18:カリーユ・トモ
2013/12/16(月) 21:18:31.58 ID:KFxh6xEb0
綺川は見慣れた岸川の街を歩く。
「こんな店いつ出来たんだ?あれ、ここもだ。あっ、ここも、ここも。」
見慣れたはずの街のはずなのに、見たことのないものが多くある。その変わりゆく姿は綺川にはなぜか悲しく感じられ
た。
見知らぬ街を歩いて行くと、一軒のいつものコンビニがあった。
「腹もすいたし、なんか買っていくか。」
店の中に入ると、見慣れた店内にいつもの店員がいた。ここもいずれは無くなるのかなと思いながら、コーヒーと、お
にぎりを買った。
綺川は一人家へ向かっていた。将来自分の家付近まで変わってしまうのか、そうすると高校時代の亜梨沙との思い出も
無くなってしまうのではないか何とも言えない寂しさが綺川の周りを包み込む。
「おう綺川か?そうだよな?」
懐かしい声がしたので綺川は後ろを振り返る。そこには高校時代の親友、栗原徹がいた。
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