?

【握ったり開いたり出来るということは、大事では無いのかもしれないが】
【それでも包帯が巻かれている以上、其れなりの怪我をしているように見える】
【心配そうな声音で、視線をその手に向けたままそんな事を尋ねて】

ん……、私は、全然元気だよ。

【逆に尋ねられ一瞬の間、の後微笑を持って答えを返した】
941 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:44:38.24 ID:UpybyYAO
>>914
ああ、“出来ること”の中には運動する、っていうのも有るかぁ
考えながら身体を動かせば一石二鳥ね、きっと。上手くいかないこともあるけれど
そんな貴女は頭と身体と、どっちの方が先に動くタイプなのかしら?

【女性の腰掛けられるスペースを空けつつ座り直し、ううんと小さく唸って背伸びをする】
【身体を伸ばしきったところで、少女も女性の顔に目を遣り、金色の瞳に視線を固定させて】

ふふ、なるほどね。徹夜は慣れてるけれど、それは流石にぐったりしちゃうわ
それぐらい疲れちゃったら、私も家に帰ってすぐ寝るかもなぁ……
うん、でも、今はそんな気分じゃなくって。寝たいけど、寝たくない、そんな感じ

……まあ事情があるのは、大体当たりかな
そうそう、昼の国。寝たくない理由はそれだけが全てじゃないんだけど、
ちょっと出入りが面倒になっちゃったなあ、……って
ケンモンって何だかキライなの、必要なこととは解っててもねー……
あそこって確か、リゾート地があるんだっけ

【女性の心情に同調するみたく、彼女もまた、笑声をひとつ】
【やや苦味を含む笑顔を浮かべながら、問いに対する答えを返していく】
【世間話となんら違わない口調ではあったが、話中のワードから少女が何について語っているかが判断出来るだろうか】
【女性がメディアから完全に隔絶されていなければ、或いは解る話題かもしれなかった】

/すみませんお待たせしました……
/少し頭が回らないので、シャワー浴びてさっぱりしてきます、申し訳ありません
942 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:47:56.90 ID:Gt.Wnl20
>>939

…休憩を邪魔するなんて結構良い度胸

【抑揚の殆ど付かない声からは、感情が察せられない。殆ど変わらない表情も感情を推し量れなくしている】
【右手でボトルの栓を開ける。そこから吹き出すのは透明な水。青年と少女の間に壁を作るように展開する】
【ぶつかれば、まともに鉄壁に衝突したような感触を受けるだろう】

【それから、青年の両腕に付着した血だけを吸い寄せようとする。成功すれば丁度血が宙を浮く形になる】
【こびりついて固まっていたり、もしくは青年が血をコントロールできるならこの動作は失敗に終わる】
943 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:50:49.66 ID:ubK.Tas0
>>940

……でも、多分。
相手は、……、私になんか、会いたくないの。
会いたいのは、私だけなの。……きっとそう、なの。

【いつか会える、との言葉に。しょんぼりは、さらに強くなって】
【続く言葉は、なんともネガティブ】
【今度は、撫でられても表情に変化はなくて】

……痛かった。

【返したのは、過去形なセリフ】
【どうやら、今は大丈夫なようで】
【ぽふりと、手を膝の上へと落として】

よかった。
……急に居なくなって、ごめんね。

【小さく笑んでから、せっかく逸らされた話題を蒸し返し、謝罪の言葉】
944 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 22:57:05.05 ID:qq8oQss0
>>938

(……やっぱり、ルーチカと一緒なんだね〜。)
(………『飼い主様』と『お父さん』、アタマの中で繋がらないけど…マスター=c…これで、纏まる)

【流れ出す言葉の奔流の情報量は、多い】【然し、対象は絞られず、断片的だ】
【何かと言えば、結果として判り辛い<^イプの語群となってしまっている訳で――然し、銅鐸の少女は、動じることは無い】
【重要だと思われる言葉を拾い上げ、其れと同時に、5か月前の記憶と重なり合うワードにも、頭の中でチェックを付けて】
【どうすればいい≠ニは、これまた極々シンプルで、それ故に凄まじい重さと難題ぶりを発揮する問いだが】
【其れについても、思考の中で応えを見出そうともがいている様子――――ひとえに、相手に『心』を感じたが故の行動、だろう】
【涙を流す事に、昔の自分はどうしようも無く憧れていたな、などと。浮かべた感傷も、少女の原動力となる】

………もう少しだけ、質問させてっ。
厭なら、手を出されるの嫌いなら、傷の手当だけさせて…ね。

……その『お父さん』のココロは、何処に行っちゃったんだと思うの?
………『証』は、奪い返せば、解決できるの?
其れが分かれば、少しは手伝う方法が判る…って、私は思うな〜。

【銅鐸に代えて、応急処置の道具を携えた彼女は―――確りとした歩調で、いつの間にか助力を前提とした言葉と共に、少女へと歩み寄る】
【足を進めるたびに、青銅が擦れる独特の音が、出来損ないの鈴か何かの様にカサリ、と響いて】
【可能であれば、相手の傷にまだ何かが埋まっていないか、刺さっていないかなどを、目測で確認しつつ】
【なにやら謝罪の言葉を呟きつつも、消毒液を傷口へと宛がおうと試みる事だろう】
【―――単純な手当の意図のほかにも、現実的な『感覚』を突き付ける目的が、隠れているのかもしれない】
945 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 22:57:06.29 ID:niO0taoo
>>937
はぁ・・・気絶?
疲れているんでしょうかね?
【んー、と視線をやや上に向けて思案するが答えが見つかるはずも無く】

そうですねー・・・
古龍ともあろうものが情けないです…
【自分でも日頃から思っているのかはぁ…と深い溜息を吐いた】

/おかえりー
946 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 22:59:53.25 ID:Dvjbwl2o
>>942
君! ここは一体ど...痛!
【そのまま水の壁に激突し、路地裏の汚い地面を転がる】


イテテテテ....この壁はなんだ?
【青年が立ち上がると両腕の血を吸い取られそうになる】


【....が、吸い込まれない。血液は見たところ、「さっき取ってきました」といわんばかりの新鮮な液体状だ】
【この血液は青年の能力か?】
947 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/10(金) 23:00:59.94 ID:l4k4DXUo
>>926,928

 【「至近距離に敵対能力者を確認!」】
 【「刀剣による攻撃の気配を察知、回ひ──……」】

 ──……は、ギゃ──は……ァア゛あ゛ぁあア゛あ゛あ゛ッ!!

【ずぶり──と、まるで汚泥へ杭を突き立てるが如く、】
【彼女の太刀は眼孔へと突き刺さり、断末魔とも取れる絶叫の声を上げた】

【──但し、完全に突き刺さったのは彼女が右手に握っていた方のみ】
【攻撃を察知したファスマは咄嗟に、歩脚で地を踏ん張って左方に身体を平行移動させたが、】
【それは剣士を前にして取るにはあまりに近すぎた間合い、完全回避など叶うわけもなく、】
【右手で右目を狙った刺突が、左目へと突き刺さる結果と相成った】

>>931,>>932

【しかし、呑気に絶叫してられるのも束の間──】
【能力者が四人も集って、悠長にのた打ち回っていられる猶予などある筈もない】

 ──……ン゛ン゛ン゛ン゛お怨んン゛!?
 何ゾやぁ貴様小娘ェエ゛え゛え゛エ゛え゛!!

【左前脚へ命中した札は、ぼんっ──と爆ぜて、金属外殻を吹き飛ばした】
【露になったのは白い肉で構成された細い脚──尤もそれは、爆発の熱によって酷く爛れたのだが】

【そこへ追い討ちを掛けるかの如く、>>932の弾丸が、外殻の爆ぜた左前脚に命中!】
【ぶしゃっ、と噴出した漆黒の血液は、痛烈なダメージの証──確実にダメージが入り込んでいく】

//続
948 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/10(金) 23:01:44.82 ID:l4k4DXUo
>>ALL

 【「右前脚、左前脚──共に完全損壊、再生不能」】
 【「左眼の損壊により左方のss視界を消??失、中テヒ枢??機能に多少のエラー」】
 
 【「全体損傷率──64%」】
 【「武装の状態を確認。砲塔、可変触肢、共に目立った損傷無し」】
 【「自動魔力充填装置、損壊なし。任務??続行可能?ヒ、敵対能力者ヲ殲滅せよ」】

【次々と甚大な損傷を受けるファスマ】
【四人を相手取り苦しい中、機動力も大きく削がれて絶体絶命──】
【──かと思いきや、未だにその生命力は絶える事がなかった】

 【──びしり】

【そんな時。突如、ファスマの近くに、悪しき気配──】
【地面を突き破って、人間大の『金属の卵』が二つ、ファスマの隣に出現したのだ】
【そしてそれは現れるや否や、蕾が花開くように『孵化』し──大量の気配が、現れる】

 『『キショァアアー────ッ!!』』

【二つの卵より生まれ出でたのは、数えるのもおぞましき大量の『子蜘蛛』】
【ファスマ本体と同じくに、蒼白な肌と人面を備えたそれらは、金切り声のような鳴き声を上げて一斉に霧散した】

【一番近いのは女剣士。子蜘蛛たちは女剣士の足元から一斉に這い上がろうとするだろう】
【次いで、やや距離を置いている三人にも、まるでさざなみのように殺到していき、足元から這い上がっていこうとする】

【其処彼処の地面を真っ白に塗りつくすかのような子蜘蛛の大群──】
【もし接近を許した場合、通常の衣服程度では容易く貫く鋭い牙で持って、】
【腕や脚、ひいては腹部などに“噛み付こうとする”だろう──】

【もし、噛み付かれた場合──】
【その子蜘蛛は一瞬、発熱してから、ごく小規模な爆発を起こす──即ち自爆だ】
【歩行する速度自体はは、通常の人間が八割程度の力で走る程度──対策をする猶予はないわけではない】

 ……ふ、うウ……
 ──……喰らい尽くせ……僕、どモ──

【そしてそれがどうなろうと──】
【ファスマ本体の方は、前脚二本を使わずに残りの四本で立ち上がり】
【幾らか跳躍力は落ちたものの、それでもその巨躯に似合わぬ速度で持って跳躍しながら】
【彼らから遠ざかるように──移動を開始する。行く先は、町の中心のようだが──逃走なのか?】

【口の端を僅かに歪ませるだけで──思惑は知れず】
【追跡するとなれば、子蜘蛛の群れもあるため、常人以上の速度で持ってしなければそれは難しいかもしれない】
949 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 23:02:53.72 ID:TfoIvISO
>>945
疲れてるとかの問題じゃないと思うにゃ
【呆れながら】

ならちゃんとしっかりするにゃ!!
なんか歩いてたらうっかり殺されたり誘拐されたりしちゃいそうだにゃ!!
【ミーナを見ててネコサバトはかなり心配してしまった】
950 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:06:06.48 ID:Gt.Wnl20
>>946

…ここは路地裏。それ以上の情報がいるのなら多分質問には答える
そして、この壁はただの水。…多少何かしら混じっているだろうけど

【水壁をただの水に戻し、ボトルの中に戻す】
【ただ走ってこられたことに対する防衛策だったようだ】

(…吸い取れない?)

【一瞬不可解そうな表情を浮かべたが、すぐに無表情に戻る】
【取れないなら諦めるだけである】
951 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:06:21.70 ID:6nXqS46o
>>943

…………でも、会いたいんだよね? その人に。
だったら、兎に角会ってみれば良いと思う。
会って、話して、其れが大事だと思うけどな。

【どんどん沈んでいく少女を慰めるように頭を撫でる手は休めず】
【兎に角会ってみなよと、ある意味投げっぱなしなアドバイス】
【話が出来るなら、其れが大事であると】

……何かあったの?
自分の身体は、大事にしないと駄目よ?

【痛かった、という過去形の言葉に、今は大丈夫なんだろうと判断し】
【何故そんな怪我をしたのかを尋ねつつ、言って聞かせる】
【余計なお世話、かもしれない】

んーん、いいよ、気にしないで。
何時までも一緒に居られるなんて、思ってなかったしね。

【蒸し返された謝罪の言葉には、そう言って微笑みを返す】
【何処か自虐的な雰囲気を孕んでいるのは、多分、気の所為】
952 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:13:38.38 ID:G7Z/HkA0
>>944

――――心は、あいつに奪われた…………
あいつは言ってたから…………「その魂は、負の力、闇の力を集めるための『器』に過ぎない。それ以外の価値は無い」って…………
お父さんは…………身体を乗っ取られて、魂を取りこまれちゃったんだ…………!

【質問に答える少女の言葉に、わずかばかり熱がこもる】
【だがそれは、詠嘆のため息にも似た、失意の様なものだ――――そんなものでも、まだ『戻ってきた』だけ、マシなのかもしれない】

――――分から、ない…………
『兵器』としての私なんて…………普段は意識してなかったから…………
でも、こうやって……お父さんから離れて、決別して…………良く分かった…………
私は、マスターがいないと、何も出来ない…………!

【平常、マスター……『父』と共に居る時には、少女は自身の存在を忘れ、ただの人間として過ごしてきたのだろう】
【だが、この様なイレギュラーな事態に陥り、改めて少女は、自己の存在を見つめ直させられた】
【そうして、自身の『兵器』としての存在意義に、悩まされているのだ】

――――「兵器として、私と共に来い…………」…………
お父さんじゃない奴が、お父さんの声で、お父さんの身体で、そう言ってきて…………いつまでも、あの声が頭から離れないの…………ッ
でも、仲間のために戦うって言ってたのに、ただの人殺しになんか…………ッ!

――――、っ…………!

【新たに、浮かび上がった事実】
【彼女のマスター……少なくとも、マスターとして存在している何者かは、彼女に自分に従属する事を要求している】
【だがそれは、彼女の知るマスターとはかけ離れた命令】
【そのはざまに立って、『人として』揺れている――――そんな状況にも、また少女は置かれている】
【――――『兵器』にとって、主人にトラブルが起きると言う事は、こうも問題を複雑にしてしまうものなのか】

【――――肩の傷には、特に何も刺さっていたり埋まっていたりする様子は無い】
【何か、人の指ほどの太さの何かに刺され、引き抜かれた様な形だ】
【だが、その傷口から、かすかに黒い魔力が――――少女自身のそれとは異なる魔力が――――溢れている】
【消毒液に触れ、痛みにびくりと身体を振るわせる少女だが、そのまま顔を顰めながら動かない】
【されるがままに、少女の治療を受けている】
953 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:16:08.80 ID:PoU1VaEo
>>941

身体を動かせば心のリフレッシュにもなるものね
きっとただ座っているよりは良いアイデアが出るんじゃないかしら?

んー・・・・私はそうね、見ての通りあまり運動は得意じゃないの
だから動かしたくても身体はそう簡単に動いてくれない
かといって頭も悪いから、場合によってどちらかに全力を注ぐ、かしら

【語調はゆっくりと穏やかに、悪く言えば呆けた様な話し方】
【謙遜や卑下とはまた違う、まるで長年の経験から分かっているかのような答え】

【―――ちなみにだが、見た目に関しては20代から30代といった所である】

睡眠は大事よ、出来る事が出来なくなってしまうこともあるもの
・・・・でも解らなくも無いわね、私もたまにそうなる時が有るから

最近また物騒な場所が増えたと思ったら国一つまるまるだものねえ
紫炎・・・いえ、シェン・ロンドだったかしら、まだ若いって聞いているけれど
検問があっても通してくれるだけあの街

954 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:16:10.38 ID:niO0taoo
>>949
えっ!?
じゃ、じゃあどういう問題ですかっ?
【呆れた様子を見てなにかまずい事を言ったかも知れない、とおどおどする】

大丈夫です!こうみえて身体は丈夫ですから!
というか丈夫さがだけが取り柄なんですけどね…
あ、あと誘拐なら二度ほどされそうになりましたよ!
【あはは、と笑いながら言っているがとてもじゃないが笑い事ではない】
955 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:16:31.11 ID:XVEVYLIo
>>947-948

ほう………巨体にしては良い動きをする。完全に仕留めに行ったのだがな
だが、片目は頂いた……さて、次だ

(逆なら、次も狙えたが………まあ、良い。これで十分)
(後は、其方に回り込み続ければ………)

【両腕を交差させる軌道の突き、片方だけが命中して】
【すぐさま太刀を引き抜き、両方とも鞘に戻す】
【ファスマの左目の側へ一歩踏み込み、次の一撃へと繋ごうと―――】

―――…………む

これは…………

【その動きに割り込むように襲ってくる大量の子蜘蛛】
【最初の一体が右の脛に噛みつき爆ぜ、ようやくその狙いを悟る】
【袴は足に張り付く衣服では無い。子蜘蛛は、布の妨害を受けず噛みつき】
【結果、外からは見えないが、皮膚と脹脛の肉、それに骨の一部に損傷】

(噛みつき、爆ぜる。それも、この数か)
(不味いな、間に合わん。焼き払うにも……)

………ちっ。厄介な―――

【首から下、蜘蛛が衣になったかと見間違える程に覆われて、牙が付き立てられて】
【その次の瞬間には、大量の爆竹を一斉に打ち鳴らした様な騒音が響いた】
【巻き上がる土煙に混ざる赤い液体が、路上を染めていく】

【煙の奥のシルエットは、ガクリと肩を落としてはいたが】
【それでも、まだ倒れようとはしていない】
956 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 23:17:04.45 ID:pZVd.iI0
>>947,>>948

何だアレ!?

【そう言いながらも何も動揺していない様子】
【顔から思いっきり余裕のオーラが出ている】

でも関係ないし
一つに固めるかな

【するとまわりに散らばっていた黒い球が2、3個に固まり出した】

≪引力U≫

【その合図とともに近くにあった建物は崩れ黒い球体に引き寄せられていった】
【さらには近くの地面をも裏返し引き寄せていく】
【その球体は留まる事を知らずさらに肥大化し蜘蛛の方に近づいていった】

蜘蛛どもお前達も一緒にくっつけ
957 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:19:37.32 ID:Gt.Wnl20
/次スレです
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1291990718/
958 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:19:53.55 ID:PoU1VaEo
>>953
/途中送信ー!
/下のほうにこれをプラスで・・・・!


検問があっても通してくれるだけ“あの街”よりはマシじゃないかしら?

それと、昼の国はリゾートとジャングルが有るらしいわ
実際に行った事は無いけれどきっと良い所なんでしょうねえ

【思い当たるのは件の国、あの街といえばとある城塞】
【どちらも繋がる話題は機関であるが、どうにも女性は話し慣れた感がある】
【単にそう言った話題が好みなのか、或いは普段から――――?】

/了解です、こちらも返すのが遅くなって申し訳ない
959 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:19:56.06 ID:ubK.Tas0
>>951

会いたいよ、会いたいし、一緒の場所に居たい、お話したい。
でも、会ったら、お話しなきゃ、駄目で、嫌われたり、嫌われてたり、したら、……。

【撫でられても、止まらぬマイナス思考】
【最早目に涙まで溜めて。会いたいのに会いたくない、そんな状態らしく】
【包帯の巻かれた両手で、ぎゅっと。自分を抱きしめるようにして】

…………路地裏に、居たの。

【尋ねられれば、一言で全て納得できそうな言葉を返し】
【路地裏で襲われでもしたのだろう、……恐らくは】

……ごめんなさい……。

【それから、相手の言葉がさり気なくダメージになったのか】
【ぎゅーっと目まで閉じて、身体を僅かに縮こまらせ】
960 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/10(金) 23:21:43.11 ID:TfoIvISO
>>954
……ハァ……にゃ
【ミーナの様子を見て頭を抱え呆れちゃうネコサバト】
【ネコサバトが呆れるとはなかなかだよ】

…………ダメにゃ…コイツにゃ…速く誰かなんとかするにゃ…マジでにゃ
笑い事じゃないのに笑ってる上に警戒も反省もしてにゃいなんて馬鹿すぎるにゃ…絶対インミシテルやダンガンロンパとかにでたら殺されるキャラにゃ
【ネコサバトはかなり呆れてしまった】
961 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:26:30.16 ID:NH6nuWoo
>>947>>948
【目論見通りに左前脚で爆発した札――追撃のために札を投げようとするが――そう容易くはいかないか】
【新たに現れる大量の小蜘蛛―――まずはそれらに対処しないといけない】

『無色の光陣よ、瞬いて拒絶の力を示せ―――』

【蜘蛛が広がり、少女の元に向かうまでの間隙――
少女は新たに言葉を紡ぎ、それに答えるように右手の3枚の札が輝きだす】

≪反白退魔陣≫――壱!

【鋭い掛け声とともに、まずは1枚―――
少女の数メートル前方でそれは白い閃光を炸裂させ、少女の前方にいた蜘蛛達を吹き飛ばす!】

弍!

【1枚目によって空いた隙間に飛び込むように駆け込み―――二枚目は足元―というか地面で爆発させる】
【白い炎は、物体を弾き飛ばす力を有する――先程蜘蛛を散らした力を今度は自身に向けて放ち、大きく跳躍する】

参!

【三枚目は、前方に跳躍した先の地面――その場にいた蜘蛛を吹き飛ばしながら、自身の落下の勢いを抑え、安全に落下する狙いだ】
【他の妨害がなされず、無事着地出来たなら、その足で蜘蛛の本体を追うべく走り始めるだろう】
962 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:27:22.28 ID:fHuBIOwo
>>947>>948
【放った弾丸が着弾する直前、娘が放った紙切れが「アレ」の装甲を吹き飛ばした】

ラッキー。
それにしても能力者ってのは、結構多様性があるんだねぇ。

【変なことに感心しつつ、両手の銃のリロードを済ませて次弾を放とうとした矢先】

…成る程、そういうことか?

【広がっていた気配、それが急速に上がってくるのを感じ取る】
【直後。地中より卵のようなものが出現。中から出てきたのは「アレ」そっくりの小さな何か】
【同時に「アレ」が移動を開始する。逃走か、あるいは別の何かか】

【どちらでも良い。何よりもまず、「アレ」は殺さなくてはならない】

…逃がさん!

【その場で軽く屈み、全力で跳躍。上から小さな何かの群れに飛び込む】
【何かを踏み潰しながら着地。再度跳躍。それを繰り返して「アレ」に追いつこうとする】
【途中、腕や脚やコートやらに小さな何かが喰らいついてくる。が、それもそれが自爆して負ったダメージも全て無視】
【色々とくっついて重くなってきたコートを脱ぎ捨てさらに跳躍。「アレ」が有効射程内に入ると同時に構え、空中で発砲する】
【狙いは脚。なるべく装甲が剥げているところか、装甲の薄い関節を狙うようにするが、空中からの攻撃であるため精度は低いだろう】
963 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:37:45.04 ID:qq8oQss0
>>938

…負の力、闇の力………『呪い』だったら、良いんだけどね〜。
もっと単純なチカラだったら、剥がすのが難しくなってくるかも…私、には。

【この少女の『技術』では、憑きもの落しはできても、『取り込まれた』状態と言うのは、そうそう出逢った事が無い】
【間延びした独特の喋り方は崩れないが、紡ぐにも慎重になった声は、何時にも増して、外観の割に根の詰まった印象を与える】
【取り敢えずは、選択肢を与えたつもりで刈り取ってしまう事が無いよう、但しを付けて答えて】

……『マスター』は、他の誰かには成れないんだ?
お父さんは、他の誰かじゃ駄目だろうけど……命令なら、誰でも出来るよね〜?
………細かい話は、抜いた場合だけど。

【『落ち着け』などとは言わない―――部外者の自分が其れを使って効果を発した事例を、過去に余り見た事が無いからである】
【疑問に思った事を尋ねると同時に、少しずつ掘り下げていこうとするのは、『ケツァル・コアトル』と言う存在の詳細】
【特殊な契約を伴うものか、其れともただ名目として定めるものか……――マスターと言う言葉の定義から、まずは探っていく】
【其のまま尋ねると、話の腰を折りかねないと判断したか、飽くまでも遠回しにだが】

………『仲間』…っ?

【居た堪れない心中を察することは容易―――だが、どんな言葉をかけたモノか、結論を出すには尚早】
【人間と兵器の間で揺れる心を探るべく、そして更なる情報を発掘すべく、おずおずした声で持ち出したのは小さな問い】
【どんな規模で、何を目的とした、どんな集団か。どれほどの力を持っていて、どの様な人間が揃っているのか】
【ラベンダー色の少女の言うところの仲間≠ヘ、只の人殺しの集団では無い、と言う極めて乏しい情報しか、未だ提供していない】
【それにしても、中々踏み込み切る事が出来ないあたり――――『兵器』と『人』の境界を漂う存在と言うのは、言い様無く難しいと思っている様だ】
【――――重みを傾けてしまえば、イキモノは一先ず、楽に成れると言うのに】

(……これが、闇の力…だよね〜)
(どんなのか感じたり、吸い取る事、出来るかな…。)

【消毒を一通り終えると、少女は半分ほど中身が詰まった液だめの蓋を閉めて、懐に納め直し】
【今度は、傷口のサイズに合わせて包帯を広げる―――が、直ぐに覆いをかける事は、せず】
【落ち窪んだ穴の様に見えなくもない、奇妙な双眸を以て―――チカラの性質や源流を読み取ろうと、試みるだろう】
【『魔力』或いは『妖力』に準じるもので有れば、効率は良い。そうでなければ、御世辞にも…と言ったところ】
964 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:38:48.10 ID:6nXqS46o
>>959

ん、ぅ……、―――――。

【若しも、嫌われていたら。そう考えると、如何にも行動に移せない】
【その気持ちは十分に判る。判るからこそ、言葉を投げかけることが出来ない】
【否定されるのは辛いだろう。が、会いたい気持ちも勝るとも劣らず】
【結局、頭を静かに撫でたまま、口を噤む事しか出来なかった】

…………そっ、か。

【その一言で、大体の事を理解した】
【大雑把ではあるが、何があったか位は】

――――――んー。

【身体を縮こませてしまった少女に困り、どうしようかと思案することコンマ数秒】
【頭を撫でる手を退けて少女の背にその手を回し、もう片方の手を反対側から伸ばして】
【ぎゅ、と。今にも泣き出しそうな少女を抱き締めようとする】
965 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:40:04.96 ID:qq8oQss0
/あばば、>>963>>952宛てです!
966 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/10(金) 23:51:19.47 ID:l4k4DXUo
>>955,956

【次々と女剣士に喰らいついては爆ぜていく異形の子蜘蛛】
【真紅の液体は損傷の証。しかし圧倒的数量のそれは、未だに止む事がない】
【金属板を引っ掻き毟るような寄生をあげながら、そのまま圧殺しようと群がる子蜘蛛たち──】

【しかし、その瞬間であった】
【ぴたり、と。あれほどいた子蜘蛛たちの追撃が止んだ】

 『『────……ッッ!?』』

【女剣士から十数m後方──そこに出現している巨大な球体】

【──まるで掃除機が塵を吸い込むように、】
【少年の生み出した黒球は、次々と子蜘蛛たちを吸引していく】

>>961,962
【一方で──】

【ぶわり──と、波打ち際の波飛沫が弾けたように、子蜘蛛の群れが飛び散った】
【聖なる白と邪なる白。色こそ同じでも、その白炎は退魔の光──白き地面にぽっかりと穴が開いたようであった】

【舞うように次々と駆逐されていく蜘蛛──鳥肌立つような数の蜘蛛は、かなりの数が減っていた】

【しかし、子蜘蛛たちの姿が消えた後、本体であるファスマの姿はそこに無かった】
【放たれた銃弾を後ろ足に受けるが、小さく音を立てて跳弾するだけで、その速度は衰えない】
【人間の繰り返す跳躍と、その巨躯が繰り返す跳躍の差──無念ながら、一回ごとに、その距離は離れていく】

 【「後方に気配を察知──ルートの変更」】

【だんっ──と一度大きく舞い上がった異形は屋根の上へと移り、】
【そのまま屋根から屋根へと跳躍を繰り返し、街の中心へと向かっていった】

【但し──やはり機動性が削がれた故に、一回の跳躍の距離が段々と狭まる】
【点々と続く漆黒の血を辿れば、確実に、一番先に追いつけはするだろうが──】

//続
967 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:53:00.43 ID:G7Z/HkA0
>>963

それは……私にも、分からない…………
あの時は、すぐに逃げちゃったから…………

【わずかに顔を上げながら、そう口にする少女】
【間違いなく、肩の傷はその『マスター』に負わされたのだろう】
【そうなれば、状況はかなり切迫していたはずで、少女にも、詳しく調べる余裕など、なかった事が分かる】

――――この状態になって、なんとなくだけど、分かったんだ…………
お父さんの持ってた、あの『鍵』…………あれが、私の『マスター』の証、だったんだ…………

【人としてのアイデンティティを剥奪され、今一度、自分の本質を突き付けられた事で、少女は理屈を抜きにして、自分の存在を感じていた】
【自分と一緒に拾ったと言う『鍵』――――それこそ正に『鍵』なのだと、少女は考えた】
【――――だが、実はそれは正確ではない】
【少女たち『ケツァル・コアトル』の従属の決定は、動物の『刷り込み』の様な、最初の接触者に対して行われるものである】
【つまり、最初に会った人以外に、『マスター』は存在しない――――『鍵』は、その一種の『契約』を解除するための道具であった】

…………お父さんの仲間…………『justice』って、組織の…………

【疑問符のついた口調を感じたのか、そこを詳しく口にする少女】
【その名前くらいならば、どこかで聞いた事があるだろう。正義を標榜し、民衆のために戦う組織『justice』】
【彼女の『マスター』は、元々『justice』の人間だったらしい】
【ならば、仲間とは当然『justice』の構成員と言う事になる】

――――、あ、あの…………手当て、ありがとう……ございました…………

【傷口に集中する少女に気づかず、礼の言葉を口にする】
【自分が好意を施してもらった事。いくら自失状態であっても、それくらいは分かる】
【人として、礼を言わずには居られなかったのだろう】

【――――その傷口にまとわりつく黒い魔力】
【そこに意識を集中すると、人の悲鳴のような幻聴に見舞われるかもしれない】
【更に、よりその本質に迫った時――――その魔力は、元々『人の魂』であった事が、分かるだろう】
【それを、バラバラに分解し、何らかの悪意によって、一種のエネルギーへと作り変えた様な、そんな魔力】
【――――人として、その存在を知ること自体がおぞましい、忌むべきモノだ】
968 :966 [!red_res saga]:2010/12/10(金) 23:53:02.56 ID:l4k4DXUo
>>ALL

【──がしゃんっ、と重厚な気配がそこへ舞い降りた】
【ファスマが辿り着いたのは、その街の中心である、広大な噴水広場だった】
【依然として周りの建物は炎に包まれているが、広場の中央に位置する噴水は変わらず水を噴き上げていた】

 【「敵対能力者の第一波到達予定、算出結果──X秒後」】

 はァ……ハぁ……ハぁ……
 おのレ……能力……──シャ、が
 ……ハァ……はぁ……再起せヨ……再起、せヨ゛──

【ファスマは噴水へと近付いていくと、その人面を水面に浸し】
【ごくり、ごくり、と──巨躯ゆえにまるで吸い取るかのように、水を飲み始めた】

 【「機関部の冷却を完了。一部中枢機能を遮断、及び損壊した両前脚を切断除去」】
 【「出力──70%。任務続行可能。敵対能力者を排除せよ。殺戮せよ。殲滅せよ」】

【── ヂィイイイン】
【同時、損傷の激しい前の両脚が、『丸ノコ』に変化した右腕によって根元から切り落とされ、】
【その傷口は左腕の『バーナー』によって焼かれ、塞がれた。苦悶の声を上げるも──その口元は獰悪な笑みに歪む】

 フふ……コレで万??全……ぬ、ウ……

【──ピピッ】
【その時、ファスマは自身の右方──噴水を囲むように建っている建物の一つ、その近くに熱源を感知した】

 『……──お母さん! お母さぁぁあ゛ん! びええええ、うええええん!』

【──視線を向けた先には、小さな熊の縫いぐるみを抱えた一人の幼女が、崩れた家の側で泣き叫んでいた】
【それもそのはず、そこには崩れた建物の瓦礫に挟まった一人の女性──彼女の母親がいたからである】

 【「──生体反応。分析結果、無能力者。戦闘力は皆無」】
 【「“捕食”に適した生命体だと確認。これより、“捕食”を開始する」】

【それを片目の視界で捕捉したファスマは──がしゃん、と一歩、歩みを進め始めた】
【彼ら能力者がやってくる前に、無力な人間の一人や二人、喰らうことなど造作も言わんばかりに──】

//すみません、続なんです
969 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:56:09.18 ID:ubK.Tas0
>>964

……でも、会いたい、の。会って、話したい、声聞きたい……。
寂しいし、探すけど、……会ったら、逃げちゃうかも、で…………。

【相手が口を噤もうと、こちらの言葉は止まらずに】
【どちらかが特に強ければ、悩むこともないのだろうが】
【どうやら、同量程度。ぎゅっと閉じた目元から、ぽたりと。涙が落ちて】

探しながら、見つからないといいなって思うの、でも、会いたいの。
でも、嫌なこと言われたら、……殺しちゃうかもしれないの、わかんないの、どうしたら、いいの……。

【一度泣いてしまえば、我慢も途切れてしまうのか、ぼろぼろ涙を落としながら、抱きしめられて】
【抱きしめられた身体は、人の体温。前よりも細く小さく感じられるかもしれないが、よほど人間らしいか】
【そのうちに、こちらからもぎゅっと抱き返すはずだ】
970 :966 [!red_res saga]:2010/12/10(金) 23:56:46.16 ID:l4k4DXUo

【──ピピッ。その時、再び電子音。但し、ファスマのものとは違う音】


 “────────”


【ぎゃりぎゃり──と、車輪を滑らせながらそこへ飛び込んできたのは、】
【夜間迷彩色の鋼に身を包んだ人型の機械人形──『フタヴァ』であった】
【フタヴァはカメラアイを引き絞って状況を認識──選択は『救助』。即座に、瓦礫の下に両の手を突っ込んだ】

【そこから、背部と脚部のスラスターを展開──全出力で持って、瓦礫の山を持ち上げようとする】
【──のだが。瓦礫はそう容易くは、持ち上がらない。一体程度の力では、圧倒的に不足──】

 ……邪魔立テか。しカし非力ナ゛……──間もナくか
 チッ……良イだろん゛ぁア゛、来タる能力者もロとも、打ち払わン゛ン゛ン゛ン゛ン゛っっッ!!
 
【ぎぃいいいん──】
【ファスマは機械人形を「敵性」と判断──背の砲門に、全魔力を集中させていく】
【大気が打ち震え、その魔力の鼓動は地響きとなって、遠方へも響く】

【──彼らがそのまま追跡を続けていたならば、まず最初に到達するであろう者は、】
【コートの男と、そしてチャクラムの少女だろう。他の者はそれに次ぐ形──】

 “────────”

【機械と機械、交錯する二つの無機な視線】
【このままでは、手助けでもない限り間に合わない】
【しかしその機械人形は、救助を諦めようとはしない】

【──この状況を前にして、彼らが取るべき選択は】
【一挙に本体を叩くのか、それとも救助を優先するのか──果たして】
971 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 00:00:31.76 ID:KSfgZMAO
>>953>>958
……そうね、一度歩きながら考えてみようかな
考え込みすぎると危ないから、前が見える程度に抑えつつ、ね

ん、そうなんだ。場合によって、どちらかに全力を……そっか
……自分の納得行くように動けないと歯痒いわよね……
ありがとう、参考になったわ

【相槌を打ちながら、女性に対して「外見的な年齢の割には熟達している」というイメージを抱く】
【彼女が自己分析に秀でているといった可能性も有り得ようが、それよりも。穏和な雰囲気と口調とが相俟ってか】

(何て言うか……この人、『お母さん』みたいな感じが、する)

【よく知らない筈の、知りようがない筈の、『母親』のような存在に思えた】
【魅入られたみたく相手の瞳をひたすらじいと見詰め続ける様は、さながら幼子のよう】

うん、だから大事にしたいんだけれど、中々そうはいかなくて……
……大変よね、眠れないと。目で見えないものが更に見えなくなるし

うん?――“紫炎”?
響きは似てるけど初耳かな……まるでシェンと親しい間柄みたいな呼び名だけども……?
まあ、確かに、あそこと比べれば大分緩い感じはするわね。実は機関に興味があったりする?

【首を傾げつ、少女は変わらない調子のまま女性に問い掛ける】
【疑問に思った点は、どうやらすぐに尋ねたくなる性分らしい】
【心中、密かにリゾートやジャングルへの想いを馳せながら、女性の返答を待った】

/戻りました!
972 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 00:00:34.18 ID:XGjbwKYo
>>960
大丈夫ですよ!
きっとなんとか…大丈夫です!
【その自信はどこから来るのか不思議なくらい自信満々だ】

…んーやっぱり疲れてるみたいなので、そろそろお暇させてもらいます
それではっ!
猫の件、ありがとうございました!
【ゆっくりと手を振りながら公園を後にしようとする】

/遅れてごめんなさい
/晩ご飯の胃もたれが今頃になってきたようです…
/頑張ってみましたがどうにも気分がすぐれないのでここで切らせてください
/ありがとうございました&お疲れさまでした
973 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 00:04:30.33 ID:DFISF.SO
>>972
いやいやにゃ!!なんか安心できないにゃ!!かなり怖いにゃ!!
【ハラハラしているネコサバト】

わかったにゃ
またにゃー!ミーナにゃ!!
【手をふり見送るだろう】

/大丈夫ですか?お大事に…
/乙でしたー
974 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 00:15:25.95 ID:9YZvVRIo
>>970
【道中でリロードを済ませ、急ぎ追いかけてみれば妙な状況になっていた】
【幼女と女性と、あとなんだか良く分からんモノ。それに向け、「アレ」が砲塔を向けている】
【それを目にした男が取った、最初の行動】
【それは目を閉じ、大きく息を吸うことだった】

すぅぅ────……。

【胸八分まで空気を溜める一瞬の間に、己の意思を確認する】

(とるべき選択は一つ…分かっているな?)
(ああ。無論、分かっているさ)


っ!

【吸いきった刹那、弾かれるように疾走。向かう先は、】


【魔翌力を集中させている「アレ」】
【その顔面へ2つの銃口を向ける。何も妨害がなければ、顔面を鉛の嵐が襲うだろう】
975 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 00:19:00.81 ID:9YZvVRIo
>>974
/訂正

/【その顔面へ2つの銃口を向ける。何も妨害がなければ、顔面を鉛の嵐が襲うだろう】
/文の先頭に「走りながら〜」を追加
/なんかもう頭がアレになってきた^p^
976 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 00:19:22.19 ID:3vwJT6Eo
>>966>>968>>970
ふぅ…ふぅ…

【蜘蛛を追い掛けた少女は、そこに――噴水広場に到着する】
【そこにいたのは、当然追っていた蜘蛛と――それから、なんか知らない機械人形】
【二体の位置や挙動から、それぞれの状態をおおよそ認識し――】

(どうしよう…)

【当然、迫られる判断――だが、冷静に「造られた」思考は、それに対して落ち付いた反応を見せる――】

―――≪爆炎符≫!

【手元の2枚の札――黒い文字で式が書かれたそれを、両手で1枚ずつ持ち――その内片方の端の方を破り捨てる】
【そして、それら2枚を器用にも、別々のところへと投げ込む】
【通常の1枚は真っ直ぐ飛んで蜘蛛の顔面に、破ったもう1枚は機械人形が持ち上げている瓦礫の隙間に向かう】
【それぞれのところに飛び込んで行った札は、役割通りその場で起爆する――
蜘蛛に向けられたものは、蜘蛛の目くらましと、意識の誘導。それから救助現場に投げられたものは、爆発で瓦礫をどかす力を補う狙いだ】
【小器用なことに、瓦礫の方に投げられたものは、ワザと破ることで威力を落とし、
救助対象の人物に余計な怪我をさせないよう考慮しているようだ】

【札を投げた後、それらを使いきったのか、少女は再び腰のチャクラムに手を伸ばす――】
977 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 00:20:32.98 ID:xyqhiCco
>>969

……うん、うん。

(重症――多分、二人ともだよね……)

【少女の気持ちは、痛いほど判る。状況は違えど、似た経験はある】
【会いたいけれど、会えない。それも、会えるのに、会えないのだ】
【絶対会えない訳じゃないから、諦めもつかず、只管辛く】

―――――貴女の気持ちは、判るよ。
好きで、好きで、ずっと一緒に居て、ずっとお話して。
そういうのが良いんだよね。変化も何も要らない。

【震える声が心を揺さぶる。悲しみが、苦しみが伝染する】
【何より、これ位しかする事が出来ない自分が辛い】
【抱き締めた温もりに、少しだけ少女の変化を実感しながらも】
【涙を流し内心を吐露し続ける少女を、只只管抱き締め、頭を撫でる】

/遅くなりました!
978 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 00:20:48.19 ID:lVaedEk0
>>967

(『鍵』無しでは、『マスター』には成れない……。)
(詰まり、契約の破棄が出来ない…そう、だよね)

【此処まで少女が揺さ振られているところを見るに―――『鍵』の絆しは、なかなかに重い鎖らしい】
【精神を縛るものか、肉体を縛るものか、両方か。其処までは、さしもの彼女にも見通すことはできないが】
【其れだけは、良く理解できた――――『お父さん』とやらが冷たい人間で有れば、直線的に話を解決に持ち込めると言うのに】
【相手に悟られないように、彼女は奥歯を強く噛み合わせた】

……――へぇ『Justice』……そう言えば、私の友達が一人、其処に居るんだ。
確かに、あそこだったら、只の人殺しには成らない…成っちゃいけない、よね。 …貴女、も。

【根本から人間同士の戦い≠ェ好きではないのか―――愈々本格的に『人間で無い』要素の揃って来た彼女は、血に濡れた横顔を俄かに顰めた】
【然し、彼女の友人――どっかのブブゼラを持った少女――の事と、世間の風評を鑑みるに、信用は置けると判断】
【だがしかし、それ故に。正義の組織の所属者が、身に巣食う悪鬼に呑まれてしまったと言うのは、由々しき事実】
【ラベンダー色の少女と自分自身。双方に念を押す様にして、形を変えての反復で、語意を強調する】

どーいたしましてっ。
……これが、私の………ぅっ!

【生きる意味だから=\――接ごうとした或る種断定的で、重篤に過ぎる言葉も、感謝の言葉に浮かべた柔らかな微笑みも】
【殴り掛かる様にしてココロの中へと這い寄る、悲痛なる苦悶の叫びによって、掻き消されてしまった】
【然し、少女は怯む事無く、更に解析を続けて―――酩酊感や吐き気に似た不快感と引き換えに得たのは、対象の本質への理解】
【――――……彼女が、埴輪に依り憑いた精霊≠ニ言う存在でなければ、耐えられなかったかもしれない】

…驚かせて、御免………貴女の傷に残ってた、悪いチカラを…少し、『診させて貰った』けどっ。
こんなのを使える様な『ヤツ』は、ニンゲンさんとも、お父さん≠ニも、違うと思うなぁ……。

【少女の瞳をじっ、と見詰めて、重々しく、そう紡ぐと―――翠の髪の少女は一度、固く唇を結んでしまう】
【そして、黙々と包帯を伸ばし、拡げ、傷口を覆う様に、腕の動きを極力邪魔しないように、巻き付けて往こうとするだろう】
【熟練している≠フか……――矢張り、見た目不相応なまでに、その手際は達者であろう】

/ぐぎゃぎゃ、電話が入って遅れました申し訳ない
979 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 00:20:59.53 ID:mhsWOzwo
>>971

ええ、何事も程ほどに進めていくのが良いと思うわ
貴方は大丈夫でしょうけど、前が見えない事ほど怖い事は無いものね

結局は自分のやりたい方法で、私の場合は出来る方法で
それが一番捗るわ・・・そうね、でもそれがこの世界、思うとおりなんて先ず無いものよ
あらどういたしまして、お役に立てたのなら嬉しいかしら―――・・・?

【最終的には相手に判断を任せる、確固ながらも柔軟に過ぎる考え方】
【その内実は彼女の抱いたイメージと同じく、また一つの完成形にも思え】

【当の本人はそんな事を露とも考せず、のほほんと柔らかな表情のままに】
【相手の視線が気になったのか目をそらす事無く僅かに首をかしげ】

まあ、人間誰しもそういうときは有るものだと思うわ
無理矢理に眠ることは無いけれど眠る努力くらいはって所かしら、ね

「シェン」は元々「紫炎/しえん」を弄った名前だから、響きは確かに似ているわね
それと親しいというかなんというか、それはまあ“文字の通り”・・・・かしら?
機関は・・・・実は興味を持った流れで「連合」っていうのに入っていたりするかしら

【寄せられる問いには答えを、多少ボカしたものも有るが決して嘘は織り混ぜない】
【親しいという文字の通り――「親しい」、単語の中にこそ文字は有るものだが】
980 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 00:21:14.27 ID:TUknqRUo
>>966>>968>>970
【子蜘蛛の攻勢は、例え球体の干渉が無かろうとも】
【土煙が完全に晴れるまでに、止む事になっただろう】
【群がろうと集まる子蜘蛛の足元、地面が凍結を開始する】

……………危なかった、が
虫が何十何百集まろうとて……龍一頭を殺せると思うな

……とハッタリを効かせても………思ったより痛い、な

【身体に纏わり付いていた子蜘蛛が消し飛べば、其処に居るのは】
【両肩と両腕を氷に覆われ、腹部から出血している女】
【噛みつかれる瞬間に自分自身を凍結させ、爆破による被害を防いでいた】
【爆発自体は小規模、出血は有るが即死はしない。腕は十分に動かせる範囲の負傷】

【むしろ問題は、現在位置だろうか】
【屋根を移動して逃げたファスマに対し、此方は今まで動きを阻害されていた形】
【此処から追跡を開始したとしても、到着までに時間がかかる】
【剣士である以上、視界に収めるだけでは何も出来ない。接近しなければ戦えない】

何処へ逃げたやら、な………向こうか?

【逃げ回る相手との戦いの難しさを感じつつ、徒歩でファスマを追う】
【腕と肩を覆う氷を砕き、武器を扱えるようにして】


【これ以降は、ファスマが移動した距離と時間にもよるだろうが】

【どのタイミングで到着したにせよ、まずはその場の状況を確認する】
【そして幼女の姿を目に留めるや、瓦礫の方へと走って行く】

【それでもまだ行動をする余裕が有るのなら、瓦礫を掴んで力任せに持ち上げに掛かる】
【人間が潰されていない程度の重量ならば、一人でも十分。それだけの力は有る】
981 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 00:35:21.97 ID:MyW2vcg0
>>978

あ…………!
『justice』に、お友達が…………!?

【この事は、流石に予想していなかったのだろう】
【少女は、さっと顔を上げると、真っすぐに相手の少女の顔を見据える】
【つまり、この少女は『justice』の内情についても、よく知っているかもしれない――――】

――――分かって、ます…………でも
そう思えば思うほど…………私は、自分の存在に『矛盾』してるんだって……言われてるような気がして…………

【豹変した『父』に対して、少女はハッキリと宣言していた】
【従うべきは、父の身体でも声でもなく、その意志だと。だから、本当の父の意志であろう『仲間との絆』のために戦うと】
【だが、その言葉に帰ってきた答えは『やがてお前は自己矛盾をきたし、崩壊に至るだろう。主は、どう繕おうとも『私』なのだから』】
【――――今の少女の状態を、見透かしていたような一言であった】

――――だ、大丈夫、ですか……!?

【傷口に残る魔力がわずかに蠢く感覚と共に、眼前の少女は苦悶の表情を浮かべる。そこで思わず、少女は声を掛けた】

――――私もそう思います…………
あの『悪意』は、多分…………この世界にあっちゃ……いけないもの、なんだ…………!

【その人物と直接対峙していた少女は、真実の断片を掴んでいるのだろう】
【手当ての続きを受けながら、少女の目には焦りの様なものが浮かんでいる】
【人の魂を糧とし、悪意を捲き散らす存在。それは確かに、世界に対して悪影響しか齎さないだろう】
【――――更に、その悪事の一端を、少女は既に知っているのだ】

/おぅ、了解です
982 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 00:42:05.56 ID:tTuWvUc0
>>966>>968>>970

【能力が切れたのか黒い球体にくっついていた瓦礫と小蜘蛛の死体が地面にガラガラと崩れ去っていく】
【そして能力の核となっていた黒い球体は徐々に消え去っていった】

疲れたな…
それにさすがに飽きたな…
もうあんまり能力使いたくないしあとは
高みの見物といくか

【そう言うと彼はまわりにある一番高い所に行きあたりを見渡し始めた】
【さっきまでの怒りは何処へやら】

あの人達がんばってるな〜
983 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 00:43:34.02 ID:tTuWvUc0
>>982ですが寝落ちします
みなさんありがとうございました
984 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 00:52:34.74 ID:b3hZLIE0
>>977

……絶対、ずっと一緒、って……。
一人にしない、って、辛い思いさせないって……。

【声には嗚咽が混じり、普段のトーンよりか多少高い、震える涙声】
【時折しゃくりあげながら、ぎゅうっと抱きつくのは、なんだか小さな子どもみたいで】

独りなの、辛いの、……も、やなの、助けて、欲しいのに……。
……幸せだった、のに。幸せ、だった、の……。しあわせ、で……。……っ。

【抱きしめられる身体も、抱きしめる腕も、コートの上からでも分かる程度には震えていて】
【震える声で、そんなことを言ったあとに、身体を一度、唐突に跳ねさせると】
【唐突に抱きしめるのを止め、それどころか相手の身体を、引き離そうとして】

っだ、やだ、やだ、忘れちゃう、忘れちゃうからぁ!

【唐突に発せられた大声は、見事なまでにひっくり返っていて。至近距離で聞いたらなかなかうるさいはずで】
【表情を見たらば、怯えきったような、そんな表情が見られるだろう】

/私も遅いですごめんなさい<(^o^<)
985 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 00:56:03.88 ID:KSfgZMAO
>>979
うん、……思い通りにはならないことは、よく理解してるつもり
ただ……思い通りにならないからこそ、頑張れるのかもしれないし、楽しいのかもしれないわ

【こくこくこくと、首肯での相槌を交えつつ、女性が首を傾げれば漸く視線を逸らして】
【頭上に広がる夜空を再び見上げながら、少女は改めて理解したと告げるようにニッコリと笑ってみせる】
【そうしながらも横目で隣に座る女性を見詰め、口の動きや顔の表情と共に伝達される言葉を咀嚼し】

へえ、そうなんだ……?

【先ず生まれるのは、新たな疑問が一つや二つ――……“伝聞”でなく、“断定”?】
【而も「文字通り」とは一体どういうことやら、と少女は思考を巡らせつつ、やや空返事】
【そして次に発せられた短い短い一単語……「連合」の二文字に、彼女は目を瞬かせた】
【機関≠ニ連合=\―この二つに共通するワードは、少なくとも、この少女の中で思い当たるものは一つだけ】

ねえ……それって、「連合」って……
……“対機関連合”のこと――よね?

もし、そうなら……貴女と私は、仲間だよ。

【非常に安直な発想ではあったが、半ば断定する形で女性にそう尋ねた後】
【少女は、若干遠回しに自身が“対機関連合”に所属していること≠告げる】
【視線を今一度、相手の顔へと固定して反応を窺いながら、左の手のひらに右手の人差指で「したしい」と書き始めた】
986 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/11(土) 00:59:44.27 ID:UvcAqNco
>>976,>>980(SideSave=j
 “────────”

【──移動の大部分でエネルギーを使ってしまったか、】
【機械人形だけでは僅かに隙間を開くだけで力不足であった】
【しかし、そこへ入り込んできたのは札の破片──それが爆ぜて、更に瓦礫が持ち上がる】

【瞬時に出来たその隙間、そこへ機械人形は身体ごと入り込ませて、瓦礫を背負うように持ち上げる】
【──だが。それでも女性は出て来れなかった。奥を見れば、足先の方がまだ挟まっていたからである】
【奥まで持ち上げるには、もう一段階、力が必要──しかしこれ以上の猶予はない。魔力の鼓動は、今にも爆ぜそうで】

 『……うえっ……おかあさっ……びええええ──、……ぅ、ぁ?』

【幼女は絶望を悟ると、より一層大きな声を上げて泣き叫んだのだが】
【──そんな彼女に、一つの人影が覆いかぶさった。咄嗟に振り返れば、そこには──】

【──負傷しながらも駆けつけた、あの女剣士の姿があった】
【母と彼女の姿を不安そうに交互に見やったが──手を貸し始めたのを見て、はっと息を飲む】
【この人達が助けてくれるんだ──そう幼いながらも理解した幼女は、ぬいぐるみをぎゅっと抱きしめながらそれを見つめていた】

【そうして、彼女の力が最後の一押しとなって──女性は、瓦礫から這い出ることに成功し──】

>>974,975,976,982(SideAssault=j
【──女性が助け出されるまでの間に、最大魔力砲が彼らのことを撃ち砕く事はなかった】
【何故ならば──発射することそれ自体が、出来なかったからである】

 【「敵対能力者の到達を確認。一名不足。よって戦闘力の不足を確認」】
 【「目標を捕捉──充填完了。一斉放射用意──F.I.R......???タヒt??eム???!!!!」】

【今まさに、最大まで凝縮された魔力砲が解き放たれようかと言うその時、】
【ファスマの視界が──大きくぼやけた。否、それは爆発による煙幕だった】

 【「目標をロスト! 即座に索敵を──」】

【──索敵が出来るような瞳など、既に半分が潰れている】
【砲口が右往左往し、やり場のない魔力の集まりはただの危険物でしかない】

【直後、顔面に灼けるような痛みが集中した。それも一発や二発ではない、何度も何度も──】
【疾電目を瞑するに及ばず。疾風のような鉛の連弾が、穿つ、穿つ、穿つ。口腔を抉り眼孔を穿孔し、それでも尚、尚、尚!】

 ──────ガ、呼あ゛あ゛──……あッ、がは────ッッッ!!

【──そして煉獄の絶叫が爆ぜた。心臓が破裂したが如き断末魔──】
【しかしそれは比喩ではなく“爆ぜた”。行き場をなくした凝縮魔力が──今、】

 【──號】

【巻き起こる爆発──熱風、衝撃】
【そしてそこに残ったのは──放射状に広がった焦げ跡と。後から落下してくる、黒い肉片と金属片のみだった】
//続
987 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 01:00:50.18 ID:lVaedEk0

>>981

……でも、御城に住んでる子じゃ無いんだ。『無道 武美』さんって言うんだけど。
聖都の魔術協会の寮に住んでるから、そっちの方に行けば…居る、かも。

【とはいえ、其処までの情報は握っていないらしい―――情報も、風化しかけたモノだ】
【ラベンダー色の少女と、交錯する視線……――痛いほどに、期待感と言うべき気持ちが流入してくる】
【少女の表情にひとつまみの苦味を加わった事が、眼に見えて理解できるだろう】

…ニンゲンさんがニンゲンさんじゃ無くなっちゃうなら、逆も有って良い≠カゃない。
『兵器』ってのは、造った方が決めた事でしょ? ……――その人、きっと今の貴女の事なんか知らないよっ。

【人間になりたい=\――其れは、或る時期以降のこの少女の、根底を貫く感情だ】
【中身を紐解けば、カタチを持たない精霊。外を見れば、擬態したゴーレム。可能な限り言葉を選んで、精々が焼けたケイ素生物】
【何時もはその感情を、人間に対する無償の友愛と言う形で発散している、彼女だが】
【今日の会話の中では、思うところが有る様で―――悲しげな表情と、ぱっ、と明るい笑みを、複雑に交差させながら語る】
【…奇遇と言うべき、だが……――先刻この少女が事を構えていた相手も、もともとは『人間』だと解釈していた相手なのだ】
【ゆるやかに灯っていたピノッキオの様な憧憬と、燻る懊悩の双方が、今日この瞬間は、篝火の様に燃え盛った】

……んーっ、だいじょ、ぶ………このくらいの量なら、ぜんっぜんっ。

………でも、あんまりピリピリし過ぎても…駄目だよ?
相手が『お父さん』の姿を保存してるのは、きっと貴女を悩ませるためなんだから。
必要以上は、めーっ。

【このあたりで、包帯は綺麗に巻かれ、テープ接着。疵の保護は完了されているだろう】
【今は、加速する情念を仕舞い込んで、少女はラベンダー色の少女を安定させる事に努めた】
【尤も、自分自身の内面を抉るような考えを巡らせたが故か、感情的で、結論が出切っていない論では、有るが】

……そうだ、貴女……名前は?

【そして、包帯の残りや、付随したハサミなどを懐に収めて―――ひとつ、問うだろう】
【二人称で呼ぶ事に限界を感じる程度には、話は広がっている】
988 :以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 01:07:03.06 ID:UvcAqNco
>>ALL

【そうして──脅威が去った後】

【瓦礫から這い出た機械人形が、全員を見渡し──ピピッと電子音一つ】
【その後──以下のようなノイズ交じりの通信音が、入るだろう】

 ──……ザザ……──そこに、“います”か……──?
 ……──お願い……ザザ……力を──……貸し──ザザザ

【──響いたのは、少女の声である】
【何者かからの通信を受け、それをスピーカーによって響かせているようだが】

 【“──力を貸して?”】

【それに興味があるのなら話を聞いていっても良いし、】
【戦闘により激しく疲弊したのなら、ここで立ち去っても良い】

 【──『ヴィルダ・ヴォルデ』の兵器ファスマ】
 【能力者たちに敗れたのは、これで二度目だった──】

//戦闘自体はここで終わりとなります、お疲れ様でした
//後に残って話を聞く場合は、少々のお時間を頂ければと思います
//それ以外の方は、ここまでお付き合いいただいて、大変ありがとうございました!

>>983
//お待たせして大変申し訳ない、お疲れさまでした!
//お付き合いありがとう御座いました
989 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 01:13:26.17 ID:TUknqRUo
>>986>>988
【女性が抜けだしたのを確認すると、瓦礫を其処に放り出し】
【初手と同じように、適当に投擲武器になるものを探す】
【然しながら、結局それを使う事は無い】

…………斬り損ねた、か。つまらんな
どの程度の強度が有ったのやら………

………まあ、良い。それより………

【機械人形の声に反応して、近づいて】

おい。時間が掛かるのかどうか、まずはそれを聞かせろ
それから……そうだな、この場で済むのか?移動するのか?
そうでなくては、話しを聞くかどうかも判断は出来ん

………とは言っても、聞こえているのかどうかも分からんな
聞こえているなら薬品と包帯でも持ってきてもらえれば助かるが

【言うだけ言って、その場に座りこむ】
【一応、何らかのレスポンスが有るまでは待つ積もりらしい】
990 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 01:15:49.73 ID:MyW2vcg0
>>987

武美、さん…………ごめんなさい、分からないです……
今度、会ってみたいな……

【やや俯く様にして、ポツリと漏らす少女】
【元々、他の『justice』メンバーとの接触の機会があまりなく、常に拠点……『風霊統主の城』の留守を預かる立場にあったのだ】
【仲間の顔も、『対ネル・ナハト連合』からのメンバーぐらいしか、少女には分からない】

――――そう、なんでしょうか……?

【少女の言葉に、困惑する様子を見せる少女】
【今まさに『人間』と『兵器』のはざまで揺れている少女には、確かに鮮烈な言葉ではあったが】
【それが逆に、戸惑いを生む結果となっている――――豪華なプレゼントを差し出され、受け取ってしまって良いものかと身構えてしまう心理に似ている】

でも……確かに…………『ケツァル・コアトル』を作った人たちは、もういないって…………

【しかしまた、その言葉には頷ける部分がある】
【自分を作った製作者たちは、同種の仲間の中で最強を決め、その後そのシリーズを量産すると言う事を考えていたらしい】
【だが、既にその規格は潰えて――――ならば、意志を持たされた自分たちは、何になるのだろう?】

――――そうかも、しれません…………
片手がなかったり、片目がなかったり…………そのままでいるのは、不便な事なんだ…………
何か、あるのかもしれない…………『変わらない理由』か、『変われない理由』が…………

【意外と『悩ませるため』と言う予想は、的を得ているのかもしれない】
【『父』の体は、激しい戦闘の末にボロボロになっていた。日常生活では、それこそ少女があれこれとサポートしていたのだ】
【そこには、何らかの理由が存在するのだろう】

……私、ですか…………?
私は――――ケツァル・コアトル=ラベンダァイス=カエデ=キャニドップ
ラベンダーとでも、呼んでください…………

【名を問われる事に、わずかに戸惑いをおぼえもしたが、このまま名乗らないでいるのは失礼にあたると思い当たり】
【普段は隠している部分も含め――もっとも、先ほどからそれは互いに知っている事なのだが――フルネームで名乗る少女――――ラベンダァイス】
【[親/マスター]の保護を失い、路頭に迷い掛けている、一人の少女だった】
991 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 01:17:27.36 ID:3vwJT6Eo
>>986>>988
【爆散する機械の蜘蛛―――その様に目を顰め、構えかけていたチャクラムを再び仕舞い込む】

終わった、のかな・・・ん?

【爆発の余韻と共にしばしその場に留まり、それからその場を去ろうとし――】
【――そこに、入ってくる音――いや、声か】

…「力を貸して」?

【音の方を向けば、先程機関の兵器を前にして救援活動をしていた機械人形――あの人形は、機関と敵対するものなのだろうか?】
【だとしたら、力を貸すというのは―――兎も角、話を訊くべくそちらに向けて歩いていく】
992 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 01:21:18.49 ID:9YZvVRIo
>>986>>988
【號、と巻き起こる爆発。衝撃】
【強烈に叩きつけるそれすらも思考の外へと追いやって、未だ微動だにせず、油断無く銃口を向ける】
【──やがて。「アレ」がいた場所に焦げ跡が残り、ぼとぼとと肉の落ちる音が聞こえ】
【終わった、と認識した瞬間】

──────っ、はぁっ!

【胸に溜まった空気を一気に吐き出し、その場に倒れこんだ】

さ、流石に…しんどかったな……。

【追跡の際、完全に無視を決め込んでいたダメージが今になって響く】
【しばらくは動けそうにないようだ】

は、は……ん?何だ、この、声?

【倒れているうち、例のよく分からないモノから聞こえる声に気づいた】
【聞き取りづらいので近くへ行きたいが、動けないので倒れながら聞くことにした】
993 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 01:24:31.84 ID:mhsWOzwo
>>985

思い通りにならないこの世界・・・・貴方は逞しいわねえ
私なんかは今まさに“遭難中”だけれど、楽しいのは確かかしら

【相手の見せる笑顔、それにつられる形でこちらもにっこりと、優しげに】
【一時的にでも視線が外れた事でその先は手元の日傘へと向けられて】
【使い込まれながらも実に手入れの行き届いたそれを手遊びするように軽く撫で】

・・・・ええ、もっと言ってしまえば「ロンド」は母方の苗字でね?
「紫炎」の方を使うときの苗字は「長谷部」、本来はその父方の名前なのだけれど―――

【詳しい―――いや、それにしても些か“過ぎる”点が多い】
【機関の大幹部、その姓名に関する情報が世間に出回るとは思えない、が】
【その種明かし、恐らくは彼女が“文字”に気付くのと同じようなタイミングではなかろうか】

連合・・・ええ、確かに略さず言えば「対機関連合」だけれど・・・・仲間?
それって貴方も対機関ってこと―――なら、こうしてお仲間と会ったのは初めてかしら

私は「長谷部 沙利菜」というの、まだ連合には入って間もないけれどね?
もし良ければ貴方のお名前を聞いてもいいかしら、メンバーは誰が誰かを良く知らなくて

【口調は相も変わらずゆっくり、おっとり――だがその表情には変化がある】
【元より明るかったそれは仲間だと解ると更に明るく、どこか快活なまでに】
【そうして自らの名、長谷部という姓を名乗って後に相手の名を尋ねる】

994 :以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 01:36:17.71 ID:UvcAqNco
>>989,991,992

【助け出された女性は弱々しくも立ち上がり、】
【娘である幼女を抱きしめながら、残った彼らを見て】
【「本当に、ありがとうございます……こうしてうちの娘も無事で……」】
【と、何度も何度も頭を下げて、言い足りない感謝の言葉を紡いでいた】

ザザ……もうすぐで──……ザザ……ガガガ……
 ……ピー……ガガ──……着……──待っ……

【一方の機械人形はというと──】
【その通信の後に、火の国の一部に特有の電波障害で、激しく音が乱れて途絶えた】
【彼女らの声は耳に届いたのかどうなのか、それさえも怪しいところだったが──】

【それからほんの数十秒後に、ざり、と足音一つ】

──……はっ……はっ……
良かった……今度は、間に合った……

【そこへ駆けつけてきたのは、トランシーバー片手の少女だった】

【齢十八ほどだろうか。緩く波打った暁色のショートヘアに、茜色の瞳】
【ベージュのカーゴパンツに白いローカットスニーカー】
【黒い長袖Tシャツの上から白Tシャツを重ね着して】
【盾を模したピンバッジの付いたデニムのベストを羽織っている】

【彼女は膝に手をついてしばし息を整えるが、完全に整う前に顔を上げて】
【一度ごくりと息を飲むと、辺りの状況を見回してから、口を開く】

……──私は、『対機関連合』、リーダー、代行……──黒野、カンナ

話は……たったの一つだけ──
私から、あなたたちに直にお願い……──私たちに、『対機関』の、力を貸して

数日後に……集まって欲しいところがあるの……
……あなたたちに、『機関』と立ち向かう意思があるなら──どうか、お願い

【単刀直入。自身の立場と、用件のみを──揺らがない瞳で語ると】
【次いで、何処からともなく『救急箱』を人数分生成し、配ろうとしていく】
995 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 01:40:37.26 ID:lVaedEk0
>>990

……例えば貴女が『兵器』でありたい、あるべきと考えてたとしても、そんな事『兵器』は思わないじゃない。
銃弾とかミサイルが、そんな事を思って飛んでるとでも思ってたー?

………詰まり、結局貴女は『ニンゲンさん』ニなれるんだよ。
科学的な問題じゃなくて、理屈抜きに……なれると思う。

【重ねて尋ねられてしまえば、戸惑う顔を見せられてしまえば―――もう、押し留める事は出来なかった】
【達観した面の多く見られた彼女としては珍しく、自分の思うところを、包み隠さずコトバにして】
【後天的な『人間』は、存在しうる≠ニ。青臭く拙い言葉では有るが、心のままに言い放つ】
 【只一つ、表出させることの無かった、何時もは感じない気持ちは】
 【――――あなたは、私より人間に近くて、羨ましい≠ニ言う、綺麗とは言い難い純粋な想い】

傷付いたカラダ、だったんだね……。
其れでも闘い続けようと思ったんだから、芯の通ったヒトだったんだろうな〜。

……――死んじゃった≠ニは、信じたくないよね。

【少女の言葉を聞いて、正義の御旗のもとに立つ戦士であったろう『お父さん』の事を、ふと偲ぶ】
【長い時間を共に過ごしてきたであろうラベンダーとは、流石に理解している事の質・量ともに、雲泥の差が有るが】
【其れほどの男の魂が、完全に呑み込まれてしまったと想いたく無いのは、この少女も同じらしい】
【然し、言葉が口をついて出た事には、本人も驚いた様子で―――視線を上に遣りながら、僅かに唇を尖らせた】

…ラベンダー、だねっ?
私の名前は、「依神 聖輪」……ニンゲンさん≠フ幸福を願う者。

……もう夜も遅いし、表通りまで送ろうか?

【深く息を吸う様な、タメの動作の後に紡がれた名乗り―――何時もより短いが、ひとつの言葉は、何時もの数倍強く紡がれた】
【其処に、『人間』と言う『概念』への、執着めいたこだわりを持つ彼女のココロの一端が、見てとれるだろうか】
【そして彼女は夜空を数瞬見上げてから、再び視線をラベンダーへと降ろして、提案する事だろう】
【路地裏の闇も、夜の闇も、いよいよ深まる―――草木も眠る丑三つ時は、近いのだ】
996 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 01:47:30.97 ID:3vwJT6Eo
>>994
【とりあえず機械人形の前に着き、腰を降ろしてそちらに意識を向けるが―――】
【ノイズは増えるばかりで――ついには音が途絶えてしまう】

あ…消えた
・・・

【そのままじっと待ち、「叩いたら直らないかな」とかアホなことを考えだした頃――「彼女」が現れる】
【そちらに顔だけ向けて、その姿を認めると――】

その声…機械人形の…?

―――『対機関連合』、ですか

【カンナと名乗った「彼女」の発言に疲れとかでボケかけていた頭が揺り起こされる―――】
【立ち上がりながら、今度は身体ごとカンナの方を向いて会話する態度を見せる】

力を貸す―――それはやっぱり、機関と戦うということですか

【口を開き、落ち付いた調子で確認するように――或いは半ば決め付けた様子で、そう問いただす】
997 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 01:50:24.72 ID:9YZvVRIo
>>994
【変なモノが黙ったと思ったら、今度は少女が現れた】

対機関連合…リーダー代行…黒野、カンナ。
成る程。確かに、「普通」じゃなかった。…予想通りにね。

【未だ荒い呼気を整えつつ。つい先日、火の国に来るきっかけとなった出来事を思い出していた】
【少女が渡してきた救急箱を断り、逆に話かける】

二つ、答えて欲しい。

一つ。さっき爆散した「アレ」は、どこが造ったものなのか。
もう一つは、対機関連合、つまりそちらさんだけど、ああいった兵器を所有しているのか否か。

協力は、返答次第、かな…っと。

【ゆっくりと上半身を起こす。あちこちに火傷やら打撲やら、細かい負傷が目立つが、特に問題は無さそうだ】
998 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 01:51:15.98 ID:TUknqRUo
>>994

おや、お前が……ふむ
会合に参加したのの話も一応聞いている
……話しこんではみたい所だが……そうもいかんな

一応、集積情報の方で話は知っているが……まあ、顔は出すかも知れん
隠居の身とは言え、これでも正義組織とやらの所属だ
算段の方も承知している

………が

【受け取った救急箱を開いて、大雑把に包帯を衣服の上から巻き付けて】
【とりあえずの止血を終えると、その場にごろりと横になる】

………疲れた。それに眠い。寝る
後で、誰かが拾いに来るだろう……放置しておいてくれ

……………斬り足りないな……

【言い終わって然程の間も開かず、すうすうと寝息を立て始め】
【暫くすれば、館の者がそれを回収に来るだろう】

/眠気が少々危険な領域に来たので、半端な所だけどお先に
/お疲れさまでしたー
999 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 01:53:54.57 ID:MyW2vcg0
>>995

――――本当に『兵器』なら、こんな迷いそのものを抱かない……って、事ですか……
……考えてみれば、確かに、そうですよね…………

【理にかなっている。その言葉は、非常に理にかなっている】
【自分に「『人間』なのか『兵器』なのか」と言うジレンマが生まれること自体、『人間』である事の証明】
【そう言われて初めて、ラベンダァイスの顔からわずかに陰が退く】

はい……最後まで、仲間のために…………そして、みんなと共に生きるために、って言って……戦いました…………
私も、そんなお父さんの姿を見て…………お父さんのために戦おうって思って……

【『持たざる者』だった父。そんな父が、自分との出会いによって、生きることに目覚めて、より一層の奮戦を約束した】
【そんな姿を見て、自分にとてもよくしてくれた父を見て。自分もまた、そうして戦いたいと思った】
【――――心のどこかでは、気付いていた。しかし、口には出来なかった】
【そうした感情そのものが、兵器としての従属性から生まれるものなのではないか、と】

――――もし、お父さんが死んじゃったら…………私は本当に一人になっちゃいます…………
友達の人や、親切な人は一杯いても……『家族』は、お父さんしか、居ないんですから…………

【如何に、自分の人間性に信じる気持ちが引き出されたとはいえ、まだまだラベンダァイスの心は『震えている』】
【もしも『父』が失われてしまったら――――その時には、もう自分と言う存在そのものが、意味を成さなくなってしまうような喪失が、そこにはあるのだろう】

聖輪、さん…………
そうですね、もう遅いですから…………じゃあ、すいませんけど、お願いします…………

【少女――――聖輪の名前を反芻しながら、もう既に夜も遅い事を思い出す】
【見送りを買って出た聖輪に従い、その後をついていこうとする】
1000 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 02:03:08.08 ID:KSfgZMAO
>>993
…………うふふ
あら、遭難中とは大変ね……?
それでも楽しいなら、楽しめてるなら、良いんじゃないかな
スリルあってこその人生ですもの、スパイスを効かさなきゃ勿体無いわ

【「逞しい」と言われて、照れ笑い】
【ストレートに褒められることに慣れていないから、何処か擽ったい】
【女性の言った“遭難中”との言葉を、そのまま言葉通りに受け取って――】
【然し、依然として笑顔を乱すことなく、楽しげな様子だった】

はあ、じゃあ二つ名前があるようなものなんだ……やっぱり初耳だなぁ
“シェン・ロンド”に“長谷部 紫炎”……かぁ、お母さんとお父さんの名字……

…………あれ?

【――然し妙に詳しすぎやしないだろうか、と彼女が疑念を抱くと同時。不意に目をぱちくりさせてから】
【手に書いた文字を、もう一度なぞるように書き直す。親しい≠ニ、確かにその文字列をもう一度、文字通り……――】

  【 ―― “ 親 ”……? 】

【――そうして、相手が名乗ったのは『長谷部』の名字】
【彼女の言葉と言い、特徴的な美しい“金色”と言い――「偶然」にしては、余りにも出来すぎているような】
【そんな気がして、結論を下すまでに十数秒。口を開き、喉にて閊える吐息を吐き出して】

…………サリナ、「長谷部 沙利菜」――うん、覚えたわ
私はシャローム……って、言うのだけれど、連合には「シャムロック」の名前で所属してるの
実は私もね、まだ入りたてなんだ……これから宜しくね、サリナ

――――そう、『親』……『お母さん』なんだ。

【少女は一つ頷くと「シャローム」と「シャムロック」の二つを名乗って、感慨深そうにポツリと一言】
【沙利菜を見詰める瞳が“羨望”に色付き始めていたのは、きっと単なる錯覚ではないのだろう】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

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