過去ログ - 垣根「いい加減返事をきかせろ、原子崩し」麦野「黙れ」
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13:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:03:26.79 ID:.CG2gec0

もう少し御坂に優しくしてやれ。
もう少し素直になってやれ。
もう少し、お前から御坂に与えてやれよ―――と、言いたいことは山ほどあるが今では時間が足りな過ぎる。
以下略



14:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:12:55.60 ID:.CG2gec0

浜面の財布を枯渇させる原因となった数々のメニューがテーブルに出揃う。
二人が入ったファミレスはデザートの種類の多さが自慢であり、麦野はデザート全20種完全制覇に向けてスプーンをかまえた。

以下略



15:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:15:15.24 ID:.CG2gec0

(滝壺、アンタ凄すぎ。よっく耐えられるわね)


忍ぶ女、滝壺理后に改めて感心する麦野を余所に、まだまだ出てくる心当たりを浜面は懇切丁寧に説明する。
以下略



16:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:26:13.97 ID:.CG2gec0
――

一昨日の朝のこと。
眠たい目を擦りながら教室の扉をあけると、友人たちがいつものように馬鹿騒ぎを繰り広げていた。
足窓側の後ろの席――我がクラスの不幸の避雷針、上条当麻が陣取っている席の周りでワイワイと騒がしくしている。
以下略



17:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:27:24.65 ID:.CG2gec0

「オマエ等、マジできしょいな。てかよー、女神さまってなんぞソレ」

「フッフッフ。浜面、実はな〜」
以下略



18:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:33:54.30 ID:.CG2gec0
――

「ほぅ、合コンに参加した、と?」

「……つい、断り切れずに」
以下略



19:名無しGEPPER[saga]
2010/05/31(月) 21:37:16.78 ID:.CG2gec0

(――反省はしているようだし、本人が望んでいった合コンでもないみたいね)


はぁっ、と麦野から漏れたため息に浜面の肩だビクリと動いたのが見えた。
以下略



20:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:43:32.23 ID:.CG2gec0

麦野の能力によって出現した白く輝く光線は、浜面の右手、股、足元に触れるか触れないかの位置ですりぬけた。
一瞬のことに身動きが取れなかった浜面だったが、それが九死に一生を得る結果に繋がったのだから皮肉なものだ。
ごくり、と唾を呑んだ浜面は、すっかり腰が抜けてしまい茫然としている。
以下略



21:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:51:25.43 ID:.CG2gec0
――

御坂と一方通行と別れた後、垣根は第七学区内に存在する、とあるファミレスへと足を向けていた。
デザートの豊富さが売りのそのファミレスは、麦野が友人たちと毎日のように通い詰めている行きつけの場所。
フォミレスへ向かう前に麦野が通う学校へと行ってみたのだが、待てど暮らせど彼女の姿はみつからなかった。
以下略



22:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:56:45.62 ID:.CG2gec0

明日の身体検査を憂鬱に感じながら歩いていると、垣根の視界にはすでに目的地のファミレスが見えていた。
今度こそ麦野に会えるかもしれない、と考えるだけで垣根の心は踊り、先ほどの憂鬱な気分なんて彼方へ吹き飛んでいく。
垣根が横断歩道を渡りファミレスの入口前まで足早にたどり着いた時、丁度、入口から一人の女性が出てきた。
以下略



23:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 22:02:13.53 ID:.CG2gec0

(メルヘンの上、ドМかよッ! うぜえ、ひたすらにうぜえ)


麦野が垣根に対して虫酸を走らせていた時、
以下略



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