とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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385: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/12/14(月) 00:59:01.10 ID:n7uuoCGq0

こんな筈じゃ無かったのに――――彼女は心の中で歯噛みする。
そもそも、面と向かって争うこと自体が間違いだったのだ。
『強度』としてはフランドールの方が格上とはいえ、能力者としての経験の差が違いすぎる。
その事実は、フランドールが終始能力を使わなかったことに対し、
委員長は躊躇いもなく人に向けて能力を使った所に現れている。


委員長は『超能力の扱い方』というものを心得ている。
その言葉の中には、単純に『超能力を操作できる』というだけでなく、
『超能力を使うべき状況を判断できる』という意味合いも含まれている。
彼女の中には能力を使うべき『基準』というものがあり、それがあるからこそ迷い無く能力を行使することができる。


その『基準』は、実際に超能力者にならなければ定めることができない。
力をいつ、どのように使えばよいのか。それは当事者になった時に初めて理解できるもの。
故に、それを持たないフランドールには『今、力を使う』という選択肢が頭に浮かんでこなかった。




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