とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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400: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/12/26(土) 00:42:32.18 ID:NnHwervu0

「う、うわああぁぁぁぁ!!!」



周りで見物していた子供達が、次々と悲鳴を上げる。
恐怖が一同に伝播し、一瞬にして教室はパニックに陥った。


心の内に沸き上がる恐怖心により、その場から一目散に逃げ出す者。
凄惨な光景に立ちすくみ、ただただ泣き叫ぶ者。
精神的ショックのあまり、自ら意識を手放す者。


精神的にも肉体的にも未熟な彼等は、恐怖という名の本能に従って狼狽するしかない。
血を流して倒れている委員長を手当てすることもなく、ただおろおろと動き回るだけだった。


しばらくして、騒ぎを聞きつけた教師達が現場へと駆けつけてくる。
そして目の前に広がる光景を一目見て、一瞬その場に棒立ちとなった。
何せ、騒ぎの中心であろう2人の内の1人は血の海に倒れ込み、
もう1人は全身血まみれになりながら立ち尽くしているのだ。
その光景を見せつけられて、動揺の一つもしない人間はいまい。


しかし彼等は成熟した大人。子供達のように恐慌に陥るなどと言う無様な醜態は晒さない。
直ぐに我に返った彼等は取るべき行動を頭の中で瞬時に弾き出し、それを行動に移す。


事の顛末を把握しようと、周囲に事情を聴く者。
あるいは泣き叫び、あるいは逃げ回る子供を落ち着かせようとする者。
流血する委員長駆け寄り、応急処置をしようとする者。


彼等は事態を収束させるために、素早く動き出した。




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