とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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391: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/12/14(月) 01:06:37.16 ID:n7uuoCGq0

フラン「あはは、これでおしまい――――」



思考停止により棒立ちとなった委員長を目の前に、フランドールは自身の腕を相手に目掛けて突き出す。
狙うは相手の衣服。それを粉々に破壊し、身包み全てを奪い去ろうとした。


『貴方に最高の屈辱を与えてやる』。
『公衆の面前で裸体を晒し、皆の嗤いものになってしまえ』。
フランドールは邪な願いを込めて、口元を歪ませながら委員長へと飛びかかる。


――――いつもの彼女ならば、そのような考えなど持つはずがない
いくら相手を憎たらしく思おうと、所詮それは子供の感情。
そんなものから生まれるのは、重箱の隅をつついたような幼稚な仕返しかないだろう。
ましてや相手を辱め、陥れるなどという下卑な発想などできるはずもないのだ。


だが今の彼女の心の内は、何処からとも無く湧いて出た目の前の相手への憤怒と憎悪で満たされていた。
感情に身を任せて相手へ復讐することへ、一種の喜びを見出してすらいた。
そして、普段と比べて明らかにおかしい自身の行動に疑問を挟んでいない。


フランドールの心が突然、別人のように変わってしまったその理由。
それが『己の体の内にあるものが為だ』などと、彼女が知るはずもなかった。




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