とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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470: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/08(月) 00:59:04.31 ID:tdp3J+XE0
彼はあり得たかもしれない『転落死』という結末に冷や汗をかきながら、歯を食いしばって崖をよじ登る。
辛うじて引っかかっている片足に神経を集中しつつ、もう片足を器用に動かしながら足場となる場所を模索する。
そうして十数秒程かけて脆くなった断壁から足場となる箇所を見つけると、その足場を思いっきり蹴り上げ、
当麻はやっとの事で崖上へと帰還することができた。
荒い息を整えつつ、彼は眼前の奈落を眺める。
後一歩遅ければ、崖淵に捕まることができずに闇の底へと真っ逆さまだっただろう。
禁書「とうまっ!」
上条「え? あぁ、インデックスか……怪我はないか?」
禁書「私は大丈夫。 とうまこそ……」
上条「へへ、そんな顔するなって……上条さんは、こんな事ではへこたれませんことよ?」
禁書「もうっ!」
上条「っと、それよりも土御門は……!」
己の身を心配するインデックスを余所に、当麻は穴の向こう側へと視線を移す。
足場が崩れ落ちる直前、土御門は当麻と逆の方向に身を投げ出していた。
つまり、彼は崖の向こう岸にいるということ。穴に落ちたのでなければ、姿が見えるはずである。
そして同じように穴の向こうには、この大穴を造った本人であるフランドールがいる。
もしあの2人が同じ場所に立っているのであれば。状況は非常に拙いと言わざるを得ない。
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