23:カリーユ・トモ
2013/12/19(木) 18:09:31.45 ID:gkv46kLH0
綺川は何か結構なこと言うくせに情けないなと思った。
「そうですか、でも相手はエリート校の天才たちなんですよ。しかも四人が次世代兵器でも使ってくるかもしれないん
ですよ。」
「そうかあ?天才つっても現代人だぞ。もし奴らにそんな兵器が作れるんだったら、君も作れるんじゃないのか?君も
天才だろ?」
「そうですか?でもみんな俺なんかじゃその四人の誰にも勝てないぞって言われちゃったんですけどね。」
「でもそいつらは奴らを見たことがあっても、その本質は理解していないかもしれない。もしかするとそいつら全員よ
りも君の方が頭は良いかもしれない。それでも逃げるのか?これは岸川高とそれ以外の高校の関係などにもいえることだ
が、『○○に自分たちは絶対勝てない』とか『他の人に勝てないと言われたから絶対勝てない』とか考えるのはやめてほ
しい。自分の行動は自分で決めろ。少なくともこれだけは言っておきたい。」
綺川の目は真剣そのものだった。綺川は何でそんなことをあんなに真剣になって言うのだろうと栗原は思った。
「そうですか、そうですよね。俺が間違ってました。明日から、いや今日からはそれを実践していきたいと思いま
す。」
西田は急いで帰って行った。その姿は今まで何もしていなかったニートが何かやりたいことを見つけたかのような気が
した。綺川は自分もそんな転機が訪れたらいいのにな。と、まるで今自分が言ったようなことを誰かに言ってほしいかの
ように思っていた。
28Res/19.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20