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厨二能力授けるからもらったらたたかおうか - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPに変わりましてパー速民がお送りします :2011/06/03(金) 00:14:42.95 ID:p2QG3m5AO
厨二病患者隔離スレへようこそ!
そしてこのスレを開いてくれて有り難う!
ルールを読んだ後は厨二病の病状をより悪化させて遊ぼう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止!
※1酷い場合は注意しましょう!
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2たまには攻撃に当たりましょう!
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

さあ!空気を読んでを妄想を爆発させよう!

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1306148385/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/04/01(火) 21:19:02.52 ID:eHLSpy5Lo
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(・ω・) @ 2025/04/01(火) 06:02:48.47 ID:9EGjLzPQO
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【遊戯王SS】デスガイド「A.うれしいから(使われるとうれしくないあたりまえだろ)」 @ 2025/04/01(火) 02:15:03.50 ID:ao/gLU/u0
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【俺レベ】水篠「S級とS級の子供は最強のハンターになると思うんですよ」 @ 2025/04/01(火) 00:45:51.96 ID:aUIP6KnqO
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〜魔王城〜 男「死にたくない……。せや、命乞いしたろ」 @ 2025/03/31(月) 03:45:31.74 ID:MXp56eHz0
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2 :【氷結破爪】 :2011/06/03(金) 00:37:47.12 ID:QjZD3jxK0
>>1おつ
3 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/03(金) 00:46:20.85 ID:d46EzfuIO
【前スレ】>>997

「……ん…?」

【風を切り、さて一本口に咥えて点火しようとした瞬間、】
【「一瞬」だけ女は視線を感じた。職業上、視線や殺気には敏感だ。】
【マッチを擦り、火をつけてから視線を送り返すとそこには一人の少女。】

「…ちょっと。」

「…人のこと見て視線を反らすなんて随分感じが悪いんじゃない?」

【紫煙をくゆらせながら口を動かす。】
【もっとも、女にしてみればこれは冗談の一種だった。】
【相手をからかっているのだ。自分のことを見て、怖がる人間は多い。】
【少女がするような反応を受けるのは慣れていた。大剣と傷。怖がる要素しかないだろう。】



(いちおつ)
4 :【氷結破爪】 :2011/06/03(金) 00:57:48.82 ID:QjZD3jxK0
>>3
……(あーあー、聞こえない、聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない……)
【女性に声をかけられてしまった。気付かれてしまった。これなら眠っていた方が良かった……話しかけられたらどうしよう…などと思考を巡らせた】

がごぅー…ぐー…すかー……
【そもそも、人見知りのせいで、他人と上手く会話できないうえに、相手は明らかに人を[ピーーー]という目的までありそうなモノを背中にかけている。返事をするか、しらをきるか、少女にとっては問題だった】

…すかー…すー…
【どちらの行動をとるにしろ、もし相手に気に入られなかったら……どうなるのか、言うまでもないと創造し、ちびりそうになった。手が震えてきた】

……
【悩んだ挙げ句、自分は寝ていますよということをアピールして、うまく気をそらしてもらおうと、いかにもわざとらしいいびきをさっきからかいていた】
5 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 00:59:42.22 ID:A/fGRv27o
>>998
【青年は…確かな手応えを感じた。硬い物を斬る感覚を。それは確かに…剣を両断した。】
【嗚呼心地好い。剣とは何故ここまで心躍る物なのだろう。何故こんなにも楽しいのだろう。】
【嗚呼、楽しい。この感覚の為に…自分は今日まで生きてきたと思える程に。】

【剣術夢幻】…そうか…俺は…能力者なんて大層な物と間違えられてたのか…ククク…
そう悲観するな…自分の腕に誇りを持てなきゃ…剣士としてお終いさ…
確かに…理解出来ないな…物としては…ただこいつは…大切な大切な相棒…いや…家族だ…
それだけ分かれば…いいさ…

【剣を地面に突き刺すと…再度、先程の少年が刀と入れ替わりに現われる。】
【少年はただ…剣士達の会話を見届けていた。其の目に焼付けようと。】
【青年のただ一人の家族。それは…とてもとても立派で…青年には勿体ない程だった。】

さぁな…今となっては分からないさ…
ただ…今俺がここにいるのは…それはきっと帝國を見限ったからかもな…
なぁ…フドウ…俺はお前を殺さない…やり遺した事が、ありそうだからな…

【もっとも、家族にそれは止められているのだが。だがそれ以上の何かを…青年は老人に感じた。】
【そんな人間を[ピーーー]など…惜しいというのか…ともかく青年は[ピーーー]気にはなれなかった様だ。】
【老人はどう感じるか…それはこの青年には分からない。】

/>>1
6 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/03(金) 01:06:20.63 ID:ZHm2Al/R0
「うっ……まぁ、余裕無い位に困ってたと言え、反省はするよ」
「……それは良いとして」

聞き逃せなかった一言が有る、確かに僕に非は有る、けど今さっきの一言は別問題
目の前の可憐な少女、幾ら齢が若く見えると言え其の熟年を迎えた様な言動にも
若気の至りと言う認識で自分を納得させて居るも、今の一言に納得行かない

「こ、む、す、め、?」
「確かにキミをお化けだかに間違えたのは謝る、其れは夜分だから仕方無いでしょ?」
「というか何?小娘?僕が? はンッ」

故、謝る態度どころか額に#を作り、憤り
逆に場に混迷を与える彼にはこだわり、と言うか、誰にも譲れない一線が有る

「確かにちょっと人より小顔で髪長く、普段清楚を心がけてるけどねッ!?」
「自分でも少しセンスは男離れしてると言え、其れでも、男らしさを備えてると言うか」
「女装してんの?とか盛大な勘違いは僕は一番大ッッ嫌いで、いちいち其れで態度変える奴とか」
「男として扱わないレディファーストなんて紳士ぶられるの嫌いで嫌いでッ……あァ、つまりね」

「僕 は 男 だ ッ ッ ! ! !」

「……ッ……御免なさい、大声で」

そう言い切り肩で息、小さく頭を下げ、謝る
7 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/03(金) 01:08:03.84 ID:d46EzfuIO
>>4

「……」

【女は相手の様子を見て思わず吹き出しそうになった。】
【なるほど随分怖がられてるらしい。そしてしばらく沈黙し、】
【やがて何か思いついたかのように一度だけ、ニヤリ。】
【一癖も二癖もある笑いを浮かべた。】

(……下手な狸寝入りね…)

(さて…どの辺で起きるかしら…)

【相手に近づこうとした。そして無事に近づけたなら、】
【なんとも恐ろしいことにゆっくりゆっくりと…大剣の恐怖感を増大させるように抜刀。】
【そしてその「刄」の部分。ものすごく鋭く、剃刀のように切れそうなそれを、】
【これまたゆっくりゆっくりと、緩慢な動作で少女に近づけようとしていく。】
8 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 01:13:41.54 ID:tq/OOJ8f0
>>5

【老人は……ただ倒れていた。】
【剣のダメージが大きかった。もっといえば、前回の【超動機構】との戦いの傷も、
 まだ癒えていなかった】

【だが、青年が"フドウ"と口にし、老人の体が少し、反応する】
【やがて……よろよろと立ち上がる】

「ワシを……生かすか。
 零号機関も、……ぬるくなったものだな……
 それとも貴様は、自らの所属すら忘れたとでも言うのか……
 ワシは……わが故郷、旧帝国を、片時も忘れたことは、なかったというのに!」

【老人は血をはきながら、青年を見る】

「剣を極めたら……貴様のようになるのかも知れんな。
 何もかも忘れ、何もかも思い出せず、ひたすら空虚な無の中に生きるような……
 断言しよう。貴様の手にしたソレは……"家族"などではナイ!
 貴様は、いつかソレを裏切る。
 剣を、忘れてしまったように。
 剣を裏切ったように、
 貴様には、他人をいつくしむなど……家族など、持つことはできねェ……。
 血の……匂いなんだよォ……
 ワシを斬った時の貴様の顔は……美しいくらい残酷だったぜェ。
 お前はいつか、大切なモノを裏切らないではいられない
 その時まで、せいぜい"家族"とやらと……戯れているがいい……」

【やがて老人は、邪魔翌立てさえされなければその場から去っていくことだろう】
【その姿は、まさに敗北者――】
【母国を失い、そして今、剣をも失った。あるのはただ、己の命だけであった――】 

(遣り残したこと……
 ……旧帝国幕府の復活と、剣による治世の世を――もう一度、もう一度だけ――)

【老人はとぼとぼと歩く。その顔に、絶望と地獄と――かすかに残っていた、野心の火を燃やしながら】
9 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/03(金) 01:14:50.11 ID:ZHm2Al/R0
/>>6は前スレ>>1000宛ね……
10 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/03(金) 01:24:50.99 ID:Sg8ojk2h0
>>6
「なん…じゃと… って、冗談はいいとしてじゃ」

「ぬしは男子じゃったのか… それはすまぬ事をしたのう」

【驚いてはみたものの、よく考えたらそんなに驚いていなかったのでやめた 年寄りの年季のせいだろうか】
【ともかく、女性に間違えられるのがとても嫌だったようだし、そもそも失礼なので謝罪した】

「とゆうか、一応言っておくが儂はぬしより遥かに年上じゃからな?」

「どうもこの街に来てから、小娘扱いされておる気がするのじゃ…」

【(´・ω・`) こんな顔でそう語った とゆうか、見た目小娘だから仕方ない】
【彼女の地元では『そうゆう存在』として認識されていたので、この街に来てようやく自身の見た目に気づいた訳だ】

「おおそうじゃ、侘びと言ってはなんじゃが… これを受け取ってもらえぬかのう?」

「曾々孫が夜食を作ってくれたのじゃ!」

【そう言って懐に手を入れて、包み紙を取り出した ご丁寧に、笹の皮だ】
【曾々孫とゆう言葉はただの事実だが、先程の言葉同様見た目だけではあまり説得力はない気がする】
【少女の風格や言葉遣いから感じ取ったなら別 だが】
11 :【氷結破爪】 :2011/06/03(金) 01:26:07.41 ID:QjZD3jxK0
>>7
……
【それまでのいびきが、一瞬にして止まった。明らかに相手が抜刀したからだ。しかも何か笑われている。これはばれている、とかんづいた】
【しかし、今更飛び起きてごめんなさい、なんて言えるわけもなかった。普段から口が動かないのに、言えそうになかった】

…………
【かつ、かつと相手の歩を進めている音。ゆっくりとこちらに向けられているのが分かってくるその刀身】

……ぐすっ、うえーん……
【情けないことに、なきだしてしまった。もうすぐ大人だというのに、まるでおむつをしている赤ちゃんのように。今は必死だった。自分の人生がかかっている。もしかしたら首が繋がらなくなるかもしれない……そう勘違いしたまま】
12 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/03(金) 01:31:43.83 ID:d46EzfuIO
>>11

「あら…案外強いのね…」

【刃を当てがっても起きないとはなかなか胆が太い。】
【女は内心感心した。ひょっとして本当に寝てるのかな、とも思う。】

「ん?―――――――――――!!」

「あ、あ…ちょっと!…何も泣くこと…」

【相手がポロポロ涙を流すのを見て女は慌てて大剣を背中に戻した。】
【さて困った。こういう場面はものすごく苦手だ。まだ殺人鬼と遭遇した状況の方が慣れている。】

「あー…ごめんね…」

【とりあえず、目線を相手の高さに合わせ、女はあやまった。】
13 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 01:33:34.98 ID:A/fGRv27o
>>8
【老人の言葉を…青年は黙って聞いた。その言葉は…まるで青年を絶望に陥れる様な言葉。】
【無いとは言い切れない。むしろ簡単にそれは起こりうる。例えば…記憶維持者が死んだ時。】
【青年は絶望をひたすら味わいながら無力の波に飲まれるのだろう。そして、忘れるのだろう。】
【老人の目に微かに灯る野心の火を見…トボトボと歩く老人の背を見送った。】

「…剣士さん……」
…………言うな…………

【そう言うと、少年の頭に手を伸ばし、優しく撫でる。其の指は恐ろしく繊細で、細い。】
【しかしその色に反して暖かい、ただひたすら暖かかった。】
【其の青年の赤い瞳は真っ直ぐに少年を捉え、離さなかった。】

………俺は裏切らない…お前が信じてくれるなら…きっと…
だから…お前は信じてくれるか…?

【少年はその言葉にコクリと、力強く頷いてくれた。其の瞬間…青年は大きな安心を得る事が出来た。】
【そして青年は…その場で膝をついた。持病の発作が始まったのだ少年に杖をとってきて貰うと…立ち上がる。】
【こうして二人は帰路につく。信頼しあう二人。剣士と剣。それが何時か忘れられる時が来ないと信じて…】

/絡みあり乙でしたー!大剣ごめんなさい…
14 :【氷結破爪】 :2011/06/03(金) 01:46:06.71 ID:QjZD3jxK0
>>12
……いっ、ひっ、ぐすん……
【そもそも少女もメンタルは強くない。ただ消去法で少女なりに考えたことだった】

……うぅ……
【本気で殺されると思った。そんなことをされて、何もされないと思う方がおかしい】

……
【こんな惨めな姿を他人に見られるのも嫌だった。羞恥心でかおが真っ赤に染まった】

……
【相手がめせんをあわせても、それに目をあわせようとはしなかった。とにかくここから抜け出したかった。しかし、それもできずにいた…情けない話である】
15 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/03(金) 01:50:36.14 ID:ZHm2Al/R0
>>10
「えっ? あ、うん……まぁ、お互い様と言うか、うん」
「おばちゃん御免なさい……」

まず軽く努声を挙げたのだから、少しくらいは憤りの反論が変えると思いきや
何とも軽い受け取りに、後に露呈される年上な事実への驚愕に怠け面で呆気取らざる得なかった
そして何故か年上という材料だけで“おばちゃん”と判断し、何故か僕は謝罪していた。
何とも丁寧な事にか、笹の皮に包まれた晩飯を譲ってくれるそうで
というか曾々孫の授かりモノを頂くのは恐れ多いというか、曾々孫と言う位に年食ってる
事態に驚愕の驚愕で驚愕のラッシュアワーだった

「あ、あぁ、いや、地蔵の団子は盗ろうと、他人の晩は盗る気は無いよ……」
「僕は、大丈夫さ」

しかし、まぁ年上やら年寄には見えないのも確かで、信じる信じまいも、子供or老婆の弁当は素直に
貰うような空気には成れなかった、手で貰うのを拒もうとするも
一度頼み込まれたら、拒まずに素直に貰うとする。
本当に大丈夫なので、そのまま言った
16 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/03(金) 02:00:48.22 ID:Sg8ojk2h0
>>15
「そうじゃな、ではお互い様 とゆう事にさせてもらおうかの」

「にょほほほ!おばちゃんなんてもんじゃないがの!」

【満足そうに頷いている 怠け面については、まぁ気にするまい】
【数十年前はおばちゃん、だったが今は老婆 とゆう言葉すら若いぐらいだ】
【褒め言葉として受け取ったらしい なんだか嬉しそうだ】

「いや、普通逆じゃろ 好意から差し出された物は受け取っておくべきじゃぞ?」

「それに…儂にはちいと多くての 全く式め…そんなにいらんと言うておるのに…」

【普通に突っ込んだ 道端のお供え物と好意から差し出された物 優先度は、後者の方が高いはずだ】
【そもそもこの小さな体では食べられる量など知れている ブツブツと後半は何かつぶやくように言ったが、大した事ではないようだ】
17 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/03(金) 02:11:48.89 ID:ZHm2Al/R0
>>16
/済まぬ、ちょち急に眠気が……落ちそうなので、凍結かキンクリよかとですか……?
/すいません……
18 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/03(金) 02:15:56.40 ID:Sg8ojk2h0
>>17
/どっちでも好きな方で構いませんよ!
/とりあえず、ここまでの絡みありでした!
19 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/03(金) 02:18:03.36 ID:ZHm2Al/R0
>>18
/では凍結で、お粗末なロール済まなかった……一旦、乙やすみ
20 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/03(金) 03:54:29.02 ID:d46EzfuIO
>>14

【女はため息をついた。どうも目の前の人物は自分が思った以上に、】
【臆病のようだ。その表情や顔の色で分かる。】

「…はぁ……困ったな…そんなに怖がらなくても…」

【と呟かざるを得ない。】


(すいません遅れました…)
21 :【彩色剣美】@wiki [saga]:2011/06/03(金) 15:56:45.47 ID:9rxZQWl40
【商店街がいつもよりにぎわっている】

「ふん、お前ら何て無色で倒せるよ!」
【剣を鞘に納める少女】
【少女の周りにはあまりよろしくない人々が気絶して倒れている】

【周囲からは黄色い歓声を浴びせれらている】

「いや〜・・・あはは・・」
【頭を掻きながら照れている】

「わっ!ありがとうございます!!」
【商店街の人々から色々な物を貰っている】
【一躍商店街のヒーローになった少女】

22 :【閃光体術】手足から閃光を発し、戦うことが出来る。E:閃光剣 :2011/06/03(金) 16:07:19.67 ID:q/1uNEOd0
「ぐぅ・・・」
「はっ!!!」

【一人の少年が地べたに寝転がっている】
【どうやら先ほどまで寝ていたようだ】

「この世界にくるのも・・・久しぶりだなぁ・・・」
【少年は、人がいそうなところへ、ふらふらと歩きだした】

/超久しぶりの厨弐です!よろしくです!
23 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/03(金) 16:11:41.27 ID:IeKktEQY0
>>21
(んっ? 騒がしいな…)
【商店街から賑やかな音がしている、どうやらいいことがあったようだ】
【その音につられ大きいリュックを背負った青年が音の元へと向かう】

「……えーと、何があったんですか?」
【目を向けると倒れた不良らしき者たちの真ん中に一人の少女が】
【大体予想はつくが近くの人に聞いてみる】
24 :【彩色剣美】@wiki [saga]:2011/06/03(金) 16:18:44.57 ID:9rxZQWl40
>>23

【青年に気付いたらしくまた照れ始める】

「いやー万引きしてたからちょっと成敗しただけだって!」
【近くの人に聞いている青年にそう言う】
【近くの人に過大な表現をされると困るので今までの事を説明し始める】

「で、襲いかかってきたから成敗してやったんだ!」
【少し得意げな顔になる】
25 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/03(金) 16:26:03.22 ID:IeKktEQY0
>>24
「なるほど」
【やはり自分の予想通り少女が不良たちを叩きのめしたようだ】
(しかし…なぁ?)
【少しだけ引っかかることがある、最近の子供は強いから一人や二人はまぁ認める】
【しかしこの少女はそれ以上の人数を一人で倒したのか?】

「これだけの数を…強いんだね、どうやって倒したんだい?」
【疑問を彼女にぶつけてみる、次の返答で少女が能力者か、能力者じゃ無いかわかるはず】
【まぁ青年は相手が能力者と知っても何もしない、なんとなく聞いただけだ】
26 :【彩色剣美】@wiki [saga]:2011/06/03(金) 16:30:59.04 ID:9rxZQWl40
>>25

「あぁ・・・まあな」
【物凄く恥ずかしそうにしている】

「こいつら?あぁこれで倒したんだよ」
【腰の刀を抜く】
【刀は普通の刀より光を発している】

「まぁこいつらは無色で十分だったけどな!」
【すごい得意げな感じを出している】

【刀をバトンのように回し始める】
27 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/03(金) 16:37:46.90 ID:IeKktEQY0
>>26
「…能力者か」
【ぼつりと呟く、その言葉は商店街のざわめきのせいで聞こえるか聞こえないかの音量になるだろう】

(能力者でもヒーローになれる、中々いいことだ)
【少し口を上げて三日月を作る、能力者は嫌われ者と思ったが自分の勘違いだったようだ】

「いきなりで失礼だけど名前を聞いていいかな? 自分の名前は弓指卓矢」
【相手が能力者とわかったので早速メモ帳に彼女のことを書いておこう、名前と外見しか書けないが】
28 :【彩色剣美】@wiki [saga]:2011/06/03(金) 16:49:44.05 ID:9rxZQWl40
>>27

「え?今何て?」
【青年の呟きには気が付いていない】

「まぁコイツのおかげでだいぶ助かってるけどな!」
【剣を鞘に納める】
「しかもタダの剣じゃあないんだよな」

「ん?名前?刺峰美佳だけど?」
【少し不思議に思いながらも名前を告げる】
29 :【彩光武装】最良の鎧を纏い3つの武器を駆使して戦う戦士 :2011/06/03(金) 16:50:55.59 ID:q/1uNEOd0
/閃光体術改めキャラ変えます

<イーノック。その腕輪を、一度使ってみてくれないか?>
【イーノックと呼ばれた青年は、手にある光る腕輪を掲げた】

【光が体を包み込みーーー】

【青年は白い鎧にジーンズというある種奇妙な容姿になった】
30 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/03(金) 16:54:37.79 ID:IeKktEQY0
>>28
「いや、なんでも」
【ごまかす、理由は特に無し】

「…本当はその剣について聞きたいけどまたの機会にするよ、自分はもう帰ります」
【名前を聞いた後気になることを聞いたがやめておこう、周りにたくさんの人がいるのだから】

「それでは」
【青年は後ろに振り返り腕を振って別れを告げる】
31 :【彩色剣美】@wiki [saga]:2011/06/03(金) 17:01:03.10 ID:9rxZQWl40
>>30

「そうか・・・」
【何か煮え切らない表情をし話を流す】

「そっか、じゃあまたこんどなー」
【笑顔で手を振る】
【どこで会えるのかはなぞだが】

「じゃあまたねー」
【青年を見送る】

/絡み乙ありでした〜
32 :【彩光武装】最良の鎧を纏い3つの武器を駆使して戦う戦士 :2011/06/03(金) 17:09:29.39 ID:q/1uNEOd0
/>>29絡み戦闘なんでも募集中だよ!!
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/06/03(金) 20:37:52.09 ID:Olrjek5AO
てす
34 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/03(金) 20:39:41.69 ID:4jjWqPHU0
「……」

一人の女が、夜の公園に居た
別にベンチに座っていたとかそういう訳ではない
木に登っていたのだ

ついでに行っておくと、ただ登っている訳でも無く
背中から四本の触手を生やし、その触手を木に巻きつけていた
おかげで、木の幹に足をつけ、垂直に立っている

何故、この女が木の幹に登って公園をジーッと見つめているのか
理由は一つ
暇だから、通りかかった人をちょっと驚かしてやろうと思ったのだ

別に触手で木に貼り付けとかそういうのじゃなく
木の上から、こう……バッ!と登場して……みたいな事を考えていた

女は小さくクスクスと笑うと、夜の公園を小枝や葉に隠された部分から眺めていた

/時をも解かす絡み待ち
35 :【酵素活製】(猫状態)@wiki :2011/06/03(金) 20:47:27.46 ID:FetWC/Zw0
【静かな公園】
【いつもの騒がしさが嘘のように静かな公園では一人の男がいた】

「ほぁあ…よく寝た…」

【放浪している男はたまにここに来ている様だ】

「何もすることないな…」

【昔は仕事もしていたが今はリストラされて放浪クリエイターとなっている】
【壊れた武器や材料があれば作ってくれるだろう】

/絡み待ちですが死合いは無しでお願いします
36 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 21:10:26.22 ID:cecPuauHo
>>35
/まだ居なかったり、もしくは居たりします?
37 : :2011/06/03(金) 21:18:03.59 ID:FetWC/Zw0
>>35
/名前が間違えました
38 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 21:18:34.14 ID:FetWC/Zw0
>>35
/名前が間違えました
39 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 21:19:19.32 ID:FetWC/Zw0
>>36
/いますよ
40 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/03(金) 21:20:24.25 ID:31twPc290

【商店街。雨が降っているため人通りは少ない】
【そんな中を、透明なビニール傘の中を差した少年が歩いていた】
【服装は、黒い長袖のTシャツ一枚と灰色のカーゴパンツ】
【降ろすと鎖骨あたりまで伸びている髪を、後ろで一つに縛っている】

【そんな少年の目の前に、誰かが買って食べて捨てたのであろう――バナナの皮が】

「うわあ!?」

【それに気付かずうっかり踏んで】
【後ろに倒れそうになるも持ち直し……】
【たかと思いきや、前につんのめって】

【ズベシャア、という音と共に少年の身体は地面に激突した】

/死合い以外なんでも募集です
41 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 21:26:35.69 ID:cecPuauHo
>>35
「だからといって、麻薬には手ェだすんじゃねぇぞ」

【男の背後より、不意に170cmほど、20代半ばほどの外見の女が現れる】
【顔は旋毛を境に、右は黒、左は白髪で構成されており、整った顔である】
【衣服は黒のスラックスに、同じく闇夜と同化するほど黒いタンクトップ。その上にシワだらけの白衣を着ている】
【一応、診療所で勤めだしたのを考慮してか、白衣の胸ポケットからは、ウサギの小さな縫い包みが顔を出していた】

「とりあえず、こんばんわっと」

【ニヤリと笑いながら、男に近づいてくる】
42 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 21:35:35.51 ID:FetWC/Zw0
>>41
【不意に声をかけられる】
【驚く訳でもなく目を細めて相手を見る】

「ああ、こんばんは」

【眠たそうな目の下にはクマがある】

「見苦しいところを見られてしまったな…」

【他人に寝顔を見られてちょっと恥ずかしいらしいが特に顔には出さない】
【伸びをして眠気を取る】

「麻薬とはねぇ物騒な世の中だ。」

【特に興味がなさそうな顔で言った】
43 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 21:48:23.93 ID:cecPuauHo
>>42
「ぱっと見たところ…職も住む場所も無いってとこかい?
 昔はなんかしていたのかい?」

【麻薬に関しても興味がなさげなので、今一会話が上手くいかないなと思ったのか】
【とりあえず彼に関することで、精一杯頭の中を働かせ、言葉をつむぎ会話を成立させようとする】
【しかしながら彼女が選んだ言葉の果実は、どれも彼を刺激してしまうような言葉である】
【彼が逆上して、襲ってこなければ良いのだが、生憎そんな事は考えてなさそうで】

「とりあえず、隣いいかな?」

【彼と同じ目線で話す為にも、隣に座ることを確認したのだった】
44 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 22:01:12.51 ID:LUqPr7cX0
>>43
【職も住む場所もないのか?と聞かれる】

「まあ、そうだな…こんな年だしな、親と一緒にいるのはちょっと…な」
「昔は…鍛冶屋?武器屋?みたいなところで働いてたんだがな…仕事が来ないから経費削減だと」

【目線を上にあげて寂しそうに話した】
【失礼なことを言っても特に気にしていないようだ。本当のことなので】
【実際彼は運がなくリストラされたのであって】
【有給使って弟にちょくちょく逢いに行っていた訳ではない】

【横いいか?と聞かれた】
「ん?ああどうぞ。」

【特に襲う気はないようだ】
45 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 22:05:22.43 ID:cecPuauHo
>>44
【寂しそうに話され、若干ではあるが難しそうに顔をしかめた】
【しかしながら、彼が話した鍛冶屋や武器屋―このご時世、能力をそのまま商売に当てている人間も少なくない】
【実際彼女も、能力で生産した薬品を売りさばいて生活していた時期があったのだが】
【能力であるとするならば、この空間内でも作ることが可能ではないか―そう思ったのである】

「へぇ…だったらアンタ、今此処で武器とか作れるのかい?」

【横によいしょっと着席し、ポケットから煙草を取り出し、一本咥える】
【そして隣の彼にも、一本薦めようと、箱から一本取り出し、差し出した】
46 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 22:05:45.17 ID:bqiwEfl10
【黒いローブに身を包んだ少女がそこにはいた】
【背中には可愛らしい服を着た可愛らしい少女が】
【遠目には姉妹に見えるかもしれないが…】

『ご主人様!』

「……………」

【背中の少女に話しかける黒いローブの少女】
【しかし、背中の少女から返事はない。絶対に返事は来ない】
【何故なら、背中の少女は寝ているのではなく死んでいる≠フだから】
【返事はないが黒いローブの少女は愛おしそうに背中の少女を見た】
【そのまま、路地裏を出ようとゆっくり前へ進んでいく】

/一応人待ちです!
47 :【変幻承腕】wiki :2011/06/03(金) 22:11:08.30 ID:mj2Tdd0J0
【路地裏を抜けようとした少女――――だが、その直前に現れた
 一つの影がそれを妨げた。逆光から滲み出る様に現れた影】

「ふむ、面白い少女が入るという噂を聞いて着たのだが、
 どうやら間違いではなかった様だね――――やあ、初めまして。少女」

【それは白い男だった。混じりけの無い白髪に、純白のスーツを着た、片眼鏡の男
 まるで「掴み所が削げ落ちた」かの様な雰囲気を纏う、人間であるのに人間でないかの
 如き気配を纏う男……人好きのする笑みを偽造(ツク)った男は
 少女達を、光でも闇でもない、暗い澱みが堆積したかの様な瞳で見据える】
48 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 22:18:47.37 ID:bqiwEfl10
>>47

【目の前に白い男が立っていたが気付かない】
【見た感じは結構普通であるが、かなり精神的に滅入っている】
【そのため、周りが見えていない。そのまま白い男にぶつかってしまう】

「あ……ごめんなさい」

【流石にぶつかれば誰かがいたことくらい気が付く】
【適当に謝り、またそのまま歩き出そうとする】
【少女の目は死んでおり、目の下にクマが出来て髪はボサボサという不潔な感じであるが】
【背中の少女はそれと対をなすように綺麗に体全体にまで手入れが行き届いていた】
49 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 22:22:58.43 ID:LUqPr7cX0
>>45
【相手が顔をしかめたのに気付かない】
【武器が作れるのかと聞かれた】

「そうだな、今すぐ作れるが…」

【彼の能力は武器″を過程をすっ飛ばして作ることができる】

「武器なら何でも作れるぞ、剣類、銃類、兵器とか…使う人が武器だと思えば何でも」

【ちょっとだけ嬉しそうに話す】

「まあ材料がなければ作れないがな。」

【最後に付け足すように言った。これはとても大事なことだ】

「土でロケットランチャーなんて造れないだろ?」
【中には作っちゃう人もいそうだが】

「強力で精巧なものを作るにはそれなりなものが必要なんだよ。」

「あと、」
50 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 22:24:11.19 ID:LUqPr7cX0
>>49
/最後の行は忘れてください…
51 :【変幻承腕】wiki :2011/06/03(金) 22:25:41.67 ID:mj2Tdd0J0

【体格差か。ぶつかられても白い男はビクともしなかった。
 何もなかったかの様に微笑みながら少女から視線を外さない】

ふむ。こちらこそ、回避しなくてすまなかった。
しかし、少々気になる事があったのでね。質問させて貰うが――――

君が背中に背負っている美しい少女は、病気かね?
どうも、意識が無く息をしていない様だが。

【例え綺麗であろうと、死体は死体。一目見て気づかない筈も無い
 だが、白い男は分かっていて、敢えて会えて背負っている少女が
 生きているかの如くそう質問をした、精神に異常をきたしている者への
 接触は、その行為を肯定する事が最も手っ取り早い
 例えそれが相手の病巣を深くする行為であろうとも】
52 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 22:34:32.45 ID:cecPuauHo
>>49
「じゃぁなんか武器でも作って欲しいかな、なんてね」

【笑いながら彼の話を真剣に耳にいれる】
【彼の話によれば材料が無ければ作れない、生憎自分はそんなものは持っていなかった】
【否――今はもっていないだけで、作ることは可能であった】

「薬ってどうだ?注射もあるが…」

【そう言いながら、両手で大量に、彼の目の前に】
【注射や錠剤、粉末状やシロップまで、様々な薬を生産してみたのだった】
【これを材料にして、作れということらしいが】

/遅くなってすみません…
53 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 22:35:32.59 ID:bqiwEfl10
>>51

「えへへ………」

【そのまま去ろうとしていたが、ご主人様を褒められ嬉しくなったので立ち止まった】
【だが、どうやって説明しようか?流石に死体です。とは言えないし、黒いローブの少女自身が】
【未だに死んだと信じたくないのだ】

「え……あ…知ってます……」

【なら病院に行けと言われても仕方がないセリフを吐く】
【しかも口の中で声は半分くらい消えて、白い男に聞こえたかは分からない】
54 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 22:43:10.13 ID:LUqPr7cX0
>>52
/大丈夫です
【武器を作ってほしいと言われる】
「ああ、いいぞ。」

【目の前で様々な薬を出される】

「薬か…まあ大丈夫だろう。」

【ちょっと考えるような仕草をする】

「うむ、どんな感じに仕上げてほしい?剣とかに付加させるのは簡単だが…」

【薬のみで創れるのは少ない】
55 :【変幻承腕】wiki :2011/06/03(金) 22:43:28.64 ID:mj2Tdd0J0
>>53

ふむ

【「知ってます」その言葉を白い男は聞き逃さなかった。
 そして――――。一瞬、笑みを浮かべる。裂ける様な、
 とても、とてもおぞましい笑み。相手が狂いきっているならばこんな表情は
 浮かべなかった事だろう……だが、白い男は少女の心の中のかろうじで無事な部分を見出した】

【少女の視線が外れていた時だったので、恐らくは見られてはいないだろう
 白い男は、微笑に戻ると提言するかの様に人差し指を立てる】

ああ、自己紹介が遅れたね。私は【変幻承腕】というただの大人だ。

さて――――少女。君に少しだけ尋ねたいのだが、
もし君がその少女が、息を吹き返し、君に笑いかける。
そんな事が現実になるといったら、どうするかね?

その「病気」を治す、君はそれを「夢」見た事はあるかね?
56 :【変幻承腕】wiki :2011/06/03(金) 22:47:44.46 ID:mj2Tdd0J0
訂正
さて――――少女。君に少しだけ尋ねたいのだが、
もしその少女が、息を吹き返し、君に笑いかける。
そんな事が現実になるといったら、どうするかね?
57 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/03(金) 22:51:52.94 ID:ZHm2Al/R0
>>16
「そうそう、お互い様、お互い様」
「そうかなー? と言うか口調や貫禄から、其れらしい覇気?みたいなモノを感じるよ、うん」

お互い様、と言う位に釣り合って無い気が今更にして来たが、目の前の彼女は納得した様に笑う
笑い方に関してはツッコミを入れた方が良いのか、何とも若々しく無垢純真可憐そうな容姿が
今にも婆臭く包まれた様な……ーーーまぁ、成りたくて此の様な容姿に成りたかったのか
僕には知る筈も無いし、話さない限り、知る理由も無い、と思う。

「まぁ、そこまで言って貰えるなら少しだけ頂こうかな……?」

少しだけね、と付け加えておく、やはり老婆なる者は親族の貰い物は嬉しく、そして
大切に噛みしめたい物だろう、と言う固定観念が僕には築き上げられているが、そんな家族観は
他人たる僕にはやはり知る由も無い

「ん、その“式”とやらは曾々孫さんのお名前?」

耳は悪くない、たまたま耳に付いただけと言うのも有るが、僕は首を傾げさせながら
老婆の呟いた名前らしき単語に付いて、会話の流れから簡単な推察を含み問いて居た。
式、と言う名前事態珍しいし、人の名前で無いのかも知れないが

/返しときます、スンマセン
58 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 22:51:51.53 ID:bqiwEfl10
>>55

【まごまごする少女】
【どうやって接したらいいのか分からない。今まではなんだかんだでご主人様がなんとかしてくれていたが】
【今はそうはいかない。自分でなんとかするしかないのだ】

【自己紹介はあまり聞いていなかった】
【どうせ自分には関係ない。自分とご主人様がいれば十分だった。が】

「!!?」

―――その少女が、息を吹き返し、君に笑いかける。―――

【そんなことは無理だと分かっていても、何度も何度も夢に見てきた】
【もう、生き返ってくれれば自分に笑ってくれなくてもいい。言葉汚く罵ってくれたって】
【もう一度お話しできればどんな内容でもそれは至上の喜びであった】

「あります……何度も……」

【またもやまごまごしながら聞こえるか聞こえないかの境界線の音量で話す】
59 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/03(金) 22:54:00.20 ID:gqVp9BWIO
(一応こちらでも)
(氷爪さんいますか?)
60 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 22:54:17.05 ID:cecPuauHo
>>54
「マジで!あんがとあんがと!」

【事実、作ってくれるとは思っていなかったので、意外そうに喜ぶ】
【しかしながら薬のみで作れるものは少ないらしいのだった】
【もとより他人より劣る運動神経である。積極的に近づかなくてはならない剣などではなく】
【出来る限り遠距離から撃てるもの――ショットガン、マシンガンなどといった銃に眼を向けた】

「銃とかが、それぞれ弾丸に流し込んだ薬の効果が得られるとか…?
 出来ればショットガンあたりでお願いしたいのさ」
61 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 22:54:49.02 ID:bqiwEfl10
>>56
/了解です。書き直しまする
62 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 22:59:19.02 ID:bqiwEfl10

【まごまごする少女】
【どうやって接したらいいのか分からない。今まではなんだかんだでご主人様がなんとかしてくれていたが】
【今はそうはいかない。自分でなんとかするしかないのだ】

【自己紹介はあまり聞いていなかった】
【どうせ自分には関係ない。自分とご主人様がいれば十分だった。が】

「!!?」

―――その少女が、息を吹き返し、君に笑いかける。―――

【そんなことは無理だと分かっていても、何度も何度も夢に見てきた】
【もう、生き返ってくれれば自分に笑ってくれなくてもいい。言葉汚く罵ってくれたって】
【もう一度お話しできればどんな内容でもそれは至上の喜びであった】

「どうするって………嬉しいですけど……」

【またもやまごまごしながら聞こえるか聞こえないかの境界線の音量で話す】

「で…でも……ご主人様とは…いつも一緒に……ふふふ……いますから…ダイヤも…ご主人様も……寂しくなんて…ないんですよ……ふふ……」

【ブツブツと明らかに正常でない思考で異常なセリフを吐く】
【少女は狂ってしまったのだ】
63 :【変幻承腕】wiki :2011/06/03(金) 23:02:55.38 ID:mj2Tdd0J0
>>58

ふむ、やはりそうかね。
実に美しい夢だね。尊敬に値する

【少女の返事を聞き、白い男は聖者の如き偽りの笑顔を浮かべる】

――――だが、断言しよう。君の夢は、今のままでは絶対に叶わない。

【そうして直後に、少女を奈落へと叩き落す言葉を吐く】

人を蘇らせる。それがどれ程困難な事か、私は知っている。
そういう「夢」に関わった事もあるからね。

しかし、今のままでは不可能だが、可能性が無い訳ではない。

【そうして、希望を提示する。まさしくそれは、詐欺師や道化師の常套手段】

そう、一人の力で足りないのならば、誰かの力を借りればいいのだよ
努力、友情、勝利。これが世界の鉄則だよ
そして――――信じて努力すれば、叶わない夢は無い。

【心に染み込ませるかの様にとうとうと語る】

少女。私は【企業】という組織の首魁を担っている。
誰かの夢を叶える事で、他者が自分の「夢」の為に力を貸す。そんな組織だ。
もし君が、心からその少女と笑いあいたいという夢を持っているなら、
私は君を企業へと招待しようと思う。

問おう。君は、その少女を「助けたい」かね?
それは君が何を捨ててでも叶えたい「夢」かね?

【まるで悪魔の囁き――――だが、その言葉に嘘は見られない】
64 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 23:03:36.88 ID:LUqPr7cX0
>>60
「ああ、そうだな…」

【銃弾に薬を流し込むというのは大丈夫らしい】

「ショットガンか…今ショットガンを持ってるか?」

【彼の持ち物には骨と皮しか持っていない(wiki参照)】
【手持ちにはショットガンを作れるものが無い】

「無いなら無いでそこら辺から材料かき集めるが…」

【周りにはアルミ缶なりスチール缶なりある】
【ルール的にはつかってもいいのかどうかが怪しいが】
65 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/03(金) 23:10:58.12 ID:M3n5gdjS0
【屋台通りの一角】【赤提灯を提げた屋台の一軒】
「また来てくれや!」

【最後の客が、出て行った】
【今のところ、客は誰も居ない】
【切り盛りするのは、長髪を後ろで纏めている少女】

「ふう。さ、片するか」

【食器を片付け、カウンターを掃除して清潔を保つ】
【酒瓶も下げて、片付けは終了】

「今日は、まあこんなもんかね。金曜の夜にしちゃあ少ねえけどな」

【客の入りが少ないのは、教団襲撃の件もあるのだろうか】

/絡み待ち、日付が変わるまで待ちです
66 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 23:18:58.78 ID:cecPuauHo
>>64
/駄目ならいいですよー
67 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 23:23:03.52 ID:cecPuauHo
>>64
/駄目ならいいですよー
68 :【神話聖大剣】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 23:23:20.97 ID:1JPYh+fxo
>>65

…………

【くんくん】
【そんな擬音が似合いそうに、目を閉じて鼻を効かせ、屋台に近づいてくる少女が居る】

【かなり長い髪を真っ赤なリボンでポニーテールにまとめ】
【今は見えないが灰色の瞳と、右手にナイフサイズの刃物を持った、そんな少女だ】

【年は15、6程度だろうか。少し挙動不審な感が否めない】
69 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 23:23:53.43 ID:bqiwEfl10
>>63
/書き直しはなかったことにしてくださいな

「わかって…ますし………」

【絶対叶わない。そんなのはわかっている】
【一度死んだ人間が生き返るなんてありえない】

「可能性……ゼロじゃないの?……ふふ………本当に?…」

【生き返らせる可能性がゼロじゃない。そんな馬鹿な】
【そう思いまずは疑ってかかる】

「努力……ふふふ……ふふ………どんなに努力したって……叶わない夢も……ある…」

【例えば、背中にいる少女。彼女は生まれてから苦悩の連続】
【そしてその度に全く別々の努力をしてきた】
【だが、彼女の夢が叶うことはなかった】

「でも………少しでも可能性があるなら……ふふ……」
「何もしないより……ふふ…ふふふふ……」

【さっきから不気味に笑っている少女。精神不安定】

「助けたい……」
「ダイヤに…捨てるものなんて……ない……けどね………ふふ……」

【捨てるものなんてない――――】

【――――何もない】
70 :【神話聖大剣】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 23:24:53.97 ID:1JPYh+fxo
>>65

…………

【くんくん】
【そんな擬音が似合いそうに、目を閉じて鼻を効かせ、屋台に近づいてくる少女が居る】

【かなり長い髪を真っ赤なリボンでポニーテールにまとめ】
【今は見えないが灰色の瞳と、右手にナイフサイズの刃物を持った、そんな少女だ】

【年は15、6程度だろうか。少し挙動不審な感が否めない】
71 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 23:28:15.75 ID:LUqPr7cX0
>>67
/雑談で言っても特に反応されないので、どうなのか分からない…
/たぶんダメかもしれません
72 :【氷結破爪】 :2011/06/03(金) 23:32:28.16 ID:Y5oQduNU0
>>59
はいはいー


>>20
……ぁ、ぁぅ…ぁ、ぁぅ……
【臆病も何も、こちらには何も非がない。通り魔に殺されるなんて、この若さで死ぬとはーー】

…………
【だが、さすがに落ち着いてきた。覚悟でもできたのか、はてさてーーちらっと相手の方を向いてみる】
73 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/03(金) 23:33:20.68 ID:Sg8ojk2h0
>>57
「うむ、貸し借りなしじゃ あぁ気分が良いのう!」

「貫禄なんぞ大したもんでもないわい 1世紀以上は生きておるだけじゃよ」

【ぴょんぴょんと跳ねている お子様なのか年寄りなのかさっぱりわからない】
【様子はどう見ても少女なのだが、その貫禄等は確かに長生きのもののようだ】
【そもそも、自分で口に出して言っている 特に不思議でもなんでもないように言うので、相手にもその様に伝わるだろう】

「応、遠慮はいらぬぞ」

「・・・少なくとも、お供え物に手を出さんでいいぐらいには食うて良いわい」

【両手の上で包み紙を開いて、そのまま相手に差し出す イイ笑顔だ】
【にゅふふ…と、からかうように笑って付け加えた一言 事実を的確についた、実に老獪な冗談だった】

「ん?聞こえてしもうたか・・・ うむ、その通りじゃ」

「面白いもんでの?その子供も『しき』と言うんじゃ 文字は士貴じゃがの」

【ちょっとした呟きだったのだが、聞こえていたようだ 年寄りの独り言は大きいのかしら】
【確かに珍しい名前だろう 音だけならそう珍しくないが、そうそうある字ではないだろう】
【そして、どうでもいい情報を教えてくれたお婆さん 字こそ違うが同音である いいのか、それって】
74 :【厄薬注殺】詳しくはwiki [sage]:2011/06/03(金) 23:34:43.64 ID:cecPuauHo
>>71
/こっから持ち直すの大変なので、すみませんが無かったことで宜しいでしょうか?
75 :【変幻承腕】wiki :2011/06/03(金) 23:37:36.29 ID:mj2Tdd0J0
>>69
――――例えば。

【白い男はその様子をみて畳み掛ける様に語りだす】

死体を操る能力者、死者の魂を呼ぶ能力者、物体に魂を込める能力者
人間的な機械を造る能力者、不老不死の能力者、精神を操作する能力者
戦魔という存在の基本構造理論

それらの能力を複合して用いたとしたら?

確かに一つ一つでは死者は生き返らないだろう
だが、数多の能力者が協力すれば、叶うのではないかね?

――――そう、夢を諦めなければ、
死者ですら生き返る。諦めなければ、可能性は消えない。

それは絶対に、だ。

そして、己の夢の為に数多の能力者が在籍する【企業】ならば、
その夢は決して夢想ではないのだよ。

【まるで死者が生き返るのが当然だとでも言う様な語り口】

――――ただし。
少女、もし君が夢を叶えられると思わないのならば、私は無理に君を誘ったりはしない。

君が決めたまえ。
夢を追うか、諦めるかを

【白い男は相手に右手を差し出す】
76 :【万象武器】 :2011/06/03(金) 23:38:29.77 ID:LUqPr7cX0
>>74
/わかりました…すみませぬ…
77 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/03(金) 23:40:32.65 ID:M3n5gdjS0
>>68

「嬢ちゃん、そこで何突っ立ってんだ?」

【こんな所に来て冷やかしというのも胃に悪いだろう】
【余計な心配もしつつ、更に続ける】

「来いよ!金が無くても飲み物くらいは出してやっからよー!」

【言い終わるが早く、苺を取り出して手際よくジュースを作っている】
【相手が座る頃には、カウンターにガラスのコップに入った苺のジュースが置かれるだろう】
78 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/03(金) 23:40:51.02 ID:gqVp9BWIO
>>72

「……」

【さてさてどうしたもんか…女は考えあぐねていた。】
【とは言っても自業自得だ。10:0で自分が悪い。】
【相手には何の非もないのだ。】

「あー…えっと…」

「…とりあえずこれでも飲んで…」

【ポケットから取り出すのは暖かいココア缶。】
【温いものをお腹に入れたらだいぶ気持ちも落ち着くはずだ。彼女はそう考えた。】


(寝落ちすいませんでした。)
(改めてよろしくお願いします。)
79 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/03(金) 23:41:03.62 ID:M3n5gdjS0
>>68

「嬢ちゃん、そこで何突っ立ってんだ?」

【こんな所に来て冷やかしというのも胃に悪いだろう】
【余計な心配もしつつ、更に続ける】

「来いよ!金が無くても飲み物くらいは出してやっからよー!」

【言い終わるが早く、苺を取り出して手際よくジュースを作っている】
【相手が座る頃には、カウンターにガラスのコップに入った苺のジュースが置かれるだろう】
80 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/03(金) 23:48:16.66 ID:bqiwEfl10
>>75

【確かに白い男の言うことには一理ある】
【そしてそこまで言われれば、この少女は夢を見ずにはいられなかった】

「諦めない……ふふ…企業……行きたい………ふふふ…」

【相手の話をすべて聞き、答えた】
【つまり、夢を追いたいと言うことである】
【少女は白い男の右手に自分の右手を差し出す】

「ご主人様……ふふ…生き返らせたい………ふふふふふふふふふふ…………」

【素直(?)にそう告げた】
81 :【神話聖大剣】@wiki [sage]:2011/06/03(金) 23:53:02.14 ID:1JPYh+fxo
>>77

………

【声をかけられると同時に匂いを嗅ぐのをピタッと止め、目を開ける】
【灰色の瞳が半分だけ見えた。どうも普段から半分程度閉じているらしい。俗に言うジト目だろうか】

……………

【招かれるままに、カウンターに座り、イチゴジュースと対面する】
【が、遠慮しているのだかどうして良いのか分からないのか、ジュースと少女を目線が行ったり来たりしている】
【対照的に顔はまったくの無表情で、ジト目のままである】
82 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/03(金) 23:56:01.16 ID:ZHm2Al/R0
>>73
「………一世紀生きれてるなら、もう人間国宝級じゃないかな」

驚くまい、嗚呼、慣れた訳でも無いが感覚が変な所で麻痺した感じだ。
飛び跳ねる御老婆、またや、少女にはどう反応すべきか、かなり狼狽した、足腰を気にして
お婆ちゃん危ないよ、と声を掛けても容貌は子供だし、かと言って子供の様な注意を老婆にするのは
忍びない、……生暖かい目で見るに限るだろうか

「其れでは、遠慮無く……」
「HAHAHA、何ならお婆ちゃんの分の晩飯も含めて今からお供えしちゃう?」

僕は屈託無い笑顔に、折れた、と言うよりは、貰わない理由も無いだけだったが
此の老婆は話を掘り下げるのがお好きな様で有る、お婆ちゃん晩飯は昨日も食べたでしょ
なんてジョークを噛まして見る、冗談半分で言うも本気で受け取るかは定かで無い

「へぇ……いや、言うだけじゃどの“しき”か分からないよ……」

死期、屍鬼、指揮、四季、なんつって、死から連なる感じから思い浮かぶ自分は
なかなかひねくれていると言うか……嗚呼、駄目だね、“死”を考えるト、どうしても
アレを思い出す……ーーー忘れろ 忘れろ 忘れろ
僕は首を払う様に振り、溜息を付いた
83 :【変幻承腕】wiki :2011/06/03(金) 23:56:23.53 ID:mj2Tdd0J0
>>80
【白い男は握手を握り返し、善人の如く微笑む】

君の夢、確かに聞き届けたよ


――――ようこそ、【企業】へ。


君が君の夢を裏切らない限り、企業は君の夢を叶えると約束しよう。

【そして、まるで演劇でもしているかの様にそう言った】

では、少女……順番が逆になってしまったが、名を尋ねてもいいかね?
君と君の「ご主人様」の名を

【企業の所在地が書かれた名刺を渡しながらそう尋ねる】
84 :【氷結破爪】 :2011/06/03(金) 23:57:11.25 ID:Y5oQduNU0
>>78
…………
【じっー、と相手の方を向いていた。珍しく、気付けば、相手と目を会わせていた】

…………
【あの世に行ったら呪ってやる、とでも思っていたのだろうか。睨み付けるような視線まで送っていた】

……
【が、相手にココアを差し出されて、どうしようかーーとりあえず受け取った。すると、急に恥ずかしくなり、また向こうを向いてしまった】
85 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/03(金) 23:57:43.44 ID:ZHm2Al/R0
>>73
「………一世紀生きれてるなら、もう人間国宝級じゃないかな」

驚くまい、嗚呼、慣れた訳でも無いが感覚が変な所で麻痺した感じだ。
飛び跳ねる御老婆、またや、少女にはどう反応すべきか、かなり狼狽した、足腰を気にして
お婆ちゃん危ないよ、と声を掛けても容貌は子供だし、かと言って子供の様な注意を老婆にするのは
忍びない、……生暖かい目で見るに限るだろうか

「其れでは、遠慮無く……」
「HAHAHA、何ならお婆ちゃんの分の晩飯も含めて今からお供えしちゃう?」

僕は屈託無い笑顔に、折れた、と言うよりは、貰わない理由も無いだけだったが
此の老婆は話を掘り下げるのがお好きな様で有る、お婆ちゃん晩飯は昨日も食べたでしょ
なんてジョークを噛まして見る、冗談半分で言うも本気で受け取るかは定かで無い

「へぇ……いや、言うだけじゃどの“しき”か分からないよ……」

死期、屍鬼、指揮、四季、なんつって、死から連なる感じから思い浮かぶ自分は
なかなかひねくれていると言うか……嗚呼、駄目だね、“死”を考えるト、どうしても
アレを思い出す……ーーー忘れろ 忘れろ 忘れろ
僕は首を払う様に振り、溜息を付いた
86 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/03(金) 23:59:32.05 ID:ZHm2Al/R0
>>73
「………一世紀生きれてるなら、もう人間国宝級じゃないかな」

驚くまい、嗚呼、慣れた訳でも無いが感覚が変な所で麻痺した感じだ。
飛び跳ねる御老婆、またや、少女にはどう反応すべきか、かなり狼狽した、足腰を気にして
お婆ちゃん危ないよ、と声を掛けても容貌は子供だし、かと言って子供の様な注意を老婆にするのは
忍びない、……生暖かい目で見るに限るだろうか

「其れでは、遠慮無く……」
「HAHAHA、何ならお婆ちゃんの分の晩飯も含めて今からお供えしちゃう?」

僕は屈託無い笑顔に、折れた、と言うよりは、貰わない理由も無いだけだったが
此の老婆は話を掘り下げるのがお好きな様で有る、お婆ちゃん晩飯は昨日も食べたでしょ
なんてジョークを噛まして見る、冗談半分で言うも本気で受け取るかは定かで無い

「へぇ……いや、言うだけじゃどの“しき”か分からないよ……」

死期、屍鬼、指揮、四季、なんつって、死から連なる感じから思い浮かぶ自分は
なかなかひねくれていると言うか……嗚呼、駄目だね、“死”を考えるト、どうしても
アレを思い出す……ーーー忘れろ 忘れろ 忘れろ
僕は首を払う様に振り、溜息を付いた
87 :【多勢優声】 相手の喋った言葉から文字を一つ選択し具現化する :2011/06/03(金) 23:59:48.76 ID:q/1uNEOd0
「・・・かに、にんにく、くま、まり、りす、すみれ、れんこ・・・あっ。」

【少年が独りしりとりをしている】
88 :【多勢優声】 相手の喋った言葉から文字を一つ選択し具現化する :2011/06/04(土) 00:00:52.66 ID:AzdbUoSJ0
「・・・かに、にんにく、くま、まり、りす、すみれ、れんこ・・・あっ。」

【少年が独りしりとりをしている】
89 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/04(土) 00:00:56.15 ID:eoPswn7Q0
>>73
「………一世紀生きれてるなら、もう人間国宝級じゃないかな」

驚くまい、嗚呼、慣れた訳でも無いが感覚が変な所で麻痺した感じだ。
飛び跳ねる御老婆、またや、少女にはどう反応すべきか、かなり狼狽した、足腰を気にして
お婆ちゃん危ないよ、と声を掛けても容貌は子供だし、かと言って子供の様な注意を老婆にするのは
忍びない、……生暖かい目で見るに限るだろうか

「其れでは、遠慮無く……」
「HAHAHA、何ならお婆ちゃんの分の晩飯も含めて今からお供えしちゃう?」

僕は屈託無い笑顔に、折れた、と言うよりは、貰わない理由も無いだけだったが
此の老婆は話を掘り下げるのがお好きな様で有る、お婆ちゃん晩飯は昨日も食べたでしょ
なんてジョークを噛まして見る、冗談半分で言うも本気で受け取るかは定かで無い

「へぇ……いや、言うだけじゃどの“しき”か分からないよ……」

死期、屍鬼、指揮、四季、なんつって、死から連なる感じから思い浮かぶ自分は
なかなかひねくれていると言うか……嗚呼、駄目だね、“死”を考えるト、どうしても
アレを思い出す……ーーー忘れろ 忘れろ 忘れろ
僕は首を払う様に振り、溜息を付いた
90 :【多勢優声】 相手の喋った言葉から文字を一つ選択し具現化する :2011/06/04(土) 00:02:20.49 ID:AzdbUoSJ0
「かに、にんにく、くま、まり、りす、すみれ、れんこ・・・あっ。」
【少年が独りしりとりをしている】
91 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/04(土) 00:03:49.16 ID:eoPswn7Q0
>>73
「………一世紀生きれてるなら、もう人間国宝級じゃないかな」

驚くまい、嗚呼、慣れた訳でも無いが感覚が変な所で麻痺した感じだ。
飛び跳ねる御老婆、またや、少女にはどう反応すべきか、かなり狼狽した、足腰を気にして
お婆ちゃん危ないよ、と声を掛けても容貌は子供だし、かと言って子供の様な注意を老婆にするのは
忍びない、……生暖かい目で見るに限るだろうか

「其れでは、遠慮無く……」
「HAHAHA、何ならお婆ちゃんの分の晩飯も含めて今からお供えしちゃう?」

僕は屈託無い笑顔に、折れた、と言うよりは、貰わない理由も無いだけだったが
此の老婆は話を掘り下げるのがお好きな様で有る、お婆ちゃん晩飯は昨日も食べたでしょ
なんてジョークを噛まして見る、冗談半分で言うも本気で受け取るかは定かで無い

「へぇ……いや、言うだけじゃどの“しき”か分からないよ……」

死期、屍鬼、指揮、四季、なんつって、死から連なる感じから思い浮かぶ自分は
なかなかひねくれていると言うか……嗚呼、駄目だね、“死”を考えるト、どうしても
アレを思い出す……ーーー忘れろ 忘れろ 忘れろ
僕は首を払う様に振り、溜息を付いた
92 :【多勢優声】 相手の喋った言葉から文字を一つ選択し具現化する :2011/06/04(土) 00:04:02.24 ID:AzdbUoSJ0
「かに、にんにく、くま、まり、りす、すみれ、れんこ・・・あっ。」
【少年が独りしりとりをしている】
93 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 00:04:10.81 ID:9exaTQBIO
>>84

【目が合う。】
【そして睨まれる。普通なら睨み返し、ゲンコツの一つでもお見舞いするのだが、】
【今日は大人しくしている。当たり前だ。「自分が悪い」】

「もおー…そんな顔しないでいいじゃないの。ごめんって。」

【そう言ってから、隣に腰を降ろし、座ろうとした。】
【大剣は傍に立てかける。ゴトリ、という鈍い音が響いた。】
94 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/04(土) 00:05:12.60 ID:eoPswn7Q0
/済まぬ……画面が変わらない状態が続き、連投になってた……済まぬ……orz
95 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/04(土) 00:06:11.51 ID:eoPswn7Q0
/済まぬ……画面が変わらない状態が続き、連投になってた……済まぬ……orz
96 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 00:06:56.64 ID:LZypgGwv0
>>83

「ダイヤが………ダイヤの夢を裏切るなんて……ふふ…」

【あえて最後は言わない】

「名前……ダイヤ…ご主人様がくれた……バカにしたら…許さない…!」

【まあ、特段ヘンテコな名前でもないのでバカにする奴なんてそうそういないが】
【威嚇っぽく両腕にどす黒い炎を纏わせ、消す】

「ご主人様は………」

【どうしましょう。本名と偽名と】
【ご主人様は結構仲の良い人物にも本名は教えていなかったことを考えると…】

「ジョーカー……素敵な名前……ふふ…」

【今度は威嚇なし。というか性質上出来ない】

「で……あなたは……?」
97 :【多勢優声】 相手の喋った言葉から文字を一つ選択し具現化する :2011/06/04(土) 00:06:58.60 ID:AzdbUoSJ0
/奇遇なり・・・わたしも4連投していた・・・すまぬ・・・
98 :【多勢優声】 相手の喋った言葉から文字を一つ選択し具現化する :2011/06/04(土) 00:08:52.40 ID:AzdbUoSJ0
/奇遇なり・・・わたしも4連投していた・・・すまぬ・・・
99 :【変幻承腕】wiki :2011/06/04(土) 00:17:04.09 ID:chlxR94G0
>>96

うむ、いい名前だね。

【白い男は黒い炎を見て、社員に外観が似た能力者がいる事を
 思いつつ、頷く。当然、相手の名前を罵倒したりはしない】

私は【変幻承腕】。
名前は……ヒミツだ。

【悪戯っぽく言う、が、相変わらず掴み所が削げ落ちた様な雰囲気なので、
 悪戯というよりは、まるで他者を社会的に抹殺しているかの様な空気をかもし出している】

では、これからよろしく、ダイヤ君。
君が夢を叶える日を目指し、応援させて貰うよ
100 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/04(土) 00:17:51.85 ID:TISLxcpO0
>>85
「そうかのう・・・ まぁどうでもよいわい」

【ちょっと考えてみたが、あんまり興味がないようだ もとい、どうでもいいようだ】
【どうせ老い先短いのだから、そんなものになってもしょうがない、とゆう結論に至った】
【このお婆ちゃんの読みは外れるだろう おそらく、外見が老婆になってから死ぬはずだ とゆうか、いつだそれ】

「うむ、ぬしから見て・・・右から順におかか2個に昆布が2個のはずじゃ」

「戯け、お供え物が本当に神様に届くものか」

「それに、お供えをするぐらいなら直接渡すわい」

【よく覚えているものだ 老獪なババアに抜かりは無いようだ】
【青年の冗談に対しては、『黙れ小僧!』とどこかの山犬ばりのドスの聞いた声で一蹴した ババアぱねぇ】
【そして、神職に携わるものにしてはおよそ罰当たりな事をほざいた】
【まぁ、この辺は事情があるので仕方ない とゆうか、それが可能なのだ】

「む、気になるか」

「曾々孫の方が式神の『式』で、曾々々孫は武士に貴族で『士貴』じゃ」

「ってなんじゃ、人の話に溜息つきおって 大丈夫か?」

【うむうむ、と嬉しそうに家族について語る老婆 興味を持ってくれた事が嬉しいのだろうか】
【と、青年の異常に目ざとく気づいて、下から覗き込む様に相手を見上げる 大きな瞳が、真っ直ぐに相手の目を見ていた】
101 :【氷結破爪】 :2011/06/04(土) 00:18:27.91 ID:LWTu6qkl0
>>93
…………
【相手がとなりに座った。剣を置く音が聞こえた】

…………
【こうしていると、もうどうしようもない。話すきっかけが見つからない。またいつ、あんなことをされるか分からない】

…………
【…………何か話さないといろいろと気まずい。だが何も話せない。どうすればいいのやら…】
102 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/04(土) 00:18:40.98 ID:TISLxcpO0
>>85
「そうかのう・・・ まぁどうでもよいわい」

【ちょっと考えてみたが、あんまり興味がないようだ もとい、どうでもいいようだ】
【どうせ老い先短いのだから、そんなものになってもしょうがない、とゆう結論に至った】
【このお婆ちゃんの読みは外れるだろう おそらく、外見が老婆になってから死ぬはずだ とゆうか、いつだそれ】

「うむ、ぬしから見て・・・右から順におかか2個に昆布が2個のはずじゃ」

「戯け、お供え物が本当に神様に届くものか」

「それに、お供えをするぐらいなら直接渡すわい」

【よく覚えているものだ 老獪なババアに抜かりは無いようだ】
【青年の冗談に対しては、『黙れ小僧!』とどこかの山犬ばりのドスの聞いた声で一蹴した ババアぱねぇ】
【そして、神職に携わるものにしてはおよそ罰当たりな事をほざいた】
【まぁ、この辺は事情があるので仕方ない とゆうか、それが可能なのだ】

「む、気になるか」

「曾々孫の方が式神の『式』で、曾々々孫は武士に貴族で『士貴』じゃ」

「ってなんじゃ、人の話に溜息つきおって 大丈夫か?」

【うむうむ、と嬉しそうに家族について語る老婆 興味を持ってくれた事が嬉しいのだろうか】
【と、青年の異常に目ざとく気づいて、下から覗き込む様に相手を見上げる 大きな瞳が、真っ直ぐに相手の目を見ていた】
103 :【氷結破爪】 :2011/06/04(土) 00:19:43.25 ID:LWTu6qkl0
>>93
…………
【相手がとなりに座った。剣を置く音が聞こえた】

…………
【こうしていると、もうどうしようもない。話すきっかけが見つからない。またいつ、あんなことをされるか分からない】

…………
【…………何か話さないといろいろと気まずい。だが何も話せない。どうすればいいのやら…】
104 :【氷結破爪】 :2011/06/04(土) 00:21:26.26 ID:LWTu6qkl0
>>93
…………
【相手がとなりに座った。剣を置く音が聞こえた】

…………
【こうしていると、もうどうしようもない。話すきっかけが見つからない。またいつ、あんなことをされるか分からない】

…………
【…………何か話さないといろいろと気まずい。だが何も話せない。どうすればいいのやら…】
105 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/04(土) 00:22:56.20 ID:TISLxcpO0
/時間差っ!?
/失礼しました…
106 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 00:24:51.07 ID:LZypgGwv0
>>99

「秘密……ふふふ…別にいいか……」

【特に意に反さず】

「応援された………ふふふふ………頑張るよご主人様……」

【背中で安らかに死んでいる少女に向かってそういう】
【返事は帰ってこないが、それでも今の気分はいつもよりは優れていたとか】

「企業って…どこにある?……ふふ……」

【そして本題。これを聞かないと意味がない】
107 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/04(土) 00:27:02.33 ID:60dZlmiWo
うーん、久しぶり、ですね...

【ふらりふらりと緩慢な動作で、ひとりの少女が公園へと入る】
【少女は無表情に近いながら何処か困った様子を見せる。歩くたびにポニーテールが控え目に揺れた】
【Gジャンにオレンジのインナー、カーゴパンツという比較的ラフな格好の出で立ちの少女...迷子だった】

...むー・・

【余り困っていないように見えるのはこれが何時もの事だから、という悲しいもの。それともう一つ】
【少女の両手に握られた肉まん―――暖かい。此れが少女の、元気の源だった】
【さておき歩き疲れてしまった少女はこれからの予定を考えつつ、気怠気に腰を降ろした】
【余り人通りの多くない通り、公園の中など誰もいないと思っているが―――それは、分からない】
【少女の黒髪が淡い光を放つ外灯で鈍く光る。...さて、どうしよう】

/凍結になるかもですがそれでも良ければ!
108 :【変幻承腕】wiki :2011/06/04(土) 00:27:35.80 ID:chlxR94G0
>>106

【白い男は黙して少女の背後を指差す】

【路地の闇の向こう側。月を引き裂くかの様に君臨する、塔の如き巨大なビル】

【それこそが【企業】本社】

【あらゆる夢の叶う場所――――】
109 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 00:32:58.65 ID:9exaTQBIO
>>101

「……」

【夜風が冷たい。女は頬で風を感じていた。】
【やることがないときは、決まってタバコを弄る。】
【箱から一本取り出し、口に咥えた。】

「……」

【マッチを探しながら、女は考える。話題がないな…】
【しかし…と女は後悔した。これからは自分の「怖い」というイメージについて、】
【もう少し高い水準で考えることにする。自分が思うより人は自分を怖がっている。】

「……ええと…」

【点火したマッチを振り、足元に落としてから彼女は初めて口を開いた。】
【とりあえずこの気まずい沈黙を破ることにする。】

「…あんた…宿無しなの…?」

【そう言えば、こんな時間に女の子が一人でいるのは珍しい。】
【ふと思いついた女は、そのことを聞いてみることにした。】
110 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 00:36:03.99 ID:LZypgGwv0
>>108

「?」

【白い男が示す先には巨大なビルがあった】
【そこが【企業】なのだろう】

「でっけ……」

【思わず呟く。予想以上の規模であった】
111 :【氷結破爪】 :2011/06/04(土) 00:37:59.87 ID:LWTu6qkl0
>>109
…………
【何も言えない。タバコの匂いがほんのり漂ってくる。嫌いではない】

………………
【質問にも、何も答えなかった。そんな性格だった】
112 :【変幻承腕】wiki :2011/06/04(土) 00:41:06.99 ID:chlxR94G0
>>110

さあ、ついて来たまえ 【企業】へ

【そうして白い男は企業本社へと歩いていく……闇に誘うかの如く】

/乙、でしたでいいのかな?
企業社員には1フロアと役職名が与えられるから、好きなのをなのっていいよ!
113 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/04(土) 00:43:08.27 ID:eoPswn7Q0
>>100
「ど、どうでも良いんだ……ある意味、史実級なのに」

長年生きると、自然とそう思えるモノだろうか、死を間近に感じ、自然と受け入れる事実
人は時折不死を求める、不死に終わりは無く、其れは永遠と言う、人が定めた単位では
当然、数え切れず、魂は疲弊し、死も同然の姿に果てる、不死などあり得ない
人の死は避けられない、でも、今そこに死が有る訳では無い
“今”と言う時が大切なのだ、そう思うと老婆の無関心は、どうも生への惰性すら感じ得た。

「昆布、喜んでいただきます♪」
「ホント、供え物で信心に示すっておごましいよね」

だから、僕は悪くない、なんて言い訳をほざき通してみる
やや案配良く塩味掛かった噛みしめる米の甘み、米がクッションの様、昆布の引き締まる味を包み
食欲の満たされる感覚が体の芯をたぎり溢れさせて行く
ドス聞いた老婆を見たら「あ、お化け」なんて一言、夜に良く似合う

「あ、いや、家族の話になると楽しそうだなー、って思ってね」
「僕、あんまり家族に優しくされた記憶無いから、羨ましくて」

思った内容は少し違うが、素直に感じていた事を告げて、ごまかす、と言うよりかは
僕が忘れたい、忘れなきゃならない
114 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 00:43:28.14 ID:LZypgGwv0
>>112
/絡み乙でした!多分
/ではなにか考えときますね!
115 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 00:47:24.09 ID:9exaTQBIO
>>111

【答えてくれないな…そりゃそうか…】
【やっぱり大剣はやり過ぎたかなあ…そんなことを考えながら、】

「ねえ…」

「…聞いてる…?」

【ぷか、と煙を吐き出して一言。】
116 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage]:2011/06/04(土) 00:52:57.89 ID:1kbY+Vxgo
>>107

【少女の思惑に反して茂みの中で息を[ピーーー]、一人の青年】
【表情は神妙極まりなく、額からは玉の汗を流し、凝視する先は、虚空、丁度少女の視界の内】

【もし彼の存在に気付いたのなら、茂みから飛び出した巨大な、マリモを想起させる黒いアフロが上下にぴょこぴょこと】
【可愛いげの全く無い動きを繰り返している瞬間を、見受けられたはずで】
【その細動に伴い小さく揺れる茂みが立てる不自然な音が、彼の居場所を把握するのに一役買う事だろう】
117 :【氷結破爪】 :2011/06/04(土) 00:54:32.56 ID:LWTu6qkl0
>>115
……………………………
【出来れば何も答えたくなかった。話さなくて済むなら、どれだけ楽か】

…………………は、はぃ……
【大剣を少し見た。こんなので捌かれなくてよかったと思った。相手の質問が飛んできた。剣で脅されないようにと、弱々しい返事をした。これでも声をだしたほうである】
118 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/04(土) 01:03:12.76 ID:HCNwFi7qo
>>116
ふぅ、今日は此処で―――あ、れ?

【むしゃりと両手で抱えた肉まんを小さく齧り、思案】

【眠くなってきたし今日は此処で寝てしまおうか...そんな、やや常識から逸脱した考えで】
【それもまあ仕方ないといえば仕方ない、そう自身を納得させつつ何となく見渡した視線の先に...】

...こんにちはー・・・?
【黒くもそもそとした、ナニカが見えた。形といい動きと良い、自然物という訳では無さそうだ】
【更に茂みはかさかさと音をたて―――怪しい。恐る恐ると言った風で少女は、声をかけてみる】
【それが何か未だはっきりとは分からないが、やはり不気味だ...肉まんを齧る】
119 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/04(土) 01:04:03.23 ID:TISLxcpO0
>>113
「150年も生きておったら、どうでもよくもなるもんじゃ」

「そんな事を考えるぐらいならどこの洋菓子が美味しい とか考えるのう」

【いくら生きたか、なぞこの老婆にとって大した意味を持たないようだ と、あっさり年齢暴露】
【むしろまだまだ現役気分の彼女としては、どのように生きるかの方が大事のようだ】
【目を細めて、まだ見ぬ洋菓子に思いをはせていた 見た目に合わない趣味だ】

「では儂も昆布を…」

「信仰心を示す事は立派なのじゃがな… 物よりも祈りの方が感心できるというものよのう」

【適当な場所(石とか寺の境内とかだよきっと)に腰掛けて、両手でおにぎりを持って食べ始める リスかよ】
【もくもく、とおにぎりを頬張りながら彼女なりの信仰を語る老婆】
【実際のところ、信仰の形である『気持ち』によって寺や神社は成り立つが… それはおいておく】
【『戯け、盗人風情が』と、毒を吐いている おにぎり抱えて、笑いながら言っても仕方ないだろうに】

「うむ、儂は家族が大好きじゃ!みんな可愛い子供達じゃよ」

「なんとな?それはすまんのう…」

「おおそうじゃ、ぬしがいずれ家族を持ったら、うんと優しくしてやるとよいわ!」

【本当に嬉しそうだ どんだけ家族愛に溢れたお婆ちゃんなんだろうか】
【青年の言葉に、少し消沈する そして、事情を知らぬとはいえ不快に思わせた事を詫びる】
【が、数秒の後に、はじける様な笑顔で言った ・・・すごいババアだ】
120 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/04(土) 01:04:59.15 ID:iKs4Bs3wo
【ちょっと寂れた感じのするとある喫茶店、時刻は午後三時、ふわふわ時間である】
【……そこに不良たちが集まっていなければほのぼのしているであろう】
【なぜかって?それは喫茶店だからではない。………シスターがいるからだ。妹にあらず、姉でもない】
【修道女と書いてシスター…彼女はというと……件の不良たちに囲まれてのんびりと紅茶をすすっていた】
【まぁこいつら、不良とか言っても所詮は高校生。シスターは妙齢…を少し過ぎた熟れる寸前だ】
【つまりは、ちょっと若い母親レベルなので高校生は逆らえないというわけだ】
【シスターを不良高校生が囲んでいるという異常事態の割には和やかな雰囲気を醸し出していた】

【んで、何をしているかといえば】


つまり、相手を確実に気絶させるためには…この臀部の辺りを……


【喧嘩必勝法だったあぁぁぁ!このシスター肉体派である】


(なんでもおkです)
121 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 01:05:21.35 ID:9exaTQBIO
>>117

「……」

【相手の視線が自分の剣に向けられるのを感じる。】
【すると、女は剣を手に取り、それを「縮」めた。】
【大きく兇悪な大剣はたちまちナイフのように小さくなる。】

「……えいっ」

【そして、】
【女はそのナイフを前方に投げた。】
【真っ直ぐ飛んだそれは、小さな音を立てて遠くの木に突き刺さる。】

「…これなら安心でしょ?…私はもう他に武器を持ってないわ。信用できないなら調べてみて。」

【そう言って相手の方を向き、咥えタバコのまま両手を広げる。】
122 :【氷結破爪】 :2011/06/04(土) 01:13:03.95 ID:LWTu6qkl0
>>121
…………………………
【う、と一言洩らした。言葉が喉でつかえたのである】

……………
【相手が小さくなった剣を投げた。ここまでしてくるのなら、さすがに信用できるだろう】
【しかし、黙っている原因はそれだけではなかった】

……ご、ごめんなさい………………
【少女の人見知りのせいで、なかなか声をだせずにいた。恐る恐る相手に近づいて、なぜか謝罪の言葉が浮かび、それを口にした】
123 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 01:18:12.31 ID:9exaTQBIO
>>122

【これでも信用されなかったらどうしよう…】
【女はそんなことを心配しながらハラハラしながら相手を待っていた。】
【ところが、向けられたのは予想外な「謝罪」の言葉。】

「……」

「…なんであんたが謝るの?」

【ぱた、と手をおろし、】
【短くなった煙草を捨ててなら一言。】
124 :【氷結破爪】 :2011/06/04(土) 01:26:23.74 ID:LWTu6qkl0
>>123
………
【どうにもこうにも、もう頭の中がパンクしそうになっていた】

…………………
【人が一番の苦手なものだった。対処のしようがない】

………お、ささきに!
【何を言うべきかはわかっていた。それが出ない。気づいたときには、ベンチから立ち上がり、相手から逃げようとはしりはじめていた】
125 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 01:28:18.85 ID:1kbY+Vxgo
>>118

【少女の声に呼応して茂みと飛び出たソレが、一層激しく揺らいだ】
【現状、茂みに隠れて青年の姿を視認する事は難しい。暗がりの中であれば、それは尚更顕著な物となる】

【少女の視線を受けて、一方の青年は―――――】


「こんばんは、聞かれる前に行っておくが、俺は断じて変質者じゃあない、このTシャツを賭けよう」
「俺はただ、ただ見たいもの―――いや、年頃の女の子だなんて思うなよ?それを見ようと思ってここに来ただけ、そう、清廉潔白」

【見付かってしまっては仕方がないと、言わんばかりに茂みから体を露にさせるや否や、弁解】
【切れ長の瞳が向ける視線は泳ぎ、四方八方様々な位置を示す。それに加え、上擦った声音】
【隠せない、明らかな動揺。頬の上を一筋の滴が滑り落ちていった】
【余談だが、彼が賭けるとのたまったそれは黒い無地の上に一文字、「妖」とプリントされたもので】


「バードウォッチングのようなものでね、対象はまた違うものだけど、少なくとも君じゃあない、だから安心して―――」
「―――っと、話を先行させすぎたかな、スマン。それより、こんな時間に一体何を?」

【その、率直に言って珍妙極まりないデザインのそれを湿気混じりの夜風に靡かせながら】
【己の妄想に対して饒舌に語る途上に、漸くそちらへと話を振った。話題逸らしか、はたまた】


/すいません、遅れました……いきなりで申し訳ない
126 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/04(土) 01:30:31.77 ID:9Y4aYJMg0
>>120
【寂れた感じのとある喫茶店、人があまりいない故にこの静けさが非常に心地いい】
【燕尾服に、シルクハットを被り、白い手袋を嵌めた男は、この喫茶店をとても気に入っていた】
【しかし】

・・・・・ふむ、若者達が一人の女性に教えを請う
なんとも珍しい光景ですな・・・・勉強会でしょうか?

【非常に気になる一つの人だかり、男が座っている席は不良たちの囲う席のすぐ隣】
【男は静かにコーヒーを飲みながら、その妙な光景を横目で見ていた】
127 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 01:32:32.26 ID:9exaTQBIO
>>124

「……ん?…あら…」

【 逃 げ ら れ た 】
【追いかけようかと思ったが、寸でのところで思いとどまる。】

「…ごめんねー!」

【小さくなる背中に向かって慌ててもう一度、そう声をかけ、】
【そして相手がいなくなってから剣を取りに行った。】
【元の大きさに戻してから、背に戻す。慣れた重みが伝わった。】

「……」

【ふっと、空に浮かぶ月を見上げ、】
【一言。】

「……はぁ…」

「…だめね…私って…」

【トホホ】
【やり過ぎたことを後悔しながら、女らトボトボと歩き出したのだった。】




(乙でしたー!)
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/04(土) 01:38:55.18 ID:LWTu6qkl0
>>127
おつでした!
129 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/04(土) 01:39:45.39 ID:eoPswn7Q0
>>119
「そか、でも僕も解る気がするな、なんてったって甘味や羊菓子は好きだからね、僕も」

ガトーショコラ、苺タルト、カステラ... 止まらない優しく淡い甘美な響き
単なるスイーツ好きで有る、僕は酒が飲めない、何時も空腹な癖して量を食えない小食
唯、甘味は別腹で、食や味覚の楽しみがスイーツ位しか無いというのが正直な所、あと僕は男だ。
なんて話が逸れた、何を生き甲斐にするか、価値を得るか、人により違うものだ

「感心、か、確かに若者は、神社に祈りに来ないと言うからね」
「神社は神だけで無く、祈りを捧げる人達の物、人あっての仏教、とも聞くし」

信仰に於いて人々が、何百年も、祈り続けられた宗派への信仰、神は答えを示さない
信仰する人々の心持ち、祈りで人は自然と信じられる、其れを代々受け継いで来た事実
“祈り”が大事なのは僕も良く解る。
毒吐いた台詞に「物より祈りでしょ?」なんて冗談で、笑んで返す。

「あ、やや、妬ましいとかそんな意味でも無いよ? 微笑ましい位さ」
「……ま、僕が家族を持つ事は有り得ない、かな」

消沈した様子に慌てて付け足す、が、やはり僕に家族なんて言葉は虫酸が走る程に縁が無いのだ。
130 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/04(土) 01:43:50.58 ID:iKs4Bs3wo
>>126
【寂れた喫茶店。この店の売りは…穴場だということだけである】
【まぁ出てくるのも『普通』に美味しいのはあるが、値段も特別なわけでもない】
【だからこそか、こういったコミュニティが生まれやすい】

「さすがだね、アンジュさんは。僕も今度のラジオに出すネタを決めてくれるなんて」
いえいえ、私もあのラジオは聞いていますから…ね?神山…さん、いいえハチミツボーイさん。

【不良に混じっているなんか普通の高校生と盛り上がっているシスター。決してク○マニティ高校とは関係ない】
【そんなこんなで、シスターによる『勉強会』が終わると、高校生たちが帰っていく】
【シスターは一人でケーキを食べていた】

【その時紳士っぽい男にここの店員が近づいてきた】
【なんか、フレディっぽい。だからク○マニティ高校とは関係ない】
【店員は、何か伝票のようなものを置いて店の奥に入る】


【はい、どうみてさっきの高校生とシスターの飲食代です。ありがとうございました】
131 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/04(土) 01:46:03.94 ID:HCNwFi7qo
>>125
...!

【声をかけた途端に茂みが、更に大きく揺れた】
【予想はしてたもののやはり反応があると驚きは強く。...と】

【暗がりに向けて目をぱちぱちさせていると現れたのは、アフロな風貌の青年。アフロ?】

...あー・・・
【視線を泳がせ、上擦った声で説明を始める青年】
【少女は無言のまま少し困った様な表情を浮かべ、言葉を探り....。】

要するに、年頃の女の子をみていたんでしょうか..?

【顔を上げると相手の様子など配慮せず、遠慮がちにしかしばっさりと、訊ねる】
【黒字に妖とプリントされたTシャツも含めどう考えても、妖しさ満点だった】
【咎める風ではないものの、突然現れた青年とその言い分に戸惑い気味である。手元の肉まんが減っていく】

えーっと...秘密、ですよ....
【人に迷った、などとは流石にいいづらい。尤も其の曇りかけた表情からある程度、察する事は出来るが】
【取り敢えず言葉を濁しておき、肉まんを食べて誤摩化した。..誤摩化そうとした】【ぶらんぶらんと少女の脚が、ベンチの下で揺れる】

/いえ、お気になさらず...
132 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/04(土) 01:53:32.39 ID:TISLxcpO0
>>129
「うむまっこと、洋菓子は素晴らしい」

「儂の子供時代は無かったからのう・・・ 最近はこんびに にも売っておるじゃろ?なんともいい時代じゃ」

【この少女の子供時代、まだ武士が生きている時代だろう そりゃねぇよある訳ねぇよ】
【あったとしても、南蛮由来の高級品だろう そうそう手が出るものではない】
【そんなバックボーンはいいとして、ともかく、青年が少女らしい事を再確認した】

「儂の神社もそうじゃからのう もっとも、都会よりは遥かに来る方ではあるのじゃが」

「うむ、まっことその通りじゃ 人がおらぬと神様も退屈じゃろうからな」

【祈る人間がいない神様は、徐々にその存在が薄れていってしまう】
【もっとも、八百万の神というように、そこらじゅうに神様はいるだろうけど】
【退屈、という言葉では済まないだろうが、そうゆう物だと曾々々孫から聞いていた】
【『口の減らぬ小僧じゃ』ようやくおにぎりを一つ食べ終えた老婆は、少しむくれてみせた】

「そうか?じゃが、すまぬな どうも家族の事となると抑えられん 許せ」

「なんじゃ、若いのにつまらぬやつじゃ 儂なんぞぬしぐらいの歳には・・・」

【もう一度謝罪して、それでも家族が好きな事を告げる そこは譲れないのね、お婆ちゃん】
【そして、自らの過去を語りだした そりゃ100年以上前ならとっくに旦那もいるだろうが、時代が違いすぎる】
133 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/04(土) 02:02:22.01 ID:9Y4aYJMg0
>>130
(高校生でラジオ・・・・学内放送とか、そんな感じでしょうか)

【少しだけ興味を持ったのか、去ってゆく高校生の集団の背中を視線だけ送る】
【あの高校生達が、先ほどの喧嘩殺法らしい講釈を聞いて、一体どんな内容を伝えてくれるのか】
【自分がもっと若ければ聞くことが出来たかも・・・・などと、非現実的なことに思いを馳せていた】

・・・・おっと?

【その最中、店員が男のテーブルへと近づいてきて、伝票をおいてまた店の奥へと】
【コーヒーを一つ注文したし、その分の伝票だろうかと思い、手に取って確認してみれば】

・・・・・・・・

【不思議だ、コーヒーしか注文をしていないはずなのに、その伝票にはびっしりと飲み物などの名前が書かれていた】
【コーラに、メロンソーダに、レモンスカッシュとか、それからケーキも見当たるな、テーブルの上にあるか】
【いや、ない、存在しない、軽く見渡してみてもコーヒー以外存在しない、それは当然だ】

(・・・・・・間違いでしょうか)

【間違いでしょう、隣の席のテーブルの上には大量の空のグラス、それに女性が一人でケーキを食べている】
【一体どうしてこちらに伝票が置かれたのかはわからないが、財布に余裕はあれど身に覚えのないものに金を払うのは御免である】
【男はいたって静かな動作で、コーヒーを一気に飲み干す、そして伝票を手に持ったまま立ち上がり】
【女性の座る席へと、静かにゆっくりと近づくと】

こちらは、貴方達の伝票ですよね?
間違えて私のテーブルに置かれていましたので、どうぞ

【と、にこやかな笑顔を浮かべながら、テーブルの上に伝票を置くのだった】
134 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 02:04:32.09 ID:1kbY+Vxgo
>>131

「あながち間違いじゃない、でも君を見ていた訳でもないね、今度はこのアフロに賭けて」
「そも、そんなストーカー紛いの行為を張本人に見られたら逃げるだろ、普通は」

「つまり、だ」
俺とストーカーにロリコンetc、変態チックなワードはニアリーイコールで結ばれるべき存在なんだよ」
「俺を結ぶ、繋ぎ止められる物は何も無い、強いて言うなら可愛い女の子と――――」

【それにしてもこの男、良く喋る。おまけに言う事成す事の大半が矛盾だらけときた】
【可愛い女の子と公言している以上、先の言動を自分自身で否定している事に、気付かないのか】

【依然饒舌に語り続けていた矢先だった、唐突に表情を暗く、神妙なものにさせて】
【かつかつと数歩、少女の傍らへと詰め寄った。今度はしっかと、少女の瞳を見詰めていた】


「――――幽霊だけ、かな?」

「出るんだよね、ここの公園。丁度君くらいの歳のソレが、さ」
「地縛霊ってヤツ?そこの木の真下で首吊って死んだとか、何とかって」

「来る理由が秘密なんて言ってたけど、ひょっとして君も“それ”が目的?」

【怪談話の際に用いられるおどろおどろしい声音で、強弱を付けて語る】
【呈する様相は、正しく怪談そのもの。言いつつ指差した先は、少女の座るベンチの直ぐ後ろだった】
135 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/04(土) 02:20:04.87 ID:iKs4Bs3wo
>>133
【今日のケーキはショートケーキ。シンプルだがそれが一番いい】
【イチゴをどう食べるかが決め手になるグルメ】
【シスターはそれを堪能していた………イチゴは最後に食べる。だ】
【それは生クリームの甘みをイチゴの甘酸っぱさで演出するためだ。後味がいい】
【そんな私服のときを邪魔する声……それは如何にもジェントルマンな男性】
【差し出したのは伝票………なるほど、そういうことか】
【シスターはゆっくりと頭を下げた】

もうしわけないですわ。ヤンチャ達が私が教えたことをすぐに実践してしまったようで…
でもそれは受け取れませんわ。だってそれは……

あなたが払うべき授業料ですから。私の『説教』を聞いていたのでしょう?
あの子達は私に授業料を払ってここにいますわ?『学園』の情報を下さるということでね?
あれだけの巨大な組織の割には随分と庶民的な感じがしましたが……

【大体気づいているであろうが。この『学園』はたぶんク○マティ高校だろう】
【学園ですらないが気づいていないようである。まぁ方便の可能性もあるが】
136 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/04(土) 02:22:44.65 ID:eoPswn7Q0
>>132
「貴女の場合、何処からが子供時代なのか……皆目見当付かない」
「コンビニのはダメ、本場のスイーツ食べたら、もうあんなの駄菓子駄菓子」
「なんて、ま、何でも手に入ると、物のありがたみが薄れるモノだよ……」

スイーツに関しては一度、名店に足を
踏み入れた時の、感動が忘れられず、例えばシュークリーム、深みや香り、含まれた
要素多種多様で舌躍る、今まで食べたシューが本当に駄菓子の様に思えた瞬間
それっきり、スイーツに関しては舌が肥えてる自分ガイル
其の反省含めて、物のありがたみに付いて語った。

「神関係無く、人が居ないと人が生きれない、なんて」
「寂しいと思う時点、神も人と変わらないんだよね、大して」

人は一人で生きていけない、孤独、人が生きる内に真の孤独になる
なんてのは滅多に無い、何時も、何時も人は何処かでつながりが有るから
今の僕は……その繋がりは見えない、有るのか、解らない

「あ、あッー……長くなるなら、また今度、ね?」
「僕そろそろ、行かなきゃ」

僕は話を中断させるべくわざとらしく声を張り上げ、話を切り出した
旅路に於いて朝までには町に付きたい故に、僕は切り良い所を定めてそう告げた
137 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/04(土) 02:28:35.47 ID:kJ68SrUoo
>>134
【ぺらぺらぺらと饒舌に言葉を紡ぐ青年。少女は口も挟まずにその内容を聞いている】
【此の公園には自分と青年しか居ない様な、それに可愛い子と云々というのは常人の口から出る言葉ではないのでは...】
【珍しく冷静にそんな事を考えつつ最後の肉まんをごくん、と飲み込み。口をひら―――再び紡ぐ事になる】

―――へ?

【なぜなら軽妙に言葉を繋いでいた青年の表情が、突如暗く真面目なものになったからだ。思わず言葉も留まるだろう】
【青年がこちらに歩み寄ってきても警戒するどころか不安げな表情で、青年を見上げるだけだった。そして青年の言葉が続き】

〜〜〜〜〜〜〜ッ!?....

【幽、霊。その言葉だけでどこか間の抜けて居た少女の表情がびくりと引き攣り】
【話し方も効果覿面というべきか、スーっと血の気が引けていくのを感じていた。まさかこんな事になるとは】

【そして”首吊って死んだ”という言葉。指差された腕―――少女は堪らずがばり、と立ち上がり】
【幽霊と青年、どちらが恐ろしいか此の状況だと意見が分かれる所かもしれないが、少女にとっては一択だった】
【ふらり、と倒れるように青年の方へと歩み寄り。木の後ろを指差す腕を両手で抱くようにしながら、青年の隣へと移動しようとするだろう】
【そしてその揺れる瞳が見据える先は青年が指差したベンチの後ろ。...それは少女の腕がからぶってもどちらでも変わらない】
【更にそれだけ切迫すれば少女がひ、とか、は、とか言葉にならない声を蚊の鳴くような小さな音で時たま発しているのが...聞こえるかもしれない】
【青年の語り口の巧みさからか、其れとも少女が幽霊を大の苦手としていたのか―――。恐らくその両方だろう。】

/遅れました、済みません...
/そして直ぐで申し訳ないのですが眠気がピークです..凍結お願いできますでしょうか。
138 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/04(土) 02:35:25.54 ID:9Y4aYJMg0
>>135
【何の問題もなく、このまま伝票を置いて喫茶店を立ち去る予定だったのだが】
【まさかの受け取り拒否、説教を聴いていたとはいえ隣の席でほんの少しだけ小耳に挟んだ程度】
【真正面から教えを乞うたわけでもないし、説教を最初から最後まで聞いたわけでもない】
【ほとほと困り果てたような表情をして、女性を見つめる男であったが】

・・・・・ふむ、確かに
最初から真面目に聞いていたわけではありませんが、途中から貴方の話に耳を傾けていたのもまた事実
ありがたい説教を、それも盗み聞きしておきながら、授業料を払わないというわけにもいきませんな

【静かな語り口調、そこには怒っているだとか、悲しんでいるとか、そういった感情は乗せられていない】
【ただ男はどこか納得したような表情を浮かべて、白い手袋を嵌めた手を再び伝票へと伸ばし】

では、授業料としてこの喫茶店での代金は私が払いましょう
それでよろしいですかな?シスター

【伝票を手に取りながら、とてもにこやかな笑顔で、そう述べるのであった】
139 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 02:37:51.65 ID:1kbY+Vxgo
>>137
/了解です、こちらもまともな文章が打てそうにないので昼頃にまた返しておきますね
/では、おやすみなさいー
140 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/04(土) 02:38:50.91 ID:kJ68SrUoo
>>139
/了解です。ありがとうございます...。それでは、おやすみなさい
141 :【霧幻夜行】@wiki 10pt [saga]:2011/06/04(土) 02:43:49.61 ID:TISLxcpO0
>>136
「にょほほほ!少なくとも、一世紀は前じゃな!」

「うむ、この街にきてすぐに一流の職人の作ったものを食べたぞ もはや芸術じゃな」

「物がない時代を経験しておるでな、何でも手に入る今の時代は有難いものよ」

【むん、と平らな胸を張ってみせる あとホテルにいるパティシエのものだったが、感動して永住を考えた】
【長年食べてきた和菓子を捨て、洋菓子に走った巫女 せめて、巫女服以外の服装で店に行くべきだろう】
【流石、戦争や飢饉で、圧倒的に物がない時代を経験したお婆ちゃん 色々と思うところはあるだろうが、素直に歓迎すべき点も多いようだ】

「一人で生きるのは辛いからの とゆうか、無理じゃ」

「儂が家族を好きなのは、それだけが理由じゃないがの」

【中々わかっている若者のようだ うんうん、と腕を組んで感心していた】
【長生きなお婆ちゃん もはや知恵袋はぱんぱんに膨れ上がってしまった】

「む、なんじゃここから儂のろまんすたいむだと言うのに…」

「っていかん、儂も帰らねば式に心配をかけるのう」

「そうじゃ、この残りの握り飯はぬしの好きにせい 食うもよし、お供えするもよし じゃ」

【長話を遮られて多少不満そうだったが、自身もあまり長居できる立場でもなかった事を思い出した】
【そして、包み紙に入ったおにぎりを置いて、座っていた場所から立ち上がって歩き出した】

「じゃあの、小僧 儂は梓じゃ 黒崎 梓」

「また縁が会ったら会おうぞ」

【そう言って、来た道を引き返していった】
【地面は大分乾いたようで、小さな足音が徐々に遠ざかっていった】

/絡み乙とありがとう!
142 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/04(土) 02:52:09.14 ID:iKs4Bs3wo
>>138
【彼女はゆったりと状況を楽しむように微笑む】
【いや、おそらくはわかっているのだろう。この程度が通じないことくらい】
【………捕らえられたのだ。男は…そう彼女は】
【信者の獲得ならば手段を選ばない…いわば宣教師的な役割を持っているのだから】

ふふ、まぁ流石に自身らが飲食した物を他者に払わせるのは神にさばかれますね。
無論、私が払いますわよ?その代わり、本当に説教を聴きませんこと?

【というか、手元をよく見ればレシートがあった。まさに神業である】
【意外とこの手段は使えるのだ。この為に学生を利用する辺り腹黒い】

私、『教団』というものに属する『アンジュ』ともうしますわ。
以後お見知りおきを………

【そういって『教団』のパンフレットを渡す女性】
143 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/04(土) 03:04:22.56 ID:eoPswn7Q0
>>141
「……おっと、僕は姫乃 紅」
「じゃ、ロマンスタイムとやらは、また今度、またね、梓お婆さん」

「……ーーー握り飯、ありがとうねっ」

僕は残った握り飯を受け取り、機先征すかの様に嵐去り行く様のようで有りながら
小さな体躯に伴った小さな音、動作を見送り、僕は握り飯の感謝を去り行く少女の様な老婆の背に
手を振りつつ聞こえる位には声を張り上げ、僕は一つだけ握り飯を手に取った
ーーー……家族、僕にはやはり縁は無い、きっと、だから他者の家族には幸せに過ごして貰いたい
僕は……ーーー幸せに満たされてはいけない
情けなくとも、独りで生きる素振りを見せなくてはならない、もう亡骸は見たくないから

「半分こ、ね?」

僕はさっきのお供えの場に一つだけ置き、残り一つは、口の中に含み頬張り
ーーー……道無き竹林を掻き分け、漆黒の闇に溶け消えぬる

/乙と絡み感謝!かなりの遅駄レス済まなかった!
144 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/04(土) 03:10:04.90 ID:9Y4aYJMg0
>>142
【おっとこれは驚き、まさか本当に今から説教を聞かされるような羽目になるとは思わなかった】
【盗み聞きの分を謝罪して、お詫びを入れてそれで終わるかと思っていたのだが・・・・】
【しかも女性の手元にはよく見ればレシートがある、それを持っていながらわざとあんなことを】

(そういえば先ほど「教えたことをすぐに実践した」と言っていましたね・・・)
(あの学生達もグルだった、ということでしょうか・・・・)

【どうしても嵌められた感が拭えない、しかしこうなっては仕方がないか】
【困ったような笑みを浮かべつつも、やれやれといった感じに小さくため息をつき】

神には縁の無い身でありますが・・・・折角ですし、聞かせていただきましょう
私は、そうですね・・・・・「ベン」とでもお呼びください
よろしくおねがいします、アンジュさん

【自分の名前を名乗るのに、若干時間がかかったことに少々怪しさを感じるが】
【男はパンフレットをあっさりと受け取り、女性の対面の席へと座った】
145 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/04(土) 03:11:22.68 ID:iKs4Bs3wo
>>144
(う、もうしわけないんですけど時間が…凍結していいですか?)
146 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/04(土) 03:14:58.31 ID:9Y4aYJMg0
>>145
/構いませんとも
147 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/04(土) 03:18:00.48 ID:iKs4Bs3wo
>>146
(じゃあお願いします…おやすむ…)
148 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 05:29:17.56 ID:rG0HM2qUo

――――黎明の空を望む、小高い丘の上。行交う人はなく、獣畜すら脈動を抑えて。
仄かに残響するのは木々の喧騒――未だ肌寒い風が、緑葉を乗せて再び吹抜けた。

「…………」

ひとつ、そこに男の姿が在る。戦(そよ)いだ草花と、揺れる金髪は靡(たなび)く鬣が如く。
流れ髪に顕になった両眼は傍え、左眼の蒼碧のみが暁天を仰ぎ。右眼は奇怪な文字列
が踊狂う眼帯に掩蔽されて。丘の上に腰を据えた後姿、扇状に広がるのは灰白い外套(コート)。
右隣には棺桶めいた、漆黒の弦楽器保管具(ヴァイオリンケース)が確固たる存在感で鎮座。

「……ねみ」

――最早、言うまでもなく“不審者”であった。場所が閑静な住宅街やら一般の遊歩道ならば、
即座に通報ないし住民総出での一悶着を起こしそうな、異様な風躰。蓋(けだ)し、遠目からでも
彼の姿形は容易に補足できるだろう、と思え。眠たげに頭を掻く様(さま)は酷く乖離したものに見えた。
149 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 06:30:50.27 ID:rG0HM2qUo
/一応、未だ募集中です
150 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 08:34:45.57 ID:7p59OALVo
【山奥】
【稲荷神社がひっそりと立っている】

ふーんふーんふふふーん♪

【一人境内で地面に絵を書き遊ぶ子が居る】

んー……暇じゃのー……
最近誰も来んからのう……

【淋しげにため息を付いた】

/何でも募集!
151 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 08:39:27.75 ID:0qDXjnS+0
>>150
【ざっ、ざっ……山奥に、土を踏む足音が聞こえ始めた】
【足音はだんだんと神社へと近づいてきて……数分後】

……あっれ?

【一人の青年が姿を現した】
【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、頭の上には一匹の黒猫を乗せた】
【どこにでも居そうな青年である】

【青年は右手に地図のような物を持っていた】
【右手をぶんぶんと振って地図を広げると、それをジーッと見つめる】
【そして顔を上げ神社を確認……これを何回か繰り返した後】

…………道間違えたか

【小さなため息をついて、これからどうしようかと思案していた】
152 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 08:46:49.45 ID:7p59OALVo
>>151


【人の気配を感じ、とててて……と近づいてみる】

いらっしゃいじゃ!
お主はお参りに来たのかの
153 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 08:47:53.25 ID:7p59OALVo
>>152
/ウワアアアゴバク



【人の気配を感じ、とててて……と近づいてみる】

いらっしゃいじゃ!
お主はお参りに来たのかの?

【にひー!と嬉しそうに、満面の笑みで迎える】

/テイクツー
154 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 08:51:05.38 ID:0qDXjnS+0
>>152
……

【しばらく地図をジーッと睨んでいたが】

……あぁ?

【子供の声に顔を上げる】
【今までまったく気付いていなかったのか、ちょっと驚いたような表情だ】
【相手の不思議な喋り方に心の中で首をかしげるが口には出さなかった】

いや、神社にお参りなんてするつもり無いんだがな
"仕事"の取引現場まで行かなきゃならないんだけどよ…道、間違えちまったみてぇだ
んでこっからどうしようかと思ってたんだがなぁ……

【後ろを振り向くが、大量の木が壁になって向こう側が見えない】
【地図をポケットにしまい、右手でポリポリと頬をかいたのだった】
155 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 08:54:43.49 ID:7p59OALVo
>>154

む、なんじゃ、そうなのか……

【残念そうな表情】

仕事の取引現場、ふむ……
この辺なら案内できるぞ?

【気を取り直し、そう提案する】

【人をもっと呼ぶには親切にするのが一番じゃからの!】
156 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 09:01:38.98 ID:0qDXjnS+0
>>155
ん?あー、いや、いいわ
多分かなり道外れてるしな、この地図見る限り

【それに、現場を教えるのは良くないだろう】
【まあそれなりにヤバめの取引だし】

さてさて……でも今から戻るのも面倒だしな
適当にフラフラしてからかえ……ッ…

【青年は急に口を閉じ、右手で頭を抑える】
【顔をほんの一瞬歪めたが、すぐに手を離し】

……チッ

【不機嫌そうに舌打ちした】
157 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 09:06:14.45 ID:7p59OALVo
>>156

そうか……

【それじゃあ本当に迷い込んだだけなのじゃな……】

だ、大丈夫か!?

【慌てて駆け寄る】

どうしたんじゃ?

【心配そうに見上げる】
158 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 09:09:18.08 ID:0qDXjnS+0
>>157
…ん……いや大丈夫だ

【ふぅー、と疲れたような息を吐く】

最近、ちょっと飯食ってねぇだけだ

【まぁ白米とかパンを食べてないという意味では無いが】
【説明するのが面倒なので、適当に言った】

【きょろきょろと辺りを見回し、近くにあった石の上に腰を降ろした】
159 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 09:15:23.64 ID:7p59OALVo
>>158
大丈夫じゃなさそうじゃったが……

【うーむ、と少し考えると】

それなら何か食べるかの?
焼き魚と米位なら準備できるぞ?

【若干おろおろとしつつ】

【むぅ、放っておくわけには行かぬ……】
160 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 09:20:34.56 ID:0qDXjnS+0
>>159
餓鬼が気にするこたぁねぇよ

【肩をすくめた】

うん?いや、いらんいらん
多分、どっかで食えると思うし

【それにただの飯は意味無いしな……と心の中で呟いた】
【さて暇だな、と一瞬考え】

……そういえば、お前はここで何してんだ?

【今さら子供がこんな山奥の神社に一人で遊びに来る事の不自然さに気付き】
【怪訝そうに聞いた】
161 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 09:27:00.81 ID:NC8bwEhxo
【休日の朝、とある公園 もうこの言葉だけでなんだかとても落ち着けそうである 綺麗な朝日の光が、公園内に差し込み遊具を照らす】
【やはりまだ時間が早いのか、休日とは言えそこに遊ぶ子供達の姿は見られない いるのは、何故か公園の中心で突っ立ってる少年のみ】
【朝日を受けてその短い黒髪が輝く その少年は特に何をするわけでもなく、ただ太陽の方を見ながら突っ立ってるだけである】

…ねむ……

【そしてようやく行動を起こしたかと思えば、ただ徐に口を開けて下らない呟きを漏らすに留まる というより、眠いなら寝ろ】
【何で突っ立ってるんだとか早く誰も居ないベンチにでも座れよとか、そういうツッコミはグッと我慢して欲しい この少年は基本バカなのである】
【ただやはり少年自身も立っているのは辛いと感じたのか、ゆっくりベンチの方に歩き出して、腰を下ろす と言っても、そこでボーっとしているだけだが】

【そんな少年が座るベンチの周りを駆け回るのは、元気一杯だと思われる小猫 少年とはテンションからして正反対である】

/人待ちですー
162 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 09:27:14.68 ID:7p59OALVo
>>160
餓鬼……

【少し不機嫌そうに】

ふむ、じゃが心配じゃ……

【それは本気のようだ】

わらわは此処の神
稲荷神じゃ

【ふんす、とふんぞり返る】
【でも見た目が子どもなので威厳も何もあったもんじゃない】
163 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 09:30:53.47 ID:0qDXjnS+0
>>162
【相手が不機嫌そうな顔をするのも無視】
【だいたい口が荒いのでこの反応は慣れっこである】
【だが】

……は?

【神に会った事は無い】
【一瞬グルグルと頭を回転させた結果出た結論は】

【子供が神ごっこでもしているのだろうという物だった】

すげーな稲荷神、すげーなー

【呆れたような声で言う】
【しかも棒読み、信じていない】
164 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 09:34:32.54 ID:FZSbjhdH0
>>161
「ん?… これは…」

【公園のそばを通りかかった一人の少女】
【それだけを見れば、日常の一コマ……背景の一部である】
【が、彼女がその役に満足するはずも無く、偶然見つけた少年に話しかけるのであった】

「…ボンソワ〜ル
そんな浮かない顔をして、何事かお悩みだろうか?
君の周りに居る猫が、ベンチを回った回数は13回
人間の歩数にして78歩
距離にして実に……300m?
愚かな提案があるのだが、どうだろう? こんな私でよければ君の…
≪話し相手になりたい≫」

【途中でミスッタにも関わらず、ドヤ顔を決め込んだ女】
【相手はどのように思うのだろう?】
165 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 09:35:16.27 ID:7p59OALVo
>>163
【むかっ】

おぬし信じておらぬな!?

【パン、と一度手を叩く】

これならどうじゃ!

【少女と男の間に鳥居がずらーっと並ぶ】

ほれ、これならわかるじゃろ?

【稲荷神社には鳥居がいくつもある、ということがわかれば納得出来かもしれなくもない】
166 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 09:37:59.40 ID:0qDXjnS+0
>>165
むしろ信じろっつーのが無理だろーが

【カラカラと乾いた笑い声を上げる】
【そして相手が手を叩くのを興味深げに見つめる】

【次の瞬間、現れたのは大量の鳥居】
【そういえば、稲荷神社には鳥居が一個だけではなかったか……と納得するが】
【呆れたようにため息をついた】

あのな……こんなん能力でいくらでも作れるだろ…神様の証明にはならないだろ……

あ、俺はちゃんと信じてるから大丈夫だぞ、お前は神様だもんな、うん

【めんどくさそうに手を振り、ワイシャツの内ポケットからタバコを取り出した】
167 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 09:40:53.02 ID:7p59OALVo
>>166
むおおおおおおお!!!

【地団駄を踏む】

な、ならこれを通ってみるがよい!
お主を納得させて見せようぞ!

【興奮のあまり、ぴこっと耳と尻尾が出る】
【髪の色と同色だ】

【鳥居をくぐれば、得体のしれない浮翌遊感と本来のお稲荷様然とした女性が見えるだろう】
【もっとも幻覚なわけだが】
168 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 09:46:15.41 ID:0qDXjnS+0
>>167
【地団駄を踏む様子を遠い目で眺める】

あーはいはい分かりましたよ……

【面倒くさそうに腰掛けていた石から立ち上がり、鳥居をゆっくりと潜る】
【そして、何だか不自然な浮遊感と同時に、先ほどの子供とは違う本物っぽい稲荷神が見えた】
【が、特にアクションを起こす訳でも無く、すぐに後ろを向いて鳥居をもう一回潜った】
【そして後ろを向くと、先の稲荷神は消えていた】

……ふーん

【ぽりぽりと右手で頬をかきながら、どうでもよさそうにまた石に腰掛けた】
169 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 09:46:21.94 ID:NC8bwEhxo
>>164
【そんなドヤ顔を決め込んでくる女性に向けて、少し不思議そうな顔で首を小さく傾げる少年 まだ頭が回ってないのだろうか】
【きょとんとした顔で相手の瞳を見つめたまま、相手の言葉を頭の中で反芻する 一回相手から視線を外して猫を見た後、それから向き直り】

…俺からすると距離にして約224m位に見えたが……

【と、小さい声で独り言のように呟く 少年としては適当な数字をはじき出してそのまま口に出したに過ぎないのだが、とてつもなく凄い計算能力を持つ人間に見えなくもない】
【ちなみに、ボンソワ〜ル、とかそういうところについては一切ツッコまないらしい どうやら少年には相手が一般人にしか見えないらしく】

…は、話し相手…? ま、いいけど 俺も丁度暇だったしな…

【暫し沈黙した後、思い出したように言葉を続ける それと同時に座ったまま自分の体を右にずらし、空いたスペースを右手で軽く叩く】
【要は此処に座れと言いたいらしい 勿論女性が拒否するなり何なりすれば、無理には座らせないだろうが】
170 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 09:49:54.96 ID:7p59OALVo
>>168
ぬう、強情な奴じゃ……

【ぷくー、と頬を膨らませる】

どうしたら信じるんじゃ!

【それはそれは子供っぽく腕をぶんぶん振り回す】

まさかわらわがこんなちんまいから参拝客もこないのか!?

【愕然とし、orzとなる】
171 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 09:54:08.70 ID:FZSbjhdH0
>>169
「い…、いいじゃない! 別にそれぐらいの距離は誤差が出るわよっ!」

【良く分からないところで、デレを見せる彼女】
【なにが彼女をこうさせたのだろう? ある人物に聞けば分かるのだが…】
【本来はこのような性格ではないのだが、それはまた別の話し】

「うぅ… フンッ」

【彼女は絵に描いたようなツンデレっぷりを発揮した】
【誘われて嫌な気分になるわけが無く、素直に座る】
【先ほどの失態を恥じているのか、顔を赤らめる……この姿は一般的に言う、『かわいい』の範疇にはいるだろう】
172 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 09:54:20.68 ID:0qDXjnS+0
>>170
……はぁ

【呆れたようにため息をついた】
【そしてビシッと人差し指で相手を指差すと】

見た目は子供なのはいいとして、中身まで子供なのが駄目なんだろ多分!
あと立地!山奥過ぎ!もうちょっと街側に神社を設置するべき!

【デデーン、と相手の欠点を指摘した】
173 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 09:59:07.52 ID:7p59OALVo
>>172
ぐぬぬ……
わらわは子どもじゃないぞ!

【涙目になりつつも反論をしてみる】

山奥なのは作った奴に言うんじゃ!
わらわ一人で移動なんかできるわけなかろう!

【物凄く情けないことを熱弁する】
【駄目だこの子】
174 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 10:04:34.90 ID:0qDXjnS+0
>>173
ピーマンは好きですか?

【涙目になる相手に、唐突に質問してみた】

え?神様なら自分の所有してる神社ぐらい普通に動かせるっしょ?
動かせないの?神様なのに?

【ニヤニヤと笑いながら相手を馬鹿にしている】
175 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 10:09:38.32 ID:NC8bwEhxo
>>171
なるほど、誤差ならまあ仕方ない…

【そのまま言葉を終わらせようとするのだが、よくよく考えてみると数字にして76mの違いである これは誤差の範疇に入るのだろうか、そう少年は考えた】
【ただこの話は本当にどうでもいいことであり、そもそも小猫がベンチの周りを何週したとかは誰も気にしないだろう 此処に気にしている人物が二人いるが】
【その上少年の言った数字もあくまで何となくであり、自分の答えがあってるかすらもわからなかった まあ考えるだけバカバカしかったので、思考は中断したが】
【何やら女も怒っているようであり、これ以上この話はしないほうがいいとも直感した 尤も、少年には何故女が怒っているのかわからなかったが】

…で、えっと… な、何故怒っているのでしょうか…?

【と、話を終わらせようとしたにも関らず結局怒っている理由を質問する少年 本当に終わらせようとしたのだが、どうも相手が怒っているのを見て無視は出来なかった】
【しかも女の方はと言えば何やら顔を赤くしている さっきの発言を恥じているのか…? なんて推測してみるが、やはりその理由もはっきりせず】
【自分の隣に女性が座るという慣れない状況に少しオドオドしながらも、なんとか言葉を紡いだのだった】
176 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 10:09:39.89 ID:7p59OALVo
>>174
好きでも嫌いでもない!

【でも苦手】

か、神様でも出来ることとできないことがあるんじゃ!
仕方ないんじゃ!!!

【ぐす、と泣き出す寸前】

……どうせ、わらわは落ちこぼれなのじゃ

【一旦ヒートアップしたとおもえば、肩を落としてしょんぼりとしてしまった】
177 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 10:09:42.39 ID:NC8bwEhxo
>>171
なるほど、誤差ならまあ仕方ない…

【そのまま言葉を終わらせようとするのだが、よくよく考えてみると数字にして76mの違いである これは誤差の範疇に入るのだろうか、そう少年は考えた】
【ただこの話は本当にどうでもいいことであり、そもそも小猫がベンチの周りを何週したとかは誰も気にしないだろう 此処に気にしている人物が二人いるが】
【その上少年の言った数字もあくまで何となくであり、自分の答えがあってるかすらもわからなかった まあ考えるだけバカバカしかったので、思考は中断したが】
【何やら女も怒っているようであり、これ以上この話はしないほうがいいとも直感した 尤も、少年には何故女が怒っているのかわからなかったが】

…で、えっと… な、何故怒っているのでしょうか…?

【と、話を終わらせようとしたにも関らず結局怒っている理由を質問する少年 本当に終わらせようとしたのだが、どうも相手が怒っているのを見て無視は出来なかった】
【しかも女の方はと言えば何やら顔を赤くしている さっきの発言を恥じているのか…? なんて推測してみるが、やはりその理由もはっきりせず】
【自分の隣に女性が座るという慣れない状況に少しオドオドしながらも、なんとか言葉を紡いだのだった】
178 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 10:10:10.37 ID:NC8bwEhxo
/おおっと、連投すみませぬ・・・orz
179 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 10:11:07.98 ID:rG0HM2qUo
/>>148を再募集ッ
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/04(土) 10:15:05.39 ID:0qDXjnS+0
>>176
……じゃあ食べるか食べないかで言うと?

【相手の曖昧な答えに納得せず、追撃】

えぇー、でも神様なら自分の神社ぐらい自分で建てようぜ?
いつまでも人に頼ってる訳にも行かないだろ?な?

【やはりニヤニヤ笑いである】
【相手が肩をすぼめるのを見るがやはりその笑みは変わらず】

まあ、神社1つ人に頼るような神様、落ちこぼれというより神様ですらねぇな!

【追撃…ッ…!】
181 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 10:18:03.97 ID:FZSbjhdH0
>>175
「う… うるちゃい! …っ」

【テンプレートのようなレスポンスを返し、またも顔を赤面させる】
【天然男とツンデレ少女……この状況を見れば、演劇かなにかを連想させるだろう】
【それほど、今はアブノーマルなシュチュエーションなのだ】

「…///」

【とうとう俯き、目を伏せてしまった彼女】
【彼女をアニメ調の画風にするなら、頭から蒸気を発するだろう】
【それほど、彼女は恥ずかしがっているのである】
182 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 10:20:02.50 ID:7p59OALVo
>>180
ぐ……た、食べないこともない!

【目をそらす】

【グサ】

……そう、じゃな
もうわらわはただの狐に成り下がったわけじゃな

【ぐしゅ、と泣き出してしまう】

昔は……参拝客がたくさんおったのに……
わらわなんぞに頼らずとも……

【ぐす、ひっく、とつっかえながら】

……わらわは捨てられたのか

【ぼそ、とつぶやいたのを皮切りに大泣きを始めた】
【メンタルが紙である】
183 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 10:25:30.57 ID:0qDXjnS+0
>>182
【相手が泣き出すのを見て】
【楽しそうにククッと笑う青年】
【しばらく相手が泣くのを見て満足した後】

……まァー、本物の稲荷神が居る神社となれば参拝客もウナギのぼりだろーなぁ
さっきの鳥居召還術でも使って宣伝すれば、意外と人集まるかもなぁ

【独り言のように言った】
【そして大きく伸びをすると相手に背を向け】

じゃ、客寄せ頑張れよー

【手を振りながらゆったりとした歩調で、神社から立ち去ろうとする】
【呼び止めようとすれば簡単に呼び止められるだろう】
184 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/04(土) 10:30:57.51 ID:7p59OALVo
>>183
む、そ、そうか……

【少し落ち着いたのか、素直に頷く】

あ、お、お主!

【呼び止め】

……意地悪しないのならまた来るんじゃぞ

【そう言うとさささっと神社の中へ入っていった】

/絡みお疲れ様でした!
/初ロールでココロおられた!
185 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 10:31:50.61 ID:NC8bwEhxo
>>181
……っ…

【そして返ってきた言葉は「うるさい」でも「黙れ」でもなく、どこか重大なところで噛んでしまったような言葉だった 思わず吹きだしそうになったのを必死に堪える 笑いを堪えているのは相手からでも簡単にわかるだろうが】
【男女二人が同じベンチに座るという状況故に和めるものではあるが、もしシリアスなシーン等でこうなってしまっては爆笑必至だろう】
【吹きだすのを堪えるのに必死になるあまり思わず俯いてしまったが、何とか気持ちを落ち着かせて顔を上げる そこには直前の自分のように俯く女性 但し顔は真っ赤だが】

………

【それを見て少年もまた黙ってしまうのだが、今回は別に笑いを堪えているとかそういうわけではない この少年、確かに天然というかかなりのバカであることは確かなのだが】
【それと同時に、女性に対して全く耐性が無かったりするのである 隣に座るだけならともかく、赤面しながら俯かれてしまうと少年も何と言葉をかけていいのかわからない】
【気まずい沈黙に耐え切れず、結局少年の方も若干頬を朱くしながら目を伏せてしまうのだった なんとも奇妙な光景だ】
186 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 10:32:53.34 ID:0qDXjnS+0
>>184
……んー

【歩きながら、神社をチラリと振り返る】
【が、すぐに目の前を向き】

……まぁ、また迷ったら来るかもな

【何の感情も込めず、ぼそっと呟いた】

/絡みありがとうございました!
/ニヤニヤ……
187 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 10:37:38.24 ID:FZSbjhdH0
>>185
「…ね、ねぇ」

【沈黙に耐え切れず、なかなか素直に動いてくれない口を動かす】
【もともと、話し相手になりたい とか言っておいて、自分から話題を振らないからこのような事態になったのだ と、勝手に判断していた】
【それはつまり、此方から話しかければ、なんとかなるという結論に至った】

「名前… は?」

【とりあえず、当たり障りのないところから話す】
【俯いていたせいで、相手の表情は見えなかった 故に、そこに対する突っ込みは無いようだ】
188 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 10:40:04.63 ID:4BKVRQXKo
>>148
/まだいますかい?
189 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 10:40:39.48 ID:rG0HM2qUo
>>188
/ばっちり居ますよ!
190 :【熱素掌握】 [sage]:2011/06/04(土) 10:43:37.27 ID:G9rsrM5eo

めらり、と。大気を焦がし燃え盛る炎はその身を狂乱に乗りて踊り狂い
都会より外れた町、湖畔に似た静けさを孕む森は、前触れなく上がった狼煙

「…──」

鳴り響き始めた、ぱちり、と。弾ける様な木々草木の悲鳴と甲高い森の住民の叫び
陵辱し始めた一つの大木から始まった紅蓮の行進を阻むものは皆無、進むススメ
全てが飲み込まれていて、生み出された熱を孕む暴風は傍若無人に駆け回り……

「──えぇ、これこそが破壊で、これこそが終焉で……これでこそ私の望み」

その様な炎渦巻く、まさに火焔舞台で場違いな程に気楽な澄んだ少女の声が零れ落ちた
森の中心へ続く舗装された道、動くたび揺れる黒いセーラー服、風に踊る肩まで伸びる濡れ羽色
小柄の少女は、声に愉快さを染み込ませ目の前に転がる炭化した三つの人型を踏みつけた。
191 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 10:49:48.70 ID:NC8bwEhxo
>>187
…え、えっと、名前、か… …神無月 道行… …お、お前は?

【話しかけられて少し驚いた表情になったのは突然だったからだろうか、我に返ったように俯いていた状態から素早く頭を上げる】
【どうやら自分の名前を知りたいらしい 明らかにギクシャクとした口調で、とりあえず聞かれた通りに自分の名前を答える】
【ただ、名乗っただけで会話を終わらせてしまって訪れるのは恐らく気まずい沈黙であり、少年としては当然それを避けたいわけで】
【同じ様に名前を聞き返してみる 少年が相手の顔をちらちらと見やるのは、相手の表情を窺っているのだろう】
【この少年も気が利けば他の話題なり何なり出すことが出来たかもしれないが、全く気が利かないので勿論そんな事はなかった】
192 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 10:55:28.66 ID:FZSbjhdH0
「あ…、私は… えっと……ダッキ?」

【少年の問いかけに対し、疑問系で返す】
【名前を聞く質問にこれはないだろう と、少年は思うはず】
【会話を続けることが、これほど難しい事のはずがない 普通なら】
【それが出来ていないのだから、やはり、この状況は異常なのだろう】
【彼女がいつもの違うというのも、またしかり】
193 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 10:56:47.69 ID:4BKVRQXKo
>>148
【ザリッ】

【土を踏み締める音が辺りに澄み渡り、杖を突くとんっという音もそれにお供する様に一緒にその道を進んでいく】
【駄洒落ではない】

【その背中には武装の一つも無く、今日は今日とてヘンテコなTシャツ姿で金色の短髪を揺らすというラフで正に私服ッと言った格好容姿】
【右手をゆっくりと何気なく口へと添え、やる気無い様に下の唇と上の唇を離すと、眠そうな深い息を一つ吐き出し、朝の見回りの面倒さを物語る】
【嫌ではない、だが……至極面倒である、まぁ、自主的にやっているので何の義務も無く、止め様と思えばいつでも止めれて、誰にも咎められないとは思うのだが】
【そして、今日は散歩がてら丘の上へとルートを変更してみる事にし、流石にそんな所に殺人鬼とか通り魔は出現するまいとは思いつつ快い風の誘惑に頬を撫でられ】

【結果、視界の奥の奥、下から丘の天辺を見上げた女性の視界には小さな点が映り――いや、点と言うよりかは印象的過ぎるシルエットだ】
【何故こんな所にいるのかと疑問に思ったが、それはつまり自分にも言えることで、散歩だとか休養理由なら別に気にすることも無いことであり】
【またもやらざりざりと音を踏み鳴らしながら丘を登っていき、そしてそのシルエットが段々と巨大化していき、恐らくは2mくらいの所まで近づいたとき】

「あっあー……ハロー?」

【魔法カードッ!『天性の人見知り能力』が効果を発動ッ!バカな女性はヘンテコな挨拶しかできなくなるッッ!!】
【と言った感じで、右手を軽く挙げながら簡単に挨拶をするのであったが、何分人付き合いが得意ではないのもあり、なんて挨拶をすれば良いのかイマイチわからなかったらしい】
【何分、基本的に何かしらの用事がある人や殺人狂相手に会話をする事の方が遥かに多いので、こんな風に用事も無く会話をしてみようと思ったことなんて数ヶ月ぶりなのだ】
【その引きつった笑みは異様だ、なんで話しかける側がこうなっているのかなんて描写記述する必要性すらない、ただ一言――人見知りなのである】
194 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 10:59:02.26 ID:FZSbjhdH0
/>>192>>193宛てですorz
195 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 11:05:28.90 ID:NC8bwEhxo
>>192
…な、なんで疑問系なんだよ

【相手から返ってくる答えは至極普通のものであり、だとすればさっさと何か盛り上がる話題を出さなければ、と少年は必死に頭を回転させていたのだが】
【返ってきた言葉は何故か疑問系 いくら忘れっぽい性格だろうが、流石に自分の名前を忘れる事はないよな、と一人考える】
【となるとやはり何かしら理由があるものだろうと思わずにはいられない もしかするとその理由は女にとって思い出したくないものだったりするかもしれないが、生憎この少年はそこまで気が回らなかった】
【それに、黙ったら黙ったでまた両者とも沈黙するとしか思えなかった 相手が本当に名前を忘れかけている可能性は考えていなかったが】
【ベンチの周りをぐるぐる回転しまくって疲労したのか、ベンチの少し前方で小猫がうつ伏せになっている コイツはコイツでバカだ】
196 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 11:09:02.74 ID:rG0HM2qUo
>>193

「ん、あ――……?」

突如、後方から声掛けられた。何とも名状し難い挨拶は――“誰か”と容易に知れた。
肩越しに蒼碧の眼が、女性を捉える。今日も極々平凡な出立ち、前回遭逢した時の
騎士然とした面持ちと服装(みなり)は白昼夢だったのかと猜疑を懐く程――凡愚だった。

側頭部に添えていた掌を、苔とも芝生とも判然としない地面に置いて。胡座かくような
体勢だった身体を、起立させた。――Tシャツの趣味に聊か興趣を惹かれるも、一先ず。

「ああ、ハロー……
 いや、ジャンヌさん。別に俺なんかに緊張しなくても大丈夫ッスよ」

掲げられた右掌に応じて、彼も右掌を宙空で凪いで――対峙した回数も幾度目か、
と云う当節。未だに微妙な距離――やはり大凡2m程か――を隔て、要領を得ない応対を
行う女性に、慮るとは趣意を違うが。焦慮するようにして双肩を疎め、嘆息混じりにそう言った。
指頭は当然の如く、吸込まれるように眼帯を這い。碧眼は女性の身体を一旦、ザッと瞥見する。
197 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 11:11:35.52 ID:FZSbjhdH0
>>195
「そ、そんな事だからもてないのよっ!」

【突如、ベンチから立ち上がり、相手を指差し叫ぶ】
【子猫もそれに驚き、飛びのいて距離をとってしまう】
【それほど急な出来事なのだから、相手も驚くだろう】

「こっちがジョークをいったんだから、そっちも面白い事いいなさいよっ!」
「≪ダッキ≫って妖怪の名前だよね〜 とか、ゲームに出てたよね〜 とか、変な名前だね〜 とか!」

【初対面の相手にここまで言うのは、世界中探しても、そうそう居ない…、はず】
【それにしても……ツンデレとは、時にここまでウザいメンヘラキャラであるということを実感してしまう】
【夢見る少年がいるのなら、是非ともこの娘に合わせてみた】
198 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 11:23:32.63 ID:4BKVRQXKo
>>196
「いやー……ね?」

「休んでいたところを、用事も無しに話しかけるのもあれかなーっと……」

【至って常人らしい思考、そこらにいる普通の人間と一寸変わらぬ羞恥心やら相手への妙な思いやりで構成された回答で返し】
【降ろしかけていた右手は顎に当てられ、それについて簡単に思案しているような様子を相手に対して示してみるのであった】
【騎士らしい堂々とした態度も無ければ、大司教代行らしい威厳も見当たらない、そして教団員らしい狂気やら気迫やらも微塵も放たない】
【そこらのネカフェで転がってたり、毎日の様に公園に立ち寄りおやつタイムに浸ってたり、ある物の収集に凝ってたりする、ただの凡人そのもの】

【左手で突いている杖の先端を地面に軽く刺し入れ、手持ち無沙汰なのか杖を片手でクルクルと右に回したり左に回したりしてみつつ】

「そうそう、先日の傷は今のところどんな感じですか?」

【ふと気が付いてみれば、眼前に立つ相手には先日の一件で悪いことをしていたのを思い出し、それなりの礼儀なども込めて質問を投げてみる】
【とはいえ、二つの黒い瞳から伸びる射線二本は決して相手の瞳を射ることは無く、相手の額やら少し逸れた所にある景色やらを視たりとし】
【挙動不審……とまではいかないかもしれないが、どちらにせよ変わった反応であることに変わりはなく、普遍的な空気を出していた女性の今のところ唯一の変な部分であった】
【第一一声は除く】
199 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 11:28:48.48 ID:NC8bwEhxo
>>197
…わわっ!! も、モテない……?

【気まずいとは言え一応は緩やかな空気が流れていた(と少年は思っていた)はずなのだが、そこで突然隣に座っている相手がベンチを立った 少年が驚くのも仕方ない事だろう】
【そして相手が立ち上がったと思いきや、少年を指差しながら何やら声を張り上げ始めた さっきまで絶賛疲労中だった小猫がすばやく女から距離をとるのを複雑な表情で見つめる】
【それから再度女に視線を戻す どうやらモテないと決め付けられたみたいだが、反抗すると面倒な事になりそうなのでとりあえず黙っておく事にした】
【因みに、この少年が全くモテないと言えばそれは嘘になるかもしれない いやけどやっぱり嘘にならないかもしれない】

…じ、じゃあ、変な名前だな……

【どうやら女が言った名前はどうやら偽名らしい と言っても、少年はそれを本当の名前として受け取ってしまったのだが 何故かと言えば、バカだからとしか言いようが無い】
【偽名とは全く思わず、変な名前だとは少し思ったりもしたが、そんな事を口に出せるわけも無い 結果として、当たり障りの無い返事をしたのだが】
【これは相手が恐らく気を利かせて言ってくれたであろうジョークなのだろうが、そんな返し方をされてしまっては怒るのも仕方ない事かもしれない】
【少年はきょとんとした顔で相手の言葉を聞いていたが、ようやく内容を理解したのか遅れて相手の言葉を繰り返す 因みに繰り返したところで何にもならないし、その上言葉の最初に余計な一言がついたが】
200 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 11:37:21.58 ID:FZSbjhdH0
>>199
「ありきたりすぎっ!」

【若干興奮気味の彼女に、その回答はいけなかったようだ どうやら、火に油を注いでしまったようである】
【元はといえば、彼女が言った台詞なのだが、そんなものお構いなし なんとも理不尽である】
【相手も困れ果ててしまうのではないのだろうか?】

「もっとロマンティックな事いってよ!」

【注文の多い彼女だが、最後に食べるとか、飼い犬が助けるとかそいういう落ちはない】
【が、このままなら彼女はもっと機嫌を悪くしてしまう】
【さて、相手の判断は…?】
201 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 11:39:04.18 ID:rG0HM2qUo
>>198

「俺は気にしませんって、ジャンヌさんと話すの嫌いじゃねえし……」

一度、女性の姿形を認めて判ったこと――どうやら、未だ“怪我”は癒えない様子。
杖に注視を寸暇赴いたが、直様に逸らして。真直ぐ相手の双眸に、碧眼を揃えてゆく。

軈(やが)て、到って健全――否や、普通の思考で婦女子らしいと云うと語弊があるも、
“奥ゆかしい”とでも云うが易いか。慇懃(いんぎん)な応対をする“騎士”が情趣在って。
片頬笑むと、狂気の一片も看取できない杖を弄ぶ素振りに、堪らず笑声を零した。


「……ああ、大分いい感じ――だな。
 一応、安静にしてたし。特になんか変な事件に巻込まれる、ってことも無く――」

「――――、……そうだ、学園襲撃の件どうなりました?」

こちらが碧眼を擬しても、相手の眼は彷徨い虚空を舞って――諦めるしかないのか、と。
再度に笑声を零して瞬息。右脛や額やら、傷跡も殆ど目立たなくなった肌を強意しつつ、
そう訊ねた。――あくまで今は井戸端会議ないし雑談の趣旨で進行している。回答を憚るならば
無理強いはしない、と暗喩するように、口調は軽かった。――.一陣風が吹き。草花諸共髪を攫う。
202 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 11:54:18.49 ID:NC8bwEhxo
>>200
【やっぱりそうだよな…、と心の中でありきたり過ぎる回答を少し後悔する まあとっさに出てきた答えがそれだった為、仕方ないことではあるのだが】
【ただ、元はといえば目の前で怒っているらしい女性の言葉なのだが なんだか相手の様子を見る限り何言っても耳を貸さなそうである】
【とは言え、相手を怒らせてしまった事には反省していたりもするのだった 因みに、何故反省しなければいけないのかは全く理解していない】

えっ? ろ、ロマンティック…?

【そこで耳に入ってくる相手の言葉 ロマンティック、という言葉の意味を必死に思考する 恐らく、この少年にとってまるで縁のない言葉である】
【しかし言えと言われたからにはなんとか答えたいし、これ以上変な事言うと相手が本気で怒り出しそうである 必死に思考を回転させ、言葉を紡ぐ それは、少年からは想像がつかないほどにロマンティックな言葉―――――】

…えっと、なんか抱きつく時の効果音みたいだよな 「ダッキ」って

【―――――なわけなかった いや、まあロマンティックな要素も幾らか含んでいるような気もするが、やっぱりロマンティックではない】
【しかもこの少年としては真面目に答えを出したつもりなので、やけに真剣な顔である 口から出た言葉はとても真剣なものとは思えないが】
【さて、女はどういう反応を示すだろうか 尤も、かなり反応に困るところではある】
203 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 12:03:44.65 ID:4BKVRQXKo
>>201
「あー、あの件については……」

【何かを思案するかのように一度視線を横へと逸らし――まぁ、元々相手へと視線を明確に向けていたわけでもなかったのではあるが】
【顎に当てていた右手の人差し指と親指だけを立て、その間を顎に当てると、いかにも考えてますよなベターな形を取り】
【金髪を揺らしはするのであるが、残念なことに色気などとは程遠い存在である為、厨二病よろしくな『艶やかな戦う女』のレッテルを貼られることは無く】
【というか、そもそも怪我の事もあるし、第一にこの状態だけを一見した者では彼女が誰かと戦うことすら愚かしいとさえ思える事であり】

【まぁ、それは置いておき……女性はざっと思考を巡らした後に】

「……ノーコメント、で」
「あなたはもう暫くは安静にしていてください、もちろんあなたのお仕事があればそちらで無茶をしても私は構いませんし」

「ですが、いずれまたお仕事を頼む予定ではあるので、その時までは……ね」

【最後に何か含みのある言い方の言葉を残し、何やら不慣れにも計画か何かがあるらしく、不敵と言うかこれまた何か意味を含んだような簡単な笑みを浮かべ】
【とにかく、今は相手には仕事を頼む気も無いらしく、仕事を頼む気が無いならば必要以上に内部事情を晒す必要性も無く、結果的に具体的どころか曖昧にすら答えを述べなかった】


/遅れてすみません!
204 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 12:04:40.96 ID:FZSbjhdH0
>>202

「〜〜〜〜〜〜っ! ぃぃぃぃぃぃぃいきなりなに言ってるのよ! エッチ! 変態! 犯罪者!」

【象徴的な表現をすれば≪トマトのような≫、違う表現をすれば≪熱された鉄≫のような顔をする彼女】
【二人の会話を見れば岡目八目、灯台元暗し、この二つの言葉の意味が良くわかる】
【第三者から見れば、顔が赤くなる理由がすぐに分かるだろうが、相手はそれに気付くだろうか】

【足を震わせ、腕を振り回し、相手のことを指差す】
【言葉にならない返答を相手にして、意味不明な答えを返す】
【気絶するまで、あと何秒だろう】
205 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 12:18:36.06 ID:NC8bwEhxo
>>204
【と、まあ一応抱きつく時の効果音というロマンティック(?)な回答をしたはずなのだが、突然変態だったり犯罪者だったりと大変不名誉な言葉を投げかけられる】
【少年なりには本気で相手の要望に応えたつもりだったので、まさか指差されて変態呼ばわりされるとは思ってもおらず】
【ただ黙っているとその言葉を認めたような状態になりそうだったので、少年の方も負けじと腕を振り回している相手を指差す】

な、何でそこで変態とか犯罪者になるんだよ! だ、大体お前がロマンティックとか言うから…

【こう声を張り上げて叫び返すのだが、最初は随分と声が大きかったにも関わらず段々と声が小さくなっていき、最後は何かもごもごと口を動かすのみだ】
【勿論その理由は、相手が顔を赤くしていたから ようやく自分の発言で相手がこうも大声で叫ぶ理由がわかったらしい 遅すぎである】
【しかし発言してしまったからには撤回できるわけも無く、素直に謝ったところで多分相手は聞いてくれないだろう というより、多分近づいただけで殴られる】
【結局最後は沈黙したまま手を下げると、俯いて黙り込んでしまうのだった 少年の頬が少し朱いのに相手は気付くかどうか】
206 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 12:20:29.68 ID:rG0HM2qUo
>>203

「……」

思案に暮れて、元々こちらを直視しなかったことを考慮しても、如何にもな熟慮。
これで遭逢は都合三度目か、となると必然――相手の性格も漠然ながら判るように。
この女性(ひと)は、やはり嘘を付けない人種なのだろう。色気とは無縁だが、そもそも
相手を恋愛対象云々と見ていないのだから、然程関係のない話――では、在った。

物事に真剣に取組む姿勢や、字面通りの“聖人君子”っぷりを遺憾なく発揮する“騎士”
――畏怖や憧憬の念で応対することはできるが、女性として接するのは聊か難しい。

「……了解、んじゃ、その時を愉しみにしとくわ」

言葉の含みをそれとなく察知して、何とも悪代官めいた――愉快気な笑顔を浮かばせた。
種々の推測が胸懐を駆けるが、眼前の女性は“否”と云った。ならば、追従するまで。
無為な徒労に終わるのだろうし、阿呆らしい想念は捨置きにして――コホン、と咳払い。


「じゃあさ、一つ訊いていいか?」

「…………そのTシャツは――――なに……?」

長駆を佇立に切替える。踵を旋転させ、四肢を弛緩させると。訝るような視線と一緒くた、
指差して問うたのは――女性が着用した、ヘンチクリンなTシャツだった。誰何(すいか)を
訊ねるような、茫漠とした文言。なれど彼の言いたいことは、常識人なら十分理解できると思え。
207 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 12:20:50.63 ID:rG0HM2qUo
>>203
/お気に為さらずにっ
208 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 12:29:12.51 ID:FZSbjhdH0
>>205
「ろ……ロマンティックの領域じゃないわよぅ!」

【目を×印に代え顔を真っ赤にすれば、嫌でも照れていることがわかるだろう】
【こうもベタな展開になれば、ニヤける人が出てくるわけであり、近所の小学生がそれに当たった】

ア イチャイチャシテルゼー
カップルダー ヒューヒュー

「な…、ああぁぁっぁぁ!   もう!」

【言葉もまともに話せていない それほどの精神状況なのだ】
【そんな状況で囃されても、ちゃんと返答できるわけも無く、ただ機嫌を悪くするだけだ】

「帰るわっ ついて来ないで!」
209 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 12:44:59.59 ID:4BKVRQXKo
>>206
【相手が下手な詮索をせず、従順に此方の意思通りにその時を待ってくれると言ってくれたのを有り難く思い】
【元々、策略だとか戦略だとか言う小手先の利いた知略などには疎いと言うか、不得意とする部分もあり、これが正しいとも確実には思えないのではあるが】
【まぁ、相手は癒えているらしいとは言え怪我もさせてしまっている……喩え、如何に屈強な戦士だとしても休息を怠れば失敗にも繋がる】

【そして、質問を追加してきた相手に対して『ええ、構いませんよ』と言いながら視線やらを元の位置へと向け直し――まぁ、これまた相手の瞳を視線が射ることはないのだが】
【顎に当てていたベターな形の右手も、今は杖へと降ろされ、左手と共に杖を右に左にぐりぐりと回す作業へと加わるだけなのであった】

【が】

「――……なに?」
「えっとそれは……この柄が―――なに?―――と……?」

【聞き返す、女性本人からして見ればコレに対して質問が来るのは初めてであるのと同時に、特にヘンテコな部分は一つ一寸一片も無いと思っていたらしく】
【機嫌が悪いというわけではないが、唖然……いや、呆然と言う言葉が正しい、そんな表情を相手へと向けながら思わず逆に聞き返してしまい】

「……なにって、ただの甲冑の絵ですよ」

【そのTシャツに描かれた絵は、コミカルな甲冑、正確にはフルプレートアーマーが大剣を持ち、それをまるで騎士みたいに頭の横で縦に構えている様子である】
【コミカルと言う部分を更に細かく説明するならば、トゥーンチックだとでも言うのであろうか……如何せん、絵についての描写は中々に難しいところがある】
【wikiには詳細まで記述していないので、折角なので拙い文章ではあるがここに詳細を描写しておく】

【つまるところ、少し価値観と言うか、感性がずれているらしい……教団員なら当然の気もするが】
210 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 12:48:48.12 ID:NC8bwEhxo
>>208
【ロマンティックの領域ではないのなら一体何なのだろう、考えてみると変態という言葉が当てはまらなくも無かった 何かとても残念な気分である】
【これでは相手が怒るのも無理は無いかもしれない それと同時に相手がやたら照れているような仕草を見せるのは少し気にもなったが】
【ただ、相手が顔を赤くして照れていればこちらが何もせずとも何となく恥ずかしい 表情を隠す為に俯いたままでいると、耳に入ってくる自分でも相手でもない誰かの声】
【どうやらこの公園付近に住んでいるであろう子供の集団らしい 考えてみればもう正午を過ぎた頃である、近所の公園へと遊びに来ることもおかしくは無いだろう】
【しかし、其処で(あくまで傍らから見れば)仲良さげな男女が双方とも顔を赤くしていたら、興味が湧くのも仕方ないことかもしれない】
【そんな子供達よりも幾分年が離れているであろう少年はと言えば、反論しようにも何も言えない状況である 従って、黙って俯いたままだ】
【子供の声を遮るように耳へとはいってくる相手の言葉 どうやら完全に機嫌を損ねてしまったらしい かける言葉には悩んだが、恐らく今制止したところで耳を貸さないだろう】

…わ、わかったよ なんか悪かったな…

【出てきた言葉は、引き止めるわけでもなく、かといって追い払うわけでもないと言う至極曖昧な言葉 一応最後に謝罪の言葉を付け足したが】
【自分が謝らなければならないのは少し納得いかなかったが、そんなこと言っているときりが無さそうなのでやめておいた】
【言葉通り、そのまま帰っていくも立ち止まるも全て相手の自由である 因みに、ついていく気配はまるでないようだ】
211 :【閃幻播護】@wiki参照 [sage]:2011/06/04(土) 12:53:54.36 ID:FZSbjhdH0
>>210
「うぅ… ばかぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

【走り抜ける公園 少女の涙が残る地面 そこに残る青年】
【それだけを聞けば、青年の性根を疑うだろう】
【彼が被害者でも、この状況のみを切り抜けば、十分悪人と見ることが出来る】
【それを笑って見ている子供達は】

ワーナカセター
ナカセター

【あいかわらずのウザさを演出している】
【そんなある日の午後下がりでした】

【めでたしめでたし】
/絡み乙です ありがとうございました〜
212 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 12:59:54.80 ID:rG0HM2qUo
>>208

「いや、まあ。そういうことなんだけど……」

そこまで驚愕とすることだったのだろうか。呆然と聞返す言葉に、首肯で応えて。
まさか――その服装が一寸一片足りともヘンテコではない、等と思っていたのかと
勘繰ってしまう。流石にそれはないだろう。幾ら相手があの彼女でも、極々一般的な
感性は備えている筈。大方、着る服がなかったとか、根巻きのまま出歩いているとか。

――何方(どちら)にせよ、女性としては致命的な欠点とも云えた。心内に去来した疑念、
その他諸々をここは押込め、眼帯を沿(な)ぞる指頭を戯れて、触る前髪を弄りながら。


「……否(いや)、それは知ってるけどさ。甲冑、フルプレートアーマーだっけ。
 それは解ってる。俺が訊きたいのはつまり――その服装、私服じゃない……よな?」

「十分解ってる、俺は理解してるともさ。どうせジャンヌさんのことだ、
 寝間着のまま寝惚けて出歩いてて、そんな服装なんだろ……そうだよな?」

シャツに描かれた絵面に碧眼を落とす。成程――甲冑だった。大剣を担いで構えた、
紛うことなき甲冑騎士の扮装(いでたち)だった。だが、彼が訊きたいのはそう云う趣意ではない。
――――理解していた。何度も反芻する語句、それが意味することは即ち、この女性(ひと)は
離(ず)れている。感性が絶望的な指針を示している。大体“寝間着”だとしても――酷い訳で。
213 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/04(土) 13:08:41.46 ID:NC8bwEhxo
>>211
【そして去り際に浴びせられる罵声 バカってなんだよ、と反論しようにも、実際自分がある程度馬鹿であることは自覚していた あくまである程度、だが】
【とりあえずいつの間にか立ち上がっていたため、元のベンチへと腰を下ろす 最後に女が泣いていたように見えたが、あれは見間違いだろう いや、明らかに見間違いではない気がしたが見間違いだと信じたい】
【兎に角、少年と女性が話していて女性の方が泣きながら去っていったら、そりゃもう確実に少年の方が悪人である 彼女にフラれた人間にも見えなくは無いが】

…はぁ、なんなんだよ全く……

【ベンチに座ったまま小さくため息をつき、どこからか取り出した缶コーヒーのプルタブを立てる 中の液体を口へと流し込んだが、生温い上に喉にはり付くような感覚があった】
【さらに未だ楽しそうに囃し立てている子供たちには、比較的温厚(笑)な少年も流石に少しイラっときた もっとも、それに向かって雷撃の槍を放つなんてことはしないが】
【すぐに飲み干したコーヒーの空き缶を近くのゴミ箱に投げ入れようとするが、空き缶は縁に弾かれて高い音をたて、地面に落ちた】
【おまけに元気を取り戻したのかうざったいほどにベンチの周りを駆け回る小猫 ものすごいイライラが募る環境の中、少年はとりあえず体を横にして目を瞑るのだった】

【いつだって、少年は"モテない"】

/おつかれさま&ありがとうございました!
214 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 13:20:46.04 ID:L5oXIYMIO
【公園】
【陽光が照り映えるそこに、一人の人物が存在していた。】

「…さて…」

「…この街を抜けたら…もうすぐね…」

【そう呟きながら歩くのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……帝國…」

【かんかん照りで、かつアスファルトの照り返しもあるため、】
【公園は結構暑い。しかし、女は実に涼しげで、汗一つ流していなかった。】
【その証拠に、どう言うわけか彼女の周りだけ、】
【まるで四方からクーラーの涼風を流しているかのように程よく涼しい。】
215 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 13:21:37.22 ID:4BKVRQXKo
>>212
【グサッ】

【胸の中の何かに何か鋭く鋭利で凶器的なものが刺さった音がした、ついでに両手に力が入ったらしく地面に杖が深く刺し込まれた】
【感性は"アレ"な癖に勘だとかそういうのは人並みなようで、要するに相手が何を言いたいのかを理解してしまったらしく】
【その表情は一瞬にして引きつったが――笑みではなかった、引きつるなりにも笑みを浮かべて多少なりとも愛想良くを心がけていたのだが、これは痛手過ぎたらしい】
【暫しの沈黙、嘘や見栄を張るのは嫌いなのでここは素直に言うべきなのであろうが、騎士なりにもプライドがある……既にそれは決壊しかけのダムさならがらではあるが】
【それにだ、一応自分では極普通一般的で俗世間の人々、流石に一部地域の人はそうは思わないだろうがある程度の人たちが見ても可笑しくない服装だと思っていた手前】
【冷や汗が一つだけ頬を伝っておち、それは頬を撫でると言うよりかは頬を思いっきり全力でひっぱたかれたかのような衝撃を伴っていた気がした】

「……………私服で悪いか」

【―――結果的に、開き直る事にした女性―――最下級のダメな選択肢を選んだ気がしてならないのではあるが、今の女性には気付くことなど不可能であった】
【一応、せめても視線の方向くらいはと意識的に相手のいる方へと向けていた視線も完全に75度くらい離れたところへと向けてしまい、完全に――すねていた】
【大の大人がすねていた、拗ねていた、しかも服装を指摘されたくらいでだ、負けず嫌いな性格もあってか往生際も悪いのは明白であり、面倒くさいことこの上ない】

【右手は服に描かれた騎士の頭の部分、つまりは兜の辺りをヘと持っていかれ、その兜部分をギュッと握り締め、機嫌が斜めなことを合図もしている】
【やはり何処までも騎士でも大司教代行らしくも聖職者らしくも無い人間であり……典型的な、ダメ人間の類であるのもこれまた明白であった】
216 :【伊剛戦帥】 [sage]:2011/06/04(土) 13:33:15.76 ID:Wq3nlIQso
【祖国】

現在この男のいる地域はテロ活動の行われている危険な都市。
よって祖国軍大佐が直々に指揮をとり、制圧作戦が行われている。

≪隊長、聞こえますか?こちら第一班、制圧完了です。≫

主力戦車から砲塔を除き、くり抜いたような穴を持つ脚部。及び人型の上半身に、余裕を持って人一人が埋まれそうな空洞を穿った胴体部から成る異形の兵器に搭乗する老兵はインカム越しに通信を傍受する。

「こちら≪シンフォニーオブデストラクション≫搭乗者、河崎だ。ご苦労であった。」

HUDカメラ付きヘルメットで辺りを見回す、視界の先に祖国軍から鹵獲したと思われる旧式戦車を確認。

両肩にかけて装備された----"鎗"を展開する。それは現代に蘇りし騎兵隊の鎗。

正式名称150mmTEMG。
電磁加速を利用し、加速用のレールの長さの不足を電磁加速で補ったEML。

数レス分キングクリムゾン。

≪隊長、撤退を始めた旧式戦車を確認しましたがどうしm・・・≫

その瞬間、"鎗"はプラズマを吐き出して榴弾砲を飛ばす。

サイズからは予測もつかない高威力、それは主力戦車にすら匹敵する。

"鎗"の発射により軽い電磁ノイズが発生し、インカムの通信が強制終了された。

"鎗"は敵戦車の装甲板を脱落させ、無限軌道(キャタピラ)を粉砕する。

側面から主砲を受けて無傷な戦車など居ない。

「任務完了だ、≪シンフォニーオブデストラクション≫帰還する。」

無限軌道の旋回の高さを利用し、方向転換。

そのまま前進する、その雄々しい≪シンフォニーオブデストラクション≫の姿は見るものを魅了する。

/戦闘以外ならなんでも募集です!
217 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 13:50:00.34 ID:rG0HM2qUo
>>215

「……」

有り得ない刺突音に、一度肩が跳ねる。そろり、と地肌に視線を這わせれば――
彼女の扱う杖が、何処ぞの聖剣よろしくに刺込まれていた。凄まじい膂力と感嘆も寸刻。
――――やっちまった、と。彼の胸中は暗澹としていた。右掌を額に添え、顔貌を下方へ。
だが密かに伏目がち、相手の反応を窺っていた。引攣る造作、併しそこに緩みはなく。
傳うのは果たして、汗か涙か――それを視認することすら憚られ、ごくり、と唾液を嚥下し、


「……悪くはねえ……です、はい」

軈(やが)て、耳殻を揺った声は――子供っぽく聞こえた。蝸牛の歩みで、後退(あとずさ)り。
緩慢な挙動で面を上げれば、そこに在ったのは“拗ねている”彼女。反射的に、笑いかけた。

掌で口元を掩蔽して、深呼吸。惑乱が渦巻く胸懐に、理知を呼覚し――二度(にたび)女性を
凝視する。視線が外れているのは図らずも好都合。騎士の兜辺りを把持して御機嫌斜めな、
相手を認知すると――彼は、苦笑するように掌を離して、そう告げた。如何したものか、と模索。


「……これ着てみます? 似合うと思うけど」

結果――顛末は大凡察しが付き、十中八九峻拒されると判断しながらも。彼は灰白外套(コート)
を脱衣し、女性に手渡そうする。外套の裏、現在露見している衣服は“白”と相反した“灰”と黒”を
基調にしたカットソー。之も所謂“装飾過多”にされており、襟元には趣味悪な頸飾りが輝いていた。
――感性を云々できる立場ではない、と云えるかも知れない。結構に彼も“いい”趣味をしていた。

/遅れました!
218 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/04(土) 14:05:20.08 ID:S5ITqYgMo
>>216

「―――ふん、随分と面白い物があるじゃないか」

制圧作戦を遠目から見ていた一人の女が言葉を漏らす
黒系統の制服に身を包んだその姿は、本人の意思とは関係なしに戦場に似合っていた

「まるでかつての同盟国がやりそうな事だ」

立ち上がる砂埃から顔を守ろうと、帽子に片手に手をやる
女の双眸は異形の兵器へと向け続けられていた
219 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 14:11:14.63 ID:YbHa/aL6o
>>217
【相手からなにか提案が来たみたいなので、目だけを動かしてちらと視線をそちらへと向けてみれば――中々に"いい"趣味の服】
【こちらへと渡そうとしているコートの方は特筆することはあんまり無いような普通の灰色であるのに対し、相手の服も違う意味で"アレ"】
【しかしながら、今の女性にはそれを指摘するような事はできなかった――もしや、あれが世間一般的に普通といわれる服装なのだろうか?と考えたのだ】
【とてもその装飾の多い服装には賛同できないが、逆に言えば自分は装飾が少な過ぎる気もする……ハッ、時代はもっと飾りを求めているのだろうか】

【とかくも、こちらへと差し出されたコートをなんだかわからない内に右手で受け取ってしまのではあるが】

「……いや、お返しします」

「……はぁ……なんとも難しい……」

【溜め息を吐きながら直ぐに相手に返してしまおうと一度受け取って引っ込めた右手を再び相手へと向けて押してしまうのであった】
【自分の残念な感覚に失望をしながら左手で杖を地面から引き抜き、横に向けて軽くサッと振って土を振り落としてから、また地面に先を着ける】
【いよいよもってして自分には剣を振るくらいしか長所が無い事を痛感し、そしてその剣を振るうことすら怪我により長所ではなくなってしまったのだ】
【両肩を落とさずにはいられず、がっくりと擬音が飛び出すかのように両肩を深く落とすと、視線を自分のTシャツへと向けた後に―――また、溜め息を吐きながら両肩を再度落とした】


/オウム返しで申し訳ないですが、お気になさらずー!
220 :【伊剛戦帥】 [sage]:2011/06/04(土) 14:13:15.97 ID:Wq3nlIQso
>>218
無限軌道の独自の音と、そのエンジンが低い唸り声を上げて走行している。

まるでその響きは巨獣の唸り声。

HUDのロックオンマーカーが偏差ロックモードへ移行する。

カメラ越しに見えるのは黒系統の制服に身を包んだ女。

「そこの女、所属と階級を名乗れ。」

「ここは戦闘区域につき一般人の立ち入りは厳重に禁止されている。」

「一般人ならすぐに立ち去れ。」

万が一の為にガトリングを女に向ける。
221 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/04(土) 14:19:23.91 ID:S5ITqYgMo
>>220

兵器の銃口がこちらを向いた事、そして掛けられた声に応じて女はおとなしく両手を上げる

「所属も階級も、もう失ってしまっていてね。そもそもこの世界じゃ通じないだろうよ」

「一般人さ、今はね。あまりにも面白かったんで、見物させてもらった」

さして表情も変えずに、言葉を紡いだ
銃口を向けられている事に特に怯えているわけでもない
222 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 14:26:55.71 ID:4frOQ6lto
>>214
【同じく公園。】

【ムカツく程に照りつけ、人体を焼く熱気。もうイラつく程の熱気。まさに夏。】
【杖つきの…青年?と少女の様な少年はそんな中うだうだと歩き続けていた。いや、うだうだしているのは青年の方だけなのだが。】

もう…帰りたい…
「け、剣士さんが行くって言ったんじゃないですか!帝國での自分、知りたくないんですか!?」
うん…どうでも良いから…暑い…
「え、えぇ〜…」

【そんなアルビノの姉妹の様な兄妹の様な剣と剣士は若い女性を視界に捉える。】
【それは素人の少年にはなかなかの業物に見えた。漆黒に近い大剣。】
【残念ながら二人に魔術的な素養は無いが…少年にはそう見えた。青年は…】

「あれ…あの人も剣士…でしょうか…?」
そんな事より…日陰を…
「駄目です!」
【それが何なのか、全くと言っていい程理解していないようだ。まぁこれは仕方の無い事だが。】
【そんな物はどうでもいいとばかりに休憩しようとごり押しする。許してくれなかったが。】
【背後から見た所なので顔は良く分からないが…】
223 :【伊剛戦帥】 [sage]:2011/06/04(土) 14:27:18.15 ID:Wq3nlIQso
>>221

「・・・」

大人しく両手を上げただけでもまだ良しとしよう、ただ不意討ちの可能性もあるのでガトリングは向けたまま。

「貴様が何者かは詮索しないでおこう、ただ一般人となれば戦域から離脱せんとならん。」

「私が先行しよう、なに、200mも行けば戦域からは離脱出来る。北の方で木の数を数えたくなければついて来い。」

兵器は約時速12kmで走行している、老兵についてゆけば戦域から無事離脱となる。

相手の"面白かった"との発言に口を挟めたい気持ちではあるが、この老兵もこの兵器の試験運用の為に祖国軍に加入している為、この老兵が物を言える立場ではない。
224 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 14:30:27.63 ID:rG0HM2qUo
>>219

「……難しいッスねえ」

案の定、突返された。特に感慨もない様子で外套を受取り、また羽織る――と。
最中も女性の一挙一動を具(つぶさ)に観察していた。再び灰白い布地に隠蔽され、
鈍い金属光も耐える。彼個人としては虚飾を省き、真実に“いい”衣装だと考えており。

万が一にも女性が興趣を惹かれるないし、こういう類の服装を好みになれば――
等と淡い期待もしていたのだが。やはり無理だったようだ。外套に袖を通し、微風に翻す。


「このコート……いいと思ったんだけどなあ……」

「ジャンヌさんも、普通の服装してればもうちょっと――こう。なんつーッスかね」
「アレ、そうアレ……色気じゃねえや……真面目っぽい、っていうか。
 騎士っぽさを演出できる気がするん……です、けど…………あー、ほんとスンマセン」

芝生に撒き散らされた土を、それとなく爪先で踏み固めつつ、彼は陳謝とも酷評とも付かぬ
文言を言放っていた。双肩が地に墜落(お)ちんばかりに項垂れ、深い溜息が次いで聞こえた。

――少許、落込み“過ぎ”なように思えたのは気の所為だろうか。如何せん女性であるなら、
衣服の趣味を異性から指摘され、平然と居て欲しくはないが――唯、之以外にも悄然の要因が
在ると直感した。日輪を仰いで、碧眼に燦々と溢れんばかり陽光を募り。幾許、沈黙が谺(こだま)する。
225 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/04(土) 14:34:00.20 ID:S5ITqYgMo
>>223

「抵抗は出来まい。なに、私も遠からずここから去る事になるのだ」

女はそこまで言うと言葉を区切り、皮肉な笑みを浮かべて

「心強い護衛が付いたと思うべきか」

そう言い放った

「―――それにしても、随分と物珍しい物だな」

老兵の後を歩きながら、不躾に兵器のあちこちへ視線を送る
向けられた銃口にも恐れず、むしろ興味深げに眺めていた

「あなたが造ったのか?」
226 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 14:36:02.22 ID:L5oXIYMIO
>>222

【しかし、と女は思考した。刀の国、「帝國」に言ってからは一体どうしようか。】
【よくよく考えたら、その後の目的を考えていなかった。
【ぼんやりと思考を泳がせていると、】
【後ろで言い合うようの声が聞こえた。普通なら女は無視するのだが、】
【少年の、「あの人「も」剣士か」、という言葉に思わず足を止める。】

「……」

【何気ない動作で、チラ、と顔を右に動かし、そっと相手に視線を送った。】
227 :【伊剛戦帥】 [sage]:2011/06/04(土) 14:45:26.56 ID:Wq3nlIQso
>>225
戦域離脱は無事に離脱が出来た。

これで相手の女に対して大佐の権限を用いる事は無い。

≪シンフォニーオブデストラクション≫は瞬く間に巨大なバックパックへと変形、老兵に背をわれた。

「すまん、一般人の戦域離脱も仕事の内なので脅しが入ったが許してくれ。」

どうも相手はこの兵器に興味があるらしい。

しかもガトリングを向けられても恐怖の色一つ見せず、むしろ興味の対象としている。

「これは私の会社で作られた試作兵器だ、設計は私がした。」


「搭乗兵器の思想や設計を、火力をそのままに歩兵用装備へ落としこんだ“過剰武装”《オーバードウェポン》と呼ばれる物の一つだ。」

「今回は戦車の形をとった。」

「地上では最高時速40km、一応は巡航速度25km/h。水陸両用と言った所か。」

老兵は女に名刺を差し出す。
そこには[河崎兵器重工CEO 河崎剛電]
と、簡潔に書かれていた。
228 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 14:48:41.07 ID:4frOQ6lto
>>226
【青年の興味を引かせようと言い放った少年の言葉は、予想とは違う結果を呼び込んだ。】
【青年は全くと言って良い程興味を示さず、杖にもたれ掛かる様に歩き続ける。】
【相手の、大剣を背負った女性はこちらはチラリと視線を送った。】
【左眼に切り裂かれた様な傷を持つ女性は…少しばかし、少年を怖がらせた。】

「こ、こんにちわ…」
「(どうしよう…怖い人だったら…)」
暑い…

【取り敢えず、怖いながらも女性へと挨拶した。笑顔は少しばかし引き攣っている。】
【そして青年は…暑がっていた。ひたすら。老化もあるのだろうか…ともかく暑がっていた。】
【白い和服というなんだか涼しげな服装の癖にここまで暑がるとはこれいかに。】
229 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 14:51:44.02 ID:Ljx9TvvT0
zzz…。

【能力者御用達の、何処かの公園。】
【ボーイッシュなその少女は、いつものようにベンチで寝ていた。】

【今日は男装のため、野郎と思われて誰も少女に近づかない。】
【だが、少女である。先日、女の子女の子した格好をしてココで寝ていたら、不良どもに連れ去られたぐらいである。返り討ちにしたが。】

【今日は、起きないようだ。余程熟睡しているよう。】
【不良たちに連れ去られたような、そんな出来事があったのに熟睡しているのはいかにも少女らしい。】
【その睡眠の度合いと同じような刺激を与えないと、起きないだろう。】

/雑談でどぞ。ちょち戦闘は勘弁して欲しいです。
230 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 14:55:18.61 ID:L5oXIYMIO
>>228

「………」

【女の右目…「氷」のように「蒼」い瞳が捉えたのは、】
【二人の人物。色が抜けた様に白い肌を持つ二人だ。】
【そして訝しげに女が眉を潜めたのは、その肌が白いからでも、】
【青年の性別が判別できないからでもない。】

「……剣士…?」

【そう相手は、おおよそ「刀剣」と言った類の物を所持しておらず、】
【見ただけでは自分と同じ職業の人物とは思えなかった。】
【もっとも、今まであった中で虚空からいきなり剣を取り出したり、】
【そもそも刀を持っていない剣士もいたため、】
【逆に相手を「剣客ではない」とも否定できない。】
231 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/04(土) 14:56:38.85 ID:S5ITqYgMo
>>227

女は、名を知らぬその兵器が瞬間的に変形するのを見て、思わず息を呑む

(先ほどの形態から瞬時に移行できるとは・・・・携行性高く、汎用能力また高し)

口には出さず、ただ感嘆の念を心の内で漏らしていた

「いや、構わないよ。軍人として取るべき行動だ」

「ほう、あなたが設計したのか・・・」

時折頷きながら、老兵の説明に聞き入る

「有難う。―――生憎わたしは名刺など持っていないが、名乗らぬわけにはいくまい」

名刺を受取りながら、反対の手を差し出す

「リーザ=ベルクヴァインだ」
232 :【伊剛戦帥】 [sage]:2011/06/04(土) 15:03:33.37 ID:Wq3nlIQso
>>231

この兵器が携行モードへ移行し、息を呑む女。

女の口調からして元軍人か、それに近いものを感じている老兵。

差し出された手を握る。

「改めて協力に感謝する。」

「私は一介の技術屋に過ぎないが出来た兵器は自分で運用しなければ気が済まなくてな。欠陥兵器から正式採用されている兵器まで、だな。」

「名刺は私の社会での顔。今は祖国軍大佐としての河崎 剛電だ、よろしくリーザ=ベルクヴァイン」


233 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 15:06:38.37 ID:TISLxcpO0
>>229
「部屋にいねぇと思ったら… やっぱりここか」

【ふぅ、とベンチの前で溜息をつく青年が一人 薄いジレベストもどきのシャツに、カーキ色のチノパン】
【眠る少女を見下ろして、やれやれと首を振る もう、いつもの事だった】

「よっく寝てんなぁ ・・・何やったら起きるかな」

「――いやいや、何を考えているのかね全く」

「よし、あの手でいくか」

【一瞬、色々と考えてみたがその考えはすぐに打ち消した いかんいかん】
【よって、他の手段を講じる事にした すなわち】
【自販機で購入してきたジュース 体温から考えて、これがやはり一番ききそうだ】

「―――うりゃ」

【できるだけ体温が高い場所 すなわち、首とか脇とかにジュースを押し当てる】
【この男、全く容赦のない起こし方である】
234 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 15:12:56.93 ID:4frOQ6lto
>>230
【女性から発せられた言葉は一言で言えば…疑問、だった。】
【疑問に思うのも当然なのかもしれない。青年も少年も、刀剣類は所有していない。】
【少年自身が剣なのだから分からないのも無理は無い。少年が刀になるなど、普通は思い付きもしないだろう。】

「そ、そうです!この人は剣士さんなんです!なんでも帝國って国では有名だったとか…」
へ、変な事…教えるなよ…

【少しばかし誇らしげにそう言う少年。女性の妖刀の様に執着、では無いが信頼はしているようだ。】
【まぁこんな姿の青年が剣客に見えるかと言われたら…よほどの観察眼が無い限り…見えないだろう。】

「えーっと…確か…じ、じゅ…」
”柔剣”だ…

【まぁこの異名も百年前までの話。もしかしたら相手が知っている可能性は低いかもしれない。】
【最も、帝國でやたら知名度があったというのなら話は別なのだが…】
235 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/04(土) 15:14:54.18 ID:S5ITqYgMo
>>232

「素晴らしい心掛けだな。兵士連中にとっても開発者自身にとっても懸命な判断だ」

「ああ、よろしくだ河崎殿」

握手していた手を離し、敬礼の姿勢を取る

「堅苦しいかも知れんが、この姿勢が馴染んでしまっているのでな。この格好で別れを告げさせてもらう」

「貴社の製品と再度出会う事を楽しみにしているよ。それでは失礼する」

そう言うと女は敬礼を解き、振り返って歩き始めた
236 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 15:15:25.53 ID:YbHa/aL6o
/すいません!ちょっと急用が入ってしまいました……
/帰りは多分、6時とかもっと遅い時間になってしまうので、凍結か、適当に〆てくださってもかいません!
237 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 15:16:28.33 ID:Ljx9TvvT0
>>233

【ベンチの前に立つ青年に少女は気付くはずも無く】

zzz…。

【と、全く少女らしい寝息を立てる。】

【さて、青年が取り出したるは缶ジュース。】
【つまり、少女がこの前やられた戦法である。あの時はめっちゃ驚いていた少女だったが】

【ピタリと、少女の首と脇に冷たい缶ジュースが押し付けられる】
【少女は――――――】



――――――――――ん…zzz―――――




【起きない…だと!?】
【この前は目が覚めていたから相当驚いていたが、今日は熟睡しているため、その程度では起きないようだ。】

【むしろ気持ちよくなっているみたいで、さらに熟睡度は増した様。】
【さて、何をしたら起きるのやら。】
238 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 15:17:58.85 ID:rG0HM2qUo
>>236
/了解です。では凍結でお願いします!
239 :【伊剛戦帥】 [sage]:2011/06/04(土) 15:20:55.07 ID:Wq3nlIQso
>>235
「お褒めの言葉を光栄に思う。」

こちらも手を離し、敬礼。

「ああ、期待していてくれ。爆発物ならお手の物。」

振り返り、歩き出す女。

「おっと、これは祖国軍としての言葉だが危険な為安易に戦域に潜り込まないよう。短気で出世欲あふれる将校に見つかればタダでは済まないからな。」

こちらも踵を返し、歩き出す。

/絡み乙&ありがとうございました!
240 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 15:21:29.84 ID:L5oXIYMIO
>>234

「…ふうん…」

【ピク、と、】
【「帝國」という言葉を聞いて微かに女の眉が動いた。】
【これから自分が行こうとしている国、その場所でしかも「有名」となるなら、】
【当然興味や関心の対象になるだろう。同じ剣客なら尚更だ。】
【信頼関係の見て取れる二人…弟子と師匠…だろうか。】
【少なくとも女にとっては、そのくらいの推測しかできなかった。】

「……柔剣=c」

【初耳だ。】
【この時はまだ、のちに彼女が帝國に行ってその名を聞くことになるとは思わない。】

「……」

【観察するがしかし、見れば見るほど青年は剣客に見えない。】
【しかし、少年が嘘を言っている様にも見えない。一体どういうわけか…】
【女は考えあぐねていた。】
241 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/04(土) 15:22:28.07 ID:S5ITqYgMo
>>239
/乙でした!
242 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 15:30:34.21 ID:TISLxcpO0
>>237
「寝てると全く女の子だよなぁコイツも」

【先日襲われた事など知りもしない青年は、暢気にそんな事を呟いた】
【いや、知っていたら能力を全開に使ってその相手を追い詰めるだろう 割とマジで】
【さて、そこで前回同様の戦法を取った訳なのだが――】

「――ちっ、駄目か」

「しぶとい奴だぜ… さてどうするかな」

【ふむ、と腕を組んで考える 白雪姫じゃあるまいし、口付けで目覚めやしないだろう】
【とゆうか、それで起きるのなら楽なものである 現実は厳しいのだ】
【しかしどうしたものだろう 男ならば、殴るところだが女 それも、一番大事な相手である】

「おーい蓬、起きろよー 一緒に遊びに行こうぜー」

「――ってこれで起きる訳はないな」

【青年の取った手段 それは、耳元でささやくといったものだった】
【これで起きるのはフィクションの世界ぐらいだろう そしてこれはフィクショ(カット】
【中の人の考えが浮かばないので、青年はとりあえずジュースを開けて飲み始めた 暑いからね、今日も】
243 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 15:37:20.23 ID:4frOQ6lto
>>240
【なんだか反応が薄い様にも見える女性。何とか話を紡ごうと画策する。】
【そこで思い付いたのは…なんというか、もう強引過ぎる策だった。】
【青年と女性はそんな少年の思い付きに巻き込まれる…かもしれない。】

「ほ、本当ですよ? な、なんなら…戦ってみてください!」
おい…

【それは模擬戦の誘い。青年の言葉を聞かず、そう唐突に提案する。】
【よほど信じてもらいたいのだろうか。青年は有無を言わさず巻き込まれた。】
【何時もならばこんな事はしない…筈だ。多分。】

/遅れました…
244 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 15:40:51.29 ID:Ljx9TvvT0
>>242

――――おーい蓬、起きろよー 一緒に遊びに行こうぜー――――

【青年に耳元で話しかけられるも、流石に起きない。】

【起きたらフィクション物だ。そしてこれは(ry】
【青年はジュースを飲み始める。さて、少女はいつ起きるか――――】



……んぅ…――――ん。


【唐突に、少女の目が開いた。そして。】


――――お、士貴じゃねぇか。おはよう。…


【起きた。先ほどの青年の言葉が効いたのだろうか。やはりフィク(ry】

【しかし、まだ寝ぼけているようだ。時刻はもう午後3時半を回っている】
245 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 15:44:48.60 ID:L5oXIYMIO
>>243

「うーん…」

【女は半信半疑であった。こう言ってしまえば身も蓋もないが、相手は剣客には「見えない」】
【しかし、あくまでも「見えない」だけだ。それがどういう意味を持つのかは、】
【「能ある鷹は爪を隠す」という諺の存在によって説明できる。】

「ん?…戦うの?私が?」

【以外そうに聞き返す。】
【「唐突」といえば確かにそうだが、女は同時にそれが最も手っ取り早いとも考えていた。】
【結局、口で言われるより実際に見せてもらったほうが分かりやすいし、手っ取り早い。】

「…いいけど…」

【そう呟いて青年のほうを見る。】
【どうも相手は乗り気じゃないようだが…果たしていいのだろうか…そんなことを考えていた。】
246 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 15:54:20.27 ID:TISLxcpO0
>>244
「さーて、もういっそ一思いに・・・」

【何をする気なんだろうか 青年の思考が少々過激な方向に向かった時、少女が目を開けた】
【これには青年も思わずビックリ 口元に運んでいたジュースの缶が途中で停止してしまった】

「――おはよう、蓬」

「さて、ここで問題です 今何時でしょーか」

【小さく笑みを浮かべて、ようやく目覚めた少女に微笑みかける】
【そして、若者っぽいブランド(T○MMY)腕時計を少女に見せながら、問題にならない問題を出した】

「休みの日ぐらい部屋に居ろよ・・・ 探したじゃねぇか」
247 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 16:00:48.85 ID:4frOQ6lto
>>245

「そ、そうです!剣士さんと戦ってみてください!多分…強いと思います!」

【青年を置いてドンドンと話を続ける少年。珍しく青年を振り回している。】
【そして青年は…暑さのせいもあるのか、早々に諦めた。】

「いいですって!お願いします!剣士さん!」
分かった…分かったから落ち着け…ほら、早くしろ…
「はい!」

【そんな少し興奮気味の少年を諌めるように言うと青年は少年に何かを指示する。】
【青年は元気良く返事をすると一瞬で消え…青年の手元に一本の刀が出現する。】
【純白の刀身に赤いラインが入ったソレは驚く程青年と会っていた。】

…すまんな…強引に誘っちまって…嫌なら別に止めても良いぞ…?
まぁやるっていうんなら…かかってこい…

【刀を握った手をだらしなくブラリと垂らしている青年。】
【一応は戦う気はあるようだ。声にはしっかりと闘志を感じる。】
248 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 16:09:17.58 ID:Ljx9TvvT0
>>246

――――あ、今か?


今ってまだ…………もう4時!?

【寝ぼけていた少女、青年に見せられた腕時計を少しトロンとした目で見やり―――気付いた。】
【もう、一日の3分の2が過ぎていることに。漸く。】

ち…ちくしょう、今日こそは目一杯遊ぼうかと思ってたのによ…


おいおい、休みの日だからこそ外に出るんだろ?
そこらのインドアな奴らとは違うんだよ俺は。

【自分の睡眠に呪詛の言葉を吐きつつも、青年に返す。アウトドア少女。】
249 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 16:09:50.92 ID:L5oXIYMIO
>>247

「……ははあ…」

【なるほどそういうわけか…女は合点が言った、というようにうなづいた。】
【あの「少年が」刀だったのか。ずっと一緒にいたのだ。】

「ん?…いやあ…私も暇よ。時間ならいくらでもあるわ。」

【そう言って、】
【女はゆっくりゆっくりと大剣を右手で抜いた。そして刃を上にして、】
【肩に担ぐ。一見何気ない動作だが、しかし女は確かに「構えた」】

(……柔剣…さて…)

【微妙な緊張とともに、】
【警戒して相手を見据えた。】
250 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 16:18:43.42 ID:TISLxcpO0
>>248
「おう、その通り 賞品はジュースだ、はいどうぞ」

「つーか、お前寝すぎ」

【寝ぼけた少女にもう一本のジュースを差し出す しかし、よく寝る奴だ】
【片手で自分のジュースを持ったまま、ビシッと指を突きつけた】
【どこでもここでも寝る癖はやめるべきだと思うのだが 今は部屋だってあるのだし】

「俺だってそうだよ・・・ やれやれ」

「バーカ、部屋にいないと誘えないじゃねぇか」

【この癖は出合った時からのものなので仕方ないのだろうか 前途多難である】
【どうも論点がズレている気がするが、青年なりの考えだった】
【部屋にいる=誘いやすい=長く遊べる 大体こんな感じだろうか いや、女子寮だろうに】
【そんな時にばっかり、監督官長の権限を使うのだった 越権行為?アーアーキコエナーイ】
251 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 16:24:30.88 ID:4frOQ6lto
>>249
【やっと納得したかの様にうなづく女性。まぁ無理もない。かなり常識外れなのだから。】
【青年は大剣を肩に担ぐ女性を見て…「構えたか。」と呟く。】

ならやらせてもらうか…

【先日の剣士との戦闘では相手の大剣を叩き斬ってしまった。なのでそこは加減しなければなるまい。】
【さてどうするか。相手は恐らく隙を見つけるまで攻めてはこないだろう。】
【そして大剣とは射程距離の関係でやりにくい。どうしようかと思考する。】

初撃は貰っていいんだな…? まぁ…邪道だが…

【そう言うと、その純白の刀を軽く振るう。勿論それは女性には届かない。】
【届くのは、襲うのは…斬撃と化した、剣圧。】
252 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 16:31:49.81 ID:Ljx9TvvT0
>>250

おっと、ありがとよ。

寝すぎか?
ちょっとじゃねぇか、6時間なんてよ。

【ジュースを受け取り、プルタブをあけて一気に飲む。】
【「あーうめぇ」と男のような口調で言い、指を突きつける青年の言葉に反論する。】
【どう見てもちょっとじゃないだろうに。】


ん、遊びたかったか? 悪ぃな…。


いや、でもよ…。俺も外で動きたかったんだよ。
まぁ…すまん。

【最終的には謝った少女。】
【外に勝手に出て行ってしまった自分が悪いと判断したようだ。勝手も何も無いが。】
【…実は、少女の部屋は青年の部屋の近くにある。】
【女子寮? そんな物アカデミーには無い。勝手に決めたが。】
【どっちにしろ、少女の部屋が青年の部屋の近くにあることは間違いないのだ】
253 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 16:38:06.71 ID:L5oXIYMIO
>>251

「…どうぞ。」

【そして微かな沈黙ののち、】
【空を切る音が耳に響いた―――――――――――瞬間】







―――――――――――――――――…キィィィン







「っ!!」

【「何か」が空間を裂いて行く微弱な振動のような感覚を、】
【女は頬で感じた。慌てて身体を左、相手から見て右に捌く。】

「くっ…斬撃か…」

【通過した剣圧は後方のベンチを真っ二つに両断した。】
【女は身体を左に流した後、大剣を振る「軸」を作るため、】
【左足で踏み込もうとする。】
254 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 16:42:51.92 ID:TISLxcpO0
>>252
「昼前から寝てたのかよ、道理でアカデミーに居ない訳だぜ」

「――ってお前腹へってねぇの?」

【単純計算で11時ぐらいか 昼飯前からよくもまぁそんなに眠れるものだ】
【これは、場合によっては先に食事の必要があるのかもしれない】
【朝食を遅く食べたからやっぱりいらないのかもしれない いやどっちだと】

「当たり前だ、一分でも一秒でもお前といたいんだぞこっちは」

【堂々と言ってのけた この少女と付き合いだしてから、青年の性格は大分大胆なほうに変更してきていた】
【入学後に発覚したのだが、学年が違うのでそうそう講義でも会わないのだった】
【青年が取っている科目が特殊な事もあるのだろう 神様使いってどんな講義受けるんだろうか】

「クックック・・・動いてねぇじゃねぇか 寝てたんだろう?」

「謝るなよ、俺の我侭だからさ」

【揚げ足をとった 事実、動いていなかったのは確かなのだから、反論はあるまい】
【そもそも、アカデミーに連れてきたのもほとんど自分の我侭だと思っているぐらいだった】
【前より会いに行きやすくなったぶん、贅沢になってしまっていたようだ】
255 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 16:53:36.39 ID:4frOQ6lto
>>253
【空を斬る音は…斬撃は…女性の身体を斬り裂く事叶わず、ベンチを真っ二つに両断した。】
【僅かに顔をしかめる…本当に僅かに、だが。】

やっぱ剣圧は駄目か…直接斬らないとな…

【自信から見て左足踏み込む青年。恐らく次で斬りかかるのだろう。】
【青年はソレを避けようとはせず…真っ向から、迎え撃とう身体を向ける。】

ちょっと我慢しろよ…

【そう刀に言い聞かせる。刀で大剣を受けるなんて荒技、出来る訳が無いだろう…普通なら。】
【しかし青年は構える。巨大な一撃を受けとめるために。】
256 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 17:00:32.77 ID:Ljx9TvvT0
>>254

そういうことになるな。

腹か?
あぁ――…あんまり減ってねぇな。

【というのは、朝食を多く食べたからだろう。】
【今日は青年と共に夕食を食べようか。そんなことを考える少女だった。】

大胆だな。そういうところも好きだ。
俺もだよ。言わせんな、全く。

【こちらも青年と同じくらい、いや、それよりももっと大胆に言った。】
【まぁ青年にしてみれば、少女なら普通の言動と思われるだろうが。】
【講義でも会わないので、会うとしたら休日。それか夜。】
【どちらにしろ、青年の取っている科目が分からないので、昼間に会おうとしても無理だろうが】

む…まぁそうだけどよ。
動こうと思ってたら、いつの間にか寝てたんだよ。

ん…何、俺も悪い部分はあったさ。

【反論できているようで、出来ていない。いや、全く出来てないか。】
【アカデミーに入学したのは自分の意思である。少し青年にもっと会いたいという気も混じっていたが。】
257 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 17:02:44.56 ID:L5oXIYMIO
>>255

【受ける気か…女は踏み込む短い間に思考した。】
【正気の沙汰じゃない、と同時に思う。「武器割り」の異名を持つ大剣だ。】
【しかし、相手はそれぐらい分かっていると思われる。初撃をみるにかなりの使い手のようだ。】
【なのになぜか…纏まらない思考を飲み込み、女は左足で踏み込む。力を加え、身体を捻りながら…】

「…いくわよ…」





【大剣を相手の腹くらいの高さで大きく左から右に薙ぎ払う。】
【その一撃は「重」く、もしも「直撃すれば」大きな切断系ダメージを受け、そして吹き飛ばされることになるだろう。】
258 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 17:13:50.37 ID:TISLxcpO0
>>256
「よくそんなに寝られるな・・・ あぁ、いや俺も人の事は言えない か」

「そうか?ならいいんだ 只でさえ時間が短いからな」

【自分も読書をしている時は時間を忘れがちだ アカデミーの蔵書を読んでいたら丸一日たっていた事もある】
【少女の考えに対して青年、夕食は勿論の事それまでどうするかを考えていた】

「大胆なのはぜってぇお前の影響だっ そんなに社交的な方じゃないと自覚してたんだけどな」

【きっぱりと言い切った 男は女の子と付き合うと変わるのだ 具体的には、スタンドのパワーがB→Aになるように】
【一部の人にしかわからないネタはさておいて、青年が少女によって変わったのは確かだった】

「お前らしいな・・・ 全くもってお前らしいよ」

「あ、そうだ お前携帯持ってったっけ?」

【反論にはなっていなかったが、納得はしたようだ いいんかそれで】
【そして、フと思いついた事を聞いてみる 今まで持っていない前提だったが、もしかしたら持っているのだろうか】
【それならば、多少は居場所がわかる気がしたのだ】
259 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 17:15:05.84 ID:4frOQ6lto
>>257
【予想通りと言うべきか。それは大きく左から右へ薙ぎ払われる。】
【そして青年は…大剣の…斬撃の軌道を予測し…受ける。】
【公園に響く、金属どうしがぶつかり合う甲高い音。そしてザザザッと地面が抉られる音。】

なかなか…重い一撃だ…な…

【刀は…折れるどころか…傷すらついていなかった。】
【普通なら有り得ない。有り得て良い筈が無い。しかしそれは…変わらず青年の手元で輝いていた。】
【踏ん張るにも力がいるな…咳込みながらそう当たり前の事を考えた。】
260 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 17:23:49.96 ID:L5oXIYMIO
>>259

「……」

【ぐわん、と女は振り抜いて再び肩に担ぎ直し、そして】
【目を細めた。最初に「夢か」とこう思ってしまう。】
【最大業物の刀ですら、真正面から打ち合ったら粉々に砕く彼女の剣戟は、】
【相手の刀に「無傷」で打ち取られてしまう。】

「…傷一つ付かないってのはショックね…」

【しかしどこか楽しそうに笑いながら、】
【女は言葉を紡いだ。】
261 :【讃詞吹銘】 [sage]:2011/06/04(土) 17:27:07.49 ID:0/zTxqyOo
>>137

「そうそう、恋人に振られたとかどうとか、恋慕の末の自殺らしくてね」
「それで、同い年の女の子を見つけては取り憑いてさ、後は───ま、そういう事さ」

【じっと、発した言葉に血色を蒼くさせていく少女を見据えて、緊張した面持ちは依然氷解する事無く】
【少々仰々しすぎる気がしないでもない声音で淡々と紡ぐ怪談話、幕引きは曖昧に、恐怖感を煽る演出を一つ】


「付け加えて言うと俺、霊感があってさ。見える人、ってヤツ?」
「今も見えるんだよ、ね───君の後ろ───ッ!?」

【余りにステレオタイプな反応、外見から推せる年齢とは好対照の無垢なそれに、思わず悪戯心をくすぐられた】
【最早陳腐化したある種のお約束を最後に付け足そうとして、言い終える前に揺らぐ、少女の身体】
【青年の傍らへ縋るようにして寄ってきた少女──事実、次の瞬間には青年の右腕に縋られるのだが】
【突然の出来事に青年から思わず驚嘆の声が上がる、目を見張らせ、さてどうしたものかと思考を始めた】


「あー、えっとー……だな、いや、何でもない。何でもないんだ、うん」

【そも、この男───女性に触れた事が、ロクに無い。即ち、免疫もまた然り】
【煮え切らない態度に、再びあちらへこちらへ泳ぎ始める視線。触れられる事すらも恐怖、緊張の対象だった】
【にわかに豹変した青年の様子、その理由に少女は気付けるか、否か】


/とりあえず返しておきます、返事はまた夜になりそうな予感
262 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 17:34:05.88 ID:Ljx9TvvT0
>>258

ハッ、俺はこのぐらい普通だよ。
逆に、皆がそんなに寝ないのが不思議なくらいだな。

俺ってよ、燃費が良いみたいなんだ。
朝に食って夜まで持つな。昼も食おうと思えば食えるけど。

【それでも、講義があるときは早く起きる少女。】
【都合が良い。】
【青年がそう思ってることは知らず、どうしようかなと心の中で考える少女だった。】

ハハハッ、だろうな。俺のせいだよなぁ。
いや、最初から社交的だと思ってこうしてるからな。

【そう思えば、変わったなぁ…とあの森での出来事を思い出す。最初に会った夜。】
【中の人がそれを知らないのはともかく、良い方向に変わっていったのは事実。】
【勿論、少女も変わった。色々と。】

アハハ、褒め言葉だろ?受け取っておくぜ。

携帯? 持ってるぜ。ほら。

【何度も青年に言われてきたので、もうそれを褒め言葉として受け取っている少女。】
【青年がどう思っているのかは知らないが。】
【そう言って取り出したのは、黒色のスマートフォンである。】
【友達に勧められた、と言えばいいのだろうか。とりあえず金はあるので、携帯を持つことにしたのだ。】

あぁ、そういえばお前の番号も、アドレスも知らなかったな。
交換するか?

【と、勧めてくる。今思えばおかしかった。1番親しい青年の番号を知らないなんて。】
263 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 17:35:38.77 ID:4frOQ6lto
>>260
【元来能力者とは常識を破壊してなんぼという存在だ。最上大業物等の普通の人間が創りだした物とは違う。】
【そしてこの刀は…この刀自体が一つの能力者。常識を覆す存在だ。】
【傷一つつかなかったのは仕方ないのだ。どんな物でもこの刀に傷をつける事は出来ない。】

まぁ…仕方ないさ…特殊だからな…この刀…いや相棒は…

【そう言うと、其の刀を地面に突き刺す。其の刀は一瞬で消え、その場には先程の少年が。】
【なにやら頭をさすっている…痛かったのだろうか。】
264 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 17:40:51.31 ID:L5oXIYMIO
>>263

「…でしょうね。人間になる刀なんて始めてみたわ。」

【「相棒」という言葉を聞いてしっくりくる。なるほど、】
【先ほどの少年の話しも、何もかも全て合点がいった。】
【すると、相手は刀を突き刺す。衝撃波かなんかが来るかと警戒したが、】

「…あら。もうやめるの?」

【そこに現れた少年をみて一言。】
【痛そうに頭をさするのを見て少し首をかしげたが、】
【よくよく考えればその理由が分かった。】
265 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 17:49:50.19 ID:4frOQ6lto
>>264
まぁ他の物にもなれるんだが…
「う〜…」

【これは能力の一部。元々はもっと汎用性がある能力だ。】
【刀が一番使い易いので刀の形態をとってるが…。】

ああ…刀でいると腹が減るらしくてな…
「あ、ありがとうございました!」

【少年は女性に気が付いたように立ち上がると、ペコリと頭を下げる。】
【何やら満足したようで…やっぱり少し誇らしげだ。】

それじゃ…俺達は行くとするか…ありがとな…
「今日は本当にありがとうございました!また会えるといいです!」

【そう言うと、二人は女性に背を向け歩き出す…女性が帝國を目指すなら、同じ方角だろうが。】
266 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 17:56:02.47 ID:L5oXIYMIO
>>265

「ふーん…」

【どうやら少年は能力者であるらしい。変化系能力だろうか。】
【相手がお礼を言うのをみて、こちらも小さく頭を下げる。】

「ん…もう行くの…それじゃ…」

【なるほど、帝國には恐ろしい腕の剣士がいるようだ。】
【去って行く青年の背中を見つめながら、女はそう「確信」した。】



(乙でしたー!)
267 :【聖域粒子】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 17:59:54.69 ID:4frOQ6lto
>>266
/絡みあり乙でした!
268 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 18:14:59.94 ID:TISLxcpO0
>>262
「アホぬかせ、自分を棚に上げて他人を不思議がるな」

「燃費・・・ねぇ、その点俺は悪いぞ 一回に大量に食う必要があるからな、魔力使いだし」

【こんな生活リズムでよく居眠りをしないものだ 実際、青年は居眠りだらけだった】
【それでも好成績のイレギュラーである 何て奴だ】
【悪魔を養うには大量の魔力がいる そのため、食事量は相当なものである さて、これからどうするかな】

「最近、変化が自分でわかっちまう そのせいか、友人が増えた」

「まぁいいか、どうなってもお前がいてくれるなら それで」

【それはいい事だと思うのだが、確かな変化だった】
【青年なりに勝手に満足しまったようだ とどのつまり、この少女がいればいい、とゆう結論のようだ】
【変わらぬものなどない、と悟ってしまっているのもあるだろう 現人神は苦労が多い】

「あぁもう、それでいいよ」

「何だ、随分新しい機種だな 意外と」

「まぁいいや、登録しといてくれ」

【苦笑しながら、少女の意見に賛同した 全く、敵わないな】
【最近まで野生暮らしだっととは思えない程新機種だ 何かギャップを覚えてしまった】
【ともかく、青年も携帯を取り出してアドレスの交換を行った ちなみに、青年の携帯は1年ぐらい前のモデルだ】
【ハイテク機器にはあんまり手を出さない青年だった ブランド好きなくせに】


/遅くなりました!
269 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/04(土) 18:24:52.26 ID:2HF80eIFo
>>261
【青年の言葉は少女には少々、刺激が強すぎたようだ。】
【取り憑く、君の後ろ...などと言う言葉が少女の中でぐるぐる渦巻き加速し...最早、錯乱状態】

【青年の手を両手で離すまいとがっしり掴み、暗闇の一点を凝視―――】

...?

【...と、自分の隣から聞こえてくる声の調子が..先程と少し、違っているような―――?】
【思わず隣の青年の方へと視線を向けると..動揺の様なモノが見られる気がする】
【視線はふわふわと漂い安定しておらず言葉は曖昧...どうしたんだろう、という疑問は】

―――――――ッ!

【直ぐに解決された、青年のその様子”恐怖”しているようにしか見えなかった。何に?、答えは明白】
【”視える”青年が恐怖する程のモノが、其処にいる...少女は声に成らない悲鳴を上げた】
【すぐに少女は青年の腕を掴んだまま、全力に近いスピードで走る。相手の事など知った事ではない】
【恐らく少女は出口程近くまで辿り着くか、青年が転ぶなどして走れなくなるまで、走り続けるだろう】
【幽霊の正体見たり枯れ尾花―――少女は道の恐怖と戦いながら、走る。その誤りに露程も気付かず】

/こちらも次は夜遅くになりそうです...
270 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 19:07:33.62 ID:Ljx9TvvT0
>>268

ハハ、俺から見たら皆不思議なんだよ。こういう感じにもなるさ。
ま、俺は自分が変な生活リズムってのを自覚してるから良いかも知れねぇがな。

あぁ…なるほどな。
あの能力を見ちまうと、士貴がどれだけ食ってようが、能力に比例してない気がするんだよな。
良いよな、全く。

【しかも青年は好成績。これほど良い事があろうか。】
【少女は全く食べる量を気にしない。朱雀に変化してもあまり体力は消耗しないからだ。ダメージはそのままだが。】

良いじゃねぇか。友人が増えるのは。少なくとも俺にとっては良い事尽くめに聞こえるぜ?

俺もだ。士貴が居てくれるんならそれでいいからな。

【青年の変化を身に染みてわかっていたため青年の友人が増えたことにちょっと驚く。】
【少女も、青年が居てさえすればそれでいいという結論に達してしまっている。この少女の性格上、それからは一生抜け出せないだろう。】

へへ、もう分かってるからなー…。

あぁ、最近買って契約したから。

んじゃ、これで良しと。

【それに対し、少女も笑顔で答える。】
【まぁ、少女としては何でも良かったのだが、どうせならということでスマートフォンを買ってしまった。】
【そうこうして、少女は携帯を操作しアドレスを交換した。青年の携帯については何も言わなかった。言う必要も無いし。】

さてとー…。アカデミー戻るか?

【まだ明るいが、6時ぐらいになれば夕食を食べなければいけない。】
【青年に、そう提案した。】

/いえいえ、こちらこそ遅れました…。
271 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 19:21:23.98 ID:0qDXjnS+0
夜の裏路地……

不良が数人と、一人の女性が、狭く暗い空間の中に居た。
この言葉だけ聞けばまあ、今日もいつも通り、"平和"であると分かるだろう。
だが1つだけいつもと違う所があった。

普通、こういう場合は、不良が女性に絡んでいて、女性の方が困惑しているというのが王道である。
しかし今、裏路地の不良は……

気絶していた。

数人の不良が地面に倒れ、気絶している。
その真横には女性が無表情で立っていた
女性は背中から四本の触手を生やしていた。

女性が見つめる先には、まだ地面に倒れていない一人の不良。
女性から生えている触手が、その不良の首に巻きついていた。
不良は抵抗してはいるが、触手の力が思いのほか強いようで、壁に叩き付けられるように浮かされていた。

『が……ぁ…』

「……」

女性は、怒りも嫌悪も見せず
ただ無表情に、不良の首を絞めていた。

/何でもキャモーン
272 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 19:37:25.61 ID:TISLxcpO0
>>270
「流石に最近山から降りてきた奴は、言う事が違うぜ・・・」

「そうかな?食わないと結構しんどいんだぞ」

【勿論冗談である しかし、あながち間違いでもないところがミソである なんのミソだ】
【魔力とは精神の問題なので、実質あんまり関係ないのかもしれない でも、腹は減るのだ】
【むしろ、食った分の質量はどこにいっているのか、中のヒト的にも謎です】

「・・・まぁ、そうだけどよ」

「クククッ、離れられそうに無いな」

【別に性格が悪いとかそうゆう訳でもなかったが、ただそれが表に出ないだけだったのだ その変化だろう】
【少女の性格を見抜いて、実に的確な事を言う青年 勿論、そのつもりなので全く嫌でもなんでもない】

「なんか・・・ 似合わない気もすんなぁ」

「お、そうだな そろそろ戻るか」

「――どうやって帰る?」

【つい、あの木の上で最新機種の携帯を扱っている姿を想像してしまう うわ、シュール】
【今から帰れば程よい時間になるだろう・・・ と、ここで一つ疑問】
【帰る手段が色々あることに気づいた 歩いたり、空飛んだり フリーダムな能力者たちだこと】
273 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 19:41:33.56 ID:YbHa/aL6o
>>224>>238
/今いますかね?
/一応、レスを置いておきますので、返せるときにどうぞ!


>>224
【色気、真面目……意識などしたことがなかったが、言われてみれば自分もいい歳なのは否定してもし切れない現実ではあり】
【もう少し服装に気をかけれるような性格であればと後悔するが時既に遅し、一度確定してしまった性格はそうそう捻じ曲がることは無い】
【沈黙が痛い、こちらも色々と考えてしまってなんて言えば良いのかわからないせいで、静寂を放つしかないのだ】
【しかし、いつまでも黙っているというのもそれはそれで嫌だ、となればやはり意を決して例えヘンテコなことになろうとも返事を返さなければ――】

「――……まぁ……私にそういうのが欠けてるのは今に始まった事ではありませんし」

「うん、気にしていませんよ、全然気にしてません」
「というか、むしろまたあなたに変な気を遣わせてしまってすみませんね……」

【とりあえず出てきた言葉は自分を卑下にすることによって痛みを感じていないと思い込むという何とも愚かしい選択肢であった】
274 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/04(土) 19:51:32.99 ID:fGYtGfEI0
>>271
まだいますか?
275 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 19:53:54.62 ID:Ljx9TvvT0
>>272

仕方ねぇだろ?
これも一人間の意見だぜ?

いや、それにしてもなぁ…。
でも、まぁ士貴のことだから、上手い事やってんだろな。

【考えてると頭が痛くなったので、最終的に、うまくやってるということで〆た。】
【まぁ、飲まず食わずだと精神が磨り減るから、そういう感じで上手くバランス取れてるんだと思う中の人。】

それなら良いじゃねぇか。友達がたくさん居るって、いいよな。

あぁ、全く。 一生離れねぇよ。

【青年が「嫌でもなんでもない」というのは目に見えているので、笑ってそれに答える。】

これからはアカデミー生だ。
あの森を忘れるとは言わないけどな、流石に携帯持たないとマズいと思ってよ。

うん?…俺はどうでも良いぜ?
士貴と一緒に帰れるんなら。

【最初からあの森を忘れる気はサラサラ無いが、これも理由のひとつ。】
【青年が思ってる場面が、後々現実になるかもしれない。】
【―――と、少女はどれでも良いつもりだ。どうせ一緒に帰るんだから青年が自由に決めてくれ、ということになる。】
276 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 19:55:43.73 ID:0qDXjnS+0
>>274
/居ませんよ!…嘘です居ます
277 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/04(土) 19:56:01.98 ID:fGYtGfEI0
>>271
(お気の毒に…)
【触手を持った女性の後ろ、振り返ればすぐに見つかる場所に腕を組んでため息をついている青年がいる】
【背中には大きいリュック、その表情は無表情と哀れむ目、気になったから路地裏に入ったが助けはいらないようだ】

(…前回と同じパターン!?)
【心の中で以前不良につれてかれた少女を思い出しつつ観察、理由はただの好奇心】
278 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 19:56:42.41 ID:rG0HM2qUo
>>273

沈黙の間、相手のことを考えていた。蒼天を仰いでも適切な回答が表示される訳がなく。
――理知を介して色々と推量してみれば、自ずと相手が次に紡ぐ言葉は予測できた。


「あー……否(いや)、俺のが悪かったよ。
 そうだよな、ジャンヌさんも一応女だもんな……無神経だった。こちらこそ、スマン」

心底に申訳ない様子で会釈して――結果的に、相手の謝辞を袖にした。
大概“理解できた”と過信していた節が大きかった。眼前の女性がどれほどに繊細か、
それを忘却していた自分に嫌気が差して――また、しょうもないことで謝らせてしまった、と。
彼は阿呆らしいと片頬笑んで、“気にしていない”と暗に強意するよう、掌を数度左右に振る。


「まあ今度、服買いに行きましょうや。俺の趣味でよければ、いい店知ってますから」

ぐっ、と背筋を伸ばした。諸手を陽光に翳し――――朧気な陰影の中で、微かに屈託なく
女性へと微笑みかけた。快活な少年のような微笑は、刹那にして寂滅したが――而して。
取り敢えず之以上、負(マイナス)思考に女性を遣らない程度の効果は、在ると信じておく。

/いーますさ!
279 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 20:01:22.58 ID:0qDXjnS+0
>>277
「……?」

ふと、女性は視線を感じ後ろを振り向いた。
と同時に触手が不良の首から離れる……

しかし次の瞬間、触手は不良の腰と脇の下に巻きつき、不良の体を思い切り壁に投げつけた。
べしっ、という鈍い音と共に不良は少し跳ね返り、地面に倒れた。
気絶したようだ。

女性はこちらを向いている青年をジーッと見つめ

「……こんばんは」

ぽそぽそ、と小声で挨拶をした
280 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/04(土) 20:02:00.21 ID:oRUdvyhB0

【商店街。雨が降っているため人通りは少ない】
【そんな中を、透明なビニール傘の中を差した少年が歩いていた】
【服装は、黒い長袖のTシャツ一枚と灰色のカーゴパンツ】
【降ろすと鎖骨あたりまで伸びている髪を、後ろで一つに縛っている】

【そんな少年の目の前に、誰かが買って食べて捨てたのであろう――バナナの皮が】

「うわあ!?」

【それに気付かずうっかり踏んで】
【後ろに倒れそうになるも持ち直し……】
【たかと思いきや、前につんのめって】

【ドベシャア、という音と共に少年の身体は地面に激突した】

/なんでも募集
281 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/04(土) 20:06:48.72 ID:fGYtGfEI0
>>279
「…こんばんわ」
【表情を変えずにこちらもあいさつ、不良は…気絶で済んだか?】
【不殺ということはいい人?かもしれない、それはともかく自分が聞きたいことは】

「あー、もしかして能力者ですか?」
【早速質問、一応敬語は使う、初対面の人にはしっかり話す、これが青年のやり方】
【相手の反応、行動をしっかりと見て反応を見る】
282 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 20:10:28.13 ID:0qDXjnS+0
>>281
「……」

無表情で無言、沈黙する女性。
まぁこの状態がデフォなので仕方ない。

『能力者か』という質問に、コクリと小さく、自信なさげに頷いた。
女性の背中に生えた触手は、手持ち無沙汰にスルスルと女性の足元を動いており、地面をすって威嚇音のような物を発していた。
だが、別に故意ではない。
283 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/04(土) 20:16:01.65 ID:fGYtGfEI0
>>282
(…もともとこの身体なのか?)
【自分の推察を立てながら相手の触手を観察、もしや人間じゃ無いのか?】

【そして相手は無表情、ならばこちらもあまり表情を出さないでおこう】

「…名前を聞いていいかな? 自分の名前は弓指卓矢」
【能力者じゃなくても相手は十分変わっている、名前を聞いておこう】
【触手の威嚇音に対してはこちらも準備、いつでも弓と矢を出せるようにしよう】
284 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 20:19:22.81 ID:YbHa/aL6o
>>278
【グサッ】

【同じ内容なので描写は割愛】

【何処に引っ掛かったは言わずもがな、強いてヒントを述べるならば―――"一応"―――】
【両手で地面に深々と、それはもう半分くらいは地面に埋まった杖を両手で押さえながら、顔を俯かせて】
【どんな表情をしているかは描写しないが、きっと苦虫を噛んでその体液を二重三重に味わったかのような表情に違いなかった】

「え、えぇ……買いに……行きましょぅ……」

【両肩をわなわなと震わせながら、視線を地面に向けつつ相手の提案に賛同するのであった、心なしか声すらも震えていた】
【この時、この女性は……否、『性別:騎士』は自分のこれまでの人生を激しく後悔し、リセットボタンがあるならば全力で押しに行きたかった】
【確かに、確かに、そういうのはどうでも良いし、これからも気にすることもないとは思うのではあるが―――ショックなものはショックなのである】
285 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 20:19:44.71 ID:0qDXjnS+0
>>283
「……」

次は名前。
相手は名前を名乗った、だが女は首を小さく横に振るだけで何も言わない。
この女性は、名前が無いのだ……が、このジェスチャーで相手にそれが通じるのだろうか?

触手は相変わらず音を発し、女性は相変わらず無言。
別に故意じゃ(ry
286 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 20:24:27.80 ID:TISLxcpO0
>>275
「ククッ、最近文化人になったくせにな」

「んーまぁ説明は難しいからな、それでいーか」

【直接魔力を摂取できないので、自分で精製するしかない】
【そうなると、余分にエネルギーを使ったりするんだろうと思います】

「――人外の知り合いがまた増えだしたのも、そのせいかな」

「一生か・・・ うちのババアが喜び―― いや、どうでもいい」

【軽く墓穴を掘った気がしたので話題を無理やり打ち切ることにした】
【どこかのロリババアがそんな事を言っていたせいだ くそっ】

「そうだな、また行こうぜ 一緒にな」

「んーまぁいいか、ゆっくり帰ろうぜ・・・ ほら」

【どうせなら、自分も顔を出しておこうと思う いや、ご挨拶とかそんなんじゃないですよ?】
【ベンチの少女に手を差し伸べる 歩いて帰るつもりだが、そのついでに・・・ とゆう意味】
287 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/04(土) 20:24:35.25 ID:fGYtGfEI0
>>285
「あー名前無いのか…」
【少し困った顔をしながら頭を掻く、正体不明の女、関わって大丈夫だっただろうか?】

「…じゃあ自分はもう帰ります、お気をつけて」
【もう青年の目的は達成したのでここにいる理由は無くなった】
【あいからわず触手から威嚇音が聞こえるので帰ろう】

【相手に後ろを見せてここから離れる、相手が何かをしない限り足を止めることは無いだろう】
288 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 20:29:00.49 ID:0qDXjnS+0
>>287
コクッと小さく頷いた。

「……分かった」

触手を手のように振って青年を見送る女性。

数秒後、青年が裏路地から居なくなった時。
女性はふと空を見上げた。

たまには海へ出かけようか。と考えていた。

/絡みありがとうございました、絡み難いキャラで申し訳無かった……
289 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 20:35:05.23 ID:Ljx9TvvT0
>>286

う、うるせぇな。
ちゃんと起きれてるからいいんだよ。

俺もよくわからなくなってきた。悪く思うなよ?

【なるほど、そう言うことか。】
【と、意味もわからず納得する中の人、もうこの中の人駄目だ。】

へぇ、人外の友達か。 多分そのためだな。 ま、俺は人外にあまり会わないけどな。

…? いや、一生は流石に比喩だからな? 仕方なく。

【青年がどうでもいいみたいなので、どうでもいいのだろう。】
【とりあえず注意は言っておいて、話題は打ち切った。】

あぁ、一緒にな。

そうだな、歩いて帰るのが一番か。よっと。

【ご挨拶なら極東のある島国へ…というのはどうでもよくて、少女もあの守り神に会いに行きたかった所だ。】
【ま、これを忘れないうちに行くかなと、ひそかに思う少女。】
【手を差し伸べられ、その手を確と握って、立ち上がった。】

んじゃ、帰ろうぜ。

【と、少女から歩き始める。】
290 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 20:35:20.30 ID:rG0HM2qUo
>>284

「あ……ゴメン」

朴念仁、鈍感――そう云う語句では表せない、或いは人の気持ちを推量ることに、
稀有な欠点を抱えているのではないか、と疑念を懐かせる程。彼は無頓着だった。
矢庭(やにわ)に先刻の行為を沿(な)ぞらい、杖を押さえ顔を俯かせた女性へ、謝罪。

表情がこの位置から視認できないのは、果たして幸運だったのか否か。――会釈後、
矜持が悪そうに頬を掻く。続いた“承諾”の言葉に、一瞬薄寒いものを感知したが――


「じゃ、じゃあ俺はこれで……女の人用の店とか、調べとくんで――っと」

「そうそうジャンヌさん、“依頼”がある時は俺のことなんざ気にせず頼んでくれ。
 俺はアンタのことを尊敬してるし、依頼は……正直嬉しい。だからよ、本気で――」

鎮座していた弦楽器保管具(ヴァイオリンケース)を引攫い、背中に担いで。急足に
この場から立去ろうと右足を踏出し――逡巡、中途半端に投出した爪先を引込ながら、
そう告げた。心做しかに震える声が、つい先程齎した慄然は最早なく――唯、純朴に。

途中で相当に恥ずかしい文言を紡いでいると気付いたか、赤面しつつ口を噤んだ。
ショックを受けた女性を、気遣う意図(つもり)はあれど――自分では疵口を抉り刳るだけ。


「ああ、畜生。つまり、アレだ。こっちも生活掛かってるから、存分に“依頼”してくれ」

「…………じゃあな」

ガシガシガシ、と胡散たらしい頭髪を、鬱陶しそうに掻毟り。簡潔に“意志”を伝えると、
彼は灰白い外套を、仰々しく翻して――この場から、今度こそ立去らんと。健脚を運ぼうとする。
291 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 20:49:24.27 ID:VXfhIZ7y0
ふむ……何やら面白い事が起きている気がするね

【じめじめしてうざったい梅雨の季節に】
【見てるだけで暑苦しい灰色のローブを羽織った一人の人物】
【声色からして、若い女だと言う事が伺える】

まあ、この小市民たる私には関係の無いことかな……

【意味の分からないことを呟きながら、女は一人草原を歩く】
【空は暗く、辺り一面は月明かりに照らされている】
292 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 20:49:27.11 ID:ujitzx9IO
【街から離れた、舗装されていない畦道。】
【どこかで今宵、大規模な闘争が起こっているらしいのだが、】
【そんな事関係ない、とどこ吹く風の一人の人物がいた。】

「ったく…後この次の街を抜ければ…」

【そう呟きながら、暗い小道を歩くのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……帝國行きの船に乗れるわけね…」

【女はそう呟きながら、一本煙草を咥えた。】
【周りは結構暑く、むしむししているのだが、】
【女は実に涼しげで、汗一つ流していない。】
【その証拠に、彼女の周りだけ、まるで四方からクーラーの涼風を流したかの様に、】
【程よく涼しかった。】


(なんでも対応)
293 :【断罪之剣】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 20:51:15.05 ID:YbHa/aL6o
>>290
「…………」

【相手が伝えてくれたせめてもの気遣いを無言の内に聞きながら、自分は相も変わらず下らない内容で落ち込んでいるのだと思う】
【未だ未練があるのだろうか、覚悟が足りないのだろうか、はたまた修行不足か……とかくも、自分がこんな理由で落ち込んでいるのがバカらしい】
【バカらしいとは思いつつも、中々に立ち直れず――相手の言葉を聞き終わり、それへのお返事をどうしようかと軽くぐるっと思案した後に】
【顔を上げて視線を相手へと戻し、一応は気にしていないかのように振舞う為に俯く前の表情と変える事の無い顔を相手へと向け】

「……必要があればコキ使わせてもらいますよ」

「じゃあ、また」

【何処となく恨みめいたものも含まれていたような気もする言葉を相手へと言い放ち、最後に別れの言葉も付け加えておくのであった】
【まぁ、必要分にコキ使うつもりなのは前々から考えていたことなので今更の変更をすることはない、今日も明日も明後日もそうしていくのだ】
【そして、相手の後ろ姿が見えなくなるまで見送った後に、右手を顔の右手辺りに当て、それから上にグッと持ち上げて髪をグシャッと乱し】
【地面に深々と突き刺さった杖を左手で引っ張りあげると、ガッと地面に強く突き付け、クルリと踵を返して方向を変えると、自分も丘を下りだす】

「……尊敬する相手、間違えてますよ」

【右手をゆっくりと降ろしてから、はぁ、と深い溜め息を吐き、それから遠くに存在する教団村へと足を運んでいくのであった、帰路を歩こうと】
【もしかすれば服を買いに行くことはおろか再開することすら叶わないかもしれない分岐が待ち受けているのであろう事など知った事ではないが】
【今の騎士は、今度会う事があればもう少し服装等に気を遣わなくてはと決意するのであった、二度目の敗北は決して許さないのだ】


/絡み乙でしたー!
294 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/04(土) 20:52:00.57 ID:rG0HM2qUo
>>293
/お疲れさまでしたー! 有難うですっ!
295 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/04(土) 20:55:06.88 ID:TISLxcpO0
>>289
「増やしたくて増やしてるんじゃない、気づいたら増えてるんだ」

「え?あぁうん、それはわかってる そうだったらいいな とは思うけど」

【青年が危惧していた点には、突っ込みはなかったのでよしとする】
【ロリババアは、家族と家族が増える事が大好きなのだ つまり、そうゆう事】

「おう、帰ろうか」

【少女に続いて、歩き始める】
【結局、今日は遊べなかったけども まぁ、いくらでも機会はあるか。と思い直した青年だった】


/絡み乙とあり!
296 :【灼熱朱雀】@wiki [sagesaga]:2011/06/04(土) 21:00:47.87 ID:Ljx9TvvT0
>>295
/乙でした―ッ!
/ありがとうございます!
297 :【剣魔】 [sage]:2011/06/04(土) 21:08:12.72 ID:IKdRREcCo
「ワオ、この街に来るのが久しぶりに感じるぜ」
『半月以来ですね、中の人の事情らしいです』
「Stop! なんだかお前この半月の間に随分はっちゃけてないか?」
『気のせいです。正確に言えば久しぶりの出番に興奮しすぎただけです』

【長い、鴉を彷彿とさせる髪を左右に揺らしながら歩く一人の男】
【興味深げに男を見る周囲の視線を気にすることなく、男は虚空に向かって言葉を発する】
【その様子は一目見ただけで怪しい、と感じてしまうほど不可解で奇怪だ】
【薬でもやっているのだろうかと思われたが、その血が凝縮して出来たような深紅の瞳は正しく正常な光を放っていた】
298 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 21:14:22.80 ID:SxMo65GYo
>>297
【その様子を遠巻きに見る少女がいた】
【行き交う人々の中、足を止めて虚空へと話しかける男を見ている】

【夜に溶ける黒髪を撫でつけながら】
【異質なものを厭う目つきで】

……。

【少女の瞳は、男の瞳よりも遥かに濁っていた】
299 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 21:26:10.15 ID:VXfhIZ7y0
>>291再募集です
300 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 21:27:11.63 ID:ujitzx9IO
>>299
>>292を取り消して絡んでよろしいでしょうか?
301 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 21:28:14.52 ID:VXfhIZ7y0
>>300
/はいよろこんで!
302 :【剣魔】 [sage]:2011/06/04(土) 21:28:16.11 ID:IKdRREcCo
>>298
「ん……?」

【ふと、男は自分を見るどこか粘っこい異質な視線に気が付く】
【視線を追うと、そこには己と同じ黒の髪色を持つ少女の姿】
【単なる少女、とは男にはどうも思えなくそのまま無視するのも喉に骨がつっかえた様に気持ち悪く感じてしまう】

「What's wrong?(どうしたんだ?) 俺のカッコよさに見惚れたのか?」

【故に、男がその少女に向かって声を掛けるのもまた必然】
【腰を落とし、相手を威圧させないように目線を同じにして相手に語りかける】
303 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 21:32:39.69 ID:SxMo65GYo
>>302
【目が合った】

……。

【口を閉じたまま、まばたきもせずに近づく男をその場で待った】

何か。珍しいモノを見たから。
見ていただけ。

【腰を落とし、目線を同じにされて初めて】
【少女は、気だるく視線を逸らした】

何と話していたのかしら。

【右手で髪の毛の先をいじりながら、問いかける】
304 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 21:33:59.96 ID:ujitzx9IO
>>301
(ありがとうございます!よろしくお願いします。)


>>291

「…面白いこと…か…」

【ちょうどその前方から歩いてきた一人の人物は、】
【偶然にも相手の呟きが耳に入っていた。】

「……見てみたいものね…」

【独り言を呟きながら歩くのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】
【周りは結構暑く、むしむししているのだが、】
【女は実に涼しげで、汗一つ流していない。】
【その証拠に、彼女の周りだけ、まるで四方からクーラーの涼風を流したかの様に、】
【程よく涼しかった。】
305 :【剣魔】 [sage]:2011/06/04(土) 21:45:00.20 ID:IKdRREcCo
>>303
「おいおい、お前が珍しいってよ【漆桜】」
『いやいやいや、どう考えてもあなたのことでしょう!?』
「Ha! 喋る刀の方が珍しいに決まってるじゃねーか」
『そもそも私の声はあなたにしか聞こえない設定じゃないですか!』

【メメタァな発言をかます【漆桜】はともかくとして、男の行為は急に刀に喋りかける危ない男にしか見えない】
【何故なら妖刀である【漆桜】の声はその所有者である男にしか聞こえないからだ】

「そうだなぁ、まずはお嬢ちゃんの名前から……っていうのはどうだい?」

【【漆桜】との会話を一旦止め、どこか困ったように問いかける少女に見え】
【男は微笑ましそうに提案を持ちかけてみる】
306 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 21:45:56.07 ID:VXfhIZ7y0
>>304
……おや

【ピクン、と体を僅かに揺らして】
【前方に居る、「お前確実に歴戦の猛者だよね」と言わんばかりの格好をした女を】
【その明るい色をした白銀の瞳で見つめる】
【その動作に、灰色のローブが僅かに靡いた】

どうも初めまして、武人さん
こんな草原で会うなんて随分変わったファーストコンタクトだと思わない?
いや、こんな場合は「ファーストコンタクト」とは言わないのかな?

【ふふふ、と優しげな声で笑い声を小さく立てる】
【ローブの女は、顔立ちからして十代後半といった所か】
307 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 21:51:09.57 ID:ujitzx9IO
>>306

「……あ、あん?」

【まさか話しかけるとは思っていなかった女。】
【少し間の抜けた様な声を出し、煙草を取り出すために、】
【コートのポケットに入れた右手を抜いた。】

「……誰よあんた。」

【真っ白な雪を思わせる瞳を見つめる女の目は、】
【まるで「氷」のように「蒼」い。そして、このぶっきらぼうな物言いは、】
【この人物の一番の悪癖である。本人には悪気はないのだが、】
【その性格から、こういう風になってしまうらしい。】
【冷ややかな冷気を霧のように発する大剣が、小さな音を立てた。】
308 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 21:52:04.46 ID:SxMo65GYo
>>305
『そうだなぁ、まずはお嬢ちゃんの名前か――――


言いたくない。


―ら……っていうのはどうだい?』

【人の良さそうな笑みを一蹴】
【喰い気味とかいうレベルの割り込み方では済まされない】
【コミュニケーションの仕方を教えられていない様子である】
【こんな10代後半のように見えて、もはや地雷】
【メンヘル臭すら漂う危なさが少女から漏れ出す】

あと、それ。

【白い指が男の持つ刀を指す】

それが。珍しい。

【少女の瞳の濁りが強くなる】

それは喋るのかしら。

【首を小さく傾げ、縫い付けられたように男の持つ妖刀を見つめる】
309 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:00:26.22 ID:VXfhIZ7y0
>>307
んー……さすらいの風来坊、って言うと少々気障かな?
旅する貧乏少女とでも名乗るべき?

【んー?と首を横に傾げて、悩んでいる素振り】
【ぶりっ子ぶっている訳ではない、念の為】

まあ小市民たる私の事なんてどうでもいいんだけどね
それより武人さんこそ誰?
見るからに強そうだね、その格好

【興味は相手のその身なりにあるようで】
【ローブを羽織った少女はじろじろと興味ありげに】
【相手の背中にある、その巨大な大剣を眺めている】
310 :【剣魔】 [sage]:2011/06/04(土) 22:01:08.46 ID:IKdRREcCo
>>308
「オーケーオーケー、まぁ人には色々な事情ってもんがあるからな
無理に、なんて聞くつもりも無いさ」

【両手を広げ、降参だと言わんばかりにその掌を前に突き出す】
【そして少女が指を指す場所を目で追い、それが自分の持つ刀に向けていることを知り】

「おお、喋る喋る一杯喋るぜ
つってもコイツの声は俺にしか聞こえないけどな」

【そう、自慢げな声で胸を張り刀を少女に見せる男】
311 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:07:12.97 ID:SxMo65GYo
>>310
優しいのね。

【抑揚もなく一言だけ呟き、紅い唇を小さく吊り上げた】

そ。
つまらない男。

【男の方ですか!?】

どうすれば、それとお話できるのかしら。

【しかし、興味はあるようなので】
【結構食い下がる】

200円でいいかしら。

【どこから取り出したのか、小さな小銭入れを器用に片手で開き、100円硬貨を二つ差し出す】
【お金で解決を試みているようだ】
312 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 22:09:25.49 ID:ujitzx9IO
>>309

「…ふうん…」

【なんとなく境遇的には自分と似てるな…女は思考した。】
【しかし…相手はどう考えても自分よりも年下だ。】
【それなのに旅とは…何か理由があるのだろうか。気になったのだが、】
【それを聞く術はない。相手が可愛らしく首を傾けるのをみたが、】
【別段表情を変えたりする事もなく、】

「私…?私は…」

「…まあ似たようなものね。良くいえば放浪の剣客∴ォくいえばホームレス≠諱B」

【煙草を取り出し、箱から一本引き抜いて口に咥えた。】
【そして相手の視線を感じ、】

「……別に剣なんてそんなに珍しいものじゃないでしょう?」

【ライターで火をともしながら、】
【女は言葉を紡いだ。】
313 :【剣魔】 [sage]:2011/06/04(土) 22:16:21.37 ID:IKdRREcCo
>>311
「Sweet... 愉快だの狂ってるだの言われてきたが
つまらないなんて言われたのは生まれて初めてだぜお嬢ちゃん」

【少女の言葉に腹を立てること無く、むしろさらに楽しげに喋る男】
【そして差し出してくる200円を突き返すと、腕組みし仁王立ちしながら目を瞑り】

「【漆桜】と喋る方法……そりゃ即ち『愛』だ!」

【戯言を自信あり気に口に出した】

「本人は『呪われた』副作用だなんてつまらないことを言うがな!」
『つまらなくありません、事実です』

【その刀から溢れ出す禍々しき妖気は、呪いと言う言葉に信憑性を持たせていた】
【が、男は自分と【漆桜】が喋れるのはそこに『愛』があるからだ、と言い張る】
314 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:18:20.64 ID:VXfhIZ7y0
>>312
ほうほう、放浪の剣客ね……
所で剣客って何だったっけね?

【この少女はバカなのだろうか、アホなのだろうか】
【それとも頭がパッパラパーなのか】
【その身に着けている黒ぶち眼鏡は何なのだろうか、伊達か?伊達なのか?】

いやいやー、こんな巨大な剣を使う若い女の人は珍しいよ?
こんなのって大体ムサイおっさんが使ってるんじゃないの?

【漫画によくいる、筋骨隆々とした全身傷だらけのベテラン傭兵を想像しながら】
【相手の大剣に触れようと、そっと右手を伸ばしていく】
【何とも理解しがたい行動パターンだ】
315 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:24:16.33 ID:SxMo65GYo
>>313
す…
スィーツ…。

【この間、本屋で読んだ携帯小説にこんなことが書いてあった気がするのを思い出した】
【ついでに200円はもの凄い速さで財布にしまった】

【人の往来の多いなか、手にした刀と会話を楽しみ】
【それは愛だと言い張る】


―――あぁ。
――――そういうことね。

【理解した】
【この男は春に出て来るアレというやつだ】


【得心したように手をぱし、と打ち合わせ】
【男へ濁りきった瞳を向ける】


その貴方と刀のなれそめ。聞いてみたいわね。


【ノセたらどんな面白い話が出てくるのか興味が湧いてきた様子】
316 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:25:06.30 ID:SxMo65GYo
>>313
す…
スィーツ…。

【この間、本屋で読んだ携帯小説にこんなことが書いてあった気がするのを思い出した】
【ついでに200円はもの凄い速さで財布にしまった】

【人の往来の多いなか、手にした刀と会話を楽しみ】
【それは愛だと言い張る】


―――あぁ。
――――そういうことね。

【理解した】
【この男は春に出て来るアレというやつだ】


【得心したように手をぱし、と打ち合わせ】
【男へ濁りきった瞳を向ける】


その貴方と刀のなれそめ。聞いてみたいわね。


【ノセたらどんな面白い話が出てくるのか興味が湧いてきた様子】
317 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:26:16.84 ID:SxMo65GYo
/連投すまみせん…;;
318 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 22:27:17.02 ID:ujitzx9IO
>>314

「は?…」

【一瞬キョトン、とする女。冗談でも言っているのか、】
【と思ったが相手は真面目だ。拍子抜けしながらも、】

「…剣客って…あれよ。剣術家のこと。」

「まあ簡単に言えば、剣振り回すのが仕事の人のことよ。」

【黒縁のメガネは結構頭の良さそうな印象を受けたのだが、】
【実際は違うのだろうか。微妙に失礼なことを考えていた。】

「ん?…ああ…そうかもね…普通の人間なら重くて扱えないわ」

【女の腕も細く、華奢だが、この大きな鉄の塊を片手で振り回せた。】
【怪力を授けるする剣は、女の背に番犬の様に鎮座している。】
【相手が触れようとしても別に嫌な顔はしなかった。触るくらいなら一行に構わない。】
【手を近づければ近づけるほど冷たく感じ、刀身に触れたならば氷に触ったかのような感覚に陥るだろう。】
319 :【剣魔】 [sage]:2011/06/04(土) 22:31:55.32 ID:IKdRREcCo
>>315
「俺と【漆桜】との馴れ初め?
All right! なんだって話してやるぜ―――ってこんな道端で長々と話すのはアレだ
ほれ、奢ってやるから落ちついた場所に移動しないか?」

【男が親指で自分の後ろを指す】
【そこには何故こんな場所に建てたのか分からない少々桃色で怪しげなホテル――――】
【の隣にある喫茶店だが、ホテルを指していると勘違いしても可笑しくない位置であった】
320 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:37:26.03 ID:SxMo65GYo
>>319
ありがとうさようなら
たのしかったわほんとうに
あなたのようなおとこのひと
みたこともないめずらしいにんげんだったわ。

【なんだか凄く嫌な予感がした】
【身を裂かれ、喉を潰され、はらわたを引きずり出されるより】
【恐ろしい拷問を受ける気がしたのである】


【ぃゃ、だって死なないけど殺されるときは痛いし】


【そんな言い訳を自分で考えながら】
【急いで180度ターン】
【その場を走り去ろうとする】
321 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:37:54.28 ID:VXfhIZ7y0
>>318
ふむ、剣で戦う傭兵って感じかな?
武人さんらしくていいね、剣客

【にっこりと微笑み、相手の顔を見つめる】
【しかし武人という単語を知っている癖に、剣客を知らないとは】
【この少女、もしかすると天然なのかもしれない】

だろうね、こんな大きな剣を扱える人なんて限られてるよね
なんだか普通の剣と違う感じもするし……

【僅かに大剣に触れながら、その感想を率直に述べる】
【違う感じ、とはどことなく剣がひんやりとした事だ】
322 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 22:44:14.90 ID:ujitzx9IO
>>321

「ん…んー…まあそうね。」

【結局何故「剣客」という言葉を知らないのか考えあぐねてから、】
【女は煙を吐き出した。曇ったように視界が阻害され、】
【やがて霧が晴れるように周りが見えるようになる。】

「ああ…普通の剣とは少し違うわ。」

「それより…」

【女は相手に向き直った。】
【長い髪が微かに揺れる。】

「あんたがさっき言ってた、面白いこと、って何よ。」

【一番最初から彼女が気になっていたことだ。】
【どことなく意味深に聞こえたその言葉の意味を、相手に聞いてみた。】
323 :【剣魔】 [sage]:2011/06/04(土) 22:50:17.20 ID:IKdRREcCo
>>320
「ハッハー! まぁ遠慮するなって!」

【と後ろからガシッという効果音が付きそうな勢いで肩を掴もうとする】
【そしてズルズルと抵抗する少女を引き摺りながら移動を開始するだろう】

「折角俺と【漆桜】に興味を持つ人が居たんだ、こんなに嬉しいこたぁ無いぜ」

【うんうん、と感慨深げに頷きながら目的地のホテル―――】
【の横に立っている喫茶店、そう目的地はあくまで喫茶店なのだ】
324 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:53:19.11 ID:VXfhIZ7y0
>>322
……んー、そういえば言ってたねそんな事
何となくそんな気がしたんだよ、何となくね

【冗談で言った事を本当に信じてしまった子供を見るような目で】
【たははは、と照れ笑い】
【そんな深い意味はなかったようだ】

でもこの世界のどこかでは今も面白い事が起きてるんじゃないかな?
もちろん、「面白い事」なんて十人十色で千差万別なんだろうけどさ

【口元にうっすらと笑みを浮かべて、相手の瞳を見つめる少女】
【どこか神秘的な雰囲気が漂うが、おそらく気のせいだ】
325 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 22:57:09.31 ID:SxMo65GYo
>>323
【ズシャァァァァ…!!】


【そんな効果音が聞こえてきそうなほど、見事なスライディング】
【足首まであるスカートを上品にたくし上げ、回避行動】
【その慣性を利用して、走り出す】


いえ、なんだかすごくきょうみがなくなったのでいいです
ほんとうにたすかりましたありがとうさよおなら
にどとわたしのまえにすがたをあらわさないでちょうだい。


【この世ならざる拷問の気配から、少女は齢[ピーー]才にして初めて】
【逃走を試みている】
326 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 22:59:37.49 ID:ujitzx9IO
>>324

「なんだ…そうだったの。」

【しかし、神様はなかなか粋なことをするもので、】
【現在、遠方では女が一番「面白い」とおもうことが起こっていた。】
【いくつかの勢力を巻き込んだ闘争は、この瞬間も確かに行われている。】

「さあ…どうかかしらねえ…」

「…まあ、世界は広いし。…一つや二つはあるんじゃないかしら。」

【相手の照れたような笑いを見て、彼女もほんの少しだけ、】
【口元をほころばせながら話を続けた。】
【相手の様子は、なんとなくだが、どこか神秘的で、】
【思わず見とれそうになる。】
327 :【剣魔】 [sage]:2011/06/04(土) 23:05:12.01 ID:IKdRREcCo
>>325
「……おいおい」

【空を掴む手を呆然と見ながら、走り去っていく少女の後姿を見つめる男】
【はぁ、と一つため息をついた後、手で顔を覆いながら】

「女心はさっぱり分からねぇ……」
『いえ、絶対あなたの所為ですから』
「鬱だ…」

/乙でした
328 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 23:07:33.98 ID:SxMo65GYo
>>327
/ありがとうございましたっ
/ちょと用事があったので無理矢理な切り方になってすいませんでした;;
329 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 23:09:07.86 ID:VXfhIZ7y0
>>326
まっ、そんな面白い事なんてこの小市民たる私には到底縁が無いだろうけどね

【あっははは、と快活に笑い飛ばす少女】
【先程までの神秘的な静かな笑みとは対照的だ】
【果たしてどちらが本当の顔なのだろうか】

じゃあそろそろ行かせてもらうね、今夜の宿も見つけないとだし
武人さんもホームレスとは言え、女の子なんだから……野宿なんかしちゃ駄目だよ?

【相手の大剣から名残惜しそうに手を離し】
【後ろずさりながら、相手との距離を少しづつ離していく】
【少女としてももう少し話していたいが、時間も時間だ】
【そろそろ宿を見つけないと、草原で一人野宿をする羽目になる】
【うら若き十代乙女としては避けたい事態だ】
330 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/04(土) 23:15:46.63 ID:ujitzx9IO
>>329

「小市民…ねえ…どうかしら。」

「巻き込まれる≠ゥもしれないわよ?」

【朗らかに笑う少女に紡いだのは、意味深な言葉。】
【自分の体験談から述べていた。「面白いこと」は、】
【どこに転がっているかわからないのだ。例えばこの瞬間も、】
【すぐそばにないとは言い切れない。】

「あらそう。…それじゃあ――――――――って…余計なお世話よ。」

【ぽい、と火の消えたタバコを投げ捨て、それを足でもみ消した。】
【後退する相手を見送り、やがて女も歩き出す。】
【満月は、そんな二人を優しく照らしていた。】
【「帝國」は近い…】


(乙でしたー!)
331 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 23:17:19.31 ID:VXfhIZ7y0
>>330
/絡みありです、乙でした!
332 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 23:20:41.64 ID:YbHa/aL6o
――ァー……

【何とも奇怪な声が暗く湿った路地裏に響き渡る、それと同時にガサゴソと言う物音も一緒にじんじんと響き渡っていくのだ】
【地面に転がった腐敗臭や汚臭と言った悪臭のする生ゴミたち、それをさっきまでしまい込んでいたにも関わらず無理矢理に吐き出させれてしまった水色のゴミ箱】
【口を地面に向かって開けてしまったせいで、中のゴミたたちが我先にと暴れたい放題で辺りに悪臭を撒き散らしていくのであった】
【そして、そんな生ゴミたちの横では小汚い少女が膝を曲げてしゃがみ込み、生ゴミを右手で拾っては口へと入れるという作業を繰り返す】
【踵の折れたハイヒールはサンダルの様に履き潰され、黒いドレスも元来の綺麗な黒ではなく汚さの塊の様などす黒い色だけとなってしまっていた】
【そんな少女自身からもとてつもない汗臭さと生臭さ、それから生ゴミ同様の腐敗臭などが撒き散らされ、歯の磨かれていない口からも悪臭が垂れ流される】
【近くにいるだけでも思わず鼻を摘みたくなるほどの悪臭の中で、少女はといえば生ゴミをまるで中華料理に使う円卓の上に乗せられた豪華な食事だとでも思っているのだろうかとさえ見えてしまう】

――はむっ……ムシャクチャ……

【誰かが食べかけたタンドリーチキンを両手で拾い上げ、それが綺麗な女性が食べたのだろう肥え太った男性が食べたのだろうとお構い無しに口にし】
【目を細めながら、他の食材とも混ざってしまったせいで味の同時多発テロ的な味付けがされたタンドリーチキンを堪能するさまは正に異様の一言に尽き】
【それから、少女は他の生ゴミにも手を出しながら幸せを享受しこう思うのだ―――嗚呼、今日も平和だな―――と】


/誰でもうぇるかむー
333 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/04(土) 23:55:24.66 ID:YbHa/aL6o
>>332
/まだ絡み待ち中どえすー
334 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/04(土) 23:55:45.71 ID:eoPswn7Q0
「巴、醒、突、抉、挟、龍、流、殴、璧、眼……ーーー龍・気門開封三十二門ッ!」
「“神羅之尖眼”《カルラノトガメ》」

揺れる地脈、静寂の裏腹に潜む龍の吼える様な迫るに響く大地の唸り、鬼気迫る気迫、されど
業火の如く練られる気、静かなる水の流れを征す様な、落ち着きと醒めた動き
研ぎ済ました様に澄んだ瞳、彼女は華麗な腕の折り返しで交差を繰り返しては
自らのツボを突き、龍門、気門を開く、気門は即ち開けば己の体を司る身体能力を征し
潜在的パワーを発揮し、龍門は即ち開けば、神経を司る鋭敏に研ぎ澄ます研石と成り、動体視力、反射神経を
鋭敏なものへと変えゆく、32門とは人の一日開ける門の上限たる108門の内、四分の一を開く事

「巴ァッ!!汰汰汰汰汰汰汰汰汰ァァッ!!」

「ふうッ……ーーー最近、割かし筋肉痛にならなくなってきたかな」

数秒に十回は突いたドラム缶は無惨な形で宙を舞い、三回転を為し、私が背を向け息を解くと同時
地面へ落ちる辺りは同じみの修行地に適した神社前竹林、ドラム缶はそこらのを使ってる
最近、感じない筋肉のきしみ、鍛えられてると言うより強化に体が馴染んでるのだろう
私は本日の修行の終わりに一礼を為す。
335 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/04(土) 23:56:47.25 ID:hrrh4vQEo
すでに四十八時間が経過していた

数センチ先すら見ることができない圧倒的な暗闇の中で、少女は岩場(おそらくそうであろう)に寄りかかり、目を深く閉じていた
高く広がる空間(深い闇で高さを捉えることはできないが)にときおり嗚咽とも取れない叫び声が響いた
彼女はまただ、と腕に抱きかかえた長すぎる剣を握りしめる。三十七回目、人の事切れる音を指折り数えた

彼女の乗った列車が大陸中央部の都市から出たのは五十二時間前のことだった
南に下るにつれて次第に標高が上がり、山々もその肌を露わにし始めたのが、四十八時間前
そして、国境を跨ぐ長いトンネルに差し掛かったところで、彼女と同乗していた客の時間は止まった

列車がトンネル内の中央付近まで来たところで、爆発したかのような大きな揺れがあり、いくばくかの間があった後で
固められていたはずの上壁が猛烈な勢いで崩落し始めた。そこからはもう時間など必要なかった
列車は急停止を余儀なくされた。車掌がブレーキレバーを最大限に絞ったが、手遅れだった
山そのものが崩れ落ちてくるような土石流が前方をふさぎ、ついでそこに衝突した列車の1号車と2号車を飲み込んだ
止めることのできない濁流は無情にも列車の入ってきた方の入口まで塞いだ

乗客たちは衝突後しばらく声を失っていたが、身震いするような完全な闇の中で無分別に声を出し始めた
彼女は列車中央にあたる5号車に乗っていたので、幸運にもかすり傷一つ負わずに列車の外に出ることができた

ところどころで呻き声が漏れていた

座席の間で脚を挟まれ、抜け出せずにもがく男。土砂に下半身を巻き込まれ、切れた脇腹から臓腑を吐きだしている女
首が半分をほど切断され、夥しい体液とともに声にならない空気をぴゅうと鳴らしている少女
鉄パイプが肺に刺さり、青ざめた顔でそれを取ろうとしている若者
床に転がった赤ん坊は甲高い泣き声をあげていたが、一刻も早く列車から逃げようとした老人に踏まれ、内臓をぶちまけ死んだ

果てしない混乱の中で、少女が列車を降りたところで、粘々した白い液がべっとりとついた胃袋を踏んだ
まだ溶けていなかったトマトが上履きの底に張り付いて、ころびそうになった

そうして、四十八時間が過ぎたのだ

その間少女は列車の中に残っているであろう食料を数人で手分けして探し、残っていた蝋燭を人数で割って配った
長距離を走る列車だったので水はかなり確保されていたが、閉じ込められ蒸しかえる空間では飲みきってしまうものがいるほどだった
悲観にくれ、暴れまわるものもいた。少女はそれを止めようとはしなかった
若い女性の悲鳴が聞こえて、そのあとパンパンという小気味よい音がトンネル内に溢れた。女性の悲鳴もすぐに消えた
誰もが声を殺してその行為から耳を塞ごうとした。もう動く気力もないのだ。排泄と吸収以外には

二十四時間を過ぎたあたりから、血と肉が腐り始め、いたるところで尿をしたせいで、トンネル内は悪臭に満たされていた

彼女もまたその場から動くことなく、放出と吸収をこなした。事故直後から肌を舐められるような不快な感覚が襲っていたのだ
こちらの体力が落ちることを狙っている狡猾な獣のような視線が――――

この場から動いてはいけない。壁を背にし、視界を支配する無限なる闇に目を凝らす。彼女がするべきことはそれだけだったのだ

/暗闇の中で戦闘ロールしてみたかったので、場所を設定してみました
/プチイベントのようなものなので、それでもよろしければどうぞ。絡むときは同じく巻き込まれたことにしたらどうでしょう?
336 :【天地開闢】@プチイベント [sage]:2011/06/04(土) 23:57:55.56 ID:hrrh4vQEo
すでに四十八時間が経過していた

数センチ先すら見ることができない圧倒的な暗闇の中で、少女は岩場(おそらくそうであろう)に寄りかかり、目を深く閉じていた
高く広がる空間(深い闇で高さを捉えることはできないが)にときおり嗚咽とも取れない叫び声が響いた
彼女はまただ、と腕に抱きかかえた長すぎる剣を握りしめる。三十七回目、人の事切れる音を指折り数えた

彼女の乗った列車が大陸中央部の都市から出たのは五十二時間前のことだった
南に下るにつれて次第に標高が上がり、山々もその肌を露わにし始めたのが、四十八時間前
そして、国境を跨ぐ長いトンネルに差し掛かったところで、彼女と同乗していた客の時間は止まった

列車がトンネル内の中央付近まで来たところで、爆発したかのような大きな揺れがあり、いくばくかの間があった後で
固められていたはずの上壁が猛烈な勢いで崩落し始めた。そこからはもう時間など必要なかった
列車は急停止を余儀なくされた。車掌がブレーキレバーを最大限に絞ったが、手遅れだった
山そのものが崩れ落ちてくるような土石流が前方をふさぎ、ついでそこに衝突した列車の1号車と2号車を飲み込んだ
止めることのできない濁流は無情にも列車の入ってきた方の入口まで塞いだ

乗客たちは衝突後しばらく声を失っていたが、身震いするような完全な闇の中で無分別に声を出し始めた
彼女は列車中央にあたる5号車に乗っていたので、幸運にもかすり傷一つ負わずに列車の外に出ることができた

ところどころで呻き声が漏れていた

座席の間で脚を挟まれ、抜け出せずにもがく男。土砂に下半身を巻き込まれ、切れた脇腹から臓腑を吐きだしている女
首が半分をほど切断され、夥しい体液とともに声にならない空気をぴゅうと鳴らしている少女
鉄パイプが肺に刺さり、青ざめた顔でそれを取ろうとしている若者
床に転がった赤ん坊は甲高い泣き声をあげていたが、一刻も早く列車から逃げようとした老人に踏まれ、内臓をぶちまけ死んだ

果てしない混乱の中で、少女が列車を降りたところで、粘々した白い液がべっとりとついた胃袋を踏んだ
まだ溶けていなかったトマトが上履きの底に張り付いて、ころびそうになった

そうして、四十八時間が過ぎたのだ

その間少女は列車の中に残っているであろう食料を数人で手分けして探し、残っていた蝋燭を人数で割って配った
長距離を走る列車だったので水はかなり確保されていたが、閉じ込められ蒸しかえる空間では飲みきってしまうものがいるほどだった
悲観にくれ、暴れまわるものもいた。少女はそれを止めようとはしなかった
若い女性の悲鳴が聞こえて、そのあとパンパンという小気味よい音がトンネル内に溢れた。女性の悲鳴もすぐに消えた
誰もが声を殺してその行為から耳を塞ごうとした。もう動く気力もないのだ。排泄と吸収以外には

二十四時間を過ぎたあたりから、血と肉が腐り始め、いたるところで尿をしたせいで、トンネル内は悪臭に満たされていた

彼女もまたその場から動くことなく、放出と吸収をこなした。事故直後から肌を舐められるような不快な感覚が襲っていたのだ
こちらの体力が落ちることを狙っている狡猾な獣のような視線が――――

この場から動いてはいけない。壁を背にし、視界を支配する無限なる闇に目を凝らす。彼女がするべきことはそれだけだったのだ

/暗闇の中で戦闘ロールしてみたかったので、場所を設定してみました
/プチイベントのようなものなので、それでもよろしければどうぞ。絡むときは同じく巻き込まれたことにしたらどうでしょう?
337 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 00:00:34.22 ID:DdX4rq8Qo
/連投すみません。ネットの調子が悪いようです
338 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 00:03:07.97 ID:fWzXWXQIO
【公園】
【もう日も落ちたそこに、一人の人物がいた。】

「さってと…誰もいないわね…」

【辺りを見回しながらそう呟いたのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「…それじゃあ――――――――始めるかな…夜稽古=v

【女はそう言ってから、右手で大剣を抜刀する。刃が凶悪に光った。】
【そして彼女は精神を統一するようにふう、と息を吐き、】

「……ッッ!!!」

【大きな剣を、「右手一本」で降り始めた。】
【空を切る音が辺りに響く…】
339 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 00:03:10.01 ID:My/BQ3290
>>332
/いいでしょうかー?
340 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sage]:2011/06/05(日) 00:05:13.71 ID:5F8wYfpco
「……」ジャー

【真昼間の賑やかな公園】
【子供たちが無邪気に遊んでいる光景が見てとれる】
【争いとは無縁な、平和な空間である】

「……」ジャー ガサゴソ

【そんな公園の入り口付近】
【水道で手を洗う、背丈の低い少女が居た】
【濡れた小さな手をポケットに入れ、何かを探っている】

「……ない……。
 ……どこかで落としたかな……」

【状況から察するに、探していたのはハンカチだろう】
【言っているように落としたらしく、手を拭くことも出来ないので水滴だけをパッパッと払っている】

「……まあいいや……。
 どうせ安物だし……」

【黒く短い髪、大きめの瞳孔】
【制服姿であり、膝下まで上がった靴下も黒】
【そんな少女は、こんなことを言いながらも少し残念がっていたのであった】
341 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 00:06:17.10 ID:nkeB3Indo
>>339
/ええ、どうぞーっ
342 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 00:10:51.78 ID:0bI7MG9Y0
>>334
【少女はいつも通りトレーニングで走りこんでいる最中、何かが叩かれている音に気付く】
【そこに向かっていけば、なんと女性がドラム缶を叩き壊しているではないか】

凄い……それ以上にあんな動きを見たことがない…

【ドラム缶を叩き壊したことより、自分の見たことのない動きに興味を持つ】
【様々な格闘技を習得してきた彼女にとって前例のないことだ】

すいません、その動きはどこの流派のですか?

【赤髪の少女はポニーテールを揺らしながら近づき、質問する】
343 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 00:11:40.31 ID:0bI7MG9Y0
>>334
【少女はいつも通りトレーニングで走りこんでいる最中、何かが叩かれている音に気付く】
【そこに向かっていけば、なんと女性がドラム缶を叩き壊しているではないか】

凄い……それ以上にあんな動きを見たことがない…

【ドラム缶を叩き壊したことより、自分の見たことのない動きに興味を持つ】
【様々な格闘技を習得してきた彼女にとって前例のないことだ】

すいません、その動きはどこの流派のですか?

【赤髪の少女はポニーテールを揺らしながら近づき、質問する】
344 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 00:17:18.66 ID:DdX4rq8Qo
>>338
/おっけーですか?
345 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 00:17:57.45 ID:My/BQ3290
>>332
「Foo・・・ どうも最近パッとしねぇな」

【そんな事を呟きながら、路地裏を歩く一人の男】
【プレートキャップにジャケット、ジーンズにバッシュとラフな格好】
【ちょっとスーツでも着て、街中を歩けばモデルだと思われるだろう容姿だった】

「―――Wow… Oh my god…」

【路地裏でゴミを漁っている人間は多い訳ではないが、珍しくない】
【そんな中でも、たった今見つけた少女は異常なほどだった】
【まさに一心不乱 といった具合に、生ゴミを口に運んでいるのだ】

「HEY girl. どうした?」

「何かあったのか?そんなにボロボロで…」

【ゆっくりと歩いて近づき、しゃがみこんで少女に話しかける】
【よく見れば、汚らしい衣装はドレスとハイヒール およそ路地裏に似つかわしくない格好だろう】
【もっとも、こんなにボロボロになっていなければ、だが 男は、異臭にも嫌な顔をせず少女の反応を待った】
346 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 00:18:36.60 ID:fWzXWXQIO
>>344
もちろんです!大歓迎。
347 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 00:28:33.30 ID:fds/tAEpo
>>345
【ギュルリ】

【カメラのレンズの様に真っ黒な二つの瞳、いや、眼球は相手へとそんな擬音を立てそうな勢いでそちらへと視線を向け】
【ジッと相手の顔を見つめながらタンドリーチキンをまた一齧りし、クチャクチャと口を開けながら品行方正ゼロな食べ方で食事を続け】
【一体どんな疑問を少女が思っているのかは描写するに至りはしないが、頭の上にハテナマークが浮かびそうな態度とでも言うのだろうか】
【最近、色々な人と会う、なんて少女は思っているかもしれないし思っていないかもしれない、とにかく目の前の人物の言葉を理解していない様子で】

――クチャクチャ……ムシャリ……クチュクチャ……

【返事をしなければ反応すら殆どすることは無く、視線だけを相手に向けながら口と手を動かして生ゴミを胃袋へと収める作業を続けていくのであった】
【それは一種の作業的とも言える光景で、強いて言うならば生命維持をする為に必要な生物にとっての本能的プロセスなのであろう、これがなければ生物ではないのだ】
【しかしながら、この少女には極力関わらないほうが良いのには違いない、別に厨二病的なあれで『私に近づくと不幸になるぞーッ!!』なんていうベターなものではなく】
【単純な一言―――『謎が謎を呼ぶ』―――服装、容姿、言葉、性格、習性、その他諸々の点において謎なのだから仕方が無い】
【とはいえ、少女にとっては毎日を起きて、食べて、寝て、起きる、これの無限ループを延々と半永久的に継続することができるならばそれが一番の幸せなのである】
348 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/05(日) 00:29:10.99 ID:QyFrUS2Uo
>>336
【列車が岩場を通り過ぎたときに……とある事があったのだ。その列車が通った場所は荒野に近い】
【別の場所でも能力の超動あったのだ。その正体は列車が急停止した場所、真下ある地下遺跡】
【そこで儀式がおこなれていたのだ…能力と能力がぶつかり合うほどの。それは空間を引き裂き】
【本来繋がっていない場所に繋がってしまうほどの力………ブラックホール。いやそれよりも不可思議に及ぶもの】
【それが発生しても列車の中にいる住民は助からない。なぜなら、それはあくまで『召喚』によって発生したものなのだから】

【少女が震えているすぐそばに魔法陣が描かれる……おそらく、これを解読できるのは一般人では不可能だ】
【魔方陣は収縮と拡大を続け…後に停止する。そして光を放っただ】
【暗闇を晴らす程の光。その中に黒衣とも言うべき着物を纏い…二本のレイピアを携えた剣士】
【紫の髪は闇の中に咲く紫陽花。目の色は梟でさえも凌駕するような金色の瞳】
【…なにより其れは女性であった】


【女性は、氷のように輝くレイピアを抜き……周囲の壁を列車を凍てつかせる】
【わずかに発生した光が『ソレ』を帯び寄せるであろう】
【彼女は気づいているのか…?】
349 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 00:32:49.07 ID:9unSviia0
>>342
「……ムン」

一礼後に、力瘤を作る、一見したら小さな少女の戯れの様な物に見えるが、此は私自身が押した
ツボの効果の度合いを確かめても居るのだ、効果の差異は突き所で変わる、故に
こうして確かめているのだ、そこで断りを入れ話しかけて来る赤髪の女性、身長が……高い
……いや高いからどうと言う訳では無いが、私が子供の様に見上げる形に成るのは忍び無いと言うか
……一応、私、二十代ですし、プライド的な問題がありますし、おすし

「と、貴女も格闘技関係の子かな……?」
「ま、いいけど、今の型は静水流格闘術……体の内を巡る気を活用した格闘術よ」
「田舎で私ととある師範とで編み出した独自流、でもあるけどね」

またか、と言うような反応を見せる私、それも当然、初めてでは無いからだ
田舎の格闘技がそこまで物珍しいのだろうか?私には解らないが、あまり血の気が盛んで無い
私には解らない事情だ、一応、説明はするのだが
体格に合わせた動きや、微妙な身体能力の変動に合わせた、水のごとき変容性を示す此の格闘術は
言う程簡単では無いのだ。
350 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 00:38:07.87 ID:DdX4rq8Qo
>>338

ヘッドランプの白い光が断続的に公園の内部を照らし出していた
更なる深い夜へと傾きかけた、夜の天頂で、一人の少女が胸に大きな紙袋を抱えて公園を歩いていた

空は高く、うすい雲が南東の風に流されながらたなびいているのを見上げていた
浅葱色の羽織でも過ごしやすくなってきた芒種の時節に、剣の音を聞いた
それは深く穏やかなものであった。彼女は音に引かれるように歩をすすめた

腐った草が蒸れ蛍になる熱を溶かしていく微風の中で、少し離れた位置にあるベンチに座り、女の様子を眺めた
大きすぎる剣と、振るたびに鋭さを増していく剣裁き。音もしだいに高音になっているように感じられる

紙袋に目一杯に入ったさくらんぼを取り出して、口にする。種だけは取り出さない

彼女は声一つ出さなかった。剣を振っているものにかける声などないからだ
だが、それよりも今はこの剣を見る様を見ていたかった。ベンチに立てかけたオリハルコンの剣、それは何を意味するのか

明滅する街灯は彼女の影を伸ばし、女のいる方へと伸びていた。女を飲み込むような剣の熱とともに
351 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 00:43:49.04 ID:My/BQ3290
>>347
「――あぁもう!イライラするぜ!」

【何にイラついているのだろうか 少女が自分の言葉を理解していない事だろうか】
【それとも、わかっていて話さないのか。 あるいは、こんな食事をしている事自体か】
【理由は不明だが、とにもかくにも、少女が今ここでこうしている事が男をイラつかせている事は確かだった】

「よし、言葉がわからないか?それとも、耳が悪いか?」

「意味がわからなかったか? つまり、Youはなんでそんな格好で、ゴミを漁っている?って事だ」

【原因不明の苛立ちを抑えて、考えられる原因をつぶしていく事にした】
【一旦目にしてしまった以上、ハイさよなら とできない男なのだった】
【そもそも、目の前の少女に関してはわからない事だらけだった それがわからない以上、どうしようもない】
【かくして、おそらく泥沼への第一歩を踏み出してしまったのであった】

「なぁ、頼むから何か反応を見せてほしいもんだぜ?」
352 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 00:46:31.14 ID:0bI7MG9Y0
>>349
静水流格闘術……かぁ
師は知っていたかな…

【生まれてから17年間、格闘技一筋で生きてきた自分にも知らない格闘術がある】
【自分が思った以上に世界が広いことを実感させられた】

あの…どういう動きなのかを少し教えてもらえないでしょうか?
イメージ、型でもなんでもいいので教えてください!

【深々と頭を下げて、頼み込む】
【全く知らない格闘術に出合い、とても興味がわいている】
【この格闘技について少しでも知ることができれば、自分の目標にまた一歩近づくかもしれない】
353 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 00:55:44.74 ID:fWzXWXQIO
>>350

【敵は、そこに確かに存在している。女の中では、目の前には、】
【無数の「対象」がいた。敵はいなかったら作ればいいのだ。簡単に言えば想像の敵を切っていた。】
【大剣は唸る。女に振り回され、狂乱するように宙を舞っていた。】
【敵は切り裂かれる。一人、また一人と分断されて行った。女の想像なので当たり前っちゃあ当たり前だが。】

「……」

【やがて、剣戟は終わる。左足を軸にして逆袈裟のように剣を振った後、】
【女は残心を取り、そしてゆっくりと剣を背に戻した。】
【体は火照り、額には汗が浮かぶ。時期的に仕方のないことだ。】

「……ん…?」

【乱れた髪を手櫛で整えながら、ふと、振り返ってみるとそこには一人の女の子。】
【こんな時間に珍しい…自分のことは棚にあげながらそんなことを考える。しかし、】
【その思考は、ものの数秒で上書きされた。より「驚くべき」ことが、】
【彼女の思考を支配する。】

「……その剣…」

「…あんたの…?」

【女は「思わず」といった様子で声をかける。】
【相手の傍に置かれている剣…それを構成するのは伝説上の希少金属「オリハルコン」ではないか。】
354 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 00:57:50.89 ID:fds/tAEpo
>>351
【段々と苛立ちを募らせる男性を目の前にしてたとしても、ただただ呑気にタンドリーチキンを骨に変える少女】
【骨だけになったそれをぽいっと近くの適当なところに投げ捨ててしまうと、また生ごみの山に両手を突っ込んでめぼしいものを探す】
【マイペースの極みと呼んでも過言ではない所業、というか完全に相手の存在が無いかのようなスルーっぷりである】

【しかしながら、まぁ、なんだか目の前で喚いているので流石に何かを伝えようとしていることくらいは理解したらしく】

――……エゥ

【生ゴミの山から両手をバッと相手へと向けて差し出し―――これは鯛の刺身(一切れ)だーッッ!!!】
【もちろん腐っており腐敗しており発酵している、要するに普通の人が食べたら数時間で腹を壊し病院へ駆け込む羽目になる】
355 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 01:07:43.83 ID:DdX4rq8Qo
>>353

彼女もまた相手の為していることの意味を完全に把握していた
さくらんぼを食べ続けている口とは別に、女へと向けられたまっすぐな視線、その先には無数の敵
感覚を共有するかのように相手の感覚、敵対者に対する適切な対処、癖、太刀筋、そして腕前

一夜の剣舞が終わるころにはさくらんぼを食べるのにも飽きて、少女は抱えていた紙袋を脇に置き、膝を抱えた
ブルマに二―ソックスというアンバランスな格好で、相手の熱を見つめた

「あの、おつかれさまです、剣はよく振れましたか……?」

彼女は膝を抱えたまま小さな体を小刻みに震わせた。人と話すのは苦手なのだ

「……はい、わたしのものです」

ベンチから立ち上がると剣の鞘の部分をしっかりと抱きしめた。一見彼女には大きすぎる

「剣とともに生き、剣とともに死ぬ、あなたもそういう星の下で生まれたひとのようです……」
356 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 01:09:32.78 ID:9unSviia0
>>352
「いや、ほんっとド田舎格闘術だしねぇ……、格闘技マニアでも知らない様なモンよ」

此の妙に関心を促す女性に対し、少し前までは向上心を持ち合わせて居た自分に重なり
溜息を付いた、しかしながらド田舎と言うよりは、ほぼ身内しか知らないと言う
何ともローカルな物で、しかしその身内の腕前や知識がかなりの物だったからか
少し本格的に汲み上げられ完成したのが静水流、相手の語る師が身内でも無い限りは、知る由も
恐らくは無いだろう

「……イメージ、たってねぇ……聞いてそのまま、静かなる水よ」
「呼吸を整え無心に放ち、心を整え一とせよ、体を巡らす気を整え極め放ち、体を磨き技とせよ」
「それらの心技一体を根本に置き、体に巡るエネルギーを熟知し」
「自らの心と体を知る、其れを技とするのよ、静水たる“水”は体の“気”を示す訳で」
「……ここまでは解るかしら?」

自分でもどう説明したら良いのか、解らないモノだ、体で覚えろと言っても
其れの使用用途が解らない限りは意味が無いという感じだ、私は息を整えながら
身振りで説明するが、理解される自信は……ズバリ無い、こういう時、自分の師は凄いと関心
したくなる
357 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 01:09:34.88 ID:My/BQ3290
>>354
【目の前に差し出された鯛の刺身(腐)を見て男の反応は―――】

「ふ、ふふ、ふふふふふ・・・」

【壊れた 思いっきり壊れたようだ 軽く、理性の壁を壊した】
【色々と考えていた男だが、それらを全部投げ捨ててしまったようだ】

「OKOK・・・ よし、今からお前を拉致する・・・」

「拉致して風呂に入れて新しい服を着せてマトモな飯を食わせてやる・・・」

【それは只単に保護しているだけではないだろうか 間違った方向にキレてしまったようだ】
【ともかく、今こうして少女が生ゴミを漁っている状態が苛立ちの原因には違いない ならば】
【この現状を思いっきりぶっ壊す事に決めたようだ】

「とゆう訳で・・・ 一緒に来い」

【立ち上がって、少し離れて手招きする 言葉が伝わらないようなので、行動で示す事にした】
【とはいえ、発している言葉はまるで誘拐犯である もっとも、本人の理性はぶっ飛んでしまったので自覚は無い】
【それにしても、傍から見たら只の異常なお人よしである さて、少女に伝わるか否か】
358 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 01:18:28.53 ID:fds/tAEpo
>>357
【言葉遣いなどは随分とアレであるが、しかしながらその行動は善人そのもの】
【見知らぬ少女を保護しようなどと言う人物など世界広しと言えど、そうはいない―――まぁ、二人めなのだが】
【しかしながら、現実として少女が路地裏に転がっていると言う事は、少女が逃げ出したと言う事に他ならず】
【加えて、手招きをしてくる相手に対しての返事はといえば、首を右に傾げて見せるだけ、疑問符を浮かべながら】

――……ァー……ア?

【イマイチ意味がわからないなりにも多少思考をしてみたらしいが、さっぱり理解できなかったらしく言葉にならない声を放ち】
【それから、視線を再び生ゴミの山へと落として両手を突っ込み、ガサゴソと探り当てたものは―――ヨーグルト(固形化)だーッッ!!】
【完全に固形化してしまったそれを両手で作った更に乗せ、口に当てて押し込む様にグチャグチャと下品に貪り始めるのだ】
【無人島に住んでいる野生児でもこれはドン引くレベルであろう、車が走り電話で食べ物を頼める時代にはありえない行動だ】
359 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 01:24:17.75 ID:0bI7MG9Y0
>>356
水……かぁ

【その場で目を瞑り深呼吸 全神経を研ぎ澄ませ集中する】
【自らの身体に流れている気を水として体内を巡らせるイメージで…】

【数十秒たった後、再び目を開ける】

……難しい…これほど上手くいかないなんて…
やはり中国拳法のように気を一部に集中させるのはできるんですがね…
気に『液体』のイメージを定着させなければ無理ですね

【どうやら上手くいかなかったらしい】
【自分の気のイメージと大分ずれているようだ】
360 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 01:27:56.18 ID:fWzXWXQIO
>>355

【さて、と汗を拭い、落ち着いたところで相手を観察した。】
【大きな紙袋。中身はさくらんぼである。そしてブルマにニーソックス。】
【相手の言葉を借りるなら「奇抜」な格好だが、】
【女はそのような様子にはいい意味で慣れていた。】
【能力者が集うこの世界。容姿や格好は特徴的な人物が多い。非凡さがしかし、平凡でもある。】
【それに、自分だって似たようなものだ。左目の傷の歪んだ存在感は、】
【消したくても消すことができない。】

「ん?…ああ…まあまあよ。」

【そして女は内心で舌打ちした。見られたか…と。】
【自分のような女が片手で大剣をぶん回すのだ。それを見る所謂「野次馬」は後を立たない。】
【しかも、なんとも煩わしいことに、そういう連中に限って、】
【いろいろ質問してくるのだ。なんでそんなに振れる。コツはあるのか。その剣はなんだ、云々。】
【無遠慮に話しかけてくる人物は斬り殺してやろうかとすら思う。だからこそ、】
【人目を避けてこんな深夜に剣を振っていたのだ。】

「…ふうん…」

【しかし、】
【今回は少々勝手が違う。遠慮がちに身体をわずかに震わせて言葉を紡ぐ女の子には、】
【不思議とその他大勢の「野次馬」のようないやらしさはなかった。だからこそ、】
【女はこのように「穏やか」に対応していたのだ。】

「……」

「あなた「も」…ってことは…なるほどね…」

【近づきながら視線はなおも相手の剣へ。】
【まがい物ではない。女も文献でしか読んだことのなかった、】
【最高峰の金属がそこにはあった。しっかりと抱きしめる様子は、】
【相手がどれだけその剣を大事にしているかわかる。】
【女はそのしぐさと、そして言葉尻から、少女が自分と同業だと確信した。】

「へえ…いい剣ねえ…」

【軽く屈み、女は魅入られそうになるような錯覚を覚えながら、】
【相手の剣を見た。】
361 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 01:31:46.53 ID:My/BQ3290
>>358
【少女から帰ってきた反応は、ヨーグルトVer.ソリッド一気食いだった】
【これに対して男の反応は―――】

「Fuuuuuuuuuuuu××!!!」

【非常に汚い悪態を叫びながら、近くの電話ボックスを殴りつけたのだった】
【能力の加減を許されなかった電話ボックスは、時速約30km以上のスピードで果てしなく飛んでいってしまった】
【言葉が、いや概念が通じない事がこんなにもストレスになるとは】

「いいから!こっちに!こい! って言ってんだよぉぉぉぉ!」

「Fooo・・・ Cooldownだ・・・」

【そして、絶叫 そして、深呼吸 どうやら落ち着いたようだ】

「こうなると引きずって連れて行くか・・・?」

「Ummm〜 よし、抱えて持っていこう」

【ゴミの中に首輪がないがちょっと視線を向けてみたが、よくわからない】
【しょうがないので、少女の後ろに歩いて移動して、そっと脇の下に手を伸ばす つまり、抱きかかえるつもりだ】
【あんまり暴れて欲しくないのだが、はたしてどうだろうか】

「大人しくしててくれよ・・・?」
362 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 01:41:40.54 ID:8Gtf/OlLo
>>361
――エォウッ!?

【突然の破壊音に驚いてしまったようでそちらへと視線を向け、なにやら驚いたっぽい声を出す少女】
【両手はエクストリームソリッドデリシャスヨーグルトがべっとりと付いて汚れてしまっているが、特にそれを気にする様子も無い】
【しかも、びっくりはしたものの相手が心を落ち着かせている間にあっと言う間に元に戻ってしまい、また生ごみを漁りだす始末】
【結果、周りをあんまりにも気にしない性格が幸いしたのか、簡単に相手に背中を取られてしまい】

――エゥッ

【両脇を持ち上げられて抱きかかえられる少女】
【もちろん、そうなればかなりの至近距離であり―――それだけ臭いも強烈なものとなる】
【事実、人の体臭を嗅いだ事によって嗅覚が麻痺した事例も存在している、無論、これは超長期時間継続的に密閉空間での話ではあるが……】

――ゥゥ……ナァウ!

【そして、他人に抱きかかえられるのがお気にめさなかったのか両手と両足をばたつかせて暴れ始めるのであった】
【少女と記述してはいるが身長は高校生並みである、幾ら痩せ細っていてかなり軽いとは言え暴れるとそれなりの抵抗力である】
【とはいえ、組み伏せようと思えば簡単に組み伏せられるであろう体躯ではあるが……その画、いや、今現在進行形の画ですら、犯罪的に危ないものであるのは確かだ】
363 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 01:48:06.74 ID:DdX4rq8Qo
>>360

観察されたのに気づいたのか、剣を抱きかかえたまま一歩後ずさる
ジャリと音を鳴らしたのは上履き。文字通り外で履く物ではないが、彼女は呪われていた

「わたし、こんなかっこうだから、剣を振れないと思われるんですよね……」

体操服には『へめら』の丸文字。日常から名前をさらけ出している人物も珍しかった
恥ずかしそうにうつむかせる顔は朱に染まり、男を騙すには十分なほどの女性らしさだった
オレンジがかった街灯の光を照り返す白い首からなだらかにつながる華奢な肩

彼女はその存在全てにおいて、暴力というものの排反なのだ

豆一つない柔らかな掌に握られた十全なる金属。交わることのない彼女と諸概念
だからこそ彼女は死とは対極にいたし、死を与えることもできた
他の剣士が死の帰結としての道を見出すのに対して、彼女は生の帰結としての道を見出すのだった

「いい剣? けほっ、けほっ……あの、その……どうしてそんなに見るんですか? この剣はあぶないですよ?」

彼女は嘘をついた。この剣を扱えるほどの人物が、最も危ないことを隠して
弱々しい声の中に咳を挟み、目端に涙を溜めながら自分より背の高い女の顔を見上げる

「……あなたは、どれほど剣を振ることができますか?」

彼女はこれがどれほどの剣士の誇りを砕いてきたか、気づいていなかった
血の滲むような努力の否定、神に与えられた才のみで剣を覚えた彼女にとっては単純な質問にすぎなかったのだが
364 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 01:49:39.34 ID:9unSviia0
>>359
「……ーーー」

私は精神を整える彼女の息遣い、気迫、微妙な筋系の変動、集中を観察する。
一目見た時に何となく解ったが、体感が半端無い、肉質やさり気無い動作から
途轍もない素質と可能性を感じさせる、彼女の気の流動には、水どころか“海”を表現する様な
動きからも此の人物の師範は、余程余念無く鍛えた証が見えるが、まだ
成長し化ける要素が有る……ーーー末恐ろしい

「やれと言われてすぐ出来るモノでも無いわ?」
「液体を挙げる辺りは良い線行ってるわ、静水流に決まった技や形は無いのよ」
「自分を形無き、水に例え、如何に水の形を変容させるか」
「形作った水が自然と技と成る、私が独自流と言ったのは、各々が違う技や戦い方を持つ」

「つまり結局、静水流は人自身の放つ格闘術、自分で考え、自分で感じ、自分の技を放つのよ」

そもそも自分は気門を開いたり、龍門を開いたりの補助が無ければ、とても非力だ
非力が故に……ーーー自分の底を知っている
底を知るからこそ、此の静水流を極められたのだ、まだまだ甘いモノだが
弱者には弱者なりの戦い、強者には強者なりの戦い、静水流は要するに自分のしっくりくる様にやれ
ってのが根本だ
365 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 01:54:45.63 ID:My/BQ3290
>>362
「クッ・・・ええい!どれだけ風呂に入っていないんだ!」

【暴れる少女を抱えながら、匂いに対してキレてみせた いや、形すらないものなのに】
【とはいえ、血と臓物、腐乱死体なんかよりはマシだ そして、その匂いを嗅いだ事もある】
【どちらかと言うと、密室空間で 元軍属の裏設定が生きた、と思う中の人】

「HEY!いいかげんにしろよ!?」

【いや、その光景で発する言葉ではないだろう 誰も突込みがいないので仕方が無いのだが】
【暴れる汚らしい少女と、それを抱える男 どんなシチュエーションなのか、誰かが見てもわからない気がする】
【少女の体を反転させて、肩をつかもうとする つまり、向かい合う形に持っていこうとしたのだ】
【そして、それがうまくいったなら次のような言葉を言うだろう】

「いいから、黙って俺についてこい 絶対に、悪いようにはしないから」

【悪臭が漂い、汚れ全開の少女と額を合わせて見詰め合うようにして言うだろう】
【まるで、動物的以心伝心である 何でそこまでするのかは、男にもわからない ただ、苛立ちからやっているだけだ】
【それにしても、予想通りの泥沼っぷりである】
366 :【紅蓮鬼道】15pt :2011/06/05(日) 02:03:14.09 ID:uGI9c8vj0
夜中の、寂れた公園のベンチ。
そこに座る黒い髪に、赤い瞳の青年。
青年は頭を片手で抑え、視界に映る物を憎しみをこめ、それこそ殺そうとしているんじゃないかという程に力をこめて、睨み付けていた。

その視界に映る物は―――水溜りに反射する、自らの顔。
この時間帯、それをこめて不審者ととられても何も可笑しくはない。そんな状況。

静寂を犯す事なく、水溜りに向けて、そぅっと、手を伸ばす。
367 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 02:05:00.84 ID:fWzXWXQIO
>>363

【相手は一歩だけ後ずさった。女はその理由が分からずに、】
【少しだけ首を傾げる。視線を剣から話してみると、上履き。】
【服装も合間って、学校の授業中からそのまま飛び出して来たかのようだが、】
【抱えられた剣がそれを否定していた。「へめら」と書かれたそれは名前だろうか。】
【いや名前だろうな。位置的に…ぼんやりと女はそんなことを考えてしまう。】

「…そんならそんな格好やめたらいいじゃないの。」

「…こんな時間だとなおさらよ?…襲われて悲しい子羊になっちゃうかも…」

【頬を朱にして俯く様子はなるほど、世の男性を「秒殺」してしまいそうな魅力がある。】
【そんな可愛らしい様子をみながら、女が言った内容は実に単純だった。】
【懸念されることを、端的に述べた。それだけだ。】

「どうして…って…そりゃあ珍しいからよ。」

「そもそもオリハルコンなんて本当にあるとは思わなかったわ」

「…ん?…大丈夫?」

【なんとなく、】
【相手は「病弱」に見えた。咳しかり、目尻に浮かぶ微力の水滴然り。】

「…は?」

「…どれくらいって…」

【そしてこの質問に対しては、女は答えを見つけかねた。】
【果たしてどんな風に答えれば良いのか分からない。】

「……あんたはどんくらい振れるのよ。」

【その結果、彼女は相手に同じ質問を聞き返した。】
368 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 02:07:03.61 ID:1ZRIWDkEo
>>365
――ヤァウゥ……!!

【まるで抱っこされるのを嫌がる小動物である、犬か猫かといわれれば、生ゴミを漁り誰にも懐かない辺り野良猫と言える】
【言語を喋らず、音を声として発する少女は暴れるだけで、現状が変化するのを拒むかのように必死さが伺える】
【相手が何をしようかなど理解していないはずなのに、動物とか野獣とかそういう類の本能的直感でも働いているのだろうか】
【これでも、これまたとある人物には『人工物』と推測をされたにも関わらず――まぁ、普通に人間と推測する者も多いのではあるが】

【そして、相手と向かい合っても目を瞑りながら首を左右に勢い良くブンブン振って居気を続ける少女なのであったが】
【相手の額がこちらの額へと走り出し、くっ付いた瞬間―――】


「―――眼前不明人物に警告、当機は■■■の重要所有物です」
「直ちに当機と距離3mを取らなければセキュリティプログラムを起動します」
「尚、現在は通常モードを終了し、セキュリティシステムへと移行状態です」

【―――目を勢い良く見開き、その真っ黒な眼球がこれでもかと見開かれた異様な状態でグルリと回転し、相手を真っ直ぐに見つめた】
【口から発さられる相手へと向けた初めての言葉は奇妙なまでに機械的で、それは一種のホラー要素すらも含んでいた】
【少女の正体を更に謎にさせる”機械っぽい設定”―――設定のバーゲンセールである少女の内の謎の一つに過ぎないのだ、このホラー要素も】
369 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 02:07:26.76 ID:1ZRIWDkEo
>>368
/【■■■の部分はノイズによって聞こえない】を追加でッ!
370 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 02:09:46.79 ID:0bI7MG9Y0
>>364

なるほど……液体に近い動きだとすると鞭打が一番近いのかもしれないなぁ
後で気を利用した鞭打を試してみよう

【肩から下を液体としてイメージし、鞭のような打撃を生み出す『鞭打』と照らし合わす】
【もしかしたら気のイメージと近い物があるかもしれない。そんな風に考えていた】
【自分なりの使い方、闘い方に仕上げるためにはもっと色々試さなければ…】

あぁ、もうこんな時間かぁ
今から走らないと寮につくのが酷いことになるなぁ

【腕時計を見て深くため息をつく】

今回は色々なことを教えてくださり有り難うございました!
今度お会いした時はもっと色々教えてください! 後お手合わせもお願いします!
では失礼します!

【深々と礼をし、少女は来た道10kmを再び走って行った】

/すんません、眠気が限界なのでここで失礼します
有り難うございましたー!
371 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 02:18:43.34 ID:DdX4rq8Qo
>>367

「やめられるならやめてます……うぅ。呪われてるんです……けほっ、けほっ」

とほほと言わんばかりに肩を落とす少女だったが、それでこの呪いが解けるわけではない
気を取り直して、顔をふるふると振った後に、きっと顔をあげてみるものの

「えっ? おそわれるんですが? わたし、子羊じゃないですけど……??」

比喩的なものはからっきし通じない少女だったので、男に襲われることなど考えてもいなかった
生まれてから夜の恐怖を感じたこともなく、やみへと同化していくようなあのおぞましい感覚も分かっていなかった
それは結局のところ彼女が生まれながらに死を内包していることに起因していた

彼女にとって死とは内部にあるものであって、それは言葉になることはなかった

「わたしもあるとは思ってなかったんですけど……なんかすぐ見つかっちゃいました……えへへ」

うれしそうに肩まで伸びた黒髪を撫でる。見つけてきてくれた人のことを数瞬思い出していた

「あ、はい、だいじょぶですけど……?」

わずかに心配の色を見せる顔に目をぱちぱちとして首を傾げる

投げかけた質問に答えは返ってこない。彼女は答えられない相手に対して、ふざけた様子もなくこう言った

「……誰よりも」
372 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 02:22:14.40 ID:My/BQ3290
>>368
【突如として変貌した少女の様子 それに驚くどころか、笑みすら浮かべる男だった】
【一部ノイズが入ったようだが、そんな事はどうでもいい それより重要に思ったのは】

「――よーやくマトモに・・・ マトモ?まぁいい、喋ったな」

【そこだった!まぁ、マトモな文章ではないかもしれないが、マトモな聞き取れる言語ではある】
【もしかしたら、次は会話になるかもしれない と思うのだった】

「3m・・・ このぐらいか?」

【少女からジャスト3m離れて、笑顔のまま告げた ある意味、この状況で笑える時点でまだ壊れているのかもしれない】
【ポケットに手を突っ込んで、少女の全身を改めてよく見る 先程との大きな違いは、やはり眼球だろうか】

「セキュリティでもなんでもいいけどよ、話はできるのか?」

「つーか、ようやく言語を発したと思ったらまた機械的な・・・」

【今の段階で男の出した結論は、アンドロイド的な感じの何か である】
【少女を観察しながら、言葉を重ねて反応を待つ なんとゆうか、謎が多い】
【ともかく、危害を加える気は無いので3m下がったし、言葉が通じるならまずは話をしたい】
373 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 02:26:19.81 ID:9unSviia0
>>370
「……液体と言う表現事態は、比喩なんだけど」
「……半ば理解してきてるのが、ホント怖いわぁ」

実際に表現した気を体に映し出してる分は、本当に体で自分の動きを熟知してる証拠か
もはや才能か、天才か、天才は努力の課程を得ずとも一から十までを
得る力が有ると聞く、凡才は努力して一から九までを得るとも聞くが、理不尽なものである
彼女は寮戻る時間らしいが、私は初対面に型を教えて居た事実に少し驚く、此は人間性の問題か
礼儀正しい分には教えて誤った選択で無いと、思う、思いたいものだが

「別に大した事は教えて無いわ、寧ろ今ので理解した私が驚いてるわ」
「手合わせったって………私は指圧師であって格闘家じゃnって、行っちゃったし……ま、いっか」

私が修行に身を投じる理由も、己の精神を鍛える為では有るが、最近物足りない自分が居る
何よりも……年上(?)の意地と言うべきか、プライドと言うべきか、そんな感情に近い何かが
私の向上心、闘争心を刺激してしまった……まぁ、あんな素質込めた娘に勝てる要素は
五分有るか無いかだろうが……ーーー試す価値は有る
たまには格闘家の真似事も、悪くないかな? なんて

/乙やすみあり!
374 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 02:29:43.80 ID:fWzXWXQIO
>>371

「…そりゃまた随分変わった呪いね…」

「いや…襲われるでしょー…そんだけ可愛かったら…」

【どうも冗談を言っている様子はないらしい。つまり「ガチ」ということなる。】
【何より、相手の落胆する様子がなんともリアルだ。】
【そして紡がれる言葉はこれまた非常に純粋なもので、】
【女は半分飽きれたように繰り返す。もっとも、その「得物」がある限り抑止的な効果が働き、】
【大丈夫な気がしないでもない。】

「ふーん…羨ましいわね…」

【もっとも、自分も似たような経験がある。それこそ背中の愛刀だ。】
【唯一の相棒は、ある日いきなり転がってきた。】

「あ、そ。それなら―――――――――――」

【しかし、その言葉は中途半端に途切れた。最後の相手の言葉に、】
【女は思わず眉をひそめる。】

「……誰よりも…?」

【そしてこの女。「病的」「異常」と言えるくらいの負けず嫌い。】
【というなんともめんどくさい性格をしていた。他人に下に見られたり、自分の方が劣っていると思わされたりすることを、】
【ウジ虫のように嫌う。】

「…対した自信ね…」

「…私よりも≠ゥしら…?」

【ガチャリ】
【と威嚇する様に背の大剣を鳴らし、女は鋭い視線をぶつけた。】
375 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 02:38:54.41 ID:jE15Bnwso
>>372
【相手が3m圏内にいる間は両手の指に力を入れ、身も少し屈めて今にも飛び掛りそうな勢いであったが】
【ピッタリ3mの距離を取った瞬間、ふらっと姿勢を元に戻してしまい、それからふらふらっと立ち上がって見せると】
【真っ黒な眼球、恐らくは半分くらいは外に出てしまっているのであろうに、白目の部分は一つも無いその本当の意味で真っ黒な瞳で相手を見つめ】

「眼前対象者には当機の情報データベースにアクセスするる権限が不足している為」
「Eレベルる以上の情報の引き出しは不可能となります」

「よって、その質問にはお答えできません」

【口を閉じることはなく、両腕をぶらんと垂らし、さながらゾンビ映画にでも登場するかのような立ち方、黒い眼球も相まって何とも異様である】
【そして、紡ぐ言葉はまだ機械的な言葉たち、いや、むしろ機械的な言葉でなければ先ほどの様に言葉を発せず解しすらしない少女の姿しか残らないのだが】

「対象者の脅威レベルが低下した為、30秒後にシステム通常モードに移行」

【―――しかも、どうやらこの機械的ななんかそれっぽい如何にも『アンドロイドキャラですよ』な設定は脅威に対してのみしか発揮しないらしい】
【まぁ、下手をすればこのまま他の謎設定までもを掘り起こす羽目になるので、そちらの方が面倒くさくない気もするのではあるが】
376 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 02:46:12.63 ID:DdX4rq8Qo
>>374

「……剣を振るうかぎりは、誰よりも」

抱きかかえていたオリハルコンの剣を器用に背中に預け、腰に差していた鋼鉄剣の柄に手を置いた
対人武器としてはこれで十分だし、なによりオリハルコンの剣を振るには相応の力を使わなければならない

「自信とか、そういうことじゃないんです……」

咳きこみそうになって口元に手を当てた。目は伏せたまま、大剣の音を聞いた
彼女はそれが威嚇だと『分かっていた』。だから怯えることもないし、普通の人間なら逃げ出してしまうだろうその鋭利な視線も受け止められる

「だって、わたし、剣を振るうために生まれたから」

ただそれだけのために生まれた。与えられたものは、病弱な体と、一本の剣
377 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 02:51:10.72 ID:My/BQ3290
>>375
「あぁややこしいな まぁいいか、さっさと通常モードとやらに移行しろよ」

「元に戻ったら、また抱えて運ぶからよ」

【なんとゆうタフガイなのだろうか 完全に今の光景を無かった事にして、再度同じことをやる と言っている】
【いくら機械的だとしても、これはどうなのだろうか・・・】

「30秒か・・・ 待つとなると長いな」

【完全に持久戦の体である とゆうか、疑問が多すぎて逆に興味がわいてきた】
【仮にアンドロイド的なものだとして、何故食事が必要なのか】
【そもそも、これだけの知性があるのに何ゆえこんな場所にいるのか】
【残念ながら、少女の変貌は男に更なる興味を提供しただけだったようである】
【中の人的には、このまま待ってしまって大丈夫なのだろうか と不安なのだが】

「・・・そろそろか」
378 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 02:55:42.69 ID:fWzXWXQIO
>>376

「……あら…そうなの…ふーん…」

【全く面白くない、というふうに女は口を動かした。】
【実力は未知数だ。相手の言い様では自分よりも「遥かに」できるようだが、】
【しかしそれに確証はない。だが、オリハルコンの剣を持っている辺り、】
【その剣の腕をなんとなく予想できそうでもあった。】
【腰に差し込まれた剣に手がかかるのを見て、女も慌てて大剣の柄を握る。】

「……どういうことかしら…」

「……分からないわね…」

【ザリ、と数歩後退。さてどうなるか…】
379 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 03:02:26.46 ID:jE15Bnwso
>>377
――――――――
――――――
――――

「30秒経過、システム通常モードに移行します」

【そう呟いた直後、瞬きを一度するとあんなに飛び出しかけていた眼球はすっかり内側に戻ってしまっており】
【ふらっと体のバランスを崩したのか前のめりに倒れ、地面へと体を打ち付けてしまう少女、幸いにも生ゴミは回避していた】
【しかも、一種の気絶状態に陥っているらしく息をするだけで起き上がらない―――相手にとっては好都合であろう、毎回こうなのだ】

【静かにしていれば、というか”通常モード”らしい時はエウアウばっかで基本的に静かなのでこの描写は不適切なのかもしれないが】
【こうして寝ていればただの少女の様に見えてしまうのである、たとえどれだけの数の『設定』を抱えていようとも……まぁ、臭いは変わらずキツいが】
380 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 03:05:17.77 ID:DdX4rq8Qo
>>378

「……わたしと剣を合わせますか? それとも、あきらめますか?」

彼女はつぶやくようにそう言って、鋼鉄剣をするりと抜いた。彼女らしい剣を下げただけのシンプルな構え
腰に取り付けてあるバックラーも使うつもりはない。先ほど剣戟を見ていたものの、どこまで力を出しているかまでは分からない
力をセーブして戦うことを幾多の戦争から学んできた。彼女の習性といってもよかった

「あなたは、なぜ……わたしから離れたんですか?」

大きな眼鏡越しに相手を見る。距離を取り、自分の間合いをはかろうというのか、彼女はそんな相手に一歩近づいた
381 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 03:13:19.75 ID:My/BQ3290
>>379
―――30秒後―――

「・・・意外とあっさりだったな」

【結果的に、少女はぶっ倒れてしまった ともかく、額をつけた時点でああなったのだ】
【とゆう事は・・・】

「色々興味はあったが、まぁいいか・・・ とりあえず、大人しくはなったしな」

「しっかし・・・ 随分落差が大きいな」

【ともかく、少女に再び近づいて、抱えようとする】
【先程のセキュリティ状態と比べると、まるで別人である 見た目が汚いただの少女だ】

「むぅ・・・ 知り合いに声をかけて手伝ってもらうか」

【冷静になってみれば、自分が少女を風呂に入れるのは色々と問題がありまくりである】
【近くに住む女性を頼って、なんとかするしかないだろう】
【そして、少女がこのまま起きないなら、清潔になるまで風呂に入れられる事になるのだが・・・?】
382 :【杵突遁沌】@Wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 03:15:11.56 ID:o0IpnNpAO

夜もすっかり更けてしまった港付近の倉庫街。
昼間は活気の無い此処も、夜には色々な人間の「溜まり場」になり易い――事実、怖いお兄さん達の溜まり場らしい――が、今日はいつもとは何やら様子が違うようで。

「ほーたぁーるの、ひーかぁーぁり、まーどぉーの、ゆきぃー」

赤色のコンテナの上で唄うのは怪我人のような一人の人間。顔形は少女のようだが中身はまごうことなき野郎である。
そんなソレは片足首の無い足をパタパタとさせながら暇そうに杵でコンテナを叩いている。――能力が発動しているのか、コンテナはかなり歪な形へと変形させられていたが。

「…続き忘れちゃったなぁ」

ソレの周りにそんなコンテナが山ほどばあれば、人が不審がって近付かないのも当たり前で。
まるで出来の悪い城のようなコンテナの頂上に君臨するソレは、ただ夜空を降り始めた月を見やるばかりで。
383 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 03:15:27.65 ID:fWzXWXQIO
>>380

【抜いたか…女は一気に警戒した。】
【とりあえず、向こうは一度自分の剣を見ている。】
【稽古を見られたことに対し後悔の年が湧き上がってきた。】

「……」

【さて、どうするか。「戦うか」「引くか」】
【女の頭の中で、その二つの言葉がピピっと展開され、】
【そして次の瞬間、数秒にも満たない刹那のときを経て、】
【答えが出された。】

「その減らず口を一回…」






「 黙 ら せ て や る わ 」






【ぐわん、】
【と月光に鈍く光る刀身。】
【右手で抜刀した大剣を、刃を上にして肩に担ぎ、女は「構え」た。】
384 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 03:23:54.73 ID:jE15Bnwso
>>381
【気絶、とは言っても簡単に言ってしまえば睡眠状態と症状的には大した違いは無く、第一に気絶と一言で言っても広く意味がある】
【つまるところ要点だけを言ってしまえば、このまま相手の作戦通り知り合いの女性を頼った場合、風呂場で少女が暴れるのである】
【そりゃ、寝ているところを裸にされて風呂に入れられたら誰でも起きる、というか服を脱がされる時点で普通は起きるものである】
【ココが謎部分ならばよかったのに、残念ながらここは一切手付かずの平凡な部分であるのがこれまた厄介なのだ】

――ナムル……

【寝言】

【決して、韓国料理的なあれではないと思いたいが、これが重要な言葉であるかどうかはあえて描写しないでおく】
【つまりは重要な言葉ではないのだ】

【第一に、深夜、未成年らしき少女を運んでいる男性、遠目から視たら警察を呼ばれてしまっても文句は言えない気もする】
【風呂に入れようとしたのは二人目と描写したが、その一人目は幸いにも女性だったので問題にはならなかったが―――まぁ、問題が多い】
【とは言え、この少女の体は人形的な用語で言えば”素体”であり、簡単に言ってしまえばそういうあれは設計されてはいないのではあるが】
【あれがなにかは描写する必要もあるまい、必要もあるまい】

【どちらにせよ、運ぶのを断念するか、風呂場で暴れるのをなんとかするか、どこでロールを再開するかはそちらにお任せする次第】

【ちなみに、風呂で暴れている時の台詞は相も変わらずナウナウである、風呂場なう】
385 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 03:27:18.58 ID:DdX4rq8Qo
>>383

鋼鉄剣は西洋ではロングソードと呼ばれるもので少女が使うには長すぎたが、男性が使うには適切な長さだった
警戒する相手をよそに、目を伏せたまま相手の呼吸を聞いていた
直感で回避すると言えども、相手の持つ感覚を共有していくことが必要で、こうして警戒してくれると呼吸は読みやすかった

「………?」

相手はこちらがそれなりの腕を持っていることを認識している。相手が弱いならば、すぐに斬りかかればいいだけだ
だが、相手が相応の強さを持つとなると、安易に切り込めば、即、死

彼女の幼い体からは考えられない戦闘に対する本能的な生存戦略

「……剣をかまえて、終わりですか」

少女は構えた女に対して悠々と近づいていった。鋼鉄剣を引きずるようにして夜の公園に高い音を響かせる
一歩、二歩、三歩……開いていた距離が徐々に詰まってくる―――どのタイミングで切り出すのか、剣士だけの駆け引きが始まった
386 :【殴慟略弩】@wiki E:ペンダント [saga]:2011/06/05(日) 03:33:44.95 ID:My/BQ3290
>>384
【そんな事情を知る由も無い男 とにもかくにも、少女を運ぶのだった】

「変な寝言・・・」

【突っ込みは忘れずに】

【さて、この後どうなるかは誰も知らないわからない】
【以前にもある少女を家まで、深夜に運んだ経験がある男 そうゆう星の下に生まれたのだろう】
【知り合い、と言った女性は恐ろしいほど身体能力が高かったので、ナウナウ言っててもどうにかなるだろうと楽観的に考えた】
【いや、ナウナウに関しては男が知るはずもないんだけどね】

【ともかく、少女を運ぶ事でこの泥沼劇は一応の解決といたす】
【深夜、路地裏から少女運びなう】

/変な〆になってしまった・・・ 絡み乙とありです!
/ナウナウの結果についてはそちらにお任せします・・・ww
387 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 03:34:41.73 ID:fWzXWXQIO
>>385

「……」

【長いな…あんな長剣を使えるのだろうか。という思考が脳裏をよぎったが、】
【微かに首を振る。先入観は良くない。相手の全容が見えないのだ。長剣を自在に操れてもなんらおかしくはない。】
【自分が大剣を扱える様に…】

「…いちいち一言多いわよ…」

【とは言え、この状況で「構えた」と言われるのは初めてだった。】
【肩に担ぐという何気ない動作こそ彼女の構えであり、】
【それを見抜いた相手はやはり只者じゃないと見える。】
【一本…二歩…少しづつ少女がこちらに間合いを詰めてくる。そして―――――――――――】

「……」

【相手の三歩目。足が動く瞬間、】
【女は大剣を振るための「軸」を作るため、左足で踏み込もうとした。】
388 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 03:45:58.10 ID:jE15Bnwso
>>386
【ナウナウの結果報告―――その後、少女は風呂場へとまんまと放り投げられてしまった】
【しかしながら案の定少女はナウナウ言いながら抵抗、駄々っ子の様に暴れ始め、手が付けられない状態に】
【一応、なんとかその女性の身体能力とやらで無理矢理取り押さえれたが―――風呂から出て少し目を離した隙に服を持って逃走】
【知能ゼロかと思いきや服も持っていく辺りこれまた謎である、もしかしたらセキュリティシステムが作動したのかもしれないが】
【少女からして見れば目を覚ましたら知らない家にいて、訳の分からないうちに風呂に入れられたのである、そりゃ逃げ出しもする】

【立つ鳥後を濁さずとは言うが、少女はダイナミックに窓ガラスを割って逃げたので盛大に後を濁したのであった】
【多少、ガラス片で皮膚が傷付いたがなんのその、それくらいで愚図愚図言う性格でもないのは目に見えて明らかではないか】
【少女は野良猫様に自由気ままに生き、例えどれだけ親切にしてもらっても気に留めもしない、それこそが路地裏で生きる野良猫的生き方】
【まぁ、野良猫と少女は全く違う生き物なのは確実なのだが】


/絡み乙でしたー!
389 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 03:47:52.62 ID:DdX4rq8Qo
>>387

彼女の剣が優れている理由はある一点に集約されていると言ってもいい
こうやって一歩一歩近づいていくことに何のためらいもないのは、彼女の才によるもの

彼女の剣術を引き継げなかったのは彼女のその特質にあり、それゆえに彼女によって完成させられた

「……いつでも、どうぞ?」

この言葉が彼女の本質を表していた。『いつでも』いい、これがコンマ秒を奪い合う剣士同士において可能なことなのか

踏み込んだ左足、少女はそれを感じていたが、特に気にすることなくもう一歩目を踏み出そうとしていた
相手の大剣が振るわれるそのときを彼女は待ち望んでいたのだから

剣術は技能の掛け合い、かなりの技能を持ちながら彼女がしているのはそれの否定―――
390 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 03:53:43.39 ID:fWzXWXQIO
>>389

【さて…相手は特に構えた様子もないが、果たしてどうなるか…】
【女は期待半分、憎らしさ半分、と言った様子で左足で踏み込む。】
【ガッチリと大地を掴み、身体がぶれない様にしながら、】

「……」







【相手の胸くらいの高さで大剣を右から左に凪払おうとする。】
【その一撃は必要以上に重く、「直撃すれば」切断系の大ダメージをくらい、吹き飛ばされるだろう。】
【同時に考える。今までの経験上…相手のように「いかにも」非力なタイプは…】
391 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 03:55:52.04 ID:lw/GWiX1o
>>269

「え?あ、ちょっと……ッ!」

【我に返った瞬間には時既に遅し、逃れるように疾駆する少女の背中が、視界にあって】
【後を追う形で彼もまた一歩二歩と、幾分か乱れた歩調で夜道を行く】

【勘違い、互いの齟齬から生じたそれは少女に多大な衝撃を与えたようで】
【依然状況を把握できぬが故に困惑を表情に湛えつつ、待ってくれと、愚直に何度も繰り返す】
【傍目から見ればそれは少女を追う変質者の構図に近い、まあ何と怪しい事か】


「勘違い……ただの偶然、嘘っぱちッ!デマ―――おわッ!」

【言葉を変えて、逃げ往く少女を引き留めんと、このまま終わると、後味の悪い事この上無い】

【―――――と、考えていた矢先の事だった】
【整わない足取りが災いしたか、転倒。頭から舗装された道へと、滑り込む】
【走る痛みに伏したまま身もだえし、立ち上がろうとしない。膝でも打ち付けたか】

392 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 04:08:56.04 ID:DdX4rq8Qo
>>390

踏み込まれた左足そして振られた大剣―――少女の剣はまだ届く距離にない
ぽんっと右に跳ねた。相手から見て左側に跳ねたことになる。やけに軽快なステップだった

浮いた体に向かって大木のごとく振り込まれる剣―――彼女の想像よりも重いものだった
だが、狙いは簡単なもので、薙ぎ払われた大剣に合わせるように力のない剣が間に挟み込まれる
無論、衝撃は回避することはできない――吹き飛ばされる小さな体。なにが起こったのか

猛烈な勢いのまま十メートルほど左の方へ飛ばされた。その間、彼女はくるりと回転して、地面に突き刺した剣とともに着地

傷はない。だが、大剣を受け流しきるためのゼロ方向の力を押しこむほどの力に少しばかり手が痺れていた

「……すごくいい振りですね。力も十分……」

言葉と並走するように相手へと疾駆する。かなりの速度だった。それでも彼女の速度の中では五分程度のものだった
先ほどと違い、今度は早くタイミングが合わせづらくなっているかもしれない―――だが、力量のある剣士なら、力を流すことができるというのは最も嫌な相手でもあるだろう
393 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 04:14:39.66 ID:fWzXWXQIO
>>392

「ッチィ…やっぱり…」

【女は思った―――――――――――化け物、と。】
【「龍」の牙のような鋭い一撃をいなすその姿は、人間離れして見えた。】

「…そりゃどうも…」

【同時に思う。彼女の攻撃は全て、その重さと破壊力から、】
【正面から「受けて」とダメージが残るのだ。しかし、】
【相手は受け「流した」。それがどれほど厄介かは、わざわざ書くまでもない。】
【そして再び接近される。牽制する様に、】
【左足で相手の腹を蹴りつけようとした。】
394 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/05(日) 04:14:54.48 ID:/F4pTV+io
>>391
【此の場から離れようと走り出した少女の背後から声が投げ掛けられ】
【それでも止まろうとはせず、一心不乱に出口を..目指していた、のだが】
【背後から叫び声、そして転ぶ様な音が―――徐々に減速すると、青年のほうへと振り返る】

...あ

【其処には案の定、蹲るようにした彼の姿があった。少女の表情に違う形で動揺が走った】
【そろそろと、結構早いスピードで青年へと近づいていく。最早幽霊よりも、目の前の現実を】

...ごめんなさい、大丈夫ですか...?
【しゃがみ込み、青年の顔を覗き込むようにしながら問い掛ける】
【まさかこんな事になるとは全く予想しておらず―――。】
【瞳は僅かに潤んでいた。尤もその原因は先の幽霊なのだが】

/すみません、遅れました..
395 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 04:26:15.94 ID:DdX4rq8Qo
>>393

「……蹴り」

この速度のまま蹴りをくらえば、ダメージを受けることになる―――彼女は躊躇わなかった
相手が生命をかけて戦ってきた場合、どんな相手でも一方的に[ピーーー]ことなどできないことをよく知っていた
彼女はその結果、ダメージの計算(それもまた特質に依存するものなのだが)を考えるようになった

腹を蹴りつけられる――だが、痛みがすぐに来るわけではない
この速度の中で、彼女に与えられたのは神経の怠慢のみ―――それで十分だった

腹部へと衝撃が走ると同時に、振り上げられる右手に握られた剣―――相手の脇腹へと鋭く、疾った

この接触が終われば、彼女は相応のダメージを受けているはずだ。だが、致命的でないという点で、彼女にとっては楽観視できるものだったのだ
396 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 04:31:50.81 ID:lw/GWiX1o
>>394

【案の定膝や額をしたたか打ち付けたらしく、少女の問い掛けに小さな呻き声で返す】
【暫く地面に倒れ伏し続けた後で、上体だけを起こして少女を見上げた】
【精神的にも、肉体的にも苦痛の色を浮かべた表情。手で膝を庇いつつ、今度は体全体を】


「ん、大丈夫……立てるって事は、折れてもないだろうし、ね。それより」
「その、スマン。ありゃ嘘だ、真っ赤な嘘、根も葉も無いデマ、見える筈が無いさ」

【件の表情を覆い隠すようにはにかんでみせるけれど、少女の潤んだ瞳に対して、謝意はどうしても隠しきれず】
【騒動の元凶、階段話の真偽も含めて誤魔化すように、それよりもと言葉を続けた】


「いや、君くらいの歳なら“こういうの”も、大丈夫だとてっきり、ね……」
「やっぱり怖いものは怖いの、かな。案外、見掛けよりも若かったり―――する?」

【一転、茶化すようなものへと変わった声音。本職、本来のそれと言うべきだろうか】
【皮肉るような声量を抑えた笑い声で言葉を締めて、手を額へとやった】
397 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 04:34:15.42 ID:fWzXWXQIO
>>395

「お…入った…」

【ズドン、という鈍い衝撃が走る。女の蹴りは、】
【確かに相手の腹を捉えた。が、なんと少女はそれでも攻撃してくるではないか。】
【月光に相手の刃がキラリ、と光った瞬間、】

「―――――――――――っ!!」

【少女がそのまま剣を振れば、】
【カアン!】
【と硬質な音がするだろう。大剣の「柄」の先端で、】
【相手の刀身を狙いとは逆の方向に素早く叩き、太刀筋を反らさせようとするのだ。】
【しかし、彼女の対応よりも相手の剣速の方がわずかに早かった。】
【ゆえに、少女がそのまま剣を振った場合例え反らすことができたとしても、女は脇腹を浅く斬られることになる。】
398 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/05(日) 04:47:15.90 ID:/F4pTV+io
>>396
【返事は呻き声という形で返ってきた。どうやら余り大丈夫では無さそうである】
【暫く後こちらを見上げる青年の表情を見て、沸々と後悔が沸き起こり】

う、うそ...?
【此処で漸く、怪談がデマであった事を少女も把握する。】
【と言ってもこんな状況で怒る気になる筈もなく、安堵を顔に浮かべがなら長い溜息を付いた】
【青年のはにかむような表情は何処か辛そうな気がする。首をゆるゆると左右に振り謝意に返すと】

見かけがどうかは分かりません、けど...私はまだ16です。
...あ、でも..ああいうのはヤなのでもうしないで下さい...

【青年の茶化す様な表情にも、真面目な面持ちでそう言葉を返した後】
【少し気恥ずかしそうにしながらもう一言付け足した。怪談はもうこりごりである】
【そんな事を話しながら少女は両手を、青年が手で庇っていた、膝へと持っていき触ろうとする】

じっとしてて、下さいね...
【そう言った瞬間、少女の手のひらから淡い光が膝へと発せられる】
【その光に当たっていれば傷は修復されていき、痛みは引いていくだろう】
399 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 04:49:29.06 ID:DdX4rq8Qo
>>397

硬質な音がした―――剣と剣がぶつかった音だ

少女は幾重にも戦力を隠している。相手も同様であろうが、この近距離戦で防ぐのは難しい
相手の脇腹を切り取っていく剣に流れをまかせながら、彼女がいたのは上―――
速度を乗せてきたのだから当たり前だ。力の逃げ場所を求めるように、相手の蹴りを腹部で受け止めた後、体が躍動した

着地したときには相手の後ろにいるだろう。彼女は空中においてもなお、気を抜いていなかった
そう、隠された戦力はいつ使うこともできる。それは彼女の体からわずかも剣気が溢れ出ていないことからも明らかだった

/すみません遅れました
400 :【真双戒剣】 :2011/06/05(日) 04:54:33.36 ID:fWzXWXQIO
>>399

【柄を動かした後互いの位置が交錯し、そして位置が入れ替わった。】
【女は軽く顔をしかめた後、再び大剣を肩に担ぎ…すなわち構えてから、素早く振り返る。かつ
401 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 04:54:56.91 ID:fWzXWXQIO
途中送信…ごめんなさい。
402 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 05:00:02.03 ID:fWzXWXQIO
>>399

【柄を動かした後互いの位置が交錯し、そして位置が入れ替わった。】
【女は軽く顔をしかめた後、再び大剣を肩に担ぎ…すなわち構えてから、素早く振り返る。】

「……なるほど…ね…オリハルコンを持つだけはあるわ…」

【はた、と見据えるその瞳は、何かを悟った様に相手に注がれており、】
【そして女は2、3瞬きし、気持ちを落ち着ける様にしてから言った。】

「…―――――――――――降参」

「降参よ。」

【と。】
【悟ったのだ。数回の打ち合いで、なるほど相手の言葉だけはある、と。】
【今の自分ではまだ敵わない。悔しいが、自分の方が弱いのだ。】
403 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 05:05:20.46 ID:lw/GWiX1o
>>398

「嘘も嘘、あったとしても噂、確証は無いし、この手の話は大体作り話が多い、だろう?」

「16……いや、もうちょっと下かと思ってたよ」
「別に変な意味じゃなくてさ、その歳なら夜中の外出も、結構当たり前の事だったりするのかな?」

【少しだけ紅潮した少女の頬、互いに緊張が氷解していくのを感じ取り、心中で胸を撫で下ろした】
【徐々に話題を怪談話から他愛無いもの―――邂逅した時、最初に問うたそれへと、移行させてゆく】


「本ッ当にすまない、俺が馬鹿だった、幽霊なんかには目が無くて―――――さ?」

「治癒の能力、か。初めて見た、便利なもんだよなあ……病院要らずって、引く手数多だったり」
「有り難う、自業自得だよなぁ……ったく」

【小さく頭を下げた所で膝へ添えられる、手。視界に広がる仄かな光】
【一瞬で和らぐ傷――打撲の痛み、曰く初めての体験に目を見開きつつも改めて、一層深く頭を下げた】
404 :【天地開闢】 [sage]:2011/06/05(日) 05:09:53.10 ID:DdX4rq8Qo
>>402

着地、のち、彼女はまだ振り返らない―――相手が構えているのは感じる

「……どうして戦わないんですか?」

彼女は降参するという相手の言葉に不思議そうに尋ねた。声は思春期にかかる前のまだやさしい声色だった

「人を殺めるのに、わたしがためらわないひとだったら?」

そうなれば、[ピーーー]か殺されるかだ。彼女はそちらの世界で生きてきた。だが、彼女は殺さなかった
彼女が今まで死ななかったのと同様に、相手の剣士もまた死ぬことはない。なぜだかは彼女は分からなかった
405 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 05:18:16.80 ID:fWzXWXQIO
>>404

「…こう見えても…無駄なことはしない主義なのよ。」

【「負けず嫌いだけどね。」と女は自嘲気味に笑った。】
【不思議そうに届けられる声を聞き、彼女は言う。】

「ん?…そんときは…剣士の誇りを持って死ぬだけね。」

「でも、あなたは私を殺さないでしょう?…今の打ち合いで分かったわよ?」

【剣を背に収めてから、女は言った。】
【こちらもその発言に明確な理由はなかった。強いて言えば「カン」である。】

「次…私が今よりも強くなったら…」

「もう一度%ャってもらおうかしらね。」

【そう言ってから、】
【女は踵を返した。このまま何もなかったら、やがてその姿を雑踏に消すだろう。】
406 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/05(日) 05:22:04.66 ID:/F4pTV+io
>>403
そ、そうですよね...よかったぁ...

【青年の問い掛けに首肯する。確かにそう言われればそうなのだが、それでもやはり信じてしまう】
【うんうん、と首を縦に小さく振りつつ、よかった、と小さな声で零した】

いや、その...み、道に.....

【そして再び回帰した話題。幾らか話しやすくなったのか、回答は以前とは違う】
【それでもやはり恥ずかしいようで途中で言葉を濁すと、察してとばかりに青年の瞳へと視線を注ぐ】


怪我をさせちゃったのは私の所為ですから、気にしないで下さい...。

【深く頭を下げられると少女は、少し慌てたように】
【青年にも非が無いとは言えないが怪我をさせた原因は自分の行動だし、と】
【そんな風な事を思っていると光は徐々に収まりを見せ、怪我が完治したのを告げていた】
【少女はそれを見届けると怪我していた膝を緩慢な動作で摩り。もう怪我はしていないだろうが、願掛けの様なものだろうか】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/05(日) 05:28:00.15 ID:ObFpjjgIO
>>405
「……そうですか、けほっ、げほっ……がはッ!!」

相手が雑踏へと消えて行くなかで少女は地面に血溜まりができるほどに突然吐血した
先ほどまでとは違い、青ざめた顔になっていく……すこし運動をしただけじゃないか

去り際、再戦を申し込む相手に笑顔で答えた自分に気づいて、もう元には戻れないことを知った
言葉の通り、自分は剣を振るうために生まれたのだと
今剣を合わせた女もまた剣を抱いて死ぬものならば、ふたたびめぐり合うはずだと、確信めいたものを感じていた

「……またどこかで。次は剣のない世界でさえも」

少女は血で張り付いた体操服を引っ張りながら、彼女もまた雑踏へと消えていった

/絡み乙でした! 深夜にお疲れ様です
408 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 05:31:20.18 ID:fWzXWXQIO
>>407
(乙でしたー!)
(次は勝つぞww)
(ありがとうございました!)
409 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 05:37:53.16 ID:lw/GWiX1o
>>406

「道に、ねえ……成る程成る程、ひょっとして、ドジ?」

【唐突に、驚く程率直に問うた、そこは方向音痴か否か、とした方が適切だったろう】
【が、こちらの方が所謂“良いリアクション”が取れそうな気もする】
【そんな職業病じみた思考を働かせた、その結果だった。にいと笑みを浮かべて、言葉通りに納得するように腕を組む】


「そこは……謙遜の仕合いは何だか格好悪いし半々か……7対3くらい、って事で一つ、どうかな?」

「……って、これじゃあ何だか、どこかの悪人が提案してるみたい、だな」

【膝を摩る少女とは、相対的に見下す位置関係にあった】
【傍らで屈した少女を見下す構図は確かにどこか、彼に外道の印象を与える節がある】
【とはいえ気にかけるような素振りは全く無く、寧ろこの状況を、ある種の笑い話をして捉えているようだった】
410 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/05(日) 05:52:56.04 ID:RkIWObbGo
>>409
......

【どうやら青年に意味は伝わったようで。それにしても、ストレート過ぎる質問】
【少女はかあっと顔を一層紅くしながら、否定するように首を左右に振った。分かり易い反応だろうか】
【相手の浮かべる笑みに少し恨みがましそうな視線を向け見上げていた】


ななたいさん...そうですね

【特に意味もなく、相手の言葉をゆっくりとした口調で繰り返し】
【青年の続く言葉を聞くとくすり、と笑いを漏らした後に、同意した】
【すっかりリラックスしたのか少女は、不意に欠伸を漏らした】
【少女にとってはもう、充分遅い時間なのだろう、目尻に浮かんだ涙を拭い】
411 :【讃詞吹銘】@Wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 06:15:03.73 ID:lw/GWiX1o
>>410

「ん、そうか……もう、こんな時間か」
「その沈黙と首の動きについてはまたいつか追求するとして、今日はそろそろ……解散、かな?」

【公園の時計に目を通して初めて気付く、夜も末といった感を湛えた周囲の雰囲気】


「んじゃ……機会があればそのうち」
「オカルト絡みで何かあれば、是非相談してくれると嬉しいかな。無いとは思うけどさ」

「あ、その時は是非とも御空と呼んでくれれば。別にアフロでも良いけど、ね」

【朝となれば幽霊を拝む事も出来まい、此処に用は無いと踵を返し、足を踏み出す】
【夜闇は驚く程迅速に彼の体を包み隠し、その姿は時計が秒を刻む毎に、希薄なものとなっていった】
412 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/05(日) 06:27:31.34 ID:RkIWObbGo
>>411
...あ、そうですね

【青年につられる様にして時計に目をやる、と。既に真夜中。】
【その言葉に首肯すると立ち上がり、ぐぐぐっ、と伸びを】
【あつくなった顔を冷やそうと手で団扇を作りぱたぱたと仰いだりなどしながら】


オカルト絡み...はい、分かりました。
..出来ればそんな事、無いと良いですけど

御空さん...それじゃあ私は、沖、遥香ですから、好きなように呼んで下さいね
【どうやらそんなことを言うくらいだ、目の前の青年は先程自分で言っていた通り相当オカルト好きと見える】
【少女からすればそんな機械恵まれて欲しくはないが、万が一あればちゃんと覚えていよう、と取り敢えずの決心を】
【そして相手に会わせて自己紹介。少女は何時もの控え目な笑みを浮かべた。今日は此処で、寝てしまおうか】

それじゃあ、また
【そう言って踵を返し歩いていく青年を送り出した。控え目に右手を振って】

/絡みあり乙でした!遅筆短文すんません、楽しかったです
413 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 07:48:38.80 ID:Eul8POt50
【新しい朝がやってきました】
【とある森の中、耳を澄ませば鳥の鳴き声がよく聞こえること】
【朝から合唱とはご苦労なことだねと、一言声をかけたくなるくらいである】

ピーーーーーーーーヒョローーーーーーーーーーーー

【ただし一匹だけ、非常に甲高い声で馬鹿でかい鳴き声を上げる鳥がいた】
【その鳥は全身炎のように真っ赤な毛色で、猛禽類の鋭い目、そしてなかなか大きな体】
【そう、奴は鷹だ、明らかにこんな森に生息していなさそうな鷹だ、場違いな存在感を醸し出した鷹だ】

ピーーーーーーーーーーーヒョーーーーーーーーーーローーーーーーーーーーー

【朝からやかましいくらいに声を出してくれるな・・・・近所迷惑な奴である】
【そんなこんなで、森の中で騒ぐ鷹が一匹いたのであった】
414 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 09:02:21.43 ID:32XIXBKY0
>>413
/まだ大丈夫でしょうか
415 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 09:03:25.58 ID:Eul8POt50
>>414
/大丈夫な気しかしません!
416 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 09:05:10.62 ID:32XIXBKY0
>>413
「どうしてこうなった……」

【そんなことを呟きながら、森の中で立ちすくむ一人の少年がいた】
【朝っぱらから散歩に出かけ、街中を歩いていたはずなのに】
【気付けばこの森へたどり着いていた、要するに迷子である】
【服装は少し涼しめにノースリープのパーカーに半袖のTシャツ、色は共に黒で】
【灰色のカーゴパンツを履いて、降ろすと鎖骨あたりまである髪を後ろで一つに縛っている】

「……?」

【仕方ないので、聞こえる音を頼りに街と思われる方向へ進もうと耳を澄ます】
【だが、聞こえてくるのは鳥の鳴き声や木々のざわめきばかり】
【そんな中、甲高い声で鳴いている一匹の鳥がいることに気付く】
【一体どこにいるのか視線を巡らせると、そこには真っ赤な毛色で、猛禽類の鋭い目をした大きな鷹がいた】

「わ……」

【見るからにこんな森にいるはずのない、とても珍しい鳥に驚く少年】
【好奇心からか、その鳥をじっと見つめている】
417 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 09:14:53.55 ID:Eul8POt50
>>416
ピギャーーーーーーー

【未だにわめく鷹、少年が見つめていることに気づかない鷹】
【胸を張って高らかと、大きな鳴き声を上げ続ける鷹】
【さっきからずっとこんな調子なのだが、よくもまあ飽きもしないものだ・・・・】

……ピッ(……よし、今日も体調は完璧だ)

【唐突に小さく、プッと息を吐くような鳴き声を上げると、大きな翼をバサバサと羽ばたき始め】
【森の中を低空飛行で飛び始める鷹、一体どこに行くつもりだろうか?】
418 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 09:19:34.97 ID:32XIXBKY0
>>417
【わめく鷹の姿をじっと見つめる】
【その鷹が動き始めるまでずっと見つめていた】

【少しして、鷹が小さく息を吐くような鳴き声を上げて、羽ばたきを始めた】
【どこへ行くつもりなのか、森の中を低空飛行で飛ぶ】

【少年の方は、鷹に興味があるのか、それに後ろから走ってついて行く】

【これ以上森の奥に入っても迷子ならどっちも一緒だろうと楽観しているようだ】
419 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 09:27:45.90 ID:kSGQ0HMR0
【朝の公園】
【もうそろそろ、日差しが暑くなって来る頃だろうか、そんな時間帯】

【公園で、一人の少女が、ベンチに寝転がって寝ていた】
【無防備にも熟睡しているらしく、口をあけて涎を垂らしている】

【その少女の側には、杖が一本、支えもなく直立していた】
【杖はちょっと強い風が吹いてもまったく微動だにしない、まるで時が止まったようである】

【さらに少女のお腹の上に、少し大きめの盾が1つ乗っかっていた】
【何だか、魔法使いやら何やら色々ごちゃまぜにしたような光景である】

【少女は熟睡しているので、声を掛けられたぐらいでは起きないかもしれない】

/何でもぼしゅー!
420 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 09:30:25.43 ID:Eul8POt50
>>418
【バサバサと羽音を立てて森の中を飛んでいく、このまま森の奥に行くのかと思われたが】

ピー(よーし着いたな)

【意外や意外、なんと鷹を追いかけていると森の外、近くの街まで出てきてしまった】
【もしかして迷子の少年のことに気づいて道を教えてくれたのか?いや、そんなわけがない】

…ピー(…今日は、あの家だな)

【街にやってくると突如鷹は羽ばたきながら空中待機、とある一つの家を見つめている】
【その家は窓が開いていて、おいしそうな朝食の匂いがこちらまで漂ってくる】
【なんだかとても嫌な予感がするんだけど・・・・】
421 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 09:34:08.57 ID:32XIXBKY0
>>420
【意を決して鷹についていった少年だが、なんと!】
【鷹の向かった先は街だったようだ】
【これで迷子脱出!と心の中でガッツポーズする少年】
【しかし、鷹の様子を見ていると、そんなことしている場合ではなさそうである】

(……狙ってる?)

【ある家をじっと見つめている鷹】
【その姿は、少年の目には獲物を定めている獣にしか見えない】
【頭をよぎる嫌な予感に少年は、万が一に備えて少し大きめの石を握ることにした】
422 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 09:46:30.90 ID:Eul8POt50
>>421
【カッと鷹の鋭い目が大きく開かれた】

…!

【かと思えばなんとまあ早いこと、目にも留まらないほどのスピードで窓の開いた家に向かって飛行】
【しかも何が恐ろしいかって、なんと一切羽音を立てないとても静かな飛行をしているのだ、さっきまでバサバサと乱雑な音を立てていたのに】
【これがこの鷹の本気か、獲物を狩る時はいつもそうなのか、流石は半野生の生き物である】
【鷹が窓から家に入ってから約数秒、口には朝食であろうハムエッグを加えて飛び出してきた】
【住人が騒ぐ声は一切聞こえないところからまったく気づかれずに盗んだ模様、なんて奴・・・】

ピヒョーー!!(それなりのものがゲットできたぜフーーー!)

【鷹、ご満悦、嬉しそうにバサバサと再び羽音を立てて飛んでら】
423 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 09:49:37.86 ID:LQ7p6HZoo
>>419

公園の中へ一人の女が足を踏み入れる
明らかに場違いな制服を羽織ったその女の歩みは、ひどく堂々たるものであった
――その脚が止まる

視線の先にはベンチに横たわって睡眠を取る少女の姿
女は帽子のつばに片手をやりながら、呆れたように首を振る

「君、そんな所で寝るのは行儀が悪いぞ」

眠ったままの少女へと声をかけるが、果たして聞こえたものか
424 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 09:53:47.71 ID:32XIXBKY0
>>422
【大きく開かれる鷹の目に、石を投げる為に構える】

【が、それを使う隙もないほどの素早さと静かさで、鷹はその家からハムエッグを持ち出した】
【一瞬何が起きたのかわからないほどの速さだったわけだが、まあ、あの家の朝食が盗まれてしまったということは理解した】

「あっ、わ、こら!!」

【少し動揺しながら、やはり盗みは良くない、動物であろうとそれはやっぱ駄目だろと思いながら鷹に向かって怒鳴る】
【怒鳴る、と言っても近所迷惑を気にしてか控えめなボリュームではあるが】
【流石に石を投げるのは可哀想、とそれは地面に落してからご満悦な鷹を追いかける】
425 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 09:58:50.81 ID:kSGQ0HMR0
>>423
ん……ぅ…

【少女はまったく聞こえていない様子】
【一瞬目を開けたが、すぐに目を閉じて夢の世界へと帰っていった】
【その時に一回寝返りを打つ……】

【ガシャン】

【少女のお腹の上に乗っていた盾は、もちろん寝返りと同時にベンチから叩き落された】
【その瞬間、相手にはこんな声が聞こえるかもしれない】

平和《いてっ……》

【小声だが、この距離では聞こえてもおかしくないだろう】
【杖はやはり直立不動のままだが……何やら、少女に近づいてきた女性をジーッと睨みつけているような気がしなくも無い……杖に目は無いけど。】
426 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 10:01:48.67 ID:Eul8POt50
>>424
ピッ?(あん?)

【控えめなお陰かちっとも迫力のない怒鳴り声が耳に入ってきて、なんだと思い鷹は声の元へと振り向いた】
【そこにいるのは見知らぬ一人の少年、周囲を見渡しても他に人は見当たらない】

……ピ?(……なんだお前?)

【ハムエッグを口にくわえたまま、小首を傾げて鳴き声を上げる鷹】
【この少年が一体自分に何の用があるというのか、不可思議に思っているのだろう】
【自分のやっていることを咎められるとはちっとも思っていないようだが】
427 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 10:06:42.94 ID:32XIXBKY0
>>426
「うわ、振り向いたっ」

【自分が怒鳴ったから振り向いたのか】
【よくわからないが、こちらを向いて鷹は小首を傾げて短い鳴き声を上げた】

「え、えっと……」

【何を言えばいいのやら、まったく悪いと思っていなさそうな鷹の態度に少し考えを巡らす】

「それ。人んちの物勝手にとっちゃ駄目……だろ」

【人間相手には滅多に使わないタメ口である】
【鳥相手になにを言っているんだ自分は、と内心呆れている】
428 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 10:07:17.80 ID:LQ7p6HZoo
>>425

少女が起きる気配が無いのを見、どうしたものかと思案しようとした女の耳に、一つの声が聞こえた
盾の落ちる音に混じって聞こえた―――声

「―――っ!」

どこから聞こえた物かと反射的に辺りを見回すも、それらしい人影は無い
女の目は恐る恐るといった調子で、先ほど落下した盾へと目をやる

(まさか…盾が喋ったか…? …先ほどから別の視線も感じてはいるのだが)

女は一度大きく首を振り、再び少女へと声をかけた

「おーい、起きろ!」

つい乱暴な言葉遣いになった女である
429 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 10:10:58.74 ID:kSGQ0HMR0
>>428
【盾はしばらくその場に倒れていた】
【が、数秒後】

平和《いっててて……》

【むくり、と起き上がった】
【杖と同じように自立し、当然のように喋っている】
【声の出所からして盾が喋っているとしか考えられない】

剣賢『……ん…るせぇな…………どうした?』

【と思ったら杖も喋り始めた】
【どうやら全員眠っていた様子】

【誰も、女性に気付いていないようで】
【女性が大きな声を出し、初めて気付いた杖と盾】
【クルッと後ろを振り向き……】

『《………あ、どうも》』

【ぺこっ、と体を前屈させて挨拶をした】
【一方少女は】

「……にゅぅ…」

【熟 睡 中】
430 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 10:16:58.50 ID:Eul8POt50
>>427
……プッ

【少年の言葉を聞くと、また小さく息を噴出したような・・・・というか、笑った?】
【いや笑ってる、体を小刻みに震わせながら笑ってる、一体何がおかしいというのか】

ガツガツッ

【と思ったら少年の言葉なんてまるっきり無視して、ハムエッグを勢いよく食べ始めた】
【口でくわえたまま食べれるだなんて随分と器用な技術を持っている鷹である、そんなこと言ってる場合じゃないが】
【しかし随分と食べるのが早い、ハムエッグはすぐさま鷹の口から体の中へと姿を消していき】

ゲプッ、ピー(盗られるほうが、悪い)

【ゲップをしながら、やたら偉そうに鳴き声を上げるのであった】
431 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/05(日) 10:17:35.02 ID:liaI/c/C0
【人通りの多い道に一人の青年がいる、顔も服装も変わった所が無いが一つ普通じゃないのがある、背中に背負うでかいリュックだ】

「………」パラ
【その青年は建物の壁に寄りかかり新聞紙を読んでいる、特におかしい仕草をしていないがここからだ】

「……いてっ!?」
【短い悲鳴をあげて右手の指を見る、うっすらと指の腹に赤い線が、紙で指を切ったようだ】
【それを見た青年は周りを見て誰もこちらを大雑把に見ていないのを確認】
【その後青年は目を細め右手を見る、すると彼の手にはいつのまにか一本の矢が握られた】
【矢で新聞紙を突くとあら不思議、矢が消えて指の傷も無くなった、突かれた新聞紙には数ミリの穴があいていた】

「………」
【怪我の治療が終わって何事も無かったように青年は新聞に目を通す】

/絡み待ち
432 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 10:20:54.09 ID:LQ7p6HZoo
>>429

女は目の前で起きた出来事について、しばし呆気にとられる
が、すぐに頭を働かせ―――

(今朝は糖分の摂取が足りなかったようだ)

―――現実逃避に走っていた

「ああ、どうも」

とは言え、礼儀正しく挨拶されては反射的に応じてしまう女
体を前屈させて挨拶してきた盾と杖に対して、軽く頭を下げる

「えっと、だな…」

少女の方に視線をやるも未だ起きる気配は無い
この状況、自分は単独で盾と杖相手にコミュニケーションを取らねばならないのかと考え、
諦観にも似た気持ちを抱く
433 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 10:22:29.19 ID:32XIXBKY0
>>430
【まるで笑ったような鷹の様子に、少年の方がビクッと揺れる】
【そして、ハムエッグをものすごい勢いで食べる鷹】
【それは直ぐに鷹の胃の中に消えてゆき】

「あっ……」

【少年が声を上げた時にはもうすっかりなくなっていた】
【そして、偉そうな鳴き声を上げる鷹に少し苛立ちを覚える】

「お前わざわざ人の物じゃなくても木の実とか食べられるんじゃないの」

【そんなことを訊いてしまう】
【鷹の事なんて良く知らないが、人の物を盗まずとも食事くらいにはありつけるのでは、と思っているようだ】
434 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 10:28:37.96 ID:kSGQ0HMR0
>>432
平和《……?》

【盾の方は、女性の視線に気付いたようで】
【ベンチで寝ている少女に振り向き】

平和《……》

【自分の体(盾)で、ペシペシと少女を叩きはじめた】
【痛くは無いが、起こすには十分な衝撃のはずである】
【ほんの少し経てば、少女は起きるだろう】

剣賢『そういや、あんたこんな所で何してるんだ?……その制服は?』

【杖はまったく女性の視線に気付かないようで】
【相手の姿に首をかしげているのであった……いや、首は無いけれども!】
435 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 10:36:22.08 ID:Eul8POt50
>>433
ピー…(やれやれ、なにもわかっちゃいないな…)

【ため息をつきながら両翼を広げて、やれやれと言わんがばかりの動作をしつつ首を横に振る】
【しかも少年をなんだかちょっと憐れむような目で見ている、さっきからなんだこいつは・・・】

ピーヒョロー?(木の実のどこが美味いってんだ?どうせなら美味いものが食いたいに決まってんだろ?)
ピーヒョロー(こういう言葉があるのを知ってるぜ、「パンのみを食べて生きるにあらず」ってな)
ピーヒョロー?(俺は腹を満たしたいんじゃなくて、美味いものが食べたいんだよ、わかるか?)

【なにやらやたらと鳴き声をあげて、まるで少年に何か説明をしているかのような雰囲気だ】
【これも半野生化の弊害である、下手に人の食べるものを口にしていたので、すっかりその味を占めたようで】
【お陰で人が作ったものをこうやって盗み食いするようになったのだろう、躾のなってない奴】
【まあ少年にはこの赤い鷹が実はペットであるとわかることはないだろうが】
436 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 10:38:04.23 ID:LQ7p6HZoo
>>434

盾が少女を起こそうとしているのを見、内心ではほっと息をつく女
――その光景もまた奇妙な物に見えたが

「私か? 私は早朝訓練の帰りにこの公園に寄っただけさ」

女は、杖と話す自分の姿はどんな風に見えるのかふと想像して―――やめる
この状況はただ受け入れる事にしよう、そう決意した

「制服は、まあ・・この世界では通じないからな―――ファッションとして受け取ってくれればいい」

そう言いながら帽子を取る
美しい銀髪を靡かせながら、汗を払うように首を二三回ほど振った

「今日は暖かいな」
437 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 10:40:54.21 ID:32XIXBKY0
>>435
【まるで自分を憐れんでいるような鷹の態度に、むっとしてしまう】
【が、その後の訳のわからない鳴き方でそれは消え、少年の中に残ったのはクエスチョンマークばかりである】

「へ、え、は?」

【首を傾げて必死に鷹の言葉を理解しようとするが】
【やはり無理のようだ】
【何一つとして少年には伝わっていない】
438 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 10:45:59.69 ID:kSGQ0HMR0
>>436
【少女はそろそろ起きるはずだ】

「……ハッ、ぱ、ぱんぷきーん!」
平和《何の夢見てたの……》

【やれやれといった様子で首を振る盾】
【少女はガバッと上半身を上げ、辺りをきょろきょろと見回している】
【どうやら起きたようだ】

「……なんだ夢か」

【少女はほっと胸を撫で下ろすと、ベンチから降りる】
【そして自分の側にあった盾を右手に持つと】

「………で、この人は?」
剣賢『知らん、何か、早朝訓練の帰りらしい』

【相手の姿をしばらく見つめた少女は】

「(……軍人さん?)」
剣賢『(知らね)』
平和《(分からない)》

【脳内でこんな会話を繰り広げていた】

「暑い?……んー……そういえば…」

【空を見上げ太陽を見る少女】
【まったくもって、日光が強い】
【手を内輪代わりにするが、ほとんど意味は無い】
439 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/05(日) 10:52:13.92 ID:Eul8POt50
>>437
……ピー(……なんだよ、伝わらねえのか)

【少年の様子を見ればわかる、鷹の言葉がまったく伝わっていないようだ】
【言葉がわからないとはもっと憐れな奴だなと、鷹はとても深いため息をつきながら嘆いた】
【どうやらこいつ、自分の言葉は人間には伝わらないという発想はないようだ、間違いなく自己中】

ピーヒョロー(まあいい、とりあえず朝飯は食ったことだしそろそろ行くかな)
ピギャー(じゃあなガキンチョ、飯はちゃんと食っとけよ、俺みたいになれねえぜ)

【またもや鳴き声を上げたかと思いきや、すぐさま空高く上空へと舞い上がっていく鷹】
【流石に今度は追いかけるのも無理そうだ、鷹の体がだんだんと小さくなっていく】
【青空の中に小さな赤色が一つだけ存在して、なんだかちょっぴり変な感じ】
【しかし鷹が飛んでいってる先・・・・ジェイルのある方角なんだが】

/すいません、ちょっと眠気が強くなってきたので・・・辛味あり乙でした〜
440 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 10:54:12.77 ID:LQ7p6HZoo
>>438

少女が起きたのを見て安堵する

(何の夢を見ていた…?)

思わず疑問を抱くが、そんな事は然して重要でも無い
少女と杖・盾の様子を眺めながら、一体どのような関係なのか思考を巡らす

「そういえば、ではない。睡眠を取るならきちんとした場所で取るようにしろ」
「昼夜問わずこんな場所で寝ていては危険であるし、そもそも行儀が悪い」

一方的に説教を始める女
自身の奇異な格好もまた、常識から外れているとは気づいていない
441 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 10:56:01.92 ID:32XIXBKY0
>>439
【結局、鷹の言葉は音んどわからないまま】
【鷹は少年の前から去って行ってしまった】

【最初は追おうとしたのだが、無理そうだし、これ以上追っても無駄だろうと決めて街の中へ戻る】

【自分の不甲斐なさのようなものに深く溜息を吐いてから、散歩を再開する少年だった】

/了解です、あり乙でした!
442 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 10:58:40.64 ID:kSGQ0HMR0
>>440
『《!?》』
「えっ、えっ……あ、はい…」

【急な説教に少し驚く杖と盾】
【一方少女は、相手の言ってる事が(相手自身の格好を棚に上げれば)正論なので】
【一応謝っている】

「あ、は、はい……次から気をつけます…はい…」

【しょんぼりと肩をすくめる少女】
【実はここまで無防備に寝れるのは、杖と盾が側に居るからであり、少女だって杖と盾が居なければ普通に部屋の中で眠る】
【が、それを言うつもりもない(というか思いつかない)ようだ】

【ぺこぺこ、と頭を下げて謝っている】
443 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 11:07:55.12 ID:LQ7p6HZoo
>>442

「うん、わかればいい」

聞きわけのいい相手には温厚な女である上、
少女があまりにも気落ちしてしまったので微笑を浮かべながらそう言う

「所で先ほどから気になっていたのだが、そちらの盾と杖は?」

盾と杖に視線を送りながら、少女に質問を投げかけた
444 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 11:11:44.29 ID:kSGQ0HMR0
>>443
「あ、はい……」

【説教受けたので、無意識的に下手に出てしまっている】
【杖と盾は呆れたようにため息をついた】

「え、こいつらっすか」

【盾は少女の右手に、杖は少女の脇に自立していた】

「こいつらはあれ、人格。そう人格の具現化した姿。」

【合ってるけど説明の仕方間違ってるーッ!】
445 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 11:13:47.20 ID:32XIXBKY0
【太陽の照りつける、真昼間の公園】
【そこにある水色のベンチの前に立つ、身長170程度の青年の姿】
【黒い長袖のTシャツにジーパン、黒のキャスケットを深く被って顔を隠している】

【その青年の前には、数人の子供達が仲良く体育座りしている】
【なぜ青年の前に小さな子供達が集まっているかと言うと】

「お前が選んだのはこのカード、だろ?」

【青年が子供達に向かって、手品の練習をしているからである】
【その手品は、子供騙し程度のものばかりで、タネを知っている人や動体視力のいい人がみたらすぐにばれてしまうだろう】
【この青年が顔を隠しているのは恐らく、知り合いにばれて馬鹿にされるのを恐れているようだ】

/なんでも募集
446 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 11:19:09.88 ID:LQ7p6HZoo
>>444

「ああ、なるほ――――ど?」

少女の話を聞いて頷こうとした所で、首を傾げた
片手を頭にやり、考え込むような仕草を見せる

(人格が具現化した―――)

「そういう能力か?」

格好は維持したまま問いを投げかけた
447 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 11:22:41.10 ID:kSGQ0HMR0
>>446
「そう、能力」

【ニコッと満面の笑みを浮かべる少女】
【だがその従者達は】

『(えっ、そう簡単に言っちゃっていいの?)』
《(駄目だろうね)》

【相変わらずの主人のアホっぷりに、呆れていた】
【しかし、この脳内会話を、主人は傍受出来なかったようだ……笑みに一片の陰りも見せない】
448 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 11:29:23.89 ID:LQ7p6HZoo
>>447

「そうか」

能力なら何があっても不思議ではないな―――そう結論づけて姿勢を解く
そして少女の方へ向けて小さく笑みを返しながら頷いた

「誰かの人格なのかな?」

ふと盾と杖に目をやりながら、ふと思いついたように問いかける
聞いたからと言ってどうしようという訳でもなく、単純な好奇心による問いであった
449 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 11:34:17.71 ID:kSGQ0HMR0
>>448
「そうだよ!」

【ちょっと自慢気に、杖と盾を小さく振った】
【次の瞬間】

【バヂィ!】

【晴天の空から、小さな黄色い線が……いや、雷が】
【少女の真横に落ちた】
【極小といえど雷は雷、それなりの衝撃を伴ってコンクリートに焼け跡を残した】

「……あれ?」

【少女は不思議そうな表情をしていて……だがこの光景を見慣れている様子】

剣賢『馬鹿野郎、狙いも定めずに俺を振るな』
「あ、わりぃ」

【ポリポリと頬をかきながら笑う少女】
【どうやら、杖が落とした稲妻のようだ】
450 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 11:41:51.94 ID:LQ7p6HZoo
>>449

一瞬何が起きたのかと考え、そして理解する
杖の能力とか、自身がかなり危険であった事をさて置き―――

「君は少し慎重さを身につけた方がいい」

―――少女に注意を促した
呆れた様な表情を浮かべながら、
内心では少女が今後どのような失敗をやらかすかとゾッとしていたのである

「取りあえず、それがどういう物かは分かった。ありがとう」

自分に説明する手段を少女が簡略化した結果だろうと考え、礼を述べた
451 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 11:47:06.77 ID:kSGQ0HMR0
>>450
「あ、はいすいません……」

【相手の注意に素直に従う少女】
【根は良さそうだ、アホなのはまた別として。】

剣賢『いや今のはただのみs』
「うるさーいっ!」

【杖が(相手が気付いているかは知らないが)相手に真実を晒そうとするが】
【少女が杖をぺちっと叩いて止めた】

平和《……そろそろ寮帰った方がよくない?》
「あー……そういえば何も言ってないなー……」
剣賢『腹も減ったしな』
「そうだな」

【これからの予定が決定した様子】
【杖と盾を宙にポーンと放り投げる少女】
【数秒後、落ちてきたのは杖でも盾でもなく、二枚の青いカードだった】

【少女はそれをパシッとキャッチすると、ポケットにしまう】

「じゃあ、俺帰るから!」

【機嫌良さそうに笑いを浮かべながら、相手に背を向けてそのまま立ち去ろうとする】
【呼び止めようと思えば簡単に呼び止められるだろう】
452 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 11:57:40.87 ID:LQ7p6HZoo
>>451

少女たちのやり取りを見つつ率直に、楽しそうだな、と感じ取る女
帰るという指針を決めた少女を見つつ、女も帰る事にした

「ああ、じゃあな」

条件反射で軽く手を額にやって敬礼を取る
すぐに自身も踵を返して歩き始めるが、二三歩進んだ所でふと振り返り―――

「私の名はリーザだ。また会えたらよろしく」

―――それだけ言い残すと、公園から去っていった

/乙でした!
453 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 11:58:35.01 ID:kSGQ0HMR0
>>452
/絡みありがとうございました!
454 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 12:15:49.31 ID:32XIXBKY0
>>445
/まだ募集中
455 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 12:36:20.76 ID:NjYYweXS0
>>454
/まだ居ますか?
456 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 12:37:36.79 ID:32XIXBKY0
>>455
/超居ます凄く居ます
457 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 12:42:22.43 ID:NjYYweXS0
>>445

【一般高校の制服を着て公園に立ち寄る少女】
【右手には学生かばんを持っていていかにも気の弱そうな普通の子だ】
【先ほどから公園をずっとウロウロしている】

「皆・・・遅いよ・・」
【どうやら誰かを待っているらしい】

【近くのベンチに座り込み周りをキョロキョロ見回している】
「あ・・・・・あんな所でマジックやってる・・」
【目を輝かせながら遠目でマジックを見ている】

「すごい・・・・どうやってるんだろう。」
【マジックの種を考えている】
458 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 12:47:10.17 ID:32XIXBKY0
>>457
【少し遠くの方で、同い年くらいの少女がこちらを見ていることに気がつく】
【小さい子供の相手ばかりでは実力はつかないと思ったのか】

「そこのお嬢さん、ちょっといいですか」

【キャラに合わない敬語を使って声をかける】
【まあ、マジシャンならこのくらいしたっていいだろう】
【手招きをしながら、少女がこちらへ来るのを待つ】
459 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 12:50:49.98 ID:NjYYweXS0
>>458

【ベンチに座りながら気伸びをしたりして暇をつぶしている】
【眠たくなったのかウトウトし始めた】

「へっ!?私?」
【急に指名されたので驚いている】

【何だろうと疑問を浮かべながらも男へ近づいていく】
「あのー何ですか?・・・・」
【不思議そうに男を見ながら男の元へと行く少女】
460 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 12:55:18.49 ID:32XIXBKY0
>>459
「そう、おま……キミ」

【慣れない口調でもう一度呼ぶ】

【近付いてきた少女に、満足そうに頷く】
【といっても、深くかぶった帽子のせいで、満足そうな顔は良く見えないのだが】

「ちょっと待ってな」

【少し時間を頂いて、ベンチの座るところをテーブルの代わりにし、8枚のカードを数は伏せておく】

「この中から一枚、カードを選んでください」

【再び敬語に戻る】
461 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 13:01:01.54 ID:NjYYweXS0
>>460

「あの・・別にタメ口でもいいですよ」
【馴れないのを察したらしい】

(帽子被っててどんな顔かもわかんない・・・・)
【どうにかして素顔を見ようと試みている】

「あ・・・・・はい。」

【カードが伏せられていくのを見ている】

「じゃあ、これ」
【八枚並んだカードの右から四番目を取る】

【少女はまだカードを見ていない】
462 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 13:05:02.36 ID:32XIXBKY0
>>461
「ああ、じゃあそうさせてもらう」

【あっさりとタメ口になる】
【まあ、どうせ同い年くらいだろうし、と思っている節もあるようだ】

「どうぞ、見て。あと良ければ子供達にも見せてくれ」

【そう言って青年の方は少女が選んでない方のカードを、数字は見ないまま他のカードの束の中へ戻す】
【ちなみに、少女が手に取ったカードはスペードの『3』のはず】

【見せ終わったらカードをこちらへよこせ、と右手は少女の方へ開いている】
463 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 13:10:38.95 ID:NjYYweXS0
>>462

「あ・・・・はい・・・」
【一気にタメ口になったので少し驚いている】

「あの・・・・・ちなみにお兄さんは何歳なんですか?」
【表情が見て取れないので年齢がわからないらしい】

「はい、わかりました。」
【カードを見る】
(スペードの3ね・・・・)

【子供たちが数字を言ってしまわないよう人差し指を口の前で立てる】
【静かにしてというジェスチャーだろう】

【男の手にカードを渡す】
464 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 13:19:52.29 ID:32XIXBKY0
>>463
「お兄さんって程の年齢でもねーけど……16」

【どうせ同じくらいだろ、と言うように】

【カードを見る少女、子供達に向かって静かにしろというジェスチャーをしている】
【なかなか頭のいい子なのだろうか】

【カードを渡され、それは、ベンチの上へ戻す】

【そして、カードの束をスペードの3の近くへ何枚か重ねて置いておく】
【近くにいた子供にストップをかけさせ、適当なところで止めて】
【重ねて置いたカードを三つの山に分けてまた重ねて行く】

「よし。こんなもんか」

【そう言ってから、三つの山を全て裏返すと、一番上にあるのは】
【右からハート、ダイヤ、クローバーの3】

「そんで、あんたが選んだのが」

【少女を見ながら彼女の選んだカードを裏返す】
【マークはスペード、数字は3】

【ベンチの周りにいる子供たちからは小さな歓声と拍手が聞こえる】
【どう?といいたげに、少女の方を見る青年】
465 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 13:28:41.47 ID:NjYYweXS0
>>464

「16って・・・・・・一緒です。」
【少し驚いている】

【子供たちは静かにしてくれている】
「じゃあ後でご褒美に飴あげるからねー」
【子供をあやす様にそんなことを言っている】

(何するんだろう・・・・・)
【カードの山を不思議そうに見つめている】

(えっと・・・クローバーの3とダイヤの3とハートの3ね)
【絵柄をすべて記憶する】

「私が選んだのは・・・・」

【少し固唾をのみ男が何をするか見守っている】

「スペードの3・・・・当たってます」
【驚愕を隠せないようで物凄く驚いている】
466 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 13:35:41.85 ID:32XIXBKY0
>>465

「まあそんなもんだろ」

【少女は驚いているようだが、青年の方は寧ろ納得しているようだ】

【子供たちを上手くあやす姿に少し頬が緩んだ】
【こういう光景を癒しと言うのだろう】

「まあ、こんなとこかな」

(盛り上がりにかけるな)

【自分の中で反省しながら、呟く】
【そして、一度頷いて】

「はい、今日はネタも尽きたし解散!お前ら来週も来いよ」

【パチンと両手を叩いて、子供達を追い払う】
【どうやらこれでお開きのようだ】
【子供達は、感想を漏らしたり、不満げに声をあげたりしながらも少しずつ減ってゆく】

「あんたはちょっと待ってて」

【少女に声をかけて、そこに留まらせて置きながら青年の方は自販機の方へ行って何か飲み物を買ったようだ】
【直ぐに戻ってきて、冷たいコーラを少女に渡そうとする】

「炭酸大丈夫?一応手品手伝ってもらった礼のつもりなんだけど」
467 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 13:39:11.04 ID:tmOZ1BMz0
【もし、マッサージ店と聞いて落ち着いたイメージを持っている人がいれば、それは間違いである】
【殆どの店で取り入られている予約制のシステムによって、従業員は苦しめられているのだ】
【一見すればこのシステムは店側に利点が多いように見えるが、実際は予約までに客のサービスを終えなければならなく、スケジュールに無理が生じれば、営業は破綻してしまうのだ】
【しかし、それを表に出せばリピーターが居なくなり、営業が成り立たなくなくなってしまう】
【人気の店は従業員の入れ替わりが激しいというのは、これが原因である】

「……疲れたな〜」
『本当ね〜 最近お客さん多いし… 次の休みは無くなるかもね』
「え〜? 嫌だな〜」


【とまあ、そんな御託はどうでもいいとして、最近疲れてきているこのサキュバス】
【本来の姿とは違い、≪純情で健気でかわいい≫という、人間の鏡ともいえる可笑しな夢魔だ】
【そして今も帰宅途中のファーストフード店で雑談という、今時の若者としか思えない行動をしているのだ】
【そんな二人に話しをかけたのは…】
/雑談から殺し愛まで
468 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 13:40:27.76 ID:NjYYweXS0
>>466

「こんなもんなんですか・・・・」

【まだ驚きがさめていないようだ】

【子供たちにお菓子を配っていく】
「じゃあまた今度ね。」
【ニコッと笑い子供たちをあやして行く】

【子供たちを笑顔で見つめている】

「来週も時間があったら来ようかな・・・・」
【そんなことを呟きながら制服のリボンを弄くり始める】

「あ・・・はい。」

「あ・・・ありがとうございます。」
【ペコリと一礼してコーラを受け取る】

469 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 13:43:52.52 ID:32XIXBKY0
>>468
【少女にコーラを渡して、ベンチに座る】

【手品も終わったことだし、もういいかと深く被っていた帽子を取る】
【それをうちわの用にしてはたはたと自分の顔を仰ぐと、短い髪が少し揺れた】
【目は少し釣り目で、怖そうな印象を与えるかもしれない】

「ふー」

【疲れたのか、小さく溜息を吐いて自分も缶を開けてコーラを飲み始めた】
470 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 13:49:31.56 ID:NjYYweXS0
>>469

【コーラを飲み始める】
「お疲れ様です。」
【ニコッとほほ笑み男のほうを向く】

【男が帽子を外す】
「あ・・・・・・」
【小さく声を洩らし何か考えている】

「すごい手品でしたね・・・・」
【まだ熱は冷めていないらしい】

「ちなみに私はこう言う者です」
【丁寧に生徒手帳を出す】
【その生徒手帳は普通の高校の普通の生徒手帳だ】
471 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 13:54:17.02 ID:kSGQ0HMR0
>>467
【チリンチリン】
【ファーストフード店に、一人の青年が入店した】
【受け付けは、営業スマイルも忘れ怪訝そうな表情をしている】

【それは、青年の左肩から先が無く】
【狼の耳と尻尾をつけ、さらに頭の上に黒猫を一匹乗せているから。というのもあるかもしれない】
【だがそれ以上に、この青年は、街中に顔写真の乗った張り紙が掲載されている指名手配犯、お尋ね者である】
【ケータイで何かごちゃごちゃと話している】

……無理…却下……そーれーはー……無理だな………あ、一人っす

【店員に一人だと伝えた】
【余りにも堂々としているその姿に、店員や客は、本物なのかそっくりさんなのか分からず、とりあえず店内に引き入れた】
【店員に指定された席に移動する途中、青年はぼそりと呟いた】

……人一人殺るにゃ安過ぎるだろ

【小声だが、もしかしたらすぐそばに居た人間には聞こえるかもしれない】
【青年は席に座ると】

あー、じゃあ飯の後に掛け直すわ。じゃな

【通話相手が何か叫んでいるがそれすら無視して青年は一方的に通話を切り】
【メニューを眺め始めた】
472 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 13:57:20.32 ID:32XIXBKY0
>>470
「ああ、うん」

【少女に労いの言葉をかけられ、適当に頷く】

【帽子をとると、少女が少し反応したが、まあいいかとスルーする】

「いや、別に大したことねーよ」

【ぶっきら棒に言うが、少し嬉しそうである】
【少女は、まるで名刺を差し出すように生徒手帳を見せてくる】

「あー」

【どっかで聞いたことある名前の高校だなと思いながら唸る】
【思い出そうとしてるが、はっきりは思い出せない。きっと運動部か誰かが練習試合でもしたのだろう】

「俺は――高」

【青年の方も、ごく普通の高校である】
【手帳は今持っていないので学校名だけ伝える】
473 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 14:00:15.00 ID:fWzXWXQIO
【交易の盛んな大都市】
【様々な物資が行きかい、またそれに伴って移動手段の豊富なこの街で、】

「…とうとう着いた…」

【なんてことを呟きながら港の方へ足を進めるのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】
【また、人々の熱気もあり、結構暑いのだが、】
【彼女は汗一つ流しておらず涼しげである。】
【その証拠に、まるで女の周りだけ、まるで四方からクーラーの良風を流したかなように、】
【実に程よく涼しかった。】

「さーて…帝國″sきの船はあるのかしら…」

【船に乗るために、女は歩く。】



(なんでも対応)
474 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 14:00:41.56 ID:tmOZ1BMz0
>>471
【入店してきた少年 それは、お尋ね者の捻くれ者の異常な者だった】
【普通、指名手配犯の顔など覚えていない……普通の人間ならのはなしだが】

「あれ? あの人どこかで…」
『? そう? 知らないけど…』

【サキュバスは本来記憶力が他の人間よりも優れている】
【複雑な呪文や、誘惑の方法を身につけるには不可欠な要素だからだ】
【彼女も例外なく、それに入っているが…】

「もしかして… 有名人!?」
『えっ!?』

【正しい答えを出すことが出来ず、相手を見つめるだけであった】
475 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 14:04:00.29 ID:NjYYweXS0
>>472

「やっぱり練習とかしたの?」
【どういう種なのかはまだ分かっていないらしい】

「すごいよ!ビックリしたもん」
【素直に男を褒める】
「やっぱり才能とか有るんですね」
【男をまじまじと見つめる】

「知ってる?結構有名なんだよー」
【鼻高々な少女】

「本当!?へー私の友達二人もそこに通ってるの」
【意外な共通点を見つけてうれしそうだ】

「まぁ二人とも少し変な力が使えるみたいなんだけどね・・・・」
【ボソッと呟く】
「あ・・・・今の忘れて・・」
【慌てて取り消そうとする】
476 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 14:06:06.13 ID:kSGQ0HMR0
>>474
じゃあ……Dセットで。

【注文をし終え、席を立つ青年】
【ドリンクバーからコーラを取り、自分の席に戻る途中】

……?

【視線を感じる】
【周囲をきょろきょろと見回すと、恐らく視線の主と思われる二人をすぐ近くに発見】

……何だ?何か用か?

【このままジロジロ見られるのも嫌なので、声を掛けた】
【何か用があるのであればさっさと済ませるつもりだが……?】
477 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 14:08:40.70 ID:32XIXBKY0
>>475
「まあ……それなりに」

【少女の問いに答える】

「いや……えっと……ありがとう」

【才能だのびっくりだのいわれ、なんと答えていいかわからなかったがとりあえずお礼】
【まじまじと見つめられ、顔を逸らす】

「へえ」

【鼻高々な少女に適当に笑顔で相槌を打つ】

「へー」

【彼女の友人についても適当に流そうとしたのだが】
【最後の呟きに、ピクリと耳が反応する】

「あ、や……答えたくなかったら答えなくていーんだけど」

【そう前置きをしてから、少女の目を見て訊く】

「それって、ノウリョクシャってヤツ?」
478 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 14:11:14.15 ID:tmOZ1BMz0
>>476
「あ… えっと… ファンなんですぅ!?」
『何故に疑問系なんだよ!』

【コントのようなやり取りを相手の返答として返す】
【天然なのだろうが、これはちょっとおかしい】
【相手からしてみれば、おちょくっているようにしか見えない】

「あ、あの! これにサインでも…」
『(知らない人のサインって…)』

【幼い娘の方がまともな思考回路をしている】
【マンガなどでは良くある話しだが、実際にあるとなれば心配の火種だ】

【サインといっても、差し出したのはメモ帳だけで、筆記用具は無い】
【それでどのようにサインを書くというのだろうか?】
479 :【影磔遊戯】影で束縛@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 14:14:01.84 ID:Nqp/7ac+o
【大通りからひとつふたつ遠ざかった、こじんまりとした道に小さな喫茶店が建っている】
【少女は其処で、窓側の席に腰掛けケーキをたべていた。そんな日常の休日】

...♪

【ただひとつ、違和感があるとすれば、少女が突くケーキの隣に重ねられた皿の枚数だろうか】
【回転寿司よろしく積み上げられたそれは中々に人目を買うかもしれない】
【朝食兼昼食兼デザート...そんな生活を少女は楽しんでいた。ぺろり、と唇の端を舐める】
480 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 14:18:58.66 ID:kSGQ0HMR0
>>478
……

【何なんだこいつら、と二人を見つめる】
【まともな方までひっくるめて変な奴認定されている、可哀想である】
【相手の行動に怒る……というより】

【相手の頭は大丈夫だろうか、と心配していた】

…………は?

【差し出されたメモ帳に、呆れた表情をする】
【"サイン"という言葉に、ようやく何が起きているか理解する】

【実際、指名手配で街中に張り紙といっても、凝視して頭に顔を叩き込む奴なんてほとんど居ない】
【何故なら、すぐ近くにそいつが居るとは思っていないからだ】
【そして多分、相手は頭がおかしいので、どことなく見覚えのある自分を、テレビに出てる人か何かと勘違いしているのではないだろうか】
【ここまで予想を立ててからメモ帳を受け取る】

【そしてメモ帳をくるくると丸め】
【自分の持っていたコーラの中に押し込んだ!】
【結果、メモ帳は使い物にならなくなる】
【メモ帳入りコーラを相手のテーブルに、叩き付けるように置くと】

で……他に用は?

【顔にほんの少しイラつきの色を浮かべながら、抑揚の無い声で言った】
481 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 14:19:26.05 ID:NjYYweXS0
>>477

「やっぱり・・・だって本当にわからなかったもん!!」

【普段はもっとテンションが低いのだが色々あって今はすごく高い】

「お礼なんて言わないでよー」
【クスクス笑っている】

「えっと・・・・照れてる?」
【顔をそらす男を見て呟く】

「部活面が充実してるんだよー」
【未だ鼻高々な少女】

【ピクリと反応する男を不思議そうに見つめる】

「能力者みたいですね・・・・」
【すんなりと答える】

「一人は女子バスケ部のキャプテンをやってる刺峰さんっていう子で」
【刺峰さんというのは簡単に言うと運動馬鹿の子だ】
「あと一人は学級委員やってる園柯さんっていう子なんだけど。」
【この子に至ってはただの普通な子である】

「あと家の学校にも私を含めて二人。」
【自分が能力者であることもばらす】
482 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/05(日) 14:24:57.31 ID:kt4q/x0S0
>>479
【そんな喫茶店に一人の青年が入ってくる、でかいリュック以外全く目立たない、以上】

(運動した後は甘い物だな!)
【青年はこの街のグルメを食べつくす能力者だ! 早速テーブルに座り甘い物を注文】
【テーブルの上にケーキが来るごとに上品にフォークを操り口の中へ、そのスピードはかなり速い】

(中々いけるな)
【無言で口を動かし味を楽しむ、そして再注文、このままでは先客の少女と同じ枚数にたどり着いてしまうだろう】
【彼女から見える位置で青年はペースを落とさずケーキを喰らう】
483 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 14:25:53.58 ID:32XIXBKY0
>>481
「それは良かった」

【タネがばれちゃう手品ほどつまんないもんないからな、と笑って言う】

「照れてない」

【できる限りの真面目な声で返すが、顔はほんのり赤い】

「ふーん。そっか」

【やはり適当な相槌だが、一応頭の中にしまっておく】

「えっ」

【意外にすんなりと答える少女にこちらが驚いてしまう】
【聞いていいのだろうか、と少しおろおろする】

「ああ、知ってる」

【どちらも、有名人と言うほどではないが同じ学校に通っていれば自然と名前くらいは入ってくる】
【クラスは違い接点はないが】

「そう……へえ……」

【少女も能力者、さらに彼女の学校にももう一人能力者】
【驚きだ】

「能力者ってそんなわんさかいるもんなのか……」

【心の中で呟いたはずが、声に出ていた】
【青年は、この街が能力者の溜まり場であることを知らないようだ】
484 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 14:28:10.30 ID:LQ7p6HZoo
「ふぅ・・、少し疲れたかな」

街中を歩く一人の女がぽつりと呟く
顔色も変えず、汗一つかかずにそんな事を言っても説得力は無いが
そもそも格好に問題があるのだろう
全身を黒系統の制服に包んだ状態で、昼間の道を姿勢よく歩くなど正気の沙汰ではない

「休憩でもするか」

誰に言うとでも無く自分に言い聞かせ、街中のベンチに腰掛ける

一息吐くように帽子を外し、銀色に輝く髪を手で軽く払う
足を組み思案顔で通りを見つめたまま、くつろいでいた
485 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 14:28:39.56 ID:tmOZ1BMz0
>>480
「えっ… あ、あの…」
『!?』

【紙の束を彩ったのは、文字を書くために使われたインクではなく、炭酸飲料の黒味がかった茶色になってしまった】
【メモ帳にとって……彼にとってそれは、メモ帳の存在意義を否定するような、なんとも悲しい最後である】
【それに対し激昂した者は居ない】

【が、彼の態度の話になれば話は別だ】
【マトモな方… 幼い娘が相手を睨みつける】

『ちょっと! 流石にこれはないんじゃないの!? 有名人だか、なんだか知らないけど、常識ってものがあるでしょ!?』
「あ… ちょっと…」

【威勢のいい娘に対し、片方は敵意を見せない】
【常識というのもあるが、それよりも、ショックのほうが大きいだろう】
486 :【影磔遊戯】影で束縛@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 14:34:05.59 ID:Nqp/7ac+o
>>482

【...と、喫茶店の中にひとりの青年が入ってくる】
【喫茶店で仰々しい荷物というのも中々に目立つ。少女も視線を向けた】

【少女は大食いではあっても早食いではない、それでも人よりは早いかもしれないが】

【青年の食べるスピードに少し驚きを見せながらも、マイペースに頬張っていく】
【対抗心の様な物はとくに持ち合わせてはいないが、自分以外にもそんなに食べる人がいるとは思わなかった】
【果たして此の店の在庫諸々は大丈夫なのだろうか?】
487 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 14:35:00.58 ID:kSGQ0HMR0
>>485
【メモ帳は水に溶ける。そして紙は自然に千切れていく】
【ちょっとでも衝撃を与えればすぐにバラバラになるだろう……無く人間も居ないが。】

常識?常識って言ったか?

【呆れたように鼻で笑う】

じゃあ聞くが、有名人でも時の人でもねぇ俺に、いきなりメモ帳押し付けてサイン書けってのは、常識なのか?

【相手を小馬鹿にするような笑みを浮かべながら肩をすくめた】
【まったく怒りを見せない、余裕の表情である】
488 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 14:35:30.65 ID:NjYYweXS0
>>483

「また今度教えてくださいよー」
【少女もマジックに興味を持ち始めたらしい】

「照れてるじゃないですか・・・・」

【クスッと男を見ながら笑う】

「えっ?そっちが聞いたから答えたんですよ?」
【普通のことのように答える】
【能力者が多いということを示しているのだろう】

「でしょ、しかも私たちは後天的に目覚めてるんです・・・・」
【少し悩ましげな顔になる】
「それぞれ原因があって・・・・」

「例えば音波で人体切断とか・・・・・」
【はぁとため息を一つつく】
「まぁ私のはもっと凶悪なんですけど・・・・・」

「多分、もっと居るはずですよ。」
【自分もつい最近能力者の世界に踏み入れたのでまだ全貌はわからないが】
「この町で普通なのは少ないと思いますよ。」
489 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/05(日) 14:42:08.64 ID:kt4q/x0S0
>>486
(クリームはともかく生地は上々と)
【ケーキを食べると同時にリュックからメモ帳を取り出し片手間にこの店の情報を記入していく】
【それにも関わらずペースは全く変わっておらず一定の間隔で皿は積まれる】

(財布は大丈夫…お?)
【ここで初めて周りを見る、自分と同じぐらい食った人間がいるとは】
【だからって勝負はしない、旨く食べればそれでいい】
【後少し食べたら勘定しようと決めて口の中のクリームを水で流し込んだ】
490 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 14:42:33.16 ID:32XIXBKY0
>>488
「あーまた今度な」

【余り教える気はなさそうに、適当に受け流す】
【照れているのは事実で、これ以上否定してもみじめになると思いスルー】

「まあ……そう……だけど」

【少女があまり普通のことのように言うので、こちらが動揺してしまう】

「後天的……多分俺もそれだけど……」

【原因、があるとしたらステッキを見つけたからだろう】

「うえ……」

【能力の例えがエグイ】
【そう思って少し嫌そうな声を出す。どちらかというと本当に嫌というよりは茶化しているそれに近いが】
【そして、それより凶悪ってどんなだよと思いながら、訊き出すのは止めておく】

「へえ……でも俺達の学校なんかは普通……だよな?」

【そうだと信じたい】
【そうだと言ってくれと願いながら、少女に問う】
491 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 14:43:04.40 ID:tmOZ1BMz0
>>487
『てめぇ… I wana...』
「駄目っ!」

【なにやら呪文のような物を口にした瞬間、幼い娘は口を塞がれてしまう】
【無論、押さえた相手は相方だ】
【何故押さえたか… それは彼女の立場になればすぐに分かるだろう】

【ざわめき出す店内 その原因は明らかにこの三人のせいだろう】
【が、彼女はそんな事は気にせず、娘を叱る】
【娘も反省しているようだ… 多少は】

「……すいませんでした」
『ブツブツ』
492 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 14:44:03.27 ID:fWzXWXQIO
【公園】
【天気のいいそこは、今空を切る乾いた音が響いている。】

「っ!!」

【その音源、つまり発信源は】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】

「―――――――――――っ!」

【そしてもう一つ。ある意味これが本物の音源だ。】
【それは女が右手で持っている身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「まだまだっ…!!」

「強く…ならなくっちゃあ…!」

【そして、彼女は汗一つ流しておらず涼しげである。】
【その証拠に、まるで女の周りだけ、まるで四方からクーラーの良風を流したかなように、】
【実に程よく涼しかった。】
【いかにも重そうな大きな剣を、「女が」「片手で」振り回している。】


(なんでも対応)
493 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 14:47:11.57 ID:kSGQ0HMR0
>>491
んー?

【子供が呪文のような物を唱え始め、それを隣に居た女が止めた】
【そしてなにやら説教を始める女、子供は不服そうだが……】

……呪文、使ってもいいんだぜ?

【ニヤッと笑いながら、挑発するように言った】
【相手を怒らせるというより、あの呪詛に興味が湧いたのだろう】
【どっちにしろ、死ぬような物ではないはずだ……】

【と信じたい】
494 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 14:50:53.92 ID:NjYYweXS0
>>490

「約束破ったら・・・呪いますよ」
【笑顔で恐ろしいことを呟く】

「普通じゃないですか・・・・だから路地裏には死人が沢山いるんですよ?」
【何がおかしいのか分からないようだ】
「夜なんて十中八九命を狙われます。」

「後天的なのが多いみたいですよね・・・・」
【うんうんと納得している】

「でも今例えに出したのは実際に私の友人が使用する能力なんです。」
【少し悲しげに俯く】

「まぁ、貴方も気をつけたほうがいいですよ。」

「どうなんでしょうか・・・・・私の見積もりでは少なくとも一般高校にも結構紛れ込んでいる気が…」

「まぁ実際に見たことがある能力者さんが少ないので断言はできませんが・・・・」
495 :【影磔遊戯】影で束縛@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 14:52:12.65 ID:4DyczE2Bo
>>489
...こんなものかしら。
【ペースを変えず食べ進める青年に対して少女は、かちゃりとフォークを置き】
【やや満足げな表情を見せ会計へと歩いていく】

...此処、値が張るわよ?
【途中青年の近くを差し掛かり、薄い笑みを造ってそんな事を呟く】

【少女の会計も相当な物だったが、諭吉さんが出勤し、事なきを得ていた】
【青年はそれ以上に食べていた気もするが、果たして...?】
496 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 14:57:04.10 ID:tmOZ1BMz0
>>493
「!?」
『てめぇ! このや…』

【冷静さで言えば、今の二人の関係は完全にもどったといえるだろう】
【娘は頭に血が上っており、的確な判断が出来ていない】
【しかし、もう一方は…】

「呪文を舐めない方がいいわ… あなた、死ぬより苦しい目にあうわよ?」

【悪魔のような……いや、夢魔のような妖しい恐怖があった】
【そこに今までの面影は無く、完全に人間ではないものになっていたのである】
【この剣幕の前には娘も驚き、勢いを失くす】
497 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 14:58:06.34 ID:32XIXBKY0
>>494
「え、ああ。守る守る」

【笑顔の少女に、少し恐怖を感じるが、どうせ冗談だろうと思って流す】

「え……」

【幸い、青年にはそのような経験は未だ無いようだ】
【だから、そんな現実を同い年の少女が語ることも含めて、凄く驚いている】

「……」

【少女の言葉を無言で聞き続ける】

「そう……か……」

【期待通りの答えは得られず、かっくりと肩を落とす】
【能力者という意味で同類が増えたことを喜ぶべきなのかもしれないが】
【青年の中ではそれよりも普通というものが崩れ始めていることに落胆するほうが大きいのだ】
498 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/05(日) 14:59:37.62 ID:kt4q/x0S0
>>495
(満足満足)
【心の中で笑顔になりつつリュックを背負う】
【さらに少女が話しかけてくるが】

「ご安心を」
【本当に旨かったと言う笑顔を作りポケットから財布を取り出す】
「幾らですか?」
【財布を開け顔を覗かせたのは、福沢さん5人、まぁ彼女の1.5倍ぐらい食べたから二人で十分お釣りが来るだろう】
499 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 15:03:01.52 ID:NjYYweXS0
>>497

「約束ですよー」

【物凄く上機嫌だ】

「まぁやっぱり襲われるとなったら怖いですけどね・・・」
【少し身震いする】
「昨日も襲われましたし・・・・一昨日も・・」

【無言になる青年を後目に話を続ける】
【暫くたってから話を終える】

「昔のほうが普通で良かったのに・・・・」
【少女も普通のほうが好きだったらしい】
「何時からなんでしょう・・・こんな事になったのは・・」
500 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:03:14.93 ID:kSGQ0HMR0
>>496
へぇ、"死ぬより苦しい目"ね

【クククッと面白そうに笑う】
【恐れも見せない、青年は笑っているが、その目はとても退屈そうで】

むしろそんな体験が出来るなんてそうそうねぇだろ?
なら一回体験してみたいってのもまた一理、だろ?

暇潰しにはなるかもしれねぇ

【顔に張り付いたような笑みを浮かべながら言った】
【呪文を舐めている訳でも相手がそれを使えないと思っている訳でも無い】
【ただ単に"暇"だからやりたいだけなのだ】
501 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:05:42.14 ID:32XIXBKY0
>>499
「ああ」

【凄く上機嫌な少女に、こんなに喜んでもらえるなら今度本当に教えてやろうと考え始めていた】

「……」

【少女の襲われた云々の話しを無言で聞く】
【そんな大変なのか能力者って、と思いながらいろいろ考えているようだ】

【少女の言葉に同感しながら、それでも自分はまだ、一度襲われたくらいで済んでいる分運がいいのだろうかとか考えて】
【結局少女にかける言葉もなく、はあと小さく溜息を吐いた】
502 :【影磔遊戯】影で束縛@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 15:09:46.27 ID:4DyczE2Bo
>>498
お兄さん、お金持ちなのね?
【これは意外、人は見かけに依らない物だ、等と失礼な事を考えつつも】
【外見から見れば表情は変わっておらず、相変わらず取り澄ました笑みを浮かべていた】

【会計前なら奢ってもらいたかった物だが、もう遅い】

【これ以上此処に留まる理由もなく少女は、外への扉を開けた】
503 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 15:10:26.32 ID:HSdZd4R10
>>501

「本当大変ですよね・・・・」
【少女も落胆し始める】

「私の友達たちも能力を手に入れてから変わってしまって・・・・」
【大きいため息をつく】
「人を殺すことに何の抵抗もなくなったて言うか・・・・」
【変わることは少女にとっても怖いことなのだろう】

「だからあまり力は使わないようにしてるんです・・」
【遠い目で空を見る】
「だって・・・変わるのはいやですから・・」
504 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 15:11:45.39 ID:tmOZ1BMz0
>>500
「はぁ… 分かったわ」
『え… やるの?』
「ええ、こういう人にはこうするしかないでしょ それに、お客さんもいなんだし」

【先ほどの騒動で、客はもう居なくなっていた】
【店員も関わりたくないという理由で、此方の様子は伺ってこない】
【皮肉にも、条件は整っていた】

「貴方は目と耳を閉じなさい」
『…うん』

「I wana be bad romance」

【彼女は呪文を唱えた… が、すぐに効力が出るわけではない】
【2、3分もすれば話しは別だが…】
505 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:17:01.74 ID:kSGQ0HMR0
>>504
【相手が呪文を唱える】
【さあ一体何が起こるか?と身構えていた青年は】

……

【数秒の沈黙の後、構えを解く】
【自分の両手を入念に調べ何も変化が無いのを確認すると】

……即効性じゃねぇの?

【少し不機嫌そうに言った】
【さあ、数分後一体何が起こるか……?】
506 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/05(日) 15:17:11.06 ID:kt4q/x0S0
>>502
「まぁ…色々ね」
【金は能力で稼いでいる、それは言わないが何故遠い目? それは財布のことを思い出したから】
【昔イタリア料理を食べたときの教訓で財布には最低福沢さんを5人入れることにしている】
【そして少女に続き店から出て深呼吸】

「腹もそれなりに膨れたよ、じゃあね」
【さらりとすごい事を言いつつ軽く手を振り少女から離れる、この後は何をしよう?】
507 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:18:06.65 ID:32XIXBKY0
>>503
「……そうか」

【少女の言葉に、どう反応していいかもわからず、適当な相槌になってしまう】
【自分の不甲斐無さを痛感しつつ、炭酸の抜けつつあるコーラを一気に飲み干した】

【もし自分が能力者で無かったら、彼女の言葉を信じなかっただろう】
【そんなことを思うと自分が能力者で合ったことに意味があるのではないかと思ったり】

【少年はもう一度帽子を被り、ベンチから立ちあがった】

「……俺はそろそろ帰るわ。来週もやってるから、良ければ」

【素っ気なく言葉をかけて、手品の小道具などの入った鞄を持ってそこから去ろうとする】
【無理に止められたりしなければ、このまま他の所へ行ってしまうだろう】
508 :【影磔遊戯】影で束縛@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 15:20:11.91 ID:Ty5+/hzJo
>>506
...
【手を振る青年を横目に、静かに立ち去った】
【お腹も膨れたし昼寝でもしようか。気侭な計画を、脳裏に浮かべて】

/絡みあり乙でした!、とくに何も出来ず申し訳ない
509 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 15:22:01.99 ID:tmOZ1BMz0
>>505
「…貴方に聞くわね」
「貴方は誰を愛するべき? 貴方は誰から愛されるべき?」

「貴方が愛するのは誰?」

【突如聞き出される質問 まさに唐突の質問だった】
【が、これは意味が無いわけではなく、彼女が狂ったわけではなかった】
【さっき彼女がやった技は魅惑魔術の一部……相手が理性をある程度保ちつつも、堕ちるというものだ】
【この質問の答えで魔術の成功か否かが分かる】

「答えなさい」
510 :【殺吊人形】@wiki [saga]:2011/06/05(日) 15:22:11.93 ID:HSdZd4R10
>>507

「そういう物ですよ・・・・」

【男が相槌を打ってくれているのを満足そうに聞いている】
「まぁこれからお気をつけて。」

【沈鬱な雰囲気を打ち消し微笑む】
「じゃあまた今度。」

【立ち上がる青年を見ている】

「じゃあまた今度、来週も絶対に行くからね」

【帰路に着く青年を見送る】

/絡み乙ありでしたー
511 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 15:25:18.56 ID:fWzXWXQIO
>>492再募集
512 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:27:33.79 ID:kSGQ0HMR0
>>509
【唐突の質問、多分これが魔術を行う手順なのだろう】
【となれば、嘘をついてこの機会を無駄にしてはいけない。"正直に"答えようじゃあないか】

俺が愛するべきなのは、自分
俺を愛するべきなのは、自分

俺が愛するのは、自分

【表情を変えず、口調も声色も変えない】
【その事が、青年の言葉が嘘では無いと証明していた】
【さぁ、どうなる?】
513 :【赤黒奇色】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:28:13.46 ID:32XIXBKY0
>>510
「ああ……気をつける」

【少女の忠告にこくりと頷く】

「じゃあまた」

【軽く少女に手を振って、そこから去っていく】
【これから街へ買いものへ行くようだ】

/絡みあり乙でした!
514 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 15:34:18.56 ID:tmOZ1BMz0
>>512
「フフッ 流石ね… 中途半端にするべきじゃないわ…」
「でも、次は本気よ?」

「魅惑魔術 第三解放≪チャーム レベル3≫」
「you do not do」

【サキュバス特有の能力 チャーム】
【相手のことを好きになり、そのまま意思無く堕ちてゆく魔術だ】
【幾多の男はこの術の前に、抵抗すら出来ずに堕ちていった】
【彼はこのことを知ってのことだろうか?】

/能力発動ですよっと
515 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 15:35:06.06 ID:LQ7p6HZoo
>>492

「そこまで強さが欲しいのか」

剣を振るう女性を遠目に見ながら、一人の女が声をかけた
全身を黒系統の制服で包みながらも涼しげな表情
両腕を組んで楽な姿勢を取りながらの問いかけである

その視線は興味深げに女性の腕へと注がれていた
片手で剣を振るうという事がどれほどまでに厳しい物か、想像に難くは無い

女が発した問いは、それ以上の強さを女性が何故求めるのかという疑念から生じた物であった
516 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:37:01.53 ID:32XIXBKY0
【商店街。雨が降っているため人通りは少ない】
【そんな中を、透明なビニール傘の中を差した少年が歩いていた】
【服装は、黒い長袖のTシャツ一枚と灰色のカーゴパンツ】
【降ろすと鎖骨あたりまで伸びている髪を、後ろで一つに縛っている】

【そんな少年の目の前に、誰かが買って食べて捨てたのであろう――バナナの皮が】

「うわあ!?」

【それに気付かずうっかり踏んで】
【後ろに倒れそうになるも持ち直し……】
【たかと思いきや、前につんのめって】

【ズベシャア、という音と共に少年の身体は地面に激突した】

/できれば死合い以外で募集です
517 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:42:42.37 ID:kSGQ0HMR0
>>514
おー

【ようやくか、と好奇心に胸が躍る】
【さて、死ぬより苦しいとは一体何なのか……?】

【次の瞬間、青年はその魔術の効力を受けた】
【目の前の相手に、魔術の効果によって、脳に植え付けられた"好き"という物】
【青年は相手をジーッと見つめ……】


……ん?何だこりゃ?


【自分の両手をもう一度入念に調べた】

【他人を"好き"になった事が無い青年は、他人に対して抱いているコレが一体何なのか、分からなかった】
【これが"感情"なのか"本能"なのか?何をしたいのか、何をすればいいのか?】
【それが分からない、ただソレに相手が関係している事は確かなので……】

なあ、俺ってこの状態で、何すりゃいい訳?

【素直に質問する事にした】
【魔術には当たっているはずなのだが、怪訝そうな顔をしているだけだ】
518 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 15:42:58.36 ID:fWzXWXQIO
>>515

「……ん…?」

【グワアアンと一際大きく薙ぎ払った後、】
【女は声をかけられた。】
【女は剣を振る手を止め、切っ先を地面に突き刺した。】

「…そりゃあ…ね。…誰にも負けたくないし…」

【負けず嫌いの彼女にとって、それが全てだった。】
【自分が下に見られるのをウジ虫のように嫌う。】
519 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 15:47:31.98 ID:tmOZ1BMz0
>>517
「簡単よ… 素直になればいいの」
「大丈夫……そのまま私の元に堕ちてきて」

【この二人が会った時、こうなる事を誰が予想できたのだろうか?】
【うろたえる相手…、それを見る彼女…】
【感情操作の少年はどのような対処を打つのだろう】

「トリックも何も無い… ただ本能に任せればいいの」

【この魔術を解く方法は、彼女自身が止めるしかない】
【一時的な対処は出来るが、それで彼女から逃れる事はできない】
【呪縛は簡単に解けないのだから】
520 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 15:50:22.41 ID:LQ7p6HZoo
>>518

「―――負けたくない、か」

女性の言葉を反芻するように呟く
その気持ちが分からないわけではない
だが―――

「負けぬ者より、負け続けた者の方が得られる者は多い―――私はそう考えている」

両腕を後ろで組み直し、公園の木を眺めながら言葉を紡いだ

「あなたとて、無敗ではないのだろう?」
521 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 15:54:20.33 ID:kSGQ0HMR0
>>519
本能に任せるっつってもなー

【んー、と困ったような顔をする青年】
【"私の元"だか"堕ちる"だか言っているが】
【結局、何をすればいいのだろうか?】

【とりあえず、自分が何の感情を抱いているのかを解明しなければいけない】

ネガティブかポジティブか……?んー…いや待て…

【ブツブツと呟きながら、自己診断開始】
【しかし、やはり未知の感情というのは自分でどんな感情か把握するのは不可能に近いのだろう】

……何か謎解きみたいだな

【疲れたようにため息をついた】
522 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 15:56:12.24 ID:fWzXWXQIO
>>520

「ふん…負け「続け」たら見えるもんも見えなくなるわ」

【女は吐き捨てるように呟き、剣を背に戻した。】
【「抜き身」所謂鞘無しで帯刀している。】

「ん?……そうよ。最近は特にね…」

【化け物のような剣士がいるものだ。全くどうなっているのか。】
【最近はあまり調子の良くない彼女の顔が曇る。】

「…あの…あんた誰よ。」

【そして、】
【不躾だが、女は質問した。】
523 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 15:58:48.14 ID:tmOZ1BMz0
>>521
「ん〜 なかなか堕ちないわね… 普段から鍛えてるの?」
「それとも… 感情操作の能力者?」

【彼女なりの結論 無論、どちらでもすることは同じである】
【相手に近付き、触ろうとする】
【眠気を誘い、戦闘不能にするためだ】

【シラフなら、この程度の攻撃はなんとも無いだろう】
【が、彼女の術中にはまっている状況じゃそう簡単に出来ない】
【なぜなら、これほどの感情に動揺しないわけがないからだ】

「まぁ どちらでもいいわ… 一緒に堕ちましょ?」
524 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 16:02:25.18 ID:Fm+pST4to
...人が多いんだな..。
【人通りの多い商店街、辺りをきょろきょろと見渡しながら、ひとりの少年が歩いていた】
【小学生程度と思しい身長の割には、凛々しく目鼻の整った顔立ちをしている。それでもやはり、あどけない物ではあるが】

【淡い灰色の瞳は好奇心を湛えていた。外套を小さく揺らしながら、道を歩く】
【その幼い容姿からは短剣を二本、持ち歩いている事など誰が想像できようか】
【とある事情から旅を続けていた少年、傍目で見てもその様子は、この町になれていない事が分かる】
【視線は常に一定の所に留まっていない。目の前への注意力は散漫と言って差し支えないだろう】

/初ロールなのでレスが遅くなるかもしれませんが、よろしければ
525 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 16:04:06.67 ID:LQ7p6HZoo
>>522

「ああ、そうだな…流石に負け続けたら、は言い過ぎだ」

自分の失言を恥じるように、帽子のつばをついと下げる

「そうか、ならば良いではないか。無敗の者よりもよっぽど強い」

女性の方に視線を戻しながらそう言葉をかけた
その表情は動いていないように見えるが、ひょっとすれば微笑んでいるかもしれない

「私か? そうだな、名はリーザ=ベルクヴァイン―――ただの漂流の身だ」
「何をするでもなく、ただ街を回っている」

「目標を見失ってしまっているのだろうな」

自嘲するようにそう語った
526 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/05(日) 16:08:54.90 ID:kSGQ0HMR0
>>523
堕ちるって何?話はまずそれからだ

【呆れたように言う】
【やはり何が起きているのか分からない様子】

鍛えるもクソも、こんな意味不明な感情持った事ねーし

【近づいてくる相手】
【そして相手が自分に触れた、その時】

【何かが動いた】

……あぁ?

【青年の何かが動く】
【それは人間の本能的部分、その瞬間、普通の人間がこの状況で抱くはずの感情を、青年は相手に抱いた】
【だが次の瞬間、その感情は消える……いや、"覆われる"】
【青年が元々持っていた本能によって。】

……なるほどね、本能に従え、と

【相手は自分に触れている】
【そして青年の本能は、相手の能力によって刺激されている】
【つまり……まぁ、だいたい分かるだろう】

ああ……堕ちようじゃねぇか…

【ニィッと、青年の口元が歪んだ】
【青年はこちらを触れてきた相手の手首を、逆に掴み返す】
【そして能力を発動した……相手の、"幸福感"を食べ始めた】
【眠気が湧き上がってくるのも気にしない、ただ本能のままに、感情を喰らう】
527 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 16:10:18.56 ID:fWzXWXQIO
>>525

「いや、「無敗」の方が強いわ。少なくとも私はそれを目指してるの。」

【髪を耳にかけながら言う。】
【単純な彼女にとっては負けている数が少なかったら、】
【その分だけ「強い」】

「ふうん……」

「…まあでも似たようなものね。私も目標なんてないわ。」

「…目の前の敵を片っ端から切り伏せる。それだけよ。」

【肩を竦めながらそう呟き、】
【そして女は時計を見て踵を返した。このまま何もなかったら、】
【立ち去ると思われる】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/06/05(日) 16:14:16.41 ID:HjIXu8vX0
>>516
まだいますかね?
529 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 16:15:42.24 ID:32XIXBKY0
>>528
/いますよ!
530 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 16:16:24.85 ID:tmOZ1BMz0
>>526
「フフッ ビ・ン・ゴ☆」
「やっぱり感情操作だったのね… いいわ 私の力と貴方の力… どっちが早いか勝負よ」

【形容しがたい勝負… 感情を奪い合う勝負が今始まった】
【互いに自分の能力に自信があったのだろう 真正面から勝負をする】
【相手も、彼女も、ただでは終わらなかった】

【眠気というのは、人間にとって大きな鎖であり、これに抗うのは困難であった】
【だが、触れているだけなら問題は無い… すぐに離せばのはなしだが】
【今、離せばただ眠気を感じるだけだろう】

/一レス目〜
531 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 16:17:20.95 ID:LQ7p6HZoo
>>527

「「無敗」と呼ばれた存在が呆気なく敗れる様は歴史が伝えているけどな」

思い残すことも無さそうにその話を切り上げる

「―――それでも、その目標があるだけ羨ましいよ」

女性が踵を返すのを、黙って見送る

「私も―――何か目標を見つけねばな」

誰に言うでもなく呟き、陽光を反射させる葉の揺らめきを眩しげに眺め続けた

/乙でした!
/こんな短くてすいませんでした・・
532 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 16:20:02.25 ID:fWzXWXQIO
>>531
(乙でしたー!)
(いえいえ。とんでもない。)
533 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 16:23:56.05 ID:fWzXWXQIO
>>524

【その真正面。つまり前方から歩いてくる一人の人物。】

「……っとと。」

【相手とぶつかりそうになりながら、】
【置き土産として舌打ちをしてからすれ違うのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

【「15」と焼き印されたバッジを落としたことにも気づかずに、】
【女は相手とすれ違った。】
534 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 16:26:25.59 ID:HjIXu8vX0
>>529
/では!

>>516
「ふふ……雨ですね…………ふふふ……」

【その少年の前方から狂った少女が歩いて来ていた】
【【超動機構】の漆黒のローブから少し飛び出る赤いボサボサの長髪】
【微かに確認できる真っ赤な瞳は濁っていて、その下にはクマがある】
【そして少女の背中には黄色い合羽を着た艶のある短い黒髪を持つ、瞳は閉じられていてピクリとも動かない少女が】
【普通の人がみれば、仲のいい姉妹に見えるかもしれない】
【ただし、これを彼女たちの知り合いが見ればどうなるだろう?】

「ふふ……わざわざ…雨の時に……散歩しなくても……よかったですかね…………ふふ…」

『…………』

【背中の少女から返事はない】

―――うわあ!

【近くで少年がすっころぶ。少女はそれを無視して進もうとするが………】

「あ………」

【少年が知り合いだと気が付き、口を開いたままその場に立ち止まり少年をじっと見る】
【少年は少女の熱視線を感じることだろう】
535 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/05(日) 16:27:32.58 ID:tmOZ1BMz0
/oh… 急用が… 凍結願います
536 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・敵対2・sagesaga]:2011/06/05(日) 16:30:23.46 ID:kSGQ0HMR0
>>530
《幸福感吸収 1ストック分》

【同時に、眠気……まあ、昼頃でちょっと眠いなー程度の眠気だ】
【これぐらいであればまだ耐えられる】
【が、どこまで眠気を耐えられるかが分からない】
【だが、相手を掴む手は離さない】

あんた、感情操作とか言ってるが……そりゃあちっと間違えてるぜ?

【口元の歪みが大きくなる】

人間、抱く感情の多くは三大欲求と関連している。
疲労感があれば眠たくなるし、腹いっぱい飯食えば幸福感で満たされる……そんなモンだ。
だが、その欲求を操作出来れば?

【思わせぶりな言葉】
【青年はまだ感情を喰らう……だが今度喰らうのは、幸福感ではない】

【吸い取るのは、安心感】
【相手は眠くなるから大丈夫、そういった"安心感"を喰らう訳だ……どれぐらい効果があるかは分からないが。】
537 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・敵対2・sagesaga]:2011/06/05(日) 16:31:24.66 ID:kSGQ0HMR0
>>535
/のーぷろぶれむ!時間が出来たら適当に返してくれれば大丈夫です!
538 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 16:33:29.44 ID:Fm+pST4to
>>533
...ッ

【前方からこちらへと歩いてくるひとりの女性】
【その舌打ちを聞いて少年ははっと我に帰り、視線を前方へと移ろわせた】

【少し申し訳なく思いつつも、通り過ぎようとする..が】

...あ、あの...
【女性がバッチを落とした事に気付き、それを拾い上げる、と相手の方へと振り返り】
【先程の舌打ちがあったからだろうか、恐る恐るといった風でギリギリ聞こえるくらいの声を相手に投げ掛ける】
【さらに背中に背負われていた大剣。これも少年には驚きの種だった。】
【ある程度は剣などについての知識が備えられているため、抜き身の意味も知っていた】

【因に未だ少年は女性の後ろ姿しか見ていない。彼女が振り返ればまた、驚く事になるだろう】
539 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 16:33:44.52 ID:32XIXBKY0
>>534
【立ちあがりながら、少年は呻き声を上げる】

「ててて……」

【咄嗟に両腕をついて、顔面は守ったが手のひらを少し擦りむいたようだ】
【うう、と小さく唸ってポケットに入っているハンカチでその手を拭く】
【擦り剥いたところが焼けた様に痛い】

【ふと、自分に向いている熱視線に気づく】
【その主を探すと、漆黒のローブを纏った少女が目に入る】

「え、あ、ジョーカーさ……」

( じゃない )

【声をかけかけて、直感的に漆黒のローブの持ち主とは違う人間だと言う事に気づく】
【確かこの人は】

「ダイヤ……さん?」

【何故か彼女の背中には、瞳を閉じたジョーカーと呼んでいた少女の姿もある】
540 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 16:36:28.79 ID:Zi7Wf8Vgo
【とある公園】

【何時もの様に公園のベンチでゆったりと休憩する少女の様な少年と性別のよく分からない…青年でいいか。】
【青年は。少年はベンチでなにやらおにぎり食べている。何時も何か食べている気がするが大食いキャラでは無い。】
【青年がここで剣の鍛錬を行なうせいである。少年には罪は無い。】

しかし…本気で斬りあえる相手がいないって…辛いな…

「いても駄目です!持病が悪化でもしたらどうするんですか!!!」

………まぁ…いいだろ…………

「駄目ですから!」

【そんなコントの様な日常が繰り広げられる公園。要するに暇なのである。】
【【帝國】では自分の事については分からなかった…調べてもいないので当たり前だが。】
【まぁ要するに、アルビノの暇な二人が公園のベンチでダラダラしてますよーということだ。目立つ事極まりない。】
541 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 16:38:38.79 ID:HjIXu8vX0
>>539
「あ、や、こんにちは……」

【どもりながら少年に対応する】
【まさか少年に話しかけられるとは思っていなかったようで、逆に本当は立ち止まる気も無かったわけで】
【予想外の出来事にアタフタする】

「なんで…転んでいたのですか?」

【テキトーのもほどがあるが咄嗟に話題提示】
【少女は少年から何か質問されることを恐れていた】
542 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 16:41:27.02 ID:fWzXWXQIO
>>538

【もう春も過ぎ、周りは結構暑い。】
【それなのに、女はまるで涼しげで、汗一つかいていなかった。】
【その理由、ともいうべきか、彼女の周囲だけまるで、】
【四方からクーラーの風を流しているかの様に程よく涼しい。】

「ああ?」

【おそらく、自分へ向けられたであろう声に女は反応し、】
【微弱な冷気を発する大剣をかすかに揺らしながら、振り返った。】

「…なによ。そっちがぶつかって来たんでしょうが。」

【右目の瞳はまるで「氷」のように「蒼」く、】
【唯一見えるそこで女は相手を見つめた。】
543 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 16:43:04.13 ID:32XIXBKY0
>>541
【何故かどもる――そしてまるで焦っているような少女に首を傾げる】
【様子が変だ】
【そう思い、色々聞きだそうとしたのだが、先に少女からの質問が来た】

「えっあ、いや……バナナの皮踏んで滑っちゃって」

【ははは、と少し恥ずかしそうに笑う】
【先程転んだせいで服もすっかり濡れて汚れてしまったが、一応傘を差し直す】
544 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 16:49:24.06 ID:HjIXu8vX0
>>543
「ず、随分と古典的で……コントですか!?」

【そんな訳ないが聞く】
【こんな雨の中で「バナナの皮で転ぶ」コントなんてしたくない】
【服がびしょ濡れである】
【しかし、この問いにツッコミを入れられればもうこちらから振れる話題はあんまりない】
【精々学業のこととか…そういえば名前を聞いていなかったような】

「そ、そういえば……あなた…名前まだ聞いてませんでしたよね……ね?…」

【とりあえず聞く。もしかしたら既に聞いていたかもしれないが】
545 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 16:53:29.36 ID:pcXC/Jswo
>>542
...!

【女が声に反応して振り返る、と少年の表情が僅かに引き攣った】
【その視線は彼女の顔―――取り立てて斬撃の痕の見える目へと寄せられている】
【感情の起伏が薄いため余り表情は変わっていないものの、少年の驚きは様子を見ていれば瞭然だろう】

すいません...。
【別段少年の気が弱い訳でも無い、が、年上の女から威圧的に声を掛けられては恐怖を感じるのも当然と言える】

【弁解もしないまま小さな声で謝るとおずおずと女の方へと近づき、右掌に載ったバッチを差し出した】

【淡い灰色の瞳は怯えの色を孕み冷たい女の瞳を見上げる。】
【鋭い人物ならば、少年の瞳の奥に宿った諦観にも似た冷めた色に気付く事も出来るだろう】

...?
【そして、近づいた事によって気付く事】
【女の周りにだけ何故か、ひんやりとした冷気が漂っていた―――表情に、僅か疑問符を浮かべ】
546 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 16:57:21.89 ID:32XIXBKY0
>>544
「違いますよ、偶然」

【少女のツッコミにはははと笑いながら答える】
【ああ、鞄にタオル入れとけば良かったなとぼんやり考えながら】

【少女からの質問に少し考え込んでから】

「多分言ってないと思います」

【彼女が知らないというなら言ってないのだろうとの判断】

「えっと、改めて……北城蒼希です」

【控えめに笑って、答える】
【普段この人に余り笑顔は見せない気がするが、黒い人が関わっていなければある程度まともだからだろうか】
547 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 17:04:19.16 ID:fWzXWXQIO
>>545

【どうもまた怖がられているようだ。】
【まあ無理もないな、と、女は諦めにも似たため息をついた。】
【ワザワザ書くまでもないが、容姿のみで彼女を怖がる人物は多い。】
【目の前の少年もそれに違わなかったようで、】
【他者よりも感情を表に出していないため、分かりにくいが、】
【それでも、驚きの色は見て取れた。】

「…で、なによ。要件≠ヘ―――――――――」

【苛立ちを露わにして紡ぐ言葉は、しかし次の瞬間に急速に薄れていった。】
【相手の掌に乗っているものは、まさに自分のバッジである。】
【そこで、彼女は初めて状況を飲み込んだ。】

「あ、ああ…ええと…悪いわね…」

【どうも罪悪感が芽生えずにはいられない。】
【お礼の言葉を言ってから、女はバッジを受け取った。】
【ポケットに戻しながら、目が合う。冷めたような様子を感覚的に捉えた。】

「……」

「…剣よ。暑いでしょ?」

【そして相手の疑問符を発見し、女は自分の背の大剣を指差した。】
【目を凝らすと、極々微力の霧のような冷気が発生していることに気づける。】
548 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 17:04:58.77 ID:HjIXu8vX0
>>546
「偶然バナナの皮……ですか……なんつーご都合主義…」

【今度から下見て歩いたらどうです?と提案】

「やっぱり…ふふ………ゲフン」

【一瞬、鬱モードになりそうだったが、なんとか持ちこたえる】
【咳払いをして、気分を切り替える】

「えー…ほうじょうそうき…ですか。忘れないようにしなければ…」

【少年の名前を復唱し、最後の方は少年から目を逸らしてこっそり言う】
【っと、ここでまさかの弾切れ。ヤバい。話題がない】
【となれば、少年から質問が来ることだろう。恐らくは「背中の少女」について】
【じっくり見なければ死んでいることには気がつけないだろう。それほどよく手入れされている】
【だが、よく見れば分かってしまう。例えば息をしていないこと。例えば首に微かに縫い目があることに……】

「あ、う……」

【少女の額に嫌な汗が伝う】
549 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 17:08:51.11 ID:32XIXBKY0
>>548
「いや……それだと人にぶつかるから……」

【少女の提案を控えめに否定する】
【まあ、そんなことしなくても人にはよくぶつかるのだが】

【自分の名前を復唱する少女を少し微笑ましそうに見つめている】

「あの……ところで」

【少年が少女になにかを言おうとしたところで、少女が変な呻き声のようなものを上げていることに気付く】


「――大丈夫ですか?」

【額には変な汗が伝っているようだし、もしかして体調が悪いのではないだろうか】
550 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 17:15:04.58 ID:HjIXu8vX0
>>549
「あ、へ?だ、大丈夫ですよ…あはは……」

【心配させないように笑ったのだろうが、余計にいたいたしさを増す結果となった】
【両手を使って背中の少女を負ぶっていたが、右手を額の汗を拭うのに使ったため、少しバランスを崩す】
【が、なんとか持ちこたえて、転倒は回避できた】

「いや、本当に大丈夫ですから…ね?…ふふ……」

【少年に心配は無用ですよ、と念を押す】
551 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 17:19:06.01 ID:32XIXBKY0
>>550
「そうですか?」

【少女の笑顔は寧ろ痛々しい】
【バランスを崩す彼女を支えようとしたがそれは不要だったようだ】
【そして、心配しないように念を押す少女】

「えっと……こんなとこで立ち話も難だし喫茶店にでも入りませんか?」

【雨の中傘を差したままここに立っているのは、他人にも邪魔だろうと思った結果である】
552 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 17:19:49.84 ID:pcXC/Jswo
>>547
あ、いえ...

【礼を言われると少年の緊張も幾らか取れたようだ】
【相手の外見に言葉遣い、もっと理不尽な人物像を思い描いていた為、少し意外でもあったが】

剣...へえ
【相手にこちらの疑問が伝わったようだ。指差されるまま剣に視線をやる...と】
【其処が冷気の発信源である事が見て取れ、少し感心した様な声を上げた】

【どうやら女が背中に持っている剣は特殊な能力を持っているようだ。】
【そう言った類いのものを知らない訳ではなかったが、珍しい物である事に相違ない】
【まだ若いながらも剣を扱う少年としては好奇心も先立ち、思わず一歩剣へと近づく―――】

カラン
【少年の外套の中から、金属の触れ合う戛然たる音が響いた】
【微少な音ではある...が、剣と毎日触れ合っている様な人間ならば、その音源にも気付くだろうか】
【少年はそんな事を気にしている風は無い。好奇心を冷めた感情の上に浮かべ、剣を観察していた】
553 :【不純再生】煩悩の塊 :2011/06/05(日) 17:21:52.99 ID:MsmlqBe00

……くっ、畜生
なんで……理不尽だろ、こんなの……っ!!

【冴えない風貌の少年。くすんだ金髪に真っ赤なマフラーを巻いた少年が
 膝を付き、地面をその拳で叩く。その瞳には涙さえ浮かんでいる。
 少年は天を仰ぐと、吼える様に声をあげた】

なんで……なんでナンパが成功せんのだあああああっ!!!!
世界中のイケメンなんて、イケメンなんて死んでしまえばいいんじゃああああっ!!!!!

【叫ぶ少年は――――アホだった】
554 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 17:23:44.61 ID:HjIXu8vX0
>>551
「そうです」

【心配ご無用というわけだ】

「喫茶店……ふふ…」

【怪しい笑いを浮かべる】
【少し考えて、少年を見る】

「ではそうしましょうか……」

【場所は任せますよ、と少年に全て託す】
【というよりは、少女はどこにどんな喫茶店があるのかよく知らない】
【良くいくのはミスドだが、ひとり≠ノなってからは行っていなかった】
555 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 17:27:56.30 ID:32XIXBKY0
>>554
【怪しい笑顔の少女を少し不安げに見つめてから】

「じゃあ」

【といって、少年も始めて入る比較的入りやすそうな喫茶店へ入る】
【余り有名ではないが、全国何店かはチェーン店もある(むしろここがチェーン店)、コーヒーが美味しいと噂の喫茶店らしい】

【中へ入ると人は意外に少なく、少年は窓際の席に座った】
【メニューを適当に流し見ている】
556 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 17:32:00.50 ID:fWzXWXQIO
>>552

【ぴく、と、】
【女の眉が微かに動く。最初は空耳かと思ったが、】

「……ははあ…あんた仕込み刀か何か持ってるわね…」

【空耳にしてはあまりにはっきりしている。女は合点が言ったというようにうなづいた。】
【そして、悟られないように、極々内面的に警戒する。】
【ついこの間不意打ちされてから、どうも過敏になっていた。】
557 :【不純再生】煩悩の塊 :2011/06/05(日) 17:36:57.81 ID:MsmlqBe00
/>>553で募集中
何でも募集中
558 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 17:37:32.11 ID:HjIXu8vX0
>>555
【少年は適当な喫茶店に入り、店の窓際の席に座る】
【少女は少年と向い合せになるように座り、背中の少女は自分の隣にそっと降ろす】

「ダイヤは……えーっとぉ…」

【まずメニューに何があるのかが分からなかった】
【なのでとりあえずショートケーキを一つ頼むことにした】
559 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 17:39:39.36 ID:93jXuXdIo
>>556
...っ

【女から降ってくる言葉は意外なものであった】
【まさか微細な音を聞き取られ見破られるとは思っていなかったのである】
【やはり女性にも関わらず相当な実力者のようだ、と舌を巻く】

ええ、こんなものですけど

【否定は恐らく意味をなさないだろう。あっさり首肯する、と】

【外套の中から一本の短剣を取り出した。取っ手の先がリングになっている】
【それは所謂リングダガー、といわれる物で。少年は人差し指にリングを通しくるくると回し】
【不意にそれを上へと打ち上げるとパシっと右手で握るようにしてキャッチした。】

【どうやら人並み以上には使い慣れているようだ。外見とは似ても似つかない】
【女の警戒にはどうやら気づいていない様子で、表情は素っ気なく冷静だ】
560 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 17:43:36.21 ID:32XIXBKY0
>>558
【メニューをざっと見てから、サンドイッチとオレンジジュースにしようと心の中で決める】

「決まりました?」

【一応少女に確認を取ってから店員を呼び、少年は先程決めたもの、少女はショートケーキを頼む】
【それが来るまでは、手拭きで手を拭いたり水を飲んだり】

【少年は鞄からウエットティッシュを出して体や服の汚れた部分を拭いている】
【手のひらには少し血が滲んでいたが、一度拭いてスルー】

「あの……ところで……」

【少女が恐れているのであろう質問をしようと、少年は一言もしゃべらない漆黒のローブの持ち主を見ながら口を開く】
561 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 17:45:48.05 ID:fWzXWXQIO
>>559

「…ありゃ…短剣か。」

【視線の先には相手が手馴れた様子で扱っている短い刀。】
【自分じゃこうもうまくは扱えないだろうな、なんてことをぼんやり思った。】
【短剣使い、とは今まで相対したことことはない。】
【どんな風に戦うのか気になったが、初対面の人間にそれを聞くのは、】
【少々立ち入りすぎるよなあ…なんて考える。】

「ふーん…結構うまいのねえ…」

【宙を泳ぎ、仔を描く探検を見つめながら、】
【女は呟いた。】
562 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 17:49:15.58 ID:HjIXu8vX0
>>560
【遂にやってしまった】
【沈黙】
【もちろん、少年から質問がくる。少年は現在は合羽を脱いで白くてフリルのついた、それはそれは女の子らしい服を着た】
【寝ているように死んでいる少女を見ている】

「え……ご主人様がどうかしましたかっ?」

【素っ頓狂な声が出る】
【これはまずい…少女はどんな言い訳を繰り出すのだろうか】
563 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 17:53:37.10 ID:fkN9NLbko
>>561

ええ、父に教わったんです..。

【呟きが耳に入ると年相応のはにかみを見せながら、答える】
【父の名前が出るとややトーンが下がる。瞳は相変わらず冷静で、醒めていた】

...なんなら、やりましょうか?...僕じゃ、勝てないでしょうけど

【女の様子を見ながら、少年はそんな事を問い掛ける】

【特殊な大剣を抜き身で持つ手慣れた様子の女。勝ち目は薄いだろう、とは思うものの】
【女性がこちらに興味があるような雰囲気を何となく感じ取り、加えて】
【少年もまた、どんな風に大剣を扱うのか興味も有った】
564 :【不純再生】煩悩の塊 :2011/06/05(日) 17:53:37.73 ID:MsmlqBe00

【やがて地面に膝を付いていた少年は、ゆっくりと立ち上がる】

くっ、仕方ない……今日の所はナンパは諦めるっ!!
……くそっ、今日こそは美人でボインボインなネーチャンと、
しっぽりぬっぽり出来る予定だったのに……っ。

【アホな事を呟きな腕をグッと握り涙を流す少年は、
 やがて公園の出口へ向けて歩き出す】

さーて……晩飯は何にするかな……財布の中身は……

【財布の中には、20円程度の価値の硬貨のみ】

ぐっ……ま、また近所のパン屋からパンの耳を貰うか。
というか、ここ一週間パンの耳と塩しか食ってねぇ……理不尽だ。

【肩を落とす少年】
565 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 17:56:24.64 ID:32XIXBKY0
>>562
「え、えっと……」

【まだそこまで言ってねえ、とか思いつつも訊こうと頑張っている】
【何があったかはわからないが、今この二人が異常であることだけはわかる】

「どう……なってるんですか……」

【やっと口から出てきた質問がそれである】
【なんでそんな格好をとかなぜ貴方におぶられてるんだとかそんな意味があるのだが】
566 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 17:59:33.54 ID:HjIXu8vX0
>>565
「どうって……も、もちろん、ねねね、寝ているんですよ!それはもうグッスリとかいうレベルを通り越してですね……」

【途中から皮肉っぽくなってしまったが】
【流石に喫茶店の中で死体です。とも言えないし、第一少女自身が主人の死を認めたくないので】
【無難に寝ていることにした。起こせよ、と言われればそれまでだが】
567 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 18:00:58.37 ID:fWzXWXQIO
>>563

「…は?…ああ…」

【一瞬なんのことかわからず、女はキョトンとしたが、】
【次の瞬間には、もう状況を飲み込んでいた。】

「でもねえ…初めから「勝てない」なんて言ってるんじゃあねえ…」

【どこか不満げなその声。】
【やるなら勝つ気で来い、ということである。】


(すいません。次遅れます。)
568 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 18:08:15.51 ID:32XIXBKY0
>>566

「それは……要するに……し」

【なにか重要なところを言おうとしたところで、タイミングを見計らったように店員さんが】

『サンドイッチの方は』「はい」
『オレンジジュースは』「はい」
『ケーキはこちらの方でよろしいでしょうか』「はい。ありがとうございます」

【最初は焦っていたが、しっかり返答をして、店員さんは伝票を置いて去って行った】

「えっと……い、いい店員さんでしたね」

【流石に先程の話題を引き継ぐのはできない】
【笑顔で少女に話題を振る】

/次遅れますごめんなさい!
569 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 18:15:21.28 ID:HjIXu8vX0
>>568
「あわわ…」

【「し」】
【そこでナイスな店員が現れた。すごいぞ!】
【店員の相手は少年がしてくれた】

「え、ええ…本当に……」

【本当に空気の読める素晴らしい店員であった】
【少年が笑顔なのに対し、少女の顔は多少引き攣っていた】

【少女はケーキを食べるのに邪魔なので頭まで被っていたローブの頭の部分を脱いだ】
【すると少女の顔が少年から見えやすくなり、不健康そうな顔が拝めることだろう】
【元から赤い瞳は泣きはらしたように赤く腫れており、長い赤髪は全く手入れされていなくボサボサである】
【更に目の下には盛大にクマができていた】

/了解です!
570 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 18:15:48.06 ID:fkN9NLbko
>>567
...やるからには負けません、よ

【不満げな女の様子に、僅かに視線を鋭くして応える】

【女がどうかは知らないが、少年の武器は短剣だけでは無い】
【上手く使えば足元を掬う事も可能だろう、少年とて負けたくはない】

【かといって此処で戦う事も出来ないだろう。短剣を再び懐へと仕舞った】

【まさか新しく訪れた町でいきなり戦う事になるとは思っていなかった。自分から提案したとは言え】
【大剣を持つ女が普通に歩いている町とは果たして一体、どういう所なのだろうか...?そんな事を考えつつ】

/了解です
571 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 18:19:35.63 ID:bfXgMaqho
ー此処はある夜の街

街灯、ネオン、そして呼びこみ、ここは、此の街の夜の世界

大勢の群衆が、その通りに群がる、

いろいろな欲望が、その街、その通りに渦巻く
乞食、悪人、善人、警官、様々な人々が、1日の疲れを癒しにやってくる

そして、その女も、此の街、此処にいた

突然に群衆が、先までは騒いでいた、群衆が静まり返る
   何故か?

女性がその通りを歩いているから

この世の者とは思えないほどの美貌、その女がそこにいるから

群衆は、静まり返り、その女をただ、見つめている、そしてその群衆によって潰れていたその道が

その女に道をあけるように、左右に広がる、
異様な光景である、誰も喋らない、誰も近づかない、ただ、そこの者たちは、男、女…全て者が、その女に魅入っている

白く長い輝く長髪、純白のドレス、そして、真っ白な瞳、その女が、その街をあるいている

/絡み募集ですっ!
572 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 18:21:42.94 ID:uGI9c8vj0
この地域では、季節は夏に近かった。
夏という季節、共通認識となったソレらしくなる為に、徐々に変化が訪れていた。
蚊が動き始め、蝉の幼虫を見かけるようにもなった。
蒸し暑く、外に出かけるのも嫌になる。そんな季節。
そして何よりも――――日が落ちるのが、遅くなる。
それを、恐らくどんな人間よりも嫌っている人外がいた――――

その人物は現在公園を歩いていて、日傘を差しており、黒いサングラス、黒いコートをしていた。
この時間帯に黒い服というのは中々に自殺行為なのだが、それを承知か知らずか、舌打ちをもらす。
手には何処かの店のビニール袋、買い物帰りというのを予想できる。


正直、不審者一歩手前である。
子供達が遊ぶ時間帯の、この時間帯がそれに拍車をかけている。
一応弁明させてもらうと、この太陽が大嫌いな人物は、そのつもりは一切ない。
573 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 18:23:31.74 ID:uGI9c8vj0
この地域では、季節は夏に近かった。
夏という季節、共通認識となったソレらしくなる為に、徐々に変化が訪れていた。
蚊が動き始め、蝉の幼虫を見かけるようにもなった。
蒸し暑く、外に出かけるのも嫌になる。そんな季節。
そして何よりも――――日が落ちるのが、遅くなる。
それを、恐らくどんな人間よりも嫌っている人外がいた――――

その人物は現在公園を歩いていて、日傘を差しており、黒いサングラス、黒いコートをしていた。
この時間帯に黒い服というのは中々に自殺行為なのだが、それを承知か知らずか、舌打ちをもらす。
手には何処かの店のビニール袋、買い物帰りというのを予想できる。


正直、不審者一歩手前である。人の目を引くのか、視線の先にはよくこの人物がいる。
この人物は早く帰ろうと早歩きに移動を変えたが、更に怖くなるのではないかと、途中で歩幅を戻す。
子供達が遊ぶ時間帯の、この時間帯がそれに拍車をかけている。
一応弁明させてもらうと、この太陽が大嫌いな人物は、そのつもりは一切ない。
しかし、それこそ心を読めないと理解できない物である。心を読めるのなら、別だが。
574 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 18:24:11.84 ID:32XIXBKY0
>>569
【少女の引き攣った笑顔を気にしつつ、少年はサンドイッチに目を落とす】
【何口か前歯で千切って口に入れ、その中で何度か咀嚼】
【少女が何かしているのを感じて、顔を少し上げると】

「わっ」

【ローブをとった少女の顔は、正に不健康】
【目の下にはクマ、髪はボサボサ、目は腫れている】
【それでも美少女には変わりなかったが】

「どうしたんですかそれ……」

【その姿を見て、思わず声を出す】
575 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 18:27:14.34 ID:RvPiZrx+o
>>571

パトロール、パトール

【ふんふーん♪と鼻歌を歌いながらそこらを歩いている】

ん、人だかり……?

【群衆の方へ近づき、皆の視線をたどる】

わー……綺麗な人……

【とても綺麗な女性を見つけぽけー、と見つめる巫女な少女】
576 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/06/05(日) 18:28:14.59 ID:GsLiCE6AO
>>571
【正面からとある青年が歩いてくる】

あー…暑い

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にトレーナーとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【左手にはコンビニの袋がぶら下げてある】

俺としたことが夜食のプリンを買い忘れているとは…
まぁ、地域限定とろふわプリンを買えたから良しとしておこうかね…やれやれ
577 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/06/05(日) 18:28:55.38 ID:GsLiCE6AO
>>576はなし
578 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 18:32:06.83 ID:HjIXu8vX0
>>574
「?……ああ、ちょっと寝不足でして……ふふ…」

【確かに寝不足なのだが、確実にそれ以上の何かがあることは見て取れるだろう】
【そして覇気が以前より確定的に足りない】
【表情の変化も少ない。まるで顔の筋肉が凝り固まったかのように】

「ふふ……ふふふ………心配しなくて大丈夫ですからね……ふふ…」

【かなり心配したくなる雰囲気で心配しないでね、と言う少女】
【不器用にフォークを使い、ショートケーキを一口食べる。口の中に甘さが残った】
【ふと、自分の隣に座る主人を見る】

「………………」

【無言】
【少しだけ泣きそうな顔になった】
579 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 18:32:57.16 ID:bfXgMaqho
>>575

その人混みの中に出来た一本道、その真ん中を堂々と歩く女
真っ白な髪に真っ白な瞳、それに加え、純白のドレス

その人混みの中、こちらを見つめる、一般人とはなにか違う雰囲気を持つ少女を見つける
ただ、道の奥、群衆に目も合わせなかった女が、その少女を見つめて、一瞬立ち止まる

(なにかしら?あの子…不思議な感じ…)

そう思いながら、その通りを再び歩き出した

580 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 18:33:49.31 ID:bfXgMaqho
>>577
/また、お願いしますっ!
581 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 18:35:51.86 ID:RvPiZrx+o
>>577
/ゴメンナサイ!

>>579

……?

【じ、と見つめられている自覚はないらしい】

(ど、どうしたんでしょう)

【キョロキョロと左右を見る】

【しかし群衆も女性を見ているから、誰なのかが分からない】
582 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 18:36:17.26 ID:32XIXBKY0
>>578
「そうなんですか……?」

【見るからに、それだけではなさそうだ】
【全然元気がないし、表情の変化も少なく】

「えっと……無理です」

【後半はきっぱりと言い放つ】
【少年にしては珍しいものいいかもしれない】
【こんな姿を見て、心配するなというのが無理なのだ】

「あの……やっぱりジョーカーさんって」

【顔を見ながら、言い淀む】
【首とか、口とか鼻とか。見るからに……】
【でも、その姿はとても綺麗で、信じられないのだ】
583 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 18:44:28.67 ID:HjIXu8vX0
>>582
「そうなんです…」

【力なく笑い、少年の顔の少し下を見る】

「無理って…なんで……」

【無理なものは無理である】
【墓穴掘ってるなさっきから】

「ね、寝てるんですよ!!寝てるったら寝てるんです!!」

【駄々をこねる子供のように少年に言う】
【その腫れた瞳は涙で潤んでいた。零れはしないが、既に前が良く見えていなかった】
【段々少年に訴えかける声にも力がなくなっていく】

「寝てるんですもん………寝てる……だけなんですから……」

【遂には少女の瞳から一筋の涙が零れ落ちる。それは彼女の頬を伝い、一筋の線を作る】
【両手で顔を塞ぎ、テーブルに突っ伏す】
584 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 18:44:41.46 ID:bfXgMaqho
>>581

女性は、歩き、その少女の前で立ち止まる、誰にも興味を示さずに、ただ歩いていた女が

「あなたたち…こんな所で立ち止まって邪魔なんだけど」
女は、人混みに向い、そう言った、静まり返ったその通りだ、周りの人間には聞こえるだろう

そして近くの人、近くの人から、なぜか何も言わずに、去っていく
恐怖している人々も
何故か、うれしい顔をしている人々もいた

その調子で行けば、その人混みは解消されるであろう
その女性の一言によって

そしてその少女、目の前に入る少女に話しかける

「あなた、なにか不思議な子ね、なにかを感じる…なにかはわからないけど」

右手にもっていた煙草を吸いながら、
少しだけ、微笑みながらそういった
585 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 18:46:49.22 ID:RvPiZrx+o
>>584

【その言葉に、少女も去ろうとするがその視線に飲まれたように動けない】

……私、ですか?

【ぽけーとした様子のまま言葉を返す】

【無意識に警戒したのか能力を発動し、札を左手に纏めて出す】
【これもまた無意識に、それを隠すように手を袖の中に隠していた】
586 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 18:48:36.94 ID:fWzXWXQIO
>>570

「あら。そーお?…それならいいわ」

【相手の鋭い視線を受けてようやく承諾する女。】
【どこか面白そうにニヤリと笑った。】
【三度の飯より戦いが好きなため当たり前っちゃあ当たり前だ。】

「んー…といってもこんなところで戦うわけにもいかないし…」

【辺りを見回し、考える。】
【大通りのど真ん中で戦うわけにはいかない。】
【そう考え…】

「それじゃあ…向こうの公園にいきましょ?…広いし障害物もないから。」

【そう言って相手を見つめた女の瞳は黒く、】
【大剣からも冷気が発現していない。】
【彼女はその戦場めがけて歩き出した。】



(お待たせしましたー!)
587 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 18:51:01.50 ID:32XIXBKY0
>>583
「だって、知り合いがそんな顔してて心配できないわけないじゃないですか」

【少女を見つめながら、きっぱりと言う】
【この変態のことは、苦手だったが、根本的にはいい人――な気がする】

「でも……」

【一度目の、彼女の悲痛な言葉は否定しようとする】
【だが、最後の方の力も勢いもない、まるで自分を説得しようとしているような言葉は無言で受け止めた】

「ダイヤさん……」

【静かな声で彼女の名前を呼ぶ】

「……ドーナツでも買いに行きませんか?俺この前食べそこなったし」

【起きているジョーカーさんと会ったのは、その時が最後だった】
【そう思いながら、少女に話しかけた】
588 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 18:54:22.39 ID:RvPiZrx+o
>>584
/ご飯ですので次レス遅れます
589 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 18:54:47.68 ID:bfXgMaqho
>>585

「ええ、あなたの事」

その言葉に、少女の瞳を凝視する

その急に、少女の手の平にあらわれた御札のようなもの
少女は、其れを、直ぐ様、隠したようであったが、この女、
人に近いが、人ではない、

勿論、動体視力も、人外級ではないが、動体視力も、一般人と比べ、まったく違う物

その動作、簡単に目に取れた

「あら、手品みたいなことができるのね…ウフフッ、興味深いわぁ…」

またも微笑、その少女を見つめる、
590 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 18:55:11.98 ID:bfXgMaqho
>>588
/ごゆっくりですっ!
591 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 18:57:37.65 ID:CqGawpDlo
>>586

公園...分かりました。

【町に付いたばかりの少年、土地勘は皆無で】
【何時しか女の瞳は冷たい蒼から、黒へと変貌を遂げていた。】
【その変化を少し不思議に思いながらも歩き出した女の後ろを付いていくようにしながら、公園へと行く】

【公園で剣を打ち合っていいのか果たして疑問ではあったが】
【郷に入っては郷に従えというか、この町では大丈夫なのだろう、と】

/おかえりです!
592 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 19:00:29.78 ID:HjIXu8vX0
>>587
/すみません…ちょっと返事遅れます…出来るだけ早く戻りますので!
593 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 19:02:31.69 ID:32XIXBKY0
>>592
/了解です!ごゆっくりどうぞ!
594 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 19:04:03.19 ID:fWzXWXQIO
>>591

「さてと…それじゃあ…」

【場所は変わって公園】
【縦に長い楕円を描くような土地であるそこは、】
【中央には噴水があり、周りには植林された木がちらほら。】
【幸いなことに周りには人がおらず、戦うには格好の場だ。】

「…始めますか。いつでもどうぞ?」

【スタスタと、中央付近に歩いて行く女】
【やがて振り返り、油断なく相手を見つめた。】
【「準備完了」と言っているが、実際は彼女は剣を抜いておらず、そもそも柄に手すらかけていない。】
595 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 19:05:54.00 ID:RvPiZrx+o
>>589


【少女の様子が一変】

【人には見えないだろうものが見える……人外か、それとも能力者か】

【一歩大きく下がって距離を取ると】

……何者ですか?

【若干こわばった表情で尋ねる】
596 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 19:06:46.70 ID:RvPiZrx+o
>>590
/お待たせしました、タダイマデス
597 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 19:12:14.77 ID:bfXgMaqho
>>595

「アハハハッ、私?私は私よ、ウフフッ」

何者か、自身が、吸血鬼など、特に言うことでもない、とくに其れはなにも気にもとめていないから
言うのが、嫌なわけでもない
しかし、わざわざ言う事でもない

その態度が一変した少女、なにか警戒されているのか?
そう思いながらそういった

「まぁ…私が何かするとでも?怖い子ねぇ、」

自身から大きく離れた、少女に向かいそういった

/おかえりなさいです!

598 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 19:14:32.26 ID:CqGawpDlo
>>594

こんな所が...

【付いたのは楕円形、結構な広さの公園】
【人も居らず確かに戦うのには適切といえるだろう】

【相手について歩くと三m程の距離を置いて立ち止まり、外套を脱いだ】
【そして両手に短剣を持ち、瞳は女を見据えている】
【因み、両手に持つ短剣は形が違っていた。左手には先程のリングダガー】
【右手に持つのは取っ手に二つの輪っかが付いたイヤード・ダガーと呼ばれるモノだ】

...いいんですね?
【剣に手すらかけずに声を掛ける女性に少しムッ、とした様子だったが】
【それでは遠慮なく、と相手目がけて走り出した。】
【早過ぎる訳でも遅過ぎる訳でも無く。それでも程なくして相手に接近出来る筈だ。】
【そして間合いへと入れたならば...短剣を持つため1m以内、という所か...左手のリングダガーを、相手の身体へと横に振るだろう】
599 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 19:14:32.66 ID:uGI9c8vj0
>>573
一応絡み町中でせう
600 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 19:15:33.37 ID:RvPiZrx+o
>>597

……

【無害……なのかな?】
【そう思いつつ構えを解く】

ごめんなさい、少し事情があって警戒するようにしているんです
ご無礼をお詫びします

【ぺこり、と頭を下げた】

……失礼ですが貴女は何者、或いは何物ですか?

【頭を上げ、そう尋ねる】
【目は真剣なままだ】
601 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 19:18:33.39 ID:/aRkcNZSo

逢魔ヶ刻も疾うに過ぎ――地平線の彼方へ、日輪が沈む頃合。

「…………どーしてこーなった」

閑静な公園に、悲壮感を滲ませた譫言が谺(こだま)した。緑葉の生茂る、木の上から。
――ひとつ、剽軽な格好で“ぶら下がっている”姿形が在る。鬣を彷彿とさせる金髪に、
右眼を、奇怪な文字列の踊狂う魔方陣を刻した眼帯で掩蔽した、左眼に蒼碧を燈す男。

重力に引かれ、彼が纏う灰白い外套(コート)の裾は、だらん、と後頭部に触れる形。
それなりに引き締まった腹部が露出し、序(つい)でに趣味の悪い縛帯(ベルト)の端が、
これまた、だらん、と耳朶に触れていて――その頭上、位置関係を考慮すれば地上には、

棺桶めいた漆黒の弦楽器保管具(ヴァイオリンケース)が、異様な存在感で鎮座していた。


「やべ……頭に血が……、誰か――ヘルプ……ミー……ッ!」


彼は、何処かの悪趣味な誰かが設置した“トラップ”に引掛り、このような惨状を披露していた。
次第に頭部へと血流が蟠り――悲愴な叫びは、猶々胡乱気な響きを以て、公園に谺する。
果たしてこの救援要請は、近隣を通った者の鼓膜まで届くだろうか。

――――宛然(さながら)、蜘蛛の糸にでも縋る心境で、彼は呻きとも付かぬ声を上げる。
602 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 19:19:54.34 ID:8ib5Odvd0
夜のネオンが産声を上げるかのように煌めき始める頃合い。
そんな街に新たな。非日常の声が割り込んできた。

それは悲鳴。
人生最後の言葉としての断末魔。
死を目の前にしてソレを受け入れる訳には行かないと言わんばかりの命乞い。
死から逃げるために上げる怒号。

大体そんな感じだ。

その原因となっている金髪の女は前進に返り血を浴びている。
顔は愉悦に歪む。それに相まって大きな笑い声を上げる金髪の女。
次なる獲物を求めて逃げ行く者どもを屠りに行こうとしている。

/殺し合い募集
603 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 19:21:42.24 ID:HjIXu8vX0
>>587
「本当に寝不足なだけですからね?」

【濁った瞳で少年に訴える】
【確かに寝不足だが、その内容が普通ではないのだった】

「寝てるだけ……そうだもん……うう……」

【少女の涙はテーブルを濡らす】
【周囲の客が何人かこちらを見ているがそんなのはどうでもいい】

「ドーナツ……いいですよ…行きましょう………ひっく……」

【片手で涙をぬぐいながら相槌をうつ。もう片方の手で眠ったように死んでいる少女を引き寄せ】
【立ち上がり、再び背負う。ショートケーキはお持ち帰りだ】
【店員が心配そうにこちらを見てきたが、話しかけられる前にササッと店外に出た】
【会計は少年に丸投げである】

/遅くなりました!
604 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 19:23:41.24 ID:bfXgMaqho
>>600

煙草を吸いながら、その場から一歩足りともう動かない女

構えをといた少女に、が入った言葉、その事情がなにかはわからない
此の街のことなど、全く知らないから、
ただ、最近、暇つぶしに自身の住む、ある城から、遠い国とある所からきたばかりであるから

「へぇ…警戒ねぇ…まぁ、かまわないけど?」

「慣れてるから、フフフッ、人間は自分たち以外の物を極端に嫌うから」

「私は吸血鬼、そう人は呼ぶわぁ…私にも名前はあるんだけどさぁ…フフッ」

所々、笑いながら、その少女に返答する



605 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 19:26:22.10 ID:RvPiZrx+o
>>604
吸血鬼……

【実物を見たのはこれが初めてだった少女】

本当に人なのか疑わしい位綺麗だったので……合点が行きました

【少しほほえみながらそういう】
【場を和ませようとしたらしい】

私は立花 椛(たちばな もみじ)と申します
貴女の名はなんというんですか?

【軽くもう一度会釈し、訪ねてみる】
606 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 19:26:55.92 ID:32XIXBKY0
>>603
「はい」

【少女の言葉にしっかりと頷いてから立ちあがる】
【なぜ寝不足なのかについては言及しないことにした】

「はい、寝てるだけです。うん」

【それも、しっかりと肯定】
【少年の方も、周りの視線を気にさずに席を立った】
【頼んだものはほとんど口をつけていない】

【少女は先に店をでてしまったので、少年が彼女のケーキ代も出すことに】
【今は、お金に余裕もあるので全く気にしていない】

「じゃあ、行きましょうか」

【会計を済ませて店を出て、少女に声をかけ、この近くにあるミスドへ向かう】
【雨は降りっぱなしで、空気が重い】
607 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 19:27:03.17 ID:fWzXWXQIO
>>598

「フフ…まだ様子見よ?」

【相手のムッとする様子をみて女は口角をあげる。】
【二刀か…と二つの短剣を見た。左右で形が違うのは、】
【何か意味があるのだろうか…ぼんやりとそんなことを考えるが、】
【そもそも専門が違うので女にわかるはずも無い。】

「どうぞ―――――――――――っ!」

【そして距離を詰めてくる相手。女はかすかに目を細め、自分も一歩後退し、】
【相手の初劇を避けた。そして繰り出すのは腹部を狙った鋭い蹴り。】
【まるで「猛虎」のように強い力を持つ蹴りが放たれようとしていた。】
【だが、相手の身のこなしでは回避もできるし、迎撃もできるだろう。】
608 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 19:29:33.80 ID:uGI9c8vj0
>>601
この時、通称「万屋さん」は奇妙な光景を目にしていた。
今日は何もしたくない、という個人的な理由で万屋を閉め、買い物を済ませて気分転換に散歩をしていた時の事だ。
通りかかった公園には、何ともまあ手の込んだ罠が仕掛けられていて……いや、そっちじゃないか
それに引っかかっている人物がいるのだ、今の時代にこんな事する人と、引っかかる人がいるんだなー、とか、そんな事を考えつつも、何気なしに足を動かし近づいていった。

そして、ヘルプミーという声は届かず、何かを喋った様に見えたソレは、「万屋さん」からすれば奇妙さを増すばかりで。
ひょっとして関わらない方がいいんじゃないだろうか、と考える自分もいて。
しかし、しかし、本当に、どっかの誰かさんのせいで引っかかったのなら流石にそれを助けるくらいの、偽善ってくらいの良心は残ってる訳で。
何気なしに近づいた距離から、一歩遠ざかる。
そしてまた一歩近づいて……という、優柔不断な様子が見て取れる。
このまま何もなければ、後数分はこんな調子かもしれない。
609 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 19:31:48.67 ID:bfXgMaqho
>>605

「珍しい、名前ね…ウフフッ」
「私は、コーデリア………コーデリア・スウィア」

「そうねぇ…それもよく言われるわ、アハハハッ」

綺麗だと、そういう言葉はいままで何歳も、聞いてきた、それで骨抜きになった男もいたぐらいに

「そう、吸血鬼…あなたは?、何者なの?珍しいこと出来るみたいだけど?」

女性の態度は、そう変わっていない、その少女が和ませようとした時、警戒していたとき

特になにも感じないから、人にはあまり興味がない、その珍しいことを出来ることに興味をもっていた
610 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 19:32:29.84 ID:HjIXu8vX0
>>606
「ごめんなさい…お金は……これ…」

【ローブの中をまさぐっていると、財布が出てきたのでそこから1000円札を取り出し、少年に差し出す】
【一応丸投げして申し訳ないとは思っている】
【ちなみにお金は背中の少女が生前にバカみたいに稼いでいたので問題ない】

「行きますか……」

【両手を背中に回し、少女を誤って落としてしまわないようにする】
611 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 19:35:42.80 ID:RvPiZrx+o
>>609
私は所謂、"能力者"という奴です
簡単にいえば異能の力を使うただの人間です

【そう言いつつ白い札をひょいと空中に投げ、発火】
【炎の燕がそこに現れる】

そしてこれが私の能力
能力で召喚した札を発火させる能力です

【黒い札も投げ、狼の形に炎が現れるだろう】
612 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 19:35:51.24 ID:CqGawpDlo
>>607

...ッ
【流石といった所か、少年の初撃は後退する事により躱され】
【襲い来るのは鋭い蹴り―――少女の華奢な身体ではひとたまりもないだろう】

【少年は左足に力を込め、自分から見て右斜め前方に切り込むようにしながら蹴りを回避する】

【そして恐らく左側に位置するであろう女に向けてイヤードダガーを逆手に持ち、突き刺すように振るう】
【因にダガーの取ってに付いていた二つの輪っかは逆手持ちの際親指を固定する為のもので】
【非力な者でも力を込め易く工夫されたその一撃は中々の衝撃..かもしれない】
613 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 19:37:44.16 ID:32XIXBKY0
>>610
「いやいいですよ」

【自分が今使ったお金は、ジョーカーさんに貰ったものだし】
【そういう意味も込めて、差し出されたお札は彼女に返す】

「はい」

【そう返事をして、少し速足でミスドへ】


【店内に入ると、冷房が効いているのか、少し涼しい風を感じた】

「なんにします?」

【店員さんが前のお客さんの相手をしている間に買うものを決める】
【少年もドーナツを選びながら、少女に尋ねる】
614 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 19:37:52.12 ID:/aRkcNZSo
>>608

「……オイ」

遠目に見えた、人影。寸暇、救援要請を耳にし駆付けてくれたのかと希望を懐いた。
――が、一向に歩み寄ってくる気配がない。三歩進んで二歩下がる、否や、それより酷い。

優柔不断なのか、単にこちらを警戒しているのか――何方(どちら)にせよ、現状維持は
由とできなかった。一周回って徐々に褪色してきた相貌に、片掌を遣りながら声掛けた。

「そこ――、そこのテメエだよ、テメエ。 なに見てんだ、助けろつってんだろ!?」

若干――客観視すれば相当だが――声を荒らげてしまったのも無理からぬ話。
眼帯に指頭を這わせる余力すらなく、彼は狭量な街灯の下、茫漠として照らされる姿形を
軽く睨め付けながら、右腕を突出し――恐らく“顔”の辺りと思われる陰影を、指差した。
615 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 19:42:46.92 ID:fWzXWXQIO
>>612

「あら…なかなかの身体能力ね…」

【そして、足がからぶった瞬間。】
【女の目が獰猛に光った。右手の先には――――――――「柄」】

「っ!!」

カアン!!

【女は素早くしゃがみ、相手の手より身体を下に持っていく。】
【そして軽く柄を握り、背の大剣の刃の根元で相手の短剣を受けた。】
【そしてそれだけにはとどまらず、ドン!と全身で相手にぶつかろうとし、】
【体勢を崩させようとした。】
616 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 19:43:55.12 ID:bfXgMaqho
>>611

「へぇ…聞いたことはあるけれど…あなたがそうなのねぇ…」
「そんな小さいのに…ウフフッ…」

その言葉の最中か、少女がなにか札を投げた、そこで何もなかったところから火が

「へぇ…そんな事が出来るんだ、初めて見たは…能力者…美味しそうな血…ウフフッ」

冗談なのか本気なのか、しかし吸血鬼は血を好む、能力者の血、それにも興味がある
その言語は嘘ではない、ただ、べつに実行しようと、そういう気もない

「あら…可愛いわね、その動物のようなもの…」
「不思議…人間にもこんな事できる人がいるのねぇ…」

その能力を見て、そう言った目線は、少女でなく、その狼、その炎のような狼を凝視している

617 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 19:48:10.10 ID:uGI9c8vj0
>>614
どうしようか、立ち去ってしまおうか、そうしよう、と結局自分の身が大事な「万屋」さんは、そのまま帰ろうとして―――今度は、はっきりと声が聞こえた。

怒りを感じ取れる声を聞き、身体を固まらせ、ビクリと身体を跳ねさせて硬直。
そしてゆっくりと、ぎこちない動きで歩いていき、引っかかっているであろう足の周辺に青い瞳を向ける。

何処が引っかかっているのかを見ようというのだろう、これでも吸血鬼、夜眼は利くのだ、よく見える。
よくみれば稀に口が開き、何かをいおうとしているのだが……どうやら、いえない様子。
中途半端に怒っている人に何かをいったらただじゃすみそうにない、金髪だしこえーし、体引き締まってるしと、この吸血鬼はこんな事しか考えられないのだろうか。
618 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 19:49:59.69 ID:xvVRcVHyo
>>615
【甲高い音が二人しかいない公園に響き】
【少年の短剣は抜刀する事なく又も防がれてしまう。少し悔しそうに、ギリッ、と歯軋り―――】

う...わッ!?
【更に相手の全身を使ったタックル..不意をつかれ、無防備な身体がぐらりと揺れた】
【体格差もあり半ば吹っ飛ぶように...辛うじて尻餅をつかないようにするのが精一杯】
619 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 19:53:14.78 ID:3LSZH/n+o


      コツ     コツ

          コツ     コツ


「─────ふわぁ……ねむぅ……」

一人の少年以上青年未満と言った所か
そんな、雰囲気を醸し出している所謂、男と呼ばれる存在が、夜の街を闊歩し、跋扈している。
彼の顔の上部………眼から、眉までを完全に覆ってしまっている目隠し。
───皮と、金属で構成されており、中々に豪華なつくりではある。
その目隠しのせいで、どの程度の年なのか、判別は付きにくいが、雰囲気と、声から
────まだ年老いているとは言いがたいが、少年と言うには幾分大人びた
少年と、青年の丁度間ほど……そう、思わせる。

彼は、夜の街を跋扈しながら、壱つ、大きな欠伸をする。
目隠しのせいで、完全に周りの状況を把握することが不可能だろうと思えても、彼はまったく臆することもせず
杖に捕まった状態で、ずんずん歩いている。


             コツ         コツ

「─────金も底を尽き掛けてるし………俺、ピンチだよなぁ……」

口元には、微笑みを湛え。
────しかし、声色は心底うんざりしたような、飽き飽きしたような。
杖の音を響かせながら、夜の街を歩いている。

//殺し合い以外で募集しますッ!!
//若干、キャラがぶれているでしょうが、お許しくだせぇ……
620 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 19:54:34.96 ID:fWzXWXQIO
>>618

「んん…当たったわね…」

【ザリ、と素早く立ち上がりながら女は呟く。】
【そしてバランスを崩す相手に、先ほどと同じように蹴りを放とうとした。】
【もっとも、急な体勢移動から繰り出すそれは精度が甘い。】
【威力は高いが、スピードが遅いため、果たしてどうなるか。】
621 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 19:55:15.29 ID:RvPiZrx+o
>>616
【一瞬ビク、とするが……一応信用したらしく、すぐに硬直は解ける】

の、血を吸うのはご勘弁の方向で……

【苦笑しつつ、そのセリフを吐く】

ふふ、ありがとうございます

【少し嬉しそうに】
622 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 19:55:24.08 ID:HjIXu8vX0
>>613
【なんと、少年が使ったのはいつか渡した5000万円の一部であった】
【そりゃ金に困ってない訳である。だって5000万円だぜ】

【ミスドの店内は少し肌寒かったが、ローブを着用しているので寒くない】

「ちょっと寒いですね………」

【おもむろにローブを脱ぎだし、背中の少女に羽織らせる】
【少年からすれば不可解な行動かも知れない】
【だが、赤い人からしてみれば、愛するご主人様が寒いのは許せなかった】

【たとえそれが死体だったとしても、だ】

【狂っていた。壊れていた】

「じゃあ……エンゼルフレンチを…」

【ご主人様が一番好きだったドーナツである】
【ついでに言うと中の人が一番好きなドーナツでもある】

「そういえば……」

【財布からミスドのポイントカードを取り出す】

「これ…そろそろ期限だったんだった……」

【ポイントカードは三枚、それぞれ1000ポイント入っている】
【1000ポイントと言えば100円につき3ポイントなので………】
【買い過ぎである】
623 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 19:59:22.15 ID:sCsq4zrlo
「……暑い、であります」

【急激に暑くなってきた今日この頃――薄手の白いワンピースを着た金髪少女が呻く】
【帰路の途中だったらしいが今は公園のベンチで片手にジュースを握り休憩中】

【最近の引きこもり生活で体力が落ちているためか大分お疲れのようで目線が危ない】
【もう少し休もうとベンチに深く座りなおすとゴクゴクと喉を鳴らしながらジュースを飲む】

「………」

【長時間休憩ということでボーっとしたいたらしく眠気が少し回っているのかうとうと】
【時折ビクッと身体を震わせると意識を覚醒させていた】
624 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 19:59:42.63 ID:/aRkcNZSo
>>617

「なにを先刻からナヨナヨしてやがんだテメエはよ――
 ――――って、お前……よく見たらエマの知り合いじゃねえか」

不意に、暮夜に染まった人影を視認できた。蒼碧の左眼を凝らし、顔貌を改めて。
譫言のように紡いだ言葉は、届いたか――判然としないが、静謐のみが谺する渦中。
微風で戦(そよ)ぐ草花の脈動すら、聞取れるのだ。“彼女の名前”が届いていると信じ。


「オイ、『万屋』、なんでもやんのが仕事だろーがコラ。降ろせ、いや、降ろしてくれ」

身体の共有とは即ち、ある程度まで記憶の共有もなす――と云うこと。万屋もとい
傍近で聊かの狼狽を垣間見せる“吸血鬼”の性格も、漠然とだが把握していた。
少許、声音を抑えた。荒らげていた語調を抑えて、呆れを滲ませつつも“お願い”する。
625 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 20:01:11.60 ID:32XIXBKY0
>>622

「そうですね」

【自分に言われてるのかと頷いてみたが、もしかしたら背中の少女に対しての言葉だったのだろうか】
【今は動かぬ彼女にローブを被せる少女の姿がとても健気で、一瞬視界が霞んだ】

「あ、俺先に会計済ませちゃいますね」

【少女がポイントカードを出すので、別々に会計しようと思いそう言いだす】
【少年の方は余りここへは来ないので、1000ポイントがどれだけすごいのかよく理解していないようだ】
626 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 20:03:13.62 ID:xvVRcVHyo
>>620
...ッ

【すかさず放たれる蹴り..こんな短時間では体勢を立て直す事も出来ない】
【従って移動し避ける事も出来ず...その場で出来るのはダガーを振るう事くらい、か】

【―――併しそれが、状況を大きく変える事になる】

【蹴りは脅威だが其処まで早くはない..かといって下段からの攻撃には対処出来ない】
【少年が取ったのは、女から見て右側の”空間”を左手で短く斬るという行為】
【空打ったように見えるそれが振り切られた瞬間】

【少年の身体は女の右側へと、移動していた。】
【彼の荒い息遣いから少年の居場所は知る事が出来るだろう。】
【奇襲するにもこの体勢では無理がある。攻撃する様な事はせず、その場で体勢を整える】
627 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/05(日) 20:04:34.47 ID:liaI/c/C0
【街外れの森の中 (夜)】

【まだ空が明るい夜の頃、一人の青年が少し開けた場所に立っている】
【左手には青年の身長を超える2m弱の弓、腰には矢筒が装着されており誰が見ても弓を扱う者とわかる】

「………」
【額から汗が出てきても青年は表情を変えず木を見つめる、ちなみにいつものリュックは近くの木の下に置いてある】
【矢筒から矢を取り出しさらに右手にうす緑に光る矢を生産する、そして弦を引く】
【しかしその動作は普通じゃ無い、なぜなら弦には2本の矢がセットされているからだ】

【手を離し矢を放つ、二本の矢は木に向かい直進する、その間うす緑の矢は風を巻き起こしもう一本の普通の矢を巻き込む】
【普通の矢は螺旋状に回転して不規則な動きをして木に着弾】

「…上手くいったな」
【青年は少し嬉しい顔をして木に刺さった一本の矢を見る、若干スピードも上がったようだ】

「技名考えたほうがいいなこれは」
【笑顔を作りつつ考える仕草をしばらくしていた】

/絡み待ち
628 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 20:04:55.36 ID:LQ7p6HZoo
>>623

「まったくだ―――暑い」

ベンチの横にすっと現れた一人の女が、少女の呟きに返事を返す
全身を夜闇に紛れてしまうような黒系統の制服に包んだその格好は、見るからに暑そうであった
それでも顔色一つ変えず、しかし暑いと言ってのけたのだ――普通の感性では無いのだろう

女は腕を組んだまま立ち、少女の様子を眺めている
629 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 20:05:41.32 ID:xvVRcVHyo
/すいません、少し遅れるやも..飯落ちです
630 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 20:07:34.84 ID:HjIXu8vX0
>>625
「わかりました…」

【会計は別々になった】
【実はポイントカードはほかにもあったのだが、この背中の少女はポイントカードの存在を忘れることが多く】
【期限切れのカンストしたポイントカードが財布にいくつか入っている】

「ぁ……ポイント溜まった…」

【か細い声で店員に三枚のポイントカードを渡す】
【目を見開いて驚きを隠せない様子の店員】
【果たして、景品はなにを貰うつもりなのか……そんなのはどうでもいい】

「お待たせしました……」

【背中の少女がいる為、手一杯であった】
【幾つかのドーナツが乗っているトレイ、意味不明な量の景品、それを四苦八苦しながら】
【少年のもとへ歩いていく】
631 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 20:08:00.96 ID:uGI9c8vj0
>>624
「いや、あのね、違うんだよ、これは違うんだ、ここいらに他の罠がないかを探していてですね――」

必死に弁明をする、口を開いたかと思えば相手のご機嫌とり、そして気づけば丁寧語。
そして罠を見て、よし外せそうだと外そうと手を伸ばし、金髪の青年の口から出た人物名に一瞬ての動きを止める。

「エマちゃんの?……んーと、同居人、というのですか?」

その名前を聞き、幾らか緊張かとけたのか、聞き取りやすい音量の声が漏れる。しかし丁寧語のまま。
作業をしつつ、大体予想はつくのだが一応の確認を取っておく。というか早速俺の事を喋ったのか。

「ちゃんと助けますから……よし、っと」

仕掛けをとこうと手を動かす音が混ざった。万屋というだけあり、こういう事は一般人よりは得意だからか、仕掛けはすぐに解け、落ちてくる青年を支えようと手を前に出す。
632 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 20:08:31.18 ID:fWzXWXQIO
>>626

「ッッ!!」

【この戦いが始まって、女は初めて焦りを露わにした。】
【ぞわ、とするような嫌な感覚が背筋を伝う。】
【自分の既知を超えた出来事が起こったときに感じるこの感触は、女は好きではなかった。】

「なっ!…馬鹿な…」

【慌てて後退し、距離を取ろうとした。】
633 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 20:11:20.02 ID:32XIXBKY0
>>630
【少女より先に会計を済ましていた少年は、今度は背中の少女を寝かせることも考えて】
【奥の方の、壁側はソファーっぽくなっている席を選び、普通の椅子には自分座る】

「あ、大丈夫ですか」

【こちらへ向かってくる少女。手には驚くほどの量の景品が】
【少年は、彼女がポイントで貰ったらしい景品を持つのを手伝い、それは自分の座らない方の普通の椅子に置く】
634 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 20:11:26.03 ID:8ib5Odvd0
>>623
先ほどの街で散々人を殺したがまだ飽き足らず。
街から少し離れた場所でジェイルのNPCの隊員たちを屠り。
それでも飽き足らず、公園へと足を運ぶ。何を思ったのだろうか。
公園に能力者がいると思ったのだろうか。直感は彼女を動かす。

「はぁーい、そこの小娘。今日はちょいと死んでもらうわよ?精々抵抗しなさいな」

返り血を浴びた顔と衣服。
愉悦に歪んだ顔。
それから毀れる耳を劈くような壊れた笑い。

それらを纏い、少女の前に降り立った。
635 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 20:11:59.56 ID:8ib5Odvd0
>>634はなしでお願いします。
636 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 20:12:02.05 ID:bfXgMaqho
>>621

「あら…でも私は血を吸わないと、死んでしまうの」
「貴方達がなにか食べないと死んでしまうように…」

吸血鬼は血を飲まないと死んでしまう、そんな話も聞いたことがある、本人も、それは解らない
血を絶やしたことが無いから、
もちろん死いたるまでは飲まない、自身に危害を加える物以外は、ただ、血を飲まなければ、なにかおかしくなる

何かを食べても、満たされない、逆に気持ち悪くなることも有る
ただ血を飲めば、その何かが満たされる、
飲まなければもしかしたら死ぬのかもしれない、それは本人もよく解らない
此の女が吸血鬼であり吸血鬼では無いから、他の吸血鬼とは、何かが違うから

本人は大マジである、血に飢えている時もある、食欲と同じだ、人でいう食欲と、いや生きるためにする行為、そう言うべきかもしれない

「いえ、楽しい物が見れたわ…小さい能力者さん…」
名前は先程聞いた、だがその名は言わなかった、そこまで、その少女自体に興味がなかったから
だがそれが誰であろうと、女はその人間に興味を持つことは無いであろう、余程のことがない限り
初対面にあった人間には興味を持たない
637 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 20:13:18.95 ID:sCsq4zrlo
>>628

「わっ――――」

【突然横から現れた女とその声から身体を大きく跳ねさせ驚く】
【髪は少し逆立っていて眠気があったのも加えてか相当驚いた様子】

【大きく息を吸うと思い切り吐きゆっくりと心を落ち着けると彼女の方を向く】

「そんな暑苦しい服を着ているからであります」
「脱いだらどうですか?」

【少女が彼女を見て感じた第一印象は黒色ばかりで暑苦しい―――といったもので】
【感じたことそのままを彼女に右人差し指を突き抜けながらズバッと言い放っていた】

【彼女の腕を組むといった態度が偉そうに見えたのと驚かされた――ためか】
【相手へと対する態度が少し攻撃的になっているのだった】
638 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 20:15:07.63 ID:RvPiZrx+o
>>636
…………

【死んでしまう、という言葉を受け少し考える】

……都市伝説にあるような、それこそ奴隷にさせられるような能力がないのなら吸っても良いですよ?

【心根は優しい子なのもあり、そんな結論へ行き着く】

小さいは余計ですけどね、コーデリアさん

【ふふ、と笑いつつ】
639 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 20:16:56.39 ID:HjIXu8vX0
>>633
「いやあ…ポイントがこんなになるとは…………」

【ちなみに殆どコップである】
【一つだけ結構デカいポンデライオンのぬいぐるみがあるが】

「よいしょ…」

【まず背中の少女をソファに座らせ、その隣に自分が座った】
【景品は地面に置く】

「で……では頂きます……」

【そう言ってドーナツを一つ掴み、頬張る】
640 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 20:19:18.53 ID:32XIXBKY0
>>639

「びっくりですね」

【あはは、と笑いながら答える】

「あ、俺も」

【自分で買ったドーナツを、できるだけ粉やチョコが手につかない様綺麗に食べる】
【甘いものが好きなのか、笑顔で頬張っている】

【少し、少女の方を気にしながらだが】
641 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 20:19:56.46 ID:sCsq4zrlo
>>635
またいつか、お願いします
642 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 20:20:40.82 ID:LQ7p6HZoo
>>637

(驚かせてしまったか)

内心で軽く反省する女
少女が落ちつこうとする様をのんびりと観察している

「ああ、そうか―――成程な」

少女の言葉に、その発想は無かった――まるでそう言わんばかりの反応を見せる
平時から有事まで、常にこの制服に身を包んできた習慣のせいで意識が及んでいなかったのであろう

攻撃的な少女の言葉に、やれやれといった調子で上着を脱いでいった
脱いだ上着を小脇に抱え、Yシャツのボタンを一つ外して息を吐く

「確かに涼しいな」

当然のことを言う女
643 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 20:21:40.21 ID:xvVRcVHyo
>>632
【此処まで剣すら使わず自分をあしらっていた女が焦りを見せれば、少し得意気にもなるものだろうか】
【だからといって普段はしない。鋭い目付きで後退する相手を見据え―――踏み込む】

【先程よりも幾分か速い少年の全力。相手の間合いに入る事が出来れば、】
【リングダガーを左肩に飛ばしつつ、右手のイヤードダガーを女性の脇腹目がけて突く】

【能力の開放に加え全速力での走りと攻撃―――疲労は既に、ピークに達していた】
644 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 20:24:32.57 ID:HjIXu8vX0
>>640
【二人ともドーナツを食べて、気まずい空気が流れる】
【沈黙の時間が流れる】

「…………」

【少年の顔色を窺いながらドーナツをちびちび食べる】
【彼女から沈黙を破る気はない】
【黒い人は眠っている。ピクリとも動かず、彼女の心臓も寝ていた。脳も筋肉も血管も全て寝ていた】
645 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 20:24:45.69 ID:/aRkcNZSo
>>631

「否(いや)、んな言い訳訊いてねえっつーの……」

「……ん、ああ、そうだ。“同居人”――そこまでアイツから聞いてたのか」

丁寧語に、御機嫌を取るような畏まった態度――率直に云えば、彼は嫌いな人種だった。
ただ“同居人”の手前、袖にするような態度は望まれなかった。それに所詮、第一印象である。
正直、相手を推量ることに関して彼は、酷く不器用だった。――今は様子見、と素面に戻す。

作業を従順に熟(こな)してくれることには、少なからず好感を覚えた。小声で謝辞を告ぐ。
確認の言葉に、首肯(うなず)こうと頚を振って――予想外に意識が揺らいだ。瞬間、解ける。


「――――うぉ……っと……サンキュー」

着地体勢は十全でなく、危うく大惨事――覚悟を決めたか、碧眼を瞑んで頭部にくるだろう
衝撃を堪えようと奥歯を軋ませたが、感知できたのは土埃でも泥濘でも石礫でもなく――
男の両腕(かいな)の感触だった。謝辞の語句を紡いだのも束の間、迅速に降りようと長駆を奮う。

――――傍から見たら、男に支えられている男など“あっち”の趣味があると疑られかねない。
そう云った焦慮からだった。併し、何分支えてくれている吸血鬼を考慮しない、縦横無尽の暴れ具合。
もしかしたら、支えている吸血鬼も体勢を崩すやも知れず――兎にも角にも、現状脱却が最優先だった。
646 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 20:25:26.39 ID:bfXgMaqho
>>638

「フフフッ…優しいのね」
「でも今は、でも今は要らない、ただ美味しそうだと思っただけ」

「無駄な血は要らない、欲するときに、もらうだけ、だから今は要らない、」
「次に欲しくなったら……もらいにいくから…ウフフッ」

そう言ってタバコを吸った、こんなに優しい子もいるのね、そう思いながら、自身から吸っていいなど、そう言われるのは極稀だ
ただ、昔一人だけ、そういう女性がいたが(特にこれは意味がありませんです)

「あらごめんなさい…椛さん…」
その優しい少女に、その昔のその1人を思い出したのか、
多少は、少女自身にも興味を持ったようである




647 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 20:28:11.00 ID:8ib5Odvd0
夜のネオンが産声を上げるかのように煌めき始める頃合い。
そんな街に新たな。非日常の声が割り込んできた。

それは悲鳴。内容は様々。と言ってもその原因は同一なのだが。
人生最後の言葉としての断末魔。 死から逃げるために上げる怒号。
死を目の前にしてソレを受け入れる訳には行かないと言わんばかりの命乞い。

大体そんな感じだ。

その原因となっている金髪の女は前進に返り血を浴びている。
顔は愉悦に歪む。それに相まって大きな笑い声を上げる金髪の女。
次なる獲物を求めて逃げ行く者どもを屠りに行こうとしている。

そこに世界警察の隊員が駆けつける。彼らは武装した程度の無能力者。
哀れ。彼らも黒の翼の彼女に狩られ、屠られる存在でしかなかった。
そこに駆けつけるのははたして――――

/殺し合い募集&使いまわし
648 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 20:28:26.55 ID:32XIXBKY0
>>644
「……」

【黙々とドーナツを食べ続ける少年】
【時折手についたチョコを舐めたり】

【こちらも沈黙を破る気はない】

【これ以上黒い人の事を言及するのは酷だろうし、それ以外話せそうなこともない】
649 :【火札巫女】白と黒の札で火をだす巫女 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 20:30:26.01 ID:RvPiZrx+o
>>646
そう、ですか

【内心ほっとしたような――少し残念なような】

私はそろそろ行きますね
また何処かで会いましょう

【微笑むながらそう言うと、歩き出して街中へ消えて言った】

/丁度良い所でお出掛けになったので此処で斬らせてもらいますね、ごめんなさい
/絡みおつありでした!
650 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 20:31:50.33 ID:bfXgMaqho
>>649

「さようなら、可愛い能力者さん…」

そう言い残し女も、夜の街に姿を消した、

/ありがとう御座います!たのしかったです!乙でした!
651 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 20:34:53.61 ID:sCsq4zrlo
>>642

「それで大丈夫であります」

【彼女が上着を脱ぎクールビズ―――というか軽い服装になると軽く微笑む】
【少女も脱ぎたいけれどワンピースを脱いだらまずい―――ということでそのままである】

【何となく彼女のことを観察していると色々普通ではない所が見えてくる】
【そして気になったのか口をゆっくりと開く】

「かっこいい瞳の色でありますね」

【少女の目はカラーコンタクトにより蒼色になっているが彼女の紅というのは珍しかったらしく】
【格好良い、と羨望の眼差しを送っていた】

/遅れてすいません…
652 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 20:34:56.32 ID:HjIXu8vX0
>>648
「ダイヤのこと……変人だと思うでしょ……異常だと思ってるでしょ……」

【沈黙に耐えきれずに話題を提供した】
【とても暗い話題だが】

「…正直に答えてくださいよ………ふふ……」

【脅迫するような目で少年を見る少女】
【ただし涙目だが…】
653 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 20:35:23.07 ID:fWzXWXQIO
>>643

「なーるほど…どうも予想以上みたいね…」

【目を細め、「右」目で相手の鋭い視線を受け止めながら女は呟いた。】
【そして急接近。こちらの後退よりも早い。たちまち相手に潜り込まれる。】

「…いいわ…そんならそろそろ私も…」

【女は相手に左足で斜め左前方向に一歩踏み込んだ。】
【そうして脇腹の一撃を避けようとしたが、対応が遅れたため、】
【浅く切りつけられる。微かに鮮血が舞った。】
【しかし、瞬間的な痛みに微かに顔をしかめた後、女は右手…柄を握る右手に力を加える。】

「…本気≠ナ…」









【大剣を抜きながら、同時に攻撃。抜刀から直ぐに攻撃に転じた。】
【左肩への短刀を「柄」で弾きつつ、相手の左肩から右足を袈裟に切り裂くため、】
【女は大剣を振り下ろそうとする。もっとも、刃を向けては本当に殺しかねないので、】
【「峰」を向けた攻撃だ。その一撃は必要以上に重く、】
【「直撃すれば」大きな打撃的ダメージをくらうだろう。】
【また、相手の対応によっては、回避できないこともない。】
654 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 20:36:51.03 ID:uGI9c8vj0
>>645
「い、言い訳じゃないですよー、嫌だなーあはははー。」

少し上ずった声、今のは結構理由としては有り名言い訳じゃないか、と気づかれた事に驚きを隠せない吸血鬼。恐らくそれに気づく事はないだろう、ここ数ヶ月は間違いなく、といっていい程に。

「下に棺桶ありましたからね、大丈夫ですか?」

本音は「ここで地面にぶつけて俺のせいにされて因縁つけられたらたまったもんじゃない」という物で。
エマちゃんの同居人ともいえど、第一印象というのは大きいからか、あまり良いイメージはもてなかったのだろう。
吸血鬼だって男を支えるなんてやりたくはないし、俺は薔薇野郎じゃない、と思っている訳で、しかし背に腹は変えられない、と渋々行動したのだ。渋々、という様子を見せないのは、職業柄だろうか。

「―――っちょ、やめ、っ待っ―――」

時すでに遅し、暴れる男性を支えようと足を滑らせ、体勢を崩す。
そのまましりもちをつく形で宙を舞い、地面にぶつかる。
655 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 20:44:01.22 ID:LQ7p6HZoo
>>651

「大丈夫か、それは良かった」

少女の方に向けて軽く微笑む
あまり表情を動かさない女にしては珍しい事であった

自分が観察されているのを感じ女は少し顔を顰めたが、それはほんの些細な変化で
気付かれるようなレベルでは無かっただろう

「かっこいい―――か? 特に気にしたことも無いのだがな」

少女の言葉に、本当に何も気にした風も無く返す
自分自身の容姿に気を配る事の無い女にとって、身体的特徴など重要視する物では無かった
だから、少女の羨望のまなざしも容易に理解できないでいる

「隣に座ってもいいか?」

/お気になさらずー
656 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 20:44:51.54 ID:32XIXBKY0
>>652
「えっと……」

【少女の問いに、首を傾げる】

「えっと……ダイヤさんは変態だけど……異常だけど……」

【できる限り少女の目を見て、いろいろな言葉を選ぶ】
【適切な言葉を探す】

「その、今やってることは全然変じゃないと……思う……というか……」

【変かと問われれば変かもしれないが、別にそれを否定しようとは思わない】
【彼女の愛がそれだけ大きかったと言うことで】
【それを否定できる人間なんていないのだとかそんなことを言ってみたいものだが】
【そんな立派なことを言えるほどの人間でもないので、結局伝えたいことは半分も伝えられず言葉は切れてしまう】
657 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 20:46:56.39 ID:Zi7Wf8Vgo
【とある公園】

【何時もの様に公園のベンチでゆったりと休憩する少女の様な少年と性別のよく分からない…青年でいいか。】
【青年は。少年はベンチでなにやらおにぎり食べている。何時も何か食べている気がするが大食いキャラでは無い。】
【青年がここで剣の鍛錬を行なうせいである。少年には罪は無い。】

しかし…何処かに本気で斬りあえる相手はいないかな…

「駄目です!持病が悪化でもしたらどうするんですか!!!」

………まぁ…いいだろ…………

「よくないですから!!!」

【そんなコントの様な日常が繰り広げられる公園。要するに暇なのである。】
【【帝國】では自分の事については分からなかった…調べてないので当たり前だが。】
【まぁ要するに、アルビノの暇な二人が公園のベンチでダラダラしてますよーということだ。目立つ事極まりない。】

【使い回しは気にするな!】

/なんでもぼせう
658 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 20:49:33.84 ID:xvVRcVHyo
>>653
【右手に感じる僅かな手応え】
【併し少年が感じたのは...焦りと恐怖】
【間違いなく次にくるであろう反撃、ぞくりと震える】

―――くっ

【放たれたのは大剣に依る一撃】
【遂に抜刀した女..少年の左手は素手、右手は伸びきっており、剣は振るえない】

【グッ、と足に力を込めて後退―――これが精一杯だった】

ぐ...あっ...
【メリメリメリと何かの折れる音。大剣の一撃は右足の腿へと命中していた】
【数m吹き飛ぶ様な形で尻餅を付き、立上がろうとはしない】

【激痛と悔しさから顔を歪ませながら、未だあどけない顔つきの少年は視線を女性へとやった】

【不本意ではあるが―――決着はついてしまった】
659 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 20:50:06.73 ID:/aRkcNZSo
>>654

“棺桶”の語句に、漸く下方へ置去りになっていた“弦楽器保管具”に思至る。
――ああ確か、トラップに引掛かった瞬間にこれだけはと思い、放りだしたのだった。
隅々に行渡る心遣いに感謝――――など、できる筈もなく。彼は暴虐の限りを尽くし、


「……ちょ、おまッ――ぐオ……いっづ……、――――」

吸血鬼が身構を崩したのに釣られ、長駆を強かに地面へ打付けた。瞬息、腕が離れ
二人重なって倒れ込まなかっただけ重畳か――轢殺された蟾蜍のような体勢で、
突伏した彼は、ゆっくりと緩慢な挙動で掌を突き、膝を付いて――ゆらり、と起立した。


「いッ――ってええじゃねえか、このクソ万屋が!! 支えろつっただろーがよ!?」

一応追記しておくが、彼は微塵と足りと“支えろ”等の文言は口にしていない。
未だ尻餅をついたままであろう吸血鬼に、ズカズカ、と歩寄ると――烈火の如く、
怒髪天を衝く勢いで、睨みを利かした。全身に付着した砂埃を払いながらも、猛狂う。
660 :【刺殺突神】 @wiki E.レイピア&バックラー×2 [sage]:2011/06/05(日) 20:50:30.08 ID:9unSviia0
>>647
キィィッ……ーーーィン
澄んだ際立つ金属音、断末魔と泣き叫ぶ声の中でも其の金属の光沢は実に妖しく、静寂すら
思わせる甲高い音、蒼く細く、其れでいて力強い刃、銀装飾の束、剣先がコンクリの地面を引きずり
其れを粗暴に持つ一人の女性、混沌と悲劇の地獄絵図の中、冷笑と心底から愉しそうな笑みを
作る女性が居た……ーーー黒髪、漆黒の衣類、黒のハット

「ーーーー……ノリ良く、愉しそうな事してるねェ、おい」

「そうだなァ 私も 混ぜろよ♪」

舌嘗めずり、女は刺突剣の先端を相手に向けて、告げる、嵐の様な混沌に羽ばたく黒コート
しかし、まったく動じず、ただただ狂気に対して向き合う、真っ直ぐな黒き瞳には
単純な戦闘への高翌揚に近い、期待か、渇望か、奥深い奈落の様な深淵底無し瞳に語る術は無きにしも有らず
両腕には装飾のバックラーが月を反射し、要約静寂を辺りに漂わす、そこからか露わに成っていたのは
純粋な機械的ながらも獣の様な冷たく鋭い“純粋な殺気”

/まだ居るかな……?
661 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 20:50:38.81 ID:sCsq4zrlo
>>655
「かっこいいであります」
「それに雰囲気もどことなくかっこいいです!」

【あまり表情を変化させない―――落ち着いている―――等から】
【少女の彼女に対する印象はクールで格好良い、になっており攻撃的な】
【少女の態度も変わり和らいでいるのだった】

【愛も変わらず彼女に対し羨望の眼差しを送り続けているのだった】

「大丈夫です」

【こくん、と小さく頷きベンチの端にそっとより相手が座るスペースを作る】
【暇だったらしく彼女とお話することを楽しんでいるのだった】
662 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 20:54:34.74 ID:HjIXu8vX0
>>656
「変態?違います。愛の使者です」

【そこは否定した。完全に以前のテンションで否定した】

「本当ですか……?」

【だって…死体なのである】
【普通は気持ち悪いとか、精神異常者だとか思うところである】
【しかし、以前からの少女と黒い人のことを見て知っていれば理解できるのかもしれない】
【それに別に死体を粗末に扱っているわけではない。むしろ自分よりも丁寧に綺麗にしている】
【それこそ部外者が口出ししていいことではないのかもしれない】

「蒼希さんは……自分の大好きな人が死んだら………どうします?……ご主人様は寝ているだけですけど…」

【少年に聞く】
663 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 20:55:38.16 ID:fWzXWXQIO
>>658

「……勝負あり…かしら…」

【ぐわん、と大剣を振り抜いてから、】
【女は刃を上にしてからそれを肩に担いだ。】
【「片手」で軽々大きな剣を扱っているのは、】
【剣から教授される能力によるものだ。】

「……立てる?」

【と近づき、空いている左手を差し出す。】
664 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 21:00:33.89 ID:LQ7p6HZoo
>>661

「そうかい? あまりその手の言葉には慣れないな」

女は片手で帽子の鍔をつと下げる
口には出さないし、表情もあまり変化させていないが――照れていた
自身の外見を気にしないというのもあったし、周囲の環境にその様な余裕が無かったせいで、
外見を褒められたことが無かったのである

「有難う」

軽く礼を言い、少女の隣に腰をかける
そこに至って、女はようやく帽子を外した
公園の街灯の光を反射する銀髪を靡かせるように、二三度首を振る

「まったく、蒸し暑い」

淡々とした声色で言うが、どこか苛立ちも混じった風に呟いた
665 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 21:01:25.44 ID:32XIXBKY0
>>662
「そこは肯定しましょうよ」

【寧ろ。と付け足す】

「だって、」

【なにか言おうとするのだが、いい言葉がない】
【でも、とにかく、異常ではないと彼は思っている】
【他と比べてとかではなく、彼女だからというか】

「ダイヤさんはジョーカーさんのことが好きで、それで、だから……全然……」

【結局ちゃんとした言葉にはならず、伝えたい単語をひたすら出していく】
【気付けば少年の目にも涙が溜まりつつあった】

「俺……は……」

【大好きな人、と言われて恋情ではないが、大切な友人の顔が思い浮かぶ】

「……」

【幾度も、考えたことはある】
【友人も能力者で、いつも死の危険と向かい合わせだ】
【だから、もしそんなことになったら】
【でも、そこでいつも思考は停止する】
【結局、答えなんてでない、どうしようもないとしか思えない】
666 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 21:01:53.09 ID:32XIXBKY0
>>662
「そこは肯定しましょうよ」

【寧ろ。と付け足す】

「だって、」

【なにか言おうとするのだが、いい言葉がない】
【でも、とにかく、異常ではないと彼は思っている】
【他と比べてとかではなく、彼女だからというか】

「ダイヤさんはジョーカーさんのことが好きで、それで、だから……全然……」

【結局ちゃんとした言葉にはならず、伝えたい単語をひたすら出していく】
【気付けば少年の目にも涙が溜まりつつあった】

「俺……は……」

【大好きな人、と言われて恋情ではないが、大切な友人の顔が思い浮かぶ】

「……」

【幾度も、考えたことはある】
【友人も能力者で、いつも死の危険と向かい合わせだ】
【だから、もしそんなことになったら】
【でも、そこでいつも思考は停止する】
【結局、答えなんてでない、どうしようもないとしか思えない】
667 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/05(日) 21:02:19.26 ID:liaI/c/C0
>>627
再募集、殺し合いなら速攻で逃げるのでご注意を。
668 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 21:03:54.77 ID:xvVRcVHyo
>>663
...っはぁ..やっぱり...敵わないや...

【額に浮かんでいた汗を手の甲で拭い】
【悔しそうにぽつり、と言葉を零した】

【女に差し出された手を視認すると右手を伸ばし、確りと掴む】
【そして左足に体重をかけるようにしながら、立上がった】

【ひょこひょこと右足の腿は無事ではなかったらしく、】
【大地を踏んではいるものの力はこもっていない】
【気付けば少年は痛みに歯を食いしばってはいるものの表情は随分と冷静に成っていた】

【視線を下にやりながらありがとうございました、とお礼を言った】
669 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 21:04:20.81 ID:Zi7Wf8Vgo
>>657
/まだ募集中でふー
670 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 21:06:09.46 ID:sCsq4zrlo
>>664

「そうですか?」

【他の人も言うに決まっているのに―――と少しうーん、と唸る】
【そして彼女の帽子の唾を下げる様子を見て私もいつか帽子を買おう】
【と、心の中で誓っているのだった】

「暑い、であります」

【彼女の言葉を聴くと自身が片手に握る缶ジュースをじーっと見つめる】
【狙われると思ったのかさっと自信の胸元に寄せているのだった】
671 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 21:06:11.72 ID:uGI9c8vj0
>>659
「いっ……っつつー……。」

衝撃を一番最初に受けた尻に手を伸ばし、摩りながらもう片方の手で地面に手をつき
ゆっくりと足をたたせて、徐々に地面について手を離しつつ起き上がる。
固目を閉じ、それにつられて反対の眼も僅かに閉じる。閉じきった眼の方には小さく透明な雫が目尻にたまっており。情けない姿である。それとも本当に痛かったのか。

「っひぃ!すみません!本当にすみません!」
そしていらだった相手の怒声を聞き即座に頭を下げる。手馴れた物だ。彼は貰った仕事に関してはそこまで失敗はしていないのだが、そちらの業界にも僅かに入ってしまった為か、謝る事が多々ある。
ついでにいうと、彼は何回か小指を切られているが……両手のどちらも指は五本ある。

無論、相手が支えろなどといった言葉をいっていないのはわかるが、そんな言い返しできるか、その答えはnoなのだ、この吸血鬼に関しては。
命大事に、自分が大事、そんな吸血鬼の風格も何もないのだから。
672 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 21:09:59.96 ID:HjIXu8vX0
>>666
「いえ。愛の使者ですから」

【頑なに否定】

「そう思ってくれますか……ふふ………ありがとうございます……」

【少年のその言葉を聞いて安堵すると同時に目頭が熱くなった】
【両手で顔を覆う】

「分かりませんよね……そんなの……ダイヤだって……こんなにすぐご主人様が………」

【そこから先は言わない。言いたくない】
【ご主人様の死を許容できない。認めたくない】
【なんで死んだのだろう?なんで報われなかったのだろう?】
【ご主人様は、知れば知るほど悲惨で悲しく報われない哀れで可哀想な人間だった】
【尤もそんなふうに思って同情してほしくはないだろうが】
673 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 21:12:16.60 ID:fWzXWXQIO
>>668

「いやあ…でも驚いたわ…あの瞬間移動能力かなんか?」

【よっこらせ、と相手を起こしてから女は大剣を納刀した。】
【何時の間にかまた彼女の瞳は蒼くなっており、】
【そして大剣からは冷気が吹き出している。】

「ん…こちらこそ…いい練習になったわ…」

「ああ…大丈夫?」

【屈んで右足にそっと触れようとした。】
674 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 21:14:07.83 ID:8ib5Odvd0
/>>660
気付くのに遅れました。すいません。少々お待ちください
675 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 21:15:03.84 ID:32XIXBKY0
>>672
「そうですか」

【少し呆れたような声】

「はい……」

【照れたような、情けないよう顔】
【そして少女から目を逸らす】
【できれば、泣いているのはばれたくなかった】
【少しだけ、頬に涙が伝っている】

「ごめんなさい……」

【少女の問いに答えられなかったことに対する謝罪】
【でも、考えても思いつかないものは思いつかない】
676 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 21:15:07.84 ID:LQ7p6HZoo
>>670

「そうだ」

端的に言葉を返す
ほんの僅かに頬が朱に染まっているのだが、本人も少女も気付く事は無いだろう
照れる機会を、女は極力避けようとしていた

「―――いや、取らないよ」

少女が缶ジュースを守ろうとしたのを見て、くすりと笑いながら声をかける

ベンチの上部に手を掛けて寛ぎながら、女はもう一歩の腕を伸ばして帽子を少女の頭の上に掲げた

「被ってみるかい?」

黒を基本色とし、縁取りを銀色に、正面に鷲の紋章が施された帽子
少女の頭に対しては結構大きいそれを、被せてやろうとする
抵抗しなければそのまま被せられるだろう
677 :【刺殺突神】 [sage]:2011/06/05(日) 21:18:03.04 ID:9unSviia0
>>674
/りょかい
678 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 21:18:48.54 ID:LQ7p6HZoo
>>676
/一歩→一方
679 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 21:20:32.41 ID:/aRkcNZSo
>>671

「んの野郎が……、――――」

苛立ちを隠蔽する素振りもなく、彼は制御できない憤怒に片頬を引き攣らせていた。
――の、だが。即座に頭を下げた吸血鬼を見て、矜持が悪いのか仏頂面を象った。
端的に云えば“同居人”の“彼女”が彼の蛮行を咎めたのだった。頬を掻いて、嘆息。

吸血鬼たる風格を、一切感じさせない応対は――――正直、気に入らないが。
一度、己の行動や言動を省みてみれば“酷い言掛だった”と自覚したのであった。
こちらも謝罪を告ごうかと逡巡するが、やめた。頭を下げるのは、気に喰わない。


「……まあ、いいや。
 あんま謝んじゃねえよ、面倒くせえ……別に怪我もしてねえしよ。お前こそ大丈夫かよ」

存外に謝り“慣れている”と思った。彼は所謂『なんでも屋』――吸血鬼の『万屋』と、
行動理念や業務内容など諸々、基本的に一緒である。だとすれば“その筋”の人物に
因縁を付けられたことも、一度や二度ではないのだろう。彼にしてみれば、噸と理解できないが。


「……助けてくれて、あんがとよ」

吸血鬼を尻目に、彼は先程ぶら下がっていた樹木の根元まで歩み寄り――弦楽器保管具を、
肩に担ぎ上げた。ガチャ、と硬質な金属の摩擦音が鳴る。一見すれば“棺桶”を背負う彼は、
名状し難く、奇怪な風体なのだが――本人は、それを聊かも気に留めた様子がなかった。
680 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 21:21:25.65 ID:xvVRcVHyo
>>673

ええ、まあ...正確に言うと、少し違いますけど

【併し説明をするのも中々厄介な為、其れでも齟齬は余り無いだろう、と】
【そんな風な回答を少女に返した】

...ッ
【女の手が右足に触れるとそれだけで鋭い痛みが走り】
【表情が歪み歯の間からは苦し気な吐息が僅かに漏れた】
【大丈夫、と回答したかった所だが、こんな醜態を晒してしまっては説得力も皆無だろう】
【少年は言葉を何も発さず悔しそうに俯いていた。左手の短剣が懐にしまわれる】
681 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 21:24:31.38 ID:3LSZH/n+o
//>>619再募集デス
682 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 21:24:40.17 ID:sCsq4zrlo
>>676

「それなら、いいであります」

【少し訝しげな視線を送りながらもクールな彼女がするはずはない、と】
【思い直しながらもゴクゴクと缶に口を近付けると残りを飲み干しているのだった】
【食べ物に関しては用心深いようです】

「被ってみます!」

【何か鳥が描かれてる、と鷲まではわからなかったのか心の中で呟く】
【素直に抵抗せず被されると少し嬉しそうにニヤけながらも旗から見ると少し不恰好】
【どうみてもぶかぶかなのだけど本人は気に入っているのか満足そう】

「…でも少し大きいです」

【やっぱり大きかったようです】
683 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 21:32:00.87 ID:e8eQHrBIO
>>680

「え?…瞬間移動じゃないの?」

【と聞いてみたが、しかし今の関心はそれよりも相手の足にあった。】
【ちょっと触っただけでこれとは、折れてるかもしれない。】
【相手の苦しそうな表情と歯を食いしばる様子からそう考えた。】
【そういう自分も、脇腹から出血しているのだが、】
【こういうこと、すなわち負傷には慣れているのか、顔色一つ変えない。】

「病院まで…歩ける…分けないわよねえ…」

【立ち上がり、うーんと考える女。】
【そしてしばらく沈黙してから、】

「…おんぶしてあげよっか。」

【なんてことを言い出した。】
684 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 21:33:36.27 ID:uGI9c8vj0
>>679
すいません、申し訳ありませんと、それこそ何かしらの問題を起こした大きな店の責任者のような、立場の人間のように謝っていたが
溜息が聞こえその後の言葉は『まあ、いいや』という随分と投げやりな言葉。

「こっちは大丈夫です、けど……。」

顔を上げ、瞳を上に向けて青年の顔を見つつ話し、段々と頭を上げていき、姿勢を直していく。
やっぱり人生下らない意地はってちゃ上手くわたれないな、とこれまた勘違いなのだが。これは気づく事ができるのか。

「い、いえいえ……どう、いたしまして……。」

呆気にとられ、言葉が途切れ途切れにゆっくりとつむがれて行く。
正直謝るような人だとは思えなかっただけに、予想外で。
棺桶を背中に背負う青年を奇妙だな、とかこんな事して歩いてる奴他にいないだろうな、とか考えながら―――少し、気になる事があるので、聞いてみようと口を開く、少しの勇気を振り絞って

「あのー……いくつか、質問してもよろしいでしょうか……」
その口調は、弱弱しい。
685 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 21:34:54.84 ID:LQ7p6HZoo
>>682

「はははっ」

少女に被せてから少し状態を反らし、その全身を視界に収め―――笑った
口元に手をやり、笑いをこらえるようにしながらしかし笑い続けている

「いや―――いいよ、似合ってる」

余程そのアンバランスさが可笑しかったのだろう、何とかという風に笑いをこらえてそう言った
自分で被せておいてこの態度は中々に失礼な物であろう

「久しぶりに笑ったよ」

まだ時折くくくっと笑い声を洩らしながら、目尻の涙を拭って呟く
そもそも表情を動かすことさえ稀な女にとって、笑う事など滅多に無い事であった
686 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 21:36:05.71 ID:HjIXu8vX0
>>675
【少年は泣いていた】
【そして少女もまた泣いていた】
【今でもあの手紙を読むと切ない気持ちになる】

「―――――っあ!」

【そうだ、手紙だ。ご主人様はそんなに色々な人に知られたいとは思わないだろうが】
【生前、仲が良かった人物には見せようと思っていた】
【知ってもらいたかった】
【ローブから手紙を取り出し、テーブルの上にそっと置く】
【そして少年を見てこう言った】

「もしよければ……見てみてください……」

【手紙の書き出しはこうだ】

拝啓、ダイヤへ
この手紙を見つけたってことは、部屋を掃除でもしていたか?
まあいい、お前は俺の過去を知らないだろう?
とても俺の口から直接話すのは躊躇われるから、此処に書かせてもらう。すまない。
実際、今こうやって思いだすだけで苦痛だ。それくらい酷い過去なんだ。
俺の過去なんてどうでもいいのなら、これから先は見ないで、捨ててくれて構わない。

【少年はこれをよむのだろうか】

/おくれました!
687 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 21:41:54.80 ID:8ib5Odvd0
>>660
虐殺の空間を裂くように一人の女が現れる。
今この場で虐殺されている世界警察隊員とは違い、善良ではない。間違いない。此方側である。
証拠に昂揚からの舌なめずり。それに期待のようで渇望のような曖昧な何かを自身へと注いでいる。

「………アハッ♪ゴミで遊んでたら、良い娘がきちゃったわねー」
「うれしいわぁーおねーさん。精々序章で終わらないように足掻いて拮抗して屠られてちょうだいな」
「最後に殺しの快楽を得るのはこの わ た し なんだからっ!キャハハハハハ!」

愉悦という言葉で形容するには不十分。それを超えた喜の感情で作った顔とそれに付随する身体を相手の方へ向ける。
返り血に塗れた金髪の女は相手の冷酷な殺意を意に介することなく、お返しかのように獰猛な殺意を向けた。
そして、詠唱が始まる。殺意を体現した詠唱が、殺意を実行に移す漆黒の翼がここに顕現しようとしていた。


Sucht die Zuneigung und Bewunderung von Fleisch und Blut geopfert
求めるものは血肉を捧げたことによる愛情と称賛

Um zu beweisen, seine Liebe zu mir durch sie zu lieben.
愛する彼はそれを介して私の愛を証明する。

Ich Hunger und Durst, weil er füllt.
故に私は彼の餓えと渇きを満たす。

Deshalb habe ich, um seine Werbung von Blumen nur blutige Sache.
故に私の、彼への求愛は鮮血の花を咲かせることのみ。


Nur bis zu dem Stand der Technik davon.
それが唯一にして最大の愛情表現。


詠唱の最中妖しく煌めく体。
紅に輝く体はどこか美々しく、毒々しく、おぞましい。


Was ist eine Person und nicht gestört werden.
Meine Liebe, seine Liebe ―――

何人なりとも邪魔させない。
私の愛を、彼の愛を―――


詠唱がおわり―――彼女の背中には左右合わせて計6枚の翼が生えいていた。

/大変遅れました。すいません。
688 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 21:42:13.89 ID:32XIXBKY0
>>686
【はあ、と溜息をついて、涙を拭う】

「どうしたんですか」

【突然声を出した少女に、びくりと肩を揺らしながら訊く】
【少女はローブからなにか――手紙のようなもの――を取り出す】
【テーブルに置かれたそれ】

「いいんですか……?」

【言いながら、その手紙を開く】
【中身は、ダイヤさんへ宛てた内容だった】
【どんどん読み進む】
【過去、とはどんなものだろう】
【そして、それは自分が見てもいいのだろうか】
【確認をとるように、ダイヤへ視線を移す】
689 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 21:43:34.45 ID:sCsq4zrlo
>>685

「う……ううう……」

【彼女は似合ってるというけれどどうみても自分を馬鹿にしているように見える】
【流石にどこか抜けている少女といえど気付いたようで顔を赤くして俯く】

【更に彼女の笑いが大きくなっていくとそれと共に少女の羞恥心も大きくなる】
【少し立つとゆっくり顔を上げ帽子のつばを上げると訴えるように上目遣いで見ていた】

「………」

【ぷくっと不機嫌そうに少し頬を膨らませているのだった】
690 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 21:45:02.07 ID:xvVRcVHyo
>>683
...間合いを、斬るんです

【相手の意外そうな声に少年は、律儀に答えた】
【尤もそれだけで女に意味が伝わるかは分からないが】

...。
【歩ける、とこれにも答えておきたかったが、】
【今もずきずきと痛む足を引き摺って歩く事が出来るのか。自信が無かった】

...えっ?

【女性の口から呟かれたのは予想外の言葉】
【少年は頓狂な声を上げながらまじまじと女の顔を見上げる】

で、でも...
【少年は小学校高学年程の身長しかない。女の腕力なら其れも容易だろう】
【それは分かっているのだがやはり、抵抗があり。併し他に案がある訳でも無いので断れない】
【少年は顔を僅かに紅潮させながらぱちぱちと瞬きする。自分でもどうしていいのか分からないのかもしれない】
691 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 21:46:14.05 ID:/aRkcNZSo
>>684

「……チッ」

態とらしく舌打ちして、吸血鬼の態度に対して抗拒を示す。そこまで腰が低いと、
こちらの居心地が悪くなってくる。カツ、カツ、と革丈靴(ブーツ)の爪先で地面を叩き。
明らかに“苛立った”肌合を演出して――不図(ふと)弱々しい口調を聞き、碧眼を擬した。


「ンだよ、別に構わねえよ……勝手に聞きゃいいだろーが。面倒くせえ」

「……それと、そのペコペコペコペコ頭下げんの止めろ。
 エマに接してた時みてえに、普通に応対すりゃいいだろうがよ……」

“棺桶”――もとい“弦楽器保管具(ヴァイオリンケース)”を担ぎ直し、彼は承諾と共に
率直に改善を求めた。――何故彼が、彼女と吸血鬼の会話を想起するような口振りで
語ったかはこの際、些事であろう。相変らず、チンピラめいた態度だが――苛辣さはなく。

序でに云えば“その筋”の人が纏うような肌合も皆無であった。幾分は話易い――だろうか。
692 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 21:49:13.29 ID:LQ7p6HZoo
>>689

「ああ、悪かった」

少女の様子に気付き、慌てて謝罪の言葉を送る
既に笑いは治まり、表情は薄くなっていた

「いや馬鹿にしたわけではないぞ? 存外に可愛かったものでつい、な」

目線を少しずらしながら弁解しようと試みる女
かなり苦しい言い訳にしかなっていないと、本人も自覚してはいたが

「えっと―――許してくれないか?」

恐る恐ると言った口調で問いかける
693 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 21:51:00.41 ID:HjIXu8vX0
>>688
「ええ……ご主人様は見られたくないかもしれません………でも」

【数少ない仲のいい知り合いには知ってほしかった】
【自分一人で抱え込むには重すぎる】

「出来ればで……いいですけど………理解してあげて…欲しいんです……」

【それはエゴかもしれない】
【否、エゴである。間違いなく】
【だけど――――――】
694 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 21:53:00.40 ID:e8eQHrBIO
>>690

「は?…間合いを…?」

【?】
【と頭に疑問符を浮かべながら女は首を傾げた。】
【まさかそれが能力とは思わない。戦闘以外ではそんなに頭が良くないのだ。】

「いや、え?…じゃなくて。歩けないでしょ?」

【足を指差す。自分の剣の重さなら、やっぱり骨がポッキリいってるだろうな。】
【そんなことを考えていた。】

「…でも、何よ。…というかあんたなんで赤くなってんのよ。」

【相手の様子を焦れったく思いながら、女は大剣を抜き、】
【そしてそれを「縮」めた。刃と柄が大きくなり、】
【それこそ短剣のようになる。女は空を懐に収めてから、】

「……ほら」

【と、相手に背を向けて屈んだ。】
695 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 21:53:58.38 ID:32XIXBKY0
>>693
/手紙の内容についてはwiki参考にして読んだってことにして大丈夫ですか?
696 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 21:54:39.12 ID:HjIXu8vX0
>>695
/おkです!
697 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 21:55:54.13 ID:sCsq4zrlo
>>692

「本当…ですか……?」

【可愛い、と言われるのはやはり嬉しいものらしく少しだけ表情が和らぐ】
【―――が未だ怒りやら何やらが収まらないのか顔は赤いし視線は厳しい】

【しかしクールだと思っていた彼女の笑い顔や恐る恐る声をかけてくる様子が】
【中々少女にとって面白かったらしく許してあげなくもない、と考えが和らぐ】

「許して、あげなくもないであります」
「それとわたしは…喉が渇きました」

【帽子のつばを下げ目を隠すと俯きながらぼそっと呟いた】
【そしてさり気なく飲み物を要求】
698 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 21:56:02.72 ID:uGI9c8vj0
>>691
苛立った態度を、わざとらしく見せている気がしなくもないが、どちらにしろ苛立っている事は確実で。
相手が聞けばいいだろう、とこれまた予想外。正直駄目だろうな、と予想をしていただけにまたその予想を裏切られる。嬉しい事だが。

「え、いや……わ、分かった。」

相手に言われると直に返事を返す、随分と聞き分けがいい。
これも彼なりの考えが合って、ここで「え、でも」等といったりすれば相手にもう一度面倒くせぇ、といわれる羽目になるだろう。
しかも相手の苛立ちが更に大きくなる事間違いなしだ。ならば素直に相手の言葉を聞いておこうと、少し抵抗はあるが。

「同居人の事を、前エマちゃんから聞いたんだけど……貴方以外は、他に誰がいるの?」

何でその事をしっているのか、エマちゃんがそこまで詳しく話したのだろうか、という疑問が浮かぶが割とどうでもよかったので、その思考をやめて、聞こうとしていた事を口に出す。
『余以外はみな――』といっていた気がするが、そうなると目の前の青年以外もいるのだろう。
この前は聞けなかっただけに、今になって気になってきたのだろう。
699 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 22:01:20.97 ID:LQ7p6HZoo
>>697

「ああ、本当だ」

まさか乗ってくれるとは思わず、反射的に首肯する

「そうか―――わかった。買ってこよう」

少女の言葉に肩を竦めながら応じ、腰を上げる
それで済むなら安い物だ、と実に打算的な考えではあるが
――女自身ものどが渇いていた

「飲み物の種類は何にするんだ?」
700 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 22:02:18.02 ID:32XIXBKY0
>>695
/了解です

>>693
【手紙に綴られているのは彼女の悲痛な過去について】
【以前は普通の少女だったこと、母親がいないこと、父親について】
【強盗のことやその後のこと。本当に色々なことである】

「……」

【その手紙を読み終えた時、少年の目からは堪え切れなかった涙が溢れていた】
【それでも、この手紙だけは濡らさぬようにして、一人残された少女に返す】
【読んでいる最終もその後も、少年はずっと無言だった】
701 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 22:03:12.18 ID:Zi7Wf8Vgo
>>657
/まだまだ募集中
702 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/06/05(日) 22:04:21.89 ID:32XIXBKY0
>>693
/すみません次遅れます。あと次から表に書き込みにくくなるので、裏に返していただけるとありがたいです
703 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 22:06:57.84 ID:sCsq4zrlo
>>699

「炭酸のものなら何でもいいであります」

【それと、暖かいものは厭です―――と偶に嫌がらせのような】
【飲み物を与えられる少女は釘を刺しているのだった】

【彼女の質問に答えると邪魔になってきたのか帽子の唾を後ろに向け】
【視界が隠れないように被りなおしていた】

「10秒で買ってきてください」

【無茶振りである】
【許した、という立場からか少し偉そうにしていたのだった】
704 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 22:07:32.70 ID:HjIXu8vX0
>>700
【少女は戻された手紙を受け取り、丁寧にローブの中に戻す】

「………………………」

【再び沈黙】
【これでもきっとすべては書かれていないだろう】
【手紙の最後から現在に至るまでの間にもきっと何かあっただろう】

「ありがとうございました………………」

【少年にペコリと頭を下げた】
【それから】

「ごめんなさい………」

【隣に座る黒い人に謝った】
705 :【刺殺突神】 @wiki E.レイピア&バックラー×2 [sage]:2011/06/05(日) 22:10:05.19 ID:9unSviia0
>>687
「……ーーー良いね良いね良いねェッ!」
「嗚呼、こんな愉しい時を序盤で締めるのは勿体無いなァ、最後までつっきるぜェッ」

堪らない、実に此の張り詰める狂気に満ちた緊張感、鳥肌に成る位に背筋から感じる歪んだ愛と憎悪
口元が釣り上がる、止まない胸にこみ上がる、脳を溶かし血液を沸騰させん興奮
EXCEEDに肉薄する高ぶりをどう抑えようか、闘戦闘戦闘闘闘……ーーー
生きるか死ぬか、[ピーーー]か殺されるか
今までの戦場、かつてない以上の充実……ーーー
私はひたすら戦えば良い、そして生きる、生きる為に戦う、其れが同胞への最大の手向け

「ククッ、快楽なんざそんなチャチなモンで片付けたく無いなァ、此の気持ちは」
「Ready……ーーーー」

始まりの鐘は用意の掛け声後の、前進から始まる、漆黒の疾風を思わせる軽やかなステップに
六枚の翼の前に躊躇無き、前進、指で刺突剣の束を弄ぶ様に剣を廻す、廻しながら距離を縮め
間合い直前に成れば、刺突剣の回転は止み、既に“突き”の体勢に入っていた
華麗とも呼べる足捌き、大胆かつ繊細、緻密な間合いの詰め方で、微々に左右へ身軽な
体重移動を織りなしながら、相手の反撃を予期しつつ、攻撃体
706 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 22:10:40.92 ID:xvVRcVHyo
>>694
ああ、えっと...急に近づいたりとか、遠ざかったりとか..

【やはり説明するのは中々難しい】
【言葉を何とか探りながら、そんな風な説明をした】

う...

【返す言葉が無い。さっきから右足を動かそうとすると、その度に痛んだ】
【それでもやっぱり、年上の女性におんぶされるのは、少し抵抗があった】

あ、赤くなんてなってないです...

【指摘されるに首をゆるゆると左右に振り、それを否定した】
【そんな事をしても少年の顔を見れば答えは最早、一目瞭然だろうか】

【女が大剣を再び抜いたため何かと思えば其れは見る見るうちに縮んでいく】
【そんな使い方もできるのか...と、少し感心しながら懐に仕舞われゆく剣に視線を移し】

.........お願い、します
【女の背中を見て逡巡―――併し、何れだけ考えても他に道はないように思えた】
【余り待たせても気は長く無さそうだし...小さく女に声を掛けると、好意に甘える事にした】
【そして女の背中へと身体を―――おんぶの体勢と相成った】
【覚えている限りではこんな体験、少年に覚えは無い。借りてきた猫のように大人しく、其処に収まった】
707 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 22:11:33.29 ID:e8eQHrBIO
>>694
(すいません間違いました。)
(刃と柄が小さくなり、でした。)
708 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 22:12:14.39 ID:HjIXu8vX0
>>702
/了解です
709 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 22:13:13.51 ID:/aRkcNZSo
>>698

「最初っからそうしろっての……」

ガシガシガシ、と側頭部を掻いて――こちらを見つめる青の眼に、碧の眼を揃えた。
本当に最初からそうしていれば良かったのに、と苦虫を噛潰したような表情で、胸中毒吐いた。
――聞分けの良さは、素直に好感を持てたし。そこに色々と自己保身の策略が渦巻こうとも、
結果、こう接してくれているのだから些事である。凝りを解したように、仏頂面を素面に戻した。


「ああ、俺以外に――って、貴方なんて呼ぶなよ気色悪ぃ。お前とかでいいよ。
 そうさなあ、もう一人“居る”……が、アイツはマジモンのイカレポンチだな、うん」

「大方エマの野郎のことだ、自分以外は云々言ってたんだろうが……」
「……俺は見ての通り、健全だ。だが、もう一人は正直、マジでヤバい。アイツは駄目だ」

「…………まあ、危ねえ奴――ってことだけ知ってくれればいい」

心做しか、声音が震っていた。血色をよくし始めた顔貌が、仄かに褪色してゆく。――即ち“怯え”。
あまり人の心内を慮ることに長けていない人種でも、彼が件の“アイツ”に恐怖していることは明白で。
――彼自身も、そんな自分の具合は把握していた。之以上、聞き訊ねるのを“是”と云わず、咳払う。


「俺も一つ訊いていいか? 仕事はどうよ――儲かってるか?」

無理矢理な話の転換、前置きもなしに彼はそんな問掛けを吸血鬼に投げた。先刻の応答が、
胸懐に蟠っているのか、愈々(いよいよ)口調は苛辣さを失い――旧知の友人に語りかけるような口振りで。
710 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 22:14:34.46 ID:LQ7p6HZoo
>>703

「了承した」

少女の言葉に頷く
特に女の方は嫌がらせつもりは無い
――と言うよりもそんな事をしたら機嫌を治らせる事ができない

「―――いや、それは不可能だろう」

自販機の方へ歩きかけた足を止めて、振り返りながら言葉を返す

〜中略〜

ともあれ、女はなるべく早く自販機へと向かい、商品を買ってきた
手に持っているのは二つの缶

「ジンジャーエールとドクターペッパー、どちらが良いか?」

女は二つの缶を見せながら、そう問いかけた
――何故その二択なのか
711 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 22:16:14.81 ID:e8eQHrBIO
>>706

「…よっこらせ、と。」

【そして女はひょい、といとも簡単に相手を乗せて立ち上がる。】
【そもそも重量のある大剣を片手だけでぶん回すのだ。】
【人一人ぐらい分けない。そして相手の足に響かない様に極力静かに歩いて行く。】
712 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/05(日) 22:16:31.40 ID:S/kgMdQ90
――――――『から揚げ屋なう』

とあるSNSサイトの更新情報、コメント:0、フォロー:0

【青年はベンチに腰を掛けて、携帯の画面を眺めていた】
【アドレス帳登録人数:0、受信メール:0、迷惑メール:29】

【悲しくなるほど要領があまってる自慢の携帯だ】
【何度見てもコメントがつかなSNSにため息をつきながら、から揚げをほおばる】
【そして何時もの癖が始まるのだ】

【貴方の容姿は?長い黒髪のポニーテールに薄目】
【好きなものは?屋台の唐翌揚げ】

【唯一にして最大の悩みは―――?】

「―――友達がいない…ですね…」


【気付いたら始まる脳内会話】
【こんな会話を友達と出来たら…なんて幻想に想いを馳せる】
713 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 22:16:38.67 ID:EBGLU6sW0
【夜の河川敷】
【立って思索に耽る黒スーツの男が1人】

「先日の戦いは、兵隊の準備が遅れて手間取りましたから、もう少し工夫できると良いのですがねえ」

【男はおもむろに地面に手を付け、1.5メートルの棒を取り出す】
【それを地面に突き刺し、先端に槍を一文字の槍を付ける】
【そして槍の部分を土に還し、硬度を調節して鞭のようにした】

「変化は出来ますが、活用が・・・ねえ」

【男は近接戦が一応出来る】【基本の動作が一通りレベルで】
【しかしいつもは兵隊におんぶにだっこであり、生身で戦ったことは余程のことでもないとやらないのである】

「そろそろ、これも克服しませんとねえ」

【ジャケットを脱ぎ置いて、白のシャツを露わにして1人稽古を始める】

/模擬戦希望ですの、雑談でも大丈夫です
714 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/05(日) 22:22:54.50 ID:a3ZbIiq0o
>>713

【河川敷】

【ふわりと、少女の髪が風に揺れる。少女は眠そうな瞳で河を眺め、そして空を見上げていた】

「……ん」

【そして視界に入ったのは、夜闇に紛れる黒いスーツの男。その男はジャケットを脱ぐと、白いシャツのまま稽古を始めた】

「へえ」

【少女は黒い髪の毛を揺らしながら男に歩み寄る。少女の身にまとう黒のローブが、はたはたと風に揺れた】


/お相手おkですかー?
715 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 22:23:11.62 ID:sCsq4zrlo
>>710

「人は死ぬ気になればどうとでもなるそうです」

【そんな事を笑顔で言いながら自販機へと歩く彼女に対し】
【手を振りながら見送っているのだった】

【そして彼女が二つの缶を持ち歩いて来る】

「うーん……わたしはドクターペッパーが良いであります!」

【少しマニアックなほうを選ぶ少女―――これもある人の影響なのだろうか】
【喉がそんなにも渇いているのか早く頂戴、と両手をのばしていた】
716 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 22:28:29.74 ID:uGI9c8vj0
>>709
相手の呟きには「だってこえーし」と心の中で返事を返す。流石にそれを口に出したくはない。
後頭部を掻く青年、人間だったらフケ、とかでたのだろうかと、風呂に入る事はないが自分には無縁の物を想像する。

お前でいいよ、という言葉には相槌を打っておき、相手の話を聞いていく。
目の前のチンピ……青年からみても「イカレポンチ」といわれる始末のもう一人、

「りょ、了解……。」

エマちゃんも自分は『普通』とかいってたっけと、相手の健全という言葉を聞いて考えた、とりあえずまともなのはいないんだろう、でもその三人目、とやらは得にまずい、と。
目の前の青年の声音が震える程なのだ、顔色も僅かだが青くなっていく。
その三人目にあうことなく、もしあっても殺人狂だとか、バトルオタクだとか、カニバリズムだとか、そういう方向のイカレポンチでない事を祈ろう。

「生活するのがやっとぐらい、儲かってるとはいえないね。」

この前、別の人物に話した時から変化は特に無し、毎日働いて、たまにサボッて、今日はそのたまに、という日に当てはまる。
食べる物は安い野菜を主に、僅かに豚や鳥の肉、水分がいらない、というのは案外大きいのかもしれない。

「後、流石にお前何て呼び方は俺にはできないから、名前教えてくれよ。」

俺は教えないけど、とエマちゃんから聞いてるならその理由も大丈夫だろうと理由の説明はしなかった。ただ流石にお前、なんてのは呼べない、別に何でもいいから代わりに呼ぶ名前が欲しい。
717 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 22:28:46.62 ID:xvVRcVHyo
>>711
...
【女性が気を掛けてきてくれているのだろうか、】
【おんぶされている間、断続的な痛み以外の痛みを感じる事は無かった】

...

【やはり女性の身体の上、という事にとぎまぎしながらも】
【恐る恐る...頭を、少女の身体へと預けようとする】

(...なんだか、懐かしい...)
【ゆさゆさと一定のリズムで揺さぶられ、女性の体温を感じていた】
【故郷を思い出しているのだろうか、その温もりに、込み上げるものがあり】
【居心地の良さに目を細め..そのまま、瞑った】

【何事も無ければ少年の、すー、すー、という幸せそうな寝息が程なくして聞こえてくるだろう】
718 :【刺殺突神】 [sage]:2011/06/05(日) 22:28:52.63 ID:9unSviia0
>>705
/今、文字数制限で消えてたの気付いた……最後のは“攻撃体勢をとる”ね、スマソ
719 :【刺殺突神】 [sage]:2011/06/05(日) 22:29:21.92 ID:9unSviia0
>>705
/今、文字数制限で消えてたの気付いた……最後のは“攻撃体勢をとる”ね、スマソ
720 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 22:31:05.29 ID:LQ7p6HZoo
>>715

「そうか、はい」

少女にドクターペッパーを渡し、再びベンチに腰掛ける
そして、自身が手にしたジンジャーエールの缶を開け、煽るようにして飲んだ

「ビーアが無かったのは残念だが、これもまた良いな」

心底美味そうにしながら、のどを潤す
721 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 22:34:33.30 ID:EBGLU6sW0
>>714

【稽古を始めてすぐ、背後の気配に気付く】
【振り向いて見ると、眠たげな少女が居る訳で】
【稽古を止めて、向き直る】

「こんな時間にどうされたので?」

【にこやかに問いかける】

/構いません、というか遅れて申し訳ない!
722 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 22:34:37.54 ID:sCsq4zrlo
>>720
「ありがとうございます」

【ペコリと少しだけ頭を下げてお礼をすると自身もドクターペッパーの】
【蓋を開けゴクゴクと豪快に飲み喉を潤していく】

【そして缶から口を離し偉そうにげっぷをしているのだった】

「ビーアってなんでありますか?」

【相手が口にした言葉に対し少し首をかしげながら問うていた】
723 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 22:34:44.44 ID:5QmZrfaU0
>>795
やはり目の前の敵も私と同類。戦いを求める狂った人種。
人の皮をかぶりながらも、別の何かへと変貌した生き物。
目の前の女はレイピアによる異常なまでの突きの速度と殺意を併せ持つ戦闘狂として。
自身は6枚の漆黒の羽根による異常と歪みきった愛を殺しで表現する人の狂いから離れた存在として。

「キャハハハ!アンタ面白いじゃない、私も歓喜で心が震えて仕方ないわ…ッ!」

この一番楽しいと確信した戦いを一秒でも長く続けくて。
この愛を表現する贄としてこれ以上ないであろう存在を愛情表現として刹那よりも早く殺したくて。
相反する感情を自覚しながら自身に迫る刺突を左右の翼6枚を自身の身体を覆うようにしてガードする。
強度は普通の刀並みである。ただの翼ではない。これは殺意の塊。異常の象徴。

ガードしたのち、女はバックステップで距離を取りながら羽ばたこうとする。
地上では少々分が悪い。自身の戦闘領域である空中で、愛を唄おう。愛で唄おう。
その愛の唄を以て、死を始めよう。そして終わらせよう。
724 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 22:35:44.46 ID:5QmZrfaU0
>>718
了解です。少々修正するのでお待ちください。
725 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 22:36:42.85 ID:e8eQHrBIO
>>717

「しっかし…間合いを斬るってどういうわけよ?」

【女は大通りを歩きながら先ほどの相手の発言を考えたいた。】
【瞬間移動は近距離ではものすごく厄介だ。少なくとも女には相手は「消えて」「現れた」ように見えた。】

「…あ、まさかあんた能力者?…ははあ…そういうわけね…幻想持ちでしょ?」

「………?」

【しかし、】
【その答えはない。女は不思議に思っていると、】
【すやすや、と静かな寝息が聞こえたきた。】
【女は苦笑してから、また相手をおぶりなおし、】
【そしてまた病院に向けて歩き出す。】

「……」

【辺りの騒がしい人々の話し声や、足音など、】
【女には、どこか穏やかに聞こえた。】



(乙でした!!…かな?)
726 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 22:40:43.57 ID:xvVRcVHyo
>>725
/ですね、絡み乙でした!楽しかったです。
727 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 22:40:49.44 ID:5QmZrfaU0
>>718
やはり目の前の敵も私と同類。戦いを求める狂った人種。
人の皮をかぶりながらも、別の何かへと変貌した生き物。
目の前の女はレイピアによる異常なまでの突きの速度と殺意を併せ持つ戦闘狂として。
自身は6枚の漆黒の羽根による異常と歪みきった愛を殺しで表現する人の狂いから離れた存在として。

「キャハハハ!アンタ面白いじゃない、私も歓喜で心が震えて仕方ないわ…ッ!」

この一番楽しいと確信した戦いを一秒でも長く続けくて。
自身の愛を表現する贄としてこれ以上ないであろう存在を愛情表現として刹那よりも早く殺したくて。
相反する感情を自覚しながら自身に迫る刺突を前に薄ら笑いを零しながら―――飛翔。

6枚の翼が大気を震わせる。相手は自身が「いた」場所を通過するであろう。
そして相手と3m程の距離を取ろうとする。まずは自身の戦闘領域を確保せねばならない。

728 :【差斬る駿の白刃】間合いを切る剣士@wiki [saga sage]:2011/06/05(日) 22:41:14.21 ID:xvVRcVHyo
>>725
/ですね、絡み乙でした!楽しかったです。
729 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 22:42:07.12 ID:LQ7p6HZoo
>>722

「ん? ああ、そうか―――ビールの事だよ」

少女の言葉に一瞬戸惑うが、すぐに答えを返す

「この世界じゃない、元いた世界―――そこでの母国語さ」

遠い目をしながらそう呟く
女がその国―――世界その物に居た当時は世界大戦の真っ只中であった
今となっては世界が異なっているためにどうなっているか女に知る由もないが、
亡国になっているだろう――女はそう予想している
730 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/05(日) 22:42:52.22 ID:a3ZbIiq0o
>>721

【男の笑みに応えるように、少女も笑みを浮かべる。屈託のない、年相応の無邪気な笑みだ】

「素敵な夜だから、っていうのはダメかしら?」

【年の頃は17ほどだろうか、顔にはまだ幼さが残る】


//おおお見落としてた申し訳ない!
731 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 22:45:11.83 ID:/aRkcNZSo
>>716

「ん……」

相も変わらない聞分けの良さに、片頬笑んだ。其以上、追及しなかったのも由。
側頭部に片掌を添え、頚椎を飄逸に鳴らす。一先ずは――安堵できそうだった。

“イカレポンチ”とは云っても、屍食趣味だとか戦闘狂だとかではなく。下手をすれば、
その何方よりも性質悪な“趣味”を持つ同居人――この吸血鬼と遭逢するようなことが
起こらなければいいのだが。件の“アイツ”が好みそうな性格をしている故、焦慮は濃く。


「だよなあ……
 いや、ちょっと前にも同業者――あ、ソイツは新参らしいんだが――に逢ったんだが」

「この調子だと不景気に拍車が掛かる――つーか……なあ」

漸く、同じ話題を振れて満足。辛気臭そうな面構えで、大きく溜息を吐いた。
“中途半端”な彼は、半ば自給自足で飢えを凌いでいる。吸血鬼ならば、殆ど食事を要さない
――――と人伝に聞いたことがある。若干、憧憬混じりの瞳で相手を見遣った。


「……んあ、そうか。それもそうか……俺は、フリードリヒ=ウィルヘルム
 好きなように呼んでくれ。あ、フーちゃんとかはやめろよな? キモイから」

お前はなんてーんだよ、と返しに紡ぎかけ既(すんで)で噤む。追憶すれば――そういや、
名前は名乗りたくない云々と言っていた覚えがあった。矢庭(やにわ)に苛辣な物言いをし、
彼は、傍の樹木に掌を添えた。随分と暴れた所為で身体が怠い。下弦の月を、ちらり、と望んで。
732 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 22:50:23.26 ID:sCsq4zrlo
>>729
「なるほどなー」
「あれ、苦くておいしくないであります」

【ビールなら少女は知っているため納得したように頷いた】
【しかしあまり好きではないらしい―――何故飲んでいるという話なのだけど】
【どうしてあれが好きなのだろう、と少し顔を顰めているのだった】

「ふーん…色んな世界があるのですね……」

【他の世界からの移転者はそれほど珍しくないのか―――この人は】
【どんな世界からのきたのだろう、と頭を巡らせていた】
733 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 22:50:37.92 ID:Zi7Wf8Vgo
>>657
/再募集!
734 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 22:51:41.89 ID:EBGLU6sW0
>>730

【年頃の娘が、騒ぎのあった次の晩にノコノコ出歩いているだろうか?】
【普通なら、否である】

「全く、物騒な世の中といいますのに。これだから貴方のような方が狙われるのですよ?」

【笑った顔を、呆れた顔で見返す】

「そういえば、君は学園の生徒で?」

【年頃の人間には、とりあえず聞く質問】
【答え方で、この男の反応が大きく変わるのは当然である】
735 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/05(日) 22:54:41.41 ID:a3ZbIiq0o
>>734

【くつ、と喉を鳴らし、少女は一瞬だけ目を細めた。それはまるで、心底ばかばかしい劇を見た時のように】

「ええ。そうよ。まだニートじゃないわ」

【それが真なのか偽なのか、それは彼女しか知らない。少なくとも、信じられる要素は彼女の答えだけなのだから】
736 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 23:00:04.07 ID:LQ7p6HZoo
>>732

「いや―――飲んだ事があるのか?」

少女の外見年齢から察するに10代だろうと辺りを付けていた女は、思わず問い返した

「あの苦さが良いのだ。いずれ分かるよ」

ビールの本場で育ったという自負からそこには拘りがある為、諭すようにそう告げる

「ああ、色んな世界がある」

少女の言葉に大きく首肯を返す
女にとってはこの世界が2番目だが、他の世界の事も噂に聞き興味を持っていた

「この制服も、その帽子も――元いた世界の物だ。多少アレンジは加えているけどな」

この女がしたアレンジはただ一点――鉤十字の除去だけであったが、そこを語るつもりは無い
本人にとってあまりいい思い出では無いのだ
737 :【刺殺突神】 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 23:02:25.08 ID:9unSviia0
>>724
/済まぬ……

>>727
「楽しむ分には同じ地上でDanceして貰いたい、が、そう上手く行かないのも」
「現実かなァ……なんて、まずは“独力”でどうにかすっかねェ」

風を征する羽根、浮翌力を持った相手は間合いから遠ざかり、Shitと軽い舌打ち、その割には
崩す気満々の笑み、彼女は単体で地対空にて、打ち崩さんとして居る、彼女は間合いが離れるも
その場で構えを為す、右足を重心に左手が後ろに添う様に、右手の剣先を下げ
やや手首を上向けにした二段構えの体勢、彼女が一息大きく吐いた後

「……ーーー」

静かに地上に聳える鳥を見据え睨む様な、獰猛な虎の様な構図、気迫共に変わらず殺気は
まるで当たり前、かの様に、纏わりつくかの様、構えから解る様にカウンター狙い
しかしあくまで明らかに回避で無く、緒突猛進の如く、攻撃“のみ”の体勢
肉を切らせ骨を断つか、骨を断たせ肉を切るか、正気で無い心構えで待つ
此の時点では相手の攻撃手段が解って居ない故に本能的に“観察”も兼ねて居るのだろうか

「ーーー……Come on Baby♪」

軽い挑発、此の時点では一秒程度しか経過して居ないが、彼女には一秒が途轍もなく長い
738 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 23:04:00.15 ID:EBGLU6sW0
>>735

「左様で、ならばこのような時間に出歩くのは、反省文ものですねえ」

【男の雰囲気が、冷えていく】
【手にしていた獲物はもう土に還したので改めて地面に手を当てて、土で出来た1.5mの棒を取り出す】

「夜間徘徊に対する反省文の内容は、考え付きまして?」

【棒を左手に持ち、地面と垂直になるよう立てる】
【残った右手は指を鳴らす】【男の周囲に兵隊が地面から現れる】【男と同じ棒を持っている】
【結局、男は少女の言を信じた】【信じて、捕まえようとしている】

「昨日の今日で反省も無いと言いますか・・・」

【言葉の端に、怒りが見え隠れする】
739 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 23:06:08.49 ID:sCsq4zrlo
>>736

「あっ―――な、ないであります!」

【片手を自身の口に当てるとさっきのは無し!と首を振る】
【今までのことから流石に飲んだことを知られるのはまずいのだと勉強した】
【相手の予想通り少女は10歳ほどなのであった】

「へー…格好いい制服です」
「元の世界では何をしているのですか?」

【少女の仲の遠慮する心と好奇心とが攻め合い――結果好奇心が勝ったらしい】
【少々突っ込みすぎな質問な気がしたのだけれど問うていた】
740 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/05(日) 23:08:22.79 ID:uGI9c8vj0
>>731
「ちょっと前にも……?」

ちょっと前にも、という事は万屋を経営してる人が他にもいたという事だろうか
随分と多いな万屋、流行っているのだろうかとついつい考える。
もしそれが理由でこちらの万屋にこないというのなら流石に辛い。

「そういや……そっちも吸血鬼な訳?」

エマちゃんが吸血鬼だという事はきいていたが、他の人が吸血鬼かどうかはきいていなかった。
まず自分がサボッて余裕がつくのも人の半分ほどで住む食費のおかげなのだろう、下手をすればもっと安いのかもしれない。

そういえば、エマちゃんはあの日、気絶してこちらの万屋までつれていかれた事を覚えているのだろうか。
あの日は俺は悪くない……筈、飲んでいいっていわれたから飲んだんだし。

「そういや……エマちゃん、俺の事何か言ってた?」

でも、でもだ。もし破廉恥だとかいわれてたりしないかな、とかきになってしまう。
いわれてない事を祈るしかない、そう思い、こちらに瞳を向けた相手に質問を投げ返す。そういえばあの日以来血は飲んでいない、畜生。

「フリードリヒ、ね……宜しく。」

相手がお前の名前は何だよ、と聞かなかったのに安堵の息を漏らした。あーよかった。
流石に呼ばないよ、とそんなフレンドリー、には接しそうにできなかった。
というかそう呼ばれた事があるのだろうか、随分と仲がよさそうだ。
741 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/05(日) 23:09:23.58 ID:a3ZbIiq0o
>>738

「くつくつ……」
【肩を震わせ、少女は笑う】

「月が悪いのよ。月が私を狂わせるの」
【どこか蕩けたような眼をして、少女は周囲を見渡す】
【前方には地面から現れた武装した兵隊、これはさすがに部が悪い、と少女が考えるよりも早く、少女のうちに潜む狂気は彼女に指示を下したようだ】

「私を捕まえて」
【それは挑発するようでもあり、どこか懇願にも聞こえる声】
【少女は笑みを浮かべたまま、月を眺めていた】
742 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 23:17:00.02 ID:LQ7p6HZoo
>>739

「そうか――?」

少女の態度を見て言及するのはやめる
まあ、飲んだのだろうと確信している女ではあったが

「何をしていた――か」

そこで女は大きく空を見上げた
星の瞬きが見える漆黒の夜空――この空はあの世界と繋がっていない

「戦時下だから生まれたような馬鹿げた組織にいた。私がやっていたのは作戦の立案と前方指揮」
「ただ己の才を活かす道を選んだ結果だ―――悔いは無い」

そこまで淡々と言葉を紡ぐ女
少女に話すには少し生々しい話だと考えはしたが、女は話した

「そう――自分がやっていた事にはけじめが付けられていたのだ」

自嘲するように、ぽつりと呟く
743 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 23:18:55.08 ID:EBGLU6sW0
>>741

【「捕まえて」その言葉はもう戦闘開始に十分だった】
【声も無く少女に攻めかかる棒を持った兵隊】【その数5体】
【男も棒を弓に変えて、矢筒と矢を取り出し、援護射撃をする】
【勿論、殺さないよう矢は刺さらないようにはしており
当たっても、かなり痛いだけで済むようになっている】

「後で、泣いても知りませんよ?」

【矢を射かけながら男は余裕そうに言う】
744 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 23:19:59.80 ID:EBGLU6sW0
>>741

【「捕まえて」その言葉はもう戦闘開始に十分だった】
【声も無く少女に攻めかかる棒を持った兵隊】【その数5体】
【男も棒を弓に変えて、矢筒と矢を取り出し、援護射撃をする】
【勿論、殺さないよう矢は刺さらないようにはしており
当たっても、かなり痛いだけで済むようになっている】

「後で、泣いても知りませんよ?」

【矢を射かけながら男は余裕そうに言う】
745 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/05(日) 23:20:57.60 ID:5QmZrfaU0
>>737
「チグハグなダンスも乙なもんよ?ただぁ?」

右側の口角を吊り上げ左目を歪ませながら

「主役は私で、脇役はあんた。しかもアンタは死骸として踊るんだけどねぇ!」

吐く。狂いを纏った息を吐く。
狂いを纏った息を吐きながら相手の姿勢を見据える。
どうやら相手はカウンター狙いか。獰猛な虎が獲物を射殺すかのような強烈な視線を受け流し。

相手の挑発には乗らない。此方から相手の射程範囲まで接近などしない。だがそれでは攻撃が出来ないのではないか?
そんなことは無いのだ。簡単な理由として飛び道具を使えばいいのだから。
黒翼の女には飛び道具がある。自身の翼をはためかせる事によってそれは成る。

「随分と陳腐な挑発ねぇ?アンタ。かわいそうだけどぉ? 乗 っ てあ げ な ぁ あ い ♪」

と言いながらも翼をはためかせ、相手との距離が1,5m前後になるまで前進。
そして片翼3対計六対の翼を前方へとはためかせ、前方に6つの翼から相手へと羽を飛ばす。
飛んだのは数枚であるが、それらは刀と同じ切味がある。いわば刀が飛んでくるのだ。
746 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/05(日) 23:24:09.63 ID:a3ZbIiq0o
>>743

【いつの間にか、そう、本当にいつの間にか】
【男の真横に弓と矢筒を携えた黒い「もの」が】
【兵隊の背後に棒を持った黒い「もの」が】
【何の音もなく、存在していた】

「泣く? 私が?」
【年相応の笑みではなく、どこか狂気を称えた笑みで、少女は男の言葉に応える】
「『啼』かせてよ、私を」
747 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/05(日) 23:24:35.62 ID:a3ZbIiq0o
>>743

【いつの間にか、そう、本当にいつの間にか】
【男の真横に弓と矢筒を携えた黒い「もの」が】
【兵隊の背後に棒を持った黒い「もの」が】
【何の音もなく、存在していた】

「泣く? 私が?」
【年相応の笑みではなく、どこか狂気を称えた笑みで、少女は男の言葉に応える】
「『啼』かせてよ、私を」
748 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 23:26:24.94 ID:sCsq4zrlo
>>742
「そうであります!」

【うんうん、と彼女に対し誤魔化そうと必死に頷いていた】

「そうですか―――悔いがないなら、よかった、であります」

【あまり大きな声では言えないような事をしていたのだろう―――という】
【ことは少女にも理解できて変なこと聞いてごめんなさい、と目で少し謝る】

「そろそろわたし……帰ります」

【少し自分が気まずくしてしまった雰囲気から逃げるようにゆっくりとベンチから】
【立ち上がった】
749 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/05(日) 23:29:03.63 ID:hURLbDkN0
>>612
再募集してみたりっ・・・
750 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 23:34:40.41 ID:LQ7p6HZoo
>>748

「ああ、済まなかったな――こんな話を聞かせてしまって」

いくら聞かれたからとはいえ、もう少しオブラートに包むべきであったかと後悔する
だが、誤魔化したくないという思いも心の中にはあった

少女が立ち上がるのに合わせ、女も腰を上げる
そして、右手を差し出して

「私の名前はリーザ=ベルクヴァイン。また会う機会があったら――そうだな、ビールでも飲もうか」

にやりと口元を上げながらそう言った
751 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 23:34:47.00 ID:/aRkcNZSo
>>740

「ああ……流行ってんのかなあ……ボロい商売だと思うんだが」

疑問符を浮かべるような応答に、相槌ながら似たような見解を示した。――つまり、
彼も之以上『なんでも屋』やら『万屋』が増加することに危惧を懐いていたのだった。


「俺は違えな。半端者っつーか、端的に言っちまえば“混血”な訳よ。
 “夢魔”と“吸血鬼”の――な。所謂“ヴァンピール”とかいう奴? 全く吸血鬼狩ってねえが」

色々とアイツ話してたんだな、と呟いて――さらり、と結構に確信に迫るようなことを告げる。
弦楽器保管具の頂部に片掌を添え、何やら物想いに耽るような素振りをして、一息。

――『万屋』に連れて行かれたことは“彼女”だけが覚えている密事であった。故に、
彼自体は吸血鬼と吸血姫の関係を、完全には把握できていない。追記すれば、彼女。
前回『万屋』に連れて行かれた後、かなりアレな勘違いをしたのだが――之はまた次回。


「んー……面白い奴に逢ったとか、いい奴だとか。あとは……なんだっけな」
「“もう嫁ぐ先は決まった”――とか。“一足先に大人になった”――とか。譫言みてえに」

この返答は、果たして吸血鬼の憂慮に含まれるものなのだろうか。会話を想起しながら、
なるたけ鮮明に彼女の呟きを告げてゆく。青い眼に蒼碧を揃えて――似た色彩に、無自覚に苦笑。


「ああ、宜しく。お互い、生存競争は厳しいだろうが――まあ、頑張っていこうぜ」

握手を交わそうと右掌を差出した――が、途中で挙動を止めた。流暢にも言葉数々を繋いでいた
声帯が静まり。最中、彼は“下弦の月”を想起していた。月が真上に在った――即ち、夜もいい頃合。


「ヤ……ベえ……ッ、用事……忘れてた――――スマン、先行くわ! じゃあな!」

すっかりと仕事の約束を忘れていた。元々公園に立寄ったのが現場へのショートカットであり。
彼は慌ただしくも灰白い外套を翻すと――――直様に疾走して、その場から立去った。正に、
疾風迅雷とでも称すが易いかの有様であり――立つ鳥跡を濁さずな塩梅で、慰留したものもなく。

/若干強引な〆になってしまいました、ごめんなさい!
/絡み乙&有難うでしたー! 感謝です、万屋さんに絡めて嬉しかったです!
752 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 23:35:07.62 ID:EBGLU6sW0
>>747

【現れた黒い何か】
【気配に察知するより早く、現れた】

「鳴かせるですか・・・」

【弓を振るい、黒い何かを薙ぎ払おうとする】
【進んでいる兵はそのまま進ませ、黒いものは、自分の周囲から新たに棒装備の兵隊を生み出し対処させる】

「その前に、反省文ですよ」

【落ち着き払って言う】
753 :【夢幻鬼道】@wiki [sage saga]:2011/06/05(日) 23:35:40.48 ID:/aRkcNZSo
>>740

「ああ……流行ってんのかなあ……ボロい商売だと思うんだが」

疑問符を浮かべるような応答に、相槌ながら似たような見解を示した。――つまり、
彼も之以上『なんでも屋』やら『万屋』が増加することに危惧を懐いていたのだった。


「俺は違えな。半端者っつーか、端的に言っちまえば“混血”な訳よ。
 “夢魔”と“吸血鬼”の――な。所謂“ヴァンピール”とかいう奴? 全く吸血鬼狩ってねえが」

色々とアイツ話してたんだな、と呟いて――さらり、と結構に確信に迫るようなことを告げる。
弦楽器保管具の頂部に片掌を添え、何やら物想いに耽るような素振りをして、一息。

――『万屋』に連れて行かれたことは“彼女”だけが覚えている密事であった。故に、
彼自体は吸血鬼と吸血姫の関係を、完全には把握できていない。追記すれば、彼女。
前回『万屋』に連れて行かれた後、かなりアレな勘違いをしたのだが――之はまた次回。


「んー……面白い奴に逢ったとか、いい奴だとか。あとは……なんだっけな」
「“もう嫁ぐ先は決まった”――とか。“一足先に大人になった”――とか。譫言みてえに」

この返答は、果たして吸血鬼の憂慮に含まれるものなのだろうか。会話を想起しながら、
なるたけ鮮明に彼女の呟きを告げてゆく。青い眼に蒼碧を揃えて――似た色彩に、無自覚に苦笑。


「ああ、宜しく。お互い、生存競争は厳しいだろうが――まあ、頑張っていこうぜ」

握手を交わそうと右掌を差出した――が、途中で挙動を止めた。流暢にも言葉数々を繋いでいた
声帯が静まり。最中、彼は“下弦の月”を想起していた。月が真上に在った――即ち、夜もいい頃合。


「ヤ……ベえ……ッ、用事……忘れてた――――スマン、先行くわ! じゃあな!」

すっかりと仕事の約束を忘れていた。元々公園に立寄ったのが現場へのショートカットであり。
彼は慌ただしくも灰白い外套を翻すと――――直様に疾走して、その場から立去った。正に、
疾風迅雷とでも称すが易いかの有様であり――立つ鳥跡を濁さずな塩梅で、慰留したものもなく。

/若干強引な〆になってしまいました、ごめんなさい!
/絡み乙&有難うでしたー! 感謝です、万屋さんに絡めて嬉しかったです!
754 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 23:36:03.24 ID:EBGLU6sW0
>>747

【現れた黒い何か】
【気配に察知するより早く、現れた】

「鳴かせるですか・・・」

【弓を振るい、黒い何かを薙ぎ払おうとする】
【進んでいる兵はそのまま進ませ、黒いものは、自分の周囲から新たに棒装備の兵隊を生み出し対処させる】

「その前に、反省文ですよ」

【落ち着き払って言う】
755 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/05(日) 23:41:27.75 ID:e8eQHrBIO
>>657

【そんな公園に入ってくる人物。】
【相手と同様。こちらも結構目立っている。】

「あーあ…暇…」

【欠伸をしながら辺りを見回すのは、】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「ん?…」

「あら。また会ったわね。」

【ベンチに座る二人に片手をあげて挨拶。】
【そっちに近づいて行く。】
756 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/05(日) 23:42:13.90 ID:a3ZbIiq0o
>>752
【男が弓をふるうのと全く同じタイミングで、黒のものも弓をふるう。衝撃音が夜闇に溶ける】

「分が悪いわね。質も量も劣勢かぁ」

【女性は距離をとりながら、そのように呟く】
【そうしている間に、棒を携えた黒の何かは、男に向かって突進した】
【マクロでみれば多数対三だが、局地的に見れば二対一だ】
757 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/05(日) 23:46:56.97 ID:sCsq4zrlo
>>750

「……大丈夫であります!」

【気にしないでください、私が聞いたのですから、と首を振る】
【そして彼女の差し出す右手を見ると少女はニコリと笑うと】
【ぎゅっと自身の右手も差し出し思い切り握り締める】

「わたしの名前はアイリス。―――それは遠慮しておきます」

【ビールは苦いから嫌い、とその誘いに対しては苦笑を浮かべた】
【そしてゆっくりと公園の外へと向かい歩き始め次第に少女の姿は】
【闇の中に溶けていった】

/絡みお疲れ様でした、ありがとうございます!
758 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/05(日) 23:48:16.89 ID:bfXgMaqho
ーどこかの看板のない酒場

誰もいない、看板も立っては居ない酒場一人の女性が、そのカウンターに腰掛けて、グラスに入る赤いワインを飲んでいる
そうカウンターに座っている、椅子ではない、カウンターに

カウンターに腰掛けて、その伸びる長い足は椅子の上
この世の物では無い美しさ、美貌を持つ、全身、純白である女性が、その赤いワインを手にカウンターに座っている

女性以外は誰もいない、
ここは看板も無い、一つの酒場、小さな酒場

ここが今の彼女の住む場所である、酒場の店主、そう言う感じ

不敵な笑みを浮かべて、グラスを手に赤いワイン
吸血鬼であるその女性、ただ存在する吸血鬼と言われているような者では無い

霧化、獣化、特性は無く、悪く言えば、出来そこない、そう呼ばれるかもしれない、
否、決して出来損ないではい、他の特異点がある、ほかの吸血鬼にはない特異点、そんな吸血鬼、

椅子には、ホコリが溜まり、客も入りもない、それはいとも容易く理解できるであろう

その汚い、看板もない酒場で、絶世の美貌を持つ女が、カウンターに座って赤いワインを飲む


759 :【刺殺突神】 @wiki [sage]:2011/06/05(日) 23:48:52.17 ID:9unSviia0
>>745
「……ーーーま、そう甘くは無ェかッ!!Exceedッ!!!」

相手が前進したのを素直に待つ程、怠け癖は無い、事前に羽ばたく動作で相手の意図は何となく掴んだ
故に身構えながら前進、後退では無く、飛来する刀身の羽々の中に、前進
軽快な足捌きで体を一回転させつつ薙ぐ左の刺突剣、1本を右頬掠らせ回避、1本を弾き地面に落とし
刺突、前進、更に一本を刺突剣の剣先と鋭利な羽根先を器用に合わせ弾き
前進を兼ねて接近する眼前の羽根を……ーーー口でくわえる
更なる羽根の応酬はバックラーを薙ぎ、2本程度弾き、残りは微妙な体重移動で右肩、左脇腹を
掠る程度に済ませる……ーーー

此までの動作僅か一秒、その一秒が、距離を縮め、ダメージを最小限に抑える、小さな傷口から
鮮血が糸状に出る、刹那に

「……ーーーなら、こっちから乗ってやるぜェッ?」

遠距離だろうが何だろうが少しでも近付き次第、刈る、カウンターは近距離のみならず
飛び道具に対しても咬まそうとする彼女が居た、勿論、怯む暇すら無く、勢い良く跳躍し
相手の足元に刺突剣を刺そうと右腕を突き出す、咬み付いて離さない獣の牙が如く
無理矢理食い付こうと言うのだ
760 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/05(日) 23:49:34.92 ID:LQ7p6HZoo
>>757
/乙でした
/所で帽子はそちらが被ったまま・・?
761 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/05(日) 23:51:12.82 ID:EBGLU6sW0
>>756

【2つの弓が衝突する】
【鍔迫り合いの形になり、男はそちらに忙殺される】

「しかし、伊達に長く生きているわけでは無いのですよ!」

【自信ありげに言い放つ】
【兵隊が3体男の周囲に現れ、2体は黒のものを袋叩きにしようとし、1体は向かってくる黒のものとの間に立ちふさがり、突進に備えた】
【突撃させた最初の兵は、もう間もなく目標に到達】【即座に捕縛を試みる】
762 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/05(日) 23:57:04.54 ID:Zi7Wf8Vgo
>>755
【こんな夜中なのにうだうだ話し続ける二人。帰る気はないのだろうか。】
【外灯の明かりのみの公園に真っ白な二人。それはもう浮いている。もの凄く浮いている。】

いいだろもう…死にはしないし…
「でも絶対では無いじゃないですか!」
そりゃあそうだが………

【そんな下らない会話をしている所に現われた女性は…先日、少しばかし斬りあった人間だ。】
【大剣を片手で扱うような怪力を持つ女性。今日も抜き身の大剣を変わらず帯刀していた。】
【片手を上げる女性に二人も挨拶を返す。青年の方はかなりやる気無さげだが。】

よーう…奇遇だな…
「こんばんわ。昨日はありがとうございました!」

【恐ろしくダラダラとした青年とは対照的にハキハキと先日の礼を口にする少年。】
【まったく、青年も見習って欲しい物だ。】
763 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/06(月) 00:01:05.34 ID:VLnCb7zUo
>>761
「うっそでしょ」
【まだ出せるのか、そんな意図をはらみながら、少女は驚愕をあらわにする】
【絶対的に劣勢、そして今現在使えるものは全て使っているのだ】
【ただ、このまま捕まえられて解決、というのは彼女の中の狂気が許しはしないようだ】

【そして少女は、狂気に満ちた笑みを浮かべる】
【ずるりと、弓をたずさえた黒の何かの周囲から棒を携えた兵隊が四体現れた】
【それは男の使った兵隊に酷似――否、完全に容姿はそれと同じであった】
【明確に異なるのは、明らかな敵意を向けているということであろうか】

【少女は全力で、捕縛から逃れるために走り出した】
【向かう先は、男の下――混戦の中へ】
764 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 00:03:40.45 ID:G5+qi6r4o
>>762

「なあに。お礼を言われるようなことはしてないわ」

【そう言って、断りも無くドサッと二人の隣に腰掛ける女】
【大剣は傍らに立てかけた、ゴトリ、と鈍い音がする】

「なに?…口喧嘩でもしてんの?」

【言い合うような声が聞こえたため】
【女は聞いてみた。タバコを取り出すために内ポケットに手を突っ込む】
765 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 00:04:03.78 ID:G5+qi6r4o
>>762

「なあに。お礼を言われるようなことはしてないわ」

【そう言って、断りも無くドサッと二人の隣に腰掛ける女】
【大剣は傍らに立てかけた、ゴトリ、と鈍い音がする】

「なに?…口喧嘩でもしてんの?」

【言い合うような声が聞こえたため】
【女は聞いてみた。タバコを取り出すために内ポケットに手を突っ込む】
766 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/06(月) 00:04:30.82 ID:djDZQ5Av0
>>759
無造作に放たれたために軽傷で終わる先の一撃。
にしても目の前の存在は恐怖心なるものが麻痺しているらしい。
だからだろうか?臆することなく自身との距離を詰めはじめた。
これは、勇ましい。これは、素晴らしい。やはりこの時は最高だ。
敵が距離を詰めるならば、こちらは距離を離すまで。

距離を完全に詰めなかったのはこのため。回避に支障を来さないため。
全力で後方に下がろうとしたがレイピアは足を掠り肉を抉る。血が流れ出る。
痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。ああかすり傷というのになんて痛いのか。

「いっ、ッたいわねッ!このアバズレ女ァ!」
「私、ちょっとムカついちゃったかなぁ!?アンタを何分割にもして殺したいわ!」

怒気に満ちた表情で吠え、後退しながら高度を上げていく。
レイピアの長さも込みで腕を伸ばしたところで、自分に届かぬところまで。
その最中に漆黒の翼に黒に飲まれた紅色の亀裂が走り始める。
禍々しい亀裂である。それは自身の身体にも及んだ。別に移動にも身体にも支障をきたすわけではない。
単純に能力を行使するためのチャージである。

/レスチャージ1
767 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 00:04:53.89 ID:G5+qi6r4o
すいません…
768 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 00:15:08.19 ID:tST06CJSo
>>764

「いえ…私のわがままに付き合ってくれて…本当にありがとうございました。」

【隣りにドサッと腰をかける、ちょっと怖い様な雰囲気を持つ女性。】
【まぁ其の雰囲気も二回目となると流石になれる訳で…少年にも怯えは無かった。】
【それにしても本当に良い子である。青年には勿体ない位だ。】

「剣士さんが戦う戦うって聞かないんです…持病持ってるのに……」
吐血くらい大した事無いだろ………

【青年は吐血に慣れているのか。大したことは無いとはどういう事だ。】
【少年と口喧嘩になるのも仕方ないかもしれない。いや喧嘩なのかどうか微妙だが。】
769 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/06/06(月) 00:18:51.85 ID:hbsHAuwe0
>>753
「バイトでもしたほうが収入がはいりそうだけどな……。」

溜息がでる。万屋だって朝は働けないこっちが収入を得るための物な訳で、他の人がそれをやるとなると困るのだ。
色々と顔を利かせなくてはならないし、たまにふざけんんじゃねえっていいたくなるような依頼もくるし……と、愚痴っても仕方ないか。

「ちょっ――――」

ヴァンピール、確か吸血鬼を狩る種族だったような……あれ?
思わず後ろに飛びのきそうだったが……今の所俺が狙われていないのを見ると大丈夫なようだ。
しかも本人が全然狩っていない、と。あー怖かった、本当に。

「――――は?」

三つ目と、四つ目の言葉の意味が分からなかった。
嫁ぐ先?大人の階段?……血を飲んだ事か?いやでも三つ目がなんだ?てか何処に?
顎に手を当て考えるも、皆目検討もつきそうにない。今度あったらきいてみよう、とひとりでにうなずいて顎から手を離し、考えるのをやめる。

「はいよ、よろし――」

手を差し伸べた相手と握手しようとしたら、相手が固まり、そして急いだ様子で走っていく。
月も落ちかけた頃合、大方依頼の約束でもしていたのだろう。

「……大変だなぁ、お互い。」

苦笑いしながら呟き、自らも帰路についたのだった。

/はい、絡みありがとうございました!
/こちらもすっごく楽しかったです!
770 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 00:21:48.35 ID:G5+qi6r4o
>>768

「…ははあ…戦う…ねえ…この前はやる気なかったのに…」

【あの時はおそらく暑さでだろうが、と女は思考した】
【やはり、戦闘を求めるの点では相手も自分と似ている。まあ同業なので】
【当たり前といえば当たり前だ】

「…私でいいなら…喜んで相手するわよ?模擬戦でしょ?」

【大剣を撫でながら、女はそう言葉をつむぐ】
771 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/06(月) 00:24:16.94 ID:8zpF3kzm0

>>763

【男が鍔迫り合いを制した】
【瞬間、弓の先を地面に付け、長剣に変えると両手で持って袈裟切りにする】
【それでもまた4体黒いものが現れる】
【少女までこっちに向かってくる】【どうやらすり抜けて来たらしい】
【こちらの兵力は現在合計8体】【黒い何かはその数5体程度と推測される】

「埒が開きませんねえ!」

【バックステップで乱戦から距離を取ると】
【10体もの長弓装備の兵を横一列に並べる】
【次の瞬間には矢が向かってくるであろう】

/重いので、裏でやりませんか?
772 :【黒影跋扈】影を具現化、操作 :2011/06/06(月) 00:29:51.43 ID:VLnCb7zUo
>>771

「チィィィッッ!!」
【おおよそ女性らしくない声色で、女性は目の前の状況をみる】
【これで本当に、打ち止めなのだ】
【種は全て使い尽くしてしまった】

【そして、まるで引っ張られるように、作り出した兵隊と黒い何かが、少女をかばうように集結した】

「参った参った。降参だよ『センセー』」
【ケロリとしたように少女は言う。どうやら、勝てないと悟ったらしい】
【ただ瞳はどこか余裕さを称えている】

/おkですー
773 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 00:33:55.65 ID:tST06CJSo
>>770
暑かったし…老体には堪えるんだよ…

【女性の考える通りだ。恐らく老体…というのは納得いかないと思うが嘘はついていない。】
【容姿はどうあれ剣士は剣士。戦い、自分を磨きあげたいと思うのは当然の事だ。】
【女性の「相手する」と言う言葉に反応し、スクッと立ち上がる。杖は置いたまま。】

よし…そうと決まれば早速やろうか…神無月
「もう…無茶はしないでくださいね?」

【そう言うと大剣を撫でる女性に向き合い、少年の方へ視線を向けずに手を伸ばす。】
【手には何時の間にやら美しい純白の刀が握られ、主の手元で優しく輝いていた。】
774 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/06/06(月) 00:37:57.02 ID:6JIhHgCpo
>>760
/ごめんなさい、席外してました
返したってことで、描写し忘れすいません
775 :【刺殺突神】 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 00:38:07.45 ID:KlFGou860
>>766
「その程度で音を上げてたゃなァ……ーーー此から貴様の耳や鼻を突き落とさなきゃならねェ」
「ーーーDon't fear death so much, but rather the inadequate life」

《死をさほど恐れるな、寧ろ不十分な生を恐れろ》
呟いた一言、死の概念は彼女には畏怖の対象には無いのだ、故の果敢さ
故の危うさと、狂気、突いた刺突剣の先に染み着いた血を嘗める、鉄の味、懐かしみを感じ
彼女は愉快に笑む、もはや刺突剣の届かない位置、彼女は諦めたのか構えない

「Let us,then be up and doing, With a heart for any fate」
「遊びは此処までにしようやァ……ーーー」

《それでは立ち上がり行動しよう、如何なる運命の下でも、精一杯に》
銀装飾のレイピアを地に刺して、浮かべるは、ジョーカーの文様を描いた魔法陣、召喚術式
其れは彼女であり、彼女で無い存在……ーーー彼女に出来ない事を為し、彼女に出来る事を為す
同じく漆黒のコートを纏った仮面と黒帽子、レイピアとを携えた其れは実体無き霊体
背後に現れる其れは彼女と共に構えを為す……ーーー
776 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 00:38:59.09 ID:G5+qi6r4o
>>773

「老体って…」

【どう考えても自分と同じくらいに「見える」相手】
【女は冗談かと思って薄く微笑んだ】

「ん…おおっと…よし…それなら」

【きれいな白刀に思わず魅入られそうになりながら】
【女はベンチから離れ、相手と近すぎず遠すぎずな距離になり】
【右手の大剣を刃を上にして肩に担いだ。彼女の「構え」である。】
777 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/06(月) 00:47:37.55 ID:cPxx+tYao
>>774
/了解です
/乙でした!
778 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/06(月) 00:51:22.16 ID:djDZQ5Av0
>>775
黒翼の女は相手の射程範囲外にいるからと言って安堵している訳ではなかった。
自身にも及ぶ亀裂の色は時間経過と共にドス黒くなっていく。
表情も険しくなりつつある。黒翼の力を解放するときは多大な集中力と精神負荷を要する。
尤も表情の険しさは相手の背後に現れた幽体を視認したからでもある。
要するに距離を取ったところで、あの幽体が攻撃を仕掛けることができるのだ。

「遊びは終りよ、テメェもその背後のブツもまとめて私が彼への贄にしてやんよ」

黒に近づく紅の亀裂が上半身を侵蝕しつつある。
亀裂は領土を増やしつつある。時間経過と共に黒に染まりつつある。
何時でも回避できるように心身ともに構える。

/レスチャージ2
779 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 00:55:28.16 ID:tST06CJSo
>>776
【実際には百年前の帝國でもう既に剣士として戦場にいた…らしい。】
【他人から聞いた事なので確かな事とは言えないが…とはいえ信憑性は高いだろうが。】
【一度斬りあった剣士を忘れるような事は無いだろう。忘れるようなら剣士失格だ。】

う〜ん…やっぱ間合がな…神無月、変化だ

【そう言うと青年の持っていた刀は其の姿を変え…野太刀と呼ばれる化け物じみた刀身を持った刀へと変化する。】
【刃渡り1m20cmはゆうにある刀。それを青年は片手で軽々と操り、女生と同じ様に肩に担ぐ。】

これで間合いは互格…か?

【刀はやはり純白の刀身を持ち、優しく輝き続ける。青年はニヤリと笑うと一歩、詰める。】

/遅れました…
780 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 01:00:44.55 ID:SsIg1vSIO
>>779

「あら…変わった…」

【女はキョトンとした声を発した。相手の刀が姿を変えたではないか。】
【野大刀か…厄介だ…間合いの広さというアドバンテージを失った女は、】
【小さく舌打ちした。】

「ふん…どうかしらね。」

【しかし、相手がそうである様にまたこちらも、様々な奥の手を隠し持っている。】
【不敵な笑みを受けとめた後、大剣を降るための「軸」を作るため、】
【左足で一歩踏み出そうとした。】


(もんだいなーし)
781 :【刺殺突神】 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 01:13:44.07 ID:KlFGou860
>>778
「Exceed……ーーーstab.stab.stab.stab.stab.staaaaaaaaab!!!」

跳躍、漆黒のコートはまるで風を薙ぐ悪魔の羽根の様に霊体に纏わり、背中から風を征して行く其れは
彼女も“制空権”を手にする事、彼女は遠距離にも関わらず
相手よりも高くを目指しながら、突く突く突く突く突く突く突突突突突突……ーーー突きの天才が
為す素早い刺突は風を弾丸の様に変え、遠くの相手へと尖り向かう、一発程度は掠り傷程度で有る
然かし、一秒間に数十もの突き、霊体の二本の腕に寄る高速刺突

遠距離刺突の連射応酬……ーーー加え空を滑空しながら前進

「ーーー……ヤバそうな臭いがプンプンするねェェエッ!!!」
「クックックッ、ハァッーハッハッハッハ!!!!面白い面白い面白いィィィッ!!!」

即ち飛ばした斬撃と共に、上から斜めに落ちる様に直線的に高速滑空し、刺突剣に銀色の光を
帯せながら迫る、迫る、速く疾く速く疾く……ーーー風を切り、近付く、今や地の利は五分五分
成ればあとは間合いを詰めるのみ、危険を察知しながらも、突っ込む……ーーー
782 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 01:17:06.96 ID:tST06CJSo
>>780

これが神無月の能力…便利なもんだ…ほんとによ…

【強度はオリハルコン以上のこの刀。これで条件はほぼ互格。】
【これで無理に間合いを詰める必要はない。これだけで勝てる確率は上がる。】

それじゃ…本番だな!

【相手は単純な大剣使いとは思えない。これはただの勘なのだが。】
【それに大剣にみられた溝。何か仕掛けがある…かもしれない。】
【左足が踏み込まれた其の瞬間に…青年も、一歩、踏み込む。】
【そして青年は…其の長大な刀を片手で軽々と…横薙ぎに振るう。】
【といっても加減はされている。もし斬られても大した事にはならないが…】
【そのまますんなり行くとも思えない。さて、どうなるか…】

/ごめんなさい…ここらで限界が…凍結良いでしょうか?
783 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 01:19:55.38 ID:SsIg1vSIO
>>782
(おkです!)
(明日解凍…で大丈夫ですかね?)
(もしその場合ならこちらは20時ぐらいになると思われます。)
784 :【機蟲蠍器】【超脚古王】【綴魔解放】【剣術夢幻】【聖域粒子】 [sage]:2011/06/06(月) 01:25:25.29 ID:tST06CJSo
>>783
/はい!宜しくお願いしますです!では、ひとまず乙でしたー
785 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/06(月) 01:29:36.03 ID:djDZQ5Av0
>>781
一つ一つはさほど威力がないものの、連続したせいで威力が増している刺突を両翼中段でガードする事を考える。
だが防ぎきれない。だからこちらもリスクは度外視。羽のすべてを相手へ。時間稼ぎだが、今はこれしかない。

「クククッ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッ!!!」
「テメェも飛べるなんて、こりゃあ面白れぇじゃねえの?なぁ!!ハハッ、アははハハはッ!!」

中段の両翼を前方へと突き出し上段下段の羽根で後方に回避しながらダメージを減らす。
返す刀で中段の両翼の羽根を連続で射出し始める。狙いは大雑把に前方、接近する対象だけ。
それでも体には刺突の後が見受けられた血が流れ出る。気にしない。
それがどうした?彼はそれを望んでいるのだ。それはよいことではないか?

「あぁ…血が流れ出てる…彼に届いてる…」

怒気を孕んだ表情に少々の悦楽が混入した。命を懸ける場でこの表情は異常。異端。異質。
距離は少しずつ詰まっているのだろう。あと少し経てば――――彼の権能をこの場で披露できる。

/レスチャージ3

786 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 01:29:53.90 ID:SsIg1vSIO
>>782

「ええ。始めましょうか。」

【踏み込んでから、女は右手に力を加えた。】
【同時に目を細め、相手の剣筋を見切る。あの長さを軽々操るとは、】
【と内心舌を巻いた。そのまま体を前傾させ…】

「……ふっ!」









【カアン】
【と大剣を地面と垂直にして「柄」で相手の剣を受け、そしてその瞬間。つまり受けたと同時に、】
【その大剣を相手に向けて「押し出す」。】
【もし「直撃すれば」大剣の刃全体が体に当たる事になり、大きな切断系ダメージを受けて、】
【そのまま吹き飛ぶ事になるだろう。しかし、】
【相手の対抗策によっては、避ける事も難しくない。】
787 :【刺殺突神】 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 01:53:43.46 ID:KlFGou860
>>785
「下らねェ、実に下らねェ……ーーーまだ、こんなモノじゃ、無ェだろォッ!!?」

霊体の右腕に銀色の光に帯びた刺突剣を薙ぐ、其れは即ち拡散し、小規模な衝撃波と成り
激しい金属音の重なる音、振動が空気を通じ振動と成り、こちらに数の限り向かう羽根の大半を堕とす
しかし、未だに向かう羽根の刀身連射……ーーー突く突く突く突突突突
ガガギガガガガガギギギガガッ!!!!
秒間数十回にも及ぶ連続刺突とぶつかり合い、掻き分ける様に前進を繰り返す
霊体は左腕に銀色の光を帯びせながら、右腕のみで羽根を薙いで居る
脚を掠り、頭部を掠り、腿を貫き、腕を掠り、バックラーで弾き

「クハハハハッ!!ハッーハハハハハハハハハッ!!血がたぎるッ!!!熱いッ!!!」
「燃えちまいそうだァッ!!!」

もはや肉薄する距離、ほぼ眼前、霊体は彼女の背後やや下から銀色の光を帯びた剣を
振るおうと構え、彼女は血まみれに紅い雨を降らしながらも、突き、笑い、突き、笑い
痛みなど忘れる程に無我夢中に相手に向かった……ーーー

そして左腕でようやく、相手の眉間へ放たんとして居た、出血故か単純化した突きだが
やはり何より、力強く、速く、音をも突き抜く
788 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/06(月) 02:25:42.37 ID:djDZQ5Av0
>>787

―――準備は整った。これより我が失われし権能をお見せしよう。

真紅だった黒は全身を駆け巡り、侵蝕し、蝋燭の火が消える瞬間ボワッと燃え盛るように真紅が妖しく輝きだす。
キチガイの歓声が響く。そんなものは聞こえない。
燃えちまう?ならば燃えてしまえ。いや、今から3枚に卸して殺してやる。
そのあと火葬してやるから待っていろ。だから大人しく死ね。

―――失われし我が権能
―――失われたものは今ここに
―――失われぬものも今ここに

―――出でよ、我が鎧

―――ブラックプリンス


肉薄と言っても問題ない距離。肉薄としか言いようのない距離。
そんな折に全身を漆黒の衣が黒翼の女を包み込む。
全ての攻撃を半減させる漆黒の鎧。それを以て反撃に出る。
そう長くは持たない。故に短期決戦。

迫り拠る斬撃を両腕でガードする。すべての威力が半減されているからこそできる所業。
腕からは流血が。だが気にしない。反撃ののろしを上げよう。正真正銘反撃だ。

―――さぁ、踊りましょう?私はワルツを、テメェはトーテンタンツを、ね!

右のすべての翼は羽を射出させ、左の翼は斬撃として振るう。
日本刀並みである。だから切れ味は鋭い。
789 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/06(月) 02:28:15.95 ID:djDZQ5Av0
/すいません。眠気が限界です。ここで凍結お願いできますでしょうか?
明日は7時くらいには居ると思います。
790 :【刺殺突神】 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 02:39:03.41 ID:KlFGou860
>>789
/了解、明日は私はやや多忙故、23時辺りに来れるかどうかです、スマソ
/とりあえず今日は遅くまで遅駄レスに付き合って頂き感謝、一旦ながら乙やすみあれ
791 :【戮黒翼殺】刀並みの切れ味を誇る黒の翼を生やせる。レスチャージで波動出したり防具出したりも。 [saga ]:2011/06/06(月) 02:43:46.46 ID:djDZQ5Av0
>>790
/いえいえこちらこそ。今日は乙でした。
792 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 10:57:18.15 ID:Eansz/dLo
【日差し差し込む光に包まれた公園、木漏れ日はまるで光のカーテンやヴェールとも喩えれるような綺麗な光景は視る者を魅了する】
【別に絶景スポットなどに行かなくとも近場の場所を目を凝らして探してみれば、それに匹敵するような光景は五万と見つかるものなのだ】
【普段見る光景に慣れきってしまえば、もはやそれは"日常"と化し、それが他者から見てどれだけ非日常的であろうと普通と思わざるを得ず】
【そして、最終的にはこの様な綺麗な公園の姿を目視してもまるで蜃気楼を見ているかのようにその実態を良しとせず、別の場所へと足を運ぼうとする】

――ゥーァー……

【木の上から垂れ流されるように絞り出されたヘンテコな声は少女の様な音色を含んでおり、誰かがそちらへと視線を向けてみれば木の上で睡眠を取る少女の姿があるだろう】
【ご覧くださいッ!これが貴重な"少女"の睡眠シーンッッ!!――というわけでもないのだが、数本の太い枝に体を預けて眠るさまは妙に器用である】
【え?寝ているだけでは絡みにくいぞマグロ野郎?ふっ、朝っぱらから寝ているだけと言う絡み待ちではないのだ、少女の背中をとくと注視してほしい】
【生えているは一対の黄金色の天使を彷彿とさせる翼、そしてその下段には真っ黒で刺々しいこれまた悪魔を髣髴とさせる翼、その二つを持ち合わせていたのだ】
【熟睡、もとい爆睡中なせいか二対共地面へと向けてその先をだらりと垂らしてしまっており、天使らしさや悪魔らしさなどとは程遠い姿がそこにあるのであった】
【まぁ、要するに変な翼を二対持った小汚い少女が木の上で寝ているだけという、この世界からして見れば何の変哲もない光景なのであった、異常が日常というのも中々に悩ませてくれる】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/06/06(月) 11:50:51.97 ID:Eansz/dLo
/>>792まだいますー、まぁ、平日のお昼なのでそうそう来ないとは思うのですけどもね
/結構な時間待ってられるので、絡みたい方がもしいたらぜひぜひ
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/06/06(月) 15:01:49.29 ID:Eansz/dLo
/しつこいかもしれませんが、まだ>>792おりますー
/うん、平日の明るい時間帯に絡み待ちはやはりバカだったか……
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/06(月) 16:22:30.43 ID:D5ajfNbwo
>>794
まだいらっしゃいますか?
796 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 16:30:12.38 ID:Eansz/dLo
>>795
/うい、今日は灯魔人化してるのでまだいますよー
797 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 16:31:28.61 ID:D5ajfNbwo
>>796
/了解です、しばしお待ちを
798 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 16:43:17.03 ID:D5ajfNbwo
>>792

ニヤニヤと笑いながら、公園のベンチに腰掛けている女、これだけの日差しの中、
肌の露出が多い服を着ているにもかかわらず、その女は日焼けなど全くしていない、
此の暑さのなか、汗ひとつ垂れても居ない

青筋が見えるほどの、白い肌、に輝くような白い毛髪、そして透き通るような、真っ白な目
見た目は、人間ではあるが、此の女、吸血鬼である、え?何故吸血鬼が日差しをうけているかって?

この吸血鬼、他の吸血鬼とは、違う、当然変異なのかなんなのかは、不明であるが、とにかく大丈夫なのである
その変わり、獣化、霧化などそういう事はできない吸血鬼、ただ、他の吸血鬼には持っていない、特異点それをもつ吸血鬼

そんな女が公園のベンチで足を組み、煙草を吸いながら、木の枝で寝ている少女、羽の生えた少女をみている

なんだろうか?あの羽根の生えた生物は?人間なのか?それとも何か他のものなのか?
そんな事を考えながら、ベンチに座って、木の上の少女を眺めるのであった
799 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 16:51:47.04 ID:Eansz/dLo
>>798
【相も変わらず異常な公園だ、人間が集まるのはそれは普通のことであるがまさか人外なる者が二人も集まるなんて】
【しかしながら、当の寝ている少女はといえば、文字通り寝ているわけであって吸血鬼の方向へと向ける視線すら今は持っておらず】
【食欲が満たされれば生物は眠る、この二つさえ成立させていれば人生が幸せ一色に決まっているのだ、それ以上を望むから不幸な訳であって】
【ぶらんぶらんと揺れ、地面へと向かって垂れ下がっている両腕は吸血鬼と同様白ペンキを被ったかのように真っ白なのではあるが】
【それに加えてくすんだ様に黒が混ざっており、それは恐らくは汚れであるのは一目見てもわかることで―――生物、一日でも経てばどれだけ綺麗にしようとも汚れるものであり】

【ふっと、少女が寝返りを打とうとしたその時―――と言うか、そのときも何も、木の上で寝返りを打てるようなスペースがある訳もなく】

――ゲヒッ!?_

【何とも愚骨な悲鳴を漏らして地面に背中から激突、びっくりした衝撃のせいなのかどうかは定かではないがそれと同時に背中の二対の翼も一瞬にして光と成り散ってしまう】
【ァーァーと痛そうな声を垂れ流しながら右手を背中の痛む部分に持って行き自分で自分を労わり出す少女、その涙ぐんだ二つの瞳はカメラのレンズの様に真っ黒であった】
【白と黒が特徴的で対立的な色合いを持つ少女はマイペースな性格なのか、それとも単純に痛みに気を取られているのか、近くの吸血鬼には未だ視線を移していなかった】
800 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 17:02:56.30 ID:D5ajfNbwo
>>799

その、表情はまだニヤニヤと少女を見つめていた、面白い観察するのに値する
人間には興味は無い、ただこの人間ではなさそうな、なにか可笑しな少女、
外見はとても汚い
もう一度いうが、その吸血鬼、人間ではない、汚い、綺麗、その基準など、まだ別にある、いくら外観が汚れていようと
そんなモノは関係ない

女性自身はその絶世の美貌を持ち、男女関わらず、その姿に見とれてしまうような、そんな姿をしている、其れは自分の美しさの基準であり
相手の醜さなど、関係はない、汚いなども思っては居ない

煙草を吸いながら、その場所から全く動こうとしない女性、

羽がきえた、光のように消えていった、ますます不思議な物だ、さっきまでの羽はどうなったんだろうか?
そもそもあれは何なのか?羽だったのだろうか?
そう思いながら、ニヤニヤしながら、そちらを向いている

翼が消えた、
801 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 17:03:28.18 ID:D5ajfNbwo
>>800
/途中送信です…
802 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 17:05:28.57 ID:D5ajfNbwo
>>800

翼が消えた、ますます面白いものである
先程まであった背中の翼、あれはなんだったのだろう?羽なのか?しかし羽など消えるものなのか?

女性はその少女が一体なんなのか、興味深々、そんな感じである
そう思いながら、女性の顔はニヤけていて、なにも言わず、煙草をすいながら、ベンチからも動かず少女を観ている
803 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 17:12:21.16 ID:Eansz/dLo
>>800>>802
【はてさてこれは困った、一度失敗してしまったところに寝るほど少女も知能が無いわけではない】
【となれば、別の寝床を探すしか他なく、それに―――ぐぎゅるる―――空腹も段々と眠気と入れ替わりで湧いてきてしまった】
【かと言って、ここからいつもの定番としている食事場の路地裏までそれなりに距離がある、飛べるとは言え至極面倒くさい】
【近くに何か野生の動物がいないかとぐるっと視線を回し――あ、吸血鬼と目が合った――が、特に目ぼしそうな獲物はいないらしく】
【今まで見てきた人物たちよりも異様に違う人物がいるのを目視こそしたが、少女からして見れば一体何を持ってして美麗"
804 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 17:13:18.57 ID:Eansz/dLo
>>803
/あー、こちらも途中送信ですうぇい……
805 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 17:17:06.51 ID:Eansz/dLo
>>800>>802
【はてさてこれは困った、一度失敗してしまったところに寝るほど少女も知能が無いわけではない】
【となれば、別の寝床を探すしか他なく、それに―――ぐぎゅるる―――空腹も段々と眠気と入れ替わりで湧いてきてしまった】
【かと言って、ここからいつもの定番としている食事場の路地裏までそれなりに距離がある、飛べるとは言え至極面倒くさい】
【近くに何か野生の動物がいないかとぐるっと視線を回し――あ、吸血鬼と目が合った――が、特に目ぼしそうな獲物はいないらしく】
【今まで見てきた人物たちよりも異様に違う人物がいるのを目視こそしたが、少女からして見れば一体何を持ってして"美麗"とするのかを知らないのだ】
【つまるところ、綺麗な者を見ても綺麗と思えず、綺麗でない者を見ても綺麗でないと思うことができない、感性的な知識が無いのだから仕方の無い話】

――ウー……ゥィ……

【どちらにせよ、急ぐはこの空腹の解決策だ、幸いにもここ公園にはゴミ箱というのが数箇所に点在している、大抵はベンチの隣くらいに置いてあるのが常】
【と言う訳で、少女はふらふらーっと立ち上がると真っ黒な眼球の先を吸血鬼が座るベンチの隣、その二つの燃えるごみと燃えないごみのゴミ箱へと焦点を合わせたのであった】
【腹が空いては戦もできぬ、まぁ、戦をする予定は今のところ一切無いのではあるが、そんなことを考えるよりもまずは食事である、食事】
806 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 17:26:27.79 ID:D5ajfNbwo
>>805

自分といちど目が合うが、その支援をすぐさま他のものに、移す少女、そしてその目線にある先の物、其れを見ると
そこにあるのは、ゴミ箱、
美しいこの私より、ゴミ箱の方が興味が有るのか、そうなのか、まぁいい、この少女が今のところ、何者なのか解らないのだ
感覚、感性、知能そう言ったモノがない生物なのかもしれない、

その少女の行動をただ黙って観察する、相変わらず、ニヤニヤはしているが…

そして女は吸っていた煙草を、そのまま、ゴミ箱に投げ捨てた、勿論火種は消してある、其れが燃え移り、ゴミ箱が燃えても困るから

ただただ、少女を見つめるのみであった
807 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 17:34:36.70 ID:Eansz/dLo
>>806
【ぽすっとゴミ箱に入ってくる煙草へと視線をちらと移してみたりはするが、一度口に入れた事があるので食べれない物なのは理解しており】
【これまた、流石に一度食べれなかった物をまた食べようと思うほど知能が無いという訳でもなく、それをスルーしてゴミ箱をがさごそと漁り出し】
【しかし、何分ここは公園……そして、これは公園のゴミ箱、殆どの容器やら紙屑やらが完全に中身がなくなっており、食べる部分が少しも見当たらないのだ】
【そして、奥へ奥へと進んでいけば行くほど他のごみたちが邪魔をして探索が難しくなってくる、嗚呼、もう、邪魔くさい】

【そう思って、一つの空き缶を左手に持つと―――適当な所へとぽーんと投げてしまう、特に視線で追う事も無く】

【そして、これまた運が悪い事に……その空き缶の向かう先は、吸血鬼その者がいるところ、空き缶が敵意剥きだしでゆるやかに迫っていくのだ】
【逸話通りならば高潔だったりプライドが高かったりするので嫌な予感も常人ならばするものなのだが、しかしながら少女は吸血鬼を見たことも聞いた事も無い】
【更に言えば、視線で追っておらず、その間も他のごみを適当な所へと投げたりする作業に夢中でそちらへと意識を注いでいないのであった】
808 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 17:44:30.10 ID:D5ajfNbwo
>>807

その空き缶が、女性の方に飛んでくる、その飛んできた空き缶、それを当たる直前で、手のひらで弾き返す
その空き缶は、横の道にカランコロン音を立てながら、飛んでいく

そして女性はその払った手を、見ながら、手を握ったり、開いたりして、なにか粘着くような感覚を覚える
ニヤニヤしていた、女性であるが、その表情は次第に薄れていき、
目を細め、額と口元がピクピクしていく、その怒りは目の前の少女その少女に向けられている、
汚れた、自分が汚れることなどあってはいけないこと、この美しい私が、ゴミを触るなどあってはいけない事、女性はその場から立ち上がり

そのゴミ箱を、少女が今現在、何かを探して漁っているゴミ箱をヒールを履いた、白い長い足で蹴り飛ばした
見た目は女性、ただ、その女性は吸血鬼、身体能力なども人外級ではないが一般人などはるかに越えている

その力で蹴り飛ばしたゴミ箱、なにか作業をしている少女が漁っているゴミ箱ほ蹴り飛ばした
809 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 17:55:24.75 ID:Eansz/dLo
>>808
【ガンッ!!!】

【その衝撃音を聞いて、というより両手を突っ込んでいた手前、咄嗟に両手を引いていたとしてもゴミ箱の縁が両手に当たってしまい】
【ジンジンと痛みが両掌から全身にゆっくりと歩いていき、驚愕の余りか背筋を真っ直ぐ爪先をぴーんっと立たせて驚きの様子を体現し】
【3秒ほど、そのままの状態で何が起きたのか考えてから、結局わからなかったので姿勢を元に戻してから、視線を元凶があるであろう方向へと持って行き】
【そこにいるのはー……あれ、誰だったっけか、自分と同じく肌の白い女性がいるのはわかるのだが、何処かで見たような見てないような】
【そう、この少女―――既に数分前の出来事を忘却の彼方に送っていたのであった、それほど"どーでもよい"ことだったせいなのだろう】

――ウー……

【何が何だか分からないが相手が怒っているらしいのは行動から察せる、犬だって反省くらいはできるのだ、それがその後に影響されるかは別として】
【と言う訳で、少女はどこか情けない声を発しながら右足を一歩後ろへと擦り下げ、眼前で怒っているっぽい女性の様子を伺うことしか出来ないのであった】
【自分が一体何が悪かったのかさっぱりと言った具合である、まぁ、原因がわかったところで理解できるような知能があるかもわからないほどなのではあるが】
810 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 18:08:11.83 ID:D5ajfNbwo
>>809

「喋れないようね…あなた、私に何をしたか分かる?」
「この私に…あまりフザケタ態度とるんじゃないわよ…私を誰だと思って?」

その声は、怒りに満ちており、眉は釣り上がり、その口にある4本の発達した牙、その牙もむき出しになっている
先程までの、女性とは全く違う顔、美しく、美麗な女性ではない、いや美しく、美麗であるが…なにかものすごく怖い
「跪け、跪きなさい、」
人差し指を地面に指さしながら、そう言い放つ

言葉がわかる解らないなど関係は無い、無理やり跪かせ、情けない声をあげさせる、そういう行動も、出来ることは出来る
相手の力は未知ではあるから、それはなんとも言えないが

とにかく女性は怒りに怒っている、その自信を汚した、目の前の少女に
811 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 18:15:39.74 ID:Eansz/dLo
>>810
――ウー……

【返す行動は――困惑、まるで相手の意思が伝わっていないかのように困惑する一方で、何をしたらいいのかわかっていない様子】
【人差し指は見えるし、それが何かを示しているのも理解できる、だが言葉を理解できない以上なんで地面を指差しているのかが理解できない】
【色々と無い知恵を働かせて見たりはするが、何が何やらさっぱりで……ある意味、その様子はどうやったら子供の機嫌を直せるのかと戸惑う親御である】
【しかし、状況だけを見れば相手の方が大人っぽいし、それになにより一応空き缶を故意ではないとはいえ投げてしまった少女の方に問題があり】

【結果、示す行動は―――転がっているゴミ箱から空き缶を拾うと、相手が指差した地面にこんっと置いたのであった】

【無意味ぃぃぃぃぃぃぃ―――――と叫びたくなるような結果を残し、上目遣いに相手の機嫌を探ろうとする少女、その行動が全くの見当違いだとすら知らない】
【いや、というか知識云々知能云々以前に空き缶を置くという事自体に意味を見出しているのかどうかすら疑問である、とりあえず置いてみた的なノリなのだろうか】
812 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 18:28:59.25 ID:D5ajfNbwo
>>811

「………………………………あ?」
少女が自分の目の前に置いた、その空き缶、何がしたいのかも解らない、自信が指を差した方向にその真下にもってきたその空き缶

どうせ汚れた手である、その空き缶を拾ってみると、ほんの僅かだが、残っているようである、その空き缶を少女の上で、逆さまにした
僅かであるが、その何日もたった、汚いもみものは掛かると、そうとう不愉快であろう………その少女がそんな感覚を持っているならの話ではあるが

相手には会話は通じない、そう理解は出来た、ただ、このままこちらが引き下がるのも癪に障る、言葉が通じないからと言って、
世の中そんなに甘くはないのだ、ジュースだけに……

その少女に呆れつつも、怒りの矛先は何処にやるべきか解らない、それは、その少女に当てるしか無い、そういう事である
813 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 18:41:22.34 ID:tST06CJSo
>>786
【片手で振られた大太刀はいとも簡単に大剣の柄により弾かれる。】
【そして受けられたと同時に…後ろに大きく跳躍し、回避する。。】

やっぱこうだよな…こうでなきゃつまらない…!

【しかしその表情には悔しさの欠片も無く、笑みすら浮かべていた。】
【着地するとその場で数度咳込んだ後、其の視線は女性へと向けられる。】

【大太刀を女性に向けて左上から右下へ、斜めに線を描く様に軽く振るう。】
【そして少しばかしの時間差の後、女性を襲うは先程描いた線と全く同じ形の斬撃。】
【さぁ、歴戦の剣士であろう女性はどう反応するだろうか。】

/遅れました…
814 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 18:45:50.55 ID:Eansz/dLo
>>812
――ヒャァッ……!!

【びちゃびちゃと頭から垂れ流される腐敗したジュース、若干腰が引けていた少女は避けることが上手く行かなかったらしいのだ】
【もちろん、大して量が無いとはいえかなりの不快感、野良猫にジュースをかけたら野良猫は絶対にその人物に懐かない、つまりはそういうことである】
【両手で髪の毛の濡れた部分を押さえながら一歩二歩三歩と後ろに下がり、目の前の相手へと恨めしそうに涙目で睨みを利かせる少女】
【コミュニケーションが取れないというのは中々に辛いものだ、現実として展開が悪い方向に下りながらだらだらと落ちていっているではないか】

――ウゥ……ナウイィ……

【意味は特に無い】
【それに、別にナウい状況でもない】

【少し憎しみ込もった意味不明の言葉を吐き出しながら相手の様子を更に伺い、そして後ろ歩きに少しずつ歩き出し始めるのであった、逃げる気満々】
【生命の危険は今のところ感じないが、これ以上何か嫌がらせされるのも嫌だ―――この騒動、一体どちらが悪いのかイマイチ判断が付け難い点がある】
【しかし、当事者たちからして見れば自分が正しいと思って当然な訳であって、話し合いができない以上、こうなるのも当然の結果ではあった】
815 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 18:46:07.28 ID:jfi0xqBIO
>>813
(お気になさらず!)
(そしてすいません…自分も少しだけ遅れます。)
816 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 18:48:39.40 ID:tST06CJSo
>>815
/りょーかいしました!ごゆっくり!
817 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 19:00:36.83 ID:D5ajfNbwo
>>814

「ウフフッ…いいわねその声…」
「もっと………フフッ…聞かせてほしいわぁ…」
ヒャァッという声が気に入ったのか、その女、表情に微笑が漏れる

「その目……その目もいいわねぇ…あなた…ウフフフッ……」

そう言いながら、そのジリジリと後退していく少女に向い、ゆっくリと歩き出す、
相手に追いつかず、離れず、距離を保ちながら

表情は険しくはなくなり、その女は、最初と同じ、ニヤニヤしながら少女に歩んでいく
なぜか、腕から先、右手が鞭のような形状に変化しているところ以外は……ベンチに座っていたそのときと同じ表情である
その鞭が皮製で、鎖ではなく刃もなにもついてない、その形状から、[ピーーー]つもりは無い、そう感じ取ることができればいいが、
ただの、調教、そういう思いである女性、

不敵な笑みを浮かべて、ジリジリと相手と同じ歩幅で歩み寄る

818 :【焔拳武帝】焔を体に纏って身体能力を上げる能力 E:炎を増大させる籠手 [sage saga]:2011/06/06(月) 19:04:03.23 ID:8TbMbICz0

【ネリネリネリネリネリネリネリネリネリネリネリネリネンネリエリ】
【って風に一人の少女が町をねりねりとねり歩いていた】

「……」

【歳は14あたりだろう。中学生だ。背は低いっぽい】
【ありふれまくったショートの黒髪に、その髪色にしてはあまりありふれていない碧眼だった】
【そして、彼女はセーラー服を着ていた】
【あとその上にボロボロの黒い長ランに袖を通していた】
【さらに頭には古臭い学生帽を被っていたんだとか】
【つまりなんというか、セーラーに長ランという意味不な格好ではあったが、とにかく不良っぽかった】
【見た目説明 完 】

「……」

【火のついていない煙草を口に咥え、つまり一言で表すと咥え煙草をしながら、彼女は周りをキョロキョロと見ていた】
【それはもうキョロキョロキョロキョロと。お前はキョロ充かと言いたくなるくらいキョロキョロしていた】
【不良でキョロ充というのもおかしな話だが】
【とにかく、彼女はキョロっていた。まるで何かを、誰かを探しているかのように】
819 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 19:08:46.52 ID:Eansz/dLo
>>817
――エゥッ……!?

【瞬間、少女のあんまり働いたことの無い脳味噌は今までにないくらい回り始め、相手が一体何をしようとしているのかを考え出し】
【眼前にて淫靡な微笑みを浮かべる女性が此方にしようとしている事を想像すると、思わず一度足元から来た震えで身震いをさせ】
【何か色々なモノの危機を感じた少女にはもはや迎撃だとか反撃だとか徹底抗戦だとかいう血気盛んで勇ましい選択肢は一切思い浮かばず】
【また、相手が生命を奪おうとしていないのでとある機能が全然作動せず、これまた厄介な話であって―――踵をクルッと返して相手に背中を向けると】

――トゥッ!

【駆け出した、至極単純に駆け出したのであった、空を飛ぶとかの選択肢も浮かびはしたが相手が腕を変形させたところを見たので迂闊には空を飛べない】
【一応取り備えられていた戦況判断プログラムのお陰かこっちの状態でもそれなりに作戦を立てれた少女だが、はてさて、効果があるかどうか】
【とかくも、この場から逃げ出すことを最優先としたのは誰の目から見ても明らかなことであるのは間違いない】
820 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 19:09:29.89 ID:jfi0xqBIO
>>813

「っ!…一筋縄じゃあいかないわね。」

【素早く大剣を戻し、女は切っ先を地面に向けた。】
【相手が数回咳き込むのが気になったが、今は戦闘中だ。】
【不用意な思考は敗北に繋がってしまう。剣筋と、】
【相手の動きにのみ注意を払わないといけない。】

「!!」

【そして、次の瞬間。放たれたのは「斬撃」】
【なるほど最初にあったときの攻撃か、と女は思考し、大剣を自身の前に縦向きに「縦」のように構えた。】

キィン!!

【という甲高い音。相手の太刀は使い手が尋常じゃない腕を持っているため、】
【放たれた一撃もまた恐ろしい切れ味を有しているが、女の剣はそれを弾くことができた。】
【そのまま、剣を素早く担ぎ直し、再び近づこうとする。】


(お待たせしましたー!)
821 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 19:20:38.51 ID:D5ajfNbwo
>>819

「あっ……たまらないわ……そのあなたの反応……私をもっと喜ばさせて…」
一種のセクシーボイス、日本語では書かないが、なにやら喘ぐようにそう言った
その少女の反応、行動は、女性にとってものすごく、好物な物であり、幸せを感じさせる、物

涙目でにらみ、身震いさせて、最高のシュチエーションである、

「いいわ…ご褒美をあ・げ・る…………」
そう言って、その少女の駆け出す方向に同じく走る……そして、その腕の鞭は、なぜだか、分からないが、当初より長さが伸び、蜷局を巻いていた

これを巻きつけて、捕まえるつもりらしい、当たると痛い、微かにだが、そしてその鞭は少女のからだに巻きつく、そういう作戦である

女性は走りながらその少女に向かい、鞭を振るった、もともと体の一部であるその鞭、その起動修正などたやすい物でもある
822 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 19:30:39.75 ID:Eansz/dLo
>>821
【何を言っているのかは全く理解できないが、機嫌が良さそうにも見えるのだが、悪寒というか鳥肌が止まらなかった】
【むしろ言語が理解できないので余計に怖い、相手が一体何を考えているのか一切飲み込めないのに脅威としてそこに存在しているのだから当然】
【両腕を大きく振り、少女な割りには内股ではなく普通に書けている少女なのではあるが、如何せん武器を使われては太刀打ちなどできず】
【加えて、こちらを追ってくる鞭は呼んで字の如く、その女性の手足の如き武器なのだ、胴に絡みつきそうになるのが視界に入ってくる】

――ウァッ……!!!

【慌てて体を翻し、向きを反転させて後ろへと一回跳ぼうとするが間に合わないのを察知し、右手で鞭を痛いの覚悟で振り払おうとするものの】
【元々巻きつこうとしていたそれに手を出すのは愚骨な事であり、右手首にしゅるりと巻きつかれてしまい、駆けていた勢いを突然殺されて体勢を崩してしまい】
【どてーんと横滑りに大きく転倒をし、その際に鼻を打ってしまったのか鼻の右穴から紅い線がつーっと唇へと落ちていくのが見え、少女は地面にうつ伏せに倒れてしまう】
【何だかデジャヴを何となく感じてしまったが、それを今考えている必要性は一つも無い、この最悪の状況から脱する手段を考えなくてはならないのだ、無い知恵と足りない知能を動かして】
823 :【白澤半人】白澤の血を持つ半人 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 19:34:00.13 ID:5kDPqCH0o
………

【街から少し外れた山の中腹、ひらけた場所で座り色とりどりの光で輝く街を見る】

…………

「キュー?」

ん、いや、何でもないぞ

【女性の膝で丸くなる子狐を撫でつつ】
【子狐は一声鳴くとまた丸くなる】

(……暑い)

【もふもふが気持ち良いとはいえ、子狐の少し高い体温が暑いらしい】

「Zzz……」

む、眠ったか

【子狐が寝息を立て始めるのを感じると、そっと竹筒に戻しそれをポケットに収めた】

/なんでもどうぞ!
824 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 19:40:20.16 ID:tST06CJSo
>>820
いったら相棒に申し訳ないさ…

【多少辛そうな素振りを見せるがそれは一瞬。気付ば元の凛とした姿に戻っていた。】
【大太刀を肩に担ぎ、弾かれる自分の斬撃を見る。セーブしているとはいえこうも簡単に弾くとは、よほどの手練だ。】

なかなか…やるじゃないか…

【近付こうとする女性。自らは一歩引き、女性の動向を見定める。】
【女性が近付く事にはなんの対策も講じていないように見えるが…】

/遅れました…
825 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 19:47:30.55 ID:D5ajfNbwo
>>822

その手に巻きついた鞭はまるで蛇のように、その腕をつたり、体をつたり、徐々に、その少女を絡めていく
何故こんな事が出来るのか?もともと腕だからである、それがこの吸血鬼の特異点、獣化、霧化、吸血鬼が出来るであろう事ができない代わりに
つかえる力、己の体を拷問器具に変える、拷問としての鞭もさまざまな形状があり、今回は、此の革鞭である

「あらあら…転んでしまったのねぇ…かわいそうに…ウフフッ………」
「今……忘れさせてあげる…その痛み……」

女性のヒールの音カツン、カツーンと言う、その音が、少女に近づいてくる、そしてその音が止まるとき、女性は少女の目の前にいるであろう

その4つの牙、血を吸う牙、その牙で、相手の血を少しもらうだけ、快楽と引換えに
この牙に噛まれても、呪いなどは無い、吸血鬼にもなりはしない、ただ快楽だけが、快楽を感じさせる牙、少女がその感情を知っていなくても
その快楽という感覚は少女に伝わる、だがそれが少女にとって良いものなのかは分からない、嫌であれば、少し我慢する、手で振り払うなりすることも可能である
動けなく成るということはないのだから、その快楽受け止めるかは…少女次第である……とそういう感じの事をやろうと思い

そのうつ伏せに倒れる少女に近づくヒールの音



826 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 19:48:56.53 ID:jfi0xqBIO
>>824

「ふん…それじゃあこっちの番よ…」

【近づき、そして体を地に縛り付ける為に、】
【左足で一歩踏み込む。体を微かに絞りながら…】







【大剣を相手の腹部程度の高さで右から左に大きく薙ぎ払う。】
【超重量の大剣から繰り出される一撃は必要以上に「重」く、】
【「直撃すれば」切断系の大ダメージを受け、そして吹き飛ばされるだろう。】
【しかし、相手の対応によってはよけることも十分可能だ。】
827 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 20:02:07.44 ID:tST06CJSo
>>826
………よし……

【予備動作の時点で…其の青年は動き出していた。】
【其の時点で大剣の軌道を見切っていた。だが、余りにも無謀過ぎる。大剣が青年に向かう前に…青年は、跳ねていた。】
【青年のこの動作が何の邪魔も入っていなかったら…青年は女性の左側から、其の大太刀の峰を首に充てている事になる。】

【これは…果して成功するだろうか。】
828 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 20:02:36.59 ID:Eansz/dLo
>>825
【バッ―――と顔だけを上げ、視線を横へと移してみれば不敵な笑みを浮かべる女性がこちらへと恐ろしい気配満々で迫ってくるではないか】
【相手は吸血するつもりだけなのかもしれないが、少女はその事情を一寸も知らないので自分の知恵と知能が許す限りの恐ろしい想像が蠢いているのだ】
【もはやそれは少女に生命の危険を感じさせるまでに至ったようで、両肩を僅かに震わせていたのをピタリと急に止めると】

【――Securitylevel"GOLF" on shift――】

【背中からバサッと黄金色の翼が生え出――――】


「――ERRORERROR、翼開放部にいいいいい異物をkkkkkkk確認」


【――せなかったーッ!!!】

【結果として謎の"機械っぽい設定"である機械っぽい音声を垂れ流すだけという結果に収まってしまった少女、カッコよさや綺麗さの一つも無い】
【背中が黄金色に一瞬キラッと光だしはしたのだが、全身に絡みつく鞭が邪魔で展開することができなかったらしい、真に不便な機能であった】
【そして、戦況思考プログラムは次なる一手を瞬時に弾き出し、出した答えはといえば―――】

――エ……ゥゥゥゥ!?

【――Normalsystem standby MODE――】

【元に戻すという行動をするのであった、これがエラーやバグが原因によるヘンテコな暴走か、はたまたこれが現在における最良の選択と思ったのかは定かではない】
【どちらにせよ、これによって能力で抵抗するという手段を失ってしまった少女はガクガクブルブルと震えながら涙目で周囲を必死に見回すだけなのであった】
【悲しいかな、この辺は無法地帯過ぎて警察官がそうそう来ないのである】
829 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 20:04:27.79 ID:Eansz/dLo
/次遅れますー!
830 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 20:05:18.47 ID:D5ajfNbwo
>>829
/はい、ごゆっくり!
831 :【宝玉飼獣】@wiki E:宝石 [saga]:2011/06/06(月) 20:14:53.27 ID:fWVbXLds0
【ここは繁華街 様々な人が、各々の目的の為に歩いたり走ったり、車を使ったりしている】
【そんな繁華街に、一人の女性が立ち尽くしていた 外見からした歳は、20代前半がいいところだろう】

「はぁ、お婆様ったらどこに行ったのかしら…」

【掌を頬に当て、困ったような表情を浮かべている】
【若い外見の割りに、妙な気品と色気がある女だ】

「・・・何だか注目されているみたいだし、移動しながら探しましょ」

【注目されているのは、その容姿 確かに、目をひく美人だ】
【が、それ以上に服装が問題だった 着物の上にジャケットを羽織り、スニーカーを履いている】
【それをさも当たり前の様に着こなしているのだ そりゃ目立ちもするだろう】

【ともかく、色々と考えた結果として、ひとまず歩く事にしたようだ】


/このキャラで初ロールですので、絡み待ちで…!
/死合以外でお願いします
832 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 20:16:47.97 ID:jfi0xqBIO
>>827

「うっ!!」

【しまった、と女の顔が引きつる。相手に大剣の軌道を見切られた。】
【ついで、首にくる衝撃。人間の急所であるため、とっさに意識が飛びそうに成るが、】
【何とか、気力で持ちこたえる。左側に青年がいるのを確認すると、】

「――――――――消し飛べ…」

【そのまま時計回りに体を回転させながら、さらに剣速をあげ、大剣を振り抜こうとする。】
【もし「直撃すれば」切断系の大ダメージを受けて、大きく吹き飛ぶだろう。】
833 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 20:17:26.41 ID:D5ajfNbwo
>>828

ニヤニヤと不敵な笑みの女性から発しられる、ヒールの音………その音が…止まった…
目の前には、誰か、何かに助けを求めているかのように挙動不審な、涙目の…ガクガクと小刻みに震えている可愛い、可憐な少女

女性には、其れがとても美しい物として写っていた、その汚い体、匂いなど全く気にはしていないようだ、その少女に美しさを見出していた

なにか機械のような声、少女に近づく時に聞こえはしたが、そんな事は関係ない、目の前に、何かに怯えるようなその少女がいる、それだけで女性には十分である

「ウフフッ…そんな顔して…かわいいわぁ……あなた…」
そう言いながら、自信の鞭には鳴っていないその手で、少女のアゴを上げ自信の方へ顔を向け用ようとする、その少女と女の距離は既に0距離といっていい、少女が倒れている
その真上に、女がいるのだ、そんなは、その場に片足をつけて、少女のアゴの部分首と顔の間その場所を、その手で優しく、猫のアゴを撫でるかのように

優しく…触れる、

「怖がらないでいいのよぉ……なにも心配要らない…優しく…して…あ・げ・る……………」

そう言いながらも、その鞭は、どんどん少女の体に巻き付いていく、苦しくは無いはずだ、そこまできつく締めていないから
ジワジワと、その場を、楽しむように、少女をまじまじと見ながら、その少女に触れる
その冷たい手、血が通っているのかわからないようなその冷たい手
834 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 20:30:47.94 ID:tST06CJSo
>>832
【青年の目論見は確かに成功した。峰による衝撃を加え、気絶を目論んだ。】
【しかし、常人なら気絶する程の衝撃を堪え、さらに追撃を加えようとする女性。】
【それに青年はまたも笑い…最後の勝負に出る。】

そろそろ相棒も限界が近い…なら…一気に決めるか…!

【そう言うと大太刀を下から上へ振るうため、この戦闘で初めて軽く”構えた。”】
【それは森を一太刀で壊滅させ、分厚い超合金の大剣をもバターの様に斬り裂く一撃。】
【それは青年にとっての必勝法。その刀は大剣に合わせて…】

吹っ…とべ…!

【地面を易々と斬りながら、振るわれた。】
【もしもこれでピッタリジャストで当たれば…斬り裂かれるとまではいかないが、大剣は持っていられないだろう。】

/風呂落ちですorz
835 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 20:54:26.18 ID:jfi0xqBIO
>>834

(っ!…これは…!!)

【まずい、と女の額に冷や汗が伝う。】
【達人以上の剣術家は、何気ない動作の一つ一つにも無駄がない。】
【相手が始めて構えるのを見て、女はゾクリとする。】
【一切の隙もなく、剣を極め尽くし、さらにその「向こう」を見たものだけが発する雰囲気に、】
【飲み込まれそうになる。しかし、ただやられるわけにもいかない。そのような圧倒的なまでの、】
【「風格」が女を逆に冷静にさせた。】
【大剣は加速しきっている。この状態からは起動を変えることはできない。いや、】
【正確には変えることはできるが、間に合わない。向きを変えようとした瞬間相手の太刀に撃ち落とされるだろう。】
【それならどうするか。女は剣を降る短い時間の間に考え、そして大剣を「縮」め、】
【自分の剣を、相手の太刀筋の範囲外に強引に持って行こうとした。】
836 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 20:58:52.20 ID:ZOS1Hyjyo


「………暑いなぁ………」

夜の街。
少しばかりネオンライトに照らされた、暗い、人通りの少ない夜の道を
一人の、少年と青年の間と思しき男性が歩いている。
顔の上半分には、眉まで覆う、皮と鉄で出来た目隠しをしており、正確な年齢を測らせない。
杖を突きながら、少しばかりおぼつかない足取りで暗い道を歩く。
熱帯夜とも言えるほどに蒸し暑い夜。
昼間の陽気とは違う、陰気な暑さである。


「………おっとぉ!   危ない危ない」

スカイブルーの髪を揺らして
───もっとも、水色ではなく、良く晴れた日に真上を見上げたときにあるような、蒼。

危うく、熱っぽいアスファルトの地面に、熱烈なキスをかましてしまいそうになるが何とか踏みとどまる。
そして、汗を拭うように、額に腕を這わせる。


//主に殺し合い以外を募集!!です!
837 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/06(月) 20:59:32.52 ID:cPxx+tYao
>>831

「街が平和なのはいいけど―――見えてないってだけかもしれないよな」

頭を掻きながらぼやく男が一人、繁華街を歩いていた
特に特徴も持たず、至って平凡に街中に溶け込んでいる

その足がふと止まる

視線の先には一人の・・目立つ女性
服装から外見まで、とにかく人目を引くようであったのだから、男がそちらを気にしてもおかしくは無い

何か困っているようだが――そこまで考え、声を掛けてみる事にする

「――何か、お探しですか?」

ゆっくりと近づきながら、そう尋ねた
838 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:02:52.26 ID:b4sXT3WCo
>>833
【戦術思考プログラムを起動】【周囲の状況を視界走査中……失敗】【現状対策案を作成開始……作成数0】

【打つ手立て無し、少女は言語を理解せずとも相手が畏怖の対象に成り得るべき存在なのは嫌と言うほど理解できてしまう】
【この場から逃げ出そうと身を捩ってみたりするが抵抗虚しく効果は薄く、残念ながらこの手段も意味を成してはくれない】
【吸血鬼の顔が間近に迫り、今までが最低な生活だったとしてもその中で幸せだと思っていた少女からしてみれば大きな恐怖であり】
【そういう点に置いては世間の闇だとかそういうのを知らない純真無垢な少女と一画すらも違えず、真っ黒な瞳に溜まった潤いは今にも零れ落ちそう】
【自分が怪力キャラだったりしたら何とかなるのやもしれないが、生憎とそういった設定もなければ力も無い、完全にお手上げ状態だ、いや、お手上げすらできない】

――ヒゥ……ァァ……

【加えて言うならば、相手がこういう事をして喜んでいるのもまた謎であり恐怖を体感させるに至る大きな要因となっているのだ】
【わけがわからない、わからな過ぎててんてこ舞いと言った具合、今日は木から落ちたり変な人に捕まったりと散々な一日だ】
【慰めの言葉をかけられようと不安を取り除こうとする言葉をかけられようと、こちらはその言葉を、言語を理解出来ないのだから意味は無い】
【両目を潰れるならばまだ良いのだが、人間に近い心理を目指して作られた少女の心理は人にある程度似ていて、人間は恐怖に対して好奇心を示してしまう矛盾点を抱えているのだ】
【怖いもの見たさ……とでも言うのだろうか、恐怖を確認しようと、まるでさながら火に近づく蝿の様に視線を外す事ができないのだ】
839 :【宝玉飼獣】@wiki E:宝石 [saga]:2011/06/06(月) 21:16:10.18 ID:fWVbXLds0
>>837
「あらあらあら 私、そんなに困ってるように見えたかしら?」

【声をかけられて立ち止まり、再び頬に掌にあてる】
【尚、この言葉は相手に向けたものではなく、独り言である 男が近づいてくる間につぶやいた】

「ええ、その通りなの 人探しなのだけれど…」

「――貴方は?」

【頬に掌を当てたまま、困ったような笑顔を男に向ける】
【一応相手の事を警戒しているのか、相手の素性を聞いてみる】
【柔らかい物腰と口調で、そんなに警戒心があるようには見えないだろう】
840 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki :2011/06/06(月) 21:17:33.53 ID:D5ajfNbwo
>>838

その顎下にあったその手は次第に上の方え、頬の方へと次第に移動していく、その小刻みに揺れる、少女の鼓動
それを感じながら、笑みを浮かべて

そして少女の方えと顔を近づけていく、その耳元まで、そこから、ゆっくリと、その舌で少女の感触を確かめながら、首筋まで、

「ウフフッ…ご褒美よ…」
耳元でそう囁き吸血鬼は己の口を広げた、そしてその首筋に噛み付こうと、猫で言う、甘噛みみたいなものだ、決して食いちぎらず、噛み締めず、
ゆっくリと、優しく、噛み付く、そういう行動を、現在進行形でその行動が進んでいる

倒れて、いる少女それに覆いかぶさるような、白い長い、輝くような髪、月の光に照らされて、その輝きは、その白い肌は、一層、輝きを増す

噛まれるのであれば、その最中はとびきりの、快楽が少女を襲うであろう、その快楽に喜びそれに浸るかは不明だが、そもそも、
血があるのかもわからないような、そんな機械のような音を挙げているが……吸血鬼は、それもきにせず、そこに噛み付こうと、行動する

841 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:22:21.91 ID:tST06CJSo
>>835
【その青年の一撃は、しかし大剣を捉えられず、縮んだ瞬間にピタリと止められる。】
【此処から更に追撃する事も出来た。しかしそれをやるには余りにも時間が足りな過ぎた。】
【一つは大太刀の、相棒の限界。能力を行使するのには栄養を使うらしい。】
【これ以上は危険な域に達する。そこで止めた地点で大太刀から手を離す。】
【だが、これだけの理由なら其の辺の木の枝でも使って戦えばいい。】
【戦闘を放棄せざるをえないもう一つの理由。それは…】

…グッ…!

【吐血。それは青年の服に紅い染みを作り、たちまち青年の目の前に小さな血溜りを作りあげた。】
【その場で青年は膝をつき…しばらく血を吐き続け、苦痛に喘ぎ続けた。】
【発作が収まった所で青年は女性に顔を上げ、無理矢理笑顔を作り、言葉を絞り出す。】

俺…の…敗け…か…?

【息も絶え絶えに言い放たれた言葉は何処か満足げの様な物足りない様な、曖昧な感情が含まれていた。】

/お待たせしました!
842 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:22:43.69 ID:cPxx+tYao
>>839

女性が立ち止まった位置の傍まで来て歩みを止める
独り言の内容を聞き取れなかったわけではないが、特に返す言葉も無かった

「人探し、ですか」

「自分は――そうですね・・ただの旅人ですよ」

女性に尋ねられ、そう答える
事実それに違いは無いが、旅の目的がこの男の場合は特殊であるのだが
いくらなんでも初対面の相手にいきなり「霊魂集めてます」とは言えない

「ご家族をお探しで――?」

適当に辺りを付けて尋ねてみる
843 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:23:07.20 ID:ZOS1Hyjyo
//>>836で再募集っ
844 :【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/06(月) 21:27:23.33 ID:iEpsrE4h0
>>836
【その少し先、ぼんやりと薄暗く光る自動販売機の横で、白いパーカーを着た少年が自販機によりかかっていた】
【いや、少年、と言うよりは青年と見えなくもないだろう。高校生ほどの体つきの男は、パーカーのフードを目元が見えない程度に深く被っている】
【フードに隠れたその目は、まっすぐと手に持った飲み物の缶を見据えている】
【その缶はよりかかっている自販機で売っている物で、「初恋ジュース」と書かれている】

「……ま、物は試しだな。」
【そう呟き、缶のフタを開け、青年はその飲み物を飲んだ】




【その飲み物―――――いや、液体を口に含んで数秒、勢い良く噴き出した】
【ゲホゲホとむせつつ、誰に言う訳でも無いが、青年は律儀に感想を言った】

「ゲッホ……ゴッホ………甘酸っぱ苦………ッ!!んだこれ………ッ!!!」
845 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:32:27.77 ID:ZOS1Hyjyo
>>844

「…………?   なんだ?」

自身の少し前方でなにやら騒がしい声がするので
少しばかり、急ぎ足に、歩を進める彼。
実際は、不可視の眼を先に送り込んでおり、視界だけは相手の状況を掴んでいるが。
コツコツとリズム良く杖の音が響く


     コツ……

「──うぃーっす………大丈夫か? そこのアンタ」

律儀に(?)杖を握っていない方の手を上げて、挨拶のようなジェスチャーをしながら1mほどまで近づいてくる彼。
彼は、目隠しをして、視界が無いだろうにも関わらず、性格に相手の青年の位置を掴んでいた。
不可視の眼は、相手の顔を覗き込むように、少し位置を下げた
846 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 21:33:56.84 ID:jfi0xqBIO
>>841

【縮んだ大剣は相手のすぐ脇を通過し、女の一撃は完全に振り抜かれる。】
【その後、女はほとんど反射的に、元の大きさまで大剣を戻した。】
【あれ程の腕の剣術家だ。きっと思いもよらぬ方法で攻撃されるに違いない。】
【警戒しながら素早く振り返り、大剣を構え直すが…】

「な…!」

【最初に見えたのは鮮やかな動脈血。】
【自分の剣が相手を切り裂いたのかと思ったが、】
【すぐにその考えは打ち消される。相手はこちらの攻撃は一太刀も食らってないはずだ。】

「ちょっ!ちょっと!!!大丈夫!!??」

【大剣を傍に放り投げ、首がズキズキ痛みながらも慌てて近づく。】


(おかえりです!)
847 :【宝玉飼獣】@wiki E:宝石 [saga]:2011/06/06(月) 21:37:53.12 ID:fWVbXLds0
>>842
「旅人さん?そうね、この街は珍しいから… 色々とね」

【旅人か なるほど、能力者がやたら多いこの街は確かに旅行先になりえるのかもしれない】
【生まれてからほとんどを、この街で過ごしている彼女にはあまり分からない事だったが】

「ええそうなの、よくわかったわねー」

【大分前には口に出していたが、男が話しかけてからは何も言っていない 勘がいいのだろうか】
【まぁそんなに考える事でもあるまい どうでもいい、って事】

「女の子なのだけど… そうね、巫女服の女の子」

「見たことが無いかしら?今朝出かけたっきりなのだけど…」

【女の子、という表現を使う事にした 実際、見た目は女の子なのだからいいだろう】
【これが子供なら、一日中子供をほおって置いた事になるが、残念ながらそのケースにはあてはまらない】
848 :【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/06(月) 21:42:50.55 ID:iEpsrE4h0
>>845
「ゴホッ………あ、あぁ……大丈夫だ、多分……」
【落ち着こうとしつつ、声を掛けてきた者の方を向く】


【数秒掛け、まだ若干咽ながらも落ち着いて簡単に状況を説明する】
「まぁ、なんというか……変な話になるけどな?
飲み物買おうと思ったら見た事の無いジュースが置いててな、気になったから買って飲んでみたらな……
これがまた甘いのやら酸っぱいのやら苦いのやら訳の分からない味で……うぇぇ………」
【右手に缶を持ち、そう説明するフードの中―――――口元は嫌そうに口が曲がり】
【フードで隠れた、夜明けの空を連想させる、深い藍色の目は若干半目になっていた】
849 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:42:56.75 ID:b4sXT3WCo
>>840
【何だか違和感、相手の手の当て方や行動が自分に痛い目をあわせる為の行動とは思えないのだ、普通ならばもう少し乱暴だろうに】
【ギャップとでも言うのだろうか、映画版ジャイアン善人に見える法則とでも言うのだろうか、怖い事をされると思っていると少しの親切が大きく見える】
【現状で言うならば、鞭で何かされたりする……いや、既に拘束されているのだが、頬へと当てられた手に恐怖と僅かな安らぎを感じ】
【しかしながら、その安らぎを感じると言う事自体にも一種の恐怖となる源泉であって、耳元から首筋への感覚に思わずまた身震いをし】
【自分の記憶が始まってからの間、こういう事態になったのは初めてであり、終始意味がわからないまま事は進んでいき】

――エァっ……!!

【くすぐったいような感触とチクリとする小さな痛みが混ざったかのような独特の感覚にこれまた思わず声を漏らし、相手が何故噛みついてくるのか意味がわからなかった】
【もしかしたら血を吸っていきる生物なのかもしれない、いや、もしかしたらこの後肉を食べられて捕食されてしまうのかもしれない……】
【今まで自分が野生動物やその他の様々な生物にしてきた事を自分がされるかもしれないと想像してしまい、初めて感じる死への恐怖】

――ァ……ぁ……ウゥ……

【それと同時に、出所不明の快楽に身を震わせ、未だかつてない体験に驚きを隠せず声が端々から垂れ流されていき、視線は一か所を見ようとしていない】
【自分の首筋に噛みつく女性の白い髪の毛や、蹴飛ばされて散乱したゴミ箱、自分が寝ていた木の枝、その他様々な所へと視線を行ったり戻したり】
【じっとして堪え切ることが難しいのかもぞもぞと体を揺り動かして耐えようともし、快楽に浸るなんてことはなかったが目立った抵抗もせず受け入れてしまっていた】
850 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:46:15.79 ID:cPxx+tYao
>>847

「ええ、珍しいですからね」

あなたの格好も中々珍しいですよ――そんな言葉を言いたくなるが、堪える
幾らなんでもそれは失礼が過ぎると考え直した

「あ、そうなんですか」

簡単に当たった事に対して、些か拍子抜けしたような返事を返す
一方で、ペットが逃げた等に比べればよっぽど対処しやすく安堵もしていた

「巫女服の女の子――ですか」

男の脳裏に思い出される一人の人物
パティシエのいるホテルまで案内させられ、そこでのチャックインまで面倒をみる事になった
――― 年 配 の女性

「えっと失礼ですが、その方の年齢を窺ってもよろしいでしょうか?」

恐る恐ると言った調子で尋ねてみる
851 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:48:36.64 ID:tST06CJSo
>>846
【大太刀は消え、青年の元へ駆け寄る少年。それとほぼ同時に女性も青年の元へ。】
【膝をついたまま息を荒くし、苦痛に喘ぐ。軽く構えただけでここまでくるか。】
【不便な身体だ。そう思いながら少年の頭を軽く叩き、言葉を絞り出す。】

なに…心配はいらない…少し…はしゃぎ過ぎた…

【少年は先日、無理矢理戦わせた事に罪悪感を感じながら青年の背中をさする。】
【その間も青年の中に巣食う病魔は自重を知らず、青年の弱り切った内臓を刺激する。】

ありがとうな…模擬戦…

【口から垂れる血が頬をつたい、血溜りに波紋を広げる。】
【どう見ても重症だ。命に別状が無い事を差し引いても。】
852 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 21:48:58.95 ID:ZOS1Hyjyo
>>848

数秒待つ。
彼は、その間に首を捻ることでポキリと鳴らしてみたりしていた。
そして、目の前の青年の説明を、なんともいえない表情で聞いていた
────表情を読み取るための主な要因”眼”が隠されているためである。


       コツコツ

「まぁ、分からないでもないがなァ……  初恋ジュース……だろう……?」
「………流石に、地雷だろ。  まぁ、そういうのを選んじまうのも分からないではないがなぁ……」
「ホラー映画を、嫌だと思いながら見る感覚と似てるよな?」

アスファルトの夜の暑さの源になるほどに熱い地面を、持っている木製の杖で突きながら
相手の飲んでいたジュースに、顔の方向を向ける。

853 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 21:58:45.63 ID:jfi0xqBIO
>>851

「あ…血が…」

【夥しい量の血と、相手の苦しそうな息は、青年の健康状態の悪さを知らせていた。】
【少年が背中をさすっているため、まだマシなのだろうが、】
【それでも相手は苦しそうだ。】

「…いっつも…こんな感じなの…?」

【相手のお礼には答えず、女は険しい表情で、】
【少年に質問した。】
854 :【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/06(月) 21:59:40.23 ID:iEpsrE4h0
>>852
「……冷静に考えると、地雷だよな。うん……何買ってんだ俺………
いやまぁ、怖い物見たさだったし、何も考えずに買っちゃったのは俺だけどよ……」
【落ち着きを取り戻し、賢者モードで若干反省する青年】

「ホラー映画か……なかなかいい例えだな。感覚としてはそんな感じだよな。
こう、惹かれる物があるというか………」
【と続けながら、相手の顔色を伺う。何かは分からないが、何かが分からない、といったような風に感じたからである】

【ふむ……と心の中で呟き、その事について率直に聞いてみる事にした】
「……あー、何かあったか、俺が何かしちゃったか?
あと飲んでみるか?怖い物見たさで。」
【ついでにジュースを見ている事に気づき、そんな事を言ってみる】
855 :【宝玉飼獣】@wiki E:宝石 [saga]:2011/06/06(月) 22:02:39.60 ID:fWVbXLds0
>>850
「ずっと暮らしてると、わからないものなのだけどね」

「貴方みたいに旅人さんなんか見ると、やっぱり実感するわ」

【男の言葉の裏に隠れた意図に気づくことなく、笑顔で答える】
【この一家は、みんなどこかズレているのか? 中の人的にもそんな気がします】

「よく出かけてしまうのよ… 困った人なんだからっ!」

【女の子 と言っていきながら、困った子 とは言わない】
【男は心当たりがあるようだが、普通なら少し引っかかる点だろう】

「あらあらあら、ひょっとして梓お婆様をご存知かしら?」

「そうね、150歳 と言って信じるなら… 貴方の考える人物だと思うわよ」

【男の反応が楽しくて、袖で口を隠しながらくすくすと笑っている】
【小さな女の子=150歳となるのは、世界広しと言えどそうそういないだろう】
856 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:04:35.38 ID:D5ajfNbwo
>>849

そして、少量のその少女に流れる血液を、吸血鬼は、その無数の血液に交えて、その牙を首筋から抜いた、
不思議なものである、その首には只の、注射で刺されたような傷が4つ程、そこからは血すら出ていない、

何故かは解らないいが、出ていないものは、出てはいない、そしてそれに満足したのか、その場から立ち上がり、その少女
に触れたことにより汚れた自身の肌、服、髪、それに目をやり不敵な笑みを浮かべて、
口元からは真っ白な肌に滴る紅い液体、純白の物に垂れる、真紅の色

女性はその事も、なにも気にせずに、その場を立つ、

そしてその少女の体を束縛していた、その鞭が、一瞬だけ強く絞まるかと思った矢先、徐々にその束縛が解けていく、
鞭が女性の手になり、腕になり、少女を束縛していた物は無くなった

「ウフフッ…さようなら」
そう一言だけ言い残し、その場から立ち去ろうとしている、その言葉は、とても満足感が浸っている、
最高の…最高の反応を示したその少女、少女のその震え、その目、その少女が最後に喘いだ、その声と、その少女から伝わる体温と

それに浸りながら、女性は口に煙草を加えて、少女に背を向けて、歩き出した、なにか反応するのであれば…振り向くであろう
この感覚に病みつきになる、そんな物もいる…なにも不思議なものではない、





857 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:07:34.87 ID:ZOS1Hyjyo
>>854

   コツ

「……まぁ、地雷を踏みに行くのも男の性って奴だろうよ」
「………よくあることだから、ンな気にしてもしょうがねぇさ」

肩をすくめて、相手の言葉に言葉を返す彼。
杖を、コツリと地面に突けるのは、癖だろう。


「……それで、当たった試しは滅多にないわけだ。 これも、最早、分かりきってることなんだがなァ……」
「それでも、 つい ってわけだ」

皮肉なように、口の端を曲げながら
顔色を伺われているのを、相手の周囲を飛んでいる不可視の眼によって観察している。


「まぁ、気にならないっつったら嘘になるが………いや、な?」
「………アンタが綺麗な目ェ、してんなと思ってな」

ジュースのほうに眼を向けたのはミスリードだったのだろうか。
否、実際気には、なっているようであるが、顔を向けたところで見えるわけでもない。
不可視の眼が、実際良く見ようとしているのは、相手の夜明けの空のような眼であった。
858 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:10:08.73 ID:tST06CJSo
>>853
【多少は落ち着いたようだ。血を吐き出す感覚が長くなってきた。】
【しかしまだ血が止まる訳では無く、未だこみ上げる血と苦痛に喘いでいた。】
【青年は少年にもう喋らない様に諌められ、そのまま大人しくなった。】

「…先日戦って貰った後に聞いたんです…激しく動くとこうなるって…」

【つい最近まで少年には話さなかったのは他ならぬ相棒に心配をかけたく無かったからだ。】
【それに戦う事まで止められたら青年は本当につまらない人生を送る事になる。】
【いくら不老と言えど病魔を完全に抑えることは出来なかったようだ。】
859 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:12:05.05 ID:cPxx+tYao
>>855

「そうですか」

女性の言葉に、男の方も笑顔で返す
改めて女性の顔を見て、綺麗だなと実感する男
深い意味があるわけでもないが

「ふうん」

女性の表現にさしたる違和感も覚えず、頷く

「ああ―――やはり、そうですか」

大きく首肯しながら言葉を返した
やはりあの人であったか――と、内心では呆れ半分に安堵半分といった心持ち

「えっと、では貴方は梓さんの――?」

娘か――と聞こうとしたが、そもそも女性に年齢を聞くのは失礼だろうと考えてやめる
いや、結局聞いてしまっているようなものではあるが
860 :【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/06(月) 22:17:08.73 ID:iEpsrE4h0
>>857
【相手の発言を聞き、思わずコフッ、と微妙な吹き方をする】
【聞き方によっては変な意味に聞こえる発言ではある、が、今はとりあえず気にしない事にした】

「………目?見えてない筈なんだが……」
【と、普通に普通の事を返す。まさか自身が能力によって観察されているなどと思ってはいないからだ】
【若干不思議に思いながら、フードの位置を少し直す】


【ま、いいか、と一つ呟き、】
「悲しい男の性、ってやつかねぇ。俺は結構嫌いじゃないけどな。犠牲になんのが自分でも、な。」
【フードから手を離し、フッ、と微妙に笑いながら相手の皮肉にそう返す】
【楽しむべき物は楽しむ。そんな青年の考え方から来る言葉である】


/次ちょっとやる事やってからなんで遅れますですorz あと携帯からになります
861 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 22:18:43.21 ID:jfi0xqBIO
>>858

「持病かなんかかしら…」

【心配そうに青年を見つめる女は、戦っているときの荒ぶる「虎」のような雰囲気はなく、】
【多少は安定してきたような青年を一瞥してから、放り出していた大剣を取りにいく。】
【背中に戻すと、慣れた重みが伝わった。】

「ごめんね…私のせいだわ…」

【と、少年に言う。】
862 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:26:40.46 ID:ZOS1Hyjyo
>>860

相手が、吹いたことに対して、「?」といった表情。
───と、いっても首を傾げ、眉を顰(ひそ)めているのがギリギリ視認出来るだけであるが。


「………俺にゃー、見えなくても、見えんのよ。 特に綺麗な目はな」

ニヤッと口角をあげ、笑う彼。
冗談のように聞こえるかもしれないが、実際は冗談ではないのである。
そして、コツリとまたしても地面を杖で叩いて


「………ふっ……悲しくても付き合っていくしかしょうがねぇって訳だな」
「……まっ、その結果が、今回の ちょっとした惨事を引き起こしたってなら 安いモンだな」

皮肉なような相手の言葉に、彼は鼻で笑う。
嫌味な笑い方ではない。 ただ、彼の笑い方がそうだと言うだけであろう。
ボサボサの蒼い髪を、杖を突いていない方の手で、ワサワサと掻いている。
863 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:32:31.00 ID:b4sXT3WCo
>>856
【判子注射の様な痕を首筋に付けられたものの、少女からの視線ではそれを視認する事はできず】
【予想していたよりも少ない痛みに驚きながらも、見上げるは吸血鬼なる女性の汚れた姿で、何だか不思議な感覚を覚えた】
【と言うのも、血を啜られただけで肉を喰らわれておらず、その事が何よりも一番大きな驚きであったからだ、食物連鎖ではなかったのか】
【自分が野良猫、相手が自分だとしたら、自分は間違いなく食べられていただろう、もしや相手は血を吸うだけが目的か―――】

【そして、ギュッと一際強く絞められた際にまた一つ情けない声を漏らし、力から解放されていくのを全身で感じ取った】
【やっとのことこの恐怖から逃れられるのかと思うと嬉しさがあり、今日と言う長い日が終わりに近づいているのも嬉しさがある】
【しかしながら、自分の内なる異変にも気が付いていた―――あの感覚、快楽が頭から中々に離れない、"お風呂"なるものとは違った個心地よさがあったからだ】
【元々乾いたスポンジの様に様々なモノを吸収し、真っ白な紙の様に色が一つも無い少女、そしてここ最近の様々な出来事】
【まだまだ人間に比べたら無地に近く、それは完成したと言うには程遠いのではあるが……これまた、楽しみの一つとなりそうではあった】
【更に言えば、理性なんて無いような野生動物と同等の脳味噌、何かにハマってしまえばそれだけにのめり込んでも可笑しくない存在】

――……アゥ……

【だけど、今は大人しくしていよう―――今のこの生活を壊すのもそれはそれで嫌なのだ、ここで仮に相手にすがり付いてしまったら理性云々のレベルではないかもしれない】
【知能低きとは言っても自分の生活を考える事くらいはできる、腐っても人間の姿を取っているのだからある程度の思考ができなくてどうするというのだ】
【ある意味"本能の理性"とでも呼べばいいのか、食欲と睡眠と言う自由気ままな生活が少女の暴走を抑え込む理性の代理人として働いてくれているのだ】
【ある日、何かのきっかけで食欲や睡眠、自分自身よりも大きな存在と誰かがなってしまったら……まぁ、その時はその時である、刹那的に生きる少女はそう思った】

【そして、去っていく女性の背中をじーっと見送りながら、心半分再開を期待し心半分再開を嫌がる事にしてみるのであった】
【少女は地面に倒れながら思った―――今日は少し平和じゃなかった―――と】



/絡み乙でしたー!長時間のロール感謝ッ
864 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:33:19.29 ID:tST06CJSo
>>861
「はい…そうみたいです…」

【女性の言葉に青年は何の返答もせずに自分の息を整える事に集中する。】
【死にかけの様な青年の吐血のペースは段々と落ちていっている。止まるのも時間の問題だ。】
【少年は青年の代わりに女性の言葉を背定しながらその怪力に改めて驚嘆する。】

「そんな…」
いや…違う…自分の体調管理も出来ない…ボケ老人のせいだ…

【青年は膝をついたまま、その自虐的な言葉を女性へと投げ掛けた。】

/遅れました…
865 :【宝玉飼獣】@wiki E:宝石 [saga]:2011/06/06(月) 22:34:14.58 ID:fWVbXLds0
>>859
「ええ、まさか最近やってきたお婆様にお知り合いがいるなんて思わなかったけれど」

【しばらく実家に帰っていた祖先が、相当の時間の後にやってきたのだ】
【こんなに若い知り合いがいる事事態が、既に想定外である】

「あらあら、遠慮しなくてもいいわよ?」

「梓お婆様の、孫の孫 に当たるわね」

【言いかけた言葉の先を想像して、躊躇う事無く自分との関係を話した】
【それにしても、あの少女が本当に子持ちだという事実が目の前にあるわけだが…】
【果たして、どのような反応をみせるのだろうか】

「ところで、知っているのなら話は早いわね」

「どうかしら?今日はお婆様を見たりした?」
866 :【監命獄締】絶世の美貌を持つ吸血鬼@Wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:41:11.68 ID:D5ajfNbwo
>>863

血には記憶がある、其れまで生きてきた記憶が、感情が、いろいろな血を己の体に入れてきた、
だがこれまでに、あんなにも、無色透明な、そんな血は初めてだと、そんな血などあっただろうかとそう思いながら、帰路に帰った
月の光りに照らされながら、その真紅に染まった、純白の吸血鬼

今日の少女の事を思いながら、本能、理性、それが複雑であるのか単純であるのか、純粋すぎるその味を

/ありがとう御座います、楽しかったです!こちらも感謝です!引き伸ばしに付き合っていただいてお疲れさまでした!
867 :【楽園乃実】《Edens Apple》 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/06(月) 22:42:39.70 ID:mMCPaftDO
>>862
「相手が女だったりしたら、いい褒め文句なんだがねぇ……」

【と、若干の溜め息を吐きながらそう言い、青年はゆっくりと白いフードを取る】
「って言うか、昔からそんな事言われてたりするんだが、そんな綺麗なもんか?俺の目なんか。」
【自分じゃ分からねーけど、と、夜の闇の中でも暗く輝く藍色の目を相手に晒しながら、そう聞く】


「そーかねぇ……まぁ、そういう事にしときますか。」
【と、ジュースの件はそう呟きながら、自分の中で呟きと同じようにまとめる】
868 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 22:43:41.99 ID:jfi0xqBIO
>>864

「…厄介なもの抱えてるのね…」

【女は舌打ちした。もし持病を抱え、今の青年の様になってしまったらと思うと、】
【やりきれない気持ちになってしまう。自分も剣客であるため、】
【青年のもどかしさや苦しさは共鳴する様にわかった。】

「そう思うなら。」

【ずい、と女は青年の顔を覗き込む様に見つめた。】
【黒い瞳から放たれる視線はアルビノの青年を見つめている。】

「いーい?むやみに戦ったらだめよ。剣を振れなくなるわよ。」

【「剣を振れなくなる。」これが剣術家にとって何を意味するかは、】
【わざわざ書くまでもない。女は脅したわけでもなく、純粋に心配から青年に提案したのだ。】
【先程の剣戟を思い出す。あの技術が失われるかと思うと何とも言えない気持ちになってしまう。】

「…落ち着いてきたみたいね…」

「そしたら私はそろそろ…」

【吐血の感覚が短くなる青年に一安心。】
【疲れた様なため息を吐いたところで、女は二人に別れとお礼を行ってから踵を返した。】
869 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/06(月) 22:45:30.37 ID:8zpF3kzm0
「さて皆様、企業を相手によろしくないことを画策した罪、身体でお支払い頂きましょうかねえ」

【某高層ビルのワンフロア】
【阿鼻叫喚の光景が広がっていた】
【土で出来た兵隊達に追い立てられた人々】【逃げ遅れた人々は急所に一撃入れられ、気絶する】
【そして、兵隊に連れて行かれる】【出口を封鎖された状況で人々はなす術無く捕らえられる】
【そして、活気に満ちたオフィスは、沈黙で塗り潰された】

「さて、始末は完了しましたし、戻りましょうかねえ」

【戦利品をダンボールに梱包し、業務用エレベータに積み込んで運ぶ】
【誰かと会うとしたら、エレベータの入り口であろう】

/絡み待ちですねえ
870 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:46:28.27 ID:cPxx+tYao
>>865

「自分が会ったのは、梓さんがここに来た日ですよ」

旅行鞄を持っていた事を思い出しながらそう言う
曾々・・孫に会いに来たとか言っていたか、ちなみに曾の数は覚えていなかった

「なるほど――そうなんですか」

女性の言葉に頷きながら、しかし内心ではあの人に本当に子や孫らがいたのかと驚いていた
その驚きは表情にも少なからず現れていただろう
むしろ何故その年齢であの容姿なのか、不思議に思わざるを得ない

「えっと、ですね――」

/あれ、もうホテルは後にした?
871 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:49:17.20 ID:ZOS1Hyjyo
>>867

「……女だろうが、男だろうが、眼が綺麗な奴にはこう言ってるがな」

自身の眼に当たる位置だろうか、否、それの少し前方に、不可視の眼を置く。
そして、フードの取られた相手の顔を、見ている。
本人と言えば、どこぞのすけこましのような台詞を吐いていた


「───あー……まぁ、俺が憧れる程度には? って言って置くかな。」
「最も、俺のは見えないだろうがな。」

少し、言葉を詰まらせた後、さも当然のように、彼が憧れている旨を言う。
彼の眼が見えないのは目隠しをしているのだから、当然だろう。


   コツコツコツッ

「そーいう事にしといてくれると、ありがたいね」

杖で、まるで手慰みをするように、地面を叩いている。
そのたびに、アスファルトの地面は、小気味良くリズムを打ち鳴らす。
872 :【宝玉飼獣】@wiki E:宝石 [saga]:2011/06/06(月) 22:49:20.62 ID:fWVbXLds0
>>870
/あ、失礼! 今はホテルから彼女の家に移ってます!
873 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/06(月) 22:51:58.20 ID:cPxx+tYao
>>872

「先日までは一緒に居たんですが、今は分かりませんね」

申し訳なさそうな感じでそう答える

/では、これを>>870の最後に追加という事でお願いします
874 :【楽園乃実】《Edens Apple》 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/06(月) 23:01:29.85 ID:mMCPaftDO
>>871
「……ん。あぁ、そうか。
ま、普通に褒め言葉として受け取っておくわ。」
【相手に返事を返しつつ、同時に自身の勘違いを自分で解いたのは、まぁどうでもいい事であった】
【相手の持つ杖とアスファルトが打ち鳴らす音をそれとなく聞き、さりげなく自販機横のごみ箱に自分の持っているジュースを入れようとする】


「理由があんなら言わなくていいが、
……そいつも、俺と同じくワケアリ、ってか?」
【と、左手で軽く相手の目元―――――目隠しを指差し、問う】
875 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/06(月) 23:03:10.87 ID:tST06CJSo
>>868
【女性の言葉には反応せずに息を落ち着かせようと荒く呼吸をする青年。】
【この青年はそんな持病を抱えた今でも剣客を続けようとする。】
【単純に剣を振りたいが為に。全力で振れないもどかしさを感じながらも。】



【女性の黒い瞳が青年の紅く、濁った瞳を覗き込む。】
【青年はなにか懐かしい物を感じた。まるで母親に悟される様な感覚を。】

………分かった…………………

【剣が振れなくなるかも知れない、というのは青年の頭の片隅に何時もあった。 】
【これが目の前の女性に刺激され…結局了承した。】
【この歳になって悟される何て…そう思いながら、返事を返した。】

ああ…それじゃ…ありがとう…

「あ、ありがとうございました!ではまた!」

【こちらも女性に別れと挨拶の言葉を返し、見送った。青年も吐血が止まると杖を手に取り、自らの寝床へと帰っていった。】

/絡みあり乙でしたぁぁぁぁぁ!!!!!!!
876 :【宝玉飼獣】@wiki E:宝石 [saga]:2011/06/06(月) 23:05:54.13 ID:fWVbXLds0
>>870>>873
「あらあら?それじゃ貴方が霊流君?」

「御免なさいね、私ったらお礼もせずに…」

【名前だけは本人から聞いていた やたら上機嫌だったので、大分よくしてもらったようだ とは思っていた】
【やや申し訳なさそうに言って、少し頭を下げた 中々に礼儀正しいようだ】

「そうなのよ、お婆様ったらどうして――あんなに若々しいのかしら」

【あれを若々しいとゆう言葉で片付けていいのだろか 少々迷ったが、そうゆう事にしておいた】
【もっとも、彼女も年齢の割りに若すぎるので人の事は言えないのだが】

「そう… 本当にどこに行っちゃったのかしら」

「見た目があんな感じだから、とても心配だわ・・・」

【頬に手をあてて、困ったように笑いながら溜息をつく 癖なのだろうか】
【ともかく、居場所は彼も知らないようだ こうなっては普通に探すしかあるまい】

「それじゃ、探すしかないわねー」

「ごめんなさい霊流君、私はお婆様を探さなくっちゃ 今度会ったら、是非御礼をさせてちょうだい?」

【迷子になる歳ではないが、下手したら補導されている可能性がある】
【そうなる前に見つけるべく、その場を立ち去ろうとした】


/ややこしくてすみませんでしたっ!
877 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/06(月) 23:06:10.86 ID:jfi0xqBIO
>>875
(絡み乙!!!)
878 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 23:08:02.88 ID:ZOS1Hyjyo
>>874

「──褒め言葉には違いないんだ。 邪推したってしょうがねぇぞ?」
「……する分には、ただだがな。」

相手の微妙な間に、少しだけ首をかしげながらも
ジュースがゴミ箱にインされるのを、不可視の眼で眺めていた。


「ん? あぁ、これか? まぁ、ワケアリっていやぁ、ワケアリだな」
「………これを外してると、チョットばかし具合が悪い状況になっちまうんでな。」

「よく、漫画とかで言うだろ? 魔眼って。 まぁ、それに近いもんだ」

彼の目隠しを指差されているのを、少しばかり間を取って気づく。
────不可視の瞳が、若干フォローできていなかったためである。

そして、口元を少し歪めながら、その目隠しの理由について簡単に説明した
879 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/06(月) 23:16:14.01 ID:cPxx+tYao
>>876

「ああ、いえ・・」

何か他の家族内で自分の名が交わされた事実をむず痒く感じながら、頷く
女性が頭を下げるのに合わせ、軽く会釈を返す

「ええ、ホント―――お若く見えますよね」

実年齢の十分の一程度に見える人間など、そうはいない
一人いるだけでも驚嘆に値するのだ

「心配――ですか」

あの人ならば何とかしてしまうのではないかと思いながらも、言葉を返す
それは、自分自身が雰囲気に流されてしまったという実体験による感想でもあったが

「お役に立てず申し訳ありませんでした」

「わかりました。また会う機会があればお言葉に甘えさせていただきます」

力不足を謝りつつ、笑顔で言う
そして、相手が去っていくのを手を振りながら見送った

/いえいえ。乙でした!
880 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/06(月) 23:16:40.15 ID:dSDCfr0ao
>>144
【彼女は男が自分の正面に座っているのを確認すると、どこからか取り出した聖書を広げ、語り始めていった】
【その時からだろうか?彼女が先ほどまでの『母』を思わせる表情が変化したのは…】
【例えるのは非常に難しい、とにかく柔らかな羽毛の包容が…急に自分を絞[ピーーー]るかもしれない恐怖に変わっていく】
【男はソレを悟ったのか?偽名を使っているかもしれないというのはシスターにも伝わっている】
【早速『プラン』が決定した。ここを攻めていく】

ベンさん…ですね?お呼び下さいというのは…その名を神から授かっていないということでしょうか?
故に全てを知る権利のある神の前では名乗れない真名を持っているということでしょうか?
偽りの名前は、自身の名を放棄する。即ち、本来生まれた際に自身を生んだ親を拒絶する…ということでしょうか?
私の名前は神の前では汚らわしく、自身の母を恨みつつも、現在神から授かった名を名乗っているのです。

あなたの『ベン』という私に提示した呼称…口にするに相応しい者なのでしょうか?

【そういってシスターはゆっくりを小首をかしげた】
881 :【楽園乃実】《Edens Apple》 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/06(月) 23:20:36.00 ID:mMCPaftDO
>>878
「……魔眼、なぁ。分かるような分かんねーような……まぁ、少なくとも非日常的なのは7歳辺りから今までの人生で慣れてら。」
【1秒に少し満たない程度の、ほんの少しの間。それで青年は何かがある事を悟った】
【が、言わなくていい、という先程の自身の言葉から、何も言わないでおいた】

「ったく、先祖の記憶だの野望がどうのだの、訳分かんねー奴らだったぜ全く……おまけに幻覚幻聴と来たもんだ……
っと、つい愚痴っちまった。悪いな。」
【腕を組んで、何かを思い出すように軽く愚痴をこぼすも、すぐに現実に戻って軽く謝る】
882 :【宝玉飼獣】@wiki E:宝石 [saga]:2011/06/06(月) 23:24:39.22 ID:fWVbXLds0
>>879
「ええ、それじゃまた――」

「あらあら、名乗るのを忘れてたわ・・・」

【歩き出して数歩で、振り返ってしまった という顔をする】

「私は式 黒崎 式って言うの」

「それじゃ今度こそ、またね。霊流君」

【笑顔で手を振って、再び歩き出した】
【相変わらず、周りの視線を集めながら去っていくのだった】


/絡み乙とありでした!
883 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 23:30:20.06 ID:ZOS1Hyjyo
>>881

「……事実は、小説よりも奇なり………か?」
「……まぁ、俺自身に起こった事を自伝的に書きゃー、小説ぐらいにはなる………な」

杖を、持ち上げると、その杖で、自身の肩をポンポンと叩く。
そして、何かを考え込むように、虚空を眺めながら
────顔を向けているが正解であろう。 視線は分からないのだから。
言葉を発している。


「………いやいや、たまにゃー愚痴らないと、人間シンドイからな」
「…俺でよければ、付き合ってやるぜ? 偶には……だがね」

杖で、肩を叩きながら、にやりと笑う。
意地の悪いというより、何処かいじめっ子のような笑い顔
───目以外から、判断すると。
である。
884 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 23:31:33.75 ID:ZOS1Hyjyo
>>881

「……事実は、小説よりも奇なり………か?」
「……まぁ、俺自身に起こった事を自伝的に書きゃー、小説ぐらいにはなる………な」

杖を、持ち上げると、その杖で、自身の肩をポンポンと叩く。
そして、何かを考え込むように、虚空を眺めながら
────顔を向けているが正解であろう。 視線は分からないのだから。
言葉を発している。


「………いやいや、たまにゃー愚痴らないと、人間シンドイからな」
「…俺でよければ、付き合ってやるぜ? 偶には……だがね」

杖で、肩を叩きながら、にやりと笑う。
意地の悪いというより、何処かいじめっ子のような笑い顔
───目以外から、判断すると。
である。
885 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 23:32:09.85 ID:ZOS1Hyjyo
>>881

「……事実は、小説よりも奇なり………か?」
「……まぁ、俺自身に起こった事を自伝的に書きゃー、小説ぐらいにはなる………な」

杖を、持ち上げると、その杖で、自身の肩をポンポンと叩く。
そして、何かを考え込むように、虚空を眺めながら
────顔を向けているが正解であろう。 視線は分からないのだから。
言葉を発している。


「………いやいや、たまにゃー愚痴らないと、人間シンドイからな」
「…俺でよければ、付き合ってやるぜ? 偶には……だがね」

杖で、肩を叩きながら、にやりと笑う。
意地の悪いというより、何処かいじめっ子のような笑い顔
───目以外から、判断すると。
である。
886 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/06(月) 23:35:36.60 ID:8zpF3kzm0
>>869

/日付変わるまで待ってます
887 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/06(月) 23:37:29.35 ID:8zpF3kzm0
>>869

/日付変わるまで待ってます
888 :144 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/06(月) 23:41:10.54 ID:5X27gqhX0
>>880
【人が変わった、いや、今の彼女こそが本当の彼女とも言うべきだろうか?】
【先ほど、男が席に座らずに話をしていた時には、柔らかな態度で、柔らかな微笑みを浮かべていたものだが】
【今はまるで別人のように、ピリピリとした雰囲気と重い威圧感を纏わせて、こちらに問いかけてくる】
【一瞬身がすくんでしまうほど、戦い以外でこんな雰囲気を味わうのは初めての経験である】

(下手に答えると、何をされるかわかりませんね・・・・)

【シルクハットのつばを軽くつまみ、少しだけ角度を上に傾ける】
【これで相手からもこちらからも、お互いの顔がよく見えるだろう、瞳に反射する自分の姿さえも】

・・・・・・いえ、そう言うわけではありません
『ベン』というのは所謂、親しいものからよく呼ばれるニックネームでして
私自身、本名で呼ばれることよりもこちらの名で呼ばれるほうが気に入っているのですよ
出来れば貴方にもそちらの名で呼んで欲しいと思った次第でして、決して親不孝な真似をするつもりだったわけではないのです

とはいえ、貴方を誤解させるような物言いをしてしまい、申し分けございませんでした・・・・
つきましては、このことは私の本名を教えることで、許してくださいませんかな?

【柔和な微笑み、しかしその目はしっかりとシスターの目を見つめていた】
【そしてどこか、相手に対して申し訳ないと謝罪するような雰囲気も乗せている】
889 :【楽園乃実】《Edens Apple》 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/06(月) 23:41:59.27 ID:mMCPaftDO
>>883
「愚痴、ねぇ……確かにそーしたいのは山々なんだが……」
【告げられた提案ににやり、とした笑いで、フードを被り直しつつ一区切りし、】

「流石に、眠いからな……次に偶然どっかで会った時にでも頼むわ。」
【と、若干欠伸混じりに言葉を続ける】
【その声は普通でありながら、どこかに嬉しさを込め、】


……ヒエラクス。ヒエラクス・ダススヴィエートだ。面倒ならラクスでいい。
「夜明けの鷹」、だなんて名前、よく考え付いたもんだな俺の親は……。」
【若干足首を回しながら、ふざけながらもそう自己紹介する】
890 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/06(月) 23:51:34.62 ID:ZOS1Hyjyo
>>889

「……正直なところ、俺もだから心配すんな」
「………睡眠欲は寝ない限り達成されないからなぁ…… 眠いのが一番きつい」

肩をすくめて、ニヒルっぽく口の端を上げる。
そして、杖を下ろして、地面にコツンと突けたあと


「………おぅ、ラクスか……あー、俺は 仁王山 巌(ガン)」
「……山と巌(いわお)は同じ意味なんだがな………まぁ、眼の方のガンって言う意味もあるんだろうさ」

「…………最も、こんな風に、片目はねぇわけだが」

自己紹介を受けて、自身も自己紹介を行う。
自分の名前にいちゃもんをつけているが、若干呆れたような雰囲気の声であり、ずっと言っているのだろう。

そして、最後に、今まで、ずっとされていた目隠しを少しだけずらす。
すると、その両目は
────片目には、虚空があり
────片目には、全体が真っ赤でありそこに魔眼と認識できる紋様が刻まれていた。
その状態で、顔全体に、ニヤリと笑みを浮かべた後に目隠しを元の位置に戻し


「…………さて……と、そろそろお暇するかね………」

コツコツと地面に杖を叩きつけながら、首を鳴らしている
891 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/06(月) 23:55:34.37 ID:0WSP3xKD0
>>887

「所謂ダブルブッキングって言う奴かね。ダブルブッキングと言えばビックリマンだ。
 創造界帝W仏KING。ほら、顔がクルリと回転する奴」

そのエレベーターの入り口には、偶然なのか。
場違いな赤いコートを着た女が突っ立っている。
ふてぶてしく意味もなく自王立ちである。

「活気のない時間帯に忍び込んだら、というよりこんな時間まで大勢いるなんてどんなブラック企業だよ。
 ま、そのせいで私の所に仕事が舞い込んだ訳だ」
892 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/07(火) 00:10:20.54 ID:WB5WwpuGo
>>888
【シスターは本当にほしい物を手に入れ損ねる習性がある…その象徴がこの…綿のような拷問器具なのだろ】
【決して彼女は意識しているわけではない、間違いなく善意なのだ。だが、破滅の道は善意で覆われている】
【現に笑顔は変えているわけではない、雰囲気だけが変わっているという不可思議な状況である】

なるほど、私達を欺くのですね?つまり神の前に名を差し出すほど不幸ではないと。
私は神の加護を授ける手伝いをするもの。その者が偽っていては私は、肉体を絞り上げ、吐き出すまで行うでしょう。
神の前に生を受けた際に得た名前は…神の声と同じく。洗礼を受け、名乗ることを許されているのですよ?
神の定めた言葉にはそれ以外の名を持つことは許されず…仮に許されたとしても、新たに自身を示す名を受けなければならない。
親の授けた名前は神が与える名。それ以外の名前は、許されないのです。

では、あなたの本名を……そしてその名は神に届き…貴方に幸福を与える試練を下すでしょう。
一方的かもしれません。しかし神は戒めを与えることで人を正しい道を授けようとしている。

【言葉を怒気のように放つが謝罪の意を示したことで彼女は強弁を抑える】

アッラーは許しを請えば、慈悲を与えます。ただし…同じ罪は許さない。
反省とはそういうものなのです。神に縁が無いというなら…触れ合ってみるのが一番でしょう。
893 :【楽園乃実】《Edens Apple》 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする [sage]:2011/06/07(火) 00:10:53.61 ID:QUspFXEDO
>>890
「……あくまで持論だが、あらゆる物に付けられた名は全て意味を持つらしい。
お前の名前も、少なからず何かがあるのでは無いか?

……って……悪い。」
【相手の自己紹介と、目隠しの奥の眼を見て、最初は今までの青年らしかぬ誰かの口調で、最後のぼやきだけは今まで通りの口調でそう言った】


「あーもう……はぁ、もうどうでもいいや……。
そんじゃな、巌。」
【溜め息、ぼやき。最後に別れの言葉を口にし、ゆっくりと歩き初め―――――】


【宵闇と相反する、その真っ白なパーカーも、例外無く闇夜の中に溶け、消えていった】



/お疲れ様でしたー!遅かったり色々すいませんでしたーッ!!orz
894 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/07(火) 00:11:52.19 ID:t2/RtQpR0
>>891

【エレベータの先には、女性が立っていた】【結構な美人である】
【しかし、出会いとしては最悪】【気絶こそすれ人の入ったダンボール】
【そして土の兵隊】【見られて困るばかりである】
【が、切り抜けねば明日は無い】

「おや、このエレベーターは荷物を運ぶものですよ?
人を運ぶのは、向こうの役目ですよ?」

【そう白々しく言って、やり過ごそうとした】

/遅れました!!
895 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/07(火) 00:13:59.18 ID:QTP1peJdo
>>893

    コツコツ

「まっ、違いねぇ ………ん? いや、何も悪いことなんてねぇぜ」


ちょっとばかり、違和感を感じながらも
ソレを、若干首を傾げることによって表現したに過ぎた。


「………おぅ……またなぁ………」


       コツ

       コツ
                 コツ

闇夜に消えていった青年を尻目に、先ほどまで歩いてきた方向に
彼は、杖を突きながら、歩き始めた………

//乙でした!!
896 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/07(火) 00:17:12.61 ID:+ZwDlhL/0
>>894

「いやな、請け負った依頼でな。この企業の適当な物を盗んで来いと頼まれてな。
 丁度いい、その荷物を渡して貰おうかね」

ダンボールの中身を露と知らず、適当な書類だと今のところは思っているようだ。

「で、素直に渡してくれると私が嬉しい」

等と指をボキボキ、ジャラジャラと鳴らす。
897 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/07(火) 00:25:44.95 ID:t2/RtQpR0
>>896

「奇遇ですねえ、私もこれの処遇に困っていたのですよ
預かって来いと言われましたので持っては来ましたが・・・」

【人間と知られると不味いとは思うが、とりあえずは相手に合わせる】
【ホールに出てからが勝負になる】
【始末するにも逃げられる背後があると楽である】

「私は運べないのでお願いしますね」

【特に抵抗することも無く明け渡す】
【同時に、エレベーターホールに出ようとして移動する】
898 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/07(火) 00:26:57.69 ID:cDsMa2tYo
ジジ、ジ……――――
蛍光灯が上げるそんな音に耳を傾けながら、視線を空に向ける青年がひとり。
まるで白黒写真から抜けだしたかのような灰色の髪に白い肌、そして黒い瞳。
あまりこのへんでは見慣れない灰色の楓が散りばめられた黒い着物を纏い、公園のベンチに座っている。

「〜♪」

風の音に乗せて、小さな鼻歌を歌いながら、夜空に散りばめられた星を一人眺める。
多少大人びてはいるが、よく見ればまだ幼さの残る顔立ち――――葉巻が異様な存在感を放っていた。

「風が気持ちいいな……ククク」

一人で怪しく笑う青年。傍から見れば不審者にしか見えない。
葉巻から出る灰色の煙が、渦を巻きながら空に上がっていく――――割と不思議な光景だ。
899 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 00:29:44.51 ID:YmQOgd18o
――【夜、とある路地裏】――

紅い三日月が上る夜空のその真下、今日も魔女は神出鬼没に、箒でふらりふらりと現れる。
今日は誰に会えるのか、今日は何が待っているのか。それを確かめに来たようにも見えるその風貌。
大きな三角帽子に真っ黒ドレス、綺麗な背中を曝け出し、今日も今日とて微笑を灯す。

「……んっふふ…いい夜ねぇ…」

ぽつりと溶かす独り言、夜風に攫われふらふらと。


「さぁて……今日は何しようかしらぁ……」

ただの暇人でもあるようだ。


/何でも対応です
900 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/07(火) 00:30:24.68 ID:+ZwDlhL/0
>>897

「素直でよろしい」

そういってダンボールを受け取る。
特に止める理由もないので、ホールに行くのを見逃す
901 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/07(火) 00:36:04.91 ID:t2/RtQpR0
>>900

【兵隊と共にエレベータから降りて、少し歩いて向き直る】

「そういえば、貴女様の依頼主とは、どのようなお方で?」

【言葉の裏で3体の兵隊も動いている】
【男と女の間に割り込めるような位置である】
【それに新たな兵も召喚しようとしている】
【余程目ざとくなければ見えない】

「答えの如何によっては、覚悟して頂きたい」
902 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/07(火) 00:38:20.80 ID:ttLahtvH0
>>892
【恐ろしいもの、どうしてあのような雰囲気を纏っていながら笑顔でいられるのだろうか】
【しかもそのまま神について淡々と述べてくれるものだから、余計に恐ろしいというか、不気味というか】
【しかし名を偽っただけで真実を教えるまで拷問するとは、見た目と違って物騒なことを言うシスターである】

いえ、ですから欺いたつもりは・・・・・不幸ではないのは事実ですが
ただ、一つ聞きたいのですが・・・・偽っていたとして、それは人を傷つけてまで聞かなくてはならないものでしょうか?
名前を誰にも教えたくない、教えられない事情を抱えているものに対してでも、貴方は同じ言葉を吐くのですか?
貴方の信ずる神はそのようなことを・・・・お許しになるのですかな?

【微笑みは浮かべたまま、しかし少しだけ言葉のトーンが違う、ほんの少しだけ理不尽さに怒りを露にするような】
【しかしそれは本当にほんの少しのこと、普通に聞き流す分には気づくことはない】

・・・・ベンジャミン、ですよ
男であるのにこのような名前を持っていると知られるのは少し、恥ずかしいものでして

【気まずそうに軽く頬を指で掻く、確かに男性には似合いそうな名前ではない】
【そのせいかちょっと後ろめたそうな目をしている、少々情けないようにも見えそうだ】

神に触れ合ってみる、ですか
それはもしかして、この教団という場所で・・・・ですかな?

【手に持っていたパンフレットに指を差しながら、男は尋ねた】
903 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/07(火) 00:45:34.78 ID:+ZwDlhL/0
>>901

「何も変哲もない一般人だよ。まぁ、何処かの社長だろうね」

等と答えるも真意は分からない。
兵隊のことなど気にしていないようだ。

「で、君は?」
904 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/07(火) 00:46:23.46 ID:cDsMa2tYo
/>>898募集中です……
905 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/07(火) 00:53:47.12 ID:t2/RtQpR0
>>903

「私も、知り合いに頼まれて、始末をつけて欲しいと言われまして」

【何も無いように言う】

「それと、持っていくのは良いのですが、申し訳が立つよう少し残して頂けません?」

【中身を見て、引き下がってくれると良いのだがそうも行かないようである】

「中身を、君は何と思っておいでで?」

【中身を書類とかと踏んであらためたら、背後でも襲わせそうかと思案する】
906 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/07(火) 01:00:35.70 ID:WB5WwpuGo
>>902
【シスターは恐れ多くも自身のまとう雰囲気を知らない。知ることが出来ないのだ】
【鏡ですら自身を見ることを恐れた彼女に、身の程を知らせる以外に無い】

ええ、神の敬愛を受け入れるならば…それも止む無し。名前自体に込められた意味は無いのです。
しかし、神がそうであると願うならば…指針を示すことで救われるのです。
私は、ユダという名を聞いても決して裏切り者を連想したりはしません。かといって本来の神託が指し示した神聖な存在としてもあがめません。
名の意味は人間如きがきめれるものではありません。たとえ、私の名前が『タロウ』だったとしても、神の授けた意味は私の名前である『アンジュ』と同じ意味を持たせたのかもしれません。

故に貴方が『ベンジャミン』という女性名を持っているとして神の前ではどうでもいい事なのです。
私は『ベンジャミン』に託された意味を知りません。神の声を聞くことは私には出来ず…そして名を授けたのは『神』が掲示した意味を含ませるように貴方の親が名づけたもの。
意味があれば字数やスペル、イントネーションなど何でもいいのです。東洋には『ジュゲム』という落語…喜劇のようなものですね…があります。
主人公の両親は神から『出来るだけ縁起のいい名前』という神託から、一口では言い切れない名前を主人公につけています。
名を発するだけで日が暮れるものであります。解釈を誤ったとは言いません。それが神が授けた名前ならば受け入れ生きるしかない。
神を受け入れるならば、ベンジャミンという名を誇りに思えばいいのです。

【女性は決して感情的にではない。かといって無感情でもなく朗読のように単調でもない】
【いわゆる、言葉による洗脳行為。学生時代などに覚えのある感じがするであろう】

神の一端。他の無神論者などの脅威に晒されつつも…信じ続けるものが集う場所なのです。
あなたを勧誘したのは……あなたは『名前』で悩んでいると神からの言葉があったからなのです。
907 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/07(火) 01:02:45.80 ID:+ZwDlhL/0
>>905

「いやー、コレの部位を残すのは逆効果だろ。
 まあ、丁度いいしこのまま貰っていくぜ。これだけで簡便してやるってことで」

等と受け取った時点で中身を見ずとも確信している様子。
だが、暫く考えた素振りを見せた後。

「あー、書類か何かなんじゃねーの?」

等と棒読み。
908 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/07(火) 01:08:59.49 ID:t2/RtQpR0
>>907

【これ以上の交渉では事は収まらないと判断】
【最後に質問して、戦闘するかどうか決める】

「最後にもう一度、君は“どこの”“誰に”頼まれたのですか
正確にお答えいただきたい」

【きちんと答えないと、3体の兵が襲い掛かるであろう】
909 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/07(火) 01:14:37.49 ID:+ZwDlhL/0
>>908

「だから、名前も知らぬ何処かの社長さんだよ。
 名無しのゴンベエと言ったところかね」
910 :【霊銃弾骸】@Wiki [sage saga]:2011/06/07(火) 01:15:40.43 ID:QiMs4H2To
>>898
/まだいらっしゃいますかー?
911 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/07(火) 01:17:05.78 ID:cDsMa2tYo
>>910
/います!
912 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 01:20:11.32 ID:GR/bDfQIO
【公園】

「…さて…と。」

【中央の噴水の音が響き渡る。】
【誰もいないそこに現れたのは、】

「……」

【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「さて…それじゃあ…」

【女はゆっくりと大剣を抜刀し、数回ゆっくりと振った。】
【精神統一する様に息を深く吸い込み、そして吐き出した瞬間、】

「―――――――――――ッッ!!!」

【グワアアン】
【と鋭く大剣を振り始めた。その剣筋はなかなか手馴れており、】
【しかも「女性」が「右腕一本」で「大剣」を振り回していることから、その異質性を推察することができる。】
【辺りに空を切る乾いた音が響く…】



(何でも対応)
913 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 01:21:15.67 ID:g6M1kb/X0
>>899
【そのすぐ近くで、ある青年がピクン と反応した】
【感じたのだ、魔女の気配とゆうか魔力といった感じの何かを】

「――こりゃ、割と早く先生の敵に会えそうだな」

【何となくそんな予感を胸に、気配のするほうへむかった】
【タロットを生成して、掌で覆い隠すようにして持って歩き出す】

「さて、当たりだったらどうするかね・・・」

【瞳に魔力がある との事は聞いていたので、それなりの対応を考えていた】
【内の悪魔の誰かが非常に嫌がっている気がする ちょっと黙れ、集中してんだから】
914 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/07(火) 01:22:43.12 ID:ttLahtvH0
>>906
【ここまで名前に関して熱く語られるとは思わなかった、この男に親の記憶といったものはあまりないのだが】
【しかし、この『ベンジャミン』という名前が非常に誇らしい名前だと感じてしまいそうだ、シスターの話はそれぐらい説得力がある】
【とはいえ男の頭は非常に冷静、このまま流されるのはよくないことはわかっている】

名前自体に意味は無く、神の授けた意味を示すものが名前、ですか
なるほど、それならば両親がなぜ私にこのような名前を付けたか、納得できますね
私には少し受け入れがたい名前なのですが・・・・

【額に手を当てて悩むような素振り、ありがたい説教を聞いたところでやはり受け入れがたい模様】
【まあ、受け入れがたいのも仕方ないかもしれないが・・・・】

私が名前で悩んでいる、ですか?
フフッ、まさか・・・・・確かに悩んでいましたが、些細なことですよ
神が貴方を遣わすほどではないかと

【小さく苦笑、本当は些細どころか欠片も悩んではいないのだが】
【悩みがあるとすれば現在のこの状況である・・・・なんだか押し切られてしまいそうな気がする】
【どうしようかなと、ほとほと悩んでいた男であった】
915 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて :2011/06/07(火) 01:27:20.02 ID:t2/RtQpR0
>>909
「そうですか、ならば言葉は捨てましょう」

【控える3体の兵隊を飛び掛らせる】
【更に、何体か男の周囲から兵隊が現れる】【兵隊の表面色はコンクリートの色になっている】

「命までは盗りませんが、見ず知らずにこれは渡せなくなりましたねえ」

【うざったい言い方になる】

/ごめんなさい、眠気が少々まずいので凍結かキンクリのどちらかかは置いて任せます、好きなほうに下さい
まだまだこんな時間で申し訳ない
916 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 01:29:34.94 ID:YmQOgd18o
>>913

「……あららぁ…?」

ふよふよと散歩を続けていた魔女、その箒が空中へ固定されたようにぴたりと動きを止める。
魔女は不気味な三日月の笑みを浮かべたまま、すんすん、と鼻を動かしながらその場で留まったまま。

「…んっふふ……”あの子”の香りがするわねぇ……♪」

怪しく、妖しく、魔女は笑う。その笑みは”誰か”にそっくりだが、それ以上に―――美しく歪んでいる。
ただ、気配を感じ取っていない魔女はきょろきょろとあたりを見回すだけなのだが、辺りを見回せども、宵闇に
侵食されたように暗闇を漂わせる路地裏の全貌を把握出来るはずも無く、箒の上で組んだ足を組みかえる。
しかし、魔女はここで意外な行動に出る。

「……宵闇深き夜の畔……窓を早くお閉めなさぁい…♪」

「カンテラ持った魔女達が……今宵も坊やを攫いに来るわぁ…♪」

「貴方の”目玉”が欲しいのと……貴方の”心臓”欲しいのと……」




「貴方の”魂”欲しいのって……ねぇ……♪」


突如として、綺麗な声音で紡がれる不吉すぎる歌。
意味は無いその歌声はただただ―――――恐怖心を煽るための行動に過ぎない。
魔女も若干の警戒を見せたのだろうが、相手には気づいていないままだ。
この恐ろしい歌を知っているのは―――とある、優しい悪魔だけ。
悪魔がこの歌を聴いたのならばがたがたと震え上がる事だろう。もちろん、魔女はその悪魔の行方など知らないし、
そのために歌ったわけでも無いのだが。
917 :【鎖縛界克】@wiki [sagesaga]:2011/06/07(火) 01:32:24.10 ID:+ZwDlhL/0
>>915

「言わせれば、名前もないNPCなんだが私はそいうのを言うキャラじゃねーしな。
 ま、そういうのなら私はコイツを諦めて、適当な書類でも見つくろうよ、じゃぁな」

などとダンボールを置いてエレベータに向かう。
メタに言えば、彼女は嘘を初めから嘘をついておらず、名前も知らない社長(NPC)なので、
捨て役の名無しのゴンベエなのである。

「いや、こういうメタ発言は好きじゃねぇんだが。お前さんの理解度がねぇから仕方ないか」

等と適当にエレベーターのボタンを押しているのであった。

/お好きなように
918 :【霊銃弾骸】@Wiki [sage saga]:2011/06/07(火) 01:37:33.48 ID:QiMs4H2To
>>898

【徘徊する、一つの影。ほんのりと香る殺気、死の気配】
【気付けばそこに居たそれの手に握られているのは、鈍い光沢を放つ鉄の塊】

「現行タスクを確認、タンゴ・フォックスロットの無力化、及び可能であればそれの捕縛」
「目標を視認、距離20。火器による武装、人質は無し」

【殺された声音が示す、女性であるという事実。闇の中に流れる、銀の挑発】
【インカムの類いは無く、誰に言うでもなく淡々とベンチの影から虚空―――】
【広場を伺い、起こりうる筈の無い現状を、居る筈のない通信相手へと逐一報告し続けていた】


「――――I get it」

【最後に「私がやる」、と一言、これも空想の産物か。次の瞬間に流れるような迅速さで長椅子から身を乗りだし、発砲――】
【渾身の力で布団を殴り付けたような、不明瞭な音】
【その類の人間なら、それが消音器を取り付けた拳銃の音であると判別できるだろう】

【位置関係は青年の真後ろから背中越しに、彼の前方にある空間へと向け、発砲する形となっていて】
【後ろを向けば丁度幽霊のように一人の女がそちらへ銃を構えている構図が目に入る筈だった】

【尤も、注意深い人間であればその前の段階ですら、耳に入れる事が出来るであろう距離なのだが】
919 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 01:48:19.18 ID:g6M1kb/X0
>>916
【気配の元に近づく青年に、不思議に綺麗な歌声が聞こえる】
【隠れるつもりはないようだ もっとも、隠れられても困るのだが】

「――趣味のわりぃ歌詞だな・・・ あぁん?怯えんなよジョン」

【内から凄い勢いで引き返せ!といった感じの声がガンガン伝わってくる】
【なるほど、よく知らないがあの悪魔はこの歌を 正確には歌の主を知っているようだ】
【どうやら上空にいるらしい 近づくために近くの廃ビルに入った青年は、意趣返しを思いつく】

「魔女の言葉に気をつけろ やつらは悪魔を騙してる♪」

「魔女の身体に気をつけろ やつらは悪魔に汚された♪」

「魔女の瞳に気をつけろ  やつらは悪魔そのものだ♪」

【廃ビルの中を響いた声は、やがて魔女の耳にも届くだろう】
【青年の歌っている歌 それはかなりの昔の古い歌だ】
【今のところ、魔女を恐れている歌詞だが、どこか馬鹿にした雰囲気がある また、リズムも暗いものではない】

「もしも魔女に出会ったなら――」

「神の名の下ぶっ殺せ♪」

【そう、これはその昔 魔女狩りの際に歌われた突撃行軍歌】
【現在では知る者など絶対にいないはずの歌だ もっとも、相手も魔女なので知っているかもしれないが】
【廃ビルの階段を上がって、まもなく屋上に出る扉にたどり着く】
920 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/07(火) 01:49:53.22 ID:cDsMa2tYo
>>918

風の音だけが静かに流れる公園。
そんな人気のないところで何かが動けば、嫌でも耳に入る。特に、耳のかなり良い青年ならばなおさらだ。
しかしながら青年は気にする様子はなく、鼻歌を小気味よく歌っている。
動じない性格なのか、ただ単に抜けているのか……もちろん後者である。

「クク、何ごっこしてんの?」

銃の発砲音を聞き、ようやく青年は女のほうに顔を向ける。
せっかくの静かな夜、銃声などで汚すにはあまりに勿体無い。
ヘラヘラとにやけながら青年は女に声をかける。

「夜は危ないぜー?色々出るし」

なんて、巫山戯た事を言いながら、さりげなく懐に仕舞われたナイフの位置を確認する。
銃を向けられて警戒しないほど、青年はバカではないらしい。
ただ、その評定は相も変わらぬにやけ面。人懐っこいといえば聞こえはいいが少々ムカつく人もいるだろう。
921 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/07(火) 01:49:57.01 ID:WB5WwpuGo
>>914
【語り終えるとニコニコしながら、空になった皿を置き…男性を見つめる】
【よく見れば顔は完全に純日本人だ。ここまで宗教に熱心なのは訳があるのだろう】
【とにかく彼女は、納得しているようなしてないような微妙な顔つきの男性に対して続投の言葉を投げつけた】
【まぁ、正直な話自殺したいというほどでもない悩みならば解決する必要は無い】
【だが、それでも『スキ』というのは重要だ…しかし相手はそれらの気配がなくなってしまった】
【……とりあえず、彼を引き入れるのは不可能だと感じる前に口が動いていたのだ】

些細なことだからこそ、神は私を授けたのでは?
これは私にとっても試練なのです、嗚呼神よ。何ゆえに私如きをベンジャミン様に遣わせたのでしょう?
私はあなたが重大な悩みを持っていると思ってお誘いしましたのに…
このままでは、貴方は悩みに気づかず、深層に眠る魂の病巣を広げてしまうのでありましょう?
それは避けねば。ええ、避けねばなりません。神にはむかうわけでもなく…欲しているわけでもない。
私は、彼を神の元へ連れて行けないのでしょうか?

【その目尻に光るものが…縁起ではない。心底落ち込んでいるのであった】
922 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 01:50:36.46 ID:GR/bDfQIO
>>912再募集
923 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 01:58:05.73 ID:YmQOgd18o
>>919

―――魔女の言葉に気をつけろ――やつらは悪魔を騙してる――

「……」

どこからともなく反響して聞こえる歌声は、魔女の耳を撫でるようにして風とともにやってくる。
吹きすさぶ風が大きな三角帽子を揺らし、ドレスの裾をはためかせる。

―――魔女の身体に気をつけろ――やつらは悪魔に汚された――

不思議に反響を続ける歌声は、恐らく青年くらいの男のものだろうとあたりをつけ、魔女はあたりを見回す事も
しないままに、三日月の笑みをより一層歪ませる。

―――魔女の瞳に気をつけろ――やつらは悪魔そのものだ―――

ここで、魔女は突如として、耐え切れなくなったように高らかに声を上げて笑う。



「…んふ…んっふふ……アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!魔女狩りの歌なんて洒落てるじゃなぁい…♪」

「今夜は誰が―――私の”食事”になってくれるのかしらねぇ?んっふふふ…アッハッハッハッハ!!」


根は悪い魔女では無いのだが―――このシーンだけを切り取れば、完全に恐ろしい魔女そのものである。
相手の位置がわからないままであるのにも関わらず、魔女はその場に留まったまま右手で三角帽子を風に飛ばされないようにと
押さえたままニコニコとしているだけ。だが多少の警戒はしているようで、両腕からぱちぱちと青白い電撃が走っているのがわかるかもしれない。
924 :【霊銃弾骸】@Wiki [sage saga]:2011/06/07(火) 02:05:58.90 ID:QiMs4H2To
>>920

「――――へ?」

【半開きになった唇の隙間から、気の抜けた声が漏れる】
【あれだけ本格的――少なくとも、気分は――やっておいて彼女、青年の存在を察知出来ていなかったようで】
【何ともお粗末な結果、痛恨の極み。頬を紅潮させ、小さく舌を打ち鳴らした】


「ご、ごっこというか―――軽い運動、といった所だ」
「“こんなナリ”をしてはいるが、勘なんかは結構鈍るもんでね、出ると言われても、私が“出る側”だしな」

「物騒な世の中だし、有事に備えて訓練しておくに越したことは無いだろう?」

【弁解するように語りつつ、以前頬には朱を混ぜたまま一歩二歩と明かりの下、青年の近くへ足を進めていって】
【闇から光へ、さらけ出された女の体は半透明だった。それが意味する所は、言葉を踏まえれば推すに容易いだろう】

【心外だと口をつぐんで、苦味や皮肉を含めた笑みを浮かべる】
【銃は依然手元にあったが、女はトリガーガードに指を通し、西部のガンマンよろしくそれをくるくると回していた】
925 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/07(火) 02:08:29.63 ID:ttLahtvH0
>>921
【重大な悩み、それは今貴方に宗教に勧誘されそうなことです】
【・・・・・そう言えたら幾分楽だっただろうが、生憎男にはそんなことを言う度胸はなかった】
【なぜなら、シスターを明らかに落胆させてしまった上に、目尻に・・・・・キラリと何かが光っている】
【流石にそんな相手にこれ以上追い討ちをかけるようなことを言ったら・・・・次の瞬間が容易に頭に浮かぶ】

(まさかここまで落ち込んでしまうとは・・・・女性に涙を流させるのは、私の流儀に反してしまう)

【再びシルクハットのつばを持つと、やれやれとため息をつきながら角度を少し下に傾ける】
【女性の涙する顔を見るのは少しいたたまれないものがある、泣かせておきながら卑怯な気がするが許して欲しい】

はあ・・・・そうですね、私でも気づかない悩みがあるかもしれませんし
時には神に悩みを打ち明けてみるのも、良いかもしれませんな

【とうとうこの男ポッキリと折れた、シスターを落ち込ませないためにはこうするしかないと思ったのだろう】
【女性の涙に流されてしまうとは・・・・比較的、ちょろい人間であるのかもしれないな】
926 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 02:11:37.32 ID:g6M1kb/X0
>>923
【歌がやんだ事で、悪魔の恐怖は更に加速した といったところだろうか】
【もう布団に頭つっこんでガタガタブルブルしているレベルである おい、頭かくして尻隠さず状態だぞ】
【そうこうしているうちに、青年は屋上へと続く扉の前に立っていた ちょうど、歌も歌い終えた】

「魔女の瞳に気をつけろ・・・か クックックック・・・」

「オルフェウスなら聞いた時は趣味の悪い歌だと思ったが・・・ 案外、当たってるんだな」

【眠らない時間の中で聴いた歌 その光景に自分が直面する事になるとは】
【ともかく、気配からして魔女はこの先だろう 丁度、屋上の扉を開けば見上げる位置にいるだろう】

「さてさて・・・ 魔女なのか悪魔なのか」

「クックック・・・どうでもいいな」

【ノブに手をかけ、ゆっくりと扉を開く 屋上に吹く風が、一気に流れ込んできた】
【やがて収まったところで、屋上へと足を踏み入れた おい、地獄に帰ろうとすんな 追放されたんだろお前】

「―――よう、こんばんわ 随分優雅だな」

【探すまでもなく、月光に照らされるようにしてソイツはいた】
【箒の上で足を組んで、優雅にこちらを見下ろしている 帽子で隠れていて瞳は見えない】
【ある意味、助かったのだろう】
927 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/07(火) 02:13:13.26 ID:cDsMa2tYo
>>924

どうやら相手は自分の存在に気づいていなかったらしい。
青年も結構抜けている方だが、女はその上を行くようだ。恐ろしい。

「軽い運動、有事に備えて訓練ね……ククッ」
「一人で訓練するなら誰かと通信する必要あるのか?」

一人でなら一人での訓練方法がある。
ある意味本格的ではあるが、通信の真似事までするのは非効率的だ。
なにより、あれは明らかに訓練というより……。それを知ってて、あえて問い詰める。

「……おおっ、本物は初めて見た。帝國にいた時も見たことなかったのにこんな地で見るとはね」

彼の元居た国には幽霊に関連する話が腐るほどある。
が、実際に見たのは初めてであり、結構驚いているようだ。
目をまん丸にしながら、口から煙を吐き出した。
928 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 02:19:50.77 ID:YmQOgd18o
>>926
見下ろせば―――とある廃墟の屋上の扉が開くのが視界に入った。
魔女の箒は低空でしか飛べないのであるが、現在は”特殊な電撃”で強制的に様々な金属から磁場を
利用して浮いている状態で、とても高い位置にあったためか、かけられた声の方向を見下ろす。
魔女の目は随分と愉しそうに細められており、その瞳は紅い三日月の逆光も相まって見る事は出来ないだろう。
だが、その裂けるような微笑みだけが不気味に夜空に浮かび上がる。

「あぁぁらぁ……随分と可愛い坊やだこと………私を”狩りに来た”のかしらぁ…それとも、私をデートに誘いに来たのかしらぁ…?」

両腕から走らせていた電撃を微弱なものに緩め、相手から視認できない程に小さなものへとかえる。
高度を落とさないままじっくり眺めるようにしていた魔女は―――暫くすると、三角帽子を細く真っ白な指でくいっとあげてみせる。
そうすれば見えるだろう―――紅い三日月に映える絶世の美人が微笑んでいるのが。漆黒の瞳を妖しく光らせているのが。
だが、未だ能力は解放していないようで、その瞳に脅威は一切含まれて居ない。ただ、異常な威圧感と恐怖感を煽るには十分過ぎるシチュエーションだけだ。
929 :【霊銃弾骸】@Wiki [sage saga]:2011/06/07(火) 02:26:49.75 ID:QiMs4H2To
>>927

「そ、それは―――ッ!……だなっ……」
「あれなんだよ、あれ――――それよりもっ!」

【思わず言葉を詰まらせる、図星だった。ぎりぎりと歯を軋ませて、男を睨んだ】
【聞かれていたとは、己の妄想、陶酔の産物、自己満足。背筋あたりから沸き上がる後悔の念】

【訓練のくだりこそ真実だったとはいえ今の状況を鑑みるに、それすらも信じられているかどうか、怪しい】


「そうさ――――ッ!ま、前の職なんかは大体わかるだろう?」

「私は幽霊、元の但し書きが付いた軍人の、な。そうそう見れたもんじゃないぞ?」
「呪い殺すなんて物騒な真似はしないから、安心すると良い。あ、後煙草は止めてくれ」

【彼が一瞬目を見開いた隙に話題を逸らさんと纏めて一気に捲し立て、芝居じみた自慢げな表情を作った】
930 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/07(火) 02:34:12.71 ID:cDsMa2tYo
>>929

どもる幽霊、というのも奇妙で不思議な光景だ。
無理やり話題を変えようとしている幽霊に対し、ニヤニヤと笑いを返した。
幽霊といえば恐ろしい物をイメージするが、どうやら目の前のは随分とそれからかけ離れている。

「軍人の幽霊ねぇ……。まあ、あっちにいた頃はよく噂では聞いてたけどね」

【広場に成仏していないなんとやらとか、噂だけならいくらでもあった】
【尤も、霊など信じていなかった青年は存在を確認したことはなかったが】
【霊感とかなくても幽霊は見えるんだな、などというくだらない事を思考した】

「クク、それを聞いて安心したぜー。たとえ帝國軍人でも幽霊相手じゃどうしようもないからなぁ」
「……っと。こりゃ失礼】

かなり重度の愛煙家の彼に葉巻を吸うな、というのは息をするなと言っているのと同意義なのだが
喫煙家として、マナーは守らなければならない。携帯灰皿を取り出し、火をもみ消した。
これで能力発動は不可能となった。まあ、この幽霊相手に警戒など杞憂でしかない気もする。
931 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/07(火) 02:36:48.65 ID:WB5WwpuGo
>>925
【普通、こういった状況では仕込を行ったりするのだが…彼女のは完全に素である】
【要するに、今謝っても対して効果は無い。本当に仕込であれば…そのまま申込書なり資料なりを大量に出す】
【だが彼女は、そのまま嗚咽を上げるだけで仕事になっていない。仕事しろ…】
【過激な感じな反面、それ以外では完全に一般人なのだ。ただ神様に与えられた仕事を行使するだけだ】

【男が、折れてしばらくし……彼女は落ち着いたようで】
【相手の言葉を理解したのか、元の笑顔に戻ったようだ】

では、私はこれから、本部で教鞭を振ってこなければなりませんので…
ベンジャミン様。今日はありがとうございました。機会があればいつか…

【そういって去っていこうとした。ちなみに料金はさっき払ってあるので問題ない】


(送信したかと思ったらされてなかった…もうしわけないです)
932 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 02:38:06.31 ID:g6M1kb/X0
>>928
【先程まで感じていた魔力が弱くなった事でわかった事だが、魔女はまだ能力を使っていないようだ】
【ある種安心しつつ顔を上げると、そこには絶世の美人がいた まさに妖艶 という女だ】

「狩りに?面白いな、狩られることに心当たりがあるみたいだ」

「クックック… 俺の知り合いみたいな事を抜かすんだな、アンタ」

【背後にぽっかりと浮かぶ紅い三日月に照らされながら、それよりも歪んだ笑みをする女】
【その瞳からは、能力がなくとも充分な威圧感と恐怖が感じられた】
【それでも、逆にカマをかけた その顔には、彼女の良く知る悪魔そっくりな三日月のような笑みが浮かんでいた】

「初めまして、レディー」

「何故だかな?アンタの事を俺は知っている気がするぜ」

【さらに青年は、多少の違いはあれど微妙に口調をいつもと違えた】
【どっかの悪魔が無理やり聞かせてきた『レディーの誘い方』を参考にしたのだ】
【もっとも、知っているのは本当なので、多少シチュエーションが違う あぁ、そこには突っ込んでくるんかい】
【怯えていた悪魔が急にキリッとして指導してくるので、内心笑ってしまいそうだった】
933 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/07(火) 02:50:49.12 ID:+uJ2B8ro0
>>931
【折れてからしばらく、どうやらシスターは元の笑顔に戻ってくれたようだ】
【その顔を見て男は一安心、ホッとするかのように小さく息をついた】
【若干もしかしたら仕込みなのではないかと思ったのだが、どうやら彼女の場合は本気で泣いていたようだ】
【自分の行動に間違いはなかったことにもう一安心、まあ仕込みであっても同じことをするだろうが】

貴方は熱心な方ですね、それを思い知らされましたよ
シスター・アンジュ、こちらこそ本日はありがとうございます
機会があればぜひ、また説教でもお願いしたいものですな

【席から立ち上がり、去り行くシスターに向かってシルクハットを片手に取りながら一礼】
【なんにせよなかなか貴重な経験になったのは事実である、男としては別の話も聞いてみたいと思ったのだろう】
【ただ、一つだけ気がかりがあるが・・・・】

【シスターが店を去っていった後に】


ベンジャミン・・・・・やはり女性名ですよね
怪しまれなかったことだけは幸いですね

【男は小さく、悪戯っぽく笑みながら呟いたそうな】

/絡み、お疲れ様でした〜
934 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/07(火) 02:52:34.38 ID:WB5WwpuGo
>>933
(乙です!)
935 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 02:53:01.34 ID:YmQOgd18o
>>932
青年の揺れる銀色の髪を眺めながら、魔女は場違いにも”綺麗な髪ねぇ…”と微笑んでみせるだけ。
物怖じしない青年を愉しそうに、愉快そうに眺めたままにふわりふわりと浮かび続ける。崩れない表情は
ただの絵画がそこにあるだけなのでは無いかという錯覚に陥りそうになる程に美しさを持つが、それは良い意味での
美しさでは無く、ただただ禍々しくあるだけで。だが、その魔女の表情は青年の思わぬ言葉遣いによって
きょとん、としたものになってしまう。

「れ、レディー…?私の事を知ってるってぇ……私は貴方のようなジェントル、知らないわよぅ……?」

若干の困惑を見せたのは、言わずもがな、青年の口調は良く知った”家族”のもので―――思わず、箒の高度が落ちていく。
緩やかに、だが、どこか焦っているような不思議な速度で屋上へ降り立つ魔女。
箒からふっと降り、コツンッとヒールの音をコンクリートの地面へ響かせると、少し離れた場所で射抜くように見つめる。
その瞳の漆黒から、何故だろうか―――段々と、恐怖や威圧が大きくなっていく。

「この匂い……はっはぁぁぁん………?」

”何か”に気づいたように笑みを浮かべるも、真意は定かでは無い。だが、次の一言は確実に”悪魔”に届くだろう。

「ジョォォン……そこに”いる”のねぇぇ………?」

漆黒の瞳がほんのりと不思議な光を灯した瞬間、魔女は箒をぱしんと左手に取り、器用にくるくると回しながらすっと地面へ放つ。
そうすると、箒は不思議な軌道を描きながら回転し―――ぴたり、と魔女の腰の辺りに静止。魔女はそれに腰掛けると、三日月の笑みのまま言う。

「…ジョン……貴方は口出ししなくていいのよぉぅ?今は”目の前のジェントル”だけでいいの……で、ジェントル、私を”どうしたい”のかしらぁ…♪」


完全に悪魔は手玉に取っているようだが、目の前の青年は違う。
目の前の物怖じすら見せない青年に、魔女は警戒心を解かないまま、あえて座って話しかける。
魔女らしいのだが―――――「ジョン……地獄で待ってなさぁい……♪」――――怖い。超怖い。笑顔が綺麗なのがさらに怖い。
936 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 03:10:42.54 ID:g6M1kb/X0
>>935
「そうかな?俺は知っているよ よく知っている、と言っていいぐらいだ・・・」

「――わりぃ、タンマ このキャラ合わねぇ」

【女性から感じる威圧感が大きくなっていくのは感じていたが、ちょっとそれどころでなくなってしまった】
【口調とセリフを真似していたら、耳と歯が浮いてきてしまった うぅぅ、悪寒までしてきた】
【頬を軽く引っ張って、頭をブルブルと振ってから普通に戻す こんなん無理無理】

「クッ・・・ ハッハッハッハァ!バレてんなジョン・クロウリー!」

【悪魔の怯えっぷりとそれに気づいた女 なんだかどちらも楽しく思えて爆笑してしまった】
【声がかけられた瞬間、口調を戻した事に文句を垂れていた悪魔が、ビシッ!と気をつけをした(In 心の中)】
【その様子がおかしくて腹を抱えて笑ってしまった 悪魔の相棒も同様だろう】

「いやいや、わりぃわりぃ 怯えるジョンが面白くてよ・・・ついついここに来ちまった」

「まぁなんだ、ご指摘どおりジョンは『ここ』にいるぜ」

【そう言って、右手の親指で自分の心臓を指す つまり、心の中の暗示だ】

「どうしたい・・・ そうだな、ある人物に謝罪してもらいたい」

「いや、謝罪で済むかな・・・」

【つまりは、彼の先生 以前に屈辱を与えた女に謝罪してもらいたいのだ】
【それですむかどうかは・・・ 魔女次第だが、ともかく青年の考えはそうだった】
【ちなみに、女の超怖い笑顔は自分に当てられたものではないのでまた笑った 地獄が本当に地獄になるようだ おお、こわいこわい】
937 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 03:22:38.75 ID:YmQOgd18o
>>936
「んっふふ……ごめんなさいねぇ坊や……私の”弟”が迷惑をかけてるみたいでぇ…」

わざとらしく微笑んでから小首を傾げてみせるものの、弟が本当に”地獄”へと落ちてしまった事に一切の悲しみを見せ無い。
否、寧ろ悲しみより濃く浮かんでいるのは―――笑みだけ。一瞬だけ見せた優しい笑みはすぐさま消え去り、妖艶さを取り戻した
魔女は紅い月の影を見つめながら青年の”要求”を聞いた。

「ある人物に謝罪ぃ?私は悪い事なんてしてないわよぅ……」

と、否定をしようと片手を挙げるが――

「……あっ」

心当たりはあったようだ。
青年を見つめる目が若干困ったように伏せられ、小さく唸りながら右手の人差し指を顎に当てる。

「んぅ……そうねぇ…多分……”あの剣士”でしょうねぇ…」
「まぁ…プライドを傷つけたし、”食事になってもらった”し、あの子はとぉっても強気だからぁ…」

「はぁ…」

言葉尻に溜息を落とすと、魔女はやれやれ、といった風に首を振り、青年の目を正面から捉える。

「…その人に謝るのはいいけどぉ……一つだけ…お願いがあるの……いい、かしらぁ……?」

先ほどからずっと細められていた目が―――突如、見開かれる。






「貴方の事、味見したいの…それに…ジョンも…引きずり出してあげるわぁ……んっふふふ…♪」


漆黒を湛える瞳の色が突如として宵闇すらも犯す程に白目の部分まで広がり――魔女の能力が解放される。
その瞳にとらわれてしまったら身動きひとつ取れなくなるだろう。
938 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 03:35:13.91 ID:g6M1kb/X0
>>937
「何、俺も楽しんでるからな つぅか、驚き少ねぇんだな」

【同様に笑う青年 もっとも、彼の笑みは本物だが】
【実際、五月蝿いやつだが契約した以上家族みたいなものである だから、体操座りして落ち込むなよ】

「――あんじゃねーか、心当たり」

「そ その剣士、俺の学校の先生なんよ で・・・思いっきり恨んでた」

【ふぅ、とこちらも溜息をついた まさか本当に予想通りにことが転ぶなど思ってもいなかった】
【もうちょっと悪魔をからかうのもいいが、対面したのに何もしなかったとなると今度は自分が危ない】

「いいも悪いも・・・ 無いんだろっ!」

【片手でカードを破って、相手に投げつける――が】
【破られたカードは青年の手を離れた瞬間に消えてしまった】
【そして――青年の目には、魔女の瞳が映っていた】

「―――・・・・・・・」

【青年は、カードを投げた姿勢のまま動か『なかった』】
939 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 03:45:01.80 ID:YmQOgd18o
>>938
妖艶な瞳で見つめたまま、箒から腰を上げて相手を見つめたまま左手の指先を振る。
それに反応したように箒はすっと縦になり、魔女の背中へぴったりとくっついた。
青年にゆっくりと歩み寄りながら魔女は右手の人差し指を舌でぺろりと舐めてから言葉を紡ぐ。

「恨むのも自由、憎むのも自由……だ、け、ど…私から自由を奪うのは無理ねぇ…?」
「私は人を傷つけたりしない、約束するわぁ?いつだって人を傷つけるのは人よぅ?私は魔女…だから
人を傷つけたりしない……坊やにもわかるくらいに簡単でしょぉ?」

そうして、青年の眼前まで近づくと、薄いブラウンの瞳を漆黒の魔眼で覗き込みながら撫でるようにして
綺麗な腕を伸ばしていく。触れる事に成功したのならば―――食事は開始されるだろう。
だが、言葉どおり、本当に傷つけるつもりは一切ないようで、箒も魔女の背中で静かにたたずむだけ。

「…それと、もう一つ約束してあげる……その”先生”に……ちゃぁんと謝るわよぅ…?」
「先生のために”味見”を赦してくれるのかぁ……それとも………私をここで襲うかぁ…」

「貴方に選ばしてあげる…んっふふ…♪」


選択を迫っておきながらも伸びていく腕。だが、断られたのならばすぐさまその腕は青年から離れていくだろう。
940 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 03:59:36.40 ID:g6M1kb/X0
>>939
【近づく魔女を、青年はただ見つめていた 見つめる事をしていた、言った方が正しいだろうか】
【そして、伸びてくる腕を――掴みもうと動いた 魔眼を真っ直ぐ見つめながら である】

「――まぁな、全く 魔女だの悪魔だの神様だの・・・」

「どいつもこいつも、我侭だが悪人じゃねぇとは思うわ」

【そして、口を開いて喋りだした 目をそらす事も瞼を閉じる事もなく だ】
【何故そんな事が可能なのか それは、青年の破ったカードだった】

「つうか、謝罪に対価を求めるなと」

「俺が選ぶのはあれだ "味見"はさせないし、キッチリ謝ってもらうっ!」

【歯をむき出しにしてニッ!と笑うと、青年の後ろから透明な何かが振るわれた】
【"ソレ"は魔女に向かって振るわれており、当たればその場に倒れるだろう】

【つまり――青年の召還は成功していたのだ たあだ、姿が見えないだけだ】
【そして、召還された者 それにこそ、青年が動けることに対する答えがある】
941 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 04:14:10.04 ID:YmQOgd18o
>>940
それは瞬間的なものだった。
相手が口を開くのは魔女にも理解出来た。”身動きが取れない”だけであり、喋る事も呼吸をする事も
出来る魔翌力であるのだから。本来であればこのまま味見をした後に去っていこうと思ったが、それも出来ないようで。
腕を掴まれたと思った瞬間に青年の背後から”何か”が振るわれる。

「あらぁ……」

それは目に見えないにも関わらず圧倒的な質量を持って魔女を地面へと叩きつける。
華奢な身体は面白い程にあっけなく地面へと叩きつけられるが―――正確には、”地面に叩きつける”事は出来なかった。

「私が”保険”をかけてないとでも思ったのかしらねぇ…坊やあぁぁ?アーッハッハッハ!!」

かなりの衝撃を受けた魔女の身体には鈍重な痛みが広がっている事は確かだが、不思議な事に、魔女は倒れかけた格好
のままふわりと空中へ浮かび上がる。その招待は―――背中に佇んでいた箒だ。
箒はくるりと方向転換し、魔女を座らせるようにして腰へ移動する。魔女はその箒の上で足を組んでから高笑いし、嘲る。


「ほぉんと……強制されるのはだぁいっ嫌いなの……悪魔や神様、魔女や魔人を見下してるのかどうか知らないけれどぉ……」


魔女の恐ろしさを知っているだろう。青年の心に住まう悪魔は。だが、恐怖の本質は確実に迫り来る痛覚でなければ、苦悩でも無い。
魔女は知っている。恐怖の本質を。魔女は知っている、純粋な恐怖は全からず―――。


「その剣士か先生かどうか知らないけれど……名前も名乗らない人なんて”覚えて無い”わぁ……?」

「んっふふ……んっふふふ…アッハッハッハッハッハ!!魔女はほんっとーに、どこにいっても嫌われるのねぇ?」

青年が動けるのならば、明らかに不利なのが魔女である事は明々白々であり、このまま戦闘になだれ込むのであれば力負けしてしまう事は確実。
魔女は魔眼を解くと右手を廃墟の屋上、そのコンクリートの地面へ向けると青白い電流を最大限まで高め始める。


「魔女を捕まえた人間なんてだぁぁれもいないの…神様も捕まえる事は出来ないし、悪魔だって無理な話よぅ?」

「魔女を捕まえたいのなら……私を”口説き落とす”事ねぇ坊や?」


魔女は青年の目の前の地面へ思い切り電撃を放つ事が出来たのならば、その衝撃を利用して逃走を図るだろう。
電撃は青年には向けられていないので、先刻魔女の言った通り、”誰も傷つく事は無い”。
942 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 04:44:35.72 ID:g6M1kb/X0
>>941
「クッハッハッハァ!そりゃお互い様だなァ魔女!」

【お互いに、相手に対して策を講じていたようだ】
【青年は威圧を放つ魔女に対して 魔女は、それに全く動じない青年に対してだ】
【食えない連中の食えないやりとりは続く】

「強制じゃねーよぉ、単なるお願いさ! ってまぁ、神様なんかは身内だわな」

「あぁいや、そうじゃなくてだ つうかやーだよ、俺の魔力は俺のもんだからあげねー!」

【何が楽しいのか笑っている青年 魔女につられたのだろうか】
【どっちもどっちもな言い合いである 謝れ、と謝るから味見させろ そして、それは嫌だ】
【どうみてもただの我侭じゃあなかろうか】

「どんな状況か聞いてないけどさ、そりゃないんじゃねぇの?」

「つーか、勘違いすんなよ? 俺はアンタ嫌いじゃねぇよ!」

「今更魔女を嫌う理由もないしな!特にアンタはおもしれぇしな! ただ、素直に謝ってくんないのは残念だな・・・」

【力を奪っておいて、覚えてないと抜かす魔女 ついつい、突っ込んでしまう青年だった】
【そして、こんな状況で、襲い襲われしておいてそんな事を言う青年は確実に頭の螺子が外れている】
【本当に残念そうな顔をした 反省しろ、とは言わないが無条件で謝罪は出来ないものだろうか】

【召還した者は非常にハイスペックだった 青年の背後に立っていたのだが、そのまま青年を抱えて飛翔した】
【相変わらず姿は見えないので、青年が単体で飛んだようにも見える】
【電撃をかわした青年達は、魔女の後ろへと回り込もうとした】
【しかし、これだけ能力をさらしては、分かる相手には召還した者の正体が分かってしまうのではないか】

「アッハッハッハ!俺は神様でも悪魔でもねぇよ!」

「俺は黒崎 士貴だ!」

「魔女を捕まえる・・・・・・―――人間の名前だ」

【飛び回る青年は、あやかってそんな名乗りを飛ばした】
【神様や悪魔には無理 そして、魔女を捕まえた人間がいないなら】
【今ココで初めて、捕まえるだけである】
943 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 05:04:20.82 ID:YmQOgd18o
>>942
電撃を飛ばし逃走を図るも、それは青年の見えない召喚物によって阻まれる。何を持ってして青年が
魔女を必死になって捉えようとするのか、魔女にとってはどうでもよい事の一つで。それに対して、味見も食事も
出来ないのであれば興味の対象はすでに失われたも同然。このまま押し合いを続けていても仕方が無いのは
火を見るよりも明らかである。そして、螺子が飛んだ青年とは別に―――魔女はどこまでも理論的である。

「人間はいつだってそうねぇ…我侭を言っても大義名分の前では無力……魔女狩りの歌を歌っていた真意は
何かしらぁ?自分を勇気付けるためなのか…それとも、本当に私を”狩る”つもりでいたのか……」
「圧倒的な力で首を掴んで融通を通すのは人間しかしな愚行よぅ?それは大罪にも当てはまらない神に背く
行為なのをちゃぁぁんと坊やはわかってるのかしらねぇ…」

飛翔した青年に胸中で驚きを隠せないものの、それは青年の破った”タロット”から生み出されたものである事も
魔女はすでに把握している。それに、青年が何を持ってしてでも魔女を捕まえようとしている事も。
先ほどまで至極冷静に空中で青年を微笑んで見つめていた魔女が突如―――箒の上で立ち上がる。
器用なバランス感覚は魔女と箒も合わさり、あたかもそこで静止しているように見える事だろう。


「魔女を捕まえるだなんて、馬鹿を言うのも大概になさい、黒崎――――」


その威圧は、青年も、青年の中にいる悪魔をも凍りつかせる絶対零度。


「――――――私を抱きしめていいのは――――家族だけよ――――」



魔女の両腕に迸っていた青白い電撃は突然色を変えはじめ、黒く、黒く、漆黒に。
少しだけ白み始めた空をまた黒に塗りつぶそうとする程に大きくなってきた黒い電撃は魔女を覆い、姿を霞ませていく。
一体何が魔女の逆鱗に触れたのか青年にはわからないだろう。だが、剣士とて、青年とて、魔女とて同じ。

魔女にも―――魔女然としたプライドがある。



「――――私の名前はアレッサ…アレッサ・クロウリー………人間に弾圧され、迫害され、蔑まれ続けた…魔女の名前よ」


その瞬間、魔女の瞳がまたも漆黒に染まる。
戦闘において、相手を視認せずに攻撃するのは不可能である。その極限まで研ぎ澄まされた思考から弾き出された至極当たり前な
答えは青年へどう催すのか。青年を見つめる魔眼に、体中を覆う漆黒の電流。
その電流は最大限にまで高められている状態である、一瞬でも触れてしまえばかなりの衝撃が走るだろう。
その魔眼は魔乃魅力、捉えられてしまえば、身動きひとつ取れなくなり、その場で縫い付けられたようになるだろう。
944 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 05:34:04.89 ID:g6M1kb/X0
>>943
「さてね?意趣返しとして思いついたに過ぎねぇな」

「うるせぇっ、神が文句言ったら黙らせてやるよっ!」

【どんな発想だ しかも、可能な分戯言より余計性質が悪い】
【ともかく、青年の考えは固まってきたようで とりあえず、魔女をとっ捕まえて説教する方向で固まった】
【うん、恨みを買ったなら謝んないとな なんとも単純な発想である】

「―――やれやれ、仕方ないねぇ・・・」

「こっからは本気だ ちょっとマジにいくぜ、魔女」

【魔女の威圧は、青年を冷めさせるのに充分だった】
【冷静になり、研ぎ澄まされた感覚で、青年に一つの決断をした】
【とりあえず、まともに話をするために―――ぶっ倒す と】
【青年は、腰の銃を抜いて………自分の頭に突きつけた 魔女の名前を聞きながら、流れる冷や汗を感じる】

「そうか…アレッサって言うんだな」

「それじゃアレッサ 今だけ、ちょっとだけ…痛い目に会うだろうけど、許してくれ!」

「―――――トォォーーール!」

【抱えられたまま、青年は魔女に向かって笑いかけた やっと名前が聞けた事に対して笑っているようだ】
【そして、予定では一回ぶっ倒すつもりなので、先に謝罪】

【銃の引き金を引きながら、叫ぶように呼ぶ名前】
【北欧に残る伝承の神 雷神をこの場に召還した 先に召還した分と合わせて、二体目である 少々しんどい状況だ】

「ペルセウス!トールに指示!」

【青年を抱えていた者の正体がついに明らかとなった 姿を現し、その全身をさらしたのだ】
【魔眼を防ぐ事ができ、姿を隠せ、そして空を飛べる その名はペルセウス メドゥーサを殺した英雄である】
【英雄を自らの目として、雷神の槌を武器にして】

【英雄の指示した方向に、雷神は目をつぶったまま槌を投げた】
【その槌はミョルニル 電流で壊す事も防ぐ事もできるような代物ではない】

【問題は、魔女がよけないかどうかだ いくらホーミング性能があるとはいえ、当たるまで使っていたら青年の魔力が先に切れる】
【攻撃をやめて逃げに徹されては、ちょっと厳しいだろう】
945 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 05:38:14.73 ID:g6M1kb/X0
>>944
/ちょっと補足を…
/士貴がペルセウスに抱えられてて、目の前に盾があるので相手の姿が見えないです
/なのでペルセウスに指示を任せてます… わかりにくすぎてゴメンナサイ!
946 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 05:48:55.53 ID:YmQOgd18o
>>944
「神を使役するなんて坊やは随分とすごいのねぇ…?」

静止した状態から相手を見据え、電撃を纏わせていた魔女は雷神の姿を見て溜息を吐き出す。
雷神を呼ばれては魔女の力など赤子にすら及ばない存在。魔女の力は悪魔や神から授かり、それを高等なる
理論を持ってして現世へと当てはめ、理論に理論を組み込んで顕現する、いわば高等技術、高等学問。
不思議な力、などという一言で済ます事が出来ない程に複雑なものは、全てを創造しあげた神の前では等しく―――無意味。
漆黒の電撃は姿を潜め、魔眼は力を無くして行く。それの理由は一つだけ。
こちらに対し目を閉じたまま槌を放つ雷神の滑稽さでもなければ、必死に魔女の目から逃れようとする青年でも無く

それは―――とある悪魔が届ける――――小さな一言――。




(――――アレッサ―――)







「……ジョン…おねーちゃんを止めるなんて…」


「成長したじゃなぁい……おねーちゃん、嬉し――――」



全てを言い切る前に、雷神の放った槌は魔女の腹部をとらえ衝撃を与える。
箒の上に立っていた魔女はあっけなくそれに吹き飛ばされ―――硬い硬いコンクリートの地面へ叩きつけられた。
今度は本当に叩きつけられており、力をなくしたようにして傍へ落ちる箒もまた、乾いた音を立てるだけ。
幸い、身体にも傷は一切ついていないが、魔女の大きな三角帽子はへたるようにして形を崩し、魔女の頭ではなく地面へ。
綺麗な黒い絹のような髪は広がり、砂にまみれて夜風に解かれている。
青年と神の圧倒的な力は確かに―――魔女を、叩き落した。

「ぇぅっ……かはっ………」

相当な衝撃だったのだろう、魔女は何度かえづきながら震える右腕で帽子を掴み、乱雑に頭にかぶる。
喉から搾り出される声は、妖艶さのかけらも無い、一人の”女性”のもので。寂しさを隠し続けていた、弱く脆い存在のもの。


「ぅ…っ……ジョン…ジョン……どこなの…ねぇ…おねーちゃん…一人、に…しな、い、で…かはっ…」


青年と神の力は魔女の意識を混濁させるには少々大きすぎたようだが、この状態もすぐさま治るだろう。
ただ、衝撃でかなり意識が混乱と混濁を繰り返しているようではあるのだが。
いつのまにか上ってきた朝日も相まって、魔女の力が弱ったように見えるのも―――神の悪戯か、否か。
947 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 06:10:03.68 ID:g6M1kb/X0
>>946
「あぁ、我ながら狂ってると思うよ」

【先程より少々元気の無い青年 隠れた盾の向こう側でだるそうに言った】
【そもそも、さっきから魔力を使い続けている いくら青年でも、神の二体召還など戦闘出力ではぎりぎりだ】
【と、そんな時 突然魔女から感じる魔力が途切れた 数瞬の後、ドガッ!と鈍い音がして、魔女が落下した】

(自分から魔力を解いた・・・!? 何故だ!)

【不可解に思いつつも、いいかげん負担になってきたサーヴァント達を撤退させる】
【青年は、叩きつけられた魔女の元へと駆け出した もろに喰らった分、想定していたよりダメージが大きいはずだ】
【すぐ傍まで駆け寄って、そこにいた魔女――いや、女性の姿に絶句してしまった】
【手を伸ばしかけるが……女性の言葉を思い出し、触れる前に手を引っ込める】

【代わりに、もう一度銃を頭に当てた そして、その名前を呼びながら引き金を引く】

「――ジョン・クロウリー……」

【今回、青年は呼び出される『権利』を与えただけで、強制しなかった】
【つまり、今回に限り、悪魔の考え次第で出る事も出ない事もできるのだ】


/とゆう訳で… お任せしますww
948 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 06:34:43.63 ID:ftQY62/to
>>947
神を使役するその青年の言葉が、弟の名前を呼んだような気がした。
魔女霞む視界に捉えられているのは、朽ちていくのをただ待つばかりの、廃墟のコンクリートだけ。
青年の言葉が何度も頭を反響し、頭痛のように広がっていく。
大きな銃声が響き渡った瞬間、魔女は撃ち殺されたのかと錯覚した。
だが―――呼吸も止まっていない、痛みも引いていない、頭痛も酷いまま。
何か変わったとすれば―――。

『……やぁ、アレッサ』

「ジョン……ジョン……?」

ざりざりと指で地面をかきながら身体を起こそうとするも、言う事を聞かないままの身体は地面から起き上がる事
すら赦さない。ふらふらと視線をさ迷わせようとも、見えるのは青年の足元だけで、そのほかには何も見え無い。
悪魔は姿を現さないままに、ただ、世界に”声だけ”を届けている状態なのだ。魔女はそれを理解する冷静さなど無く、
ただ弟の姿を探すようにして視線を彷徨わせるだけ。

『…情けない魔女になりさがっちまったんだなアレッサ?俺の知ってるアレッサはもっと気高いんだが……
俺の勘違いだったかねぇ…それとも、月の光に見とれて思わず油断したのかい?』

「ねぇ…ジョン……どこ…どこぉ……!おねーちゃん…痛いよぅ……助け―――」

『おぉっと…それから先は言っちゃいけない……アレッサ………忘れたのかい―――?』

「…ぅ…ん……何、を…」

『俺は悪魔だ………アレッサ…あんたは?』

「わ、たし…は……私、は……魔女……」

『そうだ……そうだそうだそうだ………立て、アレッサ……お前はコンクリートの上で眠る趣味なんて無かったろう?』

「…うん……うんっ………」

痛みがようやく緩んだのか、少しだけ身体を起こしてから左手で箒を手繰り寄せる。それから、箒を掲げてぱっと離すと、それは
空中でとどまって、先刻のように魔女を待つように、ただ静止する。

『……アレッサ…お前は……』

『…気高い、魔女だろう?』
「…気高い、魔女だったわねぇ…」

立ち上がる事は出来ないものの、意識の混濁が落ち着いてきたのだろう。魔女は片膝をついたまま、青年に背を向けて何度か
まぶたを擦るような動作を見せた。だが、その表情は伺えない。いつのまにか悪魔の気配は消えており、ただそこには、明るく上った
朝日があるだけとなる。その朝日は青年の銀色の髪を輝かせ、一層眩しく感じさせる。それは、背を向けていてもわかった。
魔女は思う。この青年を強くしているのは―――とても、尊いものなのだろう、と。だからこそ、地面に叩きつけられた事に対して
憤慨する事も無ければ、言及すらしなかった。ただ―――。


(……ボス…ありがとう………後は任せた)


とある悪魔はそう言うと、静かに息を吐き出す。
魔女は小さく青年に言う。


「……約束は、守るからねぇ………謝る、ちゃぁんと…」

「…んっふふ……おねーさんが言う事守るのは…サービスなんだからねぇ…?」

そして、すっと立ち上がり振り返ると、少しだけ赤くなっている目で青年を見る。
銀髪の青年は―――どうやら、とてもとても―――優しく、強いみたいだ。
魔女は箒に力なくぽすん、と腰を落としてから腹部をさすりながら、反対の手で大きな三角帽子を被りなおす。
それから、わざと怖い目を作ってみせる。

「…んー……このお返しは……今度しっかり”食事”で返してもらうんだからねぇ…?」
949 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 06:52:48.81 ID:g6M1kb/X0
>>948
【轟く銃声 すなわち、召還のサインだ しかし、そこに悪魔の姿はない】
【聞こえてくる声から事態を察した青年は、少しの間だけ魔女に背中を向けた】
【自分にその姿を見る権利はないし、見るべきではないから】

――――――――――――

(……ふん)

【悪魔にそっけない返事をすると、振り返って女性のほうに向き直った】
【そこにいたのは、もう魔女だった しかし、何かが先程と違う 具体的には、青年にはわからないが】

「――そっか、ありがとう アレッサ」

「あっはは、もっと守ってくれてもいーのにな?」

【青年は他の言葉を告げる事無く、ただただ魔女に笑いかけるのだった】
【言葉にするのは苦手なのだ それでも、ちゃんと伝わってくれた事は分かる】

「あらら、こえぇなぁもう」

「んーっとそうだな、魔力は駄目だけど… せめて、退屈させないディナーを約束するよ」

「それじゃ駄目かな?素敵なレディー」

【ほんの少し怯えてみせて、その後は笑ってみせる】
【普段の青年からしたら大分キザなセリフだ 多分、悪魔のせいだろう もう、そうゆう事にしてやる】
950 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 07:00:31.01 ID:ftQY62/to
>>949
「……」

――それじゃ駄目かな?素敵なレディー―――

魔女は何も言わず、箒を右手の指先で撫でる。すると、箒が青白い電流に一瞬だけつつまれ、浮き上がる。
ゆっくりと浮き上がっていく箒の上で、魔女は思わず、笑ってしまった。青年のきざな言葉に笑ったのかもしれないし、
青年の馬鹿らしい程の真っ直ぐさや、真摯さに笑ったのかもしれないが、その本当の意味を知るのは、魔女だけ。

「……レディーに免疫が無いのねぇ、ジェントル……無理はしちゃだめよぅ?」

「んっふふ……貴方とディナーに出かけたら、また神様から叩き落されちゃいそう…」

腹部をずっとさすっていた手を離し、帽子にあてがう。
それから、ゆっくりと高度を上げた魔女は―――やはり、魔女のまま。






「じゃぁね、黒崎くぅん……今度は、”絶対に”貴方を食べてあげる……♪」

朝日を眩しそうに目を細め、魔女は朝日に似合わぬ漆黒のまま―――その場から去っていこうとする。
少しだけ箒がふらついているのは、やっぱり、ダメージが大きかった証だろう。
951 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/07(火) 07:21:55.12 ID:g6M1kb/X0
>>950
「――うおっ!?」

【箒が舞い上がった事で発生した風に、思わず怯む】
【ゆっくりとはいえ、元々ここは風が強いので、多少の動きに反応したのだろう】

「そりゃま、ジョンの様にはいかねぇよ」

「アッハハハ… 悪さしたら、またぶっ飛ばしてやるってさ」

【彼ほど女性に免疫があるわけではない とゆうか、自分は普通 のはずだ】
【ちょっとだけ申し訳なさそうに笑い、辛口のコメントを寄こした】
【そうして見上げた魔女は、似合わない朝日に照らされて、不思議と綺麗だった】




「言ってろ、また返り討ちにしてやるよ」

「じゃーなー、また会おうぜー」

【結局、魔女との時間をほとんど笑顔で、すごした青年は最後まで笑顔 この日一番のいい笑顔だった】
【去っていく魔女に手を振って、帰ろうとした時――】

「あ…やば――」

【神様の同時召還、そのツケが回ってきてしまい――】
【結局、ビルを背にして、屋上で眠るハメになってしまった青年だった】
【その『睡眠』は、中々悪くないものだったが】


/絡み乙とありでしたぁぁぁぁ!
/超長くなってしまい申し訳ない…!
952 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/07(火) 07:33:12.73 ID:ftQY62/to
>>951
空をふらふらと舞う魔女は、何故だろうか―――優しく微笑み、朝日に目を細めていた。
腹部に残る痛みなど気にならない程に、良い事があったから、だろう。


「……ジョンったら…かっこよくなって、もぅ……んっふふ…♪」


先刻までの威厳や、威圧や、妖艶さや、情けなさなど全てを無視してしまう程に、暖かかった。
思わぬところで家族のぬくもりに触れた魔女は、確実に言える。


「…気高い魔女……そう、私は魔女……」




「…あはっ………さぁって……たくさん”食事”しないとねぇ……ジョンに笑われちゃうかしらぁ……♪」




明確なる目的を持ってして―――強く、美しくなる、と。




/こちらこそ絡みありがとうございましたあああい!乙です!!
953 :【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki [sage]:2011/06/07(火) 08:01:44.45 ID:k2CIA3kIO
―――早朝の廃港

日が昇り始めてまだ幾分も経っていないこんな時間に、廃港を歩く影がある
カラコロカラコロと下駄を鳴らし、海風にクリーム色の髪を揺らしながらアテもなく
ただただ海に沿って進んで行く

「―――……♪」

朝日を受ける青年はどこか嬉しそう
本人は単に散歩が楽しいだけなのだが、ひとりでにニコニコと笑う姿はなんとなく不気味だ


/遅れ気味になりますがなんでも募集です
954 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 13:12:29.69 ID:yPs9NroIO
【公園】

「…さて…と。」

【中央の噴水の音が響き渡る。】
【誰もいないそこに現れたのは、】

「……」

【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌翌翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌翌翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「さて…それじゃあ…」

【女はゆっくりと大剣を抜刀し、数回ゆっくりと振った。】
【精神統一する様に息を深く吸い込み、そして吐き出した瞬間、】

「―――――――――――ッッ!!!」

【グワアアン】
【と鋭く大剣を振り始めた。その剣筋はなかなか手馴れており、】
【しかも「女性」が「右腕一本」で「大剣」を振り回していることから、その異質性を推察することができる。】
【辺りに空を切る乾いた音が響く…】



(何でも対応)
955 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 13:51:02.74 ID:o5yCcIQD0
>>954
…へ〜、力あるのね〜。

【と、女性にとっては聞き覚えがあるだろう、こちらも若い女の声。】
【何処からか現れたその声の主は、片手で大剣を振る女性を見てそう言う。】

【ウェーブの掛かった長い金髪のその女。】
【今日は日傘を差し、太陽から飛来する光線を遮っている。】
【この女に限っては、別に紫外線などは気にしないのだが…まぁお気に入りと言うものだ。】
【とまぁ、この前女性にあったときと同じ格好である。】

久し振り〜。
【帝國】には行けたかしら〜?

【まるで友達のように話しかける。】
【女性の性格などはこの前会った時に分かっているはずだが、気にする様子は無い。】
956 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 14:04:22.39 ID:yPs9NroIO
>>955

「…んー…?」

【大きく左から右に薙ぎ払ったところで、女は聞き覚えのある声を聞いた。】
【振り抜いた剣を刃を上にして肩に担いだ。】
【視線を向けてみると、前に一度あったことある女性だ。】
【ウェーブのかかった綺麗な金髪と、陽光を遮る日傘。】

「ああ…あんたは確か…」

【だが、元来人の名前や容姿を覚えるのが苦手な彼女。】
【左手で頭を抱え唸った。思い出しそうで思い出さない。】
【相手が日傘をさしているように、こちらも暑さ対策は完璧で、】
【前回同様、彼女の周りは適度に涼しい。】

「!…思い出した。いや、まだよ。後街を一つ超えたら船に乗れるわ」

【「氷」のように「蒼」い右目を向けながら、言葉を紡ぐ。】
【もともと急ぐ旅でも無いので、のんびりとしていた。】
957 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 14:15:17.48 ID:o5yCcIQD0
>>956

あら〜、まだ船に乗ってなかったの〜?
てっきり、もう既に帰ってきたところかと思ったんだけど〜。

【本音。】
【結構時は経っていたが、まだ乗っていなかったのは女性がのんびりしていたからだろう。】

もう1つ街を越えた所っていえば〜、最短ルートね〜。
たしか〜、「ブシ」に会いに行くんでしたっけ〜?
フフ、頑張ってね〜。

【(蒼い目ね〜…)と、どうでもいい事を考えながら女はそんなことを言った。】
958 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 14:21:24.66 ID:yPs9NroIO
>>957

「ま、焦ったってなんにもいいことはないからね。」

【冷気を発する大剣を背に戻してから、女は言った。】
【相手の言葉にうなづく。金銭的に最も安いルートよりも、】
【短時間でいけるルートを選んだのだ。】

「そそ。自分の剣がどこまで通用するか試すのよ。」

「…で、あんたは何やってんのよ。散歩?」

【微かに乱れた髪を整え、耳にかけながら話す女。】
【その後、ふと気になったことがあり、質問してみた。】
959 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 14:30:20.61 ID:o5yCcIQD0
>>958

貴女の剣の腕ならバッサバサ切り倒せるんじゃな〜い?
まぁ、剣のことなんか私はからっきしだから〜。頑張って〜。

【と、女性に自分のことを聞かれた。】
【ふむ、と女は少し考えてから言う。】

う〜ん、散歩といわれればそうだけど…。
ちょっと違う物があるわね〜。
ほぼ散歩と思ってもらっても良いんだけどもね〜。

【と、何か含ませたような答え。】
【そう女が言うのも、散歩「がてら」暇つぶしに不良の首を取りに行っていたところなのだ。】
【といっても、ほぼスキマで圧殺していたが。そのため、女の服には血飛沫も、匂いさえもついていない。】
960 :【恣に封じる桎梏】 -† Loejingr & Dromi †- [sage saga]:2011/06/07(火) 14:36:02.69 ID:kWwTVsujo

亭午。人々が足繁く行交う街路――そこへ異様な光景と共に、彼の姿は在った。


「ああ、もう……困りますねえ。服、汚れてしまったじゃないですか」

白菫色の髪が、構造物の狭間を抜ける強風に戦(そよ)ぎ。鶸萌黄色の両眼が、
眼下に這い蹲る“それら”を睥睨する。姿形に纏うのは、漆黒の諜報部勤務服。
気怠げに欠伸する顔貌は、先刻迄“それら”を蹂躙していた嗜虐性の片影もない。

“それら”――彼に因縁を吹掛けた、街のチンピラ共――は一様に、謝罪を繰返す。
嗚咽交じり、喀血しながらも頭を垂れ。額の肉が擦切れる勢いで、幾度と土下座を為し。
彼は、それを心底愉快気に見下ろし――態とらしく、肩を竦めた。軍服の裾を翻して


「よ、っと」

――――チンピラの一人の後頭部を、頭蓋陥没も厭わずに蹴飛ばした。言葉に成らぬ、
悲痛な悲鳴が谺(こだま)する。彼は、呆れた素振りで蒼天を仰ぎ、歪んだ笑顔を掩蔽した。
さて、正義感溢れる熱血漢でも乱入してこないかと。髀肉之嘆たる想念を吐露し、嗤いを零し。
961 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 14:37:03.76 ID:yPs9NroIO
>>959

「いやあ…そうとも限らないのよね…」

【そもそも帝國に行く前、つまりこの地で、最近女は二度も敗北していた。】
【しかもそのどちらもが、常軌を逸した剣術家との対戦だったのだ。】
【世の中はまだまだ広いと思わざるを得ない。】

「ふうん…」

【と一応はうなづくのだが、】
【すると彼女は何かに気づいたかのようにすっと目を細めた。】
【そして何かに気づいき、一癖も二癖もある笑を浮かべる。】

「……ははあ…」

「…あんた…人殺してるわね…」

【それはカンである。相手の服には返り血はついていないし、】
【そもそも血の匂いもしない。】
【しかし、女は直感的に気づいたのだった。自分も人を殺める身なので、】
【同種の人間は何となく雰囲気で分かる。】
962 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 14:46:06.63 ID:o5yCcIQD0
>>961

へぇ〜。
その口ぶりからすると〜、誰かに負けたみたいね〜。
私は頑張れとしか言えないけどね〜。

【と、女性が言う。「…あんた…人殺してるわね…」と。】
【女は、その問いに驚き――――】

ん〜?

それは只のカンかしら〜?
もしそうだったら〜、貴女のカンは正確ね〜。

【――――もせず、普段と同じような薄い笑顔でそう答える。】

でも〜、正当防衛よ〜?
悪く思われたら心外だから〜、ココで言っておくけれどもね〜。

【不良たちが女の肩を掴んだり、下劣な言葉を吐いた直後】
【その不良は突如現われた空間に喰われ、肉塊と成り果てる。明らかに過剰防衛である。】
【だが、女の頭の中では「不良はどうなってもいい人間」なので、どうなろうと正当防衛なのである。】
963 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 14:55:37.10 ID:yPs9NroIO
>>962

「ええ。カンよ?…根拠はないわ。」

【タバコの箱を取り出しながら、女はさらりと言った。】
【もっとも、確信はある。というより、ほとんど間違いないと踏んでいた。】
【経験上、こういうカンは当たるのだ。すると、やはり。】

「やっぱりね…へえ…正当防衛≠ゥ。」

【「殺人」という行為を臆することなく薄く笑ながら話す相手。】
【自分も同じようなもので、人を[ピーーー]ことに抵抗はなかった。】
【もっとも最近は滅多なことでは命を取らなくなったのだが、…】

「ま、それなら仕方ないわよねえ…」

【と、緩慢な動作だ相手に背を向けた。】
【瞬間―――――――――――】
【立ち去る、と見せかけて、女は素早く振り返り、そして何とも恐ろしいことに大剣を、】
【高速で抜き去ってから相手の頸動脈目掛けて振り抜こうとした。】
【もっとも、本当に首を断とうとしているわけではない。寸前で止めるつもりだ。】
964 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 15:10:41.06 ID:o5yCcIQD0
>>963

そうよ〜。
ホントにやられそうになったんですわよ〜?

【そんな感じで「お嬢様言葉」を混ぜながら話す女】

仕方ないでしょ〜?

【やられそうになったのは本当だとしても、ココまでするのは如何な物か。】
【(貴女も同類っぽいわ〜。)と、心の中で思いながら女性を見る。】
【女性は背を向け、立ち去るかと思えた。】

あら〜、帰っちゃうの〜?
まだ話したいのに――――――――――

【その瞬間。女性は素早く振り返り、大剣を引き抜く。】
【そして、女に向かって振り抜いた。】

―――………ッ。
……何のつもり〜?

【避けることもできず、立ち尽くす女】
【幸い剣は頚動脈寸前で止まった。】
【一瞬、本性が出掛かったが、1回会った事のある身。いつものような口調で、女は問う。】
965 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 15:20:34.49 ID:yPs9NroIO
>>964

「んー…なかなか冷静ねえ…どんな能力か見てみたかったんだけど…」

【鋭い大剣の「刃」は、後数ミリでも動かせば相手の動脈を掻き切ることができた。】
【女はまるで世間話でもするかのように、相手と話している。声を聞くだけでは、とても】
【状況を思い浮かべることは出来ない。】

「とても生身で人を殺めることができるとは思えないわ。幻想持ちでしょ?」

「とっさに#ュ動するかと思ったんだけどねえ…」

【そんなことを飄々と言ってのけてから、女は大剣を肩に担ぎ直した。】
966 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 15:29:56.17 ID:o5yCcIQD0
>>965

あら〜?
幻想…能力が見たかっただけなの〜?

それなら、喜んで見せてあげたのに〜。

【「どんな能力か見てみたかったんだけど…」】
【そんな女性の言葉に反応する女。とりあえず、殺すつもりではなかったことが分かった。】
【それにしても、自ら能力を喜んで見せるという女。】
【よほど、自分の能力に自信を持っていると見えるだろうか。】

私自身は、あまり力が無いから〜。
「こんな物」を持ってるのよ〜。

【と、女は右手を横に向ける。】
【すると、その先から突如「空間」が出現する。元あった空間を押しのけるように。】
【紫色。そしてその中には、人の目「だけ」が無数浮かぶ。奇妙な空間。】

こんな感じでね〜。
967 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 15:40:30.83 ID:yPs9NroIO
>>966

「フフ…ごめんなさいね?最近みんな無駄に警戒気味なのよねえ…こうでもしないと見せてくれないのよ。」

【謝ってはいるがまるで悪びれる様子もなく、】
【どこかその笑みは楽しそうだ。相手の反応を面白がっているようにも見える。】
【喜んで見せる、と言われて内心以外に思った。】
【こうもあっさりうまくいくとは思わなかったからである。】

「あら…これはまた…」

【ぽかん、とした様子で見つめる先には新しい空間。】
【無数の目と視線が交錯し、女は大勢に見られているかのような感覚に陥った。】

「…ずいぶん変わった能力ね…目玉…?」

【不思議そうに見つめながら、】
【大剣の切っ先で目の一つをちょん、と突こうとした。】
968 :【恣に封じる桎梏】 -† Loejingr & Dromi †- [sage saga]:2011/06/07(火) 15:42:51.26 ID:kWwTVsujo
>>960
/まだ募集中だったり。何でもござれ
969 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 15:51:37.30 ID:o5yCcIQD0
>>967

皆自分の能力に自信持たなきゃね〜。

貴女の能力は…その剣かしらね〜。
もしくは剣の腕前が一流の無能力者だったり…選択肢はたくさんあるけど〜…。

【そう言いながら、自分が出現させた空間…スキマを見る。】
【少なくとも自分はこの能力を誇りに思っている。】
【見せびらかすわけでもないが、だからこそ見せろといわれたら見せることが出来るのだ。】

【女性が空間に剣を入れる。女はそれを止めようとしない。】
【そして、女は目を切っ先で突こうとしたようだが、それは空振りに終わる。】

目は触れないわよ〜?
この目は〜、近くにあるようで、すごい遠くにあるんだから〜。

つまり〜、この空間はものすごい広いわけなのよ〜。
で、私は〜、この空間を自由に出現させられるって訳〜。

【と、簡潔に説明をする女。】
970 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 16:03:57.44 ID:yPs9NroIO
>>969

「ええ。私は能力なんて持ってないわ。ただの剣術家よ。」

【もっとも、女の大剣が異能を有しているため、】
【何とか戦うことができた。】

「あら…あれ…?ほんとだ…へえ…」

【なるほどいくら動かしても触れることはできない。】
【女は関心したように呟いた。】
971 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 16:14:00.70 ID:o5yCcIQD0
>>970

ふ〜ん。

【やはり、剣だけで能力者と戦うというのはすごい。そう素直に思う女。】

あ、あと〜。
こんなことも出来るわ〜。

【そう言って女が指を動かすと、その空間が女性の後ろにも現れる。】
【そして、女性の前にある空間の中では、女性が入れた剣の先が消失したように見えるだろう。】
【その先は何処に行ったかというと。】
【女性の後ろの空間から出現。女性の右肩の上、顔スレスレを通り過ぎて止まった】

…ちょっとしたワープよ〜。
前にあるスキマから〜、後ろにあるスキマへワープしたのね〜。

【こちらのほうが本質と言って良いだろうか。とりあえず女の能力はこのようなものなのだ。】
972 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 16:19:55.28 ID:yPs9NroIO
>>971

「っとと!」

【切っ先が無くなったかと思うといきなり自分の後ろから表れ、】
【素早く剣を引き抜いた。なるほど結構使い道があるもんだ、】
【納刀しながらそんなことを考える。これで人を殺したら、】
【そりゃ、返り血を浴びたりしないだろう。暗殺に向いているかもしれない。】

「スキマ=cか…」

「いろんな能力があるのねえ…」

【タバコを咥え、ライターで火を付けながら言うのは彼女の本音で、】
【多様な能力は、そのどれをとっても女を驚かせるものだった。】
973 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 16:30:12.41 ID:o5yCcIQD0
>>972

フフ、驚いた〜?
さっきのお返しよ〜?

【ふざけたように言い、腕を動かす。】
【2つのスキマは一瞬にして閉じ、消失した。】

私も色々能力者にあってきたけどね〜。
【帝國】にも強い能力者、いるかもね〜。

【女は1000年以上生きている。】
【それでも、出会う能力者たちの能力は全て違う物。会う度に驚かされてきた。】

さてと〜、私はもう行くわね〜。

【そう言って背を向ける。】
【女が引き止めなければ、そのまま挨拶をして去っていくだろう。】
974 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/07(火) 16:34:45.75 ID:yPs9NroIO
>>973

「ふん。そうでしょうね。私はそいつらに会いに行くのよ。」

【新たな空間は、相手の操作によってか、一瞬で閉じた。】
【ずいぶん手馴れているもんだ…自分と同じ位の年であるはずなのに…なんて、】
【おおよそ的外れなことを考える。まさか相手は、】
【悠久の時を生きてるとは思わないのだ。】

「ん…もう行くの…」

「それじゃあね。今度は帝國ででも会いましょうか。」

【去りゆく背中にそう声をかけ、】
【女も相手のと逆の方向に歩き出した。】
【帝國≠ヘ近い―――――――――――】


(乙でしたー!)
975 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/07(火) 16:38:15.51 ID:o5yCcIQD0
>>974

私は【帝國】に行くなんていってないわよ〜?

でも〜、まぁ行くかも知れないわね〜。
そのときはよろしくね〜。

じゃあね、剣士さ〜ん。

【そう言って出口へと歩く。】
【次に会うときはこの世界か、帝國か、それとも。】

/乙でしたッ!
976 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/07(火) 17:02:51.79 ID:1qhfJeo7o
>>960
/絡んでも大丈夫でしょうか...?
977 :【恣に封じる桎梏】 -† Loejingr & Dromi †- [sage saga]:2011/06/07(火) 17:07:09.13 ID:kWwTVsujo
>>976
/おっけーです!
978 :【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki :2011/06/07(火) 17:24:55.88 ID:l/mVTNuIO
>>953で再募集
979 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/07(火) 17:32:14.47 ID:1qhfJeo7o
>>960

「ねえ、貴方。いい加減、そのくらいにしておいたら?。」

街路。非日常的な光景が広がる其処で、足を止める人影が一つ。...いや
女は謝罪を繰り返す不良達の後ろ、男と向かい合う形で立っていた。
強風に晒され乱れたブロンドの髪を右手で掻き揚げ、東雲色の双眸は男を直視していた。

「...さ、貴方達は自由にしなさいな。ほら、ほら。」

落した言葉に暖かみはなく、其の表情と同じ無表情。強いて言えば、僅かな怒りが感じられるかもしれない。
正義を気取っているつもりは無いが、こう言った行為を見逃せる質では無かった。
男に何かしようとも思わない。不良共が退散し、丸く騒動が治まればそれが一番いいのだが...。

そして、女の後方から緩慢な動作で接近を見せる少年の姿が有った。
頭部には濃紺のバンダナが巻かれ、淡い藍色の瞳は眠た気に半開きとなっている。
如何にも退屈そうな様子の少年は欠伸を噛み殺しながら女性の隣で立ち止まった。
一言も発さずただ、面倒くさそうに。併しその視線は油断無く、男へ注がれていた。

/それでは、よろしくお願いします
980 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/07(火) 17:42:21.82 ID:xr0i3c5ao
>>953>>978
/時間は夜明けのままでおkですか?
981 :【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki [sage]:2011/06/07(火) 17:43:13.23 ID:l/mVTNuIO
>>980
/お任せしまする〜
982 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/07(火) 17:49:33.65 ID:xr0i3c5ao
>>981
/ういうい、ではせっかくなので夜明けくらいで。
/よろしくお願いします!

あめんぼあかいな あいうえお〜

【そのまましばらく歩くと、ひとりの少年に出会うだろう】
【チャイナ服風の軽装。ピンク色の髪をキャスケット帽のなかに収納している(かなり長いようだ)
顔立ちは整っており、女性のようにも見える】
【彼は夜明けの海に向かって立ち、ひとり発声練習をしている。
使い込まれた声はよく響き、声を使う仕事の人間であろうことはすぐにさっしがつくだろう】

たちましょラッパで たちつてと〜
983 :【恣に封じる桎梏】 -† Loejingr & Dromi †- [sage saga]:2011/06/07(火) 17:50:03.28 ID:kWwTVsujo
>>979

「……あらら」

不意に――鶸萌黄色の両眼が猛禽の如く細まった。それは宛然(さながら)、
鋭利な小刀(ナイフ)のように――眼前に現れた女性へと擬された。

強風に乱れるブロンドの艶を瞥見し、大仰に腕(かいな)を開く。さも“自分は無害”
――そう訴えるように、再度の一蹴を為さんと退いていた右足の踵を揃えた。


「おやおや、困りますねえ……麗しい御嬢さん」
「私としては彼等を看過ごす訳には――ああ、睨まないでくださいよ、怖い怖い……」

怯えた素振りなど皆無。後方から現れた少年に、視線を遣り――飄々と肩を竦めた。
さて、如何したものかと考える。眼下を探れば、不良達は光条の一途に縋るような面持。
ふむ、と顎に指頭を添え、態とらしい仕草で熟慮に耽る。徐々に、その顔貌を歪めて――


「……仕方ないですねえ。この御嬢さんに御礼を言うことです。下がって宜しい」

ぐっ、と上半身を屈め――額の裂創を押さえながら怯懦する不良達に、そう告げた。
途端、蜘蛛の子を散らすように雑踏へ消えてゆく。謝辞の言葉を、女性へ伝えた者は
皆無だった。その様相を睥睨し――――彼は仰々しくも芝居がかった仕草で嘆息した。
984 :【恣に封じる桎梏】 -† Loejingr & Dromi †- [sage saga]:2011/06/07(火) 17:51:14.03 ID:kWwTVsujo
>>979
/こちらこそ、よろしくです!
985 :【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki [sage]:2011/06/07(火) 17:58:59.64 ID:l/mVTNuIO
>>982
少し歩いて行くと、視線の先に少年を発見した
離れていても確かに届く声は、その道を歩む者のそれ

「―――……発声練習、とかいうやつでしょうか…?」

青年は歩みを止め、下駄を脱ぎ―――裸足のまま歩き出した
発声練習の声を阻害せず、かつ近づくためだ

ひたひたと小さく小さく音をたてながら、確実に少年に近づいて行く


もしこのまま気づかれないならば、そのまま少年の少し後ろへ回り、その声を静聴するだろう
986 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/07(火) 18:06:15.62 ID:xr0i3c5ao
>>985
【少年は振り向いた。
スラム育ちの彼には、小さな足音、ひそやかな気配でもわかる、
それが背後からのものともなれば特に
ただし、近づいてきた青年に今のところ害意はないようだとも悟っていたらしく】

ああ。一応歌手の卵ってやつだからな

【微笑んで、あいまいにそう言った。
本当はデビュー(一応)済の歌手なのだが、人前に出るときは「変身」している。
よってあまりはっきりとしたことはいえないのである】

ひょっとして気、使わせちまったかな?
だったら悪かったわ。
えーと、そちらさんは散歩中、か?

【片手を顔の前にちょっと立てて軽く謝る。
依然、警戒は解ききっていないようだが、それでも気楽そうに話しかけてくる。
ちなみに、青年の容姿などについては別段気にしていないようだ】
987 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/07(火) 18:15:18.45 ID:1qhfJeo7o
>>983

細められた男の瞳、射抜く視線。其れは捕食者が見せるモノ
開かれた両腕を見ても、警戒を解こうとは思わなかった
一々演技じみた行動に不快感を露にし、カツカツと石畳を女の靴が叩く。


軈て不良達は男の言葉を合図に、一目散で去っていった
去り際に声をかけた物は皆無。やはりそれが、本性ということなのか。

「正義の味方を演じるのは自由ですけど、やり過ぎはよくないと思いますよ?」

男の仰々しい溜息とは相違のある、変わらずの無表情で、女は告げる
お礼に期待した訳でも無いし不良の性根等知れている。
それでも口を出したのは矢張り、男がやり過ぎだと思ったからなのか
目標も達成した事だし、これ以上この男と共にいる必要も無い。女の右足が、横へと向けられた
一方の少年は何も口を出さず、退屈そうに二人のやり取りを聞いていた。
其の事に何を感じていたのか、或は何も感じていないのか、それを察する事は出来ない
988 :【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki [sage]:2011/06/07(火) 18:19:15.50 ID:l/mVTNuIO
>>986
―――少年がこちらに気がついて、振り向いた
一応気配は押し殺していたが…やはり歌を生業とする者の耳は侮れない


「っと…ごめんなさい」
「僕はただ散歩をしに来ただけで…むしろ謝るのはこちらの方です」

「練習を邪魔してしまって、申し訳ありません…」

手を軽くたてて謝る少年に対して、青年は深々と頭を下げる
好奇心ゆえに少年の歌を妨害したのだ。青年の心は罪悪感に駆り立てられていた


抜いでいた下駄は、何時の間にかはいていた
もし足元にまで目がいっていたならば、足が徐々に下駄へと変わるのが見えただろう
そう、青年の身に纏う全ての物は、(腰に差した刀を除いて)青年の体と同じ成分―――水でできているのだ
989 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/07(火) 18:20:16.22 ID:A9DE9Iuao
「〜〜〜〜♪」

【街の中心よりやや離れた場所に位置する路地にて、辺りの空気を震い掻き乱す軽快な音が鳴り響く】
【音の正体――燃える炎のように真っ赤なエレクトリック・ギターを掻き鳴らす制服姿の少女を取り囲むように、周りの観客たちはその音に聞き惚れていた】
【地面にはお捻りを貰う為の空き缶が置かれており、観客たちが吐きだすお金を今か今かと待ち構えているようだった】

【彼女の細く、繊細な指が弦を振るわせれば力強い音が飛びだし、爆発する】
【ただその爆発は暴発に有らず、きちんと制御され方向性を持った一つの音楽となる】

【路上ライブにしては多めの観客に囲まれたその空間は一つのライブ会場のようでもあった】
990 :【真双戒剣】 [sagesaga]:2011/06/07(火) 18:25:09.05 ID:hgB9jp2Ko
【公園】
【天気のいいそこは、今空を切る乾いた音が響いている。】

「っ!!」

【その音源、つまり発信源は】
【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】

「―――――――――――っ!」

【そしてもう一つ。ある意味これが本物の音源だ。】
【それは女が右手で持っている身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「まだまだっ…!!」

「強く…ならなくっちゃあ…!」

【そして、彼女は汗一つ流しておらず涼しげである。】
【その証拠に、まるで女の周りだけ、まるで四方からクーラーの涼風を流したかのように、】
【実に程よく涼しかった。】
【いかにも重そうな大きな剣を、「女が」「片手で」振り回している。】


(なんでも対応)
991 :【恣に封じる桎梏】 -† Loejingr & Dromi †- [sage saga]:2011/06/07(火) 18:31:09.73 ID:kWwTVsujo
>>987

「そんな意図(つもり)は毛頭……あれ、行っちゃうんですか?」

石畳を叩く音色が、心地よく耳殻を揺った。不快感を顕にする様(さま)が、愛おしい。
両腕を引くと、左掌を顔貌に添えて、歪んだ笑顔を隠匿した。――指々の狭間から、
女性の右足が横へ赴いたのを視認し、さも別れを厭うように“装って”掌を宙空に凪ぐ。


「ここで出逢ったのも何かの縁、いやね。私、とある国の諜報部隊員でして」

「――――貴方、能力者だったりしちゃったりしちゃいますぅ?」

“少年”から仄かに、常人とは違う肌合を看取したのが発端だった。女性の無聊さ、
無表情が気に障ったのも在ったが。――彼はこういう性質の人種が好みで堪らない。
右掌が大気と戯れる。先刻からの一事に依り、周囲一帯には人影が皆無となっていた。


「誤魔化そうとか考えないでくださいねー? 私、嘘が大・嫌いなので」

逃がすまいと、暗喩するように。彼の軍靴が石畳を叩いた。カツ、と女性のものと違う
“不調和”が奏でられる。警戒を解かぬ対応を、欣喜するが如く――愉快気に、躙り寄り。
992 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/07(火) 18:36:18.89 ID:xr0i3c5ao
>>988
お、おいおい、そんなことすんなって……

【深く頭を下げる青年に、ちょっと慌ててしまう】

――いつもいつも、レッスン室だと気が滅入っちまうんだよ。
だから話しかけてきてくれてむしろ、退屈がまぎれたからさ
悪いとかそんな思わないでいいって……

【悪い男ではない、そのことはわかった
だからすこし警戒を解く――そのとき見てしまった
足に下駄が精製されるのを】

お、ソレすごいじゃん
便利だな

【それに対しては驚きは示すものの、負の感情はない
スラム育ち、たいていのことでは驚かないし動じない】

/ちょっと遅れました…!!
993 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/07(火) 18:36:28.96 ID:ppeUM+Q40
「いい… 凄いわ… まだ堕ちないなんて…」
「私も本気を出してあげる… You do not do because I wana be bad romen!」

【向かい合う二人、対峙する悪意 その単語は二人のために作られた言葉といっても過言ではなかった】
【それほど、彼らの周りは異様だったのである】

【彼女の本気…、それは一目見ただけですぐに分かった】
【頭からは角が生え、背中からは翼が生えたのである まさにこの姿は夢の覇者≪サキュバス≫】
【しばらくすれば、今までとは比べ物にならない程の感情が彼を襲う】

【逃げ切れない店員や、近くに居る野次馬は、彼女の気に触れてしまったようだ】
【ある者は発情し、ある者は発狂し、ある者は迷い、ある者は怯えている】
/人待ちでございます
994 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/07(火) 18:38:14.16 ID:ppeUM+Q40
「いい… 凄いわ… まだ堕ちないなんて…」
「私も本気を出してあげる… You do not do because I wana be bad romen!」

【向かい合う二人、対峙する悪意 その単語は二人のために作られた言葉といっても過言ではなかった】
【それほど、彼らの周りは異様だったのである】

【彼女の本気…、それは一目見ただけですぐに分かった】
【頭からは角が生え、背中からは翼が生えたのである まさにこの姿は夢の覇者≪サキュバス≫】
【しばらくすれば、今までとは比べ物にならない程の感情が彼を襲う】

【逃げ切れない店員や、近くに居る野次馬は、彼女の気に触れてしまったようだ】
【ある者は発情し、ある者は発狂し、ある者は迷い、ある者は怯えている】
/人待ちでございます
995 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/07(火) 18:41:12.74 ID:ppeUM+Q40
「いい… 凄いわ… まだ堕ちないなんて…」
「私も本気を出してあげる… You do not do because I wana be bad romen!」

【向かい合う二人、対峙する悪意 その単語は二人のために作られた言葉といっても過言ではなかった】
【それほど、彼らの周りは異様だったのである】

【彼女の本気…、それは一目見ただけですぐに分かった】
【頭からは角が生え、背中からは翼が生えたのである まさにこの姿は夢の覇者≪サキュバス≫】
【しばらくすれば、今までとは比べ物にならない程の感情が彼を襲う】

【逃げ切れない店員や、近くに居る野次馬は、彼女の気に触れてしまったようだ】
【ある者は発情し、ある者は発狂し、ある者は迷い、ある者は怯えている】
/人待ちでございます
996 :【睡快悪魔】@wiki参照 [sage]:2011/06/07(火) 18:42:22.40 ID:ppeUM+Q40
/連投スイマセンデシタorz
997 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・敵対2・幸福・安心 sagesaga]:2011/06/07(火) 18:52:14.19 ID:JFpCNsAI0
>>993
《安心感吸収 1ストック分》

【またもや呪文を唱える相手】
【次の瞬間、相手には角と翼……まぁ、所謂夢魔の類だろう】
【その姿を見た瞬間、青年の心を襲ったのは、驚愕でも焦りでも、ましてや恐怖でも無い】
【だが青年はこう思った】

【人外の感情とは、どんな味がするのだろう。と】

まず言いたい

【しかし頭の中に一片だけ残った理性がこう呟いた】
【そろそろ、ヤバい】

日本語でOK!!

【相手の手首を捻りながら、右足で足払いを繰り出す】
【転ぶかどうかはよく分からない】

/飯……早速の再凍結をお願いします……
998 :【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki :2011/06/07(火) 18:53:12.40 ID:l/mVTNuIO
>>992
/自分もかなり遅いので気にしないでくだせぇ…

「そ、そうですか…?」

少年の言葉に幾分か気が紛れ、ゆっくりと頭を上げる
歌詞の卵も大変なんだなぁ…そんなことを考えながら

「あ、これですか」
「まぁ僕の唯一の特徴ですからね…」

指摘された右足を軽く持ちあげ、軽く苦笑いしながらこう言った
やや自嘲気味である

能力について直接触れないのは、自分の体を特別視されたくないから
問われれば答えるが、自らは言いたくないのだ

「…ところで君はいつも、ここで練習しているんですか?」

まぁこんなどうでもいい青年の内心は置いておいて
青年は話題を反らすべく、雑談へと話をすり替える
999 :【睡快悪魔】@wiki :2011/06/07(火) 18:53:42.00 ID:ppeUM+Q40
>>997
/了解です
1000 :【雨候奔竜】@wiki [saga sage]:2011/06/07(火) 18:54:42.11 ID:1qhfJeo7o
>>991

「貴方とこれ以上会話を交わす必要は、有りませんのでね。」

口許に充てがわれた指の其の陰ではどんな表情が造られているのやら。
考えたくもない。新しく言葉を紡ぎ始める声を無視し、踵を返し

「―――ッ!」

後ろを向こうとしていた女の身体が硬直し目が見開かれる。

”とある国の諜報部隊員”という言葉に、反応しての事だった。
二人は、追われている身だった、..とある、国から。
其れが男が指す国と同じものかは判然としないが、それだけでなく
一発で能力者、だと見抜かれた。...以前男から告げられた警告が脳内に反響し
女の左腕は苦しいトコロを抑える様に、胸へと充てられ、締め付ける。
答え倦ねながらも男を感情を露にして睨みつけ、そして

「...能力者だったらナンなんだよ、おっさん。」

先に口を開いたのは、少年の方だった。
何時しか女の前男に立ちはだかる様に一歩、前進し。
乱暴な言葉遣いで言葉を紡ぐ。退屈そうな表情は変わらないまま

「能力者だったら何かイけない事でもあんのかよ?俺以外にも能力者なんてごまんといるだろうが」

女の視線は少し驚いた様に目の前の背中へと向けられ、徐々に表情が無に戻っていく。
少年は怯む様な素振りを全く見せる事なく、右手の拳を左手の手のひらに軽く打ち付けた

/いちいち遅くてすいません...
1001 :1001 :Over 1000 Thread

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 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
厨二能力授けるからそれ使って闘うかい @ 2011/06/07(火) 18:22:02.83 ID:b7MmmCsm0
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お前らまだ童貞なのかよ @ 2011/06/07(火) 09:44:52.69
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ユパ「ここもユトリに飲まれたか・・・」 @ 2011/06/07(火) 09:38:41.10
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■自民党の石原幹事長に4000万円迂回献金発覚 @ 2011/06/07(火) 08:33:02.92
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管ッ! 管ッ! 管ッ! 管ッ! @ 2011/06/07(火) 07:28:21.95
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