24:カリーユ・トモ
2013/12/20(金) 15:44:17.21 ID:qpwXNmyQ0
帰って行った西田を見送った後に、栗原はこう質問した。
「綺川、『岸川高のバカ四人組』って奴らの情報もっと知りたくなかったのか?俺たちの学年にいたんだぞ?」
その表情からは、信じられないという雰囲気が出ていた。それで綺川はため息をつきながら、
「俺らが知る必要なんてねえよ。そもそもお前は本当にそれに心当たりがねえのか?」
「ああ、分かる訳ねえよ。綺川は天才だから知らなくてもいいって思うのかもしれないけどさ、俺は知りたかったんだ
よ!」
栗原は怒鳴ってきた。あいつ、そんなに知りたかったのか、でもバカだなと思いながら綺川はそいつらについて話すこ
とにした。
「そんなに知りたかったにしてはあまり深くまで奴らがどういうものだったのか全く考えてねえじゃないか。多分お前
なら誰のことをいっているかを言えば分かるだろう。でもな、でもお前は考えなさすぎだ。だから程度は考えてもらう。
これから一つずつヒントを言う。どのヒントで分かるかによって、お前がどれだけ高校時代のことを覚えているかチェッ
クさせてもらう。まず一つ目のヒントだ。俺はな、奴らの構成だけでピンときた。」
「それだけ?でもそれだけで綺川は分かっちゃうのか。やっぱり天才だな。」
「それだけで分かるのは確かにすごいかとかも知れない。でも、他にあいつが言ったことでだいたいわかると思うんだ
けどな。」
「そのヒントだけじゃ分からないよ。他のヒントもちょうだいよ。」
「他のヒントか。じゃあね、構成していた四人がその学年の中で学力がトップクラスだった。これで結構絞れるはずな
んだけどなあ。お前、これでもまだわかんねえのか。分んなかったら相当やべえぞ。」
綺川はバカにしながら言った。綺川自身もさすがにこのヒントがあれば栗原でも分かるだろうと思っていた。
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