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厨二な能力やるからそれ使って・・・ - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPに変わりまして避難乃民がお送りします [sage]:2011/06/11(土) 20:41:13.71 ID:wgCXwPOAO
闘おうず!

厨二病患者隔離スレへようこそ!
そしてこのスレを開いてくれて有り難う!
ルールを読んだ後は厨二病の病状をより悪化させて遊ぼう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止!
※1酷い場合は注意しましょう!
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2たまには攻撃に当たりましょう!
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

さあ!空気を読んでを妄想を爆発させよう!

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1306148385/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/
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【クリスマス・年末・年始】連休暇ならアニソン聴こうぜ・・・【避難所】 @ 2024/04/30(火) 10:03:32.45 ID:GvIXvHlao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714439011/

VIPでガンダムVSシリーズ避難所【マキオン】 @ 2024/04/30(火) 07:03:33.32 ID:jpWgxnqGo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714428212/

今日も人々に祝福 @ 2024/04/29(月) 23:42:06.06 ID:cZ/b8n+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1714401725/

ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part12 @ 2024/04/29(月) 20:01:59.10 ID:OQox+0Ag0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714388519/

私が書いた文だ 一度読んでみて @ 2024/04/29(月) 13:03:50.96 ID:zomKow9K0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714363430/

私が書いた文はどう? @ 2024/04/29(月) 12:48:33.59 ID:6mJNXBCE0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714362513/

感情から生まれたものたちとの物語【安価】 @ 2024/04/29(月) 10:45:54.36 ID:0XsgiyN10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714355153/

【安価】タイトルからあらすじを想像して架空の1クールアニメを作る 2024春 @ 2024/04/28(日) 16:37:54.07 ID:PHuiugtM0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714289873/

2 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 21:10:37.75 ID:fNpgkFqn0
>>997
「本当の本当に悪魔なんだからね!」

【何故かムキになっている】
【もともとは自分が悪魔であったことすら忘れていたというのに…】

「服を黒くすればいいの?でも踊りながら服着れないよ……」

【そうなのだった】
【今現在着ている服は生まれた時から着ている服だ】
【青いほぼ無地の服である。それがスカートみたいになっている】

「ていうか服なんて買えないよ……お金がないもの」

【根本的にこの子は人間的な生活ができないようだ】

/>>1
3 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 21:13:09.34 ID:xElyZVh+0
前スレ>>1000

「そうですか・・・では質問を続けさせていただきますね。」
【声のトーンはずっと機械的で淡々としている】

「あと、あまり嘘はつかないでいただくと助かります」
【少女の言葉を嘘とは見抜いてはいない】
【最初に言い忘れたので付け足したというところだろう】

「そうですか・・・・それは残念です。」
【ため息を付く女】

「では次の質問です、その杖などはなぜ持ち歩いているのです?」
【女が一番疑問に思っていたことをぶつける】

/>>1
4 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 21:14:24.54 ID:/11e8Uij0
/>>1乙……ッ!圧倒的、犯罪的な程のッ……>>1乙ッ……!
5 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 21:15:59.56 ID:3wmrW7Gz0
>>2
「うん……」

【眉を垂れ下げて曖昧な頷き】
【やはり信じ切れてなさそうだ】

「ああ……そうか……」

【踊るのをやめたら死ぬ……その言葉が本当なのかはわからないが】
【まあそういうことなら無理なのだろう】

「そうなの……?」

【貧乏な家の子なのだろうか】
【やはり彼が悪魔とは思っていない】

/>>1乙!!
6 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 21:18:12.75 ID:7y6R4kzIO
【前スレ】>>999

「ふうん…そりゃあよかったわねえ…」

「ま、集団自殺≠オた彼らもまさか死んでから役に立つとは思わなかったでしょうね」

【あえてその単語を強調した。女は、】
【先の男との会話により、死体が生きて≠「た事に気づいている。】

「ん?…ああ…いいんじゃないの別に。いままで注意された事ないし…」

「それに私の場合ランカーだし…何かあったらあの会社が責任持ってくれるのよ。」

【この世界でもなかなか大きな会社である「ランカーズ」】
【女はそこに所属していた。】



/>>1
7 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 21:19:16.44 ID:/11e8Uij0
>>3
「……う、うん……分かった」

【少し冷や汗をかく】
【が、やはり脳内会議は継続】

【ため息をつく女を見て】
【能力者を探しているのだろうか、と考える】

「……え?あ、えー、えぁ…っと……あの…ほら、あのー……」

【しどろもどろ】
【杖は能力を持っている為……というより、この杖自体が能力で生み出された物なので】
【どこから手に入れたか、何故持ち歩いているかを素直に言えば自分が能力を持っているとも明かさねばならない】
【しかし、剣や銃を携帯するのは分かるが、杖を携帯する一般人なぞ見た事が無い】
【結果、返答に困っているという訳だ】

「……そ、そう、そういえば何で能力者とか探してるの?」

【苦し紛れの話題転換】
【いくらなんでも不自然である
8 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 21:22:19.65 ID:fNpgkFqn0
>>5
「うううう!もういいよ!!」

【何故か泣きそうになりながらそういう】
【悪魔がそんなことで泣きそうになるなよ…】

「踊ってないと死んじゃうからね!本当に死んじゃうからね!」

【動きを止められればそれだけで即死である】

「うん…まず家族がいないんだもの!………というか家族ってなに?」

【言葉はしっていても詳しくは知らない】
【まともにそういうことを教えてくれる人もいないのだ】
【大半が「ああ…痛い子なんだな…」と思って適当に流してしまうのだった】
9 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 21:23:58.63 ID:xElyZVh+0
>>7

「ご協力ありがとうございます」

【女は先ほどからの会話を一語一句漏らさずにメモ帳に綴っている】
【これがベテラン秘書というものだろう】

「この町に能力者が多いと聞いたのですがそれについて一言」
【とりあえずここが能力者の街かどうかを確かめている】

「先ほどから挙動が怪しいですね・・・」
【思ったことをすぐに口に出す女】
【別に悪意などはないし少女が能力者だとも思っていない】

「ああ、今回は能力者のデーターを取りに来たのです
どんな能力か、容姿、年齢、性別、絶命の仕方などですね。」

【話題転換にもスラッと着いていく女】
10 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/11(土) 21:24:27.77 ID:bw+34eSQ0
前スレ>>989
再募集
11 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 21:26:32.25 ID:3wmrW7Gz0
>>8
「ごめんっごめんね!」

【泣きそうになりながら言う自称悪魔に、必死で謝る】
【今度の謝罪はそれなりに誠意が籠っている】
【まあ、誠意より小さい子を泣かせてしまったという焦りの方が大きいようだが】

「うん、あの、ね、本当にそうならあんまりそういうこと言わない方が……」

【周りに人だっているのに、と思いながら人差し指を口にあて、静かにのジェスチャーをする】

「えっ、家族ってのはだから、お母さんとかお父さんとか兄弟とか……血の繋がった人のことだよ」

【最初は少し動揺しつつも、小さい子だし、とギリギリ納得しながら丁寧に答える】
12 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 21:29:43.77 ID:NWKRNmh70
>>6

「死に切れない方々を介錯し申し上げたのですから、それで十分でしょう?
無論、骨の髄まで活用させて頂きましたが」

【殺したことを肯定する言い方である】
【実際男は、先日の折に“生きていた”ことを悟られていると思っていた】

「そうですか、私は先ずそれが目に付きましたので、申しましたのですが」

【しかしランカー=ランカーズ社とは、随分な名前が出てきたものである】

「ランカーとは、随分とご高名な様で。しがない勤め人には雲上人のように思えますよ」

【へりくだった言い方をした】
13 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 21:30:08.93 ID:NWKRNmh70
おっと・・・
>>1乙だったね・・・
14 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 21:31:39.24 ID:/11e8Uij0
>>9
「う、うん」

【何だか相手のペースに巻き込まれているような気がする】

「能力者は……多いよ…………っていうかそう思う………うん…見た事は無いから」

【一言ずつ慎重に答えていく】
【そこに少女の意思なんてまったく入っていないし、入れようともしていない】

「え……いや、あ……だ、大丈夫だって!」

【ちょっと強引にそう言った】

「ふーん、データ……ね」

【ちょっと感心した様子】
【杖や盾もだいたい同じ考えだった……が】

「ぜ……?」
『……おい、絶命の仕方ってどういう事だ』

【また先ほどの声】
【流石に少女は着いていけなくなってきたので、杖が受け答えをし始めた】
【それに、何だかヤバそうだと直感的に杖が察知したのもある】
15 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 21:32:58.04 ID:fNpgkFqn0
>>11
「本当に悪魔なんだもん!」

【と、ちょっと大きな声で言った】
【公園にいる人間全員に聞こえてしまっただろう】

「え?なんで?先に言っておいた方が安全じゃないの?」

【つまり不慮の事故を未然に防ごうということである】
【知らずに殺してしまった、ではこちらもあちらも残念極まりない】

「お母さん?お父さん??兄弟???うー……んと……?」

【全く理解できていなかった】
【と思われたが、ピコーンと何かを思い出したようにして】

「わかった!パパスとかのことでしょ?」

【と言った】
【パパスというのはド○クエ5の登場人物で主人公の義理の父親である】
16 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 21:36:19.51 ID:7y6R4kzIO
>>12

「…死にきれない…ねえ…本当に死にたかったのかしら。」

【そして相手がどのように死体を活用したのか気になったが、】
【おそらく聞いたとしてもうまくはぐかされるだろう。この前の会話でわかったが、】
【相手は相当な曲者≠ナある。】

「いやあ…あんたの所属してる組織には負けるわよ。多分ね。」

「それに、あんた幻想持ちでしょ?…私は無能力者だしね。」

【煙草を咥えながら言った。】

17 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 21:38:00.63 ID:3wmrW7Gz0
>>15
「しーっしーっ!!」

【公園にいる人々の視線がこちらへ向き】
【必死にチビッ子を黙らせようとする】

「うぇ、あ、まあ……どうだろう……」

【まあ、よっぽどの悪人でなければそこまで言われてわざわざ止めたりしないだろう】
【そう言われると、彼の言葉はそこまで間違ってもないのかもしれない】

「パパスってドラクエの……?まあ……あながち間違ってもないけど」

【中の人はドラクエ知らないけどこいつは知ってそう】
【義理の父親でも家族は家族であるが、血の繋がっている〜には当てはならない】
【そう考えて少し顔を顰めた】
18 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 21:40:30.29 ID:xElyZVh+0
>>14

「そうですか・・・能力者は多いのですか。」
【ガセでなかったと確信し顔がほころぶ】
「貴重な情報ありがとうございます」

「もう一度訪ねますが貴方は能力者ではないのですね?」
【念のためにもう一度訪ねる】
「聞き忘れていましたが周りに能力者はいらっしゃいますか?」

「はい、御社のためですので・・・」

「絶命の仕方ですか?
言葉通り能力者様に死んでいただくのですが?何か?」
【どこから聞こえてきた声に返答する】

【会社のためなら殺害も仕方ないと思っている】
【悪意は全くない】
19 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 21:43:37.76 ID:fNpgkFqn0
>>17
「ひへ!」

【しーっ!と言われて慌てて両手を口に当て、黙り込む】
【ごめんなさい…と謝るが、何故注意されたのかは分かっていない】

「あ……え…じゃあ今度からは言わないように注意するよ……」

【ちょっとしょんぼり】
【まあ、「なんで踊ってるの?」と聞かれればもはやそう答えざるを得ないのだが】
【善処するようだ】

「そうだよ!確かお父さんだったような…」

【義理父である】
【というより悪魔がドラク○を知ってること自体変だが、まさかのファンである】
20 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 21:46:15.33 ID:3wmrW7Gz0
>>19
「あ、う、うん……」

【注意する、といったチビッ子に頷く】
【まあ、相手によりけりだろうが】

「まあ……そう、だから君にとってパパスみたいな人のことを家族っていうんだよ」

【少し違う気もするが】
【とりあえずそう伝えておく】
21 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 21:47:26.29 ID:NWKRNmh70
>>16

「世の中には、自殺サイトに思いを打ち明けて死を求める方々が沢山居りましてねえ
私はその思いを成就させるが為、微力ながらお手伝いと事後処理をしているのですよ」

【いる、ということだけは伝えている】

「世の日陰に居るよりかは、表通りを堂々と歩ける方がよろしいのでは?
私のような日陰者には、社会の手も差し伸べられませんしねえ」

【羨ましいわけでもないが、つい嫌味ったらしい言い口になる】
【指を鳴らして兵隊を召喚する】

「これを幻想と呼ぶならば、貴女様の鬼神の如き力もまた幻想と言えるのでは?」

【懐からシガレットチョコを取り出し、齧りながら言った】
22 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 21:47:32.30 ID:/11e8Uij0
>>18
「違う、違う」

【首を大きく横に振る】
【一瞬、数人の能力者が思い浮かんだが巻き込む訳にもいかないので】

「居ないよ、見た事も無いから」

【ここだけは即答、杖や盾に聞かずに答えたからだ】

【そんな会社があるのか、と考える】

「しん…………」

【絶句する少女】
【杖は、少女の手からぴょんと離れ、支えもなく自立した】

『まだ正確に答えていないな』
『"死ぬ"のではなく"殺す"んじゃないのか』

【杖は平然とした様子で言った】
23 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 21:52:08.76 ID:fNpgkFqn0
>>20
「うーん…じゃあ僕にパパスみたいな人はいないんだよ」
「お母さん?もいないし兄弟?もいないんだよ!」

【ニコニコしながらそう言い放った】
【別に悲しそうではない。だって家族という存在を知らないのだから】
【ありがたみも何も知らないのだ】

「君にはいるのかな?」

【心底不思議そうに少年に問うた】
24 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 21:54:13.98 ID:7y6R4kzIO
>>21

「よく言うわよ…」

【またうまく避けられたような気がして、女は舌打ちした。】
【安そうなライターで火を付ける。】

「そら来た。やっぱりね…」

「ん?…私のねえ…どうかしら。」

【そんな事を言いながら大剣を抜刀。】
【兵隊の首をはねようとした。】
25 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 21:55:40.26 ID:3wmrW7Gz0
>>23
「そっ……か」

【悲しそうでもなく、当然のように笑顔で言い放つチビッ子に、寧ろこちらが悲しくなる】
【少年の生い立ちがどういうものかはわからないが】

「え、俺は……まあ、いる……」

【そこまで言ってから、顔を背け】

「けど」

【小さくつけたした】
【父は自分が小さい時に他界しており、母とは気味悪がられたまま別れてしまった】
【それを思い出しているのか、少年はやけに悲しそうな顔だ】
26 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 21:55:46.18 ID:xElyZVh+0
>>22

「わかりました・・・」

【話がまた振り出しに戻ったので残念そうだ】
「では噂を聞いたとかは?」
【何としてでも手がかりを得たいらしい】

「はぁ・・・・・・」
【疲れているのかため息を漏らす】

「ええ、死んでいただきます。」
【人が死ぬことに何の抵抗もないらしい】

【杖が怪しい動きをしたので驚いている】

「これが能力といった物ですか・・・・・」
【呆れたようにため息を付く】
「まぁそうですね、殺しますけど何か?」
【殺すことには何も抵抗も持っていないらしい】

「では・・データーを取らせていただきます。」
【メモ帳に『目の前の少女』『重力』『5倍』と書きたす】

【少女にかかる重力が五倍になってしまうだろう】
「取りあえず拘束させていただきますね。」
27 :【邪炎黒姫】@wiki [sage]:2011/06/11(土) 21:56:57.38 ID:VQWn+xBFo
【とある廃墟の屋上】

【雲のかかった月に見守られているこの場所に、1人の少女が現れた】
【容姿はwiki参照だ】

……さむっ…

【既に夏服へと移行した制服を身につけている少女に、ビル屋上に吹く風は少し寒かったらしく】
【二の腕をさすりながら、かつかつと革靴を鳴らしながら屋上の端まで歩いていく…】


//なんでも募集です
28 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 21:59:06.08 ID:fNpgkFqn0
>>25
「そうなんだよ!あれ?これって悲しいことなのかな?」

【少年の顔が曇ったことを見てそう思う】
【しかし悲しむ意味が分からないので悲しめない】
【そして別に悲しまなくてもいいか、という結論に行きつきまた笑顔にもどった】

「いるんだね!なんでいるの?」

【暗くなる少年を尻目にそんなことを聞いた】
【やはり悪気はないのだろうが…無神経である】
29 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 22:03:11.57 ID:3wmrW7Gz0
>>28
「いや……どうなんだろ、よくわかんないや」

【家族がいるから幸せとは限んないし。そういいながら悲しそうな笑顔を向ける】
【正に思春期の発想だが、本音である】

【笑顔に戻ったチビッ子の目をじっと見つめて答え……ようとするが】

(子供のなんでなんでって無敵だよね)

【そう思いながら無言になってしまう】
30 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 22:04:41.85 ID:NWKRNmh70
>>24

【自分の真横に大剣が振り下ろされ、兵隊はあえなくその犠牲となる】
【思わず、言葉を失いかけるが、すぐに立て直す】

「全く、血の気の多いお方ですねえ」

【シガレットチョコを残さず口に入れて噛み砕く】
【直後、地面から大型犬のような姿をした、土で出来た犬が現れる】【その数6】

「私は君を儚くさせる気は毛頭ありませんが、自衛の為に少し傷を与えることは厭いませんよ?」

【おそらく大剣しか使えないと思っての答えなのだろう】
【犬達が女性の膝めがけ駆け出す】
【男に殺す気が無いのは確かである】

「さあ、止めるなら、今のうちですよ?」
31 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 22:05:26.42 ID:/11e8Uij0
>>26
「…………えーっと……………ここから北に十キロある町に能力者が集まったグループがあるよ」

【嘘である】
【が、とりあえずこの街から出て行って貰うためにこんな嘘をついたらしい】

【とその時】

「……は?」

【少女は一瞬、驚いたような声を出す】
【次の瞬間、少女の上に"重力"が襲い掛かった】

【普通、人間というのは三倍〜五倍の重力で意識を失うらしい】
【しかし、能力者だからか厨二補正なのだか知らないが、意識はまだハッキリしている】
【だが地面に体ごと押し付けられ、指すら動かせない】

『ッ……てめぇ…』

【杖は嫌悪感を剥き出しにしながら、杖先からバチバチと放電し始めた】
【だが、相手にその電気が当たる事は無いだろう……少女の手が無ければ、相手を傷つけることは出来ないからだ】
【つまり、単なる脅しである】
32 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 22:07:52.28 ID:7y6R4kzIO
>>30
/すいません飯落ちです。
33 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 22:12:00.35 ID:xElyZVh+0
>>31

「そこはもうすでに回ったはずですが・・・・・・」
【メモ帳をパラパラと捲って確認している】
「一応この周辺地域は当たってるのですが・・・」

【強力すぎるためあまり乱用できないのがこの能力の短所である】

「取りあえず・・・実力行使ということで。」
【女からは殺意が溢れ出ている】

【ひれ伏した相手を愉快そうに見ている】
「ではもう少し質問に答えてくれますか?
今度は嘘はつかないでくださいね。」
【次はないということだろう】

「どうかなさいましたか?」
【放電する様子を見て鼻で笑う】
「次その様なことをなさるとあの子は地面と重力にサンドイッチされますよ?」
【脅しに脅し返す】
34 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 22:15:13.99 ID:fNpgkFqn0
>>29
「無理に悲しくなんないでもいいよね」

【なにかを悟ったような感じに言う】

「あー!今僕のこと子供だとか考えてたでしょ!僕は君より何倍も大人なんだよ!」

【全くそうは見えないだろうが、彼は少年の何倍どころか何億倍も年上である】
【実年齢三億歳。精神年齢は三歳ほどだろうが】
【長い年月を経て、なぜこんなにも知識を取り込めていないのか甚だ謎であるが】
【やはり家族がいないのと、常に踊っているからという二つの要因が大きいだろう】

「………家族嫌いなの?」

【少年の心中を察してか、そんなことを恐る恐る聞いた】
35 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [sage]:2011/06/11(土) 22:15:40.05 ID:ao+Hq/slo
>>27
/まだいらっしゃいますか?
36 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 22:17:48.81 ID:/11e8Uij0
>>33
『……』

【無言でしばらく相手を睨みつけるようにバチバチと放電する杖】
【だが、やはり少女は捨てられないようで、ダメージも与えられないので】
【渋々ながらも、電気を消した】

【しかし少女の脇にぴょんぴょんと移動し、相手を近づけまいと無言のオーラを出している】

「…………」

【少女は相手の問いに、返答しない】

『……口も開けられないんだとよ』

【杖が代行、真実である】
【確かに、少女が重力が五倍掛かっている中で口を開けて喋れというのは無理な話である】
37 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 22:18:04.52 ID:7y6R4kzIO
>>30

「フフ…あんたが能力を見せて私が見せないのは不公平でしょう?」

【女は大剣の刃を上にして担いだ。】
【すると、新たな兵がでて来たではないか。】
【女は微かに目を細め。】

「あら…どういうつもりかしら…」

「…私があなたを[ピーーー]とでもお思い?」

【ギリギリまで引きつけ、そして噛み付かれる瞬間、】
【大剣を素早く右から左に薙ぎ払おうとした。まとめて吹き飛ばす算段である。】
【女としても、目の前の男性を[ピーーー]つもりはないのだ。】


/一応これだけ返します!
/今度こそ飯落ちです。
38 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 22:20:00.08 ID:3wmrW7Gz0
>>34
「うん」

【急に悟った感じになるチビッ子に、こくりと頷く】

「えっああ、そう」

【またもや信じてない】
【彼の姿はどこからどうみてもチビッ子だし、喋り方もなんでなんでとか】
【全てにおいて歳相応にしか考えられない】

「いや……嫌いじゃないよ」

【笑顔で答える】
【これも本心、ではある】

【ふと、自分の腕に巻いてある素朴な時計を見る】
【公園に来てからだいぶ時間が経っていることに気付いた】
39 :【邪炎黒姫】@wiki [sage]:2011/06/11(土) 22:21:56.35 ID:VQWn+xBFo
>>35
/いるよん
/凍結の可能性ありですが…
40 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 22:23:14.75 ID:xElyZVh+0
>>36

「賢い判断です。」
【杖を見ながら微笑む】

「お話がわかる杖で良かったです。」
【少し嫌味を言う】
【メモ帳を取り出し何かを見ている】

「大丈夫です、殺すのは一番最後ですから。」
【黒い笑みを浮かべる】

「どうしましたか?あぁ・・・そうでしたね。」
【重力をかけすぎたと反省している】

「今から拘束を解かせていただきますね。」
【メモ帳に斜線を引き少女にかかる重力を元に戻した】

「これでお話ししていただけますか?」
41 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 22:23:44.92 ID:JiVufCZN0
ふふ……ふふふ……我が愛するサクレよ〜!
今宵もどーしてそんなにキンキンに冷えてやがるんだしっ!だがそれがいいし!

【今宵も今宵とて、サー●ルKでアイスと、スプーンも忘れずに買い舞う少女】
【一糸を紡ぐ様な雪の如く白き肌に幼げな小さな腕、服装は奇異なのか合ってるのか】
【不思議に似合う氷柱六花の紋が描かれた着物、サクレを頭上に抱え、振袖が二の腕まで下がる】
【その無邪気さは、天真爛漫と言えようか】

白雪の敬愛するサクレよ〜♪嗚呼、其の愛らしい黄色のボデーは国民的人気電気鼠にも
負けず劣らずのポピュラーさを醸し出して、元気でチュ♪つって
私の舌に新鮮鮮烈無双超絶刺激感覚が許し難き酸味甘味旨味フォーミーなチャーミングさは
氷の一粒にも無駄を感じさせ無いし〜♪

って、あ……り?

【軸足をもとにサクレを頭上にポンッと乗せて、スケートリンクに入る様に】
【クルクル回りながら、ミュージカルな口調で長々と語る無駄なサクレコラム、馬鹿である】
【回転しすぎたのか、フラフラとおぼつかぬ動き、そして】

ふにッ!?

【足を溝に引っかけ、盛大に転ぼうとして居た、調子に乗りまくった所業である】
42 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/11(土) 22:29:21.55 ID:ao+Hq/slo
>>39
/では雑談で…
/都合悪くなったら無理やり締めちゃっておkです

その対面にあるビルの屋上
そこに派手な服装をした女がいた。黄色と紫が主で、それは闇夜の中でも目立つ
女は柵に両腕を乗せ、呆けたように空を眺めていたのだが

「――あれ。若い子がこんな時間にこんな所で何してるんだい?」

少女に気付くと視線を前に向け、語りかけた
幾分の距離があるので、聞こえにくいかもしれない
43 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 22:30:34.32 ID:fNpgkFqn0
>>38
「また信じてないでしょ!本当に悪魔で年上なんだよ!すっごい長生きなんだよ!」

【語気を強めて少年に詰め寄りながら言う】
【少年にかなり顔とかが近い……といっても身長差のせいで少年を見上げることになってしまったが】

「嫌いじゃないの?でもすっごい悲しい顔してるよ?」

【悲しい顔。かなり失礼であるが、不細工と言いたい訳ではない】
【悲しそうな顔だよと言いたい訳である】

「あ、もしかして大嫌いなのかな?」

【さらに酷くなった】

【基本的にこの悪魔君に時間は関係なく、不眠不休であるためどれだけ立っていようが気にしない】
44 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 22:30:48.18 ID:/11e8Uij0
>>40
『…チッ』

【嫌悪感剥き出しで相手を睨みながら舌打ち】
【どっから声を出しているのだろうか】

「……いってて」

【ゆっくりと立ち上がりながら言う少女】
【まあ、あんだけの重力を受けていて痛みなんて感じません、というのは無いだろう】
【そこまで酷く無さそうなのが救いだろうか】

『(……あのメモ帳だな)』
「(だろうね)」

【杖が、相手の動きをずっと見ていたようだ】
【メモ帳が怪しいと目星をつけた】

「……うん、分かった」

【少し冷や汗をかきながらコクッと頷いた】
【とりあえず様子見するようだ】
45 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 22:32:49.05 ID:kZleoi8Zo
繁華街……とは少し言い難い町の中心部
言いえて妙だが、一言で言うと寂れた大通り
郷愁の念すら覚えかねない不自然な光源と化しているネオンライトが瞬いている

荒廃と言う町自体にとっては不名誉な言葉が似合い掛けている
────有っても一般人は何処か生気が満ち溢れていない
その大通りには、シャッターと或はシャッターが立ち並んでいる
ネオンの光が眩しいのは、寂れたバーか、寂れたスナックか
夜の街としての機能すら十分に果たせているとは思い難い店が、疎らに、まるで
───────現存する店舗の方が不自然であるように見える


…………コツ………コツ

「ゲホッゲホッ……相変わらず埃っぽいなァ……」
「………ってか、此の映画館閉じちまってるのかよ………とんだ無駄足だったな……」
「…………さて……と……ふあぁ……急に疲れるよな……こういうことがあると。」


割れかけているアスファルトの地面に、安っぽい杖を軽く叩き付けてある男が咳をする。
やけに目立たないとは言い難い様相の彼はその後に、欠伸を壱つ。
─────皮と鉄で出来た目隠しと、スカイブルーの髪をしている
既に、シャッターが降りている映画館の前に立っていた。

ソコには、現存する中で最古ではと、見る人に思わせるほどに古ぼけた
白黒のテレビが、映画館より突き出している屋根からぶら提げられていた。
テレビからは、映画館が閉じてしまった後でも、意味の分からない最新C級映画の宣伝が延々と流れていた。

//雑談か、模擬戦を募集!!
//使い回しとか言わないお約束ッ!!
46 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 22:33:43.45 ID:NWKRNmh70
>>37

【背丈の低い犬ならば、と思ったのだが、当てが外れてしまった】
【犬部隊は全滅である】

「いえいえ、仕事柄、色々と厄介事も有りまして。
警戒の一つでもしなければ安穏と暮らしてはいけないのですよ」

【そして、能力を見せていただいたことにも謝意を表し】

「ならば、返礼をせねばなりますまい
私の戦術を、存分にお見せ致しましょう!」

【男の近くの地面から現れるもの共】
【今度は、騎兵と犬の二種である】
【騎兵には、投げ槍を装備させている】【その数5】
【犬は先程と同じである】【数も6】
【しかし、犬と騎兵でそれぞれ女性の左右に分かれた】
【そして、一方を狙えば他方に襲われる状況を作り出そうとする】
47 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 22:34:04.89 ID:3wmrW7Gz0
>>43
「ああ、うん、ごめん」

【信じることは諦め、信じていないことを謝る】
【そして、見上げるように近づいてくるチビッ子の顔から遠ざかるように、ブランコを降りて後ろに下がった】

「嫌いじゃないよ」

【にこりと笑う】
【悲しそうな顔と言われ、意識しているのかひきつった笑みだ】

「そうじゃないって。寧ろ好きだよ」

【静かに伝える】
【父親に対して関心はないが、母親に対する好意はある】
48 :【邪炎黒姫】@wiki :2011/06/11(土) 22:37:28.27 ID:VQWn+xBFo
>>42
/oh.,.すいません
/了解しましたです

【屋上の端まで到達したところで、少女の耳に風に流されてきた女の声が入ってきた】
【「時間」やら「〜してる…」などの単語のみは聞き取れたが、それ以外は正確には聞こえなかったらしい】

―――……はい?

【少女はここでようやく女の存在に気づき、前方の奇抜な服装を視認した】

なんですかね…?

【やや大きめの声で聞き返す】
【元々機嫌がよかったのか、苛立っている様子はない】
49 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 22:38:30.38 ID:xElyZVh+0
>>44

「はぁ・・・・もう少し態度良くしてください、まるで私が悪人のようです。」
【嫌悪感丸出しの杖に言う】
「これもお仕事なんですから。」

「どうですか?怪我などはありませんか?」
【心配している】
「よかった・・・これからデーターを取らせていただくのに変な傷が付いたら大変です」

【メモ帳にまた何か書いている】
【メモ帳に書いた文字は『自分』『脚力』『3倍』】
【メモ帳から光の帯が出て女の足に巻きつく】

「では、もう少し近くへ寄らせていただきますね」
【少女のほうへ近寄っていく】
50 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 22:39:30.10 ID:elXK5IvPo
>>46

「おーおー…これはこれは…」

【薙ぎ払った大剣を再び肩に担ぎ、】
【左右に視線を走らせた。相手の作ろうとした状況は成功している】

「…今度は槍ね…随分いろんなことができるのね…」

【挟撃されそうなこの状況で、しかし女は淡々としており】
【「土」のような「鳶色」の瞳で男を見据えた】
51 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/11(土) 22:40:50.87 ID:bw+34eSQ0
>>41
まだいるでしょうか?
52 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/11(土) 22:42:50.84 ID:ao+Hq/slo
>>48

「あ、聞こえなかったか…」

少女の反応から推測した結果、それは事実に相違なかった
どうしようかと一瞬考え

「――ま、せっかくだし。若い子と話すのも良いよね」

女はその背から桜色の翼を生やした。それはまるで天使の如く
それを躍動させて飛翔する。宙を渡り、少女へある程度近付いたならば

「や、こんばんは。少女A」

人の良さそうな笑みを浮かべながら、こう尋ねるだろう
53 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 22:42:55.92 ID:fNpgkFqn0
>>47
「やっぱりね!人間はどうして見た目でしか判断できないのかなあ……」

【僅かに顔を顰める】
【見た目より中身だよ、とか言ってるくせにやっぱり見た目で判断しているじゃないかと思った】
【まあ、この見た目じゃ信じられないのも無理ないが】

「そうなのか?僕にはそうは見えないけどな…でも君がそうだっていうんならそうなんだろうね!」

【信じるよ!とすぐに笑顔に戻る】

「うーむ…そしてなんで君には家族がいるの?僕にはいないけど……人間には家族がいるの?」

【純粋な疑問が口から飛び出る】
【知識欲が旺盛だった】
54 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 22:44:47.56 ID:/11e8Uij0
>>49
『悪人だろうが、何言ってんだ』

【杖は放電しないものの、悪態をつく】

【少女は返答をしない】
【だがさりげなく杖を右手で持つ】

【相手が近づいてくる】
【少女の冷や汗が少し酷くなる】
【が、杖は冷静に相手の動きを観察している】

【相手は少女に何をするつもりだろうか】
55 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 22:46:38.16 ID:3wmrW7Gz0
>>53
「うん……ごめん」

【申し訳なさそうに笑う】
【まあ、このチビッ子の口調じゃあいくら見た目が悪魔でも悪魔じゃないと言われれば信じてしまうかもしれないが】

「ありがとう」

【笑顔で信じるといってくれるチビッ子に、自分が信じられないことが逆に申し訳なくなってしまった】

「えー……人間だったら絶対いるわけでもないしな……」

【うーん、と唸って首を傾げる】
【なんと答えたものか、と目まで瞑って考えるがやはり答えは出ない】
56 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 22:47:38.53 ID:JiVufCZN0
>>51
/おっと、居るでありますよ。
57 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/11(土) 22:48:33.61 ID:hgbyvlTx0
>>45

【そんな寂れた街に一人の青年が、やって来た】
【友達の居ない普通の青年。容姿は黒髪のポニーに東洋人てきな顔立ち。170前後の平均的な身長】
【そんな特徴の無い彼が街に現れた理由はただ一つ】

「孤独に生きる事、はや三年。ここに来れば友人が出来る気がしました・・・」


【ただ一つーーーー素晴らしきご都合主義電波のためだ】
【ただ歩く若き男相手に気付かれるだろうか?】
58 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 22:48:54.76 ID:NWKRNmh70
>>50

【包囲をしつつあると言うのに、冷静さを全く失っていない】
【経験則から何かあると感じ、後ろに下がる】
【同時に、地面から男の肩くらいまでの長さの棒を取り出す】

「手数が多くないと、状況には対応できませんのでね」

【少し笑ったように言った】
【犬が3頭、食らい付こうと女性に向かった】

【反応を見せたら騎兵は槍を投げ、その体をぶつけようとするだろう】
59 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/11(土) 22:49:22.99 ID:bw+34eSQ0
>>41
(……うるさいな)
【少女の前に一人の青年がいた、特徴はでかいリュックに緑の指輪】
【現在青年は修行から帰ってきた所で近くのコンビニで肉まんを買おうとしていた】

【もう少しで通り過ぎようとした所で】

「あっ」(転ぶのか)
【相手が転ぶ、青年も驚きの声を出すが自分が何もしない訳は無かった】
【自らが背負っているリュックをすぐに外して彼女が地面と衝突するであろう地点に投げる】
【リュックの中身はほとんど衣服類で埋まっているので硬くは無いだろう、多分】
60 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 22:50:17.51 ID:xElyZVh+0
>>54

「まぁそういうことにしておいてあげましょう。」
【物凄く上から目線だ】

「貴方も何か言ってくれて構いませんよ
別に何か言われたくらいでは殺したりはしませんので。」
【悪魔で冷静さを保っている】

「では、貴方の能力とお名前、年齢を教えてください。」
【質問を投げかける】
「それが終わったら・・・・最後の行程に移らせていただきますので」

【営業スマイルを浮かべている】
61 :【邪炎黒姫】@wiki :2011/06/11(土) 22:52:04.71 ID:VQWn+xBFo
>>52
少女の問いから少し間が空いて―――再び声を放とうとした、その時



女の背から、桜色の翼が生えた。



「―――……っな!?」


黄色に紫に桜色……夜に映えるやけに不気味なその体が宙を舞い、此方へ飛翔してくる
潜在的な恐怖から思わず、手のひらから黒い炎が漏れ出した
僅かな熱が風に流されていく…


「――少女Aって……」
「私には『黒姫』って名前があるんだけど」

しかしながら、女の人の良さそうな笑みによって警戒心が幾分か解かれたのか、少しばかり脱力しながら反論する
心拍数が上がっているのは確かだが、勤めて冷静に。


「何か用…?」
「宗教勧誘ならお断りよ」

更に冗談混じりに言葉を紡ぐ
人が居てくれたのはなんとなく嬉しかったが、あまりにも外見が不気味であったため―――どうも正直につっかかれない
62 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 22:56:20.68 ID:kZleoi8Zo
>>57

その、何気ない相手に対して
彼が強烈な興味を持ったのは、たった一つ。 たった一つのシンプルな理由。
────此の町で、下を俯いて歩かない人間は珍しい
それだけである。

否、それだけと言うと語弊があろう。 そんなにも大きな特徴がある。
彼は、自身の周りを飛んでいる不可視の魔眼を索敵(と言っても敵ではないが)させ
前方から歩いて来る青年を、より近くで見ようと飛ばす。


『────苦しみと悲しみと喜びと楽しみのサスペンスSFミステリーの超大作ッ!!!!』


……………コツ


「…………さ……てと、どうするかなぁ?」 


頭上の古臭いテレビから電波が発信されているが、ソレを気にも留めず
彼は、杖で、割れかけている地面をもう一度叩く。
───その時、小さな石ころが弾かれる。

彼は、前方から歩いて来る青年を眼帯の奥から眺めるように顔をジット向け。
これ見よがしに、そんな声を出す
63 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 22:56:49.70 ID:/11e8Uij0
>>60
『……』

【イラついた様子の杖】
【だが放電はしない、どうにか抑えているようだ】

「ハイン・アルベルティ、10歳、能力は…………無い」

【しばらく脳内で会話してから言った】
【脳内で会話出来る事を相手は知らないはずだから大丈夫……と考えている】

「この杖とか盾とかは、他の能力者に創って貰っただけだ、だから俺自身は能力者じゃない」

【一気に言い切った】
【顔を上げようとするが、やはり怖いのか俯いている】
64 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 22:58:09.14 ID:elXK5IvPo
>>58

「ま、私も素振りばっかりで退屈してたところだし…」

「…私が勝ったら…あなたの所属でも教えてもらおうかしらねえ…」

【くっくとおかしそうに笑い、相手を見つめる。】
【そして、犬が向かってくる。女は瞬間…大剣を地面に突き刺し、】

「…さて…」









【彼女の左右に展開されるのは、競り上がった「土」の「壁」】
【ズズズズ、と上がるそれは、左右からの攻撃を阻害するのは十分だ】
【無事防げたのなら、相手向けて走り出す】
65 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 23:00:01.92 ID:fNpgkFqn0
>>55
「まあ、僕も人間がいなかったらいないから文句は言えないけどね!」

【彼は踊りという概念から生まれたので踊りがなければ生まれなかったのである】
【人間が三億年前にいたかどうかは不明だが……というかいなかったような……】

「うん!これ以上聞いてもきっと君は好きだって答え続けるだろうしね!」

【話に見切りをつけるのも大事なことだ】
【永遠に違う違わないを言いあっても結論は出ないのだ】

「人間は家族が絶対にいるわけじゃないのかー……じゃあたまにいるのかな?」

【たまに家族がいるっていうとなんか家族がおまけみたいである】
66 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 23:03:17.94 ID:3wmrW7Gz0
>>65
「ふう、ん?」

【チビッ子の言葉はよく意味がわからない】
【適当に首を傾げた】

「うん、そうだね」

【はは、と笑って答える】
【恐らく彼の言った通り、何度質問されても母親のことを好きだという解答は変わらなかっただろう】

「いや……基本的にはいるから……どっちかっていうとたまにいないんじゃないかな」

【こちらの解答もなんだかズレている】
【もう一度時計に目をやって少し考えてから】

「俺そろそろ帰るね。君も気をつけて」

【そう言って、公園の出口へ向かおうとする】
【引きとめられればあっさりとチビッ子の方をふりかえるだろうが?】
67 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 23:04:34.68 ID:xElyZVh+0
>>63

【メモ帳にスラスラと書いている】

「杖さん、もう放電してくれても大丈夫ですよ時期に終わりますから。」
【書き終わったらしくペンをいったんメモ帳から話す】

「無能力者ですか・・・・・」
【疑ってはいないようだ】
「わかりました、ではありがとうございます」

「宜しかったらその人たちのことも教えてくれませんか?」
【筆記する準備を始める】
「一応データーを取りに行きたいので。」

「顔くらいあげてください、私は悪人ではないですよ?」
【淡々とした声でそう告げる】
68 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 23:08:44.21 ID:JiVufCZN0
>>59

ぬぅぉおぉッ!ファイトォォオオ!四発くらいだしぃぃいいい!?

【袋から飛び出るサクレッ!サクレだを守らねばッー……!其の一心で転ぶ寸前に背を向け】
【受け身を取ろうと敢えてバランスが伴わぬ足元に力を……ーーー込めたッ】
【結果彼女は落下地点を飛美越える形で袋から出たサクレをキャッチしようとする】
【が、相手方の善意に投げられたリュック、足に当たり、届かず】

Noォォォオオオなんだしぃぃぃいいい!!?

はぶッ!!

【都合の良い事にサクレは溝の中にドボンッと音を立てて入り、少女の足元で弾かれたリュック】
【そこにボフッと顔が埋まる形で、後はずさっー……とヘッドスライディングの形に転ぶ】
【着地したのは体からで目立った擦り傷は無いが、着物はやや汚れる】

…………。

【そのまま倒れ伏せた状態、リュックに顔を埋もれさせ、沈黙、ひたすらに】
【直立しながら黙りこくる静寂は、結果の虚しさを良く表現している様だった】
69 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:10:33.30 ID:NWKRNmh70
>>64

「いいでしょう、私の所属の一つ位構いませんよ?
私に刃を向け続けて居られるのならば、ねえ」

【土の壁に驚きつつも、向かってくる女性への対処を試みる】
【まずは前衛の犬は阻まれたので土に還し、後衛の犬を女性の後ろに壁を回って向かわせる】【追いつき次第、噛み付かせる】
【騎兵の方は、馬を土に還し、無理に速度を殺させて背後から槍を投げさせてから背後を追わせる】

【男は下がりつつ、その間に次々と兵を生み出していく】【槍装備の兵隊が縦に2列で6体である】
【それをぶつけて、挟み撃ちである】【男も棒を弓に変え、支援射撃をする】
70 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:14:04.03 ID:/11e8Uij0
>>67
『…………そうか』

【そう言われるや否や、バチバチと放電を始めた】
【相手にダメージを与えられずとも、放電するだけで怒りは発散出来るらしい】

「えっと」

【脳内で、空想人間図を作成】

「達じゃなくて、一人だけだったよ」
「能力者みたいだった……名前は教えてもらってないけど…………素材から道具を生成する感じだった、多くは教えてくれなかったけど」

【ここで一旦口をつぐみ、人間図の服装を考える】

「…確か……右手の中指が無くて、赤いポニーテールの女の人だった」

【超適当である】

【相手に言われても顔はあげない】
【顔を伏せながら、こちらも淡々と返している】
71 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/11(土) 23:14:33.05 ID:bw+34eSQ0
>>68
「………」(やっちまったな)
【この沈黙を作った本人も黙る、青年が手を出さなかった方が良かったのだった】

「…立てますか?」
【このまま帰るのもできないので倒れた少女の両脇を掴み起こそうとする】
72 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/11(土) 23:15:41.24 ID:hgbyvlTx0
>>62

「・・・・・・・・・・・・・ッ」

【運命の友達探しに勤しむ、彼。眼前に現れるのは奇妙な男。】

【正直、かなり恐い・・・】【身体能力に自信があり、能力にも自信はあったが・・・】



「コンバンハ、ヨイ天気デスネ!」





【精神面は所詮ボッチだった。】
【適当な挨拶をして通りすぎようとするがーーー】



【恐怖からか 右腕が月光煌めいた】
73 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/11(土) 23:16:36.17 ID:hgbyvlTx0
>>62

「・・・・・・・・・・・・・ッ」

【運命の友達探しに勤しむ、彼。眼前に現れるのは奇妙な男。】

【正直、かなり恐い・・・】【身体能力に自信があり、能力にも自信はあったが・・・】



「コンバンハ、ヨイ天気デスネ!」





【精神面は所詮ボッチだった。】
【適当な挨拶をして通りすぎようとするがーーー】



【恐怖からか 右腕が月光煌めいた】
74 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/11(土) 23:17:17.78 ID:hgbyvlTx0
>>62

「・・・・・・・・・・・・・ッ」

【運命の友達探しに勤しむ、彼。眼前に現れるのは奇妙な男。】

【正直、かなり恐い・・・】【身体能力に自信があり、能力にも自信はあったが・・・】



「コンバンハ、ヨイ天気デスネ!」





【精神面は所詮ボッチだった。】
【適当な挨拶をして通りすぎようとするがーーー】



【恐怖からか 右腕が月光煌めいた】
75 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/11(土) 23:18:21.75 ID:hgbyvlTx0
>>62

「・・・・・・・・・・・・・ッ」

【運命の友達探しに勤しむ、彼。眼前に現れるのは奇妙な男。】

【正直、かなり恐い・・・】【身体能力に自信があり、能力にも自信はあったが・・・】



「コンバンハ、ヨイ天気デスネ!」





【精神面は所詮ボッチだった。】
【適当な挨拶をして通りすぎようとするがーーー】



【恐怖からか 右腕が月光煌めいた】
76 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/06/11(土) 23:22:16.83 ID:fNpgkFqn0
>>66
「うん。これは僕も良く分からないけどね」

【ちなみに踊りながら話しているのである。忘れていたかもしれないけれど】
【何時でも踊っている。どんな状況でも】

「そうなんだよ」

【首を縦にブンブン振って肯定する】
【踊りながらだが】

「あ、逆だったんだね!じゃあ殆どいるんだね!分かったよ!」

【合点がいったようにうんうん唸る】
【踊りながらだが】

「帰っちゃうの?……じゃあねー!」

【暫く俯き、少々悲しそうな顔をしたのち、顔を上げて少年の背に手を振る】
【そして彼はそのまま暫し踊り続けていた】

/絡み乙でした!
77 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 23:22:58.00 ID:elXK5IvPo
>>69

「…ちっ!!後ろか…」

【女は顔をしかめる。能力の相性的には】
【男のほうが有利だ。多勢に無勢の状況では】
【剣士は不利である。すばやく振り返り、大剣の刀身で槍を受けた。硬質な音とともに、】
【女の足元に槍が落ちる。そして女は再び大剣を突き刺した】

「…小ざかしい…」









【瞬間、女の「前後」に地を走る様に現れるのは隆起した「土」の「棘」】
【鈍い音とともに、女の前後の地面が直線的に鋭く隆起する。】
【犬を刺し殺し、同時に男に攻撃しようとした】
78 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 23:23:52.89 ID:xElyZVh+0
>>70

「ええ、お気になさらずに放電してください。」
【クスッと笑みをこぼす】

【放電で怒りが発散できるとかはわかっていない】

「早く思い出してください。」
【少しいらだっている】

「単体ですか、了解です。」
【メモ帳に記帳していく】

「赤色の女、中指なしでポニーテールですね」
【納得している】

「では・・・・ご愁傷様です・・・・と言いたいところですが貴方にはもう少し動いてもらいます」
【妙案が浮かんだらしい】
「これを渡しますので、あった能力者を記帳していってください」
【皿のメモ帳とペンを差し出す】
「協力してくださりますよね?」
79 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 23:25:32.63 ID:kZleoi8Zo
>>72

目の前の男の反応に、彼は口元に苦笑とも
───面白そうな奴を見つけたとでも言わんばかりの笑みとも取れる
そんな、笑みを口元に浮かべていた。
それ以外の場所は基本的に目隠しに隠されているため、はかり知ることが難しい。


  …………コツ   コツ  コツ

「……あぁ、こんばんわァ」
「………確かに、良い天気だな。 月も映えてる」

「……あっ、おいっ」


杖をトントンと地面に軽く叩き付ける度に、劣化したアスファルトが削られるが如く、細かくなって小さく跳ねる
彼は、出来る限りシンプル且つ、フレンドリーに挨拶を返したが
相手の青年が、そのまま通りすぎようとばかりに歩を進めたため
呼びとめようとした、その瞬間。
青年の右腕が、輝く。  空に浮かぶ月の様に。


「………なぁ? もしかして、あんた”も”能力者か?」


彼は、もしも目隠しをしておらず、さらにその下にキチンとした目玉が存在したならば
その眼はキラキラと瞬いていたに違いない。
そう、言わせんばかりに、口元を綻ばせつつやや矢継ぎ早に聞く
80 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 23:26:54.71 ID:elXK5IvPo
>>77
/これを追加で…すいません


【その後、相手から見て左に横っ飛びし、矢を交わそうとした。】
81 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/11(土) 23:28:26.04 ID:elXK5IvPo
>>77
/これを追加で…すいません


【その後、相手から見て左に横っ飛びし、矢を交わそうとした。】
82 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/11(土) 23:28:36.25 ID:3wmrW7Gz0
>>76
/絡みあり乙でした!
83 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:29:50.18 ID:/11e8Uij0
>>78
『……』

【相手は皮肉のつもりなのだろうが、杖にとっては結構なストレス解消になるようだ】
【黙って放電している】

「うん、そうだよ」

【コクッと頷く】

【次の相手の言葉に、一瞬死を覚悟する】
【が、差し出されたメモ帳とペンを見てほっと胸を撫で下ろす】
【とりあえずここでは殺されないらしい】

「……分かった」

【ぼそっと呟き、差し出されたメモ帳とペンを受け取った】
84 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:30:30.59 ID:ahsnGsxa0
【夜の公園。】
【当然…いや、この世界では当然ではないだろうが、人はいない。】

【と思いきや、ベンチに誰かがいる。】
【1人の女だ。クリーム色の長い髪と純白の長いワンピース。】
【手に持っているのは【世界の神話 5】という本だ。ひざに置いて、両手を添えている。】
【ベンチに座りながら、俯く彼女は―――】

―――――――…zzz

【寝ていた。寝息は近づかなければ分からないほど小さい。】

【余談だが彼女、眠る時はいつも熟睡である。】
【なので、余程の事がないと目覚めることは無いだろう】

/死合以外募集したく
85 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:30:41.79 ID:/11e8Uij0
>>78
『……』

【相手は皮肉のつもりなのだろうが、杖にとっては結構なストレス解消になるようだ】
【黙って放電している】

「うん、そうだよ」

【コクッと頷く】

【次の相手の言葉に、一瞬死を覚悟する】
【が、差し出されたメモ帳とペンを見てほっと胸を撫で下ろす】
【とりあえずここでは殺されないらしい】

「……分かった」

【ぼそっと呟き、差し出されたメモ帳とペンを受け取った】
86 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:31:22.03 ID:/11e8Uij0
>>78
『……』

【相手は皮肉のつもりなのだろうが、杖にとっては結構なストレス解消になるようだ】
【黙って放電している】

「うん、そうだよ」

【コクッと頷く】

【次の相手の言葉に、一瞬死を覚悟する】
【が、差し出されたメモ帳とペンを見てほっと胸を撫で下ろす】
【とりあえずここでは殺されないらしい】

「……分かった」

【ぼそっと呟き、差し出されたメモ帳とペンを受け取った】
87 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:32:20.29 ID:/11e8Uij0
>>78
『……』

【相手は皮肉のつもりなのだろうが、杖にとっては結構なストレス解消になるようだ】
【黙って放電している】

「うん、そうだよ」

【コクッと頷く】

【次の相手の言葉に、一瞬死を覚悟する】
【が、差し出されたメモ帳とペンを見てほっと胸を撫で下ろす】
【とりあえずここでは殺されないらしい】

「……分かった」

【ぼそっと呟き、差し出されたメモ帳とペンを受け取った】
88 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:34:32.93 ID:/11e8Uij0
>>85
/うわあああ連投すみませえええええええん!!!!
89 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 23:34:36.17 ID:JiVufCZN0
>>71
ド変態ストラッーイクッ!
立てますかと言いながら問答無用に白雪のちっぱいを触りながら起こそうとする
手付きがいやらしいしッ!私は立てるしッ〜!でも溝に落ちたサクレはきっと
誰にも食べられず、二度と立てずに消え行くんだしッー!!

【掴まれた両脇、其れに反応し何かとジタバタと動き回り、小さな体駆ながらの小回りで】
【ババッと距離を取り、謎ファイティングポーズで威嚇しつつ】
【今や流れ付いたサクレに感情移入して、怒鳴るも、怒ってるのに今いち覇気らしい迫力が無いのは】
【やはり齢相応のモノであるからだろう】

し、かーし……ーーー今や、流れて言ったサクレはきっとこう言ってるんだし!
《嗚呼、サクレたる我が身が食されずに、消え行くならせめて祈りましょう》
《同志たる他のサクレが食べられ、皆の笑顔を作りますように……ーーー》

とね!だから青年には私にサクレを奢る義務が有るんだしっ!

【ビシッと人差し指を立てて、流れて言ったサクレの気持ちをわざわざ声を変えて代弁する】
【冷菓に気持ちも糞も無いのだが、子供の想像力を侮ってはならない】
【どう言う訳か、訳の解り難い理屈ながら、要約すると奢れ、との事らしい】
90 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/11(土) 23:34:41.19 ID:ao+Hq/slo
>>61
/うぁあ、すみません。席外してました
/所用が出来てしまったのでまたすぐに落ちます。ロールは破棄して下さい
/本当に申し訳ない
91 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 23:35:15.27 ID:JiVufCZN0
>>71
ド変態ストラッーイクッ!
立てますかと言いながら問答無用に白雪のちっぱいを触りながら起こそうとする
手付きがいやらしいしッ!私は立てるしッ〜!でも溝に落ちたサクレはきっと
誰にも食べられず、二度と立てずに消え行くんだしッー!!

【掴まれた両脇、其れに反応し何かとジタバタと動き回り、小さな体駆ながらの小回りで】
【ババッと距離を取り、謎ファイティングポーズで威嚇しつつ】
【今や流れ付いたサクレに感情移入して、怒鳴るも、怒ってるのに今いち覇気らしい迫力が無いのは】
【やはり齢相応のモノであるからだろう】

し、かーし……ーーー今や、流れて言ったサクレはきっとこう言ってるんだし!
《嗚呼、サクレたる我が身が食されずに、消え行くならせめて祈りましょう》
《同志たる他のサクレが食べられ、皆の笑顔を作りますように……ーーー》

とね!だから青年には私にサクレを奢る義務が有るんだしっ!

【ビシッと人差し指を立てて、流れて言ったサクレの気持ちをわざわざ声を変えて代弁する】
【冷菓に気持ちも糞も無いのだが、子供の想像力を侮ってはならない】
【どう言う訳か、訳の解り難い理屈ながら、要約すると奢れ、との事らしい】
92 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:35:53.49 ID:NWKRNmh70
>>77

【襲い掛かる棘に抵抗することも無く犬たちは貫かれ土に還る】
【男に向かってくる棘は、直前に生み出した槍兵の胴体を最大硬度にして壁とすることで対応する】
【結果、2体を犠牲にして、4体を生かすことに成功】

「しかし、得物を地面に刺したのは下策でしたね!」

【その隙を狙って、矢を放つ】【刺さらないようにはしてあるが、狙いは右肩である】
【腕にダメージを与えて、長期戦に持ち込む積りのようだ】
【そうすれば、男が果てなく有利になるのだから】

「賢しさと卑怯が無ければ、この力は有効利用できませんよ・・・」

【自嘲めいた口ぶりで呟いた】
93 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 23:36:10.31 ID:JiVufCZN0
>>71
ド変態ストラッーイクッ!
立てますかと言いながら問答無用に白雪のちっぱいを触りながら起こそうとする
手付きがいやらしいしッ!私は立てるしッ〜!でも溝に落ちたサクレはきっと
誰にも食べられず、二度と立てずに消え行くんだしッー!!

【掴まれた両脇、其れに反応し何かとジタバタと動き回り、小さな体駆ながらの小回りで】
【ババッと距離を取り、謎ファイティングポーズで威嚇しつつ】
【今や流れ付いたサクレに感情移入して、怒鳴るも、怒ってるのに今いち覇気らしい迫力が無いのは】
【やはり齢相応のモノであるからだろう】

し、かーし……ーーー今や、流れて言ったサクレはきっとこう言ってるんだし!
《嗚呼、サクレたる我が身が食されずに、消え行くならせめて祈りましょう》
《同志たる他のサクレが食べられ、皆の笑顔を作りますように……ーーー》

とね!だから青年には私にサクレを奢る義務が有るんだしっ!

【ビシッと人差し指を立てて、流れて言ったサクレの気持ちをわざわざ声を変えて代弁する】
【冷菓に気持ちも糞も無いのだが、子供の想像力を侮ってはならない】
【どう言う訳か、訳の解り難い理屈ながら、要約すると奢れ、との事らしい】
94 :【邪炎黒姫】@wiki [sage]:2011/06/11(土) 23:36:32.98 ID:VQWn+xBFo
>>90
/了解です〜
/乙でした
95 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:36:48.04 ID:NWKRNmh70
>>77

【矢は避けられ、襲い掛かる棘に抵抗することも無く犬たちは貫かれ土に還る】
【男に向かってくる棘は、直前に生み出した槍兵の胴体を最大硬度にして壁とすることで対応する】
【結果、2体を犠牲にして、4体を生かすことに成功】

「しかし、得物を地面に刺したままとは下策でしたね!」

【その隙を狙って、矢を放つ】【刺さらないようにはしてあるが、狙いは右肩である】
【腕にダメージを与えて、長期戦に持ち込む積りのようだ】
【そうすれば、男が果てなく有利になるのだから】

「賢しさと卑怯が無ければ、この力は有効利用できませんよ・・・」

【自嘲めいた口ぶりで呟いた】

/剣から手を離したのかな?
96 :【白銀の頂に坐す襠】 [sage]:2011/06/11(土) 23:37:27.95 ID:JiVufCZN0
/重い……連投スマンコ
97 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 23:40:16.21 ID:xElyZVh+0
>>85

「ほんと賢い杖です。」

【嫌味ったらしくそんなことを言う】
【クスクスと笑いをこぼしている】

「では、今日からあなたは私の部下です、逆らうことは許しません。」
【一気に雰囲気が変わる女】
「わかったら返事をしてください」

「適当にデーターが取れたら殺害してくださってかまいませんので。」
【女が纏っていた殺意が消えさる】
「適当にその杖に放電でもさせて胸に当てれば逝ってくれると思いますので。」
【殺害方法をレクチャーする】

「精々がんばってくださいね」
98 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/11(土) 23:41:03.79 ID:bw+34eSQ0
>>89
「………」(これはめんどくさいことになってきたぞ…)
【特に少女に反論すること無く聞く、そして相手が言い終わった所で】

「OK、買ってあげるよ」
【あっさりと、反論もせずに了承する】
【青年はそのままリュックを背負ってコンビニの明かりへと向かう】
【そして青年はこう思いながら歩を進めるのであった】

(ああ…自分女難があるな…)
99 :【紡ぎしは黄金の書き手】 :2011/06/11(土) 23:44:48.80 ID:hgbyvlTx0
>>79

「え・・・?僕はどっちかと言えば改造人間ですかね・・・?」

【‘も’と言う言葉に油断したのか、青年は歩みを止めた。】

「まさか貴方は能力者・・・?」

【金色の右腕を構えながら疑問を投げ付ける】

【相手とは反対に男の眼は鮫さながらに泳いでいた】
100 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:46:50.52 ID:/11e8Uij0
>>97
「……分かったよ」

【憎々しげに相手を一瞬見上げると、ポケットにメモ帳とペンを入れる】
【殺し方を言う相手に数秒沈黙した後】

「別に……殺さなくてもメモは取れるだろ」

【小声でボソッと呟いた】
【そして相手に背を向け、杖と盾を持ったまま路地裏から立ち去ろうとする】
【呼び止めようとすれば簡単に呼び止められるだろう】
101 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/11(土) 23:54:00.49 ID:xElyZVh+0
>>100

「逆らったら次はありませんので。」
【さりげなく脅しをかける】

「じゃあ頑張ってデーターを集めてくださいね。」
【ニコッとほほ笑む】
「危なかったら逃げてくださって結構ですから。」

「殺すことに意味があるんです」
【女もボソッと呟く】

「では、お気をつけて。」
【一礼して少女を見送る女】

/乙ありでしたー
絡みにくいキャラですいません><
102 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/11(土) 23:57:15.41 ID:JiVufCZN0
>>98
ふふーん♪ 解ればニラレバよろしいしー!
あーとー、応対が面倒だからってボケスルーは白雪もアホの子みたく泣きたくなるしっ

【ツッコミが欲しかったらしいが、あまりにツッコミ辛いボケ故に】
【何とも万人が面倒になるのも頷けよう、マシンガントーク癖故あって、スルーで済む面があっても】
【少女は気にはしとた様ながら、奢って貰える嬉しさから落胆した素振りは見せなかった】
【ーーー……っと、奢られる前に歩を止め、何かに気付いた様にハッとする】

ハッ!
そー言えば、知らない人に奢られるのはキケンと何処かで聞いた事有るしっ
よーしよしよし、ならば白雪は、今知る事に決めたし、ズバリ!貴方の名前はッ!

【子供が親に言い聞かせていそうな当たり前の事では有るが、こうまでされて】
【今更、そこを危惧するのはどうなのであろうか】
【少女は握り拳をマイクの様に青年に向けて名を質問する、知らない人に付いてかないと言う】
【標語は有るには有るが、今、知る知らないの問題では無かろうに】
103 :【心通武工】@wiki [sagesaga]:2011/06/11(土) 23:58:09.01 ID:/11e8Uij0
>>101
「分かったっつってんだろ」

【少しイライラした口調で言った】
【そして路地裏から離れ、ここなら大丈夫だろうという所まで来た時】

【ポケットからメモ帳とペンを取り出す少女】

『何をやればいいのか分かるな?』
「ああ」

【おもむろにペンを構えると】


「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


【物凄い勢いでペンを走らせた!】
【そう、架空の能力者を大量に書いているのだ】

【このメモ帳に本当の能力者が乗る事は、絶対に無い】

/絡みありがとうございました!いえいえとても楽しかったです!
104 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 00:01:56.65 ID:I5GWFxVd0
>>102
(賑やかな子だ…)
【ポケットに財布が入っているかチェックしつつ、耳を傾ける】
【そして相手に名前を聞かれるが…】

「弓指 卓矢、外見も中身も普通な一般人だよ」
【嘘をつく、でかいリュックを背負って普通とは一体何なんだと言いたい】
【そう言ってからコンビニに入ろうとする】
105 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 00:02:53.69 ID:lX9Ou4Ml0
/>>84募集中
106 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 00:06:07.33 ID:TJsGiNEIO
>>95
/遅れました…
/そして分かりにくくてすいません…はい。離してます。刺しっぱなしです。


【女は相手の弓が引き絞られる瞬間、】
【剣を取るために必死で右側に――――――――ではなく、】
【「男に向かって」全力で走り出した。】
【大剣を片手で振り回す筋力だ。直線的な行動は、常人の速力を遥かに上回っている。】
【そのおかげ、と言うべきか、右肩に矢の攻撃を食らった。鮮血が舞う。】
【相手の狙った場所、想定した深さの傷ができるだろう。】

「ああ……この勝負に勝てるなら…」

【そして、無事に相手に近づく事ができたなら、】
【女は歯を食い縛り左手を振り上げるつもりだ。そして、】





「―――――――――――腕の一本くらいはくれてやるわ!!!!!」





【相手の右頬を、全身全霊を込めて殴り飛ばそうとする。】
107 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 00:09:01.11 ID:qIo9aIDSo
>>105
/イベントとWになっちゃいますけど…いいですか?
108 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 00:11:17.69 ID:lX9Ou4Ml0
>>107
/どうぞどうぞ!
/大歓迎です!
109 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 00:16:13.07 ID:KipBkHVb0
>>104
ふむふむ、まぁ、如何にも普通すぎーるし!
仕返しに明らかに普通でないリュックはスルーしてやるしー!

【名前を聞いたら、ほほぅ、と頷き、快調なステップでコンビニの自動ドアのマットを踏み】
【開くなり一回転を成してアイスコーナーに早足で向かう】
【わざわざアイスで有る必要が有るのかは解らないが、好物となると他に目が行かないタイプか】
【あと、スルーすると言いながらスルー出来て無いし、仕返しにもなって無い】

一般人!アイスは此処だ此処だ、と助けを呼んでるし!
早急に此処のサクレを買い占めるしー!!

【名前で無くワザとらしく一般人と呼ぶ辺りは、悪戯なのか定かで無いが】
【店内で人目はばからず、一番乗りするかの様に冷凍棚に付いた少女は手をブンブン振りながら】
【早く買って欲しい要求を屈託無い笑顔と共に、懇願していた】
【じゃなくて命令していた】
110 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/12(日) 00:19:02.24 ID:3yjXSZsN0
>>106

【鮮血が舞った瞬間、男の思考が大きく狂う】
【矢は、裂傷を引き起こさないようにしていた筈、だと】
【それが原因で、兵隊への命令が途絶える】
【そして、女の接近を許してしまう】
【男は内心狼狽し、それでも最後の一撃の為の行動に移る】
【弓の先を地面に付け、可能な限りの土を纏わせ、整形の過程もすっ飛ばして土の塊のまま女に当てようと振り上げた時】
【顔を殴られた、強烈に】
【物理法則に任せるまま、地面を転がった】

/構いませんよー
111 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 00:20:38.18 ID:NqPvsVwko
>>99
//見逃してました………申し訳ない……


「……へぇ? 改造人間……かい。」

歩をとめた相手の方向に身体を向きなおしつつ
興味深そうに、相手の台詞を繰り返している。


「………おろろ? 何時の間にばれたんだ? 言った覚えはねぇんだが?」
「……因みに、俺は 魔眼使い ってところかな。」

軽快な調子で、さらに言葉を発していく彼。
杖を、地面にたたきつけるが、チョット失敗したのか、地面にぶすりと少し刺さり
ソレを引っ張って抜こうとしている彼
112 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 00:21:11.04 ID:I5GWFxVd0
>>109
【コンビニに入って早速この少女が問題を起こしそうだ】

「駄目、アイスは二つで十分でしょ」
【レジの上に置いてある肉まんを横目で見ながら少女に着いていく】

(…慣れってすごいわ)
【店員からの不信な目ももう慣れた、そう、この犯罪者を見るような目が】

【買占めすることも無くサクレを二つ持ちレジへと向かった】
113 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 00:21:55.07 ID:TJsGiNEIO
>>110
/あっと…土の塊は飛ばしました?
114 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@よろず [sage]:2011/06/12(日) 00:22:49.61 ID:qIo9aIDSo
>>84
【夜の公園】

【この世界では夜の公園に人がいる事は珍しくはないのだが流石に空から降りてくるのは珍しいだろう。】
【それも金色に輝く一対の翼を持つ学生などよっぽどの事が無い限り遭遇出来まい。】
【しかしそんな珍しい光景が展開されたのが今夜の公園。先述の能力者が舞い降りたのだ。】

…まったく…学園の警備は何であんな阿呆みたいに厳しいんだ…

【そんな青年の翼が公園の…所謂滑り台の柱に触れる。しかも数本。】
【柱は原子レベルでボロボロになる…つまり滑り台が横転する事になる。】
【轟音と共に倒れる其の遊具を見て翼を消す、着崩した制服に茶髪の少年。】
【ベンチで熟睡する女性には気付いていないが…】
115 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/12(日) 00:30:27.27 ID:3yjXSZsN0
>>113
/投げてませんよ
/ハンマーのように振り上げた、で
/見落とし、申し訳ない
116 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 00:33:28.92 ID:lX9Ou4Ml0
>>114

【ズドォォン――…  そんな轟音が公園中に響き渡る。】
【公園の近くに家はなく、安眠を阻害された者はいなかったようだ。だが。】

……なんだ…?

【公園内にはいたようだ。言わずもがな、ベンチで寝ていた、女。】
【轟音に気付き、辺りを見渡すと、先ほどまであった滑り台が無い。】
【いや、正確には横転している。その近くには、漂う砂埃と…少年。】


……君。
…これは…なぜ倒れているんだい?

【その少年まで近寄り、話しかける。】
【因みに女、別に少年がやったとか、そんなことは考えていない。】
【この公園にいた人物的にこの少年しかありえないが、現実問題…できるはずが無い。そう判断したからだ。】
【そして、「滑り台」を知らなかった女は「これ」を使って話しかけたのだった。】
117 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 00:34:10.17 ID:TJsGiNEIO
>>115
/了解です!ありがとうです。


「……」

【右肩からダラダラと血をを流しながら、女は荒い息をした。】
【右腕を動かそうとしたが、激痛が走る。どうも神経が傷ついてるらしい。】

「…私の勝ちかしら…」

「…立てる…?」

【と近づこうとし、近づけたなら左手を差し出す。】
118 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 00:35:19.01 ID:KipBkHVb0
>>112
人でなしっー!
そうやってまた次の女に乗り換えるが如く、アイスの泣く姿を見捨てて行くんだし!?
結局は体目当てだったんだし!

【店員の不信な視線知らず、セーフティラインギリギリな問題発言を大声で放ちながらも】
【恐らくながら意味は解って言って無いだろう、此のテンション、どうにかならないか】
【なんだかんだ言いながら、二つで納得しながらレジにちょこんと付いて行く辺りは】
【いちいち本気で構う必要の無さが伺える】

サクレ♪サクレ♪
新・サクレが白雪の手中に落ちるんだし!一般人には一応の感謝はするし!

【ペカー、とサクレが買われる様を眺める少女、何度もピョンピョンと跳ねながら】
【二の腕まで着物の振り袖を下ろしたの両手を伸ばしては、早くサクレの袋を】
【受け取りたいと言う意思表示が見て取れた、そんな待機しながらも】
【一応と言う名義を付けて、感謝を告げた】
119 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 00:42:21.08 ID:I5GWFxVd0
>>118
「はいはい」(見るなその目で私を見ないでください)
【サクレと肉まん一つ購入、サクレ二つの入った袋は少女に渡し肉まんは自分が持つ】
【今まで青年が出合った女難ランキング一位に入りそうだ】

「ありがとね」
【感謝されたので礼をする、そしてコンビニから出ようとする】
【青年は無表情だが中身は超ホットだよ】
120 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/12(日) 00:43:17.85 ID:8PeFNkx30
>>111

「魔眼使いですか…。何と無くわかる気がしますね」

【相手の装着している奇妙な眼帯。見えるはずが無いのに呼び止められたこと。】
【魔眼使いの一言で合点が行く。だってこんな世界だものっ】

「その杖、抜いてさしあげましょうか?魔眼使いさん」

【喋りながら少年は地面に手を付き願う。コンクリートの下の土を触りたい。】
【ぬるりと気持ち悪く地面に腕をいれると小さく囁く】
【───コンクリートを拒絶すると…】

【そうすると少年を中心にコンクリートは弾け飛んでいく】
【多分、きっと、杖も抜ける…かな…?? 杖が壊れるんじゃね?なんて言われれば青年は泣いてしまうだろう】
121 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/12(日) 00:46:02.56 ID:3yjXSZsN0
>>117

「口が果てなく痛みますが、まあ大丈夫ですよ」

【女の手を制して、よろめきながらも立つ】
【顎のかみ合わせや痛みを確認する】
【脳にダメージが入っている訳ではないのでひとまず安心である】

「歯が取れなくて幸いでした。骨はかなり来ているようですが、手術が要るほどでは無いようで」

【自分の傷を確認してから、最後の酵素式傷薬の瓶を取り出す】【強化ガラスの瓶はこの程度では壊れない】
【そして、少量手に取り殴られた辺りに塗った】
【また女にもこれを回して】

「君の勝ちでもいいでしょうが、まずは傷口にどうぞ。その傷は私の不手際ですので」

【申し訳ないように言う】
【因みに傷薬は、かなりの効き目である】
122 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 00:46:51.42 ID:qIo9aIDSo
>>116
【少年は特に悪びれる様子も無く、やっちゃったなーとか思いながら頭を掻く。】
【遊具の位置を把握しておけば良かったと思いながらさっさと逃げ出そうとすると…】

…あ。

【どうやらこの女性、能力発動中の姿を見たのかは知らないが少なくとも此処にいたようだ。】
【話し掛けながらこちらに歩み寄ってくる。これは色々と不味いかもしれない。】
【別に成績の事などどうだっていいのだが…教師共の説教など出来るだけ受けたくはない。】
【幸い、身分証明書の様な物は持っていない。何とか誤魔化しきれるといいが…】

…知るか。勝手に倒れたんだよ。

【ぶっきらぼうにそう言い返す少年からは早く抜け出したいという気持ちが滲み出ている。】
【そんな少年の態度に女性はどうでるだろうか?】
123 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 00:53:27.55 ID:TJsGiNEIO
>>121

「そう…」

【女は相手が立ち上がるのを見て左手を下ろした。】
【タバコを取り出そうとするが、また右腕が痛む。】
【利き腕を傷つけられるのがどれだけ不便かを、それこそ実を持って知った。】

「ん…悪いわね…」

「…で、所属聞いていいかしら?…あっと…製薬会社≠ネんて答えは嫌よ。」

【袖をまくり肩を露出させ、】
【傷口に薬を塗っていく。】
124 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 00:57:20.12 ID:NqPvsVwko
>>120

「おお!? 青年、分かるじゃねぇか」
「……中々、口で説明しても、分かりにくいモンなんだがな。」

すぐさま、理解してくれた相手に、彼は若干の驚愕の声色で言葉を発する。
魔眼使い。 魔眼を持っているというわけではなく、 魔眼を「使う」者。
中々、口で説明するのも難しいらしく、スカイブルーの髪をボリボリと掻いている。


「……あぁ、出来るんなら……って、ぬお!?」
「…おぉぉおぉおおおぉぉぉぉぉおおぉ!!!???」


相手の言葉に、出来るんならと言う若干、挑発めいた言葉を醸しながら返す。
そして、相手の行動を見ていたが……
───まず、地面にずぷりと音を立てるのではないかと思うほどすっきりと腕を突っ込んだ事に驚き
────地面が、何だかすごい音を立てて弾け飛んでいっていることに気づいてより大きく驚いている。


「……いてっ! いてててててっ!!」
「………一応、抜けたのは抜けたがよォ?………なんだか、ちょっとした惨劇だぜ? この風景」

「………にしても、何だか、かっこいい能力だなぁ…… 惚れ惚れとすると言うか。」


彼は、相手が弾け飛ばしているコンクリートの破片が当たって痛そうである。
身を縮めて、何とか防御しようと工夫しているが、中々に痛そうである。

そして、しっかりと杖を掴んでいたため、杖は一応壊れることなく抜けているが
地面とかが特にすごい状態になっているため、口元を苦笑いに歪めてそんなことを言う。

それでも、何だか派手な能力のように見えた彼は、その能力に
周囲に飛ばしている不可視の眼を奪われていたようである。 その証拠として若干常に口が半開きなのである。
125 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 00:57:47.15 ID:V3ptDvCAO


【しとしとと微かに雨降る、小雨模様の夜。】
【今時珍しい番傘を開いて街道を往くのは一人の女。今更珍しいのか珍しくないか分からない、巫女装束姿の女。】

「湿気はやっぱり苦手だわ…」

【湿気のおかげで乱れがちな赤髪を手櫛で梳いては、その口を薄く開いてため息が漏れる。】
【表情は陰鬱。雨粒が傘を打つ音に苛立ちを隠すことも無いのか、目尻を少しひくつかせていた。】

「…あー、世界滅びないかしら」

【行く先も宛ても無いまま彷徨う三十路手前の女。】
【破滅思想的なことをボヤいて、またもやため息を吐き出す。】
126 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 00:58:14.61 ID:lX9Ou4Ml0
>>122

ふむ、勝手に…。

【普通ならば。そんな彼を怪しく思い、問い詰めるだろう。】
【だが、この女、普通ではなかった。思考的に。】

…老朽化が進んでいるのかな。

…所々錆びているし…なるほど、これは、折れても仕方ないかもしれないな。

【どうやら女、少年の事よりも倒れた原因に考えが行ったらしい。】
【少年の「勝手に倒れた」から、そんなことを連想したのだ。】

【倒れた遊具へと近寄り、ボロボロとなった柱を調べる。】
【名前は知っていなくても、これがどのような材質で出来ているかは把握しているようで。】

【と、調べる彼女。そこに上から、残骸…上へと上るはしごだろうか…が崩れ落ちる。】
【女…何故か気付いていない。】
127 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/12(日) 01:01:24.45 ID:3yjXSZsN0
>>123

【男は答えること無く、名刺を差し出すことで応じた
その名刺には、第三研究所と書いてある】
【勿論地下研究所のことだが、完全には書いてない】
【名前とメールアドレスも書いてある】

「回答は、これで代えさせていただきますね
後、裏に私のサインがあるので、病院に行けばおそらく勉強して頂けますよ?」

【いい終わって、困った顔をになり】

「私にも色々とあるのですから、これ以上は詮索しないで下さいね」

【と、自爆にしか聞こえないことを言った】
128 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 01:06:29.27 ID:KipBkHVb0
>>119
適当にあしらわれたしッ!?此は一般人に寄る謀反であるし!
ぷふッ、感謝に対し、ありがとうって何かおかしいし〜
ならば其れに対し、私もありがとうだしっ

【言いながら、先導される様に青年がコンビニを出ると、自動ドアが閉まり切る前に】
【ピョン、とマットを飛び越えて、同じくコンビニから出る】
【礼を告げた青年に対しては、おかしいモノを感じ少し噴き出しながら】
【またまた、屈託無い笑顔で礼を告げた】

さてさて、お目当ての品は手に入ったし、お開きとするし!
白雪は嵐の如く人前に現れ、嵐の如く去り、静寂を残す魔性の雪女なんだしー!
てな訳で、改めて有り難う、と礼を残しつつ……ーーー

アディダス!じゃなくてアディオス!なんだし〜♪

【少女は手に持つ袋を腕ごと回しながら、一回転を為して青年へと向き合う】
【改めての感謝、として一礼し頭を下げる様は、妙に子供にしては無駄無く緩慢で丁寧】
【着物姿故か清楚さすら思わせる動作であったが礼を終えるととも】
【元の子供らしい落ち着き無いモノへと戻り】
【嵐の様に手を振りながら、去らんとし、此のまま何も無ければ雪の如く一夜の幻想の様に】
【消え行くだろう……ーーー】
129 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 01:07:53.17 ID:TJsGiNEIO
>>127

「…随分効く薬ね…」

【女は思わず唸った。ズキズキとした痛みが、】
【すぅっと引いていくではないか。そして小瓶を相手に返す。】

「んー…第3研究所…」

「…ユリック=オーエン…これがあんたの名前か…」

【名刺を流し読みし、そして裏返した。確かに、】
【そこには男のものと思われるサインが書かれている。】

「ん。…詮索…ねえ…」

【ニヤリと、】
【相手に向けて曖昧な笑みを向けたのち、女は剣を取りに向かった。】
130 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/12(日) 01:09:11.32 ID:8PeFNkx30
>>124

「大丈夫ですか…!?」

【またやりすぎた…。必死に身を防ぐ相手に罪悪感でいっぱいになった。】
【茶色い眼を悲しそうに俯け。ふるふると右腕を強く握る。腹が立つほどに、金属の音が響いた】

「触るものの選択、そして変形、それだけが僕の能力…。いや、忌々しい右腕の力ですね…」
「本当に申し訳ない…」

【ぐいぐい頭を下げる青年の心からは、相手に対するけん嫌悪感や恐怖感は消えていた】

「あと…、口が開いてます……」

【喋り続けて冷静になった青年は少し恥ずかしくなり、右腕の力でV視線Vを拒絶した】
131 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/12(日) 01:10:11.02 ID:8PeFNkx30
>>130
無意識に拒絶した です…ORZ
132 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 01:11:38.15 ID:qIo9aIDSo
>>126
【どうやら良く分からないが信用してくれたようだ。一安心、其処から逃げ出そうと翼を展開するが…】
【ふと、女性が倒れた遊具を調べている姿が目に入る。勿論、梯子部分が女性に襲い掛かるのも。】
【少年は咄嗟に低空。羽ばたきながら女性の元へと一気に詰め寄る。】

くっそ…!逃げようと思ってたのに!

【この特異物質は強力だが物を弾く事にはたけていない。ならば必然。】
【女性を抱きかかえ、救出し様と試みるが…果して。】
133 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 01:12:21.14 ID:I5GWFxVd0
>>128
「ばいばい」
【自分も手を振り別れを告げる】

(…そういえば名前聞いてなかったな、まあいいや疲れた)
【相手が能力者かもわからない(可能性は大だが)のでメモ帳に書くのはやめておこう】
【そしてコンビニの前で気づいたことが】

【店員の見る目だ】

(……ノーマルオーラ)
【ぼそりと心の中で呟くと青年は先程の表情はどこにいったのか普通に道を歩く一般人の顔になり、そのままコンビニから離れる】
【心なしか背後から灰色のオーラが立ち上がっているような立ち上がっていないような…】
【ともかく青年も夜の背景に、人ごみへと溶け込んでいった】

/これで乙です
134 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/12(日) 01:14:59.39 ID:3yjXSZsN0
>>129

「友人の手製でしてね、いい薬を作るのですよ・・・」

【酵素の薬を、そうとしか思っていない】

「そうですねえ。一応はそのような名前を名乗っておりますよ」

【どうにも曖昧な答え方になる】

「そうだ、貴女様の名前と勤め先をお教え願えません?
私も教えましたし、ねえ?」

【剣を取りに向かう女に、そう聞いた】
【曖昧な笑みを打ち消しでもするかのように】
135 :【白銀の頂に坐す襠】 [sage]:2011/06/12(日) 01:17:19.40 ID:KipBkHVb0
>>133
/うぃ、乙でした!遅駄レス済まなかったです!絡み感謝
136 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 01:21:09.75 ID:lX9Ou4Ml0
>>132

のわぁ!?

【崩れ落ちる梯子にも気付かず、呑気に崩れた柱を触る女。】
【瞬間、何者かに胴を抱きかかえられ、瞬間的にそこから離脱する。】

【その瞬間見たものは、崩れる梯子、漸く、自分の身に危機が迫っていたと認識する。】
【そして顔を上に向けると、自分を抱きかかえて飛ぶ先ほどの少年。そして、金色の翼】

…君も、能力者だったのか。

【この翼は明らかに人のものではない。ならば、答えは出たようなもの。】
【質問に深い意味は無いが、とりあえず尋ねた。
137 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 01:24:47.30 ID:TJsGiNEIO
>>134

「はあ?…勝ったから聞けたんでしょう?私が教えたら意味ないじゃないの。」

【鈍い音とともに右手で剣を引き抜き、女は呆れた声を出した。】
【が、結局名乗る。別に職と居場所を知られたって構わなかった。】

「ロータス=ブラック。勤め先っていうか…所属はランカーズね…そこのNo.15。」

「暴虐≠チて呼ばれてるわ。そっちの方がみんな良く知ってるかも。」

【剣を背に戻しながら、傍から取り出すのはランカーズが発行している身分証だ。】
【戦歴、そして所属を表す判が押してあり、女の発言が嘘ではないことを証明している。】
138 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 01:24:57.72 ID:NqPvsVwko
>>130

「おいおいおいおい、そんなに心配してもらわなくても」
「俺だって、一応能力者だからな。 これ位の傷なら慣れてるさ」

律儀にも頭を下げる青年を見て、なんとも居心地の悪いと言うか収まりの悪いというか
くすぐったい感じがしたのだろう、頭をボリボリと掻いている彼。
杖を持っていないほうの腕で、何故かグッと力瘤を作って見せた。


「はっはっは、俺だけがアンタの能力を知ってるってのも、何だか不公平だし」
「…この際だから、俺の力も言って置くか。」

   グイッ

「……まぁ、此の通り、俺の両目はこんな感じで、んで」
「……こうやって…自分の眼を分裂させて………ソレを、コッチの魔眼で魔眼にする……ってわけだ」


彼も、中々平等精神に満ち溢れた男のようで
いきなり、そんなことを言い出すと、目隠しを杖を持っていないほうの手で、下側にグイッと引き卸すと
───左眼にあたる部分には何もなく、完全に空虚であり  右眼は、白目が完全に紅く、黒目は無くてただ、紋様が刻まれているだけであった。
彼は、ニヤリと顔全体を使って笑ったかと思うと目隠しはそのままに、引き卸した手を話すと
ソコに、ひとつ眼を作り出す。黒目は黒い。即ち、一般的な眼といえるだろう。
ソレは、本当にただの眼であり、気持ちの良いものとは言いがたい。
そして、その状態で、彼は 右眼の力を使う。
右眼に刻まれた紋様が輝き、次の瞬間には、手に持っていた眼の黒目にあたる部分が青く染まった。


「………完成、魔眼……ってな。」
「後! 口があいてんのは、仕様だ。 心配ない。」

彼は、作り出した魔眼をポーンポーンと上に投げては取り、上に投げては取り……を繰り返していた。
青年の突っ込みに、キリッと効果音が付きそうなほどにドヤ顔をして返事をする。
さらに、視線を拒絶されて、何故だか青年を直視できない事を疑問に思っているようだ。
139 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 01:31:05.70 ID:qIo9aIDSo
>>136
【声を上げる女性を無視し、抱きかかえると上空で羽ばたきながら静止する。】
【反重力の物質の塊の翼を羽ばたかせながら女性に怪我は無いか確かめる。】
【…どうやら少年から見たら怪我は無さそうだ。それに質問する元気もある。】

そう。能力者。それじゃあ降ろすぞ。

【質問に答えると羽ばたきながら少しつづ降下し、やがて足がつく高さまでくると手を離し、次いで翼を消す。】
【さて、この後どうなるか。女性に説教でもされるのか…そんな事を思いながら女性を見つめる。】

…怪我は無い…か?

【そう小さく、相手に聞こえるか聞こえないか位の声で呟く。全く甘い物だ。】
【色々と思考しながら少年は相手の返答を待った。】
140 :【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ [E:鉄扇*2 お供:とらちゃん]:2011/06/12(日) 01:34:45.32 ID:T0aBL8An0
>>125

【溜息を零した巫女装束の女】
【その目の前を】

――。

「ご、ごめんなさい――」

『にゃー』

【横切るように走るのは一人の影】
【一啼きするのは一匹の声】

【暗がりに靡く長い髪は雨に濡れ】
【傘もささずに駆けていく】

【――服装がボロボロだったのは、恐らく気の所為】
【    ではないだろう】
141 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/12(日) 01:37:17.01 ID:3yjXSZsN0
>>137

「まあ、そうですがね。
しかし、お会いしなければならない折に勤め先を知らないようでは話にならないでしょう?」

【男は笑って言った】

「それでは暴虐の君、またお会いしましょう。
できれば、先刻のような場所ではない所で」

【気取った呼び方をして、男は別れの挨拶をした】
【後ろを向いて、帰り際に一言】

「次は、負けませんので」

【再会を楽しみにしているようであった】

/ここまでの絡み乙ありでした!
/説明不足は重ねて申し訳なかった
142 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/12(日) 01:37:48.38 ID:8PeFNkx30
>>138

【目玉をポンポンと投げる姿は若干不気味だったが】

「かっこいいですね…、その右目!!」

【能力の詳細を互いに共有していることが嬉しくて、小さな話は投げ捨てた。そして】

「そうだ!貴方にもっと良い感じの杖をあげます!!」

【と言う。相手からすれば、いきなりすぎる提案かもしれない。】
【しかしこうでもしないと青年の気持ちは治まらないのだ】

【大きく深呼吸をして、右腕に念じる。形を1m程度の杖に、縁は刃のように鋭くと】
【やがて完成し、杖となった右腕を引きちぎれば。青年は満面の笑みで金色の杖を渡すだろう】
143 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 01:39:46.63 ID:lX9Ou4Ml0
>>139

あぁ…怪我はないよ。大丈夫だ。

【小さい少年の声に、そう返す。】
【崩れる数秒前に少年に抱きかかえられたため、怪我も何も無い。】

なんだ、能力者だったのか…。
危なかったよ、ありがとう。

【今まで普通の少年だと思っていたため、その驚きは大きい。】
【その能力が、綺麗な金色の翼を持つとなれば格別だ。】
【とりあえずお辞儀をして感謝。助けてくれなければ、大怪我とは行かずも切り傷1つぐらいは負っただろう。】

…それにしても、綺麗な翼だった。
良ければどんな能力か、教えてくれないかな?

【と、女の考えは、少年がついさっき消した翼に行ったようだ。】
【そんなことを尋ねる。】
144 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 01:43:08.62 ID:V3ptDvCAO
>>140

「――ん? …ん?」

「え、ちょ、ちょっと!」

【ぼんやりとしていたが為に、反応まで数秒の時間を要した。】
【が、反応してからの行動は早い。雨など知ったこっちゃないと言わんばかりに傘を放る女。】
【横切ったその人に向かって一言掛け、慌ただしく後を追うように駆け出す。】

「ま、待って――待ちなさいっ!」

【しかし足が如何せん遅い。その人の所まで追いつけるのだろうか。】
145 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 01:43:35.67 ID:TJsGiNEIO
>>141

「まあそうかもね。ランカーズに来れば大抵会えるわ。」

【女もまた笑う。肩の痛みはもうだいぶ引いており、】
【動かしても支障はなかった。】

「ええ。今度はあんたの研究内容を見せてもらいたいわ。」

【そして彼女も相手とは反対方向に歩きだした。】
【しかし、相手の最後の発言を聞き、】

「……フフ…」

「…――――――――また、戦いましょうか。」

【そう呟き、】
【女も公園を後にした。】


/絡み乙!!
/いえいえ!自分も遅れたりしてすいません。ありがとうございました!!
146 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 01:47:49.82 ID:NqPvsVwko
>>142

「だろうだろう?……」
「案外気に入ってるんだよ。 最も、魔眼にしたせいで碌にモノがみえねぇんだがな」

作り出した魔眼を、大きく上空に投げると
その手で、目隠しを元の位置に戻し、チョット安心している。
ほっ……という息を吐く声が響いているだろう。


「因みに、アレは爆発の魔眼だな。 眼の穴の中に入ってたら怖くて使い物にならねぇもんだ」

「………おおお? 良いのか?」
「………杖も消耗品だからな…………って」

ドンッと小さな爆発音と共に、上空で雲散霧消する魔眼。
そして、彼は相手の申し出を素直に受けるのであった。
かなり安っぽい杖
───年季はまぁまぁであるが
を使っている彼にしてみれば、願っても見ない申し出だったのだろうが


「………え?   え?   ええええぇぇぇええええ???!!!」

「……いや、ありがとう……いやいやいやいや! そうじゃなくてっ!!」
「…………大丈夫なのかよ……その腕って……?」


何だか、すごい作成の仕方を見た彼は、驚きのあまり眼を疑っているようであった。
そして、青年が満面の笑みでソレを渡してくるのを、受け取ったのは良いが
即座に突っ込みを入れる。 突っ込み体質であるようだ。
結構心配してそうな声色であった
147 :【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ [E:鉄扇*2 お供:とらちゃん]:2011/06/12(日) 01:52:41.38 ID:T0aBL8An0
>>144

「……ん――」

【この声、気のせいだろうか、随分と聞きなれた声である】
【よく似た声の人だ――くるりと後ろの方へ一顧を向けると】

「――!? な、何で!?」

(――こんな時間にこんなところをほっつき歩いてるのよ!?)

【真っ先に思ったことはそれであった】
【巫女装束、その袴の姿からして、同居人に間違いないと確信するのであるが――】
【能力者と一戦交えたのだろうか、そのぼろぼろの服装は、あまり見られたいものではない】

【知らぬふりをして、逃げるよう試みた】

(夜遅くにほっつき歩いていたことはお咎めなしにするから、今日は大人しく濡れて帰りなさいな)

(巫女装束だったのが残念ね、その足では私には追いつけないはず!)

(何とかしてまいて、朝になったら洋服屋さんに――え? この格好で? む、無理よ、どうしたらいい――)

【考え事をしていたせいもあり、顔面の高さに延びる幟が直撃――】

「っと!?」

【することなく回避できたのだが】
【更にすぐに、足元の缶を思い切り踏みつけ――】

――。

『……にゃー』

【転ぶと同時に鋼の子寅は大ジャンプ、怪我もなくすむのであるが】
【みすぼらしい一人の方は大転倒、追いつくことなんて容易であることは間違いない】
148 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 01:53:32.84 ID:qIo9aIDSo
>>143
そうか。ならいいや。

【少年、と言ってもそれは中の人がどう呼べば良いか分からなかったのでそう呼んでいるだけだ。】
【実際は女性よりも身長は高い…まぁ年齢で言ったら足元にも及ばないのだが。】
【これまたぶっきらぼうにそう言うとまた女性の礼に答える。律義な物だ。そう思いながら。】

いや、別にいい。

【一言だけそう言った。まぁ元々少年がやった事なので礼など言われても困る。】
【そして女性の興味は自分の金色の翼へと向けられる。それにどう答えようか、また思考する。】
【どうやら少年の中で対応が変わった様だ。か弱い(すくなくともそう見える)女性を傷付けそうになったのだから、当たり前だが。】

…特異物質《ミスティック・マター》っつー素粒子の塊だ。
そう綺麗なもんじゃねぇよ。

【何の捻りも無くそう言った。面倒臭くなったようだ。女性がこれで理解してくれるか不明だが…】
149 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 01:54:13.79 ID:qIo9aIDSo
>>148
/ミス! 《エキゾチック・マター》でしたね…
150 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/12(日) 02:01:15.75 ID:8PeFNkx30
>>146

「大丈夫ですよ…?しばらくすれば生えますから…」

【爆発にびびりながらも答えた。】
【右肩がビクビクと蠢いているのは再生を意味しているのだろうか?】
【まぁ、青年も十分に気持ち悪い】

「それよりも何故、爆発の魔眼を!?」

【眼を爆破つるひつようはあるのだろうか、痛くないのかな。】
【気になって今晩は眠れそうに無い】

/デザインはご自由にどうぞ!
151 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 02:04:26.85 ID:V3ptDvCAO
>>147

「くっ…私も、もう年…かしら…」

【バサバサと袴を揺らして、雨に降られながら走る女。もう呼吸が乱れ、愚痴を零しながら走っていたのだけれど】
【この女、ぼろぼろな同居人の姿を見せられて諦めるような人間では無いのであったのだろう。諦めず駆けていると――地を滑る音。】

「はぁ…はぁ…ん…はぁ…」

「……何やってるのかしら、本当に」

【足を止めて其方を見やれば、地面に熱烈なキスをしている同居人とちゃっかり着地している子寅。】
【息を整えながら呆れ混じりの言葉を呟くと、悠然と倒れているその人の元まで歩み寄り。】

「ねぇ、生きてるー」

【と、心配など欠片も感じさせないような声掛け。】
【同時に懐からハンカチを取り出して、顔を上げるその時を待ち構えてみせる。】
152 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 02:05:52.36 ID:lX9Ou4Ml0
>>148

でも、心配してくれるのは誰だって嬉しい物さ。
素直に礼をさせてくれないほど、君は悪い人間に見えないからね。

【少年のそのぶっきらぼうな一言にそう返す。】
【元来女は、助けてもらった相手に礼をしないほど落ちぶれていない。】
【少年も、自分と同じだと思ったのだ。】

エキゾチック・マター…素粒子の塊…。
なるほど、難しそうな能力だ。
素粒子というのも気になる。これは…調べがいがありそうだな…。

【素粒子が能力のポイントのようだが、女は良くわからなかったらしい。】

いや、君から見れば綺麗ではないかもしれないが、他人の目…少なくとも私からには、綺麗に見えたな。

【正直に返す。】
【お世辞だと思われようと、それが彼女の意見なのだから、しょうがない。】
153 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 02:07:48.14 ID:NqPvsVwko
>>150

「……そう……なのか?……」
「うん?………コレは、良かったと反応すべきなのだろうか……」

青年を直視出来ていない彼にはその少しばかり不気味な光景も
何が起こっているのか分からない材料の一つになりうる。
彼は、相手の言葉に言葉を詰まらせながらも、何かを悩んでいた。


「……ん?……あぁ、最初は適当に強そうな魔眼を作ろうかと思って爆発にしたんだけどよ」
「こんな、街中で爆発させるわけにもいかねぇなぁと思って、上に放り投げたんだよな」

「………おっとぉ! 心配しなくて良いぜ?」
「自分で爆発させる分には、そんなに痛くねぇからな。」


結構適当な理由であった。
まぁ、理由なんてそんなモノだろう。
男は、相手に貰った杖の心地を試しながら、満足げに頷いている。

//あいあいさー!!
154 :【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ [E:鉄扇*2 お供:とらちゃん]:2011/06/12(日) 02:12:31.24 ID:T0aBL8An0
>>151

「ひ、ヒトチガイでース……」

【ひとまず体は起こした、背は向けたまま】
【そして回答にはなっていないが、別人を装う様に、片言――否、方言“風”の発音で声を出したのだった】

「このあたりの建物は、入り組んでいて、そ、そう、迷子に、いやちょっと散歩がてらに」

『にゃー……』

【ごまかせるわけがなかったのであった】
【こんなに珍しい子寅に、黄金を帯びた白髪――と兎耳が何よりの証拠であった】

「……そうよ、私よ悪い!?」

「逃げられるし、ボロボロだし、きっとお給料も減っちゃう……ううっ……」

【振りかえり、不躾に言葉をこぼしては弱音も愚痴もこぼして同居人に訴える】
【なによりも、まず――鼻血を拭きなさい】
155 :【紡ぎしは黄金の書き手】─Carroll :2011/06/12(日) 02:17:22.81 ID:8PeFNkx30
>>153

【強そうだと思ったから眼を爆弾に変えた?】

「やはり貴方は変わっていますね…、凄く、魅力的に。 はっきり言います…!」
「僕は貴方と…友達になりたい!!」

【危ないこじゃないよ。ほんとだよ】
156 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 02:21:29.05 ID:qIo9aIDSo
>>152

…そうか…勝手にしろ。

【少し気まずそうに女性から顔を背ける少年。悪い人間には見えない何て言われたのは産まれてはじめてだ。】
【其の性格や口調、容姿から所謂不良の様に思われてきた少年。いや、実際はそうでもないのだが。】
【だからなのか、気恥ずかしくなったのかなんなのか知らないが、女性から視線を逸らす。】

調べようにも俺以外は産みだせないけどな

【さりげなく自分の能力を更にバラしてしまう少年。何時もはこんなヘマはしないのだが。】
【恐らく女性に知らず知らずのうちにペースを乱されているのだろう。】
【しかしそんな事は当の本人の癖に露知らず。乱されたまま話し続ける。】

…そんなもんか?

【正直自分の産みだした素粒子が綺麗かどうかなんて分からない。】
【しかし他人に其処まで言われると気分も良い物だ。少年も例外では無い。】
157 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 02:21:46.72 ID:V3ptDvCAO
>>154

「………へぇ」

【眠たげな目が違う意味で細くなる。――不機嫌なのか、せれとも呆れか。】
【そのどちらでも無いかもしれないが、とりあえず目を細めた女は】
【弱音とか愚痴とか言い訳とか色々零す同居人の顔を見て、ハンカチをその鼻の下に当てる。】

「別に悪くもないし、とりあえず落ち着きなさいよ…ね?」

「ちょっと頭でも冷やしましょう…うん、そうしよう」

【すっかり濡れ鼠になりながら相手を慰める為に、とりあえず落ち着かせようとして】
【にへら、と気楽そうな笑みと共にその軽く肩を叩こうと手を伸ばす。】
158 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 02:23:24.46 ID:NqPvsVwko
>>155

…………ゴクリ……

「…………んあ?………んだよ、びっくりさせて……」

「はっはっはっはっは! 良いに決まってるだろ?」
「……ったく、友達なんだったら、察せよなー……なんつって」


急に雰囲気が変わった青年に対して、彼は何を言われるのかとおっかなびっくりだったが
どうやら、彼にとってはかなり拍子抜けだったらしく
その後に、声を出して笑いながら、冗談まで言っている。
159 :【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ [sage E:鉄扇*2 お供:とらちゃん]:2011/06/12(日) 02:29:05.88 ID:T0aBL8An0
>>157

「な、何……? 別に負けたこと自体、悔しくにゃ――」

【鼻に当てられたハンカチに言葉を失い、続きは途切れてしまう】
【おずおずとそのハンカチを手にして拭う】
【そろそろ血のストック足りない気がしなくもないが大丈夫だろうかこの女。】

「……。お、落ちついてるわよ」

「別に悔しいとか、悔しくないとか」

「……」

【落ちつけ、と、同居人に言われ、落ちついているように見せかけるも】
【当然、誰が見ても明らかに分かるほど、それは嘘だと分かるもので】

【雨に紛れて泪をこぼしているのは、実に嘘が下手である】
【見破れなくも、ないが】

「――!? な、何?」

【肩に延びる手に、訝しく訊ね】
【叩くことは、容易いことだろう】
160 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 02:36:20.48 ID:lX9Ou4Ml0
>>156

…?

【顔を背ける少年。不思議そうな顔をする女。】
【何故顔を背けたかよくわからなかったようだ。】
【もし理由を聞いたら、「何を言っているんだ。人の良さそうな顔じゃないか」ということだろう。】

ふむ…その言い方からすると、空気中にあるものではないのか。
なんだ、残念。

【少年しか生み出せないことを知って、少し落胆する。目に見えるほどではないが。】

そんなものだよ。
皆が皆、綺麗だと言うさ。
本当に綺麗なんだから。

【気分が良い少年に、追撃。因みに、本人はこれが少年にとって追撃になるなど、わかるはずも無い。】

…そういえば、君は何でこの公園に居たんだい?
私はちょっと疲れちゃってて、寝てしまったんだけども…。

【そういえば、少年がこの公園にいる理由が知りたい。そう思った女。】
【ランニングでも学園の制服ではありえないし、学園生徒でも、この公園に来る理由は無い。そう考えたからだ。】
161 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 02:41:56.15 ID:V3ptDvCAO
>>159

「…別に? ……うん、綺麗になってる」

【ハンカチを赤に染めていく同居人。途切れた言葉については反応せず。】
【その鼻血を拭う様子を見てうんうんと頷く――とりあえず止血優先、倒れられてはかなわない。】

「そう…悔しくないのねぇ」

「てっきり誰かに負けたのが悔しくて、ボロボロにされた姿を見られたくなくて逃げたのかと思ってたけれど…勘違いかしら」

【ズバズバとにやけ顔で告げる女。確信犯である。】
【そして両肩を数回、軽く元気付けるように叩くとそのまま首に腕を回して】

「ちょーっと元気の無い人を励まそうかと思って、ね…よしよし」

【そのまま体を寄せてハグ。後頭部を少し撫でてみせる。】
162 :【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ [sage E:鉄扇*2 お供:とらちゃん]:2011/06/12(日) 02:50:53.52 ID:T0aBL8An0
>>161

「……あ、あり、が、と……」

【服装が恥ずかしいからなのか、同居人の親切に嬉しかったのか】
【照れながらも止血をうける】
【目はどうしてもそらされてしまう――のは、夜なのにきっと顔がよく見えてしまったせいだからだろうか】

「う……」

「……いや、これは、あれよ、ほら、今はやりの、ダメージジーンズの……」

【ダメージ受けすぎです、ジーンズでもない上に、あと血の跡が生々しいからおしゃれの欠片も垣間見えません】
【よもや同居人に指摘されるとは思ってもみなかったのか】

【涙がこぼれる】
【雨に大分溶けてしまっているが】

「うっ、ちょ、なっ、まっ、待って近っ――いえ、その、ぁー……」

【こんな事までされると思わなかったのか】
【随分と挙動不審、人目を気にして拒もうとするも――】

【誰もいないだろうし、さもあらばあれ――なるようになってしまえばいいなと、拒みさえも止めてしまうのだった】

「――こんな遅くに、何してるのよ? お迎え? まったく、洗濯もの増やしてどうするのよ」

【素直でない】
163 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 02:54:55.32 ID:qIo9aIDSo
>>160
【不思議そうな表情の女性にこっちが不思議そうな顔をしそうになるが、此処は我慢。】
【少年の表情は何処か気恥ずかしそうだ。というかやはり気恥ずかしかったようだ。】
【案外素直なのかもしれない。口は悪いが。】

反重力物質なんだから…あったら困るだろ。

【そんな物が空気中に含まれていたらたまらない。地球はいったいどうなるのか。】
【落胆する様な言葉を発する女性だが表情は余り変わっていない。】
【少年はまぁそういう人なのか、と勝手に納得するが。】

ん…そうか。

【少年の表情には少しだけ、喜びの色が混じっている様にも見える。】
【最も少年の中では結構な割合が嬉しいという感情に染まっているのだが。】

ん?そうだな…まぁストレス解消かな。学園の中に籠もりっぱなしもつまらない。
説教覚悟で夜遊びだ。

【夜遊びといっても深夜徘徊や買い食い程度なのが此の少年。】
【喫煙等をする気はサラサラないようだ…充分説教の対象だが。】
164 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 03:05:21.20 ID:NqPvsVwko
//すんません……限界でした……
//凍結orキンクリでお頼み申し上げます……
//落ちます……
165 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 03:08:25.39 ID:V3ptDvCAO
>>162

「いえいえ、お気になさらず…ってね」

【そんな恥じらう同居人に対して反応の薄い此方側。一見、手慣れているようにも窺えるが】

(なにこの愛くるしい生き物本当に可愛いのだけれどお持ち帰りしてもいいわよね?いや、いいに決まっ(略)

【とまぁ、ポーカーフェイスと真反対の桃色思考なのである。】

「…それにしては、随分と露出が多いのねぇ?」

「最近はこういうのがブームなのかしら…ふぅん」

【ねちっこく問い詰めるような言い方。そして何かに気付いた表情をすると、右手を相手の頬へと伸ばす。】
【もし手が頬に触れれば雨に混じって流れる涙を拭おうとするだろうか。】


「ちょっとした散歩。この辺りって入り組んでて、迷子になり易い…んだったわよね?」

【ちょっとした拒否にもたじろぐことなく抱き締めていた腕を離しつつ、からかうように尋ねる。】

「それに、あなたの服と比べたらかなりマシだと思うけれど…?」

【更に意地の悪い質問である。】
166 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 03:12:42.90 ID:lX9Ou4Ml0
>>163

…?
そう…なのか。

【反重力物質がどうたらとか、やはり女の知識ではついていけなくなったみたいで。】
【帰ったら、すぐさま調べることになるだろう。反重力物質や素粒子の事。】

あぁ、そうだよ。
私はこの言葉をよく使うんだ。「自分の能力に自信を持て」。
この自信って言うのは、その能力の見た目も入っている。
全部に自信を持たなきゃ、その能力をフルに使えないと、私は思うんだ。

【昔というのは言うまでもなく、3億年ほど前からであるが、女はこの言葉を良く使う】
【理由は女が述べたとおりだが、少年はどう答えるだろうか。】

ふぅん…君はやはり学園の生徒か。
いや、教師とかではないけど、一応気になったからね。
その素行からすると不良みたいだけど、全く私には不良に見えないね。

【気になるというのは、先の教団との対立の事。】
【それよりも、少年が不良なのに驚いた。髪などで分かってはいたが、言われるとやはり驚く。】
167 :【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ [sage E:鉄扇*2 お供:とらちゃん]:2011/06/12(日) 03:20:14.11 ID:T0aBL8An0
>>165

「――」

【やはり、同居人には敵わない――と、誤解までしてしまう】
【まだまだ相手の理解が足りない当たり、修行が足りない】

「こ、これは……そ、の……」

「……帰ったら、着替えるわよ……」

【急に恥ずかしさが押し寄せてきたのか】
【腕で身体を抱き、隠す――暗いからどうせ見えないだろうと高をくくっていたが、よく考えたらば暗くても相手を判断できるのだ】
【相手もまた判断できるのだと、ようやく理解したのだった】

「――!」

「……何よ?」

【泪なんてながしてません――とでも言いたげに、知らぬふり】
【素直になって、甘えてしまおうとも考えた、が、どうしてもできなかった】
【弱くてピーピー泣いてしまう同居人だと知られて嫌われたくなかった】

「……あ……けれど、最近雨で洗濯物が干せてないわね……」

【まさかこの格好のままなのだろうか。まさか。】


「……意地悪……」

【きっ、と睨みを利かせて同居人を見やり】
【一言言い放つ――悔しくて】

「……」

【投了】
【言葉が完全に出ないで、見上げる様にして睨む】
【若干涙目で】

「そんなこと言うと――……くっ――悔しいわよ、悔しい! 悪い!?」

「勝てると思ったもの! それがちょっと油断してそのすきにこのありさまよ!」

「――」

【そして、声がだんだんと小さくなり、ながら、同居人のお腹めがけて頭をうずめようとする】
168 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 03:28:26.53 ID:qIo9aIDSo
>>166
そうだ…あったら色々と無茶苦茶になる。

【まぁついていけなくなるのが普通だろう。中の人もついていけてない。】
【反重力物質はそもそも仮想物質なのでそこまで情報は無いが、素粒子については分かるだろう。】

能力に自信を持て…ねぇ…
う〜ん…

【少年は自信の能力の「威力」については絶大な誇りを持っている。しかし見た目となると別だ。】
【今まで自分の能力が綺麗だなんて思った事が無かった。見方が少し変わった気もする。】
【勿論相手が三億年前から言っているなんて事、知る由もない。】
【一瞬だけ、自分の手の平に特異物質の刃を出現させてみる。なるほど、確かに綺麗かもしれない。】

気になった?…まぁいいか。
そうか?髪の色とかで分かりそうだが…

【何が気になったのか。一瞬だけ考えたがまぁいいだろうという結論に達した。】
【そして少年も、不良に見られていない事に驚いた。分かりやすいと思うのだが。】
169 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 03:36:55.56 ID:V3ptDvCAO
>>167

「……ふぅ」

【そんな誤解にも気付かず広大な夢想を繰り広げてため息を漏らした。】
【ため息をついた表情は至極満悦そうなのだが、何を考えたのかはご想像にお任せします。】

「…それまでに誰かに襲われたら、どうするつもりだったのかしらね?」

「……ね?」

【冷ややかな対応、表情、問い――その裏側には心配の感情があれども、やっぱりちょっと怒り気味。】
【にっこりとした笑顔とは対照的に、不機嫌な雰囲気を醸し出してみせる。】

「ただこうしたかったの――だめ、かしら」

【此方も知らぬフリ、その返せば本音を見せてくれるだろう――という希望的観測。】

「部屋干し、かしらねぇ…」

【微笑みを湛えつつ、擽るように撫でて思案。流石にそのままでは危ない、色々。】


「意地悪で結構……それが私よ?」

【からからと笑い、答える。意地の悪い。】

「……そう 油断して負けて、悔しかったのね」

「――おばか」

【お腹辺りにうずまった同居人の頭を、撫でるように叩く。一言と共に。】
【そしてその手で頭を添えて、梳くように撫で始める。】


「…この位で済んで、良かったじゃないの…」

【そして心底、安心したようにぽつりと。】
170 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 03:40:35.97 ID:lX9Ou4Ml0
>>168

【少年の手に現れた刃を見て、やはり綺麗だと感じながら、女は口を開く】

実は、私も能力持ちなんだ。ほら。

【そう言うと、女は手にハンドベルを召喚。】
【1回鳴らす。コォーンという高い音が、公園中に響く。】
【その音を聞くと、リラックスした気持ちになるだろう。】

私は、このベルの形とか、色とか、勿論その能力にも自信がある。
そして、何より好きなんだ。

【因みに、女が自分を「能力者」と言わなかったのは、正確には人間ではないからである。】

フフ、人間は見た目より心と、そう言うだろ?
見た目は不良だけど、心は善人に見えるんだよ。私には。

【別にそういう能力でもないが、直感で分かる物なのだろう。】
【とりあえず女が、少年を善人と考えているのは事実。】
171 :【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ [sage E:鉄扇*2 お供:とらちゃん]:2011/06/12(日) 03:46:31.11 ID:T0aBL8An0
>>169

「……?」

【ご満悦な表情に、途端に訝しげに見つめ直す】
【きょとんとしたまま、どうしたのか、訊ねてもいいものか――と】

「……ごめん、なさい……」

「……」

【こんな時間にほっつき歩いていることよりも】
【そう、却って心配させてしまったことに心を痛め、しゅん、としてしまう】
【目はくるりとそらし、合わせないようにして】

「……そんなこと、ない……ただ、その――いい、布団に入ったら、話すから」

【勿論、あわよくば寝てしまおうと考えながら】
【なかなか狡い】

「部屋干しね……しばらくじめじめからは逃れられない、かしらね」

【溜息が静かに重い――しばらくエアコンはドライにしたままなのだろうか】


「――いたっ!?」

【吃驚。】
【お腹の辺りで頭を撫でながら、言葉と、どうして叩かれたか考える】

「……」

【そうして、腰の辺りに腕を伸ばして、腕に力を込める】
【そして、一言】

「――汗まみれじゃない」

【余計なお世話です】
172 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 03:53:18.24 ID:qIo9aIDSo
>>170
へぇ。そうだったのか。

【普通の一般人だとばかり思っていた少年。まぁ良く考えるとおかしいが。】
【そして女性の手元に召喚されるハンドベル。コォーンという心地好い音が辺りに響く。】
【それを見て青年はただ一つ「良い能力」と、そう思った。それだけでも大きな進歩だ。】

確かに…良い能力だな。

【そしてそう思った事を口に出す。なかなか素直だ。先程よりかは打ち解けたように見える。】
【能力者と言わなかった事に少し疑問を持ったが…追及する程の物でも無いだろう。】

ふぅん…不思議な人だな。あんた。

【自分の事を心で判断する人間などいただろうか。少なくとも記憶には無い。】
【つくづく不思議な人だな、と目の前の女性を見つめる。何処か人間離れしたような…そんな感じがする。】
173 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 04:02:03.11 ID:lX9Ou4Ml0
>>172

だろう?
同じように、私は君の能力を良い物だと思っているんだ。

【先程より、柔らかな物腰になっているな、と心の中で思う。】
【別に狙っている訳ではない、しかし、感じることは有るのだ。】

よく言われるよ。

【一言で返す。】
【女はどうも思っていないが、人間にとって、女の話は少々不思議に聞こえるそうだ。】
【それもそのはず。神であり、人間界の事は世間知らずだからである。】

さて、私はもう行くとするよ。
…君、名前は?

【そう言って、出口へと歩こうとするが、名前を聞き忘れた。】
【これも何かの縁だからと、女は話をする初対面の人間には、名前を聞いているのだ。】
174 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 04:02:12.82 ID:V3ptDvCAO
>>171

「……?」

【きょとんとした表情を、そのままお返し。】
【まさか妄想の悦に入っていたところを見られたとは思ってもいない。】

「…でも、無事ならいいのよ、うん」

「ごめんなさい…ちょっと過保護過ぎたわね」

【落ち込む姿にハッとすると、少々慌て気味に取り繕って】
【こちらまでしゅん、としてしまう――負の連鎖か】

「? なら、いいのだけれど…うん」

【もったいぶる相手に首を傾げたが、深くは尋ねない――というのも、女も同じようなことを考えていたりするからで。】

「でも…その格好でいるよりはマシ、かもねぇ」

【つられてため息――扇風機はどこだったかな、と思案。】

「………」

【余計な一言に、青筋を一本。】

「あなたのせいでしょっ!」

【そして先程よりも強めに叩いてツッコミ。】
【ほんのちょっぴり溜まった涙が、すうっと引いてしまった。】
175 :【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ [sage E:鉄扇*2 お供:とらちゃん]:2011/06/12(日) 04:09:45.37 ID:T0aBL8An0
>>174

「……」

(嬉しそうだなって)

【言葉には出さず、目で訴えてみる】
【果たして伝わるだろうか】

「……明日、良ければ――ご飯、食べに行こうかなとか、ほら、その……最近」

「家でばかりだったから……」

【ひとまずは、これ以上落ち込ませないように、提案してみる】
【先程お金のことを気にして射た様な気がするのはきっと気のせいなのだろう】

「も、もう……怒るわよ?」

【先に拗ねる方が来る気がしなくもないが。】
【――巫女装束、余っていたら借りてきてみようかと頭をよぎったのは決して口にしなかった】
【じっと袴や着物を見ているから、予想が付かないこともない――かもしれないが】

「ちっ、ちがっ!? これは、そういうのじゃなくて――」

「その――また、匂いかげて良かったなって――って、これじゃそういうあれじゃなくて!? あのその……」

【他人のお腹の前であたふたしなさんな】
176 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 04:15:31.70 ID:qIo9aIDSo
>>173
なんだか不思議な感じだな…

【自分以外の人間が自分の能力をそんな風に思うなんて…。】
【少年はそんな気持ちをまたそのまま言葉にする。やはり打ち解けてきているようだ。】

【女性の良く言われるとの言葉に少し表情が緩む。しかしそれの理由が神だからなんて思う筈も無い。】
【ただ少しだけ世間知らずの女性と、少年の目にはそう見えた。】

行くのか…俺の名前は 木方 帝義 あんたは?

【女性の言葉に、そう言えば自分も名乗っていなかったなと思い出す。】
【そしてついでとばかりに質問。答えを聞けば、飛び立つだろう。】
177 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 04:24:37.52 ID:lX9Ou4Ml0
>>176

フフ、良いんだよ。
こんなことを言う人間など、いないだろう?
そんな感じになるのは当たり前さ。

【自分が居るのを忘れている?いや、自分か人間ではないのでカウントしていないのだ。】

テイギか。良い名前だね。
私の名はエネン=ルナ=アルト。よろしく。

【自分も名乗り、飛び立つ少年を見送る。】
【気付けばもう、辺りは白けているではないか。】
【今日は良い一日になりそうだ…そう思いながら自動販売機でコーヒーを買い、】
【手に持った【世界の神話 5】を読み始めるのだった。】

/乙でしたッ!
/長い時間gdgdすみませんでしたッ!
178 :【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 04:24:38.33 ID:V3ptDvCAO
>>175

「……?…」

(恨めしそうだなって…?)

【微妙に失敗。まだまだ精進が足りない様子。】
【とりあえず首を横に振ってみせる――果たしてどう返ってくるか。】

「…ご飯、ねぇ…ご飯」

「じゃあ…お鍋でも、行きましょ――お金なら、あるし」

【食の力は偉大で、ちょっと元気を取り戻して】
【何故か鍋の予定を立て始めた――季節外れ。】

「ふふ…怒らせたら、怖いから…止めておこうかしら」

「…?」

【やっぱりからかう、単純脳。】
【視線には気付いたけれど、意味は図り取れない――気付いたら気付いたで大変だけれど。】

「…もう、いいわ…おばか…」

【鼻を啜りながら文句――泣いてるのだろうか】


「そんなにかぎたいなら、かがせてあげるわよっ」

【と、急に相手の頭をお腹にホールド――逃がさないつもりらしい。】

/移動したほうがいいのかな、とか思ったり
179 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 04:25:37.76 ID:qIo9aIDSo
>>177
/絡み乙でした!いえいえ楽しかったです!
180 :【白行遁術】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 09:28:48.78 ID:O3WsoBGno
皆様おなじみの公園

「ええと、ここをこうして・・・」

クリーム色の髪の少女が突如姿を眩ましたり再出現を繰り返している。
顔立ちは可愛さと美しいさが共存している感じであり、ハーフである。


正確には擬態を用いて見えにくくしているだけであるが。

擬態を解除したとき、彼女の学園のブレザーは砂埃で汚れている。

「走って・・・」

人型の砂の塊(擬態した少女)がいきなり走り出す。街灯を軽々と登り、苦無をベンチに投げる。

結果は2発中1発の命中。

少女は苦無を回収、腕を組んで考え込む。

今も人型の砂の塊のような物に見えるだろう。
181 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 09:40:41.30 ID:wfg1/Vv+o
【公園】

>>180
「元気だなぁ……」
少女の様子を見つめながら、黒いローブの少女はベンチに腰掛ける
手には砂糖、ミルク入りと書かれたアイスコーヒーの缶が握りしめられており
182 :【白行遁術】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 09:45:59.74 ID:O3WsoBGno
>>181
さっきから見られているような、そんな気がしていた。

案の定背後を向くと黒いローブの少女がアイスコーヒーの缶をもってベンチに腰掛けていた。

(しまった...)

砂(ナノマシン)の擬態を解除。これで普通の人間の姿に見えるだろう。砂埃で汚れてはいるが。

「ええと、朝っぱらからごめん。被害はありませんよ...ね?」

まあ恐らく大丈夫であろうが安否の確認。
183 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 09:50:03.71 ID:wfg1/Vv+o
>>182
「ん、平気平気」
けらけらと笑い

「ずいぶんと面白い性質ね。能力かしら?」
だからと言ってどうするわけでもない、単純な疑問を少女にぶつける
184 :【白行遁術】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 09:56:06.62 ID:O3WsoBGno
>>183
「まあ能力ったら能力ですね。」

地面に匍匐の姿勢を取ると、擬態する。

よく見ないとわからない程の擬態っぷりである。

「とまあ、これは機能の一つでして...」

地面(擬態した少女)が言葉を続ける。

擬態を解除、立ち上がる。

「メインの機能はこちらですね。」

少女の掌から金のインゴット(ナノマシン)が生えてきた!
185 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 09:59:42.08 ID:wfg1/Vv+o
>>184
ほとんど完全に地面に擬態した少女をみて
「機能? 一体あなたは――」
疑問を尋ねようとした時、少女の掌から生える金のインゴット

「(え、何これ、本物? 能力? もしかして原子変換系? それだったらヤバいわ)」
流れるように思考を行い、彼女の下した判断、それは、とにかくヤバいということ
186 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 10:02:24.70 ID:oN2piDnZ0
公園
朝の公園

手裏剣を持った女は、そこに佇んでいた
背中には四本の、褐色の触手を生やしており
右手には、観賞用かと思えるほどの彫刻が施された手裏剣を持っていた
女は、目の前の木に集中しているようで

「……ッは」

急に右手を上げると、素早く手裏剣を投げた
手裏剣は心地よい音と共に女の手を離れ……木にサクッと綺麗に当たった

木には、赤い点と白い円がいくつか描かれていた
恐らく的のような物だろう

そして手裏剣はそのど真ん中に命中していた

「…………」

女は嬉しそうにもせず、無表情でその手裏剣を回収した
そして、また集中……これをさっきから何度も繰り返していた
187 :【白行遁術】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:05:31.82 ID:O3WsoBGno
>>185
金のインゴットを地面に思い切り叩きつけると粉々に砕けた。普通の金ではまずあり得ない。ここで偽物と気がつくかもしれない。

「まあ...私は現代版低級忍者といった所でしょうか。」

回収した苦無の持ち手の穴に人差し指を入れ、クルクルと回転させる。

「貴方は随分奇抜な格好をしていますけど魔術師か何かの類いですか?」

黒いローブと言う時点でもう魔術師とか魔女とかのイメージが頭を支配していた、ただのコスプレ好きと言う線が最も現実的ではあるのだが
188 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:12:19.56 ID:wfg1/Vv+o
>>187

「粉々に砕けた」金を見て、少女は多少の困惑を覚える

「(ええと、金属は延性、展性に富むはずよね? それだったらこんなふうに粉砕するなんてことはあり得ないわ。模倣元素ってことかしら?)」
思考の迷路にはまりかけた途端、少女から発せられる言葉
「えーっと、つまり貴方は忍者さんなわけ?」
おー、にんじゃ、はらきり、と、少女の頭の中では異世界が広がる

「あー、やっぱりこれ浮いちゃうわよねー」
てへへ、と笑いながら。
「私は魔術師じゃないわ。ただの普通の能力者なだけよ。この服は動くときに便利だから着てるだけ」
実際布一枚しか纏ってないわけだから軽い軽い
189 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:12:53.21 ID:qIo9aIDSo
>>186
【朝の公園】

【人も疎らなその公園に、青年は手裏剣の練習をする女性を見つけた。】
【珍しい人間もいる物だ。そう思いながらその場から動かず見ていたのだが…】
【まるで忍者の様な女性に、やたら興味が湧いた。そして話し掛けるため、女性へと近付く。】
【どこから見ていたかって?そりゃあ勿論…】

よぅ。忍者か何かか?あんた。

【空だ。何故か空を飛んでいた、着崩した学園の制服に茶髪の青年が邪魔にならない様に降下しながら女性に話し掛ける。】
【いや、服装や髪の色はこの際どうでもいい。特にアレな点は青年の背中に巨大な黄金の翼が君臨している事だ。】
【さて、そんな明らかにおかしい…というかもうメルヘンと言われてもおかしくは無い青年に女性はどう反応するのだろうか。】
190 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 10:15:39.71 ID:oN2piDnZ0
>>189
また手裏剣を投げようとしたその時

「…………?」

ふと掛けられた声に、顔を上げる
どこからだ、とキョロキョロ辺りを見回し、ようやく上を見上げる

「……」

やはり無表情
相手が空を飛んでいる事に驚く様子も無い

だが

相手を見つけると同時、女の背中に生えていた触手が動き出し
宙を浮いている相手の足を掴もうと伸びる

掴んだなら、そのまま地面に引きずり落とすだろう
あくまで好奇心故の行動である
191 :【白行遁術】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:19:17.60 ID:O3WsoBGno
>>188
「Yes、忍者です。」

苦無の風を切る音が強くなる。

「浮く...まあ否定はしません。」

突如少女の手に黒いローブが表れる。勿論ナノマシンで擬態されたローブであるが。

それを羽織る。

「能力者ですか、私の居る学園にも能力はたくさんいるんですよ。っていうか学園って知っていますか?」
192 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:21:31.72 ID:wfg1/Vv+o
>>191
「その刃物、戦いでもないならしまっておいたら?」
ぞるり、と、少女の背後から一つの黒い影が立ちあがって。
警戒のつもりだろうか

「学園? ああ、そういえばなんか成り行きで入学しちゃったっけ」
河川敷での一件で。書類は一応形通りにはしたはずだ
193 :【白行遁術】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:28:37.78 ID:O3WsoBGno
>>192
「Oh、そうですn!?」

少女の背後に黒い影が立ち上がる。

「Shit。」

いきなり現れた影に驚き、物凄い速度でバックステップ。これでもビルくらいなら軽々と登れるのだ。

苦無をしまう。とはいっても突然の能力の発現、警戒心が芽生えてしまった。

「ああ、学園生でしたか。私は生徒会の会計です。新入生は私の管轄ではないので解りませんでしたが。」

「と、まあそれは良いとして。その影が能力ですか?」
194 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:31:45.35 ID:qIo9aIDSo
>>190
つれないなぁおい…ってのあ!!!

【そんな無表情の女性に向かい、平然と一言…発した瞬間の話。】
【青年の足が捕まれ、そのまま地面へと叩きつけられる。】
【反重力物質で空を飛んでいる青年には有り得ない様にも見えるが複雑な演算処理が必要な此の能力。】
【地面に叩きつけられた事で翼も分解され、呆気なく地面に叩きつけられる。】

こ…の…やろう…喧嘩なら買うぞ!

【すぐさま腕と足に力を込めて立ち上り、女性を睨み付ける。と言っても本気では無いが。
【流石に女性に本気でかかる程此の青年は落ちぶれてはいない。】
【喧嘩といっても模擬戦の域を出ない。此の辺が青年の甘い所だ。】

/遅れました…
195 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:33:06.84 ID:wfg1/Vv+o
>>193
「おー、さすがは忍者さん、すごい身体能力だねー」
けらけらと笑うが、背後の影は文字通り「顔のない顔」でそこに佇んでいる。
「まあ、こっちからは攻撃はしないわよ。安心して」
あくまで拮抗させる為のものである、本気で戦うのならば、人の影だけを1つ作ったりしない

「学園生って言っても、まだまだ新入りだからね、それにほとんど図書館にこもってるし」
彼女の信条は、能力と科学と応用と展開。だからこそ、イメージを確固としたものにする必要があるのだ
196 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 10:35:53.92 ID:oN2piDnZ0
>>194
「……ぁ」

触手が青年を地面に引きずり落とす
そして触手は青年から離れ、女の元へ帰っていく
女は一瞬、相手を見つめた後

「…………ごめん」

ぺこっと頭を下げて謝罪
だが棒読み、そして悪びれる様子も無く無表情
心の中ではちゃんと反省しているのだが……
無表情・棒読みがデフォルトだから仕方が無い。だが如何せん失礼な気もする
197 :【白行遁術】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:44:46.92 ID:O3WsoBGno
>>195
「お褒めに預り光栄ですわ...」

ハッキリ言うと素直に喜べない。

影は顔の無い顔を見つめる少女。

「はぁ、図書館籠もりですか。」

相手が何故図書館籠もりなのかはわからないが、まあ恐らくこの少女には関係の無い事。少女が学園にいる"真の目的"にさえ支障がなければそれだけでよいのだ。

「oh、私はそろそろ学園に戻らないと。他に何か質問はありますか?」

ここで質問が特になければ少女は全身鏡に擬態し、近くの家屋の天井を飛び移りながら学園の方向へ向かうだろう。
198 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:44:59.00 ID:qIo9aIDSo
>>196
【謝られたは謝られた…のだが…いかんせん納得いかない。何故かって?】
【答えは簡単。無表情だからだ。本音なのかどうか、正直分からない。】
【そして青年は…許す。一応は許すのだが……】

ああ許してやる。ただしな〜んか納得いかねぇ…

【何かケチをつけるようだ。だが別にデートしろとかそんな無茶ぶりでは無いというのは予め言っておく。】
【此の青年にそんな勇気は無い。外見はなんか慣れてそうだけれども。】

模擬戦だ。それで俺のストレスを解消させてくれ。

【そんな事を言いだした。こいつは本当に不良なのだろうか。まぁ先程の触手が気になるという事もあったのだが。】
【女性はこんな無茶苦茶な青年に付き合ってくれるのだろうか…】
199 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:46:55.03 ID:wfg1/Vv+o
>>197
「『今のところは』ないわね」
軽く口元を釣り上げ、少女は笑う
それはどこかに意味を含ませているような、そうでもないような言い方で
200 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 10:48:56.35 ID:oN2piDnZ0
>>198
「……?」

相手は納得がいかない様子
だが何故納得がいかないのかまったく分かっていないヒトデ
馬鹿である

「ぇ…………あー……うん」

コクッと小さく頷いた
了承した様子だ
"模擬戦"が何なのか分かっていないとかそういう事じゃない、じゃないよ

触手はウネウネと少し活発に動き始めた
201 :【白行遁術】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:51:36.59 ID:O3WsoBGno
>>199
「そうですか、なら質問が出来た場合は学園の時計塔へ来て下さい。では、失礼。」

少女は全身が鏡のような物体に包まれる、そのままかなりの速さで駆け出し、家屋に軽々と登る。鏡のような物体に包まれているため、高速で動く彼女を捉えるのは結構難しい。

/絡み乙&ありがとうございました!
202 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:52:48.41 ID:wfg1/Vv+o
>>201
「……誰が言った言葉だったかしら、我々には未知の方が多いのだ、と」
目の前の光景に軽く頭痛を覚えながら、少女は木陰に腰掛け、眼を閉じた

/おつありでしたー
203 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 10:56:14.51 ID:qIo9aIDSo
>>200
了承だな…

【取り敢えず了承してくれた様だ。理解しているか?知らん。】
【その頷きと共に青年は手の平に特異物質を凝縮させる。それにしてもあの触手は何なんだろう。】
【しかしそんな考えは頭から振り払い、演算に集中。そして青年の手に纏う様に実体化したのは光り輝く金色の、猛獣の様な爪。】

それじゃ…行くぜ!

【そして足元に一瞬だけ特異物質を出現させ、加速。一気に接近する。】
【接近出来れば女性の喉元に爪を突き立てる…寸前で止まるだろう。】
【最も、このまま素直にやらせてくれるとも思えない。何かある筈だが…】
204 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 10:59:40.06 ID:oN2piDnZ0
>>203
「……」

相手が向かってくるのを見て、あれーなんかこんな展開あったなーとかぼんやり考える
つまり、今回も同じように、戦えばいいのだろうか

女の背中にあった四本の触手が、向かってくる相手の胴に巻きつこうと伸びる

と同時

女の足首辺りから、細い触手が大量に現れる
その触手達は、ぐんぐんと伸び、こちらは相手の足首を掴もうと伸びる

とりあえず迎撃態勢、様子見の構えだろうか
そこまで速く伸びている訳でも無いので、避けるのは簡単だろう
205 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 11:11:21.65 ID:qIo9aIDSo
>>204
やっぱそう簡単にはいかねえか!

【まぁ当たり前と言えば当たり前だが、勿論対抗してきた。ロール的にも此処で終わったら困る。】
【先ずは右手の特異物質を解除し、胴体周りと足首にそれを薄く展開する。そのまま巻き付けば多少の時間差はあれど触手は融解される事になる。】
【恐らく触手は警戒し止まるか、そのまま融解されるかのどちらかになる。そこで翼を一度展開する。】

厄介な能力だな!

【羽ばたきながら上昇し、一度様子を見る。なかなかに良く分からない能力だ。】
206 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 11:15:46.95 ID:oN2piDnZ0
>>205
相手が胴体と足首に何かを装着した様子
だが、まったく気にせず触手で巻きつこうとする

「……?」

その何かに触れた触手は、ほんの一瞬の後に消える
そして、少しだけ出来た隙の間に、相手は空に逃げた

恐らく何か物質のような物を操る能力だろう

しかし、足首から生えていた触手
一部は融解したが、まだ大量に残っている
その触手が、空に浮かんだ相手に襲い掛かる

背中から生えている触手は一旦攻撃を止め、女の元に待機している
207 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 11:25:08.03 ID:qIo9aIDSo
>>206
【どうやら思惑通りに行った様だ。事実、今青年は空中で羽ばたいている。】
【胴体と足の特異物質は消滅し、青年の身体は黄金に輝く事も無く普通の状態。】
【ただし、翼だけは消滅せず、青年の背中で悠然と動いているのだが。】

休む隙もねえのかよ!

【そう言うと青年から見て右の翼を巨大化し、其の触手を薙ぎ払う。】
【それにしても痛み等は伝わらないのだろうか…と一瞬だけ疑問に思う青年。】

もういっちょ仕掛けるか…!

【翼を元の大きさに戻し、手の平からナイフ程度の大きさの特異物質の刃を出現させる。】
【そして女性の元へと急降下。成功すれば刃も青年も女性の喉元辺りで止まるだろう。】
208 :【紡ぎしは黄金の書き手】 :2011/06/12(日) 11:26:30.43 ID:CWtGIJv40
>>158

「これが友達か・・・」
「ありがとう・・・」

【長かった友達居ない歴を抜けたきの緩み】
【変形と再生に体力を使ったせいで】

【青年は赤い顔を伏せるように気絶していた-】
209 :【紡ぎしは黄金の書き手】 :2011/06/12(日) 11:27:50.89 ID:CWtGIJv40
ね落ちごめんなさい・・・
210 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 11:32:35.61 ID:oN2piDnZ0
>>207
相手の翼が巨大化し、触手を薙ぐ
しかし女はやはり無表情で追撃する……かに思われたが

「…ッ……」

ほんの一瞬だけ、顔を歪ませた
触手の動きが鈍る

一応、触手に神経は通っている
だがかなり鈍い痛覚があるだけで、ちぎれても『いてっ』ぐらいの物だ……が、流石に何十本も千切られれば、痛みは大きくなる

しかし相手が言っているように休んでいる暇は無い
そもそもこの触手はインファイト向けでは無いのだ


両足から生えていた触手を自分の体内に戻しながら、両腕を、宙から向かってくる青年に向ける
そしてボソッと何か呟いた

次の瞬間、女の両腕から大量の触手が針のように勢い良く出現した
それは、相手の視界を遮るほどの勢いで広がっていき、相手を四方八方から取り囲もうとしている

しかし、相手が気付くかは分からないが、この触手は一本一本がかなり細く、脆い
211 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 11:44:08.13 ID:qIo9aIDSo
>>210
【顔を歪ませる女性。なるほど、痛覚はあるようだ…其処までダメージは期待出来そうにないが。】
【触手の動きが鈍ったのも気にせずに女性へと降下し…向けられる両腕。】
【すると唐突に、青年の視界が何かに遮られる。大量のソレは青年を取り囲もうと勢い良く広がる。】

なんだこの物量!

【複雑な演算からくる頭痛に耐えながら、背中に生えた翼で触手を薙ぎ払いつつ上昇する。】
【なるほど。やはり応用がかなり効く能力のようだ。身体のどこからでも触手を生やせるのだろう。】
212 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 11:49:10.13 ID:oN2piDnZ0
>>211
追撃……はしない、というより、出来ない
流石にここまで大量に出すと一本一本の力が分散されるようだ

腕から生えていた触手は女の体内に戻っていく

距離が離れ、さあどうしようと女は考える
そして、一つ案が浮かんだ

女は、褐色の、捕縛用の手裏剣を二個、両腕に生み出す
相手にバレないよう、両腕から触手を出しながらだ

そして、両腕から出した触手に、手裏剣を二つ持たせる
そのまま、触手を持った二本を含めた、約100本ほどの触手が相手に向かって伸びていく
213 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 11:51:09.43 ID:TJsGiNEIO
【公園】
【人がいないその場所は、今現在空を切る音が響いている。】

「……っ!!」

【その音源は、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【そして左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは右手に持った身の程もある大きな片刃の大剣。それらのせいで、】
【少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

「…まだまだっ!!」

【『女が』『片手で』『大剣』を『軽々』振り回している。】
214 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 11:58:30.39 ID:qIo9aIDSo
>>212
【どうさら追撃は免れた様だ。流石にここまで多いと複雑な操作は出来ないのだろうか。】
【しかしまたすぐに次の攻撃が来る。其の数約百本。勿論手裏剣には気付かない。】

俺の特異物質もここまで多いと物量で負けちまうぜ…

【両翼を巨大化させ、またも触手を薙ぎ払う。勿論、当たれば融解していくだろう。】
【ただ手裏剣の存在にはまだ気付かない。さてどうなるか。】
215 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 12:02:59.13 ID:oN2piDnZ0
>>214
相手が、再度翼で薙ぎ払いを掛ける
もちろん、触手は融解し、千切れる

しかし

融解した触手の中には手裏剣を掴んでいた触手もあり
千切れて動けなくなった触手は、慣性の法則でそのまま相手に向かって少しだけ飛ぶ
その中から、二つの手裏剣が相手に向かって飛び出した

当たる直前に巨大化し、相手をしばらく捕縛する手裏剣だ
216 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:12:31.86 ID:wfg1/Vv+o
【公園】
>>213

「すっご……」
剣を振りまわす女性を見て、思わずもれた声
まるで近づけばそのまま切り落とされてしまう様な、洗練された刃物のような雰囲気を感じ取る
少女は――
口角を震わせながら、女性に近付いた
そしてその醜くつりあがった口角を隠すように、左手で口元を押さえて

//まだいらっしゃいますでしょうか!?
217 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:13:09.86 ID:qIo9aIDSo
>>215
【手裏剣の様な小さな物体に巨大な翼を使用する必要も無い。大きさを戻し、薙ぎ払おうとするが…】
【巨大化する二つの手裏剣。明らかにおかしい変化をするソレは能力による産物だろうか。】
【動揺により演算が疎外され、一つは薙ぎ払う事が出来たが一つは青年に命中する。】

なぁ…!

【捕縛された青年は長時間の演算での脳の負担も考え、ゆっくりと降下する。】
【そして着地すると捕縛用手裏剣へ特異物質を集中させ、融解させる。】

変わった手裏剣だな…不思議なもんだ!

【そして再度女性へと接近特異物質の刃を右腕に実体化させる。】
【そろそろ脳にも限界が近付いてきた。早めに決着をつけたいようだい。】
218 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 12:20:05.54 ID:TJsGiNEIO
>>216
/います!


【女は思いっきり剣を振り回していたが、ふと人の気配に気づいた。】
【素振りを中断し、振り向く。】

「……なんか用…?」

【ぶっきらぼうな物言いはこの人物の悪癖だ。】
【剣の切っ先を微かに地面に突き刺し、柄頭に右手を置いてから、女は相手を見つめた。】
219 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 12:20:54.36 ID:oN2piDnZ0
>>217
捕縛は成功した
が、地面に落ちると同時に融解されてしまった

どうやら、手裏剣での捕縛は効かないようだ

「……なら」

女は、相手が右腕に刃を装着するのを確認すると
目を瞑って、一瞬集中

次の瞬間、先ほどと同じように足首から触手が現れた
しかし、先と違う事が一つだけある

それは"相手を追いかけていない"という事
地を這う蛇のように、女を中心として触手は伸び
周囲一体に、木の根のように張り巡らされた
220 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:24:52.40 ID:wfg1/Vv+o
>>218
「いえ、見惚れてしまいました」
くつくつと笑いながら、少女は言う。
そしてふと気付いたように笑いをやめると、大きく深呼吸をした
目の前の相手と闘うと、ただでは済まないような気がしたから
221 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 12:28:06.96 ID:TJsGiNEIO
>>220

「…別に見とれる様なもんじゃないでしょ…」

【なんと言う事はない、と言う様に女は言ってから、】
【剣を背中に戻した。「抜き身」すなわち鞘無しで帯剣しているあたり、】
【やはり手馴れて扱えるらしい。】
222 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:28:50.94 ID:qIo9aIDSo
>>219
【青年は触手が地を這う様に出現したのを見ると再度翼を展開。浮翌遊する。】
【そして其の状態のまま女性へと駆ける。金色の羽が羽ばたくために粒子を散らす。】
【そして女性へと接近すると金色の羽で斬りかかる…フリをする。】
【模擬戦で相手を[ピーーー]訳にもいかない。其の刃は女性の直前で止まる。】

【そして青年は其の結果がどうであろうと演算を全て解除する。制限時間ギリギリだ。】
【これ以上脳を酷使すれば最悪死に至る。】

/ごめんなさい!諸事情で落ちなければ…凍結かキンクリお願いします!
223 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:32:07.95 ID:wfg1/Vv+o
>>221
くつくつくつ、と喉を鳴らし、少女はぱちぱちと手を打つ
「ああ、素敵だわ。本当に素敵」
先程の決意はどこへやら、少女は心底面白そうに、それでいて狂ったような笑みを浮かべる

「模擬戦を申し込んでもよろしいかしら?」
震える声で、少女は言う。黒いローブとツインテールが、風に揺れる
224 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣 [sagesaga]:2011/06/12(日) 12:35:03.35 ID:oN2piDnZ0
>>222
相手が飛ぶ
空を飛べ、足元に攻撃を出せば、空に逃げるのが普通

だが、宙は必ずしも安全という訳では無い
今まで、本体からしか触手を伸ばしていなかったが……それ以外の事も出来る

「……甘い」

ボソッと呟くと、地を張っていた触手の一本一本から新しい触手が現れ、真上に伸びる
そして、宙に浮かんだ相手の体を掴もうとする
もし融解したとしても、別の部分を別の触手が掴もうとする

/大丈夫だ、問題無い……残り数レスでしょうし凍結しておきますね
225 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 12:37:02.23 ID:TJsGiNEIO
>>223

「素敵…ねえ…そりゃどうも。」

【と女。煙草を一本取り出してから咥えた。】
【すると、相手は微かに狂乱を含んだ笑みを浮かべた。】
【女は微かに目を細めたが、】

「ん?…模擬戦…?」

「…いいけど…」

【しかし、まさか目の前の人物が能力者とは思わない。】
【紫煙をくゆらせ、訝しげに相手を見つめた。】
226 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:39:45.37 ID:wfg1/Vv+o
>>225
少女はぱちんと手をたたく
すると、瞬きほどのほんの一瞬の間に、少女の前に黒い影が立ち上った
その影はまるで、目の前の女性を投影しているように瓜二つの姿で

「そちらが動くまでは、お待ちします」
にこりと、少女は笑う
それは余裕か侮蔑か、それとも公正な勝負の為か
227 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 12:43:28.57 ID:TJsGiNEIO
>>226

「あら…」

【女は思わず煙草を落としそうになった。自分の「影」が、】
【現れたではないか。ここで始めて相手が幻想持ちである事に気づく。】

「なるほど…そう言う事ね…」

【と納得。まだ長い煙草を足元に落とし、】
【火を消す。】

「…それじゃあ…遠慮なく。」

【剣を抜かずに、】
【女は影目掛けて一歩左足で踏み込もうとした。】
228 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:45:40.82 ID:wfg1/Vv+o
>>227
「っとと」
少女は早足に後ずさる
近接戦闘では、おそらく数秒とも持たないからだ

そして影は、主を守るために女の前に躍り出る
229 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:47:34.64 ID:NqPvsVwko
>>208

「ははっ、礼なんて他人行儀なマネ、しなくて構わんぜ?」

友達なんだから……と付け足すこともせず
ただ、口元にニヒルな笑みを浮かべていた。


「……おいぃ?! ……… あぁ……気絶してんのか……」
「……ふぅ 驚かせやがって……」

相手から急に生気が抜けたので、どうしたのかと驚いている彼。
目玉をもぐりこませると、どうやら気絶しているようで
死んでなくて、一安心といった緩んだ口元をしている。


「うーん……さて、と  とりあえず、公園にでも運んでやっかな……」
「此処で気絶させてると、ゲイバーの大きな女の人に取って食われちまいかねねぇし」

「……うーよっと……にしても、何だったんだろうなァ……」

そして、小規模に悩んだ後、相手の肩を支えて公園まで運ぼうとする。
ネオンライトがどうも怪しい此の場所では流石に危険だと感じたのであろう。
片方で、先ほど貰った杖を突きつつ、公園に向かって歩き出したのであった。

次に彼が眼を覚ましたならば、公園のベンチで寝かせられていることだろう。
「あんまり無茶すんじゃねぇぞ? 友達。  by仁王山 巌(ガン)」と言う書置きと共に。

//コチラこそ、途中で気づかないという失態……スマヌ……
//とりあえず、最後の一文を書いておきます!! 絡みあり&乙津でした!!
230 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 12:56:27.24 ID:TJsGiNEIO
>>228

「自分の影とは…嫌ねえ…」

【のんきにそう呟き、影に向かって放つのは足払い。】
【影とすれ違う様に体を右(影から見て左)に送り、そのまま右足を降り抜こうとした。】
231 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 12:58:32.52 ID:wfg1/Vv+o
>>230
女性の足払いは、正確に影の右足を打ち抜いた
影とはいえ、感触は間違いなく人間のそれだ

影はぐらりと体勢を崩したが、その間際、両手を伸ばすと、女性の衣服をつかもうとする
232 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 13:01:58.81 ID:TJsGiNEIO
>>231

「っ!!」

【ガサッと服をつかまれる。】
【女も思わず大勢を崩しかけるが…】

「放―――――――――――せ!!」

【両手で影を「相手に向けて」つき飛ばそうとした。】
【まるで女性とは思えない、尋常じゃない力が影を襲おうとしている。】



/すいません飯落ちです。
/すぐ戻ります。
233 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 13:06:11.58 ID:wfg1/Vv+o
>>232
ドン、と。
水平に影が飛ぶ
目標は、「自ら」

「うげ――」
ぞるりぞるりと、空中で影は溶ける
まるで蝋の塊が熱で溶け、液体となるように、空中で徐々に徐々に溶け――
「んきゃっ!」
少女と、衝突した
影はやがて、少女の影と同化し、地面へと吸い込まれてゆく

/くってらー
234 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 13:14:08.78 ID:I5GWFxVd0
【街の大通り (昼)】

(さて、どこにいこうかな)
【人通りが多い道に、でかいリュックを背負っていなかったら一般人と間違えられそうな青年がいる】

【青年は自主連を終えて街に戻り食事を取ろうとしている所であった】
【メモ帳片手に辺りを見回す、知り合いが声をかけてきたり何かアクシデントが無い限り足を止めないだろう】

/殺し合い以外でお願いいたします
235 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 13:19:37.54 ID:TJsGiNEIO
>>233

【影が溶ける。】
【女は突き飛ばした反動で微かに前のめりになった。】
【しかし、それを[ピーーー]事なく、左足を下げ、】

「さて…次は本体に攻撃するわよ…」

【とつぶやき、】
【少女に近づこうとする。】


/お待たせしました!
236 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 13:28:02.82 ID:wfg1/Vv+o
>>235
「まいるなぁ。本当に強いなぁ」
よろよろと起き上がると、少女はローブをたたき、土埃を落とす

「使わないつもりだったけど、無理みたいね」
今度は、女性の背後で、ぞるり、という液体の音がする。
背後を振り向いたのならば、先程溶けた影が、触れ合わんばかりの距離に立っているのが分かるだろう

接近するか、迎え撃つか、これが選択なのだ
237 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 13:34:13.85 ID:TJsGiNEIO
>>236

「ちっ…またか…」

【女は舌打ちした。背後に気配を感じる。】
【しかし、これを見る限り相手はいつでも影を出せる様だ。つまり、】
【倒しても倒しても霧がない事になる。ゆえに、】

「あんたを倒せば…影もなくなるんでしょう?」

【背の大剣の柄に右手をかけながら、女は影を無視してなおも少女に接近しようとする。】
238 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 13:45:22.51 ID:wfg1/Vv+o
>>237
「『倒せば』、ね」
努めて冷静を装う少女だが、内心はあわてているのだ
「(まさかね、こっちに来るとは思わなかったわよ!)」 
今にも振るえそうな足を必死に抑え込み、少女は思案を行う

「(キャパシティは後一つ、ベンチ落下……はダメ、遅すぎる! 木を生やす……のも根本的に解決しない!)」
なら、と少女は思考する
「これは詰将棋だわね」
少女は、ひきつった笑みを浮かべながら後ずさる
女性の背後では、影が両腕を伸ばし、女性を拘束しようとしている
239 :【妖魔凄殲】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 13:46:22.55 ID:nZN+za6+o
【公園に揺らめく一つの白い煙、それを放ちたるは一本の煙草――銘柄はおそらくマルボロだろうか】
【それはベンチに座る一つの小さな人影が銜えているようで、その少年と思しき低身長ボーイは不機嫌そうに眉間にしわを寄せていた】
【両腕を膝の上に乗せて前かがみになり、右足をかくかくかくかくと上下に揺すっている、つまりは貧乏ゆすりである】
【一体何がそんなに不機嫌なのかは一見しただけではわからないだろう、しかしながらここは親切丁寧に少年(?)が一言】

「―――……金無ぇ」

【―――つまりは今のところやれるお仕事ゼロと言うTHE・暇人な状態になっているようで、仕事が無ければ入ってくるお金も皆無に違いないのであった】
【幸いにも煙草を買うお金くらいはあったようだが、その煙草を買ったせいで財布が住人不在となってしまったのである、なんとも寂しいことかな】
【左手には一応スマートフォンが握られており、そこには某巨大総合掲示板のオカルトなコンテンツが開かれているのだが、目ぼしい情報も無い】
【ベンチの横に立てかけてある小銃に視線をふっと移しても仕事は振ってこないし、怪我をしてしまい首にギブスで固定している左腕も何の使い道も無く】
【両腰、つまりは腰に巻いているベルトの両側に差し込まれた二つの山刀もここ最近はほとんど出番がない状況が続いているのであった】
240 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 13:53:20.62 ID:TJsGiNEIO
>>238

【あと少しで近づけそうだったが、後方の影を無視するわけにはいかない。】
【捉えられたら、またなんらかの攻撃がこないとも限らないのだ。】

「…しゃあない…」

【女は大剣を握る右手に力を入れる。】
【振り返り、影を見つめた。】
【素早く抜刀しながら…】

「一秒≠セけ相手してあげるわ」







【同時に攻撃。大剣を右から左に影の腹ぐらいの高さで薙ぎ払う。】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は必要以上に「重」く、】
【「直撃すれば」切断系の大ダメージを受けて吹き飛ぶ事になるだろう。】
241 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 13:54:16.72 ID:oN2piDnZ0
>>239
【昼間、そろそろご飯時だからか人の少ない公園に】
【一人の青年が入ってきた】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、頭の上には一匹の黒猫を乗せ】
【例え、警察やら何やらに指名手配されていようとも、青年は青年であった】

【青年はなんと、右手に一人の男を持っていた】
【いや、持っていたというより、引きずっていたが正解だろうか……首根っこ辺りを掴んで、足をずるずると引きずりながら歩いている】
【不機嫌そうな顔をしながら、そのまま立ち去ろうとする】

【まあ、青年に引きずられている男は所々から出血しており】
【口元に血がついていて、吐血ぐらいはしたと分かるが】
【そんな事、世の中は気にしないから大丈夫なのである】
242 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 13:57:52.89 ID:wfg1/Vv+o
>>240
それはまるで豆腐を切り刻むように、影は胴体を見事に切断され、彼方へ吹き飛んだ

しかしたった1秒、それだけでも、少女が影をもう一つ作るには十分すぎる

少女が作った影は、「大剣の影」

少女はそれを、女性の足元へ、柄の方から、立ち上らせた

243 :【妖魔凄殲】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:03:42.68 ID:nZN+za6+o
>>241
【―――視界に入ったのは一つの"非日常"、まぁ、それはいい、こっちとて非日常に頻繁に接しているのだから今更驚きはしない】
【しかし、気になるのは目の前で事件性が高い出来事が起こっていることだ、どう考えても気にしないから大丈夫なんてレベルでは済まない】
【だが、この世界の鉄則としてこういった非日常の中心は大抵能力者であるケースが多数を占めている……如何せん、能力者に襲われたらひとたまりも無い】
【となれば、自分でカッコよくヒーロー参上をかますよりかは―――スマートフォンを左手で操作しだし、掲示板コンテンツを閉じると電話機能アイコンをタッチ】

【PRRRR……電話をかけようとする音が静寂包む公園にゆっくりと響いていき、それは一種の空襲警報の様なサイレンらしき印象すらもあった】

【かけた先は言わずもがな『110』、善良な一般市民は自信過剰な能力者たちとは違って警察にちゃんと助けを求めるものなのだ、自分で解決しようなんて危険過ぎてやってられない】
【いや、そもそも自分で解決なんて相手が化け物の類でも無い限り無理なのだ、適材適所、適者生存、何事も順応が大事なのである】

【煙草は段々と灰に変わっていき、先端の部分がぽとりと地面に落ちて薄く小さな煙をゆらゆらと立ち上らせていた】
244 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 14:03:55.76 ID:TJsGiNEIO
>>242

【思いっきり影を「両断」した女は振り返り、】
【再び相手を追いかけようとする。しかし…】

「なっ…!」

【ギィン!!】
【という硬質な音ともに、繰り出される大剣をとっさに自分の剣で弾いた。】
【ゆえに後退。相手との距離が大きくあく。】

「…厄介ね…」

【少女と影を見つめ、互いの距離を図りながら呟いた。】
245 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:07:52.34 ID:wfg1/Vv+o
>>244
「(ってぇ!! ここでこの影作っても意味ないじゃん!!)」
よもや防がれるとは思ってなかった攻撃、それを防いだ相手の技量を再確認するとともに、少女は再び思考の海に溺れる
現在王手をかけられているのだから、少女は動揺を隠そうともせず、策を練る

「(私が剣を使って――無理ね、本職には勝てないし。影を再召喚――これも無理、半分こね)」
少女は剣寄る。盾にでも使うつもりだろう。
その状況が、少女の窮地を物語っている
246 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 14:09:08.37 ID:oN2piDnZ0
>>243
【そのまま何の問題も無く公園をたちさ………………】

【PRRR】

……はぁ

【面倒臭そうにため息をつく】
【いつもなら通報程度でとやかく言わないが、今は右手が塞がっている為、警察に囲まれると色々と面倒臭い】
【青年は男を地面に乱雑に落とすと、辺りを見回す】

【そして、恐らく、今通報しようとしている相手を見つけた】

おい、そこの餓鬼

【いきなり餓鬼呼ばわりしながら、相手に近付いていく】
247 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 14:12:56.40 ID:TJsGiNEIO
>>245

「む…どうする気かしら…」

【女は大剣を刃を上にして肩に担いだ。】
【一見何もないこの動作はしかし彼女の「構え」である。】
【警戒して、相手の様子を見つめていた。】
248 :【逆銀義戯】 [sage]:2011/06/12(日) 14:16:03.54 ID:O4AnCOkOo
なんでも屋ー、なんでも屋でございー。
【朗々とした声が街路に響いた】
【他は普通のショートなのに、左目を隠すように不自然に伸びた前髪】
【ハートを模した飾りをぶら下げた、太い鎖のネックレス】
【人目を引く要素は腐るほどあったが……最も目を引くのは、その革ジャンからすらりと抜き出た白銀色の腕だろう】
【どこからどう見ても義手だが――装飾かと見紛うほど完璧に人体の一部を為して、涼やかに光っている】

【やがて歩みを止める青年】
はぁ〜〜〜〜……Damn it. 客一人来ねぇ。しょーがねーなァ何か別の儲かる仕事探すかぁ。
新しいアンプ欲しいし。あ゛〜〜〜〜あ゛ーーーーッ!!!
【ひと通りバタバタやったあと、行き先をくるっと転換し、元来た道を歩き始める】
なんでも屋〜〜、なんでも屋でござい〜〜〜っつってんだろファッキンゴッド。[ピーーー]。チクショウ。
【さっきより明らかにやる気ない様子で声を上げる】
249 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:16:05.53 ID:wfg1/Vv+o
>>247
ふう、と少女は息を吐く
そして、諦めたように黒髪をなでつけると、目の前の影の剣を溶かした
「降参よ。参ったわ」

やけにあっさりとした白旗宣言だ。
嘘はついていないようではある
250 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 14:21:02.74 ID:TJsGiNEIO
>>249

「あら…随分諦めが早いのね…」

【女は呟き、剣を背に収める。】
【影が溶けるのを見て、やはりあれは異能の類だろうと再認識した。】

「…にしても…なかなか面白い能力…」

【もっとも、一瞬嘘かと思ったのだが、】
【相手の様子を見る限りそれは無いようだ。】
251 :【妖魔凄殲】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:21:04.22 ID:nZN+za6+o
>>246
/さっきのレスの描写ミスです "スマートフォンを左手で操作しだし〜〜"→"スマートフォンを右手で操作し出し"に訂正
/左手無いのに左手で携帯をもつって意味がわかりませんからね……


【話しかけられるのは想定内、自分だって仕事中に通報しようとしているヤツがいたら絶対に止めにかかる、逮捕なんて真っ平御免だ】
【ガキと言われるのはー……まぁ、渋々想定内、加えて武装をしているこちらに対して一見無武装でも高圧的な態度を取れる事から能力者であると確信する】
【こっちが武装をし、挙句には警察を呼ぼうとまでしているのに逃げるのではなく話しかけてくる―――恐らくは自信の現れか】

【返すリアクションは―――スタッと返事すら返さず無言で立ち上がると、相手がいる方向と反対方向に向き直り、小銃のスリングを右肩にかけ、そのまま早歩きで歩き出す】
【その間にももちろん警察への通話は切る事なんてある訳がなく……ガチャっ、警察が電話に出た表示が画面に移り、少年(?)はそれを右耳に当てる】

「もしもし、警察ですか」

【既に第一一声は決まった、そもそも警察への電話は数秒で繋がるのが当然の体制なのだ、そうそう時間がかかっては通報者の身が危ないに決まっている】
【右肩にかけた小銃が少し邪魔で歩き難いが、それでも警察には繋がったのである―――後は場所を言えばそれで済むお話】
252 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:24:58.71 ID:wfg1/Vv+o
>>250
「身体能力も、体格も、何もかも私の方が劣ってるしね。とっておきのあなたの影、まさか両断されるとは思わなかったわ」
影は完全に地面に溶け込んだ。まるで、初めから何もなかったかのように

「ま、手の内は全部見せたから話してもいいかな。私、影を実体化させて操れるのよ」
二つまでだけど、と小さく付け加えて。
253 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 14:26:56.27 ID:oN2piDnZ0
>>251
……無視かよ

【相手が向こうを向き、歩き出すのを見て、呆れたような顔をする】
【青年は足元に降ろしていた男の首根っこをもう一度掴み】

まあいいか…………じゃーな

【そのまま、通報中の相手と反対方向に歩き出そうとしている!】
【相手が向こうに行くのだから別に追いかける必要は無いだろう、という考えである】
【それに、警察だって来るのに数分はタイムラグがある】
【その間に逃げてしまえばいいだけだ】

【が、走って逃げる様子も無い】
【ふつーに歩いて、逃げるというより帰るという表現が似合う速度である】
【さらに右手に持った男が枷になっているのか、速度がさらにダウンしている】
【通報してから止めるのも簡単だろう】
254 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 14:29:24.54 ID:TJsGiNEIO
>>252

「ははあ…やっぱりね…あんた能力者なんだ。」

【合点が言ったというように頷いた。】
【やはり。斬った時に分かったのだ。相手の影はどこか人間的な感触があった。】

「実体化…ねえ…」

【いろいろ応用力がありそうだ、と思考。】
255 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:32:37.65 ID:wfg1/Vv+o
>>254
「逆に、あなたは能力者じゃないの?」
てっきり、身体強化的な能力かと思っていた少女は、驚いたように言う

「レンズとスクリーンがあればご機嫌なんだけど、あいにくすぐなくなるのよね」
虚像を作り出して具現化してしまえば、広範囲制圧もお手の物なのだが
「それに、まだまだ発展途中だし」
256 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 14:38:25.43 ID:TJsGiNEIO
>>255

「んー…私?」

「私は能力者じゃないわ。この妖刀から力を借りてるのよ。」

【つまり、本人は無能力者で刀が能力持ちという事になる。】
【背中の大剣のおかげで、様々な純粋な能力者と互角以上に渡り合う事ができた。】

「ふうん…夜に戦ってたら多分私が負けてるわね。」

【そこら中影だらけの状況では、】
【斬っても斬っても再び現れるのだろう、と彼女は考えていた。】
257 :【妖魔凄殲】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:38:32.88 ID:nZN+za6+o
>>253
【相手が帰るというならばそれはそれで好都合、下手な事に首を突っ込んで厨二病よろしくな陰謀だとか面倒ごとに巻き込まれるのは御免である】
【このまま通報してしまったとしても地面に残った血痕や相手の足跡などから事件として処理してくれるだろうし、この辺一体の警戒が強まるのは確実】
【警察だってバカではないのだ、この場で取り逃してしまったとしても捜査をすれば良い話―――それに、人相だって自分は確認しているのである】
【まぁ、相手の場合はどうやら指名手配犯のようではあるが……この辺で動いているというのはこれによって明らかになってしまうものだ】
【少なくとも、ここら周辺での相手の動きを格段に束縛することになるのは明白、残念ながらこの国の警察はバカではないのだ】

【プッ―――電話が切れる音がする、この場所の事や相手の人相や服装の説明、それから怪我人を引き摺ってどこへ行ってしまったのを伝えたのである】

【警察の動きはこうだろう、『このの道路殆どに警察官を配置し、相手がここから逃げられないようにする』】
【相手がどうやって潜り抜けるかはわからないが、どちらにせよ、この少年(?)にとってはどうでもよい話であって】

「アディオス、犯罪者」

【相手が完全にいなくなったであろう頃にぼそっとそう呟くと、周囲から聞こえてくるパトカーのサイレンをやかましく感じながらまたスマートフォンを弄り出し】
【次にまた会うことがなければいいなー、なんて思いを浮かべながら唇に触れそうなくらいにまで短くなった煙草を地面に吐き捨て】
【小銃のスリングを右手で掴み、一度揺すって軽く浮かせてから肩にかけ直し、とりあえず目ぼしそうな廃墟とか捨てられた洋館を漁ることにしたのであった】
【生憎と、この少年(?)は善良な一般市民ではないのである】


/絡み乙でしたー
258 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:41:30.23 ID:wfg1/Vv+o
>>256
「妖刀、かあ」
手にしなくて良かった、としみじみ思う少女であった

「光源と物さえあれば、あまり変わらないけどね」
正直、夜の平野と真昼の市街地なら、戦いやすいのは圧倒的に後者なのだ

「そういえば、自己紹介はまだだったわよね? 私はエレノア・アーデルハイド」
あなたは? と尋ねるその少女の顔には、初めに見せた狂気はすでになく
まるで戦いとともにすっかり落ちたようだ
259 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 14:43:27.61 ID:oN2piDnZ0
>>257
【もちろん、青年は警察に見つかるだろう】
【通報されたからと言って、コソコソ動き回るのも面倒臭いからだ】

【もちろん、青年は警察に捕まるだろう】
【それが警察の仕事だからだ】

【だが、その後が問題なのだ】

あー、面倒くせぇ

【もちろん、青年は警察からその場で釈放されるはずだ】


【警察なんてモノ、大層な"責任感"なんて持ってはいないのだから】

/絡みありがとうございました!
260 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 14:46:08.33 ID:TJsGiNEIO
>>258

「ああ…私はロータスよ。ロータス=ブラック。」

【女も相手に習って自己紹介。】
【剣ばかり振ってきたため余り頭が良くない彼女は、】
【相手の名前をなんとか頭に叩き込む。】

「ランカーズって知ってる?あそこのNo.15ね。」

【自己の後ろを指差した。その先には、】
【天を貫かんばかりに大きな「ランカーズ本社」が見える。】
261 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 14:49:29.99 ID:wfg1/Vv+o
>>260
「よろしくね、ロータス」
くすり、と少女は笑む

「ランカーズ、あの大企業ね」
彼女にとっては、その程度しか知識がない
もとより学生である彼女には、就職もまだ先のこと――のはず
262 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 14:57:45.49 ID:TJsGiNEIO
>>261

「よろしく。ええと…エレノア」

【相手が笑うのを見て、女も表情を和らげた。】
【少女の認識は間違っていない。女は頷く。】

「さて…それじゃあ戻ろうかな…」

【一度大きなノビをしてポツリと呟いた。】
【やがて相手に別れの言葉を言ってから、女は踵を返す。】
【このまま何もなければ、やがてその姿を消すだろう。】
263 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 15:00:18.37 ID:wfg1/Vv+o
>>262
「じゃあ、私も帰るわね。お相手ありがとう。縁があれば、また」
軽く手を振り、エレノアは笑う
そして、女性とは反対方向へ歩き出した


//お相手ありがとうでした―
264 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 15:03:14.36 ID:TJsGiNEIO
>>263
/乙でしたっ!!
265 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 15:11:13.47 ID:rTTSRws80
>>234
再募集
266 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 15:22:26.34 ID:TJsGiNEIO
>>234

「……あっと。ごめんなさい。」

【その前から歩いてくる一人の人物。】
【青年にぶつかりそうになり、慌てて謝った。】
【どこか頼りない足取りのその人物は、】
【十七歳くらいの一人の少女である。】
【ショートカットの髪。】
【着古したようにくたびれた藍色の道着、】
【その上から黒い薄手のコートを袖を通さずに羽織っている。】
【足を動かすたんびに、履いている下駄がカラコロとくぐもった、】
【優しい音を奏でた。】

【本来なら相手が誰か気付くはずだが、彼女は全く分かっていないようで、】
【それもそのはず。少女は現在「裸眼」であった。メガネを先日叩き壊されたのだ。】

【気づかないまますれ違う…】
267 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 15:29:06.02 ID:rTTSRws80
>>266
「おっと、こちらも…ん?」
【そう言おうとした時、疑問、聞いたことのある音がした】
【それが下駄の音というのはすぐに理解する、そして】

「あれ? 爛さん?」
【急いで振り返り名前を呼んでみる、青年が疑問符を浮かべながら首を傾げている】
268 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 15:33:36.16 ID:TJsGiNEIO
>>267

「…は?」

【名前を呼ばれ、振り返った。しかし、】
【そこにあるのは何もかもボヤけた世界である。】

「……どなた?」

【と首を傾げた。】
269 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 15:37:41.47 ID:rTTSRws80
>>268
(……普通の顔のせいか?)
【久しぶりのこんな顔で生んだ母を恨もうかと思いきや彼女がいつもの眼鏡をしていないことに気づく】

「んっ? 眼鏡つけてないんですか? 自分は弓指卓矢ですけど」
【彼女のちょっと変わった点を突きながら名前を述べる】
270 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 15:41:53.42 ID:TJsGiNEIO
>>269

「え?…弓指さん…?」

【それを聞くと少女はスタスタと青年に近づき、】

「……………………」

【と、ギリギリまで自分の顔を近づけた。】
【そしてそこで始めて、】

「…あ、ほんとだ。あはは…こんにちは。」

「…メガネ壊されちゃったんですよ…」

【と相手に気づき、顔を離す。】
271 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 15:47:05.01 ID:rTTSRws80
>>270
(うおっ、ちかっ)
【顔を近づけてくる陰陽八極に対し自分は息を止めて相手が離れるのを待つ】
【そして眼鏡のことを聞いて少し考える】

「そうですか…そうだ、今度からコンタクトにすればいいんじゃないですか? 戦う時に眼鏡は不便でしょうし」
【自分の提案を言ってみる】
【彼女がこんなに目が悪くて眼鏡をしている、これはもう立派な弱点だ】

【彼女の為にもコンタクト化を勧めてみる】
272 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 15:50:13.26 ID:TJsGiNEIO
>>271

「ん…?」

「こんたくと……って何です?」

【どうも少女は余り物事を知らないらしく、】
【その言葉を始めて聞いたかの様に呟いた。】

「っとと!ごめんなさい!」

【通行人にぶつかる。】
273 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 15:55:06.11 ID:rTTSRws80
>>272
(……マジで?)
【彼女が横文字をあまり知らないのは多少知っていたがまさかここまでとは】
【さらに彼女が通行人にぶつかる、さすがに大通りでお喋りは危険そうだ】

「…とりあえず立ち話も危ないので近くのベンチで話しましょう」
【パッと彼女の手を握って端のベンチまで誘導しようとする】
274 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 16:00:03.58 ID:TJsGiNEIO
>>273

「あ、それがいいですね。ええと…」

【しかし、周りがみえない、いや、正確には見えているが、】
【激しくボヤけている。どこにいけばいいか分からなかったが、】

「あ、そっちか。」

【全然違う方向に歩き出しそうになっていたのを、】
【うまいこと青年が修整した。少女は誘導に習う。】
275 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 16:04:33.11 ID:rTTSRws80
>>274
【大通りの端にあるベンチ】

「はいここです」
【空席のベンチを見つけ彼女をそこに座らせる、目が見えないのはだいぶ不便なんだなと思った青年だった】

「さて、コンタクトと言うのは…目に入れるレンズ? だったかなぁ? まぁ眼鏡みたいに簡単に外れない便利な物なんです」
【青年はベンチに座り頭を掻きながら必死にコンタクトの意味を彼女に教えた】
276 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 16:08:02.94 ID:qIo9aIDSo
>>224
【青年の敗因は何だったろうか。恐らく殺しにかからなかった事。相手に触れなかった事が上げられる。】
【大して相手の女性はどうだろう。どうやら地面からも触手を出現させる事ができ、なにより自分を捕らえられる。】
【模擬戦としては相性が悪かった事も上げられるが…それ以前に、青年が油断していた事が一番の敗因だろう。】
【こればっかりは何の言い訳をする事も出来ない。ただ青年が未熟で愚かだったのだ。】
【両腕を天にあげ、頭痛に耐えながら気怠そうに女性へと言葉を吐く。】

降参降参。俺の負けだ。

【触手に掴まれながらそう言い、黄金の羽を羽ばたかせながら地へと足をつける。】
【そして地に足がつくと特異物質の演算を全て解除。黄金の羽は消滅する。】

いやー負けたなー

【どうやらストレスは幾らか解消出来たらしい。どこかスッキリした様子だ。】
277 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 16:08:52.26 ID:TJsGiNEIO
>>275

「っと、すいません…」

【青年に座らさられ、ようやく場所を確認することができた。】
【そして相手の説明。まあ概要は何となく分かったのだが、】

「目の中にレンズ…?」

「ええ……痛くないですか…」

【と恐々】
278 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/12(日) 16:16:26.38 ID:4wmF59bf0
「・・・・・・暑い」

ガタンゴトン、と音を立てながら、砂利道の上をリヤカーを引いて歩いていた

「・・・・・重い」

全身真っ黒なローブを身に纏い、更に顔が見られないように真っ黒なフードも被っていたのだが
冷静に考えれば、こんな時期にこんな格好をするのは我ながら意味がわからないような気がする

「・・・・・・・・・・・フフフ、そもそもこんな重たいものを5つも持って旅に出たのが間違いだった」
「自分の身を守ったり、路銀を稼ぐ程度だったら2・3個で十分だったじゃないか・・・・・そうだとも」
「それならばわざわざリヤカーなんか引かずにすんで・・・・いや、2・3個でも流石に気軽に持ち歩けないか」
「結局はこうして引く羽目になるのか・・・・・ククククク・・・・」

どう頑張っても自分の身は軽くなりそうにないようだ、思わず自嘲的に笑ってしまった
しかし本当に暑い、フードの下に隠した顔がぐっしょりと汗で濡れているのがわかる
もうかれこれ歩き出して2時間ぐらい、ついでに体全体疲労感に覆われてしまっている

私は、どこか休憩できそうなところはないかと辺りを見回しながら、リヤカーを引いて歩いていた
279 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 16:16:43.69 ID:rTTSRws80
>>277
【彼女の意見を聞いてみるとよくある質問だったので】

「あっ、レンズと言っても柔らかいお皿状の物なので痛くはありません」
【青年が試した訳が無いが相手を安心させる為に確信した】

「コンタクトを買うにはまず眼科に行って検診が必要ですが今お時間はありますか?」
【コンタクトを貰うにはまず医師の許可書が必要だ】
【今暇なのか彼女に聞いてみる】
280 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 16:22:42.89 ID:TJsGiNEIO
>>279

「はあ…」

【こちらは全く知らないので、青年の言葉が全てである。】
【痛くない、と言われて微かに安心した。】

「今ですか?…はい。暇ですけど…」

「……」

【と言ったものの、暫く思考した。】
【いくら柔らかいといっても、やはりレンズはレンズである。】
【異物を目に入れるということ自体が、少女にとってはなかなか怖い。】
281 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 16:29:46.26 ID:rTTSRws80
>>280
「よし、じゃぁ早速眼科に行きましょう」
【立ち上がり、彼女の手を取り眼科へと向かう、場所は知っている、安全な眼科だ】

(…コンタクトって幾らぐらいだっけ?)
【歩きながら考える、青年にそんな知識は無いがまぁ良くて一万円弱だろうと考え足を前に出した】

/このまま眼科の検診を終えるまでキングクリムゾンでいいでしょうか?
282 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 16:34:26.61 ID:hr+3sXzb0
さて……今日は久しぶりに定住地探索でもするかな
ま、そんな簡単に見つかるようなものとは思ってないけどね

【雨上がり、未だ地面が湿っている公園に】
【灰色のローブを羽織り、黒縁眼鏡を掛けた黒髪の少女が居る】
【屋根の付いた休憩所の中にあるベンチに腰掛けながら、今日の行動を考えているようだ】

/何でもありです
283 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 16:35:15.25 ID:TJsGiNEIO
>>281
/ですね。了解です。


【と言うわけで眼科の検診を終え、病院の外に出た二人。】
【一応コンタクトレンズの使用許可は出たのだが…】

「……ねえ弓指さん。やっぱりですね…」

「やっぱり…い、嫌です。怖いじゃないですか。」

【と青年に言う少女。】
284 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 16:40:42.92 ID:rTTSRws80
>>283
「終わった終わった」
【財布にお釣りを入れてポケットに仕舞う、お代は青年の善意で払った】
【と、ここで彼女が弱音を吐く】

「…ここまで来て弱音を吐くとは何事ですか、爛さんらしく無いですよ」
【苦笑いで呟く、まぁ気持ちはわからなくも無い】
「早速眼鏡屋へゴー、さてソフトか? いや…使い捨てか…?」
【彼女の手を取り小走りで眼鏡屋へ向かう、眼科に置いてあったコンタクトのススメを思い出しながら】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/06/12(日) 16:42:37.60 ID:eNS5tIZv0
【公園】

ういー、眠い

【小さな子どもたちであふれる公園】
【遊ぶ子供たちの楽しげな雰囲気の公園だが、一か所だけ――ベンチの辺りだけ負のオーラに包まれている】

【おそらくそれは、ベンチに座り込んでいる少年の所為だ】
【首まで伸びた黒髪と、地獄を思わせる赤い眼をした少年は――ひどくぐったりしていた】
【だがしかし、それは病気云々なのではなく、ただ眠い――それだけなのである】

/死合い以外何でもどうぞ
/初書き込みです......
286 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 16:51:10.23 ID:TJsGiNEIO
>>284

「あ、あの…お金の方は後で返しますので…」

「え、ええ〜…今からですか…あっと!」

【断ろうとしたが、いかんせん手を持たれると弱い。】
【そのまま青年に連れられ、そしてメガネ屋へ。】

















【と言うわけでコンタクトレンズを買った少女。】
【特に高くもない、安くもない普通のやつである。】
【洗浄すれば何回も使える代物だ。】

「…これを目に入れるんですか…」

【レンズが入った袋を見つめながらゴクリと唾を飲み込む。】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga sage]:2011/06/12(日) 16:54:47.69 ID:z02mbT+Jo
>>285
まだ大丈夫でしょうか...?
それと、大丈夫でしたら名前を教えて頂けるとありがたいです
288 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 16:57:02.03 ID:rTTSRws80
>>286
【彼女が新たな一歩を踏み出す時、青年は暖かく見守る】

「説明書を読んで家でゆっくりやってください」
【助言を言いつつコンタクトの入った袋を見る】

「がんばってください、自分は応援するので」
【微笑みながら優しく言う、これで少女の弱点が一つ減った、やったね】

「さて、それじゃあ家まで送りましょうか?」
【腕を組みながら喋る、このままじゃあ通行人とぶつかって袋がパーになる未来がありそうなので彼女を送ろうと考えた】
289 :【狂暗ノ魔刃】闇魔術を使ったりする [saga]:2011/06/12(日) 17:00:07.03 ID:eNS5tIZv0
>>287
/うわぁぁぁ、名前忘れてました今から入れます
/もちろんOKです
/しかし、次のお返しは少し遅くなってしまうかも知りません
290 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 17:01:26.83 ID:TJsGiNEIO
>>288

「うー…ま、まあやってみます。」

【そう言ってから袋を道着の懐に仕舞う。】
【とりあえず青年の好意を無にしないためにも、】
【付ける努力はしようと思った。】

「家?…ああ、そしたらランカーズ≠ワで送ってもらっていいですか?」

「全然前が見えなくて…すいません…」

【と困った様に笑う。】
291 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 17:04:56.84 ID:rTTSRws80
>>290
「あっ、爛さんランカーズに属しているんですか」
【少し驚くように話す、まぁ彼女が入っていてもおかしくは無かったが】

「了解です、がんばってくださいね」
【また彼女の手を握ってランカーズまで送ってあげる、青年は友達を助けるのに喜びを感じていたとさ】

/これで乙ですかね?
292 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/12(日) 17:07:02.58 ID:PgtII6J1o
「はぁ、お腹が減ったのです……」

【顔を、頭を、そして背中すら曲げて街の大通りをふらりふらりと頼りなさげに歩く一人の少女】
【身に纏うは制服、背中には深紅のエレクトリック・ギターを背負っている】
【彼女のポニーテールも、今日は調子が悪いのか少々萎びて垂れているようにも見える】
【少女が力尽きそうな顔でお腹をさすれば、小さいがハッキリと自己主張するように腹の虫が鳴った】

「ふへぇ……」

【彼女は俯き、心有らずと言った様子で歩いている為周りに気を配るなんて行為が出来る筈も無く】
【きっと目の前に人や障害物があったとしても気付かずぶつかってしまうだろう】
293 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 17:07:55.62 ID:TJsGiNEIO
>>291

「はい。あ、ご存知なかったですか?」

【そもそも家と言うものがない彼女にとって、】
【そこが居住区となっていたのだ。】

「ん…はい。ありがとうございます…」

【と、こちらも青年の手を握り返し、】
【帰路についた。】


/はい。乙でしたっ!
294 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/12(日) 17:12:59.74 ID:z02mbT+Jo
>>285

【そんな、賑やかな公園に】

〜♪...

【一人の少女が足を踏み入れた。歳は高校生くらいだろうか、口に饅頭の様な物を銜え】
【両手で抱く様にして、紙袋を所持していた。軽快な動作で向う先には―――ベンチ】
【遊ぶ子供達にぶつからないよう注意しながら、歩を進めていく。その度に少女のポニーテールが小さく揺れた】
【そして少女は、向う先に一人の少年を視認した。髪は首程まで伸び、目は紅い色をしていた】

...♪…

【ぐったりとした様子を心配に思ったのか、其れとも只単に少年に対して興味を持ったのか】
【それは判然としない―――が、少女は確かに、少年の隣目指して進路を修正した】

【特に何も無ければ少女は少年の隣に腰を降ろし、肉饅を口に銜えたまま時折、少年の様子を伺う様にするだろう】

/了解です。それではよろしくお願いしますっ
295 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 17:47:21.58 ID:TJsGiNEIO
【公園】
【人がいないその場所は、今現在空を切る音が響いている。】

「……ふっ!!」

【その音源は、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【そして左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは右手に持った身の程もある大きな片刃の大剣。それらのせいで、】
【少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

「…まだまだっ!」

【『女が』『片手で』『大剣』を『軽々』振り回している。】
296 :【狂暗ノ魔刃】闇魔術を使ったりする [saga]:2011/06/12(日) 17:49:54.08 ID:eNS5tIZv0
>>294

……!!

【隣にやってきた同年代と思われる少女に興味を示したのか】
【少年は、少女の方に視線を向ける】

【まず、少年は少女の口元にくわえられた肉まんを見つける】
【それを凝視している所を見ると、さっきからお腹がすいていて眠たがっていたのだと分かるかもしれない】
【そんな少年は、少女が所持している紙袋に気付いた模様】

あのー、その紙袋の中身って、肉まんだったりするのかな?

【いかにも「お腹一杯肉まんを食べさせてくれると嬉しいな」とでも言いたげな様子だ】
【純粋な目で少女の方を見つめて、ワクワクした様な表情をうかべる】

/描写が抜けていました【腰元には剣が置いてある】を入れといてください
297 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/12(日) 18:04:16.25 ID:bG6QdfAXo
>>296

【程なくして、少年と目が合った...と思ったが、違った】
【どうやら目の前の少年は、少女が口に銜えている肉まんへと視線を向けているようだ】
【気怠気な雰囲気と良い、少年はお腹がすいているのだろうか―――肉まんを咀嚼しながらぼんやりと考える、と】

...ふぇ?

【そして、声がかけられる。内容は案の定というべきか..肉饅の事についてだった】
【口に肉まんを銜えたまま喋る物だから、随分と間の抜けた物になってしまっていたが】
【視線を手元の紙袋に落す、と。三分の一程欠如した肉まんを口から離し、右手に】
【再び視線を上げ少年の顔を見ると、思わず微笑ましくなる様な純粋な表情を湛えていた】
【少女もまた、顔に笑みを浮かべ。少年に向って肉まんを差し出した】

...どうぞっ

【ただし、右手に持っていた、食べかけの物だが】【視線は真っ直ぐに少年へと向けられている】
【となれば紙袋の中身は肉まんではないのだろうか―――とにかく、少女は肉まんを差し出した。食べかけの】

/了解しました
298 :【狂暗ノ魔刃】闇魔術を使ったりする [saga]:2011/06/12(日) 18:16:20.97 ID:eNS5tIZv0
>>297

あ、ありがとう!!

【こぼれんばかりの笑みを浮かべながら少年は食べかけの肉まんにかじりつく】【っていうか口の中に突っ込む】
【食べかけとか周りの眼とか一切をスルーしながら、だ】
【こんな風に少年は無自覚な事ばかりしている】

うまい、うまいっ!本当にうまいっ!

【口の中の物を飲み込んだ後、うまい、うまいとしばらく繰り返すと、今度は少女の方に向き直る】
【肉まんのお陰で元気を取り戻した事が、顔を見ればわかるだろう】

とっても美味しい肉まんだったよ、ありがとうな!
俺は朝月っていうもんだが、なんかお礼をさしてほしいんだが

【少女に対して、律義にお礼をさせてと申し出る少年】
【肉まんにも、自分の事を心配してくれた事にも恩義を感じているらしい】
299 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 18:24:46.69 ID:hr+3sXzbo
さて……今日は久しぶりに定住地探索でもするかな
ま、そんな簡単に見つかるようなものとは思ってないけどね

【雨上がり、未だ地面が湿っている公園に】
【灰色のローブを羽織り、黒縁眼鏡を掛けた黒髪の少女が居る】
【屋根の付いた休憩所の中にあるベンチに腰掛けながら、今日の行動を考えているようだ】

しかし、今日は随分と蒸し暑いものだね
だから梅雨は嫌いなんだ……

【天に文句を垂れつつ、手で顔をぱたぱたと扇ぐ】
【暑い理由は、その羽織っているローブ(魔法使い的なアレ)のせいでもあると思うのだが……】

/何でも再募集
300 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/12(日) 18:32:25.01 ID:ix8MnHVso
>>298

【余程空腹だったのだろうか、勢い良く肉まんを頬張る少年】
【その様子は少女は、ニコニコと笑顔を浮かべて見守っていた―――右手が、紙袋に伸びる】
【出てきたのは少年が食べていた物と全く同じ。...あれ?】

未だ食べたいなら、いって下さいね

【うまいうまいと連呼する少年に、何処か喜びにも似た感情を抱きながら、肉まんを半分に割り声を掛けた】
【余り人に物を惜しんだりするという感情も少女は持ち合わせておらず、純粋に喜んでもらって嬉しかったのだろう】
【半分に割った肉まんを食べながら少年の様子を伺う―――すっかり元気を取り戻したようで、ホッと安堵を胸に刻んだ】

私は沖、です。―――お礼、ですか

【相手に合わせ、名乗る。一瞬ではそれが苗字だとは分からないかも知れないが】
【そしてお礼、という言葉を聞くと...逡巡、左手の人差し指を顳かみに当てて】

うーん...お礼が欲しかったわけでも無いですし、大丈夫、ですよ?

【言葉の通り、別段少女は見返りを期待していた訳でも無く】
【遠慮を口に出しながら、肉まんを口に入れた。視線は相変わらず少年の紅い瞳に向けられている】
301 :【狂暗ノ魔刃】闇魔術を使ったりする [saga]:2011/06/12(日) 18:42:59.07 ID:eNS5tIZv0
>>300

しかし.....それは幾ら俺でも君に悪いと思うんだけど......

【少女のお礼はいらない発言に、ちょっとばっかし困り始めた少年】
【彼は結構情に厚く、恩を返す方法を考え始める】

うーん、うーん、ぅぅぅ(ムシャムシャ

【うなりながら考え込む少年】
【相手が女の子なだけに、いつもの二割増しで真面目だ】
【ちなみに、半分の肉まんを食べながら、だ】

うーん、駄目だ、考えつかねぇや

【しばらく考えてみたものの、結果は得られなかったようで】
【そこで思考は破棄された様だ】

ゴメンな可愛い女の子。俺のカボチャ頭じゃ無理だった......
代わりに、名前を教えてくんないかな?あと、夢も
302 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/12(日) 18:54:15.92 ID:lX9Ou4Ml0
>>299

――――フフ、じゃあそのローブを脱げば良いんじゃな〜い?

【少女の後ろに突如現れる女。】
【少女が振り向けば、ウェーブの掛かった長い金髪の女がいるだろう。】
【雨上がりなのに、何故か日傘を差している。】

まぁ、蒸し暑いのは賛同できるけどね〜。
あまり暑い暑い言ってると、さらに暑くなるわよ〜?

【そんなことを言いながら、少女の隣へと腰掛けようとする女。】
【「隣、失礼するわよ〜」とも言って。】
303 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 19:01:27.02 ID:hr+3sXzbo
>>302
――――――――?

【振り向くと、そこに金髪女が居た】
【日傘を差して、こちらを見ているようだ】

あ、あぁ……どうぞ

【断りを入れて横に腰掛けようとする相手に対し】
【驚きつつも返事を返す少女】
【内心かなりどぎまぎしているが、外面は平静を装っている】

こんな雨上がりの公園に人が居るなんて思わなかったよ
美人さんはこんな所で何をしているんだい?

【相手の顔を眺めつつ、疑問を抱いているような顔を見せる】
304 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/12(日) 19:01:51.32 ID:8lTCygYRo
>>301
気にしなくてもだいじょう....むぐ

【悩み始める少年を見、更に言葉を続けた。肉まんを時折飲み込んだりしながら】
【とはいえ相手だけ悩ませておくのも何だか憚られ、自分も何か思いつかないかなと一考】

...いえ、こうやってお話し出来るだけで、何だか楽しいですしっ

【併し、肉まんを食べ終わるまで考えても結局、何も浮かんでこなかった】
【相手に謝られると少し照れた様に右手でぽりぽりと掻き、言葉を返す】
【食べるペースが早かったからだろう、上唇の辺りに肉まんの粕が付着してる。..が、本人は気付いていない様だ】

私は沖です。...沖、遥香。

【そんなわけで少なからず間の抜けた顔を平然とさらしながら、問い掛けに答えた】
【浮かべた笑みは、どことなく嬉しそうで。名乗り合い縮んだ(と思っている)距離に喜んでいるのだろうか】

夢―――ですか...私は、こうやって楽しく生きられれば満足かなぁ。

【二つめの問い。少女は視線を沈みかけた夕日へと移ろわせながら少しの時間思考し】
【しみじみと答えを返した。少年は気付くのだろうか?その真っ黒な瞳には何処か、疲れが滲んでいたが】

...朝月さんは、何かあるんですか?

【再び顔を少年へと向けると、曖昧な笑みを浮かべ】
【其の表情には先刻見せた様な後ろくらい物はなく、純粋に会話を楽しんでいるようであった】

/遅れがちですみません・・
305 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/12(日) 19:06:10.08 ID:TJeKBgVn0

【夜の商店街】
【昼間とはまったく別に人間で構成された人混み】
【ほとんどの店はライトをつけているが、やはり昼間と比べると少し暗い】

「ごめんなさいごめんなさいいいい」

【そんな中でまるで自分の危険を周囲に知らせるように、大声で叫ぶ少年がいた】
【灰色の上から被るタイプのパーカーを着て、白のカーゴパンツを履き、降ろすと鎖骨あたりまである長さの髪を一つに縛った彼の姿は、完璧に人混みに紛れ込む】
【―――はずだった】

【運悪く、柄の悪いおっさんにぶつかったりしなければ】
【少年がぶつかった相手は、見た目30代前半くらいのアロハシャツを着た酔っ払いである】
【ピアスやら凶悪そうな顔を見る限り、ヤクザとかそっち系を思い浮かべてしまう】

『ごめんで済むと思ってんのか?あ?』

【身長は少年よりも大分高く、そんな相手にパーカーのフードを掴まれて顔を真っ青にしている少年】
【能力を使って逃げることもできるが、人混みでそんなことをするのは避けたいらしい】

/使い回しで申し訳ないですが……死合い以外でなんでも募集です
306 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 19:09:03.17 ID:u3z5mf1g0
道に迷ったわ。どうやら私は方向音痴ということね。一つ学習。
私という人間の中身がまた一つ判明したわね。でも状況はよろしくない。

【理想郷へと足を運ぶはずだったのに、今いる場所は草原】
【青々とした草に腰を下ろし、真っ赤に燃える夕焼けを見つめている少女】
【汚れた白のTシャツ、ところどころ破けたジーンズ】
【ぼさぼさの茶色の長髪に、風呂に入っていない人種特有のにおい】
【見るからに浮浪者なその外見。少女はそんなことを歯牙にもかけない】

さて、今日はここで一休みしましょうか。
夜にしれば視界も悪くなるし、今までの経験からしてあまりいい結果は生まないし。

【特に何をする訳でも無い少女。ただ夕焼けを見ていた】

/なんでも募集
307 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/12(日) 19:10:08.39 ID:lX9Ou4Ml0
>>303

【「失礼します〜」と、腰掛ける。】
【そのうち、少女は質問をしてきた。】
【外面は平静を装っているようだが、内心がそうで無いのがバレバレ。】

フフ、貴女も人でしょ〜? それに〜、貴女の方が美人よ〜? いや、美少女って言ったほうがいいかしら〜?
私はね〜、散歩がてらここに立ち寄ったら気になる人がいてね〜。
ちょーっと寄り道して〜、今、その気になった人と話してるわけよ〜。

じゃ、私からも質問〜。
貴女はここで何してるの〜?

【話から、「気になる人」が少女であることが分かるだろう。】
【つまり、女の目に留まった少女の事が少し気になって、ココへ来たわけだ。】

【そして、こちらからも質問する。】
【少女にされた物と全く同じ質問だ。】
308 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 19:14:47.02 ID:hr+3sXzbo
>>307
いやいや、私はただの小市民だよ
そんな美少女なんてとんでもない……

【あはは、と遠慮したような笑みを浮かべる少女】
【控えめな性格のようだ】

何を……かい
言うなれば、定住地探索と言った所かな?

【んー、と考え込むような素振りを見せた後】
【にっこりと微笑んでそう答えた】
309 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/12(日) 19:15:34.58 ID:Dzn3BmBV0
>>276
手を上げ、降参の意を示す青年
その姿を見ると、地に這わせていた触手を体内に戻す

「……じゃ」

ぼそっと言うと、背中から四本の触手を生やす
その触手で自分の体を少し浮かせ、足のように使う……アームのようだ

「……また…………今度」

小声で、切れ切れの言葉を紡ぎながら
女は触手を動かして歩き出す

しばらく歩くと、触手をどこかのビルの凹凸に伸ばし
まるでスパイダーマンのように、どこかへと消えていった

/うわあああああああきづいてませんでしたあああああああ絡みありがとうございましたあああああすいませんえねええええええん!!!
310 :【狂暗ノ魔刃】闇魔術を使ったりする [saga]:2011/06/12(日) 19:18:02.24 ID:eNS5tIZv0
>>304

そうだな、俺も楽しいぜ!......動かないで、粕がついてるよ

【少女の上唇に付いた粕を指で取る少年】
【さすがに食べたりはせず、フッと息で吹き飛ばした】
【ちなみに、自覚は無い。粕を取っただけとしか認識していない】

春香ちゃんの夢は楽しく生きられる事かぁ..覚えておくよ。

【少女の眼に疲れを見ながらも、そんな風に言う少年】
【直接は聞かないように、やんわりと言うべきにはどうすればいいのかを考えていたのだ】
【やがて、その答えは出た様で】

――でも、あんまり疲れをためんなよ。目ですっかり分かっちまうくらい疲れた眼をしてる
そんな眼を、しないでくんな。

【彼に出来るせい一杯の言葉をかけた】

後、おれの夢は、まだ探してる途中だよ。夢を見つけるのが夢だから
311 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 19:22:06.66 ID:I5GWFxVd0
>>305
(…不幸な子だ)
【少年の悲痛な声を聞き振り向く一人の青年、見ると自分の知り合いだった】

(これは手を差し伸べるべきだな)
【そう決めるが早し早速その輪に入る】

「いやー、すいません、うちの連れがこんなことをしてしまい」
【急に喧嘩になりそうな場にペコペコと頭を下げ、割り込む青年が、特徴はでかいリュック、それ以外は全く普通】
「申し訳ありませんが、これで勘弁してくれませんでしょうか?」
【そう言って財布から一万円札を取り出し相手に渡す】
【これが青年の作戦、誰も傷つかない平和的な作戦だ】
312 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/12(日) 19:24:37.33 ID:lX9Ou4Ml0
>>308

フフ、謙遜しなくても、十分可愛いわよ〜?

【そんな笑みを浮かべ、謙遜する少女に、そう付け足す女。】
【本音なのだから、しょうがない。】

定住地…。
ってことは貴女〜、此処に来て日が浅いってことよね〜?
いいわね〜、若いって〜。

【「へ〜」と言いながら少し考え込む。】
313 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 19:30:07.14 ID:hr+3sXzbo
>>312
そうかな……?
――――ありがとう

【可愛いと連続して言われ、思わず恥ずかしくなったのか】
【頬をほのかに赤く染めながら、ぽつりと礼を言う】

うん、そうなるのかな
頼る所も無いから現在無一文状態でね
お陰で最近はまともに食事にもありつけない始末だよ

【ははは、とあくまで明るく言う少女だが】
【内容は決して明るくない】
314 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/12(日) 19:31:06.89 ID:TJeKBgVn0
>>311
「へっ?」

【よくわからない台詞と共に、割り込んでくる青年】
【顔を見てみればでっかいリュックをしょったごく普通の青年だ】
【以前何度か出会ったことのある相手である】

『ん……』

【柄の悪い男は、渡された一万円を握り考え込むような顔をする】
【少年の方は、おろおろと青年と男の顔を交互に見ている】

『チッ。今回はこれくらいで許してやらあ』

【舌打ちをしてから、なんとも図々しい言葉を吐いて、そこから去っていく】

【男が完全に見えなくなってから、じっと青年のほうを見つめ】

「あ、ありがとうございました!」

【お礼の言葉と共に深々と頭を下げる】
315 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 19:33:44.59 ID:qIo9aIDSo
>>309
ああ、またな

【青年がそう言うと同時に女性は何やらアクロバットな動きで何処かへ去っていった。】
【そして青年もまた、夜の街へと去っていった。】

/いえいえ〜乙でしたー!
316 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 19:35:04.04 ID:I5GWFxVd0
>>314
「どうもすいませんでした」
【相手が見えなくなるまで頭を下げる、これで駄目だったら強行突破をするはめになったが大丈夫だったようだ】

「ふぅ、さて怪我は無いかい?」
【少年の方を向き相手の体をチェックしだす】
317 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/12(日) 19:40:01.73 ID:8lTCygYRo
>>310

へ...?あ..す、すいません...

【動かないで、と言葉を受けて殆ど反射的に動きを止める】
【...と、どうやら先の言葉通り粕が付いていたらしい。漸く少女の状況を把握】
【...とはいえ、如何に異性への意識が薄い少女でも唇にいきなり触れられれば、驚き】
【同時に少し恥ずかしさを憶えた。仄かに顔が、紅潮しているかもしれない】


―――っ

【予想外、気遣う様に少年に声をかけられ。少女としては、取り繕えていたつもりだったが】
【少女は夕日を見、過去を思い起こしていた。それは暗澹とした気持を伴い、表情に疲弊を浮かび上がらせていたのだった】
【―――これだけ気遣ってもらえれば肉まんの恩など、ほんの瑣細な事だ】

...朝月さんは、優しいんですね...。

【少女はそんな想いを心中に抱きながら、自然な笑みを浮かべ少年に笑いかける】
【うーん、と声をあげながら伸びを繰り出して】

夢を見つけるのが夢、ですか...見つかると、いいですねっ
【相手の言葉を聞き取ると、月並みな言葉を、然れど素直な自分の感想を】
【笑みを浮かべながら相手へと掛けた。...ふと】
【視線の端に映っていた剣に、少女の意識がまわる。先程までは全く意識しておらず、気付いていなかったのだった】
【かといって帯剣した人物を見た事が無いわけでもない。幾許かの好奇心を瞳に湛え、視線は剣へと動いた】
318 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/12(日) 19:40:23.01 ID:TJeKBgVn0
>>316
「あっ、はい、全然……」

【顔を上げ、怪我の心配をしてくれる青年に向かって笑顔を見せてみる】
【そしてその後、少し申し訳なさそうな顔をして】

「あの……今あまり手持ちがなくて……」

【少し顔をうつ向かせる】

「お金はまた今度返します」
319 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/12(日) 19:41:21.13 ID:lX9Ou4Ml0
>>313

フフ、こういうのは素直に受け取るの〜。
そういう顔も、可愛いわ〜。

ま、それはそれとして〜、
無一文なのはちょっとまずいわね〜。
私〜、貴女みたいな可愛い子が道端で死んでたり〜、強盗する姿は見たくないわね〜。

【「う〜ん」と、考える女。】
【やがて、頭を上げると、少女にこう言う。】

だったら〜、何処かの勢力に入れば〜?
貴女なら〜…そうね、【学園】とか〜。いいんじゃないかしら〜?
生徒になれば〜、寮生活できるわよ〜?

【「勢力は、自分の部屋がもらえるところが多いからね〜」とも言う女。】
【例として、自分の潜入している勢力【学園】の名前を挙げる。】
320 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 19:46:01.72 ID:I5GWFxVd0
>>318
「そう、よかった」
【笑顔で安心したと言う、それは純粋な感情だった】

「別にお金はいいよ、子供にそんな大金は無理だし、それに俺達って友達じゃないか」
【照れくさそうに頬を掻きにひひと笑う】
【お金なんてこの街に来てからあまり困ることは無くなった、貯金がじゃんじゃんできる程だ】

「んっ? そういえば蒼希君って戦闘系の能力じゃなかったのかな?」
【彼が能力者だと思い出して小声で聞いてみる】
321 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 19:47:14.24 ID:hr+3sXzbo
>>319
流石に行き倒れや犯罪は無いと思うけどね
でも……今より状況が苦しくなったら分からないけど

【少しだけ不安そうな表情を見せる少女】
【明日何があるか分からない世界だ、不安になるのも当然だろうか】

――――【学園】は駄目だよ

【きっぱりと、そう言い張った少女】
【表情からして、おふざけや冗談ではないようだが】

でも勢力か……確かにそれは良い考えだね

【流石は美人さん、と茶化すような口調で笑い掛ける】
322 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/12(日) 19:51:43.31 ID:eNS5tIZv0
>>317

……あ

【今さら唇に触れてしまったことに気付いた少年】
【むしろ今まで気づかなかったとは恐るべき鈍感である】
【彼も、少し顔が赤くなった】

なんか、あの.....

【だんだんどもり始める少年】
【自覚してしまうと、こういう事態には弱いのだ】
【誰だってそうだと少年は思うが】

ん?この剣かい?この剣はなぁ

【そこまで言うと不安をあおる様に黙る】
【そして、数秒もすると、細身の剣は二メートルほどの大剣に変化した】

これも能力の一環ってな......ゲホッ

【大剣に変える場合は辛い様で、すぐに能力を解いた少年】
【体に出来るだけ負荷をかけたくない様だ】
【少女に能力の一部を見せると少年は立ち上がる】

じゃーな、遥香ちゃん。また会おうぜ

【少女の頭に、一度軽く手を置くと、立ち去って行った】

/乙でした
323 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/12(日) 19:51:44.77 ID:TJeKBgVn0
>>320
【相手の笑顔に少し安心する】

「で、」

【わけあって今はお金に余裕があり、返そうと思えば返せるのだが】
【それを言おうとしたところ、友逹という予期せぬ言葉が出てきて言えず終い】
【友逹、と呼べる人物が少ない為か照れたように笑いながら】

「ありがとうございます」

【お礼を言った】

「そ、そうなんですけど……その……」

【少し言葉を濁し、目を逸らす】

「あんまり能力者じゃない人とかにはバレたくなくて……」

【能力者であることを、である】
【過去の経験やらなんやかんやで普段は一般人と同じように過ごしているのだ】
324 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/12(日) 19:59:08.85 ID:lX9Ou4Ml0
>>321

あら〜?
大した自信だけど〜、この世界だから、何があるか分からないわよ〜?

【そんなことを言う女。】
【相当この世界で暮らしているので、とりあえずは分かっているつもりなのだ。】

…どうして〜?
良かったら〜、理由教えてくれないかしら〜?
確かに今はごちゃごちゃしてるけど、いい所よ〜?

【少女が、真剣な表情でそんなことを言うので、思わず理由が聞きたくなる。】
【「良かったらでいいわよ〜?」と念を押す。】

でしょ〜?
たくさんあるから、自分にあった勢力に入るのがいいわよ〜。

【「美人は余計よ〜?」と、こちらも笑う。】
325 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/12(日) 19:59:43.81 ID:I5GWFxVd0
>>323
「あーなるほどね」
【納得したように相づちをうつ、自分と少し似ている】

「じゃあ今後こうならないように前をしっかり見るように、自分はもう行くよ」
【注意をした後に少年に背を向けてそのまま人ごみに溶け込もうとする】
326 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/12(日) 20:04:04.93 ID:8lTCygYRo
>>322

...
【相手の方にも、動揺が感じられ―――気まずい】
【無言で気にしていない、という風に小さく首を左右に振った】


おぉ...っ

【視線に気付いたようで、剣の説明を始める少年】
【突如沈黙する少年を少し不思議に思っている間に、細身の剣は大剣へと変化した】
【少女は片手を口に当て、感嘆の声を上げる―――が】

...っ

【程なく咳き込む少年、先立つ驚きに加えて...能力を使うように促してしまったみたいで、少しずつ罪悪感が沸き起こった】
【心配は募ったが少年は立上がる、そこまで大きな負担がかかる訳でも無い...のか?少女は思わずホッと胸を撫で下ろした】

...あ、はい...また、今度...っ
【ぽん、と手を置かれると僅かに目を細め。立ち去る少年の背中を静かに見送った。】

/絡みあり乙でした!
327 :【掌開異能】 [sage]:2011/06/12(日) 20:04:51.74 ID:TJeKBgVn0
>>325
【青年からの注意にこくりと頷く少年】

「は、はい。ありがとうございました!」

【人混みに溶け込もうとしている青年に向かって、もう一度ぺこりとお辞儀をする】
【青年が去っていくのをしっかりと見送ってから、少年もまた散歩へ戻ることにした】

/絡みあり乙でした!!
328 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 20:05:13.16 ID:hr+3sXzbo
>>324
うん、それは分かってるよ
だから早い所、定住地を探しておきたいんだ

【相手の言葉に対し、にっこり笑顔で返す】

…………んー、何となくかな?

【にぱっ、笑う少女】
【どことなく先程の台詞を誤魔化している感じがする】

うん、分かったよ
ありがとう美人さん

【「美人さん」の所を強調して礼を言う】

/ちょいと飯落ちです!
329 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/12(日) 20:14:57.31 ID:lX9Ou4Ml0
>>328

そうね〜。
宿だってタダの所は無いし〜…やっぱり勢力ですわね〜。

【こちらも笑顔で返す。】

なーんか気になるけど〜。
こういうのは深追いしたら駄目なのよね〜。
それじゃ〜、別に尋ねたりしないわ〜。

【ごまかす少女。だが、それ以上尋ねることはしなかった。】
【まぁ、知っても得なことは無いだろうとの思いもある。】

はいはい〜、もう美人さんでいいけど〜。
私は紫(ユカリ)って言うのよ〜。名前で呼んでくれると嬉しいわ〜。

あ、貴女の名前は何〜?

【一部強調しながら礼を言う少女。】
【それを受け流し、自分の名前を言って、名前を尋ねた。】

/了解です!ごゆっくり!
330 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 20:18:50.87 ID:wfg1/Vv+o
【森の中】
「ふー……」
一仕事終えた、とばかりに大きく伸びをする少女
その体は、闇夜に融け合う様な真っ黒いローブをまとっていて、わずかに黒いツインテールが風に揺れる
少女の周囲はといえば、木が裂けたり、土が抉れたり、凄惨なありさまである
「まだまだ改良の余地あり、か」
倒れた木の一つに腰掛け、少女は感慨深げにそういった

//殺し合い以外なら大歓迎ですー
331 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 20:20:06.55 ID:nZN+za6+o
「オーホッホッホ!今日も華麗に私参上ですわッ!!」

【暗い静寂を切り裂くように飛び出してきたのは少女らしき者が甲高く笑う声、そしてその発信源には一人の少女が立っていた】
【金色のうざいくらいに長い髪を風にふわっと揺らし、いや、この少女自分に右手を使ってわざわざふわっとさせていた、今はほぼ無風である】
【左手の手首を左腰に当てて孤独に高笑うそのさまは少し頭が残念なのかもしれないという予想さえこちらにさせてしまいそうだ】
【その綺麗で上品な身なりに似合わないくらいにかもし出される―――高慢さ―――会話をせずとも彼女の声を聞いただけで高慢な性格だとわかってしまうような感じである】

/誰でもうぇんるかむー
332 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 20:38:23.42 ID:O4AnCOkOo
>>331
……なんだあのエクセレントアホくせーの。
【大半の人が思うことをそのまんま口にして三白眼で眺めている男】
【そんな青年はというと、なぜかその白銀に光る腕にカラーひよこ入り段ボールを抱えていた】
……
【ちょっと考える。身なりはいい感じ。馬鹿っぽい。ガキ。】
【お、これいいんじゃね?】

よーそこのプリティーレディー! アンタのルックスにゃー負けるけど
足元に及ぶか及ばないかくらい可愛いのがあるぜ? 見てかない? 見るだけタダよ?
【段ボールを揺らしながらニコニコ笑顔で近づいていく】
333 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 20:50:14.80 ID:hr+3sXzbo
>>329
紫さんか……
うん、よろしく紫さん

【相手の名前を馴染ませるように口ずさみながら】

私の名前はイェリム=ヒドゥカだよ
こちらも名前で呼んでくれると有難いな

【名前を名乗り、にっこりと微笑む】
【見てくれは確実に日本人な少女だが、名前は横文字らしい】

/すみません、ただいまです!
334 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 20:50:29.40 ID:nZN+za6+o
>>332
【補足、少女とは言えども身長からして高校生くらいではあるだろう、wikiの通り162cmである】
【いや、中学生でもこれくらいの少女はいるか……?ええい、ままよ、とにかく高校生レベルのみためなのだ、ガキではあるが】

【と、そんな訳の分からない補足描写が流れている間に高慢さを滲み出す少女は視線を流すようにそちらへと向け】
【なにやらこちらを異様に褒めてくれる素晴らしく理解の早い青年がいるではないか!人生案外イージーモードだろうか】
【まるで当然だと言わんばかりにふんすと息を一度吐き、自信過剰家な少女は褒められたことにより自尊心が高められてご機嫌なのか口元を僅かににやけさせ】

「ふっ―――私の足元にすら及ぶものなんてこの世に存在しえませんわ」

「まー、どこの誰だかは存じませんが、そこまで言われたらこのルイン様が見ないわけにはいきませんわねっ!!」

【こちらからはあくまでも近づかず、出来る限り相手に歩かせることにしている少女―――自分の苦労を回避することを第一に考える性格であるらしい】
【そして、相手がこちらへと近づいてくれたならば、そのダンボールに入っている少女の足元にも及ばない(笑)であろう可愛いなにかを見ようとするに違いない】
【今日も今日とて気分上々である】
335 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/12(日) 20:55:40.85 ID:TJsGiNEIO
【帝國≠ニいう国がある。】
【あの大きな軍事国家である祖国≠フ南端に海を隔てて接する島国で、】
【南北に長い国土と、それを多い囲むような無数の島々から構成されていた。】
【民主主義と軍国主義を半分ずつ引きずっているその国は、】
【零号機関≠ネるものもあり、所謂「能力者」も多数存在している。】

「……」

【この船は、現在帝國を目指している。】
【梅雨の天候により、一時出港が懸念されたが、現在は晴天。】
【少しの遅れとともに船は目的地目指して走っていた。】
【そして、その甲板、テラスの様に開けた休憩用のデッキのところで、】
【柵に寄りかかる海を見つめているのは、】

「……落ちたら死ぬわね…私の場合…」

【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……」

【いつもは気の強い彼女だが、今回はどういうわけか弱気な発言。】
【それもそのはずだ。彼女はカナヅチ。泳げないのだ。黒々とした海は、】
【無限に広がる恐怖となる。落ちたらどうなるか考えると、】
【足がすくむ様だ。それでも海を見続けるのは、他にやる事がないからであり、】
【また同時に怖いもの見たさ≠ナもあった。】
336 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 20:58:25.08 ID:u3z5mf1g0
道に迷ったわ。どうやら私は方向音痴ということね。一つ学習。
私という人間の中身がまた一つ判明したわね。でも状況はよろしくない。

【理想郷へと足を運ぶはずだったのに、今いる場所はどこかの街】
【東京の歌舞伎町のような暴力的なネオンで光り輝いておらず、どこか西洋的な雰囲気を匂わせる】
【汚れた白のTシャツ、ところどころ破けたジーンズにボロボロの靴】
【ぼさぼさの茶色の長髪に、風呂に入っていない人種特有の臭い】
【見るからに浮浪者である外見。少女はそんなことを歯牙にもかけない】

さて、今日はここで一休みしましょうか。
今は夜だし。むやみやたらと動いても実りは少ないだろうし。

【特に何をする訳でも無い少女。地べたに座りただ星空を見上げていた】

/なんでも募集
337 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/12(日) 20:59:55.77 ID:lX9Ou4Ml0
>>333

イェリムね〜?
よろしく、イェリム〜。

【こちらも馴染ませるように2度少女の名前を言う】
【外見が日本人なのは気にしないらしい。】

フフ、名前も教えてもらったことだし〜。
私はもう行くわね〜。

【そう言って立ち上がる女。】
【少女のほうをむいて、言う。】

それじゃ、さっき言ったみたいに、行き倒れたりしないでね〜。
バイバ〜イ。

【そのまま、歩き出そうとする女。】
【少女が引き止めなければ、そのまま出口へと歩いていくことだろう。】
338 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:02:17.74 ID:wfg1/Vv+o
>>336

「……どういうことなの?」
少女はめまいをこらえ、目の前のこうけいをみる
明らかに浮浪者であろう少女、それはまだ良い。だが問題は、あまりにも無防備すぎること
当然その手の知識は少女にもあるわけで

黒いローブとツインテールを揺らしながら、少女はゆっくりと、少女へと近寄る
339 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:02:44.35 ID:hr+3sXzbo
>>337
ええ、さようなら紫さん

【去っていく相手を見送りながら】
【少女はふと、こんな事を思った】

……紫さんって、確実に異人さんだろうな
何で紫って名前なんだ…………?

【???と首を捻って考え込んでいる間に】
【相手はそのまま出口へと歩いていった】
340 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:04:11.84 ID:O4AnCOkOo
>>334
(やっべーコイツ分り易。)
げほっエ゛フンッ
【素早く顔を逸らして咳き込み、笑いそうになるのを堪える】
【パッと見真っ白で不気味だなぁとも思ったが、その笑顔の人間らしさは落差で笑うに充分なほどで】
あー、シツレイ。はいはいっと。
【小走りで少女の前に駆け寄って】

ヒヨコなんだけどな、こいつぁなかなかだぞ。ほれっ。
【中身が見えやすいよう箱をちょっとだけ少女の方へ傾けて見せる】
【中には赤、緑、挙句紫や青色まで。人工的な色に着色された小さな鳥がぱたぱたと動き回っていて】
どのカラーでも一匹300……円? 円だ! どーよ買わない?
今なら二匹目から半額の150円で餌までつけちゃうぜ!?
【テンションで負けじと声を張り上げる】
341 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 21:11:34.47 ID:u3z5mf1g0
>>338
【星空を見上げている。今日も今日で無数の星が輝いている】
【それら一つ一つに名前などついておらず、抽象的に「星」と名付けられている】
【人間一人一人に確かな名前があるらしいのだが、星はその限りではないのだろうか】
【そもそも名無しの自分がそんなことを考えているのは可笑しな話ではないのか】
【そう思うと、不思議と笑みが零れた。自嘲にも見えるかもしれない】

広大な砂漠で小さな1カラットのダイヤを探すような当てのない事よね。

【一人呟いた直後、黒のローブの少女を目に入れる】
【以前こんなシチュエーションで捕食されそうになったのだが、その経験を活かすのも億劫だった】
【為すがまま。それを決め込んで相変わらず星空を見上げる】

342 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:14:57.97 ID:nZN+za6+o
>>340
【偉そうに上から目線(物理的には下から見上げざるをえないが)で相手を見下したかのような態度を取り、見てやるといった具合でダンボールの中身を見れば】
【そこにいるのはまぁなんとも可愛らしい色取り取りのひよこが沢山いるではないかッ!―――いやいや、おかしい、ひよこって300円で売れるレベルなのか】
【普通に考えてみれば可笑しな話だ、幾らなんでもそんな話に引っ掛かるバカは世界広しと言えどそうそういるわけが】

「……これは」

【―――世界は広かった】

【その可愛らしさに絶句してしまったのか右手で軽く拳を作ると顎に当てて考え込み出し、真剣に購入しようかどうか検討中の様子である】
【とは言え妙なプライドがあるのかあくまでも言葉にしてそのひよこが可愛いなどとは言う事はなかったのであるが、中々に面倒くさい少女である】
【しかし、幾らこの少女とは言え購入を検討するまでに決まっている、話し合いのときに『検討には入れる』というヤツがいたらそいつを信用してはいけないのだ】

「ふっ、中々の品ですわね」
「確かに、私を超えるなんてのはこれでは無理でしょうけど……足元くらいには及ぶかもしれませんわ」

「――二匹、買いましょう」

【―――世界は更に広かった】

【右手を顎に当てて偉そうに考える仕草こそしているが、その真っ黒過ぎる瞳は完全にひよこに釘付けである、なんとも不気味な容姿に不釣合いな少女であった】
343 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:17:37.07 ID:wfg1/Vv+o
>>341
どこか浮世離れしている少女だ、と、黒いローブの少女は考える
年齢的にはさほど自らと変わらないと見えるが、それでもどこか人生を達観したような、老成した余裕のようなものが感じられる

「こんばんは、かしら。お嬢さん」

当たり障りのない言葉を並べ、さりげなく少女の隣に並ぶ
ともかく、相手の心を知りたかった
344 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/06/12(日) 21:20:33.44 ID:BYwM3rEPo
...おぉ

【夜、公園で】

【淡い街灯の光を受け浮かび上がる、一人の青年の姿があった】
【黒いパーカーに黒のカーゴパンツという黒ずくめ、凄く目立たない】
【唯一印象的な、異様な雰囲気を醸し出す紅い瞳―――その視線が捉えるのは】

...ワンッ

【段ボールの中に入った、子犬だった】
【青年はその場にしゃがみ込む様にして、優しく手のひらで頭を撫でていた】
345 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:26:56.00 ID:O4AnCOkOo
>>342
イエッス毎度ォ!
【ぐっとガッツポーズ。箱がちょっと揺れた】
【正直、もっと幼い子供でもひよこなんて買う奴はあんまりいなかったのだ】
【それに何日かすると染色された羽根も普通に抜け落ちてただのでっかい鶏になるため、ここで二匹捌けたのは嬉しい】

いやー助かったぜェ、最近買い物しちまって金無かったしな。
はい二匹ね。適当に色選んで。450円。餌はこれ。
【深く考えさせないためか、畳み掛けるように箱を押し付け、手を差し出し】
【そして安物の小さな紙袋を差し出す。中身はパンの耳を細かく刻んだ物。とにかく安く済ませていた】
346 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 21:29:47.08 ID:TJsGiNEIO
【公園】

「……はっ!」

【ズンッ】
【一人の少女が八極拳の形打ちをしていた。】
【十七歳くらいの一人の少女。】
【ショートカットの髪。】
【着古したようにくたびれた藍色の道着、】
【その上から黒い春用の薄手のコートを袖を通さずに羽織っている。】
【足を動かすたんびに、履いている下駄がカラコロとくぐもった、】
【優しい音を奏でた。】

「…しっ!!15勝7敗3引き分け!」

【踏み込む音が響く。】
【なかなかその動作は手馴れており、】
【彼女がその拳法を体得しているのがわかる。】


/なんでも対応
347 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 21:30:12.85 ID:u3z5mf1g0
>>343

唐突な挨拶に、一瞬反応が遅れる。
星空を見上げることに夢中だったという事も相まって。

「―――……こんばんは」
「あなたも物好きよね。こんなみすぼらしい恰好の女に声をかけるなんて」

冷淡で抑揚の声と表情。
どこか諦観しているような「冷淡さ」は少女の奥底に秘められている「名前」への渇望を秘匿しているように見える。
348 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:33:45.31 ID:wfg1/Vv+o
>>347
「別に見返りを求めているわけではないもの」
年齢にしては幼い外見の少女は、笑う
それは無邪気な笑みである

「そんな恰好で一人ぼっちっていうのは、少し不用心すぎないかしら?」
能力者であれば問題はないのだけれど、と小さく付け加えて
349 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/12(日) 21:35:46.99 ID:lX9Ou4Ml0
>>339
/寝てました、スミマセン…。
/乙でした!
350 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:36:03.81 ID:qIo9aIDSo
>>344
【夜 公園】

【やたら公園に縁があるな…何て思いながら青年は其処に降り立った。】
【今日もまた金色の羽を展開し、羽ばたかせながらゆっくりと公園へと降下する。】
【ふと、青年の目になにやら黒づくめの物体…いや人だ、が目に留まる。】

…おい。なにやってんだ。

【金色の羽への演算を停止させると瞬時に粒子は分解され、宙に消える。】
【相手の青年が振り返れば其処には着崩した制服に茶色の髪の不良の様な出で立ちの青年が視界に入るだろう。】
351 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:36:23.30 ID:hr+3sXzbo
>>349
/絡みあり乙でした!
352 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:39:06.89 ID:nZN+za6+o
>>345
【『おっとと』と言いながら無理矢理に押し付けられた箱を受け取り、その強引な感じに少し相手に対して睨みを利かせた視線を一回送るが】
【まぁ、それよりも目の前のヒヨコへと視線を戻せば頬がにやけたように僅かに緩み、その愛らしさに完全に心奪われてしまった様子を見せる】
【この性格で今までよく生きてこれたものだと感心したくなる、能力者や異能者の類でなければ確実にどこかで借金を背負わされた設定が付くところであった】
【だが、幸いにもこの少女にそんな悲運な少女的設定は付いておらず、ドレスの内側に何故か付いているポケットの中には小銭が結構入っているのである】

「では……この青いのと紅いのをいただきましょうか」

【なんと目に悪い組み合わせか、ポリゴン問題が発生してしまいそうな色合いだ、ポケモンフラァッシュッ】
【左手で箱を支えながら右手を胸元からドレスの内側に突っ込み、前述したとおりの何故かあるポケットから500円玉を取り出し】

「はい、これが代金ですわ」
「この私が買ってあげた品物の代金なのですから、大事に使うことですわね」

「……ところで―――――この小動物はなんという名前なんです?」

【―――そして、衝撃の新事実、この少女……ひよこの名前すら知らずに購入を決めてしまっているのであるらしい、CD風に言うならジャケ買い】
【いや、ジャケ買いをするという猛者的行動云々以前にひよこを知らないというのも可笑しい話である、ここは笑うところなのだろうか】
353 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 21:41:36.83 ID:u3z5mf1g0
>>348

「ふぅん。そういうものなの?」

歳不相応な冷淡な表情。あまり興味がないと言った感じである。
黒いローブの少女が年齢よりも幼い笑みをこぼすのであれば、名無しの少女はその反対。
ここで疑問を抱く。歳は離れていないはずなのにどうしてここまで表情に違いがあるのだろうかと

「恰好?別に着ることができれば問題ないじゃないし」
「なにより不用心とは思わない。私には、ちゃんとした自衛手段があるから」

かといってそれを「能力」とは言わなかった。と言っても相手が連想するのは能力化もしれないが。
354 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:46:25.06 ID:wfg1/Vv+o
>>353
「私の行動の理念は、『やりたいようにやる』だから」
それがたとえ狂戦士的な模擬戦の申し入れだとしても
それがたとえ慈悲の心からの会話だとしても
それが少女のやりたいことなのだ

「むしろ中途半端に着ていると興奮する変態さんもいるらしいから気をつけた方がいいと思うわ」
小耳にはさんだ会話を披露する少女は、なぜか得意そうだった
「まあ、自衛できるなら構わないのだけれど」
355 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/06/12(日) 21:47:09.01 ID:dU2uQZyfo
>>350
...ん

【暫く子犬と戯れていると、背後から声が掛けられて】
【子犬を段ボールから取り出すと、抱き寄せたまま振り返った。子犬の体温が暖かい】
【紅い目に時折口から垣間見えるのは鋭く尖った犬歯。客観的に見れば、不気味に映るだろう】

これで、分かったか?...捨て犬、だよ

【目の前にいたのはお世辞にも素行がいいとはいえない印象を与える、青年の姿】
【併し青年の態度は落ち着いた様子だった。左手で子犬を抱き、右手で頭を撫で】
【青年へと答えを返すと、再び視線を子犬に落した。】
【紅い瞳には捨てた物への怒りはなく、ただただ同情を映すだけであった】
【その余りにも深い同情には何処か、自分を重ね合わせている節があった】
356 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:48:48.74 ID:O4AnCOkOo
>>352
オッケー。んじゃ餌袋に入れて持っていけよ。
はい50円。
【一瞬500円まるごとくすねてもコイツ気づかねんじゃねーかみたいな邪な思いがよぎったが】
【ちっちぇーなと一笑に付してお釣りを返し】

えーえーそりゃーもー大事にしますよ。
【コインを右手の親指に乗せてぴーんと宙に弾く。きらきらと光を弾いて落ちるソレを、すかさず広げた右ポケットに落とし込む】

……は? アンタ、ヒヨコも知らねーのか?
【口をぽかんと開ける。やがて可笑しさが込み上げてきた】
【分かったぞ。コイツ世間知らずだ!】
クッ、フッフフ……それヒヨコ。鳥……ブフッ
【口を押さえて目の前で肩まで震わせながら含み笑いを零す。かなり失礼。】
357 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:51:32.67 ID:NqPvsVwko
>>346

………コツ ……コツ  ザリ

「……あー……すっきりした……」

その公園の公衆トイレというべき建物から一人の男が出てくる。
彼の言葉からすれば、用をたしたあと……ということだろう。
黄金色に光り輝く杖を突きながら、持っていないほうの手で懐からあんまり綺麗とは言いがたいハンカチを取り出す。
そして、公園のベンチの方角に歩きながら杖を脇に抱えて、両手をそのハンカチで拭く。

………ザリザリ……コツ…コツ

「ん……誰かいるのか……」

拭き終った後にハンカチをまたしても懐に仕舞い、彼はその杖を突き始める。
此処までで、何故杖を突いているのか分からないだろうが
───スカイブルーの髪色をした彼は、顔の上半分をほとんど覆うかのような目隠しをしていたのであった。
よくもまぁソレで、ベンチの方角が分かったなと思うかもしれないが
彼の上部で、不可視の魔眼が飛んでいるのがその主な理由なのであった。

彼は、顔を公園の中心部で形打ちをしている少女の方に向けながらも
ベンチに向かって杖の音を、静かに響かせながら歩いていた
358 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 21:54:36.95 ID:u3z5mf1g0
>>354

「やりたいようにやる…か。それは節操無しで忍耐力の無いガキか」
「自分の思い通りにすべてを動かせるほどの力を持ってるかの二択だと私は思う」

自分は前者。後者を選べるような力を持っていない。
自分ができるのは本の形を取らない写本を作り、操ることだけ。

「そんな変態にはあったことないけど念頭に置いておこうかしら」
「あなたが何故こんな話で得意げになっているのかは知らないけど」

そのあと、少女にとって重要なワードが零れ出る

―――あなたは、名前を持ってるの? と
359 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:58:15.90 ID:nZN+za6+o
>>356
「ん、確かに受け取りましたわ」

【お釣りを受け取るのをイチイチ声に出して確認する少女、意外と細かい性格なのだろうか、一見してはそうは見えないのではあるが】
【受け取った50円をまた胸元に突っ込み、内ポケットに入れるとスルッと手を抜く、いつも同じ様な服を着ているのか慣れている】
【そして、相手へと投げ掛けた質問が返ってくるのを呑気に待っていたのであるが―――ああ!今コイツ……笑いやがったッ!!】

「……知らなくて悪かったですわね」

「誰でも知らないことの一つや二つあるものですわ」
「例えば、あなたはNATO軍のコールコード全部言えます?50年前の祖国主力戦車の名前は?」

「知らないとか言ったら、あなた同様大笑いしてやりますわよ?」

【―――ええええ、何故か軍事関係の知識を問い始めた少女、それは単に少女が軍オタなだけなのではないのだろうか、違うのか】
360 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 21:58:44.67 ID:wfg1/Vv+o
>>358
「二つに分ける必要なんてないんじゃないの? 私は私の道を行くけれど、モラルとマナーは――」
まもるつもり、と付け加えようとしたが、数々の奇行を思い出して悶絶中

「人並みの生まれと暮らしはしてきたからね。エレノア・アーデルハイド。それが私の名前」
その名には誇りを持っているようで、笑みとともに、言葉を紡いだ
361 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:01:46.74 ID:qIo9aIDSo
>>355
【青年の手の中には一匹の子犬。なるほど、納得した。しゃがみ込んでいる理由は。】
【なんでこんな深夜の、こんな公園にいるのかが少し気になったが…まぁそれは後で聞く事にしよう。】
【青年のチラリと見える尖った歯に吸血鬼か何かかなんて頭に浮かぶ。まぁ不思議ではない。】

拾うのか?

【青年は相手を見降ろしたままそう言葉を発する。威圧感の様な物は出さない様にはしてる。】
【青年のイヌ。拾おうが拾わまいが知った事ではないのだが今夜は暇だ。】
【此処で少し青年と話すのも言いだろう…そう思った。】
362 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 22:04:05.90 ID:TJsGiNEIO
>>357

「……っ!!」

【ドドン!!】
【と震脚。下駄がぶつかる硬質な音が響いた。少女は今現在、】
【極度に集中している。周りのことなど目に入っていないが、】
【「耳」には入っていた。自分の踏み込む下駄の音、そして、】
【「氣」を練るための独特の息遣いの中に、】
【砂をかく乾いた音と、硬い何かで断続的に地を打つ音が聞こえてきた。】

「……」

【チラッ、と視線を走らせるとそこには一人の男性。】
【いつもならここで少女の思考は途切れる。再び自分の、自分だけの世界に、】
【入って行くのだ。しかし、今回は少し勝手が違った。】

「……」

(ありゃどういう人なんですかね…)

(…何をもって目隠し≠ネんか…)

【それでフラフラおぼつかない足取りをしているならまだしも、】
【男性はまるで「見えている」かのように確固たる足取りで目的地、】
【つまりベンチに向かっているではないか。少女は訝しげに目を細めた。】

「そこの人!」

「…目隠しなんかして歩いてたら、危ないですよ!」

【まさか頭上を「眼」が飛んでいるなんて思わない。】
【自分も一時期殆どものが見えないことがあった(現在彼女はコンタクトをしている)ため、】
【型打ちを中断し、親切心から声をかけた。】
363 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:06:17.40 ID:O4AnCOkOo
>>359
(こ、コイツ……挑戦してきやがる!)
【勿論、そんな軍事関係の知識は全く無い。そういう国とか組織はむしろ嫌いなモノだ】
【だが――箱を足元に置くと、腕を組んで足は肩幅の仁王立ち】
【数秒たっぷり睨みつけると、喉仏をくっと下げ】




知るか!!! さぁ笑え!!!!!!!!!!!!
ぬゥはーーーーーはっはっはっはっはァアアアアア!!!!!

【威風堂々、というべきか。腕をばっと左右に広げ、先に響く声で盛大に笑ってやった】
【風がびゅうと吹き、彼の前髪が揺れ……たりはしない。無風である】
364 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 22:06:34.52 ID:u3z5mf1g0
>>360

「―――……」

複雑な表情になる。やはり、目の前の少女も名を持っている。
しかも誇りを持っているようで。突然目の前がまぶしさで見えなくなったような錯覚を覚えた。

「―――……いい名前ね。私には それ…が、無い  から」

つい、目を逸らす。焦燥感と動揺が視認できるようになっていた。

この名無しの少女は知る由もないが全てを失う前も名前を呼ばれなかった。
「これ」「それ」「お前」「バカ」「クズ」「ゴミ」
全てを失う前でも名前を呼ばれた記憶は少ない。
すべてを失った後も「名前」に対するトラウマと渇望は失っていなかった。
むしろ強くなっていた。
365 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:09:33.66 ID:wfg1/Vv+o
>>364
「私の昔の知り合いにも、そういう人はいたわよ」
空を見つめながら、彼女は切り出す
「命があるだけ、儲けものだと思うけどね」
悲しそうに笑いながら、少女は言う。

「自分をしっかり認識できて、自分を自分であると言い切れるなら、それはとても素晴らしいことだと思うの」
何かを思い出しているのか、少女は拳をぐっと握り締めていた
366 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:13:46.51 ID:nZN+za6+o
>>363
「つッ!?」

【目の前の青年が大笑いをした、何故】
【何故、負けたのに大笑いしているのだ、理解不能】
【驚きも相まって思わず右足を一歩後ろに下げて怯んでしまうが、なんとか気持ちを立て直し】
【心の中で『コイツ……できるッ!!!』とかなんとかほざきながら】

「オーッ↑ホッホッホ!!!」
「お望みどおり笑って差し上げますわ!!」

「開き直るのもいいですけど、私にそれで私に勝ったと思わないことですわねッッ!!!」

【……いつから勝負になったのか問いたい、恐らく答えは返ってこないのであろうが】
【と言う訳でこちらも相も変わらずヘンテコな笑い声で大笑いし、相手を見下して見せるのであった、物理的にではなく】
367 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:15:39.40 ID:NqPvsVwko
>>362

所変わって、彼こと仁王山君。
彼は、至って普通に真面目に、鍛錬をしている少女らしき人物を尻目に歩いていた。
目の前のことを見ずに、少女を見ていると確実に転ぶため
彼は、杖をしっかりと突きながら、上部を飛ぶ眼も前を見ながら歩いていた。

………コツ コツ コツ コツ

「……あぁー…何だか今日は疲れたなぁ……」

しっかりとした足取りではあるが、全身から草臥(くたび)れた雰囲気を醸しだしている。
そのせいもあってか、余り周りを見ずに、出きるだけ短時間でベンチに着くべく歩いていたのであるが


───そこの人!


「ぬわぁ!?」   ボテン

「………いってぇー……なんだなんだ一体全体何が起こったんだ!?」

自分の世界と言うべきところに入り込んでしまっていたのであろう、急に話しかけられた彼は
驚きのあまり、その場で躓(つまづ)き、杖ごとボテンと転げてしまった。
余り痛そうではないが、人間のサガとでも言うべきだろうか、痛いという節を呟きながら
目玉を操作して、周囲を見ている。 敵襲か、或は、地震か。
自分の身に降りかかった事がなんなのか。 ソレを知ろうとしているのであるが
彼の本体を動かすのを忘れており、彼は横たわったままで声だけ出して動かない。
368 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 22:18:21.50 ID:u3z5mf1g0
>>365

深呼吸。少しでも落ち着かなくては。そう思っての行動。
それを何回繰り返しただろうか。数回分の深呼吸で幾何かの平静さを取り戻した。

「―――……」

無言であったが、態度で肯定していた。
相手の言葉に納得していた。
だが最後の言葉に納得できなかった。

「…もし、自分が自分でないとなったらどうなるの?」

と質問していた
369 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/12(日) 22:19:03.34 ID:PgtII6J1o
>>292
再募集
370 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/06/12(日) 22:22:38.76 ID:D3d0nUBEo
>>361

拾う、と言ってもな...

【目の前の青年の問いに、青年は曖昧な笑みを浮かべた】
【そしてちろちろと時折腕を舐めてくる子犬を、大事そうに抱えながら立ち上がり】
【ゆっくりとしたスピードで話し相手の青年へと近づいていく】

...俺自体、コイツと同じだからな...、意味、ないだろ

【先程と”殆ど”変わらない穏やかな口調で、言葉を紡いだ】
【それは暗に自分に済む所が無いという事を告げていた。恐らく、相手にも伝わるだろう】
【そして、暗くなった自分の気分を払拭する様に、悪戯っぽくニヤリと笑い】
【左手で抱いていた猫を両手で持ち替え、目の前の青年の顔へとぐいっと押し付けた】
【対処する事が出来なければ子犬は、新しく視界の内に入った青年へと人懐っこく...舐め始めるだろう】
371 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:22:40.18 ID:wfg1/Vv+o
>>368
「そうね――」
少女は少し思案する。こういう問いは、彼女は嫌いではない
「あくまで私の信条、いや、狂信なのだけれど」
言葉を選び、少女は話す
「自らを認識できるということは、それすなわち自分の存在証明だと思うわ。だから自分が自分でないと思うなら、自分の存在が認識できないのなら――」
少女は、言葉を紡ぐ
「それはただ、そこに『在る』だけの有機物の塊よ」
372 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 22:23:28.25 ID:TJsGiNEIO
>>367

(…あれ絶対転びますよね)

【少女は半ば確信していた。自分に置き換えて見た場合転ぶ自信がある。】
【そもそも、人間の五感の中で必要性がかなり高い「視覚」を、】
【完全に遮ってからあそこまで歩けるのは奇跡に近い、と思っている。】

「――――――――あ!」

【すると言わないことじゃない。男性は転んだ。】
【しかも自分が声をかけた瞬間ではないか。相手が「痛い」と叫んだのと、】
【殆ど同時に彼女も小さく声を上げる。こちらも人間のサガだ。】

「…大丈夫ですか…?」

【カラコロと下駄を鳴らしながら少女は男性に近づいた。】
【スカイブルーの明るい髪が綺麗だな…なんてあまりこの場に似つかわしく無いことを考えながら、】
【男性の右腕をとってろうとし、身体を起こしてやろうとした。】
373 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:24:17.44 ID:O4AnCOkOo
>>366
はーーーはっはっはぁああああああああ! ふはぁああああはっは

ふぅ。
【疲れたらしい。さっきまで大口開けて笑っていたのをピタリと止めて箱を抱えなおし】
【……突然笑い出すという行為が恥ずかしかったのか、顔を赤らめて目を逸らし】

…まぁ、アンタなかなかやるじゃねぇか。俺様がちょっと認めてやってもいいぜ、うん?
【コイツも少女に負けず劣らずの自分至上主義者だった】
【前髪を整えるとまだ含羞を頬の赤みとして残したまま、自分の胸を親指で突いて】

オレ様はパワーボム! 『逆銀義戯』、なんでも屋、そんでもってロックの使者と呼ばれる(予定の)男だ。アンタは?
【親指立てた手をくるっと反転して少女を指さす】
374 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:24:44.84 ID:hr+3sXzbo
>>292
と言う訳で、今日の夕飯を探しに行こうか

【空腹そうな相手の前から歩いてきたのは】
【夜の大通りを歩く、灰色ローブ姿の少女】
【黒縁眼鏡を掛けたその顔は、どこか理知的に見える】
【全体的に細い印象を与える外見だ】

しかし……今日を逃せば3日連続夕飯抜きになってしまうな
それは避けたい所だな、小市民たる私とは言え

【腹が減っているのか、空腹そうな顔で辺りを見回す】
【大通りと言うだけあって、辺りにはまだまだ飲食店が開かれている】
【しかし少女の全財産は105円】
【どうしようもない】
375 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 22:27:56.84 ID:u3z5mf1g0
>>371

「じゃあ、名前を求めて彷徨う私は何かしら?」

分類されるのであればそこに在るだけの肉塊なのかもしれない。
それが嫌だから冷淡な態度をつくろいながら必死で名を探しているのである。

「私には名前がない。かといって何かがあるわけじゃない。何もない」
「だからせめて存在証明になりうる名前だけはこの手で掴みとらなきゃならない」
「こんな私はどうかしら?」

改めて、敢えて同じことを二度繰り返した。
376 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:32:51.39 ID:wfg1/Vv+o
>>375
「あなたはあなたよ」
無邪気に笑い、少女は言う

「あなたには意思があるじゃない。心があるじゃない。星を見て感じるものがあるんでしょう? 服を着ることで羞恥を抑えることができるんでしょう?」
そして少女は、何かを振り払うように素早く頭を振った
「名前なんて、ただの言葉じゃない。もっと言ってしまえば、『音』よ」
極論的な意見を、彼女は続ける
「名前だったら、自分で決めても良いんじゃないの?」
377 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:36:12.24 ID:NqPvsVwko
>>372

さて、彼は周りに特別な変動が無かったと言う情報を不可視の眼から得ていたが
結局、何が起こって転んだのか良く分かっていないようで
呆然とその場に斃れこんでいた。

そして、少女が近づいてきて、腕を取って起こそうとしてきてくれるのに


「……お?……おお、すまんな……」
「……普段、転ぶことは滅多に無いんだが………」

自分からも、足に力を篭めて、立ち上がり始め、その場に立ち上がる。
全身が、砂に汚れているが、左腕には杖を握っており、どうしようもないというのが現実であった。
なので、相手が手を離してくれれば直ぐに、髪をワサワサと掻いて、その後に上着だけでもパンパンと叩くであろう。

………コツン

「……ふぅ〜…ありがとさん」
「…ところで、さっき話しかけてきたのはあんたか?……えと、何か用だったり?」

一度、杖で地面を叩くと、小気味よい音と共に、砂が少し跳ねる。相手にかかるほどではないが。
そして、口元に苦笑いを浮かべた状態で礼を言うと、話を戻すというか
相手が話しかけてきた理由が分かっていないようで、そんなことを聞く
378 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:37:03.43 ID:qIo9aIDSo
>>370
【まぁ青年の言いたい事は分かる。家無しなのだろう。まぁだからといって青年にはどうする事も出来ない。】
【そしてそんな人間に犬を飼う余裕などあるとも思えない。青年の言う事も当たり前だ。】

じゃあなんで…って…

【子犬に人懐っこく薫を舐められる…が反応は薄い。まぁ青年は別に動物が好きな訳では無い。】
【顔を制服の袖で拭く。そして犬に舐められない様に少し後ろに下がる。】
【其の仕草からは凄く慣れていないという事を感じられる。余触れ合う事が無かったのだろう。
379 :【雷撃之神鎚】@Wiki :2011/06/12(日) 22:37:37.44 ID:KmwDSGfMo
ーー公園

女がいるセクシーな服を着た女がいる輝くような金色の髪、全てを包み込むような青い瞳
ここまでだと、まぁ一般人であろう、だがその女には、何処をどう見ても不自然な点が幾つかある

まず其の顔である、3本の刃物で切られたかのような傷が付いている
そして、なにやら二の腕まで有る篭手を、装着している
極めつけには2.5mもあろうか、機械仕掛けの大鎚を持っているのである

もはや個々まで来るとどう考えても一般人では無い、その出で立ちか、公園に足を踏み入れようとするものは一人も居ない

此処で何をしているかって?
女は此処で、トレーニングをしていたのだ、そして今終わったところ、その体は汗が流れ、手にはスポーツドリンクと、その大鎚

一般人では無いが、能力者でもない、その機械仕掛けの大鎚を扱うためだけに、生まれてきた、そんな所であろう
本人は記憶が一切ないが、特に記憶がないことなども気にはしていない、とりあえずここでトレーニングをしていて
今終わったところの女である

/キャラ初ロールです絡み、よろしくお願いします
380 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/12(日) 22:38:12.41 ID:PgtII6J1o
>>374
「あうっ……。 ――――――へ?」

【目の前の少女に気付くこと無く全身をし続けた為、ぶつかってしまう】
【体を襲う衝撃によってようやく気が付いたのか、彼女は気の抜けた声を上げ】

「あ、あわわ。ごごご御免なさい……」

【その姿斯くも情けなしと思うが如き低姿勢っ!】
【ペコペコと、上司に平謝りする平社員の様な綺麗なフォーム、動きは熟練の光を放っていた】
381 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:38:37.86 ID:nZN+za6+o
>>373
「オーッホッホッホッホ!!!オーッホッホッホ!!」

「……はぁ」

【……異様と言うかシュール過ぎる光景である、何も知らない一般人が通りかかったら何事かと思う、というか近所迷惑である】
【疲れたように溜め息をどっと吐きこそするが、その表情には疲れと一緒に満足感が映っている――どうやら大笑いするという行為に羞恥心は微塵も無い様で】

【そして、眼前の青年は自己紹介をし始め、何故か認められ、こちらにも自己紹介を要求してきたので】

「ふっ……あなたも中々に達者なようで」
「私も、あなたを1マイクロ分だけ認めてあげますわ」

【最高値は不明である、というか1マイクロ認めるということの大きさがわかりにくい】

「ん、私?」

「私の名前はルインッ!」
「シリアルコードは【LUIN ENGINE】の完璧な存在ですわ!」

【両手首を腰に当てて無い胸を張り、我の存在そのものを誇るかのように高らかと名乗る少女、ご機嫌である】
382 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 22:40:52.18 ID:u3z5mf1g0
>>376

「自分で決められるほど今の私には人としての中身がない」
「あと、言っておくけど私の名前は私が決める。それを邪魔するなら何人たりとも容赦しない」

極論に顔をゆがめることなく、言葉を紡いだ。
名前に関しては異常なほどの執着心である。
383 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:43:12.38 ID:hr+3sXzbo
>>380
――――――っと

【ぽすん、と誰かとぶつかったような衝撃】
【前を見ると、そこには只今絶賛平謝り中の少女が】

え、ええと……悪気が無かったんなら別に構わないんだけどね?

【そこまで低姿勢で謝罪された事など、今までに数える程しかないローブ姿の少女】
【その為「こういうときどんな顔をすればいいかわからないの」状態に陥り】
【ぎこちない笑みを浮かべながら、相手の謝罪を止めさせようとする】
【だって目立っちゃうもの】
384 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:43:27.95 ID:wfg1/Vv+o
>>382
「中身、かあ。お互い年齢は同じくらいなのに、どうしてこんなになっちゃったんだろうね」
悲しげに、少女は言う

「もちろんよ。誰かがいっていたけれど、『言霊』なんてものも信じられているからね」
385 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 22:46:41.37 ID:TJsGiNEIO
>>377

【一瞬打ち所が悪くて脳震盪でも起こしたのではないかと、】
【不安になった。もしくは骨折だもしたとか…】
【とにかくそのようなあまり良くない不吉なことを考えていたが、】
【それは少女の杞憂に終わる。相手がすっと立ち上がるのを見て、】
【彼女は手を離した。近くでみると分かるが結構な身長差だ。】

「いえ…」

【普段転ぶことはあまり無い、と聞いて、】
【また彼女は少し信じられないと言った表情。】
【そもそも顔の上部を殆ど覆い隠すような目隠しでは、】
【それこそ外部からの光は入らない。つまり相手の視覚は「完璧」に】
【塞がれていることになるのだ。少なくとも男の目の前には、】
【無限の「黒」が広がっているに違いない、と考えている。】

「え、あ、はい。私です。」

「いや、用って言うかですね。…どうして目隠しなんか…」

【相手の杖の音に応じるかのようにこちらもカラ、と下駄を一つ。】
【稽古で微かに乱れた髪を手櫛で整えながら、言葉を紡いだ】
386 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/06/12(日) 22:50:13.57 ID:QGZHKBYfo
>>378
【顔を舐められた青年は一歩後ろに下がり、その顔を制服で拭いていた】
【動物と馴れ合ったりするのは、不慣れなのだろうか?】

...もう少し、面白い反応が見られると思ったんだがなぁ

【そう言って子犬を手元へと引き寄せると、今度は右手でその顎を撫で始める】
【相変わらずその表情は楽し気な物であった】

動物は嫌いか?......それとも、世間が嫌いなのかな?

【時折子犬へとやっていた視線を、目の前の青年に向けて固定すると】
【何気ない軽い調子で訊ねた。その質問は、先程の動物への反応】
【そして、不良っぽいという印象を受けた事から生まれた物だった】
387 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 22:50:18.69 ID:u3z5mf1g0
>>384
「さぁ、ね。悲しげに言う必要はないわ。」
「わたしが思い出せる最初の記憶は1年ほど前のものしかないから」
「だから積み重ねていたであろうものも私はもう持っていない」

星を見上げる。相変わらず綺麗である。
中身のない少女でもそう思えるのである。

「あなたはこれからどうするの?ここで野宿でもする?」

言霊については敢えて答えなかった。
自身を乗っ取ろうとした悪しき魂の異能も言霊だったからだろうか?
答えは誰も持っていない。
388 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:51:54.33 ID:O4AnCOkOo
>>381
ルインか、覚えといてやる。
【鼻の穴からふんっと息を吐く。ホントに似たタイプだ】

ほほーぉ……アンタんとこじゃ完璧な存在ってのはヒヨコを知らない人間の事を言うのな。
【多少意地悪そうに】
まぁいいや。済んだ話だし。
【でも軽く笑って流す。軽く踏み込んですぐ離れる。この男のリズムだった】

『LUIN ENGINE』ねぇ……ここらの能力者にしては珍しい能力名だな。
普通はもっとこうクソダセェ漢字とかそういうのだろ? 俺なんか自分の呼称も好きじゃねぇよ。
【嫌そうな顔をして舌をべーっと出し、首を小さく振る。天秤のように広げた腕が白銀色に輝いた】
で、いったいどこ出身だ?
389 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:55:38.01 ID:wfg1/Vv+o
>>387
「でも、あなたは確固とした意思を以て私の意見を聞いてくれた」
「私よりも、一回りもふたまわりも大人びているわ」
「あなたはきっと、私よりも密度の濃い生活をしている」
とても、素敵なことじゃない、と、少女は笑う
今度は、悲しさを見せないで

「星を見ながら眠るというのもロマンチックだけど、私は冷え性だから」
てへへ、と笑みを浮かべて。どこまでが本気やら
390 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 22:56:04.72 ID:NqPvsVwko
>>385

少女が手を離してくれたので、パンパンと威勢の良い音を
身体の上部で響かせる。
即ち、右手で身体についた砂を払っているのである。

少女の驚いたような表情を男は不可視の眼で見ることは叶わなかったが
それとなく、ソレを感じ取っていたが、質問されるまでは何か相手が疑問に思ったか
それとも、気づいたことに対して何か言葉を成すことはしないようであった。


「……まぁ、そりゃ、そうか。 此の辺りにはアンタ以外”見当たらなかった”し……」
「………んー?………あぁ、此の目隠しか?」

と、此処で、目隠しを右手の指でツンツンと突いて

「コレを除けても、『此の中にある眼』じゃあ碌にモノも見えねぇからなぁ……」
「……所謂、周囲に知らせるって役割を担っているって所が、コイツの目的かな。」

そのままの状態で、相手に目隠しの理由を言う。
『此の中にある眼』と言う表現は、何処か突っかかりを感じるかもしれない
黄金に輝く杖を、地面につけた状態で、ぐりぐりとまわしている。 地面が掘れる
391 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/12(日) 22:59:01.51 ID:PgtII6J1o
>>383
「そそ、そうですか? えと、その、ごめんなさい……・」

【と、処女の言葉によってようやくその動きが止まる】
【こういう時は謝り倒せば大体解決したりするのだ、特に頭にヤの付く自由業の人とか怖いし】
【それに、ぶつかってしまったのは元々彼女の不注意からなのだ】

「ええっと、その、それでは……」

【彼女のあまりの謝りっぷりが周りの注目を集めていたのにようやく気付き】
【顔を赤くしながら一礼し、すぐさまその場から離れようと足を動かそうとして―――】

【鳴った、それも盛大に】
【まるで地の底からうめき声を上げる悪魔の様な低く、それにしてはやや軽いコミカルな音】
【そう、それは腹の虫といういち早く食事を体が求めているというサイン】
【あまりにも絶妙なタイミングに、彼女の顔は赤くなったり青くなったりと大忙しである】
392 :【LUIN ENGINE】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:02:43.84 ID:nZN+za6+o
>>388
「い、イチイチうるさいですわね……済んだ話なら蒸し返さないでほしいですわ」

【ジッと恨めしそうに上目遣いに睨み、相手に弱味を握られてしまったのを悟った】
【いや、弱味なのかどうか微妙な部分なのではあるが】

「んー……他の人の能力名とかあんまり聞かないから普通とか珍しいとかよくわかりませんわ」

【右手の人差し指を立てると口の横に当てながら考えてみるが、経験上殆ど能力名というのを聞いた事が無い】
【というよりかは、名前を知っている人物が片手で数えるほどもいないことに気が付いた】
【とはいえ、生きていく上でそれは大した問題ではないと思うと何だかどうでもよく思えてしまえる】

「出身もよくは……強いて言うならゴミ捨て場ですわね」
「所謂、記憶喪失?ってヤツだと思いますわ、少しだけ覚えていることもありはしますけど」

「ともかく、自己紹介はここまでですわ、自分語りはあんまり好きじゃありませんの」
「それに、そろそろ行かなくてはなりませんから、今日はこの辺で」

「また会う機会があれば、その時はひよこについて詳しく教えてほしいですわね」

【そういうとクルリと踵を返して相手に背中を見せ、つかつかとハイヒールを鳴らして歩き出してしまったのであった】
【もちろん、紅いひよこと青いひとこの二匹とパンの耳を回収してである、そこまでアホだったら流石に異能者といえどこの世界では生きていけないに違いない】

【そして、少女は今日も思うのであった―――嗚呼、今日も平和だ―――と】


/こちらの都合によりこの辺で〆ますね!絡み乙でしたー!
393 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 23:02:52.09 ID:u3z5mf1g0
>>389

「……私が大人びてる?自覚は無かったわ。」

大人びていると自覚していなかったようで思わぬ不意打ちを受けた気分であった。
大人びているというより、空虚故の無関心や冷淡さだと思っていたから。

「私は冷え性じゃないから何も気にせず寝る」
「今日は少し寝たらまたどこかに行く。時間が惜しいから」

そういってさっそく寝ようとしている。
394 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:03:45.42 ID:hr+3sXzbo
>>391
うん、えと、別に謝らなくてもいいよ?

【また謝罪の言葉を口にした相手に対し】
【どうしたら良いのか分からない、と言った感じの表情を浮かべる】

――――――ぷっ

【あまりにタイミングの良い、その腹の音に】
【少女は思わず噴いてしまった】
【顔色を慌しく変えていく相手を他所に、少女は腹を抱えて】
【笑いを必死に抑えている】
395 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:04:16.48 ID:qIo9aIDSo
>>386
【そんな事を言われても不慣れな物は不慣れで、反応しようにもどうすればいいのか分からない。】
【楽しげな青年の表情とは反対に、なにやら不機嫌にも見える。】

そんな事言われてもどうしようもねぇな。元々こんなのなんだからよ。

【犬を撫でる青年。別に動物に対してなんとも思わない青年にとっては羨ましいとも何とも思わない。】
【すぐに青年の質問へと思考が移る。】
【青年は別に動物は嫌いでは無いし世間が嫌いな訳でも無い。そうさせたと言うしかあるまい。】
【幼少の頃から学園の裏を見てきた青年は動物に対する実験を何ども見てきたし自分自身も実験等は受けた。】

どっちも嫌いじゃねえよ。好きでもねぇけどな。

【だったらせめて私生活では楽になってやろう…そう思ってこんな格好をしているのだ。】
【ピアスやワックスなどでチャラチャラしていない辺りなりきれてないようにも見えるが。】
396 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:05:08.48 ID:wfg1/Vv+o
>>393
「……あなたが普通なら、私は幼稚園児並みの騒がしさね」
昔は何であんなに元気だったんだろ、と小さく呟いて

「っふふ。がんばってね」
そういうと少女はくるりと背を向け、歩き出す
おそらく、呼びとめれば聞こえるであろう
397 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 23:05:12.94 ID:TJsGiNEIO
>>390

「そうです。私以外は―――――――――――」

【しかし、ここで少女は矛盾に気づいた。そもそも、相手は「見えない」はずである。】
【目の前の目隠しがその証拠だ。見えるワケがない。それなのに、】
【彼は確かに「見当たらなかった」と言ったではないか。】
【そのせいで、彼女の言葉は中途半端に途切れる。「は」の後の言葉は、】
【モゴモゴと形を伴わずに夜の空気の中に散り、そして消えた。】

「…この中にある眼…?」

「…まるで他にも目玉があるみたいな物言いですね。」

【地面が少し削れる様子を一瞥してから、また視線を男に戻した。】
【相手の言葉を考えて、それを彼女なりに咀嚼する。】
【その結果、つまり彼女は「冗談」でも言っているのかと思ったのだった。】
【表情を崩しながら、男に言葉を紡いだ。】
398 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/12(日) 23:07:17.86 ID:u3z5mf1g0
>>396

「……ありがとっ」

聞こえるか定かでは無い声で返答したのち
その場で寝てしまう少女であった。
4時間後には新たな場所に行くために歩いているのだろうが

/乙でした!
399 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:08:26.82 ID:O4AnCOkOo
>>392
ひひっ、悪いな。性格だ。
【歯を見せて笑う】

……そりゃあなんとも。悪かったな。
おー、またなー。
【ちょっと聞いては不味い事を聞いたかと思ったが、さして気にして無さそうな素振りを見て】
【それじゃあ気にしないでいいや、と気楽に手を振った。周りが気にしたら、本人も気にするものだ】
【その背中が消えるまで見送った後】
……やべ、またなーとか言っちゃったけどヒヨコの毛ぇ生え変わったあたりで会っちゃったらどうしよ。
文句言われるかな。

……まーいいや、経験経験。
【けらけら笑い、段ボールを抱えて歩き始めた】
なんでも屋〜でござい〜……
/ありがとうございましたー
400 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:08:40.58 ID:wfg1/Vv+o
>>398

/おつありでしたー!
401 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:12:37.08 ID:NqPvsVwko
>>397

「ん? おいおい、どうかしたのか? 具合でも悪かったり?」

彼にとってすれば、当然のことであるが故に、目の前の少女が
何故か口篭ってしまった事を、何か悪い事でも起こったのではないかと疑い
口元を少し引き締めて、聞いている。
最も、そんな引っかかるような言い方をしたこの彼にも彼自身が心配している原因の一因が
無いとは言えないわけであるが


「……その通りなんだがなァ?」
「─────────ほれ。 こんな風なのが、俺の上で浮いてんだよ」

少女の表情と声色に何だか、釈然と行かない男は
暫く、どうするか悩むと、空中に掌を上にして手を広げ少しばかり腕を伸ばす。
───そして、彼の手の上に現れたのは、目玉。 紛れも無く目玉。

正直、目の前の少女にしてみれば気色の良いモノとは言いがたい物品であろう。
だが、生々しさは余り無く、むしろ、置物のような、骨董品のような光沢を放っていた。
402 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/12(日) 23:13:01.74 ID:PgtII6J1o
>>394
「あわわ、う、うぅ〜……」

【慌ただしく色を変えていた顔も、真っ赤になると言う事で落ちついたらしい】
【変な生物の鳴き声の様なうめき声を上げ、笑いを必死にこらえる少女へと抗議する】
【上目遣いで見上げるその姿はどこか小動物じみた様相を思い出させ】

「そそ、そんなに笑うほど……っ!(ぐぅ〜〜〜)」

【私、怒ってますと言わんばかりに声を上げようと口を開き】
【トドメの腹の虫がもう一度催促するかのように鳴り響く】
403 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/06/12(日) 23:18:24.96 ID:QGZHKBYfo
>>395

そう、か...

【何処か不機嫌そうに見える表情の青年】
【その答えは何というか、ぶっきらぼうな物に感じられ】
【少しだけ眉根を寄せると子犬を地へと開放した】

なんか...その割には詰まらなさそうだな

【ぼんやりと、抱いた感想を小さく呟くと、眠た気に欠伸をした】
【吸血鬼の拘わらず、眠気を感じているのだろうか...?】
【開放された子犬は、気に入ったのだろうか。分からないが目の前の青年の足元へと擦り寄っていく】
404 :【逆奇禍神】@wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:22:07.29 ID:hr+3sXzbo
>>402
っくくくく、いや随分と面白いものを見せて貰ったよ

【笑い声を堪えながら、怒ってるらしい相手の顔を眺める】
【それと同時に、相手の腹からもう一度空腹の鐘が鳴り響く】

いやいや、全く世界は予想だにしない事が多いものだね
まさかこんな愉快なものに出会えるなんてね……

【そうこうしている間に辺りには人だかりが】
【自分まで相手の巻き添えを食らいたくない少女は】
【くくくくく、と笑い声を立てながら人だかりの中へ消えていった】

/すみません、用が出来たので落ちさせてもらいます
/本当にすみません!
405 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 23:23:40.63 ID:TJsGiNEIO
>>401

「い、いやいや。」

【しかし、どうも冗談を言っているようには思えない。また、】
【果たして出会ってから数分の人間に冗談なぞ飛ばすだろうか。】
【よっぽど話好きか社交的な人間ならともかく、】
【少なくとも大部分の人間はそんな大それたことはしないだろう。】
【このように少女はまた考えあぐねていた。もちろん納得の行く答えは出るはずがない。】

「は?…」

「そんな…そんなことあるワケない―――――――――――」

「――――――じゃない…です…」

「……か…」

「……」

【相手が腕を伸ばしたところまでは実に自信満々に言う彼女だったが、】
【それからの動作。すなわち手のひらの中の文字通り「目玉」を見るまで、】
【徐々に自信なさげに声が小さくなって行く。】
【その目を見た瞬間など、もう蚊の鳴くような声で、】
【そして最後には黙ってしまった。仕方が無い、まさか本当に、】
【本当に紛れもない人間の「眼球」があるとは思わなかったのだ。位置的には男の頭上だろうか。】

「……ええー…」

【間の抜けたような声を出し、目玉を見つめる。】
【結構綺麗なのがまた印象的だ。自分たちの眼窪に埋め込まれているものように、】
【生々しさがない。】
406 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/12(日) 23:24:32.12 ID:PgtII6J1o
>>404
/いえいえ、気にしないでくださいww
407 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 23:27:48.70 ID:TJsGiNEIO
/すいません風呂落ちします。
/すぐ戻ります。
408 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:31:27.56 ID:KipBkHVb0
靴底に水滴がへばり付き弾く音、歩く度に紋様を描く水溜まりの波紋、夜月を写す
水溜まりは鏡の様に幻想的で、月光に僅かに淡く白みを帯びた虚空の闇空に暗雲の形が
明暗を浮かべる姿は、今の蛙の鳴き声に浮き彫りに鳴る静寂を象る様
然かし、耳を澄ませば辺りを支配する微かな雨足
可憐な容貌と赤髪の人物を覆う少し古い造りの傘、電柱の前に立ち止まる慈しみの様な瞳

「……君は抜け出したく無いのに、追い出されたクチかい?」
「僕が代わってやりたいけど、生憎、決まった住み所は無くてね、此くらいしか出来ないよ」

隅に置かれた子猫の入った箱、捨て猫、腰を下ろし、付近で買い合わせた牛乳を空の容器に入れ
其れを飲む姿に、微かに力無き笑みを見せながら呟く様に語り掛ける。
予め雨避けに設置されてる小さな屋根も有る辺り、何度か見回ってるのだろうか

「ゴメン、ね」

僕が指を近付けると子猫は其れを避ける、染み着いた鉄の臭い、然かし暫くして
子猫はおそるおそる寄って、僕の指を嘗める、染みた臭いを取ろうと
何故か意味無く謝ってしまい、溜息と共に雨足が止んだのを感じ
途方も無いような小雨にも、何時か終わりが有るのだな、なんて感傷に浸った
409 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:33:47.87 ID:qIo9aIDSo
>>403
そうでもねぇよ。

【ぶっきらぼうな言い方だがそう言う性格なのだから仕方あるまい。矯正しようにもこれは出来ない。】
【地へと開放される子犬。心なしかこちらに近寄っている気もする。】
【…と思ったら心なしかではなかったようで。子犬の頭を何となく撫でてみる。】
【あくびをする青年に…何か思いだしたようにスクッと立ち上がる。】

目、醒まさしてやろうか?

【そう言うと青年の背中に金色に輝く羽が一対、展開される。】
【其の羽は神々しく輝いていた。実際は神などとは程遠い物質なのだが。】
【そして其の羽を地面に触れると…土は原子レベルで分解され、緑色の物体となる。】
【先日女性が言っていた自分の能力に自信を持てという言葉。まぁ他人の言葉を聞くのが手っ取り早いと思ったようだ。】
410 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/12(日) 23:34:54.03 ID:NqPvsVwko
>>405
目の前の少女が、まるで風船をしぼませるように
声を、小さくしていくのが、面白かったのか、もしも少女が彼の目隠しの中の眼を
見ていたら眼を真ん丸くして、笑う直前といった雰囲気を持っていることに気づいたであろう


「はっはっはっは! いや、アンタほんとに信じて無かったんだなぁ」
「……まぁ、この後に、此の眼を魔眼……あ、知ってるか?魔眼」
「……あっと、まぁ、その魔眼にして、此のあたりで浮かしているんだよ」

そして、耐え切れなくなった、風船がはじけるように、口元を歪ませて
盛大に笑い始める彼。 こういう反応は滅多になかったらしい。
その状態で、目玉を見つめる少女になにやら説明をしている彼こと、仁王山君。
魔眼という、普段なら胡散臭い響きも、今なら、まぁ、ある程度あり得ると思うことが出来るだろう。


「……よっと………あいててててて! 相変わらず、何回やってもイテェな」

でもって、彼は目玉を持った状態で、開いている指を使って器用に目隠しをずり下ろし
傍から見ると正に、何も無い”左目”に目玉を押し付ける。
すると、すぅーっと吸い込まれるように目玉は左目に入っていったが、左目に目玉として現れる気配は無い。
右目は、腕に隠れてよく見えなかった
411 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/06/12(日) 23:43:56.71 ID:Qqonw9OCo
>>409
...ま、それならいいか

【相変わらず無愛想な青年、もう少し愛想よく出来ない物か、と...】
【ぼんやり呆れにも似た感情を抱くが、今度は口に出さず。...子犬がすり寄っていったからだ】

...お前が貰ってやったらどうだ?...楽しいぞ、きっと
【子犬の頭を撫でる青年、子犬は嬉しそうに尻尾を千切れんばかりに振っていた】
【そんな様子を微笑ましく思いながら...提案する。子犬にとってもその方が良いだろう】


...ッ
【唐突な目の前の青年の科白。それを疑問に思うより早く、顕われたのは一対の羽】
【何となく予想はついていたがどうやら、能力者の様だ】
【翼は金色をしており、暗い公園の中燦然と輝いていた】
【そして、翼が触れた地面はどろどろに溶け、緑色の液体となってしまっていた】

―――すごいな

【感心した様に、ぽつりと呟く】
【併しその声音は取り敢えず言ってみた様にも本心から言ってみた様にも受け取れ、判然としないだろう】
【口許には相変わらず、穏やかな笑みが浮かんでいた】
412 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/12(日) 23:55:07.36 ID:TJsGiNEIO
>>410

「魔眼…?いえ…初耳です。」

【通常なら到底信じられないその言葉も、】
【今なら説得力があった。百聞は一見に如かず≠ニいう言葉を、】
【まさに体現したかのような状況である。それに、】
【なんらかの魔術的措置が付加されているとでもしないと、おおよそ相手の「目玉」に、】
【合理的な説明を付けることができない。】

「む……そんなに可笑しいですか…」

【そして大笑いされてしまう。確かに先ほどの彼女の反応は面白い。】
【納得がいかない、というように頬を膨らませていたが、しかし相手の行動を見ると、】
【再び視線が男の左目に釘付けになる。なるほど「魔眼」か。と、】
【納得し直す少女であった。】


/お待たせしましたっ!
413 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/13(月) 00:03:07.26 ID:VnsrenmQo
>>411
【「貰ってやったらどうだ?」と言われても青年には飼い方が良く分からない。】
【でもまあこのまま放置というのも可哀想だ。青年でもそう言う事は分かる。】
【少し考えた後…「まぁ次の里親を探すまで」という結論に至った。半端な知識で飼い続けられるとは思えない。】
【でもまぁ少しの間だけなら…という事で青年の中では飼ってみるという結論に至った。】

…それじゃ、少しの間飼ってみるか。

【尻尾を振る子犬をしゃがみ込み、抱きかかえ、また立ち上がる。】
【我ながら似合わない事をやってるな…そんな事を思いながら。】

【青年の能力への感想は「すごいな」の一言。すこし自信がついた気がする。】
【その言葉を聞いて羽への演算を解除すると一瞬で羽は虚空へと雲散する。。】

ありがとよ。ちょっと色々あって能力を見て貰いたかったんだ。

【子犬を抱きかかえたままそう言うともう一度翼への演算を開始する。】
【黄金の羽がまた青年の背中に出現し、黄金に煌く。】
414 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 00:06:43.19 ID:N2dhwlBYo
>>412

「まぁ、一言で言えば、目玉に能力を付ける……ちゅうわけだな。」
「俺の上に飛んでるのは、不可視と目玉を操作するって言う、魔眼と」
「やっぱり、不可視と、良く見えるって言う魔眼だ。」

持っている杖を、持ち上げてその杖で肩を叩いている彼。
口元の、ニヤケはそのままに、説明をしている途中で肩を叩いていた杖で自分の上を指している。


「いや、何だか新鮮な反応でなぁ? すまんすまん」
「此の町には能力者が大量に居るみたいで、こういうのにも慣れっこと言うより」
「反応が中々乏しい奴等が多くてな?………いや、それもまた面白いがな」

彼は、目玉を入れ込んだ後に、目隠しを上げることをせずにそのままの状態で
目の前の少女を、両目で見た。
───否、見た。と言う表現は明らかにおかしいが。 何故なら、見えては居ないため。

すると、少女は、右目を
─────紅い白目にあたる部分に、黒眼に当たる部分は無く、紋様が描かれているだけである。
見ることが出来るだろう。
先ほどの、目玉出現イリュージョンほどのインパクトは無いが、これでは両目とも見えないはずだと納得させることは出来るだろう。
415 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 00:07:06.82 ID:N2dhwlBYo
//oh 忘れてました。>>412お帰りなさい!!
416 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/06/13(月) 00:15:22.25 ID:xEceTW65o
>>413
ああ、そうしろそうしろ....

【何となく、その方が子犬にとっても青年にとっても良い気がしたため】
【その決心は少し意外ながら、満足のいく物であった】
【青年が子犬を抱きかかえる姿には些かギャップが感じられ、喉を鳴らして少しだけ笑い声を】

凄い事は凄いが...危なそうだな

【一度消えた後に、再び目の前の青年の背中で光を放つ羽】
【紅い目を少しばかり細め、青年は感想を漏らした】

喧嘩とかに使ったりしてないだろうな...?

【そして、そんな事を相手に訊ねてみる】
【歳は対して離れていない筈だが、少々口うるさくも感じられるだろう】
【とはいえ、地面を溶かす羽がそんな使われ方をしていたら、という危惧も不思議ではないか】
417 :【蹂躙の純白】 :2011/06/13(月) 00:21:11.80 ID:pMsGtrjUo
>>408

「飼えないならば、そのままで、不自然な自然に任せていればいいのにね」

染み入る静寂を破る小鳥の様に甲高い声は、呆れの色に染まる声で
涙を零し終えた雲の隙間から漏れる白銀の月光が闇に浮かばすのは蒼い影

子猫と戯れる赤髪の人影の背後を被るローブの隙間から覗く瞳は雪の如く白
小柄な蒼い人影は、 手に握る傘を畳み、杖の様に水溜まりに突き刺し鏡月を乱す

「哀れに雨に打たれ弱る子猫の最後を伸ばすより……ねぇ?」

/まだいらしゃいますでしょうか?
……それと、久々な私で良ければ
418 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/13(月) 00:22:21.67 ID:UA/zvh2IO
>>414

「あ、なるほど異能だったんですか。…ということはあなたは能力者で…」

「へえ…なるほど…だからさっき見えなかったんだ…」

【合点が言った、というように頷く。彼女ももうこの国…】
【すなわち幻想持ちの人間が数多く集うこの世界に来てから、】
【かなりの日数が立っていた。「能力」と言われればそれがなんなのかは、】
【容易く推測できたし、もちろん結論づけることもできた。疑う余地はない。】

「…どう考えても驚くしかありませんよ。「目玉」だけ別なところで動いてたんですよ?」

「それに私は無能力者ですし…だから余計ですね。」

【釣られるように杖の先端の延長上を見つめていた。】
【位置的に先ほどはあの辺りに魔眼が浮いていたのだろうか。さらに、】
【ひょっとしたら今も浮いているのかもしれない。】

「んん…?右目が…」

「ははあ…それも能力の産物ですか…ね…へええ…」

【今度は視線は男の右側。なるほどそこの紋章(?)は、】
【見えていないと察するにはあまりにも容易い。つまり、】
【男は両目とも「一般的に見て」見えていないことになる。少女は思考した。】
419 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 00:26:17.67 ID:zSX7IMQC0
「すっかりと暗くなってしまったな・・・・・」

空に星が煌くころ、私は荷物を乗せたリヤカーと共に、一つの大きな木の下に佇んでいた
道からちょっと外れた場所にこの木があるのを発見したので、ここで野宿をする予定を立てていたところだ
夜を通して歩き続けたくはないし、それに道からさほど離れていないので、一夜を明かすだけならば都合がよい
朝になり次第、すぐに道に復帰することが出来る

「とにかく・・・・疲れた」

日中は熱気がすごかったし、それに一日中歩いていたので、疲労もそろそろ限界が来そう
私はゆっくりとその場に横たわり、木の幹を枕の代わりにして、身に纏っていた黒いローブに包まった
目を瞑ると同時にすぐに眠気がやってくる、今夜は熟睡できそうだ・・・・
420 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/13(月) 00:29:43.03 ID:VnsrenmQo
>>416
【笑われた事に少し顔をしかめるもまぁいいかとすぐに表情は元に戻る。】
【腕の中でもぞもぞと動く子犬がなんだかこそばゆい様な気もするがここは辛抱だ。】


扱いには慣れてる 大丈夫だ。

【反重力物質の塊という本来存在しない筈の物の扱いに慣れてるとは、なかなかにおかしな気分だ。】
【そして背中の黄金の羽を二、三回羽ばたかせる。すると青年の身体は上昇し、宙へと舞い上がる。】

は!さぁな!使ってるかもしれないぜ!?

【真下にいる青年に聞こえるように少しばかし声を張りあげそう言う。】
【既に青年はかなりの高度。見える景色もまた変わる。】

じゃあな!犬は責任持って世話してやるよ!

【そう言うと青年は夜の街の空へと消えていった。】

/絡みあり乙でしたー!
421 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 00:34:37.68 ID:N2dhwlBYo
>>418

「まぁ、そういうことだ。 最早、此の辺りだと珍しくも無いだろうがな」
「……だってよ? 上に目玉が浮いてる男って、どう考えても怖いだろ?」

驚く様子も無い目の前の少女は、能力者にかなり慣れ親しんでいるのだろうと、彼は結論を出した。
彼は、目隠しを元の位置に戻しながら、肩を無理やりすくめてそんなことを言っている。
まぁ、あんな目玉が宙を飛んでいたら、近づきがたいのは確かであろう。


「世の中、目玉ぐらい動くだろうよ。 何せ、何が動いても笑えないんだからな。 能力者がいるっつうことは。」

「へぇー? アンタ無能力者だったのか……でも、アンタは能力者を怖がる様子も無いし」
「………腕に自信がある、っつうわけかな? 俺が思うに。」

コツリと杖で地面を叩くと、彼はそんなことを言った。
さらに、彼は相手が無能力者であることに結構驚いている。
基本的に一般人なら、能力者と聞くと、チョット怯えた顔をしたりするものだが
目の前の少女が、堂々としているが故に。

まずは、先ほど元の位置に戻した目隠しの上から、右目を指差すと

「………コイツか? コイツは、まぁ魔眼製造機っつうわけだよ。」

此処で、目隠しの上から、何も無かった左目のほうを指して

「コッチは、ただの目玉を生み出す装置っつうわけなのさ」
422 :【霧血喀命】吸血鬼@wiki [saga sage]:2011/06/13(月) 00:41:32.45 ID:vftauVXGo
>>420
【黄金の羽が数度羽ばたく、それに連れて青年の身体は、宙へと舞い上がった】
【此の青年にも翼はある。従ってやろうと思えば同じ様な事も出来るのだが...】

...大丈夫、かぁ

【間の抜けた声を出して、見上げているだけだった。お前、眠いのか】
【特徴的な紅い目も半開きになっており、今一迫力に欠ける】

...人殺しだけは、するなよ?
【かなりの高度へと舞い上がった青年に、そう忠告した】
【珍しく青年にしては真剣な真顔で、その言葉は届くだろうか?】

...ああ、仲良くやれよ!

【飛び去る青年の背中にそう声を掛ける、姿が見えなくなれば直ぐにベンチへと歩いていき】
【クッションを抱きかかえるとすぐに眠ってしまった。泥の様に】

/絡みあり乙でしたっ!
423 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 00:46:03.65 ID:jAYzHRkJ0
>>419

【老人は、一人でとぼとぼ歩いていた。】
【エンカウントでもらった黒い法衣……元々は教団襲撃翌用の衣装だったが、
 老人なりにカスタマイズして旅用の衣服として纏っている】

「大剣よォ……さびしいなぁ、おめえが痛ぇと、わしも痛ェよ……」

【老人は、【剣術夢幻】に自分の剣を折られて以来、無能力者として街を徘徊していた】
【剣の心を知る質のよい鍛冶屋を求めて放浪していたが、なにぶんここにはアテがない】
【おまけに……】

「肩が……きしむゼェ……」

【魔改造された腕の付け根が、ヒリヒリと痛んでいる……】
【能力者は、二つの能力を同時に持つことは出来ない。そういう原則がある】
【しかし、この老人は腕を移植され、それぞれに能力ともいえる力を手に入れている。
 彼に老人はこの手の能力を【氷炎巨腕】と名づけたが、その原則に違反している今、
 老人の剣術能力が発揮されている時には気にならなかった肩の痛みが、今老人を蝕んでいる】

「はええところ、……剣の国……【帝国】に帰って、剣を用立てしなきゃあなあ……
 しかし、お尋ね者の無能力者……零号機関の連中に気がつかれず、剣を再生できる鍛冶屋に出会えるのかネェ……」

【歩きつかれた老人は、道に外れた大きな木の近くで野宿することに決めた】
【しかし、先人がいるようだ。みれば、大きなリアカーが横につけられている】

(フムゥ……商人か……。
 ワシの剣が折られていなければ、ころしてでもうばいとるところじゃがのう……)

【老人はリアカーにちかづくと、こっそり中身を検分している】
424 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/13(月) 00:47:19.29 ID:UA/zvh2IO
>>421

「んー…能力者っていう観点から見れば珍しくないですけど…その内容を見れば珍しいです。」

「そもそも「目」を操作できるなんてなかなかないですよ。「魔眼」というだけ、ならあるかもしれないですけど…」

「それに…怖い…うーん…というより不気味です。まあ怖いっちゃあ怖いですが…」

【遠慮なく感想を述べた。基本彼女は鈍感であり、】
【あまり気を使ったりなどできない。本人にその自覚が無いため、】
【仕方が無いことだった。そして、相手の言葉には強く頷く。】
【この広い世界では、それこそ様々な能力が溢れているのだ。どれをとっても、】
【その細部まで驚かされる。】

「ええ。無能力者です。能力はありません。」

「ん?…腕に自信がある…さあ、どうでしょうね…一応八極拳士なので…そこらはんの一般人よりはできるつもりですが…」

【ガラッと気分を変えるように下駄を打ち付け、】
【少女は言う。頬をぽりぽりと人差し指で掻くのは、】
【考え事をする時の癖だった。】

「ふうん……」

【と頷いた。純粋に感心している。】
【つまり段階的に「魔眼」を生成し、そしてそれを思いのままに操る能力だろうか、と、】
【男性の能力について考えを巡らせていた。】
425 :【暗記手妻】 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 00:47:50.41 ID:sCtSXjpG0
>>417
「……不自然な自然、ね」
「自然ってのは何なのかな、ただ……何もせず、何もやれず、何も残せず、消えるのが」
「自然、なのかな」

僕は特に振り返りもせず、唯、小さな命を眺め、其の声の主に投げ掛けた。
不自然な自然、不自然は人が作り出した自然で、其の理に背いた先が待つのは過酷な世界か
責任を覆い被せた挙げ句、責任を持てぬ命は
簡単に諦めるが道理なのか、まるで僕の歩んで来た道の様で何だか悔しい。
水溜まりに写る人物に投げ掛けられる、子猫の行く末、自然な考え方と思える自分が情けなく感じた。

「……まぁ、生きてたら、まだ先は解んないよ?」
「もしかすると、誰かに拾われるかも知れない。」

其の台詞は自分に吐くモノの様で、此の抱える不安を、子猫に押し付けてる様で
僕は利己的なんだな、なんて考えても、子猫を指で撫でるのを止めない、鉄の臭いが染み着かないか
少し心配でも在ったが……ーーー
にしても、他愛無い途方も無い子猫の世話人に構うなんて物好きも居るものだ。

/おっと居ますです。凍結の恐れは在りますが、こちらこそ私の粗ロールで良ければよろしくですっ
426 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 00:59:52.83 ID:zSX7IMQC0
>>423
ウトウトとほとんど眠りに就きかけたその時だった、誰かの足音が聞こえたのは
ま、別に誰が来ようと関係はないのだが、無駄に人間と関わりを持つ気は無かったし、このまま眠って無視しようとしたが・・・・
足音が、私のリヤカーへと近づくと立ち止まった、この感じだと勝手に中身を見ていやがる・・・・

「・・・・・おい、君」

私はすぐさまその場で立ち上がり、ローブに付いている黒いフードを被りながら声をかけた
その際チラッと銀色の髪が見えてしまったかもしれないが・・・・大したことではない
顔さえ見られなければそれでいい、フードを更に深く被り、顔が見えないようにする

「随分と育ちがいいものだな、君の家では他人の物を見るときは許可なく勝手に見てもいいのか?」
「それとも、人間というのは大半が君のように不躾な連中ばかりなのかね?」

私は少しだけ声を荒げた、自分の荷物を人間に勝手に見られることほど不愉快なことはない
さっさと追い払ってゆっくり眠りに就こう、そう思ったのだった
427 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 01:07:08.47 ID:N2dhwlBYo
>>424

「そりゃー、眼だけ操作できてもどうしようもないからなァ……普通。」
「それに、俺の魔眼作成機が合わさって、一般的な能力になるってわけよ」

「……だろう? それでも、普段は一般人に混じって生活しなくちゃならんわけで」
「となると、こうやって隠しておかないと、後々面倒っつうわけだよ」


口元から表情の変化が伺えなくなる事が滅多にないのはこうやって、普通に生活できるように
しているためなのだろうか。
彼は、肩をすくめながら、眼が飛んでいるのが怖いという同意に対して説明を付け加えている。
一般人に紛れるのも、能力者の仕事……というわけだろうか。


「………えっと……ハッキョクケンシ?」
「…………………すまん、何を言ってるかさっぱりだった。 すまん。」

彼の知識は、格闘技や拳法などにその脳内の容量を分けられていないのだろう。
相手の言葉に、口を苦笑いさせながら、頭をポリポリと掻いて、謝っている。


「……ま、そういうわけで、結構不便はしてないんだがな。 足元が覚束ないのは元からだしな」

「───? おっと、鍛錬の後に身体を冷やすと良くないだろう?」
「結構長話しちまったようで、わりィな。  出きるだけ早く帰って風呂入ってくれよ?」

「俺は、巌。  次は、アンタのハッキョクケンシの話の出番だからな?」
「俺にも、分かるように説明文を考えてくれよ?  なんつってな。 はははは!」

彼は、先ほどの苦笑を、少し印象を変えて、ニヒルな苦笑いに変える。
そして、彼は不可視の目玉で、そういえばさっきまで鍛錬してたんだっけな……ということを思い出すと
自分も、先ほど帰ろうとしていたのを思い出して、踵を返して、公園の外に向かって歩き出した。
ベンチに向かっていたのは、チョット家までの間に休もうとしていただけなようであった。

//すんませんェ……眠気がマックスなので。 チョット無理やりっぽいですが
//切らせてもらい増した……サーセン……  絡みあり! & 乙津です!!
428 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 01:09:23.23 ID:jAYzHRkJ0
>>426

(気がつかれたか……無能力者なら、[ピーーー]か?)

【老人は声をかけられ、さっと身をひるがえす】

「あいや……道の端に大きな荷物がはみ出ておりましてナ……
 一体何だろうと……あいや失礼……」

【老人はホームレスのフリをしてごまかそうとし、相手の出方をうかがう……
 と、フードの中から銀髪と、中世的な美しい顔立ちがこぼれ出た】

(……むぅ? 男か? 女か?……)

【老人は魔改造された腕を黒の法衣で隠しつつ、その顔をもっと見るため近づこうとする……】

(かすかに……ほんのかすかだが、武の匂いもするねェ。
 剣が折れてないころのワシなら、一撃で殺して遣れるところじゃが……むう)

【老人は今の自分の武力と相手の力量を計った。おそらく、今の老人では敵わないだろう】
【老人はため息をつき、ふと思いついたことを口にする】

「ときに……貴公は商人殿でいらっしゃりますかな?
 そうであるならば、聞きしたいことがあるのじゃがのう……」

【老人は殺気を隠しつつ、相手に質問をする。しかし剣のない今、正確な殺気のコントロールはできない。もしかしたら、相手にこの気配を感づかれているかもしれない……】
429 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/13(月) 01:10:25.16 ID:bqJ6ruxyo
【漆黒の沼地には魔獣が住むという…沼地を埋め尽くすほどの巨大なザリガニ】
【灰色の甲殻は異能を弾き…万物から身を守るという】
【漆黒の沼地自体にも毒素があり、人間態度ならすぐに感覚が麻痺するほどの有毒ガスを放っている】
【そのような環境で育ったザリガニは非常に美味…その珍味を求めて、沼地の肥えとなるものが絶たなかった】
【チャンスは三年に一度、その時のみ沼地の有毒ガスの膜に隙間が生まれる…】

………

【しかし、そのチャンスは三度の年を迎えねばらなかった。なぜなら漆黒の着物を纏いし紫陽花色の女剣士が】
【沼地とザリガニを凍結していたからだった…彼女はしとめた獲物をバラさんと手にした双のレイピアで】
【ザリガニの間接を切り裂いていた】


(殺し合い以外募集!!)

430 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/13(月) 01:11:26.98 ID:pMsGtrjUo
>>425

相手は振り向く事無く、哀に彩られ零れ落ちた言葉に蒼い人影は
薬指に青瑪瑙の石が輝く指輪を嵌める右手を顎にそえ、…さらりと

「そうだね、わからない。わからないよ。」
「だが、わかんないんだよね。……わからない」
「まぁ、一つ言える事はお姉さん、お兄さん」
「とりあえず、今は予測が難しい貴方が言う結末が」
「この子猫に訪れる可能性は少ないと言う事だと…かな?」

蒼い人影もまた傘に体を傾け、白き瞳は相手を眺め、紡ぐ言葉は声との不具合
その時、子猫が小さく鳴いて、蒼い人影は緩慢に、相手の横へ子猫を眺める瞳は無色

「また、自然だってわからない。」
「こんな小さな人間如き僕には僅かにしか理解出来ない…おっと」




「あぁ、挨拶が遅れたかな……こんばんは」
「イキナリの質問で悪いけど…アカデミーって知っている?」
431 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/13(月) 01:17:40.16 ID:UA/zvh2IO
>>427

「ならほどお…重要なのは右目ってことですか。」

【なかなか理にかなってる、と少女は感心した。それに、】
【よく考えると視覚を「飛ばす」ことができるのだ。使い方によっては、】
【かなりの「強力な」相棒になるだろう。】

「ん…八極拳っていうのは…ああ、いや、」

「今日はもう遅いですし。また今度にしましよう。ええ。」

【懐から懐中時計を取り出し、ぱかっと開けると、】
【時刻はもう立派な「深夜」である。少女は話を切った。】

「はは…分かりました。あ、私は天真と言います。天真 爛です。」

【相手が笑い、そして名乗るのを聞いてこちらも自己紹介。】
【悪い人ではなさそうだな…そんなことを考えていた。】

「っと。またお会いしましょう!」

【今度あったら模擬戦でもするかな…】
【彼女らしい思考を巡らせながら、少女もまた帰路についた。】



/了解です!乙でしたー!
/おやすみなさいっ!
432 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 01:25:24.70 ID:zSX7IMQC0
>>428
随分と血の匂いを漂わせる人間だ、たっぷりとその体に血が染み付いているかのように
それに・・・・野蛮そうな匂いもプンプンさせている、一番関わりたくない輩だな

「おっと、それ以上近寄らないでくれ。君はひどい匂いを持っているな」
「私の鼻がひん曲がってしまいそうだ・・・・逆に離れてくれないか?」

私は鼻を腕で塞ぎながら、人間を睨みつけながら言ってやった
どういうつもりなのかは知らないが、これ以上こんな匂いは嗅ぎたくない
ついでに人間から二・三歩ほど離れておこう、たまに聞き耳を持たないやつがいるからな

「商人?私の荷物を見たのならわかるだろ」
「一体どこに鉄の塊だけを売って周ってる商人がいる?冗談は程々にして欲しい」

質問には正直に答えたつもりだ、実際私は商人なんてものではない
ま、路銀に困ったら商人まがいのことをするつもりではあるが・・・そんなことは言う必要はないだろう
433 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 01:36:05.09 ID:sCtSXjpG0
>>430
そんな現実臭い考えが、返って来た時には、僕は微かに笑って居た。
結局、解らない、解らないのに何を根拠に語るのか、解らないなら解らないなりに妄想を膨らます。
なりの考えだって有ったら良いだろうに、なんて僕は楽観的すぎか、同調し傘を畳み、腰を上げて
人影に向き合う

「夢が無いね、答えにもならない答えで悩むなら、僕は無駄で有ろうとやる」
「可能性で考えたら、僕がこの子猫にミルクを与えた事で、此の先生きる可能性が上がった」
「なーんて考え方もアリな訳だ」
「可能性が低くても、結果は変わるんだよ。」

傘に付いた水滴を払って少しだけ可笑しげに告げる、見れば小柄で中性的な少年
判断はし辛いが、口調やその他諸々から、少年で有ると解る
半分、勘では有るが妙に僕と似たような何かを感じた……気がしたのだ、ローブ姿はまるで
魔術師の様で有った、本当にそうで有る線も有り得そうだ。

「解らないなりに、考えて述べる事は出来る。」
「人が世界の視線から述べる事は、不可能に近いし、人は世界じゃ無いから」
「なーんて……僕も、解らないけどね」

「ん、こんばんわ、アカデミー? 名位は聞いた事有るけど、サッパリ」
434 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 01:37:21.32 ID:jAYzHRkJ0
>>432

「血の……匂い、と……
 ぬふふ、敏感な鼻をお持ちじゃのう」

【老人は半ば感心する。悟られないように、旅装には念を入れ、
 丹念に体を洗い、服も新調したのだが……
 体の髄にしみこんだ血の匂いは、敏感な者なら感づくのだろう】

「あいや、立派な鉄の塊とお見受けした……これで刀などこさえたら
 さぞ切れ味のよい剣が出来るだろうとおもうてな。
 しかし商人でないとなると……鍛冶職人か、あるいは鉱石採掘人か山師か何かかのう?」

【老人は鼻をツマミ、露骨に嫌がる相手を凝視した。
 血の匂いに気がつかれては、老人も弱者を装う必要はない――
 とはいえ、剣を持たない老人はただのひ弱な一般市民と殆ど変わらないが……】

「まあ、どうでもよろし。
 ……故あって、ワシは腕のよい刀鍛冶を探しておる。
 そなたの縁故で、超硬合金「イゲタ金」を打てる鍛冶師はおらんかえ?
 並みのウデじゃだめさ……100年の人斬りに見合う、恐るべき鍛冶能力者を探しておるのだ。
 やはりそういう輩は、剣のメッカ【帝国】にいかねば居ないかのう……」

【鉄の運搬をしている者なら、刀鍛冶も知っているだろう。
 老人は特に気を張ることもなく、ぼんやりと尋ねる。】
435 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/13(月) 01:56:10.02 ID:bqJ6ruxyo
>>429
(まだ募集!)
436 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 01:59:13.65 ID:zSX7IMQC0
>>434
「・・・・・ふむ、どうやらただの人間ではなさそうだな」

ついさっきまでこちらの様子を覗うかのように話かけてきたのに、態度がころりと一転した
こちらの力量を把握した上で態度を変えたといったところか、変わった人間だ、少し興味が沸く

「『イゲタ金』か・・・・その名は久しぶりに聞いたな」
「一度だけ加工した記憶があるぞ、確かアレは73年前だったかな?」
「初めて見る合金だったから、思わず興奮した記憶があるな・・・・・今ならどうとも思わないだろうけど」

懐かしい・・・私は思い出すかのように呟いた
正直な話、加工した日なんて覚えてないので73年と言うのは口から出たデタラメなのだが、大体それくらい昔だったはず
あの合金を持ち込まれたときは衝撃を受けた、こんなものが存在するのかと
と、それはさておき

「一つ言っておくけど、こいつらはいい鉄だが私では名刀は作れないよ」
「なんせ・・・・私はなまくら職人なんでね」

リヤカーに腰掛けて、コンコンと鉄の塊たちを軽く叩く、そして人間に向かって意地悪そうに言い放った

「どんなものでも加工は出来るが・・・・作ったものは、大抵『呪われる』んでね」
437 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 02:13:25.56 ID:jAYzHRkJ0
>>436

「その口ぶり……貴様は、職人か?」

【老人はほう、と感心した。そして目の前の人間の語る「呪い」という言葉にも興味を持った】

「ぬふふ、"呪いのなまくら職人"ねぇ……おもしろい。
 我が人生、とうに剣に"呪われ"ておる……。殺さねば、寝られんのだよ……
 それに、名刀かそうでないかは、使うものの力量次第ではないかね?
 わしは、そのへんの小枝をも名刀のごとく操る剣士や……
 名剣に振り回され、剣の命ずるままに人を危める力なき剣士も見たことがある。
 名刀は、つくるものじゃあない。育てるモンさ。そう思わないか? 職人……。」

【老人は、相手の不敵な態度が気に入った。職人は、意地悪く、頑固でなくてはならない。
 老人はそう思っている】

「ぬふふ。
 改めて名乗っておこう。わしは……【大剣無道】のフドウ……
 不動観音斎。今わなき旧帝国幕府に仕えた、血に飢えた剣狼よォ……。
 ワシが名乗る時は、だいたい[ピーーー]時だが、運がいいねぇ。今、アンタの場合、そうではない時だ。」

【そう呟くと、老人は手を胸の前に合わせ、虚空から大剣……だったものを取り出し、口に構える】
【剣は召還されたとたん、剣の中央からぱっくりと折れた】

「わが愛剣……"矢倉崩し"。イゲタ金で作られた、巨大ななまくら刀よォ。
 だがこのなまくらで、ワシは100年、血をすすってきた……。
 何かの縁だ。ワシのこの剣、貴様の力で、再生することはできねぇかい?
 上手く再生できたら……そうさのう。この剣の"イゲタ金"のサビを貴様にくれてやろう。
 旧帝国ではわんさか鋳造された合金だが、今じゃサビすら貴重品だ。どうだい、悪い条件ではあるまいて……」

【老人は、100年の人斬りの目で相手をにらみつけた。
 もとより、ダメで元々、上手くいけば上々だ。】
438 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 02:32:33.11 ID:zSX7IMQC0
>>437
「・・・・・・・・・クク、クククククク」

私は人間の言葉を聞き、思わず口から笑いが零れてしまった、名刀かどうかは使い手次第?
そんなわけがない、確かにそれなりの使い手に渡ればなまくらだろうとそれなりの切れ味は出せる
だが、なまくらと名刀では決定的に格が違う、何故名刀が名刀と呼ばれるのか?それは名が知られるほど素晴らしい出来だからだ
名の知られないなまくらなんかよりもずっと、武器としても芸術としても上の存在だ、なまくらを使い込んでも名刀になるわけがない

「ハハハハハハ!面白い!面白いことを言うな人間!」

だがしかし、私はこの人間に非常に強い興味を抱いた
剣に呪われた人生、求めるのは名剣なのではなく自分が使えるなまくら
こんな人間は久しぶりに見た、大抵の人間は呪われたなまくらしか作れないといったら、去っていくからな

「フフフ・・・・いいだろう、人間などに武器を作る気なんてサラサラ無かったが」

私は真っ黒なフードを脱ぐ、人間からは見えるかな?この長い銀色の髪と、白い肌
そして―――――人のものではない紫色の瞳と、長く尖った耳が

「その巨大な剣をこちらに渡してくれ、少々時間はかかるが直してやろう」
「100年血をすすったなまくらを・・・・呪われたなまくらとして復活させてやる」

人間に向かって手を伸ばす、こんな巨大な剣をどうすれば真ん中から折ることが出来るんだか
だがしかし、私の手にかかれば直すことなど造作もない・・・・・呪いが付くがな
439 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 02:46:09.94 ID:jAYzHRkJ0
>>438

「ほぉ……珍しい種族じゃ。伝承には聞いていたが、ワシも初めて見るノゥ……」

【真っ黒いローブから出た、とがった耳と紫の瞳……
 伝承で聞く、西洋高貴妖精――ハイエルフと呼ばれる一族なのだろうと、老人は推測する】

「やってくれるか……ぬふふ、貴様も酔狂な御仁よのぅ。
 血塗られたなまくらを、呪われたなまくらにする……ぬふふ。世のためにはならん力じゃ。
 お互いにのう」

【老人は両断された剣を相手の近くに突き刺す。】

「丁寧にやっとくれよ。わしの長年連れ添った、愛妻ともいえる剣じゃ……
 100年の昔はただの鉄の塊に過ぎなかったが……血をすすり、赤とサビにまみれた姿
 どうじゃ。どの名刀にも劣らぬ美しさじゃろう?」

【老人の顔は醜く笑いゆがむ。老人は相手が剣に触れるのを、じっと見ている。】
440 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/13(月) 02:53:21.42 ID:bqJ6ruxyo
>>435
(取り消しで)
441 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 03:00:28.42 ID:zSX7IMQC0
>>439
「私のことは誰にも言わないでくれるかな?たまに馬鹿に襲われることがあるのでね」

どうやらこの人間、私がなんなのか知っているらしい、しかし伝承か・・・・
勝手にそんなものを作ってこちらのことを広めたりするとは、まったくもって迷惑な話だ

「フフフ、元がただの鉄の塊だったのならば、今だってこいつは鉄の塊と変わりないさ」
「ただ剣としての形を取っているのかそうでないのか、たったそれだけの違いしかない」
「しかし・・・・・この鉄の塊は随分と血を吸っているがな」

地面に突き刺さった剣に近寄り、それを一度引き抜くと、ゆっくりと地面に横たわらせた
こうしたほうが作業がやりやすい、私は剣の刃に触れる

「私はな・・・・・世の中の役に立とうなんて思ったことは欠片もないさ」
「私がやりたいことをやる、それだけを考えて生きてきたからな」

両手から淡い光が漏れ出して、それと同時に銀の髪の毛がゆらゆらと揺れる
今から本格的な作業開始だ、誰も邪魔はしないでくれよ?
442 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 03:17:25.60 ID:jAYzHRkJ0
>>441

「ああ、貴様の耳は高値で取引されるようじゃからのう。
 まあ、貴様のウデなら、並みのバカなら相手にはなるまいて……」

【ハイエルフの血は、飲むと不老長寿になれるだの、さまざまな伝承が出回っているが、
 老人にはそのような伝承は大抵ウソなのだろうとは思っている。】

「そうじゃろう。ざっと100年分は斬った……
 いい感じに血塗られておるじゃろう。もうコイツ以外、ワシにはフィットせんよ。
 不思議なモンじゃ。ただの鉄の塊が、凶事に変わる……」

【老人は職人のなれた手つきを眺める。その手にはうっすら、まがまがしい気配を感じる】

「……ワシはかつて、世のため、剣の世界のためにこの身をささげようとしたころがある。
 旧帝国幕府……美しい桜の国じゃ。あのクニのためなら、死んでもよいと思ったが……
 死に所を間違えると、大変なことになる。おかげさまで今は、わが為に人を斬るようになったがの」

【それでも老人は、まだ旧帝国の夢……維新前の世界を夢見ることがある。
 零号機関を剣によって解体し、美しき【旧帝国】を復活させるという野望の火は、消えていない】

【職人が作業をしだすと、老人はおしだまった。
 職人に対する礼儀である。邪魔せず、気配を消し、ただ剣とその手を見つめる。
 相手が何かを言うまで、老人は反応しないだろう。】
443 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 03:40:18.62 ID:zSX7IMQC0
>>442
「フフフ、まったくどうして人間ってのはそんなくだらないことをするのだか」
「同胞が捕えられたと言う話は少しは聞くが・・・・返り討ちに会う人間の話はもっとよく聞く」
「我々は人間が思っている以上に強いと言うのに・・・・それを理解してくれていないようだ」
「まあ、君はそんな馬鹿な人間とは別みたいだがな」

それゆえに興味を引かれてしまったのかな?そもそもどんな人間だろうと武器の修理なんて請け負いたくなかったがね
しかしこの人間からはどこか人間らしくない雰囲気も感じられる、そのせいもあるのかもしれない

「ああ、こいつはもう君以外に使われることはないだろう・・・・」
「普通の人間ならば、こんな血と鉄の塊のような剣に触れたくはないだろうからね」

刃に触れていると、なぜか血がべったりと手の平に付くかのような感触を感じた
この剣が最近使われたという形跡はないはずなのに、これが100年間すすり続けた血の結晶だろうか
少し不快な感じがするが、作業をする分にはまったく問題無い、気にせずに触れ続けた

「ほう?君みたいな人間でも何かのために死にたいと思ったことがあるのだな」
「しかし桜が美しい国か・・・・幕府とかいうのには興味はないが、美しい桜は見てみたい」

大方この人間は戦争で生き延びてしまったとか、そういった感じなんだろうか
まあ過去のことなんてどうでもいいがね・・・・私にとっては、今、興味を引ける人物かどうかが重要だからな

両手の淡い光はやがて剣を包む、もうじき剣の修復が終わるだろう
しかし・・・・私は一つ、聞きたいことがあった

「ところで、この剣はどうしてこんな風に折れてしまったんだい?」
「まるで誰かに綺麗に真っ二つに切られたみたいだ・・・・お陰で形を変えたり、材料を使わずに済んだけど」
444 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 03:54:39.48 ID:jAYzHRkJ0
>>443

「……」

【職人にしては、よくしゃべる……老人はそんな感想を持った。】
【伝承に聞くハイエルフは、魔法と薬品作りに長けた高い知能と不老の種族と聞いている。】
【目の前の職人は――並みの人間よりは武の心得があると見ていたが、
 聞いていたハイエルフの性格とは大分異なる。
 伝承が間違っていたのか――あるいはこの職人が、変わり者なのか】

「いい国じゃったよ。今じゃあ、品のない重火器と機械兵器のクニに成り果てたがね……。
 ブシと呼ばれた、最強の陸戦歩兵集団の事は聞き及んではいないかね?
 ブシは強く、そして美しい生き物じゃった。桜とブシ……。
 美しいこの二つのためなら、死んでもよいと思ったものよ」

【剣がゆっくりと再生していく。イゲタ金が、まがまがしく、生き物のようにうねり、
 元の形へと戻っていく……】

「剣の、折れた理由か……」
「ワシよりも強い使い手がいた。それだけの事。」

【老人は、ふうとため息をつく】

「……ワシと大剣を斬ったのは……不老の術を得たのか、姿は青年そのもの。
 しかしその正体は、かつて"維新"と呼ばれる騒乱で、旧帝国に牙を向いた裏切り者。
 柔らかき剣術を操ることから"柔剣"とあだ名されていた、
 「剣を手にした剣の敵」――今では、【剣術夢幻】の能力を持つ、恐るべき使い手。
 ――おそらく剣を極めすぎ、剣とは何かすら忘却してしまった、狂気の名人。
 ワシは、一歩も動けんかった。
 あやつは……剣術では殺せぬ。」

【老人は【剣術夢幻】との戦いを反芻していた。
 何一つ反応できず、気がつけば体全身と剣を両断されていたのだ】

「あのような剣、まるでそこには、なにもないようだった。
 ……ワシは、どんなに硬いものは切れても……
 夢、幻は、斬れぬ。」

【そういうと、老人はまた押し黙った……】
445 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 04:24:59.07 ID:zSX7IMQC0
>>444
「ブシか・・・・東の彼方の国に、そのような集団が居たとは聞いたことがある」
「陸上での接近戦ではその卓越した剣術により最強を誇ったとか・・・・そして、近代兵器にあえなく負けたとも」
「最後まで剣に生きたといえば美談だが、近代化に追いつけず時代に取り残されたといえばただの愚か者の集まりだな、ククク・・・」

相手には少し悪いが、小さく笑い声を出してしまった
最後まで一つのものに命を預けるということが、私にはちょっと考えられないことでね・・・・
決して侮辱するつもりではなかったとだけ言っておこう、心の中で

「ふむ、それは難儀な相手にぶつかったものだな」
「しかしその青年・・・・それでは剣士ではなく、魔術師の類と同じだな」
「剣がなんなのかを忘れてしまっているのならば、その時点で剣士としての人生は終わっているよ」
「もはや仙人、導師の領域といったところかな・・・・少し興味が沸く」

長々と感想を述べていたら、どうやら剣の修復が完了したようだ
手から漏れ出していた淡い光はやがて剣の中へと溶け込むように・・・・消えていく

「・・・・・完了、これでこの剣は修復できたよ」

私は完全に元通りになった剣を眺めながら立ち上がると、後ろ足で剣から離れていく
そして念のためにリヤカーに手をかけて、いつでも走り出せるように準備しておいた・・・なぜかって?

「その剣は、握った際にはあらゆる「ためらい」を感じなくなる呪いをかけておいた」
「君は進んで人間を殺す人間だからな・・・・心が思うがままに、剣を振るったらいいさ」

たまにいるのさ、すぐさま呪いに当てられて殺しにかかってくる奴が
そういう輩の相手は面倒だから、いつでも逃げ出せるように準備しているのだよ
446 :【大剣無道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 04:44:19.29 ID:jAYzHRkJ0
>>445

「フン!貴様は、散り行く美を知らぬと見える。
 それに我々は近代兵器に負けたのではない!
 事実、我々はあの戦いで、一歩も引けを取らなかった!」

【剣と戦いを侮辱され、短気な老人は激昂した。
 しかし――敗北は事実。力と力は五分であったが、近代兵器の波状攻撃により
 剣術集団は消耗戦に追い込まれた。
 最後は包囲され、兵糧攻めと仲間の分断、分離工作、催眠、洗脳、超遠距離からの無差別攻撃……
 ありとあらゆる手段を講じられ、ブシは敗北したのだ】

「ああ……【剣術夢幻】はおそらく、剣士などではない。貴様の言うとおり、仙人か何かなのだろう」

【たしかに、あの時感じた気は、弱弱しく、まもなく死ぬ運命にあるように老人には感じられた】
【そうこうしているうちに、老人の愛剣……斬馬大剣「矢倉崩し」は、完全な復活をとげていた!】

「ふむ……どぉれ……」

【老人は、まだまがまがしい妖気の抜けない剣を手にし、口に構える】

「ふむ……」

【そして……一閃。
 50kgある鉄の塊は、まるで小枝のように宙をおどり……
 ガン! という衝撃音!
 次の瞬間、そばにあった大木は、力づく出なぎ倒されていた!】

「ぬふふふふ、ぬはははははははは!
 元の通りじゃぁぁぁあああ! 大剣よぉぉぉぉぉおお! もどってきたなぁぁあああ!」

【職人の腕は確かだったらしい。老人の剣は完全に復活した!】

「ほう……"ためらい"じゃと?
 ……ぬふふ、このフドウ。剣にかけては、ためらいなど一回も……」

【と口にしているスキに、職人はさそくさと逃げる準備をしてしまっている】

「おい、礼はいらぬのかっ……まったくせっかちな奴じゃ。
 ……まあ、正解かもしれんのう。この剣を手にしたら……
 ぬふ、ぬふふふ……試し切りをしたくて仕方なくなってしまう。
 あやつならちょうどよい試金石じゃろうて……ぬふふふふ。」

【老人にためらいはない。この剣の魔翌力だろうか? それとも老人のもともとの性格だろうか?】
【老人は懐から懐紙と棒状の研石を取り出し、剣に二、三、やすりをかける。
 パラパラと剣のサビが落ち、丁寧に懐紙にくるむ。】

「まあよい。ワシはしばらくここで寝ることにしよう。
 貴様にくれてやるイゲタ金のサビ粉は、ここに懐紙にくるんでやる。
 金剛石とまではいかないが、この鉄粉はノコギリや研磨剤に最高の品質を持つ。
 礼じゃ。受け取れ。」

【そういうと、老人は「鉄粉入り懐紙」を、職人に向かって投げる】

「ふむ。いい出会いがあったもんじゃわい……これで明日からも、人斬りが楽しめるというもんじゃて。
 感謝するぞい。ぬふ、ぬふふふふ……」

【老人は木の切り株に腰を下ろし、よほどうれしかったのか、剣を召還したまま剣を抱くようにして
 眠りについた。
 何事もなければ、老人は眠りにつくことだろう】
447 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/13(月) 05:01:24.83 ID:zSX7IMQC0
>>446
「散りゆく美か、見ている分には楽しめそうなものではあるな」
「しかし私は進んで散るような真似はしたくない・・・・そういう性格なのでね」

リヤカーの取っ手を持ち上げて、私は移動する準備をした
人間が襲い掛かってくる可能性がある、というのも理由だが

「・・・・・どうやら、私はここで野宿をする運命ではないようだ」

人間に大木をなぎ倒されたせいで、休憩するための木陰を奪われた
ほかに休めそうなところを探すしかないか・・・・・しかし、凄まじい一撃だこと

「その重たい大剣を軽々しく振り回すし・・・・君も、半分人間ではないな」

それだけ人間に向かって告げると、人間はこちらに向かって投げてきた
そういえば報酬を貰う予定だったな、そういう物を受け取る気はあまり無いのだが
折角だし貰っておこう、投げられた懐紙を片手で受け取り、リヤカーの中へ

「ありがたく頂戴するとしよう、私にとってもなかなか面白い出会いだった」
「それからアドバイスになるかどうかは知らないが、一つ言わさせてもらおう」

私は再び黒いフードで頭全体を覆い、銀色の髪も紫の瞳も全て隠し

「夢や幻は斬れないが、消える」
「それではフドウ、よい人生を」

それだけ告げて、リヤカーを引いてその場を立ち去った
さて、どこかにゆっくりと眠れそうな場所はないものか・・・・

/絡み、ありがとうございましたー!
448 :【雷撃之神鎚】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 12:02:32.88 ID:6mKrGtVCo
ーー公園

女がいるセクシーな服を着た女がいる輝くような金色の髪、全てを包み込むような青い瞳
ここまでだと、まぁ一般人であろう、だがその女には、何処をどう見ても不自然な点が幾つかある

まず其の顔である、3本の刃物で切られたかのような傷が付いている
そして、なにやら二の腕まで有る篭手を、装着している
極めつけには2.5mもあろうか、機械仕掛けの大鎚を持っているのである

もはや個々まで来るとどう考えても一般人では無い、その出で立ちか、公園に足を踏み入れようとするものは一人も居ない

此処で何をしているかって?
女は此処で、トレーニングをしていたのだ、そして今終わったところ、その体は汗が流れ、手にはスポーツドリンクと、その大鎚

一般人では無いが、能力者でもない、その機械仕掛けの大鎚を扱うためだけに、生まれてきた、そんな所であろう
本人は記憶が一切ないが、特に記憶がないことなども気にはしていない、とりあえずここでトレーニングをしていて
今終わったところの女である

/キャラ初ロールです絡み、よろしくお願いします
449 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/13(月) 13:34:44.20 ID:pMsGtrjUo
>>433

立ち上がり、自分の頭の二つ程上には鮮血に似た色の髪がよく合う美貌
蒼い人影は、その顔を胡乱な瞳で眺め溜息、歩を進め入れ替わる様にしゃがみ込み

「そうか……僕はいつたどり着けるのだろうか……まあいいや」

相手に撫でられ、瞳を細めていた子猫の背中を僅かに震え錆た玩具の様に
ぎこちなく撫でるのは白く幼い手、蒼い人影は膝を曲げ、浮かべるのは微笑

「可能性の世界は自然と同じ様に人の視線にいれるのは大き過ぎて」
「僕と貴方が言った未来も所詮推測に過ぎなくて………まぁ」

跳ね上がる細く三日月の様にしなる尾、倒れる耳は拒絶の意図を表して
されど、蒼い人影はそれに気付かぬ様に幼き指で子猫を触れる様に撫で
不意に────染み入る静寂に零れ落ちたのは楽しげな笑み声、白い瞳は相手を眺め

「悲観的だから僕は猫の最後しか想像出来なくて……でも」
「僕的にもこの先、猫が生き残る未来の方を信じたい」
「可能性が低くても結果が変わるとするのならば…」

懐から、取り出されたのは群青色のハンカチ、それは箱の底に引かれて
再び、子猫に背を引く様に撫でる幼き指は顎に宛てた瞬間、びく、と。止まった

「僕も、しようと思ったけど、どうやら猫にとってはありがた迷惑……なのかなぁ」

子猫の顎は、白い指を確かに捉え幼いながらの鋭い牙は皮を破りて肉に刺さる
指を子猫に噛み付かれた蒼い人影の声は僅かに悲しみに染まり、にやぁと鳴き声。

/寝落ち……まじですいませんでした。
450 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/13(月) 15:45:42.34 ID:W63H50rT0
【メモ帳に何かをスラスラ書きこみながら街を徘徊している】

「さて・・・会社が倒産したと言うことですが・・・これからどこで働きましょう・・」
【どうやら女が働いていた会社は倒産してしまったらしい】

「ある程度はデータを集めたのでこの報酬は一体どこで貰えば・・」
【物凄く悩んでいる】
「まぁ暫くは今まで貯金してた分で賄えそうなので・・・・・もって5カ月でしょうか。」

【片手に求人誌を持って働き口を探している】
「まったく・・・・このご時世働き口が少ないというのに・・・」

【女は不機嫌そうに舌打ちしている】
451 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 16:10:21.30 ID:5qRm/gI60
>>450
/まだ居ちゃったりします?
452 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/13(月) 16:28:23.42 ID:W63H50rT0
>>451
/気付くの遅れてすみません!!
居ますとも!
453 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 16:39:17.39 ID:5qRm/gI60
>>450
/イェェェェェェェェェェア!!!

【一人の青年が、通りの曲がり角からふらりと現れた】
【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、頭の上に黒猫を乗せた青年は】
【警察やらジェイルやらに指名手配されている訳だが……それでも堂々と通りを歩いていた】

【青年は右手にケータイを持っており、誰かと会話していた】
【しかし、ちょこちょこと出てくる『何万円』という単語から、ビジネスの話だと分かるだろう】

あぁ……左手の義手ね……で、住所は?…………じゃあ特徴は?

【特に声を抑える事もせずに話している】
【そして、就職に苦労する女を尻目に、そのまま女とすれ違い、角を曲がろうとする】

……あぁ?能力者ぁ?…………ん…そうなると50万くらいか……
454 :【雷撃之神鎚】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 16:46:37.96 ID:6mKrGtVCo
>>448
再募集です、よろしくお願い致します!
455 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/13(月) 16:50:32.19 ID:W63H50rT0
>>453

【今月分をどう凌ぐか悩みこんでいる女】
「やはり・・・・能力者に会社の名前を教えたのがアウトだったみたいですね・・・・報復といった所でしょう。」
【ため息を付く】

【その時角から出てきた青年の会話が耳に入る】
(この話は・・・・多分ビジネスのことですね)
【今まで養ってきた直感が女にそう告げる】

(義手?何のビジネスなんでしょう・・・・しかも能力者?ますます謎です・・・・・)
【悩んでいるうちに青年は行ってしまいそうになる】

「あの!すいません、少しお話宜しいでしょうか?」
【青年を呼びとめようと声をかける】
456 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 16:55:45.40 ID:5qRm/gI60
>>455
……分かった、それで手を打つか。詳しくはまた今度……んじゃ

【ピッとケータイを切る青年】
【大きく欠伸をすると、そのまま通りを立ち去ろうとし―――――】

……ん?

【ふと足を止め、後ろを振り返る】
【そこには、まあもちろんというか、先ほどすれ違った女が視界に入る訳で】
【まったく見覚えの無い相手に、青年は一瞬怪訝そうな顔をした】

……ん、何か用か?

【青年は首をかしげながら聞いた】
457 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/13(月) 17:01:17.00 ID:W63H50rT0
>>456

「私はこう言う者です。」

【丁寧に名刺を出す女】
【名刺先の会社はつい最近倒産したばかりなのだが】

「大変申し訳ないのですが今先ほどのお電話の件を聞かせていただきました。」
【取引モードに入っている】
「それでなんですが、私にそのお話詳しく聞かせていただけませんか?」

「嫌でしたら構いません、ご無礼も承知の上ですので」
【マニュアル通りの受け答えを済ませていく】

「聞かせていただけるならお礼のほうもさせていただきますので。」
458 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 17:09:39.69 ID:5qRm/gI60
>>457
【相手が差し出した名刺を、とりあえずと言った感じで受け取る青年】
【チラッと会社名を確認すると、すぐにポケットにしまった】

あぁー、聞かれちゃってたかー

【カラカラと愛想笑いをする】
【しかし、『電話の内容を話す』という下りにはほんの少し悩んだ】

【何せ、青年がしていた電話は、文字通り"仕事"の事だったのだから】

【が、何も言わないというのも怪しいし、時間もあるので適当に返す事にしたようだ】

詳しくも何も、聞いただけで分かるだろ?ただの仕事、ビジネスの話だよ。
どこの会社ってのは、簡単には言えないがな……ほら、最近は能力者だか何だかで物騒だろ?

【愛想笑いを浮かべながら言った】
【まあ、嘘は言ってないが、真実も言っていない】
459 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 17:13:40.71 ID:5EMb3jM4o
【静寂を保つ静かで、清らかな森】
【小鳥たちが可愛らしくさえずり、小川の流れる清涼な音】
【生い茂る木々の合間から溢れる木漏れ日の風景は、まさしく平和な森の一場面であった】
【――――――が】

「――――ッ! ―――――ッ!」

【そんな平和を引き裂くような軽快な電子音が、空気を切り裂き掻き乱すかのように響き渡る】
【音に驚いた小鳥たちは皆一斉に飛び立ち、俄かに森が騒がしく揺れる】
【そして森のざわめきを塗りつぶす様に、エレクトリック・ギターの演奏が鳴り始めた】
460 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/13(月) 17:15:48.84 ID:W63H50rT0
>>458

【眼鏡をクイっと上げ相手の反応を確認する】
【気分は悪くしてないみたいだったので取りあえず一安心している】

「誠に申し訳ございません聞かせていただけました。」
【頭を下げて謝る女】
【謝ると言っても反省などはしていない、悪魔でマニュアル道理に行動しているだけだ】

「話してくだされば私にできることなら何なりとお礼させていただきますが?」
【お礼で相手を釣ろうとする初歩的な営業手段だ】

「やはりビジネスですか・・・・・良かったら私に支援させていただけませんか?」
【秘書の血が騒ぐと言ったところだろう】

「ちなみに私は能力者です。」
【隠す様子もなくサラッと言う女】
【この町では能力者であるほうが有利だと察しているらしい】
461 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 17:20:53.03 ID:6mKrGtVCo
>>459
その森にはもう一人、ある男が居た、その森の中に、なにか作曲のインスピレーションを探しにやってきた
音楽家、いまはどこぞの喫茶店をまわりピアノマン的な、いやピアノ意外にもいろいろと演奏をして生計をたてている

その緑広がる場所、森林のざわめき、小鳥のさえずり、とても穏やかになる、
その静かな場所で、曲を構想する何かを探して、一人で底に居たわけである

だがしかし、その空間をぶち壊すかのような、その電子音、男はべつにエレキギターは嫌いではない
楽器の全てが好きではある、そしてその音色も上手くはある

だが、この場所を考えるべきであると、音の調和を乱すのは止めろと、そういう顔で、
いや表情では掴み取れないかもしれないが、不機嫌そうにそのギターをかき鳴らす少女の前に現れる
462 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 17:23:17.77 ID:5qRm/gI60
>>460
【相手が頭を下げても、特に何も感じない】
【先ほどからの相手の言葉は、まるで紙に書かれた文章を読み上げているかのようだ】
【つまりは、営業スマイルと同じような類なのだ。だからどうという訳でも無いが】

お礼、お礼……ねぇ

【愛想笑いを崩し、クククッと面白そうに笑う】
【そして相手の方に向き直ると】

まあ、どんな礼によるな

【試すような目で相手を見た】
【金銭的意味ではない。金は有り余る程あるが、敢えてそれは言わない】
【それを言うと、出来もしない礼を並べ立てる輩が、極稀に居るからだ】

【支援という言葉に、うーんと悩む】

……そっちがいいならいいが、ブラック企業だぞ?

【肩をすくめて言った……色んな意味でブラックである】

あぁそう、能力者なのか

【適当に聞き流した】
【その言葉を高圧的になる事も下手に出る事もせず】
【どうでも良さそうな調子である】
463 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 17:31:21.39 ID:5EMb3jM4o
>>461
「――――ッ! ――――ッ!」

【だが、少女は男の接近に気が付かない】
【というのも、それは彼女があることに集中している為仕方が無いと言えば仕方が無かったのだが】

【彼女は、ギターの演奏に合わせて口を開き声を出そうとする】
【しかし彼女の声自体がよほど小さいのか、声はギターの音にかき消されてしまう】
【そんなことを繰り返している内に一曲が終わってしまい、彼女は憂鬱そうに息を吐き】

「――――ふぇ?」

【丁度、白髪交じりの長身の男が目の前にやってきたのもその頃であった】
【不機嫌そうに此方を見据える男に、制服姿の少女は状況を掴めないようで首をコテンと傾げて見せた】
464 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/13(月) 17:32:54.13 ID:W63H50rT0
>>462

【マニュアルに書いてある通りに話を進めていっている】
【そのマニュアルを作った会社はすでに潰れているのだが】

「何でもさせていただきますよ?」
【本当にできる限りできる範囲のことはやってのけてしまうのがこの女だ】

【礼の内容を聞かれ一瞬考え込む】
「金品の受け渡しから・麻薬の密輸・要人の殺害から・暗殺・企業スパイなど」
【取り合えず自分にできることを並べ立てる】
「ご心配なさらず、今あげた謝礼の内容は全て実行しておりますので失敗する事はまずありません。」

「ええ、大丈夫です、前働いていた会社は要人の暗殺を主に専門としていましたので。」
【つまりは元殺し屋といった所なのであろう】

「はい、一応能力者です。」
【能力の内容は話さないようだ】
「一応便利な能力だとは自負しております」
465 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 17:41:00.94 ID:5qRm/gI60
>>464
【"何でも"という言葉に眉を潜める】
【基本的に、そういう事を言う奴に限って普通の事しか出来ない物だが……】

……ほぉ

【相手の並べ立てる言葉を聞き、少し感心したような顔をする】
【躊躇無く言う相手に、嘘は感じられない】
【能力者であるなら尚更だろう】

なるほど、なるほどね

【ククッともう一度笑う】

分かった、そこまで言うなら話そう。
だが俺が所属してる会社は秘密主義でな……だがアンタの言う"支援"は捨てがたい

そこでどうだい、いっそ、こっちの会社に来るってのは?

【ニヤッと笑いながら、提案を出して見た】
【青年は言っている"会社"というのはもちろん、『親しき隣人なる消失点』……つまり『エンカウント・ゼロ』の事である】
466 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 17:41:21.13 ID:6mKrGtVCo
>>463
余程、演奏に真剣なのだろう、まぁそれは良い事だ、だが、そんな事を言いに来たわけでは無い
その演奏を褒めに来たわけでも無い、怒鳴ってやろうとそう思ってきたわけなのだが…
その少女を間近に見て
その力の抜けた声を聞いて、
その怒鳴ってやろうと、どんな奴が弾いているのだコノヤロウと、どうせ、近頃のダラシのないやつだろうと、そう思って来た
だがその相応していた姿とは全く違い、力が向ける

「あー……いや、ね、ちょっと場所を考えたほうが…いいぞ、ゴホンッ」
怒りから、拍子抜け、なぜか片言の、咳払い、ハッキリ言って、先程まで怒鳴ってやろうと思っていた
男ではないようだ
だがうるさかったものは、うるさいのだ、その力をもとに戻し

「何事も、時、場所、場合というものがある、今の君は其れを崩しているのだぞ?」
言い直したかのような言葉である、男は少女に向かいそういった、制服姿の、ポニーテールの少女に
若いうちに知って置かなければならないことなんて沢山ある、爺の説教などと思われても仕方が無いことかもしれないが
467 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 17:41:36.92 ID:E4gQy6aco

亭午は疾うに過ぎ、逢魔ヶ刻を間際に迎えた頃合。閑散とした公園に響く、風斬り音。

「……っと、やっぱ鈍ってんな」

戦(そよ)いだ薫風に揺る金髪は、靡(たなび)く鬣が如く。傍え、左眼の蒼碧だけが覗き。
右は文字列と円環――所謂“魔方陣”の刻された眼帯に掩蔽されて。優に膝下に到る
丈長の灰白外套を纏い、右掌に把持された漆黒の片刃大剣を造作なく奮う、奇怪な長駆。

「いてッ……づ――〜〜ッ! 腰捻ったか……?」

その彼――年齢は大凡二十代前半と見受けられるだろうか――は、腰部に左掌を添え
大樹の下、瑞々しく生茂った緑葉を仰いで、大剣を無造作に地面へ突き立てた。次いで、
双肩を墜落(お)ちる程に下げて、深呼吸。柄から掌を離すと、額の流汗を甲で拭い取った。

「……あー、捗らねえ」

彼の姿形は、元々の特異性に人が皆無なことも相俟り、遠目からでも容易に看取できると思え。


/なんでもー募集っ
468 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/13(月) 17:52:03.24 ID:RTvBJ+Gp0
>>467
その光景を遠くで見る少女一人。名無し一人。
ぼさぼさな茶色の長髪に緑の掛かった蒼の双眸。
純白のTシャツはその色を連想させることが出来ないくらいに汚れていて。
蒼のジーンズはところどころ破けていて、かろうじて服として機能している。
そこら辺のスニーカーもボロボロで、歩こうとすれば底が抜けているためペコペコと音を立てる。

つまるところ、浮浪者。ホームレス。
歳不相応な生活を送る少女は今日も道に迷う。

「―――……お腹すいた。あほなことを言う気力も無いわ」

人が座っていないペンチを陣取り、ただ見ていた。男の姿を。
見たからと言って空腹が満たされるわけではないのに。
469 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 17:52:16.46 ID:5EMb3jM4o
>>466
「あ、あわわ、ごごご、ごめんなさいです!」

【ようやく自分の演奏が周りに迷惑を掛けていることに気が付いたらしい】
【彼女は、どもりながら小さな声でペコペコと頭を下げる】
【ただ、彼女がぶんぶんと頭を上下させているのでポニーテールがあらぶっているのは御愛嬌か】
470 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/13(月) 17:53:06.91 ID:W63H50rT0
>>465

「ええ、全てはビジネスのためです。」
【この女はビジネス崇拝者なのだろう】

「ちなみに暗殺は前28回中全て成功しております」
【一番利益が高いので暗殺を売りにしているのである】
「まぁばれたら命がない世界なので私が生きているということが証明のようなものです」

【女はただ淡々と話し続けている】

【ククッと笑う相手を不思議そうな眼で見つめる】
「なにか御不憫な点でもありましたでしょうか?」

「秘密厳守な点は守れます、全ては繁栄のためですから。」
【口元に薄い笑みを浮かべる】

「そちらが宜しいのであれば、是非働かせていただきたいものです」
【働きたいという意思表示をする】

「私の力はメモに書いたものの物質量を変化させるといったものです」
【自分の能力のことを話したのは信頼の証ということだろう】
471 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 18:00:09.81 ID:6mKrGtVCo
>>469

「あ、ああ、分かればいいのだが…」
予想とは大きく違った、なんか悪態でも付いてくるんだろう、どうせそうだろうと、そんな事を思っていた
だが、その直ぐ様出た、謝罪の言葉
その男はさらに呆気にとられ、そのペースを大分崩されるのであった

「まぁ、私も、昔はこうして怒られた、君と同じく、五月蝿いと言われてな、」
「それはそうと……素晴らしい演奏だ、君の演奏がな、此処でなかったら、直ぐにでも褒めたいぐらいだよ」
その平謝りする少女、
男はどうすればいいか、全くわからなかったが、とりあえず、話しかけてしまった、
此のまま帰ってもいいが、そこまで男も厳しくはなれない、
自分も昔、場所をわきまえず楽器を弾いて怒られたことがある、音楽を愛する者であれば通る道である、多分…

「」
472 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 18:01:15.95 ID:5qRm/gI60
>>470
そうか、そうか

【満足気な笑みを見せる】
【つまりこの女は、人より会社に忠を尽くす人間という事だろう】
【そちらの方が扱いやすい場合もある】

へぇ、プロって訳か、すげぇな

【特に表情も変化させず、適当に言った】
【暗殺が全成功とは、多分物凄い事なのだろう……多分】

ん、よし分かった

【パン、と手を叩くと】

今から本社に行くか、俺が連絡入れておくから後日行くか
どっちがいい?

【ニヤニヤと笑いながら聞いた】
473 :【超法規定】有能秘書@wiki Eペン メモ帳 [saga sage]:2011/06/13(月) 18:08:26.36 ID:W63H50rT0
>>472

「そういう風に育てられてきましたので。」
【フフッと笑みを零す】

「常に命をかけてお仕事させていただきますので。」
【ペコリと頭を下げる】
「今後ともよろしくお願い致しますね。」

「いえいえ、人を消すなど誰にでもできたことですよ。」
【謙遜しているつもりらしい】

「では今から伺わせていただきます。」
【本社に行くつもりらしい】
「どのような職場かご確認しておきたいので。」

「では、本社に案内してください。」
【青年の指示を待つ女】

/次はエンカウントスレからでしょうか?
474 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 18:08:37.43 ID:E4gQy6aco
>>468

「…………」

不図(ふと)――視線を感じた。それも唯一心、こちらだけを見つめる趣意のもの。
それとなしに、長椅子(ベンチ)の在る方向へ横目を流した。居たのは、襤褸を纏う少女。
乞食か浮浪者か、去来した第一印象は御世辞にも年頃の少女へ懐く想念(もの)でない。

「ちッ……、――――オイ、そこの。そこのお前、何やってんだ?
 お腹すいた……って、まさか食ってねえのか? 正真正銘ホームレス?」

彼は一頻り逡巡した後、乱雑に頭を掻いた。大剣をそのままに――声掛け、足を運ぶ。
“なんとなく”見過ごせなかった。明らかに生活に窮している者を目前にしながら、無視など
到底許容でき所業の範疇を、逸脱していた。相手を怯えさせぬよう、なるたけ優しい声音を繕う。


/遅れましたっ!
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga sage]:2011/06/13(月) 18:08:42.43 ID:kPSSYFhjo
>>467
/まだ大丈夫でしょうか...?
/そして前開の絡みから然程経っていませんが、それでもよろしければっ
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga sage]:2011/06/13(月) 18:09:03.63 ID:kPSSYFhjo
>>475
/ぼ、ボケてました...忘れて下さい
477 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 18:09:58.62 ID:E4gQy6aco
>>475-476
/ごめんなさい、また今度、是非っ!
/私は時間経過は気にしないので、いつでもウェルカムです!
478 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 18:11:43.73 ID:5EMb3jM4o
>>471
「え、えへへ、ありがとうございます」

【彼女は顔を赤らめ、照れくさそうに頭の後ろを掻く】
【こうやって真っ直ぐに自分の演奏を褒めてもらえる機会など中々無いのだろう】

「……あれ? もしかしておz――お兄さんもおお音楽を嗜んだ経験が?」

【男の言葉を噛みしめ、理解した時に突いて出た疑問】
【彼は一体何を弾き、どんな演奏をするのだろうか、と少女の好奇心がムクムクと湧いてくるのが彼女にも分かった】
479 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 18:12:24.20 ID:5qRm/gI60
>>473
うし、今からだな

【ケータイを取り出し、数秒カチカチと操作すると】

……OK、着いて来い

【相手に合図をし、反応など待たずに歩き始めた】
【目的地はもちろん、組織のアジト】

/ですね、こちらから書き込みしてきます
480 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 18:19:23.50 ID:6mKrGtVCo
>>478
「いやいや、気にするな、自信を持っていい腕だ、若いのに素晴らしい、」
その言葉に、素直に喜ぶ少女、今の時代にこんな子もいるのだなと、またもや、年配の
少女にとってはおじさんの、考えをしながら

「おじさんでいいぞ、無理するな、君から見れば私は立派なおじさんだ」
その少女の言おうとしてたことなど直ぐ分かる、よくオジサンとは言われてきた、そんな事では起ることはない
実際に、歳は、かなり離れているようにみえるからである、ここまで離れたら、おじさん、特に違和感は無い

「そうだな、私も昔は音楽家だった、だが今は喫茶店で、音楽を演奏する、ただの人…だな」
とくに今の位置にも不満はない、楽器さえ触れていれば、音楽にさえ関わっていれば、それでいい
誰かが、その音楽を聞いていてくれればそれでいい、場所など関係はないのだ

「オーケストラ……わかるかい?」
そう最後に言葉を言って
481 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/13(月) 18:22:45.41 ID:RTvBJ+Gp0
>>474

出来るだけ怯えさせぬよう努力している相手の心境など知ろうとせず、いつものパターンと割り切る。
同情から声を掛ける。見過ごせぬから声を掛ける。平和的な世の中であればおそらくそれら。
どうもこの世界は物好きが多くいるようだ。今はお話をする気力が残っているからいいが。
もし、その気力がなかったら屍のように何も反応しないであろう。

「   見て解らない?…こんな身なりで定住先を持ってるように見える?」

反応が遅れた。数テンポのずれが解るはずだ。

「ただ勘違いしてほしくないわ。私は目的があって、こうならざるを得なくなったわけで」
「そこら辺のホームレスとは違う。」
「彼らは何も希望を持っていない。家もない、目的も希望も」

頭を上げることはない。それも結構な気力と体力を要するのだから。
だから平時の冷淡さに突き放すような、億劫さが混ざっていた。
482 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 18:29:39.12 ID:5EMb3jM4o
>>480
「そそそ、そんなに褒められても何も出ないですよぉ……」

【わたわたと傍から見れば面白いほどに慌てふためき、顔をトマトの様に真っ赤にする少女】
【ただ彼女は、あうあうとみょうちくりんな鳴き声を上げながら、男の言葉に耳を傾きかける】

「オーケストラ…ですか」

【彼女の脳裏には、重厚で深みのある管楽器が胸の奥にまで響き、流れるような弦楽器の軽やかで繊細な音が耳を震わす】
【そんな音に交るかのように様々な音が入り乱れ、たった一人の指揮者が全ての音を指揮棒一つで纏め上げ昇華させる】
【今にも音楽が聞こえてきそうな場面を想像し、そういえばオーケストラを最後に聞いたのは一体いつだったかと思いをはせる】
【だてに、音楽家の娘をしている訳ではないのだ】
483 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 18:34:31.55 ID:E4gQy6aco
>>481

「……いや、見るからに浮浪者だが」
「はあ……? 関係ねえだろ、何言ってんだ。ホームレスには変りないだろ」

幾らかテンポが遅れたことに猜疑心を擡げるも――それを一切反故にする程に、
少女の“屁理屈”な物言いに顔を顰めた。好意を押付ける為に、声掛けた訳ではない。
故に、錯誤めいた私憤等は皆無だったが――単純に、理屈に賛同し難かったのだ。

「んじゃ、お前は家もあって、目的も希望もある――ってのか?
 はッ、笑わせんなよ、ガキじゃねえか。なに大仰なこと抜かしてんだか……」

「…………取り敢えず、その服みっともねえぞ。これ、着ろ。
 頭上げたくねえなら構わねえ。被ってりゃいい。とにかく隠せ、恥ずかしくねえのか」

突き放すような、億劫だとでも言いたげな応対。だが、やはり彼は気分を害した素振りもなく。
ただ面倒臭そうに、馬鹿らしいと暗に告げた。――面を上げる予兆もないことから、適当に
相手のことを推量すると、身に纏っていた灰白い外套を脱いだ。数度、砂埃を払ってやり。
路傍に打捨てられた猫に、毛布を被せるような手付きで――その外套を、少女に押渡そうと。
484 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 18:44:42.91 ID:6mKrGtVCo
>>482
フフッとその照れる少女の様子に微笑みながら、その反応を見ていた、
「まぁ、何もいらないさ、何かを求めて誉めるものでもないしな」

「そう、オーケストラ、そこで、色々なそれは沢山の楽器をね、経験させてもらったよ、」
「才能なんてなかったからね、努力に努力を重ねて、やっと入れた、オーケストラ」

そう言って、その質問に返す、オーケストラになど興味をもたない物も多い、ロック、パンクあとはポピュラーなのも様々
そこに行く人間が多い、少なくとも此処では、
少女が底まで知っているのかは男には分からない、だが、自分のやって来たこと、やっていたことは
オーケストラであり奏者であり指揮者である、
485 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/13(月) 18:51:28.59 ID:RTvBJ+Gp0
>>483

「違いないわ。どれだけ理屈を拱いても所詮はガキの理屈に過ぎない」
「目的を持っていようがそうでなかろうが所詮はホームレスよね」

屁理屈であることを素直に認める。自分でもそう思っていたり。
結局中身がどれだけ御大層でも、外見が伴わなければ意味がないのだ。
尤も、少女の屁理屈に賛同する人間がいればそれはそれで問題かもしれない。

「…私は何も持っていない。家も、友達とやらも、おかねとやらも」

―――そして、名前さえも ね

何処か、冷淡とは違うような表現を探さなくてはならないほどの雰囲気を醸し出す。
沈痛とでも言えばいいのだろうか?重苦しいと言えばいいのだろうか?
名前というワードは少女にとって特別なのだ。

うつむいていると、不意に外套を掛けられる。
それを振りほどくと言う事はしない。ただなされるがままである。

「―――……別に恥ずかしくなんてないわ。必要最小限の恥じらいさえあればいいもの」
「それにまともな服を買えるほどお金ないもの。今日を生きるのにさえ苦労してるのに」
486 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 18:55:14.46 ID:5EMb3jM4o
>>484
「…………」

【開いた口が塞がらないとはこのことだろうか】
【ただ音楽の為に生きる、なんて口にするのは簡単だが実際には難しいだろう】

【しかし、目の前にはそれを実行し、実現した人物が居る】
【そのことに少女は純粋な尊敬のまなざしを男に送り】
【自分の情けない現状にため息をひとつ吐いてしまう】
487 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 19:02:40.33 ID:6mKrGtVCo
>>486
男には環境があった、家があった、音楽にしか向き合わなかった
だから、其れ以外のことは全部あきらめた、知人もいないし、ましてや結婚相手なども居ない
一般人からみればただの馬鹿そういわれても仕方ないことではある
「まぁ…今となっては、こんな有様だけどな、結局音楽しか残らなかった、だが…音楽は残った」
「それもいいかもしれんがな、」
そう話をしていると、一つのため息、そのため息はとても悲しそうで、
そこで男は、話を区切った、

「どうした?ため息なんて吐いて?なにかあったか?」


488 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 19:06:29.11 ID:DeSSOXpeo
【街中。とある飲食店】
こぎれいな飲食店で、少女は料理を片手に本を読みふける。
常識人が見れば何ともはしたない、それこそ、女性らしくない行動だが、少女としてはそんなことを気にしている余裕はないのだ
本の題名は、「光学概論」。なんとも難しそうな本である

少女はその中の、ほんの一つの単元だけを集中して読み込む。
単元は、「光と影のでき方」
489 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 19:10:57.77 ID:E4gQy6aco
>>485

「……案外素直なんだな、お前」

正直、拍子抜けしてしまった。先程の言動から勝手に推測して、反論は絶対だと
軽く身構えたのだが。結局、徒労に終わったらしい。如何とも次の文句を継ぎ難く。
矜持が悪そうに、彼は頬を掻いた。そのまま指頭を眼帯――魔方陣に這わせる。

「名前もねえのか……そりゃ、ご苦労なこって。記憶喪失とか、そういう系か?」

外套を脱衣した後、様々な金属装身具の輝かせたカットソーを露見させた。
されるがまま、割かし不躾だった行動を咎めることもなく。――蕩揺するのは鬱積か。
“名前”に執着するのは人として当然。名とは個、確かそんなことを聞いた覚えがある。
少し、興趣を惹かれた。状況錯誤と糾されれば、閉口する以外ないが――而して

「……そうか。でもよ、一応女なんだから装いっつーもんがあるだろ。
 恥じらい云々じゃなくて――ああ、俺の聞き方が悪かったか……とにかくよ」

「目の前でそんなこと言われたら、こっちまで居た堪れなくなる。
 そのコート、お前にやるから。大事にしろよ、高えんだぞ。後、飯なら食わせてやる」

「……取り敢えず、いまはこれ食っとけ」

――自分は聖人君子でもなければ、稀代の偽善屋でもなかった筈だ。己の奇行に
頭を抱えたくなる。逢魔ヶ刻も過ぎて、宵闇を飾るのは満天の星月夜。それを望んで。
漸く、幾許ではあるが理知を取戻す。一度嘆息、ガシガシ、と頭を掻き。懐に掌を忍ばせ
俗に云う『携帯食料』の一種に属す、スティック状の菓子を取出しそれを少女に手渡さんと。
490 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/13(月) 19:17:22.05 ID:RTvBJ+Gp0
>>489
/すいません。飯落ちで30分ほど遅れます。
491 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 19:18:37.04 ID:E4gQy6aco
>>490
/はいなっ了解です!ごゆっくりどうぞ!
492 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 19:21:23.89 ID:btPSgHzs0
>>488
まだいますか?
493 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 19:22:15.69 ID:DeSSOXpeo
>>492
/はいはい、いますよー
494 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 19:23:03.43 ID:5EMb3jM4o
>>487
「あはは……。じ、実はあなたの話を聞いていて、あたし情けなくなっちゃって……」

【聞いて貰えますか? と一言前置きして、彼女は続ける】

「あたしの両親はあたしが小さい頃に死んでしまって、あたしは親戚の家に預けられたんですけど、
どうにもそこはあたしって言う存在が邪魔らしくて、いつも窮屈な思いばかりしてきました」

【自分に自信が無いのも、この時形成された性格なんですよね、と彼女は苦笑し】

「……それも言い訳か。そしてある日、この形見のギターを売られそうになって、
あたしは親戚の家から逃走して、各地を旅して回ることになりました。
始めはお母さんに歌声を褒められてたのが凄く嬉しかったのを思い出して、一つ歌手にでもなるかー! なんて大言吐いてたんですけど、
いざ旅を始めたら結局この性格が災いして、歌おうとしても声が出ないんですよ。

だから、仕方が無いって。自分の性格じゃ無理なんだって、ずっと言い訳して逃げてたんですあたし。
でも、あなたの話を聞いて、自分がただ逃げていただけだって気付いたんです。
もっと真剣に、ちゃんと自分と向きあっていれば今の自分は多分居ません。
そう考えたら、あたしはこの一年間何してたんだろって……」

【彼女の長い独白が終わり、静寂が生まれる】
【少女は上を見上げ、木々の間に見える月の明かりに目を細める】
495 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 19:32:07.11 ID:btPSgHzs0
>>488
【その飲食店に侵入してきた人影があった】
【侵入、なんて大仰な言い方だが平たく言えば入店してきたのである】
【本当にただ入店しただけなのだが、応対しようとした店員の表情は凍りつく】
【なぜならば、入店してきた男性は……まあ少し寝癖があり、イケメンなだけで普通だ。特に問題はない】
【しかし】

「あ、ピザ一枚下さい」

『そんなにいらんから血をくれ』

「ピザを食うのは俺だよ!」

【その男性が従えている生物に問題があった】
【まず飲食店に人間以外の生物を連れてくること自体マナー違反だが】
【その生物は蛇≠オかも首が八つ≠るのだ。ヤマタノオロチ。短いけど】
【さらに喋っている。空想上の生物が目の前にいるのだ。固まってしまっても致し方ない】

ちょ!困ります!

「え?」

【と言う具合に出入り口付近で店員と少しいちゃつくことになったのだ】
496 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 19:36:53.45 ID:DeSSOXpeo
>>495
「――――」
ちょっと小腹がすいたわね、サラダ系と、後はなんか軽い物を……
ぴんぽーん、あ、すいません、このサラダとこのグラタンを。ええ、お願いします

「――あれか、私が間違ってるのか!?」
ちょっと現実からトリップしていた少女、彼女は奇妙な人物を見つめながら、さりげなくドリンクバーへと近づいた
さりげなくとは言うが、ほとんどガン見である
497 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 19:44:11.50 ID:btPSgHzs0
>>496
「だからこいつは誰かを噛んだりしないんですって」

『相手の承諾が取れれば血を頂くが』

「ああもう!黙っとれ!」

【その時男性は視線を感じた】
【…………いや視線は入店した時から浴び続けているのだが……】
【訂正すると可愛い子からの熱烈な視線を体に受けた≠ニなる】

「おー……不気味」

【黒クロくろの黒尽くしな少女がそこにはいた】
【だが不気味なくらいで気圧される彼ではない。蛇のことは蛇に任せて彼はその少女の方へ振り返る】

「やあ」

【と、片手を挙げ、人好きのする爽やかな笑顔を浮かべながら少女に向かって言った】
498 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 19:50:00.51 ID:DeSSOXpeo
>>497
ごぼじゃー。
少女のコップから、ドリンクバーのジュースがあふれ出す、完全に硬直である
「こ、こ、こ、こんばんわ!」
べたべたの左手を構う様子はなく、少女はスイッチを押していた右手を高く掲げる
たぶん、少女からしたら目の前の男は何らかの危機である。おもに日常生活的な
499 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 19:58:02.97 ID:btPSgHzs0
>>498
【何故かジュースを零しまくった少女】
【それを確認し、スタスタと近づいていく彼の片手にはどこからともなく取り出したハンカチが握られていた】

「はい。これで拭いた方がいいよ」

【言いながら少女にハンカチを差し出す】
【受け取られなかった場合は自分で拭くつもりである】

「で、なんで俺の方を見てたのかな?」

【聞くまでもなく八つ首の蛇が気になったからであろうが】
【もしかすると自分が気になったから見られてたのかな、とか考えている】
【まあ、彼は彼でそれなりにイケメンなのでそういうこともなくはないのだが……】


『私は崇高な存在なんだぞ。それに契約もしていないのに噛んだりはしない』

いえ、それでもですね……

【店員はかなり不可思議な気持ちを抱いていた】
【なんで自分は蛇と対等かそれ以下のレベルで会話しているのだろうか……と】
500 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:00:03.14 ID:DeSSOXpeo
>>499
「うひぇ!? あ、ありがとうございます!?」
なぜかテンパってる少女。おとなしくハンカチを受け取ると、拭き始める

「え、蛇ですよ!? 何でですか!? どういうことなんですか!?」
だめだ、パニックだ
501 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:03:20.75 ID:6mKrGtVCo
>>494

その少女の話を黙って聞いていた、見た目は、幼い、制服姿の少女
だがその中身は、いろいろ不幸があった、
見るからに少女であるその少女、その年齢では耐え切れぬであろうその過去
男は黙って聞いていた

「そうか…苦労したのだな、辛かっただろう、苦しかっただろう」
男は少女とは違う、貧乏とも、富豪とも言えぬ、ただの一般家庭で少年時代を過ごしてきた、
そして音楽家になりたくて、自分に感動を覚えさせてくれた
そんな音楽家になりたくて、ただただ必死に勉強した、そして音楽家になれた

今でも両親はいきているだろうか?どこかの街で2人で平和に暮らしているはずだ
10代で飛び出てきた、そしてこの街で、必死に努力しただが
、そんな少女のような不幸などはない

「私は、両親が居た、私が音楽家になりたいと言ったら猛反対された」
「だから家を出た、ちょうど君ぐらいの歳かな、」
「その時は私も何から手をつけていいか分からなくてね、無駄な時を過ごしたこともあったよ」
「両親が居ない君と私では立場が全然違うのかもしれない、その不幸が無い私とは」
「でも、音楽家を目指す、歌手を目指す、そう思えている事で一歩づつ踏み出していっているんじゃないか?」
「ほら、現に、今でもさっきは歌おうとしていただろ?ギターを練習していたじゃないか」
その遠くから少女を見てたときである、少女は口を開いていた、なにかを歌おうと、口を開いていた
その光景を男はしっかり見ていた、

「逃げるのも自分、其れを活かすのも自分、君にはファンががいる、君の母親と私、2人目かな?いやもっといるかもな」
「逃げることは悪いことじゃない、私も逃げたことはある、そして放浪したいろいろね、そして、私は手に入れた、その逃げたことで、その経験を手に入れた」
「逃げなければ、手に入らなかった経験、人生に、自分のしたことを無駄だと、そう言うよりも良い、無駄ではない、全ては経験だ」

「なぁ、君の歌、聞かせてくれないか?なんなら私が、君のバックオーケストラにでもなろうか」
「言葉では言い表せない、音楽家どうしなんだからな…」

/遅くなりました…申し訳ないです…
502 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 20:07:17.79 ID:btPSgHzs0
>>500
「やっぱアイツか…」

【自分のことが気になっていた訳ではないと確定し、ちょっと落ち込むがすぐに持ち直し】

「アイツは俺のペットだ!」

『違うわ』

【店員を論破(?)しこちらの会話に頭をツッコんできた八つ首の蛇】
【ちなみに右から三番目の首で話しており、声は女性のものである】
【他の首はそれぞれ思い思いの方向を向いている。統率はとれていないようだ】

『そっちの女。お主、私と契約して私を扱う気はないか?』

【そんなことを言い、勧誘する。初対面でこれに応じた人物はまだ寝癖が目立つ男性以外いないそうだが……】

「こんなかわいい子の血を吸う気か!?バカ!やめろ!」

【寧ろ俺が吸いたいわ!と付け加えるのはやめ、心の中に抑えておいた】
503 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/13(月) 20:08:32.07 ID:yU+RnuUIO
【公園】
【人がいないその場所は、今現在空を切る音が響いている。】

「……あーあ…」

【その音源は、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【そして左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは右手に持った身の程もある大きな片刃の大剣。それらのせいで、】
【少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

「…退屈…」

【実に涼しげな顔で、『女が』『片手で』『大剣』を『軽々』振り回している。】
504 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:10:38.95 ID:DeSSOXpeo
>>502
「ぺ、ペットかー! ふーん! そうなのかー!」
たぶん分かってない

そして、契約して扱うという言葉には
「粉微塵たりともないわ!」
あ、素が出てしまった。
たぶんここが飲食店じゃなかったら周囲の何かを落下させてたとおもう
505 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/13(月) 20:11:26.49 ID:RTvBJ+Gp0
>>489
/お待たせしました。

「多分そう、なのかしら。気が付いたら私は何もかも失ってたから…」
「旅を決意する以前のことは何も思い出せないわ」

外套は自分の背丈に合わず大きい。それのおかげで顔を覆いかぶせている状態である。
名無しの少女の沈痛な表情を見ないで済んだのである。
正直旅を続けていてもなかなか名前には届かない。近づいてもいないし遠ざかってもいない。
前向きにも後ろ向きにも考えることができるが、焦燥感に駆られているときは言わずもがな。

「…なら大事にしておく。そして、借りておく。名前を掴み取ったその時に返しに…行くから」

外套に極力当たらないように腕を伸ばし携帯食料をありがたく頂戴する。
その姿は日が出ているときに出歩くことが叶わぬ吸血鬼のようである。

今日摂取したのは水だけである。生ぬるい公園の水を飲んだだけである。
固形の食料は2日ぶりである。その二日ぶりの固形の食料を口に運んだ。
久しぶりに食べたという錯覚を覚える。たかだが二日食べていないだけなのに。

そして、食べ終わったあとに、外套で見えない事をいい事にぎこちない笑みをこぼしながら礼を告げた。
506 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage]:2011/06/13(月) 20:16:23.06 ID:N2dhwlBYo
【街頭演説】

【この様に言葉を繕えば、耳障りが良いだろう】
【夜と日暮れの境目とでも言うべき時間帯に、外見だけは少女と思しき女性が】
【声高らかに、拡声器を右手に構えて何かを訴えていた】

……………ブゥゥゥゥン……

【拡声器の間の抜けたノイズにより、其の少女らしき人物の演説は一度途切れる】
【全国津々浦々で最強の暴力団を他称されている某行政機関こと、警察のご厄介を免れ得そうに無い】
【傍から見ると、青い生地のビニールジャンパーのみを着ている様な服装に其の身を包んでいる】

……ザリッ

【と、此処で足元を踏締めアスファルトの乾いた地面と履いている草鞋(わらじ)の間で他愛も無い音を叫すると】

「……どぅーぐれいとふぅる」
「此処までの話は分かっただろうか? 有象無象とそれ以外の分別が付くキミ達は。」
「ボク達は感謝することで世界を作り変えられるんだ」
「ボクは、圧倒的にキミ達に”ぐれいと”に”ぐれいとふる”しているから、ボクは、アガペーより深くキミ達を愛しているっ」
「キミの”リトルグレイの目玉”みたいな形をした殻に覆われている、心も愛することが出来るんだ」

「………キィ──────ン……キィ─────ン」

【死んだ犬の様な光の碌に灯っていない瞳で周りに訴えかける】
【英語の発音は無茶苦茶で、言っている事も無茶苦茶で】
【グレイトフルとは、感謝するという英語であり、グレイとは、灰色をした地球外生命体】
【背中に 『リンパ船』 と達筆に墨汁で紙に書かれた物を頼り無いセロハンテープで貼り付けており】
【頬には 『愛死照人』 と油性の名前ペンで書かれている。 コチラは汚い。】

【今日は拡声器の調子が悪いらしく、耳障りな音が周囲に響いているが】
【関わってはいけない人という共通認識を、一般的に持っているのだろう】
【誰しも、顔を顰めるだけで近寄っていこうとすらしていない】

//何でも募集ですが、キャラ設定が色々と定まっていないため、返信が遅いかもです!
//それでも、よろしいのなら……
507 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 20:17:09.49 ID:btPSgHzs0
>>504
『ペットではない。契約相手だ。取引しやすいバカだから一緒にいてやっているのだ』

「え?なにそれ酷い」

【この蛇は契約第一で、裏切りだろうがなんだろうが平気で行う】
【相手がこの男よりも多く血と安心感をくれると言えばすぐに寝返るのだ】
【まさに外道】

「ですよねー!」

『まあ、妥当だな』

【まず扱ってどうする】
【しかも扱うときは刀状態である。尚更訳が分からないだろう】

「…ピザ頼んでいいっすか?」

い、いいっすよ…

【そんな態度ではクレームをつけられても文句は言えないぞ店員よ】
【だがそんなことは全く気にせず、ピザを一枚注文する】
【更に勝手に少女が座っていたと思われる席の向かい側に座り込む。蛇と一緒に】
508 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage saga]:2011/06/13(月) 20:18:58.15 ID:N2dhwlBYo
//ぐふっ………テステス
509 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:22:39.81 ID:DeSSOXpeo
>>507
「なんなのかしら……」
ペット云々のやり取りを見ながら

「本当に何なのかしらー!!?」
ピザを頼んで、何事もないかのように自らの席の向かいへと腰掛ける男
確かに、顔は悪くない、むしろ良い
だが少女は、ここで初めて、人間は中身、という意味を知った
510 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/13(月) 20:25:27.85 ID:yboVjDHoo
>>506
ぬ?
あれはなんじゃろう

【そこに現れる空気を読まない少女】

………?
(な、何を言っておるんじゃろう……)

の、のう、お主
何を言っておるんじゃ?

【通行人達は一瞬、驚いたように二人を見るが】
【そそくさと面倒そうな事を避け、各々の日常へ戻って行く】
【その辺りに残ったのは、二人のあきらかに異質な少女だけだった】

/よろしいでしょうか!
511 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 20:26:52.62 ID:5EMb3jM4o
>>501
「ありが…とうっ…ござ……っ…います…!」

【ただ、涙が止まらなかった】
【一年間少女は旅をし続けて、泣いたことなんて一度も無かった】
【辛い時も、苦しい時も、泣いたら挫けてしまうと思って、絶対に泣かないようにしていたのだ】
【だが、男の言葉を聞き、自分の思いに共感してもらえて、ファンとまで言われて、彼女の心は一杯になってしまう】

「じゃ、じゃあ……聞いてください。あたしの、あたしの一年間の集大成…!
 あたしが家を飛び出して、辛い時もあった、苦しい時もあっただけどっ!
 嬉しくて、楽しいことだってあったあたしの一年間を聞いてください!」

【今なら、今なら歌える気がする。自分の全力を、自分の本気を出すことが出来る。だからっ!】
【『ファンの、自分を応援してくれる人の前では笑う事、それはとても大切なことだから』、父の言葉がふと脳裏に浮かぶ】
【何をやっているんだ。笑え、自分の演奏を、歌を聞いてくれるんだぞ? 泣いている場合じゃないだろう!】

【無理矢理笑おうとして、しかし涙が止まらない泣き笑いの表情で、彼女は形見のエレクトリック・ギターを構える】
【熱い魂は既に胸の中、内側から溢れ出すエネルギーを爆発させ、彼女はギターを掻き鳴らす】
【沈黙の森が騒がしく、だが耳が不快になるような騒音では無い『音楽』が森に響き渡る】

「あたしの歌を―――――聞けぇぇえええええええ!!」

【聞け、自然よ、動物よ、そして観客よ!】
【今夜のあたしは――――特別だっ!】

/絡み有難うございました! そしてお疲れさまでした!
512 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 20:30:46.09 ID:btPSgHzs0
>>509
【席に座りながら暢気にこういった】

「いやいや。大丈夫、こいつは本当に噛まないから。巻きつきもしない」

『聞いていればさっきから「アイツ」やら「コイツ」やら…少しは私を敬え称えろ』

「わー。すごーい。ありがとーう」

【なにがすごいのか、なににたいしてお礼を言ったのかは一切不明…というかテキトーだろうが】
【だが蛇は結構嬉しそうというか満足そうである。案外バカなのかもしれない】

【この男には悪気も悪戯心もないのだが。少しばかり積極的すぎたようだ】
【だから彼女が生まれて一度もいないんだよ。顔はいいのに】
【ちなみに蛇はご丁寧にも椅子に綺麗に座って(?)いる。顔は八つの内、男と話している首以外全てが少女を見つめていた】
513 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:31:06.65 ID:E4gQy6aco
>>505

「旅、ねえ……名前探しの旅とか、そんなとこか?
 その調子じゃ捗ってないようだが……あんま無理して、身体壊すなよ」

表情がこちらから視認できなかったのは、彼にしては胸懐に蟠る節があった。
併し、少女のことを多少なり慮れば――苦慮せずして“是”と云える程度ではある。
碧眼が外套に覆われた体躯を一瞥し、その折、看取したのは交錯した懊悩。
それだけで旅路が順風満帆とは言難いと、理解する。憂慮するよう言葉を紡いだ。


「はッ、それは中々アレだな。ロマンチック……じゃねえや。なんつーかな……
 燃える展開――いや、違うよな。お前、女だし……えと、もういいや。了解、了解」

「……自己紹介、しとくか。俺はフリードリヒ=ウィルヘルム。『なんでも屋』だ。
 依頼がある時は、何でも頼んでくれよ。金は取らねえから。あ、飯奢れとかはノーだが」

「どういたしまして……」

もそもそ、と外套に隠れて確認できないが――食べているのは相違ないと思えた。
大概、飢えた少女に食料を与える絵面は、正直忌避したかった故。手間が省け万々歳。
大剣を振回して痛めた腰部に掌を添えながら、微かに聞こえた謝辞の言葉に片頬笑んだ。
敢えて自己紹介を求めなかったが、興趣は肥大化の一途を辿り。視線は、無自覚に少女へ。

/おかえりなさーい
514 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:32:52.42 ID:DeSSOXpeo
>>512
「そ、それならいいんだけど……」
まさしく言葉のドッヂボール、少女はサラダを口に運びながら、蛇を見つめる

うわーい、がん見だよガン見。おねーちゃんったら顔ほてってきちゃったー
とは言うはずもなく、少女は極力蛇を見ないようにサラダを食べる。もそもそと
515 :【撃弾指揮】@wiki E:召喚用銃、人形×12 [sage]:2011/06/13(月) 20:35:14.03 ID:AfVuEFPQo
日はとうに沈み、暗い闇が街中を包み込んだ夜の公園
そこに黒い影が現れた
影の主は黒いコートを羽織った一人の男
何かを見つめるような深い双眸は、しかし何も無い虚空へと向けられていた

「―――さて、どうしたものか」

深いため息のような呟きを残し、男はベンチへと腰を下ろす

(情報を収集したかったが、これといった当てもなく街中を歩きまわってしまった)

一日中歩いた事で疲労の溜まった足を擦りながら、己の無策ぶりを後悔する

「フン―――この程度、どうという事は無いか」

後悔の念を振り切るようにそう呟くと、懐から古風なリボルバーを取りだす
リボルバーを片手に持ったまま更に布を取りだすと、その布でリボルバーを磨き始めた

「―――そろそろ暑い季節か」

手をいったん休め、感慨深げに呟く

/何でも対応
516 :【殲滅式幻想楽団】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:35:28.46 ID:6mKrGtVCo
>>511
男は、聞いた、その少女の経験を、心からの経験を、その音色を、
不快なものではない、そこには小鳥、からなにもかも、その少女の周りに集まってきていた

やはり音楽はこうではなくては、誰かが聞いてくれている、誰かが求めている、
だから音楽家は、自信をぶつけるのみ、だからやめられない、報酬のためじゃない、ただ喜ぶ人がいるから
求めてくれる人がいるから

何処かの音楽家は言っていた、
その自信の命が果てるときに、耳の聞こえぬ音楽家
彼は言った、
「諸君、喝采を。喜劇は終わった」
悲劇のはずなのに、音楽家として致命的、耳の聞こえぬ音楽家、それが彼の最後と言葉、

/こちらこそありがとう御座いました!途中の遅れ申し訳有りませんでした!
517 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage saga]:2011/06/13(月) 20:37:55.32 ID:N2dhwlBYo
>>510
//イェア!

【何事も無かったかのように、一般人が通り過ぎていく中】
【時代と言うか、流れに逆行して、とある少女が少女っぽい女性に近づいていく】
【世界は矢の様に暗くなって来た。闇に覆われるまでに其処までの時間を要することは無いだろう】


「……だけど、まだ世界には愛が満ち溢れていないっ」
「誰かが何処かで、ボク等が愛する意味を今此処で問いている間にも、邪魔をしているんだ」
「────だからこそ──」

【最初、何事も無かったかのように演説を誰も聞いていない虚空に投げ掛けていたが】
【唯一であった、聴衆の目の前の少女から声を掛けられ、拡声器を下ろして反応する】


「………どぅーぐれいとふぅる」
「見果てぬ夜空の味方を探しております。 ボクことボクです。」

「ボクの言っている事が本当に分からないとしたら、キミは残念な子だ」
「やれば、出切るのにやらない、駄目な子だ。」
「…………キミも、溢れんばかりの愛を上げることが出来るはずなんだ。 ボクはキミを信じているから。」

【親指をぐっと立てて、挨拶代わりのような言葉を吐き腐り】
【死んだチワワのような潤みのまったくな瞳で凝視とは行かないまでも、見つめながら】
【お喋り出来ないはずもなく、愉快に華麗に、聞き取り辛い抑揚の無い声で相手に言葉を発する】
518 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sage]:2011/06/13(月) 20:40:05.50 ID:xq/lHSISo
>>503
 ピー ガラガラガシャン

黒い短髪の少女は、そこからほど近い自販機で飲み物を購入していた。
平均的な女子高生の背丈より若干……大幅に低いが、服は高校の制服である。
少女は特徴的と言える程黒いハイソックスを皺ませながらコーヒーを取り出す。

「……あれ、冷たいのを選んだ筈なのに……。
 ……まあいいや」
黒く大きい瞳孔でまじまじと『まろ○かブレンド』を見つめながらプルトップを開け、
中身をある程度口に含んだ後、ふと横を見てみる。

……『女が』『片手で』『大剣』を『軽々』振り回していた。当たり前だが驚いた。
散布するとまではいかずとも、ちょっとだけ『まろや○ブレンド』が口から零れた。ぽたぽた。
そして、同時に激しく咳き込む。

「な、なに、あれ……。
 ……もしかしなくても、能力者だよね……じゃなきゃありえない……」
とりあえず気付いてないふりをして【真双戒剣】がいる方と反対方向を向き、口を拭く。
そして平然とした様子で『まろやら○レンド』を飲みこんだ。
右手の指輪がキラリと光る。
519 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 20:40:48.01 ID:btPSgHzs0
>>514
「もし噛みそうになっても俺が全力を持って阻止するから大丈夫だ!」

【グッとサムズアップ】
【全力の阻止方法が自分の血で我慢させるという方法なのが少し残念だが】
【とりあえず安全は保障されている】

【運ばれてきたピザを一口口に含む】
【蛇は少女の方に少し一つの首だけで近づいて行っている】
【凄く舌を出し入れしている】
520 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/06/13(月) 20:41:25.87 ID:5EMb3jM4o
>>516
/いえいえ、私も基本的に書き込みが遅い部類ですし
全然気にしてません、というか私の方こそ遅レスで申し訳ない;
521 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/13(月) 20:43:37.45 ID:yboVjDHoo
>>517
だ、駄目な子……

【グサリグサリと胸に刺さる】
【しょんぼりとする耳と尻尾】

……こほん
初対面の者を、それも神であるわらわをここまで否定するとは

【じゃがわらわは負けん!と涙目でネバーギブアップ精神】
【耳もちょっとだけ復活】

よーするにあれかの!
お主、「かるときょう」なる者かの?

【またそのへんにあった雑誌で見た要らない知識を引っ張り出す】
【喧嘩を売っているわけではない様だ】
522 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:43:43.03 ID:DeSSOXpeo
>>519
「そう、それなら安心だわ」
ほっとしたように。
この少女、爬虫類や昆虫類が壊滅的に苦手なのだ

「ええと、ここって能力使って平気かしら?」
超逃げて!
523 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 20:47:30.73 ID:btPSgHzs0
>>522
「おいこら!」

『私は知らん』

【とりあえず首を掴んで制止させた】
【いつも話している首に説教するが、近づいて行っていたのは別の首で『私は知らん』と】
【それぞれの首にそれぞれ人格があるということだろう。多分】

「能力!?能力者だったのか!」

【目を見開き驚きを表現する】
【彼は全くの無能力者であるためである】
524 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:48:33.03 ID:VnsrenmQo
【路地裏】

【不良やらヤーさんやら国の口に出せない様な仕事やら何処かの国のスパイやら何やらが活動する危険地帯。】
【今日も今日とて飽きないのかと思う程裏社会の人間が変わらず徘徊しているこの路地裏。そこに一人の学園生徒が入り込んでいた。】
【学園の制服を着崩した背の高い茶髪の青年。まぁ不良と言えるルックスだ。】

暇だなぁおい…何か面白い事起こらねぇのかよ…

【こういう絡み待ちの場合不良達に絡まれている真っ最中なのが多いが残念、既にのされた後である。何が残念なのか。】
【ともかく青年の周りには気絶した不良達と何やら緑色の物体。所々血も混じっている。】
【何が起こったかは大体想像がつくだろう。正義感の強い人間が見ればたちまち戦闘になる様な光景だ。】
【誰か来るだろうか。誰も来ないだろうか。それは誰にも分からない。】

/戦闘ぼしう
525 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 20:49:10.35 ID:DeSSOXpeo
>>523
「ええ、一応能力者だけど……」
壊滅的に、応用力はない
しかも立地に大きな影響を受けるため、ここで派手に発動はできないだろう
526 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/13(月) 20:53:22.48 ID:RTvBJ+Gp0
>>513

「…大体、そんなところ。後、はかどらないのは当然」
「広大な砂漠に落とした小さなダイヤの原石を見当もつけず手探りで探すような、そんな途方も無い事をしてるんだから」

そこに しかもたった一人で と付け加えた。
捗っていないという自覚はある。自身の旅は徒労に終わってしまうのではないかという不安もある。
だが何もしないでいるのは我慢ならない。名無しのまま、代名詞で呼ばれて終わるなどというのは特に。

「フリードリヒ…。たぶんどこかで出会う時に覚えていることを祈るわ。」
「今までいろんな名前を聞いてきたけど全てしっくりこない。私の名前じゃない。」

相手の何でも屋というワードを聞き、一つ思いつくことが。
この男にも名前を探すという手伝いをしてもらえばいいのだ。
ただし、名前を付けてではないのだ。

「あなた、何でも屋って言ったわね。じゃあ一つ依頼。報酬はあなたの外套」

顔を覆っていた外套を手で肩の位置まで持っていき、立ち上がり、対面する。決意する。依頼する。

―――私の過去について調査をしてくれないかしら?

自分を知ることが最重要だと考えた。
自分ではもはや自分の過去を知ることが出来ない。
手段を知らないから。それをするにはあまりにも多くを失ったから。
527 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/13(月) 20:54:12.85 ID:yU+RnuUIO
>>518

【適当な速さで適当に大剣を振り回していた女は、そこで適当にあたりを見回した。】
【すると、視界に飛び込んでくるのは一人の小柄な少女だ。】
【どこかの学校の制服。少なくとも自分が教師として就任している、】
【アカデミー≠フ生徒ではないな…そんなことを考えてしまう。】

「……」

【で、そこで彼女は視線を外した。その直後に相手に見つめられたワケで、】
【目はあっていないが、しかしその視線は確実に感じている。】
【どうも、半分驚かれているようだ。すると、】

「ちょっと!」

【と声をかける。大剣を振るのをやめ、切っ先を軽く地面に突き刺し、】
【そこに右手を置いて体重を預けた。】

「…そんなに珍しい…?」

【と質問する。相手の右手にはめられた指輪が、】
【月の光に照らされて光った。】
528 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 20:54:32.92 ID:btPSgHzs0
>>525
「能力をここで使うのはお勧めしないけど……」

『少なくとも私を巻き込むな』

【凄く自分勝手な蛇である。自分一番。自分第一。自分大好き】
【そういって蛇は男に巻き付いていく。理由は不明】

『危なくなったら私を庇え』

「ええ!?」

【理由は庇ってほしいかららしかった】
【男に螺旋状にクルクル巻き付いていき、頭の部分に蛇の頭が七つ。一つは男の顔の真横】
【目を細めて下で頬を舐めまわしている】
529 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage saga]:2011/06/13(月) 20:55:46.12 ID:N2dhwlBYo
>>521

【死んだブルドッグのような眼で目の前の少女の言い分を】
【微動だにせず聞いていた。 否、微動だにする部分が一つだけあった】
【ソレは、髪の毛と    背中の紙。】


「────紙? 紙でも、神でも髪でも関係ないんだ」
「大事なのは、愛するか愛されるか、 其れとも、愛を未だ知らないか」

「だから、ボクは緑色をした三角形に乗って未だラヴが見えていない迷える子羊たちに」
「……ラヴを分けて上げるのさ」

【神と紙は微妙にニュアンスが違うと思うが、其れでも聞き間違えるのはお約束とでも言うかの如く】
【怪しいを天元突破して貫き通して、一週回って寧ろ怪しくない位に思えてくるような事を】
【さも当たり前のように、真面目と言うより、無表情に伝えている】


「───? 何故、かると?」
「ボクは、ボクに頭を垂れろとは、言わずに其の本当はやれば出来る子なキミ達の」
「未だ未熟な心に”じゃすとふぃっと”するような言葉を投げかけるだけさ」

【怒る事も無く、只カルトと言われた理由がさっぱり掴めていない様であり】
【何か、狂気じみた程に抑揚の無い。 よく言えば、さっぱりとした雰囲気を持つ声で】
【相手に何か諭している】
530 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/13(月) 21:00:20.15 ID:yboVjDHoo
>>529

神でも関係ないのじゃと……
くぅ、稲荷神はそこまで立場が低いのかの……?

【orz】
【全国の稲荷神の方々ごめんなさい】

みどりいろしたさんかっけい……
山かの?

【見当違いに返してみる】
【うむむむむ……としばらく悩み】

のう、主よ
主は「愛」とは何じゃと思っておるのじゃ?

【よく解らなくなってきた(元々)ので取り敢えず質問】
【しかし、本人はいたって真剣だ】
531 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 21:00:51.54 ID:DeSSOXpeo
>>528
「ここでは使わないわよ。さすがに常識くらい知ってるわ」
やだ毒舌、少女はサラダを平らげた皿を脇に寄せ、グラタンに手を付ける

「蛇なのになんで喋れるのやら」
くすっとちいさく、女性は笑った
532 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/13(月) 21:01:15.61 ID:qTFT9U2AO
>>524

物音に引かれて来てみたが……、壮絶だな
【表の世界の人間であれば立ち入る事すら無いその場所に足音をたてながら近寄る女性が一人】
【背中に背丈ほどの棒を背負うその風貌は少なくとも戦闘が出来る人間であることが判断できるだろう】

面白い事って……。暇つぶしで殴り飛ばしたのか? 君は

【少なくとも人並みの正義感はあるこの女。返答次第では退屈しのぎからそれ以上の事が起こり得る】
533 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 21:05:36.53 ID:btPSgHzs0
>>531
「そうか…ならいいけどさ」

『ふむ』

【ほっと胸を撫で下ろす男】
【巻き付いたままの蛇】

「さあ?妖怪蛇だからか?」

『失礼な。妖怪なんぞと一緒くたにされるとはな。もっと神聖な生き物だ』

「神聖ぃ?」

『本来ならばお主なんぞに構ってやったりはしない』

【だがこの男は簡単に血をくれるので一緒にいるのだ】

「はあ……神聖な生き物だから喋れるそうで…」

【半ばあきれながら少女に言った】
534 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sage]:2011/06/13(月) 21:08:08.93 ID:xq/lHSISo
>>527
「……え?
 ……あ、私……ですか?」

辺りに人はいない。
その時点で、少女以外の人に話しかけた可能性はほぼ0だ。
唐突に話しかけられたため、少女がそれに気づくのは数秒後の事であるが。

「……まあ……。
 女性が、片手でそんな剣を振りまわしてる……っていうのは、珍しいですね……」
少女は問いかけられた時に振り返り、口から『まろやかブ○ンド』の缶を口から離して言葉を発した。
とりあえず喋り方でいきなり襲われる事は無いな、と少女は察する。

「……能力者、ですよね……?
 そんな事出来るなんて、明らかに普通の人じゃないですし……」

既に分かってるが、確認のため聞いてみる。
あまり恐れている様子がないことから、少女も能力者である事が感じ取れるかもしれない。
指輪は目立った特徴も無く、ただ金属を輪っかにしただけの様な物である。
535 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 21:08:11.85 ID:DeSSOXpeo
>>533
「へえ、結構面白いわね」
「(高位精霊かしら? いや、そんなオカルトじみたことは――)」

「っと、そういえばまだ自己紹介してなかったわよね?」
思い出したように、少女は言う
「私はエレノア・アーデルハイド。あなたは?」
536 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 21:09:13.10 ID:mZb7gPIho
【夜道】

【ここは人気の殆ど無い道、周囲には住宅が立ち並び沢山の人々の温かかったり寂しかったりする色に満ち溢れた家々が鎮座している】
【今日もどこかで誰かの人生が終わり、誰かの人生が始まり、誰かの人生が続いていく―――これを極楽と言わずしてなんというのだろうか】
【正に至高の姿、泣いたりするのも良し、笑ったりするのは更に良し、怒るも良し、恨むも良し、落ち込むも良し、人の人生ってのは存在するだけで素晴らしいのだ】

【そして、そんな家たちの間を通るのがこの暗い道、どうやら街灯がぽつぽつとしか無いせいで光が充分に行き届いていないらしいのであった】
【そこを通りかかるは買い物袋を持った一人の女性、歳はそうだな……やはりここは定番らしくおばちゃん的な年齢、40代後半とでも描写しておこう】
【そんなおばちゃんは左肘と右肘の裏にそれぞれ重そうな買い物袋を吊り下げ、更に今回の大目玉は両手でかかえた大きなメロン―――とても甘美そうだ】
【しかし、夜道を女性が一人で通るのは危ない、いや、多分痴漢とかストーカーの被害は、なんというか、少し失礼な言葉になるが年齢から考えて可能性は低いだろう】
【それでも―――夜闇に光る二つの真っ黒な瞳がおばちゃんを陰からこっそり見つめていた、あ、いや、真っ黒だから光っていなかったかもしれない】

【そして一陣の風が吹くッ――――】

『イヤァァァァァァァ!!!ひったクURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!』

【その風の持ち主はやはり陰から様子を伺っていた人影であり、その人影は物凄い勢いで飛び出すとおばちゃんのメロンを強引に奪い取るとそのまま走り出したのである】
【おばちゃんの悲痛(?)な叫び声が静寂を切り裂き、近所迷惑などを一切考慮せずにそれはもはや音響兵器と言っても過言ではないくらいに響き渡る】
【ある意味ひったくりをした人影より犯罪的だ、一瞬能力者なのではないかと疑いたくなる、しかも胸の前で両手を拳にし、ぶりっこのポーズをしているのだから堪らない】

――エウァ!?   【ビクゥッ!!!!】

【人影は少女らしき声、恐らくは見た目からして高校生くらいだろうか―――その小汚い少女は全身を震わせてその叫び声に驚きの色を示し、体勢を一気に崩しの方向へ】
【詳しい容姿は描写するのが面倒くさいのでwikiを参照してくれると非常に助かるのであるが、そんな容姿の少女はずてーんッとダイナミックに転倒してしまい】
【前のめりに、そしてうつ伏せに倒れかと思えば大切なメロンはコロコロと前方の方へと無常にも転がっていってしまう、少女はそのガリガリに痩せた真っ白な両腕を伸ばすが届かない】
【そして、一旦ここで描写をストップ―――嗚呼、この光景、なんともシュールである……そして、少女は思うのであった―――嗚呼、今日も平和だ―――と】


/誰でもうぇんるかむ
537 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage saga]:2011/06/13(月) 21:12:12.14 ID:N2dhwlBYo
>>530

【ニコリともしない此の不思議な女性は】
【其の死んだポメラニアンのような眼で、聖母マリアよりも慈悲深いと噂されそうなほど】
【矛盾と慈愛に満ちた、眼差しで通称、迷える子羊を見ていた】


「………キミは勘違いしている」
「猫のミケでも、犬のクリスチーヌでも、人間のポチでも、神様のキミでも」
「愛を知らない事だけが、いけない事なんだ。」
「ミケもクリスチーヌも、ポチもキミも。 ただ、愛を知らないなら同じく駄目な子なんだ」

【例え、相手が主神級の神様であろうが、同じことを言うと】
【暗にそう言っているのである。名前のセンスが悪いが。】


「愛に満ち溢れていないキミには未だ分からないことだよ」
「本当は、キミの周りにも飛んでいるはずなのに。 見えていないだけなのさ」

【本当のところ、ナカノヒトも適当に言ったということは秘密だ】
【死んだ柴犬のような眼を虚空に向けて何かが見えているのだろうか】


「其処でキミは答えを聞いてしまう」
「……他人から与えられた答えに満足するのは、駄目な子の典型的な例だよ」
「ヒントは、先ずは どぅーぐれいとふぅる だね」

【溜息を吐いてがっかりと言う事を暗に示すが、表情の変化が無いため、冗談かと思ってしまうかもしれない】
【因みに、どぅーぐれいとふぅる とは 感謝するのをしろ。というわけだ】
538 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/13(月) 21:14:30.45 ID:VnsrenmQo
>>532
【まぁ多少の暇潰しにはなったなと思いながら自らの周りに特異物質を展開。】
【そしてそれを集合させて羽を精製した所で背後からの女性の声。ほう、珍しい。】
【演算を取り止め背後の人物へと向き直ると背後に棒の様な物を背負った女性。】
【恐らく能力者か、少なくとも戦闘は出来る技能はあるだろう。無ければそもそもこんな所に来たりはしない。】

暇潰し…にはなったなぁ、うん。

【はぐらかす様にそう言うと女性を視界に入れる。見た感じ年齢は自分と変わらなさそうだ。】
【まぁ青年の身長は平均よりも高いので歳上に見られているかもしれないが…そんな事はどうでもいい。】
【問題は…敵か、否か。】

で?あんたは俺に危害を加えるのか?加えるのなら…どうなっても知らねえぞ?

【そう言ってニヤリと、相手を小馬鹿にするように笑う。其の顔はまるで格下の人間を思い切り見下すような、そんな意地の悪い顔。】
【勿論挑発だ。青年の周りには既に不可視の特異物質が出現している。さて、女性の反応は?】
539 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 21:16:36.81 ID:btPSgHzs0
>>535
『この私を「結構面白い」と評するか。失礼な奴だ』

【ふん。といいながら顔を背ける】
【かなり子供っぽい。蛇だけど】

「お、俺は八積 悠だ。でコイツがキサラスっていうんだと」

『自己紹介くらい自分で出来るわ!』

【くわっと男の方を向き口を大きく開け威嚇する】
【まあ、噛むことはないのだが】
540 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 21:18:23.02 ID:E4gQy6aco
>>526

「分り易い喩えだな……そうか、
 もしかしたら“原石自体”存在しない可能性も――否(いや)、スマン」

咽喉まで差迫った文句を、臓腑に押し殺した。簡素な謝辞を告げて、会釈する。
不用意に口出して、冀望を阻害するような所業が、脳裏に一瞬浮かんだ。努め、
表情には露顕を拒み――眼帯を沿(な)ぞる掌を、顔貌に添えて事無きを得る。

「ああ、忘れんなよ。次忘れてたら、マジ切れるぞ。
 ……そういうもんさ。探してる内は見つかんなくて、不意に気付けば“在ったり”な」

「ん……?」

少女は初めてそれらしい動きを見せたことに、彼は碧眼を瞬(まばた)いた。肩位置に
移動した外套を追認して、こちらに対面したその造作を――力強く見据えた。怯まず、
立上がった相手に合せて、微かに膝を屈めてやり。“依頼”を受諾せんと、耳を澄ます。


「――――了解。喜べよ、お前は記念すべき二人目の依頼者だ」


その“依頼”を、彼は二つ返事で承諾した。屈託なく破顔して少女の頭を、ポンポン、と。
軽く叩いてやろうと、右腕を伸ばす。――どれだけの逡巡と苦悩があったか、己は知らない。
けれど最低限、助力になりたいと思った。自嘲気味な笑声を零す手前、吐露はしないが。


/遅れましたーorz
541 :【黒影跋扈】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 21:19:01.66 ID:DeSSOXpeo
>>539
「ごめんなさいね」
だいぶ緊張もほぐれたらしい。意地でも近づけないようにしているが

「よろしくね、二人とも」
、にっこりと、無邪気に微笑んで

「っと、もうこんな時間か。ごめん、これから用事があるから!」
ぱん、と手を合わせて、少女は会計を済ませる。
そして、手を振りながら店から出て行った

//申し訳ない! 落ちます!
542 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 21:20:08.22 ID:btPSgHzs0
>>541
/絡み乙でした!
543 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/13(月) 21:20:54.95 ID:yboVjDHoo
>>537

ふむぅ……

【少し考える】
【耳も一緒にピクピクと】

つまり、主は愛がすべてと言いたいのじゃな?

【じ、と眼を合わせてみる】

愛は確かに大事じゃが……
愛を知れと言うのはどうかとおもうぞ?

【微妙に噛みあっては居ないが、そう返す】
【少女も思うところがあるようだ】

なにより、主に愛が満ちているとは思えぬ
その"眼"をした者を何人も見てきたがの、総じて孤独な道を歩みおった

【少し悲しげに】
544 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/13(月) 21:23:40.10 ID:yU+RnuUIO
>>534

「…あんた以外誰に言うのよ。」

【ぶっきらぼうな物言いはこの人物の悪癖である。】
【本人は悪気は無いのだが、初対面の人間には、】
【どうしてもこのような話し方になってしまうのだった。】

「あ…そう。でもどうかしら。」

「以外といるわよ。今までだって見たことあるわ。」

【対峙した人間の中にはそれこそ、あり得ないくらい大きな武器を持つものもいたものだが、】
【しかしそれでも、相手の思考は正しい。はっきり言って珍しい以外の、】
【何者でもないだろう。両手でやっと振り回せる剣を、】
【片手一本で汗一つかかずにぶん回しているのだ。】

「…能力者…うーん…微妙ね…」

「…まあ、…そうね。私も一応そっち側かな…」

【曖昧に言葉を濁す。それに別段意味はなく、】
【女も自身について判別し兼ねていたのだ。つまり、】
【「能力者」でも言えるし、「無能力者」とも分類できる。】

「あんたは…?っても私を怖がらないところを見るに幻想持ちみたいね。」

【自分で質問したが結局事故解決した。全く彼女は見た目で損をしている。】
【中には目が合っただけで泣き出すような人もいた。もっとも、】
【そういう人物たちは決まって「無能力者」であり、】
【それに比べて目の前の人物は自らに臆することが無いため、】
【「能力者」――――――異能を宿す人物と確信する。】
545 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/13(月) 21:31:03.88 ID:qTFT9U2AO
>>538
【目を閉じ黙ってポケットから己の武器である柄を取り出し、両手に一本ずつ握る】
【これから行われるであろう事に向け気合いを入れる為か一度深呼吸】

挑発されて黙っているほど出来た人間でも無いのでね

【相手に飲まれるのは癪に障る。よって淡々とある意味この場所に相応しいような声色で相手を挑発仕返した】

相手してやるよ。この世の肥溜めに沸く屑野郎

【閉じていた瞼を開け、更に相手を睨みつける。チョイチョイと手招き付きで……】
546 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage saga]:2011/06/13(月) 21:35:30.09 ID:N2dhwlBYo
>>543

【器用に動く耳を微かに視線に通す】
【眼には写したが其の死んだダックスフンドのような眼には】
【驚きや、感心などを外に映し出す機能は備わっていない様であった】


「キミに理解出来る様に、噛み砕いて、圧縮して、砂糖を掻き混ぜれば」
「そう云う事にナルかな?」

【少女が眼を合わして来ても、其の死んだドーベルマンのようなまったく円らさや】
【凛々しさ等と、無縁で有ろう瞳は只、目の前の少女の視線を其の侭、写し返している】
【頬に油性ペンで書かれた『愛死照人』の文字は】
【歪む様子をまったく見せない】


「…………………?  嗚呼……ボクとキミは、遥か遠くから飛ばされている電波から丁度5度だけずれている」
「そんな仲間じゃなさそうだね………」
「………其れでも、ボクは此の世界を圧倒的に愛している。」
「…………だから、キミとボクがじゃすとふぃっとしなくても良いんだ。」
「………ボクはボクの居る此の世界に圧倒的に感謝して、愛しているから……」

【言っている意味が分からないようで、無表情のまま小首を傾げ、其の死んだラブラドールレトリバーのような眼で相手を一瞥し】
【残念だと言わんばかりに、大きく溜息を吐いて言葉を発する】
【其れでも、瞳から何かを貰い受けることは難しい。】
【言葉には、自己陶酔のような選び方をされた言葉が羅列されているが】
【拡声器を通さずに、目の前で聞いているとまったく、自己陶酔の響きを声に響かせていないようである】
547 :【破戒凄惨】@wiki 「シャルロッテ」 [sage saga]:2011/06/13(月) 21:37:13.63 ID:5X/EC8C2o

【街頭、中心部から程無い場所にあるそこは、帰宅途中のサラリーマンや学生でごった返していた】
【その一角、憩いの場、とでも言うべき公園に発生していた小さな人の群れから一つ、揚々とした声が響いた】



「……で、今回ご紹介させて頂いたこちら、なんと今なら驚きのプライスレス!」
「β版という事で未完成ッスけど、不具合等のログが定期的に送信されるだけなので、安心安全ッ!」

【切れ長の青い双眸を爛々と輝かせ、群衆へ向けて魅惑的な宣伝文句を発信する。女性だった】
【アホ毛ここに極まれり、といった具合に八方へ跳ね、弧を描く桜色の長髪が、一言発する毎にひょこりと揺れる】
【能天気な印象とは対照的に、身に纏った白いスーツはタイトなもので、誇示されるボディライン】


「さあっ、この機会に是非是非、『アストロ社』が提供する快適ライフの一端を体感くださいませっ!」

【満面の笑顔を湛えながら言葉を締めて、両手を打ち鳴らす。それと同時、傍らの折り畳み机に、控えめな列が出来る】
【そこに並べられた各種の電子機器と言葉を踏まえれば、それが街頭販売の類である事は明白だった】


「……ふぅッ!これで全部……ッスかね?」

【数分後、商品を手に踵を返す人々を視界の隅に置きつつ、女は勢い良く息を吐く】
【既に先の列の姿は無く、きょろきょろと周囲を見回してから後片付けを始めた、店仕舞い、という事だろうか】
548 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/13(月) 21:39:22.21 ID:RTvBJ+Gp0
>>540

「……縁起の悪い事言わないでよ。……そしたら、わたしはなんなの?只の言葉話す二足歩行の動物じゃないの」

割と真剣に怒っている。そんなことを言われるとまた一つ不安と恐怖ができてしまうから。
しかも今までの不安に乗じ、かつその形を具体化させて。今までの不安は抽象的だったのに対して。
それはもう、鮮明で。100m先の光景を鮮明にとらえることができるくらいに鮮明で。

「―――……その時が来ることを願うわ。…いや、その時を力強く手繰り寄せ―――握り締める。手から離れないようにね」

依頼の後、不意に頭をポンポンとされる。今までに経験したことない出来事で。突然の出来事で。
どんな表情やアクションをすればいいか解らなくなってしまったのか、それと照れたからか。
顔を赤らめ、目を逸らそうとすべく顔をサイドに動かそうとした。

「……なんの、つもりかしら?そんなことしたって…追加報酬は出さないわよ」

消え入るような声で、一言そういった。
背の低さも相まって妖しげな光景が成り立っていた。
ガタイのいい男とみすぼらしい茶髪の童顔の少女が主役の奇妙な光景。
549 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 21:40:13.40 ID:sCtSXjpG0
>>449
「意味有り気な発言するね……ま、予定は未定ってね、ちと違うか」

猫を覗く少年と対象的に、鼠色に塗られた暗雲を覗く、星は見えない。
予定は未定、なんてのは僕が不確定な未来に、妙な希望を抱いてしまってるのかも知れない
もしかすると、僕は途轍もなく馬鹿な事をしてるのでは、なんて
馬鹿には解らない話、つまり僕には解らない。

「今と未来は違うよ、未来にどうなろうが、わざわざ今やる事と混同しなくても良いでしょ、別に」
「ま、僕の場合は自己満足、他人の事なんて僕には解らない、だから勝手にやる」
「僕は馬鹿で利己的だからねー……」

白い指に鋭く咬み付く子猫、体質的に動物に嫌われるタイプだろうか
昔にそう言うタイプの人間は、潜在に何かを秘めたり、動物的本能を刺激する要素が含まれ
異常性を持った人間で有る可能性がやや高いとか、なんて可能性で推し測ってしまう辺りは
自分の言葉に責任が持てないのかと猛省したり

「ま、言えるのは手を差し伸べる事は悪い事じゃない、助かる助からないは結局、助けられる者次第」
「絆創膏、居る?」

僕は携帯式の小物入れから抜いた絆創膏を丁度、手を差し伸べる様に差し出す
550 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/13(月) 21:41:04.54 ID:sCtSXjpG0
>>449
/済みません、昼や夕は不在で有った為、返せませんでした。
/遅かれながら返します、ゆっくりでも良いので居られましたら返信お願いします。
551 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/13(月) 21:43:14.87 ID:yboVjDHoo
>>546

……そう、かの

【何処か切なそうにはにかむ】

主、辛い事があるなら何時でもわらわに言うと良い
何があって主がそのような中身のないような事をいうのかはわらわは知らない

【一生懸命背伸びして、相手の頭を撫でようとする】

じゃから、主は間違えるんじゃないぞ?
どんなに良い事を言おうが、世の者の大半はそれに耳を傾けぬ
本当に伝えようというのなら先ずは世に馴染むようにするんじゃ

【それは過去同じような者を見たから言うことで】
【否定するわけでもなく、肯定もせず、ただ少女が一人ぼっちになってほしくない】
【そう思っての発言だろう】
552 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sage]:2011/06/13(月) 21:47:49.14 ID:xq/lHSISo
>>544
/ああ、なんて遅筆 申し訳ない

「……ですよねー」
いや、あの、反射的に口走っただけなんですって。
心の中で呟くが、無論相手には届かない。
若干無愛想だな、とは思ったが別段気にしてはいなかった。

「……経験豊富なんですね……。
 ……私は、つい最近こっちへ来たので……」

こっち、というのは恐らくこの世界の事を言うのだろう。
それならば、ここらへんでみない制服なのも頷ける。
因みに、能力者と言える人種に出会ったのは【真双戒剣】が初めてである。

「……じゃあ、その剣が能力……みたいな?」
最近来たのに能力者の事を知っているのは単なる風の噂である。
なんとなく思った事を口にする。流石に無いかな、とは思っていた。
だってそんなの聞いた事無かったし。

「……恐らく。
 驚きましたもん。こんなの、私のいた所じゃ考えられないですし……」
やはり、異世界人なのだろう。
ある程度は少女のいた世界と同じなので溶け込む事は出来たが、まだ驚いている所はある。
少女はゴクンと『まろやかブレ○ド』を飲み干し、ゴミ箱へカップインさせた。
553 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/13(月) 21:48:28.01 ID:VnsrenmQo
>>545
【挑発にはノってくれたようだ。そうだよな、此処で引き下がってくれたら全く面白くない。】
【此処から少し離れた表からザワザワとした賑やかな雑音が確かに耳に届く。】
【それを合図にするかの様に青年は特異物質を操作、収束、実体化。】
【実体化したソレは青年の背中に神々しい天使の羽の様な形を取り、君臨する。】

この世の肥溜めに湧く崩野郎に転されに来たのは何処の誰だろうなぁ!!!???

【自分の中に溜まったドロドロと濁る糞みたいな感情を全て吐き出すようにそう言い放つと、加速。】
【女性へと真っ直ぐに突撃し、腕に長大な刃を実体化。不安定な状態で実体化させられたソレはやはり神々しく、黄金に輝く。】
【そしてその其の刃で、女性へと自分の中に溜まる胸糞の悪い殺意を全てぶつける様に斬りかかる。】
【この刃に触れた物体は原子レベルで崩壊。ドロドロとした緑色の物体へと変換される。女性はどう対応するだろうか。】
554 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/13(月) 21:55:59.93 ID:yU+RnuUIO
>>522
/いえいえ!お気になさらずに!


「あら。あんた異世界人なの?…そういえばその制服この辺りじゃあ見かけないわね。」

【相手の服装を見つめ、視線を上から下まで走らせた。】
【実を言うと、目の前人物のようにこの世界に「やって来た」人間に会うのは、】
【二回目である。ゆえに、あまり驚くことなく話すことができていた。】

「ん…そうね。こいつは所謂妖刀=v

「つまり私は無能力者って言うことになるわ。正確には刀が能力を持ってるの。」

【身の程もある剣を肩に担ぎ、それでトントンと、】
【非常に手馴れた様子で扱っていた。】

「ふうん…どうしてこの世界に?」

【と質問する】
555 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/13(月) 21:56:32.07 ID:yU+RnuUIO
/安価ミス…>>552でした。
556 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage saga]:2011/06/13(月) 21:56:51.16 ID:N2dhwlBYo
>>551

【雑踏の中で、はにかむ少女】
【其の、一般人からすれば健気と写るであろうその少女の目の前には】
【一般人からすれば気色の悪い】
【頭のイカレタ、死んだビーグルのような眼をしている女性(小さい)が直立していた】


「…矢張り、キミは未だ愛に目覚める前の段階のようだね……」
「ボクの言葉に耳を傾けても、未だ、心を傾けてくれていないんだ……」
「……ボクとキミの間には、大きな大きなリトルグレイが立ちはだかっている様だね……」

【最早、自分のアイデンティティを否定する言葉が一切耳から入って来ていない様である】
【頭を撫でられても、嫌がりもせず、喜びもせず】
【非常にゴワついた髪の毛を撫でられるに任せているのであった。】


「ボクの声は、皆に届いているさ」
「……ボクは只、皆により大きな愛に気付いて貰いたいだけなんだから」
「……例え、今、通りすがっている皆も、本当に本当は出来る、凄い良い子なんだから。」

【胸元にある懐中時計を拡声器を握っていない方の手で少し摘みながら】
【死んだハスキーのような、感情の篭もっていない眼で、相手を見つめている】
【矛盾であるが、ジッと。見つめている。】
557 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 22:03:25.86 ID:E4gQy6aco
>>548

「……冗談だよ。安心しろって、お前にはきっと名前があるさ。
 それに俺が協力するんだ、絶対に見付けてやる。そこんとこ信頼しろよな」

結構、真剣に怒っている様子だった。苦笑を零したのも束の間、差し障りない謝罪を伝え。
堪えれず二度(にたび)破顔する。――多少なり助力と成れたら幸い、示した指針に従うまで。
その緑翠を孕んだ蒼眼に、鮮明に捉えられたなら。必ずや“攫える”筈だと驕傲を張ってやる。

「お前なら大丈夫――って、んなことばっか言ってるな、俺。
 離すなよ、取毀したら振出しだ。面倒だろ、そんなの。痛いくらいに握っとけ」

顔を赤らめる反応は、予想外だった。思わず眼を疑うが――白昼夢でないと認識して。
瞬息、誂(からか)うか、と意地悪気に口角を釣上げた。直様、無闇矢鱈にするものでないと、
馳せた画策を霧散させる。“依頼主”に嫌われるなど本末転倒、滑稽噺も極めりな諧謔だ。

「ホームレス女に追加報酬なんぞ期待してねえよ。序でに言えば、ロリコンでもねえしな」

「……そろそろ行くわ。後、これしばらくの飯代な。あ、断んなよ?
 こっちにも体裁があるんだ。ガキはガキらしく――素直に受取っとけよ」

消え入るような声を、一笑に付した。報酬を望んでこんな真似はしないし、老獪とも乖離している。
偏に気紛れだった。ここまで相手を気に掛けるなど、少女と出逢うまで到底想定できない事態。
――彼は、懐に忍ばせた掌を言葉とともに差出した。食費には不足しない金額が握られており。
それを頓着しない手付きで押渡せば。彼は大樹の下へ戻り、大剣を担いで――公園から歩き去る。
558 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/13(月) 22:07:06.63 ID:AfVuEFPQo
夜の街中――
街灯が華やかな光を放ち、道行く人々、店先そして路上を照らし出している
それらの光景を、壁に寄り掛かったまま眺めている男が一人

その目は何を見るとでもなく人の流れへと向けられ、時折気になる格好の人物を目で追う位

「――少し、歩き疲れたかな」

ぽつり、と小さな声で一言呟く
全身を気だるげにして休息を取っていたようだが、やがて上体を起こし自身の肩を一度ぐるりと回した

「ま、休んでてもいい事は無いか」

自分自身に言い聞かせるその言葉を吐きだしながら、しかしやはり暫くはその場でぼうっとしたまま
色々と考えているのかもしれないし、その逆であるのかもしれない
559 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/13(月) 22:07:20.33 ID:qTFT9U2AO
>>553
誰だろうね

【煽るように軽くあしらい直線的に加速する相手に対応する為に、腰を落とし身構える。】

【彼女は柄を介して発生させた粒子を操作する能力者であるのだが、一応その速度にも制限がある。】
【しかし女性が片手で持てる重量の刀剣のサイズなど高が知れている。】
【両手にそれぞれ持った柄からは粒子の刃がほぼ一瞬で伸びていた。】

単調な……。見切れるッ!

【相手の攻撃を左手の刃で流し、右手でカウンター。そうシュミレートし、そのまま動作に移るが】

!?

【剣を通して伝わる振動が無い、そして刃が崩れ落ちるのを目の当たりにし、体を反らす】
【されど完璧な回避には及ばず右の肩口に抉れるように傷を負う】
【ただそれと同時に左手の修復された刃で相手の右腕目掛けて剣を振るっているが】
560 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/13(月) 22:08:18.06 ID:yboVjDHoo
>>556

わらわは愛はよく解らない
じゃが、主も同じように分かっていないと思うぞ?

【ごわごわした髪を、引っかからないように指で軽く梳く】

主は根が優しいんじゃの
一生懸命に皆に「幸せ」を伝えようとしとるのは分かる

【だがの、と付け加え】

今の主は押し付けにしかなっておらぬ
「教える」とは「教わる」側の事を理解しておらぬと空回りしてしまうんじゃ
じゃから、主は一度「教わる」側……世の人々と同じように過ごしてみると良い

【親が子に語りかけるように、言う】

せっかく主は可愛い子なのじゃから
長い人生、騙されたとおもってわらわの戯言に少し付き合ってみてくれぬかの?

【期待をするような、どこか慈愛に満ちた表情と言葉だった】
561 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sage]:2011/06/13(月) 22:09:05.31 ID:xq/lHSISo
>>554
/あなたの返レスが早くて私の心が折れた

「まあ……たぶんそういう事になりますね……。
 ……この服で来ましたから。これ以外に服ないんです」
いきなりこっちへ来た、という事なのだろう。
しかし、それにしては制服は汚れていない。

「妖……刀……。
 ……村正?」
変な知識を持っているのか、妖刀と聞いて村正を思い浮かべたようだ。
そしてそのまま口にした。絶対に違うのに。

「え……でも……。
 流石に普通の人がそういう風に扱うのは……」
……やっぱり、元いた世界では考えられないようだ。
無論、ここがそういう世界だという事を少女はまだ知らない。

「……分かりません。
 気付いたら、この世界に居たんです。
 前の世界での記憶は確かにあるんですけどね……」
指輪を嵌めている手で頭を抱え、溜息をつく。
少女は、まだこの現実を受け入れたくないようである。
562 :【魔綴鏡典】 [saga ]:2011/06/13(月) 22:16:29.40 ID:RTvBJ+Gp0
>>557

「…本当?その言葉も込みで信用するわ。ついでに受け取っておく。」

その一言で黙り込んでしまう。
手渡された金銭をポケットに突っ込んで、今日はシャワー付きのネットカフェなる場所で一休みしようと考える。
そして相手が去るのを黙ってみていた。そのあと近場のネットカフェで身体と髪を洗い容姿は少しまともになったそうだ。

/長時間絡み乙でした!

563 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 22:17:40.17 ID:E4gQy6aco
>>562
/お疲れさまでした!絡み、ありがとうです!
564 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/13(月) 22:20:39.81 ID:yU+RnuUIO
>>561
/ほんとにゆっくりで大丈夫ですよ!
/そしてすいません…飯落ちします…



「ははあ…あんたこの世界から呼び込まれた≠チてわけだ。」

【多種多様。千変万化の能力、幻想、異能が溢れるこの世界。】
【そもそもこの世界「そのもの」に惹かれて、他の世界から超自然的に呼び込まれることは、】
【往々にして起こり得ることらしい。何より目の前の人物の着ている衣類が、】
【それを物語っていた。あるものは別世界で角を曲がったら、】
【またある者は急に意識を失い、そして気がついたら、】
【各人の様々な思想や意図が複雑に絡み合い、先人達が築き上げた、この世界に、】
【「呼び込まれて」いた。彼らに共通することは「能力」を宿していると言うことだ。】

「村正…?違う違う。これは……つってもあんたに剣のこと語っても意味ないわね…」

「ふうん……いろいろ大変ねえ…」

【ため息をつく相手をみてしばらく考え、そして一言。】
【相手の顔を見つめながら、女は言った。】

「ねえ。あんたさ…」

「―――――――――――自分の能力を学ぶ♀w校に入学してみない?」
565 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage saga]:2011/06/13(月) 22:24:11.01 ID:N2dhwlBYo
>>560
【此処で、此の女性の内部がどうなっているのか】
【答えは単純。 日本語しか分からない外国人に、英語で話しかけている様なもの】
【此の様な場所で、此の様な格好で、此の様な事を】
【誰が聞いている訳でも無いにも関わらず】
【無駄…と諦める事もせず、ただ只管、拡声器に声を乗せて諭している】
【乞食か何かを見るような眼で見られたり、警察が来たり】
【苦難が有ろうが、困難が有ろうが、山があろうが、谷が有ろうが】
【自分の思っている旨をただ他者にぶつけている事のみで生き続けている此の女性に】
【英語は通じない。 否、通じてはいるが、理解しようとするのを】
【精神が、脳髄が、全身で否定しているような。 拒否反応さえ示す】
【死人の様な瞳で、目の前の少女の更に向こう側の虚空を見詰めながら】
【腐り堕ちかねない、腐臭さえ薫ってきそうな程な言葉で、相手に言葉を返す】


「…ボクは、今……いや、さっきからキミから質問を受け付けるとは言っていないし」
「キミが何を言おうが勝手だが、ボクに何も想うな。期待するな。莫迦にするな。」


【漸(ようや)く、言葉にのみ感情が篭もったかと思えば、ソレは拒否】
【死体をホルマリン漬けにした後のような、見事に明るさの消えた瞳は】
【感情を篭もらせないままに、相手を睨むように見詰めている。】
【何かを、此の少女らしき女性に期待するのは、時既に遅く 遥か、10余年前でなければならないのである。】
566 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/13(月) 22:26:23.87 ID:VnsrenmQo
>>559
【加速する青年のターゲットである女性は…腰を落とし、受ける構えである。】
【そもそもこの特異物質を受けようとした事が間違い。今まで何ども受けようと試みる戦士と対峙したが、それらは例外なく青年の前に沈んだ。】
【此の女性例外では無い…かと思われたが意外や意外、その刃は女性の肩を軽く抉る程度に留まった。】

ははははは!!!!そうこなくっちゃなあ!!!!

【しかし其の直後。青年の腕に破壊した筈の刃が深く深く、肉を抉る。それに気付いたのは剣が自らの骨を抉ろうとした直後。】
【そしてそうはいくまいと腕へ…正確には刃が抉りこんだ部分に特異物質を実体化させ、剣の刃を削り出血を止める。】

…っぁぁああ!!!

【そしてその作業が終わると背中の一対の羽のうち片方を女性の方へと打ちつける様に振るう。】
【青年は痛みにより集中は大分削がれている。其処まで正確には狙えていない。】
【しかし、此の羽も実体化された特異物質で構成された物。触れれば…言うまでもあるまい。】
567 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】@ウィキ [sage]:2011/06/13(月) 22:28:20.42 ID:yboVjDHoo
>>565
……そうか、悪かったの

【むりやりな笑みを浮かべるとくるりと後ろを向き】

わらわはそろそろ行く

【表情は今にも泣き出しそうに】

……何時でもわらわに会いに来てくれると嬉しいの
思いつめる前に、来るのじゃぞ

【それだけ言うと走って去っていった】
【その少女の走った後には、涙がぽたぽたと落ちていた】

/絡みおつありでした!
568 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/13(月) 22:29:01.87 ID:shcnAlono
>>558

「なんで、こんなことに...」

【肩を落とし、少女は歩く】
【黒いポニーテールが華やかなネオンの光りを反射しつつ、ゆらゆらと揺れる】
【少女にしては大凡珍しく、瞳には疲れを、顔全体には苛立った様な雰囲気を僅かに纏っていた】
【理由は簡単、五文字で済むくらいに。”道に迷った”、と】
【何でといわれても不注意だというほか無い。少女に諭しても伝わるかは甚だ疑問なのだが】

「...お腹、空いた...」

【小さく漏れた切実な訴えは、人々の喧噪に消えた。代わって厭に響き渡るのは、何とも間のよい腹の音。】
【付近の壁に凭れ掛かる見知った青年にも気付かない様子で...緩慢な動作で歩みを進める】
569 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sage]:2011/06/13(月) 22:33:41.25 ID:xq/lHSISo
>>564
/立ち直りました いってらっしゃいませ

「……呼び込まれた=c…。
 ……喜ぶ、べきなんですかね……」
何とも、妙な心情である。
自分が選ばれた、そう考えると悪い気はしないが、故郷が恋しくもある。
……自分の目標は、元の世界に変える事にしよう。今決めた。

「あ、いえ、気にしないでください。
 素人の戯言ですから――――」

――――今、彼女は自分の能力を学ぶ≠ニ言った。
……仮にも自分の能力を、自分以上に知っている人などいない筈だ。
いや、私はこの世界に来たばかりなのだ。本当にそういう人が居るのかもしれない。

「――――……私みたいなのでも、大丈夫なのなら……」

それに、そんな学校なら、能力者が一杯いる筈。
もしかしたら、別世界へいけるような能力者が居るかもしれない……。

淡い希望を抱きながら、少女は返答する。
少々不安げながらも、信念を持った顔をしていた。
570 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/13(月) 22:35:32.18 ID:pMsGtrjUo
>>549

子猫から離された白い指には赤い二つの丸が浮かび小さく零れ線を描き
蒼い人影の白い瞳の淵には小さな透明な粒が漏れ始め、少し猫を睨み、立ち上がり

「…………ありがとう」自らより遥かに高い相手を顔を眺め礼を言う人影の
暗澹なる雲の遮光幕の切れ間より零れる淡く輝く月光に照らされる顔つきは
年齢の風に汚される前の純白、西洋人形に似た幼さい少年のモノで

相手の手から絆創膏を受け取った蒼い人影は青紫の石が嵌められた指輪をつけた右手
不器用に、絆創膏を僅かに血が収まり塞がり始めた指に巻きつけて……ニコリ、と

「多分今と未来が違う。と言う考え方の決着をつけ無い限りこの話は終わら無いね」
「ま、言えるのは僕達は子猫にとって良い未来を望んでいる……因みに今のは貴方の真似だよ?」

そして……不意に、蒼い人影の右手が相手の方へ緩慢に伸びて
左手で、フードを脱ぎ大気に晒された首まで垂れる鴉色の髪は風に揺れて

「さて、もう一度改めて言っておこうか、ついでに自己紹介でも」

「僕の名前は……ミランドラ。 職業は教師、予定な魔術師」
「先程は、ありがとう。助かりました」

/寝落ちした挙句、遅れる始末
……本当にごめんなさい!
571 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆lyEh6y1b0XFF [sage saga]:2011/06/13(月) 22:37:25.33 ID:N2dhwlBYo
>>567

【少女が走り去った後に】
【此の女性らしき少女らしき女性は】
【一度だけ、舌打ちをする。】
【走り去った相手に苛苛しているのではないだろう。】
【ただ、しなくてはいけなかった。 其れだけは、確実に。】


「………………………」


「…………キィィィィィィィン………エホンッ」
「……えー、所で先ほどまでの話は理解できたでしょうか?」

「ボクには、キミ達が必要なのです。」
「……とある未知なる電波から丁度5度だけずれたキミ達が」
「………世界を、ボク達は作り変えられるのだからっ」


【まるで、威勢の無い其の声に、感情は篭められず】
【ただ、頬に書かれた『愛死照人』の文字の上に、何故か水滴が通ったのであった……】

【今日もまた暑い】

//絡みにくいキャラでごめんなさぁい!!
//絡みあり!&乙津でした!!
572 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/13(月) 22:38:18.26 ID:AfVuEFPQo
>>568

「――いや、しかしどうした物か」

上体を起こして動こうという決意を取りながらも、しかし特に目的地が有るわけでも無い
相変わらず通りの景色へ目をやったまま

「ん?」

――と、そこで男は気になる人物を見つける
だが、どこか様子がおかしいのに気付き、首を傾げる
あの娘は元気であるのが特徴なのに―――と、中々失礼な印象ではあったのだが

「おーい、遥香。どうした?」

少女の方へと歩いて近づきながら、呼びかける
573 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/13(月) 22:43:44.29 ID:qTFT9U2AO
>>566
(相性が悪いってレベルじゃ無いぞコレ!)

【刃を突き立てるには相手の能力を掻い潜る必要がある。】
【だがしかしノーダメージでそれを可能とする身体能力も技量も無い。】
【そもそも痛みで右腕が動かない。せいぜい握った得物を離さないようにするのが精一杯である】

クソが!

【相手から来るのは触れた時点で半身を持って行かれそうな攻撃。防ぐ手段も無く避けるしか無い。】
【相手から見れば右方向に横飛びをし、それと同時に左手に持った柄の刃だけを相手の腹部に目掛けて射出】
【走るよりちょっぴり早い程度のそれだがやらないよりかはマシとそれは放たれた】
ッ!

【攻撃範囲から逃れようとするも右腕に伝わるのは激痛。】
【掠めた翼が表皮を溶かし、血を流させる。】
【右手に持っていた柄から放出される粒子で作業の肩口への傷を含め塞ぐように纏わせるも、】
【痛みは消えず、若干息が荒々しくなっているのがわかるかもしれない】
574 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/13(月) 22:46:58.29 ID:Y2xO2/pC0
【地上階から天井まで区切られていない、大型のショーピングモール しかも、24時間営業】
【スーパーの様な食品売り場から、ブランド物売り場まで あらゆるテナントが】
【二階部分には休憩所のような場所があり、買い物に付き合わされたお父さん達がグロッキー状態だ】

「――長い…」

【何でも揃うので、買い物には持って来いである つまり、女性人気が高い】
【上記の様に、付き合わされた男性陣にとっては若干敬遠したい場所にもなりえる】
【勿論男性向けの店舗も多いのだが、元々絶対的に女性の方が買い物は長い】

「帰りたい……」

【ベンチにダルそうに座る銀髪の青年もまた、グロッキー集団に近い】
【同居人と使い魔が買い物に行ったまま、帰ってこない どちらも少女だったのが問題だろうか】
【別に不幸だ!とか言うつもりはない、暇なので連れ出したらこうなったのである】

「何か暇つぶしはないかな…」

【くたばっていても仕方ないので、何か暇つぶしを探してうろつくことにした】
【大概の店舗はあるので、その気になれば何かあるだろう】
575 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 22:57:00.93 ID:5qRm/gI60
>>574
いやぁ、いいね、実に良い

【一人の青年が、とある店舗から意気揚揚と現れた】
【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、頭の上に一匹の黒猫を乗せた】
【警察やジェイルやらに指名手配されている青年は、いつもより満足気な表情を浮かべていた】

たまにはフルコースもいいモンだなぁ、うん

【そんな事を呟きながら、さて次はどこに行こうかと思案する】
【しかし、通り掛かった人なら見えるかもしれない】

【店の中で、客や店員が泣き崩れ、または狂ったように暴れまわっている姿が】
【その事に青年が関わっているとは考え難い……】

【だが時間の問題からか、人通りは少ない】
【青年に取ってはそれを見込んでの"フルコース"だった】
576 :【黒鉄之鎌】《Dark Metal Sickle》 [sage]:2011/06/13(月) 22:58:01.88 ID:6mKrGtVCo
ーー路地裏

汚れきったその道、だれも目も止めぬ、
ゴミが溢れる、其れに群がるは、野良猫かカラスか、浮浪者か、その中に入るのは一人の男

壁に背をつけて、全身を覆うコートを来て、床に腰掛けている、そのコートからは何か白い汚れた布のような物が見え隠れする
何かを包んであるようだ、隠すために、だがその何か、隠しきれては居ない、

だが誰も何も問わぬ、過去のこと、己のことなど誰も干渉せぬ場所

「主よ…私は……許されるのでしょうか……?」
「人の命をうばいました…私に生きる価値などあるのでしょうか…」
「私に言葉を…主よ…狂人が…生きていてよいのでしょうか…」

ボソボソと、何かを呟いて、その場所で壁に寄りかかり、地に座り込む、男
その瞳は何処を見ているのか?
誰に対し喋っているのか……

ハタから見るなら狂っている、座り込み、訳の分からない言葉を吐く男、狂っている
そして男の被るその帽子が一瞬の風により、表の路地に飛んでゆく、人が大勢いる所、男は其れを拾いに行くこともない
底から動くことも無い



577 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 22:58:24.04 ID:mZb7gPIho
/>>536でまだ募集ちゅうですー
578 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/13(月) 22:59:49.68 ID:VnsrenmQo
>>573
【青年の右腕の抉られた傷口に緑色の物体と赤黒い液体が混じり、人間の物とは思えないグロテスクな様相を醸し出している。】
【痛む右腕。動かせない訳では無いが動かして良い事など全くない。痛みに集中は持っていかれるし傷口が開かないとも限らない。
【青年の能力に両腕は余り関係無いのが救いだ。左腕からも刃は出せるし威力も変わらない。】
【腹部に迫りくる一本の刃。それを見切り、命中地点丁度に盾の様に特異物質を実体化させる。】

ははははは!!!!!さっきまでの威勢はどうしたんだ格下ぁ!!!!!
息が乱れてるじゃねぇか!無理せず死んどけぇぇぇぇ!!!!!!

【女性に身体を向け、地を蹴る。足元の小石がカツンと弾かれ暗い路地裏の奥へ奥へと吸い込まれていく。】
【今度は刃は使用しない。出現させるのは一対の黄金の羽のみ。それが青年の武器。】
【そして羽の射程距離に入った瞬間、翼は大きく広げられ女性の上半身を奪いさろうと、人生を刈り取ろうと振るわれた。】
579 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:00:38.38 ID:sCtSXjpG0
>>570
落ちた雫は指の痛みか、その他か、僕には皆目見当付かず、お礼を述べる彼に対して
どう致しまして、と小さく紡ぐ、雲の隙間に差し掛かる黒く蒼い空間に照る月光は
綺麗だな、と少年の容貌にも、闇夜の静寂を生む景色にも
そんな感想を抱かせる。

「ふふッ、僕そんなに格好付けてたかな?」

日頃、自分の口調を意識した事は無いが、実際に聞いたらこんな感じなのだろうか?
実際の所、胸が痒く成る様な台詞を連ねた様な、何とも言えない感覚、馬鹿みたいだ
扇状に瞼を形容させ、息付く声と漏れ出る静かな笑い声、可笑しいな、と素直に思ったのだ。

「って、教師予定か」
「いや、意外……じゃなくて、そう思うと、何か解りきっちゃってるみたいな事言ってた僕が」
「恥ずかしいなぁ、ん、僕は単なる旅人、姫乃 紅《ヒメノ クレナイ》紅と呼んでくれたら良いよ」
「そんなに感謝される様な事をした覚えが無いけどね、またまたどう致しまして」

よろしく、と含み笑顔を見せながら、手を差し伸べる、自己紹介の挨拶代わりの握手だ。
容貌通り、魔術師だったらしいが、教師志望で有る事に、また驚いた。
意外、なのも本音では有るが、似合うんじゃないかな、とも思う
580 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/13(月) 23:11:04.95 ID:yU+RnuUIO
>>569

「んー…少なくとも私だったら喜ぶかな…」

「ま、私もこの世界の別の国…東の方から来た旅人だから…状況的にはあんたと似てるわね…」

【彼女は放浪の剣客であった。三度の飯より戦いが好きであるため、】
【化け物の様な強さを誇る人物がゴロゴロしているこの地を踏むことは、】
【願ってもないことである。しかし、】
【目の前の人物はどうも違うようだ。少なくとも、】
【元の世界に帰りたいと思っているらしい。女は思考した。】

「あら。あんたのようなのが一番ピッタリよ?」

「その学校の名前はアカデミー&ハ名異能要請機関≠チて言われててね。」

「生まれ持った先天的な…それこそあんたみたいな能力者達が集まるのよ。で、いろんなことを学ぶわけ。能力の有効的な使い方から、基礎的なこの世界の歴史のこととかね。」

「あ、ちなみに私はそこで教えてるわ。これでも教師なのよ?」

【女はその学校で「剣術」を教えていた。こんな恐ろしい格好だが、】
【れっきとした「先生」である。そして、相手の言葉を聞いて、それが「Yes」すなわち、】
【「入学したい」という意志があると判断した。そしたら、】

「んじゃ…教師としてちょこっと試させてもらうわね。」

【やるべきことは一つ。とでも言わんばかりに、女は言葉を紡いだ瞬間、】
【高速で大剣を相手の首めがけて振り下ろそうとした。もっとも、】
【本当にバッサリやろうと思っているわけではない。寸前で止めるつもりだ。】
【何もいきなり女は狂ったのではない。ちゃんと理由がある。】

【その前に、アカデミーのことについて話さなければならない。】
【この学校には二つ区分があった。寮を含め、】
【入学した生徒はその区分のどちらかに分けられる。】
【赤色の記章を持つ『シーカーズ』 これは、】
【直情的な論理より感情を優先し、勘や感情にて動くタイプのための区分 である。】
【そしてもう一つは青色の記章を持つ『キーパーズ』これは、】
【論理的な冷静沈着に物事を勘定し、時に感情すら捨て置いて動く事の出来るタイプのための区分だ。】
【通常は、どちらに所属するかは面接で決められることになるのだが、】
【もともとそういうまどろっこしいことは好まないこの女性。】
【剣を振られたときの対応によって、相手がどちらの区分の素質があるのか見極めようとしていたのだ。】
【つまり、この行動は、彼女なりの「面接」である。】



/お待たせしましたっ!
581 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/13(月) 23:11:06.56 ID:H5kZhPm1o
/テストッ
582 :【黒鉄之鎌】《Dark Metal Sickle》 [sage]:2011/06/13(月) 23:11:58.27 ID:6mKrGtVCo
>>576
/取り消します、申し訳ない
>>577
/そして絡み大丈夫でしょうか?、底まで時間はいれないのですが…
583 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:16:18.24 ID:mZb7gPIho
>>582
/もちろん大丈夫ですともー
/むしろ、あなたが絡み待ちした直後に再絡み待ちしてしまったので、どうしようかと悩んでいたくらいでして……
/ともかく、大歓迎ですよっ
584 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/13(月) 23:16:19.41 ID:H5kZhPm1o
>>572

「...あ、霊流さん」

【自分の名前を呼ばれ視界を移ろわせる、と】
【そこには見知った男の姿があった。こちらに近づいてきている】

【それを見て少女の表情は、露骨に明るくなった。知り合いに会っただけとしては、大凡過剰過ぎる程に】

「..こんばんわ...っ」

【少女もまた、男と合流するべく方向転換歩みを進めながら、挨拶】

【男に対し少なからず好感を抱いている事も少女が表情を一変させた一因ではあろうが、何より】
【この深夜に迷子という絶望的な状況を脱却出来る喜びが、今は大きい様だ】

「いや、あの...そのですね......此処、入り組んでますよねー・・なんて。...あはは」

【しかしながら、素直に道に迷ったと告白するのもなんだか憚られる】
【結局間の抜けた笑みを浮かべながら、遠回しに事実を伝えることとなった】
【実質的には同じだと思われるかもしれないが、少女の心持ちでは大違いだったりするのだった】

/お待たせしました...
585 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/13(月) 23:16:27.99 ID:Y2xO2/pC0
>>575
【ブラついていると、ちょうど知り合いが店舗から出てきた】
【暇つぶしにはいいだろう どうせ、こんなところにいるのだから暇だろう、とあたりをつけて】
【ゆるい感じで近づいて、声をかけた】

「寮生は速やかに眠りにつく時間だ、従兵」

「とっとと帰れ、俺の暇をつぶした後でな そうすれば、夜間外出に関しては不問にしてやる」

【結局どっちなのだろか 明らかに権力の無駄遣いであるが、悪気など最初から無い】
【以前は名乗らなかったが、名簿で調べたので知っていた もっとも、彼の偽名の一つだなんてことまでは知らないが】

「つうか、こんなやかましい店でよく飯が食えるな どうでもいいけど」

【ひょい、と店内を覗き込めば阿鼻叫喚であった】
【嫌悪感と呆れた感情がミックスされた、微妙な表情のまま言った】
586 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:16:47.90 ID:bqJ6ruxyo
【漆黒の沼地には魔獣が住むという…沼地を埋め尽くすほどの巨大なザリガニ】
【灰色の甲殻は異能を弾き…万物から身を守るという】
【漆黒の沼地自体にも毒素があり、人間態度ならすぐに感覚が麻痺するほどの有毒ガスを放っている】
【そのような環境で育ったザリガニは非常に美味…その珍味を求めて、沼地の肥えとなるものが絶たなかった】
【チャンスは三年に一度、その時のみ沼地の有毒ガスの膜に隙間が生まれる…】

………

【しかし、そのチャンスは三度の年を迎えねばらなかった。なぜなら漆黒の着物を纏いし紫陽花色の女剣士が】
【沼地とザリガニを凍結していたからだった…彼女はしとめた獲物をバラさんと手にした双のレイピアで】
【ザリガニの間接を切り裂いていた】


(殺し合い以外募集!!)
587 :【雷撃之神鎚】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:17:25.89 ID:6mKrGtVCo
>>536
メロンがコロコロと転がってくる、その先に居るのは女、夜は暗い、そのコロコロと転がる物が何であるのか
それも分からない、女にとっては、『球体が此方に向かって転がってくる』それくらいの情報しか無い

女は警戒した、先程の悲鳴もあり、その球体がなにか悪い物なのではないのか、そう思った
その球体は、まだまだ、スピードを落とさない、コロコロ、ゴロゴロと女の方に転がっていく

そして次の瞬間ーーーーーー
「うおぉォォォおおッ!!」
バチッーーーン

その雄叫びとともに聞こえるのは、メロンが鈍器で殴られた、其の様な音、その雄叫びから察するに、かなりのスピードで振りかぶったと予想される
メロンは粉々に砕け散るが、その破片、メロンの破片もあらゆる方向に飛んでゆく

その方向の一つ、それはメロンが転がってきた方向、その少女が居るであろうその場所に、メロンの破片が物凄いスピードで突っ込んで来ると思われる
果たしてそのメロンの行方はどうなることか、

そして女は気づくであろう、その鎚を見て、そこにこびり付く、緑色の何かを見て、そうメロンの皮それがこびりついた鎚を見て

ああ、メロンだったのか、と、そして其の飛んでいった方向に、女は歩き出す

/ではよろしくお願いします!
588 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/13(月) 23:18:54.86 ID:qTFT9U2AO
>>578
【止血はしてるが完璧では無い。動けばそれだけ血を流す事になる上、体力まで浪費する事になる。】
【そして逃げるという選択肢も相手よりダメージを負った体で成功する事も無いだろう。】

ああ、マジで言い返す言葉が無いな。なんだこれ

【左手に握った柄を地面に捨て相手の接近を棒立ちで見据え、そう呟く。】
【敗北宣言のように聞こえるだろうその真意は】

何だこの賭けは!

【相手の翼の範囲を目測し、それが限界まで近付いた瞬間に相手に目掛けて踏み込む。】
【右手に付属されたと言っていい粒子を操作する柄を利用して円錐形に尖らした右手を相手の胸に目掛けて突こうとする】

【弧を描く翼、直線的に放たれる拳。本来ならば後者の方が速いが、】
【激痛により阻害されたそれによりどちらが速いかは分からない】
589 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 23:22:20.56 ID:5qRm/gI60
>>585
馬鹿か?てめぇの暇潰せる暇があったら自分の暇潰してるっつうの

【やはり、この青年も暇であった】
【寮長を馬鹿呼ばわりし、とりあえず数日謹慎になる理由を作っておく】
【だが青年は寮長とは少し違う、珍しく楽しそうである】

【相手が店内を覗き込むのを見て、自分も店内を覗き込んだ】

……あぁ……まぁ、俺が喰ったからこんなやかましい店になったとも言えるな
きっと人生最悪の時を生々しく思い出してるんだろうよ

【ククッと面白そうに笑うと、近くの自販機に向かう】
【そしてワイシャツから小封筒を取り出し、中から一万円札を取り出し、自販機に入れると】

何か飲むか?寮長サマサマさんよ

【茶化しながら自分用のコーラを買った】
590 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/13(月) 23:23:51.05 ID:v2mli4fo0
【夜の公園】

ん〜…散歩もいいわね〜…

【などと呟きながら歩くのは1人の女。】
【ウェーブの掛かった長い金髪を持ったその女。ただ歩いているだけなら何の問題も無いだろう。】
【だが、「夜」に、「日傘を差して」歩いている彼女は、間違いなく異様である。】

「主人、何で夜に散歩なんてするんですか?」

…気分よ〜。何事も気分で行動するのが1番気楽なの〜。

「…。」

【そんな女の背中から出てくる銀色の狐。この狐もまた「異様」である。】
【女はそんなことを言う。実際、ほぼ気分で生活しているのは事実。狐は呆れたように口を閉じる。】

【そのうち女は疲れたのか、ベンチに座った。この異様尽くしの女、話しかける者はいるのだろうか。】
【もしくは、彼女の気を引くほど、彼女よりも異様なものは現れるのだろうか。】
591 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/13(月) 23:25:08.76 ID:pMsGtrjUo
>>579

人影の鼓膜を撫でた相手が大気に落とし消えて行く儚げな笑い声に釣られる様ままに
笑みの形に歪んだ人影の口元からも、漏れたのは、囁く様な静かな笑い声で……

差し出した手に、差し出された手。蒼い人影はすっ、と。軽く握る………と言うよりかは
幼く小さい手は、相手の手の中へ収まるの握手、死人似た冷たさの手は相手に何を思わせる?

「うん、カッコつけている……と言ったら口調が」
「結構似通っている僕も、カッコつけているとなるのかな?」

そして、人影は手を離し、もう一度、視界に入れるのは、相手の容姿
鮮血に似た深みがある色の髪に、水辺に咲き誇り睡蓮を思わせるとした美しき容貌

「いやいや、違うよ"お姉ちゃん"僕は実際に教師として呼ばれている」
「さっきアカデミーについて聞いたのは残念ながら道に迷ってしまった為」
「ふふ、都会って怖いし広いね全く……」
592 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:27:39.01 ID:AfVuEFPQo
>>584

「ああ、こんばんは」

明るい表情を見せてきた少女に合わせるように、男もまた笑みを浮かべながら応じる
距離が近づいた所で歩みを止め、少女の様子を見た
さて、何が少女の表情を先まで憂いに満ちさせていたのか

「入り組んで…いる、かな」

少女の間の抜けた笑みを見ながら、若干の否定の意を込めた返答をする
然程入り組んでいるようには感じられない―――と言うより、少女は迷ったのか
男は内心でそう結論付ける

「――じゃあ、沈んだ顔をしていた理由はなにかな?」

大方、迷子になって疲れてていたのだろうと理解しながら、問いを投げかけた
少し、意地の悪い質問かもしれない

/お疲れ様っ
593 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 23:34:02.93 ID:btPSgHzs0
>>590
【異様な女性の近くに同じくらい異様な少女がいた】

「ではそろそろ学園に帰りましょーか!」

『…………』

【そんなことを大声で言い。背負っている少女には無視されている】
【無駄に元気なその声の持ち主は漆黒のローブを頭まで深く羽織っており、ボサボサの赤い長髪が少し覗いている】
【顔は確認できないが、目は虚ろで下にクマが出来ている。のに元気。空元気とも言う】
【そんな少女に背負われている少女は背が低く、髪は艶のある黒色でショートカット】
【今日は白を基調とした上着に赤と黒のチェックのスカートを着用している】
【その目は閉じられており、寝ているようにしか見えない】

【が、勘のいい人ならばこの少女が既に死亡していることに気が付くかもしれない】
【また、この小さくて可愛らしい少女は今とは全く違う姿で一度この異様な女性に出会っているのだが……?】
594 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sage]:2011/06/13(月) 23:34:14.13 ID:xq/lHSISo
>>580
/お帰りなさいませ
/ってふと思ったのですが首めがけて振り下ろすって一体……

「……私も、私のいた世界で言えば東の方です。
 先進国です……今では、只の記憶でしかありませんけど……」

少女は、単なる学生……であった筈。
それも影響してるのか、超平和思考なのだ。
いざこざは嫌いであり、戦闘など以ての外である。

「へぇ……って教師!?
 ……人は見かけによらないんですねぇ――――」

今までの様子から、教師だと聞かされて至極驚いた。
ちょっと酷い事を思っていたのかもしれないが、何を思っていたのかは誰にもわからない。

「――――っておわっ……。
 い……いきなり、何……ですか……?」

少女は、斜めに右手を振った。
指輪から、弧を描くように水が出る。
その水は、その形状を保ったまま時を止められた=B
時を止められた水は、無効化されない限りその形状をその空間で保ち続ける。

その水が、【真双戒剣】の大剣を受け止めた。
よもや、こちらは絶対に動かない水なのである。
逆に、そちらの剣が刃こぼれする可能性もある。

いきなり攻撃を仕掛けてきたため、少々不信感を抱いた。
試す、とは言っていたが本当は[ピーーー]気だったのでは……と少女は思ったが、そんな考えはすぐに捨て去った。
とりあえず、今は信じるしかない。

因みに驚いて尻餅をついている。
595 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sagesaga]:2011/06/13(月) 23:34:37.47 ID:xq/lHSISo
/なんて嫌な伏字
596 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/13(月) 23:35:09.89 ID:Y2xO2/pC0
>>589
「今のこの状況で、俺の暇潰しをすればもれなくお前の暇も潰れるだろ?」

「つうか、やっぱ暇なのな」

【フン、と鼻で笑いつつも極めて当たり前の事を言う】
【こんな時間にうろつく理由は少ない 暇か、眠れないかぐらいだろう】
【店内は相変わらずやかましい 青年が客なら黙らせるが、今はそうではないので放置】

「そうか、そいつは運がいいな、俺が客としていなくて」

「リアルタイムで、人生最悪の時を味わうよかマシだろうからな」

【この上店内に悪魔だの何だの呼び出したら、阿鼻叫喚からステップアップして地獄絵図の出来上がりだ】
【ある意味、青年が暇でこの店は助かったのだ 別の問題については関知するところではない】

「じゃあ、甘くないコーヒー」

「あぁ、どうでもいいだろうけど寮長はこの場にいねぇよ」

【コーラを買う青年を眺めながら、注文してみる 一万円の入る自販機ってまだあるんだ】
【本人自身がどうでもよさように言っているので、興味があったとしてもどうでもよくなるだろう】
【まさか自分の知らない間に、寮長にランクアップしたという訳でもあるまい】
597 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:36:22.33 ID:VnsrenmQo
>>588
【羽は確かに振るわれた。それは確かに女性の上半身を原子レベルで破壊し、青年に勝利を持たらしてくれると信じた。】
【しかし、しかしその羽は手応えを感じる事は無く、空振った。何を刈り取る事も無く、何か起こす訳でも無く。】
【しかし、だがしかし一瞬だけ拳の向かう位置が分かった。喧嘩慣れした青年は勿論即座に反応、それを受け止めようとした。】

ぐ…あ…クソがぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!

【それは青年の左手に風穴を開けた。円錐状の粒子が手の平を貫通し、其処からは無論人間が生きている証とも言える液体が流れ出る。】
【もう脳内はグチャグチャだ。少し落ち着かなければ複雑な演算など出来る訳が無い。ああ不愉快だ。格下能力者が。】
【だが単純な演算なら此のクソみたいにぐちゃぐちゃな脳味噌だろうと、やろうと思えば出来る。】

ああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!

【串刺しにされ、血を流しながら痛む左手を前へ、更に前へ。拳に手が届くまで。拳を掴むまで前へ。】
【手に触れ、拳を掴む事が出来た時それは展開されるだろう。…金色の刃が。】
598 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:37:35.49 ID:mZb7gPIho
>>587
/おおう!ちょっと諸々の理由で気が付くのに遅れました!
/今からかきますので、少々お待ちを……っ
599 :【雷撃之神鎚】@Wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:38:04.77 ID:6mKrGtVCo
>>598
/了解ですっ!
600 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/13(月) 23:41:13.88 ID:5qRm/gI60
>>596
いや、潰れないね
お前の暇を潰すのと俺の暇を潰すのはイコールで結ばれない

【手を振って否定的である】

あぁ、良かったな、この店に居なくて
俺の飯になる所だったぜ

【肩をすくめながら、微糖のコーヒーを買う】
【そして寮長の下りになると、相手の方を振り向き】


…………ハァ?


【ポカーンと口を開けた】
【あれ?と不思議そうな顔をする】

え?あれ?寮長って居なかった?あれ?お前って何だったっけ……確か…寮……寮……

【完全に忘れていた】
【恐らく、必死に思い出そうとしているが】

…寮…………管理人?

【思い切り違う】
601 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/13(月) 23:41:35.24 ID:H5kZhPm1o
>>592

「...う。」

【言い淀む男。心無しか、否定的な感情が詰まっている様な】
【併し、無理も無い。これだけ明るく大きい通り、入り組んでいる等と思う人はごく少数だろう】

「...ええと、だから....。」

【相手が既に結論付けた事等いざ知らず、未だ躊躇いを見せ言葉を濁す少女】
【併しどちらにせよ告白しなければならない事ではある、のだ】

「...道が、分からない。...というか」

【結局諦めた少女はストレートに、現状を短く告げる】
【口を尖らせやや不満げに男の顔を見上げ、併し何処か期待も抱きながら..】
602 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/13(月) 23:42:52.32 ID:v2mli4fo0
>>593

…ん〜?

【こんな夜に、元気な声だ―――そう思って顔をそちらに向ける女。】
【見えるのは、漆黒のローブを羽織り、少女を背負った人物。赤髪が覗いている。】

「主人。なんかあの子、見たことありません?」
私もそう思ってたの〜。ちょっと、行ってみましょうか〜。

【そう言ってベンチから立ち上がって、少女の元へと歩く。】
【少女は、赤髪の人物…彼女に背負われている。彼女の問にも、少女は答えない。】

…死んでる…?

「…え?」

【女は、小さく呟いた。】
【銀狐が聞き返すが早いか、女は彼女に近づいて話しかける。】

…こんばんわ〜。

【彼女にそう言ううちにも、背負われた少女を、チラッと見る。】
603 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:47:05.85 ID:sCtSXjpG0
>>591
屍と雪と氷の手、全て異なる様で動かぬモノで有る様な共通点、死体の手を握った事は幾度かは
有る、冷たくて重くて力など無くて、でも彼は死んで無い、力は有る、軽い
冷たい手をする者は心が暖かいと聞く、根拠は知らない。
手から伝わる脈音、其れだけで血を通う帯びた熱を感じる気がする。
例え冷たくとも、だ

「挙げてったらキリ無いってば、僕も都会は苦手だね、やっぱり自然や田舎道が好きだなぁ」
「迷うのも旅の醍醐味っちゃあ、醍醐味なんだけどね」
「ーーー……お、おね、お姉ちゃんッ?」

僕の笑顔がややピクピク引き吊る、力の隠った頬の筋肉、待て落ち着け待て落ち着け
此の人物に、罪は無い、わざとでは無い、然かし悪意が有る様に見えるのは性分か
怒りを堪えようとして、額に#の筋を張らせ握り拳が強く握られてるが、決して切れてない。
決して……たぶん、僕は大人な対応をしなければ、うん

「……うんうんッ“お兄ちゃん”も夜道は怖いよ、うんッ、特に背後とか」

寧ろ僕の引き吊った笑みのが怖い事になってないだろうか“お兄ちゃん”を強調し
怒気の隠った声を抑えた様子で有るまま、暗黙の了解を求める。
604 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/13(月) 23:48:44.97 ID:AfVuEFPQo
>>601

少女が躊躇って様子を見せているのを、じぃっと眺める
率直に申し出るのを待っているかのような視線で

「――そっか」

道が、分からない――という少女の回答に、軽い調子で頷く
それを予想通りだと言わず、予想外だという態度も見せずにただ頷いただけ
そして、変わらず笑みを浮かべていた

「なら話は簡単だ。自分が案内すればいいだろう?」

軽い調子で、それが当然であるかのようにそう言った
少女の浮かべた不満げな表情を軽く流してやろう、というように
605 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/13(月) 23:51:13.54 ID:yU+RnuUIO
>>594
/確かに…降り下ろせないww
/右から左に首の高さで薙ぎ払う…みたいな感じですかね…描写不足すいません。



【ギィン】
【という硬質な音とともに、大剣が水に「受け止められ」た。】

「あらー…刃が…」

【と離して大剣を見やる。ほんの僅かに刃がかけていた。】
【また研ぎ直さなければならない。が、】
【相手の対応は彼女の予想をくつがえすものだった。まさか「水に」、】
【剣を止められるとは思わなかったのだ。】

「…そんなに驚かなくていいじゃないの…うーん…キーパーズかしらねえ…それともシーカーズか…」

「あ、ごめんね。あんたの反応を見たのよ。」

【女は大剣を背負い直し、二つの区分について説明した。剣は抜き身、すなわち鞘無しで背中に帯剣している。】
【さて相手はどっちだろうか。女は考える、が、見事に大剣を受けられたり、】
【しかし尻餅をついていたりで、判断しかねていたのだった。】

「うーん…とりあえずアカデミーに行って見る?ここから近いんだけど。」

【と提案し、女は歩き出そうとした。】
【とりあえず、入学手続きは学校の方にいかなければできない。】
【善は急げである。所属するなら早ければば早い方がいいというのが女の持論だった。】



/入ったということでキンクリにしてここで終わりますか?
/それともアカデミースレに移動しますか?
/自分はどちらでも構いません!
606 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/13(月) 23:54:05.63 ID:btPSgHzs0
>>602
「え…………」

【見知らぬ人物にいきなり挨拶され困惑すると同時に不安にも襲われる】
【この背中の少女は確かに死んでいるのだが、なにせとても綺麗な状態であり、パッと見はただ寝ているようにしか見えないのだ】
【だが、その道ウン十年とかいう人や心霊現象に詳しい人、観察力の高い人、また一部の能力者や一部の人外にとっては死んでいることなどバレバレだ】
【そして話しかけてきた女性は異様℃ゥ分のことは一先ず棚に上げるとして、異様な人物は大概が能力者であることが多いこの街】
【この異様な女性はもしかしたら自分が死体を背負っていることを分かって挨拶してきたのではないか?と】
【しかし、この少女が恐れているのは補導や逮捕ではなく、ご主人様が死んでいる≠アとを面と向かって宣言されることと】
【愛するご主人様を没収されることである】

「こ…こんばんは………」

【彼女的には極力怪しまれないように挨拶を返したつもりだが、口どもってしまった】
【見知らぬ人物は苦手だ。人見知りではないが、得体が知れない】
【知り合いも苦手だ。ご主人様について色々聞かれる】
【つまり彼女は愛する人物の死によって人間が苦手になってしまったのであった】
607 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/13(月) 23:54:06.55 ID:Y2xO2/pC0
>>600
「はて、俺とお前で時間の流れが違うわけでもあるまいし」

【馬鹿にしているのだろうか しかし、口調は本当に不思議がっている】
【時間が時間だけに、眠気がくればいいのだが生憎、寝たほうが暇になってしまう】

「――お前…変わった趣味だな」

【どうゆう意味だろうか 少し言葉の意味を考えて……】
【ドン引きである カニバリズムじゃなかったら男色家だろうか】
【どっちにしろ、あまりいい趣味とは言えない思想だと感じる】

【能力がどんな内容か知らないので、ドン引きするしかなかった】

「―――クッ!?す、すげぇ間抜け面だな、お前」

「そもそも『寮』って単語が出てきたこと事態おかしいぞ」

【振り返った青年の顔を見て、噴き出すのを堪えながらなんとかそう言った】
【おまけに、思い切り役職名が違う 素直に忘れたって言えよ】

「監督官長、な ……貰うぜ」

【間抜け面した青年の手から、コーヒーを取ろうとする】
608 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/13(月) 23:54:25.45 ID:qTFT9U2AO
>>597
ッ、効果有りか! なら

【『次』その言葉が出る前に激痛、そして右手の感覚が失われる。】
【脳内を引っ掻き回されるような感覚に陥りながらも右手に視線をやるとそこには有るべき物が無い。】
【ボタリ、と液状になった二の腕から先が地面に落ちるのが目に入る。】

うらああああああああああああああああああああああああ!!!!!

【痛みによるものか奮起か。表通りにまで聞こえるような絶叫。そして次の動作へと移った。】

【喩え右手を切断されても即死する訳では無い。現に生き延びている人間もいる。】
【逃げれば助かる命かも知れないが彼女が取った行動は攻撃であった。】

【左手を相手の首へと目掛けて伸ばし、爪で肉を抉ろうとする】
609 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:00:16.47 ID:uLyOc18S0
>>607
……変わった趣味だ?

【怪訝そうな顔をする】
【数秒間、相手の顔を睨みつけた後、ようやく理解したようで】

いや、違うから、そういう意味不明な方向に思考を持っていかなくていいから

【手を振って否定的(ry】
【能力を教えれば済む物を、警戒しているというよりそれを思いついていない】

黙れや、お前、無限ループについて考えてる時に鏡見てみろ

【意味不明】

監督官長?……ッチ、長ったらしい

【舌打ちして不満たらたらである】
【何がそんなに気に入らないというのか】

【相手にコーヒーを渡し、自分はコーラの蓋を開けた】
610 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:02:43.53 ID:gLv//qrJo
とある丘の上にある高台。
税金をつぎ込み作ったはいいものの、あまり利用者は居ないようで少し寂れた雰囲気を放っている。
寂れた雰囲気というのは夜になると少し恐ろしく見えるもので、昼間ですら人の気配を感じられない此処は、夜になるとめったに人が来ない。

「はぁ〜……冷たい」

だが、今日は違ったらしい。一人の青年が、ベンチに座りソーダ味のアイスをかじっていた。
青年の容姿は少し変わったもので、白と黒ばかりで構成された――――まるで“モノクロ”の人間。
服も和服と普段はみないような物で、右の目の下には十字架の刺青が彫られていた。
灰色の髪が風に揺れ、青年の肌を撫ぜる。

「ククッ、でもうめぇ」

アイスをぱくつきながら、一人ほくそ笑む。
暗闇のなかで唯一色を持つ水色のアイスが、妙な存在感を放っていた。
611 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:02:47.54 ID:pwMTtjHu0
>>606

フフ、そんな怖がらなくていいわ〜。
別に、警察とかジェイルとかじゃないからね〜。

【困惑している彼女に、そう付け足す。】
【そう言っているうちに、今彼女が背負う少女が息をしていないことが分かった。】
【つまりは、もうこの世にいないということ。】

私はね〜、今君の背中で「寝てる」女の子の友達なのよ〜。
こんなところで会えたから、嬉しくてね〜。

【友達、というのは語弊があるだろう。1回会っただけなのだから。】
【そして、「寝てる」と表現したのは、長年の勘である。伊達に1000年以上も生きていない。】
【この手の者が言うのは、「この子は死んでいない」「まだ生きている」など、女から見れば、トチ狂ったそんな言葉。】
【さらに、逆上するものもいる。】
【つまり、あまり刺激しない方がいい。女は、そういった結論に達したのだった。】
612 :【濡刻廻季】水の持つ時間を操作できる。 [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:03:56.72 ID:dpSc7UT1o
>>605
「い、いえ……。
 いきなりだったので……」
やっぱり、大丈夫だった。
少女は立ち上がり、先ほどの考えをさらに改めた。
……たぶん、信じても良いだろうと。

「……あ、……
 ……あの……すみません……」
欠けた刃をみて、すまなそうに、しょんぼりした様子で言った。
相手が敵でないと分かった以上、やはり謝らなければいけないと思ったのだろうか。
ぺしゃん、と水が地に落ちる。

「あ、はい。
 じゃあ、お願いします……」
【真双戒剣】が歩けば、それについていくだろう。
少女がキーパーズかシーカーズか、今はまだ謎である。

/もう夜も深いのでキンクリでお願いします
/ではでは、お疲れ様でした
613 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/14(火) 00:06:05.71 ID:BSVKSj9Ho
>>604

【少女の言葉を聞いても、青年の表情は殆ど変化せず、笑み】

【どうやら果たして、この答えは予想されていたのだろうか...?】
【そう思うと、複雑な気持ちが心中で渦巻き。自分をどんな風に見ているんだ、と問いつめ―――】

「...ッ」

「流石、霊流さん!...宜しく頼みますっ」

【随分と軽い調子で言葉を紡ぐ男。何というか、頼りになるというか。少女にはそんな風に感じられ】

【問いつめてやろうとかそう言った気概も雲散霧消、ぱっと顔を綻ばせ、元気よく言葉を発する】

【そして、この人並みの中青年を見失わない様に、或は先刻までの心細さを埋める為にか、右腕を伸ばし】
【相手の手を、確りと掴もうとするだろう。と言っても、当然異性を意識している筈もなく、手首を掴むだけなのだが】
614 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:08:39.77 ID:g0jtLXOOo
>>587
/ちょっとリアル事情で遅れました……重ね重ね申し訳ないです……
/それと、非常に、本当に申し訳ないのですがこれまたこちらの都合でロールができそうになくなってしまったのです
/貴重なお時間を無駄にしてしまって本当にごめんなさい……なんとお詫びしていいか
/とっても絡みたかったのですが、この一時間で色々と起きてしまいまして……
/もし良ければ、これに懲りずに、また絡んでくれると嬉しい限りです……本当にすみません
615 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/14(火) 00:09:33.76 ID:r/JHENyg0
>>609
【何か睨まれた え、何まだ捕食対象?】
【そろそろ、ある意味で怖くなってきた いや、俺はノーマル――】

「え、違うのか?」

「だったらどうゆう意味だよ 変な趣味としか思えないぞ」

【否定してくれた 内心『助かった』と思いながら】
【店内の様相の原因が、青年の能力によるものだと思いつくはずも無く】
【こちらは違う意味で警戒しながら、どうゆう意味なのか聞き返す こればっかりは、どうでもよくない】
【何せ同じ寮なのだから…… 扉の鍵は壊れてなかったよな】

「そんなつまらん事を考えるほど、暇なのか…?」

【意味不明な言葉を、意味不明なりに解釈した】
【口調からは、同情している感が否めない】

「確かに長いが、お前が不満に思うことじゃないよな」

【わからない奴だ そんなに、自分の記憶力が低かった事に苛立っているのだろうか】
【コーヒーを軽く振って、プルを引っ張る】
616 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:10:09.20 ID:PPqw1EiOo
>>608
【左手に穴を開けていた物がスッポリと抜け落ちる。ドクドクと流れ出る赤い液体。】
【腕を切り落とした。はっ、ざまぁねぇな。格下がこの俺に危害を加えようとするのがいけないんだ。反省してろ。】
【腕を切り落とせば戦意も失せ、逃げると思っていたが…どうさら違うタイプらしい。逆に奮起し、首目がけて襲いくる爪。】
【ここで今日、初めて羽が羽として機能する時が来た。やっと、とも言えるだろう。】

てめぇ何かに殺されるかよ格下ぁぁぁぁぁ!!!!!!!

【羽ばたく。それは神々しく辺りに爆風を発生させながら。勿論、相手が怯むとは限らない。】
【むしろ危険なのはバサバサと大きく羽ばたく羽。青年に巻きこむ気はこれっぽっちも無いが、この至近距離だ。】
【当たってもおかしくは無い。ただそのまま来れば青年の脚に思い切り深く、爪が突き刺さる事は確定だが。】
【自らの下に位置する敵に、また格下を見下す様な笑みを浮かべると左脚から金色の刃を発生させる。】
【もしこのまま立ち向かってくればその足の刃でまるで鷹の様に、その命を刈り取る算段だ。】
617 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/14(火) 00:11:00.98 ID:ZxKCdyLAo
>>603

……その時、周囲から蛙達の歌声が遠のき、斬る様に吹く風は人影の瞼を下ろし
指にて線となる瞳を撫で、再び開ければそこには違う感情に染まる微笑みで
途端に、素肌に感じ始めるは刃の先端で撫でられる感触に似た痛みを持つ殺気

「そ、そうだねぇ。夜道はと、とても怖い…………特に背後とか」
「迷子になった時とか、知らず知らず拳を握っている人の気配がするとか」

泳ぐ、淡泊な純白の瞳、慌てて紡がれる言葉は僅かな恐怖に染まっていて
目の前には、何故が怒りの気配を背後から漂わす美しき阿修羅がいて……あわわ

されど、頑張る蒼い人影は身にのし掛かる重圧に、一歩も交代する事なく、自然に周囲を、
恐怖からの逃避に深海の夜空に朧に浮かぶ三日月を、耳を伏せ本能に従い怯える子猫を
視線に写す瞳を努力と根性、あれとそれで、彼の柘榴色の瞳を、見つめ震わせる頬

「うん、うん。わかるよ……おね、鬼いちゃん!」

そして、そのまま蒼い人影は腕を広げ、素早く歩を進める……それは抱きつきの意
我が見た目よ、今こそ役に立つ時が訪れた、いざ相手の母性か父性かの本能をくすぐれ!
618 :【雷撃之神鎚】@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:12:22.50 ID:CAfgnQO9o
>>614
/いえいえ、お気になさらずですよー私も、そこまで長く居られなかったもので、
/凍結、無理やり〆みたいなことにもなるかもしれなかったですし
/また懲りずに参加させていただきますー!
/それでは!また何処かで!お疲れ様です!
619 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:15:33.63 ID:rm/jEeSso
>>613

「ああ、いいよ」

流石と言われるほどの事でも無く、当然だろう――そんな風に内心で思いながら応じる
人に優しく接する―――と言うよりも、人に厳しく当たれない性格であった
だから、この程度の人助けは日常茶飯事でもある

少女の腕が伸びているのに気付いた男は、特に抵抗も無く手首を掴ませてやる

「――で、どこに行くんだ?」

案内すると言っていながら、場所を聞いていなかった
620 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:16:53.62 ID:uLyOc18S0
>>615
だから言ってんだろ

【呆れたようにため息をつく】

人生最悪の時を思い出してるってよ
俺は別にソッチの意味で喰ったりはしねぇよ……たまにゃ栄養補給が必要ってだけだ

【意味が分からないし、分かったとしてもさらに性質が悪いのだけだが……】

……まあ、かもしれないな

【心底惨めそうな声を上げた】
【暇潰しの為に生きてるような青年なので、随分的を射ている】

いや、長いとそれだけ憶え難くなる訳だ……イライラするに決まってるだろ……

【理不尽な理由である】
621 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 00:18:01.66 ID:zEGOpW8IO
>>612
/了解しましたっ!乙です。
楽しかったです!
622 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 00:19:18.98 ID:EQGmQzM00
>>611
「警察………ふふふ……違うの?」

【一瞬ビクッとしたが違うというので完全に安心したわけではないがホッと胸を撫で下ろす】
【まあ、普通の警察くらいならば返り討ちに出来るのだが、ジェイルなどの能力者警察は辛いのだ】

「え………それは…まだダイヤがいなかった時の………ふふ………そうですか……」

【自分が使い魔として誕生してからはほぼずっと一緒にいたのだ、交友関係を把握しきれていないわけがない】
【つまり把握できていないこの女性は自分が誕生する前に出会って以来ということになる】

「申し訳……ありませんけど……ふふ…今ご主人様は寝ているんです………残念ですけど……」

【最後の方は言っていて悲しくなってきた】
【そして女性の判断は正しかった。彼女にとって背中の少女は絶対無二の存在。溺れるほど、狂ったように愛し続けた唯一の人物】
【そんな大切な存在が死ぬなんてありえない。あってはならない。そういうふうに未だ少女の死を受け入れられていないのだ】
【そして視覚的にも大丈夫なように彼女は少女の体を綺麗に保つよう尽力している。自分のことは二の次三の次だ】

「あ……ダイヤがいない頃のご主人様………どんな感じでしたか……?よければ…教えてください………」

【ご主人様が生きていたころは今≠ェ大切だったので自分と会うちょっと前のことを聞いたりはしなかった】
【過去について尋ねたことならば何度かあったが】
【もしかしたら興味深い話が聞けるかも、と思っての質問である】
623 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/14(火) 00:28:26.94 ID:r/JHENyg0
>>620
「いや、全然解決してねぇんだけど」

「お前の栄養補給と、この店内の様子は全くイコールで結びつかねぇよ」

「ソッチじゃなければ… まさかヤバイ方か!?」

【何を溜息をついているんだか まともな説明も無しに、分かるはずも無い】
【店はどうでもいいが、自身の身の安全のためにここはしっかりしとかねば】
【ソッチの意味じゃないのなら、リアルに食うのだろうか そうならば、店内の様子と結びつく】
【つまり、文字通り食べる→食われた相手はパニック→人生最悪だ! こうである】

【なんとゆうスレ違い もはや喜劇じゃあないだろうか】

「お前… 寂しい奴だな」

【惨めそうにしている青年に、その言葉はダメージにしかならないのではないだろうか】
【学生・寮生活なのにそんなに暇だとゆう事は… いつも一人なのだろうか と考えると何故かこちらまで悲しくなる】
【青年の口調は、同情よりも憐憫に近いものになっていた】

「そんなに長いか…? つうかそんなのどうでもいい事だろ」

【どうでもいいだろうと思っていたが、思った以上に気になる点だったようだ】
【聞いたことを思い出せないのは、ある意味問題だがまだ気にするような歳でもないだろうに…】
624 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/14(火) 00:30:16.23 ID:BSVKSj9Ho
>>619

「ええと...そう、そうそう...あそこです、あの...」

【青年の手首を掴み、安堵感を得て再び落ち着きを胸に刻みながら】

【ぼんやりと忘れかけていた目的地へと思いを馳せ、男に向い話す】
【其処は、ここから然程遠く無い大型スーパーの名前】

【少女は其処で幾らかの食品を調達し、家路へと付く予定だった】

【早い所家に帰りたい気がしなくも無いが、買い物も矢張りしたいし】
【そこからならば自分にも道が分かる筈だ。多分】

「ところで霊流さんは、こんな所で何を―――あ、狩り、ですか?」

【そして、一先ず話も収束するだろう、恐らく】
【すれば少女は新しい話題を...男の事について、訊ねてみる。】
【口に出しながら以前男が言っていた事を思い出し、子供の様な好奇心を瞳に湛えながら】
625 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:31:33.71 ID:pwMTtjHu0
>>622

ん〜?
そういえば貴女〜、私が会った時には居なかったわね〜。
使い魔か何かかしら〜?

「そしたら私と同じですね。」

【女の言葉に、銀狐が付け足す。】
【しかし、死んで尚使い魔(?)に連れ回されるとは、この少女も不幸だなと女は思う。】
【同時に、彼女がこの少女をどれだけ愛していたかが分かる。】
【変態的な愛し方だったんだろうなとも、思った。】

見れば分かるわよ〜。
まぁ、寝ているのも起こすのもアレだろうから、何も言わないけどね〜。

【銀狐は口を閉じた。】
【そして女も、口では普段と同じように言っているが、内心は彼女を哀れんでいた。女には珍しく。】
【少女の体が生きているかと見紛うほど綺麗なのも、いっそうそれを加速させる。】

そうね〜、…一言で言えば、「男勝り」〜?
そこらへんの草食系男よりも男らしかったわね〜。
今はどんな感じなの〜?

【その話は、彼女にとってはつまらない話だろう。】
【というのも、1回だけしか会ってないので仕方が無い。】
【そして、「今の少女」を聞いた。彼女がどう答えるか。女の行動はそれで決まる】
626 :【流麗毘装】 [sage]:2011/06/14(火) 00:31:57.22 ID:yNcLHq7AO
>>616
【肩口の傷、失った右手と血液。地獄にいると錯覚するような痛み。人間であれば冷静な思考など出来る筈も無く、】
【振り下ろされるた金色の刃から逃れる事は出来なかった。】

(森の人にもバスケの人にも、もう一度会う約束をしていたんだけどな……)

【肉体が死を受け入れた為に脳内麻薬により痛みが収まる。それと同時に目に写るのは走馬灯、そして視界に入る刃】

格下相手に逃げてんじゃねーよバーーカ!
【胸元から袈裟懸けにバッサリと抉られ辺り一面の床を血に染め上げる。】
【そして彼女はその辺りに転がっている裏の住民の一部と成り果てた。】

【それまでのやり取り知っているのは翼を広げた青年のみ…………】


【流麗毘装】死亡

/戦闘は得意でなくて拙いところもあったかも
/乙&ありがとうこざいましたです!
627 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:32:45.37 ID:gLv//qrJo
/>>610募集中ですっ
628 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:34:18.45 ID:uLyOc18S0
>>623
【面倒臭そうにぽりぽりと頬をかく】
【しばらく、うーんと考え込むと】

そうだな……一生幸せになれないと感じるほどの絶望感、って分かるか?

【相手に向かって聞いた】
【出来るだけ楽に終わらせようと考えるあまり、むしろ面倒臭くなっている】

言うなよ……

【はぁ、とため息をついた】
【友達が居ない訳でも無いが、友達と居ても特に楽しくないという事実】
【まさに、暇潰しに命を掛ける男】
【というか、反応からして勘違いが加速していくような気配しかしない】

長い長い、めっちゃ長いもうそういう必要ないってぐらい長い

【らしいです】
629 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:35:03.16 ID:XyMApc4Z0
>>617
「アハハハハハハ、そうだね……そーんな人が居たら怖いね」

首を傾けさせ開いた瞳孔の焦点を合わせず、奇怪な狂い人形の様に愉快に悦び笑む
と言う僕の遊び半分の怖い顔芸で有る、まぁ、本気半分でも無い事は無いが。
別に殺意に似た胸から沸き上がる血液の沸騰を胸奥に感じさせ、辺りに怒怒怒怒……ーーーなんて
効果音を似合わせる様な、纏う風すら僕を中心に旋風しそう勢いだが
決して怒っては居ない、決して、大人の対応

本能のままに媚びる動向を見せる少年、見下す、修羅、般若、鬼神、瞳に浮かぶ陰は三日月
少年が素早く歩を進め、抱き付く仕草を見せる、僕が女性だったなら聖母の如く抱擁で包み込む
べきなんだろーけど、しかもまた間違い掛けやがったよ……ーーー大きく息を吸い。

「おぉ、解ってくれるかっ……つって」
「ごーまーかーすーなッ!悪かったね女っぽくてッ!!!」

意図が丸解りだったが故に、接近間際に軽いチョップで進行を止めようとした。
まぁ、当たれば鉛筆のデコピン並に痛いかも知れない。
此の一撃で怒りも腹の底に収めるとしよう。
630 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:38:07.82 ID:rm/jEeSso
>>624

「ああ成程―――うん、分かった」

少女が出したスーパーの名前を聞き、大きく首肯を返す
そこは男の知る店でもあった
無論、場所を知っているわけだし、ここから行くのに迷う事も――無い

少女が手首を掴んでいるのを確認しながら、歩みを始める

「――――――いや、まあ」

些か長い沈黙とともに曖昧な返事を返す
狩り―――て、どうしてそう認識されてしまったのだろう
男は自身の説明力がそれ程に悪かったのかと記憶を掘り返すが
631 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:39:01.81 ID:l/9Dt2xKo
>>586
(まだ募集中です)
632 :【固定念動】 触れた無機物をその座標で固定する E:鉄球*4、パチンコ玉*200 [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:42:56.54 ID:S6yiZabC0
>>610
>>627

……。
昼間あんだけ暑くても、夜になると良い感じの涼しさだな…。

【煙草を吸いながら歩いてくる男。】
【今日は街に繰り出しての金稼ぎはしていないようだ。】

【特に目的は無い。】
【ただ、彼の日課である夜の散歩の途中で寄っただけである。】

こーゆうところ、子供の時は良く来たよなぁ…。
ダンボールそりで遊んだ思い出があるよ…。

……いや待てよ。
そんな記憶は無いな…ん?あれ?やっぱ記憶あるかな?

…記憶喪失ってのは厄介だなやっぱし。

【…と、独り言をぶつぶつ呟いて、高台に登ってくる。】

ふぅ…。

……ってうおっ!?

【まさかこんな夜中に人がいるとは思っていなかったようだ。】
【先程の独り言も、その油断からであろう。】

びびった…。
633 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/14(火) 00:43:55.68 ID:r/JHENyg0
>>628
「わからん」

【即 答】
【そもそもそんな事は考えても仕方ないし、考えるつもりもない】
【例え考えたとしても、死より怖いものなどないので結論なんか出ないと知っている】

「悪い…」

「まぁなんだ、その内いい事あるだろ うん」

【ここだけ見れば、孤独な青年の悲しい心中の吐露だが実際はそうでもない】
【とゆうか、どんだけ暇なんだろうか 例え暇でももっと何かあるだろうに…】
【とは言うものの、彼の中では青年は友達のいない悲しい学生である】

【加速した勘違いから、励まそうとしたが何も浮かばなかった 嗚呼、悲しい】

「お前の言葉の方が長い」

【ごもっともである】
634 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 00:44:00.49 ID:EQGmQzM00
>>625
「ええ…使い魔です……使い魔にして……やっぱいいです……」

【なにか付け足そうとしてやめた】
【どうせ「恋人です!」とか言おうとしたのだろうが、流石にもうそういうテンションになることは出来ないので、中止したのだ】
【ああ……昔のテンションが懐かしい……】

「ええ……お願いします……」

【無理にでも起こすとか言われたら全力で阻止しなければいけないところであった】
【そして勝つのは不可能に近いので……助かったというべきか】

「……昔も今も変わりないんですね…………」

【そういいながら顔を地面に向ける】
【本当に昔は違ったのだが、ある事件のあとから今まで殆ど変っていないと言うことらしい】

「ご主人様は………ツンデレです………」

【いつデレた!?】
【そしてそれは今≠聞いてきた女性の質問に対する答えとして不適切だろうに…】
635 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:44:26.14 ID:PPqw1EiOo
>>626
【青年の刃は、殺意の込められた刃は、殺意の対象をバッサリと切り裂き、奪った。】
【勝利した。青年は。大量出血と多大な演算による負担が脳にのしかかり、朦朧とする意識のなかで。】
【しかしそれに酔い痴れる余裕は与えられなかった。極度の興奮状態により押さえ付けられていた痛みが、全て開放される。】

っぁぁぁぁぁぁ…格下がぁ…最期まで生意気な奴だ…

【神々しい、しかし神とは程遠い翼を広げ、飛び立つ。夜の空に、金色が浮かぶ。】
【動かない両腕。恐らく一生傷痕は残るだろう。忌々しい生意気な格下に遺された、大きな傷痕。】

っああ…さっさと治療だな…クソ…

【傷口から血がタラタラと滴り落ち、夜の街へと雨の様に注がれる。何も洗い流す事など無いというのに。】
【脳裏に刻み込まれたあの能力者の死に様。恐らく彼女は、一生青年にとって忘れられない忌々しい記憶となるだろう。】

/こちらこそ絡みあり乙でした!楽しかったです!こちらこそ何か無茶な表現ありましたかね?
636 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:50:01.38 ID:uLyOc18S0
>>633
そうか、なら一回体験してみるか、あぁ?

【相手の即答を聞いて、脅すように拳をパキパキと鳴らす】

ああ……そうだな

【クッ、と悲しげな声を上げる】
【もちろん、暇潰しが見つからない事に対してのである】
【相手が勘違いしている事を知らないので、修正も出来ない】

……


こまけぇこたぁいいんだよ!

【自分から言い出しといて考える事をやめやがった】
637 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 00:50:22.36 ID:gLv//qrJo
>>632

一人アイスを貪っていると、不意に聞こえてくる男の驚く声。
こんな場所にくるなど物好きもいたものだな、と思いながら視線を声のした方向に向けた。
まあ、自分も似たようなものなのではあるが、と苦笑する。

「……ククッ、こんばんは」

相手の独り言は半分ほど聞こえていたが、見ず知らずの人にいきなり記憶喪失の話題をふっかけるわけにもいかない。
此処であったのも何かの縁、青年はとりあえずタバコを吸う男に挨拶をしてみた。
挨拶は基本中の基本、青年は未成年で喫煙するがそれなりに礼儀正しい。

「真夜中の散歩かい?風流だねぇ……」

残り少ないアイスをかじりながら、小さく笑いをこぼす。
当たりかハズレ、どちらが出るのか頭の中で考えながら、ゆっくりと食べ進めていく。
638 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/14(火) 00:50:36.83 ID:QhME+EdIo
>>630

【どうやら少女の説明は、無事相手へと伝わった様だ】
【歩みを始める青年に確りと付いていきながら..ほっと息を付き】

「...あれ」

「未練の残った霊魂を集めて..るんでしたよね?」

【沈黙のあと、返ってきたのは曖昧な返事で】
【少し表情を崩しながら、男の方へと振り向いた】

【細かい会話の内容は判然としないが、少女の頭の中に残っていた第一印象はそれだったのだ】

【こんな事を言って全て勘違いだったら相当恥ずかしい奴である。..腕にも力が、籠り】
639 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/14(火) 00:53:51.72 ID:ZxKCdyLAo
>>629

あぁ、平和への行進は成功か、失敗か、胸の中に踊り狂うのは緊張感の雨嵐、胸の高鳴りは痛い程に
一歩、ニ歩、風を僅かに切り裂きながら蒼い人影の視界に映るのは息を吸い込み膨らむ腹部、鋭い手刀

…………あぁ、失敗か

「いやいや、決して僕は君をお姉ちゃんじゃなくてかっこいい鬼い……イタッ!」

だからせめて、威力を減らすと足は地面を蹴り上げて、紡ぐ言葉は言い訳色の言葉は
そして、訪れたのは額を硬いモノにより弾かれる染み入る様な一撃、されど勢いは
止まる事なく、要因は途中の加速にて繰り出された手刀は押し、滑らかに頭部は滑り


……丁度、股間の辺りに一直線に、人影の硬い頭は勢いよくね、向かったの
640 :【魔乃魅力】 [sage]:2011/06/14(火) 00:54:35.77 ID:GWIdkSwfo
――【夜の街、とある公園】――

宵闇もいよいよもって深くなる時刻に、箒の上で足を組んで月を見上げる魔女が一人、溜息を虚空へ溶かし込んでいた。
思い悩んでいる、というよりは、どこか気難しそうに眉を顰めているだけにも見える今日の魔女。指先でどこからか拾ったコインを
くるりくるりと弄びながら、真っ赤に染まる満月を眺め続ける。

「……はぁ…謝るって言ったのはいいけれどぉ……どぉにも、ねぇ…」

どうやら、言葉尻からするに、誰かに謝罪をしなければならないようなのだが、その謝罪をしなければならない人物が
一体誰なのか、魔女の思い当たる節ひとつ。夏の夜に吹く風が如く、凛とした美しさを持つ一人の剣士―――その名は、
まだ知らない。ただ、その”生徒”とやらに出会った。それから、約束を交わした。以前の無礼を詫びろ、と。
推測するに生徒がいるのだからその剣士は”教師”でもあるはずなのだが、どこに行けば会えるのか、どこに行けばまみえる
のかも知らないが故に、こうして―――――。


「……どぉこ行けば会えるのよぅ…」

と、独り言を漏らしながら溜息を吐き出す事しかできない。
夜に出会ったのだから、夜に街を出歩けばどこかで会えると想っていた数日前。だが、これがどうしてか、出会えずじまい。
ある意味、神様の悪戯なのかもしれないし、運命の気まぐれなのかもしれないのだが…魔女としても、腑に落ちないようだ。

「……はぁ…早く出会えるといいんだけどぉ…」

特徴的な艶のある声音に黒い絹のような、腰まで伸ばされた黒髪。背中の大きく開いた真っ黒なドレスに、黒いロングブーツ。
黒い瞳に、魔女のトレードマークのようになっている大きな三角帽子。黒一色に染められたその魔女の美しい白い肌だけが、月光を
照り返してやけにはっきりと、公園にぽつりと、箒とともに浮いていた。


/人待ち
641 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:55:15.42 ID:pwMTtjHu0
>>634

…?
でもとりあえず使い魔ちゃんなのね〜?

【彼女が何かを付け足そうとしたのはとりあえず置いといて】

フフ、無理には起こさないわよ〜。
大丈夫〜。

【彼女の心理を読み取ったのか、そんなことを言う女。】
【どうせ死んでいるのだから、そして死体を持つ彼女は拒否しているのだから、ムキになる必要は無い。】

ということは〜。
今も男勝りってことね〜。う〜ん、懐かしいわ〜。

【あの出会ったときを思い出すかのように、下を向いた彼女に言う。】
【本当はまともなコンタクトを取らずに別れたのだが、性格ぐらいはわかっているつもりだった。】

ツンデレ〜?
フフ、面白い事を言うわね〜。この子がツンデレとは考えられないけどね〜。

【この子=少女のことだろう。】
【しかしは、質問の答えになっていないそれを咎める事はしなかった。しても無駄な気がした。】
642 :【固定念動】 触れた無機物をその座標で固定する E:鉄球*4、パチンコ玉*200 [sagesaga]:2011/06/14(火) 00:58:47.78 ID:S6yiZabC0
>>637

【この時間にこのような場所にいる人物。】
【自分の事は棚に上げ、"とりあえず変人だ"、と頭の中で決めつける。】

【もしくは、自分の事も含めて、かもしれないが。】

…あ、あぁ。
良い夜だな…。

【とりあえず挨拶には返しておく。】
【心臓はまだ落ち着いていないが。】

…まぁね、俺ぁ夜行性でね…。
それに、夜の人の少なさ、それが好きなのさ。

心地のいい孤独を感じれるだろ?

【話しかけながら、相手の風体に目を付ける。】
【少々変わった者のようだ。】
643 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:00:00.14 ID:rm/jEeSso
>>638

「うん、合ってる」

少女の疑問に頷き返す
まあ狩りという表現も間違っているわけではないか――と内心で納得し、

「覚えててくれたか、ありがとう」

少女の方を振り向いてやりながら、にこりと笑みを向けた
その程度の表現の差異で悩ませてしまう物でも無いか、と考えたのだろう
細かい事は気にしない――それが男の基本スタンスであった

「今日は特に集まらなかったなぁ」

特に意味も無く空に視線を向けながら、そう言う
霊魂が集まらない、というのはまるで悪い事では無い
それでも男は現状にどこか不満を抱いていたのだが
644 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/14(火) 01:04:41.50 ID:r/JHENyg0
>>636
「よせよせ、ろくな事にならないから」

「つうか、拳じゃ俺には届かないからやめとけって」

【手の中にカードを作り出して、手をヒラヒラと振りながら相手に見せる】
【青年は以前に見せたので知っているだろうが… いや、また忘れているのかも知れないが】
【彼は召還士だ 自らではなく、サーヴァントが前線に立つ そして、サーヴァントは一騎当千の者もいる】
【青年が拳で来るのなら、まともな身体能力程度では話にならない】

「辛くなったら相談ぐらい乗るからな…!」

【グッ!と拳を握りながらの力説である】
【勘違いもここまでくると、いっそ清々しい】
【本人同士は、通じているつもりなのだから困る】

「最初にどうでもいいだろうけど って前置きしただろうがっ!」

【勿論そこに突っ込む まぁ、当然と言えば当然なのだが】
645 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:06:54.68 ID:gLv//qrJo
>>642

「夜が好き、ね……わからなくはないよ」
「孤独が好きねぇ……ま、独りになりたい時はあるけど」

街を歩いているとき、有象無象の中にいるとふとひとりになりたくなる時がある。
しかしそんな物は一過性のものに過ぎず、結局のところ独りになったら他人が恋しくなるものだ。
そんな時に青年は人間は一人で生きて行くのは意外と難しいと実感する。

「でも夜行性って生活バランス崩れるよなぁ」
「やっぱり人間は太陽と一緒に生活するように身体が作られてるんだろうね」

なんて事のない日常的で普遍的な話題を繰り出す。
そこでようやくアイスの棒に刻まれた文字が見え始めた。――――あ、と刻まれている。

「うしっ、当たった」
「……ま、暇なら話し相手にでもなってくれよ、ほら」

文字を隠す程度にしか残っていなかったアイスを口に放りこみ、当たりの文字を改めて確認する。
右拳を固めて小さくガッツポーズをし、その後ベンチに座るように促した。
646 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 01:06:55.24 ID:zEGOpW8IO
>>640

【その公園の入り口から見える大通り。】
【時刻が時刻なだけに人通りは疎らである。】
【しかし、そんな状況でも、ひときわ目立つ一人の人物がいた。】

「あーあ…ったく…花の値段が高いのよ…もう…」

【一人の若い女性だ。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「まあでも…墓参りには欠かせないしねえ…仕方ない…か…」

【女は片手に…和紙にくるまれた数本の花束を持っていた。】
【この季節が盛りの数種類の花が、几帳面に束ねられている。】
【向かう先は墓地。まだ相手には気づいていなかった。】
647 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 01:08:22.99 ID:EQGmQzM00
>>641
「そうです……ふふ…」

【先ほどから不気味に「ふふ…」と笑っているのは鬱モード突入の前触れなのである】
【気を付けよう】

「寝ている人を………起こすのは……あまりいいことじゃ……ないですから………」

【実際、気持ちよく寝ているところを無理やり起こされたら気分が悪い】
【少女はどんなにしたって起きることはないのだが】

「男勝りというか………男より男でしたね………カッコいいです……ふふ……」

【何故か身震いした】
【ちなみに現在来ている女の子らしい服は赤い髪の少女の趣味なので本人の意志ではない】
【多分、頼まれても着なかっただろうし】

「ツンデレですよ……至高のツンデレです………ふふふふ……」

【あれが至高のツンデレなのだとしたらハードルが高すぎる気がするが】
【とりあえず本人は否定していたが少女がドSなのは確定的に明らかである】

「またご主人様に……殴られたいです………」

【爆弾発言】
【しかし彼女、変態ではあるがドMではない】
【愛する人の攻撃ならば痛みをも愛に変換し、精神的に無効化してしまうと言う恐ろしい能力を持っていたのである】
【まあ、愛する人意外の攻撃は普通に痛いが】
648 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/14(火) 01:10:08.02 ID:uLyOc18S0
>>644
ほぉ……

【相手がカードを取り出すのを見て、とりあえず拳は抑える】
【まあ、元々殴るつもりなど毛頭無かったが】

あのな、召還した使い魔って言ってもな、感情次第でいくらでも変わるんだぜ?

【ニヤッと笑ってコーラをガブリと一口飲んだ】

あぁ……たまには一緒に遊びに行ったりしような!

【相手の肩を掴みながら言う】
【もう駄目だこいつら】

え?言った?あれ、あーもー面倒くさい!

【ガタッとベンチから立ち上がる】
【そして大きく欠伸をかくと】

帰る

【やたらテンションの下がった声で言って、そこから立ち去ろうとする】
【そんなに早くも無いので、呼び止めようとすれば簡単に呼び止められるだろう】
649 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/14(火) 01:14:28.30 ID:QhME+EdIo
>>643

「ああ、よかった...」

【心配になりはした物の、どうやら間違っていたわけではないらしく】
【今日何度めかも分からない安堵を抱きながら、笑みを向ける男に笑みを返した】

「そりゃあ...中々いませんからね、そんな職業の人っ」

【中々、とは言うものの、少女は目の前の男以外にそんな人物に会った事は無いし、】
【これからも会う事は無いだろう、と思う。だからどうというわけでも無いが、憶え易いのは確かである】
【少女の最初の言葉には語弊を多いに含む表現があった様だが、彼女にはその原因も分からず】

「むー・・そうです、か...」

「...ま、そんな日ばっかりじゃないですよきっと!」

【ただ、集まらなかったと聞くと残念そうに声を漏らす。少女は何とも単純であった】
【それがいいことか悪い事なのかは分からなかったが、男にとっては芳しくない結果だろうと思えたからだ】
【併しアドバイス等勿論出来る筈も無いし、かけた言葉は至極平凡な物になってしまった。表情は無駄に明るい、が】
650 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:14:41.80 ID:XyMApc4Z0
>>639
画的に女性的美貌容姿を持つ人物が、股間を押さえ悶える姿はどうだろうか
偶像は排便しない理論をいとも簡単に打ち崩す図の完成してしまうだろうか、そんな第三者のお告げ
幸いにも僕には回避する要素や、SKlLLは持ち合わせて居る
風に乗る木の葉が如く身軽さ、然かし、このまますんなりかわして
少年を傷付ける事は遺憾にも忍びない。

「はぁ……」

結果的には当たってしまっても問題は無い、只、股間から電撃的刺激が脊髄を伝い脳に
狂い荒れる如くの電気信号を送る、其れだけなのだ、伊達に小さい頃から鍛えては居ない
第三者的傍観者が居たなら、面白く無い展開かも知れないが、僕は悶える事も痛がる素振り見せず
溜息……ーーー

「……此処に落ち着く人物が女性なら良かったな、と素直に思うよ」

己の●小たる股間に頭を置く少年の図、別に得を生みたい訳では無いが、誰が得するのだろうか
此の状況、図、闇夜の湿りきった鈍重な空気は肩から掛けて更に僕の気分を重くさせた、気がする。
爆弾発言とも取れるが、男としては当然の事だろう
651 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/14(火) 01:16:41.98 ID:GWIdkSwfo
>>646
「…ん……んー……?」

箒の上で組んでいた足を組み替えながら、魔女は鼻をすんすんと動かす。その動作一つ一つすらも妖艶に
美しく見えるのだが、魔女の表情はすんすんと鼻を動かすたびに強張っていく。嗅いだ事のある―――魔力の香り。
きょろきょろと辺りを見回してみるも、特に公園内に人影は見えない。…と、、公園内でなく、その先。公園の入り口
のその向こうにある大通りに、見覚えの在る人影が見えた。魔女は少しだけ魔力を瞳に込めて目を細め、観察する
ようにしてその人物を見据える。

「……あっ」

薄手であろうダークグリーンのコートに、遠目でもわかる違和感の残る左目。背中に異彩を放つ巨大な剣に、すっと
整えられたシルエット。見間違えようの無いその姿―――”謝罪相手”である事は、明白であった。
魔女は暫く困ったような顔をしていたが、数秒後には首を軽く横に振って諦めたように箒でふわりふわりと進み始める。
近づいていけば段々とはっきりしていく人物の姿は、やはり変わらず凛とした雰囲気を纏っていて、魔女は何故か安心していた。
その安心の理由は魔女もわからないが、今はそんな事を気にする余裕もなく、ただ、几帳面に束ねられた花束を持つ女剣士の
近くまで音もなく接近し―――――。





「こぉんばんわぁ……せ・ん・せ」

と、静かに声を掛けるのであった。
振り返れば、そこにはいつもの三日月のような笑みを浮かべた魔女―――ではなく。
申し訳なさを含んだ中に、自嘲の雰囲気を漂わせた不思議な表情の魔女が箒の上で足を組んでいるのが見えるだろう。
652 :【固定念動】 触れた無機物をその座標で固定する E:鉄球*4、パチンコ玉*200 [sagesaga]:2011/06/14(火) 01:18:06.22 ID:S6yiZabC0
>>645

別に孤独が好きなわけじゃねぇさ。
ただ、たまに孤独を感じたい時ってあるだろ?

【少し苦笑い。】
【煙草を吸いながら夜景を眺める。】

【遠くに学園の時計台などが見える。】

まぁ、たまに太陽が恋しくなる時はあるけどなぁ。
っていうか、人間は朝日を浴びると、シャキッっとするように作られてるらしい。

夜にばかり生きてると、そのうちヘナッってすんのかもな。

【擬音が少し子供っぽい。】
【あんまり頭の良い者には見えないだろう。】


…アイスか?
久しく食って無いな…。おめっとさん。

…あぁ、いいけどよぉ。

【そう言うと、ドカッとベンチに座る。】
【そしてふーっと煙を吐く。】
653 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:20:58.07 ID:l/9Dt2xKo
【ここは、港町…名称はトハとでも名乗っておこうか。決してそこら辺の家から黒い鎧のチートキャラは出てこない】
【時刻は午後五時、夕食の買い物客で賑わう空は色は少しだけ青が濃くなる時間だ】
【さて、そんな港町の賑わいに若干馴染めない女性が…市場で買い物をしていた】
【服装は黒の着物。帯にはレイピアが二本刺さっており彼女が剣客であることを示している】
【服装もかなり目立つであろうが、紫陽花色の流れるような長髪と色白でありつつも戦士堂々とした美貌をもっている】
【さて、どう考えても旅の支度とも自炊に使うわけでもないほどの量を買い込んでいる姿はかなりミスマッチである】
【彼女が背負っている風呂敷は店を買えるたびに大きくなっていった】


(>>631無しで)
654 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:21:31.29 ID:rm/jEeSso
>>649

「ま、いないよね」

男自身、ほとんど出会った事が無い
霊魂を扱う事自体は他でも見かけたが、目的は違ったし人でも無かった
自分自身でその特異性を認めながらも、しかしそれを全うしていた
――職業、と言うよりも生業に近い物である

「ははっ、そうだね」

少女が明るい表情で言ってきた言葉を聞き、思わず声に出して笑ってしまう
その単純な応援は非常に有難かったし、励みになった

「―――と、着いた」

足を止めると目の前にはスーパーの入り口
世間話をしている間にそれ程歩いたという事だろう
655 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/14(火) 01:22:43.96 ID:pwMTtjHu0
>>647

【気を付けようと言われても気を付ける術がない女。もとい、その事が分かってない。】
【まぁ当たり前なのだが。】
【そういうことだから、ちょっと笑いが増えてきたかな、程度に感じている】

それにしても〜、私達結構話してるのに起きないって、相当熟睡してるのね〜。
羨ましいわ〜。私、あまり寝られないのよ〜。

【さり気無く、少女について話す。】
【別に、女は彼女を更生させたいと思ってるわけではなく、あくまで哀れんでいるだけである。】

相当好きなのね〜、この子の事。
余程じゃないと、そんな事言えないわ〜。

【身震いする彼女にそう言う】
【つまり女が言いたいのは、「相当好きなのね〜」の部分だけである。】

ふ〜ん…

【彼女と居ると、ツンデレの定義がおかしくなりそうだ。】
【とりあえず適当に言っておき、打ち切る。】

(…変態…)

【女はそう思うが、流石に口にするのはやめておいた。】
656 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/14(火) 01:23:19.69 ID:r/JHENyg0
>>648
「やれやれ……」

【ぽいっとカードを投げ捨てると、地面につく前に音もなく立ち消えた】
【これは、男の子のメンツみたいなものだったのだろう】

「感情…? その気になればナシでも…」

「――ん?なんだ『そうゆう事』だったのか!」

【そもそも感情のない悪魔の方が多い 伝承に出てこないような、彼オリジナルの悪魔など】
【元々自我を与えると殺されるので、『自我だけを』持つことを許可しているだけだ つまり、感情を消すのはその逆をやればいい】
【そして、ここにきてようやくなんとなくわかった 要するに、感情を操作するような能力だろうと】

「おう!いつでもこいよ!」

【こちらの相手の肩をがっしりと掴む】
【結局、もう一つの勘違いは解決しなかった】

「あ、従兵もう帰―――」

『士貴さんっ!お待たせしましたっ!』

【声をかけようとしたら、後ろから名前を呼ばれた】
【振り返ってみると、同居人と使い魔がいた 買い物は終わったようだ】
【そうこうしている間に、青年は去ってしまっていた】

【溜息を一つついて立ち上がり、自分も帰る事にする】
【その内、どこか遊びに誘おうと考えながら】

/絡み乙とありでしたっ!
/勘違いが酷すぎるっww
657 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:26:56.35 ID:gLv//qrJo
>>652

「ククッ、嫌なことがあった時とか、な」

楽しい時にわざわざ独りになりたいとはあまり思わない。
あるとすればそれは、唐突に思う時か嫌なことがあったときぐらいだ。
といってもこれは青年の場合で、他の人間に当てはまるかと言われれば微妙なのだが。

「へぇ、そうなんだ……朝日を浴びるとシャキッとかぁ……」
「まあすぐに異常が現れるんじゃなくて、徐々に狂ってくんだろうな……老後とかに影響でそうな気がする」

青年は基本昼間で寝てるダメ人間なため、朝日はあまり浴びない。
しかしこんな話をすると少し早起きしよかな、という気にはなった。まあおそらく思うだけで実行はしないだろう。
当たりのアイス棒を青い、アイスの入っていた包装ビニールに入れ、懐にしまい込む。

「ここ最近熱くなってきたから、ずっと食べたいと思ってたんだよね」
「まぁ、夏に食べるアイスも美味いが冬に食べるのも乙だけど」

アイスの袋をしまうと、懐をゴソゴソとあさり、次は葉巻を取り出した。
マッチをこすりシュボっ、と火を灯すと葉巻に火をつける。
そして葉巻を口に加え、煙を肺いっぱいに吸い込んだ。
658 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/14(火) 01:28:56.37 ID:uLyOc18S0
>>656
【エレベーターで階を降り、さぁ帰ろうと言った時】

『にゃぁん』
……お前もたまには猫缶にすっか

【何だか今日は贅沢な日らしい】

/絡みありがとうございました!
659 :【固定念動】 触れた無機物をその座標で固定する E:鉄球*4、パチンコ玉*200 [sagesaga]:2011/06/14(火) 01:33:17.45 ID:S6yiZabC0
>>657

ただし、寝起き限定な。

結局徹夜をしているような夜行性生物には意味の無い話のようだぜ。
くやしかったら規則正しい生活を心がけることだな。

俺はしないけど。

【1本、煙草を吸い終わる。】

アイスマニアか?
俺はかき氷しか食わないタチでな。
…みぞれも許可するが。

…葉巻か?
へぇ、若いのに渋いこった。

【葉巻独特の、渋い香りが漂ってくる。】
【そういえば、以前葉巻を好む能力者に会った事を思い出す。転生前だろう。】
【彼も既にこの世を去ったのだろうか。】
660 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/14(火) 01:34:43.42 ID:ZxKCdyLAo
>>650

今だ痺れに似た痛みが残る額に厚い布越しに感じるのは無駄に柔らかい……感触
蒼い人影は、自らの衝撃にも動じ無い頑丈な相手、遠慮の意識無しに腰を掴み頭を挙げ

「………………これは僕の長い人生を快適に生きる為」
「記憶の奥底に叩き込み、頑丈に封じ込むべき出来事だろう」

そのまま、とん、と。腕を伸ばしバネとして利用、僅かに男性から離れ感情が消えた
瞳で、暫く空中を眺め左右に淡く首を振り、皺がよりきる眉間を指で抑え……
瞳を閉じて、闇の中、脳内で記憶を削除する音無き音を確認、開けた瞳には理性の光

「それは僕の台詞だ。なぜお兄ちゃんの股間にこ、こ、」
「…………あれに触れなければならないんだ」

紡がれる言葉には、微かな絶望と濃い疲労が混ぜ合わさりて……零れる溜息一つ

「まぁいい、……お兄ちゃんは本当にお兄ちゃんだったんだな」
661 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 01:37:47.54 ID:zEGOpW8IO
>>651

「しっかしねえ…どーも似合わないのよねえ…私には…」

【花をプラプラさせながら女は独り言。】
【次からは他のものを持っていくか…しかしそうは言っても、】
【何も思いつかないなあ…女は大剣から発せられる微弱な心地よい冷気を、】
【全身で感じながら、ぼんやりとたわいもない思考を繰り返していた。】

「あの人も花なんか好きじゃなさそうだし…」

【すると、人の気配を感じる。現在この場には自分だけしかいないため、】
【少々意外であった。あまり治安の良くないこの通りは、】
【午前零時を過ぎたらガクッと人の出入りがなくなる。】
【もちろん女は気にもとめていなかった。まさか、自分の見知った人間がそこにいるとは思わなかったからだ。】
【そして、彼女は声を聞く。静かだが、しかし、はっきりと耳に入ったその声を聞いた瞬間】

「!!」

【女は素早く振り返り、そして同時に大剣を右手で抜き去った。】
【ギラリ、とした「刃」の部分が、月の光に照らされて相手のきめ細かい肌とはまた違った風に、】
【非常に「凶悪に」輝く。忘れもしない。世の男性をいとも簡単に秒[ピーーー]ることができる、】
【均衡の取れた容姿、そして魔法使い特有の格好。】


「……何しにきた…アレッサ・クロウリー=c」

「また私を食いに@たのか…ええ?」


【傍に投げ捨てられた花束を気にすることもなく、】
【女は肩に大剣を担ぎ、突き上げる様な視線を送っていた。】
【本来なら、問答無用で首を絶とうと刀を振っている。「暴虐」はこういう人間だ。】
【しかし、振り向いて、相手の表情を視界にいれたとき、妙な「違和感」を感じていた。】
【それが何なのかはまだ分からない。ゆえに、女はこの様に比較的「穏やか」に接していたのだった。】
662 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 01:38:49.15 ID:EQGmQzM00
>>655
「はい……最近寝不足で……羨ましいです……一緒のところに行きたいです……」

【寝不足な理由は死体を洗ったり服の着替えをしたり……と、一緒のベッドで寝ようとするのだが】
【あまりの興奮で寝られないのである。小学生か】

「大好きです…嫌われても好きです……殴られても…罵倒されても……………死んでも…」

【どう考えても最後のは皮肉である】
【信じたくないだけであり、既に死んでいることは理解しているのだ。だからこそ言える皮肉】
【昔だったらもっと付け足すところだが、今はそんな気分ではなかった。二回目だが】

「うふふふふ………」

【彼女にとってのツンデレとはなんなのかを聞いてみたくなった】
【黒い少女がデレた瞬間がコンマ一秒でもあっただろうか?いや、ない】

「……………今『うわあ……変態だ……』て…思ったでしょう?」

【相手の顔色を見て言う】

「残念ながらダイヤは変態ではないです。愛の使者です」

【胸を張りながらそう言った。さっきのテンションとは別人のように言った】

【もしも、本当にご主人様が生き返ったとしたらあまりの幸せにショック死するかもしれなかった】

「あ…………えー……と………そろそろ門限なので………ここら辺で………ふふ…」

【公園に据え付けられている時計を見ながらそういう】
【まあ、学園の門限に間に合わなくても企業に行けばいいのだが……】
【少女は力なく手を振り、だがしっかりとした足取りで闇に消えて行った】

/すみません!睡魔に襲われたので勝手ながら〆させて頂きます!絡み乙でした!
663 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/14(火) 01:40:30.19 ID:ZxKCdyLAo
>>660
/あ、変換ミス

「それは僕の台詞だ。なぜお兄ちゃんの股間にこ、こ、」を

「それは僕の台詞だ。なぜお兄ちゃんのこ、こ、」へ

お願いします。
664 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/06/14(火) 01:43:15.57 ID:pwMTtjHu0
>>662
/こちらも睡魔がやばいのでちょうどよかでしたよww
/乙でした!
665 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:44:12.59 ID:gLv//qrJo
>>659

「規則正しい生活……?そんなの無理無理」
「こんな時間に外で歩いてる時点で無理ってわかるっしょ?ククッ」

男同様、青年もしようという気持ちだけでやる気はないらしい。
早起きする気力がない人間に早く起きるなどといった芸当は不可能なのだ。

「いや、そういうわけじゃないぜ?ただ、暑いから食べたいなと思っただけだ」
「かき氷ねぇ……あの頭がキーンってする感覚がたまらないな。」

青年の場合、手頃で安く手に入るのがソーダ味のアイスだっただけらしく、かき氷しか撃ってなかったらそっちを買っていただろう。
要はなんでも良かったのだ。夏の初めを楽しむために、まずアイスが食べたかっただけ。
まあ強いていうのなら当たりハズレがあるアイスのほうが青年的には嬉しかった。

「元居た国だとこっちのほうが安かったんだ。その頃の癖でついこっちを吸っちまうってワケ」
「それに煙草は高いからさー……。葉巻は知り合いがたくさんくれるからこっち吸ってるのさ」

知り合い、というのは嘘で、彼の所属する【零号機関】という組織が支給してくれているのだ。
彼が能力を発動するのに必要なのは煙であり、それを言い訳に支給してもらってるわけである。
些か卑怯な手だが、これぐらいの横領は眼を瞑ってくれる程度には働いているのだし、これぐらい問題ないと信じたい。
666 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/14(火) 01:44:45.81 ID:hZMEjJVXo
>>654

「居ない、ですねぇ...」

【相手の言葉を小さくぽつり、と繰り返し、口許には穏やかな笑みを浮かべていた】

【何でそんなに珍しい事をこの男はやっているのか...不思議は思ったが、口には出さない】
【その事に主立った理由がある訳でも無く、それは気分としか言いようが無いが。...今度会った時には、聞いてみようとは思う】

「うんうん、いつか大漁(?)な日も来ると思いますよ...っ」

【笑い声を上げる男に呼応する様に、少女は笑みを深くして言葉を続けた】
【実際、何が其処まで面白かったのかはよく分からないが、笑うという事は悪い着はしていない筈だ、と】

「...おぉ」

【それは案外、早い到着だった】
【もう少し掛かると踏んでいたが、意外と迷っていた場所から離れていなかったようで。】
【気がつけば見慣れたスーパーとその周りという光景が、少女の眼前に広がっていた】

「ありがとうございましたっ」

【ずっと掴んでいた手首から腕を離し、スーパーの方に向って数歩歩み寄る】
【そして、くるりと身体を反転男の方を向いて、深々とお辞儀すると共にお礼を表した】
【いちいちオーバーに見えるかもしれない行動も少女にとっては取り立てて変わった事でもなく】

「...あ、霊流さんも来ますか?」

【踵を返しいざ本城へ...というところで、思い出した様に上半身を捻り、男へと訊ねた】
【その顔には相変わらず笑みが浮かんでおり、お礼でもしようか、等考えていたりするのだが、断られればあっさりと引き下がるだろう】
667 :【固定念動】 触れた無機物をその座標で固定する E:鉄球*4、パチンコ玉*200 [sagesaga]:2011/06/14(火) 01:51:36.91 ID:S6yiZabC0
>>665

だろうな。
俺達ぁは同類のようだ。

【フッっと自嘲気味に鼻で笑う。】

まぁ夏だしな。俺もわらびもちでも食おうか…。
夏は春と並んで苦手な季節だ…。
暑いし。

【うんざり、っといったような表情。】

へぇ、アンタ異国の人か。
まぁ、風体からはどこの国か推測すら出来んがな。

葉巻…俺も昔薦められた事があるが…。
たまに吸う程度なら問題ねぇかな。
668 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/14(火) 01:54:13.71 ID:GWIdkSwfo
>>661
巨大な剣を軽々と肩に担ぎながら、こちらを突き上げるように睨む女剣士を見つめる魔女の瞳。そこに一切の
魔力は込められておらず、ただ不思議な闇が湛えられているだけで。その中にある、ちょっとした気まずさを心地
悪そうに映し出すだけ。相手の言葉を聴きながら、魔女は首を横に振るだけ。

「…食べに来たわけじゃあないわぁ……?」

箒をゆるゆると地上近くまで下ろし、ひょいっと飛び降りる。コンクリートに響くヒールの音がやけに反響して聞こえる
のは、人通りが少ないせいか、それとも、女剣士の気が少しだけ立っているせいか、否か。
相手に警戒せず、魔女はこつこつと歩いて傍らに投げ捨てられた花束を手に取り、立ち上がって振り返る。
それから、暫しの沈黙――――。だが、口を開かなければ時間が無意味に進んでいくだけで、展開はその場で
足踏みするだけだ。いつも男を口説くときは羽よりも軽かった唇が、今日は何だか、とても重たく感じられる。
しかし、約束は約束……人間の中で言われている「約束」は軽いものかもしれないが、”魔女”の間で言われる
約束は命をかけた「契約」にも近しいもの。だからこそ、それを違える訳にはいかなかった。魔女のプライドと、ほんの少し
の意地と―――女剣士に対する、虚しく切ない、陳謝の意。

「……この間…貴方の”生徒”って名乗る子に会ったわぁ…?」
「名前は確かぁ……そう、黒崎君って言ってたわねぇ………」

そこまで言って、魔女は花束についてしまった砂や塵を柔らかく吹き飛ばし、指先で汚れた部位を綺麗に拭っていく。
花弁の位置を整え、種類ごとに器用に分けながら、視線を困ったように彷徨わせていたが―――観念し、その経緯を話す。
黒崎という熱心な生徒が、それに対し謝罪をしてもらいたいと魔女と戦った事―――謝罪させたいがために、その一点の
ためだけに必死に魔女と戦い、自身を地面に叩き伏せた事。そこで、約束を交わし、それを果たすと言った事、全てを話した。

「――――……って、こういう事が会って、ねぇ……その、何て、言えば、いいか……んー……」

邪魔をするのは、少しの意地。
道を阻むのは、小さなプライド。

魔女には居ない、尊敬の意を寄せてくる相手。その相手を持つ、女剣士。
恐らく―――――羨ましかったのだろう。
ふっと、それを頭の中で認めてしまった瞬間、ほんの、一瞬の出来事だった。

魔女は花束を困ったように持ったまま、片手で大きな三角帽子をきゅっと目元まで下げ、顔を隠してしまう。
その表情は窺い知れないが―――。




「……ごめ、ん、な…さ…い…」

「わ、悪かった、わねぇ……その、あの時はぁ…」


なんて、もごもごと、艶がかった声音で相手に小さく頭を下げる事を、素直にするのだった。
669 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:57:38.58 ID:rm/jEeSso
>>666

「そんな日が来るかねぇ」

尚も笑みを浮かべたまま言葉を返す
あまり良い事で無い気もするが、偶にはこうして冗談の様に言い合っても罰は当たらないはずだ
ずっと思い詰めてやっていても、精神上よろしくない

少女がお辞儀をするのを見て、軽く会釈を返す
男の方も特に少女の仕草は気にしていないようだ

「んー、そうだな。やる気はあっても、目的は無いからね――お供させてもらおうかな」

少女の言葉を聞き、少し考える仕草を取った後にそう答える

「遥香がまた迷子になるかもしれないしね」

店内でという意味かあるいは帰宅の途でという意味か、そこは明らかにしないまでも、
男はそんな冗談を言った
それは無いだろう――と男自身も理解してはいたが

/書いてるうちに乗ってきたから暫く続けられますけど、そちらは大丈夫ですか?
670 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/14(火) 01:58:13.14 ID:XyMApc4Z0
>>660
「君から触ってきたんだろ、言っといてなんだが……」

非常に下劣、下衆、下品、愚劣、愚考、愚行、極まり無い話題に、溜息は溢れんばかり
実際にはそう呼ばれてるだかなんだか、知りやしないが、最初は教師は似合うかも、なんて好印象を
持った僕が馬鹿であった、生意気で傲慢でスケベないけ好かない餓鬼も餓鬼だった。
なんて胸奥幾ら愚痴っても仕方無く、相手の改める様な口調に
拝啓父上様、餓鬼に対して怒り足らなかった己の甘さが許せないです……ーーー

「当 た り 前 だ ッ !バカッ!」
「最初から言ってるのに勝手に聞かず後悔してるなよ、というか何を期待したお前はっ」

もう一発だけチョップを与えておかないと気が済まない。
腸煮えたぎる思いとは此の事か、勝手に後悔と絶望に染まり切った疲弊感漂う少年の姿には
怒りを通り越して呆れすら感じる。
此が“教師”……ーーーゴメン、訂正、単なる悪餓鬼だ。
隣の箱の子猫が可愛らしく鳴いている、嗚呼、今の僕の不機嫌ハートには最大の癒しだよ。
671 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 02:01:26.87 ID:gLv//qrJo
>>667

「ククッ、まあそんな感じはしてたけどな」

こんな深夜に、わざわざ丘の上にまできて寂れた高台まで散歩に来る人間などそうは居ない。
此処であった時点で、何となくウマが合うような気はしていた。

「『どんな季節にも風情がある』って俺の恩人が言ってたぜ?」
「嫌々言う前に楽しんでみろよ。俺は夏は好きだぜ?女の服の面積が少なくなるし」

せっかく恩人の言葉を流用したのに、楽しみ方は煩悩に満ち溢れていた。
表情はニヤついており、傍から見ても変態である。
……まあ、楽しみ方は人それぞれ、ということにしておいたほうが無難だろう。

「ああ。こっちにゃー仕事で来てるってわけよ。帝國って知ってるか?」
「葉巻はいいんだけどコンビニに売ってないのが致命的だぜ……」

青年が着ているのは黒い和服――――あまり、普段から和服を着るような若者は居ないだろう。
そこら辺が、帝國の人間であることを物語っていた。
煙を吐き出し、一息つく。
672 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [saga sage]:2011/06/14(火) 02:13:55.32 ID:l4ypYVYpo
>>669

「...おぉ」

【又も、意外そうに声を上げる少女。】
【何となく、男はこういった所まで誘っても来ない様な気がしていたからだ】

「そんな訳―――…ないですから...!」

【付け足された言葉に少女は、再び不満げに口を尖らせ】
【勿論、冗談だと理解しての事であり、その証拠にどことなく表情が緩んでいるのが分かる】

「―――さ、行きましょうっ」

【そして少女は、再びは男の方に近づいていき、今度は男の手を取って、歩いていこうとするだろう】
【目指す先は勿論スーパー、人の目も気にせず...尤も、時間も時間、人は殆ど居ないであろうが】
【そして青年になにかされたりでもしなければ、遂に苦節何時間、少女はスーパーに足を踏み入れる筈だ】

/すいません、さっきは大丈夫だったんですが...眠くなって参りました...
/キンクリ、凍結はお任せします。どちらでも丁度良さそうですし...ごめんなさい。
673 :【固定念動】 触れた無機物をその座標で固定する E:鉄球*4、パチンコ玉*200 [sagesaga]:2011/06/14(火) 02:18:36.96 ID:v9qpR7fZ0
>>671

お前普段何やってんだ?

…まぁ俺はギャンブラーだけどな。
高レート麻雀だったり裏カジノってのは、夜に開帳するもんだから自然とこのスタイルになっちまったのさ。

馬か舟するときだけ、昼間活動すっけどな。

【尤も、最近はちゃんとした職も手に付けようと考えているようだ。】
【候補はアカデミーの用務員、といったところか。】

俺のイメージじゃねぇんだよ…俺は秋か冬って感じだろ?

露出が増える、か…。
――それ、アリだな。

【おめでたいことに、夏の好きなところが1つ見つかったようだ。】

帝國…。
まぁ、耳にしたことはあるがな…。
どうも俺ぁあんまり学が無くてね。
その恰好もだからか。

タバコはタバコでいつのまにか値あがってるしな…。
最近の喫煙者事情ってのはどんどん厳しくなってきてるし…。
肩身が狭いぜ全く…。

【この男にとっては、まさに"いつのまにか"であった。】
【タバコのことを話す際、毎回この愚痴を言っているような気がするが、気のせいではないだろう。】
674 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/14(火) 02:19:09.17 ID:rm/jEeSso
>>672
/じゃ、キンクリでいいかな。レスは後で返しとく
/おやすみ乙でしたっ!
675 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/14(火) 02:20:26.61 ID:ZxKCdyLAo
>>670
形無き静寂に、宵の時、独特の静けさを破り捨て大気を揺るがすのは男性の叫び
されど、既に心は声に含まれる怒りの成分に適用し、人影はにやぁと鳴く側に

小さくしゃがみ込み、諦めずの心を持って再び左手にて子猫の背中を撫で始め

「別にわざわざ彼処に触る気なんてなかったもんねー期待もしてなかったしー」
「そもそも、お兄ちゃんが急に怒り出して、あれは正当防衛って証明できるよねぇ」
「更にお兄ちゃんがチョップなんかしなかったらあんな事にはならなかったのにねー」


大丈夫、今度は、心の奥底に呟く言葉は自分だけの言葉、震える手を無理矢理止め
小さく拗ねた色に染まる言葉を猫に語り掛けながら……まず背中を、耳を、顎を……

「……そして、君は本当に僕を嫌っている様だね」

そして、人影はついたのは小さな溜息、違う指に感じた鋭い痛みに撫でるのを辞め
追加で増した、精神の重みによろめきながら立ち上がり、男性を見つめ浮かぶ儚げな笑み
676 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 02:22:38.41 ID:zEGOpW8IO
>>668

【相手の「眼」を見て、女は脊髄反射的に剣を動かしそうになった。】
【目の前の人物の眼は、それを見た物から一切の動きを奪う魔眼である。】
【黒い絵の具を垂らしたかの様な、あるいは夜空に浮かぶ闇をそのまま塗り固めたかの様な、】
【ただ、一面の「黒」がそこにはあった。この色に、女は先日負けた。しかし、】
【今回はどういうわけか身動きができる。普通に右腕はいうことを聞くし、剣を動かすことに申し分ない。】

「……何…?」

「……」

【自らに接触して来た意図が自身の異能を食すことではないと知り、】
【女は目を訝しげに細めた。一瞬冗談でも言っているのかと思ったが、】
【おおよそこの場に似つかわしくない。それに、相手は真剣である。】
【冗談なぞ言うとは思えなかった。ためらう様に花束を整える様子を見つめる。】

「ちょっと待った。一体どういう―――――――――――は?…」

「生徒…?黒崎に会ったの…?」

【その人物は、女の教え子である。彼女はこう見えても教師で、】
【能力者が集う学校で「剣術」を教えていた。「黒崎」という人物は、】
【彼女の講義を取っているその学校の生徒である。】

「…へえ…あいつが…ねえ…」

【頭にその人物を思い浮かべた。なるほどそういうわけか…】
【確かに「魔眼持ちの魔女」に気をつけろ、と忠告した。】
【しかし、まさか戦ってくれたとは思わない。女は何とも言えない気持ちになった。】
【申し訳ような、また自分の弱さを呪うような…そんな気持ちである。】

「……」

【そして、謝られ、今度は女が黙った。今なら、】
【相手の「眼」が伏せられているこの状況なら、】
【安全に攻撃することができる。彼女の脳内には朧げな思考が集う。さてどうするか。】
【しかし、そもそもそれは思考と言うにはあまりにも短絡。】
【短い物だ。結論はすぐに出る。そして、それに伴って右腕に力が入り、】
【何のためらいもなく、魔女のその可憐な首を胴体から切り離さんと、】
【大剣を薙ぎ払った。】




















【と、いうことはなく。】
【短い舌打ちとともにグワン!!と大剣を一回だけ降り、】
【そっと背中に戻したのだった。】
677 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/14(火) 02:32:03.65 ID:rm/jEeSso
>>672

「――いや、そんな意外そうに…」

少女の上げた声に、少し否定を込めた返事をする
そんなに消極的に見えていただろうか――と、内心で自身の行動を省みてもみた

「本当か?」

冗談だと解した上での仕草と気付き、その流れを少し続けてみる
少女の仕草がどこか可愛らしくもあり、もう少し見てみたかったという思いが、心の何処かに有ったかもしれない

「ああ、行こうか――」

少女が自身の手を取って歩き始めたのに身を任せながら、柔らかく笑みを浮かべる
たかがスーパーに何を意気込むか――そうとも思える状況ではあったが、
迷子になった後ではそこに特別な楽しさを見いだせるのだろう―――と、考えてもみた

二人の足はスーパーの中へと運ばれる
男自身も何度も足を運んだ事があるスーパーなのだ、きっと二人で楽しく商品を見て回るのだろう

/改めて、絡みあり乙でした!
678 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/14(火) 02:33:13.60 ID:gLv//qrJo
>>673

「普段?普段ねぇ……犬と遊んだり、公園で子供と戯れたり」
「後は能力者と戦闘してみたり、悪いヤツを成敗してみたり……まあ色々だな、うん」

果たして青年の言葉に嘘が混じっているのか、本当が入っているのかはわからない。
だが聞いた限りだと暇人、無職のニートっぽい生活を送っているようだ。

「イメージねぇ……。そんなモンいくらでも変化するけど、な」
「街に出るだけで眼福な季節なんてそうはないぜ?夏はすばらしいな!」

イメージなんてものは所詮は抽象的で、個人の主観でしかない。
そんなものにいちいち揺り動かされるのは少し嫌だな、とは思った。
だが、男がそう考えるのなら否定はしない。肯定もするつもりはないが。

「そういう事。まあ暇があったら旅行にでも行ってみろよ。街の作りとかも此処とは違うから歩いてるだけで楽しいらしいぜ?」
「だよなぁ……まあ、喫煙しない人間を優先するってのは分かるけどさ……」

なぜらしいぜ?と疑問形なのか、それは単純に青年は生まれた頃から帝國にいるため、そんな実感がないからだ。
歩いているだけで楽しい、というのはあくまで観光者の感想を聞いただけで、本人はあまり意識したことがない。
観光地に住む人間の土地への意識など、所詮そんなモノなのだろう。

「さぁーて、っと……。俺はそろそろ帰らねーとだ。明日の準備もあるしな、ククッ」
「話に付き合ってくれてありがとよ。おかげで有意義な時間が過ごせた」

青年はベンチから立ち上がると、軽く伸びをし短くなっていた葉巻を地面に落とし足でもみ消した。
そして話し相手になってくれた男に対し礼を言い、そのまま歩き出す。
モノクロの青年は、そのまま宵闇の中に姿を紛らせ、夜の暗闇に消えてしまうだろう。
ククッ、という小さな笑いと紫煙の匂いを残して、青年はふらふらと帰っていった。

/夜も遅いのでここらへんで……
/からみありがとうございました!
679 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/14(火) 02:37:53.99 ID:GWIdkSwfo
>>676
相手が黙ったのを機に、魔女は大きな三角帽子の下からちらり、と相手を見つめる。その瞳にはもちろん
魔力など込められていない。ただ、強いて言うならば―――相手を伺う、不安、が込められている。
その不安は明確な”恐怖”でもなければ”死”を悟るような大それたものでは無く、ただ単純な不安。
嫌われるかもしれないし、この先一生赦される事は無いだろうという自身で帰結させてしまうおかしな理論。
寧ろ、嫌われるかもしれない、というよりは―――嫌われているのだ。

「……」

大剣がみしり、という空気を振るわせるような音を立てた。
その次の瞬間には、空気、否、次元すらも切り裂きそうなほど鋭利な刃を大きく振り―――そっと、背中に戻す。

「……貴方には、素敵な人たちがたぁくさん………ほんっと…」

「羨ましかった、だけなのかもしれないわねぇ…」

ぽつりと、とても小さな声でそう漏らし、魔女は大きな三角帽子で表情から瞳まで隠したまま一歩、二歩、三歩と
女剣士に歩み寄りながら、こつん、こつん、とヒールの音を響かせ、手を伸ばせば届く距離まで近づくと、手に持った
汚れの無くなった花束を差し出した。
680 :【固定念動】 触れた無機物をその座標で固定する E:鉄球*4、パチンコ玉*200 [sagesaga]:2011/06/14(火) 02:40:25.91 ID:v9qpR7fZ0
>>678

へぇ、能力者ねぇ…。

【無職疑惑よりも、能力者であることに関心を持つ。】
【――尤も、薄々とは感じていたが。】

ま、夜に出歩いてる女なんざ、何かしらの事情持ちが多いけどな。

ん、そうか。
達者でな。いずれ帝國にも行ってみるさ。

【この男はしばしベンチで呆けた後、家路についたようだ。】

/自分も寝そうでした…。
/夜遅くまでからみありでしたー!
681 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/14(火) 02:50:25.07 ID:XyMApc4Z0
>>675
「はいはい、屁理屈で逃げない、逃げない」
「に、しても、もう少し手段を考えなさいな、自称教師」

もんねかったし、の一点張りには信用ならない、論点にすら加わらない要素が有るのはもはや
暗黙の了解上でのお約束、呆れて乾いた口調で語ってると、子猫に向け座り出す。
何だかんだ言って諦めず、ひたむきに接する辺りは評価しても良いのかも知れない。
僕は小袋から、チョットした小道具を出す。

「懲りないね……なんなら特別製の餌、やる?」

小道具、其れは魚釣りの餌、グルテンや小魚の肉を丸めた小さな粒は子猫の好物としても
知られてると思う。旅をする身とし、自給自足の為に釣具や餌は日頃持ち歩いてるのだ。
いや、釣りマニアで無いのは先に述べておく。

「何よりも大事なのは、意思表示だ、自分は危険じゃない無害だ、ってね」
「好き嫌いってのは自分に害が有るか無いか、其の見極めだからね」

何か僕が先生に成ってる気分で、話してしまってるが、僕に関しては害が無いと信じられる
何かが有るのかと問われれば、普段、外套に身を包み、“暗器”を隠し持ち自然に過ごし。
次第に暗器自体が僕に馴染む様に、モノを隠して居るからだ
今もずっと
682 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 02:53:47.58 ID:zEGOpW8IO
>>679

「黒崎には…ああ…あいつは向こう一年間試験と課題は免除ね…うん…」

【大剣の位置を正しながら、女はポツリと呟いた。】
【怪我はなかっただろうか。女がまず思ったことはそれである。そもそも、】
【目の前のこの魔女と相対して、無傷で帰れるとは思えなかった。次あったら、】
【「必ず」お礼を言わなければならない、と心に刻む。】

「…フン…」

「…あんただって…いろんな人がいるでしょうが。」

「ええ?…ランカーズのNo.13とは血がつながってるんでしょう?」

【花束を受け取ってから聞く。】
【「ジョン・クロウリー」という人物が、】
【女が所属している企業にいた。もっとも、】
【彼女も詳しくは知らない。どんな人物かも知らないし、】
【どんな能力かも知るよしもなかった。が、】
【その名前だけは聞いたことがある。「不吉な番号」を司るランカーとして、】
【妙に印象に残っていた。】
683 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/14(火) 03:04:48.24 ID:GWIdkSwfo
>>682
―――…ランカーズのNo.13とは血がつながってるんでしょう?―――

「……えぇ……私の愛しい……ジョン…」

それは、魔女が唯一心を許す一人の優しい悪魔の名前。
女剣士に花束を渡して手持ち無沙汰になった手で箒を呼び寄せ、その上にぽすんと腰を下ろしてから
足を組むが、顔は伏せられたまま。女剣士がその名を知っているという事は―――恐らく、それ相応に、
様々な動きをしていたのだろうと推測出来る。昔から言う事を聞かず自身の信念だけを抱いてギャンブルに
浸っていた我が弟だ。今となっては、もう、会う事は無い。どうせ、地獄の底で楽しく暮らしているのだろう。
あの悪魔の事だ、地獄に落ちようが、天国に昇ろうが、次元の狭間に幽閉されようが、ギャンブルと女の
ためとあらばどこへだってやってくる、そんな男だ。

それはさておき。女剣士に謝罪し終えた魔女は、箒をゆらゆらと揺らしながら顔を伏せたまま、考える。
この先、恐らくは、もうこの女剣士も自身の顔など一切見たくも無いだろう。だからこそ、魔女は最後の最後
まで大きな三角帽子を目元まで下げたまま言う。


「……貴方の前には、もう現れないわぁ…もちろん、貴方と関わりがある人間とも、ねぇ……」

「首の一つくらい落とされると思ったけれどぉ、今日はラッキーだった、そういう事にさせてねぇ…?」

「魔女はいつだって孤独……家族にも、友人にも、誰とも……深い関係なんて持てない……」
「今日は、それの再確認、かしらぁ……」



「んっふふ……それじゃあ、”さようなら”……せ・ん・せ」


それから、魔女は女剣士の通路の邪魔にならぬようにと道の端にふわりふわりと移動し、ゆっくりと、鈍行に
闇に消えていこうと進んでいく。背中が大きく開いた真っ黒なドレスも、頭にある大きな三角帽子も、黒いロング
ブーツも、不思議な箒も、闇を湛える魔眼も、全て―――文字通り、全て、もう、見なくても済むだろう。
684 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/14(火) 03:15:56.47 ID:ZxKCdyLAo
>>681
すいません……眠気がすごいです。
このまま少し話して解散か……凍結してもらってもよろしいでしょうか?
685 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 03:24:05.29 ID:zEGOpW8IO
>>683

「やっぱり…」

【合点が言った、というように頷く。そもそも、】
【魔族の家系なのだろうか。目の前の魔女を見ながら考えを泳がせた。】

「…あ、そう。…孤独…ねえ…」

【そして相手は去って行く。女はその背中を見つめていた。】
【「孤独」か、と考える。自分も昔はそうであった、いや、今もそもそも、】
【数人の親しい人間を無くした彼女は、その感情を感じずにはいられないときがあった。】

「似た者同士…かしら…」

「……」

【聞こえないようにそう呟き、そして、】
【女は相手が見えなくなる直前に、決意したかの様に呼び止める。】

「おい!!魔女!」

【ポーン、と放り投げるのは持っていた「花束」】
【相手が振り向いたら、それが自然と腕の中に飛び込んでくるだろう。】
【そして女は歩き出す。言うべきことはもうなかった。】
【いや、伝えたいことがあるにはあるのだが、それは自分が言うには少々似つかわしくない。】
【満月が虚空に浮かぶ人通りのない大通りを、】
【女はゆっくりと歩いて行った。】


【相手に渡した花束…その中でも一番目立っているのは「さねかずら」という植物である。】
【赤い実をたたえ、黄色い花弁を展開する少々この季節には早い花だ。】
【そして、その花言葉は―――――――――――】




/乙でしたっ!
686 :【暗器手妻】 [sage]:2011/06/14(火) 03:25:00.99 ID:XyMApc4Z0
>>684
/嗚呼、またもや遅くまで済まない、遅駄レス悪かったです。
/終盤間際ぽい空気なので解散、いわばキンクリで問題無いならキンクリさせて貰いましょうかね
/連続で凍結も申し訳無いですし、ともかく遅くまで乙でしたッ!絡み感謝
687 :【魔乃魅力】 [sage saga]:2011/06/14(火) 03:34:20.57 ID:GWIdkSwfo
>>685
―――おい!!魔女!!―――

「……」

その言葉に、魔女自身は振り返る事は無かった。
だが―――魔女の”僕”でもある”箒”が一人でにぐるんと方向転換。それに驚きを隠せず、魔女は
振り落とされそうになりながらも何とか耐える。

「ちょ、ちょっとぉ!?何なのよこの馬鹿箒―――――っとぉ……?」

とすん、と腕の中に自然と納まるように飛んできた花束を思わず受け取る。
思わず帽子を指で押し上げ、去っていく女剣士の背中と花束を交互に見つめる。
魔女の思考はすでにネガティブな方向へと回転しており―――。

「……魔女が触った花は不吉、かしらぁ…」

と、ぽつりと独り言を漏らし、複雑な表情で花束に目を落とす。
魔女であるがゆえに、植物への智識が多少なりともある。この花は確か……さねかずら、だったか。
紅い実をたたえるそれは、つるから出てくる粘液を使って髭を整える事があったために、「美男かずら」
とも呼ばれている花。少しだけ皮肉めいたその花を見つめながら、魔女はふんっと笑う。

「……帰って、記念にでも飾っておこうかしらねぇ…」






――――それから暫く、自室へ戻った魔女は、窓辺に飾られたそれを眺めながら、ふと、思い出す事となる。
その花の、”もうひとつ”の花言葉。
魔女はその花を指先で弄りながら、窓辺で肘をつき、小さく微笑む。



「……ジョン………”友達”って、どうやって作るのかしらねぇ…♪」


窓辺に飾られた花の、その向こう。

夜空に浮かぶ真っ赤な満月だけが―――魔女と、女剣士を見つめていた。


さながら、悪魔のように。




/こちらこそ乙です!!絡みありがとうございましたああああああ!!
688 :【蹂躙ノ純白】 :2011/06/14(火) 03:39:18.89 ID:ZxKCdyLAo
>>681>>686

男性が小袋取り出した、小道具に箱の中の子猫は僅かにその身をよじ登り、にやぁと
瞳孔が満月に開いた瞳には期待の光がキラリと輝き、細い尾は楽しげに揺れて

人影は、数瞬の空白にそれを眺め、顎に右手を添えるのは考え込む為の行為で
やがて、ゆっくりと振られたのは首で淡い微笑みは何故か少し悲しげな色に

「何かを安心させるならば、まず危険を隠さなければならない」
「そう……そうだった、僕には動物の手懐ける事は無理と言う事を忘れていた」

「動物って言うのはさ、敏感で酷いには分からないモノを感じ取れる」
「僕の体中には、俗に言う魔翌力と呼ばれる力が結構な量ある」

そして、人影は男性に向けて……ニコリと唇を歪め、一歩二歩距離を取りて

「普段は指輪で封じ込んでいるだけど……動物にはわかっちゃうみたい」
「……だから僕はもうそろそろ行くね、お兄ちゃん、猫にストレスは与えちゃ駄目だから」

紡がれる音の羅列は慣れ親しんだ悲しさ、人影は最後に猫を見つめて……瞳を閉じ
再び開ければ、純白の瞳からは小さな悲しみの色は消え去っていて……振られた手

……不意に風か世界を掛け、厚き雲が朧に浮かぶは月を完全に隠し、真なる闇の中
次に雲が更に流れ、月光が差し込み始めた世界には既に人影は姿は存在ぜずに



────にゃあ、と箱の中の子猫が別れを告げる様に小さく鳴いた

/意外にも気力が残っていたので
無理やりな最後ですいませんが

絡みありがとうございました。 楽しかったです!
689 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/14(火) 12:58:12.09 ID:zEGOpW8IO
【公園】

「……はっ!」

【ズンッ】
【一人の少女が八極拳の形打ちをしていた。】
【十七歳くらいの一人の少女。】
【ショートカットの髪と赤縁のメガネ。】
【着古したようにくたびれた藍色の道着、】
【その上から黒い春用の薄手のコートを袖を通さずに羽織っている。】
【足を動かすたんびに、履いている下駄がカラコロとくぐもった、】
【優しい音を奏でた。】

「…しっ!!15勝7敗3引き分け!」

【踏み込む音が響く。】
【なかなかその動作は手馴れており、】
【彼女がその拳法を体得しているのがわかる。】
690 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 13:10:56.16 ID:l/9Dt2xKo
【ここは、港町…名称はトハとでも名乗っておこうか。決してそこら辺の家から黒い鎧のチートキャラは出てこない】
【時刻は午後五時、夕食の買い物客で賑わう空は色は少しだけ青が濃くなる時間だ】
【さて、そんな港町の賑わいに若干馴染めない女性が…市場で買い物をしていた】
【服装は黒の着物。帯にはレイピアが二本刺さっており彼女が剣客であることを示している】
【服装もかなり目立つであろうが、紫陽花色の流れるような長髪と色白でありつつも戦士堂々とした美貌をもっている】
【さて、どう考えても旅の支度とも自炊に使うわけでもないほどの量を買い込んでいる姿はかなりミスマッチである】
【彼女が背負っている風呂敷は店を買えるたびに大きくなっていった】
691 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 13:22:54.12 ID:esPt1AJCo
>>690
【その風呂敷を目で追いかける少女が一人】

【風呂敷が右へ動けば、濁った瞳はそれを追いかけて右へ】
【左へ動けば左へ…】


【ひたひたと独特の足音をさせながら、少女は剣客の後を尾けていた】

【何かを狙うかのように、息を潜めながら】
692 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 13:37:45.68 ID:l/9Dt2xKo
>>691
【女性は市場を駆け巡り、さまざまな食材を物色している】
【とはいっても、結構無計画らしく…目に付いたものを購入しているといった感じだ】
【どのくらい金を持っているのかといわんばかりに…そして鮮度が落ちる心配もあるくらいに女は長く市場にいた】
【視線に気づいているのか、どうかは定かではないが、女性はかなり忙しく移動していた】

このくらいかしら……

【女性は人ごみに消えるように歩いていく…行き先は、裏路地。】
【街の外に出るための近道であり……追わなければすぐに見失ってしまいそうだ】
693 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 13:43:22.36 ID:esPt1AJCo
>>692
【少女が退屈を感じ始めたころ】

【紫陽花色の頭髪がふわりと、人混みから離れて消えた】


…見失った?
【その時、少女の襟足から鉄色の蛇がぼどりと地面へと落ち】
【女を追いかけるように人混みをすり抜けてゆく】

蛇原田さん。
5点プレゼント。
【私ポインツを蛇原田さんへ進呈しつつ、
足早に蛇を、その先にいる女を追う】

【路地裏は狭く、少女の足音はよく響く】
694 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 13:58:06.12 ID:l/9Dt2xKo
>>693
【………人ごみから離れ、しばらくしたころ】
【女性は路地裏でため息をついていた……風呂敷が重いわけではない】
【何かにつけられている気がするのだ。さっきまで人ごみの勢いで気づかなかったが……】
【音が少ない世界ならばすぐに気づける…後ろを振り向いた】
【響く音の正体は蛇を少女……いったい何のようだろうか】
【早めに帰って家で待つ人に料理をしなければいけない………女は声を放った】

何かようかしら?物乞いにあげるものなんてないわよ……

【女性は風呂敷を両手で背負いつつも抜き身の刀を思わせる気を放っている】
695 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 14:06:02.24 ID:esPt1AJCo
>>694
【女の足が止まった】

【先行していた蛇は来た道を戻り、少女の足に巻きつきながら器用に襟足へと消えた】

別に。
物乞いという程自尊心の欠けたものではないわ。

【放たれる威圧感に、少しだけ目を細める】

そ。
追い剥ぎと似たようなもの。

【見落としていた】
【相手の腰に二本のレイピアがあることを】

【だが】

ほんの少し。痛いけれど。
すぐ終わるから。

その食料。ちょっと拝借。

【抜き身の刃の殺気を前にして、少女は紅い唇を釣り上げた】
696 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 14:23:24.62 ID:l/9Dt2xKo
(すまぬ一端はなれる!)
697 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 14:44:15.38 ID:esPt1AJCo
>>696
/了解でーす
698 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 16:12:32.83 ID:l/9Dt2xKo
>>695
【女性は少女をにらみつける…が少女は引かない】
【追いはぎとは、自分もなめられたものだ。体目当てに暴漢に襲われた事はあれど】
【こういった強盗の類に出会うのはなかなかない。普段はすきも何も見せない性なのだが】
【今日は大荷物を抱えており、レイピアも抜ける状態ではない…かなり危険だ】
【能力者の類か……女は相手に背を向けることなく、後退を始める】

……運がよかったわね。私は今日は『女』………
くれてあげるわ。あなたがそれで引くならこの程度ね……

【女は風呂敷を少しだけあけると何かを投げつけてきた】
【球状の黒い体に密集するとげ山…海の栗と書いて海栗だ】
699 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 16:24:14.15 ID:esPt1AJCo
>>698
運…ね。
【相手の後ずさりを、にやけた口のまま眺め】

あら。
逃げるの。
つまらない女。

【そして、青黒い塊がこちらへと転がるのを冷めた目で追う】

食べれないじゃないの。

【即投げ返し!】
700 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 16:37:01.17 ID:l/9Dt2xKo
>>699
【…………女は後方に下がる用意を開始していたが】
【少女が海栗を投げ返してきた、これはひどいとばかりに女性は片手で風呂敷を抑えつつレイピアを抜く】
【レイピアに貫かれた海栗は一瞬にして凍結……女は、微妙な顔つきでそれを風呂敷に戻していく】

……甘くておいしいのに。中を割って食べるの。
もっともあなたみたいな貧乏人には関係のないことでしょうけど。

【女は風呂敷を片手で抑えるというかなり厳しい状況だ】
【相手の手段がわからない以上無駄に戦えないが……】

わかったでしょ、私はあなたが食べて得をするものを持っていない。
あとはスパイスだけよ。

【たしかに香辛料のいい匂いが風呂敷から漂っている】
701 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 16:45:24.07 ID:esPt1AJCo
/ちょとおくれます;
702 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 17:07:43.57 ID:esPt1AJCo
>>700
【投げつけたあと、体の前側に流れた髪の毛を鬱陶しそうに整えながら】

面白い。面白い。

【凍った海栗を見て、眉をぴくりと動かし】
【冷たく抑揚のない声で賞賛を送る】

貧乏は否定しないけれど。器の小さと。自尊心の高さは貴女みたいな。ガキに。負ける気はないわね。

【自虐してでも相手より優れた点を引っ張り出した】

……。

【漂う香辛料の香りに長考】

どうしよう。

【引っ込みがつかない】
【とりあえず相手の荷物をひん剥くべきか】
【しばらく考え込んではいたが】

でも…。
なんだか面白そうね。
その剣。

【少女は顔をあげ、レイピアを指差しながら一歩前へ踏み出した】

703 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/14(火) 17:23:46.25 ID:otF2sFbCo
【とある公園】

【ひとりの少女が歩いてきた】
【腰まで届くチェリーピンクのポニーテールが揺れる】
【髪をくくった赤いリボンが、前からみるとちょっと猫耳っぽいのは偶然か】
【大きな露草色の瞳も可憐な美貌、チャイナ服風の衣装に恥じないプロポーションが、
 歩を進めるたび通行人の視線を集める】
【背中には長方形のケースを背負っている、おそらくキーボードであろう】

よし、雨降らないうちにやっちまうか!
元気出していくぜ!

【小さく――余人には聞こえないような声で――気合を入れる。
よさそうな場所で立ち止まると、背中のケースからキーボードを取り出す】
【そのまま路上ライブの準備を始めた】
【慣れた手つきで足つきキーボードを展開、マイクもセット】
【キーボードの前面には地図つきのチラシがたれている――
 『劇団喜楽 遊びにいらしてくださいね☆』
ただしそのチラシは心なしか元気がないが……。】

【やがて自然に始まる演奏、その腕は相当なものである】
【通行人の足が止まり、人垣ができ始める】

【少女は集まり始めた聴衆ににっこりと微笑みかける。
 伴奏する手元をみることすらなく話しはじめ、
 キーボードの拡声機構からはよく響く美声が流れ出す。
 おっとりとした語りはやわらかく空気をふるわせた】


みなさま、ようこそおいでくださいました。
わたくしは、ツキシロ ミウと申します。

どうか、わたくしの歌を聴いてください――


『やさしく星の降る丘で』


♪『夜風に乗せて
 今日も歌うの

 あなたがすきと
 言ってくれたこの歌

 聞こえてますか?
 聞こえてますか?


【歌が始まった】
【優しく快いサウンド、誰かを呼んでいるような……。】
【聞くほどに徐々に郷愁がかき立てられ始めるだろう】
【そして、優しい気持ちが湧き上がってくるはずである】

/ライブ兼ねるので、しばらくしたら続き投下しやす
/これでも絡み町ナリ
704 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 17:30:43.94 ID:l/9Dt2xKo
>>702
【相手が面白いと思ってないことは間違いないであろう】
【そして、気になる単語…『ガキ』…見た目はどう見ても自分のほうが上だが】
【そこはあえて触れないでおくか…それとも…】

………そうね、ごめんなさい。Una donna。

【Una donna…イタリア語でおばさんという意味である】
【それに相手が気づくかどうかはともかくとして……相手はどうやら追いはぎをあきらめかけている】
【事実、風呂敷の中身は大量の凍らせた魚介にスパイスである】
【こんなものを奪ってもすぐにだめになってしまうであろう…】

……面白い?これは私の能力よ。突いたものを凍結する。
それだけ………あなたに使いこなせる代物ではない。

【女はレイピアを相手に突き立てた】
705 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 17:40:07.22 ID:kKni6BGIO
【公園】
【人がいないその場所は、今現在空を切る音が響いている。】

「…しっかし…」

【その音源は、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【そして左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは右手に持った身の程もある大きな片刃の大剣。それらのせいで、】
【少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

「…研究所…ねえ…」

【暇つぶしなのかなんなのか、】
【『女が』『片手で』『大剣』を『軽々』振り回している。】


/なんでも対応
706 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 17:41:26.04 ID:esPt1AJCo
>>704
へぇ。
【語学は一通り習得してある】
【空いてが何という言葉を発したのかも、理解した】

【少女の右眉がひくりと動く】
【些細な感情の吐露】

残念ね…。

【少女の表情に感情が出るのは、最上級の表現】
【今の場合は、怒りである】

その剣が欲しいわけじゃないの。
それを操る貴女が。面白いの。

ねぇ…。

【突き立てられたレイピアを手のひらで止める形で受け入れ】
【手から肘までが串刺しとなる】
【少女は小さく首を傾げ】


……くすっ。

【と、微笑った】

/凍る範囲はお任せします
707 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/14(火) 18:15:19.97 ID:otF2sFbCo
【歌は続く、吹き抜ける風に乗り優しく】

 わたしはここにいます
 やさしく星の降る丘で

 待っています 微笑むあなたを

 ソラをこえときをこえこの歌が
 もう一度 あなたに届きますように

 もう一度ふたり 手をとり歌えますように
 やさしく星の降る この丘で』


【歌が終わった】
【聴衆からは拍手が沸き起こった】
【泣いているものもいる】

「……ええ曲やのう」
「あのひとに連絡してみるわ。勇気をくれてありがとう!」

【聴衆のいくばくかは、そうして歩き去った――
 歌が思い起こさせた、なつかしい誰かに会うために】

【少女はおっとりとした口調で話しかけてきた者たちと会話すると、キーボードをたたみ立ち去ろうとするが……】
【そこへ猫が走ってくる】

あら、にゃんこ……

【追っていってみることにした】

【ひょっとしてこの姿は、>>705から見つけることができるかもしれない……】

/少しして一旦落ちるかもしれませんがよろしければ!!
708 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/14(火) 18:17:28.73 ID:RWpzfp9Ao
>>705

…す、すげえッス…

【公園の端、極普通の樹の下でその光景を眺めていた、一つの影】
【全身を茶色の体毛で覆い、その上から黒い学ランのようなものを羽織って】
【立派な獣耳を頭頂部に据えたその顔立ちは犬を思わる――それは獣人の少年であり】
【太短い指が特徴的な獣手で抑える頭には黒い色をした包帯らしい物が巻かれており】

とても人の業とは思えないッスね…

【目の前の非日常の光景を目の当たりに、さも恐ろしがるように呟く。とてもこの場から動ける気配ではない】
【その威圧感に圧倒されそそくさと公園から逃げ出そうとした―――その時だった。樹の枝を踏み】

   \パキッ/

【樹の枝が折れる典型的な音、それが寂しい公園に残響して】
【踏んでしまった獣人の少年は「やってしまった」、と顔に書かれたような表情で動きを止めていた】
709 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 18:17:28.97 ID:kKni6BGIO
>>707
/うわああああ!ごめんなさい…
少し落ちるのです…本当にすいません…
710 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/14(火) 18:17:47.21 ID:RWpzfp9Ao
/あ・・・ごめんなさい>>708無しで
711 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 18:18:11.11 ID:kKni6BGIO
>>708
/ごめんなさい…本当にごめんなさい…

>>705なしでお願いします…すいません…
712 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 18:18:18.09 ID:l/9Dt2xKo
>>706
【少女は女性の放った言葉の意味がわかっているようだ】
【どうやら予想以上に長寿らしい……女はにやりと笑った様に見える】
【少女の怒りを感じると女性はそのままレイピアを納めようとした】

【が、相手は自らその切っ先に踏み込んでくる。妖美な雰囲気を纏って】
【女は勢い余って突き刺してしまった。能力を説明したのは、近づくなという牽制の意味だったはずなのに】
【少女の細い腕を、血管を…まるで団子のように貫いているのだ……】
【肉の感触、高ぶる瞬間だ……だが少女はそれにも動じずに、こちらに笑いかけている】

わ、私には愛する男がいる!!その気はない!!

【女は戦慄する。突き刺した部位がまるで氷細工のように美しく…相手の腕を凍らせていく】
【血の混じった氷塊が出現し、相手に苦痛以上の痛みを与えるはずだ……】

不死者…なのか?………これ以上動いて見せろ。貴様の半身を砕いてくれる!!
713 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/14(火) 18:21:08.21 ID:otF2sFbCo
>>709
/いえいえ、こちらこそすみませんでしたあああ!!

>>710
/オウフ…すみません

>>709>>710
/あ、ただ自分、しばらくしたら落ちるかもしれませんので、
/【真双戒剣】さんお戻りのときに【三技一体】さんがいらしたら、
/自分はまた今度お願いする……と言うことにさせていただけますか?
714 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 18:28:43.81 ID:vV/C/un6o
黄昏と字では書きながら、見事に煤ぼけた黒混じりの白に覆われた空
其の商店街の天井には何年前から在るのだろう、落ちて間もない日の残り火を通さなく
其れに付け加え、何もかもを薄ぼんやりとした雰囲気に包み込む光を其の身から発している
端に寄せられた店舗の長、即ち店主の顔も、何処か靄(もや)が懸かっており
カメラのレンズ、或は、風景画を見ているような、其の様な気持ちにさせる

…………コツ コツ コツ コツ

「────……こっ、コレはッ………いや 違う……コレがッ!!」

其の世界に射し込む───と言ってもちっぽけであるが───黄昏に相応しいとも言える黄金色の光
ソレが映し出すのは無表情な光
されど、其の光は見る者の感情に寄って、まるで其の感情を丸々鏡に映している様な……

ソレは杖であった  ソレを所持し、良く在る商店街同様にタイルの様である其の地面に、杖を叩き付けて歩いているのは男であった
彼は、何やら驚愕している様だ
激しく狼狽え、動揺を隠す様子も無く眼を押えながら右往左往しているのだ
────────顔の上部を殆ど全て隠して仕舞いそうなほどに大きな、金属と皮で出来た目隠しをした眼を押えて

良く晴れた日の正午から丁度一時間三十分だけ遅れた時間に空を見上げると見える
空色をした髪を揺らしながら歩いている彼の其の目的とは

──────……コツッ!


「──────────………コレが”ドライアイ”かッ!!!」


審判の日に七つのラッパが吹き鳴らされるが
下手をすると其れよりも此の世界に響き渡ったのでは無かろうかと、疑念を懐(いだ)く事も已(や)むを得ない程に
高らかに先程の杖で、閑静な商店街に一拍のリズムを刻むと彼は叫ぶ
─────『角膜乾燥症』………即ち、ドライアイに自分が悩まされている事を再確認するかの様に

//途中、フロオチングを挟みますが
//其れでも宜しければッ! ぜひぜひッ!
715 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/14(火) 18:32:43.87 ID:15e/If1D0
【公園】

うまいー、うまいー

【少し夜が近づき、子供たちもまばらになってきた公園】
【夕方の涼しい風が吹く中、ベンチに座る少年が一人】

【黒い髪は首まで伸び、赤い眼は、手に持つたこ焼きの皿をとらえて離さない】
【ランニングにジーパンという、涼しそうな格好をしていた】
【ハフハフと美味しそうにたこ焼きをほおばっている】

今日もお天気、俺うれしいー

【若干あどけない表情を見せながらも】
【腰にある細身の剣が、戦ってきた者と証明している】

/死合以外なんでも 
716 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 18:34:00.41 ID:esPt1AJCo
>>712
貴女。今。
…凄く気持ち良さそうな顔。

【妖しい笑みを貼り付けながら、女の顔を覗き込む様に首を右に傾ける】

【腕に熱い塊が這いずり回る感触】
【と、同時】

…くっ。

【形容しがたい痛み】
【骨を砕き、肉を刺しているレイピアの刃を中心に損傷した細胞が凍り死滅する】
【血も凍る美しさのオブジェが、少女の腕に出来上がっていた】

誰も愛して欲しいだなんて言っていないわ。
好きに誰かを愛しなさい…。
愛した分。失う悲しみを知りなさい…。

【腕に走る苦痛に、唇をきゅっと噛むと】
【感覚のなくなった腕を更に、レイピアへと押し込んだ】

【敵対の合図】
【少女の瞳には汚い光が宿っていた】

【この女の絶望する様が見てみたい…】
【少女の笑みはまだ消えない】
717 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 18:48:11.18 ID:rm/jEeSso
>>714

夕陽の橙色をした光が、女の深緑色の髪を黒く染め上げ、その髪は今風の中で揺らいでいた
女の足取りは軽く、今日一日があと6時間もせずに終わるという事実と、これから夜が始まるという期待に包まれている
その表情は笑みをたたえ、道行く人々を華麗にスルーしていた―――が、

「――――え?」

思わず足を止めて、驚嘆の声を小さく上げてしまった
視線の先には一人の男
顔の上部を覆ってしまう目隠しをしたその男の発言に、女は注意を奪われたのだ

理由は単純に、発言の奇怪さによる物であったのだろう
女が向けた視線はその眼隠しへと注意深く向けられ、頭の中では先程の言葉が再度繰り返される

目隠しをしている状況で、目が渇くのか?―――全て女の疑念はそこに集中していた
だから興味を抱き、観察を始めたのに他ならない

「目が――渇いたノ?」

その声色は心なしか弾んでいるようにも聞きとれただろう

/この絡み文を書いてる間に食事の時が訪れてしまった・・
/すぐに戻りますので・・よろしいでしょうか?
718 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 19:00:40.74 ID:vV/C/un6o
>>717
//全!然! 大丈夫です!!

彼の言葉は、微風の中で虚しく響いた。
三千世界を股に掛けて此の世に響いた気がする其の杖の音と反して
誰も彼の事を気に留めないが、誰もが彼の事を何処か変な人だと思っている筈だ

ドライアイと叫んだ彼の目隠しの中から涙が一筋零れ落ちる……等と言う事は無いが
彼の頭上から何故か涙が彼に落ちてくる
其の姿はまるで、天気雨、或は狐の嫁入りと呼ばれる現象に近い物を感じるかも知れないが
其の更に上には商店街により輝かしくない光を薄っすらと投げ掛けている天井が在るのである


「…………眼が………眼が、乾いたんです……」

少しばかり項垂(うなだ)れて眼を押えている彼の頭上から降り頻(しき)らないが、彼を濡らす涙の雨
まるで、某安西先生にMITUI君が嘆願した時の様に彼は心の底から痛そうに声を発する
見ていて、痛々しいが、合理的に考えれば何言ってるんだと思っても仕方が無いだろう


「………誰か……誰かっ 助けてくださいっ!! 主に目薬とかでっ!」

世界の中心ではなく、商店街の中心で愛ではなく施しを叫ぶ彼は余り周りの物事が見えていないのだろう
覚束ない足取りで声を掛けて来た女性の方向へ歩いている
目隠しのせいで今、現在光の無い世界に閉じ込められていると思しき彼は唯一の光源である声を頼りに
女性の方向に歩いているのであった
719 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 19:03:02.74 ID:l/9Dt2xKo
>>716
【自身の一瞬揺らいだ顔つきを指摘する少女……女は恐怖というものを感じていた】
【ここまで自身を恐怖させる存在はなかなかいない。つまり少女を化け物として認識ていた】
【返り血を浴びる事ないくらいに、少女の右腕は……美しい氷像の一部となる】

…………ふざけるな!!私はもう失ったりなどしない!!
私は…!!!

【女は風呂敷を脇に置けば、女はレイピアを引き抜き距離をとる】
【そして女はそのままレイピアを両手に構え…冗談に向かわせれば…】
【踏み込み、一気に強烈な突きを相手の心臓めがけて打ち放つであろう】
720 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 19:22:28.81 ID:esPt1AJCo
>>719
【少女は恍惚の表情を浮かべながら、舌なめずりをしてみせる】
【痛みは徐々に痺れへと変わり、やがて何も感じぬ氷像へ】

そうよ。
希望を持ちなさい。
全て。奪ってあげる。こんなに楽しいことはないわ。

【少女は飽いていた】
【探すべき物が消滅した世界に】
【長く続く不死の孤独に】

【ならば】

…っっ!!

【受け入れよう】
【死を受け入れ、矮小な人間に見せつけてやればいい】
【短い人生では受け切れない絶望を…】

【レイピアの切っ先は正確に心臓を貫く】
【それでも痛みは同様にあるし、体が意識から手放される感覚も人間と同様にある】

ねぇ…。

私のこと。




怖い?

【レイピアの冷気を感じながら、意識が途切れる音を聞いた】

/心臓冷凍ってことは仮死状態になるってことで!?
/夏だししばらくしたら溶けるので有りかなーとか思うのですが!ww
/とりあえず仕事終わったので夜また再開とかでもいいですか??
721 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 19:30:26.59 ID:rm/jEeSso
>>718

女の目は確かに、男の頭上から滴が落ちてくるのを捉えた
しかし、その現象を理解できようはずも無い
或いは天井の雨漏りかと、無意識のうちに結論付けてしまうのが関の山であった

項垂れて勝手に濡れていく男の姿を見て、女は小首を傾げる
目が渇いた――その言葉が真実であった所で、目の前の状況をどう説明できる物か

「め、目薬!? ―――ううん、手持ちが無いなァ」

男の言葉に困った様子を見せる
とは言っても、こうして助けを求められている以上、何らかの手段で助けてやろうという気持ちはあった

「薬局で買ってこようカ?」

そう聞く位なら早急に買ってくるのが普通であろうが、兎も角、女はそう尋ねる
この状況を見逃してなる物か――そんな好奇心が先行しているのだろう

/遅れましたっすいません
722 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/06/14(火) 19:37:47.78 ID:l/9Dt2xKo
>>720
【相手の独特の笑みを彼女は理解できない】
【おそらく死にたくとも[ピーーー]ないが故に狂った感性を持っているのか】
【だが、それは関係ない。彼女は……ただの快楽を得るだけの戦いをしたくないと誓っている】
【彼女はそのまま、突き刺したレイピアを中心に相手を凍てつかせようとしている】

すべてを奪う…?無理ね。私のすべてはあなたごときでは奪えない。
私のすべてはある人の一端。私の心は別にある。

【心臓を突き刺したとき、流れ込む…この感覚】
【女性は相手の魂の欠片を奪っている。そう彼女は戦魔】
【修羅と成りて相手の魂を自らの一部に変えてしまう。女性は恐怖から逃れるべく】
【相手の突き刺した肉体から、レイピアを引き抜き…】

消えろ!!!『秋霜乃沙雨』!!!

【再び、相手を壊すように乱れ打つ。レイピアは相手の死体を完全に閉じ込めてしまうであろう】
【氷の棺桶と称すべき光景がを生み出すために】

(おkです!!)
723 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 19:40:53.50 ID:x6f+2Yspo

女は山の中腹に設けられた展望台に立ち、鬱蒼と茂る樹々を眺めていた
新鮮な夏風が頬を撫でると艶のある黒髪が靡く。その前髪に付けられた黄色と紫色のメッシュが、この爽やかな場に似合っていなかった
服装も服装で、紫と赤のボーダーシャツや黄色と紫のレギンス等、普通とは言い難い配色である

「…んー」

日が落ちて暗がりが広がっても、非常に目立つ女は気難しげな表情をしていた
何やら悩んでいるようだ


/死合いでもなんでも!
724 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 20:04:59.82 ID:vV/C/un6o
>>721
//METOO……私も遅れてしまいました、申し訳ない

尚も、彼の頭上から落ちる水滴は涙となって彼の身体を湿らせ濡らし
空色の髪が徐々に水分を帯びて、水も滴りかねない良い男(笑)を象徴するかの様に
其の蒼さを濃くしている


………コツ コツンッ

「……眼がッ! 俺の眼がァ!!」
「………”乾いているッ”! 其れも”圧倒的”にっ!!」

某大佐の様な台詞を吐く彼は、モトネタを知っていれば大丈夫なんじゃないか?と疑念を懐きかねないが
左目を押えている其の手に篭められた力が其の冗談を否定している
もしも、女性が彼の頭上数十センチ辺りを見上げる事が在れば、其処には球状の
”まるで目玉”の様な形をして其処に浮いている事を感じさせる水分で覆われた何かを発見する事も出来るだろう


「………あ、あぁ……其処の八百屋で売っている筈だッ…」
「出来れば、キーンと染みない方が嬉しいっ………」

目の前の謎の女性に近づいていると其の女性から応答が有り彼は、其の唯一の声に対して其の旨を伝える
聞くと、何故か、無駄に無意味な設定が有る八百屋さんに、薬局としての機能が追随しているとは
此の世を儚んで、人死にが出かねない
尚、彼のお願いが中々に具体的である こう言った事件とも事故とも知れぬ事態に以前も直面した事が有るのだろうか
725 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 20:05:30.07 ID:EQGmQzM00
>>723
「こんなん見てなにが面白いんだか」

【ならここに来るなよ!と言いたくさせるようなセリフをわざと聞こえるような声量で言う女性が】
【身長がひょろりと高く、服は白白白の白尽くめ。長い髪は後ろでとめて、ポニーテールにしている】

「……何その色…毒?毒女さん。こんにちは」

【初対面の人物に接する態度とは思えないほど失礼】
【しかも無表情。ビックリするほど鉄仮面。ピクリとも筋肉が動いていないように感じられる】
726 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 20:10:52.14 ID:kKni6BGIO
【公園】
【人がいないその場所は、今現在空を切る音が響いている。】

「…しっかし…」

【その音源は、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【そして左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは右手に持った身の程もある大きな片刃の大剣。それらのせいで、】
【少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

「…研究所…ねえ…」

【暇つぶしなのかなんなのか、】
【『女が』『片手で』『大剣』を『軽々』振り回している。】
727 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 20:12:05.24 ID:x6f+2Yspo
>>725

「雄大な自然って、それだけで良いと思わない?」
「アタシが悩み事抱えてるからそう見えるのかもしれないけど」

不意に声を掛けられても一切の動揺を見せず、どこか物憂げに呟く

「惜しいね。アタシのことは毒天使さんと呼んでくれ」

ここで漸く、ゆったりとした仕草で振り向いた。桜色の瞳が、白い少女を捉えた

「こんばんは、少女A」

口元に微笑みを携えている。すっきりとした声音だった
728 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/14(火) 20:17:32.38 ID:pwMTtjHu0
【とある公園。】
【ベンチとテーブル、そこに屋根がついた簡易休憩所に女はいた。】

【少し癖がある長い銀髪は風が吹くたびに靡く。】
【女の服装はTシャツにジーパン。普通に軽装。】

【だが、その上下には悉く鈍い銀色のリングが付けられおり、所謂魔改造されていた。】
【そのおかげで、女は目立つ。繁華街では、高い確率で振り向かれる。】

……はぁ…。
ココはホントに…疲れるよ…。

【そんな愚痴を呟きながら、女は肘をつき、公園全体を見渡す。】
【夜、誰もいない公園というものは、それはそれで悲しいものだった。】
729 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/14(火) 20:17:40.30 ID:YWX/nrga0
【街外れの森の中 (夜)】

(…もっと集中しないと)
【開けた場所に弓を構えた青年がいる、特徴らしき特徴も無い青年だ】
【しかし彼には変わった点がある、青年が今放とうとしている二本の矢のうち一本がうす緑に光っているのだ】

【青年が木に向かって矢を放つ、するとうす緑の矢が風を巻き起こしもう片方の矢を巻き込んだ】
【普通の矢は不規則に螺旋状に回転し、木に刺さる、うす緑の矢は刺さった瞬間消えてしまった】

「……よし」
【青年は満足したように笑って腰を降ろす、青年の新技はほぼ完成した】

【青年は夜空を見ながら小休止する】

/殺し合い以外でお願いいたします
730 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 20:19:07.74 ID:rm/jEeSso
>>724

流石に女も眉を顰めて男の様子を見守る
寧ろ、この状況でよく逃げ出さないものであったが、そこは好奇心と興味による補正なのだろう
あまり――と言うより、生涯に二度と見る事の出来ない状況に他ならないのだから

そこで、女はふと気付く――正確に表現すれば、偶然視野に入れたと言うべきか
ともかく、女は球状の水玉の様な物を視認する事が出来た
視野に収めながらも、理解できない物体であるそれを注意深く見つめ――

「―――目?」

そう呟く
女なりの直感でそう仮定したが、内心では冷静に否定を行う

「八百屋デ!? ――ウン、わかった。買ってくるッ」

男の言葉に驚愕しながらも、女は身を翻して八百屋へと駆け出して行った
既にこの程度の状況では驚けなかった――と、言うべきか

「ハイ! 買って…きたよッ!」

随分早い帰還であるが、まあ全力疾走の賜物だろう
その証拠に息が少し切れている
八百屋のおっちゃんもその急ぎっぷりに驚いて、一番イイ目薬をくれたようだ
目薬のラベルには即効薬の文字
731 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 20:25:56.12 ID:EQGmQzM00
>>727
「雄大な自然ねえ。残念ながら私にはその良さとやらは理解できないわ」

【どことなく投げやりな口調である】
【相手が普通に返答をくれたことが気にくわないらしい】

「毒天使?それって悪魔じゃない?」

【天使に毒なんてイメージは全くない。毒を扱う天使なんて聞いたことがない】
【いるかもしれないけれど…】

「こんばんは。よくわかったわね。私の名前はA≠チていうのよ」
「もしかして読心術でも使えるのかしら?」

【…ちなみにこの女性の名前はAではない】
732 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 20:31:40.07 ID:vV/C/un6o
>>730

邪気眼が発現してしまった厨学生の様に眼を押さえて唸っている彼は
全身を満遍なく涙によって塩味に味付けられていた
─既に日は落ち、薄っすらとしていた周りの一般人に花が咲くかの如く色が着き始める
しかし、一様に様相を似た様な雰囲気に包む彼等には
商店街の真ん中で起こっている喜劇も、幕が開いていない悲劇のように静かなのであった

………コツコツコツ

「…矢張り、外気に晒していたらそりゃ、乾くかァ!」
「うぉぉ……ぬぬぬぬ……」

痛みに耐え兼ねたのだろうか、彼は杖を苛苛しているのを抑えるかの様に地面に叩き付け
されども、軽やかなリズムを響かせていた。
自虐的な笑みを彼自身の口元に浮かべ、『眼が外気に晒されている』と言う
本来、不可思議である筈の現象をいとも簡単に其の口上に述べる彼なのであった


「……感謝感激雨霰(あられ)ェ!! 早く渡すんだァ!」
「俺の眼がどうなっても知らんぞォ!!」

息を切らして自分の下に帰還してくれた女性に向けて感謝の言葉を
彼なりに精一杯述べる。
───しかし、見えていないのだろうか、全く見当違いの方向に感謝感激している。虚空に向かって。
彼は、彼女(虚空)に向かって手を伸ばして其の一番イイ目薬、本当に大丈夫か?を
其の掌の上に置いてくれる様頼んだのであった
733 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 20:33:04.78 ID:r4gYa3wto
>>726
【それを見ている男が一人。10代後半ごろか、短い黒髪で、浅黒い肌をしている】
【一種、異様な光景を、細い目を見開いて驚いた】

「興味が湧く見世物だな。ハリボテという雰囲気でもない」

【自分の言葉に笑ったあと】

「一つ、その鉄塊を試させて貰えるか」

/戦闘を挑んでみる。試合でも死合でも
734 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 20:33:39.74 ID:x6f+2Yspo
>>731

「勿体ないねぇ。若いんだから、感性を磨こうよ」

投げやりな口調に対して、余裕あり気で諭すような口調で話す
この女は既に二十代半ば。説教臭い物言いが癖になりつつあるのだった

「ノンノン、天使は天使だよ」

その言葉には含みがある。浮かべた微笑みも、どこか得意気だ
年甲斐もなく、秘密を誇っていた

「へえ。ということは苗字が“少女”? 変わった名前じゃないか」

からかっているような、本気にしているような――微妙な語調
735 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 20:36:31.91 ID:kKni6BGIO
>>733

「ん…?」

【女はその声を聞いて振り向いた。そこにいるのは、】
【黒い髪の男性だ。おそらく驚いている…と女は感じた。】

「…試す?…」

【素振りをやめて、女は聞き返した。】
736 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 20:36:32.86 ID:U6jmsx+Z0
【夜の公園のベンチ、小雨の中に一人の少女が俯いている】
【ゴシック趣味なドレスが雨に濡れるのもかまわず、大きなテディベアを抱いて震えていた】
【怯えるように、畏れるように】
【頬を伝う冷たい雨の滴に時折暖かな液体を混ぜ込みながら、いつまでも、いつまでも】

/殺し合いに発展しても大丈夫な方募集
737 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 20:42:09.19 ID:EQGmQzM00
>>734
「感性を磨いてなにか役に立つとでも?」

【…彼女の趣味は人の怒っている姿を見物することである】
【ちなみに年齢は19歳。ピチピチの女子大生である。合コン経験は一応ある】

「あ、すみません痛い人でしたか…」

【気の毒そうに、憐れみのこもった瞳で女性を見つめた】
【何故か微笑んじゃったりしているのが余計に痛い人≠チぽさを際立たせた】
【大体その年で天使とか……自称でもないわー…と、聞こえるか聞こえないかの大きさで呟いた】
【ちなみにここまで全て演技≠ナある】

「そう。聞いたことないでしょ?」

【なんというか……自分でも何言っているのだろう…と思い始めている】
【このままではこの女性には少女Aという名前だと認識されてしまうのだろうか】
738 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 20:43:19.27 ID:rm/jEeSso
>>732

ふと、女は状況を見回してみる
日は既に没し、夜の帳に包まれた商店街は、光の主役を取って替わるように点灯した街灯の明かりに包まれていた
帰宅の途につく人々の群れの中で、自分達は何をやっているのだろうと考え、

(ま、不自然じゃないよネ)

――と、結論付ける
片や邪気眼風味、片や能天気脳みそ――実に危ない組み合わせであった

「大丈夫!?」

その言葉は、果たしてどちらに向けられた物であっただろう
杖を叩きつけた男の精神状態か、不思議な言動を取った男の脳内か

「乱射乱撃雨霰? あ、ハイ!」

男が口に出した言葉の元ネタを言いながら、差し出された掌に乗せる
見当違いの方向を向いていたのも、目が見えないなら当然かと考え、
そして何より、これ以上どうかなられるのも問題であったためにすんなりと応じたのであった
739 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 20:43:46.43 ID:r4gYa3wto
>>735
「とぼけることはない。……お前も尋常の人間ではないんだろう」

【右脚の膝から先をオリハルコンに変え、公園の地面を思い切り蹴りつける】
【小規模な爆発のように土が飛び散り、乾いた部分が煙となる】

「こういうことが出来る人間が複数居れば、己以外を試したくなるものだ」

【挑発的な目で、妙齢の女性を睨みつける】

「それとも、剣ではなくて、お前がハリボテということか?」
740 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 20:44:47.20 ID:rm/jEeSso
>>738
/脱字してました・・
/差し出された掌に目薬を乗せる
741 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 20:50:51.36 ID:kKni6BGIO
>>739

「っとと!」

【轟音が響き、女は思わず一歩引いた。見てみると、】
【どう考えても「能力者」の仕業、という痕跡が。】

「ははあ…」

「なるほど…そういうわけね…」

【挑発的な視線を真正面から受けながら、】
【女は剣の刃を上に向け、肩に担ぐ。何気ない動作だが、】
【これが彼女の「構え」であった。】

「ふん…今にわかるわよ。」

「ま、私も退屈してたところだし…模擬戦の相手としても申し分無いわね。」

【そして、かかってこいと言わんばかりに、】
【挑発的な視線を送り返した。】
742 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 20:51:11.41 ID:x6f+2Yspo
>>737

「――人生が、楽しくなるよ」

急に凛とした声になり、きっぱりと告げた
その瞳には絶対の自信が輝いており、決して折れることのない想いが垣間見える
少女の言葉を挑発とも取らず、自らの考え方を真剣に述べる。怒りなど微塵も感じない。そういう女だった

「あはは、マトモな反応ありがとう」

からっと笑いながら言う。片手をひらひらと振っている様子は不思議と楽しそうだ

「うん、初めて聞いた。ショウジョエーって響き、アタシは素敵だと思うよ」

夏風に乱される黒髪を撫で付ける
尚、半分以上本気でその名前だと思い始めていた
743 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 20:56:38.44 ID:r4gYa3wto
>>741
「なかなか余裕のある恰好だ。
 それじゃあ、胸を借りるつもりでやらせてもらおう」

【こちらも余裕ぶり、両手をポケットに突っ込み、悠々とした態度で近づいていく
 剣が届くか届かないかという距離になり、初めて地面を激しく蹴る
 右足の脚力で加速し、左足のローキックを放つ】
744 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 21:00:12.21 ID:vV/C/un6o
>>738

何時の間にか八百屋のおっちゃんも周りを取り囲む
何と無く、何と無い日常の風景の一部分へと変貌を遂げ
愉快に苦しげに点滅している、とある街灯のみが其の風景を印象付けるように
煤ぼけた天井を照らしたり闇に包んだりしながら切れ掛かっていた


「……大丈夫じゃないからアンタに頼んだんだよ!?」
「察して?!」

よもや其の様な意図が女性の言葉に篭められている可能性が在る等と
彼の若干錯乱しかけている精神状態では想像も付く筈が無く
無遠慮に、ツッコミを入れる


「───ノーゥ!! 感謝! 感激! 以下同文!」
「……って、こんな事してる場合じゃねぇ」

「……うおーー降りて来い降りて来い、一刻も早く! 一秒でも早く!」
「────……よーしよし……目薬のシャワーだッ!」

丁寧に女性のボケに突っ込んでいる彼は、如何やら其の精神状態がかなり不安定ならしく
突っ込みの精度が余り良くない。 何時もは如何なのかと聞かれると其れは困った事になるが……………

彼が、虚空に浮いていた先程の涙の雨を滴り落としている謎の球体Xに呼び掛けると
其の物体は落ち着いた速度で降りて来る。
彼は其れが待ち遠しくて、杖で又しても地面を叩き苛苛を募らせているが
漸(ようや)く、其の未確認飛行物体が彼自身の手元まで降りて来ると、コンマ数秒で目薬の用意をし
UFOに向かって勿体無いと声が出そうな程に贅沢に目薬を掛けた


「キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
「アイアム!ウィナァーーーーー!!」

『────五月蝿いよッ! 静かにおしッ!!!』

「あ、すんません……………」

すると、彼は豪快に高らかに、全世界で最も幸福な人間だよ俺はと声を出さないが口元に浮かべる勝利の余裕まで表す叫び
彼の、叫びに誘発されたのか、其れとも反発したのだろうか、某人型最終決戦兵器『OBATYAN』のナイスボイスにより
彼は、項垂れて静かになった。 OBATYANの AT(アンタ五月蝿いよ)フィールドの犠牲者である
745 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 21:00:28.35 ID:EQGmQzM00
>>742
「…………そう」

【かしら?と付け足した】
【この女性。どうやら相当気が長い、怒りっぽくない、出来た人間らしい。いやそうでもないかもしれないが】
【だが怒りを感じないということは逆にこちらがイライラしてしまうのであった】
【自分と話して相手がイライラしなかったらイライラするというとんでもない性格なのである】

「ええ。普通に痛い人でした。あーイタイイタイ」

【最後の方は完全に棒読みである】
【自分のペースに持ち込めないと悟ると途端にこれである】

「でしょうね。私もこんな勘違いするバカは初めてよ。ギャグに決まってるだろ」

【ついにカミングアウト!】
【本当は古堂影葉という普通…ではないが少女Aよりは普通な名前である】

「やれやれ。ところで痛いバカ毒天使さんは何を悩んでいたのよ?」

【話すだけで楽になるかもよ?と付け足す】
【呼称が酷いことになっているが驚くべきことに素である】
【ちなみに……他人の不幸は蜜の味だと思っている】
【つまり悩みを聞いていい気分になろうとしているのであった】
746 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 21:05:23.80 ID:kKni6BGIO
>>743

「さて…始めましょうか…」

【静かにそう言って、慎重に相手との距離を測った。】
【そして、ローキックが来る瞬間。】

ガンッ!!

【という音。大剣を地面と垂直にして、】
【その「柄」で相手の蹴りを受けた。】

「…ふっ!」

【そして、そのまま体重をかけて軽く剣を相手にぶつけようとする。】
【まずは、態勢を崩させるつもりだ。】
747 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 21:11:42.29 ID:r4gYa3wto
>>746
「つっ……! 強すぎることは不便だな」
【強く打ち付けすぎた脚に痛みを感じながら、片足の不便か、足下がぐらつく】

「刃は飾りか、剣が泣くぜ」
【後ろへよろめきながらも、挑発は忘れない。だが、まだ体勢は整っていない】
748 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 21:13:03.54 ID:x6f+2Yspo
>>745

「世の中にははっきりしないことが沢山あるけれど、これだけは間違いないと思ってる」
「感性が優れていればいるほど、色々な感覚を味わえるからね」

流暢に述べられるのは、それが確固たる想いだからだ
尚、なんとなく少女の苛立ちを感じ取っているが、その原因はさっぱり見当が付いていない

「あらー、解かりやすくキレる若者の図だね」
「ごめんよ。頭の片隅ではギャグかなーと思ってたんだけど、もしも本名だったら失礼だと思ってさ」

肩を竦め、僅かに眉根を下げた。一応、申し訳なさそうな表情である

「んで、アタシが何を悩んでたかって? そもそも、よく悩んでることが分かったね、短気少女」

呼称が変わったのはちょっとした悪戯心である。挑発の意図は皆無
749 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 21:17:35.60 ID:kKni6BGIO
>>747

「あら…「刃」で攻撃したらあなた死んじゃうわよ?」

【女はそう言ってから素早く構え直し、一歩、】
【左足で強く踏み込む。そのままガッチリと大地を掴み、】





【大剣の峰を向けて右から左に相手の腰くらいの高さで凪払おうとした。】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は必要以上に重く、】
【「直撃すれば」大きな打撃系のダメージを受けて、吹き飛ぶことになるだろう。】
【だが、相手の対応によっては、完全に回避することも十分可能だ。】
750 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 21:18:03.75 ID:rm/jEeSso
>>744

状況は女が思っていたほど自然では無かったようで、気付けば辺りの注目を集めていた
衆目を集めている原因は間違いなく男であったが、この喜劇に参加している女もまた耳目を浴びている

「ア、そっかッ」

男の無遠慮な突っ込みにも、まるでそれは盲点だったかの様な態度を見せていた
やはりこの男は自分同様に狂っているのかと一方的に納得
――自身を狂っていると理解しているだけ、まだマシと思いたい

「――――ン?」

不思議そうに首を傾げる女
それは男の言動へと向けられた物ではなく、謎の球体Xの存在へと発した疑問である
先ほど自身が目と冗談ながらに仮定した物体であるが、まさか本当に目であるとは気づきもしない

――が、目の前で起きた光景を確認した事で、その仮定が真実であると証明された
無論、理解などは到底追いついていないのだが

「エ? それって―――?」

奇声を上げた事で注意されている男本体を無視し、謎の球体に目を向けて指をさしながら疑問を口に出す
直接聞きでもしなければ、到底納得できる状況では無かった
751 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 21:21:35.56 ID:EQGmQzM00
>>748
「………………………………うん。だから?」

【言っちゃったー!】
【で?とかだから何?とかはもはや口癖と言っても過言ではなかった】

「いえいえ。キレてなーい。いやマジでキレてないけど」

【最初は冗談っぽく、最後は真顔…といか無表情でそれぞれ言う】
【本当にキレてはいない。むしろこれが素である。ムカつく性格なのだ。ひねくれているとも言う】

「人の気持ちを察するなんて夜飯前だし」

【他人の心を察するのに約15時間ほどかかるらしい】
【もしかしたら晩御飯を深夜1時とかに食べるのかも知れないが】

「それに短気少女は失礼だぞ。痛いバカ天使さん。私のことは実験用マウスと呼びなさい」

【上げて、落として、やっぱり上げる。ていうか実験用マウスって呼ばれてもいいのだろうか?】
【それはもはやいじめではないだろうか?】
752 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 21:27:25.30 ID:r4gYa3wto
>>749
「死なないから、尋常じゃない人間なんだよ……!」

【不安定な体勢のまま、左脚で後ろ斜めに跳び上がり、同時に右脚すべてをオリハルコン化】
【右脚を前に出し、ぎりぎりまで回避しようとするが、右脚の先に重い斬撃が当たる】

「――ォオ!」

【地面に足が付いていなかったせいか当たり所が悪かったせいか
 回しすぎたコーヒーカップのように、縦回転で宙返りをする】

「そらっ!」

【その回転のまま、浴びせ蹴りのように硬化状態の右脚を叩き込もうとする】
753 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 21:31:03.92 ID:vV/C/un6o
>>750

しかし、注目とは本来我々が考えている様な者では無く
風景であった人々が、まるで一つの生命体のように異物に対して反応している様な
そんな、雰囲気を受けるまでに、喜劇は日常で行われている事ではなく
日常から、切り離された、ステージの上で公演されている様な演目と、衆人は見做(みな)しているのだろう

彼は目の前の女性を気にも留めずにただ快感を味わっていた
大声は、先程のオバタリアンのATフィールドによって制限されてしまっている為
大きな溜息と言うべきだろうか息を吐いている
しかし、其の女性を漸く自分の本当の眼、即ち目薬を今の今迄、存分に浴びていた其の謎の球体を
女性の不思議そうな顔を視界に納める様に反転させ
其の眼の網膜に感知された女性の表情を見る


…………コツン

「───……ん?  『眼』……だが?」


さも当然の様に彼の口から発せられた言葉は前口上に杖の軽快な音を述べ上げていた
さも当然の様に彼の口から発せられた言葉は目の前の女性が考えている通りの事象を
其の侭、コピーしてペーストしたかの様に忠実に再現している

─────ある程度聞き慣れた質問なのだろう、口角を吊り上げ笑みを作り上げている
754 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 21:32:23.63 ID:x6f+2Yspo
>>751

「今のは補足さ。結論は最初に言ったハズだよ」

いつの間にか体ごと振り返り、落下防止の柵に腰を凭れさせている
その姿勢では必然的に少女を真正面から見つめることになるので、その涼し気な笑みはよく見えるだろう

「キレてる人は、みんな大体そう言うものだよね。なんで怒ってるのかが、毒天使さんには分からないんだけど」

困ったように言って、小さく溜息を吐いた
真剣に考察しても、少女の性格が歪んでいるという事実には辿り着けないでいる

「あはは、夜飯前かい。面白い言い回しだ」
「失礼なのはお互い様じゃないの、実験用マウス」

女は自分のペースを崩さない
一切悪気のない声で笑ってみせている

「じゃあアタシの相談乗ってよ。まず質問その1、アンタは人を殺したことあるかい?」

笑みは変わらないが、少しだけ雰囲気がシビアになった
755 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 21:34:44.10 ID:kKni6BGIO
>>752

「っ!」

【通常の蹴りなら、女は力でねじ伏せることができるため、】
【大剣を使うまでもないのだが、そのとき、視界に写る右足には、】
【確かに「違和感」を感じた。女は反射的に右足の軌道に大剣を持って行き、】
【攻撃を受ける。】

「!?」

(これは―――――――――――金属…!?)

【響いたのは人体と剣が接触した音ではなく、どう考えても「金属と金属」が、】
【ぶつかった音だった。女は驚きにかすかに目を見開き、】
【とっさの防御により、大剣が弾かれ、身体が後ろに僅かにそれでバランスを崩した。】
756 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 21:39:29.38 ID:EQGmQzM00
>>754
「ッチ」

【相手のペースにもっていかれているのが気にくわないらしく、舌打ち】
【ただし気にくわないだけでキレているわけではない】

「本当にキレてはいないんですけど。いやマジで」

【イライラしてはいるがキレてはいない】
【同じじゃないかと言われればそこまでだが】

「つまり他人の心の中なんて簡単には分からないってことだ」
「あーらそうかしらん?痛いバカ毒天使さん」

【これからはずっとこう呼び合うのだろうか。それはそれで楽しそうだが】

「思ったよりへヴィだな。しかし私にかかればササッと解決よ」
「あるよ。人殺したこと」

【なんてことないようにスパッと答える。近くに警察とかがいたらどうするのだろう?】
【あ、殺すのか】
757 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 21:40:47.54 ID:r4gYa3wto
>>755
【無理のありすぎる動きと防御の痺れで、防御されたと同時、地面へ倒れ込む】

「がはっ! ……げほっ、えほっ。攻撃からすぐ防御、なるほど、たいした女だ」

【手と膝とでなんとか上体を起こしながら、未だに痺れている右脚がうまく言うことを利かない】

「たいした鉄塊だ。オレの『右脚』にも耐えるか
 でも、お前の方はやっぱり人間だ。よろめいてやがる。
 お前の能力、その剣頼りの力と見た。それを手から弾けば、オレの勝ちだな」

【痺れの取れる時間を稼ごうと、口を出す】
758 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 21:43:42.04 ID:rm/jEeSso
>>753

視線を時折向ける通行人はこの状況をどう目に捉えていくのか
異常な光景か、異質な情景か、或いは奇妙な道化かもしれない
其処にあるのは紛れも無く、堂々と宣言できるほどの非日常なのである

それを当人達は気付いていないようだが
或いは男の方は先程のOBATYANによる口撃で幾分かの意識はしていたかも知れない
だが、女の方は一向にそれには気付いていなかった
だから、快感に打ち震える男の姿もまた、好奇心に満ちた視線を送るだけで何の疑問も抱いていない

しかし流石に、球体がぐるりと動いて自身を視たという“視線”を感じて、驚いた

「眼―――なノ? 普通は人体の顔面に並んで付いていル?」

そう疑念に満ちた言葉を口から吐き出しながら、女の視線が男の顔面―――普通の人間において眼のある場所に向く
其処には―――顔の上半分は覆う目隠しがあった
759 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 21:48:00.33 ID:x6f+2Yspo
>>756

「そうかい? ま、些事だね。そういうことにしておこうか」

僅かにからかっているようなニュアンスが含まれているが、悪気はない
お前好きな人いるの?→い、いねーよ!→ホントに?→ああ、いねえよッ!→しょうがねえ、そういうことにしておこう 的なノリである

「そう。だからこそ、人間は面白い。ホント、人間に生まれて良かったと思うよ」
「…脱線しそうだからこの話はやめるけどね」

少々不満げだ。本当なら、もっと沢山のことを話したいのだろう
今はお悩み相談中なので我慢したらしい

「…おお、良かった。ないって言われるよりはあるって言われた方が捗るよ」
「じゃあ質問その2、幸せそうな奴を見ると殺したくならない?」
760 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 21:50:25.91 ID:kKni6BGIO
>>757

【一瞬だけ態勢を崩した女は、数歩後退して再び構え直した。】
【さてあの右足は…と視線は男の右側。】

「…あんたこそ…私の一撃を受けて壊れないなんてずいぶん優秀ね。」

「フフ……弾ければ≠ヒ。」

【微かに笑う。この時間差により、おそらく相手の右足は完全回復するはずだ。】
761 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 21:54:43.08 ID:EQGmQzM00
>>759
「ぐぬぬ。キレてると思ってるだろう。ちがうぞー。キレてないぞー」

【なんと素晴らしい棒読みなのでしょうか。この調子でスピーチ大会とかに出場してもらいたい】
【絶対落ちるから。私が保証します】

「あれ?あれれれ?人間?天使さんじゃなかったんですかぁ?」

【まさかのツッコミ】
【こいつは数少ないボケキャラだったはずなのだが…】
【いやこれはチャチャをいれてるだけだ。多分】

「ならない。その気持ちは分からなくはないけど」
「私は人を怒らせるのが好き。殺すなんて勿体ない。リアクションが見られないもの」

【ドSだった】
762 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 21:55:37.45 ID:r4gYa3wto
>>760
「ずいぶんお優しい。……まあ、こられていてもどうにかしたが」

【ようやく脚の痺れが取れ、立ち上がる】
【ぶらぶらと脚を振って感触を確かめ、ぐっと地面を踏んだ】

「それじゃあこれからは、種も仕掛けもある手品で勝負といこう」

【今度はポケットに手も入れず、全速力で駆け、その勢いを生かした前蹴りを右脚で放つ】
763 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 22:00:26.55 ID:vV/C/un6o
>>758

ステージの上は正に光に照らされていると言って良いのだろうが、此の情景は少なからず闇の姿が見え隠れしている。
しかし、其の仄暗さがより非現実感を強調しているのかもしれない
此の異質で不可思議で、しかし非現実だと不満を言って見た所でどうしようも無く現実な此の情景は
切り取って見た所で絵画の様に写実的ではなく、だからこそリアルに其の場に存在するのだろう

此のリアルな非現実的世界には、何処かぼやけた現実的な世界から
OBATYANがコンマ数秒展開したフィールド以外に一本の投石も無く
故に、二人だけの空間……とまでは言わずとも
周りの人間の声、葛藤、雑踏は、雑音に聞こえるのだ

それでも、其の不思議な空間を作り出しては見たものの
内部で行われているのは喜劇以外の何者でもなく
悲劇が其の中に織り交ざる事は、一応金輪際無いと衆人環視の元、思われているだろう


………コツコツン

「──…紛れも無く……な。 もしも、アンタが此の中に入っていない限り」
「眼とは認めない………って、言い張るのなら残念ながら、此れが眼だとは言えないがな」

右手には杖を掴んで、地面を叩き
左手には目隠しの左側を指で付いて、其処に何も無いことを強調する。
尚も、彼の微笑みより少しばかり濃いある種の自嘲が何故か含まれている笑みは耐えない
764 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 22:05:19.99 ID:x6f+2Yspo
>>761

「こういう時は反論しない方が大人だよ。ま、そういうのはそういうので可愛いけどさ」
「とりあえず、キレてないのはよく分かったから安心なさい」

可愛いと言ったのは、子どもらしいという意味だ。児童がムキになっているのを見て微笑ましいと思う心情である
そして後半は少女を流す為の言葉。下手に追及しても不毛だと感じたから、嘘をついた

「――ありゃ、これは一本取られたね」

自称天使はおかしそうに笑った。少女の着眼点に素直に感心している風な態度である

「まぁそれはイイとして」
「ならないかー。ちなみにだけど、怒らせるのが好きっていうのはなんでだい?」
765 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 22:08:59.76 ID:kKni6BGIO
>>762

「ふん…二度もくらうかっ!」

【女は再び大剣を前に出し、そして軽く斜めにして相手の攻撃を、】
【「受け流」そうとした。先ほどの攻撃で、】
【相手の威力は分かっている。自分も力には自信があるが、】
【おそらく正面から打ち合ったら互角であるため勝負がつかないだろう。そう考えたのだった。】

【そして、無事に受け流すことができたのなら、】
【すれ違う様に男の右に移動し、左手で相手の右手を掴もうとする。】
766 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 22:14:02.76 ID:hOkGIfmLo
>>722
【意識が途切れる寸前】
【狂いすぎた少女は、女の強い眼差しを見た】

面白い…。

【嗚呼、楽しい】
【奪われる感覚】
【相手の知の及ばない所で輪廻が繰り返される優越】

【引き抜かれたレイピアには、眼前の女の意思が宿っているかに思えた】
【力強い乱れ突きを喰らい、糸の切れた操り人形のように四肢をばたばたと振り回し】
【少女の死体は氷の棺に閉ざされてしまう】


―――――。

【輪舞回生】能力発動



……ん。
【打突を喰らった部位は綺麗に傷口が閉じ】
【面倒そうに乱れた髪の毛を整える】

閉じ込められたのかしら。
凄い技。死ぬかと思ったわ。

【ため息を一つ吐くと、氷の棺に手をつきしばし考えをめぐらせる】
【どうしよう、何も思いつかない】


/遅くなりました!一応返しておきますっ!
767 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 22:14:10.89 ID:rm/jEeSso
>>763

ともすれば、幻影的であるとすら評価すべきかも知れない情景
光と闇、日常と非日常、常識と非常識―――退嬰的で平凡な普通と退廃的で尖鋭な異常とが織りなすステージ
その壇上に上がっているのは二人の存在のみ
観客席など設置されておらず、演壇すら殺風景で小道具の欠片も無いこの舞台で、喜劇は尚も繰り広げられる

「ふぅン」

男の話を聞き、一度大きく首肯を返す
手を顎の辺りにやり、何か考え込むような姿勢を取りながら、その目が向けられているのは男の眼帯
視線はつうっと位置をずらしていき、眼球へと移った所で動きを止める

「成程! 理解したヨ! ソレは確かに“眼”なんだネ!」

満面の笑みでそう声を張り上げた
先程まで顎にやっていた腕を前に突き出し、理解したぜ――と言わんばかりの姿勢を取りながら

「――でも、何デ?」

無遠慮かもしれなかったが、女はそう尋ねざるを得なかった
気になってしまった以上、問わずにはいられないのだろう
768 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 22:16:31.81 ID:EQGmQzM00
>>764
「どうせキレてると思ってるんだろ?もういいけどさ〜」

【同じくこれ以上は無意味だと思い、この話題に終止符をうったのであった】

「一本とっちゃった」

【てへ!と言う。無表情なので少し怖いが】
【彼女が無表情じゃなくなるのは怒っているときくらいのものである】
【だからといって無感情ではないのだが。感情が顔にでない、ださないのだ】

「ふふ…バカみたいだからだよ。バカをあざ笑うのは楽しいからね」

【つまり「うわーwwwあいつバッカで〜wwww」ということである】
【ちなみにそういう時はほんの少しわざと笑う。そうするとそれがまた相手の勘に触り更に激しく怒り出すからだ】
【そして殴りかかってきたら泣き真似するかビームを撃っちゃうのである】
769 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 22:17:12.54 ID:r4gYa3wto
>>765
「残念。オレも今度は手が自由なんだ。お互い、同じじゃあないぜ」

【受け流されるとわかった瞬間、前に出された大剣を支える腕に手を伸ばし、
 そこを支え自分の動きに制動をかけ、腕の動きを阻害しながら、左脚で膝蹴りを繰り出そうとする】
770 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 22:23:09.67 ID:kKni6BGIO
>>769

「ちっ!!」

【女は舌打ちをした。剣を動かそうとするが、】
【相手に阻害され、充分に防御することができない。】

「ぐっ!!」

【鈍い音とともに、膝蹴りは女の腰に当たる。】
【顔を顰めながらしかし、空いている左手で、】

「…お返し…」

【ドンッ!】
【と相手の鳩尾を狙った掌底を放とうとした。】
【「猛虎」の如き力を蓄えた攻撃が、男を襲おうとしている。】
771 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 22:24:39.16 ID:x6f+2Yspo
>>768

「どうせならもっと愛嬌のあるてへ!にしなよ」
「無表情だと、ちょっと怖い」

苦笑いをしながら、思ったことをそのまま伝えた
ふと、黄色のメッシュが目に掛かる。落ち着いた動作で、それを払った

「つまり実験用マウスは性根が腐ってるわけだ」
「いいね、そういうの。ゴミクズっぽくて好きだよ。少なくとも今のアタシにはそう思える」

この女は現在、ゴミクズへ成り果てようとしている
故に台詞を換言すれば――自分がゴミクズを目指している内は同調できるが、それを止めたらどの限りでない ということだ
おおよそゴミクズらしくない清涼感のある笑顔を浮かべながら、女は胸の内を語る

「アタシも、真似してみようかな」

顎に手を当てて、視線を虚空へ向ける。どうやら本気で思案しているようだ
772 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 22:28:43.41 ID:vV/C/un6o
>>767

悩んでいる間も時間は過ぎて、夜を越えて深夜へと近づいて行く
商店街の天井の更に上にある月は其の天井によってぼやけているが
僅かな隙間しかない筈の広いとはとてもではないが言い難い商店街の天井から
其の怪しげな光が更に妖しくなって此の通りに居る人間……否、あらゆる存在に降り注がれているのは
此の世が現在、進行形で夜の深みに片足所か、全身を余す所無く漬け込んでいるからだろう

彼は、其の女性の満足気な笑みを満足気に笑みながら受け
彼の右手に掴んでいた杖を小脇に抱え、目隠しに指されていた左手を降ろし
彼の表情が唯一読み取れる口元を歪めて


「────……良く出来ましたって言うべきなのだろうか?」

             パチパチパチパチパチパチ

拍手をしながら、ニコニコと口元に満面の笑みを浮かべる
毒が此の言葉の裏に含まれている様に感じない為、嫌味だとは思わないだろう
此の拍手の音もある種、冗談と本気の狭間に閉じ込められて行っているようである


「……で、理由か?………一言で言うならば」
「─────…出て行ったものはしょうがないだろう?……って事かな」

其の突っ込んだ質問にも、何の躊躇いも無く彼は答える
既に、拍手喝采は止み、又しても雑踏と雑音が混じった世界で
彼は、さも当然の様に、其処に在る存在が、勝手に出て行ったと豪語するのであった
773 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 22:31:35.91 ID:r4gYa3wto
>>770
「――ァ?」

【迫る掌底をせめてみぞおちからは外し、せめてみぞおちよりは、と腹で受けるが、
 何かが折れる音と共に、後方へはじき飛ばされる】

「げほっ。……くそ。これ、亀裂で済んでるか……? えほっ!
 アウトレンジもクロスレンジも相手の間合いか。なかなかたいした反則だ」

【腹を抱えながら、それでも空中で体勢を整え、地面に倒れるのだけは耐える】

「オレの膝でたいしたことがないとは、化け物だな。賞賛に値する
 そういう奴を嫁に貰いたいと思うやつはいないだろうけどな」
774 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 22:34:20.12 ID:EQGmQzM00
>>771
「てへ!」

【今度は愛嬌のある微笑みを浮かべ可愛らしく「てへ!」した】
【サービス精神旺盛である】

「まあそうかもねー」
「痛いバカ毒天使さんはゴミクズになりたいワケ?」

【別に不思議そうでもなんでもなく無表情で問う】
【今は返答次第では次からは「痛いバカゴミクズ毒天使さん」と呼ばなければ、とか考えている】

「まともな感性≠フ持ち主なんだったらまともに生きた方がいいかもよ」
「実験用マウスからのアドバイス」

【そしてグッとサムズアップ。無表情で】
775 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/14(火) 22:34:27.94 ID:XyMApc4Z0
【ーーー……氷柱六花、六華に凛と咲き誇るは、雪の原点に有りて】
【人の熾させた零度の呼応は、生命を燃やし凍らせる、奇跡の誕生とならん】
【壱花は足と成り欲を、弐花は手と成り夢を、参花は眼と成り世界を、泗花は心と成り生を】
【伍花は形と成り概念を、六花は美と成り芸術を】
【澄み切る透明で可憐な文様、其の空間だけは芸術的ながら音も寄らぬ、静寂】

ーーー……時を閉じこめた絶対零度の塊、そこに築きあげられる空間は時の流れを
結晶化し体現するが如く美しさを持つし。
此のサクレも似た様なものなんだしッ

んッ、キンッキンッに冷えてやがるしぃ〜♪

【そこは独りの妖怪が長時間を経て、造り上げた帯びただしい程の氷柱の羅列と雪が包む】
【小さな城の様な形状で、寂れた廃村の建物を覆って居る】
【模様の様に氷が包まれる建物の内装、中には木箱に座して冷菓を口にする少女】
【白い髪に、花の刺繍の白い着物、冷菓を堪能しつつ手を掲げ、地に淡白く光りを帯びせ】
【氷で形創りをし、遊んで居る模様】
776 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 22:36:52.20 ID:kKni6BGIO
>>773

「ふん…余計なお世話よ…」

【しかし、強がってはいるものの、事実相手の蹴りは確かに彼女を貫いていた。】
【その証拠に、腰から下…左足の感覚が無い。麻痺したかの様に、】
【大きな痺れと痛みが襲っていた。】

「さて…どうする?…まだやる?」

【大剣で肩をトントン、とやりながら尋ねる。】
【これ以上やるなら…自分はどう攻めるか…】
【左足で踏み込むことが出来ない以上、大剣を振る「軸」を作れないため、】
【なかなか苦戦を強いられる…そう思考していた。】
777 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 22:39:40.25 ID:rm/jEeSso
>>772

男の拍手を聞いて、男の口元が歪むのを見て、男の言葉を理解して

「イヤ―――照れるなァ」

頭の後ろに手を回してポリポリと掻きながら、女は照れた
それは何処かズレてしまったかのような仕草
深く思考するまでも無く、男の言葉を素直に受け取る女の性格が為す光景であった
口を笑みの表情に形作り、もはや本気で楽しげな態度

「アハ――出て行っちゃったなら、仕様が無いカ!」

男が自信満々に言った言葉に、調子を合せるように首肯を返す
その言葉の真偽を疑うことなく、ただ納得したように笑いながら

「そっかァ――ずっと出てたら、目が乾いちゃうねェ」

今更、自身が目薬を買いに行かされた真意を納得したように頷きながら、同情する
778 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 22:43:44.92 ID:x6f+2Yspo
>>774

「あっはっは! うん、そっちのが百倍良い」

ぱちぱち、と小さく拍手をしている
その挙動が演技だと理解していたからか、見世物を観覧する子どものように楽しんでいた

「うん、アタシはゴミクズに成り下がりたい。ゴミクズの気持ちを理解したくてね」
「ちょいと話を戻すと、さっきの幸せ者の質問はコレに繋がる。幸せ者を殺したい!…なんて、いかにもクズっぽいでしょ?」

いたずらっぽく片頬を吊り上げながら話す女は、楽しそうだった
未知への探求こそが女の生き甲斐である。だからこそ、ここまで楽し気に語れるのだろう

「いんや、感性を磨く為の一環なのさ」
「ホントにホントの底辺にいる時の気持ちを理解出来たら、また視野が広がると思ってるんだ」
「だから申し訳ないけど、そのアドバイスは受けられない。…“今はね”」

そして女の笑みは、少し申し訳なさそうなモノに変わるのであった
779 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 22:44:50.16 ID:r4gYa3wto
>>776
「都合二回の衝突、二回とも互角か不利。……調子も落ちてきた
 オレだけ痛手ってのも面白くない。曰く、三度目の正直。それで最後だ」

【呼吸する度にずきん、ずきんと鐘のように痛む身体を引きずりながら、初回のように歩いて寄る
 ひたいに脂汗を掻きながら、剣の間合いまであと一歩という間合いまで、ようやく近づいた】

「がはっ・・・ぁはっ・・・! ひぃ……ふぅ……無駄な機能はなくして、尖らせろ。……行けッ!」

【呼吸さえ止めて、一歩踏み込み、一瞬に賭けて硬化した右脚で回し蹴りを放つ】
780 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 22:52:36.43 ID:kKni6BGIO
>>779

「はは…結構。次で終わらせましょうか。」

【女は笑う。相手の不屈の闘志に経緯を払い、】
【瞳を好戦的に揺らした。そして、相手が近づくと同時に、】
【女は踏み込まず、右足を軸にして身体を回転させる。その勢いを維持したまま…】

「さてこれで―――――――――――終わりよ!!」







【相手の蹴りと全く同じタイミングで、右足と交差するように、】
【相手の腰当たりの高さで左から右への薙ぎ払いを放とうとした。】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は必要以上に重く、さらに回転による遠心力も加わっており、】
【「直撃すれば」大きな打撃系のダメージを食らって吹き飛ぶことになるだろう。】
【そして、相手の回し蹴りは、確実に女を捉える。彼女の腹を、】
【強力な一撃が襲ったのだった。】
781 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 22:53:37.55 ID:vV/C/un6o
>>777

彼の口元は、女性の動向に満足したように口元の歪みを元に戻し
小脇に抱えた杖を元の右手に掴ませるが、左手が手持ち無沙汰に成ってしまい
適当に、拳を握ってみたり、掌を伸ばしてみたりと色々、丁度良い位置を探しているようであった
因みに、目薬は何時の間にか懐の奥底に仕舞い込まれてしまったようだ

………コツン コツン

「───…まさか、俺も眼が出て行くなんて巫山戯(ふざけ)た真似が」
「実際に此の身に振り掛けられるなんて、こんなんに為るまで思っても見なかったからなァ……」

此処まで来ると、杖を地面に軽やかにリズムを刻み込むように叩き付けるのは彼の趣味
或は、如何し様も無い癖……という物なのだと気付くだろうか
手持ち無沙汰であった、左手に先程の目薬と言う処方箋をくれてやると
如何やら落ち着いたようで、忙しなかった手の動きが、内部で目薬を回転させると言う
一様な動作に変換されたのだった
彼は、巫山戯た様子も無く真面目に、言葉を発していた

………コツ………

「……まぁ、普段は乾かないんだけどなァ?……たまぁに眼を使い過ぎるとこうなっちまう」
「……悲しきかな、視界は広いが、休みも多い……っつう訳なのさ」

説明不要の音声が響き渡った後
彼は、首を傾げながら言葉を発している。
使いすぎが良くないのは、彼の眼も、何処ぞの機械も同じなのだろう
782 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 22:54:49.99 ID:EQGmQzM00
>>778
「ああ…気持ちわりい…」

【キャラを大きく外れた行動に出た為違和感が半端ではなかった】
【吐きそうである】

「私はあんたの気持ちが理解できないわ。ゴミクズの気持ちなんてたかが知れてるし」
「確かにクズっぽいけど。ゴミクズになりたいから幸せ者を殺したいと思うんなら一生ゴミクズの気持ちにはなれないよ」
「ゴミクズはゴミクズだからゴミクズじゃない人を殺したいけど」
「あんたはゴミクズの気持ちを理解したいから。決定的に違うし」

【ゴミクズじゃなくなりたいから人を殺すのと、ゴミクズになりたいから人を殺すのは根底が違う】
【たとえ被害者からすれば結果は同じでも内容が違うのだ】

「ま、私のアドバイスを真に受ける方がバカを見るんだ。妥当な判断じゃね?」

【こんなに話すのも珍しいことである】
783 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 23:03:19.49 ID:r4gYa3wto
>>780
(美事。男よりも漢らしいか。男として、惚れるぜ――――ェ)

【攻撃にすべてを賭けていたせいで、躱すべくもない】
【行使すべき技もなく、ただ力でせめぎ合い、襲い来る一撃に身を焦がされる】

「ッァ」

【スラッガーのように振り抜かれた一撃は、あり得ぬほどの推力で男一人を真横へ飛ばす
 肋骨のすべてと内臓のダメージで、男は意識を手放した】
784 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 23:08:46.67 ID:rm/jEeSso
>>781

男の左手が手持無沙汰気に動いているのを視界の端に収める一方で、女の両腕は腰の後ろで組まれていた
指を若干絡めただけで、固定したまま
そこを重心とするように、上体をやや後ろに反らした楽な姿勢を形成していた

「だろうネ。アタシも、もしそうなっちゃったら如何すべきか分かんないヨ」

真面目な口調で話す男に合わせるように、言葉を返す女もまた抑えたトーンである
もっともこの女の場合、そんな事があればは全力で遊び倒してしまうのだろうが
言葉を紡ぐ男が、先程から一定のリズムで杖をついている事も、左手で目薬を弄んでいる事も視界に入れながら、
女は然して気にした風も無い

「アハ、まあそれは仕方が無いんじゃないかナ」

苦笑交じりに、言葉を返す
そこは諦めるしかないでショ―――と言わんばかりの態度
便利一辺倒という訳にはいかないのが、世の常である

「そう言えば名乗っていなかったネ。アタシは武神 百!」

後ろで組んでいた両腕を解いて左手を差し出しながら、名前を名乗り上げた
顔には満面の笑みを浮かべている
785 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 23:09:04.98 ID:x6f+2Yspo
>>782

「よしよし、よく頑張った。頭撫でてやりたいよ」

奇抜な服装に似合わぬ柔和な表情と声音
手が届く距離にいたなら、実際に腕を少女の頭へ伸ばしていただろう

「――――…」

女は黙り込み、真摯に耳を傾けた
そして言葉を反芻し、意味を抽出し、思考をまとめて形にしていく

「…そ、っか。今気付いたよ」
「アタシは興味でしか動けない人間だから、本質的にゴミクズに成り下がることは――出来ないん、だ」

女はこの瞬間、己の限界を見た
ゴミクズは理由もなく他者を貶めるが、その“理由もなく他者を貶める”という行動を、女は決して感じ取れない
この女は、好奇心で動く人間だからだ。いかにゴミクズらしい振る舞いをしようとしても、そこに“興味”や“好奇心”という理由が出来てしまう

少女に言われて、漸くそのことに気が付いたのだった


「―――――…参ったなぁ。これはちょっと、ヘコむ」


先程までの態度が一変
急にしおらしくなった女は視線を落とし、己のブーツのつま先を見据えている
786 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/14(火) 23:09:09.45 ID:hOkGIfmLo
/>>766
/すみません。今日は寝まする…!
/あれなら、夏場なので2,3日放置しとけば溶けるので放置去りでも問題ないですっ
787 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 23:09:13.11 ID:zQ5odQb1o
>>783

【それとまったく同時。一分一秒も違うことなく】
【女も蹴りが炸裂した方向。つまり相手と同じ方向に吹き飛ぶ】

「ぐ―――――あっ!!」

【それでも得物を話さないのは剣士としての性か。】
【しかし木に打ち付けられ、全身を強く打ちつ…】

「ああ…フフ…」

「…“引き分け”かしらね…」

【満足そうに女は笑ってから】
【そのまま倒れ、意識を虚空に飛ばしたのだった】


/乙でしたっ!
/楽しかったです!!
788 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/14(火) 23:16:36.64 ID:r/JHENyg0
【立ち並ぶ高層ビル 車のライトが矢の様に流れていく高速道路】
【人も物も溢れんばかりにひしめくこの街で その全てを足場にして、空を翔る影があった】
【その影は藍色の髪、この季節にには少し暑く感じるジャケットを羽織っていた】

―――いたか!

―――こっちにはいねぇぞ!他の連中も呼べ!

【黒いスーツとサングラスを装備した、『いかにも』な感じの男達が大勢で何かを探している】
【無線を取り出してどこかに連絡をしている 鬼気迫る表情で、そこらじゅうを探している】

【その声が聞こえる程度には近い物陰に、空から影は舞い降りた】

「あっちゃー… 本当にしつこいんだからー」

【影は、どうやら若い男のようだ 青年、と言ってもいいかもしれない】
【黒服たちの様子を、物陰から溜息混じりに眺めていた】
【男は、肩に小さめのショルダーバックを背負っていた これが、黒服たちの目的である】

「このままじゃ帰れないなぁ… どうしよう」

【黒服たちの様子から、まだまだ探されてしまうようだ】
【煙草を取り出して銜えながら、何とかならないかと考えていた】
789 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 23:18:21.69 ID:EQGmQzM00
>>785
「いらんわ」

【顔に分かりやすい嫌悪を浮かべ女性を見る】
【いや、無表情なのだが】

「まあ?ゴミクズなんて誰かがゴミクズだと思えばゴミクズなわけだし?」
「あんたの目標は達成できなくてもゴミクズにはなれるよ。意味ないけど」

【ただのゴミクズ。ゴミクズは大半が自分はゴミクズじゃないと信じて疑わない】
【しかし他人が見ればゴミクズとしか言いようがない。そんなものだ。所詮ゴミクズ】

「あんたや私がゴミクズかどうかなんて自分が決めることじゃない」
「例えばあんたはこの景色。雄大ですんばらしーと思うけど。私にはさっぱりだ」
「そこらに落ちてる空き缶とか?一般人ならそれこそゴミクズだろうけど?そこに価値を見出す人種もいるわけで?」
「ようは価値観さ」

【なにかまともなことを言い出しちゃったよ】
790 :【右脚神鉄】 右脚を任意にオリハルコン化可能 [sage]:2011/06/14(火) 23:19:50.48 ID:r4gYa3wto
>>787
/こちらこそありがとっした。反応遅くてごめんなさいね
/面白かったっす。あざっしたー!
791 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/14(火) 23:20:21.45 ID:gL+akCF/0
【某事務所】【少なくとも堅気の場所とは言わない】
【死屍累々の中で佇む黒スーツが1人】【血に濡れた土の兵隊を控えさせている】

「全く、こんな汚れ仕事は願い下げですが・・・
ノルマの清算という未曾有の機会ですからねえ」

【兵隊を土に還し、事務所から出る】
【返り血は一切付いていないが、血の匂いに鋭いなら、感ずかれかねない】

/絡み待ち中ですの
/日付が変わるまでの募集です
792 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 23:21:49.27 ID:vV/C/un6o
>>784
そんな女性を、今となってはほぼ完全に不可視となった
先程の眼が、周りを旋回して、彼女の全体像を彼に送っている。
興味深そうに、顔の奥には”無い”筈の、視線が目の前の女性を見ていると感じるだろう

「………だよなぁ……」
「うーん、結構色んな事が起こったとしても平常心で居られる自信は結構あるんだが……」
「……もう一回、最初からこんな事になっちまっても、結局如何にもなんねぇ……」

相手の反応が、彼自身に肯定的だったので彼は左手だけを胸の前に構え
右手が無い状態で、腕を組んでいる様な体勢を取っているのであった
目隠しの下が見えなくても、彼の眉間には若干の皺が寄っているだろうと言う感想を懐く事は容易であろう


「……はははっ! 違いねぇや!」
「世の中っちゃあ、平等に出来てるもんだよなァ……」

苦笑混じりの言葉が、何故か彼の笑いの琴線に触れた
初めて声を出して笑った彼の笑い声は、至って平凡な笑い声であるが
其の分、耳障り……と思う事も多くはないだろう


「………んあ?  お、おぉ。 宜しくな百」
「俺の名前は、 仁王山 巌(ガン) だ。 これも何かの縁だ。 宜しく頼むぜ?」

名乗りを上げられたのにも関わらず、最初に反応が悪かったのは、彼がこういった自己紹介といった感じの事に
余り慣れ親しんでいないからだろう。
彼は、片腕で組んでいた腕組みを解き、相手の左手を握りながら口元に今迄で一番の笑みを浮かべながら自己を紹介した
793 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 23:28:28.96 ID:x6f+2Yspo
>>789

「そう、意味ないんだよね…」
「他人からゴミクズって思われるのは簡単だけど、それじゃゴミクズの心情理解には繋がらないし…」

テンションが急転直下
鬱屈とした雰囲気を全身から醸し出し始める

「あー、そうか」
「アタシ自身がゴミクズになれたと思っても、他者から見ればそうとは限らないんだよね。それこそ価値観に依存する」
「――ゴミクズの提議なんて人それぞれじゃないか。なんでそんなことにも気付けなかったんだろう」
「いや、気付いてはいたかな。でも、どこかで自分の価値観が絶対だと思い込んじゃってたんだワケだ」

桜色の瞳は輝きを失い、語気も一層と暗澹した様子になっていく


「あぁ…」
「――――アタシって、ホント馬鹿」


がっくりと項垂れ、自己嫌悪が溢れ出す響きで言葉を紡いだ
ここまで意気消沈という言葉が似合う姿も中々ないだろう
794 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 23:36:36.78 ID:rm/jEeSso
>>792

男の様子を眺めながら、女はふっと全身を見る視線の様な物を感じ取る
先程まで可視であった男の眼球が見えぬことから、自分の周りを回っているのだろうと推測
それに関して、特に不快な表情を露わにする事も無かった

「アタシも色々なモノを見てきたけど、目が飛び出てるってのは初見だからネ」
「如何すべきかは、回答が見えないなァ」

色よい意見を送れない自分自身に僅かながらの苛立ちを募らせるような口調で、言葉を返す
色々なモノ――そう一口に女は纏め上げたが、それは相当に多種多様に渡る物であった
ありとあらゆる物を目撃するのが趣味の女である以上、当然なのだが

「アハハっ――そう言う事だねッ!」

初めて聞いた男の笑い声に釣られるように、笑みを返しながら女は同意する

「ん――よろしくネ、巌」

握手を交わしながら、男の笑みに応じるように女の方もまた満面の笑みでそう返した
こうして名前を交わし合った事を楽しむように、また出会う機会がある事を楽しみにするように

「アハ、じゃあアタシは散歩に戻るヨ」

これで男に興味が無くなったと言う訳でもなく、単純に次の面白そうな物を探しに行くため、女は別れの言葉を告げる
特に呼びとめられる事も無ければ、軽やかに踵を返して商店街の人ごみの中へとその身を滑り込ませて去っていくだろう
795 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 23:37:56.15 ID:EQGmQzM00
>>793
「そーそーゴミクズなんて誰でもなれるし」

【結局、人間は人間のココロを知るなんて不可能。無理。無駄】
【相手が本当のことを言っている保証なんてどこにもないのだから】

「いやー。ゴミクズの気持ちなんて知っても何の得にもならないと思われるけど」
「視野なんて広がらないし。ゴミクズはゴミクズ。それ以上でもそれ以下でもないわけで」

【軽く相手を見下し気味になる】
【いやあ、人が落ち込む姿も乙なものです】

「そりゃあ痛いゴミクズバカ毒天使さんですし?バカと天才は紙一重だし?あれ変態と天才だったかも」

【テキトーなことを言ってテキトーに励まそうとする】

「知識欲だかなんだか知らないけど興味本位でそんなことばっかりやってたらバカが大バカにランクアップするよ。よかったね」

【やっぱり励ます気なんてなかった】
796 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/14(火) 23:46:56.03 ID:x6f+2Yspo
>>795

ゴミクズなんて誰でもなれる。確かに少女の言う通りだな、と思った
しかし素直に頷けない台詞もあった。それが暗転した心に火を灯す

「――いや、最低を知れば視野は広がる。そこは変わらない意見だよ」
「尤も、最低なんてものがこの世に存在しないかもって思い始めちゃってるけど」

閉じていた瞳がうっすらと開く。ただし、視線は下方に向けたままだ

「うん。アタシは馬鹿だ、大馬鹿だ…」


「――――でも、それに気付けた」


女の口元が歪んだ
項垂れているので少女からは見えないだろうが、その雰囲気の変化は感じ取れるだろう
どんよりとした空気が、消え失せていく
797 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 23:47:04.29 ID:kKni6BGIO
>>788
まだいます?
798 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/14(火) 23:48:09.44 ID:XyMApc4Z0
>>788
場違い、其れは余りにも奇異な様で、ナース服を連ねた独りの少女の様な容貌
だが二十歳半ばの女性、繰り返す、二十歳半ばの女性で有る。
何故、此の場に居合わせてしまったかと思えば単なる不運
ま、特に関わらなければ、此の極道なあんちゃん達に突っかかられずに済むだろう
と、疾風が如く早足で、総スルーを仕掛ける筈で有った。
小さすぎて私が見えて無かったのか、ぶつかる禿サングラス黒服

「……いたッ」
黒服『何処に目ェ付けとんじゃいガキィッ!!!』

ぷちっ……  頭で何かが切れた、迷い無く、己のツボを突いて身体能力を上昇する気門
動体視力や反射神経系を強化させる龍門を開く。

「尖、突、破、抉、打……ーーー壱拾六門“龍ノ尖眼”《リュウノトガメ》」
「破汰汰汰汰ァッ!!!」

跳躍し、顎への拳打、鳩尾へ肘当て、両腹部へ打突、回転延髄蹴り、股間へ拳打
計七連コンボを黒服にクリーンヒッツ、黒服はコンクリの壁まで転がり気絶、私最強!!
……私に集まる冷ややかな視線、あ、ヤバい数多い、見回せば隠れてる知り合いも居るじゃない

「おーーい、湊くん!おひさー!おねーさんだよ!」

周りを忘れ、なんて大声で言っちゃった
799 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 23:48:51.55 ID:kKni6BGIO
>>797
無しでえ!無し無し!
800 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/14(火) 23:48:53.41 ID:r/JHENyg0
>>797
/はいはいっ!いますっ
801 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 23:49:30.19 ID:vV/C/un6o
>>794

彼の不可視の眼は、どうやら今迄の会話である程度人物像は掴んでいたのだろう
其処まで詳しく見回ることも無く、旋回を打ち切り
彼は相手に与えているだろう不快感の減少に役立て様とした


「ははは、まぁ、そんなに至る所で眼が飛び出すびっくり人間ショーが開催されてたら」
「俺の立つ瀬所か、座る瀬すら無いな」
「………ある意味、回答が貰えないっていうのも特徴の一つとして数えてあげるべきなのかね」

先程の笑いのせいで、良く分からない所で彼の笑いの琴線に触れる事が多くなったが
其の笑いが、途中で止むと、自分自身で見つけた問題に更に問題を付足して難しくし
挙句の果てに、唸り始めた

………コツンッ

「……お?……………あぁ、宜しく………だ。 まぁ、何を如何よろしくするのかは分からんがな?」

手を離すと、言わずと知れた音と共に、冗談を飛ばした彼
中々に上機嫌なのだろう。
声は顔より気分を表すと言うが、少しばかり陽気に聞こえる声色であった。


「……おぅ またなァー…」
「あー………眼がかいぃ………花粉症か?」

………コツ   コツ   コツ   コツ  コツ

別れの言葉を返すと、彼は杖を持っていない方の手を緩やかに振った。
そして、女性の姿が視界から消えうせた後に、なんとなく思った事を口にしながら
黄金に光る杖を突いて商店街から別の方向に抜けて行ったのであった……

//絡みあり&乙津でしたァ!!
802 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 23:49:40.00 ID:kKni6BGIO
>>800
すいません。自分は引きまする。
803 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/14(火) 23:49:52.62 ID:XyMApc4Z0
>>798
/リロ忘れェッ!御免なさいッ!取り消しますッ
804 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/14(火) 23:50:51.37 ID:kKni6BGIO
>>803
いやいや!
自分が引きますので!
805 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/14(火) 23:51:03.25 ID:rm/jEeSso
>>801
/乙でしたっ!
806 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/14(火) 23:52:23.85 ID:r/JHENyg0
>>802 >>803
/二人とも去らないでぇ!
/んと、どうしましょう?
807 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/14(火) 23:55:07.53 ID:EQGmQzM00
>>796
「そういうもんか。私はもう知らん」

【視野、広がんなくてもいいし。と】

「じゃあ超大バカになれるよ。最高だね」

【普通に失礼】
【そして女性の雰囲気が変わりつつあることにも気づいた。だからなんだと言う感じだが】

「ふふ……さあなにが起こるのやら」

【その場を動かずに女性を見守る。ついでに警戒もしている】
808 :【月錠経穴】 [sage]:2011/06/14(火) 23:59:52.66 ID:XyMApc4Z0
>>804
/あ、あぅあぅ……順通りに行けば貴方優先にすべきでしょうけど
/あまりややこしくしない様、お言葉に甘えさせて頂きます……マジで済まない……。

>>806
/ややこしくして済まんかった………、内藤さんは引く様子なので、私で良ければ……
809 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/15(水) 00:05:20.02 ID:ab/ZA5IJo
>>807

「………」
「…超大馬鹿も良いかもね。成れないケド」

その理由は、ゴミクズになれない理由と同じである

そして女は顔を上げた。一度夜空を仰ぎ見てから、目に掛かった髪を払う為に首を横に振る
視線は少女へと向けられる
表情は――――笑顔

「礼を言うよ、実験用マウス」
「アンタのお陰で大事なことに気が付けた。このままだったらアタシはいつまでも同じことを繰り返してたかもしれない」
「アタシの人生から時間の浪費を省いてくれて―――本当に、ありがとう」

元々顔立ちは整っている女だ
どちらかといえば凛としていて、印象がキツめなのだが…今の女は最大級の感謝を伝える為、まばゆいばかりの笑みを浮かべていた
それは、人間として大層魅力的な笑顔だろう。少女がどう感じるかは、やはり感性の問題になるけれど
810 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 00:11:55.18 ID:zCQWXqDZ0
>>798>>808
【そんな折、隠れていたら知り合いの女性が小さな姿で現れた】
【あっ、と声が出そうになった―――のだが】
【ぶつかった方の黒服の方が、自分の隠れているビルの壁まで吹っ飛んできた】
【その衝撃に、とっさに頭を腕で防御する】

「――うわぁ……」

【そう言えば、彼女の実力は知らなかったが… 見かけによらず相当の者だ】
【とか思っていたら、黒服に囲まれた女性がこちらを発見して大声で呼びかけてしまった】
【古典的な効果音が発生しそうな程、見事にズッコケ―――る直前で踏みとどまった】

「ふぅ… お久しぶりです、お姉さん」

「それに、臥龍会の皆さん 散々探してもらってどうもすみませんねぇ」

【開き直って、物陰から堂々と手を広げて登場した】
【一斉に、女性に集まっていた視線が自分に集中し、あちこちから怒声が聞こえる】
【あぁ、面倒くさいことになってきた】

/では真双さんの了解をいただけましたので、お願いしますっ


>>804
/ではまた次回お願いします…!
811 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 00:13:18.02 ID:2slcrv7D0
>>809
「なれるよ。誰でも」

【誰でもなれる。だけど誰もなれない】
【本当に不可思議である】

「実験用マウスって一言がすべてを無下にした気がするけどそんなのはどうでもいい」
「そしてお礼を言われるようなことでもない。全部テキトーだし?」

【だが、テキトーがテキトーでなかった】
【分かりづらいがそういうことなのである。テキトーは自分にとってであり、女性にとってはテキトーではなかった】
【価値観、である】

「私に微笑まれても挨拶に困るよ。私が見たいのはイラついてるバカの顔だ」
「超大バカのあんたなんかお呼びじゃないね。実験用マウスなんかに付き合って時間の無駄使いだ」

【しっし!と手を前後に振る】
【無表情だが。その顔や態度に汚物を見るような感情は一切含まれていない】
812 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/15(水) 00:24:18.44 ID:ab/ZA5IJo
>>811

「誰でもなれるし、誰でもなれない」
「やっぱり、人間って面白いね。そう思うだろ?」

吹っ切れたような笑みは、夏の高原を吹き抜ける風のようで

「だってアンタがそう呼べって…まぁ確かにどうでもイイけど」
「テキトーだったのかい? だったら、テキトーってのも誰かを救うことがある訳だ。いや、不思議なもんだね」

くすくすと笑う女は、本当に気分が良さそうだった
派手な服装がプラスに作用し、雰囲気を尚のこと明るく見せている

「ああ、そうだったね。悪いけど、今のアタシは到底イラつくなんて出来そうにないや」
「ハッピーが苦手そうだから、アタシは去るよ。それが今アンタに出来る最大のお礼だと思って欲しい」

言い切って、女は凭れていた柵から身を離す。しっかりと両足を地面に付けた
そして一つ息を吸って、吐いた直後。その背中に桜色の天使の翼が顕現した
数枚の羽根が舞い散るが、当然、そこに毒は含まれていない

「最後に1つだけ。これが毒天使さんの種明かしだよ」
「ああ、今は無毒だから安心しておくれ」

得意気に笑む様子は、どこまでも無邪気
813 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 00:30:53.88 ID:KG9o+7uK0
>>810
「あ、もしかして……追われてたりした……?」

告げてから気付くのはどうだろうか、私、申し訳無さ半分な狼狽を一瞬見せるが
どうも怒りの沸点が低い黒服達は、そんな謝罪の暇すら与えんばかりと、獰猛さを見せて居た。
得物とか持ってたりしたら、全員倒すのに無傷は難しいかも知れない。
なんて、私は指の骨を鳴らし、身体能力上昇箇所たる腕や脚を前に構える。

「あら、お姉さんだなんて♪」
「ふふ、義弟が出来た気分よ、その予定なんだろうけど……ま、いいわ、コイツ等は」
「要するに悪い奴等な訳よね? ノしちゃって構わないのでしょ?」

実の妹の彼氏だから弟か、そう思うと、家族も増えて何だか胸が熱くなる様で有る。
ま、頼りない姉では有るけど、知り合いチックにしては、やたらと咬み付く様な視線や努声の
交差する空間、我が弟に限り悪役では無いだろう、とすれば、真の倒すべきは失礼千万隊な
危ない黒服の方々だ、勿論、あんなチンピラに畏れる私では無く。
悪戯心満ちた笑みで遊ぶ気満々の様な、闘争心に溢れた表情で、臨戦体勢に軽く入っている。
814 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/15(水) 00:35:31.47 ID:cBTVmGKIO
【公園】

「……」

【大きな木によりかかるようにしてグッタリとしている人物が一人。】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【そして左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは右手に握られた身の程もある大きな片刃の大剣。それらのせいで、】
【少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

「……」

【ガックリとした様子で、女は起きる気配がなかった。】
【最も、話しかけられたらどうなるか分からないが…】
815 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 00:46:37.86 ID:zCQWXqDZ0
>>813
「まぁ…見ての通りですね」

「と言っても、捕まる事なんて万に一つもないですけど」

【小さく苦笑しながら、黒服たちを見渡す 皆一様に視線をギラつかせ、睨みをきかせている】
【例え相手が何人何十人いようとも、自由自在に空を翔る男を捕らえる事は不可能だろう】
【人は地に足をつけてしか移動できない以上、空を舞う影を掴む事はできないのだから】

「いやっ、そう呼べって…」

「予定って―― 計画も立ってませんが」

「うーん… それじゃ、もうそろそろ面倒なので手伝って貰ってもいいですか?」

【初めてあった時に、自分でそう呼ぶように言っていたではないか と、突っ込みそうになった】
【その予定の事を考えると、同様に胸が熱くなるのは確かだが… まだ早い、気がする】
【既にやる気満々の女性に、小さく溜息をついて協力を仰ぐ】
【何だか、連れて逃げるのも今更な気がする 追ってくる気が無くなるぐらいまでヤる事にしよう】
816 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 00:52:33.74 ID:s0ydqnnw0
>>812
「そうかも」

【一瞬。本当に一瞬だけ口角をクイッと釣り上げはにかんだ】
【次の瞬間には元通りの無表情だったが】

「もしもまたあったらその時は影葉って呼べばいいと思うよ」

【自分の名前を教えた。今度こそ本名である】

「ふふふ…ハッピーは嫌いじゃないよ。ハッピーな人が嫌い……って訳でもない」
「はっは。また会う時を楽しみにしとくさ、どれだけ今と違うか…」

【相変わらずの無表情でそういう】
【そして女性から天使の羽が生えるのを確認して】

「あらら。能力者だったか」
「今は無毒ってことは普段は毒入りなの?じゃあ「痛い毒天使」ってのは当たってたわけねぇ…ふふ」

【もうなんだか完全に持っていかれたなあ。とそう思うのであった】

「じゃ」

【美しい女性は自分にとっては目の毒なので早々に後ろを向き、片手を挙げさよならした】

/うおー!エラーが起きて遅れました!絡み乙でした!かな?
817 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/06/15(水) 01:05:37.51 ID:ab/ZA5IJo
>>816

「――いいね、やっぱり笑った方が可愛らしい」

その一瞬を見逃さなかった。女も同じようにはにかんで、素直に感想を告げる

「あ、本名教えてくれたんだ。了解したよ、影葉」
「ハッピーが嫌いじゃない…ってことは、性根が腐り切ってるとは言えないワケだ。そこはしっかり覚えとくよ」

どうやら会話の中で考え方が変わり、かなり前向きな捉え方をするようになった
これは女が元来持つポジティブさだが、それが戻ってきたというよりは新たな考え方を得た感覚だ
何故なら、少女と出会う前よりも視野が広がったからだ。世界がまた別の見え方をする

「そういうコトだね。アンタの目は中々鋭い」
「――――じゃあね、影葉。また会おう」

そして女は大きく羽ばたいて夜空へと飛翔する
月明かりを一身に浴びた
心の底から爽快な気分を胸に抱いたまま、その場を去っていった


/乙ありでしたぁー! めっちゃ楽しかったっす!!
818 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 01:08:18.10 ID:KG9o+7uK0
>>815
「あら、千丈の堤も、ろう蟻の穴を以て潰いゆ、と言うじゃない?」
「蟻みたいな奴等でも、油断大敵よ」

黒服姿が群を為して集まる姿は、まさに蟻の様だ、にしても多対一は久しいモノだ。
度に出る前に、数名の門下生と手を合わせた時以来か、ついでに私の放った諺の意味は
如何にも破り難い堅固で巨大な城でも、小さな蟻一匹には進入を許すと言った意味だ。
足元掬われるぞ的な事が言いたいのだろう。

「そうだったかしら? 最近、忘れっぽいから……ーーーなーに、もう決まってる様なものよ」
「巻き込んでしまったものね、断る訳無いわ、それより、湊クン、腕か脚を出して貰える?」

「ちょー……と、した、手術を施すわぁ♪ 効果は一時間程度」

最近、発言や行動が忘れっぽい、二十歳半ばながらまだボケる齢では無い。
ま、それよりも、蟻を潰す作業に専念したいが、一人では大変そうだ。
そこで指圧師としての、手術を義弟に施そうかと提案、指圧で肩懲り等を取るのに加えて
身体能力部位上昇のフルサービス、無料でご奉仕だ。
指を注射針の様に顔前にやり、ニヤリと不適な笑みで私は頼み込む。
怪しいとか言わない、ダイジョーブ博士並の信頼性だ
819 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/15(水) 01:11:24.73 ID:cBTVmGKIO
>>814再募集
820 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 01:22:51.74 ID:zCQWXqDZ0
>>818
「アッハハハ… 何物も空を舞う風を捕らえる事はできませんよ」

「それが蟻なら、尚更ね」

【あっけらかんとしたもので、自らを風だと称した ある意味では自信家だ】
【あまり自慢できる事ではないだろうが、逃げる事と空があれば負ける気はしないものだ】
【現に今の今まで、男達を手玉に取って余裕で逃げ続けていた】

「ついこの間だったと記憶してるんですけどね…―――それは重畳」

「どちらかと言うと、巻き込んだのは僕だと思いますけど……へ?腕か脚?」

【それは何か病気じゃあないだろうか 早々に病院へ行く事をオススメします】
【そして、何だか変な注文を付けられた】
【壁から出てきた位置から跳んで、黒服の頭を八艘飛びして女性の前に着地する】

「それじゃ、脚で」

【割かし長い脚を、膝が肩の高さに来るぐらいの位置まであげる】
【指を立て、ニヤリとする姿はどちらかと言うと偽りの天才を思い出す 俺は天才だーっ!】
【そして多くの野球選手を、絶望の淵に叩き込んだ博士並みの信頼度とは知らずに手術を受ける事にする】

【そんな事をしている間に黒服たちは、囲んだまま連絡していたようで、続々とその人数を増やしつつあった】
821 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 01:51:12.63 ID:KG9o+7uK0
>>820
「あんまりボサッとはしてられそうも無いか」
「謁、俊、脚、修、活……ーーー八門“尖ノ蹄”《タガノヒヅメ》」

ん、間違えたかな?なんて顎をしゃくれさせて言う偽物の天才では無い故に、失敗は無い。
何より今は“龍門”で動体視力を強化して居るので間違えようが無い。
ダイジョーブ博士が来ても、TASさんなら何とかしてくれる安心感に包まれて居るだろう。
私は相手の腰付近から、外側にかけての両太股を狙い、二指勢い良く突いた、痛いのは一瞬だろうが
筋繊維活性化、潜在的筋力活動引き上げ、確実に脚力を上昇させて居た。

「さて、しゅじゅちゅ……手術成功よ、効果の事も考えて短期決戦ッ!」

噛んでない、決して、其れよりも黒蟻駆除バイトが先だ。
お構い無し、躊躇無しに、自身も気門開封による脚力強化に於り、加速や速度に申し分は無い。
NPCだから怖くnじゃなく、相手は素人故に練習台には打って付けだ。

「威ィィッ!!也ぁぁぁッッッ!!破ァッ!!!」

早速、壁の様に聳える大男二人、軽く高い跳躍に見せかけたフェイントに姿勢低く
二人の男の間に立ち、足払い、倒れた二人は顔面をぶつけ合い盛大にkiss
……ご愁傷様。
822 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 02:09:58.67 ID:zCQWXqDZ0
>>821
「ええ、さっさと――――!!!!!?????」

「ッッッッッッテェェェェェェ!?」

【どうやら偽者ではなかったらしい 死の灰は浴びていないが、彼女は本物の方だ】
【まさかこんなところで、TASさんが登場するとは思っていなかったが…安心感はある】
【確かに一瞬だけだったのだが、激痛には変わりなかった 義星の男よりは遥かにマシである】
【長い時間に感じた一瞬の痛みがひくと、脚が熱を持っているような感覚がある】

「噛んだ?噛みましたね、お姉さん」

【容赦なく突っ込んだ 痛みのお返しだろうか】
【元々、自分の能力によって発動中は魔法によって脚力が上昇している】
【そこにさらに女性の手術によって、肉体的に上昇している訳だ 普段よりも圧倒的に力が沸いてくる】

「それじゃ、俺もやるかなっ!っと…」

【予備動作ナシで、軽やかに大きな弧を描くバク転の様に跳ぶ それは、重量を感じさせず、華麗だった】
【直後に、男の立っていた場所に黒服が突っ込んできた 突然男が消えたため、その攻撃は空を切った】

(チョンチョン)あ?何d―ごふぅ!?

「そぉーーーーー…っれ!」

【突っ込んできた黒服が男が消えた事に驚いていると、肩を叩かれた】
【振り返るとそこには、先程まで目の前にいた男がいるのだが、その姿を視認する前に顎を蹴り上げられ宙を舞う】
【そこに男の追撃の蹴りが、腹に突き刺さる あわれ黒服は、最大強化蹴りを喰らって、弾丸の様に発射されてしまった】

「ストライクッ!」

【飛ばされた弾丸は、まさしくボーリングのように、黒服数名を巻き込んで飛んでいった】
【空中の発射した男、大きくガッツポーズ】
823 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 02:34:34.82 ID:KG9o+7uK0
>>822
「ひゅー……湊クン凄いわね……」

強化した所以も有るが、彼処までバネの有る強力な蹴りはなかなかお目に掛かれない
濡れる!なんて言ってる場合でもなさそうだ、四人、私は囲まれた様だ。
先ず後方からバールを武器に、縦の薙ぎ、だが今の私は龍門に於り“動きが良く見える”
私は賺さず手首を交差させ、凪いだ威を殺し、足を逆払いにしつつ、交差し絡めた手を引く。
されば黒服は一回転を為し、地に叩き伏す

休む暇無く二人目が右方から右ストレート、私の頬を掠めさせ、対し跳躍左拳打でカウンター
一発昇天だ、三人目左方からは下段蹴り、頭身低い私には厄介だが、蹴りを敢えて手で受ける
同時に体を軸回転、威力を流すと共に、片足立ちになった相手に両手突き出し腹部両掌突き飛ばし
吹っ飛ばしで、ついでに黒服二名も巻き込む。

「ふふふ♪貴方は何処を突かれたい? な ん て」

黒服漢「ひ、ヒィッ!?」

「破汰汰汰汰ァァッ!!!!」

そして余った一人はビビってたが容赦無く、胴、首筋、延髄、鳩尾に四連脚、咳を吐いて転がりふっ飛ぶ
まだまだ準備運動、朝飯前で有る
824 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 02:54:25.02 ID:zCQWXqDZ0
>>823
「いやいや、お姉さんこそ 漫画で読んだ拳法家みたいですよ」

【黒服の頭の上で、猛烈なストンピングをかましつつ称える 凄い勢いで、黒服が縮んでいく】
【まぁその漫画は、出てくる敵の大半がモヒカンだったのだが 彼は、どちらかと言えば義星の男の方だろうか】
【そんな考えでこの場を上から見ると、一気に世紀末な香りが漂う】

「フゥゥゥゥ……シャオッ!」

【気分が乗ってきたので、掛け声を真似てみた なんとも無駄な事に、上手い】
【一人の黒服の鳩尾を蹴り飛ばし、自らは頭を視点にして後ろへ宙返りする】
【ぐるん、と勢いのついた蹴りが上から振ってくるかの様にして、両足で一人ずつに踵落しが突き刺さる】
【声を上げる事もできずに、その場にズルズルと倒れた】

「全く…どんだけ沸いてくるのかなぁ」

「戦うとなった以上、こない方が良いのに」

【それだけ男の背負っている荷物が重要なのだろう 中身は、USBメモリとマイクロチップだ】
【少々黒い依頼だったので、全部の内容は知らない 捕まったときに言い訳できるしね】
【肉弾戦なら、自分以上に強いであろう助っ人がいる以上は、増援が来ても叩きのめされるだけだと言うのに】
825 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 02:57:03.14 ID:zCQWXqDZ0
>>824
/【〜〜踵落しが突き刺さる】を
/【〜〜つま先の蹴りが突き刺さる】に変更で! 描写ミス失礼しました!
826 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 03:25:48.81 ID:KG9o+7uK0
>>824
「生憎と世紀末には向かない拳法よ、10年ちょいの歴史を受け継ぐ静水流ッ」
「我ながらショボいわぁ……」

妖星の御方が美しいと言いながら惚れ惚れしてそうな、美しい技
実際は飛行無ければ隙だらkけふん、私は●イの塩沢さんボイスは何時までも忘れません。
練習台、と思ってチマチマやってたが、キリが無い、思えば何を目的に襲ってるのか
私は知らない

「ちぃ、とばかし動きは乱暴に成るけどーーー……静水流奥義・螺旋敷《ラセンジキ》」

「亜ァッーー……汰汰汰汰汰汰ァッ!!!」

対複数に於いて、大事なのは一人一人に立ち回る冷静機敏正確さ
其れを追求して行くと、自然に“回転”が、複数人に対する格闘の基盤に成る事も有るのだ。
彼女の奥義、十数人程の群れの中、小さな体駆で入り込み、軸脚で回転を成しては一名に
勢い良く蹴脚、更に逆回転し又一名に打突、含め絡め回転投げ
“また軸足回転し”両掌突きを為し一名を突き飛ばし、此の繰り返し……ーーー抉、殴、突、投、蹴
彼女が通り過ぎる頃には十数人の群は倒れ悶えて居り、同時に彼女も疲労して居る
827 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 03:44:13.61 ID:zCQWXqDZ0
>>826
「2000年後には伝説になってます……よっとぉ!」

【やはり、義星の男と言えば塩沢さんですよね ANIM●Xで絶賛再放送中!】
【地面スレスレに飛行し、その場で体ごと回転させて脚払い】
【倒れこむ前に、リフティングの要領で黒服の体を浮かせて、そのままボレーシュート】
【少林寺拳法でやるサッカーの様に、黒服の壁を吹き飛ばして飛んでいく 7〜8人はやっただろう】

「おお…」

【それこそ、妖星の男の様な感嘆の声をあげつつ……黒服をヤクザキックで蹴り飛ばす】
【小さな体の女性が、屈強な黒服たちを突き飛ばしていく】
【その光景に、つい目を奪われてしまった と、女性の様子がおかしい】

「! 姉さん!」

【どうやらあの技は消耗が激しいようだ 見るからに、疲労の色が大きい】
【今だ囲まれた状態なので、地面が抉れるほど強く蹴って、黒服達を吹き飛ばしながら一直線に突き進む】
【そして、スピードを落とさず少女に近づくと、抱きかかえようとする 一旦、空に逃げるつもりだ】
828 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 04:04:14.62 ID:KG9o+7uK0
>>827
「ハァッ……ひぃ……体鈍ってるわコレ……って、湊クン、う"ぉう"!?」
「あ、姉の体は、も少し丁重に運びなさいッ、と言うかまだイケたのに〜!」

息が上がって居た所、湊に抱えられて空を飛ぶ、おぉ、思ったら飛行は初体験、重力置いてかれた様な
地に脚が無い感覚は幽体離脱でもしたのかと錯覚する、抱えられる私の体はやはり体駆だけ
有りかなり軽い、其れよりもやや粗暴に運ばれた事と
戦闘続行可能意思表示で、私はカンカンだ、怒った私の肉体は鋼鉄と化する。
黒服の前に華麗に舞い、テメェらの血は何者だ、とか言いつつ
暴れたかったが、一時的休憩なら其れで納得する他無いだろう。

「にしても、キリが無いわねぇ、とっくに某倉庫の屋根の上に乗る人の数位は」
「来てるんじゃないかしら?」

百人乗っても大丈夫、なんてフレーズ的な意味でだ、実際は危ないから乗っちゃ駄目だが
正興法だと時間が掛かるだろう、掛かればツボの効果切れるし、挙げ句、奥義に乗り出した。
省みれば戦略的撤退に値する要素は多々あったと反省しつつ
空からゴミのようだ!と叫びたくなる黒服メンズ
829 :【月錠経穴】 [sage]:2011/06/15(水) 04:07:23.04 ID:KG9o+7uK0
>>827
/絡んでおいて、済まぬ、限界のようだ……凍結かキンクリお願いできるかな……?
/明日は夜九時か十時位には、来れると思うます……
830 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 04:24:07.02 ID:zCQWXqDZ0
>>828
「そんな悠長な事を言ってられる状況じゃないでしょうが!」

「全く…あの場に放置するよりは、とっても丁重な扱いをしたつもりですよ?」

【いくら強くても、あのままほおって置いてくれ、というのは彼にとっては無理なお願いだ】
【女性は見た目通りの重さの上に、そもそも飛行自体が魔法によるものなので重さはそこまで関係ない】
【そして、出合った時のような子供を諭す口調で女性に納得してもらう事にする】
【だから貴女はどちらかと言えば、北●神拳伝承者のほうだと思うのですが】

「んー…そろそろ、いいかもしれませんねぇ」

【ボソッと小さな声で言うと、何やらゴソゴソやってショルダーバックを肩から外した】
【その間、女性は片腕で、赤ん坊の様に抱えられている】

「そーーーーれっ」

【そして、肩から外したバッグを、思いっきり蹴り飛ばす】
【あっけに取られる黒服たちの上を、流星の様に翔けて――――川に落ちたようだ 小さな水音が聞こえる】
【ポカーンとしてこちらを見上げる黒服達に、上から見下ろして男は言った】

「あれあれ?いいんですか、皆さん」

「あの鞄…防水処理なんかされてませんよ?」

【一斉に青ざめる黒服 一目散に駆け出して、あっという間に誰もいなくなった】
【それを確認すると、ゆっくりと地上に降り立った】
831 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 04:26:14.01 ID:zCQWXqDZ0
>>829
/おっと了解しました!
/せっかくなので凍結で… ここまで絡みありでした!おやすみなさい!
832 :【既視瞳】@wiki [saga sage]:2011/06/15(水) 15:50:20.01 ID:H6+p9q7X0
【商店街の一角】
【不思議な風貌をした少女が何やら店を開いている】
【店といってもブルーシートに小さな椅子と机を置いた質素な露店だ】

【少女の前にある椅子の前にはいつの間にか行列ができている】
「次の人座って・・・・」
【短くそう伝えると少女の前の椅子に別の人物が座る】

「明日に乗るバスを一本遅らせたほうがいい、以上。」
【短くそう伝えるとまた少女の前に違う人物が座る】

「疲れたから今日はもうお終い、占いはまた明日。」
【行列にそう伝えるとそそくさと店じまいを始める】

【行列からは不満の声が上がっている】
【行列から飛んでくるヤジを後目に店じまいを終える少女】

「不満があるなら次からは店に来なければいいよ。」
【売上金を片手に商店街から出ていこうとする少女】

【少女の背後からは売上金目当ての強盗が刃物片手に忍び寄っている】
833 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/15(水) 17:00:38.13 ID:3BurDbxA0
>>832
/もう....いませんよね
834 :【既視瞳】@wiki [saga sage]:2011/06/15(水) 17:02:05.57 ID:H6+p9q7X0
>>833
/実は居たりします
835 :【既視瞳】@wiki [saga sage]:2011/06/15(水) 17:11:29.20 ID:H6+p9q7X0
>>833
/すみませんっ!!
/少し急用で落ちなければならなくなりました!
836 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/15(水) 17:11:33.22 ID:3BurDbxA0
>>832

【そんな、ちょっと騒がしい商店街の一角に】
【一人の少年がやってくる】

【動きやすさを追求した、ランニングとジーパン】
【黒髪はくびの辺りまで伸びている】
【燃え盛るような赤い眼は、露店の方を眺めており、そちらに向かって歩いている】

なになに?食べ物?

【欲望をダダ漏れにして露店の方を覗いている】
【が、占いの店だった上に、もう帰り支度をしているため一気に落ち込んだ】

..........ん?

【もう一度だけと露店をのぞいてみると】
【なにやら刃物を持った不穏な男を発見】

【落ち込んでいた顔は(なぜか)みるみる生気を取り戻す】
【二パーと笑いながら】

ごぉぉぉぉぉとぉぉぉぉぉうだぁぁぁ!!!

【強盗に対してライダーキックをぶちかました】
837 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/15(水) 17:20:01.09 ID:3BurDbxA0
>>835

/あ、すいません、うっちゃいました
838 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 17:29:34.03 ID:GYtejWJ0o
まーつびッ
奇数:ロール頑張る
偶数:休憩ーぐてーん
その他:何かが起こる
839 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 17:29:59.76 ID:GYtejWJ0o
誤爆です、はい
840 :【雷撃之神鎚】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 18:43:52.56 ID:b4ScmyEbo
ーー何処かの草原

「ウラあああぁァァァっ!」ブゥン!
「とリャあっあああああ!」ブワァン!
「おっしゃあああああああああああああ!」ブウォン!!
草原に響き渡るのは風を切る轟音と、ハスキーな叫び声、そこは大きく開けた風のなびく場所

其の声と、音を出すのは、ある女性
日々のストレスを発散させるかのような、その叫び声は、その豪快な風を切る轟音は
静かな草原のせいもあり、やたらと耳につくのである
『モーっ』なく牛の声、『ヒヒーン』と聞こえる馬の雄叫び
その中に交じる女性の声、何処かの山の農場の、開けた場所の草の中

女は一心不乱に手に持つ巨大な鎚、機械仕掛けの巨大な鎚を振り回す

「うっしゃあああああああ!!ああああああ………あ?」スフォーン!!

何かが、手からスッポ抜ける、その振り回したいた巨大な鎚が、女の手から飛び出してゆく
「うわぁ…やっちまった………」
呟く女性など何のその、その巨大な鎚は何処かえ向かって飛んでゆく、
大ぶりのスイングからのその遠投、ドコまで鎚は飛ぶのやら、知っているのはその鎚のみである

/絡み募集中です、よろしくお願いします!
841 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 18:51:12.41 ID:b4ScmyEbo
>>840
/名前間違えました、正しくは鎚→槌です…
842 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 18:59:39.99 ID:s0ydqnnw0
>>840
【その女性から少し遠く】

「うるっせえ!」

【大きく独り言を叫ぶ絶世の美女の姿があった】
【否、絶世の美女みたいな姿と声を持つ男性の姿があった】
【彼の頭上には何故かてるてる坊主が浮遊してその下部のみをさんさんと照らしている】

「……はあ…………」

【そして大きくため息。どうせ今の叫びだって倍以上の声量で叫んでいる女性の耳に届いてはいないだろう】
【下を向いて歩く。折角の遠出が残念なことになり陰鬱な気分になっていた】

【その男性の前方からは大きな槌が飛んできている】
【そして当たり前かのように彼の頭に直撃。彼は気を失いその場に倒れ伏した】
843 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 19:06:17.11 ID:hNrgb0/7o
紛れも無く夜
一部の隙も無く夜であると、百人中、気が狂っている一人以外の九十九人が声を揃えるに違いない
────が、其れは此れからの話であり、未だに隙だらけの日没直後

三十分の一の確率で完全な円形である月も東の空に薄く其の姿を現しているに留め
帰途に就く幾人かの人々は愛する妻子、或は家族、もしかすると愛していないかも知れないが……取り留めの無い靴音と吐息を響かせていた


「……もっと、キラキラした眼をした奴はいねぇモンかなぁ……」  コツン

閑静な駅前
此の町の駅は余り商売繁盛、千客万来と言う金が金を呼ぶ、経営者にとっては都合の良い事態になっている訳では無い様で
大き過ぎないが、小さいとも言えない程度の噴水の縁に腰掛けて居る彼の言葉は良く通る
道行く一般人は、彼のぼやき声に苛つきを覚えたのか彼の方を顔を回して、眼を動かして見るが
彼の其の見た目─────皮と金属で出来た大仰しい目隠し────を一目見ると
居心地と、場都合の悪い顔をして逃げ去る様にそそくさと、其の場から立ち去っていく

彼は両手を乗せた黄金に光る杖で一度、石畳の地面に押し付ける様に軽く叩くと
多くは無いが、彼の表情を象徴する口元をへの字に曲げ、不機嫌さを隠す様子も無かった

夜は更けている
────更けて行く一方なのである。
彼の近くの街灯が、虫取りの役目を担うべく、明るいオレンジ色の光を発し始めた。

//途中フロオチを挟みますが其れでも宜しければ絡んでやってくだちい……
//何でも募集です!!
844 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 19:17:52.65 ID:b4ScmyEbo
>>842

『ギュィィィィーーーン…ガゴッ……シューー…ガガガガ…ガシャン…』

その槌は絶世の美女のような容姿、声の男性に当たる、
そこから槌にある異変が起きる、槌の内部で何かが、開いたようなそんな音
そして槌のあらゆる場所からブースターのような物が飛び出してくる

そして槌はそれにより、男に当たるまでの速度より遥かに高いそのスピードで、同じ軌道を辿り男の前から姿を消した

勿論、気絶している男には、その様なことが目前で起こっていることなどいざ知れず

そしてその巨大な槌は女性の手元まで戻ってくる、
「オイオイ…戻ってきたよ……何かに当たったか?」
「あー…変な物にあたってなきゃいいんだけどねぇ…」
手元に戻ってきた其の槌を女は自信の手に戻し、その槌が飛んでいった方向、戻ってきた方向へ歩き出す
牛、馬、そんなものに当たってなきゃいいが…
いや……その辺の小屋に当たってなきゃいいが…
内心、そう焦りながら、その方向に向かって歩いてゆく、そして女は見つけるのだ、その大槌の当たった物、いや者を…

うはー…ありゃ人だよ…あいつに当たったとしか考えられん…
そう女は思う、その状況的に、そう判断する、その者意外周りに障害物など何も無い、
そしてその戻ってきたその時間など、そう云う事を考えながら、女は、その女のような者に近づいて、声をかける

ただ、寝ているだけならいいのだが……その者にあたってなければいいのだが…

そしてその者の手前まで足をやり

「おい、アンタ……ここにさっき何か飛んでこなかったか?」
その一言だ、女性はまだ、その者に当たったことなど、分かるわけがない、当たったかもれないという予想だけ
その気絶しているのも気づかない、寝ているだけかも知れないのだから

その頭にできたコブのような物、それを見ながら、なにか嫌な予感を感じながら…声をかけた
845 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 19:31:14.04 ID:s0ydqnnw0
>>844
【なんと彼に激突した後大きな槌は変形し、その場から逃げ出したのだ】
【勿論、彼はそれを見ていない。気を失っているのだから】

【てるてる坊主は未だ彼を照らし続けている】

【そこに女性が近づいてくる】
【どうやら先ほどの槌の持ち主であるらしい。倒れている彼に声をかけている】

「……………」

【無視。ではない、絶賛気絶中なのである。返事などできるわけがない】
【目を見開き気絶している姿は軽くホラーである】

【とりあえず彼は声をかけたり揺さぶる程度では起き上がらないだろう】
【痛みに耐性はまるでないのだ】
846 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 19:49:43.53 ID:b4ScmyEbo
>>845

返事がない……これは不味い、その女のような者の顔を覗くが、その表情は白目を向き、頭にコブが出来
確実にその槌が当たっのだろうと予想できる

「あっちゃーぁ…………死んでなきゃいいが……」
「オイ!大丈夫かアンタ!?返事をしろ!おーい!」
女は、その女のような者に近づいて、その体を揺すってみる
その声はとても大きくて、その揺すりも大分激しくて、だがその者は目覚めない
だが体は温かい、冷たくはない、これは死んでいるわけではない…そう思い、内心ホッとはする、
不幸中の幸いだ、女性にとっても…その女のような者にとっても、と自分よがりな考えを展開しつつ、その起き上がらない者
その現状に困ってしまう

「困った…これは困った…クソ…どうすりゃいい…」
そう暫く考えて、何かが頭の中で閃いた、そうだ!同じ衝撃をあたえれば…
……いや、痛みをあたえても気絶する人間が目をさますのかと、そういう事を言う人間もいるかもしれないが
その状況で冷静な判断など出来るはずもなく、その場から少しだけ離れ、槌をハンマー投げのように、体を捻り、回転させる


そしてその者目がけて追い打ちの一撃、其れをはなとうとしたその時である、女性は不思議な物体を目にしてしまう、
その浮翌遊している、てるてる坊主、女は恐怖した、なにかお化けの類なのか、これは怖い…
この女も人の子で、お化けなどそういうモノにはめっぽう弱い、そしてそのてるてる坊主に気を取られたせいか、
投げる寸前に手元が狂う

その槌の軌道が僅かに変る、本当はその気絶しているその女のような者を狙っていた、だが軌道がそれる
その槌が当たる場所、それはその者の真横、槌があたるギリギリのその者の真横
槌はものすごいスピードでその地面に突っ込む、
そして大きな振動が起きるのだ、その揺れは、電気ショック、それ以上の振動を与えるであろう、
その者には当たらない、だがその真横に槌が直撃する、そして振動が起る



847 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 20:02:27.79 ID:s0ydqnnw0
>>846
【ぶんぶん揺すられても、大声で話しかけられても起きない】
【起きる気配すらない。何故なら脳震盪を起こしていたからである。というより起こしてなかったら奇跡である】

【おいこら!二回も間隔をあけずに脳震盪を起こしたら「セカンド・インパクト・シンドローム」なるものを起こしてしまう】
【なんとそれが起きた場合の致死率は50%以上である。この場合確実に死ぬだろう】

【と、女性はてるてる坊主を発見し、驚き、手元を狂わせる】
【との巨大な槌は僅かにそれ、彼に直撃するのだけは免れた。いやー危ない】

【その槌の通過に伴い空気が振動し、彼に刺激を加えるが起きない】
【実は彼の脳震盪は結構な重傷であり、すぐにでも病院に搬送しなければあと約一時間ほどで死に至る…らしい】
【さらに病院で適切な処置を受けたとしても後遺症が残る可能性は大】

【中の人は安易にぶつかったことを今更ながら後悔した】
848 :【逆銀義戯】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 20:07:30.73 ID:1n9j/72Io
あー、誰か雇ってくんねぇかなー。
【公園のベンチに座ってプラ容器入りの蕎麦を啜る青年】
【前髪が左一方だけ伸びて左目を覆い隠し、服は今時のああもうwiki参照でいいじゃない】
【服も髪も相当にハデだが、本当に目立つのはその両腕なのだから】

【霜が降りたように冷たく光る白銀の腕】
【しかしそれが一見で『義手』と至るには時間がかかるだろう】
【それほど滑らかに、指で押せば僅かな弾力を返すのではないかというほど精巧な『腕』を形作っていた】

しかし儲けては消え、儲けては消え……ここらで一発、ドカーンと大口で入らねぇか、なっと。
【大口を開けて蕎麦を口に放りこみながらそうボヤくと、膝に肘を置いてまんじりと動かない】
【今青年の頭の中ではこれまでの数えきれぬ金儲け計画が飛び交っていた】
849 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 20:17:02.79 ID:hNrgb0/7o
//チラリと、>>843で再募して見たり
//フロオチングの可能性は亡くなりました故……
850 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 20:26:52.38 ID:b4ScmyEbo
>>847

土壇場で思いついたその作戦も見事に失敗だ、此処でやれること、それはもう一つ…方法がある
その槌の機能のひとつ、雷撃…だがその雷撃は雷…そのダメージに匹敵する、そんなモノが当たるとなると
確実に人生終了である、
雷撃を調整することも出来ない、さすがにそれは危険であると、そう判断した女性は
ため息を付き、そのてるてる坊主に怯えながら

ソロソロと、その女のような者に近づくのである…

とりあえず人のいる場所に、そんな場所に移動しなくては…女はそんな時の応急手当的な事などもまったくわからない
悩みに悩んだその結果

そうだ!専門家!こんな時のための専門家!総病院に連れていこう!
巨大な槌を持ち、大きなコブを作った者を担ぎながら病院にはいるとなると、そうとう怪しまれるであろう
だが、そんな事考えている場合ではない、女は行動した、それはもう素早く行動した、

てるてる坊主に怖がっている場合でもない!女は決意した、病院につれていくと!
そしてその気絶した体を持ち上げ、背におぶる、女だとは思っていたが、胸が無い、
「チッ、男かよ、なさけねー」
そんな悪態を吐きつつも、女は必死である、その者を死なせまいと、そしてその男をおぶって、その槌を掲げた

『ギギギ…ギギ…ギュいいーーーーーーーーンン、ガガガガガガ………』そんな音を出しながら
槌からはまたもやブースターらしき物が現れる、その排気口のようなものからマフラーのようなものから黒煙を吐き出したかと思うと
女は走りだす
そして…………『キュキュキュ……キュキュキュ…ギュギュ…ギュイイイーーーーイイ…ギョオオオン、』
槌がうなり声を上げ、そのご聞こえたのは、やたら大きな爆発音、そのブースターからはプラズマのような物が吐き出され、
そこから急加速!

そして……色々省き………

ーー病院…
そのスピードでも振りをとされることは無かった、何故か?それはしっかりその男を結んできたからだ、自分の体と
何で結んだのか?
勿論縄などそんなモノは全く無いわけで、急に出したそのものは、女性が履いている、その網タイツ、これは仕方が無いことである
それしか無かったのだから……

「先生……何か人が倒れていて……、」
そう一言話し、その男を明け渡す、はい…嘘を付きました、まさか自分がやったなんて言えなかった
だがそこはバレていて、その者たちからは白い目で見られて……

男はあこバレていく、ICU…集中治療室へと……
この先どうなるだろうか……女はただただ、その待合室で、ハラハラしながら、その結果を待つ
大事な人を無くすかもしれない、そんな例えであるが、そういう風に外からは見えるであろう、おんなはただただ待つ

あとはその男の精神りょくの問題である………
851 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 20:43:14.22 ID:s0ydqnnw0
>>850
【てるてる坊主に怯えながらもなんとか倒れる男を避難させようと頑張る女性】
【背負われたところで男だと気付かれた。というとなんだか男であることを隠そうとしているみたいだが別にそういうわけではない】
【寧ろ、女に間違われることを怒るくらいだ。この容姿は望まれたものではない】

チッ、男かよ、なさけねー

【と言われたって……大概の人間は今の一撃でノックアウトされてしまうだろう。ハンマーが頭に直撃して立っていられる人の方が少数派のはずだ】
【普段ならば憤慨し、雷の一発でも落とすところだが、気絶しているのでそんなことは出来ない】

【何故か網タイツでガッチリ結ばれて、固定されたがその扱いに反発することも叶わない。気絶しているから】

【某病院】

【何の躊躇いもなく嘘をつく女性】
【まあ、巨大な槌を持って自分は無関係です的なことを言われても説得力はまるでない。皆無である】
【医者や受付や患者やらに白い目で見られていた】

【そして、手術…でないが、なんらかの適切な処置が施されているだろう】
【集中治療室。なんと三回目】

【数分後。医者が出てきてこう言った】

『一命は取り留めましたが、記憶障害…つまり記憶喪失を起こしている可能性が高いです』
『さらに嘔吐感や頭痛、眩暈も避けられないでしょう。兎に角、最低でも一週間は安静にさせること』
『それからですね。あの方は頭に岩が当たったような傷がありましたが?なにか知りませんかな?』

【もう医者はこの女性がやったんだろ。と決めつけ気味であった】
【だってハンマーだもの】
852 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 21:01:23.39 ID:b4ScmyEbo
>>851

一命は取り留めました、その言葉を聞き女は安堵する、今まで心にあった霧がすべて晴れ、
その緊張しきって硬くなった体、その体の力が一気に抜ける
力が抜けすぎたのか、椅子から転げ落ちてしまうが気にしない

だが次の言葉で、そのせっかく晴れたその霧も再び登場、女は絶望する、記憶障害…
やってしまった……私が手を話したばっかりに、男に絶大な致命傷を負わせてしまった……その可能性が有るとその言葉など耳に入らず
女は絶望する、何方にせよ可能性が高いと言われているのだ、聞こえていたとしておそうそう変るものではないが…

「記憶……障害……?え…?どういう事ですか?先生…記憶障害ってどういう…」
唐突にそんな事言われても、私は誰?此処は何処?みたいな感じですか?など聞けはしないし聞く事もない、さすがに底はわかっている
そんな常識はずれではない

そして皿にその医師からの攻撃が女性の胸を炒めることとなる、傷があったが、何かしらないか?
確実に私を疑っている、この医者…確実に私のせいだと思っている…
いや……確実にその女のせいなのではあるが……そのパニックを起こしている事により、そんな事を考えてしまう

「い…いや……分かりません……」
等々に出た言葉であった、まさかの嘘を突き通すらしい、その巨大な槌を持っている時点で確実に怪しいのだが
そんな事考える余裕もない、その男の事、自分自身の事、女の頭はパンク寸前である、加害者のくせに何故か涙目である
女も普通の人間なのだ、これほどの惨事が急激に降りかかってくると、それは泣きたくもなる、どうしていいかわからなくもなる

「それはそうと…今は無事なんですか?意識は…意識はあるんですかっ!?」
「安静ににって…今日は出られないって事ですか?先生!教えて…教えてください…ッ!」
此処で話の流れを変えてしまおうと、そういう魂胆では全くない、ただ、本当にそれが確認したかったから
意識があるといろいろ不味いとか、そんなことなども一切考えていない、と言うか…考えられる状況ではないのだ、その女自信が……

なんというか夫を心配する妻、そんな感じに見える人は見えるだろうか、だが、女はただ心配しているだけで
男の心配と自分の心配、その両方で満身創痍なわけで……

その涙がたまる其の瞳で、その医師に問い詰める




853 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 21:13:35.79 ID:hNrgb0/7o
紛れも無く夜
一部の隙も無く夜であると、百人中、気が狂っている一人以外の九十九人が声を揃えるに違いない

三十分の一の確率で完全な円形である月も東が空に黄色く其の姿を現している。
帰途に就く幾人かの人々は愛する妻子、或は家族、もしかすると愛していないかも知れないが……取り留めの無い靴音と吐息を響かせていた


「……もっと、キラキラした眼をした奴はいねぇモンかなぁ……」  コツン

閑静な駅前
此の町の駅は余り商売繁盛、千客万来と言う金が金を呼ぶ、経営者にとっては都合の良い事態になっている訳では無い様で
大き過ぎないが、小さいとも言えない程度の噴水の縁に腰掛けて居る彼の言葉は良く通る
道行く一般人は、彼のぼやき声に苛つきを覚えたのか彼の方を顔を回して、眼を動かして見るが
彼の其の見た目─────皮と金属で出来た大仰しい目隠し────を一目見ると
居心地と、場都合の悪い顔をして逃げ去る様にそそくさと、其の場から立ち去っていく

彼は両手を乗せた黄金に光る杖で一度、石畳の地面に押し付ける様に軽く叩くと
多くは無いが、彼の表情を象徴する口元をへの字に曲げ、不機嫌さを隠す様子も無かった

夜は更けている
────更けて行く一方なのである。
彼の近くの街灯が、虫取りの役目を担うべく、明るいオレンジ色の光を発している

//時間帯修正…… 再度シックス
//何でも募集です!!
854 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 21:15:35.26 ID:s0ydqnnw0
>>852
『最初は名前くらいしか覚えてないだろうね……でも脳震盪は基本的に安静にしておけば回復するから』
『それでも怪我の前後の記憶は普通思いだせない。そして今回は脳が揺れただけでなく、脳出血も起こしているから……もしかしたら思いだせない事象も多いかもしれない……』
『本当に絶対安静にね。気分も優れないだろうし』

【事故の前後はほぼ確実に損失するそうな】
【証拠隠滅!】

『………きみ…まさかとは思うけれどその大槌で殴ったんじゃないだろうね?』

【まず院内にそんなものを持ち込むな、とツッコんだ】
【それに殴った、なんて生易しいものではない。ハンマー投げである】
【それが当たるなんてすごい確率である。不運としか言いようがなかった】

『意識は朦朧としているけれど、一応ありますよ』
『そうだ、きみは彼女の親戚かなにかかい?それとも本当にただ発見しただけ?』

【この医者、彼を女だと勘違いしている】
【普通、ただ発見しただけならば病院に連れて行くことはあっても、こんなに親身になって泣きそうになったりはしないだろう】
【医者はその部分でも女性を不審に思い、怪しんでいた】

『あとで部屋に搬送するから。少なくとも一週間。大事を取って二週間は動かないほうが賢明だね』

【つまりは出られないと言うことである】
【会話くらいは出来るかもしれないが】
【部屋に向かうのであれば虚ろな目で頭に包帯をグルグル巻いて、頭痛に頭を抑え顔を顰める女性のような男性に出会うことだろう】
855 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/15(水) 21:34:18.39 ID:/i2qG4QU0
>>853

【とある事務所から出てくる男】
【街灯に照らされた黒スーツには真新しい血の匂いが僅かながら匂う】
【要は、御仕事上がりである】

「全く、こんなとこまで出張るとは思いませんでしたよ。
 裏方も大変ですねえ」

【涼しく湿り気を帯びた風が、体を包む】
【物憂げな目をして、家路をゆったりと進む】

「戻って、アイスコーヒーにでもしましょうかねえ」

【そう言って、浮世離れした男性とすれ違う】
【目隠しをして歩けるのか、とも思案しつつ】

/絡みにくいかもしれませんが、お願いします!
856 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 21:37:01.19 ID:b4ScmyEbo
>>854

安静にしておけば回復する、その言葉は助け舟、女性はすぐさまその助け舟に縋りつく、心の霧も晴れぬ現状
すがり付けるものなら何にでも…そういう感じである

「じゃあ……無事なんですね……彼は…よかった……」
よかった、自分が人殺しにならなくて、よかった彼が死んでしまわなくて、本当によかった
重くのしかかった何かは次第に軽く軽く…その重みを和らげる、そして女は彼が彼であることを知っている、
普通にそういうであろう、彼と…

だが、医師の攻撃はまだまだ続く、追い打ちのように、その言葉は心臓を貫く
殴ったか?いや殴ってない………嘘ではない、でも本当でもない、だが女は深く考える余裕もなく

「いや殴ってないです、申し訳ありません、これは私の全てなんです、これがないと私は生きて行けないんです!」
「少しちょっとした……事故なんです……」
それも本当のことではあるその槌から流れる電気、其れで槌をあつかえるようになる篭手が機能する、槌がない状態だと、篭手が壊れてしまう
だから、常にその槌は、持っていないとだめなのである、一般人にはわからないであろうが
それは本当のことである、だがその言語の攻撃に女は負けた、詳しくは話さなかったが事故だと…そういった
警察を呼ばれるだろうか、呼ばれたら事情徴収から色々と大変なことになる、
警察を呼ばれたら終わりだ、さすがに隠すことは出来ない、女はその焦りもあったが、呼ばれたら呼ばれた、それも仕方がないと
そう思うように、いや思うしか無いと、そう言う感じ

そう、普通は、通常はこんなに親身にはならない、だが今回は状況が状況なのだ、自分が加害者なのだ、
事故とはいえそんな感じなのだ、自分の心配もしなければならない、男も気になる、其れは其れは、パニックで、そんな状態に陥る、
少なくとも、女性は今はそんな感じ、

女は部屋に向かおうと、そう思っている、流石にこのままだと気が気ではない、その男がどうなったか、其れくらいは知っておきたいし
無事である事をこの目で見ておきたい、これからずっと、今この場で、すぐ帰ったとして、ずっとその男の事を考えている、無事であるかを
考えるなど、そんな事は嫌なのだ、気持ちが悪い、心のモヤモヤもずっと抱えているなど気持が悪いことである

そしてその女は医者に聞く、
「一度合わせてください、無事かだけでも…お願いします…」
巨大な槌を持ち、顔には3本の大きな傷がある、そんな怪しい女ではあるが、これは本心である




857 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 21:47:13.73 ID:hNrgb0/7o
>>855

前方から漂ってくる香り
フレグランスとか、芳しいとか類の香りではなく
矢張り、其れは『臭い』と表現した方が、より正確に、より精度が高い測定を行えるだろう

噴水の縁石に腰掛けたまま擦れ違いそうになる男を彼は
眼が頭上にあり本体には眼が見えると言う機能を完全破棄し、微かに臭いに強い彼の鼻を
総動員させると共に、男の顔を頭上を飛ぶ不可視の眼で追い掛ける

─────彼が最も其の男に於いて気に掛けたのは


………コツンコツン

「……其処なアンタ。 綺麗な眼をしてんのに…変な眼の色してんだな」


目の前の男の其の物憂げな瞳に対して……である
もちろん、血の臭いや、その他諸々の雰囲気なども気に留めている様だが
開口一番、一等賞の言葉は、此の様な言葉になったのであった
───口元には意地の少しばかり悪そうな笑みを浮かべ、目隠しが在っても彼の感情を描き出している様で……
858 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 21:52:32.26 ID:s0ydqnnw0
>>856
「事故?」

【とりあえず後で詳しく聞こうと思った】
【警察に連絡するかどうかはその話のあとに決めることにする】
【生きていけないなんて大げさな、どうせ比喩だろうと決めてかかっている。普通の対応である】

「その話はあとで詳しく聞かせてもらうことにするよ。単なる事故なのか、どうかをね」

【そこでこの話題は終了。後回し】
【とりあえず女性に患者である男を合わせることにした】
【医者は一歩前に出て先導するように「ついて来てください」と女性に向かって言った】


【162号室】

「あたたた…」

【そこには包帯がグルグル巻かれている頭を右手で押さえている美女っぽい男がいた】
【誰かが入ってきたことには全く気付いていない。神経系や目、手足にも異常をきたしているのである】
【特に左半身は痺れが取れないようである】

『どうぞ』

【女性に彼と話すように促す】

859 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 21:57:17.69 ID:KG9o+7uK0
>>830
「……うん、良いのよ、別に良いのだけど……」
「も少し、持ち方考えない……? 二十歳半ばにもなってダッコとは屈辱的なんだけど」
「ね?お姉さんガチと書いてマジな本気で屈辱的よ?」

鞄が空高い虚空に支え無く、舞い落ち、湊クンは黒服に対し脅迫を掛ける、実に狡い手だ。
脅迫交渉中にも関わらず、赤ん坊的ダッコに対し台詞が被る様に文句を呟き口調で告げる私が
馬鹿みたいだ、馬鹿だが、それより男性に抱えられるのは生涯初かも知れない
修羅場は味わいたく無い故、妹の事有り間違った感情は抱か無いし
家族的スキンシップの事前演習と思えば何て事は無い……事も無く、別の事を考えないと落ち着かない
あー……明日の朝ご飯は……

「ハムエッグね」
「……っと、湊クン、なかなか粋な事するじゃない」

半ば無心気味に、其れ等の様子を覗いて居たが、黒服が慌てふためく様子は
魔王的な何かに成った気分で非常に気持ち良い。
剋目せよ、我は女帝ロックベルなり、我は汝の畏怖の象徴に有り、即ち汝等を不幸せしめん
とか言ってみたかったり

「ふー……空って愉しいわね」

どうも遊覧飛行は終わりらしい、も少し高見の見物をしたかったが
860 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/15(水) 21:58:55.78 ID:/i2qG4QU0
>>857

【呼び止められた、如何にもと言った風貌な男に】
【男の目は一般的な黒目なのだが、一体何についてだろうか】

「きれいな目と言うのはありがたく頂きますが、
 変な色の目とは、初見の方には礼を失するのでは?」

【相手の顔を直視せずに答える】
【その笑みに、男は反応もせず】

「それにしても、どうして私の目を私を見ずに答えられるのです?」

【疑問を返す】
【まだ警戒態勢には入っていない】
【男の鼻にも血生臭い匂いが鼻腔を撫でた】【あまり、気持ち悪いものでは無い】
861 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 22:08:44.38 ID:b4ScmyEbo
>>858
その冷静な対応、なんて嫌らしいのだ、女の悩み事の種はまだまだ続きそうである
しかし故意に殴ったわけではないし、自身もまさかそんな事になるとは思っていなかったわけで…
だが女はなにも言えなかった、普段はこんな口調でもない、そんな性格でもない、ただ、今は普通の一般人
能力もなにも持っていない、そんな一般人、大きな槌も持っているけど、ただ、自分の保身、男の心配、それに満身創痍になる普通の女性である

女は黙ってその医師についてく、心ここにあらず、そんな様子で、女は付いていく
そしてその医師があしを止める、其の部屋の前で

162号室

そこにあの男がいるのだろうか、何か声が聞こえた、
よかったと
喋れてて良かったと、女は思う、初めて聞くその声、やはりどう聞いても女性の声である
その声につられ、医師に声も聞こえているのか、居ないのか、分からぬままその部屋に足を踏み入れる

そしてその男と対面する
その容姿、どう見ても女そのもの、何といえばいいやら、自分より格段に綺麗である、

そんな男の前に女性は立つ、顔に大きな傷が複数ある、篭手をして、大きな槌を持った女性が男の前に立つのであった

その男の表情をみて、その腫れた体を見て、その包帯が巻かれている体を見て、女は声が出なかった

自分がやったのだ
自分が男をこんな状況に陥れた、そんな事を考えながら、悩みながら、女は言葉が出なかった
何か言わなきゃ、頑張れ私、そう思っていても、その声が喉から先へ出ない、なんて声をかければいいのか、全く解らない

だが、そんな事も行っては居られない、自分がやったこと、その責任は自分にある、
誤魔化すこともできるが其れも気持ちが悪い

そしてそのでなかった言語、その声が喉から先へ、喉を通り抜ける

「ごめんなさい……」

たったの其れだけ、記憶がない男には何のことか解らないだろう、しかし女はこの言葉しか思いつかなかった
誤ったところで何とかなる、そういう訳でも無いのに、誤って楽になる、そういう気持で言ったわけでもない
相手がどう受け止めるか、それは相手次第だが
女の第一声はその言葉であった
862 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 22:14:30.93 ID:hNrgb0/7o
>>860

男の反応に若干の驚きを隠さずに唾を飲み込む彼は
反応自体が喜ばしい事だと言わんばかりに、そそくさと口を広げ
口腔より、声を発し始める


「そりゃ、失敬。 こんなモンなばかりに、遂、老婆心が働いちまってな……」
「………でも、マジで綺麗な黒い眼をしてんのに」
「…そんな、何と無ーく 気が塞いだ様な眼の色してちゃー勿体無いぜ?」

素直に謝罪の言葉を即座に投げ掛けると、しかしそれでもと言った雰囲気で言葉を発する
男は直視していないかもしれないが、彼の不可視の瞳は確かに『目の前』の男を直視していた
丁度、夜も更け終わり始め、電車から降りて来る人間の姿もかなり疎らに為っている
───噴水から発せられた水にオレンジ色の光が投射されて幻想的な光をそこ等中に撒き散らしている

………コツン

「……──────……アンタの眼を見て答えたからに決まってんだろ?」
「────……人間、十中八九は眼で見てないモノに関して話すなんて言う事はしないからな」
「其れとも、アンタは眼で見ずに雰囲気だけで人を推し量れるっつうのかい?」

噴水から撒き散らされた光を、更に黄金色に再変換し、もう一度空中に投げ掛けているのは杖
其の杖を軽く打ち鳴らしながら、彼は舌を突き出しつつ言う
其の言葉に一点の嘘も混じって居ないのであるが、男は信じることが出来るだろうか
863 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 22:19:09.05 ID:hNrgb0/7o
>>862
//ぎゃー
//途中に  眼帯を左手人差し指で指差しながら を付足してくだちい……
//申し分けない
864 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 22:19:17.45 ID:ES/WHaqro
【路地裏】

【ひんやりとした暗闇の奥にソレはあった】

………誰も通らないわ。

【ソレは、とても透き通ったモノで】
【世界からその部分を切り離したかのように、時間が停止していた】

【時折、がつん、と何かを叩くような音が路地裏に響く】

私の古い頭を使ってしても…。
ヒビすら入らないなんて。
あの能力者は、とんだ頑固者なのかしらね。

【黒髪の少女は氷の棺に納められていた】

【生きたまま】


【たまに聞こえる打撃音は、棺の内側からヘッドバットをかまして棺の破壊を試みている音であった】
【その音は、路地から離れた場所からでも小さく聞こえるかもしれない】
865 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 22:27:32.44 ID:s0ydqnnw0
>>861
「うに!?」

【いきなり目の前に顔に大きな傷が複数ある女性が現れた】
【口も麻痺しているのと驚きが相まって素っ頓狂な声が漏れた】

【何故かは分からないが謝られた。唐突に、何の前触れもなく】
【所々記憶のない彼には何がなにやらサッパリである。困惑する】

「えあ?なんのほとれすか?」

【口が麻痺しているのでかなり寸足らずになってしまった】
【ちなみに眩暈も起こしているので、女性の顔はぼやけて見えている】
【目もどことなく虚ろで焦点が定まっていない】

「あたた……」

【頭に鋭い痛みが走り、思わず顔を顰める】
866 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/15(水) 22:30:51.10 ID:/i2qG4QU0
>>862

「いえいえ、このような私に世話の一つでも焼いて頂けるだけで十分ですよ
私も、目の色を褒められたのは初めてでしてねえ」

【嬉しそうな声を聞き、こちらも少しばかり嬉しくなる】
【謝罪の言葉も恭しく返して、憂いを込めたような言い方をする】

「この憂き世にどうして心晴やかで居られるのでしょうかねえ?」

【近頃の色々に心も如何ともし難く沈んでいた】
【学園と教団の関係等々である】
【疎らな人と、水に光を溶かして駆け上る噴水は勢いの差に、どうにも興が乗らない】

【目隠しに何か細工でもあるのかと思いつつ】

「左様で、なんとも器用なことで
私は、人の目を見ないで話すこともままありますが」

【すこし、考えたような間を置いて男は】

「声では届かぬものも、またありますよ」

【諭すように言った】
867 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 22:34:11.76 ID:zCQWXqDZ0
>>859
「あぁすみません、お姫様抱っこはロックベル限定です」

「次点で、おんぶならセーフってとこですかね」

【赤ん坊的抱っこ続行中、脅迫続行中ながら腕に抱えた女性からブーイングが飛び出した】
【体のサイズ的にこの抱え方がベストだと思ってしまった 言わないけど、言ったら痛い目を見るだろう】
【残念なのか幸いか、女性は彼の好みのタイプに当てはまらないので自然に会話する】
【全くためにならないこだわりによって、結局最後まで赤ん坊的だっこを続行した】

「………ベーコンエッグの方が好きかなぁ って何の話ですかねこれ?」

「フフフッ、元からこれが俺の仕事内容ですからね」

【黒服が一人もいなくなると、手伝ってくれた女性に、本日の『仕事内容』を暴露】
【実は『ショルダーバックを川の中に運ぶ』 それが、今回の仕事だった】
【荷物の内容は知らないが、どうやら破壊すべきものらしい なので、最後のダメ押しで蹴り飛ばしたのだ】
【内部の人間の裏切りなので、それに気づかれないようにある程度は逃げる必要があったのだ と、男は語った】

「ええ、僕も空は大好きですよ」

「―――だからこんな能力なのかもしれないですね」

【地上から空を見上げながら笑顔で、煙草を取り出して銜える】
【見た目少女だが、もう成人しているから問題ないだろう と、考えているが相手は医者である】
868 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 22:41:01.07 ID:b4ScmyEbo
>>865

記憶障害、男はそうなっていた
男は何も知らない、今のところは、覚えていない、
だがそれが女性には辛かった、まだ、それで喧嘩を売られたほうが、なにか怒鳴られたほうが楽である

だが、そう上手くも行かない、呂律がまわらぬその言語、
頭痛が酷いのか、痛みがあるのか顔を顰めるその表情
そしてその虚ろな目の動きも、
全部、私が発端だと、そう思い、自身が思っていたより遥かに重症であるその男を見て表情が強張る

なんともできぬ、その気持ち、
なんて純粋な言葉なのだろう、あれ?何のことですか?

男がそうなったのは女の責任、その男にの言葉を聞いて眉を顰める

「それ、私のせいなんだ、あなたがそうなったの、私のせいなんだ」
そう言って、男の包帯、其の腫れ、其れに向かい指を指し、その槌を前ちょいと出し、
貴方は此の槌にあったたの、そう言わんと槌を見せる

「だから、ごめん…其れしか言えないけど…」
記憶があったら私をどうしたいだろう、恨むのだろうか?そんなことを思いながら
その事実である、合ったこと其れを話す、
その投げた槌が当たったこと、そして個々まで連れてきたこと、
その事実を説明しながら

869 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 22:48:28.76 ID:hNrgb0/7o
>>866

杖を突いて噴水の縁石に座る彼は
顔を相手の方向へキチンと向けており、しかし其処から視線が飛んでくる……と言う様な感覚は受けない
どちらかと言うと、薄っすらと微かな視線を色んな角度から受けている事を
機微に気付く事も在り得なくは無い


「確かに、黒い眼は此の街では特に目立つ代物じゃねぇが」
「…綺麗な黒さってのは、此の奥の黒さが全然違うのな」

不可視の眼で相手の眼を覗き込むように見、嘆息を漏らして
自分の眼帯の上から左手人差し指を使って、左目の中心部辺りを目隠しの上から押さえる
漏らした嘆息は、夜の未だ肌寒い空気に晒されて、吹き飛ばされ、薄れ、消え去った
しかし、彼の何処か美しいものを見た後の感慨深そうな口元から
其の表情が、奪われてしまうのは、もう少し後の話になって来そうであった……

………ザリザリ

「……それじゃあ、相手も其れなりの対応になっちまうぜ?」
「………まぁ、アンタは丁寧だし、んなこたぁねぇだろうがな? ははは」

杖で地面を削りながら彼は、杖を掴んだ状態で肩を竦め反応する。
しかし、相手の人の良さ……を身勝手に感じ取ったのでそう言って笑ったのであったが

「……そうは言っても、俺の情報交換ツールは声……ぐらいしかねぇんだよ…」
「……あーっとぉ……そういやぁ、もう壱つだけ聞きたい事が有ったんだわ……」

………コツン コツン

「─────……んで、アンタはそんなにくせぇんだ? 血の匂いがする程に」

男の諭す様な声に、しょうがないと言った雰囲気を醸しだして、口と臍を少し曲げて反応するが
気がついたように、質問をしてみる。
彼の感じ取った、其の『臭い』について。
870 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/15(水) 22:49:16.96 ID:OiAMcJYE0
>>864

………ん。

【それと時を同じくして、長い銀髪の女は繁華街を歩いていた。】
【今日も弟は見つからない。もう諦めて帰ろうかとしていた時に、小さく聞こえる物音。】

【あれは路地裏から。】
【好奇心旺盛な女は、迷う事無く路地裏へと歩を進めた。】

【そこで見たものは、透き通った氷のような…いや、ひんやりとした空気が流れているから氷だろう、氷の棺。】
【そしてその中にいる、黒髪の少女だった。】

…大丈夫?

【何が?】
【棺を見つけて近寄り、黒髪の少女に向けて放った第一声が、それだった。】
871 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 22:53:38.78 ID:s0ydqnnw0
>>868
【存外重症だった】
【頭を強く押さえつける。痛みは止まらない。嘔吐感がこみ上げるがそれはなんとか耐える】
【簡単に言えば常に酔った状態なのだ。乗り物酔いの酷い状態がずっと、絶えず続いているような】

「うぇ?」

【女性の話をよく働かない耳で頑張って聞き取ろうと試みる】

【女性の話で大概のことは理解できた。思いだすことはできないが】
【自分の頭に女性の持っている槌が激突し、昏睡状態にあったこと。それから彼女が自分をここに連れてきたこと】
【それで初めて自分が今いるのは病院なのだと知った】

「あれや……」

【あちゃー……と言おうとしたらしい】
【彼はまずベッドから起きようと思った。が、それは医者に激しく止められたので寝たまま話すことに】

「いえ、おえのふつーいってゆーか」

【訳:いえ、俺の不注意っていうか】
【普段ならば見境なく雷ドーンなところであるが、記憶がない。さらに気分も調子もあらゆるものがすぐれない】
【性格も落ち着いた状態に。反撃とか怒るとか、なんかどうでもよくなっている】

「おえ……」

【突然今まで以上に気持ち悪くなり、吐きそうになる男】
【現在必死で耐えている】
872 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 22:54:17.42 ID:ES/WHaqro
>>870
【額が赤く腫れ始めた頃】
【久しぶりに人の声が聞こえた】
【少女は反射的にそちらへと振向き】

視力はいくつ。
これが大丈夫に見えるなら、一度私がその目玉洗ってあげる。

【無表情ではあるが、かなり苛立った様子の少女が棺の中から毒を吐く】
【棺の足元に落ちている、鉄色の帯(蛇)をぎり、と踏みしめながら】

あと。

お助け。

【氷の壁に白い指をつき】
【何の警戒心もなく近寄る銀髪の女に助けを求めていた】
873 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 22:58:20.63 ID:KG9o+7uK0
>>867
「はぁ……ま、人様の生活事情にあーだこーだ言うのも癪だけども」
「実際はあんな事危険よ、万一も無いって、貴方は言ったけど万に一つは、有るのよ」

「万は無くとも億かも知れない……ぁー、要するに、妹を悲しませる様な結果にはならないで頂戴」

私は事情を聞く也にも、手慣れてる様子が良く解る、解るからこそ、危ういと感じるのだ
もし黒服が拳銃でも携帯してたら?なんて想定して見たら万一は有り得る
臆病者の発想かも知れないが、必ずしも臆病な事が間違いでは無い。
にしても、そんな忠告を為しても目の前の男は頑固意志強固故に、変わらないだろうが
せめて、危ない仕事を止めろ、と言わず、身を案じさせる忠告をした。

「私の妹は歌が好きだから、あんな能力を持ってた訳だしね」

歌が力に成る、と言う事実に妹は負い目を感じて居たが、私は歌への熱意がそのものに
溢れる様で、嫌いでは無かった、今は失われて居る、が
ーーー……多分、彼女の光は潰えて居ない。

「其れより湊クン、例のブツ、どう?」

私は手を重ね、はぁと♪を作り悪戯心満ちた笑みで“例のブツ”について私は話を持ち出す。
妹の話をして居る内に、思い出したのだ。
874 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:06:17.60 ID:GYtejWJ0o

晦冥に座した銀盤の望月は、冴々(さえざえ)と朧夜を引き裂いていた。
当節は、鳴神月――偏狭な灯りを飲み干して、なお一層に皓々と照る。
そんな空模様を満天に据え、深閑を谺(こだま)する寂寥感伴った、繁華街。

そこへ喰い込んだ足音と息遣いは、奇妙な男のものだった。


「……オイオイ、どうして人っ子ひとり見つからねえ」


――閑古鳥の鳴き声が、触れるように。揺れた金髪は靡(たなび)く鬣が如く。

傍え、左眼が燈した蒼色のみ、幾星霜に流れた光陰を鬱積させる街区を望んで。
右眼は、文字列と円環――所謂『魔方陣』の刻された、黒い眼帯が掩蔽している。
体躯に纏うのは黒いカットソーであり。種々雑多の金属装身具がにび色を飾って。
後姿に背負うのは、長大な棺桶めいた漆黒のヴァイオリンケースだった。

――『奇怪』。得てして適語の選考を憚れば、齢(よわい)二十代前半に見受けられる、
彼の風躰は名状しがたく、されど択一は造作ないことだった。但し、洞察は難渋するか。


「誰か――、誰か居ねえのか……?
 ……つーか何で、俺はこんな場所に着いたんだ畜生ぉ!?」
「ああッもう……、……寂れ具合半端ねえな、ここ……どうなってんだ」

彼は、喧騒が途絶えて久しいだろう中央通りに佇立し、諸手を掲げ、悲愴な喚呼を発した。
もし――何某(なにがし)が、『ここ』に踏み入ることがあれば。彼の倒錯した服装に言動は、
他愛もなく看取できると思えた。二度目の残響はなく、譫言は軈(やが)て萎縮して消えゆく。


/途中で眠気で爆発するかもですが、なんでもッ
875 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/15(水) 23:07:51.17 ID:/i2qG4QU0
>>869

【縁石に腰掛ける方に深みのある黒と褒められた】

「いやはや、見ず知らずの方にそこまでお褒めに与れるとは
それほど私の心とは深みある良い心なのでしょうねえ
黒々とした私の心にも一滴の白を垂らすようなありがたいことですよ」

【訳の判らない事だが、とりあえず嬉しいらしい】
【途中目に留まった杖は、少々自己主張が過ぎると思いつつ】

「いえ、これが私のいつもなのですから
そちらも、いつものままで居てくださってよろしいのですよ?」

【落ち着いたような言い方をして、相手を気遣う】
【相手の笑ったのにも笑みをこぼした】

「そうですか、感情とはいたる所に溢れているのですよ
背中に、身振りに手振りに、と数え切れませんよ」

【と、講義するように楽しそうに話している】
【質問にも、構いませんよといって嬉しそうに返し】

【そして、男の纏う空気の色が変わった
暖色から、それこそ先の漆黒に】

「私が、血生臭いのですか?
食肉処理場の下見に来たのですが、その折にでも付いたのでしょうかねえ?」

【確認を取る様な語尾】
【ある種、見過ごせとの見えぬ意思表示】
876 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/15(水) 23:10:30.39 ID:OiAMcJYE0
>>872

…いや、ジョークだからね?

【素早くこちらを向き、毒を吐く苛立った様子の少女】
【棺の下をちらりと見て少し戦慄。すぐさま修正した、といっても修正といえる物でもないが。】

【そして、助けを求められた。】

【女は少し考え、よし、と小さく言うと頭の中でイメージを浮かばせる】
【イメージは、切れ味鋭いナイフ。】

【そして、地面に手をつけた。そうすれば、一レス後にナイフが地面から生えてくる】
【ちょっと強引で、危ない気もするが、投擲するわけでもないし、まぁ大丈夫だろう。女の気楽さは怖い。】
【というより、もっといい手段が有るだろうに。】

…ちょーっと待っててね。
ナイフでこの棺壊すから。

…で、何でこんな棺に閉じ込められてるの?

【準備を終わらせると、今1番聞きたい事を聞いた。】
877 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:14:48.07 ID:b4ScmyEbo
>>871

耳もよく聞こえていないのだろうか、確かに、この部屋に入ってきた時も
気づくのが遅かった、殆どの感覚を、人間が生きるのに必要である殆どの感覚がおかしくなっている

自分の話を真剣に頑張って聞き取る其の態度も辛くあり
なぜここまで、そんな事がいえるのだろうか、女は解らない、
男のその行動が、自分がそういう目に会っていないから、だから分かるはずもない
その男の心境など…

「不注意…私も不注意でした、シッカリ握って居なかったから…」
こんな場所に人などいるワケがないと、ましてやその手からスッポ抜けるなど誰が予想しただろうか
誰も予想できるはずもない、シッカリ握っていればこんな事態にはならなかった、たとえ相手がうつ向きながら歩いていたとしても
こうはならなかった

そして話をしている最中に、男が嘔吐の姿勢をとる、必死で我慢しているのだろうか、
そこまで気持の悪いことなのか、女は今の自分の行動も男にとっては良くはない事である、そう思った
確かに医者入っていた安静にさせてあげといてくれと、そういう様な事を言っていた

私が居ることで男は無理をしているのか、私の罪悪感のために、此処にいていいのか、そう思う

「ごめんなさい、私…」
出来ることならば、せめて物罪滅しのために治るまで此処にいようと思っていた、だが、そんな状況では無いのかも知れない
男にとっては一人で静かにしている方が楽なのかも知れない、私が此処を出て行った方が、男にとっては一番の安息になるのかも知れない

そんなネガティブ思考になる女である、女は何も出来なかった、そして底を黙って去ろうとする、
無理をさせる訳にはいかない、女にとっての否、その男にとって一番これが良いことであると
そう思考して、側にあった、其のバケツ、其れを男の眠るベットの側に置き、

其の部屋から出ようとする、男の気持ちなどはわからない、ここからは、その男の反応を、其れのみである
そして男に背を向ける、

これからどうなるかは男次第、任せて申し訳ないとは思いつつも、出て行こうとするのである



878 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:22:56.40 ID:ES/WHaqro
>>876
で。
助けるの。助けないの。

【生パスタのように平べったくなった蛇】
【それを踏みつける足を左右にぐりぐりと捻り、念入りにすり潰す】
【歯噛みを隠しながら、女の様子を見る】

地熱発電は他所でしてもらいたいのだけれど―――

【この世界は何とも奇妙なことに廻り逢える】
【地についた女の手付近から銀光するナイフが生えてきた】

【小さく感嘆の息を漏らしながらその様子を見届け】

少し。人を驚かせたの。
そしたら。

【ね。と言いたげに棺をこつこつと叩いてみせる】


ねぇ。
あなたは大切なモノって。

…ある?

【沼色の瞳で、ふわふわと流れる銀髪を追いながら】
【不遜に腕を組み、棺にもたれて救出を待ちながら少女は問う】
879 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/15(水) 23:22:56.74 ID:G/BFNJ26o
>>874

「イイじゃなイ!」

悲痛な叫びともとれる声を上げる男に語りかける一つの言葉
月光を小さく照り返す深緑色の髪を持つ一人の女こそ、その声の主であった
声色は至って軽やかに、顔には笑みを浮かべて

状況を―――まるで楽しむかのように

「栄えているのも、寂れているのも、往来が多いのも、閑古鳥が鳴くのも、
 晴れた日に賑やかな様相を呈するのも、雨の日に雨音のみが響き渡るのも

 ―――アタシは好きだナ」

歌うようにそう言ってのける
両手を広げ、寂寥感漂う街並みを広く優しく包み込んでやろうというようにしながら

その眼は現状を悪戯に面白おかしく受け取っているかのごとく爛々と輝き、
男の持つ異質な容貌もまた好奇心の対象とするかのように鋭く刺し向けられていた
880 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/15(水) 23:23:48.61 ID:zCQWXqDZ0
>>873
「危険は百も承知です、お姉さん」

「だから、自分の力量以上の仕事はやりませんよ… 別に、ロックベルの為とかそういう意図は別に」

【心配されている事がありありと見て取れたので、申し訳なさそうに笑う】
【今回の場合、最悪高飛びでもするつもりだった 文字通り、高飛び】
【愛する人の事を考えさせられると、見ての通り多大に動揺してしまった いかん、冷静に冷静に】
【最近は秘書がついたので一応は、以前より危険な仕事は減ってはいるはずだ】

「確かに… そう考えたら、納得できますね」

「今でも毎日聞いてますからね、いまだに」

【万が一壊れたりしたら、困るどころではないので今は装着していないが】
【普段は、わざわざ買ってきたカセットレコーダーを持ち歩いて聞いている 残されたカセットテープを】
【とは言えども、決してあれが最後だとは思わないし、そう信じている】

「ブツと言いますと… あ、手紙…?」

【ん?と、不思議そうな顔で女性を見下ろしながら考えると、何となく思い当たった】
【あっているかどうかわからない、ぶっちゃけそうだったらいいな という願望が8割5分9厘ぐらいある】
881 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 23:26:09.26 ID:hNrgb0/7o
>>875

………コツ…ザリ

「…自分で言いますかいな……」
「確かに、良いか悪いかは別として、清んでいる…とは、思うがよ?」
「毎日を、無意義に過ごしてちゃ、俺みたいに眼が濁っちまうのよ」

自己主張の激しい杖は、其の杖の主張を妨げるモノが存在しない為、四方八方に自己主張を行い
男は、其れを宥める様に、杖を少し土の乗った石畳の上で回転させ、耳障りでは無いが
耳当たりが良い……とは言い難そうな音声を響かせた。
呆れた様な声色で相手の若干の嬉しそうな顔を見て良い『呆れ』に変わっている様であった


「……俺は滅多なことじゃあ変わり様が無いからなぁ……其れこそ俺のアイデンティティが如何にかしてしまわない限り……」
「アンタのお言葉に、ガッチリ甘えさせてもらうとして」

「……親父は背中で語るっつう奴か? 何だかアンタ、先生みたいな事を言うんだな」
「………授業でも受けてるみてぇよ」

人間、滅多なことじゃあ変われないと彼は言いつつ、相手の気遣いに気遣う事無く乗っかり
男が講義している事を聞いて、何と無く理解し、更に其れがまるで学校の授業みたいだと言う

──そして、自身が質問した瞬間に、男の空気が変わる。 どちらかと言うと恐怖の方面に

………コツコツ

「ははは! 言いたくねぇなら、言わなきゃ良いっってのに」
「………こんな所で、揉めてもしょうがねぇんだ。 穏便に行こうぜ? 俺はアンタが犯罪を犯していようが」
「…合衆国大統領だろうが、現状のアンタしか知らねぇし」

「『今のところは』 知ろうともしねぇからよ」

されど、男は若干の震えを声に乗せたまま、貧乏揺すりの様に地面に杖を軽く叩き付け
笑い始めた。
最後の『今のところは』と言うのは、知り合って間もない目の前の男の本性が『知りたい』と思わない限り……と言う訳だろう
882 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 23:28:12.70 ID:s0ydqnnw0
>>877
「しょんなことらいっす」

【訳:そんなことないです】
【全く覚えていないので本当に自分が悪かったのではないかと思っている】
【彼に非はないはずなのだが…】
【記憶がないこと自体が気持ち悪かったようだ】

「ううぇ…」

【耐える耐える。女性の前で吐くわけにはいかない。なんとなくそう思った】
【もう顔がグチャグチャになりそうな勢いである】
【そして女性は部屋を立ち去ろうとする。それを目を細めて見届ける】
【本当は止めようとしたのだが残念ながらそんな暇はなかった】
【女性が出ていき、それを追いかけるように出ていく医者。それを見て一気にバケツに向かって嘔吐する】
【しかし、ほとんど何も食べていなかったので半分以上が胃液だった】


【通路的な場所】

『きみ。やはり君がやったんじゃないか?』

【女性を追いかけ、その背中にそう問いかける】
【つまり先ほどの会話を聞いていたのだ】

『そうと分かればこちらとしては警察に連絡せざるを得ないんだ』

【まだ帰るな的な意味の言葉を発し、女性の反応を待つ】
883 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/15(水) 23:33:56.89 ID:OiAMcJYE0
>>878
/このレスでナイフが生える予定だったんですけれども、説明不足スミマセン。
/補完しておきます…

【ナイフは地面から生え、それを拾うと女はナイフを弄び始めた。】
【早く助けろよ。】

この状況で地熱発電する人がいたら、頭どうかしてるね。
いや、地熱を持ってくれば氷解けそうだね。

【と、女はどうでもいいところで考えながらナイフを順手に持ち】

人を驚かせてそんな風になるなんてね…
短気な人もいるもんだね。

【そいつも能力者か、そう思って、】
【そして、少女にナイフが当たらないように棺の側面を狙い】

【唐突に、そんなことを聞かれた。】
【女は、少し考えて、言った。】

あるよ。
………家族、かなッ!

【そう言いながらナイフを振り上げ、少女にギリギリ当たらない、側面を狙って振った。】
【強度は中々のもの。斬ることが出来たならば、少女は楽々脱出できるだろう空間が氷に開く。】
884 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:35:18.04 ID:GYtejWJ0o
>>879

「うォッ!? ――ビックリすんじゃねえか、いきなり出てくんじゃねえよ」

突如、響いたのは軽やかな声。月露を孕んだ深緑色の毛髪が、次いで視界に入った。
半ば『ここ』での遭逢を諦観した直後ゆえ――彼の顔貌には幾らか驚愕の色が滲んで。
後退(あとずさ)るように蹈鞴を踏むと、女から数歩ほど距離を置いた。訝るような視線を向け。


「……お前の好き嫌いなんぞ聞いてねえんだよ。生憎な、俺は賑やかなのが好きで――」
「ああ、つまりは首肯(うなず)ける部分も大いにある訳だが……いや、もう面倒くせえわ」

「……何か、お前。毎日が楽しそうだな、羨ましいこって」

歌うような声に、僅かに萎縮を解いた。反射的に背筋を奔った慄然は、疾うに消えていた。
広げた両手を視線で追いながら、彼は半分呆れ交じり――半分、嘲弄気味な羨望交じりに。
やれやれ、とでも言わんばかり額を押さえた。それとなく掌が、眼帯を殊更に隠蔽するよう動く。

――興趣の眼差しが、宛然(さながら)鋭利なナイフのように突き刺さった。
居心地は御世辞にも芳しいとは言えず、彼はむず痒そうな表情を象ると、憮然に取繕う。
885 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:42:18.92 ID:b4ScmyEbo
>>882
その背を向け出て行く間際、後ろから嘔吐のその音、女は目を瞑り、唇を噛み締めて
その振り向きたい、その衝動を我慢する、男のためだ、これでいいのだと、そう思いながら

そして誰もいない、暗くなった、その通路、何も考えられず、モヤモヤした其の感情だけが残りフラフラと歩きながら
途方に暮れ歩いていた

その時である、後ろからどこかで聞いた声、振り向くとそこに居たのは先程の医師である
警察に連絡する、まぁ良い、其れでか解決するのなら、事故であろうと相手を傷付けたのだ
あとはそこで流れに身をまかせる、そう思いながらも、その言葉を聞いて後ろを振り向く

「先生…そうですね…私のせいなんです、全部、警察でも何でも、呼んでください…」
「私の責任を、この事態の責任を、私は取ります…待ってます、警察が来るのを、此処で…」

その意思なども通じるはずも無い、女はただ、あそこに居ると、男の為にならない
そう思いでてきたのだ、
だが連絡せざるえない、そう言われると此処から今直ぐ出ることは出来ない、その医師に付いていく事になるだろう
警察が来るまでどれ程かかるのだろうか、其れをこの場所で待つしかないとそう思い、
その場通路に脇に置いてある、長い椅子に腰掛けた

完治するのでしょうか?その言葉を聞きたかったがその言葉は出なかった、
何でかは解らない、とりあえずその言葉はでなかったのだ



886 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/15(水) 23:44:01.76 ID:G/BFNJ26o
>>884

「アハッ、ひどい事言ってくれるネ」

踏鞴を踏んで後ずさる男の驚きように、対し悪戯に笑みを浮かべながら言葉を返す
その怪訝な物を見る視線も意に介さずといった風に、或いは楽しむように

「ふぅン――賑やかな方が好きなんダ」

「イヒヒ、そりゃあ毎日楽しいサ」

子供の様な無邪気な笑みで応じながら、男の言葉を肯定する
相手の言葉の中に入り混じる様々な感情を受け取りながら、女はその全てを肯定した
呆れられるほどに、嘲られるほどに、羨望を受ける程に、この女は無茶苦茶なのである

その視線は、つと男の額に向かう
それは故意な反応と言うよりも、動物的な情景反射に近い物であった
887 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/15(水) 23:46:34.52 ID:/i2qG4QU0
>>881

「目が濁ります、か
私は、今の所無為を許されておりませんので
少しの間なら、目の濁るほど心と体を休めたいですねえ」

【思うがままの言葉を差し出す】
【和やかな雰囲気に男もより穏やかな心が膨らむ】

「教鞭を執る故でしょうかねえ
どうにも話の時のクセが出るようですねえ
もっとも、生き物が感情を知らず知らずの内に表出させるのもその一つですが
しかし、人間が昨日今日で変わられるのは、それこそ自身の存在が希薄とは言えませんかねえ?」

【男自身の意見を述べる】
【それこそ、頭を捻って出した考え】

【そして、恐れを隠して平静に振舞う姿を見て】【目を閉じてから】

「風が随分と冷気を運んで来るようですねえ

全く、私も今現在に於いては君を魚の餌にする気は有りませんよ?
しかし合衆国の頭領とは、私も偉くなったものですねえ」

【主張が激しい杖の先が地面を踊っている】
【穏便に運びたいのは男も同じこと】
888 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:50:05.73 ID:ES/WHaqro
>>883
/先拾いってことでwwwwww
/理解力不足すみませんっ

少ししか溶けなかったわ。

【そう言って少女は自分の足元に視線を落とす】
【氷漬けにされてから約半日程度。棺の下には小さな水溜りが滲んでいる程度】
【これでは完全に溶け切るまでに何日かかるか分かったものではないだろう】

えぇ。
女学生のスカートの様に短い女だったわね。

【自分の肢体を滅多刺しにした細剣を思い出し、小さく舌打ちをしてみせ】
【なるべく安全なように棺の壁に張り付き、顎を引いて振りぬかれるナイフの軌道を見つめる】

そ。
あるの。
じゃあ…。

【ようやく少女は氷の棺から解放された】
【ひた。という独特の足音で地面に柔らかく降り立ち】
【冷気に曝され薄紫へと変色した唇が、不気味に笑う】


――――それを奪われたら貴方はどうするのかしら?


【黒髪が路地裏の風に揺れ、少女の白い肌が月明かりに陰る】

【少女が降り立った場所は女のかなり近く、ナイフの射程には易々と入っている】
889 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/15(水) 23:51:19.58 ID:s0ydqnnw0
>>885
『じゃあここで待っていて下さいよ。自己でも人を傷つけたことに変わりはないので』

【そう言って病院から出ていく医者。ケータイは院内での使用を禁止されているのだ。当たり前だが】

【数分後。きっと警察は到着するだろう】
【事故だということと被害者がアレなので逮捕にはならないだろうが。賠償金くらいは払わなければいけないかもしれない】
【とりあえず、逮捕はされない。多分】

/絡み乙でした!かな?
890 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:56:00.58 ID:KG9o+7uK0
>>880
「そっ、ま、仕事は身の丈に合ってこそだものね」

私は看護服“医”の文字を掲げるにふさわしい人間になれて居るだろうか?
単なる指圧師、私は医を掲げていても、重傷の患者はきっと救えない
突き当たる壁の様なモノで私は若干の溜息を残すも、返答には満足げに頷く

「あ、例のテープね、彼女古い物好きだから、未だにレコードをコレクションする位に」
「携帯の一つや二つ持たせたら、連絡も簡単なのにねー……ま、生憎と電波圏外の田舎だし」
「っと、正解♪最近来た手紙よ」

妹は電話も未だ黒電話を愛用、どうも新しい機械は壊しそうで怖いとか
何処の時代に置いてかれた主婦かとツッコみたい、せめてICレコーダーなりMDなり
少しでも時代に追い付いたモノを購入欲しい、カセットウォークマンは手に入れ難いし
小物入れに有る、便箋を取る。中には何か手紙以外にも厚く固いモノ
成るべく本人の前以外で中身を確認しようとしなかったからか、気になった

「……?」
「あッ……ーーーコレ、懐かしいやっ」

中身の黒い物体だけ抜き取ったソレは、私も懐かしむ位に内容を知ってるテープだった
詳細は差し出して居る便箋の中身で有る手紙に書かれてるだろう
891 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:56:17.41 ID:GYtejWJ0o
>>886

「別に、酷いこと言ってねえだろ……」

悪戯な笑みを、間隙から認めて――彼は愈々(いよいよ)矜持が悪そうに嘆息した。
愉しむ分には構わない。併し、自分にその鉾先が擬されるのは勘弁願いたかった。


「大体の奴がそういうもんだろ。 じゃあお前、お通夜みてえな雰囲気が好きか――
 ――って、お前に訊いても意味ねえか。 まあ、大概は『嫌だ』っつーじゃん。そんな感じ」

「はッ、だろうな。 てか、名前聞かせろよ。 いきなり話しかけてきやがって……」

無邪気な笑顔を真直ぐに受けて――思わず破顔した。阿呆らしいと嘲る気概は霧消し。
一切、否認の言葉を告がなかった相手へ、仄かに感嘆を懐いていることすら匂わせた。
例え『荒唐無稽』甚だしいソレだとしても、不快感を齎さないことは純粋に憧憬へ価する。

忸怩たる思いとともに、突き刺さる視線は推移――額に擬されたのが判った。
彼も、動物的な脊髄反射にも近い形で、額を隠蔽しようとばかりに掌を添える。
892 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/15(水) 23:57:23.50 ID:b4ScmyEbo
>>889
女は其のくらい通路で、月の光が差し込むその通路で、ただただ呆然としていた

女もモヤモヤは消えぬままである、そしてそのサイレンの音が聞こえるまで、女は待ち続ける
何かに期待をしていながら、その自身が通ってきた、出てきた、其の部屋を見つめながら
暗いろうかに光る、その小さな明かりを宿す、その部屋を見ながら

/何方でも構いませんよ!!閉めるのであれば絡み乙でしたっ!です!
893 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/16(木) 00:02:26.74 ID:Ne4MrSYOo
>>887

「ははは! 良いじゃないか、有意義で。」
「疲れるのも、充実している証拠さ。 早く寝りゃ治んよ」

愉快そうに彼は笑い声を上げ男の言葉を一種の冗談に近いものと受け取った様だ
そういう問題か? と疑いの声を上げたくなる対処の方法をさもありなんと
誇らしげに座った状態で胸を反り上げるが、噴水が後ろにあり危険な雰囲気を醸しだしかねない


………ザリザリザリザリ

「教鞭を取る……って、アンタ先生だったのか? まぁ、見えないっつう事はないが……」
「癖っつうのは、有るだろうなァ……俺の此れもそうだろうし」
「…ただ、人間が昨日今日で変われないっつうのは、世の中高生の為にも反論したい所だが」
「其れだけ、大きな影響があったんだろ……って位しか俺の語彙の辞書を引いても出てこなかったのよ」

癖の杖と地面の間で繰り広げられている謎の戦闘を彼は自身の手の寄って繰り広げながら
男が、教壇に登って生徒か……或はそれ以外の何かに、教鞭を振るっているという真実に
少しばかり、放心したようで、彼は少しずつ言葉を繋いでいった

癖の話には、大きく頷いて同意をするが、自分も其処まで年を取っていると言う訳でも無いにも拘らず
中高生の味方ぶって、自身で自嘲する位の貧弱な語彙を笑いながら嘆いていた


………コツ コツ コツ コツ コツ

「───確かに、冷える………な」

「まぁた、今現在と、言いおったわ。 なんつって」
「じゃあ、俺は現在も此れからも、魚の餌にならないと宣言するかな」
「…………ん? あぁ、そりゃ、語感が良かったから……」

一定のリズムで刻まれている拍子と共に、冷や汗を背中にかきながら
彼は、冗談まで飛ばしつつ、こんなことを良い放ったのであった。
894 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/16(木) 00:03:22.87 ID:MZ9Q1vBq0
>>892
/では絡み乙でした!
895 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/16(木) 00:04:35.90 ID:+3/Y5bK9o
>>894
はい!お疲れさまでした!ありがとうございました!
896 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 00:05:11.87 ID:2eu41JFV0
>>888

ふーん、やっぱり能力者の仕業っぽいね。
そういう能力も、あるもんだね…。

【と、感心する。】
【その能力者にも会ってみたいとも、気楽に考えた。】

分かりやすい例ありがとう。
へー、女ね…怖いね、全く。

【しかし、前述したとおり会いたいと思う女。】
【やはり気楽である。】

【振りぬいたナイフは、氷の棺を一部切り落とし】
【少女は地面へと降り立ち、そんな意味深な質問をした。】

【女はやはり気楽である、少女が何を考えているか知らないが、考えて、言った。】

そうだね…自分の命の次に大事だから。
どんなことをしても奪った奴を探し出して問い詰めたい。そんな感じかな。


【ナイフを手の中で器用にくるくる回しながら、女は中々に怖いことを言う】
【だがこれは本心であり、実際されたらそうする。つもりである。】
897 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/16(木) 00:09:05.91 ID:yPKnbuxLo
>>891

「んー・・・アハ――言葉選び間違えちゃったかな?」

男が嘆息しながら呟いた言葉に、数秒首を傾げてから疑問を発する
その場の状況・ノリに合わせた言葉選びが基本の女である為、そこを思い返してみた
男が自分の楽しみの相手にされている事を拒みたいと感じていることなど、露とも知らず

「そうなんだろうネ、基本。アタシからすれば、その空気も別に嫌いじゃないサ――アンタの言うとおりネ。
 死者を冥土に送る――その概念その物も面白いシ、何より其処に死があると感じれるのが凄いヨ」

それは死者に対する冒涜かもしれなかったが、そのような概念の下に女は存在しない
生も死もその過程も、全てが女にとって愛すべき物なのだから

と、そこで女は広げていた両腕を腰の後ろに回し、組んだ

「アタシの名前は武神 百―――驚かせちゃったのは謝るヨ」

男が破顔したのを見て、それに合わせるように満面の笑みを浮かべながら軽く自己紹介する

男が更に額を隠すようにしたのを見て、首を小さく傾けた
それは疑念の現れであったし、聞いていいのかと逡巡する悩みをも表している
898 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/16(木) 00:13:47.23 ID:YruEeHe40
>>890
「たまたま向いてたってのもありますけどね… まぁ、命賭ける程じゃございやせん」

【銜え煙草のまま、笑って答えた 別に仕事に命を張っている訳ではない】
【仕事にやる気が無い訳ではないのだが、楽しい事があればそちらの方が優先するだろう】
【楽しく生きるために仕事をしている 中々な矛盾っぷりだ】

「ええ、久しぶりにウォークマンなんか買いに行きましたよ」

「……何だか、携帯が似合わない気がしますね」

【思っていた以上に、アンティークな趣味をお持ちだったようだ というか、彼女の趣味もそう言えば知らなかった】
【想像してみるが、彼女が携帯を片手に電話をかけている姿の想像が難しかった】
【『ブツ』は、どうやら想像通りの物だったようだ あえて触れなかったが、内心ガッツポーズ】

「んん……?何です?それ」

【感情の奔流を表に出ないようにしつつ、便箋を受け取る】
【どうやら、今回はおまけ?のような物がついてきているようだ ともかく、丁寧に便箋を開いて中の手紙を取り出す】
899 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 00:13:58.58 ID:t1BSBFfmo
>>896
色々あるみたいね。
貴女みたいな能力とか…。

【地面からナイフを生やす能力】
【↑そういう風に少女には映ってる】

【今度、地面に手をついてみよう】
【女が握るナイフを見て。鼻から息を吐きながら、そんなことを考え】


問い詰めたい。ね。

【少女の瞳は女を捕らえて離さない】
【値踏みするように、じっと顔だけを見つめる】

【暫くじっと見た後唐突に】

お礼よ。
受け取りなさい。

【右腕を挙手の形で振り上げて、女の顔面目掛けてスイング】
【ビンタを繰り出して、相手の左頬を狙う】
900 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/16(木) 00:26:03.65 ID:zPz21iVa0
>>893

【後ろに反り返って、危なっかしいとも思うが】
【男は、目を楽しそうにするだけで、特段のことはしなかった】

「ええ、名刺もありますよ。君が信じるかは別として、ねえ」

【何気ない動作から、男はスーツに入れていた名刺入れから
学園の教師であると書いてある名刺を差し出した】

「私が力になれる事があれば」

【とも言い添えて】

「人間の本質が昨日今日で変わってしまったら、
それこそ世界は毎日違っているように見えるでしょうね
しかし影響は、表面には見えないようジワリと広がるものですよ
世界が、ゆっくりとその色調を変えるように、ね」

【そんなに男は、自身が教鞭を執るのは意外だろうかと思案しつつ
放心したような言葉を受けとり、返す】
【自分には、わかりやすい表現が全く以って欠落しているとも思いながら】
【その解り難い表現を使って話している】

「これほど冷えると、風邪を召してしまいますねえ
御住まいは、雨風を凌げる所で?」

【冷たい言葉でも、心配そうな部分が入っている】

「しかし、君がドラム缶詰めになって防波堤の一部にならない確証は、何処にもありはしませんがねえ?」

【未来を奪いかねない一言である】

「左様で、まあ貴き者の代表は、大統領がございましょうね」

【はは、と乾いた笑いをこぼしながら、一歩歩き出す】

「私は、終電に乗ります。
 君はどうしますか?」

【と、あっさりと帰ろうとする】
901 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 00:27:28.57 ID:K7Qw+cSMo
>>897

「否(いや)、だからな……正直言えば、その天真爛漫な笑顔がキツイんだよ」

頚を傾げた動作に、俄(にわか)に視線を逸らした。掌を這わせ、指頭を眼帯に添える。
純粋無垢な興趣は、苛辣な文句より幾分も質悪に感じられて――次第に仏頂面を象る。
『荒唐無稽』と評した女の性格は、正鵠を射ていたのか否か。暗澹と心持ちが沈んでゆく。


「物騒な奴だな……『死』なんざ厭忌するもんの代表格じゃねえか。
 成程ね、面白い女だよお前。何なら独自の『死生観』でも話してくれねえか、なあ」

彼には理解の及ばない範疇だった。『死を想え(メメント・モリ)』とでも驕傲を張りたげな
女の概念を――斯くして、完全に斟酌できる道理(わか)がなかった。なれど詩情を唆る。

対峙した相手が体勢を入れ替えたのを見て、彼も踵を揃えた。


「『タケガミ モモ』か。いい名前じゃねえか。ん……もういい、気にしてねえ」

「……俺も自己紹介しとくか。俺はフリードリヒ=ウィルヘルム。好きなように呼んでくれ。
 職業は『なんでも屋』――れっきとした職業だ。そこんとこ間違えんなよ? 依頼は常に募集中」

花咲くような笑顔を、ちらり、と一瞥して。彼はそれから顔ごと視線を離(ず)らすように会釈した。

小首を傾げる、小さな素振り。それすら燭台に炙られるような感覚が付き纏った。
――何かある、と相手は踏んでいるのだろうか。単純に眼差しが苦痛で、とは伝えれそうになく。、

902 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 00:27:49.10 ID:2eu41JFV0
>>899

まぁね、私のも結構特殊といえば特殊かな。

【自分の能力を進んで教えようとはしない。】
【まぁ、これも気楽さから来ている物である。教えろといわれたら教えてもいいかなぁみたいな風に。】

【少女がそんな無駄なことを考えているとは知らず、女はナイフを入れる鞘を作ろうと考え、イメージ、地面に手を付く。】

そう、問い詰めたい。
なぜ殺したか。それが知りたいんだよね。

【その相手を殺したいとは思わない。無駄なことだと知っているから。】
【女も、少女の瞳を見続けて離さず――――やがて少女はお礼と言うと】

【ビンタを女の頬に食らわせた。】
【完全に油断していた女は避けることもできず、そのまま綺麗に喰らってしまった。】

痛ぁ!?

…何するのよ、私の答えが不満だった?

それにお礼なら、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、それに答えてくれると嬉しいな。

【女は当然の如く反論、少し怒ったような顔を見せる。】
【そして、「お礼なら」と、そんな提案をしてみた。】
903 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 00:38:26.90 ID:t1BSBFfmo
>>902
この世界に普遍な能力があるのかしらね。

【気楽な様子で放たれた答えに少女は深読みをせざるを得なかった】
【この余裕…何か凄い能力なのかもしれない】
【私みたいに!】

【とか】

それも。そうね。
特殊な能力。
考えてもいなかったわ…。

【自分に置き換えて考えてみる】
【完全に近い不死の生物】
【が、ファミレスでステーキを食べている】

【気味が悪い】

【じゃあ、目の前のあっけらかんとした女はどうだろう】
【地面からぼこぼことナイフを生み出しまくる人間ばかりが街をうろつきまくる】

【やっぱり気味が悪い】
【首を左右に小さく振り、くだらない考えをかき消す】


あら。
警戒心の無い振りかと思ったのだけれど。

【あっさりヒットしたビンタの爽快感に背筋のゾクゾクを感じつつ】
【もしこの攻撃に反撃してきていたら、自分用敵対リストにエントリーさせていたのだが…】
【どうやら、そんな素振りは全くないようである】
【むしろ無警戒すぎて退屈すら感じる…】

何かしら。
嘘でもいいなら答えてあげてもいいわよ。

【豪快に髪の毛をばさりと手で梳き、相手の提案を聞き入れる体勢を取る】
904 :【片眼変態】スーパー眼です。 マンじゃないです。 @wiki [sage saga]:2011/06/16(木) 00:45:47.14 ID:Ne4MrSYOo
>>900

反りを戻して彼は、男の話を聞くモードに又しても入ると

「ははっ! 信じるか信じないかは俺次第ってのかい?」
「んじゃっ、俺は、眼の綺麗な奴を信じないわけには行かないなぁ」
「……有りがたく、受け取っておくぜ なははっ」

何気なく出された名刺を左手で受け取り、笑いながら其れを見て、懐に仕舞い込む
彼は、今までの男の言動から、と其の瞳の綺麗な所から
彼をある程度は信じて良いのだろうと思っている。
───噴水に当たる街灯の光が、切れ掛かっているのだろう、点滅している。

…………コツリ

「人間の根本的な部分が変わっちまったらそりゃー、其の人じゃあねぇよなぁ……」
「別の人間の視点から見れば、世界が違って見える……っつうわけなのかな?」
「………やはり、高等教育は難しいよな……うん……」

のんびりと地面に杖を突かせる事によって、ゆったりとした音が地面から響く
其れは、男の一種の講義を聞いて、悩んでいる証であり
しかし、彼は、余り高等な教育を受けていないと言う事を言い訳に、思考を放棄した


…………コツ コツ

「あぁ、少なくとも、夢は屋根付き一戸建てっつう事はねぇよ」
「屋根と、壁ぐらいは完備されているさ」

逆を取れば、屋根と壁ぐらいしかマトモに機能していない……と言う事を暗に言っていたのだろう


「ははっ、其れを言い出したら明日世界から能力者が消えうせる……なんつう可能性も」
「丸っきり零じゃあ、ないだろう?」

「───…なぁに、俺はコッチが見えない分、他の事がよく見えるのさ……例えば未来とか?  なんつって」

屁理屈であるが、まぁ嘘ではない。
彼は、苦笑いを顔に浮かべた状態で、自分の目隠しの上から眼を突いて、ジェスチャーを行った。
冗談に、聞こえない声色で実は、冗談だった、と返す男の目隠しの下から視線が相手を貫く事は無いが
何か、おぼろげに、ジワリと視線が、目隠しの下から男を覗いている

…………コツン

「俺は、此れから食うためにチョイと仕事があるんでな。 其れまでの休憩時間って訳だ。」
「……又、話を聞かせてくれよ? センセ」
「…んじゃっ………よしょっっと…… 又な?」

杖を突いて、其の手に力を篭めると、最初の意地の悪そうな笑みを顔に浮かべながら立ち上がる。
そして、杖を片方の手で突きながら、もう片方の手を上げて別れの挨拶と共に
コツコツコツコツ と音を立てながら、彼は少ない雑踏の中へと、其の身を投じていったのであった……

//絡みあり&乙津でした! 遅ロール申し訳ないっ!!
905 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/16(木) 00:47:46.58 ID:yPKnbuxLo
>>901

「あー、ウン。それは難しいネ」

男の言葉に、女は常に形作っていた笑みを崩した
少し苦笑するような表情になり―――

「アンタが笑えない冗句の一つでも言ってくれたら、アタシは笑わずに済むかも知れなイ」

仏頂面に代わっていく男の表情を見て、少し申し訳なさそうな声色になりながら言葉を紡ぐ
とは言え発言の内容は、それこそ状況に合わない冗談の様な内容だった

「物騒かナ? 死を忌み嫌う必要なんて無いと思うんだけどネ。死生観―――かァ。
 アタシにとっては命が生まれる事も、命が亡くなる事も、等しく平等に等価値ってだけだヨ。
 普通の人はこの両端に意味を見出さず、唯の“始まりと終わり”位にしか考えていないのかもしれないけド。
 
 イヤ、正確に言っちゃえばその過程、成長自体の方ばかりを重視しているんじゃないのかナ、皆は」

それは死生観と言えるほどの物では無いかも知れない
だが、女の考えとは、詰りそう言う物であるのだ
物事に優劣を付けず、何物も除外せずに受け入れ、愛する

「そうかイ? じゃあフリードと呼ばせてもらうヨ。
 なんでも屋だね、覚えとク。面白そうな職業だネ」

男の小さな会釈に合わせるように、同じく会釈を返す

相手は嫌がっているのかと察知し、視線を外した
代わりに目が向けられたのは男が背負っているヴァイオリンケース
906 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/16(木) 00:47:53.04 ID:f+RdI46P0
>>898
「ふふっ、私にとっても妹にとっても懐かしいアイテムよ」

手紙を見れば解るのでは無いか、との意図で、差し出した手紙を自分を横脇から
ソソッと覗いたり、相も変わらずこう言う時には字が丁寧さを増している。
内容はこうだ

『ーーー……お久し振り、は次の会う時に取っておくとして、朝に此を書いたので、敢えて
挨拶はおはよ、なんて、湊に朝や昼や夜の挨拶も久しくしたいな……ーーーそれはそうと
テープ見てくれた?お姉ちゃんは知ってると思う……ーーー正直、入れるべきかかなり迷ったよ。
三年前位、私が初めて、歌手デビューと意気込んで録音した……ーーー黒歴史
何故入れたのかって?
会えない間、お互いを知らないままなのは、何か嫌。
ならせめて、湊に私を知って貰いたい、勿論、知らなくて良い事も有る……ーーーけど
次、会う時に、此のテープの話をして笑い合えたら良いなぁ、なんて
湊、私は元気だから、心配要らないから。
だから気兼ね無く今出来る事を頑張ってね……ーーー私も頑張る。

P.S ……ーーー恥ずかしいからあんまりジックリ聴かないでね?テープ』

テープには“To live is to think”と書かれたシール
907 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/16(木) 00:48:33.78 ID:GGjnQYoBo
【降り注ぐ雨と風は誰かの罪を洗い流すだろうか…】
【雨にぬれた黒衣のシスターは、傘を差さずに街を歩いている】
【時刻は零時を回り人がいない。ゆえに彼女の存在もこの都会の中でも目立たないであろう】
【彼女は不意に立ち止まり、天に祈りをささげていた】



(なんでも募集)
908 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/16(木) 00:50:16.21 ID:zPz21iVa0
>>904
/こっちも薄いロールで申し訳ない!
 そして絡み乙ありでした!
  よりよい出会いがありますよう
909 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 00:52:44.29 ID:2eu41JFV0
>>903

だよね、と言うか能力自体特殊だし。
常人にはない特殊な力=能力だから。

【女、少女は能力者と思っている。当たっているのだが。】
【能力者と対峙したのなら、能力者だろうと考えたのだ。無能力者も居るだろうに。】

【しかしながら、少女がまさか粗不死という女よりもすごい能力者だとはわかるはずも無く、そのまま話を続けた。】

【地面から生えたナイフの鞘を拾い、ナイフを入れると、ピッタリと収まる】

警戒心が無い?
私はビンタ如きで相手を刺し殺すほど、短気な人間じゃないからね。

【要するに、「警戒心ぐらいあるけど、それを発揮することでも無かった」と、言いたいのだろう。】
【例が極端すぎる気もするが。】

嘘は困る。これは本気で。

【少し真剣な顔になる。それほど、嘘を教えられたら困るのだろう。】

私、ちょっと人探ししてるんだ。
私みたいに銀髪で、銀のアクセサリーをジャラジャラ着けてる男。
背は高いね。 あ、女の子の使い魔を連れてる。その子も長い銀髪。

【と、弟である【具現銀装】の容姿を事細かに教える。同時に使い魔の事も。】
【相手がそういう事を言うものだからちょっと警戒しつつ、ナイフをポケットに入れて、相手の答えを待つ。】
910 :【黒鉄之鎌】《Dark Metal Sickle》 [sage]:2011/06/16(木) 01:00:39.09 ID:+3/Y5bK9o
>>907
そのシスターらしき人物の前を、ロングコートの深くカンカン帽を被った男が通り過ぎる
何やらブツブツと言葉を発しながら

「主よ……コレがあなたが私に託した使命なのでしょうか…」
「……[ピーーー]…と………が…主よ……居るならば答えを下さい…」
その声はとても小さく、途切れ途切れにしか聞こえはしない、其の雨のおとでかき消されるかも知れない

男はシスターの横を通り過ぎる、その時に一瞬の風がなびく
その風邪により、男のカンカン帽はシスターの方向に飛んでゆく
ロングコートが靡き、男の右腕が露出する、その白い布に巻かれた鎌のような形をしたものが、
何人かはその光景を見たのだろうか、その男の周りからは、人が遠ざかる、悲鳴をあげる物もいる

だが男は歩き続けているその悲鳴など気にもせず
シスターの方向へ飛んでゆく、其の帽子も気にもせず

911 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/16(木) 01:06:47.79 ID:YruEeHe40
>>906
【女性の言葉がどういった意味を持っているのか 今はまだ分からない】
【それを知るためにも、今は手紙を読むことにする 横から覗き込まれている事に関しては、気にしないようだ】
【以前の手紙の様に、丁寧な文字だ つい、何度も見返してしまう】
【自分は出会ってから知ったことなのだが、彼女は公演も行っている立派な歌手だった】
【そんな彼女にも、やはりデビューや苦労もあったのだろうか そう考えると、確かに何も知らないのは嫌だった】

「―――何か、彼女らしい手紙だ」

【手紙から顔を上げて、最初の感想はやっぱりそれだった 相変わらず、元気でいるようだ】
【自分でも手紙を書こうと思うのだが、何を書いたらいいのか分からなくて今にいたる】
【難しい事を考えず、ただ伝えたい事をいけばいいと思うのだが】

「なるほど、懐かしいって言った意味がわかりましたよお姉さん」

「To live is to think… どういう意味なんでしょう」

【簡単に訳せば、生きることは想う事 と言ったところだろうか】
【しかし、歌詞や言葉が持つ意味は人それぞれであるので、もっと違った意味もあるのかもしれない】
912 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 01:07:37.08 ID:t1BSBFfmo
>>909
そういう考え方もあるのね。
馬鹿は馬鹿なりに考えているということなのかしら。

【へー。と間延びした抑揚の無い声をあげながら2、3度頷き、悪意の無い毒を漏らし】
【少女はくるりと相手に背を向け、先ほどまで監禁されていた氷の棺へと歩み寄る】

【少女の能力は、殺意が無いと成り立たない】
【殺してやると、明確な殺意を持って行動に移されない限りは】
【ただの無能力者と同義である】

多いのよ。
短気な能力者はね…。

【もう既に能力者に殺害された回数は10回を超えている】
【棺の中を覗き込み、唇を尖らせながら続ける】
【女には少女のお尻がふりふりと左右に動き、棺の中の何かを探しているように見えるだろう】

【“お礼”とはどうやら人探しのようだ】
【自分の腰の辺りで、その特徴を聞きながら、棺の中を手で探る】

…………ぁぁ…あったわ。

【どうやら探し物を見つけたらしく】
【きしめん状の蛇を人差し指と親指で摘み上げ】

――その男というのは。
何をしたのかしら…。

【その特徴に覚えは無い】
【祖国の研究所にも……そんな人間は居なかった筈】

【鉄色のきしめんをぶんぶんと振り回しながら少女は振り返る】

特に。私の記憶には存在しないようだけれど。
探し物の苦労は少なからず理解できるわね。

凄く。大変だもの。
913 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 01:09:12.41 ID:K7Qw+cSMo
>>905

「ちっとは努力しろよ、即答じゃねえか」

苦笑に対して、彼は片頬笑んだ。尤も、口角を無理くり引き攣らせたものであったが。
呆れた様子で、双肩を疎める。――継いだ文言に、暫しの間。素面に戻って。

「……そりゃ、勘弁」

躊躇いを感じるような声音だった。紡がれた言葉を認知するのに数拍。苦笑を浮かべる。
状況錯誤な冗句は正しく、女の性格を露見しているようで。責める余力が引潮の如く失せた。


「うん……成程」
「まあ、そうだよな。大概の野郎共は『死』に意味なんて求めねえ。求める必要がねえのか」
「……成長ねえ。はッ、だけどよ笑えるよな。普段は『始まりも終わりも』無頓着なくせして
 誰か不意に『終わった』ら成長を止める停滞野郎の仰山なこと。ウザってえよマジで……」

「――お前、面白いな。そういうサバサバした奴、俺は好きだぜ」

齟齬はあるかも知れない。彼の頭脳は特段に秀でることもなく、凡愚極まりないゆえに。
小難しいことなど滅多に語らない。――総てを平等に『愛する』精神など、気狂いと断じて然り。
ただ、それは斟酌した仮定の諧謔話。いま思うことは偏に『好感を持てる』その一心だった。


「その呼び方は初めてだな、新鮮で結構。じゃあ、俺はモモって呼ばせてもらう」
「……面白いぜ? 何なら俺の部下にでもなるか? 独立は最近競争激しいから認めねえが」

表を上げた彼の顔に、茫漠とした想念は皆無だった。最早、常日頃と態度には大差なく
外れた視線を看取するのも、敏速だった。背負うヴァイオリンケースに赴いたのを感知すると
彼は、女の好奇心を扇動するように――愉悦交じりに、軽くケースの頂部を強意してみせた。
914 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/16(木) 01:14:27.32 ID:GGjnQYoBo
>>910
【シスターが曲がり角を曲がろうとする…と、あの特徴的な帽子が雨風に飛ばされ…自身の顔に飛来してきた】
【曲がる前に立ち止まっていたのが正解であっただろう、でなければよろけてこけていた】
【顔がふさがっていたために鎌の一件を感じることは無い、それどころか……】
【彼女も、法衣の下に隠していたいくつかの金属を落としていたのだ…】
【それはいくつかに分かれている武器そのものであり、組み合わせれば棘無しのメイスになることは明白である】
【その音に戦慄した住民がさらにヒステリックになり完全に二人の境界には人がいなくなる】
【女性はというと、カンカン帽子を拾い上げて、自信の視界を取り戻すと…自身の近くにいた男を確認する】
【コートがびしょぬれなのに、頭部は差ほども無い…女性はメいすを拾わず、まっすぐ男に近寄っていく】


あの…落とされましたよ?


【シスターは相手の背中をたたくように話しかけた】
915 :【黒鉄之鎌】《Dark Metal Sickle》 [sage]:2011/06/16(木) 01:23:31.05 ID:+3/Y5bK9o
>>914

遠ざかるのは群衆で、その場からは人の影か消え失せる、
その何も無い、雨の音が響くその場所でひとつの声が耳に入る

周りには人が居ない、誰に話しているのだろうか?男はそのカンカン帽が無くなった、その頭に手を添える
落としたのはカンカン帽、そして後ろからの声、周りには人は居ない
じゃあ誰に行っているのだ?ーーーー俺か?そう思いながらもその声の方向に振り向いた

するとどうだろうか、シスターのその手には自分のカンカン帽があるではないか

「すまないな…」
そう言いながら、男は女性に近づき左手を差し出した
ロングコート腰からは右腕は無いかのように見える男である

だがその目が見るのはシスターではなく、後ろに堕ちるメイスであった

「あんたも、落としている…ようだがな?」
シスターの物かは解らない、だが、周りに人は居ない、そのようなメイスを一般人が持っているなども考えにくい
それを考慮しての言葉である
916 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 01:24:02.99 ID:2eu41JFV0
>>912

1人の人間がそういう風に考えてます。ってところだね。
考えは人それぞれだから。あと、馬鹿は余計だね。

【何となく、少女の吐いた毒が悪意の無いものだとわかったので、笑ってそう返す。】
【少女が棺へと向かっていくので、何をするのだろう、と不思議に思った。当然の考えだろうか。】

へぇ、多いんだ。
会わないように祈っとかないと。

【だが女は先ほど言ったとおり…省略。】
【半分本心でもあるのだが、裏を返せば半分冗談である。】
【少女がお尻を振り、何か探している様子。女は思う、可愛いと。】
【先ほどまで毒づいていた、そんな印象が一気に吹き飛ぶ可愛さとも思った。】

【しかし、そんな平たい鉈を持つと、今度はその印象が吹き飛ぶ。】
【何かされちゃたまらないと、ひそかに警戒する女。ここらへんは注意深いのだが。】

…私の弟だよ。
ココに、私より先に来てたんだ。手紙も送ってくれてた。携帯は持たなかったから。
そしたら、急に手紙が途切れた。週一ぐらいで送ってくれてたんだけどね。
だから、心配になったんだ。

【鉄のきしめんを振り回す少女、ちゃんと聞いているのだろうかと一瞬不安になる。】
【それでも、次の少女の言葉を聞いて安心。】

大変なんだよ。広いからさ、この街。
何処に行けばいいのかなんて分からないんだ。
917 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/16(木) 01:25:50.55 ID:yPKnbuxLo
>>913

「悪いネ、努力するほど一つの物には集中できないんダ」

呆れた様子の男に、尚も苦笑交じりで返す
相手が無理やりに頬を引き攣らせているに気付きながらも、女は無力なまま

「だろうネ」

そう言いながら、肩を竦める
笑顔を抜き去る事は、この女自身には不可能なのだ
だからと言って相手に無理強いさせてしまう自分を反省し、戒めるように

「そうかイ、そう言ってくれると嬉しいヨ!」

自身の狂った価値観、認識その物を――面白いと、好きと言ってくれた相手に対し、心底嬉しそうに笑みを浮かべる
こんな自分の無茶苦茶な価値観など、受け入れられるわけがないと諦観していたのだから、嬉しくないわけがない

「アハ――それでオッケーだよ、フリード」
「うーん、イイね。それも面白そうダ」

男の軽いノリの勧誘に、ただ面白いという理由だけで食いつく
――と、視界の隅にヴァイオリンケースの頂部が引っ掛かり、

「そのケースは何かナ?」

好奇心抑えきれず、といった風に質問を投げかけた
918 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/16(木) 01:31:50.53 ID:f+RdI46P0
>>911
「ふふふふ、当時ヒッソリ録音してた現場を偶然見つけて、あの時はニヤリと来たわね」
「歌、に対して、傍聴する立場から歌う側になる、行動に移したきっかけみたいなものよ」

自慢の妹ロックベルらしい、ユーモアに溢れた手紙だ、と私は思わずクスッと来た。
朝に書いたとは文面に有るが、午後に掛けてはリハビリ、深夜にはヒッソリ歌詞を書き
午前には日頃から自分で決めた自由時間にしてるらしい、其の間に色々考える節が有ったのが
記憶に新しい、テープは話題にする度、彼女も赤面する内容で、音程はバラバラで
時折恥ずかしさで小声になってたり、噛んでたり、でも後半に成る程、自信に溢れ、下手でも
楽しげに歌ってた記憶が鮮明に有る。

「“生きることとは考える事だ”……ーーーキケロの名言よ」
「彼女ったら、名言好きだからね……ま、此のテープをきっかけに彼女が“生き始めた”」
「と言う意味じゃないかしら、確かソレは録音時、貼られたものよ」

自分で考えて、自分で生きようとする、多分その頃から旅のこと云々を考えてたのだろう
その頃も彼女は微妙に哲学的な面が有り。姉たる私も当時はちんぷんかんぷんだった
919 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/16(木) 01:38:47.93 ID:GGjnQYoBo
>>915
【男は声を掛けられたのに気づいていない所為なのか、反応が若干遅い】
【その間にシスターは体を振るわせる、雨が少しやみ始めた所為か…少しは自身をまとう湿度は逃げたはずだ】
【男が振り向いた、そして左手を差し出してくる。シスターは微笑みながら】

はい、もう落としてはいけませんよ。とてもお似合いなのですから。

【シスターはにっこりしつつも相手の手に帽子を乗っける】
【そして、自分の後方を指差されるとシスターは慌てて走り出し、メイスを拾いに行く】
【道中こけないあたりよほどの訓練を受けているのだろう】

あはは、ありがとうございます。私ったら。

【女性はメイスを拾うと、そのまま跪き…なにやら自戒の言葉を並べている】
【どうやらメイスはとても大事なものらしい…さてはてすでに男は見えていないようなのだが】
920 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 01:43:34.63 ID:t1BSBFfmo
>>916
【気楽そうな声色にくすりと侮蔑のような笑みを浮かべ】

そうね。
精々気をつけなさい。
人間の身体なんてすぐに壊れてしまうのだから…。

【その笑みが、出来の悪い子供をあやす大人のような】
【やっぱり、どことなく見下した感のある笑いだったことは、誰も知らない】

あぁ、馬鹿の身体もすぐ壊れてしまうから無茶をしないように。
【だから馬鹿って言ってあげないで!!】

【ぐったりとした蛇をびょんびょんとゴム紐を伸ばすみたいに乱暴に引っ張りながら】
【へぇあらほんとうに。と興味なさそうではあるものの、大人しくその話に耳を傾ける】
【弟のことを話す女の表情はとても美しく思えた】

…広いわね。
不自然なまでに。
まるで。何かから遠ざけるように。

【大切なモノを追い求める銀髪の女が、先日までの自分と重なった気がした】
【長い睫毛を伏せて、目を細める】

【もし彼女が追い求めるものが、手に入らないものだとしたら】
【彼女はどうするのだろうか】
【どんな風に絶望するのだろうか】

【…見てみたい】

【にんまりと、血色の戻りつつある唇が気味悪くつりあがる】

きっと。

――――見つかるわ…。
921 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 01:51:19.90 ID:K7Qw+cSMo
>>917

「……色々と本末転倒な性格だな、それ」

もう諦観するのが一番だと、無聊ながら帰結した。女に倣い、二度(にたび)肩を竦める。
――大方、笑顔を如何ともし難いのだろう。相手を推量ることに関せば、一際劣る彼でも
多少なり内包された意趣は汲めた。慚愧を窘めるように、屈託ない頬笑みを仕向けた。


「俺も嬉しいよ、それなりにな。『終わった』野郎に永遠付添うような輩より、ずっとマシだ」

本質が気狂いに属すものでも、いま対峙した女の印象は全く以て『悪辣』に準することなく。
荒唐無稽窮まりな価値観に対しても、消極的な肌合は絶無――そういって過言なかった。
夜気を伝搬して承知する欣喜の感情。共振するように、彼も自然な微笑を携えていた。


「うしッ、じゃあこれで決まりだな、モモ」
「だろう? しばらくは給料なんぞ払えねえが……衣食住だけは確保してやるぜ?」

存外に――否や、予測通りに巧い具合『食い付いた』女に、吝かでない調子で言葉を紡いで。

「漸く訊いてくれたか……」
「これは『ヴァイオリンケース』。中に鎮座してるのは、当然『ヴァイオリン』だ」
「滅茶苦茶に高え代物で、売れば百年――もっとか? アレだ、うん凄い贅沢できる」

「……そして申し訳ないが、見せることはできねえんだな」

好奇心を隠忍できない、そう暗喩するような風情と共に投げかけられた質問に、
――『待ってました』とでも鼻高々に昂然しそうな口調で、簡素な概説を朗々と告げた。
而して、その内部を晒すことはなく。頂部を把持するよう伸ばした手を、襟元を整えるよう移して。


/遅れましたッ
922 :【黒鉄之鎌】《Dark Metal Sickle》 [sage]:2011/06/16(木) 01:52:07.34 ID:+3/Y5bK9o
>>919
「ああ、すまない、少しデカイのが気になるがね…」
その微笑みながら手に渡されたカンカン帽、再び男の頭に戻ってくる
そして、そのいくつかの金属を拾い其のメイスに向かって跪くその女

其の様子を見て、何をしているのだと、不思議には思う、なにか大切なモノなのだろうか?
あそこまで、丁寧にその武器に対して敬意を払うと言うか、何と現せばいいのかわからないのだが
そのメイスは女にとっては大事なものである
その事は何となくではあるが理解できた

「大事な物なのか?」
メイスのことである、その自戒の言葉を並べる女性に向い、ただ、その思った感想を言葉に出しただけである

/申し訳ないのですが質問です!こけるとは何にこけるということなのでしょうか…?
923 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/16(木) 01:55:05.58 ID:YruEeHe40
>>918
「こっそり録音してたのか… やっぱり、自信がなかったんですかねぇ」

「きっかけか… 俺はどうもそういった物に縁が薄いんだよなぁ」

【想像してみて、その微笑ましさについ笑みがこぼれる】
【以前までの彼女なら、堂々と歌っているだろうが… やはり、当時はまだ恥ずかしかったのだろうか】
【手の中のテープを眺めて、その歌声に思いをはせる 一体、どんな歌なのだろう】
【そして恐らく、思い切りじっくりと聞くであろう】

「考える事か… 駄目だな、俺 何も考えてない気がする」

「んー… このテープを聴きながら、じっくり考えてみようかな」

「そうすれば、少しでも彼女に誇れる自分になりたいから」

【いざと言う時の心の強さは、下手をすると超人みたいな男】
【しかし普段は、何かしらの楽しい事を探しているだけだ そっちの方が、人生が楽しそうだから】
【とはいえ、唯一の家族公認となってしまった今 もう少し、しっかりとした方がいいのだろうか】
【もっとも、思いついてもそれができるかはまた別問題なのだが】

【女性が妹を誇りに思うように、彼もまた彼女のことを誇りに思っていた】
【絶望の淵でも諦めないでくれた事 その光を自分が差し伸べた事を、男は『当たり前』だと思ってしまっていた】
924 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 01:59:05.38 ID:2eu41JFV0
>>920

そうだね…。
生まれてこのかた風邪なんて引いたこと無いけど…この街で何があるかわからないし…
まぁ気をつけるよ、あと馬鹿は余計だって。

【その笑みが侮蔑の笑みだとは一生掛かっても理解しないだろう女。】
【見下すような笑みも、女にとっては「可愛い笑い」にしか見えなかった。】
【最後に(当然のように)突っ込む。これでも頭は良い方だったのだ。しかしそれは勉学での話。】
【人生、社会での生き方としての頭脳は、悪い方かもしれない。】

それは、私が弟にたどり着けないかもしれないって言ってるの?
まぁ、確かにたどり着けないかもしれないけど、頑張ればそれは無駄じゃないから。
「結果も過程も大事」って、誰かが言ってたんだ。

【少女の言葉を勝手に解釈し、つらつらとそんなことを言う。】
【綺麗事と思われるかも知れないが、本気でそんなことを考えている女。】

【だからこそ、女は少女の心の内を、もしも女が弟にたどり着けなかったらどうなるのか】
【絶望を見てみたいと思う心の内に、気付けなかったのかもしれない。】

…ありがとう。
きっと見つけるよ。

…じゃ、私は帰るよ。またn…

【そして女は、踵を返そうとして、気付いた。】

…私、白雅 柚(シロガ ユウ)。貴女、名前は?

【名前を聞いていなかった。名前を聞けばすぐに女は別れの挨拶をして、繁華街へと戻るだろう】
925 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/16(木) 02:09:53.42 ID:GGjnQYoBo
>>922
【シスターはメイスに対してかなりの思い入れがあり、ただの武器として扱っていないのは間違いないであろう】
【男が近づいているのに気づくまでに時間がかかった理由も納得いくであろう】
【シスターは不意に話しかけてきた男に若干の驚愕を見せてみるが、その後は立ち上がり…男に頭を下げる】
【濡れているメイスをかばうように抱えているため、メイスの詳細を相手を知ることはできない】

ええ、これは私が私であるために必要なのです。私はこれでないと生きている意味が無いのです。
あなたにはありませんか?自分でなくなってしまいそうなものが。
私にとって自身をつなぐものはこれしかないのです。

【そういってシスターはどこかに消えようとしている。呼び止める理由が無い限りシスターは人込みに帰るだろう】
926 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/16(木) 02:11:43.01 ID:yPKnbuxLo
>>921

「ウーン、こればっかりはねェ」

男の様子を眺めながら、唸るようにして呟く
全てを等価値に見ている以上、一つの物に集中する事――言ってしまえば努力が不得手であるのだ
頬笑みを向けてくれた相手に対し、照れを隠すように片手で頭の裏をポリポリと掻く

「アハ――アンタは終わりには執着せず、未練も断ち切れるわけダ」

男の言葉から、特に“死への執着”に対する嫌悪を感じ取って、質問を返す
相手が自分の価値観を拒否しなかった、否定しなかった、その事を嬉しがりながら、
同時に相手の価値観に対する興味もまた湧いてきていたのだ
男の微笑に合わせるように、女もまた微笑を浮かべている

「―――よし、乗っタ!」

暫し考え込むような仕草を取った後に、片腕を突き出し、親指を上げて高らかに宣言
給料が出ないという点など気にせず、恐らく衣食住と言う点にひかれて

「ほうほう――――そっかァ」

男の自慢げな概説を興味深げに聞きこみ―――、しかし閲覧を拒否された事に残念そうな声を上げる
しかし、やはり簡単には諦める事が出来ないようで、物欲しそうな視線を向けたまま

/では、ここで凍結で
927 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 02:12:30.04 ID:K7Qw+cSMo
>>926
/はいな、一旦お疲れさまでしたッ!
928 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 02:15:33.78 ID:t1BSBFfmo
>>924
余計なことほど大事なこともあるものよ。
長生きしたければ覚えておくといいと思うわ。

【馬鹿って言いたいだけで、なんか適当なこと言い出したこの女!】

可能性の話をするのであれば。
辿り着けないかもしれないわね。

【結果も過程も大事】

【その言葉は少女の心の片隅に重く沈むような響きを孕んでいた】

価値観の相違ね。
【結果が全て】
【少女の身体は、万の犠牲と億の失敗の“結果”なのだ】

【最後の一掴みの真理が、世の中の全てだと】
【思っていたのだが…】
【銀髪の女の瞳には綺麗な光が差している】


私の名前…。

【少し考え込んだ後に自分の名前を思い出そうとするが】
【そういえばそんなものは無かった】

アレとか。ソレとか。
固有名詞は持ち合わせていないわね幸運なことに。

【皮肉めいた口調を漏らしつつ、鬱陶しそうに手をひらひらと振る】

とても。とても。助かったわ。
出してくれて有難う。
今度会う時は大事なモノを見せて頂戴。
929 :【黒鉄之鎌】《Dark Metal Sickle》 [sage]:2011/06/16(木) 02:22:24.98 ID:+3/Y5bK9o
>>925
自分でなくなってしまう、そういうモノか、男は考えた、だがそんなモノは何もない
あるのは只、自分の理性を奪う物、
右腕にある自分の狂気を露出させる物
こんな物、なければどれだけ幸せだっただろう

自分を自分じゃ無くす、その右腕、
否、もしかすると…自分を本当の自分をさらけ出す、本能のままに、自分のもつある気持、
普段は理性が抑えている物、それは狂気…
そういう意味では、幸せなのかも知れない、本能がままに生きる、野生の動物のように、
男はいろいろ考えるが、結局答えは出て来ない、そう考えているそのうちに、目の前のシスターは居なくなっていた

男はその誰も居なくなった、雨が上がった其の場所で、一人微かに笑いながら、帽子を深くかぶり直し歩き出す
考えるだけ無駄、答えなんて無い、
自分にとって理性は必要なのか?解らない、そう考えながら、男も姿を消した

/お疲れさまでした!!ありがとう御座いました!
930 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/16(木) 02:22:44.44 ID:GGjnQYoBo
>>922
(ぬるかんだ道をあなたは早く走れますか?ということですね)
931 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/16(木) 02:23:19.41 ID:GGjnQYoBo
>>929
(短くなってしまいましたね…乙でした!!)
932 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/16(木) 02:24:17.38 ID:f+RdI46P0
>>923
「ま、誰しも、最初の一歩を踏むものよ、あら、きっかけの縁が薄いですって?」
「貴方には、彼女と出会った事自体がきっかけじゃ無いのかしら?」

最初から自転車を上手く漕げる子供は居ないし、最初から一人で立って歩ける赤ん坊も居ない。
結果的には、ロックベルは単に踏み出しただけなのだ
きっかけなんて、ふと考え、ふとやろうとし、偶然やってきた、其れだけな話なのだ。
個人的に恋愛する事程に、大きなきっかけは無いと思ったり
……縁が無くて悪かったわね。

「あら?貴方は貴方なりにものをしっかり考えてると思うわ?」
「……ま、彼女の場合、当時は誰にも頼らず、一人で生きたがってた節が有ったからね」
「考えてる様で、考えるべき事から逃げてた……貴方は其の考えを改心させた、命懸けで、救う事で」
「貴方は私に出来ない事をやってのけたのよ、其れだけでも大きな誇りだと思うけど」

目の前の男は考えるより、本能的に誰かを救いたい節が有るのだろうか
きっと、考えて、どんな結果を導いても、彼女にとっての湊は“誇り”で有り続けるんじゃないか
ずっと錆びる事を知らず、輝き続けるダイヤの様に
彼女も、彼のそんな所に魅かれた訳なのだか
933 :【黒鉄之鎌】《Dark Metal Sickle》 [sage]:2011/06/16(木) 02:24:40.02 ID:+3/Y5bK9o
>>931
/なるほど、道路という固定概念に殺られてしまっていたようです!
/またよろしくお願いします!
934 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 02:29:03.23 ID:2eu41JFV0
>>928

あーもう、馬鹿って言いたいだけなのは良く分かったよ。

【そればかりは“馬鹿”の女にも分かったらしく、受け流す。】

それでも、私は探すよ。弟をね。
たどり着けないって、逆を言うとたどり着けるかもしれないから。
たとえ弟が居なかったとしても、その「結果」にたどり着けたら、過程も無駄じゃ無かったって、思えるんだ。

【そう、価値観の相違。一人一人、思っていることは違う。考え方も違う。】
【だから女は、自分の思っていることを自信を持って言える。勿論それが正しいと信じている。】

名無し?
そう、じゃあ仮に“A子”ってしておこうかな。

【勝手に名づける。しかもネーミングセンスは皆無である】
【コイツには絶対誰かの名付け親になって貰いたくない。ひそかに思う中の人】

何、困ってるから助けただけだよ。当たり前のことをしただけさ。
うん、今度は弟も連れてくるよ。

じゃあねA子。また会う日まで!

【そんな、叶うはずの無い事を言って、女は繁華街へと戻っていった。】
【女が気付くのはいつなのか。それを知った時、女はどうするのか。それは、誰にも分からない。】

/乙でしたぁっ!
935 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 02:43:17.06 ID:t1BSBFfmo
>>934
【その様子を、にんまりと意地の悪い笑みを貼り付けながら眺めた後】

私は何も言わないわ。
正しいと思えば。そうすればいいわ。

【失敗は付き物なのだ】
【そうして無様に生きて、無様に死んでいけばいい】
【その短い輝きこそ人間の美しさであると、少女は蛇を振り回しながら思う】

えぇそうねえーこでいいわえーこいいわねすごくセンスがいいわえーこ。

【ネーミングセンスという範疇を超えた、教科書規格の人名事典にある種の感服を覚えつつ】

また会う日まで…。

【月明かりに白く浮き上がる手を上品に振り、揺れる銀髪を見送った】




【誰もいなくなった路地裏】

人間は美しいわね…。蛇原田さん。

【ぐったりした蛇を首に巻きつけながら独り言のように呟く】

綺麗な光…。力強い光…。

【彼女の希望に満ち溢れたオーラを思い出し、目を伏せる】


ねぇ。蛇原田さん。

――――あの子はきちんと絶望してくれるかしらね…。

【蛇のように。ぺろりと舌舐めずりをして】
【少女は彼女の絶望を願う】

【A子の逆襲。脚本:私 監督:私。の原案をを考えながら】
【少女もまた帰路へとついたのであった】

/長い時間お付き合いありがとうございましたなのです!
/職人さん可愛かったよぉぉぉ!!
936 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/16(木) 02:50:11.19 ID:YruEeHe40
>>932
「――そうだ… 何か、凄く当たり前すぎて見落としてた気分です」

「思えば、あれがきっかけじゃなくて何なんでしょうか」

「自分以外の人の事をこんなに想えたのは、とても大事なきっかけなのに」

【出合ったのは偶然 それも、殺される対象としての最悪と言っていい出会い】
【その後も数回しか会うことが出来ず、今は更に遠く遠く離れている】
【ただそれでも、いつも彼女を身近に感じていたが故に、既に日常の一部になってしまっていた】
【改めて見つめ返すと、自分がこれ程までに彼女の事を想っている事に自分で驚いた 自然に、破顔してしまう】

「俺なりに… フフッ、どうやったら楽しくなるか ぐらいしか考えて無い気がします」

「アイツを助けたのだって、当たり前の事ですよ 誰だって、楽しく生きるのが一番なんですから!」

「そっか…俺にしか出来ない事 か」

【誰彼構わず助けるつもりはない、と思ってはいたのだが、彼の信念はそうではなかったようだ】
【助ける、なんて大げさなものではなく ただ単に、もっと楽しい事がある そしてそれを求めるのは当たり前だと教えてあげただけだ】
【それを当たり前だと思える事が、彼の信念であり 彼女の誇りなのだろう】

「少なくとも…あの歌声が俺にだけ向けられたってのは――俺の誇りですね」

【惚気た訳ではないだろうが、はにかんでそう言った】
【旅立つ前に残した歌声は、確かに自分に向けられたものだった それは、彼女の想いそのものだったから】
【誰かに想われる事 それが力となり、誇りになる事を教えてくれたのだった】

「さってっと… 何だかお腹すきましたねぇ どうですか?ちょっと一杯、奢りますよ」

【これ以上話を続けると、自分の感情に次々に気づいてしまってどんどん恥ずかしくなってくる】
【何だかんだで巻き込んでしまったので、誘ってみる つまり、無理やり話題を変えたわけなのだが】
937 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/16(木) 03:19:41.14 ID:f+RdI46P0
>>936
「当たり前な事って、実はかなり大切なものだったってのは、ホントに良く有る」
「身近な愛って奴かしら? ん、本当、恋愛って素晴らしいわよねー……ははは」

話す度に、こう、胸に湧き上がる虚しさと言うか、今までの人生を振り返り、抉り取る的な
二十歳半ばにしてNo青春Lifeを実感する様な……要するに妹や湊クンは熱い恋に
見るコチラがむず痒くなる様な青春してるのに、孤独な独り身経験=年齢で有る私は
心の中で涙をダバーと流さざる得ない。

「ホント、単純ねぇ、単純だから良いんでしょうけど……」

「ま、何が為に彼女を守り、彼女に愛され、彼女を愛すか、しっかり胸に刻んでおきなさい」
「それを忘れずに居れば、遠くない内に彼女のウェディングを見る事が出来るわ♪」

要するに早い所結婚しちゃえ、と言う遠回しな表現では有るが、素直に祝福したい
気持ちは勿論大いに有る、祝福しない訳が無い
私も祝福される様な相手を探さないと売れ残ってしまう
とか考えるのは悲観的になるだけなので止めた。
暫く、意気消沈の如く落ち込みと溜息が我が身を襲うが、酒だ

「もうこーなったら朝まで飲むわよぉッ!!来い!義弟よッ!そして奢れ!」
938 :【飛翔脚昇】@wiki [saga]:2011/06/16(木) 03:36:59.26 ID:YruEeHe40
>>937
「恥ずかしながら、その通りですねぇ」

「………お姉さん?何か微妙に暗くないですか?」

【何だか、様子…というよりは、オーラと言うか何と言うか そこはかとなく悲壮感を感じる】
【顔を覗きこんでみるも、さっぱりわからなかった 無理も無いが】
【心配そうな顔をしていたが、理由がわからないので肩をすくめるほか無かった】

「難しく考えてたら、難しい顔になっちゃいますからね 笑顔が一番です」

「とっとっと… ええと、いやその」

【何が「いやその」なんだろうか 祝福してくれているのはわかる 何だか痛いほどに】
【しかし、だ 再会した時にその感情があったら、まともに話せない気がする】
【決して考えていない訳でも、嫌な訳もないので否定できないのだった】

「ええと、カードの使える店でお願いしますね?お義姉さんっ」

【発音は同じなので、気づかれないだろうが 彼なりに親愛の情をこめて言ってみた】
【駆け出した女性を追いかけるように、ゆっくりと歩みを進めた】
【その背中を見つめながら、こんな姉がいるのも悪くはないな と、考えながら】


/二日を跨いだロールにお付き合いいただきありがとうございました!
/そして、毎回のように長い時間になってしまい申し訳ありません… 乙です!
939 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/16(木) 03:42:47.76 ID:f+RdI46P0
>>938
/こちらこそ遅駄レスで遅くまで付き合わせて済まんかった!乙と長らくの絡み感謝!
940 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×5 [sage saga]:2011/06/16(木) 06:55:35.23 ID:O7nu9ooL0
どうやら、朝がやってきたようだ

視界が明るくなったことを感じ目を開いてみると、空へと昇り始めた太陽と光が降り注がれた世界が見える
どこにいっても、朝の風景というのは変わらないものだな・・・・あくまで風景としては、だが

「ん・・・・・さて・・・・」

陽光の直射の眩しさによって眠りから覚めた私は、立ち上がりながら大きく背伸びをした
そして隣にある、旅のお供であるリヤカーに目を向ける、眠る直前と変わった様子は見当たらない

「今日はいい天気になりそうだ・・・・あまり嬉しいことではないが」

雲の少ない空を見上げて、まあ雨よりはマシではあるが、少しだけ憂鬱にため息をついた
なにせ天気がよければ日中が暑くなることは確実なことだ、黒いローブを着ている私にとっては非常に都合が悪い
しかし、愚痴を言ったところで仕方がない・・・・ローブに付着した土を軽く払い、フードを深く被る
旅支度を整えたら、私はリヤカーの取っ手を持ち

「さて、なるべく涼しい道を歩きたいな」

道なき道をゴトゴトと、タイヤの音を立てながら歩き出した
941 :【輪舞回生】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 11:15:28.51 ID:j/QtnpAJo
>>940
/まだいらっしゃいますか…?
942 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/16(木) 13:40:25.34 ID:gOETNw6IO
【公園】

「……はっ!」

【ズンッ】
【一人の少女が八極拳の形打ちをしていた。】
【十七歳くらいの一人の少女。】
【ショートカットの髪と赤縁のメガネ。】
【着古したようにくたびれた藍色の道着、】
【その上から黒い春用の薄手のコートを袖を通さずに羽織っている。】
【足を動かすたんびに、履いている下駄がカラコロとくぐもった、】
【優しい音を奏でた。】

「…しっ!!15勝7敗3引き分け!」

【踏み込む音が響く。】
【なかなかその動作は手馴れており、】
【彼女がその拳法を体得しているのがわかる。】
943 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 15:40:39.92 ID:GphsR/gIO
ーー鐘楼堂

ゴーン.....ゴーン.....ゴーーン.....
ゴーン.....
何処かで鐘の鳴る音がする、此処はある山のその奥にあるある鐘楼である
その低い重低音は、下界の町に響くのか...

ゴーン...ゴーン....
ゴーン.....ゴーン.......ゴーン....
実はその鐘の音以外にもう一つ、先程から鳴る音がある、ギシギシと鐘を吊るす木の悲鳴
その鐘の音で打って居る本人は全く気付く事はないだろうが.....

おっと何故そうなったのか?それは色々複雑な事情があるのだが、それは気にしないでおくことにするのが良い
顔に大きな数本の傷がある
不思議な籠手を付けており、その手に持つ大きな槌でその鐘を一心不乱に叩く、
そんな女である

ゴーン....ゴーン....ゴーン..

ギシ....ミシミシ......ミシミシミシ....

そして限界が来るのだガターーンと、
その大きな音と共に大きな鐘が転げ落ちる、その支えから.....
ああ...どうなる事やら......

鐘をは転がる、山から転がるその山道を
物凄い勢いで、木に当たって止まると良いが、誰かがいたとしても避けてくれれば良いが、誰かに当たらなければ良いが....

転がる鐘を某然と見ている女である


944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/16(木) 16:10:38.35 ID:6AziPnMt0
>>943

【鐘楼へと続く山道を上ってくる少年が一人】

はんぺん〜〜大根〜〜人参〜〜

【陽気に歌など歌いながら黒髪の少年が登ってくる】

【目は燃えるように赤く、首まで伸びる髪は風になびく】
【ランニングとジーパンを着て、山道を歩いている】

おーぉ、鐘が鳴ってるー

【そう、この時点で鐘を気にする必要はなかったのだが........】
【歌が後半にさしかかってきたころ、鐘がこちらに転がってきて........】

〜で〜ん〜.......お母さぁぁぁぁぁん!!!

【鐘にまきこまれて山道の下の方に落ちてしまった】
【これでも能力で腕力を強化していたので、腕でいくらか力を受け止めたのだが】

/まだいますか??
945 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 16:12:04.11 ID:GphsR/gIO
>>944
/いますですよー!今返信をさせて頂きます!
946 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 16:19:19.42 ID:GphsR/gIO
>>944
お母さーーん其のような悲鳴が聞こえた気がした
何かに当たっても転がり続ける鐘、
その声を聞いて女に嫌な汗が出る
またやってしまった....とそう思いながら
女は走るのだ、その鐘の止まった所まで、
大槌を担ぎその倒れる少年元に向った

うわーまだ小さいじゃないか...大丈夫かね...ああーなんて事を...思いながら
其の倒れる少年に声をかけた

「えーっと...大丈夫かな..?ア...ハハハ....」

947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/16(木) 16:28:37.54 ID:6AziPnMt0
>>946

大丈夫ですけど全身が痛いです

【ブッ飛ばされた場所に女性がやってきたものの】
【さすがにそこまで元気が無いのか、返事は手短に済ませる】

ていうか、鐘がもげるほど叩かないでください

【器物損壊に対する事をとがめた後】
【むくりと上半身を起こして】
【女性の方をじーっと見つめ、近くのアイス屋を指差す】

アイスをくれたら、まぁ許しますけど

【つまるところ腹が減ったのだ】
948 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 16:38:05.13 ID:GphsR/gIO
>>947
声を掛けると返答が来た、ああ、良かったと....無事で良かったと...
そかしこの青年、なぜ無事なのか?まぁ深くは考えまい、きっと辺りどころが良かったのだ
なんて事を思いながら、
「良かった....またやってしまったと思ったから...」
「良かった....」
安心したかのようにため息をつく、前回はある人物を病院送りにさせていた事も有り、内心ドキドキだったわけである

「いやぁ...叩いてたら止まらなくなってさ...アハハ...ごめんね」
後頭部を右手手で書きながら、その少年に向けて左手を差し出した

「立てるかい?アイスぐらいなら...驕るからさ」
それで許してくれるとはなんて良い子
罪悪感もあり其れぐらいは了承する
、アイス屋を一度見た後、其の少年に目を向け言った
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/06/16(木) 16:44:36.67 ID:6AziPnMt0
>>948

過去にもこんなことをしたんですか.......

ま、アイスをくれるんなら良い人なのですけど

【アイスの部分を強調しながら少年は言う】
【なんとまあ単純な奴だ】

【そしてトテトテとアイス屋に歩いて行くと】

すいませーん、バニラ二つー

【と何故か二つ分注文する】
【そして、片方の金を出すと、女性に渡す】

これはアイスをもらうお礼です。

【女性に買ってもらったアイスを手に持って、女性に片方を渡す】
950 :【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を扱う能力E:重めの模擬刀 [sage saga ウサミミ]:2011/06/16(木) 16:53:13.48 ID:/EZNb2AY0
【森】
【木の葉が舞い散り、歩くと軽快な音を立てる緑の世界に】
【一人の少女が居た】

「・・・・・・」

【さくさくと大地を踏みしめ歩く少女】
【学校指定の女子制服。その手には模擬刀、肩にはスポーツバッグ】
【頭の上にはウサミミが乗っていた】

―――ピョコン・・・・・・ピョコン・・・・・・

【少女が動くたびにそれは揺れ】
【制服姿の彼女に少し変わった印象を加えていた】

(新しい戦い方・・・・・・練習しなきゃ)

【少女は森の一角で立ち止まり、ウサミミを外してスポーツバッグと一緒に地面にそっと置く】

【暫くして模擬刀を抜き】
【その場の適当な木に向かって模擬刀を振り始めたのであった】

/模擬戦募集です
951 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 16:58:45.15 ID:GphsR/gIO
其のアイス屋に向かいながらの何気ない会話
平和である

「いやあ...過去と言うか...昨日というか...」
頭を描きながら、アハハと苦笑い、まぁ結局無事だったから良かったのだが...
其の結果はまだわからないのである

そしてアイス屋に到着して少年が頼んだのは2つのアイス
いやー別腹とはいえそんなアイス2つも食べて食べすぎだろ!などなど思いつつ
そのアイスが女はの前に差し出される

「あ...ありがとな」
そう良いながらそのアイスを手に受け取る、以外だったのか
少々言葉は吃ったのだが、
そのアイスを受け取り一口舐める
なんてキザな子なのだ、と内心思うので有った

「ところで何で無事なんだ?あんな物に巻き添えになって、すげーな、ビックリだよ!」
地面に置いた槌に腰掛けて少年に問うのである

/名前を..お願いしますです!
952 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 17:07:08.17 ID:GphsR/gIO
>>949

/>>951安価つけ忘れです...
953 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/16(木) 17:07:19.11 ID:6AziPnMt0
/また名前を忘れてたぁぁぁ!!!

>>951

貴方の過去怪しすぎますよってか昨日ッ!?(ペロペロ

【女性の危険な過去に驚くも、会話をつづける少年】
【なんだか子供扱いされている気がするのであるが】
【これでも高校生くらいの年なのに】

お礼なんて要りませんー、あくまで俺の気分なんで

【ニパーと笑うと少年は言う】
【別に他意は無いのだが確かに一々キザにも聞こえる】

無事なのはですね、腕力強化で受け止めといて、後は自分の根性と剣でのガードです

【そう言って、腰の剣を一度抜いた後、しまう】
954 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 17:17:20.23 ID:17r/JpHmo
【空色の髪と目の子供がひとり、GPSに程近い民家の軒先で雨宿りをしている。
服装は白と水色を貴重としたTシャツとクロップドパンツという軽装。
軽いマントを羽織っている】

むう……。
どっかで護身ナイフでもかえないかと思ったけど戦闘に耐えるようなものはうってないにゃ……。

いっそだれかくれないかにゃあ?

【いっしょに雨宿りをしている野良猫相手に、なんだか調子のいいことをつぶやいている……。】
955 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 17:21:28.82 ID:17r/JpHmo
>>954
/なんて書いてありますがなんでもカモンです!
/ただし身の危険を感じると逃げます……。
956 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 17:23:36.85 ID:GphsR/gIO
>>953
「いやー...まぁ事故だったんだけどねぇ...」
苦笑いしながらの、そのため息、確かにその出来事は女性を精神的に苦しめたのだ、
まぁ..自分のせいなのではあるが...
警察まで来て其れはもう大変だったとか

「へぇ....良い奴だね、少年!ハハハッ!」
まぁしかし、其のような事故の事も当事者しか知らない事であり、今は関係ないと、
青年の笑顔に釣られ女も笑みを見せるのだ

そして少年は剣を出す
まさかこんな10歳ほども離れていよう少年がそんな物を持って居るなど思っても見なかったようである、腰にったじゃん気づきなさいと言った感じではあるが...

「ほー...腕力強化?何かわからんけど、すごい奴だったんだな少年!」
「剣も扱えるって...人は見た目によらんものだ.....」
少し失礼な事をいった気がするが、その青年の話した内容には興味が湧いていた、
女は無能力者であり?自信を腕力強化するというキーワード自体が珍しいものだったから
/いえ!こちらは遅れて申し訳ないです..

957 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/16(木) 17:29:53.60 ID:6AziPnMt0
>>956

良い奴、ですかねぇ?

【良い奴などと言われた事が初めてな少年は若干照れたように言う】
【それに近い事を言われた事はあるのだが】

腕力強化じゃないんですよ、魔剣士ってのがいちばん近いのかな?

そう言えばお名前を聞くのを忘れてましたね。俺は朝月っていいます。

あ、もいっこ忘れてた。あなたに夢はありますか?

【少年は女性に問う。真剣に真っ直ぐな口調で】
958 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 17:33:22.40 ID:GJtoGZ550
>>954
少女が雨宿りしている民家
外は雨、みんなが傘を差している中

民家の屋根から物音がした
ズルズル、と何かを引きずるような音
と共に、ペシャペシャと屋根を叩くような音もする

かなり不自然だし気味が悪い
それに、雨の日に屋根で雨宿りする者など居ない
しかし、屋根の上に居た人物は

「……ゥァー…………」

呻き声のような物を上げた
相変わらず気味の悪い音を出しながら、心成しか少女の方に音が向かっているような気がする
959 :【無刀暗殺】無刀(徒手空拳)での人体破壊術に長けた武芸者 [sage saga]:2011/06/16(木) 17:38:54.70 ID:lZhSlu1d0

【とある河川敷に、一人の小柄な少女がいた】
【川の水面を見詰める彼女は、ブルース・リーを連想させる、黒いサイドラインの入った黄色いトラックスーツに身を包んでいる】

「ふぅ……」

【一つ、息を静かに吐く】
【一陣の風が吹き、少女の金髪のショートヘアがふわりと靡く】
【そして彼女は大きく両手を上げ】

「――いよっと」

【次の瞬間、地に両手を着け、垂直に倒立した】

「よ、っと、と……」

【そして逆立ちした状態のまま、ぺたぺたと彼女は川沿いを歩き出した】
【そのまま数分程逆立ち歩きを続けるも、少女の顔に苦痛は見えない】
【むしろ、まだ余裕があるのか笑みを零してさえいた】
960 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 17:41:56.47 ID:17r/JpHmo
>>958
【ずるずる……ぺしゃぺしゃ……
民家の屋根からはとてもしえないような音がきこえる】

………ぶに?

【少女…にしては胸が平らで少年…にしては華奢ななぞの子供は、
奇声としか言いようのない声を上げて辺りを見回した。上か。
音の大きさからしてその源は、人ひとりぶんの大きさはありそうだ。

野良猫がぱっと身を翻しどこかに消えた】

【そして、きこえるうめき声】

のああ!! 誰ダにゃ!!
おいらはソラだにゃ!! 微妙にしかあやしくないにゃあ!!
食べてもたぶんおいしくないにゃー!!

【そして少々びびりつつ、そんな微妙な自己紹介。
反応いかんによってはすたこら逃げ出すかまえ。
だが怖いもの見たさもあって結局、こんな反応になったのであり……】
961 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 17:43:59.76 ID:GphsR/gIO
>>956
「ああ、良い奴だよ、あんたは」
「将来が楽しみだねー!」
そんな冗談を交えつつも、その照れた表情を見せる少年と会話する

そして自分のした質問に少年は答える
魔剣士....あの魔法とかそう言うの使う人の事か?など思いながら

「へぇ...魔剣士ねぇ、なんかすごいねあんた、羨ましいよ」
生まれつきそんな能力を持って生まれた能力者、女は只の鍛えた女、その少年が羨ましく感じる

「ほー朝月君って言うんだね!よろしく!」
「私はーー....何だろうね?忘れちゃった、ハハハッ!物忘れが激しいのかねー」
簡単な話し彼女には記憶がない、だが、其れを何とも思って居ない、だからその返事は悲しみなども、そんな物は何もない

「夢はー....なんだろうねぇ...うーん...」
「わかんないねー今は、取り敢えず生きて生きて、長生きすることかな?フフッ」
夢と言われても、何も思い付かなかった、別に記憶を取り戻したいわけじゃ無く、なにか目標がある訳でも無い、だから生きていたい、夢を見つけるまで生きていたい、そんな感じ

「あんたには有るのかい?夢?」
962 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 17:47:38.48 ID:GJtoGZ550
>>960
「……?」

【屋根の下で雨宿りしていた人に気付いていた訳も無く】
【一瞬、足を止める】
【そして、数秒間の沈黙の後】

「…………あ」

【先ほどの呻き声とは打って変わり、普通の女性の声が聞こえたかと思うと】
【屋根の上から、誰かが降ってきた】
【ベゴッ、と物凄い音を立てながらコンクリートに額をぶつけたのは、一人の女だった】

【だがただの女ではない】
【背中から四本、腕ほどもある褐色の触手を生やし、頭の上にはちょこんと猫耳を乗っけた女だ】
【何か、色々と混ぜるな危険な物を混ぜた具現化のような姿である】

【女はコンクリートに倒れこんだまま、ピクリとも動かない】
963 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/16(木) 17:50:40.12 ID:6AziPnMt0
>>961

将来かぁ、考えたこともないな

【若干考えが浅い所を見せながらも笑い飛ばす少年】
【だが、ここで止まるはずの会話は......】

なんならお姉さんに貰ってほしいですよ、まったく

【しょうもない事を言ってしまった】

能力があるってのもいいもんじゃないですけどね

【あまりその話題はしてほしく無いのか】
【直ぐに軌道修正する】

長生きする事ですか.....覚えときますよ

俺にはまだ夢が無いんですよね

/ちょっと次遅れるかもしれません
964 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 17:53:54.60 ID:K7Qw+cSMo
>>926

「……んじゃ、気にしねえことにするよ。 てか、諦める」

 大方『一点集中』ができない気質なのだろう、と推量し、冗長を補うのは躱した。
 頭を掻くさまを認め、ふと己の行動を省みて。分不相応な頬笑みだったと勘付き、赤面。
 それとない素振りで、上気した顔を覆うように掌を遣った。不和を厭って、咳払いを一度。


「んな都合よく切換えできたら、苦労しねえが……でも、まあ一応頑張ってるよ」

「終わったことに執着して『成長(あゆみ)』を止めるなんざ、御免被りたいし」
「断ち切れない未練に足を引かれて、のろのろと歩くのも好みじゃないんでね」

「……俺は、退廃主義者でも暇人でもないんだ。 『停滞』とか『憂鬱』とか大ッ嫌いなんだよ」

 過去の『喪失』を匂わせた反面、ある種の『充足感』も織り交ぜた返答は、交錯したものだった。
 互いに合致させるよう、微笑を揃えた女に毒気を抜かれ。呆れた仕草で、顔から掌を引き離して。
 再度、擬された興趣の矛先が、肌を粟立たせた。もう勘弁してくれ――、と内心悲鳴をあげる。


「――――よし、来たッ! やっぱ流石だな、ノリが良い奴は大歓迎だ」

 女が思案に暮れていた空隙。それは、那由多に永く思える流れ――とは趣を反して。
 当初は水面の月を攫うように、不明瞭だった女(もの)は、徐々に『掴める』よう順化していた。
 ゆえに、焦慮を懐くことは非ず。突き出された片腕に応え、サムズアップ。高らかに宣誓を告げる。


「そ……そんな目で見るんじゃねえよ。 マジで無理、俺が色々言われるんだっつーの」
「とにかくだ、今度逢ったときには見せてやるから。 今日は抑えろ、な? それなら良いだろう」

 落胆と、色褪せる兆しをみせない好奇心。物欲しそうな視線に、恐縮したような所作で応じた。
 彼の振る舞いには、『誰か』への怯えが滲んでおり。怖じ気づいたように数度、却ける意味合いで、
左右に頭を振った。ケースの頂部に推移した手へは、開放を頑なに拒絶するよう、握力が込められる。

 ――考量を挟んで、女を鎮静化させるという愚策に基づいた、譲歩案を提示した。所謂『逃げ』であり。
 結局のところ、朝三暮四ではあるが。次回には、都合よく忘却してくれていることに、願いを託す他なく。
965 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 17:55:06.88 ID:17r/JpHmo
>>962
【一瞬音が止まって――女の人の声――降ってきた!!】

のげぇぇぇぇ?!

【そして止める間もなくコンクリートに墜落、おでこいたそう】

あわ゛あああああ!!

【奇声のバリエーションだけは人一倍のソラである】

だ、大丈夫かにゃあ!! ねこみみのおねーさん!!

【これだけ派手に倒れられてはほっとけない。慌てて駆け寄る。
背中から触手が生えている? もーまんたい!!
こいつもまた、猫耳があればすべて(ryという猫耳信者でした】

【とりあえずは彼女のそばにしゃがみこみ、小さな手でぺしぺし、と頬を叩いてみる。
異常があるようなら衛生兵…はもういないのだっけ、救急車を呼ばねばならない】
【しかし、アホのようにみえて最低限の警戒は解いていない、もし捕食しようとしたなら身を翻すだろう】
966 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 18:01:28.29 ID:GJtoGZ550
>>965
【数秒、まったく動かなかった女だったが】

「……!!」

【駆け寄られた途端、ガバッと起き上がる女】
【そして一旦立ち上がると、また静止】
【数秒後、地面にゆっくりと寝転がると】

「……」

【超無言で額を抑えながら、思い切り地面をのたうち回り始めた!】
【大丈夫ではない様子】
【背中から生えている触手も、同時に暴れまわっている】
967 :【雷撃之神槌】@wiki :2011/06/16(木) 18:02:50.15 ID:GphsR/gIO
>>963
「無い物ねだりって奴なのかねぇ」
「私は能力者は羨ましく思えるし、能力者はそれをいらないって言うし」
「不思議だねぇ..」

なにかデリケートな問題なのろうか、一瞬少年の顔が曇るのを確認する
そして手に持っていたアイスを舐めながら
まぁ無理に聞くもんじゃないかないと
アイスを舐めながら思うので有った

「そうだねぇ夢って言えるかわかんないけどさー」
「夢ねぇ...いやぁ...難しいねぇ、なんなんだろうねぇ、夢って...」

と空を見ながらアイスを食べながら何か考えて居ると、何かが思い浮かんだ

「ほら!、夢も希望もないっていうじゃん!」
「希望はあるのかい?希望は?」
夢と希望、なにが違うのかよくわからないが、その思い浮かんだことを何も躊躇も無く言う女性である
女も同じ考えは浅かったりする
968 :【無刀暗殺】無刀(徒手空拳)での人体破壊術に長けた武芸者 [sage saga]:2011/06/16(木) 18:11:13.35 ID:lZhSlu1d0
>>959再募集
969 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/16(木) 18:11:39.18 ID:yPKnbuxLo
>>964

男が諦めてくれたのを、何処か申し訳なく感じながら、しかし女にとってそれは簡単に受け流してしまうもの
どの様な言葉も、行いも、格別に特別視する事が出来ないというように
だから、努力に勤しむ間も反省を行う間も置かずに、男が赤面したのを見て咳払いをしたのを見てさり気無く、くすりと笑ってしまう
とは言え、相手に気づかれるほど明確な物では無かったが

「アハ、成程ねェ――じっとしている事、立ち止まる事が嫌いカ」
「うん―――そんな感じがするッ」

相手の返答に、然もありなんといった風に頷き返す
納得するように、受け入れるように
その顔は笑みを浮かべるのを止め、それでも険しくなるわけでもなく穏やかなまま

「ヒヒっ、よろしくッ!」

悪童の様に状況をただ単純に楽しむように小さく声を上げて笑い、男の言葉に応える
この女が、状況を正確に明瞭に理解しているかは確かではないが

「うーん、じゃあ仕方が無いかナ」

男の言葉に対し、渋々といった風な声を上げながら好奇心に満ちた視線を取りやめた

「でも、今度逢った時は絶対だヨ?」

それでも――男の譲歩案を逃がす物かといった風に、言葉を仕掛ける
それは宛ら、欲しい物をねだる子供の様でもあった
970 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 18:16:39.34 ID:17r/JpHmo
>>966
【ぺしぺし……ぺしぺし……反応がない】
【うん、救急車を呼ぼうかな、と思い始めたとき、猫耳の(触手はどうしたと突っ込んではいけない)おねえさんは立ち上がる。もちろん奇声と共に手を引いた】

ふわっ!!!!

……だ、だいじょ、ぶ……

【静止。無言。横たわる。無言。】
【のた打ち回り始めた!! そしてやっぱり無言!!!!】

じゃにゃああああああ!!

ち、ちちんぷいぷうわああああ!!

【痛そうだが、この状況ではちちんぷいぷいぐらいしか思いつかなかった。
だがそれも最後までいえない、触手がばしんばしんとその辺をぶちまくっている。
危ない、慌てて後退するが、べしん。一本がかなり思いっきり足に当たった】

い゛、いたいにゃああああああ!!
あ、あうあうあー………どうしよ………

【そのままその場でしりもちをついて、ちょっと涙目でのた打ち回るお姉さんを見る】
【なお、数人いた住民は、遠巻きに見ているだけである。
困る。必死に考える、そうだ】


お、お、『おちつけにゃああああああああああああああ』!!



【懐からマイクを取り出し、耳がキーンとするほどの大声で叫ぶ。
同時にこの子供のほうから触手もなびかんばかり(本体が吹き飛ぶほどではない)の突風が発生、のた打ち回る猫耳触手お姉さんに吹き付ける。

ただし、強くても音をのせたただの風なので、殺傷力はない。
あえて言うなら、ちょっと涼しくてすごくウルサイという感じである。
さて、正気に戻ってもらえるか? あるいは逆に……?】
971 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/16(木) 18:24:35.57 ID:6AziPnMt0
>>967

/すいません!もうちょっと遅れそうです
/七時までには返せるはずなんで
972 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 18:24:55.06 ID:GJtoGZ550
>>970
【痛みに辺りをのたうつ女】

「あんぐぬおいおああああああ」

【今まで無言だった女も、呪詛のような言葉を言い始めた!】
【よほど痛いのだろう】

【しかしウロウロした所で体に地面の石が着くだけで】
【さらに痛みが加速する】
【どんどんと暴れ方がダイナミックになっていく女】

【とその時】

【ビュオオ、という風の音】
【その瞬間、女の背後から強風が襲いかかった】
【と言っても、普通に立ってれば耐えられるレベルだ】
【だがしかし触手は耐えられなかったようで後ろになびく】

【その時】

「……ぅぁ……ちょっと……」

【どうやら触手が全て後ろに伸びたせいで、女の重心がズレたらしい】
【後ろに少し引っ張られる感じになっている】
【右手で額を抑えながら、うーんうーんと必死に耐える】
【アホだろうか、いやアホである】
973 :【黒鉄之鎌】《Dark Metal Sickle》 [sage]:2011/06/16(木) 18:26:16.34 ID:+3/Y5bK9o
>>971
/了解です、あとID変わりましたが本人ですーごゆっくり!
974 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 18:33:02.70 ID:17r/JpHmo
>>972
あ、あ、『あんぐぬお』……?
っていぎゃあああああ

【ひょ、ひょっとしたらなにか重要なメッセージかもしれない!!
そんな気がして(いや、多分間違っている)耳を澄ますが、何のことだかわかんなかった、さらに困惑を深めるソラ】
【その間にも暴れ方はエスカレート!! どうしよう!!】

【しかし、大声+突風はある意味で事態を打開したようだ。
触手お姉さんはグラビティポーズっぽい感じで耐えている。
よし、グッジョブおいら!!
この間に距離をつめていく。そしてうまく接近できたら】

ちちんぷいぷい……いたいのいたいの飛んでいけ?

【なんていってみる。おでこに向けて手を差し出しながら。
身長差が結構あるので、ギリギリ届くか届かないかと言う感じだ。ほっぺたを触ってしまうかもしれない。
もちろん、ちちんぷいぷいにおまじない以上の効果はない。
こちらもアホ、というかちょっとばかり、いろいろと残念なようであった……】
975 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 18:36:28.74 ID:K7Qw+cSMo
>>969

 ――――くすり、と。微風のような笑声が、鼓膜を撫ぜた気がした。
 ただ、それは明確なものではなく。錯覚とも付かなくて、彼は怪訝に眉を顰めるだけ。
 沈滞とした繁華街には、閑古鳥に似た、風の音が谺するだけだった。


「『そんな感じがするッ』て、えらい漠然とした感想だな。お前らしいよ」
「……まあ、俺の『死生観』みてえなのは、そんな感じだ。これからも変わらねえ」

 肯定するようにして、頷きを返された。それを認め、少しだけ心持ちが軽くなる。
 本音をいえば『意見の相違』を危惧していた。相手のことを慮っても、把握は務まらず。
 結果として、杞憂で終わったことに、安堵の息を吐いて。腕組み、大仰に頷いてみたり。


「ああ、宜しくな。今からでも事務所に――と言いたいとこだが、色々残ってるし……」
「……この地図、渡しとく。何時でも来い、鍵とかは必要ねえから」

 状況把握に関しては、女に求めるのはお門違い――そう彼自身の寸評は綴ったらしく。
 悪童のように、愉悦を隠そうともしない声に、瞬息。仏頂面を象るが、凝りを解して。
 ズボンの衣嚢(ポケット)に片手を突き込むと、日焼けした地図を取り出し、手渡そうとする。


「……ぐッ、わ、解ってる。任せとけ、今度な。また今度だ。間違いねえ」

 仕掛けられた言葉に、まんまと嵌った形になるのだろうか。好奇心を満ちた視線が、
やめられたことに、安心も束の間。譲歩案を看破されていたか、鏃(やじり)の如く突き刺さった。
 口角を引き攣るも、彼は拙い口調で『約束』。ケースを離した手は、その言動を戒めるように。

 宛ら『考える人』のような絵面を、彼は模った。尤も、そこには自責の念が強かったが。
976 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 18:39:01.77 ID:GJtoGZ550
>>974
【どうにか体を前屈にしようとするがうまくいかない】

「……ぬぬぬ……」

【頑張る女】
だが触手を消せば全て解決する話である、しかしそれを思いついていないようだ】

【相手が近づいてくる
だが後ろに引っ張られていて抵抗出来ない(するつもりもない)
そしてそのまま近づいてくる相手に、きょとんとした顔を向ける】

「……え、あ、う……うん」

【ちょっと困惑したような声で言う
ほっぺたを触られ、さらに困惑した様子
相手は一体なんなんだろう、といった顔だ】
977 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 18:46:51.57 ID:17r/JpHmo
>>976
【なんだか一生懸命にこらえている、なんだろう。
こちらも触手が原因であると気づいていない。気づこうよ】

【ちちんぷいぷいを試みるとほっぺたにぷに、と手が触れた。あ、やわらかい】

おねーさんおちついたかにゃ? よかったにゃー

【おお、しゃべってくれた、落ち着いたようだ。
晴れやかに笑顔を向けつつ、もう一度ぷに。】

だいじょうぶですかにゃあ? お医者さんとかいきますかにゃ?
あ、おいらは通りすがりのたびびとAですにゃー

【そしてまた――怪訝な顔を見、それにこたえるように――ぷにぷにっとしようとする
……うん、拒否られても仕方ないです】
978 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/16(木) 18:52:42.52 ID:yPKnbuxLo
>>975

男が怪訝な表情をしたのを視界に入れながらも、素知らぬ顔
静寂は先から変わらず続いていたとでも言いたげな表情である

「うんうん、簡単に変わるもんじゃないからネ」

安堵したように大仰に頷いた相手を見て、大きく首肯を返す
人の考えがどの様な物であっても、この女が否定の語句を紡ぐ事は無い
全てを内包し、受け入れ、拒まないのだから

「オッケー、近い内に足を運ぶヨ」

手渡される地図を受け取りながら、楽しげな表情
近い内と言うのが、どれ程の時間的感覚で放たれたのかは女自身理解していなかったが、二三日ほどで向かうのであろう

「その言葉を信じるヨ?」

男が取り繕うように放った言葉を、本心から信じるように言葉を返した
その言葉には、絶対逃がす物かという狩人の様な執念が裏に潜んでいたが
979 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 18:54:36.09 ID:GJtoGZ550
>>977
「え……?」

【状況がよく掴めていない様子、当然である】

【風はようやく弱まってきたようで、触手がだんだんと女の元に戻ってくる
女はふぅと息をつく、触手はウネウネと活発に動き始める】

「……」

【"医者"という言葉を聞き、一瞬思考
恐らく……ちゅーしゃとかいう痛い針を刺して来る人間だろう
と、明らかに偏った常識外れの思考をしながら、ブルッと小さく肩を振るわせた】

「い、いや……大丈夫」

【ちょっと怖がりながら顔を横に振った】

「……そう……こんばんは」

【たびびとAという名前をそのまま信じた】
【そういうネタを知らないのだろう、きっと】
【ぺこっと顔を下げ、今さらながらの挨拶】

【頬をぷにぷにされても嫌がる様子は無い】
【女は無表情だが、頭の上の猫耳はぴょこぴょこと嬉しそうに動いている】
980 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/16(木) 18:57:13.43 ID:6AziPnMt0
>>967

能力者には、能力者にしか分からない、無能力者には無能力者にしか分からない闇があるんじゃないですかねぇ

【其れに対する答えを少年は持たない】【だが、彼はそれを知っている】
【生まれたときから持つ運命の剣】
【持っているからこそ、彼には分かるのだ】

ま、なんでもいいんですよ、俺は。俺の運命は能力なんぞに左右させませんから

【そこで少し笑うと、アイスのコーンをガリっとかじる】
【少しかけらを頬に付けるという、年相応さを見せながら少年は笑う】

希望ですか......友達ですかね。

あなたも、いつか俺に肉まんをくれた女の子も、皆が生きているのが、俺の希望です
981 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 19:05:05.77 ID:NHBij44Xo
>>979
【にこにこにこ、と笑うのみ】
【状況がつかめていないのはわかったけど、これ以上の説明もしようがない】

【医者ときくとぶるっと身体を震わせて拒否、あ、この人も注射きらいなんだなーと思う。
まあほんとうにや化ければこんな風に拒否はできない。平気かなと思いそれ以上は押さない】

そか、それならばしかたないですにゃあ。

えーと、おいらはソラといいます! よろしくにゃ。

【たびびとAの次にこれを言ったら混乱するということは考えもつかない。ネタが通じないとは思っていなかったのだ。ぺこりとご挨拶。】

おねーさんねこみみとか触手とかねこみみとかあっていいにゃあ……。
どこかでつけてもらったの? それとも、もともと?

【相手が嫌がらないのをいいことにまだぷにる。しかもそんなことを聞いてくるあたり遠慮と言うものがない。嫌なことだったらどうするのだろう、いや多分嫌がらないと思ったのだ】
982 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 19:05:48.98 ID:NHBij44Xo
>>981
/や化ければ→やばければ ですね、ごめんなさい
983 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/16(木) 19:09:07.55 ID:+3/Y5bK9o
>>980
「そうだろうねぇー本人にしか分からないことなんて一杯あるだろうさ」
当事者しか、本人しかその思い、などわからない、
いくら他人になにか言われようが、それは違った価値観である

「そうだね、何でもいいさ、自分は自分だからね朝月君!」
自分は自分である、例え能力を持っていようが、持っていまいが、
其れだけしか変わらない、元は人間であり、同じ種族である

たとえ記憶をなくしていようが、そんな事は関係ない、其れで人生が左右される事もない
生きていればどうにでもなる、だから生きていくそういう事である

「友達、有難いもんだね、フフッ!じゃあ私は生きなきゃいけないね、あんたの希望をなくさないためにね!」
「其れも私の夢だね…ハハハッ!」
「欲張りかもしれないけどさ、フフッ」

そう言って、最後に自分の頬に指を指す、少年の目を見ながら、なにかついてるぞ!と言わんばかりに
984 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 19:11:10.20 ID:GJtoGZ550
>>981
【何故そんなに笑っているのだろうか、と怪訝そうな顔をする……いや、顔には出していないけれど】

「そ、ソラ……そう…………こんばんは」

【一瞬、困惑した表情を浮かべる
が、すぐにいつもの無表情に戻り
まったく同じ挨拶を返した、何故だ】

「えーっと」

【しばらく悩む、人に何かを教えるのが下手なのだ】

「……触手、元々……でも、猫耳は誰かに付けられた」

【らしいです】
985 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 19:11:40.19 ID:K7Qw+cSMo
>>978

 素知らぬ顔で、我関せずで通されたのは有難い半面、気恥ずかしい部分もあった。
 最初から、自分だけが色々と画策して、自爆している。それが酷く不甲斐なく思えた。


「変える気もねえからな。お前だってそうだろ?」

 ――総てを享受して、受け入れ、拒まない。そは『聖母』にでも擬(なぞら)えるもの。
 併し、女にはそのような聖人君子チックな片影も感じない。想起すれば、可笑しな話で。
 今宵、何度目かも判然としない顧慮をしても。眼前の女は『不可解』一語に付した。


「近い内、ね。できるだけ事務所には居るようにしておくが、居なかったら――」
「……そうさな、入口から少し行ったところに応接間があるから。そこで待っとけ」
 
 そんなに愉しくない――と言ったら、この表情はどう変わるのだろう、と一瞬考えた。
 手癖で、眼帯を沿(な)ぞる指の動きを一瞥して。その策謀を霧消させようと、靴音を鳴らす。
 深閑に奏でられた『不調和』は、街区に思いの外、響いた。少し、気不味そうな顔をして。


「……あー、いや。万が一、つーこともある訳でな。俺は奮迅するけどよ……」
「如何せん『許可』がでないと――、てか……その執念のベクトルをもっと違う方向に活かせよ!」

 本心から信じる、と。返された言葉はそんな内容だった。即座に、彼は矜持が悪そうに。
 見え隠れする執念を、鋭敏に補足して。意図せず、糾問するような文句を紡いでしまう。
 ――ビシッ、と背後に効果音が浮かびそうな勢いで、女の眉間の間辺りを、指差した。
986 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [saga]:2011/06/16(木) 19:15:59.94 ID:6AziPnMt0
>>983

えぇ、そうですね、現に俺はいまだにあなたが鐘を壊した理由が分かりません

【少しの皮肉をこめて女性に答えかけて】
【でも、少しはあなたのことを理解できたとも少年は思う】

ええ、鐘壊しさん。俺は俺です

【ついに勝手な名前を付けると、女性に返事をする】
【ちなみに、すべて天然でやっている】

【そして、女性が頬を指差している事に気付き】

あ、コーンのかけらだ

【パクッとそれを口に放り込んだ】

じゃあ、僕はもう帰りますか

【そう言って、町の方へと歩いて行った】
987 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 19:18:02.78 ID:NHBij44Xo
>>984
【さらに怪訝そうな顔、しかし、こちらの理由はわからなかった。
人と話す時は笑顔が基本。さらにねこみみさんだし←重要】

そうでーす! ソラでっす!

【ビシッ、と敬礼。どこの形式かわからないからたぶんなんかの真似だろう。
このことでやっと「ぷにぷに」が終了する。いつまでやるつもりだったのだろうか】

【悩む間もにこにこと見守る。答えを聞いて嬉しそうな顔になる】

ほえー! ねこみみ生やしてもらえるんですかにゃ?!
どこでどこで? どんなひとにですかにゃ?!

【触手がもともと、と言うことはすんなり納得、気にならないようだ。
人外の存在は珍しいと思っていない。
しかし、ねこみみがはやせると聞いては黙っていられない。
ちょっとその食いつきぶりはどうなのよという勢い質問。ほんとうに遠慮が足りないですね】
988 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/16(木) 19:23:32.13 ID:+3/Y5bK9o
>>986
「ハハッ、色いろあるんだよ、色々な」
こうやって、普通に話しているのだが、そういえば女は鐘を壊して、少年は
それに巻き込まれた、そんな感じの出会いであった

鐘壊しという酷い名を名付けられるがまぁ事実である事は変わりがない
其れに関しては何も言えない女性である

そして頬についたコーンに気づいたか、其れを口に放りこみ、街のほうえと歩いて行くその少年
女は去り際に、

「鐘壊しじゃないさ、一応名前か何かは知らないけど、ジャッジメント・デイそう言う名もあるんだよ」
コレか彼女の名前である、何故そう言う名前なのかもわからない、だがコレだけは
本名は忘れようとも、此の名だけは覚えていた
理由も何もわからないが、
そして女は別れを告げる

「また、どこかでな!」

そう言って少年とはまた逆の方向に、槌を担いで歩き出したのであった
/お疲れさま?ですかね
989 :【狂暗ノ魔刃】@Wiki [sage]:2011/06/16(木) 19:24:18.98 ID:6AziPnMt0
>>988

/書き忘れてましたね、絡み乙でしたー
990 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 19:24:28.48 ID:GJtoGZ550
>>987
【ずっと笑顔を浮かべる相手に、何かもう吹っ切れた様子】
それが相手のフツーなのだろう、と無理矢理納得した】

「……」

【相手が敬礼する
が、当たり前というかなんと言うか、ヒトデにはこれが何なのかわからなかったようで
とりあえず相手に合わせるように、敬礼のようなポーズをした】

「…!?」

【突然のガッツキに少しビクッてなる】
が、とりあえず教えてあげようと口を開いた】

【しかし何も言わず、パクパクと口を動かすだけ
急に口が聞けなくなったのだろうか、いや違う】

【忘れただけである】
991 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/16(木) 19:25:48.91 ID:xpS8c2qD0

【夜の商店街。雨が降っているため人通りは少ない】
【そんな中を、透明なビニール傘の中を差した少年が歩いていた】
【服装は、黒い長袖のTシャツ一枚と灰色のカーゴパンツ】
【降ろすと鎖骨あたりまで伸びている髪を、後ろで一つに縛っている】

【そんな少年の目の前に、誰かが食べて捨てたのであろう――バナナの皮が】

「うわあ!?」

【それに気付かずうっかり踏んで】
【後ろに倒れそうになるも持ち直し……】
【たかと思いきや、前につんのめって】

【ズベシャア、という音と共に少年の身体は地面に激突した】

/できれば死合い以外で募集です
992 :【雷撃之神槌】@Wiki [sage]:2011/06/16(木) 19:25:49.51 ID:+3/Y5bK9o
>>989
/はい、お疲れ様でした!
993 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 19:31:54.41 ID:NHBij44Xo
>>990
【おうむ返しの敬礼は、ソラのはーとを射抜いたようである!】
(か、かわいい……このおねえさんかわいいですにゃ……!)

【萌えています】
【よって、ビクッとした様子にもかわいいいと思ってしまったり】

【返ってきた返事は――口パク
一瞬きょとんとするが、すぐにああ、そういうことか、と納得。
『教えてくれたいようだが、内容が出てこない』。
つまり、言えないか、忘れたか、どっちか。
そうとわかった以上、これ以上押せない。押しても何にもならない】

うむ。それでは、自分で探してみますにゃ。
ありがと、おねえさん。

【ぺっこりと一礼すると、懐を探り、ひとつの紙袋を差し出す。
中身は、こぶし大のクリームパンがいくつか】

そうだ、これお礼ですにゃ。
さっきもらったんだけどおいしいんだよ。食べてみてにゃ。

【そして、紙袋が受け取られても遠慮されても、もういちど敬礼して、どこかへ歩き出そうとする】

よーし! ねこみみサロン探しのたびに出発ですにゃー!!
994 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/16(木) 19:32:05.23 ID:yPKnbuxLo
>>985

「そうだネ。……常人が狂う事はあっても、狂人がマトモになるなんて事―――ナイでしョ」

変える気が無いという男の言葉に、軽く首肯しながら、そう言う
自身が狂っていると、ハッキリと断言してしまうように
常識の範疇にあれば、常人であれば―――森羅万象全てを愛するなんて出来るわけが無いのだ
だから、狂ってしまっていると自覚している
そしてもう二度と普通には戻れないと理解している

「うん、分かったッ!」

男の言葉を聞き取り、小さく頷く
ふと、静寂な空間に響き渡った音に釣られて反応するが、その真意に気づく事も無い
相手の気まずそうな顔を見ながら、何故なのかと疑問に思いはすれど、解は出なかった

「許可か―――ええッ!? いや、うーん…出来る気がしないなァ」

相手の言葉に含まれていた一つの言葉に反応しながら、その後に紡がれた言葉に、驚いてしまう
驚愕から立ち直りつつ返す言葉には、まるで自身の色が見られない
勢いよく自分の眉間へと向けられた指を一瞥すると、気まずそうに視線を逸らすのみ
このやり取りの間に、ヴァイオリンケースの事など忘れてしまっていそうであるが

「あー、ウン。そうだッ! そろそろお腹空いてきたんだ――ジャ、ここら辺デ……」

完全に逃げの姿勢であった
自分に矛先が向いた瞬間にこの態度である
995 :【手蔓藻蔓】@wiki [sagesaga]:2011/06/16(木) 19:39:01.89 ID:GJtoGZ550
>>993
【ただでさえ、別の意味でコミュ障なヒトデが、自分が萌えられているなんて気付くはずもなく
やはり無表情】

「……うん」

【思い出せずちょっとしょんぼりするヒトデ】

【差し出された紙袋を怪訝そうな顔で受け取る
チラッと中身を確認し……
ほんのちょっとだけ、嬉しそうな笑みを漏らした
猫耳も触手も同じように嬉しそうに動いている】

「……あ、ありがとう」

【しばらく喜びに浸った後、頭を下げる】
しかし……】

「………………あれ?」

【既に相手は居ない
恐らく、ニヤニヤと笑っている間にどこかへ行ってしまったのだろう
ちょっとだけ残念がるヒトデであった】

/絡みありがとうございました!
996 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/16(木) 19:42:48.63 ID:NHBij44Xo
>>995
【しょんぼりする様子にさらに萌えつつ】

気にしなくていいのだにゃあ、忘れることはよくあるのだにゃ!

【慰めの言葉をかけていい子いい子…はむりでした】

【クリームパンを喜んでもらえたようで何より、満面の笑みが顔に広がる】

んじゃっねおねーさんー!!

【そしてその勢いのまんま、数歩歩いて駆け出した、子供である】
【もちろんその後、背後でおねえさんが残念がっていることは知るよしもなかった……】

/こちらこそ乙&ありがとうございました! ヒトデさん可愛い……!!
997 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 19:56:37.46 ID:K7Qw+cSMo
>>994

「……ないな、イカれた野郎は万年経ってもイカれたまんまだ」

 女の伝えたいことが、茫漠としながらも直感できた。即ちは自らも『狂人』であると。
 断言するような口調に、異議は唱えなかった。何度も応酬した会話からは、確かに。
 崇高とは趣を違えた『死を想え(メメント・モリ)』の精神も併せ、『狂人』と結論付けれた。


「いい返事だ、本当に返事だけは結構だな、お前……」

 相変らず、こちらの思惑は我関せず――否、ただ単に『気付かない』のか。
 何方にせよ、不快感を齎すような態度ではなく。強いて言えば、都合が良くて助かった。
 最早、呆れは一周回って半ば感嘆にも近いものへ昇華されていた。紡ぐ文言も、同義。


「『努力』してみろ。 一点集中なんざする必要もねえんだ、一回試してみろって、なあ」

 自信に基づくような語句は皆無だった。それだけで女の感情は、容易に認識できる。
 次は、こちらが攻勢に転じる順だと、昂然を張るような面持ちで深呼吸。擬した指頭を、
そろり、と虚ろわせて。月桂冠を拝すような心境で、いざ開戦の号砲を――その、刹那。


「――――んなッ、テメエ、人がノリノリで説教……もとい応援してやろういう矢先に」
「仕方ねえな畜生。これも『また今度』だな、俺も腹減ったし帰るか。じゃあな、気ぃ付けろよ」

 完全に出鼻を挫かれた。ガクッ、とその場に両膝を付きそうな気概で、項垂れて。
 大凡殆どの人間を、暗澹とした気持ちにさせそうな溜息を吐いた。――コイツと話すと、
自分のキャラが崩れている気がした。それは違和感でもあり、屈折した愉楽も内包していた。

 彼は、双肩に重荷を載せられたような所作で、面を上げ。質素な別れの挨拶を告ぐと、
鬱積した光陰に乗じて、街区に紛れるように『ここ』から歩き去るだろう。閑古鳥の叫喚は、なお続く。
998 :【掌開異能】 [sagasage]:2011/06/16(木) 20:14:22.91 ID:xpS8c2qD0
>>991
/再募集です
999 :【百式武装】@wiki E:トンファー、ヌンチャク、洋弓 [sage]:2011/06/16(木) 20:25:41.64 ID:yPKnbuxLo
>>997

「だからアタシは―――変わらないサ」

男の同意に深く頷きながら、そう言い張る
胸を張って、自身を持って、しかし―――どこか自嘲するような笑みを浮かべて

「それが取り柄とでも思ってくれりゃイイよッ」

呆れ果ててしまったような男の言葉に、開き直ってしまったかのように笑みで言葉を返す
相手がどう感じ取っているかもまるで気にせず、或いは一切気付かず
他者の全てを受け入れるという事は、他者を疑わないことと同義――要は相手を詮索しないのだ

「アハハ――うん、また今度にお願いするヨ」

男が出鼻を挫かれた事に膝を落とす様を見ながら、申し訳無さそうに片手で謝罪の形を取る
とは言いつつ、内心では次の機会に持ち越せたことを喜んでいるのかも知れないが
次もまた、体よく逃げる気なのだろう

「うん、じゃあねフリード。次もよろしくッ!」

最後に、やはり満面の笑みを浮かべてそう言い放つと、踵を返して歩き始めた
鼻歌でも歌いそうなほど上機嫌な表情で、夜闇を闊歩していく

/遅れました・・、乙でしたっ!
1000 :【夢幻鬼道】@wiki [sage]:2011/06/16(木) 20:26:25.79 ID:K7Qw+cSMo
>>999
/お疲れさまでした!&絡み有難うでしたっ!
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
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パー速@VIPService
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VIPPALOID祭ろうぜwwwスレ(part3) @ 2011/06/16(木) 20:06:53.71 ID:kMX+7UsT0
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厨二能力やるからそれ使って戦え!! @ 2011/06/16(木) 19:58:10.49 ID:I404VdXCo
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厨二な能力やるからそれ使って闘いましょう @ 2011/06/16(木) 19:56:58.74 ID:lZhSlu1d0
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上条「ヒーローになりたい…」 @ 2011/06/16(木) 19:37:26.24 ID:J4kGUkRAO
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架空の単語で論争 @ 2011/06/16(木) 19:07:43.71
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憂「骨の一欠片残さず粉々にしてやる!」 @ 2011/06/16(木) 19:03:59.71 ID:INUShuX00
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京介「桐乃!」 桐乃「京介!」 @ 2011/06/16(木) 18:34:35.84 ID:Yh4BJeEl0
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女「ギャーギャー」男「これがギャップ萌えと言う奴か・・・。」 @ 2011/06/16(木) 18:33:11.28 ID:bDSj/m/X0
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