過去ログ - 御坂「――行くわよ、幻想殺し」
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22:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 19:05:29.99 ID:Ks4S6.2o
 思わず発した大声に、周囲の人々がこちらを向く。

 しまった、と思うが遅かった。
 超電磁砲こと御坂美琴の名は、ここ学舎の園ではことさらに知名度が高い。
 その第三位の失踪は情報公開こそされていないものの間違いなく大きな波紋を呼んでいるはずだった。
以下略



23:名無しGEPPER[sage]
2010/10/07(木) 19:07:10.73 ID:wehzj9Mo
あれ?なんか読んだことあるなぁコレ?


24:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 19:07:26.11 ID:Ks4S6.2o
「なん――で――」

「御坂さんも、何をやってらっしゃるのかしら。
 まったく……正直に申し上げてあの方は常盤台の生徒としての自覚が足りない気がしますの。
 仮にも第三位。他に与える影響は大きいというのに……皆が真似をしたらどうなさるおつもりかしら」
以下略



25:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 19:09:01.04 ID:Ks4S6.2o
 思わず、呆けた顔でそう尋ね返す初春に婚后は自慢げに、続ける。

「なんでも高校生くらいの殿方と歩いてるところを見たという方がいらっしゃって。
 密会なら密会らしくこっそりとやるものでしょうに、堂々と回りに見せ付けるかのように真昼間から腕を組んで歩いているところを結構な数の方が目撃してらっしゃいますのよ」
以下略



26:名無しGEPPER[sage]
2010/10/07(木) 19:09:01.63 ID:8mrDPPoo
>>23
俺も今そう思っていた所だ
どこでだっけ?


27:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 19:14:35.45 ID:Ks4S6.2o
皆様今晩は。そろそろ寒くなってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか

お気付きの方もいらっしゃるかとは思いますが、以上、以前総合スレにて投下した分です

本来ならば全て書き溜めてから投下するつもりでしたが、モチベーションが維持できないためまことに勝手ながら少量ずつの投下とさせていただきます
以下略



28:名無しGEPPER[sage]
2010/10/07(木) 19:20:31.54 ID:8mrDPPoo
ああそうか、総合で確かに見た!
期待してるよ乙!


29:名無しGEPPER[sage]
2010/10/07(木) 19:31:46.33 ID:wehzj9Mo
あー総合かスッキリしたww
乙です


30:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 20:19:20.89 ID:Ks4S6.2o
差し込む夕日に顔を照らされ、まどろみから目を覚ます。

南向きの窓に面したビルの屋上、設置された風力発電機の羽に反射されて、本来見えないはずの陽光がちかちかと明滅する。
まるで光信号のようにも見えるそれに、うっすらと開いた目の前に手を翳した。
以下略



31:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 20:21:22.57 ID:Ks4S6.2o
少女に微笑み返し、滝壺理后はゆっくりと体を起こす。

いつものように安物の、黒い半袖シャツには皺が寄っているが全く気にする様子もない。
上着代わりのブラウスは足元でくしゃくしゃになっていた。
以下略



32:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 20:24:37.77 ID:Ks4S6.2o
「おはようさん、眠り姫。目覚めのコーヒーはいかがですかね?」

「…………ありがとう」

柔らかく笑んで、滝壺は緩やかに湯気の昇るマグカップを受け取る。
以下略



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