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厨ニ能力やるからそれ使って戦おうか - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/29(日) 16:05:20.33 ID:VX8ogFiIO
厨二病患者隔離スレへようこそ
そしてこのスレを開いてくれて有り難う
ルールを読んだ後は厨二病の病状をより悪化させて遊ぼう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止!
※1酷い場合は注意しましょう!
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2たまには攻撃に当たりましょう!
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

さあ!空気を読んでを妄想を爆発させよう!

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1306148385/

@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/

vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1306338810/
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

【怪獣8号】ミナ「日比野カフカ今日は奢りだ!好きなだけ食え!」 @ 2025/08/02(土) 00:14:58.07 ID:l6LpFqfaO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1754061298/

すいか 67.1 立ててみるテスト @ 2025/08/01(金) 14:24:40.59 ID:GCnrlbTY0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1754025880/

もう8月ですね... @ 2025/08/01(金) 06:51:37.98 ID:tUwLog300
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753998697/

【デレマス】橘ありす「花にかける呪い」 @ 2025/07/31(木) 00:03:20.38 ID:DoK8Vme/0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753887799/

【学マス】広「笑って」 @ 2025/07/30(水) 20:41:14.60 ID:VXbP41xf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753875674/

パンサラッサ「安価とコンマで伝説の超海洋を目指すぞぉ!!」 @ 2025/07/29(火) 21:13:39.04 ID:guetNOR20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753791218/

落花生アンチスレ @ 2025/07/29(火) 09:14:59.83 ID:pn6APdZEO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753748099/

ライナー「何で俺だけ・・・」 @ 2025/07/28(月) 23:19:56.58 ID:euCXqZsgO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753712396/

2 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/29(日) 16:49:36.25 ID:xrjD/Vnw0
>>前スレ1000

「ええ、えーと年齢的には中学校入るか入らないかの境で始めました」
【また笑いながら話し出す、笑い話かこれ?】

「いやー以外とやればできるもんですよ旅っていうのは、今じゃ笑い話にもなりますし」
【頭を掻きながらちょっと苦笑い、どこで旅の資金を集めた? というセリフが飛んできそうなのであまり他人には話していなかった】

/>>1
3 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/29(日) 16:51:44.61 ID:tyVIRJRy0
【路地裏から出てくる高校生くらいの少女】

【風が膝元のロングスカートを揺らす】
【それだけなら普通の光景なのだが少女は両手にシンバルを手にしており洋服には所々返り血のようなものが付いている】
「これで彼と私は安泰なの〜♪」
【物凄く機嫌がよさそうだ】

【路地裏の奥には少女と同じ制服を着た女生徒が上半身と下半身をきれいに両断されて殺されている】

「泥棒猫は居ないのね〜」
【物凄くうれしそうに鼻歌をうたっている】

/>>1
4 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 16:54:23.56 ID:4U4AQoIY0
>>1おつ
5 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 16:55:17.41 ID:VX8ogFiIO
>>2

「やっぱりそうなるわよね…」

【頭で逆算した結果と相手の言うことが合致してうなづく。】

「笑い話か…ま、そうよね。いろいろあるわ。」

【自分にも経験がある。】
【女は思った。】
6 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/29(日) 16:59:10.70 ID:xrjD/Vnw0
>>5
「そうです、質問は色々めんどくさいことになるので却下で」
【だいぶ会話をしたので彼女と親しくなっただろうか?】
【めんどくさくなるについては追求しないこと】

「ついでにお名前も聞いていいでしょうか? 自分の名前は弓指卓矢です」
【思い出したかのように相手の名前を問う】
7 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 17:02:17.76 ID:VX8ogFiIO
>>6

「ん?…ああ、私はロータス。ロータス=ブラックよ。」

【相手の名前を聞いてこちらも自己紹介。】
【偽名だが、もうこの名を長く使っているのでほとんど本名とも言えた。】

「しっかし…ふむ…簡単には行けないかもね…」

【そんなことを呟いた】
8 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/29(日) 17:04:56.22 ID:xrjD/Vnw0
>>7
「ロータスさんですね」
【復唱してしっかり覚える、ちなみに彼の名前も偽名だ】

「世の中簡単じゃありませんよ、そろそろ自分は帰ります」
【あらかたお話も終わったのでここから出ることにする】

「また会いましょう」
【手を振りつつ公園の出口に行く】
9 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 17:08:32.03 ID:VX8ogFiIO
>>8

「…んなことあんたに言われなくても分かってるわよ。」

【ピシャリと、被せるような物言い。】
【その後相手が帰る、と。引き止めるのも悪いため、】

「ああ…それじゃあね。」

【と見送った。】


(乙でした!!)
10 :【蛇槌毒切】 :2011/05/29(日) 17:11:11.69 ID:dJGI+Les0
/初めてです!宜しくお願いします

11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage saga]:2011/05/29(日) 17:20:56.08 ID:7/FNomp4o
>>1乙です

/>>10 宜しくお願いしますねー!
12 :【熱素掌握】 :2011/05/29(日) 17:21:48.99 ID:HIIaDXpJo
>>10
/よろしくお願いしますね!
13 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 17:23:14.13 ID:arLmfcqY0
【町外れの森林】
【土でできた棺に人間を収納させている男】
【土でできた兵隊に作業をさせている】
【荷物の人間は死人ではない、生ものである】

「地中海世界では、奴隷の定義は自分の運命を自分で決められない人間だそうですが
自分の運命を放棄する人間は、人間ではありませんよねえ」

【なんとなくそんな言葉が出てくる】
【自殺志願者を実験に利用する、何という社会的貢献だろう】

/>>1
14 :【蛇槌毒切】 :2011/05/29(日) 17:23:44.44 ID:dJGI+Les0
/右も左もわからないので宜しくお願いします!
まず何をしていいものかまずわかりません…
15 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 17:28:46.74 ID:p4Kxbf3h0
>>14
/まずは、http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/←ここに行こう
/ここの『雑談スレ その○○○』ってのがあるから、そこで挨拶&超絶質問タイムで万事解決
16 :【熱素掌握】 [sage]:2011/05/29(日) 17:31:31.07 ID:HIIaDXpJo
>>14
まず、wikiのはじめに、の欄を見た方が良いかもしれません

分からなかったら

雑談スレ
http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1306613463/

で質問して頂ければ答えが得られるかも……
17 :【蛇槌毒切】 :2011/05/29(日) 17:32:33.50 ID:dJGI+Les0
>>15
/感謝します
さっそく質問してきます
18 :【蛇槌毒切】 :2011/05/29(日) 17:33:00.71 ID:dJGI+Les0
>>16
/ありがとうございます
行ってきます
19 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 17:41:36.12 ID:VX8ogFiIO
>>13

【こう暑くなってくると森林浴が日課の様になってくる。】
【その人物はは帝國の情報を得るために動く傍、休憩でこの場所にやってきていた。】
【穏やかな小鳥の囀りと涼しげな雰囲気を体感していたが…】

「……」

「…何あれ…」

【この場に似つかわしくないものを見つけ足を止める。】
【一人の若い女性。】
【豊かな黒髪、ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【そして何より印象的なのが、彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【背負った得物…身の程もある大きな片刄大剣も合間って『ほんの少しだけ』怖い様な、近づき難いような、】
【そんな雰囲気を発していた。】
20 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 17:51:09.49 ID:arLmfcqY0
>>19

【懐からシガレットチョコの箱を取り出し、一本を咥える】
【全員を収納すると、背後の気配に気付いた】
【振り返る】
【中々常人離れした女性である。背中の獲物に傷含め】

「こんばんわ、ですかねえ」

【間の悪い方である。棺の扉は閉じられて中の人間の生死は普通なら判らない】

「集団自殺のようで、この辺りに倒れていたのを見つけまして、ね」

【普通のようだが、何かおかしい】
21 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 17:55:18.89 ID:VX8ogFiIO
>>20

「…あ、こんばんは」

【まさか話しかけられると思っていなかった様で、慌てて挨拶し返す。】
【土の兵隊の動きを感心した様にみつめた。】

「は?…集団自殺?」

【それを聞いて女は顔をしかめる。あまりいいものではない。】

「…理解できないわね。何で自分から死ぬのかしら。」

【そう呟き、タバコを一本咥えた。】
22 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/29(日) 18:00:57.97 ID:tyVIRJRy0
>>3
/9時過ぎまでしか居られませんが再募集
23 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 18:02:28.14 ID:siFD+Lswo
ハァ、これからどうすっかな…

【人通り少ない街。歩道を歩く修道女、溜息を付いて】
【いつもの鋭い目付きは今日は朧気。歩む道だけを見つめていて】
【夢遊病のようにフラフラと、覚束無い歩を進める】

聖書もなきゃ生きる糧も見つかんねぇ
拙者は…今まで何して生きてきたんだか

【現状のようにどこか磨り減ってしまっているのには理由がある。数日前のことだが】
【短く言えば今までの生き方を見なおさざるをえない事態に直面したのだ】
【結果的に指標を失った今、それは至極簡単だと思われた「生きること」が、どこか辛い】

【不意に足を止め空を見上げる。雨が降り出しそうなモノクロームの空だった】
24 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 18:03:34.38 ID:arLmfcqY0
>>21

「ええ、近くに睡眠薬の瓶がありましたので、恐らくは」

【ジャケットの表ポケットから茶色の瓶を取り出し見せる】
【ラベルも何も無いこの瓶は、いうまでも無くカモフラージュである】
【怪しまれた時はこれで誤魔化すのが常である】

「全くです。自分の運命を放棄するなどとは」

【自殺サイトを運営し、自殺の意思を煽り、薬品を与え、仮死状態にする】
【そうやって、崇高な使命の協賛者は作られる】
【平たく言うと、実験台だが】

/飯落ちなので遅れると思われます
25 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 18:12:05.75 ID:p4Kxbf3h0
>>23
『にゃー』
…あん?
『にゃーん』

【一人の青年が、道を歩いていた】
【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、そして頭の上には一匹の黒猫を乗せた】
【まあ、ツッコミ所満載な格好をした青年な訳だ】

【この青年が、ジェイルやD.O.T.Aに指名手配されているのはまた別のお話】

『にゃーん』

【猫が何か訴えかけているらしいが】

何だよ?
『にゃっ』
……何言ってるかさっぱり

【肩をすくめながら、修道女の横を通り過ぎようとする】
26 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 18:17:43.22 ID:VX8ogFiIO
>>24

「うひゃー…それで死んだの…」

【ライターの火をつけ、たばこに近づけたまま驚いた声を出す。】
【睡眠薬などみた事がなかった。】

「…で。あんたはその尻拭いをしてたわけ。随分優しいのね。」

【紫煙をくゆらせながらそんな事を呟く】
27 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 18:18:48.14 ID:siFD+Lswo
>>25

………

( な ん だ コ イ ツ は )

【ふと己の傍を通り過ぎようとした影に視線をくれてやると一体なんだというのだ】
【人のものではない耳…所謂獣耳と尻尾、一見すれば人に近い獣人にも見える】
【頭に座すのは黒猫、まぁこれはアクセントとみれば特別不思議なことではないにしろ】
【注意深く観察すれば左腕が無い?】【修道女、眉間に皺を寄せ懐疑のジト目で見つめ】

ま、待てよテメェ

【好奇心が勝った。考えるよりも早く口が動き、呼び止めの一声をかけ】
【刹那、ああ、と思う。自分は全く何も質問を考えてもいないというのに】
【軽く伸ばした右手が何処か虚しい】
28 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 18:25:01.90 ID:p4Kxbf3h0
>>27
【かなり見られていると気付かず、そのまま通り過ぎ、立ち去ろうとするが】

…ん?

【呼び止めの声に、青年は立ち止まる】
【そしてゆっくりと後ろを向いた】

【が、青年は自分を呼び止めた相手に見覚えが無い】
【よって、数秒相手をジーッと見つめるが】

……ん、何か用か?

【顔見知りではないが何か用があるのだろう、という結論に辿り着いた】


【黒猫は青年の頭の上でにゃーにゃー鳴きまくっている】
29 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 18:25:04.51 ID:arLmfcqY0
>>26

「運が悪いようで、このような場面に何度か出くわしましてね
貴方様も死体を見たのは初めてと言う顔ではないようで」

【こんな状況で暢気にタバコを吸っていられるのはまともな人ではない】
【男はそう仮定し、警戒態勢を整える】

「死体を野晒しにするよりかはと思ってやるのですが、ねえ」

【悟られぬように語り口は変わらないよう心がける】
30 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 18:32:06.14 ID:VX8ogFiIO
>>29

「そりゃあね。死体を怖がってちゃ剣なんて持てないわ」

【ぷかぷかと煙を漂わせながら言った。】
【殺した事もあるし、殺されかけたこともある。死体も見慣れていた。】

「ふーん…まあ確かに…野晒しは嫌ね…」

【匂いなどもキツイだろう。】
【女はそう思い、埋葬した場所を見つめた。】
31 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 18:32:29.35 ID:siFD+Lswo
>>28

用は…なんも…ねえけどよ…

【呼び止めてしまったことに少しの罪悪感を感じつつ右手を降ろし、視線をそらしつつ答える】
【少なくとも呼び止められてこのような返事をされたならば対応に困ること必至だろうが、それどころではない】
【逃げてしまえばいいかもしれないが失礼だ。修道女、必至に話題を探して数秒】

…可愛いな、ソレ

【丁度良く頭に座していた猫を指差しつつ言う。ただしその目は実に興味がなさそうな視線で】
【口調も淡々としており、本心で言ったわけではないと知るには容易だろう】

【…数秒の無言を挟んで】

ところでテメェには仲間がいるか?

【唐突に脈拍もないことを聞く。一体何を考えているのか】
32 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 18:34:14.24 ID:dimPe+P5o
>>896

「―――はぁっ!!」

自らの拳が相手に当たった事を認識し、一度大きく気を吐く
―――が、結果は男の期待していた物とは異なっていた

青年は翼を用いて難なく着地していたようである
自らの頬が熱いのを気にすることなく、男は鋭い視線を青年の方へと送っていた

「―――ふんっ、中々やるなっ!」

相手が想像以上に強いと認識し、楽しげな声を送る
男にとって強敵と拳を交える事は至福の喜びに相違なかった

「だが―――オレもオマエも、まだ終わりはしないっ!」

そう叫び、今度は男の方が体を前に動かしていく
躊躇う事無く最高速で前方へと流れていく身体
右腕を大きく振り被ることで、溜めを作っていた
33 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 18:37:15.08 ID:p4Kxbf3h0
>>31
ふーん、そうか

【普通ならここで困惑する所だが】
【青年はどうでもよさそうな声で、特に追及する事も無く受け流した】

ん、こいつか
『にゃーん、にゃん』
うるさいけどな

【青年に何か伝えようと必死の猫】
【本心ではない、とすぐに気付くも気を悪くする様子も無い】

【沈黙中も猫はにゃんにゃんと鳴き続け】

仲間?仲間なー

【唐突の質問に驚く事もせず、淡々と返す】

心から信頼出来る人間というのが仲間であったら、それは居ない
仕事仲間だとか、とりあえずの人間関係を持ってる奴が仲間と言うのであれば、居る

【無表情で、呟くように言った】
34 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 18:39:11.96 ID:arLmfcqY0
>>30

【男は、この場での回収を半ば諦めた】
【獲物を持たれている方に、この実験台回収を見られてはいけなかった】

「左様で、まあ・・・」

【とその時、棺の一つから物音がする】
【男に戦慄が走る】
【自殺志願者の1人だが、この男にクスリを渡されたなどと口走られては困る】

35 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 18:44:08.89 ID:siFD+Lswo
>>33
人間関係…か

【抑揚に乏しい声で呟く。一見すればこれも興味の薄いように見えるかもしれないが】
【しかし実際は修道女、そのことに関し興味を抱いた。理由は】

…拙者はな、テメェにとってはどうでもいいことかもしれねえけど只今絶賛生きる意味ロスト中だ
頼るもんも何もねえんだ、だからよ…

その仕事仲間とかいう奴、どーやったらなれるんだ

【つまりは仲間が欲しかったらしい。それがどういうモノを目指しているのであれ、出来ればそれでいいらしく】
【鋭く無感情そうだった視線も何時しか人らしい視線‥・それは孤独で、孤独から脱したいような願望を持った色で】
【無表情で呟くような言葉さえも、今の修道女には救いに近くて】
36 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 18:45:25.69 ID:VX8ogFiIO
>>34

「……」

「ははあ…やっぱり…」

【一癖も二癖もある笑いを見せ、女は相手に視線を向けた。】
【背中の大剣が呼応する様にガチャリ、と鳴く。】

「……」

「何かあんた一癖ありそうだと思ってたら…案の定…この棺の中…」

「…―――――――――――生きてる≠ね。」

【音を聞き、女は言った。】
37 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 18:49:03.67 ID:p4Kxbf3h0
>>35
(……拙者…?)

【修道女にしては変な一人称に、頭の中で首をかしげる】
【しかし、顔や仕草にはまったく出ず】

んー?そーだなあ

【仲間を作る場なら『アカデミー』が妥当だろう】
【だが"仕事"仲間となると……】

人を殺したり、騙したりすんのが仕事って感じだけれども?

【顔色一つ変えずに言った】
38 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 18:50:36.48 ID:r+Jrp9tJo
>>32

【やはり、速い】
【最高速でこちらへと接近する、男の姿】
【其の右腕は大きく振りかぶられており、分かり易】

ああ...もう少し、頑張らせて貰おうかな―――ッ

【只の接近戦では、向こうに部が在るだろう】
【しかしこちらにも、こちらにしかない武器が在る―――】

よし...いくぞ...?
【..突如、青年の左腕が消えて行く】
【それは朧げな霧となり。近づいてくる男にゆっくりと近づいて行く】

【だが、霧が何かをするという事は、ない。】

【男がこのまま接近してくるならば、霧と構えをとる青年に挟まれる形となるだろう】
39 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 18:51:55.73 ID:arLmfcqY0
>>36

「おそらく、クスリをあまり大量に飲まなかったらしいようですね」

【勘付かれたらしい、フォローを入れても意味は少ないだろう】
【撤退前提での戦闘も覚悟しなければならない】
【接近戦など愚の愚である】
【棺の方に近づく】

「ともかく、確認してみませんと」

【女性との距離を取ろうとする】
40 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 18:56:16.07 ID:siFD+Lswo
>>37

鬼や吸血鬼や悪魔なら沢山殺した
もう拙者は罪人だ、これから何人殺めようと変わらない筈だ
拙者は…それでも生きる意味を探したい

【顔色一つ変えない相手に対し、此方はというと徐々に深刻さを増していくような顔で】
【こんなにも落ちぶれた自分は今、凄く滑稽なのだろう、と心中思いつつ】
【手を汚すのが目的でもいいから、生きる意味と知人を欲している、との意思表示】

いいだろ?連れってくれよ
拙者は所詮迷える子羊だ、救ってくれるなら修道女としてこれ以上はないさ

【懇願を重ねる様子は一見すれば本当に悩んでいるようにも見えるが―――――その口調は何処か、煽っているようにも】
41 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 19:00:45.19 ID:VX8ogFiIO
>>39

「自分から死のうとする人間がクスリの量を間違えるわけないでしょう?」

【相手のフォローを叩き折る。さすがの彼女もそれは分かった。】

「…そんなに警戒しなくても…私は別にジェイルとかドータの人間じゃないの。ただの剣士よ?」

「あんたが危害を加えなかったら♂スもしないわ。」

【警戒し、後退する男を見てニヤニヤ。】
42 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 19:02:13.65 ID:p4Kxbf3h0
>>40
ああ、そう

【深刻な顔で事情を明かした相手に、反し】
【青年はクククッと面白そうに笑った】
【人を殺し、罪人となったのが滑稽だったのではない】

【生きる意味を探す事を滑稽だと思ったのだ】

分かった……と言っても、アジトに連れて行く前にちょっとやる事がある
簡単だ、軽い洗脳を受けてもらう

いいか?

【ニィッと笑いながら聞いた】
43 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki :2011/05/29(日) 19:02:21.91 ID:5NOO8GPfo
ーー嵐吹く日

外は酷い、天候である、唸る風の音が、其の耳にしつこく残る
降り注ぐ雨の音が、車の音、街の音全てをかき消すように鳴り響く

ただーー此処は違う、とある町外れの喫茶店、店全体に響き渡るピアノの音
曲の名前は解らない、ただ優しく流れるピアノの音、そう…此処は町外れの喫茶店、ピアノジャズが流れる喫茶店

女性はそこに居た、コーヒーを片手に、その音を聞きながら、荒れる景色を窓越しに眺めている

演奏するのは、何処かの音楽家だろうか?元音楽家だろうか?そのメロディーに包まれて、

「ひどい音楽ね…」

『ああ…うちの自慢だ…』
「その割に…いつも人が居ないのね…」
『……気にするな…』

此の店に女はよく来るのか…店主らしき男と何気ない会話をしている、

『何時もあなたにはお世話になってますからねっ…と』
「ええ…そうね」

他愛のない、只々、話しているだけ、なにも意味のない会話、ただ、何も話さないよりは…
気分が紛れるという物である

『それにしても…こんな日にまでよくくると思うよ…』
「フフッ…気にしないで…」

此処は、町外れの喫茶店、ピアノが流れる喫茶店、そこに女は一人でいる

/絡みお待ちしております!
44 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 19:10:03.97 ID:arLmfcqY0
>>41

「なら結構」

【棺にたどり着いた男】
【叩く音は、次第に激しくなる】

「このままだと酸欠で死にますが
介錯して差し上げましょう」

【男は地面に右手を当て、取り出す様に土の槍を生み出す】
【そしてそのまま、近くの兵隊に持たせて棺の中をメッタ突きにさせる】
【くぐもった悲鳴と槍の先に付いた血で理解は出来る】

「私はこれらの棺を持ち帰ります
これ以上の深入りはお互いに避けましょうかねえ」

【持ち帰る宣言をする、殺人者】
【それでも戦いたくは無いらしい】
45 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 19:10:36.29 ID:siFD+Lswo
>>42
洗脳…ふん

【洗脳と聞いて少しショボン、とする。己が変わってしまうのではないか、と危惧したからで】
【それは過去の惨めな自分と決別できる良い機会かもしれないという思いも渦巻く。しかし】
【長いこと人生を生きてきたのはやはり己。過去の己は生きる指標はあれど友は居なかった】
【よくも考えて見れば今と過去はそれほど相違を持つものではないと、この瞬間に気づいた】



【少し俯く修道女。フードで半分隠れた顔の、少しだけ見える口元が歪み】



       無しだ

【ハッキリと聞こえる低い声。それは先程までの哀れな迷える子羊ではない】
【悪魔のように黒い黒い、無慈悲で狡猾な「悪い声」】
【直後、修道女の両手に火柱が上がる―――能力を発動したのだ。燃え盛る二つの炎剣を握り】

【突如として相手に襲いかかる。先ずは右の炎剣で一閃――相手の左脇腹から右肩へ】
【左腕の無い相手はどうやって対処するか!?】
46 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 19:13:42.67 ID:VX8ogFiIO
>>44
(すいません少し遅れます)
47 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 19:14:43.11 ID:arLmfcqY0
>>46

/了解です
48 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 19:18:39.91 ID:p4Kxbf3h0
>>45
【相手の声…今までとは違う、低いよく通る声である】
【その声を聞き、青年は】

【ため息をついた】

せっかく親切に教えてやったのに…恩を仇で返すとはこの事か

【カラカラと笑った】
【自分の命が危ないこの状況で、まるで他人事を見つめているような目をしていた】

【青年の左脇腹から右肩に掛けての斬り】
【この状況で攻撃を繰り出しても、相打ちになって死ぬだけだ】

よっ…と

【青年は左に、相手から見れば右に飛んだ】
【しゃがむ、という選択肢もあったが、それでは追い討ちを受ける可能性がある】
【うまく回避出来れば、青年の右ギリギリを相手の剣が通り過ぎる形になるはずだ】
49 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 19:23:00.47 ID:dimPe+P5o
>>38

後方へ思いっきり押しやるように男は脚で地面を蹴っていく
自身の速度を最大限に活かすために、余計な小細工を加えず―――ただ一直線に

「―――ぬぅ」

男が短く唸り声を発する

青年の左腕が突如気化したように見えた
それが何なのかは分からない

(あれが吸血鬼の力なのか?)

直感でそう予想する
そして、男は―――にやりと笑みを浮かべた
面白い―――男が感じたのはそういった感情

「いいぞっ! 何か知らんが、このオレを止められるならやってみろっ!」

その怒声が擦れてしまうほどのスピードに、男は達していた
相手の小細工に我関せず、なんの憂いも無く男は一直線に身体を青年へと近づけていく
50 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 19:24:03.93 ID:VX8ogFiIO
>>44

「うん?」

【「介錯」と聞いて首を傾げる。男には其れができそうにない。】
【特に力が強そうなわけでも、また武器を何処かに隠し持ってそうにもなかった。】

「!!…なっ…!」

【そして、その場の光景に目を向く女。】
【目の前で人が惨殺される様子に、思わずたばこを取り落としそうになった。】

「…理由が気になるわね…屍術でもするのかしら。」

【独り言のようにつぶやいた。】



(お待たせしましたー!)
51 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 19:25:34.01 ID:siFD+Lswo
>>48

くっひゃっひゃ、恩?笑えるな
拙者は恩を貰った覚えなんか無いけど…なッ!

【激しい運動でフードが頭から落ちる。靡く長めの金髪の、隙間から見えるその表情は】
【目を見開き口裂けに大口を開け、完全に先程までの落ち着いた様子を逸した狂気】
【鋭い一閃を軽く避けられる、それと分かった瞬間に次の攻撃を繰り出した】

【攻撃は簡単だ、炎剣から「手を離す」――僅かにこれだけ。するとどうだ、支点を失った物体は運動エネルギーに任せ、直進する】
【その行き先は着地した直後の相手の「脚」、刺されば勿論移動は不可能になるだろう】
【炎剣の速さは十分目で追える速度であるが…何故ここまでして修道女は相手を殺さんとするのか。おおよそ理解出来ないだろう】
52 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 19:30:24.00 ID:A2fwXr9mo
>>49
んじゃ、遠慮なく...ッ

【霧と化した左腕、其れでも尚、男はこちらへと突っ込んでくる】

【男との距離が近づき、肉薄―――瞬間、青年は右腕を小さく突き出し、相手の頭を狙う】
【...それだけでは、ない】
【男の背後を漂っていた霧が、左腕の形となり..そして】
【少しの時間差の後、男の頭を横から殴りつけようとする】
53 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 19:32:14.78 ID:p4Kxbf3h0
>>51
バーロー、自分で気付かなくても人間は他人に支えられて生きてるんだよそれぐらい察せ

【まるで化物のように、狂気を発する相手を直視する青年】
【だが、それでも面白そうに笑いながら、着地】
【と、そこを狙う剣】

…っとと

【着地直後でヒヤッと来たが、後ろにバックステップで下がりどうにか回避】
【そのままの勢いで何度もバックステップを繰り返し、相手と距離を取った】

さーて、どうするよ?

【試すような目で相手を見ながら言った】
54 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 19:33:14.36 ID:arLmfcqY0
>>50

「世界の発展の為の礎と成って頂くだけですが、何か?
殺したのは、叫ばれて怪しまれてしまうのを避けただけなのですが・・・」

【人体実験の被験者とは言わない】

「そういえば、この方々はもう死亡届が出ております
社会的には死人なのですから、救いようなどありませんので」

【それで遺族には謝礼が支払われる。良く出来ている】

「屍霊術は是非とも学びたいのですが、良い師をご存知で?」

【言葉に反応する、普通とは違う方向に】
55 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 19:40:02.15 ID:dimPe+P5o
>>52

青年の声が耳に入った―――男は辛うじてそう感じ取る
この速度ではまともな会話もままならない、だが―――距離は計れた

青年の一つ一つの言葉の大きさの変化により、男は青年との距離を見定める
そして、射程に入ったと知覚した瞬間―――拳を振り切った
狙いなど無い、ただ当たればいい―――そう考えて繰り出された拳は、青年の顔の辺りへと向かっていく

―――男はその時、青年の拳が自分の顔へと向かってくるのを見た
だが、今更進路の変更は出来ない

そもそも男はそんな事をする気は無かった
地面を蹴る足を一瞬も休める事は無い

その背後にある攻撃にも―――気付いていなかった
56 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 19:40:23.04 ID:siFD+Lswo
>>53

テメェが言うと嘘こき神父よりもりも滑稽に聞こえるな

【孤独に人生を歩んできた修道女にとっては「誰かに支えられる」という言葉は信用に価するものではなく】
【その上、先ほど仕事内容を「人を騙す」と言っていた様子からすれば信用ならない度は5割増】
【相変わらずの狂笑を浮かべつつ言い捨て】

どうする?決まってんだろ
拙者は拙者の生きる指標に向けて生きるだけだ
今は…悪の制裁か?

【修道女は一切の動きを見せない。同時、地面に突き刺さった炎剣が不気味に動き】
【後方へ動くと地面から抜け、そのまま宙に浮かんでいる。これが修道女の能力であるらしい】
【試すような言葉を発する相手に対し此方は余裕の表情】

さて…懺悔の用意はいいか?

【左手の炎剣を投げ、自分の目の前5mの地点に浮翌遊させ、待機。前衛が避けられた際のバックアップらしい】
57 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 19:40:58.40 ID:VX8ogFiIO
>>54

「…狡猾に立ち回ってるわけね…」

【おそらく個人で動いているわけじゃないな…目の前の男の背後には暗雲渦巻く組織の陰謀があるはずだ。】
【女はそんなことを考えた。自分も「元」闇の組織出身だからカンで分かる。男からは普通とは違う匂いがした。】

「屍術?……私が知るわけないでしょ。魔法使いにでも頼むことね。」

【女はそう言って、短くなったタバコを地に捨てた。足でもみ消し、傍の木に寄りかかる。】
【大剣が静かだが、凶悪な金属音を発した。】

「……」

「…所属≠ヘ…聞いていいかしら?」

【世間話でもする様に、しかしどこか油断なく、】
【男の所属する組織を尋ねた。】
58 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 19:45:46.50 ID:p4Kxbf3h0
>>56
あ、言っちゃうかおめぇ、そこ触れるなよ

【ただ相手と会話しているだけ…そんな調子で言葉を発する青年】
【驚きはあれど、恐怖を見せるような仕草は無い】

…悪?悪ね、いやーそう言われるのは心外だな
周りの人間を巻き込んで無いって辺り、そこらで戦争してる国なんかよりよっぽど立派だと思わないか?

【冗談っぽく笑う、本心で言っている訳では無さそうだ】
【だが素直に殺される訳でも無いようで】

懺悔する理由が無いから用意もできねぇ

【飛んできた炎の剣を横に飛んで避ける】

【しかし、そのまま相手に接近はしない】
【相手の近くにある剣と、今自分の後ろに行った剣、両方を警戒しながらその場を動かない】
59 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 19:49:24.42 ID:arLmfcqY0
>>57

「そうでもしませんと、世の中は渡れませんよ」

【世間話に答えるように言う、内容は殺伐としているが】

「左様で・・・新しいことを学べる良い機会だと思いましたのに」

【こちらは残念そうに言う。心から】
【死体を弄くる術と言うのも興味が湧いた、戻ったら調べよう】

「所属・・・ですか。
ここで一番大きな製薬会社に勤めておりますが・・・」

【嘘、それも平然とついた嘘】
【学園裏は下手に知られては不味いのだから】
60 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 19:52:54.61 ID:A2fwXr9mo
>>55
【十二分にタメられた男の一撃は、顔に向って放たれる..】
【喰らえばタダでは済まないだろう...加えてこちらの唯一の腕は、相手目がけて振りかぶられている】
【回避する手段は、ない―――かに思われた】

”それ”は折り込み済みだ...ッ

【そう、青年の言葉が響いた―――瞬間】

【青年の身体が、肩から先を残して..霧化する】
【そして間を置かずして、男の拳が頭の在った所へと着弾】

【ダメージがない訳では、ない。】
【大量の霧が、青年の生命線とも言える血へ姿と変え、ベシャリとその場から吹き出した】

【併し身体に衝撃が伝わる訳でも無く、肉体にダメージはない。これが青年の、防御】

【ふわふわと漂う多量の霧と、前後から男へと迫る腕...不気味な光景】
61 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 19:54:40.80 ID:siFD+Lswo
>>58

回答に値しない

【立派だと言われようが巻き込んでないと言われようが、それは最早どうでもいい事であった】
【話しても無駄、平行線を辿るだけ。ならば言葉を交わす意味も無いだろう、決め込んだ修道女は】
【回答に値しない、とそれだけ言って話を切ろうと試みる】

懺悔する理由は人を欺いたこと、それで十分だ
両手を握り跪き、神に祈りを捧げつつ己の罪を告白する。簡単だろ?
それとも今すぐ神の御許に帰るか?クソッタレ

【神の御許とはつまりは天国、死を意味する忌々しい言葉を至極綺麗にしただけの言葉で】
【つまりはこの場で断罪しようと画策しているわけだ。なんと従順な信仰者であろうか】

【またしてもたやすく避けられた様子に少し苛立の様子を見せる。相手は身体能力が高いのか?】
【それならば納得がいくが、どうもそうとは思えない】
【次の行動は炎剣の召喚―――相手の周囲に避けられたのも合わせ、1m級を六本、囲うように配置し】
【「裁きの時」を待つ】
62 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 19:56:28.44 ID:4U4AQoIY0
>>43
まだいますか?
63 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 19:58:41.46 ID:4U4AQoIY0
>>43
まだいますか?
64 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki :2011/05/29(日) 20:00:40.35 ID:5NOO8GPfo
>>43

いますよー!
65 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki :2011/05/29(日) 20:01:05.52 ID:5NOO8GPfo
>>63

申し訳ない…います…
66 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 20:02:21.40 ID:dimPe+P5o
>>60

「―――っ!」

男が短く息を飲む
青年の声が響く中、その身体が消滅したのだ
己の拳が何かに当たったような違和感に包まれていく

赤い血が眼前に入るも、男はそれが何かを知覚できない

そして、呆気に取られる男の頬へ再び激痛が走った

スピードを上げ過ぎた事により、青年の攻撃で合ったはずの物が、
男が空間に置かれていた拳に自ら突っ込んだような形になっていた

「―――かっ」

小さく血を口内から吐きだし、男は身体を静止させるように足を踏ん張る
身体が完全に止まった時には、青年が元いた場所も拳もすでに後方になっていた
67 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 20:04:38.40 ID:p4Kxbf3h0
>>61
そうか、回答に価しないか

【無理矢理話を切られた】
【クククッ、と笑いながら相手の出方を伺う】

人を欺いた、ねぇ

【ふーん、と少し考える】
【そして数秒の沈黙の後、口を開いた】

人を欺いた人間を殺そうとするってのは、人を欺くより軽い罪なのか?
本当に神サマはそれを許してるのか?

【淡々とした口調で、抑揚の無い声でそう聞いた】

【もう一度、相手の持っている剣に目配せする】
【組織の仕事が仕事だけに、一ヶ月も生きてれば多少は身体能力が上がるというものだ】

【と言っても、先ほどの回避もかなりギリギリだったが…】

…?

【囲うように配置される剣】
【それを見てこう推測する…『何か大技が来る』と】
【この状況でする事は何か?チャンスを逃さず攻撃か、次の攻撃に備えて防御か】
【いいや違う、元々"弱い"自分がするべき事は一つ】

……じゃあなっ!

【相手に背を向け、その場から逃げようとする】
【もう少し感情のストックがあれば戦えたかもしれないが、生憎四発しか撃てない為、かなりキツい】
【その結果、逃亡という一手である】
68 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/05/29(日) 20:08:40.37 ID:yvL7ctnP0
【暗い路地裏】
【そこで、首を傾げる黒い髪の少年】
【服装は、黒い長袖のTシャツ一枚と白いカーゴパンツ】

「あれ……」

【そう呟いて、あたりをきょろきょろと見回す】

「俺……いつの間にこんなところに……」

【どうやら、迷子のようだ】
【よくここで迷子になるな、と考えながらその場にうずくまった】

/死合い以外なんでも募集です
69 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 20:09:08.71 ID:BSFEOkHCo
>>66
【拳は命中―――あの状態では、余程何かがなければ躱せないだろう】

【男は吐血しつつ、後方へと押しやられ。...充分、だろう】

【二本の腕が霧化、青年本体だった霧へと合流するべく、移動してゆき―――】
【完全にひとつになった時、其れは再び青年の形を取る】
【先程と同じ、紅い双眸と黒尽くめで男の前へと現れ...頭痛がするのは、血の失い過ぎか】

..どうだ、此のくらいにしておくか?

【一歩、また一歩と男へ近づいて行く...最早青年には、戦意はなく】
【戦闘経験の乏しい青年、相手が吐血したのを見、もう充分だと判断したようだ】
70 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 20:10:07.88 ID:VX8ogFiIO
>>59

「……」

【自分も十分常人離れしているが、それは相手も同じこと。】
【常軌を逸したことに対して実に「平然と」対応している。そのギャップが深く印象に残った。】

「…ふうん…随分と物騒な製薬会社ね。」

【相手の言葉を受けて、女はまた思考する。まあ、正直に言うとは思っていなかった。】
【秘密裏に動く組織がその存在をバラしたらどうしようもない。】
71 :【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki [sage]:2011/05/29(日) 20:11:22.70 ID:siFD+Lswo
>>67

…聞くにも値しない

【相手は罪人だ、相手は罪人だ、相手は罪人だ。そう分かっているのに】
【この感覚は「この前」と同じだ。あたかも自分が間違っていて、自分以外が正しい】
【またしても生き方を否定され、またしても進むべき道を失った気がした。呟く声は苦しそうで】

くっ…

くっひゃっひゃ、哀れに逃げなクソッタレ
次会うときはブチ[ピーーー]…覚えとけ悪人

【炎剣の操作はせず、相手をみすみす逃す。これでいいのだ、勝てばそれで】
【なのに嬉しくもないし達成感もない。タダ働きしたような感覚だ。己が此処に居ない感じに近い】
【ひとしきり高笑いをあげ、そして笑いが収まると無表情と溜息。やはり、足りない】
【己の生きる意味、存在感、指標、全てが―――】【襲い来る虚無感は余りにも巨大だった】

/乙でした!
72 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/05/29(日) 20:15:15.33 ID:p4Kxbf3h0
>>71
(……華麗に死亡フラグ立ててるな)

【後ろからの声に、のんきにそんな事を考えていた】
【追撃を警戒し、チラチラと後ろを見るがそんな気配は無い】
【青年はそのまま角を曲がって姿を消した】

/絡みありがとうございました!
73 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 20:18:14.49 ID:arLmfcqY0
>>70

「それは私も同意見ですがねえ」

【くつくつと笑う、中々な冗談だ】
【地面から2頭立ての荷馬車を出す】
【これは馬含め兵隊10体分のキャパシティを食っている】
【今出している5体で合計15体分】
【人の入った棺を積ませる。死体の入った棺含め】

「では、何も無ければ失礼致しますね」

【実験体の回収など片手間の暇つぶしなのに、最近は邪魔の多いことだ】
【常軌など超える筈もない】
74 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 20:18:22.65 ID:dimPe+P5o
>>69

男は血を拭うように、右の拳で乱暴に口元を払った
青年の顔を見つめ、その瞳を鋭く向ける

「―――霧になるとは厄介な」

小さく呟く
心底面倒がるような台詞とは裏腹に、その声色はひどく弾んでいた

「この程度で―――終わると思うか?」

青年の言葉を聞き、にやりと笑みを浮かべる
頬の痛みも、この男にとっては体を温める要因にしかなりえない

もっとも、相手に戦意が無い状態での戦闘継続を実行する男ではなかった
――よほどの事が無ければ
75 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 20:23:35.78 ID:VX8ogFiIO
>>73

「ああそう…それじゃあ…」

【しかし、彼女はその冗談には笑わず。】
【射抜く様な視線を男に送ってから、】
【踵を返し、反対方向に消えた。】


(乙でした!!!!!)
76 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 20:25:16.20 ID:arLmfcqY0
>>75

/絡み乙ありでした!
77 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 20:27:45.28 ID:/8RHFm/qo
>>74
...

【青年が問い掛けてみても尚、男は戦闘を楽しんでいるようで】
【鋭く射抜くような視線を受け、青年も幾許か表情を険しく】

あんまり無理はするなよ...?

【段々と小さくなって行く声で警告―――、其の言葉が終わるか終わらないかのうち】
【青年の身体は霧へと姿を変えゆっくりと...男へと接近する】
78 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/05/29(日) 20:28:19.00 ID:NwpuQsVIO
〜♪
【鼻歌交じりに路地裏で手帳に何かを書き記す男】
【その周りには膝まで隠せるほどに積まれた大人の死体がある】

久々に多く処理しちまったな
ったく…この後職場に戻るってのによ
【その服は返り血まみれになっており】
【死体にも切り傷らしきものは沢山あるが】
【肝心の凶器は見つからず】
【まだ職場とやらには帰らないのか何かを書いている】

/何でも募集中です
79 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 20:32:13.46 ID:4U4AQoIY0
>>43
……酷い雨です、どうすれば…
【すっかり濡れ鼠になって路頭を迷っていた黒髪の少女。いきなり強い雨が降り出し、気づけばこのざまであった】

……あ、わわわわ
【雨を避けたいがために、せんずは何をすべきか……屋内に逃げればいいのである。慌ててある喫茶店らしき店に入る】

……わあ
【入るとまずは、独特の音楽が聞こえてきた。癒されるのか、興奮をかきたてるのか、そのどちらともいえない刺激が、その音楽を通じて受ける。そして奥には、マスターらしき人物と交わしている女性の姿が見えた】

/遅れてすみません…
80 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 20:37:22.57 ID:dimPe+P5o
>>77

「はっ―――無理だと?」

笑止と言わんばかりの態度で笑う
その顔はどこまでも不遜で、自信と闘志に満ち溢れていた

「このオレの拳が、覇道が―――いつとて屈するものかっ!」

叫び声を上げる、その時には青年の体はすでに霧へと変わっている
男は何も悩んだような素振りは見せず、ただ一直線にその霧を目掛けて駆け出し―――跳躍した
そしてその勢いのまま足を前に突き出し、霧へ飛び蹴りを食らわせようとする
――それが無意味だと分かっていてもなお、男は攻撃をしたのだ
81 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/29(日) 20:41:08.68 ID:cVek7kZt0
【夜の公園】

「………」
【暗闇の中、大きい弓とうす緑に光る矢を持った青年がいる、そして青年は弓の弦を引き】

「……だいぶ伸びてきたな」
【弦を離したと同時にその矢は風を巻き起こしながら飛ぶ、しかし矢はどこにも命中せず空中で掻き消えた】
【現在青年は矢の練習中、額の汗を拭いながら向こうを睨んでいる】

/殺し合い以外でお願いします
82 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki :2011/05/29(日) 20:43:13.05 ID:5NOO8GPfo
>>79

「なんで此処には来ないのかしらね…」
『さぁ…なんでかねぇ』

答えが見つからない会話、ただ話しているだけ、だが…とても気が楽である
そう話しているうちに、喫茶店の窓があく

そこを見れば、水浸しの少女が一人…

女一人しか居ない店だ、誰かが入ってこれば、すぐ分かる、女は少女の方に眼を向ける
長い黒髪、女と同じく黒い髪

其の少女を見ながらコーヒーを口に含む
其の女の顔は無表情であり、そのような会話を全くしなさそうな雰囲気の女性である
ただ、黙って、其の少女に眼を向ける、

『おや珍しい…こんな店によく来たものだ…いらっしゃい…』

少女はその店主に迎えられた、どうやら何処にでも座ってくれということらしい…
只、そこにはカウンターしか無いのだが…
83 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 20:46:39.86 ID:/8RHFm/qo
>>80
【どこまでも自信に満ちあふれた―――男】
【どうして其処まで自分を信じる事が出来るのか、羨ましくも在り】
【いや、今は戦闘中..介入してくる思考を振り払い、男から放たれる、飛び蹴り】

【べしゃり、と音がして。又も霧は血液へと姿を変え、飛散する。男の足にも、付着しただろうか】

【更に血が減り、姿が戻ったときの事を考えると心が重い―――併し今はチャンス、見逃す訳には】
【男が着地するのを待たず、再び青年の身体が実体化、男の鳩尾目がけ、思い切り拳を振り下ろす】
【それは青年の全力であった―――ただし、血の減少に依り威力は、まちまちか。】
84 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 20:55:56.18 ID:dimPe+P5o
>>83

男の脚の先が、またもや奇妙な感覚に包まれる
そして飛び散る血液が視界へ飛び込んできた

「―――血、か」

男はその赤を見ながらそう呟く
青年は吸血鬼なのだと再認識したようなその呟きは、しかし長くは続かない

突如実体化した青年の身体が見えたのだ

だが、その拳を見ても男は動じない―――むしろ好機と読んでいた

(実体化しているのならダメージを与えられる)

着地が失敗する事も恐れず、男は強引に腕を伸ばして青年の拳を掴もうとした
その体勢はひどくバランスを欠いており、もうどうやっても着地までに姿勢を変える事は叶わないだろう
85 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 20:58:45.32 ID:VX8ogFiIO
【公園】
【もう日も落ち、暗くなったそこに一人の人物が存在していた。】

「……帝國…帝國っと…」

【ベンチに座り大きな地図の様なものを広げているその人物は、】
【一人の若い女性。】
【豊かな黒髪、ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【そして何より印象的なのが、彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【傍に無造作に立て掛けられた身の程もある大きな片刄大剣も合間って、『ほんの少しだけ』怖い様な、近づき難いような、】
【そんな雰囲気を発していた。】

「…うーん…これなら船で…あるいは…」

【まだこの時間なら人がいるはずだが、最近は暑さのせいで閑散としていた。】
【都会のど真ん中のこの場所は、照り返しのせいで通常よりもずっと温度が上がるのだ。】
【今も結構暑い。しかし、女は実に涼しげな顔をしている。】
【それもそのはず。どういうわけか、彼女の周りだけまるで四方からクーラーの冷風を送っているかのように、心地よく涼しいのだ。】
【女は地図を見ながら唸る…】
86 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 20:59:43.17 ID:4U4AQoIY0
>>82
……こ………
【女性と視線が合い、挨拶を交わそうとするものの、言葉が上手く出てこない】
【仕方なく、店主にすすめられたとおり、テーブルのカウンターに座る。女性とは少し離れた席に】

……寒い
【とはいっても、まだ服は水を大量に吸いとったままだった。このままでは間違いなく風邪を引いてしまう】
【そこで、少女は服や髪についている水分を能力で凍らせた。その氷は一瞬で蒸発し、服は一切の水分も消え去り、さらさらになった】

…………
【それからというもの、何も話すことがなく、結局はうつむいて黙ってしまった】
87 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 21:03:23.75 ID:/8RHFm/qo
>>84
―――ッ!?

【青年の拳は相手に到達する前に、男の腕に掴まれる】
【余りに予想外、咄嗟の事で再度霧化する事も出来ない】

【焦りを感じながらも、掴まれた手を動かし、相手の腕を振りほどこうとする】

/短文済みません...
88 :【妄想列写】@wiki E:箸 [sage saga]:2011/05/29(日) 21:05:52.85 ID:Q71SvoHf0
>>68
まだいますか?
89 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/05/29(日) 21:07:46.12 ID:yvL7ctnP0
>>88
/います!途中遅くなったりしてもよければ!
90 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki :2011/05/29(日) 21:08:16.81 ID:5NOO8GPfo
>>86

「あら…あなたなにか不思議な力があるのね…」

その少女が目の前でやってこと、その行動を見ていたのだ
其の表情はあいかわらず無機質ではあるが、その少女のしたことに興味をもった

自分と同じ、この子もなにか力をもっていると、此の待ちには数々の能力者がいた
もっと小さい子から、老人まで
その能力者を見てきていたので、驚きという気持はなかったが、他の能力に興味が沸くのは自然なことかもしれない

その気まずさを無視して、むしろその感覚が解らないといったほうが正確だが、その女が話しかけた、

目線は少女の方ではなく、自分のコーヒーにいっているのだが…

『なにか…いるかい?コーヒでも‥?』

と店主が言ったような気がした
91 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 21:11:39.07 ID:dimPe+P5o
>>87

青年の腕を掴んだ―――その手ごたえを感じながら、男は着地した
片膝をつき、空いてる腕を地面に叩きつけるようにしたひどくバランスの悪い姿勢

その状況では碌に腕の力を込める事はできず、青年の抵抗によって簡単に解放してしまった

それでも男は身体を動かし、即座に構えを取る
そして―――

「たあぁぁぁああぁぁっ!!」

勢いよく踏み込みながら、右の拳を青年の腹部目掛けて繰り出した
再び霧化される事も考えに入れず、ただ一直線に

/いえいえ
/むしろ、こちらの方が戦闘ロール経験が浅くてかなり稚拙ですから・・
92 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/05/29(日) 21:18:21.22 ID:Q71SvoHf0
>>68

「ッチ!なんでこんな物着なくちゃならないんだ…」

【少年の向かい側から二人の少女が歩いて来ていた】
【片方は髪の真っ赤な学園の制服を着た美少女】
【片方は髪の真っ黒な学園の制服を着た美少女】
【ちなみに黒い人はセーラー服ではなく男用の学ランを着ている】
【ズボンは緩く、胸元はきつそうである】

『良く似合ってますよ!!』
《本当はセーラー服を着て欲しかったけど…》

「そういう問題ではない。動きづらいのだ」

【動きづらいのは辛い】
【万が一の時の行動に支障が出てしまうのは危険である】
【前方の少年にはまだ気が付いていない】
【このままではぶつかってしまうだろう】

/大丈夫です!…というよりこっちの気力の方が問題ありです……
93 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/29(日) 21:18:28.08 ID:PRo4ujlP0
>>85

あら〜?
あなた、どうしたのかしら〜?

【そんな近付き難いオーラを放つ彼女の前に現るのは、1人の女。】
【ウェーブの掛かった長い金髪を揺らす女は、オーラなど無いかのように気軽に近づいてきた。】

【夜なのに日傘を差した独特な女は、ある意味彼女より近付き難い。】

何か涼しいわ〜…。
…あ、なんか悩んでるようだけど〜。

【その冷気に気付き、ふっとそんな事を言う女。】
【しかしすぐに軌道修正し、女に尋ねた。】
94 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 21:21:10.48 ID:/8RHFm/qo
>>91

く...ッ

【予想通り、男は大分無理のある体勢で着地するという事に成り】
【なんとか右腕を自由にする事に成功するも、相手から繰り出される拳】
【―――だが、猶予としては充分な時間だった】

まだ..まだッ!
【再び青年の身体が霧化、例によって右肩から先を残し】

【べちょり、音を立てて、腹の当たりの霧が血液になり飛散、悲惨な光景】
【大分血液を消費してしまった―――若干の焦りを覚えるも、即座】

【残して置いた右腕を、拳を繰り出しフリーになっていると思しい、頭目がけ、振り下ろした】

/いえ、稚拙ということはないと思いますし僕も経験は少ないので...
95 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 21:22:35.20 ID:4U4AQoIY0
>>90
………あ、あの……
【気まずいも何も、少女はそういう性格だった】
【何でもかんでも黙り込んでしまうために、そう勘違いされることあった】

……
【人と目を合わせることが苦手だった。どうしても視線が気になってしまう。……故に女性がこちらを向いていないのにも気づかず、テーブルとにらめっこをしていた】

…………
【店主の声が聞こえた気がしたが、黙ってしまった。どうせ口を開いても黙るのがオチだ、少女はそう考えた】
96 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/05/29(日) 21:22:38.46 ID:yvL7ctnP0
>>92
「……あ」

【袖口で、口からたれた涎をぬぐう】
【寝てた、今寝てた】

「はあー……どうしよう」

【そう溜息を吐いて頭を抱える】
【帰り道どころか、ここがどこなのかもわからない】

「わっ」

【そんなところで、後ろからぶつかってくる美少女】
【体勢を崩す少年、手を前についてなんとか体を受け止める】

「すすすすみません!」

【こんなところに蹲っていた、自分が邪魔をしたことに謝っているのだろう】
【謝ってから立ちあがってぶつかった相手の顔をよくよく確認すると】

「あ!ダイヤさん!!と、じょ、ジョーカーさん?」

【ダイヤと呼ばれた髪の赤い少女のことは、何度かしっかり見ているので良くわかる】
【が、学ランを着ている少女のほうは素顔は1度しか見たことないので疑問形である】
97 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 21:25:16.49 ID:VX8ogFiIO
>>93

「……」

【さてどうしたもんか。地図を新聞のように眼前に広げ、そこにある無数の航路と格闘していた。】
【どの船で、どのように行けば一番近いのか分かりかねる。運賃なども思考の範囲だった。】

「あん?」

【すると、自分に向けられているであろう声を聞き、ほんの僅かに地図を下げる。】
【まだ見える右目が捉えたのは、一人の女性だ。自分と同じぐらいの年と思われ、】
【そして特徴的なのは日傘。太陽が出たいないのに珍しいな…女は無意識の内に考えた。】

「……あんた…誰。」

【そして紡ぐ言葉はお世辞にも穏やかとは言えない。】
【ぶっきらぼうなら物言いはこの女の悪癖である。】
98 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/05/29(日) 21:32:50.18 ID:Q71SvoHf0
>>96

『いてっ』

【少年にぶつかったのは赤い方であった】
【黒い人はちゃんと見えていたようだ。横にひょいとずれていた】
【赤い人は滅茶苦茶に謝ってくる少年を一瞥し】

『ま た お ま え か』

「お前が言うなばか」

【いきなり失礼なやつだった】
【黒い人に頭をベチンと叩かれる。心なしか嬉しそうである】
【黒い人は「もうやだコイツ…」と言いたげである。といかそういう感じで赤い人を見ている】
【目は口ほどにものをいうのである。だがそれは一般人に限っての話】
【変態には通用しない。そんな目で見られても喜ぶのである。いやはや…恐ろしい】

「……確かに俺はジョーカーだが………?」

【本当は知り合いにこんな姿見られたくないので最初は別人のフリをしようと考えていた】
【いつかの時もこんなことがあった「クローバーです」とか言って騙そうとしていた。が、すぐばれた】
【逆に恥ずかしくなっただけである】
【そして今回は初っ端からいつもの調子で変態にツッコミを入れてしまったので別人と偽ることはできない】

『また迷ったんですかい?方向音痴め!』

【ちょっときつい口調で言う】
99 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki :2011/05/29(日) 21:33:19.13 ID:5NOO8GPfo
>>95

何かを言いかけて、口を噤んでしまった少女
暫く、無言の時間が経過した………

無言でも、店内に鳴り響く音楽が、其の無言の時間も素晴い時間にしてくれる

女性はもう一杯のコーヒーを注文し、その場で飲み続けた、反応が無いならないで良い、
元々、女性は此処に一人で居たのだから、
少女が入ってきてきて、その子と話さなければいけない、という決まりごとなど無い
そもそも女性も、そこまで話す女じゃない、黙っていると、何を考えているか解らない無機質な顔
透き通るような紅い瞳、其の雰囲気は『話しかけづらい』そういう感じである



そのまま、少女が来る前の、その状態でいいのである

黙って音楽を聞きながらコーヒーを飲む、素晴らしいではないか
贅沢な…一日の終りである…

そしてそんな黙っている少女に店長はコーヒーを出した、
サービスだという表情をしながら、

何も声は聞こえない、聞こえるのは優しく奏でられる音楽のみである

100 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 21:33:39.46 ID:dimPe+P5o
>>94

またもや霧を殴る格好となり、手のひらが再度奇妙な感覚に包まれる
だが男は、もはやこの程度では動じない

霧化したのが全身で無かったのも確認していた

(同じパターンは―――)
「食らわんっ!!」

絶叫とともに、顔を振り上げる
広い空とともに視界に飛び込んできたのは、実体化したままの右腕

男は何を思ったか
首を少し後ろに倒して溜めを作った後、その拳に向けて―――頭突きを繰り出そうとした

(オレの能力であればっ!)

攻撃を仕掛けられる際に一瞬硬直するハズ―――そう踏んだうえでの危険な賭けである
――だが男はその賭けに全気力を注ぎ込んでいた・・
101 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/29(日) 21:34:31.75 ID:PRo4ujlP0
>>97

ふむふむ〜、地図ね〜?
どうやら何処かに行きたいようだけど〜。

【彼女が地図を下げたと同時にそれを少し覗き込む】
【と、同時に彼女の左目を見る。こりゃ酷い傷と、少しだけ思って。】

私〜?
親切心溢れる通行人Aと言えばいいかしら〜?

【そんな穏やかとは言えない言葉にも女の口調は変わらず】
【名前を教えるわけにもいかないので、そんな、適当で長ったらしい仮名を言った。】
【だがその名前は事実を表していて。偶然この公園を通りかかっただけなのだ。】
102 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/05/29(日) 21:36:38.94 ID:yvL7ctnP0
>>98
(それはこっちの台詞ですよ……)

【赤い人の台詞に、心の中で失礼を返しつつ】
【叩かれて嬉しそうな顔をする彼女から数歩距離をとった】

「そうですよね。うん。こんばんは」

【変態には挨拶したくないなーできれば関わりたくないなーなんて気持ちもありつつも】
【あくまで平等に。二人に向かって挨拶をする】

「す、すみません……」

【きつい口調で言われるが、図星なので否定はできない】
【そして、少し情けないような、頼る様な顔でそっと黒い人に視線を移す】
103 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/29(日) 21:39:13.95 ID:cVek7kZt0
>>81
再募集、凍結になりそうですが
104 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 21:42:28.82 ID:/8RHFm/qo
>>100
【霧化している青年―――、予想外の相手の行動も、視認する事は出来ない】
【先程と同様に拳は振り上げられ、先程と同様に男を突き飛ばす..そう思っていたの、だが】

....!?

【相手の能力により、こちらの動きが固まった、瞬間】【強い衝撃を腕に感じ、腕が吹き飛ばされた】
【痛覚はこの状態でも確りとしている。ずきずきとした痛みが、腕から伝わってくる】

【直ぐに腕を霧化...身体と組み合わせ、実体化。再度顕現する青年の身体】

―――参った、な...
【三度り渡り血を吹き散らせ加えて腕に喰らった渾身の打撃】
【戦闘経験の少ない青年を伸すには充分だったという事か―――奇しくも最初にぶつかったときのように、尻餅をつき】
【外傷は無いものの、中々ダメージを負ってしまった..主に血液に対し。男を見上げ、弱々しく微笑む】
105 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 21:45:00.93 ID:VX8ogFiIO
>>101

「……」

【女は相手の視線が自身の顔の左側に行くのを見て、小さく舌打ちした。】
【まだ相手はマシだが、中には「露骨」に見てくる人もいる。】
【その度に、自分の剣の錆にしてやろうかと思う。】

「ふん。…親切な人間は自分から親切≠ニは言わないわよ。」

【そう軽口を叩き、相手が覗く地図の中、その一つの大きな島国を指差した。】


(すいません飯落ちです。すぐ戻ります)
106 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/05/29(日) 21:45:04.33 ID:Q71SvoHf0
>>102

「なんだ?俺は男が嫌いなんだが?」

【何故か見られたのでとりあえずこう言い返した】
【酷いが事実である。昨日の教師の時ほどではないが体がうずうずしている】
【少年、ならまだギリギリOKなのである。おまけにこの少年は童顔だった】

『まさか…!』

【なにかピンと来たような変態】
【少年の耳元で囁く】

『ご主人様に抱っこされたいが為にそんな視線を向けてるんじゃないのか?』
『そして、あわよくば胸を触ったりしようと思ってるんだろう!』
『この変態めが!』

【最初の二つも大概酷いが最後の称号はコイツにだけは貰いたくない代物であった】
【まさにお前が言うな】
107 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/05/29(日) 21:46:26.05 ID:NwpuQsVIO
>>78
/再募集です
108 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 21:47:24.59 ID:4U4AQoIY0
>>99
……………
【またいつはなしかけられるのか、心の中でおどおどしていた。しかし、そう心配する必要もなく、聴こえてきたのは何か分からないが、次第に心地よく感じてきた音楽のみであった】

…………
【ふっ、とコーヒーの入ったカップを差し出され、思わず上を向いた。頼んでもいないのに……と言おうとしたが、どうやら金を取るつもりはないらしい】

……
【コーヒーを一口飲んでみた。とても苦かった。これが果たして美味しいのか、まだ分からないらしかった。】
109 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 21:48:30.32 ID:dimPe+P5o
>>104

「これで・・どうだ・・」

頭突きは成功したようで―――男はその代償としての反動を大きく受けていた
身体をフラフラさせ視界をボーっとさせながら、それでも男は自信気な笑みを浮かべる

「ふはは―――」

なんとか脚を踏ん張り、青年に向けて笑う―――が、その笑いはどこか弱弱しくて、
戦闘行動の継続はしばらく無理であった
110 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/05/29(日) 21:48:36.89 ID:yvL7ctnP0
>>106
「えっ、ご!ごめんなさい!!」

【言いながら目を逸らす】
【そういえばそんな素振りが今まであったような無かったような】

【変態に耳元でいろいろ囁かれる】

(抱っこされたいが為ってのは言いかえれば間違ってもないけど……)

【抱っこされたい、というわけではないが、あわよくばまた送ってもらえれば、と思っていたのは事実である】
【だが】

「少なくとも後者は考えもしなかったですわ!」

【変な口調になりながら答える】
【考えてしまったのか、顔はほんの少し赤くなっている】
111 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/29(日) 21:52:03.29 ID:2TW6g7nVo



―――――ドンッ


鈍い音を立てて、その男性の身体はぐしゃぐしゃに弾け飛んだ
平穏だった街道が一転、悲鳴が反響する


「キャキャキャキャキャキャッ!!!」


その紅い男はビルの屋上、その縁に立って狂ったように笑っていた
真紅の腰布が風にはためき、その存在をアピールする

この紅い男――華狂ヶ原 久遠が男性をビルから叩き落とした張本人である
この光景を見れば容易に察しが付くだろう


/死合い歓迎
112 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/05/29(日) 21:53:11.53 ID:Q71SvoHf0
>>110

「いや別にいいが…」

【いいながら顔をそらす】
【言ってることとやってることがバラバラである】

『少なくとも≠ァ?おっと、顔が赤いぞ少年。正直に言ってみればよろしい』

【限りなくウザい。そして目ざとい。否、耳ざとい】
【否、目ざとくもあった】
【少年が顔を赤くしたのを見逃さなかった】
【それを嘘をついた≠ニ思い込み、色々問い詰めるのであった】
113 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki [sage]:2011/05/29(日) 21:55:18.04 ID:5NOO8GPfo
>>108

横では、完璧にひとりの世界にはいっている女性…なにやら資料をペラペラとめくりながら…
コーヒーを飲んでいる
その資料が何かは解らないが、女性の所属する組織のなにかだろう、もちろん此処で見ているということは
大した物では無いということ、見られても、特になにも不都合が生まれるわけでもないという物

下を向き、その女性は資料を見ているのみであった……

『………苦かったかい?うちはコーヒーしかないからね、すまないよ』
『でもなぜか…あの人は毎日此処にくるんだけどねぇ…』

その少女の前に立ち、店主らしき人物は少女に声をかけている
その女に聞き取れるほどの声であろう、その言語からは、店主も特にその女には気を使っていないと思わせる

『人見知りかい?君の態度を見ていると、最初にきた横の女の事を思い出すよ』

店主はなにか女の事を話す、当の本人はその横でただ、資料に目を通しているだけで何も気にはしていないようだが

114 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 21:56:13.04 ID:/8RHFm/qo
>>109
【自慢げな笑みを浮かべる男、併し何処か弱々しいところが見受けられ―――】
【相手も限界、と言った所なのだろうか...?外壁に手を付き、立上がる】

おい、大丈夫か...?

【壁に手を付き、体重をかけたまま、男に尋ねる】

【こちらも中々疲弊してしまったが、男は大丈夫なのだろうか..?】
115 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/29(日) 21:59:33.13 ID:PRo4ujlP0
>>105

あら〜?
ごめんね〜、見られるの嫌だったわよね〜。

【もし、女が彼女の思考を読めたならば、「露骨に見なくて良かった」と思うところだろうが。】
【とりあえず思考は読めない。舌打ちをされたので、そのままの口調でそんなことを言った。】

そうかしら〜?
でも、誰が何と言おうと私は通行人Aよ〜。

【そんな軽口を易々受け流し、彼女が指差す島に目を向けた。】

ふんふん、【帝國】ね〜?
一見民主主義だけど、軍国主義を引きずってる…って、そんなところ行きたいの〜?
犯罪起こして【零号機関】に殺されても知らないわよ〜?そんな物持って〜。

【と、そんなことを言う。まるで、【帝國】に行ってきたかのようだ。】
【実際女は言ったことはある。そして、色々と見てきたのだ。【零号機関】が働くその姿も。】
【彼女が持つその剣をチラリと見て、あまり心配そうではない心配をした。】
116 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/05/29(日) 22:00:54.30 ID:yvL7ctnP0
>>112
【目ざとく赤面したことに気付く変態】
【流石変態、動体視力はいいようだ】
【そして、色々問い詰めてくる変態を煩わしく思ったのか】

「全然そんなこと考えてないですって!」

【不機嫌そうに言う】
【そして、こんな奴にかまってられるか、俺は帰るぞと言わんばかりに彼女らに背を向けて歩き出そうとするが】

「……」

【帰り道がわからないんだった】
【その場に両手と両膝をついてorzポーズ】

/すみません次遅れます!
/あと次から多分パー速の方に書き込めなくなるので
/裏に返していただけるとありがたいです
117 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/05/29(日) 22:02:23.14 ID:Q71SvoHf0
>>116
わかりましたー
118 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 22:04:36.24 ID:dimPe+P5o
>>114

「ふん―――この程度、たいした事などないっ!」

自信たっぷりに胸を張って言うが、しかしそれは確実に虚勢であった
――そもそも拳に対して全力で額をぶつけるなど、熱血バカ数あれどこの男ぐらいだろう・・

それでも、ダメージを負った箇所を手で押さえたりしないのは流石、なのかもしれない

「それで―――どうだ? この勝負は」

ギリギリで身体を律し、腕を組むとそう問いかけた
自分が戦闘不可能であると分かっていながらも、未だ勝利へと拘り続けているのである
119 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 22:15:54.23 ID:/8RHFm/qo
>>118
ああ―――俺の負け、だ

【男の問いに対し青年は、そう間も置かずこう、答えた】
【別段、相手を立てて行ってる訳でも無く...限界、だった】

【今までのダメージは確実に蓄積しており、これ以上の戦闘は恐らく不可能】

【相手も相当ダメージを受けているだろう、というのは分かったが、其れが戦闘続行が出来ない程だとは思っておらず】

流石、鍛錬してるだけ在って強いな。
【薄く笑みを造りながら男に感心したようにそんな事を、言う】
120 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 22:15:54.56 ID:4U4AQoIY0
>>113
……い、いや
【コーヒーが口に合わないのは仕方ない。ある程度までは人を選ぶから飲み物だからだ】

……
【そっと女性を横目に見る。何やら資料らしき書類の束に目を通していた。そんな女性の姿を見て、かっこいい人だなと思った】

…………
【店主に話しかけられた。人見知りだといわれて、自分からはい、そうですなど言える訳もなく、ただその言葉を聞いていた。なんとか店主と目を合わせようとしてみたが、やっぱり出来ないらしく、すぐにうつむいてしまった】
121 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 22:23:48.94 ID:dimPe+P5o
>>119

「そう、か―――うんっ」

青年の言葉を聞き、満足そうに首肯する―――と、同時に内心ではほっと安堵の息を漏らしていた
もしこれでケリが付いていなければ、男は自信の体が崩壊する事も厭わずに戦闘に入っていただろう

「ははっ、全ては気合と根性で何とかなるっ!」

暑苦しいほどの怒声でそう言い放った
その言葉は青年に向けられていた物に相違なかったが、しかし同時に自分自身にも言い聞かせた物である

そして歩きだすと、青年の元へと歩み寄った

「血が―――必要なのだろう?」
122 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki [sage]:2011/05/29(日) 22:24:26.40 ID:5NOO8GPfo
>>120

『おやおや…よっぽどなんだねぇ…』
頭に手をやりお手上げ、のポーズを取り、その女のほうに向かっていった
そしてなにか女にはなしたようだ

『なにか、喋ってやってくれ…こっちが気まずい…名前とか…』
少女には聞こえない音で、小声で、女性にそういった、

女性は資料に目を通しながら、なんて喫茶店だろうかと思っていた
店主とはなさなきゃいけない喫茶店など初めて聞く、なぜそんなにこの男は話したがるのか
一人でゆっくりとしたいがために来る人も入るんではないか?
だから、此の店には誰も来ないのだ、店主の喋りたがりの癖

私もそういえば…此処に始めてきたとき、静かに読書していたかったのに、この目の前の男が仕切り無しに話しかけてきたと…

「あなた…名前はなんていうの?、この男の人が聞きたいそうだから…」
無機質な声、なにも感情感じられない声、資料を見ながら女は喋りかけた

初めて店に来て名前を聞きたがる店主もどうかと思うが…
123 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 22:30:41.90 ID:VX8ogFiIO
>>115

「…分かってんなら見るんじゃないわよ。」

【不機嫌そうにそう呟き、軽く相手を睨んだ。】
【相手のどこか飄々とした様子は彼女を苛立たせた。】

「ふん。…捕まえれるなら捕まえて見なさいってところよ。」

「私は帝國の士族≠ノ会いたいのよ。」

「有用な剣の使い手がいるんでしょう?」

【そう言ってニヤリ】


(お待たせしました!)
124 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 22:32:49.50 ID:eTYtLnhDo
【夜 公園】

【そこには一人の少年と、一人の性別のよく分からない…男物の和服なので青年と呼ぼうか…がいた。】
【少年はベンチに寝かされ、なにか毛布の様な物をかけられている。青年はその下の地べたに座る。】
【つい先程の出来事だった。殺人鬼を成敗した所、悪人と間違えられ返り討ちにしてしまった。】
【あの女性は上半身と下半身が静かに分かれ、血を噴き出し、声も出さずに死んでいった。】
【青年は忘れるから良い。しかしこの少年は…慣れていないのだろう。すぐに気絶してしまった。】

…………お人好しだな…俺も……………

【傍らのコンビニの袋が、風に揺られてカサリと音を立てる。少年のための食糧だ。】
【我ながらお人好しにも程があると思うが…大事な相棒なのだ。仕方ない。】
【二人の、まるで姉妹の様な白い二人は夜の闇にボンヤリと浮かんでいた。】
125 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 22:36:18.86 ID:ndnuXKEso
>>121
気合いと根性、か...

【変わらない調子の男、矢張り元気で、戦闘が出来ない程疲弊しているとは思えなかった】
【気合いに根性、その二つから、随分縁遠い生活を送ってきた気がする...併し其れが悪いとも、思えなかった】

...いや。お前が勝ったんだから、要らない。

【...まさか、自分から血を差し出そうと言ってくる人がいるとは思わなかった、いや、過去にもいた事は居たが...】
【やはり、変わっている...。もちろん、悪い意味ではないが。そんな事を思いつつ、申し出を断る】
【元々そう言う約束だったし、何だかそう言われると気が引けた。血は不足した状態だが...他の方法を、採ろうと】
126 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/29(日) 22:40:18.94 ID:PRo4ujlP0
>>123

仕方ないじゃな〜い。
気になっちゃうんだもの〜。

【明らかに苛立っているそんな声にも女は動じない。苛立っていることは分かっているのだが。】
【瓢瓢と言うか、何処か間の抜けたと言うか。そんな声で女は返した。】

【零号機関】はなめちゃいけないわね〜。
有能な能力者が揃ってるそうだから〜。 でも、その態度からすると〜、かなりの自信があるようね〜。

士族=`?
あぁ…「ブシ」の血統の「カタナ」の使い手達ね〜。
そりゃカタナが生まれた国だから〜。有用なのは目に見えてるわ〜。

【ニヤリとする彼女に、女は自分がわかる士族の説明をした。】
【これも、直接【帝國】に行ったからこそわかること。いや、今は行かなくても分かるか。】

/全然待ってませんよ!おかえりです!
127 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 22:43:50.38 ID:dimPe+P5o
>>125

「―――そう、か」

青年の言葉を聞き、深く考える事も無くうなずく

「さて、オレはそろそろ移動する」

男はそう言うと組んでいた腕を解き、右手を青年へと差し出した

「オレが勝ったのだ―――ドライ、お前には友になってもらうぞっ!」

満面の笑みでそんな言葉を掛ける

この男の語る覇道とは―――そういう物であった
正しく武による統治―――では無く、拳を交える事で友情を得ることを目標としている
何がこの男をそういう考えにさせたかは分からないが、ともかく実直でまっすぐな
――熱血バカなのである
128 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 22:47:26.21 ID:4U4AQoIY0
>>122
……
【店主かまた何か独り言を言っていた。正直なところ、よくしゃべる人が一番苦手だった。理由は言わずもがな】

…………
【店主が向こうに行った。ようやく解放されたと思い、ほっとした。しかし……】

……あ、ああああああああ!
【女性の放った言葉に、震え上がった。店主の口がこんなにも喋りたがりだとは思いもしなかった。嫌気がさし、思わず店を飛び出してしまった】
129 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 22:52:08.75 ID:ndnuXKEso
>>127
...

【差し出された右手へと視線を移し、少し、思考を】

【目の前の男は、自分が吸血鬼である事を忘れてしまっているのだろうか?】
【―――否、そんな事はないのだろう、きっと。試合中も能力は行使していたし】

【其れでも差し出された右腕に、自分の右腕を差し出し、握手を確りと交わす】

ああ...宜しく、な

【曖昧な笑みを浮かべつつ、男に答えを返し】

それじゃ..俺もそろそろ、行くな。
【男と擦れ違うようにしながら、本来の目的地へと、歩いて行こうとする。】
【その顔には何処かすっきりとした..笑みが浮かんでいたとか】
130 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 22:54:47.05 ID:TvUfGtOmo
>>126

「ふうん…」

【その機関の内容を女はあまり知らない。もともと一回も言ったこと無いので当たり前だ】
【相手の言葉を聞く限り、相当な使い手が集まるところのようだ】

「…やっぱりそうよね。…腕がなるわ」

【大剣の柄を一度持ってから言う】
【前に彼女が対峙した剣士も確かそこ出身だった】

「…・あんた、行ったことあるの?」

【どうも相手は詳しい】
【そこで聞いてみる】
131 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki [sage]:2011/05/29(日) 22:55:33.01 ID:5NOO8GPfo
>>128

『あら…やってしまったか…』
「反省することね…」

落ち込む店長にそう冷たく言葉して、まだ資料に目を通していた

女性の場合は、感情が著しく欠けている、そういう事で、この男の態度がガマンできるのかもしれない
喫茶店にはいって店主にいろいろ聞かれる事などいいと思う人のほうが、稀であると…
少なくとも女はそう思っていた

『どうしようか…』
「さぁ…わからないわ」

また他愛のない会話が続いている…その優しく響く音の中で…
そしてしばらくして店主も店の奥に入っていった、初めてきた少女にあんな叫び声を上げられたのであれば
いくらこの男であろうとも心に傷はつくだろう、どうでもいい傷ではあるが…


132 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 23:01:53.96 ID:ndnuXKEso
>>124
...ねむ

【そんな公園の中へ、緩慢な動作で足を運ぶ、ひとりの青年が居た】
【藍色の髪はぼさぼさと跳ね、鳶色の瞳は眠た気に半開きにされている】

.....く、もないか

【併して実際、全く寝る気が起きなかった青年は目が覚めてしまったため、こうして散歩に繰り出していた】

...ん
【其処には、人が居た。ベンチに寝かされている少年と、地べたに座る青、年..?】
【こうして見ると、主従関係にも見える..漠然とそんな第一印象を抱きつつ】

【そこはかとなくスルー、ベンチでぼんやり考え事..と洒落こもうとしたのだが】

【生憎ベンチは少年が寝ている一つしかなかった。..なんと、サービスの悪い。】

...あー
【だからといって自分のために、少年をどかす訳にも行かない】
【どうしても座りたい訳でも無いのだが...困ったように、髪をがりがりと掻き】

...こんばんわ

【すわれないのなら四方山話でもして時間をつぶそうかな、と。】
【地べたに座る青年へと話しかけた。相変わらず眠そうだ】
133 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:02:07.41 ID:dimPe+P5o
>>129

青年が少し考え込むようにしていたのも気にせず、握手を返してくれた事に笑みを浮かべる

「ああ、よろしくだっ!」

笑いながらそう叫んだ

「うむ―――また会えたらよろしくなっ!」

擦れ違った青年に後ろで手を振りながら、男も歩きだす
その顔は、ひどく楽しそうに―――笑みを浮かべていた

/乙でしたっ!
134 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:03:27.81 ID:dimPe+P5o
>>129

青年が少し考え込むようにしていたのも気にせず、握手を返してくれた事に笑みを浮かべる

「ああ、よろしくだっ!」

笑いながらそう叫んだ

「うむ―――また会えたらよろしくなっ!」

擦れ違った青年に後ろで手を振りながら、男も歩きだす
その顔は、ひどく楽しそうに―――笑みを浮かべていた

/乙でしたっ!
135 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:03:42.02 ID:arLmfcqY0
>>124

【道を歩く男】
【研究についてあれこれ考えつつ歩いている】
【男の前方に公園が見える】
【ベンチに横になっている人間と和服の人間。顔まではわからないが】
【また宿無しの若者か、と男は内心思う】

「どうして、こうも宿無しを抱えるのでしょうねえこの街は」

【学園に戻る足を公園に向ける】
136 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 23:04:09.77 ID:GERUNptfo
>>133
/あり乙でしたー!
137 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:04:34.90 ID:PRo4ujlP0
>>130

いや〜。
逃げてた極悪人A(仮)を、【零号機関】の能力者が何かの能力で一刀両断にしたのには心底驚いたわ〜。

【ちゃんと(仮)まで言っている。彼女は知らないだろうがこの女らしい。】
【と、これが彼女が目で見たものらしい。勿論実話である。】

やっぱり、相当その剣を使い込んでるみたいね〜。
羨ましいわ〜。

【と、彼女が握る大剣を見てそんなことを言う。】
【羨ましいのは事実で、この女、武器は日傘である。頑丈というオプションはあるが。】

勿論〜。
そうじゃなかったら、あなたにそんなこと教えられないでしょ〜?

【と、今更だがそんなことを口にする。】
【この国から帝國に行くまでの最短航路、最安航路も知っているのだから恐ろしい。】
138 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:05:12.19 ID:arLmfcqY0


/>>132

複数でも大丈夫なら絡みますが
 
嫌なら下がります
139 :【氷結破爪】 :2011/05/29(日) 23:05:12.31 ID:4U4AQoIY0
>>131
……なんなの、あの人!
【降りしきる雨の中、店主の文句をぶつぶつ呟いていた】

乙でした!
140 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:05:30.81 ID:arLmfcqY0


/>>132

複数でも大丈夫なら絡みますが
 
嫌なら下がります
141 :【終焉葬刃】《リザナ・ナシカの処刑鎌》@Wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:06:25.95 ID:5NOO8GPfo
>>139

/お疲れ様です!
142 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:06:26.55 ID:eTYtLnhDo
>>132 >>138
/Oh...どうします?私は複数でもおっけーですが
143 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 23:07:08.07 ID:GERUNptfo
>>138
/雑談見てなかった・・すいません。こちらは複数歓迎です
144 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:09:25.39 ID:eTYtLnhDo
>>143
/いえ、私が絡まれてるのに気付かなくて…ちょっと地下帝国で強制労働してきます
145 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 23:10:41.54 ID:VX8ogFiIO
>>137

「…一刀両断…」

【どうも血の気の多い連中のようだ。人このことは言えないが…】
【嘘のようだがどうも目の前の女はそれを身近で見ていたらしく、】
【それが相手を「一般人ではない」と女に伝わらせていた。】

「…そりゃあ…飾りじゃないし。」

【もっとも、そのように褒める相手こそ、どうも人間離れした何かを感じたのだが、】
【流石にそれを聞くのは憚られる。まだ会ったばかりだ。】

「やっぱり…そんなら…」

【バラっと相手の方に地図を見せる。】
【彼女からして見れば一度行ったことある人物との接触は願ってもないことである。】
【経験者の話ほど信用できるものはない。】

「どういうルートで行けばいいと思う?」

【そう問いかける】
146 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:15:42.73 ID:arLmfcqY0
>>143
>>144

/3人でやりましょう、でいいんですね?

>>144
/地下帝国はロールの後でお願いします
147 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:16:39.21 ID:eTYtLnhDo
>>146
/私はおっけーです!…冷静に突っ込まれた…
148 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/29(日) 23:17:33.53 ID:GERUNptfo
>>146
/勿論です。..久しぶりの複数で、ちょっと楽しみ
/さておき順番は、 【剣術夢幻】さん、【燃華視片】、【土塊兵站】で大丈夫でしょうか?
149 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/05/29(日) 23:18:48.28 ID:NwpuQsVIO
/>>78取り消しで
150 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:19:09.39 ID:arLmfcqY0
>>148
/それで結構です!
/楽しみ!
151 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:21:04.22 ID:eTYtLnhDo
>>148
/よし!wktk!お願いします!
152 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:23:43.10 ID:PRo4ujlP0
>>145

そうそう〜。
偶然見たその能力者が、血の気が多かっただけかもしれないけどね〜。

【そこまでは知らないのだが、彼女に「そんな能力者もいる」と思わせるには十分だろう。】
【もっとも、彼女は気にしていないようだが】

ですよね〜。
さっきも行ったけど使い慣れてる感あるから〜。
飾りじゃないのは直感で分かるわ〜。

【なんて言う女。まぁ、事実であるが。】
【人間より頭脳は良い方である。昔は超越していたが。】

ルート〜?
あぁ、えーっと〜。まずこのルートが最短ね〜。
で、このルートだと安くて済むわ〜。…

【最短最安などなど、いろんなルートを教える女。】
【彼女が【帝國】に行くらしいからだ。普通ならそんなことせずに、もっと回りくどく行くが。】
153 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:27:47.57 ID:5NOO8GPfo
ーーとあるビルの屋上

一人の男が、煙草片手に夜の夜景を眺めている

「人が作ったもの、害はあれど…綺麗な一面もあるか…」
その家一軒一軒の光、工場のからキラキラひかる光、其れを見ながら男は呟いている

「俺の…音楽は…どうなんだろうなぁ…」
「皆に幸せを運んでやれただろうか…」

30代の割に白髪が多い、その男が、ビルの上から光る物を眺めている

環境問題やら、いろいろ騒がしくはあるが…煙草もやめられない、
そして工場なども次々と増えていく…
人間はやり過ぎたのかもしれない、その人間の中の私も1人…

「思っても居ないことを考えるもんでもねーか」

そう笑い…ただただ、夜景を眺めていた

/絡み募集中です、
154 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 23:30:08.00 ID:VX8ogFiIO
>>152

「ふんふん…詳しいのね…」

【相手が地図をなぞるのを女は頭に叩き込んで行く。】
【どの道で、行くにしても、ここからじゃあ結構遠い。交易が盛んな都市に移り、】
【そこからさらに港町に移動しなければならなかった。】

「…よし。だいたい分かったわ」

【相手から教えてもらうと地図をポケットに仕舞い、】
【立ち上がり、大剣を背負う】
155 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:35:51.71 ID:PRo4ujlP0
>>154

まぁね〜♪

【女、【帝國】に30年ほど住み着いていた。詳しいのは当たり前である。】
【頭も良い方なので、ルートもばっちり頭の中にしまいこんである。】

ん?今から行くの〜?
気をつけてね〜。

【と、やはりあまり心配していないような、そんな声で言った。】
156 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/29(日) 23:43:19.41 ID:VX8ogFiIO
>>155

「…善は急げ≠諱B」

【大剣の位置を正しながら女は言った。】
【微弱な冷気を耐えず放つそれは、主の背中に番犬のように忠実に鎮座している。】

「…ああ。それじゃ…教えてくれてありがと…」

【無造作な物言いだが、しかしこの女にしてはお礼をいうことは珍しい。】
【事実相手には感謝していたし、それを伝えたいとも思った。そして同時に…】

「ところであんた……」

「…いや、何でもないわ…それじゃ…」

【相手の雰囲気を感じ取ったのか、そんなことを言いかける女。】
【しかし寸でのところで喉の中に収め、そして背を向ける。】
【やがて彼女は雑踏の中に消えてしまった。】


(乙でした!!)
157 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/29(日) 23:52:19.03 ID:eTYtLnhDo
>>132
【そんな中、一人の青年が緩慢な足取りで公園へと入ってくる。】
【そんな眠たそうな青年を警戒する。少年を守るのは自分なのだか、それは怠れない。】
【まあ殺気は無いので大丈夫だと思っていたら…青年はこちらに歩み寄ってくる。】
【まあ拒否する理由も無いので、特に何もする事は無く青年の挨拶に返す。】

ああ…こんばんわ…
………なにしてんだ?こんな時間に

【少年を起こさないよう声をひそめ、小さな声で聞いた。】
【まあどうでも良い様で結構重要な事を。】

>>135
【そんな質問を投げ掛けてみた所に、一人の男性が入ってくる。】
【勿論警戒はするが…まあこちらも殺気は無い。まあいいだろう。】

【そして中の人はちょっと死んでくる。】
158 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/29(日) 23:52:19.64 ID:PRo4ujlP0
>>156

そうね〜。急いだほうがいいわ〜。

【先ほどの冷気はあれか、と大剣を見る。】
【確かに、大剣が動くと冷気の位置も変わっていた。】

このくらい軽いわ〜。頑張ってね〜。

【無難に挨拶。まぁ、お礼を言われたのでそういっただけだ。】
【「普段、お礼言わなそうだな」等と考えるが、全く持ってそのとおりである。】

…?

【聞き取れなかったらしく、不思議そうにする女。】
【しかし、やがて彼女が雑踏の中へと消えていくと。】

…気付いちゃったかしら〜?
まぁ、どっちでもいいわよね〜。

【口を少し歪めて、ボソリとそんなことを言った。】
【しかし数秒後にはいつもの女へと戻り、女も街並みの中へと溶けていった】

/乙でしたッ!
159 :【魔神狼】wiki参照 [saga ]:2011/05/30(月) 00:02:49.05 ID:ByLuAY4i0
>>153
そのビルの屋上から見える人の気配のない路地

一人の人狼は酒におぼれている。
つらい現実と見たくない現実から逃げるため。
逃げた先に何もないのに、逃げ続けている。
何から?自身が愛したただ一人の女・リリアナから。
     自身が兄弟同然と思っていた舎弟・ルキーノ【概魔水狼】の死から。

酷く滑稽な姿。かつて獣の誇りを持っていたとは思えない濁った眼。

「―――……ヒック、俺は、どこへ行くんだろうな…くはははは・・・・」

力なく嘲笑する。月下の夜だというのに狼は輝かない。
160 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 00:03:18.21 ID:+VaV0GFlo
>>135
【..と、こんな時間にも関わらず公園へと足を踏み出す影が視認され】
【よく賑わってるなあ、とぼんやりと感想を抱きながら、一瞥、】

【併し関わりがある訳でも無く..おそらく。其のまま視線を、目の前の青年に移す】

>>157

あー・・只の散歩、だな。眠れないし

【声を顰め...恐らく少年を慮っての事だろう...質問を投げ掛けてくる青年】
【嘘を付く理由もなく、ぼんやりとした表情を浮かべながら、答えた】

【然し乍ら青年の表情はどう見ても眠そうに見える、嘘はついていないのだが。】

...お前らこそ、何やってんだ?......まさか、な
【全く同じ質問を、青年に向けて返す】
【深夜、一組の少年と青年―――危ない想像が一瞬浮かんだが、直ぐに沈めてしまう】
161 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/05/30(月) 00:10:35.78 ID:olrWL8dzo
>>159

「オイオイ…なんだありゃ…」

酒に溺れているかは此処からでは確認はできないが、実際その上から見るに足元がフラフラではある
その男の動向が気になり、その場から男に声をかける

「そこのあんた!大丈夫か!?足元がフラフラだぞ!」

男が思いついた言葉はとりあえずこれ、失礼かもしれないが、音楽しかやってこなかった男
その辺りの教養は全くない

そして、男は気づいているかも解らないであろうその人狼に向かい
言葉を続けた…

「上は気持がいいぞ、すがすがしい、暗い顔してるなら、こっちでしてもいいかもしれんぞ!」

果たして気づくであろうか…微妙なところであるが、大声を上げその男を呼ぶ
162 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 00:10:58.48 ID:l4MeSzve0
>>157

【2人、いや3人の所に向かった男】
【眠っている少女(この男の中では少女)の顔を見て】

「これは懐かしい顔ですねえ。このような方まで宿無しとは、悲しい限りです」

【こんな時間の若者はたいてい宿無しと踏んでいる】

「何故散歩のたびにこのような方々に会うのか、疑問ですねえ」

【呆れたような声を上げている】

>>160

「もしや、ウチの生徒ではありませんか?」

【もう一方を見やると、どこかで見た顔である】
【一応学園生徒かと聞いてみる】
【男のの授業を取っている生徒以外は、あまり覚えていないらしい】

「もしそうなら、お話を伺いませんとねえ」

【笑いかけるが、どうなるかは、大体わかるだろう】
【夜間徘徊中の生徒を見た教師の行動が・・・】
163 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 00:17:22.77 ID:+c60kREdo
――【夜・とある公園】――

ふよふよと箒で低空飛行を続ける魔女が一人―――今宵は、月の見えない曇った空を見上げ、ぼんやりと呟きを虚空へ溶かす。

「はぁ……やっと雨、止んだわねぇ…」

先ほどまで土砂降りの雨だった事を伺わせる公園の地面はどろどろと濡れており、足をつけただけで汚れるであろう事は明々白々。
魔女らしい三角帽子を揺らしながら、湿った夜風に腰まで届く長い髪を攫わせてつまらなそうに公園をぐるぐると無意味に回り続ける。
ゆったりとした箒の速度、何か面白い事は無いか、と細められる目。暇なのであろう事は一瞬で分るのだが……。

「…コーヒーでも、飲もうかしら……」

ふっと、公園内にあった自販機の前で箒を止め、指先を向けたと想ったら―――パチンッ、と小さく指先が光、自販機の電源が
一瞬だけ落とされる。すぐさま自販機は明かりを取り戻したが、ガタコン、とお金を入れてもいないのに缶コーヒーを吐き出す。

「んっふふー、便利ー…」

この魔女、意外とせこい。
魔女は箒から手を伸ばしてコーヒーを取り出すと、プルタブを持ち上げて、また曇り空を見上げ、コーヒーをあおるのだった。


/何でも対応です。
164 :【魔神狼】wiki参照 [saga ]:2011/05/30(月) 00:19:50.08 ID:ByLuAY4i0
>>161
腐っても狼。人間よりは聴力は良かったりする。あくまで五十歩百歩の領域でだが。
取り敢えずその声の主の方へと頭を上げる―――月を見上げるついでに。
とても綺麗だ。いつも同じ色で、同じ円形で。自身を照らしてくれる。
落ちるところまで落ちた今でも、変わらず自身を照らしてくれる。

だからだろうか。人狼は男の言葉に素直に従い、屋上まで律儀に駆け上がった。

「ヒック…今日は、いい夜だな、ハハッ。」

顔が紅潮し、瞳は濁っている。視線は虚空を彷徨っている。酷く酒臭い。
これが自身の逃げてきた証拠。いつまでもいつまでも先が真っ暗な道で逃げ続ける。
自身は前進しているつもりが、その実停滞、ひいては後退していることも気づかず。

それでも獣の誇りは―――まだひとかけらではあるが燻っていた。
月を綺麗と、自身を照らしてくれると、そういったのはその証拠。
165 :【機蟲蠍器】【超脚古王】【綴魔解放】【地球変換】【剣術夢幻】 [sage]:2011/05/30(月) 00:22:10.76 ID:90N3rsLLo
>>160

ふーん…散歩ねぇ…というか俺には全然眠そうに見えるが…

【自分も散歩は好きなのだが最近色々あり過ぎて出来ていない。】
【まあその色々の半分を青年は覚えていない訳だが…ともかく出来ていなかった。】
【というか】

…おいこらガキ…変な想像してねぇだろうな…

【幾ら少年が可愛いからといって、幾ら中の人が男の娘好きだからといってそんな真似はしない。】
【長い白髪が風に揺れる。何処で洗っているのだろうか。】

まぁ…野宿かなぁ…

【こちらもさも当然といった感じ。当然な物は当然なのだから。】

>>162
【男はこちらのほうへと歩み寄る。この少年と知り合いなのだろうか。】
【ともかく今、少年の身を守るのはこの青年なのだ。】

おいおっさん…何かようか…?

【そう言って睨み付ける。少し失礼だがこの青年はジジイ。】
【あんまり問題は無い…ような気がする。】
166 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 00:28:02.38 ID:dLTS0mzO0
【その日は、雨と風が吹き荒れていました】
【夜の街中、天気は最悪だし道を歩く人々の姿など当然見えるはずもない】
【しかし】

……ピー?(……なあ、いつまでここにいるんだ?)

・・・・雨が・・・・・止むまでかな
【とあるシャッターの降りた店の軒下で、全身ぐしょ濡れになった赤い鷹と眠そうな男がいた】
【こいつらなにやってんだろうなマジで、馬鹿だなー】
167 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 00:29:09.39 ID:90N3rsLLo
>>165
/名前ミスっ
168 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/05/30(月) 00:30:57.93 ID:olrWL8dzo
>>164

遠くからではよく解らなかったが、その銀色の髪、目、耳、どこか人間とは違う何かがあった

後もう一つ……分かった事があった、この男非常に酒臭いのだ、遠くから見て、酔っ払ってはいると分かっていたが
ココまでとは思わなかった様子

「ああ、いい夜だ、月が綺麗だ、人工的に作られた光、其れの比じゃないくらいにな」

そして月明かりに照らされ、その濁った目、紅潮した顔、
その姿を見て、思った、俺にもこんな時期があったなと、私の場合は、ただ音楽が全く手につかずそうなっただけだが…

しかし私にとっては音楽が家族であり、友あり、崇拝するものでもある、それを失ったときはショックではあった…とそう思いながら

男に声をかける

「どうしたんだい?そんなに飲んで…男が台無しだぞ?」
男が何故そうなったかは全く知らない、何故そうさせたのか…ただ、個々まで飲むということは
個々まで泥酔しているということは、何かがあったのだ…

私と同じように、何かがあったのだと思いその男に問う

169 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 00:32:29.56 ID:+VaV0GFlo
>>162
【―――――ギクッ】

【先程は未だ遠かったので顔を拝む事は出来なかった物の】
【予想外、男はこちらの方へと接近してきた...その顔は、朧げながら見覚えが在った】

【”兄”と同じ鳶色の双眸で、ちらちらと男の顔を見やり、機嫌を伺い―――】

...な、何の事です、か?

【先程までのぼんやりとした声が、僅かに固まって】
【慣れない敬語を行使しつつ―――答える。青年の微妙な変化に、教師は気付くだろうか?】

>>165
いやいや、全然眠くない、し...
【何故かといわれれば困ってしまうが、青年は大体いつでも眠そうに見える表情だった】
【其れは今も例外では、なく。ごしごし目を擦りながら言葉を返す―――説得力、皆無】

いや、だってもうこんな時間だし...な。

【どうやら自分が考えていた事は見事に見破られてしまったようだ。表情は変えない物の、内心少し驚き】
【ガキ呼ばわりに眉をぴく、と動かすが、それ以上のリアクションはとらない。面倒だから、だろう】
【一度沈んだ考えだったが相手に突っ込まれると却ってそんな気がしてしまう。ざざ、と。一歩後退】

野宿...ね。
【そして青年から質問の答えが返ってくる。成る程それなら、納得も行く】
【男二人公園で野宿というのも何だかアレだが...人並みの同情くらいは、青年もしたりする】
【相変わらず表情は変わらない物の、少し思案】

―――貸し手やろうか?寝る所。..ま、条件付きだが
【軈て口を開く。眠た気に、欠伸を噛み殺し。】
170 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 00:35:23.07 ID:g/kQaL0ko
>>166

「どぉりゃぁぁああぁー!!」

雨の中を全力で疾走するバカが一人いた
濡れることも厭わず、大声で叫び声を上げながら走っているその姿は―――まぎれもなくバカである

「―――む?」

と、バカの脚が止まった
店の軒下で雨宿りをしている男を見かけたからだろう
171 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 00:36:51.41 ID:mmI3djtIO
>>163

「ちょっと。」

【その後ろから声をかけるのは、】
【一人の若い女性。】
【豊かな黒髪、ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【そして何より印象的なのが、彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【左腰に差した二本の刀…一本の太刀ともう一本の小刀も合間って、『ほんの少しだけ』怖い様な、近づき難いような、】
【そんな雰囲気を発していた。】

「……邪魔よ」

【コイン片手にそんな事を呟く。】
172 :【魔神狼】wiki参照 [saga ]:2011/05/30(月) 00:37:18.32 ID:ByLuAY4i0
>>168

「ほぉ…ニンゲンなのにそれがわかるのか。」
「そりゃあ風情のあるこった」

突如自身に関することを問われる。
ここで吐いてしまえば少しは楽になるのだろうか?
ここで思いの丈をぶつけてしまえば、楽になれるのだろうか?
頭で考える前に軋んだ心が悲鳴を上げるかのように、吐きだすことを命じた。

「大したことはねぇ…ただ、知己が死んだからこうしているだけだ」
「それを理由に酒を煽っているだけだ。ハハハッ…」

力ない、乾いた笑いは哀愁を誘う。本当は気づいている。本当は目を逸らしている。
今の自分の体たらくを過去の女と舎弟に押し付けていることに。
でも認めたくない。まるで自分が殺したような錯覚に襲われるから。耐えられないから。
173 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 00:41:52.54 ID:l4MeSzve0
>>165

【目を閉じて、湧いた何かを鎮めてから】

「この際、おっさんには目を瞑りましょう」

【ため息を小さく吐いて続ける】

「しかし、その子とここで野宿ですか・・・
低気圧が近いと聞きますが、雨に身を晒す気ですか?」

【心配している、それなりに】
【学園の住人を増やして発展させたいとも思う】
【この気持ちは全く矛盾しない】

「よろしければ、雨風凌げる場所を提供できるのですが、如何でしょう?」

【という文句で誘おうとしたら】

>>169

【言われてしまった、困った】

「学園にお連れするつもりが、狂いましたねえ
まあ、年寄りに世話されるよりかはいいでしょうね」

【さっきの皮肉も混ぜて、一歩下がる】
【同時に、学園生徒であろうかいう疑問も、少し薄れてきている】
【それでも、慌てようには何か違和感を感じつつ】

「ところで、何処を提供するので?」

【聞いてみる、ぼろが出たりするかもしれない】
174 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 00:43:22.41 ID:+c60kREdo
>>171
―――ちょっと。―――

「ん…はぁい…?」

―――……邪魔よ―――

「むっ…」

声に気づいて振り返れば、そこに立っていたのは端整な顔立ちをした一人の女性。豊かな黒髪を惜しみなく
晒しながら薄手の深緑のコートを身に纏い、どこか不機嫌そうな表情をしていた。
目を細めながら上から下までじっくりと眺めるようにして視線を移動させれば、片手にコインを持っている事から
恐らく自販機で何かを購入したいのだろうという事がうかがい知れた。魔女は相手の近づき難いような雰囲気を
ものともせず、ニッコリと微笑んでからふよふよと箒に乗ったまま自販機を使用できるようにスペースを空ける。

「あぁら、ごめんなさいねレディー…はい、どうぞ」

柔らかな手つきで自販機を指して素直に謝ったのはいいものの、その微笑はどこか感情を読ませない不思議なもの。
細められた目が次に移動しているのは相手の腰にある2本の刀。それを興味深そうに眺めながら箒の上で器用に
寝そべりながら先端に右腕の肘をついた。

「…せぇっかく綺麗なのに、そんな怖い顔してちゃもったいないわよぅ?」

と、余計な一言を挟むのは魔女のお約束。
175 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 00:46:31.85 ID:dLTS0mzO0
>>170
【こんな雨風が吹き荒れる中を、大きな叫び声を上げながら走っている男がいる】
【特に雨宿りをしようとする様子も見られないし、一体何をやっているんだろうか?】

ピー(おい見ろよ、馬鹿っぽいやつがいるぜ)

ホツマ、こんな真夜中でクソ悪い天気の中を傘差さずに出るやつがいたらそいつは馬鹿だろ

ピー(それもそうだな)

ハハハハハ
ピョロロロロ(ハハハハハ)

【とりあえず勝手に馬鹿と認定して笑う馬鹿×2でした】
176 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 00:52:23.45 ID:g/kQaL0ko
>>175

バカの視界に入っているのは一人と一羽
そちらへとゆっくり歩み寄っていく

「おいっ、何がおかしい?」

相手が笑っているのを理解しえない、といった表情で問いかけた
その間もバカの身体を雨粒が滝のように流れ落ちていく
――軒下に一刻も入ろうという気はさらさらないようだ・・
177 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/05/30(月) 00:56:12.35 ID:olrWL8dzo
>>172

「ああ、つい先まで考えてた事だがな、」
「人間だからこそ、そう思いたく成る、時があるのかもな、そんなあんたは人間じゃないのか?」

そう言いながら手に持っていた煙草を吸う、
「煙草吸ってる奴が何言ってもって感じかもしれんが…なっと!」

自分を笑い飛ばすかのように、似合わない事を言ったかもしれないと…
そう感じ、鼻で笑った、自分自身にである…

「大したことじゃ無いってか…俺にはそうはみえんがな」
「いや、俺じゃなくても…そう思うだろうよ、、、、あんたの様子をみるとな…」

そして、一呼吸おいて、静かにゆっくり喋りだした

「俺は、その立場じゃないし、あんたの気持を分かってやりたくても難しい」
「ただ、話だけは聞いてやれる、酒を飲んでいるよりいいかもしれんぞ?」
「なんなら、酒の席で……でもいいがな」

他人の事、その私情に自分が口を出してどうなるものでもない、此処で自分が
説教じみた事をいえる立場でもない
男は聞くことしか出来ない、其れを受け入れるのは自分自身しかできないことであるからである

彼には知人など居ない、音楽に没頭してきて、其れしか知らないから
だからなにも言えない、
自分に出来ることは一つ、男が気づくまで、自分が付き合ってあげれる

それもありがた迷惑と言うやつかもしれないが……此の男はそういう男である


178 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 00:59:04.70 ID:dLTS0mzO0
>>176
【一人と一匹が馬鹿みたいに笑っている間に、いつの間にか近づいてきていたようだ】
【それに気づくと男と赤い鷹はほぼ同時に、ピタッと笑い声を上げるのをやめて】
いやなに、こんな天気なのに随分と元気がいいなと思ってね
体を濡らしたままだと風邪を引くぞ?ホツマ

ピー(あいよっと)

【若干笑みを浮かべながら、男が鷹に一声かけると、鷹は男から少し離れて軒下にもう一人分入れるスペースを作る】
【そしてチラッと相手に向かって目配せ、雨宿りしていけと言いたいのだろうが横殴りの風雨だから何の意味もねえんだよ馬鹿】
179 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:00:14.32 ID:90N3rsLLo
>>169
目擦ってんじゃねえか…やめとけ、眼球に細かい傷つくぞ…

【目を擦る青年に一言。どう見ても眠たいとしか思えない。そして割とどうでも良い事を余計に付け足し。】

いや…お前…………

………………このむっつりが

【ピシャリと、辛辣な一言。だから何故こんな言葉を覚えているのか。】
【まぁガキ呼ばわりはそんな事妄想されたら仕方ないだろう。それに何度も言うがこいつはジジイなのだ。違和感は無い。】

ふ〜ん…その条件ってのを聞かせてもらおうか…?

【条件も聞かずに承諾など、馬鹿がやる事だ。そこまで青年は老いていない。取り敢えず一番大事な事を、問い掛ける。】

>>173
【目を閉じ、何かを鎮める男を濁った赤い目で見つめる。そして男に一言。】

俺はジジイだ。問題無い。

【前言撤回。何が問題ないのか、よく分からない。】
【そして低気圧やらなんやら小難しい事を言う男に返答する。】

そうだ。家がねえんだ。それに雨くらい、屋根作ればなんとかなる。
宿は…その…生徒さん?に聞いた後だ。

【早い者勝ち。まずは先に言ったほうからだ。文句は言わせないとばかりに睨み付ける。】
180 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 01:00:21.17 ID:mmI3djtIO
>>174

「ったく…」

【この人。デフォルトの物言いがこのように大変つっけんし、ぶっきらぼうだ。】
【当然ながら、初対面の印象は最悪。そのせいもあって、「友人」と呼べる人物は少ない。】
【しかも唯一と言える友人を少し前に失っていた。】
【コインを投入し、缶の紅茶のボタンをぴっと押す。横目で見てみると…】

(……むちゃくちゃ綺麗ね…)

(……)

【どうしてもそう考えてしまう。神の造形物の如き美貌だ。】
【そういうことに興味も無い彼女ですら思わず見とれそうになる。】

「……」

「 余 計 な お 世 話 よ 」

【そしてピシャリ】
【叩きつけるようにそう言い放った。】
181 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 01:05:35.89 ID:+c60kREdo
>>180
相手の女性の物言いがどれだけぶっきらぼうで乱暴であろうとも、魔女はまったく気にしていない様子で。
それどころかニコニコとしながら何故か愉しそうに女性を見ながら箒に寝そべった状態でぱたぱたと足を動かしながら
低空低速で近寄っていく。
ぴしゃり、と叩きつけるように払われようとも、まったく動揺を見せない。

「いいじゃなぁい……ほらほらぁ、スマイルスマイルー」

寝そべったまま両腕の指をすーっと女性の方へ伸ばしていきながら、その唇の両端をくいっと上へあげようとする。
成功するか否かはわからないが、どうやら魔女は友好的であるようだ。
182 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:06:46.23 ID:g/kQaL0ko
>>178

「ははっ、なに寧ろ絶好の鍛錬日和と言えるっ!」

相手の言葉に笑いながら返す
――世界中の鍛錬マニアの中に暴風を絶好の日和と言う方は流石にいらっしゃらない・・

「風邪? そんな柔では無いがな―――む、ありがとう」

笑みを浮かべながらも礼を言い、空いたスペースへ身を入れる
――馬鹿は風邪を・・
183 :【魔神狼】wiki参照 [saga ]:2011/05/30(月) 01:08:22.86 ID:ByLuAY4i0
>>177

「俺は人狼さ。月下の夜にこそ輝く誇り高き種族さ…もっとも今の俺はそれに程遠いがな」

再び乾いた笑いを零す。もう壊れかけている。
本当に誇り高いと今でも思うのであれば言わなかったひとこと。
今の自分にはお似合いの言葉。

「酔っ払いを見て正常に見えるやつはたいてい頭がおかしいさ」
「そしてそれがまともな反応さ…」

思いもよらぬ言葉に、思わず自身のもろく崩れかけている堤防を決壊させる。
それはもう、いとも容易く。何の力も入れずに。

「俺は、今が辛い。自身の望まぬ、自身が耐え切れぬ現実がな」
「俺はかつて人狼で構成されているマフィア組織に所属していた」
「そこで俺は恵まれていた。組織の人間にも、仲間にも、舎弟にも、運にも―――」

酔っ払いとは思えぬ饒舌。いや、もしかしたら酔っ払いだからこそかもしれない。

「だがある時、一人の弱くて、強い女の為にすべてを捨てた。裏切った」
「俺が何もかも捨ててでも助けたいと思った。守りたいと思った。手を汚しすぎているこの俺がな」
「で、それを実行した。その代償はとても大きかった。たった一人の女を助けるための代償は…」

月を見上げる。心なしか黒い雲が月を遮り始める。
あたかも自身の境遇を表すかのように。ゴロゴロと雷鳴が産声を上げる。ライオンの咆哮の如く。
184 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 01:11:08.31 ID:+VaV0GFlo
>>173
―――あー・・・

【其れを聞かれてしまうと、少し困る】
【自分はとある会社の部屋に住み着いているため、使っていない学園寮を...と、言おうと思ったのだが】
【此処はなんとか、誤摩化さなければ―――自分の推測が当たっていた場合、マズい】

...秘密。
【ゆっくりと、誤摩化していると悟られぬよう努め、そう言った】


>>179
いや、細かいのはお前の神経だから...

【まさか、そんな風に注意されるとは思わなかった。】
【穏やかな口調で反論する物の、言われた通りに目から手を放す青年】

...はぁ?

【むっつり、等といわれたのは始めてで、先立つのは困惑】
【併し段々と青年の心中にショックが―――一応これでも思春期だから、だろう】
【自身の言葉を反芻し、どこがマズかったのだろうか...と、思案。表情は殆ど変わらないが】

それはだな―――ある会社に入社してもらう事だ

【相手は取り敢えず興味を持ったようだ。眠た気に、何も変わらない調子で条件を話した】
【ある会社―――青年の所属する会社の事だが、現在人手不足。独りでも多く、人員が欲しかった】

(ジジイ...?)
【続く青年の、教師への発言に少し戸惑い】
【どう考えてもジジイという年齢には見えないが..どういう事なのか、いまいち分からない】

あと、俺は生徒じゃねえ
【ぴしゃり、と拒否。其の事がばれたら、マズい。】
185 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 01:16:04.52 ID:dLTS0mzO0
>>182
絶好って・・・暴風相手に一体何が鍛えれるんだ?
ちょっと俺にはわかりかねないな・・・・
【いたって常識的な考えを述べる男であった、どう考えてもメリットがないんですもの・・・】
風邪を引かないか、羨ましいな
俺もあまり風邪を引くほうではないがな
【羨ましがるような物言いだが、お前も滅多に風邪を引かないだろうが・・・】
186 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 01:17:44.58 ID:oRRX6qhAo

「……やってらんねぇ」

そう呟くのは炎髪のウルフカットの青年。目付きは鋭く、非常に悪い朱の双眸。
180cmの高身長と大柄なガタいを揺らしながらカーゴパンツに両手を突っ込んで街をブラブラと歩いていた。
如何にも喧嘩好きそう、という強面だが実際の所はそうでも無かった。所謂、外見で損するタイプ。
今日だって街のチンピラに絡まれ続けて総て薙ぎ倒していた。喧嘩は見た目通りに強い。


「……あー、面倒くせぇ……最高に面倒くせぇよ……お前ら……」


苛々は募るばかり。なんだって外見だけで判断されるのだろうか。自分は普通に生きて来た。
彼なりの正義感を以てそれなりに、否、少しばかりやり過ぎだが阿呆どもを拳で抑えてきた。
それが誰にも理解されず残るのは怨恨のみ。誰にだって理解されない、敬遠されるただの”不良”。

青年の前には数人の男達。手には得物を持っていて、顔には殴られた痕が多数残っていた。
言わずもがな彼が今日軽くいなしてきたチンピラどもであった。青年は髪の毛を掻き上げて目付きを更に鋭いモノに。


「安心しろよ、救急車は人数分呼んでやるよ―――――来いや、小悪党ども」


こうして青年は毎日喧騒に巻き込まれる。ただの一度として自分からけしかけた事など無いというのに。
然し、彼はこれを享受する。もう既に慣れた、自分は争いとは離れられない運命―――なら、悉くを蹴散らすのみ。


街が怒号に包まれる。このままでは街の中心部で10人と1人というリンチが始まる――――通行人は、目を伏せて足早にその場を去るのみで。


/なんでもぼしう
187 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 01:18:03.24 ID:mmI3djtIO
>>181

【しかし…と、改めて相手を観察した。あまり魔族のことに詳しくない彼女でも、それが何か一目でわかる。】
【というか、魔女なんて本当にいたのか。中世に狩り尽くされてしまったとか文献で読んだことがあるが、】
【目の前の美女を見ているとそれが信じられなくなる。というか実在してるので信じられない。】

「……」

【プルタブを切りながらさらに思考は続いた。本来ならおどろおどろしく、森の中で得体のしれない呪文や薬を調合しているような印象があるのだが、】
【相手の様子は違う。箒に寝そべる手馴れた様子も去ることながら、その表情。】
【楽しそうな笑いは、しかしどこか掴めない印象を与えた。】

「っとと……」

【唇に触れられて思わず後退。】
【紅茶をこぼしそうになる。】

「…魔女が人間の世界に何の用なのよ。」

【やはり不機嫌そうに、そんな事をつぶやいた。】
188 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 01:19:15.94 ID:l4MeSzve0
>>179

「独り身ならばまだそれでいいでしょう
ですが、私の知り合いがその扱いは見過ごせませんねえ
心配するのは当然でしょうに、そこまでの配慮が無いとはどういう歳の重ね方していたのです?」

【ジジイという言葉をまた皮肉るような言い方】
【それでもやっぱり心配して、気に掛けているからこその言葉】
【最後の台詞には何も言わない。出方を見ている】

>>184

「秘密ですかねえ・・・
学園にお招きしようとした私より随分怪しいですがねえ?」

【隠した所をつついて、こちらに連れて行けるように持っていく】
【この男にいえないことが有るのは、まあ確定的に明らかであるわけだ】

「生徒ではありませんか・・・」

【ほとんど疑問は霧消した】
189 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 01:21:38.61 ID:3zulgqFj0
>>186
いいですか?
190 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:21:47.35 ID:g/kQaL0ko
>>185

「何か―――うむ、まずは雨に負けぬ精神力! そして滅多な強風にもビクともしない足腰などだろうなっ!」

腕をガシッと組み、偉そうな態度で語る
――ああ、なるほどってなるものだろうか・・

「そうかっ、実はオレは生涯のただ一度も風邪を引いていないぞっ!」

胸を張って自信満々に言うバカ

「所でお前はここで何をしていたのだ?」

至って自然に質問を投げかける
――雨宿り、という概念が果たしてこのバカにあるのかどうか・・
191 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 01:22:33.44 ID:oRRX6qhAo
>>189
/どうぞどうぞ
192 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 01:28:26.22 ID:+c60kREdo
>>187
こちらをじーっと見つめるように観察する相手を、魔女もニコニコと見つめるだけ。細められた瞳の奥に見える
深淵のような暗闇は濁りすらも飲み込む程に純粋な漆黒。鏡のように全てを映すだけにも見えるし、感情を
そのまま豊かに写すものにも見える。魔女の雰囲気と曇り空、湿った空気も相まってどこか不思議な雰囲気を
醸し出す。
相手が魔女の事を考えているのを見透かすようにしてニッコリと微笑み、女剣士に対し、魔女は桜色の唇を動かして
ゆったりとした口調で言葉を紡ぎだす。もちろん、それはただの”はったり”に過ぎないのだが。

「あぁ…”魔女って本当にいたんだ”、とか考えてたでしょう?んっふふ…魔女なんて、この世界以外にも結構溢れてる
ものよぅ?ただ…自分を隠して生きてるだけでね」
「私は隠す必要性も無いし…ただ、この世界に生まれたから、この世界に居るだけ。別に用なんてないわ?」

「強いて言うなら…んー……”食事”、くらいかしらねぇ……」

意味深に言葉を紡ぐ魔女もまた、女剣士をまじまじと見つめるようにして観察する。依然として表情は変わらないままだが。
不機嫌そうな表情をしていても端整な顔は歪んでおらず、それどころか美しさすら感じられる女剣士。その中に眠る強大な
力と意思は素人でも感じ取れる程のもの。片目の女剣士は美しさもさることながら、その威圧もまた”本物”である事は理解出来た。
魔女はとめどなく思考を回転させながら、ただただ興味深そうに剣士を見つめるだけ。

「……ほぉらぁ、そぉんなに怖い顔してちゃもったいないでしょって言ってるのにぃ……スマイルはー?」

溜息を吐きながら駄々っ子のように箒の上で足をぱたぱたとさせながら言う様は正に掴み所が無い、魔女、の言葉が当てはまっている。

「…これだから”男っ気”の無いレディーは……」

と、やっぱり余計な一言をつけるのだった。
193 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:28:30.03 ID:olrWL8dzo
>>183

「人狼…噂では聞いたことがあるが…実在するのだな…」

その壊れかけた人狼を見て、月明かりに照らされている目の前の人狼を見て
なにか納得した、
その言語は落ちぶれてはいるものの、姿はまだ誇り高いその種族、なにがどうであれその事からは逃げれれない事実

壊れた堤防を何の気も無しに、タダ見つめてその男の話しをじっと聞く

なにか力をいれれば、どこまでも壊れていく、その人狼の心のように
ただ目の前にあるのは堤防だった物、先まで堤防だった物、

だが、男の目の前に入るのは、まだ人狼であり壊れることはない、どんなに自信を攻めたとしても、壊れることはない

「今が辛いか、いい事じゃねぇか、生きてる実感ってやつだろ」
「辛い時は、現実から逃げてもいいんじゃないのか?」
「あんたが逃げても、現実はそこで待っててくれる、現実は逃げない」

「おれが言えることじゃないが、向き合えるときに向きあえばいいじゃねぇか…」

男が思ったこと、

「そのたった一人を助けたかったんだろう?何を捨ててでも、その代償が何かは分からんが…」
「あんたのやったことだ、後悔してもいまさら遅いさ…」

そう言いながら、その人狼が、空を見上げた、
その直後、雷鳴が鳴り響き、先までの静寂を打ち砕く

「まぁ、あんたはまだ壊れていないじゃないか、これからどうとでもなる、」

「壊れた物はもう…どうにもならない、あんたが忘れてしまうと…ただの鉄クズだ」

「俺は、逃げてもいいと思うぞ、ただ忘れるなと…」
「まぁ…これが知らぬ者の意見だ、気に食わんかもしれんがな、」

その壊れた堤防だった物を見続けて、そういった、
そして煙草に火をつけ、煙をはく
194 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 01:31:35.65 ID:dLTS0mzO0
>>190
ふむ・・・・・
滝に打たれた方が早そうな気がするんだがな
【未だに止む気配の無い空を見上げながらボソッと一言、精神修行に滝を使うのはよく聞く話だし】
【そもそも足腰は強風で鍛えるものではないような・・・・ちょっと腑に落ちない表情をするのだった】
ほほう、健康人間だな
(あら、完璧に馬鹿な人なんだろうか)

ピー(風邪を引いたことに気づいてないだけじゃねえの)

【感心しながらも心の中でなかなかひどいことを言う奴ら・・・】
ああ、俺はここで雨宿りさ
雨が収まるのを待っているんだよ・・・・
【と、横殴りの風雨を浴びながら答える男、もはや雨宿りの意味が無い】
【どう考えてもさっさと帰ったほうがよかっただろ・・・!】
195 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 01:33:39.34 ID:3zulgqFj0
>>186

【街の中心に不穏な雰囲気が漂っていた】
【人々は関わりを持たないように、巻き込まれないようにそこから足早に立ち去る】
【ただ一人を除いて】

「なんだ、随分と面白そうなことしてるじゃねえかぁ?」

【入れてくれや。と続ける】
【振り向けば気づくだろうがまず彼はデカかった。輪の中心にいる青年もデカいがそれよりもデカい】
【そして、グロイ。ゲームなどで良く見るゾンビそのものであった。顔色は優れず、所々皮が剥げており血が出ている】
【ゾンビだから仕方ない】
【ちなみに現在は愛称「げどー」の外道である】

「ふむ。この状況、あの青年に不平等らしいな」

【いきなり雰囲気も口調もがらりと変わる】
【人格が変わったらしい。愛称「じゃんけん」の平等主義者】
【記憶の共有はないが、この風景をみれば何がどうなっているのかくらいわかる】

「やあ。あたしは彼の味方をさせてもらうよ」

【青年を指さす】
196 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:35:30.47 ID:90N3rsLLo
>>184
うるせぇ…全く…

【まあそりゃあそうだろう。そんな細かい事気にするのは眼科医だけだ。】
【まぁお節介という奴だ。婆では無いので老婆心では無いが。】

なるほど…ただ一つ問題がある。俺は…一日経てば全部の記憶が綺麗サッパリ抜け落ちる。
つまり其の条件には向いていない…その条件も忘れるからな。

【相手のはぁ?という言葉に「してやったり」。という表情を見せる。】
【しかしその表情はすぐに真面目な物になり、濁った赤い瞳で青年を見据える。】

ああそうかい。すまなかった。

【言葉に反して顔や態度は全然済まなさそうには見えないが。】

>>188
馬鹿…こいつは付いてきたいっつったんだ…。
知り合いだかなんだか知らんがな…こいつの意思を捩じ曲げるような権利はねえだろ?

【そして歳を重ねる云々についてはこちらもあえて言わない。説明不要なのだから。】

で?あんたはどんな物件を?

【恐らく男は先の言葉を踏まえた上で言う事を必然的に強いられるだろう。】
【どんな物件を紹介するのか。期待はしていないが。】
197 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:38:02.83 ID:g/kQaL0ko
>>194

「滝かっ、時折足を運ぶなっ!」

大きく首肯しながらそう叫び返す
自分のやっている事に微塵の疑念も抱いていな様な晴れ晴れとした顔
――バカである

「ふふん」

相手方の内心など露とも気付かずに鼻高々な態度を見せる

「なるほど、雨宿りか」

頷きながら納得したような声を出した―――自分の体に横殴りの雨が吹きつけていることなど気にせず
――やはり理解していなかったようで・・

「そうだな、折角だし名乗らせてもらおう―――オレは天現」
198 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:40:27.97 ID:g/kQaL0ko
>>197
/途中送信・・・
/天現 王騎と名乗ったという事で・・
199 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 01:40:34.57 ID:oRRX6qhAo
>>195

「……おいおい、此処はいつからラクー○シティになったんだよ……」

やる気満々、最悪でも五人は病院送りにしてやると意気込んでいたところで加勢に入った人影。
見ればグロテスクな容姿―――正に、ゾンビである。流石に青年も引き攣った笑みを浮かべる。
頭では青年は理解していた。何かしらの能力で、この世界はそういう摩訶不思議な世界だ。
内に宿す火龍達は異常な存在である事、つまり自分だって化物の部類の人間である――――が。


「……インパクトでかすぎんだろ……」


武器を持った男達はゾンビを見るやいなや蜘蛛の子を散らす様に逃げていった。
そりゃそうである。異常な存在を見れば”無能力者”は怯え竦み逃げるものだ。
彼らだって青年が能力者であると知っていたなら、喧嘩など吹っかけも、ましてや復讐なんて事もしない。


「……ちっ、余計な事してくれるな……お陰で殴りたくも無いもん殴らなくて済んだけどよ」


別段怯える風でも無く、異常を見る目でも無く。青年はゾンビを見ながらため息をついた。
次第に通行人は元の流れを取り戻していく。然し、青年と加勢に来たもう一人は明らかに避けてはいるが。
200 :【魔神狼】wiki参照 [saga ]:2011/05/30(月) 01:40:51.01 ID:ByLuAY4i0
>>193
/すいません。凍結お願いできますか?
201 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 01:42:27.53 ID:+VaV0GFlo
>>188
....ま、此の近くで安全で広い所、とだけ言っておこうかな

【男がこちらの言葉に、横やりを入れてくる】

【どうやら相手も、寝床を提供したいのだろうか―――?】

【併しこちらは、一人の社員が掛かっている。負けじと、一言付け足す。】
【尤もそのような条件に合うのは此の当たりに学園くらいしかないのだが...。気付いていないようで】

【そして、相手が自分への疑念を晴らしたのを感じ取り、胸を撫で下ろす】

>>196
..記憶ねぇ。

【全くもって、面倒な事になっているようだ。】
【つくづく、此の青年の境遇には同情を禁じえず...。】【少しの間、目を閉じる】
【其れは思案をするため、なのだが。..寝ているように見えるかもしれない】

...俺なら、其の問題を解決出来るかもな

【軈て少しの間を置いて緩慢な動作で目を開くと、そう切り出した。】
【相変わらずぼんやりとした表情では在ったが、何処か自信を感じさせる表情だった】

...ま、分かればいいのさ。

【くあ...と、そう言った後大きく欠伸する。本当に眠くなってきたのかもしれない】

そーだ、名前聞いてなかったな。..俺は飛鳥井。お前は?
【そして思い出したように、自分の名前を名乗り。相手へと訊ねる】
【流石に自分の名前くらいは、忘れずに覚えているだろうと思っていたのだった】
202 :& ◆cC1mpWV41SRI [saga]:2011/05/30(月) 01:42:35.50 ID:5m0vALny0
「……ったく、裏の人達はしつこいったらありゃしないわね……。」

公園、寂れた夜の風に吹かれつつ、はぁ、と呆れたような、安堵したため息をついた。
その息をはいた人物は女性で、蒼い肩ぐらいまでかかった髪に、蒼い瞳。
そして何より―――四つの、紅い翼が印象的だった。
やがてその翼は小さくなり、やがて消えていくがその光景が更に妙な物で、女性はそれに気にする様子もなく腕に上に上げて体を伸ばす。
まあ、こんな時間にこんな場所に誰かくる訳ないだろう、なんていう考えなのだが……
203 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:42:36.55 ID:olrWL8dzo
>>193

/了解しました!
204 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:43:12.61 ID:olrWL8dzo
>>200

/申し訳ない、安価ミスです!
205 :【魔神狼】wiki参照 [saga ]:2011/05/30(月) 01:45:00.61 ID:ByLuAY4i0
>>204
/多分20時ごろには居ますので雑談で呼びかけたりしてください。
今日は乙でした!
206 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:45:54.61 ID:olrWL8dzo
>>205

/はい、お疲れ様です!
207 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 01:46:03.30 ID:mmI3djtIO
>>192

【突き上げるような視線を受けても、やはり相手は表情を崩さなかった。普通なら、自分に見つめられたら気の弱い人間は目を逸らす。】
【ところが、相手は違う。世の男性を「秒殺」できそうな美しげな笑み、そしてその黒い瞳…見続けていたらそのまま飲み込まれてしまう様な錯覚を覚えるその瞳を持ってして、女を正面からむかえていた。】
【どうも…女は思考する。錬金術士や魔導士などの「術者」の類は苦手だ。その特異で賢なる頭脳と掴ませない狡猾な雰囲気は女を苦しめる。戦闘においても同様。どこから攻撃がくるか分からない。】
【するとそれを裏付けるような事が起こる。やはり…思考を読み取られた様だ。自分の考えている事をピタリと言い当てられ、女は内心舌を巻いた。】

「…食事…ねえ…」

【そんなもの勝手に食えばいいでは無いか、と思うのは必然。結構単純な女はまずそう思った。】
【しかし、考えてみるとやはりおかしい。この場でその言葉が出るのは、違う意味があると考えるのが妥当だろう。】
【例えば、吸血鬼のそれや、他の異能喰らいのそれ。魔女に該当するのが何なのか分からないが、まあ「そういう事」だろう。】
【どうもこういった類の人間に見つめられると弱い。心の中を直に見透かされ、大事なものをガッチリと見切られるかのような錯覚に陥る。】
【女は気持ちを切り替えるようにグビリ、と紅茶を飲んだ。喉に張り付く様に甘い。買ってから後悔した。】

「……」

「…え、…何あんたさっきから…喧嘩売ってんの?」

【足をバタつかせるその様子もやっぱり魅力的。正に「魔女」「魔性の女」】
【そして紡がれる言葉は彼女の神経を逆に撫でる。あながち間違いじゃないところが悲しいが…】
208 :【無尽魔手】自分の体から人間の部位を生やすアンドロイド。詳細wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:51:37.37 ID:5xJ5sjxNo
【世界の中心は何できているのだろう、世界の真ん中はどこにあるのだろう】
【世界の主役は誰だろう。ソレは一人廃工場で考えていた】

……これも、壊れている。これも、これも。

【それは嘗て人気があり一時はブームになったいわゆる着せ替え人形の廃工場】
【作りかけの人形が大量に放置しており、中にはマネキンのような等身のものもあり、軽くホラーとなっている】
【そしてその人形は、……ソレに酷似していた。パープルの瞳、ピンクの髪。それがその人形とソレのカラーリング】
【髪型も同じツインテール………】


【ソレは作りかけの人形を一つ手にしながら立っていた】
209 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 01:52:03.43 ID:dLTS0mzO0
>>198
/了解了解

>>197
ほう、滝にも行ってるのか
自分をひたすら鍛えてるって感じだね
【叫び声がやかましいのか、片耳を指で塞いでいる】
【チラッと相手の顔を見ると、この悪天候などものともしないぐらい晴れ晴れとした表情】
【なんとなく、何にも考えていなさそうだな・・・・などと失礼な考えに至るのであった】
まあ、この悪天候だとちっとも意味が無かったけどね・・・・
さっさと帰ればよかったと思ってるよ
【ちょっと物憂げにため息をつきながら、淡々と呟く男】
【意味が無いと理解しているのにあえて留まり続けたとかマジで何がしたいんだお前】
ふうん、大層な名前だな・・・・
俺は【物理加速】、そっちの赤いのはホツマだ

ピー(よう、よろしく)

【自己紹介ついでに赤い鷹の名も教える男、しかし相変わらず人の名前に一言入れるな・・・】
210 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 01:52:28.55 ID:l4MeSzve0
>>196

「私、学園で教鞭を執っておりまして
ある程度顔が利きますので
寮を提供できるのですが」

【当然のように言う】

「彼女の意思は今は関係ありません。私の気分がよくなるか悪くなるだけですよ?」

【最早、相手に利益のある自己満足である】

>>201

「どこか言えなかったら、行かせられませんねえ」

【そこの一点張りで押し通す】

「私の知り合いをよく判らない場所に行かせて、危険な目に遭わせるのはねえ」

【それを言って暫く】
【飛鳥井という言葉・・・】
【疑念の雲がまた湧きあがる】
211 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 01:53:24.43 ID:3zulgqFj0
>>199

【このデカくてグロイゾンビを見るなり逃げ出す男達】

「っは!腰抜けが。二人対数十人だったのに逃げ出すとは」

【まあ、こちらも別に殴り合いをしたかったわけではない】
【あくまで平等≠ナなかったから加勢しにきただけだ】

「あたしは平等にするためにきたんだ。別にお前のためではない」

【グロテスクな外見だが、現在の中身は女性人格である】
【ギャップが半端ではない。そして冷たい】
【この人格は平等を守ること以外には基本的に興味がない】
【何故、平等にそんなに拘るのも良くわからない】

「……いや、どういうことコレ?」

【どうやら人格が変わったようである】
【記憶の共有はないので今の状況が理解できていない】
【ちなみに愛称「哲郎」の映画愛好家の気さくな性格である】
【いつか自分が映画に出演したいと思っている。オーディションを受ければ多分ノーメイクでゾンビ映画に出演出来るだろう】

「あ!お前!そこのお前!今まで俺が何してたか教えてくれないか?」

【目の前でこちらを見ている青年に問う】
【人格が変わった場合は大概こうやって状況を把握する】
【まあ、普段ならば皆慌てて逃げていくが……】
212 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 01:54:51.27 ID:+c60kREdo
>>207
魔女の内心では、女剣士の視線を受け止めながら冷や汗をかいていた。これが女剣士の普段の姿なのかどうかは
わからないが、それでもかなりの威圧感があるのだ。圧倒的差とも言えるそれは、一般人は愚か、ある程度の経験を
積んだ男であっても怖気づいてしまうだろうと一瞬で理解させるもの。内心がばれない魔性の笑みを湛えれるのは魔女の
特権とも言うべきものだが、今だけはそれに感謝したい。

それから、魔女の余計な一言は女剣士の神経を逆撫でする結果となる。ぴき、と音が聞こえてきそうな程な口調に
魔女は思わず唇を妖艶に歪ませてしまう。別段戦闘を好んでいるわけではない。ただ、”人の心を弄ぶ事”に何よりも
快楽を感じ、何よりも興奮を覚えるのだ。背筋を走る微弱な震えに絶えるようにして吐息を漏らし、まだまだ、もっとその
表情を見せてくれ、と言わんばかり。

「喧嘩なんて売らないわよぅ…こぉんなか弱いレディーに手を上げる気?」

言葉とは逆に、箒に乗ったまま缶コーヒーを飲み干してからひょいっとゴミ箱に投げ捨て、そのままふよふよと相手の周りを
旋回しながらニコニコと微笑を浮かべる。

「でも…本当に綺麗ねえ貴方……抱きしめちゃいたいくらい…」

と、意味深に言葉を発しながら、相手の正面に回った瞬間―――魔女の目がはじめて見開かれる。それは、魔眼の力の解放。
その深淵を湛える瞳に捉えられれば、相手は思わず身動きが取れなくなってしまうだろう。
213 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 01:59:01.10 ID:oRRX6qhAo
>>211

「あぁ、そうかい。そりゃご苦労な事で……」

別に礼を言ったつもりもないが、言う前から”お前の為じゃない”と言われた。
多少イラッと来たが別に直ぐに別れるし、二度と会う事も無い相手だ。
いちいち怒る事も無い。それに、これ以上喧騒に巻き込まれるのもゴメンだ――――。


「人の喧嘩に割り込んで来て一人でぎゃあぎゃあ喚いてるんだよ」

「なんだお前、多重人格か?さっきから口調が変わりすぎだぞ……」


一体何がなんなのか。先程からこの目の前のゾンビは一人でうるさい。
口調も態度も変わりすぎだ―――どう考えても人が変わっている。ゾンビだからだろうか?

男は不思議そうな、嫌なものを見るような。そんな困った視線をゾンビに送る。
214 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 01:59:57.89 ID:g/kQaL0ko
>>209

「おうっ、鍛錬、鍛錬、日々鍛錬だっ!」

何がそんなに偉いのかと言うほど胸を張って答える

「むぅ、確かに今夜の雨はひと際強いかも知れんなっ」

厚い雲に覆われた夜空を見上げながらそう言った
――ひと際ってレベルでは無いのだが・・

「そうか、物理とホツマかっ! よろしく」

そう返し、右手を差し出す
――勝手に名前を短縮したうえで呼び捨て、という傍若無人ぶり・・
215 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 02:05:15.83 ID:3zulgqFj0
>>213

「はあ……なんか御免……」

【あいての表情や仕草を見て何か迷惑でもかけたんだろうと推測した】
【さっきの人格は特にコミュニケーションを取りづらい人格であった】
【今の人格はかなりフレンドリーである】

「多重人格だぞ!沢山いるよー中に」

【一杯いるのだ。偉そうなやつ、バカなやつ、ボケてるやつ…etc】
【しかも交代が目まぐるしい】

「うーん……ちょっとその眼はいただけないぞ…さっきの俺は俺じゃないんだからさぁ…」

【少し傷ついたよ】
216 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 02:09:59.03 ID:oRRX6qhAo
>>215

「別に謝られる事はされちゃいないよ」

実際別に気に障る様な事を言われた、と言えば言われたのだが。
そこまで気にしたわけでもない。軽く流せる程度には大人なつもりだ。


「……ゾンビで多重人格とか救いようがないな……」

「目付きが悪いのは生まれつきだ、ほっといてくれ」


多少の疑念はあったものの、目付きの悪さは生まれつきである。
こればっかりはとやかく言われてもどうもできない。出来たら喧騒などに巻き込まれていないという。
217 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 02:10:51.18 ID:mmI3djtIO
>>212

【やっぱり…と女は思う。どうも自分はおちょくられ、反応を面白がられているらしい。心を全く読ませない「魔の笑み」を見つめた。】
【気に入らない…女は舌打ちする。というかこの人、それはそれは負けず嫌い。もう「病気」「異常」といえるレベルである。自分が相手より「下」に見られる事を蛆虫の様に嫌っていた。】
【ゆえに今回のこの場合ははっきり言って相性最悪である。煮えたぎり、発火する大鍋に大量の油を注ぐ様なものだ。とりあえずいい気分はしない。】

「…か弱い…ねえ…」

【本当にか弱いなら自分から言わないだろう…女は心の中で反論した。口に出さないのは言うまでもないからであり、また無意識に相手におちょくられることを忌避したからである。】
【余裕そうなあの様子もまた気に入らない。まさしく「魔女」は今自分の周りを旋回していた。】
【と、ここで思う。相手の態度。すなわち余裕のあるそれは一体何に裏打ちされているのか。】
【自分の様に「分かりやすい」得物を抱いている人物に対しても、確固たる対抗策を講じれるそれは…】

「……っ!!」

「これは…」

【「すぐそば」にある。】
【相手の言葉の瞬間、反射的に刀…太刀に手をかけ、鯉口を親指で切った瞬間に、】
【全身をがんじがらめに捕縛されたかの様に、全く身動きが取れなくなった。】

「……どういうつもりかしら…」

【中途半端に抜かれた刀身。その僅かな刃の部分が月光に光った。】
218 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 02:12:19.36 ID:dLTS0mzO0
>>214
まるで馬鹿の一つ覚えだな・・・・
【鍛錬という言葉以外知らなさそうな感じ、若干呆れ顔をする男であった】
一際どころじゃない気がするが・・・・
体が冷えて仕方がない
【雨に打たれ続けているものだから、もはや全身グショグショの状態だ】
【それに風も強いし、体を冷えるのも当然だと言えるだろう、体がちょっと震えている】
ん、よろし・・・
【差し出された右手を、男が握ろうとすると】
【突如、それよりも早く右手を掴む真っ赤な翼】

ピー!(呼び捨てはちょっと気にいらねえが、許してやろう!)

・・・・・ホツマ
【割り込みをくらって、やれやれといった表情で呟く男】
【しかしこの鷹どうやって浮いてるんだよ、片翼動かしてないのに・・・】
219 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 02:12:19.81 ID:90N3rsLLo
>>201
そ、記憶…

【短く言葉を発した青年は少しの間瞳を閉じていた。一瞬、寝たかと思った。】
【ただその疑念は他ならぬ青年が言葉を発した事によって破られた。】

……………そりゃあ…………本当か…………?

【自分の記憶障害がどうにかなる。治るとまではいかなくても、少しは抑えられるかもしれない。】
【濁った赤い目が、少しの希望を灯す。無駄だというのに、期待してしまう自分がいる。】
【しかし取り乱す訳にはいかない。今は交渉中なのだから。】

俺の名前は…言ったろ?忘れるって…

【よく記憶喪失で自分の名前も全部忘れるというのがあるだろう。】
【それがこの青年には毎日怒っているのだ。仮に名前を貰っても、すぐに忘れてしまう。】

>>210
…………『学園』ってよお…最近『教団』に襲われたんだろ…?

【これは風の噂で今日聞いた事。ニュースでやってただけだ。】
【しかしこれが本当という確証を得たら…『学園』は選択肢から外れる。】

そんな奴の元に行かせたくねえな…うん、ねぇ…

【今の発言で、九割ほど『学園』へ行く気は無くなった。】
【即ちほぼ零。後は教団の話がくれば…。】
220 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 02:16:19.31 ID:3zulgqFj0
>>216

「あ、そうなの?それならいいけど」

【意外であった。結構なにかとんでもないことでもしでかしたのではないかと予想していたのだが】

「体の中で雑談できるから結構暇にならないぞ!便利ではないけど」

【いちいち誰かに今まで何していたか聞かなくてはならないのだ。面倒臭いことこの上ない】
【ちなみに雑談の時に外での出来事はとても重要なこと以外は話さないらしい】

「目つきくらいどうにでもならないか?少なくとも俺らよりは数倍マシだとおもうけどなあ…」

【目つきが悪いくらいゾンビに比べればどうってことない、とでも言いたげである】
【というか言った】
221 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 02:18:22.18 ID:+c60kREdo
>>217
相手が刀に手をかけたと同時、その刀身がいつのまにか興味をそそられたようにして顔を覗かせる紅い三日月に照らされ、
凶悪な光を放つ。その瞬間、女剣士は刀に手をかけた格好のままぴたりと時間が止められたようにそこに縫い付けられる。
魔女はニィッと口角を上げて空に浮かぶ三日月のように笑みを湛えながら、夜風に水を蒸発させられてざらざらとした質感を
取り戻した地面へ初めて、ざりりと両足を下ろした。魔女の居なくなった箒は少しだけ浮き上がり後ろ手に縦になると、静止。

「んっふふー…捕っかまぁえたっ…」

相手にゆっくりと目線を合わせたまま近づき、相手が刀を抜けないようにと指先でかちんっ…と収めさせる。
それから相手の瞳をじぃっと覗き込みながらふわりと―――抱きしめようとする。

「どういうつもりも何も……貴方が可愛いから、抱きしめたくなっちゃっただけよぅ?」
「それに―――とぉっても、”美味しそう”だもの…」

相手に近寄りながらも、抱きしめやすいように魔女は”命令”を下す。
魔女は全てを弄び、運命を転がし、相手を心行くままに堪能したいだけなのだ。

「ほぉら、抱きしめにくいでしょぅ……はい、ばんざーいって」

魔翌力の篭った甘い声音に逆らえるものは―――誰一人、存在しない。
222 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 02:20:30.83 ID:oRRX6qhAo
>>220

「……何かされてたら俺はさっさと帰路についてんよ」

こうして雑談に付き合っているのは気まぐれではあるが。
相手に対して苛々としていたなら直ぐ様帰路についている。


「あぁ、そりゃ良く分かるな……便利っつーか、暇にはなんねーな」


あたかも自分も同じだと言う様な口ぶりであった。
別に同じではなく、内に潜む火龍がべらべらと話しかけてくるってだけであるが。


「いつもニコニコしてろってか?無理だ、無理。大体お前らとは根本的に目付きが違うだろ」


俺=目付き悪い(人間の範囲) お前=目がグロい(化物の範囲)
こういう方程式が成り立っているわけで。相手と比べられるのはなんだか微妙に癪であった。
223 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 02:22:09.94 ID:g/kQaL0ko
>>218

「ははっ、かもしれんなっ!」

特に気にした風も無く笑い飛ばす男
器が広いか、あるいはただのバカか

「そうなのか? むしろオレの体は燃えるように熱いのだがなっ! 正しくベストコンディション!」

笑顔で言った
――それを熱があると言う・・

「ふんっ、中々面白い奴じゃないかっ!」

突然割り込んできた赤い鳥を、心底楽しそうな声色で歓迎する

「ペット―――なのか?」
224 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 02:23:45.01 ID:QqtB96Dto
>>210
おいおい、決めるのはお前じゃなくて、コイツだぞ?

【視線を隣の男へと向け呆れたように話す。】
【眠た気にしながらも、其の当たりは意外ときちっと突っ込むようだ】

...な、なんだよ

【相手の中で沸き上がる疑念】
【意外にも中々の鋭さを持つ青年は其れを何となく感じ取り、そんな疑問を投げ掛ける】

>>219
ああ、まあな。何時記憶が消えるか、分かるんだろ?
【自信からか、役に立てる喜びからか。―――それとも、別か】
【青年はぼんやりとした表情に、薄い笑みを浮かべた。】
【そして、隣の男に聞かれないよう青年に近づき、其の耳許でこう続けた】

俺の能力は人の記憶を取り出して保管したり、しまったり出来る。

お前の記憶が消える前に記憶を取り出して、リセットされてから記憶を元に戻す。

―――どうだ、これなら大丈夫だろ?
【ゆっくりと、言い聞かせるように。小さな声で青年に話した後、身体を再び遠ざけた】

名前も、覚えてないのか..。
【青年は簡単に言うが、其の応えに対するショックは中々大きかった。】
【困惑した様子で頬を掻き。思案する。―――一体、どんな気持ちで此の男は生きてきたのか、と】


【【学園】には行かせたくない―――そう言った、青年の声が聞こえ】
【自分も学園寮に止めさせる予定だったが..変更、直ぐにバベルズに、呼ぶか。と】
225 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 02:27:31.73 ID:3zulgqFj0
>>222

「あっそう…」

【ちょっと冷たい人なんだなぁ…とか思っている】

「え?お前もなんかあんの?」

【なんか、とは人格やらその他もろもろのことである】
【自分のこの謎の便利さを共感できる人なんてなかなかいないもので、だが青年は良く分かると言った】
【つまり、自分たちと同じような何かがあるということである】

「俺らとは目つきが根本的に違うって?全部違うくね?」

【自覚は十分ある】

「…………ひい!こ、ここは……?」

【そしてここで人格チェンジ。ハッキリ言って面倒臭い】
【今回は愛称「ヒメ」の女人格。気弱である】
226 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 02:32:56.17 ID:dLTS0mzO0
>>223
(ちょっと怒るかなと思ったけど、心が広いやつなんだな・・・・)
(いや、ただの豪快な馬鹿かもしれん、そっちの方がしっくり来る)
【口に出さずに心の中では言いたい放題言う奴だなおい】
へえ、そりゃさっきまで運動してたからか?
暑い人だな、あんた・・・
【色々と暑苦しいのは事実である、非常に何気ない一言】

ピーヒョロー!(ハッ!ペットだなんてちゃんちゃらおかしいことを言ってくれるじゃねえかあんた!)
ピギャー!(俺はペットなんかじゃねえ!飯と宿のためにあいつに仕方なく従ってやってるだけよ!)

【見てください、真っ赤な鷹が甲高い鳴き声で叫んでますよ】
【当然ながら動物の鳴き声がわかる人じゃないと言っている意味がわかりません、はい】
・・・・・まあ、そんなもんかな
【頬をぽりぽりと掻きながら、一応ペットと認める飼い主様でした】
227 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 02:33:30.76 ID:l4MeSzve0
>>219

「確かに、そこを言われては引き下がる他ありません」

【やけにあっさり引き下がる、それ程この男にも大きな事件】

「学園による教団襲撃の話がありますから、暫くは学園も危険ですしねえ」

【苦い顔をしている】

「ほとぼりが冷めるまでは、勧められませんでしたね」

【言葉を失くした。もう学園に連れて行く気は無い】

>>224

「さて、飛鳥井で思い出したのですが・・・
私、君と同じ苗字の方の葬式の喪主をしていたのですけど
どのようなご関係で?」

【思い出した】
【中の人も含め、大体のことを思い出した】
【そういえば、兄弟が居たとも話を聞いたことがあったような】
【学園の生徒だったろうか・・・】

「しかし、記憶が一線で全て消えるものですかねえ?
むしろ段々と消えるものではありません?」

【そこに噛み付いた】
【頭を色々する研究者として、の顔が出てくる】
228 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 02:33:34.04 ID:oRRX6qhAo
>>225

「……そうだよ」

冷たい人などと思われてるなどいざしらず。別段、冷たいわけではない。
ただ不器用でちょっと人付き合いが苦手なだけである。部屋の隅でMP3とか聞いちゃうタイプ。


「まぁ、俺にも色々”いる”んだよ……ていうか、そう思うなら言うなっての」


軽く自分の事は済ませて、根本的に違う事への返答に突っ込みを入れた。
自覚があるなら言わないで貰いたい。そう思いつつ――――また、変わったらしいと眉間にシワを寄せた。


「またコロコロと変わりやがって……ゾンビが『ひぃ!』とか世も末だな、おい」


気弱そうなのを見て一歩引いた。そういうタイプの人格ならば自分は圧倒的に恐怖の対象だ。
外見からして強面、ガタいだって良すぎて威圧感に溢れてる。気弱な人間は自分とは天敵で、相容れない。
229 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 02:33:54.59 ID:mmI3djtIO
>>221

【ほらやっぱり。女はため息をついた。術師と互角に渡り合えたことは一度も無い。奇抜な攻撃にいつも先手を取られる。】
【しかも、今回はもっとタチが悪い。反撃の手段を摘み取られたのだ。封殺といってもよい。動けないなら攻撃できないでは無いか。】
【女は歯ぎしりする。さてどうするか…しかも「美味しそう」とか言っている辺りどう考えても穏やかな案件では無いだろう。】

(…しまった…完全に納刀された…)

【いつもなら心良い「カチン」という音が今回はとても絶望的に聞こえる。】
【甘美な、しかし「恐ろしい」声に女は従った。なるほどこういうことか。まるで自分の体ではないみたいだ。主導権を取られた彼女は、相手の言いなりになるしか無い。】

(……チッ)

(…このアマ…)

【しかし、ただでは起きない女】
【必死に脳内で対抗策を練った。】
230 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 02:39:37.95 ID:3zulgqFj0
>>228

「色々いる?まあいいか」

【色々いるのは自分だって同じ】
【根ほり葉ほり聞く気はない】

「し、失礼な!わたしだって……ひえ!」

【人格変わって気弱な子に】
【一瞬、反骨精神から反論しようとしたが、デカい青年を見るなり後ずさる】
【いやきみも十二分にデカいですけどね】

「……あの…ここはどこでしょうか?」

【青年に恐る恐る今までの出来事を尋ねる】
231 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 02:42:22.43 ID:+c60kREdo
>>229
相手に抱きついた魔女は、顔だけを逸らさないままに相手の瞳を覗き込み、表情を楽しむように微笑む。
歯軋りの音すら心地よく感じる、ぎりりという音が背筋を駆け巡り首筋を擽るように感じ、思わずとろんとした表情に。

「あぁんもぅ……そんな顔しないでぇ…可愛い顔が台無しよぅ……んふふ…」
「あら、案外いいスタイルねぇ…」

魔女は相手の背筋を指先でつつつ、と撫でながら微笑み、釘を刺すように言う。

「大丈夫、別に痛い事するわけじゃないのよぅ?…ちょぉっと、貴方を”食事”させてもらうだけ…」
「私は貴方に痛い事しないし、”貴方も”私に痛い事は出来ないから……穏便に行きましょう?」

動きを束縛されようとも、剣士の威圧が消えるわけではなく。それはひしひしと魔女の背中を抉っていくように感じる。
それこそ、魔女が指先一つですぐさまでも殺せるものではあるのだが、それすらも赦さない、という女剣士の表情と意思は
確実に魔女を”蕩けさせて”いくもの。―――すでに、食事は始まっているのだ。段々と疲労を感じてくるかもしれないが、
今はまだ微弱なもの。感情は愚か思考すらも読み取らせない魔女ではあるが、攻撃の意思は一切無いようだ。

「んふふっ……かぁわいいーっ…」

相手の背中を指でなぞりながら、優しく頭を撫でているのは、きっと魔女自身、相手に警戒はしていないと知らせるためだろう。
232 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 02:42:51.36 ID:g/kQaL0ko
>>226

「暑い・・・か、普通ではないかな」

ぽつり、とそう呟く
まるでこの温度こそ、このバカにとっての標準であり基準であると、言うように
自らと周囲との温度の差異など気にせず、ただ己のやりたいようにやっているだけなのだ
その事実を自覚する事は無い

「ふぅん、なるほど」

喚く鳥の方には目をやるだけで、男の方の言葉を聞きとる
納得したような、しかし鳥の反応を見る限り必ずしもそうではないのかな、と少し考えて―――すぐに止める

「さてっ、ではオレはそろそろ鍛錬に戻るとしよう! また会ったらよろしくなっ!」

笑顔のままそう言い残すと、さっさと雨の中へと歩きだしていく
軒下に居た事で若干渇いていたバカの頭髪が一瞬で濡れていった
このバカにとっては全ての時間が鍛錬に割り振られているのだろう
233 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 02:45:01.92 ID:90N3rsLLo
>>224
【自分の脳の障害を解決する方法は、余りにも単純だった。】
【しかし単純なのと出来るかが直結するかというと…実際は違う。】
【しかし目の前に出来る人間がいる。やってもらわない手は無い。】
【それに…あの少年を悲しい気持ちにさせることも無くなるのだから。】

………あぁ……………

【耳元で話された話。其の余りの内容に…ロクに返答も出来なかった。】
【頭の中は記憶が消えなくなるという喜びに完全に支配されていた。】

ああ…そうだ…

【自分が何を思って過ごしているか。それも忘れてしまうのだ。】
【嫌な事も良い事も、全て。忘れたくない物まで、全て。】

>>227
…まあ完全に安全になったら…かんがえといてやる…

【しかしこの男、やけにアッサリと諦めた。あんなに食い下がっていたのに。】
【ともかく話は終わったのだ。少し安心する。】
234 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 02:45:29.78 ID:oRRX6qhAo
>>230

「……シュールにも程があるだろ、なんか頭いてぇ……」

一体どういう状況だこれは。ゾンビに「ひえ!」なんて言われる自分は一体。
お前のほうがグロテスクでデカくて明らかに畏怖の対象なんだが。
俺とかそのへんのイカつめのにーちゃん止まりだよ、と心の中で突っ込みつつ。


「……街?」


そんななんとも言えない返答しか出来なかった。間違いじゃないが、アバウトだ。


「なんつーか、お前も苦労するな……駆除されんなよ、悪いヤツじゃないみたいだし」


ジャケットの胸元に入れていた煙草を取り出し咥え100円のライターで点火した。
ちなみに青年は18歳である――――未成年であるが、未成年に見えないのでセーフということで。
235 :【物理加速】 [sage saga]:2011/05/30(月) 02:53:46.35 ID:dLTS0mzO0
>>232
まあ、あんたはそれが普通なのかもな・・・
【しかし先ほどから感じるこの熱気、そこまで接近していないはずなのだが】
【この温度が普通を言うとは、随分体温が高い奴だと男は思うのであった】
【その原因が風邪なんだけどな・・・】
ん、ああ、鍛錬頑張れよ
こちらこそ今度会ったらよろしく

ピー(風邪引くなよ、馬鹿)

【軽く手を振って見送る男と、去っていく背中に一声かける鷹】
【今からも更に鍛錬を行うとは、なんとまあ、なんというか、鍛錬馬鹿】
いやしかし、あの馬鹿さには学ぶべきところがあるかも知れんな

ピー(そうか?一つのことしかしてなさそうじゃねえかあいつ)

時にはそれも重要になるときがあるのさ・・・・
【そう言いながら、未だに軒下に留まり続ける一人と一匹だった、もう帰れよ・・・・】

/絡みあり&お疲れ様でした〜
236 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 02:53:48.06 ID:3zulgqFj0
>>234

「街ですか……ってそんなの見れば分かることでした!すみません!」

【青年に大きく頭を下げる。どういう画だよ】
【まず、ゾンビのくせに活き活きしている。そして動きもノロノロしていない。これが現実なのかもしれない】

「苦労は見た目のせいで沢山あるのですよ……あ、でも悪い人格もいるんですよ…げどーとか…」

【げどーが人格の名前だと気が付くだろうか?とりあえず最初に会った時の人格である】
【そして即行で退場になったやつである。残念】

「煙草?煙草……煙草?」

【何故か煙草を連呼する。ちなみに煙草を吸う人格はバカだけである】

「煙草吸ったら肺がんになっちゃいますよっ!」

【なんてことを気にしているんだ…ゾンビなのに健康に気を付けていた】
237 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 02:55:06.43 ID:g/kQaL0ko
>>235
/乙でしたっ!
238 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 02:55:48.85 ID:QqtB96Dto
>>227
....
【どうやら此の男...否、教師は、兄について知っているらしい】
【喪主をしていたという事は、そこそこ進行があったという事なのだろうか...?】
【これは打ち明けざるを得ない...という、暗澹とした気持ちより先に其の事に、衝撃を受けた】

...関係も何も、それ、俺の兄貴だよ。

【併し、そんな感情は表に出さず。もう気にしていないかのように、何気ない風に打ち明ける】
【ああ...これで学園の生徒ってことがバレるかもなぁ・・そんな事を、考え、逃避する】
【未だ出来れば、兄の話は余り聞きたくなかった..殺された、という事にも、納得がいっておらず】


...む。そうなのか...?
【記憶の事だとか、そう言った事には疎かった】
【教師からの突っ込みが入ると若干困惑気味な表情で、目の前の青年を見やり】

>>233
...大丈夫、見たいだな。
【併し目の前の青年の反応を見れば、其れが有効な手だてであった事が分かる。】
【何か特殊な症状なのか、教師が間違えていたのか...それは自分には、判然としないが】

...ほら、そんなボーッとしてんなよ。

ま、良かったな...。

【無償で能力を行使、人助けをするなんて...ガラじゃない。青年は、そう思っていた】
【併し、相手の境遇は余りにも酷い物で、自分の提案を聞いた青年は余りにも嬉しそうで】
【...たまには、こんなのも悪くない。青年にはそう思えた】
【重くなったようにも感じられる空気を払拭すべく青年は、珍しく顔に笑みを浮かべると、一歩近づき】
【目の前の青年の頭に手を置き、ぽんぽん、と。しようとした。そうすれば、アクションをとらざるを得ないだろうと】
239 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/05/30(月) 03:01:29.70 ID:oRRX6qhAo
>>236

「……ま、みりゃ分かるよな……活き活きしてんなァ」

下手したらスイッチの入ってない自分より活き活きしてる。
今はどうにもテンションが下がり気味―――俗にいう、スイッチオフ状態。


「なら変装しろ阿呆。包帯とか巻け、普通に怖い」

「げどーってのは人格か……悪いのか。そいつが出てきたらとっちめないとな」


煙を口から吐き出しながら呟いた。悪いヤツは嫌いだ、なんだか、いけ好かない。
正義の味方なんてのは大声で叫べるほど自信は持ってないが―――まぁ、そういう部類の人間だし。


「ゾンビが健康にとやかく言うなよ。肺がんになったらそれまでの人生だって――――あぁ、そんじゃ、俺行くわ」


これ以上街のど真ん中でゾンビと話し込んで変な視線で見つめられるのも居心地が悪い。
銜え煙草のまま青年はのんびりと歩き出した―――――ひらひら、と片手を振りながら。


/絡み乙でっすー!
240 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 03:03:09.05 ID:mmI3djtIO
>>231

【ああ…抱きつかれた…恋人にしかさせたことないのに…そしてさせるつもりはなかったのに…と女は落胆。こんなところを見られたらどうなるだろうか。】
【ゾクリ、とした快楽が全身を駆け巡り、女は思考を飛ばしそうになるが、それは一瞬。】
【相手の悦楽に身を委ねた表情を見て逆に自我を保った。腰が砕けそうになるもどうせ身動きができないから意味が無い。】
【腰に差した刀がとても遠く感じられた。帯刀しているのに抜刀できない状態になるなど誰が思おうか。】

(…くっ…やはり)

(…攻撃は完封≠ウれたようね…)

【相手の言い分はどうやらこちらの攻撃を一切封じるものらしく。】
【微弱に感じる披露を疎ましく思いながら、回らない頭で対抗策を練った。…さてどうするか…】

(…相手に攻撃できない……相手には…)

(―――――――――――!)

【頭を撫でられ、その元凶を睨みながら、女は思考し、そして思いついた。】
【もっとも、それは粗治療。常人なら考えついても直ぐに破棄する。】

「おい…魔女…」

【冷徹な声で紡ぐ言葉は、そして、】



「自分で∞自分に″U撃したらどうなる。」



【瞬間。】
【女の腰の刀が…正確には鞘の中の刀身が微弱な電撃を纏った。それは密着している鞘を伝いそしてそれに密着している彼女を駆け巡り…】

【一瞬でいい。一瞬だけでもこの拘束から逃れられたら、すなわち相手の魔眼を自分の瞳から逸らさせることができたら後は何とかなる。】
241 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 03:05:14.11 ID:3zulgqFj0
>>239
/絡み乙でした!
242 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 03:05:43.21 ID:l4MeSzve0
>>233

「ええ、名刺は渡しておきますから、何か困った時には」

【男は名刺を取り出すと、その裏にペンで
渡した年月日と困った時は頼る旨をかいて渡す】

「役に立てて頂ければ、幸いですので」

【重ねて言うが、この男は心配の心から言っているのである】

>>238

「ええ、忘却というものは段階を踏んで進行するものですから
完全な状態では記憶は保存されないとはいえ・・・
まあ半日程度なら記憶には問題は無いでしょうね」

【知識を披露するが、結局能力を推奨することになる】

「ということは、確か弟君が在籍されていると伺いました事を思い出しましたよ・・・
あとで、ゆっくりお話を伺いましょうかねえ」

【ここからは教師モードである】【笑いながら怒っている顔である】
【受け答えによっては、兵隊に囲われるだろう】
243 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 03:07:39.31 ID:90N3rsLLo
>>238 >>242
/申し訳ない…眠気が…凍結良いでしょうか?
244 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 03:10:00.36 ID:QqtB96Dto
>>242>>243
/こちらは凍結大丈夫です
245 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 03:10:25.91 ID:l4MeSzve0
>>243

/それで構いませんぜ
 明日ゆっくりとやりましょう
  
246 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 03:11:43.67 ID:90N3rsLLo
>>244 >>245
/あ、ありがとうございます!では、おやすみなさい…
247 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 03:14:55.85 ID:+c60kREdo
>>240
抱きついたままに女剣士をじっくりと堪能しつつ、身動きの取れない蝶々を吟味する蜘蛛の如く妖艶に舌なめずりをする。
無論、相手に恋人がいる事など知る由も無い魔女はただただ食事を楽しむだけであり、自我を保ったままにきっと睨み付けてくる
女剣士に対して微笑を浮かべるだけ。刀が抜けない女剣士という陵辱的な光景に快感を覚え、吐息が少し荒くなる。
その時だろうか、女剣士の目が光を取り戻したように見えたのは。

(…何か、閃いたのかしらねぇ……?)

―――おい…魔女…―――

「んー…なぁに?」

――”自分で” 自分に” 攻撃したらどうなる――

「……あらら」

魔女が不思議そうな顔をしたと同時、腰から上半身へ駆け巡ってきた微弱な電流に気づく――――が。


        バチンッ




「……―――――私が魔女なの、忘れたのかしらぁ…―――?」




恐らく、魔女が”先日食事”をしていなければ、無様に電流によって身体を突き放され束縛を解いてしまっていただろう。
それもそのはずだ、人体に対して微弱でも電流が流れれば必然的に発生するのは筋肉の硬直、魔女の瞳から逃れられてはすぐさま
女剣士は体勢を立て直し、逃走、あるいは―――腰に携えたその獲物で、ざっくりなのは火を見るよりも明らかなのだから。

しかし、魔女は相手を宥めるようにして言葉を紡ぐ。


「言ってるでしょう…私は”食事”がしたいだけだって……逃がさないし、貴方の好きにされるのは嫌よぅ?
  貴方の権利が剥奪されるのはほんの少しの間だけ…もちろん、その後はなぁんにもしないし、貴方は自由の身。
動けないのをちょぉっぴり我慢するだけで、私は満足、貴方もすぐに解放される……それが嫌なら……仕方が無い、かしらねぇ…」


魔女は抱きしめていた体勢からゆっくりと離れ、相手の顔、その顎に左手を添わせて伺うようにして言葉を待つ。
恐らくは、断られてしまったら素直に離れるつもり―――なのだろうか。
248 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 03:26:27.40 ID:mmI3djtIO
>>247

「……」

【さて静電気を駆け巡らせたその隙は―――――――――――無い。】
【依然として動かない身体。相手の理由が分からないが、どうも「雷」属性に耐性がある様だ。】
【ものを焼き切るぐらいの超高電圧にもできるが、そんなことをすると自分の命も危ない。魔女と地獄に落ちることになる。】

「……はぁ…」

【女はため息をついた。そしてなされるがまま。動けないのだから仕方が無い。】
【脱力したように緩慢に数度瞬きしてから、】






「……好きにしてちょうだい。」






【と呟いた。】
249 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/05/30(月) 03:41:34.18 ID:+c60kREdo
>>248
諦めたようにして数度瞬きした後に呟かれた言葉は、どこか投げやりなものであった。魔女は何故か少しだけ
つまらなそうな、悲しそうな表情になり―――その食事を終える。相手に与える疲労感は去ることながら、相手は
この瞬間から暫くの間は能力を枯渇されたために、使用が不可能となる。魔女はその事実に対しても智識はある
ものの、何故か女剣士に対して思わず。

「……ごめんなさい、ね……ごちそうさま」

と、小さく呟き、顎に添わせていた左手をゆっくりと離してから三角帽子を取り、謝罪するのだった。
何故だろうか、この女剣士は自分自身に絶大なる信頼を置いているようにも見える。その信頼を陵辱し、踏みにじり、
思い切り弄ぶ事がとても愉しいはずなのに、今回は、そんな気分にはなれなかった。
それから、能力を確認するようにして右手をふっと胸元まで挙げるものの…そこでも、一つ吐息を吐き出すだけに留まる。

「この”魔翌力”は、貴方じゃないと嫌だ、ってさ……あーあー…つまんなぁい……」

胸元まで上げていた右手を腰に当て、女剣士を見つめる。しかし、その魔眼にすでに能力は顕現しておらず、ただの深淵を
湛える、綺麗な先ほどの妖しい闇だけがある。
恐らくは、女剣士の持っていた能力は”武器に付与”するためのもの。武器が無い魔女にとってそれは殆ど意味の成さないもので
あり、現在の所は女剣士しか扱えない事を意味する。もちろん、武器があれば話は別なのだろうが、今ここで能力を顕現する事は、不可能。
魔女は何を思ったか、突然女剣士に近寄ると―――その腰にある刀にゆっくりと手を伸ばし―――触れる寸前の所で止める。

「……今日は安全な場所で眠る事ねぇ…貴方はいつもの”強いレディー”じゃあないんだから…いいわねぇ?」

瞬間―――ばちんっと真っ白な光が刀に走り、刀だけに電流が流れ、簡易的に雷の属性が付与された形となる。
もちろん、通常の刀であれば無理な芸当なのだが…先ほどの女剣士から放たれた電流を見て魔女は理解していたのだ、この特別
な刀であるのならば、大丈夫であろう、と。
運良くもそれは見事に帯電し、薄く光を放ちながら女剣士を鼓舞するようにぱちぱちと音を立てる。

「……人に嫌われるのって…案外、気持ちよくないのねぇ…」

呟いてから、魔女は三角帽子を頭にぽすん、と乗せて背後に静止していた箒を指先でくいっと引き寄せ、それに腰を下ろして足を組む。
そのいでたちは魔女そのものとなるのだが、先ほどのように表情から余裕さは伺えないように見える。

「…名前、言ってなかったわねぇ…」

「私はアレッサ…アレッサ・クロウリー………貴方に嫌われちゃった、魔女の名前よ」

魔女が見せた微笑は―――どこか、寂しかった。
250 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 04:01:47.31 ID:mmI3djtIO
>>249

【妖刀の魔翌力を吸われたな…女は感づいた。いつもの様に、無意識の内に剣から放たれるそれを感じられない。】
【つまり自分はこの瞬間正真正銘の「無能力者」となってしまう。妖刀もただの「刀」となった。】
【こういうことか…女は相手の「食事」の意味を再確認する。幻想を喰らい、それを再現する様だ。】
【疲労で立っているのが辛い。女は傍らの自動販売機に寄りかかった。紅茶のカンを取り落とす。】

「……言ったは…ずよ…」

「余計なお世話≠チて…」

【バリバリ帯電する雷刀を見つめ、そしてパシン!、と叩く。】
【自分以外の人間に操作された刀をみたくわなかった。】

「……」

【そして魔女の発言。女は何も答えない。自分も似た様なものだ。はっきり言って嫌われている方である。】
【だから相手の悲しみもひしひしと伝わった。苦痛を「快楽」とする魔女でも、やはり他人に嫌われるのは嫌だったということか。】

「……」

「……消えろ。」

【そして自己紹介を受けて一言。】
【相手の「食事中」に微量でも快楽を感じた自分を恥じていた。】
251 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/05/30(月) 04:16:35.63 ID:+c60kREdo
>>250
女剣士の言葉を聴き、魔女は顔を伏せてしまう。大きな三角帽子に隠され、表情は伺えないだろう。
自分の力では無い刀、それを見たくは無いという思いも理解出来る。それこそ、自身の能力が陵辱され、
踏みにじられ、挙句の果てには心配までされたのだ。相手にとってそれは屈辱的であり、紅茶すら取り落として
しまうほどの疲労感を与えてしまった事実を思えば―――。

「…っ…ん、……」

小さく魔女の肩が揺れる。少しだけ口から漏れた空気は雨に濡れた風のように湿っており、悲しさは愚か、それを
超える―――――愉しさが含まれていた。

「…ん、ふふ……アッハッハッハッハッハッハッハ!!!」

魔女は突如として高笑いの声を上げ、妖しく浮かぶ真っ赤な三日月を背景に、箒をふわりと浮かばせる。
先ほどの悲しそうで寂しさ一杯だった表情は一変し、とても愉しそうに、とても愉快そうに桜色の唇を妖艶に歪ませて
女剣士をとろんと見つめ、甘く囁く。

「んっふふ……ふふっ…失礼…」

「嫌われ者同士は辛いわねぇ、レディー……だぁいじょうぶ…貴方の魔の力は私には扱えないし、きっと、貴方以外は
誰にも使えない”特別”なものなのよ……明日になればすぐに使えるようになるから、安心なさい」

「でぇもぉ……貴方、抱き心地良かったわよぅ…?アッハッハッハッハ!!」

相手の疲弊した顔、浮かぶ汗、取り落とした紅茶のほんのりとした香り、それでも歪められない確固たる自信と自負、その意思。
十分に楽しんだ、十分に愉しんだ―――十二分に、堪能し、食べつくした。
これにて今日の魔女の食事会は終了したのだ。もちろん、本当に少しばかり寂しいのは確かなのだが、それすらも笑い、弄ぶのが―――魔女。

「それじゃぁ…お言葉通り消えさせてもらうわねぇ……さようなら、誰かさん」

にぃっと綺麗な顔をより美しく歪ませた魔女は、箒に乗ったまま足を組み替え、左手をすっと地面に向ける。
それから――――最大級の雷を地面に放ち、その衝撃を利用して箒を最大限に加速させ、文字通り、一瞬で”消えて”いった。
魔女がそこに存在していた証明になるのは、女剣士に残った極度の疲労感と、地面に刻まれた巨大なクレーターだけとなる。



それから、ふわりふわり、と空から舞い落ちてくる紙切れに気づくだろう。
そこには、こう書かれている。




【  今度は名前を教えてもらうわね

        名も無き剣士さん

Alessa Crowley 】



名前の横につけられたキスマークは、やはり―――魔女らしかった。
252 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 04:38:36.10 ID:mmI3djtIO
>>250

【相手が目を伏せるのが感覚で分かる。こちらももう立っているのもキツく、ズルズルと自販機にもたれかかったまま座り込んだ。】
【「取られた」。女は思うこう思っていた。妖刀「真双戒剣」。食う時も寝る時も、日常を共にしてきた最大の相棒。命よりも大切なそれの魔翌力を「取られた」。】
【それだけではない。身を案じられた。孤高のプライドを持つ女にとって、拷問を受けるよりも辛い。この様な屈辱は二回目である。】

「……」

【疲労により間延びした刺激しか捉えない彼女の五感。耳は何重にも重なる笑い声を大脳に送り、】
【相手から漏れる「悦楽」を肌で感じ取った。】

「…うるさい…」

【そして女はポツリと呟く。説明など耳に入らないかの様に、】
【彼女の肩が小刻みに揺れていた。】

「うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!!!!!!!」

【重ねるように叫ぶのは、もう二度と相手の言葉を聞きたくないからであり、】
【胸中は憎悪で支配されていた。相手の方すら見たくなかった。】
【女は思う。結局、自分はまだ弱い。一番始めに女が異能で自販機を操作しているのを見た。その時に高い雷耐性を見抜こうと思えばできたのだ。】
【しかし、結果は違った。後になって気づいた。そして後悔した。】

「……あの野郎…」

「……今度あったら…必ず…」

【女の体から放たれるのは「殺気」。それも並の密度ではない。祖国の闘将でもすくみあがって気後れする様な、】
【憎悪と悔しさと自分の不甲斐なさ…それらがまみれた負の雰囲気である。】




「―――――――――コ―――――――――ロ―――――――――ス―――――――――」





【一閃】
【闇夜に一瞬だけ映える鋭く、そして凶悪な太刀筋は、】
【ふわふわと漂う紙を正確に両断した。】



(乙でした!!)
253 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/05/30(月) 04:40:39.19 ID:+c60kREdo
>>252
/こちらこそ絡みありがとうございました!!乙です!!
254 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/05/30(月) 06:24:59.94 ID:6raMwy340
 漣静かな、月明かりも朝陽に紛れる渚。
 白鳥が群れで、睡りから覚めていく。

 さく、さく、と、砂を踏みしめるのは“独り”の女性。
 月明かりに染まったような月毛色のポニーテールは潮風に揺れて。
 白、皓、皎、の中にのぞくのは、赤い左目。

 一羽一羽、警戒しながら首を擡げ、“独り”に一顧をくれる。

 手頃な場所を見つけては、そこへ乙女座り。
 クロワッサンを齧っては、喉に落としていく。

 朝ごはん、とばかりに寄ってくる、半ば警戒の、半ば諂う、白鳥たち。
 千切ってはそのかけらを、独りは白鳥に与えていく。
 自分の分は果たして足りるだろうか。
255 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 12:36:28.14 ID:Y+hdpFNAO

太陽が雲に遮られて、鬱蒼になりそうな曇り空を見せているお昼時。
そんな曇天を、広々とした草原で寝転がって見上げるソレがひとつ。

ソレの様相はとても奇異だった。
紅い模様のついた白髪、片方を赤黒い布で隠した赤眼、そして包帯で覆われた欠けた右の腕と左の足首。
そんなソレはまるで魂が抜けたような、ぼんやりとした表情を現して。ただ残った左腕で、餅つきに用いるはずの杵を抱いていて。

今にも雨の降りそうな空を見上げていた。
256 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 16:40:12.10 ID:QqtB96Dto
【お昼時。何時もの公園、何時ものベンチ】

ふわぁ・・。

【其処に座るのもはやり、何時もの少女】
【大人し気な印象の黒髪はポニーテールに纏めてあり、ラフな格好。】

【目尻の涙を擦りながら欠伸をひとつ。そのあと伸びをひとつ。】
【退屈で有り触れた幸せな日常を送っていた】
257 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 16:40:38.86 ID:jeFaC8cF0
【路地裏から出てくる高校生くらいの少女】

【風が膝元のロングスカートを揺らす】
【それだけなら普通の光景なのだが少女は両手にシンバルを手にしており洋服には所々返り血のようなものが付いている】
「これで彼と私は安泰なの〜♪」
【物凄く機嫌がよさそうだ】

【路地裏の奥には少女と同じ制服を着た女生徒が上半身と下半身をきれいに両断されて殺されている】

「泥棒猫は居ないのね〜」
【物凄くうれしそうに鼻歌をうたっている】

/使いまわしですが絡み待ちです
258 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 16:46:54.67 ID:LPP3Z/YS0
>>256
「……」
剣賢『……』
平和《…えーっと……》

【一人の少女がお昼の公園を通りかかる】
【背中には大きな盾、右手に杖を持ったなんとも目立つ格好をした少女は】
【何だか険悪なムードを醸し出していた】

【ベンチに座っていた、幸せそうな人の前を通り過ぎ】
【そして公園の遊具に登った少女は】

「…で、今日の夕食の話だが……」
剣賢『……うむ』

【杖と喋り始めた】
【いつの間にか杖と盾は自立しており、ブランコに揺れる少女の横に直立していた】
259 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 17:00:32.48 ID:QqtB96Dto
>>258
...あ。
【そういえば。すっかり買ったのを忘れてしまっていた】
【そんな訳で少女は、ポケットから一枚、チンパンジーのマーチなるチョコレート菓子を取り出した】

【何気ない日常を飾るちょっとした彩り...要するにチョコレートが公園で食べたいだけなのであった、が】

....。

【...と、そんな少女の前を、一人の少女が通りかかる】

【何とも人目に付く、厳めしい格好をした少女、向う先はブランコだった】

......!
【何と少女の持っていた杖と盾が、何の助けも受けずに立っている】
【様々不思議な物を見てきた少女ではあったが、流石にこんなものを見た事はない】
【相手に見られる事も顧みず―――呆然、少女達を見やる。菓子を一つ口に放り込み】

/遅くなった申し訳ない...!
260 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 17:10:59.55 ID:LPP3Z/YS0
>>259
剣賢『で、どうするんだ、夕食』
「……うん、まあとりあえず」
平和《嫌な予感がする》

【どうやら、険悪ムードを発しているのは杖と少女だけのようで、盾はどうにかそれを元に戻そうとしているようだ】
【そして今、杖と少女が話しているのは夕食の話題…なのだが】

「……今日の夕食は、近くのおいしいラーメン屋で決定だな!」
剣賢『馬鹿お前、今日の夕食は蕎麦屋って言ったじゃん』
「は?言ってないけど」
剣賢『え、いやいやいやいや、蕎麦とラーメン比べて、百歩譲ってそれでもラーメンはねーから』
平和《……》

【今日の夕食を蕎麦にするかラーメンにするかで揉めていた!】
【少女はブランコをゆっくりと降り、杖をビシッと指差した】

「という事で今日はラーメン!」
剣賢『違うぜ!蕎麦!蕎麦だ馬鹿が!』
「どうせお前食えないだろうが!」
剣賢『いやいやいやいやいや、食えなくてもあれだから、ラーメンは無いから、入りたくないからほんと』

【杖が、バチバチと放電し始めた】
【少女は少し離れているので平気そうだが、杖の側に居た盾の方はというと】

平和《痛い!やめろ!僕を巻き込むんじゃない!》
「『黙れ!』」
平和《ひでぇ!》

【何だかだんだん騒ぎが大きくなってきましたよ】

/大丈夫だ、問題無い
261 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 17:15:41.86 ID:g/kQaL0ko
>>257
/雑談でいいならっ
262 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 17:16:11.59 ID:jeFaC8cF0
>>261
/大丈夫ですよー
263 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 17:19:38.02 ID:j6ZstJlUo
>>260
【軈て正気を取り戻した少女、それでも】
【沸き上がる好奇心に任せ少女達のやり取りを見守っていた―――菓子を食べながら】

【此の位置からでは、話している内容までは聞こえない...併し】
【段々と議論が、ヒートアップしている様な...?何か電撃纏ってるし】
【日本人としては珍しく、事なかれ主義から逸脱している少女は】
【そうだったとしてもそそくさと退散するのが普通だとは思うが...ベンチから立上がると、ブランコへと近づいて行く】

ど、どうしたんですか...?

【近づくにつれ、大きくなっていく議論の声】
【そして、装備品が喋っている、これも確定的な事になり...】
【少々の恐怖と、大半の好奇心を持ってして、声をかけた】
264 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 17:24:05.62 ID:dS9NvcWIO
【公園】
【不機嫌そうにベンチに座り、タバコをふかす一人の人物。】
【帝國の存在も確認できたし、その航路もバッチリ頭に入っているのだが、】
【しかし昨日思わぬ邪魔が入った。ゆっくりと立ち上がり、備え付けの灰皿に短くなったタバコを落とす。】

「……あの魔女…」

【忌々しい様子でそう呟いたのは、】
【一人の若い女性。】
【豊かな黒髪、ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【そして何より印象的なのが、彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【そして背中の身の程もある大きな片刃の大剣も合間って、『ほんの少しだけ』怖い様な、近づき難いような、】
【そんな雰囲気を発していた。】

「妖刀の魔翌力を―――――――――――返せ!!!」

【轟音が響き渡り、傍らに設置されているアルミ製のゴミ箱。】
【中が空っぽなそれが、真っ二つになった。】
【女は機嫌悪く舌打ちすると、ゆっくりと大剣をしまう。】


(何でも対応)
265 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 17:24:23.62 ID:g/kQaL0ko
>>257
/では、よろしくです

往来を退屈気に歩く一人の男

「うーん、今日もこの街は平和―――」

何とはなしに呟いていた独り言が不意に途切れる
目線の先には一人の少女

「―――じゃ、ないみたいだな・・」

呆れた様な口調に変わったのは、その少女の姿がまるで平和で無かったからである
両手にシンバルを持ち、衣服に返り血を浴びた姿は、紛れもなく―――異質であった

歩みを止め、どうしたものかと逡巡しながら少女の方へ視線を送る
266 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 17:25:18.25 ID:LPP3Z/YS0
>>263
「ラーメン!」
剣賢『蕎麦!』
平和《やれやれ…》

【言い合いをする少女と杖、脇に居る盾はため息をついた】
【大声で言い合いしている為、人の声に気付いたのは盾だけであった】

平和『いえ……今日の夕食を蕎麦にするかラーメンにするか言い合いしていてですね…呆れたもんですよ』

【盾は返答しながら、ぴょんぴょんとウサギのように飛び跳ねながら相手の側に移動した】
267 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 17:29:59.17 ID:jeFaC8cF0
>>265

【対象を消したために殺意はもう消えている】
【ただ帰り血だけが異質さを表していた】

「〜♪〜〜♪〜〜」
【鼻歌を歌っている】

【男の目線に気がつく】
「ほえ・・・・?」
【少しびっくりしたらしく変な声をあげている】

「あー・・・これは血じゃありませんよ?ケチャップですからね!」
【自分の服の血痕を指差しこんな事を言っている少女】
「あー制服が台無し〜・・・」
【さすがにこの状況は良くないと思っている】
268 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 17:35:39.54 ID:j6ZstJlUo
>>266
は、はあ....。
【声をかけると、その事に唯一気付いたらしい盾が、こちらへ移動し、話しかけてきた】
【相手はさも当たり前のように話しかけてくるが、こちらとしてはそれだけで結構な衝撃である】
【辛うじて一言、返事を返すと、まじまじとその盾を見やり―――口を開いた】

ところで...貴方は?

【ラーメンか蕎麦かの論争...確かに盾の言う通り呆れたもん、だが..。】
【何で争っているか、という疑問も解消された今少女の好奇心、その矛先は..盾に向いていた】
269 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 17:37:54.58 ID:g/kQaL0ko
>>267

「っ!」

少女のびっくりしたような声に釣られて、男の方まで少しびくっとしてしまう
相手に気づかれるレベルでも無く、僅かに揺れた程度ではあるが

「―――いや、いやいや」

少女の苦し紛れに良いわけに、呆れた様に首を横に振る

「その誤魔化し方は少し無理があるよ」
「自分のように見慣れてる人間であれば、血とケチャップの違いなんて瞭然なんだから」

偉そうに語る男であるが、果たしてそれは基準が間違っているのではないか――と突っ込まれるべきものであった
270 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 17:39:53.61 ID:LPP3Z/YS0
>>268
平和《…?》

【こちらをマジマジと見られ、(心の中で)首をかしげる盾】
【実は、まだ人格としてカードの中に収まってから一週間程度の為、こんな対応は初めてなのである】

平和《僕ですか?》

【何だ名前か、と納得したらしい】

平和《【平和要塞】と言います、名前は知りません》
平和《あそこで蕎麦だかラーメンだか言ってる女の子から召還された、盾です》

【クルッとその場で一回転した】

【相変わらず、一人と一本はどうでもいい事を論争していた】
271 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 17:42:10.68 ID:jeFaC8cF0
>>269

【少し訝しげに見つめている】

【特に敵意はないが初対面の人間に対する緊張だろう】
【血痕が乾いてきている】

「本当なんですよー!」
【手をぶんぶんと振っている】

「襲われたんです!・・・えっと・・・」
【少し考え込む】
「オムライスに襲われました!」
【どうにか言い訳を通そうとして出てきた答えがこれである】

「しかも血を見慣れてるなんて貴方のほうが危険ですっ!」
【大声を出す】
272 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 17:48:02.95 ID:j6ZstJlUo
>>270
へいわ、ようさい...さん。
【どちらかというと名前よりも、もっと他の事が聞きたかったのだが】
【併し続く言葉で、大体把握する事が出来た。こう見えてこう言った経験は、少なくない】

(あの子の能力...なの、かな?)

【半ばよくそんな事でいつまでも論争出来る物だ、と感心しつつ】
【盾の持ち主である少女を見やる。あの歳で能力者というのは、少し意外であった】
【漸く疑問が晴れ、心なしか晴れやかな表情を浮かべ―――視線は、論争を繰り返す二人へと】

...両方共、食べられるお店に行ってはどうですか?

【そんな提案を、投げ掛けてみる。条件に当てはまるとなれば、ファミレス辺りだろうか】
273 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 17:48:31.01 ID:g/kQaL0ko
>>271

訝しむような視線に、決まり悪そうに頬を掻く
人の視線は不得手であった

「―――ん」

手を大きく振りアピールしてくる少女に思わず気圧され、軽く顎を引いてしまう

「―――いや、なんだってっ!?」

少女の言い訳を黙って聞いてみようと思っていた男だが、突然場違いな単語が出てきた事に驚き、
素っ頓狂な声を上げてしまう

「いや、まあ―――人の死に際に立ち慣れてる、からね」

声のボリュームを落とすようジェスチャーをしながら、言葉を返した
274 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 17:53:46.07 ID:jeFaC8cF0
>>273

「なんかとっても怪しいです・・・」
【ジトッとした眼で見つめる】

「本当ですよ!オムライス軍曹が!」
【オムライスだけじゃ信じてもらえないと思ったらしく軍曹という言葉を付け足す】
【中身はメルヘンらしい】

「そうですよ!気を付けてくださいね、貴方も軍曹に襲われますよ!」
【そんな事を言いながらも路地裏のほうへ移動していく】
「ここには何もありませんよ!軍曹はあっちですよ!」
【路地裏を隠したいらしい】

「殺し屋さんですか?」
【物凄くおびえた雰囲気を出す】
【今にも叫び出しそうだ】
275 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 17:54:30.30 ID:LPP3Z/YS0
>>272
「…誰だあんた」

【杖と少女は一旦論争を止め、ようやく相手に気付いた】
【少女は相手が誰か聞いた…が、杖は】

剣賢『……ふぅーむ、両方食べられる所…か』
「…………うーん…」
平和《(どうなる…)》

【考え始める杖、それに釣られるように考え込む少女。それを少し離れた所で見守る盾】
【数秒の沈黙の後】

「…まあそれでもいいか」
剣賢『だな』
平和《…万事解決か》

【盾は安心した様子】
【杖は放電を止め、少女はその杖を右手で持った】

「いやぁ、ありがとな!…あれ、あんた誰?」

【と質問(二度目)】
276 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 18:00:11.56 ID:g/kQaL0ko
>>274

「いや全然怪しくないから・・」

手を眼の前で振りながら、否定しようとする
なぜか立場が逆転してしまっていた

「オムライス―――軍曹?」

首を傾げて、本気で理解しかねると言った表情を浮かべている
僅かでも信じているのだろうか

「ああ、そうかい・・」

呆れた様な口調で返しながら、路地裏を怪しむように見つめる

「殺し屋じゃないよ」

ゆっくりと首を振り、安心させるよう落ちついた声色で否定した
277 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 18:06:14.05 ID:j6ZstJlUo
>>275
【今度の提案は、二人(?)の耳へと無事に届いたようだ】
【恐る恐る、と言った風で、少女は逡巡する杖と少女を見守っていた】【思わず菓子に手が伸びる】

...おぉ

【どうやら、少女の提案は受け入れられたらしい。安堵で思わず、声が出る】
【心なしか強ばっていた空気も氷解したように思え、放電していた杖は少女の右手に収まった】

私は―――只の通りすがりです。

名前は沖、遥香、です。...宜しく、お願いします
【..と、今さらながら少女から質問を受け】
【特に警戒する様子も見せず。手元の菓子を口にはこびながら挨拶した】
【よろしく、と言って軽く会釈する。黒いポニーテールが揺れた】
278 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 18:06:34.69 ID:jeFaC8cF0
>>276

「じゃあ怪しくない証拠を見せてください」
【未だ警戒態勢な少女】

「はい、オムライス軍曹です!」
【誇らしげな顔になっている】
「今は第二次オムライス戦争の真っただ中なんです」
【メルヘンを通り越して電波な少女】

「何見てるんですか!何もないです!」
【両腕を広げて隠している】

「殺し屋じゃないなら何なんですか?ハンター?それともアサシン?」
【とりあえず少女の中では何か危ない仕事の人と言う位置づけらしい】
279 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 18:15:25.93 ID:LPP3Z/YS0
>>227
平和《沖さんですね》
剣賢『よぉろしくぅー』

【丁寧に挨拶する盾と、めんどくさそうに挨拶する杖】
【何だか性格がとてもよく出ている気がする】

平和《もうちょっとちゃんと挨拶しなよ》
剣賢『えー…』
平和《えーって……》

【盾と杖が話している中】

「……」

【少女は沈黙を保っていた】

剣賢『…ん?どうした?珍しいな黙っているなんて』
平和《それは貴方もですけどね…にしてもどうしました?》

【黙りつづける少女の視線の先には】
【相手が持っていた、お菓子があった…そのお菓子をジーッと見つめている】

【このことから、少女が何を考えているかだいたい分かるだろう】
280 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 18:15:30.03 ID:g/kQaL0ko
>>278

「いや証拠と言われてもなぁ・・」

男はどうしたものかと頬をポリポリと掻いて悩む
普通の一般人はそれこそ怪しくないという証拠など持っていようが無いのだが

「そ、そうか―――そいつは大変だなっ」

凍ったような笑みを顔に張り付かせながら幾度も頷く男
頬を数滴の冷汗が下っていく
――諦めたようである

「―――そう、かな?」

尚も疑念の残った目を、少女の腕の先に送る

「いや、人を殺めるようなことはしてないさ」
「ただ―――人の魂を集めているだけなんだから」

さらりと言ってしまうが、そう唐突に言って伝わる物ではないと男自身が分かってはいた
それでも、いい加減誤解を解こうとしたのである
281 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 18:21:48.95 ID:jeFaC8cF0
>>280

「証拠がないんですか?」
【うーんと少し考え込む】
「じゃあ貴方は怪しい人認定です!」

【怪しい人を検挙したと思い得意げになっている】

「そうですよーちなみに私はコシロ星の(ry」
【自分は異星人の王女だとかいう設定を展開し始める】
【テンションが上がってきたらしい】

「そうですよ!死体とかはありませんよ!」
【墓穴を掘るのが得意らしい】

「魂を集める・・・・」
【物凄く何の事か考え始める】
「お葬式屋さんですね!」

【パァっと明るくなっている】
282 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 18:22:55.04 ID:j6ZstJlUo
>>279
【何だか挨拶の仕方からして、個性的な風に見える二人】
【その会話に微笑ましい気持ちになりつつ、菓子をまた一つ】

【..すると、何となく視線を感じ。..その先には、凝視する少女の姿】

....食べますか?

【小さく苦笑を漏らしながら、パッケージから菓子を一つ、つまみ】
【クッキー生地にチョコレートを内包したそれを、目の前の少女へと差し出した】
283 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 18:26:07.06 ID:LPP3Z/YS0
>>282
平和《…ははあ》
剣賢『え?何?どゆこと?』

【盾は何の事か気付いたようだが、杖はよく分からない様子】
【杖はくるくると回転して辺りを見回している】

「……いいのか?」

【少女は差し出された菓子を恐る恐る受け取り】
【パクッ、と口に放り込んだ】
【しゃくしゃく、と心地良い咀嚼音と共に、少女の顔に笑顔が広がる】

「…うん、うまい」

【言葉はそうでもなさそうだが、その顔からしてかなり喜んでいる様子だ】
284 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 18:28:53.12 ID:g/kQaL0ko
>>281

「―――そうかい・・」

少女の言葉に思わず肩を落としてしまう
認定されたからなんだと言うのだ―――そう思わずにはいられなかった

「へー、なるほど―――ふんふん」

少女の電波なトークに相槌を打ち続ける
その表情はずっと硬い笑みを浮かべたままなのだが・・

「―――あるんだね?」

ここぞとばかりに、少女のミスを突こうとする

「いや、うーん―――それでいいや」

細かく説明するのも面倒になって頷いてしまった
それで少女に怖がられないなら問題は無いのである
285 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 18:32:34.23 ID:dS9NvcWIO
【公園】

「……はっ!」

【ズンッ】
【一人の少女が八極拳の形打ちをしていた。】
【十七歳くらいの一人の少女。】
【ショートカットの髪と赤縁のメガネ。】
【着古したようにくたびれた藍色の道着、】
【その上から黒い春用の薄手のコートを袖を通さずに羽織っている。その胸のらところには、】
【足を動かすたんびに、履いている下駄がカラコロとくぐもった、】
【優しい音を奏でた。】

「…しっ!!15勝6敗3引き分け!」

【踏み込む音が響く。】
【なかなかその動作は手馴れており、】
【彼女がその拳法を体得しているのがわかる。】
286 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 18:35:53.20 ID:jeFaC8cF0
>>264

「そうです!あなたは怪しい人第一号なのです!」
【少女の中では怪しい≠危険ではないらしい】

「そうなんですよーちなみに主な主食はご飯です!」
【宇宙に米はあるのかという疑問は飛んでいったらしい】
「しかも結構大きな川が流れてるんです、アマソン川っていうんですよ〜」
【実在する川の名前と物凄く似ている名前を出す】

「ないですよ!絶対ないです!」
【どうにかして隠そうとした少女はクルッと路地裏のほうを向く】

【そして大きくシンバル同士を打ちつけ音を鳴らす】
【人体を切断するほどの威力の音波がコンクリートにぶつかる】

「じゃあ貴方は怪しいお葬式屋さんですね!」
【当たったのが嬉しいらしくここぞとばかりにドヤ顔を決めている】
287 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 18:39:46.63 ID:j6ZstJlUo
>>283
..それは、良かった
【菓子を食べた少女の顔に、笑顔が広がり】
【それにつられるようにして彼女もまた、笑みを浮かべた。菓子のパッケージを逆さに、振る】
【其処からはぱらぱらと幾らかの粕が振り落ちてくるだけ。どうやら、今のが最後だったようだ】
【だからといって少女が、気にする様な素振りはなく、パッケージを再びポケットに仕舞う】

それじゃあ、三人とも。..仲良く、して下さいね?

【人差し指を空に、ピンと立て。笑顔を浮かべたままそう言うと】
【公園の出口へと歩き出す―――今日の散歩は楽しかった、そんな感想を抱きつつ】
【声をかければおそらく、直ぐに振り向くだろう】
288 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 18:43:57.97 ID:g/kQaL0ko
>>286

「一号―――っていや、他に居ないの?」

てっきり少女の態度からして、他の人間も片っ端から認定していたと思っていた男は驚いてしまう

「ほうほう―――」

もはや固定されていた笑みも薄くなっていた
いつまで続くのだろう―――内心でそんな事をぼやきながらも、止める術を見いだせない

「―――霊魂の匂いがするんだけどな」

少女が必死なのを見て視線を外すが、最後にぽつりと呟く

「っ!?」

少女が何をしたのか、そして何が起こったのかを理解できない
ただ男は驚きのあまり、言葉を飲み込むことしか出来なかった

「うん、それでいいよ」

完全に諦めた様な口調で頷く
怪しい葬式屋―――普通の人殺しよりよっぽど恐ろしいのだが
289 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 18:46:19.40 ID:LPP3Z/YS0
>>287
「……あ」

【自分が食べた物が最後だった、と気付くと、一瞬気まずそうに顔を俯かせた】
【が、相手も笑っているのをみてすぐに笑い顔に戻った】

「おう!」
剣賢『まあほどほどに』
平和《いや…仲良くやりましょうよ…》

【特に引き止める理由も無いようで】
【少女は出口へと歩き出す相手に手を振って見送る】
【そして、相手が公園から立ち去って見えなくなった頃】

「んじゃあ、近くにあるファミレスにでも行くか」
剣賢『だな!』
「ついでに、明日の朝食の為に、コンビニでパンも買ってくか」
剣賢『いや、朝食はご飯と味噌汁って相場が決まってるだろ』



「は?」
剣賢『え?』
平和《頼むからやめてくれええええ!!!》

【この三人が一心同体になるのは一体いつの話だろうか】

/絡みありがとうございました!
290 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 18:46:52.57 ID:j6ZstJlUo
>>289
/絡みあり乙でした!楽しかったです
291 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 18:50:59.90 ID:jeFaC8cF0
>>288

「一号はほかにも沢山います」
【予想斜め上の少女である】

「そうなんです!いいところですよー、ちなみに写真がありますよ!」
【ポケットから一枚の写真を取り出す】
【思いっきり普通の住宅地なのは気にしない】

「レンコンの臭い?」
【霊魂とレンコンを聞き間違える】
「あ・・・霊魂か・・それって臭いあるんですか?」

「よしっ!これで証拠隠滅ですね!」
【砕け散ったコンクリを見て満足げに呟く】
【ただ思いっきり髪の毛とかははみ出しているのですぐにわかるだろう】

「怪しい葬儀屋さん!貴方は怪しいです!」
【意味のわからない発言をする】
【踵を返し何もなかったらそのまま帰ってしまうだろう】
292 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 19:08:11.34 ID:g/kQaL0ko
>>291

「・・・そう、か」

言葉を失ったように小さく呟いて頷く
それは一号と言えないんじゃないか、という突っ込みを必死に自制していた

「へーここが―――うん、良い所だね」

もうどうにでもなれという調子で写真を覗きこむが、一旦口が塞がらなくなり、
なんとか満面の笑みで言葉をつづけた

「まあ、感覚で分かる―――今さ、証拠隠滅って言ったような」

瓦礫の隙間から見える髪の毛の異質さに顔を強張らせながら、呟く

「はい、わかりました」

もうほとほと疲れたという態度で、少女の姿を見送る

/すいません、遅れました・・
293 :【円騒鳴奏】ヤンデレJK@wiki Eシンバル [saga]:2011/05/30(月) 19:12:39.03 ID:jeFaC8cF0
>>292
/何か絡みにくいキャラですんませんでした
/絡み乙ありでした
294 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/05/30(月) 19:15:22.68 ID:g/kQaL0ko
>>293
/乙でした!
295 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 19:21:03.32 ID:3zulgqFj0
>>285
/まだいます?
296 :【剣術夢幻】@wiki [sagasage]:2011/05/30(月) 19:31:00.81 ID:90N3rsLLo
>>238
【「ボーッとしてんなよ。」なんて言われても正直落ち着いてられるような事じゃない。】
【老化と並んで自分を困らせていたそれが治るというのだ。それが出来る能力者がいる。】
【「少年を渡せ。」みたいな無茶な要求以外は受け付ける。しかしそれがただ出来るとか。】
【考えただけで涙物である。そんな美味い話があるのかというくらい、美味い話だ。】

ああ良かった…って…………やめろ…………

【まさかこの歳になってそんな子供扱いの様な事をされるとは思わなかった。】
【特に抵抗はしないのは警戒してない事と身体を動かすのが億劫だからだろう。】
【だから言葉で否定した。少年が起きてたら何か言われただろうか。】

>>242
【裏に年月日等々がボールペンで記された名刺を受け取る。】
【少年の知り合いというからには少なくとも表面上は悪い人間では無いのだろう。】

ああ分かった…困った時はな…

【とはいえこれを使用するのは本当に困った時になるだろう。】
【騒動真っ只中の『学園』に突っ込む程老いていない。】

/返させて頂ますっ
297 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 19:32:59.45 ID:dS9NvcWIO
>>295
(申し訳ない…)
(今出先なんだ…大幅に遅れてしまう…)
298 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 19:35:34.19 ID:3zulgqFj0
>>297
/oh...いや俺は大幅に遅れても大丈夫ですけどね!
299 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/30(月) 19:41:06.53 ID:dS9NvcWIO
>>298
(あ、そしたらお願いします)
300 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 19:51:30.03 ID:3zulgqFj0
>>299
ではー

>>285

「ほえー…」

【少女が公園で型打ちしているのを公園の端っこで見学している人影ひとつ】
【背が異様に高く、顔色は優れないし心なしか目玉は顔から飛び出しているように見える】
【更にあちこち体の皮が削げており、血が噴出している部分もある】
【有体に言えば『ゾンビ』そのものであった。有体に言わなくてもゾンビであった】

「……ひゃ!」

【少女がドン!と震脚するたび、その迫力に気圧され小さく悲鳴を上げている】
【ゾンビなのに小心者なこの人格は愛称「ヒメ」。女性の人格である】
【公園に植樹されている街路樹の陰でこっそりと少女の型打ちを眺めているのである】
【今日は人格が安定しているようである】
301 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/05/30(月) 19:55:58.71 ID:yCXsC92Vo
>>242
へぇ・・。ま、効くなら何でもいいかな

【適当にも見える青年の応えだが、相手の話が理解出来なかったという訳でもなく】
【結局能力を使えばいいことには間違いないのだし、と】

..あー、最近入ったばっかりだけど、な。

......いや、先生、今日は此の二人を連れてかないといけないんで...また今度、な?

【そう、口を開く青年の言葉には”ゆっくりとお話”を拒絶したいという下心が見え隠れしていた】
【相変わらず眠た気な鳶色の双眸、困ったように頬をぽりぽりと掻き】
【ただ此の青年を放って”ゆっくりとお話”を受ける訳にも行かない、という本音も勿論あるのだが...】

>>296
【青年が思っていたよりも遥かに、目の前の青年の衝撃は大きかったようだ】
【こうでもすればまた威勢よくガキだのなんだの言ってくると思ったのだが...】

...はぁ、調子狂うな

【少し困ったように、そう口を開いた。】
【其処まで喜ばれると、やはり嬉しさもじわりと込み上げてくる、が、その感情は敢えて無視していた】
【結果青年は、相手の頭の上に置いていた腕を左右に―――要するに撫で、からかうようにも、宥めるようにも見えるだろう】
【ああ、やっぱりらしくない...こんな能力の使い方をするとは思っていなかった。そんな事を思う、青年だった】

/遅れました...
302 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 20:05:36.01 ID:yCXsC92Vo
>>301
/正しくはこちらの名前欄ですねー・・すいません
303 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 20:06:54.56 ID:dS9NvcWIO
>>300

【こちらの国…すなわち能力者世界に来てかれこれ一ヶ月以上立った。その間、少女がこの様に型打ちをしていて、】
【それに視線を送る人間は少なくなかった。というより、大抵の人間は皆足を止め、見つめて来た。】
【最初のうちは煩わしくて煩わしくてかなわなかったのだが、次第に「耐性」というか、そういうものができており、】
【最近は視線を受けていても動じずに稽古できる様になっている。】

「……」

【チラリ、と視線を送るとやはり。他人の目の動きに敏感な彼女は、その主を捉えた。】
【というより悲鳴のようなものもあげている。気が小さいみたいだな…腕を動かしながらそんなことを考えた。】
【腐ったような肌に…ところどころ地が吹き出している…「不自然に」背が高く、また目玉が飛び出ているその様子は、なるほど「ゾンビ」と呼ばれるものだ。】
【いやはやとうとう屍にまで見られるようになったか…少女はそんなことを思いながら再び震脚―――――――――――】

「…えっ!!」

【せずに、】
【はずした視線を再び合わせる。おかしい。何で「ゾンビ」がこんなところにいるのだ。】


(お待たせしましたー!)
304 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 20:08:40.84 ID:l4MeSzve0
>>296

「ええ、別に期限か付いている訳ではありませんので
必要な時に用いていただければ結構です」

【受け取って貰って、ひとまず安心】
【騒ぎの渦中の学園には来ないのが普通といえるだろう】
【よくよく思えば、このような状況で勧誘する男が異常なのである】

>>301

「いやいや、近頃はとかく物騒ですし
是非ともご一緒しましょう
君の提供する住まいというのも拝見してみたいですしねえ」

【その後での言葉】
【説教ルートを避けたいなどと、聞かなくとも判る】
【表向きは、護衛を申し出る】【裏はもういいでしょう】

「能力となりますと、かなり疎いので
あまり正確なことは言えませんが・・・」

【一応、能力のくだりにもあいまいには返しておく】
305 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 20:15:35.51 ID:3zulgqFj0
>>303

「わっ!」

【型打ちを一心不乱にしていたはずの少女が何時の間にかこちらを見ていた】
【そして驚いたように声を上げていた。それを見てこちらも驚いた。なんで見られたんだと】

「あ、すみません…五月蠅かったですよね……」

【いやそこじゃないよ君。…否、そこもだけど!】
【どちらかと言えば彼女(?)の見た目に驚いたのだろう。だってゾンビだもの】
【特殊メイクでもハロウィンでもなく、正真正銘ゾンビだもの】

「あ、わたしのことなんか気にせず続けてくださって構いませんから……」

【自分のせいで修行を中断されたのでは申し訳がない】
【そう思い、木陰に更に体を隠す】

/いえいえー
306 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 20:18:04.94 ID:dS9NvcWIO
>>305

「……」

【少女のイメージするゾンビはこんな穏やかではない。墓場の様な陰気くさい所で、】
【フラフラノロノロと歩いて他人に危害を加える】

「い、いやちょっとまって!!…あなた…」

【と、近づく。】
307 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 20:20:55.07 ID:oZ9Q9N6To


―――――ドンッ


鈍い音を立てて、その男性の身体はぐしゃぐしゃに弾け飛んだ
平穏だった夜の街道が、悲鳴の反響するパニックへ転じる


「―――キャキャキャキャキャキャッ!!!」


その紅い男はビルの屋上の縁に立ち、狂ったように笑い声を上げていた
風にはためく真紅の腰布は、地上からでもよく見えるだろう

この紅い男――華狂ヶ原 久遠こそ、男性をビルから叩き落として肉塊へと変えた張本人である
尤も、そんな解説をせずとも状況を見れば容易に事実に察しを付けられるだろう


/死合い歓迎
308 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 20:21:21.29 ID:3zulgqFj0
>>306

「な、なんでしょうか?」

【声をかけられ、キョドルゾンビ。シュールである】
【ゾンビなのにこんなんでいいのだろうか】
【近づいてくる少女。ゾンビはこんな性格でも背はやたら高いので威圧感だけはある】

「…………?」
309 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 20:25:01.85 ID:90N3rsLLo
>>301
【何故調子狂うなんて言われるのか甚だ疑問だ。何て思うがそれは本人だけの思考で。】
【そりゃあさっきまでガキなどなんだのと言っていた人物がここまで変貌したのだ。】
【そりあ調子は狂う。この眠そうな青年が普通なのだ。しかし…】

…?なんでだ…?

【こう言う。どうしてそんな事を言うのかと。どうして調子が狂うのかと。】
【多少、いや凄く世間からズレているから仕方ないと言えば仕方ないが…】

………やめろ………………

【そんな事を言っているうちに今度は何故か頭を撫でられる。しかし青年はからかっているととったようで。】
【ただまた威勢良くは言わず、ただ一言「やめろ」だけである。】
【まあそれほどショックだったのだろう。良い意味でだが。】

>>304
ん…分かった…しかし学園も大変だな…

【まあ騒ぎが終われば顔を出すくらいはするかもしれない。覚えていたら。】
【ニュースでチラッと見ただけだが、かなりの人数が殺されたとか。】
【この青年でも流石にそれは同情する。死んだ生徒も、遺されたす生徒にも。】
310 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 20:31:44.76 ID:dS9NvcWIO
>>308

「えーと…」

【さてどこから話したものか。少女は近づき、相手を見つめた。身長の関係上、彼女が見上げることになる。】
【しかし、元来気の強い彼女。そんなことでもちろん臆するわけもない。もっとも、その他にも相手が実に「人間的」という理由もあったのだが。】
【そして、と改めて相手を観察する。…「ゾンビ」である。一度はその生命を終え、地獄もしくは天国にいった人間の成れの果てだ。】
【彼女の知り合いに、赤髪のメイドがいる。その人物も初対面の時充分個性的だったが、それをさらに上書きするほどの印象だ。】

「いや…あの…あなた……」

「…ゾンビですよね…」

【面と向かって聞くのは何となくはばかられる。もしも違ったら結構失礼だからだ。】
【だが、その可能性は薄いだろう。目の前の人物はそれほど、つまり絵に描いたようにオーソドックスなゾンビであったからだ。】
311 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 20:32:56.90 ID:r6FxJYiio
>>304
物騒、ねぇ...

あ、そうだ。先生も入社するか?俺が通ってる、会社。

【今の青年にとってはどちらかと言えば此の教師の方が物騒に感じられる】

【併しそんな事を申し出られれば断る理由もない】
【説教ルートがほぼ確定した気がするが...最早、仕方がないと諦めた】

【そして、咄嗟の思いつきではあるものの】
【此の男を仲間に率いれてはどうか―――と、閃いた】

【世界の情報を手に取り安定を齎す【巨塔の碑文】学園教師の力は、大きいかもしれない】

>>309
そりゃなあ、お前...

【どうやら目の前の青年は、こちらの戸惑いの理由が分からないようで】
【呆れた様な声をあげるも説明は流石にし辛く、言葉を濁した】

はいはい、分かったよ

【もう一度青年からやめろ、という声】
【これでも未だ相手の調子が変わらず、困惑するも手を放した―――】
【その手は、地べたに座る青年の目の前へと、差し出され】

ほら、分かったから行こうぜ...?泊めてやるっつったろ

【それならば、行動あるのみだ。恐らく三人で、になるだろうが...青年の、居所へと向おうとした】
【其の表情は普段の眠そうな物が薄れ...利かん坊をあやす様な、穏やかな笑みが浮かんでいた―――凄く、珍しい】
【何で自分は此処までしているんだろう、と常に脳の何処かで声がするが..悪い気はしなかった】
312 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 20:36:47.93 ID:3zulgqFj0
>>310

「…………??」

【じろじろ見られた】
【まあ、よくあることなので別段不快に思ったりはしないが】
【不安そうに少女を見ていたら】
【ゾンビですよね?と聞かれた】

「ええ……まあ、そうですよ」

【普通に答える】

「ちなみにわたしは愛称「ヒメ」です!よろしければヒメと呼んでください……」

【そう自己紹介しておいた】
【ヒメは基本的には善良的で話しやすい人格である】
313 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/05/30(月) 20:40:15.18 ID:/9UW15Uq0
黒く固められた内側にとても微々たる編み目の生地、僅かに湿り掛けられた深みを増すチョコ
触感は内から肌に優しく触れる様な、シットリと込められた食感、歯応えの中に
薄い肌色のチョコクリームは、柔らかく重圧感に溢れた風味
嗚呼、ガトーショコラ、超越至極至悦極楽的時間とはこう言う事を言うのか
私は香り高い壮麗な色を示すハーブティを口に含み……ーーー意識は月明かりの暗蒼色の鈍重な
此の夜空に向けられる、欠伸

「ーーー……ん、また、夢、ね」
「ハァ、何か最近食い物の神様に呪われてるのかしら、何故あんなに誘惑的な夢が……」

白い衣類に包まれる私、所隈ナース服、サイズはS、コスプレでは無く正装で有る
図書館前ベンチ、既に閉まり切り、私は昼の陽気に当てられ読書中に寝たせいか
小説本の読んでた頁に、涎の痕……ーーー丁度良い栞、と解釈しよう、どうせ借り物だし
なんて堕落的思考に自己嫌悪、付近の外灯はとても明るい

「……読書続行、ね」

体を伸ばして頁を開き直す、家でも読めるが、今日は静かで良い夜だ、偶には良いのかも知れない
314 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 20:45:31.50 ID:g/kQaL0ko
>>307

夜の街を歩く一人の男の前に、肉塊が一つ落ちてきた
それをじっと見詰めた後、男は首を上へと向ける

視界に飛び込むのは、はためく深紅の布
耳に入り込むのは、狂った笑い声

男は無言でその様を睨みつける
315 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 20:47:12.89 ID:dS9NvcWIO
>>312

【ずいぶん人間らしいゾンビだ。少女は驚いている自分が何となく申し訳なくなって来た。】
【普通ならジロジロ上から下まで全身を舐める様に見つめられたらそりゃあ嫌なはずだが、このゾンビはその様なことがない。】
【つまりそれだけ「慣れ」ており、前述の彼女の様に「耐性」があるということか。なるほど…何となく共通する所がある、と少女の脳裏によぎった。】
【もう日も落ちてしまい、幸いというべきかなんというか辺りには二人以外いなかった。遠くで若い男の笑い声やなんかが聞こえてくる辺り、】
【世間ではいつもの平穏な時間が流れているのだ。】

「ははあ…そうですよね」

【こちらの驚いた視線にも不快感を灯すことなくそう答え、少女はうなづく。なるほどやはりゾンビか。】
【そしてさらに自己紹介。「ヒメ」ということは女の子だろうか。いやそもそも性別という概念は存在するのか。】

「あ、私は天真…天真 爛です。…ええと、ヒメさん。」

【しかし、自己紹介されたらし返すのが礼儀だ。少女はそういう所には細かい。例え相手がゾンビだろうとヘチマだろうと、】
【そこは譲ることができない。】
316 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 20:48:35.41 ID:l4MeSzve0
>>309

「ははは、こんな所で心配されるとは、学園も落ちたもので」

【乾いたように笑い、誤魔化す】
【全く誤魔化せてはいないが】

「学園は立ち直ります、というか立ち直って頂かない事には
給料が出ませんから」

【こっちは少し笑ったように言う】
【もっとも、無理している部分はあるだろうが】

>>311

【男は内心悩んだ】
【今、男は名刺を2つ持っている】
【3つの名刺は荷が重過ぎるのではなかろうか】

「面白そうではありますが、今日の所は遠慮しておきましょう
代わりに、君の名刺を頂けますか?もし、そちらにお世話になる折には
赤の他人よりかは有利になりましょう」

【一応次の布石は打つことにする】
【入社は無くとも、顔見知りを内部に作るのは有益と判断した】


「そして、行くと言うのなら・・・」

【男は指を鳴らした】
【たちまちに、地面から4人を優に乗せられる馬車が馬車馬と共に現れる】

「歩くのも億劫なので、乗りませんか?」

【2人に提案してみる】
317 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 20:51:18.39 ID:oZ9Q9N6To
>>314

「さァァァて、掴みは上々! 次なる演目は――やっぱりこれだよなぁ!!」

そう叫び語り、青年はその身を宙へ躍らせた
一瞬の浮遊感の後、急速に直下する。能力で滞空時間を縮めた結果だった
無論、着地の前には滞空時間を延長して勢いを殺す

「第一のキャストは―――テメェに決定!!」

そして着地地点の一番近くにいた>>314へ、狂暴な金色の瞳を向ける
三日月を模したナイフを手の中で一度回転させ、>>314目掛けて駆け出した!
318 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 20:55:02.05 ID:pUXoBEm1o


「…………フハハハハ!!!」

「…………ヌワーッハッハッハッハッハッハッハ!!!!」

黒い闇
そう、一言で言うなら………否、二言で言っても黒い闇としか言いようが無いだろう

ビルの屋上に黒い闇のような外套に頭まで完全に身を包んだ
不敵な笑い声の男が居る。
そして、其の眼下に広がるネオンサインが輝かしい若干の哀愁を漂わせる町並みを見て


「ククククク………愚かな人間共よ………」
「”サタン”の一柱たる、我の支配下に……もうすぐ加えてくれるわァ!!!」

真暗な闇の外套を棚引かせながら、ビルの端っこに立っている其の姿は………中々様になっていないこともない

ただ、大声で叫ぶのは如何せん良くないのではなかろうか?
酔っ払いのおっさんから『うっさいぞボケェ!!』とのお叱りが飛んでいる

まぁ、それ以外のどちらかと言うと人畜無害な感じの中年中女達は
見てみぬ振りをしているわけであるが。

//何でも募集っ!! はい。
319 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 20:56:21.62 ID:3zulgqFj0
>>315

「天真 爛さんですね!わたしは覚えましたよ!」

【あくまでわたしは≠ナある】
【このゾンビは多重人格であり、その人格はそれぞれ別々に体の中に入っており】
【中では雑談したりショッピングしたりしているらしい】
【ただし、外での出来事を話すことはなかなかないらしい】
【つまり人格それぞれの記憶があり、共有はしていないのである】
【マスターを除いてはだが】

「ふむ、ゾンビについて興味があるならマスターに変わりますよ?」
「いや興味がないなら別にいいんですけどね…」

【この体と多数の人格について全て知っているのは愛称「マスター」】
【みんなの頼れるリーダーである彼しかいない】
【つまり、マスター以外はこの状況を完全には把握できていないのであった】
320 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:00:06.21 ID:g/kQaL0ko
>>317

男の視線の先―――ビルの屋上にあった人影が、その身を宙に投げだす
そして、落下とともになにやら雄叫びをあげているのが聞こえてきた

男は全てを理解する
直感で状況を整理し、飲み込む
そして、結論付ける

アレは―――悪だ

「術 式 解 放 ―――感情は【怒】!!」

短く鋭く発した怒声が辺りの虚空を振動させる
そして次の瞬間、男はビルの壁へと跳躍して脚を乗せると―――走り始めた

「うおおぉぉぉおおおぉおおおっ!!!」

硬化した両脚で確かに壁を踏み抜き、増強された筋肉で自らの体を押し上げていく
全ては、視界に入る敵へ向けて拳を振りぬくために
321 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 21:02:36.43 ID:cz6izP8+0
>>318

あら〜?
うるさいと思ったら、また面白そうな人が居たわ〜。

【そんな屋上に、ガチャリとドアを開けて出てくるのは女である。】
【ウェーブの掛かった長い金髪を夜風に揺らし、そんな男に近づいてくる。】

サタンの一柱〜?
なんか、面白そうなこと言ってますわね〜
お話、聞かせてくださる〜?

【何といっても気になるのは、夜なのに、室内から出てきたのに女が差している日傘だろう。】
【そんなことを言いながら、のんびりとした口調で男に尋ねる。】
322 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 21:03:27.54 ID:oZ9Q9N6To
>>320
/あれ? こちらは既に地上へしたつもりなんですが…
/ごめんなさい、補足お願いしてもいいですか?
323 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 21:04:52.64 ID:oZ9Q9N6To
>>322
/地上へ降り立った、ですorz
324 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:04:57.62 ID:g/kQaL0ko
>>322
/すいません・・
/すぐに書き直します
325 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/30(月) 21:06:10.40 ID:k0/jzfYHo
――【街・とあるパン屋の前】――

「ようやくっ……ようやくぅっ…!!」

カランカラン―――と、軽快な音と共に、背後で「ありがとうございましたー」という声と街の喧騒をBGMに、黒いスーツに身を包んだ一人の
女性が姿を現す。片手には小さな紙袋を持っており、そこからとても美味しそうな甘い香りが漂っている。女性は紙袋を自分の顔の前まで
持ち上げると、すんすんと鼻を動かして香りを楽しみ…。

「はぁぁぅ……ようやく、メロンパン買えましたよぉ……」

どうやら、お目当てだった品が買えてとても上機嫌な様子。
鼻歌を歌いながらパン屋の目の前に備え付けられていたベンチへ腰を下ろし、紙袋からがさがさとパンを取り出している。

「…えへへぇ……いっただっきまーっす!!」

満面の笑みでメロンパンを食べ始める女性―――今宵は、とても空が透き通っており、月が綺麗に見える。


/何でも募集です
326 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 21:07:08.33 ID:dS9NvcWIO
>>319

「は、はあ…」

【私「は」とは何だろうか。その格助詞に何という意味があるのだ。頭の悪い少女はまさかそれが多重人格を示唆するものとは知らずに、微妙な違和感を感じただけで終わった。】
【いわゆる屍であるゾンビとこんなに穏やかに話せるとはまさか思ってもおらず、しかしその雰囲気に包まれている。とどのつまり彼女は相手をごく自然に受け入れたのだった。】
【認識を改めなければならないかもな…例えば幽霊だから怖い、とか、吸血鬼だから血を吸われる、とか、その様な彼女の前にいた国での常識はこの場では当てはまらないのかもしれない。】
【目の前の人物を見ているとそんな気にならざるを得なかった。友達と会話している様だ。】

「は?…ますたー?」

【横文字は苦手だ。全くわからない。相手の口から飛び出した言葉を変な発音で、噛みしめる様に聞き返した。】
【「変わる」とはどういうわけだろうか。その後に続く言葉から推測するに「ゾンビ」という種族に関する何かを教えてくれるらしい。】
【また彼女は考えた。興味あるか?と聞かれたら答えられずに唸ってしまう。まさかゾンビと実際に相対するなんて思いもよらなかったからだ。「興味ある」とも言えるし「興味無い」とも言える。】

「…それじゃあ…」

【遠慮がちにうなづいた。結論は「興味ある」だ。というより、ゾンビの話を聞くのはおそらく最初で最後のチャンスだろう。】
【別にこれから何か予定があるわけでもないし、時間は大量に持て余している。】
【相手のいうことに従って見ることにした。】
327 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:07:28.04 ID:g/kQaL0ko
>>317

男の視線の先―――ビルの屋上にあった人影が、その身を宙に投げだす
そして、落下とともになにやら雄叫びをあげているのが聞こえてきた

男は全てを理解する
直感で状況を整理し、飲み込む
そして、結論付ける

アレは―――悪だ

「術 式 解 放 ―――感情は【怒】!!」

短く鋭く発した怒声が辺りの虚空を振動させる
そして相手が地上へと着地した瞬間―――直線的に走り始めた

「うおおぉぉぉおおおぉおおおっ!!!」

硬化した両脚で確かに地面を蹴飛ばし、増強された筋肉で自らの体を推し進めていく
全ては、視界に入る敵へ向けて拳を振りぬくために

/直しました・・
328 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:10:00.35 ID:pUXoBEm1o
>>321

初め、自身の声の大きさゆえに
ガチャリと言うドアの開く音が聞こえなかったようで
ビルディングから、シャウティングしていた

しかし、まるでそう、天使が通ったかのように一瞬 静かに静まり返った瞬間に
後ろの女が話しかけてくるので
外套の下に不敵な笑みを浮かべたまま
男は振り返る。 まぁ、身体つき等々は、外套がかなりガボッとしているため分かり難いが
声から、確実に男だと分かるだろう


「ヌ?………ククククク………フハハハハハ!!!」
「よかろうっ! そうとも、我は”真実を話すサタン”!」
「貴様のような人間の質問にも律儀に答える! そんな”サタン”!!」

「………ククククク………シビレルだろう……」

最早、突っ込み合戦になること請け合いなので
敢えて、日傘には突っ込まない。 そう、そんな考えの回るサタン それが、此の男!

眼の奥をキラリと光らせ、自分でしびれるだろうとか言ってしまうあたりに
残念な香りがプンプンしているわけであるが
329 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 21:13:26.14 ID:oZ9Q9N6To
>>327
/すみません、ありがとうございます…

「―――ひゅう♪ こりゃあ派手に、」

こちらも駆けている為、近接は素早く訪れる
しかし、紅い青年に愚直な突進の意図はなかった

タイミングを測り、残り数歩でリーチに入る、という所でステップを踏んだ
―――跳躍する
身体を新体操の選手のように捻りながら、向かってくる男の頭上を飛び越えんとする
この時、滞空時間の操作は着地時にしか使わない心算だが、反撃が来ればその限りでない
330 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 21:15:07.17 ID:3zulgqFj0
>>326

「では、マスター呼んできますので!しばしお待ちを……」

【そう言ったきりゾンビは動かなくなった】
【微動だにしない。顔の表情一つ変えず、腕から指先から関節も筋肉すら、完全に動きが停止した。辛うじて息はしているが】
【多分、体の中に戻ってその広大な世界(?)の中からマスターを探し出し連れてこようとしているのだろう】
【体の中がどうなっているのかにとても興味があるがそこはまだ謎のままである】
【決して中の人がまだ思いついていないだけではない】

「……………んお?」

【数分後、やっと動き出した】
【周りをキョロキョロしている。そして目の前の少女を見て―――】

「誰ですか?」

【残念ながらマスターではないようだ。まだどの人格かは予想できない】
【だが、マスターとヒメでないことだけは分かる】
331 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/30(月) 21:16:04.63 ID:QHcfF0Tv0
【狭い公園に無理やり作られたようなバスケットコート そこに、一人の青年が立っていた】
【程よく汗をかいており、おそらくは今までそこで運動をしていたのだろう】
【壊れた照明が点いたり消えたりして、その姿を照らしていた】

「・・・・・・流石に飽きたな 腹も減ったし」

「しょうがない、何か食べよう」

【持っていたボールを適当に転がして、ゴールの支柱にかけていた上着を肩にかける】
【どこぞのロッカーのロゴが入った黒いシャツに、肩にかけたバンドマン風のベスト 下はビンテージのジーンズだろうか】
【インサイドポケットで見えにくくしているが、腰には銃まである 小洒落た服にはなんともアンバランスだ】

「―――あーっちぃ」

【運動をやめると途端に汗が噴出す たまらず、コートから出て近くの水道へむかった】
332 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:17:33.95 ID:90N3rsLLo
>>311
…?

【呆れた声を上げる青年だがやはり理由は良く分からないようだ。】
【頭上のハテナは浮かび続ける。同時にこんなに深く考えるのは何時ぶりだ。とも思う。】
【そして「はいはい」という声と共に頭から離される青年の手。「少年に見られなくて良かった」と安堵する。】

分かったならいいか…じゃ、お言葉に甘えるぞ…

【傍らの杖を手に取り、青年の手を掴み、そして立ち上がる。…がここで問題が発生する。自分は杖つきだ。】
【少年はどう運ぼうか…なんて思ったがそれは杞憂に終わる。なにせ馬車と馬車馬が目の前に現われたのだから。】

【何時の間にか青年からは眠そうな感じは薄れ、穏やかな笑みが浮かんでいた。】
【まあ青年は「やっと眠気から解放されたか…」程度にしか考えていないが。】

>>316
…すまんな…………

【男の言葉にそう一言で帰す。虚勢も張れていない。相当なのだろう。】
【一言謝る。悪い事を聞いてしまったかもしれない。】

というかあんたも能力者なんだな…まあ俺はいいが…

【目の前で馬車と馬車馬が現われるのを目の当たりにし、そう答える。】
【正直青年は少し羨ましかったりする。無能力者が不便な人間な気がしてくる。】

/遅れました…
333 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:17:39.72 ID:/9UW15Uq0
>>325
ぐぅぅぅううぅぅるるるるるるー……

天からの怒りに触れ、否妻を放つが如く、腹の虫が苦しいとばかりに鳴り響く音
近い、其の音源は、独りの赤髪に燃え盛る様な紅蓮の眼を虚ろげにし
外套に身を包み、おぼつかぬ足取りで歩く、歩く、歩く……ーーー余りにも緩慢な動作は
今にも崩れそうな山の様で、ついには、立ち止まる

「ーーー……焼けた砂糖、甘い匂いに、誘われて……ーーー鳴く泣く、腹の……む」

体が少しずつ傾斜して行き、既に足腰にバランスは存在せず行く果ては?

「し」

メロンパンに誘われて、自分でも訳の解らない語りと共に、ベンチの前に行き倒れ
嗚呼、月明かりの先に見据えるはメロンパンの精霊、三日間水のみの私に加護を与えて下さるのですね
嗚呼……ーーーカリカリとモフモフ
334 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/30(月) 21:17:40.18 ID:sg48HD5+0
>>325
「お隣いいですか?」
【そう言い彼女が座るベンチの前に立つ男性、第一印象は普通の顔、その次に注目せざるえない事は背中のでかいリュック、どうでもいいが指輪もしてる】

【その青年の手には彼女が持っている紙袋と全く同じ形をしている紙袋を持っている】
【どうやら青年もここのパン屋で買い物をしたようだ】

【少し笑みを含んだ顔をして相手の反応を待っている】
335 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/30(月) 21:18:28.98 ID:sg48HD5+0
>>334
撤退
336 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/30(月) 21:19:16.21 ID:k0/jzfYHo
>>333>>334
/どちらも別時間軸で絡む事出来ますが、どう致しますか…?
337 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:20:49.23 ID:g/kQaL0ko
>>329

男は青年の姿が宙に浮くのを目撃するも、それを目で追いはしない

(飛んだら――着地する)

青年の体が自身の上空にある事を感じながらも、
男は走っている状態のまま乱暴に右腕を振り上げて、地面へと叩きつける

「どりゃあっ!」

激しい衝撃音とともに地面がくぼみ、腕が突き刺さった
その腕を軸にし、衝撃で浮いた体を走ってきた勢いのまま一回転させる

そして青年が着地するタイミングを狙って再び走り始めた
338 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 21:23:16.88 ID:cz6izP8+0
>>328

…。

【流石の女も黙り込む。早くもこの男のとてつもないオーラに屈してしまったか…】

(…痛い子なのかしら〜?)

【違った。呆れているだけだった。】
【やはり、自分で「シビレル」とか言っているあたり、痛い。】

あ、あぁ〜…
シビレルわね〜…。

【適当に返答する。もうなんて答えていいのか。】

…で、そんなサタンがこんなところで何してるの〜?
魔界にでも帰ったほうが良いんじゃな〜い?

【この世界には魔王軍なる物があったが、珍しく女は知らなかった。】
【ということで、女は尤もな意見を言ったのだった。】
339 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/30(月) 21:25:13.72 ID:k0/jzfYHo
>>333
紙袋から取り出した一つ目のメロンパンを半分ほど食べた頃だろうか、満面の笑みがこれ以上にないくらい輝きに
満ち、脳内で幸せな花畑を展開し始めたその時―――ドサリ―――という音鼓膜を揺らし、スーツの女性の意識を
ふっと現実へと引き戻す。不思議そうな顔できょろきょろと周りを見てみるも、不審な音がしたような形跡は見当たらず。
ベンチから立ち上がってもう少しだけ遠くを見てみようとした瞬間、足先にふにょん、と柔らかなものが当たる。

「んー…あれ…?」

下を向けば、そこには――――倒れ込んだ真っ赤な髪の人物が。

「ひゃわぁぁっ!!?だだだ、大丈夫ですかっ!!ふふふ踏んじゃった!踏んじゃったすみませぇぇえん!!?」

かなり焦りながらその人物の傍にしゃがみ込むが、かなり焦ったのだろう、片手にメロンパンを持ったままである。
何も持っていない手で肩を叩きながら何度も声を掛けているあたり、意識を確認しているのだろう。

「だ、大丈夫ですかっ」
340 :【暗器手妻】 [sage]:2011/05/30(月) 21:26:24.51 ID:/9UW15Uq0
>>336
/勝手ながら可能で有るならばお任せします。私はどちらでも構わないです
341 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 21:28:00.22 ID:dS9NvcWIO
>>330

「…分かりました。」

【どっかに家でもあるのだろうか。呼んでくると言う言葉を受けて少女は考える。】
【さて、と相手が動くのを待っていた。呼んでくるならば早くして欲しい。少女は待っていた。】

「……」

【が、どうも様子がおかしい。人格が何処かに写ってしまったかの様にまるで微動だにしないではないか。】
【「?」と訝しげに首を傾げる少女。一瞬立ったまま死んだのかと思ったが、小さな息遣いが聞こえる辺りそれは無いとわかる。】

「……」

「…あの…」

【長い。痺れを切らして声をかけた。あまりジッとしているのは得意では無いのだ。】
【すると、紡がれた言葉はこれまた予想外。ここでようやく、少女は相手の言う「連れてくる」の意味を理解した。】

「…ああ…あのですね…ええと…」

【そして彼女は説明する。「ヒメ」なる人と偶然この場所で会い、そしてゾンビのことについて教えてくれる、と。】
【しどろもどろだが、分かり易く説明した。】
342 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:28:24.30 ID:pUXoBEm1o
>>338

そんなこととは露知らず
男は、黙り込んだ女を目の前に何かに納得が行ったかのように頷いている。
眼を閉じて。


「(クククク………我の余りの恐ろしさに、恐れおののいたかッ!)」

駄目だ、このサタン。
割と本気で、駄目な感じだ。
そして、顔を上げると、ガッと音がするかと思うぐらいに勢い良く眼を開き


「”サタン”がやることなどただ壱つッ!!」
「此の世界を支配するために決まっておろうがッ!!!」

決まっているらしい。
見据えるというより、最早睨みつけるといったほうが正しいのではないかと思われるような
目つきである。
343 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/30(月) 21:28:32.42 ID:sg48HD5+0
>>336>>340
自分は迷惑になりそうなのでこのまま撤退させていただきます、申し訳ない。
344 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/30(月) 21:29:02.82 ID:k0/jzfYHo
>>335
/ありゃ…了解しました、また次の機会にっ…!!

>>340
/との事ですっ
345 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/30(月) 21:30:07.19 ID:mZmCKC+AO
>>331
上手いもんだな。スポーツ選手志望な人かね? 夢があるっていいもんだね

【水道の近くに腰をかけて話しかけるのは背になにやら長い棒状の物を背負った黒髪の女性】
【更に上下共に黒色をした服を着て、暗がりにいる為、非常に目立たない。】
【それこそ不審者の類に見えるのは本人も理解しているので、】
【一応笑顔かつ優しい声で問いかけているがそれが見えるかどうかはわからないが……】
346 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 21:30:30.21 ID:r6FxJYiio
>>316
...へっ、ちゃっかりしてんの

【流石に教師と兼任だと厳しいという事なのか、他に思惑があるのか】

【兎に角、男が選んだ答えはNo.名刺だけ要求するというもの。】

【差し詰めコネでも造っておく積りなのだろうか?―――目的の為なら自分は、そんな事で躊躇はしない】
【その時、一瞬だけ青年の目が、鋭く光った気がした―――。兄が決して、見せる事のなかった表情だ】

【併し、直ぐに元のぼんやりとした表情に戻ると、ポケットから取り出した財布から、名刺を取り出し】

【男に差し出した。其処には、”ごく普通の出版社”としての【巨塔の碑文】所属、飛鳥井 悠と、書かれている】


...便利な能力持ってんだな...
【..と、目の前の男が指を鳴らした途端、馬車が顕われ】
【其処は流石教師といった所か...中々、強力な能力だと感心】

>>332
【おっと、青年は杖を持っていた】
【片手で少年を連れて行くのは些か、無理があるだろう...仕方、ない】

んじゃ、...お前、は先に馬車乗ってろ。俺はこの少年を連れてくから

...名前がないと呼び辛いな
【立上がった青年から手を放すと、少年が眠るベンチへと近づいていき】
【そんな事をぼやきながら起こさないよう、少年をおんぶしようとする】
【無事に済めばそのまま馬車へと歩いていき...四人全員馬車に収まるだろう】
347 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:32:39.60 ID:g/kQaL0ko
>>337
/半回転です・・
348 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 21:34:20.64 ID:oZ9Q9N6To
>>337

「―――散ってくれそうなキャストだぜッ!!」

言葉を続け、着地をする
男のパワーを目の当たりにして驚愕しつつも、顔には一切出ていない
役者は、常に役者でなければならないのだ

「ほらほらもっと舞いな!!」

挑発しつつバックステップした
だが青年のソレは通常のモノとはワケが違う。強靭な跳躍力で、大きく距離を離せるのだった
街道に安置されたオブジェの上へ、軽やかに降り立つ


/すいません、飯落ちです
349 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 21:38:05.21 ID:3zulgqFj0
>>341

「ああ…ヒメが……あ!マスター連れてくるんだったのか!いやすみませんね…」

【とりあえず謝る】
【間が悪かったというやつだ】

「じゃあ、僕はこれで…危険なやつもいるんで気を付けてくださいね!」

【危険なやつ、とはこの場合愛称「バカ」の可愛い物大好きなおっさんの人格のことである】
【目の前にこんな可愛らしい少女がいたのでは何をしでかすか分かったものではない。とにかく、危険なのである】
【危険度でいえばこの少女に本気で殴られても立ち上がって抱き着こうとするくらい危険なのである】
【かの赤い人よりは危険ではないが】

「…………」

【そしてまた沈黙】

「…お、あなたが天真爛さんで間違いないですか?」

【今度はすぐ別の人格が外に出てきた】
【キョロキョロせずにすぐ目の前に視線を持って行ったこと、少女の名前をあらかじめ知っていることからこの人格こそがマスターだと分かるかもしれない】

「間違いないのでしたら、この体と私たちについて出来るだけお話しさせて頂きますが」

【この大人っぽい性格。まさしくマスターである】
350 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 21:39:36.85 ID:cz6izP8+0
>>342

(あぁ、やっぱり痛い子なだけね〜。)

【断定した。理由は、言うことなすこと殆ど痛いからである。それだけ。】
【早くも駄目な感じの人であることを見抜いた女。】

決まってるのね〜…。
へぇ〜…。

【と、あまり納得できないような感じで言うと、はっと思いついたように言う。】

でも〜、何かしら力がないと世界の支配って出来ないじゃな〜い?
あなた、何か力でも持ってるの〜?

【ココでいう力とは能力のことだが。】
【自分をサタンとか言う所、何か能力で持ってそうだと。】
【男の睨みに屈せず、というか気にせずに問う。】
351 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:41:44.66 ID:/9UW15Uq0
>>339
「ぐぇぇッ……」

ーーー……拝啓、父上様、今日人に踏まれて蛙の断末魔の様な声をあげてしまいました。
生まれて初めて、踏まれる蛙の気持ちが、解った気がしました。
人は地面に添うと……無力なんだね……。
空腹で衰弱し掛けてた意識が強制的に呼び起こされる始末
有る意味ではトドメであった。メロンパンの甘い香り……鼻に通る度、気が遠のきそうで、嗚呼

「だ、だい……じょぶ……踏まれたのは、ね……うん、踏まれた、のは……」

謝る少女、畜生、腹が減るから私に食べ物を見せないで下さい。
食べ物という存在を忘れれば、あと二日はきっと耐えられる……はずだったのに
私には脳裏にメロンパンをいますぐ奪う選択肢が展開された、否、否、否
其れは人としてダメだしッ……と、と言うか女の子のた、た、食べ……さし……なんてッ
胸中、紅潮する僕の頬、飢餓の危機にあっても、僕はかなり初心であった。

「たべ……も……を……」

だから声を振り絞り、懇願する、この際雑草でも何でも良いから腹に何か詰めないと
大変な事になりそうだ

ぐぅぅうるるるるるるる
352 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/30(月) 21:41:59.34 ID:QHcfF0Tv0
>>345
【突然暗闇からかけられた声 一瞬身構えるが、口調に敵意はないのですぐに警戒をとく】

「そりゃどうも 残念ながら、そうゆう訳じゃないけどな」

「それに、バスケの選手を目指すにはちょっと身長が足りないんだ」

【バスケは好きだが、別にそういった夢がある訳ではなかった】
【シューターやポイントガードなら話は別だろうが・・・ それでも高いにこしたことはない】
【蛇口をひねり、顔を洗うと、シャツの裾で拭いた】

「そんなとこで何してるんだ?そんなとこじゃ、顔も見えやしない」

【顔を上げると、声のしたあたりに話しかけた これでは虚空に話しかけているような感覚だ】
【あまり人当たりのいい性格はしていないが、相手の顔ぐらいは見たいものだ】
353 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:42:24.83 ID:g/kQaL0ko
>>348

「はっ、笑わせるぜっ!」

本当に口元を歪めて笑みを作る
だがそれは楽しさからくるものでは―――ない

「オレの事をキャストだってか? 何様のつもりだっ!」

怒りを前面に押し出し、走る脚を休めようとはせずにむしろ加速させていく

青年が一瞬で距離を離した事にも動じはせず、助走距離の延長でさらにスピードを上げていった
そして―――跳躍する

相手が飛ぶなら、こちらも飛ぶ―――ひどく単純明快な理屈を実行に移し、
青年に狙いを定めて右の拳を振りぬこうとする

/了解です
354 :【暗器手妻】 [sage]:2011/05/30(月) 21:44:07.87 ID:/9UW15Uq0
>>343>>344
/遅れながら、了解です、何かややこしくして申し訳無い。
355 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 21:44:57.30 ID:l4MeSzve0
>>332

「構いません。こちらの事情はそちらには関係など無いのですから」

【立て直したらしく、先のような感情は薄くなっている】
【能力を余裕を持って使える限界にも近いので、感情も込めにくい】

「まあ、無いなら無いなりに悩みますし
 有ったら有ったでまた悩みはできますよ
悩まない人間がどうかしていると思いますがねえ?」

【自分の考えをただ返す】

>>346

「確かに」

【短く返答して名刺をケースに収め、笑顔を返す】
【鋭い目を認めた様子も無く、名刺を受け取る】
【二束のわらじを履く男が3足目を履ける公算は薄いと踏んでの結果である】
【そして、社会人の礼儀として男の名刺も差し出す】
【学園での役職と、砂田 堅という名前と連絡先が書かれている】
【但し、住所は無いが】

「まあ、いらないでしょうが、貰っておいて下さい
飛鳥井様」

【名刺交換の後、男は御者の座る席に腰掛け】

「便利といっても、ある程度は練習は必要ですよ
能力が有ったとしても、私自身には能力を巧く使う才能はありませんから」

【と便利なりに使い方には工夫が要るということを強調する】
356 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 21:46:04.70 ID:pUXoBEm1o
>>350

反応が若干薄かったので
納得行かなかったのか、ムムムと小声で唸っている。
中々、人の反応に敏感なサタン そう、此の男。


「フンッ! 悪魔の首領たる”サタン”の一柱の我にそのような質問など愚問に過ぎんわッ!!」
「我が闇は 正に悪魔ッ!!」

「魔王にも匹敵するほどの闇と心得よぉ!!!」



不敵にまたしても笑うと、全身から、気の様に闇を噴出する。
霧のように、周りに散らばっていく闇は、魔王にも匹敵するといっても過言ではないのだろうが

如何せん、今までの言動により過小評価されてしまうかもしれない。
357 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 21:49:15.06 ID:dS9NvcWIO
>>349

「あ、いえいえ。」

【こりゃまたずいぶんと腰が低い。少女は慌てて頭を下げた。どうもこれを見るに中に宿る人格は「一つ」ではないらしい。二重人格以上ということになる。】
【すると、相手は発現したばかりなのに引っ込んだ。最後のセリフが妙に気になったが、まあ自分はもっと危険な人物を知っている。流石にあの人に勝るものはないだろう…そんなことをぼんやりと考えていた。】
【そしてやはり、というべきかまたもや沈黙。きっとこの間に内部で人格を交換するための何らかの手続き的なものが行われているに違いない。】
【先ほどの反応から見てそれは明らかだ。少女は今度は話しかけずに待つ。一体どんなふうにしているのかが気になった。】

「…はい。私です。」

【すると今度出てきた人格は、どことなく威風堂々している。瞬時に目を合わせてくるあたり、それがよく見てとれた。】
【何となく居住まいをただし、道着の裾を軽く握り、離す。その辺の大人よりも風格がある。】
【そして相手の言葉を聞いて、「お願いします」と一言】
358 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/30(月) 21:50:44.97 ID:k0/jzfYHo
>>351
――たべ……も……を……――

「や、ややや!死なないでください!!大丈夫ですよう!今日はいい天気なんですからっ!!」

何を根拠に死を免れようとしているのかは定かでは無いが、すごく心配している事はわかる。
片手に持っているメロンパンは女性の焦りを体現する如くふらふらと行く当てなく虚空を踊る。それから、暫く
あたふたとしている女性は、その人物が何かを言いかけていた事を瞬時に思い出し、それに対する対処、対応を
はじき出そうと高速回転。

「え、えーっと!えーと…むむうっ…あっ!!」

「た、食べ物ですね!?お腹減ってるんですね!?」

何を隠そうこの女性―――食べるものに困った人によく遭遇するのだ。
女性の中で対応が決まれば話は早いもので、ベンチに置き去りにしたままの紙袋をひったくるようにして取ってくると、
それをがさがさと開き――相手の目の前に中身を見せる。

「たた、たくさん買いましたから!食べていいですから!!死なないでください犯罪者なんていやですよぅ!!」

犯罪者ではなく第一発見者になるであろう事に気が回らないのは、きっと動転しているからだろうと思いたい。
ともあれ、相手にメロンパンを差し出しているところを見ると、助けようとしている事は理解出来るだろう。
359 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/30(月) 21:54:38.50 ID:mZmCKC+AO
>>352
ああ、ちょっと君を眺めていただけだよ。
べ、別にあんたに惹かれた訳じゃないんだからっ!
ただ君があまりにも熱心に体を動かしてたから見入っちゃっただけなんだからっ!

【余計な後半部分を妙に高い声で言い放った後にスニーカーを鳴らしながら青年の近くへと歩く】

余計な冗談はともかく、特に理由も無いんだな。これが

【と落ち着いた声で語りかける。人によってはは判断しきれないかもしれないが、】
【特に裏を持った表情でも無く、後ろめたい様子でも無い。いわば本心なのだ】
360 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 21:57:13.75 ID:cz6izP8+0
>>350

【ムムムと唸る男。】
【意外とセンチなサタンなのね〜と言おうと思い、思いとどまった。何されるかわかったもんじゃないし。】

…おぉ〜。
まさに悪魔っていうか、闇って感じね〜。

【笑い、そう言って闇を放出する男。】
【これは素直にすごいと思う女だったが…】

(…でも〜、痛い子なのよね〜。)

【と、そんな感じで過小評価。】

…で、それだけ〜?

【それ故に、まだあるんじゃないかと思う女は、男に尋ねる。】
361 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 22:01:58.31 ID:oZ9Q9N6To
>>353

「―――勿論、主役様に決まってんだろうがよッ!!」

男とは対照的に、愉悦から来る笑みを広げた
しかし外見ほど余裕はない。街道を抉った拳だ、直撃すれば無事ではすまないだろう
故に一時的に攻撃の策を頭から弾き出し、回避に専念する

といっても、とった行動は単純だ
膝を曲げてしゃがみ込んだ後、すぐさま右方向へ身体を逃がすだけだ
これにより、男の拳と互いの身体の衝突を避けようとした
また成功した場合、男は青年の真後ろにあったオブジェを砕くかもしれない

/お待たせしました
362 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:02:40.25 ID:90N3rsLLo
>>346
【さてどう馬車に乗せようか。そう考えていると青年がおぶってくれるとの事。】
【そんな事までさせるのは悪い気がするが…仕方ない。杖つきでは何も出来ないのだから。】

何から何まですまんな…

【すると青年の「名前が無いと不便。」とぼやく。だが自分の名前はどうしようもない。】
【まあ少年には自分と違い、ちゃんとした名前がある。それは伝えた方が良いだろう。】

………そいつの名前は神無月、眞緒…俺の相棒の名前なんだから…忘れんなよ…?

【そうふざけた様に伝えると、馬車へと歩を進める。杖のカツッという音が公園に響く。】

>>355
ん…そんなもんか…

【まあ相手が良いと言っているのだから良いのだろう。でもまあこれ以上は追及しない。】
【今はそうでなくともさっきまでそうだったのだ。これ以上言うのは酷だろう。】

まぁ…そんなもんか…

【能力者の気持ちは能力者にしか、無能力者の気持ちは無能力者にしか分かるまい。】
【面倒臭くなってきたところで思考を放棄し、馬車へと乗り込んだ。】
363 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:04:24.51 ID:pUXoBEm1o
>>360

まさに、不敵。
最早、後ろ側に倒れこんでしまうのでは!?と思わせるほどに
ふんぞり返って、闇を放出していた男。

「ククク………この闇は、我が内なる闇の濃さよ………」

相手がチョット褒めた風なことを言ったので
調子に乗っております。
厨二病といわれてもおかしくないですが………おかしくないですね


「………グッ!? 何ッ!?」
「我が闇に対して、それだけなどと 利いた風な口をォ!」
「いずれ、全世界の支配者になる我に対して、余りに無礼ではないのかっ!?」


チョット、傷ついたのか、驚愕の表情を暗闇の外套の奥で繰り広げています。
そして、外套をビルの風に棚引かせながら、チョット怒っている様で
闇の噴出が多くなりました。 霧のようで、若干見にくいです
364 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/30(月) 22:05:01.42 ID:QHcfF0Tv0
>>359
「―――つ、つまり、見てただけなんだな」

【一瞬どう反応していいのかわからなかった ある意味、変人だ】
【とか失礼な事を考えていたが、まぁさっきのような反応をする相手に今まで会わなかっただけだ】
【それにしても、本当に余計で、どうでもいい冗談だった】

「要は暇人か つーかお前、夜の一人歩きはあんまりよくねぇんじゃね?」

【ざっくりと切り捨ててしまったが、多分あっているだろう】
【同年代と思わしき少女に、一応気を遣ってみた しかし、この街の少女にはあんまり意味が無い事もわかっていたのだが】
【つまり、言ってしまえば自己満足だ 無論、本心から出た言葉なのだが】
365 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 22:07:05.22 ID:3zulgqFj0
>>357

「間違いないね?…といってもそんなに面白い話でもないし、愉快な話でもない。期待しないで聞いていてくれ」

【そう、ゾンビにまつわる話が明るく愉快痛快な小話であるわけがない】
【暗く、陰湿なお話に違いないのだ】
【それにただのゾンビではない。多重人格者のゾンビなのだ】

「事の始まりはこうだ…」
「この街の路地裏に入ったことはあるかね?なくてもいいが。兎に角、あそこは死に塗れている」
「そんな危険なところにフラりと入り込んでしまった男がいたのだよ。言っておくが私ではない」
「そして…能力者は知っているだろう?人間からかけ離れた異能の力を扱う者たちのことだ。かくいう私たちも能力者の一員なのだが」

【ここまで一気に、相手には相槌を打つ暇さえ与えずに話した】
【もう一度息を軽く吸い、続ける】

「で、そこに入り込んでしまった男は運悪く殺人鬼に出会ってしまう」
「その殺人鬼が能力者だ。そこで殺されていたのが私たち」
「さて、その不運な男はがたいがよかった。喧嘩も強かった。正義感もあった」
「殺人鬼が能力者だと分かるはずもない男は無謀にも殺人鬼に殴りかかって行ってしまう。逃げていれば助かったかもしれないがね」
「そして、案の定手も足も出ずに殺されてしまったようだ。見ていた訳ではないがね」
「ふむ、あなたは幽霊や超常現象の類を信じるかな?」

【ここでやっとゾンビは話すのを一旦やめ、少女を見る】
【よく息が続くな、と感心してしまう】
【して、ここで区切った理由は「そういうものを信じていないならば訳が分からないお話し」になるからだった】
366 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:09:48.29 ID:g/kQaL0ko
>>361

「主役がアンタって言うんなら、よっぽど詰まんねぇ舞台なんだろうなっ!」

青年が左に身体をずらすのを見るが、男の方に空中での方向転換の術は無い
一直線にオブジェへと拳が到達し、派手な轟音とともにそれが破砕された

「ふわふわ飛びやがって、厄介な奴だなっ!」

細かな機動を不得手とする男にとって、青年のこれまでの戦法は相性が非常に悪い
何としてでも近接戦に持ち込まなければ勝機は見出せないのだ
367 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:10:08.81 ID:/9UW15Uq0
>>358
「…………」

声を出すと、空腹たる胃に刺激をもたらすので、僕は食べ物が必要と言う問いに
力無く頷く、空腹は度を越すと腹に感覚が無くなって行く、脳そのものが本能的に食べ物を
欲するかの様だ、飢え、奇遇な事に僕は古くからの家訓から、そう言った飢えで理性を保つ鍛錬は
受けて来た、まずは差し出されたパンを見据える

「立ち会っただけでは…………簡単に……犯罪者……には……ならないかと……」
「とも、かく……有り難う、えんりょ無く、いただきます」

僕は力を振り絞り膝を付く中腰の形で両手を付き、眼の前の少女に感謝をする。
頭を下げ土下座、その後、両手を合わせ礼儀を守りつつ、そこからはまるで獣の様
嗚呼、旨いッ……旨いッ……旨いッ……少し暖かみ有る固い生地は柔らかなパンと
二種の歯触りに、甘く漂う香りにメロン風味の芳醇さに、空腹が満たされる瞬間に……ーーー僕はボロボロ
涙をこぼしていた。食い物って素晴らしいッッ!!生きてるって良いなぁッッ!!

「ッ……ーーーぅぅぅうううまいよッッッ!!すごくっ」

あっと言う間に一つ平らげた時には、名残惜しさがある位に、美味しかった
368 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 22:13:16.35 ID:cz6izP8+0
>>363

(…調子乗ってるわ〜。ちょっと面白いかもね〜。)

【と、女は面白がっている様子。】
【因みに女から見た男は、完全に厨二病のイメージである。】

…え〜?
だって、それだけで世界の支配者って言うのはちょっと〜
盛り上がりに欠けるって言うか〜、インパクトに欠けるって言うか〜、
とりあえず、威力不足でしょ〜?

【とりあえず、感情を昂ぶらせると面白くなると言うことを掴んだ女は、ちょっと怒らせて見た。】
【能力の全容を見ていないからこそ言えるセリフだろうか。】
【闇は見難くなるが、女の目には確りと捉えられており。とはいっても男の表情は見えない。】
【捉え方によっては落ち込むかも、と女は思う。】
369 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 22:15:34.35 ID:oZ9Q9N6To
>>366

「―――評価はキャストじゃなく、観客がするものだぜ」

飛散するオブジェの残骸の中、青年は能力を使わずに着地した
そのまま一度前転して身体を反転させる。豪快に砕かれたオブジェを見て、また笑みを零す

「―――イイね、派手な演出は俺の好みだ!」
「他に何か出来ねえのか? 焦らさずに魅せてみろよ!」

立ち上がり、数歩後ずさる。攻撃に対する警戒だった
いつでも跳躍が出来るように、両足へは気を配っておく
370 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 22:15:52.13 ID:a04jsBtqo
>>355
【男から差し出された名刺、其れを一瞥し

...どうも。
【変わらないぼんやりとした表情を浮かべたままで、其れを受け取り仕舞った】
【貰わないより、貰うにこした事はないだろう。こちらも渡した訳だし】

練習...かぁ、意外と大変なのか...?
【呟きに対し返ってきた答えは教師のイメージとは少し違ったもの】
【存外この教師も努力した上で能力を使っているのかもしれない】
【そうだとしたら自分は此の能力で良かった...欠伸をしながら、そんな事を思う青年だった】

>>362
...今日は偶々気分が良いからな、特別だ

【目の前の青年は矢張り、何処か大人しい印象へと変わり】
【そんな風に素直にお礼を言われると...。青年は、こんな風な事を言って、誤摩化す】
【まあ尤も、嘘ではないのだが。それだけで此処の事まではしないだろう】

神無月、眞緒ね、はいはい...覚えた覚えた...

【おどけた風に少年の名前を告げる青年。こちらはあしらうように眠た気なまま答えを返し。】

..コイツが神無月ならお前は差し詰め...時雨、てトコか?
【少し間を置いてそんな事を口に出した。時雨月から取った、簡単な言葉遊びみたいな物だろう】
【覚えやすくて良いな、等と微かに笑みを見せながら...馬車へと、乗り込んだ】
371 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/30(月) 22:17:09.22 ID:mZmCKC+AO
>>364
馬鹿めっ! 君も私と同い年ぐらいだろ? 
君が出歩けるなら私も出歩ける

【この女も他の少女達と同じく優しさから出た言葉を一蹴。】
【ただちょっと高圧的であり、ビシリと人差し指を向けているというオプション付きである】

そもそも暇人では無いぞ。何か心から打ち込める事、
誇張すると生きる意味を探している! 君には何かあるか?

【酔っ払いみたいなこの女は更に電波的な事を堂々と言い放つ】
【尤も、惰性で生きている現状から抜け出したい一心ででた言葉なのだが……】
372 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 22:17:18.01 ID:dS9NvcWIO
>>365

「はあ…分かりました」

【まあそうだろうな、と少女は思考した。動く死体に纏わる話が面白おかしいはずはない。そんなのは映画か漫画の中だけだ。】
【コクリとうなづき、耳を傾ける。「路地裏」と聞いてまたコクリ。自分もそこで殺されかけたことがあったし、また人を殺している人物を目撃したこともあった。】
【「能力者」と聞いても同じ反応。事実そのような幻想持ちの人間と渡り合っている。ついこの前も模擬戦をしたばかりだ。】

「幽霊ですか…うーん…」

【思考するも、答えはすぐに出た。なんせゾンビがいるこの世界だ。まともに考えて、】
【そのような超自然的な存在を否定することはできない。首を縦に動かした。】
373 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/30(月) 22:18:20.59 ID:k0/jzfYHo
>>367
遠慮無く、という言葉にぶんぶんと首を縦に振ってから差し出すと、礼儀正しく両手を合わせ食す美しい人物。
凛とした中にある儚げな可憐さを残す表情からぼろぼろと涙が溢れ出してきた事に、思わず背中をさすってしまう女性。
あっという間に平らげてしまったそのメロンパンは、ちょうど特売品で目の前のパン屋で売り出されていた事もあり、女性は
幸運にもそれを大量に購入していた。満足そうに涙を残したまま声を上げる人物に女性はうんうんと頷いてみせる。

「まだまだたくさんありますから、なんで泣くんですかぁ……はいっ」

メロンパンがどっさり入った紙袋を差し出しながら、いつのまにか自身も忘れかけていた食べかけのメロンパンをはぐりと食べる。
女性も女性であっという間にそれを綺麗に食べてしまうと、紙袋を全て相手に差し出しながらも、ハンカチを取り出す。

「遠慮せず、どぞどぞっ……泣きながらメロンパン食べる人、初めて見ました…」

苦笑しながら取り出したハンカチで相手の目元を拭い、ニッコリ微笑みかける女性。
根本的に、とても優しいのが伺える。
374 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:20:27.33 ID:pUXoBEm1o
>>368

「………ぐぬぅぅ!?」
「貴様ァ! 我を侮辱しているのか!?」
「だとしたら、いずれ我が配下になる人間共の一員だとしても許さぬぞっ?」

かなり、悔しいのであろう。
周りに、噴出していた闇がだんだんと治まっていく

そして、男は自身の手の辺りに、黒い塊を作り出した。
いや、正確に言うと、男の体から発せられた闇が自然と集まって
黒い塊と、なったのである。


「我も、支配者なればこそ、民草に危害を与えることは好かぬ」
「故にっ 此処で謝罪をすれば、許してやろうっ!!」

男の身体の色んな部分から、闇の色をした、塊……しかも、色んな形をしている
例えば、槍のようでもあり、例えば、剣のようでもあるものもある。
当たれば痛そう………ぐらいは思うかもしれないが
威厳には程遠い
375 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:23:07.80 ID:g/kQaL0ko
>>369

「その観客がどこに居るっ!」

青年が着地する様を睨みつけながら唸る
辺りはこの騒ぎのせいで閑散としていた―――無論、いようがいまいが戦いの趨勢に影響は無いが

「飽くまでもオレをキャスト呼ばわりするっ―――いや、舞台道具扱いしやがるかっ!」

男の怒りが止まることなく高まっていく
―――と、そこで男は不敵な笑みを浮かべた

「ふっ、いいだろう―――魅せてやるっ!」

叫び声を上げながら、男は両の拳をコンクリートの地面へと突き刺し―――そして持ちあげる
両腕の間には刳り抜かれたコンクリートブロック

男はそれを青年へ向けて徐に投げつけた
376 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 22:26:12.61 ID:l4MeSzve0
>>362

「まあ、そんなものですよ」

【穏やかにそう返した】
【ここだけ教師な感じである】
【いつもは教師然としてはいないのだが】

>>362>>370

【乗り込んだのを確認して、馬を走らせる】
【手綱を握りながら、公園を抜け、道路に抜ける間に】

>>370

「ええ、最近は減りましたが、多い時は夜な夜な繰り出して鍛錬に勤しんでましたねえ
この街では、実戦の機会が多くて助かります」

【最初は、遠隔操作など遠い話であった】
【ゆっくり段階を踏んでいって兵隊を使えるようになったのだ】
【今でも、武器の使い方を学ぶことは有るし、新武器の開発をすることもある】

「飛鳥井様、道はどちらで?」

【道を知らないので、公道に出る前に一旦止まって道を聞く】
【道を聞いたら、また走り出す】
【乗り心地は、それなりに良好である】
377 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/30(月) 22:32:18.63 ID:QHcfF0Tv0
>>371
「俺はアレだ 学校公認の見回り・・・っつうか」

【ふぅ、と大体いつも通りの反応に溜息が出てしまった まともな少女はいないのだろうか】
「一応、名目上は本当に見回りである 内容は毎回適当なのだが・・・】

「なーんか変に難しい事言いやがったな・・・ 要するに、今はない と」

「そんなもん俺はねーよ 生きてりゃそれで充分だろ」

【結局、どうゆうことなのか・・・さっぱりわからなかった 哲学?】
【一応青年も考えてみた すぐにそんな事はない、という事実に行き当たったのだが】
【別に何も考えていないのではなく、只単に達観してしまっているだけだ】
378 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 22:33:10.56 ID:cz6izP8+0
>>374

侮辱したわけじゃないんだけど〜…。
でも事実でしょ〜?

(人間でもないし〜。)

【怒らせてしまって申し訳ありません、全てこの女が悪いです。】
【しかし、怒らせたことで、段々とこの男の能力が分かってくる。】

(なるほど〜。あの闇を操るわけね〜?)

【と、まだ一部ではあるが掴んだ女。】

謝罪するほど悪い事はしてないわ〜?
…むしろ〜、あなたの思い込みじゃ〜…(ボソリ

【最後は、相手に聞こえるか聞こえないかと言うボソボソ声で言った。】
【女は、その闇の塊を見ても一切畏怖する素振りは見せない。そもそも怖がってない。】
【まぁ、攻撃されたら相手に返せばいいし、ぐらいの考えだ。】
379 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 22:35:02.53 ID:3zulgqFj0
>>372

「反応を見る限りではあなたもなかなか大変な人生をお送りのようで」

【同情の言葉を口にする。同情してはいないが】

「どうやら私のあなたにたいする第一印象は180度変える必要がありそうだな」
「私はあなたをもっと格闘にしか興味のない人物だと、失礼な言い方になるが脳筋な方なのだと思っていたが」
「話してみればなかなか柔軟な思考力の持ち主だったようだ。すまない」

【謝罪。マスターはリーダーだが別にプライドが高い人格ではない】
【プライドがないわけではないが】

「では、続けよう」
「そうして巨体の男は死んだ。そしてその場に放置だ」
「するとどうだろう?その男の死体に私たちの死体の血液が吸い込まれていくではないか」
「何故かは良く分からない。超常現象とでも解釈しておいてくれ。こればかりは私でも分からない」
「…その男の死体に我々の血液が注ぎ込まれ、最初に起きたのが私だ。自分の死体を見て……」
「何が起こったのか大体理解したよ。普通理解など出来ないだろうが、何故か一瞬ですべてが分かった」
「ちなみに、この話は私以外は知らないんだ。出来ればほかの奴らには話さないでくれ」

【何故かマスター以外は自分が既に死んでいると思っていない】
【最初からこうだったと思い込んでいるのだ】

「そのあと、路地裏を抜け出してうろうろしていたらみんなも起き出した」
「それから紆余曲折あって現在に至る。随分と長話になってしまいすまないな」
「私もまだまだ未熟。のびしろがあるのは嬉しい限りだ」

【意外とポジティブな性格であった】
380 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 22:35:21.21 ID:oZ9Q9N6To
>>375

「…おいおい、やる気を削ぐようなコト言うんじゃねーよ」
「萎えるからわざわざ解説はしねえ」

その表情は明らかに不機嫌そうであった
野次馬というのは必ず何処かにいる。姿は見えずとも、それは単に物陰等に隠れているだけだ

「キャキャキャキャキャッ!! さあさあ自ら舞台道具に成り下がったお前は―――」

そして男が岩盤を持ち上げたのを確認した

「―――ブサイクな戦い方しか出来ねえのかよッ!!」

右前方へ跳躍した。ブロックを回避する
そのまま身体を反転させた状態で着地した。その際に一瞬だけ青年のスピードが落ちるのを確認できるかもしれない
381 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 22:40:14.81 ID:dS9NvcWIO
>>379

「…というより巻き込まれました。」

【意図せずして平穏を取り逃がしたのだ。】
【そんな人間はこの世界では多い。彼女もそんな、】
【可哀想な人間の一人である。】

「む…脳筋…」

【ちょっとだけふくれる少女。】
【もっともあながち間違いではない。考えるのは苦手だし、】
【一番興味があるのはやっぱり自分の強さだ。】

「へえー…それならやっぱりあなたたちは一回死んだんですか…ふうん…」

「あ、分かりました。もちろん話しません。」

【感心したようにうなづく少女。】
【予想が確信に変わった瞬間である。】
382 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:40:28.24 ID:pUXoBEm1o
>>378

「…………く………クククク………」
「………クーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!」

青筋を立てながら笑い始める男。
最も、青筋が立っているかどうかなんて、外側からは判らないのであるが
しかし、ピクピクと身体が揺れているのが分かるであろう


「………よかろう……貴様は死にたい……と言うわけだな」
「ならば………消し飛べッ!!」

死にたい……と言うわけだななどと、粋がっているが
男が、3本ほどの闇の槍を飛ばしたが、それには、[ピーーー]ほどの威力は無い。
まぁ、民草に優しい”サタン”と言うことにしておこう。

尚、3本の闇の槍は、避けられないスピードでは決して無いし
反応できないスピードでもない
383 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:42:53.97 ID:ST3+TtkNo
「ふわぁ……うふ……」

【公園のベンチに座って大きく欠伸をしている金髪少女がいた】
【雨が収まってきたため外に出てきたが寝起きらしく寝ぼけ眼といった様子である】

【服は明るい薄手のワンピースを着ていて膝の上には白い柴犬の子供が寝転がる】
【自身の横には大きめの肩掛けカバンがぽつっと置かれていた】

「帰りましょうか……」

【特に人影も無くひっそりとした公園を見て人が来ないと悟ったのか子犬の首元を】
【右手でふにふにと弄りながらぽそりと呟く】
384 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:44:09.67 ID:g/kQaL0ko
>>380

「はっ! オレがお前の調子に合わせるとでも思ってるのか? 主役様は随分と偉いようでっ!」

誰が見ていようと構いはしない、そんな物に興味は無い―――ただ、この青年を殴れればいいのだ
これで相手が乗ってくれればもうけ物の挑発行為に過ぎない

「不細工かどうかは、舞台の上の人間が決めるもんじゃねぇっ!」

男は青年が回避するのを見ながら、前へ駆け出し始める
その速度は先ほどの物とは違い、軽く緩やかな物だ

「演出の出来は、伏線は、最後に花開くん物だろっ!」

そう言いながら男は、地面に対して斜めの角度で拳を打ちつける
細かく砕かれたコンクリートの破片が青年の方へ降りかかった
一つ一つは大した大きさではないが、その数があまりにも大きい
385 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:48:16.41 ID:g/kQaL0ko
>>384
/大きい→多い
/ミスばっかですいません
386 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 22:49:00.32 ID:cz6izP8+0
>>382

あら〜?
お怒りになってしまった〜?

【段々S化しているこの女はなんなのだろう。】
【それはともかく、男の体が揺れているところから見て、怒っているのは間違いない。】

(…あら〜? 思ったよりスピードがないわね〜?)

【これも、小手調べと言った感じかと思う女は、能力を使わずそのまま横にステップ。】
【すんなりと避けられるだろう。】

待ってください〜。
さっきも言ったけど、別に侮辱しているわけじゃないですわ〜。
だから落ち着いてください〜。

【ちょっと慌てた様子で、そんなことを言う。】
【勿論、演技。】
387 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/30(月) 22:50:30.20 ID:mZmCKC+AO
>>377
今は無い? なら過去には何があったんだ? 
そして本当に無いのか? 先程の「背が足りない」と同様にただ逃げているだけでは?

【大振りで右手を肩から背中にまわし、背負っていた棒を掴む。】
【その後、それをマジシャンのように無駄な動作を織り交ぜつつ、先端でコツコツと地面を数回叩く】

(話しの主導権は貰おうか)

【いくら変人であってもここまで行うような人物でも無く、】
【成功するか否かはともかく相手を惹きつける目的でそれは行われた】

別に目を背けるのも結構。貴様に話すつもりが無いと言って貰っても結構。
だが、本当に無ければ大事な時に判断を下せず、咄嗟に動けず、後々後悔するのでは?

【そして最後に、己の能力により淡い白色の粒子がサラサラと流れる幻想的なステッキの先を相手に向け】

私の今の生きる意味は生きる意味を探す事だ!
そしてそんな人間が君に問う! 本当に生きる意味が無いのか!?
388 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:51:09.29 ID:/9UW15Uq0
>>373
「わわっ……か、忝ない、こんな美味しいパンを貰って於いて、情けない姿で……」

ハンカチで拭かれた目元、僕は知らずに醜態を晒して居た事に少し恥ずかしく赤面する
まぁ、僕が涙した理由は単に美味しかっただけでは無い、少女の厚意がとても暖かくて、懐かしくて
空腹、は心の隙間すらもおよそ計三個のパンで満たされた。
しっかり、両手を合わせ“ご馳走様”を唱える
幸せとはこう言う事だ、成れば常に幸せに感謝するが道理だ。

「はー……助かったぁ……ーーー本ッッ当にありがとうッ」

大きく息を吐く、満足そうに笑み、壮麗な艶すらも取り戻すかの様死に絶えそうな
流浪人の様な微かな活力が、今や、充実に満ち溢れている位の満面な笑顔
改めて少女に頭を下げた、返そうとしても返し難い位な恩が出来た。

「えぇ、何を隠そう、三日三晩ただの少量の水のみ、それ以前もショボい食料で凌いでたんだ」
「……まさか、洗濯中、川に流されてしまうとは思いもよらず」

「僕は、外界から旅で今日此処に参った所、君に助けて貰った……本当に泣かざる得ないよ」

感慨深くしみじみと語る、ただ感想は、長かった。其れ以上も以下も無い。

/済まぬ遅れたッ
389 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:52:20.10 ID:90N3rsLLo
>>370
【気分が良いからと言ってここまでしてくれるのは相当なお人好しな気もする。】
【例えそれが社員確保のためであってもだ。なんだかんだで良い奴なんだろう。】
【自覚は無いのだろうか。まったく、誤魔化せているのか分からない。】

なら良いか…

【とそう自分の中で完結する。この眠り続ける少年は自分を慕った…のかは知らないがともかく付いてきてくれている。】
【正直に言うと自分よりも大切だ…勿論、変な意味では無いが。】

時雨ね…まぁ覚えてたらそう名乗らせてもらうか…

【神無月と時雨月。簡単で覚えやすいのが気に入った。それに同じ十の月というのも。】
【剣と剣士なのだからこのくらい関係がある名前でも罰は当たらないだろう。】
【恐らく青年はこれからそう名乗る事になるだろう。これからはちゃんと覚えていられるのだから。】

>>376
ふ〜ん…

【相手の言葉になにやら今までとは違う、教師然とした物を感じる。】
【まあ優秀な教師なのだろう。優秀だからといって裏が無いとは言い難いが。】

/また遅れました…orz
390 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 22:53:10.93 ID:Y+hdpFNAO
>>383

【そんな安穏と過ごす少女のいる公園へ、ひとつの影がやって来る】
【ズルズルと片足を引きずりながら歩いているのは、あからさまに怪しそうな見た目は少女のソレ】

【ソレは右腕、左足首が欠けていてその先端を包帯で覆い】
【右の目もハンカチで覆い隠して、餅つきの杵を杖代わりに歩いている】

【しかも悪いことにソレはベンチへと向かっているようで、足を引きずる音と一緒に少女の元へ近付いて行く】
391 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:54:09.62 ID:pUXoBEm1o
>>386

「クハハハハハハ!!! 怒ってなどおらぬわッ!!」
「ただ、言うことを聞かぬ民草には、仕置きが必要であろうッ!!」


連撃
先ほどの3本槍よりは速い3本槍が飛び
その次にその3本槍より速い3本槍が飛ぶ。
徐々に、3本の槍のスピードはまるで上限がないかのように速くなって行く
最も、実際は威力が落ちて行っているのであるが


「否ァ!! 貴様が侮辱をしたとかそういう問題では既にないッ!!」
「我の”サタン”としての力を民草に魅せてやるためのものと心得ろッ!!」

撃つ。
一切、身構えるとか、行動を行う準備などはしないため、結局は隙だらけなのであるが
スピードの上がっていく3本の槍は中々に避けづらくなっていくだろう
392 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 22:55:57.74 ID:oZ9Q9N6To
>>384

「当たりめえだろ。オレ以外の全ては、オレを引き立てる為に存在する!」

両腕を大袈裟な仕草で広げ、芝居がかった口上を述べてみせる
男の言葉を挑発とすら受け取っていない

「違うね! 主役にはその権利がある!」
「俺の価値観こそが絶対なんだよッ! そう、エンディングを飾るのも――勿論、このオレだ!!」

台詞を言い終わった頃には、男は既に駆け出している
そしてその礫攻撃に対して青年が出来るのは、可能な限り素早く後方に飛ぶことだった
しかし咄嗟なので礫の勢いを殺す程の飛距離はない。両腕をクロスさせ、顔を庇った

着地後、血の滲む両腕を下ろした青年は――何も言わずに前方へ低く跳躍した
急速な勢いで宙を翔け、男へと肉薄していく。右手には、三日月型のナイフが煌めいている
393 :【無尽魔手】自分の体から人間の部位を生やすアンドロイド。詳細wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:56:18.23 ID:5xJ5sjxNo
>>383
【少女が帰ろうとしたとき、少女の近くに空き缶が転がる】
【風に吹かれてカランカランと小粋な金属音を立てて転がるソレは少女では追いつけないかもしれない】
【何せ、視覚するときはすでに公園の端にまで転がっているのだから】
【その時であった、公園の茂みから巨大な腕が生えてきたのは…】

【その腕は転がってきた空き缶を握りつぶすと、茂みに隠れていってしまう】
【……その後、腕が消えた茂みから一人の少女…というべきソレが現れた】
【ピンクの髪とパープルの瞳。ワンピースを着ているソレの手にはつぶされてはいるが、先の空き缶と同じものを持っていた】
394 :【無尽魔手】自分の体から人間の部位を生やすアンドロイド。詳細wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:57:23.55 ID:5xJ5sjxNo
>>393
(無しで)
395 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/30(月) 22:59:53.30 ID:ST3+TtkNo
>>390
「………」

『…………』

【想像を遥かに超えた姿の人物が視界に入り目を見開き絶句する1人と1匹】
【包帯から彼女が怪我をしているだろうことは判断できるも少女には】
【それを解決する術は無く更に厄介ごとに巻き込まれそうな予感もする】

【しかし怖いもの見たさか、ベンチから腰を上げようとするのを止めジーっと】
【包帯姿の少女を無遠慮に観察していた】

「あの人だったら義手でも作れるのかもしれませんけど……」

【もちろん此の少女に便利な能力は無く】
【近付いてくる彼女に対し若干の警戒を抱きながらも待っていた】
396 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:00:35.65 ID:ST3+TtkNo
>>394
/ごめんなさい、また機会があればよろしくお願いします
397 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/30(月) 23:03:53.68 ID:k0/jzfYHo
>>388
忝い、なんて少し古風な礼に対してふふっと笑みを浮かべた後、相手が全て食べ終えるのをゆったりと待つ。
それから暫く、といってもあっという間の出来事だったが、相手は合計3つのメロンパンを食べ終え、丁寧に両手を
合わせ終了を伝える。

「はいっ、おそまつさまでしたー!」

満足そうな笑みとともに顔色も随分と良くなった相手の表情を見て、女性も満足そうに優しい微笑を浮かべる。
礼を言われても首を振って「当たり前の事をしただけです、よかったですよっ」と言うだけに留まる。
艶を取り戻した相手の美麗さもさることながら、丁寧な対応や仕草にも好感を持ったのだろう、女性はハンカチを
スーツのポケットへ仕舞いながら微笑み、相手の話をうんうんと親身に聞き入る。
相手は驚くことに、以前から少量の食料だけですごしていたようで、現在に至っては水だけで生活していたというではないか。
完全に断食レベルのそれを聞いて秘書は思わず溜息を吐き出し、洗濯中に川に流されたという事実に二度目の溜息を吐き出す。
しみじみと礼を言うのも頷けない事も無いのだが、何故それほどまでに辛い生活をしていたのかが不思議でならない。
だが、その理由を真っ向から聞くというのも失礼に当たる、女性は話終えた相手に向かって優しく言う。

「…無理を成されてはいけませんよ…それに、食事はきちんと摂取しなければ、今度は本当に餓死してしまいます…」
「私が丁度良く居たからよかったものの…あ、危ない人ですねぇ…」

メロンパンの無くなった紙袋を丁折りたたみ、手のひらに握ったままの状態で思案するように顎に手を添える。

「んー……食料が必ず手に入る場所でなければ、本当に死んでしまいそうで怖いですね…」
「……あっ」

そこで、女性は思いついたように顔をぱっと上げて相手に向き直る。

「…ここから少しだけ離れていますが……”理想郷”、という場所があります、そこに住まわれてはいかがでしょうか…?」
「もちろん、貴方の意思もございますので、無理にというわけでは無いのですが…”理想郷”であれば、少しだけ”融通”が利くんです、私」

ニッコリと微笑みながら首をかしげ、相手の返答を待つ。



/構わんですたい!
398 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 23:04:13.82 ID:3zulgqFj0
>>381
/レス見逃してました!!orz

「巻き込まれる。よくあることだ」
「ゾンビである我々を狙うほどイカレテル輩は少ないが、あなたのような可憐な少女を狙う連中はいつの時代でも沢山いるのです」

【親切心からの忠告】
【実際、この姿になってからは一度もカツアゲ等に巻き込まれていない】

「いやあ。すみませんね。しかし、人間第一印象で半分は見られているのです」
「私がそう思ってしまったのも必然」

【ただの言い訳である】

「まあそうなりますね。なんで私にこんな役が回ってきているのかは理解しかねますが」

【別に生前にリーダー的な事をしていたわけではない】
【というか知り合いですらなかった】
【最年長な訳でもない。謎だった】
399 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 23:05:01.65 ID:a04jsBtqo
>>376
へー・・
【鍛錬、とはまた。中々大変そうな事をしている様だ】
【其処までやる必要があるか、とも思うが..今日は疲れた、余り掘り下げる気にはならない】

あー・・其処を右に曲がってだな...

【道を聞かれ、順々に順路を説明していく】
【程なくして、閑散とした平地に付くだろう。】
【其処にぽつりと佇むひとつのビル。それこそが、バベルズ・レコードだ。】

>>389
...ま、名前は無いと不便だろ、色々
【果たして、自分の思いつきで名前を決めてしまっても良いのだろうか...と、少し疑問にも思う、が】
【まあ、本人が気に入ったのならば良いだろう。そんな風にぼんやりと考え、眠た気に欠伸した】

..さて、付いたら色々と、教えてもらうからな...?
【巨塔の部屋を寝床にするのは、良い】
【記憶を無くさないようにしてやるのも、勿論良いだろう】
【だが、思えばこの二人に付いて自分は、何も知らなかった】
【どういう関係なのか、どうして旅をしているのか、素性云々。ある程度は、話してもらうつもりだ】

/次からバベルズでしょうかね...?
400 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 23:05:44.30 ID:cz6izP8+0
>>391

仕置きとか〜、やめてくださる〜?
そういうのは嫌いですわ〜。

【と、3本槍は徐々にそのスピードを増す。】
【スピードに反比例して威力も落ちていくことなど知る由も無い女。】
【段々と、ついていけなくなる。】

【そこで、女は決めた。】

まぁまぁ落ち着いて〜。
とりあえず「魅せる」のなら〜。
「……私以外の他の人が良かったわね。後ろ。」

【最後だけ、口調を変えた。防御から、攻撃へ。】
【自分の前方に紫色の空間…スキマを展開。空間の中は人間の目「だけ」が幾多にも見えることだろう。】
【そして、3本槍はそのままならスキマへと吸い込まれ…同じように男の後ろに展開したスキマから出てくることだろう。】

【最後にきっちりどこから出てくるかを教えるのは、「手加減」という名の制限だ。】
【まぁ、「後ろ」という単語だけでは、何が後ろなのか分からないかもしれないが。】
401 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:06:59.99 ID:g/kQaL0ko
>>392

「ふん!」

青年の言葉を鼻で笑う
自身が青年を引きたてる演出にされている事が、やはり気に食わなかった

「だったら一人で脚本書いて、指揮取って、演じてやがれっ! スター気取りがっ!」

男は地面を殴った後身体を止め、青年の様子を窺う
幾らかのダメージを与えことを確認すると、小さく頷き構えを取った

「だああぁぁああぁぁああっ!!!」

そして、青年の動きに合わせて自らも走りだす
身体を大きく右に捩じり、右の拳を振り被って左腕を楯代わりにした姿勢
青年が持っているナイフなど気にした様子も無い
402 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 23:08:46.67 ID:Y+hdpFNAO
>>394
/ごめんなさい…

>>395

「……あ?」

【そして相手との距離が数メートルまで縮まって、やっと少女の存在に気付いたソレ】
【どうやら片目になって以来、視力も落ちてしまったのか、今も目を細めながら相手等を見つめて】

「こん…ばんわ?」

【歩みを止めてご挨拶、下手な警戒の為か語尾がヤケに上がり気味で疑問符がついてしまう】
【――杖代わりにしている杵の、赤黒い染みが街灯に照らされる】
403 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/30(月) 23:09:32.22 ID:QHcfF0Tv0
>>387
(うっわーメンドくせぇコイツ!)

【少女が色々と考えて話を進める中、青年は凄く失礼な事を考えていた】
【まさか体を使ったあとに、頭まで使わされる事になろうとは思わなんだ】
【ぼーっと粒子を流める様は、相手からは聞き惚れているようにも見えるかもしれない】

「しいて言うなら、精一杯生きる事が生きる意味だな」

「どうせ、長くてもあと70年ぐらいで死ぬんだ」

「逃げようが逃げまいが・・・それだけは確定してる」

【ふむ、と腕を組んで考えてみたが、大して答えは変わらなかった】
【何せ彼の座右の銘は『どうでもいい』である 達観しすぎてやいないだろうか】

「それに、こうとも言えるかもよ? ってまぁ、お前の生き方に文句がある訳じゃねぇけど・・・」

「早々に生きる意味を決めちまったら、あとの人生それに引きずられる・・・ なんちゃって」

「んなもん、死ぬ直前にでも決めりゃあいいんだよ 少なくとも、俺の持論ではな」

【組んでいた腕を解いて、手をポケットに突っ込んだ そして、ニヤッと笑ってそんな事を言った】
【総括すると、つまり生きる意味を考えるよりもキッチリ生きて、そして死ねばいい とそんな具合だ】
404 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 23:13:14.44 ID:dS9NvcWIO
>>398

「まあ…そうですね…あまりいいことじゃないですが…」

【確かに相手のような容姿なら襲う人間はいないだろう。】
【よっぽどの物好きかハンターか…とにかく対象は絞られる。】

「…まあ…いいですよ。お気になさらず…」

【そう言って、気分を変える様に数回下駄を鳴らした。】
【カラカラとくぐもった音があたり響く。】

「…ふうん…」

【運命なのか神のイタズラなのか…】
【はたまた人為的な黒魔術、屍術の類か…】
【それは少女にも分かりかねる。自分がわかっているのは、】
【目の前にゾンビがいること。それだけだ。】

「…ワザワザ話してくださってありがとうございます…」

「それじゃあ…私そろそろ…」

【そう言って、少女は相手に頭を下げ、】
【踵を返した。特に何もなかったら、このまま公園から出て行くつもりだ。】


/大丈夫。問題ない(キリッ
405 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:13:46.14 ID:ST3+TtkNo
>>402
「こ、こんばんは……!」

『わん』

【彼女の異様な姿からか此方は声が少しどもっていて上手く舌が回っていない】
【しかし挨拶をすることで少しだけ気を落ち着かせることができたのか軽く頭を振る】

【気持ちを切り替えると前に悲惨な姿で立つ彼女に何を話そうかと思考する】
【しかし余り社交性を持ち合わせてない少女は言葉につまり―――結局】

「大変、そうでありますね」

【と、相手の容姿に突っ込むというストレートを放り投げていた】
【子犬は未だ尻尾を振り爪を立て少女の膝の上で警戒モード――痛いのか顔を顰める飼い主】
406 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/05/30(月) 23:13:52.05 ID:l4MeSzve0
>>399

「ああ、判りました
あの辺りですね」

【大体の道を一回聞いただけで把握した男】
【伊達に放浪はしていない】

「君の能力も、応用が利くのではありません?
少し努力してみては?」

【能力開発を勧める】
【人間のスキルの方だが】
【ある程度能力を開拓できるのではとも思っている】

>>389

【着物姿の不審を完全には隠せていないその目】
【男には、あまり気にならないらしい】
【片手で手綱を握ったまま、もう片方の手を懐のシガレットに手を掛け1本を咥える】
【このまま何事も無く走れば、目的地はすぐだろう】

/そうみたいで、というわけでお願いしますね!
407 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:17:00.96 ID:pUXoBEm1o
>>400

「クハハハハハ!!! 親に逆らう童に、仕置きを加えるのは道理であろうッ!!」
「ヌワーッハッハッハッハッハ!!!!」

徐々に愉しくなってきたのであろう。
まだ”能力者”と気づいていないが故に。


「………クハハ………なるほど……貴様………」
「……………”能力者”…………か。」

目の前に現れた”目”が浮いた空間
ソレを、見て、後ろから、”自分が放った槍”に似た衝撃が自身を襲うのを感じる。
後ろ、と呼ばれてもそちらを向くことはしなかった。 何故なら、男の鎧に絶対の自信を持っているが故に。
相手が”能力者”である事を、ようやく悟る

まるで、一気に冷水を浴びたかのように、冷めた目で相手を見据える。


「……クハッ………否、否、貴様にこそ我が力を見せねばならんようだ」
「………クハハッ…………民草に”能力者”などと言うものは含まれておらんのでな」

避けられなくなるほどに速かった槍の威力……それでも、そのまま当たってしまえば十分に攻撃となるが
それを3分の1してしまえば、なんと言うことは無かった。

右手に、より暗く、より高密度の闇を集め始める
408 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:17:05.05 ID:90N3rsLLo
>>399 >>406
/私のレスからあっちにいきますか?
409 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:17:30.99 ID:90N3rsLLo
>>399 >>406
/私のレスからあっちにいきますか?
410 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:18:04.09 ID:pUXoBEm1o
>>400

「クハハハハハ!!! 親に逆らう童に、仕置きを加えるのは道理であろうッ!!」
「ヌワーッハッハッハッハッハ!!!!」

徐々に愉しくなってきたのであろう。
まだ”能力者”と気づいていないが故に。


「………クハハ………なるほど……貴様………」
「……………”能力者”…………か。」

目の前に現れた”目”が浮いた空間
ソレを、見て、後ろから、”自分が放った槍”に似た衝撃が自身を襲うのを感じる。
後ろ、と呼ばれてもそちらを向くことはしなかった。 何故なら、男の鎧に絶対の自信を持っているが故に。
相手が”能力者”である事を、ようやく悟る

まるで、一気に冷水を浴びたかのように、冷めた目で相手を見据える。


「……クハッ………否、否、貴様にこそ我が力を見せねばならんようだ」
「………クハハッ…………民草に”能力者”などと言うものは含まれておらんのでな」

避けられなくなるほどに速かった槍の威力……それでも、そのまま当たってしまえば十分に攻撃となるが
それを3分の1してしまえば、なんと言うことは無かった。

右手に、より暗く、より高密度の闇を集め始める
411 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/05/30(月) 23:20:01.69 ID:3zulgqFj0
>>404

「はは。一人で背負い込むには苦しかったですからね」
「逆にお礼をしたいくらいですよ」

【そして去って行こうとする少女】
【それを引き止める理由もない】

「では。私たちも暗い場所へ帰るとしますよ」

【手は降らないが軽くお辞儀をし、自分もどこかの闇へと姿を消した】

/本当すみません!絡み乙でした!
412 :【陰陽八極】 [sage]:2011/05/30(月) 23:22:38.34 ID:dS9NvcWIO
>>411
(絡み乙!!)
(お気になさらず!)
413 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 23:22:49.97 ID:oZ9Q9N6To
>>401

「キャキャキャキャキャキャッ!!」
「―――それを現在進行してるのが分からねえのかよ、舞台道具!!」

青年にとって、これは劇である
――自分以外の全ては、自分を引き立てる為だけに存在する
その信念は、他者を極めて見下してなくては生まれない。故に脚本も指揮も演出も、全て自分が行っている意識なのだ
現在進行というのは、まさにそれらを指して使われた言葉である

「―――――ッふ」

右足を前に出し、接地する。その瞬間に足首で軽く踏切を加え、弾けるように跳躍した
それは先刻と酷似した動作。男の頭上を通過する為に行われたモノだった。異なるのは、先程よりもより際どいの高さであることだ

――先程のやり取りが目に焼き付いていたのであれば、それは男にとって危険である
何故なら、宙で足を上空に向けている紅い風は、男の頭上を越えた時点で滞空時間を極端に延長するつもりなのだ
先読みの反撃をすれば、それが大きな隙になってしまうだろう
414 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 23:23:39.77 ID:Y+hdpFNAO
>>405

「……こんばんは」

【挨拶のやりとりはソレにも落ち着きをもたらして、警戒態勢を解いてから二回目の挨拶】

【とりあえずコミュニケーションが取れて一安心、といったところか】

「大変、ね…死にそうだよ、正直」

【ずる、ずる、と歩みを再開して少女へと近付きながら答える――これだけの怪我を負えば当然か】
【恐らく、この少女が本気を出せば虫を潰すかの如く殺されるだろう――などと考えているほどに】
415 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/05/30(月) 23:23:48.89 ID:a04jsBtqo
>>408
/それでは、そういう事でお願いします
416 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:24:19.48 ID:90N3rsLLo
>>415
/分かりました 連騰ェ…
417 :【焔星紅獄】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:24:35.19 ID:uOzCYr3Wo
「ジャージャジャン!ジャージャッジャーン!!」

「ジャジャジャジャーン!!」

【暗闇広がる公園にこれでもかと言うほどの大音量で響き渡るギターの音と女性の声】
【近所迷惑甚だしいその行為に近隣住民のプロ市民方もきっと今に見てろと胸中呟いているのかもしれない】
【そして、そんな公園の中央の辺り、騒音の発信源となる場所には近くの公園のコンセントから伸びたケーブル】
【その先には黒色のアンプがあり、近くには真っ赤な髪色をした女性がギターを弾きながら騒音を大量生産している】
【明らかなロック調の自作曲であり、何故か自分の口でもジャンジャン言ってるのかが非常に理解し難い部分でもある】
【腕前の方は大したことは無いが素人レベルと言う訳でもない、正にただの中堅者と言った程度で、華があるわけでもない】

「ジャンジャンジャーン!!」
「ジャララッジャッジャジャーン!!!」

【それでも、独りで延々と騒音を撒き散らさんとギターを弾いていくのだ、この女性が変人の類いであるのは明確である】
【結構な時間既に演奏しているのか、汗をしっとりとかいており、近くの地面に置かれたペットボトルの水は半分くらいにまで量を減らしている】
【今日も今日とてこの女性にとっては良い平和な一日、戦争の危機だとか怨みつらみ、厨二的にアイツに復讐するだとか考えず、ただただ毎日を気楽に楽しく過ごす】
【これこそがもっとも人生を一番楽しく過ごせる方法だと妄信し、今宵もギターを好きなだけ弾き続ける】
418 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 23:25:15.96 ID:cz6izP8+0
>>407

やっと分かった?
私の場合、「能力者」なんていうのもおかしいけど。

【と、こちらも先ほどとは違う鋭い視線を送る。】
【相手が後ろからの攻撃にさほど動かなかったのにも、女は動揺しない。】
【自分の攻撃が自分に効かないなど良くあることだ、と。】

やっぱり、さっきまでは手抜きだったのね。
まぁ、当たり前よね。本気で攻撃するほうが馬鹿だから。

【大して女は動かない。どうせスキマは展開が早いので、何もすることがないだけだ。】
【男の右手に、先ほどとは違う、濃い闇が集まっているのを、女は直感で知った。】
419 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/30(月) 23:25:16.86 ID:mZmCKC+AO
>>403
ははっ、つまらんな。ただ最後のは私の持論と一致している!
私の目標が今生きる意味、わざわざ『今』と付けたのはその為だよ
問うの『今』の理由を逆に問われたら話が長くなると思ったの端折ったのだ

【一応相手が真面目に返答をする事に軽くニヤつき、言葉を続ける】
【尤も、相手の様子に関わらず話しを続けるのは決まっていたのだが】

人の命は短い。よって最後に後悔しない為に、その場その時の目的があった方がいいのでは?
よって更に問う。「精一杯生きる事」が君に出来ているのかな?
420 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:30:52.91 ID:ST3+TtkNo
>>414
「それはそうですね……」

【どうみても相手の言葉は当然―――といったもので少し落胆する】
【少女のほうは警戒が解けたらしく体から力は抜けていて其れを感じた】
【子犬も警戒を解き飼い主の膝の上でうつ伏せに寝転がっていた】

「…その怪我はどうしたのですか?」

【恐る恐る―――といった感じで痛々しい彼女へと問う】
【杖を使わずに杵を杖代わりにしている所から能力者と見たらしく】
【襲って返り討ちにされたのか―――逆に襲われたのかどっちかだと踏んでいるらしい】
421 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:30:55.73 ID:/9UW15Uq0
>>397
「街に着いたから、もう食べ物や寝床に、宛は無い事は無い、かな」
「今日はたまたま体力の限界で調達が出来なかっただけで……うん」

吐かれる溜息に、僕は慌てて普段は大丈夫で有ると取り繕うとするも、何だか今の醜態の後じゃ
かなり頼りにならない文句に聞こえる、しかしまだ初日、此も僕自身の甘さか
鍛錬不足なのだろう、が、他人に助けられてしまえば僕は、心身を鍛える以前の問題で
少女の困った様な顔にはやや狼狽するしか、無かった
余り恩人を……困らせたくは無い

考え付いたところで、少女の提案が出される、“理想郷”と言う良い条件の住み所を
紹介する、と言うのだ、食べ物を頂いた上に、まさか此処まで尽くされるとは……ーーー
其の優しさに、甘えたくなった、けど……ーーー優しいから、こそ

「折角のご好意を無碍にしてしまうのは……申し訳無い、けど」
「僕は一人で生きれる様になる、生きなきゃならないんだ、周りには迷惑を掛ける事情もあるし」
「……あと、旅、好きなんだ、だから遠慮しておくよ」
「……でも折角だから場所は知りたいかな?」

彼女がそこに住んでいるなら、何時か恩を返しに行ける様に、ね
それこそ迷惑かも、だけど
422 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:33:00.32 ID:pUXoBEm1o
>>418

「クハッ………愚図め。 一人前に我に口答えをしていたとは」
「……貴様の罪は重い。 ”罪を量りしサタン”たる、我の前に立った時点で」

色々、二つ名があるのは放っておいて。
まるで、吐き捨てるように言葉を紡ぐ。
まるで、殴りかからんとするかのように、苛苛しているようでもあった。


「手抜き? 否、否。 我に手抜きなど存在せぬ」
「我は民草に対して、本気であった。 ソレが、ただ、愚図を相手にするようになっただけのこと。」


男は、目の前に、右手を突き出して、まるで砲台のように構える。
そして、黒い、暗い、暗闇の闇の闇は、光を完全に遮断する様であった。
圧倒的な威力を誇るのではないかと、疑わせるに相応しい。
423 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/30(月) 23:33:39.50 ID:QHcfF0Tv0
>>419
「あぁそうかい、そりゃどうでもいいな・・・」

「もとい、幸いだな・・・」

【思いっきりどうでもいい、と言った直後に言い直したところでどれほどの説得力があると言うのか】
【それこそどうでもいいので、青年は考えるのをやめた】

「その時その場の目的でいいなら、生きる意味なんて不要じゃねぇか・・・ アホくさ」

「もう一度言っておくか 『どうでもいい』」

「それと、精一杯生きたかどうかなんざ・・・ それこそ死んでもわかんねぇよ」

【何を言うかと思えば、『生きる意味』から『その場その時の目的』になってしまった】
【つまり、一貫性のない目的な訳だ 青年は、心底思ってそう言った ふぅ、どうでもいい】
424 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:35:40.99 ID:g/kQaL0ko
>>413

「はっ! 勝手に舞台に上げられたオレは何かもらえるのかっ?」

自分の思惑など関係なしに舞台に上げられて、思うように操られているなど屈辱以外の何物でもない
男にとって戦いなど筋書きあっての物では無かった
どちらに転ぶかわからない戦いを求めているのに、その結末が片方に掌握されているなど許せない物である

青年の動きを目が捉える
己の頭上を跳躍するために地面を弾いた脚を―――男は見た

そして―――そのタイミングで、構えていた右腕を真下へと叩きつける
激しい音が響き渡り、地面に放射状に亀裂が入っていった
その様子を足の裏で確かに感じながら、男はもう一度―――地面を殴る

二度の大きな衝撃で辺り一帯の地面が粉々に砕け、細かい破片がまるで液体のように波打つ

自身の斜め上後方にいるであろう青年の姿に目もくれず、男はこの作業を行った
そしてようやく―――振り返る

「舞台道具は配置し終えてやったぜ?」

不敵な笑みを、男は浮かべた
そして―――ゆっくりと両腕を上げる
425 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 23:37:28.67 ID:Y+hdpFNAO
>>420

「…?…」

【空気の読めないソレは何故少女が落ち込んだのか理解出来ず、ただ小首を傾げて】

「これ? これは…名誉の負傷だよ、名誉の」

「私にとって、とってもな怪我…あ、隣失礼するね」

【少女の望む答えからズレた返答、やはり空気が読めないのだろう】
【ひとつ断りを入れると、隣に無理矢理座ってしまって杵を更に隣の地面に突き立てる】
426 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/30(月) 23:39:07.91 ID:k0/jzfYHo
>>421
――僕は一人で生きれるようになる――

次いだ言葉に、スーツの女性は思わず言葉を飲み込む。言うなれば、はっとした。
事情云々等は置いておくにしても、迷惑をかけようが、迷惑にならない、それがこの街。迷惑は幸運のきっかけになり、
様々な出会いが生死にすら直結してしまう、そんな不思議な街。そこに住まい、そこに生きる女性だからこそ、こう思えたのかもしれない。


この人は、とても強い人だ―――と。


生きる事に固執するのではなく、生きる事に対し糧を得、生きる事に対し見出し、生きる事に対し何かを成し遂げようとする人物。
目の前の人物が強く思えたからこそ、女性は小さく、”そう、ですね…”とその先に進める言葉は紡がなかった。
相手が気遣うようにして場所を聞こうとしている事に対し、先ほどの思考から生じた若干の気恥ずかしさと後腐れもあったものの、自身が
言い出した事のために、素直に場所を話す。言う程遠い場所では無い事と、同時に、とても優しい人々が住む”理想の街”だ、と。

「―――…くらい、でしょうか…あとは、私の名前を言ってくだされば、大抵の方々は知っていると思いますので…」

あえて、また次も会えるようなニュアンスで言うのは、きっとまたこの人と会いたい、と根底にほんのりとした意識があるからだろう。

「…私の名前は、マリアです…マリア・メルヴェーユ……遅ればせながら、よろしく、です」

ニッコリと微笑んで握手を求めるように手を差し出した。
427 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/30(月) 23:45:20.14 ID:mZmCKC+AO
>>423
そうか? 1日限定の目的が有れば、1年、10年続く目的があるだろうに
そして、別に目的は一つとは限らんだろ?
これからも生き続けてふと振り返った時、それらの目的を束ねた物に自分の生きてきた意味を見いだせる。
それで精一杯生きたと分かる。そう思えるんだけどなぁ……

【持論が一致したかと思えば、少しのベクトルのズレがある】
【同志では無かったとこの少女はガクリとうなだれる】

お前はクールに出来てるんだね
428 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/30(月) 23:46:14.13 ID:cz6izP8+0
>>422

愚図とは失礼ね。
「人」の前に立つ事位、私にも許してくれていいんじゃないかしら。

【二つ名については放っておいた。ネタに行きかけないのが主だが。】
【苛立つ相手をよそに、そんな、軽い言葉を吐く女。】

へぇ、さっきのが本気ね。
まぁいいわ、…あなたが愚図と言うのに、少しばかりイライラしていた所よ。

【女は日傘を閉じ、相手の攻撃に備える。】
【備えると言っても何も出来ないが…。】
【ここまで女が考えるのも、男が突き出した右手を警戒しているからであろう。】
429 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:46:35.72 ID:ST3+TtkNo
>>425

「なるほどなー、名誉の負傷ですか」

【そう言われると何故か格好良く聞こえる気がしてきて―――感心して頷く】
【此方の少女も結構ズレているらしく素直に納得しているというか気にならなくなっていた】

【しかし頭の中では私もこうはならないように気をつけよう、と固く決意をする】
【凄く痛そうだし―――ということらしい】

「でも…そのままだと不便であります」
「わたし義手とか作ってくれそうな場所なら知ってます」

【流石に不憫に思ったのか心配そうに彼女の瞳を見つめながらそう語る】
【すっかり空気な子犬は少女の膝の上でうつらうつら】
430 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/30(月) 23:47:20.48 ID:oZ9Q9N6To
>>424

「道具に報酬やる馬鹿がどこにいるッ!!」

金色の瞳を輝かせ、紅い青年は嘲笑する
やはりどこまでも自分を主役に位置付けた言動だった

「―――――ィ」

男が振り返った時、逆さまになった青年の顔が視界に入るだろう。視線が交錯する
紅の演者は、まだ空中にいた。それは当然、物理法則を捩じ曲げる能力による結果である

その状態から右腕を引き、黄金の刃を突き出す。無論、可能な限り素早い動作で
狙ったのは、男の首筋。頸動脈をすっぱりと裂き、派手な血飛沫を散らせようとする
431 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:53:09.30 ID:pUXoBEm1o
>>428

「我は魔王、或は悪魔と呼ばれし者だ。 人などとほざくなよ」
「貴様等能力者に許されしことは”地獄に行くか”、”死ぬか”の二択のみだ」

最早、この男は苛立つというより、能力者を恨んでいるのだろう。
でも無ければ、こんなことを言わない。


「行け、我が闇よ………クハッ………」

そして、溜まった黒き闇を矢張り、槍の形を象って打ち出す。
先ほどの教訓をほとんど生かしていないように見えるが……
尚、スピードは先ほどとは比べ物にならない。 溜めの時間が威力と速度を上げたのだろう。
特に音も立てずに、闇の槍が相手を狙って飛ぶ
432 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/30(月) 23:55:00.86 ID:Y+hdpFNAO
>>429

「そうそう――二人も人殺しといて、名誉も糞も無いけど」

【分かってくれたのかと若干嬉しかったソレはサラッと殺人をカミングアウト】
【一般人が――少女がそうなのかは分からないが――そんなことを聞いてどんな反応をするのか、てんで考えていないようで】

「…ありがたいけど、遠慮しとく――私、そんな永く生きられないだろうし」

「それに、この怪我見てると安心出来るんだ…生きてるって感じがして」

【申し訳なさそうに瞳を伏せがちに答えると、眠たげな犬に気付いて】
【その頭を撫でようとそっと手を伸ばす】
433 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/30(月) 23:58:25.07 ID:g/kQaL0ko
>>430

「いい加減人を見下すのが煩いんだよっ!!」

男は力の限り吠える
瞳の奥に苛立ちの炎を灯し、髪を逆立てるようにしながら、怒りを吐きだした

「―――その程度でっ!」

青年の腕と一直線上にあるナイフを視界に入れ、頭上へ持ち上げていた左腕を顔の前に持ってくる
今の男の状態では身体がそう簡単に切られる恐れは無かったが、それでも頭に衝撃が来るのは避けるべきであった

左腕で顔を覆った状況のまま、男は右腕を横から回す
青年のナイフが左腕に刺さった瞬間にその腕を掴もうという算段だ
434 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/30(月) 23:59:14.04 ID:QHcfF0Tv0
>>427
「クッハハハ!何ガッカリしてんだよ」

「結局のところ、自分でいい人生だったと思えればそれで充分なんだよ 少なくとも、俺はな」

「誰かの為に生きてやっている訳じゃねぇからな そうだろ?」

【落ち込んだ様子を、吹き飛ばすように高笑いをした 何もそんなに落ち込むことでもあるまい】
【青年は、至極当たり前の事を、わざわざ口に出して言っていた】
【最終的に、自分が満足いけばそれでいいのだ それに至る道を無下にしはしない が、今はどうでもいい と思うのだ】

「お前が騒がしいだけだよ つうか、難しく考えなくってもいいんだよ」

「たまーに暇にときに考える位でちょうどいいはずだ あぁ、俺がそう決めた」

【仮にも神様であるこの男 すごく適当にもとれる態度で、決めてしまった】
435 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:01:05.57 ID:fGJNdgv4o
>>432

「……そ、そうですか」

【少女も正当防衛とはいえ人を殺しているが流石に今の発言は響いたらしく】
【身体が一瞬強張っていたのだったが彼女の口調から襲われることはないだろう】
【と、ほっと一息】

「え―――……」

【彼女の永く生きられないという言葉に絶句するも冷静に考えてみれば】
【其の怪我はかなり大きいものであり当然といえば当然である―――が顔が暗くなった】

「生きてる……」

【今の少女には理解できなかったのか困ったように軽く笑うと膝の子犬に目を移す】

【子犬といえば素直に撫でられると固目だけで彼女をチラリと確認】
【気持ちよさそうに身体を伸ばしながら撫でられていた】
436 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/31(火) 00:03:44.94 ID:XGTxNQHF0
>>431

魔王だか悪魔だか、そんなことは知らないわ。
私にとってはどうでも良い事よ。

選択肢、一択しかないように聞こえるけど?
どちらにしろ、私は3番目を選ぶわ。

【イラついている、と言うか、それよりもっと強い感情だ】
【話を聞く限り、能力者を恨んでいるように聞こえる。】

(…早いわね。)

【先ほどと同じように、右にステップして避ける。】
【だが、桁違いのスピード。闇の槍が、女の頬を掠る。】
【…人間ならば赤い血が滴るだろう。人間ならば。】

…痛いわね。
私、これ以上危害を与えるつもりは無いわよ?

【女の掠った後からは何も出てこない。ただ傷口があるだけ。】
【傷口に触ることもせず、ただ鋭い視線を送り続けた。】

/逃げちゃって大丈夫なんでしょうか…。
437 :【氷結破爪】 :2011/05/31(火) 00:05:23.67 ID:d2FlA5tu0
……はあ
【暗い路地裏の片隅で、野良猫に餌をやっている黒髪の少女】

……いいなあ、猫って
【美味しそうににぼしを食べている猫を見てそう思った。最近では、野良猫に餌をやるだけで怒られたりするから大変だ】

…………
【それに猫は誰とでも仲良くなれる。我が道を進み、相手が何であろうと堂々としている。自分もこうなれればなあ……と、ため息をついた】

何でもおk
438 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/31(火) 00:09:26.79 ID:el/Riveuo
>>433

ナイフが男の腕に当たり――弾かれる
鋼鉄並みの硬さを持っている肉体は、踏ん張りの利かない体勢で放たれた一撃を容易に跳ね除ける筈だ

「ッ!?」

流石にこれには表情を崩した。唯一の攻撃手段が通じないのであれば、勝ち目がない。――少なくとも、この舞台では

背中を反らして足を地面へ向ける。その過程で弾かれた腕は畳まれ、男の握撃を躱した
そのまま着地をすると、無我夢中で前方に跳躍しようとした。とにかく一度距離を取る必要があった
439 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:09:45.82 ID:yTcGEp+g0
>>426
きっと彼女の周りには暖かい人達が居て、暖かい世界で、理想に等しい世界なのだろう
僕はそんな世界、悪く無いと思う、でも、一人で生きると言う割には障害は多いし
既に理想の世界には身の丈に合わない人物と成って居た。
僕は彼女に恩を返すならば、何が出来るのか……ーーー?
僕なんかが……ーーー太陽の様に輝かし優しさに、尽くす事は出来るのか、自信は無かった

ただ……ーーー

「うん……分かったよ、ありがとう、マリア」
「そして僕は“姫乃 紅”こちらこそ、宜しくね」

尽くしたい、尽くせるかじゃなくて、それは恩義の為にである、きっと、ね
少し狼狽えるも、外套で手を拭き、其の小さな手に握手をした、やっぱり思った通り暖かかった。
クスッと、恥ずかしげながら、笑みをこぼす。

「マリアが期待するに及ばないかも、知れないけど」
「何時か、この恩、返すから……ーーーそれじゃ、あまり遅くまで居るといけないし」

「僕は此にて失礼するよ、またね、マリア」

名残惜しく握手の手を緩めて、夜月の上がるのを見るや、軽い足取りで背を向ける
振り返りながら軽く手を振りつつ、そのまま去らんとする
440 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:11:47.21 ID:Ufiv3Tf4o
>>436

「クハハハハッ!!! ソレはそうかもしれんなぁ!」
「ただ、自分にとってどうでも良いなどと言うなど、阿呆の仕業かと思うがな」

「………クハッ 好きにするが良い。 いずれにしても貴様はっ……!?」


避けた女の頬に槍が掠る。
すると、女の右頬からは、血が出てこない。
ソレを見て、男は少しばかり驚愕したような視線を相手に向け


「……ヌ……貴様……”人”では無いのか?……」
「ふ……ふむ………もし、そうだとしたら悪いことをした。 許せ」

どうやら、人でない能力の持ち主に対しては怒りの矛先を向けるわけではないらしい。
あくまで、人且つ能力者、と言うのが大事なのだろう。
男は、すまなさそうに少しだけ頭を下げる。 
441 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 00:12:22.44 ID:RSmpxeeAO
>>435

「…怖がらせちゃってごめん、余計なことだったね」

【その反応に、やってしまったと顔をしかめて謝罪】
【その両方が自ら襲いかかったという事実をそっと胸に仕舞うと、話題を切るように首を振って】

「それにこんな怪我じゃ、簡単に殺されちゃうだろうしね?」

【そして何よりも軟弱、自分の能力でこの怪我では長生きは出来ない】
【普通に戦ってこのザマなのに、どうして生き延びられようか――と、少女とは対照的に笑みが零れた】

「変なことだろうけど、痛いって感じてると『ああ私って生きてるなぁ』って感じるんだ」

「…死にそうになればなるほど、強くね」

【迷惑な自覚はあるのだろうか声は控えめに、自分の感じているモノを少女に伝えて――理由は特に無いけれど】

「…この子、可愛いね」

【従順な子犬の姿に、思わず楽しそうな笑い声を漏らして】
442 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:16:50.63 ID:hEDHTs3to
>>438

左腕で攻撃を弾くことには成功したものの、相手の腕を掴む事は叶わず、男は内心で舌打ちをした
そうそう訪れない近距離での戦闘機会は、一瞬の攻防が勝負を分ける
それを決め切れなかったのだ

だが―――悔いている暇は無い

「逃がす、ものかっ!!」

青年が距離を取ろうとしているのを見るや否や、その方向へ向けて両腕を斜めに地面へと突き刺した
その衝撃により、予め砕かれていた破片が青年を襲う
443 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 00:17:00.06 ID:+yH3NVpAO
>>434
うーん……。考え過ぎねぇ……。

【と言った先に更に悩み出す。至極当然の事を悩み、悩み、悩み通して自分を形成する】
【人間であるこの少女は、神である青年とは対極しているのかも知れない】

小さなボトルワインを丸々一本飲んだせいで突如こんな質問をしてしまったのに、
真面目に返すとは……。

【と、ここでまさかのカミングアウト。一応、意識を残す飲み方をしているので泥酔をしておらず】
【酒に滅法強いので外見からは全く分からない。そもそも夜であり、はっきりと顔付きが見えないのだが……】

適当だがいい奴なんだな
444 :【神光夢姫】 [sage saga]:2011/05/31(火) 00:18:00.85 ID:xIhvADBCo
>>439

「姫乃、紅様ですね……しっかり、覚えました」

ニッコリと微笑を浮かべれば、宵闇へ浮かび上がる月が丁度頭上に差し掛かった時刻。
相手の言葉に何度か頷いて見せたのは、きっと、この人ならば、自分の言った事を必ずや成し遂げるであろうと
無意識に思えたからこそ。美麗なる旅人は、軽い足取りで背を向けた後、一度だけ振り返ってひらひらと風に
舞う花びらのように手を振り、去っていった。
雑踏へと消え行く姿を見届けたのち、ずっと地面へしゃがみ込んだままだったと立ち上がり、握り締めていた中身の
なくなった紙袋を捨てようとするが―――ふと、近くにあるゴミ箱へ伸ばしていたその手が止まる。

「…記念に…なんちゃって」

小さく呟くと、それをスーツのポケットへ滑り込ませて、女性はすでに見えなくなったその姿を思い浮かべながら、微笑む。

「…不思議な女性、でした…」

でも、勘違いしてしまっている。もちろん、”僕”といっていた事にいくばくかの疑問はあったのだが、なんという天然だろうか。



夜の月に照らされる、不思議な不思議な、とある街の一角。
そこで、またひとつ、新しい出会いがあったのを知るのは―――――胸に二つのバッジを光らせた、とある守護神。

いつの日か、美麗なるあの旅人と出会える日を心待ちにしながら―――理想の集う街に、帰っていった。



/絡みありがとうござましたああああ!!乙です!!
445 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/31(火) 00:19:04.47 ID:XGTxNQHF0
>>440

だって、どうでも良い事でしょ?
あなたが魔王であれ悪魔であれなんであれ、私には関係ないわ。
どうぞご自由に。そんな感じよ。

【そんなことを長ったらしく述べる女。】

【そして、男は驚愕しているような。】
【何かと思うと、どうやら傷口のようだ。】

あら、気付いたかしら。
確かに…人ではないわね。かといって動物でもないし。

【能力者全てを恨んでいるわけでは無さそうだ。】

良いのよ〜?
こちらも「ちょっとだけ」苛々させる言葉を口にしてしまったようだし〜。

【頭を下げる男にそう声をかける。口調は元のそれに戻った。】
【少なくともちょっとだけではない気がするが、それを気にするかは男次第だ。】
446 :【暗器手妻】 [sage]:2011/05/31(火) 00:27:12.24 ID:yTcGEp+g0
>>444
/こちらこそ乙でした!遅駄レス済まなかったッ
447 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/31(火) 00:29:49.04 ID:el/Riveuo
>>442

「――――」

決死の跳躍は、男の追撃をも振り切った
足場が悪かったせいで充分な距離が取れなかったが、礫の速度よりも細かく素早い跳躍の結果だった

そのまま紅い残像はビルの面へ跳び、更に壁キックの要領で対面のビルへと飛び移っていく
この超人的な動きも、能力が可能にする

青年はビルの屋上へ辿り着くつもりだった
448 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:31:20.14 ID:Ufiv3Tf4o
>>445

「クハハッ だから、阿呆で、詰まらぬと言っているのだ」
「自分には、関係ない。 自分とは、関わりが無い」

「楽か? ソレで、何の返答もしなくて済むのは。」

別に、自身が悪魔だとか魔王だとか、そういうのを無視されたのが悔しいわけではないようだ。
ただ、純粋に、「詰まらぬ」といった眼をしている。


「ふむ……なればある種の我が眷属………」
「愚図と呼ばわったこと。 確かに、謝罪した。」

「クハハッ……人ならざるものよ。 我が名は”NEET'S HOLIDAY(ニーツ ホリデイ)”」
「その名の示すとおり、存在しない667の”サタン”である。」

「いずれ、会い見えることもあるやも知れんが、今宵は、これで別れようではないか」

眷属とか言いおった。
まぁ、本当の悪魔ならそうなのかもしれないけれど。

そして、名乗りを上げた後に、ビルの屋上から、飛び降りた。
途中、壁にドンドンとぶつかることで最終的なスピードを落として落下するようである。
そのまま行けば完全に地面に落下して、去ることだろう
449 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:35:28.69 ID:fGJNdgv4o
>>441
/遅れてごめんなさい

「……大丈夫です」

【首を軽く振り少しうつめきながらぼそっと答えていた】
【笑みを零す彼女に対しやはり喋ったことがある人が死ぬ、と言われると】
【気分は落ち込んでしまうもので表情は暗かった】

「わたしは痛いのは嫌いであります……」

【少女の痛いのは厭だ死ぬのは厭、というのもそれに通じるものがあるのかも】
【しれないけれどこの年ではやはり良く理解できていないのか明確な返事は返せなかった】

「しろまる、といいます」
「わたしの大切な子なので痛いことしちゃダメ、でありますよ」

【子犬の話となると表情を一変させ笑顔に代わり可愛いといわれたのが嬉しかったのか】
【子犬について嬉々として語り始めているのであった―――過保護な所があるのか一応釘を刺す】

【一方子犬といえば満更でもないのかふんっと小さく鼻を鳴らした】
450 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:36:56.84 ID:hEDHTs3to
>>447

「―――むぅ!」

破片は青年に当たらなかった
自身の反応が遅かったとは思えず、やり場のない怒りを唸りで表す

そしてその場で立ったまま、青年の挙動を見つめ続けた
――どうやらビルの屋上へと向かっているようだ

男は一息吐くと、相手の次の行動をその場で待ち構える
気合と根性ばかりが溢れる男だが、無尽蔵に体力があるわけでもなくこれを機に休もうというのだ
青年がこれで逃げるわけが無い―――そう確信している
だから、これは準備であった
451 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 00:40:34.07 ID:F2Yalcy10
>>443
「そーそー、考えすぎなんだよお前は」

【にししっ、とからかうような笑顔を向ける青年】
【かく言うこの青年 難しく考えて、一週回って達観しているので人の事は言えない】

「ハッ、その程度で酔う何ざ、鍛え方が足りねぇな」

「何、運動後のクールダウンだ」

【そう言いながら青年、自分の使い魔兼メイドの事を思い出していた】
【何せ、朝まで飲んで普段どおりだった怪物である】

「わざわざ言う事じゃねーよ まぁ、ありがとな」


「つうか・・・腹減ったな」

「俺は飯食いに行くけど、お前どうする?」

【話している内に、体も冷えた ベストを羽織り、食事に行く準備をする】
【振袖合うも・・・ ではないが、なんとなく誘った まぁ、一人より二人で食べるほうが好きだからなのだが】
452 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 00:43:20.87 ID:leRO7n8IO
【公園】
【もう日も落ちたその場所に、一人の人影があった。】
【手持ち無沙汰げに夜空を見上げ、満点の星空を視界に入れながら、】

「……ようやく戻ったわね…」

【そうポツリと呟くのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【そして何より印象的なのが、彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【そして背中の身の程もある大きな片刃の大剣も合間って、『ほんの少しだけ』怖い様な、近づき難いような、】
【そんな雰囲気を発していた。】

「…やれやれ」

【辺りは蒸し暑く、雨が振った直後であるためむしむしとしている。】
【なんとも不快な気温だが、しかし、どういうわけか彼女の周りだけ、】
【まるで四方からクーラー冷房を送っているかのように実に「涼」しかった。】
【さらによく見れば、目を凝らして注意深く彼女を見つめれば、その原因、】
【大剣から霧のように冷気が放たれているのに気づけるかもしれない。】
453 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/31(火) 00:43:35.15 ID:XGTxNQHF0
>>448

楽よ?
私は楽を好むのよ、詰まらなくて結構だわ。

【女の思考は、半分ほど事なかれ主義のためにそんな言葉を言うことになっている。】
【相手がそんな眼をしても、怯むことはない。】

――――

まぁ…そういうことになるのでしょうね〜。
私も謝罪したし、おあいこですわ〜。

(眷族とか平気で言うのは痛いですけど〜…。)

ニーツ ホリデイね〜。
私に名前はないんだけど〜、あえて言うなら紫(ユカリ)と呼んでくれればいいわ〜。

そうね〜、もう真っ暗だし〜。
さよなら、サタンさ〜ん。

【そんなことを言い、男がビルから飛び降りるのを見た後、自身はスキマに入る。】
【これで、先ほどまで緊迫していた空気が流れていた屋上には誰もいなくなったことになる。】
【女の記憶には、その男の情報が事細かに記憶されることだろう。】

/乙でした。
/色々すみませんでした…。
454 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/31(火) 00:45:44.12 ID:el/Riveuo
>>450

「……………」

男は人のいないビルの屋上へ降り立った
そのまま柵の方へと歩み寄り、冷徹な瞳で男を見下ろす

青年はこちらから仕掛けるつもりはない。何故なら、刃が立たないからである
だから場所を移し、追ってくるのを待っている
そのまま音沙汰のない時間が過ぎれば、青年の気分は完全に鎮静化するだろう
455 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:46:51.25 ID:Ufiv3Tf4o
>>453//オツッシタ!!
456 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 00:51:29.54 ID:RSmpxeeAO
>>449
/いえいえ こちらこそレス遅くて申し訳ない…

「なら、いいけど」

【明らかに大丈夫そうには見えないが、本人がそう言うのなら認めて】
【しかし心配そうに少女のことを見つめている】

「まぁ、人それぞれってことだね…私も痛いのは嫌だけど」

【そして感じる少女と自分の間にある考え方の違いに、ちょっと苦笑い】
【――しかしその違いに、内心喜んでいる等全く外には表さない】

「しろまるちゃん、ね…いい名前」

「大丈夫…いじめるのは嫌いだし、しろまるちゃんは可愛いしね…あっ」

【少女の嬉々とした様子に釣られて楽しげに答えれば、鼻を鳴らした子犬を撫でていたが】
【ふと、思い出したように立ち上がる】

「し、しまった…そろそろ集会に行かないと…」

「ごめんなさいっ!ちょっと用事を思い出しちゃって…私、行かなきゃ」

【ぶつぶつ何かを呟いてから、頭をカクンと下げて腰をほぼ直角に曲げると】
【杵を取って、謝罪しながら公園の外に向かって歩き始める】
457 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 00:53:48.85 ID:+yH3NVpAO
>>451
酒は16歳からだろ? 私達の年齢で鍛えていたら問題だろうに。

【といいながら右手に持っていた棒を背負い直して、移動をする準備をする】
【だが、その準備とは店に向かうものでは無く……】

魅力的なお誘いだが、生憎サイフが空っぽでな
出来れば今度誘って……、いや此方から誘おうかな?

【一応断ったが悪い印象を抱いておらず、その証拠にかやんわりと微笑んだ】
458 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:57:39.31 ID:hEDHTs3to
>>454

「―――ふむ、どうするか」

青年はビルの屋上で待ち構えている
それを見ながら男は迷ったように呟いた
ここで追うべきなのだろう、だがそれは体力的に厳しい

このままでは【怒】の感情が沈静化してしまい、戦闘の続行は不可能となるだろう
だが、あの青年とはケリを付けたい
悩んだ末、男は―――

「オイ、お前! オレの名前は天現 王騎だっ!」
「お前がそこから動かねぇってんなら、オレは帰るっ!」
「もしまた会うなら、いつ何時でも、逃げも隠れもしねぇ正々堂々の勝負を受けてやるっ!」

そう一方的に叫び、身を翻して歩き始めた
459 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/05/31(火) 00:59:22.33 ID:fGJNdgv4o
>>456
「そういうことであります」

【うんうん、と彼女の言葉に少し表情を取り戻しながら頷く】

「本当ですか!?初めて言われました」

【白いからしろまるという適当な名前であり本人は真剣に考えたらしいがあまり褒められたことはない】
【ペットのことを褒められるというのは嬉しいらしく満面の笑みである】

「それなら、いいであります」

「……行くのですか、気をつけてくださいね」

【彼女のいじめない、という言葉に嬉しそうに頷いていたが彼女が突然立ち上がり子犬も立つ】
【立ち去る彼女に寂しげな表情で見送りながら彼女の身体を思う言葉を投げかけていた】

『ワン!』

【子犬も別れの挨拶に背中を向ける相手に一吼え】

【暫く立つと飼い主と子犬は立ち上がりゆっくりと公園から立ち去っていた】

/絡みお疲れ様でした、ありがとうございます
遅れちゃってすいません!また機会があればよろしくお願いします
460 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 01:00:05.51 ID:F2Yalcy10
>>457
「構うかよ、俺は酒が好きだ」

【何かとんでもない事を言っている気がするが、どうでもいい事だ】

「あらら、残念」

「まぁいいか、それじゃお誘い待ってるよ」

【彼女もちのセリフではないだろうが、別に下心ではない】
【そう言って、少女に背を向けて歩き始めた さて、時間的にファミレスぐらいかな と考えながら】


/絡み乙と感謝!
461 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 01:03:20.25 ID:RSmpxeeAO
>>459
/絡み乙ありっ!こちらこそありがとうございました! また機会があれば絡んでやってください
462 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う。 [saga]:2011/05/31(火) 01:05:35.33 ID:el/Riveuo
>>458

「…ッチ、道具が一丁前に名乗りあげてんじゃねえよ」

それはどんな奇跡が起きようとも地上にいる男へと届かないような声量だった
空いている左手で乱れた髪を掻き上げる

「―――テメェは、華狂ヶ原久遠の舞台にあがっちゃならねえタイプだったようだぜ!!」
「興が冷めるから、二度とオレの前に現れるんじゃねえぞ!!!」

身勝手な物言いだったが、青年にとってはこれが正論だ
自分を引き立てない存在は不要。病的なまでに主役気取りなのであった

相手が追って来れば、上手く立ち回って屋上から叩き落すつもりだったが、それも叶わない様子だ
青年はもう一度舌打ちをして、踵を返す。そのまま、真紅は夜の闇に溶け消えて行った


/戦闘乙ありでした
463 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 01:06:10.08 ID:+yH3NVpAO
>>460
今度はシラフの時に会いたいね

【そう言って軽く手を振った後、青年とは逆向きへ歩き出す】

じゃあまたな

【この街に来てようやく友人らしい友人が出来た】
【次からもアルコールを摂取して徘徊しようか、などと考えながら帰路につく】

/乙&ありがとー
464 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 01:07:08.60 ID:hEDHTs3to
>>462
/乙でした
465 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 01:23:07.58 ID:leRO7n8IO
>>452さいぼしう
466 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 01:40:42.43 ID:F2Yalcy10
>>452
【食事の過程をすっ飛ばして、食ったという結果だけが残った青年】
【要は、食事をしてきてまた公園まで戻ってきたのだ】

「・・・お、あれは」

【自分が公園を離れている間に、知り合いがここに来ていたようだ】
【それも、結構見知った相手が】

「せーんせい、何してんの?」

【知り合いにだけ向ける笑顔で、教師に近づいていく青年】
【霧の方は気づかなかったが、魔力は感じたので何かしているんだろうな とは思った】
467 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 01:49:43.82 ID:leRO7n8IO
>>466

「―――――――――――」

【背後からの人の気配を受け、】
【あろうことか女は大剣を抜刀しながら振り返った。】
【スラララ…という軽快な、しかし実際はものすごく恐ろしい音が響く。】

「……」

【冷気を放ち、極寒の斬撃を生み出す妖刀の切っ先を相手に向けながら、】
【女ははたと相手を見据えた。「誰だ。」そう紡ごうとした言葉は、】
【中途半端に途切れる。】

「……ああ…黒崎か。」

「…こんな所で会うなんて奇遇ね。」

【切っ先を地面に向けながら、そんなこと言った。】
468 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 01:59:27.32 ID:F2Yalcy10
>>467
「―――いやいやいや先生、いくらなんでもそれはナイ」

【呆然と切っ先を見ながら、正直な感想を口にした】
【とゆうか、それ以外の言葉が出なかった】

「只でさえ、ちょっと強面気味なんだからさ・・・ もうちょっと行動を落ち着けようよ」

【傍から見ると怖いイメージ・・・ とゆうか、校内でも大体そんな印象を持たれている教師だ】
【身分はハッキリしているが、警察だったらどうするつもりだったのだろうか】

「一応、監督官長なんざ やらされて ますから」

「見回り・・・って名目ですよ 一応ね」

【本当に一応、である そもそも別に真面目だから任命された訳ではない】
【只単に、成績がよかったのと断れない理由があったからだ 断じて好き好んでやっている訳ではない】
【とはいえ、堂々と外出ができるのは唯一に近いメリットだったが】
469 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 02:08:12.01 ID:leRO7n8IO
>>468

「ああ…悪いわね…昨日襲われたからどうもね…」

【魔翌力をぶん取ったあの魔女は許せない。】
【その容姿を今思い出してもはらわたが煮えくりかえりそうになる。】
【女は大剣の刃を上に向け、それを肩に担いだ。】
【動かす過程で近くの空気が凍結し、キラキラと月光にそれが光る。】

「…ふん。余計なお世話よ。」

【しかし悲しきかな相手の言うことは実に的を得ている。】
【ほとんど同じことを別のアカデミーの生徒からも言われた。】
【剣と傷と、そして何より雰囲気のせいで近づき難さは一級品だ。】

「あらー…なかなか熱心ねえ…」

【「めんどくさいから」とかいう理由で講義を自習にしたりする自分とは大違いだ、】
【女は相手を見ながらそんなことを思った。】

「……あ、…そう言えば…」

「この前あんたの知り合いに会ったわよ。」

【見た目は女の子だが、中身は自分の約六倍を生きたあの能力者。】
【目の前の人物と同じ姓を持つ者のことを告げる。】
470 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 02:19:23.87 ID:F2Yalcy10
>>469
「襲われた・・・ 相手は熊なんか・・・いや、相手にならないな」

「うーん・・・ 死神でも出てきました?」

【どうにも、この教師を襲える相手が思い浮かばない】
【熊ですら、普通にさばいて鍋にしそうだ】

「普通にしてれば美人なのにねぇ・・・ なんかもったいない気もする訳で」

「――ちなみに、彼氏なんかは?」

【ふぅむ、と少し考えてみる 片目ではあるが、素材はいいのだ】
【しかし本人の性格上、そう言った事は難しいのだろうか】

「外出してるだけですがね!堂々と表門から出られるのが楽しくって」

【ニャハー、と悪戯っ子のような笑顔を見せた 熱心、なんてものとは程遠いようだ】

「知り合い・・・? はて、母さんにでも会いました?」

【この街に暮らしている身内のことを思い出した そういえば、最近会ってないな 昔からだけど】
【まさか、つい先日やってきた祖先が出会っているなど思いもよらなかった】
471 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 02:34:07.93 ID:leRO7n8IO
>>470

「…熊みたいな弱い$カき物に襲われるわけないでしょ。」

「魔女よ魔女。魔眼持ちの能力者。」

【全く油断した。昨日の出来事を思い出して剣を握る手に力がこもる。】
【見事にやられてしまった。自分の不甲斐なさを自分で呪う。】

「美人ねえ…興味ないわ。」

「え?…彼氏?……そりゃあ…わたしだって女なんだから…」

【その先は話す必要はないだろう。女は相手の質問に対しては肯定したのだ。】
【そして相手の笑いを見て釣られてこちらも表情を崩す。】
【監督官長が適当に仕事をしているにたいし、この教師も全く同じ、】
【普通なら注意するであろう立場にあるのに、全くそれをせず、むしろ友人や仲間に見せる様な、】
【それこそ一癖も二癖もある笑いを見せていた。】

「母親?…いや、なんだったかしら…確か」

「…あ、思い出した。曾々々お婆ちゃんとか言ってたわ。」

【氷冷大剣を背に戻しながら言った。】
【辺りに冷気を振りまくその剣は、簡易的な冷房の役割を果たしている。】
【そのせい…つまり剣の魔翌力によって、女の瞳の色は現在氷の様に冷たい「蒼」だった。】
472 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 02:49:01.29 ID:F2Yalcy10
>>471
「ですよねー 魔女? 三角帽子被ってるようなアレ?」

【どうして悪魔やらを使うのに、魔女のイメージは古臭いのだろうか】
【にしても、彼女ほどの剣豪が手玉に取られるとは… 案外強力な魔女だったのだろうか】

「そんなんだから、怖がられるんですよ…」

「え?あー… 失礼しました」

【いない、と思っていた訳ではないが… 実際にそう言われてみると違和感が先行してしまった】
【とりあえず、謝っておこう と思ったのだった】
【うーん、こんな笑顔でも笑ってれば大分印象違うのになぁ とか思っていたが、それは心の中で謝罪】

「―――そうですか、あの糞ババアに会いましたか」

「先に謝っておきます どうせロクでも無い事言ったでしょう?」

【非常にうんざりした表情でそう言った 別に、嫌いではないのだが…】
【全く身内を信用していないようで、謝罪してしまった】
473 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 02:57:12.52 ID:leRO7n8IO
>>472

「そうそう。あれよ。…ったく…次会ったら覚えてなさい…」

【人懐っこい笑顔はしかし、次の瞬間にはもう何処かに消えていた。】
【代わりにあるのはどこかの魔女に対する怒りと憎悪。】
【魔を「喰われる」ということは、刀を穢されたことと同義であり、】
【女の憎しみはその大きさを図ることはできない。】

「う、うるさいわね!」

【思わずムキになる女。】
【分かっているのだが、このぶっきらぼうな物言いと、】
【粗暴で偉そうな態度はなかなか変えられない。】
【癖の様なもので、動作の一環として染み付いていた。】

「ええ。あの糞ババア……じゃなくて…おばあさんに会ったわ。」

【青年が実に自然な様子でそう罵ったため、】
【思わず復唱してしまう。女は慌てて否定した。】
【あの人の不思議な雰囲気にまた飲まれそうになってしまう。】

「んー…ロクでもない…ねえ…その前に…」

「…めちゃくちゃ驚いたわ。」

【無礼な言動をかき消すぐらいのインパクト。】
【あの人物にはそれがあった。】
474 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/05/31(火) 02:59:29.00 ID:xLIkqkdSo
…やっぱり猫っていいな……

【とある公園 辺りは暗くなっており、夜空には幾多もの星が浮かび上がっている ベンチに座る少年は、夜空を見上げながらそう呟いた】
【それから膝の上に視線を戻す そこにいるのは一匹の小猫 その辺の野良猫をとっ捕まえたと言うわけでなく、ただ単に少年が飼っている猫なのである】
【一見すればありふれた光景かもしれないが、少年からしてみればそうでも無かったりする それは少年の能力によるものだ】
【簡単に言ってしまえば、少年の能力は電気を自在に操るというもの そして、少年の意思に関わらず周囲に微弱な電磁波を発するという特性がある】
【その電磁波の所為で猫などの小動物から嫌われてしまうのだが、今はとある事情により能力が全く使用できない状態なのだ】
【ふと脳裏に昨日の出来事が蘇る 確かあの魔女は、能力を"食べた"とか何とか言っていたがするが、正直はっきりと覚えていない】

…ま、いいか

【能力を使えないというのはちょっと辛いが、どうせすぐ使えるようになるだろう それに、使えないなら使えないでこうして猫を撫でていればいい】
【気持ち良さそうに目を細める小猫を見て、思わず顔が綻んでしまう 傍から見ても、何となく和やかな光景だろう】

/人待ちですー
475 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 03:08:03.38 ID:F2Yalcy10
>>473
「まぁよくわかりませんけど、特徴ぐらい教えてください?」

「魔力関係なら、専門分野ですからね 先生よりは」

【剣術ではそもそも勝負にならないが、逆に魔力関係ならどうだろうか】
【少なくとも、能力者である以上は、目の前の教師より長けているだろう】

「ってまぁ、そんなところも魅力の一つですよ」

「――つっても、それを知らないからみんな怖がるんだろうけど」

【要するに、不器用なのだろう それがわかってしまえば簡単なのだが…】
【そもそも近寄りがたいので、中々それはわからない とみた】

「…でしょうね」

「あのババア、5歳の時初めて会って以来あのままですよ ぜってぇ人間じゃねぇよ」

【ふぅ、と溜息を一つはいてしまった 無理も無い】
【あんなのが身内で、しかも祖先なのだ そりゃ気苦労もあるだろう】
476 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 03:08:10.82 ID:RSmpxeeAO
>>474

「ぅぉらぁー!」

【そんな少年の背後、少し離れた茂みから唐突に声が上がったと思えば何かが倒れ込んできた】
【ソレは人の形をした生き物、つまるところ人間というもので、兎のような白髪と赤い瞳を持っている】

「ら、ららぁー!らぁー!」

【しかし人間なのだが、右腕や左足首が欠けていて、右目も隠すようにハンカチで覆っているソレ】
【だが今日は様子がおかしく、顔がヤケに赤くて頭に猫耳を付けていて奇声を上げていた】

「んんー…ん?」

【そしてベンチとそこに座る人に気付くと、ニンマリとした笑みを浮かべて近づいて行く…明らかに怪しい人間が】

/よろしくお願いしますッ!
477 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 03:16:04.30 ID:leRO7n8IO
>>475

「…特徴ねえ…ものすごい美人だったわね…それから…」

【容姿を思い出す女。また憎悪の黒い気持ちが動くのを感じた。】
【何か特徴的な所はあっただろうか…ゆっくりと思考する。】

「ああ…箒で飛んでたわ…あと瞳ね。」

「真っ黒≠フ瞳は見たらダメよ。絶対に。身動きができなくなるの。そして能力を喰われるのよ。」

【女は話した。昨日の夜喰われてからつい今まで、】
【つまりは丸一日能力を封印≠ウれていたのだ。】
【確かにこの人物に話せばなんとなく頼もしい。】
【魔法や魔術の類は自分より数倍詳しいと思われる。】

「……あー…何か…」

「…あんたの家族はいろいろすごいわね。」

【正直な感想。孫は悪魔使い。そして祖母は外見が女の子だ。】
【女は素直に驚いた。】
478 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/05/31(火) 03:20:52.23 ID:xLIkqkdSo
>>476
…っわああああああああ!!!!!

【そんな和やかな雰囲気を一転させる謎の声 もうこの公園には誰も居ないだろうと思い込んでいた少年は大いに驚いて、思わず眼を見開く】
【それと同時に発した叫び声は近所迷惑になりそうなほどの大音量だった 和やかな雰囲気をぶち壊したのは少年自信かもしれない】
【思わず後方の茂みへと振り返る そこにいるのは白髪で赤い瞳を持つ人影 少年の方はといえば早速呆然とした顔である】

…な、なんだよ……?

【膝の上にいる小猫の事などとっくに忘れてしまい、何故か近づいてくるその人物を凝視する 右腕や左足首が欠けていたり右目を隠していたりもしたが、そんなことより兎に角警戒しなければならない】
【なんたって今は能力が使えないのである そんな状態では銃で撃たれただけで簡単に死んでしまうわけで】
【この警戒が無駄な事に終わればいいんだけどな、と心の中で小さく呟く 今のところベンチからは動く様子の無い少年】
479 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 03:29:02.39 ID:RSmpxeeAO
>>478

「ふ、ふ…あはは」

【高笑い、どこか投げやり気味の雰囲気を纏ったソレは少年の座るベンチに近付くとさらに嗤い】
【少年の瞳をじぃ、と覗き込もうと顔を寄せる――離れようが離れまいが、一瞬酒の香りが感じられるだろうか】

「みーんな、みーんなすてちゃった…すてられちゃった…」

【先程の高笑いに反して、非常に沈みきった様子】
【深刻そうに小さく呟くと、無意味に空を見上げる――ごろん、とどこからともなく杵が転がり落ちる】

「みぃんな…みぃんな…」

【宵の空に浮かぶお月様を見る目は虚ろ、まるで死人のように無気力だった】
480 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 03:29:42.05 ID:F2Yalcy10
>>477
「ものすごい美人で、箒と…魔眼 ですね」

「―――あぁなるほど、思い当たる奴がいるようだ」

「ともかく、注意しますか… できれば、お仕置きしますかね」

【それは、自分が直接知っているわけではないが、内の悪魔がそれっぽい人物を知っていたようだ】
【別に誰が誰に手を出そうが知った事ではない が、自分の知り合いであれば話は別だ】
【もし出会うことがあれば、きっちりと落とし前をつける ニヤリと笑ってしまう青年だった】

「……否定しません よそとは違うって自覚してます」

【一族の生まれの者は召還術使い と、色々とおかしな家族達だ】

「さて、『見回り』にも飽きたし… 帰って寝ましょっと」

「先生、帰るなら送りますよ」

【大きく伸びをして、悪魔を呼び出した 今日のモチーフは大きな鳥】
【これに乗って寮に帰るのだろう 能力を日常的に使う青年だった】
481 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/05/31(火) 03:44:03.69 ID:xLIkqkdSo
>>479
…だ、だから一体なんだよ……

【瞳を覗き込まれて、つい視線を逸らしてしまう それと同時に感じるのは酒の香り 酒飲んでるからこんな元気そうなのか、と少年は一人納得する】
【それならばさほど警戒する必要は無いだろう 恐らくだが、この人物もいつもはこんな調子ではないはずだ それをこうさせているのは、恐らく酒の所為だ】
【心の中で小さく安堵して、それからまたその人物に向き直る 飲みすぎは良くねえだろ、と笑いながら注意するつもりだったのだが】

…捨てられた……?

【少年がその言葉を口から発することは無かった なぜなら目の前にいる人物の態度が急変していたから そこにいるのは元気そうな人間ではなかった】
【寧ろ正反対…夜空を見上げているその人物の目は虚ろで、わかりやすい言葉で言えば抜け殻のように、生気が抜けていた】
【どこから出てきたのだろうか、杵のようなものが公園の地面を転がる その消えていくような音が、余計虚しさを増幅させた】

…お、おい…どうしたんだよ……?

【かと言って黙っていては何にもならない 相手の言葉の意味はまるで理解できなかったが、先ずは事情を聞きだすべく問いかける】
【相手にしてみればただ単に迷惑なだけかもしれないが、少年としてはこのまま黙っていられそうにもなかった】
482 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 03:52:42.61 ID:RSmpxeeAO
>>481

「…なんてこと、ないよ」

「ただ私が普通だと思ってたのが、普通じゃなくて…みんながふつうで…わたしが…」

「わたしが、こんなすがたになって…みんなに、すてられて…」

【ベンチの裏側から背もたれに凭れかかると、ぽつりぽつりと答えていく】
【力無い言葉は直ぐに夜の空気に溶けていって、ただソレは自嘲気味に言葉を並べるばかりで】

「……しんじてた、つもりだった」

「トモダチとおもってた…ふつうじゃないわたしと、トモダチだって…」

【少年に全くその言葉の意味を伝えるつもりが毛頭無いのだろうか? ただ自分の悲しさばかりを言葉に乗せて】
【左手で腕の無い右肩先を撫でる】
483 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/05/31(火) 04:09:46.68 ID:xLIkqkdSo
>>482
…はぁ……

【思わず唖然としてしまうのも無理は無いだろう 茂みから飛び出てきてあんなに騒いでた人物が、自嘲気味にただただ言葉を漏らしていくのだから】
【それから少年自身も心を落ち着かせて、並べられていく言葉の意味を考えようとする 普通、普通じゃない そんな言葉が頭の中でぐるぐると回転した】
【再度相手の体全体をまじまじと見つめる 欠けている右腕や左足首、隠されている右目、白い髪に赤い瞳 一呼吸置いて、少年はこう告げた】

…で、お前のどこが普通じゃないんだよ?

【ただ一言だけ 特に表情を変えることも無く、依然不思議そうな表情のままに相手を見ながら問いかける】
【確かに相手の容姿は普通ではないかもしれないし、一般人から見てもそうなのかもしれないが この少年はそれを特に気にしなかった】
【単にこの少年がバカなだけかもしれないが、少年からしてみれば相手は紛れもない普通の人物であって】
484 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 04:19:22.92 ID:RSmpxeeAO
>>483

「………」

【言いたいことだけつらつらと述べてから沈黙したソレ――最初から相手のことなど考えていなかったのだろう】
【だからこそほぼ相手を無視して、言いたいことを言い続けてからの沈黙、視線はスルーであるようで】

「……見て分かるでしょ? 全部だよ全部」

「髪、目、体、頭の中、考え方、その他諸々…それに、能力」

「だからさ、八分られても仕方ないんだよ…こんな『異常』、普通に混じっちゃいけないんだ」

【不思議がる少年に向けて、それがごく自然で当然であると】
【群を乱す個は不必要であると、自分なりの言葉で説明して】
485 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 04:19:47.60 ID:7kw1hPYIO
>>480

「とどめは私がさすからね。」

【そう釘を打つ女。】
【やはりそれなりに有名なのだろうか。相手の声を聞きながら感じた。】

「ん…もう帰るの…って大きな鳥ねえ…」

【これもなんかの悪魔だろうか。】
【相手の目の前のそれを見ながら考えた。】
【そして提案されたが、女は丁重に断る。】

「…ごめんね。ランカーズの方に行かなきゃいけないのよ。」

「…それじゃあ…あ、…」

「あんたのガールフレンドによろしくね。」

【思い出したようにそう付け加え、そしてニヤリ。】
【それから女は踵を返し、やがてその身を雑踏に消した。】



(最後の最後で遅れてすいません!)
(乙でしたー!!ありがとうございました!)
486 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/05/31(火) 04:32:27.67 ID:xLIkqkdSo
>>484
………

【考え方や頭の中はともかくとして、髪に目に体、それのどこがおかしいのかはいまいち理解できなかった】
【白髪に赤い瞳の人物は確かに珍しいかもしれないし、右腕や左足首が欠けているのも普通とは言い難いのかもしれないが】
【思わず少し沈黙してしまう 相手がそれを極普通のことであるかのように説明するので、ついそれに押されてしまった】

…じゃあ、なんで異常が普通に混じっちゃいけないんだ……?

【何とか紡ぎだした言葉はそれだった と言っても、それは少年の純粋な疑問であったのだが】
【普通に異常が混ざってはいけないなんて確か法律は無いはずである、確か 相手の赤い瞳を見ながら思考する】
487 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 04:41:37.75 ID:RSmpxeeAO
>>486

「…世の中が、そうなってるから」

【少しの間を置いてから、紡いだのは答えになっていない答え――しかし間違ってはいない答え】

「普通は沢山いるから普通で、異常は少ないから異常なんだし…今の世の中、多い方が正しいから」

「だから、異常は間違ってるから…混じっちゃいけないんだ」

【真っ直ぐで純粋な瞳…目を合わせられずに背けてしまうと、ただ小さく答えて】

「…キミは、ボクがどう見えるの?」

【そんな純粋さに惹かれたのだろうか、どこか期待の色を含んだ声色で】
【少年に自らの見たままを問うて】
488 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/05/31(火) 04:55:30.83 ID:xLIkqkdSo
>>487
多い方が正しい…か

【言われてみて、多数決のようなものだろうか、と少し思考してみる 確かに、多数決に限って言えば結局少数派の意見は無視される】
【異常は何をせずとも自動的に弾かれる、だとしたら何と下らない世の中なんだろうか かと言って、この怒りを向ける矛先は見つからなかった】
【目を合わせようとしない相手を見て、思わず何か言うのを躊躇ってしまう 考えてみれば、相手と同じ気持ちになる事などできないのだが】

…さっきも言っただろ、お前は普通だって

【それでも、相手の問いには答える 例え相手の気持ちがわからなかったとしても、悲しい顔をしてほしくは無かった】
【短い言葉ではあるが、それも少年の本心であり、決して同情等ではなかった 尤も、相手には同情に思われても仕方ないかもしれないが】
489 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 05:05:16.89 ID:RSmpxeeAO
>>488

「……そ」

【同情か、本心か――恐らく後者の言葉だろうとは思えど、小さな返事】
【こんな悲劇のヒロインじみた役に酔っている自分は、確かにある意味で『普通』かもしれないが】
【それよりも自分が遥かに異常である、という自覚はあった――そう思い込んでいた】

「…ありがとう、そう言ってくれて凄く嬉しい」

【けれども、異常は異常でも完璧な異常ではなくて、やっぱり普通に嬉しかったり悲しんだりするワケで】
【その頬を僅かに上気させたまま、少年に向かって礼と微笑みを向けて】
490 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/05/31(火) 05:21:20.20 ID:xLIkqkdSo
>>489
それでいいんだよ 人生に絶望したような顔してないで、笑ってろ

【生憎少年は礼を言われるような事などしてないのだが、それでも相手が笑ってくれたのは嬉しくて】
【思わず少年も顔が綻んでいた 相手の微笑みに応えるように、少年も小さく笑い返す】

…さってと、俺そろそろ行くよ こんな時間だしな…

【話し込んでるうちにすでに夜は明けていた 雲一つ無い空へと顔を向けた後、それからベンチを立ち上がり】
【相手の頭を優しく叩こうとする そしてそれが上手くいくかどうかに限らず、眠ってしまった小猫の首根っこを左手で掴みながら公園を後にするだろう】
【ただ、一つ忘れていた事があった 少年は軽く右手に力を込めると、出口の近くで相手にむかって振り返り】

…お前も早く帰ったほうがいいぞ

【相手に手を振りながら、こう余計な一言を付け足すのだった ――――少年が右手に電流を纏っているのは、相手からでも簡単に視認出来るだろう】
【出会ったのが優しいなヤツでよかった、そう小さく呟き、今度こそ相手に背を向け歩き出すのだった】

/おつかれさまでした、かな? ありがとうございました!
491 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 05:30:16.78 ID:RSmpxeeAO
>>490

「…うんっ!」

「あ、そうだね」

【ただ嬉しそうに、楽しそうに笑ってみせたソレ】
【少年が立ち上がってみせれば頭をぽふんと叩かれる――久しぶりに、こんなことをされて少し羞恥心と別れを惜しむ侘びしさに襲われる】

「…りょーかいっ、またねー!」

【しかし、そんなのは慣れっこだ】
【ソレは悪戯っぽい笑みを浮かべて、電気の奔流を纏った手を振る少年に手を振り返すと】
【少年がいなくなった後も、しばらく其方の方を向いていて】

「…ぼく…女の子だったら、良かったのに」

【と、小さく呟いてからその場に倒れて、眠りこけ始めてしまうのだった】

/絡み乙ありでしたっ!色々ごめんよっ
492 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 13:11:53.52 ID:Wb10Lk7IO
【どっかの小さな街】
【その大通りは陽光を反射し、むしむしと暑かった。】
【人通りは多く、各人の体温のせいでさらに気温は上がる。】

「……ここ抜けたら…あと少しね…」

【そんな場所を歩くのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【そして何より印象的なのが、彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【そして背中の身の程もある大きな片刃の大剣も合間って、『ほんの少しだけ』怖い様な、近づき難いような、】
【そんな雰囲気を発していた。】

「……全く…」

【周りの人間は結構暑そうだ。】
【額の汗をハンカチやタオルで拭っている。】
【ところが彼女は実に涼しげ。顔色一つ変えていない。】
【それもそのはず。どういうわけか、彼女の周りだけ、】
【まるで四方からクーラーの冷風を流しているかの様に実に涼しかった。】

「…遠いったらありゃしない。」

【よくよく目を凝らせば、その理由がわかる。】
【背負った得物から、霧の様に冷ややかな冷気が絶えず吹き出ては、】
【空気中に霧散する様に消えているからだ。】
493 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/05/31(火) 15:28:32.42 ID:iHcWi2JB0
【公園】

「………」
【若い青年がベンチに腰掛けがいる、その脇には大きいリュックサックが】
【そして周りを見て人がいないのを確認、その次に自分の右手を見つめて目を細くした】

「……だいぶ慣れてきたぞ」
【いつのまにか青年の手には一本の矢が、その矢がうす緑に光っていることから普通じゃないとわかる】
【実は青年はこの矢の出現時間を延ばす練習をしている】

【青年はその矢をしばらく見つめ続けていた】
494 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 17:03:04.64 ID:Wb10Lk7IO
【どっかの小さな街】
【その大通りは陽光を反射し、むしむしと暑かった。】
【人通りは多く、各人の体温のせいでさらに気温は上がる。】

「……ここ抜けたら…あと少しね…」

【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……全く…」

【周りの人間は結構暑そうだ。】
【額の汗をハンカチやタオルで拭っている。】
【ところが彼女は実に涼しげ。顔色一つ変えていない。】
【それもそのはず。どういうわけか、彼女の周りだけ、】
【まるで四方からクーラーの冷風を流しているかの様に実に涼しかった。】

「…遠いったらありゃしない。」

【よくよく目を凝らせば、その理由がわかる。】
【背負った得物から、霧の様に冷ややかな冷気が絶えず吹き出ては、】
【空気中に霧散する様に消えているからだ。】
495 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 17:25:38.08 ID:Wb10Lk7IO
すいません>>494取り消しで。
496 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 18:21:28.06 ID:Wb10Lk7IO
【どっかの小さな街】
【その大通りは陽光を反射し、むしむしと暑かった。】
【人通りは多く、各人の体温のせいでさらに気温は上がる。】

「……ここ抜けたら…あと少しね…」

【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌翌翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌翌翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……全く…」

【周りの人間は結構暑そうだ。】
【額の汗をハンカチやタオルで拭っている。】
【ところが彼女は実に涼しげ。顔色一つ変えていない。】
【それもそのはず。どういうわけか、彼女の周りだけ、】
【まるで四方からクーラーの冷風を流しているかの様に実に涼しかった。】

「…遠いったらありゃしない。」

【よくよく目を凝らせば、その理由がわかる。】
【背負った得物から、霧の様に冷ややかな冷気が絶えず吹き出ては、】
【空気中に霧散する様に消えているからだ。】


(お騒がせしました。)
(募集しなおします。)
497 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/05/31(火) 18:30:21.09 ID:XGTxNQHF0
>>496
/sagaってメ欄に入れると「翌」が出なくなるよ
498 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 18:35:08.84 ID:fA29lXPJ0
>>496
……うーむ

【目付きの悪い、不良っぽい青年が同じ大通りを歩いていた】
【周りの人間と同じく、暑さに汗をかきながら…だ。】
【青年はふと足を止め】


あぢいいいいいいぃぃぃ!!!


【頭をガッと抑えて叫んだ】
【が、その叫び声も人々の足音に掻き消された】
【しばらくその場に立ち尽くした青年は】

…そうだ、あれだあれ、あれ呼び寄せればいいんじゃん!俺天才!

【急に顔を輝かせて頭を上げると、手を高く掲げた】
【そして、その手を二回、パンパンと叩いた】
【次の瞬間、青年が呼び寄せた『水に浸すとかなり冷たくなり、さらにその冷たさが長続きするタオル』が青年の真上に召還されるはずだ……ったのだが】

…あれ?

【青年の真上に現れたのは、黒い壁……いや、黒光りする新品のテレビであった】
【どうやら暑さで召還の仕方を間違えたらしい、テレビを真上に召還してしまったようだ】
【ちなみに、37インチ】

え、ちょ待て待て待ておまごぶふっ!

【もちろん青年の真上に召還されたテレビは、律儀に重力の法則に従って落ちる】
【そして青年、テレビの下敷きである】
【周りの人間は何だか青年を避けているような気がする、まあ当たり前である】

【結論から言うと、不良っぽい青年がテレビの下敷きになったよ!】
499 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 18:46:24.09 ID:Wb10Lk7IO
>>498

「……」

【さて、と女は訝しげに眉を潜めた。】
【この場合自分はどうすればいいだろうか。】
【なんか結構大きなテレビに下敷きされた一人の男性。】
【見た目がなんとなく気になった。因縁つけられて絡まれては叶わない。】
【しかし、やはりお人好しなのだろう。気の毒に思える気持ちの方が優った。】

「……」

ドガッ☆!!

【テレビを足で蹴り、弾き飛ばそうとした。】
【普通の女の子ならできないが、彼女は人より力が強い。】
【「怪力」なら大きなテレビを跳ね飛ばすぐらい簡単だ。】
500 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 18:53:19.76 ID:fA29lXPJ0
>>499
………うぎぎぎ……

【下敷きにされたまま呻き声を上げる青年】
【どうにか両手を叩いて消そうとするが、手がうまく動かせない、まあ当たり前である】
【さてどうするか、と考えていた所】

…お?

【ドガッ、という音と共に、青年の上に乗っていたテレビが半壊しながら飛んでいく】
【幸い人には当たらず地面に着地した】
【青年は、恐らく助けてくれた人の足だけを確認し、急いで立ち上がる
【そして後ろのテレビの方を向き、パンパンと手を叩いた】

【すると、吹き飛んだテレビはもちろん、散らばったその部品までもが一瞬で綺麗に消えた】
【これでよし、と呟き、助けてくれた人に向き直る】

助けてくれてありがとうございまs…

【ここでようやく相手の顔を再確認】
【そして呆れたように口をポカーンと開けた】

【相手は女性であった】
【一振りでテレビを半壊させるほどの脚力を持った人間が女性であった】
【これは驚くしかない】
501 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 19:04:45.77 ID:Wb10Lk7IO
>>500

【しかしどういうわけだろうか。女は再び思考する。】
【なぜこの様な場所に大型テレビが転がっているのだろう。】
【まず常識的に考えてあり得ない。電気屋かなんかの、】
【パフォーマンスかとも考えたが、それにしてはやけに激しい。】
【何より、男はとても苦しんでいた様だ。宣伝であそこまでするなら対した演技力である。】

「……なに。」

「……なんか文句あんの?ええ?」

【粗暴な物言いと態度はこの人物の悪癖だ。】
【威嚇する様にガチャリ、と背中の大剣を揺らした。】
502 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 19:10:31.16 ID:fA29lXPJ0
>>501
……え?

【相手の声にふと我に返る】
【やばい失礼だったか、と慌てて口を閉じる】

【が】

………………え?

【相手の背中にあった大剣にようやく気付く】
【一瞬、思考凍結】
【数秒間冷却した後に解凍され】

い、いいええええももも、文句なんてそそそんな…ね、ねぇ…?

【バッ、と一歩後ろに下がる】
【冷や汗を流しながら周囲の人間をチラッと見るが、悲しいまでに見事に無視された】
503 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 19:16:22.87 ID:Wb10Lk7IO
>>502

「……」

【ジロ、と睨みつけ、それから小さな舌打ち。】
【何か分からないが、相手のことが気に入らなかった。】
【男からすればなんとも迷惑な話だ。】

「……あら…?」

【辺りを見回すと、思わず呟く。】
【先ほどのテレビの破片が一つも見当たらない。】
504 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 19:22:03.33 ID:fA29lXPJ0
>>503
(KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!)

【舌打ちする相手に心の中でガクガクブルブル】
【だってただの学生だもの、仕方が無い】

【ようやく自分から意識が離れたようだ、と青年はほっと胸を撫で下ろす】
【そして辺りを見回す相手を不思議そうに見つめながら】

…どうかしました?

【何か落し物でもしたのだろうか、と心配して聞いた】
505 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 19:27:15.13 ID:Wb10Lk7IO
>>504

「…ん?…いや…」

【相手とすれ違い、後方に歩きながらキョロキョロ】
【自分の既知以上のことが起きたら、とりあえずタバコを咥える。】
【紫煙をくゆらせながら、地面に向けた視線を動かすが、】
【そこに目当ての物は見当たらなかった。】

「……テレビどこいったのよ。」

【相手の方を見てポツリ】
506 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/05/31(火) 19:30:21.41 ID:1vFui1390

【ある公園の青いベンチ】
【黒い髪、黒いノースリーブのパーカー、7分袖の黒と紫のボーダーTシャツに白のカーゴパンツ】
【夜の闇の中で、そんな格好の少年が俯いている】

「……」

【どうやら、眠っているらしい】
【少年の傍、2,3メートルあたりによれば、彼の寝息が聞こえてくるだろう】
【長めの紐を肩にかけた鞄を、ぎゅっと抱いている】

/死合い以外なんでも募集です
507 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 19:31:27.89 ID:fA29lXPJ0
>>505
【辺りをウロウロする相手を目で追う】
【相手がタバコを吸い始めても、特に嫌そうな顔はしない】

【いや、この青年が吸っているという訳ではない】

あ、テレビですか?
通行の邪魔になるんで消しておきました

必要なら出しましょうか?

【首をかしげながら聞いた】
【そして両手を構える……相手の答えによって、その手を叩くか叩かないかが決まるだろう】
508 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 19:36:22.74 ID:Wb10Lk7IO
>>507

「……必要なら…?」

【ははあ、と合点が言った都いう様にうなづいた。相手は、】
【どうも幻想持ちらしい。テレビを召喚する能力だろうか。】

「……ああ…それじゃあ―――――――――――いや、やっぱりいいわ。」

【頼みかけて断る。】
【先ほどの様子を見ている限りどうも安心できない。】
【あんなのを間違えて頭上から落とされでもしたらことだ。頭蓋が割れる。】
509 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 19:41:16.69 ID:fA29lXPJ0
>>508
…むぅ

【途中で断られ、ムスッとした顔をする】
【多分、さっきのテレビの件で、能力の信頼性が無いのだろう】
【が、それに納得できず】

……言っておきますけどさっきのは暑さで頭がぼーっとしてただけっすよ
今なら完璧に行けます、絶対に

【と宣言すると、青年は両手を叩こうとする】
【止められなければそのまま両手は二回叩かれ、パンパンという乾いた音と共に】
【青年の真横に、一台の新品のテレビが召還されるだろう】
510 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 19:49:44.25 ID:Wb10Lk7IO
>>509

「いやでも…」

【やっぱり間違えました、ではすまない。】
【女は迷った。見て見たい気もする。】
【ところが相手は自信がある様で、】
【手を叩こうとするのを見て、慌てて】

「ちょ!待って待って待っ―――――――――――」

【パンパン、と音が聞こえた瞬間、】
【防衛本能でとっさに頭を両手を覆った。】
【しかし、衝撃がくるわけもなく、】

「……」

「あ、……ええと…」

「…うん。鮮やかね。」

【罰が悪そうにテレビを見つめていた。】
511 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 19:53:57.66 ID:fA29lXPJ0
>>510
【相手が頭を覆う】
【やはり信用していなかったのか、と考えつつも】
【真横に現れたテレビをぽんぽんと叩いた。毎度の如く37インチ】

【青年、ドヤ顔】

さらにこのテレビ、なんと電気が必要ありません!コンセントをさす為にタコ足回線になる事もありません!

【何かちょっと宣伝口調が入ってきてる】
【青年は小さく手を二回叩くと、今度は青年の手にリモコンが現れた……恐らく真横にあるテレビの物だろう】
【そしてリモコンをテレビに向け、カチッとボタンを押すと】

【本当にテレビが付いた】

………………あ、そういえば何でテレビなんか探してたんですか?

【ようやくテレビを召還した理由を思い出したようで、相手に聞いた】
512 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 19:57:42.86 ID:BaapBLV3o
【静寂包む夜の公園、冷たい空気がひゅるりと通り抜け、カラコロと何処からか空き缶の転がる音が響き渡る】
【人は殆どおらず、この時間帯にうろちょろしている人たちがいたらそれはそれで怪しいもので、通報されても文句は言えない気もする】
【木がたくさんあり、自然があり、そして人々の憩いの場となった場所でも、昼と夜では大きくその姿を変えるのである】

【そして、蟻の行列もある】

【一つの大きな木の根元の巣からそこから1m程離れた所に落ちている角砂糖の所まで黒い行列がずらっと続いているのである】
【彼らは巣で待っている家族の為仲間の為、知性は無くとも本能でそれらの為に働かなくてはいけないという使命感に駆られており】
【特に自分が希望した訳でもないのではあるが、ある意味そこらの人間よりも有意義な毎日を送っているのであった】

【そしてそして、それを眺める少女が一人】

【行列の真ん中くらいの辺りをじーっと眺めている小汚い少女が一人いる、しゃがみ込みながら両手を両膝の上にそれぞれ乗せ】
【カメラのレンズの様に真っ黒な二つの瞳でせっせと奴隷の様に働く蟻たちをひたすら傍観していた、まるでそれが仕事でもあるかのように】
【単純作業を通り越して作業ですらないが、少女はとにかく今はそうしているのであり、現在そうしているという事の理由なんて必要無いのである】

―― ォォ……

【少女はなにやら感心したかのような一声を口から漏らし、その声は現在行っている行為を更に続けるという意思の表れでもあるのであり】
【いい加減に止めてくれないとロクなロールにならない気がしてならないのだが、少女にとっては戦争だとかロールだとか、そんなの気にしようなんて思わないのである】
【この少女を束縛するものは殆ど無く、強いて言うならば自分自身くらいであり、少なくとも他者に束縛される理由は無いので、ある種の真の自由の身でもあるのだ】
513 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 19:59:55.32 ID:Wb10Lk7IO
>>511

「ふうん。」

【何となく相手の説明口調は手馴れた物があり、】
【思わず女は引き込まれた。「商才がある」なんていうのは、】
【目の前の男の様なことをいうのだろうとぼんやり思う。】

「ん?…いや、そりゃいきなり消えたからね。探したくもなるわ。」

【映った天気予報を見つめる。ああ…明日は雨か…】
514 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 20:07:58.43 ID:fA29lXPJ0
>>513
……まあ確かに

【自分の能力なので何気なく使っていたが、他人から見れば珍しいのかもしれない】
【よく考えれば当たり前である】

(……さて)

【天気予報をしばらくボーッと眺めた後、パンパンと手を叩いてテレビを消した】
【続いてもう一回手を叩く……次は青年の横に、典型的な自転車が現れた】
【その自転車によっこらせと乗ると】

じゃあそろそろ帰りますね

【相手にそう伝え、自転車で走り出そうとする】
【呼び止めようと思えば簡単に呼び止められるだろう】
515 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 20:13:29.23 ID:Wb10Lk7IO
>>514

「ん?…ああ…」

【テレビの次は自転車か。】
【結構使える物が出せるんだな…女さそんなことを考えた。】
【創造系の能力か…ある人物を思い出し、かすかに胸中に暗い影が立ち込める。】

「…それじゃあ…うん。さよなら…」

【空を振り払う様に、】
【女は比較的明るく声をかけ、相手を見送った。】



(乙でしたー!!ありがとうございました!)
(ジャパネットでテレビ買ったの思い出したwww)
516 :【警戒口調】ジャーパネットジャーパネットー♪ [sagesaga]:2011/05/31(火) 20:15:57.50 ID:fA29lXPJ0
>>515
【むしろ、使えるもの"しか"だせない青年であるが】
【それでも不便は無い様子】

それでは

【小さく手を振ると、ペダルをこいで走り始めた】
【そして、一瞬で大通りの人ごみに姿を消した】

/絡みありがとうございました!夢のジャパネットたかt(ry
517 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 20:34:42.12 ID:BaapBLV3o
/>>512でまだ絡み待ち中ですーっ
518 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 20:46:16.17 ID:XGTxNQHF0
>>512

……「蟻」というものか。
一匹一匹が並んで、餌を取りに行く様はなんとも不思議な光景だね。

【そんな少女の後ろに立ったのは1人の女。】
【風がひゅうと吹くたびに、髪が揺れる。よく見えないが、髪の色はクリーム色。】
【瞳もよく見ると、人ではありえないような色をしている。】

【偶然この公園に入り、偶然この少女を見つけたのだ。】
【少女が蟻の行列に見入っているのに気付き、そんな言葉を掛けたのだった。】

…君は、蟻が好きなのかい?
…それとも、ここでいう「虫」が好きなのかな。

【そんな質問を、少女へと投げかける。】
519 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 20:59:37.98 ID:Wb10Lk7IO
【郊外のあぜ道。】
【とある小さな街から旅をし、目的地を目指していたその人物は、】
【今この暗い場所に来ていた。街の光がはるか遠くに見えており、】
【ひとまずそこを目指すことになる。あの大きさなら宿もあるだろう。】

「……あーあ…帝國は…遠いわねえ…」

【煩わしげにそう呟き、紫煙をくゆらせるのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……あと二つ街を超えなくちゃ…」

【ザリザリ】
【砂利を踏みしめながら、女は畦道を歩いて行く。】
520 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 21:02:09.92 ID:BaapBLV3o
>>518
【こちらへと投げられる声、質問、音、それに気が付いて顔をそちらへと向ける少女】
【視線は相手を見上げるようにしたから放たれ、相手の人外の瞳をしっかりと確認するが、驚きはせず】
【いや、というか一切のリアクションを取らず、不思議そうな表情、疑問そうな表情をしながら首をこくっと右に傾け】
【それから、相手が折角してくれた質問に対して全く返事をせずに視線を再び蟻の行列へと戻してしまうと】

【右手をゆっくりと行列へと伸ばしていき、一匹の蟻を親指と人差し指で優しく摘まむと――――】


――アムッ


【――――口へとバッと投げ入れ、上の唇と下の唇を合せた】

【完全にマイペース、近くに誰かがいることなど一切気にせずに蟻を口へと放り込み、前歯で噛んでいるのだ】
【しかしながら、何分蟻は小さい……”イマイチ”とでも言いたげな表情をしながら、極小の味を噛み締めるのであった】
【いや、蟻みたいな小さな体では大して味も無いのであるが、というか美味しいのかどうか疑問である】
521 :【雨剣之森】 [sage]:2011/05/31(火) 21:11:15.66 ID:F4j9uFyZ0

「あー……暇だーーすごく暇だーー」

【深夜の公園のベンチに一人の青年が座っている】
【その青年は見た目はまるで中学生のように見えるだろう】
【青年は上下藍色のレザースーツを着て脚を組みながら読書をしている】
【その青年の隣には大きく文字が書かれたホワイトボードが置いてある】

『ケンカ買います』

【その文字は蛍光色で書かれており、深夜の公園でギンギンと存在感を放っていた】

/模擬戦、募集!
522 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 21:13:21.78 ID:XGTxNQHF0
>>520

【少女は、女を一度見ただけでそのまま蟻の行列へと視線を戻した。】

…?

【何も反応しないのに不思議そうな顔をしていると】
【―――少女は蟻を口の中へと、入れた。】


【女、少しばかり驚いた表情をしていると、少女の隣へと近づく。】
【近づけたならば少女と同じ格好で座り、少女と共に蟻の行列を見つめながら、尋ねる。】

…おいしいのかい?…って、あまり美味しそうでは無いか。
人間は、「蟻」をその様に食べるのかい?泥がついていて汚そうだけど。

【人間の習慣を全て把握していない女は、純粋な疑問として少女に尋ねた。】
【まだ知らないのだから、しょうがない。】
523 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 21:23:45.73 ID:BaapBLV3o
>>522
【わざわざ近くに来てくれてまで質問をしてくれた女性に対し、少女はと言えば】

――エゥ……

【なんだか不満そうに、まるで空腹を感じて機嫌が斜めな子供のように右手の人差し指を前歯で銜え】
【質問にはこれまた一切の無視、もはやロールを成立させようと言うのを妨害するかのように相手を気にしておらず】
【右手をまたもや蟻の行列へと伸ばしていき、今度は二、三匹摘まみ上げると】

――……ゥ?

【―――相手に差し出した、蟻を】

【そうしている間にも左手も動いており、蟻をこれまた数匹摘まみ上げると、今度はしっかりと味わおうとしているらしく】
【相手が蟻を受け取る受け取らない関係無しに、左手で摘まんだ蟻たちを口へと放り込もうとするのであった】
【垣間見える歯は黄色く、随分と固くなった歯石やら歯垢やらが詰まっており、とても清潔感に欠けているのは明白】
【wikiには風呂に入ったと記入してあるが、それはそれなりに前の記録であり、既に汗臭さや泥臭さはかなりのもの】
【見た目的にはうら若き少女であるというのに、こう、女性的には完全にアウトなレベルにまで不清潔であるのであった】

【ともかく、生ゴミの様に臭い吐息の少女は、相手へと蟻を差し出したのだ、そのガリガリの細い腕で】
524 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 21:29:31.62 ID:+yH3NVpAO
>>521
珍しいモノの買い取りをしているじゃないか

【能力者の遭遇率が高い公園という場所を散歩していた黒髪の女が近寄りそう話しかける。】

【黒を貴重とした服装で尚且つ動ける格好をし、】
更に背中に自衛用と思われる棒を背負う彼女は】
【少なくとも闘える人間というのが分かるだろう。】

一ついくらで買い取ってくれるんだ?
喧嘩でいいなら売ってもいいのだが……

【本当は意図してはいないがある意味喧嘩を売るような台詞を吐く。】
【実際、本人は暇つぶしが出来て尚且つ金まで手に入ると本気で思っているのだが……】
525 :【雨剣之森】 [sage]:2011/05/31(火) 21:39:18.24 ID:F4j9uFyZ0
>>524

「あ、ケンカ売ってくれるの!?」

【やっと現れた客らしき人物に目を輝かせる】
【実は青年はかれこれ2時間はその場所で読書をしていたらしい】

「いくら……うーん、そうだな――これくらいかな」

【青年は今の自分の全財産を差し出した】
【その金額は――120円】

「で、売ってくれるの?どうなの?」

【青年はベンチから立ちあがってストレッチをし始めた】
526 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 21:49:14.84 ID:+yH3NVpAO
>>525
…………。
タダでいいよ……

【頭を抑えポツリとそう呟いた。はじめは本当に貰う気ではいたのだが】
【年上であろう青年の全財産120円に対し、自分の財布には数日ぐらいなら生活出来る金額が入っている】
【いや、青年は自宅に金を置いていたり銀行に大量の預金がある可能性もあるのだが、良心が許さない】

どうせ私も暇だしな

【そういい放った後に、背負っていた長い棒を両手にしっかりと握り締め構えた】
527 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/05/31(火) 21:53:16.82 ID:XGTxNQHF0
>>523

【少女がそんな感じで唸っているのに不思議そうな瞳を向ける。】

【そして、蟻を差し出された。】
【これには、少し驚く女。】

いや、いいよ。

【やんわりと拒否。】
【なぜか、というかあまり綺麗そうでもおいしそうでもなかったので、一応返事をしておいた。】


(…この子は…人間界でどういう…地位なのだろうか…。)

【そう思った女。少女は、女が今まで出会った誰よりも清潔ではなく、誰よりもやせこけているのだから。】

…君。お父さんとお母さんはいるのかい?

【何となくそう思った女は、尋ねてみた。】

/あがが、ごめんなさい遅れました…。
528 :【雨剣之森】 [sage]:2011/05/31(火) 21:58:44.55 ID:F4j9uFyZ0
>>526

「そうか……じゃあやろうか、ケンカ」

【青年がそう言い放った瞬間、公園の景色がゆらゆらと揺らいでいく】
【それと同時に何か別の景色が段々ハッキリと見えてくる】

「さあ……【雨剣之森】へようこそ」

【次の瞬間、そこは雨がシトシトと降っている森の中となっていた】
【青年は女性からゆっくりと距離を取って10メートルほど離れた所で立ち止まる】

「ちなみに言っておくが…殺しはなしだ」

【青年の雰囲気が変わり、顔がさっきとは一変して真剣な顔になる】

【青年が両手を前に伸ばした】
【すると一瞬の間にその両手に剣が握られていた】
529 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 22:01:35.91 ID:Wb10Lk7IO
>>519後一回だけ募集します
530 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 22:10:44.43 ID:+yH3NVpAO
>>528
おおっ、凄いな! 本当に森みたいじゃないか

【地面を足で踏み慣らすように確認し、足場の様子を確かめ、】
【戦うのに鬱陶しい地形では無い、それどころか周囲に害を為さずに済む。】
【そして両ポケットにそれぞれ一本づつ入った能力発動具である柄はまだ使う必要は無いな。】
【そんな事を考えながら両手に握った武器を天に向け、能力を発動】

OK。喧嘩が殺しの隠語で無くて安心した。自己満足だが刃は潰しておくよ

【棒の先からクリアホワイトの粒子が円形に広がる。】

準備OKだ

【展開したそれが傘と酷似しているのは簡単に分かるだろう……】

531 :【鬼神断槍】全長3m穂先1m総重量20kgの大身槍【鬼断】を操る無能力者な武芸者 [saga ]:2011/05/31(火) 22:13:26.23 ID:oArxBr7u0
帝国からはなれた人がいないが故に静かで広い場所。

公園というには整備がなされておらず、いわば空地と言った方がいいだろう。
そんな辺鄙な場所で一人槍をふるい続ける男。
月の輝きをモロに享受するかのような禿頭。いやスキンヘッド。ハゲではない。金柑頭ではない。
原城慎吾の名誉のために言っておく。

「――――フッ!フッ!フッ!」

その突きの数既に4ケタ。ただの槍でもそこまで振るうのには困難。
そう只の槍ではない。大身槍と呼ばれる巨大な槍。
全長3m、穂先1m、総重量20kgと人が振るうのに困難な槍を軽々振るっている。

一日中槍を振るう。寝食惜しんでまで振るう槍。
その穂先で剣帝を打倒し、剣聖を貫き、剣魔を屠るその時を手繰り寄せるかのように。

だから女には気付かない。
そしていつの間にか5ケタ。ついに男は槍と一体化する。五感がさえるというのは正しくこの状態。

532 :【鬼神断槍】全長3m穂先1m総重量20kgの大身槍【鬼断】を操る無能力者な武芸者 [saga ]:2011/05/31(火) 22:14:03.45 ID:oArxBr7u0
>>531>>519へのものです。
533 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 22:14:41.98 ID:0H2T22x60
ふぅむ……退屈だな

【一人の男が街中を歩いている】
【その男は190cmを超える長身の男性だが、それ以上に特徴的な体をしていた】

【まず腕。アロハシャツの袖から見える腕は女性のウエストよりも太い】
【そして足。太股、脹脛ともに丸太のように太く、膝の関節のところで綺麗に括れている】
【そして上半身は巨大すぎる胸筋のため、アロハシャツと腹部の間には空間ができている】

【その男は何か退屈をしのげることがないか街中をフラフラと歩きまわっている】
【夕食も終わり、寝るにはまだ早いこの時間に、誰か彼を引き留めるだろうか……】

/なんでも来い!
534 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/05/31(火) 22:18:57.17 ID:B+a4rrBIO
>>533
…うっわ何ですかあれ 見た目えげつないです
世間様は本当に怖いです
【道の真ん中を熊に乗りながら進んでいる少女】
【街中を自らの物ように人をどけながら進んでいた】

まぁ関わりたくはないタイプですね
ほれ道の端に…?
【あまり好まない外見らしく熊を端によせようとしたが】
【熊はむしろその男のいる方向にゆっくりと歩いていった】
535 :【雨剣之森】結界発動 2/7 [sage]:2011/05/31(火) 22:20:57.04 ID:F4j9uFyZ0
>>530

「森みたいっていうかまあ森だからな」

【青年は女性の展開した奇妙な物を眺める】

「傘か…それで闘えるのか疑問だな」
「俺は自分の刃を潰すといった器用なことはできない」
「だから攻撃は全て死なない所を狙うようにするよ」

【突如、青年の目の前に十数本の剣が降ってきて地面に突き刺さった】
【青年は剣を次々に女性の手足に向かって投げまくる】
536 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 22:25:49.02 ID:Wb10Lk7IO
>>531

「―――――――――――」

【ザリッ】
【女の歩みが止まる。一気に辺りに緊張が走った。】
【そろりそろり、緩慢な動作で、しかしどこか油断なくゆっくりと大剣の柄に手を伸ばす。】
【見にくい右目で周囲を見回した。…どこだ…】

「……」

【どうも、と、女は思う。昨昨晩の襲撃。】
【油断して不意打ちされたあのときから過敏なほど辺りに気を配っていた。】
【規則的な呼吸と空気を切るオトは確かに女の耳に入った。】
【それが自分を狙う凶刃になるかどうか分からない。ゆえに、】
【彼女は柄を握る手に力を込めていた。】

「……」

【音の方にゆっくりと進む。そろそろと距離が縮まる。】
【それに比例して、女の緊張も高まって行った。しかし、】
【「嫌な」緊張はそこで終わる。人の気配の源を見つけた。】
【一的には相手から見て左だ。女は柄の手を離した。】
【「うまいもんだな…」純粋にそんなことを思いながら、槍使いを見る】
537 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 22:26:18.47 ID:0H2T22x60
>>534
今晩のワインはそれなりに美味かったが少々物足りない…ん?

【独り言をブツブツと呟きながら歩いていると、後ろで何かが近づいてくるのに気が付く】
【後ろを振り向くと熊に乗った少女が居るのを確認する】

街中で熊…?そしてその上に少女とはどういうことだ?
非常に興味深いな、話でもしてみようか…

【男は熊に乗った少女に向かって歩いてくる】
【夜で風も冷たいがに、あんなのに近づかれたら暑苦しくなるだろう】
538 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 22:32:39.13 ID:+yH3NVpAO
>>535
雨で体力を奪われるのは嫌でね。

ただそうも言ってられないがッ!

【屈みながら勢い良く傘と化している己の武器を目の前に振り下ろし】
【展開されている粒子の盾で剣を防ぐ。】
割と堅いよ、コレ

(だがこのまま防いで手が痺れのは勘弁だ)

【ならば攻める。展開した盾で降り注ぐ剣の雨を防ぎながら、接近】
【更に余裕が有れば。特に変わった攻撃が無ければ走る勢いでソレをぶつけ、青年の大勢を崩そうとする】
539 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/05/31(火) 22:34:21.78 ID:B+a4rrBIO
>>537
いや…熊に乗った少女と普通話たがるでしょうか
むしろ普通にどくのでは? なら…進むですよ!
【熊は待ってましたかのように早足で歩き出して…男性の前で止まった】
【少女の表情はそこでいっきに暗くなった】

…こんばんはです
【まるで最悪の出来事でもあったかのように】
【すごく低い声が男への第一声だった】
540 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 22:42:26.37 ID:0H2T22x60
>>539
こんばんは、あまり元気がないようだが…?

【少女に挨拶を返すと期限がないことに疑問を持つ】
【しかしまだ自分のせいだとは全く気付いていないようだ】

一つ訪ねたいのだが、なぜこんな街中で熊に乗っているんだ?
熊は移動用に使うものでもないし、非常に危険だと思うのだが…

【先ほどから気になっていたことを尋ねてみる】
【あわよくば熊と力比べしてみたいなんて考えてもいる】
541 :【雨剣之森】結界発動 3/7 [sage]:2011/05/31(火) 22:42:44.12 ID:F4j9uFyZ0
>>538

「見た目より頑丈だな…それ」
「けどそれ…視界が不良になるだろう」

【相手が接近してくるのを見て、自分の目の前の地面に剣を2本突き刺し、両手にも剣を構える】
【そしてタイミングを合わして2本の剣を足場にして相手を飛び越す】

「これならどうだ!」

【空中で体をひねって両手の剣を相手の足に向かって投げた】
542 :【霊銃弾骸】ロボ幽霊@wiki [sage saga]:2011/05/31(火) 22:43:37.44 ID:Y58g/49co

【夜半の繁華街、遅い目覚めを迎えた街の鼓動、橋の欄干に座る、一人の女】
【白く長い、超俗的な雰囲気を醸し出す髪を湿気混じりの風に靡かせ、見据える先は往来する人々の隙間、石畳と、“彼ら”】
【陽光の代わりにと、こぞって街路を照らし出すネオンの光を浴びて、“幽かに輝く半透明の体躯”が小さく揺れた】


「あー……腹へった」

【「通りゃんせ、通りゃんせ」と、人々は彼らを囃し立て、社や冥府へと誘うけれど、そうは問屋が下ろさない】
【未練も無ければ怨念も無い、それでも現世に留まり続け、ただ浪費する毎日、無限の時間】

【視界を、橋を横切っていく、同じく“半透明”の往来。皆が皆、意思を持たぬと言わんばかりに、機械的な意思を持って】
【“本来の往来”に紛れ、行く先は一つ――ただ、彼岸。女とは対照的なそれらを眺めて、女はそっと、苦味を含めた笑みを湛えた】


【要するに橋を渡る幽霊達を、欄干の上から見下ろすこれまた幽霊の女が居る訳で―――】
【もしこの場に彼女が見える者が居るとすれば―――同じように、往来に紛れて橋の上を往く、彼らの姿が見える筈だ】


/寝落ちか尻切れがありそうな感じですが
543 :【鬼神断槍】全長3m穂先1m総重量20kgの大身槍【鬼断】を操る無能力者な武芸者 [saga ]:2011/05/31(火) 22:52:11.17 ID:oArxBr7u0
>>536
槍を振るう回数が5ケタに到達したころ、槍との一体化を果たしそのまま無我の境地で振るい続ける。
毎日の鍛錬である。0が4つある段階でやりすぎだと思う者は多い。
だが、男はそれで足りるのかと、常々自問自答していた。つまるところこれではまだ足りない。
そんなことを思っていると一人の女が見えた。どうやら剣士のようだ。
面白い。今の自分がどこまで剣士を屠り貫き打倒できるか。試してみよう。
ここで死んでしまうのであればそこまでである。今までのものすべて無意味。
武芸者は常在戦場という心構えで当然なのだ。ならば、今がその時。

「―――……お前ェ、剣士だな」

無表情で、槍を握り相手の方へと振り向き。

「俺とお手合わせ願おうか。今の俺がどこまでいけるか。試させてもらうぞ」

結局これである。つまり武芸者という生き物は自身の強さと相手の強さを死合いや試合によって測りたがるものなのだ。
距離を随分と取った。かれこれ10mほどはある。
544 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/05/31(火) 22:56:12.83 ID:B+a4rrBIO
>>540
別に気にされるほどでもないのですよ…
【暑苦しいなーなどと思いながら】
【ハッキリ言うのもなんなので適当に返した】

あぁそれなら心配ないですよ
熊は私のペットですから 人を襲う事はないです
【「伏せ」と言うと熊はその場に伏せる】
【その光景で従順なのは分かるであろう】
545 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 22:57:07.67 ID:+yH3NVpAO
>>541
【相手が己を飛び越えるのは確認。しかし予想以上に攻撃が早い】

――ッ!

【地面に突き刺さった剣を足掛かりにし、相手の方を向きながら右に倒れ込むように横っ飛び】
【しかし、若干遅かった。左足の太ももを軽く切り、元から黒いズボンをじんわりと更に黒く染める】

趣向を変えたらご覧の有り様だよ!

【しかし遠距離攻撃があるのは相手だけで無い。倒れたまま得物を片手持ちし、右ポケット内で粒子のクナイを生成】
【柄から切り離し、右手で掴んだそれを相手の着地する右足を目掛けて投げる】
546 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 23:03:03.42 ID:0H2T22x60
>>544
ふむぅ、そうか

【いまだに疑問に思っているようだが、気にしなくていいと言っているのだから問題ないだろう】

ペットで熊か……変わった子供だな
しかしよく懐いている、命令にもよく従うな

【感心しながら熊を見つめていると、男はふと思いついたかのように少女に顔を向ける】

と、いうことは命令さえすれば襲わせることも可能なのか?
今この場で私に襲わせるようなことだってできるのだろうか?

【何やら危ないことを言い始める男。外見も相当なのに中身もこれだと救いようがない】
547 :【真双戒剣】 [sage]:2011/05/31(火) 23:08:42.11 ID:Wb10Lk7IO
>>543

【しかし随分と長い槍だ。真横から見ているため、】
【その大きさと長さがよく分かる。2m以上はあるんじゃなかろうか。】
【相手の振る様子は実に手馴れており、今までいかに、】
【槍を扱ってきたかがわかる。】

「…そうだけど…」

【「剣客か」という問いに対しては当然肯定で返す。】
【そもそも背の得物は飾りでは無い。相手が槍と一心同体であるように、】
【こちらも剣と一日中一緒だ。】

「……は?…私と?」

【「ちょっと待った」と言おうとしたが、しかしその言葉は、】
【喉元まででかかかって再び押し戻される。相手の「目」を見たら、】
【その理由が分かった。なるほど戦士のそれである。】

「……ふーん…槍か…」

【ゆっくりと大剣を抜き去り、刃を上にして肩に担いだ。】
【何気ない女のこの動作はしかし「構え」であり、】
【どこにも隙がないことがわかる。】
548 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/05/31(火) 23:10:23.93 ID:B+a4rrBIO
>>546
まぁそれが能力ですからね
他にも色々と出来ますが
【熊の伏せをやめさせると今度はお座りをさせる】
【少女は熊の首辺りに乗っているので落ちる事はない】

…まぁ出来なくもないですけど
何でそんなこと聞くんですか?
【ちなみに熊の種類は灰色熊】
【いわゆるグリズリーである】
549 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/05/31(火) 23:13:08.15 ID:F2Yalcy10
>>542
【ネオン煌く街中で、青年は異質なものを見ることになった】
【いや、彼にとっては異質でもなんでもないのだが、この街中には異質だと言えるだろう】

「んっ!…いや、あれは」

【最初は、普通に危ないから目に付いただけだった しかし、よく見て…いや、感じて見れば】
【周りに存在する『それら』と同じようなものだとわかった 感じた、と言うべきか】

「よう、なんか未練でもあったか?」

【傍から見れば、誰もいない場所に話しかけている事になるのだろうか】
【それでもまぁ、大して人が多い時間でもないので別に気にする事もないだろう】


/お願いします!
/って幽霊扱いでよかったのでしょうか・・・!
550 :【雨剣之森】結界発動 3/7 [sage]:2011/05/31(火) 23:14:14.68 ID:F4j9uFyZ0
>>545

「ちっ!迎撃間に合うか…!?」

【クナイの飛んでくるであろう軌道とタイミングを予想してその場所に剣を降らせて迎撃を試みる】
【しかしクナイの方が速く、クナイは自分の右足に突き刺さる】

(くそっ……こうなったら距離を一気に詰めて接近戦で決める!)

【再び両手に剣を持ち、だらりと剣を下に下げながら右足を引きずるようにしてゆっくりと近づいていく】
【相手を退路を断つかのように相手の後ろに柵のように半円状に剣を降らして地面に刺す】
551 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 23:25:25.86 ID:0H2T22x60
>>548
動物を操る能力か…?いや、そんなことはどうでも良いか

【能力について少し考えてみたが、すぐにどうでも良いと考えるのをやめた】

どうしてかって言われれば……そうだな
自分の力は野生の力に通じるのか、ってところだろう

【男は拳を握り、ギチギチと音を立てている】
552 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 23:26:12.75 ID:+yH3NVpAO
>>550
【クナイを投げ終わった直後に、左手で掴んだ得物を杖代わりにし立ち上がる】

(バランスを崩させて追撃と思ったが……)

【想像以上の効果を上げたそれを見て内心喜びながら、左足が使えるか確認】
【ズキリと痛むそれは走るには頼り無く、その場で相手を待ち構える事に決め込む】
接近してくれるのは助かる。私が得意とするのは接近戦でなッ! 

【両手で握り直した長柄をブン、と相手に向けて振る】
【その形を傘から比較的刃の長い薙刀へと変えて。】
553 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/05/31(火) 23:35:38.21 ID:B+a4rrBIO
>>551
…まぁ見た目で多少予想は出来たですけど
普通考えつかないですよ…
【少女は熊から降りる】
【そして熊の耳元でゴニョゴニョ呟いた】

それじゃあいつでもいけます
この子にはもう言っておきましたから
【熊は男の顔を睨みつける】
【その体、重さともに男よりも一回り大きいであろう】
【その怪物にどう立ち向かうのか…】
【その雰囲気を感じてかギャラリーも集まって来たようだ】
554 :【鬼神断槍】全長3m穂先1m総重量20kgの大身槍【鬼断】を操る無能力者な武芸者 [saga ]:2011/05/31(火) 23:36:05.13 ID:oArxBr7u0
>>547
隙のない構え。見るからに熟練した剣士のそれ。
相手に不足なし。これは出し惜しみは出来ない。

徐に槍を長く握る。金剛三法を、自身の奥義を出すことを考える。いや、今はその時ではない。
槍の利点とは相手の範囲外から攻撃できることである。
槍の基本戦術とは突くことではなく、薙ぎ払う事である。

そして出すのを見送った金剛三法を構成するのは左右の薙ぎ払い・直線的で強烈な突きである。
これだけ見ればすごくシンプルでひねりが無いように見える。
だが、これらは極めれば秘奥である。何と言う事は無い秘奥である。
最強のワンパターンであるが、拳銃や能力と言った飛び道具の攻撃を除いた全てに対応できる。

距離は10m。後の先を狙うのか。さては、先の先を狙うのか。
勿論取るのは後者。槍は攻めてナンボの武器である。圧倒的で、絶え間ない攻撃を行うことによって
相手のペースを奪い、果ては相手の命を屠る武器なのだ。


―――――行くぜ?


五感が冴えわたる。槍が自身そのものになったような感覚だ。
ニンゲンを止めかけた身体能力を以て、西洋のファランクスが如くに突撃する。
一気に距離を詰める。槍の射程範囲にはまだ遠い。3m範囲にはまだ遠い。

もし相手が突撃するのであれば槍を中段を狙い右に振るうであろう。
相手が何も起こさないのであれば距離が詰まるだけである。槍が届く範囲まで。剣が届かぬ範囲まで。
555 :【雨剣之森】結界発動 5/7 [sage]:2011/05/31(火) 23:38:22.80 ID:F4j9uFyZ0
>>552

「接近戦が得意…か」
「じゃあ勝負してみようか…果たして俺の『舞森五月雨流』に勝てるか…?」

【そのまま接近していき、敵の間合いのギリギリの位置で一度立ち止まる】
【そして左手の剣を逆手に持ち替えて、右手の剣の切っ先を相手にまっすぐ向けながら再び接近していく】
【おそらく既に敵の間合いに入っただろう】

「来いよ……先手はやる」
556 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/05/31(火) 23:43:13.94 ID:0H2T22x60
>>553
ありがたい、今度夕食でもご馳走しよう

【感謝の礼をすると、男は大きく息を吸い、両腕を広げた。そして次の瞬間――――】
【瞬時に腕を振り下ろしたかと思うと、凄まじい破裂音と共に下着以外の服が破け去った】
【そこには人の限界を超えた逆三角形の肉体の男が居た】
【全身締まりきった筋肉で、身体には脂肪のしの字もついていない】

さて、どこからでも来るがいい
『純粋な力』で、君を屠り去ってあげよう

【そういうと両腕を大きく広げ構える】
【その構えは、野生のけものを連想させるような構えだ】

557 :【流麗毘装】 [sage]:2011/05/31(火) 23:48:31.75 ID:+yH3NVpAO
>>555
どーも。ただ私が

【一呼吸置いた後に、左手を薙刀と化した己の武器の石突きに当て】

まともに勝負したら負けるのは目に見えている!

【行ったのは投擲】

【距離的には突くのとは変わらないが奇をてらうのは他の武器を扱う人間より技術が劣っているから。】
【勝つためには策を練る必要があるからこその行動である】
558 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/05/31(火) 23:53:25.81 ID:B+a4rrBIO
>>556
それはありがたいですね
んじゃ死なない事を祈ってるですよ
【少女もギャラリーの最前列へと紛れ込む】

グルル…
【男の言葉に唸り声で答える熊】
【その言葉通り先手を貰うと】
【防御されていない身体に向かって突進する】
【その速さはいわゆる超人と呼ばれる人間並のスピード】
【常人ならそれこそ吹き飛ばされて建物に叩きつけられるほどの威力である】
559 :【雨剣之森】結界発動 5/7 [sage]:2011/06/01(水) 00:04:08.46 ID:CdcUVaQV0
>>557

「おっと!奇を突くのはいいが…!!」

【まっすぐ構えていた右手の剣を投擲された薙刀の側面に当てる】

「奇策は時には自滅行為になるぞ!」

【そのまま右に剣を振り払い、薙刀の軌道を右に逸らした】
【そしてそのまま一気に接近】

『時雨』

【自身の左足を軸にして独楽のように高速回転】
【逆手に持った左手の剣で相手の右肩に高速3連斬を放つ】
560 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 00:06:59.42 ID:dEKi3K1IO
>>554

【しかし、と考える。あの長さは厄介だ。間合いにこちらが入ることができそうにない。】
【そうなれば結果は見えている。何もできずに刀を取り落とすことになるだろう。】
【さて距離は10m。一般にこの距離は「中」距離だ。】
【準備期間は十分にある―――――――と考えるのは素人だ。】
【あの槍は見るからに重量がある。「長さ」は「重さ」】
【それを自在に操るというとこは…】

「―――――――――――チッ…化け物が…」

【やはり。】
【二回瞬きをした瞬間、もう相手は目の前にいた。】
【予想したいたとしても対応し損ねていた。】
【早い。しかも相手の槍の鋭い先端がガッチリと自分の方を向いている。】

「……っ!」

【女は体を素早く右に捌いた。槍の「正面」の射程から逃れる。】
【そしてすぐさま走り出し、こちらの間合いまで相手との距離を詰めようとした。】




(すいません遅れました…)
561 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 00:08:06.10 ID:MjLFo0P+0
>>558

【ギャラリーのある男はこの話をのちに何人もの人に話すことになる】

グリズリーなんて人間より二回り大きい動物の突進なんか食らったら吹っ飛んで死んじまう
そんな風に考えるのが常識でしょ?どんなに筋肉があろうと

でも、あの男は違ったんだよ
――――――止めたんだ、グリズリーの突進を

【男は懐に突進してきた熊の突進を、自分の『純粋な力』で受け止めたのだ】
【コンクリートをたやすく破壊する力を持つ彼でも、突進を止めるのは相当の力が必要だろう】

【そしてギャラリーの男は続いてこう語った】

そんでさ、これだけで十分人の域を超えちまってんのに、さらにすげぇことをするんだ

持ち上げたんだよ、300kgもあるグリズリーを
俺はあの時「あいつは化物のたぐいだ」って思っちまったよ

【男は全身に力を籠め、巨大なグリズリーの体を持ち上げる】
【全身から血管が浮き出て、筋肉は岩のように盛り上がっている】
【そのまま熊を地面に投げつけ叩きつけようとする】
562 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/06/01(水) 00:14:52.87 ID:TxfoXGLIO
>>561
ガウッ!?
【受け止められる事も予想していなかったが】
【その後の持ち上げられるという行為はもってのほか】
【生まれて初めて体験する行為だった】
【そんな状態ので出来るのは幼稚なもがくという行為】
【それが意味をなすはずもなくそのまま地面に叩きつけられる】

グ…ガァッ…
【熊は痛そうに唸るものの】
【外傷らしき外傷は一切なく】
【少し動きは遅いもののゆっくりとその身体を起こすと】
【男の力を警戒して距離をとった】
563 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/01(水) 00:22:57.38 ID:zkMyZq7AO
>>559
[ピーーー]気満々だろッ!

【元々ポケットから取り出す予定だった武器だが相手が喧嘩に馴れていた】
【足をたたみ、自由落下と共に地面に両手それぞれに掴んだそれから刃を伸ばし、】
【防ごうとするも一撃目が。そして回転という動作はまだ続くのが目に入る。】
【順手であれば防ぐのは容易いが生憎相手は逆手、力を込めやすい握りであり、】
【防ぐのはそう容易い物では無い。左手の柄から伸びた刃で去なすも軽く更に二撃】
OK、OK。私の負けだ!

【背後に逃げられない以上このまま戦う必要があるが、相手は多分己より身体能力が上、】
【その上五体満足となるとこれ以上粘るのは得策では無い。】

/切り上げでは無く、裂くように切り下げで合ってる……よね?
564 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 00:24:55.91 ID:0MjS1Ciyo
>>527
――……?

【首をこくりっと傾げてみせ、相手が受け取らないのを不可思議そうに見つめながら右手の蟻も口へと入れ】
【前歯で噛み千切ったり奥歯で擂り潰したりしながら咀嚼し、黒色の肢体から滲み出る体液も”味”として受け入れ】
【受け入れるが……やはり、味はどうもイマイチらしく、首を捻って不服そうに眉間にしわを寄せるのであった】

【そして、相手からまたもや繰り出される質問に対しては、残念ながら通例通り】

――……ァ?

【ぽかんと口を開けて疑問符を頭の上にぽんっと浮かびだしそうな表情で声を一つ漏らし、相手の返事を待つ少女】
【意味がわからないのか、それとも言葉が言語が理解出来ないのか……それは定かではないが、ドが付く無知であるのは明白であり】
【ここまで来るとある種の人並みを脱しているとさえも思える言動、いや、正確には”言”も今のところ一度も発していないのではあるが】

【加えて、この少女、先程からの一連の行動を見ての通り、かなりのマイペースと言うか他者の存在をかなり気にしない性格】
【今こそ相手に疑問を感じたからこそ興味を向けはしたが、この気分屋で気変わりの激しい野良猫みたいな少女がいつ飽きるかわからない】
【一度飽きてしまったならば、きっとまた蟻を食べる作業に戻るのもこれまた明白、更にそれがこの少女の”設定”の謎を呼ぶ原因となるのだ】
565 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 00:26:29.38 ID:0MjS1Ciyo
>>527
/遅れてしまって申し訳ないです!
/返してくれる時に返してくれていいですよっ
/それから、時間も時間ですし、もしかしたらそちらのお返事が明日以降になるやもしれませんし
/ですので、そちらでいつ〆るとか凍結にするとか決めてくださって大丈夫です!
/私は今日は1時くらいまでは起きていますので、それ以降にレスをくれてもお返事は明日になると思いますゆえ
566 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 00:27:18.37 ID:MjLFo0P+0
>>562
熊に叩きつけられる人間なんて何人もいるが、叩きつける人間なんてこいつぐらいだろうよ
熊のほうも相当驚いただろうよ、何せ自分の巨体を持ち上げる奴なんて居るわけなかったんだから

【熊が距離を取り始めると男は奇妙な体制を取り始める】

いや、今見てもあの体制は奇妙だったね
突然地面に両手両足を着いたんだ、低姿勢でね
その低姿勢が半端なくてさ、地面とすれすれだったよ

【男の姿勢は短距離走のクラウチングスタート、相撲の立ち合いよりもさらに低い姿勢を取った】
【その姿勢はまさに獣が相手に狙いを定めて襲い掛かる姿勢にそっくりだった】

あの姿勢を取った時私は――――いや、試合を見ていた人全員が何をするかわかったね
だって、あの体制じゃそれしかできないんだもの

【突進――――男は絶対に突進してくるということが分かっていた】
【あの姿勢から横に跳んだり、動き回ったりすることはできないからだ】

その姿勢を取ってから少し後に、あいつは弾丸になっちまったよ
あ、弾丸ってよりは、砲弾とかミサイルのほうがあってるかもなぁ

【男は低姿勢で突進を繰り出した】
【下半身の筋肉をフルに使い、地面を蹴り上げ、熊に突っ込んでいく】
567 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 00:30:22.70 ID:VtO7MOtw0
【公園の一角】
【赤提灯を提げる屋台が一軒】
【その中では、エプロン姿の少女がトマトスープの仕込みをしていた】

「ま、きょーは客がこねーところで仕込みがやりたかったかんなー」

【具材を切り分け、さっと炒めてから水を足してコンソメ入れて、煮込んでいる】
【時折味見をしているが、中々美味しいらしい】

/さあ、こんな時間に絡み待ち
568 :【雨剣之森】結界発動 7/7 [sage]:2011/06/01(水) 00:35:41.27 ID:CdcUVaQV0
>>563

「っと…終了だな」

【剣を寸止めして、戦闘終了の意味合いを表して地面に剣を落とす】
【直後、周りの景色が再び揺らぎ始め、元の深夜の公園へと戻った】

「どの道、時間切れだったな……実は俺のあの森の結界はそう長い間維持できなかったりする」
「ふぅ……悪い悪い、最後はちょっと熱くなって危険だったな」
「それにしてもいいケンカ買えたよ、ありがとう」

【ベンチに座り、あらかじめ用意しておいた包帯を負傷した右足に巻き始める】
569 :【雨剣之森】結界発動 7/7 [sage]:2011/06/01(水) 00:36:43.61 ID:CdcUVaQV0
>>568
/付け忘れ、あってます
/それと自分結界発動レス数、カウント間違え過ぎ笑えない
570 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/06/01(水) 00:37:56.26 ID:TxfoXGLIO
【奇妙な姿勢からの突進】
【飼われた熊だからだろうか熊は突進することを分かっていた】
【それでもその場所を動かなかった】
【そして両者は激突する】
【熊はその砲弾のような攻撃にダメージをくらい大きく吠えるも】
【その場所から動くことはなかった】

グ…オオオオオオオオオオオオ!!!!
【そして熊はもう一度大きく叫ぶと】
【その血走った眼で相手の太い腕目掛けて】
【食らいつこうとした】
571 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/06/01(水) 00:38:32.75 ID:TxfoXGLIO
>>570
>>566宛です!
572 :【鬼神断槍】全長3m穂先1m総重量20kgの大身槍【鬼断】を操る無能力者な武芸者 [saga ]:2011/06/01(水) 00:39:22.38 ID:K9HaE20Z0
>>560
相手は攻撃せず、ただ右に体を捌き、槍の正面を回避した。
それでは―――だめだ。槍の恐ろしさを思い知ることになる。
槍にすべてをささげた悪鬼の恐ろしさの一端に触れることになる。


―――良い動きだ。では、始めるぜ?



               金   剛   三   法  



               第     一     法


              ア  ギョウ   ウ   セン                
               阿   形   右   旋             



男は相手が接近し距離を詰めるのを肌で感じ取り、即座に奥義を繰り出す。
槍の穂先を円を描くように右旋回させる。棒部分に命中したとしても構わない。
男の身体能力は人を辞める一歩手前。それから繰り出される速さと威力は半端ない。
クリーンヒットするならば骨は砕けるだろう。そうでなくても吹き飛ばされるだろう。
命中した部分が穂先ならば言うまでもない。勢いよく肉を切り裂き、相手を確実に屠りに行く。
何せ20kgの重量が勢いよく襲い掛かったのだから。

この金剛三法が一つ。奥義とは名ばかりだが、その質は本物。単純なものが故に恐ろしく。
奥義へと昇華させた男の神髄、今ここに。奇を衒った技は不要。あるのは基本にして奥義。
回避したとしても命中したとしても第一法とは逆方向の第二法・吽形左旋が襲い掛かるであろう。
573 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/01(水) 00:48:43.39 ID:zkMyZq7AO
>>568
どーも。しっかし私も弱いな。もう少しは善戦出来ると思ったが……

【足を奪われたのが大きな敗因かと再確認しながら、投擲した武器を拾う為に一歩。】
【声を噛み殺しもう一歩と歩き左手で長柄を背負い直す】

(肩の傷口は手で押さえいれば帰宅まで、それからも保つな……)

ああ、それとまた喧嘩を売りにくるよ。そして次は勝つさ!

【そう言い放った後、ふらふらと何処かへ歩き出した】

/寝落ちの危険性有りの為、切りますぜ
/乙&ありがとー!
574 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 00:52:07.53 ID:MjLFo0P+0
>>570
突進が命中した後、熊はあいつの腕に噛みついてきやがったんだ
確かに奴は噛まれたよ。だが、俺は噛まれた瞬間を瞬きせずに見ていたが、半端じゃないぜ

噛まれる二の腕の部分にだけ力を入れて太く硬化させたんだよ
普通なら噛み千切られてる所を、人間離れした筋肉で噛ませるだけにするなんて、考えらんねぇな

【男は噛まれた時の威力を軽減したが、それでも野生の力、半端ではないのかかなり必死そうだ】
【噛まれて苦しそうな表情から、突然笑みが浮かんでくる】

噛まれて痛いはずなのに、そいつったら突然笑みを浮かべ始めやがったんだ
最初は絶望的状況に笑うしかないのかと思ったけど、あいつはまた奇妙なことをしやがった

【男は大きく口を広げ、腕に噛みついている熊の首に顔を近づけ始めた】

俺はこの時、奴のやることが全てわかっちまった
こいつの筋肉は腕や足、胸とか腹だけが強靭なわけじゃないんだよ
全身の筋肉が強靭。つまり―――――

咀嚼筋もハンパじゃねえってことなんだ

まさかと思うだろ?でもこいつはやるんだ
        バイティング
グリズリー相手に噛みつきで勝利しようとしやがるんだよ
これはもう、野獣同士の戦いだったな

【男は熊の首元目がけて思いっきり噛みつこうとする】
575 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/01(水) 00:55:05.00 ID:CdcUVaQV0
>>573

「ああ、また買ってやるぜ、今度は150円ぐらい用意しとくわ」

【ふらふらと去っていく女性をベンチに座ったまま見送る】
【女性が去ったのを確認すると、ホワイトボードを持って立ち上がる】

「もっと…もっと剣技を磨かないと…」

【青年もふらふらとどこかへ歩きだす】

/乙でした―!
/このキャラの初戦闘ロールだったのでぎこちない部分がありましたが、どうもありがとうー!
576 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/06/01(水) 01:06:10.50 ID:TxfoXGLIO
>>574
【噛んだ瞬間の違和感】
【しかし今の熊にそれを感じ取ることなど出来ず】
【ひたすらに噛み続けた】

フーッ!フーッ!
【しかしそんな熊をよそ目に男はまた奇妙な行動を取り出す】
【人間離れした咀嚼筋で首筋を噛んだではないか】
【今なんてそれこそ避ける手段すらない】
【熊の首の筋肉は噛みちぎられその傷は気道に傷を与えて】
【目の前の戦いより自らの命を優先して】
【男への噛みつきをやめるとその場に横たわった】
577 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 01:11:58.25 ID:dEKi3K1IO
>>572

【よし。女はほくそ笑んだ。この状況。】
【あと一歩踏み込めば、ガサッとやることができる。】
【重心を下げ、大剣を抱えたまま一本踏み出そうとするが、】
【そう。女は見くびっていた。「たかが槍」。間合いの広さだけが取り柄の、】
【剣とは違うタイプの武器。そう考えていた。】

「なに!?」

【翻る大槍は確かに、いや、その筋が見えるか見えないか。】
【形容するなら「神速」そして「的確」。】
【女はこうも思っていた。奇襲的に駆け出した自分に対し、】
【相手が行うことは「能力」による物だろうと。】
【警戒に警戒を重ねていた。ゆえに、】
【「基本」に忠実。槍術を扱う上で怠ることのできない、】
【限界まで「ワンパターン」な戦法に、逆に足を掬われる事になってしまった。】

「ぐっ―――――――――――!!!!!」

【単純なゆえ、その破壊力もまた強力無比。】
【女は鬼神の一撃を、なんとか大剣の峰で受けた。ズドン!!という鈍い衝撃が、】
【全身に伝わり、そして大きく弾き飛ばされる。】

「―――――――――――」

【後方には、大きな樫の木。】
【女は投げ出された身体の衝撃を殺しきれず、】
【背中から盛大に木に打ち付けられた。】
【衝撃が痛みに変わり、全身を駆け巡る。視界が暗転するように、】
【くるくると回った。それでも剣を取り落とさないのは、剣士の性だろうか。】

「うぐあっ……はぁ…」

【片膝をついてから、相手を慌てて見つめる。】
【一目で、いや、大槍を振るわれるその「瞬間」に分かった―――――――――――「今の」自分では「まだ」敵はない。】

「……無謀だったわね…」

「……降参≠諱B」

【立ち上がり、相手を見ながら言った。ダメージ的には、】
【木に打ち付けられた打撲のみ。しかし、】
【女には分かっていた。この人物と「今」戦っても万に一つも勝機はない。】
【ずっと格上…すなわち卓越した武人の気は、得物を降ったときにわかるのだ。】
578 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 01:15:39.41 ID:MjLFo0P+0
>>576
【熊が横たわるのを確認すると、男は口から熊の肉を吐き出す】

ハァ…ハァ…強かった……
お前は素晴らしい強敵だった、ありがとう

【そのまま横たわった熊に深々と礼をする】

しかし、熊の顎は危険だな…
こんなにも出血してやがる……

【右腕で傷口を抑えながらその場に座り込む】
579 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/06/01(水) 01:24:16.25 ID:TxfoXGLIO
>>578
ったく…うちの子に勝つですか
見た目以上の化け物ですねこりゃ
【ギャラリーの最前列で見ていた少女が出てくる】
【その目は驚きというよりかは呆れた感じになっており】

まぁたどちらもひどい怪我で…
とりあえずうちの子から荒療治させてもらいますよ… 「炎」!
【少女が指を鳴らすと熊の傷を覆うように炎が現れる】
【熊は大きな叫び声をあげるものの炎が収まる頃には傷は焼かれて塞がっている】

こんなやり方でいいなら
貴方のも治すですよ?
580 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 01:31:45.07 ID:MjLFo0P+0
>>579
何、君と同じ人間さ
ただちょっと強いだけだ

【あくまで同じ人間だということを主張したいらしい】

いや、こんな強敵と戦わせて貰ってそんなことまでしてもらうなんて私にはできない
この傷は帰って自分で治療するさ

【手と首を振り断る】
【実のところ、自分の身体に火傷傷が付くと見栄えが悪くなるから嫌なのだ】
581 :【鬼神断槍】全長3m穂先1m総重量20kgの大身槍【鬼断】を操る無能力者な武芸者 [saga ]:2011/06/01(水) 01:34:43.69 ID:K9HaE20Z0
>>577

第二法は虚空を切り裂き、空気を引き裂く。
本来のねらいであった女剣士は遠く遠く。
そして降伏。自身の器量を把握し負けを認める心意気や潔し。

素直に力量を把握した女に対して追撃は無い。
そんなことをしてしまえば蛮族そのもの。誇りもへったくれもない。
ただの暴力である。だから槍を片手を握り、穂先を上へ向け、相手の方へと歩み寄る。

「ふむ、お前はなかなかに強いな。だが剣魔・剣聖―――そして剣帝には遠く及ばない」
「無論俺もなのだが」

自身が強くなったとて、彼ら3人にはまだ遠く。はるかに遠く。
だからこそ彼ら3人全員を打倒したその時に―――槍が天下無双で最強の称号を得られるのだと考えている。

「俺は、剣魔・剣聖・剣帝の居る高みまで近づき、追い越す。」
「剣ではなく、この槍で。師匠の魂が刻まれたこの槍で…」

強い決意。煉獄の炎で焼いて固めた強靭な意志と信念。
これを折ることは断じてない。絶対に、そう、絶対に。

「お前も、奴らを打倒するために剣を振るうのか?だとすれば残念だ。俺が遥か先に奴らを打倒するからな」
582 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/06/01(水) 01:35:29.93 ID:TxfoXGLIO
>>580
見た目が人間超えてますけどね
新しいカテゴリでも作ったらいいレベルで
【嫌味な笑みを浮かべながら話す】

あらそうですか?
一応雑菌とかの保証はしないんで
消毒はしっかりしてくださいね
【熊の首筋を優しく撫でている】
【熊もそれに呼応して甘えるように唸る】
583 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 01:35:41.05 ID:VtO7MOtw0
>>567

/取り消します
584 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 01:44:01.48 ID:MjLFo0P+0
>>582
むぅ…どうも筋肉美が分からないらしいな
もう少し語っていてもいいが、私はここで去るとしよう

【傷口を抑えながらゆっくりと立ち上がる】

今度会うときは何か美味しい物をご馳走しよう
では、

【そのまま少女に背を向けて立ち去っていく】
585 :【火変召業】火部の付く漢字を表す事象、物を具現化し操る [sage]:2011/06/01(水) 01:48:08.87 ID:TxfoXGLIO
>>584
あんまり分かりたくもないですね
私はそこまで興味がないので
【語るという言葉に嫌そうな顔をするも】
【その後に続いた言葉に安心のため息をつく】

楽しみに待たせてもらうですよ
それではまた
【少女はゆっくりと歩く熊と歩調を合わせるように歩いて】
【郊外へと消えていった】

/絡みありがとうございました!
586 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 01:52:31.33 ID:MjLFo0P+0
>>585
/乙&ありがとうございました!
刃牙っぽい書き方は難しいなぁ
587 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 01:53:03.76 ID:dEKi3K1IO
>>581

「……」

【普通の剣士なら…そう。世の中に広く知れ渡るその三人を目標にし、】
【そして打倒を誓うだろう。地に伏せさせたらそこで「最強」が決まるのだ。】
【しかし―――――――――――】

「そんな奴ら…知らないわ…」

【女は辛そうに木に寄りかかったまま、】
【吐き捨てる様に言った。】

「……私が剣を振るのは…自分が自分で≠るためよ。」

「他人のことなんか考える余裕がないわ。」

【「不器用だからね」と自嘲気味に笑い、】
【大剣をゆっくりと肩に担ぎ、女はなおも言葉を続けた。】
【火照った体に夜風が心地よい。疲労があるが、それが浄化される様だ。】

「なんにも考えたことないわ。私は…ただがむしゃらに剣を振って来た…それだけ。」

【相手の意思はひしひしと伝わってくる。】
【女も武の人間であるため、それを感じ取ることはできた。】

「…」

「…それじゃ…もういくわね…」

【背中に剣を収めると、ミシとなんとも嫌な音とともに激痛が走った。】
【やがて、踵を返し、再び畦道を歩いて行く。】
【このまま特になにもなかったら、その姿を闇に消すだろう。】
588 :【鬼神断槍】全長3m穂先1m総重量20kgの大身槍【鬼断】を操る無能力者な武芸者 [saga ]:2011/06/01(水) 01:56:05.71 ID:K9HaE20Z0
/>>587
眠気が限界なのでここで切ってもよろしいでしょうか?
589 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 01:57:43.48 ID:dEKi3K1IO
>>588
(おっと了解!)
(乙でしたー!!)
590 :【鬼神断槍】全長3m穂先1m総重量20kgの大身槍【鬼断】を操る無能力者な武芸者 [saga ]:2011/06/01(水) 01:59:13.07 ID:K9HaE20Z0
>>589
/乙でした
591 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/06/01(水) 02:03:17.80 ID:PRaSehE8o

「……ふぁー……ねみ……」

公園のベンチにどかっと座り込み片手でコーラの缶のプルタブを開く青年。
灼熱のウルフカット、朱色の双眸は鋭く、頬に掘った紅龍の刺青―――非常に、ガラが悪い。
右耳に付けたシルバーピアスが月光を反射する中、青年はのんびりとコーラを飲みつつ。


「……今日は絡まれなかったな、珍しいもんだ」


珍しく今日はチンピラに絡まれなかった。いつもなら目付きが悪い、見た目がイカつい――そんな理由で喧嘩を吹っかけられる。
本人も身長は高く、筋肉質の巨躯の為に彼らに負ける事は無いが、かえってそれが怨恨を生み出している。
青年自身は喧騒を望んでいるわけが無く、自然体に生きている―――まぁ、よくいる見た目で損するタイプの人間なのであった。

そんな彼が今日は珍しく平和な一日を過ごせた。これは自販機でもう一本当たる確率より僅かに高いくらいの確率なのである。


/なんでもどうぞん
592 :【真双戒剣】 [sage saga]:2011/06/01(水) 02:07:44.65 ID:dEKi3K1IO
【郊外のあぜ道。】
【槍使いに圧倒的なまでの力の差を見せつけられた一人の人物は、また旅を続けていた】
【とある小さな街から旅をし、目的地を目指していたその人物は、】
【今この暗い場所に来ていた。街の光がはるか遠くに見えており、】
【ひとまずそこを目指すことになる。あの大きさなら宿もあるだろう。】

「……あーあ…帝國は…遠いわねえ…」

【煩わしげにそう呟き、紫煙をくゆらせるのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……あと二つ街を超えなくちゃ…」

「……いたたた…」

【ザリザリ】
【砂利を踏みしめながら、女は畦道を歩いて行く。】
【背中が時折ズキリズキリ、と小さく疼いた。】
593 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 02:15:06.17 ID:vqFsgv7ro
>>591

「よぉ、お前はそこで何をしてるんだ?」

深夜の公園に人影が一つ増える
その男は、赤茶色の短髪を小刻みに揺らしながら、深紅の瞳で前を見据えて歩く
視線の先には一人の青年の姿
男が放った言葉は、青年へ向けた物であった

歩みを緩めずにベンチの傍まで寄る
594 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/06/01(水) 02:23:22.89 ID:PRaSehE8o
>>593

「……見て分かれよ、コーラ飲んでるんだよ」

現れた人影を横目で見て答え、コーラを喉に通して行く。
一体自分がこの動作以外に何をしてるように見えるんだと、思いつつ。


「……お前こそ何か用か?」


近づく青年の姿を見ながら、缶を口から離して問いかける。
彼がもし自分に因縁を付ける人物なら―――とんだ災難。結局今日は平和じゃなかった事になる。
595 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 02:30:17.50 ID:vqFsgv7ro
>>594

「ふんっ、その位はいくらオレでもわかる」

鼻で笑うようにそう言うが、しかしだからと言って、この男が何を問うたのか
―――男自身が解を有していなかった
単純な思考回路で導き出された言葉に意味など無い
――熱血バカに理屈などあろうはずが無かった

「用か? 用など特には無い」

男はそこで脚を止め、両腕を組む
そして、公園の街灯を見上げるようにしながら言葉をつづけた

「夜中の鍛錬を終え、この公園に入ったらオマエがいた―――だから、声をかけた」

「それだけだ」

青年の方へと顔を戻し、笑みを浮かべながら言う
596 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/06/01(水) 02:34:07.41 ID:PRaSehE8o
>>595

「……じゃあ、聞くなって」

コーラを飲み干して、ぽいっとゴミ箱へと投擲する。
見事にアルミと鉄がぶつかる音を響かせてゴミ箱へと入る缶。


「用がないなら――――――……鍛錬か、そりゃご苦労な事で」


社交的なんだな、と付け加えて煙草をライダースジャケットから取り出して咥えた。
100円ライターで点火して、紫煙を虚空に吐き出す―――。

どうやらこの青年は絡んで来たわけでも無さそうだ。ただ単に話しかけてみただけ。
社交的でもない自分とは大違いだ。自分は声を掛けるだけで逃げられる事が多いというのに。
597 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/01(水) 02:36:17.33 ID:2xmNI6hTo
――【夜・街のとある通り】――

「んー……今日も良い夜ねぇ………」

低空低速の箒でふよふよと浮遊しながら、街灯しか灯らない夜の闇に紛れた魔女が一人。
今宵も紅い三日月が綺麗だと胸中でぼんやりと考えながら人の影すらも無い道を進んでいく。

「……あら…大通りから結構離れちゃったかしらぁ…?」

気づけばそこは、本当に生き物の気配すらしない錆付いた廃墟のように感じられる風景に変わっており、時刻もすでに
三日月が頭上へぴったりと上がった頃。人っ子一人居ない夜道で魔女は一人で溜息を吐き出し、箒の先をとんとん、と
指先で叩く。すると箒はぴたりと止まりその場で方向転換。それから―――夜の街を探索するように、辺りをふらふらと進み
始める。


「…むぅ……暇ねぇ…」



どうやら魔女は今宵も、暇を弄んでいるようだ。


/何でも対応です
598 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 02:39:43.04 ID:vqFsgv7ro
>>596

「ふむ」

青年が缶を捨てるのを見ながら、一度頷く
理解したとか肯定の意だとかの意味でも無く、ただ自然に頷いただけだが

「なに、苦労と言うほどではないっ」

因みに今日の男のノルマは腕立て伏せ200セットと20kmランニングという、
男にとってはノルマ以下の量であった

「ところで、だ。 随分と奇抜な格好をしているのだな?」

青年の格好を不躾に眺めるようにしながら問いかける
599 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 02:40:28.11 ID:Mc7nnwww0
「ぬふふ……ぬふふふふふふ……」

【老人の口には、、大剣がくわえられている】
【目の前のむくろは、芸術的にあちこちが切り刻まれている】
【ここは繁華街の裏路地】
【老人は日課である辻斬りを繰り返していた。今日は6人殺した。
 いずれも何の罪もないただの一般市民だ】

「一月……ひとつき、斬った。この口で……」

【一月前、老人は腕を切断された】
【あの時は絶望に打ちひしがれたが、剣を口で操り、なんとか生き延びたのだ】

「ようやく……わしの剣技が、あの感覚が……よみがえってきたゾイ……
 ぬふ、ぬふふふふ、ぬははははははは!」

【口で剣を振って一月。老人は両腕があったころと同じ位の剣術に回復しつつあった】

「だが……あと一人、あと一人よォ……
 それもこんなザコじゃあねぇ。
 能力者さァ……ワのリハビリの総仕上げに必要なのは、
 実力のある能力者と戦い、そいつを斬るコトじゃて……
 そうすれば……っ!」

【剣を一閃】
【目の前のむくろの胴体と下半身は、真っ二つに分かれた】

「ワシは達人並の剣術能力を、回復できる……!
 それに魔改造されたこの腕も足せば……ぬふふふふ、
 腕を失う前より強くなったということじゃぁて。
 ……大剣よォ……世の中わかんねぇモンだなァ……」

【老人は路地裏のタルに座る】

「今日は、逃げネェ……
 この血の匂いに釣られてやってくるバカと殺し合いだぜェ。
 ジェイルでDOTAでもやってきやがれってぇんだ……」

【今宵の老人は、殺気全開で死体まみれの裏路地の広場でアグラをかく】

【誰か血に飢えた能力者はいないか……誘うように……】
600 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/06/01(水) 02:45:42.73 ID:PRaSehE8o
>>598

「……………ふぅ」

煙を燻らせながら夜空を見上げつつ、今の状況整理。
なんで俺は話しかけられているんだろう。そして、この男は熱血臭がする。
鍛錬と言うヤツの大体は暑苦しい――――実際、自分も鍛錬はする。暑苦しいかは、知らんが。


「そうかい、お疲れさん――――……奇抜、ねぇ」


言われて困った様に煙草を指の間に挟み眉間にシワを寄せた。
シルバーピアスとタトゥーくらいのものだが――――否、充分に奇抜か。


「色々あんだよ……。 お前はなんで鍛錬してるんだ?」


なんとなくの疑問を投げかける―――趣味、とかだったら落ち込むものだが。
601 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 02:54:05.46 ID:vqFsgv7ro
>>600

青年がタバコを吸う様子を眺めなる男
両腕をガシリと組み、脚を左右に大きく開いた恰好のままである
無駄に威圧感があるそのポーズを、男は先ほどから一切動かさずにいた

「ほう、オレが鍛錬している理由を聞くか?」

唇の端を釣り上げ、面白がるような嬉しがるような表情を見せる
基本的にこの手の話を切り出すと相手方に避けられてきた男であった
――誰がわざわざ暑苦しい話を好んで聞くものか・・

「オレが鍛錬する理由―――それを一口に言うのなら、勝利の為だっ!」
「すべて正義とは勝利の先にこそあるっ!
 なれば、己が信念を貫くための力を勝ち得る努力をするのは必然だっ!」

暑苦しく言葉を紡ぐ男
流石に控えめではあったが、それでも結構な大きさで叫んでいる
602 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/06/01(水) 03:04:11.82 ID:PRaSehE8o
>>601

「………………くはは」

ベンチに凭れかかりながら男の演説に耳を傾けていた。
終始静かに聞いていたが――――最後に、軽く笑い声をあげ。


「最高に暑苦しいなお前――――良いじゃねーか、気に入ったよ」


青年は無骨な表情を”笑み”に変えて、立ち上がる。久々に気分が”燃えて”いた。
”正義”などと口走る人間を久々に見た。そして彼の理論には同意できる。

正義を貫く為には勝利が必要。だからこそ、青年自身も鍛錬を続けていた。
恥ずかしげも無く声を大にして”正義”と叫ぶ彼を――――青年は酷く気に入る。


「信念を貫く……くはは、格好いい事言いやがる。確かに勝ったものが正義だからな、この世界は」

「だが、正義ってのは勝ったから正義なんじゃない―――……勝つから正義なんだと、俺は思う」


微々たる違いではあるが、”勝った”からと”勝つ”からでは意味は違ってくるだろう。
正義とは最終的には悪に打ち勝つから正義であり、悪に勝ったから正義に成るという訳ではない、と言いたいのだろう。
青年も正義を其の身に宿し、信念を静かに燃やす男―――――……大胆不敵に微笑み、男を見る。
603 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 03:13:27.41 ID:5IhXLJH90
>>599

『ご主人様!』

「なんだ」

『なんかいますよ』

【赤い変態ことダイヤが指さす先には黒い人が腕を引き千切ったはずの老剣士の姿が】
【確かに腕を引き千切ったはずなのだが、老人の腕は両方とも存在していた】
【どちらもこの前あった時よりも数倍太いが】

「なんで腕があるんだ!?」

【これには流石の黒い人も驚きを隠せない様子】
【老人から少し離れたところで死体と老人を観察している】

『うわぁ……』

【死体を見慣れていない赤い人は思わず声を上げる】

『うわぁ……こちで剣使ってますよ……』

【そっちかい】
【兎にも角にも少しはなれた位置から老人に熱視線を送る二人なのであった】
【ちなみに現在学園≠フ学生服を着用している】
604 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 03:14:01.60 ID:vqFsgv7ro
>>602

男は捲し立てるように喋った後、青年の様子を窺っていた

青年は笑っているのを見、男は笑みを送る
青年が立ち上がるのを見、男は首肯を送る
青年が言葉を返すの聞き、男は―――

「それが真に正義であるなら、勝利は必然だろうな」

―――大きく頷きながら言葉を返した

「だがそれが無様であっては、同じ勝利であってもオレは満足できない」

左右に首を、小さくゆっくりと振る

「ただ本物であるだけでなく、強い正義をオレは目指しているんだっ!」

その言葉は青年へと向けられたものだ
だがその実、男自身がまた自分に言い聞かせる言葉でもある
605 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 03:24:38.02 ID:Mc7nnwww0
>>603

【老人は、裏路地の広場の入り口に、小さな気配を感じた】

【『うわぁ……こちで剣使ってますよ……』
という声が大きかったため、老人はそちらへ振り向く。】

「ぬふふふ……誰かと思えば……
 大剣よォ……ワシぁ、ツイてるねぇ……」

【老人は、目の前の女を睨みつける。
 100年の人斬りの持つ、凄まじいまでの殺気。
 そして一月、腕を奪われた事への、ゆがんだ恨み、憎しみ、……】

「貴様に会うのを、楽しみにしてたぞェ、娘っ子ォ……
 お前に奪われた腕とちんちん……苦しかったぜェ、苦しんだぜェ……
 ここ一ヶ月、貴様を切り裂き、犯しつくすことだけを考えてたもんよォ……」

【老人は剣を口にくわえ、その柄を舌でナメる】

「……娘っ子ォ……
 やらせろやぁ……切り刻んでやるゼェ」

【手は胸の前で構える。厳かで、かつ、狂気の気配が老人からは発せられている】

【お互いの距離は7メートルほど。距離はあるため老人の剣はこのままでは届かない
 しかし老人は動こうとはしない。両足を大きく開き、地面に根を張ったように立つ】
606 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/06/01(水) 03:26:02.32 ID:PRaSehE8o
>>604

「……そうだな、正しい事は決して間違った事に折られたりしないんだ」

故に真の正義は悪に屈する事は無い。だからこそ、それを求めて自分の正義を貫く。


「無様か……正義は真っ向から拳で掴み取りたいものだ」

「強く成りたい。嗚呼、俺も成りたい―――――……俺の正義が何だかはまだ分からないけどな」


まだまだ自分だけの正義を見つけられていなかった。強い正義、護る正義―――分からない。
故に彼は正義の道を歩き出したばかり。まだまだ無骨で、荒削りで、脆い。


「先ずは強くならないと、か――――……アンタ、名前は? 俺は一条 克弥と言う」


名を訊ね、先ずは自分から名乗る。この男の事は気に入った。
これから先、もう一度出会えたなら―――――拳を交えてみたいものだ、と思う程に。
607 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 03:34:18.34 ID:vqFsgv7ro
>>606

「まだ、持ってないのか?」

男は意外そうな声を上げる
先ほどの言い分から、この青年も正義を持っていると考えたのだ

「だが、強くなりたいなら今は良いじゃないか。それを続ければ良い。
 正義ってのは何時か絶対に見つかるっ!」

自身を持って、男はそう言い放つ
この男自身の正義もまた、何の脈絡も無く気付いていたら手にしていた物であったから

「その為の鍛錬だなっ!」

「オレの名前は天現 王騎だっ!」

そう名乗りながら、男は右手を差し出した
608 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 03:35:20.39 ID:5IhXLJH90
>>605
/こち=口です!誤字サーセン

「こっちはお前になんか会いたくもなかったが…」

【会ってしまった物は仕方がない。と、既に臨戦態勢である】
【しかし、一つだけ聞きたいことがあった】

「なあ、不動さんよ。お前どうして腕があるんだ?俺は確かに千切った筈だが?」

【まさか、ヤモリみたいに新しく生えたわけでもないだろうし、老人の体に明らかに不釣り合いな太さの腕】
【色々と黒い人にとっては謎であった】

「切り刻む?口で扱う剣が前より優れているとでも?」

【挑発気味に言い放つ】
【油断しているわけではないが、前回よりは楽だろうと踏んでいる】
609 :【紅龍焔将】 [sage]:2011/06/01(水) 03:41:05.33 ID:PRaSehE8o
>>607

「持ってるさ……正義の味方に成りたい。けど、まだあやふやなんだよ」

確固たる正義というものを持っていない。あやふやに、ただ正しい事をしたい。
筋の通らない悪を見るのが嫌だ、悪党は大嫌いだ―――この程度なのだから。


「焦っても仕方ないものだからな。そのうち、俺だけの正義が見つかると思っている」

「ま、その為の鍛錬……大事なときに弱かったら、意味無いからなァ……」


しみじみと言う台詞には何処か重みがあった。彼もまた、正義を志す”理由”はあるのだろう。


「おう―――――……じゃ、俺は行くわ」


右手を握り、握手を交わして強面の笑顔を向ける。そして手を離して、青年は踵を返して去って行く。
正義を志す者との出会いが彼の正義を形成して行く。何かしら、今日の会話で彼に影響は与えていた――――。


/絡み乙ですぅん!
610 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 03:42:54.06 ID:Mc7nnwww0
>>608

「ぬふふ……貴様にはワシの腕があるように見えるのかのぅ……」

【老人は意地悪く、その答えをはぐらかす】

「一言付け加えれば、貴様の知っている不動明神齋は死んだ……
 今のワシは、不動……"観音"齋。このあわせた両手は、貴様への弔いよォ」

「ぬふふ、前より優れているかどうか……試してみてはどうかね」

【老人の構えはさらに低く、力づくよくなった】
【前回対戦したときは、相手の恐るべきスピードに翻弄されたのだ】
【だが、敗因はそれだけではなかった】
【相手の飛翔したときにかかっていた、うつくしい月と、そのこに映った跳躍……】
【油断と、美に、老人は一瞬、心を奪われ、そして脳天に直撃の蹴りを食らったのだ】

「今宵は新月……月はない。
 そしてここは、死臭立ち込める戦場ヨォ……
 斬るにしても、死ぬにしても……ここはいい場所だぜェ」

【老人の戦略はまったく変わっていない。
 相手に飛び掛らせて、「後の先」を伺っている……】
611 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 03:48:16.07 ID:vqFsgv7ro
>>609

「オマエのやりたいようにやればいいさ」

青年の言葉に大きく首肯を返しながら、そう言う

「じゃあな」

去っていく青年の姿を見送る
気付けば両腕は再び組まれ、堂々たる姿勢へと戻っていた
青年が正義を志す事に、男は何の異論も持たない
―――むしろ、応援したいとすら考えていた

だが―――もし青年の正義と自分の正義が相入れない物であった時、
男は迷わずにその拳を振るだろう

/乙でしたっ!
612 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 03:53:11.33 ID:5IhXLJH90
>>610

「いや、お前の腕ではないだろうな」

【どう考えても老人の腕ではない】

「明神でも観音でもそんなことはどうでもいい」
「ああ、存分に試させてもらおうかあ?」

【そう言いながら着ていた学ランを脱ぎ捨て、いつもの黒いローブを纏う】
【それをどこから取り出したかとかは気にしてはいけない】

「月が戦いに関係あるか?」
「ふん。路地裏は俺の原点。思いだしたくもない最悪な記憶のな」
「そうだ、死ぬならここだな」

【負ける気もないが、勝てる可能性が100%ではない】
【ここで死ぬことも大いにありえる】

「どうせお前は動かないんだろ?」

【カチッ】
【スイッチをオンにする】

「お前は下がってろ」

『え……はい…』

【一瞬反論しようとしたが黒い人の真剣な瞳を見て、今回は引き下がることにした】
【それを見届け黒い人は前回同様、高速で突っ込みながらの回し蹴りを繰り出すのであった】
613 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 04:00:35.33 ID:Mc7nnwww0
>>612

(やはり……速い!!)

【前回と同じく、猛烈な速さである。老人は、殆どからだの感覚だけで反応する】

「フンッ!」

【老人は、あわせた腕を解き、その回し蹴りを、「氷の右腕」を突き出して受ける!
 腕はアスファルト並みの強度ではあるが……】

「グムゥッ!」

【凄まじい衝撃! 老人ははじけ飛びそうになりながらも、
 口の大剣を、蹴りを入れた女の脇を器用に狙い、斬りつけようとする!
 まるで口で操っているとは思えないような、常人以上の剣技である!】

【体勢が崩されているため、必殺の一太刀にはならないが……50kgの鉄の塊。
 もしも直撃したら、大きなダメージであろう】
614 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 04:06:32.83 ID:5IhXLJH90
>>613

「くそ。反応してくるか…」

【そして、斬撃が飛んでくる】
【この体制から躱すことなどできない。剣は黒い人の右腕を斬り、腕からは血が溢れ出る】
【この腕はもう使い物にならないかもしれない。少なくともこの戦闘では使えないだろう】

「っつ!」

【だが止まるわけにはいかない。自分を斬りつけた剣を左手で掴もうとする】
【掴めたならそこを軸にしてのショルダータックルを放つだろう】
615 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 04:17:51.75 ID:Mc7nnwww0
>>614

「貴様には感謝するぜェ。
 お陰でわしァ……強くなったのだからよぉ!」

【黒い女の右腕に、確かな手ごたえを感じた老人。
 どこかそのゆがんだ顔は、彼女の父親の右腕を切り取った強盗犯のようにも見えた!】

【しかし黒い女は左手で剣を制する。50kgの大剣が、左手一本でつかまれた】

(なぁんて力だぃっ、この娘っ子ォ!)

【その強さ、まるで超人である】

「ぬおっ!」

【そしてそのまま、肩を押し付けるようにショルダータックルを仕掛けられる!】
【老人は剣ごと押し付けられるようにして後退し、そのまま背後の壁に激突する】

「グェッっ!」

【剣を口から落としそうになる老人。相手の身体能力は半端ではない】

「……剣客をぉぉぉっ、なめるなぁっ!」

【再び剣を強くくわえる。
 壁に押し付けられながらも、剣を左右に振り回し、左手に制された剣を振りほどこうとする。
 まるで小枝をめっぽうに振り回すよう、かるがると行われることだろう】
616 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 04:26:54.71 ID:5IhXLJH90
>>615

【腕を斬った時の老人の顔がかつての強盗犯とダブるが、今は雑念を消す】
【無駄なことを考えれば死ぬ。老人は全然弱体化などしていない】

「よし!」

【ただではダメージを喰らわない。喰らった分は返す】
【と思ったら剣を振り回された。左手までダメになれば勝ち目はないので素早く手を離す】

「……死ぬ気で行くぞ…………」

【そう宣誓し、リミットブレイクする】
【先ほどより速く突進。動体視力が格段にアップしているので光速で放たれた攻撃でないと】
【今の黒い人には当てることすら出来ないだろう】
【今、世界がスーパースロー状態なのである】

/すみません…凍結よろしいでしょうか?
617 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 04:29:52.08 ID:Mc7nnwww0
>>616
/構いません!
おやすみなさい!
618 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 04:31:25.28 ID:5IhXLJH90
>>617
/すみません!おやすみなさい!
619 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 13:37:49.55 ID:AEoFkXlIO
【公園】
【陽光にあふれるそこで、とある人物が退屈そうに呟いた。】
【その視線の先には、「参った」と片手を上げて敗北の意志を見せる男性】
【その人物…おそらく勝者はハエでも払うかのような仕草でそれを一蹴】
【アタフタと逃げ去る相手を見ながら、】

「…ったく…剣も抜かずに勝っちゃうなんてどういうわけよ」

【そうため息をついたのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……さて…昼飯でも食べに行こうかな…」

【うーん、と一回伸びをしてから、】
【女は歩き出そうとした。】
620 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki :2011/06/01(水) 16:26:49.09 ID:Vem7z+VT0
>>564

【やはりか、と女はため息をついた】
【この少女が返事をしないのはこれまでで学習済み。返事をしなくても別段嫌な思いはしない。】
【言葉を知らないのか、意味を知らないのか―――それはどうだっていいのだ。】

(しかし…この「蟻」を食べる行為を続けているが…)
(やはりこれは人間界では非常識なのか。)

【そんなことをふと思う。】
【つまりは、この少女が非常識なのかと。この少女には悪いが。】
【やがて、相手が返事を待っていることに気付く。】

……あ、何でもないよ。
邪魔したみたいだ。それじゃ。

【そう言って立ち上がり、出口へと向かう。】
【後に、ある親しい神に聞いた所、それは非常識な行為だと知った。】
【それを、人間であるその少女がなぜ。】
【そう思った女神だったが、知る術は無かった。】

/寝てしまいました…すみませんでした。
/それではこちらで〆させていただきます。乙でした。
621 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 17:27:02.30 ID:AEoFkXlIO
【公園】
【陽光にあふれるそこで、とある人物が退屈そうに呟いた。】
【その視線の先には、「参った」と片手を上げて敗北の意志を見せる男性】
【その人物…おそらく勝者はハエでも払うかのような仕草でそれを一蹴】
【アタフタと逃げ去る相手を見ながら、】

「…ったく…剣も抜かずに勝っちゃうなんてどういうわけよ」

【そうため息をつき、相手を見送るのは】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌翌翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌翌翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】



(何でも対応)
622 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 17:44:25.40 ID:rZ4QKOXco
>>621
【女性が下した男性、彼が逃げ出す…その男は女性以外から逃げ出しているようにも見えた】
【その男の視線が一度向いた先は公衆トイレ…男性用の出口から出てくる一人の中年と青年の境を行きかうような齢の男がいた】
【女性とは黒の度合いを異なる黒いコートを羽織り、履いた軍靴に似たブーツ】
【無精ひげに、だらしなく伸ばした長髪。青空と曇り空を混ぜた様な不安定な印象を受ける髪】
【その姿を見れば彼が、無法者の類であると感じるであろう。何よりも女性はその男を知っている】
【アカデミーの生徒寮をうろつく不審者。女性はアカデミーの教師であるはずだ。幾度も教師陣を退けてきたという】
【その男が、女性や逃げ出した男に気づくことなくタバコを銜え公園から出て行こうとしていたのだ】
623 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 17:54:43.35 ID:AEoFkXlIO
>>622

「……?」

【女はだらしなく逃げる相手をぼんやりと目で追っていた。】
【闘い…といっても秒殺だったのだが、疲れを癒すために、】
【煙草を一本。箱から取り出し咥え、火を付けようとしたときの出来事である。】
【自分が倒した男の視線が瞬間的に固定され、】
【そして違うものから逃れるように不自然に方向を変えているような気がしたのだ。】

「……ははあ…あれか……ん?」

【最初は見間違いかと思ったのだが、】
【どうも違う。その理由が分かった。視界に入ってきたもう一人の男。】
【いや、別段気にもとめていなかったのだが、】
【しかし、思わず煙草を口から落としそうになった。】
【あの男は―――――――――――】

「……おい。」

【女はそう呼びかけた。こちらは相手のことを知っているのだが、】
【向こうは自分を知っているだろうか…反応を待ちながら考える。】
624 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 18:10:11.17 ID:rZ4QKOXco
>>623
【男は、タバコを吸いながら物思いにふけていた…それは以前であった聖職者との事だ】
【彼女はアカデミーに居座ると言い張っており事実、かなり適応している】
【自分はどうだろうか、このままアカデミーに居つくべきか…まぁ仕事の約束はあるとはいえ口約束だ】
【何よりあれからかなり時間もたっている、正直子供から依頼なんて高が知れていると割り切ってしまえばいい】
【しかし、あの雰囲気……と、思案に更けていると自分の耳に突き刺さるような呼び声】
【男は、振り向き…タバコの煙が晴れると同時に女性を目視した…初めていたのに気づいたというより】
【自分の集中を向ける理由がないと思ったからだ…しかし声をかけられてしまった】
【男は、彼女を知っているわけではないが…文字通りタバコの煙ともに撒く気でいた、いい予感はしない】

なんだ、俺はやらねえぞ。そういうのはもっと金がありそうな頼むんだな。
片目がつぶれている以外はいい女だが…好みじゃねえし…剣客ってのもマイナスだな。出直してきな

【女性を売女扱いして、時間を稼ぐ。如何にも手が早そうな女だし】
【目の前の女性の風貌はぜんぜんそういう風には見えないが…】
【正体を知る知らないに限らず男は、煙を噴出そうとした】

【さて、何で目の前の倒したモブがこのタバコを銜えた男に対して怯えていたのかというと】
【この男】
625 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 18:10:48.00 ID:rZ4QKOXco
>>624
(訂正)

【男は、タバコを吸いながら物思いにふけていた…それは以前であった聖職者との事だ】
【彼女はアカデミーに居座ると言い張っており事実、かなり適応している】
【自分はどうだろうか、このままアカデミーに居つくべきか…まぁ仕事の約束はあるとはいえ口約束だ】
【何よりあれからかなり時間もたっている、正直子供から依頼なんて高が知れていると割り切ってしまえばいい】
【しかし、あの雰囲気……と、思案に更けていると自分の耳に突き刺さるような呼び声】
【男は、振り向き…タバコの煙が晴れると同時に女性を目視した…初めていたのに気づいたというより】
【自分の集中を向ける理由がないと思ったからだ…しかし声をかけられてしまった】
【男は、彼女を知っているわけではないが…文字通りタバコの煙ともに撒く気でいた、いい予感はしない】

なんだ、俺はやらねえぞ。そういうのはもっと金がありそうな頼むんだな。
片目がつぶれている以外はいい女だが…好みじゃねえし…剣客ってのもマイナスだな。出直してきな

【女性を売女扱いして、時間を稼ぐ。如何にも手が早そうな女だし】
【目の前の女性の風貌はぜんぜんそういう風には見えないが…】
【正体を知る知らないに限らず男は、煙を噴出そうとした】
626 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 18:29:05.88 ID:t5Dqm3wIO
>>625

【改めて相手の様子を見てみると、どうも別人とは思えない。】
【女はアカデミーという能力者を育てる教育機関で「剣術」を教えていた。】
【こんな風貌だが、一応は教師であるのだ。】
【ゆえに職務上、生徒の安全を考慮する上での学校からの連絡のようなものは、】
【全て彼女にも回ってくる。普通の教師には教えられないようなことも、】
【彼女は比較的「戦闘ができる」ので教えられていた。】
【最近印象的だった情報の中に「不審者が出る」というものがある。】
【その不審者の様子、つまり知らされた情報が、】
【目の前の人物の容姿と酷似していた。】

「なっ…!」

「何勘違いしてんの!…こっちだってお断りよ!!」

【少し前の彼女なら、このような場面では耐えきれずに、】
【相手に突っかかっていたのだろうが、現在は、というよりこの世界に来て様々な出来事を経験する上で、】
【だいぶ「我慢」というものを覚えていた。】
【何となく出鼻を挫かれたような気がして気に食わない。隻眼のことに触れられるのも不快だ…女は思考した。】

「……」

「…アカデミーに何の用がある。」


「…―――――――――――血狩=v


【もっとも、その言葉は言葉は推測でしかない】
【女としても半信半疑だ。放浪を続けており、】
【またそれなりに「裏」の知り合いも多いため、その存在だけは知っていた。】
627 :【獣皇武神】生物の部位を発現し、その能力を最大限引き出して使用出来る。E:猫爪剣、不殺ナイフ、地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 18:30:10.96 ID:PnTjeNTno

割と人里に近い森の、浅い所
手足に体毛を生やしたその獣人は、難しい顔をして巨木の枝の上に腰掛けていた
背中は幹に預けてある

(…………)

どうやら考え事をしているらしい


/雑談か模擬戦きぼう
628 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 18:36:36.38 ID:+6nX/y/Vo
>>627

その巨大な木の前を、ある女性が通りかかった、

黒い服、黒い長髪、赤い目の女性が通る
ただ通っただけでは、普通の一般人であろうとそう思うだろう、
だが、一般人だと思わせない物、巨大な鎌を持ち、歩いていたのだ

何をしていたのかはわからない、だが、男の目の前に、大鎌を持った女性が通る

木の上にいる男には気づいていないようである、
629 :【獣皇武神】生物の部位を発現し、その能力を最大限引き出して使用出来る。E:猫爪剣、不殺ナイフ、地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 18:42:53.43 ID:PnTjeNTno
>>628

その姿が視界に入る

「……なあ、君」

大鎌への興味から声を掛けてみた
その声に余分な感情は含まれておらず、男の表情もそれは同じだった

「そんなモノを持って、何をしているんだ?」
630 :【指ーム】@wiki E:六角獣の蹄、50cm²ほどの毛皮 [sage saga]:2011/06/01(水) 18:47:00.60 ID:5IhXLJH90
>>627

「…………」

【森の中を闊歩していた背がすらっと高く、色白な女性】
【特に帰る場所もなく、勿論門限なんていう縛りもないのでまだ人里に帰る気はなかったが】
【森にいたからと言ってすることもないのでやっぱり帰ろうかとしていたところ】

「…………」

【木の上に人影を見る】
【そして無表情のまま右手を人影に向けて突出し、手はピストルを模した形に】

「えいや」

【気の抜けた掛け声と同時に指からビームを発射する】
【なんの脈絡もなく攻撃。当てる気はないが】
【そのビームは人影の顔と思われる部分の数センチ右を通ることだろう】
631 :【指ーム】@wiki E:六角獣の蹄、50cm²ほどの毛皮 [sage saga]:2011/06/01(水) 18:47:36.15 ID:5IhXLJH90
>>630
これは見えないレスですぞ!
632 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 18:48:07.94 ID:+6nX/y/Vo
>>628

上から声がする、人の声、

こんな森の中、上から声をかけれれることなど、初めてである

女はその声の聞こえた方向に顔を向ける、その表情がなく、赤い目で

「散歩です…」
そして自信が手に持っている鎌を見て

「たまには…外にだしてやらないと…私の友達だから…」
勿論、その鎌には、感情などは存在しない、只の鎌、人格も何も無い鎌である

無機質な、感情があるのかもわからない声で、そう答えた
633 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 18:48:12.05 ID:rZ4QKOXco
>>626
【女性の出鼻をくじいたことで、男は退散の意を示そうとした】
【だが、女性は思ったよりも冷静で尚且つ簡単に逃げられるわけがないと判断した】
【壁がないため、それを伝って逃げることも出来ない。屋外はやはり嫌いだ…高々便所のためによるんじゃなかったと後悔する】
【男は吐いた煙を手で払う、相手も喫煙者だからか怯むことはない】

俺はただ……仕合のことを言及しただけだが?俺は戦闘狂ではないのでね。役に立たない『チカラ』はいらない。

【余裕たっぷりに男は鼻で笑いつつ、自身の体を注視されているのに気づく。その所為か女性の肢体を観察し返している】
【コートとは言え、これでもある程度女性をたしなんでいる身だ、スリーサイズのバランスくらいはわかる】
【だが、アカデミーと『血狩り』という単語を放ってきた女に対して警戒を強めた】

……ただ生徒に雇われているだけだ。誰かはいえないが……これが証拠だ。
まぁ、この程度の証拠で住むのであれば、教師に目をつけられているわけがないがな?

【男は胸の内ポケットから鍵を取り出す、それは合鍵の証拠がついており決して生徒から強奪しているものではないこと示す】
【そして男は、コートを脱ぐと翻し…女性の視界を奪うと同時に距離を離そうとする…とはいって闘争に十分な距離は取れまい】
【コートを羽織りなおした時、男の足元に赤黒い巨大な槍が刺さっていた…間違いない】

【さて、何で目の前の倒したモブがこのタバコを銜えた男に対して怯えていたのかというと】
【この男が、『血狩り』であり…その証拠の赤黒い魔槍を携えているという他ない】
634 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 18:55:32.05 ID:lALazxKf0

【今日も雨。】
【この女が出歩く時はいつも雨だ。雨女なのだろうか…。】

……。

【アカデミーの制服を着て歩く姿は多少目立つ。】
【アカデミー生ということはつまり能力者であるから。】

【手には弁当やチョコレートが入ったコンビニ袋が。】
【相変わらず自炊をしない女だ。】

…。

【ガサゴソと袋を漁り、チョコレートを取り出す。】
【その際、おにぎりが袋から落ちてしまう。】

【…が、気付いていないようだ。そのまま歩いて行ってしまう。】


/なんでもドウゾ
635 :【獣皇武神】生物の部位を発現し、その能力を最大限引き出して使用出来る。E:猫爪剣、不殺ナイフ、地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 18:56:12.00 ID:PnTjeNTno
>>632

「…そういうモノなのか?」
「生憎、武具には詳しくなくてな」

体勢は変えぬまま返答する
視線は大鎌へと注がれていた
636 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 19:01:47.33 ID:iuDV6RQm0
>>634
「… おっ! こんな所におにぎり見っけ!」

【もはや、嘗て見せた彼女の冷静な面影はなく、無様な道化師に成り下がっている】
【過去の姿を知る者がいれば、彼女の違和感に気付くだろう】
【無論、初対面の相手なら無理な話だが…】

【コンビニのおにぎりを見つけた彼女 なにを思ったか、それを手に持つ】
【泥まみれの包装にも関わらず、それを持つ手に対する配慮はないようだ】
【女性なのだから、それぐらいはするべきだという一般常識を、彼女は無視しているのだろうか?】

「誰のお土産かしら…?」
637 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 19:04:01.95 ID:+6nX/y/Vo
>>635

女はその男の姿が良く見えない、木の葉に隠れ、その声だけの男と会話を続ける

「そういうモノ…?」
「わからない…でも私はそうしたい」


その鎌に興味があるようなのか、視線だけは鎌にむいている、姿はみえなくとも
視線だけは感じる

この大鎌をみて普通に離してくれる男に興味を持ちながら

「あなたは…?此処で何を?」
638 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 19:04:07.54 ID:t5Dqm3wIO
>>633

【この男…余裕そうなあの様子を見て女は小さく舌打ちした。】
【どうもうまいように転がされているような気がする。】

「…雇われてる…?」

【女はまた眉を潜めた。「血狩」は優秀な「傭兵」である。】
【雇用契約で雇われるその職業の人物たちは、】
【ときに敵にも味方にもなりえる。もちろん目の前の男がどっちかなどわかるはずも無い。】
【そしてあの鍵。無理やりぶん取ったものじゃないことぐらいは彼女にもわかる。】
【つまり、男は「正式に」雇われているということだ。】

「…ッ!!」

【バサ、と眼前をコートが支配し、】
【女は反射的に素早く背中の柄に手をやった。】
【だが、不意打ちがくるわけでもなく、そこにあるのは…】

(……あれが…)

【間違いない。と確信する。】
【女は視線を相手の足元から男に向け、】

「……何で雇われてる…」

「…依頼≠ヘなんだ。」

【射抜く様な視線を送りながら、】
【女は言葉を続けた。】
639 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 19:04:29.33 ID:5IhXLJH90
>>634

【外は雨がしとしとと降り続けている。のだが】

「あーやだやだ。雨はやだねー」

【こうボヤキながら歩く女性…ではなく男性】
【どこからどう見ても女性なのだが男性なのである】
【それでも十分人の目を引くというのに、今、彼の周りのみ雨が降っていなかった】
【そしてその頭上には大きなてるてる坊主がふわふわ浮いていた】
【明らかに異様な光景である】

「お?お前!おにぎり落としたぞー」

【濡れた地面に落ちたおにぎりを食べたいかどうかは別として、落としたことを女性に示す】
640 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 19:06:05.49 ID:5IhXLJH90
>>639
/こんなレスなかった
641 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 19:06:49.56 ID:lALazxKf0
>>636

……?

【背後で声がした。】
【特に興味があったわけではないが、なんとなく振り返る。】

(…あのチャーシューマヨ…。)

【袋を確認する。無い。】
【気付いたようだ。】

……それ、多分私の。
水たまりに落ちちゃったか…。

欲しい?

【既におにぎりへの興味は無くなっていた。】
【パキッっとチョコレートを食べながら話しかける。】
642 :【獣皇武神】生物の部位を発現し、その能力を最大限引き出して使用出来る。E:猫爪剣、不殺ナイフ、地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 19:10:12.93 ID:PnTjeNTno
>>637

「…君がそうしたいなら、それで正しいんだろうな」

そして男は体勢を変え、樹上から飛び降りた
大怪我は免れない高さだが、そこは獣人。背中から灰色の大翼を生やし、何度か羽ばたいて落下の勢いを殺す

「いや、俺は少し考え事をな」
「…人外が思案など、可笑しいと思うか?」

その無感情な言動から、別段他人の容姿を気にしない性格だろうと思い、姿を現した
念の為に鎌のリーチ外に着地してはいるが

問い掛ける男の口元には、僅かに笑みが浮かんでいた
643 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 19:11:08.98 ID:iuDV6RQm0
>>640
/スイマセヌ…

>>641
「あ〜… 要らないわ」

【さて、この展開を誰が予想できようか】
【テーションMAXからのダウン 普段起きることはまず無い現象だ】
【相手も戸惑うだろう】

「あげるわ〜 フフッ」

【そういって、相手におにぎりを投げる といっても、軽くパスする程度】
【これにダメージを負うことは無いだろう… あっては困る】
【が、なんらかの対処をしなければ、制服が汚れてしまう】
644 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 19:13:47.70 ID:VaGb4uuRo

逢魔ヶ刻も疾うに過ぎ――暗天、地平の彼方を望めば宵闇にくすむR耀が、
均しくに深閑と深淵を振り撒く凶星が如く、罅割れたような破目と化し一閃奔っていた。
――暗澹の星月夜、と。聊か錯誤した文句を口籠もった彼は、自嘲気味な笑声を零して。

「……悪くねえ」

戦ぐ風に戯れる金髪は、靡(たなび)く鬣が如く。傍え、左孔は蒼碧の眼が幽暗を攫うも、
右は奇怪な文字列の踊狂う――魔方陣が刻された眼帯に掩蔽されて。身に纏い、翻すは、
優に膝下まで到る、丈長の灰白外套(コート)。その後姿には棺桶めいた漆黒の弦楽器保管具
(ヴァイオリンケース)が重鉄の軋むような不調和を奏でる――奇怪な男、と。其以外之以上、
描写の余地ない有様。彼は跫音(あしおと)を振立て、閑静な住宅街を闊歩する。

――“不審者”として興趣を惹かれる、乃至(ないし)、慄然を駆立てるには十全。過不足ないか。
645 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 19:15:58.03 ID:lALazxKf0
>>643

あんだけ嬉々として拾ったのに…。
まぁいいけど。

【てっきり貰うかと思っていたが…。】
【また不思議な奴が来たものだ。】

(…能力者か?歳は私よりは上っぽいけど…。)
(…って。)

【サッと避ける。おにぎりはべちゃっと違う水たまりに落ちる。】

…両手がふさがっているのに投げないで頂戴。
取れないよ。

【そう言いながら、落ちたおにぎりを拾い、近くのゴミ箱へ投げる。】
646 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 19:21:48.70 ID:iuDV6RQm0
>>645
「あ〜 もったいないな〜」

【ゴミ箱に捨てられたおにぎりを見つめ、戯言を放つ】
【これが本心ではないことは、声のトーンからも、矛盾している表情からも読み取れるだろう】
【演技はしない……する必要性はない】

【違和感を十分に放つその顔は、相手に不快感を与えるだろう】
【たとえ、彼女が敵意が無いとしても…】
【戯言を言わなくても…】

「なんで捨てちゃうのよ〜」
647 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 19:22:25.44 ID:+6nX/y/Vo
>>642

その人だと思っていたものが、木から飛び降りてくる
大きな翼、灰色の翼を広げて

その姿には、なにか感動みたいな物、を感じたが、女性は、その感覚すらわからない

「可笑しい…?人外も、人も、どんなものにも、私は気持があると、そう思う」
「可笑しいなんて無いんじゃない…?」

その姿、言葉を聞いて、人ではないのだなと、そう思う、だが、そんなの女性にはどうでもいい
人であれ、それ以外であれ、生命は生命だから

容姿は全く気にならない女性である

「考え事、何を考えていたの?」
その笑みも、笑っていることはわかる、だがその笑う感覚がわからない

その感情がわからないのだから、

その鎌を警戒しているのか、近づこうとはしない男、女性はただその場で動かずに話す
648 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 19:23:17.08 ID:rZ4QKOXco
>>638
【男は、地面に突き刺したそれを引き抜けば…肩に背負う事でその巨大さを明確にする】
【男の体躯もかなりの物であり…それと同等の長さを誇る魔槍は不気味以外の何者でもない】
【そして、男は笑いながら嘲る様に女性の質問に明確な答えを反映させず答えた】

さぁな?傭兵というのは秘密主義だ…知りたければ拷問するか、それ相応の報酬を出せばいい。
俺の依頼主が差し出したのは、自室の使用許可であるのは既に察しているはずだ。
それ以上の報酬というのが貴様に出す解消もあるまい。つまり俺を捕らえて拷問しなければいけないというわけだ。

【男は女性の視線を感じていないように槍を見せ付ける…正直まともにやりあえば剣では不利なことくらいわかっているだろう】
【……二人の周囲から光が消えていく感触がした】
649 :【獣皇武神】生物の部位を発現し、その能力を最大限引き出して使用出来る。E:猫爪剣、不殺ナイフ、地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 19:28:38.79 ID:PnTjeNTno
>>647

「君がそういう考えの持ち主で良かった」

ここで男は肩の力を抜く
自分の予想が間違ってなかったことに安堵した

「あー、いや。極個人的な内容なので全部を話すのは憚られるが…そうだな」
「『学園』と『教団』のことについて、少しな。君はどちらかに関わりがあるか? …学生にも聖職者にも見えないが」

特に会話に不便な距離でもないので、そのままの位置で話を続けようとする
650 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 19:28:48.93 ID:lALazxKf0
>>646

…じゃあ拾ってこれば?

【なんだコイツは。】
【そういった表情をする。明らかに渋い顔だ。】

落としちゃったものは仕方ないでしょ。
濡れたおにぎりなんて食べたくないし…。
651 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 19:33:33.49 ID:iuDV6RQm0
>>650
「え〜 汚いし、嫌よ 食べたくないってのは分かるけど…」

【メンヘラという言葉がお似合いの彼女の一言 それは、一分前の自分を否定する言葉だった】
【相手もさぞかし変に思うでしょう】
【そんな彼女の二言目は…】

「ねぇ そんなことより、いい情報無い?」

【何の脈略も無い、意味不明な言葉だった】
【ここまで来れば、精神病を疑ってしまうのではないか?】
【いや、疑わないわけが無い】

「いい情報あるなら欲しいけど〜」
652 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 19:39:04.79 ID:t5Dqm3wIO
>>648

【約2メートル…】
【槍の長さを目分量で図る】
【普通なら、そう。普通の剣士なら槍≠ニ対峙することは忌避するだろう】
【正面から向かっても勝ち目が無いからだ。相性が悪い。】
【だが、女は少しも臆することなかった。はたと相手を見据える。】

「……ふん。…別にそうまでして知りたいわけじゃ無いわ。」

【アカデミーの生徒の依頼、ということなら、少なくとも自分の所属にはなんら外を及ぼさないだろう。】
【まさか気に食わないを殺してくら、と言ったような世俗的かつくだらない理由で「超」一流の傭兵を雇ったりはすまい。】

「…それで…?」

「…どうしてその槍≠抜いた…?」

【相手の肩に担がれた得物。】
【長年使い込まれたであろうそれを見ながら、女はさらに質問した。】
653 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 19:40:53.04 ID:GLpb1CO70
>>651

…アンタはなんなの?
からかってるの?

【声は荒げない。】
【しかし明らかに機嫌が悪くなっている。】

…情報?
どういう系統の情報?

芸能人のコシップでも欲しいの?
貴女記者?

【急に"情報"と言われても、この女には何のことかわからなかった。】
654 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 19:41:25.84 ID:+nr8V59x0
>>644

「あぁ、確かに悪くない。いや、イイって言うのかね」

その目の前にいたのはより、不審者という言葉が適切な赤いコートの女だ。
彼女が動くたびにジャラジャラと、鎖を引きずるような音がするが何処にも見られない。
ないし、一見彼女は不審者には見えないが、見させる威圧感のようなものがある。

「よう、すっかり夜遅くこんばんはだな」

等とずうずうしくも、彼女は見ず知らずの他人に話しかけたのだ。
655 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 19:44:16.56 ID:GLpb1CO70
>>653
/コシップってなんだ…ゴシップです…。
656 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 19:46:52.42 ID:iuDV6RQm0
>>653
「私が記者? 駄目ね 使えない 屑 馬鹿 蛆虫……名前をつけることすら馬鹿しいわ〜」

【初対面にココまで言えるとは… 彼女は恐らく相当精神的にきているのだろう】
【相手の機嫌をここまで悪くするのは、世界を探してもそうそういない】
【居ては困るのだが…】

【さて、彼女もただ暴言を言うわけではなく、言葉を付け足した】
【付け足したところで、答えるとは思えないが…】

「勢力関係よ ジェイルとか教会とか学園とか!」

【この一言…、かなり重要なワードを言っているわけだが、彼女自身、気にしていない】
657 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 19:47:18.84 ID:+6nX/y/Vo
>>647

肩の力を抜く男の様子、その男を見ながら、喋りだした

「学園…教団…どちらも…私は興味がない」

「私には関係の無いこと、人と人の争い、真実を知っているのはその人たちのみだから」

この言葉からして、何方にも所属はしていない、そういう答えであろうと分かる言葉

その対立はどこでも話題にはなっている、其のくらいのことは女性でも知っていた

企業がからむ、復讐の話、も知っている
女には、学園が助けをもとめている、そうしか伝えられてはいないが、


658 :【唯閃光王脚】@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 19:49:26.59 ID:TBI9GTlio
【裏路地】
【闇に溶けるような黒い執事服をきた青年がいた】
【辺りには吐き気を催すほど濃厚な鉄の匂いが漂っている】

あー、やれやれ……服が汚れてしまいましたよ

【足元には顔面が潰された死体が数個転がっていた】
【そんなおぞましい光景の中、執事は涼しい顔で佇んでいる】

まったく……相手を見て喧嘩売ってくださいよ

【服についた汚れを叩きながら、ため息を付いた】

/死合い募集
659 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 19:51:31.53 ID:VaGb4uuRo
>>654

「……んだ、テメエ」

眼前に佇立する赤外套の女。耳殻に伝搬した、飄逸な金属音。微か、戦慄く大気。
――かつ、と。彼の健脚は道行く半ばで留まった。対峙して大凡2m、暮夜に染まった
女の顔貌は、果たして碧眼にすら胡乱気に映った。図々しい――“第一印象”と呼べる、
胸懐に去来した想念は、そんなところ。頭を掻いて、訝るような視線を女に擬した。

「……、――ああ、こんばんわ。で、何でアンタ俺に話しかけたの」

不躾な言葉だと思う。態々、相当に不審者の体(てい)をした己に挨拶を呉れた人間へ、
返す文句とは思えない、酷く不愉快気な声音。月露を翳して、碧眼は女を隅々に沿(な)ぞる。
660 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 19:52:20.22 ID:Owzld0qY0
【そろそろネオンが輝きだす街中 徐々に昼間とは違う賑やかしさが増してくる】
【そんな光景を見下ろしながら、ひとつの影がビルや電柱の上をストーン、ストーンと翔けていた】
【ただジャンプしているのにしては、ふわふわと飛んでいるような感じが強い 事実、飛んでいるのだ】

「――よいしょ…っと」

【フワッとした感じで、その影は電柱の上に着地した】
【どうやら、若い男のようだ 青年、とも言える年代だろう】
【そのまま電柱の上で、携帯電話を取り出してどこかに電話を始めた】

「――あ、ウィト?今日はもうあがっていいから、事務所の鍵だけよろしくー」

「…よっし、お仕事終わり!っと」

【電話が終わると、電柱の上から飛び降りた】
【重力を無視したゆっくりとしたスピードで、ようやく地面に降り立った】
661 :【獣皇武神】生物の部位を発現し、その能力を最大限引き出して使用出来る。E:猫爪剣、不殺ナイフ、地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 19:53:37.29 ID:PnTjeNTno
>>657

「…確かにその通りだな。部外者があれこれ考えても、仕方ないのかもしれない」
「ありがとう、決心が付いた気がする」

その声音は優しく、感謝が込められていた
ここで男は実際に学園を、或いは教団を訪ねる決心が付いた。彼らから素の考えを聞く為に

「良かったら、名前を教えてくれるか? 俺はレオンだ。人外屋敷に棲んでいる」
662 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 19:53:58.05 ID:GLpb1CO70
>>656

アンタの性器に槍ぶっ刺すわよ、それ以上フザけたことぬかすと。

【さすがに少し荒くなる。】

勢力?
さあ。どうだろうね。

【持っていない。】
【この女はまだこの地に来たばかりだ。そうそう事情には詳しくない。】

(ジェイル…は治安維持組織…。支所に目をつけられてるからそれなりに知ってるけど…。)
(学園…と教団?教団が学園を襲った…ってのは聞いたことあるけど…。)

(この女はなんなんだろう。少なくともこの3つの組織の者ではないかな。)
663 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 19:58:17.90 ID:5IhXLJH90
>>658

「なんてこったい」

【惨劇の繰り広げられたのであろう路地裏に入ってきたのはゾンビ=z
【やたら身長の高い、目玉が心なしか飛び出ているように見え、皮膚は削げ、体のあちこちから血が噴き出している】

「てめーだな?これやったのはよぉ?」

【その高身長を生かして相手を威圧するゾンビ】
【現在愛称「げどー」。好戦的な人格である】
664 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 19:59:51.68 ID:+6nX/y/Vo
>>661

「ええ…本人達しか知らないことが沢山ある…」

その優しく、感謝が込められた言葉、なにかその言語に安堵を覚えた
何故かは、結局解らないままであるが

「…私はリザナ、企業の…リザナ.ナシカ」

人外屋敷、其の名は初めて聞いた、そんなところもあるのだと、そう思いながら

自信も、今住んでいるところ、ソシテその名を言った

665 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 20:00:03.24 ID:iuDV6RQm0
>>662
「あ〜ん こ〜わ〜い〜☆」

【荒くなった相手を見て、また馬鹿にする】
【喧嘩を売るとは、このことを言うのだろう すぐに分かるはずだ】
【ニヤニヤしながら見つめる彼女は、相手のことを挑発しているのだろう】

【だが、彼女は馬鹿ではない 道化の皮を被った戦闘家だ】
【この会話中にも、様々なことを予想していた】

(勢力を聞いても分からないってことは、恐らく無能力者……か知らない屑)
(そんな奴を相手にする必要はないわね)

【これらが顔に出ないのは、母親譲りの演技力のおかげだろう】

「そんな怖い事するなら逃げちゃオ〜」
666 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:01:05.98 ID:+nr8V59x0
>>659

「道行く人に声帰るのは登山の常識だろ。
 今、俺達は人生というなの山を登ってうんねん。
 というのは冗談で、只何となく、気分の問題だな話しかけたのは」

等と酷言い分を流す彼女。
ずうずしくも、ふてぶてしく。けれども彼女はそんなことを気にしない様子だ。

「いやまぁ、綺麗な目にヒト引かれてな。ってのは少々ナンパくさいかい?兄ちゃん」
667 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 20:01:19.12 ID:xa21guDp0
>>660
【賑やかな街中を人やら物を避けながら歩く少年の姿が】
【服装は、黒いノースリーブのパーカーに黒い長袖のTシャツ一枚と灰色のカーゴパンツ】
【普段後ろで縛っている、鎖骨くらいの長さの髪は、気分なのか降ろされている】

「……ゆ、幽霊?」

【少年の視線は、数メートル先にいる青年に向いている】
【先程、ふわふわと電柱の上から地面へ降りてきた青年だ】

【その青年を、怖いものを見るような目で茫然と見つめる】
【彼には足もあるしさっき電柱の上で電話していたようにも見えた】
【ということは、やはり人間なのだろうか】
668 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:03:30.26 ID:Vem7z+VT0
…。

(…どうしてこうなった。)

【数分前。夜の路地裏――――不良やホームレス、果てにはマフィアまでもが巣食うこの地で、赤髪の少女は目を開けた。】
【少女の周りには、不良と思われる男が4人ほど…。】

【少女は思い出す。自分は確か、公園のベンチで寝てたのでは。】

(…つまり、連れ去られたって訳か。)

【その通りのようである。不良達は皆下劣な言葉を並べ、今にも少女に襲い掛かりそうだ。】
【そんな不良たちの中心に居る少女。普段はボーイッシュな格好だが、今日は1人の「女の子」である。つまりはそんな服装をしているわけであって。】

(はぁ…どーやらアイツの警告が現実になったのか。)

【どうやら、少なくとも今までは変なことはされてないようである。それなら十分。】

(それじゃ―――――帰るか。)

【そう思うと少女は突然正面の男の顔面に拳を食らわし、怯んだ隙に腹に追撃の蹴り。少女とは思えない攻撃の仕方である。】
【拳と蹴りを喰らった不良たちの1人は、壁に体を打ち付けて気を失った。】
【勿論不良たちは、そんな少女の攻撃スタイルにぎょっとするのであって…。】

【――――今日は、アカデミーに帰るのが「3分ほど」遅くなりそうである。】

/こんなんですが、雑談でお願いしたいっ
669 :【唯閃光王脚】@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:04:31.93 ID:TBI9GTlio
>>663

うわっ、気持ち悪……

【ゾンビが目に入ってまず一言目――――最悪な奴である】
【思ったことをそのまま口に出し、少し身構えた】

その質問に答える義務はありませんねぇ……目障りだし、3秒以内に消えないと殺しますよ?

【執事はただでさえ空腹なのに野郎に喧嘩を売られてむかついていた】
【それを片付けたと思ったら次はゾンビ――――自分勝手ながら非常に怒っている】
670 :【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ/地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 20:06:26.22 ID:PnTjeNTno
>>664

「――企業」

その名前は、先日聞いたばかりだった
不殺同盟からの情報に依れば、あまり芳しくない噂が多い会社…

「…っと、リザナだな。その企業では、一体どんなことをしているんだ?」

それは彼女個人に宛てたモノでもあり、企業全体の内情を探るようにも取れる問い掛けだった
尋ねる男の表情は険しくないが、瞳の奥に僅かな警戒が浮かぶ
671 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:07:30.09 ID:rZ4QKOXco
>>652
【この状況はリーチ体格威力の全てが、技術と速度をもってしても女性に厳しいことを示している】
【だが、女性はひるまない。自身なのか見栄なのか…いずれにしても豪胆の持ち主である】
【男は…気が強い女は好きじゃないんだが…とため息を漏らした】

……そうか。ならば俺が語れることは以上だ。

【まぁ、万が一それを聞こうとしても何も知らないのだ。故にただ『一緒にすごしていい』という願望だけを聞いている】
【契約を履行する程大きな仕事もなく、彼女の帰るべき場所を守るのが仕事だと解釈していた】

お前が何者を聞くだけだ。教師なのか俺を仕留める為の刺客なのか…
いずれにしても俺の邪魔をするならば、お前を抵抗できなくさせるだけだ。
まぁ殺しはしない。ただ叩き潰すだけだ。安心しろ、それ以上の屑な行為はしない。

【そういって男は槍を…降ろす。それは臨戦態勢なのか、それとも無抵抗の証か】
【右手に携えた槍は弧月を描き、女性の足元か自身の足元の土砂に跡をつける】
【それはあと一歩近寄れば女性の体が真っ二つに裂かれる…でなくとも無抵抗にやられるところであった事を示す】
672 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:07:30.22 ID:GLpb1CO70
>>665

(…意外と食いついてこない…。)
(元々期待していなかったのか…それとも知らないのがバレたのか…?)

(意外とキレるやつなのかな…?)

待ちなよメンヘラビッチ。

【やりたいことやって去っていきそうな相手を止める。】
【言いたい放題の相手にこちらも言いたい放題。】

アンタは何者なのさ。
なんでその組織の情報が知りたいの?

争いを止めたいの?

(…ってタイプの人間ではなさそうだけど。)

【一応尋ねてみる。】
【まともに返ってくるとは思えないが。】
673 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 20:09:15.89 ID:VaGb4uuRo
>>666

「……気分かよ。だったら面倒な虚飾省いて簡潔に次からは話せ?
 オーケー?」

図々しい、不貞不貞しい。――特段、嫌う性質ではないが、端的に要件を告いで。
踵の擦れる飄逸な音色を奏で、彼は憮然と体勢を佇立へ切換えた。腕組み、嘆息。
妙な理論だとか、哲学めいた云々は、生憎得意でない。浅学も要因の一つだろうか。

「綺麗とか言うんじゃねえよ、気色悪ィ……ナンパ臭えな。勘弁してくれ」
「……つーか……アンタ、そんな赤い服着て、眼痛くなんねえのか」

徐々に、宵闇が近隣に降って――比例し、夜眼も備わってゆく。朧気な輪郭が、
茫漠とした灯りを排して、認知できるようになっていた。指頭で衣装を指差し、呆れた様子で。
674 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 20:09:50.87 ID:t5Dqm3wIO
>>671
(申し訳ない…次は自分が遅れます…)
675 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:11:56.48 ID:rZ4QKOXco
>>674
(了解です)
676 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 20:12:33.29 ID:5IhXLJH90
>>669

「気持ち悪い?褒め言葉だぜぇ?」

【気持ち悪く顔の筋肉を動かし、グチョリと笑う】
【ゾンビとは気持ち悪いものなのだ。気持ち悪いから存在している。気持ち悪くて何ぼだ】
【まあ、そう考えてるのはこの人格だけだが】

「そりゃあ手厳しいなぁおい」

【いいながらグチョリグチョリと一歩ずつ相手に近づいていく】
【逃げる気なんてさらさらない。喧嘩っ早い人格なのだ】

「けへへへ……」

【気味悪く笑い声を上げる】
【ゾンビの吐息が青年の顔面を直撃しようとしていた】
677 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 20:13:30.01 ID:iuDV6RQm0
>>672
「そんな事言われたら傷つくな〜 うん」

【相手のお人よしぶりに、多少眠気が催した模様だ あくびがその証拠である】
【無論、此方の情報を教えるわけが無く、相手の想像通りまともに返すつもりが無い】
【返す言葉も決まっていた】

「そんな事言う人とは… 線を引いちゃいましょう」

【この言葉の真意… そんなものない】
【しいて言うなら、逃げる事を意味していた なぜなら…】

【彼女と相手の間に盾を召喚し、距離を取ろうとしていたからだ】

【近付いてくれば、それに当たり 動かなければ空中に現れた盾が地面に落ちる瞬間を見れるだろう】
【姿を消した彼女と対価になるわけだが…】
678 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 20:13:38.52 ID:Owzld0qY0
>>667
「おっ… 灰皿があるじゃないか」

【着陸して数秒の後、ふと視線を向けた先にはスタンド灰皿が】
【禁煙の場所が増えてきた昨今、見つけるとなんだか安心してしまう】
【早速数歩歩いて、その灰皿の元で喫煙を始めた】

「―――ん」

【火をつけてすぐに、視線を感じてそちらを向いてみる】
【先程よりは少年に近い位置に移動していたので、すぐに視線の主を見つけた】

「こんばんわ、何か御用かな?」

【何だか怖がられているようだ 男は、柔和な笑顔を見せた】
679 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:15:18.51 ID:+6nX/y/Vo
>>670

「夢、其れを叶える為、努力する場所…」

「其れ以上でも…其れ以下でもない…」

これが真実であり、事実である、小さなことから、大きな事までも、


その夢を持つ物を応援するところ
其れが信念でありその者の正しい義理である

「なにか…気になることでも…?」

その瞳が男の瞳を見る、自信が色々な感情に押しつぶされて心が壊れた

だから女性は感情というもの、其れに極度に敏感である、その警戒心、女性は気づく
680 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/01(水) 20:15:59.56 ID:EuIdbmiT0
>>668
(……能力者ですか…)
【路地裏の影に一人の青年が、でかいリュックに手には弓、腰には矢筒を装備している只者じゃ無さそうな青年だ】

(かーえろ)
【実は青年、少女が誘拐されたのを見て助けようとしたが助けはいらなかったようだ】
【弓を消して、リュックを下ろし矢筒を仕舞う、帰宅準備中】
681 :【唯閃光王脚】@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:17:29.29 ID:TBI9GTlio
>>676

言ったでしょう、3秒以内に失せろって……

【呆れたように言い、近づいてくる相手を睨みつける】
【身構え、能力発動――――両脚が光をまとう】
【宿す性質は“絶対に打ち勝つ”――――殺気が路地裏に膨れ上がった】

近づかないでくださいよ、気持ち悪い……

【相手が近づいてくるのを見計らい、吐息を出す直前に全力の蹴りを相手の顔面に向かって右足で繰り出す】
【あまりに大振り過ぎる攻撃のため、当たらない可能性が高い】
【ただし威力は岩すらも砕くほどで、外れれば路地裏の壁に直撃し、壁を破壊するだろう】
682 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 20:17:35.12 ID:xa21guDp0
>>678
【灰皿を見つけ呟く男に、びくりと肩を揺らす】
【その灰皿に寄って行ったのか、自分に近づいてきたわけではないが男との距離が縮む】
【距離のせいで、自分が見ていたことを悟ったのか、男が声をかけてくる】

「えっあっいや……」

【即座に視線を逸らす】
【が、男の柔和な笑顔の効果か、少ししてから男の目を見て訊く】

「あの……人間ですか?」

【馬鹿馬鹿しい質問ではあるが、普段能力云々を余り意識しない少年にとっては、彼は幽霊かもしれないという発想が一番にきたのだ】
683 :【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ/地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 20:20:47.87 ID:PnTjeNTno
>>679

「夢を叶える場所…か」

その答えに納得も疑問もない。なにせ持っている情報が少なすぎるのだ

「……気になることがないと言えば、嘘になる」
「気を悪くしたら申し訳ないが、少し悪い噂を聞いたことがあってな。麻薬を扱っているとか、な」

男の言葉に嘘偽りはない
684 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:21:45.88 ID:+nr8V59x0
>>673

「おーけーおけー。簡潔に言うぜ。
 いやー流石にさっきのは胡散くせぇな、自分でも。私は私の発言に自身をもてねぇぜ。なんてな。
 んーこの赤いコートかい?」

等と彼女はコートのボタンを取って、中身を見せる。
その中身は至って普通で、実はきてませんなんてオチはない。
そして何を思ったのかその場で一回転、何処かしらか鎖の音が聞こえるがそんなものは見えはしない。

「いやー、私は赤色がかっこいいと思うんだよな。原色系は目に悪いな。
 相対色に緑色の何かでもつけるかね」

等と一人ことの様子。

「ほら、これだけ目立つ服着てれば目立つだろ。何か言葉が変だな」
685 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 20:23:12.23 ID:Owzld0qY0
>>682
「――プッ… アッハッハッハ…」

「バレては仕方ない そう、俺は魔法使いなんだ」

【突然見つめられていたと思ったら、今度は変わった質問がきた 思わず、笑い出してしまった】
【そして、冗談でも言うようにそんな事を言った 実際、冗談でも何でもないが】

「人が空を飛ぶのは、おかしいかな?」

【充分におかしいからな その辺をわかっているのかいないのか】
【そっぽを向いて煙を吐き出してから、相変わらず柔らかい口調でそう言った】
686 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 20:25:16.86 ID:5IhXLJH90
>>681

「おっと」

【放たれた蹴りを上体を反らすことで回避する】
【その蹴りは後ろの壁を砕き、壁は木端微塵になる】
【破片が幾らかこちらに飛んでくるが、全て噛み砕いた=Bそして吐き出す】

「まじいもん食わせてくれるじゃねえかぁ…なぁおい」

【そして、大ぶりの蹴りを放ち、隙が出来ている相手に両足で仁王立ちしたまま蹴り≠ナ返そうとする】
【自身の能力で脚を5本に増やし、3本の足で蹴りを繰り出す。狙うは軸足、鳩尾、右肩の三か所】
687 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:26:39.68 ID:GLpb1CO70
>>677

……ッ!

【予想してなかったわけではないが、相手は能力者だった。】
【とりあえず、相手は盾のようなものを召喚できる能力だ。】

(とりあえず、あの盾のようなものに触れることは得策じゃないな…。)

【相手の姿が見えない。おそらく目くらましの効果も期待してのことだろう。】
【横に動いて相手の姿をとらえようとする。どうやら、既に結構離れているようだ。】

とどくか…なッ!

【長さ50cm程度の短槍を作り、投擲。】
【やや距離があり、精度は低い。】
688 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:26:53.93 ID:Vem7z+VT0
>>680

【そんな青年の事など知る由も無く、3対1の戦闘を続ける少女。】
【2人目をKOしたところで、小さな隙が生まれた。それを見逃さない無駄な所で鋭い不良の1人】

ガシッ

『ヘヘ、捕まえたぜねーちゃん…』

…チッ!離せッ!

『離せといわれて離すバカはいねーよwwww』

【腕をつかまれ、もがく少女】
【形勢逆転。このままでは、少女がどうなるか分からない者は少ないだろう。】
【さて、この声は帰宅の準備を進める青年にも届くはずだが。】
689 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 20:29:15.29 ID:xa21guDp0
>>685

【そこそこ真剣にした質問だったのだが、笑われて急に恥ずかしさが込み上げてきた】
【顔を少し赤くして視線を再び逸らした】

【そして、魔法使いと言われはっとなる】
【能力者、という可能性があるではないか】
【夏も近付き、心霊番組なんかがやってたのが問題だと勝手に言い訳をする】

「えっ」

【質問されて、少し考える】
【今まで、空を飛ぶ知り合いもいた……といっても彼らの飛ぶは、ジャンプに近いものだが9

「あんまりおかしくない……かも」

【相手が能力者であることも考えながら、呟くように答えた】
690 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/01(水) 20:30:08.97 ID:Dmf2HVtoo
「――――はい、はい。諒解しました。...お疲れさまです」

とある、運送会社のオフィス。ひとりの女性が電話を切り、受話器に置いた。
紅いカーディガンを纏っており、長いブロンドの髪は腰の辺りまで伸びていた。

「それで、なんだって?」

「ああ、今日はもう終わりでいい、って。さ、帰りましょ?」

後ろから声をかけるのは、藍色のバンダナに淡い蒼の双眸。会社勤めには早い、少年の姿
二人は戸締まりをすると此の会社を後にした。

「あー・・疲れた...」

「..貴方はソファーに寝そべって寛いでただけじゃないの。」

「...!?馬鹿言え、お前がうたた寝してる間オレが仕事してたんだろうが...」

他愛無い言葉を交わしながら、帰り道。―――よく見れば
青年の頬、手の甲など、随所に蒼い鱗の様な物が、視認されるかもしれない
691 :【唯閃光王脚】@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:32:42.08 ID:TBI9GTlio
>>686

勝手に食っておいてそれはないでしょう?

【蹴りを放った後の態勢から構えに戻るのが速い】
【一つ一つの洗練された動作――――達人が達人たる所以であり、常人とは違うところである】

笑止――――そんなモノを蹴りとは呼べませんよ

【そのまま戻した右足を軸に、左足を狙っていた脚に向かい蹴りを繰り出す】
【三つを対処するのは不可能である――――だが、ひとつだけは確実に対処できる自身が執事にはあった】
【彼の脚に宿る性質は”絶対に打ち勝つ”――――相手の攻撃と自分の蹴りがぶつかった場合、負けることは絶対にないのだ】
【鳩尾と肩に向けられたけりはこのまま当たるだろうが、軸足に向かった蹴りは――――?】
【威力は前述のとおりである】
692 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 20:32:55.80 ID:VaGb4uuRo
>>684

「そーしてくれ……自覚してんなら、尚更だ」

――.一瞬。外套のボタンに掌を掛け、中身を肌蹴ようとする仕草に懸念を懐いた。
が、杞憂だった様子。到って普通、凡愚な体裁だった。――又もや、鎖の擦れる音。
今度は勘違いでも、耳殻が狂ったでもなく。それが“在る”と云う事実だけは認知した。
碧眼が、女の肢体を隅々――旋毛まで沿(な)ぞって。二度(にたび)、顔貌に擬された。

「まあ、格好いいとは思うがよ。その感性は否定しないが――あー……アレだ。
 ちょっとばかし、やり過ぎ? ……緑、ってのも何だかな。何処ぞの囚人みてえだ」

「……何だ。大体察し付いてたけど、変な女だなアンタ。目立つ必要、あんの?」

口端から零れた呼気が、戦いだ夜風に散漫と。心底、理解に苦しむ――と宣う傍ら、
少しだけ、親和を介したような態度で応対する。愉快犯だろうが、面白ければ由――
危害さえ加えられなければ重畳。聞分けも不能ではない様子だし。悪くない、と懐う。
693 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:33:12.37 ID:+6nX/y/Vo
>>683

「麻薬…?さあ…?」

その麻薬の情報は知らない、知っていたとしても…言わないであろうが
夢、それが誰かの夢であるかもしれないから
その為の、其れに必要なものであるかもしれないから
ただ、現段階では、その上方は知ってはいないから、これが事実である

「気になるのなら…企業に来るといいわ…」
「真実は自信の目で見た物でしかない、真実は一つなんかじゃない」

「私が今何を言おうと…その悪い噂のある社員の言う事など信じれない…そうじゃない?」

言葉、表情はどこまでも無機質で、
そう喋る、独特の言い回し、彼女の喋り方であろう、
ただ、麻薬に関しては女性は知らないと断言した
694 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/01(水) 20:33:16.49 ID:EuIdbmiT0
>>688
(んっ、うまく入らないな…て、結局手を貸すべき?)
【あの言葉が青年の耳に届き、リュックに入りかけた矢筒から矢を一本取り出し弓を生産】

(面倒なことにならなきゃいいけど…)
【立ち上がり影から出て、すぐに弓を構え矢を放つ】
【一瞬で放ったと言うのに飛んでいく矢は正確に少女を抑えている腕に飛んでいく】
【二本三本飛ばすならともかく一本だけなら狙いをつけなくても当たるだろう】
695 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 20:33:52.23 ID:iuDV6RQm0
>>687
「…! 転移っ!」

【盾を消失させ、再召喚 それによって、相手の攻撃は防げた】
【が、右腕を掠めてしまった】

(相変わらず… あれ? 少し盾が大きく……なら大丈夫か)

【盾の変化から、相手は物理系等の攻撃と判断 相性は良すぎる相手だ】
【この現象は彼女を油断させた… いや、呆れさせたというべきか】

(能力者で分からないとか… 無いわ)
(ペテンでも、ここまで分かりやすい嘘はつかないし……どの道、無意味か)

【相手とは逆の方向をみて、帰ろうとする 無論、音で相手の行動を判断するわけなので、不意打ちは難しい】
/一応、ガード一回目です
696 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 20:38:47.28 ID:Owzld0qY0
>>689
「ってまぁ、冗談…じゃないけどさておいてと」

【自分で言っておきながらさておいてしまった 事実ならそうだとちゃんと言えばいいのに】
【結構適当なのだろうか どっちでもよさそうに煙草を煙を吐いた】

「この街では特にね 飛行…ってまではいかなくても、跳躍だけでかなりの距離を飛べる人もいるだろうし」

「能力者が多いからね、この街」

【とは言っても、ただ空を飛ぶ とゆう一点に特化した彼ほどの者はそうそういないだろうが】
【男の場合は本当に飛ぶのである 人類の夢を易々と体現してもらいたくないものである】
697 :【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ/地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 20:39:01.89 ID:PnTjeNTno
>>693

「…いや、君なら信じても良いかもしれないと思ったんだ」
「差別をしない人間は、信用出来るような気がしてしまうんだ。それがどんな思想であれ」

「機会があったら、企業まで出向かせて貰うよ。場所を聞いても良いか?」

やはりここでも虚偽の位置を伝えられる可能性は考えていたが、先の言葉通り、女性をなんとなく信用したい気持ちがあった
それは、述べた理由に加え、無機質ながらも芯のある言葉を話すと感じているからだ
698 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:39:32.71 ID:GLpb1CO70
>>695
/槍は盾にはじかれてその場に落ちた感じですかね?
699 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 20:40:38.22 ID:5IhXLJH90
>>691

「いっでえええええええええ!!!!」

【3つの内一つが青年の足と接触する。足は折れたりしていないが、痛みは通常の倍】
【だが、ちゃんとこちらの攻撃も命中していたようだ】

「いっで!いっで!!」

【足の痛みに悶絶するゾンビ。物凄く滑稽な光景である】

「いでで!いで………ふう」

【とりあえず叫びたいだけ叫び、落ち着いたようである】
【地面に両手をつき、蹲る】

「いででで………」

【攻撃された足をさすりながら、分裂した足を元に戻す】
700 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 20:40:45.39 ID:iuDV6RQm0
>>698
/ですね〜
701 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 20:43:29.21 ID:xa21guDp0
>>696

(あれ、これって結局冗談なの冗談じゃないの?)

【数秒考えて、冗談ではないことが判明した】
【じゃあ本当に魔法使いなのだろうか】

「えっと、あーっと……あなたは能力者なんですか?」

【能力者という単語が出てきたので、恐らく能力者なのだろうと思いながら】
【魔法使いなのか能力者なのか、少年の中では今その二つの単語がごちゃごちゃとしているようだ】
702 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:43:31.36 ID:Vem7z+VT0
>>694

『げへへwwwさてさて、何からしちゃおうかn・・・!?』

【と、雑魚全開のセリフを吐き「かけた」不良。少女の腕を掴んでいる方だ。】
【少女は、反撃のチャンスを今か今かと待ち構えていたわけだが。】

【突然、何処かから飛来した矢が不良の腕に命中。】
【痛みから少女の腕を離した不良。ここぞとばかりに少女は動き出す。】
【まずは、矢が当たった不良の顔面を殴りつけ昏倒させる。】

《あ、あのガキかっ!クソがぁぁぁ!?》

【そして青年を見つけた最後の不良は青年に殴りかかろうとするが、その前に少女の足が腹に突き刺さった。】

(ふぅ…。おっ、アイツか。)

【強烈な前蹴りを放ち、最後の不良を気絶させた少女。】
【青年を見つけ、話しかけながら近づいていく。】

……おい、お前だよな、矢を射った奴。
703 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:43:56.68 ID:+nr8V59x0
>>692

「何処かの囚人で何処の囚人服だよ。囚人服と言ったら青白で決まりだろ。
 変なってひでぇ言われようだな。んー何処かのネトゲに例えるのなら
 そごくピンチ、来てー早く来てー→カカッと参上、急きょ解決→凄いなー憧れちゃうなー→
 目立つ服装→印象に残る→名前覚えられて大勝利
 疾風迅雷とかその辺だな。まぁ、深い意味はなく何となくだな」

一言で言うのなら酷く残念な人である。喋ると残念な人である。

「にしても大層なケースだな、音楽家さんかい?
 私は自営業何でも屋予定だけどな。いやー、この不景気何処も雇ってくれなくてな」


704 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 感情90 [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:47:06.98 ID:GLpb1CO70
>>700
/了解です!

>>695

(盾が大きくなった…?どういう能力なの?)

【相手はまた逃げるようだ。】
【こちらもそこまで戦うつもりはないが…聞きたいことはある。】

待ちなさい…よッ…!

【盾にはじかれ、その場に落ちた槍にあらかじめ仕込んでおいた能力を発動。】
【逃げていく相手に向かって槍から棘を生やし、伸ばす。】
705 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:48:12.64 ID:vqFsgv7ro
>>690

「今日も街は平和か」

何度目か分からないそんな呟きとともに、夜の街を一人の男が歩いていた
手持無沙汰といった感じにふらりと歩いていると、目立つ二人組を見かける

落ちついた雰囲気の女性と、活発そうな少年

特に用があるわけでもないのに、つとそちらの方へ目を送ってしまう
それは少年の容姿が気になったからであったかもしれない

「人じゃ―――ないのか」

ぽつり、と何気なく口から言葉が漏れた
706 :【唯閃光王脚】@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:48:42.65 ID:TBI9GTlio
>>699

っつぅ……やれやれ、このぶんは高くつきますよ?

【鳩尾と肩、幸い蹴りを出すのに支障はないが、痛いものは痛い】
【相手の攻撃をくらいよろめきながら、左手で右肩を抑える】

――――

【相手の頭に向かい、右足でかかと落としを繰り出す】
【単純故に強力な一撃、ただやはり動作の大きい攻撃のため、避けることは可能である】
【避けられた場合は地面を砕くだろう】
707 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:48:45.79 ID:+6nX/y/Vo
>>697

「差別…全ては平等よ…この世の全ては…ね…」

そして、その企業の位置、その場所を話した、隠れている訳でもないその位置

都市の、中央にそびえる、巨大なビル、場所を解らなくても、その場を通りかかった其れのみで分かるであろうその存在感
『企業』その組織は間違えなくその位置にその場所に、それは真実である

「ええ、いつでもいらして…」

それがどんな思想であり、どんな事だったとしても、企業は女性の全てであり、全てを受け入れる
その気持は揺るがない

その意思がどういうものであったとしても…

708 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/01(水) 20:51:03.44 ID:EuIdbmiT0
>>702
(…やっぱり助けいらなかったんじゃ…)
【弓を消してから一応見届ける】

「ええ、そうですよ」
【不良がこちらにやってきても顔色一つ変えず返事をした】

「やっぱり手助けは駄目でしたか」
【あまりにも圧倒的だったので無表情になった青年が地面に置いてあるリュックを背負い帰る準備をしだす】
709 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 20:53:09.33 ID:iuDV6RQm0
>>704
「…はぁ、私はもう用が無いんだけど」

【自分勝手な彼女なワケだが、それは自身の実力があることを理解しているからできる行動だろう】
【なぜここまで自己中心的になってしまったのだろう… それを知る者はここにいない】
【彼女以外には…】

【相手の攻撃は最低限音が必要 それは物理攻撃の宿命のようなものだった】
【音の場所とタイミングから、盾で防御しつつも話しを聞く……はずだった】

「…っ」

【が、実際はそこまでうまくいかなく、足に多少の傷を負ってしまった】
/ガード二回目です 次遅れるかもですorz
710 :【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ/地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 20:53:13.65 ID:PnTjeNTno
>>707

「人の思想もその言葉の通りだったらベストなんだがな」
「……よく分かった。ありがとう」

その説明を確りと頭に入れ、謝意を述べる

「それじゃあ、散歩の邪魔をして悪かったな。また会おう、リザナ」

そう言って男は畳んでいた灰色の大翼を広げ、飛翔しようとする
引き止められなければ、そのまま暗転した空へ消えていくだろう
711 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 20:54:24.16 ID:5IhXLJH90
>>706

「けへへ……もう躱したりはしないぜぇ…」

【自分の頭に向けて放たれる踵落とし】
【ゾンビはそれを躱すことなく、口で受ける】
【石を砕くほどに硬い歯はボロボロに折れるがもしかしたら青年の足に何本か刺さったかもしれない】

「ごでらちょヴぇ!!」

【謎の悲鳴を上げながら、口を閉じようとするゾンビ】
【だが閉じたところで結果はかわらないのだ】
【ゾンビの頭は弾け飛び、青年に向かって汚い血が飛んでいく】

【魑魅魍魎】死亡
712 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 20:55:04.19 ID:Owzld0qY0
>>701
【最後の煙を吐き出すと、煙草を灰皿にこすりつけて消化し、中へと投げ込んだ】
【それにしても、ジャケットにジーンズ。 およそ魔法使いっぽくない外見だ】

「うーん… YESだけど、NOかな」

「確かに能力はあるんだけど、それは魔法の力なんだよねぇ」

「だから、俺は魔法使いって名乗るようにしてるんだ」

【空を飛ぶ、とゆう『能力』が『魔法』の力によって発現している】
【中々に返答に困るところだった どっちつかず、とゆうかどっちでもあるのだ】
713 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 20:56:18.23 ID:VaGb4uuRo
>>703

「んなもん、知らねえよ……俺の中では赤緑なの。
 ……なんじゃそりゃ、理論は分かるけどよ。そんな理由でそれ着てんなら、
 逆に尊敬するわ……、――しかも、やっぱり何となくかよ。もう黙ってろ、テメエ」

云うなれば“残念美人”――とかに属す部類だろうか。如何せん、容姿は端麗、八面玲瓏。
腕組みを解いて、掌で額を覆った。項垂れるように双肩を弛緩させ、はあ、と嘆息。顔貌に、
掌を凪いで――眼帯に刻された魔方陣、その外周を縁取るように指頭で沿(な)ぞって。

「音楽屋さん……では、ないな。まあ、そうなる日も在るかもしれねえが――
 ――ちょっと待て、『なんでも屋』だ? アンタ……いやいや……俺も、『なんでも屋』」

「一応、経営して久しいし。
 不景気云々で始めた訳じゃねえが――しかし、まあ……」

「……自己紹介、しとくか。俺はフリードリヒ・ウィルヘルム。二十二歳。アンタは?」

突如、女の暴露した密事――厳密に云えば彼単独に帰するが――に碧眼を見開いて。
一歩、躙り寄るように右足を振抜くと。当惑を御せない為体ながら、平静を表層に取繕い。
一先ず、相手に自己紹介を述べた。正直、胸懐を占める情感は驚愕のみで在った。
714 :【唯閃光王脚】@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 20:57:29.87 ID:TBI9GTlio
>>711

……ったく、最後に最後に余計な抵抗するなよ

【刺さった歯を引きぬく。血がダラダラと流れた】
【包帯を買う金などない。放置して雑菌が入らなければいいのだが】

汚ェ……はぁ、一気に冷めましたね

【財布を取る気にもならない。今は風呂に入りたかった】
【一張羅に血の匂いが染み付く前に、執事はこの場を後にした】

/からみおつでした
715 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/01(水) 20:57:31.47 ID:8kuctq6ao
>>705
ふたりは道中、一人の男と擦れ違う。
尤も、一々そんな事を気にしたりは勿論、しないのだが―――

「....ッ!?」

ぼそりと呟かれたその内容が、問題であった。大問題。
少年の方へと向けられた女性の視線が一点、男の方へと急転換する。

「アサギ...貴方.......」

「...仕方ねえだろ、あの格好疲れるんだからよ...」

少年もまたバツの悪い表情を浮かべ、バンダナ越しにガシガシと頭を掻く...そして。
気付くだろうか。何時も間にか二人は、前後から男を取り囲むように移動していた
こんなときばかりは、息の合う二人だった。何時もの無表情で、女性は問い掛ける

「...ちょっと、お話がしたいのですが?」
716 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 20:58:12.14 ID:xa21guDp0
>>712

「は、はあ」

【男の答えに、頷きながらも頭からはクエスチョンマーク】
【能力だけど魔法で、この男は魔法使い?】
【結局よくわからない解答に少年は頭を抱えた】

【が、直ぐに考えることを放棄し】

「そうなんですか」

(まあいいや)

【心の中でそう呟いた】
717 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 感情75 [sagesaga]:2011/06/01(水) 20:58:40.47 ID:GLpb1CO70
>>709

…当たった…かな?

【棘射出後、すぐに走り出して相手に近づいていく。】

メンヘラ待ちなさいよ!
人生急ぎすぎてもいいことないよ!

【相手が見える位置に移動しながら近づいていく。どうやら足をかすったようだ。】

ほら、いい加減止まりなさい!

【1.5m程の槍を召喚。】

/了解です!
718 :【魑魅魍魎】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 20:59:33.31 ID:5IhXLJH90
>>714
/おつでしたー
719 :【終焉葬刃】《“リザナ・ナシカの処刑鎌”》@Wiki [sage]:2011/06/01(水) 21:00:04.80 ID:+6nX/y/Vo
>>710

「さようなら…」

そう呟いて、女性はその空にきえた獣人を見送った

優しすぎる獣人
悩める獣人

小さな声、聞こえる事はない声
そして、女性は散歩に戻る

/お疲れ様です!ドキドキでしたがありがとうございます!
720 :【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ/地竜石 [saga]:2011/06/01(水) 21:01:31.87 ID:PnTjeNTno
>>719
/あり乙でした!
721 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 21:02:42.42 ID:t5Dqm3wIO
>>671

【女は感情のこもらない瞳で相手を見つめていた。】
【それは槍が威嚇する様に降られても同じ。全く引けをとっていない。】

「私?…私はただの剣士よ。」

「副業でアカデミーの教師をやってるけど…まあ居てもいない様なものね。」

【そして、】
【何を思ったのか、女は右手で大剣を抜いた。】
【「相手と全く同じ様に」振り、刃を上にして肩に担ぐ。】

「私を叩き潰す?……」





「 や れ る も ん な ら や っ て み ろ 」





【ドスの聞いた声でそう呟き、】
【相手を見据える。もっとも、女からは仕掛けようとは思わない。】
【ただ単に相手の言い方…まるで赤子をひねる様に簡単に自分を屈服させることができる、】
【という物言いが癪に触っただけだ。「病的」「異常」な負けず嫌いは、】
【この女の最大の特徴である。】



(お待たせしましたー!)
722 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/01(水) 21:02:45.11 ID:vqFsgv7ro
>>715

「―――はい?」

唐突に声を掛けられた事に驚きながら振り返る
気付けば、二人に前後を固められているようだが、男の方は困惑するばかり
何かしたか―――そう考えてみても、特に思い当たる節は無かった

「えっと、何ですか?」

女性の方に向けて、恐る恐るといった風に問いかける
723 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 21:02:49.18 ID:Vem7z+VT0
>>708

すまねぇな。
手助けなんかしてもらってよ。

【近づき、そんなことを言いながら頭を下げる。】

駄目なんてことねぇよ。
腕掴まれたままだったら、どうなってたか。
とりあえず、ありがとうよ。

【と、とりあえずの謝罪をした。】
【しかし、青年は帰るようだ。本当なら、何かお礼でもしたいものだが…今は何も無い。】

なぁ、何かお礼したいんだけどよ。
無茶な物以外だけど、なにか…ねぇか?

【結局自分では思いつかなかったので、相手に聞いた少女。】
【その答えが無茶な物以外なら、少女は快くそれに応じるであろう。】
【―――だが少女は、自分の手持ちに金すら無いことをまだ知らない。】
724 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 21:06:52.44 ID:+nr8V59x0
>>713

「えー、言うのなら桃●の絶好調あしゅらの如く。三回行動するみたいな…
 いや、その理屈なら普段から絶好調だな。毎月3回行動とかさく●ってエベルじゃねーぞ!
 とまぁ置いといて、予定だな。まぁ、御覧のありさまだよ!みたいな感じで私は気分やだからな、仕事となっちゃ真面目にやるが。
 あー名前ね。ベルメリオ、ポルドガル語で赤だな。あらかさまな偽名を名乗っちゃった感。
 気軽にべるっちって呼んでいいぜ。あ、年齢。そんなもん言わせんな恥ずかしい。ここにアスキアート」

目の前にいる男の様々な思いは無視しても、とはいえ気にしてない様子だ。
何を思っているのか分からずに笑って言う。
725 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 21:07:49.86 ID:Owzld0qY0
>>716
「よくわかってない って感じだね」

【不思議そうな顔をする少年に笑いかけ、内心を見抜いた】
【とゆうか、どう見てもわかっていない といった具合の顔をしていたからだ】

「そうだね、少し体験してみる?」

【そう言って、手を差し伸べた 体験、すなわち飛んでみせるつもりだ】
【それが一番わかりやすいのではないか 彼なりにそう思った一つの方法だった】
726 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/01(水) 21:09:53.14 ID:8kuctq6ao
>>722
「ええっと、ですね。」

女性の表情は真剣その物。其れは、少年も同じだった。珍しい事に。

「貴方...さっき見ましたよね。今。」
「その事についてどう思いますか...?あと」
「どうかご内密に願えますか?」

矢継ぎ早に女性は言葉を紡ぐ。その後ろから少年は男に向い歩みを進める。
充分に近づければその肩を掴もうとするだろう。...やくざか
727 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/01(水) 21:11:07.84 ID:EuIdbmiT0
>>723
(あっ、いい人だ)
【少女の言葉を聞いて相手が善人とわかる、それを聞いたと同時に少し微笑んで】

「そうですね…あなたが大人になったら一杯奢ってもらいましょう、それでいいですね?」
【できるだけ優しく、いつ忘れてもおかしくない条件を出す】
【もともと青年の判断で助けたのだ礼なんていらなかった】

「自己紹介もしておきます、自分の名前は弓指卓矢です」
【ついでに相手の名前も知っておこうと名前を聞いてみる】
728 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 21:12:31.41 ID:iuDV6RQm0
>>717
「……ウザッ」

【足を怪我している状態では逃げる事も出来ず、ただ相手を待つのみだった】
【が、それでも彼女は劣勢にならない……寧ろ優勢になったともいえる】
【相手の攻撃速度からして、此方のほうが利があると踏んだからだ】

【実際、彼女は槍や刀とは相性が非常に良く、負けるようそは無かった】
【盾とは防御に特化した武具で、大きさもさることはがら、円盤の形状は力の分散をしやすいという大きな利点からしても、この盾は優秀だった】

「…なにか用? 場合によれば容赦しないわよ」
/しばらく不安定になるかもですorz 其方の都合で凍結していただいても結構です
729 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 21:12:36.08 ID:xa21guDp0
>>725
「あ、はは」

【曖昧な微笑み】
【男の言っていることは図星で、それが情けないと言う笑みだ】

「へ?」

【差しのべられた手と、彼の顔を交互に見てその意味を探す】
【数秒で理解したのか】

「お、お願いします」

【差しのべられた手を右手でぎゅっと掴む】
730 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/01(水) 21:16:31.62 ID:vqFsgv7ro
>>726

「ん、ああ。その事ですか」

まるで、今の今まで考えもしなかったというように声を上げる

「どう思うか、ねぇ。別にいいんじゃないでしょうか?」

街中に竜がいた位では驚かない―――飽くまでこの男の基準ではあるが
なぜそこを尋ねられたのか、むしろそこが分からなかった

「別にその位は構いませんよ、口は堅い方ですし」

軽い口調で請け合う
特に他言する理由も無かった
731 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 21:18:22.52 ID:VaGb4uuRo
>>724

「……だーかーら、簡潔に言えっつーの」

「なに、なんでも屋の体裁繕ったフリーターか何かか?
 ベルメリオね、呼ばねえよ。しかも偽名か、年齢は――あー……もう、いい」

ガシガシ、と頭を掻いて。笑った様子の女が、酷く恨めしい。驚愕の肌合は、霧散して。
弦楽器保管具の頂部に掌を添わせ、嘆息。今宵、最早幾度目か知れぬ呼気が、散りゆく。

「……はあ、勘弁してくれよ。なんでも屋、今日日こんな必要ねえだろ……
 アンタもさあ、態々働く必要なんてねえんだ、うん。もしくは適当な業務に従事するとか」

「そのペラペラ回る舌を活かして、芸人にでもなればいいんだよ」

食扶持が減る――とは思っていないが。『なんでも屋』乃至『万事屋』が増えれば、比例し。
舞込む仕事が“増える”一途を辿れるとは思えない。適当に考えた指針を差して、独りで頷く。
732 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 21:21:36.28 ID:Owzld0qY0
>>729
「仕方ないよ、俺自身どっちかわからないからね」

「便宜上、魔法使いって事にしておいてくれるかな」

【小さく笑って、結局どっちなのだかを流そうとした】
【空を飛ぶだけの魔法使いってのは、どうなんだろうか】

「ん、手を離さない様にね」

【そう言って少年の手を握ると、何の予備動作もなしに体が浮いた】
【そのままビルの屋上ぐらいの高さで上昇をやめる そんなにスピードを出していないので、エレベーターぐらいか】

「つまり、こんな感じなんだ これが、魔法の力って事かな」
733 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 感情75 [sagesaga]:2011/06/01(水) 21:22:28.77 ID:GLpb1CO70
>>728

別に殺しゃしないよ。

下手に目立ちたくないしね。

【既に結構目立っているが。】


貴女の所属している組織が聞きたいだけ。
ジェイルの情報が欲しい…なんてとこ聞く限りは、どうやら裏の組織っぽいけど。

【とりあえず槍は構えるが攻撃する気配はない。】

/こちらは大丈夫です。
/もしキツくなったら適当に切っていただいても大丈夫ですよ。
734 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 21:22:28.78 ID:Vem7z+VT0
>>727

【青年が提示した「お礼」に、一瞬だけポカンとした後、すぐに問いかける。】

え、いいのか? そんなんで。
ほら、何かを食えるぐらい金は…

【やっと気付いた。】

…分かったぜ…。 じゃ、そのときは一杯奢ってやるよ。

弓指? なんか、珍しい苗字っぽいな。

俺は一籤 蓬(イチクジ ヨモギ)。よろしく。

【相手の「お礼」に了承した後、名前を教えてもらい、こちらも返す。】
【珍しい苗字だと思っているようだが、あちら以上にこちらの苗字の方が珍しいことを少女は思っていないようだ。】
735 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 21:25:56.21 ID:+nr8V59x0
>>731

「そりゃぁ名乗る名前を忘れてちゃ偽名を名乗るしかないからな。
 労働は義務だからな、そりゃぁ誰かに頼まれれば芸人にだってなるさ。頼まればな。
 まぁ、その辺は上手くやるさ」

等と邪魔したな、と一言言ってその場を立ち去ろうとする。
男が何もとめなければだが。
736 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 21:26:05.07 ID:xa21guDp0
>>732
「わかりました」

【魔法使いってことでいいらしい】
【そう言われると今度はなんだかすっきりと受け入れられた】

「はい」

【先程よりも自分の右手に力を入れる】
【すると、突然体が浮く】

「わ、わ……」

【不思議な感覚に、変な声を上げる】
【体は、普段デパートなどで乗り慣れているエレベーターくらいの速さで、ビルの屋上くらいの高さまで浮き】

「へえー……」

【男の声にこたえているのか、ただの呟きなのか】
【下を見ながら声を出す】
【怖い、という気持ちもあるのだがそれよりなにより楽しそうに目が輝いている】
737 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/01(水) 21:27:12.47 ID:8kuctq6ao
>>730
「...」

相手は何とも軽い口調で了承を口にした。
その事が却って、不審にも見え、目付きが悪くなる。
此の秘密諸々の話になると二人は、人一倍敏感だった
...が、だからといってこれ以上、言う事も無く。...困った

「...もし言ったりしたら...約束、ですよ...?」

渋々ながら、引き下がるしか無かった。女性は脇に避け、道を開ける
因み、背後の青年の鱗は既に、無くなっている筈だ。彼は既に、緊張を解いていた
738 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/01(水) 21:28:52.36 ID:EuIdbmiT0
>>734
「ええ、それで大丈夫です」
【満足したように頷く、青年は旅の者だ、大人になる前にここからいなくなるかもしれないが悪魔でもその場しのぎの約束だ】

「蓬さんですね」
【復唱してしっかり覚える、後でメモに書いておこう、さてそろそろお別れかな?】

「それでは蓬さん、自分はそろそろ」
【それを言い相手に背を向け、歩き始める】
「また会いましょう!」
【首だけをこっちに向けて手を振る、そしてこのまま外に出ようとする】
739 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/01(水) 21:30:47.64 ID:vqFsgv7ro
>>737

「ええ、構いませんよ」

笑いながら首を縦に振る

「―――そんなに隠すような事なんですか?」

道を開けられた事で歩き始めた足を止め、気になったように問いかける
聞いた所でどういう意味も無いのであるが、ただの好奇心であった
740 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 21:31:47.91 ID:VaGb4uuRo
>>735

「……、……いや、だからな?
 俺が言うのはつまり――もう、いいわ……競合しないこと願っとく」

「はいよ。じゃあな、夜道に気を付けろよ」

止めようか、と逡巡したが。己の言動や挙動を顧慮しても――言い包められる、とは。
到底思えなかった。苛辣な語句を並べ立てたところ、柳に風と流されるのが関の山か。
鬱陶しそうに髪を掻く。胡散たらしくも視界を遮る前髪を耳上に流して。宵闇に消えゆく
女の全貌を見届ければ――彼も再度、跫音(あしおと)を振立て、深閑を厭う。

/乙でしたー!
741 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 21:33:00.78 ID:iuDV6RQm0
>>733
「……あんた…、馬鹿? そんなの言うわけないじゃない」
「ジェイルの内部捜査よ もっと合理的になりなさい」

【沈黙の間に話しを想像…、創造する】
【無論、この話しは嘘である 本当の話のわけが無い】
【一般市民にこんな話しをするわけが無い……そんな事はすぐに分かる】
【なら、なぜそんな事を言ったのかと言うと…】

「そういう事… あなた知らなさそうだし、このことは忘れるのね」
742 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/01(水) 21:34:43.72 ID:Vem7z+VT0
>>738

あぁ、じゃあな。
大人になったらまた会おうぜ。

【青年が旅の者など知らない少女。初対面なのだから当たり前】
【自分に背を向けた相手にそんな言葉を掛ける。】

じゃあな!

【そして、自分も反対側を向いて歩き始める。】
【楽しみが1つ増えたなと思う、少女だった。】

/乙でしたッ!
743 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 21:34:53.30 ID:Owzld0qY0
>>736
「ん、と… 街中じゃ飛びっぱなしはよくないから一旦降りよう」

【そう言って、もう少し高度を上げて近くのビルの上に降り立つ】
【重さとかは、魔法の力でなんかイイ感じになっているに違いない】

「どうかな?短い時間だったけど」

「俺は魔法使いかな?」

【言いながら、フフッと笑ってしまっている 改めて言うのは中々恥ずかしいような感覚だ】
【別に普段そう名乗ることはなんとも思っていないのだが】
744 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 21:37:44.02 ID:xa21guDp0
>>743

【小声で、わーと歓声をあげたままビルの上に降り立った】
【よほど楽しかったのか、きらきらとした目で男にお礼を言う】

「ありがとうございました!!」

【そして男の言いまわしとか、本人が笑っていることに少年も少し笑いながら】

「はい」

【そう答えるのだった】
【まあ、少年としては彼が幽霊でないことが判明すればなんでも良かったわけだが】
745 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/01(水) 21:38:41.38 ID:8kuctq6ao
>>739
「そりゃあ、そうでしょう...?」

立ち止まりこちらへと問い掛ける、男。
女性は未だ警戒を解いていなかったが、質問に答える位なら、良いだろうと判断し。
少年もまた欠伸などしながら女性の隣へと歩み寄っていた。

「余り話したくは在りませんけどね..此の子は或る国から、指名手配を受けているんです。」

此処まで言ってしまえば、もう同じだろうと。女性は言葉を紡ぐ。
少年は何という事も無さそうだが、女性の表情は暗かった。

「尤も最近は追跡にも遭ってないのですけれどね。できるだけ、痕跡は残したくない。」

「..他言すれば、死んでもらう事になるかもしれません」

言っている事は、少々異質。されど、真剣だった。自分のみを守るように、カーディガンを手繰る。
746 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 感情75 [sagesaga]:2011/06/01(水) 21:39:28.56 ID:GLpb1CO70
>>741

…合理的に考えるのなら、その話はウドになるわね。

…そう簡単に口を割らないか…そりゃそうだよね。
ちょっと裏の組織に興味があっただけ。

【槍をしまう。】
【そして、袋からおにぎりをだし、相手に投げ渡す。】

足のけが、ごめんなさいね。
これあげるから許してちょ。
747 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 感情75 [sagesaga]:2011/06/01(水) 21:40:11.19 ID:GLpb1CO70
>>746
/ウドってなんだww
/嘘です…orz
748 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 21:44:01.34 ID:rZ4QKOXco
>>721
【副業で教師が務まるのか?いや教師とは教員免職が必要な気がする】
【まぁ能力者中心の教育機関だ。それくらいは通るのだろう】
【だとしても男が教壇に立てる身分かというとそれは違う】
【話は終わりだといわんばかりに、そのままきえようとしたが…】

【男は相手が自身と同じ動きをとってきたのに気づく】
【まぁ剣客相手に背を向ける気はさらさらないが…前面をむけて消えるという真似も出来なさそうだ】
【相手の矜持を刺激した様だ……自身も矜持を持って戦っているのだ】

【男は、槍を下段に構えた…いわゆる突撃兵スタイル。突貫するその戦術が人々をゴミのように散らしていく】
【更に実力のあるものでさえ、その赤黒い槍の糧となる。その様が【血狩り】と呼ばれる所以】
【男は無言で槍で地面を削るように踏み込んできた…砂塵をまとったその前進は鮫が如くである】
749 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/01(水) 21:48:18.44 ID:vqFsgv7ro
>>745

「ああ、なるほど」

女性が真剣な表情で話すのを聞きながら、大きく頷く
それでここまで過敏に反応したのか、と納得した

そこでふと、この女性は何故そこまで少年の身を案じているのかと疑念を抱く
だが、今の調子では聞き出せそうにないし、尋ねる理由も無かった

「安心してください。お互い、厄介事は御免でしょうから」

肩を竦めながら、苦笑で返す

「それと君も、気を付けなよ」

少年の方に、初めて言葉を掛ける

「外見だけ取り繕っても分かる時があるけど、最低限の注意は怠らないようにしないと」

竜の魂が放つオーラは、人型の時でもそれなりにはあった
少なくとも、一般人のそれとは比べ物にならないほどに
男自身は先ほど気付くまで見逃していた物だが、今改めて確認してみればそれはかなり異質なのだ
霊魂に詳しい者が派遣されない事を祈るしかない
750 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 21:48:49.73 ID:Owzld0qY0
>>744
「そっか、ならよかった」

「これからは自信を持って魔法使いを名乗ろう」

【今までに自信がなかったわけではないが、やはり誰かの肯定は得えたいものだ】
【思わぬ形でそれが得られたが、それはそれで楽しいのでOKだろう】

「さってと… 俺はこれから遊ぼうかなーと思ってるんだけど…」

「君はどうする?もし行きたい所があるなら、飛んで送ってあげる事も出来るけど」

【先程の少年は楽しそうだったので、そんな提案をしてみた】
【もし断るのなら、またビルから飛び降りるのだろう】
【尚、このビルは屋上が閉まっていて降りられない… といった事はないので安心していただきたい】
751 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/01(水) 21:50:21.21 ID:tuwKeWDzo
――ここは、とある繁華街。
あらゆる人々が仕事の疲れを抱えて帰路を歩み、あらゆる人々が翌日への勉学のために休息を求める仄かな街灯に
照らし出される、少しだけ煩く感じる夜の街。スーツに身を包んだサラリーマンや、どこぞの学生服に身を包んだ男女まで
様々な模様を見せるその場所に、一際目立つ”魔女”が一人、箒でゆらゆらと行く当てなくさ迷っていた。
どうやら随分と暇を持余しているようで、細められた目はつまらなそうに方々へ向けられている。そのお陰で前方不注意と
なっており、前方から歩んでくるサラリーマンは慌てて避けていったり、学生は吃驚しつつその場から離れていったり。

「……今日は、何だか煩いわねぇ………」

箒の上で足を組みながら、目印のような大きな三角帽子と長い黒髪を夜風に揺らして、魔女は彷徨う。
何か、面白い事は無いか、と。

/何でも募集
752 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/01(水) 21:51:57.27 ID:xjdvNm+Lo

「だ〜れも知らない 知られちゃいけ〜ない〜」

夜の街を闊歩する。


「〜〜デビルイヤーは地獄耳………あれ? 違うような気がする」

夜の街を跋扈する仮面の男。
いや、正確に言うと、仮面は顔の右半分のみを覆い隠しており
もう半分からは、意外さの欠片もない、黒い瞳をしていた。


「……若年性なんたらか?  こりゃ、脳トレせねばならんかもねぃ」

腕には『学生指導』の腕章をつけ、服装はTシャツにGパン。
その腕章を見れば、教師であることが察知できるであろうが
仮面や、言動から、若干ソレを疑わしく思わせるものを感じ取ることも可能であろう。

男は見通しの悪い道の角を曲がり、路地の奥に向かって入っていく


//雑談でも、模擬戦でも、殺し合いでも何でも募集!
753 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 21:53:26.91 ID:xa21guDp0
>>750
【男の言葉に、にこりと笑う】

「えっ」

【また、少年の目が輝く】
【だが、一度目を伏せていいのだろうか……と考え込んで】

【数秒後、視線を男に戻し訊く】

「えっと、アカデミーの場所ってわかりますか?」

【結局、送ってもらう事にしたらしい】
【まあ、わからないならゆっくり歩きながら帰ろうと思っている】
754 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 21:53:54.74 ID:t5Dqm3wIO
>>748

「……」

【相手が去るか…それとも乗るか…】
【女は大剣で肩をトントンやりながら考えていた。】
【すると…槍が…「血狩」の最強の相棒が自らを睨む。】

「―――――――――――フ…」

【女はニヤリ、と不適に笑い、】
【体を右に流し、槍の正面から逃れようとし、】
【逃れられたなら、そのままこちらの間合いまで踏み込もうとする。】
755 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 21:54:06.57 ID:iuDV6RQm0
>>746
「…正解〜 流石ね」

【簡単に手の内を暴かれ、多少動揺している が、そのあとすぐに冷静にもどる】
【考えてみれば、自分の考えが甘かったと反省…、しているようには見えない】
【が、最低でも少しは相手のことを感心しているようだ】

【投げられた清潔なおにぎり… 足の怪我の代償だろう】
【だが、それだけで彼女が満足するわけが無く…】

「なら私もなにかあげるわ〜 ここに来るといいことあるかもしれないわよ?」

【そう言って出したのは、エンカウントの地図……のダミーだ】
【餌に食いつくかどうかは分からないが、これを利用すれば何かあるかもしれない】
756 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/01(水) 21:54:42.30 ID:bSMxaKMIO
【都会の公園に佇む青年が一人】
【その手に握られたるは練習用の木の槍】
【その身体が成すは演武の如し体捌き】
【玉汗が青年の額より流れ、光を反射し撒き散らす】

「…ふっ!たあっ!」

【その気合の掛け声は毎日の日課】
【その体術は鍛練の賜物】
【故に彼はそれを欠かさない】
【たとえそこが来たばかりのほぼ見知らぬ土地であっても】

【上京二日目、彼の運命は如何に───】


/絡み待ちです。当方二時ごろまでやれます!
757 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 21:55:24.40 ID:5IhXLJH90
>>751

【魔女がいるなんていざ知らず、繁華街で一心不乱に踊り続ける子供の姿があった】
【小っちゃい女の子、に見えるが男の子である。もっと言えば約三億歳である】

「うーん。何か面白いことはないかな?」

【もうただの人間を観察するのは飽きてきた】
【もっと変わった、普通じゃない人間を観察したかった】
【人だかりを形成しながら、繁華街を踊り進む。現在コサックダンス中】
758 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 21:57:16.13 ID:iuDV6RQm0
/次遅れますo...rz
759 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/01(水) 21:58:37.66 ID:iuDV6RQm0
>>755
/次遅れますo...rz
760 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 感情75 [sagesaga]:2011/06/01(水) 22:00:19.67 ID:GLpb1CO70
>>755

…地図?
へぇ、これはどうも。

【なんの地図だろうか…。】
【もしかしたら相手の組織のアジトの地図かもしれない。】

そう、時間があったら訪ねてようかな。
ありがとね。

【地図をコンビニ袋に入れる。】
【訪ねることには意欲的なようだ。】

じゃあね。

【そういって歩いていく。】
761 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/01(水) 22:01:01.15 ID:tuwKeWDzo
>>757
ふらふらと箒で彷徨うこと暫く、何故か前方が騒がしく思えた魔女はゆったりとした動きで顔をそちらへ向ける。
人だかりこそ無かったものの、何故かそこから漂う雰囲気はただならぬもので。”不思議”な香りがしたとでも言おうか、
魔女は三日月のように唇を歪め、箒からひょいっと飛び降りる。
コンクリートの地面へコツコツッとふたつのヒールの音が響いた後、気配の方向へ向かっていけば―――。


子供が踊っていた。
文字通りで、踊っていたのである。コサックダンスを。


「あぁら……随分とダンスがお上手なのねぇ、ボクゥ…?」

ニッコリと微笑みながら話しかけてくる魔女。見た目で完全に魔女とわかるそれはお手本のような格好で。
黒いドレスにロングブーツ、大きな三角帽子をかぶり、背後には箒がひとりでに浮いているのだから疑いようも無い魔女である。
対して、相手の子供は女の子にしか見えず、子供にしか見えず。夜の繁華街に似合わないと想った魔女は不審どころか
興味津々で話しかけるのであった。
762 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/01(水) 22:01:33.35 ID:Owzld0qY0
>>753
「うん、知ってるよ 知り合いが在籍してるからね」

【例えそうでなくても、この男は運び屋なので大抵の場所は知っているだろう】
【完全に余談になるが、知り合いとは悪魔使いの青年である どうでもいいですね!】

「それじゃ、送っていこう 何、5分もあれば…」

【どんだけスピードを出すつもりなのだろうか】
【もっとも、空には信号も道も何もないので、純粋に直線で飛べる分遥かにかかる時間は少ないのだろうが】

「よし、それじゃ行くよー」

【かくして、運び屋は無料サービスにて少年一人をアカデミーまで運送するのだった】
【眼下に広がるはネオン煌く夜の街 きっと少年には新鮮な光景になるだろう】


/絡み乙と感謝です!
763 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/01(水) 22:01:40.62 ID:8kuctq6ao
>>749
「...そう、ならよかった」

尚も苦笑を浮かべ、綽々と話す男を見て、幾らかは緊張が緩んだようだ。
手がだらんと下がり、肩の力が抜けるのが見て取れる。髪を、掻き揚げ

「んあ...?.....ああ、分かったよ...」

ボーッとしていた少年だが、声を掛けられるとまた乱暴に髪を掻き、返事した

実際、この前も青年にその正体をずばりと言い当てられた。...人間状態にも関わらず。
説教を受ける不良少年の様な態度では在るが、確りと反省もしているのであった
764 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/01(水) 22:04:50.95 ID:xa21guDp0
>>762
「良かった」

【安心したように笑う】
【ゆっくり歩いて帰ってもいい、とは思っているがやはり早く帰りたい気持ちもあるのだ】
【ほうほう悪魔使い……】

「ありがとうございます」

【笑いながら男に送られる】
【浮いた体の下に見える夜景は、滅多に見れるものではなく、深く少年の心に焼き付いたそうだ】

/あり乙でした!
765 :【思刺害穿】自分の感情や衝動などを黒い棘状にして体から発生させる能力 感情75 [sagesaga]:2011/06/01(水) 22:05:33.07 ID:GLpb1CO70
>>759
/あ、了解です!
766 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/01(水) 22:10:17.58 ID:vqFsgv7ro
>>763

「うん」

二人の返事を聞いて笑いながら頷く
双方が同じように髪を掻いたのが少し可笑しかったようだ

「じゃあ、この辺で。また会う事があれば、よろしく」

軽く二人に頭を下げてから一度片手を上げると、二人の間を抜けて歩き出そうとした
特に急ぐ用事があるわけでもなく、ただ二人の邪魔をこれ以上したくなくて
767 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 22:11:17.10 ID:5IhXLJH90
>>761

【面白い物を探していたら、面白い物から寄ってきた】
【箒に乗っかり、ふらふらとこちらに寄ってきた。まあ、既に降りていたのだが…】

「うん!僕ね、ダンスが大好きなの!」

【なにせ、踊りを司る悪魔である。ダンスと共にこの世に生まれ、生きてきた】
【踊りを止めればたちまち死んでしまうほどダンスが好きなのだ】
【そこで、こちらからも質問させてもらう】

「ねえ。お姉ちゃんは人間…じゃないよね?なんか近いけど…でも違うよーな」

【人間と人外の見分けはつく。伊達に三億年生きていない。ただし知識に乏しいが】
【以前踊り続けながら顔をかしげて少し考えるようにして魔女を見ている】
768 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/01(水) 22:13:20.10 ID:TxfoXGLIO
>>752
…学生指導?
はじめて聞いたぞ?学生なんて言葉
【たまたますれ違った男】
【黒いコートの下は血飛沫だらけだがそれはともかく】
【学生という言葉に疑問を持つ】

まぁ制服着た奴は見たけどよ
初めて聞いたぜ…んなの
ちょっと尾行すっかな
【すると回れ右をして】
【こそこそと隠れる事もなく堂々と】
【仮面の男に着いて行きはじめた】
769 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/01(水) 22:17:53.02 ID:tuwKeWDzo
>>767
ニッコリと笑顔で踊りを好きと宣言せしめたその人物を眺めながらお姉さんよろしく、うんうんと頷いてみせる魔女。
もちろん、相手が悪魔である事を知っているわけでもなければ、三億という途方も無い時間を過ごしてきた事を
知らない魔女は、相手の質問に快く答えてみせる。

「んー…おねーさんはねぇ…”人間”じゃなくってぇ、”魔女”、かなぁ……」
「んっふふ…でも、危ない人じゃないのよぅ?」

言いながら相手の近くにしゃがみ込んで微笑む姿は、確かに警戒心すらも解きほぐす様な優しいもの。
依然として踊りをやめない所を見ながら、魔女は若干不思議に想うものの、この街の性質上”常識人”と呼ばれる
人々が少ないのも理解しているため、疑問等は胸中へ静かに落とし込む。

「ボクは踊りが上手だけど……こんな夜に一人でいると危ないわよぅ…?」

と、事情知らぬ魔女は心配する素振りを見せる。
本気で心配しているわけではなさそうだが、体裁的にも気になるのだろう。
770 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/01(水) 22:18:19.44 ID:srSPqEfIo
>>766
「「...?」」

男の笑いの意味、其れがいまいち分からなかったようで
女性は小首を傾げ、少年はただ疑問符を浮かべたように青年を見ていた

「ええ...次に会う頃未だ無事なら、貴方ともゆっくりお話ができそうね」

通り抜けようとする男を見送りながら、控え目に手を振り―――少年は見てるだけ。
次に会う頃無事なら...詰まる所男が嘘を言わず秘密を守り通した場合、という意味だろう。
秘密を飲み込み続けるのも案外、辛い物だ。微かに、ほんの微かに笑みを浮かべ、姿が見えなくなるまで見送っていた

/絡みあり乙でした!短くなって申し訳なす...
771 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/01(水) 22:19:25.50 ID:vqFsgv7ro
>>770
/乙でしたっ!
772 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/01(水) 22:19:46.15 ID:xjdvNm+Lo
>>768

「あーあー………ったく、あの教頭め……禿散らかってるくせに生意気なんだぜぃ」

どんどん人気の無い路地裏へ入り込んでいく男。
確実に「学生の非行」の起こりやすそうな場所に向かって歩いていることが分かるであろう。
もっとも、学生と言う言葉を知らなければ、学生指導と言う肩書きの意味も知らないのであろうが。


「そういや、明日小テストか………ククク、あいつらの慌てふためく様が思い浮かぶぜぃ」

独り言をブツブツ言いながらさらに路地裏に入り込んでいく男
何だか、意地の悪い笑い声が男の口から響く。

そして、胸ポケットから酢昆布の入った箱を取り出し
酢昆布を一枚取り出して、口に咥え、酢昆布の箱を胸ポケットにしまった。
一連の動作は、洗練されており、毎日のように行っていることがうかがい知れるだろう
773 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 22:20:20.26 ID:rZ4QKOXco
>>754
【地面をえぐることで発生する砂塵の壁…鋭くとがった穂先の刃を鮫のヒレに見立てた初動は相手に流されてしまう】
【だが、男はかわされること前提で動いている。槍の長所には追い詰めることに長けているという一点がある】
【広い屋外でも狭い屋内でも攻撃範囲を熟知して挑めば、一方的に攻め続けることが出来る】
【回避されたくらいで怯む訳がないのだ…実際彼女が回避した後は走りながら槍を浮かして、抵抗を下げた】
【直進に特化した形状といえる相棒『サクリファイス』、その牙が貫く様は神に捧げる贄が如し】
【相手が踏み込むと同時に突き抜け…距離が離れているようで離れていない状態になる】
【自身の斜め右後ろに女性がいる状態か……この状態ならば…】

【男は通り抜けた瞬間、浮かし持った槍の穂先を縦の垂直から横の垂直に変え…突進から薙ぎに特化する形態となる】
【まぁ実際は刃となる方向を変えただけなのだが…槍の特性である汎用性に『特化』を与えたこの槍は間違いなく至高の武器だ】
【男は一瞬踏みとどまり、槍を若干、左方向に動かし……相手に強烈な攻撃を予感させた】
【そしてそのまま相手のいる方向…自身を軸に時計回りにスイングしてきた…回避は容易だが…事後対策を考えなければ、突進、薙ぎ、突進薙ぎとエンドレスに続いていくのは明白だろう】
774 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 22:26:58.52 ID:5IhXLJH90
>>769

「魔女かっ!!じゃあ人間とは違うんだね!」

【ニッコリしながら興味深そうに魔女を見る】

「え?でも僕は家とかはないし……寝たことも一回もないんだよ!」

【自慢するような感じで言う。この悪魔君は不眠不休で踊り続ける】
【普通の人なら大変だなぁ…とか疲れる…とか思うかもしれないが、彼は踊る為に生まれてきたので】
【この生活が辛いとか大変だとか感じたことは一度もなかった】

「お姉さんこそ魔女なんだったら誰かに退治されちゃうかもよ?」

【本気で心配している】
【純粋なのだ。誰かをからかったり、嘘をついたりすることはかなり稀である】
775 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/01(水) 22:27:30.21 ID:TxfoXGLIO
>>772
教頭…
確か校長に嫌がらせする奴の総称だっけ?
生意気でもあるのか ふむ
【言葉の意味は多少知っているが】
【生の情報は初めてらしく】

なんか不気味に笑ってるけど…
…路地裏かぁ
そういや今日は何人だっけな?
【相手の動作を無視して】
【指折り数を数えていく】
【その数は今日[ピーーー]人の数のおおよその数なのだが】
776 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/01(水) 22:31:32.14 ID:xjdvNm+Lo
>>775

「あー……ちくしょう……なんでこういう日に限って………」

少し、見えない空を見上げながら、溜息を吐き、顔を元の位置に戻して
ボリボリと頭を掻く。
そして、人気のほとんど……と言うよりまったく無いところまで入ってきたところで
はた……と立ち止まり


「………俺は人に後ろから付いて来られるのがニガテなので、お先にどーぞー」

後ろから、付いてきているらしい誰かしらに向かって話しかける。
流石の、男でも、後ろから迫ってきている気配ぐらいは感じ取ることが出来るのだろう。

立ち止まった後に、狭い路地の横に避けながら言う。
777 : ◆af0StB87UOPt :2011/06/01(水) 22:33:34.70 ID:ohtz3we/0
一通りが少ない、街外れ。
そこにある夜しか経営しない店――いや、夜しか活動しないような店――
少し大きめの家、成人した人間の目の辺りに当たるようにおかれた立て掛けられた【よろずや】という看板。
そして店の前で椅子に座って遠くを眺めている、黒い髪に青い瞳の青年。
このよろずやを経営している人物である。椅子に座って表に出ているのは『ちゃんと経営していると、よいう証である』

その「よろずや」には一枚の張り紙が張られていて、その張り紙にはこう書かれていた。
•殺人、などの要望は拒否させていただきます。
•報酬は依頼を受けてから決めるので、決まった値段はありません
•依頼によっては、前金などを貰う場合もあります
•たまに報酬を物で貰う場合もありますので、ご了承ください
•10回外から呼んでも返事がなかったら休みです、起こさないでください

何ともまあやる気がないように見えるが、本人は至って真面目である、これでも一応生計を立てているのだから。
778 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 :2011/06/01(水) 22:34:31.97 ID:ohtz3we/0
>>777
名前ミスですぁ
779 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/01(水) 22:34:41.06 ID:tuwKeWDzo
>>774
―――魔女かっ!!じゃあ人間とは違うんだね!―――

ニッコリとした純粋な笑顔を見ながら、魔女の頬は思わずほころんでしまう。
基本的に子供に対して優しいのもあるのだが、どこか毒を感じないこの子供は放っておけない気がしてしまったのだろう。
だからといってこの子供に対してしてやれる事など、初対面の魔女は持ち合わせても居ないのだが。

「一回も寝た事が無い、かぁ……大変そうねぇ……ダンスが大好きだから、大変じゃないのかしらね?」

ニコニコとしながら相手の頭を撫でるようにして右腕を伸ばす。もちろん、嫌がられたりするのであれば無理には
撫でたりしないだろう。
それから、相手から飛んでくる心配の言葉に思わず魔女は小さく声を上げて笑う。

「退治されるぅ?んっふふ…だぁいじょうぶよぅ?おねーさん、こう見えても強いんだからねぇ…?」

先刻、体裁を気にして心配の素振りを見せた事を少しだけ後悔するとともに、純粋な子供の言動が少しだけ
不思議に想い、胸中に収めていた疑問をひとつだけ取り出し、相手に提示することにする。

「そういえば……人間とは違うって…ボクは、”人”の子供じゃないのかしら?」

風で揺れた三角帽子を左手で軽く押さえつつ、相手の顔を伺うように覗き込む。依然、魔女の目は優しく細められたまま。
780 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 22:36:14.47 ID:t5Dqm3wIO
>>773

【女は相手とすれ違う。地面を泳ぐ「鮫」を回避した彼女。】
【しかし、相手はひるむことなく、自ら近づいてきた。】
【交差する様に互いの位置が入れ替わった刹那。】
【来るな――――――――女は目を細め、その軌道を見切る。素早く体を翻し、】
【丁度自身の真右から槍がくる位置にその身を置いた。】

「……こっちの番よ…」





穿



【女は相手の攻撃をかわさず、受けず、】
【大剣を真上から思いっきり「槍に」振り下ろすことで止めようとした。】
【「直撃すれば」槍には恐ろしいくらいの強い振動が走り、それが持ち主の腕にも伝わるだろう。】
【大きな衝撃を食らってしまったら、その腕は痺れて使い物にならなくなるかもしれない。】
781 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 22:44:00.81 ID:5IhXLJH90
>>779

「良く言われるけどね。全然大変ではないんだよ!」

【本人は大好きな踊りを生まれてから一秒も欠かしたことがない】
【逆に踊らない生活が想像できなかった。そういう者なのだ】
【その時、頭を撫でられる。別に嫌がるそぶりも見せず、無抵抗に撫でられている】
【少し嬉しそうである】

「それならよかった!この前悪魔とかを退治するのが仕事の人にあったからね!」
「気を付けないと」

【姿だけ見ればこの踊っている子供は人間にしか見えないだろうが】
【その道の人ならば分かるのではないか?悪魔だということに】
【しかし、そのシスターにはばれなかった】
【この悪魔はもしかすると悪魔としてのオーラ的なものが薄いのかも知れなかった】

「……?そうだよ!僕は悪魔なんだよ!すっごい長生きなの」

【終始ニコニコしているのであった】
782 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/01(水) 22:44:19.59 ID:TxfoXGLIO
>>776
クカカ ばれてたか
まぁばれるのは予想内だが
【話しかけられやはりと言うかのように奇妙に笑う】

俺もつけられるのは嫌いなんで
お先にどうぞ?
【あえて本来の目的は言わず】
【そのまま進んで?と話しかける】
783 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/01(水) 22:50:46.80 ID:xjdvNm+Lo
>>782

「予想内だったんなら、よかったねぃとしか言ってやれないぜぃ?」
「おめでとう、青年がナンバーワンだぜぃ」

路地の壁に背中を預けながら、肩をすくめ相手の笑いに答える。
表情は、相手のほうからは仮面で隠されており、見えないであろう。
しかし、苦笑のような表情をしているらしいことは、雰囲気からつかめるかもしれない


「付ける予定は、今後一切入っていないはずだから、心配せずにどうぞだぜぃ?」
「俺は、人に背中を見られるというのが嫌いなんでねぃ? まま、どうぞ」

動く気配は無い。
男も、若干の笑みを顔に浮かべながら、相手の声にこたえる。
酢昆布を、噛んでおり、声が若干くぐもっている
784 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/01(水) 22:54:33.00 ID:tuwKeWDzo
>>781
撫でられて少し嬉しそうにする相手を眺めながら暫く撫で続けた後、満足したように手を離す。
毒は愚か警戒の色も見せないのは何故なのだろうととめどなく考えてみるものの、その問いに対する
答えなど出るはずもなく、どこか掴み所が無い子供をぼんやりと眺め、話に耳を傾けながらも会話を続ける。

「悪魔退治、かぁ……怖いわねぇ…まぁ、私魔女だし、関係無いんだけどねぇ…」

と、至極曖昧に返してから、子供の相手をしていても仕方が無いかと想い始めた矢先―――。

―――悪魔なんだよ!―――

「…あ、悪魔ぁ?」

ニコニコと自慢げに話す子供を上から下までじーっと眺めたのち―――魔女は、思わず噴出してしまう。
すごく失礼である事は自覚しているのだが、突然の事過ぎて、そしてその悪魔が可愛すぎる事に対して。

「……ぷっ……アッハッハッハッハッハ!!悪魔、そう、悪魔かぁ…踊り続ける悪魔…んっふふ……
可愛い悪魔さんもいるのねぇ…私が知ってる悪魔はみぃんな獣だったけど…んー…可愛い悪魔は嫌いじゃないわぁ…?」

”ごめんなさいねぇ、んふふ”と笑いを堪えながら謝罪を述べてからいでたちを直す。

「ボクは、踊りが大好きな悪魔さんなのねぇ…覚えておくわね?それに、悪魔さんなら長生きも納得ねぇ…」

それから立ち上がり、すでに人波も引き閑散とし始めた通りを見渡してひとつ、息を吐き出す。
今日は可愛い悪魔に出会えた…それだけでも十分なものではあったのだが、忘れていた事を思い出して優しく見下ろして
その小さな踊りの悪魔へ言葉を紡ぐ。

「そういえば、ボクの名前聞いてなかったわねぇ…おねーさんに教えてくれるかしら?」
「おねーさんの名前は、アレッサ……アレッサ・クロウリーよ」
785 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/01(水) 23:00:09.95 ID:TxfoXGLIO
>>783
生憎No.1なんていうのに執着するつもりはないんでね
すまないがその肩書きは返上させてもらうぜ
【表情は見えずとも雰囲気だけは感じとる】

まぁまぁそう言わずに
俺はただあんたを観察したいだけだからさ
そんな事言わずに尾行させてくれよ
【これ以上言ってもいたちごっこであろう】
【仕方なくこちらの目的を明かす】
【これで事態が進展すればいいのだが…】
786 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 23:04:07.59 ID:rZ4QKOXco
>>780
【鮫の鋭進から逃れても襲い来る襲い来る熊の爪…気づいたときにはその一撃で体を持っていかれているのだ】
【まさしく、戦場で多数を狩ることに長けた戦術は見事女性を捕らえたかのように見えた】
【が、男が振りかざすと同時に女性は大剣で襲撃を受け止めるべく…木から降りてくる虎の重量を含めた反撃を見舞いしようとしていた】
【それは槍に襲い掛かる封じて、陸上の猛獣はのしかかりが最も恐ろしいというのは常識だ】
【しかし男は、予想を計測するまでもなく…次の行動に移っていた】

槍使いの武器が槍だけと思うなよ?

【スイングし受け止められる直前、両手はしっかり槍を握っていた…だが足は?】
【振り回す勢いを利用し、体をくねらせ…体を反転させる。柵を潜りぬける感じか、持つ手が逆手となり背中をむけるという不思議な体制】
【そしてその分体が女性に接近している。女性とは横軸が同じ座標に体が位置している】
【そして、移動した体勢を戻すと同時に女性の腹に右手の裏拳が襲い掛かってくる、左手は一瞬だけ手放しておりその時に槍を落としてしまう】
【本来はすぐさまつかむ為にこういったことはないのだが】
【回転をかけた裏拳は本業ほどの威力はないが、槍を拾うまでの時間を稼いでくれるだろう】
787 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/01(水) 23:07:02.60 ID:xjdvNm+Lo
>>785

「おっとぉ、チャンピオンベルトはいきなり返上されちまったねぃ」
「じゃあ、どうしろってんだぜぃ?」

手を肩の位置まであげて、ヤレヤレといった感じのポーズ。


「観察しても、面白くなることはねぇと思うんだがねぃ……」
「まぁ……どうやら、青年は学生では………無さそうだしねぃ」

「付いて来たいなら、付いて来るが良いさっ」

そして、そんなことを真顔で言いながら背中を壁より離し
相手のほうへ、向き直る。

でもって

「────付いて来れるんならねぃ?」

翼を広げる。 最も、路地が狭いために完全には広げられないわけであるが。
黒くも白くも無い、灰色をした翼を器用に羽ばたかせつつある。
このままなら、徐々に空中に向かって浮き始めるだろう
788 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 23:08:09.05 ID:5IhXLJH90
>>784

「な、なんで笑うのかな?」

【キョトンと首を傾げる。勿論踊りながら】
【確かに見た感じ悪魔ではない。だが確かにこの男の子は悪魔なのだ】

「かわいい?僕が?」

【自分で自分の姿を見たことが殆どないので可愛いかどうかなど分からない】
【まず、魔女と悪魔の価値観が同じとは限らない】
【さらに分からなくなったのか、不思議そうな目で魔女を見つめる】

「なんで謝るのかな?」

【魔女は一頻り笑った後謝ってきた。そして尚更分からなくなってしまう悪魔君なのだった】

「そう!僕は踊りが大好きで、踊ってないと死んじゃうんだよ!!」

【笑いながらサラッと衝撃発言。踊らないと死ぬ。酷である】

「アレッサお姉ちゃんだね!覚えるよ!」

【そして自分の名前を言うために軽く息を吸う】

「僕の名前はね!御佐入ヶ原 とら・エーミール=かやく・しろ・くろ・クレオ・マレス・ヌレタ・クチュル=ミレーナ・マリみけ・アヘル・思井 束綯 っていうんだよ!」

【長い。寿限無よりは短いが】
【この名前には理由があり、出会って自分に名前をくれた人が何人かいて、その名前を全て繋げたらこうなったのである】
【明らかに猫につける名前がいくつか混ざっているが気にしてはいけない】
789 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/01(水) 23:10:53.82 ID:0bY5oYu0o
すみません、>>756は取り消させていただきます!
790 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/01(水) 23:11:49.96 ID:TxfoXGLIO
>>787
あぁそうさせてもらうぜ?
こちとら知ることもそれなりに好きなんでな
【知識欲の為に追いかける】
【そう考えた次の瞬間】
【目の前の男は羽で宙に浮いており】

…こりゃあぶったまげた
商売敵の使いっ走りか?
まぁた面倒なもん見つけちまったもんだなぁおい! 創!
【奇妙な笑はさらにその不気味さを増し】
【多少のさっきすら男からは感じ取れるようになるであろう】
【そして何時の間にか男の手中には鉤縄があった】

/次返信遅れます!
791 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/01(水) 23:17:19.76 ID:xjdvNm+Lo
>>790

「まぁ、ホモサピエンスとして至極真っ当な考え方だとは思うがねぃ」
「如何せん、俺はそうされたくないっつうわけなんだよねぃ?」

不気味な笑い顔を浮かべる相手に対して
倫理の教師らしく、考える人という意味のホモサピエンスを引き合いにだし
さらに、空中に浮いていく。


「何を言ってんだ? 青年。」
「まぁ、頑張って走って貰っても構わねぇが、この路地だぜぃ」
「飛べるなら、別なんだがねぃ?」

商売敵といわれても、この仮面の男にはまったく何のことやらさっぱりなので
バサバサと羽ばたいて、さらに高度を上げていく。
中々のスピードであり、ボーっとしてたら上空まで上りきってしまうことだろう

//ういーっす
792 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/01(水) 23:17:35.03 ID:t5Dqm3wIO
>>786

「―――――――――――チィッ!!」

【さすがは「血狩」。女は内心舌を巻いた。】
【普通の、いや、達人でさえ、彼女の今の一撃を避けるのは難しかっただろう。】
【まともに当たれば金属バットで思いっきり打ち叩かれたような振動を与える衝撃剣も、】
【男の機転の良さとその身体能力…そして何より戦い慣れた「感覚」で回避されてしまった。】

ガスッ

【とこする様な音。女は大剣の「柄」で裏拳をいなした。】
【それによって微かにバランスを崩す。その短い間に相手が槍を持ち直すのはあまりにも容易い。】

「ふん…その言葉はそのまま返すわ。」

【そして女は右足で、相手の脛を蹴りつけようとした。】
【その力は女性とは思えない。相手は気づけるだろうか。】
【彼女は先程から大剣を「片手一本」で扱っている。】
【どの位の力があるかは想像するまでもないだろう。もっとも、】
【とっさの攻撃なので、彼女にして見れば威力は高くないのだが。】
793 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/01(水) 23:18:28.15 ID:0bY5oYu0o
>>777
「……「よろずや」…?」

【寝床と「自分ができること」を探す途中の青年は
大きなカバンを肩にかけながら歩いていたところにその看板を見つける】

「よろず…ってことはなんでもしてもらえるんだよな…?」

【半ば怠慢であることはわかっているが、広すぎるこの街において自分のできることがわからなかった彼は
縋ることのできる助言を求めていた】

「報酬ならあるし……旅の恥はなんとやら、ええい…ままよ!」

【そう決意し、二度深呼吸をすると店に入っていこうとする】

「す…すみませー…ん」



/まだいらっしゃいますか?
794 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/01(水) 23:18:44.50 ID:tuwKeWDzo
>>788
――アレッサ”お姉ちゃん”だね!覚えるよ!――

お姉ちゃん…お姉ちゃん…
子供の可愛い声で反響する自身の名前を何故か酔いしれるように脳内で反芻する魔女。

「んーっふふ…お姉ちゃんって呼んでくれるのぅ?もぉぉう、可愛いわねボクぅ…っ!」

感極まったように頭をぐしぐしぐしと撫でてから数瞬―――”ん”ん”っ”と咳払いをしてから向き直る。
息を深く吸い込む子供を不思議そうに眺めていると、出てきた名前は―――それはそれは長い事。
どれだけ長いか端的に表すならば聖書に出てくる聖者を全てたて並べたくらいの名前の長さである。
だが魔女は一切不思議な顔もせず、ニッコリと微笑んで頷いてみせる。

「ら・エーミール=かやく・しろ・くろ・クレオ・マレス・ヌレタ・クチュル=ミレーナ・マリみけ・アヘル・思井束綯くん、ね……
よーし、おねーちゃん、ちゃんと覚えたからねぇ?んっふふ……悪魔の名前って、やっぱり長いのねぇ…」

どうやら、悪魔の名前は長いのが定石らしい。
たくさん混じった名前、それにいくつか混ざる可愛らしい愛称とも呼べる部分に、色々なストーリーを想像してしまう。
この子供に出会った人々は、きっと優しい人が多かったのだろう、と。
出来る事ならば、これからも、この子に…否、この悪魔に出会う人々が優しい人であるように、と柄にも無い事を願ってしまうのは、何故だろうか。

「……さって…」

魔女は指先をくいっと動かして箒を呼び寄せると、それに腰を下ろして足を組む。

「夜は長いわ、エーミール君……あまり、危ない場所に出ちゃだめよぅ?」

そんな言葉を残し、不思議な魔女は、微笑みながらふよふよと箒で去っていこうとする。
795 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/01(水) 23:27:10.70 ID:5IhXLJH90
>>794

「わわ」

【頭をぐしぐし撫でられ少しバランスを崩す】
【危ない。転んでいたらと思うと……】

「僕はもともと名前はなかったんだよ!」
「この名前は沢山の人間に貰ったんだよ!」

【悪魔といえば人間を下に見ているというイメージがあるかもしれないが】
【少なくとも彼はそんなこと思っていないし、いつか、もっと未来かも知れないし、もうすぐかもしれない】
【不確定な要素だが、いつか自分たちのような人外と人間が仲よく暮らせる世の中になればいいと思っている】

「うん!わかったよ!!」

【元気よく魔女の忠告に返事をして、箒にのって去って行こうとする彼女に手を振るのであった】

/絡み乙ですた!!
796 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/01(水) 23:28:21.49 ID:tuwKeWDzo
>>795
/こちらこそ絡みありがとうございました!!乙です!!
/最後の最後で名前の一部が消えてしまっていて大変失礼しました…orz
/また絡みお願いしますね!!
797 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 :2011/06/01(水) 23:33:23.94 ID:ohtz3we/0
>>777
現在レスを返せそうにないので取り下げさせてもらいます
絡んでくださる方がいましたら申し訳ありません。いつか、もしそちらがよければ埋め合わせをさせていただきます。
798 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/01(水) 23:40:32.45 ID:0bY5oYu0o
>>797
どこまでもタイミングの悪い男ですみませんでした!


【しかし、声は帰ってこず】

「…いない、か。」

【楽をしようとした罰かもしれない、そう思うことにして青年は歩き始めた】

「…はぁ、それでもやっぱり
この荒野に道を示してくれるだれか、っていうのが欲しくなるもんだねぇ…」

【バッグを肩にかけ、星空を見上げて黄昏る青年】
【その目に映るのは夜空の星々か、それとも───】

/というわけで絡みに待ちです、二時ごろまでならやれます!
799 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/01(水) 23:43:50.27 ID:TxfoXGLIO
>>791
ホモサピエンスねぇ…
まっ俺はホモサピエンスじゃねえんだけどな
元とせも付け加れば間違えちゃいねえが
剛!
【腕の力を増強すると】
【鉤縄の鉤のついているほうを思いっきり男に向かって投げた】
【当たったならばそのまま地面に叩きつけるつもりだ】

生憎飛ぶとかは専門外なんでな
まぁどうせだし地に落ちて貰うとするか!
天使さんよぉ!
【その笑顔はもう友好的なものではなく】
【いわば狂人の笑顔】
【殺意に満ち溢れた笑顔であった】
800 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/01(水) 23:50:11.22 ID:xjdvNm+Lo
>>799

「言って置くけどねぃ? 俺が言っているのは、生物学的なホモなんたらじゃなくて」
「哲学的な論点から見たホモサピエンスだからねぃ?」
「まぁ、自分の自意識は人より素晴らしいなんて言い張るのも勝手なんだけどねぃ?」


哲学者のように、仮面の下で笑いながら
バサバサと羽ばたいて、空中に飛び出そうとした瞬間に
目の前の青年から、鉤縄の鉤が放たれる


「……飛んでいる鳥に、何かをぶつけるのは、難しいらしいねぃ?」
「猟師も、飛ぶ瞬間を狙うんだとねぃ」

グッと翼に力を篭めると、大きく一羽ばたき
すると、仮面の男の身体が、大きく上空にずれて、鉤縄の鉤から遠ざかる。

そして、後ろ手に手を回すと、何かを抜くような動作を行い
手を、元の位置に戻す。 すると、両手に一本ずつ30cmほどの杭が握られている。
801 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/01(水) 23:52:20.92 ID:0jvfUFrs0
>>616

【黒の女のリミットブレイクが発動された! 女の体から、とてつもないオーラを感じられる】

(奥の手を使いやがったねェ……ぬふ、ぬふふふふふ……)

【老人は、冷や汗をたらしながらも、顔は……笑っている
 心の底から、この戦いを楽しんでいるようだ】

【より深く、より重く……重心を下げ あくまでも「後の先」を狙う老人。】

「来いっ、娘っ子ォォォォ!」

【濃厚な殺気飛ばす老人】
【はたして相手の速度に、反応できるだろうか……
 勝負は、おそらく次の一瞬で決まるだろう】
802 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/01(水) 23:55:45.91 ID:rZ4QKOXco
>>792
【反転から体勢を入れ替え、そして追撃をする。伊達に二十年以上槍を使っていない】
【というよりかは…槍との連携を深めているのだ…文字通り。武器の心情を理解する才能を持つ彼だからこそ出来る戦術だ】
【腹に振り放った裏拳は、柄で受けられてしまう…これが手の甲でよかった。単純な拳であれば崩れてしまっているからだ】
【右手を庇いながらもバックステップと同時に槍を拾い、今度は槍を上段に構えようとした…が】
【バックステップで回避する直前に弁慶の泣き所…膝小僧の下辺りを打たれた】
【膝小僧の皿が割れてないだけましだが……これは痛い。男はあと少しで崩れるところであった】

…………なるほど、なかなかやるな。俺が見るにお前はまだ力を隠し持っている。
まぁ俺にはわからないが……

【相手は大剣を片手で持つ豪腕を見る…戦いをまねられてはこっちが不利だ】
【ならば一気に畳み掛ける…か。男は上段に構える。自身の胸の高さに女性の心臓を狙うが如く女性から見て左側に構えて】
【そして男は、一気にダッシュで間合いを詰めて…石突にあたる部分を左拳で押し出し…楔を打つかのような勢いで】

『黒  雲  通   破  光   穿  哮』 

【それは雲を裂くかのような一閃。衝撃と叩き込まれる一撃。おそらく剣で受けてもかなりの余波が落ちるだろう】
803 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/01(水) 23:56:30.73 ID:TxfoXGLIO
>>800
それは百も承知してる
その上でもう一度言わせてもらおう

俺を人間と同格視してんじゃねえぞ? 創
【鉤縄は相手をその気にさせる挑発用】
【相手が避ける頃には既に放っており】
【その手には6本の投げナイフが】

まっ学生指導とやらの実力を見せてくれたら俺としては満足するかもしれねえ…
ちょっとでも不満足だと思ったら最後の一人はお前にするがな
まぁ楽しく愉快に遊びましょお?
【相手の出方を伺う】
【攻撃の構えもとらず腕すらダランとさせているその姿は】
【明らかに罠があると言っているようなものである】
804 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 00:01:30.73 ID:jaM6NCUO0
>>801

【リミットブレイクは動体視力の大幅アップと若干のスピードアップ】
【そして、その代償として激しい頭痛を伴うもろ刃の剣である】
【もし次の一撃を止められれば最早勝ち目はない。勝つか、負けるか。ドローはありえない】

「ハアッ!!」

【その掛け声と同時に黒い人は消える。否、全力ダッシュで老人に突進する】
【その速度は並の人間は愚か、それなりに戦闘に精通している者でも視認できないような】
【まさしく化け物≠フ動きであった】

「一撃だ――――――――!」

【利き手である右腕は斬られていて使い物にならなさそうなので左腕をグッと握りしめ】
【老人の顔面目掛けアッパーを放とうとする】
805 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/02(木) 00:05:14.00 ID:zLZ0E7d1o
>>803

「まさか、お話が通じない感じだとは思わなかったぜぃ?」
「とりあえず、俺も青年に言いたいことがあるんだよねぃ……」

「人間を舐めてんじゃネェぞ? コノヤロウ」

首をコキリと鳴らすと、手に持っていた杭を二本……眼下に存在する男に向かって投げる。
もし、杭が刺さっても痛みや傷はなく。 ただ、杭が刺さっていることになるだけである。

もし、刺さったならば、その杭が瞬時に『災厄』に生まれ変わる。
その『災厄』は、風災。 刺さった部分に向かって、風の槍のようなものが直ぐ近くから生まれ、ソコを突き破ろうとするだろう。
もし、他の地面などに突き刺さっても、同じ現象が起こる。


「残念だがねぃ………学生指導は、学生にしかできないんだよねぃ?」
「ハハハっ………面白い  冗談だねぃ?」

そして、投げ終わった瞬間には、すぐさま手を返し
片手に4本。 指の間に10cmほどの釘を挟んでいる。
806 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 00:10:46.13 ID:8uTfwOpo0
>>804

【老人は……剣を信じた】
【悪として、剣客として、旧帝国の忠臣として、ただ剣のみを友とし、その剣の望むものを与え続けていた】
【剣の本質……『人を、斬る事』】
【老人はその剣の期待に……最大限応えてきた】
【剣を……水平に構えていた。敵の姿は、速過ぎてもはや肉眼では見えない。】
【化け物並みの速度である】

(剣士ってェのは……剣を扱うだけじゃあネェ)

【剣を、振るう】
【何かに反応した、というわけではない。ただ、老人は剣を振るっただけだ】
【言ってみれば、目をつぶり、何も聞かず、何も感じず、ただ純粋に剣を振るっただけだ】

(剣、そのものに、なるんだよォ!)

ズゥン!

【超高速の相手の拳と……】
【100年の人斬りの持つ、必殺の一太刀……】
【轟音。そして、閃光!】
【果たして、立っていたのは……どっちだ!?】
807 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/02(木) 00:12:19.22 ID:HxNvejVIO
>>805
へぇ人間なのかてめえ
それでいてその外見
ますます気に入らねえな! 剛
【次は脚力を強化すると】
【杭を後方に飛びなんなくかわす】

そうかそうかなら前言撤回だな!
俺を楽しませろ一般人が 刻
【男の言葉と同時に時が止まる】
【すると脚力でビルを駆け上がり飛んでいる男の前に六本のナイフを配置】
【元の場所に戻ろうとするがあえなく時間切れ】
【しかし相手からみればいきなりナイフがテレポートして飛んで来たかのように見えるだろう】
【男の位置が先ほどちがうという事に気づけばトリックは分かるかもしれないが】
808 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 00:13:40.28 ID:mgIntJ6IO
>>802

【女は蹴って伸び切った足を素早く戻した。】
【相手が距離を取るのを見て、自身もいったん下がる。】
【再び大剣を肩に担ぎ、「構え」た。】
【一見何気ないこの動作だが、しかし全く隙がないのがわかるだろう。】

「ふん…私を誰だと思ってるのよ。」

【乱れた髪を素早く左手で直し、女は言い放った。】
【「自信」も大剣と同じくらい強力な武器だ。気持ちで負けることはまずない。】
【相手が構えるのを見て、彼女もまた重心を落とす。】

「ッ!!」

【そして、大剣の刀身を寝かせる様に斜めに自身の前に構えた。】
【相手の石突が接近する。女は体をできるだけ前に傾け、腰を落とした。】





ガキイイイイイィィィィィ―――――――――――

「ぐっ……」

…―――――――――――ィィィィイイイインンン





【刹那】
【全身に走るのはまごうごとなき「衝撃」】
【剣の腹と石突の密着点を中心としてビリビリとした空気の振動が、】
【円上に伝わるあたり、その大きさを物語ることができる。】
【女は思わず剣を取り落としそうになった。痺れのせいで感覚がない。】
【素早く後退しようとする。】
809 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/02(木) 00:21:11.88 ID:zLZ0E7d1o
>>807

「外見は関係ねぇよねぃ? 人間ってのは、理性をもった動物で」
「基本的には早産をし、考える葦といわれりゃそれで十分じゃないんかねぃ?」

避けられたことを認知すると
新たな8本の釘を飛ばそうとするが


「ん………なぁ!?  クッ………」

いきなり目の前に現れたナイフ
それを、必死の羽ばたきで避けようとするが、仮面や、腕などを掠めていく。

そして、仮面が、ナイフによって………割れた。


「あ…………あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
「い゛だい゛!!! い゛だい゛!!! い゛だい゛!!!」

その奥から現れたのは  緑色をした アメーバ状の 肉
ソコには、幾本もの青い線が、脈動しており 何か、不気味な別の生物のように見える。


「う………ががががががが……ガァ!……ハァ………コロス……」

またしても、当たれば突き刺さる釘を8本投げた。
コントロールは無茶苦茶であるが、ソレが故に、避けづらいだろう。
もちろん、当たれば先ほどと同様の風災が襲う
810 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 00:23:14.33 ID:jaM6NCUO0
>>806

【黒い人はその場に立っていた】

――――――立ち尽くしていた――――――――

【彼女の左腕には異変が。試にグーパーさせてみると腕に激痛が走った】
【左腕の手首から先の骨が粉々になっていたのだ。更に肘が通常とは逆に曲がっている】
【流石の彼女の体も老人の持つ、「イゲタ金」という超硬合金で出来た剣を破るには至らなかった】
【負けたのだ】

「があああああああぁぁぁぁぁあああああ!!!!」

【あまりの痛みに悲鳴を上げる、慌てて近寄ってこようとする赤い人】

「っつぅ!!くるな!!」

『でも!』

「絶対に来るな!」

【100年の人きりである老人にも劣らない殺気を解放し、ダイヤを威嚇する】
【ダイヤはそれに耐えきれず、あえなく退散するしかなかった】

「がふ……」

【頭も痛い。激しい痛みが全身に響く】
【だが、彼女はまだ倒れない。足があるのだ】

【倒れるわけにはいかない】

「よお…じーさん……随分いい剣を持ってるではないか?」
「ちょうど俺の連れが剣を盗られてたところだ………そいつは頂くぞ……」

【激痛に耐えながら、老人の方は見ずにそういう】
【果たして老人はどうなっているのだろうか…………?】
811 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/02(木) 00:31:29.43 ID:HxNvejVIO
>>809
人間一つによくそこまで意味を考えたと感心してえが…
俺からしちゃ考えようが考えまいが等しく同じ葦だ
まぁ…子供はそこから抜け出せるんじゃないかと期待して手にはかけてねえけどな
【まさに神の主張と言ったところか】
【男は言葉に震えもなくさも当たり前の様に主張する】
【するとナイフが当たったのかそこには例えようのない生き物が】

天使なんて高尚なものじゃあなかったか
天使のふりをした気持ち悪い化け物だ
安心しな そういうのを[ピーーー]のも躊躇しねえ 剣
【まるで拡散弾のように飛んでくる釘】
【さすがに避けきれないのか脇腹に一本ささると】
【そこにそれなりな大きさの穴が空いた】
【しかしそんな傷かすり傷だと言うかのように男はへいぜんとした表情で剣を構えている】
812 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 00:32:48.16 ID:NDZUG3KDo
【路地裏】

【暗いその道をフラフラと歩くは杖つきの…青年だろうか。杖を鳴らして歩いている。】
【その青年の後を追うのは松葉杖をついた…少年の様な少女。】
【二人の白い剣士と剣は夜の危険地帯を目的も無くぶらついている。理由は無い。】
【吹く風が青年の髪を軽く撫でる。青年は立ち止まると…一言、呟く。】

…大きな何かがぶつかり合っている…いや…終わった…

「…?」

【そう呟くと、また青年はカツカツと杖を鳴らし、路地裏の散歩を再開する。】
【姉妹の様な剣と剣士が闊歩するが新月の夜。何を求める訳でも無く歩き続ける。】
【出逢いがあるか死合いがあるか、はたまた別の何かがあるか。】
【それは誰にも分からない。知る事も出来ないしそもそも知っても意味が無い。】
【今夜は何かあるだろうか。それとも何も無いだろうか…】
813 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 00:35:23.23 ID:jaM6NCUO0
>>812
/細かいですが、『少年のような少女』ではなく『少女のような少年』であります!
814 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/02(木) 00:36:35.46 ID:fP023Xwvo
>>808
【踏み込みの際、左足が痛むのがわかる…もし本気の蹴りであったら…筋肉の損傷は逃れられなかったであろう】
【相手のスタイルは素早く、強く…といった感じか。防御ももろいわけではない】
【能力はよく知らないが遠距離の対策も出来ていると感じた。下手に銃に変形しない方がいいか】
【そう考えた上での一身攻撃。…それは激しい金属音を立てて響きあう】
【それは雷鳴が如し、光が渦巻く世界で生まれし摩擦音の派生】
【熱を帯びるかのように響いた一撃は男の鼓膜を刺激する。聴覚が麻痺した】
【これだから大技は嫌いだ…と悪態をつき、左手を素早く離し右手が叩く様に動く】
【結果槍は、コイントスのコインを抑えるような動作を用いて、梃子の原理が如く回転を始める】
【離した左手が槍を再びつかむと、動きを調整…する、そして勢いを持って…女性の頭部に下ろされようとした】

【女性の豊かな髪を斬るまでもなく動きは止まるかもしれない。もし回避したとしても矛先は相手の眼前を狙っていた】
815 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 00:38:52.02 ID:NDZUG3KDo
>>813
/おおう!直したつもりなのに…orz
816 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/02(木) 00:40:52.71 ID:zLZ0E7d1o
>>811

「…………………………あー、駄目だ」
「やっぱり、此の痛みは耐えられねぇわ」

「ったく、痛すぎて頭がむしろクリアになるってどうよ? 泣けるだろ?」
「それで? テメェがなんだ? 神様か何かか?」

「あー……そういうのは、妄想の中でだけやってくれないか? キチガイ」

グジュグジュと唸りを上げるアメーバのような右半分の顔。
男は、まるで聖人君子のように何かを成し遂げたような顔をしている。

空中で、座るかのようなポーズを取ると、羽根が翼からソフトボール程度の速度で
20cmほどの杭となって5本飛び出す。
当たれば、当たった場所の少し前方から炎が勝手に噴出す”火災”である。


「羽根の色をみりゃーわかるだろ? 頭がバカか?」
「安心しろ……って、やっぱりバカだろ? もしくは、アホでも構わないぞ? ヴォケ」

ケラケラと軽い笑い声を上げながら、空中に静止している化物。
817 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 00:45:12.27 ID:8uTfwOpo0
>>810

「ぬふ、ぬふふふふ、ぬははははははは!」

【そう笑う老人の口からは、大量のどす黒い血が飛び出していた】
【あまりの衝撃は、剣の根元……老人の口、歯、そしてそれらを支える頭蓋を、激しく揺さぶっていた】
【笑った口から、剣と折れた歯が血とともに零れ落ちる】
【それでも老人は、……笑っていた。大爆笑である。剣は大きな音を立てて床に落ちる】
【老人は、打ち勝った】
【達人の域になれば振れるという、無意識の剣が、超高速の拳を打ち抜いたのだ】

「これじゃぁぁぁぁ! これが欲しかったのじゃぁぁぁぁぁ!!
 この感覚、この感覚だヨォぉぉぉぉぉ!
 人を斬る、鈍くて重い、この感覚だだよぉぉぉぉ……
 確信したぜェェ。ワシの剣技は……貴様を斬ったおかげで、完全に復活したぁ!
 【大剣無道】、復活!【大剣無道】、復っっっ活ぁぁぁぁぁぁぁつつつつ!」

【とこの言葉を吐きながら、大量の血を吐き続ける老人】
【とはいえ老人は、ただではすまなかった。
 超人の、超高速移動を伴う重い一撃は、老人の全身を激しい衝撃を与えていた】
【老人の命を拾ったモノは……彼の相棒である大剣「矢倉崩し」であった】
【ただ、それだけの差。相棒との過ごした差、剣を振るってきた年月の差
 ……もっといえば、生きてきた寿命の差だろうか?】

「この歳になって……また剣を教わるとは思わなかったぜェ……
 ありがとう、強敵よォ……もう、いいんだゼェ。立っていなくてもよォ。」

【老人は口にした剣を拾い、また、口に構える。老人にとっては、小枝を口にする程度の労力だ】

「あぁん?」

【老人は、女が『来るな』といった先を見つめる。】
【相棒だろうか? 妹だろうか? 友だろうか? 家族だろうか?】
【老人は赤い女に向けて語りかける】

「そこの赤いお嬢チャン……よく見ておくんだナァ……
 家族の最後ってのは、見取ってやるもんだゼェ……」

【そして老人は黒い女に向かって語りかける】

「ああ、いい剣よォ……俺には過ぎた女房よ。そう簡単に、やるわけにゃいけねぇ……。
 が、特別サービスよォ。……特別に、切れ味をプレゼントしてやる。
 安心しな、剣を取られたっていうテメエの連れにも、同じモンをプレゼントしてやるよ……」

【普段だったら、犯しつくして、陵辱のうちに殺してやるところだった。
 しかし老人は今、妙に崇高な気持ちで、剣を構えている。
 命を懸けて戦った、友を称えるかのように――】

「楽しかったゼェ、娘っ子ぉ……」

【老人は女の首めがけて、剣をゆっくり、しかし正確に振るおうと試みる】
【もちろん、女が無傷であれば、余裕でかわせる程度の検圧だ】
【老人にとっては、数多くこなした素振りの一つに過ぎない、何気ない剣の動きである――】
818 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 00:54:09.61 ID:mgIntJ6IO
>>814

【槍が振り上げられるのがわかる。しかし、女は後退しながら、】
【対抗策を興じた。剣は「持っている」けれども持っていない。】


ドンッ☆


【すると、女は、自分の剣を持つ右手を左手で力一杯殴った。】
【小刻みに震えていた右手はやがて止まる。自分の手の衝撃を「上書き」してから震えを止めた。】

「―――――――――――ッ」

【そして攻撃は、大剣を突き出す「刺突」。】
【相手の振り下ろしとほぼ同時に放たれるそれは、】
【男の鼻先で止まるだろう。そのときになって始めて、】
【剣が「伸びて」いることに気付くことになる。】
【同時に、男が刺突に動じずに槍を振り下ろしていたら、】
【それは思惑通り。つまり頭ギリギリで寸止めされていることになる。】
819 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/02(木) 00:54:33.90 ID:HxNvejVIO
>>816
妄想だったらお前も生き延びれたかもしれねえのになぁ…
現実に目を向けようぜ?化け物が
そういや自己紹介してなかったか
【相手の挑発に挑発で返す】
【飛んで来た釘は何本かは普通に避けるものの】
【一本だけ避けきれず剣で弾くと自らの身体を巻き込み炎が噴出する】
【その状況でも男は冷静だが】

我が名は閻魔大王なり
って…まぁそんなところだ
大王なんて偉い立場じゃねえけどな
まぁアホでもバカでもどっちでもいいが
とりあえず降りて来て話するか 創 割
【まずは水を自らの頭上に噴出させて鎮火】
【それと同時に相手の隣にあるビルに持っていた剣を投げつける】
【するとあら不思議 その件の当たった場所からビルが割れて】
【相手の方へと倒れそうになる】
【巻き込まれたらひとたまりもないだろう】
820 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:03:07.30 ID:fP023Xwvo
>>818
【………勝負はついた。それはさながら一本橋のような雰囲気を持った決着】
【DROW、スペル絶対違うだろうと思う。とにかくこれは引き分けだ】
【互いに止めをさせる状態だ。自分は懐に銃を持っているし】
【相手は一歩踏み出せば、殺せる……この緊張を破るのは…男であった】

俺の負けだ。好きにするといい。

【そういって男は槍をゆっくりと下ろしていく】
【相手の体を通らないようにゆっくりと】
821 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:04:38.86 ID:zLZ0E7d1o
>>819

「あー、はいはい。面白いですねー」
「こんな感じで満足か?」

「それにしても」

隣のビルが割れて、自分のほうに倒れ掛かってくる。
しかし、余りの痛みに冷静になりすぎている男は
翼を片方ビルのほうに向けると


「笑えない冗談ばかり飛ばすんだな。」
「後、テメェが下。 俺が上は崩れようが無いから。」
「いい加減、その閻魔大王様様はお家に帰るか、地獄に帰るかしてほしいもんだ」

数本の羽根を飛ばす。 それは『土災』
そして、刺さると、その割れたもう片方から、太いコンクリの触手のようなものが
倒れ掛かってきそうなほうの倒れ掛かるほうにぶっすり突き刺さり、ソレの反作用と
ソレの硬さによって、ビルは倒れこまない。
依然として表情は崩さずに、もう片方の翼から、2本の羽根を釘にして飛ばす。
ソレは『雷災』。 当たれば、感電する感じである
822 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 01:05:06.72 ID:jaM6NCUO0
>>817

『さ、最後?』

【赤い人は少し遠くから二人の様子を窺っていたが、老人からの忠告を聞き】
【不安そうに黒い人を見た。黒い人の表情から察するに『劣勢』】

「!…ダイヤ!!今すぐ学園に帰れ!!今すぐ!走って帰れ!!!」

【自分が斬られるのはもう避けられない】
【だが、赤い人が斬られるのはまだ回避可能だった】

『嫌です!!』

「お前がいたって邪魔なだけだ!!どっかいけ!!」

『そんな嘘…バレバレですから!!』

「チッ!分かってるんなら帰れ!」

【黒い人は全力で赤い人に言う】
【全力で「死ぬな」と「生きろ」と言っていた】
【痺れを切らした黒い人は足元の石を手に取り、傷ついた右腕で赤い人に投げつける】

「先に帰ってろ……」

【あたかもこれから逆転するかのような、謎の安心感があった。これも技量の内なのだろうか】
【それを見て赤い人は泣きながらダッシュで路地裏を後にした】

「さぁ……第二ラウンドだ…」

【まだ…まだ動ける!】
【首目掛けて振り下ろされた剣を右足で跳ね除ける】
【腕がなくても足がある。体がある。闘える】

「はあ……ハア………っへ!アイツが学園に着くまでの時間ぐらい稼いでやる……!」

【そのまま老人に突進をかます。しかしスピードはさっきより劣る】
【老人ほどの実力者ならばその軌道くらいなら見れるだろう】

「くくく……はははははは!」

【狂人のように笑う。だが決して狂ったわけではない。忘れているのではないだろうか?】
【現在、スーパースローで物事が見えているのだ――――躱せる――――】
823 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 01:10:13.09 ID:mgIntJ6IO
>>820

「……負け…?」

「ふん…「引き分け」だろうが。」

【身長差に臆することなく、女は呟いた。】
【大剣を背中に収める。もう長さは通常に戻っていた。】

「……」

【その後女は一度大きく大剣を揺らし、】
【無機質な金属音を鳴らしてからゆっくりと踵を返した。】
【このまま何もなかったら、その姿を消すだろう。】
824 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:11:29.85 ID:8uTfwOpo0
>>822

(むうっ、こやつの目……まだ「生き」ておったか!!)

【右足で上手く軌道をずらされ、跳ね除けられた剣】
【そして……突進!】

「ふんっ……純粋闘士かッ! ……だが、遅いッ!」

【突進の軌道めがけて、大剣をすかさず叩きつけようとする!】
【口で剣を扱うというイレギュラーな体勢だが……達人らしい、無駄のない、美しい剣筋だ】
【だがそれは逆に言えば、剣の軌道が"読み"安いという事……】
【さらに、全てがスーパースローで見ることが出来る動体視力を持った能力者なら……
 かわすことは容易!!】
【もちろん、当たれば体は真っ二つになるほどの剣圧である】
825 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:12:36.92 ID:FpV5QbZko
>>798

「道を示す者を待ってどうする? 己の手で拓こうとは思わんのか」

人通りの少ない静かな夜道に声が響き渡る
声は青年へと投げかけられたもの
声をかけた男は青年のすぐそばに腕を組んで立っていた
826 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/02(木) 01:14:29.28 ID:HxNvejVIO
>>821
笑えない冗談とはよく言ったもんだ
まぁあれだ…まだそんな事言えるんなら
もう一回見せてやろうか? 今度は増し増しで 創
【ビルの処理に感心しつつも】
【二本の釘は命中しており身体への感電も深刻なもの】
【身体も立っているのが困難でよろめいている】
【しかしそれでも男は踏ん張りをきかせると】
【先ほどの2倍、12本のナイフを取り出した】

さぁ…もう一度見せてやるよ…
俺の奇術をな…
827 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/02(木) 01:17:57.52 ID:CuQqXxVyo
>>825
【突然に声をかけられるが、特に驚いた様子もなく】

「そりゃあそうです、わかっているんですけどね……
ただ、選択肢が多すぎて見える景色は全部道。
しかしその先は暗く…って話だから困ってるんですよね…」

【たはは、と苦笑しながら愚痴を漏らす青年】
【要は「選択肢は多いが、その先に未来が見えなくて不安」ということである】

「自分、能力者だなんてちんちくりんな奴で、
その能力を活かして何がを成したい…とは思うんですけどね……」

【憂いを帯びたその顔は年相応の青年のもの、
いかにも青春といった悩みであるが、その中身は深く】
828 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:19:36.92 ID:zLZ0E7d1o
>>826

「笑える冗談だったら、よかったのか?」
「んで?”もう”、それ以外のことを言って欲しいのか?」

ケラケラと笑いながら、痛みのあまりぶっ飛んだ精神で相手を見ている。
刻一刻と体力を奪われる状況で、男は痛みにぶっ飛んでいた。


「まぁ、好きにしろよ。」
「どうせ、動けないんだから。 奇術もへったくれもねぇだろうが」

肩をすくめて、その場に静止したままの男。


//そういえば、時が止まった中でどうやってナイフを?
829 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:19:52.01 ID:fP023Xwvo
>>823
【戦場でならこの時点で自分は死んでいる…はっきりいってこの世界に着てからまともな勝ち星がない】
【まぁそれはともかく、身長差があろうが無かろうが…男はこれ以上本気を出すことは無い】
【彼女は真の実力者だ。それもまだ手を隠し持っているという恐怖がある】
【正直、剣自体に特殊能力があるという時点でトラウマものだ】

……まて。お前は人を切ったことは無いのか?
お前は穢れてはいないのか?俺のような…屑を放っておいてもいいのか?

【男は、自分の価値を知りたいだけなのかもしれない】
830 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 01:20:08.27 ID:jaM6NCUO0
>>824

「見える……」

【さっと横にずれて剣を躱す】
【その隙に、加速!】

「はっははは!!」

【笑いながら老人の足元に倒れ込む】
【もう、全てが限界だった】
【両手が使用不能で、リミットブレイク、更に装置の電源もなくなった】
【完全敗北】

「ははは………殺せ…さあ………俺を今すぐ殺せ!」

【下手に生かされたくはない。老人の剣に斬られるならば、その方がいい】
【慰め物にされるくらいなら死んだ方がましだ。断言できる】
【ダイヤには悪いが、もう一緒には……いてやれない】
【今、彼女は何を思っているのだろう?最後にもう一度、小さく「殺せ」と呟いた】
831 :【機蟲蠍器】【超脚古王】【綴魔解放】【地球変換】【剣術夢幻】 [sage]:2011/06/02(木) 01:21:57.24 ID:NDZUG3KDo
>>812
/一回だけあげてみたり 凍結確実ですが…お暇な人は…
832 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:23:12.68 ID:FpV5QbZko
>>827

「ふん、それはそうだろう。道が決まっていたのでは何も面白くは無いっ」

青年が未来の不透明さを嘆いているのとは裏腹に、男の方はその不透明さを好いていた

「ふむ、オマエも能力者か―――何かを為すきもある、と」

頷きながら青年の話を聞く
この男はそんな嘆きや悩みを持つことの無い人種ではあった
だが、それでも人に助言を与える事は出来る

「ならば一つ聞こう。―――オマエの正義は何だ?」
833 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/02(木) 01:28:49.45 ID:CuQqXxVyo
>>832
【その質問に半ば呆れたような表情を見せる】
【その感情は相手に対してではなく】

「…それさえも無い…って言ったらどうします?」

【それは諦めではなく、無知や無垢によるもの】

「僕は…まだ何も知らないんですよ。
そんな中でやれ正義だ、信念だ、って振りかざすのは本当に正義を持ってる人に失礼だ…って思うんですよね。」

【その発言で自らの弱さのような、形容しがたいものを再確認する】
834 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/02(木) 01:33:35.83 ID:HxNvejVIO
>>828
わかり切ってるなら潔いようで
んじゃ…さっさと楽にしてやるとするか
ったくどうしてこうも化け物処理ばっかなのか 刻
【またもや時の止まった世界】
【男は最後の力を振り絞り相手に接近すると】
【全てのナイフを思い切り投げつける】
【男の手から離れたナイフは運動エネルギーを保ったまま静止する】
【が、体力がやはり限界だったようで着地も出来ず受け身も取れずに落下】
【時が動き出す頃には相手の目前にはナイフと下で仰向けに倒れている男がいるだろう】

/止まった時で動けるかっのは
操作するなので自ら以外の時を止めているって感じです
ナイフの投合についてに疑問なら今更ですが詳しく描写しました
835 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:33:55.01 ID:8uTfwOpo0
>>830

「ぬおっ!?」

【必殺の剣をかわされた挙句、加速……一気に老人の懐まで潜り込まれた!】

(とんだ隠しダマをっ……ここまでかっ――)

【だが女は……力尽きた。まるで電源が切れたかのように……】

(……強い。最後まで、よくやりおるわい……)

【おそらくは、あの相棒を逃すための時間稼ぎであろう。
 目論見どおり、老人はもう一人の赤い女を見失った】

「……貴様も酷な事をするのぅ……貴様の残された相棒は、ワシを憎み、
 復讐しか考えなくなるではないか」

【老人はため息をつく】

「……あの場でワシに殺されておけば、あやつも幸せだったろう。
 人に生きていて欲しいというのは、エゴだぜェ……死に時を間違えた者が
 どれだけ苦しんで生きたか……貴様とて、分かるだろうに」

【殺せ、という言葉が耳に入る。】

「……まあ、ちょうどいい死に時だ。望むがままにしてやろう。
 普段だったら、犯しに犯し、地獄を見せ付けてやるところだが……、
 大サービスだぜぇ。苦しまないように、一息だ」

【老人の目が、怪しく光る。そして、おもむろに剣を構えると、最後に耳元でそっとささやく】

「安心しな。貴様のツレは、ワシが責任を持って"殺し"てやる。
 約束してやろう。……決して"犯し"たり、"壊し"たりはしねェよ……ぬふ、ぬははははははは!」

【そう言い放つと、悪魔のような顔を浮かべて、無防備な女の首に向けて今度こそ大剣が振り下ろされる!】
836 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:38:11.82 ID:FpV5QbZko
>>833

「なるほどな」

青年の言葉を一通り聞き終え、大きく首肯する

「オマエが何も知らないと言うのも、正義を持たぬというのもわかった」

「だが、一つは納得できん」

男はそこで一度言葉を区切り、青年の目を見据える

「たとえ無知であっても、己が信念を通すために正義を求める事、振りかざす事を誰が責めようかっ」
「正義を持たぬからと、引くべきじゃあないっ」
「例えどんな正義でも、それが真であるのなら、一切曲がる事の無い己の信念に直結するのだっ」

一気に捲し立てるように喋った
全ては青年に信念を持たせようとするための言葉
837 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:41:05.51 ID:zLZ0E7d1o
>>834

  ブスッ   ブスブスブスブスブスブスブスブスッ


「………だろうなぁとは思ったけど。 まぁ、負けたわな」


男の全身には多数のナイフが突き刺さっており、最早命が長くないことを思わせる。
そして、気だるそうにそう呟くと。


「あ………やべぇ……ま、いっか。」
「なぁ、テメェ。 とりあえず、此の辺りから去っていったほうが良いぞ。」
「あー………小テスト……しまったなぁ……」


         ドバンッ


男が変なことを最後に思いながら死ぬと同時に、背中の『災厄』が四方八方にまるで爆発したかのように飛んでいく。
それに巻き込まれれば、色んな『災厄』 人災や、火災や、風災やらが、襲うことになるだろう。

もっとも、嵐のように一瞬の出来事。 その一瞬を乗り越えれば、何のことは無いのであるが。


【禁忌哲導】 死亡。 既に、完全にその姿を此の世……はおろか、彼の世にも認知することは出来ないだろう
838 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/02(木) 01:42:04.89 ID:CuQqXxVyo
>>836
【男の言葉に黙りこくる青年】
【剣幕に圧されたか、それとも】

「……正直に言いますよ。
僕には小さい頃の記憶がない。
…だから、何が正義で何が悪か…
何が正しくて何が間違ってるのかよくわからないんですよ…」

【俯いたままそう答える】
【その表情は苦々しげで、それでいて悲しげなもの】

「おじいちゃんはただ「自分の信じるように生きろ」としか言ってくれませんでしたし……」
839 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 01:43:38.16 ID:jaM6NCUO0
>>835

【赤い人が逃げ切れるだけの時間は稼げただろう】
【自分はあの時からもう元に戻れないことが分かっていた】
【だが、ダイヤはまだ大丈夫】

(俺なんかのことは忘れろよ……)

【老人が何かを話しかけてきている】
【それに適当に相槌をうち、死の瞬間を待つ】
【この街に来て、何人かの強敵と闘った。この老人も含めてだ】
【ダイヤが使い魔として来てからは大変だったが、独りでなくなった】
【口では悪く言っているが、やはりいなくなったら悲しい人間であった】
【だから、助けた。最後に恩返しだ。ありがとう――――――】

【老人の剣が黒い少女の首を斬り、切断する】

【―――――――――今までありがとう。ダイヤ】

【超動機構】死亡
840 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:49:35.16 ID:FpV5QbZko
>>838

「―――簡単な話だ」

青年の言葉を黙って聞いていたが、やがて口を開く

「オマエの祖父が言っていた通り、自分を信じれば良い」

「正義を語る連中が、わざわざ小難しい理想を一々考えると思うか?」
「答えはノーだ! オレも含めて全員がそんな事で動いちゃいないっ」

「結局、正義ってのは自分を信じるための正当化手段に過ぎねえんだよ」
「今のお前は―――自分を信じれてないんだろう?」

目を真っすぐ向けながらゆっくりと言葉を紡ぎ、そして問いかけた
その間も男はずっと腕を組んだまま、堂々たる姿勢を崩さない
841 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 01:50:15.23 ID:mgIntJ6IO
>>829

「……」

【ザリ、とその足が止まる。】
【少しだけ顔を動かし、「左目だけ」で相手を見た。】

「……」

「昔…大事な人間がいたわ。…一人は一緒にいて楽しい…「友人」。」

「そしてもう一人は目標。…いつか必ず超えてやると誓った…「宿敵」」

【女は左目を、向けたまま、唐突に語り出した。】
【一見関係のないような話だが、しかし、この雰囲気の中彼女がそのような的外れなことをするとも思えない。】
【脳裏には、二人の人物の顔が思い浮かんだいた。一人は女…そしてもう一人は男。】

「でも…二人ともある日……死んだ。」

【ポツリ、と呟いたそのときは、】
【少なくとも女には最初のような勢いと力は見えない。背中もひどく小さく見える。】

「……人を斬るっていうのは…そういうこと=c私は初めて分かったわ…」

【そのときの悲しみは、筆舌しがたい。】
【一時期剣を折り、剣客をやめようかとさえ思ったのだ。】

「…分かるでしょ。…人は斬ったことある。その意味も知ってる。…そして、」

「…私は「誰よりも」穢れてるわ…」

【そのときの悲しみを思い出し、すると女は必ず思うのだった。】
【自分はこの悲しみをたくさんの人に与えて来たのか…と。】
【人を斬る…すなわち殺せば、その人物と関係が深い人物。例えば恋人や…家族や…そして「友人」。】
【彼らは間違いなく悲しむ。女はようやくその悲しみを知ったのだった。身を持って。】
【手馴れた剣戟は、斬った人間の数を推し量るののいい材料になる。間近で見たならなおさらだ。】

「…あんたが死んだら…悲しむ人がいるでしょ…」

「……」

【「放っておいてもいいのか」という問いに対しての答えはこれだ。】
【その悲しみを女は誰にと味あわせたくなかった。】
842 :【刀身具現】りっとうの漢字を操る [sage]:2011/06/02(木) 01:53:10.26 ID:HxNvejVIO
>>837
ったく…これだから化け物は嫌いなんだ
最後に面倒なもん残しやがって…
【男は迫り来る災厄の嵐がくる前に】
【その身体に鞭打ってなんとか立ち上がる】

調和のとれた世界は無理だったが…
代わりに命捨てて支えてやるからな…
そんじゃ閉幕といくか!埋没!
【それはどこかで見てるであろう愛しき人への言葉】
【それが最後の言葉となり】
【災厄の嵐に巻き込まれそれが去った頃には】
【そこには…何もなかった】

【刀身具現】死亡
/絡みありがとうございました!
/時止めに関しては説明が足りなくてすいませんでしたorz
843 :【禁忌哲導】学生指導の”お兄さん(キリッ” @wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:54:15.54 ID:zLZ0E7d1o
>>842
//うすうす! 絡み乙でしたァ!!
844 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/02(木) 01:54:44.88 ID:CuQqXxVyo
>>840

「はい、その通りですよ。」

【即答、その意味は自分への不信】

「…では、どうすれば記憶も中途半端、学力も身体能力も並、
信念も正義もない自分を信じられますか?


【逆に問う青年、その問いは半ば怠慢であると知りながら】
【それでも問わずにはいられない】

「いったいどうすれば、この世界を知ることができるってんですかね…」

【それは切実ですらある青年の渇望】
【せめて生まれて来たからには正義でも悪でも、人の役に立ちたいのだ】
845 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 01:57:51.96 ID:8uTfwOpo0
>>839

「ぬはぁっ!」

【女の首を、斬った……。老人は、折れた歯を見せながら、やがて狂ったように笑い出し、
 その場に転げた。その目には、うっすらと涙も浮かんでいる】

「ぬははははは、ぬっふははははははははは!」

【老人のダメージも甚大だ。人を斬る、という緊張感がなければ、
 立っていられないほど全身にダメージを負っている】

「やめられないネェ……人斬りっテェのはよぉ。
 大剣よォ……お前さんのおかげで、ワシの人生は、血にまみれっちまったヨォ……」

【イゲタ金で出来た剣は、何事もなかったかのように、不気味な重量感を保ったまま黒光りしている】

「お前のおかげで……強敵を、斬れたぜェ……」

【そして老人はよろけながらも、剣を虚空にしまう】

「さて……約束だからなァ……。
 あの赤い女……"ダイヤ"と呼びかけられておったナ。
 ……サーヴィスだぜェ……。殺しにいってやるかねぇ」

【とは言うものの、慢心創痍。今日はこのまま帰ったほうがよさそうだ】

「いつか必ずワシが殺して貴様に逢わしてやるヨォ……。安心して、そこで死んでな。娘っ子ぉ」

【老人は全身を引きずるようにして、裏路地広場を出ようとする】
【邪魔翌立てや乱入者でも来ない限り、老人は姿を消すだろう】

【黒い女の死体は、広場で切り殺された人々とともに放置された】
【ただ、女の死体のすぐそばには……石畳の地面にも根を下ろし、
 日陰でも小さな花をつけた、一輪のタンポポが、力強く咲いていた……】

/殺してしまってすみませせん!
ありがとうございました!
846 :【超動機構】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 02:01:44.10 ID:jaM6NCUO0
>>845
/いえいえ!楽しかったです!絡みあり乙でした!
847 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 02:03:19.94 ID:FpV5QbZko
>>844

「ふむ、その問いは難しいな」

男はそこでふと考え込むような仕草を見せる

「たとえばオレの場合なら、とにかく鍛錬を続けてきたっ」
「何故始めたのか―――ただ、我武者羅に強くなりたかったからなんだろうな」
「その中で自分の正義を見つけ、夢を見つけた」
「つまり―――」

一旦言葉を切り、青年の方へ再び目線を向けた

「一生懸命、努力をしろっ!」

端的にその言葉だけを叫ぶ
何かに打ち込めば、やがて考えがすっきりして目標も見つかるはずだと、男は言いたいのだろう
ただ怠惰に生きるのではなく行動を起こせ、と
848 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/02(木) 02:10:08.55 ID:CuQqXxVyo
>>847

【難しい、どころの騒ぎじゃないだろうに】
【男の言葉を聞きながらも、青年は感謝していた】

「努力…そんなものでも、誇っていいのか……」

【そう言うと青年は眼を瞑り、瞼の裏に火花を散らす】
【次の瞬間、青年の右手には固く、軽く、強い鉄の槍が握られていた】

「……槍の扱いだけは毎日やってたんですよね…」

【言葉を紡ぎながらも道端でやれる程度の演武に似た槍捌きを見せる】
【突き、突き、払い、軽い跳躍】
【その一連の流れは長年の鍛錬により洗練されたもの】
849 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/02(木) 02:13:53.68 ID:fP023Xwvo
>>841
【女性を制したのは自分でもわけがわからなかった。自分は本当の意味で負けていると確信させられる何かがあったのだが】
【女の隻眼が涙するように語りだすは、失ったものの話か。はっきり行ってしまえばそんなものに踊らされていいのは、女性レベルのものだ】
【負けられない何かがあると確信させられる人間が持つことの出来る最大の武器だ】
【だが、男には無い。男は『道具』に過ぎないのだから。一番嫌いな屑にならないように、淡々と生きてきたのだから】
【そして問いかけられた…その答えは…】

俺の兄弟、両親…血の繋がった奴ですら俺が死んでも悲しみはしない。
なぜなら奴らは使えないという理由だけで血の繋がった禄に生活能力も無いガキを捨てられるんだ。
貧しい家庭なら、せめて幸せに生きることを願い…人里に捨てる。だが、奴らは…人すら寄らないようなゴミ溜に捨てるんだ。
その癖、そいつが自分達よりも良家に拾われたと知れば尻を振り媚を巻く。
俺は奴らに育ててもらった分の礼をしたらさっさと家を出た。俺の自身の意思で道具になるならともかく、奴らの私腹を肥やすためだけに道具になるのはごめんだからな。

俺は、道具なんだ。傭兵という名のな。誇りはある。使えるべき人間は決めているしな。
俺の依頼主は…死んだ。小村 文香というガキだ。待遇はいいしな。俺みたいな人間にな。
依頼内容はあいつの仕事を手伝う。…結局実行すら出来なかったけどな・


【男はタバコに火をつけた】
850 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 02:17:57.30 ID:FpV5QbZko
>>848

「当たり前だ、むしろ努力ほど分かりやすく誇れるものは無いだろう」

男はそう言う
口には出さないが、その努力を下手に出張し過ぎるのもまた問題だが

「ほう、槍術かっ! これは素晴らしいっ!」

先ほどまでの真面目な口調など忘れたように、打って変って弾んだ声になる男
こと戦闘の事になると目の色が変わるのであった

「十分それは誇れる物だ、自身を持って続けていけばいいっ!」
851 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 02:22:07.63 ID:mgIntJ6IO
>>849

「……」

【夜風が唐突に吹き、それが彼女の長髪を揺らした。】
【男の話に集中しているあまり、雑踏のどよめき…どこかの笑い声や、】
【クラクションの音が間延びして聞こえる。】

「…それなら…生きろ。」

【女は吐き捨てるように、ぴしゃりと言い放った。】
【小村…と聞いて思い当たるか、と聞かれるとまたぼやける。】
【多分自分の講義はとっていないだろう。】

「…道具でも…道具らしく≠オぶとく生きてみろ。」

【そこで女は、初めて振り返った。】
【正面から相手を見据える。】
852 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/02(木) 02:24:03.80 ID:CuQqXxVyo
>>850

(生み出したことには触れないんだなぁ…
興味がないのか、それとも……)

【今になって目の前の「気味の悪いいいひと」を持ち前の集中力を用いて分析し始める】

「…まぁ、この体捌きも、ただやることがないから、叩き込んで、もらっただけ、ですけどねっ!」
【息をするたびに言葉が途切れるが、それを気にせず演武を続ける】

「…といっても、祖父以外の、相手を知らないから、どんなものかわからないのが、現実ですけ…どっ!」

【軽いステップ、切り払い、突き、突き、槍を引いた勢いで石突を地に立てて軸にしての回転蹴り】
【その槍捌きは地の滲む努力により体得したもの】
【しかし、本人にその重みは理解されていない】
853 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 02:29:14.24 ID:FpV5QbZko
>>852

「ふむ、なれば是非手合わせを―――と言う所なのだが」

男はそこまで言った所で決まり悪そうに頭を掻いた

「今日は大分疲れがたまっているのだ。また後日試合を行おうっ!」

そう言うと、演武を続ける青年の方へとゆっくり近づきながら右手を差し出した

「オレの名前は天現 王騎だっ!」
854 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/02(木) 02:32:19.56 ID:fP023Xwvo
>>851
【くそ、風はタバコの火を消してしまう……それが女の長髪を揺らしている】
【思うことは特に無い、強い感情や心といったものは『教育』で消えてしまっている】
【だが、確かに男は…笑いたい気分であった】

生きるか。俺はもう生きすぎた。くだらねえほどにな。
道具ってのは自分の意思じゃ生きていけねえ。俺はそうじゃねえと思っていた。
だが、俺も結局そうだと気づいてしまった。まぁ、フラリフラリと歩いていくのもいいかもしれないな。
どうせ、死ぬんだ。ろくな生き方なんて無い。

俺はお前より穢れているし、お前の様に勝ちたいと思うことも無い。
俺が負けたくないのは、俺が屑だと見られるのがいやなだけだ。お前のような強い奴ならそれより屑なだけで…といった感じだ。

【男は、一度は教師でもしてみるかと思ったが…】
【まぁ薦められでもしない限り、やる気は無いのだろう】
【男は、女性に何かを投げつける。そしてとめなければどこかに去っていくだろう】
855 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/02(木) 02:35:13.16 ID:CuQqXxVyo
>>853
【男が近づいてくるのを見ると、ちょうど着地したことだし、と槍をしまう】
【そして差し出された右手を右手で掴み】

「僕は溯、五反田・溯。」
「今日はありがとう、あなたのおかげで自分に自信が持てそうだ。」

【いい笑顔でそちらを見据える】

【しばらくして、鞄を肩にかけて再びそちらを向くと】

「試合、楽しみにしてますからね!」

【そう言って夜の街へと解けていった】
【その胸に未知の闘志の種火を灯して】

856 :【深層抱擁/呪縛式】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 02:38:45.37 ID:FpV5QbZko
>>855

「ああ、じゃあなっ!」

男も同じように満面の笑みで返す

青年が去っていくのを見送ると、男も反対の方へと歩いて行った
戦う相手がいる喜びに打ち震えながら―――

/乙でした!
857 :【究槍現葬】 [sage]:2011/06/02(木) 02:44:37.11 ID:CuQqXxVyo
>>856
/お疲れ様でした!
構っていただきありがとうございます!
858 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 02:49:37.99 ID:mgIntJ6IO
>>854

「ふん…」

「お前に私の何がわかる。」

【結局、】
【どちらが穢れているかなんて誰にも分からない。】
【女には男が受けた苦しみや、絶望の数々は分からないし、】
【男も、女…つまり自分の悲しみなど分からないだろう…女はそう思考して居た。】

「……おい、血狩。」

【すると、】
【女はふと思いついたことがあり、男に声をかけた。】
【コートの懐から一枚の紙を取り出し、】

「……この仕事≠ネらお前の価値を見出せるんじゃないか?」

【それをくしゃくしゃにして相手に投げつけた。綺麗な弧を描いて、】
【相手の足元に落ちるだろう。それを相手が取る、あるいは取らないにしても、】
【彼女はもう公園にはいない。「アカデミー教師登録用紙」…「推薦者」の欄に「剣術科・ロータス=ブラック」と書かれたそれを投げつけた女は】









「……」

【場所は変わって公園から出た繁華街。】
【咥え煙草でコートのポケットに手を突っ込み、歩いていた。】
【押っ付けてきた「紙」のことを思い出す。果たして男はどうするだろうか。】

「フフ……」

「…【神具創造】…そして「不動(ゼロ・スクエア)」…」

「……あの世で見てるか?…随分お人好しだと笑ってることでしょうね…」

【ふっと、空を仰ぐとそこには、】
【黒雲に隠れた朧月があるだけだった。】



(乙でしたー!)
859 :【鏡中人形】wiki参照 [sage saga]:2011/06/02(木) 02:53:23.60 ID:reek2r8G0
「…………」

【星を、眺めていました】

「………ああ……………」

【空を見上げて、星を眺めていました】

「今夜も…………綺麗…………」

【髪の長い、ワンピースを着ている女性が、星を眺めていました】

【空は、曇っているけど】
860 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/02(木) 02:54:23.28 ID:fP023Xwvo
>>858
(絡み乙でしたぁぁぁ!長丁場で申し訳なかった!)
861 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 14:35:22.94 ID:Uo0Xzlbuo
――ァァ……

【路地裏からじんじんと伝わり響いてくる小さな少女の声、いや、これは少女の鳴き声……か?】
【がさごそと物音がし、どうやらゴミバケツを漁っているらしい音も一緒に仲良く暗く湿った路地裏で演奏を響かせる】
【腐敗した臭いが辺りに立ち込め、上半身をポリバケツ、生ゴミの詰まったゴミ箱の中に突っ込んでいる少女がいたのだ】
【なにやら生ゴミを手で掴んだり離したりして、なにかの判定基準の下にゴミ漁りをしている様子】
【そして、その少女自身の体や吐息、その他全ての”少女”自身からも汚臭悪臭が漂っているのであった】

――ァ……はむ……ガリガリボリボリ……

【目ぼしい生ごみを見つけると、それをゴミ箱の中で口に入れて咀嚼していき、最終的には食道へと押し込んで胃へと送る】
【特に不味そうなリアクションは取っておらず、すっかりこの臭くて酸っぱくて苦い腐った味に慣れてしまったらしい】
【一度、とある件で改善されたかと思ったのだが……やはり、1年間続けてきた生活は一日やそこらで治るものではない】
【よって、一応色々な食料調達手段はあるものの、こういう生ゴミ漁りもする必要性があるのである】

/レス内容使いまわしですみませぬー……誰でもウェルカムトゥ絡み待ちです
862 :【妖魔凄殲】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 15:30:25.04 ID:Uo0Xzlbuo
「チッ……またスっちまった……」

【色取り取りにきらめき艶やかな騒音を鳴らしまくるパチンコ店から、ぼそっと呟きつつ歩いて出てくる少年の様な男が一人】
【一見すれば洋風の少年、そんな少年(?)がズボンのポケットに両手を突っ込みながら、煙草を銜えて白い煙を立ち上らせ、パチンコで金をすったらしい】
【ここら辺は比較的治安が悪い地域であり、また能力者も数多くいるので武器の携行が暗黙の内に認められているのか、少年(?)の背中には一丁の小銃が】
【そして、両腰には山刀、つまりはマチェットが両側に一本ずつベルトに差し込まれており、更には肩に下げるタイプの斜め鞄を肩にかけている】
【これからの事を思案しながら歩いている少年(?)は、そんな厨二病的な壮大な陰謀とかの事は一切考えておらず、単純に今日食う飯に必要なお金をどうしようかと考えるだけであった】

【少年はこれまた煌びやかな繁華街を歩いており、人通りの多いところではあるが少し横を向けば暗く湿った路地裏がこちらを睨みつけるかのように存在し】
【無法地帯に近い”ココ”ではいつでも24時間365日殺人鬼や通り魔、はたまた別の犯罪、そして悪の勢力等による生命の危機、それらが常に渦巻いており】
【立ち上る煙をふと視線で追い、空を軽く見上げた少年(?)はなんとなく、今日を生きているのを神に気紛れに感謝するのであった、信仰心の一つや二つはあるつもりである、一応)

/なんでもごぜれでせうー!
863 :【妖魔凄殲】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 16:21:29.93 ID:Uo0Xzlbuo
/>>861>>862のどちらかでまだ募集中ですー
864 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 16:59:51.82 ID:eqTy7L13o
>>861
/未だ大丈夫でしょうか...?
865 :【妖魔凄殲】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 17:00:40.56 ID:Uo0Xzlbuo
>>864
/大丈夫ですよっ
/どちらかに絡んでくれるとありがいです
866 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 17:09:34.74 ID:iMYsLPcIO
【公園】
【小さな街の一角にあるその場所で、】
【一人の人物が剣を振っていた。】

「―――――――――――っ!!」

【架空の敵を認知しているのかなんなのか、】
【所謂「一人稽古」である。空気を切る音を響かせながら剣を降るのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは右手の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「…ッ!!」

【なんとも驚くべきことに、女は大剣を「片手」で振り回していた。】
【見るからに重そうなそれを腕一本で振り回すということは…その理由を考えるのは容易い。】
【重低音のような空を斬る音が響く。】


(なんでも対応)
867 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 17:14:00.27 ID:vLvdotw1o
>>861
ああ、休みって幸せ...

【時を同じくして、一人の青年がゆっくりとしたスピードで、歩みを進めていた】
【ぼさぼさに乱れた藍色の髪に眠た気な鳶色の双眸。他愛も無い呟きを零しながら、欠伸などしていた】

...ん。

【人通りも少ない道に差し掛かった頃、何か声が聞こえたかと思えば、ガサゴソという何かを漁る音】
【鼠の類いにしては大き過ぎるその音に青年は足をぴたりと止め、方向転換。】
【平穏無事退屈で幸せな一日に刺激を求め好奇心を膨らませ、そんな気持ちを抱きながら、路地裏へと入っていく】

..........え

【併し。其処で見た光景は想定外、予想以上の物だった。言葉が出ない。固まる。】
【何とゴミを漁って...あろう事か食しているようにしか見えない少女、眠た気な顔に僅かな困惑が灯る】

あー・・・。大丈夫か?

【何でそんな事をしているのかは分からないが取り敢えず異常な行動に相違ない】
【このまま見なかった事にするのも憚られ、戸惑いながらも声をかけた。因に鼻声である。】

/それでは宜しくです
868 :【妖魔凄殲】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 17:27:14.31 ID:Uo0Xzlbuo
>>867
【青年の出現が要因かどうかは定かではないが、少女はごろんとゴミ箱から抜け出ると地面に両足で少しふらつきながらも着地し】
【聞こえてきた声の正体を探ろうと視線をちらと向けてみればそこにいるのは青年が一人、カメラのレンズを髣髴とさせる程に真っ黒な二つの瞳でじっと見つめ】
【ふと、口の中に違和感があるのに気が付くと、もう青年の存在を忘れてしまったかのように口に左手の人差し指を突っ込み、奥歯の辺りをぐりぐりと押しだす】
【どうやら歯に何かが詰ってしまったらしい、まぁ十中八九生ゴミのカテゴリーに分類されるであろう汚物であるのは状況的に見て確実であろうが】

――ァーァー……

【きっと大抵な者はこう思うであろう、なんてマイペースで人の事を考えない少女なのだろう、と……それも当然だ、少女にとって目の前の青年は存在してもしなくても良い存在】
【ここで会ったところでお互いの生活に関与する気は少女には一切無ければ、相手にも此方の生活に関与してくる必要性も一切無いはずなのだ、少女は本能的にそう考えており】
【となれば、生きていく上で必要以上の事には関わらないほうが良いのは確かであり、結果として少女は別に青年がこっちを見ていようがいまいが1から10まで関係無いのである】

【口を開けながらあーあーと呻き声を上げ、なんとも妙な違和感に若干機嫌を斜めにし始める少女、やはりこれは誰でも世界共通万国共感万々歳な感性であるらしい】
【目を細めながら歯に挟まったものを取ろうとする様は、さながら猿かなにかの野生動物、生ゴミを漁る辺り野良猫と例えても悪くはないかもしれない】
869 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 17:27:39.42 ID:Uo0Xzlbuo
>>868
/へい、名前間違えましたーッ!
870 :【彩色剣美】@wiki [saga]:2011/06/02(木) 17:28:07.93 ID:3Iw9rp7Y0
【商店街の一角少女がガラの悪い人たちに絡まれている】
【少女は男たちには目もくれずただじっとしているだけだ】

「わかったから、お金ならもう払ったぞ!」
『その態度が気に食わんのじゃい!!』
【30分くらい前からずっとこの繰り返しである】

【男の一人が少女に掴みかかる】
「おい!やめろよ!」
【掴まれた手を叩き腰の剣に手をやる】

【剣をスパパっと振り回す】

【男たちのズボンはズタズタに切り裂かれた】
「お前らなんて無色でも倒せるよ!」

【男たちは無様に逃げていく】
871 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 17:43:40.04 ID:vLvdotw1o
>>868
【少女がゴミ箱から顔を離し、着地する。表れたのは白い肌と対照的な真っ黒の瞳】
【未だ心中に混乱を覚えながら立ち尽くす―――と、少女が取った行動は】

...ッ

【自分も人以上にはマイペースな自信が在る、が此の少女はそんなレベルではなかった】
【人差し指を口の中に突っ込み...何か閊えたのだろうか?青年は戸惑うばかりだった】

...

【考える、これはどうするべきなのだろうか、と。目の前の少女はこちらなど居ないかの様な素振りを見せているし..】
【このまま立ち去っても何ら問題も無いように見える。...飽くまで自分の事だけを考えれば、だが..。】

...ほら、お前喋れるのか?

【取り敢えず、日常的にこんな生活を送っている少女をそのままにはしておけない気がした。】
【そもそもどうしてこんな事になっているのか、多いに疑問だった。少女へと、足を踏み出す】
【流石に触る気にはならないが...青年は少女の前まで歩いていくと視線を相手と同じに持っていき、問い掛ける】
872 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 18:00:58.75 ID:Uo0Xzlbuo
>>871
【相手が接近した時に一番最初に気が付くことといえば、その――悪臭、汚臭、腐敗臭――であろうことは、まず間違いない】
【まるで数日間お風呂に入ったりしていないかのような汗臭さもさることながら、生ゴミと長時間同じ時を過ごしているせいか臭いも染み付いているらしい】
【更に加えて言えば、見た目には清潔さなど一欠けらも無く、洋服はボロボロでハイヒールは踵が折れている上に履き潰されているせいで、殆どサンダル同然の有様】
【近づけば近づくほど、常人ならば嫌悪感を抱いてしまいかねない少女、その歯も磨かれていないせいか歯石が固まり、歯垢の黄色さも際立っている】
【清潔さと全く無縁な少女、幾ら野生児だとかストリートチルドレンとかいうレッテルの者たちだとしても、流石にここまでの汚さは本人たちの方が我慢できないだろうに】

【そして、相手がなにやら質問を投げ掛けてきたとの少女は耳で聞き、取った反応といえば】

――……ァ?

【口に指を突っ込んで必死に詰ったものを取り除こうとしながら、まるで阿呆の様に首をこくっと右に傾けて疑問の色を相手に見せる】
【言葉を理解しないのか、それとも単純に喋らないのか、はたまた興味が無さ過ぎて喋るのも億劫なのか……まぁ、大抵の人は答えは直ぐに出るであろう】
【細めていた目を少しだけ大きくしたものの、依然どうでもよさげな態度は崩さず、言わば『我関さず』――の精神があるのかどうかは怪しいが、とにかくリアクションは非常に薄い】
873 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 18:15:34.01 ID:OTVspeMXo
>>872
...ああ、そうかいそうかい...

【元より期待は余りしていなかったが、矢張り少女から帰ってきたのは言葉、ではなかった】
【近づくにつれてこれでもかと強くなっていく悪臭に流石に顔を顰めながらも】
【どうしたらいいものか、と思案。頭をがしがしと乱暴に右手掻いて―――】

.......やって、見るか

【どうやら何か思いついたようで。青年の右手が留まり、頭に固定され...光った】
【淡いオレンジの光が掌から漏れ出し―――程なくして】
【小さなピンポン球くらいの大きさの結晶が、其処に浮遊していた。左手でそれを受け取り】
【此の結晶は、青年の能力であり、青年の言語情報のコピー、であった。】
【コピー故にその情報は青年が有する物の三割くらいでは在るが、其れでも今の状態よりはマシだろう】

...

【青年は自分の左手を、少女の頭に持っていく。触れる事が出来れば、その手中の結晶は少女の頭の中に吸い込まれ】
【幾らかの言語情報が脳内にインプットされる筈である。それによってどんな変化が在るのかは、判然としないが】
【取り敢えず日本語が通じれば何とか今の状況から脱させる事が出来るかなー、と。そんな風に考えていた】
874 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 18:36:42.47 ID:Uo0Xzlbuo
>>873
【なにやら相手がぶつぶつ呟いているようではあるが、この少女はそれをお構い無しに依然呑気に歯を弄繰り回す作業を続行】
【どうもなかなか取れないゴミがあるらしく、小声でうーうーと唸りながら何とかしてこの違和感異物を取り除こうとするのであった】
【そして、気が付けば目の前の青年は何かをしだし、その光が少し少女の興味をそそったのか、その結晶体をじっと見つめ】
【自分の脳内、いや、もっと別の何かが動き出し、0と1の集合体が脳内を巡り出し、その2進法によって構成された情報たちは言わばコンピュータを髣髴とさせ】
【そして、青年がその結晶を持ってこちらの頭部、つまりは生きていく上で最重要の部位へとその手を伸ばそうとした時――】

【――Warrrrrrrrrrrning ががががggggggん前の不明人ぶぶぶぶぶ……による能力《スキル》の発動をkkkkkkk確認――】


「SecurityLevvvvvvvvvvvel"DELTA" Standby」

「WarningWarnnnnnnninggggWarning」
「Please take shelter at once」

「眼前の不明人物に警告、当機は■■■の重要所有機体です」
「早急なスキルの使用中断が確認できない限りは臨戦用システムを起動し続けます」

【後ろへと軽くステップを踏んで接触を避けると、これでもかと大きく見開かれた真っ黒な目が相手を凝視し、口から垂れ流すは機械的な言葉の束たち】
【発生装置に異常があるのか■■■の部分はノイズにより掻き消され相手に聞こえることはほぼ無いであろう、不幸か幸いかは定かではないが】
【腰を前に少し曲げて動き易い姿勢を取り、両手を軽く開かせて体の両側から少し離したくらいのところで臨戦態勢を取る、もはやゴミを取ろうとする呑気な姿は無い】
【人間とは思えないくらいに真っ白な肌を持つ少女は汚臭を振り巻きながら、清潔感溢れる規律正しい文句を今日も垂れ流す、意味も無く淡々と作業的に】
875 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 18:37:55.55 ID:W5rLAJ0vo
/済みません、遅れます...
876 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 19:00:17.83 ID:Uo0Xzlbuo
>>875
/あ、遅れながらに了解致しました
877 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 19:04:15.47 ID:W5rLAJ0vo
>>874
【相変わらず歯を弄くる事に躍起になっていた少女】
【能力を発動したのを見ると、視線がこちらへと映るがそれでも、この状態で能力を行使するのは容易に思えた...が】

―――ッ!?

【その時、信じられないことが起こった】
【少女は今までのマイペースな動きからは予想も出来ない動きを見せ腕を避けたかと思うと】
【口から流れ出すのは機械のように無機質な言葉、其れも壊れたように不安定な】

.....なんだ、喋れるんじゃねえか........。

【そんな減らず口を叩きながら、必死に今の状況を整理しようとする。錯乱しなかっただけ上々だろう】
【言葉を話させようとはしたが勿論、こんな方法で、では無い。】
【先程流れ出した言葉―――最早、此の少女は人間でないように見て間違いないように思える】
【生憎肝心な所は聞こえなかったが、”重要所有機体”、という言葉が耳に入り】
【取り敢えず”臨戦用システム”、とやらに引っかからないよう、結晶を左手から消した】
【事態が進めば進む程、少女の存在は不可解な物に思えた。情報は断片的過ぎで、訳が分からない】

/お待たせしました...
878 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 19:20:40.25 ID:Uo0Xzlbuo
>>877
【超展開、と言えばまだ聞こえは良い、貶し言葉ですら最上級の褒め言葉として言わざるを得ないのがこの状況なのだ】
【この少女の正体は”不明”なのだ、今まで遭遇してきた人物たちは誰一人少女が機械なのか人間なのか魔法的な何かなのか天使なのか悪魔なのか】
【全く見当すら付けられずに放置をしてきた、少女にとって『設定』なんてのはどうでもよい話であり、少女自身が理解できない『設定』であろうともそれで良し】
【謎を解決しようとすればするほど謎は深まっていき、そして謎が解決することは不可能に等しい事象に違いないのだ】

【――不明じじじじじzzzzzん物の無力化を確認――】

「――SecurityLevel"ALPHA"on Shift」
「Unknow powerlevel ZERO……System Shutdown」
「usually boots up a system about taking. Thank you. 」

「対象者の無力化をkkk確認……シシシシシシシステム通常モードに移行します……SUCCESssssssssS」

【またもや謎の機械的な雰囲気を思わせる言葉をベラベラと並べた後に、少女は操り人形の糸が切れたかのようにふらっと前のめりに倒れだす】
【これまたこの際にも鼻を摘みたくなる様な臭いがぶわっと辺りに舞い広がるのが、なんとも言えない厄介さを増大させてしまっている】
【そして、いつの間にか異様な目の見開きも大分収まっており、元の輝きを持たない真っ黒な瞳、そう、喩えるならば野良猫みたいな目へと戻るのであった】
879 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/02(木) 19:20:42.55 ID:fP023Xwvo
>>870
(まだいますか?)
880 :【彩色剣美】@wiki [saga]:2011/06/02(木) 19:32:12.01 ID:3Iw9rp7Y0
>>879
/居ますが9時すきまでしか居られませんです
881 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 19:33:46.96 ID:RiKmfucIO
>>866再募集
882 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 19:34:33.12 ID:W5rLAJ0vo
>>878
【恐らく能力を切ったからだろうか】
【少女はもう一度機械音の様な声を発する、と。それっきりだった】
【前のめりに倒れると、其れ以降起き上がる気配はない。ホッ、と息をつき...】

...く...ッ

【緊張状態が解けたからだろうか、鼻腔から侵入する異臭が一層感じられ】
【顔を顰めたまま、倒れた少女を見下ろす―――どうしようか】
【結局何だったのだろうか、今までの出来事は不可思議、とても理解出来る物ではなかった】

...はぁ
【青年が選んだのは、思考の放棄。考えるだけ無駄だろう、と】
【生憎小説の主人公のように一つの物事に固執する様な質ではなかった、少女に近づき】
【そのままにしておくのも憚られた為、少女を起こそうとする。成功すれば、壁によそり掛からせるだろう】
【それだけで何か変わるとも思えないが、青年はこれ以上何も出来ない、と思っていた。方法も分からない】
【少女が目を覚まさなければ、青年は路地裏を立ち去り、軈て睡眠と共に此の出来事を記憶の片隅に押しやるだろう】
883 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 19:48:08.37 ID:Uo0Xzlbuo
>>882
【気絶しているのかそれとも寝ているのか、その辺りの見当がイマイチ付かない感じの少女は結局大人しく壁に寄りかからされ】
【パチッと開いた二つの瞳は、一回ギュルッと気味悪さを感じてしまいそうな動き方で辺りを見回そうと視線を一回転させ】
【そして、目の前にいるのは先程の青年、しかしながら小説お馴染みな『暴走中の記憶は無いのだ!!』現象があるのかどうかは定かではなく】
【ぼーっと、いや、じーっと相手の表情を見つめた後、一度首をこくっと右に傾げて疑問の感情を持っているのを相手に提示すると】

――……エフゥ

【―――――――胃袋から息を吐いた、下品な言い方をすればげっぷである、もちろん腐敗臭の塊みたいな息であるのは言うまでもない】
【どうやら、やはりマイペースな少女であるのは変わらないらしく、記憶があるのか無いのかすら不明なまま、少年を見つめるのであった】
【その時、ふと先日の出来事を思い出す―――見知らぬ女性に、なんだかしらないが色々と食べ物を貰った上に】
【なんだかよくわからない OHURO なるものに入れられたのを―――まぁ、それなりに前の話なので今更な記憶の掘り返しなのではあるが】

【つまるところ、少女は無い知恵振り絞って考えた、否、食欲と言う名の本能が啓示を示したのだ……―――目の前の人物から食べ物を貰えとッ!!】


――……ォォー

【―――日本語でおk―――と即行で切り返されても可笑しくない結果になってしまったのではあるが、まぁ、ご愛嬌ご愛嬌】
【右手を相手の方へとすっと伸ばし、何かを要求しているような行動は取るのであるが……何分、先程意味不明な言動を相手に披露したばかりである】
【結果は色々と考えられるが、もし神様がいたならば成功するかどうか首を捻りたくなるような事なのは間違いの無い事実であった】
884 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 20:02:06.78 ID:W5rLAJ0vo
>>883
【壁により掛からせると少女は、目を醒ました】
【見開かれた黒い瞳に一瞬ドキッ、とするが、矢張り元に戻っている】
【何をするでもなく、ジッと少女に目を合わせる。やはり、帰ろうか―――】

...ッ....

【胃袋から吐き出された息、その威力は容易に想像ができた。幸いな事に其れを受ける事は無かったが】
【マイペースに戻った少女に安堵を覚えつつもやはりその臭い諸々には辟易せざるを得ず】
【これ以上何をする事も無いだろう、そう思いつつも中々離れる踏ん切りが付かないでいた...】

...お

【すると少女が、こちらへとスッと伸ばす。其れは始めて、マイペースな少女がこちらへと意識を向けてくれた証拠】
【何処か嬉しさを覚えながら折角の要求に報いる為...すっかりそんな考え方になってしまった...ポケットに手を突っ込む】
【結果ぐにゅり、と何かが手に触れ、其れを引っこ抜く】

【それは、半分溶けかけて変形したいたチョコレートだった。猫背のように曲がっているが、普通に食べられそうだ】
【逡巡する時間は短かった。青年は丁寧に包み紙を剥がした後に、其れを少女の掌に乗せようとした】
885 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 20:08:41.79 ID:zLZ0E7d1o

「クハハ」

黒衣……余りにも黒すぎるほどの黒衣に身を包んだ男が
夜の街を闊歩している。そして、まるで狂ったかのように急に笑い始める。


「……フワーッハッハッハッハッハ!!!!」

否、狂ってなどいない。単純に、明解に、笑いたかったから。
所謂、中学二年生が患い、「クッ 俺の右手が……」などと、後々、思い出して枕に顔を沈めるであろう行動と似ている。


「ヌワーッハッハッハッハッハッハッハッh ゲホッ!! ゲホッ!!」

案の定、笑いすぎて咽ている。
黒衣に身を包んだ様は案外、威厳が醸し出されているように見えていたが
現在、顔までスッポリと暗闇の外套に身を包んでいるにも拘らず何だか、痛い子である。
周りに居る人々から、若干笑い声が漏れるのを、身体をピクピクと震わせながら聞きつつ


「ウグッ………我としたことが………」

などと、ほざいている。
周りには人気もまぁまぁあり、奇異の目で見られていることに気づいていないのはもはや、奇跡の内に入るかもしれない。


//何でも募集!! 能力者と知ると殺しにかかりますが……
886 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 20:13:43.22 ID:KIywVTRLo
>>866

「――――――…………」

何時からそこにいたのか、もしかすれば女よりもずっと先にそこにいたかもしれない。
公園の木の上に腰を降ろしてその光景を眺める黒い姫カットの剣士。
薄く開いた紫苑の双眸は無感情に近いそれで―――――なんの気無しに女を見ていた。


「………………ふぁ」


欠伸。暇をしているのか、腰の二本の刀を左手で撫でながら視線を夜空へ移す。
和装の上から羽織った紫色の外套が風に揺れる――――女も夜空も、同じ様な瞳で見つめていた。

/まだいますかねっと
887 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 20:20:20.74 ID:Uo0Xzlbuo
>>884
【掌に乗せられたチョコレート、半分溶けているとか普通の人間ならば即刻押し付け返しているところなのではあるが】
【少女からして見れば”これが”チョコレートなのである、もちろん名前は知らないが……こう、溶けているのが普通なのだと思い】
【茶色く黒く、そんな色合いの食べ物をじっと見つめ、鼻に近づけてみてくんくんと匂いを嗅ぎ――放たれるは、少女と対照的な甘くほろ苦いカカオの香り】
【思わず唾を飲み込み、初めて視るチョコレートなるものに興味を津々と向けるのであった、やはり食べ物には興味があるような様子】

――はむっ……クチャクチャ……

【そして、一齧りしてから口の中へと入れるのは良いが、やはりマナーとかそういうのを知らないようなので咀嚼の音が路地裏に響き渡る、不快な音が】
【目を細めながら堪能するかのように味を噛み締めている少女は一向に気にしていないようだが……しかしながら、吐き出さない辺り少なくとも不味くはないのだろう】
【いや、むしろ更にもう一齧りして口の中の甘みを絶えず循環させようとしているのだ、どうやら少女の中で三ツ星が付いたらしいようで】

――クチャ……ゴクリ

【相手へと向けていた意識は既に全てチョコレートに注がれてしまっているらしく、完全に悦に浸っていて自分の世界に行ってしまっている】
【口に周りには既に……悲惨な状態、甘いチョコレートが無法地帯を暴れまわるギャング集団の様に我勝手にと好き放題に野放しにされているのであった】
【もう少し、他人に興味を持ってくれないと謎の解明もお話の進行もあったものではないのだが……少女にとっては物語の流れすら、どうでも良い事なのだ、食欲に比べれば】
888 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 20:21:34.04 ID:RiKmfucIO
>>886

【やがて女は剣を振り終わる。ゆっくりと残心をとってから、】
【心を鎮めるような深呼吸とともに、剣を背中に戻した。】
【「抜き身」。即ち鞘に納めずに帯刀するのはかなり危なっかしいように見えるが、】
【何の懸念もない動作の一環として女は当たり前のようにそれを行った。】

「……」

【さて、と出て行こうとすると、木の上に一人の人物。】
【女は始めて気づき、そして相手に視線を送った。】
889 :【血槍晶銃】血を吸う機械槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/02(木) 20:22:02.86 ID:fP023Xwvo
>>880
(そうですか、残念です)
890 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 20:24:26.41 ID:KIywVTRLo
>>888

「…………………ん」

どうやら剣を振り終わった様で―――それに気づいたのか視線を女へと戻し。
枝に凭れかかりながら去る女をなんとなく見送っていたのだが、こちらに気づいた様だ。
ばしっとぶつかる視線。ぼーっと女の瞳を見つめていたが。


「こんばんは………ご苦労様」


とりあえず挨拶、後に労いの言葉。無表情かつ淡々とした言葉を紡ぐ。
891 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 20:36:12.68 ID:OZnF8SIEo
>>887
【どうやら少女はチョコレートに対し、興味津々の様子で】
【どんな反応が返ってくるのか少し期待をしながら青年は、その姿を見ていた】

...口は閉じて食べろよ.....

【併しながら路地裏に咀嚼の音が響く、と分からないと知っていてもぼやかずにはいられない青年だった】
【溜息混じりな独白を零し、その反応を見ていると―――どうやら気に入ったのだろうか、目を細め、ばくりばくりと】

...うまいのか

【どうやら味覚は在るようだ、生ゴミなんて食べていたのに。少し意外に思いつつも】
【自分が上げた物を無心で食べる少女、無邪気...そんな言葉が脳裏に浮かび、僅かながら好感も芽生えた】
【併しポケットの中にはもう何も入っておらず、生憎こんな少女を連れて何処かへ行ける自信も無い】

...またな

【ぼそり、と小さく呟くと、チョコレートに夢中になっている少女に背を向け、歩き出す】
【今度はもう少しマシな物と―――、銭湯の場所でも調べておくか、などと考えて】
【また、青年に何らアクションが取られたりしなければ、そのまま外の空気に安堵を覚えつつ、家路へと付くだろう】
892 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 20:38:53.10 ID:RiKmfucIO
>>890

「……」

【女は小さく舌打ちした。どうも相手の言葉を聞く限り、】
【自分の稽古を見ていたようだ。あまり人に見られるのは好きではなかった。】
【改めて相手を見てみると…年は自分と同じか…あるいは少しだけ下か。】
【和装が実に似合っており、女は思わず見とれてしまいそうになった。】

「……二刀流か…」

【心情を読ませない「無表情」と淡々とした物言いは、】
【どこか掴めない印象を与えた。さらに、彼女が視線を送るのは相手の腰当たり。】
【飾りでつけているわけじゃないだろう。つまり相手は「同業」ということになる。】
【だからどうした、と言われればそれまでだが。】
893 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 20:39:58.67 ID:I3lTeHxEo
>>885
………

【なんだこいつ】

【見てはいけない物を見てしまったんじゃないか俺は……】

【遠目にそれを見る女性】

【何処にでもああいうのは居るんだなぁ、と自己完結した】
894 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 20:43:39.84 ID:KIywVTRLo
>>892

舌打ちが耳に届いて、少し眉を潜める。何故、されたのだろう。
理由が分からないので小首を傾げる事しか出来なかった。


「………基本的に一刀流」


軽く否定。二刀流で戦った事は今現在の所は、無い。
しようと思えば出来るのだが、やはり一刀流が慣れているというもの。


「―――――………っと」


木の上から軽く飛び跳ねて音もなく着地。それだけで身の熟しは相当良いと分かる。
紫色の外套と黒髪をふわりと浮き立たせて着地した剣士は―――じっと女を見ていた。何も考えてはいなかった。
895 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/02(木) 20:44:10.65 ID:qcCL7+eW0
【商店街。雨が降っているため人通りは少ない】
【そんな中を、透明なビニール傘の中を差した少年が歩いていた】
【服装は、黒い長袖のTシャツ一枚と灰色のカーゴパンツ】
【降ろすと鎖骨あたりまで伸びている髪を、後ろで一つに縛っている】

【そんな少年の目の前に、誰かが買って食べて捨てたのであろう――バナナの皮が】

「うわあ!?」

【それに気付かずうっかり踏んで】
【後ろに倒れそうになるも持ち直し……】
【たかと思いきや、前につんのめって】

【ベシャア、という音と共に少年の身体は地面に激突した】

/死合い以外なんでも募集
896 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 20:44:12.67 ID:zLZ0E7d1o
>>893

「ククク………どうやら、我に対抗せし”奴ら”が」
「我の覇道の前に、立ちふさがろうとしている予兆か………」

「しかしっ、我は”押し通ししサタン”!」
「ヌワーッハッハッハッハッハッハッハ!!! ゲホッゲホッ!


立ち止まって、なにやらブツブツと独り言を言っている男。
表情は窺い知れないが、かなり痛い感じである。
”奴ら”とか言ってしまうあたりに、設定乙といわれてもしょうがない気がする。

しかし、どうやら、開き直ったのか、いきなり叫ぶとまたしても、笑い出す。
そして、咽る。
これは、お約束のようである
897 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 20:44:58.98 ID:Uo0Xzlbuo
>>891
【……結局、少女は青年が去ろうとするのを止めることなく、ずっとチョコレートがなくなるまでその時まで食べるのに夢中になっていた】
【生ゴミを食べ、その他にもとある人物のお陰で腕が十本ある生物とか目玉が13個ある生物とかを自由に食べれる環境に行ける少女なのではあるが】
【何分、既にこの説明描写の時点で不味そうな臭いがぷんぷんとかもし出される有様であり、ある意味それはそれで美味しいらしいのだが、やはり甘いものも食べたい】
【そんな訳で、普段以上にチョコレートにがっついてしまい、気が付いたときには目の前から青年はいなくなってしまっていたのであった】

【後悔半分、満足半分、もっと食べ物を貰おうとか思ってた少女からして見れば少し不幸な出来事であり、少しがっかり】
【しかしながら、この機会自体が幸運なことであるのは確かで、それを理解してかしてないのかはこれまた定かではないが、少女は気にしない事にし】
【来るべき明日へ、明後日への期待、明日は一体何を食べ、明後日は一体何を食べれるのか、そんな期待を胸に路地裏の奥へと消えていくのであった】
【自分の存在になんて興味は全く無い、お腹一杯に食べ物が食べれて、眠いときに眠れさえすれば、それ以上の贅沢が存在するなんて思えないのだ】


/絡み乙でしたー!
898 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 20:45:44.95 ID:I3lTeHxEo
>>896
アレは果たして能力者なんだろうか……

【思わずつぶやきが漏れる】

……まあそうだとしてもたいしたことはないんだろうなぁ

【失礼過ぎるつぶやきがぼろぼろと】

【目線はアレな人を見る目だった】
899 :【燃華視片】@wiki [saga sage]:2011/06/02(木) 20:46:21.02 ID:OZnF8SIEo
>>897
/絡みありがとうございましたー!お疲れさまです
900 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 20:50:03.65 ID:zLZ0E7d1o
>>898

「………おいっ!!そこらへんに居る誰かから今、聞き逃してはならんことが聞こえたぞッ!!」

グルリと相手の声がしたほうに身体ごと顔を向ける黒衣の男。
反応を示したのは”たいしたことはない”の部分ではなく”能力者”の部分である。

その顔には、若干の怒りが含まれているが、ソレを窺い知ることができるのは
外套の奥に潜む、眼が眼が燃えていたからである。


「我を”能力者”などと呼ばわるとは………出てくるがよいッ!!」

その辺りに居た、人々は若干その位置を変えて、巻き添えを食らわないようにしている。
黒衣の男は、そのずれて行った人々にも視線を送りつつ
相手のほうへ近づいていく。 最も、そちらの方向から聞こえたというだけで
相手のほうへ近づいているのはまったくの偶然なのであるが
901 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 20:51:54.29 ID:I3lTeHxEo
>>900
は、はぁ……俺だけど

【一応名乗りでる女性】
【やべえ、やっちまった……こうなりゃヤケだ!】

なんかすげぇアレな人だったからさ
つい能力者なのかと

【苦笑しつつ】
902 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 20:52:50.06 ID:RiKmfucIO
>>894

「あ…そう…」

【「基本的に」ということは場合に応じて二刀もできるということか。】
【女は自分なりに相手を解析した。これは癖のようなもので、】
【不意打ちが多いこの世界。初対面の人間とは、】
【できるだけ情報を得ようとしてしまう。】

「…なによ。」

【ぶっきらぼうな物言いはこの人物の悪癖である。】
【本人は悪気はないのだが、どうしても口調がそうなるらしい。】
【そして、内心舌を巻いていた。理由はわざわざ書くまでもない。】
903 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 20:56:36.85 ID:zLZ0E7d1o
>>901

「よかろう……素直に出てきたことは褒めてやる……」

すごい上から目線だが、しょうがない。
多分、そろそろ諦めも着ついてくるだろう。

しかし、黒衣の男は黒衣の下から見据えるような視線を飛ばしつつ


「………我は”能力者”等と言う、愚図等とは違う」
「我は”サタン”!! 魔界に666居るはずのサタンの存在しない667体目のサタンであるッ!!」

「我が、直々に教えてやったのだ。 感謝するがよい。民草よ」

若干、怒りを篭めて”能力者”ではないことを強調する。
そして、晴れ晴れと、高らかに、男は設定を豪語する。
904 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 20:58:29.79 ID:KIywVTRLo
>>902

「……………………」

沈黙。元々饒舌な人間では無いのは雰囲気からして明白だ。
暗いという訳ではないが、言葉を口に出すのが苦手だ―――話し相手は先代か、自然かの二つだったから。


「………キミはなんの為に剣を振っているの?」


近頃はこの質問を剣客達に投げかけていた。それにより得るものがあると思うからである。
果たして女はなんと答えるか。じっと女の目を見つめ、風に乗せて言葉を投げかけ――――。
905 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 20:58:32.34 ID:I3lTeHxEo
>>903
【ピキッ】

……能力者が愚図だって?

【割と短気な女性のようだ】

うるせーぞ邪気眼!!

【キレ気味に叫び返す】
906 :【彩光武装】最良の鎧を纏い3つの武器を駆使して戦う戦士 :2011/06/02(木) 21:02:50.87 ID:sL11N0VJ0
【天高くから金髪の青年が舞い降りてくる】
【何事もなかったかのように着地】

<いこうか、イーノック>
<「この世界」はどうやら平行世界・・・パラレルワールド、だな>
<ここに神の武器は存在しない、しかしおまえには能力が与えられたようだな>
<その光の腕輪・・・それはおそらくこれからの戦いで不可欠なものだ。うまく使いこなせよ?>
<それと、私の力はここでは使えないようだな。だが心配するな。
私のサポートが心配なのか?>

「大丈夫だ、問題ない」

<よし、なら行こう。>

【青年は、どこかから聞こえる声と会話しているようだ】
907 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:03:30.81 ID:zLZ0E7d1o
>>905

「クハハッ! ソコに居る民草と、能力者には決定的に力の差があるであろう?」
「我はサタン。 神の敵対者」

「故に、神が創りし、能力者と言う愚図な格差を是悪しィ!」
「民草に、平穏と平等を与えるのが分からんか? 一民草よ」

まだ、男は相手が能力者であることに気づいていないようである。
能力者に対する怒りはただ、設定だけでは言い尽くせないようであるが
言っていることは簡単だ。
不平等だろ? 能力者って。   それだけである。


「あと、我は邪気眼などではないッ!! 支配者の前であるぞ? 口を慎むがよいッ!!」

邪気眼といわれるのは気に喰わないようである
908 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 21:06:34.02 ID:I3lTeHxEo
>>907
まあそれには同意しなくもないが

【同意するんだ!?】

でも俺みたいに能力に誇りを持ってる奴も居るんだよ!

【それなりにプライドがあるらしい】

やーい邪気眼!中二病!脳みそ小学生並み!

【どっちが小学生並みなのかと言いたくなるような挑発】
909 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 21:11:03.57 ID:RiKmfucIO
>>904

【どうも無口だな…女は相手をぼんやり見つめながら考えた。】
【夜風が微かに吹き、それが女の髪を揺らす。】
【右手で乱れない様に髪を抑えながら、女は相手の言葉を聞いた。】

「…はあ?…」

「…んなことなんであんたに教えなきゃいけないのよ。」

【一蹴】
【女はしかめ面で答えた。それからふと備え付けられている時計を見て、】
【髪を耳にかけながら言葉を紡ぐ。】

「…悪いけど…私あんた見たいに暇じゃないの。」

「会ってみたい剣士≠烽「るし…そいつ探さないといけないから。それじゃ…」

【微かに背の大剣を揺らしながら、女は踵を返した。】
910 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:14:29.74 ID:zLZ0E7d1o
>>908


「………貴様………能力者か?」


男の声色が……変わる。
まるで、憎き敵を目の前にしたかのように、まるで、自身の最大の敵を目の前にしたかのように
男の、全身から、黒い……ソレは黒い闇があふれ出す。
右手には、黒い闇が塊となって集まり、ソレはソレは暗い。
周りの夜の闇がさらに暗くなる。
周りに、一般人が居る状況でもあまり関係ないようで、質問に答えるとすぐさまにでも襲い掛かってきそうである。
911 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 21:14:55.05 ID:KIywVTRLo
>>909

「……………それもそう」

会ったばかりで教えてくれるはずもないか、と肩を落とした。
どうにも相手は”親切”な人柄では無いようだ――――。

女と同じように髪の毛が乱れぬよう、抑えながら。


「………会ってみたい剣士?」


後ろ姿に再び質問を投げかけた。もしかすれば自分も知っているかもしれない。
なんとなく、聞いてみた―――――先程と同じように、淡々とした口調で。
912 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 21:16:53.37 ID:I3lTeHxEo
>>910
あーそーだよ
能力者だよ

【こちらも目つきは鋭くなり】

あ?やんのか?

【最近負け続けで苛々していたのもあり、ヤンキーのような安っぽい挑発を続ける】

ま、てめーみてーなのが俺に勝てるわけ無いだろうけどな!

【負け続けなのにこうも言えるのは才能なのかもしれない】
913 :【彩光武装】最良の鎧を纏い3つの武器を駆使して戦う戦士 :2011/06/02(木) 21:17:42.51 ID:sL11N0VJ0
/もし絡もうとしてくれる人いたら申し訳ありませんが落ちます
914 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:23:44.45 ID:PYwTdSino
ー此処はある夜の街

街灯、ネオン、そして呼びこみ、ここは、此の街の夜の世界

大勢の群衆が、その通りに群がる、

いろいろな欲望が、その街、その通りに渦巻く
乞食、悪人、善人、警官、様々な人々が、1日の疲れを癒しにやってくる

そして、その女も、此の街、此処にいた

突然に群衆が、先までは騒いでいた、群衆が静まり返る
ーーーーー何故か?

女性がその通りを歩いているから

この世の者とは思えないほどの美貌、その女がそこにいるから

群衆は、静まり返り、その女をただ、見つめている、そしてその群衆によって潰れていたその道が

その女に道をあけるように、左右に広がる、
異様な光景である、誰も喋らない、誰も近づかない、ただ、そこの者たちは、男、女…全て者が、その女に魅入っている

白く長い輝く長髪、純白のドレス、そして、真っ白な瞳、その女が、その街をあるいている
ただ、何も喋らずに…

/キャラ、初ロールです、絡みお待ちしております!

915 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:24:30.62 ID:zLZ0E7d1o
>>912


「───────クハッ」

「なるほど、[ピーーー]。 或は、地獄に落ちるか……ぐらいは選ばせてやる」
「民草よ!! 我が今、平穏と平和たる我が支配のために、神に反逆せしめしを、遠くより見ておれッ!!」


狂ったように、そう、最初の笑いとは違う。
完全に狂ったように笑う。
そして、冷たさに冷たさを足したかのような声で、相手に向かって死刑宣告をする。
そして、周りに居た一般人に、遠くに退避するように伝える。
民草に危害を加えるつもりは無いらしい。
人々は、蜘蛛の子を散らすかのように、四方八方に逃げさっていく。

男は、手に溜めた一本の槍状の闇の波動を相手に向かって放つ。
中々のスピードであるが、反応できないことは無い。
もしも、当たれば、6cmほど突き刺さった後に、槍の形が崩れ、突き刺さった傷を押し広げるように
ソコに強い衝撃を与えるだろう。
916 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 21:26:13.60 ID:I3lTeHxEo
>>915
っと、てめーも能力者だったのか

【慌てて左に転がり、回避】

【プログラミング起動】
【全力のダッシュからボディーブロー】

―――俺のスピードについてこれるか?

【にや、と不敵な笑みを浮かべる】
917 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 21:27:00.15 ID:RiKmfucIO
>>911

「あー…もう…」

【聞こえない様に実に小さく小さく呟く女。】
【歩みを止め、振り返った。無視して、あるいは聞こえないふりをして、】
【立ち去ってもいいのだが、なぜか今は反応してしまった。】
【後々、女はこの行動に感謝することになる。もっとも、まだそのことに気づけるはずもない。】

「私もよく知らないのよ…「噂」で聞いたことがあるだけだから。」

「…でも…もし「存在する」なら会ってみたい…それだけよ。」

【煩わしい様子です紡ぐ言葉はしかし淀みなく、】
【女がどれくらいそのことを気にかけているかが現れている。】

「名前も…どんな姿かも知らないわ。その程度。でも…」

【「あんたも剣士なら」】
【「この言葉くらい聞いたことあるはずよ」】
【女はそう続けた。】

「人はその人物を…その剣戟を讃えてこう呼ぶわ。」










「―――――――――――――剣聖≠ニ。」
918 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:31:47.19 ID:zLZ0E7d1o
>>916

「グ………ハッ………我は能力者ではない。 魔王である。」

「─────それと」

黒衣の男の腹部にまともにボディーブローが打ち込まれる。
ソレを、受け止めながら男は自己を笑っていた。

しかし、男の闇は、男に対する攻撃を受け止める。
3分の1になった、ボディーブローは男にとって、一般人のボディーブロー以下でしかなく
不敵に自身を嘲笑しながら(なぜかは分からないが、相手から見れば余裕の表情を浮かべているように見えるだろう)


「───我を消滅させたいのならば、3回[ピーーー]気で来るがよい」


自身の直ぐそばにいる相手に向かって、両手から闇の槍型波動が打ち出される。
先ほどの、溜めたものよりは威力は少ないが、突き刺されば傷が弾けるように押し広げられるだろう。
狙いは、腹部。
919 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 21:35:05.09 ID:KIywVTRLo
>>917

「…………噂………」

ぴく、と反応する。なんだか自分はそれを知っている気がした。
恐らく、否、必ず知っている――――噂される様な、剣士など指折り数える程だ。

ある剣客は望み、ある剣客は望まず、ある剣客は気に留めず――――。


”人はその人物を…その剣戟を讃えてこう呼ぶわ”
”―――――――――――――剣聖≠ニ。”

その女の言葉に、軽く吐息を漏らした。ため息か欠伸か―――定かではないが。
やはり”剣聖”の名を追う剣客はこの世界に数えきれない程いるのだと、改めて認識し―――。


「初代”剣聖”は隠居……キミの会いたい剣聖は”先代”?」

「それとも―――――――」


一際強い風か二人を襲う―――――強風の中、”剣聖”は瞳を閉じて。


「―――――……二代目”剣聖”の私?」


薄く瞳を開いて女を見る―――相変わらずの、雲を掴む様な淡々とした口調で。
920 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 21:35:58.52 ID:I3lTeHxEo
>>918
な―――

【手応えはあった、なのになんだこの表情は―――】

【次の瞬間、腹部に命中する波動】

が、は……

【パタタ、と口から血が垂れる】
【腹部からも出血しているが】

んなら………

【ナイフをホルスターから取り出し、プログラミングを開始】
【全力の速度で相手へ向けナイフを投擲】
921 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 21:38:20.76 ID:eNkJLlSD0
>>914
【一人の青年が、右手をポケットに突っ込みながら歩いていた】
【無表情で、夜の街を歩く青年】

【左肩から先がなく、狼の耳と尻尾をつけ】
【頭の上には一匹の黒猫……まあなんて事はない、どこにでもいる青年だろう】
【一応、街中に指名手配の張り紙がされている青年だが】
【律儀に感付く人間も居れば、指名手配なんていちいち覚えていないという人間も居る】

【どちらにしろ、ツッコミ所なんてどこにも無いはずである、多分】

……あぁ?

【青年は、ふと街が不自然に静寂している事に気付いた】
【辺りを見回すと、何やら人が避けている部分がある】
【日頃、暇潰しになる事を探している青年である、好奇心に引っ張られ、何があるのか確認しに行った】

【次の瞬間、青年の目に入ったのは……全ての者が黙り込む事に納得出来る、そんな美貌を持った人間だった】
【いや、本当に人間なのか?それが定かではないほどの美しさだ】
【青年は確かにその人物を見た、視界に入れた、だが】

……くだらねぇ

【はぁ、とため息をつく】
【その声は、"呆れ"一色に脚色されていた】

ただの雌かよ……つまらねぇ

【ボソッと呟くと、人ごみを避けながら青年はその場を立ち去ろうとする】

【仮にも静寂に包まれた街である】
【呟きといえど、誰かが声を出せば周囲の人間には普通に聞こえるはずである】
922 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:41:16.17 ID:zLZ0E7d1o
>>920

先ほどの速度は異常なまでであった。
よって、黒衣の男はその一瞬前には避け切っていなければならない。

つまり


「ぐぅッ………クハハ!! 無駄だ!! 我に敵いし者等居ないッ!!」


ナイフを取り出した瞬間に身を翻し始める。
しかし、まさか投げるとは思わず、肩の辺りにズブリ……とナイフの身の半分ほどが突き刺さる。
ソレを、左手で抜きながら、男は右手に闇を溜めている。
男の波動は普通では高威力とは言いがたいからである
923 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 21:43:29.46 ID:I3lTeHxEo
>>922
【ッチ、このままじゃヤバいか――】

どぉらあああああああああ!!!!!

【能力を全開】
【肩から突っ込むようにタックル仕様とする】
【が】



【ズキン、と痛みが走り途中で速度が急激におそくなる】
924 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 21:47:05.00 ID:RiKmfucIO
>>919

【相手の反応に女は訝しげに目を細めた。】
【どうも自分が思っていた反応と違う。知らないのか?…いや、】
【と思考は続いた。「知らないはずがない」】

「…いいや。」

【初代ではない。女は否定した。そもそも剣聖は一人のだろう。】
【そう思考する。つまり、彼女の得た情報は新しかったのだ。】
【ビュウウ、と吹いた風。しかし、女はそんなこと気に求めていなかった】
【どうも…いや、それは「予感」でしかない。「確信」のない戯言だ。】
【相手の…和装の人物はどこか…】

「……」

【瞳を閉じるのを見る。その瞬間。その短い、一秒にも満たない刹那、】
【女の「予感」は「確信」に変わった―――――――――――まさか…こいつは…】

「お前…」

「お前が…」

【ザワ、と鳥肌が立つのが分かった。】
925 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:47:12.19 ID:zLZ0E7d1o
>>923
目の前の女が消えた瞬間に
次の瞬間には自身が吹っ飛ぶ途中だと思っていた男
すなわち


「クハハ!!!    は?」


急激に速度が遅くなった相手の目の前に、黒い硬い闇が通り過ぎる。
そう、丁度タイミングをあわせて、自身のダメージを減らそうとした。
ソレが、男の誤算である。 否、捨て身の相手の誤算とも言えるだろうか。

そのまま、男に目の前の女はぶつかるだろう。
そのとき、男の身体能力の低さが目立つ。 近距離戦に持ち込まれれば不利なのであった
926 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:47:31.02 ID:PYwTdSino
>>921

無音の街である、その呟きでさえ、周囲に反響する、もちろんその女が言ったこと
その言葉も、当たりの全員に聞こえるであろう

「ただの雌?、ガキが…今なんていった?」

美しすぎる女性からの汚い言葉…不自然気回りない言葉である、

つまらない、それは良いとしよう、ただ雌その言葉には、女をイラつかせた、自信は吸血鬼の血統

つまらない人間などではない、ましてやまだ未成熟の子供、女性にとっては、そういう年頃の子供、

「おい、あんたら邪魔だ、消えろ」

続けて言った言葉は、群衆に向け、そう言いながら、その青年に近づいていく



927 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/02(木) 21:48:56.38 ID:1dnz0en30

「これで決めてやるぜ!『時雨』!」

うおおお――――――
すげええ――――――
何だ今の――――――

【とある繁華街の中央広場】
【そこに通行人も思わず気になって立ちよってしまいそうな人だかりが出来ていた】
【その人だかりの中心の空間には一人の青年と完全にノックアウトされている筋肉質な中年の男性がいた】
【青年の両手と中年男性の右手には竹刀が握られていた】
【その青年の近くに一つの看板が立っていた】

『チャンバラ勝負!!とにかくダウンを取ったら勝ち!!』
『勝ったら1万円!!参加料は500円!!』

【どうやら自由参加のチャンバラ勝負のようだ】
【竹刀が用意されているが、竹刀を使わなかったり竹刀以外の武器を使ってもいいようだ】
【ただ青年はどうやら既に9人抜きしているようであった】

/何でも募集!
928 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 21:49:57.16 ID:I3lTeHxEo
>>925
ぐ、んにゃろおおおおおおおお

【左手で腹部を抑えながら、なぐりかかる】

ッ……

【が、力が入っていない】

くそ……この邪気眼野郎……ッ

【だが、戦意はまだまだあるようだ】
929 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 21:50:15.76 ID:KIywVTRLo
>>924

「………………そう、”剣聖”セツナ」

自分は”剣聖”と呼ばれる事を望んでいるのだろうか。
否、望んでいないのかもしれない。はたまたどうでもいいかもしれない。
この称号は先代から受け取ったもの―――――その一点のみで、名乗っているだけで。


「……会ってどうしたい?」


本人を目の前にしてそう訊ねるのは滑稽かもしれないが。
一体何故彼女が自分を探していたのか知りたくもあり――――。
930 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 21:51:35.10 ID:eNkJLlSD0
>>926
【足を止める】
【めんどくせ、とぼんやり考える】
【が、逃げる様子も無い、"ガキ"という言葉に怒る様子も無い】
【その場でゆっくりと振り向いた】
【そしてこちらへと近づいてくる相手を直視すると】

あー、はい、すいませんっしたー、お美しい方ー

【超絶☆棒読み】
【無表情を崩し、カラカラと乾いた笑い声を上げながら言った】
【その言い方や、顔に浮かんだ笑みから、どう考えてもからかっているようにしか聞こえないだろう】
931 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 21:54:47.46 ID:jaM6NCUO0
>>927

「じゃあ、次は私が行ってもいいの?」

【その言葉と共にすらっと背の高い長髪の女性が野次馬の中から一歩歩み出た】
【その手にはしっかりと500円が握られていた】

「いいの?」

【もう一度群衆と中心の青年に問うた】
932 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:55:31.99 ID:zLZ0E7d1o
>>928

  メリッ

「………いっ………イテェ………」


目の前の女の拳は、見事に男の唯一守られていない場所”顔面”に突き刺さった。
黒衣の男は、何時でもそれ以外の場所で攻撃を受け続けてきた。
故に、ソコには痛みの耐性がある。
しかし、まさかと思われていた攻撃に、男は身を翻ることも出来ず顔面に拳を突き刺されてしまった。

まるで、何かに怯える子供のように、尻餅をつき
慌てて立ち上がる。


「………クッ……我としたことが………糞ッ……能力者がぁぁぁあああああああああ!!!!!」
「テメェ等さえッ!! テメェ等さえ居なければなぁ!!!!」

両手を合わせると、ソコに高密度の闇を溜め始める。
故に、男には十分に隙がある。 否、隙だらけだろう。
933 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 21:58:09.67 ID:I3lTeHxEo
>>932
うるせぇ……この……くそ厨二病が……うっ

【どさ、と片膝を付く】

【腹部からは結構な出血】

っちィ!!!

【そこらにあった石を投げつける】
【しかし力の入っていないその腕では、目の前で落としてしまった】
934 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 21:58:25.95 ID:PYwTdSino
>>930

ただえさえプライドの高い女、その人を馬鹿にしたような言葉、からかっているかのように笑いながら
投げかけられたその言語

「あ?それが人様にあやまる態度か?」

遠くにいた青年、顔は解らなかった、だが目の前まで来て、その顔がはっきりと伺える
街中に貼りつけられた、その顔、いやでも目にするその顔、青年は指名手配されている男

女性はそれに気づいた

「あんた、手配されて傲慢になってる口かい?」
「笑わせるねぇ…」

そう言って、その青年を上から見下ろす唯でさえ身長が高い女、ヒールを履いているということもあり

その身長差は歴然である
935 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 22:01:57.49 ID:zLZ0E7d1o
>>933

「………死ねッ!! 死んでしまえぇぇぇぇええええ!!!!」


男の両手から
闇が。 闇が放たれた。
ソレは、割とゆっくりと、じわじわと進んでいくため、そのままでない限り避けられる。
何故なら
男は、徹底的に威力にこだわってしまったから。
威力にこだわった結果、速度が遅くなってしまったのである。



「能力者風情があああああああ!!!!」


叫ぶ
936 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 22:02:35.24 ID:RiKmfucIO
>>929

「……」

【あれが―――――――――――剣聖】
【女は先程とは違う様子で相手を見つめていた。】
【さて…どうする。女は再び思考する。】
【はっきり言って、この時に会ったのは非常にタイミングが悪かった。】
【端的に言えば「時期尚早」である。まだ自分の剣じゃあ敵わない。】
【そこらへんの達人よりもずっと剣を極めた彼女だがらこそ、】
【自分の実力は熟知していた。】

「…そんなこと…決まってる…」

【だが、】
【女のその考え…即ち後ろ向きなおおよそ「正常」と言える思考は、】
【ものの数秒で上書きされた。この「チャンス」を逃したら、次会えるのはいつになるかわからない。】

「……剣聖…」

【気がついたら、】
【女は大剣を抜いていた。全く意識せずに、呼吸するかのように剣を抜いた。】
【愛刀「真双戒剣」。彼女の最高の相棒の切っ先―――――――その延長上の人物に向かって、】
【女は言った。】




「その「称号」を―――――――――――――――――――」





「―――――――――――――――――――私によこせ」




【多分今の自分では勝てない。】
【だが女は…抜かずにはいられなかった。】
937 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 22:04:14.89 ID:eNkJLlSD0
>>934
【身長差】
【しかし青年は、相手に恐怖や威圧感を感じる事は無く】
【うわぁ首いてぇ、なんてのんきな事を考えていた】

んじゃあどう謝りゃいいんだ?
丁寧に土下座して謝罪したって、許しちゃくれないんだろ?

【肩をすくめながらそう言った】

傲慢か……相手にもよるな……物凄いオーラを発してる人間にはちゃんと従うぜ?
でもまぁ……あんたに従う義理もねぇだろ

【張り付いたような笑みを浮かべながら、カラカラと笑う】
【心の底では、正直無表情。面白くも何とも無い】
938 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 22:04:41.53 ID:I3lTeHxEo
>>935
クソ、動け、動けよぉおおおおおおおおお

【必死で動こうとするが間に合わず】

く、そがあああああああああああああああああああああ

【闇は女性に届いてしまった】
939 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 22:07:38.00 ID:zLZ0E7d1o
>>938

闇は、蹂躙するだろう。
あくまで衝撃波であるため、殺しきれるかどうかは謎であるが。


「クハハハハッ!! 勝ったッ!! 我の勝ちだッ!!」
「クハハハハッハハハッハハハハハハ!!!!」


勝ち誇ったように笑う男。
肩からはだらだらと血を流し、顔を腫らしている
940 :【光速軌道】《レイルトレーサー》 [sage]:2011/06/02(木) 22:09:24.49 ID:I3lTeHxEo
>>939
【闇に飲まれ、その中から能力を全開で発動した石を相手に投げつける】
【最後の力を振り絞って】





【光速軌道】《レイルトレーサー》死亡
941 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/02(木) 22:09:50.18 ID:1dnz0en30
>>931

「おおっと!全然いいけど怪我するかもしれないぜ?」

【名乗りを上げたのが女性だということに驚きを隠せない】
【周りの群衆もざわざわとざわめく】

「それともあれか!実は女子プロレスラーとかか!」
「まあ何でもいいや、参加するならそちらの箱に500円を入れてこちらへどうぞ!」
「あ、それと竹刀は使うかい?使うなら1本か2本どっちにする?」

【看板の横に置いてある募金箱のような箱を指さして言う】
942 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 22:13:03.64 ID:PYwTdSino
>>937

「許してやるよ、丁寧に土下座して…私にひれ伏すならな」
「あんたの顔も見えないし、土下座さえ見せればゆるしてやる」

イライラは相当募っているらしい、その物凄いオーラをだしている、人間には従う
じゃあ自分はちがうのか、ここまで自信を馬鹿にする奴は初めてであると

「何が言いたい?喧嘩でも売っているのか?なあ?人間だと?笑わせるな」

「あんたは指名手配犯、私が何を仕様が許される…そういうことだろ?」

完璧に頭に血が登っているようである、目の前の青年の失礼な態度、
初めての侮辱、

943 :【闇於闇謳】やみのころもとやみのはどうなりー @wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 22:15:04.50 ID:zLZ0E7d1o
>>940

慢心?
いや、そんなことは関係ないだろう。
何せ、この距離である。


「クハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
「クッハッハッハッハハハハハハハハッハハハハッハ!!!!!!」



「──────────ハ? ハハ?    待て……待って……僕はまだ………」


見事と言うべきだろう。目の前の女は。
その絶望の中から的確に”男の顔面”に超速の石を投げつけたのだから。

右目から入った石は、後頭部から抜け………
ぽとり………そう、音を立てて落ちる。

最後に、まるで子供のように、ダダを捏ねる子供のように発した言葉。
それには続きがあり………



             まだ、母さんの敵を討ってない……


そう、続きがあったのだが、その言葉は発せられず………バタリ……と黒い外套を脱ぎ捨て、仰向けに倒れた


【闇於闇謳】 志半ばにして死亡……
944 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 22:15:59.19 ID:KIywVTRLo
>>936

「――――――――……そう」

ぱちん、と”剣聖”の背後で木の葉が弾けた。
壮絶な剣気が”剣聖”からは放たれていた――――木の葉は次々に音を鳴らす。

目の前の女は剣を抜いた、そして聞き逃せない言葉を言った。
”剣聖”の称号を寄越せ―――――それは、彼にとって一番の”侮辱”に値する。

感情を表に出すことは稀であり。故に雲の様に飄々としていると言われていた彼。
今回ばかりは”流す事は出来ない”――――称号を奪おうと、言うのなら。


「……”剣聖”の称号は、奪えるモノじゃない……」


たとえ自分を殺しても自分を認めさせなければ奪う事は出来ない。
それが”剣聖”という称号。先代に認められ、初めて名乗る事を許される。

”剣聖”は一振りの刀を抜いた。漆黒の鞘に収められていたそれは、無骨だが圧倒的な存在感を誇る業物。
想像を絶する強度を持つ鋼の刀身。”影打”と彫られたそれは切れ味は皆無―――――されど、”剣聖”の剣技がそれを否定する。


「―――――――剣を収める気、無い?」


今なら踵を返してくれてもいい、それのほうがいい。感情の昂りのお陰で、剣閃を甘く出来るかも怪しい。
だから半ば命令の様な口調で告げる――――”退け”と、圧倒的な威圧を以て。

付きつけられた剣先の向こう、女の瞳を見つめ僅かに眉間にシワを寄せて。
945 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 22:18:32.35 ID:RiKmfucIO
>>944
(申し訳ない…飯落ちです。)
946 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 22:18:41.38 ID:eNkJLlSD0
>>942
めんどくせぇな、却下

【相手の言葉を"面倒くさい"の一言で退けた】
【まぁ面倒臭いのは本当であり、面倒臭くなかったらいくらでも土下座して頭を地面に擦りつけただろう】
【だが、膝を曲げて手を地面につけ頭を下げるというその動作が面倒臭い】
【しかしこのまま絡まれつづけるのも面倒臭い……さてどうしよう】

んっんー?まあ確かに、四肢を引き千切って警察機関に差し出せば英雄だろうな?
だけどさぁ、"ガキ"に売られた幼稚な喧嘩を買うほど、あんた"ガキ"じゃないだろ?

【挑発するように言う】
【しかし青年としては、ちょっとからかっているという感覚である】
【相手がイラついているのにも気付いているが、"からかい"を止めはしない】
947 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 22:19:15.21 ID:jaM6NCUO0
>>941

「プロレスラーではない。一般人」

【そして、青年に示された箱に500円玉をチャリンといれる】

「木刀は……」

【別に使わなくてもいい。持っている能力は指からビームを出すと言うこれ以上ないほど分かりやすいもの】
【指からビームを出せるだけで、別に力が強いとかではないので、木刀なんて持てば機動力が落ちるだろう】

「じゃあ一本借りるわ」

【それなのに、借りると言う。何故か?】
【それは、フェイクのため。相手に意表を突かせるためである】
【木刀を使うのを拒否すれば、格闘家か能力者のどちらかだと思われるだろう】
【そして、彼女は最初に一般人だと宣言しているので、能力者だと思われる】
【それでは相手に警戒されてしまうので、あえて木刀を借りることにしたのである】
【不意打最高な彼女は2秒でここまでを考えていた】

「はいどうぞ」

【木刀を一本借りて、ふらつきながらテキトーに構える】
【全くもって不釣り合い。しかも終始無表情である】
948 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 22:19:58.90 ID:KIywVTRLo
>>945
/おっけーです
949 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 22:28:41.22 ID:PYwTdSino
>>946

「アハハハッ!ガキじゃないだと?」

相手のからかいじゃ終わらない、しかしこちらの怒りも収まらない
心を落ち着かせるためか、右手に持っていた煙草を吸い

「残念ながら、人間にうられた喧嘩は買う主義でな、反省しろ」

そう言って自信の手首をその口に持っていく、その牙の生えた口に、血が吸いやすく成るためであろうか、
上下に4本の発達したその牙、

女は殺しはしない、ただ、その目の前の青年を貼付けにしてやりたいと、キリストのように、
十字架に貼りつけてやりたいと、そう思っている、

もはや冷静には居られないようであった、




950 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/02(木) 22:33:20.22 ID:1dnz0en30
>>947
/細かいけど木刀じゃなくて竹刀ね!

「うん、見るからに一般人だね…こんなチャンバラ勝負に参加するなんて何かあった?彼氏にふられた?」
「まあどうでもいいや!!悪いけど怪我しても知らないよ!!」

【青年なりの気遣いなのか、一思いに一気にダウンを取ろうという気だ】
【ダッシュで女性に接近を始め、間合いに入った瞬間に竹刀で女性の足払いをする気だ】
951 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 22:35:56.37 ID:eNkJLlSD0
>>949
あぁ……そう……

【遠い目で相手の牙を視認】
【が、青年は特に感想を抱く事は無い】
【どっちにしろ、先の発言からして相手は人外である、今更驚く事は無い】

【当然、相手はこちらに攻撃してくるのだろう】
【死にはしない……かどうか分からないが、殺されないのを祈るばかりである】
【相手が"何故か"自分と戦う気持ちを失ったりしちゃうのもついでに祈っておこう】

【ポリポリと右手で頬を掻く】
【そしてようやく、相手からの攻撃に対しての警戒体制を取った】

【まずは相手の出方を伺う構えだ】
952 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 22:44:20.57 ID:jaM6NCUO0
>>950
/oh...すみませぬ

「…………」

【青年のその質問には答えない】
【勿論、特に何かあったわけではない。なんとなくだ】

「あっと」

【足払いは見事に命中。彼女は体制を崩し、地面に倒れ込………みはしない】
【なんとか踏ん張りを効かせて持ちこたえることに成功した】

「危ないね。別にいいけど」

【そう言って、その場から竹刀を青年に向かって投げつける】
【狙いも曖昧で、スピードもそんなにないので楽に躱せるだろう】
953 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 22:46:25.04 ID:NDZUG3KDo
【公園】

【子供達もこの時間帯は寝静まり、危ない人達もいない良く言えば静か、悪く言えば人のいない公園。】
【小さな来客者がちらほらいるくらいで人間は滅多に踏み込まない…二人を除いて。】
【ベンチに座るアルビノの二人。片方の少女の様な少年は両手でおにぎりを持ち、口に運んでいる。】
【そしてもう片方の真っ白な…青年?はベンチにもたれかかり、空を見上げている。特に意味はない。】

う〜ん…眠いな…

「だ、駄目ですよ? 今寝たら記憶が…」

分かってる分かってる…

【そういいながら空を何となく見つめる。本当に意味は無い。ただ暇なだけだ。】
【少年もそろそろ食べ終わるな…少年を横目で見て、そう思う。】
【とはいえこの公園に二人以外には特に目立つ物は無かった。何時も通りの日常の公園。】
【強いていえば…まるで機械で表面を整えられたかの様に美しい断面を持つ木があったくらいだ。】
954 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 22:53:01.13 ID:PYwTdSino
>>951

その口は、自信の手首を掻っ切る…そして、その白い腕から、真赤な雫が垂れる、その滴は地に染みこみ

その広がった、地に広がる、地から、何者かが出現する

地のように真赤な体、どす黒い紅元は人間で有ったであろう存在

その者がその血により、現れる、何故か、巨大な十字架かを背負っている、キリストが貼りつけられたような、そんな十字架

異径の物が其れを担ぎ、血の中から、出てきたのだ

「貼りつけ…それがいいかね…アハハハッ!」

しかしその異径、知能があるのかもわからない、ただその器具によって、その十字架によって殺された物、
目の前の青年にも、その十字架を使い、殺しにかかる、

動きが鈍く、なかなか捕まることもないとは思うが

/遅れました…
955 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/02(木) 22:54:38.08 ID:1dnz0en30
>>952

「甘いねー!所詮女性の力だね!」

【右手の竹刀で女性が投げてきた竹刀を叩き落とした】

「うーん…ちょっと手加減し過ぎたかなー」
「でもそっちの竹刀がなくなっちゃったね!もう勝ち目もないだろうし最後にいいもの見せてあげるよ!」

【再び女性に接近、そして左手に持っている竹刀を逆手に持ち替えた】

「一の秘技『時雨』!!!」

【姿勢を低く落とし、右足を軸にしてその場で独楽のように高速回転】
【そして女性の膝を狙って3連打撃を放つ】
956 :【彩光武装】最良の鎧を纏い3つの武器を駆使して戦う戦士 :2011/06/02(木) 22:58:30.69 ID:sL11N0VJ0
<さてと・・・何か面白いものはないのか?イーノック。>

「・・・・・・・・・」
【金髪の青年が歩いている】
957 :【彩光武装】最良の鎧を纏い3つの武器を駆使して戦う戦士 :2011/06/02(木) 22:58:57.60 ID:sL11N0VJ0
<さてと・・・何か面白いものはないのか?イーノック。>

「・・・・・・・・・」
【金髪の青年が歩いている】
958 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 23:01:06.39 ID:jaM6NCUO0
>>955

「まあ、そんなの承知の上」

【投げったって当たらないだろうことは予想内。というより当たったら予想外】

「最後?ふーん……終わる気でいるんだ」

【膝を狙った青年の攻撃はことごとく当たる】
【まず、彼女に躱す気などない。跪きそのまま右手で青年の足を掴もうとする】
【もし、掴めたなら、右手の指全てから、皮膚を貫く程度の威力でビームを撃つだろう】
959 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 23:01:23.43 ID:eNkJLlSD0
>>954
【ぼんやりとした目で、相手が手首を掻き切るのを見ていた】
【どうやって逃げようかとか、暇だなとか、今日の夕食は何にしようかとか考えながら】

……ん?

【地面に落ちた、相手の血液】
【数秒後、地面に不自然なほど浸透した血液は、人を模した出来損ないの人形のような形になって再度現れた】
【しかし、今回はオマケとして十字架を背負っている】
【何か……どこかで見たことがあるような十字架である】

おいおい、趣味悪すぎるぜおばさん……

【呆れたようにため息をつくと、こちらに向かってくる血人間の攻撃を避ける】
【ちょくちょく本体の動きに注意しながら、血人間の攻撃を回避するのに神経を集中する】

何か、あんたと似て馬鹿そうな分身だな……こいつら、知能とか感情とか持ってんのか?

【相手をからかう……のと同時に、さりげなく重要な事を聞いた】
【感情を持っているか否か。これでかなり青年の取る行動が変わってくる】
【だが青年の能力を知らなければ、これが重要な事と気付くのは少し難しいかもしれない】
960 :【彩光武装】最良の鎧を纏い3つの武器を駆使して戦う戦士 :2011/06/02(木) 23:01:46.21 ID:sL11N0VJ0
/ミス・・・顔から火を出す能力者になれるかも・・・
961 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 23:05:44.55 ID:RiKmfucIO
>>944

「いいや…奪える…」

【ビリビリと感じる「心地よい」威圧を受けながら、】
【女は切っ先を向けたまま口を動かした。】

「…私がお前に「勝」てば奪えるわ」

【剣と女は、荒ぶる殺気を放ちながら確固たる存在感を持ってしてそこに存在していた。】
【「生」の光を灯す右目と、「死」を象徴する闇を讃えた左目は、】
【ガッチリと相手を見つめていた。】

「……フフ…」

「…残念ね…今は従うしかない…」

【相手を睨んでいた片刄大剣の切っ先が動いた。】
【刃を上にして肩に担ぐ。同時に吹き出していた殺気も、自身の内に納められた。】
【女は思っていた。「まだ」「今は」「奪う」ことはできないだろう。】
【威圧を受けて考えが変わった。今、敵わない相手と剣を合わせるのはもったいない。】

「―――――――――――剣聖…」

【女は言った。その双眸は相手のそれに向けられ、】
【微動だにしない、確固たる決意があった。】

「次会う時は―――――――――――」

【ザリ】
【女は踵を返した。一歩ずつ、ゆっくりと歩きだす。】
【このまま何もなかったら、やがてその姿をよるの闇に消すだろう。】




(お待たせましたー)
962 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:10:08.42 ID:PYwTdSino
>>959

「せいぜい、その子と遊んでやっておくれよ…」

相手の発言など全く無視、女性は少々飽きかけていた、血が抜けたのもあるかもあるかもしれない
血を見ると落ち着く、女性はそういうモノ、吸血鬼とはそういうもの

自信の醜態を晒したことを少しばかり反省し

「ああ、あんたとは生きてる年月が違うからねぇ…ガキに分かる魅力じゃない」
「その子の方があんたと歳が近いんじゃないかい?」

知能がない事は、その異径と接していれば、察するのは用意ではある
ただ本能でのみ、動いている、自信が何をしているのかさえわからずに、

アァ・・・ウェ・・・

そう嘆きながら、その異径は目の前の青年に突き進むのみ

女性はその場で煙草を吸いながら、煙を吐いていた、

完璧なるリラックスモードである、長年行きている貫禄である
963 :【剣聖】 [sage]:2011/06/02(木) 23:11:57.04 ID:KIywVTRLo
>>961

「……賢明」

ため息と共に納刀し――――踵を返す女を見ていた。


「………渡さないよ?」


背中に声を掛けて、こちらも踵を返した。
勝てば奪えると思うか、この称号を――――奪うというのなら、負ける事は出来ない。


「………剣、大きめが良い……かな……」


大剣と渡り合える程の剣がいるだろうか。大剣、太刀――物干し竿か。
そんな事を思いながら、風と共にふっと消えてしまった――――。


/絡み乙っ
964 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 23:17:42.09 ID:RiKmfucIO
>>963
(乙でしたー!)
965 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/02(木) 23:17:56.42 ID:1dnz0en30
>>958

「痛って!!!」

【掴まれた左足に鋭い痛みが走る】
【バランスを崩して倒れそうになるが、竹刀を支えにして堪える】

「ちょっと…何だよ今のは!!ほら足から血出てんじゃねえか!!」

【女性に向かって怒鳴り散らす】
【完全にキレている】

「何したのかはわからないけど…もう手加減はしないよ!!」

【右手に持っていた竹刀を女性の頭めがけて投げるつける】
【それと同時に女性に向かって右足で勢いよく跳ぶ】

「気絶しろ!!六の秘技『秋雨』!!」

【左手の竹刀の柄頭で女性の額めがけて勢いよく突きを放つ】
【本来ならこの後に横なぎが入るが、今回は突きのみである】
966 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 23:21:00.13 ID:eNkJLlSD0
>>962
俺、遊びで死にたくないっす

【うーん、と悩むような声を上げる】
【この人形の動きや呻き声からして知能を持っているか、という質問は愚問かもしれない】
【こちらの動きに反応したりせず、ただ女の指図通りに単純な動きを繰り返している辺り、知能を持っていないのは確実だろう】

【感情が持っていないのは痛手だが】
【知能が無い奴を相手にするのは、ある意味簡単かもしれない】

【本体の方は、何やらリラックスしているようで攻撃には参加してこない……好都合だ】
【とりあえず、数歩後ろに下がり人形と距離を取る】
【動きに警戒しつつ、足が届く範囲のゴミや砂利などを自分の足元に集め、小さな山を作る】
【そしてまた数歩後ろに下がり様子を伺う】

【もしも人形が、重心も何も考えずにただこちらに向かってきているだけであれば、あのゴミ溜まりに足を引っ掛けて転ぶはずである】
【しかしそのような物を回避するというのであれば……また別の方法を考えるしかない】
967 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:24:46.48 ID:rHLYJ5jr0
>>953

「あれは……幻覚か……」

【老人は……震えていた】
【公園を行く老人の目の先には……アルピノの青年。【剣術夢幻】】

「まさか……そんなハズはナイ……
 しかし、あの立ち姿、あの振る舞い……」

【老人はその青年を、見たことがあった。
 100年前……まだ帝国が維新を迎える前……
 ブシと呼ばれる半農陸戦歩兵集団が治世をしていた、あのころ――】

「あやつなのか……維新回天のさなか……ワシと覇を競っていた――
 あの男――!!」

【名は、知らない。しかし、その顔は忘れることは出来ない】

「ワシがまだ、不動"剛剣"齋を名乗っていたころ……
 零号機関に参加したあやつは"柔剣"とあだ名されていた。
 しかし、あの姿――息子? いや、息子とはいえ、同じ場所にホクロがあるのはおかしい!!」

【老人は明らかに動揺している。かつての敵が、昔のままの姿でベンチにもたれているのだ!】
968 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:24:52.32 ID:NDZUG3KDo
>>953
/まだ募集してたり?
969 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 23:25:13.36 ID:jaM6NCUO0
>>965

「ふふ……油断するのが悪い…」

【してやったりな表情を浮かべている】
【結構腹が立つ】

「手加減なんていらなかったのに……」

【言いながら頭に向かって飛んできている竹刀を右手の人差し指からのビームで撃ち落とす】

「あらあら…空中にいたら攻撃を躱せないよー」

【右手の人差し指のビームを出したまま、その方向を突っ込んできている青年に向ける】
【躱せないよー、とはいうものの、案外躱せるだろう】
970 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:25:28.71 ID:NDZUG3KDo
>>968
/おっとすれ違い!お爺ちゃんいま返します!
971 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:34:04.82 ID:PYwTdSino
>>966

勿論、本能のみ、知能は無い、その小さな山も何なのか解らない、まっすぐ青年に進むのみ

ゆっくりとその青年に異径が迫る、山にも気づかずに、
異径は青年の目前に迫る、そしてその十字架に括りつけてやろうとそう行動し、青年を捕まえる
ーーーー筈であったが

ズチャ…

鈍い音、肉が地面に堕ちる音、その青年が作った山に異径が転がる、地に転がる

「あら…本当にバカね…」
その転がる異径を見ながら、離れた場所から煙草を吸いながら、そう呟いた

「へぇ、考えるじゃない、知能ももたない馬鹿のあつかいが旨いわねぇフフフッ…」

その異径は何度も立ち上がろうとするであろう、只、鈍い、起き上がるのも、パッとは起き上がれない
そこから離れるのは容易であろう

女は相変わらず、離れた場所で煙草を吸い続けていた
972 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/02(木) 23:34:23.27 ID:1dnz0en30
>>969

「うおっ!?すっげ、てかビームはさすがにどうかと思うぞ!?」

【空中で身をひねって紙一重でビームをかわし、女性の目の前で着地する】

「よし、こうなったら奥義だ!!いくぜ最終奥義ーー!!!」

【両手の竹刀をクルクルと回転させながら上へ放り投げる】

(とか言っておきながら――――!そいやああああああああ!!!)

【上へ放り投げた竹刀は女性の注意を上へ向けるための囮であった】
【抱きつくような形で女性にタックルをしにいく】
【成功すれば押し倒して勝てるが、かわされれば普通に自分がダウンして負けるだろう】
973 :【唯閃光王脚】@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:35:09.56 ID:65Qt3SbQo
【草原――――背の低い草が生い茂ったその中心】
【大木がその空間の主だとでも言うように佇んでいた】
【月が照らすその光景は幻想的であり、見る者の心を奪う――――】

ふぅ……

【そして、その木に対峙するように立つ、執事服の青年】
【顔立ちは整っており、草原と執事、少し可笑しな光景だが絵にはなっていた】
【青年は、深く息を吐き出し、目を閉じ気持ちを落ち着かせる】

――――ッ!!

【そして、目を開き――――文字通り、大木を一蹴する】
【青年はたった一撃の蹴りのみで、大木をへし折った】
【綺麗な線を描き、けりを放った足をゆっくりともとに戻し、深呼吸をする】

/戦闘募集
974 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/02(木) 23:36:20.77 ID:RiKmfucIO
【【剣聖】、セツナと別れたとある人物はそれから再び帝國を目指し旅を再開した。】
【後二つ街を越えれば、交易の盛んな大貿易都市に出る。】
【そしてそこから船に乗るのだ。後は座ったままで目的地につくことになる。】
【ここはその過程で立ち寄ったとある公園だ。】

「…さあて…帝國まで後少しか…」

【タバコの自販機にコインを投入しながらそう呟くのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「…楽しくなってきたわね…」

【がこん、と繰り出された新品の箱を取り出し、】
【早速封を切りながら、女は振り返った。】



(なんでも対応)
975 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:37:58.39 ID:NDZUG3KDo
>>967
【何かがこの公園に入ってくる気配がした。何時もなら気にはしない。】
【一瞬だけ見てまた視線をどこかに向けるだけだ。ジロジロ見るのも失礼だろう。】
【しかし、今回は違った。其の視線の先にいたのは…】

…相棒…強敵の登場だ………

「…え?剣士さん…それって…」

【青年に促され、少年も老人に視線を向ける…少年は良く分かっていないようだ。】
【老人の実力を。老人の…その人斬りとしての気迫を。】
【傍らの杖を手に取り、立ち上がる。其の濁った赤い双眸はしっかりと老人を捉え、離さない。】

………おい爺さん…俺の事を知ってそうだな…ちょっと教えてくれよ…

「ちょ、ちょっと待って下さい!」

【青年は老人に向かい、一歩、また一歩、ゆっくりと歩み寄っていく。】
【少年も立ち上がり、松葉杖を手に取り慌てて青年の後を追った。】
【青年は老人に既視感を感じながら…鋭く、問い掛けた。】
976 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 23:39:04.56 ID:eNkJLlSD0
>>971
【念の為、一歩近づかれる度に一歩後ろに下がる】
【あのゴミ溜まりが回避されれば、また別の策を講じられるように、だ】

【しかしその警戒は無駄に終わったようで】

……おっと

【足元に転がってきた人形に、無意識に体を思い切り引いた】
【そして起き上がるのに苦労している様子を確認する】
【上々だ】

知能を持たない馬鹿の扱い…ねぇ
馬鹿の扱いが上手い俺の挑発に、思い切り乗ってたお前って一体なんなんだろう

【カラカラと笑いながら、踵を返してその場を立ち去ろうとする】
【もちろん、背後からの不意打ちを警戒しながら、だ】
【呼び止めようとすれば簡単に呼び止められるだろう】
977 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/02(木) 23:43:46.30 ID:jaM6NCUO0
>>972

「当たらないか」

【ビームが紙一重で躱される】
【小さく舌打ち】

「ふふ……私に不意打ちが効くと思ってんの?バカなの?」

【不敵に笑う女性。不意打ちなど彼女には効かない】
【なぜならば、不意打ちは彼女のアイデンティティであり、現在まで生きながらえている理由だからだ】
【不意打ち、騙し討ち。正々堂々なんてバカみたい】

【右手を手刀の形にして、五本すべての指からビームを発射し続ける】
【躱さないよ。迎え撃つよ】

「ビームサーベルもどき(太い版)」

【そのビームサーベルもどきを名前通りサーベルのように使役し、回転斬り】
【彼女は背が高いのでこの攻撃はしゃがめば躱せるが……?】
978 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:45:23.13 ID:2BkHrTHX0
人の死は、悲しき道理、儚き道理、有れど幾ら富を得ようとも避けれぬ人の道
如何に、死ぬべきか、有終の美を飾ろうか、人の死後は何も残さない、されど其の先に
山越えて、三途への道が有ると信じ、魂が深き川の流れを避け、浅き川を渡るべくにするが
十念、即ち念仏、お経の道理なれ……ーーー暗闇、竹林に包まれし寺

月陰に妖しく鳴くカラスの声の元、薄い黄緑や鮮やかな緑を薄暗く、かつ
直線に飾られた大きさに均一が無い竹と笹、音は虫や鳥の去る以外は無く
地面は僅かに湿って、少しの泥と草の臭いが鼻に染み着く。

「……ーーー」

そこに一人、合掌と祈りを捧げる人物、辺りに取り巻く空気は物静か、揺らす赤髪は
薄暗し緑の中に映え、憐憫な想いを込める様な憂いた表情は、月に淡く照らされる様子には
可憐で有りながら、さらには美しいと取れる端正な容貌をそそり立たせる
そして合掌する姿、まさに聡明

「……お供えのお団子、いただきます」

ーーー……グゥゥ、と腹の音を鳴らし、寺前の地蔵のお供え団子に手を出す図を見るまでは
979 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:46:49.24 ID:rHLYJ5jr0
>>975

「……爺じゃと……。
 貴様、本当にあの"柔剣"か? 生まれ変わりか何かなのか……」

【老人は目の前の青年に……恐怖していた。
 彼の実力は、老人よりもあの当時にして、一枚上を行くものであったからだ】

「……おい、ボウズ。こいつは何者だ。ワシの知っているあの男なのか?」

【老人は脇にいた少年に尋ねる。しかしその尋ねる際、人斬りの殺気をむやみに当ててしまった。
 並の人間がどうなるか……もっとも、老人にとっては知ったことではない】

「もしこやつがワシの知っている男なら……
 ワシはこやつを、斬らねばならネェ……そうだよなァ
 大剣よォ……」

【老人は虚空から大剣を取り出し……
 口に構える。手は、胸の前に合わせている。その構えは、まさに観音……】

「もう一度聞く……貴様は、ワシの知っている、あの男か?
 帝国維新派に組みし、幕府派を裏切り旧帝国を滅ぼした……
 "剣を手にした剣の敵"……あの"柔剣"の男なのか!?」

【強力な殺気が場を包む――】
980 :【監命獄締】絶世の美貌の吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/02(木) 23:47:19.32 ID:PYwTdSino
>>976

「アハハハッ、あんたもそんな顔できるんだねぇ…」
「憎まれ口叩いてるよりいい顔だったよ」

先程までの怒りは何処へ言ったやら、女心は秋の空、男心は秋の空ともいうらしいが
ここではそう言っておこう、なぜか気分が変わったのだコロっと

「ああ、何でもいいな、今の私は気分がイイ」

その真剣な顔を見たからであるか、その異径をだしてスッキリしたからであるのかはなんとも言えないが

もう襲うことはないであろう、
そしてそう言うと、立ち去る相手に声もかけず、青年とは反対側、街の方へ戻って行く

/キャラが出来上がってない中での絡み、ありがとう御座いました!
 
 
981 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/02(木) 23:49:35.49 ID:1dnz0en30
>>977

「どこのジ〇ダイの騎士だよお前は!?」

【さすがに命の危機をも感じ取って素早く伏せてかわす】

「ラストオオオオオオ!!」

【タックルの勢いは弱まらず、最後に低空ダイビングする】
【ジャンプしたら避けれるかどうかギリギリの高さぐらいである】
982 :【霧幻夜行】@wiki [saga]:2011/06/02(木) 23:51:21.63 ID:fHcnmiIQ0
>>978
/よろしいでしょうか!
983 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/02(木) 23:52:21.13 ID:eNkJLlSD0
>>980
……あー

【街の角を曲がり、そろそろ安全かと胸を撫で下ろす】
【そしてこれから何をしようかと思案】

『……にゃー』
ん?……そういえばお前の散歩まだだったか
『にゃっ…』

【青年の頭の上から、地面に降りる黒猫】
【そのまま、塀を乗り越えてどこかへと姿を消した】

……

【その場に取り残された青年は大きくため息をついて】

暇だ…

【ボソッと、そう呟いたらしい】

/絡みありがとうございました、楽しかったです!
984 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/02(木) 23:55:21.43 ID:2BkHrTHX0
>>982
/よろしいです!
985 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 00:04:46.61 ID:A/fGRv27o
>>979

ククク…柔剣が何なのか…俺の事か…それは知らない…
だが俺はな…死んだ事は無い…ひたすら悠久の時を歩んできた…老いもせず…な…

【不老。それは青年が剣を追い求める最中に手に入れた副産物。】
【全てを忘れながら存在し続けた青年は今、加速し続けている。】
【停滞し、動き出し始めたばかりの青年の時の歯車。潤滑油となったのは…目の前の老人だった。】

「ひっ…け、剣士さんは…最近まで…記憶喪失…だったんです…」

【老人の人斬りの殺気。それを感じ取った少年は…青年の服を、ギュッと握る。】
【そんな何気ない仕草はしかし、少年と青年の信頼の…剣と剣士の証だった。】
【虚空から大剣を取り出し、胸の前に手を合わせる其の様は…まるで観音。】

ククク…ははははは…面白いな…面白い…
答えは「覚えていない」だ…ただ…

【強力な殺気の蔓延する空間に響くパチリという気の抜けた音。】
【それを合図に少年はその場から消え…青年の手元に純白の刀が存在していた。】

戦えば…思い出すかもな…?

【その切先を老人へと向ける。純白の刀と純白の剣士は…異常なまでに”合っていた。”】
986 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 00:08:30.29 ID:bqiwEfl10
>>981

「あちゃー…」

【渾身の攻撃が外れて落ち込む。演技】

「うわっつ!!」

【青年のタックルをもろに受け、青年でも予想外だろう距離を吹っ飛ぶ】
【そして、恒例の吐血。この人毎回吐血するんです】
【地面に伏したまま口から赤黒い液体を吐き出す、というよりは自然に溢れ出ている感じである】

「けほっ………」

【今度こそ、地面に向かって血を吐き出す】
【ベチャリと音を立てて地面を赤く染める】

「…………けほっ………………」

【地面に倒れ伏している。顔だけあげ】
【もう負けました。と言いたげな視線で青年を見る。演技だが】
【果たして、青年は密かに右手の人差し指を青年に向けているのに気が付くだろうか?】
987 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/03(金) 00:10:50.61 ID:Sg8ojk2h0
>>978
【湿った地面を踏んで歩く 軽い体重のせいだろうか、ほとんど地面が沈まない】
【小さな体を巫女服に包んで、ちょこちょこと少女が歩いていた 少なくとも、見た目は】

「――おや、こんなところにも寺があるのじゃな… む?」

「ほほう、これは感心な…」

【宗教は違えど、熱心に祈りを捧げる姿は最近では見ない光景だ 少女は、素直に感心していた】
【――少女が、お供え物に手を伸ばすまでは】

「って、コリャ!何をしておるか!」

【およそ見た目からは考えられない迫力と貫禄を持って、少女は叫んだ】
【まぁ、あくまで少女なのは見た目だけなので、当然っちゃ当然なのだが】
988 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 00:15:46.34 ID:tq/OOJ8f0
>>985

「記憶……喪失じゃと……」

【しかし、嘘を言っているようには思えない。
 だが、……匂いは、あの維新動乱を経験した、血の匂いの消えない剣士、そのものだ】

「都合のよいことだぜェ……。貴様は……ワシらから、剣を振るう意味を奪った。
 すべて、すべてナァ……
 貴様らのせいで……旧帝国は、……美しい、剣の国は……
 あの無骨で品のない、銃器と兵器の国へと成り下がったのさァ!」

【隣にいた少年が剣となったが、老人は構いもしない】

「覚えていないたァ……食えネェな……」

【老人はそのまま重心をさげ、構える。「後の先」をとる構えだ。
 不思議だった。老人は、たしかに恐怖していた。
 しかし、冷や汗一つ……体の感覚全てが、何もなかった】

(こいつ……無だ……。
 わしは、何と向かい合っている?
 夢? 幻なのか……!!??)

【立ち会いながら、混乱し続ける老人……すでに勝ち目のなさを感じている――】
989 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/03(金) 00:18:14.55 ID:JDUvg/qK0
>>986

「よっしゃーーー!!勝ったーーー!!」

【青年は天高くガッツポーズをする】
【そして急に募金箱と看板を回収すると―――】

「――固有結界、【雨剣之森】」

【周りの景色がぼやけたかと思うと、辺りが雨の降りしきる森になった】
【そして青年は近くの木に隠れた】

「へへーん!!ばれないとでも思ったか!!このペテン師女め!!」

【青年は全速力で女性から離れてゆく】
【そして青年の声は段々遠くなっていく】

「俺の勝ちだなー!しばらくしたらこの森消えるからそれまで雨に濡れてろバーカ!!」

【青年はどこか遠くへ走って行った】

/絡み乙ありでした!
990 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 00:19:15.26 ID:bqiwEfl10
>>989
/絡み乙でした!
991 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/03(金) 00:20:48.84 ID:d46EzfuIO
>>974再募集
992 :【氷結破爪】 :2011/06/03(金) 00:21:21.99 ID:QjZD3jxK0
……はあ、疲れた……
【文字通り、疲れきった黒髪の少女。足が棒になるまで、ひたすら歩き疲れた。やっぱり眠くなりーー】

……
【廃れた小屋を道中に見つけ、その中でうつ伏せになって寝てしまった】


なんでも
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/03(金) 00:24:27.73 ID:QjZD3jxK0
>>992
をなしにして
>>974
いいですか?
994 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/03(金) 00:26:40.34 ID:d46EzfuIO
>>993
もちです。
ぜひお願いします!
995 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 00:28:23.44 ID:A/fGRv27o
>>988
【青年は…左手に持っていた杖を投げ捨てる。今からの戦いには障害にしかならない。】
【【帝國】の『維新』。少し前に雑誌でそんな特集が組まれていたような気がする。】
【それに自分が関わっていない可能性など…極低、だ。】

それ相応の覚悟…怨み…理由があるようだな…

…いいさ…お前が俺を斬りたいのならよ…

【老人は、自らの重心を下げ、構える。後の先を取る構え。】
【青年は構える老人にゆっくりと歩み寄る。文字通り、ゆっくりと。】

…止めてみな…この剣…

【刹那、動き出す。そして…動き終わる。刀を軽く構え、振るう。】
【ただそれだけの動作を一瞬で行なう…老人が何も対応出来なければ…】
【…森を一撃で壊滅させる程の斬撃の剣圧が老人を喰らおうと襲い掛かる。】

柔剣…良い名だな…これからはこう名乗らせて貰おう…”柔剣の時雨”…と

【ここにまた一つ、剣豪への称号が与えられた。】
996 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/03(金) 00:32:46.05 ID:ZHm2Al/R0
>>987
「うわァッ……出たァッ!?」

何がだ、とも言いたく成るが、幽霊を見たかの様か、反応、女性の“様な”容姿有れば
女性の如く肝っ玉の小ささはそれなりで、思わず団子を手元から取りこぼしそうに成るが
お手玉の様に、手で慌てて受け、何とか落とさずには済んだ様で
ひと息付いて汗を拭う様な仕草を取る……ーーー

「……あぁ、何だ子供か……」

驚き、恐れおののき、損したと言った安堵の表情で団子を口に頬張る
昨夜から、どうも食事が質素だったらしく、目に写る甘味はやはり魅力的、悩殺的と言うべきか
一応、貰います、とお祈りはしたので無問題なつもりだ。
お寺は坊主でも仏でも買い主の物でも無く、人一人一人のモノなのだと内心言い訳

「巫女服……ハッ!?」

巫女服を見据え、しまった、と思った、見た目は可憐な少女と言えど、此の寺に属する従属の方ならば
密告なり、なんなりされる可能性が有る、勿論目の前の少女の態度次第では
必要以上の被害を被り兼ねない、なんて姑息な考えな自分

「な、なんまいだー なんまいだー」

苦笑いを浮かべながら再び祈る仕草を取ってごまかす、自分で今更遅いだろッ、と
ツッコミ、完結する。
997 :【氷結破爪】 :2011/06/03(金) 00:36:55.70 ID:QjZD3jxK0
>>974
はあ……
【ため息ばっかりついている、黒髪の少女】

……おやすみなさい
【理由は簡単。疲れたからである。本当の意味でそれしかなかった】

……
【公園のベンチに寝そべり、横になっていた。能力で作り出した小さな氷塊を首の下に置いて、氷枕にしていた。そろそろ暑くなってきた。少女にとって、この時期には欠かせないものであった】

………のふぇ?
【そしていつからか、うとうとしはじめた。しかし、その視界に、一人の女性の姿がうつった。何やら剣を背中に抱えている。顔は暗くてよく見えなかった】
【しかし、大剣を見慣れない少女にとって、それだけで恐怖心を煽られ、直ぐに視線をそらした】
998 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 00:39:16.64 ID:tq/OOJ8f0
>>995

【斬られた――】
【という感覚だけであった】

「……!?」

【老人は、何も出来なかった。】
【後の先も、何もない。】
【無。】
【幻。】
【もしくは、夢】

「……」

【老人の持っていた、超金属「イゲタ金」の剣が……最初からそうだったかのように、
 真ん中から両断されていた】

【大剣以外は扱えない老人。その重さを不意に感じると……口から剣を落とし……
 無様にひざまずいた】

【そして、遅れて、いまさらながら、凄まじい剣圧!
 老人の全身は……一瞬にして切り刻まれた!】

「……"柔剣の時雨"……それは貴様の能力の名ではないな。
 かつては、しなやかで優美な剣術から、"柔剣"などとあだ名されておったが……
 思い出せないようなら、ワシが貴様に今名づけててやろう。
 貴様の能力は……【剣術夢幻】。
 貴様には、その手にしているモノが、もはや何なのか理解することもあるまい。
 貴様は、剣術とは何か、剣を振るうとは何かを……越えている。
 一介の剣士であるワシに……何ができよう」

【老人の剣は、虚空に消えた。そして老人は……そのまま体を地面に伏せた】

【一太刀にて、完全敗北である】

「貴様は、ワシを葬りにきたのか……
 この街に……ナニをしにきた……
 零号機関は……そこまでしてワシを……剣を……葬りたいというのか」

【白目をむき、虫の息になりながら……老人は呟く】
999 :【唯閃光王脚】@Wiki [sage]:2011/06/03(金) 00:40:05.15 ID:+zG3Fw/Fo
/>>973募集中っと……
1000 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/03(金) 00:43:01.03 ID:Sg8ojk2h0
>>996
「なんじゃ、人を妖怪みたいに扱いよってからに」

「およそ人に出合った時の反応ではないぞ、反省せい」

【ふぅ、と溜息をひとつついて目の前の見た目少女に苦言を呈する】
【なんとも年寄り臭いオーラ全開である 年は隠せないものだ】

「誰が子供じゃ、小娘」

【むぅ、と頬を膨らませるその姿はどうみても子供です】
【とはいえ、こっちも勘違いしているのであまり文句は言えないが、それはまだ知る由も無い事だ】

「――何を勘違いしたか知らんが、基本的に巫女は神社じゃぞ」

【まぁ寺にもいるだろうが、基本的にそのはずだ】
【事実、彼女自身も神社の者である もっとも、遠く離れたとある土地のものだが】

「……正直に言うなら、仏様も見逃してくれるじゃろう」

「とゆうか、そんなに困っておるのか?ぬしは」

【お供え物はあとで人が食べるのが常識――とはいえ、いつでも食って良い訳でもない】
【本当に困っているのなら、神様も許してくれるのではないだろうか 巫女少女は、妙に年季の入った微笑を浮かべて問うのだった】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

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唯「こうしえん!」 @ 2011/06/02(木) 23:02:48.75 ID:Ujs2bjKb0
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